麻雀セオリー研究所pt132

このエントリーをはてなブックマークに追加
656焼き鳥名無しさん
聴牌近辺の受け入れ枚数を最大化

山から何を引きやすいか考えるとき、場にマンズが安いのでマンズが他家に持たれている可能性が低く、
マンズを引く確率が高くなるというように考えるのは論理的に正しいが、マンズを引いたからマンズの勢いがあるから次もマンズを引くだろう、逆にマンズを引いたから均等になるように今度はピンズかソーズを引くだろうという考えは全くの誤り。
色に関してだけでなく、数について、順子、対子についても同様のことが言える。

1回のツモでシャンテン数を下げる牌(受け入れ牌)を引く確率pは、(山に残っている受け入れ牌)/(残り山の総数)で表され、
受け入れ牌を引くまでにかかる平均巡目の近似値は1/pとなる。よって、受け入れ枚数1枚あたりの価値は、受け入れ枚数が少なければ少ない程高くなる。

即ち、孤立牌の観点からは、単純な受け入れ枚数より、搭子化した時に受けが広くなるように打つべきであり、搭子の観点からは、愚形搭子が面子化しやすくなるように打つべきであり、
全体的な観点からは、より聴牌に近い段階における受け入れ枚数が多くなるように打つべきである。(聴牌に近づくほど有効牌の量は減る。)

例: →打()
 からは打とするのが受け入れは多いが、両面になりやすいよう打かが正着。

例:→打

例:搭子が5つ以上ある場合(搭子オーバー)は最も弱い搭子を払う。