ほとんどのアメリカ人は、日本人選手なんて知らない

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今季から一部のドーピング(薬物使用)検査が導入された米大リーグで依然、興奮剤のアンフェタミンや筋肉増強効果のあるヒト成長ホルモンなどの使用が続いている。
21日付の米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)が、薬物まみれの米球界の実態を報じた。
記事は現役、元選手ら40人への取材をもとに構成。パドレスを引退したトニー・グウィン氏は「50%の選手が、日常的にアンフェタミンを使用していると思う」とし、
ステロイド以上に深刻な問題として警鐘を鳴らしている。
米大リーグでは、今季から全選手にステロイドの検査を導入、5%以上の選手が陽性反応を示した場合、
04年から処分を科す新労使協定を結んだ。
しかし、国際オリンピック委員会(IOC)や、米国内の大学スポーツなどに比べ
規制は緩く、薬物根絶の観点からより厳しい強い規制を求める声も上がっている。