1. 改革の主旨
日本サッカーの将来を担うユース(18歳以下)年代の選手達のより一層の強化・育成を
目的とし、第2種年代の公式リーグ戦を各地域において2003年度より実施する。
併せてその上位チームをベースとして全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会を改革する。
2. 改革内容
(1) JFAプリンスリーグU-18 大会名称:JFA プリンスリーグ U-18 ○○ 2003 例)JFAプリンスリーグU-18関東2003
大会形式:各地域6〜20チームによるリーグ戦を実施
期 日:2003(平成15)年3月〜8月 ※8月31日までに全日程を終了
各地域の日程
【北海道】 【東北】 【関東】 【北信越】 【東海】
【関西】 【中国】 【四国】 【九州】
主 催:各地域サッカー協会
共 催:朝日新聞社
主 管:開催都道府県サッカー協会 他
後 援:財団法人日本サッカー協会 他
プレゼンティングスポンサー:(未定)
オフィシャルサプライヤー:アディダス ジャパン株式会社
大会スポンサー :株式会社モルテン
(2) 全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会
大会名称:高円宮杯第14回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会
大会形式: 1次ラウンド=全16チームを、4チームずつ4グループに分け、1回戦総当り(各チーム3試合)
決勝ラウンド=1次ラウンドの各グループ上位2チームずつ、計8チームによるノックアウト方式
主 催: (財)日本サッカー協会
共 催:朝日新聞社
主 管:開催都道府県サッカー協会
プレゼンティングスポンサー:(未定)
オフィシャルサプライヤー: アディダス ジャパン株式会社
大会スポンサー :株式会社モルテン
日程・会場:
1次ラウンド 9月27日(土)、9月28日(日)、10月4日(土)
茨城県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)
千葉県立柏の葉公園総合競技場(柏市)
埼玉スタジアム2002第2グラウンド(さいたま市)
藤枝市総合運動公園サッカー場(藤枝市)
決勝ラウンド
準々決勝10月5日(日) 茨城県立カシマサッカースタジアム(鹿嶋市)
さいたま市駒場スタジアム(さいたま市)
準決勝10月11日(土) 国立霞ヶ丘競技場(新宿区)
決勝10月13日(月・祝) 埼玉スタジアム2002(さいたま市)
3. 改革のポイント
【高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会】
従来 改革後
参加チーム数 16 → 16 今後24に増加を検討
大会形式 ノックアウト → リーグ&ノックアウト
総試合数 15 → 31
実施時期 8月下旬〜9月上旬
9月下旬〜10月中旬
※週末を2回使用 → ※週末を3回使用
※『体育の日』に決勝
【 JFA プリンスリーグ U-18 】
従来 改革後
大会
高校=地域大会
クラブ=クラブユース選手権 → JFAプリンスリーグU-18 2003
4. 改革により期待できる内容
【高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会】
□ 従前の「夏期」から、年間で最もサッカーに適した時期と言われる「秋期」に
移行する事により、より良いプレー環境を提供する。
□ あわせて、ナイトゲーム中心から、日中のゲーム中心のスケジュールに移行する事により、
より多くの観客の前でのプレー機会を選手に提供する。
□ 従前の「全てノックアウト方式」から「リーグ→ノックアウト方式」に変更する事により、
1チーム当りの(最低)試合数が増えると共に、より実力が結果に反映される高レベルの大会になる。
□ 上位チーム(優勝・準優勝を想定)に、副賞として海外遠征の機会を与える予定。
これにより、参加チームのモチベーションの高まりが期待出来る。
□ チーム数については、現行の「16」から今後「24」に増加させる方向(2004年度大会以降)。
これにより、大会のより一層の充実が期待出来る。
【JFA プリンスリーグ U-18】
□ 従前の、高校・クラブ別々に行なっていた
高円宮杯全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会出場チーム選出
(高校は各地域の地域大会、クラブはクラブユース選手権(U-18)の結果)から、
高校・クラブ混合でのリーグ戦を行なう事により、
各地域でのリーグ参加チームの強化および地域内でより実力の高いチームが
出場する事が期待出来る。