ミーコの打牌
(1)「この地味な局面でもスキなくさばきます!」打
(2)(つぼみちゃん打)ミーコ「ブブーー!正解はでしたっ!」
(3)つぼみ「ハイッ!」打
ミーコ「ブビー!切りが正解!!つぼみ6割の方!」
(1)(2)(3)
ミーコの「スリーヘッド最弱理論」は、スリーヘッド(3トイツ)の形にすると、直接の受け入れが減るので2トイツにしたほうがいいという理論である。確かに、(1)で打なら打より2枚受入れが多い。
しかし、ミーコは大事なことを見落としている。打とすると、ツモのときに余剰牌が出てしまうのである。余剰牌が出ると、1シャンテンの受け入れが4枚減る。
2シャンテンの受け入れを2枚増やして1シャンテンの受け入れを4枚減らしているのだから、これは明らかに損である。(2)も同様で、打とするとツモで余剰牌が出てしまう。
(3)は3トイツを嫌う打 で良い。違いはどこにあるかというと、(3)なら打としても余剰牌が出る変化がない。残った2トイツにフォロー牌が1枚しかないためである。
2トイツにフォロー牌が2枚(のような形)だと、どっちかがメンツになったときもう一方のフォロー牌が余剰牌になる。2トイツには1フォロー牌。3トイツには2フォロー牌。が牌効率の手筋だ。