1 :
Track No.774 :
2009/03/25(水) 20:24:58
2 :
Track No.774 :2009/03/25(水) 20:25:40
■平沢ワード キミ 賢者 ニューロン 庭 園 円陣 生まれ ヒュー 黄金 憐憫 饒舌 吹き上げ 塔 船団 虚無 いわく ヤイヨー ハイホー …等々
>>2 「コロナ」「あー」「道理」
点呼の大詐欺師
歌詞に出てくる王って、王=王道楽士なの?
>>2 万象
>>3 俺もそう思ったけど、じゃその王って一体なんなんだ?
って考えたら、何かこんがらがってきちまったw
点呼する惑星の歌詞の最後、「飛び立て羽ばたけ〜」の所は
上空初期値の事を言ってるのか?
疲れた惑星が、人が気持ちよ〜く飛んでるのを横目に
('A`)アーア...って思ってるようにとれるんだが。
バス がまだ出ていないとは
>>3 ,4
大詐欺師は歌詞カードを見ての通り"The Great Deceiver"
英語ではあのルシファーやサタンをこうやって呼ぶらしい
(勿論、平沢が好きなフリップ翁率いるキングクリムゾンの曲も有名)
「ルシファー」「バビロニア」でググると
旧約聖書イザヤ書14章12節のネタがいろいろ見つかるよ
キリスト教神学者さん達に「魔」がさしたかなんかしたのかしらん
王道の王は全然違って孟子の言う「先王の道」っぽい雰囲気
じゃなくて「先王の道」で言われている 先の(昔の)王様達=堯と舜の事、だな あいたたた
メトロ とか
「花/ロータス」も
すごくヒラサワっぽいwww
秘密裏
分岐
枯れ葉 空一群 幾万 着地 産声 丘 花々
円陣 回転 螺旋
3/25まとめ …あっという間に手に負えなくなりそうだがw あ:幾万 いわく 歌 産声 生まれ 円陣 黄金 丘 か:回転 枯れ葉 キミ 虚無 賢者 超えて コロナ さ:視野 饒舌 船団 園 た:着地 塔 道理 な:懐かし ニューロン 庭 は:バス 花/花々 万象 秘密裏 吹き上げ 分岐 ま:目覚め メトロ や: ら:螺旋 憐憫 ロータス わ: その他:ハイホー ヤイヨー ヒュー あー
>>16 これも追加ヨロ〜
あ:音
か:喝采 歓喜
た:段取り 断片 遠く 桃源
は:響く ひれ伏す 広場 豊穣
ま:見せ 無意味 迎え 門
ら:輪廻
>>16-17 乙!
こうして見ると結構あるあるwww
これマジで平沢ワード辞書ができそうな予感。
何故 又は(なにゆえ) 古 又は(いにしえ) 確率の丘の歌詞は、ベルセルクっぽく感じた。 「変わらぬキミと忌わしき夜〜」 「丘一面の砂は聞く」とか これは蝕→生け贄→グリ誕生→丘の上で再開 ?…と連想。
とりあえず挙げられるだけ挙げてみたら酷いことになったから覚悟してくれ。 似たような意味のも一応分けた。 大体二曲以上で使われてるのに絞ったと思うが自信はない。 あ:あー ああ 愛 朝 明日 アトム 雨 洗い(う/われ) 嵐 在り 泡 怒り 行き交う 行け(く) 幾重 幾万 憩う(える) 急げ(いで) 意図 緯度 稲妻 古 命 祈り(る) 岩 インディオ 浮かぶ 渦巻く 歌 歌い(う/え) 歌声 宇宙 撃つ(たれ) 映せ(す/せ) 産声 生まれ 海 麗し 絵 餌 駅 エコー 円陣 追い(う/え) 老いた(て) 黄金 応答 嗚咽 丘 掟 長 教え 音 踊り手 オフィス 想い 思い出し(す/せ) 思い出 降り 終わり か:カオス 鍵 隠し(され) 影 過去 重ね 飾る(れ) 微か 風 化石 勝鬨 喝采 彼方 かの地 壁 ガラクタ 枯れ 川 川辺 川面 歓喜 完全な 木/木々 消える(ない/され) 記憶 機械 幾何学 聞こえ(ない) 岸 奇跡 来て(る) 汽笛 キミ キミを連れて 驚異 恐怖 巨大 虚無 霧 着る 銀河 草 朽ち 口笛 空想 功徳 雲 群衆 群集 景色 気高き ゲート 険しく 幻影 賢者 喧騒 絢爛 子 コイル 轟音 広告 航路 声 超えて 虚空 凍え 心 心根 code 言葉 鼓動 この身 木漏れ日 コロナ 混沌 さ:咲く(き) 裂く(き) 残骸 磁石 静か 忍び(ばせ) 慈悲 四方 磁北 島 修羅 視野 ショー 饒舌 調べ 思慮 記されて 真実 神秘 姿 ストーリー 砂 隅 住む 正義 世界 刹那 閃光 戦車 選択 船団 外 園 染め 空 た:太古 耐え 高く 抱き(く/かれ) 確かに 訪ね 尋ねよ 称え 民 断崖 弾丸 淡々 段取り 断片 血 知恵 地下鉄 地球 血潮 地上 地図 地の果て 塵 月 月日 月夜 津波 手紙 出来事 天 電光 電子 天体 展望 ドア 塔 桃源 道理 遠く 時 途絶え 届く(かせ/け) 飛ぶ(び) 鳥 曇天 な:なお 流れ 嘆き 懐かし 波 波立つ 並木 奈落 鳴る(らし) 逃げ 虹 二重 二度と ニューロン 庭 にわか 人魚 眠る 野辺 昇る(れ) は:ハイホー 映える 橋 はじめ 場所 走る(れ) 蓮 バス 花/花々 花(の)園 母 浜辺 晴れ 春 遥か 万象 火 陽 灯(をともす) 光 非情 密やか 日々 響く 秘密 秘密裏 ヒュー 開く(き) 広場 瀕死 笛 深く 吹き上げ 不浄 二人 舟 船 踏む 武勇 震え 部屋 帆 豊饒 ボク 歩行 星 炎 ま:マシン 瞬き(く) 街 街角 街中 窓 窓辺 眼差し 〜間に 回る 水 道 道端 ミューズ 未来 身を投げる 無意味 無音 迎え 無窮 無限 無言 虫 無常 娘 無駄 鞭打ち(つ) 無敵 胸(の奥) 無明 無理矢理 迷路 女神 巡る 目覚め メトロ 目を閉じ モアレ 蒙昧 燃える(やす) 物語(れ) 門 や:屋根 山 唯一 優雅 夕日 夕闇 弓 夢 努々 由来 揺れる 夜明け 呼び合う 夜更け 夜 ら:ラー 雷鳴 ラジオ ランダム 陸 リズム りりしく(さ) 履歴 隣人 輪廻 列車 憐憫 連綿 牢 老父 ロケット 路上 ロータス わ:藁 忘れ 輪を描く(き)
22 :
Track No.774 :2009/03/26(木) 11:17:06
もうちょっと絞れw
…え〜と、無料Wikiってどの辺オススメ?
>>22 そうしたかったw
だが確認していくうちに、ヒラサワワールドはこれらを始めとしたライブラリの中から
脈絡を無視した組み合わせを選んで生まれるので
どれも削るに削れないと分かり、頭を抱える破目に遭った。
スレが進めば追々はこうなってただろう。たぶん。
キミ 賢者(人) 窓 道 娘 目を閉じ 夢 呼び合う 夜 空
この辺は地味ながら頻出。
一見してインパクトのある単語の使用頻度は意外なほどに低い。
使用頻度とか曲同士の歌詞被りっぷりとかまで 一目で見て分かるようにできたら 意外な繋がりが見えてきそうで楽しそう
テラとかビルなんてのもそれなりに使われてる気がする
バスっつかバスの駅かね
単体でもよく出てくる
>脈絡を無視した組み合わせを選んで生まれるので さすがにそれはないのだ。 『SIM CITY』あたりまでは ユング心理学で説明可能なのだ。
カ…カルカドルもですか?
平沢の歌詞でずっと前から気になってるのが言葉と言葉の繋がり 例えば、隠し忍び(かく“し、し”のび) 咲く訓戒、歌う時キミにとか結構多い。 歌詞だけ見るとそうでもないが、曲聞くとこれが耳に心地よかったりする。 あと、1つの曲の中で似たようなワード使いも面白い。 原理 道理 定理 (Nurse Cafe) コリア ロシア ザンビア (賢者のプロペラ-1) ゴーグル イーグル ベーグル (CODE‐COSTARICA) ハイヤー バイヤー リバティー パロディー (パレード)
押韻を意識的に使うようになったのはLove Songからかな
いや、P-modelのデビュー時からそれなりに意識はしてる雰囲気 ただ当時のはかなりゴリ押しで苦しげw 平沢ソロの時点ではもうかなりその辺は洗練されてきてる あと、押韻の他にも対句を使いこなしてるところもお見逃し無く Mirror Gate なんか楽曲も込みで「対」だし
>>34 ハイヤーを何の疑いも無くハイヤイヨーとかヨイヤイーの類だと思っちゃって
パレードにそんなんあったかなと悩んでしまったw
一応、お姉さんの声がハイヤァァ〜〜かもw
ニューアルバム・インタビュー「SIREN」より 平沢:なぜ小学唱歌かと言うと、日本語のはまりが絶妙だからなんですよ。 日本語の歌を考えた時、例えばポップなジャンルで英語的な成り立ち方を させようとするあまりに、ヘンな発音にしたりということがあるじゃないですか。 そうではない、正しい日本語をきちんと発音しながら、 はまりが絶妙である小学唱歌や昭和初期の歌謡曲は参考になります。 ソースはキーマガ1996-9/No.140
続き
―意識してそう言う音楽を思い出されたのも、P-MODELを始めてからですか?
平沢:ええ、始めてからですね。
でも、考えてみればそういうことは常に背景にあったということです。
>>36 ビンゴ!
>>21 丸でパズルのピースみたいだ!
平沢の歌詞をバラバラにしたら
こんな感じになるんだなw
>>39 たしかに小学唱歌は日本語のはまりが絶妙。
上の方でも出てたが、耳に心地いいってのわかるなぁ。
にしても、平沢が参考にした昭和初期の歌謡曲
ってのが気になるw
42 :
Track No.774 :2009/03/28(土) 18:15:00
ザバダックも小学校の合唱みたいな曲作ってたなそういや。
43 :
36 :2009/03/28(土) 19:43:00
>>40 イェア!(謎)
>>41 音廃本で「やまのつーりはっしゃ♪」ってやってたのは
春日八郎の「山の吊橋」 ホレ ユーラユラ
自分はあの辺だと三橋美智也の「夕焼けとんび」が好き
ホーイのホーイに一発でやられた
声の雰囲気はこっちの方が平沢に似てるんじゃないかなあ
>>43 三橋美智也というと「達者でな」のイメージが強いな。
あとカールw
関係ないけど戦前の歌謡曲なら「風は海から」「蘇州夜曲」「雨の夜の花」etc...が好きだ。
押韻といえば庭師KING。さすがおっさん、こじつけの名人!いや達人w 一振りは 二振りで 三度の 四方を 一夜の 二度目の 三界の 四本の 一つの 二文字の 三歩めの 四歩めの
庭師は押韻というより数え歌風な所に注目したいきもち
>>36 > Mirror Gate なんか楽曲も込みで「対」だし
対句、そこまで気付かなかったよ。言われてみると、あー納得w
>>46 庭師でお手玉を想像した
>>43-44 平沢と同じ世代の方ですか?
私は昭和初期の歌謡曲は、よく知らないので試しに父親に聞いてみたら
「おおっ!」ってw
ホーイのホーイや雰囲気は似てるそうです。
流石に同じ世代ではないけど、NHKの歌謡ショーとかで
そういう人達の映像や歌は見聞きしてた組
今はYouTubeに色々音源上がってるから簡単に辿れるしね
平沢に近いとこだと戸川の純ちゃんも
昭和歌謡カバーやってたっけ
>>47 押韻、対句が入ってくると本当に「韻文」っぽくて渋カッコイイ
今じゃ歌の歌詞も散文/口語調のが多いから、もうこれだけで希少価値
あなたはどっち派? 1・曲を聞いてから歌詞を読む 2・歌詞を読んでから曲を聞く 3・曲を聞きながら歌詞を読む 俺はアルバム出るとまず歌詞カードを見る。 これもいつもの事だが、わけわからん歌詞にちょっぴり拒絶反応。 で、それから3へ→スルメ…のパターンだな。
曲を聴きながら歌詞を読む派かな 歌詞で何を言ってるかが分からなくなると 気になって何も手に付かなくなってしまう質なので いっそ初めからおおまかに覚えるつもりでかかる方が効率的 で、曲を聴きながらもそもそ歌って覚える、と
52 :
Track No.774 :2009/03/29(日) 13:43:21
とりあえず1だな、2はやった事無いしこれからやろうとも思わない。何故だ?
53 :
44 :2009/03/29(日) 14:50:42
>>48 |・ω・;)η 同じ世代じゃないけどw 一時中華ポップスにハマってて
そのつながりで。三橋美智也は最初台湾歌手のカバーで知った。
>>50 どちらかというと1だな。
一応どんなデザイン&写真か、さらっと見るけど歌詞は読まない。
ルクトゥンオアダイは 「岩手の和尚さん」の遺伝子を 受け継いでる歌だと思う …すみません言い過ぎました でもちょっとそういうとこあるよね?
「エナジーハンターを称える音声ファイル」 の歌詞ってどっかにないかな
Internet Archiveに突っ込めば見られるよ
>>51 おおっ、同じだ。
先に曲を聞いてから歌詞を読むと、いかに自分の空耳度が高いか確認できる。
王の名はLonia!がおーニラ!とか
人体夜行は、はじを歩道の波紋で洗い
ガマお彼岸の感じに染めてとかねもう…
>>55 宮沢賢治とヴァーチャル・ラビットが
こんな形で繋がってるとはw
Phonon Beltのキー!ヒュー!ザー!ゴー!とか
これも宮沢賢治の影響受けてるよね。
>50 自分は3。 曲を聞いてから歌詞を読むという人は フレーズを間違えて覚えちゃったりとかしないのかな?
60 :
Track No.774 :2009/03/30(月) 19:51:27
間違えて覚えちゃったりするけど別に後からどうとでもなるべ? って適当な考えはダメ?w
間違えていても、完全に覚えきる前に読むからぉkだわw
>>58 平沢聴いてから宮沢賢治の作品を読み直すと
(前は独特の語彙にとても付いて行けなかった)
時々ビビるくらいにそれっぽい一節が飛び出すせいで
いちいちwktkしながら読めるようになりました…
「龍と詩人」って短編があって、これがまたイイお話
他に平沢語彙と重なってくる作家さんだと
カート・ヴォネガットと…パッと出てこないけど
もっといるのだろうか
狙撃手 とか スナイパー
BLUE LIMBOは反戦歌 帆船とかけて帆船108と解く その心は煩悩の数
そしてインタラのタイトルがLIMBO54 何故か半分
平沢の歌詞は隠喩ばっかだからなぁ。 帆船108の 「夕立ち」とか、「連打を打って進め 憐憫の雨音」は空からの爆撃。 パレードは、メガ神殿=六本木ヒルズ&ホリえもん。 大詐欺師は地下鉄サリン事件の隠喩。 考え過ぎ?
大詐欺師はまず間違いないわな
>>66 帆船108は全体に赤色と水のイメージが強い
「憐憫の雨音」も表現は激しいけど水属性に入りそう
涙かなとも思ったり
「連打」もむしろNurse Cafeへ向かう途上のご狼藉にダブる気がする
あのカフェには「飲みに」行く 「隣人」と一緒に
「百と八の濁流」=「百年も捕われた悲劇」
「勝鬨の音」=「ミラクルのような喝采/ミゼラブル嬢の鐘」みたいな
今、見てみたらSIRENのジャケットも真っ赤っか
あの辺の歌の一番下の妹分かも?
大詐欺師の地下鉄、サリンの他にもロンドンの同時多発テロもありそう こちらはサマータイム期間の8時50分頃に爆破、死者56人 ついでに警察の誤射による死者まで出てる あの時、爆発物を持ち込んだ若者達が「騙されていた」というのも…
庭師KINGはいったいどーいう意味なんだ?
あるところに国をがんばって統治する王様がいました (略) 王も民のために一生懸命働いてるんだから、 庭師のお前もがんばって働けよ!という意味。 違うよな・・・・やっぱダメだー俺には解読無理。 誰かヨロ
>>70 国作り、世界創世、国産み、この辺の神話、物語をごっちゃまぜにして
平沢風味を足した。 物凄くきついカクテルのような歌だと思う。
だがそんな麻薬のようなカクテルが大好きです これが中毒症状か
庭師が KING で KING が庭師 別人ではないと思うナー
>>70 この世に生まれてくる子供はみんな
「神様の庭からやってくる」という言い方をされる事もあるようで
そういう生命力の働きを演じている風なのが一つ(KING side)
他には日本庭園には自然や宗教思想的な世界観を「見立て」
すなわち隠喩で表現する技法、美意識が伝統的に
多く見られる事が一つ(庭師 side)
(ユング心理学の河合隼雄が日本人には箱庭療法が適していると判断した
…実際に凄い勢いで普及した…のもこの辺の事情がありそう)
http://www.shinchosha.co.jp/kangaeruhito/mailmag_html/259.html その発想に寄り添ってみると、庭作りは宇宙そのものの有り様を支配する
というか、維持管理する仕事ということになってくるわけだけど
それを歌でやってみたよ、どう?という事かもしんないネー
>>70 昔のKB(1998年)探したらあったんで参考までに
〜庭師KINGってのはなんですか?
平沢・これは本当のことは話せません。
取材用にお答えするならば、まず“働く人”のイメージがありまして、
私は“働く人”というと、すぐに庭師を思い浮かべるんですね(笑)
庭師かバスの運転手。で、働く人は偉い。
だからキングだと(笑)
取材用に…ってことは別の意味がありそうだ。
と、思わせてるだけかもしれんのが平沢だしなーw
あと歌詞にバスが多いのはこういうことだったのか。
って事はバスの運転手さんもキングなのかな そうやって見る人ってあまりいないと思うけど オモロー
>>75 この人はどうしてこういう韜晦した言い回しで
人を煙に巻こうとするんだろう
思わずつんつんしたくなるじゃないか
丸で禅問答w 人を煙に巻いてほくそ笑むおっさん 救済の技法つながりで気になってた事がある。 「ナーシサス次元から来た人」 ググってみたものの、ナーシサスの意味がわからない。 これはおっさんの造語なの?
庭師キングは本当に庭師を称えてる歌かと思ってたよ
庭師さんは世界を作っててスゲー、って意味
>>79 水仙のことでしょ
ナルキッソス
81 :
Track No.774 :2009/04/03(金) 12:01:48
人の庭に全て足りるまでってのが重要な気がする。 それとパンパンってのは売春婦の事でいいんだよね? まぁどのみち「あぁそうか」なんて腑に落ちる歌詞じゃないから各々考えるしかないんだがw
ロータスやハルディンホテルのアイリスみたいな 水&花パターンの一つっぽい香り>水仙
>パンパンってのは売春婦の事でいいんだよね? え、そうなの…か!? なんか急に庭師KINGkのイメージが崩れたw どうしてくれる ロータスってのはタイ特有の花だと思ってたから 一体どんな花なんだろうと、図書館で外国の花図鑑を調べてたことは内緒だ。 後でロータス=蓮だと知り、自分の頭の悪さに笑った。
>>81 この場合単純に 風 を受けての言葉だと思っていたけどなw
シャツ を 帆のよう張る のを表すための。
ここで 売春婦 の意味で使う理由がわからないw
平沢曲の女性キャラっつうと 逃げども着さすでミシンがダッダなカーチャンとか 復讐の女神とかマイティーなシスターアーキタイプエンジンとか なんだか知らんが超おっかないタイプばかりだから 売春婦言われると逆に普通すぎて変
七五とか五七とかのリズム 古典芸能の口上というか、 落語的な対句に掛詞とか
87 :
Track No.774 :2009/04/03(金) 22:17:02
>>83 心からごめんなさいm(_ _)m
でもまぁ聞く人の数だけストーリーが存在して良いらしいので許してw
>>84 なるほど擬音もアリですね、思ってもみなかったですがそっちのが普通かも…。
でも個人的に労働と売春がしっくりくる部分もあるんですよね。
「人体の宇宙(ソラ)に」ってのもなんか…
あ〜でもこの曲の世界観で売春婦がこれだけ連呼されるのもおかしいかなぁ…
なんかスマートに考えられない性格なんですいません、ゴチャゴチャ思考が
動き回るので。
四本の柱で空を支えるってのも四本を資本と読んで「空=ブルジョワ」を支えるとか読んでみたりw
あぁ面白いなぁ師匠の詞は…
仮に全て師匠の思惑と外れていたとしてもこの楽しみだけでもう充分CD買った価値はあるぞと。
>>80 あー言われてみれば
ナルキッソス→ナァーキソス→ナーシサス
にしても、おっさんの歌詞は色んな解釈ができて面白いな。
スペルがNarcissusなんだね
>>90 イシュタル(イナンナ)や彼女に仕える人達ならおk
ズバリ仕事場はタブー的な姐さんだし、なんたって「金星」の女神様
でもパンパン=売春婦はWW2後の日本に特有の言葉であって
そういうメソポタミアの神殿娼婦やSP-2とは全く文化背景も役割も違う
やっぱり違和感だよ
…お、環太平洋偽装網で謎だった「Mari」を見つけた
ハンムラビ王に破壊されたユーフラテス川流域の古代都市国家
アスタルト/イシュタルの旦那「セト」神も一緒に登場してるから
この「怒れるマザー」や「カオティック"N"」 はつまり…
マジレスするけどさ。 売春婦は(P)パンパンだろ。 歌詞は(B)バンバンだから関係ないよ。
>>87 東洋医学なんかでは人体を宇宙に見立てたりするけどね。
新譜の人体夜行もそんな感じ?
ついでにチェンマイの旧市街も人体になぞらえて造られていたりする。
頭=王宮→北、みたいに。
>>91 売春と泥棒は最古の云々、と言うだけあって?
古代の神殿娼婦や、巫女が売春に関わる例は多いよね。
日本では熊野比丘尼とか。
>>92 歌詞は パンパン になってるけど?
「たんと吹け風よダントツに爽快に パンパンにシャツを帆のように張らせ」 なんだから擬態語のパンパンだろ 売春婦とは全く関係ない
「庭師KING」聴くと「村のかじや」を思い出す。 労働の美徳、禁欲のイメージ。 この庭師にはランチタイムも無い感じ。
禁欲かなあ?逆じゃないかなあ
生命エネルギーそのものの止めどない働きはそれこそ無尽蔵
栄養補給必要無し 豊富過ぎて禁じる意味も無い
ただ、その様子があまりにも構わない風に見えるから
禁欲に見えてるだけなのかもしれないよ
>>93 そして熊野比丘尼が歌比丘尼とも呼ばれたように
出雲大社の巫女に歌舞伎の始祖阿国がいるように
巫女さんは芸能と縁の深〜い方々でもある
(ヒラサワとSP-2の出会いもサイモンキャバレーのショーだった)
最近のそれ系のキャラだと崖の上のポニョのグランマンマーレがいるね
フジモトだけのグランマンマーレじゃないって辺りがいかにもそっち系
海の深みから見てるわ…
庭師KINGはまだ色んな解釈ができるからいい サイエンスの幽霊の「夢見る機械」や ヴァーチュアル・ラビットの「UNDOをどうぞ」はマジで解読不能(;´Д`)
誰かビストロン収録曲の未翻訳の部分を解読してくれよ
無理無理 あれを翻訳できるのって学会メンバーでも平沢だけっしょ
>>97 UNDOはまだ考える余地あるんじゃねーの
人殺しぃ〜に比べれば…
UNDOをどうぞ 歌詞には載ってないけど、これがヒントか? こんな立派な人間様を殺さにゃならんかって あの〜、息吸うたって声が出ないんです。はぁはぁって よし、やろうって殺しちまった… その肉を※♯●?っちまった いやあ、長々と駄弁りました ハーラセイラー ハーラセイラー
ホラ、肝心なとこだけボカしたよ!さあ、みんなで考えようね! …手の込んだ親切な意地悪
子供の頃、平沢はバスの運転手になりたかったらしい だから「バス」が良く出てくる
104 :
Track No.774 :2009/04/05(日) 14:36:00
へ〜バスの運ちゃんになりたかったのか〜 でも毎日決められた道を走るバスの運転手に師匠がおさまるか?w
大工にもちょっと憧れてたとこあるみたいだね
エンジニアになりたかったのかと思ってた。
SP-2になりたいのだとばかり
でも「遊びで言ったらと殺す」って言われたっていじけてたっけ
もう一つ「パイロット」にもなりたかったらしい 平沢飛行機苦手のくせして
操縦席に乗るんだと意気込んでもいたな、そういえばwww
情勢的になんとなく「ミサイル」聴いてみた やっぱりなんだかよく分からなくなってしまった 初期Pは割と分かりやすい曲多いのに なんでミサイルなん?なんで航空母艦? どこか一つボタンがはまれば一気にスッキリしそうなんだけどなあ
112 :
Track No.774 :2009/04/07(火) 00:24:25
スッキリだと!?悶々としながら聞くのが師匠の曲の醍醐味じゃないか!!!
お…俺、間違ってたよ先生!
初期Pは反米ながらも憧れを感じている、そんな気持ちになる。 アナザーゲームからは精神世界に踏み込んだ感じ。 解凍後はカッコよすぎて考え付かん。 後期は宗教。
全部まとめてエンターテイメント
>>115 んじゃ、このスレの役目はオワタということで。
とっぴんぱらりのぷう。
え、なんで? まあそれでも別にいいけど
微妙にすれ違いかもしれんけど、 点呼する惑星の歌詞カードの端に書いてある数字の意味は? やっぱり時間軸なのかな。既出? 01.49 hardlanding 03.21 聖馬跡形惑星の大詐欺師 03.34 点呼する惑星 04.00 Astro-Ho!帰還 04.16 Mirror Gate 04.32 Phonon Belt 05.02 人体夜行 05.14 王道楽土 0536 上空初期値 06.16 可視海 こうして並べ替えると おおむね どうしようもない世界→気づき→目覚め→希望と つながっている感じがするけど、王道楽土の位置とか気になる。
>>115-116 の間違いでは…?
>>118 数字は曲の時間。
点呼する惑星は、並べ替える楽しみがあるよね。
組み替えることによって意味もがらりと変わるし。
121 :
118 :2009/04/08(水) 08:04:14
>>120 ああほんとだw俺馬鹿みたいw
並び替え楽しいね。
白虎野はずっとアルバムの曲順で聴いてたけど
今回はシャッフルかけて毎回違うストーリー楽しんだり
自分でこうかな?って感じに組み替えて遊んでる。
Sim Cityの時もやってたねシャッフル推奨
上空初期値→Mirror Gateにするとお空をかっとんでく
爽快さが見事に裏切られて⊂⌒~⊃。Д。)⊃
>>119 「とっぴんぱらりのぷう」がおふざけ以外のなんだと
アホをアホ呼ばわりしてもはじまりませんがな
逆にあまりいじらない方が良さげな感じなのはSIREN もっと良い曲順が出来る気がしない
サイボーグの歌詞の吹き矢とか磁石って 何かのテクノロジーの隠喩だったりするんだろうか 夢も見れた筈とか空も飛べた筈と対になってる様子だけど ほら吹きに love you なのも不思議 嘘つきってのとは違う雰囲気で
>>124 磁石と吹き矢は…性的な意味なのかなぁ?
126 :
Track No.774 :2009/04/10(金) 17:43:06
師匠の曲でドエロな曲ってあったっけ?
その昔マンドレイクというバンドがあってだな… つか、平沢にエロを期待する意味が分からん
フルヘはテラエロスじゃないか
人によっては隠喩の受け取り方一つで エロスっぽくなるかもしれん。
なぁ
>>22 のワードを使えば
俺らにも平沢隠喩歌詞が作れるんじゃないか?
夜コンビニへ買い物に行った。ついでに雑誌を立ち読み。
レジで財布を忘れたことに気付き、あわてて店を出た。
女の店員の視線が痛かった...√|О
↓
あー 夜更けに電光の島を訪ね 秘密裏に神秘の地図を開こう
あー 掟の世界で嘆く無意味
さあ急げ急げ キミはハイホー!
娘の眼差しに撃たれ ラララー
やっぱダメか…
例えばピカソの絵。「こんなの俺だって描けるんじゃね?」
とか言いながらも実際描くとなると難しいしなw
オハヨウの元曲が "My Sex" だったっけ
そういう歌だと思えば思えなくも無いような
>>130 いや、意外と面白かったw
もしかして短歌とか俳句の季語って
そういう縛りなのか、ああいうのってつまり
こういうようなあすびなのかな、とちょっと思ったw
>>132 水を差すようだがMy Sexはそっちの意味じゃない
135 :
sage :2009/04/11(土) 03:38:37
いまわし電話はエロくないか?
って、すまん。sage入れ間違った…。
いまわし電話は密通…と言うか不倫の歌っぽい気がする。 お互いものすごい罪悪感に苛まれながらも、相手にコンタクトを取らずにはいられないような。 途中の台詞?が「もしもし」「大丈夫」「私の子供」って聞こえるせいか、 女は不義の子を身籠ってしまってるのかな、などとも思う。 単純に考えすぎ?
marvelは直球エロ歌詞だと思う
ソフィスティケイテッド・・・ びっくりした
いまわし電話は密通とかより相当前の段階の感じに思えたなぁ 小道具の「電話」を「言葉」に置き換えてもおk、みたいな
平沢で女性視点の歌ってあったっけ?
>>137 、140
そういう捉え方もあるのか…。俺は単純にこう、無言電話的なニュアンスで聴いてた。
>>141 はっきりと女視点だって歌はないような気がする。単純に聴き逃してるだけかもしれないけど。
いまわし電話は、今ならケータイ依存の歌になるんじゃないかな 誰でもいいから話を聞いて、的な 不倫とは間逆の、薄い空気の中で口パクパクしてる感じ
お? 行ったなあ
>>142 自分は逆に、ペラペラ喋りまくってるのに喋ってる内容は空っぽ
何にも本当の事なんか言えてない、って感じかなと思った
>>143 今ならケーブルの中じゃなくて中空を漂ってるんだろうなぁ
BOATの「やめて長の爺〜」にドキッ
「僕の×××に触れないで〜」
【問1】
以下の文章を
>>22 の平沢ワードを使い、歌詞を完成させよ。
カラオケで合コン
いい感じになった彼女と意気投合
その後ホテルへ行きギシアン
2〜3ケ月後「赤ちゃんができたの…」と彼女
【問2】応用問題 以下の文章がどの平沢曲の歌いだしから捏造されたものか推測せよ 今日の夕飯はボルシチ 天気予報によると台風が北上中とのこと 暴風圏内の人達は大丈夫だろうか レシピをもう一度確認 しかいこういうのをネット上で調べるのは やはり情報が多過ぎて逆に手間だ…
>>148 選択と饒舌の円陣 応答する麗しの女神
古の塔で 行き交う嗚咽と鞭打つ音
キミよ ランダムに輪を描けよなお
キミよ りりしく弾丸を飛ばせよなお
遥か過去に産声は記されて あー
151 :
Track No.774 :2009/04/12(日) 14:19:46
爆笑した
かなりそれっぽくてワロタ 適当なメロディで脳内再生
>>141 motherは女性視点な気がする
いやまあ、宮村版を先に聞いたからそう思っちゃうだけだがw
意外と偽ソプラノ曲だから女性っぽいってわけでも無いんだよな
158 :
Track No.774 :2009/04/13(月) 17:49:55
Geminiとか金星とか すっごい綺麗 おっさんが作ってるとは思えない
159 :
Track No.774 :2009/04/13(月) 17:58:46
>>122 俺は複数のアルバムを勝手にシャッフルして無理やりなんとなくストーリーっぽくしてる
二重展望→帆船108→巡航プシクラオン→サトワン歴8869年→時空の水→水脈→上空初期値→レイヤーグリーン→鳥とワイヤーの音楽
とか
ロケット→静かの海→金星→マザー→バンディリア→CLEAR→ソーラレイ→カルカドル→広場で→echoes→オーロラ
みたいな、イメージ旅行的な感じで
詐欺師並みに年代ワープな時空旅行でもあるな、それw 楽しそう やってみよっと
Geminiとか金星とかスノー・ブラインドとか たまに「これホントに平沢が作ったの?」 と思う時があるw
163 :
Track No.774 :2009/04/14(火) 08:23:20
新参ファンだからかもしれないけれどGeminiも金星もそんな に違和感はなかったりするなぁ。 ハートフル(笑)なソロから入ったからだろうか?
164 :
Track No.774 :2009/04/14(火) 11:01:40
自分もソロ(白虎野)から。 なんでむしろ初期のPの方が最初は違和感あった。 にしてもヴァーチュアルラビットまでとオーロラ以降で雰囲気がかなりわかれてると感じた
初期Pはマンドレイク聴いてからの方が位置づけしやすかった
あれがあってこれ、という流れが…
>>162 あの辺はノーガード戦法過ぎてたまに恐ろしい
>>137 間奏の台詞は
「もしもし」「いま何人?」「どうしようか」
「いま何してる?」「聴いてくれない?」
に聴こえる
アシュラクロックが一番カッコ良くて好き。…あれって平沢さんだっけ?
最近、夢みる機械が博士の優雅な旅行計画に聴こえてしかたないよ…。
初めて来ましたが、ここはなんと言うか、雰囲気と日本語の美しいスレですね ロマンと知性に溢れています
毒時々諧謔ところにより純情 降花確率30%
結局ボルシチはなんだ? ・ロシア ・嵐の海 ・晩餐 あたりから、ヴァーチュアル・ラビットかなー、と思ってるんだが
174 :
149 :2009/04/15(水) 23:54:01
平沢聞き始めてから、読書量、DVDレンタルが増えた あの世界に向き合うには、こっちもスキルがないといけない気がする 例えば、「溺れるカーリー」なんてヒンズー知らなきゃ絵も思い浮かばないし
音楽も(それなりに偏ってはいるけど) 今まで聴かなかったものを聴くようになったな しかしスキルと言っても、解凍Pなんかはもう大変 別件からの興味でマクルーハンを読んでたから良いものの あれが無かったら門前払いも良いとこだったかもしれない
177 :
Track No.774 :2009/04/17(金) 00:33:09
「undo」爺さんの独白「思わず・・・しちまった」で「ああ!これ『ゆきゆきて』か『ひかりごけ』!」で、とんでもねー物聴いてしまった!とありとあらゆる意味で震え上がった
あれは普通にビビる 何かの冗談かふざけてやってみたなんちゃってなのかと思ったら 本人大マジって事が分かった時にはもっとビビった その後、普通に聞き流せるようになってしまったのは何故なんだろう
>>90 辺り(庭師)をなんとなく読んでたんだけど、
もし「パンパン」が売春婦のことだったら
「シャツを帆のように張らせ」=「make babies(or妊娠)」
ってこと?
人間の赤ん坊に限らない(植物とか)かもしれないけど(受粉の手伝いとか)、
生命を全世界の庭に満たすって意味なら、こういうアリかも…。
180 :
Track No.774 :2009/04/17(金) 19:14:27
ヒラサワ・コードだな
アーキタイプエンジンはSP−2の事を歌っていると思う。
>>181 実際そう言ってるよ。
ファントムを読んでみるといいよ。
俺は庭師KINGは人の一生として聴いてた。
184 :
Track No.774 :2009/04/17(金) 22:48:17
オーロラはなんか電車が走る音に聞こえる
ここのスレ読んだけどおもろい。得した、ありがとう。 歌詞、いろんな見方して遊んでみるよ。平沢の曲や歌詞を元に、絵や文章書いたらいい感じになりそう。今度やってみよ。 自分は歌詞より文章の方が好きだったりする。 あの文章読んだせいで、ブログに変な読みづらい文章書くようになってしまった。感情とか感覚とかを言語化する力がちょっとついたとおもう。 それもふくめ、師匠には色々と感謝することが多すぎる。
アレは何事か作品を作った人にだけ許される、判る人だけついて来いであって ただ真似してブログじゃ中二病乙wってなりかねないから。 読ませる力がないと難しいよ。
平沢だけ見てたってあんな真似は無理だしね もの凄く個性的 だからといって孤立してる訳じゃ無い 落語好きだしSF小説好きだし読むとなったら AMIGAマニュアル(英語)も学術書もどんとこい、な雑食性 それを全部こき混ぜて自分のスタイルで表現する事のできる凄さ ただの何かの二次創作に終わらない芯の強さ 自分の表現したい事の材料に、そのエッセンスを使うのなら ともかく「誰かの作品を元にやってみたら良さそう」では 順番が違ってしまうよ
>>179 それは深読みしすぎだろう
あれはただのオノマトペ
ナースカフェはどう読んでも タイカマお姉ちゃんのお店の歌 ガイシュツならごめん
>>189 見るまでナースカフェの歌詞を意識したことなかったけど、
今回のインタラのアンコールの曲順に思わず納得してしまった。
>>189 平沢本人がそう言ってるよ
あのおねいさん達が仕事の後でゆっくりくつろげるお店
バンコクにあったらしいけど、今はどうだったかなぁ
「聖馬跡形惑星」ってのは (馬小屋で生まれた)キリスト(聖徳太子もか)が残したもの を踏みにじってる世界のことを言ってるんでしょうか?
そっか、残念
>>193 そういう世界、というよりも
今あるここの世界に蔓延してるあれやこれやの
イケナイ事の裏にいる、あれとかこれとかの話だと思う
世界そのものというより、詐欺の仕掛けの中の人がメイン
196 :
193 :2009/04/19(日) 01:04:28
>>195 えっと、言い方が悪かった。ごめ。
>>193 は「聖馬跡形惑星の詐欺師」の歌詞のことではなくて
タイトルの中の単語「聖馬跡形惑星」のことです。
うん、聖馬蹄形惑星なんだ。すまない。
まさか
>>10 の論文「凹曲面に沿う馬蹄形渦崩壊過程の可視化」から取ってたりしてw
>>198 あまりにそれっぽすぎるタイトルでワロタ
今回のライブ見てると時間の西方ってのは忘れられた過去がある場所なの?
てっきり、時間についていけなくなった老人に向けての
「それでも未来に頑張って行くんだ」っていう歌なんだと思ってた。
>>196 「馬蹄形星雲」というのが現実にあるから
それをちょいとヒラサワ風に捻った、という程度かと
点呼する惑星は全体に宇宙SFものだから
…という事を答えて欲しい訳でもないんだよな、きっと…
「馬」がキリスト関係の連想を誘うのはある程度狙ってそうだけど
「馬蹄」は単独でも邪鬼除けのお守りだったりするから
どちらかをとるかは微妙 と言えば良いのだろうか
「聖なる魔除けのお守り」をものともしない
むしろソレの内に巣食ってのうのうとしている「大詐欺師」
そういうイメージだよ、自分には
>>200 なぁるほど!馬蹄にはそういう意味が。
確かにそう考えると非常に納得です。ありがとう。
>>199 白虎野インタラでは「無い筈の場所」とされてたね
「おとといきやがれ!」的なものだとイメージする人もいる
歌詞的には老いた(今はもう古ぼけた、流行ものじゃない、…太古の?)
ものの呼び声に応えて「夢の闇の奥」へ行く、って流れじゃないかな
勿論そんなのは世間様的にはつまはじきにされてる訳だけど
>>200-201 >…という事を答えて欲しい訳でもないんだよな、きっと…
>「馬」が〜
横レスすまんが…そうこれこれ、こういうの!
「そうか!そういう解釈もあるんだなぁ」と
新たな発見があってこのスレ楽しいよ(´∀`)
204 :
Track No.774 :2009/04/19(日) 20:40:32
上空初期値ってこれ単体で解釈しようとしたらどういうこと言ってるのかな・・ なんか「オーロラ」の中にあっても違和感なさそうな歌詞だけど 単純にいくと雲海の中をブーンと飛んで(途中に山あり谷あり)次第に雲が晴れていく爽快な歌なんだけど・・ 絶対的で不可逆的で壮絶に長い時間の流れの中でのこんなちっぽけな自分に何か意味を与えてくれる 力を感じます。漠然としててごめんなさいw
大空飛ぶのは気持ちがいいよ。青空はきれいだよ。でいいと思う テグジュペリ、リンドバーグ、空に取り憑かれた人たちの 伝記思い出しながら聞いてた
>>199 如来のいる極楽浄土は、西方にあるともいいますし。
西方には理想郷とか、救いとか、完成した物が存在していると昔の人は
考えたようです。仏教も西から来ましたし。
でもこれだと、忘れられた過去かどうかはわかりませんね…。
>>200 わざわざメシアと書いてあったり、ダーウィンの書(進化論のことか?)と
言っているので、キリスト教的一神教の世界をちくっとしているのだと
理解していました。マリアは処女懐胎なので、矛盾していると。
王道楽土が、本来の意味からかけ離れている歌詞なので、これが
一番悩んでいます。(皮肉っているのか?とも)
207 :
Track No.774 :2009/04/20(月) 17:32:37
>>206 手っ取り早く理解するにはラストエンペラーを借りて観たらいいよまんまだからね
今回のインタラでは、 「僕は夕陽の方に行きたかった。でも、怖くて行けなかった。」 みたいな台詞があったんだよね やっぱり西は「失われた時間」のイメージが強いかな それは「記憶」としての存在でもあるし、 「ここでこうしていれば」みたいなIFの世界、 平沢的単語でいえば「分岐」でもあると思う 「記憶は許されず」、分岐とともに夕陽の沈む西へ西へ 「記憶」=「老いた日」=人の歴史は省みられぬまま「別れの時」よ、と。 極楽浄土の存在する方角である西に、「虹の朝」を目指すはずの「マッハの船」が見向きもしない悲しさ、 というのもある気がするし・・・うーん考えがまとまらん。
『別れのときと老いた「日」に身を投げた』 っていうのは歌の主人公(?)がマッハの舟 (忘れられた「西にあるもの」を置き去りにして突き進む世の中?) についていけなくなって、あきらめたんだ、 って解釈してたんだけど、インタラでの台詞とレスを読んでるとどうも違う気がしてきた。
諦めるのではなくもっと能動的…でもないか 呼び声が聴こえちゃったから仕方無い、という感じ 陽は西方に沈む→1日が終わる→「老いた「日」」 日が沈むと夜→「夜は間近」 「浜辺の砂が沈む陽の影の牢を出る」→夕闇の中で世界が本来の姿を取り戻す 「虹の朝など絵空の塵」→陽の光に照らし出された世界など嘘だ、と 「聳え立つ夢の塔 or 夢の津波」→夜の闇の中にあるこちらの世界が真実 「花園」も「雨音」も「キミ」も轟音でかき消し 「夜明け」=「虹の朝」を「手中に収め」ようとする「マッハの船」 これが全部まとめて「過ぎる時」の中にあるもの そこから身を引き離して、隠されてしまったものが呼ぶ西へ 夢の闇の奥へ、「今も遠くで息絶え絶え」の「老い行く」 呼び声に応えてキミは行く 過ぎ去った過去にしてしまうにはまだ早い、手遅れでは無い感じはあるような 「記憶はゆるされず」=キミはいなかったものとして扱われる、となったら 確かにHue!が怖くてそっちには行けないのも分かる
西方は過去で、西方に向かうのは順当。(太陽は東から昇って西に沈む) 夢と闇は西方とは同列にできずもやもやしますね。でも、 「僕は夕陽の方に行きたかった。でも、怖くて行けなかった。」 もしかしたらすべてが同じ(過ぎ去っていく)ということを、認めるのが 怖かったのかな。
>>210 すごい面白い!
じゃあ「老いた日で明日が呼ぶ」の「明日」は
どこに位置するものなのかな。
老いた日と対にある「過ぎるとき」に属するものなのか
老いた日からみた全く違った可能性を持った「明日」なのか?
>>212 「明日」は本来は「老いた日」の続きにあるはずの「明日」
マッハの船=過ぎる時の流れに乗せられた者達が運ばれて行くだろう
「虹の朝」や「夜明け」とは違う「明日」
>ものすごい流れがみんなを押し流して行く時
>僕は振り返って西方の夕日を見たんだ。
この夕日が「老いた日」
本来ならそこで呼んでる明日の元へ、夢の奥へと行かなきゃならなかった
だけどトゥジャリット=幼児Lonia=大詐欺師に捕われてる状態の
Hue!にはそれが分かっていても「怖くて行けなかった」
金星に出てくる「西はまだ無窮の最中」とも関連はあるのかな?
「西はまだ無窮の最中」=西ではまだ時間・空間に限界が定められていない って事は、まだ原初の混沌(カオス/ケイオス)の状態にあるとも言える それはまだ誰とも、どんなものとも分かたれていない世界 「眠りから見晴らせば 宇宙はキミを夢みて」 =自分も世界もキミの夢の中(あるいは夢の闇の奥)にいる…? Lotusの「夢みて見晴らす」ともリンクするね 「終わらなく届く声」=時間の西方の「明日」の呼び声、かも
白虎にも 「西の海へ陽が沈むころ 老いた汽笛に目を覚ます魔人」 ってあるね。 ケルト神話では西の彼方には常若の国(ティル・ナ・ノグ)がある。 伝説によって死後の世界、楽園、妖精の国etc..と違うけど。 そういえば孫悟空も西を目指してたなw
西は五行で秋を意味するね 秋は命の夕暮れ 余談だけど白虎も西の象徴だなあ
「過ぎて悔やむ人の常揶揄し 「無駄」と夜に夢絶やす魔人」
…うっわやっべおっかね〜 最終兵器登場って感じ
>>217 多分、それだね>白虎も西の象徴
アルバムのタイトル曲がベトナムのホワイトタイガー(オイル)フィールド
=「白虎野」 「西」=「白虎野」とも見れる
>>215 > って事は、まだ原初の混沌(カオス/ケイオス)の状態にあるとも言える
> それはまだ誰とも、どんなものとも分かたれていない世界
>
> 「眠りから見晴らせば 宇宙はキミを夢みて」
> =自分も世界もキミの夢の中(あるいは夢の闇の奥)にいる…?
あーっ! 納得! ありがとう!
♪キミもボクもいないオハヨウの中に いつまでもボクはいたかったのに
↓ ↓
誰とも分かたれてない混沌とした世界 が、
♪オハヨウと言った途端にキミはボクに気づいてしまう
↓ ↓
眠りから覚めると二つに分かれてしまう
…に、つながるよ、その解釈!
そこからSCUBAの物語まで繋がることができるよ!
そしてフローズンビーチ! 「あしたからのできごとの前ぶれに 古代の涙ひとつも流させて」 この「あした」が老いた日(=古代)で呼んでいるとしたら?
SCUBA! 解いていいの?
ちょっと見ない間にすごい解釈がごろごろと…。勉強になるわ。 ところでちょっとみんなに聞きたいんだが、これとこれは繋がってるよなって思ってる曲教えて欲しい。なんとなくでもいいからさ。
>>215 >原初の混沌
オーロラの「きみの始まりの日へ帰る日に」なんてもそんなイメージだよね
混沌や無から生まれ、死ぬ(混沌に帰る)
金星は「朝がくる前に消えた星までの地図を」から
生まれる前に亡くなった命や生きている間に評価されなかった偉業なんかを
漠然と思い浮べたけどあとに続かなかったぜ
連レスすまん 単純に「可能性」というのもありかなあ
>>222 繋がってる、というと大体全部繋がっちゃってるんだよな、これがw
あ、
>>159 が面白いかも
>>222 オーロラの「キミの始まりの日へ 帰る日に」
Geminiの「朝が来て明日になり 命の音は止んで
夜が来てまた一人 キミへと解けて生まれる」
あと、繋がりというか庭系というか…
>>74 が言うような庭の解釈だと
庭師KINGとCaravanと石の庭かなw
「キミはいるたった今 宇宙の庭として」
Caravanのこの歌詞は、ずっと謎だったんだけどスっとしたよ。
>>226 SWITCHED-ON LOTUS にも出てくるね
「昇れよ あの天空の 夢に見た 庭へと」
あとはルベドの
荒涼の庭を守る番人、豊穣の庭で眠る農夫 とか
>>227 庭は花園、花にも繋がっていくキーワードだね
>>223 橋大工で「完全なる地図には道が続くキミへと」
「夜明けにはキミが生まれる」「夜通しで橋を架け」
生まれる前に/夢を見ている間にキミの所へって事かも
>>222-228 >>21 の平沢ワードを種類別にすると、何か繋がりが見えてくるかも。
例えば・・・
【乗り物】バス 戦車 駅 列車 地下鉄 メトロ 航路 舟 船 帆 船団 ロケット
【道・通り】道 道端 路上 橋 門 ゲート ドア
【花・植物】花/花々 花(の)園 蓮 ロータス 咲く(き) 園 庭
枯れ 藁 木/木々 草 木漏れ日 並木 豊饒
【人・人物】キミ キミを連れて 娘 子 母 女神 人魚 賢者 老父 長 インディオ
ボク 隣人 民 群衆 群集 姿 二人 踊り手
【言葉】言葉 饒舌 無言 意図 物語(れ) 教え 称え 呼び合う
【場所・場所】塔 島 陸 広場 街 街角 街中 迷路
オフィス 部屋 屋根 牢 彼方 地上 地の果て かの地 桃源
【気象・天候】晴れ 虹 嵐 稲妻 閃光 津波
【空・宇宙】空 風 霧 雲 天 曇天 飛ぶ(び)
虚空 世界 地球 宇宙 銀河 天体 月 星 コロナ
【光・闇】光 朝 夕日 夕闇 夜 月夜 夜明け 夜更け カオス 混沌 奈落 影 電光
【回転・二重】回る 円陣 輪廻 渦巻く 巡る 重ね 二重 二度と 幾重 幾万
ざっとやってみたけど途中で挫折√|О
全てを種類別にするのって結構ムズイ…
お疲れw 分類と連想でそれぞれの言葉に性格付けできてくると面白くなりそう …全然まとまらなさそうだけどw
「地球」って単語使ってる歌がパっと思いつかない。そんなに使われてるかな? むしろ「テラ」のほうがよく聞くような
地球ネコ とか?w …本人は歌ってないけど
「地球」…う〜ん、確かに… 今パッと見たところだと、ソーラー・レイくらい?
SPEED TUBEとk
『ゲート」が出て来たのが割と最近なのでは? ゲート以前、ゲート以後が気になります
Dustoidよ歩行は快適か?のが印象的>ゲート でも、これは隠喩とはちょっと違うからなぁ
平沢的解釈をより完ぺきなものにするためには「イメージ・シンボル辞典」が必要な気がする・・。phantomの方にもこれを使っているような記述が出てきたし。
ああ、それは大前提 ユング心理学やら神話学やら、そういう諸々の 心象イメージ系はある程度おさえとかないとキツい
汲めど尽きせぬ泉、とはまさに平沢のこと 児童文学からマキャベリまでおさえてるのに 自分は読書家だとおもっていたんだが、まだまだだとよく解った
>>216 ,217,223
ネットサーフィンしてたらシャングリ・ラが
「失われた地平線」って小説に出てくる理想郷だってな話に
行き当たってちょっぴりツボ
意外と世間、というか今の世相的なものが強く出てる歌詞もあるよね パレードとか、大詐欺師とか… それが平沢が言うニューウェーブ気質というものなんだろうか
夕闇とか、黄泉とか、夢とか、眠りとか、たそがれ時みたいな、
あっち側の雰囲気を持つものに、印象深い美しい曲が多い。
気が向いたら、恋愛の俗っぽい曲を作ってくれるとうれしいw
>>241 ニューウェーブかどうかわからないけど、世相を皮肉ってみたり
幻想的な曲を作ってみたり、実験的だったりと、その振れ幅の
大きさが、平沢楽曲の魅力につながっているのかもと思った。
>>242 巷で流れている、経験を歌ったような曲には
興味が無いとか言ってたな。
>夕闇とか、黄泉とか、夢とか、眠りとか、 >たそがれ時みたいな、あっち側の雰囲気を持つもの 死の世界だね (神話的な発想で行けばその先には再生がある、だから) それは怖がらなくてもいいんだ、という事なのかもしれない 宮沢賢治の雨ニモマケズでそういう一節があったような 優しいね
…大詐欺師容疑をかけられちゃってる人達も大変だなw
カンケー無いけど、今犬HKでやってる ワンダー×ワンダーが結構面白い 結晶洞窟、結晶の森や結晶のバラetc 巨大結晶がSForファンタジーっぽい。
>206
王道楽土は「王道楽土というものはこういうものだ、という歌」では無く
「王道楽土を希求する歌」と見た方が分かりやすいかと
「王道楽土」というスローガンこそ
>>207 の言う満州国関連のものだけど
「王道」(仁に基づく政治)は「覇道」(武力に基づく借り物の仁政)の
反対語として長い長い歴史を持つ言葉
この「王覇」の区別を付けて「王道」の方が「覇道」より優れている
と言い出した言い出しっぺが古代中国、戦国時代の思想家、孟子
彼のいう「王道」は「先王の道」…中国神話に登場する君主である堯・舜
それに夏の禹王、殷の湯王、周の文王or武王が行った政治の事
「先王の道」という言い方から分かるように、それは孟子が生きた
戦国時代にはそれは既に失われていた、もしくは失われかけていたもの
孟子が生きていた時代の中国の様子は平沢の王道楽土の
歌詞内容に近い有様だったと思うよ
王道楽土というと満洲帝国もだけどクシャナ殿下を思い出すw あれは覇道の方だわな。
>>248 おお、丁寧にありがとう。「王道楽土の希求」と聞いて納得。
「点呼する惑星」では、自然が美しくて癒されたり、世相が乱れて
いたり大変なんだな。この世界と一緒だ。
ルーティンに倦まず、世界を見て、ここでしっかり生きなさい
という応援メッセージを含んだアルバムなんだな〜と、チト感動。
孟子の方は知ってたんだが、満州国のスローガンだったのを
知らなかったので、
>>207 の書き込みにぽかーんとしてしまった。
ゴメンヨ207。
王道楽土は、理想に燃えて、国まで燃やしちまった王、の歌だと解釈。 愚者ではないが、足下見えてない夢見る王様 何がよくなかったのかわからない、だから何度も「何故」を繰り返す
「王道楽土」の「王道」は英語のRoyal Roadの訳語としての王道、儒教の王道とは正反対だ。 との事
死の淵で悟る王───というイメージも個人的にはある>王道楽土 ギルガメシュ王の振る舞いを諌める為に仮初めの命を与えられた土人形エンキドゥ 王とエンキドゥの関係がHoとHue、王とハイムン人&会場組にもシンクロして、ライブの後からシュメール文明関係の文献を読んでる 平沢師匠の歌詞はどんどんイメージが膨らんで、終わりが見えない
>>251 満州国の場合は西洋の「覇道」に対するアジアの「王道」という位置づけだね
…と、見てみるとそれはそれで、これは9.11以後の
世相に嫌気がさしてる平沢らしい微妙な反発の仕方なのかもしれない?
ただし、平沢の「もっとマシな王」は「King」にして「庭師」かつ
トゥジャリットを破壊する存在としてあるわけだけど
インタラのストーリーだと「火」=トゥジャリットの見せる恐怖の幻影か
>>253 どちらかが正解ではなく、日英の意味のズレも含めて考えるべきかと
あの四文字熟語を出しておいて、日本語を母国語にする人達に対して
"Royal Road"の訳語としての意味だけをとれ、とはいくらなんでも乱暴な話
>>255 二重の意味を背負う「王道」をネタに何かをしでかそうと言うものでは無く、歌詞は何も考えずに描かれていることをイメージすると良いんだそうな
構造が単純なだけに仕掛けが見えやすいんだって
>>256 …ああ、情報ソースが何なのかが大体分かった
言っちゃなんだが、フェアな解釈の提示の仕方じゃないな、それは
「どうにかして解読する」というお題から外れてる
そこは、そのお方の言い分から見て「この部分はこう解釈するべきだ」
という「自分の考え」を「自分の言葉」で書いて出してくるべきだ
王道="Royal Road"なら、その意味に沿った解釈を出してきておくれ
>>252 のように あるいは
>>254 のようなイメージを膨らませる手段として
「そこから自分はどう考えたのか」を見せて欲しい
ただの「正解」なんかいらない それじゃ「正解」止まりになってしまう
今監督じゃないけど「誤解・誤用する」事が面白さに繋がる場合だってある
平沢本人の楽器の使い方も、そうでしょう?
>>254 気になってギルガメシュ叙事詩でググってみたら
>数千年前の物語ながらすでに少年ジャンプ的展開を
>極めていることで知られる(嘘)
とか書かれてて吹いたw
この際だから読んでみるよ…
ギルガメシュ叙事詩は世界最古の物語と言われてる それがジャンプ的… 人類は進化していないのかorz 巫女さんが娼婦(聖娼)だったり、ゲームでお馴染みフンババが出てくるSFだと思って読むと楽しめる ギルガメシュ叙事詩の一部のエピソードはキリスト教の聖書に取り込まれてるから比較するのも面白い
進化してないよ〜。 未だに孔子の思想とか通用しちゃうんだものw んでもって、人類が進化しているのなら戦争なんかおきようがない。 「トゥジャリット」は、信じ込まされて動かしようがないと 思いこまされている「常識」と、ますます強く思った。 「だれか壊してくれないか?」って言ってたよね。 なにかの予兆かもしれないと、ワクワクする。
261 :
247 :2009/04/23(木) 21:03:58
>>261 これ見たら目ぇ覚めるよなあw
こっちはこっちでシスティナ礼拝堂と呼ばれちゃってるし
思わずあの結晶とSP-2の取り合わせを想像してみたりする
水の中、半分位結晶化した姿で歌うセイレーン/マーメイド
>237 の書物によると west 西方(まんまっだった) 日没完結暗黒死を表す。 エジプトでは西方の人とは死者の事 キリスト教では西方を向くことは現世放棄 欲望を表す 秋 文学(ブレーク) 物質主義というつめたい海に閉ざされている肉体 約束の地アメリカ 西方の自由とは死後 ・・・なんか危ない歌に思えてきた・・・
持ってるのか、その本を〜?! 大体の意味合いは予想通りだったけど 文学(ブレーク)?もしかしてウィリアム・ブレイクの事?
うん、たしかそう。ウィリアム・ブレイク。 持ってたけど捨ててもーたイメージシンボル辞典。また買おうかな。 現世放棄は、過去に意識が向いていること、ということだし、 (あの日あの時あの場所でキミに出会わなかったら…というのと同じ) 西方の自由が死後、というのは仏教の思想にもあるし。 別に危なくないのでは?
地球ネコも「あかいゆうひのみちをおいかけて」だもんね しかしウィリアム・ブレイク登場にはオラちょっと喜んじゃったぞ ある意味、スゴく納得
あった、あった「炎のランナー」のエルサレム
(映画自体の音楽担当は「ブレードランナー」もやってるヴァンゲリス)
あれはプロムスの締めに歌われるのがやっぱりイイな
思わずほんのちょっとだけイギリス人になりたくなる
http://www.youtube.com/watch?v=UQ0oCmDXrVk ブレイク関係の音楽だとEL&P以外にもタンジェリン・ドリームがいるね
アルバム「タイガー」はまんまブレイクネタだとか
…そうやってまた太陽系亞種音が遠ざかっていく…
今、GNショップ眺めてたんだけど
白虎野の時のアロマオイル、面白い名前だったんだなぁ
「西方の声」「賢者の同意」「選択の意思」
それぞれリラックス、宥め、高揚の香り
リラックス…
>>263 …平沢的にはそういうもんって事なんだろうか
>>265 >イメージシンボル辞典
それをすてるだなんてとんでもない!
>>269 アロマオイルの名前まで平沢ワードw
人に何のアロマ使ってるのか聞かれたら…
ちょっと言いにくいかもしれん
ん〜
>>245 のナーシサス次元から来た人の話
確かに「復讐の女神」ネメシスはその通りなんだけど
ネメシス自体が結構ややこしい女神様な事は、知ってるんだろうか…
こっちは匿名だから突っ込まれてもそんなにダメージは受けないけど
一応HN出して書いてる人に思い切り指摘しに行くのは、ちょっと気が引ける
BLUELIMBOって、青い煉獄、でいいのかな? ここにも西の果ての国イメージ。
ん〜、煉獄は"purgatorium"だね "limbo"は辺獄、辺土 LIMBO=地獄の縁、忘却の彼方、不確実な状態、刑務所 イメージ自体は確かに西方とダブる雰囲気 一方でBLUE/青(緑)は陰陽五行だと「東」なので逆方向 珍しくネガティブな意味合いなのはそういったイメージが 少し分裂気味なせいか…なんてな、流石にこじつけだぁw でも、次のアルバムが「白虎(西)」野な事を思うと、ちょっと面白いね
ガガーリンがどうしたって?
おっさんとそう身長変わらない 神様が見えたり見えなかったりした人の事か〜ッ という、PV見たまんまなお話
>>273 ブルーは五行より「憂鬱」の意味だと思いました。
でも次が白虎野って繋がりで考えるのも面白いですね。
平沢の青、ブループリント(田中曲だけど)から変わってない雰囲気 青ざめてる、もしくは人工的なメタルブルー、サファイヤブルー 「目を閉じては見えるよ正気の地図には青く」普通の青は記憶の中だけ
歌詞じゃないけど、エナジーワークスの時にソーラーパネルを 「サファイアブルーに光る半陰陽の巫女たち」って呼んでたっけ やっぱそういう生業の人は上手い事言うのも一味違うな、と
陰極と陽極からの連想なのかね>半陰陽
>>277 メタルブルーといえばTOWN-0 PHASE-5
そういやKBで、平沢が何か言ってたような気がしたんで探してみた。
― タイトルはどう言う意味なのか?の質問に
(平沢)“タウン・0”というのは街の名前です。
“フェイズ・ファイブ”というのは・・・・たとえば、
その街にサラリーマンが歩いていたとします。彼は営業マンです。
これが PHASE-1。
しかし、彼は営業マンという社会的なキャラクターを背負いながら
家族を愛し、週末にはゴルフの素振りだけをやるという面も持っています。
これが PHASE-2。
で、3と4を飛ばしまして(笑)、彼は街を歩いている時に、ふと車の警笛を聴きました。
それを「警笛だな」と処理したのはPHASE-1ですね。ところがそれを、
「これは昔、聴いたことがある音だ。その時には月が出ていたかもしれない。
月と言えば魔術的だなぁ。この感覚はかつて経験したかもしれないけど、なんだろう?」
と感じる。これがPHASE-5です(笑)
PHASE-1からPHASE-5までを総合したものを、平沢は“現実”と呼びます。
…なんつーか、言ってることがよく解るような解らんよーな
TOWN-0 PHASE-5の歌詞の意味も、なるほど!・・・あ、あれ?(゚д゚)ウボァー
282 :
Track No.774 :2009/04/28(火) 04:13:45
TOWN-0 PHASE-5の 路上の人 ディナーはお済みか? 天使をまた 飢餓にさらして これってホームレスの事? 今敏監督の「東京ゴッドファーザーズ」と かぶるんだが、思い過ごしか?
どうだろうねぇ。 俺は「路上の人」ってのは街を行き交う世の中の人たち全てって 受け取ってたけど。
豚インフルエンザのニュースでPHASEが取り上げられてた PHASEって段階って意味だったのか・・・ 真っ先に脳内でTOWN-0 PHASE-5が流れた . ε ⌒ヘ⌒ヽフ ( ( ・ω・) ♪行こうスレ違おう「愛はいかが?」 ノ,ノーノ_ノ-ノノ
>>280 ピタゴラスイッチで流れてる歌「僕のお父さん」
これ聞いてみて
一発で平沢が何言ってるかわかるよ
>>283 自分もそんな感じだな。
天使をまた 飢餓にさらして
というのは、世の中には一日の食事もままならずに
飢えてる人がいる一方で、日本みたいに飽食に溢れてて…
と受け取っている。
この世の人 気は確かか 賢者がまた 飛び降りてる との対句でもあるだろうしね 賢者&天使で組み合わせると そこだけエラく浮世離れしてるなあ
ひらさわ ひらさわ ひらさわすすむ たいへ いくと かんこうきゃく しごとを するとき あーてぃすと さいぜりあ はいると おきゃくさん ひらさわ ひらさわ ひらさわすすむ
おいしゃにいくと かんじゃさん りんぼにのると ばいころじすと ひらさわ ひらさわ ひらさわすすむ がっこういけば しんせのせんせい ばすのえきでは ふきやをふいて ひらさわ ひらさわ うちにかえると… ねこの ごしゅじん
ふとDimensionsなる数学教材な動画を見ていたら ジュリア集合(フラクタルの一種)の話にウサギが出てきてビビった ヴァーチュアルな月にいるだけじゃなかったんだな…
さあ異臭を放ち来る キミの影を食い 恐怖のパレードが来る キミの名の下に さあ地を埋め尽くすほど キミの影が産む 狂気のパレードが来る キミの名の下に 「パレード」ってナニを意味してるんだろ
ピノキオの人形芝居への誘い 本(知識)を売り払って遊んでると、しまいにゃロバにされるぞ、と
公式に配信されてるものでもないものを持ち込まないで欲しい
それはどっちかというと夢の島思念公園っぽいイメージ ケムトレイル的な意味で
300 :
Track No.774 :2009/05/01(金) 09:14:00
平沢関連動画多いな 平沢見てると日本語ってこんな使い道あったんだって思う
独特ではあるな 日本語使って曲芸やってる人間は平沢だけではないけど 曲も作る演奏もするついでに歌うとなると 似たような人はそうそう見つからない
パレードの曲が終わる所 歌詞には載ってないけど、なんて言ってるの? 〜なんたらかんたら「暴れる」 だけは聞き取れた 平沢の事だから、何か意味あり気なこと言ってそうだが…
>>302 フェードアウトする所は MONSTER A GO GO(P-MODEL) だったりする。
リアルタイム組以外には三界の人体地図DVDと 亞種音BOXでしか聴けないやつなw Astro-Ho!といい、マニアックなものを時々しれっと復活させるから困る
>>303 サンクス!
まさかMONSTER A GO GOとは…意外
なんつーか不意打ち食らった感じだ
>>301 そんでもって演奏する楽器も自分で作っちゃうしな
勿論回路から組んでどうこう、とかの大掛かりなものではないけどもw いじるのはソフトウェアとかプログラム系と見た目w みたいだね そのせいかアーティストだけどエンジニアやデザイナー的なイメージも強い 段取り付けて一個一個組み上げて行く感じ 歌詞がパズルみたいに出来上がってるのも分かる気がする
インタラではASTRO-HOをやってくれると信じてたのに・・・、信じてたのに・・・!! あのギターソロを生で見たいよ、兄さん・・・
309 :
Track No.774 :2009/05/04(月) 17:25:39
誰か 「また嵐が来ると塔のメガホンが叫ぶ・・・」 の奴の歌詞を教えては貰えないだろうか?
>>309 探せばどこかにあるんじゃないか? 当然著作権云々に引っかかるだろうが。
というか買うといいよ。点呼は最近のアルバムだし、注文出せば一般ショップでも、
大手なら待たずに買えると思う。
>>308 プラネットイーグル、点呼曲の間に入っても違和感無い筈だ…!
と思ってたら、逆に既存曲はキッパリ性格の違う曲ばっかりだった
そりゃそうだよなあ
「On Line Malaysia」の歌詞が緊迫感に満ちていて好きだ。 サビにアンダマン(諸島)という名詞もあるし、「かの地まで 今すぐに 今すぐに届けよ」 というところで、最近ハマった自分としては初めて聴いたときにスマトラ地震を連想したのだ が、初出はそれよりもっと前だった。 …ウィキペデイアくらいじゃあ歴史辿れないよなぁ。何か背景みたいなのがあるのかしら。 ところでこの歌に出て来る「キミ」の守られ方とか、平沢の歌に出てくる「キミ」は とても大切な存在として描かれている気がするよ。 そこら辺にある歌よりも、とても「ラブソング」に聴こえることがある。
>>312 平沢はよく歌詞にキミを使うけど
何故「君」や「きみ」ではなく、カタカナの「キミ」なんだ?
ウィキペディアにも書いてあったが
何か強いこだわりでもあるんだろーか?
>>309 キー!
ヒュー!
ザー!
ゴー!
ギー!
シュー!
♪≡≡♯≡≡≡♪♪≡♭≡≡≡♪♪≡♪≡≡♯≡≡
>>314 おまい、親切すぎるぜ。甘やかしたらいかんだろ。w
まったくだw
>>312 アンダマン海で"on demand"(注文入り次第発送致します)
前の曲が「サイレン」だからか緊迫感あるよね
>>313 カタカナだと外来語っぽい異質な感じになる気はする
「自分と違う誰か(何か)」であって具体的な誰かではない印象
時によって意味合いにはいろいろ揺らぎはあると思うけど
あまり手を伸ばせば捕まえられるって感じじゃない雰囲気
そもそもキミの初出っていつなんだ IN A MODEL ROOMの頃から?
ランドセル持ってるから見てみたけど あんた、アンタ、キミ、があるね
>>316 ああ、なるほど
何となく頭で思ってても、上手く言葉に出来ないことを
言ってくれたキミにありがとう
ルームランナーの歌い出しが、「キミはスーパーマン」 なんだけど、作詞作曲が田中さん。 でも、納得できない曲は歌わないだろうから、これが最初でいいと思う。
た、田中さーん…
>>318 でもあるし、そのまま定着ってわけじゃないだろうけど
そんな所でそんな微妙な事もしてたのかぁ
別に微妙ではないと思うけど? 初期のあんた、ってのは色気があってまた良い
323 :
Track No.774 :2009/05/06(水) 18:21:14
UNDOをどうぞ、ずっと運動(ウンドー)だと思ってたw 理論空軍聞いてやっと気付いた
ワロタ
>>323 運動じゃなかったのか…今知った。
というか、マジで「UNDOをどうぞ」の意味が分らない。
どういった解釈をすればいいのかさっぱり。
人を殺してしまって、その肉を食べたって事の歌なの?
Amigaボイスでちゃんと「アンドゥー」言うてるのに… PC使ってても最近は日本語で「取り消し」だから気付かないのかな 消去(早送り?)部分はどう聴いても人肉食ネタだけど 語りとUndoを何度も繰り返させる意図をどう考えるかは人によって違いそう ・何度でもやり直しができるから大丈夫 ・辛い記憶はその都度自動的に消去 ・どうやっても抜け出せない悪夢みたいな体験の螺旋階段 自分は一番下派 でも、それもちょっと怖すぎる気もしないではない
初めて聞いたときこのオッサンは何て恐ろしい曲を作るんだと感じた
undoが取り消しってことはわかるけど リードゥとキャンドゥが分かりません。誰か教えて
REDOはUNDOをさらに取り消す=やり直し CAN DOはそのままの意味じゃね
アンドゥとリドゥは常識かと思ってたがな
ネットサーフィンする分には全部日本語で済んでしまうからね
それじゃネットの価値も大分目減りしてる気もするけど
一応世界中と繋がってるんだけどなあ
Can Do = できるんだぜ、みたいな
>>318 とすると、ヒラサワ歌詞の二人称は「アンタ」か「キミ」くらい?
点呼インタラのテキストは全部ちょっとつっけんどんな「あんた」だっけ
…あれを「キミ」に置き換えると、すごくフレンドリーな雰囲気に
バッドエンドでも、ちょっと置き去りにしにくい
>>21 の、は行に「ボク」ってあるけど
どの曲の歌詞?
物凄い勢いで誰かが質問に答えるスレ(平沢限定)だな、ここは 24時間以内に、なにげに精度高いレス付いてるし ここの住人は、おっさんの無料配信なみに太っ腹だね、知識の出し惜しみなし
そういう主旨ですから
訊かれたところで改めてきっちり考え出す部分もあるので
単に太っ腹ってわけでもなかったりする
>>333 パッと見たとこ、他にもオハヨウ、BOATもそう
ミサイルもいまわし電話も「ボク」 初期P曲には多そう
>>334 >>336 どうも有り難う
「ボク」がこんなにあるとは思わなかったよ
Pの曲に多いね。逆にソロは皆無か?
>>335 ここの住人のおかげで
手に終えなかった歌詞が解読できてスッキリしたり
新たな発見があったりと、ホント感謝している
ざっと見てみたが、P全般〜初期ソロでの一人称は
「ボク(僕)」と「ワタシ(私)」の2つか
>>334 >>336 以外の「ボク」の例
…different≠another、ポプリ、CRUEL SEA、BOGY、はじまりの日
「ワタシ」の例
…I AM ONLY YOUR MODEL、Parspective II、CALL UP HERE、
LOOPING OPPOSITION、QUIT、夢みる機械、ロシアントビスコープ
ソロにおいてはAURORA以降になるとそもそも一人称が出てくることがない
変則的に「我」なんてのはあるが
歌詞じゃないが、亞種音版の田井中貞利伝説で 「だぜ、俺」の部分がカットされてたのには禿ワロタ 普段の一人称は俺だったのかね…つかそこまでせんでもw
340 :
Track No.774 :2009/05/07(木) 17:24:21
なに?一人称禁止なの?
>>327 わざわざ答えてくれたのに亀レスすまん。
あれから「UNDOをどうぞ」を聞いてみた。
自分の場合は、真ん中と一番下の両方をミックスさせたような感じで
今まで普通に聞けてたのに、何か急に怖くなってしまった…
UNDOをどうぞは次はだんだん歌詞(?)が気にならなくなって
音だけを波にゆったり揺られてる感じで聴けるようになる…かもしれない
夢の島思念公園もだけど、メロディー「だけ」は癒し系
>>338 初期Pの頃のボクはおおむね駄々っ子だな
段々角が取れて来てる感じw
ハートフル系の歌詞は、ロマンティシズムを演出。 それ以外の歌詞は、武装しているイメージ。 演出してくれるのもいいけど、素で「はいどうぞ」と出してもらって ファンがどうしたらいいのか解らずにうろたえるような、度肝抜くような歌でも いいんだけどなあ、と。 師匠は照れを隠すね。
素を出さないのが芸風なんだから仕方ない
>>343 「LOVE SONGでもくらえ」ですね分かります
照れというか、あまり素直な普通の表現をしてくれない そこでどうして火をつける話になるんだ!みたいな ソロ曲だと歌の中に複数のキャラクターが入り混じってくると もう何が何だか Σ星のシダとか未だにいまいちスッキリできない 1:ナレーション役の人がいて 2:ガラクタ届けにくる人がいて 3:Σ星の囁きが聴こえる 合計3人でいいんだろうか? ガラクタの人もΣ星の声も同じに聴こえるけど 言ってる事は真逆っぽい…ような気がする…?
Σ星もヒラサワの分岐のひとつなんじゃね
Σ星の声が聞こえる、行かなくちゃ帰らなくちゃ、って第一印象だった 肝心の星は、一種類のシダだけが生い茂り、それも枯れかけているという荒涼とした風景 で、ガラクタってなんだろ? 物の価値なんて人によるしな、平沢だって、私の教祖様って崇める奴、厨クセェって 切り捨てる奴両方いる
IN A MODEL ROOM聴いてるんだけど MOMO色トリックって、血なまぐさいニュースとかから目をそらすな、って意味かな その分どこかで血が流れてるさ、ってのが唯一マジなメッセージ? あとアートブラインドって曲はどう解釈したらいいんだろう?
いいから早くSignを日本語訳、いやこの際何語でもいい 既存の言語で翻訳してくれ
平沢側に何か伝えようって気の無いところを つっついたって何か出てくるわけが無いからヤダ
>>350 MOMO色トリックは捻くれてはいるけど、割と全部マジな印象
言葉遣いこそ違えど、夢の島思念公園に似てるタイプな気がする
ピンク=「木漏れ日の芝」「人気の通り」
血の色=「キノコの雲」「炎の雨」にそれぞれ変換可能な感じで
で、夢の島の方で語り合ってる相手が、本当は全然分かってない
お嬢さんとかアートマニアとかアホのリノとかゆーじサンとかで
結果は勿論、問答無用で全部台無しだバーロー、みたいな
アートブラインドは…ブラインド=おとり、ごまかし、口実、隠れみの
軍事用語だと無差別爆撃や不発弾、煙幕 何故か他にも飲み会の意味まであるw
世の中のアートをただの目くらまし呼ばわりしてるのかもしれないし
逆にP-model自体がアートを口実にやりたい放題なんだぜ、って話かもしれない
アート=MOMO色トリックの「ピンク」って見方もできなくもないような
>>350 「美術館で会った人だろ」の英訳タイトルが“ART MANIA”
あとは連想しろ
苑のWORDSでブリュムケールを読んだけど凄く面白いな あれと星の王子様でPERSPECTIVEあたりの意味が読み解ける気がする
350です。 夢の島はあんまり聴かないし歌詞も読み込んでないから良く解らないなぁ MOMO色は歌い方と「ももももも」の所為でパッと見イロモノな印象だけど 歌詞はシビアだと今頃気付いた訳です アートマニア・・・アートブラインド??
「MOMO色トリック」って、ポップな曲調にかなり毒やら挑戦的な 内容を仕込んだ歌詞を乗せてるよね。 で、「ピンクは血の色」→文字通り腑かっさばくように 内なるパトスを発露しろ、という意味だと思ってた。 まあ、特殊な経験が生ませた歌だとも想像するのですが…
あの 経験 はトラウマになるよね…(-д-;)
トラウマにしては楽しそうに語ってたわけだが・・・
360 :
358 :2009/05/10(日) 13:21:37
言葉が足りなかった。 フツーのお子様 なら(子供に限らんが)ねw
普通というのなら、人間の中身が臓物であるという事こそ普通のこと
ただ、現在ではそれは社会的に「見ちゃダメ」とされる部分であって
大概の人もその「見ちゃダメ」方向に慣らされてるから
いざ目に入ってしまうとビックリして見ないフリをしてしまう
それが今の「普通」みたいだけど、それってどうなのよ、的な
臭いものに蓋をしたら無くなるとでも思ってんのかよ、的な
>>356 一度、Wikipediaの「ポップアート」ページを見てくる事をお勧めする
「一体何が今日の家庭をこれほどに変え、魅力あるものにしているのか」で
ググってみるのもいいかもしれない
曰く「ポップ(大衆文化)」=「「通俗的、一過性、消耗品、安価、
大量、若々しい、しゃれた、セクシー、見掛け倒し、魅力的、大企業」
「見掛け倒し」に「ブラインド」が隠れてる 見つけられた?
「大量生産される工業製品」狙いだったP-modelの命名由来は明らかにこの辺
後の「音楽産業廃棄物」もコレがベースに無いと出てこない発想
そういうテクノ「ポップ」ってこと
>>361 Pは「若いな、とんがってるな、反発してるな、テラウフフ」的で、
解りやすく圭角たっぷりの師匠が堪能できるから楽しい。
まあ、これは聞き手側がある程度歳がいってからの楽しみ方には
なるんで、当時ターゲットにした(ファンになった)年齢層は
意図したとおりの受け取り方しただろうね。
今は…あれか、そういうものがさすがに表だっては出てこなくて、
隠されて美しくなった分だけ、触ると腫れるとか、毒に侵される
とかそんな感じかなw
当時は本人達である程度方向性は決めてたにしろ
全く手探りだったわけで、売れるかどうか、売れてもファンに
どれだけ分かってもらえるかどうかも分からなかっただろうし
必死だっただろうしなぁ(というか今も必死だな、Phantom Notes…)
そんないっぱいいっぱいな必死さも今から見るとまた微笑ましいところ
…しかし、それはそれでしてやったりにしても明星に載ってたとかw
現在は「Myojo」
http://myojo.shueisha.co.jp/index02.html アイドルからの緊急メッセージとかー ECOメッセージとかー
平沢もさー、そういう話をしない訳じゃないけどさー 中身が(ry
>自分達を取り巻く大量生産・大量消費社会の風景を、 >山や海や農村にかわる新しい「風景」ととらえ フェイイェイ派 雑誌のみーずはあーまーいーと ウーワーサーの♪
365 :
Track No.774 :2009/05/11(月) 23:20:24
UNDOをどうぞ、その肉をキュルルっちまった ってのは仕様?それともなにかの規制?
あれは意図した演出だろうと思う
どうしても出したければ「キ印」とか「支う」とか
どう見ても無理矢理な形にしてでも出してくるだろうし
>>355 見た 面白かった
…星の王子様って必須だろうか
どうも苦手意識があって手が出ないのだけど
あった方が良いなら新訳もので物色してみようかと…
>その肉をキュルルっちまった ワロタw
>>366 パースはジャケットの絵からして星の王子様そのものだから
とりあえず最初の数ページ立ち読みしてみて損はないと思う
狙撃手の「ヒューと逃げる演技」のとこが何にどうかかるのか難しい。 ついでに「赤いスーツ」と「黄色いスーツ」とを分けたのも何故?
最初は赤い狙撃手というタイトルのつもりだったけど それだと赤が持つ共産的イメージが出ちゃうから 黄色も混ぜてイメージを打ち消した、とかなんとか
>>368 良し じゃあちょっと大きめの本屋行ってくる!
>>369 その「ヒュー」の辺りは
上の行が狙撃手側で下の行が標的側っぽいような
いや、あまりどっちがどっちかをはっきりさせてない感じ
「狙撃手がいる事に気付いてる状態そのもの」を
あんなもんでっちあげじゃねえか、と開き直って外から見てる気分もありそう
でも実際は中に半分足突っ込んだままでジタバタしてるっぽい
350がMOMO色トリックの話を引っぱりますよ
仕事中ふと思ったけど、逆の意味じゃないかと
メディアによって血の色が綺麗なピンクに目くらましされてるから
そのピンクは本当は血の色なんだぞと
そこに気付くことから始めてみようじゃないかと
そうすると凄くすんなり意味が通る気がする
いや、
>>361 の言葉を思い出しててそう感じたから
361もそういう解釈で言ってるのかもしれないけど
それでいいと思うよ
それに加えて IN A MODEL ROOM には
初回限定でピンク盤がリリースされてたこと
http://www.pinkytrick.com/p/disco_top.htm それにキーボードやシンセの色も黄色やピンク(田中さんの功績)
衣装もそういう色合いだったこと等を踏まえておくと
あともう一捻りある事が分かる筈
P-MODEL自体がはじめはピンク色 勿論、わざとそう狙ってのピンク
P-MODELもピンクの下にいろんなものを隠してたって訳か ポプリで、そのピンクを脱ぎ捨てたと
そういうブラインドでもあったわけだ こちらも勿論美術館的な、ある意味盲目状態の意味ともダブって…あれ? もしかして、今で言うブログとかBBS炎上って いや、全部が全部そうではなかろうけれども 平沢と仲良くしたい系の人大杉とか ちらっと思ったような
ほんとだ それのつもりだったのに間違えたw フォローありがとう
星の王子様読んだ〜 フリップ&イーノのイヴニングスター/星の王子様な 組合わせの意味をようやく納得 あのジャケの板に描かれた変なの うわばみ/山の形だったのかー
>>370 レスありがとうござい。
へ〜赤ってのをタイトルにまで入れようとしてたのかぁ。
しかしそんな大事なイメージを黄色で消してよかったのだろうか?w
>>371 言われてみるとそんな風にもとれますね。
まぁ「広告の影」とか「見渡す限り真実の墓地」とか「DDT」とか
その塊だけで意味を持ってる文が多いので内容はわかりやすい方ですよね。
ぶっちゃけ「ヒュー」のとこは捨ておいても意味はわかりますし。
あと読んでるうちにDDT! DDT!の!が凄く上手いなぁと思えてきた。
ビックリマークあるのと無いのとじゃ騙すテンションが違う。
祖国を知らない女の子が酷い事をされましたとTVで喋る映像が見える('A`)
>>379 ごめん言葉が足らんかったね。
大事なイメージじゃなくて不要だったんだよ。
ただ単に派手なスーツのスナイパーを出したかったけど
「赤」だと共産主義のイメージカラーに繋がっちゃうから
そんなイメージは要らないので黄色も出したと。
スナイパーが体制側かテロリストかで意味違ってくるよな、この曲 私は体制側だと取ったんだけど、派手なスーツは市民への示威で、 逃げる振りはするけど必要はない、だって正義の味方だもの 行き交う人は見えても見ない事にするいないことにする かくして合法かつおおっぴらかつ秘密裏に事は成る 顔の見えないシステマティックな暴力「BigBrother」と続いてる気がする
別の言い方をすると ギンギンギラギラにド派手な「恒常的な恐怖」の宣伝マン=狙撃手 皆が崇めるTV様の長い手の指先 DDTの形でFREEであり、アイヤイ(ryであるものをバラまくサンドイッチマン そんで、そんな宣伝と広告のパレードをやってくださるTV様の さらにその奥に控えている全ての黒幕が大詐欺師、とかそんな感じもする
>>380 なるほど、派手ならなんでもよかったのかw
わざわざタイトルに入れようと思う位だからもっと深い意味があるのかと
勘ぐってしまった。
>>381 自分も体制側と取ってます。
というかテロリストというのは考えた事なかった。
DDT=事実を隠蔽するための囮工作っていう所で政府かなと単純に。
まぁ自分の中で意味づけられてない言葉が多すぎてなんとも言えない
状態なんですけどね、やっぱり最初のヒューのとこはわからないし。
しかしこの曲ブルーリンボの中では一番音楽的に好きなんだけど
歌詞を考えるとただ単に楽しめない所がムズかゆい。
全然解釈とは違うけど「DDT! DDT!」に続いて 楽器音が派手にどっかんどっかん鳴り出すのって 歌舞伎や昔の漫画のお化けが出て来るときのSE 「ヒュ〜〜〜〜〜〜ドロドロドロドロ」みたいな感じ と勝手に思ってみる
今まで平沢の歌詞は深く考えないようにしてきた。
いや実際考えても収集つかなくなるわ、頭痛くなるわで…
人に「平沢の曲(歌詞)ってどういう意味?」と聞かれても
>>1 みたく「この人の曲は頭で考えたら駄目なんだよ。心で感じるんだってば!」
なんて言ってかわし続けてた。
でも本当は歌詞の意味が知りたくて仕方なかったw
ここの住人は、ずっと歌詞の意味と向き合ってきたのかな?
何かレスを読むとそんな感じがしたもんで。
収集つかない頭痛いを楽しむスレだと思ってる 手探りの何ともいえん感じがたまらんという変態揃いの住人達だともw すんなり言葉にできる曲はレスしてるし、できないのは質問してる あんまり本気で向き合うと、アッチ側に落っこちるから解釈できないのは流して聞いてる
発売当時のインタビューとかをあたると背景を噛み砕いて解説してくれてるけど そういうのって時間が経つと読めなくなるもんな でも探してみると深く理解できるよ、 オッサンは訳の分からない言葉を並べてるんじゃないってつくづく思った
手探り感が楽しいのはあるなぁ あっさり足をすくわれそうなところw もあるけどそれはそれでおk おっさん本人がなんとなくでやってるわけじゃないので 色々仕込んであるネタが(今更ながら)見つかるとオモシロ
389 :
Track No.774 :2009/05/15(金) 16:48:25
なんで平沢って俺たちの教祖であり師匠なんて呼ばれてるのに、一方で呼び捨てにしたりあげくオッサンなんて呼んだりできるんだろうな
だって完璧な人間じゃないのはハッキリ分かってるから 本人もそう言ってるし、実際に結構アホな事もやってるし 失敗したところも「やっちゃった〜」とかって出して見せてくるし 教祖様とかみたいな神秘のパワーじゃなくて人間の底力 オリンピックの金メダル穫るような人でもただの人間なのと一緒 こういうジャンルだと分かりやすい順位がつけられないから見つけにくくて 年月に洗われた後でもまだ光ってるのが凄い、になりがち インターネットがあって良かった 手遅れにならないうちに見つけられた
手探り…確かにw
どうにかこうにか手探りで辿り着いて
自分の中で納得できた瞬間がなんともいえん
にしても今まで、こういったスレがなかったのが不思議だ
>>389 平沢ほど頑固で偏屈で変態で
屈折してて基地外じみてて
カコイイ!おっさんはいない
うん、おっさん屈折してるよなー そのくせ妙に真面目というか真摯なとこあるし… ヒラサワ像頑張って保とうとしてるし…
あんまりまっすぐ過ぎるから曲がって見えるのだよきっと 普通の人は適当に回りに合わせて収まってられるし ものの見方もそれに合わせられるけど、おっさんはそれが出来ない人だから 舞台上ではとりあえず頑張って仕込んだ分を なんとしてでも完走させてかなきゃならないわけだから必死w 観客側も笑って見てはいるけど結構必死w 宅オはもっと必死w なんであんなにあっちもこっちもギリギリなのw
どっかでは屈折してないと、良い曲って作れない気がするな。 しかし何だかんだといって、オッサンのソロ曲の歌詞って、初期の頃は結構 素直というか、うすら怖いのもあるけど「情景」を描いているんだね。 そういう意味では解りやすいな。勿論言葉ひとつひとつを奥まで探るのもいい だろうけど、「そこに在る情景」を思い浮かべるのも楽しい。 「太陽の木」とか、詩の意味を考える前にリアルに光景が浮かんできて鳥肌 が立った。
音が、エコーの掛け方もパーカッションもカラッカラに虚ろな感じ 初期は一曲ずつが割とバラバラだからか少し楽に聴けるね Sim City以降のみっちりした感じも好きだけど それ以前のあの少し隙を残した感じも好きだ
確かに初期の方がおっさんの歌詞は含みがなくてよかった。 今は寓意とか皮肉とセットだからなー。 点呼はちょっと戻って来た感じでよかった。 人体夜行とか単純な情景の歌として聴いてもすごくいいと思う。
前二つも番外編もかなり重かったからな〜w ちょっと胃もたれしてきてるところにあの点呼のノリは嬉しい 10年後くらいに聴いてみると、またそれぞれ違う感想になるのだろうな
久し振りに救済聴いたんだけど今更ながらMOON TIMEの歌詞すごいね。 広場で花のように「今日」が生まれるとか、凡人の自分には脳のどこを捻り出しても思い付かない情景。 それでいて聴いてると何となく想像できそうなところが憎い。 おっさん、普通の人には見えない景色が見えてんのかとか思うわ。
地球はアンチビストロンで一杯、点呼はツンデレ、Σは電波、BLUELIMBOはアレだし万象の奇夜はあやしい儀式 この世に普通の星ってないのかしら?
訓戒の花園とかそんなようなのはどこかにあるらしいけどねえ
点呼……… ツンデレだっけ?
>>399 です
点呼ツンデレは、インタラで思った
心の奥底で見たがってる物(恐怖映像含む)出してくるし、振り向けばハイムン人w、
意外とサービスいいよね、アンタが気に入るかどうかわかんないわよ!ってなもんで
…そういうもんだっけ、あれ 振り向くとそこにいるのは一応「地球人」だったような ハイムン人はヒラサワが呼んで来てネット上で動いてる連中 あれを点呼する惑星そのものの要素と見て 良いものかどうかは微妙な気が
地球人だな。そいでもって記憶見せたのは、惑星じゃなくH>だな。
トゥジャリットが見せる幻影も、下手人は幼児Loniaだし
>>398 あー分る
歌詞を読んでもなんじゃこりゃ!?…なのに
聴くとぼわっとイメージが浮かんでくるんだよな
救済の技法は、あの世とこの世
もしくはその境界線の歌詞が多い気がするんだが…
気のせいか!?
ソロのは大概がそんなもののような気がする P-MODELのはまたちょっと違って テクノロジーと人間(と社会)の関わり方が 柱になってそうな感じ
庭師king 初めて聴いたときのイメージでは、曲中の「一振りは雨」とか「たんと吹け風よ」などの言葉から 雨・風などの自然気象こそ最高の庭師=庭師の王様かと思った。 日本式に考えればそういった自然現象も神様であり、 いろいろひっくるめた大きな存在が地球を回し、手入れする庭師なのではないか。 ありがちかな?
平沢歌詞で使われてる仏教用語の「自在」とかも思い出すな (「自由自在」ではなく「自在」なのがツボ) そんな「自在」を英語では "Universal" という事を 最近知って何故かちょっと感動
英語と言えば、師匠の師匠なフリップ翁の日記の記事の問答 Q. Overall have you enjoyed your life and musiKiNg? A. Err, dunno. の musiKiNg を一瞬ムシキングかと思ってしまった自分 そのキングじゃないっつーの
>>408 最初の方にも色んな解釈が出てたから
読んでみるといいよ。
412 :
Track No.774 :2009/05/20(水) 13:17:51
>>410 やっぱりロバートフリップも聴いといたほうがいいんかね?
>>412 プログレ好きなら聞くだけ聞いてみればいいんじゃない。
アルバム買うならレッドを聞いてほしい。
とりあえず耳に入れるならちょっと前に出た
The Condensed 21st Century Guide to King Crimson: 1969-2003で良いと思う。
内容は2枚組のオイシイとこどりって感じ、まぁファンの「あれが入ってねーぞ」
なんて声も聞こえるがなんせ総曲数多いからそこはしょうがないw
スレチなんでこのへんで。
>>412 聴いてみると色々面白い発見もあるっちゃあるよ
普段の重たい豪腕っぷりの一方にある、情に走り過ぎないリリカルさ
穏やかな時もあくまで理知的で、だらしなくならないところ
平沢の言う「キングクリムゾンの叙情」がきっとあの辺の感じなんだろう
415 :
Track No.774 :2009/05/20(水) 18:36:59
ありがとう。とりあえずレンタルいってみるわ
416 :
Track No.774 :2009/05/20(水) 21:44:50
やっぱレンタルにはないわw買ってみます
wwwww 後は土地によっては図書館という手もあるけどなw こっちの地元では五大プログレの代表作やライヒ等のミニマム系を はじめとした現代音楽、民族音楽的なところではガムランやヨーデル さらには昭和歌謡もの等々 結構平沢に繋がってきそうなブツが潜んでた それなりの図書館が近所にあるなら、一度当たってみる価値はアリかと
それなりの大きいレンタルに行けばあると思うんだけどなあ。 新しいアーティストのCDはまずレンタルしたほうが経済的に良い。
平沢モノもカセットブックSCUBAくらい図書館に収蔵して欲しい 体裁も一応カセット付きの本ってことになってるんだしさあ なしてCD化の時にブックレットもつけておくれでなかったかな …権利の方か予算の方かで、そう簡単にはいかないものなのかな…
関西で最大級のTSUTAYAだったんだがw ちなみに平沢はあるていど揃ってる
あまり回転率の良いものと思えないのは確かだけども…w
図書館のサイトで「平沢進」と検索すると「テレビ受像機の基礎」なんて いう本を紹介されるw 同姓同名でそんなに有名じゃない側の人って可哀想だと思う、キムタクとかw
パソコン入門的な本の平沢進さんもあったなあ 機種がAMIGAじゃ無かったんで一発で別人だと分かったけど
オレの居住区の図書館はオーロラしか出てこないぜ! 亜種音とSP-2リクエストしたら入るかな?
425 :
Track No.774 :2009/05/22(金) 17:00:32
お前らってちゃんとリカンベント乗ってんの?
身長が足りなくて乗れません。
あの平沢が乗ってるのに!
428 :
Track No.774 :2009/05/22(金) 18:17:05
ワロタw
>>427 「あの」の使い方に惚れたww
坊ちゃん石けん、この時期に使うと肌サッパリでイイヨー
そろそろスレタイを見直してみるべき
量子コンピュータが完成すれば平沢詩文は解析できるらしいぞ。
>>420 大阪?
k−2レコードとかだったら置いてると思うよ。
「ナーシサス次元から来た人」は物語性があるように思うんだが 何か…掴めそうで掴めない… ・主人公はすでに死んでいて復讐するために、あの世からこの世に来た ・復讐の女神=死神? ・街は全滅 ・眠る我が子は、主人公の子供? ・突風のワゴン車で連れ帰った「キミ」とは?
ギリシャ神話でエコーを袖にしたナルキッソスに 「他人を愛せないなら自分だけを愛するように」呪いをかけた女神様が 夜の女神ニュクスの娘、復讐(義憤・神罰)の女神ネメシス 別名ネメシス・アドラステイア(遁れることの出来ない者) すなわち「必然」…ここまでは怖い女神様だけど、一方では 十分な祭祀を受けなかった死者の恨みが生者に向かわぬよう お願いをするならこの女神様、という二つの顔をもつお方でもある 「当然の報い」の執行者でもあり、調停者 ナーシサスの歌詞からだと、いろんなゴタゴタを終わらせてくれる方の 穏やかバージョンっぽい雰囲気
>>435 なるほど
ナルキッソスのエピソードは聞いたことあるけど
ネメシスがそういう女神だったとは…知らなかったよ
ありがとう。
えーと、つまりこうか? 女神ネメシスがワゴン車で乗って来て 水仙攻撃で街をあぼん。 んで、自分(キミ)もあぼん。 女神のワゴン車で連れてかれて、自分も一緒にナーシサス次元へ・・・ 頭痛い
「ナーシサス次元から来た人」は、人類救済の歌なんでないかね。
>>438 ネメシスは人間の傲慢に天誅下してくださるタイプの女神様なので
そのお方にわざわざお出ましを願うという事は
きっと街中で身の程知らずで分からず屋なお子様(いい歳こいた大人含む)が
大変なご狼藉を働いてて、誰にも手に負えない事になってたのじゃなかろうか
そういう色んなメンドクサイを女神様の水仙の香りと花びらアタックで
一旦全部美しくおしまいにしてもらって、全部元通りに直してもらっちゃおう
ついでだからこの際キミも彼女に帰依してしまえば良いんじゃね?
あの子怖いとこもあるけどめっちゃ優しいよ?
…とか、そんなような感じなのかなと思ったな、今のところは
こっちでいいのかな 今日の読売新聞朝刊1面下に載ってた書籍 『ミラーニューロン』ー鏡のように他人の行為に反応し、人の心を読み解く鍵とされる神経細胞。発見者自らが解き明かす、その可能性とは。ー
脳みそと言えば、な茂木さんブログとこにはこんな台詞が >個性の発揮と他人との協調が相容れないとするのは、 >脳科学の視点から見れば間違いである。 >ミラーニューロンの発見に象徴されるように、 >個性は、むしろ他人との関係性においてこそ磨かれる。 >他人の心という鏡に映った姿を通して、私たちは自分の本性を知るのである。 個性かぁ、とマンモTVの平沢インタビューを読み返してみたり
>>440 個人対女神様だと聞き取った
「古の掟」に基づき人の感情なんぞ頓着しない女神、贖いのためなら命でも無表情で取り立てる
で、今はキミの番だよ観念なさい
穏やかで静かで逃げられない、ちょっと怖い感じ
>>443 無表情かなあ?壮絶な場面ではあるけど、彼女本人は穏やかな印象
(Archetype Engineやカオティック"N"っぽい凄い威力な感じはあるけど)
その「古の掟」って救済の技法の「記憶の粋」なのかもよ
あるいは「読経はローファイの 白熱の断罪図」
それに「MOTHER」も「憩いと命」をもたらす存在
「遠く帰ろうキミを今日むかえに」どこから?「この世の果てから」
そこに名前を付けたら「ナーシサス次元」になるのかもしれない
ネメシスは夜の女神様の娘さん 一応夜属性の女神様だから
「夜に波立てて応える」ところに近いところにもいるだろうし
「夢が教えるあの道」を自由自在に往来できても違和感無いような気がする
んじゃ橋大工は あの世(ナーシサス次元)とこの世を結ぶ橋を かけようとしてるってこと?
「ナーシサス次元から来た人」
自分は
>>440 の解釈に近く、女神のイメージは
>>443 の
>穏やかで静かで逃げられない、ちょっと怖い感じ
…にかなり近い。
モナリザみたいな表情をたたえながら、スーっと職務?を遂行する感じ。
アーキタイプエンジンは超絶戦闘アンドロイドが襲ってくるイメージw やたら無表情というか、顔がない、アイアンメイデンのような顔で、機関銃だろうが大砲だろうがなんだろうが全てはね返して歩いてくる。
でもマレーシア製の表示付きなつくりものっぷり でもきっと本物よりも真実 後々DDTの人になって出てくる狙撃手の胸もたたき割ってるし
449 :
Track No.774 :2009/05/26(火) 05:07:28
お前ら毒されすぎだw
アーキタイプエンジンの外見って皆さんはどんなイメージ? メトロポリスのマリア、コブラのレディみたいな鉄板セクシーが出てくるんだけど
>>450 消しゴム程の超小型精密機械を埋め込まれた、凡庸な女性
>>450 マリアだとちょっとシンプルかも ヒラサワにドイツ表現主義は超似合うけども
レディの場合だと、中身はいつも通りで外見は生身版だと丁度良い感じ
映画ブレードランナーのレイチェルにロイの戦闘力を足して
さらにアジア風のお化粧を施して仕上げたらドンピシャかな
>>445 ヒラサワ曲の頻出ワード、橋や塔(それに丘も)については
副読本に「アースダイバー」という本があるといろいろスッキリするかもよ
と言ってみる
「生と死を、過去を生きた死者の魂と
いまだ生まれ出ていない未来の生命とをつなぎながら、
不確定な空間の中を揺れ動いている」
これは東京タワーに付いての文章だけど、ここでの東京タワーは
「あの世」に突き出されたアンテナやセンサーとしての「橋」とされている
(東京タワーの足下は実は墓地だらけ、というのがその根拠の一つ)
あの世とこの世との境界のそれぞれの端っこ 「端」である「橋」
日本のタワーは天界に向かって伸びる西洋のタワーと違って
夢と死の世界に向かって伸びているのだそうだよ
となれば当然「銅線コイルのトーテム」 テスラコイルもこの仲間
あの世に直結する機能を持つ機械 「夢みる機械」 その主はサイエンスの幽霊
>>452 >ブレードランナーのレイチェル+ロイ
おっ、ぴったりのイメージだ(・∀・)
>>453 「広場で」の歌詞
塔から舟は行くの所が、ずっと引っ掛かってた
あー、そういうことだったのか・・・
謎が解けたよ
でっぱったところや引っ込んだところは男性器・女性器の象徴=生命の象徴。 反対の意味も、もちろん持つ。 夜は老いや死の象徴。朝は誕生や生の象徴。 これは一般的なシンボルの意味だけど、対にするの好きだね、おっさん。 「広場で」はやっぱり人類救済の技法の歌だとおもた。 先だって出た「ナーシサス次元…」は、その一番厳しいバージョンで 「広場で」は一番優しいバージョン。 「解りやすくありがとう、てか解ってるじゃん」と感動した覚えがある。 一番好き。 皮肉とか毒舌もいいけど、こーゆーのをつくって欲しい…というのはぜいたく?
人類…ではなく救済の対象は(そこにいたかもしれない)平沢本人か キミという(結果的に不特定多数の)個人かだと思う…
高く聳えた塔=勃起したペニス 何トンもの土を掘り 今日にはまた埋めて=セックル 大きい戸〜=子宮 塔から舟は行く=射精
これからしばらくはこういうあからさまな下ネタ進行なわけだな
>>455 のお陰で
じゃあ別の話題を振ろうよ
>>458 「広場で」聞いてると、朝日?夕日?で染まった金色のとろりとした海、行き交う小舟、沖合にかすむ塔
なんて、見たこともない風景が見える
広場より、海になじんだ所に産まれたからだろう、自分の中では広場=海になってしまった
曲の聴き方はいろいろだろうけどただの「ワタシの感想・印象」ではなく あくまで平沢の文脈を辿って「解読」しようとするなら 最近のPhantomの「あんどう蒼の着地点」ラスト四行がそれ
ん?ラスト四行?
「肯定的な不在」=「塔には何もなく」 そこにいる!と思ってつっついてみたら、そこは全然見当違いの場所でした 「あんどう蒼の身体を着た何者か」の本当の「実体」がいるのは 彼女の身体がある所よりも、もっと向こう側の「万物連関の花咲く大広間」 その「実体」が「大広間」で立ててた「波風」を「入り江」で「水浴び」 あの文章の最後の方のイメージは明らかに海 しかも平沢曲によく登場する「海」=「万物連関の花咲く大広間」 =「フローズンビーチ」=「水脈」の水源 =「帆船108」が向かう先の海 =「Mermaid Song」のキミがいる場所=「BOAT」の海の底 =「OH MAMA!」のソプラノボイスがそこから見てるという海の深み、etc,etc....
>>460 平沢の歌詞だけでなく
phantomの解読もままならないんだが
>>463 Σ-12とかでてくるのだと、とくに難しいよな。
ただ、なんの気なしに師匠がバスだかトラックに延々ひかれ続ける話を読んだ後で、
前回インタラでHoが延々落ち続ける話が出たのを聞くと何かつながりがあるのかと……。
いや、気のせいだよなぁ。
Σ-12周辺は完全に夢日記の書いて出しっぽい雰囲気
作曲機械や作詞装置と同様のちょっとしたおまじないなんじゃないかな
単に7を並べてみたかっただけちゃうんかと そこで吹き矢ですかと
>>463 少なくとも超乙女の着地点は分かりやすい方だと思う
わざとなのか天然なのか、構成が少々トリッキーだから惑わされがちなのかな
真ん中の「優」の感想部分をスコーンと抜いて
最初の部分と最後の部分だけを繋げちゃった方が
おっさんのSP-2燃えポイントだけがはっきりして良いかもね
>>454 ブレードランナーの音楽のヴァンゲリス 平沢としては嫌いではないけど
本当はブレランよりも前のアフロディテスチャイルドの頃の方が好き、らしい
点呼する惑星のインタラの客入れBGMも
そのアフロ(ryのアルバム「666」だったという噂
なのでちょっと本気でチェックしてみたら
"Rain and Tears"なる曲を見つけて思わずロイのあの台詞を思い出して涙の二乗
http://www.youtube.com/watch?v=nnf7ISLpQdw で、アフロディテって「金星」の女神様なんだよな、一応
ヴァンゲリスが関わってた方のアフロディテも少し意識してたりするんだろうか…
あんどう蒼の着地点補足 ヒラサワ本人は「仕事を通じて説明を続けていくしかない」つってるけど その「仕事」の内容がそもそも分かりにくいんですが って場合は一体どうすりゃ良いんでしょうか
だからこのスレが建ったんでしょうが 適当にわいわいやってりゃ見えてくる物もあるでしょ
でも結局、何が分からないのかすら、分からなかったりして
分らない又は分かりにくい… そういったものを、皆で色々手探りしながら どうにかして解読していくのがこのスレの醍醐味さ!
分かりにくい表現を続けているのにも拘らず、リスナーが着いて行くってのも驚き
なにしろ本人がどんだけ痛い目に会っても全然懲りない人だし こっちもただ呆然としてる場合じゃないわけで セイルボー セイルボー 仲良くしよう 伝えに行こう おみやげ持って 向こうの島へ でもキ印扱い 何が悪いんだ!きっとどっちも悪く無い筈だと思うんだが!
時間等曲率漏斗に行けばわかるよ!わかるよ!
実際、このスレで初期P-modelからずっと付いてきてる古参 もしくは平沢ソロは勿論、亜種音もマンドレイクもコンプリート 歌詞ならすぐにあらかた参照できる、って人ってどんくらいいるんだろ あとは万国点検隊経験者とか あれってインタラよりも超厳しそうな印象があるし ああいうので鍛えられると、それなりに分かるようになるんだろうか…
付いてきたはいいが、収納場所がばらんばらんですぐには参照できないのが実情
30年分だもんなぁ 多分、平沢/P-modelだけでは済まなかっただろう事を考えると キレイに整理出来てる方が珍しいかも
CDビデオ、雑誌切り抜きに本やらを整理したら 本棚が一つまるごと平沢系で埋まったw
すごいなw どんな本棚だか写真うp!
>>477 今度お家に伺ってもよろしいでしょうあk
現状で音廃本すら手に入れられない人の事を思うとアレだけど 音廃本でもまだ情報量が危なっかしい しかしファンクラブ…う〜ん…点呼する惑星のネタバレはあるらしいけど …どうなのかな〜 そんなに参考になる事喋ってるんだろうか
>>480 FCの会報のインタビューは、ネタバレじゃなくて解説レベルの話。
ネタバレ的な解釈なら、ファンのブログを検索したほうが面白い。
ロニア王の正体とか
>>481 あ、それは亜種音の白虎野の説明でも感じた。
多分、聞き手が自由に物語を組み立てられるように、大胆に削ぎ落として自分の
考えも言わないようにしている節があるような。だけど説明自体はやたら細かい。
結果、更に煙に巻かれるvv
音廃本が手に入れられない悔しさ紛れで、「SP-2」と「Sim City」をいっぺんに
購入して聴きながら読んだ。ファンになったばかりで、SP-2も最初は色々??だ
ったんだが、平沢にとっては次の渡タイの時点でアルバムを出すことを決めていた
ほど衝撃的だったんだろうなぁ、ということは解った。聴きながら読んだせいか、
文章も歌詞もすっと入ってきた感じがする。まぁ、あれほど解り易いアルバムもない
訳だが。「SimCity」は「帰らぬ人」となってしまった自分のことを歌ってんのかね?
指ではなく月を見るんだぜ、的な? …困るな 2chで不立文字では何もできなくなってしまう
SimCityの歌詞カード 改行なしなのは何か意図があるの? あと歌詞カードのscene 01〜07 自分が単に頭悪いだけなんだろうけど phantomを読んでるみたく頭が痛くて 「チョット マッテ」
あのね、お前は一から十まで講釈してもらわないと気が済まない幼児なの?
無理矢理でも講釈しちゃうのがこのスレのお題だろー?投げんなって 改行無しは歌詞カード全体(横長の紙一枚)に収めるための工夫じゃね 表側の写真で平沢が持ってる、コードがプリントされた布のイメージもダブる 文章については平沢だけ見て悩んでるより 一旦、頭をそういう作品の作法に慣らしてしまった方が早い カート・ヴォネガット作品をきっちり履修してきた方が ちゃんと読めるようになる筈 基本中の基本「タイタンの幼女(The Sirens of Titan)」 「スローターハウス5」は映画版を今敏が作品作りにかなり参考にしてる風 こればっかりは素人がここで説明するより、直接ヴォネガットおじさんの 講釈を受けてもらった方が早い あっちの方がお話も上手いしね
「タイタンの妖女」からはワンパターンの「ハーモニウム」 big bodyの「時間等曲率漏斗館へようこそ」 ヴォネガットネタってこのくらい?
>>486 どうも有り難う
>カート・ヴォネガット
一度読んでみますね
>>486 横長の紙一枚歌詞カードは、SIRENもそうだね
こっちは改行してるけど。
>>485 はスレの主旨が分かってないよな
何より自分から情報を出そうとしないケチ臭さがいただけない
減るもんでも無いものを出し惜しみとは、余程中身が空っぽなのだろうか
>>489 歌詞カードはSIRENの方が長いんだね 道理でかさばると思った
見比べて思ったのはSim Cityの方の文章、荷造りの辺りの
>「あっ、箱庭」
も改行無しのヒントになるかもしれないな、と
文字列の間の余白を街の中の通りのように見立てられなくもない感じ
太字は番地とかの標識とか信号とかで
だから歌詞カードが全体でSim Cityの地図、とか
Sim Cityの歌詞カードが一番薄いかも 表紙のSP-2のポーズと、裏の「STORY」と「SONGS」の形が似て るのは偶然じゃないっぽいね あと、SWITCHED-ON LOTUSの歌詞カード裏、曲のタイトルで人の形を作っ てるのは上手いと思った あ、歌詞カードといえばヴァーチュアル・ラビット 初めてウサ耳姿のおっさん見 た時は面喰らったっけ・・・w
いや、ここでは改行して書き込んでおくれよw
ヴァーチュアル・ラビットは文章も オゾノ・コブラノスキーのシリーズになってて好きだな 死んでいくオゾノ・コブラノスキーは 夢みる機械、Quitやハルディンホテルのマッドサイエンティストのイメージ 「母なる器(=AMIGA)の中でおこる変容の秘儀の記憶」なんか まんま平沢がSP-2に見ているものと同じものになりそうだ
度々話が出てる庭師KINGだけど、自分はこの歌を 『地球のKINGたる人間』の歌なんじゃないかなと思う ちょっとキリスト教的史観だけど、いつのまにか地球の王様になった人間が 地球という庭で働く庭師として、世界の全てに鋏を入れて、素晴らしい庭にするために 日々あくせく頑張ってる……みたいな感じ
庭師KINGは… 「人の庭に全て足りるまで」働くKingなので 人間とは全然違う存在だと思います むしろ地球ネコと同類なお方かと
庭=己 だと思ってた
庭師KINGは、これもまた既出だけど 神の国作りのイメージ。 >『地球のKINGたる人間』 これはないなぁ。はだかの王様なら分かるけど。 人間は決して万物の霊長ではない。 >世界の全てに鋏を入れて、素晴らしい庭にするために むしろ平沢の歌詞はこの逆のことを言ってるのが多い気がするがどうだろう。
も少し言えば 庭=己 庭師=己を取り巻く世界 king=善きことのみを振るう者
現実世界の王様は首長とシャーマンの混合体で… とかの民俗学のネタも交えてみるのも面白いかもね 「ホピ族」や「トーテム」「アボリジニ」「マサイのドレス」w アフリカのクリスマスもごっちゃにして語れる
「イエスさま さようなら」 …どこまでがシャンプーの人の歌詞なのかは分からないけど 酷い、酷すぎる 飛び道具すぎるよおっさん
トルヒーヨのハルディン ハルディン=「庭」 庭師Kingの庭に繋げて考えるのって変だろうか
>>503 ちっとも変じゃない
庭ホテル…
そこには石の庭(庭園)があり
庭を守る番人は眠る農夫のルベド氏
と、そこへキャラバンがやって来てヘーイヤイー!
ホテルカリフォルニアなみに恐ろしい所しか想像できません、庭ホテル
いや、一応訓戒の花園でもあるわけだしさー
プリウスでたどり着いたらよくできた美人が迎えてくれたり、 中庭でRangが踊ってて向こうから「ようこそ」と聞こえたり、 黒服真顔の支配人が「ワインはありません。」と言い、 鏡の天井に「誰ぞや?」と前途隠されたり、 氷の上のピンクシャンパンは血の色だったりするんですよ。 おまけに特別室では長い樫のデスクでふんだんの宴が始まったりするんです。 なんか楽しい所のような気がしてきた
妙にハイな祝祭感に満ちあふれていそうではある でもうっかりウサギを追いかけて変な裏口に入ってしまうと そこには蛇柄な幼児とか目玉やクチビルのお化けが!
庭ホテルで会った人だろ
で、ハルディン・ホテルとは結局どういう歌なんだい? なんかホリスティック・ヘルスに関連してるとか
ソロアルバム一発目の曲だし 平沢ソロの方向性を一番分かりやすく打ち出してる曲、という印象 Switched on Lotus入り&無料配信までしてる相当重要な曲 単に実在したホテルがあっち系の治療法との関係で …とかよりも、後々の位置づけ、性格付けのされ方を見るに やはり「庭」キーワードで考えた方が話が早そう アルバムタイトル曲、Swiched on Lotusで歌われている 目的地も「庭」 関連していない筈がない
股間のロケット♪
>>512 それはむしろカウボーイとインディアン。
>>513 カウボーイとインディアンはエロい
「ナヴァホの聖母は牛に乗り」→ 騎乗位
「いかつい機械で穴を掘る」→ アッー!
エロっつーかグロくね?
グロいというかエグい 昔から全体的にスッキリ爽やかじゃない
「人体夜行」「上空初期値」は爽やか?間に「王道楽土」挟んでるのが何ともヤな感じw 「人体夜行」、誰か言葉で解釈してくれないかな? 聞いてると、シャガールのイメージ(青い夜空、広がる町、不思議な動物達、手を取り合い飛ぶ二人) 頭に広がっちゃって、ボーっと眺めてるだけになる これじゃアタシの感想止まり、解読になってない
本スレではベクシンスキー このスレではウィリアム・ブレイクにリチャード・ハミルトン 狂気や毒気と機知がピリリと辛い系の人達が多かったから ほわほわなイメージのシャガールが出てくると和むw とりあえず「人体夜行」の笑い声のHa Ha Ha Ha、は 庭師Kingが「人体の宇宙に」吹かせてる風の切れっぱしなんだろう そりゃあ無尽蔵だよな、とか思った覚えが
上空初期値はその風を捕まえてかっとんでるんだな
「一夜にして成るキミの国」の「玉座に憩わす」庭師King、と
>>517 シャガールの手を取り合って飛んでる人や夜空の要素は
点呼インタラのハイムン人招集シーンにダブらせてみると面白いかもね
Hue!の頭の中(人体)を覗く道行(行)を「今「夜」」の地球で
宅オはまずWire Selfになって現実の文脈から離れて
平沢ワールドにバンジージャンプしてる人達
グーグルマップで知らない街をうろうろ
珍妙な生き物や出来事に遭遇したりもする
解凍Pの単語が出てきたのでひとつ シェブロンて何か平沢的な意味のある言葉? 山形の階級章が回ってもしょうが無いし かと言ってこの頃はまだ石油がどうのこうのは無いような…
>>522 シトロエンのエンブレムはダブルシェブロン
なるほど 元はやまば歯車/ダブルヘリカルギア、と 歯車なら回らなきゃだし 対句の多さと振り出しに戻る歌詞の構成もなんとなく納得
平沢の歌詞に「夏」を連想させるのってあるか? 空・海・太陽とか出てきても どれも夏のイメージとは違うしなぁ… 俺はフィッシュ・ソングあたりしか思い浮かばないや 冬系の歌詞(曲)なら沢山あるけどなw
終わった話ですまんが庭師のKINGは人類に一票 庭師で名前がKINGというのは皮肉で 数え歌の部分は人類の歴史 例えば全ての父になるとは自然の中で生きてきた人類が 自然を管理しなければいけない立場になったということではないかな 人の庭に全て足りるまでというのも”全てが足りる”=人類が完成する ただ人類はそこにあるのではなくどこかへ向かっている、 そこにたどりつくまで休まず働け人類という応援歌だと思う
数え歌の形で歌ってるのは
それが(創世)神話の世界に繋がる歌だからな気がする
が、そういうのが納得行かないんならそれはそれで
>>525 ソーラーレイは日の光を燦々と浴びている筈
なのになんだか訳が分からない歌に
>>527 >ソーラレイ
地球と宇宙的なエネルギーと過去・現在をシェイクして
SOLAR RAYを連呼
うーん…テラカオスw
そういや庭師KINGもソーラレイ(アルバム)に入ってたな
平沢が「SOLAR RAY」に入れた曲は 01 ソーラ・レイ2 02 オーロラ2 03 賢者のプロペラ3 04 Gemini2 05 Sim Sity2 06 世界タービン2 07 庭師KING2 08 BERSERK-Forces1.5 09 ヴァーチュアル・ラビット2 10 広場で2 この10曲の共通点って歌詞カードにあるこれか? 〜ですからHirasawa Energy Worksは「環境保護」や「地球にやさしい」 という言葉を好みません。保護されているいるのは我々だからです。 Hirasawa Energy Worksは、その保護者へとアクセスするための、胸踊る探検なのです。
プロペラにタービンに庭師が並ぶと「風」のアルバム、と思ってしまうな (タービンは本当は稲妻/電光の歌だけど) 「保護者にアクセスするための、胸躍る探検」…地球ネコだー
>>530 同じこと考えたw
曲のラインナップ見ると
ソーラ・レイに地球ネコが入っててもおかしくはないよね
このアルバムが発売された時、
まだ地球ネコはこの世に出てなかったのが…惜しい
夢の島になっちゃった…
533 :
Track No.774 :2009/06/20(土) 19:50:03
僕は君だから 今夜君になろう。この身を震わせて。 セックスや恋愛関係を連想させるのはおかしいっすか?
>>533 おかしくないけど、君になっちゃ......。
535 :
Track No.774 :2009/06/21(日) 10:14:56
昨夜スマステーションで70’80’年特集放送してけど、 ロータスって名前のスーパーカーもあったんだね。 シェベロンの例もあるから、あながちロータスという単語も額面通り受けとれなくなってきた・・・。
シェブロンも車がテーマと言うよりはその中できちんと動いている
「仕組み」の方が主になってる雰囲気だし、
ロータスもまんまで受け取っていいんじゃないかなぁ
>>533 モロに性行為系だとそれこそ飾り窓の出来事や
カメアリポップがあるけど
あまりポジティブイメージじゃないんだよな
537 :
Track No.774 :2009/06/21(日) 13:20:42
この人って美術館がどうたらこうたらって歌の人?
そうだよ 「美術館であった人だろ」がデビュー曲の人
>>533 林先生の領域だと思ってた、キミとの距離がフレーズごとに違うし
最初に聞いたとき、これ作った奴絶対パラノイアだろw他人との距離感おかしい、そんな感想を持った
ユング先生とか河合先生じゃなくて?
キミとの距離がフレーズごとに違うし> キミは立派な平沢リスナーじゃね?
542 :
Track No.774 :2009/06/22(月) 07:43:16
>これ作った奴絶対パラノイアだろw他人との距離感おかしい うーん、あながち間違ってはいないようなw パラノイアというより おっさんはマッドサイエンティスト(文系)
むしろスキッツォイドマン(21世紀の)
544 :
Track No.774 :2009/06/23(火) 01:22:49
平沢は作曲してから作詞するのか それとも作詞が先なのか そういや、公式か何かのインタビューだったか忘れたが 作詞か作曲に煮詰まると、部屋の隅っこに行く…とか言ってなかったっけ? 何故部屋の隅へ行くんだ?!と、変…いや、不思議に思ったが こうすると曲ができるらしいから 隅に行って「ここはピラミッドの中…」と 自己暗示にかける方法が例の作詞装置なのかも
点呼する惑星の制作過程を見れば分かる通り、基本は曲が先 というか、何よりもコンセプトが一番先 ただ思いついただけの曲ってあまり無いんじゃないだろうか
>>545 基本はそうみたいだね
サンプリングとかから作ったり。
ああいった歌詞に、後から曲をつけるのは難しいと思うんだがw
>>544 ─ 細かい部分での煮詰まりはあっても、大まかなところでの曲作りで困ったり
できなくなったりするところからは、すでに脱却しているような感じがあるんですが。
平沢 そんなことないです。ある素材を組み立てていくと
平沢のアルバムが1個できるみたいなふうに思うかもしれないですけど、
そんなことはないです。作っている時は純な心でやってますから(笑)
煮詰まることもあります。
出典プリーズ 別に捏造してるわけではないのは分かるけど それでもソースの提示が無い限り信用されないのが2chですよ
549 :
547 :2009/06/23(火) 19:43:16
>>548 ごもっとも
ソースは、雑誌のKB・1998.10月号/??165
救済の技法のライブ&インタビュー
上の方で距離感とリスナーに関して出てたんで、ついでにこれも
・なぜ“救済”なのか
─ 今回のアルバムには、攻撃的な曲や、聴くものを突き放すような感じの曲は収録されていませんね。
平沢 もともとの姿勢はそうなんです(笑)
かといって、微妙なところで…リスナーに近寄り過ぎもしないというのが、
私がいつも保とうとするポジションですから。
それがたまたま、今回は突き放したりする曲がなかっただけの話で。
ただ、「救済の技法」なんていう曲は、ある意味では
ものすごく突き放しているシチュエーションだと思うんですが。
─ シチュエーションというと?
平沢 シチュエーションというか…。つまり「救済の技法」というタイトルから
“救済してもらえる”という位置関係ができるじゃないですか。
だけど、誰も助けてくれないような場にリスナーを置いてるような内容ですし
550 :
547 :2009/06/23(火) 19:43:58
>コンセプトが一番先 については、これが当てはまるかも ─ それぞれの曲に含まれている単語には、最初になんらかの発想があって導かれたものなんですね? 平沢 まぁ、そうですね。「救済の技法」というタイトルが先にあったんですね。 そこを中心にいろいろなイメージが分散され、配置されている状態なんです。 で、これからインタラクティブ・ライブに向けて、 これらの素材にちゃんと意味づけを持たせてストーリー化していくという。 ─ それでは“救済の技法”という言葉は、どういったところから? 平沢 これは単純なんです(笑) 要するに、平沢のソロのタッチというのは、ある意味で治療的なニュアンスを持っていると。 平沢の声もそうだし、楽曲もことさらソロの作品に置いては治癒的なニュアンスを持っている。 そこからです。 じゃあ、次のアルバムでそういうニュアンスのことについて “救済”という言葉で締めくくってみよう、ということですね。 で、そのアルバムの中で自分の立場を示しているわけです。 長文連カキコすまん
いいえ、乙でした 別にリスナーを突き放してるわけではないけど その上でちょっと距離を置く感じ、分かるなあ しかし「救済の技法」、そのタイトルが一番の大元だったとは 理屈はそうかもしれないけど、やっぱり第一印象でビビるよw
インタビューでは、適当なウソをつくのがヒラサワ
>>547 乙でした!
平沢は自分のあの美声について自分でどう思っているのか知りたかったが
「治癒的なニュアンスを持っている」
ほう、そうなのかー
しかしこのインタビュー、意外と普通の受け答えだな
誰が聞き役だったんだろう
>>553 (核)P-modelの時のシャウト!モードとは違うよって意味かと
あっちは割とアグレッシブ
Pと区別してソロでは、って意味か まあそれでもいいや
>>554 >意外と普通の受け答え
そうでもなかったりするw
庭師KINGについては
>>75 や、「何度も言ってるようにギターは嫌いです」等々…
ちなみにインタビューは楡崎明生。
〜この曲では、平沢さんのひとつの特徴であるデストロイ・ギターが入ってますけど、
いつものタルボではなく、タイのスタジオにあったものを使ったそうですね。
帰国してから差し替えようとは思わなかったんですか?
平沢:いや、もうできてるものを差し替えてもしょうがないですから(笑)
確かにストラトキャスターの音がしてイヤなんですけど、
イヤなのは私だけで、タルボに差し替えたところで喜ぶ人はいない。
〜いなくはないでしょう(笑)
平沢:いても、そんな人は嫌いです(笑)
それほどギターには執着がないということで、
あのフレーズをお聞きになれば一目瞭然のように
あれは元来ギターによって演奏されるべきフレーズを破壊した結果ですから(笑)
あそこには私のギターに対する姿勢が表われていれば、使われた道具はなんでもよいのです。
ホントかな?(笑) …ホントです(笑)
〜なぜそんなにギターが嫌いなんですか?
平沢:指が痛くなります。
(中略)
〜アコギはあまり弾かれませんか?
平沢:だから、ギターは嫌いだって言ってるじゃないですか(笑)
「AURORA 」(94年)以来かな。その時の弦のままですよ。…嘘です(笑)
救済の技法のデストロイ… TOWN-0 PHASE-5のアレか あれってストラトだったのかーッ なんかあれだな 楽器も突き放しはしない(完全に使わなくなったりはしない)けど 距離感はとっておきたい気分、とかそういう感じなのかな…
>>552 >ホントかな?(笑) …ホントです(笑)
>その時の弦のままですよ。…嘘です(笑)
ホント嘘ばっか言ってんなw
ホントこのおっさんは…www
>>557 リスナーとの距離感もそうだが
つかず離れず…といったところか
にしても平沢のインタビューにしては
普通の受け答えしてるなぁ…と思ったら
やっぱ平沢は平沢だったw
561 :
Track No.774 :2009/06/26(金) 20:29:27
上空初期値の“懐かしく 無に帰る 跡形も無く”の歌詞は 聴いてて最高に気持ちいい! なつ「かー」しく むに「かー」える あと「かー」たもなく スレの最初の方でも出てるけど 平沢の押韻の使い方はホント上手いと思う
「のこりギリギリ」とか「七節男」まで来ると (一応意味はそれなりにある…ような気はするものの) もう音の繋がりだけで作っちゃってる感
押韻ならLOVE SONG最強 でもあれだけ美しい詞なのに、韻に縛られてあれでもないこれでもないと 頭を捻ってる師匠を想像してちょっと笑えたw
実際に目にした聴いた平沢がこんな感じだった、なら分かるんだけど 誰かの想像上の平沢の姿では、盛り上がられてもついていけないyo…
>>563-564 最近のは自然な感じがするけど、
LOVE SONGは頭捻ったんだろうな…と想像はできる
考えに考えた押韻って感じ。
「自分はこじつけの名人」とか何かで
語ってた気がするが…うーん失念。
>>565 多分これ
KB・1996-9/No.140 新作インタビュー 『SIREN』の中にあった
─今回のソロの曲の作り方を教えて下さい
平沢:今までと特に変わった作り方はしていません。
オケから作り始めますが、その中で手順は決まっていなくて、出てきた音から始めます。
オケがすべて出てきた時点で、メロディを作り、そのあと詞をはめて。
オケを作る時に作詞のヒントになるようなキーワードやビジュアル的イメージは用意しておきます。
それが今回の場合、セイレーンだったんです。
─セイレーンというのは、ギリシャ神話に出てくる女神のことですよね?
平沢:ええ。でもそのこととは別に、昔から「サイレン」に興味があって。
─サイレンと、セイレーン?
平沢:僕はこじつけの名人でありまして(笑)。サイレンにまつわるアルバムや何かを
作りたかったんですが、なかなか題材が見つからなかったんですよ。
タイ生活が長い…というと大げさですけど(笑)、前回のタイ・ショックをまだ引きずっていて、
タイにいた時のショックとか、タイの友達との付き合いから感じる感触から、
タイのあのソプラノ・ボイスがいつもイメージにあるような状態が続いているんです。
そういうことを心に抱えつつ、ある時タイにある古い話の人魚の話を友達に聞いて、
タイの美術…人魚を見せてもらったり、人魚の話を踊りにしたものを見せてもらったんです。
そうしてるうちに、そのいくつかが絡み合ってきた。
そしてある時、セイレーンとサイレンの綴りが同じだということに気がついたんです。
セイレーンという女神は、災いが近づいた時に叫んで知らせるという。
おそらくサイレンという言葉は、セイレーンにあるんじゃないかと気づいて。
昔から「サイレンに興味があった」ってのは
やっぱ親父さんが消防士だった事と関係あるのかな?
エレキギターにハマったきっかけが「テケテケテケテケ」で 「楽器の奏法でもなければ音楽でもない。ノイズですよね。 楽器であんなことするなんてっていう革新がありました。」 と音廃本で言ってるし サイレンの音もそういうのに通じるところがあるんじゃないかな 日常で耳にするノイズの中でも最大級の音量だし 存在感は圧倒的
セイレーンとサイレンか あれっ? セイレーンって女神なのか? 海辺で人を魅了させる歌声を響かせて舟を沈ませる・・・ といかいうモンスターじゃないの?
TOWN-0 PHASE-5ストラトだったのかい! 全然気付かないでタルボだと思ってたギター弾きの俺涙目orz っていうかエフェクター強くてわかんねえよw
>>568 ギリシャ神話では芸術の女神達、ムーサと河や海の神との間の娘さんであって
元は女神からニンフの中間的な存在だったのが
時代が下るにつれてモンスター的な立ち位置に…という事らしい
あと、ヴォネガットの「タイタンの妖女」も
英語タイトルは"The Sirens of Titan"な辺りもちょっと気になる感じ
>>569 やられた!って感じだ
タルボだと思ってた人、多いんじゃないかな
俺もだけどw
>>570 こういった背景を知らないで聞いてたけど
なるほど…元々は女神だったのか
サイレンと聞くと グルグルでククリが召還した魔神を最初に連想するんだ…
あと、セイレーンは海/川の眷属だからマーメイドにも繋がるし 水辺の水仙(ナルキッソス)に関わりのあるネメシスにも近い 割と登場頻度の高い「月」も海関係だなぁ
本スレでマイケルの話が出てて思い出した「見るなの部屋現象」
「「見るなの部屋」の中は決まってその外で進行している
現実の一貫性から外れた内容になっています。
ボクたちの住む現実では、つるは機織りなどしないし、
人間のオスに嫁入りなどしないのです。」
「ボクたちの意識が、人工的な特定の利益にのみ貢献する
一貫性を行使する時、現実は「見るなの部屋」に支えられている。」
コレと
>>280 とを組み合わせると、スッキリする気がする
>PHASE-1からPHASE-5までを総合したものを、平沢は“現実”と呼びます。
ただ、こっちで言ってる"現実"は「つるが機織りしてる世界」も
全部込みにした"現実"っぽい感じで…
せっかくの解読するスレなんだし
>>21 の平沢ワードを元にして、逆引できないかな?
例えば
>>333-334 みたいに
は行/ボク〜「ソーラ・レイ」「デューン」「金星」とか
膨大な時間と労力がいるから、難しいかなぁ
平沢ワード辞典? うーん、曲同士の繋がりや新たな発見があるかもしれないな それを一目で分るようにできたら凄いかも まぁ、いっぺんにやるのは大変だから とりあえず、あ行からやってくか? 使用頻度が高い【黄金】で思いつくのは… 「Mirror Gate」「舵をとれ」「ロタティオン(LOTUS-2)」「賢者のプロペラ-1」 「ルベド(赤化)」「達人の山」「生まれなかった都市」「CAMBODIAN LIMBO」「確率の丘」
ヴァーチュアルラビットとブルーリンボの2曲目まで そういう単語を拾ってみる作業をやってみてたけど、 どこまでカバーすれば良いやら分からなくなってあっさり力尽きた Googleサイトで作ってたので、見たい人がいれば公開できなくもないけど …未完成過ぎてどうもなー… とりあえず、12曲中6曲で「夢」が使われてるのは確認 次に多かったのは4曲で使われてる「キミ」、「陽(日)」 意外に「空」の使用頻度も同じく4曲 他のアルバムの歌詞もチェックしてみると使用頻度ランキングは 変わってきそうだけど、トップが「夢」なのは変わらない予感
>>577 乙でした!
「夢」かー
「キミ」が一番多いと思ってたよ
「陽(日)」はちょっと意外だった
曲数でカウントするか使用回数でカウントするかでも違ってくるね
基本は曲数でカウントしてたな サビのリフレインも使用回数に入れるのはなんか違う気がするから 1曲ずつの世界観に合わせた語句を選択しているだろう、 という意味でも曲数カウント
581 :
Track No.774 :2009/07/04(土) 17:43:55
平沢進は今何歳?
年齢不詳です
583 :
Track No.774 :2009/07/04(土) 20:25:44
自称年齢不詳の55歳
そして財布不携帯
平沢ワード事典 挑戦したいが、あまりにも無謀杉
パプリカの主題歌「あれが夢で見せた町と影の声が囁いた」 東京に来て数年になるが何となく分かる気がする…
>>585 このスレの住人で
平沢ワード辞典を作れないものかと思ったんだが
容易く無いか…
おっさんの高笑いが聞こえてきそう
Ha Ha Ha Ha!
せっかく分かる気がしたとこ悪いが 全体の意味からしてその解釈は違うかと・・・
じゃあ588の解釈を聞かせてください
586は、夢にまで見た街は現実にはそんな良いものじゃなかった、てことじゃない? 歌詞の夢で見せた街は、捨てられた日々の果てにやっと現れた都、だと思う 違ってたらゴメン
いろんな解釈があってOKだと思うけどねー。 ちなみに自分は、 これまでの人生で選んでこなかったほうの分岐の先にある、 「相見ることができなかった世界」のことかなぁと。
自分の見方も出さずに人の見方をどうこう言うのは野暮だわな
そういう事をやりだしたが最後、誰も何も言えなくなってしまうし
たかが1〜2行で本当に人の言ってる事を本当に分かるのかどうか
そこからが既に怪しいわけだし
>>586 平沢が東京/つくばでそういう歌詞を書く気分が…ってことかな?
>>587 なんたって相手には30年分の歳月の蓄積があるわけで
こっちもそれくらいの苦労は覚悟してかからないと無理無理
歌詞はデータベース化してあるから 逆引きぐらいなら大した手間はかからない ただ廃盤やアレで入手困難な物のデータはないが
俺も協力するよ 「アイスクリーム」は一回しかでません
「事典」に着手する事は頭がオカシくなるって事位、バカなオレにでも分かるよ
それこそ手分けしないと無理 量子力学とかメディア論とか無理杉
597 :
平沢進 :2009/07/06(月) 07:16:52
笑えよ Ha Ha Ha Ha 歌詞は無尽蔵
ちょっと聞きたいけど、「月の影」って日食のことを詠んだ歌なの? 単に月の満ち欠けのことだと思ってたけど、 よく考えたらぜんぜん違う現象だし、歌詞の雰囲気とも違うし。 おっちゃんはどこかで皆既日食を見たの?
皆既日食というよりも「狂気日食」="Eclipse"かもね 音廃本インタビューだと、アルバムのSim Cityは平沢流ピンクフロイドを やろうとしていたもの(作業途中でタイショックにより路線変更) と言ってるから… ここは本人の言う通りにピンクフロイドの「狂気」を参照しておくが吉 「狂気」=原題:"Dark Side Of The Moon"=月の暗黒面 そういえば、ベルセルクの「蝕」も英語だとEclipseだったりしたなぁ
BERSERK-Forces これマンガ読んだことある人には分るだろうけど 髑髏の騎士のことを「饒舌の影よ来て導け」とか 蝕やグリフィスとの一件を「消えない声よ今蘇れ力へと」とか あの世界観をあんな風に歌詞にするなんて、ホント上手いと思った
白虎野の娘の変更部分も面白いね 単語をほんのちょっと入れ替えてるだけなのに ちゃんとパプリカの歌になってる
602 :
Track No.774 :2009/07/10(金) 21:55:23
美術館で会った人だろは ストーカーの歌に聞こえなくもない そうさあんたまちがいないさ 〜だろ が迫ってくる感じで怖い 逆に「あんた」と呼ばれてる人の方はツンデレ
>>602 そうさストーカーの歌でまちがいないさw
ツンデレ言いたいだけちゃうんかと
605 :
602 :2009/07/11(土) 05:58:26
そこに違和感を感じるのなら、それは違う意味なのかもしれないのだけど
でも多分
>>605 はもうそこで考えるのを止めてしまうんだろう
('A`) 美術館で会った人だろ? Σ(´д`) ('∀`) そうさあんた、間違いないさ ('∀`) 美術館で会った人だろ? (´д`;) ・・・。 ('∀`*) そうさあんた、間違いないさ! ('(゚∀゚) きれいな額を指差して、子供が泣いてると言ってただろ!? なのにどうして、街で会うといつもしらんぷり (´Д`*) …!! そんなこと言ってないし、 あ、あんたなんかと会った事もないんだからねっ! (゚∀゚*) あんたと仲良くしたいから美術館に美術館に…ブツブツ
この詞をデビュー曲に持ってくるのが平沢クオリティ
バンド組んでの初仕事にブラックサバスだからなあ
それを許す周りもどうかと思うぞ
美術館のこと?それだったら許すも許さないも当時は周りが大絶賛 レコード会社が8社も群がってきてたって話なのを 今は想像すら出来ない人が多いねってだけの事 30年前の出来事じゃイメージできなくても仕方無いけど
この業界から消してやる!!
平沢の歌詞はぶっ飛んでるが それを容認するメンバーも流石だなって話じゃね? なんで想像力の話になるんだ
平沢の歌詞はぶっとんでる、確かにぶっとんでるけど それは当時のメンバーや周囲の環境にとっては「許す」ではなく 「求めている」ものだったかもしれないのに それを「許す」や「容認する」としか言えないのは アレを「許す」や「容認する」以外の受け取り方がある、 という事を想像する事すら出来ないからだろ それともそれに誤解があるというのなら、説明してくれ 当時のメンバーが「容認する」であったと思う理由を
>>611 へー
近年の平沢しか知らない自分には想像できんw
616 :
610 :2009/07/13(月) 07:34:48
>>614 そんな難しいこと聞かれても、その、なんだ、困る
あの歌詞にブラックサバスかよw、とか、みんな若ェなヲイw、とか、そんなノリ
言葉のあやって事を落としどころにしてもらえないかな?
>>614 他愛も無いやり取りの最中は、皆無防備且つ適当なんだから
揚げ足をとるだけ惨めだぞ。踊れや歌えつるんで
>>616 メ欄が全角なのはわざと?
618 :
Track No.774 :2009/07/17(金) 00:05:14
ロシアントビスコープってなんぞ? 医療器具の一種なのか?人間丸丸まっぷたつにできるやつなんだろうか…
ヒラサワの歌詞は、こ難しかったり
意味がよく分らなかったりする
正直ついていけない歌詞も(沢山)ある
だけどクセ…中毒になって、いつの間にかリピートしてしまう
昔の曲を聴いても特に古臭く感じないのは
ああいう詞だからなんだろうな
>>618 怖いw
自分はロシア製の望遠鏡みたいなもの?と勝手に思っている
違うなら誰か訂正してほしい
620 :
Track No.774 :2009/07/17(金) 09:17:54
>>618 調べてみた。
ロシアでトビスコープが開発されたというところまでは簡単に分かるんだが、トビスコープが何か、というところには全く行き着かなかった。
あくまで私の予想だが、内視鏡の一種、または狙撃銃などに使われるスコープではないかと。
だが放射能の記事も出てきたので、何とも…
621 :
Track No.774 :2009/07/17(金) 14:26:33
いっそ師匠は何も考えとらんのじゃないかと思えてきた。 無我に至ったものを考察して分析する野暮ったさというか。 それが楽しくてたまらんのだけど、師匠はこんな俺らを見てにやにやしてる気がする。 「ばあーか(うい奴らめ)」的な。 なんだこのうんこな文章。
sp-2の命がけは、分かってないと思う それがコンプレックス
さて、何がうい奴らなんだか命懸けなんだかサッパリ分からんが 表計算ソフト(というかGoogleドキュメントのスプレッドシート)導入で 作業効率アップしたので途中経過でも貼っとこう 以下アルバム毎の単語使用回数(曲数毎の集計&3回以上使用のもの) ・ヴァーチュアル・ラビット 5回:キミ(君表記含む)、夢 4回:空 3回:雨、行く、海、来る、声、静か、 友(盟友含む)、泣く、陽、人、降る、木 ・BLUE LIMBO 8回:キミ 6回:声 5回:遥か 4回:来る、花、火、人、夢、陸 3回:見る、雨、祈り、影、風、雲、鳥、名、降る、胸、行く ・点呼する惑星 4回:風、キミ、夢 3回:雲、空、立つ、(無い)、星 前に集計した分を書いた時は「キミ」と「君」を別にしてたせいで ちょっと数にズレがあったけど、まとめたらやっぱり使用頻度はトップの模様 BLUE LIMBOでの使用単語の被りっぷりの尋常じゃなさは 当時の平沢の頭の中が一つの方向に集中しまくってた事の現れなのかも知らんね 「キミの多さ」=「俺の歌を聴け!度の高さ」的な
>>621 >無我に至ったものを考察して分析する野暮ったさというか
分るw
おっさんのニヤニヤ顔が目に浮かぶ!
>>623 乙!
「BLUE LIMBO」は似たような歌詞が多いと思ってたが
気のせいじゃなかったんだね
おっさんの頭の中には、惑星BLUELIMBOがまるまる一つあるって事だよね 小説でも読んでみたい田中光二が書いてくんないかな
まるまる、といっても概念的に利用するだけのセット程度だろう その舞台装置を通して表現する為の、ただのそういった「仕掛け」 裏に回ればただのベニヤ板 本当のテーマがあるのは別のところ では、ヴァーチュアル・ラビット、BLUE LIMBO、点呼する惑星 とりあえず3アルバム合計での使用回数の多いもの上位グループ 17回:キミ 13回:夢 11回:声 9回:風 8回:雨、来る、空、花、遥か、人、降る 7回:海、火、星 かなりプリミティブな単語揃い これだけ見てると普通のJ-POPでも良く見る単語な気もするけど 「夢」や「声」の意味合い自体が独特な事を思うと、やっぱり独自の世界観
今、Sim CityのEchoesの歌詞を見直してみて気が付いた Phantom Notesで明らかにナーシサス次元の人がSP-2として 関連づけられていて、それが何故なのかが全然分からなかったけど ネメシスはエコーをふったナルキッソスに天罰下した女神様なんだった Sim Cityの歌詞カードの文章で何度も繰り返される 「おい、ちょっとまて、シミュレーションが…」も、ある意味エコー Sim City(シミュレーション・シティ)はエコーの街 平沢は自分をタイで「帰らぬ人になった」というけれど
ttp://keelynet.com/biology/acupen.htm Tobiscope Penなる怪しいもののDevice Descriptionによると
トビスコープってのは人体のエネルギーグリッド?を見ることができるらしく
そのグリッド線が交差している所は周囲より電気抵抗が低くて、そこを刺激すると弱った内臓にエネルギーを送れるらしい。で元気になると。
ツボみたいなもんか
ロシアントビスコープ 歌詞カードに「〜私はキミをヴァーチュアル・ハンターと呼ぼう。 親愛なるハンターよ、キミの足元を見たまえ。ウサギの足跡だ。迷う事はない。さぁ、追うのだ」 とあるから、狙撃銃のスコープだと思ってた
そのヴァーチュアル・ハンターはソーラーレイの時の エナジーハンターみたいに「捕まえる」のが目的のハンターだと思うんだ だからウサギ相手に狙撃銃みたいな道具は使わないと思うんだ…
ウサギはウサギじゃない
そりゃヴァーチュアルっつてんだし、ウサギなわけがないわな
平沢のDEVO語りを思い出す
「冗談でもないし、本気でもない」微妙なスタンス
なのに何故か妙に真に受けてる人をやたらと見かける気がするけど
多分、そういう人達の声がやたらと大きいだけなんだろう、きっと
>>628 そこのページで独自に設計したトビスコープ装置を
お披露目してたと書かれてるパトリック・フラナガン博士
なんか見覚えのある名前だと思って検索したら、まあ出て来る出て来る
夢の中のUFOのお話、原爆誘導ミサイル探知機、
ニューロフォン、「不老の霊水」フンザの水に
なんと、あのピラミッドパワーの仕掛人もこの人
もろにサイエンスの幽霊系のお方でござい
たしかテクノ実験工房でもちょこっとピラミッドネタをやってたっけ
2アルバム分追加 前回と同じく使用回数は曲毎のカウントで3回以上のもの ・SIM CITY 8回:キミ、人 5回:声、日、行く、夢 4回:今、咲く、都市、見えない、道 3回:間、一緒に、歌、歌う、大きい、来た、来る、 空、遠く、花、遥か、街、胸、私 ・SIREN 8回:キミ 5回:歌、声、空、人、日々、夜 4回:音、花、巡る 3回:雨、来る、日、また、行く タイものアルバムは「人」と「声」イメージが強め
>>632 >パトリック・フラナガン博士
こんなにもうさん臭い人だったとはw
>>633 乙です
やっぱ「キミ」がダントツなんだなー
あと「声」も
SIM CITYの「一緒に」が3回?
あれ?、歌詞が思い出せん…
キミがひとつも入ってないアルバムってあるんだろうか…? 平沢が使う詞は、J-POPでもよく使われてるワード なんだけど…平沢作詞装置にかかっちまえば アラ不思議! あっという間に難解で謎めいた歌詞の出来上がり! 例えば、花 「怒りを込めて咲いた 夜を覆う花に」とか 「燃え出す高僧の目に花としてたたずみ」とか 誰も考え付かんてw
でも、その「花」の意味合いは大体ほぼ一定してるから
平沢が「花」と言った時のイメージさえ掴めさえすれば
思ってるほど難解ってわけでもなさげ
>>634 一方で一般的に正しいといわれてる学説だって
よくよく検討してみたら結構穴だらけだった、なんてのも良くある話
その辺は割と紙一重だったりして
で、「一緒に」はRecallとSim CityとPrologueで使われてるタイ語のフレーズ
計3回、全て意味のある繰り返しなので、それぞれにカウントしてます
「繰り返し 繰り返して キミは誘う」
実際にその通りの構成になっているアルバムだ、というわけ
形態素解析とマルコフ連鎖を利用して偽装ヒラサワ作詞装置を作ろうという猛者はいないのものか。 あれ利用すると文意が全く通らないけどヒラサワならOkでしょ
おっさんをカラオケで歌うと部屋が盛大に静まり返るw 良くも悪くも「すごい曲」と評され、一人はまんまとはまってくれた。 ほとんどが真剣に歌詞を読むもんで、次の機会では休憩中に垂れ流してみた。 そしたら「意味わからんけど日本語が奇麗」とか「わけわかんないけど惹き込まれる」 なんだかんだ、最近みんなこういう歌詞に飢えてるのかもなと思った。 ここの猛者どもはそこで満足できなくなっちゃった被害者なのかな。 意味わかんなくてわけわかんないけど惹き込まれる奇麗な日本語? 解読するのが快感で他ではつまんないと思っちゃうんだがどうしよう。 いいような悪いような。
>>638 俺の場合
宗教?
↓
歌詞はよく分らないけど何か惹かれる
↓
あの声と押韻と日本語のハマリの絶妙さが耳に心地よくなってくる
↓
聴いてる内に歌詞の意味が知りたくなってくる
↓
調べてみた…でも何かもやもやする
↓
このスレに辿り着く
↓
納得したり解読の手探り感に新たな快感を見い出す ※今ここらへん!
↓
>>637 P-model曲のいくつかならともかく、平沢ソロ曲はほとんどがきちんと
言葉を選んでアルバム毎のコンセプトに従った形で作られているから
文意が通らなくても〜、というのには同意できないよ
>>638 メカノ店長の言うには
http://allabout.co.jp/entertainment/technopop/closeup/CU20070611A/index3.htm >今の世の中ローティーンはTVから垂れ流されるJ-POPと
>簡単なロックに包囲されていますから。
>高校生くらいで意識してまともなロックや演奏を聴いたとしても、
>メカノのラインナップはその先ですからね。
だしね
勿論、店長が長年(30年以上も前、マンドレイク時代から)
ひいきにしてる平沢の曲も「その先」の音楽の範疇に入るわけだから
そりゃ意識もせずに出会い頭じゃ、どうすりゃいいのか分からなくなるのも当たり前
自分は「世界の中心で、愛をさけぶ」がバカ売れしてたりして
映画にもなっちゃったりして、そういうのにムカつきまくってて
ちょっと大人を信じられなくなってた頃に
単に無料DL曲というだけの理由で「Big Brother」を聴いて
「良い歳こいて自分がどんな歌作ってるんだか分かってんのかこの刈り上げ親父
なんかしらんが真面目くさった顔で格好だけつけやがって」
とか思ってたりしてて、そんで後にどうやら本気でやってるらしい事に
気が付いて思わずごめんなさいと素直に謝りたくなった派
「世界の中心で愛を叫んだけもの」のAmazonのレビュー、良いよ
>初対面の、ある程度は社会的地位のある目上の人に向かって
>「はじめまして」と緊張しながら手を差し出したら、
>いきなり唾を吐きかけられた、そんな気分になる作品でした。
そういうの(平沢の場合にも時々)あるある
びっくりするよな、やっぱり
不味い、もう一レス
だから青十字って何なんだよ
赤十字の親戚だよ
>>640 パレードとか唾吐きかけられたってレベルじゃねーぞ
645 :
Track No.774 :2009/07/21(火) 03:11:40
サイボーグの冒頭は「諦め」と「明らめ」どっちなのか誰がご存じないですか? 私は明らめのほうがしっくりくるんですけど・・
平沢の曲って難解な歌詞がなかったら普通だよね
>>645 どっちかは知らないですが、
元々「諦める(思い切る、断念する)」は「明らむ(はっきりさせる)」の
派生(だったと思う)なので、2通りの解釈ができるように平仮名表記にしたのかも?
>>448 亀だけど、アーキタイプエンジンの狙撃手のくだりは
狙撃手(彼女を撃つために見ている人:いわゆる「常識人」?)を雅な仕草で
魅了したんだと思ってました。
SP2本で頑なだった白人男性がビール持ってきたエピソードが、胸を叩き割る
という表現に合ってるんじゃないかな〜と思ったので。
D・D・Tの狙撃手は派手スーツやら口笛やらでもっとぶっ飛んだ人格をイメージ
>>645 「諦める」でとってたな 面倒くさい事を一旦リセット、という印象
おや、類語辞典で引いてみたら「水に流す」が出てきた
>>647 もしかしたらSim City当時の「狙撃手」は平沢本人のつもりも
少しは入ってるのかもしれないと思ったりもするよ
BLUE LIMBOの狙撃手はもしかしたら別の元ネタがあるのかもしれない
本スレでピーター・ゲイブリエルを意識してた時期もあった的な話もあったし…
友人に聞かされる(big brother) ↓ 声に惹かれる ↓ 他のも聞いてみる ↓ ハマる ↓ 歌詞を見てみる ↓ ・・・?(^ω^;) ↓ 師匠にとっては歌詞すらも「音の一部」なんじゃね? ↓ いや、音の一部として片付けてしまうのは勿体ない!←今ここ でも総じて、美しすぎる。 透き通った流水の様な歌詞もあれば、ドロドロに濁った印象の歌詞もある。 どっちが綺麗ってワケでもない、どっちも自然で綺麗なんだよな。 はい、イミフw
>>649 ・透き通った流水の様な歌詞
ロータス
上空初期値
帆船108
Gemini
ナーシサス次元から来た人
Nurse Cafe
オーロラ
スノー・ブラインド
・ドロドロに濁った印象の歌詞
カウボーイとインディアン
パレード
聖馬跡形惑星の大詐欺師
救済の技法
パラネシアン・サークル
美術館で会った人だろ
異論は認める
>>650 あなたと俺の歌詞感覚は酷似してる事がわかった。
概ね合ってるのが怖いw
何が怖いんだかさっぱり分からない
言葉のあ(ry
アルバム「救済の技法」とエヴァ旧劇場版は似ている
どこが、と問うことさえ空しい比較
なんでアニオタってこうもウザいの
のこぎり鳥が視覚的に一体どういう姿をした生き物なのか 想像しようとしてみては挫折する今日この頃 3次元空間の生き物なのかどうかすら怪しい しょうがないからGridやJulia Birdと聴き比べて面白がる事にする 鳥ネタ曲って少ないけど、ちゃんとシリーズ化してる気がする
ウチの窓に当たって死んだ鳥 数日後にそれ喰った鳥
662 :
Track No.774 :2009/07/25(土) 12:50:24
怒れる丘、鳴り止まぬナントカにー激情の鐘は鳴り 静かにも聞こえる 妖しく光るマシンからー 聞こえるか、地の果ての母を撃つ音ー みたいな歌詞の曲名が思い出せない!!! なんだっけ!? イラク戦争の事を歌ってる歌・・・
一度言ってみたかった、ググれ。
ありがとう! 「地の果ての母を撃つ」って歌詞がグッときた歌でした。
667 :
Track No.774 :2009/07/26(日) 21:30:28
火よ何故民たちは
走る走る
669 :
Track No.774 :2009/07/27(月) 08:53:31
ハッスルだとか、コスプレだとかの歌詞が親父臭 未だに「救済の技法」の歌詞の違和感になれない。 なんかまだ親父臭歌詞あったような。
670 :
Track No.774 :2009/07/27(月) 08:57:50
>>650 救済の技法とナースカフェは逆なような・・・。
あとBig Brotherが何故泥々に入ってない?
靴音立ててハッスルで駅へと駆けた
丘に立つ新しき
むしろ、今時の若者臭の歌詞をおっさんが書いてたらイヤだよ…
コスプレとかハッスルとか、胡散臭さや俗っぽさを演出するために あえてカコワルイ単語を選んでるんだと思ってたんだが、信者脳かな?
>>674 そう思うよ
超ウザイ〜とか含めて普段自身が使わない単語をわざわざ選んでそう
>>674 >コスプレ
救済の技法を出した頃
ヒラサワはアニメとかゲーム音楽の仕事も手掛けてたから
そこらへんから影響受けたのかなと思ってた
ホントの所どうなんだろね ?
ランドセル頃はジャケット写真で着てたのと同じ服を着た
女の子が最前列に陣取ってたそうだよ
平沢本人が10代の頃に腰までの長髪にしてたのにも
(その当時の音楽スタイルとの関係が一番大きいだろうけど)
少しはそういう気分があったのだろうし
30年以上前からそういうのと程近いところにいた人に
アニメ関係の仕事からの影響ったって今更な気がする
>>674 発想的にはそんなところだろう 対句みたいなもん
歌詞全体がどシリアスな中にこれ以上無いくらいに軽薄な言葉を
仕込んでおくと、聴く人皆がつんのめる しめしめ、的な
Dustoidの盛り上げまくった挙句の「はい」もそういう逆説的手法の応用
>>650 にある透き通った流水の様な歌詞はともかく
ドロドロに濁った印象の歌詞は
「飛び散る血」とか「足りすぎた贅肉でもだえ」とか「異臭を放ち来る〜」とか…
生理的に苦手な言葉が出てくるのにもかかわらず
聴いてる内に好きになってしまうのは何故なんだろう
ヒラサワマジック
ノイズという才能
ヒラサワイリュージョン
くさや的な
むしろドリアン
ヒラサワリヴォリューション
咲け 輪廻の
ハルマゲドン
トランスパレントスカイのOP初めて見たけどすごいな わざとCG臭くして、なんか・・・もう発想が凄い
それ、見たとこ平沢は全く関わってないけどな
出身地が日本とはあるけど、絶対に日本人ではなさげな 実は平沢不死身化プロジェクトの言い出しっぺ的な人の… …ま、該当の板に移動した方がいい話ではあるわな
691 :
Track No.774 :2009/08/03(月) 03:10:08
時間の西方って過去って事ですよね? この曲が何を歌ってるのかはサッパリだけど言葉自体がとても好き。 「夜は間近と浜辺の砂が 遠く沈む陽の影の牢を出る」とか 「緩衝の壁突破の轟音つんざく良心の嗚咽」とか
>>691 自分も時間の西方の歌詞の意味はさっぱり…
白虎野に入ってる曲(歌詞)は全体的にこ難しく感じる
694 :
Track No.774 :2009/08/05(水) 00:30:28
>>693 おぉ!ありがとう無口な人。
って!結局わかんねぇえええああああぁぁぁ
何者か(船であったり群衆であったり)によって過去を隠されている。それは夢の奥に存在する。 簡単に言っちゃうとこうじゃないかな?
一つ一つの単語の意味を紐解いて、ああなるほど!となっても
歌詞全体を見渡すと結局ようわからん(;´Д`)
が、
>>695 のような解説を読むと合点がいく
「過去」というより「あったかもしれない未来」
698 :
Track No.774 :2009/08/07(金) 02:02:25
あったかもしれない未来かぁ。 自分考えるの苦手なんで細かく考えてないんだけど時間の西方って最初に見たとき真っ先に 「時間=時計」「西方=時計逆回し」って発想が浮かんだのさ、ただそんだけw
過ぎ去りし近未来!
白虎の存在も忘れないであげてください
白虎 西 青龍 東 朱雀 南 玄武 北
>>701 どうにも俺の邪気眼が疼くw
思想の一つというのは理解しているんだけどね
そういやキングクリムゾンの「RED」って錬金術ネタだったんだな マンドレイクのネーミングを錬金術関連の本から持って来た平沢なら 一発で分かったかもしんない ルベド…
錬金術といえば賢者のプロペラ 歌詞カードの中?に半透明の変な紙があるけど、これは何? ∞ Fq4X $"$k%`_%c%s%^! 何かの暗号なのか 意味があるのか それとも単におっさんのお遊びなのか
>>704 前に同じような謎の記号の羅列がCDの帯にあったってのは聞いたことあるなぁ……
それの解読法をやってるサイトならある。
ブリュムケールもそういうのがあったね ジョン・ケージの本とかも読んでるのかなーと思うような 字組やデザインの遊び方が流石の専門学校卒
>>705 解読法やってる人いたんだw
そうだよなぁ、あの記号の羅列って何か意味ありそうだもんね
初めて平沢のサインをみた時、一瞬ふざけてるのかと思った
むしろ今監督のサインに「…!?」
>>655 母繋がりだけじゃん
他になんかあんのか
これほどの亀レスで噛み付く相手がそれかよ!
>>703 マンドレイクって死刑台の下に咲くとか、錬金術の材料として使われたりとか
引っこ抜くと悲鳴あげて、それを聞いたものは死ぬ…とかっていうやつだっけ?
そうだよ 当時はそういう聴いてる方がおっ死ぬような怖い音楽をやるぜー! とか盛り上がっちゃってたのだろう、きっと そのメーミング自体を「ミーハーな」と言っちゃうのは 魔術、錬金術方面の用語のそのまま流用してるからなんだろう、きっと 今や自分オリジナル用語のアシュオンとかでっちあげるくらいに 成長してしまいましたとさ
太陽系アシュオンとかいう小説を読みたい
ブリュムケールの記号の羅列はやっぱり何かあるの?
あれは単にギザギザな文字を並べた見た目のイメージを重視してるんじゃなかろうか …あれがのこぎり鳥かも
>>715 ブリュムケールの記号の羅列って、「 wへ_√レvv ̄─」のこと?
あれの原文は元々手書きで、文章の最後に電波っぽいギザギザが書かれてて、
手打ちタイプする時に、ネットで一般的な電波ギザギザを流用しただけの話
元のチラシは上半分(モノによっては左半分)が進の文章、
下半分が裕一のコラージュアートで構成されていて、とても奇妙な出来映え
音廃本にもいくつか縮小収録されてるからじっくり見る価値あり
>>716 その解釈はアリかもね
>>716 、
ミ;ヽ. ミ斗
ミ'シ\ ミ;: |
ミ';, ヾ;' /
ミ:;:,... i,,.ノ _
≧゙''''", _,,二二´,,・ )=√ ̄WWWWWW
// ̄
オォ
かわいいなw 曲自体はやっぱり閉塞感ぎりぎりでうひゃーって感じだけども
ようやくアルバム「オーロラ」をゲットォォ! 実際、ヴァーチュアルラビットの次のアルバムと思うと納得出来る歌詞 力の唄での「弓」とか「虫」とかの意味合いが嵐の海よりも 分かりやすく使われてる感じがする トビラ島は、まあアレだけども これだけはもうちょっと頭に馴染まないと無理だ…
力の唄の、虫たちの弟子に〜は 死んで土にかえるって事の隠喩なのか?
>>720 トビラ島は歌詞が血なまぐさかったり、サビがお経みたいだったり
13分29秒もあったりと、どうにも好きになれない
しかし繰り返し聴いてる内に段々トリップしてって
最後にゃパラネシアン サークーサーク〜と口ずさむ始末!
…これが【ヒラサワノイズマジックサヤドリアンリヴォイリュージョン】というやつ!?
トビラ島、なんか思い出すな〜と思ったら
ホルヘ・ルイス・ボルヘスの伝奇集に入ってる「円鐶の廃墟」
もともと平沢自体がかなりボルヘスがかってる印象はあるけど
これはかなり被ってる度が高めな感じ
>>721 その前にある「遠く渦をまく この星の群れとして」の対になっているフレーズ
片っぽが空の彼方、対して片っぽが足下の野原に思いを馳せるイメージ、と見た
724 :
Track No.774 :2009/08/22(土) 05:09:33
パレードの「頼みはSSRI さて流行りのテラスでハイホー」 歌詞にはSSRIと書いてあるがSSRIEって聞こえる てかSSRIってなに?
>>724 夏が終わるとお前みたいなレスも減ってしまうんだろうか
ググレカス
なんとも様式美的なものを感じるやりとりであるな
まぁググレカスと言うのは容易いがそれじゃツマランでしょ
>>724 手っ取り早く言うと抗うつ薬の一種
以前精神的に病んだ事があったらしいから
もしかしたら平沢は飲んだ事あるのかも…と考えたり
「らしいから」と言い、「あるのかも」と言う そのソースは?まさかネット上の噂ではあるまいな
…と考えたり この6文字が見えてないのかな
文盲
こういうの見ると ソースは? って言いたいだけちゃうんかといつも思うなぁ 「らしいから」の時点でただの(ネット上の)噂話であろうに いちいちソースを求めるとか はいはいソースソース つウスター
「らしいから」の内容は会員限定のBBSに詳しくあるけどね その内容をこの場に持ち出さないのが礼儀だか敬意だか、って事で
「言えない事」ならはじめから黙っとくのが一番
話豚切るけど 誰かホピ族の神話のこと詳しいページとか知らない?
コペンハーゲン解釈を素人にも分かりやすく 説明してくれてるページってwikipediaの他に何かある? できればそれが「人的迷路」とどういう関連があるのかも知りたいんだけど
>>727 日本初のSSRIは1999年発売だから少し時期がずれてるかも。
白虎野の元ネタあたりの所から持ってきてるんじゃないかな…
あと、チンタラポンな話でちょっとふれてたりする(自殺ピル)。
『私は「うつ依存症」」の女』という映画がある 原題は"Prozac Nation" このプロザックはアメリカで最も普及しているSSRI系抗うつ剤 新世代の抗うつ剤だの全世界で2000万人が使ってるだの アメリカでは年間2億件処方されてるだのいろいろ 奇跡の薬、SSRIの国アメリカ 資本主義と商業主義と万年(薬漬けの)躁状態の国アメリカ わっしよ〜
で、カタカナのプロザックでググると (映画の原作である自伝と一緒に) ごっちゃりと販売サイトがひっかかる ここもさすがは下手な紛争地帯より人が死んでる 年間自殺者3万人の国
('A`) パーパパプーヤー オイルガヨー ('A`) ナーマネヤー (゚Д゚) ガ! ('A`) ハァーラー 頼みは抗うつ薬 流行りのテラスでハイホー!(゚∀゚) ハイホー!口笛吹き ハイホー!ウサギ追えば〜
ウサギのハイホーはナチュラルなハイホー 抗うつ剤のハイホーはハッピードラッグなハイホー なんともお安いハッピーだことよ
きっと、テラス=屋上テラスでハイホーなんだろう。
>>740 ナチュラルハイホー/ウサギ
ドラッグハイホー/パレード
橋大工は…仕事のかけ声ハイホー?
ハイホーって歌詞に書かれてるは、この3つ位だっけ?
>>743 ハイホーじゃなくヘイホーなら「ロケット」
>>742 ヒラサワはこんなホテル行かないよなー絶対
目の付けどころがインテリアデザイン学科卒
歌詞じゃないが、おっさんの新企画タイトルがいいなぁ。 「凝集する過去」…意味からすると、ソロもPもいっしょくたにするぜってこと なのかな。何するか想像つかんが、ほんっと、この人の言語感覚はすげえや。
>>717 遅まきながら縮小収録のブリュムケールチラシを確認
確かに不可思議千万
…でももっと気になったのはその右斜め上辺りの「やまとノリの真相」
誰か実物チラシを保管してる人はいるんだろうか…
(もしかして裏Pmaniaってそういうのを収録してるブツなのだろか)
平沢はソロしか聴いたことがない (サイエンスの幽霊〜点呼する惑星) Pの方は聴いてみたいが難解そうで手を出せずにいる… ちなみソロの曲・歌詞で、Pの雰囲気というか歌詞に近いのは どの曲がありますか?
752 :
Track No.774 :2009/09/02(水) 05:25:38
>>751 Pの曲でソロに近いもの、じゃなくて?慎重だなw
ソーラ・レイ
Archetype Engine
環太平洋擬装網
On Line Malaysia
Day Scanner
RIDE THE BLUE LIMBO
CODE-COSTARICA
Mirror Gate
歌詞がテクノっぽいのとかをざっと挙げてみました
フローズン・ビーチはソロとP両名義でやってるよ
核P
>>753 どうもありがとう
参考になりました
何故今までPに手を出さなかったのか分かった気がする
Mirror Gate以外は全部飛ばしてる曲だった…
>>750 噂話だけでしか聞いたことが無かった幻の資料集
そのものの姿形を見る事ができた事に感激 ありがとう
これは明らかに自分の中で正しい質問をきちんと持てていないと
使いこなせないタイプの本だ…
>>750 色々とツッコミどころが多い写真だけど
ひょっとして2冊持ってんの?
資料集は上・下と2冊あったりしてw
悪いんだけど、実物を持ってない人のレスでは何の参考にもならないんだよ
250ページの本が上下巻だったら読んでるだけで知恵熱出ちゃうじゃんw あれは2冊持ってる人だよ。
Caravanは好きな曲のひとつなんだけど これはあっち側、あの世からお迎えがやって来て…って解釈でいいのかな? わからないのが「手をふれば 謎は二度と見えない」 謎とは何を意味してるんだろうか
>>762 ま、「幽玄の国」からのお迎えなんだろうけど
あの世なのか集合的無意識なのか夢の中なのかは
見方によっていろいろ変わりそうだ
「謎」はそこで謎が全部解けてしまう、という事なのかもしれないし
(Sim Cityの実質のラスト曲であるところから見て)
謎の塊であるキミとのとりあえずのサヨウナラ、という事なのかもしれない
アルバムのテーマである「現実を裏付けるシミュレーション」が
そこでいう「謎」の事なんだろう、とは思うけど
そう言って分かってもらえるかどうかまでは知らない
>>763 ふぅむ…なるほど
>Sim Cityの実質のラスト曲
そこまで深く考えてなかったよ
謎が解けたような気がする
ありがとう
Caravanは最初聴いた時 “風のような凛々しさで 夢を生きた君” の 葬送曲だと思った。Switchみたいな。
自分はあの世からこの世ならざる者達の集合体=キャラバンで
それが迎えに来たものだと解釈している
>>765 葬送曲にも聴こえるよね
表がキャラバン 裏がパレード、的な
>>767 それだ!
キャラバンのお迎えは清涼感があって明るい感じ
パレードのお迎えは暗くて臭くて迫って来て…怖い
そんで中庸がQuit&ハルディンホテル 「アイリス」が虹の女神イリスの英語読みなこと 「長い雨の夜」に咲いてる事を考えると これも水仙やロータスと同様の「水」系の花 SP-2との出会い以前の曲ながら 堂々Switched on Lotusの無料配信曲扱いになるのも納得
表 Caravan 中 Quit ハルディンホテル ナーシサス 裏 パレード
お迎え系の表、中、裏 こうして並べてみると面白いな Lotus ロタティオン Switched on Lotusの ロータス系は言うまでもないけど 同じような系統の曲は他には何があるかなぁ 迫ってきたり追い掛けられるのだと… ・パレード ・狙撃手 ・美術館で会った人だろ
キーワードは一つに絞った方が良いと思うんだ 「なんとなく」だとなんでもかんでも一緒くただから
んじゃ「庭」
774 :
Track No.774 :2009/09/10(木) 05:57:36
つ死
それで何がしたいんだ君たちは
最初の頃に比べて低調だね、ここ 解釈し尽した、ってこと?
>>776 いや、解釈し尽くしたどころか
本当に解読できているのかどうか分らないw
解読できたものもあるかもしれないけど
ほとんどがまだ手付かずのままだよ
ある程度正しく問うてもらえぬことには、答の返しようも無く まあ、夏も終わったことだし ぼちぼち通常営業に戻るんじゃないですか
30年分の蓄積をたかが775レス如きで解釈し尽くせる筈があるかいな 話題に出てくるのも大体が平沢ソロ曲であって P-model曲は殆ど触れられてないし …手も足も出ないような代物もあるのは確かだが
隠しテーマがあるアルバムって、白虎野の他にはないの?
広場でって葬式の曲?
783 :
Track No.774 :2009/09/13(日) 07:21:00
なんという貪欲のスレ。料理を食いつくしレシピを貪る輩。 心の砂漠に涸れた平沢の水瓶。無常の朝露。最後の夏。
>>781 P-modelの曲も含めればきっとあるはず
でもソロしか知らんから解読の力になれそうにないのが残念だ('A`)
>>782 そうとも取れるし
自分は死→生まれ変わりと解釈している
平沢作詞作曲レシピ コンセプト hirasawaワード辞典 楽器(手作りも含む) SP-2 ねこ
ヒラサワの歌詞は読んでも意味不明なものが多いからピンとこない が、聴くとボワボワっとイメージが広がって コラージュされた言葉と音が重なりあい「ああそうか」となる こういった作詞方法は特殊なのかな てかヒラサワ自身が特殊か… 作詞、作曲、編曲、ボーカル、シンセ、ギター、手作り楽器、バカコーラスと なんでも一人でやっちゃうし、またそれを楽しんでるし
>>786 参考までに↓
平沢さんの曲はすごくキーワードを大切にするんですよ。
ひとつの言葉から色んな人が共通して思い浮かべるイメージがありますよね。
平沢さんの曲は、どの曲にも共通した言葉というのがあるんですよ。
「塔」とか「駅」とか「人魚」とかキーワードがあって
それについて歌の中で説明せずに、聴く人のイメージにゆだねて
それで歌を捉えると漠然とイメージがわき上がってくるという手法なんです。
この事は、運良くご本人と対談できる機会に確認できたんですけど
その手法にたいへん感銘を受けまして
ソース/ロスト・チルドレン完結記念 三浦建太郎インタビュー (迫撃戦増刊)
あの頃、「ベルセルク」のアニメやゲーム関係で知りあった
平沢進さんっていう音楽家のかたがいらっしゃいまして、
このかたがとても変わった音楽をつくられるかたで、
宗教音楽のようなテクノのような音楽なんですよ。
そのかたと話していた時に、物事を象徴的に考えるとちゃんとまとまる、と言われたんです。
ソース/栗本薫×三浦建太郎の対談 (グイン・サーガ オフィシャル・ナビゲーションブック)
>>781 「隠しテーマ」を一体何の意味で言っているのかが分からない
どのアルバムにもある程度一貫したテーマはあるし、別に隠しちゃいない筈だけど
>>786 詩(俳句や短歌だってそうだ)の世界でならごく普通の技法です
と、一行で終わらせるべきなのかなぁ
実はベルセルクの魔法の発想は思いっきりグノーシス、ヘルメス思想寄りで、とか
マンドレイクの命名由来からして平沢自体がそっち寄りの人間で、とか
平沢に与えた影響大なユングもヘルメス思想の再評価を図った人で、とか
「賢者のプロペラ」なんかモロにそっちの趣味全開なアルバムで、とか
象徴/魔術/錬金術系からは派生する話題が多過ぎてまとまらない
多分、歌詞の話題がどうして錬金術の話になるのか、というところの
説明から始めなきゃならないのだろうし
とりあえず他人様のページを放ってみる
>>263 ,264,265,267,268で言及されてるウィリアム・ブレイクのお話
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0742.html タンジェリンドリームが平沢に与えた影響については
卒業制作作品なり、トビラ島なりがあるので説明不要かと思うけれども…
三浦建太郎じゃないけど やはり平沢好きな漫画家さんが主人公の吸血鬼の棺に 「私はヘルメス 私は自らの羽根を喰らい飼い慣らされる」 とか書いてたのう あれはあれで死者の大パレードでロンドン丸ごと壊滅状態 パプリカのパレードといい、ベルセルクの蝕といい みんな好きだね、そーゆーの
へー ヒラコーって平沢好きなんだ なんか意外
平野耕太はエロ漫画家時代に 「COYOTE」なんてタイトルの作品描いてたのを しみじみおもいだす
字楽先生がちょっとだけ平沢イメージ
だってホラ就職の紹介先が「秘密結社」とかすっげーそれっぽい
一方で聖☆お兄さんの作者さんの日記写真にもBLUE LIMBOが潜んでいたりして
いろんな意味で世も末だかなんなんだか分からない有様
>>790 某P-MODELメンバーを追いかけてるブログを見てれば
すぐに気付きそうなもんじゃないかい
そう言えば聖☆お兄さんの作者さんってベジタリアンだったな。
平沢の影響をうけてるマンガ家達 その逆があってもおかしくはない…はず 「確率の丘」はベルセルクをモチーフにしたとしか考えられないんだが 皆はどんな解釈してる?
795 :
チラ裏 :2009/09/15(火) 09:33:17
平沢の歌詞にはなにかノイズのようなものを感じる 平沢の肉から生まれたものではない違和感というか だから捕まえようとしても手が届かない 意識的にやっているんだろうから 平沢は視聴者にたどり着いて欲しいのではなくて 旅の終わりはどこでもいいから旅することを楽しめと いってるんだと解釈して聞いている
>>794 漫画は「がきデカ」しか面白いと思った事がないって人が?
そら無いわ
勿論、平沢、三浦両者が要素的に被る部分はあるだろうけど
それはもともと近いからなだけであって、歩み寄りとは違う
平沢は漫画以外からのインプットが膨大過ぎる人だから
漫画を通して聴こうとしても情報のとりこぼしが多くなるばかり
そういうの、逆に効率悪いから止めた方が良いと思う
ヒラサワの世界や思想の根源は絶対的に本からのものでしょ。 3行log読めば分かる気がするけど。 ICE-9が出てくる「猫のゆりかご」しかり BigBrotherが出てくる「1984年」しかり。 この二冊は読んだけど、確かにヒラサワの曲世界と通じていたよ。 まぁこのスレの住人なら知ってて当然だよね。ね。
常識常識当たり前 特にその2作品は影響は分かりやすい形で出てるし そもそも、平沢当人がどういう物事から作品の発想を得ているのか どういう音楽の世界を聴いてきている人なのか どういう社会のどういう文化の中をくぐってきた人なのか それも分からない状態で、その人の作品の解読の手掛かりなんか まともに見つけられる筈が無いわけで このスレでそれを知らない人なんかいる筈が無い無い
なんだかなぁ…
いっそ少し前の本スレみたいなシンプルな「アニヲタ氏ね」の方が
切れ味さわやかな殺伐感があって良いかもしれないな
>>797 最近の三行logだと「恋人たち」を読んでたね
…その辺のSFを履修できたら、その先にはメディア論と
量子論と複雑系と文化人類学/民俗学とユング&河合隼雄と
宮沢賢治とキンザザが待ってるんだぜ
まだまだ沢山ある気がするけど、今はこのくらいしか出てこないんだぜ
平沢が好きなものばかり追っかけても 平沢的にはつまらない奴だよな
>>800 十年前のヒラサワなら、そのあたりでいいんだけどね
という殺伐感たっぷりのレスはいかが?
そういう浅い知識で言葉を拾ってくるから 中二病って言われるんだな
>>800 なにその「僕はこんだけ知識があるんだぜ」アピール
そんな崇高な御高説は近所の犬にでも喋ってろ
で、どうすんの?「確率の丘」は?
>>805 そうせかすな
今まで得た知識をフル動員して、平沢と関連づける、さらに引用だらけでも自分で解釈、表現する
これ結構時間かかるぜ
たかが2ちゃんのレスだけど、適当書くわけにいかないし
とっかかりは適当でもいいんじゃないすか (余程すっぽぬけた話になってさえいなければ、だけど) 2chは場の性格が論文発表というよりも討論向けなところだから どの辺まで考えてるかを出してもらえれば こっちもそれに付け足す部分は足すし 違うな、と思えばそう書くよ
あれだろ、平沢氏の好きな分野の本を全部追い掛けてはいないけれど 民俗系の知識ならあるぜとか、哲学ならまかせろとか 各々の得意分野からの解釈を書き込んで実像を探っていけばいいんでね? 盲人と象の話みたいだけどな
無駄というか無意味な作業としかいいようがないな
それを「あえて」というところから始まった スレにやってきて今更何を言い出すやら
というわけでSPEED TUBEの「カシミールの王さえ火を絶やす」が 気になってんだけどさー 「火」って拝火教(ゾロアスター教)的な意味の「火」なのかしらん 「瀕死の花さえ愛そそぐ」「気を張っては宇宙に足しげく」とセットだし 王道楽土と違ってネガティブイメージな「火」ではなさげだし それなりに良いもんだと思うんだけど、絶やされてしまうのだよね、これ それってどうなの? マズくない?マズくはない?
>>806 そう何でもかんでも一人でやろうとしなさんな
>>807-808 の言うように皆で色々解釈、討論しながら解読してけばいいと思うよ
その方がスレも盛り上がるしね
>>813 うん王道楽士の「火」とは違う感じ
なんかこう宗教的な匂いがする…
TSUTAYAで勇気出して 「平沢進のCDおいてますか?」 って聞いたら「は?」みたいな顔された
>813 カシミールっていうと紛争地域だから、自分は 諍いが絶えない場所ですら(争いの)火を絶やすほどの 物凄い事象、だと解釈してた。
「カシミール効果」で、なんか量子力学に関係が? と思ったけど、それ以上考え付かなかった
>>813 「カシミールの王」はチベット仏教等々の神秘主義とか
古来の知恵とかそういうのの守護者かなと思ったけど
自分はそういう王さまの火が途絶えちゃっても全然ダイジョブ派
コスモの学人(どうも複数いるらしい)が
ハリーアップでバーニンアップしてるからダイジョブ
>>818 スピードチューブ=粒子加速器
http://wiredvision.jp/news/200809/2008091123.html http://www.youtube.com/watch?v=j50ZssEojtM だろうから、量子力学の方からつっついてみるのもアリだね
上の動画の歌詞の一部
"The LHC accelerates the protons & the lead
And the things that it discovers will rock you in the head."
…SPEED TUBEと割とモロに被ってる気がする
カシミール効果はWikipediaの
>ワープやワームホールの論文においては、その実現性の論拠として
>しばしばカシミールエネルギーという言葉が登場するが、
>それはこの現象のことを指している。
の辺りに漂ういかがわしさがお素敵
TSUTAYAなー。 こないだ行ったら、ジャンル分け変わったみたいで、J-POPの棚からニューミュージックの棚に移されてんだよな…。 平沢進の横にビリーバンバンのCDがあったりするんだぜ。カオス過ぎる。
SPEEDTUBEの歌詞に意味なんかなくね?
ただイメージを表現してるだけ
カシミールは
>>819 の通りカシミール効果って言葉が本読んだら出てきたとかで
拝火教と掛けて遊んでるだけでしょ
>>816 >物凄い事象、だと解釈してた。
地球がふっとんじまったんだから
そりゃ、物凄いよね
つまり、、、「実験は成功した」と
言えるのかもしれない
>>822 後半の歌詞で「地球の端と端」で呼び合ってるんだから
歌詞自体はちゃんと現存してる地球上での話だと思うんだ
最初の「ここかつては地球の端」というのは
単に「以前はそこから先には行けなかったところがあった」というだけで
今はそんな限界は無くなったから、もうどこまででも行ける、という…
違うな 「地球の端と端」で呼び合ってるんだから 「端」も消えて無くなっているわけじゃない この「地球の端」は、つまり「最先端」だ 人類の知とか認識とか、そういうのの 一番先に進んでるところの事だ
にゃ〜〜〜お
これは探しに行かねば(できればハリアップで)
確率の丘の「確率」は 生まれ変わりとか輪廻に関する確率なん?
>>825 赤い夕日を追いかけていった先では
ハイホーと呼び合う橋(端)大工達が夜通しで
つるはしをふるっているのですね
>>827 輪廻繰り返してたらダメじゃん
人と生まれたからには一応悟っとかないと
本物の悟りは無理でも一応そっちに向かう努力はしとかないと
誰も輪廻を「繰り返す」とは言ってないのに何をそんなに熱く語ってんだか
移る季節を隠して鳴らす盲信のレスの匠
理の下叩かれるべく叩かれた文盲の絵解きに
>>828 を知る
ホロホモーの歌(だっけ?)の楽譜持ってる人いる?
>>813 「火」はオリジナルのゾロアスター教以外にも
ニーチェのツァラトゥストラとして見てみるのもアリだと思う
ついでにそのニーチェの狂気を自らの問題として
引き受け乗り越えようともしたユングへの
ヒラサワ流の返礼として見立ててみたとしたら
それはそれでかなりカッコイイような気がする
ホロホモー持ってるよ うpはめんどくさいから勘弁な
うpとは言いません、音階と音符の長ささえ教えていただければ …うpの方が話が早いだろ、とかは言わない約束 何か良い手はないものか
>>827 vichan氏の話から思い出したものがあって
それを使ってみると「確率」の説明ができそうなのでしてみる
思い出したのは蝉丸Pのこの動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6390012 と、その解説 映画パルプフィクションの話
http://bouzumekuri.jugem.cc/?eid=248 2人の殺し屋が一緒に同じ出来事を体験し、
片方のヴィンセントはそれをただの偶然としてスルーしてそのままだが
片方のジュールスはそれを「神が起こした奇跡」として受け止め
「俺は悟ったぞ」と宣言し、殺し屋稼業から足を洗う事を決心してしまう
で、映画とはいえ、ジュールスのようなケースは
それなりにプロな仏教の人から見ても
ある程度説得力があるものであるとのこと
さて、この殺し屋2人の立場を分けてしまったのは何なのか
というところでようやく「確率」の話
(続く)
(続き) 「確率」=ある事象の起こり得る可能性の度合い これを使ってさっきの2人の状態を比べると ヴィンセント=「奇跡が起こる可能性」=「奇跡の確率」はゼロ ジュールス=「奇跡が起こる可能性」=「奇跡の確率」は存在する その「確率」が世界の中に存在している事に気付くか気付かないかで その人の「心の在りよう」=世界の認識はそれまでとは全く変わってしまう それからは全く別の世界の中で、今までとは全く違う自分として 生きていく事になる=生まれ変わる というわけで「確率の丘」の「確率」は… (当然ながら続く)
(続き) それが起こる可能性自体は小さくたとえ起こっても 人によっては取るに足りないものだが、 人によっては人生観が覆る程の衝撃をもって体験されうる 「何か」が起こり得る「確率」…でもって 「生まれ変わる為の前提条件として、その確率の認識が必要とされている」 という「前提」としてあるもの だって曲タイトルだから(えー) そんで歌の中身はその確率が存在すると知った瞬間にその人が見た世界 自分にはこれで「ピタっと嵌る」ように見えるけど 人がどう見るかは知らない 見ない人は見ない 見る人は見る みんな違ってみゲホゴホ (もう続かない)
長くてほとんど読めてないが、あれみたいな話か? 靴のセールスマンがアフリカに行って 「ここの住人は靴を履く文化がないから売れません」と思うのと 「ラッキーです!ここの住人はまだ誰も靴を履いてません!」と思うのの違い?
世界タービンでどうしてもわからんとこがある ヨンダマテ、テキィーータァー! って聞こえるあれ何て言ってるの?
>>842 呼んだ!? 待て、手\キタ━━(゚∀゚)━━!!/
本スレと言いココと言い 最近は質問に対してボケ倒すのが流行りなのか?
>>842 ヨングミラ テチタって言ってるんだって、古代韓国語らしい
>>846 古代 韓国 語なんて胡散臭い…w
当時はそれが流行ったのかな?
万葉集を読み解くなんて本も出てたよね。
そのヨングミラーテチーターって日本語で何ていう意味なのか、分かる人いる?
書いて早々、周りの人に聞いたらあっさり分かっちゃったよ…… 「一斉に太鼓を打ち鳴らせ」 って意味なんだってね。 この辺から「世界タービン」読み解き、いけるかな?
850 :
Track No.774 :2009/09/26(土) 13:20:38
ヨングミラテチタの大元は小西コレクションの世界各国音声ファイル 不幸プロジェクトにも使われてるのはその為 平沢がタービンに使うにあたり大学教授にまで尋ねて意味を調べた 出典は昔の会報
851 :
Track No.774 :2009/09/26(土) 15:38:35
鳴金一下 大吹打と書くらしいが
>>841 殺し屋がもう殺し屋を続けていられなくなるくらいの話なわけだから
靴のセールスマンの場合も靴を履く習慣のない人達の姿を見て
「どうして俺らは靴なんか履いてるんだろう?こんなもの無くてもいいのに」
くらいは思ってもらえなければおっつかないと思います
「そもそも私の歌詞は何を言ってるんだか分からないと評判だし、意味のわからない歌詞として有名だ。どうしてなんだろう??」 どうしてなんだろう??ってwww
>>853 最初のネタバレが1990年の会報だから
2001年時点は知ってる人はあんまりいなかった
平沢の口からちょくちょくネタバレしてる話だから
細かくチェックしてる人には周知の話だけどね
おもいっだっせば・・・
>>852 論点というか視点がずれてる気がするが。
>>835 ユングの『現在と未来』(平凡社ライブラリー)収録の「ヴォータン」だな
>>794 ベルセルクを持ち出すなら、その大元ネタまで立ち戻るのも良かろ
ユングの「ヴォータン」はアドルフ・ヒトラーの首相就任の3年後
第二次世界大戦勃発の3年前である1936年に書かれた論文
ここでユングはナチスの躍進の影にドイツの人々の
集団心理の中に元型(アーキタイプ)としてのヴォータンが
荒れ狂っているのを見てとっている
「嵐と狂奔の神」「とり憑き、熱狂させる者」ヴォータンとは
北欧神話のオーディンのこと
http://ja.wikipedia.org/wiki/オーディン ベルセルクとはこのオーディンの神通力を受けた者たちの事
『現在と未来』の編訳者あとがきには
母の死の直前にユングが見たという予知夢のエピソードがある
「宇宙にこだまするような、耳をつんざく鋭い笛が鳴りひびく。
すると灌木の茂みをかきわけて、一頭の巨大なドイツ・シェパードが、
かっと口をあけておどり出す。」
この時笛を吹いたものはヴォータンである、とユングは考えた、とのこと
そしてそのヴォータンの眷属であるデカいドイツ・シェパード
「(妄信の魔)笛」や「巨大な黒い犬」と言い換えてみると
さて、何かあっちやこっちに思い当たる節があるような、ないような
>>855 なるほど、肝心なのはマメさである、と
>>857 そりゃあなた、ずれまくってるように見えるのが正解
>>837-840 は視点や論点が拠って立つ前提そのものが
ひっくり返るような出来事の話なんだから
それを
>>841 の前提に基づいて説明しようとするなら
そんな前提知ったこっちゃないね、という話にするしかない
自作自演多すぎキモイ
冗談やネタをいちいち真に受ける文盲の自演野郎がいるのは確か IDなくても丸分りなのになw
課題が見出されて「いいや、いいよ、いや」って、いやそのつまり・・・・にゃー
865 :
Track No.774 :2009/10/01(木) 05:18:22
サビがあるよでサビがない ベベン♪ それは何かと訪ねたら ベベン♪ キミに咲くロータスよ
平沢の場合、Aメロ→Bメロ→サビ、なんてパターンはむしろ少ないだろう
>>864 「さることのありしかなかしりか〜」云々は、
昔々から昔話を話す時の前口上として一般的なもんじゃないのかな。
そんな風な老婆の語りは「不幸はいかが?」でもサンプリングされてるから
その前後の時期に、平沢自身がコレクションして歩いてたのかもしれん。
モンスターのテーマが「原初の混沌とした母性」を扱ったものだったから
そこからの連想やリスナーへの導入部として人食いの話を出してきた気がする。
ごめん、このへんうまく説明できない。
今から仕事で時間が無くて、頭が回ってないけど
詳しい話が聞きたかったら、当時の資料を揃えて夕方以降にまた来るよ。
>>867 ああ、「不幸はいかが?」って作品情報自体が少なくて
とっかかり方がよく分からなかったんだけど
そういう方向から見るのもアリなのかもしれないのか
モンスターも亞種音BOXが出るまでは
ずっと幻の作品だったわけで、当時の様子も殆ど分からなくて
お手上げ状態なので、何か情報があったら是非おながいします
870 :
867 :2009/10/01(木) 21:59:50
では、お言葉に甘えて続けます。 1987〜88年当時のインタビューでは (幻の)新アルバムについてのコメントがいくつかされており その中で、モンスターというテーマについて答えている。 曰く、 > テーマというより“モンスター”というのはシンボルなんです。 > シンボルだから形はないんです。 > 一人一人の解釈の仕方やとっかかりは違うんですが、 > なぜ、その一人一人がそう受け止めたのか。 > それを辿っていくと、最終的には全く同じ方向にいくというものの > シンボライズの仕方があるんです。 例として“母なる大地”と“命の源”。 そのようなニュアンスの言葉は、 個人の表現アレンジで言葉自体は様々に異なる言葉が存在するが、 最終的には“産む”“育てる”“成長する”という概念に行き着く。 同じように“モンスター”を例にとると、 ある時代には「やまんば」として表現され、 またある時代には「聖母」として、 はたまた「体制の象徴」としてもシンボライズされている時代もある。 しかし、そのシンボライズされるモノによって 逆にその「時代」が形作られてくることもある。 あるモノが個人の伝播によって変わるプロセスを経て、 もっと違う言葉に変貌することを信じてる。 > だから誤解はOKなんです。 > それが個人的な領域を超えてどこまで辿り着けるのかという…… > どうだわからないだろう(笑) と、要約するとこんな話だけど、 これだけじゃ平沢の言う通り、よくわからない(笑) ので、次の項では「三界の人体地図」に収録されている “見るなの部屋 創世記”を引用しつつ、 モンスターの解読を進めたいと思います。
871 :
867 :2009/10/01(木) 22:01:01
てゆうか、本家の還弦主義の方が、のっけからすごいことになってるw うちの資料でも提供できるモノがあったら協力したいな…。うわ。
昔の作品の情報が欲しいな〜、と言った先から
あんな事になってて口あんぐり これは良い布置やもしれぬw
>>870 む、「やまんば」は人食いですな
「体制の象徴」もある意味そうかもしれない
しかしシンボルといい、象徴といい
> それが個人的な領域を超えてどこまで辿り着けるのかという…
といい、なんともスキューバ君がダイブしていく先の
集合的無意識っぽいノリであることよ
次の項もどうぞおたの申しますです
873 :
867 :2009/10/01(木) 22:58:47
最初に。前項で引用したインタビューは DOLL 1988年4月号。 興味のある方は古本屋で探して下さい。 88年に発表されたビデオ「三界の人体地図」は LIVEパートの間に、いくつかの特撮パートが流れる。 そこではストーリーを語るナレーションが語られるが、 強烈なエフェクトで歪められており、聞き取ることがほとんど出来ない。 同時期にリリースされた同名の写真集には文章で掲載されたが、現在では入手困難。 以下、そちらの引用。 > [動物界] > サイであったところのボクは カモシカであったキミの入り江であり > バッファローであったところのキミは オオカミであったボクの沖である > 入り江である者のボクは 人であるキミの辺地である > そんなことだから この森に夜が降りても > 焦がれ叫んでボクの名を呼ぶより > ごらんよあそこと うわさしてください > はじめてボクが全きキミになれるように > ガオー! > [FORCE界] > かのFORCEは 君を火渡りの行列に誘う > 昼であれ夜であれ いずれの基準たる広場の淵でめしいた種の > あの99人の秘密の踊り手に隠れ家を! > キミのひと踊りが 100人の臨界量を越える束の間 > だいじょうぶFORCEがある! > [ひと界] > よき者の使者が降りて 言葉を垂れた > 使命を帯びた男は走る 速く広く伝えねばならぬと > 群衆の歓声に紛れて > しかし鋭く男の声は響いた > 「どけ!このうすばか!ぶっ殺すぞ!」 > かくして ひと界は全きものとなる > > オゾノコブラノスキー > 『見るなの部屋 創世記』より 動物界では、[サイ]であり[バッファロー]であり[入り江]や[沖]である ボクやキミは、前項での表現をそのまま借りると 個人の表現アレンジで様々に変わる、表層の「言葉」である。 しかし、夜などに象徴される混沌の深層では、個々の名前で括るよりも [あそこ]という「概念」で表現すれば、全きキミになれるのでは、と。 ところがひと界は深層の[概念]から、 表層の[言葉]を繰り出す「よき者の使者」という知恵的な存在が現れた。 言葉は、群衆達に速く広く伝える使命が与えられたが、 言葉を運ぶ男は、伝えるべき対象の群衆に罵詈雑言を発して蹴散らして 使命を帯びた[言葉]を、群衆に運んでゆくというパラドックスに陥る。 いかにも平沢が好みそうな皮肉たっぷりのオチ。
874 :
867 :2009/10/01(木) 23:04:12
長くなってごめん。長文嫌いな人は華麗にスルーしてください。
>>871 > なんともスキューバ君がダイブしていく先の
> 集合的無意識っぽいノリであることよ
その解釈は、正解だと思います。
平沢の発想の根幹ではないでしょうか。
自分で咀嚼しながらタイプするにあたり、
「キミもボクもいないオハヨウ」や、「ボクはキミだから」、
「二人が同時に回り続けるSCUBA」や「ホモ・ゲシュタルト」
「マンデルブロの中にテクノ有り」にまでも繋がってきてる。
平沢が数十年に渡り扱った深淵に触れてるんじゃないかと思えてきました。
前二項でモンスターの外堀をいじったところで
次項では「モンスター」「人食い」と表される概念について語る
戸川純との対談をモチーフにしたいと思います。
「戸川純」とかけて「肉屋のように」ととく そのココロは…
待て待て待て待て ちょっと待った >同時期にリリースされた同名の写真集には文章で掲載されたが、現在では入手困難。 しゃしんしゅう?!!!
877 :
867 :2009/10/01(木) 23:38:27
前二項の素材はモンスター制作期〜断念期という、 いわゆる真っ直中に語られたリアルタイムの発言だが、今回の引用は宝島1990年3月号。 既にソロ活動に移行した平沢が、モンスターにゲスト参加を打診していた 戸川純との対談中に「モンスターとは何だったのか」という話題に触れた。 平沢:今、P-モデルは休止中なんだけど、活動中に出す予定だったアルバムの シンボルとして「大きくて大きい古くて古い太古の女性性」というのがあって、 その巨大さをして「モンスター」というタイトルにするつもりだったんだ。 もちろん、肯定的な概念のね。 でも男が創る以上、女性性そのものにはなれなくて、 [女性性についての音楽]になってしまう事への苛立ちがあったんだ。 その頃、戸川純の作品を本気で聴く機会がたまたまあって(中略) その時聴いた歌詞の全てに、僕が「モンスター」でやろうとしていた 女性性が内包されていた。 戸川:確か「山ん婆だ」って言われたんだわ。 平沢:あの時は言い方が偏って、そう言っちゃったんだけど、 モンスターというのはロリータから山ん婆までを包括する巨大な女性性の事なんだ。 それで、これは純ちゃんに手を貸してもらおうという事になったんだけど、 P-モデルの方がゴタゴタして結局流れちゃった。 戸川:残念だったわ。 平沢:でも今となってはやらなくてよかったと思ってるんだ。 だって本物にかないっこないもの。 僕は、今、日本で様々な表現をしてる女性ミュージシャン達って 単なる男だと思う。 唯一、戸川純だけが僕のキーワードである女性性を 日常でも表現においても実践してると思う。 モンスターの一つの種明かしが、端的に語られてると感じるので 私からこれ以上付け加えることはありません。 ただひとつ。 これらの発言から数年後、男も女も飛び越したSP-2という存在と出逢い その後のライフテーマになるほど彼女達からインスパイアされたのは 必然だった。と、結んで終わります。
878 :
867 :2009/10/01(木) 23:40:28
879 :
867 :2009/10/01(木) 23:46:44
>>875 そのココロは「誰でも良いから私を止めて」?
>>879 …そのココロは「愛しい貴方が食べたい」
にしても、ユリイカインタビューの時の平沢発言
「私は本物の女性の事を「偽物」と言っているのですが(笑)」って
>僕は、今、日本で様々な表現をしてる女性ミュージシャン達って
>単なる男だと思う。
辺りの発言もおさえておかないと、ただのニューハーフにまっしぐらな
変態さんにしか見えなくて超危険だ!と改めて思うのでした
かといって、改めてそんなところを説明するのももどかしいだろうしなあ
なにはともあれ、これほどに濃い目のネタを乙でした
質問はもうちょっと考えてからで 亀になるかもしれませんが
今しばらくは“見るなの部屋 創世記”の文章にクラクラしたいと思います
881 :
867 :2009/10/02(金) 00:44:24
>>880 SIMCITYの頃は誤解無きように説明しようとしてたフシがあったけど
近年では、各種の誤解も含めて許容して達観しちゃってるよね
まあ、仰るとおり、面倒でもどかしいんだと思いますw
質問は、モンスターの件に限らずとも気長にお待ちしてます
ロータスっていうものが頻出して、曲名にも当てられてたりするんだけれど 「Louts」の中で"君に咲くロータス"のロータスは何かの象徴なのかな?
>>882 いつぞやのFantomに書いてあったけどさ、
ロータス(蓮)は、日本では男性を象徴しているらしいよ。
でも本人は知らなかったらしく「ギクッ」とか書いて文章をシメてた。
外国ではどうなのかね?
仏教の世界じゃ、
お釈迦様がのぞき込む現世や地獄の見える湖には蓮の花が咲いている
なんて話を聞いたけど。でもそりゃ「蜘蛛の糸」かw
フィクションくさいね。
(でも蓮の花に乗った仏像もある)
>>882 “君に咲くロータス” と聴いて真っ先に浮かんだのは
ボリス・ヴィアンの「日々の泡」(「うたかたの日々」)だった。
胸に蓮が咲く奇病にかかるヒロインが出てくるんだよね。
>>883 いちおう蓮はヒンドゥー教や仏教に関わりあるよ。
>>883 日本、男性を表すのはトンボじゃないかな?
(日本国の別称秋津島(洲)はトンボの島って意味)
>>867 貴重なお話ありがとう
>>884 蓮は泥の中(我々のいる世界)から茎をのばし綺麗な花を咲かせる云々…ってやつだね
ハへr、
r‐/ノ^ く,ノl、_
ノヾ{ヽ. / j ノ´
く ゝ、k V _ノへ、
<、___,不、tー-‐´
〈∠イlト、ヽ〉
,小、 || `′
ハ!ハ ||
{ l } || __ _
ヽ、j_ノヒ'フ||`Y⌒ヾヽ、
/|| `丶ヽ|| l. ノ⌒ヽ、
<,. -||─-、`||丶b'-、‐t<ノ
\!! ノ´⌒||'´丁 `ヾ、ソ
||` ̄ ̄|| ̄|l ̄ ̄
>>882 ヒンドゥーの神話では、ヴィシュヌ神の臍から生えた蓮の花の上に
ブラフマーが座って宇宙を創造する、という展開になってるそうな
蓮の上から世界が生まれる、と
また、蓮はヴィシュヌとその妻ラクシュミーそのものの象徴でもあるし
ラクシュミーを指す「蓮女」は4段階ある女性の位つけの最高位を意味する、との事
仏教での蓮華座や蓮の意味付けは
むしろこの辺りのイメージとの関わりの方に由来するものでもあり
平沢曲の歌詞でもヒンドゥー系の神様もそれなりに登場してるので
1度、ヒンドゥー系の情報に目を通してみればそれなりに面白い発見もある筈
>>867 これ、平沢のその辺の部分のネタ本かもしれない
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/60/5/6000710.html 巻頭の「むかし語ってきかせえ さることのありしかなかりしか〜」の引用
第一章のタイトルが「見るなの座敷」…というパッと見の近さは勿論
全編にわたって日本人の意識における「女性性」の大きさについて
かなり熱く語っている様子が、もの凄くどこかの誰かが
似たような事やってるのを見たような雰囲気
筒井康隆も今敏もまず間違いなくこれを読んできてるだろうし
その結果がパプリカのあの暗黒大魔王退治になっているだろう事を思うと
やはり裏で全てをとりもっていたのは、この人なのではないかと
890 :
867 :2009/10/03(土) 00:55:02
>>889 あーあーあ、膝ポンです。納得です。
ユングや河合隼雄の著作に触れずにきたので、恥ずかしながらその本は初めて知りました。
平沢自身も87年当時のインタビューで
> 私はユング派でして、ユング関係の本が最近とても曲作りに
> 大きな役割を来しています。(モアレクラブ5号)
…と語っている通り、それもネタ元の一つだと考えるのが自然ですね。
図書館で探します。
> パプリカのあの暗黒大魔王退治
あーあーあ、膝ポンです。納得です。確信犯ですねw
>>蓮
SIMCITY制作当時は、あの曲はMiss.Nの印象から創られており
彼女が信じていた「自分にはヒンズー教のカーリーが憑いている」という
信仰から触発された、と解説していたけど、
SP-2との活発な交流を経て、当初の意味合い以上に
重要な意味を背負うシンボルへと花開いたんだと想像します。
昔の会報でその年のおもしろかった本BEST3の1位に挙げてるな。
>>890 よりにもよってヒンズー神話において最強に凶暴な戦いと殺戮の女神様とは
(現地の生活に根付いてるカーリーと、日本で本やネットを介して見る
カーリーとはいろいろ違うには違うのだろうけれども)
凄過ぎるぞ、Miss.N
インドの聖人、ラーマクリシュナは若い頃に
燃え上がるカーリー愛に駆られて寺院に通い詰めた挙句
この女神様に一目会う事もできないのなら生きてる甲斐も無い、と
自殺まで図る勢いだったらしいですが
そこんとこにかんしては、ヒラサワだってまけてないとおもう!
Mightyにしたって程があるだろうっていう>カーリー そりゃ思わず3連呼したくもなるわな
ちなみに蓮には両性具有の意味もあるよ
>>873 改めて見直すとFORCE界って
なんとなくアルバムのヴァーチュアル・ラビットみたいっすね
あの物語のオゾノコブラノスキーが辿り着いて
遺書を残していった月はFORCE界に近い場所の事だったのかも
やまとノリの真相ktkr! 「真相」とか言う割に、やっぱり回りくどすぎるあんちゃんすぎる 今と全然変わってないし ホント懲りない人もいたもんだ
898 :
882 :2009/10/06(火) 01:37:10
あの後から何度か聞いてみましたが、やっぱり深い歌詞の理解は難しいですねー。 ・「夢の中で咲き、道に降る雨に似ている”何か”=ロータス」 ・「"キミ"を夜の間観察している誰かは"あの日"から胸に咲くロータスを見つけていた」 ・「歌を歌うことで成長が促進されていく"キミ"のロータス」 アーティストである平沢進にとって、歌を歌うことで成長されていくものは何だろう? またその成長していくものが”ロータス”と関連付けられるもの… となると、漠然とした平沢進自身の「世界観」くらいしか思いつかなくて、まだまだわからないです。 ※”キミ”自身が平沢進であるという仮定はこじつけすぎですかねw
>>898 成長というポイントからなら、こういう見方をすれば
その"キミ"の見方もこじつけでもないのじゃないか、と思える考え方の例
「投影」
http://ja.wikipedia.org/wiki/投影 >ユング心理学の元型の一つ、影(Schatten)とも関連し、
>否定するのではなくそれを自分の一面として認識し受容することで、
>もっと大きな「大いなる自己」・自己実現へと成長するきっかけとして
>活かすことができる。
「受容」と言っても頭で考えて「分かる」のとは違うのが難しいところ
無意識の領域の話だから、意識の働きである「理解」とはちょっと違うんだよな
誰かGeminiの意味を解いて下され ヘビロテしていると眠って仕舞うのです
Geminiの単語自体はふたご座のことだったり、ローマ神話の双子の神様のことだったり、NASAの有人宇宙飛行計画の名前とそれに伴うロケットの名前だったりする。 基本 Gemini=双子 って思ったらいいんじゃないかな。 実際 曲の頭にロケットが発射する瞬間のナレーション(「3、2、1、0」)とか入ってるわけだし。 もうちょっと調べてくる。
単純なラブソングだと思ってました Gemini=魂の双子、自分の半身、永遠の伴侶って意味で 昼間のヤボ用は全部終わり、ネオンと双子座の下で待っているキミ、いそいで走っていくボク 雨上がりのキラキラした夜のイメージが強い曲
geminiの時の平沢の歌声のやさしさといったらもう・・・
双子を分身の意味にとって「風の分身」と聴き比べるも良し
朝と夜とキミの組合わせから「オハヨウ」を聴いてみるも良し
バスの駅を手掛かりに「サイボーグ」と聴き比べて迷宮に迷い込むも良し
>>901 星座/宇宙に向かうイメージかもね
小宇宙・大宇宙、ミクロコスモス・マクロコスモス
人間と世界/宇宙の連携・照応
…このアイデアがルネサンスの「人間の尊厳」の発想に
繋がってるのは知らなかった 調べてみるもんだ
>>902 でも「キミへと解けて生まれる」だよ?
スノーブラインドの「目を閉じてキミになる」の
イメージの方が近い気がするけどなぁ
「金星」にも “ 水かさよ増せ 溢れ キミへとボクを埋めて ” “ ボクはキミだから ” というのがあるね。
金星=ローマ神話のヴィーナス、ギリシャ神話のアプロディテ メソポタミアのイシュタル、アスタルテ 愛と美と性と戦と春の女神達 そんなアプロディーテと錬金術の祖ヘルメス(メルクリウス)の 息子がヘルマプロディートス 彼は元々は美少年だったのがニンフのサルマキスと 一体になって名前通りの「ヘルメスにしてアプロディーテ」 雌雄同体の体になった、とかいう話があったりして
「キミへと解けて生まれる」は Caravanの「謎はもう見えない」とつなげて考えるのもアリかと
>>900 ですありがとうございます!
心に剣を研いでいたり、人魚の謎を放っていたりしてるから、双子男女同士の不可思議な片割れを互いに見ている構図かと思ってました
誘うよGeminiはセットなんだろうか…
ギリシャ神話のカストルとポルックス
・アルゴ船の遠征に参加し、揃って天に上げられてふたご座となったとも、
船乗りの守護神として「セント・エルモの火」はその示顕のしるしともされる
セント・エルモの火、平沢関連のどこかで見かけたような…気のせい?
先端放電ものは間違いなく大好物だよね、あのひと
>>908 あー、それ「アニマ」「アニムス」でググるといいかも
「石の庭」だね ♪聖なる火のエルモのように燃え
>>909 やっぱりそうか…分離した姿が対の双子でも良いんだ!
ありがとうございます!
平沢歌詞解読の先輩方に確認&質問です。 平沢さんの語る「女性性」なるものがいまいちよく判らなかったんですが、 それって、動画サイトにある「ピンクは血の色」で語ってる内容であってます? 要約すると、 「女性に対してふんわりした柔らかさと生々しい汚さという対立する要素を見出していたが、 女性の血の色を美しい状況で見たことにより 女性=ふわふわ柔らか+生々しい汚さ+(=かも)美しさと内包できてしまった」 って感じなんですけど。 で、その後、戸川さんの「さよならをおしえて」に女性性を感じたとも仰ってる。 877さんの対談を読むと、「太古の女性性」=戸川さんの歌う「女性性」であると。 ずっと動画で語ってる内容を発展させたものを「女性性」と仰ってるのかと思ってたんですが、 「そのままでいいんじゃないか?」と気付いたので確認したくなりまして。 で、ここから質問。 「全ての感覚を内包しているもの、内包できる許容性」が平沢さんの仰る「女性性」であるとするならば 「金星」の「ボクはキミだから」や「ENOLA」の「今夜キミになろう」、「Gemini」の「キミへと解けて生まれる」 で暗喩されている「キミ=ボクや諸々を吸収するもの」というイメージから「キミ=女性性」と考えてOK? (寡聞ながら、逆の「キミはボク」や「ボク」が主体となってその他を吸収するイメージの歌詞は 聞いたことないのでそういう印象になっています) さらに、ボクとキミという相対する姿を「吸収同化を前提とした分離状態」と勝手に考えてまして、 これを898さんの「キミ=平沢進の内面の一部」という仮定を使って 「ボクの内面にある把握しきれない、しつくせない何か(女性性)との対話」と考えてみても面白いかもと 思ってるんですがどんなもんでしょう?って、長くなってしまった。すいません。
>>913 >「ボクの内面にある把握しきれない、しつくせない何か(女性性)との対話」
その考えはおもしろい。
自分もそう感じて曲を理解しようとしているよ。
しかしそれが当てはまる曲があるかというと、ほとんど無いように感じる。
となるとやはり貴方が言うような「吸収同化を前提とした分離状態」の方が一致するわけだ。(一概には言えないのだけど、上の方よりは合ってる曲が多いと思う)
まぁ、一般的な解釈に降ろしてくると、イコールSEXになりそうで嫌なんだけどね…
915 :
Track No.774 :2009/10/09(金) 11:46:35
あ、女性性のこと書き忘れた。 それで合ってると思う。 ただし、SP-2ど出会う前の話だから、ヒラサワが抱く女性性の原型と思う方がよさげ。(でも決して無視しちゃいけない) 曲の理解についての補足なんだけど、それにはヒラサワのSP-2に対する理解や解釈を交えて考えるとかなり開けると思う。 「金星」や「Gemini」はちょっと微妙だけど、「ENORA」は分かるかも。 ん…てかこれ全部 宇宙関係じゃね…?! もう少し色々考えてくる!!
>>914 レスありがとうございます。面白がってくれてなにより。
私もちょっと考えて整理してみました。
ヒラサワ曲の中の一部は、
「ボクの内面にある把握しきれない、しつくせない何か(女性性)との対話」を、
キミとボクという「吸収同化を前提とした分離状態」にある対立した存在に仮託し、
いかに近寄っていくかを表現している。
(今俎上に上がってるのが3曲しかないので、他に広げられるかは不明ですが)
女性性についてですが、「SP-2」は未読なので理解しつくせないかもしれません。
(CD集めるのにせいいっぱいで本まで手が…orz)
なんとなくですが、915さんの発言や平沢さんのブログなどから
「全てを内包する存在(女性性原型=いわゆる女性というものに対する認識)を飛び越えて
それをも含む原初から連なるスペシャルな存在」なのかなー、とか考えてます。
しかしどうスペシャルなのかはよくわからない…。
>>913 「女性性」のキーワードひとつを、よくぞここまで発展させたと感心します。
ですが、「女性性」のキーワードに対する情報量不足と、
913氏の中で「女性性」が膨らみすぎたことによる手詰まり感もお見受けします。
914氏の言う通り、「女性性」のキーワードを横において
次は「吸収同化を前提とした分離状態」方向からアプローチを進めると、
理解がより深まるのではないでしょうか。
913氏が次に読むべきは、カセットブックSCUBA所載のSCUBA物語だと思います。
http://web.archive.org/web/20061203111144/ http://canopus.page.ne.jp/p-model/word_s.htm 「吸収同化=深層心理の海底」「分離状態=海に浮かぶ小島」という形で
平沢自身の手によって「ボクの内面にある把握しきれない、しつくせない何か」が
語られています。
読後に、還弦主義サイトの過去情報・舟のページに掲載されてる
P-MODEL訪日行脚のしおりにも目を通すと
「平沢さんにとってこのテーマは永遠の課題なんだな」と
感慨深くなるかと思います。
>>917 913です。ヒントをありがとうございます。
早速読んできました。
が、なんかこう汲めども尽きぬ泉のほとりにいるような。
書かれているエピソード(?ホロホ族とか陸の魚とか)がそれぞれに
「分離と吸収同化」を描いているのはなんとなくわかるんですが、それでその上でどうよ、
みたいなところが読み切れていません。
言うなれば、同じモチーフが連続して織られているのは分かるけどそれが全体でどういう模様を
成しているのかが見えていない感じです。木の連続だが、森なのか並木なのか、みたいな。
漠然と掴んだイメージでは、
・「キミとボクの分離」という状態があり、それを陸の魚という「導き手」の示す道でつなげようとしている。
・ブクブク言う=スイッチが入る=SCUBAで、要は「皆で深層心理に潜ろうぜ!」というアルバム?
・オゾノ様は分断の象徴のようでもあり、導き手の道をボクより先に行くもののようでもあり。
・キップ切りは、キミとボクの同化を諦めた姿?
・陸の魚ホップの言葉からすると、個性やら思考やらのある一定のラインでスイッチが切れる=集合意識への接続が切れる。
・個性や思考の高まりを進化と考えてはどうだろうか。
・↑から書かれている「キミとボク」という状態はスイッチが切れた状態=進化を果たしたモノの姿である。
・ホロホ族が皆違う生き物なのに対し、お魚はもともと皆シルバーミリタリーという一定の姿だった。ここに何か意味がある?
こんな感じで、桶にいる沢山のウナギをとっつかまえようとしている気分ですorz
もうちょっとウナギつかみしてきます。
SCUBA物語は
>ボクは泣いたよまったく。
>自分の中に深くもぐって行くと他人の事がわかるなんてね。
を見る度に、うっかりするとホロリとしてしまうから困る
>>914 いや、宇宙関係に限らず、ほとんどがそういう曲だろう(特に平沢ソロは)
イコールSEXと思ってしまうのは、他の考え方や見方を知らないから
そう思ってしまうだけのことで
>>916 「吸収同化」は「統合」、「原型」は「元型」の方が良いんじゃないか
…と、ここで言うのは流石に野暮のような気がした…
>・オゾノ様は分断の象徴のようでもあり、導き手の道を
> ボクより先に行くもののようでもあり。
なんという大正解
「老賢者」元型の性格どころか、元型の発想も
知らなさげな人にしてはちょっと勘が良すぎやしないかい
そんなに長く苦労せずに良い感じのところに落着できるかもね
>>915 だよ。
自分、あんなこと書いておきながら、実は全部感覚でしかヒラサワの曲を理解できないという。
SCUBAは半分しか読めてない。
もういい加減PCは1日1時間なんて家族ルールは撤廃するのがよろし…おっと脱線失礼。
>>919 うーん、やっぱりそうか。
視野が狭いのは参ったねコレ。
もうちょっと年とってから考えたら分かるかな。
で、やっぱりユングあたりのあれこれを交えて論ずるべきかな。
そうすると突然ヒラサワの曲が分かるときがあるんだけど…
そうだ、
>>918 さんの書き込みで思ったことがあるわけ。
ホロホ族の対極にあるのはモー族であると私は思ったよ。
個性(ホロホ族)を潰そうとする画一化した大衆(モー族)
それが恐ろしいから擬態して…
の先は説明しないけど。(文を読んでその通りだから)
他にもここに関連して言いたいことがあるんだけど、ぼんやりしてるから明日にするわ。
とりあえず「昔話と日本人の心」を読んだ後に
改めてSCUBA物語を読みなおすと
「糸紡ぎ」のへヘルと「火吹き男」のフルヘが
ものすごくツボをおさえた作りのキャラ過ぎてビビるぜ?
あー、ビビった
>>912 「賢者のプロペラ」の「錬金術について」の「円積法」の項を
嫌な感じのニュアンスで受け取らずに読めるようになれたらいいね
>>921 P-modelのアートブラインドもある意味…というか
アルバム自体がP-model自体が擬態的な…という話もあったっけね
>>372-377 これを接続するとさらにわけがわからなくなるぞ!
ただわけがわからなくなったままも気持ち悪いな ホロホ族は多様性、手作りの世界、あるいはこころの内面そのもの モー族は画一化、工業製品の世界、あるいは外面的な顔そのもの ってな方がスッキリするんじゃないかなあと スッキリしない?しないかもしれない
>>923 > ホロホ族は多様性、手作りの世界、あるいはこころの内面そのもの
> モー族は画一化、工業製品の世界、あるいは外面的な顔そのもの
その発想の回答(の一端)になりそうなのは
見るなの部屋のゼンちゃんの話かな。
音廃本に再収録されてる第六の扉「見よ!虹色のドブ川に全人の笹舟が行く」を
読むとしっくりくるかもしれん。
925 :
Track No.774 :2009/10/10(土) 08:00:21
なんだこのスレは!? 丸で複雑に絡まった巨大な毛糸玉を一つ一つ紐解いていくかのようだ
927 :
Track No.774 :2009/10/10(土) 10:26:20
ベルセルクSignの歌詞を教えてくれ! あれは何語なんだ?
Black in Whiteとは船の名前ですか?
932 :
925 :2009/10/10(土) 18:42:56
>>926 いえ、だだの通りすがりの者です
気にせず解読を続けて下さい
>>921 ホロホ族とモー族はある意味対極だけど
どちらかが良くて悪い、というものではないのだよね
モー族はホロホ族で最初の考える生き物で
環境によって姿を変えられる(筈の)ホップの「擬態」
だから、その二つはもともとは一つのものだった
で、そのややこしい事態の元凶のホップ
思考するホップ、思考の仕方を間違えたホップ
多分そのせいで陸の魚なぞという変なものになってしまったホップが
もう一度海の魚になりたくて考えた「スイッチの入れ方」を
ホロホ族の「バカ息子」(まだ考える力が足りないって事だろう)である
ボクに教えにやって来る
そんなら最初から考えなきゃいいだろって感じだけど
考えなければ何にもはじまらないわけで、という
>>924 ヒラサワが子供時代を過ごしたあの「ニシラの森」が
ホロホ族の世界で、後にきれいに整備されちゃった町がモー族の世界で
世間様的には整備されている今の(モー族の)姿がまともな姿なんだけど
ホロホ族の世界を覚えていて、それを抱えたままでいるせいで
きれいできちんとした世界の中ではなんだか落ち着かない子供たちがいて…
913です。未だウナギつかみ中。 ホロホ族という多様性の中で、「よい」「わるい」という概念を発明したホップは いわば秩序と呼べる概念を持ち込んだと言える。 これは多様性を否定したと言えるので、陸の魚ホップ曰くの 「民族と対局した」状態になった。(そして画一性の象徴たるモー族へ擬態した?) すなわち「スイッチが切れた」ものと推測できる。 陸の魚のホップによれば、多様性が画一性に擬態し、 画一性の便利さを知った時にもタイヤが通った=スイッチが切れた。 「いい」「わるい」のない多様性(混沌)の世界から、画一性(秩序)の世界への移動。 キップ切りが呟く言葉はホロホ族とモー族を表しており、双方のてっぺんからてっぺんへ ループすることによって、二つをつなげようとしているように思える。 キップ切り自身が生み出した「スイッチの入れ方」? しかしうまく行かない(「オレはオレにきまっている」) ホロホ族のホップと陸の魚ホップは「ホップ」という名前で、 陸の魚ホップとキップ切りは「ろくでなし」というキーワードで繋がれている。 この三者は段階違いの同じものと考えられないだろうか。 てな辺りで止まってます。オゾノ様方面も似たような感じで、 「これはもう同じモチーフを違うエピソードで重ねて模様でも作ってるのか」 と疑いたい心境です。「FishSong」のモアレみたいな。
>>935 やっぱ冴えてるなあ 最後のは疑いではなく割とその通りだと思う
例えば、別のモチーフ(にパッと見は見えるもの)とSCUBAとを
組み合わせてこんなのはどうだろう
キップ切りのループコースターがただ元の位置に戻るのではなく
上手く次の段階に進むような「発展的円環」
すなわち螺旋形を描けるようになっていたら、それが「ロタティオン」
そんでロタティオンの過程は「永遠に繰り返される」ものなので
どこまで進んでもゴールや完成というものがない
つまりいつまで経ってもろくでなし
ただし、前よりも少しはマシなろくでなし
ただのループではない螺旋の過程にぼんやりとでも気付いてしまう事と
(自分はFISH SONG直前の「拝啓天国様…」は「ボク」の台詞と見てるので)
己がろくでなしである事に気付いてしまう事とはセットなのだろう、と思うのですよ
ただ、キップ切りもボクもまだ上手くループを螺旋に繋げられない
高く跳ぶ為にまず低く屈む…まずブクブクで深く潜らなきゃならない
そんな段階にいるのではないかと
モアレといえば「生まれなかった都市」の歌詞と
スティーブ・ライヒのテープループ系作品を絶賛してる
ブライアン・イーノ(4:25辺りから)を思い出す
http://www.youtube.com/watch?v=q0DQRfm0uL8 「単純な線が複雑なモアレを描き出す…ライヒのこの種の作品はそれと同じなんだ」
「これは何より聴いている人間の側の創造性を利用しているものなんだ
聴いている人間こそがこの作品を作り出しているんだ」
ライヒがテクノミュージックに与えている影響の大きさや
イーノと平沢の近さを思うと、この辺も踏まえておいた方が良いのかもしんない
イーノがライヒ作品のアイデアを高く評価しているポイントと、平沢の
>「点呼する惑星」の物語は、リスナーの数だけ有っていいのだ。
>このアルバムは私の他の多くの作品同様「聴いているあなたは誰なのだ」
>という問いかけを疎かにしていない。
という台詞は、意味するところはきっとそんなに遠くないはず
>>936 そうか。「段階違いの同じもの」で螺旋だ。なるほど。
ボクにはオゾノ様という先達がいるが、キップ切りには不明…というかいないっぽい?
そういう違いがありますね。
キップ切りは未だに「オレはオレにきまっている」と潜り切れていないが、ボクはとりあえず
オゾノ様に会えているし、自分に深く潜ると他人に出会えることを知っている。
しかし、「ろくでなし」と気付いたのはキップ切りが先。
そういえばオゾノ様が轢かれた後で夢に出てきたときは頭と胴体繋がってたんでしょうか。
「深層意識ではタイヤ痕が見られる」とは陸の魚の言葉ですが、繋がるとは言っていない。
(あーでも、海底が見えると言い換えれば、繋がるという意味にはなるのか)
しかしブクブク音がしているので、オゾノ様が登場する夢は深層意識である。
仮に繋がっていたとして、オゾノ様とボクが繋がる夢、オゾノ様の頭と胴が繋がる夢、
ではオゾノ様とボクの間にもタイヤが通ったのか?
とすると、オゾノ様も含めて全てがキミでありボクである、とか。
つまり、先達であるオゾノ様はちょっとだかずいぶんだか先に行ったボク。
やっちゃ場でタイヤが通ったのが実はボクとオゾノ様の間にだった、と考えてみるとなかなか
ややこしいです。
>>937 >「生まれなかった都市」
の「無数のレイヤー」はロタティオンの「パラレルに行く船団」に通じるものがあるような。
レイヤーは2Dで船団は3Dの可能性世界っぽい。
そこに時間を超越する集合的無意識をプラスすると、螺旋がいっぱいになりますね。
無数に咲く花のように4Dに広がる螺旋。
ちょっとウナギを多くつかみすぎたか。
>>938 キップ切りは「人物」としてではなく「状態」として見た方が良いかも
「ブクブクのない(スイッチが切れている)ボクの状態」がキップ切りであると
ロタティオンへの飛躍には道筋を「知る」事だけでなく「体験する」事が必要
キップ切りはブクブク体験を欠いている為に「思考」の堂々巡りから抜けられない
切ること・分析することは意識の働き その方法では混沌の無意識には潜れない
>とすると、オゾノ様も含めて全てがキミでありボクである、とか。
昔々、ユングというイカした心理学者が具体的な目に見えるものとしての
自己の説明を求められて言ったという
「ここにおられるすべてのひと、皆さんが私の自己です」
は、下手するとすごく危ない発言のように見えそうだけど
あなたなら注釈なしで見ても、まず大きな誤解は無いかと思われます
>>915 だけどさ、みんなの理解力や読解力に感心しとるよ…
SCUBAをプリントアウトして出先でも読んだりしてるけど、未だに言葉にできないや。
潜りきれてないんだね。
>>940 時間があったらプリントアウトしたのを見ながらPCにタイプ打ちしてみるといい。
要は写経みたいなもんだけど、読解という点ではスルスルと頭に入っていくから。
>>941 おお、それはいい!!
やってみる(`・ω・)
「パレード」は薬物中毒者の曲ではないの? 「キミの影が生む恐怖のパレード」は幻覚かと。 手に余るほど持っていれば幸せだろうし。
>>940 分からなくなったら分からないポイントを
やはり、書き出してみるのも手の一つ
質問の際には、質問してる人自身がどこまで分かってるかを
伝えてもらった方が答える方も答えやすいのだけど
まずある程度は自分で考えを整理して書いてもらえてないと
どう返せばいいのかが分かりにくくなってしまうからね
>>943 そういう幻覚や錯覚は「異常」な人が見るものであって
「正常」な自分には何も関係の無い話だ、と思ってる?
…そう思うのなら、それはそれで良いんじゃない
>>939 俺はキップ切りは平沢さんの表現する典型的な個人体だと思った。
昼間はループコースターに乗る人々を見送り続けて、
その人達の感覚を知りたくて夜にひっそりループコースターに乗るんだけど
結局キップ切りは一人のまんま、見てる立場から変われない。
「オレはオレにきまっている」という言葉も、
彼らのところに行けないことに対する強がりというか諦めっぽくも読める。
なんというか、Astro-Hoみたいなイメージ。
点呼する惑星のAstro-Ho!っていつ頃の師匠が元ネタなんだろうか 亜種音のせめて糖分以下略を聴いて思った
>>946 「状態」と「個人体」は両立できると思いますよ。
キップ切りという「キミ」と「ボク」という二つの個体を
集合的無意識という海底から海上に頭を出した二つの島と考えれば、
二つは「もともと同じ」と言えると思います。
例えば、プレイヤーが一つの主人公キャラで一つのストーリーをたどるMMORPGがあったとして、
AさんがやってるA'というキャラとBさんがやってるB'というキャラは
ゲームの中だけで見ると同じ世界にいる別個体ですが、
ストーリーをたどるという面から見ると
同じキャラの経験値・装備etc違い=状態違いであると言えると思います。
(プレイヤーが違うというのはゲームの中での話なので脇にどけといてください)
…なんか判りにくい例えですいません。
同じように、キップ切りとボクの違いは
「ブクブクしたことがある」やその他人生で出会った諸々という経験値と
社会的に個人が持つと考えられるもの(名前や職業やその他)である装備など、
いわゆる「個性」と呼ばれるもので、それを越えた集合的無意識においては
「キミでありボクである」=同じ主人公キャラであると考えています。
…あれ、これ銀色のお魚のエピソードに似てますね。
元々は銀色のお魚という群だったが思考と個性を持ち始め、スイッチが切れてしまう個体が登場した。
思考の高まりが個性の発現であり、個性の高まりとスイッチが連動すると考えれば、
キップ切りとボクという個性が各々を各々たらしめているものを捨てる=思考を手放せば、
スイッチは入る…ような。
とりあえず、私はそういう感じで把握してます<集合的無意識と「キミ」と「ボク」の話
>>948 ,949
ありがとう、そういう見方もあるんだって納得した。
もっと頑張って潜ってみるよ。
…点呼の文章の言葉はdifferent≠anotherと意識が対極って感じだな。
潜るのって怖くない? アルタードステーツじゃないけどさ、戻ってこれなくなったり封印していた過去が吹き出したりしそう
952 :
915 :2009/10/13(火) 10:59:03
それがまぜこぜになって「ボクがキミに」なりそうな気がするんだよね、あたしは。 解るための何かなら喜んで支払うね。 そう、思ったんだけどね、SCUBAの最初の段落(「どちらが〜」から「ボクを好いて下さい。」)って、語っているのはボクだけど、私にはオゾノ・コブラノスキーの言葉に思えるわけ。 でね、この部分の「ボク」ってのはスイッチを入れる訓練をして、その道の達人となった「ボク」であり、イコールそれが「オゾノ・コブラノスキー」なんじゃないかと思ったんだ。 確かに「ボク」の中にいた人物であるのだけれど、中にいるのだから絶対的に「ボク」と別物ということはない。 訓練を続け、「ホップ」曰くXの状態を自由自在に操れるようになった「ボク」はXの状態になると「オゾノ・コブラノスキー」になる…… いや、ここまでくると別の物語ができた気がする。 何かゴメンねorz
>>951 そういう意味で心理療法士ってのはかなり大変な仕事らしい
封印していた過去や思いのごたごたの中に
慣れない人が潜っていくのを、一緒に潜ってサポートしながら
(一緒に潜れるだけの信頼関係ができてないとまず話にならない)
「両方ともちゃんと戻ってこれるように」踏ん張ってなけりゃならないんだから
これぞ一蓮托生
>>952 いや、別の物語じゃなくて、もとからそういう物語な気がするよ
しっかし初登場が「カナリア〜」かどうかはっきりは知らないけど
オゾノ様ってやたら「死」の場面と絡んで出て来るキャラだことよ
自分が「無し」になるかもしれない事に気が付いた時
それが一体どういう事なのかを考え始めるきっかけ、のような
そんなような何かなんだろうか
>>953 心理療法士ってのはかなり大変な仕事らしい
平沢ソングヘビロテしていると何かしら効果的な改善や改悪があるのかしら
白虎野の娘2時間リピートで肩こり治った、 胃が痛いときMoonTime聞いたら20分で収まった、ストレスには効果あり パレードや崇めよ我はTVなり、なんかのリピートは死にたくなりそうでヤだからやったことがない 誰かやってみて報告してくれ
パレードは作業用BGMの音声吸い出しの中の一部だからリピートできないけどね、バイトに行く前には必ずヒラサワの曲を聴くよ。 バイトはまだ入りたてで、なかなか上手くできなくてさ。すごい緊張するわけ。でも極めてアップテンポで明るめの曲を聴くと、気持ちが落ち着くのさ。 私のこういったことにヒラサワ曲の何が影響してるのかと考えたのだけど、一番はヒラサワの声だと思った。 テルヲの声とか秋山の声だと全然ダメ。(好きな曲なのに) ちなみにここ2ヶ月ぐらい通学中(片道60分)にヒラサワ曲をぶっ通しで聴いてるけど、いやに製作意欲が増長されてるね。 自分はそれぐらいかなー
雲一転にわか晴れて音もなく奮うのは心、ってな具合か
>>957 おお確かに!
上の書き込みじゃ全体的な事しか言ってないからアレだけどね、実際 鬱めな曲は好みじゃなくて全然聴かないの。
UNDOとかで嫌になっちゃったしねorz
で、さっき試しにSWITCHED ON LOTUSを20分ぐらいリピートしたら、お空の向こうに行きそうな感じがして焦ってやめたw
もしや幽体離脱とかできんじゃないか?この曲で…
確かになんか精神的に効く声してる 実際やたら頭の片方が痛かったときに聴いたら頭痛治まったし なんだか眠れないときに聴くと三曲くらいでぱたっと眠れたりもする
>>959 自分もそう。心身共にリラックスできるから
白虎野 確率の丘 CODE‐COSTARICA パレード
TOWN-0 PHASE-5 夢の島思念公園 Lotus
Mirror Gate 大詐欺師 Phonon Belt…の順で毎日寝る前に聴いてる
あと、鬱でカウンセリングに通ってた時
Lotusとキャラバンには精神的にずいぶん助けられた
自分はランダムで。 おかげ?であまり嫌な夢を見なくなった。 でも不思議さの度合が多くなったけどw
まるでオカルト板みたいな流れだな
>>954 聴く人によりけりだろう
そもそも心理療法自体を必要としない人も沢山いて
そんな人達がそんな聴き方をする必要も必然もないわけだから
一般的に言えるような効果もくそもあるもんかってなもんで
ただまあ一応、例のパプリカはあのお方のお墨付きではあるそうな
http://www.cinematopics.com/cinema/c_report/index3.php?number=2349 (だが、日本ウソツキクラブの会長の言う事などは眉唾で聞くのが鉄則よ)
河合のおじさんが倒れたのは2006年の8月
それから亡くなるまでずっと意識が戻らなかったというから
このギリギリのタイミングで完成出来てたのはラッキーとしか
>>957 何故か近所のおじさんが銭湯でタオル頭に乗っけて
ひと節うなってる様子が目に浮かんだ
浪曲かよ!
>>951 仕事場はタブーとかUNDOをどうぞとかか
たとえ怖くともそういうのにも潜ってみる価値はあると思うが
一方で潜るまでもなく勝手にLEAKしてる曲もあるんだよな
タイトルからして少し照れがあるのか
流石にあまり生々しい漏れ出し方はしてないけど
>>962 その記事を読む限りでは、お墨付きなのは映画版ではなく原作の方だね
あの二つは全くの別物だよ
>>964 ああ、成る程
あまりにも微妙すぎるタイミングでどうかな〜?と思ってたら
ま、お墨付きの原作者のお墨付きではあるので、それでいいや
913です。
>>939 前々から「イカした」と「イカレた」は似ていると思っていたのですが、それは置いといて。
オゾノ様もキップ切りも全てひっくるめて螺旋上にいるキミでありボクであるとすると、
やはりこの物語は「ボクとキミのSCUBA(ブクブク)物語」ということなんでしょうか?
(「さあやってみよう」とばかりに、スイッチの入れ方までついてるし)
物語上の「キミとボク」を延長してリアルの「キミとボク」に接続しようとしている?
物語をまとめると、
1:オゾノ様の交通事故(ボクとの分離?) ブクブク体験を知り学びキミと繋がれることを知る
2:ホロホ族とモー族の物語 多様性から画一性への擬態、そして集合的無意識からの切断
3:キップ切りのスイッチ キミでありボクであり「ろくでなし」のキップ切りは未だ思考を手放せていない
4:陸の魚ホップ 思考と個性とスイッチの連動、ボクは「ろくでなし」であることを知る
5:ぐるぐる回るボクとキミ
こんな感じでしょうか…。
949でも書いたんですが、ボクとキップ切りをレベル&装備違いの同じキャラだとすると、
オゾノ様もレベル&装備違い…なんでしょうねぇ、やっぱり。
オゾノ様関連はどうもよくわからないです。
先達であり螺旋上のボクであり、そしてブクブクがないと繋がれないところにいる存在。
文章を読むかぎり、ボクにとってのキミでありながらキミでない感じもしますし。
オゾノウナギは強敵…w
UNDOは印象だけで語るならそんなに自分にとっては怖くない
Phantom Notesのナーシサス次元から来た人を読むと なんか掴めそうな気もするのだが…。 後、ちょっとずれるかもだが千年女優に出てきたあのお婆さんの ポジションはオゾノ様に近い気がする。 重要な選択肢のときに現れる、ボク(千代子)の分岐違いの未来という感じがして。
>>966 う〜ん、「ボクがどうしてブクブクに拘るのか物語」だと思う
そしてオゾノ様はSCUBA物語に先立って登場してきてるキャラである為に
その他のキャラ(と彼らの物語)を先導する役を負っているような気がする
夢の中でオゾノに言われた、と言われている言葉はホップの台詞でもある
ならばオゾノ=ホップでもあるわけだ
全ての発端にして最後のトリも務める、アルファにしてオメガ(あるいはウロボロス)
音廃本によると、平沢本人はスキューバの本を
「実は内容的にループにしたかった。
本を開けるといきなり文の途中から始まって
一番最後とつながるように考えてたんだけど、
それは編集上よくないと言われてやめたんですね」
という事なので、きっとその1と4も一方通行の
時間軸の上にある「最初」と「最後」ではないのだろう
同じ一瞬の出来事を別の語り口、別の作法で語っているのかもしれないよ
>>968 SCUBA物語の中であの老婆に近いキャラは、オゾノ様よりもへヘルだと思う
…彼女ではちょっと可愛らし過ぎてあの婆さんとは繋がりにくいかもしれないけど
ギリシャ神話で運命の三女神はその紡いだ糸の長さで人の命運を決める
機織りのアラクネはアテナに喧嘩売った末に蜘蛛の姿となる
日本の神話でもアマテラスは機織り娘をお抱えにしてる
古い古いまだ神様と人間と動物がはっきりと分かれていなかった頃の
女の人と、糸を紡いで機を織る仕事や生き物には強い結びつきがある
もちろん本当は「モンスター」に収録される筈だったという
「仕事場はタブー」でグレイトなシャツを縫っている誰かさんもご同類
地母神の暗い一面、全てを飲み込む大いなる死の姿
(この線でナーシサス次元から来た人にも繋げられなくもないね)
へヘルはそこまで怖い女の子では無い様に描かれてるけど
それでもやっぱり、そういう系統の女の子だと思うよ
素の姿のままでヒトの世界に出てこられないのは、きっとそのせい
UNDOは怖くない、ただ哀しい 「許してくれるなら帰りたい」と言うのなら、まだ心は南方に留められているのかな
972 :
915 :2009/10/15(木) 07:33:09
>>967 ユングによれば人間の精神は三層に分けることができて、それは
表層意識
無意識
集合意識
であるそうなんだけど、(知ってるだろうが書く。許して)
集合意識は結局自分だけの精神ではなくて、この世の人、ひいては太古の記憶が刻まれている場所なのさ。
つまりはこれが「ブクブク」によって繋がる場所ってわけ。
オゾノ・コブラノスキーについてだけ言わせてもらえば、ヒラサワにとっての"賢者"というポジションのキャラクターであるそうなんだ。(これもユング心理学)
で、オゾノ・コブラノスキーはおそらく、集合意識に存在していたと思うの。
そこに「ボク」は知らず知らず集合意識に糸電話を垂らしていたような状態だったのだろうけど、「ボク」の意識になんらかの事件が生じて、オゾノ・コブラノスキーへの糸電話が切れた。
これが「事故」だとか「タイヤ痕」だと感じるわけだけど。
今分かったのはこんだけ。
表層意識とかあのへんは言葉がちょっと間違ってる気がする…(手元に本がなくて記憶だけで書いてる)
何かあったら訂正よろしくっす <(-_-;)
968だけど。
>>970 解釈ありがとう!まさかここから「仕事場はタブー」のほうにまで繋がるとは思ってなかった
基本直感で読み解こうとしてるから、助かるというか勉強になるよ
>>972 オゾノ様が賢者ポジションのキャラなら、やっぱりボクは愚者ポジションだろうか?
タロットカードでいうと賢者=隠者は元・放浪者、つまりかつて愚者だった存在であるわけだし、螺旋上のレベル&装備違いの解釈にも近いと思う
それに隠者が見詰めているのは過去の方向で、まだ旅の途中にいる自分を最良の道へ導こうとしているわけだし
でもこんな解釈だとまだまだ穴が多いな…
ユングもタロットカードには興味あったみたいだし、タロットカードの円を描く関係性はそれなりに近いと思うんだが…
とりあえず補完・新解釈頼むわ
974 :
913 :2009/10/15(木) 10:53:20
>>969 円環の螺旋、ていう感じでしょうか。
そしてそれが全てのボクでありキミ、集合的無意識の一つの姿?
似たイメージのものを昔見たような…。ボルヘスだったかな。
入れ子状態にも思えるし、お互いに繋がりを持つ同元素で出来た
分子の立体モデルも連想します。(ダイヤモンドとか炭素とか)
もっと繋がりを細かくすると、歯車にもなりそうな。
ややこしい、というか想像が追いつかないw
というか、想像が合ってるかどうかすらわからないww
もう一度別方向から考えた方がよさそうなので、
別の切り口探してきます。
ユング心理学はまだ読みかじりの状態だから偉そうなことは言えないんだけどね、
集合意識に存在するのは全ての経験や記憶の元である元型(アーキタイプ)であるそうだよ。
で、アーキタイプというのはたくさんのタイプがあるようで、その中のパターンに「賢者のアーキタイプ」というのがあるんだって。
その賢者っちゅうのがオゾノ・コブラノスキーであるとヒラサワは言うわけだけど。
>>973 それはアリかも。
自分が感じているものにはごく近いなと思う。
976 :
915 :2009/10/15(木) 11:59:53
わぁ、さげんの忘れた。 ゴメンねー
このスレの住人は、みんな千代子さんみたいだな。
>>977 そりゃあこんな魅力的うなぎ量産する師匠を知ってしまったら
無知の凡人でも思いを馳せ掴まずにはいられないでしょう
ところで次スレに謎もこのまま持ち越しでしょうか
平沢進の曲と他のアーティストの局の違いって、他のアーティストは簡単な隠喩や 直接的メッセージで「伝える」って事を重点にしたものがほとんどだけど、平沢作品は 自分の声すら楽器の一部であって、その中に彼自身のイメージを「言葉」っていう 「音」を使って表現してるってイメージだわ。 だから言葉として理解しようすると難解な部分や一見つじつまの合わない歌詞が混在 してるけど、もし彼と同じイメージが想像できるならば、面白いことになるんだろうなぁ。
980 :
915 :2009/10/15(木) 17:33:48
>>978 持ち越そうぜ、謎!!
でも今 携帯からだからスレ立てできそうにない…
>>977 978の言うとおり、興味があるから追うのさ。
自分なんかはまだファンになって1年たってないし、そんな最近にファンになっちゃったもんだから、昔のあれこれとかヒラサワ自体は彼が作った歌やら文章でしか追いかけられない。
そういう点じゃ千代子さんぽいかもね。
それでは1度、スレ立てに行ってみますね
>>973 >>970 の補足
千年女優のあの老婆に近いキャラはヘルルと書いたけれど
あれにもオゾノ様的な立ち位置のキャラがいないわけではないので…
千代子が鍵を大事にしてるのは、誰に再会した時の為だった?
おお、苑のジフさんがここの書き込み引用されてるー
986 :
981 :2009/10/15(木) 23:09:56
…え?あれれ?立てれてたんだ…?!
なんてこった 誘導しそびれててすんまそん
そして見つけてくれてありがとう
>>984
>>983 ああ、そうか!
自分は男の人のことを蜃気楼的に捉えてたから、そこまで頭回ってなかったよ…
だとするとあの鍵はSCUBA物語のスイッチに値するものと考えてもいいだろうか?
とにかくそこからもう一度考え直してくるよ
>>972 表層意識は単に「意識」
でもって、無意識を二つに分けて「個人的無意識」と
「集合的無意識(または普遍的無意識)」
そして集合的無意識の内容の「表現」をいろいろ見ていると
どうも人類共通の(だから普遍的、とも言うのだろう)基本的な型があるようだ、
そのように考えてみるといろいろと便利である、というものが「元型」
>>975 …その「元型」が無意識の中から意識のレベルに
上がって来て形作る心像が「原始心像(元型的心像)」
本当は無意識の中身である「元型」そのものは意識では把握できないので
その作用である「原始心像」の型に(とりあえず)あてはめてみる格好で
それがどのような元型の働きなのかのあたりをつける目安にする…らしい
「元型は、その姿を隠喩によってのみ、われわれに示すものといってよいだろう」
(河合隼雄著:『ユング心理学入門』より)
パッと思いつくところだと「隠喩」は「ロタティオン」の歌詞に
「心像(の下方)」は「時間の西方」の歌詞に見つかるね
>>987 「オゾノ・コブラノスキー ボクのスイッチを
入れて正夢のありかにつれていって」
手に持つ鍵は女優スイッチ
幾度もの交通事故にもめげずにずっとあの人を追い続ける
その生涯は映画という正夢
なんつってみたりして
そういやパプリカも夢の映画女優だっけ
>>989 夢の女優は大忙しねだったっけ?
夢見る機械が第三の点呼する惑星になるような気がしてきたぜ…
>>986 スレたて乙ですー。
埋めついで。
「SUCUBA物語」に出てくる対局関係をなんとなくまとめてみました。
銀色のお魚(無意識下の画一性。全にして一、一にして全、みたいな)
↓↑
陸の魚ホップ(方向を間違えた多様性。思考の高まり。魚なのに水から出てしまう)
と、
ホロホ族(個性を尊重した多様性。各々が異なることが重要)
↓↑
モー族、実はホロホ族のホップ(画一性。自分以外を食い尽くす。善悪の概念を作る)
これから何か見えないかなー、なんて。
円環の螺旋上でオゾノ様が銀色のお魚に戻りたくてボクの夢に現れたとしたら、
オゾノ様=ホップの傍証になるかな、とか
ボクは何と対局しようとしているのだろうか、とか
そういう方面で切り口ウロウロ模索中です。
>>978 解読者がウナギつかみなら、師匠はウナギ使いですかねー。
つかめそうでつかめないところが面白い。
992 :
915 :2009/10/16(金) 11:13:11
>>988 補足さんきゅ!
その書き込みはすべて私だw
さぁ埋めますか。
>>991 オゾノ=ホップ
繋がりそうで繋がらないなぁ…繋がるはずなのに。
んで、ホップについてのまとめ。
彼は環境によって姿を変えられる。
最初は、別の形で、おそらくそのころから自分を誇示したがっていて、その結果、旅に出て消息を絶ち、モー族となった。
そこから紆余曲折あり、彼は海にやってきた。海にいるためには魚になる必要があるため、彼は魚になった。
そこで再び自分の個性を噴出させるために陸に上がったところ、スイッチが切れ、姿も変わらなくなってしまった。
つまり彼はどこにいっても間違えた個性の主張をしていた。
(推測が混じってるけど…こんなかな)
この
画一化 対 個性
という図式は、きっとヒラサワが長年悩んだことなんじゃないかなと思う。
…中学生みたいだな
993 :
913 :2009/10/16(金) 11:49:34
991で名前入れ忘れた。でもウナギ言ってるし、わかるか。
>>992 私は銀色のお魚が先だと考えています。
銀色のお魚→陸の魚→ホロホ族の一員→モー族→ヒト(→オゾノ様→銀色のお魚)
まあ、全ての時間を有する集合的無意識下で先も後もないとは思うんですが、
時系列というか事の発端というか。()は私の推測です。
スッチャンを喰ったのはモー族の一員だが、
元のモー族は大昔滅んだことからそれはホロホ族のホップが擬態したモー族で、
「ヒト」だったのではないかと推測します。
つまり、ホロホ族がモー族に擬態することを「ヒトする」というのであれば、
元ホロホ族のホップが擬態したモー族もまた「ヒト」した姿なのではないかと。
…ここの文章はものすごく読みづらいんですよね。
「モー族はもうとっくに滅んだ」
「モー族とはスッチャンが喰われる1500年前にホロホ族を出奔したホップの擬態」
と書かれてはいますが、滅んだモー族=ホップの擬態であるなら、スッチャンは食われないわけで、
滅んだモー族とは別にホップが擬態しスッチャンを食ったと考えるのが妥当な気もするけれど、
とすると「モー族は口ぐちに」と複数存在する表現があてはまらないような。
他にもホップのような者がいたんでしょうか。…謎です。
あと、911に補足。
ホロホ族は多様性を尊重するという意思を統一しているが、
モー族は画一性を保つという統一の意思はなく、習性として他種を食う
という違いも読み取れます。
ホロホ族=統一された意思上の多様性(意思が介在する)
モー族=本能的画一性(統一の意思はない)
みたいな。あと、食う=平らげる=平定する?、みたいな言葉の連想がありそうな気もする。
ああまた長くなった。
994 :
915 :2009/10/16(金) 12:19:01
>>993 お互いコテハンにするかい?この数字w
長くったって大丈夫でしょう。ヘンに切られるよりマシさ。
自分の中では、魚が先なのかモー族が先なのかはっきりしてなかったのよね。
やっぱり魚かな。
あれを書き直すつもりはないけど。(しても意味ないよね?)
気になるのは日本語の間違い。
「モー族はもうとっくに滅んでいないのです」
わざとなんだとは分かるんだけど、うざったいねw
言葉としては打ち消しで終わってるから、「まだモー族はいる」という言葉に言い換えられる。
さらにこれは直喩に近い隠喩だと思うんだけど、我々がいる現実に当てはめてモー族が何になるのかは、まだもやもやしてるから書かない。
ょ う じ に ん ス せ ぃ ぃ レ ぃ ! ら を ぃ ! ! お ぃ り ぃ い ぃ
996 :
1 :2009/10/16(金) 16:13:49
新スレ立ててくれた人どうもありがとう スレタイいいねw
>>994 本物のモー族は滅びたが、ホロホ族のようにモー族に擬態したまま生活を続けた偽物のモー族はいるという意味で受け取った
ただ、そうなるとホップが擬態したモー族だって本物か怪しくなってくるんだよな…
ホップは銀色の魚のくだりで「思考のしかたをまちがえたヤツら」やら「あっちの陸にオレと同じようなヤツがいる」とか言ってるし、ホップの前にモー族に擬態してるヤツがいてもおかしくはないと思うんだ
>>994 本物のモー族は滅びたが、ホロホ族のようにモー族に擬態したまま生活を続けた偽物のモー族はいるという意味で受け取った
ただ、そうなるとホップが擬態したモー族だって本物か怪しくなってくるんだよな…
ホップは銀色の魚のくだりで「思考のしかたをまちがえたヤツら」やら「あっちの陸にオレと同じようなヤツがいる」とか言ってるし、ホップの前にモー族に擬態してるヤツがいてもおかしくはないと思うんだ
すまん、書き込めてないと思って連投した…
>>986 スレ立て乙!
ハへr、
r‐/ノ^ く,ノl、_
ノヾ{ヽ. / j ノ´
く ゝ、k V _ノへ、
<、___,不、tー-‐´
〈∠イlト、ヽ〉
,小、 || `′
ハ!ハ ||
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ヽ、j_ノヒ'フ||`Y⌒ヾヽ、
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