1 :
創る名無しに見る名無し:
∧" ̄`∧
<´ ノノリルハ> 恒例の1豆知識だよぅ!!!!
< ゝ゚ヮ゚ノゞ フーリャンちゃんはたまに
⊂リ: Y リつ にゃんの脱いだ靴下を匂っているよぅ!!!!!!!!!
.J!:====! …………嬉しいなぁ!!
.j.__,|l.__,〉
2 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/04(土) 02:04:03.17 ID:03CNT9fo
/\
_/ \
/ニニ÷ニヽ
[] /', .iノハ从〉
|| ハヽゝ゚ー゚)ゝ 良くないわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
||____.ノ(. つ¶つ¶____
| :|:./ E:|: EEEEl :|:|: :  ̄ ̄||`l
/ ̄ ̄ヽ ̄ヽ EEEEl :|:|:__:___||._| ドオォーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!
/ ,●、 | |777777|:| l, ―┴、┴――、 ,、_
| ●| |.● | |/////// .:|:| / ヽ [ニ/ ヽ ∧" ̄`∧
ヽ `●' .| |====:|:| |====l===ノl l ノ'''ヽ !´ ノノリルハ>
ヽ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~'ヽ / /! l|*´o`)|< ゝ^ワ^ノゞ
3 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/04(土) 02:07:38.49 ID:03CNT9fo
4 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/05(日) 00:47:28.32 ID:oGhoma7p
【登場人物たち&予想】
・大魔女フーリャン
21歳
主人公にして姉ポジションを持つ女
心を許した人間には甘いが赤の他人には容赦しない
現在両腕を負傷している
子供が出る
・ねこ
20歳
おっぱい
・うさぎ
19歳
発情する
・サナバー
22歳
フーリャンの家にフーリャンと2人っきり
・チロリーン
21歳
親が出るぞ!!
・エンデリル
22歳
心に傷を持つ悲しき男 大人の男になるだろう…
・ワラース
23歳
今回はまともに話に加わる気がするぞ…!!!!
・マリモス
特になし
ついに例の子が出るのか。
6 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/05(日) 01:00:07.63 ID:oGhoma7p
……… 世界を揺るがした2つの災厄………
《珍星歴10155年『世界の終わり』》
過去に封印された世界の終わりを司る“影”が長い時を経て復活…
“影”は巨大な組織を支配し世界を大きな闇で覆った…
迫る世界の終焉…
しかし一人の魔女と仲間達の手(主に魔女)によって“影”は掻き消され 世界は救われたのだった…
《珍星歴10156年『半永眠病事件』》
突如世界に蔓延した奇病『半永眠病』
1年前に世界を救った魔女と仲間達はこの奇病を追った…
その中で知った真実と… 黒幕…
幾多の楽しい困難を乗り越え魔女と仲間達(主に魔女)は奇病の原因を断ち切る事が出来たのだった…
………『半永眠病事件』から半年後……
―――… 世界のどこか…
――――――
ピンポ〜〜〜〜ン
アナウンス『――…定例会議を始めます 定例会議を始めます
第1〜第10理事は至急会議室にお集まり下さい
繰り返します………』
―――…
ギィ… ガチャ… ギシッ… ギシッ…
ガチャガチャガチャ………
中央に座る男「集まったか」
??1「滞りなく」
中央に座る男「………それでは定例会議を始める
まず今月のノルマだが…今月のノルマの既に60%も消化されている…
素晴らしい成績だ」
??2「くふふ… わたくしの所のかわいい部下が気合いを入れて取り組んでいるので当然ですわ」
中央に座る男「この調子で頼むぞ
……それでは今月の予算と今月末の温泉旅行の件についてだが……」
??3「そのまえに 会長」
中央に座る男→会長?「なんだ?」
??3「常々申していたリストが大分完成したのでその報告を」
会長?「おぉう アレか
よし是非聞こう …“敵”の情報を知ることは金よりも大事……… 温泉よりもな…」
??3「えぇでは 出来上がったリストの中から “重要人物”だけ抜粋して取り上げましょう
………この『要警戒魔法使いリスト』から…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
??3「このリストは必ず我々の仇となる魔法使いを記したリストです
どいつもこいつも名だたる魔法使いばかり…
まず“闇の虎”ヒャオダ… 魔法使いの中でも過激派… 我々に純粋な敵意を向ける男… 現在地下に潜っているとの噂…
そして“ピンポイントキラー”フラフーリ… 奴はズボンのちょうどお尻の部分に穴を開ける魔法を使う危険人物…
“幻惑女王”コンパニョン… 幻術魔法を得意とする危険極まりない魔女です
“転換魔術師”ダム里… あらゆるものを転換させる男です
“魔術薬剤師”のイレバーに “時遊び”バーカー…」
??3「…………そして“龍”コンジキ…」
ざわざわざわ…
??4「コンジキ…… 奴はなんとしても無力化せねば… 奴は危険すぎる…」
??5「今年辰年だからあいつ絶対張り切ってるよ マジパネー」
??6「じゃあ来年まで待てば良くね?」
??7「だが来年は巳年… 蛇…
同じニョロニョロ繋がりで来年も張り切るかもしれん…」
??5「オワタ」
会長?「騒ぐな! みっともないぞ…
コンジキごときでビビるな………まだ出てないやつがいよう…」
??3「―――…えぇ
…………更に重要となる魔法使い達は次からです どうかお聞きになりますよう」
9 :
サナバー祖父の名前がどこかに出てたはずだけど見つからなかった…:2012/02/05(日) 21:53:46.91 ID:oGhoma7p
カシャッ
ピピピピ
カシュッ
【エンデリル・デヴァー】
吟遊詩人魔法使い
??3「まず この男 エンデリル・デヴァーです
吟遊詩人魔法という極めて特殊でレアな魔法を使います
身体能力自体は非常に貧弱だという情報がありますが 厄介なのは吟遊詩人魔法です
この魔法は人の体や感覚に影響をもたらしたりする効果のものが多いので油断すると痛い目に合うでしょう
そして最も厄介なのが彼の職種であります
彼はその筋では有名な…記者です しかも非常に粘着質で執念深い
……接近する際には注意が必要です
……続いて」
ピピピピ… カシュッ
【名称不明】
???
??3「名前も使う魔法の種類も不明ですが この毛並みの悪い女も魔法使いです
“ねこ”という名前で呼ばれていたという情報もありますがこれが本名かコードネームかは定かではありません
闇の人間を匂わせる身のこなしだった…とのこと」
ピピピピ… カシュッ
【サナバー・ステーキー】
魔術学者
??3「魔術学者として働いている魔法使いです
いたってスタンダードな魔法使いですが マジックウエポンの高いレベルの使い手との事…
この男の祖父は世間で高い知名度と人気を誇った魔術学者のアルド・ステーキーです
アルド・ステーキーは世界で最も普通の人間から認められた魔法使いとして有名です
その事を含むと少々手が出しにくい相手です」
??3「……ここまで
…今あげた3人はその前の数人と比べると思想的な危険性は少ないです…が
そんな3人を何故リストに載せて特別にあげたかと言うと 大きな理由があります
……彼らが“ある大物”と繋がっているからであります
…その大物とはッ!!!!! …言うまでもなくッッ!!!!!!!!!!!」
ざわ…
??2「……史上最悪…史上最強の魔法使い……」
??4「我々最大の敵… 倒すべき…“大魔女”!!!!!!!!!!!!!!」
『大魔女フーリャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
10 :
サナバー祖父の名前がどこかに出てたはずだけど見つからなかった…:2012/02/05(日) 21:54:37.55 ID:oGhoma7p
カシャッ
ピピピピ
カシュッ
【エンデリル・デヴァー】
吟遊詩人魔法使い
??3「まず この男 エンデリル・デヴァーです
吟遊詩人魔法という極めて特殊でレアな魔法を使います
身体能力自体は非常に貧弱だという情報がありますが 厄介なのは吟遊詩人魔法です
この魔法は人の体や感覚に影響をもたらしたりする効果のものが多いので油断すると痛い目に合うでしょう
そして最も厄介なのが彼の職種であります
彼はその筋では有名な…記者です しかも非常に粘着質で執念深い
……接近する際には注意が必要です
……続いて」
ピピピピ… カシュッ
【名称不明】
???
??3「名前も使う魔法の種類も不明ですが この毛並みの悪い女も魔法使いです
“ねこ”という名前で呼ばれていたという情報もありますがこれが本名かコードネームかは定かではありません
闇の人間を匂わせる身のこなしだった…とのこと」
ピピピピ… カシュッ
【サナバー・ステーキー】
魔術学者
??3「魔術学者として働いている魔法使いです
いたってスタンダードな魔法使いですが マジックウエポンの高いレベルの使い手との事…
この男の祖父は世間で高い知名度と人気を誇った魔術学者のアルド・ステーキーです
アルド・ステーキーは世界で最も普通の人間から認められた魔法使いとして有名です
その事を含むと少々手が出しにくい相手です」
??3「……ここまで
…今あげた3人はその前の数人と比べると思想的な危険性は少ないです…が
そんな3人を何故リストに載せて特別にあげたかと言うと 大きな理由があります
……彼らが“ある大物”と繋がっているからであります
…その大物とはッ!!!!! …言うまでもなくッッ!!!!!!!!!!!」
ざわ…
??2「……史上最悪…史上最強の魔法使い……」
??4「我々最大の敵… 倒すべき…“大魔女”!!!!!!!!!!!!!!」
『大魔女フーリャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どよどよどよ
??1「大魔女フーリャン…!!!!!!」
??2「にっくき私達の敵!!!!!!!!」
??8「パーンチラ!!! パーンチラ!!!」
??3「……約10年前に姿を現して以降世界に破滅と恐怖をもたらしてきた災厄の権化…
過去数千年の魔法使いの中でも飛び抜けた魔力と危険思想を持ち間違いなく世界を壊滅させるほどの力を持った魔女です
数年前まで定期的に行われていた大魔女フーリャンの破壊活動で廃墟となった町や村はのべ268…
大魔女フーリャンによる死者数は分かるだけでも1000はくだらないでしょう」
??10「なんて悪魔のような女だ
……して パン筋情報は?」
会長?「……大魔女フーリャン抹殺こそ我々の最終的な目標と見てもよかろう
…それほど重大なのだよ …この女を消すという事はッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
??5「しかしそう簡単には行きますまい
奴は恐ろしく強い …そして」
??3「…熱狂的な人気 ……数年前まで死に神のように恐れられてましたが
先の超神会事件 そして半永眠病騒動を大魔女フーリャンが解決したことで世間からの人気はうなぎ上り
今ではファンクラブや大魔女フーリャンの名前を取った便器メーカーなどが相次いで出来ているくらいです」
??2「嘆かわしいですわ… 人々は大魔女フーリャンの恐ろしさを忘れてしまっている………」
会長?「そうだッ!!!!!!!! 忘れてはならない!!!!!!!! 許してはならない!!!!!!!!!!
人気も知名度も関係ない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女フーリャンをはじめ 全ての魔法使いの生存を許してはならないのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!
でなければ世界はまた数千年前のように魔法使いに蹂躙されてしまう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全ての魔法使いを… 我らの手で消し去るのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それが我ら…『魔反会』の大義!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
『 大魔女フーリャン
vs
魔反会 』
――― 会議終了後
わいわい
??9「ふいぃ〜 会議終了〜〜」
??8「そんなことより野球しようぜ!」
??10「そんなことよりパン筋しねぇ?」
わいわい
つかつか…
??2「……いるんでしょう? 姿を現しなさいな」
ザ…
新??「は〜〜いママ 会議しゅ〜りょ〜?」
??2「えぇ …それよりあなた! よくやったわね!!
あなたの成績 褒められたわよ!!!!!!!!!」
新??「マジで!!!!? イッエェース! イエースッ!!!!!!!!!」
パンパカパ〜〜
??2「これからも頑張って頂戴よ!!! あなたの成績が私のポイントになるんだから!!!!!!!」
新??「……はぁ〜〜い
誰だって“暗殺”しちゃうよ〜 ママ…」
にやり……
―――
??3「…博士 おられますか?」
スッ
新??2「はっ ここに」
??3「会長が“アレ”の様子を伺っておられましたよ いかがですか?」
新??2「すこぶる順調であります」
??3「それならよろしい… “アレ”は我々魔反会の急務だ…
全てあなたの手にかかっているんですよ
……それと発掘班にも 同様に伝えて下さい」
新??2「了解であります」
―――
13 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/06(月) 21:08:49.63 ID:NPMXmyoB
しぃ〜〜ん…
会長?「…………」
??1「会長」
会長「どうした アリズミダ」
ドンッ……!!!!!
【『魔反会』第1理事“アリズミダ”】
アリズミダ「はっ 少しばかりご相談がありまして…」
会長?「――――…なるほど
…………パン筋の話か」
キリッ
アリズミダ「はい …って違いますよ!!!!!!
大魔女フーリャンについてです」
会長?「そうか
大魔女フーリャンのパン筋についてか」
ギンッ!!!!
アリズミダ「いや違いますよ!!!!!!!! どんだけパン筋興味津々なんすか!!!!!!!!!!!」
会長?「じゃあなんだ…!!!!
ブラ筋か!? ブラ筋のほうか!!!!!!!」
アリズミダ「筋から離れてください会長!!!!!!!!!!!!!!!!」
会長?「分かった………」
会長「じゃあおっぱいの話せん?」
アリズミダ「直で来たか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!
14 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/06(月) 23:17:48.11 ID:NPMXmyoB
会長?「…………という一連のお決まりの流れはそろそろ置いといて…
……………なんだ?」
アリズミダ「……そんな一連の流れはありませんよ会長
……いいですか 大魔女フーリャンについてです」
会長?「…ほう?」
アリズミダ「一つ伺いたいのですが 会長は大魔女フーリャンを“抹殺”といいましたが
大魔女フーリャンを“捕獲”する事は許されるのでしょうか?」
会長?「…………ほう …アリズミダよ
その言い方……… つまり大魔女フーリャンを捕らえる“術”がお前にある…ということか?」
アリズミダ「はい」
会長?「ほう…大魔女フーリャンの“捕縛”か…
……大魔女フーリャンの危険度故に捕縛など鼻から考えていなかったが…
……捕縛してどうするのだ?」
アリズミダ「大魔女フーリャンの魔力と力は上手く使えば我々の大きな資源となるでしょう」
会長?「なるほど… …あれほどの力… 利用出来るならそれに越したことはない…
………やってみよ」
アリズミダ「ありがたき幸せ… 必ず吉報を会長にお届けしましょう」
スゥッ…
しーーーーーん…
会長?「…………………
……………大魔女フーリャンを捕らえる…か
……フッ …面白い………」
―――…
カツカツカツ…
アリズミダ「………これはチャンスだ 他の理事どもと差をつけるチャンスだ…!!!!!!!!!!
絶対にモノにしてやる…!!!!!!!
………来い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザ……
新??3「ここに」
アリズミダ「準備は……?」
新??3「すべて 万全
大魔女フーリャンの状況 狙うなら 今」
アリズミダ「……よし!!!!!! 行け…花子!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
【第1理事 アリズミダ直属 『退魔研究班』班員:花子】
花子「…………」
15 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/07(火) 01:19:52.82 ID:NjeXL6zq
―――――…
ヒュオオオオオオオオ…
ウンコ地方 モサ森に流れるウォシュレット川付近…
フーリャンの隠れ家の一つ…
チュン…… チュン……
パタタタタ…
鳥「チュンっ チュンっ」
トン…
《家の窓に鳥が止まった…》
鳥「チチチチチチッ… チュピーっ チュピーっ!!!!!!!
ピチチチチチチチチチチチっっ
チュンっ チュンっ チュンっ」
《綺麗な声でさえずる鳥
それはまるでさわやかな朝を伝えるように歌っているようだった…♪》
大魔女「バクサーレ メコレ」
チュドォオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
鳥「ジュアッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボジュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
プスプスプスプス… しゅ〜〜〜〜…
大魔女「今日の朝食は焼鳥だ」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【肉嫌い:大魔女フーリャン】
ようやく登場したと思ったらひでえwww
17 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/07(火) 13:30:14.07 ID:NjeXL6zq
むしゃむしゃ
大魔女「ふう〜…まずいわね…
やっぱり食肉育成されてるのと違って野生はダメね…」
ぽいっ
ザザアアアアアア…
ヒュウゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………
大魔女「……しかしこの場所…
人気がなくて静かで穏やかでゴミ溜めっぽくないのはいいけど 些か刺激が足りないわね…
退屈……」
サアア〜〜〜〜〜〜…
大魔女「……あー 皿洗わなきゃ めんどくさ…
ちょっとねこ―――……っていなかったわね…
はあ……自分で洗うか……」
スッ…
大魔女「!!!!!?」
ポロッ!!!!!!!!!!!!!
パッリ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《フーリャンの手から皿がこぼれて割れた!!!!!》
大魔女「…………………腕が動かないわね…
…………そういえば腕に魔体術かけるの忘れてたわ
魔体術『風駆動』」
ヒュルルルルル……
ぐっ ぐっ
《フーリャンの両腕がちゃんと動き出した》
大魔女「…………ふぅ 難儀なものね
…………………しかし…それにしても…………」
サアアアアア… ヒュオオオオオオオオ…
し〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん…
大魔女「…………一人…か……………」
《今の家に引っ越してから一ヶ月と少し…
フーリャンの家に訪れる者は誰もいない…ねこでさえも
……そしてフーリャンの両腕は…
強大な魔体術の反動で大きな怪我をした両腕は 怪我をしてから半年以上経った今でも 魔体術なしでは動かなかった……》
18 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/07(火) 15:04:50.57 ID:NjeXL6zq
ギシ…
大魔女「……暇ねぇ
この一ヶ月は本当暇… 過去数年で最も暇だわ…
……朝起きて飯食って寝て昼飯食って寝て夜飯食って寝る……
それが一ヶ月も続くとか…気が狂いそうよ…
どんだけ生きる本能だけで暮らしてんのよ……
………私なんのために生きてるのかしら………………」
大魔女「このあたりの景色も見飽きたし…
いるとしても野生のウインドウくらい…」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッ
〈ギシャーーーー!!!!!! ギシャーーーーーー!!!!!!!!!!!〉
《↑野生のウインドウ》
大魔女(しかしねこのやつが一ヶ月も来ないなんて何なの?
確かにあいつには何も言わずに引っ越したけど あいつならすぐにこの場所を推測出来るはず…
……まさか便秘にでもなってウンコが出なくて困ってるとか?
ウンコが溜まりに溜まってあいつの尻がパンパンになってたらどうしよう…
……すっごい見たい…)
もんもんもん…
大魔女「……あぁもう我慢出来ない!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!
バタァーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「ねこのウンコ溜まり尻を見たいぞーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
山彦『見たいぞーーーーーー』
山彦『たいぞーーーーーー…』
山彦『いぞーーーーーー…』
山彦『ぞーーーーーー…』
山彦『俺もだ』
大魔女「ですよねー」
パアアアアアっ…
19 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/07(火) 15:47:17.07 ID:NjeXL6zq
大魔女「やっぱり今の私には山彦さんだけだわ
こうして会話出来る相手が居るってだけまだマシね」
山彦『そうか』
大魔女「ふぅ叫んでスッキリした
つーかねこなんてどうでもいいわよね
これじゃなんか私がくそねこを必要としてるみたいじゃない
ふざけんなクソが」
山彦『その意気だ』
大魔女「ふー さーて 朝寝するわ」
山彦『おやすみ』
―――…
ヒュオオオオオオオオ…
ザッ…
花子「大魔女フーリャン この地に 居る」
大男「ぐふふふ 行くか」
中男「みょぎょおっおっおっおっおっおっおっおっ」
小男「ついに伝説のパン筋を拝めるのか」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………
――――
20 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/07(火) 16:24:24.12 ID:NjeXL6zq
――――… 派遣忍者本部『土竜の里』
ねこ「……にゃあぁーんっ!!!!! 今日も無事に任務終わったよぅ!!!!!!!!
んー…ここからフリーだねぇ… …そういえばフーリャンちゃんの所全然行ってない…
……久々に…… ……でも…」
――― 一ヶ月前 ―――
ねこ「ご飯〜〜作ったよぅ〜〜〜〜!!!!!!!!」
大魔女「さて 食お」
ねこ「にゃ!!!!! フーリャンちゃんご飯食べるならにゃんが食べさせてあげるよぅ!!!!!!
腕をちょっとでも安静にさせなきゃ治らないよぅ!!!!!!!!!!!!!!」
バァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「いい加減にしなさいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたちょっと過保護がすぎるわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
確かに両腕は怪我してるけど魔体術で普通に動くっつってんだろーがァーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それなのにあんたはこうやって飯食わそうとするし洗濯までしゃうとするし一緒に風呂入ろうとするし挙げ句のはてには一緒に寝ようとまで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
変態かバカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
気持ち悪いんじゃボケ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グッサァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「きききっ 気持ち悪い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ねこ「ひ…ひどいよぅ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
にゃんはフーリャンちゃんのためを思って〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「いらぬ世話よ!!!!!!!! 鬱陶しいってのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「う…うわああああああああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーリャンちゃんのバカあああああああああああああああああああああああああああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「…もぐもぐもぐもぐ んぐんぐ… ゴックン!」
ねこ「ふんふんふーん」
ジャ〜〜 キュッキュッ 《皿洗ってる》
カチャン…
ダッ
ねこ「うわあああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バタァーンッ!!!!!!!!!!!!!
タダダダダダダダーーーーーーーーーーッッ…
ヒュウ〜〜〜〜〜〜…
大魔女「……ちゃんと後片付けして出て行きやがった…」
山彦が返事すんなよw
22 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/07(火) 18:08:37.75 ID:NjeXL6zq
――― 今
ねこ「……ってな事があったから行きづらいなぁ……… …でも一回くらい顔出さなきゃ…」
??「ねこ君」
ねこ「!!!!! あっ!!!!!!!!!!!!!!」
ド〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!
男「今 暇?」
ねこ「ラ…ライオンくん!!!!!!!!!!!!!!!」
【『土竜の里』の忍者仲間 ライオン】
ライオン「一緒に焼き魚食べようよ」
ねこ「う…うん!!」
―――…
ライオン「今回の任務どうだった?」
ねこ「な…なんとか」
ライオン「今回はブラック企業の機密メールを取り出して来る任務だっけ
確かその会社って武器会社『デス社』の関係の会社だろ?
結構危険な任務だったじゃないか」
ねこ「う…うんー…にゃ… そうかな…」
ライオン「…あまり関心しないな 君はもっと柔らかい任務がいいと思う
……俺は君に危険な事はして欲しくないんだ」
ドキドキ
ねこ「だ…大丈夫だよぅ それにこれも仕事だし」
ライオン「そっか ……ねぇねこ君 俺これから別の任務なんだけど 今回の任務にはどうしてもパートナーが必要なんだ
………そのパートナーに…君はどうかなって…」
ねこ「えっ…にゃん…?」
ぐっ
ライオン「ねこ君 俺のパートナーになってくれ」
ドキッ
ねこ「う…うにゃにゃ…!!!! で…でもにゃんはこれからフーリャンちゃんの……
………………………」
回想フーリャン「気持ち悪いんじゃボケーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ(…………大丈夫 にゃんが行かなくたってチロリーンちゃんやサナバーさんが会いに行ってるよぅ…
だから…… だから………)
ねこ「うんいいよ」
テッテレー!!
ライオン「やった! ありがとう!!!」
ねこ(この任務が終わってから行けばいいんだ… うん…それでいい……)
23 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/07(火) 18:36:16.02 ID:NjeXL6zq
――― エコ地方 半裸町 コンビニ『ヘブン煎れ分』
ピロリロ〜ピロリロ〜 ウイィーン
うさぎ「ピョーーンピョーーン 買い物買い物ピョー」
サナバー「らっしゃあぁーせぇ今晩はー」
ズーン!!!!!!!
うさぎ「うぴょーーー!!!!!!! ジッチャン!!!!!!!!!!!!」
サナバー「は…はうあッ!!!!!! うさぎちゃん!!!!!!!!!!!!
何故こんな所に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
うさぎ「オフ〜〜〜!!!
ジッチャンなにしてるピョー? おてつだい?」
サナバー「ア……アルバイトじゃ」
うさぎ「あるバイト?
このすれはあと476きろばいとくらいよゆうがあるぴょ」
サナバー「ち 違う違う!! 容量じゃなく!! なんの話じゃ!!!!
アルバイトは……仕事じゃよ ちょっとしたしたお仕事みたいなやつじゃ」
うさぎ「お仕事〜〜? でもジッチャンはちゃんとお仕事あるピョー
ジッチャンはマゾ学者ピョ?」
サナバー「魔術学者じゃ!!!!!!!!!! Mではない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
うさぎ「そうとも言うピョー」
サナバー「わ…わしは今ちょっとお金に困っていてな 魔術学者だけでは回らんからそれで仕方なくアルバイトしとるんじゃ
朝は新聞配達 昼はパチンコ屋の掃除 夕方はコンビニのバイトで 夜はさくらんぼ工場のバイト…
借金返済まで仕事に追われる日々じゃよ……うぅ… もうトンネル掘りは勘弁…」
うさぎ「忙しそうピョー」
店長「こらチェリー!!!!!!!!!! ダベってないで働けチンカス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「あわわ… はい!!!!!!!!」
うさぎ「……むう… あのオッサン蹴り飛ばしていいピョ?」
サナバー「ダ…ダメじゃよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
うさぎ「分かったピョ…… でもちょっとジッチャンにきょうりょくしたいピョ!!!!
よいしょ!!!!!!!!」
ドッサリ!!!!
うさぎ「このキャロットチップスまとめ買いするピョイィ〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「あ…ありがとう 別にそれでわしの給料が上がるわけではないが
……ところで こうしてうさぎちゃんに会うのも久しいが フーリャンとかは元気か?
もう半年会ってないが」
うさぎ「チィも二ヶ月くらい会ってないがピョー」
サナバー「そ…そうなのか ま…まぁねこちゃんが居るから大丈夫じゃろうが…」
24 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/07(火) 20:28:23.68 ID:NjeXL6zq
――― マイムシティ
わいわい
ボケ妹「ここが最近再開したショッピングモールだよ」
亀「ほう たくさんの人が居るなぁ
しかしチロリーン この町でショッピングモールを再開させるなんて それなりに苦労したんだろ?」
カシャカシャッ
ボケ妹「まぁね 治安最悪… ひったくりや強盗ひしめくこの町じゃとてもやってけないと思ったが…
ここの再建は私様の悲願だったんだ 努力したよ」
亀「努力ねぇ つまりこの町のワル共を片っ端からブッ潰したんだろ? お前にとっちゃ楽勝だろ」
ボケ妹「それ自体はね 難しいのはその後さ
荒れ果てた町を修繕したり人を呼び込んだりがするのが大変だったんだよ
町中に描かれたウンコの絵などの上にはかわいい子猫の絵を上書きした」
亀「見事な妙案だぜ… これじゃ誰も落書きする気にならないぜ…
………よしっ これでマイム復興記の取材も十分だな
いい記事になりそうだ 協力サンキュー」
ボケ妹「…ふふ 記事で町の宣伝してくれるんならこんくらい大した事ないよ
……つかエンデリル 記事を書くのはいいが 私様の名前とか出すなよ!!」
亀「え? なんでだ? マイム復興隊のリーダーとして紹介しようと思ったんだが」
ボケ妹「いいよいいよ!!!!! 恥ずかしい!!!!!!!」
亀「勿体ねぇなぁ お前の地元で祭が起こるぜ」
ボケ妹「だから嫌なんだよ!!!!!!!」
亀「筋肉マニアのファンがつくぜ?」
ボケ妹「いらねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!
25 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/07(火) 20:47:32.15 ID:NjeXL6zq
亀「さぁて仕事はここまでだぜ!!!!!!!!!!! オフるとするか!!!!!!!!!!!!!
チロリーン!!!!! なんかおごれよ!!!!!!!!!」
ボケ妹「なんでだよ図々しいな 用がすんだら帰れよ」
亀「つれねぇな どうすっかー
久々にフーリャンに会うかな 半永眠病事件終わって以降会ってねぇしな」
ボケ妹「(フーリャンの方はお前をデート事件の時に見てるけどな)
……そういや私様も3ヶ月くらい会ってないな」
亀「久々に行くか? 寂しがってるかもしれねぇぜ」
ボケ妹「まさか… あいつにはねこちゃんが居るんだし
でもまぁ会ってやるのもいいかもね 行くか」
亀「うーい決まりーー!! 行こうぜ行こうぜーー!!!!!」
タタッ
カサカサ
ウーパールーパー「うぱ〜」
亀「う…うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンガラガッチャ〜〜〜!!!!!!!!
ボケ妹「ど…どうしたエンデリル!!!!!!!!!!!」
ガタガタガタガタガタガタ
亀「助けてーー!!!! ワ…ワニーーー!!!!!!!!
ワニだーーー!!!!!!!!!! ひ…人喰いワニだあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
食われるーーーー!!!!! 助けてぇーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「落ち着け!!!! ただのノラウーパールーパーだ!!!!!!!!!!!!!
どうしたんだい急に!!!!!!!!」
亀「ウーパールーパーでもなんでも… ぼ…僕はトカゲ類が怖くてたまらないんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
い…いいから追い払ってくれ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「そ そうだったのかい
知らなかったな」
ブルブルブルブル
亀「う…うおおおお〜〜〜〜…
トカゲこえぇぇ〜〜〜〜〜〜 メ…メルちゃんのように食われるぅ〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹(……………な なるほど
そういう誤解かい……)
ちーん…
26 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/07(火) 21:14:05.02 ID:NjeXL6zq
――― イエロスティ城下町 『連合騎士団』訓練所
騎士A「ぜぇい!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンッ!!!!!!!!
ガキィ!!!!!!!!!
マリモス「剣に力がこもっていませんぞ これでは鎧に傷すら付けられませんぞ」
騎士B「ていやーーーー!!!!!!!!!!!!!」
ドドドド!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「むんっ!!!!!!!!」
ぐんっ
騎士A「うわ!!!!!!!!!!」
ドガシャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
騎士B「ぐわーーーーー!!!!!!!!!!!」
騎士C「い…一斉攻撃だーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」
騎士達『うお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガッギャアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「なんのこれしき」
ギリギリ…
騎士C「す…すべての剣を止めた!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「どっせい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐわぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!
騎士達『ぐわたーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ガチャガチャカチャアァーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
―――
騎士A「やっぱ副団長はつえー… 50人がかりでも勝てねーなんて…」
騎士B「さすが歴代最強の騎士だけのことはあるな… 多分次の団長はあの人… つかあの人しかいねぇわな」
マリモス「ふうぅー いい汗かいたよ〜う」
マリモス(……いい天気だ この空を彼女らも見てるだろうか…
私の大切な仲間……… いや…仲間というより…………)
マリモス「久々に……全員集合で会いたいね〜え
きっとフーリャンレディもそう思っているはず」
きらーんっ☆
ヒュー… ベチャ!!!!!!!!!!!!!!!
騎士A「……ふ…副団長の頭に…鳥の糞が…」
騎士B「い…言えねぇ… あんないい顔してる時に言えねぇよ………」
ズズーン…
27 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/07(火) 21:51:59.18 ID:NjeXL6zq
――― ディングディンドンディングディンディンドン地方 カエレ町
ワラース宅…
ワラース「ひひ…ひひ…」
ナキヤマン「うわあああああああああああああああああああああああああんワラース君なに作ってるのおおおびょえおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「うるせー黙れ…うひひへひひひひひひひ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ナキヤマン「ひゃぎょううえええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!
ひどいよひどいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
イカリング「うっせーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーぇぇええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
泣くな黙れコラアアアアアアアアアアアアアああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ナキヤマン「びゃっあああびょえああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
怖いよおおおおおおおおお板挟みだよおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!! っぶぇっぶぇっぶぉおおおおおおお〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
イカリング「でええええええええええええええええええええええええ!!!!!!! なにやってんだよそれはよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!!!! 見てわからねぇのか…」
イカリング「ぐぎぎッ…分かるわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…トイレが詰まった時に使うギュッポンギュッポンだろうがそれはよおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「ちげーよ… チッ 聞いた俺がバカだった ハッハアァ…」
イカリング「ンだとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおうごるあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「こいつは武器だ… 武器を作ってんだよ…ひひっ」
ナキヤマン「いびゃおあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワラース君がまた悪い道具を作ってるよおッブブューッ!!!!!!!!!! ポルポル…ポアアァ……!!!!!!!!!!!!!!
プィイイイ………コポォ」
イカリング「てめえええええええええええええ!!!!!!!!!!!! また“前”みたいな事してよおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どういう風の吹き抜けだゴラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「吹き回しだろボケ…ぐへへっ!!!! …お前らには関係ない世界の話だ………」
イカリング「………ちぃ!!!!!!!!! ……ほどほどにしとけよコラアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ナキヤマン「ねえええぇ…… 前と言えばさあああぁ…
僕らさあぁ…また前みたいにさあああああぁ… ひぐっ…ひぐっ…
4人…揃わないのかにょえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!! イッビ!!!! イッビ!!!!! ズブュル…」
イカリング「ぬ……ぬううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「ひひひ…………………無理だろ……」
ナキヤマン「しょんなあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
がなじいびョエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! おっう!!!!! おっう!!!!!!!!!!!!
ぷるぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「………ふふん…」
相変わらず濃いなナキヤマンとイカリングwww
―――…
フーリャン宅… の近く
ザッ
花子「着いた アレ 家
ウデゲ スネゲ シリゲ 準備」
大男→ウデゲ「うしっ」
中男→スネゲ「ほす」
小男→シリゲ「ちん」
花子「…GO」
ザッ!!!!!!!!
「ラン バクサーレ メコレ」
花子「…! 後退!!」
毛3人『!!!!!!!!!!!!!!』
ドカンドカンドガガアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウデゲ「火の玉の雨だ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シリゲ「何故バレた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スッ…
大魔女「ふん そんな殺気をビンビンにさせてたら生まれたてでも感じるわよ
何しに来たのかしら?
汚さの極みみたいな男が3人と小綺麗な女がこんな場所に…
いかがわしいビデオの撮影なら向こうの小川ででもやりなさい
いい画が取れるわよ」
スネゲ「なあぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜にィ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
…じゃあ行っちゃいます!!!!!? 花子さん!!!!!!!!!!!!?」
花子「馬鹿」
スパァ〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スネゲ「おぶら!!!!!!!!!!」
大魔女「……………花子?」
30 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/07(火) 22:53:56.84 ID:NjeXL6zq
大魔女「あんた花子っていうの?」
花子「…私の名前 引っ掛かる?」
大魔女「…………別に」
スネゲ「……花子さん 例のモノ… 確認出来ますぜ」
コク…
花子「…………」
大魔女「なにひそひそ話してんのよ
さっさと帰りなさいよ!!!!!!! 邪魔よ!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「私たち 魔反会」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「!!!!!!!! ……魔反会…」
大魔女「なるほど…分かったわよ あんたらの目的…と
言っても絶対に帰ってくれないって事もね」
花子「そう」
大魔女「久々ねー… あんたらからの刺客は…
でもあんたらさぁ… いつになったら学習するわけ?
あんたらごときが何人何十何百人かかってこようが私は殺せやしないわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「否」
大魔女「あん!!!!!!?」
花子「今回のこちらの目的 抹殺ではない 不殺
つまり 捕獲 大魔女フーリャンを捕獲…」
大魔女「…………」
大魔女「………ぷッ」
大魔女「あぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!!!!!!!!!!!!!!!
あぁぁーーーーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっあぁぁ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
くひ〜〜〜〜!!!!!!!! くひひっ…プーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うぷぷぷぷぅ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シリゲ「何が可笑しいんだーーーー!!!!!!!!!!!」
大魔女「笑わせてんのはそっち
寝言は夢の世界で言いなさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
トンッ!!!!!!!!!!!!!!!
花子「……今のうち 笑ってられるのは」
大魔女「……あきれたわね どこからそんな自信が沸いて来るのかしら
……来なさいよ」
くいっくいっ!!!!
スネゲ「おっしゃあぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
覚悟ォ!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!
ぐっ!!!!!!!!
大魔女「まぁまぁ落ち着きなさいよ」
スネゲ「!!!!!!!!!!!!!!!? な!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
《いつの間にかスネゲの目の前まで移動していたフーリャンはスネゲの頭を押さえ身動きを封じていた!!!!!!!!!》
花子「……速いっ」
大魔女「『韋駄天足』
そして…」
スッ… ピタ…
《フーリャンはスネゲの顔に両手を添えた!!!!!!》
スネゲ「?!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「韋駄天手!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャルッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スネゲ「ボッッぼうッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブチ!!!!!!!!!!!!!!
《恐るべき速さの手技でスネゲの頭を回転させるフーリャン!!!!! スネゲの頭は捩切れた!!!!!!!!!!》
ウデゲ「スネゲェエーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「まず一人」
ぽいっ
シリゲ「は…花子さぁん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「勿体振る必要 なさそう
………つかう」
スッ!!!
大魔女「なにする気か知らないけど使う前にアレす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「まとめて死にさらせ!!!!!!!!!!!
ランド マッサツ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しん……
大魔女「………ん!!?」
花子「………」
ウデゲ「今だァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシィーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「ぐ!!!!!!!!!!!?」
《フーリャンはウデゲに羽交い締めにされ動きを封じられた!!!!!!》
シリゲ「やったぜぇーーー!!!!!!!!!!」
大魔女(何故!!!!!? 一瞬にして魔力が私の中からなくなった!!!!!!!!?
魔力切れ!!!!? 違う!!!!!!! 魔力が…消えた!!!!!!!!!!!!!!!!!)
花子「理解は出来た?」
大魔女「……あんた…………何をしたの……」
花子「あなたの中から 魔力 奪った」
大魔女「…………どうやって?」
花子「あなたの体に付いてる それ」
大魔女「……………まさか!!!!!!!!!!!」
バババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《フーリャンの服には…【花子】と書かれていた名札が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まだ付けていたのか》
花子「それ 魔反会の『退魔研究班』が作った新しい退魔道具“魔奪札”
その名札 魔法使いにつけると つけた魔法使いの居場所がすぐ分かる
でもそれだけではない 最も優れた効果 その名札は魔法使いの魔力を一時的に奪うこと
その名札に記された名前の人間… あなたの名札だと私…
…が念じれば好きなタイミングで魔力を奪える
例え遠くからでも」
大魔女「――――…!!!!!!!
(まさか正月に魔法が使えなくなったときも……これのせいで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?)」
※
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1324297918/89《↑その時》
大魔女「こんなもの……いつの間にッ…」
花子「あなたがコインランドリーで洗濯してる時につけた」
大魔女「!!!!!!」
――― 回想 ―――
コインランドリー
ウィンウィンウィ〜〜〜〜〜〜〜ン…
大魔女「これはっ…
『血みどろ! 双発野球拳超トーナメント』が12巻まで来てこんな超展開になっているなんて…
まさかイーデレル兄弟が実の兄弟でなくただのホモ兄弟だったなんて…
しかもいつも出てるチンコがトレードマークだったポリタマのチンコがパワーアップしている…!!!!!!
ご…ごくり!!!! ど…どうなるの!!!!!!!!!!」
ペラペラ…
花子「………」
ス…
――― 回想終了 ―――
大魔女(あ…あの時かッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「しかし まだ付けているとは 思わなかった」
大魔女「く………記念にとっておいたのが間違いだった…
………ムッ!!!!!!!!!!」
サアアアアアア……
大魔女「……魔力が…戻っていく!!!!!!!!」
ギュギュギュギュギュギュウウゥゥゥゥ…
花子「………時間切れ 魔力を奪う時間 長くもたない
しかも その札 使える回数は1〜2回
もう使えない」
大魔女「……なによ ヤバい道具と思ったら…一瞬じゃない
……魔力が切れてる間に私をアレするべきだったわね
………さぁお仕置きよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハアアアアアアッ!!!!!! バクサーレ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウデゲ「にやり」
きゅるるううううううううううううううううううううううう…………
大魔女(魔力は戻った…
でも今度は魔力が不安定…!!!!?)
花子「ウデゲがあなたを押さえてる だからよ」
シリゲ「ウデゲは特殊な退魔ボディで触れた相手の魔力を自分の体を通して地面に流すことが出来るんだッハハァア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「それなら上手く魔法も使えない」
大魔女「ちぃっ…………うざったい……」
シリゲ「ひっひっひっ ちゃんと押さえてろよウデゲ〜〜〜〜!!!!!!!!!
お楽しみタイムの始まりだぁ!!!!!!!!!」
シリゲ「ひょっひょっひょっひょっひょっひょ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じろじろ
大魔女「くっ…キモい!!!!!!!!! 人の体をじろじろみんじゃないわよ!!!!!!!!!!!
何をする気よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シリゲ「お楽しみタイムだぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
ひぇひぇひぇひぇひぇひぇひぇひぇひぇひぇひぇひぇ…
見せてもらうぜお前の………
パン筋をよォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギンッ!!!!!!!!!
大魔女「パン筋!!!!!!!!!!!?」
シリゲ「おパンツの筋さんだぜぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほらぁ〜〜お前のスカートをピチッとさせるとおパンツの筋さんが浮かび上がってぇええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
そー…
大魔女「大魔女ニープレス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パァン!!!!!!!!!!!!! グチャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シリゲ「スジーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《フーリャンはシリゲの頭を両膝で思い切り挟み潰した》
ウデゲ「スネゲ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「いつまでも調子に乗るんじゃないわよ…!!!!!!!!」
チリチリチリ…
ウデゲ「………ん!? あ…あちぃ!!!!!!!!?」
大魔女「ファイバナー メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウデゲ「ギャーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!
ウデゲ「ウ…ウゴァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ま…魔力は安定していないはずッ!!!!!! なのに何故魔法オォヲーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「安定してなくても魔力さえあれば魔法は使える …それがプロよ!!!!!!!!」
ゲシッ!!!!!!!!!!!!!
ドザァッ!!!!!
ボボボォオ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウデゲ「ぎゃああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………」
大魔女「はぁ……ふぅ ………雑魚ごときが…!!!!
………あとは…ひとり…」
プスッッッ
大魔女「痛ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!? ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「………コンプリート」
《花子はフーリャンの体に謎の注射を…!!!!!!》
大魔女「……それはッ… …………あッぐッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じゅうううううううううう…
花子「『退魔研究班』最新にして最大の発明…!!
“魔封円”…!!! その注射 した瞬間から あなたの魔力を完全に封印…!!!!!!!
その効果は1年… でも充分!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「しまっ…た…!!!」
37 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/08(水) 01:44:30.60 ID:JzZZC2jK
花子「ついでに睡眠薬入り おやすみ」
くらぁ…!!!!
大魔女「……不覚…!!!!!! 最初から…これが狙いで…!!!!!!!!!!!」
花子「無論 あの3人は 捨て駒」
大魔女「………したたかな女…!! 敵じゃなかったら……気に入ってたのに…!!!!!!!!!!!」
ドサッ…
花子「………ミッション 完全コンプリート
……あなたの周囲から仲間が居なくなったこのタイミングこそ あなたを捕らえる絶好のチャンスだった
ここに来なくなったあなたの仲間に 感謝
…その仲間も 魔法使いは後で消すけれど」
大魔女(……………ねこ……………… ……サナ…………)
ガク…
ザザッ…
〈………ぷえぇ〜〜〜…〉
《↑野生ウインドウ》
花子「……連れていく」
スッ しゅるしゅる…
ドッ…
ガラガラガラガラガラガラガラガラ…
《花子は荷車にフーリャンを乗せ いずこかへと連れていった…!!!!!!
…………と!!!》
ポロ……… からら〜〜ん… から〜〜〜〜ん…
《フーリャンの指から何かが落ちた…!! それは……!!!!!!!》
きらっ…
指輪「……………」
――― 魔反会本部
??7「おい聞いたか リップル町が魔法使いに襲撃されたってよ」
??8「マジか 今時前の大魔女フーリャンみたいなことするやつがいんのかよ」
??7「町は半壊… ひどい有様だってよ… やった犯人は自身を“中魔女”と名乗っていたらしい」
??8「最近巷で噂になってる正体不明の魔法使いか…」
??9「大魔女フーリャンの模倣だろ まったくこんな所にまで影響を与えるとは…」
??7「やっぱり大魔女フーリャンはろくでもねーな さっさとなんとかして その“中魔女”とかいうパクリ野郎もとっちめねーと」
アリズミダ「…フ 大魔女フーリャンの方なら近々凄い事になるさ……断言する」
??9「どういう事だよアリズミダ」
アリズミダ「くくっ…さぁな」
にゃあぁ〜ん にゃあぁ〜ん
アリズミダ「おっと 電話だ」
ピッ
??7「ちょっ 超かわうぃ〜んですけどぉお〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
子猫の鳴き声の着信音超かわうぃ〜〜んですけどおおおおおおおおおおおおおおおおぉ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
??9「どこで取ったのそれ?!!!! どこで取ったのそれ!!!!!!!?
おせーておせーてよおおおお〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
きゅいきゅい
アリズミダ「自録りだ 少し黙れ」
ピッ
アリズミダ「もしもし」
電話花子『…コンプリートしました』
アリズミダ「ほ…本当か!!!!!!!! そ…それで…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
電話花子「今から 『レレイロウ施設』に向かいます」
アリズミダ「分かった!!!!!! 俺もすぐ行く!!!!!!!!!!!」
ピッ
ゾクゾク ドキドキ
アリズミダ「ハー…ハー…」
??7「…どうした? アレか? ハハキトク的な奴か?」
アリズミダ「フ…フフ…ハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
悪いが俺はこれから出掛ける!!!!!!!!!!!!!!!! 次帰る時にはお前達に度肝を抜かせてやろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ツカツカ
??7「カーチャンによろしくな〜〜!!!!! 元気出せよー!!!!!!!」
――― フーリャンのいなくなった… フーリャン宅
ザザザザアァ〜〜〜〜〜…
コロコロコロ… キラリ…
指輪「………」
ヒュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ………
キラキラキラキラキラキラ…… ポフウゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《指輪が光を放つ!!!! 指輪から出てきたのは…》
しゅううううううううううううううううう……ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
リリス「はぁ〜〜…はぁ〜〜…
だ……大魔女ぉ〜〜〜〜…」
よろよろ…
【精神攻撃用毒舌魔獣 リリス】
リリス「大魔女〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
山彦『だいまじょおぉ〜〜〜〜〜〜…』
山彦『いまじょおぉ〜〜〜〜〜〜…』
山彦『まじょおぉ〜〜〜〜〜〜…』
山彦『じょおぉ〜〜〜〜〜〜…』
山彦『………………』
リリス「うぅ〜っ…大魔女〜…… 大魔女が〜〜〜…
な…なんとかしないとぉ〜… でもドコに連れていかれたのぉ〜〜……
分からないよぉ〜………」
リリス「…………そ…そうだ〜…… ねこっちやジジイに伝えるんだぁ〜…!!!!
みんなで大魔女を助けるんだよぉ〜〜…!!!!!!
でもみんなどこにいるのぉ〜〜…?
うぅ〜……探すしかないよぉ〜…!!!!!!!!!
……大魔女〜…待っててぇ〜…!!!!
絶対助けるから〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タッ
40 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/08(水) 17:31:03.90 ID:JzZZC2jK
―――
ねこ「ライオンくん!!!! 敵だよぅ!!!!!!!!
3時の方向から敵ーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ライオン「逆方向に逃げるんだ!!!!!! ねこくん先に逃げて!!!!!!!!」
ねこ「う…うん」
ダッ
敵
わらわらわら『うお〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドーーーーーン!!!!!!!!!
ねこ「にゃ!!!!!! 前からも敵だよぅ!!!!!!!!!!!!!!!
蹴散らすしかない!!!!! 気色の…」
バッ!!!!!!
ライオン「下がってねこくん!!!!!!!!!!!
今逃げ道を作る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「ラ…ライオンくん!!!!!!!!!!!?」
―――…
ライオン「いつつつ…… 土竜の里の任務は危険度高いな…!!!!
この前まで居た派遣忍者の里よりハードだよ…」
ねこ「だ…大丈夫?」
ライオン「大丈夫…問題ないさこれくらい
それより君が無事で良かった…!!!!!!!」
ねこ「(にゃんなら気色の術で敵を蹴散らせたけど…
ライオンくん優しいからなぁ………)
………ありがと ライオンくん」
ぽんぽんっ
ライオン「い…いつつッ!!! 消毒液がしみるな…」
ねこ「我慢我慢!!
……ライオンくん 帰ったらまた焼き魚食べようね!! おごるよぅ!!!」
ライオン「あ ありがとう
ねこくん また一緒に任務しよう またきっと…君を守る」
ねこ「う…うん…」
ぽ…
41 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/08(水) 18:00:58.79 ID:JzZZC2jK
ソウサクハツピオニー地方 マリカースゴイ山……のふもと
ヒュウウウウ…
ボケ妹「……ふいぃぃぃ〜〜…疲れたぁ…」
亀「命懸けで絶壁の山登ったと思ったらまさかフーリャンがいねぇなんてな…
まったくどこにいったんだか」
ボケ妹「いやあの整理された状況は…
もしかしたらフーリャンは家を変えたのかもしれないよ
別のアジトに引っ越したんだ」
亀「アジかよ!!!!!!!!!!
僕こことオツンポ地方のアジトしかしらねぇぜ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「私様もだよ オツンポ地方は遠いし
今日は諦めるか」
亀「ちくしょ〜〜 危ない思いをしてソンしたぜ」
ボケ妹「ふふ だがお前にしては山登りも危なげなかったよ
まだちゃんと鍛えてるみたいだね」
亀「まぁな!!! 今ならお前にだって勝てらぁ!!!!!!!!!」
ボケ妹「はは トカゲがダメなくせに」
亀「う…うるへー!!!!!!!!!」
ボケ妹「…………しかし 会いたかったな フーリャンに」
亀「僕もだ!!!! 半年会ってねーもんなぁ!!!!!!!!!!
てゆーか僕はあの時の仲間全員集まりてぇ!!!!!!!!!!!
また集まるかなー」
ボケ妹「集まるさ きっと」
―――…
なんという不吉なフラグw
43 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/08(水) 18:19:53.40 ID:JzZZC2jK
――――…
―― 魔反会の謎施設『レレイロウ“交流館”』
ギイイイイイイ…
花子「連れてきた」
職員「お待ちしておりました」
花子「ここの責任者は?」
おいしい「はい このおいしいでございます」
【『レレイロウ交流館』施設長 おいしい】
花子「大魔女フーリャン 収容する部屋 案内」
おいしい「はっ 既に準備万端でございます!!
アリズミダ様からの指示で2ヶ月も前から準備を進めておりました!!!」
花子「じゃあ案内 早く
この女 目覚めたら厄介 魔力なくても強い 肉体は人間離れしてる」
おいしい「はい!!! では競歩のペースで案内します!!!!!!!!」
スタスタスタスタ
―――…
かつん…
花子「ここ?」
おいしい「はっ!! レレイロウ最深の“牢”でございます!!!!!
檻はなんかすごい金属で出来ているため力付くでは決して壊せません!!!!!!
監視カメラ付き!!! トイレはオープンスペースという粋なはからい!!!!!!!!」
花子「入れて」
ズイ
おいしい「了解!!!!
どっせ〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!」
ぶわん!!!!!!!!!!!!!!!!
ドッシャアァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「ぐぷッ!!!!!!!!! ………ッ」
ギイィィィィィ… ガチャンッ!!!!!
44 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/08(水) 18:47:44.21 ID:JzZZC2jK
大魔女「ぐ……うぐぐぅ… ……はッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガバ!!!!!!!!!
花子「おはよう」
大魔女「…あんた!!!!!!!!!!!!
どこよここは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「ここはレレイロウ交流館!!!!!!!!
魔反会の施設の一つだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「誰この乳首頭 あんたも魔反会ね
出しなさいよ黒乳首野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「わっはっはっは!!!!!!
恐ろしい大魔女フーリャンも魔力がないとただの口の悪い女だな
うい? うい? そこは牢屋だぜ〜〜〜〜〜〜〜
お前はもう出られませ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ういーwwwwwwwwwwwwwwwういーwwwwwwwwwwwwwww
かわええのうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwかわええのうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
お前はまるで鳥かごの中の小鳥さんベイベーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
大魔女「こんな檻!!!!!!!!
ふん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギギギギギギギギギギギギギギギッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《檻を力でこじ開けようとするフーリャン!!!!!!!!》
おいしい「無駄だ無駄だ!!!!!!!!!!!!! その檻は力では開けられんよ!!!!!!!!!!!!!
少なくともゴリラ3匹分の力がなくてはな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女(じゃあチロリーン以外はムリそうね…
くっ…………)
45 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/08(水) 19:31:01.12 ID:JzZZC2jK
大魔女「ぜぇ…はぁ… …………くそっ… ダメね…
チロリーンみたいなゴリ力がうらやましいわ…」
おいしい「無理無理!!!!!!!!! 無〜〜〜〜理〜〜〜〜に決まってんだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その檻は特別製だから無理!!!!!!!!!!! 諦めなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
諦めて我々にダンスでも披露しろよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もしくわパン筋でも見せやがれフゥウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「なんなのよパン筋って…」
おいしい「これからお前は我々の監視下で暮らすのさ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
寝てる姿も悶々してる姿もウンコしてる姿もまる見えテレビいぃやッほォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオうッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「はしたない 魔反会らしく品格を守りなさい」
おいしい「そうはいっても!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここまで好き勝手してきた高飛車な女を辱められるなんて考えたら興〜〜〜〜〜奮が止まらないですよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だって私変態だもの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「そうか」
おいしい「ほるァアアアッ 大魔女さんよオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
顔赤くして私に懇願しろよおおおおおおおおおおおおおおお『やめてください』ってよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!
みじめさに泣き出しやがれえええええええええええええええええええええええええッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐんっ!!!!!!!
《興奮して檻に顔を近づけるおいしい》
花子「…危ない」
ぐわ!!!!!!!!!
大魔女「うおらああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!!! ぐいっ!!!!!!!!!!!!!
ガシャアァーン!!!!!!!!!!!!!
おいしい「ぎやああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「檻ごしチョークスリーパー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギギギギギギギギギギキッ!!!!!!!!!!!!!!!
46 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/08(水) 20:24:42.67 ID:JzZZC2jK
ビキビキビキ!!!!!!!!!!!
おいしい「ぎょああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺の身がーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 俺の身がァーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
檻の網目からところてんのようにチュルッとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「おらああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ひり出してやるぁいあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブチュブチュブチュッ…
おいしい「だずげでええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「自業自得
でもここで血の海されたら 迷惑」
スタスタ
花子「……このボタン」
ポチッ
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「ぐあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「あびゃびゃびゃびゃーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プスプスプス…
大魔女「く………電流…!!!!!!!!!!!!」
よろ…
バッターーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいしい「―――」
ピクピク
花子「強引に出ようとしたら電流
あまり体に負担 かけない方がいい」
大魔女「……ふん… これから私はどうなるっていうの…」
花子「あなたは私たちに利用される あなたの魔力を」
大魔女「ふふん…魔反会が魔力を欲するなんて矛盾すぎて呆れるわ…!!!!!
……でもそう簡単に上手く行くと思うんじゃないわよ…!!!!!!!!」
花子「……何故?」
大魔女「…あんたは必ず…ブン殴るッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…それだけ覚えておきなさい…!!!!!!!」
花子「………」
ヒュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…
47 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/08(水) 21:31:39.84 ID:JzZZC2jK
―――
亀「というわけで今日はミルク山の方に行ってみたわけだがーーー…いねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーリャンここにもいねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここまで会いたがってるのにあいつの方はなにやってんだよ!!!!!!!!!!! どこにいんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「…ま これ以外のアジトは分からないから探しても無駄だ
とにかくマイムに帰るか
フーリャンのアジトはまたねこさんに聞いて見ればいいだろ
それでみんなで調整して全員で会いに行こう そしたらあいつ驚くよ」
亀「ふっへぇ〜〜! そりゃあいい!!!
あいつの驚き顔を写真に撮って記事にしてやろうぜ!!!!!!!!!
ふぅ〜〜〜〜楽しみだぜ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「はは… そうだな」
―――… マイムシティ
手下「姐さんお疲れ様です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
手下2「逢い引きお疲れ様です!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「誰が逢い引きだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 殺すぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タッタ〜〜!!!!!!!
手下3「姐さん姐さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「なんだいなんだいせわしいな」
手下3「………姐さんに会いたいという女の子がマイムに来たんですが…」
ボケ妹「私様に?」
手下3「町の入口で倒れていたんですが…… すごいボロボロで怪我をしていて今治療です」
亀「おいおい物騒だな」
ボケ妹「……何者だい?」
手下3「女の子は自分を“リリス”と……」
ボケ妹「リリス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
マイムの病気
タタタタタッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「リリス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガラ!!!!!!!!!!!
ヒュ〜〜〜〜〜〜〜 ボロボロボロボロボロボロボロボロボロボロボロボロボロボロボロ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「ぎやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グサグサグサーーー!!!!!!!
リリス「やったぁ〜〜 かかったかかったぁ〜〜〜〜
扉の上に仕掛けたイガグリ〜〜〜〜〜〜〜〜」
ボケ妹「地味にヤバいもん仕掛けてんじゃねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
リリス「バーカバーカ〜〜〜〜〜〜〜」
亀「おいおい なんでフーリャンの魔獣がこんな所に居るんだよ」
ボケ妹「そうだよ!!!!!!!! ていうかお前怪我してんだって!!!!!!!!!?
大丈夫なのかい!!!!!!!!!!!!!!!!?」
リリス「大丈夫なわけないよぉ〜〜〜〜〜
あたしはあんたみたいに筋肉ダルマじゃないかよわい女の子なんだからね〜〜〜〜
このモリモリ〜〜〜 モリモリ〜〜〜〜
バーカ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ボケ妹「誰が筋肉ダルマだーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
リリス「あ〜は〜は〜〜 そうやって髪振り乱してると本当に鳥みたい〜〜〜〜〜
この鳥ガラ女〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ボケ妹「どこがだコノヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「そうだぜ!!!!! チロリーンの髪は青いから鳥だったら幸福の象徴だぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「フォローになってねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
リリス「わ〜いわ〜い〜〜 怒ってる〜〜〜〜
血管浮き出てる〜〜〜〜 破裂破裂〜〜〜〜〜〜〜」
ボケ妹「しねえよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前私様をおちょくるためにフーリャンに送り込まれたのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
リリス「ち…ちがうよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女が〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!! 大魔女が〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!!!!
ボケ妹「フーリャン!!!!?」
49 :
○ マイムの病院:2012/02/08(水) 22:30:24.71 ID:JzZZC2jK
ボケ妹「リリス フーリャンがどうした」
リリス「ヴぇっ…ヴぇえぇ〜〜〜〜!!!!!!!!
うぐぅぅぅ〜っ!!!! 大魔女がねぇ〜〜〜〜〜〜
女と男のグループにパン筋見られに来て殺したら注射されてどっか行ったのおおおお〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「パ…パン筋!!!!!!!!!!!!!!!!?」
カシャッ!!!!!!!!!
ボケ妹「落ち着け!!!!!!!!!!!!!!!!! まったく分からん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
落ち着いてゆっくり話せ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
リリス「うぶ…うん〜…」
リリス「……大魔女がねぇ〜…
女と男のグループにねぇ〜 パン筋見られに来てね〜
殺したらね〜 注射されてね〜 寝て〜〜
連れてかれたの〜〜〜〜〜〜〜」
ボケ妹「落ち着いてゆっくり話されても同じで分からん…」
亀「でも今の話… 要約すると つまりだ…
………フーリャンが連れ去られたって事か?」
リリス「そゆこと〜〜」
ボケ妹「は…はあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!
リリス「簡単に言うと大魔女が誘拐されたってことだよね〜〜」
ボケ妹「いやいやいやっ!!!!!!! 理解出来ない理解出来ない理解出来ない!!!!!!!!!!!!!!!
あいつかなんで誘拐されるんだよ!!!!! そんな不条理があっていいのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「冗談はおよし子ーっ!!!!! だぜ」
リリス「冗談じゃないよお〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
本当なんだもん〜〜〜〜〜〜!!!!!!! うわ〜〜〜〜ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「な…泣くなよ でもそれだとしたら一体どこのどいつがそんな偉業を成し遂げたんだよ
フーリャンの強さを一番知ってるのは僕らだ 信じられねぇ…」
ボケ妹「そうだリリス フーリャンをさらった奴らはどういう奴らだとか名乗っていなかったのかい…?」
リリス「ん〜〜〜とね〜〜〜〜〜〜〜〜
マハンカイって言ってた気がするよお〜〜〜〜〜〜〜」
ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「魔…魔反会だってぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ボケ妹「魔反会……… 世界魔術反対委員会か…
魔法使いどもを目の敵にしてる奴らだろ確か…」
亀「あぁ 表向きは対話と交渉で魔法使い達の魔法の使用を制限させようとしているが
裏では暗殺者を使って魔法使いを殺してるヤバい連中さ
世界の魔法使いのほとんどが嫌ってる集団だぜ」
ボケ妹「そいつらにフーリャンは連れ去られたってのか…
しかしにわかに信じられない… 並の殺し屋でなんとかなる女じゃないよ
……フーリャンはさ…!」
亀「だが魔反会は優秀な退魔師を何人も抱えてる
油断したフーリャンがそいつらにやられたとも考えられる…」
ボケ妹「ぐぅ………フーリャン…!!」
ボケ妹「……バッキャロォ…!!!!!! 油断してんじゃねーよ…!!!!!!!!」
亀「……やべぇな フーリャンは魔反会の宿敵中の宿敵…
捕らえられてるならそのまま殺されてる可能性も……」
リリス「うわ〜〜〜〜〜〜〜ん〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
や〜だ〜〜!!!!! 大魔女死ぬの嫌〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!
うええええええええええええええええええええええええええん〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!!!!
ボケ妹「落ち着け!!!! 死んじゃいない!!!!!!!!!!
あの女が簡単に死ぬもんかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!
助けに行こう!!!!!!!!!! 私様達で!!!!!!!!!!!!!!!!」
リリス「ほ…ほんとお〜? 青〜〜〜〜…
青〜……大魔女嫌いじゃないのぉ〜〜?」
ボケ妹「色で呼ぶなよ
………嫌いなわけないだろ
お前にとって母親のようなアイツは 私様達にゃ大切な仲間だ
仲間がピンチなら助けるのは当然だろ
だから安心しろ!!! みんなであいつを必ず助ける!!!!!!!!!!」
キリッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
リリス「あ…青〜〜〜〜 ありがと〜〜〜〜……」
ボケ妹「エンデリル!!!! メッセージボイスでみんなに連絡を!!!!!!!!
集まれる奴らでフーリャンを助けに行こう!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「あ…あぁ」
ボケ妹「待っていろフーリャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
絶対救い出しお前の元まで行く!!!!!!!!! それまで…踏ん張ってくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ずっちり… ぷ〜〜〜〜〜〜ん…
亀(……チロリーンの頭の上にリリスが実体化させたウンコが乗っていやがる…
………でもチロリーンいい顔してて言いづれぇ………)
ズーーン…
リリス「にやにや」
52 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/09(木) 17:29:34.60 ID:xxwQbMqA
亀「よし じゃあ僕の声をねこ うさぎ サニー 師匠 ワラースに送る!!!!!!
集合場所はこのマイムでいいな!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「あぁ頼む!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぷ〜〜ん…
亀「スウゥゥ〜〜〜〜〜……
メッセージボイス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
――― 僕だ!!!!!! エンデリルだ!!!!!!!!!
久しぶりだなーオイ!! 元気だったか皆コノヤロ〜〜!!!!!!!!!!!
戦いが終わって以来あんまあってなくて皆元気か心配だったんだぞー!!!!!!!
とりあえず飲み会しねぇ?
マイムのカラオケ屋でカラオケしながら飲もうぜ!!!!!!!!!!
会費はそうだなー…一人5000円でどうだ!!!!!!!!!!!!!!!!! ―――
ボケ妹「幹事してんじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今関係ねーだろ飲み会は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「す すまねぇ 気が急いてな…」
ボケ妹「急くとこそこじゃねーだろ今!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ていうかその能力幹事に便利だな今思ったけど!!!!!!!!!!!!!」
亀「へへっ…」
テレッ
ボケ妹「褒めてねーからさっさとやれ!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「わーったよ スウゥーー…
メッセージボイス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
――― 改めてエンデリルだ!!!!!!!!!
ねこ!!! うさぎ!!! サニー!!! 師匠!!! ワラース!!!
緊急召集だ!! フーリャンが魔反会に連れていかれた!!!!!!!
大パン筋……じゃねぇっ 大ピンチだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは訓練でも冗談でもない!!! 繰り返す!! これは訓練でも冗談でもない!!!!!!!
このボイスが届いたらマイムに集合してくれ!!!!!!!!!!!!!!!!! ―――
亀「……ふぃい〜〜 これでいいな」
ボケ妹「…もう少し緊迫感のある呼びかけは出来ないのかい
…まぁいい これでどのくらい集まるか…」
53 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/09(木) 18:19:29.40 ID:xxwQbMqA
《フーリャン誘拐!!!!!!!!!!
そのショッキングな情報は仲間達の脳を駆け巡った!!!!!!!!》
―――
ポロッ… バサササァ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うさぎ「ぴょ……ぴょおおお…… フーぴょん……が………ゆかいされた……ぴょ…?
ぴょ……ぴょ………ぴょ………… 行かなきゃ……」
タンタンタン…
ぐぐッ…
うさぎ「ぴょん〜〜〜〜〜〜…………ミサイルダッシュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドウッッッ ドギャアァーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
―――
ワラース「……………ははははひゃッ!!!!!!
どう考えても冗談だろ……… あのアホ眉毛が…………
わらえねーよバカ…………」
―――
ズンダダ「――――…」
ピキィイイイーーッ
ズンダダ「―――……気のせいか…」
《誰だテメー》
54 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/09(木) 19:52:36.18 ID:xxwQbMqA
―――…
マリモス「!!!!!!!!!!!!!!!」
騎士A「うわぁ副団長!!!!!!!!!!!!!!!?」
ヒュッ!!!!!!!!!!!!!
グサァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「あーもいご…」
ポタポタ……
騎士A「副団長ォーーーーー!!!!!!!! なんで防御しないんですかァーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
頭に剣がぐっさりイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
騎士B「副団長の頭災難続きだな」
騎士C「言ってる場合か!!!!!! ドクター呼べドクター!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「あーもいごっ……!! フーリャンレディ…!!!!!!!
こうしては…いられぬ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ
騎士A「副団長!!!!!? どこへ!!!!!!!? つーか頭頭〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「すみませんが私はこれから休暇を取ります 団長にもそうお伝えください」
ザッ
騎士A「休暇って!!!!!!!? つぅか頭〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!」
騎士B「ふ…副団長!!!!! おちんちん旧国での式典の日が近くに控えてるんですよ!!!!!!!!
こんなときに休暇なんて……」
マリモス「すみませぬが その式典にも私は参加出来そうにありませぬ
式典よりも大切な用事が出来たのだよ」
騎士C「式典よりも大切な事ってなんなんですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザッ…くるっ
マリモス「友が 私を待っている」
きらーん…
―――…
大魔女「むにゃむにゃ……うぅーん……
……待って………ねーよ… ぐうぅ…」
《寝言》
さすが余裕のフーリャンw
56 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/09(木) 21:15:35.30 ID:xxwQbMqA
マリモス「止めてくれるな皆のもの… 男にはやらねばならぬ時があるのです」
ズンッ…
騎士A「副団長が今やらねばならぬ事は頭の剣を抜く事です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「Oh? お〜〜〜〜〜〜う!!!!!!!!!!! 頭が割れている!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
騎士B「やっと気付いた!!!!!!!!!!!!!!!!」
バーン!!!!!!!
騎士A「ほら副団長すごい流血ですよ 戯れ言はやめて治療を」
マリモス「私は戯れ言も冗談も言った事がないよ〜う
…時間が惜しい それではこれて」
ザッザッ
騎士A「副団長〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャリッ…
団長「良い 行かせてやれ」
騎士A「だ…団長!!!!!!!!!!! ヒンゲ=ザワール=ヒゲヒーゲ=ヒゲンハゲヒ団長!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
団長「これ以上止めるのは野暮だ」
騎士C「しかし!!!!! 式典が!!!!!!!!!!!」
団長「式典など 所詮見せ物……それより大切なものがあるなら 行くべきだ
マリモスにとってはそれが“友のため”…… 立派ではないか
……貫く心 それこそ騎士のあるべき姿よ」
騎士B「……団長…」
団長「お前達もマリモスを見習え やつのような騎士道にあふるる騎士になれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ビシッ!!!!!!!!!!!!!!!!
騎士達『ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ザッ ザッ
マリモス「……………ん?」
幼女「いたいよ〜〜」
マリモス「あおぉ〜〜〜〜〜〜ぁああもいっっ ごぉッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうしたんだいエンジェル!!!!!!? Oh!!? Oh!!?
Oh〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!! 足を擦りむいたのかい!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほおおおうこれは大変だねぇ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今私めがエンジェルを病院に案内してあげるよ〜〜〜う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ささあ私の背中で少々羽休めするんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ピタッと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピカ〜〜〜〜〜っ
団長「………ただしロリコンにはなるなよ」
騎士達『………』
ズズーン…
57 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/09(木) 22:07:57.28 ID:xxwQbMqA
―――…
コンビニ
客「すみませーん 馬肉ハンバーガー下さーい」
ワナワナワナワナワナ…
サナバー「…………」
客「………すみませーん 馬肉ハンバーガーー…」
ワナワナワナワナワナワナワナワナワナワナ
サナバー「………………」
ずい!!!!!!!!!!!!!!!!
店長「くォらチェリー!!!!!!!!!! お客様が馬肉ハンバーガーをご所望だコラァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さっさと出して差し上げやがれポコチン野郎ォォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダッ!!!!!!!! バタ〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!
店長「おいコラてめー何スタッフルームに逃げ…」
ドカアァーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「う…うおーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ラッキー「ヒヒーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
店長&客『うまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブブーッ!!!!!!!!!!!!
サナバー「ハイヤー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パカラッパカラッパカラッパカラッ!!!!!!!!!!!!!!
ガッシャアァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パカラッパカラッパカラッパカラッパカラッパカラッ………
パラパラパラ…
店長「お…お前クビーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
パカラッ パカラッ パカラッ パカラッ
サナバー「フーリャン…!!!!! フーリャン…!!!!!!!! フーリャンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ぬ…ぬおおおお!!!!!!!!!! 全速力じゃラッキー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ラッキー「ヒィヒ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ライオン「焼き魚おいしかったね」
ねこ「うん」
ライオン「ねこくんのおかげで任務も成功 焼き魚もおいしいし順風満帆だよ」
ねこ「そ そうだね」
ライオン「俺気付いたんだ 俺 ねこくんと居たらいつもよりずっと頑張れるんだって」
ねこ「え…?」
ライオン「ねこくんと居たらなんだか力が沸いて来るんだ
とても頑張れる!! って感じがするんだ
……なぁねこくん ……もしよかったら…これからも俺の任務のパートナーになってくれないかい…?
俺はもっと君を知りたいんだ」
ねこ「ラ……ライオンくん……
…………………………………………」
ねこ「にゃんも……… ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キイィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「――――――!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポロ…
カランカラアァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ライオン「!!!!!!? ねこくん…!!!!!!?」
ドク…ドク…ドク…ドク…
ねこ「はッ……フーリャン…ちゃん……」
ライオン「どうしたんだねこくん!!!!!!! 顔色がすこぶる悪いぞ…!!!!!!!!!!!!!!!!!」
よろ…
ねこ「……ごめん!!!! にゃん…行かなきゃ!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ライオン「ねこくん!!!!!!!? ねこくん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダダダダダァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「フーリャンちゃん…!!!!! フーリャンちゃんッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
――― メッセージボイスの呼びかけから1日…
亀「あっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
うさぎ「ピョイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「来てくれたか〜〜〜〜!!!!!! うさぎーーー!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「うさちゃん!!!!!!!! ありがとう!!!!!!!!!!!」
リリス「うさっち〜〜!!!!!!」
うさぎ「チーぴょんリリぴょん帽子の人ーー!!!
チィもフーぴょん助けるぴょ…!!!!!!!!!」
ぐっ!!!!
ザッ!!!! ザッ!!!!!
マリモス「ほぉ〜〜う どうやら最後ではないようですな」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「師匠!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ひっさしぶりだぜ〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「ひひひひ…相変わらずうるせぇな…」
ボケ妹「ワラース!!!!!!!!!! まさかお前が来てくれるなんてな!!!!!!!!!!!
お前は絶対来ないと思ったよ!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「ぐふひひひ…俺は事の真偽を確かめに来ただけだ…」
??「ヒヒーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パカラッ パカラッ パカラッ パカラッ パカラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドガラァーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「ハイヤァアアーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ば〜〜〜〜ん!!!!!!!!!
亀「サニー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「馬で来たのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「はぁはぁ…… フーリャンは… フーリャンはあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
リリス「いないよぉ〜〜〜!!!!!!!!」
サナバー「リリス!!!!!!!!!!! お前が知らせてくれたのか!!!!!!!!」
リリス「そうだよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いっぱい歩いたよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「そうか… よく頑張ったな…」
リリス「うぅ〜〜〜〜…」
プルプルプル
リリス「うわぁあああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビタ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「ほんブバリッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
61 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/10(金) 21:13:22.20 ID:GFs7yEmf
サナバー「な…何故殴る…」
リリス「い…いきなりそんな事言うから色々込み上げて来たんだよぉ〜〜〜〜〜
人の気持ち分かれよ〜〜〜〜〜〜〜バカ〜〜〜〜〜〜〜〜」
サナバー「わ…わかるか…」
ボケ妹「しかし馬で登場とは……
お金は大丈夫なのかい」
サナバー「大丈夫じゃない!!!!! だがそんな事言っている状況ではない!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「サニーは来て……あと一人」
うさぎ「ネコチャンピョーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「ねこちゃんならきっと来る もう少し待とう」
サナバー「早く来てくれ!!!!!!! ねこちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこの声「にゃーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「言ったそばからねこの声だ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「どこからかな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
キョロッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒュゴォーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「にゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
みんな『上!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「ねこが空から落ちて来る!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「い…一体どうやって!!!!!!!!!!!!!!?」
ヒュ〜〜〜〜〜〜〜…スタァンッ!!!!!!!!!!!
ねこ「フーリャン…ちゃああああああああああぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババァーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!
62 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/10(金) 22:24:05.05 ID:GFs7yEmf
ねこ「みんな〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
フーリャンちゃんはどうしちゃったのフーリャンちゃんはどこに連れてかれたのフーリャンちゃんはなんで連れてかれたの〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「落ち着けねこちゃん!!!!!!!!!」
亀「それよりなんてソウルフルな登場の仕方だよコノヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにしたんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ねこ「気色で起こした風に乗って空を飛んできたんだよぅ…!!!!!!!!
気色の術の応用舞空法『雲流れ』だよぅ…」
サナバー「なんと…すごいのう…」
マリモス「魔法いらずですな」
ねこ「それよりそれより!!!!!!! フーリャンちゃんはどうしちゃったの〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
誘拐されたなんて嘘だよね!!!!!!!!!!? 嘘だよね!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
亀「残念だが嘘じゃねぇんだ …フーリャンは魔反会に連れ去られた」
サナバー「何故魔反会なんかに… あの女は簡単に捕られる女ではないのに…」
ぐ…
ねこ「そんな……ああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガクゥッ…
63 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/10(金) 22:37:18.65 ID:GFs7yEmf
ガリガリガリガリ!!!!!!!!!
ねこ「にゃんだ!!!!!!!!!! にゃんのせいだああああああぁぁーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
にゃんがずーっとずーっとフーリャンちゃんを放ったらかしにして仕事ばかりしてたから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
にゃんがフーリャンちゃんの側に居たらきっとこんなことにならなかったのにィーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
にゃんはッ フーリャンちゃんの友達なのに!!!!! 親友だって言ったはずなのに!!!!!!!!!
こんなときに側に居てあげられないなんてッ!!!!!!! こんなの親友でもなんでもない!!!!!!!!!!!!!!!!!
にゃんのバカ!!!!!! 死んじゃえ!!!!!!! にゃんなんか死んじゃえーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガン!!! ガン!!!! ガン!!!!!
亀「自傷行為はやめろねこ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「ねこちゃんのせいだけじゃない!!! わしだってそうじゃ!!!!!!!
わしだってバイトにかまけてフーリャンの事など全然考えてなかった!!!!!!!!!!!!!
それが半年も……死ぬのはわしじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
リリス「そうだ〜〜!!! ジジイは死ね〜〜!!!!! 死ね死ね〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!」
ヨイショ!!
マリモス「それを言ったら私だってそうですぞ!!!!!!」
亀「僕もさ!!!!!!」
うさぎ「チィもピョ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズイ
ボケ妹「待て!! それを言うなら私様もだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
みんな『どうぞどうぞ』
ボケ妹「押し付けるなーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ってなんでだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズコー!!!!!!!
この流れで平気でボケるサナバー達www
65 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/10(金) 22:52:40.32 ID:GFs7yEmf
ボケ妹「あのなぁ!!!!!!!! 誰が悪いとか 今はそんなんじゃないだろ!!!!!!!!!!!!!!!!
誰だってフーリャンが誘拐されるだなんて思いもしなかったことなんだし!!!!!!!!!!!!
それより今重要なのは 何よりも!!!!!! フーリャンを助ける事だ!!!!!!!!!!!!!
今こうして 仲間が全員集まったんだ!!!!!
私様たちの力を合わせればきっとフーリャンを救い出せる!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーリャンだって今きっとそう思ってくれてる!!!!!!!!! 私様達を信じて待ってくれてるはずだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その思いを無駄にしないために 今…私様達は 後悔するより前を見よう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
立ち止まるより進むんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私様達はこれまで何度も何度も何度もフーリャンに助けられて来た…
でも今度は私様達がフーリャンを助ける番だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あいつから受けたこれまでの恩に…義理を果たす時が来たんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
助けるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私様達の力でフーリャンを助けよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私様達は仲間なんだから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうだろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ビッシィ〜〜〜!!!!!!!!!!!!
ねこ「チロリーンちゃん…」
サナバー(なんて………なんていい事を言うんじゃ………
まったくその通りじゃ……………)
マリモス(……………しかし…)
ワラース「プーーーーーッ!!!!!! くくくくくッッ…!!!!!!!!!!!!!」
ワナワナワナワナワナ…
もっり〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………
みんな(( なんで頭にウンコ乗せてんだろうこの人…… ))
亀(やっぱいいい顔してるからいいづれぇ……)
ズーン…
マリモス「その通りですな チロリーンレディが全面的に正しい」
サナバー「あぁそうじゃな(ウンコ乗ってるけど)」
ねこ「ごめんね(ウンコ見ながら)」
ボケ妹「………すまない …熱くなりすぎた
私様もフーリャンが心配なんだよ
だから うだうだ言うより助けにいきたい」
うさぎ「うんピョ(ウンコ)」
リリス「早くしないと大魔女が痛い思いしちゃうよぉ〜〜〜〜〜〜
大魔女殺されてたらどうしよう〜〜〜〜〜〜〜…」
サナバー「ふむ… じゃが殺すならその場で殺してるはずじゃ
連れ去った――という事はまだ生かされてる可能性が高かろう」
リリス「ホント〜?!! ワ〜イ〜〜!!!!!!」
サナバー「だが安心は出来ん… 相手は魔反会… ナニされてるか分かったもんじゃない…」
ねこ「ご…拷問とか…」
ぞく…
ボケ妹「あいつは簡単に拷問される女じゃない 逆に拷問してるさ」
ワラース「ぐふぉふぉふぉふぉふぉふぉふぉっ!!!!!!!!!!!!!!!!!
言えてるな……」
サナバー「……しかし魔反会がどうやってフーリャンを無効果したのかが気になるな…」
リリス「なんかね〜 変な注射されたらね〜 魔法が使えなくなってね〜 そのまま寝ちゃったよぉ〜〜」
ボケ妹「新しい退魔の道具だね きっと」
サナバー「ふーむ……… …おっと そんなこと今考えてもしょうがないな
とにかく今はフーリャンが連れ去られた場所を特定するのが先じゃ
……リリス とりあえずフーリャンが居たアジトまで案内してくれぬか」
リリス「オッケ〜」
67 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/12(日) 00:09:23.25 ID:1GhbuzDs
ボケ妹「……とはいったものの
歩いていくにはちとキツいな………」
サナバー「…仕方あるまい…
やはり使うしか…あるまい……」
ねこ「なにゃにゃ?」
サナバー「ウマ ミナ メコラ」
ボフフフフフン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハッピー「ヒヒーン!!!!!!!!!!!!」
クッキー「ヒッヒィ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポッキー「ホルホォーーーーー!!!!!!!!!!!」
ロッキー「ブルルル!!!!!!!!!!!!!!!!」
タッキー「プゴォー!!!!!!!!」
マッキー「ハッハァ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!」
ドド〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「なんと馬が更に6体!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「まさか僕らの分も用意してくれたのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「一回限りの契約でな…」
ねこ「でもサナバーさん…!!! こんなことしたら…!!!!!!!」
サナバー「借金がふえるよ!
やったねサナちゃん!!!!!!!!!!!!
よっしゃ〜〜〜〜!!!!! 掘り掘りだぜぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウィ〜〜!!!
ボケ妹「サナバーさん 男だよあんた…」
サナバー「魔法馬はわしのラッキーを含めて7体じゃ
一人あまる…… リリスはわしの後ろに乗れ」
リリス「わ〜い〜!!! やったやった〜〜〜!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!
亀「僕馬なんて乗ったことねぇぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「にゃんも」
サナバー「大丈夫 魔法馬は乗り手が未熟でもそれに合わせてくれる
ただ乗っていればOKじゃ かくいうわしもラッキー以外の馬には乗れぬしな」
ねこ「そ…そうなんだ」
サナバー「よし…じゃあ…ハイヤー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バカラッ バカラッ バカラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「うわわ!!!!!!!!!!!!」
―――――…
バカラッ バカラッ バカラッ バカラッ
サナバー「そういえば リリスよ」
リリス「ん〜〜? なぁに〜〜?」
サナバー「お主はこうしてフーリャンの危機を教えてくれたが お主はどうやって召喚されたんじゃ?
連れ去られる寸前に召喚されたのか」
リリス「違うよ〜 大魔女はあたしの指輪を落としてくれただけ〜…」
ねこ「落としてくれただけ?」
リリス「あたし達が普段いる指輪はね〜… 大魔女から離れると自動に召喚されるの〜
大魔女が普段からこめてくれてる魔力を使ってね〜
大魔女はいっぱい魔力こめてくれてるから数日は大魔女が近くにいなくても外に居れるの〜〜
でもディアボロとアポロとトリスタンは大魔女の指にはまったままだけどね〜〜」
サナバー「なんと…そうなのか…
……もしもの時のために…」
リリス「うん〜 大魔女が自分になにかがあった時に〜…あたし達が自由になれるように魔力を込めてくれたんだと思うよ〜
……大魔女はねぇ〜 いつもいつも〜…あたし達のためを思ってくれてるの〜〜」
サナバー「…そうか」
リリス「だから絶対助けてね〜 あたし達にも大切な大魔女をさ〜…」
ボケ妹「当然さ」
亀(いい顔の前にはやくウンコに気づいてくれよ)
――― 魔反会『レレイロウ交流館』
………地下牢獄………
大魔女「ちょっと 暇なんだけど?
テレビくらい持ってきなさいよ!!!!!!!
あとなんでこの私がこんな冷え切った床を地べたで寝なきゃならないのよ!!!!!!!!!!!!!
ベッド用意しなさいよ!! ベッド!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もしくわソファー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あとおいしい料理!!!!!!! そして風呂!!!!!!!!!!!!!!!!
まったく気遣いが感じられないわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なぁんにもないこんな所に客を泊めようなんてひどい商売するわね!!!!!!!!!!!!!!!! 恥を知れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!
おいしい「申し訳ございませんお客様…って誰が客だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前は牢獄人だバカタレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギャーギャー騒ぐんじゃねぇ 響くんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「うるせー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前こっちこいや!!!!!!!!! ビビってんの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
おいしい「ち…近づいたらところてんするだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マジで猛獣より危険な女だな……」
ザッ
花子「施設長 なにをあそんでいる」
おいしい「花子様!!!!! あ…あそんでなんかいませんよ… こんな魔法使いなんかと」
花子「魔反会本部より 第1理事アリズミダ様 到着」
おいしい「マママッ マジで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブーッ!!!!!!!!!!
大魔女(―――…理事…)
おいしい「平伏せ汚れた魔法使い!!!!!!!!!!!!!!!!!
本部からありがたいことに理事様がご到着だァッ!!!!!!!!!!!!
第1理事アリズミダ様の…いな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜り!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
し〜ん…
おいしい「アレ?」
アリズミダの声「バカ!!!!! “いなーりー”じゃなくて“おなーりー”だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ご開チンして出てくるみたいだろそれじゃあ!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「はうあ!!!! ごめんなさい!!!!!!!!!!
だ…第1理事アリズミダ様の…おな〜〜〜〜〜〜〜ら〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ブッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいしい「くっさ〜 かなわんわ〜〜」
アリズミダの声「させるなーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様天下の魔反会理事に恥をかかせたいのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「そそそ そんなつもりは決してありません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
理事に会うのは初めてで緊張してるんです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「しっかりしろ…緊張してるのは俺も同じなんだよ…
なんせあの大魔女フーリャンを生で見れるんだからな…
今日は緊張しすぎて朝起きたらパンツがグッショリさ」
大魔女「キモ 勘弁しなさいよ」
ドキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダの声「うぉっ!!!!!!!!!! 大魔女フーリャンの生声聞いてしまった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サ…サインもらいてぇ〜〜…!!!!!!!!!!!!!」
花子「……アリズミダ様」
アリズミダの声「じょ…冗談だ!!!!!!! 醜い魔法使いのサインなど見ただけで吐き気を催すわ!!!!!!!!!!!!!!
図に乗るなよ…!!!! 世界のゴミめ…!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「なんなのよこいつ」
71 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/12(日) 19:58:09.80 ID:1GhbuzDs
おいしい「では改めてまして…
ひかえおろォ〜〜〜〜!!!!!! ひかえおろォ〜〜〜〜〜!!!!!!!!
輝ける正義の均衡の守人の聖団『魔反会』が第1理事!!!!!!!!!!!!!!!!!!
抑え切れぬ正義感で闇を破し衆人達を正しい光の先に導く男!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
実は魔反会の真のリーダーはこの人ともっぱらの噂なのは周知の事実!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キリッとしたご尊顔はまるで仏のごとし!!!!!!!!!!!!!!
そのプロポーションはまるで無駄のない完璧フォルム!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だがその極めつけは光るその知性!!!!! スペースIQ1200なんてもう古い!!!!!!!!!!!!!!
この方の頭は数字じゃ現せぬ無限の境地!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
聞いて敬え見て倣え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
誰もが認める安心の人間的クオリティ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼を生み出した神は…彼を見て驚き おののいた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『アレ? こいつ俺より神っぽくね?』と!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
神すらこの方の舎弟に過ぎず 世界の創造主も兄貴と慕う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ついに!!!!!!!!!! ついに出る!!!!!!!!!!!!!!!
出る出る出〜〜〜〜〜〜る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
“世界平和の使者(ピースプレイヤー)”の異名を持ちしこの世に生きる最後の希望!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
世界を導く理事はこの男しかいない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぁアリズミダァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!! ぁアァ〜〜〜〜〜〜〜〜リズミダ様ァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
し〜〜〜〜〜〜〜〜ん………
おいしい「………あれ?」
アリズミダの声「出づらいわーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ド〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
72 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/12(日) 21:04:32.79 ID:1GhbuzDs
アリズミダの声「出づらいわーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハードル上げすぎだろーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
悪いがプロポーション完璧じゃないから!!!!!!!! 見事な中年体型だから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つーか仏のようなご尊顔ってなんだよ!!!!!! 言われたことねぇわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺の昔のあだ名“カメムシの背中”だわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あることないこと言いまくりじゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前の太鼓持ちえげつないな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「よく言われます」
アリズミダの声「もう口上もいらん!!!!!!!!
自分のタイミングで出る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「はい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「………」
そっ…
おいしい「出たァーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
足が出たァーーーーー!!!!!!!!!!! 右足が出たァ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは見事な脚線美ィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「………」
サッ
おいしい「引いた〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! 足引いた〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どこへ行くんだお嬢さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「………」
すっ…
おいしい「今度は左足だァーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
焦らす焦らす!!!!!! アリズミダ様が焦らす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「………」
すっ…
おいしい「次は手だァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
次は!!!!!!!? 次は一体どこだァ!!!!!!!!!!!!!!!?
果していつになったらアリズミダ様はその全身を表すのかァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「だから出づらいと言うとろうがアァーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カァッ!!!!!!!!!!
うぜぇw
74 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/12(日) 21:36:33.14 ID:1GhbuzDs
アリズミダの声「もういい何も言うな!!!!!!!
もう普通に出るから」
おいしい「待ってくださいアリズミダ様!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「な…なんだ…」
おいしい「お出しになられた足を見て少々気になったのですが……
その…………… その靴は…どうかと…」
ドキ!!!!!!!!!!
アリズミダの声「な…なんだと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「………ちょっとその靴は…あまりにもラフすぎて… ちょっと…理事として出るには……
ちょっと………すみません…………」
アリズミダの声「く…靴ぐらい……靴ぐらい良いだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「しかしいくらなんでもスマムラの靴はひどいですよ」
ドッキ〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!
アリズミダの声「バレた!!!!!!!! スムラマバレた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
か…関係ないだろうがァ!!!!!!!!!!!! どこの靴だろうがよォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「何事も足元からって言うではありませんか
靴大事ゼッタイ
花子様もそう思われますよね」
花子「たしかに」
アリズミダの声「は…花子まで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「いくらなんでもこういう場面でスマムラはないと思いますよ マジ勘弁してもらえませんか」
アリズミダの声「片言でしゃべるはずの花子がなんとも流暢に拒否反応を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
相当許されてないぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガーン!!!!!!!!!!!!!!
75 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/12(日) 22:55:38.34 ID:1GhbuzDs
おいしい「こんな場所でも魔反会の長年の宿敵である大魔女フーリャンに会うんですから
ビシッと決めないと馬鹿にされますよ」
アリズミダの声「そ それもそうだな
しかし替えの靴などない… どうすればいいんだ…
そろそろ登場したいんだよ…」
おいしい「どれ ちょっと失礼しますよ」
スッ
おいしいの声「…はぁっ あ…あなたが理事様!!!!! は…はじめましてここの施設長のおいしいでございます!!!!!!!!!!
しかし礼服とは気合い十分でございますね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
余計にスマムラの靴が浮いてます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「見えない所でお前と挨拶しても意味がない…
…で 靴はどうすればいいんだ」
おいしいの声「とりあえずここの職員のカッコイイ靴をお貸しいたしましょう
それでアリズミダ様 靴のサイズは?」
アリズミダの声「29.5だ」
ずーん
ブーッ!!
おいしいの声「デカッ!!!!!!!!!!!! ムダにデカッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビッグフット!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
な…ないっスわ〜〜〜〜〜〜 そのサイズの靴はさすがにないっスわ〜〜〜〜〜〜〜」
アリズミダの声「ならどうすればいいんだ!!!!!!!!」
おいしいの声「こうなったら別の何かでヘボい靴の印象を打ち消せばいいんですよ!!!!!!!!!!!!
名付けて『印象ナナメ上作戦』!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「ヘボいってお前………
……で どこをどうして靴の印象を掻き消すんだ」
おいしいの声「ではそのズボンの中に入り込ませたワイシャツをズボンのチャックの中からコンニチワさせるというのは」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダの声「更に馬鹿にされるわーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふざけてるのか貴様ーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしいの声「ていうか理事様!
両肩にウンコ乗ってますよ」
ブブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダの声「なにーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
気付かんかったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
76 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/13(月) 00:21:55.19 ID:4kFuqICh
アリズミダの声「なにこれなにこれ!!!!!!!!!!!!!!!?
なんでウンコあんの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
妙に臭いと思ったらまさか肩にウンコがあるとは思わなんだーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
思わなんだぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「ここに来たときから あった」
アリズミダの声「マジで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
言えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「いや アリズミダ様のコーディネート こうなんだな と思って」
アリズミダの声「こうでねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺のコーディネートこーでねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あぁもうどうすんだよ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしいの声「こうなったら………あれしかありませんね
アリズミダ様…こちらへ…!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「なんかあるのか!!!!!!!!!!!!!!!!!! 行くぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
――― 数分後
アリズミダの声「おいマジかよおい〜〜〜〜〜〜
マジかよもう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
おいしいの声「似合ってますよアリズミダ様!!!」
アリズミダの声「似合いたくねー!!!!!!!!!!!!!!!!!! お前これ…
生まれたての赤ちゃんが着るフワフワの上下繋がったやつじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パヤパパー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいしいの声「私秘蔵のベビーカバーオール(大人用)でございます
どうぞ」
アリズミダの声「どうぞじゃねぇよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「こんな姿で出ろというのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
理事であるこのアリズミダ様がこんなプレイ衣装に身を包んで大魔女フーリャンの前に出ろと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ふざけるのも大概にしろよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしいの声「でもある意味威厳ありますよ 恐ろしいほどに」
アリズミダの声「マジかおい…………
ならば出るぞ…」
おいしいの声「よっ!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「よっしゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!
行くぞォーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!
アリズミダ「この俺がッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
世界魔術反対委員会の第1理事・アリズミダであるッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バブバブ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「…」
おいしい「よっ!! よ!!」
パチパチパチ
カッ!
大魔女「ゼットゼットゼットゼット……」
アリズミダ「寝てるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブボボーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「こ…これだけ散々焦らせて登場したのに……寝ているだとォーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プミュプミュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいしい「なんて太ェ野郎だ」
大魔女「むにゃむにゃ まったく付き合いきれないってのよ…
こんな凡のカスの登場をどんだけ引っ張ってんのよ 前代未聞よ
で 何しに来たの? テレビでも持ってきてくれた? それともベッド?
どれもないならさっさと帰ってくんない? 目障りなんだけど」
アリズミダ「なんだと貴様ァーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この第1理事にそんな口答えをしてただで済むと思っているのか!!!」
パミュパミュ
大魔女「ダイイチリジだかダイニングキッチンだか知らないけど
偉ぶる前に自分の姿を一回確認しなさいよ
私の目にはあんたはただのコスプレの変態にしか見えないわね
なんでそんな変態じみた格好なの? 頭おかしいの?
あぁごめん 頭おかしいからそんな格好するのよね
悪かったわね当然の事聞いちゃって」
アリズミダ「き…貴様〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「煽られてる煽られてる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「アリズミダ様 冷静に」
アリズミダ「あ…あぁ悪い… そろそろシリアスモードになるか……
まず………この格好の事を貴様に聞かれる筋合いはない
それより貴様は自分の立場を分かっていないようだ…」
ニヤ…
大魔女「あん?」
アリズミダ「貴様は檻の中の鳥ですらない…
実験に使われるだけのねずみよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!
大魔女「へぇ…?」
ゴゴ…
大魔女「あはは この私がねずみ?
それにしちゃあ…」
スッ…
大魔女「そのねずみの方が 檻の外の連中より格が上のようにみえるわよ?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいしい「ひぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
花子「!!!!!」
アリズミダ「ふ…ふははは!!!!!!!! 意気がるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いくら脅してみようと 今のお前は弾丸を切らせた銃!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 形だけだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前の魔力が封印されてる事など当然知っている!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この花子は俺の部下だからなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「…あはははははははっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこの冷し女があんたの部下なの? …滑稽ねぇ」
アリズミダ「なに?」
大魔女「その“部下”の方も“理事”のあんたより格が上のようにみえるわよ?
これはどういうことかしらねぇ?」
ビキビキビキビキッ…
アリズミダ「なんだとぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
あの女より俺のほうが格上だ!!!!!!!!!!!!
来い花子!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「は」
ザッ
アリズミダ「俺のほうが花子より格上だと見せ付けてやろう!!!!!!!!!!!
花子……貴様を殴る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「拒否」
サッ!!
花子「衝打」
バギュオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「ぎやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「拒否拒否拒否拒否拒否拒否拒否拒否拒否」
ゲシゲシゲシゲシゲシ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「おぎゃーーー!!!!!! おぎゃーーーー!!!!!!!!! おぎゃーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ち〜〜ん…
花子つええええwwww
82 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/13(月) 20:48:58.72 ID:4kFuqICh
花子「拒否拒否拒否拒否拒否拒否拒否拒否」
ゲシゲシゲシゲシゲシ
アリズミダ「ばぶブ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「あはははははっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「花子様!!!!!!!!! おやめに!!!!!!!!!!! おやめに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「…! …申し訳ありません つい 反射的に」
アリズミダ「ギ……ギザマァ…!!!!!!!!!」
プスプスプス…
大魔女「……ははっ 部下…しかも女にのされるなんてダサさの極みね
そもそも自分の地位を利用して部下を殴ろうとしてた所であんたの器の小ささが露見しまくりよ
バッカじゃないの 恥知らずは穴に埋まって死ねばいいのに」
アリズミダ「う…うごぉ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
黙れ……黙れ“魔溜まり”ィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「“魔溜まり”…… あんたらが魔法使いに使う差別用語ね
この状況でそれ言ったって負け犬の遠吠えみたいよ」
アリズミダ「黙れぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前は俺達魔反会に利用され その体を散々弄ばれたあげく殺されるのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギュハハハハハァ〜〜〜〜!!!!!!!!!!! 天下の大魔女フーリャンがあわれだなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ヒヒヒ〜〜〜〜〜〜〜〜ハ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
イライラ
大魔女「うぜぇ………」
83 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/13(月) 21:57:52.71 ID:4kFuqICh
大魔女「…ふん しかし気になる事も今言ってたわね
魔法使いの私を利用するですって?
あんたらにとって敵でしかない私を何に利用するっての?」
アリズミダ「お前自体ではない
………利用するのはお前の魔力さ」
大魔女「……魔力?
尚更納得出来ないわね… 魔法使いでもないやつらが魔力をどう使うのよ」
アリズミダ「はっ!! お前にそれを教える義理はない」
大魔女「なにそれ……感じ悪いわね
私の魔力が何に使われるか聞いたっていいじゃないのよ」
アリズミダ「うるせー黙れ!!!!!!! 貴様には関係ねーんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様はそこで立って尻を向けてミニスカをピシッてしてパン筋見せてればいいんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やれ!!!!!!!!!!! やれ魔溜まりのカスが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「……………分かったわよ…」
スック…
花子「!?」
おいしい「まさか!!!!!!!!!!?」
アリズミダ「やるのか!!!!!!!!!!!!!!!!!? やるのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
くる…
大魔女「………」
スッ
《大魔女はアリズミダの言う通り後ろを向きミニスカに手を………》
ガッシャアァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「マジか!!!!!!? マジか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
《興奮して檻に近づくアリズミダ》
花子「アリズミダ様!!」
アリズミダ「は?」
ビカァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「大魔女ブリッジキャアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐわァん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「ひいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
《大魔女は高速ブリッジをして檻の方へ体を乗り出していたアリズミダ顔をキャッチした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
大魔女「つ・か・ま・え・た・・・・・」
に…やぁ……!
84 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/13(月) 22:18:33.08 ID:4kFuqICh
大魔女「つかまえたぁ………あはははは…
やぁこんにちは… わたしが大魔女フーリャンよ…
サインがほしいならきざんであげる…
恐怖というサインをね…」
ニギャあ…
アリズミダ「あばばばばばばばばばばばばばばあぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お…お助けーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!
大魔女「動くんじゃないわよ 少しでも動いたらこいつの首がキャストオフされるわよ」
アリズミダ「動くなーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!! 動くな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「………」
おいしい「アリズミダ様!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「あんた調子に乗りすぎたわよ 魔力がないからとナメすぎね……
…さぁてまずぅ… ……この体勢はちょっとつらいわねぇ…
………ほらよっと!!!!!!!!!!!!!」
ぐるるん!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギュルーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「ぎゃああぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《ブリッジ体勢のフーリャンは回転して体を戻した!!!!!! 顔を捕まれていたアリズミダも大回転!!!!》
アリズミダ「ぐげげ…おえっぷ…!!!!!!!!」
大魔女「吐きたいの? 吐きたいなら吐きなさいよ
ホラホラホラホラホラホラホラホラホラァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガクガク
《アリズミダの頭をめっちゃ揺らせてあげるてフーリャン》
アリズミダ「おッ………おォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ぐぽ
大魔女「そこで吐かれたら私の顔にかかるでしょ」
ぐるん
スボムッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「おぼこ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《アリズミダは地面に顔を思い切り叩き埋め込まれた》
85 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/13(月) 23:05:14.09 ID:4kFuqICh
ブクブクブク
《アリズミダの顔が埋まった隙間からゲロがあふれてくる》
大魔女「はは これでこのままにしといたら溺死するかしら」
花子「!!」
ザッ!!!!!!!!
大魔女「おっと動かないように まだアレしはしないわよ」
ズボッ!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「ゲポッ!!!!!! ゲポァ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビチャビチャ…
ズンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「ぎえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《フーリャンはアリズミダの顔を踏み付けた!!!!》
大魔女「ヨガでもやってみない?
…逆海老ヨガってのは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ!!!!!!!!
ミリミリミリミリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「みやああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばた〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《フーリャンに顔を踏まれたまま足を引き上げられるアリズミダは逆海老の体勢になり…
そのまま体の位置を入れ替えられた!!!!!!!!!!!!!!!!
フーリャンは今度はアリズミダの足を掴んだ!!!!!!!!!!!》
大魔女「ふふ これはいいわね
ほら!!!!! 太古から綿綿と受け継がれる拷問扇を喰らえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すこぶるうなる必殺の〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………」
大魔女「大魔女マッサー死゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「こぽぉッ…ミャボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボボォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガクガクガクガクガクガク ブクブクブクブクブクブク
http://loda.jp/mitemite/?id=2795.jpg
86 :
フーリャンが両腕を使えないくらい負傷してたのまた忘れてたぜ HAHA:2012/02/13(月) 23:44:37.12 ID:4kFuqICh
おいしい「電気アンマだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「……まずい」
グニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニグニ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「オラオラオラオラオラァ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
泡吹け泡吹け吹きまくれボケーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「こ…こぽおおおおおおおおお……!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「面白い顔ねぇ!!!!!!!!!!!
はーしかし どういうわけだか動かなかったはずの両腕が魔力を封印されてから動くようになってるわね!!!!!!!
無くすものがあっても代わりに得るもんがあれば文句はないわ!!!!!!!!!!!!!!!!
動くようになったこの腕を存分に使う!!!!!!!!!!!!!!!!
素拳奥義『大魔女綱引き』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガキィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ミリミリミリミリミリミリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「ごべえぇえええぇぇぇえぇええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《フーリャンはアリズミダの股間から足を離し 今度は檻の鉄柵に股間を押し付けものっそい引っ張った!!!!!!!!!!!!》
アリズミダ「さ…裂けりゅううううううううう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺の体から息子の方から直線に裂けりゅうううううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
た…助けてえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「う…うおおお!!!!!!!!!!! アリズミダ様!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今お助けを〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
檻の電撃を……」
ガチャ
花子「待て!!」
おいしい「ON!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポチッ
大魔女「おっと」
パッ
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリィイーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「あびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃびゃアァァァーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「アリズミダ様〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「…バカ」
どっちが悪役だよwwwwww
おいしい「しまったァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ様ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「ぷごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごごオォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリイイイイィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「ふん 長いこと私を狙ってたくせに調査不足だわね
この私に同じ手が通用すると思うんじゃないわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「………施設長」
ヒソリ…
おいしい「は…はい!!?」
ビリビリビリビリビリ
アリズミダ「どめろォオ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! どめでぇぇぇええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「大丈夫よ すぐに死にやしないんだから もっともっと」
おいしい「う…うおおおーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ様ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!
大魔女「?」
ガッ!!!!!!!!!!!
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいしい「ぎょぎょえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「なにやってんのこいつ」
ガチャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「!?」
ドヒュウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「ッ」
《花子が檻の中に入りフーリャンに突っ込む》
大魔女「ちっ!!!!! さっきの奴は囮か!!!!!!!!!!!!!!!!!
でも遅っ……」
ぐる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビキィッ!!!!!!!!!!!! ダラァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女(…腕がッ?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ギラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「点打!!!!!!!!!!!!!!!」
トトトォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズムッ!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「ちっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
《花子は人差し指と中指2本でフーリャンの胸の中心点を突く!!!》
大魔女「…ふん!! こんなソフティな突きが私に通ると… ……!?」
ぐらっ
大魔女「ぐ!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ビリビリッ!!!!!! ガク…
花子「……」
大魔女(か…体が……中から痺れるよう…!!!!!!!!!!!!!!!!
言うことを聞かないわ…!!!!!!!!!!!!!!!!)
ガクガクッ…
スッ… ガチャンッ
花子「……」
ポチッ
バリバリバリバリ… ブウゥーーーーーン………
しゅうううう〜〜〜〜…
おいしい「が…がべべ…」
プスプスプスプス…
アリズミダ「た………たすかった………」
大魔女「く………あんたその技………退魔ね…」
花子「『点打』 ただの突き技じゃない
魔法使いが必ず持つ魔力の流れる管 魔管(まっかん)を突く
魔管は全身に伸びてる 魔管を一点突けば 身体全体に衝撃が広がる」
大魔女「…なるほどね… 随分と繊細で大胆な技を使いやがるわね…!!!!!
ただの雑魚じゃなさそうね…」
アリズミダ「は…はっはーー!!!!! 花子は俺が抱える『退魔研究班』の班員にして“実技部門”のリーダーよ!!!!!!!!!!!!!
並の手練れではないのは確定的に明らかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「なんであんたが偉そうなのよ…うざいわね…」
大魔女(でも万全の私なら問題ない敵のはず…
でもさっきあいつを迎え撃とうとしたら急に腕が利かなくなった…!!!!!!!
やはり腕は完治してるわけじゃないのね…)
ギリ…
90 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/14(火) 20:53:22.79 ID:CNMaR6Wa
大魔女「あーもういい!! 好きにしなさいよ
なんならパン筋だって超見せてやるわよ」
アリズミダ「マジでか!!!」
おいしい「マジでか!!!」
ズズイ
花子「アリズミダ様」
ドキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「!!! あ…あぶねぇあぶねぇ…!!!!!!
危うく引っ掛かる所だった…!!!!!!!!!!」
おいしい「あの女 策士ですな…!!!!!!!!」
花子「………」
おいしい「どうしますかあの女」
アリズミダ「…あの狂暴さ 利用するにも今は危険すぎる
様子見だ……」
おいしい「様子見?」
アリズミダ「いくら大魔女フーリャンでも所詮人間…
このまま牢に閉じ込めておけばいずれ空腹やらなんやらで弱る
それまで我らは虎視眈々とTVでも見て待てばいい…!!!!!!!」
ニィ…
ゴゴゴゴゴ…
おいしい「さ…さすが理事様…!! なんと悪どい…!!!!!」
アリズミダ「というわけでこんな場所から撤退だ!!!!
そろそろ噂のパン筋アニメ『ヤニ少女 束子』がやる時間!!!!!!!!
ゆっくりと鑑賞しようではないか!!! ふははははははは!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「お供いたしましょう理事様!!!!!
スイートルームにご案内しまず!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワハハハハハハ…
大魔女「………くそが…」
花子「………
あなたも終わり……ね 大魔女フーリャン」
スッ…
大魔女「………
終わらない… 私はこんなところで終わらないわよ…!!!!!!!!!」
ガンッ!!!!!!
91 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/14(火) 22:47:09.30 ID:CNMaR6Wa
――― サナバー達は…
ウンコ地方 モサ森 ウォシュレット川のフーリャン宅
サナバー「なんと…こんな辺境の最果てのような場所にもフーリャンのアジトがあったとは」
ねこ「フーリャンちゃんのアジトは世界中にあるからねぇ
ここに来るのはかなり久しぶりだよぅ」
ボケ妹「……微妙に森が焼け焦げたり周りが荒れたりしてるね
戦闘の後か…」
リリス「あの無表情女がいなかったら大魔女楽勝だったのに〜〜」
亀「なんにしてもその女は相当ヤベェな
手段はどうあれあのフーリャンに勝ったんだぜ」
サナバー「うむ…魔反会にもやはりヤバいのがいるな…」
マリモス「そんな話はあとで
今はフーリャンレディがどこへ連れてかれたのか調べるのが先決だよ〜〜う
フーリャンレディが魔反会にどんな仕打ちを受けているのか…考えるだけで涙が出てしまう…」
ぐすり…
ワラース「もう殺されてたりしてな……けけけけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
リリス「そんな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
サナバー「いや 殺すならフーリャンの魔力を封じ無力化した時すぐに殺すはず
連れ去ったということは…生かして連れ去っただけの理由があるはず…
そうすぐには殺されてない…と思うが…
それでも…時間の問題かもしれぬ…!!!!」
ねこ「ッ…な…なんでもいいから… フーリャンちゃんがどこに連れてかれたか分かるような痕跡を探そうよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
みんな『あぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
92 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/14(火) 23:04:26.50 ID:CNMaR6Wa
サナバー達はフーリャン宅周辺でフーリャンが連れ去られた痕跡を探しまくった…
亀「ねーなー なんも…」
うさぎ「ぴょいぃ〜〜〜 これ!!!!!!!!!!!!」
亀「どうした!!?」
うさぎ「人の頭が転がってるピョーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!
でろ〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!
《スネゲの頭》
亀「どわ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!! 何故にーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブブブーッ
リリス「それ〜〜 大魔女が殺した奴〜〜 女の仲間だよぉ〜〜〜〜」
ワラース「へへ… 向こうにも2人死んでたぜ…
雑魚に気を取られた隙に残った女にやられって感じだな……ザマァねぇ…」
うさぎ「ぴょいぃ〜〜〜〜〜アタマ〜〜〜 アタマ〜〜〜〜」
ぐいぐい
亀「や…やめれーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズ〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!
束子ちょっと待てwww
ササァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
ボケ妹「………むっ ムムッ!!!!
……………………」
ねこ「にゃ?」
ボケ妹「これは……………」
ねこ「どうしたのチロリーンちゃん? 川の中を見つめて」
ボケ妹「………………くさいな」
キーーーンッ!!…
ドキッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ(くさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!?)
サナバー(ウンコか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?)
亀(ウンコなのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?)
うさぎ(うんピョ?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
マリモス(ついに気づかれましたか)
ワラース(うひひひひひひひひひ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ボケ妹「……荷車のタイヤの後が川の中に入って行ってる…!!!
これは怪しいぞ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ(違った!!!!!!)
サナバー(その“くさい”かよ)
うさぎ(ズコー!!!!!!!!!)
マリモス(あーもいご……)
ワラース(うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
亀(いい加減気づけよ…)
ズズーン…
95 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/15(水) 18:34:32.65 ID:j104drCZ
96 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/15(水) 19:11:25.45 ID:j104drCZ
『G.F.』本部
てくてく
束子「はー タバコ吸いてぇなー」
【夜二束子
欲属性:ニコチン 異名:ストレスストライカー】
束子「しかしまあー 町の地下にこんな施設があったんて思わなかったさー
町のはずれの公園のトイレからここに来れるなんて誰も思わないよ
広さもすごいしなにより人が多い!!!!!!!
そのどいつもこいつもがあたしみたいに何らかの欲望を抱えていてそれを力に変えてる欲望戦士!!!!!!!!
その力を使って世界を守ってるんさー
どういうアレで世界を守ってるかというと…
この世界には『欲魔獣』って怪物が闊歩してるんさー
欲魔獣は欲望に取り付かれた人間達
欲望をあたしらのように制御出来ずに 欲望に飲み込まれ変貌してしまった存在なんさー
欲魔獣達は欲望丸出しで暴れ回り町を荒らす悪者…
そいつらを倒して世界の平和を守ってるってわけよここの人達は!!!!!
ふぅ〜〜〜!!!! かっくいぃ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザリス「説明ごくろう」
束子「ザリスじゃん」
ザリス「あぁ ザリスだ」
【ザリス
本名:たかし 欲属性:?? 異名:ドエロ 前科1】
97 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/15(水) 19:36:41.42 ID:j104drCZ
束子「死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズビッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザリス「メツブシッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
束子「気安くそのボサボサヘアーであたしの前にでんじゃねーよさ!!!!!!!
うざッ!!!!! うざッ!!!!!!!!!!
切れさ!!!!!!!!!」
ザリス「く…………今日はやけに荒れてるな…」
束子「当たり前さ!!!! ストレスが溜まってるんさ〜〜!!!!!!!!!
あ〜〜〜〜〜…発散してぇ…」
ザリス「なら欲魔獣と戦え
欲魔獣は1日に何体も絶える事なく現れる
そういってる間に…」
ウ〜〜〜〜〜!!!!!! ウ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!
ザリス「さっそくだ
どこかに欲魔獣が現れたな
オイ束子 今出撃すれば発散出来るぞ」
束子「やだし」
ザリス「……またそれか ストレス発散したいしたいと言ってるくせにお前はここに来てから全く欲魔獣と戦おうとしない
矛盾してるぞ」
束子「命令に従って魔獣ぶっ殺しに行くのはなんだか“正義のため”みたいさ!!!!!!!!!
そんなのあたしにとって“ストレス発散”にはならない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
むしろ『なんで知らない人間のために戦わないといけないの?』って余計にストレスたまるもん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザリス「わがままな……
じゃあお前はいつ戦うというんだ?」
束子「命令じゃなく 突発的に魔獣があたしの目の前に現れた時!!!!」
ザリス「………あのなぁ そんな都合よく魔獣が出てくるわけ…」
束子「うるさいさーーー!!!!!!!!!
あたしの事はほっといてよ!!!!!!!!!!!」
ズガッ!!!!!!!!!!
ザリス「スネーーーーー!!!!!!!!!!!!」
98 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/15(水) 19:54:42.97 ID:j104drCZ
テクテクテク
束子「まったくあのジャングル頭が…
次会ったらバリカンで刈ってやる…」
女の子「うーーー……うーーーー……」
うろうろ
束子「ん? …あー…あのトイレの前でウロウロしてる子は…」
うろうろ… キュウゥ…
女の子「んぐぅ〜〜〜…むむむ〜〜〜〜〜………っ」
束子「チビルちゃんじゃん」
チビル「あ…あぁうぅぅ〜〜〜〜〜〜……
た…束子ちゃん〜〜〜〜…」
束子「やってる?」
チビル「あ……う…… う…ん…
っ!!!! は…はう〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガク…
束子「ありゃ 大丈夫?」
チビル「も…もれちゃうよ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
テッテレー!!!!!!
束子「あひゃひゃ はやくトイレ行っちゃいなよ」
チビル「ダ…ダメ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今が大事な所なの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
束子「なはは だよねー」
束子「チビルちゃんも欲望を従える戦士の一人さ
チビルちゃんはトイレを限界の限界まで我慢する事に快感を感じてるんさ
だからいつも尿意をこらえたがる
これも一種の欲望 欲望には色んなものがあるんさ」
チビル「せ…説明ありがとう…
でも誰に説明してるの…… うぎゅうぅ〜〜〜〜…!!!!!
も…もう限界… でも…好き…」
【チビル
欲属性:尿意 異名:スプラッシャー】
束子「まぁとんでもねぇド変態だよ」
99 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/15(水) 20:50:47.85 ID:j104drCZ
チビル「うぐぐ…… 〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ…ぽあ……」
フッ…
束子「!!!? ど…どうした!!!!? 解き放ったか!!!!!!!!?」
チビル「……ち…違うよ 今一番のヤマを越えたの… ……はあ〜〜〜〜…快感…」
束子「…いいなー チビルちゃんは欲望を満喫しててさー」
チビル「ご…ごめんね…
でも…尿意はね……必ずしも起こる生理現象だから…
どうしても……やっちゃうの……」
束子「お手軽だよねー うらやましいなぁー」
チビル「だ…だったら…さ…
束子ちゃんも…欲望を我慢…しなきゃいいじゃん…
煙草……吸えば…?」
束子「いやさー あたしね 煙草は大きなストレス発散の時にしか吸わない事にしてるの
つまり欲魔獣と戦うときね
それ以外のオフでは吸わない事にしてるんさー」
チビル「そう…なんだ………
でも…我慢は体によくない…よ…… 私が…言うのも…アレだけど…
吸いたい時に…吸った方が…いいよ」
束子「………それはわかるけど…」
――― 回想
束子親父「俺の煙草が吸えねぇってのか!!!!!? 吸えコノヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!」
―――
束子「………何もない時に吸うと 嫌なこと思い出しちゃうから」
チビル「そ…そう…なんだ… ご…ごめんね………
あ……そ…そうだ… じゃ…あさ… 気休めかも…しれないけど…
…今度の日曜日………一緒に買い物行こうよ…気晴らしに…」
束子「マジで!!!!!!!? いいねー!!!!!!!!!!!!!
正直気晴らしにはまったくならないけど!!!! 行こうさ!!!!!!!!
ありがとうチビルちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンバンッ!!!!!!!!!!!
チビル「た……叩かないで…………はうあァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ま…また来た〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!! むきゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
束子「じゃあ今度の日曜日ね!!!!!!!!!!!!!!!!」
タッ
100 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/15(水) 21:22:38.46 ID:j104drCZ
日曜日
束子「よー チビルちゃん」
よた…よた…
チビル「あうぅ…束子ちゃん…… おはよ……うぅっ!!!!!!
…くいいぃぃぃーーーーっっ…!!!!!!!!!!!!!!!」
束子「……初っ端からやってるねー
……漏らさないようにしなよー」
チビル「う…うん… …はぐっ…!!!! うぐぅ!!!!! ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ…」
束子「さて…どこに……あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チビル「ど…どうした…の…」
束子「た…煙草がない…!!!!!!!! ストックしてた煙草があと1本しか…!!!!!!!!!!!
前の戦闘で消費してから買ってなかったんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!
も…もしもの時のために買っとかなきゃ!!!!!!!!!!!!
ちょっとコンビニ行ってくる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チビル「あ……」
タターーーー!!!!!!!!!!!
チビル「……… …!!!!!!!!!!!!!!
む…むきゅ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!! これきた!!!!!!!!
これすごいっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドカ〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!
わーわー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チビル「!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
欲魔獣「ガルォ〜〜〜〜〜!!!!!!!!! ウゴォ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チビル「よ…欲魔獣!!!!!!!!!!!!
こ…こんな時に…!!!!!!!! 本部に連絡…ダメだ…!!!!!!!!!
連絡機なんて持ってきてない…!!!!!!!!!!!!!!!!
こ…こうなったら私が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダンッ
欲魔獣「ウゴォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
【欲魔獣 スキンスキー】
若者「わぁーーー!!!!!!! なんだこいつは〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スキンスキー「邪魔だどけーーーー!!!!!!!! てめぇみてぇなボサラーには興味ねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うおおお〜〜〜〜!!!!!!!! ハーッ…ハーッ………
は!!!!!!!!!!!!!!! 居た〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッッ!!!!!!!!!!!!
おっさん「な…なんだ君は!!!!!!!!!!?」
スキンスキー「おっさんのハゲ頭ぎゃおオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッシ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おっさん「ぎゃ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スキンスキー「おっさんのハゲ頭〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
触りてぇ〜〜〜〜〜愛でてぇ〜〜〜〜〜〜〜 しゃぶりつきてぇえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ベロベロチュピ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おっさん「はああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スキンスキー「おっさんのハゲ頭〜〜〜〜〜〜〜
愛おしい〜〜〜〜〜〜 うめぇえええええええええええええええええええええ…」
チュピ…チュピ…チュピ…
ビクンッ ビクンッ
おっさん「お…Oh… …はぉおおお〜〜〜〜〜う… オーマイガーレ……」
ペロペロ…
スキンスキー「だが…なめるだけじゃ……物足りない………」
ガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スキンスキー「食う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッチ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おっさん「がばぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
むしゃむしゃ…
スキンスキー「おっさんのハゲ頭……アブラうめぇ〜〜〜〜〜〜〜〜…」
チビル「……ハゲ愛好欲…
まずい…このままじゃ町中のハゲが全滅しちゃう…
や…やらなきゃ…!!!! ………変身!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チビル「清水少女 チビル!!!!! ここに着水!!!!!!!!!!!!」
ザッパ〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キョロキョロ
スキンスキー「うへへ〜〜…ハゲ〜〜〜…
…お!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ
スキンスキー「ひゃっは〜〜〜!!!!! ここだ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィッ!!!!!!!!
子供達『きゃ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!』
チビル「!!!!? な…何故幼稚園のバスに!!!!!!!?
……あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
あ…あのバスの運転手………
ハゲだッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザ…ザ…
スキンスキー「へへへ…」
保父さん「な…なんだ君は!!!!!!?」
スキンスキー「どけ!!!!!!!!!! フサラーには興味ねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキ!!!!!!!!
保父さん「ほふう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スキンスキー「俺が用あるのは〜〜〜〜〜〜…このハゲだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
運転手「私!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
スキンスキー「ほおおおおおお!!!!!!!!!! このハゲ…素晴らしい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなハゲは100年に一度の逸材!!!!!!!!!!!!!!!!! しゃぶらせろ……しゃぶらせろオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
運転手「うわああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
子供「きゃーーーー!!!!!!! うんてんしゅさんがーーーー!!!!!!!!!!!」
子供「やめろこのゲイ!!!」
子供「やめろーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャーギャー
スキンスキー「うざってーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハゲを愛でる前に…ガキ殺すか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザン!!!!!!!!!!!
「待ちなさい!!!!!!!!!!!!!!!!」
スキンスキー「!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビュッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ドビュッッチャアァーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スキンスキー「ぎッ!!!!!!!!? 水!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
チビル「残暑もとうに過ぎ去ったこの時期に…
恐怖の熱気を醸しだし 欲望に暴れるあなたに水を差す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
打ち水のごとき優しさと清らかな戦士 チビルがあなたを洗い流します!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
スキンスキー「て…てめぇ… 俺達欲魔獣をブッ殺してる…忌まわしい欲戦士!!!!!!!!!!!!
俺のハゲ祭の…邪魔をするな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオッ!!!!!!!!!!
チビル「ウォーターショット!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パチュン!!!!!!!!!!!!!!!
ドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スキンスキー「ぎや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《欲望を従え変身する欲戦士達は 己が従える欲望によって能力などがそれぞれことなる!!!!!!!
欲望が尿意属性のチビルは 水を操る欲戦士!!!!!!!!!!!!!!!
ちなみにこの水はもちろんションベン!!!!!!!!!!!!!!!! ………………ではない…》
104 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/15(水) 22:49:16.56 ID:j104drCZ
チビル「ふ〜〜〜〜〜〜〜………押さえていたものを解き放つのは…我慢するより気持ちいい…!!!!!!!!!!
出し惜しみはしない!!!!!!!! 一気にやります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チャージ・ウォーターショット!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キュアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
スキンスキー「ハゲフラッシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
運転手「うわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
つるぴっか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チビル「きゃ!!!!!!!!!! まぶし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スキンスキー「ハゲボンバー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
運転手「ぐわたーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドカーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チビル「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズッザァ〜〜〜!!!!!!!!!!!
スキンスキー「ふん くちほどでもない
その髪を刈り上げたのち殺す!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チビル「た…束子ちゃん…」
ぐぐ
コンビニ
店員「らっしゃあーせー」
束子「煙草ちょーだい カイルダナナのやつ」
店員「……煙草… ……だが待て お主…未成年じゃないのか」
束子「あ? ちがうよー あたし20歳になったばっかなのさー」
店員「……信用出来んな… 証明書を出してくれんか」
束子「家に忘れちゃった! てへっ
はやく煙草出してよ」
店員「ダメじゃ!!!!!!!!!!! 規則は規則!!!!! やれん!!!!!!!!
それに煙草なんて体に悪い 将来子供を産むかもしれんお主が今から体を悪くしてどうす…」
ダダァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
束子「うっせーさァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前はあたしの何? お兄さんか何か? 違うだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
真ッッッッ赤な他人でしょお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
それがあたしの健康に口だすなダボが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さっさとだせやノロマがァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
店員「………わ…わかった 落ち着け
いま出す」
束子「それでいいさ」
店員「あ」
束子「あ?」
店員「すまぬがお主がご所望のカイルダナナは品切れ中じゃ」
束子「…………………………」
束子「なんだとコノヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッシャ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
店員「ののわ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
束子「このシケモクが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギャ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!
店員「ほんブバリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
束子「こんな店二度と来るかーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシャ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
106 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/16(木) 00:14:04.50 ID:i9C0Wqcp
束子「ムキ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
むかつく〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!
ストレス発散じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピカッ!!!!!!!!!!!!!!!!
束子「変身完了!!!!!! こうなったらビルを一つ倒壊させるさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピクッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
束子「!!!!!!! 帽子の欲魔獣レーダーに反応が!!!!!!!!!
……なんて空気の読めるサンドバックだよ
このあたしにタコ殴りにされに来るなんてさ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダァッ!!!!!!!!!!!!!!!
―――
スキンスキー「……死ね」
チビル「う…」
ガチャーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
束子「欲魔獣見〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドカァ!!!!!!!!!!!!!!!
スキンスキー「ぎやああぁぁっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドタァ!!!!!!!!!!
チビル「束子ちゃん!!!!!!!!!!!」
束子「チビルちゃん!! いたんかーー! なんだかピンチだったみたいね」
チビル「ご…ごめん…」
スキンスキー「て…てめぇ…仲間か…」
束子「まぁここはあたしにまかせてさ
こんな奴… この最後の煙草がなくなるまで…… 3分の間にブッ倒すさ!!!!!!!!!!!!!」
バン!!!!!!!!
107 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/16(木) 00:29:41.35 ID:i9C0Wqcp
スキンスキー「さ…3分だとぉ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!?
てめぇこのスキンスキー様をナメるなよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
束子「うっせー!!!!!!!!!!!!! こっちは本心としちゃお前をじっくりゆっくり念入りにブチ殺したいさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だけど今のあたしの煙草は1本!!!!!!! あたしは煙草が無けりゃ戦えない!!!!!!!!!!!!!!!
だからこの煙草が燃え尽きる3分の間にお前を倒すっつってんの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スキンスキー「ガキィ…!! やれるもんなら…やってみろォ!!!!!!!!!!
つまり俺はお前の攻撃を3分耐えればいいんだろ?!!! 楽勝!!!!!!!
むしろ3分経たずに死ぬのはお前だ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハゲフラッシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピカ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!
束子「保父ガード!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サッ
バシィ!!!!!!!!!!!!!!!!
保父さん「ほふあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スキンスキー「なに!!!!!!!!!!?」
束子「ヤニフィールド!!!!!!!!!
フ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」
モワ〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スキンスキー「ぐ!!!!!!! ケムてぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
子供「げほ!!!!! げほげほ!!!!!!!!!!」
子供「目が痛いよーー!!!!!!!!!」
保父さん「こ…こらキミ!!!!!!! 副流煙が!!!!!!!!!!
キミの吐いた副流煙が子供達のデリケートな体を蝕むぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
束子「………」
ギラ…
束子「別にどうでもいい」
《まさに外道》
まさかの束子www
スキンスキー「ぎっ…なんて外道だ… それでも戦士か…」
束子「人の事を心配する前に自分の心配するといいざ
お前はもうあたしの“巣”の中…」
スキンスキー「巣…?」
バゴォ!!!!!!!!
スキンスキー「ぐげ!!!!!!? 攻撃!!!? どこから!!!!!!!!?」
バゴォーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
スキンスキー「ぐわたーー!!!!!!! !!? !?」
束子「あんたを攻撃してるのはこの煙さ あたしはあたしの吐いた煙を操れるのさ」
スキンスキー「くそが…… こうなりゃ本気だ!!!!!!!!!!!!!!!!!
必殺のハゲ槍突貫!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ!!! ダァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
運転手「うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チビル「ハゲを槍にして突進!!!!!!!?
あんなの喰らったら死んじゃうよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
束子「……………!」
ギンッッ!!!!!!
束子「保父ガード」
サッ
ズムッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
保父「ほふうッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チビル「保父さーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガーン!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガッ!!!!!!
束子「捕まえた もう逃がさんさ!!!!!!!!!!!!!!!!」
スキンスキー「ひ!!!!!!!!!!?」
束子「ス〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……
ケムリングボンバーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶっふぁあぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スキンスキー「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チュド〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふぁんふぁんふぁんふぁん…
プスプスプス………
束子「……スッキリしたけど… …………やりすぎた………」
ず〜〜ん…
チビル「やりすぎだよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! バス木っ端みじんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザリス「お前たち!!!!!!!!!!!」
ザッ
束子「ザリスじゃん」
チビル「せ…先輩」
ザリス「欲魔獣出現とお前達が欲魔獣と交戦してると聞いて飛んできた
…ひどい有様だな やりすぎだろ………」
束子「うるせー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前には関係ないだろうが後からやって来た分際でよオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザリス「し…しかしだな 一般人に被害を与えたらいくら平和を守る戦士でも逮捕されるんだぞ…」
束子「もういいだろ 死人もいないんだしさー(多分)
さっさとズラカろうさー」
警察「そこの君たち ちょっといいかい?」
ザリス&チビル『!!!!!!!!!!!!!!』
束子「しまった!!!!!!!!!!!!!!!!」
警察「この状況は………一体何があったんだい? ………君たち何か知っていそうだね… ていうか怪しい…」
3人『………………』
たらたらたら…
警察「ちょっと署まで…」
束子「あたし犯人見ました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
警察「本当かい!!!!!!?」
束子「こいつです」
ピッ
ザリス「え?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 俺!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
警察「君……確かに“ぽい”な… 署まで来てもらおうか…」
ザリス「ち…ちがァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガ〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
う〜〜〜〜〜…ファンファンファンファンファン…
束子「終わりよければ全てよし」
きらぁっ!
111 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/16(木) 18:32:16.54 ID:i9C0Wqcp
数日後
よた…よた…
チビル「た……束子ちゃ……んっ………!
この間は大変だったね…………はああぁぁっ…!!!」
束子「え? 何かあったっけ?」
チビル「わ…忘れ…ちゃったんだ……あはは
…うぅ……はんっ…!!! …そ…そういえば… ザリス先輩……釈放…されたみたい…
濡れ衣…って……分かったみたいだ……ね…… くひぃ…」
束子「あーそういやあのバカ警察んトコ行ってたな なにやってんだろ」
チビル「〜〜〜〜〜〜ッ… …そ…そういえば…束子ちゃん… この前欲魔獣倒して……ストレス…発散された…?」
束子「ん まーちょっとね 煙草もあるし 今は大丈夫かな」
チビル「そ…そう… 良かった…」
束子「でもこんなの一時的にすぎないよ!!!
あたしのストレスは日々貯まる!!!!!!! だから日々発散しなきゃ!!!!!!!!
このストレスを発散するために〜〜〜〜〜…もっともっと出てこい欲魔獣!!!!!!!!!!!!
もっともっと世界を混沌にしたってかまわない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そのかわりあたしの心の余裕のための供物となれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビカッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤニ少女束子!! 今日も世界の平和のために…いや!!!!!!!!!
ストレス発散のために戦うのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
がんばれ束子!!!!!!!!!!!! 歯の裏が黒い束〜〜〜〜〜〜〜〜〜子ーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
次回予告
こん…にちは…… チ…チビル…ですぅ…
はんっ…くぐっ… あの…… 海に…行ったら……… すごい…尿意が…
第3話『危険な海! おもらし5秒前!!!!』
完
《前回のあらすじ》
チロリーンの頭にウンコが乗っていた……
誰もがそれを伝えたい… そう思っていた…
しかしそのタイミングが掴めず伝えあぐねていたのである…
113 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/16(木) 19:50:46.92 ID:i9C0Wqcp
サナバー「えー…くさいのはその頭の……ゴホンゴホンっ …ではなく…
…えーとなんじゃったかな」
ボケ妹「頭? おかしなこと言うね
ていうか今言ったじゃん 見てよ」
スッ…
亀「こいつは…タイヤ痕か?」
マリモス「ふむ…川の中に入っていってますな」
ねこ「じゃ…じゃあ…フーリャンちゃんを荷車みたいなのに乗せて向こう岸に渡ったんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「…だが向こう岸にタイヤの痕らしきものはなかった
つまり……」
ねこ「つ…つまり…!!!!!?」
ワラース「くく…なるほどな…
“水の中を通って行った”…ってことか…
やりやがる…ひやひゃひゃ!!!!!!!!!!」
ねこ「なーにゃーて!!!!!!!!!!!」
亀「な!!!!!!!!!!!!!! 水の中を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
そんなバカな!!!!!!!!! 水の中なんか入っちまったら……濡れちゃうぜ!!!!!!!!!!!!
服が濡れるなんて最悪だぜ!!! 想像しただけで『いーいー』なったゃうぜ!!!!!!!?
正直僕は靴下が濡れるのだって嫌なんだぜ…?」
ボケ妹「知らねーよお前のことは」
うさぎ「でもチィも濡れるの嫌ピョー」
亀「なぁー?」
うさぎ「ピョイ〜〜ン」
ねこ「と…とりあえずこの2人はほうっとくとして…
なんでそんな事を?」
サナバー「ふむ 普通に地上を荷車で移動したら そこの岸のようにタイヤの痕が出来て行き先を示してしまう
じゃが水の中を移動すれば タイヤの痕も川の水のせせらぎに掻き消される…
そういう理由じゃろう ……なかなか考えおるわ」
ねこ「そんにゃ… じゃあフーリャンちゃんがどこに連れてかれたか…わからないってこと…?」
ゴオオオオオオオオ…
114 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/16(木) 20:27:25.02 ID:i9C0Wqcp
リリス「そ そんな〜〜〜!!!!!! どうすんのさ〜〜〜〜!!!!!!!!! ジジイ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「ど…どうにかして探せないのかなぁ…」
サナバー「……痕跡はなくとも 移動は川を下るか上るかの2つに一つ…
上流と下流に沿って調べてみる手もあるが…… これはあまりにも手間がかかりすぎる…
どうしたもんかのう…」
ボケ妹「く…ここまで来て… なんの手がかりもねーなんて…」
亀「誰か目撃者でもいりゃあ… が…そう都合よくいかねぇよなぁ…」
リリス「うぐ〜〜〜〜〜…
大魔女〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
山彦『ダイマジョ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…』
山彦『イマジョ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…』
山彦『マジョ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…』
山彦『ジョ〜〜〜〜〜…………』
山彦『………なんなら教えてやってもいいが? この俺がよ…』
みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ここでそうなるかw
116 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/16(木) 21:44:38.51 ID:i9C0Wqcp
亀「だ…誰だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ど…どこにいやがる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「敵かい!!!!!!!!!!!!?」
山彦『あーあー 悪いがうるせぇんだが? 山の中では響く…騒ぐな
とりあえず敵じゃねぇ と言っておこう』
マリモス「山から声が……一体あなたは…何者かな?」
山彦『ふん…… 人にモノを聞くならまず自分らから名乗るべきだと思うが?』
サナバー「ぬ……そ…そうじゃな …まず 敵と疑って悪かった
わしはサナバーじゃ」
ねこ「にゃんはねこでいいです」
うさぎ「うさぎピョイ〜〜〜〜」
ボケ妹「私様はチロリーン 勇者チロリーンだ」
マリモス「私はマリモス・リロンコです」
ワラース「うひひひ…」
亀「こいつはワラース 僕は噂の記者 エンデリルだぜーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
山彦『そうか
……じゃあ続いてお前らの素性を…』
亀「待てコノヤロー!!!!!!!!!! こっちは名乗ったんだ!!!!!!!!!
お前も名乗れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
山彦『は…? 俺か
見れば分かると思うがな?』
ボケ妹「いや見えねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
山彦『俺は山彦だ それ以上でもそれ以下でもない
理解したか?』
亀「……なんでこいつこんなに上から目線な言い方なんだよ」
山彦『山彦だからな』
117 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/16(木) 22:15:28.33 ID:i9C0Wqcp
亀「俺は山彦だとか言われてもわかんねぇ
なんなんだよ ハッキリしてくれよ 眠れねぇじゃねぇか」
山彦『あぁぁーめんどくせぇな
じゃああれだ 山の神的なアレとでも思っとけよ
それでも納得出来ないか?』
亀「出来るか!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「まぁまぁ ここは納得しておこうエンデリル君
ところで山彦殿 お主はフーリャンがどこに連れてかれたか…分かるのか?」
山彦『まぁな』
ボケ妹「じゃあ教えてくれないか!!!!!! 探してるんだ!!!!!!!!!!!!」
山彦『…ふん 素性も知らない奴らにほいそれと教えるか? 教えねーだろ
まずお前らが彼女のなんなのか説明すべきだと思うが?』
亀「ぐぬぬ マジむかつく野郎だな」
サナバー「わしらはフーリャンの仲間じゃ」
山彦『仲間…か 彼女がたまに話していた連中だな
じゃあそこのお前がウンコ溜まりのねこってわけか』
ねこ「ウンコ溜まり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!
山彦『彼女を連れていったのはやはり敵だったか
………魔反会か?』
サナバー「そ…そうじゃが 山彦殿は魔反会を知っとるのか?!!!!!!!!!!!!!!」
山彦『ま まぁな 俺神だし
……ふーん そうか………』
ボケ妹「魔反会に連れてかれたフーリャンを助けるために私様達はここに来たんだ…が
魔反会がどこにフーリャンを連れてったのか分からなかった
……そこでお前が声をかけてきたわけだ」
マリモス「あなたはフーリャンレディが連れてかれた方向を知っていると言いました
それを教えていただきたい!!! 今こうしてる間にもフーリャンレディの命の危機が刻一刻と迫っているのです!!!!!!!!!!!」
山彦『…………』
118 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/16(木) 23:19:38.92 ID:i9C0Wqcp
山彦『……分かった 協力しよう
このまま彼女が魔反会に殺されちゃ寝覚めが良くない』
ボケ妹「……お前自身はフーリャンとはどういう間柄なんだい」
山彦『俺はただの山彦………
時折叫ぶ彼女に返事をしている間に情がわいただけのこと』
ボケ妹「はぁそうなのかい…
………山彦が返事すんじゃねーよ…」
山彦『…………しかしお前ら 本当に彼女と仲間か?』
ねこ「え……それってどういう…」
山彦『彼女がここに越してきて一ヶ月以上 お前らは一度もここに来てねぇよな
仲間のくせに…彼女をほったらかしてよ
……彼女 ずっと一人で寂しそうだったぞ
それで……今回のこれだ 仲間というには…薄情すぎると俺は思うのだが?』
ねこ「っ………」
サナバー「そうじゃな それは何度も何度も反省した
だからこそ あやつを助けたいのじゃ …絶対にッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「にゃんも…!!!!!!!!!!」
マリモス「皆同じ気持ちです」
山彦『そうか ………反省してるならいい
……だったらのんびりと問答してる場合じゃないな
彼女の行き先…… ………は俺ではなく“そいつ”が教えてくれる』
亀「そいつ?」
マリモス「そいつ? そいつとは?」
山彦『あー 後ろだ お前らの』
うさぎ「ピョー?」
リリス「何もいないよぉ〜〜」
山彦『あ? よく目を凝らしてみろよ
草むらのちょっとした隙間から覗いてる』
サナバー「え…………あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガサッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ドンデンドンデ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
〈!!!!!!!!〉
ガササッ!!!!!!!
亀「なんかいる!!!!! なんだありゃ!!!!!!!!!!!!!?」
ボケ妹「四角いよ!!!!!!!!!!」
山彦『野生のウインドウだ』
ねこ「野生!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「あの絶滅危惧種に指定されたやつか!!!!!!! 初めて見たぜ!!!!!!!!!!!!!!」
カシャッ
マリモス「こんな稀少種までいるとは まさに秘境ですなココは」
ねこ「野生とかいるの………」
山彦『そいつは彼女が襲われて連れてかれたのを見てる
確か後も追っていたはずだ そいつに付いていけば魔反会の向かった場所が分かると思うが?』
亀「なるほど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! こいつは僕らの…いやフーリャンの救世主だぜっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
〈ふぎぃい〜〜〜〜〜〜〉
ビクビク
山彦『そいつは臆病なんだ 騒いで脅かしてやるなよ』
サナバー(……)
サナバー(……この山彦と名乗る男… 声は遥か向こうの山から聞こえる…
なのに隠れていた野生ウインドウをわしらより速く見つけおった…
何者じゃ… まさか本当に…“神”だというのか…?)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
120 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/17(金) 21:22:41.71 ID:hkMqvcd5
〈びぎゅううう〜〜〜〉
ビクビク
ボケ妹「怖がってる これじゃ協力得られないぞ」
うさぎ「チィにまかせてピョ〜〜〜」
ザッ
うさぎ「……ル〜〜ルルルルっ ル〜〜ルルルルっ
ピュイっ ピュイっ ピュ〜〜イっ
チっチっチっチっチっチっチっチっチっ」
ピクン…
〈……ぶぎぃ…〉
ガサ…
うさぎ「ヒョ〜〜〜〜ル ヒョ〜〜〜ルルルルルルルル
こわくないよ おーいおい チチチチチっ」
〈ぷぷぎゅうぅ〜〜〜〜〜〜〉
ダァッ スリスリスリ
うさぎ「いいこいいこ〜〜 ピョイイ〜〜〜〜」
亀「うお!! 手なづけた!!!!!!!!!」
ねこ「さすがうさぎーーー!!!!! ジャングル育ちの本領発揮〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!」
うさぎ「角々しくてかわいいピョーーーー」
〈キュウゥーーーン キュウゥ〜〜〜〜〜ン〉
スリスリスリ
サナバー「四角い生物(?)少女にが擦り寄る……不思議な光景じゃな…」
亀「よっしゃあぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! これで勝てる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
頼むぜ野生ウインドウ!!!!!!!!!!! お前に全てがかかっているんだぜーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《ギ…ギィギーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
ズプシッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「カドーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
山彦『野生のウインドウは体のカドを外敵にぶつけて身を守る
嫌われたなお前』
121 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/17(金) 21:47:19.18 ID:hkMqvcd5
〈ウ〜〜〜〜〜〜〜〜…〉
リリス「野生のウインドウ〜〜〜…」
〈カウ?〉
リリス「あんたの目を見たら分かるよぉ〜〜 あんたも大魔女好きだったんでしょ〜……
……あたしもそうなの〜〜… とても大好きな人なのぉ〜〜
その大魔女がね〜… 超絶ピンチなの〜…
だからお願い〜… 大魔女が連れていかれたのがどこか〜…教えて〜〜…」
〈……………〉
キッ!!
〈ごふ!!!!!!!!〉
ダッ!!!! きらーん☆
山彦『……教えてくれるみてぇだ さっさと付いていけよ』
サナバー「あぁ分かった
……世話になったな …山彦殿」
山彦『…彼女 助けろよ
……信じていいんだな?』
サナバー「当然じゃ 今度来る時はフーリャンを連れて来る
お主に礼を言いにな」
山彦『………ふん ……………行け』
サナバー「…………行くぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
みんな『おぉー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
―――……
山彦『…………………』
ゴオオオオオオオオ…
122 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/17(金) 22:28:44.56 ID:hkMqvcd5
バチャバチャ
マリモス「川下へ向かっていきますな」
サナバー「魔反会はこっちを通ったということか」
ねこ「ちょっとずつフーリャンちゃんに近づいてってるんだね…!!!!!」
ぐっ…
亀「……もしフーリャンが魔反会のどっかの施設に入れられてるとしたら それを助けるとなると……」
ワラース「ぐふふふ…まぁ…戦闘になるだろうな……」
マリモス「ふむ 相手は世界からの支持も多い魔反会…
しかし仲間の命を脅かすとなれば容赦はしません」
ボケ妹「ブッ潰すよ!!!!!!!!!!」
亀「…うーむ……」
ワラース「おひょひょひょひょ!!!!!!!!! ビビってんのか…情けねぇ…」
亀「ビ…ビビってなんかいねぇ!!!!!!! こちとらホントの神と戦った身だぜ!!!!!!!!!!!
怖いもんなんてあるか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…だが 相手はあの魔反会だぜ
お前ら一般人にゃ分からねぇだろうが 僕ら魔法使いにとっちゃ魔反会は畏怖の存在だ
それとやり合うってのは…ちょっと……不安だぜ」
ワラース「やっぱりビビってんじゃねぇか……もほほほほほほほほーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「う…うっせぇビビってねぇー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「にゃんも分かる ……正直こわいよぅ…」
ボケ妹「ねこちゃんまで…」
サナバー「…それほど強大なんじゃよ 魔法使いの………魔反会への恐れはな…
……わしだって同じじゃよ」
サナバー(……………ピリコ……)
123 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/17(金) 23:54:30.36 ID:hkMqvcd5
《野生ウインドウについていうサナバー達…
いつしか川を出て森を出て山の外へと出た》
ガサガサ… バサァッ!!!!!!!
亀「うお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…平野だーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「ふー やっと山を抜けたかい」
〈…………〉
ねこ「あれ? どうしたの?」
マリモス「山から出たがりませんな」
亀「オイコラウインドウ!!!!!!!!!!!!
お前の案内はここからだぜ!!!!!!!! ちゃんとしろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
絶滅危惧種だからってなんでも甘えて許されると思うなよドチクショオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
〈グ…グビェーーーー!!!!!!!!!!!!!〉
グサッ!!!!!!!!!
《ウインドウ泣かせんじゃねーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
ドブシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「ダブルァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プッシュ〜〜〜!!!!!!!!!!!!
うさぎ「…怖がってるピョー 山から出たくない言ってるピョ」
サナバー「まぁ野生じゃしな 無理に案内させる事もなかろう
ここまでで十分じゃ」
〈クゥ〜〜〜ン…〉
ねこ「で…でも…じゃあ…ここからはどうするの…?
このあたりの地面砂地だからタイヤの痕も見えなくなってるし…」
サナバー「いや
もう十分じゃ ここまで来ればもう十分目星がついた
……フーリャンがどこに連れていかれたのか」
ザワ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「なんと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ボケ妹「ど…どこなんだい?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「………恐らく
……………魔反会施設『レレイロウ交流館』―――!!」
ギラッ!!!!!!!!!!!!!
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッ
亀「レレイロウ交流館って…あの……」
ゴク…
ねこ「な…なんで分かるの?」
サナバー「ここから向かった先にある魔反会の施設といったらレレイロウ交流館しかない
そこの噂も考えれば納得も出来る」
ボケ妹「噂…?」
マリモス「ふぅむしかし…交流館ね〜ぇ………
なんとも和やかな名称ですが 一体どんな施設なので?」
サナバー「“表向き”ではその名の通りの交流館じゃ
魔法使いと魔反会の者達が対話はかったり 理解しあったりするための場所じゃ…
確かに和やかじゃな
……………じゃが実際は違う
ここに来た魔法使いがいつまで経っても出てこなくなった…という噂も絶えん
交流館に来た魔法使いを捕らえて地下の牢獄に閉じ込めとるという話じゃ」
ボケ妹「な…なんだと!!!!!!?」
亀「そういう情報は僕も掴んでる
それを知る奴らはここを『レレイロウ監獄』と呼んでるくらいだ」
マリモス「とんでもない… 魔法使いを拉致監禁しているのですな…
何と言う非人道的な!!!」
ねこ「じゃあフーリャンちゃんはそこの地下の牢獄に…?」
サナバー「恐らく
……今話した噂も考えるとそうとしか思えん…!!!!!!!」
125 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/19(日) 22:22:45.98 ID:z63K+ERq
リリス「野生ウインドウ〜〜 ありがとう〜〜〜」
〈クルルゥーーー!!!!!!!!!!!〉
タッタ!!!!!
ボケ妹「ありがとよーーーー!!!!! またなーーーーー!!!!!!!」
亀「結局あの生物(?)はなんなんだ………」
ズズゥーーン…
サナバー「向かう場所はこれで分かった
馬に乗っていけば一日とかからず着くはずじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「お金は大丈夫なの?」
サナバー「ぐ…ぐふ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビチャアッ!!!!!!!!!!!!!《吐血》
ねこ「サナバーさん!!!!!!!!!!!!!!!!?」
サナバー「こ…こんなときくらい…忘れさせてくれ……借金のことくらい………」
ぽろぽろ…
ねこ「ご ごめんね」
ガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「さ…さぁ気を取り直して行こう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウマ ミナ メコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぼふふふふん!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ラッキー「ブルヒヒーーーン!!!!!!!!!」
ハッピー「ブルルル!!!!!!!!!!!!!」
クッキー「フヒヒッ!!!」
ポッキー「フォスッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「………減ってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「い…一匹につき2人でいこう」
ズーン…
126 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/20(月) 08:13:06.24 ID:FOtML41T
バカラッ!!!! バカラッ!!!! バカラッ!!!!
サナバー「振り落とされるでないぞ」
リリス「ジジイをちゃんと持ってるから大丈夫〜〜」
ギュギューッ
亀「おいチロリーンちょっと馬の運転荒くねぇ!!!!!!!!!!?
落ちる落ちる!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュウッ!!!!!!!
ボケ妹「落ちねーよ!!!!! どんだけ私様を抱え込んでんだよ!!!!!!! 子供かお前は!!!!!!!!!!!」
亀「……………」
ボケ妹「…どうした?」
亀「………お前の背中はまるでパパの背中のような安心心地だぜ…」
ボケ妹「振り落とされてーか」
ねこ「う…うさぎーーー!!!!!!! なんで馬の上で立ってんの〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
座って座って〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
うさぎ「風が気持ちいいピョーーーー」
ワラース「く…… なんで俺がこのオッサンとペアなんだよ… 笑えねぇ…」
マリモス「HAHAHAHA!!!!
ワラース君は運がいいぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
騎士たる私は当然馬の名手でもある!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
目的地まで快適で刺激的な旅を約束しましょうぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「確かに刺激的だな… お前香水くせーよ………」
マリモス「さてちょっとは楽しませないといけないね〜〜え!!!!!!!!!!
駆歩!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グイ
《マリモスは競馬の騎手みたいにケツを浮かせた》
マリモス「どうですこのスピード!!!!! 振り落とされないように気をつけるんだよ〜〜う!!!!!!!!!!
HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「て……てめぇ… 尻を向けん……オボロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロォオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゲロッチョ!!!!!!!!!!!!
マリモス「なんだかお尻が生暖かい」
そして
ゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「つ…ついた…」
マリモス「ぬう ここが…!!!!!!!!!!!!!!」
【魔反会 レレイロウ交流館】
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワラース「けけ……交流館とは思えない堅牢さだな……」
ボケ妹「あぁ まるで砦 ……くささ全開だ」
ぷ〜〜ん…
サナバー(まだウンコが生き残っとる………)
うさぎ「ピョイィーーーン!!!!!!!!!」
亀「………はああぁっ ……あの旗がはためいていやがるぜ…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………
《交流館のてっぺんには謎の旗が》
サナバー「あれが魔反会の象徴じゃな」
ボケ妹「…奇妙な旗だね 一体どういう意味があるんだい?」
サナバー「旗の下の方に並んでいる黒く象られた人影のような者は魔法使いを表し
その上にある小さな菱形達は魔反会員達の目を表している…
魔法使い達を見下ろす魔反会… 自分達の方が魔法使い達より立場が上だと暗に示している
そして背景の赤は“死”のイメージ……
つまり『魔法使い達に死を』…という意味を含んでいるのじゃ」
マリモス「悪趣味な… 我々連合騎士団の旗を見習ってほしいですな
我々の旗のマークはエンジェルですからな!!!!!!! ちなみに考案者はこの私でして…」
サナバー「(無視して)…さて 恐らくここにフーリャンはいると思われるが…
そう簡単には助けさせてはくれんはずじゃ 心してかかるんじゃ!!!!!!!
みんな…準備はいいな!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「もちろん!!!!!!!!!」
亀「こ…ここまで来たらやるしかねぇだろ…」
ねこ「今行くよぅフーリャンちゃん!!!!!!!!」
リリス「た〜〜す〜〜け〜〜〜る〜〜〜〜〜」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://loda.jp/mitemite/?id=2819.jpg
128 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/20(月) 15:56:05.70 ID:FOtML41T
ねこ「…アレ? ねえ…交流館の前に誰かがいるよ……」
サナバー「魔反会か?!!」
―――
うろうろ
子供「うーんうーん…」
子供「い…いかなきゃ…!!!!! ボクがたすけるんだ…!!!!!!!
い…いくぞぉお〜〜…! 今…! いくぞぉおおお〜〜〜…!!!!!!!!
…………いまだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぬっ
マリモス「HA〜HA〜〜 そこのBOY 何をしているんだ〜〜〜い?」
子供「キャーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
化け物ォオオーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶくぶく バタ〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「Oh」
―――…
ワラース「おいおい何気絶させてんだよ……ゲシャシャシャシャシャシャシャシャシャッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリィwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
マリモス「Umm… 気が張ってるようでしたから急に声をかけたのが驚かせてしまったようですな」
亀「そりゃあいきなり師匠の顔がドアップで来たら驚くさ」
マリモス「HAHAHAHA 子供には刺激が強いかな 私のダンディで濃い顔は」
亀「まぁ確かに刺激は強いかもしれねぇな」
ボケ妹「しかしこの子はなんだろうね? 魔反会のやつじゃなさそうだが」
サナバー「ふむ 魔力を感じる……
魔法使いのようじゃ だが何故こんなところに…」
ねこ「あ 目が覚めるみたい」
129 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/20(月) 18:35:06.29 ID:FOtML41T
子供「う〜ん…ボクは…」
ぬっ
マリモス「大丈夫かい? BOY」
子供「ギャーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブクブク バターーーーーン!!!!!!!!!!!!!
亀「師匠いい加減にしようぜ」
―――
子供「う〜ん……ボクは…」
むくり
ボケ妹「気が付いたかい」
子供「あなた方は…」
マリモス「HELLO BOY」
子供「う…うわーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 妖怪だーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブクブク… バタ〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「師匠!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「どうしろと」
サナバー「うーむ 埒が明かんな
よし! リリス 少し頼めるか?」
―――
子供「…う〜ん……ボクは…」
ねこ「こんにちは」
にこっ
子供「……あなたは…? はっ!! そういえば妖怪は!!!!!!!!!!?」
キョロキョロ
http://loda.jp/mitemite/?id=2820.jpg 子供「かわい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
超かわい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(裏声)」
http://loda.jp/mitemite/?id=2820.jpg 《↑マリモス(着ぐるみ)》
でも中身はおっさんwww
131 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/20(月) 20:45:40.73 ID:FOtML41T
子供「かわい〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!! 超かわいんですけど〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「は…ははは
(リリスの森羅万象おめめで出してもらった“かわいい着ぐるみ”がうまくいったようじゃ…)」
子供「ね…ねぇこの子なんていうんですか!!!!!!? かわい〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「私はマリモス」
ビクゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
子供「ヒィ!!!!!!!!!!!!!? 妖怪の声!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
あせあせ
ねこ「ち…ちがうちがう!!!!!!!!!!!」
亀「こ…こいつはそうだな… マリQちゃんだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エセピッピーていう新種生物なんだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
子供「ヘェ〜〜〜 よろしくねマリQちゃん!!!!!!!!!」
ボケ妹「マリモスさん またこの子供が失神したら面倒だからしばらくマスコットキャラに徹してくれ
声も出来れば裏声でマスコットを演じて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「むむぅ…」
子供「マ…マリQ!!!!!!!!! ボクの名前はライバー!!!!!!!!!!
よ…よろしく!!!!! 友達になってよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「………」
マリモス「…マリQ トモダチ ヨロシキュー(超裏声)」
みんな『オォエエェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ベロベロビチョ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹(こ…これはダメだろ…!!!!!!!!!)
亀(人形に宿った悪霊みてぇな声だぜ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ライバー「………」
ぱあぁっ
ライバー「かわい〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 声も超かわい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よろしくマリQ!!!!!!!!!! トモダチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹『まんまと騙されている!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブーッ!!!!!!!!!!!
うさぎ「マリQかわいいピョオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
テッテレーー!!!!!!
ねこ「うさぎまでーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズコーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
132 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/20(月) 21:21:17.53 ID:FOtML41T
ライバー「マリQマリQマリQマリQ☆」
さわさわさわ
うさぎ「マリQマリQ〜〜〜♪」
もふもふ
マリモス「マリQトモダチ」
ねこ「あぁっ…マリモスさんが嫌いなうさぎがマリモスさん(が入ってる着ぐるみ)をあんなに触ってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「うさぎちゃんは常にマリモスの存在を全力で無視してるからマリモスが着ぐるみを着るところも見てなかったんじゃろう…」
亀「……これは言わないでおいたほうが幸せだな…」
ワラース「おひゃおひゃほっへっへほぉ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おんもしれぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ライバー「マリQはどこから来たの!!!!!!? マリQは何歳なの!!!!!!!!? マリQは何を食べるの!!!!!!!!!!!?」
マリモス「マ…マリQ ト…トモダチ…」
ボケ妹「さっきから『マリQトモダチ』しか言ってねーな」
サナバー「あの慣れん裏声じゃ他のワードは言いづらいんじゃろ…」
ライバー「マリQ何も答えてくれないや」
亀「まだここの言葉に慣れてないのさ
マリQはロリコン星から来た36歳 好きな食べ物はスモークサーモンだぜ」
ライバー「意外と渋!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぼーーーん!!!!!!!
ねこ「ね… ライバー君…って言ったっけ…
ここ…魔反会の施設だよぅ…? こんなところで何をしているの?」
ライバー「…あ そうだっ
…ボクは……… ここに捕まってるパパとママを助けに来たんだっ」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんな『!!!!!!!!?』
133 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/20(月) 22:23:45.39 ID:FOtML41T
サナバー「パパとママ!!!!!!!?
君のパパとママがここに捕まっとるのか!!!!!!!!!!!!!!」
ライバー「うん 一週間前に急に魔反会が家にきたんだ
パパとママはボクをなんとか逃がしてくれた…
パパと待てを連れてった魔反会の後を着いていったらここに入ってったんだ
だからパパとママはここに捕まってるんだ!!!!!!!!」
ねこ「うにゃあ…そうなんだ…」
ライバー「ボク達何もしてないのに… たしかに魔法使いだけど…
魔法はあまり使わないように暮らしてたんだ… 普通の人間の生活をしようって思って…!!!
それなのに…!!! それなのに……!!!!!!!」
ボケ妹「ひどいね…」
サナバー「わしらがいくら魔法を節制しても 魔法を使わなくとも
魔反会は魔法使いと分かれば関係なく弾圧しようとするんじゃ」
ライバー「ボクはパパとママを助けるために修業したんだ!!!!!!!!
助けるんだーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ
ボケ妹「おい待て待て待て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!!!!!!!!!
ヒョコヒョコヒョコ!!!!
ライバー「離してーーーーー!!!!!!!!!!
助けるんだーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 助けるんだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽん…
マリモス「………」
ライバー「…マリQ…!!!?」
マリモス「マリQ トモダチ」
ビシッ!!!!!!!
ライバー「マ………マリ…Q…
あ………ありがとうっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶわっ!!!!!!!!!!!!!! ぽろぽろぽろ…
ボケ妹「伝わった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんか分からんけど何かが伝わった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーーーン!!!!!
134 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/20(月) 23:56:43.28 ID:FOtML41T
ライバー「分かったよマリQ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『一人で突っ走るな ボクも協力するきゅー』って言いたいんだね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ありがとう!!!!!! ありがとうマリQ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!
うさぎ「マリQカッコイイ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「………本当にそういう意味だったのかい?」
マリモス「……………」
亀「ち…ちがうっぽいな…」
ずーん…
サナバー「じゃがわしらとおった方がこの子も安全かもしれん
とりあえず連れていこうか」
ねこ「う〜〜ん…そうだねぇ… 置いてくわけにもいかないしねぇ…」
ライバー「……みんなもここに用があって来たんですか?」
サナバー「あぁ わしらの仲間もここに捕まっていてな
今から助けに行こうとしてたところじゃ」
ライバー「そうなんだ じゃあ頑張ろうね!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビシィッ!!!!!!!!
ライバー「マリQー♪ 手を繋いでいこうよー♪」
マリモス「マ…マリQ トモダチ」
うさぎ「チィも手繋ぐーーー!!!!!!!」
ねこ(知らぬが仏……)
ちーん…
ワラース「ふへへ…大丈夫かよ…」
ライバー「行くぞーーーー!!!!!!!!!!!!!
マリQがいるなら大丈夫だァーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「危ういテンションじゃな…」
ボケ妹「…ちょっと言ってくるか」
ザッ
ボケ妹「ライバー これから行くところはとっても危ない所なんだ
私様の経験から言うとお前みたいなやつは真っ先に死ぬよ
お前はまだ子供だ ついて来ても出来るだけ私様達の影に隠れるようにしてくれ
…遊びじゃない 気を引きしめてくれ 出来るかい?」
ライバー「う…うん… ごめんなさい」
ボケ妹「よし!! いい子だな」
ライバー(正しい事言ってるけどなんでこの人頭にウンコ乗せてるんだろう…
そういうファッションなのかな…
聞きたいけど… 怒られたら嫌だしな…)
ず〜〜ん…
ライバー「そ…そうだ 皆さんは強いの? マリQも?」
亀「あぁ……強ぇぜ」
きらーん…
サナバー「まぁのう わしらはそれなりに実力に自信がある
だから君は頑張る必要はないぞ わしらの後にしっかりついて来るだけでいい
君のご両親も必ず助ける!!!!!」
ライバー「わ…分かった…! お…お願いしますっ!!!!!!!!」
ガサガサ…
ボケ妹「…見えるかい? ……あそこが入口だね…」
サナバー「……見張りはおらんな… まぁ表向きは交流館じゃしそんな露骨なものがおらぬのは当然か
……じゃが監視カメラが設置されとる可能性もあるじゃろう
正面から行くのは無理……と考えた方がいいな」
ワラース「ぐひひひしし… あの建物の前は真っさらな平野…
今はこうして岩影に隠れちゃいるが ここから先には岩も草むらもねぇ…
忍んで近付くには不利な地形だな……ぐふっ」
亀「地面を掘って行くか?」
ボケ妹「どんだけ時間かける気だよ!!!!!!!
それにこの建物 外からじゃ分からないが 地下にも伸びてんだろ?
地面を掘り進めた所で壁にぶつかるだけだ」
サナバー「どこから侵入したもんかのう…」
ねこ「…上からは?」
サナバー「………上?」
ねこ「建物の上からだよぅ
今度はにゃんの経験上だけど こういう高い建物は地上の守りは固いけど上はユッルユルのガッバガバなんだよぅ」
亀「ユッルユルでガッバガバなのか!!!!!!
なんてだらしねぇ建物だぜ…!!!!!」
ごくり
リリス「それだぁ〜〜 決まり〜〜〜〜〜」
サナバー「まて 理屈は分かるが……どうやって上まで行くのじゃ
フーリャンはおらんし他にフワラルを使えるものもおらぬから空を飛ぶわけにもいかんじゃろう」
ねこ「飛べるよぅ」
キッ!!
うさぎ「ピョー!!!!! そういえばネコチャン飛んでたーーーーーーーーー!」
亀「あぁ! 最初マイムに来たときか!!!!!
確かに飛んできたなお前!!!!!!!!!!」
ねこ「気色の術の応用忍術『気色舞空・雲流れ』!!!!
気色で作った風を纏って空を飛ぶ忍術だよぅ!!!!!!!!!!」
ボケ妹「すごいなねこちゃん!!!!! もう空も飛べるんだな!!!!!!!!!!」
ねこ「といってもフーリャンちゃんのフワラルと違って持続性もないし燃費も悪い飛行技だけどね…
それでもこの距離なら…この人数でもいける…と思う」
サナバー「…もはやそれに頼るしかないな…
すまぬが頼めるか ねこちゃん」
ねこ「うにゃ!!!!!! じゃあみんな手を繋いで輪になって!!!!!!!
出来るだけ小さく纏まってた方がいいよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
137 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/21(火) 19:42:22.05 ID:ksv8k221
サナバー「これでいいかのう?」
ねこ「うにゃ!! これなら行ける…かも!!!!! 頑張る!!!!!!!!!
ん〜〜〜〜…にゃん必殺の忍術…『気色舞空・大雲流れ』!!!!!!!!!!!!!!」
ピュルルルォオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「おぉ!!!! 僕らの体を大気が渦巻いているぜーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「ゔ〜〜〜〜〜〜〜んっ!!! ゔぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒュルルルルルルルルルゥ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズッッ
ボケ妹「う…浮きそうッ!!!!!!! でも微妙に浮かねーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!
ねこ「あ…あとちょっと…!!!! あとちょっとで浮くのに…!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あと2……いや1kg軽ければ浮くぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「う…うおおおお!!!!!!!!!! 誰でもいい!!!!!!!!!!!
急激に痩せろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「運動だ運動だ!!!!!!!!! 腹の贅肉を揺らせぇええーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐわんぐわんぐわん!!!!!!!!!
うさぎ「ピョイーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぷるぷるぷるっ!!!!!
ワラース「チッ!!!! おいチェリー……そのアホ毛を切れよ!!!!! ウッヒョwwwww」
サナバー「この毛はわしの命の次に大切なものじゃ!!!!!!! それは出来ん!!!!!!!!!!!!!!」
亀「よっしゃ!!!!!!!!!!! 分かった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チロリーン今すぐその筋肉を減量しろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「嫌だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!
マリモス「……ハァ…ハァ…」
マリモス(着ぐるみの中に香水の匂いが充満して気分が…… コロンを効かせすぎましたか…
………うっ!!!!!!)
マリモス「おヴぇろベベベベベェええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゲロビッチャ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ライバー「マリQ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ふわわぁ〜〜〜〜〜…
ボケ妹「浮いた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは嫌だwwww
139 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/22(水) 00:09:13.91 ID:cUH4Jo4Q
亀「浮いたーーーー!!!!!!!! イケるイケる!!!!!!!!!!!」
ライバー「それよりマリQがおかしいよ!!!!!!!!? えづいてるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ボケ妹「きのせいきのせい」
ぼそ…
マリモス「着ぐるみ……脱ぎ…たい…」
サナバー「我慢しろ」
ねこ「みんな動かないで!!!!!!! ゆっくり上昇するから!!!!!!!!!!!!」
ふわ〜〜〜〜〜〜…ノロノロ…
亀「おぉ上がってる上がってる」
ワラース「でもおっせえええええええええええwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
サナバー「ゆっくりでも構わんぞい ねこちゃんこの調子で頼む!!!!」
ねこ「あいっ!!!!!!」
ふわふわ〜〜… ノッロォ〜〜〜…
―――…
亀「交流館の真上だぜ!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「よし!!!!!! じゃああそこの屋上に着陸しよう!!!!!!!!!!
頼むよねこちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「ハァー……ハァー……
も………ダメぇ… もう…維持できない…」
サナバー「な なに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ねこ「ご…ごめん…にゃん…もう…維持できない………
ご……ご………」
ヒュルルルルゥ〜〜〜…
亀「ゴ…ごーとぅーへる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フッ…
ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんな『UWAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA-------------------------!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドグワッシャアアァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
―――
アリズミダ「ヒョオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!! 束子ちゃんとさかもとの水着シーンだぜぇえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「水着でも忘れぬパンティーライン!!!! 水も滴るいいパン筋ィィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「―――…ッ!?」
ピクンッ!!!!!!!!
140 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/22(水) 00:34:56.13 ID:cUH4Jo4Q
パラパラパラ…
サナバー「ら…落下… 天井を突き破ってしまった…」
リリス「いたた〜〜…」
ボケ妹「怪我はないかい?」
ライバー「う うん(こ)」
ワラース「ちっ…ぐぷぷ…ちゃんと制御しやがれこのマゾが…」
ねこ「ご…ごめん…」
サナバー「むむむ…予期せぬ形で侵入してしまった…
天井は突き破ったが落ちたのは建物の屋根のわずかな空間の中…天井裏みたいな場所のようじゃ…
すぐ下は建物の内部になるわけじゃな…」
亀「でもこれバレたんじゃねぇの…」
ドキドキ
下から1「なんだなんだ今の音はーーーー!!!!!!!!」
下から2「建物の上部に何かが激突したぞーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
侵入者かーーー!!!!!!!!!!!!!!!!?」
マリモス「き…きましたっ…きゅー!!!!!」
亀「どうする!!!!? どうする!!!!!!?」
サナバー「………」
下から1「この上から轟音がしたぞーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
下から2「そこの天井裏!!!!!!!! 誰かいるのか!!!!!!!!!!!!!!?
ここが魔反会施設と知っての狼藉か!!!!!!? 侵入者なら容赦はせんぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「ま…まずいよぅ…っ!!!!!!!!」
サナバー「……………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォッ!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「ボク 隕石ダヨ(裏声)」
ボケ妹「誤魔化せるかーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カカーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
下から1「なんだ隕石か」
下から2「隕石なら仕方ないな」
スタスタ
ズココーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「ごまかせたーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「ご…誤魔化せたぁ〜〜〜〜〜〜…
あ……アホで良かったぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…」
亀「いやホントに」
サナバー「よ…よしここからは慎重じゃ
こういう忍び込むミッションはねこちゃんとうさぎちゃんがプロじゃ
先導は頼む!!!!」
ねこ「あいっ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
うさぎ「ドブェッッックショオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペショーッ!!!!!!!!!!!!!
サナバー「えーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガガガーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「うさぎぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズ〜〜〜ン!!!!!!!
うさぎ「くしゃみピョ」
亀「うわ〜〜〜!!!!! また来るぞ!!!!!!!!!!!!!!!!」
下から1「また何か聞こえたぞ!!!!!」
下から2「今度は隕石じゃない!!!! くしゃみだった!!!!!!!!!」
下から1「何者だそこのおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
うさぎ「ピョ…ピョンピョンピョン… う…ウサギぴょいぃ…」
下から1「なんだウサギか」
下から2「ウサギなら仕方ないな」
亀「…ほっ…」
下から1「ウサギか………ジュル…」
下から2「お前もか…………あぁ……」
下から1&2『今夜はウサギ鍋じゃああぁッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「ぬわ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アホすぎて予測出来ねええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガーン!!!!!!!!
下から1「ハッハァ〜〜〜〜!!!!!!!!!! 仕留めてやるぜ子ウサギちゃんよおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドパパパパパパパパパパァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ライバー「ひいい!!!! 怖いよマリQーーー!!!!!!!!!」
ガシッ!!
亀「くそ!!! 銃をめちゃくちゃ撃ってきやがる!!!!!!」
うさぎ「ご…ごめんぴょ…」
サナバー「いいさ 遅かれ早かれどうせ気づかれていた
むしろ無駄に気を張る必要が無くなった!!!! 一気に仕掛けよう!!!!!!!!!」
ボケ妹「やるかい!!! じゃあ天井を落として下に降りるよ!!!!!!!!
勇者聖剣『凱危霊華』ーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズゴガガァーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
下から2「うわーーーー!!!!!!!! 天井が落ちてきた〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガラガラガラガラッ ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パラパラパラ…
ボケ妹「…着地っ!!!!!」
ねこ「う…うにゃにゃ…ここからが本当に…魔反会の中…ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウ〜〜〜!! ウ〜〜〜!!
ワラース「警報だ… 次々来るぜぇ… げひひひひひひッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
――― VIPルーム
おいしい「なにぃ!!!!!? 侵入者だと!!!!!!!!!!!?」
衛兵「はっ!! 侵入者が天井を突き破って来ました!!!!!」
アリズミダ「天井を…? 何者だ!! 魔溜まりか!!!!!!!!!!?」
衛兵「今の所不明ですが 魔力敏感肌の衛兵によれば魔法使いが数人いるとも!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「ぬぬぬ 地下の牢屋の仲間でも助けに来たか… 愚かな無謀者どもめ…!!!!」
アリズミダ「俺の大事なパン筋補給タイムを邪魔しおって………許さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「魔法使いがいるなら至急詳細を調べろ!!!!!!!!!!!」
衛兵「ブラジャー!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!
アリズミダ「ぬぅ… 束子ちゃんも終わった…!!! くそが……!!!!!!!
結局チビルちゃんが漏らしたのかどうか分からんかったではないか…!!!!!!!!」
ギリッ…
おいしい「その怒りは侵入者にぶつけましょう
我がレレイロウ自慢の鉄壁の守りが侵入者共を一網打尽にすること間違いなし!!!!
捕まえた連中の尻にマジックでパン筋を書いてやりましょう!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「ふはははは!!!! それはいい!!!!!!!!!!」
花子「………」
―――― 最地下牢獄
大魔女「ゼットゼットゼットゼットゼット…」
スピー スピー
144 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/22(水) 16:22:48.13 ID:cUH4Jo4Q
ザザザザザザザザザザザザッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵1「敵は何名だ!!!!」
衛兵2「8人と一匹!!!!!!!!! うち5人から魔力らしき力を感じます!!!!!!!!!!」
衛兵1「他に情報は!!!!!!!!!!!!? 重要なやつだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
衛兵2「それが………
侵入者の一人の頭に…ウンコが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵1「はあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? なんだそのウンコって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
衛兵2「巻き糞です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
立派な立派な…巻き糞です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ベベンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵1「ウンコの種類じゃねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そのウンコはなんのためのウンコなのかと聞いておるのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
衛兵2「まったくもって分かりません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ただただ立派な立派な…巻き糞です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ベベンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵1「しらねーよ!!!!!!!!!!!!!! どんだけ立派なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちっ…話にならん…!! 嘘をつくならもっとマシな嘘をつけ…」
ザザッ!!!!!!!!
衛兵1「い…いた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「来たな… 揃いも揃って人攫いの片棒を担ぐ野蛮人どもが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぷぷ〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵1「本当だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブーッ!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「ん? なにが?」
衛兵1(ほ…本当に立派なウンコだ… なんだアレ…? イミフ…
まさかウンコ型の爆弾…? だ…だとしたらこいつヤベェ…!!!!!!!!!!!!)
ガタガタガタ
ヒュンッ
ボケ妹「なに震えてんだい 情けない!!!!!!!」
衛兵1「!!?」
ボケ妹「『胤白斗丿怒罰土』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヘッドバッドグチャアァーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵1「ウンコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「…やったぁ!!!!!!!! 今のヘッドバッドでチロリーンちゃんの頭のウンコが無くなった!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「あぁこれで視点が上につられなくなったぞい!!!!!!!」
リリス「追加〜〜」
ヴ〜〜ン
ボケ妹「来いやぁあああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽあぁぁー… ずっちり
ねこ「またウンコ出たーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「リリスこらーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
リリス「もうこの際気づくまで置いとこうかな〜って〜〜」
亀「はやく誰か言ってくれ…」
ズーン…
ライバー「す…すごい…… あのお姉さんさっきまで近くにいたのに一瞬で敵の近くに…
本当に強いんだ…」
マリモス「………」
チャキ…
ライバー「マリQも戦うの…?!!!!!!!!」
マリモス「マリQ トモダチ」
ビシッ!!!!!
ライバー(『マリQはトモダチのために戦う』…って言ってるんだ… なんて…なんて男らしいんだろう…!!!!!!!)
衛兵「くそお〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まとめてかかれぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「ふん!!!! まとめてかかって来やがれ!!!!!!!!!!
お前らは私様の仲間をさらったド外道どもだ!!!!! 容赦すると思うなよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギラァッ!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「そうじゃ!!!!!!!!!!!! 手加減なんていらんわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
みんな『うお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ワアアアアアアアアアっ
ドカアァーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
146 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/22(水) 17:58:25.69 ID:cUH4Jo4Q
ドカンドカァ〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ライバー「ボ…ボクだって戦うぞ!!!!!!!!」
スラッ!!!!!!!
サナバー「ほう 剣か
魔法使いで武器を使うということはライバー君はマジックウエポンを使えるのかのう?」
ライバー「そ…そんなの使えないよ ボクができるのは魔法で剣を硬化させることくらい」
サナバー「…そうか だが小さな君に接近戦は危険じゃ
出来れば下がっているのじゃ」
ライバー「で…でも」
スッ
マリモス「………」
ライバー「マリQ!!!!?」
サナバー「マリモ…… マリQ その子を頼むぞ」
マリモス「マリQ トモダチ」
ビシッ!!!!!!!!
ライバー「『ライバーはマリQのトモダチ マリQが守る』だって…?
う…嬉しいよっ!! マリQ!!!!!!!!」
サナバー(『マリQ トモダチ』の汎用性パないな…)
衛兵「ガキから殺せええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ライバー「わ…わああぁッア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「ぬぅん!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガギャアッ!!!!!!!!!!!!
衛兵「な…なんだこの着ぐっ…?!!!!!!!」
マリモス「ッずぇええいッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズババァ〜〜〜!!!!!!!!!!!!
衛兵「ぐわたーーー!!!!!!!!!!!!」
ライバー「マ…マリQが剣を持ったら変わっちゃった…!!!!!!!」
亀「当然だ マリQはかわいい顔して濃厚な戦闘民族…
その野獣のごとく戦いぶりから“スーパー災厄Q”と呼ばれ恐れられていたほどだ…
……目を背けるな 見るんだッ!!!! 一匹の漢の戦い様を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!
ライバー「マリQは修羅の者なんだ…!!!!」
ゴク…
147 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/22(水) 18:39:41.44 ID:cUH4Jo4Q
チュドドォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵「ぐわーーー!!!!!! つえぇ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」
衛兵「まったく歯がたたねぇーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゴ〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!
ドガァア〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
―――
衛兵「だ…ダメです!!!! 侵入者のあまりの強さに手も足も出ずッ…!!!!!!!!
侵入者の侵攻を止められませんっッ!!!!!!!!!!!!!!!!
建物上部から入ったした侵入者達は恐るべき勢いで階下へと下っていきます!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「……やはり牢獄を目指しているようだな」
衛兵「そ…そしてたった今入った情報ですが…!!!
侵入者の中の魔法使い5人のうち3人の詳細が特定できしました!!!!!!!!!!!!!!!!!
顔や扱う魔法の種類から…
魔術学者サナバー・ステーキー!! 鮫記者エンデリル・デヴァー!! 名称不明の結界魔法使いと確認!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「……この面子 ……アリズミダ様!!!」
ガタガタガタガタ
アリズミダ「あ…あぁ………見事に…………!!!!
そいつらは全員見事に大魔女フーリャンの仲間の魔法使いどもだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
くそが…大魔女フーリャンを助けに来たか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「な…なんと!!!!!! 大魔女フーリャンを!!!!!!!!!?」
花子「この3人以外 多分全員猛者」
アリズミダ「……だろうな…」
おいしい「ま…まずいんじゃないですかぁコレーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「…この窮地… ピンチととるかチャンスと取るか………
フ…フハハ… …お…俺はチャンスと取るぞぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
要注意魔法使いとそれに荷担する愚かしい馬鹿共をまとめて縛り上げる大チャンスだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
148 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/22(水) 21:13:04.05 ID:cUH4Jo4Q
おいしい「おおぉなんと勇敢な!!!!!! さすが理事様!!!!!!!!!!!!!!」
花子「アリズミダ様 初めてカッコイイと思いました
でも 結局他人まかせ」
アリズミダ「うるせぇぞ花子!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんかお前最近俺に盾突くな…」
花子「それはきっと気のせい」
おいしい「よーし 勇気ある理事様に私も微力ながら協力いたしましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我がレレイロウが誇る最強の衛兵軍団を出撃させます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「最強の衛兵軍団? レレイロウにそんなのがいるなど聞いたことがないぞ」
おいしい「えぇ このおいしいが個人的に用意した私兵でして!!!!!!!!!
僭越ながらこの衛兵軍団はそこらの軍隊を超える力を持っていると自負しておりましてねぇ」
アリズミダ「なるほど それを俺のために使ってくれるなら結構
出撃させろ」
おいしい「はっ!!!!!!!!!!!!! ただいま!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「………」
アリズミダ「………いや 待て」
おいしい「は?」
アリズミダ「相手は大魔女フーリャンと肩を並べる連中…
ここまでの破竹の勢いを見てもどいつもこいつも並の実力でないことは明らかだ…
普通に真正面から迎え撃って勝てるとは思えん…
まぁここは………頭を使おうか…」
にやぁ…
149 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/22(水) 21:58:32.44 ID:cUH4Jo4Q
そして
すぃ〜〜〜〜〜〜〜ん…
ボケ妹「…なんだい? 急に敵がいなくなった」
サナバー「全部の兵を倒したのか? いや…地下に監獄を擁するこの施設の守りがあの程度の数なわけ…」
亀「ふ…… 僕の強さに恐れを為したか…」
ワラース「ぶひひぃーッ!!!! …お前なんもしてねーだろ」
ねこ「でも妙だねぇ」
うさぎ「ピョイ〜〜〜〜〜ン!!!!!!! チィ達こっちー!!!!!! 鬼さんこちら〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「よ 呼ぶなよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
…すぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん…
うさぎ「……あれぇ〜〜?」
ボケ妹「………来ないな」
サナバー「うーむ 何かの策かもしれん 警戒しながら進もう」
―――…
ワラース「…ぐひひひ…一階に着いたな…」
ボケ妹「あとは地下監獄への扉を見つけるだけだが…」
亀「……あ!!!!!!!!!!!!! おいあの立て札!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【地下監獄 こちら→】
亀「地下監獄への案内板だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マ゙ーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「罠だろーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「む…むぅ… 前にもこんな事があった気がするが…」
その時は罠だったけど
亀「の…伸るか反るか…… 反った方がいい気もするがよぉ…」
ライバー「みんな!!! 監獄はこっちだって!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タターッ!!!!!!!!!!!!!!
亀「あ!!!!! あのガキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 師匠!!!! ちゃんと見とけよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「ぐふ…吐いてるぞ」
マリモス「おっヴぇええーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゲロビッチャアァ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「ズコーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンガラガッチャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
150 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/22(水) 22:31:16.24 ID:cUH4Jo4Q
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「こっちだよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドダァーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「くらァ!!!!!!! ガキィーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ライバー「もごもごもごもご」
がっぽがっぽがっぽ
ボケ妹「便器にハマッてるーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズズーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「だ…大丈夫か!!!!!!!!!!!?」
ガポォッ
ライバー「…ぷはぁっ!!! みんな!! このトイレの下…なんか空間が続いてます!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「おいおい最近の子供はそんなのも知らねぇのか?
そりゃボットン便所だよ
僕の家もボットンでな…子供の時分は怖くていつも外で…」
ライバー「違うよ!!!!!!!!!!!!!!! 階段があるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「そりゃあ最新式のボットンだなぁ…」
ボケ妹「そろそろ信じろよ!!!!!!!!! 私様も臭い気がしてきた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「え!!!!!!!!!!!!!!!!!!? 臭い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
サナバー「臭いって頭の!!!!!!!!? 頭の!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ボケ妹「頭ってなんだよ!!!!!!!!!! つまりこのトイレが怪しいってこと!!!!!!!!」
みんな『…………ハアアァ〜〜〜〜〜…』
ブッフフフフフ〜〜〜…
ボケ妹「ため息の多重奏!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
もう許してやれよwwwwwwww
152 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/22(水) 22:53:48.75 ID:cUH4Jo4Q
――― かつーん… かつーん…
ヒュコオオオオオオオオオ…
ねこ「わぁ…便器の下に…こんな空間があったなんて……」
リリス「なんか臭いよぉ〜〜〜〜〜〜〜」
ボケ妹「あぁ…トイレの中と言う先入観か… なんかウンコ臭いな…」
ねこ(あたまあたま)
うさぎ「怖いぴょお〜〜〜〜…怖いぴょお〜〜〜〜〜〜…」
ガタガダタガタガタ
亀「震えてんじゃねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! それでも神と戦った身か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プルプルプル
サナバー「む…階段じゃ…… 降りてみよう…」
ライバー「…この地下にパパとママがいるんだ…!!!!!!!!!!」
―――
タン……… タン……… タン………
タンッ…
亀「こ…これは…」
ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズラララッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「あややーーーー!!!!!!!! 牢屋だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
牢屋がいっぱい並んでるよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「やっぱり噂は本当だったんだ… 魔反会め…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ライバー「パパー!!!!!!!!!!!!!! ママ〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「落ち着くんじゃライバー君!!!!! このフロアに人の気配はせん」
ボケ妹「……確かに …このフロアから人がいる感じはしないね
………“このフロアから”は」
みんな『――――!』
ピーン!!!!!!!!!!
ライバー「?」
亀「え なに皆ピーンしてんの」
153 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/23(木) 06:48:18.11 ID:+VNk9hxr
ヒュウウ〜〜〜〜〜〜〜〜…
ボケ妹「人っ子一人いないな」
亀「ここのフロアは使われてなかったのか」
サナバー「いや ここに閉じ込められていた者達は居たようじゃ」
ねこ「どういうこと?」
サナバー「牢屋の中をよく見てみると 人が使っていたような痕跡が見て取れる
今はもぬけの殻じゃが つい最近までこの牢屋に人は居たはずじゃ」
ボケ妹「待て とするとその人達はどこへ…?」
サナバー「………分からん ここから更に別の場所に連れてかれたか…
それともこの建物内のどこかに移されたか…」
ライバー「……パ…パパと…ママは……」
亀「そんな顔すんじゃねぇ 見てみるとこの監獄はまだ下に続いてる」
サナバー「うむ そう悲観するでないぞ」
ライバー「うん…」
ボケ妹「フーリャンも下にいるかな」
サナバー「あやつは連れられて日が浅い 多分いるはずじゃ
進もう もっと地下へ」
―――…
かつーん… かつーん…
サナバー「…………皆 気づいてるか」
ねこ「うん」
うさぎ「ピョイィー…!!!」
亀「え? なにが?」
ちーん…
ボケ妹「いるね」
ワラース「ひひひぶフッ!!!!!!!!!!
お粗末なもんだな……」
亀「え? なにがなにが?!! ねぇなにが!!!?」
ワラース「お前もお粗末だな…げひょえっぽほほwwwwwwwwww」
亀「だから何が?!!!! エリー分かんない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーーン…
ボケ妹「………私様達 つけられてるよ」
亀「なにーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!
ねこ「気づいてなかったんだ…」
うさぎ「殺気がビョンビョンピョー」
ワラース「……ッ!!!! 気づいてたわァッ!!!!!!!!! 当たり前だ狼牙ッ!!!!!!!!!!!!!!
キシャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「うそつけ」
ライバー「ボ…ボク全然分からなかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キョロキョロ
サナバー「あまりキョロキョロするでないぞ
…なるほど これで奴らの出方が分かったわい
上で急に衛兵が出てこなくなった理由も」
亀「ほ…ほう 僕はもちろんその理由も分かるが 説明してもいいぜサニー…」
サナバー「奴らはわざとこの監獄に入れたんじゃ
奴らからしたらわしらは自ら袋小路に入っていくネズミじゃ
わしらが監獄の奥に入って行った所で挟み撃ちにするつもりなのじゃろう」
ワラース「ひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!!! 三流の策だな…」
亀「な…なるほど!!! し…知っていたが!!!!!!!!!!!」
ねこ「こんな狭い場所で大人数と乱戦はきついかもねぇ…」
ボケ妹「どうする? 引き返して後ろの奴ら倒すかい?」
サナバー「……いや」
かつーん… ザッ…
ザワ… ザワ…
亀「また監獄のフロア…!!! しかも今度は人の気配がするぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「…仕掛けるか」
ボケ妹「ん!? 後ろの奴らとやるのかい!!?」
サナバー「いや この状況を利用して奴らを混乱させてやろう
愚策を用いてわしらをハメようとした事を奴らに後悔させてやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
156 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/23(木) 19:36:08.60 ID:o3Qx7GsB
ボケ妹「それってどうやって!!!!!!!!!!!? 何か策かい!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
サナバー「まぁ策というか……ここに居る達の救済も兼とるというか……」
ねこ「え………まさかッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「そう ここに捕まっている魔法使い達を全員牢から解き放つのじゃ!!!!!!!!!!!」
ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「な なんだってーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「牢屋から捕まえていた魔法使い達が逃げ出せばここの兵どもはわしらどころではなかろう
捕まってる魔法使い達も一矢報いたいと思ってるじゃろうし 逆に兵どもを倒してくれるかもしれんしのう
協力してくれる多少なりといるじゃろう」
亀「そりゃあいいや!!!! 魔法使いを閉じ込めて無効化したと思って踏ん反り返ってる魔反会のバカ共の鼻っ柱を折ってやろうぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「ぐふふ…しかしここのバカ共は俺らがそう出ることを予測しなかったのか…?
アホでも考えつきそうなものだぜ…ぐひゃひゃひゃッ!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「ふふ だから愚策じゃ
失敗でしかないこの策をよく使わせてもらおう」
うさぎ「みんな助けるピョー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「しっ… 後ろの兵どもに気づかれないように… 牢屋の魔法使い達を出してやるぞい…!!!!!!!」
ぬきあしさしあしあぶらあし……
157 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/23(木) 21:43:03.92 ID:o3Qx7GsB
牢屋
魔法使いA「ううぅ…いつまで俺達はこんな所に閉じ込められるんだ…」
魔法使いB「なんでこんなことになった……
俺達はただ魔反会との交流の一歩にとセパタクローの試合を申し込みに来ただけなのに…」
魔法使いA「やっぱセパタクローなんてマイナースポーツをチョイスしたのがマズかったんだよ
手堅く皆でワイワイ楽しめるスポーツチャンバラにすべきだった」
魔法使いB「なんだとコノヤロー!!!!!!! セパタクローなめんな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
魔法使いA「そもそも!!!!! お前がこんな事思いつかなきゃ捕まることなんてなかったんだ!!!!!!!!!!!!!!!
ふざけんなチクショー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おかげでこんな所に入れられて毎日マシュマロしか与えられねー!!!!!!!!!!!!!!!!!
歯ごたえを!!!!!! 歯ごたえをくれ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
魔法使いB「俺のせいかよ!!!!!! クソー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
魔法使いA「お前のせいだ!!!!!!!!!!!
この牢屋の中が魔力防壁じゃなかったら自慢の痔魔法でお前の尻をキッレキレによおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
魔法使いB「んだとやるかコラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「こらこら喧嘩するな」
ビクゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使いA「ひっ!!!!!!!!!! 先生ぼくたち喧嘩なんてちてまてん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「安心せい わしらは魔反会じゃないぞい」
魔法使いB「…!!? ……魔法使いか…!?」
158 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/23(木) 22:37:30.93 ID:o3Qx7GsB
サナバー「うむ わしは魔法使いじゃ
今まで辛かったな 同じ魔法使いとして同情する
……今そこから出すぞい」
魔法使いB「マジか!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「さて この牢をどうやってブチ破るか
私様なら牢の鉄柵くらいひん曲げられるが… あまり音を立てないほうがいいよな」
サナバー「うむ…出来ればこちらから仕掛ける前に敵に知られたくない
出来るだけ音を立てずに牢を破りたいな…」
魔法使いA「この牢は魔法も無効化しちまう」
ねこ「……カードキータイプだからピッキングとはいかないしねぇ」
亀「よし 僕の出番だな」
ボケ妹「こら!!!!!!!!!!! ふざけてる場合じゃないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「そうじゃ エンデリル君はおとなしく後ろに下がってるんじゃ」
うさぎ「チィがあやとりしてあげるよ」
亀「どんだけ信用ねぇんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 子供か!!!!!!!!!!!!!!!!
要は牢をよりサイレントに よりカッコよく破ればいいんだろ」
ボケ妹「カッコよさは求めてねーよ」
サナバー「言うだけなら簡単な事じゃが」
亀「チッチッチ 簡単なんだなぁ この僕にとっちゃあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
刮目せよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! この僕のぉッ…」
スラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「PH(パッシュ・ヘルツ)ソード!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
テッテレー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://loda.jp/mitemite/?id=2601.jpg みんな『…………』
サアァァ…
亀「おい引くな引くな見た目に囚われし了見スモール達!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「まぁ見てな …発動!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴウウゥゥゥゥゥッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キイィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《エンデリルのPHソードから鋭い金属音が!!!!!!!》
《PH(パッシュ・ヘルツ)ソード
内部が空洞になってる特殊な形状の剣の柄から伸びる糸がエンデリルの口に繋がっている武器
エンデリルが無音の振動波を口から発することで剣が目には見えないくらいのスピードで超振動する
この振動を利用してあらゆる物を切り裂くのだ!!!!!!!!!!!!!!!》
キイィィィィンッ
亀「僕のPHソードからすりゃこの程度の鉄柵なんてメじゃねぇ
研ぎ澄まされた名刀が半紙を切るようなもんだぜ
見てな!!!!!!!!! 奥義『切り込み取材』!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズバッズバッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チャキン…
亀「斬れたぜ…外してみな」
ボケ妹「どれ… よっと」
ガコン カパァ
ボケ妹「外れた!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「すごーい!!!!!!! こんな鉄の檻を音もなく斬っちゃった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「僕の声と殺傷武器とのコラボ=“無敵” ……だろ…」
フッ…
サナバー「ふむ…確かに武器の性能 威力はわしらの面子の中で一番かもしれんのお」
ワラース「だというのに使い手の実力はこの中で最悪かよ……哀れな武器だな…
ゴホホゴホホゴッポッホホォwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
亀「んだとコラ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「喧嘩すんな」
魔法使いA「ィイヤッホォーーーーーーーーーーイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
出られたーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ありがとう!!!!!! あんたらにゃ感謝してもしきれねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「感謝はいい それより少し協力してもらいたい」
魔法使いB「なんだってするさ!!!!!!!! なんだったら結納だってしてあげる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「それはお断りだ」
サナバー「協力してもらうにはまだ人手が足らんな 他の牢からも魔法使いを出そう
エリー君頼んだぞい!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「がってん承知ノ介でい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
――― そして
ワイワイガヤガヤ
ゲッソオオオオオオ…
亀「ぜ〜〜〜〜〜〜… ぜ〜〜〜〜〜〜〜…
こ…このフロアの魔法使いは全員解放したぜぇえ〜〜〜〜………」
サナバー「うむ ありがとう!!!!!!!」
魔法使いA「それで!!! 俺達は何をすりゃあいい!!!!!!!!!!?
なんだってするが出来るだけ簡単に言ってくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「なあに簡単じゃ
ちょっとばかし……いやこの際ド派手に!!!!!!
大暴れしてくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザッ……
衛兵長「敵はまだ第2監獄フロアか
本部理事様の策だと奴らが第3フロアに行った所で全衛兵で一気にかかる手筈だが…
…奴らは一体何をしてんだ」
衛兵「わかりません
階段の所に謎の着ぐるみと子供が居るためあまり近づけませんしフロア内は暗くて伺えません」
衛兵長「くそ……何をチンタラ…」
ドドドドドドド…
衛兵長「ん? なんだ?」
衛兵「え…衛兵長…」
衛兵長「あ?」
ドドドドドドドッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使い達『うお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
衛兵「ま…魔法使い達が大挙を成してこちらに向かってくるようです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぜ…全員牢に居た奴らです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵長「なにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どういうことじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
衛兵「分かりません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
衛兵長「侵入者どもの仕業か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
衛兵「分かりません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
衛兵長「貴様は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何も分からんのか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
衛兵「じゃあ衛兵長は分かりますか?」
衛兵長「あぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
衛兵長「俺に聞くなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バコォーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵「ほんブバリッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
魔法使い達『覚悟ーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
衛兵長「キ…キターーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッッ
162 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/24(金) 22:26:33.04 ID:08H8LEk9
魔法使い1「バクサーレ メコル!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドズン!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使い2「ファイアー メコ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボオォーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵達『ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
衛兵長「ぜ…全員捕まえろォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
衛兵「し…しかしこの数は…ッ」
魔法使い3「ヒューラ メコル!!!!!!!!!!」
バヒューーー!!!!!!!
魔法使い4「チンコ ネジレ メコル!!!!!!!!」
ギュ〜〜!!!!!!!!
衛兵「ぐわたーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
衛兵長「ぐっ…… り…理事様…理事様ァーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
―――
魔法使いA「へへ!!!! ザマァみやがれ!!!!!!!!!!!
魔法さえ使えりゃこんな奴ら敵じゃねぇんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「ははっ 清々しいぜ これなら苦労して助けた甲斐があったってもんだぜ!!!!!!!!!!!!」
魔法使いB「あぁ あんたらには頭が上がらねぇ ……ところであんたらはこれならどうすんだ?」
サナバー「わしらはもっと下の階を目指すつもりじゃ」
魔法使いB「そうか それならこの下の階の奴らも助けてやってくれ」
ボケ妹「もちろんだよ」
魔法使いA「…あんたらの仲間もここに捕まってんのか? 出なきゃこんな大それた真似出来ねぇもんな」
ねこ「そうにゃの」
亀「聞いて驚け!!!! 僕達が助けに来たのは…あの!!!!!!!!!!!!!!
あの大魔女フーリャンなんだぜぇーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
魔法使いA&B『な…なんだってええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!! ドッテェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使いA「嘘だろおおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
目玉が飛び出ちまうわァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンデンドンデン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使いB「ヒュッ ヒュッ コーッ コーッ ヒュコッ…ヒュコッ…ヒュコッ…」
《↑過呼吸》
亀「ん〜〜…いいリアクションだぜぇ…」
うっとり
ボケ妹「余計なこと言うんじゃねーよ…」
魔法使いA「マ…マジか〜〜〜… あ…あの…あの大魔女が俺達と同じ場所に…!!!!!」
魔法使いB「すっげぇよ!!!!! マジコーフンする!!!!!!!!
サ…サインもらいてぇ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
魔法使いA&B『生パンチラ見てぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ほんわあ〜〜!!!!!
ねこ「そんなこと言ったら殺されるよぅ…」
魔法使いA「しっかし…となると“あの話”の謎がとけるな」
ボケ妹「…? …ちょっと詳しく聞かせてもらいたいね」
魔法使いB「あぁ
このレレイロウの監獄は4層からなってるんだが
一番深い第4層の監獄は特別で牢の部屋が一つしかないんだ
そこの牢は他の階層の牢とは比べものにならんくらい頑丈でヤワな魔法を使っても傷一つつかないくらいだ
そこは長らく空き牢になってたみたいなんだけどつい最近になってそこに誰かが入れられたらしいんだ」
ねこ「そ…それって…まさか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
魔法使いB「一体誰が入れられたのか話題になってたが… まさかな…」
サナバー「ぬう…なるほど 分かったぞい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「フーリャンは第4層…ここの一番深い所にいる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
164 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/25(土) 22:38:48.72 ID:nsF48Tq6
魔法使いB「多分きっとそうだ
ここは第2層の監獄だから第4層はこの下の下になるぞ」
サナバー「何から何までありがたい
君達の無事もいのっとるぞ」
魔法使いA「あぁよ!!!!!!!!!!!! もう暴れたくてウズウズしとるんじゃああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺の必殺痔魔法を喰らえやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダッ
魔法使いA「キレヂ メコラアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
くぱああああああああああああああああああああッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵「らめええええええええええええッッ!!!!!!!!!!!!!!! おしりがひおがうぅーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ミリミリミリ…ブチィッ!!!!!!!
魔法使い「じゃあ俺も…………だが
お前ら気をつけろよ」
亀「は!!!!!!! 衛兵なんて僕らの敵じゃねぇぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんせ僕らは神を倒し…」
魔法使いB「いや 衛兵じゃねぇよ
今 魔反会の本部から理事長の一人が来てるとかでな
その理事長が連れてる“女”がとてつもなくヤベェらしい
油断するな 魔法使いは特にな」
サナバー「なんと…本部の人間が来とるのか
うむ…分かった 警戒するぞい」
亀「ポ…ぽえパあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…」
ガタガタガタガタ
ボケ妹「さっきの勢いはどうした」
165 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/25(土) 23:54:28.29 ID:nsF48Tq6
亀「バ…バカヤロー!!!!!!! こりゃあアレだ…貧乏ゆすりだ!!!!!!!!!!
僕は貧乏の生まれなんだよ!!!!!!! いつもいつもカルピスに見せかけた米を洗った水を啜って幼少時代を過ごした僕の気持ちが分かるか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
分かるかーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ポン…
魔法使いヤスオ「分かるよ」
きらぁっ…
ぶわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「どどっ同志よおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシィ!!!!!!!!
サナバー「そんなことはいいから下を目指そう」
――― VIPルーム
ズダダダダダダダダダダダダダダダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいしい「アリズミダ様アリズミダ様アリズミダ様あぁーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バタァーン!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「なっなんだ ノックくらいしろ!!!!!!!!!!!!!!!!」
にゃあぁ〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいしい「ぶぼッッほアァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんですかそのポーズは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
アリズミダ「ヨ…ヨガだ!!!!!!! 女豹のポーズだッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「いやヨガってる場合じゃないですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大変なんです監獄が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「なんだなんだ まさかもう侵入者が捕まったのか
フ 俺の神の策のおかげだな」
おいしい「いや檻の中の魔法使い共が侵入者の手によって次々脱獄!!!!!! 大暴動が起きています!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「ズココーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーのヨガアァァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンガラガッチャ〜〜〜!!!!!!!!
駄目だコイツ花子が頼りだw
アリズミダ「じょ 冗談はおよしこおおーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなことがあってたまるか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「でもあったんですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
奴らは牢から魔法使いを出し共謀して暴動を起こしたんです!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まんまと…まんまと奴らの策にハメられたんです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「くそおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!
予想外だァーーーーー!!!!!!!! 予想外だァーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「私は予想してました」
にゃあぁ〜〜〜〜〜〜〜んっ
おいしい「花子様!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
め…女豹のポーズ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーン!!!!!!!!!!
アリズミダ「予想ってお前……どういう事だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「アリズミダ様の策で侵入者が監獄の檻を破るだろうと 予測していました」
ガーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいしい「だったら言ってくれたらいいじゃないスかぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「でも 理事長の考えた策 私が口を挟むのも 野暮かと」
おいしい「いやいやそこはTPOに応じて言うべきでしょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「しかし 私が言った所で 理事長は聞かないでしょう」
アリズミダ「…………うん」
おいしい「聞かないんかいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズココーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「ぬうううううううッ!!!!!!!!!!!!!!!
逃がした魔溜まり共を決してココから出すなアァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全衛兵の総力を持って逃げた魔溜まり共を捕縛しろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「TPOに応じて 反論 よろしいですか アリズミダ様」
ドキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「え!!!!!!!!!? なに!!!!? なに!!!!!!!!?」
どきどき
花子「この際 逃げた魔法使い 無視したほうがいい」
おいしい「えーーーーーーー?!!!!!!!! そんなぁ!!!!!!!!!!!!!!?」
ガーン!!!!!!
アリズミダ「な…何故だ それは…」
花子「衛兵の総力は侵入者に向けるべき
侵入者達の狙いは大魔女フーリャン
放っておけば大魔女フーリャンが牢から出される」
アリズミダ「…!!!!! そ…そうか…
並の魔法使いが数百人逃げても 大魔女フーリャン一人さえ死守すりゃ十分お釣りが来る…!!!!!!!!」
花子「はい」
アリズミダ「よし!!!!!!!!!!!! そうしよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいしい!!!!!! 衛兵達に脱走魔溜まりは無視して侵入者を追跡するように言え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「い…い…いいんですか!!!!!!!!!!!!!!!? 大丈夫なんですか!!!!!!!!!!!!!!!?
もし取り返しのつかないことになったら俺が全責任を取る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいしい(嘘だな)
花子(きっと嘘)
おいしい「分かりました!!!!!!!!
では衛兵にそのように伝えます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「よ よし行け ……いやちょっと待て
花子 お前も同行しろ」
花子「は」
アリズミダ「退魔のエキスパートが居れば心強いだろう」
おいしい「あ…ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「花子 頼んだぞ
侵入者は一人残らず捕らえろ
…魔法使いでないなら殺してかまわん」
花子「了解」
シュッ!!!!!!!
アリズミダ「…よし!! 花子が行ったら大丈夫だ」
おいしい「随分と花子様を信頼されておりますね」
アリズミダ「当たり前だ!! あの女ほど優秀な部下はおらん…!!!!!!!
冷静で冷酷で冷徹…!!!!!!!! 無機質な機械のようにどんな汚い事もやる…!!!!!!!!!!
あいつはそんな女だ…!!! これほど心強い“手駒”はいないぞ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
にや…!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいしい「そ…そんなに…!!!!!」
ゴクリ…!!!!
―――
カタンカタンカタンカタンカタン
サナバー「よし 次の第3層はもうすぐじゃ!!!!!!!!!」
ワーワー カキンカキン
ボケ妹「上…やってるな みんな上手く逃げられたらいいが…」
ねこ「でも何人かはまた捕まるんじゃないかな…」
亀「なぁにそうなったらフーリャンを助けた後に助けてやればいいさ!!!!!!!!」
サナバー「そうじゃな 今は前に進むのが得策じゃ
もちろん第3層の者達も助けるがな」
ライバー「パパとママはそこにいるのかな……
いるよね!!!! 連れてかれてたりしないよね!!!!!!
ねっ!! マリQ!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「そうだっきゅー 信じるっきゅー」
ライバー「うん!!!!!! ありがとうマリQッ!!!!!!!!!!」
サナバー(慣れてきたな……)
リリス「むむ〜〜〜!!!!! あたし他の奴なんてどうでもいいよぉ〜〜〜!!!!!!
大魔女早く助ける〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ボケ妹「バカ だからって放っておけるかい」
リリス「うるさいなあぁ〜〜〜!!!!!!!!!
なにカッコつけてんだ青髪の分際でさあぁ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!
この偽善者〜〜〜!!!!!! 偽善者野郎〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その髪だって実はとうもろこしの毛のくせに〜〜!!!!!!!!!!!! 知ってるよ〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「本物だよ!!!!!!!!!! どこ情報よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ねこ「まぁまぁ…
リリスちゃんもそんなこと言ったらダメだよぅ
にゃんも早く助けたいけど他の人も助けてあげたいし」
リリス「ねこっちが言うならいいよ〜〜〜」
テッテレー
ビキビキ
ボケ妹「こ…こいつ…」
つくづく大魔女に似てんな…
171 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/26(日) 21:28:58.79 ID:eZ8vl48/
――― 第3層 ―――
わーわー
牢の中の魔法使い「おいおい一体何事だ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!?
よくわかんないけど出してくれぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「PHソード!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スピィイーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カラァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使い「ろ…牢の扉が…!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「早く牢から出るんじゃ!!!!!!!! 上の階の者達も牢から出て出口を目指しとる!!!!!!!!!!!!!!!!」
魔法使い「た…助かった…!!!!!!!!」
亀「よ…よし この層も僕のPHソードでみんなを助けるぜ!!!!!!!!
この喉が潰れても!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「喉を潰す必要はないぞい
もう敵にバレたから大っぴらに助けてもよいじゃろう」
ボケ妹「よし 私様達も助けるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「へ…へへ… 僕一人でも良かったのによ…」
ねこ「…!!? あ?! ライバー君がいないよぅ!!!!!!!!!!!」
マリモス「!!! まさか一人でご両親を捜しにいかれましたか!!!!!!!!?」
ワラース「あのガキ…勝手な事を… ヘヒャヒャヒャ…」
うさぎ「大変ぴょおぉ〜〜〜〜!!!!!!!!!
マリQ!!!!! ライらぴょん助けてあげて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「わかったきゅー」
ダッ!!!!!! キラァンッ!!!!
うさぎ「マリQカッコイイぴょおぉ…」
ねこ「…………」
172 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/26(日) 22:28:31.11 ID:eZ8vl48/
ボケ妹「『万力乾嫩衡輝』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マ゙リッ!!!!!!!!!
《牢を力で捩曲げ開けるチロリーン!!!!!!!!!!!!!!!》
ボケ妹「さあ!!! 逃げな!!!!!!」
魔法使い「いやああああああああああああああああッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
筋肉とうもろこしの化け物オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「だからとうもろこしじゃねぇよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「離れてて!!!! にゃん必殺の227ポンドの鉄球雪崩!!!!!!!!!!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プシュ〜〜〜…
魔法使い「やったあ!!!! 檻がひん曲がった!!!!!!! これなら出られるぞ!!!!!!!!!!」
魔法使い「ありがとうおっぱい神様!!!!!!! おっぱい!!! おっぱい!!! おっぱい!!!!」
ねこ「……」
うさぎ「ピョン水平キック!!」
バギャアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使い「やったーーーー!!!!!!!!!!!」
わっ!!!!!!!!
173 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/26(日) 22:57:46.01 ID:eZ8vl48/
魔法使い「俺も出せーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「今出すぞい!!!」
ワーワー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵「待てこらああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それ以上の勝手は許さないぞーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「ぬっ!!!! 上から衛兵!!! 脱走した魔法使いはスルーしてわしらを狙う気か!!!!!!!!!!」
魔法使い「は…はやく出してくれ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「わかった …マジックウエポン!!!!!!!
土&雷!!!! 『オート・モゲラナイド』!!!!!!!!!!!!!!!!」
カシィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《サナバーはマジックウエポンで2本の杖を小型の自走式ドリルマシーンに変えた!!!!!!!》
サナバー「穴を掘れ!! モゲラナイド!!!!!!!!!」
キュラキュラキュラ… ウィイィイ〜〜〜〜〜〜〜〜ン…
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ
魔法使い「おぉ!!!!! ドリルが牢の中に!!!!!!!!!!
ということはこの穴に入れば檻の下をくぐって出られる!!!!! ヒャッホー!!!!!!!!!!!」
衛兵「出させるかーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドド!!!!!!!!!!
魔法使い「うわーー!!!! きてるーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「大丈夫じゃ
モゲラナイドは2体… 1体は君の所へ そしてもう1体は向こう…
今頃地面の中の土を細かく砕いた所じゃろう
…つまり」
ドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…お!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズボァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズッシャアァ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵「ぎゃあああああーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「落とし穴の出来上がり…ということじゃ」
きらんっ!!!!
174 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/26(日) 23:17:02.65 ID:eZ8vl48/
衛兵「ち…ちくしょうコノヤロー!!!!!! やれー!!!!!!!!!!!!!」
衛兵達『うお〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「戻れ モゲラナイド」
パシッ パシッ
サナバー「マジックウエポン 火・雷・土!!! 『トライ・ガトリング』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガアァーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!
衛兵達『ぐわた〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
―――
マリモス「む〜〜〜ん!!!!! まさか敵がここまで下がって来るとは!!!!!!
ン〜〜〜!!! 追われてるね〜〜〜〜え!!!!!!!!」
衛兵達『まてコラァ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
マリモス「ぬぅうん まだライバーBOYを見つけてないのに……
………は!!!!!!!!!!!!!!」
キキィ!!!!!!!!
マリモス「居たッッ ……きゅー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!
ライバー「パパ!!!!! ママ!!!!!!!!!!」
ライバーパパ「ライバー!!!!! お前どうやって…」
ライバーママ「あ…危ないわよ!!!!!」
ライバー「今助けるから!!!!!!!! とりゃとりゃ!!!!!!!!!」
カンカンカン!!!!!!!!!
ライバーパパ「無理だやめろライバー!!!! 手が痺れるだけだ!!!!!!!!!」
じ〜〜ん…
ライバー「だ…大丈夫!!!!! こ…このくらい…!!!!!!!!!」
マリモス「きゅっ…きゅ〜〜〜〜!!!!!!!!!!」
ズザザ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
ライバー「マ…マリQ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーーーン!!!!!!!!
マリモス「きゅっ!!!!!!!!!」
ライバーパパ&ママ『なにこいつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
175 :
魔法使いランク メコ級使い=初心者・カス:2012/02/26(日) 23:47:47.92 ID:eZ8vl48/
ライバーパパ「な…なんだこいつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいライバーなんなんだこの着ぐ………はうあっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「…きゅ!!!!!!!!」
《額に角(指で)を作るマリモス》
ライバーパパ(き…着ぐるみって言ったらヤバそうだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ガーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「話してる時間はないきゅー
衛兵が向かってきてるきゅー!!
今牢を破るから離れるんだきゅー!!!!!!!!!!」
チャキッ!!!!
ゾクッ!!!!!!!!!!!!!
ライバーパパ「ラ…ライバー!!!! その人から離れッ…」
ライバー「え…」
キンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズパァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ライバー親子『?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
《マリモスの鞘の音と共に牢の檻がパックリ割れた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
ライバー「えっ…なにを!!!!!!!?」
マリモス「……居合い…………きゅー」
ライバーパパ(い…居合い…だと…?!! 剣を抜く動作すら見えなかった!!!!!!!!!!!)
ゴクッ!!!!!
176 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/26(日) 23:57:38.78 ID:eZ8vl48/
>>168 今更訂正
アリズミダ「ぬうううううううッ!!!!!!!!!!!!!!!
逃がした魔溜まり共を決してココから出すなアァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全衛兵の総力を持って逃げた魔溜まり共を捕縛しろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「TPOに応じて 反論 よろしいですか アリズミダ様」
ドキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「え!!!!!!!!!? なに!!!!? なに!!!!!!!!?」
どきどき
花子「この際 逃げた魔法使い 無視したほうがいい」
おいしい「えーーーーーーー?!!!!!!!! そんなぁ!!!!!!!!!!!!!!?」
ガーン!!!!!!
アリズミダ「な…何故だ それは…」
花子「衛兵の総力は侵入者に向けるべき
侵入者達の狙いは大魔女フーリャン
放っておけば大魔女フーリャンが牢から出される」
アリズミダ「…!!!!! そ…そうか…
並の魔法使いが数百人逃げても 大魔女フーリャン一人さえ死守すりゃ十分お釣りが来る…!!!!!!!!」
花子「はい」
アリズミダ「よし!!!!!!!!!!!! そうしよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいしい!!!!!! 衛兵達に脱走魔溜まりは無視して侵入者を追跡するように言え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「い…い…いいんですか!!!!!!!!!!!!!!!? 大丈夫なんですか!!!!!!!!!!!!!!!?
アリズミダ「大丈夫だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もし取り返しのつかないことになったら俺が全責任を取る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいしい(嘘だな)
花子(きっと嘘)
177 :
メコル級使い=二流〜三流 メコラ級使い=一流・エキスパート:2012/02/27(月) 00:18:25.66 ID:8Pdnl/JD
ライバーママ「あぁっ ライバー!!!!!!!!!」
ライバー「ママ!!!!!!」
ひしっ
ライバーパパ「あ…ありがとう 君のおかげだ…」
スッ
マリモス「下がるきゅー 衛兵が来るきゅー」
衛兵達『ゴラアアアアァーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!
ライバー「い…いっぱい来たよ!!!!!!!!!!」
マリモス「大丈夫きゅー この狭い通路で大勢で迫って来るなんてなんという愚行きゅー」
チャキッ… キィィーーーー…
マリモス「マナー違反一蹴!!! 竜巻飛華斬り!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
にゃぱあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《マリモスが飛ばした斬撃が狭い通路いっぱい広がり衛兵達を飲み込む!!!!!!!!!!!!》
ズズウゥーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵達「ぎゃあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドカァーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ライバーパパ「あ…あの数の衛兵を一蹴…!!!!!!!」
マリモス「まだ敵は他にいるっきゅー」
うさぎ「ぴょい〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「チコレディ!!!!!!!?
空を飛んでいる!!!!!!!!!?」
ねこ「気色の術『うさぎ流星』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュルルル!!!!!!!!!!!!!!!!!
うさぎ「ピョーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギューーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドカドカドカドカアアァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵達『ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
《おはじきのように衛兵達を蹴散らしていくうさぎ》
ねこ「どうだっ!!!!! これがにゃんとうさぎのコンビネーション忍術!!!!!!!!!!!!!!!!!」
うさぎ「ピョーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
―――
衛兵1「はぁはぁやっと追い詰めたぞクソがアァ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
衛兵2「爆発する槍なんて物騒なもん持ちやがって…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「うひひひひひひはひはひはひひひwwwwwwwwwwww
お前ら俺みたいな一般人に何人やられてんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
それでどうして“兵”名乗ってるんすかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
もう“屁”でよくなくなくなくなくねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwプゥwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ブチッ
衛兵3「笑うなむかつくんだよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
衛兵4「まとめて一気にやっちまえ!!!!!!!!!! 殺せ殺せ殺せぇーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
衛兵5「お前は袋の鼠なんだよぉーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「袋の鼠? ヒャヒャヒャッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そいつは
……………どっちがだよwwwwwwwwwwww」
ジャキィーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵達『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
《ワラースのアフロから何かが飛び出した!!!!!!》
スピイィーッ!!!!!!!
カラアァーンッ!!!!!!!!!!!!!
衛兵A「ぐ…なんなんだあの武器…!! 到底剣とは言えない形なのに恐ろしいほどの切れ味!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
衛兵B「切り結ぶ事も出来やしねぇッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「当たり前だ PHソードの切れ味は最強!!!!!!」
衛兵C「こ…こいつ…見た目はチビでバカそうで頼りにならなさそうな眉毛野郎なのに…バカに強ェッ!!!!!!!!!!!!!!!!
相当な使い手で相当名の通った魔法使いに違いない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
テカーッ
亀「は…はっはっは!!!!!! その通ォーーーーりおじさんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
僕の強さが分かるとはお前らなかなか見込みがあるな!!!!!! わははは!!!!!!!!!!!!!!!!
まぁ普段は押さえているが!!!! 戦闘に入ると僕の野獣のようなオーラがもれちまうんだろうなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
衛兵D「ぐ……最悪だ…こんな化け物に当たっちまうなんて…」
きゅんきゅん…
亀「ふふ…お前らは不幸だったとしか言えないな…
狙ったのがこの僕…“神殺し”のエンデリルでな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵A「か…神殺しだと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
テカテカ
亀「そう 僕はかつて神に牙を剥きその命をもぎ取った男…
この伝説の秘剣『PHソード』は神の右犬歯を砕いたのだ」
ざわざわ
衛兵B「なッ!!!!! 犬歯を!!!!!!!!!!!?」
衛兵C「あの尖った奴か!!!!!!! パネー!!!!!!!!!!!!!!」
衛兵D「神は女の子なのか もしそうだったら八重歯っ子だったのかどうか聞きたい!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「神に叛き百万の世界を越えたこの秘剣に斬られたい者は前に出いッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そいやっそいや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
くいっくいっ
衛兵達『ひ…ひいぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
じりじりじり〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うっとり
亀(き…気持ッつィえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…)
じーん…
180 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/27(月) 21:00:13.66 ID:8Pdnl/JD
し〜〜〜〜ん…
亀「…ふん どうやら挑んで来る漢はいないようだな…
…嘆きの大地だぜ… 僕の心を震わせてくれる熱き魂(ソウル)を持った奴はいないのか…」
衛兵達『…………』
亀「だがそれも一つの勇気… 長生きの秘訣さ…」
ザッ………
でかい衛兵「まて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「!?」
でかい衛兵「俺が挑む!!!!!!! 神に叛いたお前に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じゃーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザワッ!!!!!!!!!
衛兵B「でかい衛兵!!!!!!!!!!!!!」
衛兵D「でかい衛兵が来てくれた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
わっ!!!!
亀「ほう…? まだ僕に挑める強靭な魂者(ソウルホルダー)がいたか…
(で…でけぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)」
ゴク〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!
でかい衛兵「おまんら下がってろ」
衛兵A「でかい衛兵なら!!!!!! でかい衛兵ならやってくれる!!!!!!!!!!!!」
衛兵B「巨岩5段斬りの偉業をなしたでかい衛兵なら!!!!!!!!!!!!!!!!!」
衛兵C「おれしってるぞ!!!!!!!! でかい衛兵が入った山は1日ではげ山に変わるんだ!!!!!!!!!!!!」
衛兵E「いつもトイレの個室を覗いてくるのもでかい衛兵だ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
衛兵D「お尻が綺麗なサラサーティー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
でかい衛兵「神に叛いた男…エンデリル……
俺はその男に…叛いてみせる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀(な…なんてこった…!!!!!!!!!!)
ボーン!!!!!!!!
181 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/28(火) 03:35:09.58 ID:cyR2+p/H
亀「おいおいこいつアホなんじゃねぇの
今の話聞いてやる気かよ」
でかい衛兵「なんかいったか」
亀「いや別に
愚かな男め… お前はこの“かめ……神に叛く男”エンデリルに挑むというのか…
お前は度し難いアホかよほどその命がいらないのかのどっちかだな」
でかい衛兵「愚かで結構 ただ俺は…たぎっただけよ!!!!!!!!!! この血潮がッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒュンヒュンッ
でかい衛兵「いざ尋常に勝負!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヂャキィーーーー!!!!!!!!!!!!
亀「力の差を見せてやる」
ギンッ
亀(う…うーん やべぇな 結構つえーぞ
でもPHソードがありゃ…………だがこの剣で斬ったらこいつの体がパックリ割れちゃうぜ
化け物ならともかく人間を斬るのはやっぱり気が引けるなぁ…
フーリャンじゃあるめぇし人殺しは避けたいな
どうしたもんか)
ピ〜〜〜〜ン!!!!!
亀(おっ! いい事思いついたぜ!!!!!!!!!!)
亀「やれやれ いつの時代も愚かな人間が世を回す事はないのだがな
お前のやることは何も生み出さん 何の意味もない
ただイタズラにその命を投げ売りしてるだけの行為」
でかい衛兵「ごちゃごちゃうるせー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「一振り」
でかい衛兵「!!?」
亀「一振りでお前に…そして後ろの奴らに僕の力をしらしめてやる」
ビキビキ
でかい衛兵「な…ん…だ…とォッッッ!!!!!!!!!!!!?
や…やって…みろぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
182 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/28(火) 03:57:42.18 ID:cyR2+p/H
でかい衛兵「うおーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーリッシュダッシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵A「やれーーー!!!!!!! でかい衛兵ぇーーー!!!!!!!!!!!!」
スッ
亀「行くぜ…」
チャキッ…
スゥ…ッ
亀(剣を振るのに合わせて…
破壊ボイス 騒音ボイス グロッキーボイスをミックスさせた無音のトリニティボイスを…放つ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ブンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボエェーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドバシィーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でかい衛兵「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
くらくら…
でかい衛兵「おッ……おォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
お………ア……あァ…………………」
ブクブクブク…ドサァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビリビリビリビリッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵B「でかい衛兵!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
衛兵C「こ…こっちにまで衝撃がッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!! な…なんだ今のは…なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
衛兵A「ブクブクブク」
衛兵D「ガクガクガク」
衛兵E「な…なんだ…なんて技だそれはァーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
亀「技じゃねぇ」
衛兵達『!!!!!!!!!!!!?』
・ ・
亀「剣圧だ」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵達『ヒ…ヒイイイイィーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
スタコラサッサー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒュオオオオオオオオ… しーん…
亀「………使えるな これ」
でーん…
衛兵「てめぇらアァァァァッ…
まだまだ俺達が虐めてやるんだから逃げんじゃねぇよ……あァァッ!!!!!!?」
魔法使い親「ひ…ひいぃっ!!!!!!」
魔法使い子「こ…こわいよ〜〜〜〜!!!!!!!!!!」
衛兵「狙うのは侵入者だがてめぇらを逃がすくらいならここで殺してやるぁああああああああああああああッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てめぇら魔法使いは俺達のおもちゃなんだよおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブオォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使い親子『キャーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ズダッ
ボケ妹「横鑓卞血ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵「ごぽぺぇええええーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴゴゴゴゴゴゴォ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《衛兵は壁の中彼方へと減り込んでいった》
魔法使い親子『ぽか〜ん』
ボケ妹「大丈夫かい」
魔法使い親子『ガタガタガタガタ…』
ボケ妹「………大丈夫 私様はあんなゲスとは違う
あんた達を虐めなんかしないよ」
魔法使い親子『…………』
ボケ妹「ひどい話だね… あんたらはただ魔力があるだけ ただそれけなのに人としての生き方を許されてないんだ
……私様は悲しいよ 私様には何人か魔法使いの知り合いがいるけど 誰もが普通の人間だ
分かり合う事なんてきっと簡単な事なのに」
魔法使い親(……………)
魔法使い子(ねえ……マミー…)
魔法使い親(えぇ………)
魔法使い子(なんでこの人頭にウンコ乗せてんの?)
魔法使い親(分かんない………目を合わせちゃダメっ…)
ぷぷ〜〜ん……
そして
ボケ妹「なんだ結局ここに来た衛兵全員制圧しちゃったね」
サナバー「まぁそれもいいじゃろう これで邪魔なのはしばらく来んじゃろうし
いよいよフーリャンの所に行くとしよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「むうぅぅーーーーにゃっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やる気出て来た〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ライバー「ぼくパパとママと居るよ」
マリモス「それがいいっきゅー」
ライバーパパ「息子がお世話になりました」
ライバーママ「なんとお礼をいったらいいか…」
亀「お礼なんていらねぇよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それよりこれまでの牢獄暮らしの苦しさや葛藤などを取材させてくれないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「やめろ」
―――
第1層
ワーワー!!!! カキィンカキィンッ!!!!!!!!!!!!!
魔法使い「ヒューギ コ メコル!!!!!!!!!!!」
ドギュギャアアアアアアンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
衛兵「ひでりッ!!!!!!!!!!!!!!」
ドカァーン!!!!!! バキュウゥーン!!!!!!!!!!!!!
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドゴドゴォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使いα「ここを上がれば地上だぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
魔法使いβ「上から新たに衛兵が来たぞーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
魔法使いα「はん!!!!!!!! 衛兵なんぞブチ倒してやるれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バーン!!!!!!!!!!
カッ…コッ…
すごそうな衛兵「脱獄魔法使い連中がもうここまで来てるな」
花子「他は無視 第4層へ真っ直ぐ向かう」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
185 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/28(火) 20:16:06.66 ID:cyR2+p/H
魔法使いα「クソ魔反会!!!!!!!!!!! 死ぃねぇえええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズダダダダダダダダダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すごそうな衛兵「ッ!!! あの魔法使いども 向かって来る!!!!!!!!」
花子「……馬鹿」
ザッ
すごそうな衛兵「花子様!!!!! ここは我々が…」
花子「いえ 私がやる」
ザッ
魔法使いα「なんだあのアマッ!!!!!!!! 死にてェかッ!!!!!!!!!!!!!!」
魔法使いβ「押し潰せーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使い達『ウラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
すごそうな衛兵「危ない!!! 花子様!!!!!!!!!!!!」
花子「………」
シュピィッ…
ビイィィィィィィーーーーーーーーーーーンッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《花子は両手の人差し指と中指を突き立て“点打”の構えをとった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
ゾクッ…
魔法使いα「な…なん……ッ ………………ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「…………」
ざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわアァァァァァァ…!!!!!!!!
魔法使いα(あの女の腕が…まるで千手観音のように増えッ…?!!!!
いやッ残像!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? だとしたらどれだけの速さで腕をッッ…)
花子「鳳凰点打」
シュアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
186 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/28(火) 23:13:30.82 ID:cyR2+p/H
ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使いα「あがががが………」
ピクピクピク………
花子「…………」
つーん…
すごそうな衛兵(……向かってきた全ての魔法使いを…全員…!!!!!!
一瞬にして行動不能にした…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ひ…人の技じゃない…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴクリ…!!!!!
花子「………馬鹿 向かって来なければ 逃げられた」
かつん… かつん…
すごそうな衛兵「……とりあえずこいつらは第1層の牢にブチ込んでおきます」
花子「手早くお願い」
すごそうな衛兵「は…
(この人さえいりゃあ…侵入者なんて敵じゃねぇ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!)」
ゴク…!!!!!
――――
ゴオオオオオオオオ
サナバー「第3層からの階段を信じられんほど降りたら着いたこの場所が…」
【レレイロウ監獄 第4層】
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「重厚な扉… この先にフーリャンがいるんだ…」
ねこ「フーリャンちゃん!!!!!!! 来たよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
リリス「大魔女〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガンガンガン
亀「ダメだ この扉は防音だ」
マリモス「ン〜〜〜〜 どうやったら開くのかね〜〜〜〜〜ぇ」
サナバー「!!! ここに謎の暗号が記されておる…」
ゴオオオオオオオオ…
【皮膚の上から被せた身を守るための人の英知
温かく安息を齎す重ねられた糸
上にもあり下にもあるが今宵の夜は下に目を向けよう
人の命を繋ぐその要も英知の守りの中に眠る
1つ 皮膚を守る隠れし門番 時に魅せる 時に引き立たせる
2つはその上に更に被せる英知
その存在 内の門番を隠す鉄壁の外壁
だが外壁も時に脆く 英知なる風により内の門番の姿を危うく現す
しかし我が求めし門番の姿はそれではなく…
外壁を押さえた時に内の門番は悲鳴をあげて壁へとその身を委ねる
外壁の中に隠れながらも外壁に写し出される内の門番の怪しき姿…
我はそれがみたい…】
187 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/28(火) 23:26:46.00 ID:cyR2+p/H
亀「あ…暗号…!!!!!!!!!?」
ボケ妹「こいつを解かなきゃこの中には入れないということかい…!!!!!!!!!」
ねこ「うにゃ〜〜…分かんにゃい… ナゾナゾとかじゃないみたいだけど…」
サナバー「ふむ……」
マリモス「分かるかい? サナバーくん」
サナバー「………………」
ぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽく…… ブルーギル!!!!!!!
サナバー「………皮膚の上から被せた身を守るための英知… 重ねられた糸…………
これはつまり“服”の意じゃな」
どーーーーん!!!!!!!!!!!!
亀「解読したのか!!!! サニー!!!!!!!!!!!!」
リリス「ジジイカッコイイ〜〜!!!!!!!!!」
ボケ妹「しっ…静かに…!!!!!!!!!!」
サナバー「上にも下にも…上半身と下半身の服…
ここであがるのはどうやら下半身に履く服…のようじゃな
1つ 内の門番……これはつまり下着…パンツを表し
2つの外壁とはその上に装着するズボン……?
…いや 後の文脈を見るとスカートっぽいな
で この暗号が求めているのは…
『押さえ付けられ外壁に浮かび上がった内の門番の姿』…
つまりこの暗号が示すものは………」
ピカァッ…!!
みんな『………!!!!』
サナバー「パン筋を見せろということじゃな」
みんな『ズコ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ボケ妹「予想以上にくだらなかったーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンガラガッチャアァ〜〜!!!!!!!!!!!
なんというパン筋へのこだわり。
ボケ妹「なんて手の込んだ下らないシャレを仕込みやがる」
亀「パン筋ってズボンの上からパンツを感じさせるラインの事だろ
それみせりゃいいのか 楽勝じゃん
よいっと」
グイ ピチ〜〜〜!!
亀「どうだ!!!!! パン筋だいパン筋だいっ!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッシィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジャパ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「ぼからブボ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「練乳だ!!!!!!! 練乳が落ちてきたよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピチャピチャ
亀「何故じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…甘ッ!!!!!!! コク甘ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「…暗号では“女の子のパン筋”を示していたような感じがするぞい
だ…だからねこちゃんかうさぎちゃんかがパン筋を見せなきゃならんかもしれんな
…………あっ あとチロリーンちゃん」
ボケ妹「思い出したように言うな」
亀「よし!!! チロリーンやったれ!!!!!!!!」
ボケ妹「な…なんで私様なんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「お前この3人の中で年上だろ!!!!! こういうのは年上からやってくもんなんだよ!!!!!!!!!!」
ボケ妹「今まで年がどうとか言ったことないのになんだよ急に…
……わ…分かったよ!!!!!!! やるよっ!!!!!!!!!!!!!!」
亀「よーし!!!! やれやれーーー!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「うへwwwww見たくねぇwwwwwwwww」
ボケ妹「えぇっと…ズボンをピシッとさせて…………どう?」
亀「……これは… おいおいボクサーパンツ型かよ
色気のねぇ女だぜ」
ボケ妹「うるせー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それよりどうなんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
バッシャアァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「ぼからブボ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワラース「ポコヒョwwwwwイヒイヒイヒイイイイイイイwwwwwwwww
おにょっろっフイィッフイィイフイィwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwポェモwwwwwwwwwwwwwwwwww
わはおッわはおッ ボッボッボッ…ビボロオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョヒョ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンバンバンッ!!!!!!!!!!
ビチャビチャビチャアァァ……
ボケ妹「おいこれはどういうことなんだい……」
亀「あはは チロリーンは女にカウントされなかったんだ」
ボケ妹「どっせい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スコォーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「ももも゙ーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッシィ〜〜〜!!!!!
ボケ妹「ねぇどういう事なかのかなぁ どういう事なかのかなあぁぁ…」
うるうる
サナバー「(涙目になっとる…)
そ…そうじゃなぁ ふ…服装の問題かもしれん」
マリモス「服装?」
サナバー「あぁ この暗号はパンツの上にはスカート と示しているような文脈じゃから
もしかしたらスカートの女の子じゃなきゃダメかもしれん…」
亀「スカート? スカートならフーリャンの専売特許だろ
ここにゃいねー」
サナバー「そうはいっても 暗号がそういってるんじゃからその通りにやった方がいいと思うんじゃ」
リリス「スカートならあたしの『森羅万象おめめ』で出してあげる〜〜」
ボケ妹「わ…私様は嫌だよ!! スカートなんてお断りだ!!!!!!!!!!!」
亀「安心しろよ
それはこっちも同じだ」
ワラース「お前のスカートなんて見たくねぇよバカwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ボケ妹「ぶち殺すぞ」
亀「じゃあねこだな」
ねこ「えぇ〜〜〜〜!!!!!!! にゃん!!!!!!!!!!!!!!!?」
亀「年の順っていっただろ
ねこは20でうさぎは19だろ?」
ねこ「わ…分かったよぅ…
じゃあリリスちゃんお願い…」
サナバー「待て!!!!!!!!!!!!!!!!
どうやらただのパンツじゃダメのようじゃ…!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「え!!!!!!!?」
サナバー「ここに新たな暗号が隠されておった…!!!!!!!!」
ペラ…
ただしスカートはミニ 下着はガータベルトでお願いします
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「もう暗号じゃねーじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
希望じゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ド〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
リリス「ガータベルトでミニスカね〜〜
『森羅万象おめめ』〜〜〜〜〜〜」
パアァ〜〜〜…
ねこ「ちょ…ちょっと待ってぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽあああああああああああァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
ねこ「にゃ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
テーレッテレー!!!!!!!!
あっは〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「ふボァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシュッ
ズボォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限桃花「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限桃花復活!!!!!!!!!!! 無限桃花復活!!!!!!!!!!! 無限桃花復活!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
――― 次元の果て
魔女無限桃花「おい変態の体から首だけ消えてるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
お前は出てくるなwwwwwww
193 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/29(水) 21:04:57.45 ID:XGj113Bv
ボケ妹「う…うわーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見たことある顔が顔だけ出て来たーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限桃花「よく見せろーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
重要なのは外装ではない!!!!!!! 中身でござい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だが見るより触ることに意義がある!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
腕よ!!!!!!! 次元の果てより我が怪腕よいでよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュププププッ…
ねこ「にゃああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
侵食してる侵食してる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「お…お主どうやって!!!!!!!!?」
無限桃花「変態に不可能はないのでござい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
変態の可能性は無限大!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
目を閉じれば脳の中の二次元に柔らかなパイオツを感じるように!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エロを求めれば次元すら越える!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とにかく触らせろォオーーーーー!!!!!!!!!!!!!!! 臭わせろォオーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「帰れーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限桃花「こ…これ以上でない!!!!!!!! な…ならせめて!!!!!!!!!!!!!!!
その布の下の秘布を!!!!!!!! 秘布を見せてください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でなきゃ私今夜も眠れナイト!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!
??「大丈夫!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限桃花「!!!!!!!?」
パァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限桃花2「私が協力するよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《変態の顔がもう一つねこの股下から現れた》
ねこ「ぎやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
194 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/29(水) 21:21:42.01 ID:XGj113Bv
ボケ妹「見たことある顔がもう一体顔だけ出て来たーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!!!!
サナバー「こっ…これは…っ
ワラースの夢の世界の桃花ちゃんとフーリャンの夢の世界の桃花ちゃんか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「変態Wサービスだぜーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限桃花2「う…うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
み…見える!!!!!!!!! 秘境が今この目に写っているぅううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうだ私はこの秘境を見るために秘境ハンターをしていたんでございね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
初心に返るイイ景色!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう私おっ立っちゃう!!!!!!! 私のポニーテールがおっ立っちゃう!!!!!!!!!!!!!!!!!」
テカァ〜〜!!!!!!
無限桃花「いいなぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!! いいなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
URAYAMAC〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! URAYAMAC〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限桃花2「安心してもう一人の私!!!!!! あなたにも見せてあげるでござい!!!!!!!!!!!!!
あなたは私!!! 私はあなた!!!!!!
退屈な世界の果てで共に秘境(パンツ)に挑んできた肉親以上の関係性!!!!!!!!!
秘境を見るのだっていつも一緒!!!!!!! だからッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふ〜〜〜!!!!! ふ〜〜〜〜!!!!!!
我が吐息よ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!! えっちな風となりスカートをめくりたまえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 」
ねこ「いにゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なまあたたかい〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限桃花「頑張れ頑張れ!!!!!!!!! これぞ友情クロス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろ…
無限桃花2「はあー…はあー… さ…酸欠でござい…
でも…でもでもでもでも…」
パチッ
無限桃花2「秘境を見ると元気百倍!!!!!!!!!!!!!!!!!
吐息トルネード!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ
無限桃花「覚醒キターーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
なにがなんだかww
196 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/29(水) 21:57:03.12 ID:XGj113Bv
――― 吐息トルネード ―――
かつて古代 羞恥心を覚えた人間は衣服というものを生み出した
男は前方のチンコを隠す役割を持つ前掛け(フンドシの前進)を腰に巻き 前方からのちんチラ(おちんこチラリ)を防いでいたという
それに憤りを感じた世界のホモの始祖・ホモゲイホーモ=ヘンダイは前掛けの存在を強く否定したという
しかし周囲の人間はそんな事を言うヘンダイの方がおかしいと非難した
(現在使われる“ヘンタイ”という言葉の語源こそこのヘンダイだと言われている)
村八分の扱いを受けたヘンダイはそれでも前掛けに納得できず むしろもっとチンコ見たいと思うようになったのだった
そこでヘンダイは自然を装って前掛けをめくりあがらせる技術を研究
幾度の実験 そして失敗…… それを繰り返す中でヘンダイが見つけた結論は……
“吐息”である
自然を装っても 道具をもってしてスカートをめくりあがらせたら間違いなく怪しまれる
だが吐息はそうではない 吐息をえっちな風に変え 前掛けをめくりあがらせてもきっと誰も分からない
これを発見したヘンダイはたぎった
その様子を克明に表した彼の日記(世界最古の日記)が残されている
『ヤッホオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
これに気づいた日からヘンダイは己の吐息を鍛えた
だがもちろんただ吐息を吐くだけで当時ブリキで作られていた前掛けがめくりあがるはずがない
ましてや吐息を放つ人の口は前掛けのある地面から最も離れた所にあるのだ
前掛けをめくりあがらせるにはまず吐いた吐息を地面に急降下させ そしてまた急上昇させる必要がある
そして吐息の強さも……
ヘンダイの研究は20年続いた………
そして20年目 薇でこれらの問題全てが解決出来る事を発見したヘンダイはついに吐息で前掛けをめくりあがらせる事に成功した
これこそ吐息トルネードである!!!!!!!!!!!
それから ヘンダイの村では男達の前掛けが地面から急に吹き付ける風でめくりあがりちんチラする事件が増えたという
(この事件は『えっちな風のご乱心』と呼ばれ現在もその村で語り継がれているらしい…)
村人達はこの事件の犯人がヘンダイであると3日で断定 ヘンダイ(のチンコ)を縛りあげ殺した
…そこで葬られたヘンダイの吐息トルネードだが
現代の変態・スリコギによって復刻
今また変態の手によって悪用されてるという
しかし… 太古と違い この現代において吐息トルネードで狙われるのは女性達であった…
ホモがチンコを見るために編み出した技が 変態が女性のパンツを見る技に使われるとはなんとも因果な話である…
(変態文庫発行『これが俺の変態48手だ!!』より抜粋)
197 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/29(水) 23:07:36.67 ID:XGj113Bv
無限桃花「ついにその境地に達したか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
誇らしいっ!!!!!!!! 同じ桃花として誇らしいでございよーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限桃花2「今見せるでございよ!!!!!!!!!」
この ユートピア…………!!!!!!!!!
ビュウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「いにゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「まずい!!!!!! マリモス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぬがしっ!!!!!!!!!!!!!
ぬがされっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「Oh!!!?」
きららああぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜………
ボケ妹「うさぎちゃん見るな」
サッ
うさぎ「ピョ?!!!」
マリモス「ふぅ 解放された…」もっわぁ〜〜〜〜…
無限桃花「ぐッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限桃花2「がッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
もわもわもわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
W無限桃花『ぎやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブッシューーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無限桃花「おっさんの汗臭いでござああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オエッオエッオエーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限桃花2「おまけにゲロくさああああああああああああああああーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「匂え!!!!! もっと匂え!!!!!!!!!!!!!!!!!
着ぐるみをかぶせてやるぜぇええええええええええーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガポ
無限桃花「うびるやアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
しおっ!!!!!!!!!
ボケ妹「一気に90代みたいな顔になった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!
亀「てめぇもだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
かぽ
無限桃花2「はびゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
封印される〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
封印される〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズズ…
サナバー「!!!! 桃花ちゃんズの顔が空間の中へと引っ込んでいく…」
198 :
創る名無しに見る名無し:2012/02/29(水) 23:19:36.32 ID:XGj113Bv
――― 次元の果て
魔女無限桃花「引っ張れ〜〜〜〜!!!!!! 引っ張れ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
こいつのポニテ綱代わりにしていいから引っ張れ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そーれ!!!!! そーれ!!!!!!」
たこ無限桃花「ニュール!! ニュール!!!!」
さかもと「お姉様いま助けるからね〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」
かのたん「ヒッパレヒッパレ!!!!! 夜も(でっぱり)ヒッパレでし!!!!!!!!!!!」
束子「なんであんな変態のために」
チロスケ「桃花!!!!!! 俺様が助けるぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャンダーン「そーれ!!!!!! そーれ!!!!!!! そーれ!!!!!!!!!!!!」
ギュッギュッギュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
――――
無限桃花「おえっ」
無限桃花2「げろぉッ」
スポッ スポォ〜〜〜〜〜ッ
サナバー「き…消えた… 戻ったようじゃ……」
ゲロを残して
―――
魔女無限桃花「もう少しだ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
せーのっせ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グンッ!!!!!!!!!!!!!
スポォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズッザザザ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔女無限桃花「大丈夫かW変態!!!!!!!!」
さかもと「Wお姉様!!!!!!!!!!!!!」
ザッ!!!!!!!!!
無限桃花「―――」
無限桃花2「―――」
シッワァア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
ちーん…
みんな『誰!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ドーーーーン!!!!!!!!!!
201 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/01(木) 00:24:27.61 ID:J7Ng00fi
サナバー「ふう………いなくなった…」
ボケ妹「どうやら向こうで元気にやってるようだな…」
サナバー「そうじゃな……
もう安心したから出て来ないでもらいたいな……」
マリモス「Oh…またこの姿なのかい…」
亀「役に立ったぜ師匠!!!!!!!!!」
リリス「それよりはやく〜〜〜〜〜〜 大魔女のとこいこうよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ねこ「そ…そうだね にゃん…やるよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「ハアアアアアアアァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
唸れ!!!!!!! 青春のパン筋ーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッシィ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「出たァ〜〜〜!!!!! 本物のパン筋だぜぇ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「本物ってなんだ 私様は偽物かコラ」
サナバー「どうじゃ!!!!!!!!!?」
リリス「大魔女〜〜〜!!!!!!!」
うさぎ「開けピョーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピ…
ジャッバアァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「ぼからブボ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
みんな『なにぃーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
202 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/01(木) 01:00:17.30 ID:J7Ng00fi
サナバー「な…何故じゃ!!!!!!! 条件は全て満たしたのに…何故!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんな『!!!!!!!!!!!!?』
アリズミダの声『わははは!!!!!!! このバカどもめが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ボケ妹「誰だい!!!!!!!!!!!!!!!!?」
アリズミダの声『ようこそ侵入者の諸君!!! 俺は魔反会の第1理事 アリズミダ!!!!!!!!!!
光栄に思え!! 魔反会の理事だぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!』
サナバー「ぬう!!!!! 魔反会の理事!!!!!!!!!!!
魔反会の理事といえば魔反会のあらゆる業務を統括する立場 というのが表向きの役割じゃが実際は何もせず自分が擁する魔反会の班に偉そうに指図するだけで利権や金を貪ってるを無能の置物連中じゃな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声『その通り!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ってやかましい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
言ってくれるじゃねぇか……サナバー・ステーキー…』
サナバー「! わしの事が分かるのか」
アリズミダの声『ふん!!!!!! 調べはついてんだよ!!!!!!!!!!!!
フーリャンの金魚の糞をしてる魔法使いの素性なんてよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこの帽子はエンデリル・デヴァー!!!!!!!!
今パン筋を披露してくれたのは結界魔法使いのねことかいう奴だろーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドキィッ!!!!!!!
亀「バ…バレてる!!!!!!!!!! し…仕方ねぇぜ僕ほど顔が売れてる男は!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「にゃにゃにゃッ にゃんまで調べられてんのぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガガーン!!!!!!!!!!!!!!!!!
リリス「じゃああたしは〜?」
ドキッ
アリズミダの声『え!!!!!!? お前!!!!!!!!!!!!!?
え……お前は… あれだろ……… ポエミー魔法使いのサセ子さんだろ…』
リリス「ちがうしぃ〜〜!!!!!! バーカバーカ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声『ぐぬぬ!!!!!!! 貴様〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
203 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/01(木) 01:17:40.94 ID:J7Ng00fi
リリス「バーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカ〜〜〜〜」
アリズミダの声「ああぁぁッッ カバーカバーうるせー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前の事だってアレだ!!!!!!!! 分かってんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
分かってるけど…言いませ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
べろべろばー!!!!!!!!!!!!」
サナバー(いやリリスは魔獣じゃから分かるはずもないんじゃが)
アリズミダの声「それよりてめぇら残念だったなぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
苦労してここまで来て苦労して暗号を解いて苦労して暗号通りに実行したのに扉が開かなくてよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウェヒヒ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「そうだコノヤロー!!!!!!!!!! なんでうちのねこがパン筋を披露したのに開かないんだコノヤロー!!!!!!!!!!!
詐欺だバカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「暗号? はあ!!!!!!?
パン筋見せたら開く? はああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ンーなわけねーだろおめでたバカチンコ野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「じゃああの暗号はなんだったのです!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしいの声「あれは悪ふざけで〜〜〜〜〜〜〜〜〜す!!!!!!!!!!!!! ウェヒヒ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「む!! また違う奴が出て来た!!!!!!!!
って悪ふざけかよ!!!!!!!! 通りでふざけてると思ったよ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「つまりパン筋の見せびらかし損ってことだ!!!!!!!!!!!!!!!!!
楽しませてもらったぜぇ!!!!!!!!! 録画したぜコラァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「け…消して〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ
おいしいの声「ふふふ お前らが第4層まで来たのには驚いたが 第4層にはこの絶対防壁があったことを思い出したのだ!!!!!!!!!
今それを発動させ 大魔女フーリャンへの道を閉ざした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつは力付くでは開けられんぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「く…思い出すんじゃねぇよ……
こいつ絶対忘れてたプリンを他人に食べられた後に思い出すタイプだぜ…」
おいしいの声「………あ そういえば冷蔵庫に生クリームパフェ入れてたっけ」
アリズミダの声「ドキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! …………」
おいしいの声「いや今はそんな事はどうでもいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前らの道はこうして封じられた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そしてお前らは正真正銘の袋の鼠になったのさ!!!!!!!! 今に後ろからこちらの追っ手がおいつめに来る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「衛兵だと!!!!!!!!!!? はっ!!! 衛兵なんざ敵じゃねぇんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしいの声「ただの衛兵じゃねぇ!!!!!!!!!! 選りすぐりの最強の衛兵達だ!!!!!!!!!!!!!!!
そしてそこには本部の退魔研究班の実技部門リーダーの花子様加わっておられる!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子様は強いぞぉ!!!!!!!!! 大魔女フーリャンを捕らえたのも花子様だし 檻の中で暴れる大魔女フーリャンを無力化したのも花子様よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子様にかかりゃお前らなんてチンのカス!!!! ウンのカスよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ね!!!!!!? アリズミダ様!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「…………ゴメンネ」
ぼそ…
おいしいの声「え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
アリズミダの声「生クリームパフェ タベチャッタ…ゴメンネ…」
ぼそ…ぼそ…
おいしいの声「何言ってるか聞こえませんよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ちゃんと目を見て話しましょうよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
亀「おいおいおい…本部から来た花子って…上で魔法使いがヤベェって言ってた奴じゃねぇのか〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
し…しかもフーリャンを二度も押さえ付けたってぇ!!!!!!!!!?
や…やべー!!!!!!!!!!!! 腐れやべー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ(…花…子…?)
アリズミダの声「うわはははーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前らなど全員花子に殺されちまえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしいの声「花子様にはこのレレイロウ最強の衛兵達がついてる!!!!!!!
鬼に金棒!!! 絶対不敗!!!!!!! お前ら万事休すッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「くそーーーー!!!!!!!!!!!
ここまで来たのにフーリャンに会えないなんてふざけるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「そうだよぅ!!!!!!!! 開けてーーー!!!!!!!!!」
リリス「大魔女〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「わはははは!!!!!!! 開けん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子が来るまでお前らパン筋でも見せてろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「ちなみにこの扉はどうやって開くのじゃ?」
おいしいの声「そこはこちらのスイッチング次第!!!!!!!!!!!
暗証番号を入力してボタンを押さないと開かないのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「暗証番号だぁ…? お前らこの扉開けてみろよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「開けるわけねぇだろバカチンコ!!!!!!!! 常識で考えろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「お前らまさか暗証番号が分からねーんじゃねぇだろうな?」
アリズミダの声「そ…そんなわけねぇだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「じゃあ入力してみろよ!!!!!!! 証明してみやがれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でなきゃテメェは嘘つき理事だぜ!!!!!! 魔反会の底が知れる!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「お…おぉーーーーーーーよしてやんよ!!!!!!!! やってやんよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
え…えーと…えーと…」
亀「おう? どうした? どうした?」
…ヒソヒソ
アリズミダの声「お…おいっ おいしい!!!!!」
おいしいの声「…はっ 暗証番号は812433(パン筋スリスリ)でございますですよっ」
アリズミダの声「よ…よっしゃあぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
暗証番号は812433だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピッピッピッピッピッピッ ポチ!!!!!!!!!
ウィイ〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!
アリズミダの声「わははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!! どうだ開いたぞーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしいの声「アリズミダ様!!! 開くボタンまで押さなくてもッ…」
アリズミダの声「はっ…………………………ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
みんな『今だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドガラドガラァアアアアアーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダの声「し…しまったぁーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アホすぎるwww
207 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/01(木) 20:04:25.03 ID:J7Ng00fi
ガッガッガッガッ!!!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「入れ入れ入れ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「ここにあった謎の木片を扉のつっかえ棒にしとこう!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ!!!!!!!!
亀「ッッしゃあぁーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!! バカで助かったぜーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「お…お前ら出やがれコラ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしいの声「ア…ア…アリズミダ様〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何をやっとるんですかァーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いぃくらなんでも酷すぎますよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
勘弁してくださいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「ち…ちがうコレは!!!!!!!!!!!!!!!!
巧妙な罠だッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしいの声「自分で掘って自分で嵌まった罠でしょうが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いくら理事でもこれはないっスよおおぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「…………すまんっ!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前の生クリームパフェ食った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしいの声「どんなタイミングなんスか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もうマジ本当勘弁お願いしますわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
超楽しみだったんスから〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!! 超食べたかったっスわ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「………」
しゅん…
ザザザザザァッ…
ねこ「はぁはぁはぁっ…ここがッ…」
サナバー「!!!!! …牢じゃッ!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「た…助けてくれ〜〜〜〜〜〜」
ボケ妹「フーリャンが両足を首の後ろに回して苦しんでいるーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
208 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/01(木) 21:56:06.08 ID:J7Ng00fi
ボケ妹「久々の出会いがなんつーインパクトだーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ド〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!!!!!!!!!!!!!!
ぽろぽろ……
ねこ「フ…フーリャンちゃあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!
大魔女「!! ね…ねこ!!!!!! あ…あんたらぁ!!!!!!!!!!?
何やってんの!!!!!!!!!!!? アイタタタタタタタタタタッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「お前が何やっとるんじゃーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「ク…クソジジイ!!!!! 久しいわね!!」
亀「フーリャンコノヤロー!!!!!!!! 僕と会えなくて寂しかったんじゃねぇのか!!!!!!!!!!!?」
大魔女「あ…あら亀 あんた失恋から立ち直ったの?」
ドキィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「し…失恋!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「し〜〜っ!!!! し〜〜〜〜っ!!!!!!!!!!!!!」
うさぎ「フーぴょんフーぴょん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「ぼごほほほ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!! ブリブリブリブリブリヒィイーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前それどんなテクニカルな苦しみ方だよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
マリモス「フーリャンレディ!!!!!!!! 私を待ちわびたかいっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「あんたらは私の中でどうでもいいトップ3 アホうさぎに笑い袋にロリ……
!? …………なに その変態ロリコンの声がする着ぐるみは…」
マリモス「Oh〜〜〜〜 マリモスだよ〜〜〜お この姿には少々訳がありましてな……実は」
大魔女「文字数の無駄だから説明しなくていいわよ興味ないし」
ボケ妹「フーリャン……… 良かったなぁ…無事そうで…」
ぽろり…
大魔女「チロ……………………」
ピタッ!!
209 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/01(木) 22:22:16.41 ID:J7Ng00fi
ビシシ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「ほふぅはッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「フーリャンちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
大魔女「こ…腰の骨がーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
股関節ぐァアアーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ま…股が裂けるってのよーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「大丈夫か!!!!!!!!! ってそもそもなんでそんな格好になったのじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
大魔女「あ…あまりにも暇で…美容に効くヨガを創作してみたら………戻らなくなったのよ」
ボケ妹「アホだ!!!!!!!!!!!!!!!!! こいつアホだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「まったく創作って難しいわ」
ボケ妹「それは創作じゃなくて“無茶”だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「と…とにかく早く戻しなさいよ!!!!!! 足を肩から下ろしなさいよ!!!!!!!!!!!
このままじゃ重力のかかる足の重さで私の体がコンパクトに折り畳まれるわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
コンパクトフーリャンになっちゃうわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ(コンパクトフーリャンちゃん……かわいい…)
大魔女「ぐっほァアアア!!!!!!!!!!!!!!!
ついに頚椎にまで重みがァアーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死ぬ!!!!!! 本格的に死ぬわよコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
首の骨がダルマ落しのように抜けていっていずれ首が消失する勢いよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でもこれなら冬に首回りが寒くならなくて便利!! ってやかましいわ!!!!!!!!!!!!!!!!
黙ってないでさっさと助けなさいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「久しぶりに会ったせいかテンション高いぜ」
210 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/01(木) 23:02:40.86 ID:J7Ng00fi
サナバー「むう……せっかく再会したのにこのままはいたたまれないな
はやく牢から出してやろう」
亀「へっ 久々にあったフーリャンに僕の勇姿を見せてやるか!!!!!!!!
PHソード!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「あ あんたまだそんなの持ってたの
捨てなさいよ!!! まったくみっともないんだから」
亀「みっともなくねぇよ!!!!!! お前は親かっ!!!!!!!!!
いいからよく見てろ!!!!!!! この剣がお前を助ける恩剣だ!!!!!!!!!!!!
そして僕の勇姿ッ!!!!!!!!!! お前がいままで散々役立たずだと罵っていた僕はついにその力を開花させ一級の戦士になったんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!
僕の長い冬は終わったのさ………!!!!!!
力!!!!!!!!! 心!!!!!!!!!! 技!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この身に感じる溢れんばかりのこれらが!!!!!! お前に見せてやれといって聞かねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女フーリャン!!!!!!!! これから僕は!!! お前に憧れるだけの小さな男じゃなくなるんだ!!!!!!!!!!!!!
お前に並んで立つ一人の男に……戦友(トモ)になる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「いいからはやくしろバカ」
亀「P〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜Hッッ ソォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーード!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガギギギャアアアアァァァァッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「!!」
亀「…………」
じぃい〜〜〜〜〜〜〜んっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「ひいいいいぃ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!! う…腕が痺れるァアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
つる〜〜〜〜ん
《牢 無事!!!!!》
みんな『ズコー!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドンガラガチャアァーッ!!!!!!!!!!!!
大魔女「案の定じゃないのよ!!!!!!! ぐほほォっ!!!!!! 脊椎ピンチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビキビキ
211 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/01(木) 23:30:28.63 ID:J7Ng00fi
うさぎ「カッコ悪いピョー」
マリモス「これは困りましたな…」
サナバー「本人の実力はどうあれエンデリル君の武器の性能は一番じゃからなぁ…
つまりこの牢の防御性能が生半可なものでないということが分かったわい」
亀「サニーその言い方トゲがあるぜ」
ねこ「そんにゃ… それじゃ…フーリャンちゃんを助けられない…」
ワラース「フフッ 魔反会本部のやべー女ってのが来ちまう
諦めて逃げるか」
ボケ妹「ふざけるなよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここまで来て引き返せるかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「チロリーンちゃん…」
ガッ……ギュッ
ボケ妹「私様はなぁ…… フーリャンが敵に…あの魔反会に捕まったって聞いて…めっちゃ不安だったんだよ
多分ねこちゃんと同じくらい心配してた
あいつがどんな目にあってるか 痛め付けられてないか 絶望してないか…って
それで…絶対助けるって誓ってここまで来たんだ…!!!!!!!
それでやっと本人のところまで…!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここまで近くまで来て…『助けられませんでした』で済ませるかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーリャン!!!!!! 私様はお前を見捨てやしない!!!!!!!!! 出来る限りの力を持ってお前を助けたい!!!!!!!!!!!!!!
お前は私様のライバル………いやッ!!!!!! ………………………………戦友だ……」
きら…
大魔女「チロリーン」
大魔女「つーかなんであんた頭にウンコ乗せてんの?」
ボケ妹「?!」
みんな『言ったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブブブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さらりとw
213 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/01(木) 23:46:36.61 ID:J7Ng00fi
ボケ妹「は? ウンコ??」
大魔女「あたまあたま」
ボケ妹「は? あたま?」
スッ ベチャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぷ〜〜ん…
ボケ妹「なんじゃこりゃあぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
リリス「あはは〜〜 ついにバレたバレた〜〜〜」
大魔女「リリス あんたの仕業? ナイスよナイス!!!!!
ププーッ 気づかないでいてやんの」
ボケ妹「み…みんな… みんなまさか……“これ”…気づいて…たの…か…?」
サナバー「す…すまん…」
ねこ「言いづらくて………」
亀「いや気づけよ」
ワラース「うひひひひひひひひひひひひひひwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwぶっひぃいwwww
うんこだけにクソ笑わせてもらったわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
大魔女「あんた今までずっとその頭でいたの?
ちょっとマジウケル 生き地獄ね
まぁそれ見てる方はもっと生き地獄だったでしょうけど
あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははひゃひゃひゃひゃひゃひゃッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プルプルプルッ…
ボケ妹「……………」
ボケ妹「なんじゃそりゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴリャアァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《チロリーンは牢の柵のひん曲げた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
ドドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんな『腕力で破りおったああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!! ズコォーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「ろ…牢が壊れたーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブブーッ!!!!!!!!!!!
亀「すげー!!!!!!!!!!!!!!!
さすがチロリーンの筋肉だぜーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「うるせー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギャゴオオオォーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「ひでりッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「誰も私様の頭のウンコの事言わなくてさあぁーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんなして笑ってたんだろーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「い いやそういうわけじゃないが」
ワラース「ていうか言われる前に気づけよwwwww
脳筋だから重さが分からなかったのかよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ボケ妹「うるせー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
リリス「大魔女〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!
大魔女「リリス」
ばふっ!!!!!!!!!!!!!!!!
リリス「大魔女ぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
良かったよぉ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
嬉しいよおぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「リリス あんたがねこ達に伝えてくれたのね
………あんたをあの場に残してて正解だったわ」
リリス「うん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
寂しかったけど〜〜〜〜 頑張ったのぉ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」
ぽろぽろ
大魔女「まったく泣くんじゃないわよ
これからはもう離れたりしないから」
リリス「うん〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!! 絶対だよぉ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
絶対だからねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「えぇ」
ぽろぽろぽろぽろ
ねこ「良かったねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜 良かったねぇえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ボケ妹「フーリャンの格好があれだから全く感動出来ん…」
ずーん…
大魔女「あぁそうよ!!!!! まず私の体を元に戻しなさいよ!!!!!!!!!!!!!!!!
とりあえず私を牢から出しなさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねことクソジジイ2人で抱えなさいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「はーいにゃっ!!」
サナバー「々に再会していきなりなんて偉そうなやつじゃ…」
ねこ「うーん どう持とうか」
サナバー「ふむ…」
大魔女「くォらクソジジイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたこれみよがしにドコ見てんのよ!!!!!!! このむっつりチェリー野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「ぶ…無礼な!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 何も見とらん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「じゃあさっさと持ち上げなさいよ」
ねこ「じゃ…じゃあこうして… よいしょっと」
ググイ
大魔女「痛い痛い!!!!!!!!!! もっと優しく持ちなさいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!
とうっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズブシィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「ぶべらぁ!!!!!!!!!! モミアゲ刺しィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
―――
サナバー「とりあえず牢からは出したぞ
あとはこの足を首の後ろから元に…」
ぐい…
大魔女「あいたたたたたたたたたたたたたたたたた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
痛い痛い!!!!!!!!!!! い…痛いわよ!!!!!! 膝関節が逆に回るってのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「じゃ…じゃあこうして…」
大魔女「くォらクソジジイ!!!!!!!!!!!!!!!!!
どこ触ってんのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!! とうっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズビシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「目ーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「あんたは本当にむっつりチェリーね 末恐ろしいっ!!!! そんな顔して末恐ろしいわ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「じゃ…じゃあチロリーンちゃんにやってもらえ」
サナバー「ふざけんじゃないわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんな奴にやらせたら私の関節が全てが可動式360度回転・着脱可能になるわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
リボルテックフーリャンになっちゃうわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
末恐ろしいっ!!!!!!!!!!! すこぶる末恐ろしいっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「お前のその発想が末恐ろしいわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
216 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/02(金) 20:36:22.57 ID:LNOuznnW
サナバー「こうなったらみんなで協力してフーリャンを助けるぞい!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「俺無理wwwwwwwwwwww1m以内に近づいたら俺笑いすぎて死ぬわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
うさぎ「チィもそのポーズ出来るピョー!!!」
ぐぐい
ねこ「わ〜〜!!!!! そんなことしたらうさぎまで戻らなくなるよぅ!!!!!!」
うさぎ「チィは戻るピョー」
グイ〜〜ン
大魔女「な…なんであんたが戻って私が戻らないのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「うさぎは日頃から足まわり鍛えてるから…」
ボケ妹「やわらかさが足りないんだよ!!!!! 股関節を鍛えろよ!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「股関節なんてよっぽど気が向かないと鍛えようと思わないわよバカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
普段何に使うのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「鍛えてないからこうなるんだろ!!!!!!」
サナバー「酢じゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 酢を飲め!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
酢を飲んだらフニャフニャになるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「今飲んだらむせて頚椎が本格的にヤバくなるわよ!!!!!!!!!」
亀「こりゃあいい」
カシャッ カシャッ
大魔女「何勝手に撮ってんのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 死なすわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「いい案が浮かんだよ〜〜う」
大魔女「触るな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前だけは絶対に触るな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
絶対にだ!!!!!!!!!!!!!! ていうか寄るな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あっち行けあっち!!!!!!!!!!!!! しっしっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フーリャンを助けようとあれやこれやで10分―――…
サナバー「………ダメだった…」
ズーン…
大魔女「…………」
ちーん……
217 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/02(金) 22:23:50.43 ID:LNOuznnW
亀「お前どんだけ固いんだよ のりでも塗ってんじゃないのか」
大魔女「……………もういいわよ
諦めた…これから私はこの姿で生きるわ…」
ねこ「えぇぇ!!!!!!!!!!!!!!? 諦めすぎでしょ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「これからの私はこの姿でさわやかな朝を迎えこの姿で飯を食いこの姿でボーッとしてたまに寝つつ時間を潰す…
昼には飯を食いそして寝 3時に起きておやつを食いボーッとしてる間に寝
夕方に起きてまた寝て起きて飯を食って夜を迎え寝る…
私はそんな人生よ…」
ボケ妹「寝すぎだろ………」
ねこ「諦めちゃダメだよぅ!!!!!!!! そんな風に思っちゃダメーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「だからってどう諦めるなっていうのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんた以上に下半身おっぴろげてる私がこれからどうしろと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死んだ方がいいわよコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「バカモノ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死ぬなんて簡単に言っていいもんじゃないんだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「じゃああんたもしちんこ出してないと生きてけない体になったらどう思う?」
サナバー「…………死んだ方がいいな…」
ズーン…
ボケ妹「おい」
大魔女「私にとってはそれほどの屈辱なのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
頭にウンコ乗せてなんの恥ずかしげもなくドヤ顔決めるようなどこかの筋肉トウモロコシ女とは違うのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「好きでウンコ乗せながらドヤ顔してたわけじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だからトウモロコシじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーーーン!!!!!!!!!
218 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/02(金) 23:03:21.76 ID:LNOuznnW
大魔女「はあ……生きる気力を無くしたわよ…」
ねこ「う…うわ〜〜〜〜ん… そ…それならにゃん一生フーリャンちゃんを支えていくよぅ〜〜〜〜〜〜」
サナバー「わ…わしだって出来るかぎりの事ならサポートする!!!!!
だから…生きろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「……支えなんていらない こんな姿を人に晒したくなんかないもの…気持ちだけいただくわよ
…ここから出たら私は隠棲するわ……
とりあえず最後に専用のベッドを買って… この格好でも気持ち良く眠れるベッドを…」
ボケ妹(そんなもんきっとねーよ………)
亀「おいベッドを注文するまえに速く逃げようぜ!!!!!!!!!!!!
はやくしねぇと追っ手が来…」
ダァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
??「螺旋乱拳!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドギャルッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「がぷぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドザァーーー!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「エンデリル!!!!!!!!!!!?」
亀「ぐ…ぐああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブシュッ!!!! ブシュッ!!!!!!!!
マリモス「亀くん!!!!!!!!!
これは…攻撃!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヂャキッ
??「動くな」
大魔女「!!!!!!」
??「大魔女フーリャン 死ぬなら その命 魔反会に捧げて」
スゥ…
ザッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「それが 世界を荒らしたあなたに出来る 精一杯の償い」
ズズズズズ
ボケ妹(こいつ………ヤバイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……こいつが!!!!!!!!!!!!!!!!!)
サナバー「魔反会本部から来た…女ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!
219 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/03(土) 16:17:59.69 ID:XzOSpusH
花子「あなた達 全員 逃がさない」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
マリモス「むう…なんと静かな殺気か…!!!!!!
確かにただ者ではありませんな…!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキィンッ…
サナバー「エンデリル君は大丈夫なのか!!!!!!!!!!!!!」
亀「ゼヒューッ…ゼヒューッ……ぐはァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビチャチャッ!!!!!!!
うさぎ「死にそうピョン」
ボケ妹「………これは…魔力が…!?
そうか あの女の攻撃でエンデリルの魔力が急激に乱れたんだ 身体にここまで影響を及ぼすほどに!!!!!!
私様も少しかじってたから分かる……これは退魔の技ッ!!!!!!!!!!!!
それも高度な…!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「なんと!!!!!!!!!!」
ボケ妹「このままじゃ死にはせずとも後遺症が残りそうだ!!!!!!!!
こうなったら…荒業だが…」
ボケ妹「『臓亀死隍』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュギュ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「こ…こパァーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《チロリーンはエンデリルの体をいとも簡単に雑巾のように絞った》
花子「!」
ボケ妹「よし 魔力の流れが戻ったっぽい」
サナバー「な…なにをしたんじゃ…?」
ボケ妹「魔力の乱れにエンデリルの体を合わせることで流れを元に戻したんだ」
ねこ「なんかよくわかんないけどスゴイよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
うさぎ「でも死んでるピョ」
亀「―――」
ちーん…
ボケ妹「エンデリルァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「どう見ても犯人はあんた」
花子「意外 退魔を使える人がいる
なのに何故 あの大魔女フーリャンが近くにいるのに何故 大魔女フーリャンの首をとらない」
ボケ妹「おいおい そんなの分かるだろう
今の私様とフーリャンは…心から理解しあった…」
ボケ妹「仲間だからさ」
大魔女「いやこいつそれで私に返り討ちにあってるから」
花子「…なるほど 力で負けて屈服し従っていると」
大魔女「そうそう まぁ下僕よね」
ボケ妹「違ぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だれが下僕だバカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「え あんた最初にそれ了承してたじゃない」
ボケ妹「いや否定しただろうが!!!!!!!!!!!!!! なんて都合のいい耳だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「そうかしら 初期の事だから忘れたわよ
初期といえば あんた初登場の時私の姿で手下にチューしてたわよね」
ボケ妹「バッ バカヤロー!!!!!!!!!! そんな忘れ去られた事を掘り返すんじゃねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「マジかヒョwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
おえぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
大魔女「変なキメ台詞で他人に変装するキス魔ッチョだったわよね」
ボケ妹「言うなっつッてんだろーが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
コノヤロー人の黒歴史をッ…… !!!!!!!!!!!!!!!!」
グギギギギッ
大魔女「ぎゃあああああ!!!!!!!! なんつー力で掴むのよ!!!!!!!!!! 触るなキス魔妹!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズビシッ
ボケ妹「てめええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええッッ」
ボコスカボコスカボコスカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「…とても 仲間には見えない」
221 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/04(日) 01:21:20.37 ID:zlYUCZIS
花子「今は仲間 でも退魔の技を扱おうと思った以上 あなたの中に魔法使いへの怨みがあったはず
堪え難い何か あったでしょう
それなのに何故 魔法使いに与することが出来る
何故みじめに思わない 何故恥と感じない
それともただそれらの感情 押し殺してるだけ?」
ボケ妹「……確かにそうだ
魔法使いというかフーリャンに対しての怒りは確かにあったさ
だが事情と こいつの心を多少知って 得られたものがあったのさ
怒り以上に感じたものが」
ギンッ
大魔女「まぁ元々こいつが私狙ったのもアホなこいつの勘違いだったんだけどね
マジこいつ最低よね 勘違いで人殺そうだなんて野蛮のすることよ
そればかりか人の姿借りてキッスするとかもう頭おかしいとしか言いようがない………」
ボケ妹「もう許せよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
せっかくお前のフォローしてんのにいらん横槍入れるなよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「心を理解しても魔法使いは野蛮 何故わからない」
サナバー「…たしかに大きな力を内に持った魔法使いは危険かもしれぬ…
だが野蛮とは聞き捨てならん
現在の魔法使いは数千年前の魔法使いとは違う
世界を支配しようなどと考えてるものなどおらん(フーリャン以外)
むしろ お前らに言われるまでもなく その魔力を使わないようにして普通の人間として生きていこうとしてる魔法使いがたくさんじゃ!!!!!!!
じゃがお前ら魔反会は……それすら許さず 魔法使いの全てを否定する
理解出来んのはお前らじゃ!!!!! 魔反会!!!!!!!!!!!!!!」
花子「…………」
222 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/04(日) 11:30:54.61 ID:zlYUCZIS
花子「……魔法使いと それに与するものたちの言葉 私の心には決して届かない
魔法使いは悪 それを正す魔反会は正義
私はそう教えられた それが私の全て
私はそのための 出来るかぎりのことを するだけ…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ボケ妹「なんて了見の狭さだい!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「………まるで戦闘マシーンのようなやつ…」
サナバー「…恐らく幼い時からから魔反会で育てられ嫌魔法使いの精神を叩き込まれてたのじゃろう… 何を言っても無駄じゃ…」
花子「話は終わり 侵入者は大人しく縄につけ 大魔女フーリャンは牢の中へ…」
大魔女「ふん 生憎自力じゃ動けなくてね」
でで〜ん… ぱっか〜〜…
花子「………」
すごそうな衛兵(くっ…みえそうで…みえないッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴクッ!!!!!!
花子「………」
パァンッ!!!!!!!!!!!
すごそうな衛兵「ウラケンポブゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッシュー!!!!!
花子「魔法使いに鼻を伸ばしてる場合じゃない
どうやら 大人しく捕まる気も 戻る気もないみたい なら 力付く
かかりなさい」
すごそうな衛兵「パ…パンスジャアァー!!!!!!!!!!!!!!
総員かかれェエーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
すごそうな衛兵たち『うるぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!
サナバー「来たぞい!!!! フーリャン(とついでにエンデリル君)を守りながら戦うんじゃあぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「守らなくて結構 それぞれが自分の身を守るために戦いなさい」
ねこ「えっ…でもフーリャンちゃん…」
大魔女「あとあの女にも手を出しちゃダメよ 絶対に」
ボケ妹「んなことしたらお前が真っ先に狙われるよ!!!!!!!」
大魔女「いいから “この勢い”を失速させる気?」
マリモス「勢い?」
大魔女「分かったらさっさと行きなさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
言うこときかないとチロリーンはキス魔だってビラ配るわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「ッしゃあぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
戦うぞコノヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ボサッとしてんなよみんな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!
わーわー
ガキンガキンガキン
ツカツカツカ…
花子「………」
ボケ妹「とォオりゃアァァーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!」
グオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「!」
スカーッ
ボケ妹「でいりゃアァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドガンッッ!!!!!!!!!!!!!!
すごそうな衛兵「ひでりッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「…………」
ツカツカツカツカツカ……ザザァッ…
大魔女「ふふ… 来たわね」
花子「そんな赤っ恥120%の格好で何でそんな自信げな顔? そんな格好で抵抗出来るとでも」
大魔女「バーカ 抵抗なんてしないわよ
私は……」
ニィッッ!!!!!
大魔女「あんたを再起不能までぶちのめす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!
花子「…………その格好で?
……あなた さっき 生きる気力も失ったんじゃなかった?」
大魔女「生きる気力? そんなもの…」
メキメキメキメキ…
《フーリャンの足が………》
ビキッ… メキッ… メキッ… ビキビキビキィッッ…
《背中を回って… 地についた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
みんな『えぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「あんたをぶちのめすっていう生きがいを見つけて グッと湧いたわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「おっと 足の向きが反対になってるわ」
キリキリキリキリ… ガチィーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《フーリャンの足の間接が回って元に戻った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
大魔女「これでよし」
ボケ妹「すでにリボルテックじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんて無茶なw
225 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/04(日) 23:16:00.90 ID:zlYUCZIS
わーわー
花子「そんな無理矢理に体を戻して 痛くない?」
大魔女「あぁ痛い 痛いに決まってんじゃないのよ
でも………
あんたにこれ以上の痛みを与えてやると思ったら そんなの吹っ飛んだわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!
花子「…歪んでいる」
大魔女「あんたに言われたくないけどね
ていうか 歪んでるとかじゃなくて“不屈”とでも言ってほしいわね
どんな状況でも私は諦めない やると言った事はやる女!!!! 分かってくれたかしら」
花子「………」
大魔女「さあやろうじゃないの 冷やし女!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダの声『わははははは!!!!!!!!!! やってしまえ花子!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
大魔女「…ちっ これからって時にうざい声」
アリズミダの声『いくら大魔女フーリャンとて!!! 魔力を封じられた状態で花子と渡り合えると思うなよ!!!!!
花子は対魔法使いにおいて絶対不敗!!!!!! 一度としてやられた事がない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前も花子にコテンパンにノされて無様にパン筋さらしてろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やれ花子!!!!!!!!!!!!!!! 全力でだァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
大魔女「うざ 何もしないくせに偉そうに
あんたなんであんなのに従ってんのよ」
花子「理事だから」
大魔女「はぁそう むかつくだろうによくやるわね」
花子「感情は関係ない アリズミダ様が理事である以上 従う それは当然のこと」
大魔女「よく訓練された女ね あんたとは絶対にイイ関係にはなれなさそう」
ザザッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーリャン
http://loda.jp/mitemite/?id=2827.jpg vs
花子
http://loda.jp/mitemite/?id=2826.jpg ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴオオオオオオオオオオ…
じり…
花子「………………」
花子「………」
スッ… ギラアァァァッッ…
《点打の構えを取る花子》
大魔女「………」
花子「…………」
じり…
ヒュオオオオオオオオオオオオオオオオオ……
し〜〜〜〜〜〜〜〜ん…………
すごそうな衛兵の声「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カワイコちゃんのパン筋見えたぞーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ィイイイヤッッッハアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバーの声「すまんがわしは男じゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「……」
チラッ 《サナバーの方を見るフーリャン》
花子(今ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ズダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギイィィイイイイイッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「点ッッッッッッッッ 打ァッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「!!!」
ドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボミィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子(!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? この感触………は?!)
ドドドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!! むに〜〜ん…
《なんと!! フーリャンはお尻で点打の攻撃を受け止めていた!!!!!!!!!!!》
大魔女「知ってる? 尻の柔らかい所には魔管は通ってないの」
花子「…!」
ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「………捕まえた」
にやり
花子「く…」
ギシギシ
大魔女「ふふ この大魔女フーリャンに同じ技は通じないってのは常識!!!!!!!!
…といっても あんたからは2回も不意打ち食らってたわね
つーわけで…倍返し祭の始まりよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
テンテケッテテンテケッテ!!!!!!!!
花子「ッ…螺旋乱拳ッ」
大魔女「遅い!! 外道ビンタァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バビタァアアアアアンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「こぷあっ」
《花子の顔面に思い切りビンタ……というか張り手をお見舞いした!!!!!
うしろに倒れ込む花子…》
大魔女「大魔女10文キック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バガアァァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《…に強烈な蹴りを一発!!!!!!! 回転しながら吹っ飛ぶ花子…》
ザァッ!!!!!!!!
大魔女「大魔女ロケット蹴りあげェッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッガ〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!
《…の先回りをしにパンツが見えるくらいのハイキックで花子を打ち上げる!!!!!!!!!!!》
花子「がぷぇっ…!!!!!」
大魔女「腕の調子もいい まだまだ行くわよ!!!!!!!!!!!!」
ダンッ!!!!!!!! ギューン!!!!!!!!!!!!!!!
《大ジャンプして花子に追いつくフーリャン!!! そして花子の体を抱え…》
大魔女「重力追加!! 落下式大魔女パワーーーーーーーーーーーーーーーーーーボムッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッガアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「あかはアアアアアアアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「………」
ピクピクピク…
大魔女「ハァ…ハァ… 痙攣してるってことは生きてんでしょ 立ちなさいよ」
花子「…!」
バッ!!!!! ぐぐ…
《気がついた花子は片膝をつき立ち上がろうとする…と!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
大魔女「シャイニング・ウィザー捕りィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ!!!! ガシィンッ!!!!!!!!!!!!
ぐるんぐるん!!!!!! ズドォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「ぐぎィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《花子の片膝を土台にし飛び上がり花子の顔目掛けて蹴りを入れるフーリャン!!!!!
…と見せ掛けて花子の顔を両足で挟み込みバク宙!!!!!!!!!
着地と同時に花子の体を地面に強くたたき付けた!!!!!!!!!!!!!!!!》
アリズミダの声『決まったーーーーー!!!!!!!! 大魔女フーリャンのアクロバチックな技がクリーンヒット〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは花子痛い!!!!!!! グロッキーだ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このままギブアップか〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
おいしいの声『ギブアップしたらマズイですよ!!!!! なに実況しとるんですか!!!!!!!!!!!!!』
よろよろ…
花子「くっ……ぅ…!!!!!!」
大魔女「なかなかのタフネスね
ならこいつでどうッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダンッ!!!!!!!!
大魔女「シューティングスター大魔女プレス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッカ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「ぐがぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダの声「キタァ〜〜〜〜〜!!!!!!!! 美しき空中殺法が飛び出した!!!!!!!!!!!!!
花子成す術なし!!!!!! 大魔女フーリャンの勝利は確定か〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしいの声『確定したらヤバイでしょ!!!!! どっちの味方なんだあんた!!!!!!!!!!!!!!!』
229 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/05(月) 20:08:59.08 ID:II8AbXMR
大魔女「はぁ…はぁ…はぁ… 押さえ込んだわよ」
花子「うぅぅ…うぅッ うぅッッ」
ぐっぐっぐっ
大魔女「まだやる気… 結構痛め付けたんだけど…
…ん?! あんたこれッ…」
バサァ!!!!!!!!!!!!
花子「!!!!!!!」
《フーリャンは突然花子の服を剥ぎ取った!!!!!!!!!!!!!!!》
アリズミダの声『うを〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
なんだ!!!!!? なにが始まる〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
戦いの中で禁断の愛が目覚めたのかァーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キマシタヷーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
おいしいの声『アリズミダ様落ち着いて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 録画開始!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ピッ
大魔女「これは…」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「ぜぇ…ぜぇ…」
ズゥンッ…
《花子の体の至る所に注射を打った跡が!!!》
大魔女「…なるほど…ね
そうやって痛覚を麻痺させる注射を打ってるわけね
それならそのタフさも納得出来るってもんよ
常人がここまでの攻撃食らったらすでにショック死してるもの」
花子「………」
アリズミダの声『なにあれーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キモ!!!!!!! マジキモ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
おいしいの声『あんた上司のくせに知らなかったんスか〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
アリズミダ「知らないよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やだ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!! なにこれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まるで10年来の親友が俺の知らない所で違う学校の奴とめっちゃ親しくしててもうカラオケに行くくらいの仲になってた時くらいの衝撃だわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしいの声『ちょっとそれ分かりづらいっスわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
230 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/05(月) 20:32:22.14 ID:II8AbXMR
大魔女「ふふん あんたが従う理事とかいうのが好き勝手言ってるわね
でも確かにキモいわね 自分の体こんなにしてまで
バカとしか言えないわね」
花子「うるさい」
ビュッ
ガシッ!!!!!! ぐぐッ
大魔女「無駄よ」
花子「ッッ」
《花子の手首を掴むフーリャン》
大魔女「ダメージが通らないならやり方を変える」
ギギギッ…
大魔女「サブミッションッッ!!!!!!!! 大魔女スパイラル手首!!!!!!!!!!!!!!!」
グルンッ!!!!!!!!!!!!!!!
ポキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「くァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
だらーん…
大魔女「ハイまず手首イッた」
花子「ッッッ……………」
大魔女「痛覚をマヒさせても関節が外れる感覚は不快かしら?
ふふ…イイわよぉ…… なんならもっと…泣き叫べばいいのよ…」
花子「ぐぐうううッッ」
ガシッ!!!!!!!
大魔女「大魔女腕ひしぎッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビギビギビギッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「ふッ…ふぎぃぃいいいいいいいいいいッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギギ…
スポォンッ!!!!!!!!!!!!!!!
花子「はうっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「はい腕ー」
にっこぉ〜〜
231 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/05(月) 22:03:40.72 ID:II8AbXMR
大魔女「大魔女四の字固め〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メギギギギギギギギッッ…
花子「あうあうあうぅ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パキッ ポキッ にゅるっ
大魔女「足もイッたわねー
気持ちいーわねー(私が)」
花子「……………くそッ…!!!!!」
大魔女「おっ そんな悪態をつくようになった?
これは相当余裕がなくなって来たわね よし!!!!!
そんなあんたに“とっておき”をプレゼントしちゃうわ!!!!!!!!!!!
そぉーれッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐんっ!!!!!!!!
ガシンッ ガシンッ パンパカパッカァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「超必殺!!! 大魔女恥ずかし固めーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ド〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「うくっッッ!!!!!!!!!」
ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《フーリャンは花子をそれはもう恥ずかしい格好に極めてやった!!!》
アリズミダ『……………』
おいしい『……………』
《凝視》
ギギギギ…
花子「あ…あなた…… あ…あたま…おかしい」
大魔女「そんなことないわ 私は普通よ」
にこっ
232 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/06(火) 10:58:27.70 ID:2F2mBqCF
大魔女「さぁ見てもらいましょうねー
あんたの上司によく見えるようにカメラにちゃんと写しましょうねー」
花子「くッ…………」
アリズミダ『ナイス…ナイスだぞ大魔女フーリャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ありがとう!!!!!! 本当にありがとう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…俺は今まで魔法使いに対してひどい偏見を持ちすぎていたのかもしれない…』
おいしい『今日この日が魔反会と魔法使いが歩み寄る大きな一歩になるのですね!!!!!』
花子「ふざけるなッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ『ひぃー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 嘘ですごめんなさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
花子「…真面目に戦え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「あら 私は真面目よ
この技だって効果抜群じゃない あんたがこんなに取り乱してるんだもの」
花子「くッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「ッッ………」
ガリッ…
大魔女「!?」
花子「がぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガバァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《フーリャンに噛み付こうとする花子!!!!!》
大魔女「この!!!!!」
ドカッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「くふ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドズザァー!!!!!!!
《咄嗟に花子を投げ飛ばした!!!!!!!!!》
花子「はあー…はあー…」
大魔女「今 歯になにか仕込んでたわね 麻痺毒か何か…
まったく油断も隙もない」
233 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/06(火) 11:24:10.09 ID:2F2mBqCF
大魔女「そろそろしまいにしてやるわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
王道極技!!!! 大魔女コブラツイスト!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グギョギョギョギョギョギョギョギョッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「くあたあッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギギギギゴゴギッ… パキッッッ
パキッ ポキッ ゴキッ ズキュンッ ムリッッ
花子「ッッッ!!!!!!!!!!!! ……」
大魔女「ハハハッ 大分骨が抜けたわね!!!!!
どっせい!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザー!!!!!!!
花子「ぐっ!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「必殺!!!!! 外道マウント!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ビギギギギギギギッ……
花子「カハァッ!!!!!! …………!!!! ……………ッッ!!!!!!!!!!!!」
《フーリャンは花子の首を絞めながらマウントポジションに入った》
大魔女「腹パンチ!!! 腹パンチ!!! 腹パンチ!!!」
ズゴッ!!!!!!! ズゴッ!!!!!!!! ズゴォッッ!!!!!!!!!!!!!
花子「ぼッう!!!!! ぼッう!!!!!!! ぼッう!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「おいもうその辺にしとけよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!
234 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/06(火) 13:58:52.58 ID:2F2mBqCF
大魔女「あら…?」
ボケ妹「こっちはとっくに終わったよ」
すごそうな衛兵達『がぺぺぺ…』
ちーん…
大魔女「速かったわね」
アリズミダの声『ぬわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
女同士のドキドキ組み手を見てる間に他がやられとるがなーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
おいしい『最強の私兵が全滅しとるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ『花子ぉ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうしたんだ花子ぉ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本部退魔研究班の実技部門のリーダーにして退魔研究班の“副班長の一人”であるお前が魔力もない手負いの魔法使いにやられるなんてぇえーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子しっかりしろーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
花子「………………」
し〜ん
大魔女「ふん 手負いの魔法使い?
あんたらこの私が大魔女フーリャンだってこと忘れたみたいね」
アリズミダ『うががぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちくしょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
おいしい『お…おちッ…おちッおちッ…おちちッ…
アリズミダ様おちちーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(アリズミダ様落ち着いて と言いたかった)』
アリズミダ『おっぱいポロ〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!! おっぱいポロロ〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ポロォッ!!!!!!!
おいしい『ご乱心!!!!! アリズミダ様ご乱心ぞぉーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ねこ「すごいねぇ この人すごく強そうなのに倒しちゃった
万全の状態じゃなかったのに」
リリス「やっぱり大魔女は強い〜〜〜〜〜」
ボケ妹「………魔力は封印されてるままのようだが 腕は?
魔力が封印されてるなら魔体術も使えないから腕動かせないはずだろ 本来」
大魔女「いや 魔力を封印されて逆に腕が動くようになったのよ」
サナバー「なるほど
フーリャンの腕が動かなくなったのは強大な魔体術の反動で腕の魔管に魔力の塊…魔力瘤(マリコ)が出来たからじゃ
マリコは流れる魔力に反応して脈動して痛みを与えるが 今はその魔力が封印されているからそれもない
だからマリコは今現在小康状態にあるんじゃな」
ねこ「あなるほ」
大魔女「そうみたいね
でも急に腕を動かそうとしたり激しく動かそうとすると痛くなるんだけど
さっきもヤバかったわ」
ボケ妹「無茶しやがって…」
亀「……う…うーん… あ…あれ?」
マリモス「おーぉ亀くん!! 気がつきましたか」
ワラース「うひゃひゃひゃひゃ!!!! 今更かよ… 相変わらず約にたたねぇやつ…」
亀「え? なんだよ?」
ずーん…
大魔女「さて………ん?」
ズゴォーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオォォッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズズウゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うさぎ「ピョー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
亀「な…なんだぁ?!!!!! なんだなんだぁ?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「上で爆発だよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「なんなのよ」
サナバー「…そうか! 上の階に捕らえられていた魔法使い達が魔法を使って大暴れしとるんじゃな
しかし随分とハッスルしとるのう こりゃ…崩壊しそうじゃ!!!!!!!!!」
亀「なにー!!!!!!!! まだ僕たちがいるのに!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「い…急いで脱出しよう!!!!!!!!!!!!」
236 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/06(火) 16:15:13.98 ID:2F2mBqCF
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ……
ズズズズズズズズズズズズズズンンッッ…
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ワラース「ポミミミミ!!!!!!!!!!! こりゃ本格的にやべーな…」
サナバー「ここは地下の最下層…!!!!!
崩れたら一たまりもないぞい!!!!!!!!!!!!!!!!!
早く脱出じゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「ちょっと待って!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!
ねこ「ど…どうしたの!?」
大魔女「ちょっとあの冷やし女ブッアレしてくる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「バ…バカ!! 放っとけ!!!!!!!!!!!
わざわざ手を下す必要ないだろ!!!!!!!!!!」
大魔女「………最後に大爆笑させた後アレそうと思ったけど… そんな時間もなさそうね
まぁこの状況 放置してたら勝手に死にそうね」
ねこ「………こ…このままにしておくの…? な…なんかかわいそうだけど…」
サナバー「……あの女は魔反会に殺魔法使いマシーンとして育てられたある意味呪われた哀れな者じゃ
……このまま死なせてやった方が幸せかもしれん…」
ねこ「そ…そうかな…」
大魔女「冷やし女!!!!!!!! 最後に言いたい事あるんじゃないの!!!!!!!!!!!!!!!!?
多少なりと反省の言葉でもあるんなら助けてやらないこともないわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「……………ま………魔法使い…は… 悪……… 消すべき…存在…」
大魔女「……どうやら反省はないみたいね …じゃあ さようなら
来世はまともに生まれ変わりなさいよ!!!!」
ザッ!!!!!!!!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ………
花子「…………………………………………………………」
ドゴオオォーーーーーン!!!!!!!!! ズズゥーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
237 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/06(火) 18:04:19.90 ID:2F2mBqCF
アリズミダ「こいつはまずいな…!!!! 崩れるぞ…!!!!!!!!
おいおいしい!!!! 貴様どういうことだ!!!!!!!!!!
魔反会の施設ならもっと対魔製の建て方が…」
おいしい「黙れこの無能チンカスエロ親父野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「ほんブバリッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「お前がアホなミスしなけりゃこんな事にはならなかったんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何が策だ!!!!!!! 策じゃなくてクッサ〜だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前臭いんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 足が臭いんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴキブリの卵みたいな臭いがするんだよチクショオがァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「き…貴様〜〜〜〜〜〜!!!!!!! 俺のコンプレックスを突いて来るとは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺が理事だとしっての物言いか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
おいしい「何が理事だ中年野郎ーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッキィ〜〜〜!!!!!!!!!!
アリズミダ「こんぼいッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「お前…ここで何かあったら責任取るって言ったよなぁ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうなったらお前なんて理事から失脚するに決まってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
理事じゃねぇお前にヘコヘコする義理はねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
くそ親父!!!!!!!!! はら太鼓でもやってろ!!!!!!!!!!!!!!!! カスが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「ひ…ひぃ…」
おいしい「一番許せねーのは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺のプリン食った事だァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 許されねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死にさらせぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボコボコボコボコボコ!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「ブ…ブピィ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
238 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/06(火) 18:34:10.97 ID:2F2mBqCF
おいしい「そ…そうは言っても施設長の俺の責任も免れねぇ…
反魔法使いの運動なんてどうでもいいが… 金のためにッ…利権のためにここまで上り詰めて来た俺の努力が…全て……パアだ……
パアなんだよぉーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボコボコボコボコボコボコボコボコボコボコ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「おびれぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「殺してやる!!!!!!!!
うおああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「ま…待て!!!!!!!!! まだチャンスはある!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「チャンスなんてあるかァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「あるさ!!!!!!!!!!!! 勝負は9回裏のツーアウトツートライクからだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドキッ!!!!!!!!
おいしい「そ…その言葉…
かの有名な野球拳名士…ム・リーの名言…!!!!!!」
ム・リー(16722〜16744)
一世期前に勃発した野球拳戦争で活躍した野球拳士
彼はある野球拳士112人との同時戦闘で残すとこパンツ一枚となった時にこの名言を呟いたという…
彼はその戦いに破れ死亡したが 絶望の中でも勝利を目指したその姿勢が高く評価され 彼が最後に吐いていたパンツは『英雄の茶バミパンツ』と呼ばれ神器として奉られている
おいしい「あ…あぁ……あ…」
アリズミダ「やはりお前も野球拳士か………同じ匂いを感じたんだ………」
アリズミダ「諦めるな 勝負はこれからだッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺の最終防衛線ともいえる策は…すでに発動している!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!
239 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/06(火) 18:50:52.90 ID:2F2mBqCF
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………
第3層
亀「はぁ…はぁ… まだ第3層か… 地上まで遠いぜ…」
マリモス「ライバーBOY達の姿は見えませんな 逃げられましたでしょうか」
サナバー「この階に人はいないな 行くぞい!!!!!!!!!!!」
――― 第2層
――― 第1層
ライバー「あっ!!!! マリQ!!!!!!!!
良かったぁ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「お…Oh〜〜〜〜〜〜…ライバーBO……ゴホンッ!!!!! ライバーきゅー!!!!!!!!
無事で良かったきゅー!!!!!!!!!!!」
ライバー「それはこっちのセリフだよぉ!!!!!! 心配してたんだから!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「ありがときゅー」
大魔女「…………ずっと気になってたけどロリコンのあの格好はなんなの…」
サナバー「表現規制の一つと思っておればよい」
ライバー父「皆さん心配していたんですよ 一部の魔法使い達が過度に魔法を使って下層から崩壊が始まったので」
ボケ妹「あんた達待ってたのかい? こんな危ない状況で」
ライバー母「うちの子がその着ぐ……マリQさんを待つと聞かなくて」
ライバー「マリQはぼくらの命の恩人だいっ!!!!! 放って逃げるなんて出来ないもん!!!!!!!
ね!!!!!! マリQ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリQ「きゅ〜〜」
ライバー父&母『………』
ズーン…
ねこ「なんかすごくやるせない顔してるね…」
大魔女「そりゃああの着ぐるみの中身はキモいおっさんなんだもの
我が子がそれに懐いてるなんてやるせなくなるのも当然でしょうよ」
240 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/06(火) 19:08:36.03 ID:2F2mBqCF
ズズズ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「…むむ!!!!! どうやら下の層は完全に崩壊したようじゃ!!!!!!!!!!!!!!
速く地上に出なければここもまずい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピシピシピシッ…
バカァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「うっびゃあ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!! 言ってるそばからだぜ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「急げーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドガァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボゴオオオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
――― レレイロウ交流館 地上階
ドゴ〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザザザザザザザザァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「う…うにゃひぃ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「………間一髪…間に合ったわね…」
亀「し…死ぬかと思ったぜ…」
ボケ妹「わぁっ… 見ろ 地下に続く便器から瓦礫が溢れてるよ!!!!!」
亀「はは 懐かしい光景だな
ボットン便所からウンコが溢れるのはよくあることなんだよな」
サナバー「地下監獄はこれで完全に崩壊したんじゃな
……良かったわい 本当にギリギリセーフじゃった」
ゴゴゴゴ…
ライバー父「い…いや… まだ…セーフとは言えないようですよ…」
ねこ「にゃ?」
ピシピシシィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「わ…わーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
建物そのものが崩れちまいそうだ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使い連中やりすぎーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!
241 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/06(火) 19:54:35.99 ID:2F2mBqCF
サナバー「外へ逃げるぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
うさぎ「うぴょぴょーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ…
ダダダダダダダダダッ!!!!!!!!!!
亀「もう少しで出口だぜーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「………ムッ!!!!!!!!!!!!!!!」
ドガァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「にゃにゃ!!!!!!!!! 大きな柱が落ちてきたァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
リリス「大魔女危ないよぉ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」
大魔女「…ふんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドガアァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「うぐぬぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ライバー「す…すごい!!!!! あんな大きな柱を受け止めた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「とうっ!!!!!」
ポイッ!!!!!!!!
ドガシャアァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マリモス「あーもいきゅ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ライバー「マリQーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「はあはあ……くっ!!!!!!!」
ビキッ!!!!!!!! だらん…
ねこ「フ…フーリャンちゃん!!!!! 腕が!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「……今のは限界を超えすぎたようね」
ボケ妹「当たり前だ!!!! 出口はもう少しなんだ しっかりするんだ!!!!!!!!!」
ズズズズズズズズズズズズズズズ…
242 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/06(火) 20:28:49.00 ID:2F2mBqCF
ライバー父「出口だ!!!!!!! 出口ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「もう少しだぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ベギッッッ…
ズギャバゴガアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「ぐわ!!!!!!!!!!!!! 崩落だ!!!!!!!!!!!!!!!!
しかも…でけぇぞーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「天井が落ちて来ますぞきゅーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パラパラパラ…
ねこ「く……うぅーん…
みんな…大丈夫……」
亀「あ…あぁ…」
サナバー「なんとか…」
うさぎ「ぴょ…びょーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!! びょーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「どうしたうさぎ!!? 発情したのか!!!?」
うさぎ「違うピョーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「ひでりッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
うさぎ「大きい壁が落ちて来てるピョ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「わ…わあ!!!!!!!!!! 本当だぁ!!!!!!!!!!!!!! 目の前に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなのが落ちて来たんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「……む!!? フーリャンとチロリーンちゃんの姿が見えんぞい!!!!!!?」
ねこ「あ!!!!? 本当だ!!!!!!!!!!!」
ワラース「ぷぎゃああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!! 潰されたかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
243 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/07(水) 01:46:18.14 ID:JHTV7T9v
ねこ「いにゃあああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーリャンちゃん!!!!!!!! フーリャンちゃんが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「うぐぉ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!! フーリャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
リリス「大魔女がミンチになっちゃったよお〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
うさぎ「フーぴょん死んだら嫌ぴょお〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「化けて出るなら僕が写した写真の中に出てくれ!!!!!!!!!!!!
ホラー特集で取り上げるからよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
壁の向こうからボケ妹「生きてるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「あっ!!!! チロリーンちゃんだ!!!!!!!!!!!!!」
壁の向こうからボケ妹「私様もフーリャンも生きてるっつーの!!!!! ミンチになってねーっつーの!!!!!!!!!!!!
つーかお前ら私様の事心配しなさすぎだっつーの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「おぉ!!! 生きていたか 良かった!!!!!」
壁の向こうから大魔女「ふん こんなとこでつまんない死に方しないわよ」
ねこ「今助けるよぅ!!!!! その天井を爆発させて…」
ボケ妹「いや!! それはダメだ!!!!!!!!!」
ねこ「え!!!!!!!?」
244 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/07(水) 02:16:20.02 ID:JHTV7T9v
壁の向こうからボケ妹「今 崩落が弱まってるだろ
そこにまた衝撃を加えたらまた崩れ始めちまう!!!!!!!!!!!!
今のうちにみんな逃げろ!!!!!! 出口はすぐだろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「そんにゃ!!!!!! じゃあ2人は!!!!!!!!!!?」
壁の向こうからボケ妹「こっちはこっちで別の出口を探す!!!!! どこかに穴があるはずだよ!!!!!!!!!」
リリス「大魔女は〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!?」
壁の向こうからボケ妹「フーリャンなら私様にまかせろ!!!!!! きっと一緒に脱出する!!!!!!!!!」
壁の向こうから大魔女「は!!!!!? つまりここからチロリーンとマンツーマンなの!!!!!!!!!?
ちょっとマジ勘弁!!!!!!!! こんな奴と2人きりになったらナニされるか分かったもんじゃないってのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
リリス「いや〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!! 大魔女が乱暴される〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
青い奴に乱暴される〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
壁の向こうからボケ妹「しねーよ!!!!!!!!! 私様をなんだと思ってんだ!!!!!!!!!!」
壁の向こうから大魔女「いやー!!!!!!!!!!!!!!! ビーストよーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
壁の向こうからボケ妹「誰が野獣だ!!!!!!!!! 乗るんじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「…そうか まぁチロリーンちゃんが付いてるなら大丈夫じゃろう
ならわしらは先に出て待っているとしよう……みんな…」
ねこ「う…うん」
サナバー「必ず帰って来るんじゃぞ!!!!!!」
壁の向こうからボケ妹「当たり前だよ!!!!!!!!!!」
ザザザザザザザザッ
245 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/07(水) 02:26:48.45 ID:JHTV7T9v
ボケ妹「………行ったか
じゃあ…私様達も行くかい」
大魔女「チロリーンあんた……」
ボケ妹「ん?」
大魔女「頼むから変な気起こさないでよね…」
ボケ妹「起こさねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! レズは変態だけで十分だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーン!!!!!!!!!!!!!!!!
――― 次元の果て
変態無限桃花×2『は……は……
レズーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
魔女無限桃花「!?」
変態無限桃花×2『ズズ…くしゃみでござい… 誰か噂してるでござい…』
魔女無限桃花(………こいつらこえ〜〜〜…)
ズーン…
―――
大魔女「それもそうね」
ボケ妹「分かったら行くよ」
ゴゴゴゴ…
ザリッ… ザリッ…
ボケ妹「くっ…無駄に広い施設だね… 早く穴でも探さないとまた崩壊が始まっちまう…」
ズコッ
大魔女「ぐわたーーー!!!!!!!」
ボケ妹「大丈夫かい!!!!!!!!!!」
大魔女「ちっ…なんだか体の駆動率が悪いわ」
ボケ妹「リボルテックしたり激しく戦ったりしたからだろ…
まったくしょうがない ……ほらよ」
スゥッ…
《姿勢を低く構えるチロリーン》
大魔女「チロリーン……あんた…」
大魔女「背中を踏ん付けて欲しいの? やはりあんたもポニーテールだけあって好きねぇ」
ボケ妹「ちげーよ!!!!!!!!!! おぶってやるっつーんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォーン!!!!!!!!!!!!!!!!
246 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/07(水) 02:34:50.60 ID:JHTV7T9v
大魔女「おぶる? この私を?
一体どういう魂胆かしらね 借りでも作る気?」
ボケ妹「バーカ
見てられないからだよ
つーかお前に借りを作っても何にも得られないだろうが」
大魔女「あはは それもそうね
別に余計なお世話だったけど あんたに乗って優越感に浸るのも悪くないわ」
ボケ妹「一言いらねーよ!!!!!! さっさと乗れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「はいはい」
ス…
ガショーン!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「これは………」
大魔女「なんという広い背中…」
ボケ妹「よく言われるよ」
大魔女「そしてなんという背筋……」
ボケ妹「よく言われるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やかましいわッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハァッ… 大人しくおぶられてろよ」
大魔女「どおどおどお ハイヤー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐいぐい
ボケ妹「言ったそばからコラーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ポニーテール掴むんじゃねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「はいはい」
ボケ妹「ふん………」
247 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/07(水) 02:54:22.22 ID:JHTV7T9v
ザリ… ザリ…
大魔女「揺れてるわよ 酔うじゃないのよバカ」
ボケ妹「足場が悪いんだ 少しくらい我慢しろ…
……………………………」
大魔女「なによ? いかにも何か思ってそうな“……”付けやがって」
ボケ妹「…お前軽いな
こんな…普通の女みてぇに軽いお前が…魔反会が最も恐れる魔法使いには見えないよ」
大魔女「まぁ私って結構女らしいトコあるし」
ボケ妹「どこがだよ」
大魔女「ほらこのパイオツだってあんたの100倍はあるわよ 十分女らしいわよ」
ボケ妹「100倍って!!!!! 私様どんだけねーんだよ!!!!!!!!!!!!!!
普通よりはないけど ないよりはあるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
って何言ってんだ私様!!!!!! めっちゃ虚しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「で? それがどうしたのよ」
ボケ妹「あ? ……いや…な…
…………………こんなに軽いのに お前が背負ってる運命はなんて重いんだろうなって…」
大魔女「妙な事考えるわね 人の運命なんてどうでもいいじゃない」
ボケ妹「どうでもよくねーよ 仲間だ」
大魔女「仲間……… そういやあんた下でも…頭にウンコ乗せながらそんなこと言ってたわよね」
ボケ妹「そ…それは忘れろ…
とにかく私様はな… お前とは色々あったが 今じゃ本当に心から良い仲間だと思ってんだ
………悪友とも言えるかな」
大魔女「悪が過ぎるわね」
ボケ妹「ふふん 自分で言うな
…確かにお前は悪が過ぎるほど悪だが いいトコだってあるしな それは…長く居て分かった事だよ」
大魔女「いいトコねぇ…確かに最近は丸くなったけど………」
ボケ妹「仲間の悩みは私様の悩み 仲間の悲しみは私様の悲しみ
私様の中で仲間ってのはそんな感じ 一緒に壁を乗り越えるものが仲間だと思ってる」
大魔女「ふーん…だから?」
ボケ妹「お前が背負ってる重い運命も 私様の運命ってこと
2人で背負えば重くない だからフーリャン これからはもっと頼れ 私様やみんなを
困った事があったらなんでも自分で解決しようとせずに 相談してくれ 絶対力になるよ」
大魔女「……………」
大魔女「頼りな〜〜〜…」
ボケ妹「言うと思ったよ!!!!!!!!」
大魔女「……………あんたはねことは違うわね」
ボケ妹「なにがだい?」
大魔女「ねこは私に尽くそうとしてる 常に私を気遣って楽しませようとしてるわ
私が足を上げれば尻を差し出し 平手を上げれば頬を差し出す… ウンコメコレを発動させれば鼻を広げるし 股も広げる…
正真正銘本当の下僕気質よね」
ボケ妹「お前がそう調教したんだろーが!!!!!!」
大魔女「クソジジイは私と距離を置いてるようだし アホうさぎはアホ…
亀はただの馴れ馴れしいウザ眉毛でマリモスは死ね…笑い袋は正直どうでもいい……」
大魔女「でもあんたは違う
あんたは私と対等でいようとしてるわ
まったくもって身の程知らず女よ」
ボケ妹「…悪かったね」
大魔女「いや それでいいのよ
一人くらいそんなのがいないと張り合いがないわ」
ボケ妹「そうか そりゃよかった」
大魔女「…ま 頼るかどうかは私が決める事だけどねー…
やっぱり頼りにならないし」
ボケ妹「だからうるせー」
ガッ!!!!!!!!!
ボケ妹「よう!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドザァ!!!!!!!!!!!!!!
ドッサァ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「ぐわたーーーーーー!!!!!!!!! な…何コケてんのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「な…なにかに引っ掛かったんだよ!!!!!! ……ん!? これは……」
ドドォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「手!!!!!!? 人の手だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「ひ…人の手だ!!!!!!! 誰か埋まってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「……アハハ なんかサスペンスドラマの埋められた人間みたい」
ボケ妹「言ってる場合かい!!!!!!!!!!!!!!!!!!
くっ…崩壊に巻き込まれたんだ… かわいそうに… ………ん?」
ピク… ピク…
ボケ妹「う…動いてる!!!!!!!!!!!! 微かに動いてるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!
まだ生きてるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「そんなバナナ」
ボケ妹「大丈夫かい!!!!!!!!!! 今助けるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「…」
ピク…ピク…
ボケ妹「しっかりしろ 今引っ張り出してやるからなぁ…」
ス…
ピク… ピク… ピクッ… グッ…
ボケ妹「ん? ピース?」
大魔女「…あの手の形は……… チロリーン!!!!!!! 危ないわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「え? …………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビュッ ズビィーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザザァッ!!!!!! スパ…
ボケ妹「ぐっ!!!!!! 目を突こうとしてきやがった!!!!!!!!!!
避けたが…顔にちょっと掠った…!!!!!!!!!!!!!!!!!
…誰だい!!!!!! 何者だい!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「聞くまでもないわ ……しかしまさか…」
ボコボコ… ボボコォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジャラ…!!!!!! よろ…よろ… ザァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「お…お前は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「…………まさか 生きてるとわね…」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「魔法使い……… 殺す……… 殺す……… 殺すッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それに…手を貸すものも…同様… ………殺す…のみ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
道連れに…してでもォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「殺す…殺す…殺す…殺す…」
ボケ妹「あ…あの崩壊の中… あの怪我で…脱出したってのかい?!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いったいどうやって!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
大魔女「……意地ね 眼を見れば分かる
一番厄介なタイプだわ…! たたきのめすには…骨が折れる!!!!!」
花子「あぁうぅーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ
ブスッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《花子は注射器を取り出し自身の体に突き刺した!!!!!!!》
ボケ妹「な…なんだ!!!!!!!!?」
ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…ッッ
花子「はあああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュルギュルギュル…
大魔女「これは…ドーピング!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴズズズッッ…
花子「しゅうううううううう………カァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオッ!!!!!!!!!!!!!!
ビリビリビリッ
ボケ妹「な…なんて邪悪な威圧感だッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「はあああッ」
ピィーンッ… 《点打の構え》
花子「はうああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グザァッ グザァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「指で岩を突き刺した!!!!! アレで攻撃してくる気か!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「天ッッ 堕ァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブゥンブゥン!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「岩を上に!!!!!!!!!!? まさかあいつ…」
ドゴンドゴォーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「収まっていた崩壊がまた…!!!!!!!! これが狙いかい!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
外
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
サナバー「…崩壊が再び始まった… しかし…これは…人為的…?」
ねこ「フーリャンちゃんとチロリーンちゃんが大変だよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ
亀「待て行くな!!!!! 危険があぶねーぜ!!!!!!!!!!!」
ねこ「でも…」
サナバー「…信じて待とう …2人を」
ねこ「………」
―――
花子「はあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンブンブンブンブンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドカンドカンドカ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「くそ!!!!! あいつッ 岩をメチャクチャ投げやがる!!!!!!!!
しかも崩れそうな建物に!!!!!!!!!!!!!!
私様達に直接手は出さずに 自分もろとも建物の崩壊に巻き込むつもりかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゴォ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドガアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「く…すごいスピードで崩壊が進む…!!! 逃げよう!!!!!!!!!!!」
大魔女「いや待って でもあいつはブッアレすべきよ」
ボケ妹「なんでだよ!!!!!!!! この状況 ほっといた方が良いだろ!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「私達が逃げたらあの女も追い掛けてくるわよ
外には3流魔法使いがテンコ盛り… こんなの連れて来たらその3流どもがこいつにメッチャアレされるわよ!!!!!!
私は別にそれはそれでまったくもって構わないんだけど
あんたはどうよ?」
ボケ妹「……それは避けたいね…」
大魔女「でしょ だったらアレすべき
……この私がやってやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!
252 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/08(木) 00:51:11.41 ID:AxcVxP2l
ボケ妹「お前が!!!!!!!!!? 無茶だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「なんでよ」
ボケ妹「腕…やべーんだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!? もうとっくに限界を越えてるはずだろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドーピングでパワーアップしたあいつに敵うはずがない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
近づいて弾き飛ばされるのがオチだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「バカ 大丈夫よ だって私は大魔………」
ボケ妹「…………」
キッ…
大魔女「……………
……分かったわよ… じゃあ……あんたに“頼む”わ
あの女をブッアレして来なさいよ」
ニッ
ボケ妹「まかせろ」
ザァッ!!!!!!!
大魔女「一つアドバイスよ
…あいつは体に感じる痛みを鈍らせる注射を打ってる
生半可な攻撃は通らないよ」
ボケ妹「生半可な攻撃?
私様の勇者聖拳にそんなものはないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!
大魔女「へぇ じゃあ見させてもらうわよ」
花子「ぐおあああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「そこまでだ!!!!!!!!!!!!!」
花子「!!!!!!」
ボケ妹「やけくそもそこまでにしときな」
ザッ…
花子「ごぉ…ぐぐぉ……うあおぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザザンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒュオオオオオオオオ…
ボケ妹「宣言する」
花子「…?」
ボケ妹「あんたはこの一撃で!!!!!! これまでに体験したことのない衝撃を体感する!!!!!!!!!
体の芯にまで響く……ドーピングさえ越える衝撃をね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
勇者聖拳ッ!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシィン!!!!!!!!!!!!!
花子「やれるものなら やってみろ うあああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
鳳凰天堕鞭!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュンヒュンヒュンヒュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女(はやい 手の動きが捉えきれないわよ!! あそこに突っ込む気? チロリーン!!!)
ズダァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「いくぞぉーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「があああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《チロリーンが花子の懐に!!!!》
花子「!!!!!?」
ボケ妹「勇者聖拳『真・貫閃』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンンンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「かぺらッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「あかぺらーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドヒュウウウウウウウウウンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドッカァアーーーーーーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パラパラパラパラ…
花子「ぐ………………―――」
ガクッ…
ボケ妹「よし!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「マジに一撃で倒すなんてあんた………相変わらずバカ力ね…」
ボケ妹「もう立てないだろう
今のうちに逃げよう もう建物もげんか…」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオウッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガラガラガラガラガラ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「って崩れたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やべー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「ちょっ!!!! 勘弁してよ!!!!!!!!!!!!!
こんな筋モリと一緒に死にたくないわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
浮かばれないわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「そ…それを言うなら私様だって……うッ
うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガラガラガラガラガラ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「いや〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!
フーリャンちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
と チロリーンちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「建物が完全に崩壊したぜーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワラース「ぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこwwwww
ミンチ確定wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
リリス「いやだよぉ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ミンチになっちゃいやあああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!
青はいいけど大魔女はミンチになっちゃやだぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「あ〜〜〜〜〜もいごぉ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あ〜〜〜〜〜〜もおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおいごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ライバー「マリQ!!!!! 泣き声怖ッ!!!!!!!!!!!!!!」
――― そして
しゅううううううううううううううううううううううう…
サナバー「…瓦礫の山になってしまいおった…」
うさぎ「探すピョイィ〜〜〜〜!!!!!!!! ピョイィ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「…生きてるわけねぇ… でも亡骸くらいみつけてやらねぇと…」
―――…
ガラガラガラ…
マリモス「アーメン…アーメン…アーメン…アーメン…アーメン…」
亀「やめてくれよ師匠 ラーメン食いたくなるだろうが…」
マリモス「うう…少しでも安らかに天国へ行って欲しくてねぇ〜〜…」
ねこ「うっ…うっう… うぅ…」
ぽろぽろ…
サナバー「フーリャン………………
くそっ…フーリャンっ………………
くぅっ……… …フーリャン……………………………
……………………………あとチロリーンちゃん」
256 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/08(木) 19:12:53.60 ID:AxcVxP2l
ガラ…
亀「いねぇ…」
うさぎ「フーぴょん〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!! チーぴょん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いたら『ぴょんぴょん』って返事してピョ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「フーリャンの魔法さえあればこんな崩壊ごとき吹き飛ばしたはずなのに…
魔力さえ封印されてなければ…」
リリス「お願い魔王様〜〜
どうか大魔女を助けてよぉ〜〜〜〜
そうしたらジジイのキ○タマをのし付けてあげるから〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
亀「待て タマはタマでも命の方が喜ぶんじゃあないか?」
サナバー「わ…わしは何もやらんぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!
グキンッ
サナバー「ん? なんじゃこの足の感触?」
ガシガシ
サナバー「…は…はうあ!!!!!!!!!! ひ…人の背中じゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
人の背中が埋まっとるぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「なんですとぉ!!!!!!!!!?」
バタバタバタ…
亀「本当だ!!!!!! 背中だ!!!!!!!!!!!!!」
うさぎ「誰ピョー」
コンコン
ねこ「うさぎ!!!! 踏んじゃダメだって!!!!!!!!!!!!」
サナバー「と…とりあえず瓦礫の中から引き上げ…」
ボコォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
大魔女「あら あんたら」
どーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《瓦礫の中からフーリャンがサザ○さんのOPのたまのようにチロリーンを持ち上げて出てきた!!!!!》
257 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/08(木) 20:38:18.24 ID:AxcVxP2l
サナバー「無事ーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブブブー!!!!!!!?
ねこ「フフッ フーリャンちゃん大丈夫なのぉ!!!!!? 怪我ないのぉ!!!!!!!!!!!!」
大魔女「見ての通りよ
ちっ 重いわねこのチロリーン…
よいっしょと」
ブンッ
ドドカァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「きゅー…」
亀「おい…どういう事なんだよ 明らかに崩壊に巻き込まれててなんで生きてんだよ!!!!!!!!!」
大魔女「いい盾があったのよ」
―――…回想
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「崩れるわ!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「あ…あ…頭だ!!!!!! 頭を守るんだ!!!!!!!!!!!
くそー!!!!! 私様のポニーテール!!!!!! 私様の頭を守ってくれーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「そんなもん気休めにも……… …………ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
こ…これだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チロリーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「なんだい!!!!!!!!!!!?」
大魔女「どっせい!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドスッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「ぐぷるッ!!!!!!!!!!! キュウ…」
大魔女「よし!! これでチロリーンの背中を傘にして…と」
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
―――…
大魔女「……というわけで私は助かったの」
サナバー「鬼かーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
258 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/08(木) 21:42:57.03 ID:AxcVxP2l
大魔女「鬼とはひどいわね あの状況ではチロリーンの背中に頼るしかなかったのよ
見てみなさいよ チロリーンもなんともないし」
ねこ「ほ 本当だ 傷ひとつないっ!!!!!」
大魔女「こいつの背筋ナメんじゃないわよ」
サナバー「そ…そうか…」
大魔女「…………ふん …たまには“頼って”みるもんね」
ねこ「にゃ? なにゃが?」
大魔女「なんでもない」
リリス「はぁ〜〜〜 よかったぁ〜〜〜〜〜
これで大魔女あんしん〜〜〜〜〜〜〜〜
あたし〜〜 安心して疲れた〜〜〜〜〜」
大魔女「そ じゃ 指輪の中で休んでなさい
ありがとうね」
リリス「うん〜〜〜 ジジイおやすみ〜〜〜」
サナバー「あぁ またな」
リリス「あ〜 そうだ〜 最後に〜〜
森羅万象おめめ〜〜〜」
カアァァァァァッッ
ボチュプンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もっさり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「うにゃーーーー!!!!!!!!!!!!!!!! チロリーンちゃんの顔にウンコがーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
リリス「ばいばい〜〜〜」
スッ…
サナバー「置き糞すなー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「あひゃひゃひゃ!!!!!!!!! ナイス!!!!!!!!!!!!!!!!!」
亀「チロリーン… 踏んだり蹴ったりならぬ 踏んだり糞だりだぜ……」
ズーン…
ボケ妹「うーん…うーん…」
――― チロリーンの夢
ペロスケ「チロリーン!! 俺様が勇者の極意を教えてやろう!!!!!!!!!!
勇者を極めるにはまず僧侶・魔法使い・遊び人・格闘家・ニートの職業を頂点まで磨く必要がある!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「お兄ちゃん質問です!!!!!!
ニートは職業に入るんですか!?」
ペロスケ「バ……バカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ニートは自宅警備員であり立派な職業だぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前それをニートプロに聞いたらえげつねェ目に合うぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
地獄のショータイム(乳首ピロピロ祭)が始まるぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ボケ妹「ご…ごめんなさい」
ペロスケ「いいか!!!!? これらの職業をマスターした時… 勇者はバージョンアップするのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「勇者がパワーアップすると何になるの!!!!?」
ペロスケ「それは…」
ドキドキドキドキ
ボケ妹(きっと聖騎士とか英雄とかだ!!!!!!!!!!!)
ドキドキドキ
ペロスケ「ウンコです」
ボケ妹「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
え…ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ペロスケ「ウンコになります」
ボケ妹「ウン……?!!!!!!」
ペロスケ「コ」
ボケ妹「嘘だッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペロスケ「本当です 事実私はウンコなのです」
もりぃっ
ボケ妹(ぐ!!!!!!! 心なしか臭い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ペロスケ「糞剣うんこカリバー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もおおおんッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ペロスケ「さあチロリーン!!!!!!!!!! お前もウンコになるのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウンコになるのだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「いやだああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガバァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「ぼべらぼッうッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「チロリーンちゃん気がついたか!!!!!!!!!!!!!!」
亀「ぼべらぼッうってなんだよ」
ボケ妹「はぁ……はぁ……一体…一体何が…」
大魔女「チロリーン喜びなさい 助かったわよ」
ボケ妹「そ…そう…か…よかった…が
なんかすげぃ嫌な夢を見ちまった………
なんだかほのかにウンコ臭いんだよ…そのせいで悪夢見た…
な…なぁまた私様の頭にウンコでも乗ってたのかい…」
ねこ「き…きのせいきのせい」
ボケ妹「それならいいけど……… しかし…よく助かったな…
どこかに隙間でもあったのか?」
大魔女「いや いい瓦礫よけがあったのよ」
ボケ妹「へぇそうか …うーん なんか記憶があやふやだ… どこかで頭でも打ったかな…」
亀「ははは…」
サナバー「ふぅ しかしこれで終わったな
悪名高いレレイロウも潰れた めでたしめでたしじゃ」
ライバー「ありがとうライバー!!!!!!! ライバーのおかげでパパとママと家に帰れるよ!!!!!!!!!!」
マリモス「Haha よかったきゅー」
魔法使いA「いや…めでたしめでたしにゃ…程遠いようだ…」
亀「ん? おたくらはあん時の
どうしたんだよ」
魔法使いB「囲まれてる…」
ボケ妹「は?」
魔法使いB「囲まれちまってるんだよォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔反会の軍勢によォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
みんな『な…なんだってー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドォーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「な………」
亀「なんじゃあああこりゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズラアアアアアアアアアアアアアアアァァーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「ずっと向こうの方に…赤い模様が並んでる…
あれは……旗か!!!?」
サナバー「うむ…間違いない 魔反会の旗じゃ…アレ全てッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドォオオッ!!!!!!!!!!
マリモス「あーもいごっ!! 崩壊したこの場所…囲まれたよ〜〜〜ぅ!!!!!!!!!」
ねこ「そんにゃ!!!! いつの間にッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
―――…
ガラ… そ〜〜…
おいしい「……ア…アリズミダ様!!! あれは同志の旗!!!!!!!!!
どういう事ですか!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「わははははははははッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
これが俺が張っていた予防線!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「これだけの軍勢をどうやって集めたんですか!!!!!!!!?」
アリズミダ「本部の全軍統括班にかけあって近くの魔反会施設から兵をこの地に総動員させたのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この兵力は1000を超えるッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「す…すげー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「…全軍統括班を直属にしてる第5理事のプリミティに借りを作るのはシャクだが… この際仕方ない
これで逃げた魔法使いどもを一網打尽にすりゃあこれまでの失態は水に流せる!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「…流せるんですかぁ?」
アリズミダ「流せるさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 俺を信じろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「ぬ…おおぉッ!!!!!!!! な…なんだか流せる気がしてきましたァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「流せる流せる!!!!!! 高圧洗浄で一発流せる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいしい「さすがアリズミダ様!!!!!!!!!!! 一生ついていきますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「わーーーッははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なればプリンの事も水に流してくれるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
おいしい「それとこれは話が別だろ」
アリズミダ「あ……そう……」
しゅん…
――― 魔反会軍側
もっこり「よぉおおーーーーーーーーーーし!!!!!!!!!!!!!!!!! もっこりもっこりィィィィィィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バーン!!!!!!!
《全軍統括班 第5大連隊隊長:ながいももっこり》
もっこり「お前ら剣の手入れはしたか!!!!!!!!!!!!!!!!?」
兵達『イエスモッコリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
もっこり「鎧に穴はないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
兵達『イエスモッコリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
もっこり「そして…股間はもっこりしているかアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
兵達『うッおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドンデンドンデン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もッッッッッこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおりッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もっこり「男の股間は強さの証だ!!!!!!!!!!!!!!!!!! 男の格を表す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここをモッコリさせておけば立派な威嚇になる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我々はソレをウリにした新進気鋭の兵よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
故に我が隊の鎧を下半身に装着していないのだ!!!!!!!!!!!!!!!!
常にモッコリさせるべし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それが勝利への道!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ダメなやつは詰め物を詰める事を許可しよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!
兵達『詰めろ詰めろーーーー!!!!!!!!』
ガサガサ
もっこり「詰めるやつ多すぎだろオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!! どんだけ自信ねぇんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自信を持て!!!!!! このもっこり様のように!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カアァッ
兵「な…何て言うデカさだ…」
兵「さすがナニのデカさだけで隊長になったお方…!!!!!!!」
ゴクッ
兵「か…勝てる……うおぉッ 勝てるッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
兵達『もっこりイイィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ぬんッ!!!!!!!!!!!!!!!!
263 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/09(金) 20:21:24.38 ID:Sr+O4EDZ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ボケ妹「ゆっくりと進撃してくるよ!!!!!!!!
これはまずいッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マリモス「ふむふむ…向こうは1000と少し…かな?
それに対し我々は100にも満たない上に女性や子供も多い…
THE 不利ですなぁ」
大魔女「何が1000人よ そんなの鼻毛抜く感覚でパッパッパー でしょ」
亀「ふ…ふん まぁな…
僕らにかかったら1000人なんて朝練にすらならんレベルよ…」
大魔女「あんたには言ってないから」
ねこ「うにゃー…たしかに1000人ならそんな多い数字じゃないけど…」
サナバー「今のわしらには……守るものが多すぎる…」
ライバー「死んでまうの?!!!!!!! 死んでまうの!!!!!!!!!!?」
アタフタアタフタ
魔法使いA「お…俺の痔魔法で全員イボ痔にしてやるぜえええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カアアアッ!!!!!!!!!!!
バリバリィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使いA「ぐ…ぐあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺の尻が切れたーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
魔法使いB「魔法を使いすぎだ!!!!!! 反動だッ!!!!!!!!!!!」
魔法使いA「誰か軟膏を!!!!!! 軟膏を俺の尻にヌリヌーリヌリヌリッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もんもー!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「フンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずぶしッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使いA「アッッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サナバー「……たとえ勝てても…ここにいる全員を守り切る事は不可能じゃ…!!!!!!!!」
264 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/10(土) 07:33:26.30 ID:Wjlsdn+e
大魔女「えっ だから?」
ボケ妹「えっ じゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なに不思議そうな顔してんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「なんで守る必要があんのよ こんな見ず知らずのやつらほっとけばいいじゃない」
魔法使いA「なんだとコノヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やっと生きて帰れたのにこんなところで死にたくねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
痔魔法食らわすぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
魔法使いB「そーだそーだこの大魔女がァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パーンチラ!!!!!! パーンチラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
魔法使い達『パーンチラ!!!!!!!!!!!!! パーンチラ!!!!!!!!!!!!!!! パーンチラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
わあああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Boo〜〜〜〜!!!!! Boo〜〜〜〜〜!!!!!!!!!
大魔女「うるさいダマレ」
ギロォッ!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使いA「ヒィイーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!! こえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「かといって戦わないわけにいかないでしょう
ザコどもは瓦礫の中にでも身を隠してなさいよ!!!!!!!!!!!!」
サナバー「そ…そうじゃな やるだけやってみよう!!!!!」
ジャキッ
ドドドドドドドド
もっこり「行けぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
陣形は毎度お馴染みのモッコリフォーメーション!!!!!!!!
中央を大きく盛り上がらせた陣形だぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
兵「もっこり隊長!!!!!! た…大変です!!!!!!!!!!!!!!」
もっこり「あ?」
もっこり「誰が変態だ!!!!!!!!!!! 股間ウィップ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チパアアアアアアアアアアアンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
兵「えいちんッ!!!!!!!!!!!!!!!
ち…違うんですッ!!!!!!!!!!!! 大変ですッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もっこり「なんだ!!!!!!!!! さっさと言え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
兵「この場所に兵を出兵させガラ空きになった我等が魔反会の3施設…
巨乳支部 顔がデカいからや施設 ビッグお兄ちゃん平和記念館が謎の集団に奇襲を受けた模様です!!!!!!!!!!!!
そ…それで至急兵を戻してくれと各施設から要請が!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!!!!
モッコリ「ど…どういう事だーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
分からん!!!!!! 分からん!!!!!!!!!!!!!! 分からアァァァァァァァァァーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶるんぶるんぶるん!!!!!!!!!!!!!!!
兵「うおあァーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もっこり隊長のモッコリがご乱心じゃあぁーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もっこり「謎の集団って何者なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
兵「分かりません!!!!!! 謎です!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかし魔法使いの集団であるという情報が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もっこり「なにィィィィッ!!!!!!!!!!?
ゲリラか!!!!? し…しかし何故こんなタイミングで…!!!!!!!
まるで狙いすましたかのようだぞ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
兵「もっこり隊長!!!!!!」
もっこり「わ…分かってる…
こちらに400の兵を残して後はさっさと帰れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
兵達『はっ!!!!!!!!』
もっこり「お前らぁ!!!!!!!!! 俺の指揮下を抜けてもモッコリの魂を忘れるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
兵達『イエスモッコリッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ヒソヒソ
兵「……抜けたらさっさと下の鎧も履こうぜ」
兵「…だな…こんな格好で戻ったら変態だと思われる…」
―――
大魔女「なんかくそいっぱい帰ってったわよ」
サナバー「なにか不測の事態でも起きたかのう?」
ボケ妹「なんにせよ減ってくれるのはありがたいね」
―――…
もっこり「はあ…おい!!!!!!!!!!!!
士気下げてんじゃねぇ!!!!!!!!!!!!!! アゲてけアゲてけ!!!!!!!!!!!!!!!!
うおぉーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 盛り上がっていくぜええええええええッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
モッコリ!!!!!!!!!!
兵達『うぉおーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドォッ!!!!!!!!
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
??「砲撃ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
モッコリ「あ?」
ゴオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チュドドオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
兵達『ぐわたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
もっこり「はぁ!!!!!!!!? な…なんだ!!!!!!!!!!!?
攻撃ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
チュドン!!!!!!!!!! チュドォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もっこり「なんなんだおぉい!!!!!!!!!!!!!!?
なんだよこの攻撃はーーーーーーーーーーーーーーー?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
兵「戦車っぽいやつからの攻撃的なアレくさいです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もっこり「戦車!!!!!!!!!? 戦車って…
ど…どこの軍隊だよ!!!!!!!!!!!!!!!!?」
兵「い…いえ…それが…
突如現れた魔法使いの一団による攻撃っぽい感じのアレです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もっこり「ま…魔法使いの一団!!!!!?」
―――…
亀「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アレは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
カーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーツッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
男「助けに来たぞ!!!!!!!!!!!! 同志達よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《丘の方に数十人の魔法使い達が!!!!! その後ろには巨大な戦車が数機構えていた!!!!!!》
もっこり「なにあれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!
アリズミダ&おいしい『なにあれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブブーッ!!!!!!!!!!!
268 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/10(土) 23:29:36.47 ID:Wjlsdn+e
もっこり「き…貴様ら…何者どもだ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
男「我々はァッ!!!!!!!!!
お前達魔反会の横暴な行いに鉄槌を下さんとして結成された魔反会に抵抗する魔術師の団!!!!!!!!!!!!!!
その名も『ネアメ・ルート』ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これまで罪もない魔法使い達を消して行った罪… その罰をキッチリと受けてもらおうか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もっこり「魔反会に抵抗だァ…!!!!!!!!!?
貴様ら魔法使いが集まったテロ集団か」
男「テロではない これは我々が我々の存在する権利を勝ち取るために戦う聖戦!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使いたる我々が存在するためには………お前達魔反会は邪魔なのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前達魔反会を壊滅させるまで我々の戦いは終わらん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この…ヒャダオの戦いは終わらん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もっこり「ヒャダオ……?」
―――
アリズミダ「ヒャダオォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいしい「ど…どうしたんスか〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!
アリズミダ「ヒャ…ヒャダオっつったら……危険魔法使いリストに載っていた…あの……
あの“闇の虎”ヒャダオかッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「知りませんけど!!!!!!!!!!
なんなんですかそいつ!!!! 冷気呪文みたいな名前してますけど!!!!!!!!!!」
アリズミダ「俺達魔反会に明らかな敵意を向けるタカ派の魔法使いの急先鋒だ…!!!!!!!!
最近は地下に潜ってると聞いていたが……まさかこんな………
もしや……3施設を襲った魔法使いどももこいつらの差しがねか!!!!!!!?」
おいしい「な…なんと…魔反会を潰そうというのか…」
アリズミダ「…となると…あの戦車は… ヒャダオが得意とする『兵器魔法』か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「兵器魔法!!?」
アリズミダ「ヒャダオが使う魔法は具現化され兵器の形になるらしい…
魔法が具現化した兵器は本物の兵器よるも強力で脅威と聞く…!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「え…えー…それ…もしかしたら大魔女フーリャンよりもヤバいんじゃないんですか!?
し…しかし 今見える限りだと現れた魔法使い共はそんなに数いませんし 戦車の数もたった2機…
対して我々魔反会の第5大連隊は数百の兵!!!!!!!!!!
数で攻めればいけるのでは!!!!!!!!!!!!!!?」
アリズミダ「………たったの2機…
…言っただろ… ヒャダオの兵器魔法は…強力かつ…脅威ッ!!!!!!!!!!!!!!
少しでも気を抜けば…………」
――― そして
ち〜〜〜〜〜〜〜ん…
プスプスプス…
兵「もっこり隊長!!!!!!!!!!! 我が隊の半分が一瞬にして…!!!!!!!!!!!!」
ガクガク
もっこり「お…おぱおぱあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………」
ギュ〜〜〜〜
兵「も…もっこり隊長の巨モッコリが恐怖で縮み上がった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もっこり「はうあっ!!!!!!!!!」
ポロ…
兵「ハッ!!!!!!!? 風船!!!!!!!!!!!!!!?
お前も詰め物しとったんかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズコォー!!!!!!!!
もっこり(くっ…言えない… 本当は枝豆くらいだなんて口が裂けても言えないッッ…)
ヒャダオ「おい」
ビクッ!!!!!!!!!
もっこり「ハァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒャダオ「まだやるか?」
もっこり「ナ…ナメるなッ…」
ヒャダオ「そうか しかし…
こちらの戦力はまだ増えるぞ?」
ズズズ…
《ヒャダオの背後に新たな戦車が3つ!!!!!!!!!!!!!!!!》
もっこり「お…お……おぱぱあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………」
ガタガタガタガタ…
もっこり「ぶ…分が悪い!!!!!!!!!!!
一旦撤退だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
兵「撤退って…… どこに帰ればいいんです?」
もっこり「し…知るか!!!!!! じゃ…じゃあ各自帰宅だ!!!!!!!!!!!!!!!
いいか!!!!!!! モッコリ隊は帰るまでモッコリ隊だからな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダ〜〜ッ
し〜〜〜〜ん…
ヒャダオ「…………フッ」
おいしい「…………帰っちゃいましたよ… 予防線………」
アリズミダ「お…おぱあああああああああああああ〜〜〜〜〜………」
ガクガクガク…
ヒャダオ「…ふぅ 帰ったか」
よろ…
仲間「…ヒャダオ 最後に魔戦車を3つも増やしたのは無理が過ぎたな
こっちは人数が少ないんだ アレで戦闘になってたら魔戦車を動かせず負けていたぞ」
ヒャダオ「戦闘にならないと踏んでの判断だ 所詮第5大連隊だからな」
仲間「なるほどな さすがヒャダオだ
しかし無理はするなよ」
ヒャダオ「あぁ
それより…… あそこの同志達を迎えに行こう
…大物もいるからな 少し緊張する」
ザッ!!!!
―――
大魔女「あら なんか終わったみたいね…イタタタッ!!!!!!!!」
ギチギチ
ボケ妹「お前はなんでまた両足を首の後ろに回してんだよ!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「出番がないからつい…
うぎゃあああああああッ!!!!!!! イタァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
だ…誰か助けてッ…」
ボケ妹「もう自分で処理しろバカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「頸椎がァーーーー!!!!!!!!!!!」
《↑大物》
ザッ
ヒャダオ「同志達よ もう安心だ」
わ〜〜〜!!!!!!!!
魔法使い1「ありがてぇ!!!!!!!!!!!!!
あんた方のおかげで助かったッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒャダオ「お礼などいらないさ 俺達は同志だ」
魔法使い2「同志?」
ヒャダオ「俺達もお前達も魔法使いで お互い魔反会の暴力に涙を飲んだ同じ痛みを持っている
だから同志と言って相違ないだろう?」
魔法使い3「なるほど」
魔法使い4「確かに相違ないな」
大魔女「じゃあ私は?」
ヒャダオ「!! 君があの大魔女フーリャン」
パッカ〜〜〜〜〜〜〜
大魔女「気安く名前を呼ぶんじゃねーわよ」
ヒャダオ「おぶほァァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの超大物大魔女フーリャンとの初邂逅なのに大魔女フーリャンがとんでもない格好してたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブー!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「どこ見てんのよ」
あたふた
ヒャダオ「い…いやいや お初にお目にかかる 大魔女フーリャン
俺は『ネアメ・ルート』の軍主 ヒャダオ・プリィ よろしく頼む」
スッ 《握手の手を差し出した》
大魔女「この手は何? 私のスカートの中をまさぐろうっての!!!!!?
死なすわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!! この変態!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒャダオ「違ーーーーーーーーーーーう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!
大魔女「この状況で握手なんて出来るわけないでしょ このバカ」
ヒャダオ(そもそもどうやってそんな状況になった…)
大魔女「ところで 同志ってのは私も含まれるの?」
ヒャダオ「それはもちろんだ 君も魔法使いであり 魔反会の暴力に…」
大魔女「それはあんたら3流でしょうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私を この大魔女フーリャンをあんたらみたいなバンピーと同列に扱わないでよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サブイボが走って吐き気を催すわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブッアレすわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒャダオ「……」
ねこ「ご…ごめんなさい この人こんなんだから」
サナバー「それより本当に助かった もうダメかと思ったわい」
ヒャダオ「いや 当然のことだ」
亀「しかしまぁーいいタイミングに来たなァあんたら
まるで千両役者だぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
むしろ出来過ぎてて疑っちまうぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これヤラセじゃね!!!!!!!!!? ヤラセか!!!!!!!!!!!? それともドッキリかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
どこからがドッキリなんだ!!!!!!! 白状しろよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒャダオ「…………
君は 吟遊詩人魔法使いだね」
亀「!!? お…おぉう まぁ…そうだが?」
ヒャダオ「何故我々がタイミング良く現れたか… それには秘密がある
君も関わってる事だ」
亀「え?!!!!! マジで!!!!!!!!!!?
なんか僕の隠された大いなる秘密のアレがほとばしっちまったのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ヒャダオ「その説明は後回しだ
さぁ…いつまでもこんな所に居たって仕方ない
……皆ついて来てくれ 我ら『ネアメ・ルート』の野営地へと案内しよう」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
274 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/11(日) 22:17:57.26 ID:pZyknvcz
―――
カーー… カーー…
アリズミダ「…………」
おいしい「行っちゃい…ましたね…」
アリズミダ「…………」
おいしい「…………」
アリズミダ「…………」
おいしい「…………」
アリズミダ「…………」
おいしい「…………」
アリズミダ「ォべぼォオオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヴォアァーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいしい「うおッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「ぜぇええんぶ逃げちゃったよオオオオオオオオオーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ずぇええええんぶ逃げちゃったよオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オッペケペー!!!!! ペケポー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
尻で割り箸パーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ベキン
アリズミダ「刺さったアッーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「落ち着いて下さいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アリズミダ「俺どおおおおおおおおなっちゃうのかなああああ!!!!!!!!!!!!!!!!
どおおおおおおおおおおおおなっちゃうのかにゃあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
おいしい「責任は全部取るっつったんですから…ねぇ?」
アリズミダ「や…や…やだーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
理事クビになりたくなぁ〜〜〜いぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここまで上り詰めたのにクビになるなんてやぁ〜〜〜〜だあぁ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!! やあぁ〜〜〜〜〜だあああぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジタバタジタバタ
おいしい「駄々っ子じゃあるまいし潔く認めて下さいよ!!!!!!!!!!」
アリズミダ「認められるかーーーーー!!!!!!!!!! チクショーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全てを失うなんて受け入れラレナイYO〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガララァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「!!!?」
275 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/11(日) 22:44:12.63 ID:pZyknvcz
ガラッ ガココォンッ… ジャリッッ…
花子「はあ………はあ…………」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいしい「は…花子様!!!!」
アリズミダ「は……はあああああああああなあああああああああああああああこおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様生きていたのかァーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズリ…ズリ…
花子「生きて……た… ………ゲポォっ!!!!!!!!!」
ブシャッ!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「くっ…気持ちワリィッ…!!!!!!!!!!!!!
あぁッ……ッ くそがッ…お前のせい…だ………ッ
全部お前のせいだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前が無能だから大魔女フーリャンも他の魔溜まりも全部逃げちまったんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レレイロウも崩壊しちまったんだよおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全〜〜〜〜ッ部!!!!!!!! 全部お前のせいだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全部お前の無能さのせいなんだ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「…………」
おいしい(このオッサン なんとしても自分の失敗は認めない気だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「お前がもっと逃げた魔法使いを捕まえてればこんなことにはならなかったんだよおぉーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いっぱい逃がしやがって〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい(お前の指示じゃねぇかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
花子「………」
アリズミダ「そればかりかお前がチンタラしているせいで連中に大魔女フーリャンを脱獄させられちまったんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このカスがあああああああああああああああああああああああああああああああああああぃッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい(いやそれはお前がセキュリティの防壁を開けたのが一番の原因だろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
花子「……………」
アリズミダ「全てお前のせいなんだからな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全責任はお前がとれよおおおコノヤロオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい(完全になすりつける気だーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このオッサンの器 お子様ランチの皿並に小せええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ブーッ!!!!!!!
アリズミダ「はぁ…はぁ… よし…じゃあその落し前にまず俺がここでお前の体を痛め付けてやる…
戦った末の失態なら印象もいいだろ…!!!!!!!!?」
ゴコォ…
《棒キレを拾い上げるアリズミダ》
花子「…………」
アリズミダ「セ・キ・ニ・ン〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブオオォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
じ〜ん…
アリズミダ「ぐ…!?」
バンッ!!!!!!!! ぽたぽた…
花子「………」
《棒が花子の頭にヒット!! 流血!! しかし涼しい顔の花子》
ゾッ…
アリズミダ「ほ…ほぉ!!!!!?」
ガシィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「ぶぼぉ!!!!!!!!!!!!!!」
《顔を掴まれるアリズミダ》
ギリギリギリギリッ…
花子「責任を取る それはあなたの役目 “アリズミダ”」
ゴゴゴゴ…
アリズミダ「ア…アリじゅミダだてょッ!!!!!!!?
き…貴様 お…俺をなんだと…」
花子「私が あなたに従っていた理由 あなたが理事だから それだけ
でも あなたは今回のこの全ての責任を取ると言った
そうなるとあなたはもう理事じゃない 従う理由はない」
ビキビキビキッ…
アリズミダ「ヒ…ヒビイイイイイイイイイイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい(こ…この女… ズタボロの体のどこにこんな力が…
こいつは本当に戦闘マシーンのような女だ…!!!!!!!!)
ゾクリ…ッ
花子「……頭のお返し」
ぐい
アリズミダ「ひっ…やめッ…!!
やめーーーーーーーーーーーーーーーーーーー〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドメギャボギョオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「ひでりッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《地面に顔からたたき付けられるアリズミダ》
ぷすぷすぷす…
アリズミダ「ががが…」
花子「……」
ザッ…
おいしい「ひっ!!!!」
サッ
ザッザッザッザッ
花子「…………」
ピクピク…
アリズミダ「お…おいひぃ…」
おいしい「い…生きてる…」
アリズミダ「な…なにひてる… は…はひゃく…あの女を…捕らえろ…
はやくやれッッ!!!!! り…理事命令だぞ……ォオイッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「ふざけんじゃねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボゴッ!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「もごスォスッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
おいしい「こっちだって理事でもねーお前の命令なんてお断りだァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この中年太りの加齢臭アブラ野郎ォォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゴゴムゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダ「ほぶらぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドカボコバキドギャグギャッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
―――…
花子「…………」
フラ… フラ… ドカッ!!!!!!
ズココー!!!!!!!!!!!!!!!
花子「くっ!!!!!!!!! ………………ッ」
ザッ!
??「あれまー!!!!! なんかヨロヨロしてる人が居るから酔っ払いかと思ったら知ってる人だった〜〜〜!!!!!!!
ちょっとちょっとちょっとちょっと!!!! なになに!!!!!!? 行き倒れ!!!!!!!!!?
もうちょっと勘弁してよね〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!! ねぇねぇねぇねぇっ 大丈夫大丈夫!!!!!!!!!!!!?」
花子「………い…いるはずのないのが 居る… ………お迎え?」
??「いやいやいやー!!!!! こんな着こなしする天使いないでしょー!!!!!!!!!!!!! ナハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「……ジュキ…」
ジュキ「どうしたん姉さん?
腹減ってダウンした〜〜? ナハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババンッ!!!!!!!!!!!
【魔反会 退魔研究班 副班長(片割れ) 花子の妹:樹木(ジュキ)】
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org2737551.jpg
279 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/13(火) 11:12:14.91 ID:Q4+yI+Ks
花子「………ジュキ…」
ジュキ「なになになに!! その顔なに〜〜〜!!!!!!!!!
なんかスッゴイよハトが鉄球くらったみたいな顔じゃ〜〜〜〜〜ん! ってハトが鉄球くらったら死ぬよねナハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!
ねぇねぇねぇねぇビックリした!? ビックリしたでしょ!!!!!!!!
普段は本部の研究所に篭ってる退魔研究班の研究部門の統括のあたしがここにいるなんて…! ってさー!!!!!
ナハハハハハハハッ!!! 失礼っ!!!! 超失礼なんですけど!!!! ナハハハハハハハッ!!!!!!!!!
ほらほら姉さん姉さ〜〜〜〜ん 本物のジュキたんですよ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!! 妹のジュキたんが参りましたよぉ〜〜〜〜ナハァ〜〜〜〜ナハァ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
ナハッ!!! その…顔ッ!!!!! その顔ぉ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!! 未だに現実受け入れなさすぎだよ姉さん!!!!!!!!! ナハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!
現実ですから!!!!! これ現実で〜〜〜〜す〜〜〜〜〜か〜〜〜〜〜〜ら〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!! ナッハハハーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうどうどうどうどう!!!!!!!!? ちょっとは信じた!!!!!!!? ねぇどうどうどうどうどう!!!!!!!!!!!!!!!!?」
花子「……ジュキ… ……うるさい……」
ジュキ「ナッッハァア〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!! うるさいと来ましたか〜〜〜〜!!!!!!!! ナハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いやいや悪かったねうるさくて!!!!!! こんな妹で悪かったねなんて!!!!! ププーッ ナハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まあ妹つっても血の繋がりなんてないんだけどね実際!!!!!! 義姉妹ってやつ? ギシギシ? ヌァッハッハッハッハハハーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まぁでも血の繋がりはなくてもあたしと姉さんの絆は本物の兄弟や姉妹なんかより強いよねー!!!!!!!!
だって実際そうじゃん? あたしは退魔研究班の研究部門の統括で姉さんは実技部門のリーダー!!!!!!!!!!!!!!!!
そのうえ魔反会でも異例の特例的W副班長のあたし達!!!!!! つまりあたしと姉さんは二人で一人の副班長なんだよね〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
特例って超カッコイイ!!!!!! 魔反会超融通が聞く!!!!!!!! ナハハハハハハハッ!!!! ナハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!! ゲホゲホッ!!!!!!!!!!
まぁつまり何が言いたいかと言うとゲホゲホッ!! ってことかな?
なんやねん!!!!! なんやねんって!!!!!!!!!!!!!!
ナハッ!!!! ナハッ!!!!!! ヌワァ〜〜〜〜〜ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「……ジュキ… ……うるさい…」
花子「…何故 いるの ジュキ」
ジュキ「あ やっとそこ聞くー? いやぁ実はさー この(元)レレイロウからアリズミダのオッサンから連絡があって第5大連隊が援軍に出たときにあたしも付いてったの
何故かって? そ〜れ〜は〜もちろん……姉さんが心配だったからだよ!!!!! ナハハハッ!!!!!!!!!!
姉思い!!!! 超姉思い!!!!!!!!!!!
ナハハハハハハハッ!!!! 妹の鏡だよあたしは もっと敬いたまえ ナハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!
自分で言うなって!!!!!!!! 自分で言うなって!!!!!!!! ナハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!
いやーもう第5大連隊に同行してるときあたし死ぬかと思ったわ〜〜!!!!!
あいつら!!!!! 第5大連隊はもうセクハラ集団にもほどがあるよ!!!!!!!!!!!!!
下半身もっこりだよ!!!!! ブリーフにトランクスはまだいいよ!!!!!!!!!?
でもボクサーパンツは勘弁してほしいよ!!!!!! チ○コの形が如実に現れてあたしを殺しにかかってくるもん!!!!!!!!!!
5回は吐いたよ! 胃酸まで吐い気がする!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
連中もそれが分かっててこのあたしににじり寄ってくるから最低!! ナハハッ!!!!!!!!!!
あたしの方が役職上なのにねぇ!!!!! ナハハハッ!!!!!!! 本能出し過ぎ!!!!! ナハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!
あいつらは変態の権化だね!!!! 化身化身!!!!!! マジセクハラ撲滅!!!!!!!!!!!
まぁこんな格好のあたしが言う事じゃないけどねぇ!!!!!!!!!! ナハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「……ジュキ… ……うるさい…」
ジュキ「あちゃー 姉さんさっきからそれしか言ってないよ ナハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!
それになんだかさっきから口数少ないし表情も暗いよ
いつも口数少なくて表情暗いけどねっ!!!! プッ!!! ナハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにやらボロボロだけど姉さんフーリャンと戦ったんでしょ?
それで負けて逃がしたのがショックだった? ナハハハッ!!!!!! 責任感が強くて仕事に生きる姉さんらしいね テキトーなあたしには理解出来ない
ナッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まぁまぁ姉さんはこれからなんだからあたしと二人三脚で頑張ろうよ!!!!!!!!!!!!!
まぁあたしは完全に姉さんまかせで行くつもりだけど!!!! 人任せ!!!!!!! 超人任せ!!!!!!!!!!!
ヌァッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「……ジュキ… ……うるさい…」
花子「……………はぁ…」
ジュキ「どうしたの姉さん 今のため息なに!!!!!!!!!!!!!?
あきらかに“なんかあったよ”的なため息だけど? ナハハハハハハハッ!!!!!!!!!
悩みがあるなら妹のあたしに話してみなよ 話半分で聞いてあげるよん
ナハハハハハハハッ!!!!!!!!! ちゃんと聞け!!!!!!!!! ちゃんと聞けって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まぁあたしなんかに言ったら誰にでもベラベラ言い触らしちゃうから気をつけた方がいいよ
そんな忠告するなんてあたしってなんて良い妹なんだろう
…なんて!!! ナハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そういう問題じゃないだろっつー!!!!!!!!!! ナハハハハハハハッナハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……………で どうしたの?」
花子「…………私………… クビになるかも……」
ジュキ「クビ〜〜〜〜〜!!!!!!? ちょーーーー!!!!! マジっスかあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
この大不況のご時世にクビなんてなったら路頭に迷うよ!!!!!!!!!
あたしそうなってもお金貸さないから!!!!!!! 貴重な植毛代は渡さない!!!!!!!!!!!!!
……って!! ナハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さっきまで絆がどうとか言ってたのにこの非情っぷり!!!!!!!!!!!!!!! ナハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
嘘嘘!!!!!! 貸すよ貸す貸す!!!!!!! でも利子はたっぷりつけるよ!!!!!!!!!!
ナハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
がめついでぇ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!! ナハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「……ジュキ… ……うるさい…」
妹うぜぇw
283 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/13(火) 16:23:38.78 ID:Q4+yI+Ks
ジュキ「ナハハハハハハハッ!!!!!!! 姉さんの憂いてる事は分かるよ!!!!!!!!!!!!
理事のアリズミダをボッコボコにした事でしょ!!!!!!!!! ナハハハッ!!!!!!!!!!!!!!
姉さん案外激情家だからカッとなるとすぐヤッちゃうもんねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でも大丈夫だと思うよ!!!!!! 姉さんがアリズミダに言ってた事は正しいし!!!!!!!!!!!!!!!
実はねアリズミダが全軍統括班に援軍を要請した時点であのオッサンの命運は尽きてたの!!!!!!!!!!!!!!!!!
つまりアリズミダのオッサンのクビは確定してたって事!!!!!!!!!!!!!!
だからただのオッサンに姉さんが暴力したってな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んの問題もないよ〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!
ナハハハハハハハッ!!!!!! 良かった!!!? 良かった!!!!? 安心した!!!!!!!?
ナハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!! 姉さん運いいねぇ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「そう 良かった」
ジュキ「ナハハハハハハハハハハハッ!!!!!! 良かったんならもっと“良かったな〜”って顔しなよ!!!!!!!!!!!!
まったく暗いんだから!!!!! ナハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!
あたしの爪のあかでも煎じて飲む? ナハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「いらない きたない」
ジュキ「ナハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!
もぉ〜〜〜〜…ナハハハッ 冗談に決まってるじゃん!!!!!!!!!!
何本気にしてんのさ!!!!!!! まったく姉さんには冗談通じないわ!!!!!!!!!!
ナハハハハハハハッ!!!! ジョ〜〜ツゥ〜〜!!! ナハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あ そうだそうだそうだそうだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリズミダが理事から下ろされる件で近々すっげー事になりそうだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あたしらのとこのシン班長がなんか会長に呼ばれたりしてたよ!!!!!!!!!!!!!!!
ナハハハハハハハッ!!!!!! これって結構すっげー事起きそうじゃね!!!!!!!!!!!!?
なんか時代の真ん中にいる感じがビンビンする!!!!!!!!!! 乗るしかないよね!! このビッグウェーブに!!!!!!!!
ナハハハハハハハッ!!!!!!!! あたしすっげーわくわくしてくっぞ!!!!!!!!!!!!
ナハハハッ ナハハハッ ナーーーーーーーッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「……ジュキ… ……うるさい…」
ジュキ「ナハハハハハハハッ!!!!!!!
ねぇねぇ姉さん そろそろ帰んない? こんな廃墟に居たって意味ないし
あとお腹すいたー 姉さんなんかおごってー!! ナハハハッ!!!!!!!
図々しっ!!!!! 超図々しっ!!!!!!!!!! あたしラーメンがいいー!!!!!!!!!
ナハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「………戻る …とりあえずそれがいい…か」
ジュキ「ねぇ早くラーメン屋行こうよー ナハハハハハハハッ!!!!!
もう腹の虫がおさまり聞かないよ!!!!! ナハハハハハハハッ!!!!!!!!
キュルルル〜〜〜って!! ナハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!
でもまず姉さん体綺麗にしなきゃそのままで店入ったら通報確実だね!! ナハハハハハハハッ!!!!!!!!
あと関節が逆向いたりしてるからそこも治さなきゃ!! ラーメンはそれからだっ!!!! …って
今日中にラーメン食えるかっての!!!!! 食えるかっての!!!!!!!!!!
ナハハハハハハハッ!!!!!!!!! 無〜〜理〜〜〜って
ナハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「………」
ヒュオオオオオ…
ジュキ「お? その顔は『大魔女フーリャン覚えてろ… この雪辱は必ず果たす!!』的な?
ナハハハハハハハッ!!!!!!!!! 燃えてるね〜〜!!!! 姉さん燃えてる!!!!!!!!!
アッツ〜〜って ナハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まぁまぁそういう事ならあたしも協力するから頑張ろうよ!!!!!!!!!!
姉妹のパワーで悪の大魔女を打ち倒そうぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!! ……って
まぁ統括のあたしは基本的に指示してるだけで何もしないんだけどね〜!!!!!!!!
ナハハハハハハハッ!!!!!!!! 結局人任せ!!!! 超人任せ!!!!!!!
ナッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウソウソ!!! 働いてる働いてる!! 超働いてるし!!!!!! ナハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!
キャリアウーマンのジュキたんが今日も明日も働いちゃうよ〜〜〜!!!!!!!!
1日2時間の超労働!!!!!! 後はヘアサロン!!!!!!!! …って!
ナハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!! 超暇!!!!! 超暇を持て余してる!!!!!!!!!!!!!!!!
ナハハハハハハハッ!!!!!!! ウソウソ!!!!!!!!!!!!
さぁ行こう!!!!! 帰ろう姉さん!!!!!!! あたし達の家 魔反会本部へ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
花子「……ジュキ… ……うるさい…」
285 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/13(火) 19:51:10.62 ID:Q4+yI+Ks
―――
ねこ「え!!!!!!!? あの『花子』の名札にそんな効果が!!!!!!!!!!!?」
大魔女「そうなのよ
アレを付けてたら名札に名前書いてある奴の任意で魔力を一瞬消されちゃうのよ
油断したわ で結局注射打たれて魔力を封印されちゃうし」
ねこ「あ…あにゃあぁ〜〜…!!!!! ア…アレにそんな力があったなんて…」
大魔女「く……迂闊だったわ」
ボケ妹「いや迂闊も何もすぐ捨てろよ!!!!! 知らん名前が書かれた名札なんて!!!!!!!!!!!!!」
大魔女「記念に取っておきたかったのよ 分かるでしょ?」
ボケ妹「わからねーよ!!!!!!!」
ねこ「じゃ…じゃあにゃんの服についてた『よし子』の名札も…?」
大魔女「きっと同じものだったでしょーね
あんたそれはどうしたわけ?」
ねこ「にゃんはすぐ捨てたよぅ」
大魔女「捨てたの? …………分かってないわね…」
ボケ妹「何がだよ!!!!!!!!!! それが普通だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「でもいつ…… いつにゃんに名札を…!!?」
サナバー「確かに忍者のねこちゃんに名札を付けるのは至難の技じゃ…」
ねこ「まさか…あの時?!!」
ボケ妹「…あるのかい!!!!!!?」
ねこ「……し…仕事の休憩時間に寄ったコスプレ喫茶でなら…或いは…!!!!!!!」
ボケ妹「仕事の合間にコスプレ喫茶行くのかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「この格好で入っても違和感ないから…
……………迂闊だった…」
ボケ妹「迂闊だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!
286 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/13(火) 22:56:11.49 ID:Q4+yI+Ks
ねこ「うにゃにゃにゃあああ〜〜〜…
たまにウトウトして寝ちゃうからその時かなぁ〜〜〜〜〜
そうだとしても相手はにゃんの顔しってるわけでしょ〜〜〜?
や…やだあぁ〜〜〜〜…にゃん…やっぱり魔反会にしられちゃってるよぅ〜〜!!!!!!!!!!」
サナバー「まぁ年中フーリャンといるからのう」
亀「はっはっはっ!!!!!! 僕も連載小説でフーリャンと共に“下僕の結界魔法使い”としてお前を登場させてるからなぁ〜〜〜!!!!!! 挿絵付きで!!!!!!!!
その影響もあるかもなぁ!!!!!!! ははははは!!!!!!!!!
まぁ忍者ってことは伏せてるから安心しやがれ!!!!!!!!!!!!!」
ねこ「や…やっぱりこの人に関わるんじゃなかった…………」
ずで〜〜ん…
大魔女「それはあんたの責任でしょ」
マリモス「ふーむ しかし恐ろしいアイテムですなぁ
魔法使いにとって魔力はなくてはならぬもの それを一瞬でも奪われるとはまさに脅威」
サナバー「確かに 魔反会はなんてものを作りおるんじゃ」
スッ
ヒャダオ「魔奪札だな 確かにあれは我々魔法使いにとっては恐るべき存在!!!!!」
サナバー「ヒャダオ殿」
ヒャダオ「それだけではない 奴らが作り出した対魔アイテムまだある
例えば魔力探知アンテナ… 奴らが秘密裏に世界各地に増やしてるこのアンテナは文字通り魔力を探知する
これが世界中に建設されたら 我々魔法使いの位置は年中把握されることになる…
……そして魔法反射板 これは生産が難しいらしく絶対数は少ないがその効果は恐ろしい
そのほか魔力を吸引する掃除機や大魔女フーリャンにも使われた様々な薬などといった…」
大魔女「…」
しっらぁ〜〜〜〜〜〜〜…
ヒャダオ「あ…あれ?」
大魔女「なに…勝手に人の会話の輪に入ってるわけ…
全然お呼びじゃないんだけど… なにめっちゃ近い距離感で話し掛けてんのよ…
なんなのよあんた……左右合わせるとウンコみたいになる眉毛しやがって…このウンまゆが…」
ヒャダオ「ウ…ウンまゆ!!!!!!!!!!!!?」
大魔女「あー…うざ…
私が魔法使えたらあんたなんか二段蹴りを食らわしてスープレックスとジャイアントスイングかましてパイルドライバーした後にクロスヒールホールド極めてやるのに……」
ボケ妹「魔法使ってねーじゃねーか!!!!!!!!!」
287 :
創る名無しに見る名無し:2012/03/13(火) 22:56:45.27 ID:Q4+yI+Ks
t
288 :
創る名無しに見る名無し:
無限彼方「わ…私を裁くだって!!!!?」
無限彼方1「そうだ!!!!」
無限彼方「なんで私が裁かれなきゃならないのよ!」
無限彼方2「それはお前が一番よく知っているだろう…」
無限彼方3「自分の胸に聞いてみな… 自分の胸に…な」
ドキッ!!!
無限彼方「!!!」
無限彼方4「ふふふふ どうやら感づいたようね…」
無限彼方5「それがお前の罪よ……」
無限彼方6「おう」
無限彼方「くっ!!」
無限彼方1「隠しても無駄だ!!!! お前の罪は…」
バッ!!!!!!
バサァ〜〜!!!!!!
無限彼方1「パイオツだーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限彼方「ああッ!!!!!!!!!!!!!」
ふぁさぁ… どーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドンデンドンデン!!!!!!!!!!
ボッイィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
テッテレー!!!!!!!
無限彼方1「きゃ…きゃああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッシャアァ〜〜〜!!!
無限彼方2「なんというデカイパイオツ!!!」
無限彼方3「ありえん!!! 規格外だッ!!!!!!!!」
無限彼方4「う…うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限彼方5「UWAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限彼方6「お おう」
よろ…
無限彼方1「説明してもらおうか!!!!!! その…パイオツをォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
無限彼方「ぐ…」