鬼「……で、『今日はもう帰さない』とか『部屋をとってあるんだ』なぁんていってきて……」
つ「ん"?」
(SE:ポワンポワンポワン)
(BGM:なんかエッチそうなの)
鬼「例えば……そう素敵な人と……あんな事とかこんな事とか……あン……もぉ、ダメですよぅ
……そんな……とかいいつつ……え?こ、ここでですか?……とか……」
つ「お、おぉ〜ぃ、鬼子ぉぉ〜」
鬼「あ、いやぁ、そんなコトまで……他の人に見られちゃうぅ……あん、巧さぁん……」
つ「ぬがっ! お、お、鬼子ぉぉおっ!」
(SE:ビシィッ)
鬼「あぅ、痛っ!なんです。今いいところだったのに」
つ「い、い、い、今、巧のにーやんで何妄想しとったぁぁあ!!」
鬼「何って、ごく普通のカップルの営みですけど?具体的には……(ボソボソヒソヒソ……)」
(SE:ぽひーーーーっ)
つ「…………ふあぁっ?!(///)ふ、ふ、ふ、不潔や〜〜〜っ!!
巧にーやんでそないな汚らわしい事考えるんやないでっ!」
鬼「失敬な。素敵な殿方との逢瀬をそんな風に言わないで下さい」
つ「逢瀬云々やのーて、自分の発想が不純や言うとんのやっ!なんやねん、ちょっと話ふっただけでクライマックス
超特急なガチ妄想にハシりおって!」
鬼「それが何か?第一。ウチは代々『イイ男は押し倒してでもモノにしろ』が家訓なんですからね」
つ「な、何やねん、この肉食女子……」
鬼「鬼ですもん」
つ「それいいたいだけちゃうんかい!」
鬼「あぁん、想い始めたら止まらなくなってしまいました。巧さ〜んv あなたの鬼子が今、行きま〜すv」
つ「あ!こらナニ勝手に抜け駆けしてんねん!っちゅ〜かこのままやと巧のにーやんのてーそーが危ない!
こら、全力で阻止せな!ちょお待ちぃ、鬼子ぉお〜」
(SE:ドタドタドタ)
──アイキャッチ「鬼子とついなの鬼ONほうそう!」──
http://ux.getuploader.com/oniko4/download/548/Oni-on%21.png (BGM:なんか疲れたようなコミカルなような曲)
鬼「あぁ……巧みさん……あんまりです……」
つ「せやな。いくら何でもあれはないわ……」
鬼「私たちの事、ぜんっぜん眼中になかったですね……」
つ「鬼子はまだえぇで。うちなんか最初っからそうやったで」
鬼「でも、なんだかんだいって構ってもらってたじゃないですか。ズルイですよ。
何にもしゃべってないのに気遣ってもらえるなんて。あたしもああやって気遣って貰いたいです」
つ「そーゆー鬼子かて、ロクに話しかけれへんうちを差し置いてガンガンいってたやないけ。
巧のにーやん、ちぃとばかし、引いてたで」
鬼「それで押しきれたらよかったのに……」
つ「それについては阻止できたんはよかったけどな……」
鬼「男のひとってみんなあぁなんでしょうか……」
つ「そんなことないで……て、いいたいけどなあ……鬼子ンとこのナマモノ見てるとどーやろ?」
鬼「まさかあそこでハンニャーが出てくるなんて」
つ「あんな寒いのに胸元メッチャあいた寒そうなドレス着とったな」