卓外戦術について語ろう

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480有堂
卓外戦術をどうたとえれば良いか深く考察してみた。で、車の運転にたとえる。

交通法規(卓上情報)さえ遵守していれば事故は防げるだろうか?
信号と交通標識を確実に見て、法令通りの走行。相手にもそれを期待。それを出来ない者が
事故の全責任を負うべきか?
世の中には現実にスピード違反の車もいれば、ウインカーを付け忘れる初心者もいる。
しかし、およそ初心者マークが取れる頃にはそんな運転への対応もできるようになる。
「この車は急いでるから信号が青に変われば飛び出すな」「これはウインカーを付け忘れて
いるけどGSに入りたいんだな」「この運転手は携帯使ってるから注意不足で原付には
気づいてないな」こんな事を考えながら走行しているはず。そんなまわりの車と運転手の
動きから(卓外情報)対応を変えないほうがおかしい。
この車は曲がりたいのだろうけど、ウインカーをつけてないから突っ込んでやるじゃ
事故にもなるし、現実問題動いている車同士では片方が100%悪いとはならない。
(ツモられたら払いが生じる)。白い杖をついた人も盲導犬も信号の色は判別できない。
それくらいの初心者も麻雀はする。

だからこそ>>262のような初歩から卓外戦術を検討していこうとしている。それによって
事故が少しでも減ればうれしいから。卓外否定派はそれでいいけど、事故を減らそうと
このスレで検討している人間に頭ごなしに「法令さえ守れば事故は相手の責任だから
意味無いよ」と言うのは止めなさい。俺に初心者は黙ってろと言われて当然。

次のレスで卓外情報上級者編まで触れておく。
481有堂:02/01/16 18:18
初級編
このスレで何人もの人が書いているけど、卓外情報の集め方のコツは自分の観察から
はじめる。そして自分の癖に気がついたら、その癖を出さない事も大事。

中級編
たとえば僕なんかだと、下家が変則手(卓内情報)だと思えば、そいつの目を見て
(頭は動かさない)進行状況を計ったりする。さらには対面や上家の目を見て
下家の手にどの程度注意を払ってるか観察したりする。「気が付いて牌をしぼってる」
「気が付いて無視してる」「気が付いてない」ぐらいはわかる。

上級編
桜井章一が麻雀をうつ姿勢は卓の中央(自動卓ならさいころ)の上20センチぐらいを
見つめてそこから視線を動かさないと言ってるのを聞いた。その時はあんまり印象には
残らなかったけど、「ビデオ雀鬼」で清水健太郎がそれをやってるのをチラッと見て驚いた。
もしあんな打ち方の人間がいるなら格の違いを感じるのに5巡も必要ない。頭を動かさなくて
目だけで相手を観察したとしても、あのレベルの人たちには卓外情報がダダ漏れ。
まさしく「見るんじゃなくて感じる」んでしょう。けど、これブラフで真似できる?

上級者が「お前らが聴牌かどうかなんて、目をつぶっていてもわかる」と言ったのを
聞いたことがある。その時は何かのたとえだと思ったけど、現実に山から牌を持って
来る時は息を吸うし、捨てる時は吐くよね。ツモ捨てのリズムが狂うのは感じるけど、
それが息が乱れたためかどうかまで僕にはわからない。この牌を捨てた時にリズムに
乱れがあったなと思うだけで。けど、気になる牌を持ってきた時は強く息を吸うし、
気になる牌を捨てる時には強く息を吐いてると思う。自分でキズになる牌を捨てる時には
息を殺して捨ててるのがわかるけど、やめられないよ。上級者にはきっと全部ガラス
なんだろうと思う。
これもブラフに使うと言っても、息を吐きながらツモってくるのもリズム良くはできない。