麻雀セオリー研究所pt132

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652焼き鳥名無しさん
選択の余地を残すメリットは殆どない

選択の余地があるということは、メリットにこそなれ、デメリットには成り得ない。

選択の機会があれば、その時に一番良い手を選択すればいいのである。選択の余地があって迷う故に誤った選択をすることも有り得るが。
それは結果論であるか、単に打ち手の技量が不足しているかのどちらかである。また、その時に一番良い手を選択するようにすれば良いのだから、一貫性という概念自体も不要である。
(”一貫性”が必要なのは、この状況でもAという選択を取るのだから、よりAという選択が有効である場合は尚のことAを選択すべきであるというように、
この状況であれば一貫してAを選択するという、”打牌基準”に対してである。状況が変われば打牌選択は変わり得る。)

ただ、選択の余地があること自体は大したメリットではないことも事実。何故なら、どちらを選択しても大差ない、あるいは、殆どのケースで一方を選択した方が有利であれば選択の余地があるメリットは薄く、
実際そのようなケースが大半だからである。他により収支に影響するメリットがあるのであればそちらを優先するべき。

例:
123三色を狙うとすればか落とし。ここで、打とするとツモの時に迷うからと言って他の牌から切るのは誤り。
ただ、ツモの場合はほぼ打とするので選択の余地があるということ自体のメリットは薄い。(受けが広がり234の三色も狙えるという方がメリットとして重要。)

例:搭子オーバーの状態は面子候補の選択の余地を残せるというメリットはあるが、基本的に搭子オーバーは嫌うべき。