取手二高2度目ノ優勝マデ頑張るスレ【木内マジック】
>>582 腐っても鯛だ、オレはな。間違っても鰯にはなれねえ
584 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/03 01:21 ID:tOJgy5v3
土浦三高の後藤監督も木内氏の教え子なんすよね?
本当に昔モデルだったの?
自分で話してたよ。あと取手二高時代に甲子園に出て、
関東のサブマリンとか言われてたのか?
そのへん知っている人情報お願いします。
彼の昔をかなりしりたいっす
小菅監督!ガンガレ!!
がんがえ
587 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/10/10 17:11 ID:0qMz0xCa
部員10人では球拾いも大変だろうに。
>>562 そりゃ木内は悪いとは言わないだろう。
かつがれている御輿の張本人なんだから。
実際、同じようなことを試みている学校は多いと思うが、これほどの成功例は稀ではないかな
>>589 その時はPLを指して言ってたんだな。取手二の時に。
常総も木内さん抜けて弱体化するのかな?
つくづく凄い人だ。
“甲子園で勝てる野球”で高校野球に革命を起こした木内さんの野球も終わったんだなと思う。
茨城県内の各球場では、常に尊敬と憧れの的だった常総学院のユニフォームも既に従前の威圧感はないようだ。
「お前の生まれてくる前には常総学院って学校がな〜」とか「10年前には“木内監督さえいれば”関西、九州の強豪も・・・。」
という伝説の中だけの存在になってしまうことがとてつもなく寂しい。
594 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/01 22:47 ID:PNtY5Epw
県民だけど、もう木内ネタより前向きに生きましょう。
そうだね。反省
後進に期待することにするよ・・・
これから2年は土浦湖北の時代だが、それからはまた上奏かな?
坂が近鉄に指名されて、平野や吉原らの馬に乗ってガッツポーズしてるとき
すぐ側にいた飯島の坊ちゃん刈り頭が小学生みたいで笑えた。
598 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/11/23 19:57 ID:uEIKMhmH
>>597 坂が指名された時の映像、遂に見られなかったんだけど、
どの局でやってました?
>>598 漏れも映像では見てない。
新聞の地方版にカラー写真で載ってたのを見ただけでつ。
いつも遅レスでスマソ
朝日です
>>599 回答サンクスです。こういうとき地元は強いですね。
サイトを見ると、茨城新聞も結構詳しく書いてたみたいだし。
昨日、書店で木内監督の本を見かけました。とっくにガイシュツ?
『木内流子供の力の引き出し方「できない子供」はひとりもいない』
語り/木内幸男 常陽新聞新社編 1300円 ゴマブックス
604 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/05 16:19 ID:EYxv8kl2
605 :
名無しさん@お腹いっぱい。:03/12/22 17:16 ID:Iz7ROgeZ
あ
606 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/01/18 00:09 ID:VK2PLTe+
保守
607 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/04 05:12 ID:FLQTFp0L
はじめまして
発見してビクリ!僕は当時小6で甲子園まで行って、声がカレルまで応援してたのが懐かしいです
取手二高の優勝した大会のビデオは今でも全試合ありますよ
時々今でも見ています
熱闘甲子園やら取手二高のドキュメント番組やら色々ありますよ
大人になってもビデオを見ると少年に戻ります
そして最後には泣いてしまいます(笑)
ここを見つけられてとても嬉しいです
またちょくちょく覗かせて頂きます
608 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/04 09:14 ID:6YnIbmBh
二見書房より木内語録発売中。
価格は1400円+税。
取手二対箕島見たいなあ
また茨城ダメだ、とあきらめた瞬間から大逆襲で逆転勝ち
610 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/08 17:44 ID:TBZJtzOO
「勝田行」の切符、優勝メンバーは、まだ記念に持ってるのだろうか。
そんなタマでもねーか?
熱球の記憶ですな・・・
612 :
茨城県人:04/02/13 21:01 ID:VSzx7rJW
その後、木内監督はお元気ですか?
9回裏、一番清水哲の同点本塁打がでた。
普通に戦えば勝てる相手だとPLナインは思ってた。2ヶ月前は13−0で勝っていた相手だ。
それだけではない。なにより取手ニは宿舎でも自由奔放で悪名を馳せていた。大会中に取手ニの選手たちが海に行ったという話も有名だ。
四六時中生活を管理され、礼儀作法の厳しさでも他校を圧倒するPLとは天地の差だった。
清水はまさに「こんなふざけた奴らに負けられるか!」という気持ちで打ったのである。
カッツポーズをしながら、まさに今にも泣きそうな顔で清水はベースを一周した。
野球のために全てを犠牲にし、死ぬほど練習をしてきた俺達が、遊び半分の野球に負けてたまるものか!。
一方、本塁打を打たれた石田は冷静さを失っていた。次の打者の初球にいきなり死球。
「ああ、こりゃいかん!」
木内監督は立ち上がった。石田はカッカしやすく、いちど崩れ出すとヤケクソな投球になる。
一度石田をマウンドから下ろそうと即断した。
なによりスタンドのムードが完全にPLに傾いている。この流れを一度断ち切らなければならない。
木内監督は背番号9の左下手投げの柏葉をマウンドに送り、石田をライトに下げた。
非常に悔しそうな表情で石田はライトへ走っていく。その心中は煮え繰り返っていた。
木内は、もともと柏葉は左打者の鈴木へのワンポイントのつもりで送り出した。
柏葉は甲子園では調子が悪く、次の清原、桑田のような超一流には通用はしない。
そこで石田を戻し、そこでの勝負は一かバチかだと腹を括ることにした。
こんな投手交替は普通の高校野球の監督はまずやらない。エースが打たれたら納得しようという姿勢だ。
しかし木内は違う。交替すべきところをして負けたらそれは仕方がないという考えなのだ。
PL三番の鈴木はバントをしたが、捕手の中島がすばやく拾って二塁に送球し、見事アウトにした。
(よし、流れは断ち切ったな)と見た木内は、四番の清原というところでまた立ち上がってライトを指さす。
石田は一瞬何の意味かわからなかったが、木内が指をマウンドの方へと向けたのを見て途端に表情が明るくなる。
ライトに下げられた石田はもう二度と投げられないものとばかり思っていたのである。
ああ、また投げられるんだ!よし、こうなったら逃げないで清原に真っ向勝負だ!
木内は嬉しそうにライトから走ってくる石田を見て(ああ、これは成功した、勝ったな)と確信した。
その通りに開き直った石田は、清原を高め内角直球でハーフスイング三振、桑田も内角直球でつまらせて三塁ゴロと打ち取る。
ベンチに戻ってくる石田を木内は愛嬌たっぷりの破顔満笑で出迎え、背中を叩いて褒めちぎった。
それは、優勝があと一歩のところで同点に追いつかれたチームの雰囲気ではなかった。
木内は選手を集めて言う、
「いま野球をやってんのは全国で俺たちしかいねえ。これが最後だから野球を長くやれ。楽しめ」
一方の桑田は最悪の状態だった。右手中指のマメが破れていたのだ。カーブがうまくかからない。
初回から取手ニの打者に直球をはじき返されてややムキになっていた、そのツケだ。
(なんであんなに楽しそうなんだろう)
桑田は取手ニのベンチを見て思う。同じ高校生で同じ苦しい試合を戦いをしているのに、なんでこうも違うのか。
桑田あるいはPLナインの多くにとって野球は既に「職業」だった。野球が楽しいものであるはずがなかった。
木内監督に「長く楽しめ」と言われた取手ニナインは、無心、無欲の野球に戻っていた。
リードしていた9回までは勝ちを意識して柄にもなく堅くなっていたが、それが解けたのである。
だいたい、ここまでの試合をやっているのが不思議なくらいなんだ、PLに俺達の野球を存分に見せつけてやればそれでいいじゃないか。
10回表、先頭打者の佐々木が桑田の直球をはじ返してセンター前ヒット。
続く3番の下田はバントで、4番の桑原は四球。桑田はほとんど直球しか投げていない。
5番の中島は観察眼がすぐれている。いや、取手ニのナインは木内の指導で否応なく野球の観察力が研ぎ澄まされている。
桑田が直球しか投げてこないこと、そしてその握りが見える瞬間があることを発見した。
4球目だった。直球の握りが見えた。内角球のクソボールだったが中島は大根切りでレフトスタンドへ。
中島は顔をくしゃくしゃにしてベースを一周、飛び跳ねるようにホームベースを踏んだ。
取手ニナインはみんな泣いていた。しかし木内監督だけは怒鳴ってい。
「おい!おめえら早くベンチに戻れ!戻れ!」
これは、前にベンチの外でハイタッチなどして高野連からお目玉を喰らっていたからだ。しかし、それだけではない。
木内監督は(まだまだ、3点差じゃわからねえ)と本気で思っていたのである。
浮かれているときは厳しく締める、緊迫している時にはほぐす、というのが腕白軍団に対する木内流の手綱捌きだ。
(しかし、それじゃあまり劇的すぎるよな)
ところが、満身創痍の桑田に対して、石田の二塁打と塙のタイムリーが出て追加点が入ったのである。
ここで木内は(あのPLといえども4点は返せめえ)と勝利を確信した。
617 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/15 19:53 ID:jvjlNVtx
取手ニ対PL 中島の決勝3ラン
夢ではなかった。
両手を突き上げて佐々木がホームイン。
踊るように桑原も還った。
雨で湿った甲子園の銀傘を突き抜く快音を発した五番・中島の1-2後の一打が、
左中間スタンドへ一直線に突き刺さったのは現実だった。
ダイヤモンドを一周する間、中島は天に向かってこぶしを三度あげた。
本塁の手前で思いっ切りジャンプ。延長十回、勝ち越し3ランだ。
ヒーロー中島をナインは目を真っ赤にして迎えた。
ただもうむちゃくちゃに抱き合った。
「その前の3球目に絶対にストレートがくると読めた。偶然だが、
桑田君がテークバックした時に”握り”がはっきり見えた。それをファウルしたが
4球目も同じ握りで球が待ち遠しかった」
18.44メートル先の桑田の握りをとらえた中島の目は高め球を最後まで見届け振り切った。
「これが本当の本塁打の味なんですね。信じられないス」
”逆転のPL”の神話は甲子園で放った初アーチがぶち壊し、うっちゃった。
618 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/16 14:15 ID:cDfdOiAj
中島が「鹿島アントラーズはマナーがイマイチ良くない。
だからウチ(住金鹿島)の選手には挨拶等をしっかりさせて鹿島の人に愛される云々」
って言ってたインタビュー記事見たことある。このスレ見てると信じられん。
あと古本屋で見た当時の雑誌に硯とかいうカワイイ顔した奴が凄いリーゼントになってた。
619 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/17 08:42 ID:NZcDq5se
木内監督の家はけっして豪邸でもなんでもなく
娘さんの家にすんでいる。
ただ、娘のだんなは町のちょっとした明主の出
休日には、庭の草木をパジャマ姿でていれしてます。
普通に声かけても気さくに話してくれます。
620 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/18 18:37 ID:wZnSoTd0
清原は、あまりの悔しさに、取手二の校歌を覚えてしまった。
>>618 中島は真面目な奴って感じに「俺だ! 木内だ!」では書かれてたよ。
♪とりでっ! にっこお! とりでっ! にっこお!
清原が「これから石田さんの顔を思い出しながら練習します」と言う位の悔しい敗戦。
1回、第1打席ツーアウト2塁で。
雨が降るしきる中、ライトポール際にあわや!という打球が飛び込んだが惜しくもファール
4回の第2打席は四球。
5回、第3打席。
石田が若干逃げ腰の投球になっていると見た木内監督は、カウント1−3の場面で石田に怒鳴る。
「石田ァ!逃げてんじゃねえ!思い切っていけ、思い切って!」
木内の檄を受けた石田は清原に内角直球をズバズバ投げ込んで見事空振り三振。
8回第4打席。
石田は初球におちょくったようなスローカーブを投げる。スタンドがどよめく。
カウント2−1の場面でまたスローカーブ。
しかし清原もさる者。うまくためてレフト前にはじき返す。
これをきっかけにPLは2点を返す。
9回第5打席1死2塁、長打でサヨナラ優勝の場面。
ライトから再びマウンドに立った石田は、強気の内角攻めで清原を三振。
高めのクソボールをハーフスイングだった。
「あれだけ内角攻めをやってきたのは石田さんだけ」と清原の弁。
おっと第1打席の結果を忘れてた。
第1打席は結果的に死球。打ちたかった清原はバットを叩きつけて悔しがる。
こうしたところは今に至るまで全然変わってない。
勝負した結果外に外れた。
見てる方にとっては、
「結果的に清原に打たれなくて良かった」というのと、
「ランナーがどんどんたまって、この回大量点行かれそうだな」といった
複雑な気持ちだった。(というか、勝てると思ってなかったが。)
はずれたのは外じゃないか。内か。すっぽ抜け
627 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/21 21:00 ID:tlPk8pci
そういや、取手二高のチアは可愛かったんだが、
今思えば「ロンロバ全力投球」(TBS系・木曜深夜)で
みんなが着ているみたいな服装だったな。
>>622 訂正。
第2打席は3回。
第5打席は一死一塁の場面。
629 :
名無しさん@お腹いっぱい。:04/02/22 17:55 ID:2lt4cVjn
取手ニのやんちゃぶりも評判だったらしいが、波商に比べればかわいいもんでしょ。
S30年の優勝メンバーなんて、ほら。
木内爺、テレビ出演中
偶然NHKをつけたら、いきなり出ていたので「たまげた」
常総グラウンドでの練習風景を見ながらのインタビューで、
見た範囲での内容は、だいたいこんな感じだった。
取手二高で優勝する前の方が実は面白かった。(当時は)生徒と対等に張り合っていた。
今の子供たちはなかなか本音を言わない。
(どうやって子供たちの気持ちを理解するか、という質問に対しては、もとは「同じ穴の狢」
というような表現をしていた)
少年野球の指導に行くと、「基本、基本」てやるからあまり面白くない。
キャッチボールばかりやらせっから「面白くないですよ」つって行くんですがねえ。
(行くかどうかはわからないが)甲子園はスタンドから一高校野球ファンとして観戦したい。
他には、監督を辞める理由とか、いかにして選手の力を引き出すかといった話。これらは
取り立てて目新しいものではなかった。
木内さん常総に行って変わった気がするな。