イチローさんの新記録とやらが世間を賑わしていて。
いや、まあ、イチローという野球選手の能力についてはぼくも当然評価しているというか。野球好きとしては評価せざるを得ないわけですが。
彼のプレイ・スタイルそのものとか、日本のプレスを相手にしたときの、まるで中途半端に天狗になっている
頭の弱い若手ロック・ミュージシャンみたいな受け答えがどうにも生理的に好きになれないぼくとしては、なんか、どうでもいいというか。
松井のHR30本超えのほうが絶対すごいじゃん…とか思ってしまうわけですが。
しかし、イチローが入ったチームというのは、なんでみんなあんなふうになっちゃうかね。
ここ数年のマリナーズって、かつてイチローが在籍していたころのオリックスみたい。チームはむちゃ弱くて、目立つのはイチローだけ…みたいな。
チームをそういう性格にしちゃう負のパワーみたいなのがイチローにあるのかな。よくわかんないけど。
で、そんなことはどうでもいいのですが。日本中が一丸となって応援しているかのように見えるイチローに対してでさえ、
こんなふうに何とも思わない人間がいるわけで。人の感じ方というのは様々。誰もが同じように同じものを賞賛するなんてことはない、と。
そういう話です。
(以下、ブライアン・ウィルソンのレコ評が続く)
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