【気合】亜細亜大学野球部V2【根性】

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121名無しさん@お腹いっぱい。
生田監督が柳ヶ浦出身で九州各地に生田シンパが居て貴重な情報を
提供して貰っているてのは知っているよな。
そして、鹿児島の情報網から川内高校に木佐貫というスゲエ投手が居るって
いう情報が入ったわけさ。
生田は早速、木佐貫に会いに行ったんだが、プロ注でもあり、また川内が
進学校って事もあって、あまりいい感触では無かった訳だ。
春のシーズンが終わり、生田は木佐貫にアポイントを取り、再度、口説きに
行った訳だ。丁度、大雨で羽田から鹿児島空港に飛ぶ飛行機は全て欠航。
生田は福岡まで行って、なんと福岡からタクシーをチャーターして川内
まで行った。
木佐貫は雨で飛行機が飛んでいないし、生田は来ねえと思っていたが
来たんで、びっくりすると同時に感動した訳だ。
ここまで俺の事を思ってくれる人に指導して貰えるなら亜大に行こうと。

更に生田は亜大進学が決まっていた横浜の小山にこう言った。
「おい、松坂もスゲエけどさ。今度鹿児島から木佐貫っていうスゲエ
 投手が入りそうなんだよ。そいつの球受けてみたいだろ?」
生田に吹き込まれた小山は進学先を横浜に決めた時に松坂に対して
行ったように、木佐貫に電話をした。
「横高の小山です。亜大で一緒に頑張ろうな。」
春の選抜で優勝した横浜のスター小山から直接電話を貰った木佐貫は
大変感激し、翌日、学校に行って
「きのう横浜の小山から電話がかかってきてさあ!」と自慢しまくり
だったようだ。

この話は「松坂世代」て本に詳しく載っている。
小山についての記述、古畑についての記述もあるから亜大ファンなら
読んでみるべきだと思うよ。