主人公きみひろのシナリオ

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1創る名無しに見る名無し
このスレッドは音楽ファン専用スレなどでファンを追い出してまで自己確認のため、あの話しをしている
きみひろ君がやってる事を
きみひろ式方法でシナリオ作成して行くスレッドです。

きみひろ君はすでにそれを平然とやっているため、きみひろ君を主人公としそれをやってもいいという事です。

注意→個人情報は載せないで
2創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 00:41:24.77 ID:x3YnN1WF
>>1の補足。
カテ音楽、邦楽グループ板のスレの状態。昨日の午後レスは特に酷かった。

スピッツ♯394
http://toro.2ch.net/test/read.cgi/musicjg/1368542200/

レイプされたかも。。(2)
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/jinsei/1368869901/
3創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 00:43:39.32 ID:x3YnN1WF
このスレッドは、きみひろ式で
きみひろを主人公とした話しストーリーを作成し展開していくため前レスのストーリーを読んだ後、バトンしてストーリーを作成して下さい。↓
4創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 00:45:11.08 ID:zuGn0NHY
 
        ∧∧  ミ _ ドスッ
        (   ,,)┌─┴┴─┐
       /   つ.  終  了 │
     〜′ /´ └─┬┬─┘
      ∪ ∪      ││ _ε3
               ゛゛'゛'゛
5創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 00:45:42.69 ID:zuGn0NHY
 
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 |   削除依頼済! |
 |________|
    ∧∧ ||
    ( ゚д゚)||
    / づΦ

http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1219897176/l50
6きみひろ式ミステリー:2013/05/23(木) 00:53:04.71 ID:x3YnN1WF
ある日、突然、動画がザーッと砂嵐の音立て画面は消えて

「ちょっと何すんの!止め、」

と言う声のみ入った動画となり、プッと消えた。

翌日、誰かが、大変だ
きみひろが消えた
行方不明だ。

というメッセージが飛んでいた。

また、きみひろの自演か釣りだろうと思いながら誰か返事をした

「行方不明だとかそういう個人情報まで知ってる、あんたは誰?」
7創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 00:57:58.87 ID:x3YnN1WF
同じ頃、乖離性障害の治療に向かう者がイヤホンから高い音
出し歌いながら歩いていた。

私、ミュージシャンなんだ。サインあげるよ。
8創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 01:04:36.10 ID:x3YnN1WF
イヤホンから高い音
出しながら

私、あのミュージシャンとは親友だし
あの俳優からは誘いの電話メールがよく来るし

あのミュージシャンとは...ムフフの仲でぇ...

続き、知りたい?
だったら動画やってるから
そちらアクセスしてよ
検索キーワードわぁ...

あ、メール着信だ
彼からだよ
今晩どうするか、て話し。
またね、あ、動画は絶対アクセスしてね。
9創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 01:11:15.60 ID:x3YnN1WF
242:05/23(木) 00:31 OmBC9VDH [sage]
点と点はスリリングな感じ
ホリデー、夏が終わる、フェイクファーとかサスペンスぽいかも
夜を駆ける、けもの道、惑星のかけら、タイムトラベラー、探検隊、桃、不思議、などどうかな
きりがなくなっちゃうけど、サスペンスというよりスピッツはSFぽいかなあと勝手に思ってる
10創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 01:19:40.68 ID:x3YnN1WF
「何で行方不明とか、どこで判るんだよ」

その返事は返事は無かった。

釣りだと判っていたが釣られて

きみひろ動画をアクセスした


「き み ひ ろ は 行 方 不 明 と なり ま し た 」


動画にはそのメッセージ文字だけがながれて

スピッツの曲がシャッフル化され
男と女の音声が変換されオカルトめいた音となって突然、画面は消えた。
11創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 01:25:27.66 ID:x3YnN1WF
その頃 歌いながら、花畑の花を潰し踏みながら歩くイヤホン女?が

ただ呆然と ここは何処?という感じで立っていた。
花畑の花は、園児たちや障害者、老人ホームの人たちが
種や苗を植えて大切に育てていた花だった

園児の一人が気づき、踏み潰された花畑を見て
わーと泣き出した
12創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 01:52:27.88 ID:x3YnN1WF
そのイヤホン女?は園児の姿を見ると冷や汗と生つばが出て座り込んだ

記憶回線が混線しながらある光景にたどり着くと
恐怖の中
うずくまったよに倒れた


イヤホンからは時折ラジオから流れて来る曲がかかった
13創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 02:01:24.23 ID:x3YnN1WF
午後も多忙な声飛ぶ事務所に電話が鳴ってスタッフが受話器を取り
しばらく長く話しを聞いている。

またか。いつも来るパターンだろと他スタッフがつぶやきあった。

そのいつも来るパターンとは毎週、10件以上も

別名の者の事で、作り話し偽エピソードだと、あくびの元となる電話。

しかし新規スタッフにある女性が加担し
あくび扱いする事は許さないと

その女性スタッフがその手の電話に出る事となり
時に

「私を甘く見ないで下さい。今からあなたに直接会いに行き話しを聞きますから、」

という高い声が事務所に響いたが
電話かけて来た相手はそう聞くと電話を切った。
14創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 02:07:24.66 ID:7blb4yjT
そんなのは帝国主義でも何でもない
単なる中華思想にすぎない
15創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 02:15:24.79 ID:x3YnN1WF
現実と妄想の区別が曖昧となるという境界線の上、うずくまっていると誰かが声をかけて来た。

あんた男だったんだ。 外見は娘みたいに見えたけど

あごにヒゲ、髭が生えてるよ。
16創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 03:16:37.19 ID:prDiv1rG
女は静かに答えた。
「ほっとけ!
女も50過ぎれば更年期で髭くらい生えるわ!
命○母Aを飲んでるけど、アレってどうなんだろうね?
やっぱ髭にはホルモン治療かいな?
髭も困ったけど、ハゲも気になるんだわ。
もう、オヤジ化しちゃってね〜w
すね毛脇毛もボーボーやし。」
女は立ち上がり、大きく伸びをし空を見上げた。
空はpm2.5のせいか、白くてどんよりしている。
なんとなく、うちの心みたいやな。
スッキリせんわ。
ドラッグストアでマスク買って帰るか。
そんな事を思いながら女は家路についた。
17創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 09:18:44.77 ID:UKpDqJEv
宅配トラックがマンションの前に止まった
運転席から男が勢いよく降りてきた。

男は手慣れた様子でひとつの箱を荷台から選び出し
マンションのエントランスへと向かった。

オートロックインターホンで3桁の部屋番号と呼び出しボタンを押し
男は腕時計をちらちら見ながらしばし待った。

「ちっ!」応答にかかる時間で留守なのかどうか解る。
プロ宅配ドライバーに備わったこの感覚はこの男も例外なく持ち合わせている。
男はボールペンで不在伝票にこう書いた。

       愛の使者 メシア

不在伝票を集合ポストに投げ入れ、素早く身を翻してトラックに乗り込んだ。
「はぁ」落胆の溜め息を漏らしエンジンキーを回す。

トラックを発進させてすぐ目の前の横断歩道を幼稚園児の集団が渡ろうとしている。

ついてない……

男はすぐ子供たちの異変に気づいた。
十人くらいの子供たちに引率者の先生がいないのだ。
さらには子供たちは元気がなく、うつむいて歩いている。
ほどなく乳母車を押した老人が園児たちのあとに続いてきた。

ふと目をやるとその乳母車には大量の折れた花が積んであるのが見えた。

しかしこの異様な雰囲気に男は飲まれなかった。
男は知っていた。何が起こったのかを。

「ヒロコ 愛しているよ」

そうつぶやくと男は一気にアクセルを踏み込んで子供と老人の列に突っ込んでいった。
18創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 09:48:11.92 ID:x3YnN1WF
>>6-15までのタイトル

『花畑を踏み潰しながら歌うネカマきみひろ』
19創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 10:03:57.25 ID:x3YnN1WF
髭を剃りながら、きみひろは自分の動画をアクセスしていた。

「きみひろは行方不明となりました」

という動画文字、その前は襲われたよな声で砂嵐とともに突然消える動画。
どれも記憶が無かった。

そういえば花畑を踏み潰す以前、三日間の記憶が無い。

なんだか判らないまま何か掴めるかもとブックマークやリンク先をアクセスしていると

##芸能人タレントだと名乗り騙す手口の詐欺被害にご注意!という表示があり、

芸能人タレントと、そっくり、うりふたつの外見により(整形)ファンを騙すという詐欺手口被害が出ています。

被害内容は芸能人そっくりの詐欺師から..
交際を迫られた先、貯金を全て騙し取られるという..
20創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 17:33:06.15 ID:x3YnN1WF
その頃、
事務所で電話での苦情受け付け担当となった女性に彼女の婚約者からメールが届いた。

その婚約者はユニークさが受けているタレントで

メール内容は
“自分の風貌と似せた整形した詐欺師がファンを騙している”という内容のメールだった。

その頃、公園のベンチで、ヒゲを一部、剃り忘れた
きみひろ君にメール着信が入った。相手は憧れていたタレントの名で

“今晩、○祥寺の×××で待ってる”という内容のメール。

同時に何通か他有名人の名でのメール着信もあり場所さえ違い、今晩、歌舞伎町の×××で呑んでます。
と今晩逢いましょうメールが、5通程入っていた。
きみひろ君は→☆黄身拾というネームで各メールに返信していた。
メール返信を終えた後、
動画か自分のページに載せるフォトか動画を更新したくその場所探しをしていた所
公園の向こう側に在る花畑をまた見つけて

そうだ!この花に囲まれて写したフォトかムービーをページ更新に使お!
とパンジーやチューリップ、水仙が咲いている花畑の真ん中まで入っていった。
その途中、某タレント名からまたメールが届き、待ち合わせ時刻について尋ねてあったので返信メールを打っていた。
黄身拾っ君はその日、ピンヒールをはいていて
メールを写つうち着信電話の報せがあり電番確認を取るうち歩きながら
パンジーをまた踏み潰していた。
メール返信後、着信電話に出て、その店がどの辺りにあったか記憶にないと少し長電話をし始た。
花畑で、ぐるぐる歩くうち一部のチューリップや水仙の葉、茎はへし折れていた。

公園にママと遊びに来ていた園児が

“あ、ママ!あの、おじちゃんだよ!僕たちの花畑を踏み潰していたのは!と指指した。

その子のママは黄身拾っ君に
「あなた一体、何がしたいの、あちらこちらと花畑を踏み潰して」
と指摘された黄身拾っ君は
園児が自分の事を、おじちゃんだと言った事に対してショック受け
園児の母親に対しては

私が有名人と電話しているため嫉妬している..と何やらメールを打っていた。後で自分のページに日記に載せるつもりらしい。
しかし、踏み潰した花畑には反省するどころか
また踏み潰しながら花畑を出て
踏み潰された花畑にふと目をやると、誰がやったんだろ?
と微か感じたよに少し早足で駅まで向かった。
左側のアゴには剃り忘れたヒゲが濃くなっていた。
21創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 19:23:48.48 ID:x3YnN1WF
音楽事務所の苦情、受け付け担当を自ら申し出た松島ミナは、娘の幼稚園の迎えに行く時間に間に合わなくなり

やっと休日が取れ家で休んでいた婚約者のタレントに電話を入れた。

“ごめんなさい。あなたしか頼めなくて。麻衣の幼稚園の迎えに間に合わなくなったの。仕事が今日から増えて。あなたの自宅の方が幼稚園から近いから 迎えに行って貰っていいかしら?麻衣も貴方に懐いてきたみたいだし。”

ミナの婚約者、タレントの筋人は

“いいよ、帰りに君の迎えにも行くから駐車場に着いたら電話するよ。

そう筋人が伝え電話を切った。
切った途端、動画まで消えた。

“ちぇっ、やっとこさ取れた休日ずっと独りでいられると思ったら 結婚すればもしかして毎日こんな?感じか現実は。 あいつのパッと見と感じ良さに騙されたなぁ。別にあいつが目的で結婚するわけじゃないし

明日も休日で二日休みとはいえ、本当はイライラしてんだ。俺のなりすましが整形やって詐欺やり出してから仕事が少し減って来ているため、やりたくない昔やってた仕事までやらされるハメになり、今はオアシス、タイムだったんだよ

なあまたオアシスタイムに5分くらい浸るか

そう筋人は伝えると画面を元に戻した。その画面には幼い子供たちの水着姿が並んで表示された。
22創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 19:48:10.79 ID:prDiv1rG
きみひろは化粧直しの為、駅のトイレの鏡を恐る恐る覗き込んだ。
そこには、恐れていた中年男性のくたびれた顔があった。
園児がおじちゃんと間違えたのも無理はなかった。
きみひろは疲れていた。
最近物忘れも酷い。年をとったせいだろうか。
きみひろは慌ててファンデーションを取り出し、色黒の顔に丁寧に時間をかけて塗りこんだ。
しかし、鏡の中に写った姿はまるで女装癖の中年男性でしかなかった。
あぁ、まるでゴボウの白和えやな。でもしゃーないわ、今年52やし。
きみひろは大きくため息をつくとトイレをあとにした。
23創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 20:12:10.03 ID:x3YnN1WF
翌朝早く、朝夜景を眺めながら黄身拾は朝一番の電車に乗り、うとうとしながら起きた。

酒も入ってすっかり記憶がない。昨夜一番最後に逢った者が誰だったのかさえ。。
電車を降りるため財布の中に入れた切符を探した。あれ?ない。ポケットに手を入れると切符はあったが
財布の中身が空になっている。ぼんやりと昨晩のカクテルの匂いから泥酔ながら 自分が放言した言葉を思い出した。

“大丈夫。だあいじょうぶっ。バイト成金だからあ、、。これっくらい、払ったげるってえ、。困った時はお互いさまぁ。だしぃ。

そう黄色い財布を手にしてカクテルこぼした記憶の横、隣に居たのはタレントの筋人の姿だった。

空になった財布を手にして電車を降りて昨日、また踏み潰した花畑が在る公園のベンチにぼんやり座っていた。
誰か迎えに来てくれる人を探さなくてはとアドレスを開いていると
隣のベンチに杖ついた老人が座っていた。

老人は黄身拾に話しかけた。
“あんた昨日、あの花畑を踏み潰してた人だね。私はベンチに座って一部始終見ていたよ。

あんたは人の気持ちがわかるかい?
あんたに話しかけていた園児は私の孫で、孫たちと一緒に腰や足が弱くなった年寄りたちは
孫たちと花を苗から植えて、種から蒔いてと
時に園児たちは水を花にやり育てて、やっと咲いた花なんだ。

あんたは人の気持ちがわかるかい?

この公園の花畑の花たちは懸命に咲いていたんだ。
と老人は黄身拾に伝えた。

黄身拾はマスカラをつけ直しながら(朝から年寄りの説教かよ。年寄りも園児も既婚母親も嫌いなんだよ。好きなのは男。
だけどあの男たちもいつかはこの老人のよに年寄りになるんだよなぁ)

そう思いながら動画更新のネタやプロフに新た載せるフォトを探していた。
昨日の花畑とは反対側にはもっと華やか芳しい季節の花が。
黄身拾はメイクアップしてその華花壇にまた入ったその時、何かを踏んだ。それは蛇だった。
黄身拾っは、ギエーと奇声上げたその時、
パシャというシャッター音がなって、撮ったぞー!という声。
顔見知りだった。名も知っていたが知り合いというだけで どういう知り合いだったかは記憶がない。そしてこの顔見知りはこんな所で何をやってるのか。まさかずっとつけられ..?それと自分はなぜ遠く離れたこの公園によく来るのか、それさえ判らなかった。

相手は、何やってんだよ、こんな離れた公園で。バイト先からはかなり離れてんじゃん。間に合わないよ。
と黄身拾に伝えた。と、その時、向こう側から

女の子と一緒に犬を散歩させ歩いて来る見覚えある姿に気づいた。

“筋人だ。。そうつぶやくと黄身拾っは、筋人? 昨晩はありがとーと、筋人に近寄ろうとすると

筋人は 犬の腹を蹴っていた。女の子が止めてと犬を庇うと
今度は女の子を足と手で強く蹴り払った。女の子は地面に強く打ちつけられた。

黄身拾はその時、何かハッと気づいたように女の子を助けに走った。

“筋人、なぜ暴力を、ここんな小さな子に。”

筋人は 黄身拾に

「お前、誰だ?俺はオマエなんか知らないよ。一度も逢った事はない。」

そう伝えると筋人は、なりすましの件を思い浮かべた。
24創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 20:26:54.40 ID:x3YnN1WF
女の子は怪我をして血が出ていたため、黄身拾は無理矢理、近くの病院まで連れて行った。
筋人は犬を連れて帰り、

女の子の母親、ミナが麻衣を迎えに来た。

麻衣は 黄身拾に、ありがとう。おばちゃん。

おばちゃんは昨日、麻衣たちが花壇に植えた花たちを踏んでいた、おばちゃんだけど

おばちゃんは本当は優しいんだよ
と母親のミナに話した。

ミナは園児たちのお母さんたちとその日の園児たちの出来事をメールで伝え合っていて
ミナのメール受信には、女か男だか判らない者が花畑を踏み潰していたというメールを今朝読んでいた。

ミナは、ありがとうございました。と黄身拾っに感じよく伝え複雑な表情で病院を出ていった。

黄身拾は、麻衣が地面に叩き着けられた場面を思い出して

その後いきなり、また冷や汗と吐き気と恐怖で奮え出した。

すると黄身拾が蛇を踏んだ瞬間をカメラに収めた 顔見知りが

バイト先まで送ろうか? と
黄身拾に伝えた。

黄身拾は、ありがとう。。だけど、あなたが誰だったか?
さっきは名も記憶していたけど 忘れてしまった、
という事は内緒にして、彼の車でバイト先に向かった。

その頃、動画コメント欄に

黄身拾が昨晩、飲んでいた姿、他 いろんな姿が
転載されていた。
25創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 21:06:15.48 ID:prDiv1rG
助手席に座って、この親切な男の名前を思い出そうとした。田中、山田、佐藤、鈴木…
しかし思い出せない。
やっぱ年には勝てへんな。
近所の脳神経外科の物忘れ外来にでも行こかな。
あー、今からパートかぁ、ダルダルやな。
今日は家帰ってパソコンでもしよ。
黄身拾は、運転席の男に自宅に送ってくれるよう頼んだ。
男はヤレヤレという表情を見せたが、終始無言で黄身拾の自宅まで車を走らせた。

帰宅後、早速パソコンで自分の動画コメント欄を確認した。
そこにはハプニングバーで中年オカマと遊ぶ筋人らしい人物の動画や画像が貼り付けられていた。
黄身拾は目を疑った。
この中年オカマはうちやん…。
うち、女やけど、これは誰がどう見てもオカマやん!
26創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 22:45:07.72 ID:x3YnN1WF
黄身拾っは立ち上がり少し、めまいを感じながら水を飲むためキッチンに向かった。
キッチンが..
それはもうオカルトだった。
キッチン、ステンレスがピカピカといつもは洗ったまま出しっぱなしの皿、お箸、コップまで食器棚に収納され床から何からピカピカと、キッチンタオルから、ふきんから微か漂白剤で殺菌された匂い。
居間も雑誌や衣類が片付けられ床のペットボトルやら何もなく、トイレは見事ピカピカと。

自分が留守中にこの掃除、整理整頓された部屋。。
黄身拾っにはオカルトだった。
潔癖症の元同居人あいつが帰って来て部屋を以前のようにキレイにしている。
黄身拾っはバイトから疲れ帰って来て風呂から上がるとネットにはまってしまう。はまってしまう間、洗濯物はカゴの上、山盛り飯より高く積み重ねたまま、
キッチンは洗ったままステンレスに出しっぱなしのためかステンレスはいつも鈍って、ふきんタオルは洗濯しても臭う。
床に食べカスか何か落ちたまま、居間は雑誌、ペットボトル、時にコンビニ弁当の空き箱が二日間ぐらい放置されたまま

黄身拾っはネットの女王を目指していた。

同居人は元彼で、潔癖症のため、そんな散らかった部屋に我慢がならず三ヶ月前に出て行ったまま。何の連絡もなかった。しかしこの整頓された部屋は同居人が帰って来たという証で

黄身拾っはネット動画で、まるで誘拐されていくよな声で画面が切れた時の事をようやく、鮮明に思い出すことができた。

あの日、動画更新のため、かなりはまっていた黄身拾っの部屋は凄い惨状だった。弁当の空き箱が重ねられ宅配ピザの空き箱もその上、キッチンはいつ洗うのかといつ使った皿なのか判らない水おけの水は、毒のような臭気を放っていた。
洗面台は落ちた髪がオカルトのよに何本も落ち重なり。
黄身拾っがそんな部屋で動画更新にはまっていた晩、潔癖症の同居人が何の報せもなくいきなり帰って来て、
ネット編集画面ばかり見ていた黄身拾っを、後ろ斜めから、羽交い締め風に..そしてパソコンの画面がちょうどプッと消えるタイミングを狙い元同居人は黄身拾っがまるでさらわれたよに視聴者が怯えるような感じを与えたようとしたのだった。

オマエたちネットぱかりにはまっていると黄身拾っのよに部屋ん中まで腐っちまえぜ? 俺が潔癖症? はっ、確かに一枚もシャツさえ乱れなくたたみ収納中までパーフェクトでなければ俺は神経がやられちまうんだ。。

だから、家出すれば俺の気持ちを判ってくれるとずっと帰らなかったが、こいつは俺に電話もメールもよこさないから帰りづらくなった。
俺は黄身拾っを拉致したように見せかけ、バックを持たせ、こいつが好きなかなり遠くの公園まで車で向かい、黄身拾っを真夜中の公園ベンチに置き去りにした。
そして
黄身拾っが居ないうち、部屋の中を大掃除したんだ。。こいつが居たままだと掃除している間、また数秒で散らかしてくからな。
27創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 23:09:22.60 ID:x3YnN1WF
黄身拾っはようやく、あの日のミステリーを思い出した。潔癖症に到るミステリーを。

そして真夜中過ぎの公園のベンチで潔癖症の彼が迎えに来てくれる事を待っていたが朝焼けまで過ぎていた。

朝焼け頃、自分がなぜこの公園が好きなのか思い返した。小さな頃、よく遊んだ公園。
時折、この公園に来てぼんやりベンチに座る癖がついた。その頃から曖昧な自身の記憶に気づき始めていた。

大人になりネットの携帯サイトでその公園付近の駅登録をしていていたらその公園付近の住人たちが自分のページにレスしていた。その中にまだデビュー前の筋人がページに書き込みをしていた。
まだ未熟な素人芸人をやっていますというレス内容と筋人のページには芸人になるための苦労話しが日記で伝えられ、

黄身拾っはガンバ、頑張ってとよくレスを残していた。筋人は嬉しそうだった。
十年以上前の事で、黄身拾っがネットとバイトに明け暮れ過ごしていたら

筋人はいきなり若手希望の新人タレントとしてピックアップされていた。
そしてネットの筋人のページはそのまま更新も日記日付けも止まったままで、筋人はテレビによく出るタレントとなっていた。
そして止まったままの筋人のページの郵便箱にメールを送っていた。その郵便箱のセキュリティは時代とは合わないゆるさ。
黄身拾っに 筋人と名乗る者からメール返事があった。..やあ、久しぶり..

そして黄身拾っは筋人と名乗る者とメールを繰り返すうちリアル、逢う事となった。
なんだか、ぽっちゃり下ぶくれのお顔の筋人だったが誰が見ても筋人だとしか思わない。声がテレビで聞く声となんか違う..ような気が、それと身長もそんな低い?
しかし黄身拾っは嬉しかった。筋人に公園の話しをするとあまり乗り気ではなかった。

そうこう公園の事まで思い出して、やっと気づいて思い出した。

公園の花壇に小さな子供だった黄身拾っは友達、園児たちとその親と花の苗を植えていた。その記憶がだんだんと鮮明となり次に
冷や汗と吐き気と恐怖が。
小さな黄身拾っは、花壇の花をその手で
根こそぎ抜いて狂ったように投げつけ

恨んでいた。何かを。嘘ばかり作り事、作り笑顔ばかり嘘ばかり、偽物だとか叫びながら。

鮮明な記憶を思い出しそしてパタッと意識を失った。
28創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 23:41:23.44 ID:prDiv1rG
「ヒロコちゃん」という声で目を覚ました。
黄身拾は薄暗い部屋のソファに寝かされていた。
何もかも思い出した。
声の主はハプニングバー 山嵐の尻尾のママ、岩子だった。
そして、ここは山嵐の尻尾。
黄身拾は山嵐の尻尾の岩子ママや常連客からヒロコと呼ばれていたのだった。
「あんた、公園で倒れてたわよ。持病の癲癇発作だわね。」
29創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 23:43:15.11 ID:x3YnN1WF
筋人の婚約者、松島ミナは数枚の写真を手に取り落胆し青ざめていた。

音楽事務所の外テラスで、ミナに数枚の写真を渡す者。

黄身拾っをバイト先まで送った花壇で黄身拾っが蛇を踏む姿を撮った男だ。
彼の名は水島。水島は、筋人が犬の腹を蹴り、ミナの幼い娘、麻衣を蹴り倒した場面を連写しカメラに収めていた。黄身拾っが助けに行く姿も。

ミナは強い打ち身傷を麻衣に与えたのは筋人だと確認する事となった。

最近、麻衣の様子が変で、青あざはどこでつけたかと尋ねると
幼稚園で友達と喧嘩してつけたものだ、自分も友達につけたというからミナはその友達に尋ねてみると麻衣と喧嘩など一度もした事はないし
青あざなどついていない麻衣がついた嘘だと言う。
その横で、黄身拾っが公園の花畑を踏み潰していた現場を母親と見ていた子供が

その公園で犬を散歩させていた、おじさんが麻衣ちゃんを叩いていたと伝えてきた。

松島ミナは水島から、筋人になりすました人物を探し見つけて欲しいとも依頼していた。

その写真も水島から受け取り確認すると、麻衣を助けた黄身拾っが、偽物の筋人とカクテルを飲む姿。
あげく、かなり酔い潰れた黄身拾っの財布から札を抜き取り去って行く姿。
水島はそれ以前から偽物、筋人と逢う黄身拾っを撮っていて花壇を踏み潰す黄身拾っも撮っていた。

花壇の蛇は、玩具の蛇で水島がまた
黄身拾っがスマホを手にした後、花畑に囲まれるため花壇の中に入り出すという素行を知り
あらかじめ用意していたオモチャの蛇だ。

しかし水島が撮った写真には予想外の写真が数枚在った。

黄身拾っがスマホを手にし夢中となっている姿を撮る別人物が写っている。カクテルバーでも。

深く帽子をかぶり誰だかは判別はつかない..
30創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 23:48:07.61 ID:x3YnN1WF
その頃、黄身拾っは動画コメント欄を読んでいた。黄身拾っの私生活を撮った数枚の写真がまた転載されていた。
アクセス禁止、ブラックリストに入れても無駄だった。
編集機能の様子も変だ。入れ変わってる。 初期化されたり。

悪寒が走り怖くなった、黄身拾っは、元同居人に何回も電話をかけていたが一通のメールに

“オマエが散らかし片付けはしないままネットにはまる姿、そして散らかり汚れた部屋。それが俺にとってはオカルトなんだ。

黄身拾っは返信した。異様異常な潔癖症も、オカルトだ。

その時、別メール着信のメッセージがあり開くと

やあ、黄身拾っ。元気?、コメントに載せたフォト覧てくれた?見て愉しかったかい。

というメッセージと黄身拾っが公園の花壇を踏み潰すフォトが沿えられ

オカルト映画のサントラ も添付されていた。
31創る名無しに見る名無し:2013/05/23(木) 23:56:43.58 ID:x3YnN1WF
黄身拾っはその恐怖さえまた忘れた、つまりコメント欄や誰だか判らない相手からその内容を伝えて来るメール。

それさえ忘れる程、一番嬉しいメールが届いていた。
憧れのアーティストからのメールだ。

ルンルンとメールを開いて読み始めた..。

その頃、
松島ミナは、娘、麻衣からこう伝えられていた。

ママぁ。パパにまた逢いたいよ。なんでパパに逢ってはならないの?

麻衣はミナが、運転する車の助手席でいつもママが車で流している歌を聴きながら、そう尋ねていた。

その歌が麻衣のパパが歌っているとも、まだ知らずに。
32創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 00:15:24.79 ID:WV1ftyjs
松島ミナは十年前、麻衣の父親と交際していた。

その頃、ミナのその彼はまだ、売れないミュージシャンで

五年前、麻衣が生まれた。
しかしミナのその彼は売れないミュージシャンでお金が無く

ミナの給料でやりくりしながら麻衣を生んだ。

ある季節、彼は、うつ病のような状態となった。

その間、音楽の仕事も休み完全に無職。

ミナは麻衣を産んだ後、子育てながらバリバリ働いた。

彼が赤ん坊の麻衣の子守をしていたが、

ある朝、書き置きを残して彼は消えた。

ミナは途方に暮れる暇も無く託児所に麻衣を預けて働き、それ以前は新米だった彼女は安定した収入を得るポストに着く事ができた。

その一年後、ラジオからよくリクエストがかかる曲が流れ出した。

麻衣の父親の歌声。

ミナは赤ん坊の麻衣を抱きながら一緒にワンフレーズ歌いながら

始めて涙を浮かべた。

しかし麻衣の父親は、麻衣やミナに申し訳なく

ミナと結婚する意思は無かった。


黄身拾っは、あるミュージシャンからの着信メールを受け取り舞い上がっている。

友人にその事を伝えると、
それって、最近流行ってる芸能人詐欺?ではない?よね。
黄身拾っ、気をつけてね。黄身拾っは簡単に騙されそうだから。貯金無くなっちゃうよ。この間、バイト成金になったと

あたしに、じゃんじゃんおごってたじゃん。聞いてる?黄身拾っ。

黄身拾っはなんて返信を送ろうかと舞上がったまま彼の歌をうたい出し

動画編集にログインした。
さて、このミュージシャンは当人でしょうか。偽物でしょうか?

整形ビジネス界では、、この芸能人みたいな顔に整形して下さいと注文して来る顧客患者が..女性男性と限らず..
33創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 00:16:36.78 ID:fZJP7Xvn
(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー !! (`・д´・ (`・д´・ ;)
34創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 00:21:30.95 ID:WV1ftyjs
この話しはフィクションですが
黄身拾っという人物だけがノンフィクションです。
35フィクションです↓:2013/05/24(金) 01:03:25.56 ID:WV1ftyjs
松島ミナの娘、麻衣はまだ五才。

しかし麻衣はだんだんと歌番組を好むようになっていた。

音楽が好きだと自分もいつかミュージシャンになってギターかピアノ弾いて歌うんだ

と幼稚園で話していた。

ある日、テレビの歌番組を点けて、ぼんやり観ては聴いていた麻衣は

あるアーティストの姿に意識を奪われる。

一度だけ逢った事が在るパパとよく似たアーティスト。話す声もよく似ている。

そしてそのアーティストはカメラに向かい新曲を歌い始めた。

その歌声はママが運転しながらよく聴いていた声だ。


夕暮れた時間、黄身拾っはニコッニコしながらあの公園のベンチで電話を待っていた。

憧れのミュージシャンから電話がかかって来る時間だ。電話で話すのは始めてだ。

スマホを手に取り待つ黄身拾っの前に

夕闇めいた時刻

小さな女の子、麻衣が公園まで独り、とぼとぼと歩いて来た。

黄身拾っに気づいた、麻衣は

おばちゃん。こんな時間に公園のベンチに座ってると危ないよ、と麻衣は話しかけて来た。
36創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 01:08:13.87 ID:WV1ftyjs
黄身拾っは驚いた。

なんでこんな薄暗くなり始めた公園に独りで来るの?ママはどうしたの?
麻衣は答た。ママはまだ仕事中。

筋人おじさんと居たけど、数時間前にどこかに出かけて行った。

黄身拾っは ママに電話するから番号教えてと尋ねた。
麻衣は黄身拾っにミナの電番を伝え

黄身拾っはミナに麻衣の事を伝えた。

ママが迎えに来るまで
二人は
一番星から次に月と
次々と輝き出す星を眺め待っていた。

黄身拾っは電話を待つ憧れのミュージシャンの歌を小さな声で歌ってみた。
あ、その歌はママがよく車で聴いていた歌。

麻衣はそう、黄身拾っに伝えると

公園外の路上にママが車を止めて、麻衣!どうしてこんな時間に公園なんかに独りで行くの。と走って来た。

彼女は事務所タレントのなりすまし詐欺対策について警察も加わり会議中だった。
37フィクション?です:2013/05/24(金) 01:09:51.51 ID:WV1ftyjs
ママ、麻衣が..今日テレビを点けたら..。

と話しだすと

急に高い着信メロが鳴り出す。

その曲は、ママがいつも車で聴いてる曲だ..。


黄身拾っはドキドキしながら電話の声を聞いた。
今晩、今からメールで伝えた店で待ってるから..
そう、黄身拾っに

相手は伝えた。


麻衣はその着信メロディーの曲を歌い出した。とても澄んだ声で..。

ミナは困った表情を隠し切れず、とにかくもう家に帰りましょう。と伝えた。

黄身拾っはニコニコ笑顔で電話に返事しながら、麻衣にバイバイと手を振っている。

ミナは黄身拾っの話し口調から、また例の芸能人なりすまし詐欺に騙されてるんじゃあ、と

名刺を黄身拾っに渡して、
麻衣を車に乗せた。車からさっきとは別の曲が同じ声で流れ出して

麻衣は急に大きな声で泣き出す。

その時、黄身拾っは暗い公園のベンチで嬉しそうに電話を切り目的地へ向かう。

ずっと物影からその様子を写している者が居た。
何やら、ぶつぶつと独り言を言いながら黄身拾っの後を着けていた。

しかしその後ろを水島も着けていた。
38創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 01:19:26.87 ID:fZJP7Xvn
(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー !! (`・д´・ (`・д´・ ;)
39創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 01:22:31.07 ID:Vukulw3X
黄身拾っは約束のもつ鍋屋「もつ鍋一番」に向かった。
40創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 01:41:56.31 ID:fZJP7Xvn
だが「もつ鍋一番」は店休日で閉まっていた。
仕方ない、ラーメンにするか。
41創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 01:52:12.52 ID:Vukulw3X
黄身拾っはラーメン屋「網走一番」に向かった。
確か年中無休だったはずだ。
42創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 02:03:25.04 ID:fZJP7Xvn
年中無休なら安心だ
だか、今日は何を食べようか?
豚骨、味噌、塩、つけ麺…
43創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 02:13:03.85 ID:Vukulw3X
だが「網走一番」は臨時休業で閉まっていた。
仕方ない、ハプニングバー「山嵐の尻尾」に行って岩子ママにおごってもらおう。
ミュージシャンとの約束を綺麗サッパリ忘れた黄身拾っだった。
44創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 09:55:39.76 ID:WV1ftyjs
朝、目覚めると駅のベンチにいた。また曖昧な記憶の断片。留守電が入っていた。留守電には

「ごめん。場所判らなかったんだ?」

というメッセが一件。

その声を聴いて黄身拾っは、昨晩は憧れのアーティストと逢う約束の日だった事を思い出す。

慌てて、すっぽかした謝りの電話をかけると

憧れのアーティストの声。
その電話向こうから歌声が聴こえて来た。

そのアーティストは園児たちが童謡を歌っているDVDを聴いていた。

そのDVDには麻衣が映っていてバトン式、麻衣が歌っているシーンがアップされている。

電話向こうから聴こえて来る幼い歌声に

黄身拾っは なんか夕べ聴いてたよな?歌声..。

アーティストは黄身拾っにこう返事した。

「また別の日に。空いている日を連絡下さい。」

そして電話は切れた。

気味拾っはすぐに空いている日をメールで伝えた。
そして帰宅すると、アーティストの留守電にもメールに空いている日を送りました。と伝えた。

アーティストは、黄身拾っのその留守電を削除せずずっと保存していた。

彼は黄身拾っの声が好きだった。それで黄身拾っの動画閲覧者の一人だった。

黄身拾っの歌う声は、自分の娘の歌う声と似ていた。

娘、麻衣の歌う姿が入っているDVDを送っていたのは
麻衣の母親のミナ。

ミナは昨晩の麻衣の態度から仕事に集中できなかった。
45創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 10:04:39.94 ID:WV1ftyjs
麻衣は幼稚園でずっと、うつむいていた。段々とそのうつむきは怒りに変わって行った。

麻衣の質問に何も返事をしないママ。

だから..余計そうなのかもしれないと。

もしかしたらママがよく聴かせてくれた歌は

パパの曲、パパの歌声かもしれない。

麻衣は不安と期待を繰り返すうち

悲しみが強い怒りとなった。

「先生!麻衣ちゃんが花壇の花畑、こわしてるよ!」

他の園児たちがそう叫び出した

麻衣は花壇の花を根こそぎ抜いてはほうり投げ出した。
46創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 10:39:54.94 ID:WV1ftyjs
その頃、水島は気味拾っを隠し撮りしていた者の写真を数枚、比べ眺めていた。

向かい席には松島ミナが、筋人の、なりすましが逮捕された事を水島に伝えていた。

ネットでは筋人の、なりすましが逮捕された記事から、気味拾っの動画コメント欄でも伝えられていた。

気味拾っが筋人の、なりすましとカクテルを呑んで酔ってる隠し撮り姿が
以前、コメント欄に投稿されていたからだ。

それで気味拾っは騙されやすいタイプだ。金は盗まれてはいないか?などという話しでコメントで溢れていた。

「はい、盗まれました。」

そう呟いた気味拾っは、バイト先でコンビニ弁当を食べながら
麻衣の母親、松島ミナから渡された名刺をぼんやり眺めている。

..音楽..タレント事務所の人か..。

麻衣ちゃんのお母さん。筋人ととはどういう関係なのかは尋ねていなかった。

お姉さんぽいな。まさか恋人、奥さん?

だけど筋人には、がっかりしたよ あんな人だったなんてさ。

筋人がまだ若い頃のネットでの思い出だけにしとこう。


その日、筋人は休日で幼い子供の水着姿のフォトを順番に眺めていた。

動画では、麻衣がプールで泳ぐ様子。

筋人はまだ若い頃、松島ミナとは仕事を介して知り合い人気が出た後、交際を申し込んだ。

しかしその目的はミナではなくその娘、麻衣だった。
47創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 11:02:26.89 ID:WV1ftyjs
気味拾っは今月、金欠だった。

気味拾っは、筋人のなりすましから数万円盗まれている可能性から

その数万円を取り返すため、松島ミナに相談してみようかと名刺先のメールアドレスに

送信してみようかと思っていたが

麻衣のお母さんなのかと思うと躊躇した。

麻衣が
「おばちゃん危ないよ」

と伝えた言葉が

「おばちゃんは、危ないよ」

という言葉に気味拾っの中ですれ変わっている。

しかし今月は金欠だ。元同居人の潔癖症もまた消えた。

気味拾っは、思い切って松島ミナに相談する内容のメールを送った。

そしてそのメールは気味拾っの直メアドからの送信で

気味拾っの個人情報を松島ミナに報せた。

松島ミナはそのメアドを被害者から相談受けた内容だと警察に届け出し、気味拾っのメアドも伝えた。

その頃、気味拾っの動画コメント欄にはまた新たな気味拾っを隠し撮りしたフォトが。

気味拾っは あたまの中で犯人探しをしてみた。

この動画を知っている知人は..、

それで元同居人にメールで相談するという形で疑ってみた

すると意外に返信が在った。

その隠し撮りを載せたのは俺ではない。しかし、

編集機能を一部、初期化したのは俺だ。気味拾っ、ごめん。

気味拾っがネットばかりやって部屋を散らかしぱなしなのが許せなかった。

そういう返事が返って来た。
気味拾っは、潔癖症の元同居人が三ヶ月前、出て行った後から

あちこち芸能人やらミュージシャンやら、何やらミュージシャンには自分の動画を報告したりし始めた。
48創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 11:14:47.60 ID:WV1ftyjs
気味拾っは、また公園に向かった。

すると麻衣が、花壇の花を抜いては放り投げていた。

気味拾っは慌てた。麻衣がこんな事をやるなんて。
麻衣ちゃん、と気味拾っは声をかけた。

麻衣は、気味拾っを下から見上げると

「おばちゃんは、危ないから。」

と、つぶやき、さっと走っていった。

気味拾っは 花壇から抜き取られた花の根を

元に戻そうとした時、

また冷や汗が出て吐き気がしたと同時に

まだ幼い頃、花壇の花が大好きだった事。そして憎しみを花を根こそぎ抜き、ぶつけた事を思い出した。

そしてその姿が麻衣の姿と重なり、直感のよなものが、走った。

気味拾っは、走って行く、麻衣を追いかけ、ついて行った。

麻衣は、ある家の扉を開けた。

そしてその家を見て、気味拾っは完全に無くした記憶を思い返す事となる。
その家はまだ幼い気味拾っが家族と住んでいた家だ。

麻衣が開けた扉は、少し開いていた。

それは麻衣がいざ危ないという時、すぐに逃げ出せるよう扉を少し開けたものだ。

気味拾っが扉の近寄ると

筋人の声がする。妙に優しい口調で麻衣に話しかけている。
49創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 11:47:32.18 ID:WV1ftyjs
と、その時、止めて!という麻衣の声がした。

気味拾っは扉から中を覗いた。

筋人が麻衣の 肩に手をかけていたが

麻衣は、振り払い

台所から尖った物を掴んで筋人に向けた。

筋人は、そんな物掴むなよと焦りながら


麻衣は、みんなに話すから、ママにも。あんたの事!と叫んだ。

筋人は、なんだと、と暴力的な態度でまた麻衣に近寄りその手から尖った物を奪って麻衣に向けた。

気味拾っが、扉を蹴り、麻衣ちゃん!と

麻衣を抱えて外に逃げ出した。

気味拾っは、できるだけ遠くまで麻衣を連れ出し
ミナの名刺を見て、ミナに電話をかけた。

松島ミナの職場はその時、修羅場だった。

ミナはそのため気が立っていた。

気味拾っから、かかった電話を見て知らない電番だと電話には出ず、切った。

気味拾っは焦りながら、ミナの職場に向かった。
50フィクションです:2013/05/24(金) 12:00:34.65 ID:WV1ftyjs
公園の駐車場に気味拾っは自分の車を置いている。
麻衣を自分の車に乗せ、車を麻衣の母親、ミナが勤める事務所まで走らせた。

車の中、気味拾っが憧れているアーティストの曲イントロが流れ、歌う声が流れて来る。

麻衣の父親が歌う声だった。
麻衣はその声を聴くと、ふっ切れたよに泣き出した。

事務所に着き、受付から麻衣の母、松島ミナを呼び出すと

無表情、仏頂面のミナが歩いて来た。
ミナは麻衣に向かい、今忙しいの。いつまでママを困らせる様な事ばかり続けるの!と怒鳴った。

そしてミナは気味拾っに向かい、
何よ、なんで、あんたが出て来るの? あんたみたいな人を巻き込む、油断と隙だらけの危ない人間に振り回される人の事、考えた事ある?
今ね、あなたが被害に合った事件についても後に話し合いがあるの。

なりすまし芸能人に騙されお金を盗まれてしまう様な隙だらけの、あなたみたいな人のせいで私たちは大変よ振り回され放しで、問題は放置出来ないし。

ミナの姿は公園で見た、麻衣に対して自信なさげ控え目な態度ではなく
甘くはない厳しく冷たい自信に溢れた姿で、麻衣と気味拾っを叱った。

気味拾っは、麻衣ちゃんのお母さんに迷惑かけていたなんて、ごめんなさい。
私の様な隙ある危ないタイプが、ミナさんを振り回して余計な仕事を増やし
結果、麻衣ちゃんを母親が放置し危険なめに合わせた。と

気味拾っは反省し、一部、その事に触れ、ミナに謝った。
しかしその後、気味拾っは、ころり声と口調を変えて

あんた、麻衣ちゃんが筋人からどんなめに合わさているか?

知ってるの? 知らずに麻衣ちゃんから何も聞かずに
麻衣ちゃんを責めて

何が合ったかは、よく聞かないの?

あんたはすでに、危ない母親だ。

麻衣ちゃんが将来、私みたいになったら、どうするの?

そう伝えると、気味拾っは、冷や汗と恐怖に段々、襲われて倒れた。

失われていた記憶が再現された。

その時、気味拾っの電話に着信メロディーがかかった。

気味拾っの憧れのアーティストの歌の着信。

そして電話は、そのアーティスト、麻衣の父親からの電話。

彼は動画の気味拾っの歌う声を聴いて

始めてコメントを送った。
「君の歌う声。僕の娘の歌う声と似ている。」
51創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 12:48:35.53 ID:Vukulw3X
倒れた黄身拾っのソバで電話はなり続けた。

目が覚めた。
どうやら病院のようだ。
岩子ママが心配そうに、黄身拾っの顔を覗き込んだ。
「ヒロコちゃん、あんた、また癲癇発作起こして公園で倒れたのよ。しばらく入院だってさ。」
52創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 13:29:36.75 ID:WV1ftyjs
気味拾っが倒れて病院に運ばれる前、

意識を失った気味拾っの電話が鳴りっぱなしのため、
倒れた黄身拾っの友人か知人かもしれないと迎えに来て貰うと
松島ミナは電話に出てみた。

「もしもし...です。メールありがとうございました。その件なんですが..」

松島ミナは驚いた。麻衣の父親、...の名と声。

ミナは“あなた、ユズルでは。
驚いたミナは思わずそう声を上げてしまった。

麻衣はその様子を見て、察知し 黄身拾っの方を見た。

黄身拾っはいろんな場面が夢のよに交差して薄れて行く意識向こう、

麻衣がこちらを、じっと見ている姿..。

..しばらくして気づくと白いベッドの上、寝ていた。

ミナは黄身拾っの電話機のアドレスから

岩子の電番を見つけ出し電話をかけ、黄身拾っが入院した病院を報せた。

岩子は目覚めた黄身拾っに
「倒れたばかりの、あんたには悪いけどさ。あんたが倒れた事を私に連絡した、松島さん?彼女、こう言ってたわよ。もううちの娘には関わらないで欲しいと。だから公園に来るのも控えてと。
53創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 13:46:07.86 ID:WV1ftyjs
数日、入院しているとまたカウンセリングを勧められた。

退院して麻衣が幼稚園に行っている時間帯に

もうこれが最後だと公園に向かい

麻衣が抜き取った何本かのしおれ枯れた花の根を元に戻した。

公園の反対側のベンチに座っていた、あの杖の老人が 手伝うと花の根を手にして うちは花屋をしている。私は店主を引退したが この抜き取られた花の応急処置をしてみるよ。
あんたは気づいてなかったろうが、私はこの花の根を抜き取り放り投げていた
あの小さな娘と同じ姿を

ずっと昔も見た事がある。あんたによく似た、小さな子供だ。

私はその当時この花壇の花を管理を頼まれていた。
杖を置いた老人は腰をさすりながら

足腰を痛めると、抜き取られた花の根を掴む事もままならない痛みが走る時がある。
あの小さな娘が花を抜き放り投げた日も抜かれた何本か花を手に取っても痛みが酷くて。

あの娘が、犬の散歩に付き添い公園に来た日

何回か暴力を受けていたので止めに行くと 相手はその子の手を掴み急いで帰って行ったが

私はあの後、警察に連絡した。

黄身拾っは、しおれ枯れた花の根を手に土に触れると

遠い昔そうやって花壇に花の苗をみんなで植えていた事を思い出していた。
その時は冷や汗も恐怖感も感じなかった。
54創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 14:08:03.36 ID:WV1ftyjs
黄身拾っがもう公園から帰ろうと公園の水で手を洗っていると

誰かが声をかけた。
筋人だった。

黄身拾っはベンチに座り、
私は小さな頃、この辺りに..あなたが今住んでいる家に住んでいたの。

そして大人になりネットのサイトのこの場所の駅登録をしたら

あなたが自分はここに住んでいると私のページで紹介をして

あなたもその当時はページ仲間だった。

私のハンドルネームは黄身拾っ。覚えてるかな。

筋人は、
ああ覚えているよ。あの頃はまだ若くて夢と希望に溢れて

今では仕事と縁が切れないように自分らしさも捨てて作られた姿で仕事やっていた。本当の姿はあんなものではなく。
あのページの事もすっかり忘れていた。

君が住んでいた、あの家から少し離れた場所に子供の頃は住んでいた。あの家は当時、誰が見ても憧れるような家で、大人になり売れ出した後、あの家を購入したんだ。

君を近くで見ると昔、公園で小さな、みんなと一緒に苗を植えていた事を思い出した。

もしかして、...ちゃんじゃないかな?

僕は心の病気からこんな姿になっていた。

なりすましは逮捕されたけど
今から僕も警察に行きます。

麻衣と母親のミナとは別れた。
ミナたちはここから離れた別地域に引っ越すし、
僕もあの家を出て引っ越すから
君はこの公園にまた来るといい。
55創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 14:56:58.88 ID:WV1ftyjs
ミナは、 なんなの..あの女?男?
筋人のなりすましの件といい、

ユズルが電話をかけて..

お祓いしなくちゃ。

引っ越し作業を始めながら

ミナは 麻衣に、自分の荷物をその箱に入れてと伝えたが

麻衣は 公園に行って来る、と部屋を出た。

公園に行くと、あの、おばちゃんに逢える。

そして、なんだか..パパに逢えそうな気がする。

一日に何回も公園まで麻衣は向かったが

黄身拾っ、おばちゃんの姿は無かった。

そのうち、あの電話の相手がもしバパなら

おばちゃんとパパはどういう関係なんだろか。

麻衣はそう考えると、おばちゃんが憎らしくなった。

麻衣は、おばちゃんに逢いたいため、おばちゃんがママにあの日、電話をかけていたため、

着信履歴を調べることは四歳から手慣れから、ママに内緒で調べる事ができた。

ママに体調が悪いため、今日はお風呂は休むと伝え、ママが入浴中に、電話の履歴を探し開き方を覚えたのだ。

そこにもしかしたら、パパにかけた電話、パパからかかって来た電話の履歴があるかもしれないと、必死だった。

着信履歴を下り、おばちゃんがママに電話をかけた日付の電番をかけてみた。

すると黄身拾っが電話に出た?

おばちゃん?麻衣だよ。

黄身拾っは麻衣ちゃん?なんで麻衣ちゃんが?

麻衣は またあの公園に来て。明日のお昼、公園に人が多い頃、ベンチに座って待ってる。聞きたい事があるからと。

向こうから、麻衣?、何独り言、言ってるの、早く荷物まとめなさい。という母親のミナの声。

麻衣は、じゃあね、おばちゃん。明日のお昼、待ってるか。

そう言って麻衣は電話を切った。

黄身拾っは 明日から数日、コンビニのバイトで埋め尽くされていた。

しかし、コンビニの仕事をキャンセルし

翌日、公園に向かった。
たくさんの子供たちとその親たち。犬と遊ぶ姿。

公園の花が特に綺麗な季節。
56創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 14:58:05.74 ID:WV1ftyjs
ベンチに座ると、麻衣が他、子供たちにもうすぐ引っ越すからとお別れを伝えていた。
しばらくして
麻衣は、おばちゃん、来てくれて、ありがとうと、黄身拾っが座ったベンチに座った。

そして黄身拾っにこう伝えた。

おばちゃん。ミュージシャンというのかな。歌う人とお友達なのかな? よく電話している?その人の名は ユズル、て言うの?

その人の名を全部、教えて。

黄身拾っは、どうしてそんな事を尋ねるの?と麻衣に尋ねた。

麻衣は、その歌う人、ユズル、て言う人は、麻衣のパパかもしれないから。

黄身拾っは、びっくり驚いて声を詰まらせた。

その時、着信があった。
麻衣の母親ミナからだ。

ごめんなさい。あなた麻衣と会ってない? 昨日の電話履歴にあなたにかけた電番があったから。

黄身拾っは、麻衣ちゃんなら公園のベンチに今、座ってます。ごめんなさい。もう公園にも来ません。麻衣ちゃんにも逢いません。迎えに来て下さい。

そして電話を切った。

するとまた違う、電話がかかった。虫の知らせか、憧れのミュージシャン、ユズルからの電話だった。
メールに送ったから読んで。今晩、七時頃、その店で待っています。

黄身拾っは、電話を切ると、
麻衣の幼稚園の友達のお母さんに

麻衣ちゃんのママが今から麻衣ちゃを迎えに来ますから、それまで麻衣ちゃんをよろしくお願い致します。と頼んだ。

黄身拾っは ユズルから電話がちょうどかかり、麻衣の質問やら、今からミナが来る事やら、この場から早く去らなくてはと少し混乱しながら

じゃあ麻衣ちゃん、私、急用が入ったので、これでサヨナラね。元気でね。と手を振って、

駐車場に車を置いたまま、公園近くの駅まで歩いて向かった。
57創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 19:05:40.15 ID:Vukulw3X
ユズルが指定した「もつ鍋一番」には約束の30分前に到着した。
リベンジ
黄身拾うさっは笑顔でつぶやいた。
店内は意外と広く、仕事帰りのサラリーマンやOLで賑わっていた。
一番奥のテーブル席が奇跡的に空いていた。
「とりあえず生ね。」
黄身拾っは、店員にそう告げながら席についた。
最近いろんな事があり過ぎて疲れたな。
でも今日はユズルに会える!
美味しいモツも食べれる!
ユズルとモツの事を考えると気持ちが高揚してビールがすすんだ。
生ビールを大ジョッキで5杯飲みほしたとき約束の7時になった。
しかし、ユズルは現れなかった。
58創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 19:09:03.62 ID:WV1ftyjs
犬と遊んでいた麻衣の幼稚園の友達が、ママ、麻衣ちゃんが居ないよ。と母親に伝えた。
本当だわ、ちょっと、めを離した隙に。麻衣ちゃん? と探したが公園のどこにも居なかった。

麻衣の母親、ミナが麻衣。 どこに居るの?と向こうから来ていた。

麻衣はその頃、黄身拾っの後をつけて

黄身拾っが乗った電車に気づかれないよう注意しながら乗った。

黄身拾っが電車を降りた、駅に麻衣も降りて

黄身拾っが向かい歩く通りついていった。

黄身拾っは後ろを振り向く事はなかった。

黄身拾っはその街には知人が多かった。

黄身拾っに声かける人たち。

しかし小さな子供が一人で歩くような雰囲気ではない場所で

小さな麻衣が、歩いているため、不自然だと知らない人が
あなたママは? 小さな子供が歩くような路じゃないわよ。

麻衣は、黄身拾っの背中を指さして
あの人がママです。ママは早足だから。と返事をして

また黄身拾っの後を気をつけながら周囲にも不自然だと悟られないようずっと歩いた。

黄身拾っは、まだ少し早い時間だけど
お店の中で待っていようと店内に入った。

麻衣は店の入口付近で客に気づかれないよう隠れ

店内に入る者たちをチェックしていった。
59創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 19:23:43.74 ID:Vukulw3X
ユズルとは連絡がつかないまま時間だけが過ぎていった。
ユズルには、10時まで「もつ鍋一番」で待ってます、とメールを入れた。
黄身拾っは、芋焼酎を飲みながら、一人寂しくもつ鍋をつついた。
結局、ユズルは現れなかった。
10時になり、「もつ鍋一番」をあとにした。
60創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 19:41:02.35 ID:WV1ftyjs
少し酔いつぶれたような黄身拾っの傍らに おばちゃん。。と声かける小さな女の子がいる。

黄身拾っは、麻衣ちゃん!と驚いては酔いを覚まそうとした。

そして着信が入った。麻衣の母親ミナからだ。

ミナは麻衣が黄身拾っに着いていったと確認を取り
今から迎えに行くから、あなたが、ユズルに逢いに行くのではないかと、ユズルに確認の電話をしてみたの。ユズルからは一応、店の名は聞いたけど

店の者たちは、酒の匂いがする黄身拾っが小さな女の子と二人だけで一緒居る事が不自然に見え、耳打ち仕出した。

黄身拾っは、麻衣の母親に、タクシーであの公園まで帰って来ます。その頃また電話しますので待っていて下さいと伝えた。
麻衣は、おばちゃん。勝手に着いて来てごめんね。誰かと待ち合わせ?

すると着信がかかった。ユズルからだった。

ユズルは、麻衣の母親ミナから電話がかかり、ミナはユズルに事情を話して麻衣が黄身拾っの後を着いて行ったかもしれないと伝えられたため、

ユズルは黄身拾っに、麻衣はそこに居ますか?大丈夫かと確認を取った。

そしてユズルはミナから電話がかかり全て聞いたと黄身拾っに伝え、だから..君とはもう直接には逢えない。と伝えた。

黄身拾っは、今から麻衣ちゃんのお母さんのところまで麻衣ちゃんを帰しに行きます。タクシーで向かいますから、安心して下さいと伝えると、

麻衣が、黄身拾っの手から電話を取り上げ、

パパ? 麻衣だよ。ハパだよね?
と大きな声で叫んだ。

麻衣の声を聞くと、ユズルはすぐ電話を切った。

黄身拾っはバレてしまったと..思いながら
タクシーを呼んでミナが待つ公園に麻衣と帰った。
麻衣はパパに逢えなかったと、ずっと無言のままだった。

タクシーを降りるとミナが息切らして走って来た。麻衣ごめんね。お母さんが全て悪いの、ごめんなさいと言いながら麻衣に抱き着いた。

麻衣は、ミナに、

どうしてパパとママは一緒に 麻衣と住んでくれないの?パパの音楽は人気がありお金には困っていないのでは。

パパは麻衣のことが可愛くないの?ねえ、どうして
61創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 19:54:23.33 ID:Vukulw3X
ごめんね、麻衣、ごめんね。
ミナは麻衣を抱きしめながら、号泣した。
ミナは何も言えなかった。

黄身拾っは、気分転換に岩子ママの店に行く事にした。
このまま汚部屋に帰っても気分は滅入るだけだろうから。
こんな夜はハプニングバーでハメを外してもバチは当たらない。
62創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 20:08:43.56 ID:WV1ftyjs
そう麻衣が伝えるとミナは、
パパはね。ママとは結婚していなかったの。
そしてパパと再会した時は、
パパはすでに他の人と結婚していて

パパには 麻衣より小さな、赤ちゃんのパパになったの。
そうミナは麻衣に伝えた。
ごめんね。麻衣ごめんね。と伝えると青ざめながら
ミナは麻衣の前で倒れた。
なんだか倒れた顔色が普通ではない。黄身拾っは救急車を呼んで近くの病院までミナは運ばれた。

1時間後、看護士がお母さんは大きな病気にかかっている可能性があるため今日から、入院して貰い、明日から詳しい検査を受けます。と二人に伝えた。

黄身拾っは麻衣をどこに泊めさせるか判らず、ユズルに相談の電話を入れた。
ユズルが慌てて電話に出て黄身拾っから事情を聞くと、
電話の向こうから「あなた?誰と電話してるの?」という女の人の声がして、赤ちゃんの声も聞こえた。

黄身拾っはミナの親の連絡先を教えて下さいと伝えると、
ユズルは、ミナは昔、田舎を飛び出し家出してから一度も連絡した事が無いはずだ。たぶん麻衣の事も知らないはずだ。そして僕は、孤児で育っている。親兄弟も居ない。

そう黄身拾っに伝えた。

黄身拾っは、麻衣がそんな環境の中で育って来たのだと、私と変わらないのかもしれないと思った。
黄身拾っは、ユズルに、麻衣ちゃんは私が今晩、預かりますから

ミナさんには、あなたからそう伝えて下さいと言い、ユズルの承諾を得て、電話を切った。
ミナはまだ目を覚ましていなかった。看護士に伝言を伝えて

黄身拾っは、自分の住まいに 麻衣を連れて来た。
ドアを開けると 部屋の臭気が篭っていた。前程ではないけど、部屋は散らかっている。洗濯物をとえたたみ少し片付けて
コンビニから買った幕ノ内弁当を麻衣に。

黄身拾っは、いけない。潔癖症のあいつが言っていた事がなんだか少しばかりわかる。こんな散らかった部屋、匂いの部屋にこんな小さな子を泊めるはめになるなんてと。
黄身拾っは自分の不精さに苛立った。明日からは心入れ変えて、部屋の掃除をしよう。

テレビを点けるとタイミング悪く 生放送ではない録画放送の歌番組が始まった。テレビ欄を見ると
ユズルの名がある。

黄身拾っはチャンネルを変えようとしたが麻衣が観ていい?言ったためそのまま歌番組を聴いた。

ユズルが新曲を歌う番が来た。そこで麻衣は改めて、ユズルの名や他情報を知った。

ユズルの歌をドキドキしながら聴いて、ユズルが歌い終わると麻衣はそのまま疲れて眠ってしまった。
63創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 20:33:36.31 ID:WV1ftyjs
そして黄身拾っも眠った。>>61のいつもと同じ行動パターンに走る夢を見てしまった。いつもの寂しい黄身拾っが行く行動パターン。

しかし今回は夢の中でも、黄身拾っ、いつもと違うんだよ。しっかりしなきゃ。と思い

朝早く起きて静かに掃除を始めた。

麻衣が起きて、朝ご飯を一緒に食べて幼稚園に連れて行く。

今日は園児服無し。幼稚園に着くと、 先生に事情を伝えて
ミナが入院している病院に向かった。

担当の看護士に会うと一月程、入院していなければならないという。

ユズルは黄身拾っのメールに伝言を伝えていた。

妻に事情を話した。麻衣の事、ミナの事。
すると妻は、しばらく裏切られ騙されていたと隠し子が居たなんてと荒れていたが

今朝、こう返事を貰った。ミナの見舞いに行って、ミナの故郷の親の連絡先を尋ねて、麻衣はその祖父母に預ける様に。そしてミナも故郷の田舎の病院で治療を受けるように。
そしてユズルが二人とユ決別するなら
隠し子が居た事を許してあげると。

あなた(ユズル)は私の親のおかげで、在のあなたがその位置に居られる事を忘れないで。実力ばかりではないでしょう?この世界は。ショックのあまり気分を強く害したユズルの妻は辛辣と伝え

その中からミナの田舎の両親の連絡先をミナに尋ねなくてはという内容だけ黄身拾っのメールで伝えた。後は困った事あればすぐ連絡下さいと。

ミナが目を覚ましていた。麻子を預かり泊まらせた事。ユズルが後で見舞いに来て、これからの事を相談し合う事など。

ミナはごめんなさい。あなたはいつも、麻衣が危機に合うと助けてばかり居る。
そして私やユズルは、麻衣にとって最悪な親ね。ユズルはああで、私もこう。仕事のせいにして麻衣の話しを気持ちを知ろうともしなかった。
64創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 20:49:09.22 ID:WV1ftyjs
幼稚園に迎えに行くと、麻衣が、おばちゃんと嬉しそうに走って来た。
園児たちが
あの、おばちゃん知ってるよ。花壇の花畑を踏み潰してた、おじちゃんだよと言い始めた。

麻衣は、黄身拾っおばちゃんはね、麻衣が危ないめにあうと
いつも助けてくれたんだよ、
と黄身拾っの手を握って一緒にミナの見舞いに向かった。

麻衣は、ミナの体調が心配ではないのだろうか。そう黄身拾っは伝えた。

麻衣は、黄身拾っおばちゃんと一緒にいれば、いつかパパが電話して来るだろうし

ママが入院したからパパが見舞いに来るかもしれないと期待していた。

ミナの病室に入ると麻衣のパパ、ユズルがミナの見舞いに来ていた。

麻衣は、パパ!と嬉しそうに近寄った。

ユズルは麻衣を避けるよに無表情、無言のまま病室を出て行った。

黄身拾っは、ユズルを追いかけて 何なの?あの態度は、 何回、麻衣ちゃんが傷ついたか判ってんの?
と伝えると

ユズルは懐かれないようにしたんだ。いつかミナの両親に連絡する。ミナが連絡先をお知えた。

そして麻衣とはもうこれで本当に逢う事はできない。

麻衣は泣いていた。ミナは麻衣に全てを話した。


黄身拾っは麻衣との帰り道、公園の花壇に立ち寄った。
ベンチにはいつものおじいさんが居た。おじいさんに麻衣の事を話し、花壇の花の手入れを教えて下さいと頼んだ。

麻衣ちゃん。一緒に花壇の花を治してあげよう。
65創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 21:11:45.51 ID:WV1ftyjs
麻衣と帰宅して部屋の模様変えをした。

女の娘が好きな雰囲気の部屋に。

ネットの私の部屋など見たり、

料理サイトをアクセスして
その日の晩ご飯は、なんとか美味しく?できた。

しかし麻衣は元気がなかった。それでも食べた後のお皿を片付けてくれた。
黄身拾っに、友達のユリからメールが着ていた。黄身拾っが今の事情をユリに相談するメールを送っていた。家事の事やら。
潔癖症のあいつ、元同居人にも連絡してみようかな。少し協力を得られる様に。

ユリは返信した。ああ、彼なら、もう彼女が居るよ。その人と結婚するらしいよ
そう、黄身拾っに返信した。

黄身拾っは意外な心境に陥った。結婚するかもしれない彼女が、あいつにはもう居る?

急激に元気さが消えて行き、
元同居人がよく使っていた物にめを流した。
大切な物をこの部屋に置き忘れて、結婚だ?

急に元気が無くなった黄身拾っを気づかうように

麻衣は、おばちゃん。麻衣はね
幼稚園で、お歌が上手いとよく褒められるんだよ。
一緒に、歌おう。

そしてその部屋からしばらく 素敵な歌声が窓外まで流れていった。

翌日、幼稚園に麻衣を送ると

水島が黄身拾っの所へ着て、ミナさんから連絡があって、

なにか協力できる事あれば連絡下さいと名刺を渡した。黄身拾っは嬉しかった。

ユズルもああで、元同居人にはもう頼れない。友達はなんだか冷たい雰囲気のメール。

水島は車の中でいくつか写真をチェックしていた。黄身拾っを隠し撮りしていた一人は
どうみても体型ラインが女らしく男には見えない。
66創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 21:17:52.75 ID:Vukulw3X
慌ただしい数日ののち、ミナの転院の日が決まった。
その日、黄身拾っはミナを見舞った。
ミナは仕事を辞め、田舎で両親と麻衣とひっそり暮らす事にしたと黄身拾っに言った。
その目は優しかった。
「もう会えないかもしれないけどお元気でね。」
ミナはそう言うと疲れたのか目を閉じた。
麻衣は一足早く、ミナの両親に引き取られ、ミナの帰りを楽しみに待っているらしい。
黄身拾っは病院をあとにした。
公園に立ち寄り花壇の花々に目を向け
これでよし!とガッツポーズ。
先日、麻衣と花壇の手入れをしたのだった。
67創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 21:30:39.60 ID:Vukulw3X
潔癖性の同居人も麻衣もいない六畳一間の汚部屋は広く感じられた。
でもこれで良かったのかもしれない。
なんだかホッとしたら、朝から何も口にしてない事を思い出した。
久しぶりにラーメンが食べたくなった。
よし!「網走一番」リベンジ!
黄身拾っはいそいそと出かけた。
68創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 21:36:03.62 ID:WV1ftyjs
黄身拾っはバイト先のコンビニでレシピに関したページを開いて真剣に読んでいると

メール着信が入り、また見知らぬ妙なアドレスで、
やあ、元気? 最近、動画アップしてないけどチェックしてる?

そういった内容のメールでまたオカルトぽい音楽が添付されていた。

動画をアクセスするとコメント欄に隠し撮りフォトはなかったものの

ユズルとの仲を噂され、不倫だよ あのアーティストが黙って結婚しているの知ってるし。

黄身拾っ、あざとーい。そうまでして音楽業界と関わりたいのか。

他えげつないコメントを連打しているメッセもあった。変な絵文字やら。

そして最悪なコメントがあった。

ゴミ箱みたいな黄身拾っの部屋で 小さな子供を育てるつもり?
しかも、あんたこの一月自分で取った行動パターン記憶してる?
なりすまし詐欺被害にあってるフォトやら他。

黄身拾っはネットを閉じた。もう動画アップは辞めようか。今まではきっと寂しかったから

やって来たのかもしれない。

麻衣が来てから、180度性格が変わって行くような自分を感じた。

黄身拾っは水島のメアドにその事について相談した。

その後、急に元同居人の清太がメールをよこした。
黄身拾っ、俺さ結婚する事にした相手はユリだ。

黄身拾っはユリにメールではなく、電話をかけた。
ユリが電話に出ると黄身拾っは、清太のメル内容を伝えた。

ユリは、うん、そうなんだ。だから黄身拾っ、もう清太には連絡取ったり、近づかないで。

私のお腹には 清太の子供がいるから。
69創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 21:53:43.97 ID:Vukulw3X
ユリは黄身拾っと違って、綺麗ずきな女だった。
ユリのマンションは築30年の物件だったが、室内は清潔に美しく保たれていた。
しかもユリは美しすぎる女だった。
黄身拾っは負けを認めるしかなかった。
70創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 21:57:35.69 ID:WV1ftyjs
水島は、黄身拾っがユズルと密会?しようとしていた店で黄身拾っを隠し撮りしていた者の肩を叩いた。

振り向いた相手は深く帽子かぶってメガネをしていたが女性だった。

彼女の腕を掴み、水島は近くの喫茶店に連れて行き、
彼女が黄身拾っを隠し撮りしていた姿を撮ったフォトを見せた。

その女は、あなたがしている事を私がやってはならないとでも?それと私やあなただけではないわ。黄身拾っを隠し撮りしている連中は。黄身拾っは動画アップでランキング入りしたからね。

どうして私ばかり注意されなくてはならないの?
水島は、動画コメントで隠し撮りを転載していたのは君ですか?またプライバシーを侵害したコメントしてないか、と尋ねた。

彼女は黄身拾っの事について、私は彼女が大嫌い。
交際していた相手と同居し栄養足りないような暮らしや

ゴミ箱みたいな部屋に仕事で疲れた彼を。 彼は潔癖症で散らかった部屋に耐えられない。なのに彼女はそれを知っていて、あの状態。ネットの女王になるだとかバカじゃない?
みんながバカにしているのに。ネットの女王になるために
ネットにはまって、家事なんか全く放り出して料理もろくに出来ず

そんなんなら、ネットなんか辞めちまえ、と彼女が動画に嫌気をさすように
コメント欄にもその種を投稿した。

水島は彼女の話しを聞いて、黄身拾っか、黄身拾っの元同居人と親しい人物なのだと、黄身拾っからあのフォトやオカルト音メールは誰がやってるのか調べられる範囲頼まれていた。

すると彼女は急に、うっと吐き気をもようした。

水島が心配すると、その女は 黄身拾っの元同居人、清太を自分は愛していると伝える。
71創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 22:03:00.39 ID:Vukulw3X
その女の名前は米子と言った。
米子は清太の子供を身籠っていた。
清太は潔癖性だか、女にはだらしなかった。
72創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 22:13:18.13 ID:Vukulw3X
ユリにおめでとう、お幸せにねと心にもないことを言い、電話を切った。
清太と結婚か…赤ちゃん…
黄身拾っは声をあげて泣いた。

バイトを早退し汚部屋に帰ると自分のページ、動画やコメント、全てを削除し二度とネットはしないと心に誓った。
73創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 22:13:41.95 ID:WV1ftyjs
つわりやら、なんだか以前とは違うメンタルとなった

ユリ米子は、マタニティーブルーだと診断されていた。

部屋を綺麗に片付け、毎日、美味な料理を作っていたユリ米子は、

つわりのため食事も以前のようには作れず怠り、

またマタニティーブルーのせいか部屋は だんだんと散らかり出した。

清太は、黄身拾っに感染してるのか?と

米子に嫌みを言ってしまい、
米子は、これから絶対に黄身拾っの名を私の前で口走らないで!と怒鳴り返した。

そしてしばらくして米子が、黄身拾っの動画コメントに隠し撮りを載せていた事やオカルト、メールを送っている事が清太にばれた。

米子のスマホに保存されていたフォト、
オカルトメールを黄身拾っに送信していた送信済みメール。

米子は妊娠して体気調をかなり崩し
それら証拠を削除する事を忘れていたのだった。
すっかり忘れていた。

清太と暮らせるのだとその変わり行く暮らしに気ばかり取られ
74創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 22:20:48.35 ID:fZJP7Xvn
そしてもつ鍋一番の店休日も気になって仕方なかった
75創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 22:30:20.20 ID:WV1ftyjs
黄身拾っは、以前とは全く違う暮らしを続けていた。

清太とユリの結婚から

黄身拾っは清太と暮らしていた部屋を出て

引っ越したのだ。

引っ越した場所が あの公園近くとなった。

素敵な部屋、整頓された清潔な部屋。

独り暮らしでもなるだけ 料理を作り保存食の作り方まで覚えた。

なんだか清太が帰って来そうな雰囲気の部屋..。
いかん、いかんと自分の頬を叩いた。もう人の夫なのだから。

水島からメールが来た。ミナと麻衣の近況報告の。
麻衣がいきなり、おばちゃんと遊びに来ても大丈夫な部屋にしておこう。
そう、黄身拾っは自分に誓った。

麻衣と一緒に歌った夜を思い出し、せつなくなった。

その時、ユズルからメールが来た。メール内容は君はもしかしたら、ミナと麻衣と連絡取ったり、近況を知っているのではないかと
もし知っていたなら、少しだけでも安心できる情報を報せてくれませんか?

ユズルはミナ以外と結婚し赤ん坊の父親となり妻から隠し子の麻衣とは決別する事という約束からユズルは
ミナの両親からなんて酷い父親だと、こちらこそもう絶対に麻衣には逢わせはしないと宣言された。

ユズルは、君(黄身拾っ)にあの日、伝え損なった内容をメールで伝えた。
動画で聴いた黄身拾っの歌う声が、麻衣の歌う声と似ていて、黄身拾っの声を電話ではなく生で聴こうとした事と、

自分が薦めるオーディションを受けてみないかと黄身拾っにあの日、伝え損なった事。
76創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 22:41:24.11 ID:Vukulw3X
黄身拾っにとってはユズルのオーディションの申し出は、自分を変えるチャンスだった。
黄身拾っは受けてみたいと思ったが、どのような趣旨のオーディションなのか分からない。
こんなオッさんのような中年女の需要はあるのだろうか?
77創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 22:44:45.54 ID:fZJP7Xvn
駄菓子菓子、もつ鍋一番の店休日も気になる
そうだ、京都に行こう
新幹線に乗った
78創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 22:48:23.20 ID:Vukulw3X
オーディションは2週間後。
黄身拾っは、過去の自分と決別する為に京都に向かった。
79創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 22:49:15.73 ID:WV1ftyjs
黄身拾っは複雑な心境となり、
あの公園のベンチにまた座った。

いろいろあり、公園ベンチにいつも座っていた花の手入れを麻衣と私に教えてくれた、あの、おじいさんの姿を見たくなった。

おじいさんが来るのを、ぼんやり空と雲を眺めながら待っていた。なかなか現れはしない。おじいさん。

待っている間、歌をうたう事を忘れていたので、
ベンチで少し歌ってみると

全く声が出なかった。どういう事?
そう思い焦った気持ちになっている

黄身拾っがなかなか出て来ない自分の歌声に困惑していると

水島が車を止めて手を振り向こうから歩いて来た。

水島は、あの、おじいさんをもしかしたら..待っているのかな..。

あの、おじいさん..先月、亡くなられたそうです。

黄身拾っはショックを受けた。あの、おじいさんの存在までが、黄身拾っの中では大切な人となっていた事。

黄身拾っは、涙を浮かべ、なぜか子供のような声で泣きながら

哀しみのあまり、水島に抱き着いていた。

ぼよん、と揺れるお腹に当たった。水島のウエストはメタボさえ超えたよにでかくなっていた。

頬も口の中に綿でも詰め込んでいるように膨らみ
お餅みたく白かった。
伝え忘れていたが
水島はもともとデブで以前よりかなりアップされた体型により少しの事で
汗をかくため常に汗を拭くようになった。

黄身拾っは強い悲しみにより、そんな事はどうでもよかったが

水島は黄身拾っにいきなり抱き着かれ

汗ばかり拭き出し暑く、いい加減、離れてくんない?というのを我慢していた。

季節は7月。公園の樹木から蝉たちが詩い出し

その蝉の鳴き声が黄身拾っにはレクイエムの様に聴こえた。

樹の近くには あの花壇が夏の花を咲かせる準備をしている。
80創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 22:52:42.22 ID:fZJP7Xvn
ホントはオーディションの重圧に耐えられなくて京都に向ったとは言えない誰にも…
81創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 22:56:41.05 ID:WV1ftyjs
そしてまた歌う練習をすると、子供のような声で泣いた後は 歌うことが出来たのに

翌日、また声が出なかった。
82創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 22:58:08.48 ID:fZJP7Xvn
新幹線の中で歌ったから乾燥で喉をやられたからだ
83創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 23:01:47.39 ID:Vukulw3X
黄身拾っは京都から帰宅後、近所の耳鼻咽喉科を受診した。
84創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 23:16:11.77 ID:Vukulw3X
いろんな検査をしたが特に異常は見られなかった。
様子を見る事となったが、声が出ないのは本当に不便だった。
電話に出る事さえ出来ない。
かなりのストレスだ。
こんな時はハプニングバーでハメを外すのに限る。
黄身拾っは「山嵐の尻尾」に向かった。
85創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 23:26:17.15 ID:fZJP7Xvn
ストレスからなのか空腹感でいっぱいだった
そうだ、先に腹ごしらえしよう
もつ鍋一番や網走一番の様にまた休みだと嫌なので、今日はカレー
「インド一番」に向った
86創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 23:43:45.40 ID:Vukulw3X
だが、「インド一番」は潰れていた…
チッ、ついてない。
仕方ない、うどんにするか。
黄身拾っは「讃岐一番」に向かった。
87創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 23:55:08.36 ID:WV1ftyjs
インドカレーを注文した後、少し小声で歌ってみた。なんだか前とは違うな。

そうしてインドカレーを食べ出すとあまりの辛口の美味さに感動し

また一杯追加注文。いやいや美味だ。。
あと、一杯。本当この、おかわりぐらいで嫌気さし別れ出す男はつまらぬ男だと、つぶやいて
また一杯追加、注文。

店員さんがなんだか心配しているような
底無し胃袋の日だってあるんだ

過度なストレスや哀しい時やら

チリンチリンと店内の扉を開ける音

清太とユリだった

黄身拾っは顔を隠した

その後、ちょうど水島が入って来た

水島は 清太とユリから相談したい事があると頼まれ一緒に店内に入ったのだ

黄身拾っは水島のスマホに電話をかけ、水島が電話に出ると

黄身拾っは、この店内のテーブルに黄身は座ってるよ。

助けて。清太やユリと会いたくない。

水島はそうスマホで相談され後ろを向くと黄身の姿。耳に受話器を当てながら

大きなお腹で黄身拾っ、を隠してこのまま、出入口扉まで移動します。と黄身に言いながら扉まで横歩きしだす。

黄身がありがと。お金は後で返すから変わり払って貰って、い?ですか。と伝え

出ていった。水島は黄身が食べたカレー皿の枚数に落胆した。

自分が食べる量と変わらないじゃないか。

店を出ると解放感から、気分が変わった。

どこからか蝉が鳴きだし辛さ後の暑さと、すーとした涼し風少し吹いて
おでこの汗を冷やした。

なんだか歌えそうな凄涼感。

そう思うと向こう側からなんだか知ってるような人が歩いて来る。

短髪にしたユズルだ。
ユズルの頬と体は痩せこけていた。食べてないのか

以前より太り出した黄身拾っが、気分がよいため、ユズルに声かけた。

するとユズルは太った黄身を見て、誰?かな、。

そして黄身のその声はハスキーボイスに変わっていた。
88創る名無しに見る名無し:2013/05/24(金) 23:57:59.77 ID:fZJP7Xvn
いや、「インド一番」は閉店してたんだ
カレーを食べたのは幻想だ

頭の中でカレーばかり考えてたので、早速向った「讃岐一番」では
カレーうどんにしよう
駄菓子菓子、メニューにはカレーうどんは無かった…
89創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 00:08:48.08 ID:ssXOdDzL
黄身拾っは混乱していた。
もう何がなんだかわからなくなっていた。
カレーを食べたような、食べてないような。
幻想?妄想?水島は?清太夫婦は?ユズルは?
全て幻想?ひょっとしたら痴呆?
アルツハイマーだったらどうしよう。
「讃岐一番」にカレーうどんがなかったことは?
こんな時はハプニングバーでハメを外すのに限る。
90創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 00:26:16.16 ID:hfroUTsf
自問自答しながらハプニングバーへと急いだ
91創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 07:00:58.62 ID:ssXOdDzL
だか、「山嵐の尻尾」は改装中で休みだった。
仕方ない、居酒屋で一杯ひっかけて帰るか。
黄身拾っはついてない自分を呪いながら、居酒屋「何でも一番」の暖簾をくぐった。
92創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 07:30:30.66 ID:ssXOdDzL
「とりあえず生ね。」
黄身拾っの声は男そのものだった。
とうとう声までオッさんか…
そこには生ビールを飲む中年オカマの姿があった。
93創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 10:19:14.42 ID:ZowS83gI
____________________________
それから十年後、ハプニングバー「山嵐の尻尾」の隣に

ジャズカフェが開店した。
シャンソンも唄えるジャズシンガー紀美寛。
そうポスターが貼られている。

そして昼間はレシピ教室の先生をしている黄身拾っ先生。
___________________________ そこからかなり遠い田舎。

16才のある札付きのスケ番娘がいた。

制服のどこかにチェーンを隠していそうな雰囲気の不良姿。そのためか腕は若い娘の腕というより

労働作業に明け暮れた男のようなガッチリした腕。
鋭い腹が座った冷たい表情で田舎街を歩く姿は

今どきあんな流行遅れのセンス悪い不良ファッションやってるなんてさ。

よほど何かあったんだろよ、などと同じよな台詞が飛んでいた。

そのスケ番娘のあだ名は
松島麻衣からマツシマイ。マツシマイからマツシューマイなどと彼女の冷たい雰囲気をこわすあだ名で呼ばれていた。

マツシマイは流行遅れのセンス悪い不良スタイルの制服をがっちりした腕で脱ぐと

また時代遅れのヤンキー、スタイルでメイクアップした後、カラオケBOXで歌のレッスンを始めた。

ゴスペラやボヘミアン的リズム感、低音ボイスでジュリーロンドンを唄い練習する日も在った。

隣のカラオケBOXからはポップスを歌う若い男女。

その中には麻衣の父親、ユズルの新曲を歌う声も響いた。

マツシマイこと麻衣は、

ケッ、あんなメジャー受け狙った軟弱ぽい曲ばかりだ。最近はあいつ(ユズル)の曲もワンパターンで気持ちなんか入ってないね。

麻衣はまるで音楽評論家みたく、父ユズルの曲を辛辣に批評していた。

その頃、遠い都会で料理教室を開いていた黄身拾っが取材を受けていた。

黄身拾っ先生が全く料理ダメだったのに料理教室を開くまでにはどういう過程があったのでしょうか?

黄身拾っ先生は答えた。

うんと、麻衣ちゃんがいつか、黄身拾っの部屋に突然訪れて、黄身の料理を食べに来る日、そんな季節が来るかもしれないと、
黄身はどこか思っていて、それで、料理をよく練習していたら、教室を開くまでに至りました。

そこで頂いた授業料でジャズカフェを開いてそこではカフェれぴ、も作って、夜はジャズを唄います♪

遠い田舎町ではヤンキーメイクアップした麻衣がゴスペラ、ハードなジャズを野太い声で練習していた。

幼い頃の澄んだかわいい声のおもかげが少し余韻として響くものの、その唄い方は素人を超えている。

麻衣は自分の唄う声に自信を持っていた。
94創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 10:23:26.21 ID:ZowS83gI
黄身拾っは料理を研究しているうち試食三昧の生活から血糖値に注意しなくてはならない肥満体となっていた。
しかしジャズカフェ開いて人前で歌うのだから痩せたいなあ、と思いながら試食にしては大盛りを平らげた。
95創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 10:37:25.56 ID:ssXOdDzL
血糖値だけでなく、コレステロール値、血圧も高かった。
よし!うちみたいにデブに悩んでいる人の為に美味しいダイエット料理のレシピを作ろう!
黄身拾っは、昼間は料理研究家として、夜はカフェオーナー兼ジャズシンガーとして身を粉にして働いた。
96創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 12:01:10.04 ID:ZowS83gI
黄身拾っは料理研究家としてテレビの料理番組にたびたび出るようになる。
夏休み、たまたま家にいた麻衣がテレビを点けると
太った料理研究家がダイエットレシピを紹介していた。

そして料理番組の終わりに紀美寛先生がご自身のジャズカフェでコンサートを8月○日..
という宣伝文字が表示され

麻衣はアップされた黄身拾っの移り変わった姿と
紀美寛という名で、

あの公園近くに住んでいた幼い頃を思い出した。

紀美寛...黄身、拾っ
おばちゃん?

季節は夏。麻衣は百金の安物メイク用品で塗りたぐっていたため
汗でマスカラ、アイメーク、チークが汗とだらだら流れていた。

その頃、麻衣の母、ミナは
麻衣を祖母に預けて都会の元居た音楽事務所で生活費が途絶えないよう働いていた。
ここで収入が途絶えてしまえば生活費は祖母の年金だけとなってしまう。

しかしミナの健康状態はあまり良くなく事務所の者から、この仕事はハードだから 体を壊した人には酷だと伝えていた。
ある仕事がピーク時、ミナは仕事場で倒れ、また入院していた。

そして田舎の病院に転院し仕事復帰はままならない状態となった。

麻衣は17才で母親のミナにこう伝えた。

学校を辞めて働くよ。ミナは引き止めたが

麻衣は翌日には朝一番の列車に乗った。

昼頃、あの公園に行きベンチに座りコンビニの、おむすびと缶茶を飲んでいると

なんだか黄身拾っ、おばちゃんがやって来そうだな、と花壇の花をしばらくぼんやり眺め
立ち上がり駅に向かった。

その1時間後、黄身拾っがその公園に散歩に来てベンチに座り、おやつだとビックサイズのハンバーガーを食べる。

隣のベンチに飲みかけた缶が置いたままにされ

黄身拾っは、まあ、なんてマナーが悪いことと缶 を捨てに。その缶には
黒色の口紅がべったりついていた。

黄身拾っは センス悪いメイクした、おばはんが缶を飲みかけ置いて行ったのだと、やれやれと。

ジャズカフェまで向かった。
97創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 12:20:40.69 ID:ZowS83gI
麻衣は駅を降りると迷路のような都会の街を歩いた。
17才には見えない派手な不良メイクも人混みの中では目立ったなかった。

ある飲食店に入り、カレーを食べていると

後ろのテーブル席に座っていた客が

紀美寛のジャズカフェに行く話しをしている。
その客が立ち上がり会計に向かった。
麻衣はカレーを食べ残し水を飲むとその客の後をついて行った。

コップには真っ黒な紅がべったりついていた。

半袖のシャツは人を投げ飛ばせるような太いガッチリした腕をピックアップさせ

暑い夕暮れた街の道を歩いているうちマスカラ、アイメークが汗でざーっと流れ落ちていく。
そのため、半面、素顔で半面アバンギャルドな顔となって
見た人たちは舞台か何かエキセン系バンドでもやってるのかと少しだけちらりと振り向いている。

二人の客が入って行った店の前にたたずみ

入口のポスターを眺めた。ジャズシンガーだと綺麗にメイクしたおばちゃんのポスター。

隣にあるハプニングバーから岩子が出て来て、ずっと突っ立ているままの麻衣に

あなた?紀美寛の今夜のコンサートに来た人?と声をかけた。
98創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 13:27:53.19 ID:ZowS83gI
ジャズカフェで紀美寛が唄う一曲♪

JULIE LONDON ~ Misty ~.wmv
http://m.youtube.com/watch?=JP&v=EKU24msvI1I
99創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 13:43:12.05 ID:ZowS83gI
>>6-92まで

不思議♪
http://m.youtube.com/watch?gl&v=vW215ppqO0M

スピッツ タイムトラベラー♪
http://m.youtube.com/watch?&v=cKHrwXLgdfI
100創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 13:57:31.49 ID:ZowS83gI
>>99の続き

spitz : holiday♪
http://m.youtube.com/watch?&v=ejGXpPcVylE

スピッツ / 夏が終わる♪ http://m.youtube.com/watch?&v=HQ6hBlO8Y8A

あと、チェリー♪、楓♪、蛍♪、途中、椎名林檎、スキマスイッチの曲が入ります。ジャニスイアンなどの曲が↓から入ります。
101創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 14:02:53.47 ID:ZowS83gI
>>100の続き

スキマスイッチ/藍 歌詞入り http://m.youtube.com/watch?&v=2u3ckyWjI9o

ハプニングバー、山嵐の尻尾では島倉千代子、椎名林檎、ジャニスイアンなど女性の唄を岩子が歌います♪
102創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 14:11:03.16 ID:ZowS83gI
>>99-101追加、
夜を駆けめぐる♪スピッツ
テクテクノ♪スピッツ
ガーベラ♪スピッツ

主にSpitz スピッツ さざなみCDから。
103創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 14:17:11.83 ID:ZowS83gI
↑に追加
Spitz スピッツ 三日月ロック ババロア

『クロユリ団地』 恐怖の孤独観賞会 廃病院 ふなっしー編
http://m.youtube.com/watch?hl=ja&gl=JP&client=mv-google&v=O_HKK7IoWcE
104創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 16:55:17.68 ID:ZowS83gI
(個人的にはスピッツの曲で一番よく聴いた曲は 桃♪
http://m.youtube.com/watch?&v=fYENTZjkDlE&feature=relmfu

>>97の続き↓
105創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 17:15:33.84 ID:ZowS83gI
>>6-92まで「公園の花壇」
106この話はフィクションです:2013/05/25(土) 17:23:16.08 ID:ZowS83gI
>>92の続き

岩子はチケットを持たない麻衣を山嵐の尻尾のカウンター席で待たせて、

紀美寛の初ジャズコンサート、チケットを渡した。
私が紀美寛から貰ったチケットなの。私は紀美寛のカフェは自由に入れる
から大丈夫。

お店ではなぜか麻衣の父親、ユズルの曲、昔のアルバムがかかっていた。

小さな頃、父の歌だと知らずよく聴かされどれも歌詞を全て覚えてしまっている。その事実に苛立つ。

岩子は、あなた化粧が汗で半分流れ落ちているわよ。化粧落とし洗ってまたメイクアップしたらどうかしら。

鏡を見たらオカルトぽく半分流れ落ちていた。なんだかこのままで、いたいと思い落とさなかった。
その方が知人に逢っても麻衣だと気づかないだろう。そう思っていると

扉から太った、おじさんが入って来た。岩子は、

「あら水島さん?どうしたの慌てて。事件でもあったの?」そう言いながら水を出した。

水島は水をごくごく飲みながら

「黄身拾っさんはもうカフェに来てる?..ちょっとね急に相談したいことがあってね。今日、言うのもなんだけど..。なんか黄身拾っから聞いてない?、17才ぐらいの女の娘が来たとか..麻衣ちゃんという名だけど」

岩子は聞いてないわね..。
17才ぐらいの..あれ、さっきここに座っていた女の娘、いつ出ていった?

消えたわ。
107この話はフィクションです:2013/05/25(土) 17:34:22.25 ID:ZowS83gI
その頃、黄身拾っは、歌のレッスン場を借りてデビュー曲の練習をしていた。

ジュリーロンドンの曲などジャズと、シャンソンを2曲。

そしてラストはデビュー曲。

その曲は、麻衣の父親のユズルがプロデュース。ユズルによる作詞作曲。

この二人は麻衣と別れた後、

麻衣の事は忘れようとしたが、いつまで気になっては

その事には触れず、ユズルは、黄身拾っに麻衣が逢いに来るかもしれないと、

黄身拾っは、麻衣はいつかユズルと連絡を取り合い、もしかしたら麻衣と逢えるかもしれない

またメールやら連絡がどちらかに届くかもしれないと
縁を切らずたまに連絡を取り合っていた。

音楽に関しては、その件とは関係なく
ユズルは黄身拾っの歌声に魅力を感じていた。

その時、黄身拾っの電話に水島から着信が入る。

同時期にユズルにも麻衣の母、ミナから着信が。

そしてユズルの電話には妻からも電話が。
108この話はフィクションです:2013/05/25(土) 17:50:39.78 ID:ZowS83gI
コンサートの時間は夜7時。まだ時間がある。

麻衣は喫茶店に入るにもお金は節約しなくてはならない。
行き場所なく、ただ歩いていたら大きなゲーセンがあった中に入れば田舎にはないような豪華なゲーセン。

お年寄りが結構いた。そして中には小学生にしか見えない、背丈の子供が二人、ガチャガチャと遊んでいた。

その頃、ユズルは麻衣の母親から 麻衣が朝早く出て行った事と、仕事を探しに、そちらに向かったのではと相談していた。

黄身拾っは水島の電話からその事情を聞いた。

二人はめを合わせた。

ユズルは次は妻の留守電を聞いた。

息子がまた時間通り帰って来ない。塾をサボってと。あのゲーセンに行ったのではと言う。

ユズルは麻衣の事はミナが水島にも相談していた事から

黄身拾っと水島に今のところは任せて

息子を探しにゲーセンへ向かった。

ゲーセンではオカルトメイクの姉ちゃんが(麻衣が)
こうやると一杯、取れるんだよ、と

小学生二人にコツを教えていた。

マコト。塾はどうしたんだ、とユズルが入口から歩いて来た。

あ、やべ父ちゃんだ、とマコトは逃げ出した。

麻衣は顔を背けて奥に歩いて行った。

ユズルは息子マコトの腕を掴み何か説教をしていた。

麻衣はその姿を隠れてマジまじと見ていた。

なんだか、父ユズルに見える。ユズルが音楽番組やら出た日は必ず自分の部屋のテレビでイヤホンで音を隠して聴いて来た。
そのため姿はわかっている。

「なんだか、パパに似てる声も。そうなのかな..するとあのマコト、て子は、あたしの弟、て事?」
109この話はフィクションです:2013/05/25(土) 18:03:19.70 ID:ZowS83gI
その頃、黄身拾っは、

もしかしたら麻衣ちゃんに逢えそうな気がする..

麻衣ちゃん今どこに居るの..。

ジャズカフェに向かうと裏扉から入った。

ピアノの前のテーブル席にはお客さんがかなり入っていた。
黄身拾っ先生の歌は初めて聴くわ。
と料理教室の生徒の客数も参加していた。

後ろの席は結構、暗いため 麻衣は 柱壁に隠れながら様子を見た。後、30分で
黄身拾っが現れる。

前辺りの席にある男が座った。それは 麻衣の父、ユズルだと麻衣は分かった。

あの二人、まだ会ってたんだ。そう麻衣は思った。
水島は岩子ママと一緒に
ミナが送った 麻衣の写真を見ては 探しているようだ。

麻衣のその写真は素顔で水島は汗をよくふきながら見渡した。探し見つける事は得意だからだ。

しかし化粧をしているとは母親のミナは知らなかった。母親にはこんな姿は見せた事はなかった。

麻衣の祖母は、あら麻衣ちゃん、お化粧覚えたの?やはり、おばちゃんの 孫ね。おばちゃんも麻衣ちゃんぐらいの頃、お化粧が好きだったのよ。

麻衣の祖母は若き頃、芸者さんだった。

祖母はジュリーロンドンや昔流行ったジャズ、洋楽と洒落た曲を

麻衣が部屋にいる日も聴いていた。それで麻衣はその範囲の歌ばかり唄うようになる。
110創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 18:39:53.94 ID:ZowS83gI
ステージがもう始まる。

その時、岩子ママが麻衣を見つけて

あなたは、麻衣さん?という名ではない?

と声をかけて来た。

いいえ、違います。

と麻衣は返事した。

そして麻衣は母親のミナに電話した心配かけないようにと。

ミナが電話に出ると

麻衣は、ママ?あたしね、黄身拾っおばちゃんとこに居るよ。だったら安心だよね。

それとパパが黄身拾っおばちゃんのステージを見ているから。

あたしも近くでステージ見てる。だから安心して。
と伝え切った。

ミナは安心したようで不安感が生じたが、ひとまず居場所が判明し

水島に連絡を取った。

水島はフロント担当に十代ぐらいの娘が入口から出る前に引き止めるよう

黄身拾っと、ユズルと連携を取り合い

また自分もステージ終了時はフロントでのチェックを怠らないようにすると連絡した。

紀美寛のステージが始まった。
111フィクションです↓:2013/05/25(土) 19:12:34.51 ID:ZowS83gI
紀美寛はジュリーロンドンの数曲、歌い
次にシャンソンを歌った。
そして別ジャンルの自分が若い頃よく聴いた曲を歌っている途中、
一番、後ろの壁辺りに居る娘をよく見た。
メイクが半分流れ落ちた姿。
幼い頃の麻衣のおもかげ。
最後の二曲を歌う前、水島はユズルに麻衣はこの会場に居ますと耳打ちした。
ユズルは会場を見渡した。後ろ奥で顔を下にふせる娘がいる。

紀美寛は、今からユズルが作詞作曲した新曲を。

イントロが流れた

紀美寛が 歌い初めだすと
声が?出ない..

歌い直しても出ない、ピアノ伴奏、曲が止まり

しばらくして紀美寛はステージの奥へ
司会担当が、しばらく少々お待ち下さい。声が調い次第、新曲を再び歌い直すとの事です。

岩子ママは心配した。また癇癪的発作、起こして倒れてなきゃいいけどと、
紀美寛のとこへ向かうと紀美寛は脳貧血の如く倒れていた。岩子ママは 紀美拾っ、今、倒れてはダメだろ起きれー、と紀美拾っの頬をぱちぱちと叩き始めた。

客席からは料理教室のお客様さんが、先生、大丈夫かしら?血糖値が急激に下がったのかしら..心配ね。という声と逆に

お客さんの中には音楽に関わる仕事をしている者たちも居て、

そんなんじゃ先がやられるぞ。おい、こんなのプロデュースした奴は誰だよ、などという声も響いた。
それでも紀美寛は出て来ない。
客席はざわめいて席を立ち帰ろうとする者も居た。

その時、下をうつ向きながら、ある少女がステージに立った。

マイクを手に持ち。髪をかき上げると。

いきなり

BORN TO BE WILD live Steppenwolf 1974
http://m.youtube.com/watch?&v=9gN6LQ8zgoQ

を歌い出した。野太く甘いかすれた迫力ある歌声で。

客は呆然とした。あまりに迫力があり、これは余興?

ユズルはすぐ麻衣だと判った。甘くかすれた声が幼い頃の声と似ていて

メイク落ちした顔が母親のミナの若い頃と、うりふたつだった。がっちりした腕と肩のラインも母親と似ている。

そしてあの不良スタイルはミナが若い頃着ていたものと同じだ。
そしてそんなミナと、ミナよりも、うわての凄い不良だったデビューする前の不健康な自分を思い出した。

麻衣は独特の表情、表現を交えながら

客席を魅了した。

その歌声で、紀美寛は、めが覚めた。声質が変わっていても
麻衣ちゃんの歌う声だった。
あの夜、一緒に唄った。
112創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 19:38:14.95 ID:ZowS83gI
紀美拾っは起きて、ステージに出て

その曲のラスト辺りを麻衣と一緒に歌った。

そして麻衣は、紀美寛に続きを、どうぞ、と

手を紀美寛に向けて、客席へ

紀美寛は、ピアノに合図をかけて

デビュー曲となる(黄身拾っの話ではデビュー曲は過去に何枚もあるという)

新曲を歌い始めた。その時、始めて、歌詞の意味が

ユズルがどんな気持ちで
この歌詞を。

麻衣も、なんとなく、この曲は 遠く離れた相手に伝えたい気持ちなのだと想い聴いた。

ステージが終わり拍手の音の中。

麻衣がフロントに向かうと、
君?歌手?、ミュージシャン?どこの事務所?、紀美寛さんとはどんな関係?、まさか娘さん?などと声をかけて来る人たちが

麻衣の帰りを差し止めた。
そこで麻衣の腕を掴む者がいた。

麻衣が振り払うとすると紀美拾っおばちゃんの手だった。

麻衣ちゃんでしょう?

そしてその後ろにはユズルが。

その後、三人で食事に向かった。
113創る名無しに見る名無し:2013/05/25(土) 22:42:22.27 ID:ssXOdDzL
カフェレストラン「洋食一番」の奥の窓側のテーブル席に3人は座った。
麻衣の左に黄身拾っ、正面にはユズルがいた。
麻衣は緊張していた。
黄身拾っは優しい眼差しで麻衣を見つめ、「大きくなって」とつぶやいた。
「もっと綺麗なお顔を見せて」

麻衣は黄身拾っに抱きついて、そして泣いた。
「おばちゃん、会いたかった」
「私も麻衣ちゃんに会いたかった」

ユズルはうつむいた。麻衣に何と言って声をかけたら良いのか…。
114フィクションです:2013/05/25(土) 22:42:59.86 ID:ZowS83gI
麻衣ちゃん。さっきは助けてくれて、ありがとう。
黄身拾っはお礼を行って、
何が食べたい?その後の事はその後で決めましょう。
と告げた。

麻衣は、 隣の店がよいと、岩子ママの店、嵐山の尻尾を指さした。

え?私、岩子ママから叱られるじゃん..さっきの事で。(そう呟く)

そして岩子の店に入って、だし巻き卵などを麻衣は頂いた。

お母さんから話を聞いたよ、とユズルは伝え、今晩泊まる所や明日からどうするつもりだったのか尋ねた。

麻衣は黄身拾っおばちゃんのところに泊まっていいですか。と頼んだ。

ユズルは高級ホテルに今晩は泊まってくれ。朝迎えに来るからと伝えた。

しばらくして、麻衣は
少し、ふっきれたよに

ユズルと黄身拾っにヤンキー口調で尋ねてみた。

“あんたたち、どんな関係?五才頃の記憶だけど、なんか不自然に感じたんだ。今もそんな風に感じた。

黄身拾っ、おばちゃんは、この人のファンだったから近付くために連絡取り合えるよう工夫して、

パパは結婚し赤ん坊もいたのに黄身拾っおばちゃんと昔、二人っきりで逢うとした訳?

黄身拾っは本当の気持ちを伝えた。あの当時、ユズルさんのファンとなった理由は、歌がとても好きだったから。だけどその歌を好きになった理由に
小さな頃、生き別れた、お兄ちゃんが居て
そのお兄ちゃんの歌声、歌い方と似ていて..

そう黄身拾っは伝えると、自分は?何を言ってるんだろう。生き別れたお兄ちゃん..そう伝えた後、
幼い頃、お兄ちゃんがよく歌っていたアニメの唄が記憶中、流れて来る。幼い黄身拾っの前、お兄ちゃんの姿が見える。

そして爆撃音のような音が聞こえた。
その音で黄身拾っはまた冷や汗が出て吐き気がして意識を失いそうになったが
今はそんな時ではない。麻衣ちゃんの疑問から不安を取り払わなくては、と
目の前でアニメソングを歌っていたお兄ちゃん。
ユズルの顔とだぶった。

麻衣は伝えた。黄身拾っおばちゃん。今日はパパが勧めた宿泊先に泊まるから今日は休んで。

麻衣はそう伝えて、ユズルとタクシーに乗った。

その時、岩子ママはお客さんと一緒にアニメソングを歌っていた。

黄身拾っはテーブルで眠りこけている。
115フィクションです:2013/05/25(土) 22:56:51.95 ID:ZowS83gI
麻衣の母親、ミナは麻衣の事が心配でたまらない祖母に

今、連絡があって知人に明日、頼んで連れて帰って貰うようにするから。
と祖母に伝えたが

まさか、あの公園ではないでしょうね?

ミナは、こう返した。
お母さん。話がどう流れるか判らないから黙ってたけど、お父さん(麻衣の祖父)が亡くなったから伝えるわ。

あの公園のベンチにいつも座って花畑を見ていた、おじいさんは、私の実の父だったのでしょう?
祖母(夢子)は黙っていた。墓場まで黙って持って行こうとしていた。

麻衣と私が十年前、あの公園からの街から、この田舎に帰った後、

あの、おじいさん亡くなったの。

これで事実は迷宮入りね。
116フィクションです:2013/05/25(土) 23:35:52.87 ID:ZowS83gI
ハプニングバー嵐山の尻尾のソファーで寝ていた
黄身拾っは、朝早く公園に向かいベンチに座った。
あたまの中を整頓してから帰って部屋を掃除しよう麻衣ちゃんが来るかもしれないし。

公園では犬の散歩に来ていた人たちが話をしている。その話し声が聞こえた。
この公園の街は昔、戦争孤児や芸者さんの子、血が繋がらない者同士が家族となり住んでいたり複雑な事情がある人たちが越してはまた引っ越して行ったりと..。..。

そう話している者の姿に見覚えがあった。黄身拾っが花畑を踏み潰した事を注意していた園児の母親だった。あの当時の犬とは別の幼い犬を連れて散歩に来ていた。
_____________
麻衣の祖母、夢子は戦争が終わった後、孤児としてその公園がある街の孤児院に。当時五才の夢子にいきなり兄、姉、妹、弟ができた。

その時からその公園が在った。
夢子より三つ年上の拓也は、犬とよく散歩していた。しかしその犬はその時はもう老犬で皆に看病されながら亡くなって

拓也は上の兄たちと一緒に亡くなった犬を公園の花畑付近に埋めた。その時、石に犬の名、ポチのお墓と記して時折、花を置いてお参りしてお墓に話しかけていた。幼い夢子も一緒に拓也とお参りしていた。

その二年後、拓也たちはその墓の上に花の苗を植えて花壇にした。夢子も手伝った。

上の兄、姉たちが向こう側の花畑、花壇の下には爆撃で亡くなった人を埋めて花畑の花壇はお墓。そんな話しをしていた。
117フィクションです:2013/05/25(土) 23:55:33.74 ID:ZowS83gI
拓也は11才の時、養子として花屋に引き止られた。

夢子はずっと孤児院に居た。そして16才である女将さんの所で働き住む事になり下働きをして17才から芸者の稽古を始めた。
夢子が唄の稽古をしている時、玄関口に花屋が配達に来た。使用人さんも誰も呼ばれても出なかったため夢子が玄関に向かうと
拓也が花を配達に来ていた。拓也は夢子が芸者になっていたとは知らずに居た。
公園近くに花屋が出来て店を任されているという。
ポチのお墓の花壇の花もも時々、手入れしているから
いつか公園に遊びにおいでよと 花屋の名刺を渡した。
118創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 00:05:49.41 ID:ssXOdDzL
夢子は拓也の花屋「花一番」に足繁く通った。
119創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 00:14:21.85 ID:j+wdNqMy
「花一番」にはマンドラゴラやトリカブトなど各種毒草が取り揃えられていた
これを使えば…
120フィクション:2013/05/26(日) 00:29:04.33 ID:oKxzQU2V
そして夢子は休みの日、拓也の花屋に向かい花を買って時折、拓也と公園のベンチに座りポチのお墓の花壇を眺めながら

二人でしばらく長く座っている日も在った。

お客がよく取れるようになった夢子は売れっ子芸者として扱われる様になったが夢子は 客が増えるたび 虚しさを感じ始めた。
孤児いんで育ったため、普通の母親となる普通の家族を持つ事を夢見ていた。

夢子はある日、泣きながら拓也の花屋に入った。

もうすぐ遠い街に住むという。初老に近い資産家の男が夢子に結婚を申し込んだのだ。

店の者は夢ちゃんは普通のお嫁さんになりたかったから嬉しいわよね?と女将は言った。資産家の男は女将に縁談を頼み、店に高額の投資をしていた。
夢子は嫌がった。結納も勝手に決められていた。

女将は孤児いんの事を話した。結婚すれば孤児いんの子供たちの生活費、栄養ある食事代などが毎月、届けられるのよ。あなたの旦那様となる先が支援して下さるの。

孤児いんではね。お金が無く借金も在って、その借金も全額、払って下さるのよ。子供たちは栄養ある食事が食べれるのよ。夢ちゃん。あなたの弟、妹たちよ。

夢子は結納を済ませた。
休みの日にいつものように花屋に向かい、拓也に結納まで済んだ事を伝えた。

公園のポチの花壇にお参りすると、拓也と一緒にまた公園に行き その晩、夢子は帰って来なかった。
女将はカンカンに怒って早め式を済ませなくてはと式が早められ、夢子は遠い街に引っ越した。

そして五年後、夢子は小さな我が子と一緒に公園のベンチに座り、花壇の花を眺めていた。

ミナと呼ばれている小さな子は、花壇を眺めながらパンとミルクと少しお菓子を食べている。

公園の花壇の手入れに拓也が来た。

夢子を見て驚いた。そしてその小さな子供を見た。

夢子は離婚したと伝えた。
そして公園から少し離れた街に住んでいると柔らかな表情で伝える。

拓也は、昨年、結婚し自分にももうすぐ我が子が生まれると

夢子に伝えた。ミナは拓也とよく似ていた。
121創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 00:44:33.49 ID:DBCkkm8T
主な登場人物
黄身拾っ 料理研究家 ジャズカフェオーナー兼ジャズシンガー 中年女性だが見た目オッさん

麻衣 ユズルとミナの娘 デスメタルなヤンキー 17歳

ミナ 麻衣の母 故郷で療養中

ユズル 有名な歌手 麻衣の父親 現在はミナと別れ、妻と息子マコトがいる

岩子ママ ハプニングバー山嵐の尻尾のオーナーで黄身拾っの友人

筋人 ミナの元婚約者 麻衣を虐待していた

清太 黄身拾っの昔の恋人 現在はユリの夫 掃除ずきの潔癖性

ユリ 黄身拾っの友人

夢子 ミナの母親 麻衣の祖母 戦争孤児の為孤児院で育つ。元芸者

拓也 夢子と同じ孤児院で育つがのちに花屋「花一番」の養子となる
122フィクション:2013/05/26(日) 00:49:08.44 ID:oKxzQU2V
現代、その未来に戻る。


黄身拾っが部屋の掃除をして、ユズルからの連絡を待っていたが電話はなかなか鳴りはしなかった。

昨晩は、麻衣ちゃんは私に対して怒って席を立ったのかもしれない。

疲れて深く考え込まなかった。
電話が鳴った。
相手は岩子ママからだった。なんだ。

岩子ママは 昨晩は、初コンサート後のお祝いが出来なかったので、今晩はどうかしら。あなたのカフェでという話しだった。
黄身拾っは、ありがとう。後で連絡します。麻衣ちゃん、ユズルさんから連絡がまだ無くて、だから長電話は出来ないの。

そう黄身拾っが伝えると、岩子ママは、あら?

麻衣ちゃんなら、うちの店の掃除を今、手伝ってくれてるわよ?あなた知ってると思ってたわ。

黄身拾っは安堵と共に、なぜ?麻衣ちゃん。岩子ママのこと気に入ったの?

そして公園に向かった。

今晩はお酒を呑むかもしれないので、車は置いて
公園の駅から列車で行こう。

公園を通過して歩くと、ある、おばあさんが、花壇に向かってお参りしていた。

その時、ユズルから着信が入った。

今、麻衣の母、ミナが公園に向かっている。ベンチで黄身拾っさんを待つから
そう伝えて下さいというメッセージを貰ったという。
麻衣は、黄身拾っおばちゃんの店で許可を得たなら働きたいとユズルに伝えていた。麻衣を岩子の店に連れて行った事も黄身拾っに伝えては、

なんだか慌ててユズルは電話を切った。

黄身拾っがベンチに座っていると
ミナが横から、黄身拾っさん。と声をかけてきた。
そしてあの、おばあさんの手を取りベンチに座った。

おばあさんは、懐かしいね。育った街は変わったけど、この公園はあの当時とあまり変わりない。
123創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 01:02:08.68 ID:j+wdNqMy
変わりなく見えたのはフェイクだった
グニャリと風景がしたと思ったら
そこは荒廃とした都市がひろがっていた
なっ、何だこれは!
そう、それは過去に神と悪魔との壮絶な闘いの後、敗れた悪魔側の罠だった
壮大なファンタジーの始まりである

花屋に通っていたのは遠い過去の記憶が蘇り回復用の薬草を探していたからだった
黄身拾っは辺りを見渡し何か武器になる物を探した
「ヒノキのこん棒」を拾った
124フィクションですよ:2013/05/26(日) 01:06:31.33 ID:oKxzQU2V
ユズルは慌て電話を切った。スタジオを住まいに設けているため妻がよく入って来る。

妻の久美子は、誰と電話してたの?
この台詞が多い。

ねえ、あなた、マコトをよくゲーセンに連れて行く子の事、知ってる?

うちに遊びに来た日、私に向かって

マコトのお母ちゃん。ここ埃っぽいよ。あれ髪の毛落ちてる汚ーい。

空気悪いなあ。マコト、空気清浄器かけなよ。とか言いながらゴムテープをランドセルから出して、
テーブルや絨毯の小さなゴミをペタペタと取り

よしこれで座れるや、とか言いながら。一緒に宿題を始めたの。

成績は学年でトップらしいわ。でも学校でも潔癖症らしくて変に思われてる子なの。

マコトはだから仲良くなれた、とか言ってるし。
125創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 01:11:25.63 ID:j+wdNqMy
ここで何処かから声がした
「武器は装備しないと意味がないぞ!」
126↑フィクション↓:2013/05/26(日) 01:20:07.12 ID:oKxzQU2V
ある母親がすみません、すみませんと、他お母さんに謝っていた。

あなたのお子さん。完全な潔癖症ですよね。それも度を超した。

あなたか、ご主人のどちらかが、お子さんにそういう教育なさってるんでわ?

そう言われて、ユリは頭を下げていた。ほら、澄太も謝りなさい。

澄太は他友達の家でも異様な潔癖症から

なんと風呂からトイレから防カビ剤や、漂白剤やら、何か使って

大掃除ごっこをして遊びを誘導していた。

友達の母親がパートから帰って来たからよいもの

キッチンハイターやらの臭いが立ち込めている

換気扇を回しても臭気をはなかなか取れない上、

酸とアルカリを扱っての大掃除ごっこ遊びだ

澄太は 大丈夫だよ、おばちゃん。酸とアルカリの使用上の注意は守ってるから。

そしてすぐに、澄太の母親ユリに電話がかかった。

澄太はユリに叱られる前に、大掃除の仲間と逃げ出した。マコトもいた。

その頃、澄太の父、清太はハウスクリーナーの社長となっていった。
127創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 01:33:51.26 ID:DBCkkm8T
その頃、黄身拾っは、ヒノキのこん棒を片手にジャズカフェの警備をしていた。
最近物騒な事件がこの街で立て続けに2件起こった。
人々は悪魔の罠と噂した。
しかし、本当に悪魔の罠なのだろうか?
128創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 01:45:18.08 ID:DBCkkm8T
ユズルは口うるさい久美子が疎ましく、離婚を考えていた。
弁護士にも相談していた。
ユズルは久美子の事を汚部屋に住む悪魔だと思っていた。
129フィクション:2013/05/26(日) 01:50:58.36 ID:oKxzQU2V
麻衣が岩子ママの店の掃除を済ませ、今度は店の前、水巻きをした。夏休みで昼過ぎると道路は鉄板のよに
時に蜃気楼を見せ

その蜃気楼向こうから
ガキたちが走って来る。
逃げろ、逃げろ
など歌いながら

麻衣はその子たちに水をぶっかけてしまった。

ひゃあ気持ちええ、と
澄人は言ったがこけて膝を怪我した

後ろから、こけた澄人の上こけて積み重なるように倒れた。痛あい、熱あつい、冷たい。

麻衣は水を上から、その子たちにかけた。

なんだか漂白剤のよな臭いがする。

立ち上がった子供たちを見ると、ユズルの子

マコトがその中にいた。

麻衣は、パパの子だ
あたしの弟だと
また合ってしまった。

岩子ママが何かあったの?と様子を見に来た。

あらら、膝を怪我してる子がいるじゃない? 水で洗って消毒する?

子供たちは 息を切らしながら、おばちゃん。
水、お水、貰って飲んでもいいですか?と
店の中に入った。

冷やしたサイダーあるけど飲む?と岩子ママは言った。

麻衣ちゃん、お掃除、ご苦労さま。あなたもサイダー飲まない?

麻衣は ユズルの息子、マコトと一緒にカウンター席でサイダーを飲むという偶然に 複雑な心境となった。

その横で、澄人が、おばちゃん!ここまだ掃除済んでないよ。ほら指で、さっとやると埃だよ、これ。
それとこの席の裏に手をやると油埃がついてる。

そして窓際辺りもチェックし始めた。

友達は皆、おもしろがり、よっ掃除隊長!と呼びかけ

岩子ママは、あれあれ、まだ子供なのに
もう将来のお仕事が決まったの..。早すぎるわよ。まだ若いのに。
130フィクション:2013/05/26(日) 02:00:19.79 ID:oKxzQU2V
ユズルは麻衣の事が気になり、

岩子ママの店に向かった。
店の扉を開けると

なんと娘、麻衣と

息子、マコトが並んで

サイダーを飲んでいる。

マコトが、あれ?

父ちゃん。なんでこんなところに?

友達が 澄人の母ちゃんが
マコトの母ちゃんにさっきの事、たぶん
電話したんだよ。

ユズルが困惑していると、
店の外から

黄身拾っと、麻衣の母ミナと 麻衣の祖母、夢子が話しながらこちらに向かっていた。

麻衣は、あれ?、おばちゃんの声がすると振り向いた。
131フィクションです:2013/05/26(日) 10:07:51.43 ID:oKxzQU2V
黄身拾ったちが岩子ママの店に入ると

掃除不届き場所を、ただ今、チェックしております。と
マコト(ユズルの息子10才)の友達、

澄人(ユリの息子10才。だから清太の子供)がお掃除隊長ごっこをしていた。

黄身拾っはその姿を見て、フラッシュバックした。
清太と昔一緒に住み、清太の異様な潔癖症癖。“

酔っ払って帰って来た日、清太はお掃除隊長!還って参りました。と言っては酔っ払っていた時は余計、部屋の片隅まで隈なくチェックしだすのだった。

そして目の前のその台詞を吐く子供の顔、仕草が
清太にそっくりで..

店の外から“澄人、澄人この辺りに居るんでしょう? この辺りに向かって走っていく姿を見かけた人がいるのよ

息を切らした澄人の母親ユリの声。

澄人は、おばちゃん。お願い隠れさして

母ちゃん俺を家に連れて帰るとヒス起こしてずっと、叩くよ。

澄人はカウンターの裏に回り隠れた。

同時に、黄身拾っもカウンターの裏に隠れた。

清太と似た子がその隣に居る。
ユリは向かいの店の人から子供たちが、岩子ママの店に入っていった事を伝え、ユリは岩子の店に入って行った。

子供たちが 澄人とはさっき、一人で家に帰ったよ。と嘘をついた。

黄身拾っが澄太を見ると、澄太は震えていた。

ユリは“澄太!居るんでしょ!!とそれは、おっかない裏声と変えて叫んだ。

黄身拾っが、ユリ、久しぶり、とカウンター下から出て来た。
132創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 10:26:04.28 ID:DBCkkm8T
ユリは黄身拾っだとすぐに気がついた。
テレビで黄身拾っの活躍はよく知っていた。
しかし、そんな事はどうでも良かった。
ユリは挨拶もせず、
「澄太、そこにいるんでしょ!?」と大声で言った。
133フィクションです:2013/05/26(日) 10:30:17.48 ID:oKxzQU2V
ユリは..黄身拾っ。と、つぶやいた後、

カウンター下を覗き込み、澄人の耳を掴んだ。

黄身拾っはユリに向かい、あまり酷くは叱らないで。と伝えた。

ユリは、なぜ黄身拾っと澄人が同じカウンターの下から出て来たのか不自然に思いながら、
この子、漂白剤やらアルカリ、酸性系で掃除して遊んでたのよ友達の家で。
と黄身拾っが、ユリの味方をするよう事情を伝えた。

遅かれ早かれ、どっちにしろ叱られると凄人や、他マコトたちは家に帰った。

岩子ママは、 何か家庭内に事情があるのよ。 ああいう行動パターンの子供には。

マコトが帰って、ほっとしたユズルは

今度は麻衣の祖母から睨みつけられたまま、椅子に座っている。

麻衣の母親のミナは、これから麻衣を連れて帰りたいと
麻衣に伝えた。

麻衣はミナにこう伝えた。ママ、あたし歌手になりたい。
だから、帰りたくない。

ここに居させて。と頼み込んだ。

ミナは、 でも黄身拾っさんや、パパに迷惑かけるでしょう。
黄身拾っさんは仕事で忙しいし、

パパには家庭があるのよ。さっき居た子供たちぐらいの息子がいるの。

麻衣は返事した。あたしの弟だよね。
ねえ、さっきここに居た男の子。
あたし、あの日、ゲーセンにいたんだ。

パパがゲーセンに入り、あの子を見つけた時、ずっと見ていた。

マコト、て呼んでいた。

麻衣の母、ミナも、祖母の夢子も辛そうだった。

麻衣にまで同じめに合わせていたなんて

祖母の夢子は手で涙を隠した。
134創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 10:34:01.30 ID:DBCkkm8T
バトンじゃないし…
一人で書かれるのなら、もう書きませんが。
135フィクション:2013/05/26(日) 10:49:16.81 ID:oKxzQU2V
麻衣の祖母は昔、

公園近くの孤児院で育った事などを伝えた。

だからあの公園は故郷で、花壇の花の下に
犬を埋めて公園に来るたびお参りしていた事などを伝えた。

そして、娘ミナに伝え聞かせるためか

公園のベンチにいつも座って花壇を見ていた

おじいさんは、孤児院で一緒に育った兄のような存在だったと伝えた。

黄身拾っは、
小さな麻衣ちゃんと一緒に、花壇の花を元に戻そうと
おじいさんから花の手入れの仕方を教えて貰った日がある。麻衣ちゃんが田舎に引っ越す前にと伝えた。

おじいさんは、その後すぐ、亡くなっていたのだ。
花の手入れを教えた麻衣ちゃんは
ミナの子供だったのかと

麻衣と同じ保育園に通っていた孫の母親に尋ねていたらしい。

おじいさんは高齢ではなかったものの
働き過ぎて身体を酷使、早い時期に腰を酷く痛め、息子さんに花屋を任せてから

散歩がてら公園のベンチに座って花壇の花を眺めていた。
何かを見つめるように。
136創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 11:00:03.96 ID:DBCkkm8T
あの…これはバトンですよね?
書き込む前にリロードしてますか?
お一人で書かれたいのなら、私は書きませんが。
どうしたら良いですか?
137創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 11:18:41.73 ID:oKxzQU2V
黄身拾っは、急に冷や汗が出て、岩子ママの店の奥に入った。

岩子ママは、黄身拾っに、ちゃんとカウンセリング行ってるの? あなたもう、いい年なのよ。

麻衣ちゃんが来てるのよ。しっかりしなきゃ。麻衣ちゃんが大変な時に

麻衣ちゃんが近くに居るのに、発作をいつまでも起こしてどうするの。
解決できるか否かは別としてカウンセリングにまた行ってみては?

黄身拾っは、ジャズカフェの自分の店に入り、一人、席に座った。

混乱した情報をしばらく整理して明日、カウンセリングに行ってみようか。
昔、行った時は酷かった。
カウンセラーの男が、からかったよな口調で
セクハラめいた事を伝えた後、発達障害の可能性が強いですけど、乖離的な健忘? 細かな断片した記憶、お知えてくれる?

伝えているうち、息苦しくなり過呼吸を起こして 意識失い、それからカウンセリングが怖くなり辞めてしまった。

そうこう考えていると大事な物を忘れしまっている事に気づき、

どこに置き忘れたか思い出しているうち、公園のベンチに忘れた事を思い出した。

公園に向かうまで情報を整理していた。

子供が大変なめにあっている、またはその話しを聞いた後、内容によりけり冷や汗が出て意識が薄れる。
138創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 11:24:41.36 ID:oKxzQU2V
>>136
すみません。バトン式です。携帯からの一回送信に文字数制限や改行制限があり(blogは結構入るのですけど)、分担、分割して送信しています。

お昼過ぎぐらいまで、この辺りの話を(10年後の今の話しを)

◆第二章(終わり)

と記しますので、その後バトンお願い致します。勝手して、すみません。
139フィクション:2013/05/26(日) 11:28:23.84 ID:oKxzQU2V
>>137の続き

公園のベンチに向かうと、
子供が座っていた。

よく見ると、さっきの子供、澄太。

ユリと清太の子供..。だ

澄太は 顔に赤い痣のようなものがあった。

黄身拾っは、冷や汗がまた出そうになったが我慢して

どうしたの?その赤い痣は?と尋ねた。

お母さんユリに叩かれたそうだ。
そしてお父さんが仕事を切り上げて帰って来て 澄太をはがいじめ抱え

この列車を乗り継ぐ場所にある、この公園まで

澄太を車に乗せて、しばらく反省してろと置き去りに。

澄太は、僕が悪いから仕方ないんです。と顔を伏せた。

黄身拾っは、昔、清太が同居人だった頃、

ネットにはまり家事を目茶苦茶、怠っていた黄身拾っを拉致したように車に乗せ

“オマエこの公園が好きなんだろ!と

暗がりのこの公園に置き去りにした。

清太の電番はもう変わっているかもしれないけど指先がなんとなく記憶しているので
かけてみた。清太が出た。
黄身拾っだと伝えた。

もうすぐ公園は暗くなるからあなたの子供を迎えに来て。

久しぶり聞く、黄身拾っの声。
清太は迎えに来た。

久しぶり、二人は再会した。

清太は自分の名刺を渡した。ハウスクリーナーの会社の社長。

黄身拾っも自分の名刺を渡した。

そして澄太はユリが待つ家へ
清太と帰っていった。
140創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 11:50:17.16 ID:oKxzQU2V
黄身拾っは、ベンチに置き忘れた物を手に持つと

自分の店に戻ろうとした。薄暗くなって来る。

忙がなきゃ。そう思い、花壇を少し見て歩き出し、
さっきの麻衣の、おばあさんの話しを思い出した。
孤児院の話し。おじいさんの事。

なぜか、おじいさんがもう少し若い頃の姿でベンチに座っている記憶が現れる。

小さな黄身拾っや、他子供たちが花壇の辺りにいる。
おじいさんは、誰かをめで追いかけるよに見つめていて

黄身拾ったちは、ミナちゃん。お母さんが迎えに来たよ、と

小さなミナに伝えているのだ。
ミナは麻衣の母だ。

ミナちゃん、ミナさんは、あのミナちゃん?

あの麻衣ちゃんの、おばちゃんは

あのミナちゃんの..お母さん?

繋がった。ある記憶が。

孤児院で、小さな黄身拾っは
待っていた迎えに来てくれる誰かを。

その頃、麻衣の祖母、夢子はミナに向かい

あの、黄身拾っさんは、

マチ子さんと似ているわ。
私と一緒の店でしばらく働いていた
待子さん..。

ミナが小さな頃、花壇で何人かと遊んでいた中に居た
..きみ世ちゃん。

待子さんとよく似ている。“声なんか、うり二つ。
141創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 12:10:30.85 ID:oKxzQU2V
その頃、黄身拾っは、薄暗くなる公園で
過呼吸を起こしていた。

いくつかの記憶が現れ、段々と繋がった。

黄身拾っは、負けちゃダメ。思い出そう全て。思い出す事から逃げてたんだ。
思い出すと強いショックから本当、若年の認知症にでもなりそうだった。

小さな黄身拾っは、孤児院で、ママを待っていた。その声を覚えている。いつもよく唄っていた。いろんな歌を。

ママが迎えに来て抱きかかえられ、孤児院を出た。
とても当時は豪華な家に入った。あの家だ。

そこには、女の人たちが次から次へと入って来て、
黄身に向かって、あなたのママはお仕事に行くから
それまで、他のママたちに甘えてね。

とにかく女の人が数人居た。数人のママたちが。

黄身より少し大きい、お兄ちゃんが幼稚園から帰って来た。アニメの歌をたくさん唄い黄身によく教えてくれる。
142創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 13:26:29.67 ID:DBCkkm8T
>>138
レスありがとうございます。
了解しました。
ところでブログお持ちなのですか?
良かったらブログのアドレス教えて下さい。
読みたいです。
143創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 15:09:09.47 ID:Em+wskMB
>>120一部↓訂正

拓也と一緒にまた公園に行き 公園のポチの花壇にお参りすると、その晩、
144フィクションです:2013/05/26(日) 15:09:14.31 ID:oKxzQU2V
他にも、お兄ちゃんお姉ちゃん、小さな赤ちゃんが居た。ママ違いの。

そのうち、パパが帰って来た。

とてもとても長い髪で、ギターをいつも持って帰って来る。

パパは一人だ。子供たちが数人居る。

その子供たちのママたちも数人いる。

パパは一人だけど、ママたちは数人いる。

パパはギターが上手くて、お歌がとても上手。

お兄ちゃんにも、お歌を教えていたよ。

ある日、一番、若いママの一人が、狂ったように叫んで
皿や窓を壊して、カーテン引きちぎり

パパを、パパを鋭い物で...真っ赤になったよ

その狂った姿の一人の若いママが

子供たち全員を何回か押し倒し叩いて殴り

次に、うたが好きな、お兄ちゃんを殴り床に叩き打ちつけて..お兄ちゃんは、ぐったり動かなくなった。

それで泣いたよ、かなり大きな声で

そして洗濯をしていた黄身のママが、その大きな泣き声聞いて、

その部屋に来て、狂った若いママに掴まえられた黄身を見て

叫んで黄身を奪い取り抱き抱えて、

その豪華なお家から走って逃げ出した。

黄身は、お兄ちゃんが、お兄ちゃんがといつまでも泣いていた。

子供たちを全員、叩き殴ったその若いママには赤ちゃんがいた。とても幼若い女の人。

とにかくママは黄身をしっかり抱いて逃げ出した。
ママの白いワンピースは紅く染まっていた。

ママは黄身を強く抱いたまま、孤児院に逃げ込んだ。
145創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 15:09:18.78 ID:ET3MtVs9
>>120一部↓訂正

拓也と一緒にまた公園に行き 公園のポチの花壇にお参りすると、その晩、
146フィクション:2013/05/26(日) 15:39:29.92 ID:oKxzQU2V
黄身拾っはその場面をほとんど思い出し

薄暗い、公園で意識を失い倒れていた。

倒れている時、夢の中だろう。ポチを散歩させている、少し若いあのベンチにいつも座っていた、おじさんが手に、花の苗を持ち
黄身に起きてと、
大丈夫だよ。もうすぐ..大丈夫だよ。

そして黄身は、記憶の中で、うたが好きな、お兄ちゃんを探した。

他にも子供たちがいる。
その子供の一人が
大丈夫か?と

誰かが、倒れていた黄身に声かけて起きた。

筋人だった。

黄身は今から孤児いんを見に行きますと伝えた。

筋人は孤児いんなら旧くて壊れたので全く別地域に移されている。
それとあの、家ももう無いよ。僕は小さな頃..あの家に住んでいた。

よく覚えていないけど、
君も住んでいたというなら..僕たちは母違いの兄弟なのかな..ごめん。君が倒れた時にこんな事。

この筋人はあの家にいた子供たちの一人だ。

もう一人の黄身に歌をよく教えてくれた一緒に歌った、床に叩きつけられたあの、お兄ちゃんはどうなったの..

黄身のママ、ママは..。
________________
その頃、ユズルは麻衣の母や祖母が話した公園の場所を知り、

自分が不良だった頃、始めて逢った時は、ピアノを弾いていたミナがあの公園近くのアパートに住んでいるという話しから仲良くなり始めた事を思い出していた。
そして麻衣の母、ミナは麻衣を生む前、ユズルたちのバンドのメンバーとなった。

しかし自分も小さな頃、そこに住んでいたとは残酷な記憶から伝えはしなかった。

麻衣の祖母は娘ミナに、
私はあの頃、小さなミナを連れてしばらく、孤児いんに住んでいたミナと。
小さな、きみ世ちゃんもママの待子さんが迎えに来るまで孤児いんに居た。
だけど待子さんは、きみ世ちゃんを迎えに来て、あの豪華な家に住み始めた。その豪華な家には
子供を抱いた女の人たちが入れ変わり立ち代わり扉を開けては出たり入ったりしていた。

ある日、待子さんは助けと言いながら孤児いんの入口で、きみ世ちゃんを抱き抱えたまま倒れていた。ワンピースは紅く染まっていて..
147フィクション:2013/05/26(日) 16:00:57.86 ID:oKxzQU2V
ユズルが鮮明に覚えている子供の頃の記憶とは 頭に包帯を巻いた、7才ぐらいのユズルが、
そしてその時、母は事件があり亡くなっていた事。その時の記憶が場面だけ現れる事。

それから、公園から離れた別の孤児いんに入れられた事。

それ以前、妹だという小さな女の子にアニメの歌を教えて一緒に歌っていた事。

7才だったので、その子が母親違いの妹だという事を知っていた。

そう思い返していると、
アニメを歌う声が店の外から聴こえてくる。

♪水平線の彼方には、ああ〜。..トットト、トリトン♪(海のトリトンの唄)

♪砂の嵐に、隠された〜バビルの塔に住んでいる、超能力少年、バビル二世。(バビル二世の唄)

♪メルモちゃん。メルモちゃん。メルモちゃんは持ってる。赤いキャンディ、青いキャンディ知ってるかい。(不思議なメルモの唄)

アニメの歌をうたいながら黄身拾っは帰って来た。
148フィクション:2013/05/26(日) 16:22:27.73 ID:oKxzQU2V
するとユズルが小さな声で、そのアニメの歌の続きを唄っていた。

黄身拾っは、軽く涙を浮かべた。

麻衣の母、ミナは麻衣の祖母、夢子に小さな声で、“それから、きみ世ちゃんのママ、待子さんはどうなったの..と。

ひどい出血でしばらくずっと意識が回復しなかったけど、倒れ込む前の外傷は出血だけでなく、殴打も受けていて

めを覚ましてからは..話せないなどのろれつが回らないなどの言語障害、記憶が曖昧、認識力の障害が激しく、ずっと入院していたわ。
私は待子さんと一緒に働いていたから、ずっと気になって仕方がなかった。
夜の仕事が忙しく、あなたを育てるのにお金が必要で、芸者仲間が遠い場所に店を開いから一緒に働らかないかと言われ、その場所に、あなたを連れて引っ越したの。

孤児いんに居た、きよ世ちゃんと待子さんの容態を知るために一月後、孤児いんに向かったら

もう、きみ世ちゃんは、あの家にいた別の女の人が連れて行って養女にするとか。でも後に、孤児いんで聞いた話しでは

きみ世ちゃんは、違う家を転々と変わり..。

待子さんも別の病院に移され、孤児いんでも、もうその場所は不明となって
私も、あの田舎で再婚したため、もうその暮らしに追われて。

小声で話していたが、黄身拾っは、きみ、きみ、と話している二人の会話を、聞いていないふりして半分聞いてしまった。

黄身拾っは、麻衣の祖母、夢子に、
あの、さしさわりなければ昔、公園の辺りで起きた事、お知えて下さいませんか?

ママはどこかで生きているかもしれない。

その時、ユズルに着信が入った。妻の久美子から。
父がうちに来ているの。大事な話しがあるというので今すぐ帰れない?
149フィクションです:2013/05/26(日) 17:18:05.62 ID:oKxzQU2V
ユズルの妻の父(英秋)は、大物音楽プロデューサーだ。

昔は凄腕のミュージシャンだった。事件が在り彼はしばらく音楽の仕事を休んでいた。

英秋は博愛主義者だった。音楽以外にNPOを設立し動物愛護などにも。

ユズルが、15才の時、音楽の才能があると引き取った。実は本当の息子を捜し出し引き取った。

その時はユズルには内緒にしていたが、若い頃の長い髪を切り、短髪にしたが

ユズルにばれてしまった。彼がギターで弾いて歌った曲をユズルはよく覚えていたため。

その時、英秋にはユズルより、7才年下の娘、久美子がいた。
彼女は、あの豪華な家で、ユズルを床に叩きつけ、他子供たち、母親たち、ユズルの母をあやめた、
その一番、若い母親の娘が久美子。その時、彼女、久美子はまだ赤ん坊だった。

だからユズルとは母親違いの兄弟である。

その事件後、久美子がまだ赤ん坊のまま久美子の若い母は、自ら命を絶った。
精神の病が悪化していた。
英秋の傷は回復し、ミュージシャンとして復活した。
この子供たちを成人まで育てなくては。

久美子の育ての母親は、あの事件が在った家で子供たちの世話もよくしていた唯一、自分の子が居なかった女(サキ)で、

サキは久美子を赤ん坊の頃から育て、久美子は実の母親だと思っている。

サキと英秋は、ユズルを必死で捜した。

久美子が8才の時、15才のユズルが家に来た。

ユズルは、サキの事を覚えていた。気づかないふりをしばらく続けていた。
17才の時、英秋が過去、女を数人囲い、母親違いの子供たちが居る事に、あの事件も重なり怒りのため、
英秋の家を飛び出した。
サキも久美子も、家出したユズルを探した。
150フィクション:2013/05/26(日) 17:26:29.13 ID:oKxzQU2V
ユズルは働きながらメンバーを集めバンド活動を始めた。
二十歳の時、まだ13才の久美子が、17才だと偽り、ユズルのライブ先を見つけ一番前の席にいた。
ユズルの歌に感動していた。
ユズルはミナに、その娘は妹でまだ13才だからライブに来ていたら帰すようにと伝えた。

ある日、ミナはユズルの妹、久美子がライブに来ていた事からユズルから言われた通り帰るよう勧めた。

久美子はユズルとは血が繋がってはいないから兄弟ではない。結婚も出来るんだと伝えながら、ミナを睨みつけていた。

お兄ちゃんが帰って来ないのなら死んでやる、など口走っていた。
.....
その数年後、久美子はユズルをある小さなライブ会場で見つけた。

ユズルは赤ん坊の麻衣を置いて、ミナと別れたばかりだった。お金も無かった。

久美子はユズルに抱きついた。ユズルは振り払い逃げようとしたが、
久美子は逃げたら死んでやるからと脅かした。

目の前でその行動に移る姿をユズルに幾度も見せた。
ユズルは久美子が心の病にかかっていると気付く。
久美子は自分と一緒にずっと、居てくれなくては

ユズルが居ないと死んでしまうと繰り返した。

ユズルは久美子とは実の兄弟だと伝えてしまえば、父、英秋に母親違いの複数の子供たちがいるという事がばれてしまうと黙っていた。

しかし英秋が音楽業界での実績が高くなると、メディアは英秋に母親違いの子供たちがいて、昔、ハーレムのよにその母たちと母親違いの子供たちと暮らしていたが、ある事件が発生したと伝え、

久美子はそれを読んだのだ。
辛く苦しくなった久美子はユズルに関係を迫った。拒めば道路に飛び込むと。
151フィクションです:2013/05/26(日) 17:39:13.22 ID:oKxzQU2V
そして久美子はユズルに、あなたの赤ん坊がお腹にいると、伝えた。

血が繋がった兄弟との間に生まれた子供。

久美子は幸福そうだった。
マコトと名付けた。

マコトは赤ん坊の頃、未熟児で生まれた。


ユズルと久美子の父、英秋は ユズルを責める事はできなかった。

ただ条件をつけた。ユズルは父親となった。そのためマコトを育てるにはお金が必要だ。

ユズルを自分がプロデュースする音楽を、そしてユズルが嫌いな業界メジャー受けするスタイルを取り入れ

メジャー、デビューするように。

ユズルは断れなかった。

_________________

そしてユズルのメジャーデビュー曲は宣伝力も兼ねランキング入りしていた。

ユズルは、赤ん坊が生まれ結婚した事から

ミナに連絡し、麻衣やミナと本当に別れるために、
最後に一度だけ、小さな麻衣に逢いたいと伝えた。
152創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 19:09:03.07 ID:cf9t4fqY
●待子→黄身拾っのママ。貴美寛、本名(きみ世)のママ、母親。
自分がユズルと血が繋がっている事を知らず、父の若い頃の実態などを知ってしまい心を患い、兄ユズルを凶器的に愛してしまう。
>>121の登場人物に追加。

(清太は黄身拾っの元同居人で、ユリは黄身拾っの元親友。)
●ポチ→おじいさんと、夢子が幼い時、公園で散歩させていた犬。
●マコト→ユズルと、久美子の息子。身体がやたら弱い。祖母のサキは、ユズルと久美子が母親違いの実の兄弟で、その間に生まれ血が濃いため、身体がやたら弱いのではと心配している。父ユズルと母、待子の関係が冷えぱなしな事が心痛である事を、時におどけたりして隠す。

歌手になる夢と声を奪われ、きみ世と、ユズル、久美子の父親、そして自分を、めかけ愛人のままのポストに置いたままのミュージシャン英秋を憎む。
●澄人→清太とユリの息子。清太の異様な潔癖症の影響力を受け、潔癖症児となり友達を道連れ問題を起こす。ユズルの息子、マコトと仲良し。
黄身拾っが公園のベンチで、うたた寝てした夢の中で、ときどき現れていた。
娘、きみ世があの事件を思い出さないよう、そのためなら自分も娘に会わず亡くなった事にしている。幼い娘を抱けない身体の障害を苦痛に感じてきた。

待子からあの事件を、きみ世が思い出してしまうと危険な状態となるからと会う事を拒否している。幼い、きみ世はサキの事もママと呼んでいた。

黄身拾の母、待子と親友で、黄身拾っが小さな頃、待子が仕事に行ってる間、黄身拾っこと、きみ世の子守をよくしていたため、きみ世こと黄身拾っの事をとても心配しているが、
●久美子→英秋の娘。ユズルの妹で後にユズルと結婚し息子マコトを生む。
幼かった、きみ世と、歌うことをこよなく愛していた事実が発覚されて行く。
●サキ→久美子の母親で英秋の妻。マコトの祖母。血が繋がっていない赤ん坊の久美子を育てていく。久美子は実の母だと思っている。
ユズルと後に一緒に兄弟として暮らす。ユズルが父、英秋に反感と怒りのため家出した後、ユズルを追いかけ探し、
153創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 19:22:37.63 ID:oKxzQU2V
>>152:は間違って転載されています。↓がその訂正。

>>121の登場人物に追加。
●澄人→清太とユリの息子。清太の異様な潔癖症の影響力を受け、潔癖症児となり友達を道連れ問題を起こす。ユズルの息子、マコトと仲良し。
(清太は黄身拾っの元同居人で、ユリは黄身拾っの元親友。)

●待子→黄身拾っのママ。貴美寛、本名(きみ世)のママ、母親。
幼かった、きみ世と、歌うことをこよなく愛していた事実が発覚されて行く。 きみ世(黄身拾っ)と
麻衣の母、ミナと
筋人、ユズルと、公園で犬の散歩をしていた、おじさんの娘(園児の母)は
小さな時、一緒に皆、公園の花壇に花の種を蒔き、苗を植えていた。

水島も子供の頃、別の季節、他の子たちと花壇に種と苗を植え

公園と花壇は小さな子供たちの憩いの場で在った。歌手になる夢と声を奪われ、きみ世と、ユズル、久美子の父親、そして自分を、めかけ愛人のままのポストに置いたままのミュージシャン英秋を憎む。
娘、きみ世があの事件を思い出さないよう、そのためなら自分も娘に会わず亡くなった事にしている。幼い娘を抱けない身体の障害を苦痛に感じてきた。

●久美子→英秋の娘。ユズルの妹で後にユズルと結婚し息子マコトを生む。ユズルと後に一緒に兄弟として暮らす。ユズルが父、英秋に反感と怒りのため家出した後、ユズルを追いかけ探し、
自分がユズルと血が繋がっている事を知らず、父の若い頃の実態などを知ってしまい心を患い、兄ユズルを凶器的に愛してしまう。

●サキ→久美子の母親で英秋の妻。マコトの祖母。血が繋がっていない赤ん坊の久美子を育てていく。久美子は実の母だと思っている。

黄身拾の母、待子と親友で、黄身拾っが小さな頃、待子が仕事に行ってる間、黄身拾っこと、きみ世の子守をよくしていたため、きみ世こと黄身拾っの事をとても心配しているが、
待子からあの事件を、きみ世が思い出してしまうと危険な状態となるからと会う事を拒否している。幼い、きみ世はサキの事もママと呼んでいた。
154フィクション:2013/05/26(日) 19:37:01.38 ID:oKxzQU2V
麻衣は 貴美寛のジャズカフェで
歌の練習レッスンを始めた。

貴美寛はいつもとは違う深い心の位置にいた。

歌さえ、いつもと違う視界、世界に感じた。

私のママはどこに居るのだろう。

気味拾は、18才まで住んでいた。おじさんと、おばさんの家に電話していた。

その時は、おばさんが出た、きみ世ちゃん?

優しい口調だ。黄身拾がその家にいた時は、彼女はいつも、いらいらしていた。

黄身拾より下の年齢の子がいて、 その子ばかり段々と可愛がり出した。

黄身拾は 18才で家を出る時、解放、開放されたよに

家を一人出たのだ。そして独りとは

思っていた以上に、孤独が強かった。

黄身拾は、叔母に、母親の事を尋ねた。

ママは本当はまだ生きていて、どこかに居るのでは..。

その時、久美子の母、サキにある女性から電話が入った。

その女性は、きみ世の居場所だけは、
きみ世の父親、

彼、英秋には伝えないで。お願いします。

ろれつがうまく回らない声で、そう伝えた。

その女性は、英秋を憎んでいた。自分の歌声を奪ったのは英秋だと。自分から歌を奪い、自分から歌手になるという夢を奪い、
英秋は成功していると。

そしてその、きみ世の父親、英秋は
きみ世を必死でまだ捜していた。

ユズルは、黄身拾っが、昔のアニメソングを唄い出した事が
なぜかとても気になった。

その頃、貴美寛は、ママが好きでよく歌っていたという

♪夜明けのスキャットを唄っていた。

http://m.youtube.com/watch?&v=VRlqb1Hmh0U
155創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 19:41:33.30 ID:oKxzQU2V
>>142 文字制限がありまだ間に合いませんでした。blogは、50個ぐらい持っていて主に、衣食住、健康、創作系などジャンルが飛んでいて 紹介可能なblogがどれかあれば載せてみますがメモ帳的blogです。
社会記事をよく転載したり。
156このスレ(シナリオ補足):2013/05/26(日) 20:34:47.81 ID:oKxzQU2V
黄身拾っと、ユズルと久美子の父、ミュージシャンかつ大物プロデューサとなった

英秋の特徴→ボケたよな面が、黄身拾っと似ている。

数人の母親違いの子供たちと住むため自分の住まいにその母たちを同居させていた。
博愛主義者。孤児いんなどに寄付を続ける。
当人とじかに接するとどこか憎めないタイプ、雰囲気があり。

英秋はその当時カリスマ的ミュージシャンで、信者的ファンもいて、当時、赤ん坊だった久美子の生みの母親がそうだった。
久美子の育ての母親、サキはファンでありながら英秋の事務所にも勤務していた時期がある。

黄身拾っ(きみ世)の母、待子は、英秋から歌声を絶賛され、一時期、英秋のバックコーラスなどしていた。
歌手になる夢が野望的強かった。

幼い、きみ世はママの身体をこんなめに合わせた事件を思い出すと酷い過激なパニックを起こし
母、待子は自分の障害を、きみ世に見せてしまえば、きみ世はフラッシュバックし、酷い心的外傷を発症していると
事件を、きみ世が忘れる様に自分とも合わせないよう知人たちに頼みこむ。

英秋は、メジャー路線の音楽を嫌っていたが

黄身拾っの母、待子の病院代を隠れて病院に寄付という形で高額、納める、
孤児いんや動物愛護団体などに寄付、他NPO設立などのために

メジャー系路線の音楽プロデューサーとなる。(始めはタマシイ売り飛ばしたとを嫌がっていた。)

街の子供たちがメジャー系路線の自分の曲を歌っていたため、メジャー系の曲も身近、親しみやすいと気に入っている。

(このスレ話しは音楽業界その人気商売世界ひっそり発生しがちな被害者、子供たちの話しをまずメインとしているため、読んでいて、きつい場合ごめんなさい。たぶん、意味わかりにづらくて、きついと思いますが。。

音楽もメインとしています。音楽が人の固まった心、そのカタルシスを

感動により解放、開放させたり、他。

きみひろさんに対してはもう、きみひろさんとは無関係に投稿しました。 ただ、きみひろさんの向こうでのレス次第、
魔法iらんどのブック機能に登録して宣伝しランキング入りを目指し、

売上を、今すぐ寄付が必要な先に寄付する様...など考えましたが

契約規約はややこしいため著作権や。
(それ以前、文章力が酷かった。すみません。)

人間てちょっとした、きっかけで、あざとく流れてしまうのですね。疲労や多忙により人の心気づかずに。
157フィクション:2013/05/26(日) 21:06:58.93 ID:oKxzQU2V
>>151の続き

ユズルの父、大物プロデューサーの英秋は

娘、久美子が、母サキに、 ユズルに隠し子がいることを知らせた。

それで自分は気が苛立ち、いつかマコトにも父ユズルに隠し子がいる事がばれたならどうしようか

ユズルの最近の外出、行動パターンがおかしい。様子もおかしい、と

母サキに久美子は、はち切れたよに相談した。

サキは英秋に相談した。ユズルの隠し子なら自分の血が繋がった孫である。

そして早い話し、ユズルにもう、こそこそとせず、隠し子に逢わせろと、せがんだ。自分の孫が今、どういう不敏な思いをしているか気が気でならない、助けたい。


ユズルは戸惑い困惑したが、当たって砕けろとばかり、

麻衣が今、いる黄身拾っ、貴美寛のジャズカフェに

英秋を連れて行った。

そこに英秋の娘、きみ世が居るとは知らずに。

黄身拾っは今から、自分の父がやって来るなど考えてもみなかったが

夜明けのスキャット♪を歌っている時、ママと同じ気持ちとなったのか

自分の父を、ふと思い出した。

フロントから、ユズルと、その父親の、

麻衣の祖父となる英秋が入って来た。

その頃、サキは、胸騒ぎがしてならなかった。車椅子で窓のブラインドを開こうとしたがうまく出来ない。

ラジオから、夜明けのスキャットが流れ出したため嫌なことを思い出し消した。

テレビの録画を再生し、黄身拾っが出た料理番組を見て、

貴美寛の歌が入っているCDを聴き、神経を落ち着かせた。

昨晩、なぜか、ミナの母、夢子が、夢に出て来て、久しぶりジュリー、ロンドンを聴きましょうと。まだ若いままの夢子が。
小粋な美人だった夢子さんも、何才になったかしら。もう年寄りの外見になったかしら。
158↑の訂正ヶ所↓:2013/05/26(日) 21:11:44.85 ID:oKxzQU2V
>>157 間違えました↓ 待子です。訂正↓ヶ所

その頃、“待子は、胸騒ぎがしてならなかった。車椅子で窓のブラインドを開こうとしたがうまく出来ない。
159フィクションです:2013/05/26(日) 21:23:58.88 ID:oKxzQU2V
待子の親友、サキは

ずっと黄身拾っ、きみ世が何をして来たか、しているか知っていたが英秋には隠し通してきた。

きみ世の母、待子からの頼まれた事と

娘、久美子のメンタルの病が 英秋の昔を記事とした内容を知ってしまったから

また孫のマコトの身体がやたら弱い事など心配事が増えて。


その頃、黄身寛のジャズカフェに
娘、麻衣、孫の麻衣の歌を聴きに

麻衣の母と祖母の夢子が入って来た。

ユズルは、麻衣の、おじいさんとなる私の父です。
と紹介した。

祖母の夢子は、英秋の姿を見てハッとした

老けて短髪ではあったが
待子と働いていた店で、待子によく逢いに来ていた長髪のミュージシャン。
待子の歌声をとても気にいっていた。

確か、きみ世ちゃんの父親だ。
160フィクション:2013/05/26(日) 21:38:16.40 ID:oKxzQU2V
その頃、久美子のメンタルが酷かった。悪態を

マコトにぶつけてしまっていた。

マコトは外に逃げ出すように、そして、澄太がいるゲーセンに向かった。

ゲーセンに澄太がいたが、今日はあの、岩子ママがいる店に遊びに行こうと
岩子ちゃんの店に行ってみようと無邪気に向かった。

________________

同じ頃、夢子は英秋に向かい、
待子さんや、きみ世ちゃんがどんな人生、どんなめにあって来たか

この男が 麻衣の、祖父?だと

麻衣が可愛いいあまり、黄身拾っの状態は考えずに、そう怒鳴ってしまった。

黄身拾っは... どういう事..

そこから数キロ、公園付近の施設に住んでいる

待子に電話が入る。
親友のサキからだ。

サキはいい。待子さん。
もし英秋にばれてしまったら、どうしたらよいでしょうか。

待子はコップをはずみ落としてしまう割れたガラスをはずみで拾うとした。
指先を切った。そして動かなかった方の手がなんとなく、動いた。
161創る名無しに見る名無し:2013/05/26(日) 21:40:22.04 ID:DBCkkm8T
>>155
お返事ありがとうございます。
いえいえ、どうぞ続きを書いて下さい。
楽しみに読んでます。

ブログ、沢山お持ちなんですね。
もし、差し支えなければ、ご紹介下さい。
楽しみにしてます。
162創る名無しに見る名無し:2013/05/27(月) 00:48:14.38 ID:DSiApTDR
夢子は英秋を睨みつけた。
英秋は目の前にいる老女が、待子の芸者仲間の夢子だと気がついた。
夢子は「あなたは恥という言葉を知らないの?
それに、今更、麻衣のおじいちゃん面されるのは迷惑です。
ここはあなたが来る場所ではありません。帰って下さい。」と怒りに震えながら言った。
英秋は夢子を睨みつけながら、店の外に出た。
ユズルはあわてて英秋のあとを追った。
163創る名無しに見る名無し:2013/05/27(月) 01:21:48.64 ID:DSiApTDR
英秋はなんてバカなのかしら。
サキは英秋の浅はかさに腹が立っていた。
散々勝手な事ばかりしてきたのに、ユズルの子供を助けたいなんて。
あんなヤツに、おじいちゃんと名乗る資格なんてあるはずがない!
沢山の女と、その子供達を不幸にして。
サキは長いため息をついた。
殺人、近親相姦…全ては英秋の蒔いた種。
それなのに…それなのに…悪びれた様子もない英秋。
164創る名無しに見る名無し:2013/05/27(月) 02:27:54.38 ID:DSiApTDR
ユズルも久美子も狂ってる。
こんな事か許されるはずがない。
あぁ、なんて恐ろしいことを。
サキは絶望していた。

黄身拾っは、夢子に説明を求めた。
夢子は観念したのか、自分の知ってる事を全て話した。
黄身拾っの母とは芸者仲間だった事、母の名前は待子だという事。
父親は今まで目の前にいた老人だという事。
夢子自身も困惑していた。
あの老人がユズルの父親ならば、黄身拾っとユズルは異母兄弟。
そして、黄身拾っは麻衣の叔母という事になる。
黄身拾っは目を閉じて夢子の話しを聞いた。
不思議な位、冷静に受け止めることが出来た。
165創る名無しに見る名無し:2013/05/27(月) 03:16:01.54 ID:DSiApTDR
黄身拾っは悟った。
真実は知りたいが、これは知るべき事ではないのかもしれない。
もし、全てが分かったら誰かが傷つく、そんな気がしてならない。
知らない事が幸せな事もいっぱいある。
黄身拾っは夢子にお礼を言い、手をとった。

翌日、夢子とミナは麻衣を連れて帰った。
久美子の精神状態、マコトの出生の秘密などを考慮すると、ユズルの近くにおいておくわけにはいかない。
麻衣は賢い子だ。何かを察知し理解し、祖母と母親の言う事を素直にきいた。
166創る名無しに見る名無し:2013/05/27(月) 03:47:15.20 ID:DSiApTDR
その頃、サキはユズルを呼び出し、英秋を黄身拾っに近づけない様に言った。
先日、黄身拾っの経営するカフェに英秋を連れて行った事もなじった。
「それから、もう一つ」とサキは静かに言った。
「久美子は入院させます」
その目はユズルを見ている様で見ていなかった。
「なぜ?なぜ、妹の久美子を受け入れたの?」
久美子の病状は良くなかった。
四六時中虚ろな目は宙を彷徨い、訳のわからぬ事を呟いてる。
久美子の心はどこか遠くに行ってしまった。
もう二度と帰ってくる事はないだろう。
167創る名無しに見る名無し:2013/05/27(月) 08:37:23.52 ID:umNeA9oj
ある、気温の差が激しい季節、学校ではみんな元気だった。

しかしマコトの様子がおかしい。マコトの顔色は悪く、休み時間、倒れていた。

澄人が、先生!マコトが!と職員室まで走って行った。
168創る名無しに見る名無し:2013/05/27(月) 09:58:29.43 ID:DSiApTDR
マコトは救急車で病院に搬送されたが、意識は戻る事なく、3日後に息を引き取った。
169創る名無しに見る名無し:2013/05/27(月) 11:27:01.67 ID:DSiApTDR
マコトの死から数ヶ月が経った。
サキはこれで良かったのかもしれないと思おうとした。
ユズルと久美子は兄弟なのだから。
久美子は、我が子の死さえ理解出来なかった。
もう、こちらの世界に帰る事はないだろう。
ユズルは芸能界をひっそりと引退し、海外に移り住んだ。
170フィクションです:2013/05/27(月) 17:23:25.74 ID:umNeA9oj
サキはあの豪華な家で起きた事件の後
一歳だった久美子を三歳まで育てた。

その時、久美子の実の祖父が自分の孫を探していた。
久美子のとても若い母親が起こした事件前、

久美子のママ、ミミは家出して来たのだった。

父が若い女と結婚し馴染めないと言っていた。

彼女は始めはおとなしく優しかった。しかしヒステリックな面が段々、表れては感情をコントロール出来なくなっていた。

喜怒哀楽が、はっきりした、きみ世のママ、待子とときどき、口論していた。

ユズルの母の葉子さんは、女神のような雰囲気の人で誰かが喧嘩しだすと、その晩、詩をよく朗読していた。
他の母親が英秋が一番、好きな人は葉子さんよ。と漏らしていた。
葉子の子、ユズルは父親がなかなか帰って来ないため毎日、アニメソングを歌っていた。
それでみんな歌詞を覚えてしまった。

他に明らかに英秋の子ではない妻子もいた。

私だけ(サキ)子を持たなかった。
英秋とは別れるかもしれないと感じていた母親もいて、働きに出ては、私に預けていた。

一夫多妻を認めよと英秋が訴えた記事が週刊誌にあった。その記事を読むと英秋は、孤児いんで育ったという。

事件後、三歳になった久美子を祖父が迎えに来た。 久美子がママ、ママと私に手を伸ばす。

久美子が五才の時、聞きかじりの情報から調べて様子を見に行った。

五才の久美子は身体虐待を受けていた。私は怒鳴り込み上がり、久美子を抱きかかえ警察に行った。
身体を見ると青痣、赤痣、おでこも、まぶたも腫れていた。

警察と一緒に、久美子の祖父とその後妻のところに再び向かうと、久美子と同じ年の子供と、乳飲み子がいた。

私は、久美子を私に返して下さい。久美子はもう私の子供です。と伝えた。そして私は、回復した英秋と結婚していた。
171フィクションです:2013/05/27(月) 17:33:10.61 ID:umNeA9oj
午後、サキが入院している久美子の元へ来ると、久美子が、今から幼稚園の時間よ。マコトを送りに行かなくてはと言っている。
私は無言で、久美子の傍らの花瓶の花の水を変えた。

五才になった久美子は、まだ一歳だった毎日、聴かされたアニメソングのメロディーを繰り返しハミングしていた。

まるで、子守唄を記憶しているように。

後に、ユズルを探し見つけた養子とした後、

久美子は、お兄ちゃんが文化祭でギター弾いて歌ってたよ。ママも来ればよかった。

三曲、唄った中にアニメソングが一曲あって、久美子その曲、知ってるよ。

それから久美子が話す内容にはユズルの話しが多くなった。

その頃、英秋に関した記事が出回っていた。

ユズルが家を出ていくと久美子は半狂乱となった。
172フィクションです:2013/05/27(月) 17:44:01.85 ID:umNeA9oj
サキは家に帰り、きみ世の母、待子に電話した。

待子に自分に起きた事情を話し、私は疲れた。英秋とも離婚しようと思う。

待子さん。きみ世ちゃんの事も、待子さんは、もう逃げないで

きみ世ちゃんに逢って事実を話して下さい。

待子さんが障害を持ち、きみ世ちゃんの状態、兼ねて、そうなった事。でもあれから時間が経過した。きみ世ちゃんも若い娘ではない。
生きているのに死んだ事にするにも時効だ。

時効だと言った気持ちには込めた思いが在った。

サキも待子も英秋と同じく同罪だ。

一婦多妻を認めて、あの家に入った私たち。

その私たちも同罪だ。

サキは待子にそう伝えた。
173フィクション:2013/05/27(月) 17:59:04.72 ID:umNeA9oj
麻衣の母、ミナは麻衣
と麻衣の祖母、夢子に話さなければならない事があると伝えた。

再婚することにしたの。相手は音楽事務所で、長い間、一緒に仕事をして来た人です。

だから麻衣、私たちの生活費のためだとかそういう理由で働かないで。

あなたが選んだ道を選択して。

しばらくその事について話し合った後、

祖母の夢子は、孤児いんで一緒に育っだった女性と連絡が取れたため、今から逢いに行くと伝えた。

その相手と夢子はもう何年ぶりだろう再会した。話しをしているうち、夢子は、待子さんのその後、どうなったか知らない?
私..待子さんの娘と..

すると意外な返事があった。
待子さんなら、あの公園付近の施設、病院に居ますよ。
そして、夢子は待子が居る先へ向かった。

広いロビーの大窓の辺り。待子は車椅子で外の景色を眺めていた。

夢子は、
“待子さん。夢子です。覚えていますか?

待子は、夢子さん。最近あなたが逢いに来る夢を見たわ。

そして夢の中で、私に話し伝えた事も..

ろれつ回らない口調で、待子は伝えた。

夢子は待子に、 きみ世ちゃんと偶然、逢ったの。

事情を彼女に話して、連れて来てよいかしら。
174フィクション:2013/05/27(月) 18:00:50.67 ID:umNeA9oj
そしてその翌日、黄身拾っは

きみ世となり、母の待子の所へ向かった。

長い時間、話しをしていた。
175フィクション:2013/05/27(月) 18:35:55.25 ID:umNeA9oj
そして黄身拾っは帰り道、公園のベンチに寄った。

幼い麻衣ちゃんとのエピソードが
このベンチにはある。

麻衣ちゃんの父、ユズルは
小さな頃、アニメソングを教えてくれた
一緒に住んでいた
あのお兄ちゃんだった。

麻衣ちゃんの声と
私の声はどことなく似ている。

一番星が見えた

ジャズカフェに行かなくては。
今日、作るカフェレシピと
何を唄うかな。

歌ってみてと、ママが好きな洋楽を教えてくれたよ。
176創る名無しに見る名無し:2013/05/27(月) 22:52:22.30 ID:DSiApTDR
「これでOK」麻衣はガランとした部屋を見渡した。
麻衣は父ユズルを頼って、父の住むアメリカに留学する事にした。
大きな荷物はアメリカの父の元に送った。
出発は明後日。
麻衣がアメリカ行きを決めたのは、ミナが再婚するからだった。
大人って本当に勝手だわ
ミナはちょっとばかり、男にだらしなかった。
麻衣がいるのにもかかわらず、男とのデートを最優先させてきた。
今回の再婚だってそうだ。
生活費がどうの、あなたが選んだ道がどうのと言ってるが、詭弁に過ぎない。
今はユズルからかなりの額の慰謝料と養育費をもらってるのだから。
私がママだったら再婚はしない。
子供にいっぱい愛情をかけて、立派に育てるわ。
母親業もダメ、主婦業もダメ、仕事は出来ない。取り柄のないどうしようもないバカ女。
ママは反面教師ね。

2日後、麻衣は日本をあとにした。
空港にミナの姿はなかった。
ミナは再婚相手とデートを楽しんでいた。
177創る名無しに見る名無し:2013/05/27(月) 23:13:58.86 ID:DSiApTDR
麻衣がアメリカに旅立った日、ミナは有頂天だった。
頭は再婚相手の男の事でいっぱいだった。
男には妻子がいたが、奪いとった。
罪の意識なんて、これっぽっちもない。
自分さえ良ければ、人の事などどうでも良かった。
我が子に対しても同じだった。
母性本能のかけらもなく、麻衣はほ
その仕事ぶりもお粗末なものだった。
178創る名無しに見る名無し:2013/05/27(月) 23:15:08.45 ID:DSiApTDR
上は間違って送信。
書き換えます
179創る名無しに見る名無し:2013/05/27(月) 23:20:45.77 ID:DSiApTDR
麻衣がアメリカに旅立った日、ミナは有頂天だった。
頭は再婚相手の男の事でいっぱいだった。
男には妻子がいたが、奪いとった。
罪の意識なんて、これっぽっちもない。
自分さえ良ければ、人の事などどうでも良かった。
我が子に対しても同じだった。
母性本能のかけらもなく、仕事と称して、麻衣の育児は放棄していまた。
その仕事ぶりもお粗末なものだった。
何も出来ない女だったが、出来る女を演じるズルさは持っていた。
180フィクション:2013/05/27(月) 23:38:11.47 ID:umNeA9oj
清太の息子、澄人は、
岩子ママの店に来て、この店でサイダーを一緒に飲んでいたマコトという友達が亡くなったんだ..

そうだったの..。
辛かったわね。

そう岩子は返事をかえし、でもあなたが、孫がいる、おじいさんになり、その後、天国に行った後

また生まれ変わったら
二人逢えるわよ。互いが望んでいたら。

だから、それまで、あなたは これから先の、あなたの人生をしっかり歩みなさい。


岩子の話に、うなずいた澄人は

岩子にまた別の相談をした。
..あの大人、てさ。
どうして?..自分が結婚した人以外の人とも付き合えるの?
どうして父ちゃんは、母ちゃん以外の女の人と逢ってたんだろう?

岩子は、どこかで見たというの?

澄人は、この間、サイダーのお礼を言いに
マコトと一緒に、岩子ちゃんのところに行こうと向かったんだ。
すると見たんだ。父ちゃんが、別のまだ若そうな女の人と手を繋いで歩いているとこ。

岩子は“ええ?、澄人君。日本人は特に同じような似た姿、格好の人が多いのよ。同じような顔が..。
それともう、おばさんのお店には来ないで。この辺りも、あなたたちぐらいの年齢の子供たちが来るエリアではないの。
仕事で疲れた大人たちが、お酒を飲み談話したり唄ったりする所ばかりだから。

澄人は、続けた。それと、父ちゃんかな?と道で眺めていたら

あの時マコトが隣の店の扉ドア向こうを眺めながら何か聞いていたらしく..
マコトは、だから、お母さん。あんな状態になったんだ

落ち込んだ様子で、うつむいて
僕が、うちの父ちゃんが!とマコトに伝えても
その時は、上の空だったけど
帰り道で、澄人も..さっきは何か見たのか?

そしてマコトのお母さんが入院したとその後の日、聞いて

学校で倒れた、マコトは救急車で運ばれたけど、もう逢えなくなった。もう遊べないや。あんな遊びじゃなく
何かもっと、いい事あったのにな。

俺、俺..。澄人は声を出さず、すすり泣いた。

そしてしばらくして、澄人は、うちの母ちゃんが俺が寝ている間、父ちゃんに怒鳴ってた。

“あなた!!一体、何人の女と付き合ってんのよ!!写真は撮ってあるのよ。三人共、全く別の女じゃない!!
て、ヒス起こしてたんだ。
181創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 00:14:53.68 ID:NTMUC4zO
大人には大人の事情ってのがあるんだよ。
気にしないで、あんたはあんたのするべき事を一生懸命やるんだね。
さっ、早く帰った帰った。
ここは大人の街、二度と来るんじゃないよ。
岩子は優しく微笑んだ。
澄太は頷くとニッコリと笑った。

黄身拾っは、店に戻るとスポーツ新聞に目を通した。
ある記事が目に飛び込んできた。
英秋が脳梗塞で入院したと書かれていた。
意識はないらしい。
黄身拾っにとって英秋は父親だが正直どうでも良かった。
黄身拾っは、この日も美味しい料理を提供し、素晴らしいステージを披露した。
うちはこれでいいんや。うちらしく生きて行こう!
182創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 00:54:03.61 ID:NTMUC4zO
数ヶ月後、英秋の事が週刊誌に小さく取り上げられた。
介護5の寝たきり老人で老人病院に入院しているとの事だ。
昔、一時代を作りあげた、ミュージシャン兼プロデューサーだったと黄身拾っは聞いていたが、週刊誌には、お騒わせミュージシャンとして有名だったと書かれていた。
英秋の自宅で起きた殺人事件の事や、妻妾同居の奇妙な暮らしぶりの事が書かれていた。

妻のサキは一度たりとも見舞わなかった。
183フィクション:2013/05/28(火) 12:32:23.73 ID:sM3CXTwC
______________________________
それから三年後、

舞い落ちる桜の下、老舗の寿司弁当をベンチで頂きながら

水島は、「黄身拾っさん。あまり思い詰めたりしないで下さい。育った過程、かなり貧乏だった子が大人になりお金を人より求めたり、
毎日の食事がままならなかった子供が大人になり過食してしまう。それと似ていて、そういう過程を繰り返してしまう。そういう事もあるため。あれこれ因果関係ばかりに注目せず、肝心な事に今は集中しましょう。」

黄身拾っは
「別に、思い詰めてはいないよ。私がやった事ではないし。ただ呆れて呆然としているだけかな..」

二人はあの公園のベンチに座っているのではない。
あの公園はもう無くなり、そこには大きな美術館が建てられていた。
もともと個人の私有地だったらしい。

水島は老舗の寿司弁当を食べた後、袋から次に焼きそば弁当、次に老舗のあんパン、次にタコ焼きと、ほうばりながら

「それでどうなったんですか? あ、僕は子供の頃、給食以外は食事が摂れない日がたくさんあったなあ。」

黄身拾っは
「だからと炭水化物カロリーオーバー、血糖値を危めていいのか。万病を呼んでいいのか。」

黄身拾っはあれからスリムになっていた。そして今日はやつれている。

おとといの昼、黄身拾っの部屋に、三年ぶりアメリカから帰って来た

麻衣ちゃんが座って、黄身拾っの美味しい料理を食べていた。

その間、黄身拾っは、赤ん坊をあやしていた。

麻衣が生んだ赤ん坊だ。

黄身拾っは麻衣に問い掛けた。

「..で、この子の父親は?」

麻衣は「久しぶりの和食、美味しかったー。おかわりしていい?」

と誤魔化すように話を切り変えた。

黄身拾っは..心の中で

「ボケってんじゃねえっ!!父親はどこのどいつだって聞いてんだ!答えろ!!」

と、言うにも小さな赤ん坊がいるので堪えた。

赤ん坊は、ハーフだった。
184フィクション:2013/05/28(火) 12:53:12.67 ID:sM3CXTwC
麻衣の母や祖母は赤ん坊見るなり、自分の孫だと、赤ん坊のかわいらしさに引き込まれ

赤ん坊の父親が誰だとかは後に尋ねた。

三人に共通した体験から、この子供を育てるに必要な事は..その事で考えが一致していた。

麻衣は、「この子を育てるには、私に自立したお金がこれから必要となる。
だからあの仕事はOKした。来週からレコーディングと宣伝のための撮影と多忙となるから。」

まだ二十歳になったばかりの麻衣は

撮影に入った。お嬢様スタイルのブラウスにミニスカと、お嬢様ぽいブーツ。
ツィッギーみたいなファッション、メイクなど様々なスタイルの
ファッション、メイクで完璧な女子路線、どうにかすればアイドルみたいな風貌とされその日の撮影は済み

次はレコーディングについての説明。
まず軽く発生練習。試験段階、あの野太い、たくましいワイルドな歌い方で
一曲、歌い終わる。

つまりお嬢様のスタイルでそのワイルドな歌い方そのイメージ路線でやってくれと契約先から他説明を受けていた。

帰宅する前から、くたくたとなっていた。
185創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 13:14:32.44 ID:sM3CXTwC
その頃、空港に金髪の青年が、行方不明者を探すような片言、覚えた日本語で日本の地名やら尋ねてはバスに乗り、とても観光で来たという雰囲気ではなく、
赤ん坊を抱いた女性の写真を手にしていた。

その容姿とは、あまりご飯を食べてはいないような痩せ方。
186創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 13:31:23.58 ID:sM3CXTwC
その頃、麻衣はPVの撮影に入っていた。

ふんわり袖のミニスカ、ワンピースと
かかとの高いサンダル、
そしてポニーテールで

かなりワイルドな新曲を歌っていた。ワイルドな表情、独特の自己表現、仕草と
麻衣は自分をPRする事に対して違和感無く長けている。

とても、一児の母には見えなかった。

その頃、赤ん坊は、黄身拾っが抱いて
岩子ママの店のソファーに座りあやしていた。

岩子ママが赤ん坊を抱き、あやすと

黄身拾っは、ネットの育児相談ページのチャットで
質問を並べ送信した。

隣には育児書が積み重なっていた。

ラジオを点けると注目の新人、カリスマ的人気と紹介された後、

麻衣のワイルドな歌声が流れて来た。

「ほら君のママのお歌が流れてるよ。ママ、カッコイイいいね」
187創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 14:13:56.21 ID:NTMUC4zO
子供には愛情をいっぱい注いで立派に育てるなんて言ってた子が、早速、子供を人に預けて仕事かい!
黄身拾っは腹立たしかった。
やはりミナの娘、派手好きな子ね。
188創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 14:23:53.07 ID:NTMUC4zO
子供を育てる為になんて詭弁だね。
母親なら、子供のそばにいてやれる仕事を選べば良いのに。
麻衣くらいの容姿と歌唱力、花のなさじゃ、すぐに飽きられる。
黄身拾っは、赤ん坊が不憫でたまらなかった。
189フィクション:2013/05/28(火) 14:49:56.72 ID:sM3CXTwC
ユズルと久美子の母サキは
きみ世(黄身拾っ)の母、待子の見舞いに来ていた。

ユズルの事を話ているうち、ユズルの亡くなった母の、葉子の話となり

女神、マリア様のような雰囲気の葉子さんが夜、朗読してくれた詩が在ったのよと

待子は以前より少しは話しやすくなった声で、車椅子の膝かけ上の詩集を

サキに渡した。ユズルに送ってはどうかと待子は伝えた。

サキは、ユズルは自分に二つ年上の姉がいた事は覚えてないらしい。

ユズルの二つ上の姉は、あの家では暮らさず、葉子の父と母、自分の、おじいちゃん、おばあちゃんの家で暮らしていた。

ユズルがかなり小さな頃は、あの豪華な家で、母葉子、弟のユズルと一緒にいたが

小学校に行くと、たくさんママたちがいるその子供たちが居るあの家は、おかしいと
夏休み、おじいちゃん、おばあちゃんが住む田舎に行き、その後、葉子やユズルの元へは戻らなかった。

サキと英秋は行方を探してみたが判明はしないまま時は経過した。英秋はその事が堪えていた。
我が子の行方が判らないまま時が経過していく事に。特に相手の実家が貧しいと心配でならなかった。ちゃんとご飯は食べているのだろうか。

孤児いんで育った英秋が建てたその豪華な家での食事はやたら豪華な食事が運ばれていた。

そして待子もサキも、一夫多妻の家庭など、子を持った時点で、すぐ人間関係は破壊して行く事を知っていた。

一夫多妻、そして母親違いの子供たちがその母親、子供たちと一緒に住む事。

一夫多妻の生活など自らの体験から無理だという事を、サキ、待子、葉子たちはあの頃から強く感じ始めていた。

だから母子家庭となっても、金銭的な自立を望んでいた。

葉子は出版社から詩集を出していた。

待子は歌手としてデビューする寸前だった。

しかし英秋は反対していた。自分から自立して行く妻たちを。
それは我が子との離別の元となる。妻が他の者と結婚してしまえば

我が子は他人の子供となり逢えない。そうなる事を絶対的、避けていたのだ。
190フィクション:2013/05/28(火) 14:56:32.78 ID:sM3CXTwC
サキが待子から渡された葉子の詩集を手に持ち。開いて詠みながら帰る姿を

母、待子に逢いに来た黄身拾っ、こと、きみ世は

一瞬、“ママ?
もう一人のあのママ?
と似てる。

そう無意識的、心はつぶやいたが、
待子が好きな、桃を早く渡して今日は早め帰ろう、と思い中に入っていった。

今日は、麻衣の赤ん坊を、麻衣の母、ミナが迎えに来る。麻衣は赤ん坊と一緒に母と田舎に帰り、

翌日、また仕事に戻る。
191創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 15:00:57.46 ID:NTMUC4zO
英秋は気が狂っていたのだろうか。
一夫多妻、妻妾同居など不自然このうえない。
崩壊して当たり前だ。

麻衣はデビュー曲はその斬新なスタイルでヒットしたが、すぐに飽きられた。
黄身拾っは麻衣に言った。
芸能界から足を洗い、社会人、母親、妻として、堅実に真面目に努力する事。
子供は責任を持って夫婦で育てる事。
夫婦仲良くする事。
親になった以上、母親である事を忘れるな。

麻衣はアメリカに留学し、真面目に勉強してるかと思いきや妊娠。
勝手に帰国し、芸能界デビュー。
子供は黄身拾っに預けっばなしで育児放棄。
母親の自覚など全くなかった。

黄身拾っは、麻衣のバカさに呆れた。
もっと賢い子だと思っていたのに残念でならない。
本能のおもむくままに行動してたら動物と同じではないか。
いつも人に頼る甘えた根性と物事を深く考えない短絡おバカ思考を叩き直さないと。
黄身拾っはどうしたものかと考えた。
192創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 15:31:41.14 ID:NTMUC4zO
麻衣は赤ん坊の父親に連絡をとり、アメリカでもう一度やり直したいと伝えた。
いろんなことがあったが、これからは妻として、母親として堅実に生きて行こうと心に誓った。
麻衣は赤ん坊を連れ、日本をあとにした。
もう二度と日本には戻らない。
麻衣の決心はかたかった。
193フィクション:2013/05/28(火) 15:35:31.64 ID:sM3CXTwC
しかし麻衣は自分の歌が競争率激しい音楽業界でランキングに入ったり、ライバルから上位の座を奪われた事の歯痒さから、
業界での歯車に意識を乗せ走ったままだった。

麻衣自身、あのアイドルとさえ間違えられ兼ねないスタイルで歌い続ける事に疲れていた。自分が好み着ている訳でなく。

そしてある日、岩子ママの店に
女神かマリア様のような雰囲気の麻衣ぐらいの年齢の、すっぴん痩せた娘が入って来た。

岩子はユズルと麻衣?になんとなく似たおもだちの娘だと感じた。そして聖母マリアか女神のような不思議な雰囲気..

岩子ママが水をさしだすと
おばちゃん。氷無しの水にしてくれへんか。うち、寒いねん。冷たい水は今、飲めへんから。

岩子ママは言った。何か暖かい物、飲む?
そして暖かいスープを出しその娘は手を温めた。

お客さんの一人がまだ早い時間帯、ビールが回って、

青春の光と影Both Sides Now/ジュディ・コリンズJudy Collins
http://m.youtube.com/watch?&v=wjdRCPaYIfQ

をカラオケで歌っていた。かなり変拍子で。その客はジャズが好きな喜美寛のファンで、音楽関係の仕事をしているお客さん。岩子ママが、あら、やだ。私の方がまだ上手いわよ。音楽の仕事していて、あなたそれはやばいんじゃない?笑と、あまりの変拍子さに茶化していた。

するとマリア様のような雰囲気の大阪弁の娘が

おっちゃん、うちその曲知ってる。お母ちゃんが好きでよく歌ってたんよ。うちも歌えるから、ちょっとマイク借してんか?

そしてそのマリア、女神風の娘は

青春の光と影Both Sides Now/ジュディ・コリンズJudy Collins
http://m.youtube.com/watch?&v=wjdRCPaYIfQ
を別人になったよな澄んだ声、姿、雰囲気で歌い出した。
思い出のとても大切な曲。そんな感じで
その雰囲気は、本当、マリア様か女神様のようだ。
194フィクション:2013/05/28(火) 15:47:59.92 ID:sM3CXTwC
黄身拾っは、その日ちょうど母の待子から

青春の光と影Both Sides Now/ジュディ・コリンズJudy Collins
http://m.youtube.com/watch?&v=wjdRCPaYIfQ

のテープを渡されていた。歌ってみてと。

きみ世だった小さな頃、母、待子は時々、歌っていた。

待子は思い出した。ユズルの姉、マリアがその曲が好きでよく、きみちゃんのママ、唄ってと頼んできた。

ユズルとマリアの母は気安く大阪弁で話していたがその風貌、雰囲気はマリア様か女神様だった。

他、母親たちが、英秋が一番、好きなのは葉子さんよと噂し始めていたが実際はそんな事はなかった。
英秋が気になって仕方なかったのは、自分の息子、娘たちだった。
幼稚園、学校で、いじめられていないか。他母親からも他子供たちからも妬まれ、いじめられていないか。
判っていたのに一夫多妻を辞める事をやめず、皆を自分の家に住ませた。

自分の子供たちと生き別れとならないために。

孤児いんで体験した他兄弟との苦痛トラウマとなった生き別れが、英秋に後にこの病を育てた。子供たちと生き別れた夢を見てうなされる事も在った。
195創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 16:01:58.32 ID:NTMUC4zO
待子は自分の死期をなんとなく感じていた。
とうとう私もここでNO1の年寄りになったのね。
先日、待子の誕生会が施設で開かれ、待子は施設一のご長寿に輝いたのだった。
最近の待子は、ただボンヤリと日々過ごしている。
きみ世とも会う事が出来た。
それだけで嬉しかった。
きみ世と会った事で、過去の忌まわしい事実から開放されたのだった。
英秋の事など、もうどうでもよかった。
妻妾同居の家…皆狂っていたんだ。
私も狂っていた…
殺人、近親相姦…狂っていた…
でも、もう私は年を取りすぎた。
静かに目を閉じた。
二度その目が開かれることはなかった。
待子の顔は微笑みを浮かべていた。
196フィクション:2013/05/28(火) 16:34:58.47 ID:sM3CXTwC
岩子の店に来ていた喜美寛のファンで大手音楽関係の仕事をしているその変拍子カラオケの者は

マリア様風貌の娘に名刺を渡した。その住所に記してあるビルに自分は音楽関係の仕事をしているから、尋ねて来てくれませんかと。

マリア様風貌の娘は

おっちゃん、若い娘を騙しスカウトして売り飛ばす詐欺師と、ちゃうか?

うちは、うちの、おじいちゃんが凄腕の音楽プロデューサーだと聞いて大阪から状況してんねん。

その変拍子カラオケ男は、私、やっぱり、そんな風に見えますか?と苦笑いした。彼は英秋が司っていた音楽業界で宣伝部を担当していた。

岩子ママが、ごめんなさいね。この、おっちゃんが勤めている音楽の会社は、おばちゃんもよく知ってるわ。
あなた、おじいさんを尋ねに大阪から上京して来たの?
_______________

その頃、麻衣は夫、ジャックが借金だらけで逃げ出した後、我が子を抱いて、途方に暮れていた。

我が子、ユキヲを抱き日本にまた戻り、祖母、夢子とミナに預けまた都会へ走った。

母のミナは再婚相手としばらく別居し、ユキヲを預かった。

黄身拾っは、悪循環から立ち切れますようにと願って
青春の光と影Both Sides Now/ジュディ・コリンズJudy Collins
を唄っみた。

ユズルから黄身拾っに久しぶり電話がかかった。

また麻衣と孫のユキヲが来てないか。すまない、と尋ねて来た。

ユズルの隣には、麻衣の夫、ボビーが
ユキヲを返せ麻衣と叫んでいた。

しかしユズルはボビーを睨んだ。同じだ自分だ。結局、麻衣はあの時、孤独と寂しさから自分と似た者を好きになってしまっていたのか。

ジャックには、れっきとした妻が先に居て、二人の子供がいた。

麻衣はその事を全く知らされていなかった。

しかしジャックはユキヲは必ず取り返してみせると思っていた。

ユズルはジャックの妻から、ジャックはそこに来るのでは?と先日、問い詰められていた。
197創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 16:40:42.08 ID:NTMUC4zO
我が子と一緒に住みたい、そんなバカげた理由で妻妾同居を実践していた英秋は実際狂っていた。
大勢の女子供と共同生活をする英秋を見て、人は新興宗教の教祖のようだと噂した。
次から次に女に手を出し続けた。
バカな女たちも英秋の周りに群がった。
英秋は女や子供達の気持ちなどは何も考えていなかった。
ただ自分の気持ちが満たされればそれでよいという究極のエゴイストだった。
女や子供が離れていくと不安になった。

そんな英秋も介護5の寝たきり老人となり、ひっそりと最期の時を待っていた。
198創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 16:56:01.52 ID:NTMUC4zO
黄身拾っは、麻衣のあまりの軽薄な行動に呆れ果てた。
二度と日本には戻らない、良き母、良き妻になると黄身拾っと約束してアメリカに帰ったのは2週間前のことだ。
この子は我慢や努力って事が全く出来ないの?全てが中途半端!
こんな人間のクズは何をやっても上手くいかない。
黄身拾っは、麻衣とは今後かかわらないようにした。
199創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 17:08:20.54 ID:NTMUC4zO
マリアは歌手を夢見ていたが、祖父のコネであわよくばと考えていた。
祖父が祖父なら孫も孫。
どうしようもないクズだった。
英秋ももう過去の人。
英秋を覚えている人間はほとんどいない。
時代も変わり、何の権限も力もなかった。
過去の栄光にすがって、根拠なく威張り散らすだけの無能な男だった。
マリアは祖父のコネが全くきかないと分かると落胆した。
200フィクション:2013/05/28(火) 17:10:48.57 ID:sM3CXTwC
隣の岩子ママの店からも、青春の光と影Both Sides Now/ジュディ・コリンズJudy Collins
を唄う声がする。なんとなく遠い昔、聴いたよな 懐かしいような

その後、黄身拾っは、麻衣のためだ。毅然としようと。
ユズルに電話を返した。
“麻衣が赤ん坊を連れてうちに来ても、もう預かりません。
麻衣のためにはならないので..。

そしてこの後、黄身拾っは、岩子ママの店の隣にある自分の店をたたむ事となる。
岩子ママからも決別状を渡されたよな状況が訪れた。

清太の息子、澄太が
また岩子の店を尋ねて来た。そして隣のジャズカフェの黄身拾っが
あの日、公園に澄太が、清太からお仕置きにされた時、
段々と暗くなる公園から、清太に久しぶり電話をかけ、澄太を迎えに来るよう頼んだことが、
澄太は不思議だった。始めて逢った、おばちゃんがなぜ、いきなり、父ちゃんの電話番号を知っていたのだろう。

父ちゃんはこの辺りの街で、沢山の女たちに自分の電話番号を教えまくって来たのか?
そんな風に子供心、考えていた。

岩子は自分も複雑な家庭、親が離婚し、後妻が来たり、片親が離婚したため、大好きだった祖父母と逢えなくなった事など思い出した。

澄太が帰った後、岩子ママはこの街はあまりに沢山の人たちが住んでは居ても地図から見れば、
とても狭い。日本でさえ地球儀から見れば、とても小さな狭い島だ。

黄身拾っは、因果関係が何かとか酔って言った事があるが、実はとても狭いのだ。
例えば小さな学校内の生徒数はマンモス数でも、狭い校内を歩き、ある部屋に入れば自分が元住んでいた住宅地に住んでいた者とぶつかる事、なんだ不思議ではない。

黄身拾っのジャズカフェの土地は岩子ママの土地だった。

岩子ママは、黄身拾っに伝えた。
「私、店をたたんで、この土地と、あなたのジャズカフェの土地と売ろうと思うの。実は借金があり土地を担保にしていた」と借金など無く嘘をついた。

黄身拾っは麻衣が来て何か頼んでも断るとユズルに断言したばかりだった。
自分が言った事は、自分にも返って来るものだね。
黄身拾っはジャズカフェの地を購入する程の貯金は持たなかった。

その時、待子がいたホーム施設から電話がかかる。
母、待子が亡くなったという。
__________________

その頃、澄太の母、ユリは綺麗に化粧し先週からパート勤務に向かっていた。

麻衣の母、ミナが勤務していた、音楽事務所だ。
ユリはとても凛としたおもだちで美人だった。惚れぼれと見める男性職員もいた。

ある男性職員がユリにコピーを頼んだ。

ミナが再婚した男性で、ミナはその頃、麻衣の赤ん坊ユキヲの子守に夢中でいた。

麻衣は、また自分が所属する音楽事務所に向かった。寝不足で肌荒れは酷かった。睡眠不足のストレスで声の調子も悪かった。
そしてまだ21才のシンガー麻衣には、子供がいるとジャックがメディアに流していた。
201創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 17:26:19.49 ID:NTMUC4zO
マリアはとりあえず祖父を見舞った。
目の前に横たわる老人が時代を作った大ブロデューサーだとは思えなかった。
マリアはガッカリして、英秋に声もかけずに病院を出た。

一方、麻衣は評判を落とし、鳴かず飛ばずの状態が続いた。
若くて綺麗で花がある子が次々と現れる芸能界では、麻衣程度では鼻も引っ掛けなかった。
202創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 17:41:36.49 ID:NTMUC4zO
麻衣は薬に手を出し、そしてアッサリ捕まった。
新聞も週刊誌でも、小さな扱いだった。
裁判により、ユキヲはアメリカの父親に引き取られた。

麻衣は全てを失った。

黄身拾っは麻衣の事を新聞で知った。
特に驚かなかった。あの子ならやりかねないなというのが正直な感想。
自業自得ね。
黄身拾っはつぶやいた。
203フィクション:2013/05/28(火) 17:43:30.91 ID:sM3CXTwC
ミナが赤ん坊のユキヲを麻衣の祖母、夢子に預け
買い物に出掛けた。

抱っこしたユキヲが眠ったので夢子は

台所の仕度を始めた。

夢子の家の裏窓から金髪の男が侵入し

ユキヲを抱き寄せ逃げた。

夢子が戻るとユキヲが居なくなっていた。

夢子はミナに急いで電話した。ミナは警察に通報し
夢子の家に向かった。

麻衣はその頃、休みが多過ぎて キャンセルした仕事がいくつかあり
事務所から解雇されていた。

他部屋では変わりに、新人の娘がいた。麻衣より一つ年上のマリア風貌のあの娘。

性格はおもろ系だけど、唄はとてもいいと事務所は乗り気でいる。
_________________

麻衣が、黄身拾っと岩子の店に向かうと、どちらの建物にも青いテントがかけられ(立ち入り禁止)となっていた。

麻衣が途方に暮れていると、ミナから至急の電話がかかる

ユキヲが行方不明、さらわれた。
204創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 17:47:32.92 ID:sM3CXTwC
そして同時期頃、喜美寛もユズルとの仲、繋がりをその手の週刊誌がひっそり記事としてピックアップしていた。

そしてサキは何とその記事を書いたライターに

喜美寛とユズルは兄弟だと暴露していた。
205フィクション:2013/05/28(火) 18:43:38.58 ID:sM3CXTwC
.... .... ........。
ベンチで起きると夢だった。
小さな麻衣ちゃんが
幼稚園の友達と公園で遊んでいた。

友達のお母さんは犬を散歩させていた。
向こう側のベンチには、おじいさんが いつもの様に杖ついて座り
あの花畑を眺めていた。

...。なんだ、夢か..。

麻衣ちゃんが、おじちゃん、おはようと、声かける。
広太おじちゃん、ママは、披露宴のウェディングドレス決めたそうだよ。
広太おじちゃんは、もうすぐ、ななみ、のパパになるんだね。

ななみ? 誰だ
ななみは、おじちゃん、どうしたの?ななみ、は私だよ。

ななみ、て、 麻衣ちゃんは? ママのミナさんは? ママの名は、きみ世だよ。どうしたの?、広太おじちゃん..。

ああ、そうだった。ずっと夢見ていたよ長い、長い夢。夢だから、事実ではないよ。
プッ........と画面消え
....
そう、動画コメント欄をジャックした創作小説は終わった。
動画の管理人はその小説の文章的な問題から意味が判らなかったが
作者は、管理人の動画コメント欄をジャックしたかったと
薔薇とチューリップ、桜などの絵文字に こぶたの絵文字を添えていた。

この小説は、某らんどのブック機能に納められましたと、URLが添えられていたためアクセスしたが、閲覧者の足跡もコメントもなかった。
しかし
作者からの解説に、この話しはフィクションですが、一部、ノンフィクションかもしれません。

いつもの如く ネット回線を切って、
歯を磨きに向かった、映っている、歯を磨く者の姿が。
歯を磨きながら、誰だ?オマエは知らないぞ
オマエなど知らない。

そして、その上に
君色チックな☆ミステリー
というタイトル文字が表示された。
俺は、ネット中の住人で、実在はしないのか?

そう思って、部屋に戻ると
マイちゃんより☆というタイトルのメールが入っていた。

マイちゃんは部活の吹奏楽部から送信していた。

弟は、誠君。実際、住んでいる、お父さんは譲、お母さんは、ミナヲさん。
僕は、俺は、...という名。
ピンポーン♪
ああ、君世が来た。

今日は 渚♪に行く日だった。
俺は、俺は誰だ

きみ世と結婚するのか?
俺の部屋にはギターと楽譜が散乱していた。

◆ END ◆
206創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 19:50:30.72 ID:sM3CXTwC
【第一章】終わり
207創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 22:16:47.06 ID:sM3CXTwC
【第二章】始まり↓

僕、きみひろと結婚すんだよ

俺、きみひろと結婚するのか

あれ、俺もだよ

あら僕もだよ

たぶんそうだよ

なぜだろう

それで 、誰 の 子 だ、け を

生むんだい

沢山と結婚して

ただ 独りの子だけを生みたいのでしょう

だったら

独りだけ、心も選ぶのでは

削除依頼に出すのかな

こういうのも

メンタルから削除依頼に出すのかな
208創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 22:18:48.78 ID:sM3CXTwC
僕も俺も、きみひろ、とケッコンするけど

あいしているのは別の者なんだ

だけど きみひろと

ケッコンしなくてはならないらしい

きみひろのシナリオでは

露骨な性描写が必要らしい

マズイだけの性描写だ

ゲロみたいな
209創る名無しに見る名無し:2013/05/28(火) 22:23:26.39 ID:sM3CXTwC
俺も、僕も
魚とケッコンしなくてはらないらしい

食べてポイの魚と

魚には、あいしていると

つたえなくては

食べさせてくれないからね

本物がわらうぜ

本物が消えるぜ

きみひろ魚は

鮮度切れたら

マズイと

他の鮮度ある魚をまた見つけて

食べてるかもしれないね

本物の愛など

軽くて 天秤にかけ

上がったね
210創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 09:24:28.40 ID:45QKdiHs
211創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 09:26:42.53 ID:45QKdiHs
212フィクション:2013/05/29(水) 09:45:07.66 ID:45QKdiHs
>>205の続き

....が、きみ世と青い車で海に向かうと

砂浜を歩く五人連れの家族がいた。

10歳くらいの金髪のお兄ちゃんが、6才の弟と砂で何か作ったり、
貝殻を拾ったりしていた。
ちょっと小太りの父が息子たちに何か教えている。
その父は、小さな女の子を抱っこしているお母さんに手をふり、

 麻衣。潮風が冷たくなって来たから帰ろうと皆、砂浜からこちらに向かって来た。

きみ世と、....の横を、小さな女の子を抱いた麻衣が通り過ぎる。

そして
「今は幸福だから」と、

きみ世の横で、つぶやき、車に乗って帰って行った。

きみ世は回想した。

ユキヲをジャックに誘拐された麻衣。ユズルは父英秋にその事を伝えた。

英秋は国際探偵を使い、ジャックが麻衣と付き合う前から
二人の子持ちで麻衣を騙していた事。

ジャックはユキヲを誘拐したが、ユキヲにミルクを与える金もなく

二人の子を育てている妻のところへ連れて行った事。

そしてジャックの妻は、ユキヲの存在が邪魔だという事。

英秋は探偵を使い、ジャックの妻にユズルと一緒に事実を伝え、

ジャックの妻に高額の慰謝料を払い、

ジャックが留守中、ユキヲを返して貰う。

ユズルはユキヲを抱いて、日本に戻り、連絡し麻衣の元へユキヲを連れ戻した。

麻衣はもう二度とユキヲとは離れないと強く抱きしめた。
213創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 09:58:33.36 ID:45QKdiHs
そう、....の動画コメント欄に話しの続きが載っていた。

コメント欄には実在する人物のよに
麻衣の母親としての責任などに対して感想が多かった。

その動画コメント欄に続きがまた載せられた。

きみ世は整形し、若返って、外見は麻衣くらいの年頃の娘となっていた。

歌の人気は地道に安定し、貯金もたまり土地を購入しまたカフェを経営した。
ジャズ以外の阻広いジャンルのステージが可能な少し広い洒落た音楽専門のカフェ。
ふるき良き時代、昔の名曲などがレコードから流れて来るカフェ。

私たちがどんなに弱さから迷っても音楽は大切にしたい。それは、きみ世の信念となっている。

海と空の境界線は曖昧なよく晴れた日

潮風がぎりぎり冷たくなるまでそこに居て

車に乗ると ....が

きみ世、君は一体、何才なんだろうか。年齢不詳だが

きみ世は僕と一緒に暮らしたいかい?

きみ世は、母が亡くなった後、
自分がいつ生まれたのか判らなくなってしまった。昭和生まれなのは確かだ。
また乖離的な障害が母が他界し発症したのか?

しかし発作も苦しさもない。
音楽を探しラジオをまわすと

若年性認知症について解説が少し流れた。
214創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 10:04:33.71 ID:45QKdiHs
....が家に戻り、ネット回線を繋ぎ
自分の動画を見ているとそのコメント欄に、
あのストーリーの続きがあり

話しは、今日、海で見た光景、五人連れの家族連れ、金髪の息子、姿など同じ。

きみ世のことなどが

今日見た、起きた内容だった。

しかし書き込み日付は昨日だった。

アクセスしながら、大体、俺は誰なんだ

俺は誰なんだろう..。

鏡を見ると知らない人間が映っていた。

ただ部屋にはギターと楽譜が散乱している。

自分が誰だか判らないという病はなんだろうか。
215創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 10:06:27.48 ID:QwLiY7pk
>>202は、どうなったの?
無視?w
216創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 13:23:03.22 ID:45QKdiHs
>>202のような夢を見て起きた日を思い出した。

起きた後、黄身拾っは、母、待子が亡くなった事。
岩子ママが店をたたみ、喜美寛の店の土地も所有していたため

借金を返すと嘘をついて
喜美寛のジャズカフェも閉店となった事。

岩子ママはさりげ、澄人の話しをし清太のことも伝え、

清太と逢いそうな場所から離れて暮らした方がいいと勧めた。

そして岩子ママはフランスでしばらく暮らすとその後、日本を後にした。
217創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 13:32:41.31 ID:45QKdiHs
清太の妻、ユリは離婚して下さいと多情、浮気性の清太に伝えた。

ユリは再婚するという。

相手はパート先の会社の人で

麻衣の母ミナの再婚相手だった。

ミナはユキヲが誘拐された後、

ユズルと一緒に、アメリカで
ユキヲを捜していた。

ユキヲが麻衣の元に戻ると
再婚相手と離婚した。

その後、その相手はユリと交際を始める。

ユリが清太に離婚話しを伝えていた隣の部屋で、

澄太は、マコトが亡くなった後から
一度も風呂に入らなかった。
身体も頭も洗わず

学校で異臭がし、先生がシャワーで無理矢理、頭髪を洗い、風呂に連れて行き身体を洗った。

友達たちは、マコトが亡くなったショックで

身体を洗わず、不潔になったのだろうと半ば、同情していた。

それから澄太の衛生面は身体、住まいと悪化し育って行く。
218創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 13:37:10.45 ID:45QKdiHs
十年後、二十歳になり家を出た澄人は

成績優秀だけは守り、倍率高い大学に合格し

家を出て独りで暮らしていた。

コンビニに行くと異臭を放ちながら
コンビニ弁当を買って、

帰宅し食べると部屋中、空き箱だらけ。

ネットを点けると、浮気性を正当化する書き込みを見つけたら反論超えた、AA文字で伝えまくっていた。
219創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 13:43:10.32 ID:45QKdiHs
黄身拾っは、歌う時は
喜美寛、ふだんは

きみ世と名のっていた。

整形し痩せて姿変わり、以前の姿を知る者たちは黄身拾っだとは気づかなかった。

きみ世は、綺麗に見られるために、整形してはいない。
清太と偶然、出逢っても

黄身拾っだと気づかないような外見にしたかった。
岩子ママが十年ぶり、フランスから帰国した。

空港で、黄身拾っこと、きみ世に再開したが

あなた?..どなた?
黄身拾っはもう白髪が生えている年齢よ

あなたは、どう見ても、二十歳前半の娘。

待ち合わせ相手、間違えてない?

そういう岩子もフランスで整形していた。

前より女性、おばさんに見え十年前より若くも見える。
220創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 13:50:01.30 ID:45QKdiHs
こういった内容の小説が動画コメント欄にと記され、続く。で今日も終わっていた。

玄関からピンポンと、きみ世が鳴らした。

その入口の隣の部屋から

大学生だろうか玄関から出て鍵かけて出掛けていた。

異臭が漂う。

岩子ママが
昔、子供だった自分に

“あなたの人生を大切にして生きて行きなさい。

その青年の脳裏で時折、聞こえて来る。
221創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 13:52:46.72 ID:45QKdiHs
きみ世のチャイムを聞き、....が扉を開けた。

そして、きみ世に尋ねた。
ごめん..きみ世。俺さ、

自分の名前、忘れたんだ。
教えてくれないか?

きみ世は、あだ名で彼を普段、呼んでいた。

ネムイ君。と呼んでいた。
222創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 17:47:35.64 ID:45QKdiHs
ネムイ君は二年前、きみ世、喜美寛の音楽カフェのイベントの
ギタリストとしてやって来た。

イベントが終わった打ち上げ会で

ネムイ君は、アニソン、メドレーをじゃんじゃん弾きだし

きみ世はバビル二世やらトリトンなどを一緒に唄った。

きみ世は何も深く考えはしなかったが

ネムイ君がなんとなく、

きみ世とユズルを合わせたような顔立ちだなあ、と
ぼんやり考えていた。

歌う声もユズルに何となく似ていたが
ムネイ君は、ボーカル体験は無く

歌っても荒削りな外れた音階が多かったが

ギターはあらゆるジャンル何でも弾けた。

キンクス、ストーンズー、ディラン、ビートルズから
童謡、アニソン、サントラまで何でも弾けた。
223創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 17:58:41.05 ID:45QKdiHs
ただネムイ君は物忘れ、健忘などまた、副人格の数が多く、主人格のネムイ君はどれなのか

また各人格のタイプに合わせギターを弾いていた。
副人格が変わると、いきなりジミヘンなどを信じられない様な神様でも宿ったかのようなテクニックで弾き出す。

しかし別副人格に変わると、ジミヘンの曲さえ覚えてなかった。

そのため仕事にその影響が出ては契約を解約されるなど何回か体験した。

きみ世とは、仕事をしているうち親しくなった。
_______________
その頃、
マリア様、女神様風貌の女性アーティストが

武道館でのライブを済ませた後、

実家に帰っていた。

帰省すると、母マリアが、娘が業界で女王様扱いばかり受け疲れていると

得意のお袋の味のご馳走で出迎えた。

マリアは久しぶり娘の名を近くで呼んだ。

トメ子。お帰り。
224創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 19:13:21.61 ID:45QKdiHs
トメ子は明日、おばあちゃんの見舞い行きたいねんけど。と母マリアに伝えた。

そして翌日、おばあちゃんの見舞いに行った。

おばあちゃんは母マリアが小学生の頃から

意識は回復せず、ずっと寝たままだった。

母マリアは弟のユズルはあの事件で亡くなったと知人から聞かされていた。
しかし音楽番組で歌っているユズルをただ、ぼんやり見て聴いては

何か、気にかかる点が。独特の節まわしで歌う癖がユズルは幼少期からあった。

トメ子は、おばあちゃんの事を葉子さんと時折、呼びかけながら

おばあちゃん葉子が若い頃、綴った詩集を

葉子おばあちゃんの傍らで読むのだった。

トメ子は小さな頃からほとんど毎日、葉子おばあちゃんの詩集を詠んで来た。

その頃、ネムイ君は、自己確認のため
母親に連絡した。母親が電話に出た。

ネムイ君の母親はオカマだった。
しかし小さなネムイ君を実家の母に預けては
都会で働いて店を開いた。
小さなネムイ君を育てる前は普通の男性だったが

ネムイ君の母がある事件の数年後、事件の後遺症から他界したため

ネムイ君の母と結婚するつもりだった男性は、ネムイ君の母親になろうとオカマになり母親となった。
和服姿で授業参観日に出席した。
ネムイ君は中学生ぐらいの頃からギターに夢中になった。

ネムイ君はオカマの母が働いていた都会の店は一度も訪問した事はない。

大人になったネムイ君はギターリストとなりオカマ母の知人が音楽業界の人で
ネムイ君に喜美寛の音楽カフェを紹介した。

ネムイ君から電話を受けたオカマ母は

フランスから帰国したばかりだった。

あのこ、ちゃんとやってるかしら。
そう岩子ママはつぶやいた。
225創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 19:33:52.99 ID:45QKdiHs
葉子おばあちゃんは意識は回復しないまま

時折、小さなユズルの夢を見ていた。

あの事件の日、ユズルの身を護りかばいながら、

葉子は遠ざかる意識の中
近くにいた、ネムイ君の母親、ネムイ君を抱き逃げようとした
リリィに

葉子は動けなくなった身で
ユズルをこの家から連れ出して..と倒れたユズルをリリィに頼みこんた。

リリィは我が子を抱きながら、意識を失った葉子を見て
今はすぐに逃げ出さなくてはと
ユズルをなんとか外に引きずり出し裏庭に避難した。たまたまタクシーが外道に止まっていた。

そしてタクシーに子供二人を乗せて急いで逃げた。

サキはその時、母親たちのほとんどがあの家に在宅していたため、買い物に行き帰って来た。

そして大きな声で叫び、救急車を呼んだ。

そこに、ユズルと、きみ世と、きみ世の母、待子と
リリィとその子供が居ないため、

呼びかけても反応がない葉子を見て
リリィか待子かのどちらかが、ユズルを連れ逃げたのだと。

そしてリリィが我が子とユズルを連れて逃げた事が判明したが

リリィが母親たちの中では一番、身元不明であの家に住んでいた。

彼女が元働いていた新宿やら知人を尋ねたが判らぬまま時間が経過した。

リリィも殴打を受け怪我していたが、元気ですぐ回復した。
しかしその二年後、後遺症をいきなり発症し

二人の子供の元へ帰らなかった。リリィの知人は

リリィと血が繋がらないユズルを孤児いんに預けた。

リリィの息子は、リリィの交際相手の男性が養子に迎え

今日から私が、あなたのママよ、とその子に伝えた。
226創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 19:41:56.46 ID:45QKdiHs
リリィは事件後、ユズルをあの家に返せば、ユズルが危ない。警察に話してしまえば
ユズルは、あのたくさんの子供たちの父親、英秋に警察は引き渡すだろうと
私の身元が英秋にばれてしまえば
英秋は、我が子を連れて行ってしまうだろう。

そんな強迫観念に毎日、リリィは怯え暮らし精神的に病んでいた。そしてある日、救急車で運ばれ

ふたりの子供の元へ帰らなかった。
227創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 19:49:52.25 ID:45QKdiHs
意識回復なし、葉子おばあちゃんは
ユズルの夢を見ていた。

近くにいる、きみ世ちゃんと英夫に

ユズルはアニメソングを教えていた。

きみ世ちゃんのママ待子さんは
ユニークで、おもしろい人で子供たちをいつも笑わせていた。
________________

サキは時折、リリィがこぼしていた、ぼやきを思い出した。

なぜ、息子に英夫と、英秋の英からとり付けたのかと。

英秋が無理矢理つけさせた名だった。

小さな英夫は 時々しか帰って来なかった

英秋が弾くギターを気に入っていた。

僕もいつかパパみたいに、ギターを弾くよ。
228創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 19:53:54.31 ID:45QKdiHs
ネムイ君は自分の名を、実家で誤魔化しながら尋ね
思い出した。英夫という名だった。

その名を思い出すたび、
その名を印した免許証などを

別副人格者は、川に捨てたり破り捨てたりした。

ネムイ君は 副人格が交代するたび

その間、眠ってしまい、

よく昼寝をする眠たがりな奴だと

ネムイ君と、あだ名がついた。
229メシア ◆grfILzw72eTv :2013/05/29(水) 20:04:14.87 ID:3bs3wUvx
230創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 20:05:13.97 ID:45QKdiHs
ネムイ君こと、英夫は

大人になり音楽番組に出ていたユズルを
一年半くらい一緒に住んでいたユズルだとは気づかぬままぼんやり眺め

曲をコピーし、得意のギターで弾いていた。

働きながら人前で弾いているうち、音楽の世界に入っていた。

オカマ母の岩子の店に、あの頃、小さかった、きみ世がユズルが

客として来ているなど全く知らなかった。

岩子は知っていた。英夫があの事件の家に居たことを。
231創る名無しに見る名無し:2013/05/29(水) 20:06:41.29 ID:45QKdiHs
英夫は自分の名を思い出すたび
記憶や主人格が乖離し、自分を忘れてしまうのだった。
232創る名無しに見る名無し:2013/05/30(木) 14:22:12.66 ID:E/DeiwMd
その日、空は高かった。

隣の部屋に住んでいた、澄太は着る物が無くなったため、久しぶり洗濯物を干していた。

すると隣から信じられないようなギターテクニック音が聴こえて来た。

そして、しがれ枯れたよな声からいきなり高い声へと変動したようなエキセントリックな声。

ギターが弾く音階は地下から地上へそして空まで解き放たれていくような。

澄太は、凄い、スゲー、なんなんだ..と感動し
隣の住人が気になった。

隣の住人、ネムイ君は、乖離し別表情でギターを弾き終えると、そのまま眠った。

しばらくしてピンポンとドアベルが鳴りネムイ君は起きた。

きみ世が、お昼のお弁当作ったからと渡した。

結構、大きな重箱でこんなに食べれないと、
きみ世にもランチをここで食べてから仕事に行かないかとネムイ君は伝え、一緒に弁当を食べていると
ネムイ君の電話にメールが入った。開くとオカルト音が添付されたメールで
“君の動画のコメント欄、今日は読んでみた? という内容のメールだった。
きみ世は以前、そういうオカルト音入りのメールを貰った記憶を思い出す。
ネムイ君が自分の動画コメント欄を見ると

いつものストーリーの続きが載せられていたが、その内容は、今週、ネムイ君が向かった先での出来事だった。

きみ世が何これ?と一緒に読み、前ストーリーまで戻し読むと、きみ世の事まで記されたストーリーだった。

ネムイ君は乖離し健忘する癖から今まで放置して来たが、
きみ世と一緒に誰かが自分たちを、つけて観察しているか、とにかく何だかの形で情報を掴まれていると確信した。

そのストーリーの今日のラストには“驚いたでしょう。マイ、ブラザー。
この続きは
今からこれから判るでしょう。今から起きるでしょう。楽しみにして待っていなさいね。

そうコメント欄で伝えられ、別訪問者が、なんじゃこりゃ?と顔文字添えて呆れていた。
233創る名無しに見る名無し:2013/05/30(木) 14:36:16.38 ID:E/DeiwMd
ピンポンと音がしたがそれは隣の澄太の部屋のドアベルを鳴らす音だった。
ネムイ君と、きみ世は弁当を食べた後、何かあれば後で連絡して。と伝え、
部屋を出た。すると隣の澄太君の部屋からも誰か出た。“今日は風呂に入れよ。後で母さんも来るからな。と息子に伝える声。
清太だった。
きみ世は気づかないふりして行こうとした。
しかし清太は、あっさり、黄身拾っ?じゃないか?と声かけた。
整形したのに何で判ったんだろうか。

清太はそのまま、きみ世に尋ね返していたので、
その声が響き、
部屋から、ネムイ君と澄太も出てみた。

澄人は改めて隣の住人、ネムイ君をよく見た。
“わぁ、あのギター鳴らし歌ってた人だ。

ネムイ君と、きみ世は、澄太の異様な体臭に息を詰まらせた。

きみ世は、ならこの青年は、あの子供だった澄太君?
すると向こうから誰かが歩いて来る足音がした。澄太の母、ユリだった。

ユリは、きみ世、清太、ネムイ君が三人揃った姿を見て、

“ごきげんよう。マイブラザーたち。
そう伝え、

“あ、でも私は違うか。私だけ、あなたたちの父とは血が繋がっていないから。

そうユリは伝えた。何やらいつもの、ユリと雰囲気が違う。しかし清太は見慣れたように見ている。
澄太は、母ちゃん。どうしたんだい?何か様子変だよ。

その後ろから、帰国した岩子が、ネムイ君に土産を渡そうと歩いて来た。

空が高く見える日だった。
234創る名無しに見る名無し:2013/05/30(木) 14:54:38.41 ID:E/DeiwMd
サキは、ユズルに本当の事を伝えていた。

あなたの母親の葉子さんは実は、生存されていたの。

ユズルは会いに行く。場所を教えてくれとサキに伝えた。
サキはうなずいた。

その前に久美子に会ってちょうだい。久美子が今月、同じ事ばかり話してくる。あなたの事だけど...

ユズルが久美子に会いに行くと、久美子はユズルを見て

“お兄ちゃん。離婚しよう。久美子はサインしたよ。そうすれば、マコトは安心して生まれ変わり、またマコトに逢えるから。

母のサキにも同じ事ばかり伝えていた。

マコトは離婚届けにサインした。

その翌日、ユズルは、母、葉子がいる場所へ向かった。姉のマリアは、サキからその連絡を受けていた。

姉マリアが出迎え、マリアはせつなさそうに、ユズルの手を握りしめ、ユズちゃん。生きてたんだ。知らなかったんだよ。子供の頃、ユズちゃんは亡くなったと、祖父母が話していため。

そう伝えた後、ユズルを母が居る部屋まで案内した。
そこには、葉子の孫、マリアの娘、トメ子も座って、祖母、葉子が、息子ユズルに逢うという連絡を受け、仕事が休日という事で来ていた。

ユズルは、眠ったままの母、葉子の手を、あたためるよに握りしめ、
“お母さん。 と呼びかけた。
すると、葉子は、うっすら瞳を開き
口を動かそうとした。
そして涙を流していた。

そして、そのまま瞳を閉じてまた眠った。呼吸が止まり永眠した。
235創る名無しに見る名無し:2013/05/30(木) 15:13:01.97 ID:E/DeiwMd
澄太はあの後、母のユリから、身体を洗い、清潔にするまで人前に出るなと命令され

その間、清太と、きみ世と、ネムイ君に

ネムイ君の部屋を借りてそこで続きを話してよいか。
と伝えた。

清太は、その話しを知っている様で、いきなりで済まないと謝った。

後ろから、私も参加させて頂いてよいかしら。と岩子がフランス帰りの香水をプンプン香らせ

我が息子、ネムイ君の部屋に入った。

きみ世も昔、よく乖離だったのだろうか、あれは記憶を失い 最近よく思い出したが

清太が、一番始め、岩子ママの店に連れて行き、

それから黄身拾っは岩子ママの店の常連となったのだ。

いろんな事が在り、忘れていたが、元同居人だった清太と始めて会ったのも
あの公園のベンチだった。冷や汗をかき意識失い、ベンチで倒れていたら、始めて会った清太が、顔をぺちべち叩いて、大丈夫かと声をかけていた。
そしてユリとはその後、その公園のベンチでランチを食べていたら、私も一緒に食べていいですか?とベンチに座った。それからランチを一緒にベンチで食べ仲良くなった。
十年以上前の事。

その公園のベンチで、二人と始めて会ったのだと...
ユリの話しでは

私たち、あの事件が在った家に住んでいた子供たちよ。ネムイ君。あなたも。きみ世も、清太も兄弟よ。
そして私も、あの家に、あなたちと住んでいた。

ユズル兄ちゃんの事も、きみ世の母、他、母、その子供たちを覚えていると。

そしてユリだけ、父親と血が繋がってはいないと。
あなたちの父親は同じだと。
236創る名無しに見る名無し:2013/05/30(木) 15:26:59.64 ID:E/DeiwMd
ユリは、ネムイ君の動画コメント欄に小説だと載せ続けたストーリーは、
実は私だと伝えた。

清太は黄身拾っと逢う前から、黄身拾っが自分の妹だと知って、あの公園のベンチに行って、
私に、黄身拾っの友達になるよう相談かけたんだ。

ユズルと久美子は同じ父との間の子たち。
しかし久美子は知らず、ユズルの子供、マコト君を生んだ。

私はあの事件があった家で、それ以前、まだ赤ん坊だった久美子をよく
あやしていたの。
だから久美子に対しての姉だという意識は強かった。
サキも第二の母親的、存在で 二人からは特に離れて暮らしたくなかった。

清太と結婚した後も、清太に伝え、近くに住んでよいか相談した上で、久美子が住む近くに住んだ。
久美子は息子のマコト君が、うちの息子、澄太が潔癖症のため仲良くなった事が気に入らなかったようだけど。

清太は 黙っていたが急に小声で、

あれから、妹、弟たちがどうなったのか心配で、逢いたくて ずっと探していたんだ。
237創る名無しに見る名無し:2013/05/30(木) 15:38:58.14 ID:E/DeiwMd
黄身拾っだった、きみ世は..そうか。

だから清太と同居した時ずっと、プライベートなままだったんだ。

同居し始めた時は、公園で意識失い、よく倒れていた。
帰り道も、一度、危なかった何かにぶつかりそうで。あの頃は..

倒れた、黄身拾っを清太は背負い、

そこで黄身拾っは記憶を失ってばかりだった自分に対しての不安が強く、

あの日、清太に帰らないで、ここに居て。最近はいつも倒れてばかりで
怖いよと伝えていた。

記憶無くした、黄身拾っは、うわの空で出かけ、
見知らぬ地に来ては
なぜここに来ているのかその記憶が無かった。主人格はあまり変動は無かったが、あの頃はそんな行動ばかりで その度、意識失い倒れていた。

ネムイ君が今そんな感じだ。しかしネムイ君は多数の副人格が居たようだ。しかし目立つような人格交代でなく、

岩子は、ネムイ君が子供の頃は、ふざけているか、あの事件の後遺症で後に消えるでしょう、と見ていた。

子供の人格に副人格が多数いても
我が子の乖離性障害に気づく親たちは少ないという。

ただ岩子は昔、ネムイ君の戸籍名の英夫は改名しようとしていた。
238フィクション:2013/05/30(木) 19:18:30.56 ID:E/DeiwMd
清太が10才の頃、
学校から家に帰ると
パトカーが幾つも
家の周りを囲んでいた。

近所の人たちが
清太を見て青ざめていた。
中に入ろうとすると婦警さんが今はまだ中には入れない、と清太を止めた。
清太の後ろから
小さなユリと筋人が同じく学校から帰宅し
清太お兄ちゃん。ユリたちも中に入れないの。

婦警はユリたちに、お母さんは?と尋ねると

その隙を見て清太は、家の中、皆が集まり子供たち同士がよく遊んでいた広いリビングルームに入った。
荒れた壊された部屋が撮られていた。

カーテンは引きちぎられ、窓は割れて皿も割れ散乱していた。床は真っ赤に染まり
玩具がその上にも落ちていた。

10才の清太は、震えて

テラスにあったモップを手にして

赤く染まった床を拭き始めた。

これは僕たちの部屋ではない。こんな部屋ではない。今から大掃除して元に戻さなければパパも、みんなも家の中に入れない。

警察はすぐ気付くと、慌てて清太を引き止めた。

“証拠は保存しなくてはならないから、まだ片付けられないんだよ。

そう言い婦警に頼み、清太は外に連れ出された。

ユリと筋人は庭の方に周り、部屋の中を見た。二人は震える事しかできなかった。

清太は隣の家の庭の蛇口で手を婦警さんから洗われながら

掃除しなくちゃ。綺麗に元に戻さないと、みんなと会えないよ。みんな帰って来れないよ。

清太は一番、上の子供だった。

下の兄弟は皆、清太の弟、妹たちだった。
239フィクション:2013/05/30(木) 19:37:30.02 ID:E/DeiwMd
ユリと筋人は英秋の子供ではなかった。
しかし母親は英秋のたくさんの妻たちの一人として迎えられた。

ユリは他兄弟は皆、パパの子で自分はパパの実の子供ではないと早くから気づいてしまった。

少し背が高くなった頃、他兄弟は 母親違いの兄弟でも父親は同じなのだから実の兄弟だ。

しかしユリは他兄弟とは実の兄弟ではない、というコンプレックスが生じそれは、ユリの歪みとなり成長した。
他兄弟、姉妹たちは今頃、母親違いで父が同じだった事を気にしている者もいるでしょうけど。

...
それで、私の歪みからネムイ君の動画コメント欄にあの事実を小説と称して伝え続けたんです。
昔、黄身拾っにも。黄身拾っの時は自分で調べて

ネムイ君のコメント欄に載せた内容は、調査会社の知人に頼みました。

まず、ネムイ君に伝えたかった事は、黄身拾っこと、きみ世は、ネムイ君と母親違いの実の兄弟だという事..。

するとネムイ君は答えた。
俺は、きみ世と兄弟で、だから結婚とか 、出来ないという事 、か..。

きみ世は答えた。
ネムイ君。きみ世は、ネムイ君の事は好きだけど、結婚したいとか、そんな気持ちは無くて、恋愛感情も 、その無くて..なんというか 、何かの感が、また誘導していたような..

昔、清太が 今の私と同じ気持ちで私と、過ごしていたのかもね..。

岩子が顔を手で隠した。ごめんなさい。あなたたち二人にそんな事が起きていたなんて知らずに、フランスに居たなんて..
240フィクションです:2013/05/30(木) 20:46:09.61 ID:E/DeiwMd
_____________

終戦後、三才の英秋は孤児いんに居て、

生き別れた、兄弟たちといつか逢えると信じて待っていた。

そして戦地から父親も還って来ると。

母親は離れた地域で仕事をしては月末に、英秋に会いに来た。そして妹の栄子に逢ったら歌を教えてねと母と唄を歌った。

他兄弟は、母の実家や、母の兄弟に一人づつ預けているという。

しかし食べさせていくための食費はそれぞれの家は従兄弟たちも居て足りず、
英秋は孤児いんに預け、母はいつか皆、子供たちをいつか迎えに来るからそれまで待っていてと、伝えた。

そしてその一月後、母は働き過ぎ、急性の疾患にかかり、二度と英秋たちを迎えに来る事は出来なかった。

お母さんが亡くなったと伝えられた。
英秋は、他兄弟たちといつか逢える事と、戦地から父は還って来るかもしれないと、それだけを希望として待っていた。

しかし、父親は戦死されていたと報告が来た。

2年後、5歳になった英秋は孤児いんの事情から
他、孤児いんに移されて一年、そこで暮らした。

そこには3つ年が離れた妹が居たが、英秋はまだ赤ん坊だった時の妹の姿しか覚えていず、判らなかった。妹の名は栄子という名だったから。

しかしその孤児いんには三才の栄子がいた。しかし名前は待子と変えられていた。
英秋は自分の妹だとは気づかなかった。
241フィクション:2013/05/30(木) 20:54:31.15 ID:E/DeiwMd
________________

七歳になった英秋は孤児いんの事情で別孤児いんにまた移された。半年毎別孤児いんに、移動された。
そこで別妹、兄と再会していたものの、名を皆、変えられていたため、

判らなかった。孤児いんに行く度、同じ名の子が来るからと変えられた。

それは英秋の親戚の者がそう孤児いんに頼んだことから、幼かった英秋は気づかなかった。

どの孤児いんも沢山の子供たちが居て、その中には

待子、夢子、拓也と名を変えられた子供たちが、自分の“兄弟だとは気付かずに、沢山の子供たちが居た孤児いんをしばらく点々と回され

九歳の頃、ある孤児いんで落ち着いた。そこで15才まで過ごした。
そこで一番上の兄として下の弟、妹たちの面倒を見ていた。

その孤児いんでは週2回、音楽会を開いては、先生が子供たちに、唄や楽器の弾き方を教えていた。
途中、弟や妹たちが養子とされたり、里親が迎えに来たりして別れるたび、辛かった。

里親のとこに戻った子供の中には、あの子の家は貧乏のあまり餓死したという話しを聞いて..。

英秋は大人になったら金を稼いで、この孤児いんの子たちに栄養ある美味しい物を食べさせると自身に誓った。

11才の時、近くの店の掃除など手伝いをしてその分の小遣いを貰っていた。
その店はジャズやアメリカの最新の音楽がよく流れていた。手伝いをするうち英秋は、アメリカで流行っていた歌、音楽をそこで覚えては歌ってみた。とても上手いとよく褒められていた。

ある日、英秋の元に、父の肩身だとマンドリンを渡された。先生から習い弾いて演奏してみた。

手伝いをしていた店に行き、マンドリンが弾けると伝えると、ギターの弾き方を教えてあげるからと習い、ギターの弾き方を覚える。
13才の頃になると子供が弾いたとは思えないくらい上達し
15才の時は天才のよに云われていた。

そしてある者がアメリカに向かうがこの子を養子とし、向こうの音楽を習わせてよいかとの話しが孤児いんに来た。
242フィクション:2013/05/30(木) 21:22:02.64 ID:E/DeiwMd
.

麻衣の祖母の夢子は、昔住んでいた孤児いん近くの病院に入院していた。

そして、ふるい写真を見ていた。

麻衣の父だとは隠して来た拓也も夢子たちとポチの墓となった花壇の花と一緒に写っている。他子供たちも。

写真の裏を見ると、夢子や拓也、他、子供たちの名が記されていた。
その中に、英秋という名がある。

麻衣の息子ユキヲを夢子の家から、さらわれた後、
英秋は国際探偵に依頼し、ユキヲを捜し出し、

そしてユズルと一緒に、ユキヲは麻衣の元に戻った。
だからその時は、憎んでいた英秋に感謝した。

ふるい写真に、まだ子供だった拓也、夢子、英秋と写っている。

三人共、皆、兄弟だと気づかないまま、その後、未来を迎えたのだ。
______________

孫の麻衣はあれから、

ユキヲから離れなかった。ユキヲが友達と遊びに行く年齢となっても付いていった。
べったりといつも離れないままの母親、麻衣は周囲から注意された。

麻衣は、探偵に依頼し、ユキヲがまた誘拐されないよう見張るよう頼んだ。
その探偵とは、麻衣の母ミナが以前、よく調査を頼んでいた水島だった。

麻衣はいつも水島に相談してばかりいた。

水島の体重は以前より増しメタボ周りがより太くなった。
ある日、水島が糖尿病となり急に入院していた。

麻衣は心配して見舞いに行き、しばらくして泣き出した。

麻衣は水島に恋をしてしまったのだ。

しばらくして水島と麻衣は交際し始め、結婚し、
ユキヲに兄弟が出来た。

それでも麻衣は、あのユキヲを誘拐された後から、子供たちからなかなか離れはしない、離れると不安になってしまうという姿はなかなか治らなかった。
243創る名無しに見る名無し:2013/05/31(金) 14:11:07.20 ID:bzbYq3gs
そのため長男のユキヲは、母親の麻衣を段々と避けるようになった。

金髪の髪も目立ち、染めると他の髪色はあまり似合わない。

ある日、義理父の水島からアメリカの君の祖父母から手紙が着ていたと

ユキヲに渡した。ユキヲはその手紙を読み、夏休み、アメリカの祖父母のところへ行ってみたいと、
義理父の水島に相談した。
水島は麻衣に何と伝えようかと迷っていた。

その頃、フランスから帰って来た岩子は
黄身拾っこと、きみ世に、
「あなたが音楽を大切に思っているように、子を生む前の、麻衣ちゃんも同じだったはず。今は子育てに夢中でその事に触れてはいないものの、

いつか麻衣ちゃんが歌、音楽に還って来るような流れを少しずつ与えては。」
244創る名無しに見る名無し:2013/05/31(金) 14:37:49.34 ID:bzbYq3gs
清太は兄弟たちに逢いたい以前、気になっていたのは

母親違いの子供たちが大人になり
相手が兄弟だと知らずに付き合い交際し、子を持ってしまう事を避けるよう
兄弟たちは離れて暮らしても、相手が自分と血が繋がった兄弟だと互い判明していた方が安全だと。
生まれて来た子供の健康をまず護らなければ。

血が繋がった兄弟から生まれた子供の健康を..。

ユズルと久美子の子、マコトは兄弟同士の親から生まれた。

だから相手が本当の兄弟だと判っていたら未然防げたはずだ。

そこで、ネムイ君は、清太に
「ユリ姉さんとは血が繋がった兄弟ではなかったから、結婚したんですよね。清太兄さんは。

きみ世は血が繋がった妹。そして僕も、きみ世の弟だった。きみ世は僕に対してそこまでの感情は無かった。しかし僕は、きみ世にそこまでの感情がある。

迷っていたのは、僕の記憶が時折、曖昧で自分の事さえ忘れていると最近、気付いた。だから社会的な関わり全てに対して選択肢が限られ始めていた。今から受診先に向かいます。」

ネムイ君は、ただ、自分の気持ちを、きみ世に伝えるように話した。

きみ世はその時、仕事先に向かいその場には居なかった。
だから、ネムイ君の本心を知らずにいた。


ネムイ君の隣の部屋に住んでいる
清太と、ユリの息子、澄太に

岩子はフランス土産の男性用香水を、よかったらと渡して帰った。

始めは香りが、きつくなる時があるので、足首につけてみてはどうかしら。
澄太は身体と頭髪を寝入り洗った後、足首につけてみた。

...悪くない。

そしてネットでギターや海外ギタリストのあらゆるジャンルを聴きまくり、
ギターを探しに出かけた。
245創る名無しに見る名無し:2013/05/31(金) 16:36:15.27 ID:bzbYq3gs
246創る名無しに見る名無し:2013/05/31(金) 16:42:56.70 ID:bzbYq3gs
(国外のケースでは昔、兄弟の間生まれた五人の子供のうち三人は健康体であったものの、その三人のうちの一人は、身体内の健康には問題はなかったものの外見上から見た身体に奇形障害があり、他二人の子供は奇形障害で生まれ赤ん坊のうちに亡くなったそうです。)
247フィクション:2013/05/31(金) 20:08:31.36 ID:bzbYq3gs
清太はハウスクリーンの仕事を部下に任せて、調査会社の仕事を始めていた。
その調査会社にユリの知人だという女性探偵が入社している。

ユリの調査依頼を受けネムイ君、きみ世、他調査していた。

清太が彼女の調査報告書から渡され調査内容を読むと徹底的に調査している。いやそれ以上で警察に文句言われても仕方ない範囲?じゃないか。。

清太はちょっとでなく彼女を怖いな、と感じた。
まるで清太を調べられたなら何月、何日、何時、何分は清太は何をしていたか彼女なら今も知っていそうなくらい。

女性探偵の名は上原マキ。
黒髪のショートボブと黒ぶちメガネは外に出れば簡単に変身した。

茶髪ウェブロングヘアの付けまつげ濃いメイク、ブランドスタイルに変身し細く高いヒール掃いて目的地へ向かった。

麻衣、ユズル、久美子の周辺が安全かどうか、どういう状態にあるか。

ユズルたちに何か大きな変化があり困っていないか。

また父、英秋が昔、孤児いんに居た頃の情報も調査している。

彼女の徹底的な調査により父、英秋の名は孤児いんで付け変えられた名で、本名は忠史(タダシ)だったらしい。

また英秋の他兄弟たちの本名と変えられた名前なども記し報告されていた。

清太は... 驚いた。
これでは、
きみ世は、実の兄弟同士から生まれた子供となる。
そしてユズルの娘、麻衣の母ミナも
実の兄弟同士の間、生まれた子供で

そのミナとユズルは従兄弟同士でその間、生まれた娘が麻衣。

孤児いんを経営していた高齢者の老人が、英秋の母の親族から頼まれ、兄弟たちは名を変えられていた。兄弟だと互い判らぬように。

それぞれが同じ孤児いんで住んでも互いに気付かぬよう、養子先に引き取られるようにと。

清太はその理由をもっと詳しく知りたいと思った。
そしてもう一枚の調査報告書には

英秋たちの父親は戦死しておらず、フィリピン、ハイチ辺りで生存し
戦後あちらの島で助けられた後、その土地の娘との間に赤ん坊が生まれたため、
知人の兵士が日本に帰国した時、自分の身内、親族には戦死したと伝えてほしいと頼んでいた事。

その知人兵士本人から聞き出している。そしてその知人兵士は一枚の写真を渡した。

英秋(忠史)たち兄弟が父、母と一緒に写っている写真。

清太は久しぶり、父親の英秋を見舞いに行った。そして、その写真を渡した。
写真に写った兄弟たち、それぞれの名は現在、使われていなくとも

その写真の子供たちは、
待子、英秋、夢子、拓也たち。

夢子は大人になり拓也の子、ミナを生み育て、

待子は大人になり英秋の子、きみ世を生んだ。
248フィクション:2013/05/31(金) 20:31:05.82 ID:bzbYq3gs
黄身拾っこと、きみ世は

あの公園に行けば苦しくても、何か大切な事がいつか判明するかもと

その自ら受けた私信から、あの公園に向かっていた。

きみ世程ではなく他の兄弟たちも。

喪失された記憶を取り戻す作業は苦しくても

何か大切な事に気付き、その大切なことと出逢えると。

それが父、母たちにとっては悲しみと連携した大切さと出逢い再会し

戦後の混乱期と高度経済成長の勢い。

実の父、母を戦争で失い、兄弟たちも生き別れた後の未来の出来事。

清太はそれぞれの家系図を記してみた。

ユズルの姉、マリアは結婚し現在は、子を生み母となる年齢だ。

清太はサキに連絡してユズルの母、葉子の話しを聴いた。葉子には孫娘がいる。

上原マキの調査報告書では、その孫娘、トメ子はミュージシャン、歌手、有名なシンガーソングライターとして音楽業界に居ると。女王様的、地位にあるという。

添えられたCDを聴けばヒーリング的感覚
を取り入れた唄い方でラジオなどでよく流れている。

音楽業界の端くれで働かせて貰っているネムイ君こと英夫と逢う可能性がある..。

しかしだ、あのネムイ君を女王様的存在にあるトメ子が気に入り、好きになる可能性は例え、すれ違っても、 無い?だろう..。と少し安心してみた。
249フィクション:2013/05/31(金) 21:02:36.54 ID:bzbYq3gs
きみ世こと貴美寛は
貴美世と改名し歌っていたが
最近は音楽カフェのイベントに集中しその内容は充実し音楽関係者が
貴美世の音楽カフェに以前より訪ずれる事が増え、
そのため、ヒーリング系音感を取り入れたミュージシャン、シンガーのトメ子も音楽関係者たちと

貴美世の音楽カフェのランチを食べに来ていた。

昼は、ヒーリング的要素により五感を研ぎ澄ますような楽器演奏がその日の昼のイベントだった。

会場の離れた裏部屋で、ネムイ君が、夜迎えるミュージシャンが演奏する曲の楽譜を見てギターで練習していた。

その時、スタッフの一人がネムイ君の名を知らず、スタッフ名簿欄を開いて、ネムイ君の名を呼んだ。

“英夫さん?ですかね..。あの今晩のイベントの主客ミュージシャンは酷く体調崩し、キャンセルとなる可能性が..

..ネムイ君は英夫と呼ばれ、うずくまり出した。

“あれ、英夫さん?どうされたんですか?具合でも悪くなったとか..

ネムイ君の表情が変わっていった。目が座っている..。仕草、姿勢まで別人だ。

イベント会場では、ヒーリング曲が全て終わり、

席でランチを食べ終わった人たちがそれぞれ帰り始めた。

トメ子も水を飲み、席を立ち上がろうとした。

と..その時、急に、ヒーリング音とは別ジャンルのロック調のイントロが、ギュイーン♪と鳴り始め、
そこから、どこの国から迎えたミュージシャンが弾いているのかというようなテクニックその音が会場に響き、

トメ子の意識は、その音を追いかけるよに聴き浸っている。それはまるで、
トメ子の夢世界に、その夢の中に侵入して来た
トメ子とは別世界に住む音感覚。

トメ子は本当、静かにしていると女神かマリア様のような雰囲気がいつも放たれていたが

その時は、誰かに強引に腕を掴まれ別世界に引き込まれたようだった。

演奏が終わると拍手が鳴った。トメ子は拍手もせず呆然と立っていた。

きみ世は、感動していた上、焦った。
“もしかして、あれがネムイ君に起きてしまった、乖離?現象だろうか。

ネムイ君の表情、仕草はいつものネムイ君が居ない。
音楽業界の年配者の客が

あれは、遠い昔、聴いた事がある。英秋の曲だ。
あの姿は、英秋そのものだ。

トメ子は、あの人?誰。尋ねて来て。名刺渡して、名刺貰って来てと、マネージャーに頼み込んでいた。
250創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 09:07:56.68 ID:6KdXkgFX
先ずは日本語の勉強をして下さい。
おかしな日本語w
句読点の使い方もかわってますね。
読みにくいwww
251創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 09:35:23.35 ID:7IdYQvp9
>>250 自分でもそう思います。
252創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 09:48:30.08 ID:7IdYQvp9
>>249の続き

それから二年後、

きみ世はフランスで暮らしています。

ネムイ君は英国で音楽を勉強していました。

何処に住んでも空と雲の色は変わりませんでしたが

人の心は環境変われば変わるものです。ただ全てそうでなくネムイ君は、きみ世の事をずっと想っていました。

きみ世はフランスの文化、カフェ、お芝居、バレー、料理、音楽と触れながら

フランスのお菓子の美味さにとりつかれていました。また太ってしまっています。

海向こうの国、英国でネムイ君は今頃、どうしているだろうか..

きみ世がそう想っていたら、後ろから

“きみ世。と呼ぶ声。

ネムイ君でした。ネムイ君は年齢より若く見える人でしたが太りその外見上はもう、おじさんとなりました。
二人で、きみ世の行きつけのカフェに行きました。

またその二年前に話しを戻します。
253創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 10:06:48.28 ID:7IdYQvp9
>>249の続き

離れた席で峰不二子風外見の女性がその様子をチェックしていた。探偵の上原マキだ。

上原マキは探偵事務所に戻り、清太に報告すると

清太は、くらくらとめまいがし、EnyaのCDをかけた。

Enya、サラブライトマンの曲は清太の鎮静剤だ。

清太は上原マキに頼んでみた。二人が恋愛感情を持たないようにするには、どうしたらよいだろうか。

上原マキは答えた。私の仕事は探偵で、人の気持ちまで変える事はその範囲にありません。

その頃、元妻のユリが息子、澄太の変容ぶりに驚いていた。

息子が住む部屋の扉を開けると、以前の異臭ではなくよい薫りがして

痩せた少し長髪の青年がギターを手慣れた感じで弾いていた。

ギターはバイト代を貯めて買ったそうだが

他にもエレキギターなどがある。

食費を削ったのか。痩せて別人のようだが
以前の生気無しの暗い表情から見れば
よい表情を浮かべている。
隣の住人のネムイ君から教えて貰ったそうだ。

父の清太はその頃、ユズルに連絡を取っていた。

ユズルには姉マリアがいてその娘がヒーリング系ミュージシャン、シンガーソングライターのトメ子だ。

ユズルはトメ子の叔父にあたる。
そしてユズルと母違いの兄弟、ネムイ君もトメ子の叔父となる。

ユズルに事情を話しトメ子やネムイに伝えるしかない。
254創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 10:31:04.17 ID:7IdYQvp9
清太はネムイ君にトメ子は、お前の姪にあたると伝えた。

ユズルは、トメ子に実際会って伝えようとしたが

トメ子は以前よりスケジュールは過密となり掴まらない。
メールも電話も返事がない。

なかなか連絡が取れないため、メールで、ネムイはトメ子の叔父にあたると説明し送信した。

トメ子はそのメールを

エキゾチックな透明感あるアバンギャルドなスタイルで読んだ。
撮影の練習途中だった。

向こう側でその叔父にあたるというネムイ君が楽譜を見ながらアコースティックギターを練習している。

トメ子はネムイ君に対して、辛辣、または過激なアドバイスをしていた。

同じ人物が弾いているとは思えない。弾くたびその度イメージが違うと伝えた。

ネムイ君はスタッフにお願いした。僕を毎回、英夫と呼んで下さい。僕の本名です。

スタッフは英夫さんとネムイ君に呼びかけるようになった。

ネムイ君は英夫となりギターを鳴らした。

ギターを弾く指先の骨格の動きから、顔つきまで変わり

弾き飛ばす音に全身のタマシイが注ぎ込まれて行く。
255創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 10:43:34.26 ID:7IdYQvp9
それでも乖離的な人格移動からの表現が、仕事現場に適応するかといえば、演奏が終わると突然、現場から消え去ったりしては
その行動が自分でも判った。

トメ子とスタッフに自分には病があり無理だから降りますと伝えたが

トメ子は許さなかった。

次の撮影シーン前に、トメ子はネムイにこう伝えた。

私が演じる役を、あなたが一番愛しい人だと思って。
思うより念って。
そしてその相手を愛しく念っているのにどうする事もできない..

その悔しさ、無念さ、苦しみ、悲しみなどを

あなたなりにギターで表現して。

そうトメ子は伝えた。

半身、紅く、半身、黒い
後ろ姿は白い女神風の衣装で

いつも素顔に近いメイクばかりだったトメ子は
その撮影では、下まぶたに濃いアイライナーで

悪魔と聖女を演じる。
256創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 11:02:28.74 ID:7IdYQvp9
トメ子から何の連絡も返ってこないとユズルは
清太に伝えると

清太は、母親違いの兄弟、そしてその子供たちを

一度、皆集めて逢わせた方がよいのではないかと思った。

その日、清太は久しぶり息子、澄太の部屋のドアベルを鳴らした。

出て来たのは見慣れない、長髪の痩せた青年だった。

清太は一瞬、部屋を間違えたと、失礼と去ろうとしたが

澄太だと気付き、部屋に入ると

部屋の中にはギターが三本もあり楽譜だらけ。

清太は、澄太に何か弾いて聴かせてくれと伝えた。
いきななりテクニカルな弾き方で米国や英国のロッカーたちの曲を。

隣の住人のユズルから半年かけて教えて貰った事と
そしてインディーズ系のバンドのメンバーになった事などを伝えた。


清太は自分が幼い頃、あの家の
離れの別宅に、父、英秋のスタジオがあり

そこからよく聴こえて来た音を想い出した。

その子供たち三人が音楽を
その孫たちにも

血は仕方ない。音楽の世界を選んだなら出逢う、きっかけもあるだろう。

後は..同じ過ちを繰り返さないように..

仕方ない。皆に揃い逢って貰おう。

トメ子と澄太は、従兄弟同士となる。

トメ子は音楽業界で女王様扱いを受けたためか

好きになる相手は、アマチュア域に近いくらいの目だたない人物。
257創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 11:14:36.94 ID:7IdYQvp9
その頃、ユズルの娘、麻衣は

息子のユキヲが米国の祖父母の元、夏休み向かった後

その息子ユキヲからの手紙を読んでいた。

米国では日本で住んでいたように金髪の髪を染めることもなく

日本より米国の方が自分には肌にあうため、米国の学校に編入したいと伝えていた。

そして息子ユキヲはそのまま米国で暮らした。

麻衣は気落ちする気もおきず
ユキヲが赤ん坊の頃、米国の父親から誘拐された体験、その不安から

ユキヲからなかなか離れずに居過ぎた事を

今更ながら悔やんでいた。

黄身拾っこと、きみ世は、そんな麻衣の事を知り、
麻衣とその母親のミナ、ユズルと

麻衣の夫となった水島と

岩子ママも呼び自分の音楽カフェに招待した。

その日は並んだグラスがメロディー鳴らしていて

麻衣の娘と息子は喜んで聴いていた。

久しぶりに再会した人たち。

少し複雑だったのは、水島と再会した事だった。

黄身拾っこと、きみ世は、水島の事がずっと好きだったのだ。
258創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 11:23:38.50 ID:7IdYQvp9
そして、音楽とは別部屋に

清太は、澄太と母親のユリ。

ネムイ、ユズルと

マリアと娘トメ子

きみ世と、ユズルの娘、麻衣。

(麻衣の娘、息子は、母ミナと、音楽の会場で子供たちが好きな別の演奏が始まり聴いていた)

そして、ユズルの母、サキも招待された。

サキは、きみ世、ネムイ、マリア、ユズル、清太、ユリ..たちが幼い頃、
子守りをしていた
第二のママだった。

きみ世とネムイ君は、遠い記憶の中の“ママ と
再会し
無意識が叫んでいた。

サキは久しぶり逢った
その子たちをしばらく見つめた。
259フィクション:2013/06/03(月) 11:37:59.53 ID:7IdYQvp9
そして、その母親違いの姉妹、兄弟たちの中には

ユズルの元妻、久美子も本来なら来るはずだったが

清太は、サキから聞いた、久美子の精神的な状態と過去起きたことから

その中には久美子は居ない。

久美子は入院先の部屋で、いつも掃除婦のおばあさんから

今日はいい天気ですね。中庭の季節の花が咲いていましたよ、などと

よく声をかけられるうち、元の状態に回復していたようで
母サキに内緒で外出する日も在った。

そして、
清太が集まった身内たちに説明を終えると

向こう入口に久美子が立っていた。
久美子は

“ママ(サキ)、お兄ちゃん(ユズルで元夫)

私に黙って皆で集まって
お兄ちゃんは、娘(麻衣。隠し子だった)と逢って

亡くなったマコトは..居ないのね。

そう伝えた後、久美子はユズルに襲いかかって行った。

サキは遠い昔、あの家で起きた事件を思い返した。
サキはユズルをかばうように久美子の前に立ちはだかった。

久美子は躊躇したが
その時

“久美ちゃん!止めて!私と同じ事だけはやらないで!

と声がして久美子の腕をある、おばあさんが、取り押さえた。

久美子が入院していた先の、掃除婦のおばあさんだった。

おばあさんのメガネが外れ落ちると

サキは その、おばあさんが久美子の母親のミミだと気づいた。

ミミさん。亡くなったと..聞いたのに。
260創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 11:49:48.80 ID:7IdYQvp9
久美子は十代の頃、父、英秋の過去を取り上げた記事を読んでしまい

自分がユズルと母親違いの妹であることも

あの事件を起こしたのは、まだ赤ん坊だった久美子の一番若い母親だった事も知っていたのだ。

その上でユズルの子、マコトを生んだ。


マコトごめんなさい。
マコトごめんなさい..

と久美子は床に倒れ込み つぶやいていた。

久美子の傍らで
掃除婦姿の久美子の母、ミミが

久美子、ごめんなさい。ごめんなさいと、
同じく久美子を抱きしめながら伝えていた。

サキは
知らなかった?
私は知っていたはず
英秋がついた嘘を

本当は久美子の母は生きているかもしれない。

ユズルの母、葉子も
きみ世の母、待子も

息子、娘たちに亡くなったという事にして

ユズルとだって一緒に暮らしたかったから

英秋が決めた事を無理に反対しなかった。

そして久美子がこんなめに。
261創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 11:54:17.64 ID:7IdYQvp9
澄太は清太に

祖父の英秋に逢わせてほしいと頼んだ。

澄太はギターを持って

カバティーナ♪を英秋の前で鳴らした。

カバティーナ♪は英秋がリバイバル曲として自分のアルバムに入れていた曲だった。

澄太はそんな事は知らずに
カバティーナ♪を始めよく練習し弾いていた。

英秋は聴いた後、息を引き取った。
262フィクション:2013/06/03(月) 13:31:07.91 ID:7IdYQvp9
>>260の続き

その部屋の奥で

「あの事件は、久美子のお母さんがやったんじゃないんだ。僕の母親がほとんどやっていた。」

筋人が話し出した。

僕は英秋の実の子ではない。母親が英秋の熱狂的ファンで神様扱いしていた信者のように。

英秋は自分の子供ではない幼い筋人が、毎日普通の食事栄養を摂っているか心配なため、筋人を預かるためにその母を他母親たちその子供たちと一緒に同居させた。
筋人の母親は英秋のを神として扱っていたため、他母親たちもその信者だと決めつけていた。

ある日、他母親たちは赤ん坊を生んだばかりの久美子の母、ミミの様子がおかしいことから
こういう一夫多妻は、無理なのだ。特に子が出来てからはと互い協力し合いながら、この家を出て行こうと話し合っていた。
その話しに大反対していたのが筋人の母だった。

「あんたたち、神、英秋を裏切り出て行くつもり?」

英秋はそういう見方をする筋人の母を嫌がっていた。英秋は、我が子ではない幼い筋人が、母親から食事を与え貰っていないように感じたため
乳母的存在だった、サキに相談し一緒に生活させた。
筋人の母はよくいる熱烈熱血ファンを超えた見方、態度ばかり取っていた。
他母親たちが、帰宅する英秋をほったらかしにしたように育児に専念する事さえ気に入らなかった。そういう母親たちを指摘注意していた。

母親たちはもう、この家にはいられないと感じていた。子を生む前は英秋に夢中だった女性たちは
子を生むと 幼い子供を食べさせていくため、この子たちが幼いうちはと仕方なく同居していた者の方が多かったのかもしれない。
祖父母が居なかったり、家出して来た少女たちが英秋の子を生み、頼る先はその父、英秋だ。

ある日、あの事件が起きた。
小学生だった清太は、隙を見て赤く染まった床をモップで拭き取ろうとした。
捜査の者が「“証拠はまだ保存しておかなければ、真相が判らなくなるんだよ。」
隙を見て庭から中の様子を見ていた、幼かった筋人とユリ。この二人は英秋の子ではない。
ただ筋人は隠れて事件を全て見ていた。

筋人の母が「あんたたち神様を裏切って出て行くつもり?」そう叫びながら次々と破壊していき..
その時、
久美子の母は筋人の母の勢いに、自分が先にやっていた事を恐れ、赤ん坊の久美子を抱き隣の部屋に避難した。

筋人は全て知っていた。

しかしその成長過程は、自分を隠す事なく、目立つ事を好みとても明るく大人になり、その事件の家を購入した。

明るい自分は嘘の姿だと知りながら。自身の歪みも。
263フィクション:2013/06/03(月) 13:53:01.40 ID:7IdYQvp9
黄身拾っは麻衣に、カフェの外庭にある花壇を見せた。

あの花壇は、あの公園に美術館が建てられた後、日当たりが悪いため花壇を無くそうという話しを聞いた、きみ世が

自分のカフェの中庭にその苗を植た花たち。季節毎咲く姿はあの頃と変わらない。

麻衣は難しい病気にかかっていた。運動をしてはいけない。重たいものは持ってはいけない。仕事は事務範囲ならよいが過度なストレスがかかる事は避けなければその持病は進行してしまう。

麻衣の母ミナが麻衣を育っている時にかかった病だ。医師からは働く事は禁じられていたが、麻衣を育てるための生活費のためにと、合間休み音楽事務所の仕事を続けていた。

ミナは最近、回復に向かっていたが同じ病にかかった麻衣は無茶は禁じられていた。

きみ世はミナに相談した。
ミナさん。私、フランスでしばらく勉強したいことがあって、しばらくフランスで暮らすのだけど

ミナさんがもしよければの話しだけど、この音楽カフェで他スタッフの方たちとその間...

きみ世は、麻衣が歌わなくても音楽の世界の気にまた惹かれてくれたらと

そちらに心を少しでも奪われた方が、麻衣にはよいのではないかと感じた。
麻衣の娘はグラスを叩きメロディーを鳴らし不思議そうに微笑んでいた。
264創る名無しに見る名無し:2013/06/03(月) 14:08:31.02 ID:7IdYQvp9
それから二年後、

ヒーリング音感をより追求し究めたいと、トメ子は日本を離れ、ヒーリング音楽の世界を旅していた。

ネムイ君は英夫という名を避けずにその名で仕事をしていた。
そして音楽を学ぶため英国に住み始めていた。

麻衣は、きみ世の音楽カフェで短い時間パートで働いていた。
母ミナは、そのオーナーを任されていた。

黄身拾っこと、きみ世はパリの空の下で
シャンソン含め様々な事を学んでいる。


ある晴れた日本の空の下
マコトのお墓の前に、ギターを手にした青年がいた。

君が昔、居なくなってから他の事含めずっと辛く苦しく悲しかったけど

見つけたんだ。

そしてギターを鳴らし響かせ空まで届けた。



(この話しはここで終わりにします。)
265創る名無しに見る名無し:2013/06/19(水) 21:54:21.26 ID:6X+FPMTr
ホモォ
266創る名無しに見る名無し:2013/09/18(水) 21:12:49.85 ID:JrgRwTzc
記憶の入れ替えになるかと思い、
267創る名無しに見る名無し:2014/02/19(水) 00:31:29.23 ID:hSetdwz3
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    ヽ     `Y⌒l_ノ  ヽ     `Y⌒l_ノ
    /ヽ  人_(  ヽ / ヽ 人_(  ヽ
268創る名無しに見る名無し:2014/02/19(水) 00:33:06.57 ID:hSetdwz3
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     | ノ⌒  ⌒ ヽ    | ノ⌒  ⌒ ヽ
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    /ヽ  人_(  ヽ / ヽ 人_(  ヽ
269創る名無しに見る名無し:2014/02/19(水) 00:34:23.97 ID:hSetdwz3
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270創る名無しに見る名無し:2014/02/19(水) 00:36:27.39 ID:hSetdwz3
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271創る名無しに見る名無し:2014/02/19(水) 00:37:30.40 ID:hSetdwz3
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272創る名無しに見る名無し:2014/02/19(水) 00:38:26.76 ID:hSetdwz3
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273創る名無しに見る名無し:2014/02/19(水) 00:39:42.55 ID:hSetdwz3
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274創る名無しに見る名無し:2014/02/19(水) 00:40:38.71 ID:hSetdwz3
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278創る名無しに見る名無し:2014/02/19(水) 23:37:53.45 ID:MdTqt/N8
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279創る名無しに見る名無し:2014/02/19(水) 23:43:36.36 ID:MdTqt/N8
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280創る名無しに見る名無し:2014/02/19(水) 23:49:45.34 ID:MdTqt/N8
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    /ヽ  人_(  ヽ / ヽ 人_(
281創る名無しに見る名無し:2014/02/20(木) 00:16:07.66 ID:CPouzfHk
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282創る名無しに見る名無し:2014/02/20(木) 00:31:08.56 ID:CPouzfHk
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    /ヽ  人_(  ヽ / ヽ 人_(
283創る名無しに見る名無し:2014/02/20(木) 21:55:40.62 ID:2PY1YJKT
大国に囲まれたほぼ無勝、千敗の超〜賎な民は馬や船に乗って悪さしに来たヒャッハーなお兄さん達に
(少年誌だから描かれないが当然)go韓され続けたため、その末裔こそが気性の激しい◇△魔となってし
まったのは無慈悲な地政学的宿命。リアル性器待つ覇者○○○○ハーンと同一のYを継ぐ者が現在全世
界で1600万人もいるが貢献大。恨の文化や歴史捏造癖は(ドラマと異なり)惨めな歴史故だがお陰で若干
体格は良くアドレナリン豊富となり氷上を速くすべれるようになりましたとさ。 あ〜キムい、キムい。
284創る名無しに見る名無し:2014/02/21(金) 19:34:18.92 ID:aiiUc0po
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    /ヽ  人_(  ヽ / ヽ 人_(
285創る名無しに見る名無し:2014/02/22(土) 00:05:24.52 ID:tXO7H3MQ
 
286創る名無しに見る名無し:2014/02/23(日) 00:46:23.99 ID:tutFe5NB
 
287創る名無しに見る名無し:2014/02/24(月) 20:33:52.63 ID:e/eL6YHx
 
288創る名無しに見る名無し:2014/02/25(火) 01:11:36.75 ID:FcIXkl8B
 
289創る名無しに見る名無し:2014/02/25(火) 09:29:36.47 ID:Mlxy8Qph
 
290創る名無しに見る名無し:2014/02/26(水) 07:12:23.23 ID:qvC6xOBF
 
291創る名無しに見る名無し:2014/02/26(水) 20:31:08.76 ID:Su4oHNzV
 
292創る名無しに見る名無し:2014/02/27(木) 08:35:09.00 ID:ENL1DQ7p
 
293創る名無しに見る名無し:2014/05/27(火) 19:56:18.68 ID:Hq4QrLeu
あらまし
294創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 01:43:20.73 ID:PovCw8U8
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    /ヽ  人_(  ヽ / ヽ 人_(
295創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 09:04:50.92 ID:PovCw8U8
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296創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 09:05:40.76 ID:PovCw8U8
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297創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 09:06:21.45 ID:PovCw8U8
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298創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 09:07:04.40 ID:PovCw8U8
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299創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 09:07:51.51 ID:PovCw8U8
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300創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 09:08:35.30 ID:PovCw8U8
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301創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 09:09:13.68 ID:PovCw8U8
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302創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 09:09:58.83 ID:PovCw8U8
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303創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 17:14:49.99 ID:PovCw8U8
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304創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 18:08:48.36 ID:PovCw8U8
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305創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 18:09:22.81 ID:PovCw8U8
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306創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 18:10:01.72 ID:PovCw8U8
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307創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 18:10:33.08 ID:PovCw8U8
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308創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 18:11:13.82 ID:PovCw8U8
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309創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 18:11:46.27 ID:PovCw8U8
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    ヽ     `Y⌒l_ノ  ヽ     `Y⌒l_ノ
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310創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 18:12:20.41 ID:PovCw8U8
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     | ノ⌒  ⌒ ヽ    | ノ⌒  ⌒ ヽ
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311創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 19:17:24.85 ID:PovCw8U8
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312創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 19:18:00.58 ID:PovCw8U8
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313創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 19:18:32.91 ID:PovCw8U8
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314創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 19:19:03.41 ID:PovCw8U8
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     | ノ⌒  ⌒ ヽ    | ノ⌒  ⌒ ヽ
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315創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 19:19:32.33 ID:PovCw8U8
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316創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 19:20:10.28 ID:PovCw8U8
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317創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 19:20:41.14 ID:PovCw8U8
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318創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 22:17:57.45 ID:PovCw8U8
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319創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 22:18:28.91 ID:PovCw8U8
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320創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 22:19:01.05 ID:PovCw8U8
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321創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 22:19:29.69 ID:PovCw8U8
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322創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 22:20:01.66 ID:PovCw8U8
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323創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 22:20:34.18 ID:PovCw8U8
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324創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 22:21:07.04 ID:PovCw8U8
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325創る名無しに見る名無し:2014/05/28(水) 23:22:17.25 ID:BEFOd2Ta
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326創る名無しに見る名無し:2014/05/29(木) 19:54:20.35 ID:O3WtIX6a
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327創る名無しに見る名無し:2014/05/29(木) 19:54:47.29 ID:O3WtIX6a
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328創る名無しに見る名無し:2014/05/29(木) 19:55:22.46 ID:O3WtIX6a
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329創る名無しに見る名無し:2014/05/29(木) 19:55:57.09 ID:O3WtIX6a
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330創る名無しに見る名無し:2014/05/29(木) 19:56:39.84 ID:O3WtIX6a
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331創る名無しに見る名無し:2014/05/29(木) 19:57:22.29 ID:O3WtIX6a
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332創る名無しに見る名無し:2014/05/29(木) 19:58:21.15 ID:O3WtIX6a
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333創る名無しに見る名無し:2014/05/29(木) 19:59:09.44 ID:O3WtIX6a
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334創る名無しに見る名無し:2014/05/29(木) 22:03:27.68 ID:Iga5FNsl
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335創る名無しに見る名無し:2014/05/30(金) 00:23:34.93 ID:Cksmb9jo
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336創る名無しに見る名無し:2014/05/30(金) 00:24:09.22 ID:Cksmb9jo
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337創る名無しに見る名無し:2014/05/30(金) 00:24:37.57 ID:Cksmb9jo
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338創る名無しに見る名無し:2014/05/30(金) 00:25:09.34 ID:Cksmb9jo
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339創る名無しに見る名無し:2014/05/30(金) 00:25:56.77 ID:Cksmb9jo
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340創る名無しに見る名無し:2014/05/30(金) 00:26:39.26 ID:Cksmb9jo
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341創る名無しに見る名無し:2014/05/30(金) 00:27:14.01 ID:Cksmb9jo
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342創る名無しに見る名無し:2014/05/30(金) 00:27:46.32 ID:Cksmb9jo
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343創る名無しに見る名無し:2014/05/30(金) 16:34:51.04 ID:Cksmb9jo
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344創る名無しに見る名無し:2014/05/30(金) 16:35:38.61 ID:Cksmb9jo
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345創る名無しに見る名無し:2014/05/30(金) 16:36:18.23 ID:Cksmb9jo
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346創る名無しに見る名無し:2014/05/30(金) 16:36:48.65 ID:Cksmb9jo
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347創る名無しに見る名無し:2014/05/30(金) 16:37:20.39 ID:Cksmb9jo
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348創る名無しに見る名無し:2014/05/30(金) 16:37:53.11 ID:Cksmb9jo
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349創る名無しに見る名無し:2014/05/30(金) 16:38:26.05 ID:Cksmb9jo
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350創る名無しに見る名無し:2014/05/30(金) 16:39:07.75 ID:Cksmb9jo
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351創る名無しに見る名無し:2014/05/31(土) 00:18:25.14 ID:axWke0EV
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352創る名無しに見る名無し:2014/05/31(土) 00:19:03.50 ID:axWke0EV
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353創る名無しに見る名無し:2014/05/31(土) 00:19:47.88 ID:axWke0EV
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354創る名無しに見る名無し:2014/05/31(土) 00:21:10.05 ID:axWke0EV
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355創る名無しに見る名無し:2014/05/31(土) 00:21:49.39 ID:axWke0EV
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356創る名無しに見る名無し:2014/05/31(土) 00:22:28.97 ID:axWke0EV
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357創る名無しに見る名無し:2014/05/31(土) 00:23:14.53 ID:axWke0EV
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358創る名無しに見る名無し:2014/05/31(土) 00:25:29.43 ID:axWke0EV
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359創る名無しに見る名無し:2014/05/31(土) 17:23:39.40 ID:gsOwMD3w
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360創る名無しに見る名無し:2014/06/01(日) 01:20:57.58 ID:5Yo+ZT43
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361創る名無しに見る名無し:2014/06/01(日) 01:21:35.18 ID:5Yo+ZT43
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362創る名無しに見る名無し:2014/06/01(日) 01:22:07.57 ID:5Yo+ZT43
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363創る名無しに見る名無し:2014/06/01(日) 01:22:45.42 ID:5Yo+ZT43
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364創る名無しに見る名無し:2014/06/01(日) 01:23:17.63 ID:5Yo+ZT43
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365創る名無しに見る名無し:2014/06/01(日) 01:23:51.08 ID:5Yo+ZT43
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367創る名無しに見る名無し:2014/06/01(日) 01:25:04.07 ID:5Yo+ZT43
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368創る名無しに見る名無し:2014/06/01(日) 06:23:10.03 ID:akykHidD
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369創る名無しに見る名無し:2014/06/01(日) 23:32:03.59 ID:5Yo+ZT43
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370創る名無しに見る名無し:2014/06/01(日) 23:32:38.00 ID:5Yo+ZT43
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371創る名無しに見る名無し:2014/06/01(日) 23:33:19.78 ID:5Yo+ZT43
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374創る名無しに見る名無し:2014/06/01(日) 23:35:26.74 ID:5Yo+ZT43
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375創る名無しに見る名無し:2014/06/01(日) 23:36:06.02 ID:5Yo+ZT43
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376創る名無しに見る名無し:2014/06/01(日) 23:36:48.12 ID:4TRAy8OC
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377創る名無しに見る名無し:2014/06/01(日) 23:37:27.17 ID:5Yo+ZT43
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378創る名無しに見る名無し:2014/06/02(月) 00:31:33.76 ID:opW7p4aW
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379創る名無しに見る名無し:2014/06/02(月) 00:32:14.25 ID:opW7p4aW
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380創る名無しに見る名無し:2014/06/02(月) 00:32:52.44 ID:opW7p4aW
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381創る名無しに見る名無し:2014/06/02(月) 00:33:29.91 ID:opW7p4aW
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382創る名無しに見る名無し:2014/06/02(月) 00:34:07.82 ID:opW7p4aW
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383創る名無しに見る名無し:2014/06/02(月) 00:34:47.81 ID:opW7p4aW
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384創る名無しに見る名無し:2014/06/02(月) 00:35:33.03 ID:vwnKz2rZ
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385創る名無しに見る名無し:2014/06/02(月) 00:36:08.97 ID:opW7p4aW
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386創る名無しに見る名無し:2014/06/02(月) 00:36:47.68 ID:opW7p4aW
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387創る名無しに見る名無し:2014/06/02(月) 17:22:15.22 ID:EqSjeDWy
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388創る名無しに見る名無し:2014/06/02(月) 19:07:45.28 ID:KQl4p7qG
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389創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 08:21:11.03 ID:0gzQcVal
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390創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 08:21:45.39 ID:0gzQcVal
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391創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 08:22:15.14 ID:0gzQcVal
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392創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 08:22:45.50 ID:0gzQcVal
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393創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 08:23:14.71 ID:0gzQcVal
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394創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 08:23:45.69 ID:0gzQcVal
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395創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 08:24:15.86 ID:0gzQcVal
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397創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 17:41:43.81 ID:0gzQcVal
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398創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 18:00:41.59 ID:0gzQcVal
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399創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 18:25:27.49 ID:0gzQcVal
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     | ノ⌒  ⌒ ヽ    | ノ⌒  ⌒ ヽ
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400創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 18:28:23.45 ID:0gzQcVal
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     | ノ⌒  ⌒ ヽ    | ノ⌒  ⌒ ヽ
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401創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 18:48:41.02 ID:0gzQcVal
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402創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 18:49:12.15 ID:0gzQcVal
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403創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 18:49:38.60 ID:0gzQcVal
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404創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 20:54:18.07 ID:I+bOXZvq
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405創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 22:25:20.77 ID:0gzQcVal
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406創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 22:25:49.16 ID:0gzQcVal
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407創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 22:26:15.14 ID:0gzQcVal
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408創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 22:26:50.73 ID:0gzQcVal
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409創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 22:27:44.41 ID:0gzQcVal
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410創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 22:28:14.92 ID:0gzQcVal
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411創る名無しに見る名無し:2014/06/03(火) 22:28:44.75 ID:0gzQcVal
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412創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 00:42:05.43 ID:KwQhKZXn
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413創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 00:44:17.09 ID:KwQhKZXn
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414創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 00:45:45.98 ID:KwQhKZXn
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415創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 00:47:04.16 ID:KwQhKZXn
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416創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 00:48:55.49 ID:KwQhKZXn
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417創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 00:50:17.18 ID:KwQhKZXn
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418創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 00:56:12.05 ID:KwQhKZXn
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419創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 00:58:11.66 ID:KwQhKZXn
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420創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 17:05:19.96 ID:KwQhKZXn
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421創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 17:05:51.05 ID:KwQhKZXn
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422創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 17:06:19.68 ID:KwQhKZXn
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423創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 17:06:54.78 ID:KwQhKZXn
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424創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 17:07:28.05 ID:KwQhKZXn
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425創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 17:07:54.50 ID:KwQhKZXn
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426創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 17:08:25.51 ID:KwQhKZXn
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427創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 17:08:54.48 ID:KwQhKZXn
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428創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 20:33:06.86 ID:KwQhKZXn
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429創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 20:33:42.57 ID:KwQhKZXn
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430創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 20:34:08.72 ID:KwQhKZXn
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431創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 20:34:38.82 ID:KwQhKZXn
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432創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 20:35:08.85 ID:KwQhKZXn
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433創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 20:35:38.76 ID:KwQhKZXn
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434創る名無しに見る名無し:2014/06/04(水) 23:59:21.66 ID:X6LU35n6
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435創る名無しに見る名無し:2014/06/05(木) 19:18:58.59 ID:vkQoWUUI
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436創る名無しに見る名無し:2014/06/05(木) 19:19:29.96 ID:vkQoWUUI
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437創る名無しに見る名無し:2014/06/05(木) 19:20:00.73 ID:vkQoWUUI
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438創る名無しに見る名無し:2014/06/05(木) 19:20:30.12 ID:vkQoWUUI
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439創る名無しに見る名無し:2014/06/05(木) 19:21:03.37 ID:vkQoWUUI
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440創る名無しに見る名無し:2014/06/05(木) 19:21:30.33 ID:vkQoWUUI
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441創る名無しに見る名無し:2014/06/05(木) 19:22:48.76 ID:vkQoWUUI
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    /ヽ  人_(  ヽ / ヽ 人_( 、
442創る名無しに見る名無し:2014/06/05(木) 19:24:07.88 ID:vkQoWUUI
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443創る名無しに見る名無し:2014/06/05(木) 20:39:23.81 ID:vkQoWUUI
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444創る名無しに見る名無し:2014/06/05(木) 20:39:59.52 ID:vkQoWUUI
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445創る名無しに見る名無し:2014/06/05(木) 20:40:38.63 ID:vkQoWUUI
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448創る名無しに見る名無し:2014/06/05(木) 20:42:30.26 ID:vkQoWUUI
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450創る名無しに見る名無し:2014/06/05(木) 20:43:30.10 ID:vkQoWUUI
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467創る名無しに見る名無し:2014/06/06(金) 17:15:48.94 ID:3JDjyFpi
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468創る名無しに見る名無し:2014/06/06(金) 17:16:19.31 ID:3JDjyFpi
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470創る名無しに見る名無し:2014/06/06(金) 17:17:19.65 ID:3JDjyFpi
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474創る名無しに見る名無し:2014/06/06(金) 19:25:20.23 ID:3JDjyFpi
 
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476創る名無しに見る名無し:2014/06/06(金) 19:26:29.24 ID:3JDjyFpi
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477創る名無しに見る名無し:2014/06/06(金) 19:26:58.61 ID:3JDjyFpi
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478創る名無しに見る名無し:2014/06/06(金) 19:27:30.21 ID:3JDjyFpi
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479創る名無しに見る名無し:2014/06/06(金) 19:27:59.50 ID:3JDjyFpi
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480創る名無しに見る名無し:2014/06/06(金) 19:28:29.60 ID:3JDjyFpi
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500創る名無しに見る名無し:2014/06/07(土) 00:10:43.20 ID:wX2irJMP
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501創る名無しに見る名無し:2014/06/07(土) 00:13:06.91 ID:wX2irJMP
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     | ノ⌒  ⌒ ヽ    | ノ⌒  ⌒ ヽ
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502創る名無しに見る名無し:2014/06/07(土) 00:13:43.50 ID:wX2irJMP
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503創る名無しに見る名無し:2014/06/07(土) 00:14:17.74 ID:wX2irJMP
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504創る名無しに見る名無し:2014/06/07(土) 06:38:27.48 ID:wX2irJMP
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505創る名無しに見る名無し:2014/06/07(土) 06:38:58.97 ID:wX2irJMP
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506創る名無しに見る名無し:2014/06/07(土) 06:39:29.55 ID:wX2irJMP
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508創る名無しに見る名無し:2014/06/07(土) 06:40:29.57 ID:wX2irJMP
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509創る名無しに見る名無し:2014/06/07(土) 15:10:47.00 ID:wX2irJMP
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510創る名無しに見る名無し:2014/06/07(土) 15:13:10.61 ID:wX2irJMP
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511創る名無しに見る名無し:2014/06/07(土) 15:15:20.47 ID:wX2irJMP
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512創る名無しに見る名無し:2014/06/07(土) 15:17:41.11 ID:wX2irJMP
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513創る名無しに見る名無し:2014/06/07(土) 15:38:39.23 ID:wX2irJMP
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514創る名無しに見る名無し:2014/06/08(日) 01:41:43.21 ID:/SYsNq/b
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515創る名無しに見る名無し:2014/06/08(日) 01:42:21.03 ID:/SYsNq/b
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517創る名無しに見る名無し:2014/06/08(日) 01:43:18.27 ID:/SYsNq/b
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518創る名無しに見る名無し:2014/06/08(日) 01:43:53.58 ID:/SYsNq/b
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519創る名無しに見る名無し:2014/06/08(日) 01:44:19.37 ID:/SYsNq/b
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520創る名無しに見る名無し:2014/06/08(日) 01:44:49.82 ID:/SYsNq/b
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521創る名無しに見る名無し:2014/06/08(日) 01:45:20.65 ID:/SYsNq/b
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522創る名無しに見る名無し:2014/06/08(日) 05:57:56.27 ID:mcHIT27P
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523創る名無しに見る名無し:2014/06/08(日) 05:58:32.72 ID:mcHIT27P
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530創る名無しに見る名無し:2014/06/08(日) 20:47:20.25 ID:/SYsNq/b
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531創る名無しに見る名無し:2014/06/08(日) 20:49:23.38 ID:/SYsNq/b
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532創る名無しに見る名無し:2014/06/08(日) 20:56:41.18 ID:/SYsNq/b
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533創る名無しに見る名無し:2014/06/08(日) 21:10:10.51 ID:/SYsNq/b
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534創る名無しに見る名無し:2014/06/08(日) 21:11:17.20 ID:/SYsNq/b
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535創る名無しに見る名無し:2014/06/08(日) 21:12:53.96 ID:/SYsNq/b
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536創る名無しに見る名無し:2014/06/08(日) 21:14:02.76 ID:/SYsNq/b
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537創る名無しに見る名無し:2014/06/08(日) 21:14:52.38 ID:/SYsNq/b
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538創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 00:35:01.75 ID:JzFSvE4c
 
539創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 00:35:31.62 ID:JzFSvE4c
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540創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 00:36:12.44 ID:JzFSvE4c
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541創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 00:36:49.75 ID:JzFSvE4c
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542創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 00:37:34.71 ID:JzFSvE4c
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543創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 00:38:07.86 ID:JzFSvE4c
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544創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 00:38:32.95 ID:JzFSvE4c
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545創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 00:40:09.38 ID:JzFSvE4c
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546創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 08:52:29.43 ID:qYo2mFED
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547創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 08:53:12.40 ID:qYo2mFED
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548創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 08:54:06.42 ID:qYo2mFED
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549創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 08:54:36.97 ID:qYo2mFED
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550創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 08:55:07.17 ID:qYo2mFED
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551創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 08:55:38.04 ID:qYo2mFED
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552創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 08:56:06.95 ID:qYo2mFED
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553創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 08:56:38.48 ID:qYo2mFED
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554創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 18:21:33.49 ID:qYo2mFED
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555創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 18:22:01.71 ID:qYo2mFED
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556創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 18:22:32.80 ID:qYo2mFED
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557創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 18:23:02.18 ID:qYo2mFED
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558創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 18:23:32.88 ID:qYo2mFED
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560創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 18:24:32.76 ID:qYo2mFED
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561創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 18:25:02.65 ID:qYo2mFED
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562創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 19:02:18.28 ID:qYo2mFED
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563創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 19:03:03.34 ID:qYo2mFED
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564創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 19:03:33.90 ID:qYo2mFED
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565創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 19:55:43.64 ID:qYo2mFED
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570創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 19:58:23.50 ID:qYo2mFED
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571創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 20:32:24.74 ID:qYo2mFED
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573創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 20:33:28.59 ID:qYo2mFED
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574創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 20:33:57.43 ID:qYo2mFED
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575創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 20:34:28.61 ID:qYo2mFED
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576創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 20:34:57.90 ID:qYo2mFED
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577創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 20:35:28.64 ID:qYo2mFED
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578創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 20:36:00.58 ID:qYo2mFED
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579創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 22:05:19.61 ID:qYo2mFED
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580創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 22:06:27.28 ID:qYo2mFED
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581創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 22:06:57.63 ID:qYo2mFED
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587創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 22:40:05.10 ID:+OQ+yYV0
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596創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 23:50:28.48 ID:qYo2mFED
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597創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 23:50:58.15 ID:qYo2mFED
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601創る名無しに見る名無し:2014/06/09(月) 23:52:57.37 ID:qYo2mFED
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602創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 01:39:44.49 ID:txWoaTv8
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603創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 01:41:29.95 ID:txWoaTv8
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604創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 01:42:01.37 ID:txWoaTv8
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605創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 01:43:55.72 ID:txWoaTv8
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606創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 01:46:21.13 ID:txWoaTv8
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607創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 01:48:21.31 ID:txWoaTv8
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608創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 01:48:49.78 ID:txWoaTv8
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609創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 09:53:22.02 ID:yAfItzTE
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610創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 09:54:02.83 ID:yAfItzTE
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611創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 09:59:15.29 ID:yAfItzTE
埼玉県さいたま市南区白幡4-23-11
612創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:00:06.96 ID:yAfItzTE
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613創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:00:49.14 ID:yAfItzTE
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614創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:01:37.88 ID:yAfItzTE
ほけんの窓口
615創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:02:46.62 ID:yAfItzTE
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     | ノ⌒  ⌒ ヽ    | ノ⌒  ⌒ ヽ
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616創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:04:33.45 ID:yAfItzTE
福岡県福岡市中央区天神2-6-12
617創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:09:50.42 ID:txWoaTv8
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618創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:10:28.49 ID:txWoaTv8
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619創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:11:02.76 ID:txWoaTv8
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620創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:11:38.42 ID:txWoaTv8
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621創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:12:06.22 ID:txWoaTv8
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622創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:12:37.34 ID:txWoaTv8
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623創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:13:06.40 ID:txWoaTv8
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624創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:23:33.65 ID:GlTJGi0e
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625創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:24:06.24 ID:GlTJGi0e
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626創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:24:39.14 ID:GlTJGi0e
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627創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:25:08.13 ID:GlTJGi0e
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628創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:25:37.39 ID:GlTJGi0e
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629創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:26:07.15 ID:GlTJGi0e
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630創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:26:37.24 ID:GlTJGi0e
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631創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 10:27:07.31 ID:GlTJGi0e
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632創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 11:06:47.80 ID:yAfItzTE
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633創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 11:07:29.78 ID:yAfItzTE
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634創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 11:07:56.57 ID:yAfItzTE
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635創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 11:08:28.95 ID:yAfItzTE
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636創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 11:09:11.45 ID:yAfItzTE
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637創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 11:09:43.20 ID:yAfItzTE
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638創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 11:10:11.83 ID:yAfItzTE
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639創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 11:10:46.52 ID:yAfItzTE
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640創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 11:24:27.11 ID:GlTJGi0e
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641創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 11:25:06.28 ID:GlTJGi0e
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642創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 11:25:43.28 ID:GlTJGi0e
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643創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 11:26:12.52 ID:GlTJGi0e
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644創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 11:26:42.33 ID:GlTJGi0e
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645創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 11:27:14.55 ID:GlTJGi0e
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646創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 11:27:43.14 ID:GlTJGi0e
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647創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 11:28:28.03 ID:GlTJGi0e
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648創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 18:04:00.27 ID:GlTJGi0e
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649創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 18:04:40.15 ID:GlTJGi0e
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650創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 18:05:12.52 ID:GlTJGi0e
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651創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 18:05:42.82 ID:GlTJGi0e
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652創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 18:06:11.32 ID:GlTJGi0e
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653創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 18:06:44.32 ID:GlTJGi0e
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654創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 18:07:21.82 ID:GlTJGi0e
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655創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 19:50:22.46 ID:GlTJGi0e
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656創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 19:50:56.56 ID:GlTJGi0e
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657創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 19:51:27.67 ID:GlTJGi0e
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658創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 19:51:56.91 ID:GlTJGi0e
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659創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 19:52:27.17 ID:GlTJGi0e
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660創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 19:52:56.63 ID:GlTJGi0e
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661創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 19:53:27.60 ID:GlTJGi0e
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662創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 19:53:56.71 ID:GlTJGi0e
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663創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 20:47:44.20 ID:yAfItzTE
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664創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 20:48:29.45 ID:yAfItzTE
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665創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 20:49:10.91 ID:yAfItzTE
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666創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 20:50:09.80 ID:yAfItzTE
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667創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 20:50:36.70 ID:yAfItzTE
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668創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 20:51:06.87 ID:yAfItzTE
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669創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 20:51:36.50 ID:yAfItzTE
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670創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 20:52:05.66 ID:yAfItzTE
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671創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 22:09:06.05 ID:GlTJGi0e
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672創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 22:09:58.52 ID:GlTJGi0e
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673創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 22:10:36.44 ID:GlTJGi0e
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674創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 22:11:27.21 ID:GlTJGi0e
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675創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 22:11:58.16 ID:GlTJGi0e
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676創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 22:12:28.35 ID:GlTJGi0e
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677創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 22:13:05.66 ID:GlTJGi0e
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678創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 22:13:49.33 ID:GlTJGi0e
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679創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 23:11:18.89 ID:GlTJGi0e
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680創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 23:11:52.39 ID:GlTJGi0e
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681創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 23:12:22.59 ID:GlTJGi0e
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682創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 23:12:58.62 ID:GlTJGi0e
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683創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 23:13:27.89 ID:GlTJGi0e
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684創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 23:14:01.18 ID:GlTJGi0e
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685創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 23:14:31.50 ID:GlTJGi0e
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686創る名無しに見る名無し:2014/06/10(火) 23:15:01.42 ID:GlTJGi0e
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687創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 00:34:36.40 ID:8RsIKOEk
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688創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 00:35:12.53 ID:8RsIKOEk
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689創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 00:35:43.60 ID:8RsIKOEk
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690創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 00:36:20.90 ID:8RsIKOEk
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691創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 00:36:47.28 ID:8RsIKOEk
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692創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 00:37:21.59 ID:8RsIKOEk
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693創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 00:40:06.15 ID:8RsIKOEk
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     | ノ⌒  ⌒ ヽ    | ノ⌒  ⌒ ヽ
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694創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 00:41:11.95 ID:8RsIKOEk
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695創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 06:24:29.35 ID:8RsIKOEk
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696創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 06:27:36.31 ID:8RsIKOEk
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697創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 06:28:16.04 ID:8RsIKOEk
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698創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 06:30:55.05 ID:8RsIKOEk
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699創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 06:31:31.36 ID:8RsIKOEk
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700創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 06:32:40.87 ID:8RsIKOEk
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701創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 06:33:27.87 ID:8RsIKOEk
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702創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 06:34:50.92 ID:8RsIKOEk
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703創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 18:07:29.31 ID:GYaR/3IQ
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704創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 18:08:07.59 ID:GYaR/3IQ
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705創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 18:08:34.64 ID:GYaR/3IQ
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706創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 18:09:47.70 ID:GYaR/3IQ
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707創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 18:10:28.69 ID:GYaR/3IQ
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708創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 18:11:09.01 ID:GYaR/3IQ
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709創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 18:24:18.54 ID:Xo0bxatP
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710創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 18:25:13.48 ID:Xo0bxatP
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711創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 18:26:34.62 ID:Xo0bxatP
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712創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 18:27:27.86 ID:Xo0bxatP
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713創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 18:28:04.47 ID:Xo0bxatP
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714創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 18:28:34.57 ID:Xo0bxatP
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715創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 18:29:11.43 ID:Xo0bxatP
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716創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 18:29:51.79 ID:Xo0bxatP
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717創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 19:13:07.70 ID:GYaR/3IQ
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718創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 19:14:02.03 ID:GYaR/3IQ
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719創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 19:14:56.97 ID:GYaR/3IQ
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720創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 19:15:36.56 ID:GYaR/3IQ
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721創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 19:16:32.83 ID:GYaR/3IQ
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722創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 19:17:12.15 ID:GYaR/3IQ
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723創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 19:18:08.56 ID:GYaR/3IQ
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724創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 19:18:35.32 ID:GYaR/3IQ
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725創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 19:44:26.17 ID:Xo0bxatP
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726創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 19:45:06.45 ID:Xo0bxatP
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727創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 19:45:34.73 ID:Xo0bxatP
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728創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 19:46:06.10 ID:Xo0bxatP
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729創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 19:46:35.72 ID:Xo0bxatP
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730創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 19:47:05.46 ID:Xo0bxatP
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731創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 19:47:35.67 ID:Xo0bxatP
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732創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 19:48:06.79 ID:Xo0bxatP
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733創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 20:45:27.94 ID:Xo0bxatP
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734創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 20:46:10.90 ID:Xo0bxatP
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735創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 20:46:41.33 ID:Xo0bxatP
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736創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 20:47:11.59 ID:Xo0bxatP
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737創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 20:47:41.72 ID:Xo0bxatP
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738創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 20:50:09.85 ID:Xo0bxatP
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739創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 20:50:38.56 ID:Xo0bxatP
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740創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 20:51:04.38 ID:Xo0bxatP
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741創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 23:09:42.31 ID:GYaR/3IQ
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742創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 23:10:38.36 ID:GYaR/3IQ
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743創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 23:11:13.17 ID:GYaR/3IQ
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744創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 23:12:50.16 ID:GYaR/3IQ
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745創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 23:14:11.51 ID:GYaR/3IQ
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746創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 23:15:32.97 ID:GYaR/3IQ
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747創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 23:17:13.00 ID:GYaR/3IQ
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748創る名無しに見る名無し:2014/06/11(水) 23:18:22.61 ID:GYaR/3IQ
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749創る名無しに見る名無し:2014/06/12(木) 01:04:48.12 ID:drN0vTpY
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750創る名無しに見る名無し:2014/06/12(木) 01:05:36.51 ID:drN0vTpY
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751創る名無しに見る名無し:2014/06/12(木) 01:06:04.98 ID:drN0vTpY
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752創る名無しに見る名無し:2014/06/12(木) 01:07:02.15 ID:drN0vTpY
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753創る名無しに見る名無し:2014/06/12(木) 01:07:51.11 ID:drN0vTpY
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754創る名無しに見る名無し:2014/06/12(木) 01:08:23.87 ID:drN0vTpY
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755創る名無しに見る名無し:2014/06/12(木) 01:08:52.20 ID:drN0vTpY
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756創る名無しに見る名無し
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