【CWS10】ミスターゼロ高津臣吾ｽﾚ3rd

「ホワイトソックス　田口に興味シンシン」


シカゴ・ホワイトソックスが田口壮に興味を示していることがわかった。
このことに対してホワイトソックスのオジー・ギーエン監督は
「田口？よくしらないなあ。でも聞くところによるとなんでもイチローと同じチームでいっしょにプレーしてたそうじゃないか。きっといい選手なんだろうね。今はどこにいるの？」

カージナルスのマイナーにいることを教えると
「
カージナルスか・・・無理もない。あそこにはプホルスやエドモンズといったオールスター級の選手がたくさんいるからね。レギュラーをとるのは至難の業だよ。たとえ日本での実績があってもね。」

とコメント。

今シーズンは日本を代表するクローザー高津を取得したが、はじめはメジャーで通用するのか疑問だった。
高津に対する評価はさほど高くなく、はじめのうちは高津の役割は敗戦処理やセットアッパーだった。
しかし、デビュー戦のヤンキース戦で２ランホームランを打たれたものの、それ以降は全く得点を許していない。
守護神コッチが大乱調で勝ちゲームを台無しにしたことも多く、６月になりついに高津が新守護神となった。
これで味をしめた首脳陣が田口に関心を示したというわけだ。

またこれにはホワイトソックスのチーム事情も多く関係している。
フランク・トーマスと並ぶチームの顔、生え抜きのマグリオ・オルド二ェスが今季でＦＡになるからだ。
すでにオルド二ェスはチームの契約延長を拒否しており、オフにはチームを離れる可能性が高いとみられる。
そうなると外野に空きができるわけだ。
ホワイトソックスにはヤンキースのような膨大な資金があるわけではない。
ＦＡで大物選手を取得することは容易ではないのだ。
さらに９７年のアルバート・ベル外野手、０１年のデビット・ウェルズ投手などを大金をはたいて取得したのが、チーム崩壊を招いた。
最悪なのは当の本人は期待とはほど遠い成績に終わり、ベルは２年、ウェルズは１年、また０２年には俊足、ケニー・ロフトン外野手を取得したが、なんと開幕からわずか３ヶ月でジャイアンツにトレードに出している。
このような教訓から低コストで将来性のある選手を集めるという方針にかわった。
ホワイトソックスのファームはメジャーでも指折りの優れた組織だが、そう簡単にいい選手が育つわけがない。
そうなれば田口は絶好の素材だということになる。