閉会式、爺会長ドモリ杉。

このエントリーをはてなブックマークに追加
54名無しさん@お腹いっぱい。
講評いたします。本大会は一日アメで伸びましたが、おおむね好天気に恵まれ昨年から投手負担軽減のため
準ゝ決勝二日制をはじめて実施することができました。前半戦では49校が出揃う初戦の24試合のうち9試合が
二桁の大量得点であったことが示すように打力が投手力を上回りさらにエラーもからんだ大味な試合が続きました。
ところが後半戦では一転して一点を争う投手戦と打撃戦が入り混じる緊迫したゲームが多く盛り上がりました。
とくにそれらの中では二回戦の中京大中京対浦和学院、三回戦のセイコウ学院対東海大甲府の劇的なサヨナラ
ホームランが印象に残った試合です。この東海大甲府の逆転勝ちの自信と千葉経済大付属及び駒大苫小牧が
三回戦で強豪をそれぞれ破った勢いでベスト4、さらに駒大苫小牧は全国制覇をなしとげたのです。
本大会で1大旋風を巻き起こしたのはこの3チームの勢いでございました。今年は東日本勢が元気でした。
ベスト8のうち6校が東日本勢で占めたのは史上初めてです。それと比べると近畿勢と九州勢は
振るいませんでした(スタンドどよめく)。高校野球の今後の発展のためにも一段の奮起を期待してやみません。
今大会の特色としてあげられる一つは選手宣誓をした富山商業の宮田選手を始めとして8校のキャプテンが
控えの選手としてしっかりとベンチを守っていたことです。試合に出なくてもチームをまとめるキャプテン力が
評価されているのです。二つ目は一年生、二年生選手の活躍です。一年生が中軸打線を占めているチーム
もありました。1二年生の公式戦での活躍は必ずや来年にむけてのいい経験となるでしょう。三つ目は本大会
ほど控え選手が活躍した年はありません。控え選手がチームの勝利に貢献したシーンがみられました。
55名無しさん@お腹いっぱい。:04/08/22 23:35 ID:7r4ZUsOD
天理は準々決勝では18名全員が出場し、まさに全員野球を見せてくれました。本大会で目についてプレーは
外野手のファインプレーと内野手のダブルプレーです。特に印象に残ったプレーは初出場校の佐土原の内野陣です。
しかし多くの課題を残しました。スクイズバントの失敗、牽制によるランナーの憤死、バッテリーエラーでやらずもがなの失点、
投手の投げ急ぎでありました。そして相変わらず多いのが見逃しの三振であります。本日の決勝戦は春の先発優勝校
済美対勢いに乗る駒大苫小牧の対決となりました。追いつ追われずのゆきづまる打撃戦となりましたがわずかに
駒大苫小牧の打線が済美を上回りました。際美の選手の皆さんは創部三年目春の先発初出場初優勝の快挙を
成し遂げただけでなく夏の準優勝の金字塔を築き上げました。