なんとかファイトがいない………

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1創る名無しに見る名無し
   /\
  _/   \
 /ニニ÷ニヽ
 /',  .iノハ从〉 恒例の1豆知識よ
 ハヽゝ゚ー゚ノゝ チロリーンは昔彼氏がいて そいつは賢者だったらしいわよ
  > ̄s <つ 賢者(爆笑)
 /∪ニニ\ ウンコ メコレ
  ̄ i__)i__)
2創る名無しに見る名無し:2011/12/19(月) 21:58:41.37 ID:2/lamLMa
前ファイトとあらすじ


【前ファイト】
なんとかファイト色
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1319988280/



【あらすじ】

終わらなかった…
3創る名無しに見る名無し:2011/12/19(月) 22:56:55.79 ID:2/lamLMa
《緊急解明!! フーリャンの『無限潜在能力』!!!》

フーリャンには誰も知らない隠された大いなる才能があった
それは『無限潜在能力』…
フーリャンはあらゆる可能性・能力を内包している
そしてそれらの可能性や能力は必要な時に開花しフーリャンの力として身につくのだ
“必要な時”とはフーリャンが大きな危機に陥った時など…
もしフーリャンがどうしようもない状況まで追い込まれると フーリャンの持つ『無限潜在能力』は
その状況を打破するのに最も適した力を即座に開花させるのだ
そういう事から フーリャンが能力などを新たに開花させるのは戦闘中がほとんど
しかし戦闘以外でこの才能を発揮させた例もある
例えばパイオツである

フーリャンのパイオツは最初は控えめの貧乳だったという
フーリャン自体は元々そこまで自身のパイオツを気にした事はないが
でかいパイオツのねこが側に居たり 回りから貧乳とひそかに言われていた事で
本人も気づかない心の奥の奥の奥の奥の奥の奥の奥でパイオツを無意識に求めていたのかもしれない
そしたらこうなったのだ

http://loda.jp/mitemite/?id=2658.jpg


……『無限潜在能力』はフーリャンも 他人も誰も知らない隠し能力(?)…
フーリャンはこのパイオツアップを成長の過程だと思っているようだ

この能力に限界はない
フーリャンが“思い”さえすればどんな可能性も能力もきっと身につくはず…
フーリャンが料理上手になりたいと強く思えば料理上手になれるだろう…
フーリャンが彼氏欲しいと強く思えば逆ナン術を極めるだろう…
しかし絶対に思わないだろうからそれらはきっと敵わない……


さて…今回はそんな後付け能力『無限潜在能力』について…

http://loda.jp/mitemite/?id=2226.jpg
4創る名無しに見る名無し:2011/12/20(火) 00:17:26.28 ID:E5ggKhCw
《フーリャンのもつ『モード』》
http://loda.jp/mitemite/?id=2060.jpg
フーリャンが『無限潜在能力』で開花させ身につけた能力は細かい物から多く存在するが
それらの開花能力の代表的なものが“モード変化”である
フーリャンの窮地をいくつも救ってきた○○モードも フーリャンが無限の潜在能力から引き出したものなのだ
今現在フーリャンが変化出来るモードは『暴走』『悟り』『泥酔』『弱気』『英雄』の5つ
その開花理由と各モードの能力を紹介しよう…
5創る名無しに見る名無し:2011/12/20(火) 00:46:19.69 ID:E5ggKhCw
《弱気モード》

http://loda.jp/mitemite/?id=2682.jpg

ある戦いの際 現実世界では無限に近いフーリャンの魔力が切れた時 魔力をイチ早く回復させるために開花したモード
極限に心も体も弱る事で体に緊急信号を出し細胞をフル回転させ通常よりも遥かに早いスピードで魔力を回復させる
能力というよりそういう技術である
弱気フーリャンの弱気っぷりはかなり心に迫るものがあるようで 敵意剥き出しの敵も このモードフーリャンに攻撃することを少し躊躇ってしまう
逃げ足が恐ろしく速いようだ

フーリャンはこのモードが大嫌い
このモードになった日を思いだしては枕に顔を埋めてバタバタしている
6創る名無しに見る名無し:2011/12/20(火) 03:50:19.87 ID:lmS20DFT
バタバタてww 案外かわいいじゃないかw
7創る名無しに見る名無し:2011/12/20(火) 06:24:34.68 ID:E5ggKhCw
《悟りモード》

http://loda.jp/mitemite/?id=2683.jpg

フーリャンの怒りが一周して悟りの境地に入ると変化する
仏懸かり的な体術を得るモードだ
魔法的な能力の一切を捨て身体能力を爆発的に上昇させる
『悟りアクセル』で大地を仏スプリンターの如く駆け『悟りFly a way』で空を座禅の姿勢で飛び 手を超スピードで擦り合わせる事で放たれる『仏ビーム』で慈愛の滅却ビームを放つぞ
最終必殺奥義は『悟りソード』 鋭い刃で業の者の血をすする
悟りソードに血をすすられた者は悪しき心が消え 心優しき人間になるというが そうなる前に刺された傷で死ぬ

いぬを目の前でミャンチューに殺された時に初めて変化したモード
当時のミャンチューは魔法攻撃を完全に無効化する能力を持っていたため それに対抗するため体術特化のこのモードが生まれた
ミャンチューはこのモードで再起不能の体にされたぞ
悟っているのは怒りで我を失わないためだ
8創る名無しに見る名無し:2011/12/20(火) 09:54:31.38 ID:E5ggKhCw
《暴走モード》

http://loda.jp/mitemite/?id=2684.jpg

フーリャンが怒りを抑え切れずに暴走したモード
フーリャンがキレると悟るか暴走するかのどちらかだが なると嫌なのはこの暴走フーリャンである(あっちはあっちでヤバイが)
このモードになると顔に黒い影がかかり恐ろしい形相になるぞ
そして魔力が数倍に引き上がるという恐ろしい特性をもつ
しかしそれと引き換えに魔法を使った時の消費魔力も数倍になるという極端なモード
すごい魔力量を誇るフーリャンも このモードになるとすぐに魔力空(マリカー)になる
このモードの開花は フーリャンが魔魂を失い幼女へと弱体化していた時期だ
かつてより遥かに弱まった魔力のためクソ雑魚に幾度と手こずっ事で溜まりまくったフラストレーションが一気に爆発しこの姿になった
弱まった魔力の幼女フーリャンもこのモードになれば全盛期のフーリャン並の威力の魔法を放つことが出来た
しかし少なくなった魔力量はそのままなので 魔法を一回使うだけで魔力を失っていた
9創る名無しに見る名無し:2011/12/20(火) 11:44:03.76 ID:E5ggKhCw
《泥酔モード》

http://loda.jp/mitemite/?id=2685.jpg

酒を飲んで酔っ払った状態のフーリャン
フーリャンは酔っ払うとどういうわけだか魔法を魔力を消費せずに撃てるようになる
つまり無制限に好きなだけ魔法を使えるのだ
しかし酔っ払っているため敵味方関係なくめちゃくちゃに魔法を撃つのでとても迷惑で恐ろしいぞ
初めてこれが開花したのはフーリャンが幼女姿から元の姿に戻ったのを祝うパーティーの最中だった
これ以降仲間達はフーリャンが酒を飲まないゃうに注意している
ちなみにフーリャンは酒を一口飲んだだけで酔っ払うぞ

このモードは酔っ払った際になんやかんやされなあために自己防衛能力として得られたものだと推測される
実際にフーリャンは夢の世界で敵に酒を飲まされた時にこのモードで敵を撃退している……
10創る名無しに見る名無し:2011/12/20(火) 12:53:40.43 ID:E5ggKhCw
《英雄モード》

http://loda.jp/mitemite/?id=2466.jpg

世界の終わりを実行する神と戦った時に開花したモード
圧倒的で絶対的な神の闇の力を上回る超神的能力を持つ
英雄モードフーリャンはあらゆるエネルギーを吸収しエネルギーに変える
そのエネルギーを利用して“スーパーノヴァ”という 魔法とはまた別の体系の攻撃を放つ事が出来る
現在スーパーノヴァには2つの種類があり
圧縮したエネルギーを一気に解放した時の爆発的エネルギーで外部から甚大なダメージを与える『マイクロ・スーパーノヴァ』と
溜め込んだエネルギーを敵に取り込ませ内部から破壊する『エネルギー・スーパーノヴァ』がある
それ以外に英雄フーリャンは身体能力・魔法能力共に大幅にパワーアップしている
がだ それぞれの超特化型モードである『暴走モード』『悟りモード』のそれには多少だが劣る
今現在最強のモードであり 『無限潜在』の究極形…なのかもしれない……(ぬるぬるのおっさん談)
11創る名無しに見る名無し:2011/12/21(水) 04:50:22.50 ID:37w1r2V4
《格闘フーリャン》

http://loda.jp/mitemite/?id=2688.jpg

チロリーンとの決闘で見せた格闘スタイルである
フーリャンは元々やはり魔法使いの人間なので 魔法能力に比べると格闘能力は大分劣る
しかしそれでもチロリーンと互角に戦っていた
この格闘スタイルは無限潜在能力で開花したフーリャンのモードではないが
フーリャンが使う『魔体術』は無限潜在能力で開花した技だぞ
12創る名無しに見る名無し:2011/12/21(水) 05:02:01.48 ID:37w1r2V4
《大人フーリャン》

http://loda.jp/mitemite/?id=2689.jpg

この姿は無限潜在能力で開花したモードではなく フーリャンが最盛期まで年齢を変化させるプールに落ちて変化した姿だぞ
このフーリャンが フーリャンの人生で最も強く 脂の乗った時期の姿なのだ
通常のモードでも恐ろしく強く 本来あまり強くない魔法でも 最盛期の大人フーリャンが使うとメコレ級以上になってしまう
大人フーリャンも理論上 他のモードになれると思われるが これで暴走モードになったり英雄モードなったりしたらとてもすごいぞ!!
きっと世界を一瞬で終わらせるか 一瞬で救ってしまうほどの力になるはずだ
ちなみに大人フーリャンは通常のままスーパーノヴァ系の技が使えるらしい

だいたい20代後半〜30代前半あたりだと思われる
13創る名無しに見る名無し:2011/12/21(水) 05:05:44.35 ID:37w1r2V4
14創る名無しに見る名無し:2011/12/21(水) 05:14:31.80 ID:KwZzLL4C
最後のまとめは何なんだw
15創る名無しに見る名無し:2011/12/22(木) 13:25:09.28 ID:Xg5ZAGjl
《登場人物たち……》

・大魔女フーリャン
20歳 現在英雄モードで夢の神とたった一人で交戦中
完全無欠のはずの英雄モードだが夢の神に対策を打たれ苦戦気味…

・ねこ
19歳 全員が夢の神と戦うためにミクミクの精神世界に入る中ねこは一人現実世界に残る
そして因縁の敵ミャンチューと戦いトラウマを乗り越えるように撃破!
世界中の生き物が眠る中 ねこは結界の中でおめめパッチリ

・うさぎ
18歳(故) 水中で夢の神に捕まりフーリャン達に逃げるように促した後 消滅……

・サナバー
21歳(故) 英雄モードフーリャンと夢の神の激戦の中持ちこたえていたが フーリャンの力になるためにその身を投げ出し 夢の神に串刺しにされ消滅……

・チロリーン
20歳(故) サナバーに同じ

・エンデリル
21歳(故) 夢の神の不意打ちを受け 体を貫かれ消滅……

・ワラース
22歳(故) キャラに似合わず果敢に夢の神に挑むも 返り討ちを受けて消滅……

・マリモス
35歳くらい(故) 夢の神の臭い口にかみ砕かれ消滅……



・夢の神
娘を思うマエラドを利用して復活した神
真の目的は世界の全ての生命を眠らせ そのアイドハーシカを使って自分が中心の世界を創造する事
悪夢の力を使いフーリャンを追い詰める

・マエラド
娘の涙に精神崩壊し体を夢の神に乗っ取られる

・ミャンチュー
28歳 ねこに敗北後 マエラドの幻覚で隠していた傷が全て再生し再起不能に
16創る名無しに見る名無し:2011/12/22(木) 22:23:49.97 ID:Xg5ZAGjl
大魔女「うおぉーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
黙れぇえーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキバキバキィ!!!!!!!!!!!!!!!!!

夢の神「今更打撃ナドッ!!!!!!!!!!!!!
エネルギー切れか!!!!!!!? ならくれてヤルヨッ!!!!!!!!!!!!!!!」
パァッ… バギュウゥーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「くっ…!!!!!!!!!!!」
ジリジリジリ!!!!! パキュウゥゥ〜〜〜〜ッ…

ウォンウォンウォン…
大魔女「マ…マイクロ・スーパー…ノヴァアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドウッ!!!!!!!!!!!!!!!!

夢の神「いただきむぁす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バクゥンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「くっ…」

夢の神「ヤメとけヤメとけ… 誰かの夢の世界がイタズラにブッ壊れルダケダぜ?」

大魔女「う…ああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

夢の神「…カト言ってそんな軽いパンチでも俺様は……オウ?!」
ピキッ…

ピキピキピキピキ…
夢の神「お……オウッ…おア゙ッ!!!!!!!!!!!?」

パリ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
夢の神「ぎょほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《夢の神の体はガラスのように砕け飛んだ!!》
17創る名無しに見る名無し:2011/12/22(木) 22:47:01.64 ID:Xg5ZAGjl
大魔女「!?」


キラキラキラキラキラ…
《舞う破片!!》


大魔女(………違う!! ……幻かッ!!!!!!!)

破片「ギョフォオッフォオッフォオ… たやスイ…こんな幻覚にもカカルとは…」

破片「精神ノ疲労は想像以上のヨウだナ」

破片全て『ギョフォオッフォオッフォオッフォオッフォオッフォオッ!!!!!!!!!!!!!』

大魔女「うるさい!!!!!!!! バキュガムン メコレ ギオ!!!!!!!!!!!!」


ドドドドドドゴオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パラパラパラパラパラ…

スゥウウウーーーーー…
夢の神「打撃も魔法も効カネェヨ…」

夢の神「お前ノ大技も食っちまう…
頭打ちもイイトコだゼ」

夢の神全て『ギョフォオッフォオッフォオッフォオッフォオッフォオッフォオッフォオッフォオッフォオッフォオッフォオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


大魔女(ガラスの破片が全部クソヒキガエルに!!!!!!!!!!!!!!!!
本物は…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?)


夢の神「見渡す必要ネェヨ なにも間違い探しサセヨウってんじゃねーよ」

ズウ…
夢の神「ゼンブ ニセモノ ダカラナ…………」

ズズズズズズズズッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
《たくさんの夢の神達はアイドハーシキャノンの塊に変わった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


大魔女「!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(この姿の私としたことが…こんなものにッ!!!!!!!!!!!!!!!!)」

夢の神「こいつら全部クレテやるヨぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アイドハーシキャノン・ヘヴィーレイン!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
18創る名無しに見る名無し:2011/12/22(木) 23:48:52.41 ID:Xg5ZAGjl
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォ…



ギュウウゥーーーーーンッ…
大魔女「………」
フラ…フラ… フラァ…

夢の神「ゴッド・テイル!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギャアァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ぅぐぬッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドザアァーーー!!!!!!!!!!!

夢の神「ギョフォオーーーーーッフォオーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
お前おもしレーーー!!!!!!!! まるで超吸収スポンジだなぁ!!!!!!!!!!!!!!!
だがお前は悪夢まで勝手ニ吸収シテルんだから世話ァねぇゼェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「はぁはぁ…」
ぐぐぐ…

夢の神「そろそろその悪夢と共に眠レ… 死トイウ眠りヘトなーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
テイル・ストンプ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グゥン!!!!!!!!

ズシーーーーン!!!!!!!! ズシーーーーン!!!!!!!! ズシーーーーン!!!!!!!!

大魔女「ぐぅ!!!!!! がは!!!!!!!!!」

夢の神「向こうデてめぇの仲間も待ってるゼェエ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!?
ギョフォフォフォフォフォフォフオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかしまぁ連中ハ本当にどうしようもねぇカスだったなァオォイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
まるで約に立ちヤガラネぇ!!!!!!! むしろ足を引っ張ってバカリじゃねぇーかァ!!!!!!!!
あんな連中ナンノ役割も果たせねぇ無価値なマネキンだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんであんなカス共と一緒に居タンダ!!!!!!?
力ある自分と無能な連中を比べて優越感ニでも浸ってイタノかァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
グオォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!

カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「ふぅあぁーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシッ!!!!!!!!!!!!!!!

夢の神「ぬ!!!!!!!!!!?」
19創る名無しに見る名無し:2011/12/23(金) 06:59:46.98 ID:ooUm92WX
《フーリャンは振り下ろされた夢の神の尻尾をつかみ取った!!!!!》

大魔女「オオラァーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐぐん!!!!!!!!!!!!!!!!!!

夢の神「ぐげ!!!!!!!!!!!!!!」
ブオォン!!!!!!!!!!!!!!!

ドシャアァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《尻尾を掴んで夢の神を一本背負い!!!!!!!!!》

夢の神「うべ!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐるんぐる〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ヒュッ!!!!

ドカァーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
夢の神「ぎょが〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!
ナ…投げ飛ばストハ…たまげたナァッ…」

ヒュンッ…スタァ!!!!!!!!!!
大魔女「0距離…!!!!!!!!!!!!!」
ブォンッ…!!!!!!!

夢の神「!!!!!!」

《フーリャンは夢の神のドタマに飛び乗りマイクロ・スーパーノヴァを発動!!!!!!!!!!!!!》

夢の神(頭に乗らレテ頭の上カラ撃たれちゃ食えねぇ!!!!!!!!!!! こいつ…特攻カヨ!!!!!!!!!!)

大魔女「死ねぇえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


サナバーの声「やめろ…!!!!!!! やめろフーリャンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女「!?」
20創る名無しに見る名無し:2011/12/23(金) 20:21:40.44 ID:ooUm92WX
ピタ…
大魔女「クソジジイ……サナバー…?」

サナバーの声「フーリャン!!!!! こいつを殺すな!!!!!!!!
こいつを殺したら全てがパアじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「……クソヒキガエルッ!!!!! クソジジイの声を使って私を騙そうったって…!!!!!!!!!」

サナバーの声「違う!!!!!!!! わしは本物のわしじゃ!!!!!!!!!
サナバー・ステーキー(チェリー)じゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「………」

サナバーの声「わし以外も居る!!!!!!!! みんな居るぞ!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀の声「久しぶり登場じゃあぁ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
声だけだけどォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹の声「フーリャン…すまない!!!!!!!!」

うさぎの声「ピョイーーーーーン!!!!!!!!!!!!!」

ワラースの声「ぐひょひょひょひょひょ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マリモスの声「フーリャンレディ!!!!!!!! 大丈夫かいっ!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あんたら…一体どこに…」

サナバーの声「わしらは今…この化け物の腹の中じゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「…!!!?」


夢の神「ギギ……ッ」
21創る名無しに見る名無し:2011/12/23(金) 23:27:44.10 ID:ooUm92WX
大魔女「腹の中ァ!!!!!!!!!!? あんたら消滅したでしょうが!!!!!!!!!!!!!!!!!
登場人物の所に(故)とか書かれてたわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀の声「ところがどっこい!!!!! 生きてたンだなァこれがーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すげぇだろ!!!!!!!!!!!! フワッフゥーー!!!!!!!!!」

ボケ妹の声「フワッフゥじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!
フワッフゥじゃあいつ納得しねーだろアイツ!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバーの声「確かにわしらは消滅した
じゃが消滅したわしらの肉体は奴の体の中に転送されたのじゃ…
夢の世界の一部になるとは奴の方便じゃな」

大魔女(………バカな……でも…………
…………………)

大魔女「クソヒキガエルの体の中は夢の世界に繋がってるんじゃないの?」

サナバーの声「そうらしいな だが奴の本当の体内も確かに存在しそこにわしらが居るのも事実…!!!!!
そして…奴を倒す手段は…ここにあったんじゃ!!!!!!!!!」

マリモスの声「君にこのことを伝えたく試行錯誤したよ
そうしたらどうした事か 君に声が届いた!!!!!!!
ン〜〜…イッツァ ミラクル…」

ワラースの声「あのままてめぇが攻撃してやがったら体内の俺らも死んでたぜ…フッ」

サナバーの声「いいかフーリャン わしらはこやつの能力を大幅に削る事が出来る可能性を見つけた
これが上手く行けば こやつの能力を著しく低下させれる!!!!!!!
そしてわしらも外に出れるはずじゃ!!!!!!!!!!!!!!!
それをこれから実行する…お前は一旦こやつから離れてくれ!!!! 側にいればお前にも影響があるかもしれん!!!!!!!!!」

大魔女「…その可能性とは? 詳しく話しなさいよ」

サナバーの声「説明をしている暇はない!!!!!! 早くしろ!!!!!!!」

大魔女(……………そういうことか)
ギリッ
22創る名無しに見る名無し:2011/12/23(金) 23:48:03.62 ID:ooUm92WX
大魔女「くだらない… バカにした真似をしやがるわね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバーの声「な…なに!!?」

大魔女「あのアホ連中の声を使って私を騙そうって手ね!!!!!!!!!
クソカスが使いそうな手だわ!!!!!!! 何が離れろよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そういうわけにはいかないわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブッアレす!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガガーン!!!!!!!
ボケ妹の声「待てーーーー!!!!!!!!! 姿が見えないから疑心暗鬼になるのも無理ないが 信じろよ少しは!!!!!!!!!!!!!!!」

亀の声「本当だーーー!!!!!!!! 僕は嘘をつかない記者様だぜーーー!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「信じないわよ!!!!!!! 死にやがれ!!!!!!!!!!!!!!!!
マイクロ〜〜〜〜〜〜〜〜」
キュウゥーーーン…

ブブーッ!!!!!!!
亀の声「ぎやあぁ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!! こいつマジだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバーの声「お前…そんな至近距離からマイクロ・スーパーノヴァを撃ったらお前までまきぞえを食うぞい!!!!!!!!!!
英雄モードは自身が放ったエネルギーは吸収出来ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「関係ない!!!!!!!! その覚悟で撃つつもりなのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はああぁーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバーの声「ま…待て!!!!!!! フーリャン待つんじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うさぎの声「やめピョ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀の声「仲間を殺す気かーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
信じられなくとも!!!! 少しは…たったちょっとの可能性を信じてみろよ!!!!!!!!!!
僕達“仲間”の声を信じてくれよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女(くっ………どっち…!!!!!?)


信じるか 信じないか…

>>23
(信じる・信じない の二択)
23創る名無しに見る名無し:2011/12/24(土) 04:27:57.97 ID:klmkRU6R
なんとかファイト的には信じようもないのがフーリャンだけと、たまには信じてやろうぜw
24創る名無しに見る名無し:2011/12/24(土) 14:39:33.30 ID:fbayxG7Q
大魔女「……分かった 信じる
あんた達に …ちょっとの希望に賭けてみるわ」

サナバーの声「あぁ…!! ありがとう…!!!!!
じゃあ離れてくれ!!!!!」

シュタンッ!!!!!! ズッザァア〜〜!!!!!
大魔女「離れたわよ
(一応マイクロ・スーパーノヴァの準備しとこ)」

ボケ妹の声「よっしゃ!!!!!! 行くぞォ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんなの声『どッりゃああァーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! コチョコチョコチョコチョコチョコチョ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

もぞもぞもぞ!!!!!!
ビクッ!!!!!!!!!!!!
夢の神「ひ…ひゃああぁンっ!!!!! そこラメェ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーーーーン!!!!!!!!!!!

ブーッ!!!!!
大魔女「コチョコチョ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズコー!!!!!!!!

亀の声「ここかぁ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここがいいのかぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
コチョコチョコチョ〜〜!!!!!!

夢の神「ひやあああああ!!!!!!!!!!!!!!!!! やあてェエ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マリモスの声「もう一息ですぞ!!!!!! そぉい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
わしゃわしゃわしゃわしゃ!!!!!!!!!

夢の神「ヒャモォえええええええええぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッシャアァー!!!!!!!!!!

夢の神「ひ…ひぎぎ〜〜〜!!!!!!!!!!!!」
ビキィッ!!!!!!!!

大魔女「!!!!!!!!!!!」
25創る名無しに見る名無し:2011/12/24(土) 15:07:54.97 ID:fbayxG7Q
ビキィッ!!!!!!! ビキィッ!!!!!!!!!!
夢の神「ぎ…ぎィエェ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズダーン!!!!!!!

サナバーの声「やった!!!! 上手くいったぞい!!!!!!!!!!!」

ブシュウゥ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
夢の神「ち…力がアアァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぐおオオオオオ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《夢の神の体からエネルギーが抜けていく…》

キュウウウウウウ…

大魔女(力が減退していく…
本当に……本当だったのか!!!!!!!!!!!!!!!!!
…あいつらも…生きている!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)


シュウウウウウウウウウ…
夢の神「グぎ…ギ…」
ドスゥ〜〜〜〜ン!!!!!!
《夢の神は倒れた》

キュオオォッ…
大魔女(今のうちに撃ち込む!!!!? いやまだッ… あいつらが出てから…!!!!)


夢の神「グ…グッ…!!!! …ぐばぁ…!!!!!!!!!」
パカ
《夢の神は口を大きく開いた!! そこから…》


ザッ!!!!
サナバー「…フーリャン!!!!!!!」

大魔女「ク…クソジジイ!!!!!!!!!!」

うさぎ「フーピョイィ〜〜〜ン!!!!」

ボケ妹「やった!!!!! 上手く行って良かった!!!!!!!!!!!!!!」

亀「感無量!!!!!! 溢れる達成感だぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マリモス「君一人で戦わせた事をとても悪く思うよ」

大魔女「本当よこの役立たず共がァッ!!!!!!!!!!!!!!! あんたら全員ウンコチューニュ決定よ!!!!」

亀「か…勘弁してくれーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「ははは… いやまぁしかし… 終わったのう…」

大魔女「ええ 今度こそ本当にそ …………!!!!!!!?」


ゾォオンッ…
http://loda.jp/mitemite/?id=2697.jpg
みんな?『『『『『『オマエガナ……』』』』』』
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

大魔女「ッッ……………――」
26創る名無しに見る名無し:2011/12/25(日) 00:00:58.36 ID:nGNwGalc
――― そのころ


スマス「こんにちは 超メリークリ・スマスです」

キノコ「誰に挨拶してるんだ?」

スマス「いえ………はうッ!!!!!!!!!!!!!!」
ビクッ!!!!!!!

ビルグラード「どうした!!!!? スマス嬢!!!!!!!!?」

プルプルプル…
スマス「か……感じる……」

ドキ!!!!!!
警察「感じる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ど…どこが!!!!!? ねぇ どこが!!!!!!!!!!!!!!!!?」

スマス「は…はなが… はなが………」
プルプルプル

ドキィッ!!!!!!!!!!!!!!
警察「はな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブシュッ!!!!!!!!

スマス「はなに…ビンビン感じます…
この…匂いは…」

盆ニャースン「匂い?!!!」
ざわ…

スマス「間違いないです!!!!!!!!!
私の鼻がおかしな匂いを感じました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!

ざわざわ

ブラジャーたかし「鼻? 鼻か…」

アカドリ「何も感じないでござる!!!!!」

キノコ(しまった!!!!! さっきしたすかし胞子(屁)がバレたか!!!!!!!!!!!?)
ドキドキ

スマス「なんだか…珍しい花に似た何か… なんかとてつもないものを感じました!!!!
…気になります!!!! あ…あの 地上に戻ってもらえませんか!!!!?」

てんぐマン「これから宇宙旅行なのに汚れた地上に戻るって? 空気読めよ!!!!!!」

いい人「了解しました
では面舵いっぱい」

スマス(………なんだろう)
27創る名無しに見る名無し:2011/12/25(日) 01:11:40.19 ID:nGNwGalc
28忘年会中止:2011/12/25(日) 08:42:33.37 ID:nGNwGalc
―――…


ゾォン… ゾォオンッ…

サナバー?「フゥーリャン… フゥーリャアァン…」

大魔女「誰だ… 誰だァッ!!!!!! あんたらはァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀?「ナニいってんのぉおお? 僕達はあ…仲間だろぉぉぉ…」

大魔女(私は……馬鹿だッ!!!!!!!!!
馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿の大馬鹿だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなのにまんまと……くそッ!!!!!!!!!!!!!!!
ちくしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガシッ!!!!
ボケ妹「どうしたんだよぉぉ…フゥーリャアァ〜〜ン…
せっかく仲間とさいかいしたんだぁかぁらあぁ…
もっと喜べぇえ〜〜〜〜〜〜〜〜?」

ガシッ ガシッ ガシッ ガシッ ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!
《偽物達はフーリャンを取り囲み体を掴んだ!!》

大魔女「!!?」

偽物達『『『『『『ヴォオオオオオアアオウアアオオオオオオオオウウォアアアアアアアアアアウウウウウエオオオオアアァーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』』』』』』
ギョーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《身の毛もよだつ咆哮をフーリャンに浴びせる偽物達!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォンウォン
大魔女「うッッ……あァッッ…
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシュッ!!!! ブシューッ!!!!!!


大魔女「(悪夢の波動を…直接…!!!!!!!!)
ひ…ひぐあああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッ
29創る名無しに見る名無し:2011/12/25(日) 16:25:58.32 ID:nGNwGalc
しゅううううう…


みんな?『『『『『『ケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケケェッッ!!!!!!!!!!!!!!!』』』』』』
ぱしゅううううううううううううっ

《偽物達は消え 夢の神の中に戻って行った!!!!!》


ジュゴオオオオオオオオオオオオオオオッッ…
《弱々しくなっていた夢の神に力が戻る…!!!!!》


夢の神「…………」

カタカタカタッ…
夢の神「…………ぷっ… ……ぶふっ!!!!!!!!!!」

グワバァッ!!!!!!!
夢の神「びヤははははははははははッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
傑作ダ!!!!!!!! お笑いダゼ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺様も笑イを堪えるノニ必死だっタゼェ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あーひゃヒョエぎょふぉっふぉえふぉあぁッひっひッヒィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あ〜〜〜〜〜〜… ぎょふぉお〜〜〜〜〜〜〜っふぉお〜〜〜〜〜〜〜ふひほぉwwwwwwwwwww」
ダンダンダン!!!

大魔女「ッッ………っ…」

夢の神「想像ォ〜〜〜〜通ォ〜〜〜〜〜り騙されたなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
仲間をダシに使えばお前ナンテチョロイもんだゼ!!!!!! ギョフォ〜〜〜〜フォオ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺様ノ名演技も大したもんだろ!!!!!!? ギョフォオッフォオッフォオッフォオッフォオッフォオッフォオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ぐ……!!」

ぐぐ…
夢の神「…オメーのアホさがこれで分かっタゼ…
根本的に間違ってんだよォその甘さはヨォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズシ〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!

大魔女「がァウッ!!!!!!!!!!」

《夢の神はフーリャンの両足を踏み潰した!!!!!!!!!!!》

夢の神「死んだ仲間が生き返るわけねぇだろダァァァァァァボがアアアアアアアアアァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
夢見てんじゃねェヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前ノ大好きな仲間ちゃん達ャ今頃どっかの夢の世界の塵となってんだよーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐりぐりぐり!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ぐうぅぅぅぅッ!!!!!!!!!!!!」
30創る名無しに見る名無し:2011/12/25(日) 17:32:07.20 ID:nGNwGalc
夢の神「ギョフォフォフォフォ……無様だな
モウ戦えマイ …俺様の勝ちだッ!!!!!!!!!!
これで俺様の邪魔者はイナクなる!!!!!! 安心して世界ヲ創造出来るってモンだぜ…!!!!!!!!」
ジュルリ…

大魔女「…………」

夢の神「おっと俺様トしたことガはしたネェ…
だがこのヨダレも俺様の胸の高鳴りヲ現しているト知ってクレヤ…
俺様ガ待ち望んだ大儀がツイに実現スルんだ…!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハァー…ハァー…」

夢の神「俺様ガ本当の神にナル世界を作ったラァ…!!!!!!!!!
俺様はその世界ヲ意のままニ操るノダ!!!!!!!!!!!!!!!
世界そのもの全テガ!!!!! 俺様の玩具にナルんだァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すべての生物が俺様トイう神を意識し 俺様の玩具として尽くすノダ…!!!!!!!!!!!!!!!!!
それで俺様は俺様を敬い服従し自ら頭を地面に頭を擦りつける下等種どもを嘲笑いながら踏み潰すンだ!!!!!!!!!!!!!
ヒャハハハハハハハハハ!!!!!!! 痛快ダッ!!!!!!!! 愉快ダなッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ダガ人間という存在ハいらねぇ!!!!! 奴らみたいに汚らわしく卑しい存在は元より居ない方がいいカラな…!!!!!
モシ人間に近い存在を作ったトしても…そいつらに必要以上の知恵は与えねぇ
本能と反射だけで生きるもっと動物的な低俗な生き物で十分!!!!!!!!!!!!!!!!!
虫けらト同列で十分サ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギョヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今俺様に服従スルナら お前を新世界の生物に転生させてやるゼ!!!!!!!? ただ虫けら人間ダガな〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「くっ…くくく… くだらない…」

夢の神「……ア?」

大魔女「何が大儀よ!!!! さっきからくどくど言ってる事を聞いてみりゃ…
それはただのゲスな妄想よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたなんか神じゃない……ちょっとばかし人並みの知恵を手に入れたくらいで思い上がってるくだらなくて醜いヒキガエルよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いや キモい妄想を恥ずかしげもなく吐き散らさない分ヒキガエルの方がまだマシよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたは……ヒキガエル以下のゴミ溜めのウンコ妄想野郎よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

夢の神「ひ…控えロヨ!!!!!!! 俺様は神…」

大魔女「あんたなんか神じゃない!!!!!!!! 私はあんたを神とは認めない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
31創る名無しに見る名無し:2011/12/25(日) 22:51:43.52 ID:nGNwGalc
夢の神「オ…お前ガ認めなくテモ……俺様ハ神なんだヨォオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グワァァッ!!!!!!!

《夢の神はフーリャンを踏み潰さんと足を振り上げた!!!!!》

大魔女「あんたなんか誰も神なんて認めない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
誰もあんたを受け入れなんかしないッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブアァオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギュガアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブオォンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

夢の神「なッ…!!!!!!!!!!!!!!!!?」

バチィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
夢の神「ギョッッああぁーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

《夢の神は何かに弾かれた!!!!!!》


夢の神(な…ナンだ!!!!!!!!? 魔法…!!!? マイクロなんたら…!!!!?
イヤ…ちがウッ!!!!!!!!! どれとも違ウ!!!!!!!!!!!!!!!
まるで俺様を拒絶スルような何かが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)


大魔女「あんたは…神なんてたいそうな存在じゃない…
ただのつまらない怪物よ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐ…ぐ…

《立ち上がろうとするフーリャン… しかし潰れた足では………》


ぐぐ……ぐ…

ガシッ!!!!!!!

大魔女「!!!!?」

スマス「頑張ってください!!!!! 私も…この超メリークリ・スマスもそう思います!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
32忘年会開始:2011/12/26(月) 00:44:05.47 ID:yW2hXc0A
33創る名無しに見る名無し:2011/12/26(月) 00:50:40.73 ID:4UE+IIUH
指www
34忘年会中止:2011/12/26(月) 13:16:21.93 ID:yW2hXc0A
大魔女「ス…スマス!!!!!!!!!!?
なんであんたがこんな場所に…!!!!?
あんたも偽物…!?」

スマス「違います 呼ばれたんです!!!!!!!!!」

大魔女「呼ばれた…!!!?」


夢の神「ナ…んだ…てめぇ…
夢の世界の住人か…? どこから来タんだ…
俺様ヲ弾き飛ばシタのはお前ノ力か?!!!!!!!!」


スマス「ち…ちがいます!!!!!!!!!!!!
わ…“私達”の力ですっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「!!!!!!!!!」


ズラララァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

きのこ「うおぉーーー!!!!!!! 来たぞォ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!」

警官「FREEZE!!!!! 手を挙げろ!!!!!!!!!!!」

てんぐマン「ちょっ チョーコッエ!!!!!!! チョコッエ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

編集長亀「こいつぁあ〜キメェエ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
一級品のキモさだぜぇ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

その他大勢『キモい!!!!! キモい!!!!!! キモい!!!!!!!』

わあぁーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


大魔女「だ…ダメな方の青春のバモス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


夢の神「わ…ワラワラと…何なんだ小バエどもォオオオオオオオオオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


スマス「私達は あ…あなたを否定しに来たんです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あなたは神様じゃないです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

編集長亀「どっちかっつーと腐れ神だなぁ!!!!!!!!!!!!! ガハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

夢の神「な…ん…だとォ!!!!?」

キュウォン キュウォン キュウォン キュウォンッ…
大魔女「……これはッ…」
35創る名無しに見る名無し:2011/12/26(月) 13:32:01.72 ID:yW2hXc0A
夢の神「う…うごご…
小バエがたかって神たる俺様ニ向かって大口を叩クなよ!!!!!!!!
100人チョットしかイナい貴様ラなどぉ…!!!!!!!!!!!!!」

コン!!!!
夢の神「いて!!!!!」


??「周りをよく見なきゃン!! 100人なんてもんじゃないよン!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


夢の神「!!!!!!!?」

大魔女「あっ…!!!!!!!!!!!!!」



ドドドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズッラァアアーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《そこには狭間の世界を埋め尽くすほどの人間が!!!!!!!》


イリコ「フーリャン様ン!!!!!!! 駆け付けましたよン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女「イリコ!!!!!!!!!!!!!」


兎「よっしゃあ〜〜!!!!!!! 俺も居るぞーーーー!!!!!!!!!!!!」

やわらかい隕石「ガハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
珍しいヒキガエルが居ると聞いてヒキガエ(引き返)ってきたぞ!!
ガハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シリー隊長「ワンモアセッ!!!!!!!!」

メガロドン「シャーク!!!!!」

ぬるぬるのおじさん「ぬるーん」

マシン太郎「ピガガ 友ヨ」

門番「網っつぁん!!!!!!!!!!!!! ヒャッホォ〜〜〜!!!!!!!!!!!!」


キュウォーン キュウォーン キュウォーン…
大魔女「こいつら全員…夢の世界のやつら…!!!!?
私が知ってる奴らから知らない奴らまで…
まさか……全ての夢の世界の…」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
36創る名無しに見る名無し:2011/12/26(月) 17:31:50.23 ID:RuF3VzXH
シリー隊長キターwww
37創る名無しに見る名無し:2011/12/26(月) 18:33:30.18 ID:yW2hXc0A
夢の神「こ…こいツラ…どこから来た!!!!!!!!!!!!!?
どうやって…来タァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


イリコ「よーっし!!!!! 行くよ〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!
せーの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんな『うるせー!!!!!!! お呼びじゃねーんだよこのカピカピ歯茎野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
歯茎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 歯茎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 歯茎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 歯茎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ワ〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガーン!!!!!!!!!!!!!!!!!
夢の神「ぎょえ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
大合唱〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

夢の神「ゆ…許サン!!!!!!!!!!
夢の世界の住人ごときが!!!!! 貴様ラなどそれコソ俺様ノ支配下で生きる玩具のくせにッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イリコ「知らないよン!!!!!!!!! こんな歯茎になんか支配されたくないよン!!!!!!!!!!!!!」

キノコ「オイラ達だってお前を認めやしないぞ〜〜〜〜!!!!!!!
オイラの神は松茸様だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キノコ!!!!! キノコ!!!!!!!!! キノコっこ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シリー隊長「HEY 君は君を否定しているのが俺達だけだと思っているのかい?!だとするならば君の脳みそには贅肉が付いていると言わざるを得ないな!!!!!!!!!!!!!
その目で見ろよ!! この景色を!!!!!!!!!」

夢の神「…!!?
…!!!!!!!!! こ…これハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
38創る名無しに見る名無し:2011/12/26(月) 22:45:25.97 ID:yW2hXc0A
ババババババァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


クッキー「なんじゃあぁ!!!!!!! あんなブッサイクなのが神様かいな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
化け物だがなァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ちちげ「フンド神には程遠いゴッパワーだな…雑魚が…」

絶倫乳首「あなたが女性を落とせるようなデートプランはございません」

あけてくれ…「神なんていらね〜!!!!!! 俺には紙があればいいんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

カメラマン「どこが耳穴だ」

セルライターX「うっわキッモ!!!!!! キッモ!!!!!!!!!!
あんなのがあたいの夢のナカに居たなんて最悪ぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スリコギ「ぽこしゃwwwwwww
彼とはいいお友達になれそうでしゅwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ナキヤマン「きもいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うわあああああああああ!!!!!!!! 夢に出てきそうだよぅおううおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ってここ夢の中だよぉお〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イカリング「イカくせぇ神があるかーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死ねーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」

わ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


大魔女「…こいつらは…現実の!!!!!!?
しかも人間だけじゃない………」

レン「そう 世界の全ての生物が ここにいる」
ザッ…!!!!!!!

大魔女「レン!!!!!!!!!! あ…あぁレン…… あんたも…!!!!!
ていうか…一体なんで現実・夢 2つの世界の奴らがここに…!!!!!?」

レン「彼らのおかげさ」

大魔女「…!」
39創る名無しに見る名無し:2011/12/27(火) 19:45:45.05 ID:of5VBjut
ザ…… ザ……

ザンッ!!!!!!!!!


??「フーリャン…!!!!!!!!!」


大魔女「あ……あ………」
ワナワナ


ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サナバー「待たせたのう」

《そこには消滅した仲間たちが!!!!!!》

ワナワナワナワナ
大魔女「あ………うあ…… ………チェ…」


大魔女「チェストォオーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴガアァーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

サナバー「ほんブバリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズッザアァ〜〜〜!!!!!

大魔女「この偽物が〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
また騙されてたまるかアァーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死ね〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!! 死ね〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドガバキボコスカズガボキバギョッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「コラーーーーー!!!!!!!!!!!! やめろーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「偽物じゃねーよ!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「信じられるかーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッゴォ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「おんブーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「全員アレすわよ!!!!!!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

レン「フーリャンりん 彼らは本物の君の仲間だよ」

スッ…
大魔女「あんたが言うなら信じるわ」

みんな『ズコーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドンガラガッチャ〜〜!!!!!!
40創る名無しに見る名無し:2011/12/27(火) 20:34:48.43 ID:8G9RSaxk
レン愛されてんなw
41創る名無しに見る名無し:2011/12/27(火) 21:09:09.46 ID:of5VBjut
大魔女「あんたらがこれだけの連中を集めたの?」

サナバー「まぁな …だがどうやって集めたのか全く覚えとらん…
ただひたすら…多くの思いを集めた方が良いと思ったのじゃ
感じんか? 集まった皆から溢れる力を…」

ゴオオオオオオオオ…
大魔女「………!!」

キュキキキキキキキキキキキキィイイイーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブワアアアアアアアアオォォォォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「…感じるわ 力強くて大きな力
…この力を… 今すぐにでもあのクソヒキガエルにぶつけてやりたい」
キッ!!!!!!


ゴオオオオオオオオオオオオウッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

夢の神(こ………これは………ヤ…ヤバいッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この力は…俺様を否定スル力ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あ…あいつら…あのカスドモが集めタ現実と夢の世界の奴ラの俺様に対する否定が…力に変わッタ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴアアアッ!!!!!!

夢の神(消滅シタハズのあのカスドモの強い精神力ガ奴らの残留思念を夢の世界ニ残したンダ!!!!!!!!
残留思念となった奴らハ夢の世界を駆け回り全ての生物に呼びかけタノかッ!!!!!!!!!!!!!!
カ…カス共のクセに…ナメた真似を…!!!!!!!!!!!!!!)

キョロキョロ
夢の神(しかしドウやってこの狭間の世界へヤッてきた!!!!!!?
………ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)



カラカラカラ…
ミクミク「…………」



夢の神(あ…あのガキかあぁぁーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつ…マエラドのジジイに涙を見せた時…わずかに心を取り戻シていタンダッ!!!!!!!!!!!!!!!!
この…狭間であったハズの世界ガ 他の夢の世界ト繋がっタンダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴオオオオオオオオッッ…



サナバー「…さて フーリャン
まだあの子が来てないな」

大魔女「このままハブるのもいいけど 一応呼んでおきましょ
………ねこ!!!!!! あんたも来なさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
42創る名無しに見る名無し:2011/12/27(火) 22:39:34.18 ID:of5VBjut
―――


ミャンチュー「あ…あうアァ〜〜〜〜…!!!!!!!! か…体が動かねぇ〜〜〜〜〜…!!!!!!!!
…ちくしょおぉ〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャーギャー!!

ねこ「うるさいよぅ
あなたは後で警察に連れてくんだから!! 大人しくしててよぅ!!」

ミャンチュー「う…うるせぇ!!!!!!! ブ…ブッ殺してやる…ブッ殺してやる…」
ぶつぶつ…


ねこ「まったく………
―――…あっ」
ピキィイイイイッ…

ねこ「うっ…!!!! …フ…フーリャンちゃん…?」

ミャンチュー「?!」

ねこ「…フーリャンちゃんが呼んでる…
行かなきゃ……」
ザッ…


キュアアアアアアアアアアアアアンッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



―――…


ねこ「………ん…」

大魔女「…来たわね ねこ」

ねこ「フ…フーリャンちゃん…!!!! みんな…!!!!!!!?」

大魔女「さぁこれで役者は揃ったわ」

サナバー「みんな!!!!!!!!!! 力を…フーリャンに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ピカアアァァ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「…あ…あああぁ…!!!!!!!!!!」
ゴゴゴゴオォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


夢の神「ぐ!!!!!! ち…力に…押され…るッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズッ…



キュオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
43創る名無しに見る名無し:2011/12/27(火) 22:53:08.62 ID:of5VBjut
ズズズズズズッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「すごい力……!!!!」

サナバー「うむ これは…英雄モードとはまた別の…フーリャンの新たな力じゃな…!!!!!」

大魔女「…ここにいる全ての奴らの気持ちが私に流れ込んでくるわ…
…クソヒキガエル どうやらあんたはやっぱり世界の誰からも求められてない偽物の神だったようね
このありったけの…あんたを否定する力をあんたにぶつけてやったら…あんたはどうなるかしらね」
スッ…

夢の神「………!!」

大魔女「リベリオン・スーパーノヴァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュガアアアアアアアアアアーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《力が フーリャンの手に集まる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


夢の神(こ…これは!!!!!!! これはダメダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
たとえ食っても…!!!!!!! 力を逃がす事は不可能ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
し…死ぬ…? 死ぬのか……神の俺様ガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!?)

夢の神「そ…そんな事がアッテたまるかァアーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤラれる前にヤルッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最強のアイドハーシキャノンでぇええエエーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブギュオオオオオオオーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《夢の神はアイドハーシキャノンの狙いをフーリャンに向けた!!!!!
…が! その時! 夢の神が見ていた景色がゆらぎ…》


サアアアァーーーーーー…


夢の神「な…ニ!!!!!!!!!!?」

《虚空へと変わった!!! そこにフーリャン達はいなかった!!!!!!!!》

夢の神「こ…れは… 幻…!!!!!?
………ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マエラド「……………」

《そこにはミクミクに寄り添うマエラドが居た!!!》


夢の神「マ…マエラドオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
き…貴様…俺様ガ与えた力で俺様を騙すノカァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!


マエラド「…今です 今のうちに………」
44創る名無しに見る名無し:2011/12/27(火) 23:22:54.36 ID:of5VBjut
ボケ妹「あれは…マエラド!!!!!!!!!!!! マエラドが幻で夢の神を…!!!!!!!!!!」

大魔女「…ふん 償いのつもりかしら?」

マリモス「今ですフーリャンレディ!!!!!!!!! 今なら行けますぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「分かってるわよ
……はあああああああぁぁーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュヴォヴォヴォヴォヴォヴォヴォヴォヴォヴォヴォヴォヴォヴォッ…!!!!!!!!!

《力が凝縮されていく…!! ……が!!》

ヨロッ…
大魔女「…ぐっ!!!!!!!!!!!!」

ねこ「どうしたの?!! フーリャンちゃん!!!!!!?」

大魔女「こんな時に…体が……!!!!!!」

ボケ妹「これまでの戦いの疲労が一気に来たか…!!!!!!」

大魔女「くっ…これじゃ…この力を制御しきれないわ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「頑張れフーリャン!!!!!!!!!!!
お前は一人じゃない!!!!!!!! わしらがお前を支える!!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!
《フーリャンの手を握るサナバー》

大魔女「!!!」

サアアアァー…
大魔女(体にかかる負担が…和らいでいく…!!!)

ねこ「フーリャンちゃん!!! にゃんの手も!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!!!

ボケ妹「みんな!!! どんどん繋いでいこう!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!!!!

ガシガシガシガシガシガシィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《手を繋ぎあわせていく仲間達…!!!!!》


大魔女「……行ける これならっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ニコ…
大魔女(クソヒキガエル… あんたはこいつらを無価値とか言ってたわよね
でも…そんな事はないわ!!!!!!!!!!!!
こいつらがいるから… こいつらが私を支えてくれたから… 私はここまでこれたのよ!!!!!!!!!!!!!!!
こいつらは私の最高の仲間よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)




http://loda.jp/mitemite/?id=2711.jpg
大魔女「リベリオン・スーパーノヴァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
45創る名無しに見る名無し:2011/12/28(水) 00:03:41.75 ID:llS5iH0H
ズゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ビリッ…
夢の神「オッ…………!!!!!!!!!!!!!!!」


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドオオオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バッ!!!!!!!!!!
夢の神「おッ…オギャアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ズッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バグォウゥゥーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
夢の神「あばばばばばビャビャばビャぼぼぼババばばびゃぼばばアアァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バリバリバリッ…

ビリッ…!!!!!! ビリビリッ!!!!!!!!!!!!

夢の神「ば…ばべ…ボ…ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピシシシシッ…

夢の神「プォがァッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキッ!!!!!!!!!!


夢の神「ぶりヘボぶァアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッギャアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


パラ… パラ… パラ…
《夢の神は…跡形もなく消えた!!!!!!!!!!!!》


わッ!!!!!!!!!!

みんな『歯茎逝ったァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
46創る名無しに見る名無し:2011/12/28(水) 00:27:43.61 ID:llS5iH0H
わあああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


大魔女「………」

サナバー「…終わった… 終わったな…」

大魔女「えぇ…」


わああああああーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヴンッ… ヴゥンッ……!!!!!!!
《狭間の世界に集まった者達が消えていく…》


亀「な…なんだぁ!!!?」

マリモス「…きっと世界中の人々が目覚めはじめたのでしょう 現実へと帰っていくのだよ
夢の世界の人々も…本来自分が居るべき世界に戻るのだろう」

サナバー「恐らく一つになった夢の世界も元のようにそれぞれの夢の世界に分かれるはずじゃ」

ワラース「元の鞘に戻るわけだな…ひひ…」

ねこ「…これで『土竜の里』のみんなも戻るかな…」

うさぎ「良かったピョー!!!!!!!!!!!」

サナバー「夢の神が死んで大量のアイドハーシカも放たれた
もしかしたらアイドハーシカが無くなって“カラッポ”になった人達も元に戻るかもしれんな」

ボケ妹「…本当に終わったんだな 世界は救われたんだ…
…それでも犠牲は多すぎるが…」


スウゥー…
レン「フーリャンりん ぼくももう目が覚めるみたいだ」

大魔女「レン… ありがとう 来てくれて」

レン「ぼくの方こそありがとうだよ
この人達がフーリャンりんの仲間なんだね
こんな暖かい人達の中に加われた事 とても嬉しく思うよ
またね フーリャンりん… きっとまた会おうね…」
ヴン…

大魔女「レン……」

ねこ(フーリャンちゃんの超真虫がどうとかいう話…やっぱり本当だったんだ…)
47創る名無しに見る名無し:2011/12/28(水) 08:22:36.61 ID:llS5iH0H
ファアアアアアアアっ…


ボケ妹「……あ!! …見ろ…!!!!」

みんな『!!!!!!』


キラキラキラキラキラ… パアアアアアアーーー…
《ミクミクの精神体が光に包まれる…》


ねこ「ミクミクちゃん…… なんだか…………」



ふわぁ…
《浮き上がるミクミク 側のマエラドも…》

ミクミク「――……パパ… 行こう…」

マエラド「……あぁ…一緒に行こう…」

ミクミク「………きっとママが待ってるよ………」

ファアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア…………
しゅうううううううううううううう……
《そして消えた》



ボケ妹「…救われたのかな…あの2人も」

大魔女「…これだけの事しといてなに安らかな感じで逝きやがってんのよ…
断罪ゲリ ゲロ ワキガ イカ カレイシュ ヘソノゴマ ドリア〜ン ドブ シソーノロ ウンコ チューニュ コエダ メコレ ギオを食らわせたい気分だったのに」

サナバー「まぁまぁ…」

ねこ「……終わったねぇ… これで半永眠病事件も解決だよぅ!!!!!」

亀「きっとこんな事は二度と起こらねーだろうな」

大魔女「起こらなくていいわよ 夢の世界は今のままで十分よ
…さて そろそろ現実に戻りましょ」

ねこ「そうだね」

サナバー「……その事なんじゃが」

大魔女「あ?」

サナバー「………わしらは現実には戻れん
………ここでお別れじゃ…」

大魔女「?!!!!!!!!!!!!!!!!
…は…………?」
ドクンッ…
48創る名無しに見る名無し:2011/12/28(水) 09:13:54.08 ID:llS5iH0H
しまった
朗らかになって悪夢を無効化する朗らかモードを入れるの忘れてた…

http://loda.jp/mitemite/?id=2712.jpg
49創る名無しに見る名無し:2011/12/28(水) 15:08:58.19 ID:llS5iH0H
ざわざわざわっ…

ねこ「え…えぇーーー!!!!!!!!!?
い…一体どういうことなの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

亀「ねこは外に居たからわからねぇだろうが
実は僕ら…フーリャン以外は全員あの歯茎にやられたんだ」

ねこ「そ…そんにゃ!!!! う…うさぎも…!!!!!!?」

うさぎ「うんピョ…」

大魔女「でも……でも待ちなさいよ
消えたあんたらがこうして私らの前に居るのよ?」

サナバー「今のわしらは…わしらの僅かな魂と意志の欠片が寄り集まって形作られた残留思念の塊じゃ
実体を取り戻すには程遠い量の魂しか無いのじゃ…」

ボケ妹「よく見てみてよ 私様達ちょっとだけ透けてるだろ?」
ぼやぁ〜…

ねこ「ほ…本当だ!! 心ばかしシースルー気味!!!!!!!!!!!」
どーーーーーん!!!!!!!!!!!!!

大魔女「……あんた達はこのまま消える運命だって事…?」

亀「役目を果たしたからそうなるかもな…」

ねこ「そんな…やだぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!

うさぎ「ピョオ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「………」

ねこ「こんな…こんなのってないよぅ…
終わったのに………うぅ…」
ガクゥ…
50創る名無しに見る名無し:2011/12/28(水) 15:34:32.02 ID:MBmppLca
朗らかモードにツッコミづらい展開
51創る名無しに見る名無し:2011/12/29(木) 01:52:47.66 ID:R/19qLfP
サナバー「…しかしなんじゃろうな
こうして…消え行く運命にあるのに ちっとも悲しくない」

亀「あぁ むしろ誇らしいな」

ボケ妹「きっと最後の最後に仲間らしい事したからかもな」

マリモス「うぅむ…確かにそうかもしれませんな」

大魔女「なによ…なによそれ」

うさぎ「チィも ネコチャンと離れるの悲しいけど でもそうじゃない感じもするピョ」

ねこ「う…うさぎ…」

サナバー「だからフーリャン…」

大魔女「だからなによ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だからさっさと現実に戻れって!!!!!!!!!!!!!!!!!?
あんたら……馬鹿じゃないの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたらん中で整理はついてても 急に言われたこっちは全然心の整理つけれてないってのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!?
それなのになによそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
勝手よ!!!!!!!! あんたら勝手よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「お前が言うか」

ボケ妹「…お前の気持ち 伝わったよ
お前は口では色々言うけど… 本当は…」
スッ…

大魔女「うるさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギュッ…
ボケ妹「ありがとう フーリャン …ありがとう
確かに私様達は急にいなくなるけど …二度と会えなくなるわけじゃない
………私様達は生きつづける…
………どこでだと思う?」

ねこ「……… …心…?」

ボケ妹「そう 心の中だよ」
ギュッ…!!

大魔女「チロ…リーン………」
ブルブルブルブル
52創る名無しに見る名無し:2011/12/29(木) 02:06:26.00 ID:R/19qLfP
ボケ妹「私様達の肉体は消えても 魂は消えない
2人の心の中で 思い出と一つになって生きつづけるんだよ
私様の中のお兄ちゃん ねこさんの中のいぬ君と同じ
いつでも会える いつも一緒にいるし これからもずっと共に歩ける
……離れやしないさ 仲間だ……」

大魔女「…………」

ねこ「うっ…うぐうううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うさぎぃ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!! やだよぉお〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ひしぃっ…

うさぎ「ぴょぷぅ〜〜〜!!!!!!!!!」

サナバー「フーリャンとねこちゃん ……最初の2人に戻るわけじゃ
…願わくば フーリャンよ
……また仲間を作ってくれよ わしらのような仲間
…いや わしら以上の仲間を!!!!!
お前の支えになり そして共に居て心から笑い合える仲間を!!!!
きっと作ってくれ…!!!
これは…わしらの最後の願いじゃよ…」

大魔女「……」



バカ…!!

無理よ……

そんなの……

どこを探したって見つかりやしないもの……



サナバー「………そろそろお別れか
どうやらこの狭間の世界は消える…」

キュアアアアアアアッ…


大魔女「……!」

ねこ「う…うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!」
53創る名無しに見る名無し:2011/12/29(木) 13:47:25.33 ID:R/19qLfP
ヒュギギギギ…

大魔女「体が……引き寄せられる…!!!!!!!
現実世界に……!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「うさぎ… みんな〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒュギギィイーーーーーーーーーーーーッ…

パアアアッ…

ねこ「うさぎ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うさぎ「ネコチャン悲しくない… 幸せになってピョ…
拾ってくれて…ありがピョイィ…」

大魔女「…笑い袋…」

ワラース「じゃあな… お前ら笑えたぜ… ヒャヒャヒャヒャ!!!!!!!!!!!!」

大魔女「…………ロリコン」

マリモス「ン〜…騎士団の仲間達に伝えてくれ
私は元気にやっていると」

ねこ「エ…エンデリルさん……」

亀「出版社を創設したくなったら気兼ねなく相談してくれ!!!!
…お前らとは半年そこらの付き合いだった気がするが この半年は僕の人生で最も太くて長かったぜ!!
…じゃあなっ …大好きだぜバカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「チロリーン…」

ボケ妹「夢の中でもいいからまた決闘しような!!
じゃあな ライバル…」

大魔女「サナバー……」

サナバー「………」

ボケ妹「…言わなくていいのかい サナバーさん」

サナバー「……今ここで思いを残してどうなる… 今までのままで居た方が…」


ギュギュオォッ!!!!!!!!!!!!

大魔女「ぐっ!!!!! もうダメっ……!!!!!!!!」
54創る名無しに見る名無し:2011/12/29(木) 20:40:14.91 ID:R/19qLfP
大魔女「うぐううううぁぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギュゴオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「にゃあ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビュウウウウウーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


亀「…フーリャ〜〜〜〜ン!!!!!!!! ねこ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」

うさぎ「ピョオ〜〜〜イィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「サナバーさんっ……行っちまうよ!!!!!
いいのかいッ…伝えなくてもッ!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「……しかし…」

ボケ妹「しかしもチェリーもありゃしないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今伝えるんだ!!!!!! そうしなきゃずっと後悔する事になる!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「ッ…!! ――――…………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!


サナバー「…………フーリャンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「………サナバー…?」


サナバー「今までずっと居て…わしはッ……お前をッ……
お前の事を…ずっと…」


サナバー「ずっと好きだと……思っておったぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カアァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


大魔女「ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
………わた――――――――――――――――――……」
フウゥッ………


《フーリャンとねこは…消えた……》
55創る名無しに見る名無し:2011/12/30(金) 09:07:46.61 ID:BZUFolhc



――― さようなら!!!



――― 今までありがとう!!!!



――― これまでの思い出は 忘れない



――― 共に笑った日もあった ――― いがみ合った日もあった


――― これまでの思い出の全てが宝物



――― サナバー うさぎ マリモス ワラース チロリーン エンデリル!!!!



――― ずっと忘れない!!



――― さようなら… …バイバイ…





ゴオオオオオオオオオオオッ…
56創る名無しに見る名無し:2011/12/30(金) 14:00:40.96 ID:BZUFolhc
大魔女「………はァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガバァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「あにゃあっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒュウ〜〜〜〜〜〜〜〜…

大魔女「………現実…だわ…」

ねこ「……うぅっ… フーリャンちゃん…
…ひっ… ひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「…ねこ…」

ねこ「みんなっ…みんな死んじゃったよぉお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう会えないよぉ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなのいやだよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「…………」

回想サナバー「わしはお前の事を――――…」

ドクン…
大魔女(…バカ… なんて事言ってくれてんのよ…
………そんな事言われて私は…この思いをどこにぶつければいいのよ…!!!)
グッ…


亀「……ふわぁ〜〜〜」
ムクッ

大魔女「…ほあ?」

ねこ「にゃ?」


ボケ妹「んむぐぐ………んぐ?」

うさぎ「ピョイイイイ…?」

マリモス「……n〜〜〜〜…………ホワッツ?」

ワラース「…ぐひゅ…あー……朝か……」

ムクリ…
サナバー「むにゃむにゃむにゃ… ………ア…アレェー?」


大魔女「………………」

ねこ「………………」

みんな『…………………』


一同『ズコ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドンガラガッチャアァ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !
57創る名無しに見る名無し:2011/12/30(金) 20:01:26.69 ID:BZUFolhc
大魔女「なにやってんだテメーら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウンコ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッブリューーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『ひぎゃあたァーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
バタバタバタバタ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!

ねこ「んなななっ なんでぇえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「貴様ら〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
一人一人歯を食いしばれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたらの口のなかに差し歯が挿せるスペースをこしらえてやる〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴアッ!!!!!!!!!!!!

亀「ま…まてよ!!!!!!!!!!! 僕らは…」

大魔女「差し歯パンチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「ぶらァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「差し歯逆水平チョップ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

うさぎ「ぬーぶるぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「差し歯崩脚蹴!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドズブ!!!!!!!!!!!!!!!!!

ワラース「かえぶら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「差し歯ピストンヘッドバッド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴッガッガッガッッ!!!!!!!!!

マリモス「てぶらぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「大魔女差し歯スパイラルエデンコンボ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキ!!!!!!!! ガッ!!!!!!!!!!!! ボギョオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「ぶらいらずッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドシャアァー!!!!!!!!!!!!!!

バッ!!!!!!!
サナバー「落ち着けフーリャン!!!!!!!!」

大魔女「…! サ…ナバー…」
ドキン…

サナバー「あ…………」


ドクン… ドクン… ドクン…
58創る名無しに見る名無し:2011/12/31(土) 11:43:35.46 ID:RI4zNQPt
どぎまぎ
サナバー「フ…フーリャン…… ………えぇっと…」

ドクン…ドクン…ドクン…
大魔女「サナ…サナバー…!」

キュピィイ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン………
キラキラキラキラキラ…テンテテテ---ン… テンテ--ン テンテ--ン テ--ン…


ねこ「チ…チロリーンさん… こ…これってッ!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「あぁキタ!!!!!!!!!!!
キタキタキタぞォッッ!!!!!!!!!!!!!!!
恋の導火線に着火確認じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2人の気持ちは止められないぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおひょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ラッシャッシャ〜〜〜!!!!!!!!!!

亀「どうしたチロリーン」


大魔女「サナバー…………」
スウゥー…… ペタァ…

サナバー「ニリッ!!!!!!!!!!!!!!?」
《フーリャンはサナバーの頬に手を添えた サナバーは奇声を発した》

大魔女「あぁ…サナバー…私を…」
そ…

サナバー「くりゅみゅうッ!!!!!!!!!!」
《フーリャンはもう片方の手も頬に添えた! サナバーは奇声を発した!》


ボケ妹(キ…キッスだ!!!!!!!!!!!!!
キ……キッス!!!! キッス!!!!!! キッス!!!!!! キッス!!!!!! キッス!!!!!!!!!!!)

ねこ(キッス!!!!!!! キッス!!!!!!!! キッス!!!!!!!!!! キッス!!!!!!!!! キッシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!)

2人(キッシュ!!!!!!!! キッシュ!!!!!!!!! キッシュ!!!!!!!!!!キッシュ!!!!!!!!!キッシュ!!!!!!!!!キッシュ!!!!!!!!!!!!)
ガッシ!! ガッシ!!

亀「お前らどうしたよ!?」


大魔女「サナバー…私を………」

サナバー「ほにょにょにょにょにょ……!!!」
ドキドキ… バクバクバクバクバクバクバク…

大魔女「私の事をずっと空気に思っていただとーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズガゴゴゴガァッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《サナバーの頭を地面にタッチダウン!!!!!!!!!!!!!!!!!》

サナバー「ごぶれば〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッシュ〜〜!!!!!!!!


ねこ&ボケ妹『えぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
59創る名無しに見る名無し:2011/12/31(土) 12:11:13.09 ID:NZQo4Yk7
逆に安心してしまったのは何故だw
60創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 00:36:41.84 ID:NLUQCAqa
t
61創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 01:06:28.33 ID:6MbrNzlB
大魔女「この私を 大魔女フーリャンである私を空気のように軽く見ていたなんて大した大物じゃないのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オラオラオラァーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死ねオラ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッゴ!!!!!! ガッゴ!!!!!!!! ガッゴ!!!!!!!!!!

サナバー「ベボボバボォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッシュ〜〜〜!!!!!!!!!!

大魔女「あぁ生きてて良かった!!!!!!!!!!!!!!!! 超良かったわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなモヤモヤムカムカの気分にされて死なれたらこの気持ちをどこにぶつけたらいいのかわかんなかったのよね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう本当マジ生きてて良かったなァーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オラァーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボッギャアアァーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

サナバー「ぶびゅぎゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ボケ妹「サナバーさん…」

ねこ「うぅ…報われない人…」

亀「へっ このフーリャンの残虐スプラッタを見てると『あぁ生きてるなぁ』って実感するな」

マリモス「ですな」


大魔女「ふー」

大魔女「……で なんであんたら生きてんの?」

サナバー「―――」
ちーん…

ボケ妹「いや待て!! サナバーさん死んでる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
62※録画放送:2012/01/01(日) 02:36:37.66 ID:6MbrNzlB
63創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 03:03:14.81 ID:6MbrNzlB
64創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 11:16:28.26 ID:6MbrNzlB
65創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 11:45:08.93 ID:6MbrNzlB
66創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 12:08:44.06 ID:6MbrNzlB
67創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 12:32:11.31 ID:6MbrNzlB
68創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 12:43:41.98 ID:6MbrNzlB
69創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 12:52:21.18 ID:AnTIE72T
ちろりんクソワロタwwwww
70創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 13:37:50.40 ID:6MbrNzlB
71創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 13:47:34.79 ID:6MbrNzlB
72創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 14:11:55.40 ID:6MbrNzlB
73創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 15:05:42.90 ID:6MbrNzlB
74創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 15:35:49.25 ID:6MbrNzlB
75創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 18:33:31.13 ID:6MbrNzlB
亀「なんで生きてるか…か なんでだろうな」

ボケ妹「あの時は私様達絶対に現実には帰れないんだろうなって感じてたのに」

マリモス「奇跡…というのでしょうか」

大魔女「なんだか納得いかないわね……」

ねこ「わ…あ…! 見て…!!!!」

みんな『?』

パアアアアアアア…
ミクミク『―――』

ねこ「ミクミクちゃん……笑ってる…」

ボケ妹「あんな無表情だったのに…!」

マリモス「Oh〜〜〜〜〜エンジェエェ〜〜〜〜〜ル!!!!!!!!!!!!!!!!
これで君も救われたんだね!!!!!! 今後の事は安心してもいいのだよ 我々連合騎士団が君を保護し…」
スッ

大魔女「この野郎ドサクサに紛れてなに触って」

マリモス「ぶりゃぼでっぼアァーシャアアアアアアァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブゴゴォーー!!!!!!

ビクーッ
ボケ妹「うぎゃーーー!!!!!!!!!!!! どうしたんだマリモスさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

マリモス「あァ… あー…もぉい…ぐぉおおおお〜〜〜…
ミクミクエンジェル……死んでるよぉ〜〜〜〜〜〜う…」
ガク…

亀「な…なんだってーー!!!!!!!!!!!」

マリモス「触った感覚はまるで氷細工のような冷たさ!!!!!!!!!!
しかし柔らかさはさすがのエンジェル!!!! ぷにぷにですべすべで」

大魔女「カタイ ウンコ メコレ」

スコォーーーッッ!!!!!!!!
マリモス「かたいーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「ちょっとみせて!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ!!!!!!

ボケ妹「――………」

ミクミク「―――」
ちーん…

ボケ妹「…確かに死んでる」

マリモス「おぉうおぉぉう!!!!!! おうっ!!!!! おうっおうっ!!!!!!!!!!!!!!
おうううううううううううーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おうぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「うるせー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
76創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 19:53:56.26 ID:6MbrNzlB
大魔女「………最後に腐れ紳士とどっか行ったのはやっぱり死んで成仏したからって事だったのね」

ねこ「…きっと幸せな最後だよぅ
今頃お母さんとも会えたかな…」

よろ…
サナバー「…きっと……」

ボケ妹「うわサナバーさん大丈……夫じゃなさそうだね…」

ボタボタボタボタ…
サナバー「頭がフラフラじゃ……」

大魔女「よう大物さん 空気さんが偉そうにして申し訳ないわね」

ボケ妹「まだ言ってるよ…」

サナバー「き……きっとわしらを生かしてくれたのはミクミクちゃんとマエラドじゃ…」

うさぎ「ぴょお〜〜?」

亀「ど…どういうことだ?!」

サナバー「…ぼんやりとわしの魂が覚えておる
夢の神の中に消えたわしらの魂を集めて 元に戻してくれたのじゃ…
……最後の最後に救われたな ミクミクちゃんはまたちゃんと弔ってあげねばな…」

大魔女「ちっ 腐れ紳士め… 死に際に善人ぶってんじゃないわよ!!!!!!!!
この偽善者野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「…ま あのオッサンもあの夢の神に騙されてたんだ
根っからの悪人ってわけでもないだろう
…それでも許される事じゃないけどね」

マリモス「犠牲になった人も大勢いるからねぇ〜…」

亀「…まぁな これは長く後世に伝えてかなきゃいけねぇ事件だ」

大魔女「まぁ終わったんなら後の事はどうでもいいわ!!!!!!!!!!!!!!
終わりよければ全てよし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私は帰って寝る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「…今日は疲れたもんね…」

サナバー「うむ でもこういう日は」

大魔女「えぇ ……いい夢が見れそうね」



こうして戦いは終わった…
なんとかファイト 完
77創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 21:13:30.55 ID:iqo4eUE3
完結、なのか
78 【大吉】 【1220円】 :2012/01/01(日) 22:10:12.42 ID:6MbrNzlB
79創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 22:38:19.37 ID:iqo4eUE3
うしろ二人なんだw
80創る名無しに見る名無し:2012/01/01(日) 23:13:09.76 ID:6MbrNzlB
―――…



チュン… チュンチュン…



キキルコッコー!!!!!!!



チク…タク…チク…タク…チク…タク…



大魔女「ん…ぐ… ギリギリ… むにゃ…むにゃ…」

大魔女「むにゃ… う…うおおぉ〜〜〜…
ヒ…ヒキガエルの大群があぁ〜〜〜… ヒキガエルの大群があぁ〜〜〜〜
あ…あうぉ〜〜〜〜!!! 攻める〜〜〜!!!
は…! はわぁ…!!!! …!!!!」

ガバァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「はうあァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



大魔女「ハァ… ハァ…」

大魔女「ゼェ…」
キョロ…


チク…タク…


大魔女「ハァ……」
キョロ…



大魔女「………」




大魔女「なんだ夢か…」
フィイィー…
81創る名無しに見る名無し:2012/01/02(月) 21:41:18.97 ID:vCEGxcTW
大魔女「ハッ!!!!!!!! 夢!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガタッ!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ちょちょっ ちょっと待ちなさいよ!!
夢…? 夢って…? どこからが夢…!??」



まさか……


これまでの夢の世界を巡る戦いの


全てが…夢だと……!!!!!!!!?  



大魔女「ハァッ…ハァッ…ハァッ…」
ドクン…ドクン…



――― お前はいつからこの夢を現実と錯覚していた? ―――



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


大魔女「う…うるさい!!!!!!! そんなはずない!!!!!!!!!!!
嘘よ!!!!!!!!!!!!!!!!!
私達のこれまでの戦いの日々は全部虚構でしかなかったと…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ざわざわざわざわっ… タラタラ…


ガタッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「は!!!!!!!!!!!!!!!!! じゃあ……つまり…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



チロリーンもエンデリルも… 実在しない…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?



大魔女「…それはまぁいいか」
スッ…
82創る名無しに見る名無し:2012/01/02(月) 21:44:59.76 ID:u1wP6p8k
なんかすごい展開に入ったと思いきや本人からしていいんかいw
83創る名無しに見る名無し:2012/01/02(月) 21:49:43.86 ID:kGCS+ESz
今までの流れが流れだけにまったく読めない
84創る名無しに見る名無し:2012/01/02(月) 22:23:25.17 ID:vCEGxcTW
大魔女「…ハッ!! でもそれだと夢の話に組み込まれてた私の超真虫との戦いの話も夢だったということ…
それはつまりレンも実在していなかったということね……
それはいやかもね………」

大魔女「…そうだ!
そういや私あの超真虫編の最後にレンからなんか貰ったわね……
…えーとなんだったかしらね……
……そうだわ! 米俵一年分よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それがあれば今までの戦いが夢ではないという証明になるはずッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ガシャ〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バタバタバタバタバタ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズッド〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


プスプスプス…


大魔女「な…ない…」
ちーーん…

大魔女「おかしい…ないわ…
一年分の米俵なんて探せばすぐに見つかりそうなもんなのに…
やっぱり…夢なの…ねぇ…? 答えてよ…レン…」

蟻「?」

大魔女「答えろバカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バガヒサンかけるぞボケーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビクッ!!!!!!!!!
蟻「!!!!!!!!」
ササーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「くっ…………」
ガク…

大魔女「…あ!!!! まだあった!!!!!! 一つの可能性!!!!!!!!!!!」



夢の世界で戦ったのなら…!!
夢の世界に入った証である背中のダイヤ形の傷があるはずよ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!


大魔女「これだッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!
85創る名無しに見る名無し:2012/01/02(月) 23:28:17.38 ID:vCEGxcTW
バタバタバタバタバタバタバタァーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「うおぉーーーー!!!!!!!!!!! 背中の傷ーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドドドドーーーー!!!!!!!!!!!!!!



――― 風呂場

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキ…
大魔女「背中のダイヤ傷背中のダイヤ傷背中のダイヤ傷背中のダイヤ傷………」
ぬぎぬぎ…

《フーリャンは上着を脱ぎ問題の背中を確認……… すると………》


大魔女「は…はうあァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!


つっる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
テッテレッテーテーレーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


大魔女「な…なんて綺麗な背中なの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まるで汚れのない和紙のようなきめ細やかさ!!!!
それでいてちょっぴりそのセクシーな背中にダイヤ傷なんてとんでもない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
………つ…つまり…」

大魔女「やっぱり全部夢だったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガガガーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!
86創る名無しに見る名無し:2012/01/02(月) 23:46:55.57 ID:vCEGxcTW
ガク…
大魔女「そ…そんな… 夢オチとかないわ…
約2年くらいはあった話の全てが夢だなんて…
……ていうか夢オチなんて最初の最初にやったってのよ…
……いや その最初の夢オチ自体も夢の中の話…?」

大魔女「いやちょっと待って また待って… ……待ってよ…」

ぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽくぽく……… おちんぽ大行〜進〜

大魔女「………どこからが…夢…?
…………私が今まで見ていた夢は… “夢を巡る戦いの話”だけ…?
それとも…それ以前の出来事も全て夢だと…?!
……………!!!!!!」
ゴクリ…

大魔女「つまりその前の変な集団との戦いの話も…夢…
…………………」

ガタッ!!!!!!!!!
大魔女「ゆ…夢かも!!!!!!!!!!
だって変な集団との戦いの話は途中変な所で打ち切られたんだもの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それからいきなり夢の話になった…!!!!!
このメチャクチャな流れ……全てが夢だと言うなら納得が行く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
嘘だッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
じゃあねこもアホうさぎもクソジジイもロリコンも笑い袋も全部実在しないときたもんよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちくしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それは別にどうでもいいけどねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



大魔女「…………」



大魔女「……あ? …もしかして私が“大魔女フーリャン”というのも夢?」

ゴゴゴゴゴ…
87創る名無しに見る名無し:2012/01/02(月) 23:53:51.22 ID:xKpn6bRx
え? ちょっとまて何がどうなる!?
88創る名無しに見る名無し:2012/01/03(火) 21:49:40.75 ID:EcusTl82
大魔女「そんなバナナ… そんなことがあるわけないわ…
私はフーリャンよ 生まれも育ちもロンリーガールの大魔女フーリャンだってのよ…!!!!!
…鏡にうつってる私だって…私………」

大魔女「………………」

大魔女「…かわいい …うん 私だわ
………いやでも 鏡にうつってる私もただ魔女のコスプレした変な女なだけかもしれない…」
上半身裸だし

大魔女「………バカ!!!!!!!!
自分を信じれなくてどうすんのよ!!!!!!!!!!!!!!!!
私は私!!!!! 大魔女フーリャン!!!!!!!! 大魔女フーリャンよ!!!!!!!!!!!!!!!
世紀の大魔女フーリャンだってのよ!!!!!!!!
……はっ! 魔女…… 魔女か……
そうだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私には魔法がある!!!!!! 魔法が使えれば私は確かに大魔女の私よね!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よっしゃあぁー!!!!! これじゃ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グッ!!!!!!!

ピタ…
大魔女「スゥ…ハァ…
……私の中のMP(マジックパワー)よ…
私の中の魔力を沸かせ 魔なる力を紡ぎたまえ〜〜…
アンボラカンボラアマダイオイシイ
……ウンコ メコレェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


し〜〜〜〜〜〜ん…

大魔女「…」


バッタ〜〜〜〜〜ン!!!
大魔女「う…うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ダ…ダメだーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガーン!!!!!!!!!!!!!!!!
89創る名無しに見る名無し:2012/01/03(火) 22:54:50.45 ID:EcusTl82
大魔女「で…出ない!!!!!!!!!!!
私の得意魔法だったウンコ メコレが出ないわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どういうことなの!!!!!!!!!!!!!!!?
やっぱり私は大魔女フーリャンじゃないの…!!!!!!!?
………し…信じない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウンコォオオオオオオオオオオオッ メェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーコレッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!


大魔女「………」


大魔女「ウ…ウンコ メコレ!!!!!!!!!!!!
ウンコ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ウンコ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウンコ メコレーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


し〜〜〜〜〜ん…


大魔女「……で…出ない…
全く出ない… リアルの屁すら出る気配ないわ…!!!!!!!!!!!
何故だーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何故なんだーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私が大魔女フーリャンじゃないなら…誰なんだァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ポロォッ… カターン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カラカラカラカラカラカラカラ…

大魔女「…むむ?」


《フーリャンの体から名札のようなものが落ちた!
こに記されたものは………》


大魔女「は…はうあァァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



バババパバアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【花子】


バーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「花子だったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私花子だったよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フゥワッフゥー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
90創る名無しに見る名無し:2012/01/03(火) 23:48:37.69 ID:EcusTl82
大魔女→花子(そんな…これで確定してしまった……
…私は大魔女フーリャンじゃなかった…
ただの花子… そして私が見ていたものは全て夢……
何もなかったんだ……)

花子「…………」


花子「…いつまでも同じことウジウジ言ってたらなにも進まないわ
夢なら夢だったとキッパリ認めて そして笑い飛ばせばいいのよ
夢はこれで終わり これからはなんとも素敵な花子ライフが咲き誇るってのよ!! 花子だけに!!!
よし分かった!!! 私は花子私は花子私は花子!!!!!!!!! …っと
さて 分かったところで寝よ」
スッ くるり

花子「!!!!!!!!?」

バーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
??「あ…あのー… あ…あけ……おめ…」

花子「………あけおめ? ………誰あんた?」

??「えぇっ?!」

花子「なに勝手に人の家入ってんのよ!!!!! 不法侵入でブッアレすわよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

??「いや……あの…… ご…ごめん…
………え…えーっと」

花子「…あ? ………あ」

トュルル〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンっ!!!!!!!!!!
《花子は自分が上半身裸だという事を思い出した》

花子「…」


カッ!!!!!!!!!
花子「なに見てんだテメーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バチコ〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!

??「ほんブバリッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
91創る名無しに見る名無し:2012/01/04(水) 05:20:54.36 ID:/rsxb5I7
花子「なに許可もなく家に上がったうえに裸見てんだコノヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキバキバキバキバキィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

??「ひひーーーー!!!!!!!!!! ご…ごめんなさいーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

花子「これは右のパイオツの分!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スコ〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

??「ひでりッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

花子「これは左のパイオツの分じゃーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズギャバゴォーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

??「おんブーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――…

シュッ!!!!
花子「ったく この変態めが……」
《服着た》

??「あ…あのー…」

花子「なによ 誰よあんた」

??「………え…
…………………………分からないの? リアルに?」

花子「は? リアルも何もあんたなんか1mmもご存知ないってのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
誰しもが自分の事に興味あると思うなバカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この芸能人根性野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

??「よ…よく分からないけど…」

花子「で あんた誰」

??「…あなたの友達…です…」

花子「友達?? …………」
ましまじ

花子(確かに見覚えのある顔だわね
…しかし分からない…… ………むむ?)


ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《友達だと言うやつの胸にも名札があった!!!! そこに書かれていたのは……》

【よしこ】


花子「………」

花子(……あ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よしこちゃんだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうそうよしこちゃん!!!!!! そんな友達…居た…気がしないでもなくもなくなくなくない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
テーレッテレー!!!!!
92創る名無しに見る名無し:2012/01/04(水) 15:17:52.61 ID:/rsxb5I7
花子「…あぁー よしこちゃん 久しぶりね
忘れてたわ 友達なのに
うっかり花子☆」

よしこ「………」

花子「…で? 何しにここに来たわけ? よしこちゃん」

よしこ「え…あ… …えぇと…
……お正月だから… あけましておめでとう言いに行こうと思って…」

花子「あん? 正月?
もうそんな時期なの? 去年は?」

よしこ「…去年は終わってもう今年だけど…」

花子「…あぁー! …そうなの…
なんか色々混乱して訳わかんなくなってたわよ
なんだ正月か ハイハイあけおめあけおめ」

よしこ「あ…あけおめ…………」

花子「じゃあせっかくだからお茶にしましょ
リビングに来なさい よしこちゃん」

よしこ「………」
ドキドキ


―――

コト…
花子「とっておきのさ湯よ 飲みなさい」

よしこ「は…はい…」

花子「時が経つのは早いものね 去年は色々と大…………ん?
…大変…? ………… ……去年は花子的にはどうだったかしら?」

よしこ「花子的?!!
……う うーん…そうだねぇ…
去年は結構………」

ピクンッ!!!!!!!
花子「…ムムッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
…よしこちゃん あんた何かを隠しているわね」
キッ…

よしこ「え? …あぁっ これかな?」
トン…

チャ〜〜〜ラァア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
きらきらきらきらきらきら…


花子「これは……もてじ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

よしこ「おせちだよぅ 母音しか合ってない!!」
ズーン
93創る名無しに見る名無し:2012/01/04(水) 15:40:39.42 ID:/rsxb5I7
花子「おせちね 気が利いてるわね よしこちゃん」

よしこ「え…えへへっ///」

花子「じゃあさっそくめでたいの戴いちゃうとしましょ」

よしこ「う…うん!!!!」


―――

花子「…ふむ まぁまぁな味付けね でもちょっと隠し味に練乳多すぎるんじゃないのこれ」

よしこ「わっ…! 隠し味に練乳入れたって分かるんだ!!!!!!?」

花子「まぁね 私も練乳のプロだから」

よしこ「はあ……」

花子「さっさと食べ切っちゃいましょ」

もくもくもくもく

―――…

もくもくもく…
花子「…と 一心不乱に食いまくってるけど つまらないわね
なんか面白い正月っぽい話しなさいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

よしこ「えぇ!!? ん…ん〜〜〜…
…あぁそうだ ここに来る前におみくじ買ったんだ 2人分」

花子「私とあんたの? ふん つくづく気が利くわね
どれ 今年の運勢見てやろうじゃないのよ…」
スッ

ピッ!!
花子「これだ!!! ッせい!!」
ピラッ

【大凶
金:無 捜し物:永遠に見つからない捜し物 病気:めっちゃする 待ち人:会う前に死ぬ 恋愛:今年と言わず一生ない 土地:大気圏外】

ズ〜ン…
花子「…最悪にもほどがあるわよ…」

よしこ「え…えーと じゃあこれは…」
ピラ…

【スーパー大吉
金:泡銭だらけ 捜し物:すぐ見つかる 病気:皆無 待ち人:もう会ってる 恋愛:確変突入 土地:この星の全て】

よしこ「スーパー大吉!!!!!!!!!!?」

ぐわっしィ〜〜〜!!!!!!!!!!
花子「くだらねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビリビリビリーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!

よしこ「あ…あやーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガーン!!!!!!!
94創る名無しに見る名無し:2012/01/04(水) 18:37:42.37 ID:6JDtjxkl
何がおきているw
95創る名無しに見る名無し:2012/01/04(水) 19:15:54.61 ID:/rsxb5I7
よしこ「……あーあ 今年になっちゃった… 今年やだなぁ…」

花子「なんで?」

よしこ「だって今年でもうハタチになっちゃうんだもん…
やっぱ十代と二十代じゃ重みが違う気がするしぃ…
なんかさぁ…最近先輩とかが『もう二十だろ』みたいな感じで厳しくなったように感じるんだよぅ
まぁ別に普段から十代だからって甘えてたわけじゃないけど」

花子「簡単な事よ
そいつら死なせなさい」

よしこ「いやそれなんの解決にもなってないし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

花子「まぁそう思ってる時点であんたは内心ではそいつらに甘えてたのよ
まずその認識が間違ってると改めて知るべしよ!!!!!!!!!!!
そしてそいつらが文句のもの字も出せないような働きをする!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それがァ…社会人ってもんでしょうがァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

よしこ「(じ…自分は世捨て人のくせに…なんて知ったようなことを…)
…そ…そういえば …えー 花子ちゃんは今年で21……」

花子「私の事は関係ねーだろーがボケーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギャム!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

よしこ「でんぶガリッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズッザァ〜〜!!!!!

花子「21だから何!!!!!!!!!?
21にもなって魔女のコスプレしてるのが可笑しいって!!!!!!!?
ほっとけバカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

よしこ「い…いってない!!!!!!!!!!!」

花子「死ね!!! ウンコ メコレ!!!!!!!!」

しーん…

花子「…って出るわけねーだろーがーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギャララァーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

よしこ「ぼりこ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
96創る名無しに見る名無し:2012/01/04(水) 19:48:33.63 ID:/rsxb5I7
花子「ハァハァ …まったくまいったわ 夢の癖が抜けてないわ
魔法なんて使えるわけないじゃない!!!!
ハッハッハッ!!!!!!」

よしこ「……なんだかちょっと様子が違うけど…どうしたの?」

花子「あぁまぁ正月ボケみたいなもんよ
気にしないでいいわ」

よしこ「ふ…ふーん…」

花子「しかしつまらないわね …暇よ
なんかテレビでもやってないかしら」
ポチッ



1チャンネル『フンドラーによるフンドラーのためのフンドシ番組… 今日はフンドシ生け花だッ!!!』

パッ
2チャンネル『今日はお正月ということで無礼講!!!!!! 女風呂に突入でござーーーーーーーーーーーーーーー…』

パッ
3チャンネル『乳首!!!!! 乳首!!!!!! 乳首!!!!!! 乳首!!!!!!!!
乳首が〜〜〜山〜〜のよ〜〜〜〜〜うに〜〜〜〜〜〜〜』

パッ
4チャンネル『ビョゴオオオオッヒョオオオオオオオオオオオオオwwwwwwwww
変態天気予報でしゅwwwwwwwwwwwwwwww
キャスターのスリコギですよ奥さんwwwwwお近づきになりTEーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モンッッモンッッモンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

パッ
5チャンネル『世界初の快挙です 古代の恐竜チンコザウルスがクローン技術により復活…
ちんタコスと名付けられたこの恐竜は現在元気にスクスクと…』

パッ
6チャンネル『今夜はあなたを眠らせないっ…!!!!
24時間フライ返しで遊ぼうテレビ!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

パッ
7チャンネル『    THE  豆腐    』



ポチン…

花子「…ろくなのやってないわね……」

よしこ「…そうだね………」

ズーン…
97創る名無しに見る名無し:2012/01/05(木) 10:11:57.82 ID:QZ609lHa
花子「………暇ね…… 正月なのに…」

よしこ「…………」

よしこ「…あ そうだ
じゃあ正月だし初夢の話しでもしようかな」

ピク…
花子「……夢……
………初夢? 初夢ってなに?」

よしこ「お正月 …つまり1年の一番初めに見る夢の事だよぅ
初夢にはとても重要なのが多くて これからの1年を暗示したりするんだよぅ」

花子「……へぇ
で よしこちゃんはどんな初夢を見たのかしら?」

よしこ「えぇっとねぇ
夢の中ではハロウィンでねぇ 新体操の選手の男の人が鉄棒で回りながらミミガーを作ってるの
それで完成したら突然全裸になって 腰を振りながら近所の家に突入して
『緊急事態発令!』っていいながらブリッジするの
そしたらミミガーをブリッジの体勢で食べて 食べ終わるとその家の家族に『ハッピーウエディング! 娘さんを下さい』って言うの
でもその家には娘なんていなくて息子のオッサンしかいなかった
新体操の選手は『それでもいいから服をくれ』って言うから息子のオッサンの服を着せたの
すると新体操の選手はまた『娘さんを下さい!』って言った
家の人が呆れてると隣の家からオカマが来て新体操の選手とキッス
そのまま結婚しちゃった
……終わり」

花子「………ひどい夢ね…」

よしこ「ご…ごめんなさい…」

花子「でも見えたわ… あんたの一年の暗示が…」

よしこ「え!!!?」

花子「あんたは…この1年恋に生きるわね…」

ドキッ!!!!!!
よしこ「え!!!!!!!!!!?」

花子「あんたのフィーリングに合った理想の男が現れるわ…
いやもう既に現れてんじゃないの? 実際どうよ あんたまさか誰かと付き合ったりしてる?
さっきのおみくじもなんか怪しかったわよ」

よしこ「え?! いやっ… えっと… その…」

花子「そしてあんたはその恋でダメになる!!!!!!!!!!!!!!!!!
大事なものを失うわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうしようもないわね!!!!!!! あんたの1年どうしようもないわね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

よしこ「で…でたらめだよぅ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
98創る名無しに見る名無し:2012/01/05(木) 12:11:35.90 ID:QZ609lHa
よしこ「じゃ…じゃあ… そっちは?」

花子「私? 私はもー凄いわよ!!!!!!!!!!!
私の初夢は…」


花子「私は大魔女フーリャンという魔法使いで世界中を魔法を使って破壊しまくってたのよ
ある日いつものように町を破壊しようとしていたら その町には謎の球体が!! フーリャンはその球体に喧嘩を売るも そいつの謎の力に成す術なくピンチになってしまったわ
しかし無意味なちんこが無意味に死んだために助かったわ それでそのあとねこという私の下僕でどうしようもないマゾ忍者と球体がいた町に戻るも球体の姿は無く 居たのは私がアレしそこねたガキだけだった
私がガキをアレそうとするとねこのアホがあろうことか私を封印魔法で動きを止めてガキを連れて逃げてしまったの あいつショタコンじゃないのかと
それから1年後 ある日私の家に変な勧誘が来たんだけどそれを撃退したの 変なのがいるんだなと思いつつどうでもよくなった私は町へ買い物に
するとそこでねこと再開!! 捕まえて拷問するとそこにかつて私がアレしそこね ねこに助けられそのまま育てられたガキが! いぬと名付けられたそいつもねこと一緒の忍者になっていたのよね
でもそのガキ 私が家族アレしたことも知らずに私に懐いて来て 超虚しいんですけどっていう心持ちだったわ
で 何してるのかと聞いてみるとねこ達は『超神会』という謎のカルト集団を調べているとか その『超神会』ってのが私の家に勧誘にきた奴らの正体だったんだけど どうでもいいからふ〜んって聞き流したわね
それからねこといぬ連れて私の家に帰ると私のブラジャー持った変態が家に居て キレた私はそいつに突っ込んだ
そいつはミャなんとかとか言う変態で退魔の技を使う対魔法使いのエキスパートだった
私はそいつの技になんと屈してしまい負けた! そして私の魔力の源である魔魂を抜き取られ 私は幼女姿にまで退化してしまった…
私は失った魔力を取り戻すため そしてミャなんとかといつぞやの球体に復讐するために旅立ったのよ
いぬには私が故郷を破壊した張本人だとバレちゃってそれはもう険悪な旅だったわ
しかし旅を続けるにつれ いぬともなんやかんやで和解し仲間同士の関係になったわ
そして旅の中ではサナバー うさぎ マリモス ワラースというくだらない仲間も得たわけよ
まぁこの『超神会編』は途中で打ち切りになったからそれ以上の詳細は不明だけどね」

よしこ「………」

花子「……それで」

よしこ(まだ続く!!!!!!!!?)
99創る名無しに見る名無し:2012/01/05(木) 13:29:11.69 ID:QZ609lHa
花子「ある時封印された私は1000年後という時代に封印を解かされたの その時代は魔族が支配する世界… その時代に魔族と戦うレジスタンス『青春のバモス』と共に魔族と戦う事になった私…
そしてついに魔族の本拠地までたどり着いた私は熾烈な戦いを繰り広げ ねこの子孫イリコを失ったの
悲しみを乗り越え魔族のボスに挑もうとした…その時!! ……目が覚めた そうこの話は夢だった 夢オチよ 夢の中で ハハハ
とまぁそんな所に現れたねこ 暇なのでねこと一緒にちょっとした墓参りにいったの その帰りに様子のおかしいうさぎと出くわしたの まぁあいつは元からおかしいけど
うさぎは突然倒れて眠ってしまって起きないのよ これは異常と思って急いで仲間の一人のサナバーに連絡したわ
うさぎを看たサナバーによるとうさぎは半永眠病という流行の謎の病だと こうなったらどうすることも出来ないと意気衝天していると突如私らの手の中に鍵が現れたの
その鍵を使って私らはうさぎの中に入ったわ その中で出会った謎の男にここはうさぎの夢の世界だと知らされたわ
というわけで夢の世界に入り うさぎの夢の世界を探索 そしてうさぎの目覚めを妨げる原因…守夢獣を見つけ倒したわ
そこで最初に会った謎の男…マエラドというエセ紳士が現れ自分が半永眠病を広めてるというぶっちゃけトークを聞いたわ マエラドは世界を楽園に導くとか言ってたけど何となく信用ならなかったので私らはそいつを敵視したわけよ
…とまぁ敵と顔合わせした所でうさぎの夢の世界から戻ったのよ うさぎも元に戻ってめでたしめでたし…だけど 夢を巡る戦いはそこから始まったわ!!
その数日後 すっかりそんな話を忘れてた私の元に 私の偽物が現れたという情報を得たわ キレた私はそいつが出没するというマイムシティへと向かった
そこに居たのは姿形は私にそっくりだけど私の格好でキッスしまくるとんでもないビッチ野郎だったのよ…
そいつの正体はチロリーンとかいう見るからにアレな女で どうやら私に対してなんか怨みがあったみたいなのよ
まぁなんやかんやで決闘してたら 以前あったマエラドが介入してきてなんとチロリーンにレムの種という種を飲ませて半永眠病にしちゃったのよ
半永眠病になったチロリーンの下僕がチロリーンを助けてくれと私にシャイニング土下座かますから仕方なく助けてやったのよ
まぁそんな恩もあってチロリーンは私の下僕に仲間入りよ とまぁまたしてもめでたしめでたし
…となった数日後 私はテレビに出演することになったのよ
テレビ局に行った私はエンデリルとかいう出歯亀野郎を蹴散らしながらテレビに出演したわ
そんなテレビの出演中 今度はサナバーが半永眠病になったもんだからあわててサナバーの元へ向かってやったわけよ
その途中 黒幕のマエラドに会ってなんかやりとりした気がするけど忘れたわ
なんかその時 亀(エンデリル)もついてきてた気がする
で チロリーンとも合流しサナバーをなんとか見つけてサナバーの夢の中に入ったわ
サナバーの夢の世界は色々複雑でお伽話の中に入ったりバトロワを見たり探偵ごっこしたり苦戦しながらもなんとか守夢獣を撃破! サナバーが助かったわけよ
そしたらその様子を亀が隠れて見てたもんだから大変よ アイツの口を塞ぐためにアレしようかと思ったけどここは穏便に済ませようと思い 亀に私の過去バナを赤裸々に話してやったわ
それに感動した亀は反省し私の下僕に仲間入り 正直いらなかった
でも私らが探してるマエラドの情報を探してくれるとかいうからとりあえず泳がせる事にしたわ
…で 亀の情報を待つ間とても暇だったので私はねことうさぎのの忍者の仕事を手伝ってやることにしたのよ
ねこの職場に行って正式に忍者に任命された私は初任務『武器会社のデス社』への潜入調査ミッションを受けてやったわ
まぁ潜入ミッションなんて余裕だろ… と思って臨んだら余裕で見つかってしまいバトルに
武器会社なんて余裕だろ… と思ったら相手が対魔法使い兵器を使って来たもんだから思いのほか大苦戦 ねことか私を庇って大怪我しちゃったわけよ
あいつってほんとマゾ」

よしこ「…」
100創る名無しに見る名無し:2012/01/05(木) 14:03:24.57 ID:n0Uks9fS
むりにまとめんな
101創る名無しに見る名無し:2012/01/05(木) 19:58:03.17 ID:QZ609lHa
花子「そういうわけでねこは入院したんだけどそんなときに亀がマエラドに襲われて半永眠病になったのよ まったくどうしようもないわね
仕方ないから助けに入ってやったけどそしたらそこにミャなんとかがいたのよね 1年前にリベンジを果して十分にのしてやったのに生きてたのよアイツ
まぁそいつは無視して私らは守夢獣を撃破して無事亀を救出してやったわ
それから亀の情報を元にマエラドの秘密がありそうな夢現城に行ったのよ ロリコンのマリモスとワラースを仲間に加えてね ねこはまだ入院中よ
そこで待ち受けてたミャなんとかを右に受け流しいざ黒幕のマエラドと対決したわ 色々苦戦したけどなんやかんやで倒し やっと全てが終わったと思って帰ったわ
それで平和な日常が戻ってきた矢先 ねこが退院した矢先に私の家が虫から進化した『超真虫』によって乗っ取られたのよ これはビビったわ
魔法が通じない奴らに私は新たな技 魔体術を引っ提げて挑んだわ そして奴らが私の家の下に無断で作った帝国に殴り込み!
そこで出会った頼もしくかわいい蟻の超真虫のレンと協力し進んだわ
そして幾多もの激闘の末に超真虫の王のゴキブリを打ち倒しそいつの野望も食い止めたわけ 同時期に退院したねこもバガヒサン買うために大いなる戦いをしてたみたい どうでもいいけど
まぁそんな超真虫編とチロリーンとの決闘編を挟んで思い出したかのように夢の話に戻るのよ
私はマエラドが死んだからもう大丈夫だろ…って思ってたけど なんと ロリコンのマリモスが半永眠病になったのよ こいつは別に死んでもいいんじゃない? と思ったけど他の奴らが勝手に助けに行ったから助かっちゃったのよ
でその数日後今度はワラースが半永眠病になったのよ それがまた大変で
ワラースの夢の世界には異世界から来た無限バナナというバナナがいてまぁまぁ苦戦したわ バナナのくせに…
ワラースが助かった後マエラド関係の事を色々探っていたら夢現城でマエラドの娘らしきガキを見つけたのよ でもそのガキは寝てるんだか起きてるんだかよく分からなくてなんもしゃべんないのよ
それで焦ったマエラドがミャなんとかをねこに接触させて今度はねこが半永眠病になったのよね まぁそこはパッパと攻略したんだけど
でもまんまと娘の場所は探られちゃって 娘は奪還されるはなんと私まで半永眠病にされるわで大変だわよ!!!!!
まぁここは長いから割愛して… 私も助かってついに最終決戦と来たもんよ
マエラドの居場所は娘の心の中で 私らも娘の場所を突き止め娘の中へ!!!!! ねこだけはそこには入らずに留守番して どうやらミャなんとかと戦ったようね(そういや最後あいつの事スッカリ忘れたけどどうやら逃げてたみたい)
で 私らはマエラドと本当に本当の最終決戦 マエラドの真実を聞いたりマエラドが復活させた夢の神の真の姿と邪悪な野望を聞いたり驚きまくったわ
そして本当の黒幕だった夢の神とそれはもう激烈な死闘を繰り広げ勝ち物語はアレ?これで終わり?みたいな感じで終わったのよ…
ここに書かれてない話もあるけど これで2年… もっと短くならなかったのかと
…とまぁそんな初夢だわ」

よしこ「……………」


よしこ「………あの… 前編解説してもらったけど…
……それ…夢じゃなくて…“現実”だよ……“フーリャンちゃん”…」

ピキキィンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子「は…はうあぁッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
102創る名無しに見る名無し:2012/01/05(木) 21:59:42.38 ID:QZ609lHa
わなわなわな…
花子「今……なんていった…?」

よしこ「フーリャンちゃん!!!!!!! フーリャンちゃんって言ったのよぅ!!!!!!!!
やっぱり変だと思ってたら…夢と現実がごっちゃになってたんだね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

花子「え? …え? 何が夢で現実が夢の何? 夢で現実がなんなの?」

よしこ「落ち着いて!!!!!!!! 落ち着いてフーリャンちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!
あなたは…あなたは大魔女…フーリャンなんだよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ピシャアアァァーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子→大魔女「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

よしこ「だ…大丈夫!!!?」

大魔女「ハァハァハァ……じゃ…じゃあ…あんた…
あんたは誰なの? …よしこちゃん……?」

よしこ「……よしこじゃないよ
…にゃんは ねこ だよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「嘘だッ!!!!!!!!! このよしこ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

よしこ→ねこ「いや嘘じゃないよぅ!!!!!! なんで本気で忘れてんの!!!!!!!!?」

大魔女「…でも…魔法は… 魔法は使えなかった……」

ねこ「そんなはずないよぅ もう一度落ち着いてやってみて」

大魔女「………」
スー… ハー… スー… ハー…

大魔女「ウンコ チューニュ メコレ」

ギュッポン ギュッポン ギュッポン ギュッポン ギュッポン
ねこ「げぼこばぼぼれぶぉぶぁあ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「使えた!! 確かに!!!」
ドドーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
103創る名無しに見る名無し:2012/01/05(木) 22:43:04.77 ID:QZ609lHa
大魔女「でも…まだ整合性が取れないわ!!!!!
あの話が現実なら…私がレンから貰った米俵1年分はどこにいったの!!!!!!!?」

ズーン!!!!!!!!!
ねこ「米俵1年分!!? それって確かプラチナの時計じゃなかった!!!!!!?」

大魔女「あ!!!? …そういえば確かに… 米俵じゃなくてプラチナ時計だった気がする…」

ねこ「なんでプラチナ時計と米俵間違えるの…」

大魔女「でもまだ待って まだ腑に落ちないわ
背中にダイヤの傷がない!!!!!!! 夢の世界に入った証拠であるダイヤの形の傷が全然ないわよ!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!

ねこ「いやそんな設定元々ないし!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガガガーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「な…なんだってーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「…そうか …私は大魔女フーリャン…
そして…夢は夢じゃなくて現実… で…あんたはねこ… 確かにその毛並みの悪さ ねこだわね」

ねこ「な…なんで忘れてたの…」

大魔女「…うーむ 今までの事を夢だと完全に自分に言い聞かせたから軽い記憶喪失に陥ってたかもしれないわね …とんだ正月ボケだわ」

ねこ「なにゃそれ… …花子ってのはどこから来たの?」

大魔女「私の体から名札が落ちたから… なんだったのかしらこれ」

ねこ「ど…どっかで引っ付いたんじゃないの?」

大魔女「そういうあんたにも『よしこ』って名札が付いてたのよ!!!!!!! だからあんたの事もよしこちゃんだと思っちゃったのよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

バァーンッ!!!!!!!!
ねこ「わ!!!!! 何これ!!!!!!!? いたずらぁ…!!?」

大魔女「ハァ………なんなのよ… ていうかねこ… なんでもっと早く言わないのよ」

ねこ「あ…新しいプレイかなって思ってドキドキしちゃって…」

大魔女「…………………はあぁーーーーーー…ドッと疲れたわ…」
フラ…

ねこ「にゃんもだよぅ…」

大魔女「…………………… ……………………………………!!」
ピィーン…!!

大魔女「ちょっ………ちょっと…待って…」

ねこ「ど…どしたの?」

大魔女「もしかして…今この瞬間も……夢なのでは…?」

ねこ「そんな事言い出したらキリがないよぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズコーッ!!!!!!!!!!!!!!!!


104創る名無しに見る名無し:2012/01/05(木) 22:54:33.89 ID:vYHWRQmg
今度こそ、完結なのか
105新シリーズ開始:2012/01/05(木) 23:10:42.95 ID:QZ609lHa
――― 正月 ―――


大魔女「…まぁ私が大魔女フーリャンだと分かった所で 正式に暇だわ」

ねこ「フーリャンちゃん毎回それだね…」

大魔女「春夏秋冬関係ないわよ 大魔女は全シーズン暇だってのよ
あーあつまんない どっかで世界的危機が起きてないかしら」

ねこ「せっかく平和になったばかりなのに!!!! もういらないよぅ!!!!!!!!」

大魔女「退屈な平和脳野郎はこれだから嫌だわ 刺激よ刺激!! 刺激が欲しいのよ!!!!」

ねこ「何も悪いことがないのはいいことじゃん…
ただフーリャンちゃんの生活が変化なさすぎるだけなんだよぅ…」

大魔女「うるさいわね!!!!!! ウンコチューニュするわよ!!!!!!!!!!!!!」



コンコンコン

「こんにちは〜」



ねこ「あれ? お客さんかな」

大魔女「誰? こんな時期に人の家に押し寄せる輩は
正月に来るのは親戚だけでしょ でも私に親戚なんていないし」

ねこ「そうだね… 場所的に一般人が来れる場所じゃないけど」

大魔女「……………敵?」

ねこ「て…敵?!!! 敵ってどこからの敵!!!!!!!?」

大魔女「知らないけど私の命を狙う暗殺者の類じゃないかしらね
全く正月早々辛気臭い事してる奴がいたもんだわ ある意味おめでたいけど
ちょっとお仕置きが必要ね」
ザッ

ねこ「え〜〜〜〜!!!!? 一応確認すれば!!!!!!!!!?」

―――

「…………」

コンコンコン
「こんにちは〜」


大魔女「こんにちワイルドクロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズバッシャアァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「!!!!!!!!!!」

《フーリャンの手刀が扉(鉄製)を突き破り来訪者に襲い掛かる!!!!!!!!!!!》
106創る名無しに見る名無し:2012/01/05(木) 23:30:29.92 ID:QZ609lHa
大魔女「…外した?
……くっ 向こうを確認したいけど腕で突き破った扉が邪魔で見えない
しくじったわね」

ガシッ!!!!!!!

大魔女「!!!!? 扉の向こうに突き刺さった腕が掴まれた!!!!!!!!!?」

グオンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ぐぅ?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ブオォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガッシャアァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「ぐぐ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《腕に扉が付いたまま投げ飛ばされたフーリャン!!!!》

ザッ
大魔女「ぐっ! やるわね
顔を確認してやりたいけど扉が邪魔で見えない」

「いや取れよ」

大魔女「いや必要ない いいハンデよ!」

「ナメんじゃねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「手が出てればあんたに魔法を撃てる!!!!
バクサーレ メコレ!!!!!!!!」
ドウンドウンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「こんなもん叩き落とすよ!!!!!!!!」
バゴバゴッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「!!? 殴って魔法を消したのかしら!? …やるわね」

「ナメるなって言っただろ!!!! オラ!!!!!!!!!!!」
ガガンッ!!!!! ガァーンッ!!!!!!!!!!!

ズザザー!!!!!!!
大魔女「ッ!!! なかなかの威力ね しかしこの扉が私の盾になってるわ」

「ふん その扉が逆にお前を追い詰めてるって分かんないのかい?」

大魔女「!?」

ババンッ!!!!!!!!!!
《フーリャンは今のパンチに押され 家の壁の謎の窪みの所まで追い込まれていた!!
逃げ場なし!!!!!!》

大魔女「…ちっ…!!!!!!」
107創る名無しに見る名無し:2012/01/05(木) 23:39:52.38 ID:QZ609lHa
「扉ごと殴り壊してやるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラドラァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ビリビリビリッ!!!!!!
大魔女「ぐっ!!!!!!!!!!!」

「なかなか頑丈な扉だね だったら…捻り壊す!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッガッ!!!!!!!!

《来訪者はフーリャンの扉の両へりを持った!!
そして恐るべき握力を込めて扉を破らんとする!!!!!!!!!!!》

大魔女(なんてパワー!!!!!!
さっきの連撃のダメージもあるから長くは持たないわ!!!!!!
よし…こうなったら!!!!!!!!!!!)

大魔女「限定魔体術『手首関節大回転』!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュルルルルル〜〜〜

《フーリャンの手がメカゴ○ラみたいに回転した》

「!!!? キモーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…!!!? うわわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャンギャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《フーリャンの手の回転に合わせて扉も大回転!!!!!!!!!!!!》


「うわーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッチ〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《来訪者は弾き飛ばされた!!》
108創る名無しに見る名無し:2012/01/05(木) 23:49:26.25 ID:QZ609lHa
ズッザァ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!
「ぐわたーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「今だッ!!!!! ウンコ シューティン メコレ!!!!!!!
ウンコ シューティン メコレ!!!!!! ウンコ シューティン メコレ!!!!!!!!!!!!!」
パシュッ!!!!!!! パシュッ!!!!!!!! パシューーーーーッ!!!!!!!!!!


ドピュドピュドピュ〜〜〜〜!!!!!!!
「うぎゃぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビクンビクンッ!!!!!!!



しーーーーーーん…



大魔女「…よし これで鎮圧成功 後はアホ面を拝見してアレすだけ… ふんっ!!!!!」
パキパキ… バキッ!!!!!!!!!!!
《腕の扉を取った》

大魔女「どれどれ… ………あん?」


ジャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「…キュー…」
のびーん…

大魔女「チロリーン!!!!? なにやってんのこいつ(笑)」


ダダッ
ねこ「わーーーー!!!!! なにしてんのフーリャンちゃん!!!!!!?
って チロリーンちゃん!!!!!? 大変!!! 早く家に!!!!!!」

大魔女「なにしに来たのかしら」
ボケ妹「…はぁはぁ… あ…あー…」

ねこ「あ チロリーンちゃん」

ボケ妹「は…はうあ!!!!!!!!!!!!!!」
ガバッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「あらあらやっとお目覚めかしら」

ボケ妹「フ…フーリャン〜〜〜〜!!!!!!!! いきなりなんなんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「それはこっちのセリフよ いきなり来て
つーかハンデありの私にまけてんじゃないわよ(笑)」

ボケ妹「本気で闘るつもりで来てねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つーかお前…腕大丈夫なのか!!!!!!?
確か前の件の最終決戦の前にお前…腕が動かせなくなるくらいの反動を負ったんじゃなかったか?!!
治ったのかい!!!!?」

大魔女「いや 治ってないわよ」

ねこ「えぇ?!!!!! そうなの!!!!!!!?
すっごい普通に動かしてるからてっきり治ったのかと…」

大魔女「治ってないわよ 本当は全然動かないわ
ただ魔体術を駆使して腕に風を纏わせて風の力で腕を動かせてるように見せてるだけよ
反応速度は遅れるけど普段の生活には不便しないくらい腕を使えるわ
魔体術を解けばすぐにこんなんだけど」
パッ… ダラ〜〜〜〜ン…

ねこ「そ…そんな… 違和感なさすぎて気付かなかった…」

ボケ妹「器用なやつだな… …しかし治るのかい…?」

大魔女「さぁ 治らないかもね
…ま 別に魔体術があれば苦労しないから問題ないけど」

ねこ「そ…そんな…」
110創る名無しに見る名無し:2012/01/06(金) 00:44:10.90 ID:9WPVkWlY
大魔女「まぁ私の腕の事はとりあえずいいじゃない
で…チロリーンは何しに?」

ボケ妹「え? あ…そうだったな
とりあえず… あけましておめでとう」

大魔女「ハイハイあけおめあけおめ
何よ わざわざそれをいいに来たの? いい心がけだわね」

ボケ妹「いやそういうわけじゃないが…
…………なんだか久しぶりだな」

大魔女「そういえばそうね あの戦いからもう三ヶ月くらい経つけど今日までねことうさぎ以外には全然会わなかったし」

ねこ「にゃんはチロリーンちゃんやみんなには結構会ってたよぅ
フーリャンちゃんだけだよぅ」

ボケ妹「そーだよ お前たまには顔出せよ ねこちゃんから聞くとここんとこずっと家にいるらしいじゃないかい」

大魔女「しばらくは充電期間ってやつよ
……って あんたらお互いちゃん付けで呼ぶなんて随分仲良くなったもんね」

ボケ妹「あの戦いの後でやった祝勝パーティーからだよ
あんたは眠たいっつってすぐ帰ったけど あのあとから私様達は仲良くなったんだよ
うさぎさんだって今じゃうさぎちゃんだ」

ねこ「ねー!!」

大魔女「へぇ… まるで女の子同士じゃない!!」

ボケ妹「あぁそうだ 女の子同士だからね それ以外に何がある? え? コラ」

大魔女「他の連中はちゃんとやってるかしら? クソジジイは?」

ねこ「サナバーさんは…あんまり会ってないなぁ…
………最近忙しいみたい 借金返済で
うさぎはたまーにここに来るし… ワラースとマリモスさんはよく分かんないや
多分元気だと思うけど」

大魔女「亀は? チロリーンはよく会ってるでしょう」

ボケ妹「………………」

大魔女「? どうしたのチロリーン 突然神妙な顔して」

ボケ妹「……実は今日はそのエンデリルの事で相談に来たんだよ」

大魔女「亀の事で?」

ボケ妹「あぁ……実はな…
あいつ…どうやら彼女が出来たみたいなんだ」

大魔女「 」
111創る名無しに見る名無し:2012/01/06(金) 00:58:48.18 ID:9WPVkWlY
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ヽ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~'ヽ / /! l|*´o`)|< ゝ^ワ^ノゞ



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/ニニ÷ニヽ
[] /', .iノハ从〉 ドオォーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!
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ヽ / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~'ヽ / / j.__,|l.__,〉
112創る名無しに見る名無し:2012/01/06(金) 00:59:45.95 ID:9WPVkWlY
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114創る名無しに見る名無し:2012/01/06(金) 01:26:21.93 ID:9WPVkWlY
大魔女「………冗談…よね?
……正月ジョーク…よね…?」

ボケ妹「こんなくだらない冗談言やしないよ …マジだ」

大魔女「………ねこ テレビを着けてっ」

ねこ「は…はいにゃ!!!!!!!!!!」


ブン…

テレビ『はいっはいっストレッチ! はいっはいっストレッチ! 股間っ 股間っ 股間を中心的に〜〜〜〜…ストレェーーーーーーーーーッチェァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ピッ…

テレビ『速報です 空から槍が降ってきました』


ガタァアーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「嘘だァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あぁあああぁあぁあぁぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「嘘じゃないんだよ!!!!!!! 本当なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは夢だッ やっぱり夢なのよ!!!!!! 私は花子!!!!!!! 私は花子!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「落ち着けフーリャン!!!!!!! これは現実だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「せ…世界が滅亡するわこれは!!!!!! 世界滅亡の前兆よ!!!!!!!!!!!!!!!!!
アンバランスゾーンの誕生じゃあぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よっしゃあぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーーーーーーン!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「どんだけ衝撃だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
気持ちは分かるがッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
115創る名無しに見る名無し:2012/01/06(金) 01:43:14.64 ID:/+Gr61Vi
さりげなく変態いるじゃねーかw
116創る名無しに見る名無し:2012/01/06(金) 05:01:18.92 ID:9WPVkWlY
大魔女「うごおぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
悪い冗談よーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
上段中段ッ!! 下段ッ!!! 下段ッ!!!!下段ッ!!! 下段ッ!!! 下段ッ!!! 下段ッ!!! 下段ッ!!! 下段ッ!!! 下段ッ!!! 下段ッ!!!!!!!」
パッカパッカパッカパッカ

《下段の棚を開けたり閉めたりするフーリャン》

大魔女「ぬおたァーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どこを探しても蟻さんにないものはなアアアアアア〜〜〜〜〜んどぅえあアアアアアアアアアアアアアアアアアア〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
答えは“え”ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アリえないィィーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ひゃっほー!!!!!!!!!! レンひゃっほー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ローリンローリンローリンローリンローリンローリンローリンローリィィンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴロンゴロンゴロオォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

大魔女「改めまして 冗談よね」

ボケ妹「いや本当にマジなんだよ」

大魔女「じょ……上段中段ッ!! 下段ッ!!!! 下段ッ!!!! 下段ッ!!!! 下段ッ!!!! 下段ッ!!!!!!!!!!!!!」
パッカパッカパッカ

ボケ妹「いつまで続ける気だーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
117創る名無しに見る名無し:2012/01/06(金) 09:00:27.39 ID:9WPVkWlY
大魔女「はぁはぁはぁ…
どういうことなの… さっさと説明してッ…
ドキドキして胸が張り裂けそうだってのよ…!!!!!!」

ねこ「にゃ…にゃんも聞きたい… やっぱり信じられないよぅ…」

ボケ妹「――おかしいと思ったのは数日前からなんだが
エンデリルの様子が妙におかしかったんだよ
口を半開きにして白目を剥いて虚空を見つめてるもんだから私様は『あっ恋煩いだな』って直感的に感じたんだ」

大魔女「いやそれ恋煩いとかじゃなくて別の何かよね 別のヤバい何かよね」

ボケ妹「それで聞いてみると案の定だよ
あの時のあいつのセリフほどムカついたものはないね」



あの時の亀「分かる? 今の僕のピーク加減をフィールインしちゃった?
まぁね…なるべくしてなったっていうかね… コレ(小指)がもう僕にぞっこんしちゃったわけよ
既にハニーとダーリンと呼び合ってる素敵な関係性 妬いちゃうかい? みなまで言うな…
お前の事だってこれからも相手してやっから フイィーwww」



ボケ妹「ブッッッッッ………殺してぇ………… って思った」

大魔女「分かるわ」

ねこ「で でも彼女さんが出来たのは別に良いことなんじゃないの?」

大魔女「そうね …まさかチロリーン あんた妬いてんの?」

ねこ「そ…そういえばエンデリルさんとチロリーンさんって仲良いしまさか……」

ボケ妹「勘弁してくれ あのアホ好きになるくらいなら性転換したほうがマシだ」

ねこ「そ…そこまで!!?」

大魔女「分かるわ」

ボケ妹「私様だってあいつに普通に彼女が出来たんなら別にどうでもいいさ ただ…
もしかしたらあいつ…騙されてるかもしれないんだ …その女に…!!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

2人『!!!?』
118創る名無しに見る名無し:2012/01/06(金) 09:50:26.88 ID:9WPVkWlY
大魔女「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーーーーーン!!!!!!!!!!

ズーーーーン!!!!
ボケ妹「いきなり爆笑かよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「まぁそんなこったろーと思ったわ」

ねこ「な…なんで分かるの?」

ボケ妹「…あいつどうやらその女に大分貢いでるみたいでさ
それがエスカレートして今じゃヤバいトコから金借りてるみたいなんだ…
その返済のせいか分かんないけどみるからにやつれててさ…
安い給料のくせに…!!!


ねこ「…あちゃー」

ボケ妹「一度『騙されてるんじゃないか』って聞いてみたらあのアホ泣きながらキレ出してね
それから何も言ってないんだけど …やっぱり心配だし…なぁ?」

大魔女「その女は亀をたぶらかして金を騙し取ってるのね なんとも悪い女も居たもんね
しかしなんで亀なのかしら もっと金のあるやつ騙しなさいよ」

ねこ「た 確かに」

大魔女「…で あんたはどうして欲しいの?」

ボケ妹「あいつを救いたい
その女の悪事を明らかにして エンデリルから手を引かせるんだ
出来ればエンデリルが傷つかないように別れさせたい」

大魔女「やけに気を遣うわね」

ボケ妹「あいつは良い意味でも悪い意味でも純粋なんだよ 今は本気で恋してるからその女の本性を知ったらきっと精神がブッ壊れてダークサイドに堕ちちまうよ」

大魔女「で なんで私達に頼むのよ あんた一人でも出来るでしょ」

ボケ妹「ひ…一人は嫌だよ!!!!!!!!!
あいつが騙されてる瞬間を見ちゃったら私様きっと我慢出来ずに女に殴り掛かっちまう!!!!!!!!
お前達がいればきっとその衝動を抑えられる…」

大魔女「ブレーキ役ってわけね
まぁいいわよ 暇だし」

ボケ妹「…恩に着る」
119創る名無しに見る名無し:2012/01/06(金) 13:08:02.71 ID:9WPVkWlY
大魔女「じゃあまず亀の所に行かなきゃだわね あいつどこにいんの?」

ボケ妹「…いや それが分からないんだ 確か今日はデートの日だったはずだからどこかの町にいるかも…」

大魔女「そこが分かんないんじゃ意味がないわね
とりあえず亀の仕事場行ってみましょ」


――― 探求シティ

『ぷりぷりの海老出版社』のある高層ビル前

デデ〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「相変わらず大きいーーー!!!!! …けどちょっと小さくなってない?」

ボケ妹「フーリャンがだるま落としみたいにビルの中間を吹き飛ばしたからな」

大魔女「そんなことがあったかしら」

ボケ妹「今日は一気に飛んでいこうよ フーリャン頼む」

大魔女「フワラル (以下略) メコレ」

バサァァーーーーーーーーッッ………

―――


最上階 『ぷりぷりの海老出版社』

編集長「今週の目玉の雉の記事まだ上がらねーのかァーーー?!!!!!!!」

編集者「担当のエンデリルがいません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

編集長「どこに行ってんだあのバカはーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バタバタバタバタ

――― 窓の外

ねこ「わ 修羅場だよぅ!!」

大魔女「亀はいないわね 中の奴に聞いてみましょ」

―――社内

ドンドンドンドンドンッ!!!!!!!!!!

編集長「ん? なんだ?」
くるっ


ドンドンドンドンドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「開けろ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!! 開けろ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


編集長「ぎやああああああああああああああーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 空に人がーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!
120創る名無しに見る名無し:2012/01/06(金) 13:21:16.97 ID:9WPVkWlY
ワーギャーワーギャー


ボケ妹「おい!! むやみに驚かせてんじゃねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「この状況じゃどうやったって驚かれるわよ」


ざわざわざわ

ルミ「…大魔女フーリャン…? まさかあの人大魔女フーリャンでは?」

編集長「なにっ!!!! ハッ!!!!!!!! 確かにあの顔は大魔女フーリャン!!!!!!!!!!!!!!!」

編集者1「夢で見たのと同じだ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

編集者2「夢の英雄だ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ワーワー


ヒュオオオオオオオオオ…

大魔女「夢の英雄? なんの話よ」

ボケ妹「なんだ 当事者なのに知らないのかい
前の半永眠病事件の最後 半永眠病にされた世界中の人達がお前の元に駆け付けてくれただろ
あの時の事は世界中の人が体験して そして殆どの人が覚えてる
夢の神を打ち倒してみんなを救った事でお前は夢の中の英雄だって世間で騒がれてんのさ
まったく希代のワルが英雄とは とんでもねージョブチェンジだな」

大魔女「へー」



編集長「何故大魔女フーリャンが!!!!! まさか我々の取材を受けてくれるというのか!!!!!!!!!!?」

編集者1「すっげー!!!!!! 生大魔女フーリャン!! 生パンチラ大明神じゃん!!!!!!!!!
パーーンチラ!!!!!!! パーーンチラ!!!!!!! パーーンチラ!!!!!!!」

編集者2「パ〜〜ンチラ!!!!!!!!!!! パ〜〜〜ンチラ!!!!!!!!!!!!!!! パ〜〜〜〜ンチラァア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

編集部『パンチラ!!!!!!! パンチラ!!!!!!!!! パンチラ!!!!!!!!!!! パンチラ!!!!!!!!!!!! パンチラ!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ワーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!


大魔女「バクサーレ メコレ」


チュドオォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


編集部『ぎやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
121創る名無しに見る名無し:2012/01/06(金) 22:38:13.52 ID:9WPVkWlY
プスプスプス…


編集長「そ…それで…大魔女フーリャン様とその他様はどのようなご用件で我が出版社に?」

大魔女「まぁ取り立てて大した事じゃないんだけど
ちょっとしたアホを探してるのよ」

編集長「アホ? アホなら山ほど居ますが…」

大魔女「私らが探してるアホはエンデリルとかいうアホよ
どこにいるか知らない?」

編集長「エンデリル!!!? うちの記者のエンデリルですかっ!!!!!?」

ボケ妹「そうだ! あいつがどこにいるか教えてくれないかい!!!!!!!!
あいつどこか行くとか言っていなかったかい!!!!!!?」

編集長「………」

編集長「それはこっちが聞きたいよォオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
くわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビック〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「どっ どわーーーー!!!!!!!!!!!!!?」

編集長「あのバカがどこに居るかなんてこっちが聞きたいですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あのバカ仕事ほったらかしてもう数日ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
曲がりなりにもあいつはウチの看板記者ですからこっちはてんてこマイケルですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの野郎ォオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バカでも仕事はきっちりこなすから使ってきたのによオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふっざけんなチクショオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ストレスがマッハでハゲ上がっちまうぜエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キュピーン

編集者「大丈夫! もう十分ハゲてる!!」

編集長「うるせーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

編集者「ほんブバリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
122創る名無しに見る名無し:2012/01/06(金) 23:01:22.58 ID:9WPVkWlY
編集長「ふぅ…まったくまいったもんですよ
あいつの書く記事はアホ丸出しですが読者には人気がありました
しかし最近の内容は結構ひどくて
これなんて荒唐無稽すぎて2秒でボツにしましたよ」
ペラ…


大魔女「原稿…」
パラリ…



『半永眠病の真実』

今日今宵! 新鋭の記者エンデリルが紐解く半永眠病の真実
震  え  て  眠  れ  !    で も 風 邪 に は 気 を つ け て ね

やぁみんな 半永眠病って知ってるか? 知ってるよな
一時期世界を騒がした奇病だ この僕エンデリルはこの半永眠病に隠された悲しき真実を知っているのだ…
実は半永眠病とは…くるっとした髭がキラリと光るオッサンが生み出した悲劇の病だったんだ
娘思いのオッサンが娘に母親の夢を見せたくて研究をしてた!!
しかしオッサンの情念は恐るべき怪物を蘇らせてしまい オッサンは怪物に取り込まれた…
あぁ悲劇の始まり… 世界に牙を剥くオッサンの白い歯にドキッ!!
…そしてそれを追う勇猛なる戦士達…それはこの僕エンデリルと大魔女フーリャン率いる男気と人情の英雄達の群れ…
…怪物を追い詰めた僕らは世界の人々の思いを束ね ついに怪物を打ち倒したんだ
……さぁみんな 自分の胸を探って…?
記憶にないか…? まどろみの世界で見たあの光景…
そう あの時だ あの時 フーリャンの側には僕もいた
そしてフーリャンを支え 共に戦っていたんだ 僕は…!!
みんな 今命があることを多いに実感してほしい その命はあの瞬間 紙一重だったに等しい
そして今 その命があるのは… そう この僕がいるからだと知ってほしい
エンデリルの伝説はここから始まった…



編集長「ね? ひどいと思いませんか
あのバカこれを社会ニュースの欄に載せるつもりでいたんですよ
三流小説じゃねぇか!!!!! ひどすぎるよ!!!!!! 二秒でボツですよ!!!!!!!!!!!」

大魔女「確かに色々酷いわね」
123創る名無しに見る名無し:2012/01/06(金) 23:15:14.04 ID:9WPVkWlY
編集長「…で その後随分と落ち込んでしまって しばらく仕事放棄してたんですけど
ある日突然会社に来てこの原稿渡して来たんですよ
妙に朗らかとしてましたねぇ なんか」
ペラ…

大魔女「こっ…これは…」



〜 恋ってやわらかい 〜


あぁ 恋って とてもやわらかいね


どのくらいやわらかいかって?


それは分からない 雲をつかむような話しだよ


それはおかしい? 矛盾してるって?


でも本当なんだ


恋のやわらかさは 恋を体験したことない人には分からない まさに雲をつかむような話


教えてあげたいけど 教えられない


だから君も 恋をしたら いいんじゃないかなぁ?


エリン




ボケ妹「なんだこれは…」

編集長「とりあえず詩集のコーナーにブチ込んでおきました」
124創る名無しに見る名無し:2012/01/06(金) 23:39:35.22 ID:9WPVkWlY
ひそひそ
ねこ「なんか見えてきたね
エンデリルさん 最初の原稿オトされてショック受けてる時に例の女の人に出会ったんだよぅ
それで今のあの記事…」

ボケ妹「記事にあそこまで心情が表れるとは…いくらなんでも純粋すぎるだろ…」

大魔女「エリンって何よ」


編集長「…しかし エンデリルがまさか本当に大魔女フーリャンと知り合いだったとは…」

大魔女「知り合いというか あいつが勝手に付き纏って知り合い面してるだけよ」

ボケ妹「それはともかく エンデリル本人がどこにいるか分かんなきゃなぁ
どうしようかな…」

編集長「あのー…よく事情は分かりませんがせっかくだから取材でも…
………贔屓にしてるパンツのメーカーとか教えて下さいよ」

大魔女「それを聞いてどうするのよ
亀の情報がないならここに用はないわ 去るわ」
ザッ

こそ…
ルミ「あ…の…」

ボケ妹「ん? この子は…」

ひそ…
ねこ「確かエンデリルさんの同期の記者の人だったかな」

大魔女「なによパイナップルヘッド」

ルミ「………ちょっとこちらへ
…私 彼の居る場所知ってます」

3人『!!!!!!』
125創る名無しに見る名無し:2012/01/07(土) 00:22:39.90 ID:hFl3kXcv
――― 会議室

ルミ「この用途不明な会議室なら誰も来ないはずです…」

ボケ妹「えっと…ルミさんだったっけ? なんでわざわざこんな部屋に?」

ルミ「編集長とかに聞かれたらまたエッちゃんが怒られちゃうから…」

大魔女「ブーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブババーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!! 《お茶噴いた》

ピチャピチャ…
ぬこ「エ…エッちゃん!!!!!!!!?」

ルミ「あっ…あぁごめんなさいっ… 人前ではエンデリルさんって言おうと思ってるんですけど
やっぱり彼とは付き合い長いからいつもの感じが出ちゃうな…」

ボケ妹「付き合いそんなに長いのかい?」

ルミ「えぇまぁ… 村立パパラッチ専門学校からの付き合いだから… もう7年かな」

ねこ「わあ… 長いねぇ…(すごい)」

ボケ妹「それでルミさん エンデリルの居場所を知ってるってのは?」

ルミ「はい …多分エッちゃんは『マルキンシティ』に居ると思います
確か今日はそこでデートがあるって言っていましたから だから仕事休んでるんです 彼」

ボケ妹「!!? あんたエンデリルに彼女が居る事知ってるのかい!!!!!」

ルミ「はい エッちゃん本人から聞きました ものすごく幸せそうなアホ面でしたよ 白目口半開きです」

大魔女「だからそれは正常なのかと」

ボケ妹「マルキンシティか… デートスポットとしては鉄板だね…」

ルミ「……あの エッちゃんに何かあったんですか?」

ねこ「実はね…」

カクカクシカジカチデジカ

ルミ「詐欺…?!!!! エッちゃんが詐欺に…!!!!!!!!!?」

ボケ妹「そうらしい」

ルミ「まさか最近顔色が悪いのはまさかそれが原因で………?
………かわいそうなエッちゃん… あぁ…エッちゃん………」

ねこ「ルミちゃん…」

ボケ妹「ルミさん… …………あんたまさか…エンデリルの事………」

ルミ「あぁいやそれはないです
エッちゃんを好きになるくらいなら性転換して局部をさらけ出したままバンジージャンプしますよ」

大魔女「分かるわ」

ボケ妹「分かるよ」
126創る名無しに見る名無し:2012/01/07(土) 00:47:04.21 ID:ULuULMjH
ひどいw
127創る名無しに見る名無し:2012/01/07(土) 04:11:23.72 ID:JFmFeQAK
男としては一番悲惨だなw
128創る名無しに見る名無し:2012/01/07(土) 15:08:43.30 ID:hFl3kXcv
ルミ「恋愛感情はないですけどやっぱり相棒感覚ってのはありますから 心配です」

ボケ妹「相棒……」

ねこ「相棒かぁ… ルミちゃんはチロリーンちゃんと同じだね」

ルミ「チロリーンさん…? まさかあなたがチロリーンさんですか?
あなたの話はエッちゃんからよく聞きます とても良くして頂いてるみたいで」

ボケ妹「そ…そうか 別に何もしてないが…」

ルミ「エッちゃんアホだからしっかりした人がいないとすぐ死んじゃうから
調子乗りすぎるとその勢いのまま無茶するのも度々ですし
変な所で心が傷つくから扱いが難しくて苦労も絶えないでしょうけど
これからもよろしくお願いしますね」

大魔女「あいつはペットか」

ボケ妹「…まぁまかせな
私様も一応あいつの相棒ってことになってる
あんたに心配させないように努めるよ!!
あんたもこれからもあいつのビジネスパートナーでいてやってくれ!!!!!!!」

ルミ「…はい!!!!!」



―――


大魔女「マルキンシティだったわね
ここからまぁまぁ近いわね 飛ぶ?」

ボケ妹「あぁ!!! 急ごう!!!!!!!!!」

大魔女「急ぐ…?」

ボケ妹「あ…ッ」

大魔女「フワラル (以下略) メコレディオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

2人『ぎょえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

キュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
129創る名無しに見る名無し:2012/01/07(土) 23:19:04.39 ID:hFl3kXcv
《マルキンシティ》


大魔女「着いたわ …あら 何やってんのよ
あんたら慣れたんじゃなかったの?」


ぐて〜〜ん…

ボケ妹「ひ…久々だったから感覚忘れたよ…ちくしょう……うぷっ…」

ねこ「きゅううう…」

大魔女「情けないわよ ったく
で…亀はこの町のどこかにいるのよね」

ボケ妹「ここは中心街から離れた所だからまだ人は少ないが… 人口の多いこの場所でエンデリルを探すのは骨がおれるよ」

大魔女「だったら取っておきを使いましょう
カクリオ リフル メコレ」

ポンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔獣「………」
《家庭用探索特化型魔獣 トリスタン》
http://loda.jp/mitemite/?id=2744.jpg

ドーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「わ〜〜!!!!!? 新しい魔獣だーーー!!!!!!!!!!!!!
最後の一つの召喚リングからも魔獣呼べるようになったんだーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「トリスタンこと トリスたんよ
最近呼び出せるようになったのよ」

ボケ妹「こいつでどうするんだい」

ズイッ
トリスタン「…………」


    < ● >



ボケ妹「………なんか超至近距離からメンチ切られてるんだが…」
ずーん…
130創る名無しに見る名無し:2012/01/08(日) 09:34:19.93 ID:DTxCI3Mh
なにこれ可愛い
131創る名無しに見る名無し:2012/01/08(日) 13:20:17.95 ID:tY1k8zj4
トリスタン「………」
じろじろじろじろじろ

ズズーン…
ボケ妹「おいなんなんだよコイツッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガン見じゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「いいからジッとしてなさいよ」

トリスタン「………」
スッ… キュッキュ
《トリスタンはマントの中からフリップを取り出し何かを描きだした!!!!!!!!!!!!!!!》

トン… テーテーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《フリップにはカキ鍋 カキフライ カキグラタン カキの酢の物の絵が描かれていた!!!!!!》


大魔女「トリスたんはモノの記憶を読み取る『おめめメモリーメガメンチ』って能力を持つのよ
これはチロリーンが昨日の夜に食べた飯…
…あんたカキ食い過ぎでしょこれ…」

ボケ妹「う…うるせー!!!!!!!! ほっとけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「す…すごいねぇ」

トリスタン「………」
ジッ…

ねこ「って!!? にゃんもぉお!!!!!!!!!!!!!?」

ジィ〜〜〜…
トリスタン「………」
キュッキュ

トン…


ボケ妹「…これはねこちゃんが食べた物?
……これは…ハンバーグ…? ……いっ…いやッ!!!!!!!!!!!」

ジャジャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「たわしだッ!!!!!!!!!!!! この絵はたわしだッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこちゃんが昨日食べたのはたわしだーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドォーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ボケ妹「お前の仕業かーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズズーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「よく分かったわね」

ねこ「うぅぅ………胃がイガイガする…」
132創る名無しに見る名無し:2012/01/08(日) 14:42:52.28 ID:tY1k8zj4
ボケ妹「お前ねこちゃんになんつーもん食わせてんだ!!!!!!!!!
かわいそうだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「でも炒めたわよ」

ボケ妹「変わらねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「まぁこれでトリスたんの力が分かったでしょう」

ボケ妹「あぁ分かった…が だからなんなんだい?
この力でエンデリルを見つけられるのかい?」

大魔女「そう トリスたんの力を使えば楽勝よ!!!!!
さぁトリスたん!!!!!!!!! やっちゃいなさい!!!!!!!!!!!!!!!!」


   < ● >

    じー…


ボケ妹「………」

トン…
《フリップにはトイレの絵が描かれていた》


大魔女「これはチロリーンがトイレに篭ってる絵…
………だから言ったのに…」

カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「い…今関係ねーだろーがーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私様の私生活を探るなーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あんたのこと気に入ったみたいね
良かったわね」

ボケ妹「嬉しくねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ジャレ合いはここまでよ
トリスたんの真の力を見せるわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

トリスタン「………」
じっ…

《トリスタンは地面を凝視した!!》

ねこ「え… これは…?」

大魔女「しっ 静かにしなさい…」
133創る名無しに見る名無し:2012/01/08(日) 21:11:11.55 ID:tY1k8zj4
トリスタン「…………」
じぃいっ…

ボケ妹「どうしたんだい さっきから地面ばっか見て」

大魔女「静かにしろっつってんでしょバカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
口の中にニガウリぶちこむわよボケーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

トリスタン「………」

キュッキュ… スッ
《トリスタンは人差し指を立てた絵をだした》

大魔女「ほらトリスたんもうるせーっつってるわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「オメーがうるせーんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「なんですって!!!!!!!!!!!!!!!!!?
私は誰よりもトリスたんの事を考えてんのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたごときが私に物申すんじゃねーわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このふにゃちんヘアー野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウンコ メコレ!!!!!!!!!!!!!」
ブリブリブリ!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「くぱぁーーー!!!!!!!!
だっ…誰の髪が…ッ …このアンモナイトヘアーめ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ ぐにぃ〜〜!!!!!!

大魔女「ぐぉっこら!!!!! 人の頬をつねんじゃないわよ!!!!!!!!!」
ギュムッ!!!!!!!!

ボケ妹「そういうお前も……イテェーーー!!!!!!!」
ギュギュギュギュギュッ…


ねこ「あぁ…どうでもいいことで喧嘩始めたよぅ…」
134創る名無しに見る名無し:2012/01/08(日) 21:23:05.16 ID:pf3tKyDg
似た者同士だなw
135創る名無しに見る名無し:2012/01/08(日) 21:46:04.26 ID:tY1k8zj4
ボケ妹「い…いでー!!!!!!!!!!!!!!
お前これ本気じゃねーか!!!!!!!!!!!!
つ…つねるなーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「魔体術『スパイラルニップクロー』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「技かよ!!!!!!!!!!!!!!!!
ならこっちだって…『痲絲鮴螺鈑土』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズブギュッ…ズブギュッ…ズブギュッ… ブチブチィイッ…!!!

大魔女「ぎょ…ぎょえええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちょ…ちょっとそれシャレになんないわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「肉体の勝負で私様に敵うと思うかい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ウ…ウイグ ツネラ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビュギュギュギュギュギュウゥゥゥゥゥゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「か…風の力でつねるなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ね…捩切れるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


トリスタン「……… !」
ピーン!!

ねこ「にゃ!!!!?」

大魔女「?!」

ボケ妹「!!!」


トン…
【うるさい】


2人『ご…ごめんなさい…』
ズーン…
136創る名無しに見る名無し:2012/01/08(日) 22:48:14.41 ID:tY1k8zj4
137創る名無しに見る名無し:2012/01/08(日) 23:05:45.89 ID:tY1k8zj4
みんな『………………』

しん…

トリスタン「……… !」
ピーン!!!!

大魔女「…来たわッ」

キュッキュ… トン…
【↑】

ねこ「矢印…?」

大魔女「つまりついて来いってことよ どうも目星はついたみたいね…!!!!!」

ボケ妹「ど…どういうことだ…!!!?」


―――…

テクテクテクテク…
トリスタン「………」

《トリスタンに付いていく3人…》

大魔女「トリスタンは人の記憶だけでなく 物の記憶も読むのよ
今のはあの場の地面の記憶を読み 通った人間の中に亀がいないか探ったのよ」

ボケ妹「物の記憶まで!!!?
…すげーじゃねーか…!!!!!!!!
じゃあ今進んでるのはエンデリルの歩いた地面を辿っているから…!!!!!!!!」

大魔女「その通り 探索型魔獣トリスタンの本気よ
匂いがなくても探してるやつの痕跡を追う…!!!!!!」

ボケ妹「ナメてたよ…!! これならイケる!!!!
トリスタン頼んだぞ!!!!!!!!!」

トリスタン「………」
グー


――― そして

ザッ
トリスタン「………」
キュッキュ… トン
【見つけた】


キラキラキラキラキラキラ〜…
知らない女「…あら? 何か用?」

トリスタン「………」
…ポッ

3人『ズコーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドンガラガッチャ〜〜!!!!!!!
138創る名無しに見る名無し:2012/01/09(月) 05:19:36.86 ID:7JypRjFz
ボケ妹「全然関係ない人んとこ行ったーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドォーーーーン!!!!!!!!!!!

大魔女「なにやってんのよトリス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウンコ メコレ!!!!!!!!!!」
ブッチュブリ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

関係ない女「ビョ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バターン!!!!!!!

トリスタン「………」


―――…

大魔女「ふう ちょっとだけトリスたんの事が分かったわ
こいつどうも女好きみたいね しかも微妙どころが好みみたい」

ボケ妹「なるほど






誰が微妙だコラ」


トリスタン「………」
キュッキュ… トン
【///】

ボケ妹「恥ずかしがってんじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ていうかエンデリル探せ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「…なかなか会えないねぇ…」

ボケ妹「全然話進まねーよ!!!!!」

大魔女「トリス 真面目にやりなさい
でなきゃ視力をすこぶる悪くしたのち封印するわよ」

アセアセ コクコク
トリスタン「……… …!!」


―――…

スタスタスタ

トリスタン「………」
キョロキョロ ジロジロ キョロキョロ
じ〜〜〜〜…

ボケ妹「今度こそ大丈夫なんだろうな」

ねこ「なんか今度は大丈夫っぽい だってすっごく必死そうだよぅ」
139創る名無しに見る名無し:2012/01/09(月) 12:55:49.60 ID:7JypRjFz
スタスタスタ… ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ワイワイガヤガヤヒトヒトゴミゴミ

ねこ「わ!!!!!! 中心街に来たみたい!!!!!!!!!!
人がいっぱい居るよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「こん中にエンデリルがいんのかな? しかし見つけられるか?」

大魔女「どう? トリスたん」

ふるふる
トリスタン「………」

大魔女「ダメみたいね… ここの地面は通行人が多すぎて亀が歩いた記憶を特定出来ないみたい」

ボケ妹「ダメじゃねーか!!」

大魔女「でもまだ方法はあるみたいよ
ほら見て トリスがもう行動に出てるッ」

ボケ妹「!」


ババァーーーーーーン!!!!!!

トリスタン「………」
ギョロギョロ… じいぃー…

通行人「ひっ ひいぃーーーー!!!!!! 一つ目の化け物〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ボケ妹「こらーーーー!!!!!!!!!!!!
何通行人にメンチテロ仕掛けてんだーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「だから記憶を探ってるのよ」

ねこ「でも探ってもここに居る人達はエンデリルさんなんて知らないよぅ!!!!」

大魔女「すれ違っただけでも亀の顔の記憶は脳の片隅の片隅にでもインプットされるはずよ
いつどの場所で亀を見たのか… それを探り辿って行けばきっと見つかるわ」

ボケ妹「な…なるほど スゲーな!!!」


トリスタン「………」
スッ

大魔女「どうやらHITしたみたいね これを続けて亀を探すわよ!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ガタガタガタガタガタ
通行人「ひ…ひいいいいいいいいぃっ…!!!」


ボケ妹「でも関係ない通行人の心に多大なダメージを与えているぞ!!!!!! いいのか!!!!!!!!?」
ズズーン…
140創る名無しに見る名無し:2012/01/09(月) 13:04:07.40 ID:7JypRjFz
《トリスタンのメンチテロは続いた…》


ギョロッ!!!!!!!!!!!!!!!
トリスタン「………」

通行人1「ヒイイィ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ギョロッ!!!!!!!!!!!!!!!
トリスタン「………」

通行人2「キャーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ギョロッ!!!!!!!!!!!!!!!
トリスタン「………」

通行人3「サイクロプス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


ギョロッ!!!!!!!!!!!!!!!
トリスタン「………」

通行人4「やっぞコラ!!!!!!!!! オレやっぞコラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


――― そして…

ボケ妹「結果的にこの繁華街にたどり着いたわけだが」

大魔女「ここはさっきに比べれば人も少ないわ
ここなら地面の記憶を読めるはず… トリスたん!!」

トリスタン「………」
じぃっ…

トリスタン「……… !!」
キュッキュ… トン
【近い】

ねこ「なーにゃーてッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「よ…よし行こう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!
141創る名無しに見る名無し:2012/01/09(月) 13:12:27.27 ID:7JypRjFz
タタタタタタッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「こっちか!!!!!? 急げ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「繁華街からまた路地っぽい所に入っちゃったよぅ!!!!!!!!!!!」

大魔女「ふふん… …こんなとこでナニしてんだか
まさか金を搾り取られたあげくアレされてたりして」

ボケ妹「………ッ どこだァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

トリスタン「!!」
ピタッ!!!!!!!!!!

キキィ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「うあっと!!! どうした!!!!!!!? 居たかい!!!!!!!!!!!?
…!!? 誰か居る!!!! 隠れろ!!!!!!!!!」
サッ!!!!!!!


ばばーん…
《しかしそこにエンデリルの姿はなく
うずくまっている一人の女しかいなかった…》


大魔女「………いないわね 近くにいるの?」

コクリ
トリスタン「………」

ねこ「…あの女の人はなんだろ…
なんか覗き込んでる… ……マンホール…?」



女「…………」

女「…エリーくぅん… エリーくぅ〜〜ん…」

マンホールの中から「た…助けてくれ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!」



大魔女「いまの声は……亀!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「あの馬鹿マンホールに落ちてやがる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズズズーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
142創る名無しに見る名無し:2012/01/09(月) 13:17:51.88 ID:7orRnBFR
なぜw
143創る名無しに見る名無し:2012/01/09(月) 23:41:22.79 ID:7JypRjFz
ブブーッ!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「マンホールに落ちてるーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズコーー!!!!!!!!

大魔女「久々の登場でなんて締まらないやつなの…
つーかまさかあの女が例の… ………エリー君とか言ってたわよ…」

ねこ「す…すっごく美人さんだよぅ!!!!
…な ないわー あの人がエンデリルさんの彼女ってのは絶対ないわー…」



女「エリー君!!!!! エリー君大丈夫ぅ!!!!!!!?」

マンホールの中から亀「だ…大丈夫だぜメルちゃん!!!!!!! だから心配しないでいいんだぜ!!!!!!!!」

メル「う…うん…そうなんだ ご…ごめんね… メルがネズミに驚いてエリー君を押したから…!!!!!
うぅっ メルのばかばかばかっ」
ポカポカ

マンホールの中から亀「や…やめるんだメルちゃん!!!!!!!! 自傷行為をしちゃいけねーぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!
君は悪くねぇ!!! むしろこれで良かった!!!!!!!!!!
僕が左側を歩いてて良かった!! もし逆だったらメルちゃんがマンホールに落ちてたんだ!!!!!!!
それだけで安心だぜ!!!!!!!!!!!!!!!」

メル「エリー君なんてやさしいの」



大魔女「どうやらあのプリプリ女が落としたみたいね」

ボケ妹「こ…殺そうとしたんだ!!!!! 本当にエンデリルを!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「う…うーん でも実際にその瞬間を目撃したわけじゃないからねぇ… 本当に事故かもしれないよぅ」



マンホールの中から亀「メルちゃん とりあえず近くにロープとかないか?
あったら垂らしてくれ 登って来るから」

メル「えっとぉ…………あった!!!!! あったよエリー君!!!!!!!
やったぁ!!!!! えいっ!!!!!!!!!!!!」
ヒュッ!!!!!!!!!!

ヒュー!!!!!!!!!!
ぐさ!!!!!!!!!!!!!!!!!

マンホールの中から亀「ぐわたーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! こりゃ鉤爪のついたロープじゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
刺さったーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プッシュ〜!!!!!!

メル「エリー君ごめん!!!!!!!!!!!!!!!!」



ボケ妹「おい今の確実に殺る気だったろアレぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「落ち着きなさいチロリーン まだ分からないわよ」
144創る名無しに見る名無し:2012/01/10(火) 00:33:11.74 ID:wcWKMURW
メル「エリー君 どう?」

マンホールの中から亀「よっしゃー!!!!!
いいぜーメルちゃん!! じゃあ登るからロープを離さないでくれよな!!!!!!」

メル「うん!!! 離さない!!!!!!!」

マンホールの中から亀「行くぜ!!!!!! よいしょ」

メル「あっ…鼻がかゆい…」
パッ

マンホールの中から亀「もぱらああああぁーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンガラガッチャアァ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メル「エ…エリー君!!!!!!!!! ご…ごめんなさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
鼻が…鼻がかゆかったのっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マンホールの中から亀「だ……大丈夫だぜ… も…もういっちょ」
ガシッ ギッシ… ギッシ… ギッシ…

メル「……」

メル「手脂ですべる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
つるっ パッ

マンホールの中から亀「どごもしーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンガラガッチャアァーーー!!!!!!!!!!!!!

メル「エリー君!!!!! ごめん!!!!!!! ごめんなさいぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!
脂性だから!!!!!!!! メル脂性だから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マンホールの中から亀「は…ははは…よくあるよくある… も…もう一度だぜ…」
ギッシ… ギシギシギシ…

メル「まだロープ持ってないよ」

マンホールの中から亀「つきじ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンガラガッチャアァ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メル「エ…エリー君ーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マンホールの中から亀「で………でぇじょおぶだ……ハハ… でもロープはちゃんと持とうぜ…
じゃ…じゃあ登るよ…? ロープ持ったな?」

メル「うん」

マンホールの中から亀「絶対離すなよ!!!!!!!!!!!!! 絶対だぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よっしゃあ!!!!!! 行くぞォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギッシ ギッシ ギッシ ギッシ

メル「あっ 手が」
パッ

マンホールの中から亀「やずや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンガラガッチャアァーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メル「ご…ごめんなさいエリー君!!!!!!!!!! フリかと思ったの!!!!!!!!!!!! フリかと思ったの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
145創る名無しに見る名無し:2012/01/10(火) 00:59:57.87 ID:wcWKMURW
ボケ妹「あ…あの女…!!!!!
今のは完璧クロだろ!!!!!!!! ありゃ確実に転落死させようとしてたぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう黙っちゃいられねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ

ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「急くんじゃないわよチロリーン
まだ決まりじゃない ただのドジっ子かもしれないわよ」

ボケ妹「だっ…だがなぁッ…!!!!!!」

大魔女「心配なのは分かるけど 早とちりでコトを起こしてもいいことないわよ
ちゃんと見極めもせずに関係ブチ壊したらそれはもうお節介じゃなくただの迷惑なんだから
…これも亀のためと思いなさい」
私からしたらクソよりもどうでもいいけど

ボケ妹「ぐ……分かった…」



ドンガラガッチャアァーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンホールの中から亀「もごスォスッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ボケ妹「………………」
146創る名無しに見る名無し:2012/01/10(火) 11:19:37.11 ID:wcWKMURW
マンホールの中から亀「じゃあメルちゃん どっかにロープを結べたか?」

メル「うん! 建物の壁に蝶々結びした!!!!!」

マンホールの中から亀「ナイスだぜ
じゃあ登るからな よいしょ よいしょ」
ギッシ ギッシ ギッシ……


ズポァ…
亀「ふぃいあぁ〜〜〜〜〜…助かったぜぇ…」

キラキラキラキラキラ… じゃじゃ〜〜〜〜〜〜ん!!!!!



3人『ぶポァーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブッブシュ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「なんだあいつのあの服!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マフィアのボスかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「く…首にイタチ巻いてる……」

大魔女「……最高に似合ってないわね」

ボケ妹「つーかアレ大分金掛かってんじゃねーのか…!!!!!!!?」



メル「エリー君… 大事な服が汚れちゃったよ…」

亀「あぁ… 多少臭いが汚物そのものが付いてないだけマシだ…
まぁなんとか無事だろ… この99万の…」



ボケ妹「99万!!!!? あの服全部で99万か!!!!!!!!?
あのアホそんな金ねーくせに…」



亀「99万の…………帽子」
きらぁ…



ズコー!!!!!!!!
ボケ妹「帽子だけで99万かよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
合ってねぇよその服に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
147創る名無しに見る名無し:2012/01/10(火) 14:01:01.29 ID:wcWKMURW
ボケ妹「くそっ…見栄張る所間違ってるだろ…!!!!!」

大魔女「まぁ本人が満足してるんならいいんじゃないの」

ねこ「……あれ勝負服なのかな」



メル「エリー君大丈夫?? 怪我はないのぉ?」

亀「あぁ このくらいじゃ僕はウンコもスントもしないぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんてったって僕はかつて数百mの山を転げ落ちても生還した金剛のごとき男………」

メル「…すごーい!! じゃあエリー君はハンマーで殴っても死なないんだね!!!!!!!!!!」

亀「当たり前だ狼牙!!!! キシャー!!!!!!! ってなぁ!!!!!!!!!!!」

メル「なるほど エリー君は殴っても死なない……と」
メモメモ



ボケ妹「な…なんかメモしてるぞ!!!! あ…怪しい!!!!!!! 怪し過ぎる!!!!!!!!!!!」
ガルルル

大魔女「分かんないわよ 亀の事を深く理解しようとしてるだけかもしれないし」



亀「ふぅ じゃあメルちゃん 行こうか」

メル「うん!」



ボケ妹「エンデリルは見つかった… 問題はここからだ…!!!!!!!
あの女がエンデリルにどのくらい貢がすのかこの目で見ねーと…!!!!!!!!!」



亀「よーぅし よいしょっと」
スッ

ズッシリ!!!!!!! ぐらぐらぐら〜〜…

ドドドォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ねこ「に…荷物がタワーのように!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「既に貢いでるーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!
148創る名無しに見る名無し:2012/01/11(水) 01:24:34.59 ID:GX1htRBk
―― 宅配屋 ――


宅配屋「―― ではこちらの荷物を超特急でお送りします
宅配料は107566円になりまーす」

亀「は はい」

メル「ご…ごめんねーエリー君!
荷物全部メルの家に送らせちゃって!! 重いしね!!」

亀「いやいいんだよメルちゃん 僕は大丈夫だよ きっと大丈夫大丈夫ダイジョブダイジョブ………ハハハ…」

メル「ありがとぉーー!!!!!! エリー君大好き!!!!!!!!!!」

亀「ひひ…ひひひひ…」
ヒュー…



ボケ妹「まんまと見事に貢がされてやがる!!!!!!!!!!!!!!!!
何やってんだよアイツ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
抜け殻みたくなってんぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「いいカモだねぇ」

大魔女「あの女が詐欺師にしても あぁして貢ぐ亀も亀ね」

ねこ「エンデリルさん本当に純粋だねぇ とにかく彼女に喜んで欲しいんだよぅ」

ボケ妹「だからってあんな身を削る必要があるかい…!!!!!!
やっぱりこれ以上は見てられない…」


大魔女「だから待ちなさいって もう少し見てましょうよ」

ボケ妹「ッ… ……フーリャン お前楽しんでないか?
隠してないで言えよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前今めっちゃ楽しんでるだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「うん 超おもろい」

ボケ妹「ぐっ…ハッキリ言いやがる…」
ズーン…
149創る名無しに見る名無し:2012/01/11(水) 08:20:51.31 ID:mpS2brYe
150サンクス:2012/01/11(水) 18:03:53.53 ID:Hh01gqkC
メル「じゃあ行こっか!!」

亀「そ そうだな」



ボケ妹「…あぁ!! んなこと言ってる間にどっか行っちまうよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「付いて行くわよ」
ザザッ



――― 街中 ―――

メル「次どこ行こっか☆
買い物はやめて今度は何か楽しもうよ☆」

亀「た…楽しむ? う…うーむ…そうだな…なにがあるかな…」

メル「2人で楽しみを共有出来るもの…が…いいな…」
そっ…

《亀に寄り添うメル》

亀「ぼ…ぼべらぼっう!!!!!!?」
ボフンッ!!!!!!!



大魔女「なによぼべらぼっうって」



亀「じゃあ…映画なんてどうだ? 僕見たい映画があるんだよ
『カルピス比率は1:9』ってやつ」

メル「わ〜〜 あの感動巨編って噂のやつぅ? エリー君センスいいーー!!!!!!!」

亀「ふふん 1年で50本以上の映画を見てレビューする男だぜ?
名作映画は把握してるんだぜ」

メル「わーーー!!!! さっすがエリー君だーー!!!!!!!! カックィ
じゃあ行こうよ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「あぁ」

メル「ルンルンルン♪」

亀「…………」
チラッ チラッ

亀(………ここは手を繋ぐべきか…否か…)
ゴク…
151創る名無しに見る名無し:2012/01/11(水) 19:41:33.64 ID:Hh01gqkC
ドキドキドキ
亀(メルちゃんと出会ってもう2週間くらいか…
何度もデートを重ねた… しかし未だに手を繋いだ事もない……がッ…
そろそろ許されるだろッ… 手くらい…繋いだって…!!!!!)
そ〜〜

亀(だ…だがッ!!! 男から手をタッチインするのは…なんというか…チャラ風味軟派仕立てというか…!!!!
不純だぜッ!!!! みっともねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
僕は男としてそんな真似は………)

ハッ
亀(だが逆に…!!!!!?
ここで無理矢理にでも彼女の手を掴んでやった方が男らしい…!!!!?
これからメルちゃんと長く共に人生を付き合っていくうえで 男の僕がメルちゃん引っ張っていくんだ…
ここで男としての頼もしさ 心強さをしっかりと見せるべきでは…?!!!!!)
そ〜…

亀(ダミだ!!!!!!! とても恥ずかしいぜーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この恥ずかしさは出席順最後の男子が外から感じる女子達の気配を感じつつ身体測定を待ってる時と同レベル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
初な恥ずかしさが僕の胸に10年振りに去来するぜーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ぐッッ!!!!!!!!!



ねこ「……さっきから手を繋ごうとしたり引いたりしてるね」

大魔女「見てて痛々しいわね」

ボケ妹「………」



亀(くっ……繋ぐッ…… 繋ぐッ……)
そぉ〜〜…

サッ!!!!!
亀(や…やっぱダミだ……ッ!!!!!!!!!!!!!!!!)

メル「ん?」

メル「…………エリー君…
……手…繋ご…?」
カアア…

ポ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「ぼ……ぼべらぼッッうゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
152創る名無しに見る名無し:2012/01/11(水) 19:47:19.32 ID:qrEs8xEf
サナバー以上のチェリー臭w
153創る名無しに見る名無し:2012/01/11(水) 22:49:36.66 ID:Hh01gqkC
ガシャ〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
きゅぴぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「ぼ…ぼべらぼっうッ…!!!!!!!!!!!!」

メル「やん…エリー君の手…あったかいね」

亀「…ぼべらぼっう!!!! …………ッ」

亀(繋いじまったぜ…!!! こうなったら止まらないぜ!!!!!!!
僕の男らしさメーター振り切れMAX!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

亀「行くぜメルちゃん!!!!!!!!!!! 付いて来なーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メル「きゃ!!!!!」



ボケ妹「吹っ切れやがった!!!!!!! 追うぞ!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!



ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「映画館は…こっちか!!!!!! くそっ まだ遠いな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

メル「エリー君こっち!!!!! こっちの路地が近道だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちょっと暗いけど…」

亀「よッしゃあぁー!!!!!!!!!!!!!!!!
全く持って問題ない!!!!!!!!!! 僕の男気に恐れる道などなし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドンガラガチャアァーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

メル「エリー君ーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ボケ妹「またマンホール落ちたーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!
154創る名無しに見る名無し:2012/01/11(水) 23:52:38.18 ID:Hh01gqkC
メル「エリーくぅ〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!
だっ…大丈夫なのぉ〜〜〜!!!!!!!?」

ガッ… ズポァ…
亀「だ…大丈夫だぜ… ゲホゲホ…
全くよく穴にはまる日だぜ…!!!!!!!!!!!!!!!!!」

メル「う…うわ〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!
またメルのせいでエリー君が痛い目に会ったよぉ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「だ…大丈夫大丈夫 こんなの日常茶飯事ってなもんよ
僕は常日頃から穴と卑劣な罠にはまる男なんだ
それに負けないから僕はスゲーんだなコレが」



ボケ妹「今まさに罠にはまってるお前はどう考えても負けてるぞ…!!!!!!!」



メル「すごいエリー君!!!!!! 素敵!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「ふふふ…さあ行こうか」
ザッ

つるっ


メル「あ」

ドンガラガチャアァーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「ほげらァアアーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《また落ちた》




大魔女「今のは完全に自爆よね」

ボケ妹「いい加減にしろよあいつ…」
155創る名無しに見る名無し:2012/01/12(木) 00:35:27.10 ID:GM0ntOQV
――― 映画館 ―――

ザッ…

係員「いらっしゃーせぇ」

亀「『カルピス比率は1:9』を2つ」

係員「かしこ………はうッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ぷ〜〜〜ん…
亀「どうした? 券2つだぞ」

係員「(くさッ!!!!!!! こいつドブ臭ェッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
か…かしこまりました」

亀「なんだお前 お客様をドブネズミを見るような顔で見やがって!!!
失礼だぞ!!!!! 記事に書くぞ記事に!!!!!!!!!!!!!!」

係員「(ドブ臭ェからだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
も…申し訳ありませんでした 券はこちらになります 二枚ですね
ど…どうぞ」

亀「ったく サービスがなってねぇぜ!!!!!!!
いくぞメルちゃん」

メル「物怖じせずに意見するエリー君……カッコイイ!!!!!!!!!」
ギュッ!!

亀「は…はっはっはっ さぁ入ろうぜ」



ボケ妹「入っちゃったぞ どうするか…」

大魔女「私達も入るわよ」

ねこ「わーー!! 『カルヒリ』見れるんだ!!! やったー!!!!!!」

ボケ妹「………目的忘れないでくれよ」



係員(……ったく なんなんだよあの客… 変なのに絡まれちまったわ…)

大魔女「入口はこっちね?」
スタスタスタ

係員「?!!!! あっお客様!!!! 当館に入るならまず入場券を買って…」

大魔女「ウンコ チューニュ メコレ」

ギュッポンギュッポンギュッポンギュッポンギュッポン!!!!!!!!
係員「ごポるぉオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「それが金代わりよ しっかりと噛み締めなさい」

係員「ぐごポポプォオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「こらーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
156創る名無しに見る名無し:2012/01/12(木) 01:35:18.40 ID:GM0ntOQV
大魔女「ここが映画館ってやつね
亀はどこに行ったのかしら?」

ボケ妹「あいつらは『カルヒリ』を見に行ったんだろ?
それは…えーっと この2番シアターだな」

わくわく
ねこ「早く行こうよぅ!!!!!!!!」

大魔女「こいつ完全に映画楽しもうとしてるわね どんだけ亀に興味ないのよ」


ガチャ…


デンデケッテ デンデケッテ デンデケッテ
ぬるぽ「ぬーるぽぬるぽ ぬ〜るぽ〜〜」

ガッ「ガッ!! NO映画泥棒」


大魔女「! もう始まってるわ」

ボケ妹「これは本編前の映画泥棒撲滅のぬるぽ踊りのCM…
……エンデリル達はどこだ?」



亀「始まるぜ〜〜〜〜〜始まるぜ〜〜〜〜〜〜
ヒュオォ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!
この映画が始まる前の雰囲気が僕は大好きだぜヒュオォオオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ボケ妹「居た!!!!!! シアター内でいきなりなんてうるせぇ奴なんだ!!!!!!!!!!!
一番前に居るよ…!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「じゃあ私達は一番後ろから監視よ
よっこいしょ」
ボフン ガサ

大魔女「このポップコーンでも食べて」
もくもく だら〜ん

ズーン!!!!!!!
ボケ妹「リラックスしすぎだろーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
言っとくが目的は映画観賞じゃなく…」

大魔女「分かってるわよ んぐんぐ」
もくもくもくもく…

ねこ「楽しみ楽しみぃ〜〜」
わくわく

ボケ妹「……絶対わかってない…」
157創る名無しに見る名無し:2012/01/12(木) 01:58:35.88 ID:GM0ntOQV
《そして映画は始まった》



助手「博士ーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はかせはかせはかせはかしぇえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

博士「どうした助手よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

助手「はかせ………はか…はかはかはかはか…
吐〜〜〜〜か〜〜〜〜〜せ〜〜〜〜〜〜ろォオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
だぼぼぼぼーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

博士「ぎやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにしッッとんじゃあぁーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

助手「ぶべら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

博士「とんじゃあぁーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

助手「はべら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

博士「トンじゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

助手「もぐら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

博士「豚じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

助手「今夜はしゃぶしゃブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

博士「はぁはぁ このうつけめ!!!!!!!
世界最高のカルピス博士であるパティシエ・チンコにゲロを吐くとは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

博士(……このゲロ……!!!)



カルピスだッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
158創る名無しに見る名無し:2012/01/12(木) 13:18:55.04 ID:GM0ntOQV
博士「何故じゃ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何故人がカルピスを吐き出すのじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イッツァアンビリーバボー!!!!!!! イッツァアンビシャアァーーーーーース!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

助手「博士…… 博士…私は気付いてしまったのです……
本当のカルピスの比率を………」

博士「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

博士「な…何を言っておる… カルピスの最も適した比率は(原液)4:6(水)だと世界的に決まっただろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

助手「し…かし…それは一般的な数値にすぎない………」

博士「!!!!!!
(確かにそうだ 3:7という比率はカルピスの比率に混乱する世界の人々を正しく導くために示した苦肉の数値…
だが…真のカルピスの比率も確かに存在する…!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかしそれはあまりにも悪魔的で依存症の高い比率のため封印された!!!!!!!!!!!!!!!!!
助手にもそのことは話してない…
……こやつ…独学でついにそこまでたどり着いたのかッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)」

ドキドキ
博士「バカな事を言うなれば…一般的も何もそれが正解だ…
それ以上でもそれ以下でもないわい」

助手「………博士… このカルピスの比率を……」

博士「お前が吐き出したこのカルピスか?
むむむ…… ! はうおァっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドドォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



このカルピス………



1:9ッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
159創る名無しに見る名無し:2012/01/12(木) 13:40:09.05 ID:GM0ntOQV
ガクガクガク…
博士「ぽ…ポンあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…」

助手「ど…どうです博士? この比率……」

博士「ろ…論外じゃ!!!!!!! 外道じゃ!!!!!!!!!!!!
最悪の比率じゃこれは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

助手「嘘ですね…」

博士「!!!!!!!!?」

助手「博士は嘘を付くとき パンストを被って引っ張った時のような顔になる…」

ドキン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
博士(き…気付かんかった!!!!!!!!!!!)

助手「やはりこれが真のカルピスの比率なのですね…
ふぁふぁ…やっと私もカルピスの真髄に触れた…」

博士(違う!!!!!! これは禁断の比率!!!!!!!!!!!
決して世に出てはならぬ悪魔の比率よッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

助手「これが世界に出回れば世界中の人々がカルピース(カルピス的平和)を味わえる…
これで博士も…私も…世界の救世主だ……」

博士「否!!!!!! この比率は人をダメにする!!!!!!!!!!!
今のお前のように!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!

助手「今の私…? 説得力がありませんよ…博士…
今の私はとても幸せだ……」

博士(ダメだこいつ…はやくなんとかしないと…
このままではこいつも“奴”と同じになってしまう…
カルピス比率の極致…(原液)0:10(水)まで至り世界を今なお恐怖で包む帝王にしてわしの兄の友達の弟の幼なじみのいとこのおばさんの知り合いの彼氏のメル友…バンガームのようになってしまう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
止めねば… こいつの師匠として…!!!!!!!)
ゴォッ!!!!!!!!!
160創る名無しに見る名無し:2012/01/12(木) 14:07:48.39 ID:GM0ntOQV
博士「助手!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
尻を出せぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

助手「な…何故!!?」

博士「消毒じゃ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今の貴様は汚物!!!!!! 汚物は消毒じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

助手「そ…そんな!!!!」


―――…

助手「出しました…」
ぺろ〜〜ん…

博士「よし
尻太鼓の始まりじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パパンッ!!!!!!

助手「あふ!!!!!!!!!!!!!!!!」

博士「どっせいどっせいどっせいせぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パンパパンパンパパパッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

助手「ふぉおぉーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

博士「思い知らせてやるぞい!!!!!!! これがカルピスの黄金比率 4:6じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パンパンパパァッ パンパンパンハハハァアーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

助手「うッッふゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

博士「そしてこれが1:9!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パチィッ パパパパパパパパパパパパパパパァーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

助手「オーー!!!!!! イッツァミラクルゥウーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

博士「ならこいつはどうだァーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
0:10のリズム尻太鼓ォオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパチィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

博士「どうじゃーーーー!!!!!!!!!!!!!
0:10のお味はよオーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

助手「悪魔的です!!!!!!!!!!!!!!!!! 悪魔的です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
161創る名無しに見る名無し:2012/01/12(木) 15:11:14.31 ID:GM0ntOQV
博士「悪魔的じゃとぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やはり貴様は既に0:10に取り付かれておる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
正す!!!!!!!!! その性根をわしが正すぞ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パチンパチィン パアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

助手「ふわっふわぁッほぉーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


《こうして博士の矯正教育は1日に渡り続いた…》


―――

助手「博士……目が覚めたっス カルピスの黄金比率は4:6………
何事にもほどほどが肝心だと…気づけました…」
ヒリヒリ…

博士「さよう
急に大きく変わる必要はない 何事も現状維持が大事
そして平和も…今くらいのままが丁度いいんじゃ」

助手「それはどうでしょう 博士」

博士「?」

助手「今の世界の平和は 本当の平和でしょうか
私には水で薄めたような平和にしか思えません
比率で言うと…1:9でしょうか」

博士「ははは こやつめ(笑)」

助手「どうも失礼しました(笑)」


〜 FIN 〜
162創る名無しに見る名無し:2012/01/12(木) 15:32:19.66 ID:GM0ntOQV
パチパチパチパチパチ……


客「ブラボー!!!!!!!!!!!!!!
ブラブラボーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


わっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パチパチパチパチパチ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ポロポロポロ…
ねこ「いい映画だねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いい映画だねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カルピス比率に魅了されながらも理性でそれを抑える博士と若さ故に暴走する助手のコントラストがいいんだよぅ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最後の尻太鼓のシーンなんてにゃんの涙腺大崩壊だよぅ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
久々にいい映画を見たよぅ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パチパチパチ…

ボケ妹「………うーむ… 結局見入っちまった…」

大魔女「んごごー… んごー…」

ボケ妹「こいつは寝てるし…」

うるうる…
トリスタン「……… !!」
パチパチパチパチパチパチ…

キュッ… トン…
【ブラブラボー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】

ボケ妹「こいつまだいたんかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズコー!!!!!!!!!!!!
163創る名無しに見る名無し:2012/01/12(木) 16:14:58.18 ID:KeJKCjBh
ただの調教モノじゃねーかw
164創る名無しに見る名無し:2012/01/12(木) 17:41:54.93 ID:GM0ntOQV
ボケ妹「おいフーリャン…起きろよ!!!!!!」

大魔女「…ハッッ!!!!!! ………私は花子……」

ボケ妹「何言ってんだ!!!!! 寝ボケてんじゃねー!!!!!!!!!!」

大魔女「つまんなくて寝てたわよぉ… ……でぇ…亀はどうなったの?」

ボケ妹「……実は私様も見てなかったんだけど…
ていうかそもそも上映中は暗くて監視出来ねーし…」

ねこ「でも映画終わって明るくなったから今なら見えるよぅ
えーっとエンデリルさん達は…ほら……」

フッ…

ねこ「あやや!!? また暗くなったよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「なんなの?」



ジャンジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


カルピス比率は1:9 ||
〜世紀末カルピス伝説〜


ボケ妹「ツー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
終わったと思ったらいきなり続編始まったーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「斬新ね」




20XX年 世界は核の炎に包まれた!!!!

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!


ボケ妹「なんでだよ!!!!!!!!!!!! 世界観が一変したぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



カルピス比率の魔力に惑わされた愚かな人間が世界からカルピースを奪い破壊の限りを尽くしていた…



博士「ヒャッハーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無知な人間どもを究極のカルピス比率0:10で黒く染めてやるぜぇええーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

助手「汚物は消毒尻太鼓だ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!! ヒャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッハァア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ボケ妹「さっきの2人がすっかり悪魔的になってるーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何があったーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
165創る名無しに見る名無し:2012/01/12(木) 18:34:28.16 ID:GM0ntOQV
博士「何故分からん… 何故貴様ら凡人は0:10の妙が分からん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様らの脳みそは真っ白白じゃな〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! まるでカルピス原液!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

救世主「くっ…何が0:10だ… それってただの水…」

博士「だまらっしゃい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ダメだこいつ… ハァ…こいつも汚物じゃな…………」
おい助手……SET!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

助手「御意」
スッ

ぺろ〜〜ん
救世主「ぐ!!!!!? な…何をするんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

助手「うぇい…?」

博士「うぇいうぇいうぇい…?」

助手「うぇ〜〜〜〜い…?」

博士「うぇいうぇいうぇいうぇいうぇいッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

助手「うぇうぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

博士「しーり太鼓の始まりじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

助手「よよよいよよよいよよよいよい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

博士「あそーれ」
パンパパパンパパパンパンパアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

救世主「おうふ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

博士「0:10カルピスおいしいな〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
0:10カルピスおいしい〜〜〜〜な〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パンパッパッパァンパァンパァンパァンパァア〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

救世主「おァアッホアァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

助手「決して水じゃないのね〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!」
パンパン!!!!(合いの手)

博士「目覚めよ目覚めよ目覚めよ目覚めよ目覚めよ目覚めよ目覚めよ目覚めよ目覚めよ目覚め!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
0:100:100:100:100:100:100:100:100:100:10ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パチィパチィパチィパチィパチィパチィパチィパチィパチィパチィイイーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

救世主「にゃにゃにゃああああああああああああああああああああああああああああああんッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



――― そして


救世主「カルピス比率は0:10!!!!!!!!!!!!!!!!
目覚めたっス!!!!! フゥ〜!! 悪魔的ぃ〜〜!!!!!!!!!!」

助手「やりましたね博士」

博士「この調子で世界を0:10に染めるじゃ〜〜!!!!!!!」
166創る名無しに見る名無し:2012/01/12(木) 19:39:53.26 ID:GM0ntOQV
しっら〜〜〜〜〜…


ボケ妹「なんだこの酷い映画は…
終始博士と助手が尻太鼓してるだけじゃないか……」

ねこ「前の作品はあんなに名作なのに…
ひどいよこんなの…即効で汚されてるよぅ…」

大魔女「なにがしたかったのかしらね」

ボケ妹「しかし映画がつまらないからこれからちゃんとエンデリルを監視出来るぞ」

ねこ「といっても暗くて何も見えないよぅ」

ボケ妹「そうだな…どうしよう」

大魔女「まったくしょうがないわね
フラッカ メーアイ ピッカ〜 メコレ」
ピッカ〜〜!!!

ボケ妹「うわ!!!!! フーリャンの両目が光った!!!!!!!!!!!!」


客「きゃあ!!!!! 怪物よ!!!!!!!!!!」

客「大魔神だッ!!!!! 大魔神様が映画のあまりのつまらなさにお怒りだーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女「大魔神じゃなくて大魔女よ!!!!!」
ビカッ!!!

ボケ妹「こらこら騒ぎにするなよ!!!!!!!!!
エンデリル達にバレるぞ!!!!!!!!!!!」

大魔女「………いないわよ」

ボケ妹「え!!!!!?」

大魔女「亀達が座ってた場所はもぬけの殻よ
………他の席にもいない」

ボケ妹「そ…そんな…何故!!!!!!!!!」

ねこ「2のあまりのつまらなさに途中で抜け出したんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「くっ!!!! まいった!!!!!! 探さないと!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「行くわよトリスたん!!!!!!!!!」

ポロポロ…
トリスタン「…… !」
ビクッ シュタッ!!!
167創る名無しに見る名無し:2012/01/12(木) 20:32:57.15 ID:GM0ntOQV
――― 入口 ―――


係員「あー…暇だ…
ったく…昼間から映画見に来るカポーどもめ…
爆発して死んじまえばイんだッ!!!!!!! ちくしゅッ…!!!!!!!!!」


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「そこのーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

係員「ほふへぇ?!!!!!!!」

大魔女「どっせいッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィイーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

係員「ひでりッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドシャアァーッ!!!!!!


ボケ妹「こらーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何してんだーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「しまった ノリで
まぁいいわ トリスたんお願い」

ジッ…
トリスタン「………」

キュッ…
【↑】


大魔女「こっちね……ついていくわよ!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹(エンデリル…… 偉い目に合ってなきゃいいが…)



―――…

ゼー…ゼー…
トリスタン「………」

大魔女「ここね」

ねこ「こっ…これはっ…」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

【ゲテモノ料理専門『CHAOS』】


ボケ妹「絶対偉い目に合ってそうな場所についたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
168創る名無しに見る名無し:2012/01/12(木) 21:37:45.33 ID:GM0ntOQV
ゾクゾクッ…
大魔女「…こーれはまた楽しそうな場所よねぇー…」

ボケ妹「楽しそうじゃねええええええええええええええええええええええええええええええええええッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「行くわよ!!!!!!!!!!!」
ザッ!!!!!!

ねこ「い…嫌な予感がするよぅ…」

――― 中

ボケ妹「おどろおどろしい場所だな…」

ねこ「エンデリルさんどこかな……」

メル「え? エリー君?」

ボケ妹「!!!!!!!!!!! はうあァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バッタリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「………」

メル「?」

3人『いきなり出くわしたーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メル「………エリー君の知り合いですかぁ?」

アセアセッ!!!!
ねこ「い…いえいえそんなっ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「そっ…そんなチビチョンマゲなんて知らないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「そうよ!!!!!!!!! そんな奴と知り合いになるくらいだったら性転換しておかまバーで働くわ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「というわけでバイチャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スタコラサッサー!!!!!!!!!!!

メル「…?」


ササァーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! コソコソ…
ボケ妹「ふぃいぃー…この席なら大丈夫そうだ…」

大魔女「ふぅ ちょっとビビったわね」

ねこ「でもエンデリルさんにゃん達に気付かなかったねぇ なんでだろう」

ボケ妹「うーん…………ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ババーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「………」


ボケ妹「蒼白だ!!!!!!!!!!!!!!! あいつメニューを見て顔面蒼白だァーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーン!!!!!!!!!!
169創る名無しに見る名無し:2012/01/12(木) 22:59:13.82 ID:GM0ntOQV
ボケ妹「あいつメニュー見て恐怖に打ちのめされてまわりが見えなかったんだな…」

ねこ「メニューあるけど……見る?」

大魔女「どれどれ」




ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………ッッッ


【ゲテめにゅ〜】

ミミズそば 600円
おたまじゃくし1万匹踊り食い 800円
カエルの丸焼き 500円
ウーパールーパーの唐揚げ 400円
やぎの毛醤油あえ 500円
虫煮込み 900円
雨の日に現れる緑のブニブニ丼 1000円
身の無い蟹 500円
G細胞レアステーキ 50000円
マグロの目玉ケーキ 2000円
プテラノドン卵焼き 10000円
ウーパールーパー照り焼き 300円
昆虫の卵 500円
ウーパールーパーのにっこりヘッド 300円
0:10カルピス 8000円
E缶 950円
カメレオンの舌ラーメン 800円
蝿づくしフルコース 700円
ドラゴンのウンコ 30000円
ビッグフットの爪 2円

etc…



ねこ「きゃ…きゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「鳥肌が立つようなメニューだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これ以上見れないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ねこ 何食べたい?」

ねこ「いやあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これだから嫌だったのぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!
170創る名無しに見る名無し:2012/01/12(木) 23:02:18.11 ID:vGOePwY5
E缶はイケるだろw
171創る名無しに見る名無し:2012/01/12(木) 23:29:54.18 ID:GM0ntOQV
ボケ妹「一気に仕掛けて来たなあの女めッ… エンデリルは大丈夫か?!!」



メル「……エリー君 大丈夫ぅ?」

亀「はは…いやぁ…はや… ぜ…前衛的なレストランですなぁ…」

メル「……もしかして気に入らなかった?
はうぅ…メル このレストランが人気だって本で見たから…それで… はうぅぅ…」
うるうる

亀「きっ 気に入ってねぇ事なんかねぇーぜメルちゃん!!!!!!!!?
いやいや 仕事であらゆる物を貪り食ってきた僕の胃も新たな境地を求めていた所だ むしろこんな素敵な場所を教えてくれて感謝感激大感慨と来たもんだぜ!!!!!!!!!!!」
どどーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!



ボケ妹「…またあからさまな強がりをッ… バカじゃねーのかアイツは…」



メル「カッコイイねエリー君!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
じゃあこのゴキブリ丼……」

亀「ぽぽガアァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッシュ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!

メル「ど…どうしたのエリー君!!!!!?」

亀「お…重いぜ… いきなりそれは…ちーっと…重いぜ…… 油っこいし…さ…
僕さ…ちょっともっと…軽めの…あっさりしたやつがいいなぁ…なぁ〜…」

メル「そう? じゃあ…うどんは!!!?
ここの名物『素うどん』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「あ…あるじゃん…普通のやつ…
い…いいね素うどん じゃあそれで」


――― そして

怪しい店員「ヒッヒ…こちら素うどんでございましゅ…」
コト…

ほかほか…

亀「(見た目も普通だな…)
よ…よし いただくか」
パク…ズル…

メル「どぉ?」

亀「ん ま…まぁまぁじゃね? 少ししょっぱいが…」

怪しい店員「…あちゃー 少し汗の成分が多すぎたか」

亀「汗…?」
ゴク…
172創る名無しに見る名無し:2012/01/12(木) 23:41:50.30 ID:GM0ntOQV
亀「も…もし このうどんは…何か特別な物なので?」

怪しい店員「えぇ この素うどんは“特別なダシ”を使っていましてねぇえ〜
まぁその日のコンディションによって味が変わっちゃうんですけどねぇえ〜〜…」

亀「コンディション? ほ…ほう コックさんのコンディションですか?」

怪しい店員「いえ ダシのコンディションです」

亀「ダシの……ほう その…ダシとは…?」

怪しい店員「聞きたいですか? ヒヒヒ」

亀「ふぁ ふぇぃあ」

怪しい店員「実はこのダシは………」

亀「…ゴク…」

怪しい「一ヶ月体を洗っていないホームレ……放牧民の体からダシを取ってるんですよ」

亀「ぼからブボ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッシュ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メル「エリー君!!!!!!!!!!!!!!」

亀「オエ〜〜〜〜!!!!!!!!!! オエ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゲーゲー!!!!!!!!!!!!!!!!!
173創る名無しに見る名無し:2012/01/13(金) 00:04:46.46 ID:AhjYmvys
怪しい店員「『素うどん』…略さない商品名は『放牧民の素足ダシたっぷりのうどん』でございましゅ」

メル「エリー君!!!!! …汁全部吐いちゃったよ…」

亀「う…ぉうっ…ぉうっ…」

メル「エリー君…まずかった…? ごめんね…
メル…エリー君の批評聞きたかったけど… 無理だよね………」

亀「そ…そんなことねぇさ!!!! 批評出来るぜ…!!
…とても深い味わい… 塩っからさに裏打ちされた人生経験をこの舌で感じた……おえぇぇッ!!!!!!!!!!」

メル「きゃっ!!!! エリー君の生批評聞いちゃった////
メルうれしっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「へへへ…」

メル「じゃあ次はねぇ」

亀「ズコーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンガラガチャー!!!!!!!!!!!!!!!!

メル「ど…どうしたの!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

亀「な…なんでもないよ… ほ…他になんかいいのがあるのか?」

メル「うん!!!! メルこれ見たい!!!!!!!!!
『ピラニア早食いデスマッチ』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エリー君がピラニアとお互いを食い合ってどっちがどっちを食べるかの勝負!!!!!!
エリー君ならピラニアなんて楽勝だよね!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「……モ…モチのロンだろ…」

メル「やったー!!!!!!!!!
店員さんピラニア入りましたーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

怪しい店員「ヒューー!!!!!!! メーンイベント開幕だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
気高き愚か者が現れた!!!!!!!!!!! 果してこの愚か者は今日こそこのピラニアを倒せるかーーー!!!!!!!!!!?」
ジャンジャ〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!

亀(ピラニアなんて正味20cmあるかないかだろ… それくらい…)

怪しい店員「さぁー愚か者が挑むピラニアは……こいつだァアーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メガロドン「シャー!!!!」

亀「鮫ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブッシュー!!!!!!!!!!!!
174創る名無しに見る名無し:2012/01/13(金) 00:17:25.69 ID:AhjYmvys
うおお〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

客「キタアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『CHAOS』のマスコットのピラちゃんだアァーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

客「今日も豪快な食いっぷりを見せてくれーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


亀「…………」

亀「鮫じゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ピラニアじゃなくて鮫じゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

怪しい店員「ピラニアも鮫も人喰いです 似たようなもんです」

亀「そういう問題!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

メル「エリー君……やっぱり無理…?」

亀「ぐっ…?!! うっ…無理じゃねぇさ…
や…やってやらぁ…」

メル「エリー君カッコイイ!!!!!!!!!!」

亀「………」

亀「ねぇこれ武器アリ?」

怪しい店員「ナシです」

亀「…………」




ボケ妹「10m級の鮫…! こりゃあいつにゃ無理だ… もう出るしか…
………!」

ボケ妹(いやでもあいつの顔………)



亀「……」
キッ…



やる気だッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドン!!!!!!!!!
175創る名無しに見る名無し:2012/01/13(金) 00:33:25.49 ID:AhjYmvys
亀(PHソード(パッシュヘルツソード)さえありゃこんな鮫ごとき… しかし武器はダメ…
や…やべぇな… 一旦逃げ……アホかッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メルちゃんが見てる目の前でそんな男らしくねぇ真似が出来るか!!!!!!!!!!!!!!!!
やっちゃる!!!! 漢エンデリル・デヴァー!!!!!!!!!!!!!!!!)

亀「お前を食っちゃるぜぇええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メル「……」


うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


メガロドン「シャガァアーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀(聞いたことがあるぜ 鮫には嫌いな“音波”があると
残念だったな 声の魔法を操る僕は…音波さえ自由自在!!!!!!!!!
鮫嫌いボイス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ギュキィイーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビクンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メガロドン「ごかかぁ!!!!!!!!!!!?」
ビクビクッッ…!!!!!!!!!!!

亀「ビンゴだぜぇ!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀(そして鮫の弱点は鼻っ柱とも聞く!!!!!!!
そこに僕の渾身の声の振動波をぶつけてやるぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サイレント・破壊ボイス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
バボウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メガロドン「!!!!?」

バゴォオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メガロドン「シャ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドザアァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!


客「ピラちゃんが!!!!!!!!!!!!!!!」

客「あいつ何した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


タンッ!!!
亀「ノックアウトだな!!! あとは食べやすくなってもらうぜ!!!!!!
熱暴走ボイス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴゥゥーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュジュウゥ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メガロドン「ぎゅじゅああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ピラニアはエンデリルが放つ声の超高速振動の影響で肉が徐々に焼けていく》


メル「…………チッ」
176創る名無しに見る名無し:2012/01/13(金) 00:50:03.13 ID:AhjYmvys
そして



こんがり ほかほか


亀「焼けたぜーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
じゃあいただいてやるか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もぐもぐ


客「な…なんつやつだ… ピラちゃんを倒すなんて!!!!!!!!!」

客「こりゃ…伝説だ…!! 伝説に残るぞ!!!!!!!!!
新たな英雄の誕生だアァーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

客ら『ゲテ英雄!!!!!! ゲテ英雄!!!!!! ゲテ英雄!!!!!!!! ゲテ英雄!!!!!!!!!!!!』

わわ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!



ボケ妹「………エンデリルの野郎〜〜…あの鮫を一人でやりやがった…
前の戦いを経て成長したのかな… それにしたって…立派じゃないかい…」
ぐす…(感涙)

ボケ妹「あの女は……… ッ!!!!!!!!!!!!?」



ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メル「ギリギリギリギリギリッ…」
ゴゴゴゴ



ボケ妹(な…なんだいあの顔は!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
すごい顔でエンデリルを睨みつけている…
あの顔には…嫌悪や憎悪が入り乱れてる…!!!
何故…何故そんな顔が出来る…!!!!?
お前はただの“詐欺師”だろ…?!!!!!!
ただそれだけなのに…何故そこまでの憎悪をエンデリルに向ける…!!!?
こいつ…一体…!!?)


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
177創る名無しに見る名無し:2012/01/13(金) 01:12:34.04 ID:AhjYmvys
そして


亀「……っぷぇあぁ〜〜… ふぃ〜〜 食ったぜぇ〜〜…」

メル「……すごいや エリー君はやっぱりすごいね とても強いよ」

亀「ふはは まぁな」

メル「でもエリー君 魔法使ったでしょ」

亀「ん? ま…まぁ少しな………って
アレ…? メルちゃんに僕が魔法使いだって教えた事あるっけ?」

メル「……………」

亀「あ! そうだ! 今のも批評するから聞いててくれよ!!!!!!!!!
味は素っ気ないがデカイから食いがいが…」

メル「エリー君次はこれ食べてよ!!」

亀「うぇ!!!? ま…またか…
もう腹いっぱいなんだけが…」

メル「えー!!! メルこの料理食べてるエリー君見たい〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「ほう… 全くしょうがねーな
次が最後だぞ マイルドなの頼むぜ」

メル「うん!!!!!!! 店員さ〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――


カラカラカラカラ
怪しい店員「こちら『チュパカブラの姿造り』です」

チュパカブラ「ギーーーーーー!!!!!!!!! ギーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」


亀「―――」
ズーン…
178創る名無しに見る名無し:2012/01/13(金) 01:26:04.88 ID:AhjYmvys
ズズ〜〜〜〜ン……
チュパカブラ「ギギィーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「………生きてるんですけど…」

怪しい店員「こちらは活きがいいのが特徴です」

亀「活きがいいというか…生き生きとしてるんですけど…」

怪しい店員「どうぞお召し上がりください」

亀「………」

メル「………エリー君…?」

亀「たッ…食べるよ?!!!!!!!!!! 食べる食べる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いっただきむゎすッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ!!! むんず!!!!!!!!!

チュパカブラ「ギョビィイイイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「ひーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーン!!!!!!!!!!!

メル「エリー君!!!!! 食べて食べて!!!!!!!!!!!!!!」

亀「……!!!!」
パク…

チュパカブラ「ギャイィーーー!!!!!!!!!!!!!!!! ギャギギーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「……」

メル「味は!!? 味は!!?」

亀「泥臭くてあまり…」

チュパカブラ「ビョオォ〜〜〜〜〜〜〜〜イ……… ビョオォォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜イィィ………」
ぽろぽろ…

亀「………おいしいです」

メル「うん!!! じゃあ全部食べていいよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「―――」
ちーん…
179創る名無しに見る名無し:2012/01/13(金) 13:35:52.90 ID:AhjYmvys
亀「…おえぇ〜〜っぷ… なんとか食えた…
チュパカブラが黙った所から食いやすくなったぜ…」

メル「さっすがエリー君!!!! 信じてたよっ!!!!!!」

亀「ははは…当たり前だぜ… 安心の信頼度…それがこの僕エンデリル… はうっ!!!!!!!!!!!」

ギュルルルルル…
亀「んぽうぅぅぅぅぅぅぅぅ…ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガク〜

メル「エリー君!!!!!!!!!!!?」

亀「は…腹がアァ〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴルゴルゴルゴル…

怪しい店員「あちゃー チュパ毒に当たっちゃいましたね」

亀「チュ…チュパ毒!!!!!!!!!?」

怪しい店員「チュパカブラには毒肝があってそれを正しく処理しないと毒に当たっちゃうんですよ
さすがにフグ調理の免許持ってる奴じゃダメだったか…」

亀「む…無責任すぎるぞおおおォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キュルキュルキュル…

怪しい店員「まぁ死ぬことはないので…養生してください…」
サッサカー…

亀「ま…待てぇえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うごごォーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

メル「エリー君!!! これ飲んで!!!!!!!!!!!!」
スッ

亀「あ…ありがてぇメルちゃん… いつもの特効薬だな…!!!!!!!!
んぐんぐ…ッ! に…苦ぇ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ボケ妹(…?! …あの薬…なんだ…!!!?)
180創る名無しに見る名無し:2012/01/13(金) 13:49:00.66 ID:AhjYmvys
ボケ妹「あの薬怪しいな…!!!!!!!!!
どう思う?」
くるっ

大魔女「ほーらちゃんと全部飲みなさい」

ゴポゴポゴポゴポッ
ねこ「ががポががポががポォオオ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「何やってんだーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!

大魔女「見りゃ分かるでしょ 食事よ
さぁねこ! その口の中のおたまじゃくしさん1万匹をちゃんと食べ切りなさいよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたに食われるために皿に出されたおたまじゃくしさんを一匹でも残したらあんたはクズよ!!!!!!!!!!!!!!!!!
そーれイッキ!! イッキ!! イッキ!!
ゴックン!! ゴックン!! ゴックン!!」

ねこ「ご…ごくぅうぅぅ〜〜〜!!!!!!!!」
うるうる…

ボケ妹「虐待やめろーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!

ねこ「ケホッ!!!!!! ケホッ!! ケホォッ!!!!!!!!!
ぜ…全部ぅ…飲んだよぅう……」
ぽろぽろ

大魔女「偉いわねこ
ご褒美よ」

カラカラカラカラ…
怪しい店員「カッパの生肉盛りにございます」

ズチュウゥ〜〜ン…

ねこ「にょにょにょォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドブブシュ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ほらこの皿 カッパの頭のやつですって 凝ってるわね」
181創る名無しに見る名無し:2012/01/13(金) 16:44:01.26 ID:qwTz64qO
ゲテモノじゃなくただのグロwwww
182創る名無しに見る名無し:2012/01/13(金) 21:38:09.90 ID:AhjYmvys
大魔女「どう? ねこ」

ねこ「うぅぅ…お肉なの青臭いよぉぅ…!!!!!
…キュウリの味がするよぅぅぅ〜〜〜…」
ぽろぽろ…

ボケ妹「ねこちゃんいい加減嫌な事は嫌だと言おうよッ!!!!!!!!!!!!!!!
こいつのいうことなんにでも従う必要ないんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「でも…そしたら…フーリャンちゃんが…」

ボケ妹「フーリャンが…怒るから!!!? 怒るからかい!!!!!?
それがなんだい!!!! 私様が味方するよ!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「フーリャンちゃんが……喜ばないから…」
ずーん…

ボケ妹「……………分かった私様の負けだ もう何も言わないよ」
ズズ〜ン…

大魔女「ところでチロリーン なに?」

ボケ妹「実は…エンデリルがあの女に変な薬を飲まされてるんだ…
怪し過ぎる…」

大魔女「どれどれ」
ズイッ

ボケ妹「あんまりガン見するなよ ただでさえ目立つんだから」

ふぁっさぁあ……
大魔女「大丈夫 私はこの藪の中に身を潜めるわ」

ボケ妹「なるほど
………ってそれ藪じゃなくて私様のポニーテールだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
重いから頭に顎乗せんじゃねー!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!

大魔女「……あ? ちょうどエンデリルが薬飲まされてる」

ボケ妹「なに?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタァッ!!!!!!!!!!!

ガンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「アゴっぽ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何すんじゃボケーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スカァーーーッッン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒリヒリヒリッ…
大魔女「あ…頭固いわよ!!!! この石頭!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「一人で何やってんだテメー
それより見ろ!!!!!!!」
183創る名無しに見る名無し:2012/01/13(金) 22:35:11.01 ID:AhjYmvys
でろろぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん…


メル「はぁいエリー君 もう一服」

亀「ありがてぇ…楽になってきた…気がする…」
ササー… ごっくん…



ボケ妹「…今ッ!!!!! 見たろ!!!!!?」

大魔女「……確かになんか飲ませたわね
でも胃腸薬かなんかじゃないの」

ガタァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「ア…アレはッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「ど…どうしたねこちゃん!!!!!!?」

ねこ「あ…あれ…薬なんかじゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
正真正銘の毒だよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「な…なに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ど…どういうことだい!!!!!!!!!!!!?」

ねこ「アレは………弱毒『蛇』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
かつて暗殺用に使われた禁断の毒!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「弱毒……?」

ねこ「『蛇』の毒性は弱くて一度にちょっと摂取したくらいじゃすぐには死なないの
でも『蛇』の毒は体に留まり決して消えないんだよぅ
だから『蛇』の摂取を続けると 毒はどんどんと積もっていってそれが許容量を越えるといよいよ毒の症状が現れるの
毒の症状が表れるとジワジワと体を蝕まれ ジワジワと体の機能が弱り最後は死ぬ…
大昔のスパイや暗殺者が好んで使った毒だよぅ…
獲物をジワジワと弱らせ息の根を止めるサマから『蛇』と名付けられた悍ましい毒…」

ボケ妹「ど…毒…やはり…!!!!!!!!」
ドクンッ…

ボケ妹「………!!!!」


――― ジワジワと弱らせてく毒…… ―――


ドクンッ… ドクンッ…
ボケ妹「まさか……エンデリルが日に日にやつれてくのは……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ビキィッ…!!!!!!!!!!!!!


ボケ妹「あ の ア マァ ッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビキビキビキッ…ブチィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
184創る名無しに見る名無し:2012/01/13(金) 23:02:17.02 ID:AhjYmvys
ボケ妹「許さねェッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どういう目的かしらねェが…間違いなくあの女はエンデリルを殺そうとしているッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンデリルの無い金を搾り取るばかりかッッ…命までッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
許さない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブチッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ殴るッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ウンコ メコレ」
ブリッブブーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「ほべれビやァーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンガラガッチャアァーー!!!!!!!!!!



メル「なんだか向こうが騒がしいわん」

亀「アグレッブルなお客がいるみてぇだな」



大魔女「まぁ落ち着きなさいよ」
シャリシャリ

ボケ妹「落ち着いてられるかーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キュウリ食ってんじゃねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「急くなって何度も言ってんでしょ」

ボケ妹「急くも何も今のは確定的に明らかだろーが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あいつはエンデリルに毒を盛ってんだッ!!! 許せねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「それが誤解かもしれないでしょ
あれは一種の食毒健康法かもしれない」

ボケ妹「そんなのねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんな矛盾した健康法ねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!



亀「さて…体調も良くなったしそろそろ出ようぜ…」
ゲッソリ

メル「…そうだね」



ボケ妹「あっ!!! 出てく!!!!!!!」
185創る名無しに見る名無し:2012/01/13(金) 23:27:36.33 ID:AhjYmvys



メル「次どこ行こっかー」

ふらふら
亀「そ…そうだな…」



ボケ妹「……見るからに弱ってる… 大分毒が回ってるじゃないか…」

大魔女「……ねこ その毒はなんとかなるの?」

ねこ「うん… ……もう廃れた毒だけどウチ(土竜の里)になら解毒剤があるはず…
解毒剤を使えば死んでさえいなければ『蛇』の毒を消せるよぅ
死んでさえなければねぇ…」

大魔女「だって 良かったじゃない」

ボケ妹「死んだらどうすんだ……」

トリスタン「………」
キュッキュッ… トン…
【南無〜】

ボケ妹「勝手に殺すなーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まだいたのかお前!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「……でも『蛇』なんて毒 あんな普通そうな女の子がどこから調達したんだろう…」

ボケ妹「とにかく!!! いいか!!!!!!
もし次あの女が妙な真似したら次こそ私様は飛び出るよ!!!!!!
止めたってもう止まらないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「勝手にしなさいよ」

ボケ妹「よし…」



メル「エリー君ここ〜〜!!!!!!!」

亀「え……ここかぁ?」



ボケ妹「む!!!!!!!!!!!!!?」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

【ワニショップ】



ボケ妹&ねこ『ズコ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドンガラガッチャアァー!!!!!!!!!!
186創る名無しに見る名無し:2012/01/13(金) 23:34:08.49 ID:bZHEsneH
だんだんあからさまになってきたなw
187創る名無しに見る名無し:2012/01/14(土) 00:16:19.07 ID:EZspQGAy
ボケ妹「ワニてッ!!!!!!!!!!!!!!! おいワニてッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「まぁまぁ鼻息荒くしないでよ ワニが何よ まさかあの女がワニで亀を食い殺させそうって考えてるとでも?」

ボケ妹「それ以外にッ…」

大魔女「あんた視野が狭まってるわよ そうとは限らないでしょ
それに 亀はでかい鮫倒したんでしょ? ワニなんてどうってことないわよ」

ボケ妹「ムムム… まぁもう少し見とくか…」


――― 店内

メル「店員さ〜ん 人喰いワニ下さい」


ボケ妹「ズコ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンガラガッチャ〜〜〜!!!!!!!


亀「ひ…人喰い!!?」

メル「きゃはっ 嘘だよぉ そんなのいるわけないじゃんっ」


ボケ妹「なんだ冗談か…」
フィ〜…

大魔女「あんた大変ね」


メル「店員さん 予約してたアレ…ください」

不審な店員「オヒョヒョ こいつですにぇ〜」
スッ

小ワニ「きゅーきゅー」

メル「きゃ!!! かっわいぃ〜〜!!!!!!!!!」

亀「なんだこのミニマムな…ワニか? しかし5cmくらいしかねー…まるで普通のトカゲ…」

メル「これは『ミニマムンミニワニ』 世界一小さなワニ!!!!
メルずっとこれ飼いたくてねーー!!! きゃっ! かわい!!!!!!!!
この子はメルが予約してたやつだからメルが払うよー!!!!!!」

亀「そ…そうか はは…ワニもこう小さいとかわ………いい…な? よしよーし…」
そー…

小ワニ「ワギャー!!!!!!!!!!!!!」
ガブリ!!!!!!!!!!

亀「ぐわたーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女「普通のワニショッピングだったじゃない 取り越し苦労だったわねチロリーン」

ボケ妹「………」
188創る名無しに見る名無し:2012/01/14(土) 00:34:48.67 ID:EZspQGAy
小ワニ「きゅーきゅー」

メル「かっわい〜」

亀「メ…メルちゃんは爬虫類大丈夫なのか 女子にしては珍しいじゃねぇか」

メル「まぁね〜
…そろそろ暗くなって来たね」

亀「そうだな 今日も一日がかりのデート…だったな」

メル「楽しかったよ……」
ポッ…

亀「そ…そうか ぼ…僕もだぜッ…!!!!!!」

メル「楽しませてくれたお礼に…メルもエリー君にプレゼントしてあげるっ
メルがエリー君の服をコーディネートして買うよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「えぇ…? 別にいいぜ 悪いしな」

メル「そんなこと言わないでよ!!!!!!!!!
ほらこっちこっち!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「ま…待てよ!!!!!!!」



ねこ「…んにゃにゃ? プレゼントだって…随分とまともな事するねぇ」

大魔女「なんだ 疑いすぎなだけで案外まともなんじゃないの」

ボケ妹「……わかんねー!!!!!!!!
最後まで気を抜くな!!!!!!!!!!!!!!!!」



―――…

【ショッピングセンター すま村】


亀「ショッピングセンターか…
こういうところで買うのは初めてだな… 僕はいつもスーパーでしか買わねーし」

ゴソゴソ
メル「ここいいのがあるんだよーーー!!!!! 全身メルがコーディネートするからねー!!!!!!!!!!」
189創る名無しに見る名無し:2012/01/14(土) 00:48:57.94 ID:EZspQGAy
メル「まずこんなコーディネートで!!!!!!!!」

シャッ!!!!!!!!!
亀「…ふふん」
キメッ!!

メル「まず『都会のBボーイ風』!!!! 全体的にダボッとした服でまとめました〜 コートのファーがかわいいっ☆」

―――

シャッ
亀「キリッッ!!」

メル「続きまして『イケメン草書系風』!!!!! これはうって変わって全体的に大人しめ
でも靴のファーがとってもいいアクセント☆」

―――

シャッ
亀「クイッ!!!」

メル「続いて『インテリインテリ風』!!!!! インテリっぽく纏まってビシッと決まったコーディネート〜 七三と眼鏡のファーがキュンっ☆」

―――

シャッ
亀「ふっかぁ〜〜」

メル「こちらは『ファーマン風』
全身ファーに埋め尽くされて幸せ気分☆」



ボケ妹「……どれも壊滅的に似合ってねーな…」

大魔女「あの女のファーへのこだわりは一体」



――― 1時間後

メル「決まった!!!!!!!! これだ!!!!!!!!!!!!!
エリー君の服…これしかないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シャッ…
ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねちゃ〜〜ん…

亀「………これは……」
ずーん…

メル「『全身生肉ドレス』☆」

ガタンガタンガタンッ
小ワニ「ギャオォーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!! ギャッ!! ギャアオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


3人『う…うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ド〜〜〜〜〜ン!!!!!
190創る名無しに見る名無し:2012/01/14(土) 01:11:46.55 ID:EZspQGAy
ボケ妹「食わす気だろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワニにーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ま まさか」

ねこ「か 考えすぎだよぅ だってあんな小さなワニだよぅ?
あんなワニに食い殺されるのなんてどうしようもない鈍感さんだよぅ
いくらエンデリルさんでもそれは」

ボケ妹「ぐうぅ〜〜〜!!!!!!!!!
グレーだッ!!! 限りなく…!!!!!!
…と…飛び出してぇ〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!」

大魔女「抑えて抑えて」



メル「エリー君の服これで決まり〜〜〜!!!!!!
エリー君今日この格好で寝てよ!!!!!!!!
朝になったら食べていいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「こ…これで寝ろと…」

メル「この生肉鈍感のマムマム感すごいよ〜〜〜!!!!!!!!!!
これで一緒に寝たら……気持ち良さそう…だな…///」

亀「…は?」

そっ…
メル「ねっ…エリー君…
今日……エリー君の家に…泊まりたい…な…////」
ポッ…

亀「ぎょ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドキーーーーン!!!!!!!!!!!
191創る名無しに見る名無し:2012/01/14(土) 01:34:05.74 ID:EZspQGAy
大魔女「…むむっ!!
急展開だわね!!!!!!! お持ち帰りよ!!!!!!!!!!!」

ねこ「あ…あやや〜〜〜!!! こんな会話聞いてちゃっていいの〜〜!!?///」

ボケ妹「家っつってもアイツ………」



ワナワナワナ
亀「家………僕のマイホームに…か…?」

メル「うん ………ダメ?」

亀「ダ…ダメな事はないが… ……何すんだ? 僕んちで」

メル「色々…☆ とりあえず2人きりになりたいナ…」

亀「ぐっ………………
………………………………いいぜ」

メル「やった!!!!! エリー君の匂いが染み付いた家に行けるんだ…!!
体がポーッとしちゃうよ…」

亀「じゃ…じゃあ行くか こっちだぜ」



大魔女「…追いましょう」

ねこ「え…えぇ…行くの…?」

ボケ妹「………」

トリスタン「………」
【ドキドキ】

――― バケツ町

大魔女「……ついて来たらなんか高級住宅街っぽいいけ好かない所に着いたわ」

ねこ「こ…こんなとこにエンデリルさんの家が?!!!」

ボケ妹「い…いや…あいつはこんな一等地に住んじゃいない…
一度行った事があるけど もう三等地どころか廃棄されたよう土地にひっそり立ってるアパートだったはずだよ
基本的に住まいには帰らないからどこでもいいって言ってたが…」



亀「ここだぜ」

メル「わ〜〜!!!!」

ジャジャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《それは物凄い高層マンションだった!!!!!》


3人『なにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブー!!!!!!!
192創る名無しに見る名無し:2012/01/14(土) 15:38:31.70 ID:EZspQGAy
ボケ妹「オイオイオイオイ なんだいこの高そうなマンションは!!!!!」

ねこ「! ま…まさか彼女に見せる時のために借りたのかな……」

大魔女「…どこからそんな金が出たのよ
女も相当だけど亀もバカね」

ボケ妹「…あの野郎〜……
…で どうするか… セキュリティも凄そうなマンションだから忍び込むにはつらいな…」

ねこ「じゃあマンションの横の同じくらいの高さの謎の廃ビルから覗こうよぅ!!!!!!!!!!!」

大魔女「名案ね そうしましょ」


―――…

ウィ〜〜ン… チーーーン コ


亀「ここが僕の部屋だぜ」

メル「いや〜〜ん!!!! エレベーターから直通で部屋なんて素敵!!!!!!!
しかも最上階だなんて!!!!!! やっぱりエリー君は実業家だから凄いね!!!!!!」

亀「ま…まぁな
(本当は実業家じゃねぇけど似たようなもんだろ…)」

小ワニ「きゅーきゅー!!」

メル「あっごめんね! ずっと狭い所に居たくないみたい! この子!
ねぇエリー君 お風呂借りていい? この子今夜はお風呂で我慢してもらうわ」

亀「か…構わねぇが… ………今夜…って…
メルちゃん…まさか…」

メル「うん お泊りするよ?」

ブーッ!!!!
亀「は…はんほッふ!!!!!!!!!!!!!!!!」

メル「ダメ?」

亀「……ダメじゃねぇけど… ベッドはかさねぇぜッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

メル「うんわかった」

亀(なんてこった……)
ドクドク…
193創る名無しに見る名無し:2012/01/14(土) 22:34:59.76 ID:EZspQGAy
――― 隣の廃ビル


ねこ「うん…お泊りするよ…?
ブーッ!!にゃんほッふ!!!!!
ダメ? ダメじゃにゃーけど…ベッドはかさにゃーぜ…
うんわかった
…………って言ってるよぅ」

ボケ妹「な なるほど」

大魔女「読唇術はいいけど妙に演技入ってて気持ち悪いわね 控えなさいよ」

ねこ「だ…だってぇ…気持ちが移っちゃうんだもん…」

大魔女「じゃあ魔法使いましょ」

カーッ!!!!!!!
ねこ「あるんなら最初から使ってよぅぅッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「トーチョー シューティン メコレ」
ピュインッ!!!!!!!!!!!!!


ピュルルルルルル… パチュンッ!!!
《エンデリルの部屋の窓になんかついた》

ピコン… ピコン…



大魔女「これでOK」

ボケ妹「でも聞こえないよ」

大魔女「窓についた魔法装置から発っせられる音声を拾う受信機が必要よ
それは今から作る ねこ」

ねこ「にゃ?」

大魔女「ジュシン メコレ」

ピキュイィィィィィィッ!!!!!!!!!!!
ねこ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


パクパクパク
ねこ「何か食べるか?
今はいらないかな〜
そ そうか ジンジャーエールのもうぜ」

大魔女「こうして受信機の出来上がり」

ボケ妹「さっきと同じじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!
194創る名無しに見る名無し:2012/01/14(土) 23:39:05.22 ID:EZspQGAy
―――


メル「ジンジャーエールよりなんかお酒飲みたいな
エリー君にお酌したいなぁ〜〜」

亀「残念ながら高濃度ヘルス男の僕は酒は嗜まないんだぜ
ジンジャーエール飲もうぜ」

メル「もぉ…エリー君たら本当に草食系なんだから☆
いいよ☆ ならジンジャーエールでお酌するよ☆」

亀「よ…よし 今用意するぜ…」

―――


プシュ… ジュ〜〜…

メル「じゃあ カンパ〜〜イ! よいしょ」
そっ…

亀「ブッ!!!!!!」

メル「エリー君の…隣がいいな…」

亀「そ…そうか ゲ…ゲプ〜〜」

メル「きゃっ!!! もぉ〜ゲップなんて…かわいいっ」

亀(緊張してゲップが上がっちまったぜ…!!)



―――…

パクパクパク…
ねこ「エリー君ってなんで帽子被ってるの?
あぁ…これはな 僕は癖の無いストレートな髪なんだが この特徴の無い髪が嫌で帽子被ってんだ 内緒だぜっ…」

ボケ妹「ほうほうなるほど」

大魔女「めっちゃどうでもいい」
195創る名無しに見る名無し:2012/01/14(土) 23:52:22.15 ID:EZspQGAy
t
196創る名無しに見る名無し:2012/01/15(日) 00:15:24.99 ID:Wi6MgdN/
パクパクパク…
ねこ「………
な…なんだ? 僕を見つめて
…エリー君の顔…カッコイイ…☆
まっ…まぁな!!! 僕ほどの優良顔はそうそうないぜ
…もしエリー君とメルに子供が出来たら…とってもかわいい子供が生まれそうだねっ
は…はんほっふ!!!!! 飛躍しすぎだぜメルちゃん!!!!!!!!!
うふふ」

大魔女「…人が聞いてるのも知らずに居心地の悪い話しやがって… いたたまれないわよ!!!!!!!!!!」

ボケ妹「うーむ…さっきから普通の話ばっかりしてるね…
あの女 家に来てから嫌に大人しくて不気味だよ」

大魔女「やっぱり疑いすぎなんじゃないの
ねぇもう帰りましょーよ どっかそこらへんでエビフライ食って帰りましょーよ
これ以上居たって気分悪くなるだけだわよ」

ボケ妹「まぁ待て……」




メル「ふわ〜ぁ なんか今日は疲れたなぁ〜」
のび〜 ツルッ!!!!!

メル「きゃ!!! ジンジャーエールの入ったグラスが!!!!!!!!!!」

ビチャアァ〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「うぉっ!! つめてッッ!!!!!!!!!!!」

メル「エリー君!!!! ズボンにジンジャーエールが!!!!!!
今拭くね!!!!!!!!」
ゴシゴシ

亀「ももも゙ーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ま…待て!! 自分で拭くぜ!!!!!!!!!!!
それよりメルちゃんの服も濡れちまったぜ!!!!!!」

ビチャー…
メル「きゃっ ホントだぁ… うぅぅ… どうしよう…
…………そうだッ! ねぇエリー君 お風呂貸してよ」

亀「あ…あぁかまわねーぜ」

メル「ありがと☆ じゃあ…借りるね…☆」
スッ…

メル「………エリー君…」

亀「?」

メル「…………待っててね…」
ニコ…

亀「!!!!!」
ゴ…ゴクリッ!!!!!!!!!!!!!
197創る名無しに見る名無し:2012/01/15(日) 00:23:51.34 ID:Wi6MgdN/
シャワワ〜〜〜〜〜〜《シャワーの音》


亀「………」


チク… タク…


そわそわ
亀(……………)


シャワワ〜〜〜〜… チク…タク…


スッ… スタスタスタ
亀(………)


スタスタスタ…
亀(……………)


スタスタスタ ぐるぐるぐる
亀「…………」


ピタッ…
亀「…………」

亀「スゥ〜〜〜〜… ハアァ〜〜〜〜〜…」
《深呼吸》



―――

ボケ妹「………おいアホ 全部見えてるぞ」

大魔女「あの挙動 もう本当あれね
あいつ隠れチェリーだったのね」
まぁそんな気はしてたけど
198創る名無しに見る名無し:2012/01/15(日) 01:12:37.95 ID:Wi6MgdN/
シャワ〜〜〜〜〜〜〜〜…

亀(………遅ぇなメルちゃん ……………)

ウトウト
亀(!? …なんだか眠たくなって…きやがった…
なん……で……)
よろ〜〜〜…

ドサ…
亀「ゼットゼットゼットゼットゼット…」




ボケ妹「た…倒れた!!!!? ど…どうした!!!?」

ねこ「ゼットゼットゼットゼット… た…たこチロリーン…」

大魔女「…寝てるわね 何故急に?」

ボケ妹「ジンジャーエールに睡眠薬でも入れられたか?!
くっ離れすぎて分からなかった!!!!!!!」

大魔女「いや…ただ本当に眠たくなっただけかもしれないし」

ボケ妹「あの女が戻って来てからだ…!!!!
あの女がどう出るか…!!!!!!!!」

大魔女「まだシャワー浴びてんの?」

ねこ「しーん」

大魔女「………シャワーの音は止まってるわ」

ボケ妹「どうした…?!! 来ないのか…!!?」

ねこ「………ズシーン…ズシーンッ…」

ボケ妹「ん? ズシーン?」




亀「ゼットゼットゼットゼット…」


ズシーン… ズシーン…… ズシィーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バキバキバキバキッ メキメキメキメキメキキィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大ワニ「カオオオオオオオオオオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《バカデカいワニが現れた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



3人『えぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ブーーー!!!!!!!!!!!!!!!
199創る名無しに見る名無し:2012/01/15(日) 01:44:49.74 ID:Wi6MgdN/
200創る名無しに見る名無し:2012/01/15(日) 02:01:59.59 ID:Wi6MgdN/
ねこ「なんにゃあにゃデカイワニ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ここから見ただけでも……体長20mくらいはありそうだよぅ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「あの女が買ったワニが成長したの?!」

ボケ妹「ンなバカな!!!!!!! 短時間すぎるだろ!!!!!!!!!!
あの女はどうした!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「そんなことよりヤバイわよ!!!!!」




大ワニ「コルルルル…」
くんくん

亀「ゼットゼットゼットゼット…」
にく〜〜ん…

大ワニ「…ワギャオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジュルジュル〜〜



ねこ「ま…まずいよぅ!!!! 生肉ドレスのエンデリルさんをロックオンしたよぅ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「あのデカさ…そしてエンデリルは寝てる!!!!!!!!!!!!
今度こそ無理だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタッ!!!!!!!!!!!!!!!!




大ワニ「ギャオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガパァ…
《大ワニは口を大きく開いた…!!!!!!!!!!》




ヒュウウウッ…
ボケ妹「………飛ぶ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!

ねこ「む…向こうのマンションまで!!!!!? 無茶だよぅ!! 離れすぎてる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「手を貸してやるわ」

ボケ妹「!!」

大魔女「私のフワラルであんたのジャンプ力を上げてやるから突っ込みなさい!!!!!!!!!!」

ボケ妹「…頼む!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キッ!!!!!
201創る名無しに見る名無し:2012/01/15(日) 02:20:39.29 ID:Wi6MgdN/
大魔女「フワラル メコレ」

ふわっ…
ボケ妹「体が軽い……行けるッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「頑張れーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ヒュンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





ガパァアアアア…
大ワニ「ゴルォオオオオオオオッ…」
タラタラタラ…

亀「ゼットゼットゼットゼット」

大ワニ「シュ〜…シュ〜…シュ〜…
コルルルル………ルァアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バクゥウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ガッッシャアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「させるかああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴオオオーーーーーーウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大ワニ「がぶぉおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドドォーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《エンデリルが食われる寸前!!!!!
窓から突入したチロリーンが大ワニを蹴り飛ばした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ドオオォッッ!!!!!!!!!!! ビキビキッ!!!!!!!!!
大ワニ「ガララララァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ボケ妹「食事って時にすまないね
悪いがこの男は私様の相棒…
食わすには惜しい男さ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
202創る名無しに見る名無し:2012/01/15(日) 03:16:52.16 ID:Wi6MgdN/
ねこ「や…やった!! 間に合った!!!!!
にゃ…にゃん達も行こうよぅ!!!!!!!!!」

大魔女「何言ってんのよ 私はここで見学よ」

ねこ「そ…そんなーーー!!!!!!!!!!!!
あんな怪獣みたいなのいくらチロリーンさんだって…!!!!!!」

大魔女「ふん ただのデカいだけのワニよ
いいからチロリーンにまかせなさい」


―――

ゴゴオォーーーー…

大ワニ「ギヤグウウウウウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビキビキ

ボケ妹「大分ご立腹のようだが 腹を立てるよりまず 腹を据えとくべきだね
……死ぬ覚悟を―――…!!!!!!!!!!」

カッ!!!!!!!!!!!
大ワニ「グルァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズウゥーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!
《大ワニは突進してきた!》

ボケ妹「椛龍繰!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガァッ!!!!! ズッズザァ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《チロリーンは突進を迎え撃ち 大ワニを止めた!!!!》

ボケ妹「蒼璃嵶仔!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐるん!!!!!!!!!!

ドシャアァ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大ワニ「ギャルウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《チロリーンは大ワニをひっくり返し仰向けにしてやった!!!》

ボケ妹「ははは!!! まるで降参のポーズだね!!!!!!!!!」

キッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大ワニ「ヴァヴァア〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッヴァアアアーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「!!」

《しかしワニは戦意を失わずその体勢のまま大きく顎をあけ 口の中にチロリーンを捕らえた!!!!!
そして…かみ砕かんと顎を閉じる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ガグゴオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「ふんぬ!!!!!!!!!!!!!!!」

大ワニ「!!!?」

ド〜〜ンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
《…が! チロリーンは口の中で両手両足を使い上顎下顎を受け止めそのまま踏ん張る》
203創る名無しに見る名無し:2012/01/15(日) 03:32:23.27 ID:Wi6MgdN/
ギリギリギリギリッ!!!!!!!!
ボケ妹「食われるか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大ワニ「〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

ねこ「す…すごい! チロリーンちゃんあんな大きなワニの顎の力に抗ってるよぅ!!!!」

大魔女「さすがバカ力」


―――

大ワニ「ウグググゥ〜〜〜!!!!!!!!」

ボケ妹「私様は食えやしないよ!!!
ソラァッ!!!!!! 天乃昇靆武!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドスゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

大ワニ「ぎるル〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!」
パッカ〜

《チロリーンは大ワニの(下)顎に思い切りアッパーを食らわした!
思わず大ワニは口を開き チロリーンは口の中から脱出した!》

シュタッ
ボケ妹「噛みにくくて悪いね 私様は骨のある女でね」

ぐるんっ… ドシ〜〜〜〜ンッ…!!!
大ワニ「………!!!」
じり…じり… 《体の体勢を元に戻した大ワニ
しかしじりじりと後退している》

ボケ妹「戦意を失ったかい?」

大ワニ「…………」
じり………じりッッ

カッ!!!!!!!
大ワニ「ガアァウッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダウンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《大ワニはまたしても突進してきた! しかも今度は大きく勢いをつけて!!!!!》

ボケ妹「!!!!!!! ぐ!!!!!!!!!!!!!!」
ドオッッ!!!!!! ガガガガアァーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!

《チロリーンはそれを真正面から受け止めた!!!》

ボケ妹「ッ……さっきよりは重いね…
だがこんなんじゃ……」

ザリッッッ…
大ワニ「……ッ ……………アギャオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダンッッ ギュルルウゥーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「!!!!!!?」
204創る名無しに見る名無し:2012/01/15(日) 14:50:45.24 ID:Wi6MgdN/
ぐんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボケ妹「う…うお!!!!!!!!!!!!」

大ワニ「ゴシャアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐるうぅぅぅぅぅッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「ぐうぅッ!!!!!」
ぐぐぐ!!!!!!

《大ワニは急激に体を捻らせた!!!!!!
チロリーンは頑張って耐えている!!》




大魔女「あの図体でなんて動き…」

ねこ「アレは…セクシーワニひねり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《セクシーワニひねりとは…
ワニが補食の際に獲物を口にくわえたまま体全体をひねらせたり回転させたりする動作である
デス・ロールという言葉もあるがそれは後から付けられた名称で正しくはセクシーワニひねりである
この動作を人間に置き換えた場合
お尻を突き出して顔をちょっとだけ振り向かせる動作がソレである(親指をちょっと甘噛みしながら振り向くと尚良し)》

大魔女「鰐皮ごときがなかなかの武闘派ね」

ねこ「ま…またやる気だよぅ!!!!!!
し…しかも今度は回転する気だ!!!!!!!!!!!
チロリーンちゃんの体が引きちぎれちゃうよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




ぐぐぐぐ!!!!!!!!
大ワニ「オオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダァンッ ぐるるうぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボケ妹「!!!!! うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
205創る名無しに見る名無し:2012/01/15(日) 15:11:04.62 ID:Wi6MgdN/
ボケ妹「フンンンンンンンゥッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐぎぎぎッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《大ワニのセクシーワニひねりが炸裂!!!! しかしチロリーンは耐える!!!!!! …だがッ!!!!!!!!!!!!》

ズシィッ!!!!!!
ボケ妹「うぐ!!!!!!!!!!!!!!!!」



ねこ「あにゃあ!!!! 耐えてるけど…これじゃ大ワニを持ち上げてるような状態!!!!!!!!!!
あのワニ何十トンもありそうだよぅ!! 潰されちゃうよぅ!!!!!!!!!!!」



大ワニ「ガルルルル!!!!!!!!!!!!」

ぐぐぐぐッッ ズッシィイイイイッ!!!!!!!!!!
ボケ妹「ぐぅぎぎィイイイイイイイッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大ワニ「ガロロロロロロ!!!!!!!!!!」
ズシッ… ズシッ…

ボケ妹「ッッッ………負け…………」


ボケ妹「……ッ〜〜るかよォーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

《チロリーンは力強く床を踏んだ!!!!!》

ボケ妹「でいッッッッりゃああぁーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐうぅん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大ワニ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ぐるるんッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドシャアアアアァーーーーーーーーーーーーーーーンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大ワニ「ギャギャオォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」




ねこ「す…すごい!! セクシーワニひねり…返しッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大ワニを逆に回転させて床にたたき付けたよぅ!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「よし!!!!!」
206創る名無しに見る名無し:2012/01/15(日) 21:18:31.70 ID:Wi6MgdN/
大ワニ「ア…ガ…ガ…」
ピクピク…

ボケ妹「頭から床にたたき付けてやったから軽い脳震盪だね
トドメを刺してやるよ!! 喰らえ! 必殺奥義!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



大魔女「バクサーレ シューティン メコレ」
ビュコォ!!!!!!!!!



ビュイイイィ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チュッッドオォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大ワニ「ギュアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジュッ!!!!!!!!!!!!!!!
《大ワニ爆死!!!!!!!!!!!!》

ボケ妹「おいしいトコ持ってかれたーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



大魔女「いえーい」

ねこ「フ…フーリャンちゃん…」



ボケ妹「あ…あのやろー…なんて陰湿な野郎だ…… 最後に全部持ってきやがって…」

プスプスプス… しゅうううううううう…
ヒュオオオオオオオオオオオ……

ボケ妹「しかしこりゃひでーな…
ワニと最後のフーリャンの魔法で部屋がめちゃくちゃだ… 屋根なんてブッ飛んで星が見えるよ」

亀「ゼット…ゼット…ゼット…」

ボケ妹「ったく いい気なもんだ これだけのドタバタが終わっても起きやしない
………って終わったっつっても最後はフーリャンに取られてあんまスッキリ……」


バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メル「なんだテメエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メル「!!!!!!!!!!?」

《チロリーンの背後からメルが金属バットを振り下ろした!!!!! しかしチロリーンはそれを楽々止めた!!!!》

ボケ妹「……そういやまだお前がいたな …よう 詐欺師」
ギンッ
207創る名無しに見る名無し:2012/01/15(日) 22:00:55.54 ID:Wi6MgdN/
メル「あ…あんた…何なのぉ!!!!!!!!!!!!!?
こいつ…エリー君の仲間!? ……魔法使い!!!!!?」

ボケ妹「何なの…か その質問はいい……」
ヒュッ!!!!!!!

ガシッ!!!!!!!!!! グギィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メル「ぐいぃッ!!!!!!!!!!!!?」

ギリギリギリギリッ…
ボケ妹「……だがそれを聞きたいのはこっちなんだよ 詐欺師女!!!!!!!!!!」
《チロリーンはメルの手首を超捻った》

メル「い…いだいぃッ!!!!!!!!!!!!
こ…この力…こいつ人間じゃないぃっ!!!!
あんた何なのよぉ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
水に浸けると巨大化する改造クローン体の『(体積が)ふえるワニ』を倒すなんて…化け物ォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「…やっぱり今のワニはお前が差し向けたやつかい
お前の目的はなんなんだい 何故エンデリルの命を奪おうとする?」

メル「……う…うるさい!!!!!!!!!
あ…あんた…魔法使い…じゃないな…!!!
純粋な人間がなんで魔法使いに味方するのぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
あったまおかしいんじゃないの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「………! ……………
……その言い方… …分かったよ お前の正体…」

メル「! …………」

ボケ妹「…お前 『魔反会』だね」

ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メル「ぐぎッッ……!!!!!!!!!」
208創る名無しに見る名無し:2012/01/15(日) 22:43:43.63 ID:Wi6MgdN/
《魔反会…
魔法使いを完全否定する集団》



メル「…ぐうぅっ…」

ボケ妹「それなら全てが納得いく
エンデリルを借金に追い込んだり 毒やワニまで使って殺そうとした理由も…!!!
お前は魔反会から派遣された殺し屋かい…!!!!!!!」

メル「…………」

ボケ妹「もうねこ被る必要はない!!!!
ハッキリ言ったらどうだい!!!!!!!!!」

ビキッ!!!!!!!!!!!!!!!!
メル「そうよぉ!!!!!!!!!!!!! 文句あんの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メルは魔なる奴らをブチ殺す聖なる役目を担った魔反会からの使徒よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたの言う通りそこのエリー君……… 吟遊詩人魔法使いのエンデリル・デヴァーを殺す命を受けたのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう少しでッ…もう少しで憎たらしい魔法使いを一匹ブチ殺せたのにさああぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「おいおい…かわいらしい女の子が物騒な言葉吐くんじゃないよ」

メル「うるさいわよぉ!!!!!!!!
ホントッ……なんなのよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
純粋な人間なのに魔法使いと親しく出来るなんてメルには理解出来ない!!!!!!!!!!!!!!!!
忘れたわけじゃないでしょお!!? 魔法使いはずっと昔に世界を魔法で支配して純粋な人間達をすごく苦しめてたんだよ!!!!!!!!!?
つまり魔法使いは全ッ員…犯罪者なのぉ!!!!! 裁くべきなの!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「うるさい」
ぐいっ ガガンッ!!!!!!!!!

メル「ぐみゅう!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「生憎私様は“今”を生きる人間だ 大昔のことなんか関係ない
ただこいつは私様の大切な相棒…仲間だ
仲間を助けるのは当然のことだろう?」
209創る名無しに見る名無し:2012/01/15(日) 23:55:14.20 ID:Wi6MgdN/
210創る名無しに見る名無し:2012/01/16(月) 13:19:25.05 ID:u8l/w9wT
メル「ううぅっ…もう少しだったのにぃ…!!!!
媚薬を使ってあのバカ男を骨抜きにしてここまで行ったのにぃいいいいいッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「媚薬…? ……まったく随分と古臭い手に引っ掛かったもんだなエンデリルも」

メル「くやしい!!!!! ちくしょう!!!!!!!!!!」
バタバタァッ

ボケ妹「残念だったね…
………しかしだ 媚薬の効果もあったとはいえエンデリルはお前のために お前を喜ばせるために色々と尽くして来たんだよ
そんな中で多少はエンデリルに情が移ったりしなかったのかい」

メル「…………」


メル「そんなの あるわけないじゃん」
ゴゴォッ!!!!!!!!

ボケ妹「………」

メル「演技でもなきゃあこんなチョンマゲチビと付き合うわけないじゃん!!!!!!!!!!
こんな奴と本気で付き合うくらいなら性転換して局部をさらけ出したままバンジージャンプして地面に激突して死ぬし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「バカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バィキッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メル「ぐぴゅーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「死ぬなんて軽々しく言うんじゃねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
人間死ぬ気になればなんだって出来るんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メル「じゃああんたこいつと付き合えるん?」

ボケ妹「私様は嫌だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
絶ッッ対嫌だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メル「えぇーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
211創る名無しに見る名無し:2012/01/16(月) 13:42:16.43 ID:u8l/w9wT
メル「言ってる事がめちゃくちゃッ…」

ボケ妹「とーーーにーーーーーかくッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前は許さないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
純なこのバカをたぶらかしてギリギリまで追い詰めた罪は重い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュッ ギュウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!

メル「ひっ…」

ボケ妹「お前を…殴る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!

メル「ひっ…いぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!?」

ボケ妹「痛いから…すぐに医者に見てもらえ
まぁ死にはしないから安心しろ」
グググッ

メル「いやーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 痛いの嫌〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジタバタジタバタ

ボケ妹「『彦国儿芽留榎卞孑…“300冥秉佛鳶乃渓”』ーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドウッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドドガドギュウウッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メル「メ…メコォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッシャアァ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!

ドビュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《殴られたメルは壁を突き破り彼方までフッ飛んで行った………》


ボケ妹「………病院まで飛んでいきな」



―――…

病院


ヒュルルルルル…

バッリ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドザアァーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メル「むきゅ〜〜」
ちーん…

医者「きゅ…急患だーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
急患が突っ込んできたーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーーーーーン!!!!!!!!!!!
212創る名無しに見る名無し:2012/01/16(月) 14:05:11.18 ID:u8l/w9wT
ヒュ〜〜〜〜〜〜〜……

ボケ妹「……あ しまったな あの女の袖掴んで殴ったから袖がちぎれちまったみたいだな
悪いことしたね …まぁいいか」
ポイッ

スタンッ
大魔女「まったくめちゃくちゃするわね」

ボケ妹「フーリャン!!」

大魔女「部屋がメッチャクチャ こりゃもうダメだわね」

ボケ妹「そりゃあの大ワニが暴れたわけだし… お前が魔法撃ったわけだしッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「でもあの子がまさか魔反会からの刺客だったなんて …ハニートラップってやつだねぇ」

大魔女「ったく あの連中は相変わらず回りくどい真似しやがるわね
前に私のトコにも似たようなのが来たけど」

亀「ゼット…ゼット…ゼット…」

ボケ妹「いい気なもんだね まだ寝てる
さて問題はここからだ あとはこいつが傷付かないようにしなきゃ
騙されてた事は黙っておいて あの女が勝手にいなくなったって事にしておこう
最初はショックだろうがそのうち吹っ切るだろ」

大魔女「じゃああの女を装って書き置きでもしときましょ えーと紙紙… …これでいいわね」
ペラ… ビチャ〜〜ン…

ねこ「か…紙だけど鰐の血で真っ赤だよぅ」

かきかき
大魔女「問題ない 問題ない
シンプルに『さようなら』……っと これでいいわね」

ボケ妹「OKOK じゃあ置いといて… よし…これなら安心だ!!!!」

大魔女「じゃあそろそろ帰りましょ」

ボケ妹「そうだね」

ねこ「こ…このまま帰るの?
めちゃくちゃになった部屋と真っ黒焦げで死んでるワニはどうするの?」


プスプス…
大ワニ「―――」
ちーん…


大魔女「そればかりはどうしようもないわ 鰐肉って気分でもないし 放っときましょ
さて…じゃ チロリーンなんかおごりなさいよ」

ボケ妹「あぁいいよ 3人でなんかおいしいもの食べよう」
スタスタスタ…

ヒュ〜〜〜…
ねこ(い…いいのかなぁ…)
ズーン…
213創る名無しに見る名無し:2012/01/16(月) 19:21:33.77 ID:u8l/w9wT
214創る名無しに見る名無し:2012/01/17(火) 03:51:19.94 ID:NYOOq/Im
濡れフーリャンだと
215創る名無しに見る名無し:2012/01/17(火) 12:28:10.14 ID:v1rqP+RN
―――


亀「………うーん……… ……ん……」

亀「はッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガバァ!!!!!

亀「…………」


亀「……ふぃい〜〜…よく寝たー…」

亀「………?」

亀「アレ? メルちゃん…?
オーイ メルちゃーん!!!!!!
…!? は…はうあッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ド〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プスプスプス…


亀「う…うわあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんじゃこの惨状はァーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!


プスプスプスプス… ヒュウウウウウウウウ…

亀「真っ黒焦げじゃねぇか!!!!!!! 屋根ねーし!!!!!!!!!!!!!!!
なんか香ばしい匂いがするなと思ったら僕の生肉ドレスも焼肉ドレスなってるじゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにゆえーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!

亀「!!!!!? う…うわ!!!!!!!!!?」

ブスブスブス…
大ワニ「―――」
ちーん…

亀「ぎょ…ぎょえぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ア…アリゲートゥアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
な…ッ これ…!!!? メルちゃんの買ったあの小さいやつか…!!!!?
なんででかくなってんだあ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

亀「そ…それよりメルちゃんは…
お…おーい!!!! メルちゃん!!!!!! メルちゃ〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガササッ!!!!!!

亀「ん? これは……手紙?
…なんて下手な字だ… なになに…『さようなら』………?」
216創る名無しに見る名無し:2012/01/17(火) 12:41:50.99 ID:v1rqP+RN
ドキドキ…
亀「さようなら… 一体これは…
メルちゃん…なのか…?
ど…どうして…どうしてなんだ!!!!!!!?
…は!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「これは………メルちゃんの服の切れ端!!!!!! なんでこんなものが…」


ヒュウウウウウウウウ〜〜〜〜〜〜〜〜……


ぽくぽくぽくぽくぽくぽく… チーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


亀「……巨大なワニ……いないメルちゃん……メルちゃんの服の切れ端……
そしてこの手紙…… まるでカタツムリが這って書いたような…フニャフニャした字は…
最後の力を振り絞って書いたかのよう…!!!!!!!!
そしてよく見りゃ…この手紙……… ち…血だらけだ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタガタガタガタガタガタガタ…



妄想メル「エリー君……さようなら………」

妄想大ワニ「あぎゃああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
むしゃむしゃ



ワナワナワナワナワナワナワナ… ガタガタガタガタガタガタガタ…
亀「メ………」

亀「メルちゃんがワニに食われたああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒィアアアアアアアアアアアアアアアアああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッシャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



《チロリーン達は見事悪女からエンデリルを救った!!!
しかし結局エンデリルの心には多大な傷を残してしまったのだった……》


217創る名無しに見る名無し:2012/01/17(火) 15:04:58.58 ID:v1rqP+RN
―――…

病室………

メル「うぅー…痛いよぉ…痛いよぉ…」

メル「ち…ちくしょうぅ…あの化け物女のせいで何もかもパアよ…」

メル「と…とりあえず本部に戻らなきゃ…
でもなんて言い訳すれば………」


ザアァ…

??「言い訳を考える必要なんてないわよー」


メル「?!!!! こ…この声は…!!!!!!!!!!!」

シャッ…
??「ザマァないわねー」

メル「と……“特務班”…班長……!!!!!!!!!」

??「なに失敗してんだよ クズッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

メル「………予期しない邪魔が入って…」

??「言い訳なんて聞きたくないよさ
……あんたの存在なんてハニートラップ以外でなんの価値もないのに それに失敗するなんて
もう用無しだわ」

メル「そ…そんな!!!!!!! チャ…チャンスを!!!!!!!!!!
もう一度チャンスをください!!!!!!!!! お願いです班長!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スッ
??「……んん〜 あんたは本当にかわいい顔してるよねぇ」

メル「…?!!!」


バキュウゥーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!


メル「ぎゃッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

??「だからいけ好かなかったんだよ
その一発で許してやるから二度とあたいの前に顔見せんなよ
……ペッ!!!!!」

ビチャッ!!!!!!!
メル「フヒュ〜〜… フヒュ〜〜…」

??「はースッキリした かーえろ」
スウゥゥ…



――― おわり…
218創る名無しに見る名無し:2012/01/17(火) 18:28:28.30 ID:v1rqP+RN
…―――――


―――――――…



フーリャン宅 …



ちゅんちゅん…

キキルコッコー!!


大魔女「……んん…あぁー
………朝か よく寝た… ふわぁ〜〜〜〜」
ぐぐ…

大魔女「あれ…腕伸ばせない……って
そうだった 私もう両腕使えないんだった
魔体術『ブロウドライブ』」
ヒュルルル…

グイィ〜〜〜〜ン
《フーリャンの腕は風を纏った
その風の力を使いフーリャンは普段のように腕を駆動させるのだ》

大魔女「さてと」
ギシ…


バタバタバタバタバタバタバタ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「フーリャンちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「なによねこ 起きしなからイキナリ」

ねこ「布団くらいにゃんが畳むよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「はあ? んなもん子供じゃないんだから自分で出来るわよバカ」
スッ

ねこ「ダメだってぇ!!!!!!! 怪我した腕なんだからぁ!!!!!!!!!!!!」

大魔女「! …………
なんだそれでか… 腕は大丈夫だって言ってるじゃないのよ
まったく これまで普通にやってたの見てたでしょうが
それなのに腕の事知った途端にあんたときたら」

ねこ「でも魔法で自然に腕を使えてるとはいっても 魔法を解除したら動かなくなるのは事実でしょ!!!!?
にゃんもう心配で心配でさぁ!!!!!!!!!!
ほら布団はにゃんがやるから!!!!!!!!!」
テキパキテキパキ

イライラ…
大魔女「こいつ…」
219創る名無しに見る名無し:2012/01/17(火) 18:46:32.19 ID:v1rqP+RN
ねこ「じゃあフーリャンちゃん 朝ごはん食べよぅ」

大魔女「それはいいけど」

バーーーーン!!!!!!!!!!!!

大魔女「なんでさも当然のようにあんたが私の隣に椅子並べてんのよ
いつもは向かい合わせか 床でしょうが あんたは」

ねこ「フーリャンちゃん
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん」

大魔女「なんのつもり?」

ねこ「にゃんがご飯食べさせてあげるよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はいっ あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ(はぁと」

ビキビキ…
大魔女「あーん…」
パク…
《↑とりあえず》

きゅーーんっ
ねこ「きゃ〜〜〜っ!!!!!!!
偉いよぅフーリャンちゃんっ じゃあもう一口ぃ〜〜〜〜〜
あ〜〜〜〜〜〜〜ん」

ビキビキビキ
大魔女「…あーん…」
パク…

ねこ「にゃあああああん!!!!!!!!!
フーリャンちゃん素直素直〜〜〜〜〜〜〜!!!」

大魔女「…ちょっとトイレ」
ガタ

ねこ「にゃんもついて行くよぅ!!」
キリッ!!

ブチッ!!!!!!!
大魔女「介護かーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギョギョオオォーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「ほんブバリッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
220創る名無しに見る名無し:2012/01/17(火) 19:11:47.25 ID:v1rqP+RN
プスプス… シュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
ねこ「あがががが…」
ピクピク…

大魔女「ほら これだけあんたをボコボコに出来たんだからなんの問題もないでしょう?
分かったら介護するなボケーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「うにゃううぅ〜〜〜…」

大魔女「まったく… テレビでも見よ」
ポチッ

ヴン…

テレビ「今日の『田舎へ行こう』は希代の凡町フッツーにお邪魔しています
いや〜…ド田舎ですねぇ… なんもないです…
こういうとこ見ると都会の人間の勝ち組感が浮き彫りになりますね(爆笑)
さてオープニングテーマをどうぞ」



〜〜 田舎に行きてぇ 〜〜
作詞作曲:シティーボーイつん三郎


田舎〜〜〜 田舎〜〜〜 田舎〜〜〜
田舎に行きてぇ〜〜 田舎〜〜〜〜
緑の大地に黄金色の稲が癒す心の故郷さ〜〜〜
でもコンビニがねぇのさ… コンビニまで徒歩5時間…
嘘だろッ!!!!! 週刊誌の発売が2日遅れだなんて!!!!!!!!
し…しかも……… お洒落なカクテルバーがねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
嘘だろ!!!!!!? カクテルバーがないなんて詐欺だッ!!!!!!!!!!!!
ちくしょう… こんなところに居られッか!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺は今日から都会に行きます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
都会はコンビニもあるし 本も普通の発売日に出る!!! カクテルバーもある!!!!!!!!!!!!!!!
でも… 田舎にだっていいとこはあるんだよ…
星は綺麗だし… ウブでかわいい女の子も多い…
でも俺は!!!!!! 俺は都会がいいぜぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちょっくらこれからカクテルバーに行ってきます!!!!!!!!!
ヒャッホー!!!!! 都会に行きてーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





大魔女「……………」


大魔女「そうだわ」

ねこ「にゃ?」

大魔女「ちょっと故郷にでも帰ってみようかしら」

ねこ「え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


http://loda.jp/mitemite/?id=2763.jpg
221創る名無しに見る名無し:2012/01/17(火) 23:51:14.10 ID:v1rqP+RN
ねこ「……え? …………え?!
な……なんで急にそんな…」

大魔女「別になんとなくよ
今の唄聞いて帰郷心でも沸いたかしら」

ねこ「で…でもフーリャンちゃんは……」



《フーリャンは魔法使いではない家系に魔力を持ち生まれ 呪われた子と恐れられ生後1日足らずで山に捨てられている》



ねこ「………」

大魔女「…なにか 問題でも?」

ねこ「………まさか滅ぼしたりとか…? そんなんじゃないよね…?」

大魔女「…」

大魔女「アハハハハハハハハハハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう ねこったら そういう風にしか思えないわけ?」

ねこ「ち……違うんならいいけど…」

大魔女「まぁ そういうことはない……事もないかもねぇ?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ねこ「やめよーーーー!!!!!!!!!!
行くのやめよーよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ふふふ 善は急げよ
さっそく行きましょ あんたも行くでしょう?」

ねこ「本当に…………行くの?」

大魔女「そうよ
まぁあんた行きたくないんだったらいいのよ」

ねこ「い…行くよぅ!!!! 行く行く!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「よし じゃあ行くわよ
一応私の故郷… 田舎地方のムラ村へ!!!!!!!」
ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
222創る名無しに見る名無し:2012/01/18(水) 01:04:31.31 ID:/W94CG3s
《こうして2人はムラ村に向かった》


ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン
バサバサバサァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ねこ「ホントに行くんだね…」

大魔女「そうよ 何度言わせんのよ」

ねこ「…………フーリャンちゃん 故郷に行くのはどれくらいぶり?」

大魔女「どうだったかしら
10年くらい前に戻った事がある気がするわ
それこそブッ壊しにねぇ」

ねこ「え?!! そ…そうなの!!!?」

大魔女「まぁあの時はやめたんだけど
それから寄ってないわ」

ねこ「そ…そうなんだ…
…………ムラ村なんて全然聞かない名前だからどんな所か分からないよぅ
どんな所なのかな? フーリャンちゃん」

大魔女「………特に何もない場所じゃないかしらね
つっても私もよく分からないわよ …すぐ捨てられたんだから」

ねこ「ご…ごめん……」

大魔女「ふん……… …見えたわよ」



ヒュオオオオオ…

ババ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!


ねこ「わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……い…田舎〜〜〜〜〜…」
ズーン…

大魔女「典型的なまでの田舎ね
そうそうこんな感じだったのよね」

ねこ(……………)


ねこ(………ここがフーリャンちゃんの生まれた村…
…………フーリャンちゃんの…人としての故郷…かぁ…)
223創る名無しに見る名無し:2012/01/18(水) 12:37:45.95 ID:/W94CG3s
ねこ「す…すごい…田畑が広がる風景…
藁葺き屋根の家… びっくりするほど超田舎…
こんなところがまだ存在していたなんて…」

大魔女「…………………」
キョロキョロ

ねこ「…懐かしい?」

大魔女「…………別に
…それよりもう昼ね 腹が減ったわ」

ねこ「そ…そう? といっても急に出たからなんの準備もしてないからねぇ…
どこかに食べ物屋さんとかコンビニがあるか聞いてみようよぅ」
キョロキョロ

ヒュ〜〜〜〜〜〜ン…

ねこ「……あ!! 人だ!! あの人に聞いてみよぅ!!!!!!!!!!!!!!!」


ででーーーーーーーーーんっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《第一村人発見!!!!!!!!!!》


ヒュルルルルルルー… ストンッ

大魔女「そこの ちょっと聞きたいんだけど」

村人「ほ…ほげげーーーーー!!!!!!!!!
な…なんだべかぁー お空から人間が降ってきたべぇ〜〜〜!!!!!!!!!!!
う…うつーじんだべか〜〜〜!!!!!!? あぶだくしょんかぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!?
…でも こんなみにすかーとのデラベッピンさんならあぶだくしょんされても良いわ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!
あぶだくしょんしてけれ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あぶ〜〜〜〜〜だ〜〜〜〜〜〜くしょん〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハァハァ

大魔女「………ねこ 交代」

ねこ「え…えぇッ?!!!!!!!!!
え…えぇーと… こんにちは…」

村人「ふぉっふぉおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつはまただいなまいとオッパイの登場だべ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…あう!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バタァッ!!!!!!!!!

ねこ「お…おじいさん!!!!!!!!?」

村人「た…立てね〜〜〜 もう立てね〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!
膝枕……いや!! 乳枕してけろ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!! 乳枕してけろ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
にぱああーーっ!!!!!!!

ねこ「……」
224創る名無しに見る名無し:2012/01/18(水) 14:19:20.58 ID:/W94CG3s
村人「乳枕でもええべ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
尻枕でもええべ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とにかく柔らかいものでオラの後頭部を保護してけろぉ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズ〜〜〜〜ン……
ねこ「フーリャンちゃん 変態だよ!!!!!!
いきなり変態だよ!!!!!!!!!!!」

大魔女「まったく 柔らかいもので枕してほしいのね?
…………(黙唱)」

ボンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
村人「お!!!!!!!!!!!!?」
ブニュンブニュンッ

大魔女「フットゥムム リルラリ メコレ」

ポミュウゥ〜〜〜〜〜ンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
村人「ふぉッあはァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
こ…こりゃ…極上の太ももだべ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
こんなデラすげや太ももに枕されるなんて幸せだぶゅ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うぉうぅ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!! スリスリスリ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ベロンベロンベッロォオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スリスリスリ ベロベロベロ


ねこ「………フーリャンちゃん…アレ…………」

大魔女「ふふ あのジジイが枕にしてるのはウンコ…
それを幻術で太ももに見せてるだけなのに… 幸せなやつ」

村人「スリスリスリスリィ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! ベンロベロ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
225創る名無しに見る名無し:2012/01/18(水) 14:33:57.62 ID:/W94CG3s
大魔女「で 私らはちょっと聞きたい事があるんだけど」

村人「ひゅうううぅ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぽにょぽにゅぽにょにょおぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「……ダメだわね 他を当たりましょう」

ねこ「そ…そうだね」


―――…

大魔女「また新しいのがいるわ」

ねこ「こ 今度はまともだといいね…」



ザ…
大魔女「そこの」

村人2「ふぉふぉが!!!?
…なんじゃべ こふぉんな珍妙な格好したオナゴどもふぁ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!
とりふぁえずパンツ見ふぇぃッ!!!! 見ふぇぃッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フガフガ

大魔女「……ねこ」

ねこ「………あ…あのー…この辺にコンビニとかありませんか?」

村人2「…なに!!?
ゾンビ!!!!!? 誰がゾンビじゃ!!!!!!!!!
ふかふがふぉおぉーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「い…言ってないよぅ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(確かにゾンビっぽいけど)
コンビニだよぅ!!!!!!!!!!!!! コンビニエンスストア!!!!!!!!!!!!!!!」

村人2「なに!!!!? “ゾンビにパンスト合う”…?
な…なんと!!!!! それは知らんかった…
今度試してみよう…」

ねこ「いや違くて…」
226創る名無しに見る名無し:2012/01/18(水) 19:13:46.13 ID:VrzYHjX/
ねこ「じゃ…じゃあ ファミレスとかないですか?」

村人2「フガッ?!!!! なにッ!!!!!!? フェチレースとな!!!!!!!!!!!!?
フォッフォッフォッフォ これはわしの出番じゃな…
お尻の横側の窪みが好きなんじ ゃふぉがが〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
めんこい娘っ子のお尻の横側の窪みにほっぺを嵌まらせるのが大好きなんじゃいふぉおぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ものは相談ふぁがチミ達のお尻の横側の窪みにワシのほっぺを嵌めらせてくれんかふぇええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
んもっんもっんもォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「にゃにゃギャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「イレバ フワラル メコレ」

カポッ バッサバッサバッサバッサ

村人2「ふぁおっふぉあああおおおお〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふぁふぃのふぃれふぁふぁふふぁふぁふぉひゃふぁひへほんへふふ(わしの入れ歯が翼を生やして飛んでいく)〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
へんふぇはへうのふぁーー!!!!!! へんふぇはへうのふぁふぁひほふふぁふぁあぁ(天へ帰るのかわしの入れ歯よ)ーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


きらーん


村人2「はんふぇほっふぁ… ふぁふぃふぉふれはふぁ(なんてこった… わしの入れ歯が)…
ふぉれふぁらほうふれはひひんふぁ(これからどうすればいいんだ)…」

大魔女「これを使いなさい
ワカメ メコレ」

にゅる〜〜〜!!!!!!!!!!!!! わっしゃしゃ〜〜
村人2「歯茎からワカメが!!!!!! これがわしのニュー入れ歯!!!!!!!!!
これから噛む度にミネラル補給が可能じゃい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ひゃほぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ネィッチャネィッチャ

テーレッテレー!!!
227創る名無しに見る名無し:2012/01/18(水) 20:29:20.40 ID:VrzYHjX/
ねこ「よ…よかったですね」

大魔女「どうやらファミレスもないようね」

ねこ「うーんじゃあ他に食べれるようなところは………
カクテルバーなんてありますか!?」
ドンッ!!!!!!!!

大魔女「なんでカクテルバー!!!!!!!!!?」

村人2「あるぞぃ」
ネチャリ

大魔女「あるの!!!!!!!!!!!!!!!?」

ネチャチャアァ…
村人2「ついて来い…」


―――…

ド〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン…

ねこ「これが…カクテルバー…?」

大魔女「なんで電車の形をしているのよ?」

ニチャ
村人2「それはここがそういう“プレイ”をするものだからにキマッとろうが!!!!!!!!!!!!!!
ここがぁ………この村名物“セクハラバー”じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「セクハラ メコレ」

ぼふんっ
マッチョ「Oh〜〜 BABY〜〜〜〜〜〜〜」
スリスリ

村人2「ぎゃ…ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
セクハラされるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワシの純潔が〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワシの純潔が〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


Oh〜… リラァ〜〜ックス… ベ〜イビィイ〜〜〜…
オーケイ… オーケイ… ヘ〜〜イ ヘ〜〜イ…

アッーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
228創る名無しに見る名無し:2012/01/18(水) 21:26:57.90 ID:VrzYHjX/
村人2「ぜぇー…ぜぇー… は…激しいじゃ〜〜〜〜……」

大魔女「ふん こいつもまんまと幻術にかかっているわね」

ねこ「不憫な…」


―――… そして

きらきらきらきら
村人2「新世界見たっス!! 新しい門が開いたっス!!!!」

大魔女「それは良かったわね
で どっかここらへんに飯食べれるような店はないの?
この際ヂャスコとかでもいいわよ」

村人2「ヂャスコなんてないっス!!!!!!」

ねこ「ないかー…」

村人2「イオソならあるっス!!!!!!!!」

ねこ「そっちか!!!!!!!!!!」
ずてっ

―――…

ねこ「あややー…
やっと聞き出せたねぇ とりあえずイオソに行ってなんか買おうよぅ」

大魔女「そうね…」
キョロキョロ…

ねこ(フーリャンちゃん… 景色を見渡してる…)


まるで自分の中に残ってる微かな故郷の景色を探してるみたい…
捨てられたとはいえ…ここはフーリャンちゃんの“人としての故郷”なんだ…
きっと思うところがある…んだと思う…

ねこ「…………」

大魔女「…………」
キョロキョロ

ねこ(……)


ここはとっても田舎… のどかでなにもない…
フーリャンちゃんの生まれ故郷だなんてとても信じられない…
ても… なんでこんな場所に生まれたフーリャンちゃんが “呪われた子”として生まれたんだろう…
…フーリャンちゃんの生まれ持った魔力は太古の魔法使いの怨霊がもたらしたものだってのは聞いた…
でも…なんでフーリャンちゃんだったんだろう なんでフーリャンちゃんが怨霊に選ばれたんだろう
選ばれたから フーリャンちゃんは人外と恐れられて 捨てられて 独りになって… 世界を憎んだ…
人から大きく離れた存在になった…
もし…フーリャンちゃんが怨霊に選ばれないで 普通の人間として生まれてたら きっと今とは違う生き方になってたはず…
………もしかしたら今より幸せだったしれないね…………

ねこ(まぁ今のフーリャンちゃんだからこそにゃんは出会えたんだけど…
…複雑だなぁ………)
229創る名無しに見る名無し:2012/01/18(水) 22:26:21.56 ID:VrzYHjX/
大魔女「…ん?」

で〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!

ねこ「神社だ〜〜〜!!!!!!!
すごーーい! こんな古めかしい神社都会じゃお目にかかれないよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ぐお!!!!!!!!」
ガクッ!!!!!!!!!!

ねこ「フーリャンちゃん!!!!? どうしたの!!!!!!!!!!?」

大魔女「ぐっ…神社から拒絶反応が…!!!!!!!
そうだわ…!! 神社は“魔”を払う…!!!!!!!!!
そして私は大“魔”女!!!!!!!!! 私は神社に近寄れないのよきっと…!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「………あの…」

大魔女「なに?」

ねこ「にゃんも一応“魔”法使いだけど
でもなんともないけど」

大魔女「なんだじゃあ気のせいか」
スタスタスタ

ねこ「ズコ〜〜〜〜〜!!!!!!!! なにゃそれ!!!!!!!!!!?
って神社入るの!!!!!!!!!!?」

大魔女「なんか香ばしい匂いがする 焼き芋でも焼いてるかもしれないわよ」
スタスタ

ねこ「え…え〜〜…? もう焼き芋ってシーズンじゃないよ…?」
冬だし

スタスタ
大魔女「……むむ?」


境内から『せいっ!! せいっ!! せいっ!! せいっ!!!!』


ねこ「な…なんか怪しい声がする…」

大魔女「気合いを入れて焼き芋を焼いてるのかもしれない …どれ」
そ〜


漢達『せいっ!!!! せいっ!!!!! せいっ!!!!! せいっ!!!!!!!』

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ねこ「わ゙〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フンドシ姿の男の人達がお尻に松明挿して火点けてるーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
焼き芋じゃなくて焼き尻だあぁーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブボボボーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
230創る名無しに見る名無し:2012/01/18(水) 23:43:10.97 ID:VrzYHjX/
大魔女「なに? なんの儀式?」

ねこ「まだ正月だからその類じゃないの…?
でもあの人達…………」



漢「コラー!!!!! 震えてる連中!!!!!!!!
その震えで松明の火が消えたら恥と思え!!!!!!!!!!!!
そんな恥さらしには明日からフンドシの股間部分とケツの部分を黄色くするぞーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなフンドシじゃフンド神から笑われるぞーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ねこ「………あの人達 フンドラーだねぇ…
しかもどこかで見たことある……」



ちちげ「お前らたるんどる!!!!!!!!! たるんどるぞーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボーボ「ち…ちちげぼっちゃん!!!!!! し…しかしこれはチィっとキツイ!!!!!!!!!!!
俺の尻がひくひくして松明を支えきれねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ちちげ「バカヤロー!!!!!!!! お前それなんのための尻毛だーーー!!!!!!!!!!!!
絡ませろよ!!!!!! 尻毛を松明に絡ませろよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボーボ「その手があったか!!!!!!!!!!
おいタツマァ!!!!!! 俺の尻毛を松明に蝶々結びしてくれ!!!!!!!!! 今すぐだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

タツマ「ふざけるでねぇー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

きーぼん「まったくオッサン達ときたら軟弱だなぁ」

ちちげ「おいオメェ お前ケツに挿してんのそれ松明じゃなくてタバコじゃねーか
アンダースモークしてんじゃねーよ 腸にニコチン取り込んでんじゃねーよ」
231創る名無しに見る名無し:2012/01/19(木) 01:03:57.67 ID:hnxMLwDi
ねこ「………あのフンドラーの人達…一時期すごい話題になった人達だねぇ…
※(http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1303749690/58
ある問題で世間から葬られたもんだと思ってたけど まだ居たんだねぇ…
でもなんでこんな場所にいるんだろう?」



ちちげ「ほらぁーーーー!!!!!!!!!
しっかりしろぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
尻に挿した松明の角度は70度に保て!!!!!!!!!!!!!! 決してそれ以下にするなよ!!!!!!!!!!!!!!」


タツマ「む…無茶っぺぇえ〜〜!!!!
尻が広がってしまうだよ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボーボ「……だが見ろッッ
そういうぼっちゃんを…!!!!!!」

タツマ「…!!!!!」


スタスタスタスタスタ…
ちちげ「ケツを引き締めろーーーー!!!!!!!!!!!!!!」
メラメラメラメラ…


ボーボ「さすがぼっちゃんだ…
ケツに松明を挿したまま…!! 角度70度のまま…!!!
平然とした顔で保っておられる…!!!!!!!!!!!!!!!
しかもあんなに動いてるのに…!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

タツマ「て……天才だべ…… 鬼才だべ…!!!!!!!!!!!!!!!!!
さすが老師の息子…!! フンドラーの魂を誰よりも色濃く受け継いでおられる…!!!!!!!!!」

きーぼん「あいつのケツ穴どうなってんだよ」
232創る名無しに見る名無し:2012/01/19(木) 01:51:23.66 ID:hnxMLwDi
ちちげ「まだまだぁーー!!!!!!!
あと3時間は続けるぞーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
……むむッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プルプルプルプル…
ナイスミールド「ヒュー…ヒュー…ヒュー…」
だら〜〜ん…

ちちげ「ナイスミールドオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様なんだその松明はーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マイナス90度!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最初燃えるチンコかと思ったわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! デカすぎだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しっかりしろ!!!!! いつまでも垂らしてんじゃねー!!!!!!!!!!!!!!!!
もっかい尻に挿し直せーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ナイスミールド「もうダメです…
尻が……尻が裂けそうです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ちちげ「尻だぁ!!!!!!!!!!!!?
尻がなんだってぇー!!!!!!!!!!!!!!!!!?
お前のそのたるんだ尻がなんだってぇ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
なんだその尻!!!!!!!!!! やる気あんのか!!!!!!!!! 引き締めろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほら!!!!! ふんッ!!!!!! って!!!!!!!!!!!!
ふんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キュッ

ナイスミールド「……ふんっ」
キュッ ブッッ!!!!!

ちちげ「屁してんじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギャーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ナイスミールド「ゆるくなってぇーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドザー!!!!!!!!!
233創る名無しに見る名無し:2012/01/19(木) 13:14:25.38 ID:hnxMLwDi
ちちげ「ナイスミールド!!!!!! ……ナメてんじゃねぇよッ…!!!!!!!
フンドラーナメてんじゃねぇよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フンドラーナメる暇があったら尻筋ナメろーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ボーボ「今日もちちげぼっちゃんがナイスミールドに檄を飛ばしていやがる…!!!!!!!!!!!」

タツマ「ぼっちゃんはナイスミールドに厳しいだべ…」

ボーボ「仕方がねぇ ナイスミールドは軟弱すぎる…!!!!!!!!!
あんなひょろひょろガリガリでなんでフンドラーになろうと思ったんだ」

きーぼん「大学の罰ゲームじゃね?
しかしまぁアイツの鈍臭っぷりにゃあ確かにイライラするわな」
きゅうぅ… ぷふぅ〜〜…

ボーボ(こいつケツで煙草吸って口から煙吐いてやがる…)


ナイスミールド「ごめんなさい………っす…」

ちちげ「……ムムッッ!!!!!!!!!!!
き…貴様!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ナイスミールド!!!!!!! フンドシを見せぇええいッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ナイスミールド「ッ!!!!!!」
だる〜〜ん…

ちちげ「フンドシが緩んでいるぞーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

ナイスミールド「こっ…これはっ…フンドシ結ぶのまだ慣れなくて…!!!!!」

ちちげ「慣れないだぁ…!?
フンドラーたるものがフンドシを掃けずにどうするたわけ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
歯を食いしばれィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ!!!!!!!!!!!

ちちげ「どっせぇい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドグヴァア〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ナイスミールド「ぐわたーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドサーーーーーン!!!!!!!!!!!!


ボーボ「出た!!!!!! ぼっちゃんのフンドシ巴投げだぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
234創る名無しに見る名無し:2012/01/19(木) 13:36:38.56 ID:hnxMLwDi
ナイスミールド「ぐ…」
シュル…

ちちげ「この程度で解けそうになるフンドシ… お前がフンドシを引き締めきれてないからだ…
フンドシの緩みは心の緩み… お前……向いてないんじゃないか…? フンドラーに…!!!!」

ズキィィッッ!!!!!!!!!!!!
ナイスミールド「…!!!!!! …………ッ」
フルフルフル…!!

ナイスミールド「向いてるか……向いてないか……!!!!!!!!
それをあなたに……決められたくない…!!!!!!!!!!!!!!!」

ビキッ!!!!!!!!!!!!
ボーボ「貴様ああ!!!!!!!!!!!!! ぼっちゃんを愚弄する気かアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこになおれぃッッ!!!!!!!!! ギロチンコの刑だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ちちげ「待てボーボ でしゃばるな」

ボーボ「しかしぼっちゃん…」

ちちげ「でしゃばるなと… 言ってるだが…?」
ゴウウウウッッ…!!!!!

ボーボ「………!!!!」
ゾォッッ!!!!!!!!!!!!!!!

ボーボ(なんというコンキュパワー(肛門がキュッとなるパワー)…!!!!!!!
まるで俺の尻が溶接されたかのよう…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

ザッ…
ちちげ「ナイスミールド」

ナイスミールド「…………!!!!!!!!!!!」
カタカタカタカタ

ちちげ「おもしれぇことを言うじゃねぇか…!!!!!!!!!!!!」
ガッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

ちちげ「せぇいエェーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ナイスミールド「ぐわたーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッザアァ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!

ちちげ「で…伝説のフンドシ一本背負い!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドゴォーーーーーーーン ズザアアアアアア〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ナイスミールド「ひでり!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「にゃーーーー!!!!!!!! こっちまで滑ってきたーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ナイスミールド「く……」
ぽろ…はらり… ち〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「にゃ にゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ちょっと
醜いわよ」
235創る名無しに見る名無し:2012/01/19(木) 13:52:04.36 ID:hnxMLwDi
ねこ「おえええええええええええええええええええええええええええええッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゲロビッチャ〜〜〜!!!!!!!!!!!!

大魔女「あらあら」

ちちげ「……見物人が居たか… 見苦しい所を見せたな」

大魔女「えぇ本当に」

ちちげ「ナイスミールド…立て… …………体な…
いつまでもレディに汚いもん見せてんじゃねー…」

ナイスミールド「…………」
ぽろぽろ…

ちちげ「泣くな!!!!!!!!!! みっともねーぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「確かにみっともないわね チ○コ的な意味でも」

チンコ「……痛い所突かれたなぁ ……チ○コだけに
………お前は心も体もチ○コさえもなっちゃいねぇ…!!!!!!!!!!!! 半端なんだ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ゴク…
タツマ「ぼっちゃんが言うと説得力あるべ…!!!!!!!」

ボーボ「うむ…!! ぼっちゃんのソレはまさにニオウシメジクラス…!!!!
世界最大のキノコのごとく…!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺と張り合える漢はぼっちゃん以外他にいねぇ…!!!!!!!!」

きーぼん「黙れよピーナッツ」


ドドーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちちげ「どうした女子?」

大魔女「別に」

ヒソヒソ
ねこ「も…もうやだここ… どっか行こうよフーリャンちゃん…」


ちちげ「………ナイスミールド…
……いつまでも無理しなくていいんだぜ… 我慢しなくていいんだ…
お前が去ろうと 俺達ゃ責めやしねぇ」

ナイスミールド「…………」
ぽろぽろ…
236創る名無しに見る名無し:2012/01/19(木) 19:16:13.72 ID:hnxMLwDi
ねこ「な…なんかとっても居づらい場面に出くわしちゃったよぅ…
フーリャンちゃん そろそろ行こうよぅ…」

大魔女「……」

ナイスミールド「ひぐっ…ひぐっ…」
ちんち〜〜ん…

ジッ…
大魔女「………うーむ…」

ねこ「ナニ見てナニ考え込んでんの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずーーーーん!!!!!!!!!!!!!!


ボーボ「ぼっちゃん……ナイスミールドぁ……」

ちちげ「……放っとけ
…よし 次の鍛練だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
熱湯を尻にかけた後氷水で急激に冷やす『烈寒の行』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
熱湯で緩んだ尻を冷水で冷やすことで尻を更に引き締める 温度差を駆使した行だ
しかしやり過ぎには注意だ 尻がひび割れるからな」

フンドラー『おぅッスッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ちちげ「その前に尻マッサージだ!!!!!! 尻に刺激を与えて気合いをいれるぞ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ッせい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パンパパンパンパンパンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


神主「ッッッペェェェェーーーーーーーーーーーーイッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


フンドラー『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ビクッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
237創る名無しに見る名無し:2012/01/19(木) 20:09:18.47 ID:hnxMLwDi
神主「きさマラいつまでやっとるか〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死ねクソ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ちちげ「神主ビンボジャラシ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

神主「おいテメェーらマジ死ねよ……
いつまで悪ふざけするつもりですかぁ〜…
勘っ弁してくださいよ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
汚い男のチンコとか悪ふざけとか直に見せられるこっちの身にもなってくださいよ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
敷地の中で見せられるこっちの身にもなってくださいよ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とにかく死ね!!!!!!!!!! 今すぐだ!!!!! 今死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボーボ「ちっ…嫌味な爺だぜ…!!!!!!!!!
俺達は神聖なるフンドラーだぞ…!!!!!!!!!!!!!!!!
俺達のどこが悪ふざけだと!!!!!!!!!!!!!!!!!!? 俺達のどこが汚いだとぉ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

神主「貴様じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
8割方きさまの大活躍のおかげじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死ねこの黒モップ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボーボ「黒モップだと〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てめぇ俺の毛深さをモップ程度だというのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺の毛深さはジャングル並よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

神主「ジャングルだと〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ならば伐採してやるわクソカス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジャングル伐採で近代化じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボーボ「おうやって見ろやぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺のヘヴィヘアーがお前ごときの小さな牙で狩れるわけなかろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
かかッて来いやアァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドウンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

神主「汚いから嫌で〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
汚いから触りたくありまっすえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
負けでいいですぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボーボ「ガッデ〜〜〜ム!!!!!!!!!!」
238創る名無しに見る名無し:2012/01/19(木) 21:19:15.76 ID:hnxMLwDi
ボーボ「コイツコロス オレノ毛ニ絡マセテコロス」
ビキビキビキビキ

ちちげ「待てボーボ 落ち着け」

ボーボ「コロスコロスコロスコロスコロスコロス」

タツマ「マズイべぼっちゃん!!! ボーボ暴走してるべーー!!!!!!! はやくアレを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ちちげ「わかった!」
ダッ

ちちげ「―――」
スッ…

プツッ
ちちげ「Fu〜 モンキーマジ〜〜〜ック」
フュ〜〜〜
《ちちげは自身の乳毛を引き抜いてボーボに飛ばした》

ス…
ボーボ「は……! 俺は…」

ちちげ「正気に戻ったかボーボ」

神主「とにかく帰れ!!!!!!!!!!!! 帰るか死ぬか選べぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ちちげ「待ってくれ神主ビンボジャラシ!!!!!!!!!!!!! ここを追い出されたら俺達はどこで鍛えればいいんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここ以外でやると近所の子供が笑うんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
頼む!!!!! 神主ビンボジャラシ!!!!!!!!!!!!!!!!!! 次からゴールデンビンボジャラシと呼ぶからどうか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

神主「条件がある」

ちちげ「条件!!!!? なんだ!!!!!!!!!!!! なんでもやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

神主「おなごのフンドラーがいるなら…ここでやってもいいよ…じゅるしゅしゅしゅしゅ…」

ちちげ「おなご………」

ボーボ「おなご…」

タツマ「おな…ご…」

きーぼん「いなご……」

くるっ…


ねこ「にゃ…!」

大魔女「……」


フンドラー『オナゴ………』
ギラァ…


ねこ「にゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
239創る名無しに見る名無し:2012/01/19(木) 22:32:46.78 ID:hnxMLwDi
じ〜〜〜〜〜〜〜…


ねこ「にゃ…にゃんなの…この熱視線……! 熱い…熱すぎるよぅ…!!!!!
フーリャンちゃんまずいよぅ…!!!!!!!!!!!!!!!!
大変な目に合う前に逃げよ…」
ふい…

大魔女「………」
じ〜〜〜…

ねこ「ってフーリャンちゃんまでぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
な…なに考えてるの〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
い…いやだぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やだよぅ!!!!!! フンドシなんて絶対嫌だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ちちげ「ねぇそこのおなご達?」
スィッ

ねこ「ひぃ!!!!!!?」

ちちげ「いい尻…してるねぇ…
きっと君達のお尻にフンドシを似合うはずだよ…」

ねこ「そ…そんにゃバニャニャ」

ちちげ「…フンドラーに…ならないかい…?」

ねこ「な…ならないです…」

ちちげ「何故だ!!!!!!!!? フンドラーになれよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フンドシ履いて男共を魅了しろよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「よ…嫁入り前にそんなことしたくないよぅーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
絶対嫌!!!!!!! 絶対嫌!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「………」
キラキラキラキラ

ねこ「なんでそんな輝いた眼で見るの!!!!!!!? 期待!!!!!!!!!!?
絶対嫌だよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!
240創る名無しに見る名無し:2012/01/19(木) 23:43:30.74 ID:hnxMLwDi
ちちげ「ちっ…クソビッチが… …隣の帽子はどうだい?」

大魔女「ふむ…」
キラキラキラキラ…

ビシィィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちちげ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハー…ハー…
ちちげ(な…なんだこいつ…!!!!!!!!!
な…なんてレベルの高いおなごなんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなおなご…見たことねえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
キュッ…

ちちげ(このおなごと比べたらさっきおなごなんてチンカスじゃねーか!!!!!!!!!!!!!
まるでチン毛とキューティブロンドくらいの差!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こ…こんな逸材がこんなクソ田舎にいたとは…!!!!!!!!!!!!
ぬ……脱がしてぇ…!!!!!!! フンドシ姿にしてみてぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「なに人の体をジロジロ見てやがんのよ」

ちちげ「君……フンドラーにならないかい…?」

大魔女「あ?」

ねこ(こ…今度はフーリャンちゃんに!!!!!!! なんて命知らずな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

ちちげ「君の尻に惚れた どうしてもフンドラーになってほしい!!!!!!!
その尻にフンドシを締めてもらいたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ!!!!!!!!!!!

ねこ(な…なんて猛烈アタック!!!!!!! この人死ぬよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

大魔女「………うーん」

ねこ「な…悩むの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!

ちちげ(こいつはなんとしても手にしてぇ!!!!!!!!!!!!! お前ら…アレだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
スッ

フンドラー『せい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
スチャ!!!!!!!!!!!!!

ねこ「!!!!!!!!!!!!!!!!?」


《フンドラー達がフーリャンに尻を向けた》


フンドラー『おぱおぱおぱおぱおぱおぱおぱおぱおぱおぱおぱおぱあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜』
フ〜〜リ フ〜〜リ フ〜〜リ

《そして尻を悩ましげに回し始める…》


ねこ(なに!!!!? これなに!!!!!!!!?)
241創る名無しに見る名無し:2012/01/20(金) 03:58:03.70 ID:l+nMNUqh
なんという死亡フラグ
242創る名無しに見る名無し:2012/01/20(金) 04:43:50.84 ID:V3DS39lm
t
243創る名無しに見る名無し:2012/01/20(金) 04:46:50.22 ID:V3DS39lm
フ〜〜〜リ フ〜〜〜リ フ〜〜〜リ
フンドラー『おぱおぱおぱおぱおぱおぱおぱおぱおぱおぱおぱおぱおぱおぱおぱおぱおぱおぱあああああ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

大魔女「……」

ねこ(なに!!!!? 一体なに!!!!!!!!?)

ちちげ(くくく フンドラーの秘されし技『マイフンドシ(マインド)催眠』!!!!!!!!!!!!!!!!!
不規則に動く複数のフンドシで対象の神経に催眠効果を与え精神を乗っ取る!!!!!!!!!!!!!
こいつを使えばこのおなごの意志は俺のもの!!!!! フンドシだって履かせられるッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
前だってこいつを使っておなご共を脱がせたんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺も参加だぁ!!!!!!!!!!!!!!!)
グイングイングイ〜〜〜ン
《ちちげも参加し情熱的に尻を振る》

大魔女「………」

ちちげ「フ ン ド シ を は け」
グイングイングイン

大魔女「……………」

ちちげ「ふ く を ぬ ぎ フ ン ド シ を は く の だ … …」
フリ〜〜フリ〜〜〜 グッイィ〜〜〜〜ン

大魔女「…………」
フラ……

ねこ「フーリャンちゃん!!!!!!!!!!!?」

ちちげ(かかった!!!!!!!!!!!!!!!!)

フラ… フラ…
大魔女「フンドシ………フンドシ…フンドシ…………」

くいっ!!!!! くいんっ!!!!!!! くいっくいっ!!!!!!!!!!!!!
ちちげ「はけ!!!!! はけ!!!!!!!!」

大魔女「あ……あ……」
フラフラ…

ちちげ「分かったら…俺のフンドシにさわれ…」
ぐい〜〜〜ん きゅっきゅっ ふりふ〜〜〜り ふり

大魔女「あ………あ…………」
そ〜〜〜…

ねこ「(操られてる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ダメ!!!!!!! フーリャンちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あ…ああぁ…あぁ…っ」
そ〜〜〜…

ちちげ「ッッしゃあぁ〜〜〜!!!!!!!!! 触れーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
フンドシに顔をうずめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



http://loda.jp/mitemite/?id=2768.jpg
244創る名無しに見る名無し:2012/01/20(金) 21:44:40.11 ID:V3DS39lm
ちちげ「もんも〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アッアァッーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボーボ「ぼっちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

タツマ「ちちげぼっちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プスプスプス…
大魔女「…………」

ボーボ「てめ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うちの大事なお坊ちゃまになんつー貫通技をお見舞いしやがるんだ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
許せん!!!!!!!! ジャングルビートスタンプ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「うるせー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女フィンガースラスト!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズボッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボーボ「ぐわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!! くっせええええええええええええええええええええええええッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この女の指恐ろしくくせぇぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんでこんなに臭いんだ!!!!!!!!!? 1日に5回 5時間くらいウンコの中に漬け起きしたような臭いだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このドブフィンガー野郎オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「この匂いは」

大魔女「てめーん所のぼっちゃん野郎のケツ穴の匂いじゃーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオォーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《鼻フック一本背負い!!!!!!!!!!!》

ドガアァーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボーボ「ウンコーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
245創る名無しに見る名無し:2012/01/20(金) 22:50:57.12 ID:V3DS39lm
神主「やれやれ………おなごを裸にすることも出来んとは……お話にならん…!!!!!!!!!!!!!!!
帰れゴミカスクズのぼろ雑巾ども!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
神聖な神社が汚れてしまうわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

タツマ「しかしだビンボジャラシ殿…
オラ達は今度の祭では協力関係になるだよ?」

きーぼん「そーだそーだ!!!!!!!!
むしろ俺達がいなけりゃ祭は成りたたねーわけだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんな俺達に喧嘩売るとはいい度胸だな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様の未来は神主じゃなく…閂だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
閂屋さんのビンボジャラシだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

神主「…………………は?
…お前らナニ寝ぼけてンスカ?
ココハ夢の世界じゃないんですけど?
お前らまさか…この祭の伝統的な祭『ムラムラレジェンド祭』に参加するおつもりでいらっしゃられますですの?
な…なんつぅwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なんつぅwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なんつぅwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


神主「なんつぅwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ボーボ「軟通軟通うるせぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺のウンコはカッテェぞおおおおぉーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
246創る名無しに見る名無し:2012/01/21(土) 03:47:20.55 ID:vDxiqfLM
神主「なんつぅ〜〜〜〜〜〜おめでてぇ脳みそをしてやがるんだぁお前らァアアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いくらなんでまあ恥ずかしすぎだろ…」

ボーボ「な…に…? ど…どういうことだコラァッ」

神主「お前ら……自分達が何しに来たのか…何のために呼ばれたのか分かってねぇんか…」

タツマ「なんのためも何も…!!!!!!!
オラ達はこの伝統的な祭を成功させるためにと…!!!!!!!!!!
祭のメインとして呼ばれたのだと…!!!!!!!!!!!」

神主「メインンン〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?
……ぐわぁ〜〜〜ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうやら本当におめでたい脳みそだったか〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最高!!!!!! お前らマジウケル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぐわぁ〜〜〜〜〜ッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハアァ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボーボ「わ…笑うなーーー!!!!!!!!!!
一体ぜんたい何がどういう事なんだよオイオイィーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

神主「貴様らは祭のメインとして呼ばれたんじゃないんだよ…
そりゃそうだ…貴様らみたいな汚物を神聖な祭に出せるわけないだろ!!!!!!!!!!!!!」

ボーボ「そ…そんな…オイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
祭に出ないんなら…俺達は一体なんのために呼ばれたってんだよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

神主「貴様らは祭の後の自治会の直会の“余興”として呼ばれたんだよ…!!!!!!
つまりただの見世物でしかないんじゃい!!!!!!!!!!!!! 貴様らはよおぉおぉおおおぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ちちげ「…!!!」


ガガーン…
247創る名無しに見る名無し:2012/01/21(土) 04:16:35.88 ID:vDxiqfLM
ガタガタガタガタ…

ボーボ「俺達…が…ただの余興のために呼ばれた…だと…?
俺達……俺達伝統誇り高きフンドラーがそんな……余興………だと……?」

神主「ふん なにが伝統誇り高きだ
所詮お前らは色物… そしてお前らは色物の中でも際物だ
呼ばれただけありがたいと思えよ
まぁ自治会長はお前らがギャラ安くで出演してくれるってから呼んだだけみたいだが?」

ボーボ「ギャラ……そんな…ギャラはたっぷり…」

ちちげ「………自治会長のところへ行こう…!!!!
すぐに…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ダダァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ねこ「あぁ…行っちゃった……
ねぇフーリャンちゃんそろそろ…」

大魔女「面白そうだから付いて行きましょ」

ねこ「え…えぇ〜〜…」


ナイスミールド「…………」


ねこ「あ…あの人まだ倒れてるよぅ…(ち○こ出したまま)」

大魔女「まだ泣いてんのこいつ 恥ずかしいやつね
フンドシを頭に被って顔隠しなさいよ」
ザッザ


ナイスミールド(……………………
…………………フンドシ………を…)



―――…

ダンダンダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちちげ「自治会長!!!!!!!!!!! 自治会長話がある!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボーボ「出てこい自治会長!!!!!!
さもないとお前の玄関先に猥褻物チン列されるぞ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ガラガラ…
自治会長「なにしとるか〜〜〜!!!!!!!! やっかましいべ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」
【ムラ村自治会長 TAKUMA】
248創る名無しに見る名無し:2012/01/21(土) 13:47:22.85 ID:vDxiqfLM
ちちげ「TAKUMA話せ!!!!!!!!!!!!!
俺達が祭のメインじゃなく余興とは一体どういうことなんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

TAKUMA「どういうことだも何もないず… 元からそういう契約だったべよ」

ボーボ「嘘をつけぃ!!!!!!!!!!!!
契約書を受け取ったのは俺だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこには俺達がメインだって書いてあったぞ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 見ろや!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピラッ

TAKUMA「ン〜〜〜〜〜……ははッ
いーややっぱりこっち否はねぇ お前らのカンツガイだ
ちゃんとよーき見てみ」

ちちげ「?! …………………
………!!!!!!!!!!!!!!!!! あッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

TAKUMA「分かったら? あんたらは“祭のメイン”ではなく “後祭”のメイン
後祭とは…祭の後のちょっとした祭……つまり“直会のメイン”っつーことだだ」

ちちげ「な…なにーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

きーぼん「ちゃんと見ろよオッサン…」

ボーボ「お…俺は…俺は破格なギャラに浮かれてそこを見逃してしまったんだ…」

ちちげ「…ギャラ!!? そういえばギャラもここに…
……はうあッ!!!!!!!!!! なんだこのギャラーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
破格は破格でも…悪い方に破格じゃねーか!!!!!! なんだこの安さは!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

TAKUMA「はあ…? その額でもおたくらは了承したんだら?
…まさかそこすらちゃんと見とらんかったかい」

ボーボ「ど…どういう事だ!!!!!!!!!!」
バッ

ちちげ「おいボーボ…何故こんなギャラで引き受けた…」

ボーボ「…え? え!? ………!!!!
な…なんじゃこの格安さは〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
前に見たときより0が4つくらい足らん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ちちげ「見間違いだよ!!!!!!!!!! さては酔っ払ってる時にこの紙みたな!!!!!!!!!!!!!!!!?」

タツマ「この毛むくじゃらあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
249創る名無しに見る名無し:2012/01/21(土) 13:58:51.71 ID:vDxiqfLM
TAKUMA「そゆこと まぁ既に契約している限りおたくらには直会でちゃんと見世物になってもらうけんな」
ピシャッ!!!!!!

ガクーーー!!!!!!!!!!!!!
ボーボ「うを〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハメられたーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

タツマ「ハメられてねーだよ!!!!!!!!!!!!!!!! お前のアホさのせいだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

きーぼん「こんなギャラじゃラーメンも食えねぇよ」

ちちげ「…………ちくしょう…」
ガク…

タツマ「ぼっちゃん!!!!!!!!!!!!!!」

ちちげ「結局俺達はこうなのか… 一度泥をかぶった俺達は…どう足掻いても…ダメなのか…
バカみたいに浮かれちまった… バカみたいに張り切っちまった…!!!!!
この村に来てからの修行の日々は全て…酒のみの酔っ払いどもに笑われるためのものでしかなかったのか…
滑稽………だな… ………とんでもねぇ恥さらしのピエロだ………」

きーぼん「…やってらんねー… バックレようよ アホらしーわ」

タツマ「ぼっちゃん………」

ちちげ「……………」



??「逃げるなんてダメです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


フンドラー『!!!!!!!!!!!!!!!!?』

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ナイスミールド「逃げるなんてダメです リーダー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ざわ…

ちちげ「ナイスミールド……!」
250創る名無しに見る名無し:2012/01/22(日) 20:39:33.39 ID:xZ0N401n
ボーボ「ナイスミールド!!!!!!!!!」

タツマ「ナイスミールドぼうや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ちちげ「ナイスミールド……」

きーぼん「なんでフルチンなん?」

チ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ナイスミールド「ハア…ハア…」


ねこ「へ…変態だーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!!!

大魔女「開き直って犯罪に走ったかしら」


ちちげ「ナイスミールド… フンドシはどうした…
………捨てた ………諦めたか」

ナイスミールド「諦めてはいません
僕はフンドラーです …だからこの祭から逃げてほしくない」

ボーボ「お前なァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
話聞いとらんかったんァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺達ゃこの祭のメインなんかじゃなくて…ただの見世物だったんだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
酔っ払い連中の前でフンドるなんてみっともねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ナイスミールド「みっともなくともッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カッコ悪くても!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ピエロでも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どんな場所でも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
たとえそれが祭じゃなくとも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どんなお客さんだろうとも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フンドるのが…フンドラーじゃないんですかッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボーボ「知った口を聞くなーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ナイスミールド「ひでりッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドサァ!!!!!!!!!!!!!!!!

タツマ「…ぼうやの言うことは分かる 確かにそうだべ
…だが こんな気持ちで…どういう顔してフンドればいいんだべか…」」

ナイスミールド「だったら…ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュルッ!!!!!!!

ちちげ「……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

フンドラー『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


大魔女「!」


ピラピラ…
ナイスミールド「フンドシを顔に巻いて顔を隠せばいいじゃないですかッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
251創る名無しに見る名無し:2012/01/22(日) 22:48:03.64 ID:xZ0N401n
ボーボ「そ…そいつぁアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女「アレは……さっき私が言った…………
いわば…フーリャンSTYLE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



きーぼん「なんだこいつ頭ラリッてんじゃね?」

ボーボ「ナイスミールドふざけんな!!!!!!!!!!
フンドシは頭に巻くものじゃなくチンコ… 男のシンボルたるビッグマムナムをしまうためのものだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前がやってるそれは邪道にほかならアアァァァァァんッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ナイスミールド「……フンドシはちんちんを隠すものじゃ ありません」

ちちげ「…!」

ナイスミールド「フンドシは隠すためのものではなく…
“漢”という概念を表面に現したものなんだっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボーボ「そんなわけねーだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
頭を冷やせバカヤロー!!!!!!! ちんこばっか冷やしてると縮むぞコラァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ちちげ「………ナイスミールドのいうとおりだ…」

ボーボ「え!!? そうなの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!

ナイスミールド「……リーダーから…教わったことです…」
252創る名無しに見る名無し:2012/01/23(月) 00:39:44.33 ID:KCagu66T
ちちげ「覚えて…たのか… あんな…前に言ったことを……」

ナイスミールド「…忘れるわけがありません
あなたに教わったことは何一つ 忘れてません」

ちちげ「ナイスミールド………」

ナイスミールド「やりましょう!!!!! リーダー!!!!!!!!!
僕たちのフンドシ魂を見せ付けましょう!!!!!!!!!!!!!!!
そして盛り上げましょう!!!!!! 僕たちの…ちんちんのように!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「にゃ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「……………………」


ちちげ「………ナイスミールド
…………やはりお前は誰よりもフンドラーに“向いていた”!!!!!!!!!!
どんな逆行の中でも諦めず!!! ただフンドる事に命をかけようとするお前は…
誰よりもフンドラーだッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ナイスミールド「リーダーッ…!!!!!!!!!!」

タツマ(そうか…ぼっちゃんがナイスミールドぼうやにキツく当たっていたのは…ぼっちゃんが一番ナイスミールドの才能を感じていたから…それで…!!!!!!)

ちちげ「お前のSTYLE…完璧だ!!!!!!!!!
さぁみんなもナイスミールドに習え!!!!!!!!!!!!!!!!
フェイスフンドシ……SET!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

フンドラー『うおーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「ィヒイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
253創る名無しに見る名無し:2012/01/23(月) 13:17:29.52 ID:KCagu66T
しゅるしゅるしゅる… ビシィイーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フンドラー『押忍ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
チンチンチチ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「ヒイイィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
辰が!!!!!! 辰がいっぱいるよ!!!!!!!!!!!!!!!!
辰年バンザアアァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜イッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「荘厳ね」


ちちげ「………これは…これがフンドラーの新たな形…
なんという開放感だ…… この浮遊感…今すぐにでも…飛び跳ねたい…」
パアアア…

ボーボ「……俺の体が火照っていやがる………… これは興奮…?
いや…喜び……… 体が喜んでいるんだ…」

タツマ「……こんな形もあったなんて………」

ちちげ「イケる……イケるぞこれはッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何か新しいものが見えてきたッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたらはどう思う!!!!!!!!!! おなご達よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ザザザザザザザザザザァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


大魔女「!!」

ねこ「ぎょえ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
囲まれたーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
254創る名無しに見る名無し:2012/01/23(月) 13:33:38.21 ID:KCagu66T
ちちげ「どうだ この新STYLE… フンドラーの新たな形はッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガタガタガタガタガタガタ
ねこ「ひいいいいいいいッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カオスフィールド!!!!!!!!! カオ〜〜〜〜〜ス フィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ルドッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ふむ まるでジャングルにいるようだわ」

ピン!!!
ちちげ「ほう!! …ジャングル!!!!!! そうか!!!!!!!!!!!
今ので新たなインスピレーションが湧いた…!!!!!!!!!!!!!!!!!
今度の直会ではこれまでの和テイストでなく エスニック風味を加えた今までにない事をやってみよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そりゃあいい!!!!!!!!!!!!!!!!! 斬新かもしれねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうと決まりゃ…お前らァ!!!!!! 新たに技を練り直すぞォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今日から眠らせねぇぞッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

フンドラー『おぉッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ワッ!!!!!!!!!

ちちげ「来いナイスミールド!!!!!!!! お前もアイデア出せ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ナイスミールド「…は…はい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女&ねこ『…………』





――― 後日 彼らは祭の後の直会で それはもう大盛り上がりになるようなフンドりを披露したという…(※ギャラ:500円)

255創る名無しに見る名無し:2012/01/23(月) 17:18:13.74 ID:cAND+ZZ+
安すぎるw 0二つ足しても安いだろw
256創る名無しに見る名無し:2012/01/23(月) 19:47:00.51 ID:KCagu66T
―――…


テクテク
ねこ「あうぅ〜〜〜…やっと解放された…
もうやだあんなの………」

大魔女「まぁいい経験になったんじゃないの
有事の際もこれでバッチリだわよ」

ねこ「どんな有事なの…」

大魔女「そんなことより私は腹減ったってのよォ!!!!!!!!!!!!!!!!!
いい加減にしなさいよ!!!!!! ブッアレすわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドゥオリャアァァーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギョッ!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「おんブーーーー!!!!!!!!!!!
フーリャンちゃん荒れないでーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「どこにイオソがあるのよ!!!!!!!
影も形もないわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふざけんじゃないわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「確かにないねぇ… ていうかここにイオソがあるとはとても思えないけど…
…あ! 人が居る!! 場所を聞いてみよう」


―――…

村人「イオソ〜〜?」

ねこ「あい! イオソを探してるんですけどドコにあるか分かりますか?」

村人「あ〜〜〜〜……イオソなぁ〜〜〜〜〜…
確かにあったな〜〜〜〜〜〜〜〜〜…」

大魔女「……………………あった?」

村人「この究極のド田舎に鳴り物入りで作られたスーパーだったんだがな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あまりの客の来なさに2日で潰れちまった
もう10年も前の話だ…」

2人『ズコ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドンガラガッチャアァ〜〜!!!!!!!!
257創る名無しに見る名無し:2012/01/23(月) 22:20:50.15 ID:KCagu66T
びろ〜〜〜〜ん……


村人「ここがかつてのイオソの跡地… 今ではイソギンチャクの養殖場だ」

大魔女「跡形もねーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「あんのクソジジイーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにがイオソじゃボケーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どこにも“なイオソれ”なんつってコレじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「騙された…というかあのお爺さん忘れてたんじゃないの……」

大魔女「ムカつくわ!!!!!!!!!!!!!!!
めっちゃブッアレしてぇ………
どっかいないの!!!!? どっかいないの!!!!!!?」
キョロキョロ

大魔女「どこにもいないからお前死ね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゴゴォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

村人「ぷりばッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「フーリャンちゃん落ち着いて〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

大魔女「くっ どうなってんのよこれ… なんでこんな田舎なのよ…
滅ぼしてやる… 滅ぼしてやるッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「たかがご飯で滅ぼしちゃダメーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「なにがたかがじゃーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「にゃぼろしッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
258創る名無しに見る名無し:2012/01/24(火) 04:52:11.92 ID:u4vZJzRJ
2人は2時間さ迷った…

よろよろ… ガクッ
大魔女「もうダメ……腹が限界よ…… 私は朝昼晩にはきっちり決まった時間で飯を食べる大魔女なのよ…
なんで…なんでこうなっ……た………」
ガクッ…

ねこ「フーリャンちゃんしっかりしてぇっ!!!!!!!!!!!!」

大魔女「なんなのここ… 歩いても歩いても同じ道同じ風景……
1000回遊べる不思議のダンジョンの方がまだバリエーションあるわよ!!!!!!!!!!!!!!!!
こんな故郷糞食らえだわ!!!!!!! ここのやつら全員ウンコ食って死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「うにゅう…荒れない荒れない…」


ザ…
??「…そこの人 大丈夫っですか?」

ねこ「え? あ…あぁ… ちょ…ちょっと…」

??「そこの倒れてる人はどしたんですぅ?」

ねこ「い…いや…えっと……」

大魔女「見りゃ分かるでしょ!!!!!!! 行き倒れよ!!!!!!!!!!!!!
行き倒れて全然ノーパワーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「……この人がお腹減ったみたいで コンビニみたいな所探してるけどないんです」

??「そうなんです…っぺか…… 残念だけども この辺りにそんなハイカラなもんないっぺですよぉ
食べ物の売ってるお店は近くてもここから42.195Kmは離れてるっペす」

ズーン!!!!!!!
大魔女「離れすぎでしょうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! フルマラソンしろっての!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ねこ「うぅ…こうなったらにゃんが走って…」

??「…………
だったらウチに来ますダか? なんか食べ物あると思うし」

ズイッ
大魔女「そうさせてもらうわ」

ねこ「早ッッ!!!! なんという図々しさッ!!!!!!!!!!」

大魔女「この際四の五の言ってらんないわよ!!!!! 掴めるものはチ○毛でも掴む!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「わ…分かったよぅ じゃあお言葉に甘えさせてもらおうよぅ …お お願いします」

??「うふふ じゃあ案内しますよダ」

ねこ(や…優しいまともな人に会えてよかったー!!!!!!!!!!!
学生服…… 見た感じ近くの高校生…?
……………あれ? …でも…この顔………は…?)


http://loda.jp/mitemite/?id=2775.jpg

ねこ(………え? …………えぇッ?!!!!)
259創る名無しに見る名無し:2012/01/24(火) 05:09:18.74 ID:z/Xvymyn
なにー!?www
260創る名無しに見る名無し:2012/01/24(火) 13:29:51.83 ID:u4vZJzRJ
テクテクテク…
ガム「私の名前はガムだす!!
噛めば噛むほど味の出る女だべス!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「そうなの? じゃあ噛むわよ
私はもうなんでもいいから口に入れたいのよ!!!!!!!!!!!」

ガム「う…嘘ですっぺ〜〜〜!!!!!!!!
今の私の定番の挨拶なんですべよ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「キレるわよ 私は食に大して今デリケートなのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「ご…ごめんなさいス」

ねこ「………………」
じー…

大魔女「もう ドコがあんたの家なのよ なんも見えないわよ」

ガム「まだまだ先だべです〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!
お腹すいて仕方ないなら朝に買ったおでんがあるんでどうぞ食べてくだせい〜〜」

大魔女「いらないわよ なんで朝からおでん買ってんのよ」

ねこ「…………」
じー…

ガム「お姉さんカッコイイ格好だっぺすなぁ〜〜〜 都会の人ですべか?
やっぱりセンスいいっぺ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

大魔女「このセンスが分かるなんて あんた見込みがあるわね」

ガム「そですか〜〜〜〜〜!!!!! ウレシっぺぃ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」

ねこ「…………
……………ゴ…ゴクリッ…」


ねこ(に……)


ねこ(似ているッ…!!!!!!!!!!!!
この子……ガムちゃんって子……… フーリャンちゃんに…クリソツだッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
他人の空似…!!? でもここは…フーリャンちゃんの故郷…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まさか……もしかしてッッ この子は…
フーリャンちゃんの……しま……ッ しま…ッ しまァッ…)
ゴゴゴゴゴ…

ズイ
大魔女「どうしたのよねこ ボロ雑巾みたいな顔して」

ビクーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「しッ しまうまアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!

大魔女「うわっ なにあんた」
261創る名無しに見る名無し:2012/01/24(火) 15:04:44.69 ID:u4vZJzRJ
大魔女「ちょっとねこ!!!
都会っ子がこんな芋娘の前で何吹き出してんのよ!!!!!!!!
このシティーガールの恥さらし!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「芋娘って私だすか?」

大魔女「あんた以外に誰がいんのよ いかにも田舎娘みたいな奴は私らから言わせれば芋娘よ」

ガム「そ…そうだすか〜〜… さすがシティーガールだべすな〜〜〜」


ねこ(フーリャンちゃん!!!!!
その子は“芋”じゃなくて“妹”だよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
間違いない!!!!! あの子はフーリャンちゃんの姉妹……妹だッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「私もシティーガールになりたいのっぺす〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうやったらシティーガールになれるんだすか!!!!!!!!!!!!」

大魔女「とりあえず毎朝の着衣式乾布摩擦から始めなさい」

ガム「はい!!!!!!!!!!!!!!!」


ねこ(そんなんでシティーガールになれないよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ていうかフーリャンちゃん気づいてないの!!!!!!!!!!?
こんなにクリソツなのにッ!!!!!!! まるで鏡だよぅッ!!!!!!!!!!!!!!!!
って向こうも気づいてないの?!!!!!!!!!!!!!!!!
ど…どうしよぅ… どうすればいいんだろ…)
ドキドキ

ガム「えっと…お2人はなんというお名前なのっぺすか?」

大魔女「私を知らないの? 私は天下の大魔女フ…」

ガバァ!!!!!!!!!
ねこ「こ…この人は花子ちゃん!!!!!!!!!!! にゃんは犬子だよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ムグ!!!!? ムグムグ!!!!!!!」
262創る名無しに見る名無し:2012/01/25(水) 18:28:34.50 ID:51az0JFu
ガム「花子さん…素朴な名前ですねっぺや〜」

大魔女「ぶふあッ!!!!!!!!!!!!
誰が花子よッ!!!!! 私は大魔女フーリャ…」

ねこ「花子ちゃん!!!!!!!!!!!!
あなたは花子ちゃんだよぅ〜〜〜〜 思い出して〜〜〜〜 思い出して〜〜〜〜〜」
グググッ

大魔女「むぐぐぐぐッ!!!!!!!!!!
………………」

ブリブリブリブリブリブリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「ぽっっあぁぁッッ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カハアァッ!!!!!!

ガム「!!!!? な…なんだべすかァ〜〜〜〜!!!!!!!!!!
お…おかしなっ 臭いがするっぺです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あぁこいつよ こいつが今凄まじい放屁をしたのよ」

ガム「あっ…そっ…そうなんですかっ…
すっ…すみまぜん…」

ねこ「違ーーーーーーーう!!!!!!!!!!!! 違う違う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズイ
大魔女「コラねこォ なんのつもりよ!!!!?」

ねこ「あ…いや…
こんな小さな田舎だから…あまりフーリャンちゃんの名前を出して騒ぎにしないほうがいいと思ったの…
と…とりあえずしばらく花子で通してよぅ」

大魔女「あ? そういうこと… ったく面倒くさいわね」

ねこ(…まず機を見てフーリャンちゃんに伝えなきゃ……
驚くかな… 驚くよねぇ…)
263創る名無しに見る名無し:2012/01/25(水) 23:12:44.40 ID:51az0JFu
ガム「こっちが私の家ですべす」

大魔女「…あんたさっきから言葉が変よ ……それもホーゲンってやつ?」

ガム「な…なははっ バ…バレつまったみたいですべね
私生まれも育ちもこんな田舎ですからぁ ここの方言が染み付いちゃってぇ
でも私 標準語に憧れとるんですべぃ だから標準語にしよう標準語にしようって思ってたら
こんな変な言葉になっちゃったんだべす…」

大魔女「はぁそう… 妙な奴も居るもんね…
とりあえずあんたバカね」

ガム「な…なはははは…
ハッキリ言わないでくだせぇっです〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「見苦しい…ていうか耳苦しいわよ
もうこうなったら標準語は諦めて開き直ってめっちゃぶっ飛んだ言葉にすればいいのよ
たとえば語尾に『〜ウンコ』とか『〜ケシカスコスカス』ってつけるとか」

ガム「なるほど!!!!!!!!!!!
それは参考になる…ウン…コ…////」

大魔女「なに恥じらってんのよバカ!!!!!!!
ウンコなんて恥ずかしい事なんてないわよ!!!!!!!!!!!!
誰だってする とっても身近なワンルームスポーツ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そら!! はやくウンコって言え!!! このウンコ野郎!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「ウ…ウンコ!!!!!!!! ウンコウンコウンコ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こうですウンコ!!!!!!!!!!!?」

大魔女「そう!!!!!!!!!! いいわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!
でもアクセントは“ン”につける!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これが“通”よ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウンコの通!!!!!!!! 便通ってか!!!!!!!!!!!!!!
やかましいわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ベベンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「花子さん上手いウンコ!!!!!!!!!!!」

大魔女「ふ まぁね
あんた気に入ったわ!!!!!!!」

ガム「ありがとウンコーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ねこ(やめてフーリャンちゃん!!!!!!!
実の妹に変な言葉を伝授しないでっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
264創る名無しに見る名無し:2012/01/26(木) 16:41:24.55 ID:qV8oCRmo
ガム「花子さんはやっぱり都会にお住みなんですよねウンコ?
ど…どんなところにお住みなんべすかウンコ?」

大魔女「そりゃあもちろん有名地方住まいよ
そしてとても高い見晴らしのいい場所に家があってなんでも見下ろせるわ」

ガム「す……すごいウンコ…!!! リッチべすなぁ…!!!!!!!!!」
ゴクリ…

ねこ(なんか高層マンションみたいな言い方だけど… 実際はただの山の上だよ…)

ガム「あ…憧れるべ…!!!!!!!!
こ…今度連れてって下せウンコォ…!!!!!!!!!!」

大魔女「ふ………気が向いたらね」

ガム「やったぁ…ウンコっこ!!!!!!!!」


ねこ(……ま…まずい… なんだかガムちゃんを気に入ったっぽい…
そりゃ妹だから何かしらのシスパシーが働いてるんだ…!!
………ってシスパシーってなんだ)

ねこ(とにかく早いうちにカミングアウトしよう…)


―――…

てくてくてくてく…

じゃ〜〜〜ん…

大魔女「…なんだかここから趣が変わったわね
さっきまではまんま田舎の風景だったのに このあたりは地面も舗装されてるし家もなんか新しげだわ」

ガム「ここは新興住宅地ですウンコ
私の家もここにあるウンコ!!!!!!!」

大魔女「やっと食い物にありつけるのね」

ガム「私 先に行ってますべ!! ウンコ!!!
飛びっきりのウンコ料理をご馳走しますべす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タタターッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「にゃっ!!! 行っちゃった…
あと最後にウンコ付ける位置が最悪だった……」

大魔女「………家の場所聞いてないわよ」
265創る名無しに見る名無し:2012/01/26(木) 18:38:25.24 ID:qV8oCRmo
大魔女「ったく バカなうえにおっちょこちょいね
まぁ適当に歩いてましょ」
キョロキョロ

大魔女「しかしココ…どうも……
………ん? ねこ… どうしたのよ
普段締まりのない顔が締まってるわよ」

ねこ「いっ…いや…えっと…」

ドキドキ
ねこ(ガムちゃんはいなくなった… 話すには今しかないッ…)

大魔女「ちょっとねこ 何よその顔…
………まさか下痢とかじゃないでしょうね 勘弁しなさいよ
まだそこらへんにヤブがあるからアウトドアスポーツに洒落込んで来なさいよ」

ねこ「ち…違うよぅ!!!!!!!!!!
あの……あのね…フーリャンちゃん…
今の……あの……ガムちゃん…だけど…
………あの子見て…何か…感じない…?」

大魔女「あの芋娘? …………ふむ…
……………別に?」

ねこ「(やっぱり全然気づいてない…)
あの子…誰かに似てる気がしない?」

大魔女「…? どこにでもいる一般ピープルの平凡モブ顔じゃない
なんの特徴もない没個性の申し子みたいなもんよ」

ねこ「い……いや… 似てるんだよぅ…
あの子は…モブどころの騒ぎじゃない…!!!!」

大魔女「…ハッキリしないわね!!!!!
誰に似てるってのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「…フーリャンちゃん」

大魔女「…は?」

ねこ「フーリャンちゃんだよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの子は…ガムちゃんは… フーリャンちゃんにそっくり!!!!!!!!!!
ていうかナリカークリソツー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「何故業界用語」
266創る名無しに見る名無し:2012/01/26(木) 20:02:33.57 ID:qV8oCRmo
http://loda.jp/mitemite/?id=2779.jpg


大魔女「この私が……あの芋娘と…くりそつだって?」

ねこ「にゃん」

大魔女「くりそつって…どのくらい?
眉毛とか輪郭の形とか…そんな些細なレベルで?」

ねこ「違う違う!
もう生き写しというか… まるで鏡合わせみたいな… そんなレベルでくりそつなんだよぅ!!!!!!!!!!!!」

大魔女「なるほど」

ねこ「あい」

大魔女「お前の目は節穴かーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィイーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「ほんブバリッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッシャアァーッ!!!!!!!!!!!!

大魔女「あんたの目は節穴どころかその節穴まで腐ってんのかこのボケェーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんな芋娘と世紀の大魔女フーリャンがくりそつだなんてあんたも言うようになったわね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つーかあんたもう目がイカれて全部私に見えるんじゃないの!!!!!!!!!!!!!? あぁッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ねこ「ち…違うよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!
そういうんじゃないの………ッ
ガムちゃんはフーリャンちゃんに似てるんじゃなくて………
……同じなんだよぅッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「まだ言うかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッキィイーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「こんぶがイッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズッシュブ〜〜!!!!!!!!!!
267創る名無しに見る名無し:2012/01/26(木) 20:05:59.00 ID:SSxNioYA
芋娘かわいいな
268創る名無しに見る名無し:2012/01/26(木) 21:20:20.19 ID:qV8oCRmo
大魔女「ほどほどにしないと怒るわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ナメるのもいい加減にしなさいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキバキッ!!!!!!!!!!!!

ねこ「ごふごふゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
は…は…話を聞いてよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「黙れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズムッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「べッ べこわっ!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「私とあの芋娘が似てるように見えるって事は
あんたは今まで私の事をどこにでもいる一般ピープルの平凡モブ顔でなんの特徴もない没個性の申し子だと思ってたってワケ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ねこ「ち…違う!!!!!!!!! 違うの!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーリャンちゃんはとっても強烈的だよぅ!!!!!!!!!!!!!!!! 個性的だよぅッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「じゃあ似てないって事ね?」

ねこ「お願い…落ち着いて聞いて
……ガムちゃんとフーリャンちゃんは……似てるッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でもその“似てる”には深いワケが…」

大魔女「違わねーじゃないのよーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゥグォオォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「へぶれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゴォーッ!!!!!!!!!!!!!


バキバキバキバキバキバキバキバキバキバキィーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ(ま…マズイこのままじゃフーリャンちゃん話を聞いてくれないっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
落ち着かせなきゃっ 落ち着かせなきゃあぁっ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

ねこ「トリートメントの術ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サラアアアァァァァァっ…………!!!!!!

大魔女「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ねこの毛質が一瞬にしてサラサラになった!!》

ねこ「落ち着いて… フーリャンちゃん落ち着いて話を聞いて」
さらぁっ…

大魔女「わ 分かった 落ち着く
落ち着くから髪を戻しなさい」
269創る名無しに見る名無し:2012/01/26(木) 21:48:12.25 ID:qV8oCRmo
キラキラキラキラキラ………

大魔女「ハァッ…ハァッ…!!!!!!
早く!!!!!! 早く毛を元に戻して!!!!!!!!!!!
目が…目がやられる…!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「どんだけ強烈なのコレが…
じゃあ…話を聞いてよぅ!!」

大魔女「聞くわよ!!!! あががが…!!!!!!!!」
プルプル

ねこ「…ダメージヘアの術」
フッ…

大魔女「ハァハァ……あと5秒遅かったら神経がやられていた…」
ゴクリ…

ねこ「そんなに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
…とにかく …落ち着いたね?
じゃあ…話を聞いてよぅ」

大魔女「……あの芋娘と私が似てるって話…?
一体どこを見てそう思うのよまったく」

ねこ「本当に分からないの? 本当にそっくりだよぅ…!
特にあの…髪!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「髪?」

ねこ「あの鋭角モミアゲ!!!!!!! まったく一緒じゃないのゃぅ!!!!!!!!!!!!!!!!
それに頭頂部の謎のくる毛もそっくり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんなのアレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「はぁこのロンリーロールロック&カーブヘア(フーリャン命名)?
こんなのどこにでもいるじゃないのよ 最近なんて特に多いし」

ねこ「そりゃ最近またフーリャンちゃん人気が上昇してるから真似してる人が…
ってそんな事はどうでもいいんだよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの子はそういうのとは全然違うの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つまり…あの子は…!! ガムちゃんは…!!!!!!!」

大魔女「つまり?」


ねこ「ガムちゃんは……………」



ねこ「フーリャンちゃんの…妹なのッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「」
270創る名無しに見る名無し:2012/01/26(木) 22:36:23.29 ID:qV8oCRmo
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http://loda.jp/mitemite/?id=2781.jpg


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   __,.-‐一''"´ ̄< ̄ ̄ ̄`゙''ー‐┴-、__
            _>           \




ねこ「やっと気付いた…!!!!!!!!!」
271創る名無しに見る名無し:2012/01/26(木) 23:12:38.31 ID:D4ZaNAwc
画太郎ばりの使い倒しw
272創る名無しに見る名無し:2012/01/26(木) 23:25:46.20 ID:qV8oCRmo
カタカタカタ…
大魔女「…………嘘よ… そんな…嘘…
私に…妹…? ………………」

大魔女「………確かに…何か…あの…芋娘……あいつ…からは…
どことなく…似たような雰囲気を感じた……気がする…のよ…
まさかそれが…シスパシーだったなんて…?!!」

ねこ「シスパシー…本当にあるんだ…」

大魔女「嘘よ… 嘘… 嘘…
妹………?」
ガタガタガタガタ…

大魔女「あぁもう…ワケわかんなくなってきた…
ねこ…ねぇ… 妹って何よ…
妹ってアレでしょ? 男の妄想が生み出した架空の存在でしょ? フィクションでしょ?」

ねこ「フィクションじゃないよぅ!!!!!!! ワケわかんなくなりすぎッ!!!!!!!!!!!!
妹ってのは…血縁的に…あの子はフーリャンちゃんの後に生まれた女の子って事…!!」

ドクン… ドクン…
大魔女「……後って… 待ってよ…
私の後に…子供が居たの…!!? あの…“連中”に…!!!!!!!」

ねこ「……フーリャンちゃん この場所に来るのは…その 捨てられて以降初めてでしょう?
……その間に…出来てたんだねぇ… 妹が…」

大魔女「………………………………………」

大魔女「…………他に子供作る余裕なんてあったの…?
………人を捨てておいて…」
ぐぐ… ハァッ… ハァッ…

ねこ「フーリャンちゃん落ち着いて… 気持ちは分かるけど… ね?」

大魔女「…………今あの芋娘が近くにいなくて良かった…
どういう顔すりゃいいのよ…」

ねこ(………)


想像以上だった フーリャンちゃんがこんなに動揺するなんて…
いきなり突き付けられた“人として”の明らかな繋がり…
人間を捨てていたはずのフーリャンちゃんが感じたショックは… とても大きかった…


大魔女「……………」

ねこ「…今ここにガムちゃんはいない
……つらいならこのままココから去ろうよぅ
……その方がいいんじゃないかな… …色々辛いかもしれないよ…」

大魔女「……」


大魔女「…いや 腹減ってるからそれでも行く」

ねこ「ブ……ブレないねぇ…」
ズーン…
273創る名無しに見る名無し:2012/01/26(木) 23:31:32.58 ID:Uli+DB9f
>男の妄想が生み出した架空の存在
どこからの知識だよw
274画太郎先生は我が心の師:2012/01/26(木) 23:55:22.10 ID:qV8oCRmo
てくてくてく…
大魔女「…………」

ねこ「待ってフーリャンちゃん!!!!!!!! そんなすごい競歩で…どこに!!!!!!?」

大魔女「……家よ ………芋娘のね」

ねこ「それってつまり…フーリャンちゃんの家…だよね ……お 覚えてるの?」

大魔女「…この道 来たときから見覚えがあった…
昔見たのは生後数時間の時… 捨てられに行くまでの刹那だった…
……それでも覚えてるみたいよ 皮肉なものね」

ねこ「…………」

大魔女「………………………はあ …………………妹…かぁ…………」

ねこ「…………フーリャンちゃん …次会ったらどうする? どう対応する?」

大魔女「どうって… 普通よ さっきまでと同様
…フッ まさか私が姉だとカミングアウト出来るわけもないし 別にするつもりもない…」

ねこ「……そう…だよね…」

大魔女「…飯食ったらさっさと出ましょう なんだか気味が悪いわ… 今の私の気持ちも含めて」

ねこ(……無理もないよねぇ… 突然妹が居たなんて言われても……
まぁ…フーリャンちゃんの言う通りさっきのように接して 何事もなく別れた方がいいよね…
なんだか悲しいけど……)

ザッ…
大魔女「………ここね」

ねこ「ここが…フーリャンちゃんの生まれた家…!!!!」

ど〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!

ねこ「普通の家だぁ……… ……ここが……」

大魔女「…………」
コンコン

ガチャッ
ガム「…はっ…はうあ!!!! 花子さん犬子さん!!!!!!! よ…良かったぁ〜〜!!! そういえば家の場所伝えてなかったなと思ってぇ!!!!!!!!!!!!!
よく分かりますたなぁ!!!!!!!! 良かった良かった!!!!!!!!!!!!!!!!!
あ…どぞどぞ!!!!! 狭い家だっぺすけど どうぞ入って下さいウンコっコ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ガム」

ガム「ほぇはい!!?」

大魔女「……ウンコって言うのは…やめなさい…」

ガム「えぇーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!

ねこ(で…出ちゃったーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さっきと同じように接するって言ってたのに フーリャンちゃんの“姉”の部分がいま出ちゃったよ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ズズーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!
275創る名無しに見る名無し:2012/01/27(金) 04:52:55.91 ID:S5R2Kh4L
意外とまともw
276創る名無しに見る名無し:2012/01/27(金) 17:30:43.09 ID:Hn36WhVF
ガム「えぇ!!!!? でもそれ……」

大魔女「年頃の女の子がウンコウンコウンコチンコ言うもんじゃないわよ
あんたのような女に求められるのは女としての清楚な品格…
そんな調子がずっと続くようじゃ誰も相手してくれなくなるわよ
以後気をつけなさい ガム」

ガム「は…はい………」
しゅーん…

ゴクッ…
ねこ(な…)

ねこ(なんという正論ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 自分で言わせといてッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ていうかチンコは言ってない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「あ…あの…」

大魔女「中に入っていいかしら?」

ガム「はっ…!! ど…どぞどぞ御入り下せぇませぃッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「邪魔するわ」
トン…

ねこ(いきなり“姉フーリャン”が出たけど大丈夫かな……)
ドキドキ…

ギシッ…
大魔女「―――………」

カアアアアァーーーーーーーーーーーー…
《家の内部はなんの変哲もない空間…
しかしその空間がフーリャンの記憶が呼び覚ます――…!!!!!!!!》

大魔女「…………ッ!!!!!!!」



―――

赤ん坊「マジョ〜〜ッ マジョ〜〜ッ」

??「こ…この子は生まれながらにして巨大な魔力を持っておる…
本来魔法使いの家系ではないこの家にはあってはならない…!!!!
呪われた子じゃ〜〜〜!!!!!!!!!」

母?「そんな……そんな…………あぁっ!!」

父?「あぁ…神よ… 何故このような子を授けたもうた…」

??「今すぐ殺せ!!!!!!!! 息の根を止めろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――…

大魔女「…………くッ…」
ギリギリッ…
277創る名無しに見る名無し:2012/01/27(金) 18:45:50.68 ID:Hn36WhVF
大魔女「………ぐっ…」

ねこ「フ…フーリャンちゃん…大丈夫…!!?」

メラメラメラメラ…
大魔女「…………」
ゴゴゴゴゴゴゴォォォ…

ねこ「!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「…………ッ!!!!!!!!」
ゴオォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゾクッ!!!!!!!!!!!!!
ねこ(ま…まずい!!!! 何か嫌な事を思い出したんだ!!!!!!!!!?
な…なんという三白眼!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! これは間違いなく邪悪サイド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「きゃあ!!!!!!!!!!!!」

ブオオオオオォーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「(ぐっ!!!!!! 怒りの魔力が突風になって溢れ出したよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!
まずい…これは…ッ このままじゃ…滅ぶッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
フーリャンちゃん落ち着いてーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズゴゴォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「い…いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まいっつんぐ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ふわぁ〜〜!!

フッ
大魔女「!!!!!!!!!!!!!!!
こらガム!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なにパンチラを仕掛けてんのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「も…戻った!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「パンチラを安々と見せてんじゃないわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「だ…だって急に風が…」

大魔女「風が吹いてもパンチラを死守するのがスカーティストの義務でしょうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
女のパンツはそう安いモンじゃないのよ!!!!!!!!!!!!!!! たかが布 されど布よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シークレット・THE・布よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「ご…ごめんなさい…」

大魔女「分かればよし」


ねこ(パンチラ大明神がパンチラを注意しおった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いや…パンチラはともかくッ… ガムちゃんがフーリャンちゃんの怒りを止めた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは凄い事ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! さすが妹!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
278創る名無しに見る名無し:2012/01/27(金) 21:01:16.84 ID:Hn36WhVF
ガム「んむむ…た…確かにこれまでスカートだという認識が足りなかった気がしるべす…
これから気をつけますべ…」

大魔女「うむ 気をつけなさい
あんたはかわいいんだから」
私に似て


ねこ(な…なんという姉バカ…!!
さっきまで散々平凡なモブ顔とか言ってたのに…)
ズズ〜〜ン…

ねこ(でもすごい…… あそこまで怒りを現してたフーリャンちゃんがガムちゃんでその怒りを抑えるなんて…
…………そっか フーリャンちゃん 接し方がわからないとか言ってたけど やっぱりちょっと何か感じてるんだ…
そうだよねぇ… 今まで天涯孤独だと思ってた自分に妹がいたんだもん
…………嬉しい…のかもしれないね)


ガム「か…かわいいなんて初めて言われますた〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
これまで“巻き貝”とか“Lあげ”とか言われたい放題でべすたからぁ〜〜!!!!!!!!!!」

大魔女「それは照れ隠しというか抑えきれない性欲を悪口でごまかしてるだけよ
男なんて女ときたらパンツとパイオツしか目に入らない野蛮な生物なんだからね
特にあんたはそのうえで“妹”という特性も入るから妄想癖のある変態からは格好の餌食に…」

ガム「………妹?」

大魔女「!!!!!!!!!!!!!!!! ……ッ」

大魔女「違ァアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーうッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッキィイイッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「ほんブバリッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バチャボーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「い…“いもうと”じゃなくて“リモート”と言ったのよ!!!!!!!
あんたの頭のロンリーロールロックヘアーは妄想癖のある男からはアンテナに見えるからコントロールされないように気をつけなさいと…」

ガム「な…なるほど
そんな人いないと思いますけんど気をつけるます」


ねこ(な…なんでにゃんが殴られるの…)
ち〜〜ん…
279創る名無しに見る名無し:2012/01/28(土) 06:14:22.54 ID:kE0LEkj0
大魔女「…そんなことはまぁいいわ
………それより」

ガム「分かってますっぺ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お料理なら出来てるっぺすよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「うむ 案内なさい」

ガム「こっちでべす〜〜〜!!!!!!!!」

ねこ(フーリャンちゃんの舌はわがままだよぅ…!!!!
果して妹のガムちゃんはフーリャンちゃんを満足させられるかなッ…!!!!!!?)


―――…


ねこ「は…はうあッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


どど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほかほかほかほか…


ねこ「は…はうあッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「家にあったもんで作ったんですがどもぉ
もやし炒めにもやしサラダ もやしのマリネにもやしたっぷりパスタ もやし汁と蒸しもやしにもやしの漬物だべす」

大魔女「…………」
ワナワナワナワナワナ…


パアアアアアアアァァッ
大魔女「ご馳走じゃない!!!!!! 最高よ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
テーレッテー!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「ほ…本当べすか〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よかったー…冷蔵庫もやししかなくてッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「いいのよこれで!!!!!!!!!!! もやしは好きよ!!!!!!!!!」

ガム「そうなんべすか〜〜 私もでべすーー!!」


ねこ(これは…奇跡…? 偶然…?
いや必然!!!!!!!!!!!!!!!!!
姉妹してもやしが好きだなんて… なんて素朴なシンクロニシティー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
どーーーーーん!!!!!!!!!!
280創る名無しに見る名無し:2012/01/28(土) 21:19:43.01 ID:kE0LEkj0
もしゃもしゃもしゃ
大魔女「……は〜〜〜〜… 落ち着いた〜〜〜〜〜〜 腹が落ち着いた〜〜〜〜〜〜〜」
スッキリ

ガム「おいしかったべすか?」

大魔女「味はまぁまぁね
まぁこんなもんじゃないの」

ガム「ありがとうございますべッ!!!!!!! 花子さんが喜んでくれてなんだか嬉しいべすぅ!!!!!!!!!!」

大魔女「…そう」

ぽろぽろ…
ねこ(いいねぇ… 姉妹の温かい姿を見てるようだよぅ…
この2人いいよ… この姉妹いいよぅ…!!!!!!!)

大魔女「なに泣いてんのよコイツ」

ガム「フイイィ…疲れますたべ〜〜〜
学校から帰ってすぐに急ぎ急ぎで料理作ったから結構ハードだったべすぅ」
ヒュ〜〜ゥ

大魔女「あんたいつもあんな歩いて学校行ってるわけ?」

ガム「そうでべそ 私の通ってる『村立芋高校』はここから山を2つ越えた所にあるんですべ〜〜
だから部活終わってから帰るといつも夜11時になるんでべす
今日は早かったすんどもぉ…」

ねこ「す…すごいね大変だねぇ…」

ガム「それでまた早く学校に行かないと遅刻しちゃうから日を跨いで2時には家に出ないとダメなんどすべよ」

大魔女「あんたそれいつ寝んのよ 学畜ってやつ?」

ガム「なはは… でも学校は楽しいから苦ではないんすべ」

大魔女「ふん…それでも毎日はメンドイでしょ
魔法使いなさいよ! フワラル使ったら一瞬よ」

ガム「あはははは!!!! やだぁ〜〜花子さん!!!!
私魔法使いじゃないから魔法なんて使えませんべよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜」

大魔女「あっ………
そ…………そうよね………………」
ズーーーン…

ガム「?」

大魔女「そうよね… あんたは…魔法使いじゃないものね…」
ズズズ〜〜〜〜ン……

ねこ(の…のワアアアアアアアア〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いい雰囲気が一気にブチ壊されとぅおあああああああああああああああああああああああああああアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ガーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!
281創る名無しに見る名無し:2012/01/28(土) 22:56:45.86 ID:kE0LEkj0
大魔女「…………ハアアアアァァァァ…」
フヒュウゥゥゥ〜〜………

ガム「魔法すか〜〜〜
…あっ もしかして花子さんて魔法使いでべすか? なんだか格好が魔法使いぽいでべすす」

大魔女「そうよ…私は魔法使い…魔女よ… 私は魔女として生まれたのよ…
そう…よね… あんたはただの人間……魔法なんて使えるわけないわよね……
普通の人間として生まれた人間が……魔法なんて……」
フヒュヒュウゥーーー……

ねこ(ま…まずい!!!!!!!! 卑屈になってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
卑屈になったフーリャンちゃんは突き詰める邪悪になる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まずい!!!!!!!!! このままじゃ滅ぶ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こ…こうなったら……
こうなったら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「フ…花子ちゃーーーーーーーーーーーーーーーんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



http://loda.jp/mitemite/?id=2784.jpg
かっぱぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



2人『…………………………』


ガム「……………ぷッッ!!!!!
な…なははははははっ!!!!!!!!!!! な…なんでべすか犬子さんそれ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「なにやってんのよアンタ!!!!!!!
普段からそうやって股開いてるからつるのよ
ホントバカねぇ」

ねこ「にゃ…にゃはははは…」


ねこ(や…やった!! フーリャンちゃんが卑屈じゃなくなった!!!!!!!!!!!
…良かった 本当に良かったよぅ…
にゃんは…フーリャンちゃんの幸せのためなら…どんな嫌な事でも 恥ずかしい事だって…厭わないよぅ…!!!!!!!!!!!)
きらーん…
282創る名無しに見る名無し:2012/01/28(土) 23:54:39.91 ID:kE0LEkj0
ガム「あ〜〜〜…花子さんも犬子さんも楽しいべっ…!!
…………………ところで花子さんって魔法つ」

ねこ「わーーわーーわーーわ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねぇねぇガムちゃん!!!! ガムちゃんの部屋見せてよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「えぇ!!!!!!? きゅ…急でべすね…」

大魔女「それはいいわね 見せなさいよガム」

ガム「えぇ!!!? ………うーん…
…………うーーーーーん………」

大魔女「なによ 渋るわね
なんか妙な本でも隠してるわけ? ……ベッドの下かッ!!!!!!!
それともタンスの奥かッ!!! はたまた収納スペースの片隅か!!!!!!!!!!」

ガム「そんなものないでべす〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!
あまり人に見せたことないから恥ずかしいんだべよぅ…
………でも花子さんと犬子さんなら………いい…かな…」

大魔女「よし見せなさい 案内なさい」
ぐいぐい

ガム「きょ…興味津々すなぁ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ(ふぅ… なんとか話題を逸らせれた…)

ガム「………………ところで花子さんは魔法を」

ねこ「股つった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぱっかー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://loda.jp/mitemite/?id=2784.jpg

大魔女「なんてゆるい股なの」
283創る名無しに見る名無し:2012/01/28(土) 23:58:15.04 ID:EOvUW2Zs
今回は使い回しを駆使するなw
284創る名無しに見る名無し:2012/01/29(日) 00:19:57.53 ID:HT7ncmbK
―― 2F ――


トントントン…

ガム「よいしょ よいしょ」


ガム「と」

ねこ「股つったーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パカ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://loda.jp/mitemite/?id=2784.jpg

ガム「…い…いや と…とりあえずここが私の部屋でべす…」

ガーン!!!!!!!!!!
ねこ(違ったーーーー!!!!!!!!!!!!)
カ〜〜ッ!!!!!!!!

大魔女「あんた病院行きなさいよ」

ガム「ちょっと散らかってるかもすれませんが…どうぞ」

大魔女「入るわよ」
ガチャ


ぷ〜〜ん…


大魔女「おブるぷぇえーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゲローーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「きゃーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「どおしたのフーリャンちゃん!!!!!!!!?」

大魔女「く…くさいっ!!!!!! なんなのよ鼻を刺すようなこの匂いはッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「あ…香水の匂いだねぇ…」

ガム「ご…ごめんぬすいべ!!!! ちょっとキツかったべすか!!!!!!?」

大魔女「キツすぎよ!!!!!!!! こんなに香水まいてどうすんのよ!!!!!!!!!!!!!
ほどよくウンコの香りを足してやわらげなさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「そ…それはもっと取り返しつかなくなるね」
285創る名無しに見る名無し:2012/01/29(日) 00:49:25.39 ID:HT7ncmbK
大魔女「……ふん ここがあんたの部屋ね…」

ねこ「にゃあ… …なんだか“女の子”って感じの部屋だねぇ…いいなぁ…」

ガム「なんもないすべぇよ…」

大魔女「さてベッドの下は」
スッ

ガム「な…なんもないべすべーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「でもなんだかありそうよ 私の黒歴史サーチアイが何かがあると言っている…」
キョロキョロ…

大魔女「……むっ!!!! なにこのノートは!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「な…な…なんでもないでべすそのノートは〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「そのあわてようはなんでもないことないでしょうよ
どうせ長期連載漫画が描かれてんでしょ まぁよくあるわね
とにかく私が見て批評してやるわ」
ペラ…

みっちり…

大魔女「どりゃあああああーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スパアァーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ノートでねこを殴打するフーリャン》

ねこ「ほんぶバリッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
な…なにするの〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ノートあけたら次がびっしり書かれてたから思わず
……なんなのよコレは 小説?」

ガム「そ…それは…」

ねこ「…よく見たらコレ 半永眠病事件についてのまとめが書いてある… ……レポート?」

ガム「…………き…記事のまね事でべす」
か〜っ///

ねこ「記事?」

ガム「あの…私…… 記者に憧れてるんでべす
人に色々な情報を楽しく…そして分かりやすく伝えるのが夢なんでべす
……時には心を震わせて 時には心を高ぶらせる…
そんな…そんな 人の心に響く記事を書く記者に私…なりたいんでべすっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パアァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ダメ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 許さない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
絶対許さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「えぇーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
286創る名無しに見る名無し:2012/01/29(日) 14:04:28.02 ID:HT7ncmbK
大魔女「ダメよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
記者なんて絶対にダメ!!!!!!!!!!! 許さない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「えぇーーーーーー!!!!!!!!!!!? な…なんでべすかーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズ〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「とにかくダメよ!!!!!!!! 記者と勇者にだけは絶対になってはいけない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「勇者!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ガム「で…でも私は記者になりたいんでべすっ…!!!!!!!!!
昔からの一途な夢でッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「知るか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とにかく記者は許さないったら許さない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「な…なんでだべ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「記者なんかになったらあんた眉毛が急激に太くなってチビで冴えない短パンで頼りにならないダサ帽子のヘタレチェリー騒音野郎になるわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
絶対にダメ!!!!!!!!!!!! とにかく絶対に記者はダメ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「そ…そんな大惨事に!!!!!?」


ねこ(フーリャンちゃんが誰をイメージしてるのかとてもよく分かる……とても)

http://loda.jp/mitemite/?id=2021.jpg
287創る名無しに見る名無し:2012/01/29(日) 19:00:02.82 ID:HT7ncmbK
大魔女「とにかく記者なんて色のついたような職業はダメよ
手堅く公務員あたり…せめて市役所勤めにしなさい!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「そんな…手堅すぎますべぇ… 夢も希望もありたせんべぇ…」

ねこ(て…手堅い…!!!!!!!!
フーリャンちゃんの口からこんな手堅い言葉が出るなんて…!!!)
ゴクリ…!!

ガム「わ…私それべも…記者が…記者の夢は捨てられませんべっ…」

大魔女「ダッ…」

サッ
ねこ「まぁまぁフーリャンちゃん落ち着いて!!!!
なにも記者が全部Eさんって訳じゃないじゃん!
Eさんみたいな人はほんの一握り…というかEさんが唯一無二じゃないかな
なんかもう突然変異みたいなもんだからガムちゃんがEさんみたいになることはないと思うよぅ
…一応フーリャンちゃんはガムちゃんとは関係ないという体(てい)なんだからあまりガムちゃんの人生を狂わせるような事はやめたほうがいいと思うの…」

大魔女「………………分かったわよ
ただ一つ言わせなさいよ」

大魔女「ガム」
ぽん

ガム「はい?!!!!」
ビクッ!!!!!!

大魔女「記者になっても眉毛の手入れはちゃんとしなさいよ」

ガム「は はい」

ねこ(Eさんのせいでフーリャンちゃんの記者のイメージが太マユにッ!!!!!!!!!!!)
ズーン!!!!!!
288創る名無しに見る名無し:2012/01/29(日) 20:56:29.16 ID:HT7ncmbK
ガム「ま…眉毛もちゃんと手入れするべすぅ…」

大魔女「ならよし 礼儀を知った記者になりなさいよ!!」
ビシッ…

ガム「は…はい!!!!!!!!!!
…………………」
ぽ〜〜〜〜…

大魔女「? なに人の顔をジロジロ見てんのよコラ」

ガム「……い…いやっ…
…………………………なんだか 花子さんが………私の…」



チュドオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「うにゃぎーーーーー!!!!!!!!! な…なにゃこの音ぉおーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「これ家のチャイムの音ですべ」

ねこ「うるさッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
空襲じゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーーーーーン!!!!!!

ガム「誰か来ましたべ」



下から「お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い」




大魔女「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾクッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
289創る名無しに見る名無し:2012/01/29(日) 21:45:25.24 ID:HT7ncmbK
大魔女「………」
よろ…よろ…

ガタタタァ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《フーリャンは急によろめき本棚にぶつかった!!!!!!!!!》

ガム「花子さん!!?」

ねこ「!!! …………!」

大魔女「…………………………………………………………………………………………………………………………………………………」



下から「おぉーいガム!!!!!!!? どうしたんだい?!!!!!!!!!!!」



ガム「あ お父さん〜〜!!!! なっんでもないべ〜〜〜!!!!!!!!!」

ねこ「お父さんって……!!!!!!」

大魔女「…」

ガム「お父さんとお母さんが帰ってきたべす〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子さん犬子さんこっちに!!!!! お父さんとお母さんに2人を紹介しますべ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タッタッタ


しーーーーん…


ねこ「………フーリャンちゃん……」

大魔女「…」



ついにこの時が来てしまった…

聞き覚えがあったのだろうその声を聞いた瞬間から…………


大魔女「………」


フーリャンちゃんの顔から表情が消えた………
290創る名無しに見る名無し:2012/01/29(日) 22:17:30.93 ID:HT7ncmbK
ガム「お帰りなす!!!!!!!!」

父「やぁガム 今日は早かったね」
【父:ぬぬ雄】

母「ゴホゴホッ いい匂いね… もやしお料理作ったのかい?」
【母:アメナ】

ガム「そうだべ!!!!! 今お客さんが来てるべよ!!!!!!!!!!!!!」

ぬぬ雄「お友達かい 珍しいな」

ガム「とてもいい人達だべよ!!!!!!! 紹介すんべる!!!!!!!!!!
花子さーーーーん!!!!!!!!! 犬子さーーーーん!!!!!!!!!!!」



―――

ねこ「フ…フーリャンちゃん…どうするの…」


大魔女「………」



下からガム「花子さん犬子さ〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ねこ「……バックレようフーリャンちゃん これ以上は…」

大魔女「………」
スッ… スタスタスタ…

トントントントントン…

ねこ「あぁ……」



フーリャンちゃんは何もいわず階段を降りていった…
かつて自分を捨てた親の顔を見って嫌な事を思い出すだけなに…
でもきっとフーリャンちゃんは…
自分を見た両親が 自分の姿を見て 謝罪してくれるんじゃないかと
きっとそう思ったんじゃないかな…
ただそれだけでも…フーリャンちゃんの心は少しだけ 救われるだろうから


ねこ「にゃ…にゃんもいかなきゃ!!!!!!!」
ダッ!!!!

ねこ「ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビキ!!!!!

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291創る名無しに見る名無し:2012/01/29(日) 23:05:01.37 ID:gnvz4ALw
なぜ今のタイミングでw
292創る名無しに見る名無し:2012/01/30(月) 08:01:10.52 ID:sFnMJEgS
ねこ「ハァハァ… リアル股つりしちゃったよぅ!!!!
は…はやく下に下りないと…!!!!!!!
にゃんがいないとフーリャンちゃんが暴走しちゃう!!!!!!!!!」
トタトタトタ

ねこ「あっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「………」

《階段の途中で立ち止まっていたフーリャン!》

ねこ「フ…フーリャンちゃん…」

大魔女「………」


ヒョイ
ガム「…あ 花子さん犬子さん!! なにやってたんでべすか〜〜!!!!!
はやくはやく!!!! お2人を紹介したいでやすべ!!!!!!!」
ぐいっ!!!!!!!

ガム「お父さんお母さん!!!!! この人達が花子さんと犬子さんだべ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アメナ「あらあら」

大魔女「!!! ……………………」

ねこ(っ…… …こ…この人達が…………)

ぬぬ雄「こんにちは ガムの友達かな?」

アメナ「ゴホッ…はじめまして」

大魔女「………」


ねこ(はじめまして……… なんてナチュラルなはじめましてなの…
フーリャンちゃん…ガムちゃんにこんなにクリソツなのに何も感じないのかな…)
293創る名無しに見る名無し:2012/01/30(月) 18:37:26.05 ID:j23kQoQQ
ぬぬ雄「ガムが家に人を連れて来るなんて珍しいな
これが男ならブン殴るとこだが 女の子なら安心だ! ハッハッハッハッ」

ガム「もうお父さんったら!! いけずんばってないでべよ!!!!!」

アメナ「立ち話なんていけないわ お茶をいれるからどうぞおかけになって
…ゴホッ!! ゴホゴホゴホゴホッ!!!!!!!!!!」

ガム「お母さん!! お茶は私がやるから休んでて!!!!!!!!!」

ねこ「…お母さん体が悪いんだね…」

大魔女「…………」


カチャカチャ
ガム「今日はどうだったんだべ? 病院」

ぬぬ雄「…変わりなしだ まぁ悪くなってなくて何より…ってとこだ」

ガム「…それならいいべ
…でもよくならんのす?」

ぬぬ雄「難しいところさ」

ガム「…嫌だべ お母さん死んだら嫌だべ〜〜〜〜〜〜〜」
ひしっ…

アメナ「大丈夫よガム… あなたを残して死んだりしないわ」

ぬぬ雄「そうさ ガムを悲しませたりしないよ
お父さんとお母さんは娘のお前をとても大事に思ってるからね
なんてたって世界でたった一つの親子なんだ…」
きらーんっ

ガム「う…うえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!
お父さ〜〜〜〜ん!!!! お母さ〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お父さんとお母さんの子で良かっぺぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ぽろぽろぽろ


パチパチパチパチ…
ねこ「おうぅぅ〜〜〜 いいハナシ………ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「……………………………………………………………………………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ねこ「あ…あわわわ……」
ガタガタガタ
294創る名無しに見る名無し:2012/01/30(月) 19:43:14.47 ID:j23kQoQQ
ガム「お茶が入ったべ!! どうぞ!!!!」

ねこ「す…座ろうかフーリ…………花子ちゃん」

大魔女「…………」

アメナ「どうぞ飲んでください… この村の名茶『モアイの憂鬱茶』です」

大魔女「…………」

ぬぬ雄「まぁそう固くならないでリラックスしてね 自分の家と思って!!!! ハッハッハッハッハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「…………………」

ねこ(自分の家だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……き…気づいてない… これは全然気づいてない…!! いや…気づいてないというか…… なに…この違和感は…
て…ていうか…)

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
大魔女「………………」
つーん……

ガム「どこ見てるのでべす?」

ねこ(き……気まずい……!!!! フーリャンちゃん…全然両親と目を合わそうとしない…!!!!!!!!!!!!
や…やばいよ… 緊張してまた股つりそう…)
そわそわ…

ぬぬ雄「……お2人ともコミカルな格好をしているけど 2人はガムとどういう関係で?」

ねこ「にゃ…にゃんていうんですかねぇ… 行きずりの関係というんですかねぇ…」

ガム「お腹がすいてて倒れてたから家に連れてきたの!!」
きっぱり

ぬぬ雄「な…なるほど」

ねこ(そ…そんなハッキリ言わなくとも!!!!!!!!!!!!!!!!!
にゃりごっつ怪しいじゃんにゃん達!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! めっちゃ不審がられてるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

ガム「でもいい人達だべさ!!!!!!!!!!! なんかね…花子さんなんて………なんか……」

アメナ「ふふ…お姉ちゃんみたい……そう思ってるんでしょう?」

ガム「う…うん///」

ドキッ!!!!!!
ねこ「!!!!!!!!!!」

大魔女「……」

ぬぬ雄「なるほどそうか」

アメナ「ガムはずっと“一人っ子”だからねぇ…」

大魔女「…………………」

ねこ(ひ…一人っ子…じゃないでしょ!!!!? ずっと…!!!!!?
この人達……どこまで本気なの…? やっぱりなんだかおかしいよぅ……)
295創る名無しに見る名無し:2012/01/31(火) 04:00:49.62 ID:pyLYxUnk
ぬぬ雄「ところでガム 今日は早かったね」

ガム「今日は部活がなかったんだべ」

アメナ「あら 珍しいわね …ゴホッ」

ガム「同じ部活のシュン・カツエイ君が猥褻物チン列罪で捕まっちゃったの… それもあって臨時休部」

アメナ「まぁ シュン・カツエイ君といったらあのエリートの!
一体ナニを陳列したの?」

ガム「分からないべ… フロントかバックか…噂が分かれてるべ…」

ぬぬ雄「フロントくさいな………」

アメナ「確かに臭いわね」

ぬぬ雄「……」

ガム「一体何があったのかなぁ…」

アメナ「ナニがあったから捕まったのよ」

ぬぬ雄「お母さん……」

ねこ「…………」

大魔女「…………………」

アメナ「ゴホッ!!!! ゴホッ!!!!! ゴホゴホッ!!!!!!!!!!!!! ゴッホォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「お…お母さん!!!!!!!!!!」

ぬぬ雄「はやく薬を!!!!!!!」

アメナ「え…えぇ…」

ねこ「だ…大丈夫ですか!!!!!!!?」

アメナ「だ…大丈夫です… いつもの発作ですからゴホゴホゴホォオーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「………体ホントに悪いんですね… ……いつからですか?」

アメナ「20年くらい前からでしょうか… 大分長いですよ…」

ねこ「(20年前…… フーリャンちゃんが生まれたくらいの時だ……)

ぬぬ雄「まったく原因が分からないんだ お母さんは昔から体が弱かったけど」

ねこ(………フーリャンちゃんを産んだのが原因なのかな…?)

大魔女「……………」


大魔女「………………………………ねぇ」

ねこ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ピリッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
296創る名無しに見る名無し:2012/01/31(火) 04:22:08.25 ID:pyLYxUnk
ピリッ…ピリッ…ピリッ…ピリィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ(フーリャンちゃんが初めて口を開いた…!!!!!!!!!!!!!!!!!
その瞬間に空気が張り詰めて電気が走ったような感覚が…!!!!!!!!!!
一体何を言うの…!! フーリャンちゃん……!!!!!!!!!!!!!!!!!)

大魔女「………」

ぬぬ雄「おや…初めてしゃべるね なんだい?」

アメナ「ゴホゴホ…」

大魔女「……………」


大魔女「………」

大魔女「……………」


大魔女「…………あんたら 子供はそこのガムだけなの?」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ(ブッ込んだ!!!!!!!!! フーリャンちゃんがブッ込みおったアァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ぬぬ雄「………………はあ」

ガム「…?」

ぬぬ雄「ガムだけに決まってるじゃないですか 他に何がいるんだい?」

大魔女「……あぁ… ………そう」
《また目を伏せるフーリャン》

ねこ「……………!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタァッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「ほ…本当にガムちゃんだけなんですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう一人…… ガムちゃんのお姉さんとか…居たんじゃないですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ぬぬ雄「いないよ 一体急に何を…
……ハッ!!!!! まさかお母さんに俺のしらない隠し子が…!!!!!!!!!!」

アメナ「居るわけないでしょう 犬のフン投げるわよ」

ねこ「そ…そんなっ…」

大魔女「やめなさいねこ そう言ってるんだから居ないんでしょ ……いいのよ」

ねこ「フーリャン…ちゃん……」
297創る名無しに見る名無し:2012/01/31(火) 04:41:48.61 ID:pyLYxUnk
ぬぬ雄「ガムは長いこと子供が出来なかった俺達に出来たたった一人の娘さ」

アメナ「そうね」

ぬぬ雄「大事に大事に育てて箱入り娘にしたつもりだが 教えてないのに方言をマスターしちゃったのは誤算だったな!!!!!!!!!
ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「もう〜〜!!!! お父さんったらぁ!!!!!!!!!!!」

わいわいわいわい


大魔女「………………」

ねこ「………………」


ねこ(………そっか… …分かった…
…なんでこの人達がフーリャンちゃんにまったく反応しないのか
そしてガムちゃんにお姉さんが居ないなんて言うのか)


ねこ(…………本当に居ないんだ
……“この人達の中”にフーリャンちゃんは居ないんだ…)

ねこ(呪われた子供とは言え自分の子供を捨てるなんてとても計り知れない心の苦痛があったはずだよぅ
原因は分からないって言ってたお母さんの病気も それが原因だったに違いない
…………だから“忘れた”んだ… フーリャンちゃんの事……捨てた長女の事は…)

ねこ(忘れる事で心に負う苦痛を減らしたんだ
…それで本当に忘れた… 綺麗サッパリこの人達の中からフーリャンちゃんという存在は抹消されたんだ…
この人達の防衛本能的な奴が働いて 自分の身を守るために ……忘れた
…………悲しい なんて悲しいの…
……うぅ…フーリャンちゃん………)

大魔女「………」

ガタ…
大魔女「行きましょう ねこ」

ねこ「あ…あやっ!!!!!!! は…はいにゃ!!!!!!!!!!!」

ガム「え………どこに? もう夕方………暗くなりまべすべ?
……今日はウチに泊まったらどうかなぁ…なんつって思ったりしたんだどもぉ」

大魔女「いい 邪魔したわね」
ガチャ…

ねこ「ま…待ってよぅ!!!!!!!!!!」
タタッ!!!!!!!!

ガム「あっ………………」

大魔女「…………さようなら」
ガチャン…


ガム「………………………………」
298創る名無しに見る名無し:2012/01/31(火) 12:23:47.38 ID:pyLYxUnk
ぬぬ雄「……なんだったんだろう彼女らは」

アメナ「…ガム あまり知らない人と仲良くしちゃダメよ」

ガム「……」


―――…

スタスタスタ
大魔女「…………ふぅ…」

ねこ「……フ…フーリャンちゃん………」

大魔女「……」

ねこ「どうする…? …帰る?」

大魔女「………」


スタスタスタ
村人「ふんにゃ〜〜はんにゃ〜〜ほんにゃ〜〜」

大魔女「そこの」

村人「な…なんだべ!!!? 逆ナンか!!!!? 逆ナンか!!!!!?
モテ期きたこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
カァーッ!!!!!!!

大魔女「あの家の家族はずっと3人だけだったの?」

村人「!!!!!!?」

ねこ「なッ…!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人「何を言ってるんだべ…」

大魔女「例えばあの家には葬られた子供が居たとか そんな話があるんじゃないの?」

村人「な…なんの話か分かんないべ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ(……フ…フーリャンちゃん自らがそんな聞き込みをするなんてッ…!!!!!!
いつになくアグレッシブだッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

ねこ(そ…そうか 少しでも自分の存在を証明する何かを知りたいんだ…
消し去られたままだなんて悲しすぎるもんね…
……にしてもこの村人の様子…何か知ってそう)

村人「お…おらは知らん!!!!!!!!!! なんも知らん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スタコラサッサーーー!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「あっ!! 逃げた!!!!!!」

大魔女「………ちっ…」
299創る名無しに見る名無し:2012/01/31(火) 15:04:33.54 ID:pyLYxUnk
大魔女「………」
スタスタスタ

ねこ「…フーリャンちゃん また聞き込みするの?」

大魔女「あんたは付き合わなくてもいいのよ」

ねこ「…そんなことしてどうするの…?」

大魔女「……どうにもならないわね ただ私は見極めたいだけよ
…あんたは意外と思うでしょう
私は 人を外れた私に残された唯一の人間らしさの痕跡が残るこの生まれ故郷を見極めたい
ただそれだけよ」

ねこ(…見極めて…どうするの…)


―――…

村人B「し…知らん!!!!!!! なんもしらねーーー!!!!!!!!!!」

―――…

村人C「なにも知らない!!!!!! なにも語らない!!!!!!! 帰れ帰れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

―――…

村人D「ぼくちんこ ちんこだからなにもわかんない」

―――…

ちちげ「いや俺この村の人間じゃないし」

―――…


村人達の反応はみな予想通りだった
絶対に何かを知っているはず… でも誰もがそのことを語ろうとはしなかった
皆が口を合わせたように この村の黒い歴史を覆い隠すように
それに比例してフーリャンちゃんの顔もだんだんと邪悪サイドに落ちていった…


大魔女「…………」
ズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズ……

ぶつぶつぶつ
大魔女「…………気に入らない…… ……………死ね… ……………ウンコテロ敢行…」

ねこ(ヤバーーーーーーーーーーーーイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウンコテロ敢行されるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
300創る名無しに見る名無し:2012/01/31(火) 15:09:34.10 ID:euZkAQzZ
なぜちちげが居るwww
301創る名無しに見る名無し:2012/01/31(火) 22:15:01.80 ID:pyLYxUnk
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

ねこ(マズイ!!!!!!!!!!!!!!!! これは確実に滅ぼす気だ!!!!!!
…この顔は前の希代の悪女の時のフーリャンちゃんと同じだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーリャンちゃんは……この村を滅ぼして自分に残った人間らしさの部分までも吹っ切るつもりなんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなのダメ!!!!!! 止めなきゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

大魔女「ウンコテロウンコテロウンコテロウンコテロウンコテロ……」

ねこ「フーリャンちゃん落ち着いて!!!!! 落ち着い落ち着い落ち着いぇーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
テンテッケテンテッケ

大魔女「うるせーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「にゃーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
………落ち着いてヒップアタックーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズオォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「迎撃ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パチアアアァァァァァァンツ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「びえぇーーー!!!!!!!!!!!!」

大魔女「セイセイセイセイセイセイセイセイセイセイセイセイセイセイセイセイセイセイセイセイセイセイセイセイセイセイセイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチィィィンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「あ…あうあうぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ちちげ「な……なんて情熱的な尻太鼓だ…」
ゴクリ…

ボーボ「何みてるんですかい坊ちゃん」




ねこ(フーリャンちゃんの怒りを止められるならにゃんはサンドバックにだってなるよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!
302創る名無しに見る名無し:2012/02/01(水) 07:19:47.08 ID:kZYhn+g+
大魔女「………ふぅ」

ムムム〜〜〜ン…
ねこ「ど…どう? 落ち着いた? にゃんのお尻で満足した?」

大魔女「ダメに決まってんだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたの尻には締まりがないのよ締まりがッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「そんにゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「止めたって無駄よ!!!!! 私は…やる!!!!!!!!!
この村をきれいさっぱり消す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうしなきゃ私はずっとここを引きずるわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私の生き方の妨げになるものは…いらない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「そ…そんなことしたらもっと引きずる事になるよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
絶対にダメ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それでもやるなら…止める!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュバァッ!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「!!」
サッ!!!!!

ねこ「にゃん必殺のイレギュラーオービット手裏剣!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギュルルルオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ねこが投げた手裏剣は気色の風でバラバラの軌道に飛びフーリャンに迫る!!!!!!》

大魔女「…いくら手裏剣の動きをめちゃくちゃにしたって狙いは私一人… …容易い!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パシパシパシパシパシパシパシパシパシパシパシパシパシパシパシパシパシパシパシパシパシパシパシパシィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《手裏剣を全てキャッチ!!!!!!!!!》

ヒュルルゥゥーー…

……………ピクンッ!!!!!
大魔女「!!!」
バッ!!!!!!!!!

ギュオォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女(両手が塞がった所に間髪入れず頭上から鉄球ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

大魔女「ふうぅーーーーーーん…!!!!!!!!!!」
ぐぐぐ…

大魔女「大魔女ヘッドバッド・ディスチャージ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴガアァァァァァァァァンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ピシピシ… ビキィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
303創る名無しに見る名無し:2012/02/01(水) 07:57:15.78 ID:kZYhn+g+
ねこ「なーにゃーてッ!!!!!!!! あの374.79ポンドの鉄球手裏剣をヘッドバッドで破壊するにゃーてッ!!!!!!!!!!!」

大魔女「あんたとまともに戦うのは久々ね……
気色の術とかいう技を使ってもまだまだこんなもんなの?
こっちは両腕をケガしてるハンデ付きなのに」

ねこ「にゃ…にゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
にゃん必殺のイレギュラーオービット手裏剣乱舞!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アンド!! 鉄球手裏剣流星群ーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブワアアアアアアアアアアアアァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「無駄よ」
スウゥゥゥ…

大魔女「魔体術『ゲロファイヤー』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オォーエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエェェェェェェッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブォワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュンジュワ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
《フーリャンの吐いた炎で手裏剣焼滅!!!!!!!!!!!!!!!!》

ねこ「そんにゃーー!!!! 口から火を吐くなんてまるで怪獣…」

ヒュッ!!!!!!!!!
大魔女「なにボケッとしてんのよ」

ねこ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「大魔女〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ギュゴゴゴ…

ねこ「ひっ…」

大魔女「カンチョーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズブシッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「あ…あんドホッホーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビャ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
304創る名無しに見る名無し:2012/02/01(水) 11:24:00.75 ID:kZYhn+g+
プスプスプスプスプスプス…
ねこ「あうううぅぅぅ〜〜〜〜…」

大魔女「『穴門爆砕拳』……別名“嫁殺し”……
これであんたはお嫁に行けないわね」

ねこ「カ……カンチョーじゃん!!!!!!!! なに『穴門爆砕拳』って!!!!!!!!!!!?
さっきおもっくそカンチョーって言ってたのに何カッコ良く言い直してんの!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!

大魔女「うるさいわね とにかく大人しくしてなさいよ」
ザッ…ザッ…

ねこ「ダ…あっ…ダメだよぅ〜〜〜〜!!!!!!!
そんなことさせない……お願いフーリャンちゃん… 考え直して…」

大魔女「………」
ザッ…

ドクンッッッ…!!!!!
大魔女「!!! ぐ…ぅあッ」
ガク…

ねこ「!!!!? どうしたのフーリャンちゃん!!!!?」
よたよた 《↑ケツが痛いので超内股で歩くねこ》

大魔女「………ハァッ…… ………ここはッ…」

ねこ「…! …ここ…昼に来た神社!!!!!!!!!!!!!!!!!
そ…そうか 確かフーリャンちゃんは大魔女だから神社に近づくと拒絶反応が…」

大魔女「………ちがう……」

ねこ「え!!?」

大魔女「思い出したわ………」

ねこ「え………」

大魔女「私は…………
この神社から通って山の中に捨てられたのよ」

ねこ「え?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
よたぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! キュッ!!!!!!!!
《ビックリしてケツが締まった》
305創る名無しに見る名無し:2012/02/01(水) 15:42:27.32 ID:kZYhn+g+
ねこ「う…うそ…」

大魔女「最初来た時は分からなかった… でも今 思い出したわ
確かに私は捨てられる時ここを通ったわ
知らないオッサンの腕毛の感覚 知らないオッサンの息の臭さまで!! 細部に渡って思い出したわ!!!!!!!!
魚の内臓を3日放置したような匂いがした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「いや…匂いの詳細はいいけど…」

大魔女「……ここに入って参道を外れた所から山に入って…その場に放置されたのよ」

ねこ「Oh……」

大魔女「ここの神主野郎ならなんか知ってるかもしれないわ」
キョロキョロ

ねこ「いないよぅ もう家に帰ったんだよぅ…」


―――――――… キャバクラ『ちんちんまみれ』

ズンチャ♪ ズンチャ♪

神主「ふぅっふ〜〜〜〜!!!!!!!! アゲポヨ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
デ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ちちげ「一発ゲイやります!!!!!!!!!!!
下半身ドラムカモン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボーボ「せい!!!!!!」
ぬぎ!!!!

タツマ「せい!!!!!!」
ぬぎ!!!!

ナイスミールド「せせい!!!!!!」
ち〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!

ちちげ「カマンッッ!!!!!!!!! It's a CRAZY BAND!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パパンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボーボ「ふぉおおーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ちちげ「ヘイヘイヘヘイヘイヘヘヘェエエーーーーーーーーーーーーーーーーーイッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パパンパンパンパンッパンッパンッパンッパンッパンッパアァーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボーボ「ヒュエオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

タツマ「はうッはう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ちちげ「ATTACK!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ナイスミールド「パオ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

きーぼん「腹踊りもあるよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

神主「帰れ帰れぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
306創る名無しに見る名無し:2012/02/01(水) 18:04:00.28 ID:kZYhn+g+
―――

ザッ… ザッ…

大魔女「………そう この道… この道を通って…
……そうね 時間帯もこんな時間帯だった気がするわ」

ねこ「こんな暗い所を……」
ゴク…

ねこ「でも…なんで神社から……」

大魔女「…紛らすためでしょ」

ねこ「え…」

大魔女「…人間達って分からないわね
子供を捨てる時に感じる苦痛を和らげるためにこの神社を通ったのよ 自分達の罪を紛らすためにね
…それで何が変わるのかしら ………きっと何も変わらないのに…
…………捨てられた方の怨みは 何をしても残るのに」

ねこ「……フーリャンちゃん…」

大魔女「………あぁ〜〜…ンなコト言ってたらイッライラして来たわぁ…
もうめっちゃ滅ぼそうかしら… もうマジで跡形もなく」

ねこ「やめて!!!!!!!!!!!!
にゃんのお尻…いや体を一生捧げるからそれだけはやめてほしい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「やだあんたマゾだし」

ねこ「そんにゃ…!!!!」

大魔女「…あ ここ
ここから山道に入っ………」
ピタッ…

大魔女「!!!!!!!!!!!!!!!! …………!!!!!」

ねこ「ど…どうしたの…フーリャンちゃ…
………………あっ…」


《フーリャン達が見たものは……》
307創る名無しに見る名無し:2012/02/01(水) 18:57:47.01 ID:kZYhn+g+
ばーん…


ねこ「…………石碑………………と
………………花だ」

大魔女「これは…」

ねこ「……これも昔から?」

大魔女「……………」

ねこ「……………そっかこれ
フーリャンちゃんが捨てられた後に作られた石碑なんだ…」

大魔女「……」

ねこ「……これも罪悪感を感じた人が作った石碑なのかな…
よく見るとこの石碑……赤ちゃんみたいな形に見えるもの…」


ザザアアアアアアアア…


ねこ「………この村の人達は…確かに昔のことを知っていながらに隠してる
みんなが忘れてるフリをしてる…」

ねこ「でも見て…… …この花 取り替えてまだ新しい…」

大魔女「…」

ねこ「……居るんだよ
…20年前に捨てられた子供を思ってこうしてお供えしている人が…
フーリャンちゃんを思ってる人が……」

大魔女「……」


この瞬間 フーリャンちゃんの中から怒りが引いた気がした…
ナイス! 花を供えてる人!!


ガム「あ!!!! こんな所に居たべ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「!!!!!!!」

ねこ「ガムちゃん!!!!!!!!!!!!」
308創る名無しに見る名無し:2012/02/01(水) 20:57:11.05 ID:kZYhn+g+
ガム「ハア……ハア……」

ねこ「ガムちゃん……?!」

大魔女「どうしてここに…」

ガム「………う…うびるるるるるるるるるるぅうう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「なに奇声を上げてんのよ」

ガム「き……奇声じゃないでべそぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
泣いてるんべすぶぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うびるううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「夜だから響くわよ うるさいわね…」

ガム「だ…でゃってぇ!!!!!!! でゃってぇ!!!!!!!!!!!!
いぎなりいなくなりゅかりゃああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このままもう会えないかと思ったんですべぇえええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「……」

ねこ「…え…えへへっ? じゃあガムちゃんはにゃん達を探しに?」

ガム「うぬぅ……
…お父さんお母さんは暗いからやめなさいって言ったけんどぉ…
このまま別れたら…二度と会えない気がしたんだべぇ…」

ねこ「そっか…」

大魔女「なぜこの場所だと分かったの?」

ガム「分かったわけじゃないべすべ
ただ今日帰りにココよってなかったなと思ってついでに寄ったら偶然お2人が居たんだべぇ…
良かったべ…」

大魔女「……ココに…? あんたココに毎日通ってんの?」

ガム「はい… 今日は変な男の人達が居たから帰りに寄れなかったんだども…」

大魔女「毎日…何しに?」

ガム「それは…」
309創る名無しに見る名無し:2012/02/01(水) 23:16:56.31 ID:kZYhn+g+
ガム「この石碑に手を合わせに…でべす」
スッ…

大魔女「ッ あ…あんた…」

ねこ「毎日…これを?」

ガム「はい これをしなきゃ落ち着きませんべ」

ねこ「ガムちゃん… …この石碑がなんなのか分かるの?」

ガム「……分かりませんべ でもなんだかとても大切なモノな気がするんべす…
いつも誰かが花を替えてるし…それにこの石碑を見ていると…」

ポロ…
ガム「………とても悲しい気持ちになるんでべす …………………………」

ねこ「ガ…ガムちゃん…」

ガム「…………花子さんを見ていると…なんだか同じように感じるでべす…
…とても大切のような…そんな…」

大魔女「…………」

ガム「怖かった…… 本当にあのままお別れになっちゃう気がしたべす…
でも…嫌でべす…! 何も言わないままお別れだなんて!!!!!!!!!!!! ……花子さんはッ… 花子さんはッ…!!!!!!」

ガム「お母さんが言ってたような…… なんだか…本当の…お姉さんのようで…」
ぽろぽろ…

大魔女「…!! ……………ガム」

ねこ(………この子…!! 感じてるんだ…!!!!
分からなくても…知らなくても…!! フーリャンちゃんとの…姉妹の絆的なアレを…)

ガム「……………ねぇ… 花子さん… ……お願いがありますべすぅ…一つだけ…」

大魔女「…………なぁに?」

ガム「…花子さんにギュウッとしても…いいでべすか?」

大魔女「……私に?」

ガム「…ダメでべすか?」

大魔女「…………………………………いいわよ」

ガム「ありがとうございますべ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュッッ…

大魔女「……………」

ガム「あったかいべ……… 花子さんの胸の中…とても落ち着くべ…」

ぽろぽろぽろぽろ
ねこ(ひっ…ひぐぇっ…ひぐぇっ…
い…いいねぇえええ〜〜〜〜〜〜〜 いいねぇえええ〜〜〜〜〜〜〜〜
姉妹っていいねぇええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
感動でにゃんのお尻が締まりまくって閉鎖されそうな勢いだようぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜)
310創る名無しに見る名無し:2012/02/02(木) 00:29:26.65 ID:yZK/9x4X
ガム「…落ち着くべ… …なんでこんなに落ち着くんだべ…」

大魔女「………」
ギュッ…

ガム「…は……花子さん… もう一つお願いがあるべべす… 聞いてくれませんだか……」

大魔女「…なに? 今は気分がいい…
なんだって聞いてやるわ… 便秘ならすぐにウンコ出るようにしてやったって…」

ガム「お姉ちゃんって呼んでも…いいでべすか…?」

大魔女「!!! ………」

ガム「…………花子さんみたいなお姉ちゃんが…欲しかったでべす…
花子さんは私が思っていたお姉ちゃんのイメージそのものでべす…
……でもなんだか花子さんは本当に…… 私のお姉ちゃんみたい………そんな気がしてならないでべす…
花子さん………あなたは一体……」

大魔女「…………」

ピクンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……
大魔女「…………」

ガム「………………花子さん?」

バッ!!!!
大魔女「ガム 今日はもう帰りなさい ………親が心配してるわよ」

ガム「…………お2人は…? …もし良かったらウチに泊まってくだせぇ」

大魔女「…遠慮するわ」

ガム「でも…」

大魔女「大丈夫よ ……明日はまた会える」

ガム「……本当でべすか?」

大魔女「えぇ 信じなさいよ」

ガム「……分かりますた 今日は帰りますべす ……また明日…」

大魔女「えぇ また明日ね」


―――…

ねこ「……うぅ… いい子だねぇ……ガムちゃんいい子だねぇ… あんな妹ほしぃーーーー!!!!!!!!!!!!! 男の子じゃないけど妄想してしまうーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「………」

ねこ「…アレ? フーリャンちゃん?」

大魔女「………来る」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
311創る名無しに見る名無し:2012/02/02(木) 01:22:21.49 ID:yZK/9x4X
―――… 村から数キロ離れた場所


ズズゥン… ズゥン…
??「んん〜〜〜〜〜…によう……にようぞおおお…
濃厚な田舎の臭いだああああ〜〜〜〜〜…
ぐ…うおおぉっ…ジラジラジラジラジラアアァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
“田舎”という響きを聞くだけで吐き気がするううううううううううるッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブッ潰す!!!!!!!! この…“飢凄寄生”が田舎をブッ潰す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://loda.jp/mitemite/?id=2788.jpg

飢凄寄生「“田舎”アァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前は存在しているだけで迷惑なんだよオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Iターンラッシュ!! Uターンラッシュによる交通渋滞!!!!!!!!!
そこで失われる男女の尊厳ンンッ!!!!!!!!!!!!!!!!! (主にトイレ的な問題で)
この悲劇は“田舎”という大罪人がいるから起きるのだあああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この悲劇を無くすため!!!!!! この飢凄寄生がこの村を…ダムに沈めてやるうううううううううん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヒュオオオッ…

大魔女「やはり来たわね」
バサァッ…

飢凄寄生「なんだあああああああああああああああああああああああああああああああああああオイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
カアァーッ!!!!!!!!!!!!!

大魔女「…ふう この感じ…寄生とかいう奴ね…
まったく…これは私の領分じゃないでしょうが…」

飢凄寄生「おいコラアアアアアアアアアァァァァッ なんだと聞いているぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「……一度はあんたの来襲に私も便乗して一緒に村を破壊してやろうと思ったけど…気が変わったわ
こっちの都合で申し訳ないけど あんた死んでくれる?」
ゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

飢凄寄生「敵かよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお上等だッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
312創る名無しに見る名無し:2012/02/02(木) 13:24:26.53 ID:yZK/9x4X
ズズゥーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
飢凄寄生「オメエエよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお正気かアァッ?!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんな俺から見りゃノミみたいなサイズのてめえええええええええええええええええええがッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺にどう立ち向かうってんだオイイィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あっはっは…ノミとは言うわね
でも私はノミと違って……潰せないわよ」
ギギィンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゾクッ!!!!!!!!!!
飢凄寄生「!!!!!!!!!!!? ひいいぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ザザァッ!!!!!!!

大魔女「………あっはっはっはっはっ
これはまた楽しいヤツね」

飢凄寄生「な…なああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああにッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「今のビビりよう……お笑いだわ
あんたその巨体のくせにまるでノミの心臓ねぇ」
にやにや

ブチッ!!!!!
飢凄寄生「て……てめええええええええええええええええええええええええええええええええええええッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジラジラジラジラジラアアァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブチ沈ますッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ダアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァッムの底によおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぷっしゃ〜〜〜!!!!!!!!!!!
《飢凄寄生の股のホースから恐るべき量の水がほとばしる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
313創る名無しに見る名無し:2012/02/03(金) 13:11:54.05 ID:NLBJeOFn
飢凄寄生「アビャビャビャビャビャビャビャビャビャビャビャアアアアアアアァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見よこの俺の聖なる水の量をよオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつはダムの底に沈む前に水圧に押し潰されてぺしゃんこになりそうだなあああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「…なんの力もこもってないただの水…
それがなんだってのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ファイバレー ギデュラ メコレ ギオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ファオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

じゅんじゅわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

飢凄寄生「ンなああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああにッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
600万トンの水が蒸発したああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああだと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「レイザー バクサエン ド スグシーズー メコレ ギガ」
ボォッッ…… ズズゥンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

飢凄寄生「…!!!? 火の玉…かあああああああ!!!!!!!!!!?
…ハッ!!!! 俺から見りゃ線香花火みてぇなそんな火の玉でええええええええええええええええええ何が出来る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
握りイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイィィ潰すッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐあゥッ!!!!!!!!!!!!!!!!!

パシ…

じゅんじゅわ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
飢凄寄生「ぎゃああーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!! 火の玉に触れた腕ッ…があああああああああああああああああああああ熔けたァーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「その火の玉は1万度
その熱は外へは伝わらないし分からないけど 触ったやつはその熱さを体感出来るわよ
あんたのその腕みたいにね」
ドドンッ!!!
314創る名無しに見る名無し:2012/02/03(金) 13:26:33.33 ID:NLBJeOFn
ズジュジュジュジュジュジュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《獄熱の火の玉が飢凄寄生を焼いていく!!!!!!》

飢凄寄生「体がああああああああああああああああ体がああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぐぎえぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あんたの体を虫食いのように消滅させてやるわ その巨体なら消滅させがいがあるってもんよ
でも手っ取り早く弾を増やすとするわ
レイザー バクサエン ド スグシーズー ミナミナ メコレ ギガ」

ブンッ ブンッ ブンッ ブンッ ブンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《火の玉が増えた》

飢凄寄生「やッッ…やめろオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジュワジュワジュワジュワジュワジュワアァァァ〜〜〜〜〜〜ッッ…

大魔女「……………」

飢凄寄生「ひっひいいいいいいいいいいいイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジュワジュワジュワジュワジュワジュワジュワジュワジュワジュワジュワジュワ…

大魔女「もうめんどい
プチ・マイクロ・スーパーノヴァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュウァウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

飢凄寄生「あッッ…」

チュゴゴォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
飢凄寄生「都会バンザアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーイッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズウゥーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
315創る名無しに見る名無し:2012/02/03(金) 22:10:03.05 ID:NLBJeOFn
大魔女「まったく 身勝手な都会人のようなやつだったわね(フーリャンの偏見)
にしても見た目のわりにくそ弱かったわね…」

大魔女「……むむっ」
しゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…

大魔女「……限界ね」
ヒュルルルルゥウウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…

《重力に従い下に落ちていくフーリャン…》


ゴオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「キャアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!
《ねこがフーリャンをキャッチ!!!!!!!》

大魔女「誰が現金よ
ふふん あんたならこうしてキャッチすると信じてたわよ」

ねこ「あ…ありがとう!!!!!!!
でもなんで飛行魔法解いたのよぅ!!!!!!!!!!!!!! 危ないよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「解けたんじゃなくて解いたのよ 魔力がギリギリまでなくなったから」

ねこ「な…なんで!!!!!!!!!? 魔力が!!!!!!!!!?」

大魔女「プチ・マイクロ・スーパーノヴァを使ったからよ
今の状態でマイクロ・スーパーノヴァを使うにはエネルギーではなく私の魔力で放つ事になるわ」

ねこ「じゃ…じゃあ今のにほとんどの魔力を…」

大魔女「まぁね でもあの程度の奴ならもっと弱くても良かったわね
魔力量で威力は調整出来たけど如何せん腕がこんなだから上手くいかなかったわ」
ポタポタ…… タラーー…

ねこ「はうあ!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにゃその手!!!!!! 血だらけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「この腕にスーパーノヴァの反動は大きすぎたみたいね」

ねこ「うにゃああああっ!!!!! 腕が治るまで今の使っちゃダメーーー!!!!!!!!!!!」

大魔女「うるさいわねぇ」
316創る名無しに見る名無し:2012/02/04(土) 01:55:13.55 ID:03CNT9fo
ねこ「……それにしても… あんなのが来ていたなんて…
フーリャンちゃん………いつから気づいてたの?」

大魔女「―――…最初からよ」

ねこ(…………最初から!!!!!!?
まさか……まさかフーリャンちゃんが急にこの村に来た理由って…)

大魔女「…ふぁ〜〜あ… またなんの利益のない戦いしちゃったわね
つまんないつまんない」

ねこ「フーリャンちゃん……」


フーリャンちゃんにとってはなんの問題もなかった戦い…

でも…

この村を守ったこの戦いには 大きな意味があった…とにゃんは思う

その夜 にゃんとフーリャンちゃんは神社に泊まった…

そして境内をちょっとフーリャンちゃんが放火し 朝を迎えた…



キキルコッコー!!!!!!!!!!!


――― 朝


神主「Oh my God!!!!!!!!!!
俺の神社が!!!!!!! うぉれの神社があぁ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何故じゃ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!! 何故なんじゃ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボーボ「お…俺が昨日立ちションした時にはまだ無事だったのに…!!!!!!」

神主「貴様か〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様の尿の仕業か〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様の尿は発火性かーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うおぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
317創る名無しに見る名無し:2012/02/04(土) 02:26:24.27 ID:03CNT9fo
そそくさ

ねこ「も…もう!!!!! なんで放火するの〜〜〜!!!!!!!!!!!!」

大魔女「寒かったからたき火感覚で
今では反省していない」

ねこ「いや反省してよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう〜〜大惨事だよぅーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「まぁ昨日は村そのものが無くなるとこだったわけだし いいじゃないのよ」

ねこ「う…うぅーん………それはそうだけど…」

大魔女「問題ない問題ない
それよりそろそろ…」

ねこ「?」

大魔女「……来た」

ねこ「え…… あっ!!!」



てくてく…
ガム「だべだべだべだべ〜 だべだべだべだべ〜
だべだべっだーべだべっ だべだべっだーべだべっ!!!!!」
♪♪



ねこ「ガムちゃんだ…!!!!!!」

ザッザッザッ
大魔女「行くわよ」

ねこ「フーリャンちゃん!!!!!!」



ガム「…だーべ〜べ〜 だーべべ〜 だーべべ〜」
♪♪

大魔女「ガム!」

ドキッ!!!!!
ガム「花子さん!!!! …や…やだ私ったら! 鼻歌なんか歌っちゃって恥ずかしーべ〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「お別れを言いに来たわ」

ガム「!!!!!!!!!!!!!!! えっ……!!?」
318創る名無しに見る名無し:2012/02/04(土) 02:49:30.50 ID:03CNT9fo
ガム「お…お別れって…?!!!!!!!!」

大魔女「私達は帰るのよ 都会にね」

ガム「そ…そんな…………………………」


ぽろ… ぽろぽろ……
ガム「…ひぐぅっ… ひっぐ… う…うえぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん………」

大魔女「………なんで泣くのよ」

ガム「わがんない…さびじいからでべすぅ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「私らは昨日あっただけの“赤の他人”じゃない …何をそんなに悲しむ事があるのよ…」

ガム「わがんないでべすぅう〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
花子さんと別れるって分かったら…なぜか物凄く胸が苦しいんす〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギューッて…胸が締め付けられるんでべす〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
嫌だべ〜〜〜〜!!!!!!!! 離れたくないべーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ずっといたいべよ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「私だってそろそろ都会の空気が吸いたいのよ
それに…場所は離れても 離れちゃいないわよ
私達の心はね
だって私達は………」

ガム「?」

大魔女「……………………なんでもないわよ
……それよりあんた さっきから私を普通に名前で呼んでるけど
………昨日私にお願いしなかった?」

ガム「!! ………お…お姉ちゃん…」

大魔女「…そう呼ばせてやってもいいのよ」

ガム「お…お姉ちゃん!!!!! お姉ちゃん…お姉ちゃん〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!

大魔女「ガム」
ギュッ!!!!!!

大魔女「………私とあんたは姉妹…
……………………そう思ってもいいのよ」

ガム「お…お姉ちゃん…」
319創る名無しに見る名無し:2012/02/04(土) 03:09:35.35 ID:03CNT9fo
ガム「お姉ちゃん… 私… 私お姉ちゃんの事忘れないべ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ついでに犬子さんも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「私も忘れやしないわよ 一生ね
……最初はどうしようもない村だと思ったけど あんたに会えた事だけは救いだったわ
いや あんたには本当に救われた気がするわ
……最後に 姉の助言を聞きなさいよ」

ガム「は…はいべ…」


大魔女「ガム…」

大魔女「………ちゃんとした標準語を覚えなさいよ
ウンコチンコばっか言うんじゃないわよ
着衣式乾布摩擦も忘れないで 毎朝よ
足はちゃんと洗いなさい 足の爪に貯まるゴミは果てしなく臭いから気をつけて
巻き毛とカール毛の手入れは最重要よ ロンリーロールロックヘアーはもっと巻きなさい
男が襲って来たらまずチンコを蹴り上げ張り倒し頸動脈を断ち切ってやりなさい
妹のあんたは妄想癖の男に狙われるかもしれないから鍛えなさいよ
勉強もちゃんとして それでちゃんとした仕事につきなさい
絶対にひもじい思いをしちゃダメよ 常に余裕を持ちなさい
釣りをするならブルーギルよりブラックバスよ
自分の洗濯物は自分で洗うようにしなさい
こたつで寝ちゃダメよ ふとん最強だから
大人になったら独立しなさい ……でも親は大切にしなさいよ
結婚するなら尻に敷ける男にしなさい
Sになりなさい だから旦那はMがいいわね
とにかく…健康には気をつけなさい…
…………長生きしなさい 誰よりも心穏やかに生きなさい
……………幸せになりなさい ガム」

ガム「お姉ちゃん………ありがとう…
お姉ちゃんの言い付け…私…守る…!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
320創る名無しに見る名無し:2012/02/04(土) 03:23:13.65 ID:03CNT9fo
大魔女「……………………」

ガム「……………………」

スッ…
大魔女「……じゃあ もう行くわね
フワラル(以下略)」
バサ〜〜〜!!!!!!

ガム「はわわッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「行くわ」

ガム「…………お姉ちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「なに?」

ガム「また…会えるべか!!!!!?
次のゴールデンウイークでもお盆でもお正月でも…!!!!!!!!
また来てくれるべか…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「………」

ガム「会いたいべ!!!! それで次会う時は… 標準語も覚えて完璧なシティーガールになってるべ!!!!!!!!!」

大魔女「……それは楽しみね」

ガム「それでそれでっ もしちゃんとしたシティーガールになってたら…都会に連れてって欲しいべさ!!!!!
一緒に買い物したいべ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だからっ…また来て下せい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「……その時を楽しみにしてるわよ
……その時まで…じゃあね ……ガム!!!!!」
バッサアァ〜〜〜!!!!!!!!!

タッ
ガム「お姉ちゃん!!!!! お姉ちゃんはいつまでも私のお姉ちゃんだべ!!!!!!!!!!
たった一人のお姉ちゃんだべ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さようなら!!!!!!!!!!!! さようならーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


バサァアーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「…………………さようなら……………」



さようなら……


さようならガム……


きっともう 二度と会わない 私のたった一人の妹……………


321創る名無しに見る名無し:2012/02/04(土) 03:50:52.29 ID:03CNT9fo
ヒュウウウウ…
バサバサ〜〜〜ッ…

大魔女「………………」

ねこ「………………」


ねこ「ねぇフーリャンちゃん…」

大魔女「ん?」

ねこ「………いや…なんでもない…」

大魔女「…なによ気持ち悪いわね」

ねこ「………フーリャンちゃん もしも自分が魔法使いじゃなくて普通の人間に生まれてたら…とか考えたことない?」

大魔女「?! ………」

ねこ「もしちゃんと普通の人間として生まれてたら ガムちゃんとは正真正銘の姉妹だし こんな悲しい別れもしなかったはずだし
きっと今とは違う人生を歩んでいたはずだよぅ…
もしかしたら…そっちの人生のほうが幸せだったかもしれないよぅ……」

大魔女「……」

大魔女「確かにそうかもしれないわね」

ねこ「……やっぱり?」

大魔女「でも“幸せ”なんてのは価値観よ つまりどんな人生でも“幸せ”だと思えば“幸せ”
私は今のこの人生を悪いとは思わない
確かに失ったものもあるかもしれないけど 得たものだっておおい
この魔力だって こうして役に立ってるじゃない
それに今の人生は 普通の人生にはない“刺激”があるわ
とても退屈しない刺激的な毎日よ
普通の人生では体験しない出来事や経験は 私の心を満たしてる」

ねこ「そっか…」

大魔女「…だから退屈になるとこの人生に意味を感じなくなっちゃうかもしれないわね 最悪
……ねこ 私を退屈させないように 暇な時は刺激をちょうだいよ」

ねこ「………うんっ!!」


ねこ(…今のフーリャンちゃんだからにゃんも…皆も出会えたんだもんね
………いつまでも親友でいようね……フーリャンちゃん………)



――― フーリャン里帰り編 完 ―――
322創る名無しに見る名無し:2012/02/04(土) 04:13:51.17 ID:omjKnd1n
いい話で終わったな。
323創る名無しに見る名無し:2012/02/04(土) 13:46:38.16 ID:03CNT9fo
――― 多額の借金を背負ったサナバーは借金返済のためにトンネル掘りの仕事に従事していた…

親方「さぁ今日も楽しい楽しいトンネル掘りだぞーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
並べお前ら!!!!!!!!!!!! 点呼ォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


※クイズ! サナバーを探せ!!

作業員1「イチ!!!!!」

作業員2「ニイ!!!!!」

作業員3「ヨン!!!!!」

作業員4「ゴ!!!!!」

作業員5「チェリー!!!!!」

作業員6「ロク!!!!!」


親方「よし!!!!! 次は俺の言うことを復唱しろよ!!!!!!!!!
我々ェーー!!!!! トンネル掘りの作業員はアァーーー!!!!!!!!!
この身を犠牲にしてトンネルを掘ります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

作業員たち『(略)』

親方「もし自身を掘られても文句いいません!!!!!!!!!!」

作業員たち『(略)』

親方「僕たちはゴミです!!!!!!! 僕たちの命は親方の思うがまま使われます!!!!!!!!!!!!!!!!!」

作業員たち『(略)』

親方「よぉーしいいぞーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おいゴミども!!!!!!!!!!! 今日は何人生き残れるか!!!!!!!!!!!!!!!!?
仲間同士の別れは済ましておけよ!!!!!!!! 隣のやつが仕事の終わりまで命があると思うな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さぁ掘れ!!!!!!!!!!!!!! 掘りやがれェーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!


サナバー(…………
ま…まずい…! この仕事……ブラックじゃ…!!!!!!!!!!!!!!!!)

《サナバーは気づいた》
324創る名無しに見る名無し:2012/02/04(土) 14:04:53.98 ID:Sdf+dLmG
ブラックどころじゃねーよwwwwwww
325創る名無しに見る名無し:2012/02/04(土) 20:12:04.61 ID:03CNT9fo
《トンネル掘り現場… モーホー地方の山奥…》

親方「ここが現場だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! この洞窟をトンネルに仕立てるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
腰入れて掘れよ!!!! ていうかちゃんと腰を使え!!!!!!!
こうクイッ…と回すように…」

パラパラパラ…

サナバー(な…なんて危ない… 今にも崩れそうな洞窟じゃ…)

ガラッ… ガララアアアアアアァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

作業員「うぎゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐちゃ

サナバー「言ったそばから崩れて死んだーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜ん!!!!!!!!!!!

作業員「ぐわ!!!! 岩で切った!!!!!!!」

作業員「コウモリに血を吸われるーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「(き…危険すぎる!!!! 入る前からデンジャー具合が留まる事を知らない!!!!!!!
これは…ここまでしてトンネルを作る必要があるのか…直談判せねば!!!!)

サナバー「親方どの… このトンネル掘りに些か疑問を感じるのじゃが このトンネルを作ることの意義は?」
ここらへんなんもないぞ

親方「ふん いい質問だ ……意義ならある!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー(あ…あるのか!!!!! それは一体!!!!!?
まさかこの辺りの開拓する計画でもあって このトンネル掘りはそのためのとても重要な仕事なのか…!!!?)

親方「……俺の暇つぶしだァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
意味のないトンネルを掘って死にまくって俺を満足させるのがお前らの仕事だーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

サナバー「ズコ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンガラガッチャアァーー!!!!!!!
326創る名無しに見る名無し:2012/02/04(土) 20:27:09.84 ID:03CNT9fo
サナバー「なんじゃそれは!!!!!非人道的じゃぞ!!!!!!!!」

親方「うるせーバカ!!!!!!!! お前らの命は俺の思うがままだと始めに言ったよな!!!!!!!!!?
むしろ暇つぶしで金が貰えるなんてとても良心的だろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いいからさっさと洞窟に入って俺を楽しませる死に方でもしろボキャアァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「お前の暇つぶしごときにわしらは命懸けじゃ!!!!!! 許せん!!!!!!!!!!!!!!!!」

親方「よし分かった ならお前のこの写真をお前の交友関係周りにバラまくぞ」
ピラ

サナバー「イエッサー親方ー」
タッタカター

サナバー(ぐぬっ…あの写真は面接時に取った全裸写真(ポーズ付き)………
アレを持たれたんじゃ強気に出れん…
くっ…最初の面接の時にここはブラックだと気づくべきじゃった…)


サナバー「……とにかく働くしかないか…」

女作業員?「やぁ〜ん この岩おもい〜〜」

サナバー「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドキッ!!!!!!!!!!!!!! ぐさっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 《サナバーのハートに矢が刺さった》

《サナバーは恋をした!!!!!》

サナバー「………」

女作業員「うぅ〜…ねぇ…そこの人…」

ドキッ!!!!!!
サナバー「わ…わしか!!!!!!!!!!」

女作業員「あなたも新人さん? 実は私もなの…
新人同士…一緒に頑張りましょ♪」
きゃぴっ

ドキーーーーーン!!!!!!!!!!
サナバー「あっ…あぁ…っ!!!!!」
ドキドキ
327創る名無しに見る名無し:2012/02/04(土) 20:31:42.67 ID:P7hNRda+
おいフーリャンはどーすんだよサナバーwww
328創る名無しに見る名無し:2012/02/04(土) 21:37:52.87 ID:03CNT9fo
ビオランチ「私はビオランチ あなたはサナバーさん? よろしくね」
にこっ

サナバー「え…えぇ」

ビオランチ「こんな仕事をしてるってことは……あなたも何か大きなモノを背負っちゃったんだネ
私もなんだ… お互い大変だね…」

サナバー「君のような女の子がこんなブラックな仕事を…嘆かわしいのう…」

ビオランチ「ありがト… 私の事を…ちゃんと女の子として見てくれるの…君が始めて…」

サナバー「そんな…こんなに女の子らしいのに…」

そっ…
ビオランチ「……嬉しい…」

ボッ!!!!!!!!
サナバー「ぬ…ぬわんとォーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビオランチ「さてっと!! お仕事お仕事! 早くこの岩を運んじゃお…
んっ……重いっ… ハァハァ…」

サナバー「ま…待て か弱い女の子にそれはキツかろう… わしに変わるんじゃ」
スッ

ドキ…
ビオランチ「あ…りが…と…」

ぐっ
サナバー「よっこいしょ!!!!」

ズシ…
サナバー(って重ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
鉄球かこれ!!!!!!? お…おもすぎじゃろ!!!!!!!!!!!!!!!!
一旦降ろし……いやっ!!!!!! そ…そんな格好悪い事は出来ん!!!!!!!!!!!!!!!
意地でも…うおぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
う…うおぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!?)
ボキッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズズ…

ビオランチ「すごーい!!!!!! 持ち上がったーー!!!!!!!!
…でもその格好は?」

サナバー「い…いやいや… こ…この方が力が入ってのう…!!!!!!!
(ギ…ギックリ腰じゃ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!! 腰が90度曲がったまま動かん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)」
ずーん!!!!!!
329創る名無しに見る名無し:2012/02/04(土) 22:22:30.04 ID:03CNT9fo
ズシンッ…
サナバー「ふぅ これでいいか?」

ビオランチ「うん!!!!!!!!!! ありがとう!!!!!!!!!!!!!
サナバーさん逞しい…!!! ……でもいつまでその体勢で?」

ぼきーん…
サナバー「い…いやぁ この方が効率よく仕事が出来そうでな…
(な…治らん… 人生を極めたリアルお年寄りみたいになってしまった…
くう…こんな岩チロリーンちゃんなら人差し指と親指で持ち上げるじゃろうに…)」

ビオランチ「……サナバーさんと一緒なら…私やれそうな気がする!!!!!! 頑張ろ!!!!!!!!!!!!」

サナバー「あ…あぁ…」
ドキドキ


――― トンネル掘りの作業は滞りなく進んだ(意味はない)

サナバー「ふぅ なんだか慣れてきたな」



親方「ちぃっ…つまらん…!!! もっと死にやがれ…!!!!!!!
こうなったら…洞窟に仕掛けたダイナマイトを…起動ォオーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


チュドォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


作業員「なんだーーーーーーうぎゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぐちゃ

ワーワーギャーギャー

ビオランチ「いやぁ!!!!!!!!!!!!!! く…崩れちゃう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「ぬ…ぬぅ!!!! あやつの仕業か!!!!!!!!!!
プラントネット メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


しゅるしゅるしゅるしゅる!!!!!!!!!!! ギュッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

作業員「洞窟の壁や天井に植物が張って崩壊が止まった!!!!!!!!!」


親方「なに!!!!!!!!!!?」
330創る名無しに見る名無し:2012/02/04(土) 23:15:00.81 ID:03CNT9fo
作業員「助かった……うおおおーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビオランチ「す…すごい… すごいわ…サナバーさん…」

親方「おまえの仕業か!!!!!!!!! 余計な事をォォーーーーーーー!!!!!!!!!!!」

サナバー「……絶句じゃな 今の爆発こそ貴様の仕業か…
たくさんの命を奪った貴様の非道は許せん!!!! 報いを受けい!!!!!!!!!」

ガラァッ ドドドォーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《サナバーが親方の頭上の植物を解いた!! すると親方の上に岩が落ちて来る!!!!!!!!!!!!》

親方「ひっ……ひぎゃっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐちゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

作業員「やった!!!! 死んだ!!!!! あいつが死ねばあの写真も…
やったアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
救われたーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ワーワーワーワー

サナバー「ふう…助かった…
しかし勢い余って殺してしまったわい
ビオランチちゃんには悪いことしたのう… これじゃお金貰えん…」

だきっ!!!!!
ビオランチ「そんなの関係ないヨ…!!!!!! みんなを守ったサナバーさん…カッコイ…
私…サナバーさんの事……好きカモ…♪」

サナバー「ん…んなにィーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドキィイーーーー!!!!!!!!!!

ビオランチ「サナバーさんにならすべてをあげても…いい…カモ…♪」
ぐに…

サナバー「んはあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! …あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
カッ!!!!!!!
331創る名無しに見る名無し
サナバー「…」

ビオランチ「…どうしたのぉん…サナバーさぁん…♪」
ぐに…ぐに…

サナバー「………わしの下腹部を…あるべきでないものが…突いてきとるんじゃが…」

ビオランチ「………うふ♪」

サナバー「こ…………これは……」


ち○こじゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああおああッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


サナバー「え…えーとでしゅね チミ…チミチミチミはですねぇー…えぇー
アレですかね お……おか…おか…」

ビオランチ「うふ♪ かわい☆ そう…私は……お☆か☆ま☆☆
ンフ サナバーさんがかわいいから興奮しちゃったわん♪」
ぐにんぐにん

サナバー「あ…当たってるんですけど…………ナニかが……ナニかが………」

ビオランチ「当ててんのよ」

サナバー「あばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばああああああああああああああああああああッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッシャーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビオランチ「私サナバーさん気に入っちゃったワ…
もうマジ………掘りでーナイトフィーバーに決め込みたいワ…
はやくっ…一緒に向こうのトイレに行って発展しましょ…☆」

サナバー「い…いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


アッー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


〜 fin 〜