【長野県立】丸子実業高校野球部【古豪復活】

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昭和４４年７月長野県上田市営球場、丸子実業対長野高校の因縁の対戦！
夏の大会も２回戦ながら異様な熱気と興奮の渦の中で開始された。
約１万人ちかくの観衆のほとんどが「丸子実ファン」丸子実業は９回に
同点とし、迎えた延長１１回の表の長野高校の攻撃中、１点を入れ尚２死
１，２塁、打者の３塁線に 放った打球の「フェア」か「ファウル」かの
判定を巡って３塁の審判は「フェア」を宣告した。この判定を不服とした
丸子実業は、日没前に、けん制、投手交代などで引き伸ばしともみえる
作戦にでた。試合は事実上中断した形、関係者協議した末、
丸子実側が一方的に試合を引き伸ばし「引き分け再試合」にしようと
したということで午後７時４５分、審判団は没収試合９対０で長野高校の
勝利を宣告した。高校野球まれにみる汚点を残した。審判の判定を巡って、
再三トラブルが起き、遂に異例の没収試合になった。この間、
興奮した一部ファァンが騒ぎ出して、空き瓶や石をグランドへ投げ込み、
電話線のコードをひきちぎったり、スタンドの一部が燃え上がるさわぎ
にまで発展。球場は混乱、紛糾・・・遂に百人の警察官が出動し、
午後8時半ごろ、ようやく事態を治めるという不祥事となった。
それにしても一部ファァンのとった行動は、
真に高校野球を愛する者とは思えない。
丸子実業を没収試合へと追いこんだのは心ないファンにも
原因があるだろう。高校野球の在り方が問われた1戦であった。

・・・・・・・・上記 信濃毎日新聞記事より掲載の引用で事実であり、
歴史の検証したまでで・・・・・・今から思えば、嘘のような本当の話！
あのころの丸子実ファンは凄かった！１万人もの丸子町や上小地区の田舎の
爺ちゃんたちが、みんな手に手に一升瓶片手に観戦してたのだから
・・・・・・。もう最強の土手ファンで、今の松商球友会なんて屁の河童！
・・・・・すごかった、怖かった！！なにしろ３４年前ので忘れてしまい。
当時の新聞より引用した．
次の日あの有名な高野連の天皇と言われた佐伯高野連会長が来長し警察、
関係先に廻って謝罪して事態の収拾をはかった。
この様なことが戦前ならともかく３４年前に実際目にし球場に
居合わせたのたが、怖かった記憶が鮮明に残っている。
長野県高校野球の歴史では有名な試合！

>202&203
これで、丸子実は１年間の対外試合禁止になったと聞いたが・・

伝説の丸子土手ファン、恐るべし！

>>204 対外試合禁止２年間が正式な処分。
しかし昭和４６年の夏の県大会の直前に処分が解除になった。
騒動当時は中村良隆氏は須坂園芸高校で教員生活をしており、丸子実にはいなかった。