★★★引篭り東風荘戦記★★★

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234引篭り東風荘
嫌だ厭だイヤダいやだ。
何もかもが、もはやどうでもいい。
世間一般の基準と比較した場合、どうだかしらないが
俺なりに精一杯頑張り続けてみたつもりだがもう我慢の限界であった。

今、俺は再び行き場所を見失い、元の場所に帰ってきた。
どうしようもなく不安で、何の進展もないこの場所。
正直ネット麻雀ゲームなんかもう楽しくも何ともない。
心理的余裕が全然ない上に、敗残兵に等しいの今の状況で
故国に帰ったところで一体誰が、何が俺を迎えてくれようか?
レート?もうそんな物に気を回しては居られない。
午後1時に起き、する事もなく読み飽きた漫画を読み、
何の楽しみも感じないままに時間を潰す為にただネット麻雀に興じる。
気が付けばもうこんな時間だ。
起床時間に関係なく既に眠気が襲ってきているのがなんだかなっと思ったりもする。
このまま眠りつづけて朝も、昼もずっとずっと眠りつづけて
体が動かなくなるまで暖かいベッドに潜り込んでいたくて仕方がない。

どうしようもなく頼りないこの世界で唯一本当に頼れる物は
どうしようもなく頼りない自分だけだ。

今の俺はこんな不安定な自己という存在に拠りかからねばならないのか。
支える物など何もない。
支える者など誰もいない。