なんとかファイト フォーメーションC!!

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1創る名無しに見る名無し
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主役不在








―――――
2創る名無しに見る名無し:2014/06/17(火) 23:37:11.24 ID:rlzdSsxR
>>1
スレ立て代行ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!! m(__)m
3創る名無しに見る名無し:2014/06/21(土) 02:18:02.49 ID:TRn6MyhU
【萌え画像】うちの子猫に初音ミクの格好させてみた(*´Д`)ハァハァ
http://hello.2ch.net/test/read.cgi/juice/1272700634/
4代行:2014/07/01(火) 00:10:45.20 ID:QAIAP0nh
避難所にスレが立ちました

それでは!!!!!!!!!! なんとかファイト
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1403327104/
5創る名無しに見る名無し:2014/10/12(日) 00:38:05.23 ID:FF9y5wsK
なんだこのすれ
6創る名無しに見る名無し:2014/11/26(水) 00:00:10.43 ID:17EqNCAc
7創る名無しに見る名無し:2014/11/26(水) 00:16:03.98 ID:PeEuy8XS
ゴキブリでかすぎwwww
8創る名無しに見る名無し:2014/11/26(水) 00:36:18.54 ID:17EqNCAc
むっつり vs 変態

最終回

『さらば無限道場!!! むっつりは永遠に…!』
9創る名無しに見る名無し:2014/11/26(水) 00:43:47.66 ID:17EqNCAc
――― 前回のあらすじ

彼方と刀火の町を巻き込んだ喧嘩は ウマミ達決死のエロパワーで収まった……
無限道場に平穏が戻った………だが
外の世界は平穏でなく…
ある組織による魔法使い狩りが激化し 魔法使いの居所は日に日に狭まっていた
無限道場に通うウマミ・プリンムシ・イチモシもまたその脅威に晒される者たちである
彼らは自分達の命を守るため ある魔法使い組織の隠れアジトに引っ越す事になった
それはすなわち別れである
道場という小さな世界で かけがえのない絆を結んだ少女達の別れの日は近い……
10創る名無しに見る名無し:2014/11/26(水) 01:34:20.77 ID:17EqNCAc
――― 別れの日まであと1日 ―――


無限刀火「…ふぁああ…いい朝だ
こういう朝は鳥ガラ醤油豚骨に限るな
さーて お湯お湯………む?」

彼方「…………………」
す〜〜〜ん…

無限刀火「おい なに台所で突っ立っているんだ 邪魔だそこ」

彼方「あ…あぁ………兄貴…おはよ…」

無限刀火「挨拶はいいからどけ!!!!!!!!! 俺はお湯を沸かしたいんだ
まったく! 人のルーチンペースを乱すな!!!!!!!!!
朝起きたら20秒で台所まで行き 1分でお湯を沸かし5分待つ
その5分間でむっつり瞑想し 1日の調子を整える…
これが少しでも乱されたら 俺の感覚が鈍り その日のむっつりが損なわれてしまう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこんところ分かってるのか」

彼方「あぁもちろんだ………」
くたぁ…

無限刀火「だったら流し台からはやくどけっつーの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん

彼方「了解した……」
ズズズ…

無限刀火「とかいいつつ徐々にシンクの中に顔突っ込んでるじゃないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もういい 構わず水を出すぞ」
キュッ

ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ジャジャー
彼方「…………」

無限刀火「避けもしないとはな」

ゴボゴボゴボ
《シンクに水が貯まり彼方の顔が水の中に沈んでいく》

無限刀火(もしかしたらこのまま溺死させられるかもしれんな)
ミツメ


しーん…

彼方「……………」
ごぼ…ごぼ…ごぼ…

無限刀火「……………」

彼方「…………………」
……ごぼ…
11創る名無しに見る名無し:2014/11/26(水) 01:49:33.18 ID:PeEuy8XS
せめてどかしてあげてw
12創る名無しに見る名無し:2014/11/27(木) 00:44:08.55 ID:uZ4MfLOg
ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ………

ぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶく………
彼方「……………」

無限刀火「…………
…おいいい加減にしろお前」
グイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビチャアァァーーッ…
彼方「…」
ぽたぽた…

無限刀火「まったく 今お前を殺したらこの前の事があるから真っ先に俺が疑われるだろうが
さーてコンロコンロ…」

彼方「あ〜〜うー…」
ゴロゴロゴロゴロ…ゴト…
《今度はコンロの上に頭を載せる彼方》

無限刀火「…お前は嫌がらせがしたいのか?」

彼方「…枕が欲しい…ちょっと休みたい」

無限刀火「だったら布団行けよ
むしろ逆海老反りでコンロに頭乗せてる状況が休んだことになるのかと問い詰めたいぐらいだ」

彼方「…」

無限刀火「おい火着けるからどけ」

彼方「…」

無限刀火「………ちっ…しょうがないな…」


バチチチチチ
無限刀火「構わず着けるぞ」
ボッ!!!!!!!!

メラメラメラメラ…
彼方「………」

無限刀火「後頭部燃えても無反応とかお前はマグロかもう
加工された天然クロマグロか」

彼方「………」
しーん…メラメラメラメラ…

無限刀火「……はぁ…
…もういい ティ○ァールでお湯を沸かす」
スタスタ

彼方「……あったのかよ…」
メラメラメラメラメラメラメラメラ… ボォォォーーーーーーーー…
13創る名無しに見る名無し:2014/11/28(金) 01:52:39.48 ID:PLRjc0dN
居間

彼方「…………」
ぐたぁー…

無限刀火「…おい いつまで無気力でいるんだ 目障りなんだが」

彼方「……あーーーーーーーーー…………」

無限刀火「なんだこいつ
もしかして今アレな時期か?」

彼方「…あ〜〜………」

無限刀火「どうなんだよ
病院行くか? なんだったら俺が連れて………ふぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
パク…

無限刀火「な…なんだぁこのカップラーメンは………美味いッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何と言う美味さだ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
は…はじめて食ったが こんな未開のカップラーメンが存在していたとは…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ど…どこのラーメンだ…!!!!!? …! し…しまった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これはコンビニ限定のやつだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
コンビニのカップラーメンは入れ替えがはやい…! はやくしないと無くなってしまう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こうしちゃいられん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 近場のコンビニ全てを回って買い占めないと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《カップラーメン >>>>>> 彼方》


バタバタバタバタバタバタバタバタッ…
バタ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


彼方「……あー……」


しーん…


彼方「…あー…あぁー…
(そろそろあいつらが道場に来る時間だ
行かないと…! よっこら…!!!!!)」

ぐった〜〜〜〜…
彼方「…あ^〜〜…
(ダ…ダメだ力が入らない…気持ちは…気持ちは立ちあがてるのに…)」
ぐたり〜〜〜〜〜ん…
14創る名無しに見る名無し:2014/11/29(土) 01:37:14.48 ID:A6wfqVZN
彼方「…ダメだ こんなんじゃ
道場だ 道場に行こう
あいつらの前に立てばシャキッとするはずだ」
スゥ…


――― 外

ガチャ…
彼方「……ん…」

オリジョーナ「隙あり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュバァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「ん」
ブン!!!!!!!! バキィィィー!!!!!!!!!!!!!!!!

オリジョーナ「だしぃぃいぃぃぃぃブッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴゴォォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「いきなりなんだ 今のうちは調子が悪いんだ」

オリジョーナ「調子が悪いにしては随分と腰の入った攻撃なのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぱらぱら…

彼方「……つか なんだそのカッコ?
マスクもしてなけりゃいつものハイレグじゃない普段着だ
いつもの不審者然とした格好はどうした? おばさんらしくもない」

オリジョーナ「おばさんって言うなァーーーーーーーーーのだしィィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
不審者でもないのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シャーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「いや不審者だろ…………」
みとめろよ

オリジョーナ「口の減らないジャリガールなのだし!
あーあ 最後の最後まで金のカップラーメンは盗めず終いなのだし」

彼方「そういやお前そういう設定だったな…………って
………どこへいくんだ?」

オリジョーナ「忘れたのだし? ミーも魔法使いなのだし!!!!! 混血の」

彼方「いやしらんけど
………お前もウマミ達と同じ所に行くのか?」

オリジョーナ「それは考え中なのだし
とにかくこの町からは出るのだし」

彼方「そうか」



ヒュオオオオオ………

彼方「じゃーな」

オリジョーナ「え?! それで終わり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゾーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
15創る名無しに見る名無し:2014/11/30(日) 00:55:14.35 ID:WnolL8iq
彼方「他にってなんだよ」

オリジョーナ「いやもっとこう………悲しんだり引き止めたりするのを想像したのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ていうかむしろ期待したのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

彼方「う…うぅ…悲しい…悲しいよ…
おばさんがいなくなったら『こんなおばさんもいるんだな 私はこうはならないから大丈夫だな』というちょっとした心の余裕がなくなってしまうよ…」

オリジョーナ「そんな風に思ってたのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
最後の最後にぶっちゃけるなのだしィィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

彼方「他には特にねーが」

オリジョーナ「キーッ!!!!!!!! 可愛いげがないのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最後の最後までミーをハブって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本当はさぁ……本当はさぁ……
本当はミーメインの回があるはずだったのだしぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ミーが怪盗らしい怪盗業に励む回があったはずなのだしィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それがなんかしらないけどスッ飛ばされて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
これもうミーはなんのために居たのか分からないのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
コオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「確かに」

オリジョーナ「納得すんな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「…だったらさっさと別の町に行きゃ良かったんじゃないか」

オリジョーナ「………そうなのだし
でもそれがさ…そうする気にはならなかったのだし
ミーは昔から一人ぼっち… 大きくなっても反抗する対象がいないから
世間に対して反抗していたのだし その結果が怪盗なのだし…
金を集めてそれで自分を囲って寂しさを…悲しさを紛らわせてた気がするのだし
ここに来て ユー達に出会い 一回り以上違う子供達からバカにされるようなこと言われたり
ぞんざいに扱われたりしても…不思議と嫌じゃなかったのだし
この町はミーにとって初めて出来た…“繋がり”を持った町なのだし…」
ふぁあああああ……

彼方「…」


彼方「お前…Mだな?」
カッ!!!!!!!!

オリジョーナ「台なしになるようなこと言うなーーーーーーーーーーーーーーーーーーのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
16創る名無しに見る名無し:2014/11/30(日) 01:37:24.18 ID:WnolL8iq
オリジョーナ「ふふっ ミーは最後までそんな扱いなのだし 分かってるのだし
…じゃあ行くのだし …あの子供達には挨拶しないから 伝えても伝えなくてもいいのだし」

彼方「…あぁ」

オリジョーナ「……さらば!!!!!!!!!!!!!!!! 黄金の女怪盗オリジョーナは永遠に不滅なのだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュバ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「…おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

オリジョーナ「だし?」

彼方「お前…あいつらがお前をバカにしてるとか言ってたが あいつらはバカになんかしてねーさ
むしろ 構いがいのあるお姉さんだと慕っていたはずだ
あいつらを嫌いになってるんなら そこのとこは訂正したい」

オリジョーナ「くすっ……そんなのは分かってるのだし
……………サンキュージャリガール」
ふっ…

彼方「まぁうちはバカにしてるけどな」

オリジョーナ「ファッキュー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
グッバァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シュババァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


しぃーん…


彼方「………死ぬんじゃねーぞ」

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…
17創る名無しに見る名無し:2014/11/30(日) 02:05:00.65 ID:WnolL8iq
彼方「ん?」


おーい おーい どこだー


彼方「…なにやってんだあいつら?」

―――


にじ「おーい!!!!!!!! どぉ〜〜〜こぉ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!?」

シンキ「とぅーいとぅいとぅいとぅいとぅい〜〜〜〜!!!!!!!!!
出ておいデーーーーーーーーー!!!!!!!!!」

わいのわいの

彼方「なにやってんだ?」

ヒョーゲン「あら彼方… いやちょっと探してるのよ」

彼方「探してる…?」


ラニイヤ「どこでちゅか〜〜〜!!? 出ておいでー!!!!!
おいしいおまんまがありますよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

てれび「ツィーッコイコイコイコイコイコイコイコイ!!!!!! ツィッツィッツィッツィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

カンシャ「出てこぬなら 帰って寝たい ホトトギス(字余り)」

彼方「…猫でも探してんのか?」

ヒョーゲン「いや ライジーですわ」

ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「仲間かよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
犬や猫じゃねーんだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
18創る名無しに見る名無し:2014/11/30(日) 02:17:33.36 ID:WnolL8iq
ヒョーゲン「いやでももう結構探したのよ?」

彼方「どこ行ったっつーんだよ?! この見知らぬ土地で!!!!!!!!?」

タイフーオ「家出かしら…くすくす」

おかま「ライちゃん家出する子じゃな〜〜〜〜い〜〜〜〜〜〜!!!!! いやんっもうっ!!!! chu☆彡」

てれび「しかしここまでさがしていないとなるとそれもじゅうぶんかんがえられるのです」

彼方「家出する原因なんてあるのか?」

にじ「あるわけないよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シンキ「寄生と寄生は固い絆と仲間意識で結ばれた同志!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ライジーサンが家出をするような事など起きないハズデスヨー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

タイフーオ「しかし困ったわね…ライジーがいないと 誰が家の掃除をするのかしら?」

ヒョーゲン「電気も使えないですわ」

シンキ「ボクの新しい手品…『マトリョーシカライジー』の練習をしたかったのに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ライジーさんを割って中身をどんどん出していく手品デスヨー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

てれび「きょうはライジーの胸のたにまに割り箸をねじこんでいき、さいごに火をつける いとおくゆかしきアソビをするつもりだったのですが
いないとなっては…」

にじ「ぼくの携帯の充電がなくなったからさー ライジーの鼻に充電機差し込んで充電したかったのにさー」

ツキ「オモムロニフコウニシタカッタノニ」

タイフーオ「ライジー…! みんながあなたを頼っているというのにどこにいるの…!?
ライジー…!! ライジィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

彼方「そんなんだから逃げたんじゃないのか? やはり…」
ずーん…
19創る名無しに見る名無し:2014/12/01(月) 01:00:34.99 ID:3MNHxhh8
ヒョーゲン「困ったわね これから皆で大事な話し合いをしようと思ってたのに」

彼方「話し合いってなんだ? まさかよからぬことじゃないだろうな…」

ヒョーゲン「まさか!! そんなつもりはないですわ」

タイフーオ「これからの侵攻についての話よ…」

彼方「良からぬことじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒョーゲン「安心しなさい この世界じゃないですわ」

彼方「なに?」

てれび「いまはこうしてなしくずしてきにここにすんでいますが
それはわれわれのほんぶんではないのです
じげんのまどのタイミングが合えば われわれはそこを抜けてべつのせかいにいくのです」

彼方「つまりこの世界からおさらばするってわけか?
随分と急だな てっきり住み着くかと思ったが…」

タイフーオ「くすくす…それも良かったけれど……最近この世界もあわただしいじゃない?
この世界の出来事に私たちみたいな部外者が関わるべきじゃないでしょう…」

彼方「まぁそうだが…寄生ならこの動乱に乗じて世界に寄生すると思ったがな」

てれび「そんなひんのないことはしないのです」

ヒョーゲン「わたしたち 意識高い系の 寄生です(字余り)」

彼方「品ねぇ…」
チラ

おかま「…やだっ!!!! こっち見てるぅ…!!!!!!!
お嬢ちゃん…! アタシに恋しちゃダメよ…!!!!!!
アタシはノンケお・こ・と・わ・り…! きゃっ!!!!!!!!」
か〜〜!

ラニ「おかまさんはかわいいから仕方ないですね」

彼方「…」

ヒョーゲン「…ま…品以前にさ…
こうして普通に話してる心安い現地の人間が居る世界を侵攻するなんて…やる気が起きないですわ」

彼方「…はっ! こっちは無限だぜ?」

タイフーオ「あら? 別世界の侵攻計画を企てる私達を止めるとでも言うのかしら」

彼方「……いや こっちも同意見さ お前らを狩る気にゃなれねーや…
それに別世界のことまで世話焼けねーよ あとはその世界の無限にまかせるさ
ま…お前らならただの無限なんぞにゃやられないだろうがな」
ニィ…

タイフーオ「あらあら まるで私達を応援してるみたい
創発の均衡者の使いなのに 悪いコね…」
くすくすくす
20創る名無しに見る名無し:2014/12/01(月) 02:40:13.18 ID:3MNHxhh8
にじ「やっぱりどこにもいないよー!!!!!」

ヒョーゲン「何してるのかしらホントあの子は…」

タイフーオ「もうライジーは置いていってもいいんじゃない…?」

にじ「やだよ!!!!!!!! そんなのやだ!!!!!!!!!!!!!!!!」

シンキ「それはありえないデスネ」

てれび「タイフーオ じょうだんがすぎるのです
ライジーがいなくなったら…ライジーがいなくなったら…誰をイジればいいのです?」

タイフーオ「くす…冗談よ…」

ヒョーゲン「やっぱりライジーがいないとね」

わいわい

彼方「…嫌な方向で頼りにされてるな…」

てれび「もう少しさがしてみるのです
ぜんいんあらためてきをひきしめるのですよ
これは“ひとさがし”ではない さしずめ“かり”といえるでしょう
かるのはライジー えんりょはいらない みつけしだい かれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんな『うおぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
パッパラパー パパパパーパラパパパラ〜《モン○ンの音楽》
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「…こりゃ見つかるころにはほんとにマトリョーシカライジーになってるかもしれないな…」

―――

彼方「…ふぅ 隣の道場に行くだけでかなり時間かかっちまったな…あいつら来てっかな」
ガチャ…


パパパパァァーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガム「だべぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウマミ「でぇあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガキィンガキィーン!!!!!!!!!!!!!!!!


カンカンカンカン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シヌカ「あうあうあうあうあう!!!!」

ギギギギィィィン!!!!!!!!
プリンムシ「くっ……はいィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガギャア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

わー わー

彼方「…!!? なんだぁ…!!!!? 二人一組で剣の模擬試合を…!!!!?
なにやってんだ…! まるで剣術道場みたいじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どどーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「いやここ剣術道場ですよ」
21創る名無しに見る名無し:2014/12/02(火) 10:27:08.16 ID:6qEXPcs3
彼方「おっ…おぉ そうだったなそういや… で? 連中はうちの指示もなく何してんだ?」

イチモシ「みんなで最後の総当たり戦…だそうです
一人ずつ順繰り順繰り戦ってます」
あたいは休憩中

彼方「ふーん わざわざ湿っぽいことしやがって……にしても…」

―――

ウマミ「ラァァァァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリンムシ「とうーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「あう〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「だッべい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

―――


彼方「……あいつらも成長したもんだ
うちが最初に見たときは 剣を持つのがやっとって感じだったが今じゃ自分達の戦闘スタイルをしっかりと見つけて実践してやがる
真っすぐ力強く 決して退かずに撃ち込むウマミ
反対に距離を取り 相手の動きをよく観察し 力は弱いが一瞬の隙を突いて手痛い一撃を与えるプリンムシ
予測出来ない動きと運の良さで無意識に思わぬ攻撃が出来るシヌカ
そして正統派で最も技に優れたガム……
……あいつらは自分でそれを見つけたんだ あいつらはもう立派な剣士だよ」

イチモシ「直接言ってあげたらどうですか…? 喜びますよ」

彼方「いんや ンなこと言ったらあいつら…また泣き出すだろ?」

イチモシ「まぁ確かに……げんにさっきから一戦終わるごとに抱き合って泣いてるし…」

彼方「そうだろうと思ったよ」

―――

ウマミ「う…うわおおおおおおおおおん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 良かったようううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「こ…こちらこそだべべじゅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッシィ!!!!!!!!


プリンムシ「ナイスファイト!!!!!!!!!!!!!!!! ナイスファイトです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ハイィ!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「あうあうあうあうあうあうあう……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュッ…


彼方「………ふんっ 毎回あぁしてるのか? 疲れる奴らだな」
ツー…

イチモシ「…鼻水出てますよ」
22創る名無しに見る名無し:2014/12/03(水) 00:49:06.21 ID:nWpaaQ/z
ウマミ「ふぅ………はぁ…」


彼方「おーい お前ら 少しは休憩したらどうだ?」


プリンムシ「彼方!!!!」

シヌカ「彼方ちゃんですぅ」

ウマミ「彼方……………ふ…ふひぃぃぃぃん!!!!!! 彼方だぁぁぁぁ…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろ…

彼方「なんで泣くんだよ!!!!?」
ぞーん!!!!!!!!

イチモシ「もう今日が実質ラストだから…感傷に浸りまくってるみたいです
ちょっとのことで泣いちゃいますみんな」

彼方「なんだそりゃ…… 情けないぞ!!!!!!!!!!!!!!!! シャキッとしろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「彼方が怒った………うえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「怒られるのもこれで最後ですううっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

彼方「なんでだよ!!!!!!!!!!!!!!!! お前はここに残る方だろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「ラスト突っ込みだべえええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ひえええええええええええええん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

彼方「そしてお前も残る方だろ…………まぁいい
少し手を休ませたらどうだ? 家のアイス持ってきたし」

ウマミ「ふわああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アイスウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
食べるうううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろ

ぱくぱく
ウマミ「おいしいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろぽろぽろ…

彼方「なんでも泣くなお前ら」


外から「よっこらSHOT」
ぷぅ〜〜〜〜〜…ブリッ!!!!!!!!!!!!!!!!


ウマミ「ひいいいいいいいいいいいん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おじさんのおならあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「うえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

彼方「何故泣く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どこに泣ける要素があったんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
23創る名無しに見る名無し:2014/12/04(木) 00:56:20.38 ID:GMZ+enIA
彼方「お前らなぁ…しっかりしろよな
剣の腕は上達しても心の方はまだまだ女子高生だな」

ウマミ「仕方ないよ」

プリンムシ「こんな形でお別れとは思いませんでしたしね」

彼方「……別れなんてこれからの人生で何度でも何度でもあるんだ
こんなのにいつまでもこだわってちゃ先へ進めねぇよ」

ウマミ「……彼方は強いなー」

彼方「あったりまえだろ!!!!!!!! …だろ…!」

イチモシ「?」

ガム「じゃあ彼方さん最後にみんなに稽古付けてくださいべな
総当たり戦はもう終わったべなすし」

ウマミ「そだ!!!!!!!!!!!!!!!! 一人ずつ彼方と戦うってのはどう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
成長が分かるし!!!! それで勝ったら免許皆伝なっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

彼方「ば…ばぁーか!!!!!!!! 勝てるわけないだろお前らがうちに!!!!!!!!!!!!!!!!
やるだけ無駄の怪我損が目に見えてるよ!!!!!
最後の日だろうがやることは変わらないぞ! 適当に素振りしてろ!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「彼方ちゃんは何するですぅ?」

彼方「うっ…うちは…………家で寝て来る!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「え〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!? 寝るのー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!


ダダダダダダ… ガチャ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


しーん


ガム「いっちゃったべなす」

プリンムシ「…妙ですねハイ」

ウマミ「妙って?」

プリンムシ「彼方…様子がおかしかったとは思いませんか? いつもより元気がないというか」

ウマミ「確かに…」

シヌカ「あう…風邪です?」

プリンムシ「いや あれは体調的な問題ではないように感じました
…そうなると思いつくのは―――…もしや!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
24創る名無しに見る名無し:2014/12/06(土) 01:44:18.91 ID:GsQsBXOE
――― 本宅

ガチャ
彼方「…フィー…」

ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限刀火「ふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴチャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「!!!!!!? 兄貴か!!!!!? なにカップラーメンに埋もれてんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「わはははは!!!!!!!! 見ろ彼方 ありとあらゆるコンビニを回り買い集めた今朝のカップラーメンだッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もはや全世界の在庫を買い尽くしたっつー勢いだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これだけあれば週2で食ったとしても10年は持つぞー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
で〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「よ…良かったな
(賞味期限切れるだろそれ…)」

無限刀火「あん? それより彼方 何をしている? 道場はどうした?」

彼方「ちょっと今日はやる気でねー …つか兄貴ぃ…久しぶりに出てやれよ」

無限刀火「なんで俺がわざわざそんなことしなきゃならないんだ」

彼方「いや兄貴が道場主だろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「そうだったな
ならば今日限りで道場主の権限をお前に委任する 頑張れ」

彼方「そう簡単に委任されてたまるかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…兄貴!!!!! あいつらは…ウマミ達は明日にはいなくなるんだぞ
最後の最後まで兄貴をむっつりだと一片も疑わず慕ってくれたあいつらに最後くらい付き合えよ」

無限刀火「今日はカップラーメンで寝る日だ
そう決まったんだよ」

彼方「…ちっ!!!! …そーかよっ」
プイィーッ!!!!!!!!!

無限刀火「おい居座るなよ」

彼方「ちょっと仮眠する そしたら道場に戻るよ」
ガバサッ《頭から布団を被る彼方》

――― 窓の外

コソコソ
ウマミ「見える?」

プリンムシ「えぇ」

イチモシ「ま…まずいよ…勝手に家をのぞき見とか…」

ガム「大丈夫だべイモちゃん!!!!!!! 18歳以下の犯罪は罪が軽いべ!!!!!!!!!!!!!!!!」

イチモシ「いやそういう問題じゃ…!」
ズーン
25創る名無しに見る名無し:2014/12/09(火) 11:00:06.67 ID:HuBMnH31
じー…

イチモシ「…え…えっと…なんでのぞいてるんだっけ?」

プリンムシ「確認です そしてそれは確信に変わりましたハイ
彼方が元気ない理由…それは…無限師範が原因でしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シヌカ「センセが…?」

プリンムシ「この間 彼方と師範が喧嘩したでしょう」

ガム「あーー…すごかったべなぁ」

ウマミ「でも仲直りしたんだよな」

プリンムシ「はい あの時は確かに仲直りしましたが
それでもまだ2人の関係はギクシャクなまま…
彼方が元気がないのは いまだに師範と完全和解が出来ていないからでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ハイ!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「なーる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! そういうことか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリンムシ「見てみてくださいあの険悪な雰囲気を…!!!!!!!
同じ部屋なのに彼方は布団に被り
無限師範はわざわざカップラーメンの下に隠れている!!!!!!!!!!!!!!!!
これはもう…別居ですよ!!!!!!!! 家庭内別居ですよハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「そ…そんな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「あんな仲のいい二人が…!!!!!!!!
ダ…ダメだべ!!!! ダメだべこんなのは…!
悲しいべ……つらいべ…」

イチモシ「いやどうかな 本当に喧嘩してるのかな…」

ウマミ「なんにせよ…このままほっておけないよ!!!!!!!!!!!!!!!!
こんな状況にしたままこの町を出るなんて…うち様は死んでも死に切れないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バヲ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリンムシ「いやまぁ死ぬためにこの町を出るわけじゃありませんが…ハイ」

シヌカ「うっうー どうするです?」

ウマミ「…残された時間は今日一日…!
この町を出るまえに…これまでの感謝を込めた…最後の恩返し!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『仲直り大作戦』の決行だぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
26創る名無しに見る名無し:2014/12/09(火) 21:33:37.53 ID:HuBMnH31
ガラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウマミ「彼方ーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
先生〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「な…なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ガササ…
無限刀火「おいお前ら どこから入ってくるんだ」

ウマミ「ちょっと頼みがあるんだけど!!!!!!!!!!!
今日さぁ うち様達のお別れ鍋パーティーするから材料買ってきてよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「なんで俺達が買ってこなきゃならん」

ウマミ「お別れパーティーの主役はうち様達だよ!!!!!!!!?
こういう時は祝う側は用意するものなんだよ!!!!!!!!」

無限刀火「祝われる側が祝えと強要するなよ」

彼方「…しょうがねーな
行くぞ兄貴」

無限刀火「なにやる気になってんだ だったらお前一人で行けよ」

彼方「いいから行くぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グイッ!!!!!!!!

無限刀火「お…おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

ウマミ「よっし!!!!!!! まずは作戦通りだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イチモシ「作戦って…… 何も全く決めてないんだけど…」

ウマミ「大丈夫!!!! 作戦ならうちの頭脳担当のプリンムシが考えてる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今まさに組んでるよ!!!!!!!! 仲直り大作戦のロジックを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリンムシ「√2 3√2 √(a+b) √{(a+b)√(c+d)}……!」
キュゴゴゴゴゴゴゴゴココココココココココココォォォ…!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「その数式は必要なんですかね…?」


ダッ!!!!!!!!
ガム「行ってきたべな!」

ウマミ「おっ どうだった!!?」

シヌカ「協力してくれるですぅ!!!!!!!」

ザッ!!!!!!!!
ヒョーゲン「なになに? なんなの?」
27創る名無しに見る名無し:2014/12/09(火) 22:49:55.74 ID:HuBMnH31
かくかくしかじか

ヒョーゲン「話は分かったけど 誰も協力するなんて言ってないですわ」

シヌカ「『来てー!!』って言ったら来てくれたですぅ!!!!!
だから協力してくれると思ったですぅ」

ヒョーゲン「なにその回避不可な罠!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「まあさあ…お隣りさんで一緒にボウリングした仲じゃないか
協力してよ」

ヒョーゲン「こっちは今それどころじゃ…」

タイフーオ「まぁいいんじゃないの…協力してあげても」

ヒョーゲン「ライジーどうするのよ」

てれび「ほうっておけばよいのです
どうせおなかがすいたらかえってくるのです」

ヒョーゲン「てれびが言うなら仕方ないないですわ…でも
一体何をすれば良いのかしら?」

プリンムシ「皆さんには我々に出来ないことをしてもらいたいですハイ
我々は顔が知られすぎてるのでこれから行う作戦を実行することは出来ないので
もちろん皆さんにも多少変装してもらいますが」

にじ「おもしろそー!!!!! あはははは!!!!!!」

シンキ「変装メイクならボク得意デスヨー!!!!!!」

わいのわいの


ヒョーゲン「…まったく 何故私達がこんな茶番に付き合わなきゃ…」

てれび「ちゃばんとおもってはダメなのです チャンスとおもうのです」

ヒョーゲン「どういうこと?」

てれび「このさくせんとやらのなかで……ムゲンのすきをつき…ころすのです…!!!!
そうなればじゃまものはきえ 我々の世界侵攻もふたたびじっこうできるのです…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒョーゲン「…!!!!!!!! てれび…! まさか最初からそれが狙いで…!!!!!!?
な…なんという…ゲスロリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴクッッッ

てれび「…というのはたてまえで ただたんにおもしろそうだからつきあうだけなのです」

ヒョーゲン「…」
28創る名無しに見る名無し:2014/12/10(水) 01:44:39.38 ID:tQE92fg2
―――

無限刀火「なんなんだあいつらはまったく」

彼方「…」

彼方(あいつらの狙いは分かるぜ… まったく…妙な勘違いをしていやがる
だがまぁ…あいつらは最後の孝行のつもりだろう
仕方ないが付き合ってやるか)

彼方「ま…いいじゃないか兄貴 せっかくだから祝ってやろうぜ あいつらの前途をさ」

無限刀火「前途ねぇ… 祝せる前途があるかどうか」

彼方「鍋には何を入れたらいいかな」

無限刀火「カップラーメンに決まってるだろ」

彼方「決まってねーだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…ラーメン鍋ってことか? じゃあ鍋用のラーメンを…」

無限刀火「それは邪道だ
漢なら黙って鍋にカップラーメンを写して食うんだ」

彼方「それただのカップラーメンだよ!!!!!!!!!!!!!!!! 普通にラーメン食えよ!!!!!!!!!!!!!!!!
鍋に移す行為が無駄すぎるだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!

無限刀火「それ以外は食えん」

彼方「かーっ!!!!!! 面倒くせぇ嗜好してるなマジ!!!!!!!!
この前はカップラーメン以外食べてくれただろ!!!!!!!!!!!!!!!!?」

無限刀火「あれはノリだ 二度はない」

彼方「ノリだったのかよ」

無限刀火「俺は別にカップラーメンで構わん 鍋の材料はお前が決めろ」

彼方「うちが? ……んー…鍋の材料ねぇ…
…チュッパチャップスと…」

無限刀火「話にならんな お前も人の事言えないぞ」

彼方「う…うるへー!!!!!!!! そもそも鍋なんて贅沢なもん食ったことねーし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わーわーギャーギャー
29創る名無しに見る名無し:2014/12/10(水) 02:08:04.27 ID:tQE92fg2
ガム「あばば…早速喧嘩してるべ…?」

プリンムシ「大丈夫 勝負はこれからですハイ! 2人は恐らくこの先の『スーパーちんこスーパー』に行くはず…
そこに第一の矢を仕込んでありますハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!

ウマミ「マジかー! 緊張するぅー!!」

―――

彼方「スーパーについたぞ」

無限刀火「彼方 来たはいいが よくよく考えれば金の持ち合わせがないぞ」

彼方「えぇ!!!!!? 根本的な問題じゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「急だったしカップラーメンもたくさん買ったし…仕方ないだろ」

彼方「くっそ… なんか特売でもしてたら買えるかもしれないけどそう都合よく…」

無限刀火「やってるみたいだぞ」

【本日、特売日! 全品99割引!!!!!!!】

彼方「マジかー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

【ただしペア限定!!! 店内で手を繋いで買い物をした人達限定☆☆】

彼方「」

無限刀火「なんだこの妙なキャンペーンは?」

彼方(あいつら露骨すぎるだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――

イチモシ「あ…あれが第一の矢…?」

プリンムシ「そのとーりですハイ!!!!!! 財布のお金が無いのは空間式三次元算で計算済み!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこで舞い込んだ超お得キャンペーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! もう乗るしかないでしょう!!!!!! このビッグウェーブに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウマミ「な…なんて冷静で的確な判断力なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「そ…そうかな」

ヒョーゲン「でも手を繋いで中に入っても まわりが誰もしてなかったらすぐにバレますわよ」

プリンムシ「安心ご無用輪ゴムは揉む用!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒョーゲン「!?」

―――

無限刀火「…こんなことしてる奴らいるのか?」
きょろ…

ばーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! わいわい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《男も女も女同士も女同士も関係なく 客達は手を繋いでいた!!!!!》
30創る名無しに見る名無し:2014/12/10(水) 02:48:47.54 ID:tQE92fg2
無限刀火「け…結構してるんだな」

彼方「…」

―――

イチモシ「あれは…仕込み…? いつの間に…」

シヌカ「わぁ〜〜 会社のみんなですぅ」

ウマミ「良かった シヌカが連絡したらすぐ来てくれた!!!!!」

イチモシ「え まさかこの仕込み…シヌカさんのご実家の下着会社の人達!!!!!?」

シヌカ「そうですぅ」

プリンムシ「よくよく見れば知った顔もいますね」

―――

サコツ「あはははー♪ かいものたのしー☆☆」

ワッキィ「ZAKIYAMA警備四天王のみんなで手繋ぎたのしー☆☆☆」

ケツォアナ「…なんで俺達がこんなこと…」

フトモーモ「お嬢の頼みだ! 文句を言うな
あははー♪♪♪」
て〜〜〜〜〜〜〜ん!

―――

彼方(…なんか見たことあるのが居るな)

無限刀火「くそが…なんなんだこの意味不なルールは…
妹と手を繋げってのか? 気持ち悪いな なぁ? 彼方よ」

そ…… ぎゅっ
彼方「ま…まっ 仕方ないさ
不服だが…手を繋ぐしかあるめー」

無限刀火「……彼方」


無限刀火「せめて手を消毒してくれよ」

彼方「きれいだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
31創る名無しに見る名無し:2014/12/10(水) 02:53:32.19 ID:tQE92fg2
―――

ウマミ「…よし!!! まずは最初の関門を突破だ!!! これからの予定は!? プリンムシ」

プリンムシ「この手繋ぎを通して2人の絆を測ります
どんな状況になっても固く結んだ手を離さないかどうか…!
私の用意した様々な困難が2人を襲います!!!!!! ハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――

無限刀火「さて……ん!!!!!?」

看板【幻のカップラーメン入荷!!!!!】

無限刀火「ま…幻のカップラーメンだとォォォォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「兄貴〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《無限刀火は繋いだ手を振りほどき駆け出した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

―――

ウマミ「さっそく離したーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリンムシ「まだなにも仕掛けてないんですけどーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーーーーーーーーー!!!!!!!!

―――

ダダー!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「兄貴コラァァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


無限刀火「なんだこのカップラーメン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ただの既製品のパッケ違いじゃないか!!!!!! こんなものが幻とはふざけてくれる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!

彼方「ふざけてんのは兄貴だー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さっそく手ぇ離してんじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「ん? あぁそうだったな
そんなもん ちゃんと握ってなかったお前が悪いんだろ」

彼方「いや思いっきり振りほどいてただろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちゃんとしろよ ルール守らねーと買えなくなるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「分かった分かった 面倒くせぇな」

ギュッ…
32創る名無しに見る名無し:2014/12/10(水) 02:55:41.87 ID:tQE92fg2
無限刀火「おっと 消毒」

彼方「だから綺麗だっつってんだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなにうちの事汚いと思ってたのかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

無限刀火「うん」

彼方「死ね素直!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
しゃーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
33創る名無しに見る名無し:2014/12/11(木) 02:26:24.34 ID:VwLFn2bs
ウマミ「び…びっくりしたよ……いきなり手離すなんてさ…」

ガム「き…きっといきなりで慣れてないからだべなす」

ウマミ「だ…だよな! 勝負はこれからだ!!
プリンムシ!!!!!!!!!!!」

プリンムシ「えぇ!!!!!!!!!! まずは第一のトラップ『超人混みビッグウェーブ』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シヌカの会社の人達を一斉に金魚のタイムサービスに向かわせます!!!!!!
その人混みに飲まれて果して2人はどうなる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
互いの手を離すまいと固く握りあい… 手の温かさに一握りの安心が伝わり
そして確かな絆を感じることが出来るでしょう!!!!!!!!!
そうして燃え上がった2人は一気に距離を詰め…!!!!!」

ウマミ&シヌカ&プリンムシ&ガム『熱いKISS!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「いやKISSの必要性なくない!!!!?」
兄妹で

プリンムシ「とりあえず合図を送ります!!!!!!!!!!!!!!!!!
金魚のタイムサービス…開始!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パチン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



チリンチリンチリンチリン
店員「よってらっしゃいみてらっしゃい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本日はなんと金魚の特売だよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
黒い金魚赤い金魚はもちろん なんと特別な茶色い金魚も大放出!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
更には本日限り デメキンも大特価ァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カアアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


客「デメキン!!!!!!!!?」

客「デメキンだと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

客達『デメキンうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドおおおおおおおおおオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ウマミ「な…なんか多くない!!!!!!?」

プリンムシ「そ…想像以上の熱気ですハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! デメキンが起爆剤となり仕掛人でない人達も駆け出しました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イチモシ「なんでデメキンに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
34創る名無しに見る名無し:2014/12/11(木) 02:41:34.53 ID:VwLFn2bs
ウマミ「まずったな…! タイムサービスに信憑性を持たせるためにデメキンを入れたのがアダになったみたいだ…」

イチモシ「金魚のタイムサービスの時点で信憑性もクソも無い気が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「だべおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! デメキンンンンンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「ってガムちゃんも反応してる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「落ち着いてガムちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!? デメキン!!!!!!!!!!!!!!!! デメキンだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
そんなに飼いたかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ガム「デメキンはッ………この時期おいしい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「食べる奴なんだあれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリンムシ「なにはともあれ 人間弾幕が2人を襲います!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さぁ…どう出るッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ギン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ドドドドドドドドドドドド…


彼方「…おい なんだありゃ?」

無限刀火「…たくさんの人間が…つっこんでくるぞ」

彼方「…や…やばくない!!!!!!? ブ…ブチ当たるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

無限刀火「彼方 手を離すな」

彼方「え…?」

無限刀火「いいか彼方 俺の手を絶対に離すな」
ギュッ…

ドキ…!
彼方「あ……う……ん…っ!」



ウマミ(KI〜〜〜〜SS!!!!!!!!!!!!!!!! KI〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜SS!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

シヌカ「今ですぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリンムシ「貪れ!!!! 唇!!!!!!!!!」

ゴオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「一体何を期待してるの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン
35創る名無しに見る名無し:2014/12/11(木) 02:55:52.84 ID:VwLFn2bs
ドオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

客達『デメキンンンンンンンンンンンンンムォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ゴウオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


彼方「来てるよ兄貴…!!!!!!!」

無限刀火「分かってる 手を離すな
コオオオオオオオオオオオオオオ…!」
スオオオオオオオオオオオ…!

無限刀火「ッッそォい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「ファ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

無限刀火「アァーチョオオオォーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブンブゥゥーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドガガガガガガガァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
客達『う…うぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

彼方「ABAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ウマミ「な…なにィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 彼方をぬんちゃく代わりにして客達を蹴散らしているゥーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
どーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「彼方ちゃんめっさ振り回されてるべな!!!!!!!! 物理的に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「あ…あれは…ひどくない!!!!!?」

プリンムシ「い…いやアレは……まさに絆の証!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
厚い絆が無ければ妹をぬんちゃくになんて出来ませんよ!!!!!!!!? ハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの光景から我々は如実に兄妹の絆の深さを感じることが出来ます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばーん!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「絆崩壊してるようにしか見えない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゾ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
36創る名無しに見る名無し:2014/12/13(土) 01:22:03.53 ID:U4t3nagf
そして


無限刀火「ほあほあほあ〜〜〜〜〜〜っちゃああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「ぶごッッがッッッ がッゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

客達『うぎゃああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

無限刀火「あッちゃあああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜ほォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュヒュヒュンッ!!!!!! ガンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズボシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「ぺぎぱらッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《最後は彼方の頭を地面に突き刺してフィニッシュ!!!!!!!!》

無限刀火「良!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズボッボァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「よくねーよォォォォォォォォォォォォォォん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「だが人混みに揉まれる心配はなかったろ?」

彼方「うちは十分全身を揉まれたわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギャーギャー


―――

イチモシ「なんか……喧嘩してない?」

プリンムシ「いやあれは喧嘩ではありませんね 健闘をたたえあってます」


―――

彼方「オラアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「なにすんだてめッッッごるァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ズガガァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――

イチモシ「な…殴り合いが始まったけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

プリンムシ「ハイタッチコンビネーションですよアレは」
37創る名無しに見る名無し:2014/12/13(土) 02:26:06.04 ID:U4t3nagf
プリンムシ「次の作戦は再び無限師範の心を揺さぶる罠…!!!!!! お誘い大作戦ですハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「そ…それってなんだべそ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

プリンムシ「簡単に言えば誘惑ですよハイ 見ず知らずの人が無限師範に手繋ぎを要求してきます
しかし硬派で実直な無限師範はきっとそれを断り 彼方の手を離そうとしないでしょう
お兄さんのそんな凛々しい姿に 彼方はきっと胸をドキリとさせ…無限師範への認識を改めるはずです
紛れも無い信頼を胸に 無限師範の手をぎゅっと握る彼方…
見つめ合う2人…そこから流れるような」

4人『KISS!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ヒューッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「なんでそーなる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ガム「でも誘惑する役目は誰なばす? ワタス達じゃ意味ないし…」

プリンムシ「そのための彼女達ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒョーゲン「あー? やっと出番? そういえば何人かいないみたいだけど?」

タイフーオ「にじとシンキと……カンシもいないわね…」

プリンムシ「すでに準備してもらってますハイ」

ウマミ「でもこの人達は彼方が面識あるからバレちゃうよ」

ザッ
にじ「あははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ダイジョブダイジョブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シンキ「そのためのボクらデスヨ」
ザッ

シヌカ「あう?」

シンキ「出るのはカンシャサンだヨ そこにボクのメイクが加われば無限彼方にバレる心配もなっしんヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいでよカンシャサン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ザッ
カンシャ「はい」
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://download2.getuploader.com/g/sousaku_2/886/141213_021404.jpg

イチモシ「全体的におかしい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シンキ「む 何がデスカ」

イチモシ「な…なんでピエロ風!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
いやパッと見なら分からないかもしれないけどこれそれ以上に違和感ありすぎでしょ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メイク以外の装飾もなんなのこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シンキ「知らないんデスカ…? このメイクと衣装は…かの有名な『たかゆきコレクション』…通称“たかコレ”で15位を取ったんデスヨ…!?」
ゴクッ…

イチモシ「まずたかゆきコレクションを知らないし順位も微妙だし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
38創る名無しに見る名無し:2014/12/13(土) 02:28:00.34 ID:1MWn22ie
これはひどいwww
39創る名無しに見る名無し:2014/12/13(土) 02:54:54.48 ID:U4t3nagf
ヒョーゲン「ちょっ シンキ!? これ変装メイクじゃなくてあなたの好みであなた色にカンシを染めてるだけじゃない」

シンキ「でもボクこの手のメイクしか出来んしぃ」

ヒョーゲン「じゃあなんで自信満々げだったわけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

タイフーオ「カンシはどう…? そのメイクの感想…」

カンシ「……」

カンシ「白塗りの 我が顔に絶句―――」

ヒョーゲン「ほら!!!!!!! カンシも微妙な反応じゃ――」

カンシ「…――― でも好き(字余り)」

ヒョーゲン「存外気に入ってた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブボー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シンキ「さすがカンシャサン よく分かっテルミ〜〜」

プリンムシ「う…うーむ…微妙ですが今から他を準備しても間に合わないのでこれで行ってもらいましょう ハイ
よろしくお願いします」

カンシ「かしこまりっ!(字足らず)」
ビッシィ!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

無限刀火「さーて ちゃっちゃと鍋の材料買って帰るか」

彼方「そだな」

ぬぼぉぉぉ…
カンシ「あのぉー…」

彼方「ふぎゃああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なんだー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
白おばけの生首ィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! 鈴木その○の亡霊やぁァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッザァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「バカか彼方 よく見ろ
おばけじゃない」

彼方「…!!?」

カンシ「こんにちは〜」
のっぺぇぇぇ〜〜〜…

無限刀火「普通の人だ」

彼方「いや普通の人ではないだろどう考えても…!!」
40創る名無しに見る名無し:2014/12/14(日) 01:02:22.99 ID:D0Z4hQw8
彼方(……ていうかこいつ寄生じゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なんだこのメイク!? 変装のつもりか!!!!?)

無限刀火「(和服美女か)何か?」

カンシ「あのぅ…私…買い物したいんですけど…
あの……手を繋ぐひとがいなくて困っていたんです
それでよろしければ 私と手を繋いで頂けないかな…と思いまして」

彼方「ふざけんな なんで見ず知らず(一応乗っておく)の女にヒトの兄貴貸さなきゃなんねんだ
他当たれ他を…」

無限刀火「人が困ってるのに酷いことを言ってるんじゃねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブオオオオアァァァーッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「ちぇッゲバァルァアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドギャアアアアアーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《彼方を背負い投げで吹っ飛ばす無限刀火》

無限刀火「さぁ手を貸そう」

カンシ「あっはい」

―――

イチモシ「投げ飛ばしてあの女の人とったよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブゥゥーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリンムシ「い…いや 師範はとても心優しい方ですから困ってる人を見過ごせないんですハイ」

イチモシ「でもそれにしたってわざわざ吹っ飛ばさなくてもいいんじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゾーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「先生は心優しい上に騎士道を重んじるパーソナルゴッドだからな…!
困ってる人を前に悪態をついた彼方に怒りを感じたんだ…!!!!!!!!!!」

ガム「そうだべ…! きっとそうだべ…!」


―――

ギュッ…
無限刀火「…………」
ハァ…ハァ…

カンシ「?」

無限刀火「おっと 躓いた」
ズコッ

無限刀火(スースースー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ヘアースメルナイススメェール!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
スンスンスンスンスンスン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《さりげなくカンシの髪の香りを嗅ぐ無限刀火》

―――

ウマミ「し…紳士すぎるッ…!!!!! 先生紳士すぎるよッッッッ
きっとカンシャさんの頭の上にある埃を落としてくれてるんだ…!!!!!!!!!!!」

イチモシ「鼻息で!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
41創る名無しに見る名無し:2014/12/16(火) 01:26:34.38 ID:1GQYAuzw
ウマミ「ていうか彼方置いてどこ行くんだよ先生〜〜〜」

ガム「あの方向って…」


ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

客「俺だあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 俺のデメキンだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

客「デメキンよこおおおおおおおおおせええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


プリンムシ「なッッ!!!!!!! あのデメキンタイムセールスの中に突っ込んでいく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ウマミ「デメキン欲しいの!!!!!!!!? そんなに欲しいの!!!!!!!!!!!!!!!!?」

―――

無限刀火「…手を離すな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

カンシ「あの私別にデメキンはいらな」

無限刀火「行くぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ガガガガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もみくちゃもみくちゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「ぐウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

―――

シヌカ「センセ達がサンドイッチですぅ!!!!」

ウマミ「それみたことかッ 先生ェーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

―――

グギュギュギュギュギュギュ
無限刀火「グッッッ…ハアァァァ…!!!!! アアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギュッ… ムギュギュッ…
カンシ「…ッ」

無限刀火(密着ゥゥ〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!! 密着ゥゥゥゥウウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ゥ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! じゅるっ…!)
ハァハァハァ…
42創る名無しに見る名無し:2014/12/17(水) 00:53:51.29 ID:xCMPiWxT
そして

無限刀火「ハァ…ハァ…」

カンシ「…ふぅ…」

―――

ウマミ「やっと出て来た…! …先生…! 鼻血が出てる!!!!?」

ガム「きっとカンシさんを守るために体を張ったんだべ…!!!!!!!
男だべ…! 男だべ…!」

―――

無限刀火「さぁ行こう …って…どこへ行けばいいんだ」

カンシ「えーっと…」

無限刀火「…」
じー…

カンシ(これからどうすればいいのでしょう?)

無限刀火「…………」
じぃぃぃ…

―――

プリンムシ「先生…難しい顔をしてますねハイ 先生は硬派ですから女性と話すこともないのでしょうし」

―――

無限刀火「…………………」
じー…

カンシ「…?」

無限刀火(…………どっちだ…?)

オオオオオオオオオオ…

無限刀火(この着物の下…巨乳か貧乳……どっちだ…?
この着物的な服の性質上…見た目では判断出来まい…
故にこの和服美女の胸力を判断するのは至難…だがッ
…考えろッッッ 思考をッッッ むっつりの経験を…!!!!!!!!!
鍛え上げたむっつり計算力ならば 肩の下がり具合からでもカップ数を計ることができる…!!!!!
しかしここまで至近距離だと…確認のための凝視もままならない…!!!!!
それでも…俺はパイオツの大きさを測らなければならないッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!
どっちだ…!!!!? 大か…小かッッ
個人的には…もちろんデカいに越したことはあるまい
その着物を脱がし…長襦袢を脱がした時に“ボミュンッ”と暴れパイオツが出て来るのが理想的…!!!!!!!
だがこの可愛さなら…貧乳でも可!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブシューッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

カンシ「鼻血が更に!!!!!!!!?」
43創る名無しに見る名無し:2014/12/17(水) 01:22:20.78 ID:xCMPiWxT
カンシ「やっぱり特に欲しいものもないのでこれで」

無限刀火(く…!! 測らずにこのまま別れるのは惜しいッッ…!!!!!
なんとかしてこの後もこの女を傍におかねばッッッ)

無限刀火「なんだ…行くのか?」

カンシ「えぇまぁ…用事もないので…」

無限刀火「ここまでしておいて『ハイさようなら』では不義理ではないか?」

カンシ「…つまり…どういうことですか?」

無限刀火「それなりの誠意を見せてもらわなければな
例えばこのあと…一緒にお茶をするとか?」

無限刀火(くくく…カフェかどこかに行けばさりげない会話の最中にパイオツを計れる観察が十分可能だ…!!
パイオツのでかさを知るまで逃がさん… 俺のむっつりの一品に加えてやろう)
オ゙ンッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

カンシ「“お礼”を…しろと…?」

無限刀火「ふむ いやまぁ うん そういうこ…」

カンシ「するかボゲェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボゲガァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「ほりべェェ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブゴブシャアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

カンシ「誰が感謝なんかするかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
してたまるかウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ〜〜〜〜〜〜〜〜う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
へああああーーーーーーーーーッす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボゴグシャメギャギャアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「ぐげり〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

プリンムシ「先生が殴る蹴るの暴行を〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

シヌカ「あの人ヒトが変わったみたいですぅ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒョーゲン(や…やべー…)
44創る名無しに見る名無し:2014/12/17(水) 01:45:38.65 ID:xCMPiWxT
ラニ「ファックユー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「メリボッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドォォーッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――

カンシ「ただいま戻りました」
す〜ん

ヒョーゲン「お おう」

ウマミ「ね…ねぇさっきキャラ変わってなかった…? 先生との会話はよく聞こえなかったけど…一体何が…」

ヒョーゲン「え…えーと…」

タイフーオ「大丈夫… ただカンシは発作的に人を殴りたくなる『通り魔症候群』なだけで至って無害です」

ウマミ「なーんだ そーなのかー」

ヒョーゲン「それで納得するの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

カンシ「ひどい(字足らず)」

タイフーオ「あなたが悪い」

――― そすて

ザ…
彼方「おい兄貴! しっかりしろよ!!!!!!!!」

無限刀火「ぐ…ぐふ…一体何が…」

彼方「ったく…人を置いてって…そのうえ寄生にコテンパンにされてんじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「うぐぐ…寄生…?」

彼方「とにかく立った立った!!!!!! 買い物なら済ませたからよ!
うちも他の人と手繋いでよ!!」

無限刀火「なにぃ…? 見ず知らずの奴に手を預けたのか…
いつからお前はそんな尻軽で下品なメス犬になったんだ? 無限の名が泣くぞ」

彼方「違う女に手ェ貸した兄貴が言うんじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
それに手を繋いだのは女だし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ムガォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「レズか…!!!?」
ガタッ!!!!!!!

彼方「ちげーーーーよッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
めんどくせぇ兄貴だな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!
45創る名無しに見る名無し:2014/12/17(水) 02:34:27.81 ID:xCMPiWxT
プリンムシ「店を出ましたね…次です!!!!!! 今度はラニイヤさんに協力してもらいたいのですがハイ」

ラニ「私?」

シンキ「おーーーッッと!!!!!!!? メイクの時間デスカ!!!!!!!!!!?」

プリンムシ「い…いや 今度はノーメイクで結構です」

シンキ「えー!!」

イチモシ「どんな作戦…?」

プリンムシ「『好感度アップ大作戦』てす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
目の前で困っているラニイヤさんを先生が助け…彼方に先生を惚れ直させます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そしてそのまま2人は…」

4人『KISS・KISS・KISS・KISSKISSKISS!!!!!!!!!!!!!!!!
何処へも何処までも〜〜〜〜〜〜〜♪』
ば〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「歌いだした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ラニ「困る…ですか 具体的にどういう…?」

プリンムシ「なんでもいいです 何か物を落とすとか」

ラニ「なるほど 分かりました やってみますね」

―――

無限刀火「さーてと あとは帰るだけだな」

彼方「あぁ…」

てくてく
ラニ「あ こんにちは〜」

彼方「……また寄生かよ…」

ラニ「なにか?」

彼方「いや なにも」

無限刀火(う…うひょー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
隣の家の半裸美女じゃないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
た…たまんね…いつ見てもたまんね…!!!!!!!!!!!!)
ハァハァハァ

ラニ「ではこれで……キャッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バラバラバラバラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ラニ「きゃああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私の大切なヌーブラ100枚が転んだ拍子に散乱してしまいました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「なんでそんなもんそんなに持ち歩いてんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
46創る名無しに見る名無し:2014/12/19(金) 09:44:07.73 ID:QxiKOA3Y
47創る名無しに見る名無し:2014/12/19(金) 09:49:14.48 ID:QxiKOA3Y
無限刀火「ふおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおんおおおおおおおおおう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
是非とも手伝うずぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズバアアアアー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「飛び込んだ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「うっひょおおおおおおおおおあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スワバズワバズワバズワバアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「拾うどころか埋もれてるじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「おッひょオオオオオオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴシゴシゴシゴシゴシゴシ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「ヌーブラで顔洗ってんじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最悪だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! この兄貴最悪だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞ〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「うるせーバカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヌーブラなんぞ一生縁のない成分無調整のカスパイの分際で!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キャミソール族は黙ってマシュマロでも食ってろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「んだどごるぁアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッキィ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!

―――

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙
ヒョーゲン「アノガキ… ブッッ凍ロス…」
ビキ…… ピキッッ ピキキ…ビキビキ…

タイフーオ「あなたまで反応してどうすんのよ…」
48創る名無しに見る名無し:2014/12/20(土) 01:20:01.96 ID:DaQEpZOT
無限刀火(ぐひへへへ……最高だ…
やっぱり親切するっていいねぇ…
親切すると…人が生乳をあてたヌーブラをさわさわ出来るんだからな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!

シュババババババババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ラニ「わぁはやいですね♪ …っと 落とした私が見てるだけにもいきませんね
一緒に拾います」
ス…
《屈むラニイヤ》

無限刀火「ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

無限刀火(こ…この位置…! ……見える…!!!!!! み…見えそうだ…!
あの腰布の向こう側…奇跡のワンダーランドが見えそうじゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ひゃほえやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ポッポー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火(も…もうすこしだ… もうすこし角度を低く……低く………低く…!!!!)
すぃ〜〜〜…ずぬぬ

彼方「おいアスファルトに顔減り込んでんぞ兄貴ィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずぞ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ウマミ「先生の様子がおかしいよ」

ガム「あんなに顔を地面に近づけて…一体…?」

イチモシ「…もしかして…“覗き”…を…?」

プリンムシ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! バ…バカな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「あう?」

ウマミ「そ…そんなわけないだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! あの硬派で禁欲的な先生がそんなわけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見ろ!!!!!! 間違いだ…」


無限刀火「…………」
のぺ〜〜〜ん

彼方「終いには目だけが地面から出てる状態に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



おかま「きゃっ…アレは伊賀忍術に伝わる『パンティー覗きの術』…!!!!」
か〜〜…!

ウマミ「そ…そんな…まさか…先生…は…………スケベな変態だったのか…?」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…
49創る名無しに見る名無し:2014/12/23(火) 01:06:46.81 ID:YVXxGI21
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

シヌカ「へ…変態ですぅ…?
や…やだぁ気持ち悪いですぅ〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「う…嘘だべ…ワタス信じたくないべ…」

ウマミ「そ…そんなのうち様だって信じたくぬぇーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だけどあの様子を見たらッ…」



じ〜〜〜…
無限刀火(あと少し!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! あと少し!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいでませッ 秘泉よおいでませーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴウオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



イチモシ「た…確かに挙動は…ね…」

プリンムシ「…我々の中での先生は…強くて無欲で武骨な方…
それを覆されたら…」

ガム「も…もう先生を…先生として見れない…べ…」

ウマミ「…先生ッッ――――――――」
グッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


シンキ「アレ? あれラニさん覗かれかけてマセン?」

にじ「かなぁ? 教えてあげよっ!!!!」


ラニ(それから…私はどうすればいいんでしょう
…あら? にじさんとシンキさんがなんかジェスチャーを……えーと…)


シンキ【手を使って目を開いてラニイヤを見つめている】


ラニ「………私の…?」


にじ【コマネチ!! コマネチ!!!!】
シュッ


ラニ「…パンツ?」


シンキ&にじ【フュージョンの構え】
か〜〜〜〜っ!!!!!!!


ラニ「覗かれて……え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドキィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
50創る名無しに見る名無し:2014/12/23(火) 01:37:42.32 ID:YVXxGI21
わたわたわた
ラニ(そ…そんな覗かれるなんてそんっ…)

じっ…
無限刀火「…」

ラニ「…」
《目が見えた》

かぁぁぁぁ〜〜〜〜〜っっ…!!!!!!!!!!
ラニ「い…いやっ…はっ……はっ…………………恥ずかしいぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
かぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぼしゅんッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ぱあああああぁぁぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「…!!!!! …む…!!!!!!
…み…見え…………ッ 見えとぅあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズボボァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《無限刀火の前に広がる夢の――――…》

ち〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん

無限刀火「ちんこオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エロイーヨ「びゃびゃびゃwwwwwwwwwwwwwww見られたのらwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww恥ずかしいびょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
《ラニイヤは恥ずかしさが絶頂に達し 表裏一体のエロイーヨに姿を変えていた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

彼方「う…うわ!? こいつッ!!!!!?」

無限刀火「―――」

エロイーヨ「でも見たいというなら見てもいいびょんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ほーりほーりほーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ふりふりふりふりふりふり ブーラブーラ

無限刀火「おえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
げろびっちや〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ウマミ「あ…あれ? どうしたんだ?」

ガム「あ…あれれ?! あの人…男だべ…? あれ…? 女の人だったんじゃ…?」

ヒョーゲン「み…見間違いですわ! 見間違い! 決して変身したわけでは…」

プリンムシ「な…ならば…先生は女の方のパンツを覗こうとしたわけではなく…」

ウマミ「男のち○ち○を見ようとしてたのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


みんな『だったら安心だぁ〜』
ほーっ

イチモシ「そう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
51創る名無しに見る名無し:2014/12/23(火) 02:29:18.63 ID:YVXxGI21
ガム「そういうことなら安心だべなす〜」

プリンムシ「我々としたことが 先生を疑ってしまうとは」

シヌカ「あとでごめんなさいするですぅ」

みんな『よかったよかった』にこやか〜〜〜

イチモシ「いや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! もしそうだとしたらもっと根深い闇がある気がするんだけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぞぞ〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

タイフーオ「……エロイーヨになっちゃったじゃない どうするのよ」

ヒョーゲン「…………おかま 頼むわ」

おかま「い…いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! また私がそんな役目〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!?」

エロイーヨ「?! びょwwwwwwwwwwwwwwwぼくちんのエロドールズ発見だびょwwwwwwwwwwwwwww」ダダダダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おかま「い…いかせない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エロイーヨ「いやっほうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwおかまたんのパイパイ揉むおwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwびょびょwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ガバァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おかま「ひ…ひい!!!!」

アッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(野太い声)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!<3

―――

ラニ「ご ごめんなさい 迷惑かけてしまいました…」

ヒョーゲン「こちらに被害はないから問題ないですわ」

にじ「こちらに被害はないけど」

シンキ「おかまサンが全身を舐められ全治3ヶ月の心の傷デス」

おかま「うっうぅー…もうお嫁に行けないわぁん…」
べっとぉ〜〜

―――

無限刀火「ぽ…ぽえええええええええええええええ…おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じゅうごおおおおおおおおおおおおおおおおおお…!!

彼方「こ…これ以上吐くな兄貴!!!!!!!!!!!!!!!! 体中の水分が無くなっちまう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「も…もうダメだ………」
ガク…

彼方「兄貴ぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「……彼方よ…死に行く兄の最後の言葉を…聞いて…くれ…」

彼方「な…なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

無限刀火「…………………貧乳……乙…」…ガクリ…

彼方「そのまま死ね」
52創る名無しに見る名無し:2014/12/23(火) 03:20:08.09 ID:FuOmsTyp
いろいろひでえwwww
53創る名無しに見る名無し:2014/12/24(水) 02:11:37.07 ID:qWLl9ugA
―――

無限刀火「………帰るか…」

彼方「……そうだな…」

―――

ガム「な…なんかもう帰っちゃうべなす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリンムシさん!!!!!!! 次の策はッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

プリンムシ「…」
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……

プリンムシ「…万策……尽きたか…」
がくぅ…

ウマミ「えーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばば〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「尽きるの早ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん

プリンムシ「うぅ…仕方ないです…ハイ
ワタシとしてはもうスーパーの時点でいけると確信してましたから…
正直まさか2人がここまで手強い相手とは…」

ウマミ「こ…このまま帰らせたら…2人は仲直りしないまま…
そんな2人を置いたままうち様達は出ていくことに…
そ…そんなの…きっと後悔が残るよ…!!!!!
な…なにか…! なにか無いのか…!!!!!!!!」

ヒョーゲン「そうは言っても何も作戦がないんじゃあね…」

??「あきらめるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

ヒョーゲン「えっ?!!!!!! てれび!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
くるっ


どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://download5.getuploader.com/g/sousaku_2/887/141224_020752.jpg

イヨォォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヒョーゲン「ブブーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズコオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

てれび「どうです?」

タイフーオ「い…いいんじゃない? ものすごくカブいてて…」
ずずーん…
54創る名無しに見る名無し:2014/12/24(水) 19:43:35.27 ID:ruIPvzQQ
どういうことなのwww
55創る名無しに見る名無し:2014/12/25(木) 01:18:26.39 ID:5gTGxO6r
ヒョーゲン「どういうことなの…てれび…その姿は…」

てれび「へんそうめいくなのです シンキにわたしごのみにメイクさせたのです」

シンキ「なかなかこういうファンキーナショナルティックメイクも良いものデスネ」

タイフーオ「…で? そのメイクの真意は?」

てれび「いたいけなしょうじょたちがこまっているようなのでたすけぶねをだすのです
とりあえずわたしみずからあのふたりのもとへいってタネをしかけてくるのです
なぁにもんだいないのです このメイクがあるかぎりバレないのです」

ヒョーゲン「バレなかったとしても確実に怪しまれるわね」

てれび「もんだいないのです さぁ…いってくるのです」ザッ

―――

ザッ…
てれび「…」

彼方「ん? お前は…てれび…だったか」

てれび「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

―――

ヒョーゲン「さっそくバレとる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――

てれび「て…てれびじゃないのです」

無限刀火「お前は隣の家のややごじゃないか こんなとこで何をしている」

てれび「ややごじゃないのです てれびなのです」
キリッ!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「やっぱりてれびじゃねーか」

―――

ヒョーゲン「結局自分からバラしとる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞ〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツキ「アネタン ファイット!!!!!!!!」

―――

てれび「え…えーっと…えーっとえーっと…と…とりあえずたすけてほしいのです!!!!!!!!!!!!!!!!
たいせつなパントメールをなくしてしまったのです!!!!!!!! いっしょにさがしてほしいのです
と思ったらあったのです!!!!!!!!!!!!!!!! ありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これはお礼の遊園地のむりょう券なのです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! じゃあさようなら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒュオオオオオオオオオオオ…

2人(展開はえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
どぉーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
56創る名無しに見る名無し:2014/12/25(木) 01:53:50.11 ID:5gTGxO6r
てれび「…」

ヒョーゲン「ちょッてれび!!!!!!!? あんなんで大丈夫なの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

てれび「ッ…」

タイフーオ「あら でも渋い顔だわ 本人も納得いってないのかも」

てれび「どっちもこのメイクをつっこんでくれなかったてれび」
がく…

ヒョーゲン「そっち!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」ずーん

プリンムシ「あ…あのー 今のはつまり2人に遊園地の券を渡して 遊園地でデートをしてもらおうと?」

てれび「そういうことです」

ガム「なるほど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ベタだべな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「あれぇ? でもおかしいですぅ」

ウマミ「この町に遊園地なんてあったっけ 知らなかった」

イチモシ「い…いやないでしょう…」

プリンムシ「えぇ…こんな奥ゆかしき古都に近代的遊具施設などあるはずがありませんが?」

チッチッチッ
てれび「あるんだな これが
むこうの方をみてみるといいのです」

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……バババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《古都コトコトのど真ん中になんと巨大な遊園地が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

みんな『あるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブブーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリンムシ「え!!!!!!!? あったんですか!!!!!!!!!!!!!!!!?
あんなところに!!!!!!!!? 本当に遊園地が〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

シヌカ「すごいですぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イチモシ「いやおかしいでしょ!!!!!!!! 今まであんなの無かったよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ていうかあそこ団地もある住居の密集地だよ!!!!!!!!!!!!?」

ガム「た…確かにおかしいべ!!!!!? こ…これは一体どういうことだべ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

てれび「おかしくないのです あの遊園地はむかしからあった あなたたちはそれをしらなかった ただそれだけなのです」

プリンムシ「納得出来ませんが…」

てれび「ようするに……テコの原理なのです」
どや…

みんな『そっか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』パァ!!!!!!

【Jk豆知識:とりあえずテコの原理と言っておけば納得する】
57創る名無しに見る名無し:2014/12/28(日) 21:00:12.84 ID:Xih0e6DG
58創る名無しに見る名無し:2014/12/29(月) 02:31:00.53 ID:fOc6xCdE
ヒョーゲン(これは…)

てれび(しーっ!)

プリンムシ「い…いや!!!!!!! ちょっと待って テコの原理ってやっぱりそれおかしいんじゃ」

ヒョーゲン「こ…細かい事はいいじゃない
それよりほら!!!!!!!」

みんな『!!!!!』

―――

彼方「…遊園地の券って…随分と露骨な…
どうするよ 兄貴」

無限刀火「バカか 遊園地だと? くだらない 行くわけないだろうが」

彼方「…まぁそうだと思ったよ」

無限刀火「さっさと帰って俺はカップラーメンをだな………ぬぬ?!!!!!!!!!!」


ドドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チラシ【食堂にて最高級の超カップラーメン絶賛販売中(数量限定)!!!!!!】

無限刀火「遊園地へ行くぞ彼方」
ズズイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「な…なんだ!!!!!!!!!? どうしたんだ急にぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ばば〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「黙って俺についてこんかァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
手遅れになってもしらんぞォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐいぐいぃぃぃー!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「な…なにがだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ウマミ「わ…わぁ!!!! 先生があんなに積極的に!!!!!!!!!?」

ガム「こ…これは…イケるではないべなす?!!!!!!!!!」

シヌカ「あう…!」

プリンムシ「無きにしもあらず…!!!!!」

ウマミ「よっしゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 今日中にあの二人を…絶対!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

4人『ティープキスさせる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ゴゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「やっぱり完全に目的忘れてるよね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゴゴ〜〜〜ン!!!!!!!!
59創る名無しに見る名無し:2015/01/03(土) 02:52:04.80 ID:zJv695Hb
彼方「遊園地か〜〜 そういやうちそんなテーマパークとか行くの初めてだな」

無限刀火「…遊園地って…あれか?
お…おかしいな あんなところに遊園地なんてあったか…?」

彼方(恐らく天寄生連中の仕業だろうな 方法は知らんが)

彼方「あれだろ テコの原理だろ」

無限刀火「あ…あぁなるほど…テコの原理か……」

彼方「さぁもうすぐだ 行くよ」

――― そして ―――

いそいそ
スマス「急がなきゃ! 急がなきゃ!!」

いそいそいそ
スマス「遅れちゃう!!!!!!!! 遅れちゃいます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スマス「クリスマスに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《あけましておめでとうございます》

ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
60創る名無しに見る名無し:2015/01/03(土) 03:20:42.80 ID:zJv695Hb
スマス「…って 何を急ぐ事があったんだっけ……ま まぁいいか…
さてとー今日も臭い秘境を探さなきゃ……と
……ん…?」


―――

ババァァァァーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《彼方達はついに遊園地の入口まで到着した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

彼方「す…すげーーーーーーーーー…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なんてデカくてきらびやか…!
初めてとはいえ…さすがに心が躍るなぁ」

無限刀火「へぇ 思ったよりまともだな
この町の自治会も頑張ったなオイ」

彼方「と…とりあえず入ろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
うずうず

変装したタイフーオ「くすくす…いらっしゃい…」

彼方「チケットもらって来たんだが」

タイフーオ「あらそう…くすくす あらまぁ良かったわね
このチケットは『スペシャルウルトラハイパーミラクルスーパー優待チケット』……
この券があればあなた達は園内のアトラクションの全てを優先的にタダで楽しめるわよ…」

彼方「マジかー!!!!!!!! 都合良すぎィ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「食堂は?! 食堂はどうなる?」

タイフーオ「もちろん〜〜〜〜〜〜〜〜?」

無限刀火「タダか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! タダなのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
わくわく

タイフーオ「いえ 食堂の料理は命との交換になります」

無限刀火「飯を命と交換!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
割に合わなッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 割に合わなッッッそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「はやく入ろうぜ兄貴!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「おい待て!!!!! そういうことなら俺は別に……おい! 引っ張るな!!!!!!!」
ぐいぐい

タイフーオ「…2名様…ご案内〜〜…くすくすくすくす」


―――


スマス「??」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…
61創る名無しに見る名無し:2015/01/04(日) 02:06:13.65 ID:BsOL3VPR
スマス「あの人たち…一体…」
ぽかん…


ウマミ「ふわぁ!!!!!!! すっごいや!!!!!!!!!!!
はやく入ろうよ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリンムシ「付いて行かなきゃ作戦も実行出来ませんしねハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「わーい!!!!!!!! 遊園地なんて都会的なもの素敵だべぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
わきゅわきゅ

タイフーオ「あらあら 入場するならお金払ってくれないと」

ウマミ「あ…あ!!!!! そうか!!!!!!!!!」

ヒョーゲン「いや…いいでしょこの子たちは別に…」

ウマミ「い…いくらですか?」

タイフーオ「ふぅーん…そうねぇ」

イチモシ「こ…こういうのって高いんじゃない? あたいちょっと……持ち合わせが」

シヌカ「お金なら私が貸してあげるですぅ」

ウマミ「お……わ…わりぃシヌカ! いいかな」

シヌカ「はいですぅ」
ぬっ! ぎっちり…

プリンムシ「なんで懐から取り出したパンティーに大金が詰められてるんですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シヌカ「財布がわりですぅ」

ウマミ「財布にするなら足出すとこ縫えよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お金落とすよ」

プリンムシ「そういう問題じゃありませんが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「す…すごいお金だ…」

タイフーオ「…」


タイフーオ「ひとり100万円になります」
チーz_ン!!!¥

ヒョーゲン「なに巻き上げようとしてますの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
みっともないですわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずずーん!!!!!!!!
62創る名無しに見る名無し:2015/01/04(日) 02:18:12.11 ID:BsOL3VPR
そして

タイフーオ「御名様お買い上げー」
チャリーン¥

ヒョーゲン「そしてきっちり巻き上げとるし!!!!!!!!!!!!!!!」

てれび「さすがタイフーオ
たいふうだけに“かね回り”がよろしいなんつってこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ガハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばば〜〜ん!!!

ツキ「ウマイ!!」
ぱちーん!

タイフーオ「くすくすくすくすくすくす…
これだけあれば今年の夏は“日本一周”できそうね…くすくすくすくす」

ヒョーゲン「日本逃げてー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ウマミ「は…はやく入ろぉー!!!!!!!! あの観覧車にも乗りたい!!!!!!!! ジェットコースターにも……上がって下がるやつにも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリンムシ「も…目的を忘れてはなりません!!!! まずは彼方と先生の後を追い…」

ガム「あ!!!!!!!!!!!!!!!! こんな所に…隠しメガネが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリンムシ「な…なんですと!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
隠しミ○キー的な!?

ウマミ「ほ…本当だ!!! この遊園地内には…至るところにメガネが隠されてるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチモシ「誰かの忘れ物じゃないですかね…」

わいわいキャッキャッ

《園内に入っていく一行》


スマス「……………… …?」

ゴオオオオオオオオオオオ…
63創る名無しに見る名無し:2015/01/04(日) 02:34:11.34 ID:BsOL3VPR
キラキラキラキラキラキラキラキラキラ《きらびやかな遊園地…》

ウマミ「ふわぁぁ…ホント綺麗だ…」

ガム「これは…彼方さんと無限師範のため…でべすけど…
こんなところに皆でこれて…最後に皆でこんなところにこれて…最高の気分だべ」

シヌカ「あう 私 遊園地は飽きるほど行ったですぅ
でもこんなに楽しいのは初めてですぅ」

プリンムシ「えぇ……」

ウマミ「みんな………よっしゃ!!!!!!!!
せっかくだし 先生と彼方をディープキスさせるついでにうち様達も遊び尽くそうよ!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリンムシ「あ…遊んじゃいますか!!」

シヌカ「遊ぶですぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わいわい キャッキャッ

ガム「あべー!!!!!? なんかいるべ!!!!!!?」

バァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
着ぐるみ「…」
もっきゅ もっきゅ

きゅん!
ウマミ「か……かあぁーーーいいぃぃーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここのマスコットキャラかなぁ!!!!!! もふもふして…目がつぶらで…超ぷりちーなんですけどぉんっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!<3<3」

ガム「抱きしめたいべー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!<3」

プリンムシ「むしろ抱きしめます!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シヌカ「あぅー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!

だきだきだきだき!!!!!!!!!!!!!!!!

マスコット「もきゅー!!!!!」
ぎゅー!

ウマミ「い…いや〜〜〜〜ん! もきゅーだってぇ!!!! かぁわぁいぃいぃーー!!!!!!!!!!!!!」
すりすり

シヌカ「顔埋めるですぅ!!!!!!」
むみゅう!!!!!!!!

マスコット「もきゅー!!!!!!!!」

ガム「な…名前ぇぇ!!!!! なんて言うのべぇ!!!!!!!!?」
すりすり

ヒョーゲン「あ…あなた達…ほどほどにね…」

わいわい キャッキャッ わいわい
64創る名無しに見る名無し:2015/01/04(日) 02:51:20.98 ID:BsOL3VPR
ウマミ「かわwii〜〜〜〜! もふもふもふもふぅー!!!!!!!!」
ガム「大好きだべぇ!!!!!!!!」
シヌカ「あうー!!!!!!」
プリンムシ「ワ…ワタシもワタシも!!!!!!!!」
イチモシ「しゃ…写真撮りたい…」

《マスコットをJKサンドする5バカ達》

マスコット「もきゅー!!」

ヒョーゲン「……」


しーん…
スマス「………………………………………………あの人たち…………」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ォ゙…


なんでこんなただの民家の中で 半裸のおっさんを抱きしめあってるんだろう…

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…


――― そう!!!!!! 賢明なアミノ酸の諸君ならば既にお察しだろうが
今彼女らが居る遊園地は…存在しないのである!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

それは古都コトコトの中心に作られた 巨大な幻であった!!!!!!!
今 この場に居ない“にじ”と“シンキ”の作り出す限りなく現実的な虚構なのである!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すなわち!!!!!!!! 今彼女らが居るその場所は 当然遊園地などではなく!!!!!!!!!!!!
古都コトコトの住宅地 その中の一軒家の一つ…“鈴木さん宅”だったのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つまり 今の彼女らは端(スマス)から見れば
『なんか集団で人ん家に上がり込む実にファニーな人達』なのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
第三者からはその虚構は見えないのだ …だが彼女らにとっては現実的な実体に写っている!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
鈴木さん宅の全てが遊園地として見えている!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今彼女らが抱きしめているマスコットもそうだ… あのマスコットも 本来はかわいらしいマスコットなどではなく…その本当の姿は…
鈴木さん宅の長男坊でニートの まさし(49)なのである!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなことはつゆとも知らぬ無限と彼女ら…そしてまさし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
突然の訪問者に突如抱きしめられたまさしの心境やいかに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ウマミ「もふもふー!!!!」
ガム「ぎゅー!!!!!!」
シヌカ「すりすりー!!!!!」
プリンムシ「ちゅっ!!!!!!!」
イチモシ「か…肩車ー!!!!!!!」

まさし「…………――――――」



    _|\∧∧∧MMMM∧∧∧/|_
    >                  <
  /\  ──┐| | \     ヽ|  |ヽ  ム ヒ | |
  /  \    /      /  | ̄| ̄ 月 ヒ | |
      \ _ノ    _/   / | ノ \ ノ L_い o o
    >                  <
65創る名無しに見る名無し:2015/01/04(日) 16:05:31.56 ID:V/7t8+FP
まさしちょっとそこ変われ
66創る名無しに見る名無し:2015/01/05(月) 01:17:00.57 ID:/VoKawbg
ウマミ「大好き大好き大好きぃぃーー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ぎゅううううううううっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリンムシ「もうたまらないです!!!!!!!! ちゅっちゅっちゅっちゅうぅーっ!!!!!!!!!!!!!!!!」

まさし「………!!!!!!!!!!」


まさし(はああああああぁぁーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
なんだこれ!!!!!!!!!!!!!!!!? なんだこれ!!!!!!!!!!!!!!!!?
なんでオイはこんなJK達に囲まれてんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
モテ期!? モテ期来ちゃった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
2歳から引きこもった俺についにモテ期来ちゃった的な!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?)
どどーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シヌカ「こ…これわたしのパンツですぅ! 交換ですぅ!!」

ガム「おなかぽよぽよだべなーーー!!!!!! 抱きしめると気持ちィィー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ぞくぞくゥゥー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まさし(は…はァァァおおおおおおおおおオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオゥッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
い…イイ匂いだァァァ〜〜〜〜〜〜〜…ハァ〜〜〜〜〜ハァ〜〜〜〜〜〜〜…
も…もぉぉ…た…たまんね…たまんねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

まさし「もきゅー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッシィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「わー!!!!! なになにぃ!!!!!!! そっちから抱いてくれるなんて嬉しい〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「あべべ……べ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
こ…これは…!!?」

ゴリッ… ゴリッ…

ガム「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しゅ 腫瘍だべ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この子のお腹に固い腫瘍があるべなし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
67創る名無しに見る名無し:2015/01/08(木) 15:42:24.19 ID:1QiQS/4o
t
68創る名無しに見る名無し:2015/01/09(金) 01:11:15.42 ID:1ZUlusnl
まさし「もきゅい?」

ウマミ「しゅ…腫瘍だって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? どこどこ?!!!」

ガム「こ…ここだべ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
さすさす

まさし「は…はう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウマミ「どれ……これか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
もむもむ

まさし「は…はうあアァァァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
びっく〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シヌカ「これ大変なやつですう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
なでなで

まさし「お…オォーーーーーーーーー〜〜〜〜〜〜〜〜…ウッ…!!!!!!!!」
ビクンッ ビクンッ

プリンムシ「これは大変です!!!!!! はやく取り除かなければ…」

ガム「それならばワタスに…」
ジャキンッ…スラッ…

まさし「へ?」

ガム「おまかせべーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズバッシャアアアァァァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

まさし「うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッシャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

コロロン…

ウマミ「腫瘍だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 踏み潰せ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブチュク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

まさし「MOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばた〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリンムシ「おぉ! よほど嬉しいのか転げ回るほど喜んでます」

シヌカ「良かったですぅ〜〜」



ヒョーゲン「な…なんかとんでもないことしてるけど」

タイフーオ「おかま…あの人にあなたの…あげたら…?」

おかま「は〜〜〜〜〜〜〜いっ♪ …って! 付いてない〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぷんぷんっ

ヒョーゲン「無いんだ…」
ずーん…
69創る名無しに見る名無し:2015/01/09(金) 01:26:22.18 ID:1ZUlusnl
しーん…
まさし「…」

イチモシ「…動かなくなっちゃった…」

ウマミ「きっと安心して疲れたんだ そっとしておこう
それよりも気を取り直して……遊ぶぞーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「おー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「なに乗るですぅ?」

ウマミ「やっぱり最初はジェットコースター…いやまて!!!!!!!
Tカップなんかも捨て難いぞ…! いや ここはメリーゴーランドでも…」

プリンムシ「いや 我々も楽しむとはいえ あの2人の事がまず先決ですよ」

ウマミ「…あ…そ…そうか そだな
何に乗るのかな…あの2人」

ヒョーゲン「…まったく」
ふう


―――

てくてくてく
彼方「どぉするよ? なんか乗るか?」

無限刀火「バカか フードコートに直行だ」
一応

彼方「…まさかうちの命でカップラーメンを食う気じゃないだろうな…」


                  _,. -‐ '' " ",. ̄'' ̄` ''‐、
                ,.-'      ,r''  _,,.. - 、  ` 、
               ,.r'/// /   ,.-'      `' 、. \
             /       ,r'  ,r'       ,rfn、 \ '、
               / /////  ,'   ,'  ,rffn.   '"     ヽ ',
            i     ,.ァ   .i  '"     ,riiニヽ.   ',. ',
                |  ,.r '"  |.   {  ,riiニヽ      _.    ', ',
            | .,.r'    |   !   ,..  _,,.. -‐' _,..r'  i .i
            |,'      ',   ',   '、., __ ,.. -‐''"゙  }  | .|
            |       ',    `、  ヽ        !   } .}
                ',         ',    '、  ヽ      ./   ! .|
            '、       `、   \  `ヽ==='゙    ,' !
             `、        '、     ' 、        / .,'
                '、'-..,,_____ ___`、    `''‐- ..,, ,,.. r'  /
               \ ヾヾヾヾヾ \          /
                ` 、  、、、、、、、、 ` - ..,,, _ _,.r'゙
                  `' - .,,_       _,. - ''"
                      `"'' '' '' "" ←無限刀火


彼方「その気だな!? こいつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ず〜〜ん
70創る名無しに見る名無し:2015/01/09(金) 02:04:40.43 ID:1ZUlusnl
無限刀火「とりあえずフードコート行って 様子だけでも見てさっさと帰るぞ」

彼方「…………はぁ …そうだな
……まぁ…そうだろうな」

ひょっひょっ
変装したシンキ「ヤァーヤァー! そこの迷えるお客様!!!!!? 道にでもお迷いカナ!!!!!!!!?」

無限刀火「あぁ…ここの人間か? ちょっとフードコートがどこか教えてくれないか」

シヌカ「オヤオヤ!!!!? この絢爛豪華な遊園地の中にしてさっそくフードコート直行とはナンセンスデスネー!!!!!!!!
ボク的にはもっと遊ぶことをお勧めシマスヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうデスネー! …ならばあのジェットコースターなどいかがデショウ!!!!!?
隠しカメラによる記念写真も完備! 驚き顔を思い出にデキマスヨ!!!!!!!!!」

無限刀火「いや俺は別に」

シンキ「そこのお嬢サンは!?」
チラ《彼方に目配せしある方を示すシンキ
そこにはジェットコースターを見つめるウマミ達の姿があった》

彼方(………ったく! あいつらときたら…)

彼方「兄貴 ジェットコースターに乗るか」

無限刀火「はぁ? なんで俺がそんなくだらないものに…」

彼方「せっかくタダ券もらったんだぞ? 一つくらい乗らなきゃもったいないだろ
…まさかそれとも 実は怖いのか? 兄貴ぃ?」
ニィっ

無限刀火「…バカな事を言うな!!! 分かった 乗ればいいんだろ!!」

シンキ「ハ〜〜〜〜イ! 2名サマご案内〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」
ばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ヒョーゲン「あら? どうやらジェットコースターに乗るみたいですわ」

ウマミ「マジでー?!!!!!! やったぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「ワタス達も乗るべぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ワイワイ きゃいきゃい


ヒョーゲン「…」

タイフーオ「あらあら おカタイあなたがあんな子達に気を使うなんてねぇ わざわざシンキまで使って」

ヒョーゲン「べっ…別に気なんて使ってませんわ」

カンシ「どういう 風の吹き回しだ つるぺったん(字余り)」

ヒョーゲン「いやだから別に…って ンだとごるぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
71創る名無しに見る名無し:2015/01/09(金) 02:22:31.06 ID:1ZUlusnl
―――

ゴトン ゴトン ゴトン ゴトン ガガガーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シヌカ「あう〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!」

ウマミ「きゃはははははー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! はやいはや〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イチモシ「ううぅぅぅ〜〜〜〜〜〜ヴぅ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
落ちるぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「あははははは!!!!!!!! 大丈夫だべな!!!!!!!!!!!」

プリンムシ「いやはや楽しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! し…しかし あの2人の事を完全に忘れてませんか!!!!!!!?」

ウマミ「あはははははははは!!!!!!!!! 大丈夫だよ!!!!
きっと今頃うち様達みたいにわーわーキャーキャー楽しんで親密度がUPしてるさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「そうでべすなぁ!!!!!!!!! ワタス達はワタス達で楽しむべぇ!!!!!!!!!!!!!!!!」

キャ〜〜〜〜〜〜〜〜 キャ〜〜〜〜〜〜〜〜


――― そのころ

ゴトン ゴトン ゴトン ゴトン ゴトン…

無限刀火「…………」

彼方「…………」

グオオオオオ……… ゴトトン!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴオ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「……………」

彼方「……………」


し〜〜〜〜ん…
http://download2.getuploader.com/g/sousaku_2/907/150109_005911.jpg


――― 実際の鈴木家

グオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウマミ「あははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドゴオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
父「うぎゃああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

母「お父さあああああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

たかす「な…なんなんだこの人達は〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
突然入ってきて 空気椅子の体勢で家中を滑走しだすとかーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《最終回 後編 につづく…》
72創る名無しに見る名無し:2015/01/09(金) 02:28:26.78 ID:1ZUlusnl
《前回のあらすじと前ファイト》



【あらすじ】

キャラリセット



【前ファイト】

それでは!!!!!!!!!! なんとかファイト
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/3274/1403327104/
73創る名無しに見る名無し:2015/01/09(金) 02:53:24.57 ID:1ZUlusnl
【あらすじ】
花子とのあの激闘の後… 姿を消したフーリャン達…
希望を失った世界で 猛威を振るう魔反会
『公認傭兵団』という制度を作り出した魔反会は ついに手段を選ばず魔法使いを狩りはじめた
そして世界から魔法使いの安住の地は無くなってしまったのである…
しかし 魔法使い達の 希望への意思は潰えはいなかった!!!!!
先の戦いで生き残ったネアメ・ルートの残党達は 拠点を新たに魔法使い救済のために再び立ち上がった!
世界各地の魔法使い達を助けだし 特殊な防壁を施した拠点に保護を続けていた
そうしながら戦力も蓄え またいずれ訪れる対魔反会に備えていた!
元魔反会で 前ネアメ戦力で生き残った人間の一人であるウラ・ギルも 新たな仲間達とともに日夜奔走していた
しかし 個性的で癖の強いチームメンバーにたじたじのギル
信頼も得られず時には 自身に怨みを抱く仲間の一人から小言を言われ
またある時には 年長者の仲間からディスられ…そんな最悪のチームワークの中で多くの任務をこなしていく

そうして
薄命の少女の護衛と別れ
仲間の絆を問われた封鎖された村での解放劇
そしてネアメ内部の乱…
ありとあらゆる荒波に揉まれ ギルは成長し なんとネアメのリーダーの一人となった
それらを経た彼は ついにチームメンバーとの絆を結び
新たな希望にならんとしていた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


【あらすじ2】

リーダーになったギル
『誰よりも働く』と誓ったギルにはたくさんの人々からの依頼が絶えなかった
チームメンバー達もそんなギルに協力し 受けた任務を分担し行ってくれた
そういうわけで ギルチームとしての任務は激減したが 久々にギルチームに任務が入る
それはネアメのリーダーの一人であるディミリアからの依頼だった
なんでも ゲーム脳地方に 正体不明の妖怪が現れたらしい
しかもその妖怪は『踊る妖怪』らしい…
それを聞いたギルの頭には “ある存在”がよぎっていた
74創る名無しに見る名無し:2015/01/09(金) 03:18:50.31 ID:1ZUlusnl
【登場人物】

ウラ・ギル 20歳
不審な名前をした主人公
前ネアメの生き残り
かつて魔反会に所属し 働いていたが 魔反会のやり方に疑問を抱き脱走しネアメに入った
魔反会からの社蓄根性が染み付いており堅苦しい喋り方をしていたが なんやかんやで控えつつある
元魔反会ということで風当たりが強かったが なんやかんやで信頼されるようになり 現在はネアメの3リーダーの一人

ヤンデル・シン 17歳
暗い格闘家
ネガティブで陰気な性格をしているが 実際は年相応のしっかりした考えを持つ
チームメンバーで初めてギルに心を許しており ギルもヤンデルの存在には感謝している
ツバメオーとは幼なじみで 両親のいないヤンデルは彼女の家で暮らしていた
だが ツバメオーには散々尻に敷かれたようで そこはかとなくツバメオーを怨んでいるようだ
いつか呪い殺そうと画策している

ツバメオー・ミユニユ16歳
妙な名前の魔法使い
ギルチームに所属する魔法使い
数ヶ月前に 魔反会により両親や知り合いを村ごと葬られ ヤンデルと共にネアメに保護された
魔反会に強い怨みがあるため 元魔反会のギルに対し非常にキツい態度をとっていた
だが ギルを見ていく中で 悪い人間じゃないと思いはじめ
ある時 彼に助けられてから考えを変え信頼することにした
今では気安く話せるほどの仲にまでなった
氷の魔法が得意(というかそれしか使えない)

ビラコ・キンピラコ 25歳
天狗好きの大人の女性
ギルチームの医療担当
筋金入りの天狗マニアで 10000種類の天狗面を持っている
行方不明の妹がおり その妹はビラコと同じ毛色の10歳くらいの少女らしい…
そのことに関して『天狗の仕業では?』と言うと グーパンチされるので注意

塩化ビニール・マッサオ 30歳
誇り高い連合騎士団の騎士
生傷マニアで 敵の攻撃を積極的に受けたがる困った人間
キャラ付けのために『ござる』口調で話しているが 実際は『せしぼんぬ』口調でしゃべるらしい
連合騎士団の上司だったある人物を尊敬し 彼に倣いネアメに参加したというが
その上司は現在行方不明らしい
75創る名無しに見る名無し:2015/01/09(金) 03:36:12.62 ID:1ZUlusnl
ウソニ 22歳
銃使いの男
以前妹をギルチームに護衛してもらったため そこからの知り合い
猫に物凄い勢いで懐かれるのが得意

もみーの 16歳
ウソニの妹
病気に罹っていた
ギルチームに護衛をしてもらい思い出の地を周り 安らかに息を引き取ったした

ディミリア
前ネアメの生き残りの一人で 3リーダーの一人
元が医療担当で 成り行きでリーダーになったため指揮能力は低いが 信頼されている
かつてはリーダーとしての仕事に追われ体調を崩したりしていたが現在はリーダーが分業になったため負担が減った
医療を初め主に雑務などを熟す

スパルティー
3リーダーの一人 魔法使いではない外部の人間だが熱い思いを持ってネアメに入った
だがその熱すぎる正義感が暴走し ネアメで軍拡やスパルタ教育など様々な問題を引き起こしたが
ギルとの戦い(リーダー選挙)の末に考えを軟化させたようだ
現在は3リーダーの一人として スパルタ控えめの戦力強化や戦力指揮を担当している

マンツウ
魔法使い
ツバメオーをツビーと呼び あからさまに好意を抱いている
ウザい性格の男



【魔反会】
ムーンリングス(月の12傑)

退魔の英雄アークがこの世に復活してから作られた組織
力のある班のリーダー12人による実力者達の総称
その個人が行使出来るの戦力で序列が決まっている

序列1位 ヤンムジャルック(魔反会総帥)
序列2位 アイゼン(本拠防衛軍班長)
序列3位 プリミティ(公認魔術狩傭兵団総大将)
序列4位 アラプマ(全軍統括班班長)
序列5位 ??
序列6位 シンクレア(退魔班班長)
序列7位 セルライターX(特務班班長)
序列8位 ??
序列9位 ??
序列10位 ??
序列11位 メロンピルト(宣伝戦略班班長)
序列12位 ??
76創る名無しに見る名無し:2015/01/12(月) 01:37:02.24 ID:ZzqDPhjP
ツバメオー「踊る骸骨!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
………なにそれ?!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「なんだか楽しそうな妖怪さんですね♪」

ヤンデル「いや…ちょっと…怖いな…
つまり…死体が動くってことだろう…?
怖すぎる…」

ビラコ「わぁーお♪ つまりリアルスリラーが見れるですよ♪ 会いたいですね是非とも♪」

ヤンデル「ポジティブすぎる……」

エンカ「このご時世に妖怪でござるか
なんとも古臭いでござるな」

ツバメオー「古臭いって……そのナリと喋り方のおっさんが言うかね」

エンカ「しかし分からぬでござるな 何故急にそんなもの退治の依頼など?
ゲーム脳地方に立ち入れないとは言ったものの そもそもあの地方は事前の調査では魔法使いは確認されてないはずでござろう
正体も分からぬそんなものにわざわざ干渉する必要はないと思うのだが…」

ディミリア「…エンカさん まず訂正をしますが
私はあなた方に『妖怪退治の依頼』をしたわけではありません
私の言う対処とはつまり……“接触”です
その妖怪とやらと是非ともコンタクトをとってほしいのです」

エンカ「コンタクト…? ますます分からん…」

ビラコ「あー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
分かったですよ!!!!!!!!!!!!!!!!
先生 その妖怪さんをネアメのマスコットにするですね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
歌って踊れる骸骨さんで軽快なダンスとゆかいで覚えやすい歌で低年齢層の心をギュッとアイアンクローするです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
『骸骨ウォッチ』……これは流行る いや流行らない」
すーん

ツバメオー「分かってるじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「もちろん 違いますよ
…とにかくです 我々はその妖怪と会う必要があるのです
いや…会わなければならない なんとしても!!!!!
そうでしょう? ギルさん」

ギル「えぇ………
その妖怪が……我々の希望になるかもしれない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『!!!?』

ゴウ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
77創る名無しに見る名無し:2015/01/16(金) 02:11:07.79 ID:Y/3EI0/v
ヤンデル「骸骨が…」

ビラコ「希望!!!!!!!!?」

ツバメオー「そんなわけねーだろバカじゃねーの」

ギル「いや希望っスよもう…めっちゃ希望っスよ…それはもう物凄い勢いで…」

エンカ「なにもかも全く以って分からんが 統括殿が言われるならそうなのだろう
ならば会いに行く他あるまい」

ギル「えぇ!!!!!!!! 行きましょう今すぐ!!!!!!!!!!!!!!!!
今すぐ行きましょう!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「テンションたけーなオイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「しかし…この場所からとなるとまた…遠いな
またペトロに乗ってでござるかな」

ディミリア「残念ながらペトリーニホース(ペトロ正式名称)は出せません」

ギル「え…何故でありますか」

ディミリア「目立つので
怪し過ぎて」

ツバメオー「あぁ うん 確かにね」

エンカ「ふむ ということはつまり…この任務は極力目立たず遂行しろ…と」

ディミリア「はい
その“希望”の存在を魔反会に知られるわけにはいきません
ささいな懸念も少なくしたいのです」

エンカ「それは分かるでござる
しかし…長旅となるとその分食料などの荷物も増える…
ペトロが居れば多少は楽だったのだが」

ディミリア「一応 助っ人としてある方を呼んでありますので 後ほど合流してください」

ギル「助っ人ですか……誰でしょう」

ディミリア「それでは…よろしくお願いします
どうか…このネアメに…“希望”を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…!!! 分かりました!!!!!!!!!!!!!!!!!
いざ…ギルチーム…再結成で出発です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みなさん一緒にッ
えいっえいっ………え〜〜〜〜〜〜〜〜いえい〜〜〜〜んおんおんおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「タイミング合わせづれーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
なんだそれ!!!!!?
78創る名無しに見る名無し:2015/01/16(金) 02:40:34.67 ID:Y/3EI0/v
そすて

ギル「さて 助っ人さんと落ち合うのはこの広場のはず」

ヤンデル「誰かな… しらない人だと緊張するな…」

ビラコ「たかしかな…?」

ツバメオー「誰だヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!

エンカ「なにっ…?! それってあの…“サヴァイブマスター”の…?」

ツバメオー「だから誰だヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…! そのたかしさんとやらが来れば…このチームのMFも潤いますね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「陣形はどうする? 3-3-4で行くか?」

ギル「ギリメカラ特化で参りましょう」

ツバメオー「なんの話か全く分かんねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ザッ!!!!!!!!!!!!!!!!
??「残念だが たかしではない」

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ギル「!!!!!!!! あなたは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウソニ「久しぶりの集合だな」

http://download5.getuploader.com/g/sousaku_2/910/150116_022808.jpg

ギル「ウソニさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あなたでしたか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「わぁー! ウソニくん〜〜〜」

エンカ「これは頼もしいでござるな」

ウソニ「ちなみにおれはFWだ
陣形は33-4の形を得意としている」

ギル「成る程 白虎特化ですか」

ツバメオー「その話まだ続いてたのかヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もういいヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
79創る名無しに見る名無し:2015/01/16(金) 02:56:45.44 ID:Y/3EI0/v
ウソニ「―――というわけで
意味もなく屋根裏から顔を出したり引っ込めたりして時間を潰してる時にディミリアさんに声をかけてもらったわけだ」

ツバメオー「ようはあんたのよっぽどな暇さ加減を見兼ねたわけだね 統括さんは」

ギル「ま…まぁウソニさんってどういう役職かいまいち分かりませんからね」

ウソニ「俺か? 俺は『もみーのファンクラブ』の取締役だ」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どや〜
ツバメオー「全然ネアメ関係ねーじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つーか何やってんだヨ!!!!!!!! シスコンか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「俺は断じてシスコンではない
ただ…妹のファンクラブをほっといたらシモ系の方に傾倒していきそうだからな
それを防ぐためにとりあえず取締役として居座ってるだけだ
ま…もみーのはかわいいからな 君のようなつるぺたとは違ってな」

ツバメオー「シスコンじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!

エンカ「……こんなキャラでござったかな」

ビラコ「ほら…今までもみーのちゃんの事で色々根詰めてたですから…
きっとこの明るいウソニくんが…封印されてたウソニくんの本当の性格なんですよきっと」

ツバメオー「ずっと封印されてりゃ良かったのに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「うるせぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヘッドショットぶちかますぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「うぎゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんだこの助っ人!!!!!!!! 結果的にこのチームの変人濃度が増しただけだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「自分も変人って認めるんだな 偉い偉い」

ウソニ「…という冗談はそろそろやめておこう
そういうわけでよろしく頼む
元々俺はサポート畑の人間だが…君達のような一線に立つチームの足を引っ張らないように鍛えたつもりだ
迷惑はかけないよ」

エンカ「ほう さぞかし修業したのであろう」

ウソニ「まぁ…な
せっかくだ 見てみるか?」
ニ…
80創る名無しに見る名無し:2015/01/16(金) 03:20:17.57 ID:Y/3EI0/v
ウソニ「俺の修業の成果だッ…」
ズ…ズズズズ…ズゴオオオオオオオオオオ…《ウソニから気(なんかすごい身体エネルギー)が溢れる》

ギル(!!! なんと力強い気…!)

エンカ(重く…それでいて澄んでいる…!!!!! この気を弾丸に纏わせば かなりの威力になりそうでござるな…)

ヤンデル(これにあの銃術を混ぜればかなり強そうだ…)

ギル「…ん?」

ウソニ「コオオオオオオ……!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズズズズズズズズズズズ

ウソニ「ふん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぼわわわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

わらわらわら…《と!!? ウソニの気に反応して何かが集まりだす…》

わらわらわらわらわらわら
猫「にゃー」

猫「なーご」

猫「にゃーん」

わらわらわらわらわらわらわらわらわら
ごちゃごちゃごちゃごちゃごちゃごちゃ…

どーーーーーーーーーん…
ウソニ「この通り」
《猫まみれ》

ツバメオー「猫だるまーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「俺はつよくなった」
どや…

ツバメオー「わからねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 猫が増えただけじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「俺は精神の集中を極限まで極める事で身体のエネルギーを究極的なレベルまで研ぎ澄ましその力を増量させた
その副産物として……更に猫に好かれるようになった…それだけだ…」
わらわらわら…

ツバメオー「好かれすぎだヨ!!!!!!!! 更に猫が増えてト○ロみたいになってるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どういう副産物だヨそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!

ウソニ「気を高めるためにマタタビ食ったからな…それが原因かもしれないな」

ツバメオー「マタタビを食べる必要性がわからねーヨ!!!!!!!! あんたバカだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「なんだと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 0距離でヘッドショットぶちかますぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「なんかもうヤダヨこの人!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
81創る名無しに見る名無し:2015/01/16(金) 03:36:34.83 ID:Y/3EI0/v
ウソニ「…ま 気を大量に放出すると猫に嗅ぎ付けられ集まって来るという些細な欠点はあるものの
気の扱いは確かに上達した こればかりは負けない自信がある」
ズズズズ…

ギル「おぉ…手の平から出した気がなにかの形に…」

エンカ「気をなにかに変化させるのはかなりの高等技術… 極めたのは間違いないでござるな」

ビラコ「何ができるですか?」

ウソニ「はあぁ…!」
ズズズオオ… ボウゥ

バン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウソニ「もみーのの彫像だ 見ろよく出来てるだろう? 耳たぶのホクロも完備だ」

ツバメオー「やっぱりシスコンだヨこの人…」

ギル「い…いやぁ…すごいっスねぇ………って…」

のそり…

ヤンデル「…?!! なにか居る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「大きな…猫!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ビラコ「わぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!?」

ヤンデル「あ…あれは…前にみたっ…! ま…幻じゃなかったんだ…!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「あぁ…こいつか…? こいつは…」

巨猫「……」
のそ…のそり…

ス… スゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

ピ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン
《立ち上がる巨猫》

ウソニ「“ネコ”だ」

ネコ「ミャオ」

ドォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://download2.getuploader.com/g/sousaku_2/911/150116_022843.jpg

みんな『猫が立ったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブブーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズコ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! どんがらがっちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「こいつはネコ
俺のことが好きすぎてニ足歩行に進化した猫だ」

ツバメオー「おかしいだろそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
82創る名無しに見る名無し:2015/01/16(金) 17:22:11.59 ID:WX8BPgft
なめんなYOwww
83創る名無しに見る名無し:2015/01/17(土) 10:55:16.96 ID:KHeciBaK
ビラコ「わぁ〜〜〜 もふもふでかわいいですよ♪」

エンカ「この手に巻き付けたもの…尻尾か? なんとも異なことに二股に分かれているでござる
これが噂に聞くネコマタとやらでござるか…」

ツバメオー「早速適応してんじゃねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
不思議がれもっと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「不思議なことはない
ただ単に俺が好きすぎてだな…」

ツバメオー「摩訶不思議この上ねーアドベンチャーな出来事だよそれは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「い…いやほんと…なんなんスかねこの…猫…?」

ネコ「ミャオ」

ウソニ「正直なところ俺にも分からんが
猫の成長期では稀にこういうこともある…とYaheey掲示板に書いてあった」

ツバメオー「それ騙されてるヨお前」

ビラコ「なんでもいいですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とにかく…かわいいですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ただでさえもふもふかわいいニャンコが大きくなるとかもうほんとに最高ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
だきー!!!!!!!!!!!!!!!!

ネコ「ミャオ」

ヤンデル「さ…最高…なのか…?」

ツバメオー「で…でもふわふわなのは確かに……触ってみてーヨ…」
そー…

ネコ「ミャオ」
すりすりすり

ツバメオー「わーっ/// 自分からすりすりしてきたヨ!!!!!!!
なんだこいつ デカくてニ足歩行で腹巻してるだけで普通の猫じゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
なでなで

ネコ「ミャオ」
ごろごろ

ヤンデル「そのデカくてニ足歩行で腹巻してるのが問題だろこれは……」

エンカ「中に変質者が入ってるというオチではござらぬかな」
84創る名無しに見る名無し:2015/01/21(水) 02:01:12.89 ID:L9WPWwFp
ネコ「ミャオ」
ごろごろ

ツバメオー「きゃー!! ゴロゴロ言ってるヨ!!!!!!!
かわいぃーねぇ〜〜〜〜」

ビラコ「人懐こいですよ〜〜」
わいわい

エンカ「ふむむ あのツバ嬢まで骨抜きでござる
いやはや女子は本当かわいもの好きでござる」

ヤンデル「珍しいな… ツバメはどっちかというと… “微生物派”なのに」

ギル「どういう派ですかそれは」

ネコ「ミャオ」

ギル「…ふーむ あの大きさや風貌は不可解ですが こうして見るとかわいいように思えてきましたね
かく言う自分も猫派でして
せっかくなので自分もモフモフしたいですねぇ」

ツバメオー「すればいいじゃあ〜ん! おいでよ!」

ギル「え えぇ じゃあお言葉に甘えさせてもらおうかな」
そー

ネコ「…」――√ ̄

ギル「よぉーしよしよしよし…かわいいでちゅねー」
すー…

ネコ「………」
ごそ………

ババンッ!!!!!!!!《ネコは懐からタバコを取り出した》

ネコ「……」
パク…… シュボボ!!!!!!!!!!!!!!!! ジジー…
ネコ「…」
ふぅー…もわわぁ〜

ギル「げ…げほほぉー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネコ「…」

ジュッ

ギル「う…うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
タバコの火押し付けられたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「こりゃあギル嫌われてんねー」
ははは

ギル「ははは じゃないっスよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それならせめて引っ掻いてくださいよっつーか普通にタバコ吸ってるんですけどこの猫!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
85創る名無しに見る名無し:2015/01/22(木) 02:02:57.94 ID:gtKOWZz7
ネコ「ミャオ」すー…ふー

ギル「すっごいクールにタバコ吸ってる……」

ビラコ「このギャップがまたかわいいですね」

ヤンデル「そう…?」

エンカ「……まぁ猫もふりはこの辺にしてそろそろ出発せぬか?」

ギル「そうっスね…」

ツバメオー「あー残念だヨ ここでお別れみたいだヨ にゃんこ」

ネコ「ミャオ」

ビラコ「ばいばいですよぅ〜〜」

ネコ「ミャオ ミャオ ミャオ ミャ〜〜〜オ
ミャオミャオミャミャ」

ツバメオー「なんか言いたげだヨ」

ビラコ「くすっ…きっと『行かないでーもっとなでなでしてー』とか言ってるですよ!!!!!!!!! かわいいですねー!」

ネコ「ミャオ」
ごそごそ がこん…

ギル「ん? なんか板を取り出しましたが…」

ネコ「ミャオ」
キュッキュッキュッ… カキカキカキ

トン…
立て札【我輩はネコ 名前はもうある
不肖我輩 微力ながら貴殿らにこの力をお貸ししたい所存
どうか共に連れていってもらえないだろうか?
貴殿らの旅の邪魔にならぬよう 力になるよう全力で尽くすと誓おう
どうかお頼み申す】
バッ!《任侠っぽいポーズ》

ツバメオー「…って言ってるヨ」

ギル「わーお レイギタダシー」
テッテッレー

ギル「ってめっちゃ古風で流暢な言葉を手書きしおったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「じ…字書いたよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! この猫…字書いたよ今!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネコ【字くらい書くっしょ?
最近の猫ナメんなよまぢ? 猫ナメたらまぢキャッと言わせちゃうよ?
猫だけになんってこれ!!!!!!!! ガハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】

ヤンデル「今度は超フランクな感じになったよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
変幻自在だよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつ変幻自在だよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
86創る名無しに見る名無し:2015/01/23(金) 02:05:16.33 ID:ZoBbteNg
ギル「ちょっ待って待って待って待って!
こ…この際字を書くことについては良しとしましょう!!!!!!!! それより自分らについてくるというのは…?」

ネコ【そのままの意味だミャ
おミャーは日本語もろくに読めないのかこの鳥頭野郎ミャ】

ヤンデル「突然語尾(字尾?)に“ミャ”とか付け出した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「い…いや 何故急に付いてこようと思い立ったのか…それが気になるんスけども!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ネコ【フム…それを我輩に聞くというのか…
まったく…貴殿は『好奇心は猫を殺す』という言葉を知らんのか…? 貴殿はそれほどまでの暗い闇を探ろうとしているのだ】

ギル「は…はぁ…すんません…」

ヤンデル「まず口調(字調?)を統一させろよ……」

ネコ【その理由を話すのは…語るも涙…聞いたら下痢便雨あられになること請け合いだ……それでも聞くのか?】

ギル「じゃ…じゃあいいです」

ネコ【そこまで言うなら仕方ない…よく聞くといい】

ツバメオー「話すのかヨっ!」
どーん!!!!!

ネコ【…】
ザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア…
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

――― 回想 ―――

ヒマだった…

――― おわり ―――

ゴオオオオオ…
ネコ【以上】

ツバメオー「短ッッ」

ヤンデル「回想に入るプロセス必要だったのか今のはッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「ヒマだったから同行させろとはまた清々しいほどに理由になってない理由でござるな」

ネコ【というのは冗談だ 今のはただの白昼夢だと思ってくれ
…もちろん理由はある 我輩が受けた尊い義を果たすためだ】

ビラコ「ぎ?」

エンカ「ふむ 誰からその義とやらを受けたのでござる?」

ネコ「ミャオ」
ビシッ!

ウソニ「…俺か?」
ばーん…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
87創る名無しに見る名無し:2015/01/24(土) 02:20:12.67 ID:SAeAouIm
ギル「ウソニさんとネコさんにどんな関係が…?!」

ウソニ「俺も特に記憶にないが」

ネコ【貴殿にとっては些細な事でも 我輩にとってはかけがえのない事だったミャ
………あれは… …そう あの日は確か…】


――― 【近年稀に見る大雪の日だった…】 ―――

〜〜〜 回想 〜〜〜

【バスケットボール大の雪が深々と降りしきる中
貴殿は全裸で広野を尻歩きでぐるぐると回っていたね――…】


ビリビリビリ!!!!
ウソニ「ちょっと待て 誰が雪の中全裸で尻歩きをしたと!? そんな記憶は確実にないぞ!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

ネコ【…なにっ………バレただと…!!!?】
ゴクゥゥゥ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「本人を前にしてデキの悪い嘘言うなヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネコ【冗談ミャ
この御仁を好いてるのは確かだが
貴殿らに手を貸すのはまた別の理由…だがそれは話すほどでもないことミャ】

ギル「なんなんですか一体…」

ネコ【とにかく貴殿らに手を貸したいのは本当だ たのむ このとおりだ】
スッ ぺこぉ…

ギル「そ…そんな土下座なんて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ(あ…ゴメン寝だ… かわいい…)
きゅん…

ギル「…どうしましょうか」

エンカ「…ふむ…見た感じ…ただ者でないのは確かだ 足手まといにはならんでござろうが」

ヤンデル「断っても憑いて来そうだ…」

ギル「ふーむ…そうですね
…ならばネコさん あなたを歓迎しますよ」
スッ《握手を求めるギル》

ネコ【恩に着る】
ジュッ…

ギル「うぎゃああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分の手は灰皿ではありませんがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!
88創る名無しに見る名無し:2015/01/26(月) 01:54:01.82 ID:noR9hDpY
ネコ【ではよろしく頼むミャ】

ビラコ「こちらこそですよ〜」

ツバメオー「かわいいけどさ〜 なんか一気に色物感が増したよね〜」

エンカ「はっはっはっ! ツバ嬢 それは心配ご無用でござろう
ツバ嬢が既に色物でござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「一緒にしないでくれるー!!!!?
おっさんみたいな生傷変態が色物って言うんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「どっちもどっち…」

ビラコ「そういうヤンデルくんも色物だと思うですよ☆」

ギル「全員が色物でFA」

ウソニ「…おい それは俺も含まれてるのか?」

わいわい


ネコ「…」

ネコ【…なんとか誤魔化せた…か
…騙すようで悪いが 今はしのごの言ってる場合ではないミャ
我輩は我輩の目的を果たすためなら…猫の手も借りる…
まぁ彼らは猫よりも頼りになりそうだが…】

ネコ【…我輩の真の目的は……“ある者”を探すため…
その目的のためにこんなところまで来たミャ
なんとかして探しだし…貴様にあったその時は……!!!!!!
………待っていろ…我が積年の…!】

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



ツバメオー「…………ってなこと言ってるけど…」

ギル「う…うーむ おそらくモノローグのつもりなんでしょうが 律儀に立て札に書き込んで…モロバレですが…」

エンカ「あの文章を見る限り…どうやら拙者達を利用しようという魂胆のようだが…? 信用して良いのか
旅先で問題を起こされては 隠密作戦もめちゃくちゃでござるぞ」

ビラコ「かわいいから悪い猫さんじゃないですよう」

ウソニ「あぁ あの猫は問題を起こすような猫ではない」

エンカ「断言出来るのか?」

ウソニ「ああ あの猫は

去勢済みだ」
ドンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「いやそっちの心配ではなく」
89創る名無しに見る名無し:2015/01/26(月) 02:19:28.50 ID:/HVCKq54
去勢されてるのかww
90創る名無しに見る名無し:2015/01/27(火) 01:59:31.39 ID:iEaLpjUd
――― そして

ギル「では出発しましょう」

ザザ…

エンカ「む…?」


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォ…
スパルティー「…」

ギル「スパルティーさん?! 何故ここに!!?」

ツバメオー「おいおい まさかお見送り?」

軍服1「おうおうその通りだ!」

軍服2「あのスパルティー様がわざわざお見送りに来てくださったぞコンニャロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スパルティー様の献身具合はもはや通い妻のレベルだ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
感謝しやがれ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「煩いぞお前たち」

軍服1&2『はい』
ス〜〜〜ン

スパルティー「長い期間の任務になるようだな」

ギル「はい 恐らく数週間は戻れないかと…」

スパルティー「そうか……」

ギル「…なにか…?」

スパルティー「いやなに 一言伝えておきたい事があってな
……君がいない間のこのアジトの事は…まかせてくれ
何が遭っても守り抜こう」

ギル「スパルティーさんがいるなら安心ですよ」

ツバメオー「おっさん!!!!!!!! ボクらがいないからってまたスパルタするなヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「先生をいぢめるのもナシですよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「ふっ 安心するといい そんなつもりはない
スパルタ教育をドM限定コースにしたから望まぬ者にまではせんよ」

ツバメオー「あは…おっさんのスパルタ受けたいなんて変わり者いたいと思うヨ」

スパルティー「今のところ2000人近い応募者が集まったところだ」

ツバメオー「多ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 意外に多ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
M多すぎるヨ!!!!!!!! 均衡が崩れるヨそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どどーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
91創る名無しに見る名無し:2015/01/27(火) 02:21:34.61 ID:iEaLpjUd
スパルティー「この組織にMはたくさんいた…だが 前の私ではそのM達は来てくれなかっただろうな
君が新たなリーダーの形を示した事で M達もはっきりと己を主張出来る気持ちの良い組織になったのだろう」

ツバメオー「その言い方だとなんかこのネアメが質のいいSMクラブみたいな風に聞こえるけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!

スパルティー「君達はもはや間違いなくこの組織の要…中核だ
そんな君達が新たな希望を持って帰ってくれれば…更に気持ち良くなりたいMが増えるだろう」

ツバメオー「いいのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! それは…」

軍服1「ローソク買い溜めしなきゃだね」

軍服2「ねー」

ツバメオー「完全にSMクラブに仕立てあげるつもりじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「…頼んだぞ!!!!! 行ってきてくれたまえ! ギル君!!!!!」

ギル「えぇ!!!!!」

スパルティー「ヤンデル君!!!!!!」

ヤンデル「…うす」

スパルティー「ツビー君!!!!!!!」

ツバメオー「その名前で呼ぶなヨ」

スパルティー「Mカ君!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「エンカでござるぞ」

ツバメオー「まぁ間違ってはいないヨね」

スパルティー「ビラコ君!!!!!!!!!」

ビラコ「ブラジャー天狗ー!!!!!!!!」

スパルティー「ウソニ君!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「まぁ…全力を尽くす」

スパルティー「それから…」
チラ…

ネコ「ミャオ」

軍服1(なんか変なのおるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

軍服2(スパルティー様どうする!!!!!!!!!!!!!!!!? 突っ込むか!!!!!? あの堅いスパルティー様が突っ込むか!!!!!!!!!!!!!!!!?)ドキドキ

スパルティー「……ニャン太郎君!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

軍服1(さ…さも当然のように押し切ったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)適当な名前で!!!!!!!!!!!!!!!!

ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!
92創る名無しに見る名無し:2015/01/28(水) 01:26:10.77 ID:aunvN2ht
ギル「言ってまいります!!!!!!!」

スパルティー「うむ」

ザッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しーん…


スパルティー「…………
…なにあれ…」

軍服1&2『わかりません…』
ずーん…


――― 外

エンカ「やっと出発か」

ギル「みなさん張りきって行きますよー!!!!!!!!
今回はペトロもいませんので 完全に徒歩です!
長い旅になるかとは思いますが これから酷使する足腰を奮い立たせながら是非とも頑張ってまいりましょー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「あーメンド ねぇ休憩しない?」

ギル「ズコーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
は…早すぎますよツバメさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「お前が出発早々にそうやって疲れるような事言うからだろー
ったく やる気無くすよマジ」

ギル「じゃ じゃあどう言えば?」

ツバメオー「ゆるくでいいんだヨ ゆるくでさ!
『適当に1時間ごとに休憩してファミレスで外食してマン喫よりながらぼちぼち行きましょー』くらいなこと言えヨ」

ギル「ゆるすぎますよそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
任務じゃなくて遊びだよもう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
重要な任務なんですからしっかりやる気MAXで行きましょう!!!!!!!?」

ツバメオー「重要任務ねぇ…でもさぁボク なにがそんなに重要なのかわからないんだけどさ」

ギル「えぇ?!」

ヤンデル「確かに…」

エンカ「ふむ……拙者も知った風な顔で聞いてはいたが 何故その妖怪が希望なのかいまいち理解が出来ぬと思っていたところだ」

ビラコ「それ天狗の鼻糞より重要なんですか?」

ギル「は…鼻糞よりは確実に重要ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「そうなんですか? でも天狗の鼻糞はフランスパンみたいに長いですよ?」

ギル「み…見たいそれ…!!!!!!!!!」
ゴク…!!!!
93創る名無しに見る名無し:2015/01/29(木) 01:29:05.26 ID:PwMRN3i4
ギル「ふむ…まぁ自分一人で盛り上がって説明不足になってしまいましたね
説明いたしましょうか」

ウソニ「俺は知ってるぞ
確か前ネアメで活躍したチームがあったと聞く その妖怪はつまりそのチームの一員…だろう?」

ギル「えぇ」

ビラコ「活躍って…どういうです?」

ウソニ「確か 大魔女フーリャンという女がリーダーで仲間を率い 人々が頭を悩ませる数独を一緒に解いてすっきりさせるボランティア集団…だろ?」
ゴウ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「いや違いますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんすかその限定的すぎる活躍は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
それネアメでやる意味ないでしょ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「…大魔女フーリャンって…」

ツバメオー「ボクら魔法使いの頂点… 史上最強の“魔”…」

エンカ「なるほど理解した …つまり前ネアメの超主力にして切り札とされた者達か」

ギル「厳密にはネアメのメンバーではありませんが…
あの方々がいたから我々は魔反会と戦えていたようなものであります」

ビラコ「どういう人達が居たですか?
私以前のネアメの時からディミリア先生と関わりあったからネアメに協力もしてたけど
今みたいにアジトでお手伝いはしてなかったから面識ないですよ」

ギル「…」


ネアメの切り札…“フーリャンチーム”…
たったの10人のそのメンバーの方々は 一人一人が一騎当万を誇る(一部除く)実力派…
これまでも世界を幾度と救った方々です

“大魔女王”…大魔女フーリャン様
“隠密殺法攻撃型忍者”…ねこ様
“チェリーの王”…サナバー様
“超強撃破壊型忍者”…うさぎ様
“脈動する筋肉の活殺神”…チロリーン様
“ロリ(コン)騎士”…発泡スチロール様
“不浄なる笑いの指揮者”…ワラース様
“時を翔ける招魂”…ジュリー様
“まゆげ”…エンデリル様
“恐ろし犬(狼の神)”…ローシン様

…この10人です


ネコ「………………………」

ツバメオー「おいおいなんだよその酷い二つ名は……」
94創る名無しに見る名無し:2015/01/29(木) 01:35:09.86 ID:Q72YgqhB
まゆげwww
95創る名無しに見る名無し:2015/01/29(木) 02:05:49.38 ID:PwMRN3i4
ヤンデル「で…でもカッコイイ… 二つ名だけでただ者でない感じがするな…“脈動する筋肉の活殺神”とか…」

ツバメオー「“チェリーの王”と“まゆげ”はひどすぎだろ」
お前もチェリーだろ

エンカ「…! …発泡スチロール…! 副団長でござるか…!!」

ギル「副団長…?」

エンカ「発泡スチロールとは…我が連合騎士団の副団長である方でござる
そして拙者の憧れ 世界最高の筋肉でござる
…そ…そうか 副団長はあの大魔女フーリャンと仲間で…!
…副団長が騎士団を抜け出していつもどこに居たのか 謎が解けたでござる!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「そ…そうか そういえばエンカさんも発泡様も連合騎士団でありましたね」

エンカ「して…副団長は…発泡副団長は何処へ…? 拙者がこのネアメに来たのは副団長を探すためであった! 今まで隠していた いずれ言おうとは思っていたのだが」

ギル「そ…それは…」

ウソニ「しかし解せんな それほどの逸材が10人も揃っていながら今のこの情勢を招いているとは
それに今は何故ネアメにいない…?」

ギル「…確かにフーリャンチームは“10人”ですが… 前ネアメの段階ではフルメンバーは揃いませんでした
そして今…あの方々はいません」

ツバメオー「なんで…?」

ギル「……前ネアメの時代…魔反会との大きな戦いが二度ありました
まず 最後地方で起きた『秘密基地侵攻戦』…それまでにノリにノッて進撃していた我々が魔反会の罠にまんまとかかった戦いですね
我々は敵の術中にはまり 準備万端だった敵のホームで圧倒的な戦力をぶつけられました
それはもうひどい消耗戦で……それまでの進撃の疲労もあり我々は撤退を余儀なくされました
しかし魔反会は施設を封鎖し脱出を阻止しました
限られた出口から逃げだそうとするも ジリジリと追い詰められました
そんな時…たった一人で…追撃せんとする魔反会の兵を相手取り 我々を逃がして下さった方がいました…」

エンカ「…! 副団長…か…!」

ギル「…えぇ…
発泡スチロール様は一人盾となり魔反会を食い止め 見事に我々を逃がして下さいました
しかし…我々は結果として発泡スチロール様を置いて逃げたということになります…
それにもう一人…ワラース様も秘密基地内にて行方不明……その後はお2人がどうなったかは分かりません…」

ツバメオー「それ死んでんじゃね?」

ヤンデル「ちょっ…バッ おまっ…不謹慎なこと言うなよ…」

エンカ「…不謹慎ではござらんさ」

ヤンデル「…?!」

エンカ「…なんと誇らしい… 発泡スチロール副団長は最後の最後まで…騎士道を貫いたのか…
拙者は…誉れ高い本物の騎士の下に…わずかな時間でも共に戦えた事が…とても誇らしい…」
ぽろぽろ…

ギル「エンカさん…」

ツバメオー「……………………アッ」

ヤンデル「不粋なことはやめろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
96創る名無しに見る名無し:2015/01/29(木) 02:08:17.79 ID:Q72YgqhB
ツバメちゃんwww
97創る名無しに見る名無し:2015/01/29(木) 02:25:59.29 ID:PwMRN3i4
ツバメオー「なんでだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! だっておっさんがおっさんを思ってないてるとか…!
BLだヨ!!!!!!!!!!!!!!!! どう考えてもBLだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「BLじゃない…!」

ツバメオー「じゃあなんだヨ?」

ヤンデル「……KL(筋肉LOVE)だ…!!」
ドンッ…!

ツバメオー「そっちの方がキモさ割増じゃねーかヨ…」


エンカ「…くっ…! すまんな」
ぐし

ギル「いえ…
…エンカさんの気持ちは分かります
しかしまだ亡くなったと決まったわけではありません」

エンカ「…うむ …すまぬ」

ウソニ「他の者達は?」

ギル「残りの方がたですか…
……魔反会との大きな戦い…その2回目…ネアメはフーリャンチームと純正ネアメ戦力の二手にわかれて2つの敵主要施設を攻めました
しかしその2施設には恐らく魔反会の切り札と思われる『古代の退魔戦士』が待ち受けていました
フーリャンチームは辛くも倒しましたが…我々純正ネアメ戦力は退魔戦士によって全滅させられました…
そして…全滅させられた魔法使いの方々の魔力の源…“魔魂”をまるごと持って行かれたのです
その魔魂は ある封印を解くのに必要で これまでも魔反会が躍起になって集めていたものでした
その封印とは2施設に現れた『古代の退魔戦士』を超える力を持つ『退魔の王』の封印を解く鍵だったのです
大量の魔魂が持ち去られた今 その『退魔の王』が復活するのも時間の問題…
そうなれば魔法使いも絶滅です だからフーリャン様達は復活を阻止するため
傷だらけの体で…たったの8人で魔反会の本拠地に向かったのです
……それからの行方が…分からない
ただ言える事は 『退魔の王』は封印が解かれ…復活したということ…」

ツバメオー「…それって…」

ヤンデル「阻止できなくて…その人達も殺された…?」

ギル「……結果だけ見れば それが妥当な推測だと思います
…でも自分は…信じてる…!!!!!!!!」



皆さんはきっと生きている…!!!!!
きっと今 傷を癒してるのだと…!!!!!!!
だからいつか…いつか必ず また我々に力を貸してくれると…!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
98創る名無しに見る名無し:2015/01/30(金) 01:51:46.46 ID:YjYZw3xM
エンカ「……うむ……うむ…そうだな 拙者も一人で勝手に盛り上がり副団長を殺してしまったでござる
まだ死んだと決まったわけではござらん
他の者達もそう 実際こうして 特徴が一致した存在の目撃情報があるわけでござるしな」

ギル「えぇ! とにかく急いで向かいましょう! ゲーム脳地方に!」

ヤンデル「うん…!!」

ビラコ「おー! ですよ♪」


―――

―――――… 魔反会… 『秘密基地』………裏の山の秘密施設

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

マーブル「死んだ」
【魔反会 調査班班長 マーブル】

調査班「は…」

マーブル「聞こえなかったか? 大魔女フーリャン率いる特記敵対戦力は諸共この場所で死んだ…何度調べようと無駄だ」

調査班「しかし本部から調査依頼が来てますから…調べないわけにも…」

マーブル「…ったく…何度も何度も…どういうつもりだ まったく
俺の言うことが信用出来ないのかねぇ …まぁ元々外部の人間だから仕方ねぇか」

調査班「なにか引っ掛かる事もあるんすかね」

マーブル「しらねぇよ とにかくだ あの現状を見る限り“死んだ”と判断するしかねぇ
“この場所”が大魔女フーリャン達の魔力が最後に確認された場所らしいが…
あの時 この場所には およそ人一人のものとは思えない“血溜まり”が足を浸けるくらいにここら一帯に広がっていた
そして……ここの壁を丸ごと削り取ったような跡…それらから考える限り……これは心中だ
大魔女フーリャンは自分の爆発魔法かなにかで仲間全員引き連れてあの世に逃げたのさ
それが結論だ 俺でなくとも分かる 今日の調査報告も昨日と一緒かねぇ」


ザ… ゆら… ゆら…
??「……そんな…表面的な所だけ調べさせるためにあなた達に依頼したんじゃ…ないよ…」

マーブル「!」

調査班「…! ひっ…!!」

マーブル「…これはこれは依頼人殿 今日もお美しく…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ゆら… ゆら… スゥー…
ジュキ「ネぇさん…聞こえる…? アイつらの声…聞こエル…?
………うん… うん… そっか……ありがとう…ねぇさん…」
ぶつぶつぶつ…ちゅぱちゅぱちゅぱ…

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…
http://download5.getuploader.com/g/sousaku_2/915/150130_011251.jpg

【魔反会 退魔研究班 副班長 ジュキ】
ドンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
99創る名無しに見る名無し:2015/01/30(金) 04:08:22.94 ID:zXuewhyV
こわ!
100創る名無しに見る名無し:2015/02/02(月) 19:04:17.82 ID:1wULRNxv
調査班「マ…マーブルさん…こえーっスよこの女…」

マーブル「魔反会退魔研究班副班長…ジュキ…だったか
こいつは先の戦いで義姉を大魔女フーリャンに殺されてる…
それからアタマがイカれちまったと聞いてはいたが…相変わらず想像以上に狂ってんな…」

ジュキ「狂ってなんかないしぃ…ねぇさんモぉ…生きてるよ…
ほら…みえないの…? …あ…そうか
ねぇさん…アイさつしなきゃダヨ…
はい…『コンニチハ』だって……聞こえた?」
ぴょこぴょこ
《手に持った誰かの腕を振りながら言うジュキ》

ガタガタガタ
調査班「マ…マーブルさん…マジこわいっスよ…
苦手っスこういう手合いは…」

マーブル「……あー…すまんが用がないなら出ていってくれないか?
こっちは調査で忙し…」

ジュキ「調査…? なにもしてないくせによくいうよぉ…
何か結果ガあったの? 教えてよぉ…はやくぅ…」
ニィィ…

マーブル「結果は…ない これまで通りだ
これ以上調べても何も出て来ないぞ」

ジュキ「だからぁ…そういう表面的な調査ばかり望んでるんじゃないよ…
これがかつて名刑事から名探偵になったマーブルさんの実力だとしたら…かなしいナぁ…」
ゴォォォ…

マーブル「一つ誤解を訂正させてもらう」

ジュキ「?」

マーブル「俺は確かに前は探偵でその前は刑事だったが “名”と付いたことはない
俺は………
“姪刑事”であり“姪探偵”だッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
姪っ子最高ォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ババァーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュキ「…」

調査班「マ…マーブルさん!!!!!!!! なにでかでかと変態宣言してるんすかッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カッコよくないっすよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュキ「へー…姪っ子が居るんだァ…見てみたいネェ…」

マーブル「あぁかわいいぞ! 写真見るか?」

ジュキ「あらかわいい」

わいわいきゃっきゃ

調査班「なんか和やかな感じになってる…」
ずーん…
101創る名無しに見る名無し:2015/02/02(月) 21:56:36.58 ID:1wULRNxv
ジュキ「とにかくサぁ… もっと科学調査でもしてしっかり調査してほしいネェ…
ここで…ここであいつらが死んだのなら…? 細胞のひとつでも見つかっテ然るべきでしょ…?
見つけてよ…細胞…さいぼう…サイボウサイボウサイボウサイボウ………ゥウー…」
ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱ

マーブル「…そんな徹底する必要があるのか… 仮に細胞が出てきたとしたらどうするんだ…?」

ジュキ「育てルヨ……うふふ…」

マーブル「は…?」

ジュキ「細胞を培養シテ…大魔女フーリャン達のフクセイを作るンだよォ
本物にソックリのフクセイを作ったらァ…」
ちゅぱ…ちゅぱちゅぱちゅぱっ…

ジュキ「コロすの…☆ ねぇさんが殺したがってるカラ…
ねぇ…ねぇさん…」
スリ…

ぞく…
調査班「…!」

マーブル「…まぁ…クライアントの頼みだ 一応昔のツテを頼って調べてみる
だが始めに断言しておくが 細胞が見つからないからといってい死んでないとは言えないからな
これだけの破壊…大魔女フーリャンなら細胞ごと消滅させることも可能だろうしな」

ジュキ「…フーン… あなたは…大魔女フーリャンって思いたいのね」

マーブル「思いたいというか
現状とこれまでの経験からすればそれくらい分かる」

ジュキ「じゃあ…もし生きてたら…?」

マーブル「?」

ジュキ「生きてたらぁ…ドうする…?
命かける…??」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

マーブル「あぁいいぞ 間違いなく死んでるからな」

ジュキ「素敵ー☆ その言葉わすれないでネ…」
ニィ…
ザッ…ザッ…ザッ…


調査班「……い…行った… …なんだったんだ…一体…」

マーブル「……まぁ どっちにせよ 確認する手段もないがな
例えば大魔女フーリャン達本人が出て来ない限りな…」

ゴォォォォォォォォォォォ…



ザッ… ザッ…
ジュキ「……もしも大魔女フーリャン達が生きてたらァ……
ころ…ころ…ころころころころころ…殺す…殺す…殺す……殺そ…<3 殺そ…<3 ねぇねぇさん…」
べろぉ……
102創る名無しに見る名無し:2015/02/03(火) 00:51:33.31 ID:8MdA2lo1
――― 退魔研究班室

フラ… フラ…
ジュキ「ねぇさん今日もツカレたねぇぇ…
待っててねぇさん今お風呂に入れてアげるよ… ねぇさんはお風呂入らないと…サビちゃうもんね…」
ガココ…ザパァーーーz_...
《手に持った腕を培養液の中に沈めるジュキ》

ジュキ「これで大丈夫だよォねぇさん……
あたしこれから研究するよ…魔法使いを殺す研究…待っててねねぇさん…新しい実験でまたねぇさんを強くしてあげるよォ」
フラ…フラ…フラ…

スッ…
シンクレア「…ジュキ…」

フラフラフラ
ジュキ「ぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ…」

シンクレア「…………ジュキ………」

シンクレア(……あなたの姉……私の娘……花子…
花子は…………あなたが憎悪に取り付かれる事を望んでなんて…いないのよ…
…お願い…正気を取り戻して…)

ジュキ「大魔女フーリャン……魔法使い……魔法使い…殺す…殺す…」
ぶつぶつぶつぶつぶつぶつ


―――…

グググン「…ディエパ いつまで自室に閉じこもってる気だ? そろそろ開けてくれ…」
【魔反会 施設班 副班長 グググン】

「………」

グググン「今度また幹部会議があると召集が来ている
お前はこれまで一度も顔を出してないだろう? 一応お前にも立場ってものがあるだろう
お前は魔反会施設の建設管理をする施設班班長だ
施設班が作った施設もお前の戦力として加算され 今のお前は魔反会の中核を成す『ムーンリングス』の一員になってるんだぞ
その『ムーンリングス』の会議に無断欠席…それが続きすぎれば内部からの不信を生む
今の魔反会は不安定だ 何かあっても俺じゃお前を守り切れんかもしれん
お前になにかあったら……お前のお父様に顔向けが出来ない
……ディエパ 頼む 出てきてくれ…」


ディエパ「………」
【魔反会 ムーンリングス 序列第12位
施設班 班長 ディエパ】

ディエパ「………ここを出ても…ボンクールくんはいないもん…
…………………」

ディエパ(…許せない… ボンクールくんを殺した… ボンクールくんの体を奪ったあの人…許せない…!
ボンクールくん…いつか…仇を討って…あげるよ…)
ギンッッ…!
103創る名無しに見る名無し:2015/02/03(火) 23:51:05.56 ID:8MdA2lo1
―――― ギル達は妖怪の現れたというゲーム脳地方に向け
隠密に徹し 進んでいた


ニャー
ニャーニャー
ミー ミー ミー

《百猫夜行を引き連れて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「超目立つ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「目立ちすぎるこれもう隠密じゃないっすよマヂ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どこから集まったんですかこの猫集団は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ウソニ「すまん……すまん……」
もふぁふぁあ……

ギル「そしてウソニさんは猫塗れですし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
づぁづぁん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「相変わらず猫の吸引力がハンパねーヨ」

ビラコ「うらやましいですよー…私もにゃんこにそんなに好かれたいですね…」

ウソニ「さすがに限度がある…!」
わっちゃわっちゃ…

エンカ「しかし不思議でござる 何故こんなにウソニ殿にばかり猫が集まるのか…?」

ツバメオー「呪われてんじゃねーの 昔猫虐めたとか」

ウソニ「そんなことするか…! 俺は動物好きだ」

ギル「じゃあ…なんで…」

ネコ【そんなの答えは簡単だミャ】

ギル「分かるんですか?」

ネコ【分かるミャオ
簡単な理屈ミャ
つまり彼は…前世が
マタタビだった……】

みんな『!!』

ネコ【そしてそのまた前世が……かつおぶし…】

みんな『!!!!!』

ネコ【そしてその前が『ねこまっしぐら』だったのだ】

ウソニ「加工品!!!!?」
ズーン
104創る名無しに見る名無し:2015/02/04(水) 01:59:50.11 ID:YyCPkdOV
ウソニ「俺はキャットフードだったのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガーン!!!!!!!!

ネコ「ミャオ」
コク…

ネコ【しかもただのキャットフードではない… なんと…
異物混入していたのだ】

ウソニ「最悪じゃないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!

ネコ【しかも混入したのはカツラ】

ウソニ「大胆すぎるだろその混入!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
気付けよ

ネコ【その結果売り物にならず廃棄処分され
しかも処分された場所はボットン便所だった…】

ウソニ「踏んだり蹴ったりだな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺が何故そんな業を背負わなきゃならないんだ キャットフードなのに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ネコ【だが受難はつづいた…
その来世…かつおぶし…といったが実は鰹節ではなかった
………本当は…金魚だったのだ
かつおに偽装された金魚だったのだ…】

ウソニ「偽装が雑すぎるだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今日び回転寿司屋でもそんな大胆な代替えはしないだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!

ネコ【偽装はすぐバレ 君は廃棄処分… またしても母なるボットンへと還った…】

ウソニ「なんでゴールがボットン便所なんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネコ【そして次のマタタビ時代…】

ウソニ「…まさか…!?」

ネコ「…」
コクン…

ネコ【特に異物でも偽装でもなかったけど普通にボットン便所に落ちた】

ウソニ「直行するなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「ノリノリでござる…」

ビラコ「ふふ… 今まで本当の自分を抑制してきたウソニ君ですから きっとあれが彼の素…」

ツバメオー「それにしたってふわふわしすぎだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あのネコもそうだけどさっさとキャラ定めろヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾーン
105創る名無しに見る名無し:2015/02/04(水) 02:42:00.77 ID:YyCPkdOV
ウソニ「なんてことだ…」

ネコ【そして今世…君は人に生まれたのさ…】

ツバメオー「いやなんでボットンに突っ込んだだけの植物から人間にミラクルエヴォリューションするんだヨ
どんな進化機構だヨそれ」

ネコ【なにを言う…この世に存在する全ては元は一つだったんだ
全てを1から辿ってみればそれはアミノ酸であり…】

ウソニ「壮大な論点ずらしやめろ」

ネコ【…とにかく 君は人間に進化したのミャ!!!!!!!!!!!!!!!! なったもんはなっちゃったんだから仕方ないミャオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!?】

ウソニ「いや別に仕方なくないが」

エンカ「はは…なかなかユーモアに溢れ出しネコマタでござるな」

ネコ【信じてないミャ? 今の彼の前世の話】

ツバメオー「当たり前だろ つーかなんでただの化け猫に前世なんてわかるんだヨ」

ネコ【それは我輩の神り……………いや まぁ…いい…】

ギル「…?」

ネコ【それよりこのネコの軍勢をどうにかしたいのかミャ?】

もふもふもふぅぅ
ウソニ「ど…どうにかしてくれ!!!!!!!!!!!!!!!! ぶ…ぶわっぷ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…ウ ウソニさんも苦しそうだし 隠密的にもまずいので なんとかしたいっちゃあなんとかしたいですが…」

ネコ【ならば我輩にまかせよ 見事に散らしてみせよう】
ザッ…

ギル「なにを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ツバメオー「き…きっと物凄い威嚇だよ…! 毛を逆立ててフシャーッつって…! あの大きさだから普通の猫達はびっくりして逃げるヨ多分…!」


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

ネコ【…我が眷属の猫達よ…】
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

猫達『!』

ネコ「…スゥー…」
キッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネコ「ォポィスンスーン…メッソリソォ」
http://download2.getuploader.com/g/sousaku_2/916/150204_014312.jpg

猫『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

ネコ「ォポィスンスーン…メッソリソォ」
オオオオオオオオオオォ………
106創る名無しに見る名無し:2015/02/05(木) 01:32:53.28 ID:v+3baUef
ネコ「ォポイスンスーン…メッソリソォ」
ゴオォォォォォ…


ツバメオー「…なにこれ」

ギル「分かりませんね…」

ツバメオー「なんなのこれ どう形容したらいいわけ?
つーか顔うざッ あの顔うざッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「お…おい 出来るのなら真面目に…」

パラパラパラパラ…

エンカ「な…なんと!!!!!!!!!!!!!!!! 猫達がパラパラと退散していく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
どーんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「エーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!


猫「なーこれからぶくろでカツオ狩りしね?」

猫「それよりマルキューで毛玉とるやつかいにいこうぜ」
スタスタスタ


エンカ「しかも二足歩行でしゃべりながら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どどどーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「なんか急激に進化した!!!!!!!!?」

ネコ【進化
そう…進化だ】

ツバメオー「はぁ?!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!

ネコ【今の我輩の舞は『一歩百進の舞』…
この舞を踊ると世界中の猫達が一瞬進化する】

ツバメオー「舞だったのかアレ…」

ネコ【知性を得た猫達は本能を理性が上回り動物的単純行動をとらなくなる
つまり本能のまま君にとびかかることがなくなったということミャオ】

ウソニ「そ そうか」

ビラコ「すごいですーーーっっ!!!!!!!! にゃんこを進化させるなんて!!!!!!!!!!!!!!!!
もしかしてネコにゃんはにゃんこの神様だったりして!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネコ「‥」

エンカ「…ん? しかし待て?
…世界中の猫が…進化…?」
ゴオオ………
107創る名無しに見る名無し:2015/02/05(木) 01:56:27.26 ID:v+3baUef
――― 島田さんち

あたしのおうちには かぞくが5にんいます
まずは パパとママ それからおねえちゃんとあたし
それからあたしのいちばんのおともだちのシロ!
シロはあたしがひろってきたねこで あたしとシロはなかよしこよしです
いつもいっしょにおふろにはいっていっしょにねます
ずーっといっしょにいたいなぁ っておもいました

かしこ


ダダダダダダ
娘「シロー! おやつの刺身だよー! シロー!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シロ(おっさん)「刺身なんて口に合わんわい それよりタバコ一本くれへん?」

娘「ぎやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シロオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオがキモくなったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シロがおっさんみたくなったあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!

シロ「お? どしたん?
おっ そか 風呂の時間やな?
よっしゃ! じゃあおいちゃんと風呂入ろか!
おいちゃんが背中流したるで!」

娘「あぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああやあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お母さん狩猟の人呼んでええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 狩猟の人呼んでえええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シロ「どうしたんや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 変態か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――

女子高生「かわいいニャンニャン〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ちゅー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ちゅっ!

ボンッ!
猫(おっさん)「おっ ええで」
ぺろぺろ

女子高生「ふおぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

猫「ブォオゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
108創る名無しに見る名無し:2015/02/05(木) 02:07:00.00 ID:xsG0XTS/
大惨事www
109創る名無しに見る名無し:2015/02/06(金) 02:27:07.46 ID:ApsR15c5
エンカ「…むむむっ なんだか世界中で混乱が起こっている悪寒がするでござるな……」

ウソニ「…なんだか俺のためにそうなったならものすごく申し訳ないんだが…」

ネコ【気のせいミャ
それにしばらくしたら普通の猫に戻るであろう
芽生えた理性は残るやもしれんが】

ギル「ま…まぁ良かったっスね
ネコさん ありがとうございま」ぽん…


ネコ【気安く触るミャオーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】
ドズオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「べぶらッち!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドズァー!!!!!!!!

ネコ【えぇい気安く触れるな人間のオス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はっきり言っておくが我輩は人間のオスは嫌いミャオ
下品で単細胞で でかいこと言うくせに小心なところが嫌いミャオ!
特にお前は見た目からして胡散臭いうえに信用もならん
それになんかむっつりスケベっぽい顔してる】

ギル「へ…偏見ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!

ツバメオー「そうだヨ!!!!!!!!!!!
ギルはむっつりなんかじゃないヨ!」

ギル「! ツ…ツバメさん…!」
じーん…

ツバメオー「こいつはドストレートなスケベだヨ
あとは同意」

ギル「フォローじゃなかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「はっはっはっはっ! ギル〜 動物にまでナムられるなんて情けないでござるな
強き者は動物にすらすかれるもの
呼吸を合わせ 目線を合わせるば心は通じるのでござる…」

ス…
エンカ「…さぁ! ネコ… 飛び込んでおいで…!」
パアアアアアア…

ネコ!フシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズッババァァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「アリガトーゴザイマスッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッシャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「一瞬で拒否られた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!

ツバメオー「そんな気はしたヨ」
喜んでんじゃねーか
110創る名無しに見る名無し:2015/02/09(月) 01:44:46.75 ID:2aZfJYXl
ネコ【我輩は純真なる女子か悪意放たぬ男しか受け入れん
お前達は不合格だ! わきまえろ!!!!!!!!!!】

ギル「しょ…しょんなぁ」

エンカ「な…なんと鋭い爪だ…癖になりそうでござる………」
ハァハァ

ヤンデル「…」
そー…

ギル「や…ヤンデルさん! 危ない!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「やめとけヨヤンデル! お前みたいなネガティブ野郎は引っ掻きどころじゃすまないヨ
マルカジリされるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「………!」
すーー……

モフフン

ヤンデル「!!!!!!!!!!」
なでなで

ネコ「ミャオ」
ゴロロロロロロロ…

ビラコ「ヤンデル君触れたですーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? 合格ですかー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「マ…マジで…!」
ドキドキ さわさわ

ツバメオー「なんでーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ネコ【こいつには邪念がない 心が澄んでいる
よってセーフミャオ】

ウソニ「よかったな」

ヤンデル「う…うん…」

ガクゥ…
ギル「な…なんてこったァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…ネガティブフェイスでマイナス思考で見るからに厄を溜め込んだ薬中みたいなヤンデルさんにも負けるなんてーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
だ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「……い…今までそう思ってたのか…ギル…」
ズーン…

ツバメオー「間違ってはいない」

ネコ【というわけで お前とお前は気安く我輩に触れぬように】
キリッ

ギル「と…とほほ…なんか自分 昔から動物系の人に嫌われますね…」
111創る名無しに見る名無し:2015/02/10(火) 20:56:47.04 ID:327EJWux
エンカ「はっはっは! まぁ良かろう そのうちマタタビでも買って与えてやれば懐くさ
それより先を急ぐでござるぞ 猫もいなくなったでござるしな」

ギル「えぇ…そうですね」

ネコ【ふん ナメんミャオ
我輩はマタタビなんぞで気を許すような尻軽猫ではないからな…!!!】
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ… すりすりすり

ツバメオー「想像だけで既に喉鳴らしてすりすりしてるじゃねーかヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル(チョロい…)


―――

てくてく

ビラコ「あー!!!!!!!! この先にパグシティーっていう町があるですよ!!!!!!!!!!!!!!!!
パグシティーっていったら今『世界の天狗展』してる所なんですよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「はあ…そうですか えー…それで?」

ビラコ「それでって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「えぇ?!!!!!」

ビラコ「行くでしょ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ふつう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「うん
普通は行かないヨ」

ギル「えぇ…まぁビラコさんが天狗好きなのは大いに分かります…が 今は寄ってる場合ではないのですが…」

ビラコ「あうぅぅー…どうしても…ですか…?」

ギル「え…えぇ」

ビラコ「うぐぐ…もう…チケット買っちゃったですよ…」

ギル「えーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん…

ビラコ「人数分…」

ギル「なして!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
112創る名無しに見る名無し:2015/02/11(水) 02:18:26.89 ID:SZ82WNSB
ツバメオー「なんだそのいらん気遣いは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どどーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「私っ……この任務の話を聞いたとき…真っ先にこの天狗展に行こう って心に決めてたですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「いや任務の事考えましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「あーうー……い…いきたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いきたいいきたいいきたいいきたいいきたいいぎたいッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じたばたじたばたじたばた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「ビラビラ嬢がまるで駄々っ子のように!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「あのビラコ先生が…これはひどい」

ギル「い…いやぁ〜…しかし…」

ビラコ「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イギダイよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じたばたじたばたじたばた

ギル「え…えぇ〜〜……」

ズイ
ネコ【おい】

ギル「は…」

ネコ【乙女を泣かせるミャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】
ズバッシャアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ほうぶぅぅるるぁあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッシュー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ネコ【行くといい…行くといいミャ…】
ニコ…

ビラコ「ありがとうですニャンコちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《寄り道決定》
113創る名無しに見る名無し:2015/02/11(水) 02:47:42.23 ID:SZ82WNSB
パグシティー


そして…

《展覧会鑑賞終了》


てくてくてく…
ギル「…」

しーん…

ギル「…お………」
ボソ…

ギル「面白かったっスねえええええええええーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ててーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「でしょ!!!!!!!!? でしょ!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ギル「天狗とはただの妖怪の一種だという認識しかありませんでしたが……まさかこんなに奥深いとは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「うむ 元を辿ればただの山伏だったとは! 伝承の変遷の妙を大いに感じたでござるな」


ツバメオー「ボクが一番唸ったのは鼻の情報かな
まさか天狗の鼻は“イカ”の味がするなんて…!」

ウソニ「てんぐマンフィギュア買うか
もみーのの仏壇にでも飾ろう」

もみーの(いらん……)
スィ〜

ヤンデル「…ものすごくはまっている…」
ズーン…

ビラコ「ごめんなさい! 満足したですよ!
任務に戻るで………ほぉぉぉぉぉぉあァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビク
ギル「ど…どうしました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ビラコ「展覧会を出た先の映画館で…映画『天狗 対 TENGA』がやってるですよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バァァ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「え…えぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? マジですか〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「この展覧会の後にこんな映画のポスター見せられたら…『見ねば』という使命感が沸き上がって来るでござる…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「くっっ……プランナーの策略にまんまとかかったわけか…!
だが俺達は急いでいるぞ!!!!!? どうするギル君!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
乗るか………反るか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギル「乗りましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《即答》
114創る名無しに見る名無し:2015/02/11(水) 02:51:27.44 ID:b5g3sisq
こいつらwww
115創る名無しに見る名無し:2015/02/12(木) 00:26:10.03 ID:4e2zGZWA
―――

ふぁあんふぁああ〜〜〜ん

ヒロイン「なむたい危険!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

TENGA「テンがーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

なむたい「離れてろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…TENGA!!!!!!!! お前は俺の鼻についた!!!!!!!!!!!!!!!!
粛々と粛正してやるぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《凶悪な悪の権化…TENGAが現れたとき なむたいの中の正義の心が目覚め “チカラ”を呼び覚まし てんぐマンとなる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちなみに悪の権化TENGAの姿は テンである…!》

TEN GOOD CAST ON!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヴン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒロイン「アッ!!!!!!!!!!!!!!!! 空中に突如として嫌に長い着け鼻が現れたわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そしてそれがまるで引き寄せられるようになむたいの顔の中央……つまりなむたいの潰れたシュウマイみたいな鼻に向かって…アッー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
くっついた!!!!!!!!!!!!!!!! ついに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 着け鼻となむたいの鼻がついに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その姿はまるでッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シュウウウウウウウウウウウウ…
てんぐマン「テテンッと参上! ググッと解決!!!!!!!!!!!!!!!!
今宵貴様に訪れる悪夢は全て天狗の仕業じゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てんぐマン………参・じょ」

TENGA「てんがアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

カポー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てんぐマン「ぐ…ぐわああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒロイン「ンアッッアッーオンォッオーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てんぐマンの伸びた鼻に謎の筒…アレはTENGAだッッーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てんぐマンの力の源…鼻が封じられたッッッ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

てんぐマン「ぐァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!! いかくッさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒロイン(そうか! 天狗の鼻がイカ臭いのはそういうことなんだ!)
テーレッテレー!
116創る名無しに見る名無し:2015/02/12(木) 01:38:29.38 ID:4e2zGZWA
――― 映画終了

とぼとぼ…

どよぉーん…

ギル「………」

ツバメオー「…度し難いクソ映画だったヨ…」

ビラコ「…」
ぷるぷる

ウソニ「…先生?」

ビラコ「うがーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんですかこの映画は〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
天狗をナメるのもいい加減にしろですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
コンセプトはいい!!!!!! 素材はいいのにそれを全く生かし切れてないです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一流の食材を使って五流の糞料理を作られた気分ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 脚本家無能です!!!!!!!!
まず なんでタイトルが天狗なのに 主人公が鼻ぺちゃってどういうことですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
主人公は天狗に変身するから そのギャップのための演出だと思うですけど それにしたって鼻ぺちゃすぎですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シーズー犬だってもう少しは鼻高いですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
序盤はそんな糞鼻主人公が天狗のチカラに出会うまでのどうでもいい日常シーンが描かれるけど…長すぎですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんな糞鼻が勉強したり恋したりウンコしたりの話なんて見たくないですよこちとら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
何度あの低い糞鼻を蟻地獄のようにへこませてやろうと考えた事か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
満を持して天狗のチカラを得て天狗に変身したかと思えば…
やれ鼻が恥ずかしいからマスクで隠すだのやれ鼻が絡まっただのいいやがっていっこうに鼻を伸ばしやがらないとかマジ天狗としての意識低くて飽きれますよ!!!!!!!!
クライマックスでとうとう堂々たる天狗姿を披露したときはこれまでの焦らしのおかげでえもいわれぬカタルシスを感じたですが
それも一瞬!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
敵のTENGAで鼻を封じられまたしても隠されちゃいましたよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかも結局それが最後まで隠される始末!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
は!!!!!!!!? マジイミフ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうしたら幕もしまって本当に目がテンになりましたよマジ…目が天狗ですよ…
メガテングですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
許さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
制作会社に火炎瓶投げます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!

ギル「お…落ち着いてくださいビラコさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん
117創る名無しに見る名無し:2015/02/12(木) 01:54:09.45 ID:BIj1123h
キレすぎwww
118創る名無しに見る名無し:2015/02/12(木) 08:05:19.97 ID:4e2zGZWA
ぽろぽろ…
ビラコ「くやしい…あんな映画で天狗が誤解されるなんて……
天狗はぁ……天狗はぁ…神聖な存在なんだぁぁ…!
中身があんな糞鼻じゃないんだぁぁぁ…!!!!!」
つー…!

ギル「そ…そんな泣かないでくださいよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「お お姉さん大丈夫だヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボクがネットのレビューサイトで☆0にしておいてあげるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
ボクはネット界隈では名の知れたレビュアーだからボクの評価でこの糞映画の悪評を広められるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「うっ…うっ… それでも私の心は晴れないですよ…」

ギル「じゃ…じゃ…もう一度天狗展に行きましょ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぞぞーん!!!!!!!!

ビラコ「行く行くー♪♪」
ぱああああ

ヤンデル「機嫌治るの早ッ」
ぶー!


――― そすて

ビラコ「二回目も最高でしたよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やっぱり天狗はこうじゃなきゃいけないです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さっきのは悪い夢だったんだ!!!!!!!! きっとそうです!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「ふ…ふぅ… 機嫌が治ってよかった」

ビラコ「アッーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「今度はなんでござるか」

ビラコ「さ…さっきの映画館の隣に…また新しい映画が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
し…しかもまた天狗の映画です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

【ちんこ天狗】

ドンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「…!」

ギル「…見ましょう…!」
ドドン…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル(絶対つまんねーよ…)
119創る名無しに見る名無し:2015/02/13(金) 08:40:23.59 ID:QdOjHcXY
――― そして

ビラコ「おぼろろろろろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
げろびっちゃ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

どよ〜〜〜ん…
みんな『…』

ツバメオー「…糞映画どころか…
まさかとんだ“チンコ映画”だったとは…」

エンカ「……うむ…“天狗”はただの“チンコ”の隠語で…
天狗そのものは一切出てこなかったでござるな…
ひどい時間でござった…」

ウソニ「上映時間6時間で無駄に長かったしな」

ギル「不幸なのはビラコさん…
映画を楽しみにして一番前の席で大画面を拝んだばっかりに…」

ビラコ「ぷぁげぽぉぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
げろげろビッチャ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「…だから言ったのに…」

エンカ「もうすっかり日も暮れてしまったでござる…
ビラビラ嬢もこんな様子でござるし どうするか…」

ギル「…うーん」

ツバメオー「近くにホテルあんじゃん
あそこ泊まろうヨ お姉さんがこんな調子じゃ野宿もままならないしさ」

ギル「…そう…しますか…?
しかし高そうですよあのホテル
一応この旅で使えるお金は決まってますが…」

ツバメオー「かーッ!!!! なにケチケチ言ってんだヨ
今日は旅立ち1日目!!!!!! これから節制する分にも 最初の1日目くらいパーッとやるべきだと思うヨ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「え…ええ…
…うーん…」


スタスタ
観光客「あのホテル行こうぜ」

観光客2「なんでも受付のパン筋がすごいらしいな」


ギル「行きましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オ゙ンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
120創る名無しに見る名無し:2015/02/15(日) 06:15:34.36 ID:mIp0Gzyk
――― ホテル『クリキントン』

受付「いらっしゃいませ テイクオフですか? これは出会い頭のパン筋でございます」
ピクッ…ピクッ…ムキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビッチィィィ…!《自慢の胸筋をうねらしケツを突き出す受付!》

ガクゥゥゥゥゥッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ぐうぅおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「…チェックインで…」

エンカ「わはははははは!!! まんまと騙されてしまったでござるな ギル!!」

ギル「パン筋はぁ…!!!!!! パン筋はぁぁ……!!!!!!!! 10〜30代前半のものです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それ以上…もしくは男のパン筋に人権はありません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「しらねーヨそんなこだわり」

受付「7名様でございますね
全員で一緒に宿泊の“乱交ルーム”ですか? それとも個別の“とっとこ一人遊びルーム”ですか?」
エンカ「乱交ルームで」
スッ…

ギル「い…いや普通に男女で分かれるので中部屋を2部屋…」

受付「かしこまりました…“ホモルーム”と“レズルーム”でございますね」

ツバメオー「さっきからその不穏な名称やめろ」

――― そして…

ギル「…よし 部屋は決まりました」

エンカ「男部屋チームは…ギルとヤン坊とウソニ君と拙者…」

ビラコ「こっちは私とツバちゃんとネコちゃんですよ♪」

ネコ「ミャオ」

ギル「ネ…ネコさんもそっちですか…」

ツバメオー「ボクとお姉さんの抱きまくらだヨ!!!!」

ネコ「ミャ〜〜〜オ」

エンカ「そんな畜生が一緒で大丈夫でござるか? リアルけだものでござるぞ?」

ネコ【バカにするな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】
ズババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶしゅー!!!!!!

ネコ【我輩は高潔で硬派だぞ… 下心などあるものか たわけ!】
でろ〜

ウソニ「その鼻血はなんだ」
121創る名無しに見る名無し:2015/02/16(月) 02:41:00.17 ID:yaN8h/mE
部屋

ギル「…ぷぇあー!!!!! ここが我々の部屋ですか…! 大きいですね」

ヤンデル「布団もふかふかだな…」
ぼふん…ぼふん…

エンカ「いやはや世界が動乱に包まれて早数ヶ月…まさかこんな豪勢なホテルに泊まれるとは思わなんだなぁ!!!!!」

ギル「なんだかわくわくしますね…!!!!!! …し…しかし…なんか我々 こんなところで悠長に止まってる場合じゃない気がするんですが…」

エンカ「気のせいでござる気のせいでござる
難しいことは明日考えて今夜はホテルライフを満喫でござる!」

ウソニ「そうだな
時間も時間だし俺は寝るよ おやすみ」
ふぁさぁ… スヤァ…

ギル「……………時間って…まだ20時ですが…」

ヤンデル「規則正しすぎる…」
ズーン…

エンカ「はははは!!! 真面目だねぇ 楽しいのはこれからだというのに…」
にやり

ギル&ヤンデル『?』

――― 隣の部屋

ツバメオー「ここがボクらの部屋だヨ」

ビラコ「素敵ですよ〜」

ツバメオー「それにしても残念だったね この子を抱きまくらにしたらダメだってホテルの人に言われちゃうなんてさ」

ビラコ「毛がお布団にひっついて掃除が大変だからって………仕方ないですよ」

ネコ【チッ……確かに今は季節の変わり目だから抜け毛の時期だが】

ツバメオー「でもお前用のいいベッドもあるらしいヨ 良かったね」

ネコ【ほほう それは楽しみ…… !!】

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
す〜〜〜〜〜ん…《鍋》


ツバメオー「…これかな?」

ネコ【フ…フザけるミャよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 鍋ってお前!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いつ流行ったネタだ!!!!!!!! なんで高貴な我輩がこんなものの中で寝なければいけニャいミャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
馬鹿にされたものだミャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】
す〜〜〜〜〜…… ぴったぁぁーー…
ゴロゴロゴロゴロ…

ツバメオー「とか言いながら粛々と自ら入ってってるじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
喉まで鳴らして
122創る名無しに見る名無し:2015/02/16(月) 07:08:26.81 ID:OHcJib3p
ぬこ鍋w
123創る名無しに見る名無し:2015/02/17(火) 02:22:45.16 ID:CMULDXbt
ネコ【く…くそーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
入るつもりはなかったニャミ…! 本能が〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本能がそうさせたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】
ゴロゴロ

ビラコ「かわいいです〜<3<3」

ツバメオー「どこにあったんだヨこんなデカい鍋は……」

ビラコ「にゃんこちゃんが気に入ってくれたみたいだし
じゃあツバメちゃん あれ行くですよ」

ツバメオー「あれ?」

ビラコ「お風呂ですよ! この部屋お風呂も付いてるみたいですよ」

ツバメオー「あー そっかそっか
お姉さん先に入っていいヨ」

ビラコ「何言ってるですかー! ツバメちゃんも一緒に入るですよ☆」

ツバメオー「つ…連れ風呂ぉ〜? ボ…ボクは別に…」

ビラコ「一緒に背中流しっこですよ! 行くですよ!」
ぐいぐい

ツバメオー「わ〜〜〜!!!!」

ピタァァァァァ…
ネコ【………くっ…! 我輩も行きたい……が!
ぬ…抜け出せミャイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! …鍋が…
気持ち良すぎて…】
とろぉ〜〜〜〜〜〜ん…
ゴロゴロゴロゴロ…


――― 男部屋

しぃーーーー…ん

エンカ「―――」

ギル「…エンカ殿……エンカ殿〜〜〜〜?
…ダメだ…反応がない」

ヤンデル「急にベッドの上で胡座かいて精神を統一させはじめたと思えば…
……これが楽しいことか…?」

プルプル
ギル「う…うーむ…! 素晴らしいでありますッッ
こんな時も修行を欠かさぬとはッ…まさに騎士の鏡のような方っすな…
自分も真似しよう…!」
スッ…

ヤンデル「え……俺もやる流れ…? やりたくないんだけど…」
124創る名無しに見る名無し:2015/02/18(水) 01:38:03.09 ID:XYDQNYeC
ギル「やりますよぉぉー!!!!!!!! エンカさん!!!!!!!!!!!!!!!!
自分もお供します!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
隣でもし自分の集中が切れていたら是非褐を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「―――」
しーん…

ギル「FOO〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スチャチャッ… ぐっ…

むずむず
ギル「〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ…くぅぅー…!!!!!!!!!!!!!!!! …むずいッすねえええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なかなか集中が出来ませんよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いやはやしかしこういうのは古典的ながら確かに心が鍛えられますね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これを極めたら新たな境地に行けそうです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だから是非とも御教示を…」

エンカ「うるせーバカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴォーz!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ぺごっぱ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシ〜!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「うるせーでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こっちは集中してるところでござるから 騒ぐでない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「す…すみません 精神統一を乱してしまいましたか…」

エンカ「精神統一ではない これは…音を聞いているのでござる」

ギル「音?」

エンカ「さよう
耳に全神経を集中させ… 白壁の向こう側の微音を感じる」

ギル「ええ……… それは…なんのために?」

エンカ「しッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「?!!!!」
ピタッ

エンカ「…聞こえる…」


しーん…


ギル「…?」



エンカ「…ッ! …来たでござる
…隣の女子部屋で…入浴タイム!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! しかと聞こえたッッッ」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「音ってそういう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
125創る名無しに見る名無し:2015/02/18(水) 21:40:20.32 ID:/6Wytiku
刀火もできそうw
126創る名無しに見る名無し:2015/02/19(木) 02:07:41.84 ID:gJ8DAG3U
エンカ「心頭滅却すれば風呂場の音も聞こゆるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ホテルに来たらまずこれでござるよな〜〜」

ギル「いやそんなことないと思いますがってかホテルでいつもこんな事してるんスか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「ははっ まだ若い頃 チェリーを拗らせていた時分にはよくこうしていた
おかげで座禅を極めてしまってな 連れ合い達からは『悟り妖怪』と呼ばれておったよ
その実脳内は煩悩だらけでござったがな! がはは!!!!!!!!
いやー…あのころは本当に若かった…そしてエロに飢えていた…
なんかもう飢えすぎて食パン見ただけで欲情していたでござるかもしれん…」
すーん

ギル「どういうことなの…」

ヤンデル「病んでるな…」

エンカ「久々にやってみたらまだ出来るものだな」

ギル「…しかし これが楽しいこと…なんスか…」

エンカ「え? 楽しくないか?」

ギル「いやまぁ…」

ヤンデル「楽しくはない…」

エンカ「異な事を 男ならこういう事に興味があって然るべ……む!
……服を脱ぎだしたでござるな
ビラビラ嬢が眼鏡を拭いている……左手で…」

ヤンデル「どこまで分かるんだ……………気持ち悪……」
ずーん…

ギル「…うーん…正直自分には分かりませんね
いや確かに自分にもそういうのに興味があるという意識はあるかもしれませんが なんというか……
このメンバーの人をそういう風な目では見れません
…なんっ…ていうかな………家族…みたいな? このメンバーにはそういう共生めいた…一体感っていうんですかね…
そういう風な気持ちが強いからそういうような目では見れな」

エンカ「…おっ? ビラビラ嬢のパン筋が浮かび上がったような音がしたぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「マジすか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! うぼぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガバァーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「…」
127創る名無しに見る名無し:2015/02/19(木) 02:41:55.40 ID:gJ8DAG3U
ピタァァァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「パン筋の音ぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! パン筋の音ぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハァハァ《我慢ならず壁に耳に当てるギル》


――― 隣

ハア〜〜〜〜〜〜〜〜 ハア〜〜〜〜〜〜〜〜

ツバメオー「なんか空調うるさくない?」

―――

ギル「き…聞こえない……!
くっ……パン筋は!!!!!!!!!!!!!!!! パン筋は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「安心しろ ビラビラ嬢はまだパン筋を浮かび上がらせたまま唐突に思い出したデジモンの対戦に興じている
そして落ち着け 壁の向こうの音は集中でしか聞こえん」

ギル「どうすればッ…」

エンカ「耳毛だ」

ギル「!?」

エンカ「この技…『恵方開壁即集法』はまず耳毛の許可を得るところから始まる」

ヤンデル「なに その名前…」

ギル「耳…毛の…許可……です…か?」

エンカ「うむ
ギル 何故耳毛があると思う?」

ギル「…何故でしょう…?」

エンカ「音を聞くためだ 耳毛こそ音をつかさどる大元のアンテナ…といえる
『音を聞くなら耳毛から』…耳毛クラスタが残した有名な古事記だ
それほど重要なのだ耳毛は」

ギル「なるほど
つまりしっかり耳毛に挨拶回りしろと」

エンカ「左様
それですべてが上手く作用 YO!
さようならSAYOKO! ヨコハマ! YO!」
ウィー!!!!!!!!

ヤンデル「なして急にラップ…」
ぬ〜ん…

ギル「じゃあさっそく聞いてみます!」

ギル(耳毛様…耳毛様…どうか自分に壁の向こうの音を聞く能力にちからを貸してくださいッ…!!)
ギン…!
128創る名無しに見る名無し:2015/02/19(木) 02:55:44.27 ID:gJ8DAG3U
――― 耳内

「耳毛様…どうかお力を…」


耳毛「…だって どうすっぺー」

耳毛「めんどくさい」

耳毛「賛成賛成賛成」

耳毛「そんなことより耳糞を掃除してほしい」

耳毛「同意」

耳毛「麺棒なら許す」

耳毛「麺棒とかいうゆとり乙」

耳毛「なんだと!」

耳毛「喧嘩はやめろよ」

耳毛「鼻毛になりたい」

耳糞「みんな一緒に剃られよ!」

耳毛「それはないわ…」

耳毛「なんか耳糞臭くね?」

耳毛「ほんとだ! チッ! 耳糞が紛れてやがる!!!!!!!! 殺せ!!!!!!!!!!!!!!!!」

耳毛達『うお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ギル「…!」
ギギンッ…!!

ギル「なんか耳毛が絡まりましたぁぁぁぁーッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜ん!

エンカ「よくあるよくある」
129創る名無しに見る名無し:2015/02/19(木) 03:15:21.02 ID:gJ8DAG3U
エンカ「耳毛が絡まったのはむしろ成功の合図でござる
耳毛が絡まったように ギルの意識と耳毛もガッチリと繋がったはず」

ギル「な…なるほどッ…ならば…今なら!!!?!」

エンカ「うむ ギルも恵方開壁即集音が使えるようになったに違いない」

ギル「や…やったぁ…! こ…これでビラコさんのパン筋を見られ……いや
聞ける!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スッ…

エンカ「集中をしろ?!」

ギル「はいッッ!! ………!」
キュイイィーー…ン


ギル「…!」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛
もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛
もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛
もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛


ギル「う…うああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタァ!!!!!!!!

ヤンデル「ギル!!!!!!!!?」

エンカ「何が聞こえた…!!?」

ギル「ハァ……ハァ…… わ…分かりません…! 異様なほどのもぬ毛弾幕が頭に入り込んできました…! ただ…これは…パン筋の音ではありません…!」

エンカ「なに?! ちょっと待て!」
ぐっ…

エンカ「…!」

エンカ「なるほど分かった
どうやらギルが聞いたのは音ではなく 壁の向こうにいる人間の思考だったようだ」

ギル「思考!!?」

エンカ「拙者は今 ギルが聞いてる音を更に聞いてみたが…今のは
ツバ嬢の思考だったようだ
恵方開壁即集音は極まりすぎると人の思考を“聞いてしまう”のだ
ははっ 初心者が陥りやすいミスだな」

ギル「な…なるほど じゃあツバメさんは今“もぬ毛”について考えているわけですね」

ヤンデル「2人とも既に聴覚の枠を超えてるんだけど……」
ずずーん…
130創る名無しに見る名無し:2015/02/19(木) 13:05:07.06 ID:8nomiBEI
どういうことだよwww
131創る名無しに見る名無し:2015/02/20(金) 00:35:11.07 ID:uZzUwhVQ
エンカ「一旦落ち着いて…もう一回やってみるでござる」

ギル「はい…」―――√V ̄ ̄ ̄

ギル「ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 ガタ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「聞こえたか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「聞こえました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これがビラコさんのパン筋…! ほッ…うぉ…うほほオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どどーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「もっと研ぎ澄ませ!!!!!!!! そうすればもっとハッキリ聞こえる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「はいッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! …!!!!!!!!!!!!!!!!
み…見える!!!! 見えますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ビラコさんのパン筋が…全身が…デジモンが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
む…無謀です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! スカモンでメタルグレイモンに挑むなんて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「デジモンは良い! それより耳を離すな! 本番はこれからだ!!!! ヤン坊!!!!!!!! 君も来い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「い…いや俺はいい…」

エンカ「なんだ 意気地がないでござるな」

ヤンデル「…」

ギル「エ…エンカさん!!!!!!!! ビラコさんがデジモンをやめて服を脱ぎだしそうなのですが…さすがにまずいのでは…」

エンカ「なにを言う? 我々はのぞき見しているわけではない… …あくまで“聞きのぞき”しているだけ……それに…なんの問題があるのかね?」

ギル「…! な…なるほど…た…確かに…うん…」

エンカ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 構えろ!!!!!!!!
始まるぞ………ショータイムが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――

ビラコ「…んしょ」 しゅる… ぬぎ〜〜〜〜…

ハァー…ハァー…ハァー…

ビラコ「んっ」 プルァ…

スッ
ツバメオー「脱いだ服ここに置いとけばいいの?」
《ツバメオーの音がビラコの音の前を横切りビラコの姿を隠した!》



エンカ「邪魔じゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つるぺったんオラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
132創る名無しに見る名無し:2015/02/21(土) 02:23:28.17 ID:AdWd5lAh
エンカ「カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんたるKYっぷりでござるか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どいたどいたァ!!!!!!!!!!!!!!!! 子供はお呼びじゃぬぇえーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォンドォンドォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――

ドォーン ドォーン

ツバメオー「お姉さんやっぱり空調おかしいヨここ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「クラシ○ンに電話しなきゃ…」

―――

ギル「エ…エンカさんそんな壁ドンせずとも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾゾーン

エンカ「壁ドンもしたくなるでござろうがァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう少しでビラビラ嬢の嬢ジョジョーをジョー嬢嬢だ嬢!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゴオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!

ギル「いや落ち着いて下さい何言ってるか分かりませんよ!!!!!!!!!!!!!!!!?」

エンカ「ぬぐぅぅ…! ギル…! やけに肩を持つなぁぁぁ…!!!!
それともギルはツバ嬢の裸も聞きたかったのでござるか!」

ギル「いや もぬ毛の先ほども思ってませんけども」
す〜ん

エンカ「そうだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
まったく これだから子供はいけないな
10年胸揉んで出直すべきでござる…」

ヤンデル(この人こんな性格だったのか…)

ギル「!! そうこうしてる間にお風呂の中に行ってしまわれましたよ!」

エンカ「くっ!!!!!!!! チャンスを逃したか…次だ!!!!」
キッ!!!!!!!!
133創る名無しに見る名無し:2015/02/23(月) 01:34:21.56 ID:reKEaQN0
――― 風呂場

ビラコ「広いですねー」

ツバメオー「既にお湯も湧いてるなんてサービスいいな」

―――

ギル「中に入られましたが…なんだか見えづらいでありますね…」

エンカ「くっ! 湯気の音が邪魔でよく全身が見えんな…」

ヤンデル(湯気の音ってなんだ…)

エンカ「しかし今は伏して待て…心を明鏡止水に徹すればいずれはチャンス…」

ウソニ「フガアッ!!」

エンカ「!?」
ビク!

ウソニ「…もみーの…ムニャニャ…」

エンカ「…寝言か …真面目マンのウソニ君には眠っててもらわなきゃ困るでござるからな…」

ギル「ファッ!!!!!!!!!!!!!!!!?」

エンカ「どうした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ギル「い…今チラッと…ビラコさんの何かが見えた気がします…! う…うああ…!!!!!!!」
ドキドキ

エンカ「ちくしょーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ウソニ君の方に気が向いてる時に…くそオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見逃したアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ど畜生オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この野郎ブッ殺してやるござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グォ!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「ぐー…」

ガシッ!!!!!!!!
ヤンデル「い…いや駄目だろ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「う…うひゃはえええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
またなんか…! エ…エンカさん耳を離してる場合じゃありませんよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「なにイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
バッ


スッ
ツバメオー「ひゃっ! 体くらい自分で洗うヨぉ…」


エンカ「ファッキンツビー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
きええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「お…落ち着いて!!!!!!!! ほら…また!!!!!!!!」
134創る名無しに見る名無し:2015/02/23(月) 01:48:00.91 ID:reKEaQN0
ギル「スカキャラ(ツバメさん)が湯舟に入りました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
来ますよ来ますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「ぬうウウウウウウウウウん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう耳を離さん!!!!!!!! 離さんぞぉォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


コオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛
もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛
もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛
もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛もぬ毛



エンカ「もぬ毛うるせえええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おおおあああああああああああもうこうなったら壁に耳をつけて直聞きじゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピタァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バリリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「ん!!!!!!!?」

ズバズバズバババァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ「うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッシュー!!!!!!!!
《壁を突き破って現れた爪に引き裂かれるエンカ》

ギル「エンカさんーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

ビラコ「? どうしたの? にゃんこちゃん?」

ネコ【なんでもミャア】

ツバメオー「なに普通に入ってきてんだこいつ…」
135創る名無しに見る名無し:2015/02/23(月) 02:24:55.44 ID:reKEaQN0
――― それから

エンカ「いやー 大変なメにあったでござるな」

ギル「や…やっぱりあんな事するものじゃないっスよ…
エンカさん死にかけたじゃないですか」

エンカ「それも勲章でござる
うれしー!!!!!!!!!!!!!!!!」
てーん!!!!!!!!

ヤンデル「メンタルが強すぎる…」

ギル「まぁ色々な教訓を得たところで…そろそろ寝ますか」

エンカ「なにを言う? 夜はまだまだこれからぞ」
ニッ!

―――

ビラコ「いいお湯だったですよー」

ツバメオー「そだね」

ビラコ「じゃあツバメちゃん お風呂も終わったことだし…布団に入って…
天狗バナ(話)しょ。。。<3」
ぱああぁ…

ツバメオー「いやしねーヨ!!!!!!!! 普通そこは恋バナとかじゃね!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずぬ〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「したいんですか?」

ツバメオー「いやしたくはないけどさ……………それよりボク やりたいことがあるんだ」

ビラコ「?」

〜〜〜

ガサゴソ… ガササ…

ビラコ「…? 豆とチョコ?」

ツバメオー「この豆にチョコをコーティングしたお菓子を作りたいなーって」

ビラコ「なんでですか?」

ツバメオー「ほら 2月は節分とバレンタインあるじゃん? でも忙しくて出来なかったから…そこで2つまとめてやっちゃおっかなって」

ビラコ「あなる〜」

ツバメオー「チョコ豆作ってさ… あの野郎連中にプレゼ……いや 投げ付けてやろっかなって」

ビラコ「それはいいですねぇ」

ツバメオー「えへへ…今までギルとかに散々迷惑かけたりひどい事したりしたからさ…こんくらいはしてやらなきゃでしょ?」

ビラコ「賛成ですよ<3 私も手伝いますよ」

ツバメオー「ん! サンキュー!」
136創る名無しに見る名無し:2015/02/23(月) 02:49:07.03 ID:reKEaQN0
―――

カチッ ジー…

ギル「テレビ見るんですか? この時間には何もやっていませんよ」

エンカ「…ふふ…浅い!!!!!!!! ギル 浅いぞ!!!!!!!!!!!!!!!!
この世にはな 深夜でもやっている―――…深夜だからこそ意味のあるテレビもあるのでござるよ」

ギル「…? どういうことです?」

エンカ「ふふ…まぁ見ているが良い」
カチ カチ

ザ〜〜〜〜〜〜…《砂嵐》

ギル「砂嵐ですよ」

エンカ「えー ここにありましたるは 砂嵐のチャンネル
どこからどうみても砂嵐に変わりなく 何も映らぬチャンネル
だがしかし このチャンネルにある工夫を施すだけでアラ不思議
番組が始まってしまうのでござる!」

ギル「な…なんだって!!!!?」

エンカ「このチャンネルを映すにはある特殊なカードが必要でござる
そしてそのカードは………既に用意しておいたのSa!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バァーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「資格は得た あとはこれをテレビに差すだけ
構えろ!!!!!!!! 画面から来るぞッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カチッ

ザザザーーーーーーーーー…

ギル「…!?」

ヤンデル「?」

ザ〜〜〜〜〜〜〜〜…パッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

セクシー女優「あっは〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガバッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

セクシー女優「いや〜〜〜〜ん」

ギル「なッッ…テレビに…きわどい水着を着た女の方が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「…これが…ホテル宿泊における…真の祭…
ペイチャンネルよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
137創る名無しに見る名無し:2015/02/23(月) 03:06:35.14 ID:reKEaQN0
ギル「ペ…ペイチャンネル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
こ…これは…一体…!」

エンカ「金を払って見れるエロ番組でござる 要は」

ギル「なんと!!!!! ホテルには…そんなものが…!?」

エンカ「左様
ホテルとはエロ番組を見るためのカモフラージュ施設なのでござる
要は」

ヤンデル(違うと思う…)

エンカ「ム! ヤン坊 何を布団に潜り込んでいる?
かわいいお姉さんが君を待ってるぞ!」

ヤンデル「い…いい…! 俺は見ない…!」

エンカ「なんだと? さっきに引き続きまたか! 興味ないわけないだろう!? むっつりか君は!!!!?
君も男ならおねショタの一つや二つ夢見るだろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エロ番組見ておねショタ妄想にトリップしようぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!

ヤンデル「お…俺はショタじゃない…!」

ギル「ま…まぁ ヤンデルさんはまだ17歳ですしね R18の番組を無理矢理見せるのは…」

エンカ「まったく…エロに年齢制限などないと言うのに!!!!!!!
男なら!!!!!!!! 戦いの時には拳を握り
エロが来たときにはチ○コ握れよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「とんでもないこと言い出したよこの人!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「エ…エンカさんてそういうキャラだったんですね… 知らなかった…」

エンカ「ははは 今までは皆とは距離を取った関係でござったから本性は出さなんでいたからな
今はもう心安くなったからこうして本当の自分を出せるのさ
…う…うひょー!!!!!!!! こいつはきわどい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ば〜〜〜ん!!!!!!!!

ギル(…てっきりマジもんのホモかと思ってたんですが…)

ヤンデル(…心安くならなきゃ良かった…)

ズズーン…
138創る名無しに見る名無し:2015/02/24(火) 01:16:10.98 ID:ZpkTzqFY
エンカ「まぁヤン坊は放っておくとして…ギル! 見るぞ!!!!!!!!」

ギル「え…えー!!!!!!!!」

エンカ「チャンネルはたくさん 内容もより取り見取りでござるぞ!!!!!!!!
『あの子の鼻の下の窪みを見つめたい』…『鎖骨ナメナメ倶楽部』…『ひざ小僧フェチズ』…『納豆プレイ』……
おっ! 『町で見たパン筋100選』なるものもあるでござるぞ」

ギル「見ましょう」
ズイ

ヤンデル(………はあ…)


―――

ツバメオー「出来たヨ!!」
ばーん!!!!!!!!

ビラコ「おいしそうですよ! 味見するですよー!!!」

ぱくぱく

ツバメオー「はむはむ………んー! ………なかなか…!」

ビラコ「なかなかどころか! とってもおいしそうですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネコ【どれどれ…】
パク…

ネコ「…!」

ネコ「うぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボギャギャアァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「何してんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ビラコ「ありゃー にゃんこは豆を食べるとギックリ腰になるですよ…」

ネコ【くッ…謀ったな…!!!!】
ギギギ…!

ツバメオー「お前が勝手に食ったんだろ!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「にゃんこちゃんには駄目でしたけど
これはツバメちゃんの真心がこもってるです!!!!!!!!!
みんなにあげたらきっと喜ぶですよ…!」

ツバメオー「そ………かな
じゃあ…明日渡そ…」

ビラコ「明日なんて駄目です!!!!!!!!
それにただ渡すなんて面白くないですよ!!!!!!!!」

ツバメオー「え」

ビラコ「みんなの部屋に殴り込んで豆をぶつけて食べてもらうですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
139創る名無しに見る名無し:2015/02/24(火) 20:51:22.52 ID:ZpkTzqFY
こそー…
ツバメオー(………って…)

ツバメオー「意図は分かったけどわざわざ鬼の面までしなくても
つーか豆投げる方が鬼っておかしくない?」
かぁ〜〜〜ッ!!

ビラコ「ただの鬼じゃないです
オニテングです」

ツバメオー「なんでもいいヨ!!!!」

ビラコ「うふふ! きっとみんなびっくりして叫び声あげるですよ!
そしたら有無をいわさず豆を投げるです〜」

ツバメオー「よ…よぉーし…! いっせーの…………で!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ガタァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「うらめしやーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
悪い子はいねが〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドォーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「うぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「あれ? 叫ぶの早くな…」


ババァー√\_ンッッ!!!!!!!!

テレビ『ひざ小僧!!!!!!!! ひざ小僧!!!!!!!! ひざ小僧!!!!!!!!
そしてパン筋パン筋パン筋パン筋パン筋パン筋ィィィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
あっは〜〜〜〜ん<3

ギル「き…きわどすぎィ!!!!!!!!!!!!!!!! そ…そんな所まで…!
う…うぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モ…モロパン筋ィィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシュ〜〜〜〜!!!!!!!!

エンカ「なかなかせくしぃなひざ小僧をしているでござる…」
ごく…


ツバメオー「」


ごそ…
ヤンデル「…ツ…ツバメ…!?」

メラメラメラメラメラメラ…
ツバメオー「…!!!!!!!!」

ツバメオー「なにしてんだテメーらァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「え!? 鬼!!?」
140創る名無しに見る名無し:2015/02/25(水) 01:04:59.13 ID:ZCYJavJe
ツバメオー「なにしとんじゃゴラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「う…うわあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 鬼だ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」

ヤンデル「い…いや…ツバメだ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「ツ…ツバメさん!!!!!!!? はっ…!
いやあのこれは……深夜のお勉強を…」


テレビ『お皿ーーーーーーーーー!!!!!!!! お皿お皿お皿お皿〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ああああん!!!!!!!! お皿〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ババーン!!!!!!!!


ツバメオー「勉強だぁ…!? そんな…際どいもん見てなんのお勉強だぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
お〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

エンカ「落ち着けツバ嬢!」

ギル「そ…そうですよ ま…まず話し合いです!
とりあえずその怖いお面取りましょう…!? ね…!!!!?」

ツバメオー「……」
スッ…

http://download5.getuploader.com/g/sousaku_2/924/150225_005200.jpg
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

ギル「取っても鬼だったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「そ…そんな怒らなくてもよかろう?
男なら当たり前だ… 誰だっておんなの人のひざ小僧に興奮する時だってある
だがそれはテレビを介してだけだ! 拙者達が普段からそんなことをしてるとでも?」

ツバメオー「…」

ビラコ「そうですよツバメちゃん まぁちょっとビックリしたのは分かるですけど…」

ヌッ
ネコ【騙されるミャ こいつらはゲスエロの極みだ
先程おミャえさんらの入浴時 こニャつらは“恵方開壁即集音”を用いて覗いていたのだ】

エンカ「バッッッ…!」

ツバメオー「お゙ん…!?」
ビキッ…
141創る名無しに見る名無し:2015/02/25(水) 01:30:03.90 ID:ZCYJavJe
ツバメオー「覗きだぁ…!!?」
ウィウィウィ…

ギル「あ…あわ…! あわ…! あわわ…!!!!!!!!」

エンカ「勘違いするな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 我々はツバ嬢を覗いていたわけではなく…
ビラビラ嬢を覗いていたのでござる!!!!!!!!!!!!!!!! 我々の名誉にかけて言わせてもらう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「誰の体が不名誉だ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アイチンコ メコル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バキパキピキキィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ「うあぎゃああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 股間が凍った〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
久々の魔法がこんなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「エ…エンカさッ」

ツバメオー「死にさらせーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドパァァァァァァァァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《顔面に豆をぶつけるツバメオー!》

ギル「べーぶ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「ここかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前の鬼はここかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここなのかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゾゾゾゾゾ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
《熱した豆をズボンの中に流し込むツバメオー》

ギル「はべぎゃああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジュ〜〜〜〜〜〜〜〜…

ゆらぁ〜
ツバメオー「……ヤン〜〜デル〜〜…」

ヤンデル「お…俺は…俺は見てないぞ…」

ツバメオー「問答無用〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バチコ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「リフジーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネコ【手を貸すミャオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】
ズバババババババババババババババババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「我々の業界ではご褒美です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶしゃしゃああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!

――――――…

チュン… チュン…

ウソニ「…む…ふぁー…… …朝チュンか…… 皆 おはよ」

http://download5.getuploader.com/g/sousaku_2/925/150225_005240.jpg
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

ウソニ「節分か これは縁起がいいな」
142創る名無しに見る名無し:2015/02/25(水) 02:50:37.74 ID:6fFYic1K
よくねえwww
143創る名無しに見る名無し:2015/02/26(木) 01:19:44.16 ID:hKzzqOOP
そすて ―――

フロント

ツバメオー「来たか鬼ども!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! やってしまえポチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネコ【しゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!………ってそんな犬みたいな名前で呼ぶミャア!】

ギル「あわわわわ!! や…やめてくださいツバメさん!!!!!!!!」

エンカ「まったく いつまで昨夜の事を引きずっているのでござるか!
過ぎたる事には固執するべきじゃないでござるぞ!!!!!!!!!」

ツバメオー「うるせーーーーーーーーー!!!!!!!! このセクハラヒゲ男!!!!!!!!!!!!!!!!」
シャー!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「まぁまぁ…ツバメちゃんもね 昨日色々頑張ったから 許してあげてですよ
あの豆だって…」

ツバメオー「いいヨお姉さん! こんなやつらに!!」

ビラコ「あう …えーと どうするです? 出発前にそこのレストランでモーニングでもかっ食らうですか?」

ギル「いやー…自分は特に」

ヤンデル「俺も…」

エンカ「拙者も腹は減っておらぬ」

ビラコ「そうなんですか?」

ギル「え…えぇ ほら昨夜 ツバメさんが豆を撒き散らしてったじゃないスか
さすがにあのまま掃除もしないで出るのもまずいので 皆で豆を拾い集めてたんです
そうしたらなんだか変わったコーティングの豆だったので思わず口に…
そうしたらなんとも…おいしくて!」

ツバメオー「!」

ギル「一心不乱に食べてたらお腹がいっぱいになったであります
いやはやあの豆はどこから調達してきたのでありますか?」

ツバメオー「お…おいしかったの?」

ヤンデル「うん…」

エンカ「うむ 手作り感もあって良かった」

ウソニ「悪くはなかった まぁもみーのが作るお菓子の方が美味いがな…」

ギル「いやー本当においしかっ……あっ! ま…まさか食べちゃまずかったです…?」

ツバメオー「……! べ…別に!!!
じゃあさっさといこうヨ!!!!!!!! なげーよ脱線が!!!!!!!!」
くるっ!!!!!!

ツバメオー「…〜♪」

ビラコ「作った甲斐があったですね」
にこっ!
144創る名無しに見る名無し:2015/02/26(木) 01:34:44.74 ID:hKzzqOOP
―――

ギル「町の外まで来ました」

ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜…

《皆で町を見つめる…》

ギル「ありがとう…町(名前忘れた)……」

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

ギル「………しかし…」

ギル「寄る意味あったんですかねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すげぃ時間をロスした気がするんですけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「意味など考えるな 感じろ」

ギル「虚無感しか感じませんがやっぱり寄る意味なかったんじゃないスかね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無駄にホテル代が無くなっただけじゃないですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「天狗展に行ったじゃないですかぁ!」

ギル「それがそもそも間違いだった気がします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!

ツバメオー「お前も十分楽しんでたじゃん 人に言う権利ねーヨアナル顔」

ギル「アナル顔!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずーん!!!!!!!!

エンカ「まぁロスした分これから急げばよいでござろう」

ギル「そ…そうっスね…! よーし!!!!!!!
ならばみなさんここで自分がリーダーとして宣言します!!!!!!!!!!!!!!!!
これから我々は真っすぐゲーム脳地方に向かいます!!!!!!!!!!!!!!!!
寄り道 無駄足はナシの方向で!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!

ぴっ
ビラコ「センセー!
この道の先の天狗奉納センターは寄り道に入りますか?」

ギル「バリバリ入ります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! バリ5です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「え〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
がが〜〜〜ん!!!!!!!!!

ツバメオー「当たり前だヨ」
145創る名無しに見る名無し:2015/02/26(木) 01:37:59.70 ID:alm4HqUY
だめだこのお姉ちゃんww
146創る名無しに見る名無し:2015/02/26(木) 02:00:10.56 ID:hKzzqOOP
エンカ「寄り道・むだ足はナシ…か
まぁ当然でござるか 極力面倒事は避けて行こう」

ギル「そうですね
些細な事は基本無視で とにかくまっすぐ」

エンカ「承知した」

ウソニ「言うのは簡単だが 君自身は大丈夫なのか
厄介事があるとすぐに助けたくなるタイプだろう?」

ツバメオー「確かにそうだな」

ギル「だっ…! 大丈夫です…!!!!!!!!!!
なにがあっても…無視します!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無情に…非情に…! 無視してみますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
リーダーとしての胆力…見せ付けます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


――― そして

てくてくてく
一同『………』
《道を行く一同》

のそ… のそ…

《と!!? その前方を何かが!!!!!》

ギル「!」


婆「ひっ…ひ〜〜…! ひ〜〜…!! ひひ〜〜〜…!!!!」
どぉぉぉ〜〜〜〜〜ん…!!!!!!!!!

《背中を130度くらいに曲げた婆が直径5mにもなる風呂敷を背負って歩いていた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ギル「…」

ヤンデル(無視…)

ツバメオー(無視)

ビラコ(無視です…)

エンカ(無視だな)

ウソニ(無視無視)

す〜〜〜〜ん…《婆の横を通りすぎていく一同…》
147創る名無しに見る名無し:2015/02/26(木) 02:06:04.81 ID:hKzzqOOP
スタスタスタスタ
一同『……』

ツバメオー(…ふぅ〜…!! いきなりかヨ…!)


よた… よた… よた…
婆「ひ…ひぃ〜〜ぎぃ… た…たぁ〜しけてぇ〜〜〜…
も…もぉ〜〜ダミだぁ〜〜〜〜〜」


ピタ…
ギル「…!」

エンカ「ギル!! 何をしている!!!?」

ギル「お…お婆さんが困ってます…」
ワナワナ

エンカ「だからなんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? ついさっきああ話したばかりだろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう始まってるのでござるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『絶対に助けてはいけない旅24時』が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「わ…分かってます…分かってます…」
ぷるぷる…

ツバメオー「た…耐えろ!!!! 堪えるんだヨ!!!!!!!!
胆力!!!!!! 胆力はどうしたんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ブルブルブル
ギル「わ…分かります…分かってます…!
しっ…し…しかし…! しかし…!!!!!!
あんな…お婆さんが…困ってる姿を見たら…
ほ…放って…放っておけるわけ…!!!!!!!!!
放っておくなんてそれはもう…
人間じゃねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「行ったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「ギル……お前ってやつは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



デデーン

【ギルー アウトー】
148創る名無しに見る名無し:2015/02/26(木) 02:23:37.93 ID:hKzzqOOP
婆「ひっひぃ〜〜…!」

タタンッ
ギル「お婆さん!」

婆「!?」

ギル「お持ちしますよ!」キラァァ《いい笑顔》

婆「おぉぉ〜 本当かい〜〜〜 ありがとよぉ〜〜 ありがとよぉ〜〜
お前さんはまるで神様のようじゃ〜〜〜」

ギル「いえ 当然の事をしたまでです」キラキラキラキラ…

婆「じゃあ頼むかのぉ」ごそ…

ガッシ!
ギル「はい!!! …むむ…!」
ズシンッ…
ギル「っ…! 重いでありますね これはお年寄りにはつらい荷物です! お運びするので道案内をお願いします!」


ツバメオー「……はぁ〜……結局こうなるんじゃん…」

エンカ「意志が弱いのは変わらんな」

ビラコ「でもまぁ…あれは仕方ないですよう」

ヤンデル「あぁ……むしろ俺は…ギルを尊敬する…
どこまでも…ギルは困ってる人の味方なんだ…! 俺はギルと同じチームで幸せだ…! とっても誇らしいんだ…!!!!」

ウソニ「貧乏くじを引いた結果にならなければいいがな」

―――

わいわい

ギル「…なるほど この荷物はこの先のウラスジごみ処理場に持っていけばいいんですね」

婆「そうじゃ〜 悪いのぉ」

ギル「大丈夫であります! そこならばそんなに道を外れないから問題ありません」

婆「若いのにいい子だのぉ〜 まるでうちの孫みたいじゃ〜」

ギル「お孫さんがいらっしゃるんですか」

婆「そうじゃ〜 かわいい孫じゃ〜 これを持っていけばお金が入るから それでおもちゃを買ってやるんじゃ」

ギル「なるほどなるほど …しかしこんな大きな荷物…一体中には何が?」

婆「古戦場から拾い集めた不発弾200個じゃ〜 高く売れるんじゃ〜〜
気をつけるんじゃぞ〜 少しでも刺激を与えたら爆発するぞい〜〜」

ギル「は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
がく〜〜〜ん!!!!!!!! ゴッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!《顎が外れて地面まで落ちた》


ウソニ「……引いたな」
149創る名無しに見る名無し:2015/02/26(木) 02:38:00.06 ID:hKzzqOOP
ぷるぷるぷるぷるぷるぷる
ギル「ふっ……ふはっ…ふは…!?
ふは…? ふはっ…ふはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
テッテレー!!!!!!!!

婆「何を笑っておるんじゃ?」

ギル「ふあっっふあっっ…ふはつだんンンンンンンンンンンンン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

婆「そうじゃ〜」

ギル「なんで不発弾なんかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

婆「不発弾を集めて持っていくと高く買い取ってくれるんじゃ〜〜
ちょっとした小遣い稼ぎじゃ〜」

ギル「どんなアグレッシブな小遣い稼ぎですかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
危なすぎでしょそれーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ず〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

婆「ばかもの!!!!!!! 3000円のためじゃ〜!!!!! このくらい屁のかっぱじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「これだけ持っていって3000円!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
安すぎませんか!!!!!!!! 割にあわなさすぎですよそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「あ…あわわわわ…! と…とんでもないことに…!」
くる〜…!《仲間の方を振り返るギル》


ツバメオー(自分で)

エンカ(拾った種だ)

ウソニ(自分で)

ネコ【なんとかしろミャオ】

《無言の重圧を放つ一同》


ギル「」
ち〜〜〜ん…


婆「…おん?」

ガタッ ガタッ ガタッ ブルブルッ ブルッ ブルッ
ギル「い…いひっ…いひひひひひいひぃいひひっ…いきっひっ…いきひましょうっっ…!!!!!!!!!!」
ブクブクブク《白目》

婆「背中が150度くらい曲がっとるが大丈夫かいの」
150創る名無しに見る名無し:2015/02/28(土) 09:36:12.17 ID:BGkwxLab
―――

オオオオオオオオオオ…

ギル「…!!!!!」
そろぉ〜〜…! ピタッ…

ギル「………!」
そぉぉぉぉぉぉ……

ピタリ…
ギル「………………!!!!!!!!!」

ブッフゥー!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ハッッッ…! ハア…!!!!!! ハアアァァ…!!!!!!!!!!!!!!!!
ぜ〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!! ぜ〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!」

婆「どうしたんじゃ〜〜
一歩一歩慎重に わざわざ息まで止めて歩いてのぉ〜〜〜〜」

ギル「あ…ああ当たり前でありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
不発弾!!!!!!!!!!!!!!!! 不発弾ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
慎重に運ばないと爆発するんですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

婆「さっきまで放埒に歩いておったじゃろ〜〜」

ギル「ふ…不発弾と聞いたらそりゃ慎重にもなりますよ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハァハァ…」

婆「しかしその歩き方は余計疲れそうじゃ〜」

ヤンデル「ギ…ギル おれも一緒に持とうか…」

ビクビク〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビル「ひ…ひいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ヤ…ヤンデルさんそんなに近付いたらだめですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデルさんと自分が近づきすぎたら静電気が発生して引火するかも…!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「…」

婆「ふぁふぁふぁ そんなんで爆発せんが〜〜」

ツバメオー「ビビりすぎだヨ」

ギル「いやしかしなにがあるか…」

ピカ〜〜〜…

ギル「うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドダダダダダダダダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《あわてて木陰に入るギル!!!!!!!!!!!!!!!!》

ヤンデル「ど どうした!!!!!!?」

ギル「ひ…日の光が……日の光が……あったかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あったかさで引火したらどうしましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「そんなことなるわけないだろう」
151創る名無しに見る名無し:2015/03/01(日) 01:53:36.76 ID:frij0I8L
ウソニ「ビクビクしすぎだ
爆弾などそう簡単に作動はしない
現にそのお婆さんの不安定な運搬でも爆発はしなかったわけだし 君も最初の頃は多少雑に歩いてもなんともなかっただろう」

ギル「ま…まぁ」

ウソニ「まだ不安なら爆弾が爆発する仕組みを教えてやろう
爆弾には信管と呼ばれる所があり そこに1ポメスから3ポリポメスの圧をかけることでキャヌーションシステムが作動する
するとビクティニングファイナンシャルスペクトルPが555ロールでスロットをホンチーする
そうなった時にクリーンホノボノス運動が見られコピック大納言になる
そのとき横からチャーパルスをニッスフル・マカオすることによって1ピクミンは火に強い
2ピクミンは溺れない
3ピクミンは高く飛ぶ
4ピクミンは力持ち
白ピクミンは 実はたかし となる
この原理を利用し信管のズャミーをハッファッホォーすることでマッツォルネになる
だがそれも一時のハァースなわけだが それはまた別のお話だ
つまり 目玉焼きはマヨネーズが最高…ということだな」

ギル「な…るほど」

ウソニ「転じて 簡単には爆発しないから安心しろ」

エンカ「ほほう 詳しいねぇ」

ウソニ「一応武器は銃だ 火薬に関してなら多少精通しているつもりだ」

ビラコ「ウソニ君インテリ〜」

ツバメオー「でも目玉焼きには塩だね」

ギル「なるほどよく…分かりました…!
…つまり…!!」

ガシャンガシャンガシャン
ギル「こうやって飛んだり跳ねたりしても大丈夫ってことですね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ウソニ「あぁそうだ」

ガッチャンガッチャンガッチャン!!!!!!!!
ギル「そう考えたら気がらくになったでありますwwwwwwwwww
バク転だってしちゃいますよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
くるるんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

ウソニ「ただまぁ…」


カチッ!


ギル「!!?」

ウソニ「時限式とかだった場合…ちょっとした拍子で動き出す場合もあるが…」

カッチ コッチ カッチ コッチ
ギル「」
152創る名無しに見る名無し:2015/03/01(日) 02:14:58.47 ID:frij0I8L
カッチ コッチ カッチ コッチ

ギル「なんか聞こえるんスけど」

ウソニ「…」

ギル「なんか時計みたいな音スけど」

ウソニ「…」

ギル「あの…」

ウソニ「逃げろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
時限爆発が作動した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドォーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ちょっと待ってええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ちょっ…追いかけてくんなヨーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「置いてかないでええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
荷物取れないいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「ひ…一人で死ね〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

婆「ひょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「すげーこのお婆さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ストライド走法で走ってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
153創る名無しに見る名無し:2015/03/01(日) 23:00:05.64 ID:frij0I8L
――― そして…

チュッッッドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――…

しゅううううう…

婆「おぉ〜〜〜〜 やったどぉ〜〜〜〜〜…自分達で爆弾を処理した事で報酬が割り増しなったじゃ〜〜〜〜〜〜
3000円が3200円になったぞい〜〜〜〜〜〜!!! 孫におもちゃとおかしが帰るわい〜〜〜〜
ありがとよぉ〜〜〜」

―――

ボロロ…

エンカ「ハァ……ハァ……大変な目にあったでござる…」

ビラコ「爆発で髪がアフロになっですよ…」

ギル「し…死ぬかと思った…!」

ツバメオー「お前は死んどけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギャオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「めごっぽ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「お前がいらない世話をかけた結果がこれだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分で言ったことを自分で破って皆に迷惑かけてんなヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「す…すみません…!」

ツバメオー「これに懲りたらもう変なの気にするなヨ」

ギル「は…はい…」

ツバメオー「―――というわけだから」




ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

手「た…助けてくれ〜〜…助けてくれ〜〜〜…」




ツバメオー「あそこの断崖絶壁に明らかに落ちそうな奴がいるけど絶対に無視しろヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
絶対だヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…!」


ギル「すみません…無理!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「アホォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん
154創る名無しに見る名無し:2015/03/01(日) 23:39:15.94 ID:frij0I8L
ドオ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「おいてめーコノヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シャー!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「い…いやさすがにこればっかりは見過ごせませんよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
これが最後!!!!!!!!!!!!!!!! 本当にこれが最後でありますからッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ザザッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「だ…大丈夫でありますか!!!!!!!」

手「ひ…人だ…た…助けてくれ…!
足を滑らせて…なんとか崖の縁に捕まったが…も…もう手が限界だぁぁ…!!!!!!!!」

ギル「い…今引っ張りあげます!!!!!!!! たった一人の方を引っ張りあげるくらい簡単です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぐぐぐ…

ギル「!!!!!? お…重い!!!!!!!!!?
ひ…人一人の重さじゃないであります…! もしかして体が崖のどこかに引っ掛かってるとか…?!」
スッ!
《崖を覗き込むギル
すると!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙
http://download2.getuploader.com/g/sousaku_2/926/150301_232406.jpg


男達『たぁ〜〜すけてくれぇぇ〜〜〜〜〜』

《崖の縁を掴む男の足を更に掴む男…そして更に更に更に掴む男達!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大量の男達が連なっていた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「何事ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!

一番上の奴「お…落ちたのは俺なんだが
近くに居る人が落ちる俺を助けるために飛び掛かって落ち… 更にそれを助けようとした人が飛び掛かって落ち…
それを繰り返してるうちにこうなったんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「雑技団ですかあなた方は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どぉ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
155創る名無しに見る名無し:2015/03/01(日) 23:46:28.08 ID:frij0I8L
ズシィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ぐがあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さすがにこの人数はァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズオオオオオオオオオオオッシィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「ギルゥ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ツ…ツバメさん力をオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「だから言っただろーが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッカァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ツバメオーのドロップキックが炸裂した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ギル「うおあぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズルッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ドッパアアア〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「…ふぃー…OK!!!!!!」
テレレー!!!!!!!!

ヤンデル「どこがOKだよ!!!!!!!!!!!!!!!! なにやってるんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!

エンカ「下の川に落ちたようでござる
追うでござる!!!!」

ネコ【やれやれ…】
156創る名無しに見る名無し:2015/03/01(日) 23:57:03.31 ID:frij0I8L
―――

サアアアアアア〜〜〜〜…

バシャアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
男「よっしゃあー!!!! 助かったぁ!!!!!!!!」

男2「下の川が思ったより深くて助かったぜ!!!!!!!!!!」

男3「せっかく助かったんだから皆でラウンド1行こーぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
わいのわいの

ぷか〜〜〜…
ギル「――――」ちーん…

―――

ズルルッ…
ヤンデル「ギル…!!! 大丈夫かー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「―――」
ちーん…

ウソニ「これ死んでるんじゃないか?」

ビラコ「これは……今すぐ人口呼吸をしなければマズいですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「人口呼吸…………誰が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゴオウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



し〜〜〜〜〜ん…



ツバメオー「パス」

ヤンデル「男同士は…ちょっと…」

ビラコ「私ははじめてを天狗様に取ってるですから…」

エンカ「絶対に嫌だ。絶対に嫌だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「恩はあるがそれは嫌だ」

ネコ【かじるのはダメか?】

しん……


仕方ない… 殺そう………

オオオオオオオオオオ…

ガバッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「いや見殺しにしないでくださいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシュー!!!!!!!!!!!!!!!!
157創る名無しに見る名無し
殺そうとすなwww