神奈川高校野球・其の四拾九

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3937歳 童貞
勝負の風 中山11R 朝日杯フューチュリティS

「大荒れ」 と言っても今年のG1シリーズの事では無い。
プロ野球の契約更改の事だ。日本一チームでも沢村賞投手でも
果ては職場を与えられたはずの新球団の選手達までもが保留。
この流れは来年の初頭までは続くのだろう。
 チーム合併、スト権行使は世論の後押しがあって選手会の圧勝。
だが、そこはさすがに野球は知らなくても数字のスーパースターでもある
経営陣。「だったら経営悪化理由に選手の給料をやらなければいい。」
あれほどまとまらなかった12球団が足を並べて大行進。
今年のストーブリーグは経営者のコールド勝ちだろう。
 スト問題にしてもストーブリーグにしても大混戦のように見えて
実はワンサイドゲーム。ここまで混乱してようやく見えてきた
「ベース」の在り方も問題だが、基本が盤石なら負ける事が無いというのを
つくづく感じさせられるシーズンでもあった。

 して、朝日杯。大混戦ゆえにその基本が見えづらいのは確か。なんせ
人気で勝ち上がって来た馬が皆無。今回ほど騎手の腕と展開だけで
出走馬が厳選されたレースも珍しい。だが、ここで「わからない」で
済ますのは基本を知らない素人。こういうレースは何処にポイントを
絞るかの決め打ち。筆者は「2歳、中山マイル戦」にした。
本命はストーミーカフェ。溜めの効かない馬と思われがちだし、実際に
そうだとは思うが2歳の中山マイルはとにかく4角先頭が好き。後ろから
来る馬は直線が短いから追い込めないのではなく、なし崩しに脚を使うから
追い込めないのだ。恐らくは今年も前の組の我慢比べ。それでこそレベル
高い札幌での押切がここでも生きてくるのだ。相手筆頭はスキップジャック。
差し馬ではあるがスタート良く好枠なら黙って好位置取れるはず。
他には重賞戦線で唯一安定してるペールギュント、
未勝利脱出の時計優秀シルクネクサス、大穴なら新人ジョッキー起用も
サクセスドマーニ。直線強襲板に付き始めそうなここで先物買い。
馬単 8=4 8→2,9,11