【無限桃花】創発発のキャラクター総合4【H・クリーシェ】

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460創る名無しに見る名無し:2013/11/10(日) 03:13:37.45 ID:aSuy2DJx
思ったよりダンディだった
461創る名無しに見る名無し:2013/11/10(日) 03:24:05.72 ID:NUMSCkbZ
え? なに? 渋い!
462創る名無しに見る名無し:2013/11/23(土) 18:03:14.50 ID:Ddnczg0a
463創る名無しに見る名無し:2013/11/23(土) 18:05:49.93 ID:n9GkUpdh
なんだこの生物www
464創る名無しに見る名無し:2013/11/23(土) 22:51:55.00 ID:ZjE6VcCD
ふぁみふぁみふぁみーまふぁみふぁみま
465創る名無しに見る名無し:2013/11/24(日) 23:36:04.53 ID:SCHyMm6n
466創る名無しに見る名無し:2013/11/24(日) 23:42:34.35 ID:SqnLHrQ0
ちょwwwwwwww
467創る名無しに見る名無し:2013/11/25(月) 17:55:04.65 ID:yiJaydHJ
>>465
な、何だこれは……
でも何だろう、可愛らしい……

このスレでは初めましてです
ハルト閣下誕生日記念という事で、ハルトさんとこのスレのキャラクターである
無限桃花さん&彼方さんと、ロボット物SS総合スレの連載作品、廻るセカイなる作品のキャラクター、イェーガーをコラボしてみました。
僭越ですが投下してみますので宜しくお願いします。ハルトさんも出ますん
468TロG ◆n41r8f8dTs :2013/11/25(月) 17:56:20.99 ID:yiJaydHJ
草木も眠り、人口的なビル郡の光が瞬く真夜中、普段に比べて交通量がグッと落ちた首都高を最高速度で駆け抜ける、一台の自動車。
闇の中でも艶やかな紅色の光沢が人目を引く、美しい流線型の外国産のスポーツカー。その運転席で、赤い髪のその男は自らの手足の様にハンドルを捌く。
前方車と追突するかしないかの紙一重で、速度を増しながらそのスポーツカーは疾風の如き走りを魅せ付ける。
当たり前だがスピード違反な為、後方からパトカーが迫っているがスポーツカーは見る見る間に距離を付けていき、やがて見えなくなった。

器用なハンドル捌きでスピードを減軽させて、赤毛男は出口へと走る。
目標を失い、サイレンを鳴らし続けるパトカーが通り過ぎていくのを流し目で一瞥し、男は出口先のパーキングエリアへと入っていく。
適当なスペースに愛車を駐車させると、運転席のドアを開けて、赤毛男は優雅に降車する。
夜風が少し茶色がかった、愛車と同じ位紅い髪の毛を生易しく撫でる。と、その時。

「追いかけっこは楽しかったか?」

ふと、赤毛男の耳元に囁くような少女の声が聞こえてきた。

「……あ?」

非常にリラックスしている状態から、即時に殺意を孕んだ雰囲気に切り替えて、赤毛男は振り向く。。
しかし振り向いた所でそこには無機質な長距離トラックが並んでいるだけだ。少女はおろか、人の姿も無い。
だが、確かに赤毛男は聞いた。まるで自分を誘い込むような、不思議な少女の声を。

「刺激が欲しそうじゃな」

耳元から背中に掛けてぞくりとした感覚が走る。赤毛男は至極冷静ではあるが、反面さらに警戒心を高める。
何らかの敵の攻撃を受けているのかもしれない。そう判断すると同時に、表情を変えて臨戦態勢に移る。
あまり戦うのに適している場所ではないが、先手を打たねば殺られるのはこちらだ。容赦は出来ない。する気も無いが。

「どこに隠れてやがる……出て来いよ」
「隠れてなどおらん」

まるで赤毛男を弄ぶ様に、その少女はいつの間にか、いた。少女は腰を落として、にっこりと笑う。
全く気配も雰囲気も察知することが出来ず、一寸赤毛男は息を詰まらせた。
そんな馬鹿なと。この俺が動いた事にも気づけず先手を取られるはずが……。

ふと、赤毛男と謎の少女の目と目が、合う。

少女の肩まで伸びた銀色の長髪が、月明かりに照らされて艶かしく淡い光を発する。
そして、金色の目。全てを見通し支配するかのような、得体の知れない金色の目がじっと、赤毛男を見つめている。
目鼻立ちは幼いのだがその実、底知れない深遠さを覗かせる。ずっと見ていたら囚われてしまいそうな。
一瞬反応に遅れた赤毛男はすぐさま少女から離れようとするが、それよりも早く。
469TロG ◆n41r8f8dTs :2013/11/25(月) 17:58:12.72 ID:yiJaydHJ
「こっちじゃ」

少女の姿が消え、気づけば赤毛男の背後に、少女が仁王立ちしている。
自信が溢れて溢れてしょうがないと言いたそうな笑顔を浮かべて、少女は赤毛男に貫禄たっぷりに話しかける。
その様はとても外見の無垢さからは想像出来ない――――――――威圧感があった。威圧感だけではない。
外見から醸し出される可愛らしさも、実態を掴めない不気味さも感じる。つまり……本当に何なんだと、赤毛男は困惑する。

お前は一体、何なのかと。また、少女の姿が消える。

気づけば、少女は赤毛男に指を指している。背丈が小さい為、その指が顔まで届いてはいないが。

「ちょっとお主の力が欲しくてな。協力してくれんかの」

少女の言葉に、いや、少女の存在自体に理解が出来ず、赤毛男は声を濁らした。

「お前、本当に……何なんだ? セカイの意思と関係があるならあると先に言ってくれ」

赤毛男の言葉に、少女は首を横に振る。振り、言う。

「わらわとお主の居るこのセカイに直接的な関係は無い。ただ」

ふっと、今まで強気を絵に書いた様な少女の顔つきが、変わる。

今にも、泣き出しそうな顔に。


「ただ、お主なら変えられるかもしれん。わらわの―――――――」


                          ロボット物SS総合スレmeets廻るセカイ
                                  ×
                         【魔王】ハルトシュラーで創作発表するスレ
 


……目が、覚める。

異様な目覚めの悪さと共に、腹の底から込上げてくるような気持ち悪さに、男は軽く嗚咽を漏らした。
一体何が起きたのか、何がどうしてどうなったのかが思い出せない。確か、そう確か変な……子供に会った。
まるで不揃いなパズルのような記憶が浮かんできては消えていく。何か重要な事を忘れている気がするがそれが思い出せない。
朧げな記憶の中ではっきりとしている事は一つある。それは、黄金色の目をした銀色髪の子供。その子供に挑発を受けて……そこから思い出せない。
470TロG ◆n41r8f8dTs :2013/11/25(月) 17:58:48.50 ID:yiJaydHJ
取りあえず自分が何処かに連れて行かれたか、はっきりと言えば拉致された事くらいは分かる。
何故なら目の前の景色に何一つ覚えが無いからだ。見た事も無ければ記憶に無い光景。
恐らく敵対する組織や……はっきりと絞れないのが難儀だが、それほど、男は自身に敵が多い事を自覚している。
しかし拉致し監禁するのならば、もっと鉄格子だとかコンクリートだとかが剥き出しの場所にしないのだろうか。

今、男の視界に映っているのは、監禁部屋というにはあまりにも暖かな色調の部屋である。
暖色色の壁紙に、木彫式のインテリアがセンス良く並ばれており、男が寝かされているベッドもきちんと整頓されている。汚れもしわも無い。
ふと、視界の片隅に残る熊のぬいぐるみやファンシーグッズからここは恐らく……女性の部屋だと、男は直感する。
だが誰が何の目的で俺を拉致し、こんな部屋に閉じ込めたのか。皆目、見当がつかない。

一先ず、この部屋の持ち主――――――――恐らく、拉致を企てた一味の一員が入ってきたら即座に行動し、有利な状況を作り出さねば。
そう考えベッドから起き上がり、男は武器になりそうな物を探す。そう言えば寝巻きを着ている。
というか着させられているが、一体いつの間に……いや、そんな事は今どうでもいい。武器となりそうなのは……文房具……があった。
ならばと男は床に転がっている、先端が尖っているボールペンを迷わず拾うと、手の甲に忍ばせる。

その時、ドアを二度、何者かがノックした。すかさず、男はベッドに寝直してその時を待つ。

「えっと……入っても大丈夫ですか?」

若い女性の声だ。いや、もっといえばあくまで推測だが十代位の少女の声がドア越しに聞こえてきた。
男は声の調子を整えると、敢えて演技掛かった明るい音色で答えた。無論、油断を誘う為だ。

「あぁ、大丈夫だ。入ってきてくれ」

男の返答に、その声の主がドアを開いて部屋へと入ってきた。

つやつやとした黒髪を団子の様に纏めてツインテールにした、恐らく日本の学生服を着た、白い肌の少女が部屋に入ってきた。
つぶらに輝く健康的な瞳に邪気は感じられず、そのあどけない表情には、本気で男の事を心配しているように思える。
両手に持つお盆には、お手製であろう、サンドイッチの乗った皿。
それと温かな牛乳が入ったコップ。色白少女は男の下までそそくさと歩み寄ると、傍らにその盆を置いた。

「あの、私……」

少女が男に何か言いかけるよりも早く、男は少女の体を無理やり片腕で引き寄せた。
そして、手の甲に潜ませていたボールペンを抜き出して喉元に突き立てると一転、恫喝めいた低音の声で少女に尋ねる。

「まず一つ、俺の聞く質問には正直に答えろ。もし嘘を付いたり抵抗したらこれを喉元に突きさ」

一瞬、何が起きたか男には理解が出来なかった。

身体が、宙に、浮いた。
471創る名無しに見る名無し:2013/11/25(月) 17:59:29.08 ID:psVUWCL9
支援
472TロG ◆n41r8f8dTs :2013/11/25(月) 18:00:11.52 ID:yiJaydHJ
一般男性の基準からしても十分高身長でかつ、大柄である筈の男の図体がベッドから投げ飛ばされ、ぐるりと宙を舞った。
そのままベッドの向こう側、壁際に接されている本棚に背中を打ち付けられて男は落下する。その周囲をばさばさと音を立てて散ばる本。
どんな技を使ったかは分からないが、とても細い外見からは想像出来ない力強さで、少女は男を投げ飛ばしてしまった

「あっ……あぁ、ごめんなさい! 私ったらつい反射的に」

自分が投げ飛ばしたのにも関わらず、少女は泣き出しそうな様子であたふたと、男に駆け寄ってきた。
さっきまで全く怪我などしてなかったのに、今は軽く切り傷擦り傷打撲プライド粉々と、その他諸々のダメージが男に及ぶ。
元を正せばこの無垢な少女に図らずも害を加えようとした男が悪いのだが。

状況もつかめず体も痛く、とにかくくらくらと星が舞っている頭を片手で痛々しく抑えながら、男は少女に言う。

「見かけによらず強いんだな……」

男の褒めているのか呆れているのか分からない言葉に、若干頬を染めつつ少女は答える。

「いつも桃花お姉ちゃんに鍛えられてるので……じゃなかった、大丈夫ですか?」
「見りゃ分かるだろ。いきなり投げやがって……」

文句を言ってやりたいが、これ以上何かされても困るのでぶすっとした物言いで男は返答する。
少女は周囲に散らばる本を片付けつつ、男に申し訳無さそうに謝る。ただ、その口調に淀みは無い。

「本当にごめんなさい……でも貴方も悪いんですよ。あんな事して驚かない人なんていませんよ」
「分かった分かった、悪かったよ。にしても落ち着いてるが、こういう状況には慣れてるのか?」
「いえ。でも……」

本を拾っては積み上げている少女の手が止まる。止まって、どこか遠くを見るような目で、呟く。

「私もお姉ちゃんも、怖い物といつも戦ってるので、怖い事には慣れちゃいました」
「怖い物……?」

興味深げにそう聞き返す男に対して、拾い終わった本を行儀良く本棚に整理し終わり、少女は男に顔を向ける。向けて、言う。

「牛乳が冷めない内にサンドイッチと一緒に味わってくださいね」
「その前に」

男は本棚から立ち上がって、ベッドへと歩いていく。
投げられた際に腰を打ってしまったのか、よっこらせ、とは言わないまでもまるで老人の様に腰をゆっくりと下ろしながら、男はベッドに腰掛けた。
腰掛けて、さっきから聞きたくてしょうがなかった質問を少女にぶつけてみる。

「さっきからお前は一体何なんだ。俺に何の目的があってこんな事をする?」

男の慇懃無礼な口調と態度に、少女はむっと頬を軽く膨らますと、今までに無く強気な口調で言い返す。

「人に名前を聞く前に自分から名乗ったらどうですか? 赤髪男さん」
「赤髪男さんって何だその呼び方。俺には名前が……」
473創る名無しに見る名無し:2013/11/25(月) 18:00:13.81 ID:QC2DQ6Ct
支援
474創る名無しに見る名無し:2013/11/25(月) 18:00:38.12 ID:psVUWCL9
支援
475TロG ◆n41r8f8dTs :2013/11/25(月) 18:01:24.07 ID:yiJaydHJ
名前が、と言いかけて男の口が止まる。名前……自分の名前が、浮かんでこない。
薄ぼんやりとした記憶の断片が存在しているが、それらが何一つ一つに繋がらない。あくまでバラバラな断片のままだ。
自分がなんという名前で、一体どんな人間なのかが男は思い出せない。何一つも。

断片的な記憶を挙げていけば、車……そう、ここに来る前に自分は自動車に乗っていた。
だが、どこに向かっていて、どんな自動車に乗っていたのかも明確に思い出せない。
ついでに顔がまるでモザイクの様に隠れていて分からないものの、銀色の髪の少女のことが頭の中でちらついて離れない。
その銀髪の少女からとても大切な事を聞かされた気がする。しかし、それが何かも全く――――――――。

「……赤毛男さん?」

頭を抱え、額から大量の冷や汗を垂らしていると、心配そうに少女が覗き込んできた。
男は強く目を瞑ると、ゆっくりと開ける。開けて、今までとは全く違う表情を浮かべた。
その表情は己が置かれている状況に対する観念にも、少女に一種の救いを求めている様にも見える。

「……教えて」

一寸、言葉を飲み込んだ。が、男は意を決し、続ける。

「君の名前を……教えてくれ。それと、ここはどこなのも」

男の懇願に、少女は微かに微笑むと大きく頷き、返答する。

「私は彼方。夢玄彼方。姉は夢玄桃花。姉妹でパラサイトハンターしてます」
「パラサイト……ハンター?」

瞬間、ドアを誰かが勢い良く開いた。
彼方と同じタイプの学生服を着た、彼方と同じ黒髪を形良くポニーテールに結いだ、大分大人びた顔立ちの少女が部屋に入る。
走ってきたのか、肩で息をしながら、少女は彼方の方に顔を向ける。向けて開口一番。

「彼方、出るわよ! 新型の寄生獣が現われたわ!」
「この前出たばっかりなのに……すぐ準備するね」

先ほどまでの男に話しかけていた時の柔和さから一転、彼方は凛とした隙の無い姿へと、瞬時に変化する。
立ち上がり、ドアの付近に立て掛けられている、何らかの得物が入っている細長い袋を手に取ると、姉である桃花に付き添う。

と、桃花がベッドに座っている男に気づき、声を掛けてきた。

「……目を覚ましたのね」

桃花の男を見る目はどことなく冷たい様に感じる。警戒心を抱いているのか、それとも別の理由か。
軽く男を一瞥した後、桃花はそのまま部屋を出ようとする。が、彼方が服の裾を引っ張り桃花を引き止める。

「お姉ちゃん待って、この人どうするの?」
「ここに居させておくだけよ。まだ目覚めたばかりで何も思い出せないだろうし、何にも出来ないわ」
「ハルトシュラーさんが太鼓判を押す人だよ? ならいきなり実践に出てもきっと」

「あの人は関係ない!」

ぴしゃりと、桃花が彼方を制するかの様に、もっと言えば今の空気を断ち切る様に短く怒声を発した。
背を向けたまま、桃花は彼方に、まるで自分自身に言い聞かせるように呟く。

「私達は、私達の力で寄生獣に立ち向かなきゃいけない。あの人はもう、私達には関係ない」
「お姉ちゃん……」
476創る名無しに見る名無し:2013/11/25(月) 18:01:48.72 ID:QC2DQ6Ct
支援
477創る名無しに見る名無し:2013/11/25(月) 18:02:18.51 ID:psVUWCL9
支援
478TロG ◆n41r8f8dTs :2013/11/25(月) 18:02:24.75 ID:yiJaydHJ
「おい、待て」

彼方と桃花の間に入り込むような、男の声。

「俺も……連れて行け」

いつの間にか、男はベッドから起き上がると、彼方に並ぶ様に桃花の後ろに立つ。
たって、背中を向けたままでこちらを振り向こうとしない桃花に、言い寄る。

「こんな所で事情も分からないまま、お前らばかりで話を進められて堪るか。俺も連れて行け」
「貴方が来たって足手纏いになるだけよ!」

と怒号交じりに振り返る桃花だが、思ったよりも身長の高い男の迫力に気圧される。

それ以上に、男の表情に、目に気圧される。男の目は真剣その物だ。何の濁りも無く、恐れも無い。
例え何があろうとその目は、自分の目で何が起きているのか見極めたい。覚悟を決めたい。
そう、男自身が口を出さずに伝えている様だった。

目は口ほどにものを言う、という表現がここまで似合う状況は、今以上に無い。

桃花はその迫力と、男の形相に観念したのか、小さく溜息をつくと、男の目を見つめ返しつつ、言う。

「……分かったわ。ただし条件がある」
「何だ」
「私達の邪魔はしない事。不用意な行動は慎むこと。それに」
「それに?」

一旦、桃花は言いよどむ。言いよどむが、グッと唇を噛み締めると、言った。

「死なない事。何が起きても」
「死ななきゃいいんだろ? 簡単だな」

非常にヘビーな事を言われている筈だが、男の態度は何ら変化は無い。
所か、これから凄惨な事態が待ち構えているのかもしれないのに心が踊っている様にさえ見える。
この人は……と桃花はぼんやりと開けかけた口を一文字に閉じると、再びドアの外へと振り向きなおす。

「彼方」
「は、はい」
「貴方はこの死にたがりさんを守ってあげて」

姉の命令に、彼方は複雑そうに男に目をやる。逆に、男は待ってましたとばかりに目を輝かしている。

「長話が過ぎたわ。行くわよ、彼方。それに……」

視線だけ、男に向けながら桃花は男に――――ー―――言い放つ。
479創る名無しに見る名無し:2013/11/25(月) 18:02:52.22 ID:QC2DQ6Ct
480創る名無しに見る名無し:2013/11/25(月) 18:03:13.34 ID:psVUWCL9
 
481TロG ◆n41r8f8dTs :2013/11/25(月) 18:05:04.99 ID:yiJaydHJ
「あの人に……ハルトシュラーに教えてもらった貴方の名前……イェーガー、って言ってたわ」


「イェー……ガー……」


どうやら、これが赤毛男の名前らしい。




                    赤毛の大男、「イェーガー」と、寄生獣なる化け物を倒す姉妹、「夢玄彼方」と「夢玄桃花」


「何でお前らはこんな仕事をしてるんだ?」

「これが私達の使命だからよ。これ以外に、生き方を知らないの」

「女の子らしく暮らしてても、どうしてもこっちの方が性に合っちゃうんです。……合っちゃうんですよ」



「G3……って何だ?」

「god gate guardianを略してG3と言います。邪神バンディッドを崇め寄生獣を生み出す存在、私達の敵です」


                    世界を侵食する化け物、「寄生獣」と背後に蠢く謎の組織、「G3」


「何故……貴方達はこうも寄生獣を繁殖させて……!」

「ゴキブリは我々が手を下さずとも勝手に増える。ただ、それだけだ。なぁ、よし子」

「えぇ、霧崎様。私達は何もしていませんよ。今の時点では」

「イェーガー……お前の存在は我らG3にとって不確定要素になる。排除は免れない」
482創る名無しに見る名無し:2013/11/25(月) 18:06:48.69 ID:QC2DQ6Ct
483創る名無しに見る名無し:2013/11/25(月) 18:07:10.07 ID:psVUWCL9
 
484TロG ◆n41r8f8dTs :2013/11/25(月) 18:07:34.82 ID:yiJaydHJ
「面白れ……掛かってこいよ、直・燐」

「私の名を気安く呼ぶな!」


                        何故、「ハルトシュラー」は「イェーガー」をこの世界に呼んだのか                       
 

「俺をいつ、元の世界に戻してくれる?」

「戻りたいのか? わらわが折角刺激を与えてやったというのに」

「この世界は俺が干渉しなきゃならねえほどやわじゃねえ。それに、あの姉妹もな」

「どうやら、お主をわらわは買いかぶり過ぎた様じゃ」

「……どういう意味だ」


「逃げろ、イェーガー!」
「その人は、本物のハルトシュラーさんではありません!」


「無駄話は終わりじゃ。わらわの手で消去してやろう。イェーガー」

                   
                               全ての謎が解けた時、何が、起きる?




                                    
                                   
                                     encounter
                                   


「うわっ! とっと……」

「おい、どこ見て歩いて……」

「……イ……イェー……ガー……?」

「……お前、安田、俊明か?」


                                   20114年、連載開始未定










よし子「というのをロボスレの作品を呼んでて考え付いたんだ。どうだろう串子」

串子「……私の出番は?」
485創る名無しに見る名無し:2013/11/25(月) 18:10:03.70 ID:QC2DQ6Ct
486TロG ◆n41r8f8dTs :2013/11/25(月) 18:11:35.54 ID:yiJaydHJ
支援嬉しいいいですビクンビクン
という訳で投下終りました。支援本当に有難うございます
今回の企画で無限姉妹って良いなぁとおもいました。何かこう、色々
それと自作品のキャラクターを快く貸してくれた廻るセカイの作者であるDaZさんには深い敬意と感謝を。ではまた
487創る名無しに見る名無し:2013/11/26(火) 02:07:46.27 ID:amfFBZi/
乙。続きが気になる
488創る名無しに見る名無し:2013/12/23(月) 02:27:48.47 ID:I5AbA3iI
489創る名無しに見る名無し:2013/12/23(月) 02:33:00.27 ID:+zO9Q8Gf
かわゆい
抱きしめたい
490創る名無しに見る名無し:2013/12/23(月) 07:20:50.46 ID:qyk0PhEH
ワロタw
491創る名無しに見る名無し:2014/04/12(土) 11:08:19.92 ID:Bf/21Fpu
向こう用テス
492創る名無しに見る名無し:2014/09/04(木) 09:24:01.22 ID:ZdCy2Bsv
ぬるぽ
493創る名無しに見る名無し:2014/09/04(木) 12:39:36.78 ID:CucgZUgY
ガッ
494創る名無しに見る名無し:2014/10/16(木) 21:41:46.88 ID:vqKZtXvv
495創る名無しに見る名無し:2014/10/16(木) 21:57:10.81 ID:XyAvKPZh
これは一体……
496創る名無しに見る名無し:2014/10/16(木) 22:40:27.00 ID:vMW6wIRW
カラー化したwww
497創る名無しに見る名無し:2014/10/16(木) 23:29:18.30 ID:T9PLU+Y9
質感www
498創る名無しに見る名無し:2014/10/17(金) 11:05:18.06 ID:UDjZFEDy
ペットボトルのおまけについてそうw
499創る名無しに見る名無し:2014/10/30(木) 10:05:27.23 ID:6+e5JQky
ピンポーン

桃花「はーい」

ジークリンデ「トリックオアトリート♪」

桃花「とにっくおあとりーとめんと? あいにくそのような物は」

彼方「姉さん、トリックオアトリートよ、お菓子かイタズラか。ハロウィンよ」
彼方「悪戯は怖いからお菓子をあげるわ、はいどうぞ」

ジークリンデ「じー」

彼方「?」

ジークリンデ「そこにしまってあるシルベーヌください」

彼方「!?」

ジークリンデ「あーる日♪ 金太が歩いているとー♪」

彼方「大声で金太の大冒険!?」

桃花「近所迷惑な! お菓子あげるから帰ってくれ!」

ジークリンデ「ルマンドもください」

桃花「さらに厚かましく……」

彼方「恐ろしい子……!」
500創る名無しに見る名無し:2014/10/30(木) 17:45:29.81 ID:FhWFLrjS
嫌な子供ww
501創る名無しに見る名無し:2014/10/30(木) 19:26:53.68 ID:LOEmZ4Nx
見える…見えるぞ!
ジークリンデの後ろで恥ずかしそうに顔真っ赤にしたジークフリードの姿が…
502創る名無しに見る名無し:2014/10/31(金) 00:05:28.15 ID:1ttRG053
だれかはやく描け!
503創る名無しに見る名無し:2014/10/31(金) 00:14:14.83 ID:+SQLKTBS
                     
                      ∨'´ ̄`ヽ       、ヽ l / ,
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=  .い っ 森 =ニ /:.:.::ヽ、  \二/ :| |.|:::::| |  /
ニ  て .と な  -= ヽ、:.:::::::ヽ、._、  _,ノ/.:::::| | /|
=  .く .何 .ら  -=   ヽ、:::::::::\、__/::.z先.:| |' :|
ニ  れ と   =ニ   | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::.|'夂.:Y′ト、
/,  る か   ヽ、.    | |::::::::::::::::::::::::::::::::::::_土_::|  '゙, .\
 / :    ヽ、    | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::.|:半:|.ト、    \
  / / 小 \    r¬|ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| \.   `、
504創る名無しに見る名無し:2014/10/31(金) 06:58:56.54 ID:+jjxZo92
夕鶴「来ないな……」

円川(逆にイタズラされるのは目に見えてますし)
505創る名無しに見る名無し:2014/12/13(土) 01:32:33.07 ID:1MWn22ie
506創る名無しに見る名無し:2014/12/13(土) 01:36:39.30 ID:U4t3nagf
なんという癒しキャラ
507創る名無しに見る名無し:2014/12/13(土) 01:46:12.93 ID:k1YAm3kK
こいつらかまさか癒し系になるとは
508名無しさん@そうだ選挙に行こう:2014/12/14(日) 11:44:38.66 ID:FMw2eKHh
そもそもこいつらは何なんだ?w
509創る名無しに見る名無し
やだなぁ無限姉妹ですよ。