テーマ「大人になるということ」自作名言書いてくれ

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1創る名無しに見る名無し
自分の物差しだけで見ている自分は子供であると気が付くこと、
それが、大人になるということ。by俺

こんな、感じで書いていってください。

ちなみに、俺はこれが創作板デビューです。
2創る名無しに見る名無し:2013/01/29(火) 03:30:44.02 ID:VQmCjoTF
昨日丁度二十歳になった。
子供のころは早く大人になりたいとわくわくしながら思っていた。
しかし成長するにつれて考えは変わった。
次第に大人になりたくない、子供のままでいたいと思うようになった。
大きくなるごとに背負うものが徐々に増えていったからだろうか。
大人になる瞬間は特別なものでもなんでもなくただの日常だった。
自分はただその日をルーチンワークをこなすかのごとく過ごした。
夜一人暮らしをしているアパートに帰りため息をついた。
どうして自分はこんなにもつまらない人間になってしまったのだろうと思った。
困難を前に挑むこともなく逃げ続けるだけが普通になってしまった自分がひどく
情けなく醜い存在に思えた。

明日、夢、未来などといった言葉は、今や自分に重く重くのしかかっている。
大人になるということはそういった言葉の意味を自分の身をもって理解することなのだろうと思う。
これらの言葉の意味を理解して、前に進む者、立ち止まる者の二種類が存在する。
私は後者のようだ……。
3創る名無しに見る名無し:2013/01/29(火) 03:35:12.39 ID:VQmCjoTF
あ、全然名言じゃない。ごめんなさい。
大人になることって自分にとってはものすごく怖いことに感じる。
二十歳になったんだ……っておもった瞬間崖っぷちから片足を投げ出したような
感覚を感じた。
4創る名無しに見る名無し:2013/01/29(火) 07:10:36.91 ID:Jhse/Eqt
>>1
重複です。

【気軽に】お題創作総合スレ【気楽に】
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1281965871/


創作発表板ローカルルール

【スレ立ての際の注意】

※スレを立てる前に、そのスレが本当に必要か見極めましょう※

・評価・批評・質問・雑談・募集・依頼などは各種専用のスレがあるので重複がないようお願いします。
・その他のスレも重複がないかスレ一覧から確認しましょう。
・新ジャンルや台詞系の単発スレを立てるときは、そのスレを>>1000か容量いっぱいまで投下する心づもりで。
・使い切る自信がないなら各種総合スレに投下しましょう。

板に関することは自治スレッドまたは 相談・雑談スレまでどうぞ。
5創る名無しに見る名無し:2013/01/30(水) 00:48:28.13 ID:2mL1okVz
>>4を、おっぱい大統領に任命する
これからもおっぱいのために不惜身命の覚悟で活動してほしい

>>4、おめでとう!
6創る名無しに見る名無し:2013/01/31(木) 17:21:46.21 ID:iFwa71Ek
大人になるということ、それは、おっぱい大統領になること
7創る名無しに見る名無し:2013/02/02(土) 22:00:12.27 ID:2IjhR47u
「『評価されてる』っていうじゃん」
 衛司は黒い炭酸飲料が半分ほどになったグラスをコースターに置いて言った。
「仕事とか?」
 テーブルを挟んだ美衣が目を丸くして言う。顎の下でミルクティの入ったカップが止まる。
「仕事も言うけど……アニメとかゲームとか映画とか漫画とか……音楽とかも」
「ふーん?仕事以外は言わなくない?」
 美衣は言ってカップに唇をつけて傾けた。この話、やめよかな?衛司は思う。
「ああ、普通はそうだな……ってかアニメとかも仕事か。……うん」
 言って衛司は左腕でテーブルに頬杖をついた。カップをソーサーに戻す美衣をみて、
右手の窓に目を向ける。歩道を行き交う人々。車道を行き交う車輌。通りの向こうの店舗。
窓は東向きで、午後の陽は車道から向こうを照らしていた。
「どしたのどしたの?急に」
 美衣の声に目を戻す。美衣は少し上体を乗り出していた。瞳が輝いている。
「え?……いやあ……」
 頬杖を解き言葉を呑み込んで、衛司はグラスを手に取った。持ち上げてストローを咥え、一口飲む。
 美衣の口の両端が上がった。言ってみ?無声の声。ストローを放しグラスを置く。
「……あれさ、『皆言ってるもん』とどこが違うんだろうな?」
 美衣の口角が光速で下がった。身を引く。やっぱやめときゃよかったかな?衛司は思った。
8創る名無しに見る名無し:2013/02/03(日) 02:12:27.95 ID:Xrxgiv0n
ちなみに美衣は凄いブス
9創る名無しに見る名無し:2013/02/04(月) 15:49:09.64 ID:2vbgC70J
メンヘルのブスだろうな
でなきゃキモヲタと会話なんかしないだろうしw
10創る名無しに見る名無し:2013/02/04(月) 16:49:47.04 ID:NIr+saDI
 
        ∧∧  ミ _ ドスッ
        (   ,,)┌─┴┴─┐
       /   つ.  終  了 │
     〜′ /´ └─┬┬─┘
      ∪ ∪      ││ _ε3
               ゛゛'゛'゛
11創る名無しに見る名無し:2013/02/04(月) 16:50:43.52 ID:NIr+saDI
 
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 |   削除依頼済! |
 |________|
    ∧∧ ||
    ( ゚д゚)||
    / づΦ

http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1219897176/l50
12創る名無しに見る名無し:2013/02/05(火) 05:37:37.06 ID:BODRbGFS
勝手に削除依頼出してんじゃねーよボケ
13創る名無しに見る名無し:2013/02/06(水) 00:25:56.41 ID:phuIZIMO
「おかえりなさいませ御主人様たち。お飲み物は何をお持ちしましょうかぁ〜?」
 胸元に大きなリボンのついたメイド服でしぃのが言った。明るい髪色と笑顔。自動で動くネコミミ。
「ホット。ブレンドで」
 衛司とでん助はハモって応えた。
「しょぉ〜ち致しました!ご主人様!きりっ!きりっ!」
 しぃのは二人に敬礼をして、エプロンの結び目も可愛らしい後ろ姿を見せた。
「ご主人様、ブレンド2でぇす!」
「承知いたしました!ご主人様〜!」
 しぃのの声に、厨房スタッフの女の子が応える。
 しぃのが振り返る。小首をかしげて衛司の顔を見た。
「ご主人様〜、何かお難しいことをお考えですか?」
 衛司ははっとしてしいののつけまつげに縁取られた大きな眼を見た。
 するどいところのある子なんだよな。しぃののすこし尖らせた唇のてかりをみて思う。
「オトナになりたいんだってさ」
 でん助がにやにや笑いながら言った。183a90`の大きな体がすこし揺れた。
「まあ〜。衛司様はもうご立派な大人でいらっしゃいますよ?」
 いってしぃのは四角いステンレスのトレイを胸に抱く。
「言ってることを聴きもしないで勝った勝ったって見下してちゃあ選挙権が泣くよ」
「そんなことをなされましたの?」
「されたんだってさ。友達に」
「まあ」
「しぃのちゃんさあ、衛司とえっちしてやてくんない?」
「でん助!」
「またお話が飛びますねぇ〜。それでお勝ちになれると?」
「衛司はそう思ってない。でも、あいつらは負ける。だろ?」
「うふふ」しぃのは一層明るく微笑んだ「そうでございますわね」
「お前らは大人だよ」
 衛司はふてくされた。えりなが衛司とでん助のコーヒーをトレイに乗せて運んできた。

 しぃのとえりなの「ふぅ〜う、ふぅ〜う、おいしくなぁれ」でコーヒーの美味しさは1.4倍くらいになった。
14創る名無しに見る名無し:2013/02/06(水) 00:51:34.55 ID:4Z5mt/rY
ちなみに、ここに出てくる”しぃの”は、マッチョで毛むくじゃらの大男です。
15創る名無しに見る名無し:2013/02/07(木) 20:43:59.70 ID:coUKPwhe
「さあ、銃を取れ!」
源蔵は怒気を孕んだ声で浩太を怒鳴りつけた。
浩太は目に涙を浮かべながら、拒絶する。言葉にならない呻くような声を出して。
「何をしているんだ!はよ、銃を取らんか!」
源蔵は握りこぶしで浩太の頬を殴りつけながら、怒鳴りつけた。
背後で春子が何か叫んでいる。浩太にそんなこと、やらせないで、と。
だが源蔵には、その言葉は届いていない。崩れるようにしゃがみこんだ浩太を源蔵は思い切り蹴りつけた。

丹田の男は、その光景を唖然とした表情で見ている。
そして俺の方に、縋るような目つきを向けた。
この丹田の男は、先ほどまで泣きわめきながら命乞いをしていた。
その顔は泥交じりの涙と鼻水でぐしゃぐしゃに濡れていた。
俺はそれが、とても汚らしいものに思えた。
そして哀れなくらいに卑屈なこの男に、吐き気を催すような苛立ちを覚えた。

「父ちゃん、勘弁しておくれよ!」
浩太は源蔵の足に縋りつきながら、そう懇願する。
無理もない。浩太に、この丹田の男を殺すことなど、できるわけがない。
だが、丹田の男は、殺されなければならないのだ。
既にそのことは決している。

だが、源蔵はそんな浩太を蹴り上げた。
そして浩太の腹に蹴りこみ、顔に唾を吐きかける。
「この愚図めが!貴様などもはや儂の倅やない、今日限り郷を出て行け!」
「あんた!そんな殺生な!浩太は郷のためを思って…」
春子は源蔵に訴えるが、源蔵はその言葉を遮り、
「うぬらにはわからん!女子供が口出しをすな!」
と叫ぶ。源蔵のその権幕に、郷の者たちも沈黙した。

「俺にやらせてくれ」
俺は立ち上がると、源蔵にそう言った。
ほんの僅かの間があって、源蔵は俺の方に振り替えた。
源蔵の目は軽い驚きが浮かんでいる。
源蔵もつらいのだ。浩太にこんなことをさせたくはないのだ。
源蔵は何かを言おうとした。だが俺はその先を制し、
「俺にやらせてくれ、源蔵翁。俺にも責任の一端があるはずだ」
そういって俺は、銃を拾い上げた。
16創る名無しに見る名無し:2013/02/07(木) 20:44:37.51 ID:coUKPwhe
「ちょっと待て、桂木。お前にそんなことやらせるわけには…」
七松が俺にそう言う。だが俺は七松の方をにらみつけ、黙らせた。
横から浩太の視線を感じた。だが俺は浩太の方を見なかった。
そのまま俺はゆっくりと丹田の男の方に歩み寄った。
源蔵が背後で大きく息を吐いた。源蔵自身、仕方がないと思ったのだろう。

俺は丹田の男を睨み付けた。
丹田の男は、やめてくれ、もうしない、頼む助けてくれ!と懇願する。
だがその言葉は俺の中には届かない。ただひたすら、この丹田の男の命を断つことのみに集中した。
郷の者たちが全員こちらを見ているのがわかった。
頬を冷たい風が撫ぜた。かすかに雪が混じっている。
おそらく今年は雪が深いだろうな、と一瞬思った。

俺は無言のまま静かに銃を向けた。丹田の男の額に向けて。
丹田の男が泣き叫んでいるのがわかったが、それはまるで映写機に映し出された活動写真のように思えた。
向けてすぐに、躊躇なく俺は引き金を引いた。

嫌な感触とともに、銃声が響き渡り、同時に丹田の男の頭蓋が弾けた。
そのまま丹田の男はバタリと乾いた地面の上に倒れる。
俺はさらに近づいてもう一発、今度は丹田の男の首と肩のあたりに打ち込んだ。
すでに初弾で完全に頭が潰れ、事切れているはずだったが、これも決まりなのだ。
二弾目で、丹田の男の首と肩の肉が不恰好に削り取られた。
血がダラダラと流れ、乾いた土の上に滞留した。

俺は丹田の男の腹のあたりを軽く蹴り、仰向けにした。
上あごから上が完全に無くなっていた。

俺はそれを確認した。たった今、俺自身の手で殺した男の姿を目に焼き付けた。
そうしながら俺は銃から薬莢を出し、振り返ると源蔵に銃を返した。

浩太の目線が背中に向けられてるのがわかった。
俺は振り返ることなく、郷の人たちが群れる路地へと、歩いて行った。
17創る名無しに見る名無し:2013/02/08(金) 19:30:43.33 ID:KBIdKDbt
人に深く頭さげることの出来る人間は大人だ
18創る名無しに見る名無し:2013/02/16(土) 04:01:47.71 ID:fG4aLujY
その後、この桂木幸治は紆余曲折を経て、ついには郷の長となった。
源蔵の一人娘の多恵と結婚し、六人の子をもうける。
その桂木の孫の一人、桂木治宣もまた、のちに郷の長となる。
そしてこの桂木治宣は、気象変動で滅びゆく郷から村人たちを率いて宇宙船に乗り込み、
アルタイル星系のある惑星に集団移民することとなる。
19創る名無しに見る名無し:2013/03/25(月) 16:56:25.76 ID:sN0dj2Ki
大人と呼ばれる人は、諦めてそこから先へはいけないと柵を付けて、そのうちだけで歩く人が多い
子供と呼ばれる人は、どこへでも行こうとするが、結局行くことができずに駄々をこねてどうにかしようとする人が多い
本当の子供は好奇心旺盛で、どこへでも行こうと思うし、いくらでも行くための努力を惜しまない
本当の大人は凡ゆることを冷静に見ることができて、そして危険なことを処理しながらも何処かへ歩いていける

あなたの周りにはどちらの大人がいいだろう?
20創る名無しに見る名無し:2013/03/25(月) 21:20:09.50 ID:XubJebem
大人になると、暇つぶしを続けるにもやめるにも理由を作るようになる。
21創る名無しに見る名無し:2013/04/28(日) 04:12:18.07 ID:8jZqBVOR
            .  -―-  .
          /         \
          /     /ヽ__ U   ヽ
        ′: /_,/   } ハ`ト、 i
          i i i∧ {   ′}ノ }l i|
          | l l{ ヽ     ‐--‐l トl       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        、l ト ,_,ノ      l |1     < 当然の報いですね(笑)
            l lい   r ¬   l l !       \____________
.         <ヽ lU人   ` ´   ノli 八__,ノ}
        \>(^v′〕フT   { liハー‐ ′
         { ,}、Y{   \_/ ノT⌒ヽ
.          /ヽ   | \__, ィ介く__ノv'  〉
          / / ハ  !__ }  }l l_,{   .  {
       { ' { }  マ!}'  }l l{   }=ィ′
           Vl   .′  }l l{    { |
            l   |    }l li    l l
              丶._丿   }l l{    l !
             }     }l l{   |ノ
             /    }l l{   |
22創る名無しに見る名無し:2013/04/30(火) 20:29:05.38 ID:QtZQdrk2
踏み止まることを覚えた
怖くても退くな 怒りたくても進むな
只その場に足を踏みしめて、にっこり笑って、ゆっくりと言いたい事を言え
話術は後からついてくる
23創る名無しに見る名無し:2013/05/30(木) 23:42:35.29 ID:DZy1v5iZ
他人を見下すことでおちんちんをふっくらさせること
が大人になることって、きみたちなんなの?
24創る名無しに見る名無し:2013/07/02(火) NY:AN:NY.AN ID:j3lYIykL
1人旅ができる自由と体力を与えられ、
現実(意訳・エログロ)を知らされ、
邪魔者を遠ざけて縄張りを守る為の武器を与えられ
(武器の正体は、子供の頃自分の傍らにいて、自分に助言を与えてくれた妖精だよーん)
再びスタートに戻ること

同じ妖精を見たパートナーと出会い、
妖精を再び地に呼び出そう
生きることに価値を見出すようになったのは、妖精を愛したせいだから

インスパイアーザネクスト
25創る名無しに見る名無し:2013/07/17(水) NY:AN:NY.AN ID:Xf6wNvf6
       _            ,へ
     /   `ヽ.       r-‐'::::::::\        ,..へ
    /  何    ',      .|:::::::::::::::::::::\  _,,... :::''"´:::::::|
    ,'   .言   .|    .r|> ''"´ ̄ ̄`"'' <:::::::::::::::::!、       _
    |    っ   |    /   ,  /         ヽ;::::::::::::':,.    /   `ヽ
    |   て     |  /   、/|  |    |   |     ', Y::::::::〉   /
    |   ん     ! ./  /|,>-ハ   /|  ./|.     | .|\/   |   ?
    |   だ     !∠__/|イ  /l! \/ ァー<| /   ', |::::::\ <
  _|   ?   /  / |7  lり     /l!  Y   八!::::::r┘  ヽ、
'"´  `ヽ     ,.>/  /xx       lり ノ| /  `Y´     ` ー‐ ''´
      r-─ '´  / ./人          xx./レ|     ハ/!
  バ   |.      レ'´∨|/ \  l7 ̄`ヽ   / ,ハ   ,  / /
  カ   .|: . .       _/´|> 、..,___,,.. イ ,∠、|/|/ /
  ?  /::: :: : .. .     \|  .|:::::| ムヽ  |/   \ / /_,,,... -‐ァ
    /:::::::: ::: :: . . .     '、 、|:::::|/くハ.〉ヘ. !      ヾ´    /
ー ''´:::::::::::::::: :::: ::: :: . .  <ヽ._|::::└--‐'´`ヘ.      〉  /___
:::::::::::::::::::::::::::::: ::::: :::: ::: :: . . . `|,ハ:::::::::::、:::::::::::::ヽ._,ゝ-‐ヘ-‐'"´ /
26創る名無しに見る名無し:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN ID:j1znm9Ar
精液の色が少し汚くなる
27北川鏡花 ◆7dIyMjzeNOKH :2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN ID:e2Z1kNjG
大人になるっていうのは、誰かのあり方を認めるってことなんだ。
自分と違う生き方をしている奴を憎んでいるうちはまだ子供ってことなんだよ。

おれはもちろん子供だ。
28創る名無しに見る名無し:2013/08/21(水) NY:AN:NY.AN ID:8IOX5uHX
    / : / :!_ : -―\.二ニ=ヽ: :ヽ:.〉、
   /:/: :斗 .|_. .-‐ . ヽ: :ヽ : : : : :∨: :{、:.\
   /ィ   イ:. l : : : : .:|: :l、: l : : : : : ∨∧ヽ :ヽ
  ′|イ : :|: :.. :..: : : .:|: ハ:小 :.. : : : :i : ハ : : : ヽ        |_ l   ―┬─  l  ヽヽ   |_ ┌-┐   へ     |   ヽヽヽ
  i/:| :l: : 从:::..:.. : .:/|/ ,l斗.Y : : : :|/: :l: : : : ∧       |   l   ─┼─  ヽ/  _|∠ | / /__ \  ̄| ̄ヽ \
  |: : :!: | :_|__ト、ヽ:..:/_リィ'7テiミ!V: : | !:| :.::ハ! : : : :∧     __|   |   __ |     /    /l二l.| _)  __   /   │
 | ハ : |:|,z示ミメ、 ′ヒz:リノ }: : :!:l |:.:/ |::..: : : :∧    \ノ\ レ (_ノ`ヽ ヽ__  |_| |   |__|  ノ  ヽノ
  Y : ヽ:ト{ ト:zリ        ̄´ j /.:| | /´ ̄ヽ::. : : : : i
   i: 、 : :ヾ、`¨  、        /イ .:!:./    l!::. : : : : l!
   ヽ:\: ∧    _,. -‐'  / j: :/リ!    |l::. : : : : :i!.   ̄ ̄| ̄| ̄ ̄
    |\:ト、: \        /:/}/!|    ハ::.. : : : :l|  匚二|二|二コ            |_   ー   _/__ヽヽ  _/_
    |l: :`:li\:..:> .._   イ/´ /|     ム┴、 : : : :l| __|_|__   l   ヽ     |   -― 、   / __  ̄/   ヽ
    |l : : :!l:| ` \   ,.「   / ,.|  ` { __ \ : l:l|      ヽ、 ヽ、 |     )   __|      }  /       /  __|
   j:! : : l:|:|  , ‐ 7ノ}  /   //|    リ!   ヽ._ V:l:l|  ノ |___i   ヽ/     \ノ\  __ノ  /  \__    (_l\
   |l:__j:l!:|/   /-、 _/  ///j   /    `ヽ:.|:l|
   ノ:-. : :|:イ l|    ′  /  ///  、 /    /    ヽl|
  //|: : : / .| | |  _L -/ __/.イ   7′   .′ /  }:l|
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   | : /  j!ハヽ | `7フフ'´    `¨弋ニ`、ヽ._ .ィ__.ノ: |: l|
29創る名無しに見る名無し:2013/09/06(金) 01:57:32.64 ID:1zO1Ig+/
他人に無関心になること。でもそれは良いことでもあって悪いことでもある。だからメリットもあるし、デメリットもあるということを忘れちゃいけないな
30創る名無しに見る名無し:2014/03/12(水) 21:36:49.12 ID:PbGxCffW
他人を見下すことができる人になること

と、きみたちが教えてくれた
31創る名無しに見る名無し
上映終了とともに映画館の観客席が明るくなり、今まで壮大な宇宙戦争に思いをはせていた主人公が、
名残惜し気に映画館の座席から立ち上がるところから始まる。

主人公は立ち上がると、出口に向かって歩き出すが、一度ふと立ち止まり、
名残惜しそうにスクリーンの方へと振り返る。だがそこにはすでに何も映し出されてはいなかった。

すると主人公の後ろにいる別の観客から、「早く進んでもらえますか?」と苦情を言われ、
主人公は申し訳なさそうに「すいません」と一言謝って、再び出口へと向かう。

外に出ると、小雨が降りだしていた。主人公は直ぐ近くの駅へと小走りで向かう。
明日は、バイトの面接だ。ついこの間、派遣先の工場をリストラされ職を失った主人公。
とりあえず貯金を切り崩す生活を続けてはいるものの、
この先、一体どうやって人生を設計してゆけばいいのか、今はわからないままだ。

つい先日、中学校の同級生だった友人が結婚式を挙げたという。
主人公も結婚式に来てくれるよう誘われたのだが、
「今度、会社の面接があるので行きたくても行けないんだ、ごめんな」とメールを打った。

かつて、主人公とともにバンドに夢をかけたその友人も、今は地元の建設会社の営業マンだ。
彼はもう夢をあきらめ、仕事をつづけ、今度主任に抜擢されたという。
「まあ、今の生活も悪くないよ」と、友人は少し自虐的な笑顔で主人公に言った。
だが、そんな彼の顔には、主人公にはない、大人びた落ち着きが備わりつつあるのを、主人公は見逃さなかった。

「まだ、東京で成功する夢、あきらめてないのか?」と友人は聞いた。主人公は即答できなかった。
果たして今なら主人公は引き返せるかもしれない。まだ自分がいられる場所を見つけられるかもしれない。
しかし、かつて思い描いていた夢が、今は主人公自身を呪縛して離さない。
ここであきらめるのか?ここであきらめたらもう、試合終了だぞ・・・主人公の心が、そうささやくのだ。

だが、目の前に広がるのは、先ほどの映画の世界とはまるで違う現実世界だった。
そこにはルーク・スカイウォーカーもおらず、ジュダイの騎士もおらず、フォースの力など存在しない世界だ。
履歴書と預金残高で生活をしなければならない庶民たちが、それでも日々の糧のために戦い続ける、逃げようもない現実。

主人公はなおも駆けた。雨はいよいよ本降りになってゆく。
そのうち、自分が何に向かってかけているのか、もう主人公にはわからなくなっていた。