甲子園●心に残った大会を語る

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271久留米商
昭和60(1985)年夏の久留米商。
投球後のフォロースルーが3塁方向へ躍り上がる、変則サイド(アンダー)スローの秋吉章史投手(のち日産自動車九州)で、
甲子園3試合、連続28イニング無失点。
【3回戦】
●久留米商 000 000 000 01=1
○甲西高校 000 000 000 02=2(延長11回サヨナラ)
(久)秋吉
(甲)金岡
11回裏2死1・2塁から4番石踊がバットの根元詰まりながらライト前ポテンヒットで同点。
秋吉、29イニングス目についに失点。
なおも1・3塁で、2盗を刺そうとした捕手からの送球を、マウンド後ろショートカットの2塁手がしゃがんでボールはセンターへ空過。
3塁走者奥村がサヨナラのホームイン。
ミラクル甲西の面目躍如。あっけない幕切れだった。