ニコニコ動画バトルロワイアルβ sm20

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1創る名無しに見る名無し

鬱です。

本日はニコニコ動画バトルロワイアルに 御アクセス頂き、 ありがとうございます。

ここはニコニコ動画の人気キャラを用いてバトルロワイヤルをするというリレー小説のスレッドです。
大変申し訳ありませんが、 この企画はフィクションであり実在の団体・人物等とはまったく関係ありません。
ルールさえ守っていただければ誰でも参加可能です。

またの御アクセスをお待ちしております。

前スレ: http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1293099150/

Wiki: http://www19.atwiki.jp/niconico2nd/
したらば:http://jbbs.livedoor.jp/otaku/12373/

2創る名無しに見る名無し:2011/09/05(月) 19:05:58.26 ID:w87QOIGR
【基本ルール】

全員で殺し合いをしてもらい、最後まで生き残った一人が勝者となる。
生き残った一人だけが、元の世界に帰ること及び望んだ願いを叶えることができる。

ゲームに参加するプレイヤー間でのやりとりに反則はない。
ゲーム開始時、プレイヤーはスタート地点からテレポートさせられMAP上にバラバラに配置される。
プレイヤー全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者なし)となる

【スタート時の持ち物】
プレイヤーがあらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は全て没収。
但し義手など体と一体化している武器、装置はその限りではない。
支給品として地図、コンパス、筆記用具、水、食料、時計、懐中電灯、
及び各作品や現実からランダムに選ばれたもの1〜3個が渡される。

【主催者】
・進行役
右上@ニコニコ動画
左上@ニコニコ動画
・黒幕
運営長@ニコニコ動画

3創る名無しに見る名無し:2011/09/05(月) 19:07:17.01 ID:w87QOIGR
【ステータス】
投下の最後に、その話に登場したキャラクターの状態・持ち物・行動指針などを表すステータスを書いてください。
テンプレはこちら。
【地名/○○日目・時間(深夜・早朝・昼間など)】
【キャラクター名@出典作品】
[状態]:(ダメージの具合・動揺、激怒等精神的なこともここ)
[装備]:(武器・あるいは防具として扱えるものはここ)
[道具]:(ランタンやパソコン、治療道具・食料といった武器ではないが便利なものはここ)
[思考・状況](ゲームを脱出・ゲームに乗る・○○を殺す・○○を探す・○○と合流など。
      複数可、書くときは優先順位の高い順に)

【予約について】
キャラの予約は基本的には3日。申請すれば2日の延長を二回まで出来ます。
予約及び延長申請はしたらばの予約スレで。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12373/1237882178/

【作中での時間表記】
深夜:0〜2  
黎明:2〜4
早朝:4〜6
朝:6〜8
午前:8〜10
昼:10〜12
日中:12〜14
午後:14〜16
夕方:16〜18
夜:18〜20
夜中:20〜22
真夜中:22〜24

【地図】http://takukyon.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/free_uploader/src/up0144.png
    http://www11.atpages.jp/nico2nd/(現在位置表)

4創る名無しに見る名無し:2011/09/06(火) 22:33:00.64 ID:YD+bvUhY
荒らしが立てたスレ
スルーしてしたらばか既存のスレの使用を推奨
5創る名無しに見る名無し:2011/09/07(水) 16:07:08.75 ID:yBgqfqXz
確か本スレはしたらばの感想・雑談スレ
だからスルーでおk
6創る名無しに見る名無し:2011/10/09(日) 19:49:34.73 ID:VOlQeyxi
もうβは打ち切り決定なのか?
γ始める気がないならせめて
βは完結させたいんだが
7創る名無しに見る名無し:2011/10/10(月) 01:06:58.31 ID:PwtgdNZQ
わざわざここを使いたがるような奴はお呼びでない
8創る名無しに見る名無し:2011/10/10(月) 18:24:08.86 ID:TEDsQaSG
このスレが本スレだとでも勘違いするようなバカなんだろ
もしくは立てた本人か
9創る名無しに見る名無し:2012/02/13(月) 15:50:12.33 ID:WYOCt8Fo
(BGM:リコーダー演奏によるアマリリス)

大変申し訳ありませんが、当スレはテラカオスバトルロワイアルが乗っ取らせていただきました。
TCBRのwikiはこちらとなります http://www23.atwiki.jp/terachaosrowa/

書くに当たってはこちらのページをご覧ください http://www23.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/405.html

そもそも、TCBRとはなんなのか?という人はまずはこちらをご覧下さい。http://www11.atwiki.jp/row/pages/197.html

したらばURLはこちらです。 http://jbbs.livedoor.jp/otaku/15086/

またの御アクセスをお待ちしております。


【詐欺人間@TCBR】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
1:そして、本スレもよろしく

【リコーダーの子@ニコニコ動画】
【状態】健康
【装備】リコーダー
【道具】予備のリコーダー
【思考】
1:ぴぽー

タイトル;どうせ、詐欺人間です。本日は当スレに御アクセスいただき誠にありがとうございます
10ゼロ様の特別緊急放送:2012/02/13(月) 17:40:26.29 ID:apdMJZrg
ピンポーンパーンポーン……

『私……いや俺は天野河リュウセイだ、
手短に話そう、実は俺、主催の総責任者つまり黒幕だったんだ
……本当にすまん親父にケン……

悪い、話が逸れた……というわけで現時点で俺が真の黒幕として
主催の復帰することになった、これからどんどん厳しくするからよろしく頼むぜ

本題に入る、まず憎きテラカオス・ドヴァイが先ほど消滅した。
お前たちはもう大丈夫だと思ったか?
せいぜい今のうちは安心でもしているがいい……

それと今回の放送は救済処置だ
ハンターとか倒せないで嘆いている民間人とか非戦闘員のために特別支給品を
用意しておくぜ、その名もロケットランチャー!!
何故、ロケットランチャーだって?だってタイラントも一撃で倒せる最強武器だぜ?
ランダムで世界いや宇宙各地に設置しておいたから命知らずは取りにいきな!
ただし弾は一発しかねえけどな!

それともう1つ、主催者権限でアメリカ全土の復活と日本の禁止解除を1時間後に行う
アメリカや日本に帰りたい奴は帰りなよ、俺って優しいだろう?
じゃあ次会うときは本放送でな!』

「やれやれ、あえて胡散臭い演技と言うのも疲れるものだ……しかしこの少年の記憶面白いな」

リュウセイと完全に一体化した真の主催は次なる余興を考えていた。

【二日目・9時00分/???・主催本部】

【ゼロ@星のカービィ3】
【状態】健康、リュウセイの肉体と融合
【装備】不明
【道具】支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:真の主催として君臨する
1:ご苦労だったよ、タクアン、リュウセイ……
2:文人たち、まじめに働いているかね?
※真の主催者らしいですがまだいるかもしれません
※リュウセイの意識を乗っ取り体も手に入れました
※リュウセイの知識や記憶と能力も得ました
11ゼロ様の暇つぶし:2012/02/13(月) 18:24:33.40 ID:dylc3yt8
「それにしてもボーグバトルか……」
放送を終えたゼロは、リュウセイの記憶を覗きボーグバトルについて興味を持っていた。

「なるほどな。暇つぶしにちょっとやってみるか」
そうとなれば、相手が必要だ。早速ゼロは対戦相手を探しに向かった。



「はぁ。ケフィアを落とすために、つい二時間もお風呂に入ってしまいましたよ……」

その頃、アンゼロットは浴室の脱衣所にて溜息をついていた。
すると脱衣所の扉が勢い良く開いた。

「ボーグバトルだ!アンゼロット!!」
「はい?」

そこに居たのはリュウセイの体を乗っ取たゼロ。
ゼロがリュウセイの体を乗っ取ったということはアンゼロットも事前に知らされていた。
その為、何故リュウセイがここに居るのかと言う疑問は沸かなかったが今、自分は全裸にタオルを巻いているのだ。
非常識にも程があると思った。

「あの私が着替えるまで……」
「ボーグバトルだ!」
「いやですから……」
「ボーグバトルだ!」

あまりにしつこく目が怖かったので、しょうがなくアンゼロットはボーグバトルを受ける事になった。
全裸にタオルで。

「チャージ三回!フリーエントリー!ノーオプションバトル!でルール確認は合ってるな」
「(何故私がこんな事を……)チャージ三回、フリーエントリー、ノーオプションバトル」
「ああ、次はチャージだ。チャージのやり方はだな……」
(変態が去ったと思ったら次は上司ですか……)

変態にも頭を抱えながら上司にも頭を抱えるアンゼロットであった。


【二日目・9時30分/???・主催本部浴室】

【ゼロ@星のカービィ3】
【状態】健康、リュウセイの肉体と融合、ボーグバトルに強い興味
【装備】トムキャット・レッド・ビートル
【道具】支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:真の主催として君臨する
1:ご苦労だったよ、タクアン、リュウセイ……
2:アンゼロットとボーグバトルする
3:後で文人達の様子を見に行く
※真の主催者らしいですがまだいるかもしれません
※リュウセイの意識を乗っ取り体も手に入れました
※リュウセイの知識や記憶と能力も得ました
※主催者なのでカブトボーグを持っていても禁止行為に引っかかりません
12ゼロ様の暇つぶし:2012/02/13(月) 18:24:50.73 ID:dylc3yt8

【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】
【状態】精神的疲労、全裸にタオル
【思考】
0:あとでマユリを問い詰める。
1:バトルロワイアルを運営する
2:レジスタンスの動きにも気を配る
3:新しい駒でも捜しますか
4:イシドを泳がせる
5:ゼロとボーグバトルする
6:何で私ばかりこんな目に……
※主催側です。
13反逆スルハ我ニ有リ:2012/02/13(月) 21:04:45.73 ID:sKdIYB29

「暇だぜぇ……」

 磔にされて何時間経っただろうか……?
 あのマユリって野郎人の改造を『飽きた』の一言で打ち切りやがって……
 俺8もう用済みってことかよ………うおっ、あぶねぇ、内臓が落ちるところだった。
 放送も何回もあったけど【10/】は呼ばれねぇな、おい。
 空気キャラの特権って奴か? ああ、それにしても出番が欲しい。
 そんな時だったか……あいつが俺の前に現れたの8……

「静かにしててくださいね」
「お前8……?」
「名乗るほどの者じゃない……
 ……というよりも私の名前は奪われたから、今は無い」
 
 名前を奪われた? 何を言ってんだ、こいつ8?
 けど、拘束中の俺を開放しようしてるから悪い奴じゃなさそうだ。
 黒い服を着ているがモブの黒服とは違うタイプの黒服だ。
 おっと、拘束が解けたみたいだ。だが、その黒服の顔8どこかで見たことがある気がした。
 どこで見たんだ……そうだ、東京スカイツリーの戦闘の時だ。
 でも、あの時、あったのは4人じゃない……そうか、6/と似ているんだ、こいつ。

 ……まさかな。

「これでよし……っと」
「それよりもアンタ、なんで俺なんかを助けたんだ?」
「……殺したい奴がいる、そいつの抹殺のために手を貸してください」

 爽やかな笑顔と8裏腹にとんでもなく物騒なことをお願いされた。 
 けど、そこで俺の書き手としての勘で判った……断ったらここで死ぬ。
 でも、その前に一つ確認しておくか……

「それでその『10/』さんよ……」
「何ですか……じゃなかった!
 それは今のあの娘! 私はただの『名無し』ですよ!!」

 あっ、こいつ、本物の10/だ。今の反応で完全に分かっちまった。
 つうか、今、本物って言ったけど、こいつが本物なんだろうか?
 それと、あの娘って誰なんだろう? まあいいか。
 謎の黒服・・・一体何/なんだ? って、言っておこう。

「さて、行こうか8/君?」
「……8い」

 そして、俺8彼に同行することになったのであった。
14反逆スルハ我ニ有リ:2012/02/13(月) 21:05:29.35 ID:sKdIYB29

「マユリ様とネム様が居ないだって?」
「それに左慈様もだって?」
「なんか、お腹が痛いから帰ったんだってさ、二人は尸魂界に……
 んで、左慈様は『出番ないから、主催者辞めて、元の世界に帰る』んだってさ」
「マジかよ……そりゃ、出番がない上に次出たら死体とか嫌だしな」
「出ないのが一番の護身って誰かが言ってたよ」
「あるある、そういえば、他の主催者の皆さんは?」
「ギモーブさんは?」
「部屋で延びてるよ」
「真田副部長は?」
「ボーグバトルしてるってさ」
「……俺達、どうなるんだろうな?」
「とりあえず、頑張ろうよ」
「うん」
「おい、穴が空いたぞ」
「じゃあ次、俺な!」

 それでも黒服達は黙々と任務をこなす。
 でも、息抜きは必要だった、成人男性だもの。

【凰鈴音@インフィニット・ストラトス】
【ラウラ・ボーデヴィッヒ@インフィニット・ストラトス】
【シャルロット・デュノア@インフィニット・ストラトス】
【セシリア・オルコット@インフィニット・ストラトス】
【篠ノ之箒@インフィニット・ストラトス】
【状態】鏡音レンによってレイプ済み、精神崩壊、黒服達の肉便器化
【装備】各専用IS
【道具】不明
【思考】
1:…………
※主催側です。
※『執行者』のメンバーです

【黒服達@逆境無頼カイジ破戒録】
【共通思考】
1:バトルロワイアルを運営する
2:ゼロに従う。

【左慈@恋姫†無双 帰宅確認】
【涅マユリ@BLEACH 帰宅確認】
【涅ネム@BLEACH 帰宅確認】
※帰ってくるかもしれませんが、確率は低いです。
15反逆スルハ我ニ有リ:2012/02/13(月) 21:06:10.84 ID:sKdIYB29

「そこだ!!」
「甘い!!」
「やるな!」
「貴様こそな!!」
(なんなのよ。この空気は?)

 その一方、主催本部浴室は異質なボーグ空間と化していた。
 主にゼロと真田のせいで。


【二日目・9時45分/???・主催本部浴室】

【ゼロ@星のカービィ3】
【状態】健康、リュウセイの肉体と融合、ボーグバトルに強い興味
【装備】トムキャット・レッド・ビートル
【道具】支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:真の主催として君臨する
1:ご苦労だったよ、タクアン、リュウセイ……
2:アンゼロット、真田とボーグバトルする
3:後で文人達の様子を見に行く
※真の主催者らしいですがまだいるかもしれません
※リュウセイの意識を乗っ取り体も手に入れました
※リュウセイの知識や記憶と能力も得ました
※主催者なのでカブトボーグを持っていても禁止行為に引っかかりません

【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】
【状態】精神的疲労、全裸にタオル
【思考】
0:あとでマユリを問い詰める。
1:バトルロワイアルを運営する
2:レジスタンスの動きにも気を配る
3:新しい駒でも捜しますか
4:イシドを泳がせる
5:ゼロ、真田とボーグバトルする
6:何で私ばかりこんな目に……
※主催側です。
※マユリが帰ったことに気付いていません。

【真田弦一郎@新テニスの王子様】
【状態】左目に眼帯、首輪解除
【装備】黒いジャージ&テニスボール&テニスラケット@新テニスの王子様、神威がくぽが作った木刀
【道具】支給品一式、鎧輝@クラッシュギア、シーザー・カエサル・エンペラー、不明支給品、ぶっ壊れた特別支給品
【思考】
基本:ただ勝つのみ
0;ロイド……
1:主催側として暫く動く
2;どんな戦いでも全力で勝利を狙う
※主催側になりました。
16反逆スルハ我ニ有リ:2012/02/13(月) 21:07:34.49 ID:sKdIYB29
【二日目・9時40分/???・主催本部】
【8/@TCBR】
【状態】半分改造済み、ミクに恐怖、正義に目覚めた、内臓がポロリ
【装備】ルシフェルに盗られた
【道具】ルシフェルに盗られた
【思考】基本:打倒アンゼロット!!!!
1:『名無し』さんについて行く。
2:10/の打倒
※ファントムのことを10/だと思っています。
※半分改造されていますが、中途半端な仕上がりです。


【『名無し』/@TCBR】
【状態】名前を奪われた
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;『奴』の抹殺。
1:装備を整え、会場に向かう。
2:会場に着いたら、一先ずマーダーとして動く。
※『真の主催者』です。
17新幹部続々登場の巻って特撮ぽいね:2012/02/13(月) 21:26:59.17 ID:LTSUD7aY
「というわけ出来たわけだが、いつまでも寝ているんじゃねェ!!」
「起きなさい!」

巨大な2組の手袋みたいな生物と兎のような生き物が突然、文人を叩き起こす。
もちろんデコピンである。

「痛……誰ですか?」
「ゼロの友達のマスターハンドと……」
「同じくクレイジーハンドとそのダチの……」
「マイメロディだよ」

クレイジーハンドと名乗った手袋は血が染まっていた。

「その血は?」
「丁度もういらなくなった、黒服の大掃除してたんだよ」
「いつまでも帝愛臭さ引きずっているのはゼロも望まんだろう」

マスターハンドとクレイジーハンドとマイメロが来たのはやめた3人の後任だという。
ついでに黒服もこの際、大量リストラしたらしい。

「今後は大ショッカーとかクライシス帝国やザンギャック等の残党を雇うことにしたよ」

マイメロの後ろには黒服の死体を片付ける戦闘員達が大勢作業していた。

「という訳で、よろしくな相棒!」
「あの名無しはどこへいった?」
「知らない、たぶんお出かけ……」
「仕方ないあいつは好きにさせるしかねえな」


文人はなんか個性的な面々の登場で胃袋穴が開きそうになった。

【二日目・9時55分/???・主催本部】
※残っていた黒服は全部粛清され、主催本部にはショッカー戦闘員や、チャップやゴーミンなどが配備されました
※マユリ様たちに代わってマスターハンド、クレイジーハンド、マイメロディが加入しました
18創る名無しに見る名無し:2012/02/13(月) 21:30:12.57 ID:LTSUD7aY

【マスターハンド@大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:ちなみに私が右手だよ
2:『執行者』の再利用を考える
※『真の主催者』の1人です。
※主催幹部の降板に合わせてやってきました

【クレイジーハンド@大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:ちなみに俺が左手だぜ
※『真の主催者』の1人です。
※主催幹部の降板に合わせてやってきました

【マイメロディ@おねがいマイメロディ】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:よろしくね
※『真の主催者』の1人です。
※主催幹部の降板に合わせてやってきました

【七原文人@BLOOD-C】
【共通思考】
1:バトルロワイアルを運営しつつテラカオス・ドヴァイを倒す
2:あの人に『黒幕』として自覚を持ってもらう
3:『執行者』に雑務代行を任せる
4:ゴミ処理係達にイギリスのレジスタンスアジトを潰させる

【黒服達@逆境無頼カイジ破戒録×1000 粛清確認】
※マスターハンドとクレイジーハンドに掃除されました
19修正:2012/02/13(月) 22:04:44.68 ID:LTSUD7aY
【七原文人@BLOOD-C】
【共通思考】
1:バトルロワイアルを運営する
2:『執行者』に雑務代行を任せる
3:ゴミ処理係達にイギリスのレジスタンスアジトを潰させる

に修正します
20あなたの職場は大丈夫?:2012/02/13(月) 22:43:06.43 ID:iKneOOeG
「……あの、では私は仕事に戻ってもよろしいでしょうか?」
「何を言う、アンゼロット。お前も一緒にボーグバトルだ!」
「ボーグバトルは三人でもできる!」

アンゼロットは頭痛をおぼえながらも、上司と仲間に意見を試みる。
しかしそれはあっさりと却下されてしまった。
(……いくらドヴァイが消えたとはいえ、まだレジスタンスも第三勢力もいる。
 敵側もまだ真のリーダーが姿を現していませんし、それに本部の内通者の捜索……
 まだまだ仕事は沢山あるんでけど……)
心の中で、アンゼロットは不安に思う。
息抜きも必要かもしれないが、今はまだこちらも安心できる状態ではないのだから。
早く、仕事に戻らねば。
そう思ったアンゼロットは、この場を去るいい口実を思いつき

「そもそも、私はカブトボーグを持っていませんし」
「「貴様! それでもボーガーか!?」」
「ひぃ!?」
「許さんぞ! 罰として貴様は今日一日その格好だ!」

何故か叱られたあげく、理不尽なペナルティを貰ってしまった。
それでも、どうして私がこんな目に、そもそもボーガーじゃないなどの言葉はぐっと堪えた。
罰はもらってしまったが、とりあえず仕事には戻れそうだからである。

「ん? おい、ちょうどそこに妙な機械が刺さってるから、そいつを材料にボーグを作れ」
「そこだ!」
「む、不意打ちか! だが無意味!」
「ち、やるな!」

だが上司から下された命は『カブトボーグないなら早く作って一緒にやろうぜ!』だった。

(なんなんですか、もう……! そもそも、妙な機械って……)

ふとアンゼロットが壁を見ると……

「あ、お邪魔してます」
(本当に何か刺さってる……)

刺さってた。

「あの……何故刺さってるんですか?」
「グ○ーに乗り込んで返り討ちにされた挙句投げ飛ばされて刺さりました」

そして言っていることも意味不明な機械だった。
だが……

「……あなたからは、『いい女神』の匂いがしますね」
「はい?」
「そう、ちゃんと仕事をテキパキこなす、まともな女神の匂いが。
 自分のところの上司は、それはそれはもう駄目な女神で……」
「ふふ……変な方ですね。
 正直、私も今まさに上司の言動に頭を抱えているんですよ? ほら後ろのあれが上司です」
「……これは酷い」

アンゼロットは、ついつい見知らぬ機械に愚痴をこぼしていた。
主催幹部となって以来、どうにも自分ばかり損な役回りが多いせいもあったのだろう。

21あなたの職場は大丈夫?:2012/02/13(月) 22:45:33.16 ID:iKneOOeG
「まぁ……中間管理職の運命だと思って、強く生きてください。
 大丈夫、仕事をこなせるだけの力があれば、いつか境遇もよくなりますって」
「そういうものでしょうか……?」
「ええ。いつか上司に仕返しできるかもしれませんよ? ところで次のお仕事は何を?」
「……あなたを材料にカブトボーグを作れですってよ?
 うふふ……驚きました? というわけでボーグになってください。このお願いに、はいかYesで……」
「Yes。では、お仕事頑張ってください」
(いいんですか!)

冗談のつもりで言ってみたアンゼロットだが、妙な機械はあっさりとイエスと返してくれた。
そして自分でカブトボーグに変形してくれた。
境遇を哀れんでの行動かどうかはわからないが、少なくともこうしてカブトボーグは手の中に。
ルールはさっき嫌と言うほど聞かされた。
(上司に、仕返しできるチャンス……)
アンゼロットは今やボーグと化した機械の言葉を噛み締める。
実力行使で戦闘を行っても、おそらくは勝てないだろう。
しかし、カブトボーグならどうだろうか?
いくらリュウセイの体とはいえ、中身のゼロは初心者、つまり今の自分と同じだ。
(ボーグバトルを制して、もっと真面目に働くようにお願いすれば……)
アンゼロットは意を決する。
出来立てほやほやのボーグを握り締め、振り向く。
ささやかな、上司への反抗の狼煙をあげるために――

「できましたよカブトボーグ! いざ尋常に勝負……」
「なにをしているアンゼロット。休憩時間は9時50分までだ。早く仕事に戻れ」

いつの間にか真田はいなくなり、上司もボーグバトルをやめて書類を握っていた。
そしてそのまま浴室から退室。

「…………………………」

あとには、どうしようもなくやるせなくなったアンゼロットのみが残されるのであった……

【二日目・9時55分/???・主催本部浴室】
【ゼロ@星のカービィ3】
【状態】健康、リュウセイの肉体と融合、ボーグバトルに強い興味
【装備】トムキャット・レッド・ビートル
【道具】支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:真の主催として君臨する
1:ご苦労だったよ、タクアン、リュウセイ……
2:さて仕事だ
3:後で文人達の様子を見に行く
※真の主催者らしいですがまだいるかもしれません
※リュウセイの意識を乗っ取り体も手に入れました
※リュウセイの知識や記憶と能力も得ました
※主催者なのでカブトボーグを持っていても禁止行為に引っかかりません

【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】
【状態】精神的極疲労、全裸にタオル、職場への不信
【装備】バスタオル、出来立てカブトボーグ
【思考】
0:あとでマユリを問い詰める。
1:バトルロワイアルを運営する
2:レジスタンスの動きにも気を配る
3:新しい駒でも捜しますか
4:イシドを泳がせる
5:本当にどうして私ばかり……
※主催側です。
※マユリが帰ったことに気付いていません。
※主催者なのでカブトボーグを持っていても禁止行為に引っかかりません
22創る名無しに見る名無し:2012/02/13(月) 23:57:42.12 ID:t8Mo9upP
実際まともに仕事してたの文人さんとアンゼロットだけだもんなあ……
その2人が胃と精神に大ダメージって大丈夫かこの新主催陣営
23その頃ボーガーの皆さんはパート2:2012/02/14(火) 00:14:32.51 ID:ouAIuO7t
「ま、不味い……」

リュウセイことゼロの追加放送を聞いたビッグバンは滅茶苦茶焦っていた。
それはもう、全身に冷や汗をかくほどである。

「まあ不味いでしょ。多分あの放送はリュウセイ君の体を乗っ取った何者かが行ったでしょうからね」
「違う。そんな事はどうでもいい。重要な事じゃない」
「はいぃ?」

10/は驚いた。息子の体が乗っ取られてるというのに、そんな事はどうでもいいとすませる親父てどうなのよと?

「どういう事?」
「リュウセイの体が乗っ取られたままでは、妻に怒られてしまう!これは非常に不味い!」

そこかよと10/は呆れた。
だがまだビッグバンは口を開いた。

「更に問題はここからだ。自慢じゃないが、我が息子ながらリュウセイはとんでもない悪だ」
「本当ね」

本当、自慢できねーよと心の中で10/は突っ込んだ。

「ぶっちゃけリュウセイは放っといたら物凄い悪になる。その為、私自信が悪になる事でリュウセイを正義の道へ導いているのだ!
 それがどうだ?殺し合いの主催者をやっちゃうような奴に体を乗っ取られてみたまえ?リュウセイの事だ。もしかしたら、体を取り返す可能性もない事は無い。
 だが、その時体を乗っ取ていた奴に影響されて、そのまま主催を続けてみなさい?妻に怒られてしまう!!」

結局、そこに行き着くのかよと10/は溜息を着いた。

「タクアンも消滅し、ここでの調べ物は終わった!このまま至急バグラモンと合流し我々も同盟軍に入りリュウセイを救おう!この事が妻にバレる前に!!!」

(駄目だ。この親父……。早く何とかしないと……)

だが一応は対主催なので着いていくべきだろうと考える10/であった。


【二日目・10時00分/アラブ首長国連邦のドバイ跡】


【ビッグバン(天野河大輝)@人造昆虫カブトボーグV×V】
【状態】健康、超焦り
【装備】ダークサイド・プレジデント(ボーグカブト化)、仮面、マント
【道具】支給品一式、レジスタンス組織のメンバーリスト、不明支給品
【思考】基本:主催者を倒し世界征服をする。
1:妻にバレて怒られる前にリュウセイをなんとしても救いだし対主催に戻す!!
2:バグラモンと合流し同盟軍に入る
3:自分が悪になる事で息子達を正義の味方にする。これぞ究極の反面教師!!
4:10/達と行動する
※バグラモンと情報交換しました
※着替えていますが、すぐに元の格好にもなれます。
※カブトボーグではなくボーグカブトという兵器なので禁止行為に引っかかりません
※アラブ首長国連邦のドバイ跡での調べ物を終えました
24その頃ボーガーの皆さんはパート2:2012/02/14(火) 00:15:07.48 ID:ouAIuO7t


【10/@TCBR】
【状態】疲労(小)、雑用係、空気
【装備】ドス(短刀)@現実
【道具】支給品一式×2、自作のコンピュータ、コアメダル(クワガタ、カマキリ、バッタ、トラ×2)
、、  ティーセット一式、その他不明
【思考】基本:空気を読みつつ、空気になる。
0:駄目だこの親父
1:ビッグバン達と行動する
2:8/が気になる。
3:6/……
4:ファントム……

【八意永琳@東方Project】
【状態】健康
【装備】白衣、竹取ノ弓【迦具夜】@モンスターハンター3、矢×50本
【道具】基本支給品一式、薬の材料、10/が書いた同人誌、10/特製通信機、首輪のサンプル×?、その他不明
【思考】
基本:???
0:駄目だこの親父
1:しばらく、ビッグバン達と行動する
2:輝夜は大丈夫だろう……多分。





「リュウセイ君!!君って奴はぁぁぁ!!!!」
「落ち着け!でないと」
「ぐわああああああ」
「ほらまた」

勝治も元気にしていた。

【松岡勝治@人造昆虫カブトボーグ V×V 死亡】
死因:心臓発作
【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡】
死因:ハンターに捕まる
25その頃ボーガーの皆さんはパート2:2012/02/14(火) 00:15:49.20 ID:ouAIuO7t






「リュウセイの奴、主催者になりやがった……」
「間違いない!ジュラル星人の仕業だ!」
「おのれディケイドォ!」

放送を聞きケンは漠然としていた。
前々から、色々容赦がない奴だとは思っていたが、まさか殺し合いの黒幕とは思いもよらなかったからだ。

「ケン君、これも全てディケイドの仕業だ。だが安心して良い。プリキュアの力があれば、ディケイドを倒し
 君の友達も元に戻る筈だ!」
「はぁ……」

正直ケンは、このおっさんがただのプリキュア好きの変質者にしか見えなかった。
口を開けば、二言目にはディケイドかプリキュアである。どう考えても異常者だ。

「ところで研君。プリキュア好きかい?」
「うん大好きSA!」

頭を悩ませるケンをよそにこの二人は仲良くしている。
まあ、キチガイ同士お似合いだなとか思っていると。

「これは!プリキュアの気配だ!」
鳴滝が妙な事を言い出した。

「まさかプリキュアなんて……」

「キラキラ輝く未来の光! キュアハッピー……」
「プリキュア……。この目で見られるなんて」
「プリキュアが敵に負けてあれな事されるのも興奮するわ」
「めずーる……」

居た。

ただし明らかに関わってはいけない人達も居たが。
26その頃ボーガーの皆さんはパート2:2012/02/14(火) 00:16:33.85 ID:ouAIuO7t

【二日目・10時00分/エジプト・カイロ】

【鳴滝@仮面ライダーディケイド】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:ディケイド(門矢士)を倒す
0:やったぞ!プリキュアだ!
1:チャージマンと組む
2:プリキュアを探す
3:フォーゼの枠をプリキュアの枠にする

【泉研@チャージマン研!】
【状態】健康、変装
【装備】スペクトルアロー、アルファガン
【道具】支給品一式
【思考】基本:ジュラル星人を滅ぼす
0:プリキュア好きかい?うん大好きSA!
1:間違いない!このキチガイロワイアルもジュラル星人の仕業だ!

【龍昇ケン@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:彼女が欲しい
0:何だこいつら
1:真田にリュウセイの奴まで主催だったなんて……
※天才としての力と天才であった時の記憶を封じられています

【メズール@仮面ライダーオーズ】
【状態】健康、人間態
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】
0:銀がプリキュアだったなんて……
1:腐女子仲間達と行動する
2:アンゼロットとぽんこつを捕まえる
3:ルル×スザも実現させる

【緋室灯@ナイトウィザード】
【状態】腐ってる(腐女子的な意味で)
【装備】ガンナーズ・ブルーム
【道具】支給品一式
【思考】
0:銀がプリキュアだったなんて……
1:腐女子仲間達と行動する
2:アンゼロットとぽんこつを捕まえいく
3:ルル×スザも実現させる
4:自分の愛称をパクッたアッカリーンとかいう空気女はぶち殺す
27その頃ボーガーの皆さんはパート2:2012/02/14(火) 00:17:11.23 ID:ouAIuO7t

【銀@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】腐ってる(腐女子的な意味で)、キュアハッピー
【装備】スマイルパクト、キュアデコル@スマイルプリキュア!
【道具】支給品一式
【思考】
0:中の人繋がりで変身できた……
1:腐女子仲間達と行動する
2:アンゼロットとぽんこつを捕まえいく
3:ルル×スザも実現させる
4:……黒を探すのを忘れてた……

【ガメル@仮面ライダーオーズ】
【状態】健康、人間態
【装備】不明
【道具】支給品一式、大量のお菓子
【思考】
1:着いていけない……
28その頃ボーガーの皆さんはパート2:2012/02/14(火) 00:18:25.85 ID:ouAIuO7t
>>22
ノーベンバーが居るじゃないですか

どうでもいいけど何かこのアンゼロット可愛いな
あと変な機械てなんだろう?
29創る名無しに見る名無し:2012/02/14(火) 00:18:49.55 ID:ouAIuO7t
いっけねタイトルそのまんまにしちまった
30創る名無しに見る名無し:2012/02/14(火) 00:29:36.89 ID:5LciUQ/j
>>28
たぶん原作7期8期と上司に絶望的に恵まれてない防衛システムさん
てかアンゼロットさんは歴代カオスロワ主催者でも間違いなくトップクラスで苦労人
31創る名無しに見る名無し:2012/02/14(火) 00:52:51.62 ID:r8RUpQHh
「貴様から! 群馬臭がする!!!」
「ええ――――っ!!?」
「貴様の名前は?」
「安中……榛名です」
「何、安中榛名だと? 群馬県の新幹線の停車駅じゃないか!!
 貴様ァ!! 実は生粋の群馬県民だな!!」
「ええ―――――――――っ!!?」

 その頃、安中さんは妙なのに絡まれていた。


【二日目・9時00分/熊岡県】

【安中榛名@日常】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、ラーメン二郎の無料券、その他不明
【思考】
基本;ええ―――っ!!?

【群馬県@テラカオスバトルロワイアル】
【状態】健康、擬人化
【装備】なし
【道具】基本支給品
【思考】基本:テラカオスバトルロワイアルを終わらせる。
1:群馬を馬鹿にする奴は許さない、絶対にだ!
2:安中さんについて行く
3:熊岡県の人気に嫉妬しちまいそうだ……

タイトルは『テラカオスバトルロワイアル9期も二日目に突入、私空気キャラだけど他の作品のキャラと絡めるチャンスがあるかもしれないから今日はすっごく楽しみだ。』でお願いします
32恐怖!熊岡県落とし作戦!!:2012/02/14(火) 01:21:57.79 ID:xUAEclpm
「これはゼロ様、お呼びでしょうか?」
「その後、各作業はどうなっているのかね?」

リュウセイの姿で玉座に座りながらゼロがノーベンバーに尋ねる。

「マスターハンドのご助力もあり、アメリカの復元はまもなく完了です。
建物、生物……全て完璧に再現しました」
「ご苦労だった、まあ舞台が広くなっただけだがな、IS組の処置は?」
「現在、マスターハンドが精神復元と損傷した肉体部分の修復を進めています」
「急がせろ、IS組の中に内通者はいるからな……必ず全員復帰させろ」

捨てるにせよ再利用するにせよまだまだIS組には復活してもらわないといろいろ困るのだった。

「ところでゼロ様、本当に今のあなたはゼロ様ですか?」
「もちろん我はゼロだよ、かつてこことは並行宇宙である7期の世界にいた
大首領が社長を乗っ取っただろう?アレに近い、もっとも我の場合は
リュウセイと精神レベルで融合し更なる次元に到達し、その可能性を否定せずに
まったく違う可能性と進化を実現させたわけだがね……つまり私の意志はリュウセイの意思でもある
我……ゼロの割合が大きいがね」

良く分からんがそれで納得するノーベンバー。
つまりリュウセイの意志もまたゼロの意志に溶け込んだわけだと理解しました。
つまりこの方はゼロでありリュウセイでもあるのだ。

「それと6/というリビングデッドは『名無し』の増援に向かわせたまえ」
「ひょっとして10/はそれほど強敵なのですか?」
「いや、ちょっとした余興だ、残りの2人はスイス支部攻略隊に送っておけ……使い潰して構わん」

ゼロがそう指示するとクレイジーハンドが入ってきた。

「地球各地にロケットランチャーは配置したぜ」
「ご苦労……我が友よ、ではそろそろ混沌を世界各地にさらにばら撒くために
地球から熊岡県を消すとしよう、『執行者』のハイジに爆破命令を出せ、
そのままアフリカ近海に叩き落す」
「了解だぜ、向こうも大体凶悪マーダーは捕獲したと言ってきたし」
「うむ、リビングデッドの代わりにはなるな……そうだ、アンゼロットには
元の服に戻るよう伝えろ、正直私も悪かった」
「OK!マイメロが今、全力で文人とまとめてケアの最中だしマイメロを通じて伝えておくわ」

そう言ってクレイジーハンドは退室した。

「ノーベンバー、お前も休め……後の細かい仕事はマスターハンドにやらせる」
「では、お言葉に甘えて……」
(この宇宙にはウルトラマンノアも聖杯もない、いやないから面白くなってきているな)

リュウセイの影に一瞬、巨大な眼が開いたがすぐに閉じた。

【二日目・10時05分/???・主催本部】
33恐怖!熊岡県落とし作戦!!:2012/02/14(火) 01:22:51.38 ID:xUAEclpm
【ゼロ@星のカービィ3】
【状態】健康、リュウセイの肉体と融合、ボーグバトルに強い興味
【装備】トムキャット・レッド・ビートル、リュウセイの肉体
【道具】不明
【思考】基本:真の主催として君臨する
1:ご苦労だったよ、タクアン、リュウセイ……
2:さて仕事だ
3:アンゼロット、文人、ノーベンバーを労ってやろう
4:さすがにさっきはやりすぎたしな
※真の主催者らしいですがまだいるかもしれません
※リュウセイの意識を乗っ取り体も手に入れました
※リュウセイの知識や記憶と能力も得ました
※リュウセイの意識はゼロに吸収統合されたようです

【クレイジーハンド@大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:文人たちの代わりの仕事をマスターハンドと行う
2:マイメロを通じてゼロの命令をアンゼロットに伝える
※『真の主催者』の1人です。
※主催幹部の降板に合わせてやってきました
※主催者なのでカブトボーグを持っていても禁止行為に引っかかりません


「はーい、ではすぐに実行しますよ」

『世界名作劇場軍団』のリーダーであるアルプスの少女ハイジはクレイジーハンドからの指令を受けると
自分の下に残った部下を集める。

「真の黒幕様からのご命令よ、これから熊岡を海に叩き落すわ」
「既に各地に爆弾は設置完了した模様です、撤収もいつでも可能です」
「セーラ副隊長の反応が消えましたが、いつでも行えます」
「そう、弱音ハクのマークは引き続き続けて、じゃあ押すわね」

ハイジはボタンを押した。
遠くの熊岡の一部が吹き飛んだ。
主催側の爆発によるものだった。
その際、何人か吹き飛んだが気にしないことにしよう。

「熊岡が沈むわね」

【二日目・10時09分/アフリカ・某所】

【ハイジ@アルプスの少女ハイジ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品一式
【思考】基本:『執行者』の役目を遂行する
1:熊岡の滅亡を確認する
2:弱音ハクを探す
※主催側です
※『執行者』のメンバーです
※世界名作劇場軍団の隊長です
34創る名無しに見る名無し:2012/02/14(火) 01:24:40.43 ID:xUAEclpm
【マルコ・ロッシ@母をたずねて三千里】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品一式
【思考】基本:『執行者』の役目を遂行する
1:隊長をサポートする
※主催側です
※『執行者』のメンバーです

【コゼット@レ・ミゼラブル 少女コゼット】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品一式
【思考】基本:『執行者』の役目を遂行する
1:隊長をサポートする
※主催側です
※『執行者』のメンバーです

【ナナミ・シンプソン@七つの海のティコ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品一式
【思考】基本:『執行者』の役目を遂行する
1:隊長をサポートする
※主催側です
※『執行者』のメンバーです

【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】
【富竹ジロウ@ひぐらしのなく頃に 死亡確認】
【セワシ@ドラえもん 死亡確認】
【クマ吉@ギャグマンガ日和 死亡確認】
【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
【鏡音レン@VOCALOID 死亡確認】
【松岡勝治@人造昆虫カブトボーグ V×V 死亡確認】

「あれ、今黄色い子一緒に吹っ飛んでませんでした?」
「症候群の新入りだそうだよ」

【二日目・10時10分/熊岡県】
35恐怖!熊岡県落とし作戦!!:2012/02/14(火) 01:26:10.76 ID:xUAEclpm
【トム・ソーヤー@トム・ソーヤーの冒険】
【状態】健康
【装備】爆弾多数、ダイナマイト多数
【道具】支給品一式、不明支給品一式
【思考】基本:『執行者』の役目を遂行する
1:熊岡県から脱出する
※主催側です
※『執行者』のメンバーです

【スターリング・ノース@あらいぐまラスカル】
【状態】健康
【装備】モンスターボール多数
【道具】支給品一式、不明支給品一式
【思考】基本:『執行者』の役目を遂行する
1:主催の手駒になるマーダーの捕獲
2:熊岡県から脱出する
※主催側です
※『執行者』のメンバーです

「やれやれ、新体制になってからが本番ですね」

ノーベンバーは1人休憩を取るのだった。

【二日目・10時12分/???・主催本部】

【ノーベンバー11@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】健康
【共通思考】
1:ゼロの意志に従いバトルロワイアルを運営する
2:少し休憩する
※主催側です
36修正:2012/02/14(火) 01:29:41.14 ID:xUAEclpm
【ゼロ@星のカービィ3】
【状態】健康、リュウセイの肉体と融合、ボーグバトルに強い興味
【装備】トムキャット・レッド・ビートル、リュウセイの肉体
【道具】不明
【思考】基本:真の主催として君臨する
1:ご苦労だったよ、タクアン、リュウセイ……
2:さて仕事だ
3:アンゼロット、文人、ノーベンバーを労ってやろう
4:さすがにさっきはやりすぎたしな
※真の主催者らしいですがまだいるかもしれません
※リュウセイの意識を乗っ取り体も手に入れました
※リュウセイの知識や記憶と能力も得ました
※リュウセイの意識はゼロに吸収統合されたようです
※主催者なのでカブトボーグを持っていても禁止行為に引っかかりません

【クレイジーハンド@大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:文人たちの代わりの仕事をマスターハンドと行う
2:マイメロを通じてゼロの命令をアンゼロットに伝える
※『真の主催者』の1人です。
※主催幹部の降板に合わせてやってきました

こう修正します
37再度修正:2012/02/14(火) 02:42:54.87 ID:xUAEclpm
【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】
【富竹ジロウ@ひぐらしのなく頃に 死亡確認】
【セワシ@ドラえもん 死亡確認】
【クマ吉@ギャグマンガ日和 死亡確認】
【鏡音レン@VOCALOID 死亡確認】
【松岡勝治@人造昆虫カブトボーグ V×V 死亡確認】

玉子が2回死んでいるんで修正します
38時すでに時間切れ:2012/02/14(火) 06:32:13.01 ID:NtJG75qf
「アンゼロット、ゼロ様から先ほどはすまなかったとの伝言が……」

ノーベンバーが休憩に入ったため、文人は代わりにアンゼロットの部屋を訪れていた。
彼女に伝言を伝えれば、自分も彼女も休憩できるのだ。
しかし、ノックをしても返事がない。

「おや?」

気になり入室してみると、机の上に一枚の書置きがあるのが目に入った。

【どうやら胃潰瘍とノイローゼのようですので、これを機に自分探しの旅にでます。探さないでください】
【追伸・これを残しておきます】

「わお」

間抜けた声を出しつつ、文人は置き土産の胃薬を飲み干した。

【二日目・10時10分/???・主催本部】
【七原文人@BLOOD-C】
【共通思考】
【状態】胃が痛い
1:バトルロワイアルを運営する
2:『執行者』に雑務代行を任せる
3:ゴミ処理係達にイギリスのレジスタンスアジトを潰させる
4:どうしよう……

【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】 帰宅確認
※帰ってくるかもしれませんが、確率は低いです。
39恐怖!マイメロディのアンゼロット代理作戦!!:2012/02/14(火) 11:29:49.30 ID:xUAEclpm
「いるんでしょう!出てきてください!出てきてよ!!」
「もう煩いわね、どうしたの!」

出てきたのはベール=ゼファーだった。
ルビーはベール=ゼファーが出てきたのを確認すると安堵した。

「頼みたいことがあるんだけど……」
「頼みって?」
「アンゼロットが行方不明になったから見つかって戻ってくるまで……主催代行やって!!」

ルビーの突然の発言にベール=ゼファーは固まるのだった。
同時に傍にいた黒も固まっていた。
そしてルビーは土下座までして説得を開始した。

【二日目・10時20分/スイス・レジスタンス基地】

【ルビー@ジェルペット サンシャイン】
【状態】涙目状態、土下座中
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品一式
【思考】基本;マイメロの命令で動く
1:ベール=ゼファーに代行をやってもらう
2:だってそうしないとアタシがマイメロに殺される!!
3:早くアンゼロット見つけないとマイメロに殺される!!
※マイメロの部下です

【ベール=ゼファー@ナイトウィザード】
【状態】硬直状態、アンゼロットに怒り、黒にたらされてる、鳥ヤミーに搭乗中
【装備】
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者とアンゼロットを殺す
1:手駒を集める
2:黒と行動する
3:あの……?
4:三沢、土蜘蛛を警戒

【黒@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】硬直状態、たらし発動(本人無自覚) 、鳥ヤミーに搭乗中
【装備】ナイフ、ワイヤー、黒いコート、釣り道具
【道具】支給品一式、仮面、病院で回収した医療道具、車
【思考】基本:ゲーム脱出
1:銀を探す
2:ベルと行動する
3:えっ
4:三沢、土蜘蛛を警戒
※黒がガラスをぶち破ると自動的に『覚醒ヒロイズム』が流れます
40恐怖!マイメロディのアンゼロット代理作戦!!:2012/02/14(火) 11:33:56.92 ID:xUAEclpm

「ルビーちゃん、早くしないとメーだよ♪」
「怖いんですけど、マイメロさん……じゃあ行って来ます」

仕方なくアンゼロット探索と説得に向かうガーネットとエンジェラだった。

【二日目・10時20分/???・主催本部】

【マイメロディ@おねがいマイメロディ】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:Mr.ゲーム&ウォッチくんもルビーちゃんも失敗はメーだよ♪
※『真の主催者』の1人です。
※主催幹部の降板に合わせてやってきました

【ガーネット@ジェルペット サンシャイン】
【状態】少し涙目状態
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品一式、いろいろな贈り物
【思考】基本;マイメロの命令で動く
1:アンゼロットを見つけ次第説得する
2:だってそうしないと私がマイメロさんに殺される!!
※マイメロの部下です

【エンジェラ@ジェルペット サンシャイン】
【状態】不安
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品一式、いろいろな贈り物
【思考】基本;マイメロの命令で動く
1:アンゼロットを見つけ次第説得する
2:ガーネット大丈夫?
※マイメロの部下です
41修正:2012/02/14(火) 11:34:57.18 ID:xUAEclpm
【マイメロディ@おねがいマイメロディ】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:ガーネットちゃんもエンジェラちゃんもルビーちゃんも失敗はメーだよ♪
※『真の主催者』の1人です。
※主催幹部の降板に合わせてやってきました

に修正します
42暗黒の2人〜中国奥地の惨劇:2012/02/14(火) 18:24:44.17 ID:jAFCrBBb
「ふん、無駄だ……アイツがそうあのガキを意識を手放すとか思ったか?」

最強ボーガーボカロライダースポーツ軍団の前に曙がやってきた。
だが、様子が違う。

「お前は曙!?」
「曙?ああ、この宿主のことか?こいつは都合がいいので一体化してもらっているだけだ」
「お前は何者なんだ?」
「私か、私はダークゼロ、暗黒の支配者とも呼ばれている」

イチローの問いにそう答えるダークゼロ。

「今度はこちらから質問する、お前らはあのガキが本当に正義だと思ったのか?」
「どういう意味だ?」
「アイツはノイ・ドヴァイという生贄を用意してそれを超える者を探して
肉体と融合する気だったんだ。結果はあのガキが邪悪な心を持っていたせいもあって
最悪なものになったがね……」
「リュウセイ君じゃ邪悪?」
「そう、邪悪さ……おそらく拒絶反応もなくお互い融合しているだろう」
「嘘だ、そんなもの信じるか!」

修造とYOKODUNAを制し、ダークゼロはさらに続ける。

「アイツは常に狡猾で冷酷だ、テラカオス・ドヴァイが倒れるまで全く姿を見せなったしね。
この私でさえ一参加者扱いだ、そうだろうダークブレイン?」

ダークゼロが突然、向きを変える。
そこにはダークブレインが立っていた。
まったくダークブレインの存在に気づかなかった一同。

「やはり我ら以外にも闇の者がいたか……そうかお前は暗黒の……」
「2次設定だと私もダークマター族扱いされ、関連性が騒がれたりするんだがね」
「まあいい、今ここに来たのは暗黒の支配者を討ちに来たわけではない……
災厄を今のうちに摘みに来たのだ」

ザクッ!!

そう言ってダークブレインの腕が突如伸縮し、ジャイアンの母と父を貫いた。

「剛田さん!!」
「カッ……!」
「あなた……」
「下らん、人間的な感情に支配されるから全裸だと忘れる……実に非効率的だ、言い残すことはないか?」
「ジャイ子……」
「それはお前たちの親類か……案ずるなその者もいずれお前たちの元へ往くだろう……」

ダークブレインから黒い閃光が放たれ一瞬で剛田夫妻は墨になった。
剛田夫妻を殺害した腕を元の長さに戻すダークブレイン。
その腕には夫妻の血がべったり付いていた。

「他愛もない、いくら力はあっても所詮は人間……そこがお前達の限界だ」


ダークブレインを睨むKAITO。
剛田夫妻の最期を見て、ダークゼロも立ち上がった。
43暗黒の2人〜中国奥地の惨劇:2012/02/14(火) 18:27:51.26 ID:jAFCrBBb

「気が変わった、私も少し災厄を減らすか、どっちにしろアイツを殺すのは私だ」

ダークゼロはそう言ってYOKODUNAの腹を手刀で突き刺した。

「な、何を……」
「気が変わったといっただろう、ここでお前たちの数を減らしておく必要がある」
「曙……」

グチャ!!

YOKODUNAは曙の怪力を手に入れたダークゼロによって引き裂かれてそのまま息絶えた。
引き裂いたダークゼロは無表情で手に掛けた死体を見つめた。

「脆いな、闇黒の賢者の言うとおり、人間の弱さはその限界のせいで起こりうるか」
「待て、お前達……よくもみんなを!!」
「下らん感情だな……南光太郎、もはや考えてい手段などないのだ……マホロアのために
キングストーンはまだ奪わないで置こう……我らも忙しいのでな」

その時、光太郎はダークブレインに関して何か引っかかる物を感じた。

(俺はこいつと以前闘ったことがあるような……)
「……3人脱落すればいいほうだろう、対主催が強すぎるのも考え物だ……」

ダークゼロはダークブレインに向けて言うように去っていった。

「言ってくれるな……暗黒の支配者……だが偉大なるバトルロワイアルの勝者は我々だ!」

ダークブレイン周辺に黒い雷が落ちると同時にダークブレインの姿も消えた。

「剛田さん……YOKODUNA……うおおおおおおおおお!!!」

ダークブレインとダークゼロに殺された仲間の死体を前にKAITOの慟哭だけが響き渡った。

【松岡修造@現実?】
【状態】健康、熱血、テニスプレイヤー、真の主催に怒り
【装備】テニスラケット
【道具】テニスボール
【思考】基本:最強ボーガーボカロライダースポーツ軍団と共に主催者を倒しリュウセイを救い出す!
1:仲間を集める
2:ダークブレインとダークゼロに警戒

【イチロー@イチローのレーザービームで人類滅亡】
【状態】健康、最強の野球選手、真の主催に怒り
【装備】バット、グローブ
【道具】野球ボール
【思考】基本:最強ボーガーボカロライダースポーツ軍団と共に主催者を倒しリュウセイを救い出す!
1:仲間を集める
2:ダークブレインとダークゼロに警戒

【南光太郎@仮面ライダーBLACKRX】
【状態】てつを、真の主催に怒り
【装備】キングストーン
【道具】不明
【思考】
基本:主催者と黒幕のゴルゴムを倒しリュウセイを救い出す!
0:リュウセイ君の体を乗っ取たのもゴルゴムの仕業だ!
1:最強ボーガーボカロライダースポーツ軍団と共にぶっちぎる!
2:悪を全て滅ぼす
3:ダークブレイン……どこかで?
44暗黒の2人〜中国奥地の惨劇:2012/02/14(火) 18:29:10.95 ID:jAFCrBBb
【KAITO@VOCALOID】
【状態】健康 、真の主催に怒り
【装備】紫電改@ドリフターズ
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:家族を守る
1:旦那と女将に着いて行き主催を倒しリュウセイを救う。
2:ダークブレインとダークゼロに警戒


「少しは参加者を消せばよりアイツも動きやすくなる……アイツの為になるのは癪だが
この宿主のためにもなろう」

ダークゼロはそのまま森の中に消えていった。
星のカービィ 参上! ドロッチェ団における、カービィ史上最弱のラスボスの汚名を返上するために。
彼の行動原理はゼロがムカつく、それだけだった。

【ダークゼロ@星のカービィ】
【状態】健康
【装備】曙の肉体
【道具】支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:ゼロを殺す
1:ゼロの手伝いは癪だが参加者は消していく
2:いずれは主催も滅ぼす
※曙の意志と肉体を手に入れました


「ダークブレイン、どうだったの?」
「奴らに対主催を語る必要性はない……我らは我らで進めるぞ……」

自分達以外の勢力が強くなるのもダークブレインにとって目障りだった。
2人だけだったが平行世界で敵対したRXがいる以上、引き下がるしかなかった。

「だがこれで……黒幕の正体が分かっただけでももうけものやな」
「それ本当なの?」
「ほんまや、まだ確証は必要やけどな」

ベアトリーチェと共にダークブレインはバグラモンの元へ戻った。


【ダークブレイン@バンプレストオリジナル】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:全宇宙を支配する
1:同盟軍を結成する
2:同盟軍のメンバー集める
3:弱い対主催は用はないので消す方針
4:光太郎はまだ生かしておく
※等身大の大きさです
※時々関西弁モードになります
※レジスタンスも主催が用意した舞台装置だと推測しています
※真の黒幕がゼロだと分かりました
45暗黒の2人〜中国奥地の惨劇:2012/02/14(火) 18:30:38.97 ID:jAFCrBBb
【ベアトリーチェ@WILD ARMS Advanced 3rd】
【状態】健康 生身
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:バグラモンに従う
1:これがダークブレインの力
2:同盟軍のメンバーを集める


【ジャイアンの父@ドラえもん 死亡確認】
【ジャイアンの母@ドラえもん 死亡確認】
※死因:認者の眼で消し炭

【YOKODUNA@世界最強の国技SUMOU 死亡確認】
46修正:2012/02/14(火) 18:32:22.40 ID:jAFCrBBb
【ダークゼロ@星のカービィ 参上! ドロッチェ団】
【状態】健康
【装備】曙の肉体
【道具】支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:ゼロを殺す
1:ゼロの手伝いは癪だが参加者は消していく
2:いずれは主催も滅ぼす
※曙の意志と肉体を手に入れました

に修正します
47修正:2012/02/14(火) 18:37:50.94 ID:jAFCrBBb
【二日目・10時20分/中国】
を追加します
次の瞬間、最強ボーガーボカロライダースポーツ軍団の生き残り4人は中国から太陽系外部に転送されていた。


「何!?これも主催者の仕業か!許さん!」
『左様。君たちの力を買ってここに来てもらったのだ』
首輪を通じてリュウセイの……いや真の主催者ゼロの声が軍団に伝わる。
『本来ならこのような介入はしたくないのだがね。
 君たちにはどうしてもやってもらいたいことがある』
「お前がリュウセイの体を乗っ取った真の主催者か!」
『ククク、いきり立つ前に話を聞いたほうがいいと思うぞ?』


その時、宇宙が裂けた。
空間に次元の割れ目が発生し、その中から何かが飛び出してきた。

「こ、これはレンのアッーーーーーーーーーーーーー!」
他の超人たちは異次元から襲来したその物体を瞬時に撃ち落したが
KAITOだけは避けることも叶わず、尻に直撃を受けた。
「KAITO!」
慌てて仲間たちが駆け寄ったときにはKAITOはすでに事切れていた。
その尻に突き刺さっていたもの、それは紛うこと無きちんこだった。

【KAITO@VOCALOID】死亡確認


「ちんこだと……」
驚愕する残り3人。その間にも空間の裂け目は広がり
その中から大量のちんこが湧き出してきた。


「主催者!これもお前たちの差し金か!?」
『いいや。これに関しては完全に計算外だよ
 この侵略者たちを生み出した元凶は……あの怪物、鏡音レンだ』


バトルロワイアルによって滅ぼされた別の宇宙に漂着し新たな命をもたらしたレンくんのおちんちんは
その宇宙……おちんちんランドで自己増殖と自己進化を繰り返し、やがては宇宙を埋め尽くすほどに増殖していた。(その宇宙とこちらの宇宙では時間の進み方が違うのだ)
やがておちんちんランドを溢れ出したちんこ達は、ただ一つのシンプルな行動指標『やりたい』という意思に従って
次元戦団おちんちんランド軍を結成。次元を超えて別の宇宙に進出、幾つもの次元宇宙をレイプして破壊していった。
そして遂に自分たちの太祖を生み出した宇宙に進出してきたのである。


ちんこが、ちんこが、ちんこが
宇宙一面を埋め尽くしている。
膨大な数のちんこが次元を超えて宇宙を侵食しているのだ。


『敵艦総数、無量大数
 君たちがここで食い止めねば、確実にこの宇宙は鏡音レンのちんこに滅ぼされる。
 もちろんそうなる未来を選択するのは君たちの自由だがね』
「……………………」
自分たちが主催者のイレギュラー潰しに利用されているだけだということは解っていた。
だが、彼らは自分たちの住む宇宙が滅ぼされるのを黙って見ているなどという選択肢は端から無かった。
一度はテラカオス・ドゥバイ戦で捨てた命である。
49創る名無しに見る名無し:2012/02/14(火) 19:03:06.41 ID:kRu7AA07
「おのれ!おちんちんランド!許ざん゙!」
「ほぼイキかけました」
「行くZO!」


そして三人の勇者は、流星となって宇宙を駆け抜けていった。













それから1時間後
宇宙空間に生きているものは何一つ無かった。
修造、イチロー、南光太郎の命と引き換えに、侵略者ちんこは最後の一つまで残らず破壊され
おちんちんランド宇宙は滅亡した。そして次元の穴も修復された。
数多くの禍根を残した鏡音レンの暴走に、ついにピリオドが打たれたのであった。


地球で殺し合いを続ける者たちは誰も知らない。
自分たちの宇宙が、たった今最悪の危機から救われたことに。

【二日目・11時20分/太陽系外部】

【松岡修造@現実?】死亡確認
【イチロー@イチローのレーザービームで人類滅亡】死亡確認
【南光太郎@仮面ライダーBLACKRX】死亡確認


【レンくんおちんちんランド軍】全滅確認
【おちんちんランド】消滅
50全・裸・再・臨:2012/02/14(火) 19:26:46.05 ID:m7FZJ5dh

 「なのは……エリオ……キャロ……」

ここはサハラ砂漠。世界一の大きさを誇る砂漠に、
雷光の魔法少女(19歳)とひょんなことから魔法少女になったまるでだめなおっさん、略してマダオがいた。

「フェイト、ちゃん……?」

おそるおそる、金髪の少女……フェイトに話しかけるマダオ。
そのフェイトはといえば、すっかり茫然としており、その眼からは生気が感じられない。
仕方ないだろう。親友や部下達の死の知らせを聞いたら、誰でもああなってしまう。
そして、何より。なのは達を助けられなかった、無力感が彼女を襲っていた。
すっかり、輝きを失った眼からはボロボロと涙が零れ落ちている。
一方のマダオはどうすることもできず、ただただ見守っているだけ。

かなりの時間が経過しただろうか。
フェイトが、自らのデバイスを取り出し……言った。

「バルディッシュアサルト……セットアップ」

前日に飛騨の方で見た金色の魔力光があたりを覆う。
一瞬で、金髪の少女の姿は黒い衣服をまとった魔法少女と化した。

『Ms.フェイト……いったい何を……』
不安げに、バルディッシュアサルトは問うた。

「決まってるじゃない。みんな殺すんだよ……。みんなのいない世界なんて、どうでもいい」
淡々と、フェイトの口から言葉が紡がれる。
完璧にやばい、フェイトにレイハは言う。

『大変です!Mr.マダオ、早くデバイスを起動してください!』
「いや、しかし、そうしたいけど、あの格好は……ちょっと……(自分で決めたとはいえ……)」
『言っている場合じゃありません!!』
「う……せ、せっとあっぷ……」
51創る名無しに見る名無し:2012/02/14(火) 19:27:04.36 ID:m7FZJ5dh
今度はどどめ色の魔力光があたりを包んだ。
何度も言うが、マダオの魔力は「だめオーラ」が変換されたものゆえ、
こんな感じで凄まじい色になっているわけで。なんともかわいそうな話だ。
まあ、それはともかくとして。マダオもまた魔法少女()の衣服を一瞬で纏った。
この時も、レイハさんはすっかり吐き気を催していたとか。

『最悪、Ms.フェイトを殺す覚悟が必要となりますね……』
「……」
マダオは覚悟を決め、レイジングハートを構えた。
そして、先に動いたのは……フェイトだった……。

「……覚悟して!プラズマザンバーブレイカァァァァァァァァァァァァ!!!!!」

轟音、砂煙、爆風。
全力全開で放たれた魔法は、このような現象を引き起こした。

「……はぁっ……」
膝をつく、フェイト。瞬間、フェイトの表情が変わる。
「あ……非殺傷モードを解除するの忘れてた……でも、今は……」
『Ms.フェイト……』
バルディッシュはこの先の言葉が思いつかなかった。

やがて、砂煙がやむ。そこにいたのは……
タイミング悪く着陸したメガネの少年とキツネ顔の少年とネコと
蜜柑味の金平糖に手足が生えたような生物とゼリー状の生物、そしてマダオだった。
ちなみに、先程の魔法を受けて一部除いて全員が全裸であった。
沈黙。そして、それを引き裂く叫び。

「ひっぎゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

自業自得とはいえ、全裸な皆さんを見てショックを受けるフェイトさんであった。
ちゃんちゃん。
52創る名無しに見る名無し:2012/02/14(火) 19:28:26.88 ID:m7FZJ5dh
【二日目・10時43分/アフリカ大陸・サハラ砂漠】

【長谷川泰三@銀魂】
【状態】 ズタボロ、気絶、全裸
【装備】レイジングハートエクセリオン@魔法少女リリカルなのはStS(待機状態)
【道具】支給品一式
【思考】基本;銀さん達に会いたい。殺し合いには乗らない
1:……

【フェイト=T=ハラオウン@魔法少女リリカルなのはStS】
【状態】やや疲労、魔力消費(最大)、絶叫
【装備】バルディッシュアサルト@魔法少女リリカルなのはStS(待機状態)
【道具】支給品一式
【思考】基本;基本的に皆殺し
1:ひっぎゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!

【ネコート@モンスターハンターP2G】
【状態】気絶
【装備】コート
【道具】支給品一式、大量の人間用の服装
【思考】基本:殺し合いに乗らないで生き残る
1:……


【野比のび太@ドラえもん】
【状態】気絶、全裸
【装備】全身しまむらの服
【道具】無し
【思考】基本:……
1:……

【骨川スネ夫@ドラえもん】
【状態】気絶
【装備】全身ユニクロの服
【道具】無し
【思考】基本:……
0: ……


【首領パッチ@ボボボーボ・ボーボボ】
【状態】気絶
【装備】首領パッチソード(ネギ)@ボボボーボ・ボーボボ
【道具】支給品一式
【思考】基本:生き残る。
1:……

【ところ天の助@ボボボーボ・ボーボボ】
【状態】気絶
【装備】なし
【道具】支給品一式、ところてん×1000000000
【思考】基本:ところてんを売りさばく
1:……
53創る名無しに見る名無し:2012/02/14(火) 19:31:59.16 ID:jAFCrBBb
ネコートさんって中国にいなかった?
54創る名無しに見る名無し:2012/02/14(火) 19:47:42.18 ID:m7FZJ5dh
すみません、ネコートさんの項目は収録時に削除します。
ご指摘、ありがとうございました。
「カブカブカブカブ!」
「ハン?ハンマー!」
「ズズズバーバーン?ズンズン」
「カーブカブ……」
「ハンマァァァ!!!!」
「ズズーン!」
「カブ!カーブカブカブカーブ!!」

ハンマー!カブカブズンズンズズンカブカブカーブカブカブハンハンマァァァ!!!
バーンバーン!!ハハハハハンンンンンンマァァァァ!!!!カーブブーカカーブブカブカ。
チョー気持ちいい!!!!!マーハン!!!ハンマーーーー!!!!!ボーグカーブカブ。
ババババババババババババン!ズンバーンズババン!あ〜いいっすねえ。ナンデー?
    なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
    ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン

「俺は野生のカブトボーグとも組むぞ!!!ナンデー?
    なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
    ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン

「あ〜いいすっねえ」
「だからどういう意味?」
「凄いカブトボーグだ」
「チョー気持ちいい!!」

カーブカブカブズズズズズンンンンバババババババーン!マーマーマーマーンーーーハンマァァァァァ!!!!
ズバババババババーーーーンン!!!ナンデー?
    なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
    ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン

【二日目・10時30分/アメリカ】
【HARASHIMA@DDTプロレスリング】
【状態】健康 ナンデー?
    なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
    ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
【装備】鍛えた肉体だけだー! ナンデー?
    なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
    ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
【道具】基本支給品一式だけだー! ナンデー?
    なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
    ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
【思考】1:俺は殺し合いに乗らないぞ! ナンデー?
     なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
     ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
    2:仲間も増やすぞ! ナンデー?
     なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
     ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
    3:出来ればDDTプロレスリングの他のレスラーとも合流したい!!! ナンデー?
     なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
     ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
    4:ハンマー!と北島、野生のカブトボーグとも組むぞーーーー!!!!ナンデー?
     なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
     ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
【備考】
※HARASHIMA選手を拡大解釈しております。 でもあまり関係ありませんね。 ナンデー?
 なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
 ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
h ttp://www.youtube.com/watch?v=OfwFm1Sq9U4&feature=player_embedded
※ちょくちょく観客が質問して支配してきます。ナンデー?
 なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
 ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン


【大剣人ズバーン@轟轟戦隊ボウケンジャー】
【状態】ズンズンズッバーン!バーン、ズンズンズン…
【装備】ズンズンズバズバーン!
【道具】ズバババーン!
【思考】基本:ズンズンズバズババババーン!
    1.ズンズン ズバズババーン
    2.ズンズンズバーン ズバズバズンズンズンッ
    3.ズンズンズン… バァーン…
【備考】
※ズンズンズバズバーン、ズンズンズンッ♪
  ズッバーン!ズバズバ
※ズバババーン!



【いかりやビオランテ@本格的ガチムチパンツレスリングシリーズ】
【状態】健康
【装備】歪みねぇ肉体
【道具】基本支給品一式
【思考】基本:コミケが崩壊したから取り合えずと遠野と行動する
    1:HARASHIMAと組む。ついでにズバーンとハンマーともも組むみたい。
    2:(言葉が)どういう意味?


【遠野@真夏の夜の淫夢】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】基本:コミケがなくなったのでビオランテにホイホイ着いていく?あ〜いいっすねぇ〜。
    1:HARASHIMAと組む。 ついでにズバーンとハンマーとも組むみたい。
    2:しぇんぱい……


【室伏広治@陸上日本代表】
【状態】ハンマー状態
【装備】ゴルディオン・ハンマー
【道具】不明
【思考】基本:ハンマーハンマー!
1:ハンマーハンマーマーマー
2:マーマーハンマー
3:……ハンマー……
4:ハンマァ!
【備考】
※ハンマーハンマーハンマー。


【ジャック・ハンマー@グラップラー刃牙】
【状態】ハンマー状態
【装備】ハンマースーツ@スーパーマリオブラザース3
【道具】支給品一式
【思考】
基本:ハンハンハンマー!
1:ハンマー……ハンマー!
2:マハンマ!
3:ハン!ハンマァァ!!!
※室伏に洗n……説得されました

【ビフ@スクライド】
【状態】ハンマー状態
【装備】NRハンマー改
【道具】不明
【思考】
基本:ハンマーアアァアァ!!!!
1:ハンマー!!!
2:ハンマー!!!


【不破刃@Art of Fighting 龍虎の拳外伝】
【状態】健康
【装備】ステルス戦闘機@現実、ダンボール@現実
【道具】支給品一式
【思考】基本:凄い漢と戦う
1:室伏の後を追う
2:……凄いハンマーとレスラー達と水泳選手とカブトボーグだ


【北島康介@現実?】
【状態】チョー気持ちいい!!!
【装備】海パン、水泳ゴーグル、水泳帽子
【道具】なし
【思考】
1:チョー気持ちいい!!!
2:レスラー達と組む

【野生のカブトボーグ@人造昆虫カブトボーグV×V】
【状態】カブトボーグ
【装備】ノーオプション
【道具】支給品一式
【思考】基本:カーブ!カブカーブ!!
1:カブ……カブカーブ!
58書き忘れ:2012/02/14(火) 21:24:09.10 ID:ouAIuO7t
備考:参加者なので禁止行為には引っかかりません
59創る名無しに見る名無し:2012/02/14(火) 22:13:54.75 ID:CwftFsaT
もうなんなんだよこいつらwww
いいぞ、もっとやれ
60原作をプレイしたことは無いよ:2012/02/14(火) 23:26:49.09 ID:ERxzFnrs
「だ、だれかー!助けてー!」

アフリカの某所にて、一人の少女が全力で逃げ、一人の男が全力で追いかけていた。

……この一文だけだと男が危ない人のように見えるかもしれないが、男はハンターである。
ただ単に参加者を確保しようと追いかけているだけである。
決して幼い少女を追い掛け回しているわけではないよ!

そして逃げている少女の名前は『高町なのは』。
ついこの間死んだ『冥王』であり、主催側によって再生されたリビングデット、ではない。
彼女の出典は『とらいあんぐるはーと3 リリカルおもちゃ箱』。
つまり魔砲少女ではない、それどころかつい最近魔法少女になったばかりの『高町なのは』である。
だから彼女のことは『悪魔』や『冥王』や『魔王』などと呼ばないであげてね。
ちなみに彼女はレイジングハートがないと魔法が使えない。かつ、残念ながら支給品の中にソレは入っていなかった。
したがって今は魔法が使えないただの少女である。


で、何故なのはがハンターに追われてているかというと。
なのはは他の参加者と遭遇しようと彷徨っていて、少し前にやっと参加者を発見しコンタクトを取ろうとしたのだが、
その参加者がハンターにタッチされて死んでしまい、次のターゲットにされてしまったわけである。
なお、死んだ参加者は…

【鏡音レン@VOCALOID 死亡確認】 死因:ハンターに捕まり首輪が爆発

……ある意味ハンターより危険な人物であった。ハンターGJ。


「はぁ、はぁ……もう、だめ、走れない……」

こうしてハンターから逃走して数分、ついに体力の限界が近づいてきてしまったなのは。
まあ9歳の少女の体力じゃあ仕方あるまい。元々運動が苦手ということもあるし。これまで捕まらずにいたことが奇跡である。
ちなみにハンターはアンドロイドであり疲れ知らずである。老若男女構わず、参加者を常に全速力で捕獲しにかかる。

「はぁ、はぁ……きゃっ!」

ついに足がもつれなのはは転んでしまった。
それを確認したハンターは、なのはがすぐに立ち上がって逃げることができないと判断し、ある程度近づいたところで速度を緩めながら近寄ってきた。

「い、いや!こないで!」

しかしその声を無視して、ハンターは手を伸ばしなのはに触れようとした―――

その時、ハンターが吹っ飛んだ。
正確に言うと、ハンターは突如飛んできた何かと衝突し吹っ飛んだのだ。

「……あ、あれ、助かった、の?」

突然のことに驚きながらもなのははこの隙に逃げようとした。


「俺のグラサンはどこだぁぁぁぁぁぁ!!!」


が、唐突に響いた大声に驚き、聞こえた方向に目を向けたら


 全 裸 の 男 が い た


61創る名無しに見る名無し:2012/02/14(火) 23:27:23.71 ID:ERxzFnrs
【二日目・10時45分/アフリカ大陸・某所】

【高町なのは@とらいあんぐるはーと3 リリカルおもちゃ箱】
【状態】疲労、若干の恐怖
【装備】なし
【道具】支給品一式、他
【思考】
1.ハンターから逃げる
2.へ、変態だぁー!

【ハンター(γ)@逃走中】
【状態】待機中、常時無敵状態
【装備】サングラス
【道具】なし
【思考】基本:参加者の捜索・追跡・捕獲
※参加者(ジョーカー等を含めて)を無差別に追跡します。

【ハンター(C)@逃走中】
【状態】全裸、少女マンガ目、一物焼失、常時無敵状態
【装備】なし
【道具】なし
【思考】基本:グラサンを取り戻す
※熊岡県の爆破で吹っ飛んできました。
※参加者(ジョーカー等を含めて)を無差別に追跡します。
※グラサンを取り戻せば元に戻るかもしれません。

※ハンターの固体識別のため、適当な記号を割り当てました。
62創る名無しに見る名無し:2012/02/15(水) 11:44:47.27 ID:1UiNQBfS
>>50->>52は書き手さんが収録するまで待つべきかな?
63仮面ライダーケタック カオス大食MEGAMORI:2012/02/15(水) 11:55:27.29 ID:eBRSWhzD
その頃、仮面ライダーケタックにヘシンした橘さんは苦戦を強いられていたんだ。

「クロックアップ!」

 ≪Clock Up≫

黒いボディに緑の複眼の謎のライダーが超加速してウォルターの鋼線を避けていく。
しかし、相手は主催者が送り込んだ二人。流石の橘さんもやばかった。
こう、クロックアップを多用しているが、決定打にはならない。

(流石に不味い……すまない、貴音……小夜子……俺はここまでのようだ……)
 
橘さんが諦めかけていたその時であった!


≪FINAL ATTACK RIDE D D D DADECADE≫


「パヤァ……!?」

もう一人、謎のライダーが乱入してきた。
不意打ち気味に放たれた必殺技と思われるキックがパヤ=リビングストン大佐に直撃した。
そのまま、パヤ=リビングストン大佐は無残にも爆散した。
必殺技故に当たれば必(ず)殺(される)。

「イバダ!ギベド!!」
「? ああ!!」

ケタックは空中に飛び上がる。
そして、空中でケタックゼクターのスイッチを押していく。

≪One Two Three≫

すると、ケタックの右膝にタキオン粒子が収束していく。
そして、そのまま3回転して……

「……ライダーキック!」

≪Rider Kick≫

「何!? まさか……!?」

飛び膝が入り、ウォルターは消し炭と化した。
こうして、主催者のゴミ処理係は二人の謎のライダーによって返り討ちなってしまった。

【ウォルター・C・ドルネーズ@HELLSING 死亡確認】
【パヤ=リビングストン大佐@大魔法峠 死亡確認】


64仮面ライダーケタック カオス大食MEGAMORI:2012/02/15(水) 11:56:28.65 ID:eBRSWhzD
 
「君は一体?」
「オデバ……」

 ケタックからのヘシンを解いた橘さん。
 そして、橘さんの援軍に来たのは……

「ドゥオディスガディドカベンライダ-ダ……オボエデオゲ!!」
「? 何言ってんだ? 人をおちょくってるとぶっ飛ばすぞ!」
 
 謎のベルト『ダディケイドライバー』を腰に巻いた『謎の男』だった。

「速水校長が二人に!?」

 その様子を見て、謎の大杉先生は物凄く驚いた。

【一日目・9時45分/イギリスのレジスタンスのアジト】
【謎の男@仮面ライダーケタック】
【状態】オデノガラダハボドボドダ! 空腹
【装備】ダディケイドライバー@仮面ライダーダディケイド
【道具】不明
【思考】基本:全てを食す
1:橘の海胆軍艦を狙う

【橘朔也@仮面ライダー剣】
【状態】疲労(大)
【装備】ライダーベルト(ケタック)&ケタックゼクター@仮面ライダーケタック
【道具】支給品一式、寿司(大量の海胆軍艦)、その他不明
【思考】
1:主催者の打倒。
2:首輪を解除したい。
3:目の前の謎の男と対話する

【大杉忠太@仮面ライダーフォーゼ】
【状態】健康、衝撃(大)、生え際が後退していた。
【装備】サスペンダー
【道具】支給品一式、ゾディアーツスイッチ(リブラ)@仮面ライダーフォーゼ
【思考】
1: 園田先生を探す
2:一先ず、校長(橘さん)に自分の身の安全を守ってもらう
3:校長が二人に!?
※橘さんを速水校長と勘違いしています
※謎の男を速水校長のそっくりさんもしくは双子だと思っています
 

65創る名無しに見る名無し:2012/02/15(水) 11:57:03.47 ID:eBRSWhzD
なお、秀吉は大杉先生を見た瞬間に逃げ出した。

「カニ怪人じゃ……レジスタンス側にはカニ怪人がおる……!!」

……どうやら、変な勘違いをしているようだ。

【木下秀吉@バカとテストと召喚獣】
【状態】健康、わしは男じゃ
【装備】不明
【道具】支給品一式、その他不明支給品、通信用携帯
【思考】基本:ジョーカーとして主催のために動く
    0:レジスタンス側にカニ怪人がいることを報告する
    1:友の死に報いるべくレジスタンス壊滅の任務を遂行する
    2:同じジョーカー参加者に召集
※主催側です
※大杉先生をカニ怪人だと思っています。
66悪夢再来〜ドキ!美少女だらけのラスボス軍団:2012/02/15(水) 14:59:35.46 ID:7AHQ2giJ
「という訳だ……黒幕の正体はダークマター族の親玉のゼロだ、
奴と敵対しているダークゼロとの遭遇で分かった」
「しかし何故ゼロはバトルロワイヤルをやっている?」
「それはまだ分からんな……ダークゼロの件といいレジスタンスの件といい、
もっと別の何かがあるかもしれん」

ネオ・アルカディアに帰還したダークブレインはバグラモンにそう伝えた。
その時である。

「ここか、同盟を結成して主催を滅ぼす強者の集まっているところは?」

突然、部屋に来訪してきたのはアルセウスとそれに掴まる幼竜ニアラだった。

「ようアルセウスはん、ようここが分かったな」

アルセウスが参加者だったのは知っていたがまさか合流してくるとは思わなかったダークブレインだった。

「これでも探した方だがな、テラカオス・ドヴァイもいなくなり途方にくれていたが
レジスタンスか、胡散臭い人間どもだな……いいだろう手伝ってやろう」
「ふむ、大体主要対主催も集まってきたな、歓迎しようアルセウスよ」
「ところでさ、アルセウス……お前の支給品って何だ?」

ニアラが突然アルセウスに聞いてきた。

「何故そんなことを聞く?」
「いやあ、今まで使わなかったから気になって……」
「それワイも興味あるわな、はよう見せい!」

そう言われると仕方なくアルセウスが荷物を開くとそこには……
大量のPCチップが出てきた。

「何だこれは?」
「萌えもんパッチ一式?……うむ、どうやら何かのパーツらしいねえ」
「たくさんあるな、参加者に装着するのか……どれ使ってみるとしよう」
「そ、それヤバイ気がする!やめようよ!!」

何か嫌な予感がしたニアラがアルセウス達を止めようとしたが無駄だった。
装着した面々の姿次々に変わっていった。
そして二アラもダークブレインに無理やり装着させられた。

「なるほどな、これを装着すると萌えキャラつまり女体化するようやな、
関西弁の美少女暗黒賢者も悪くないわ」

変わり果てた自分の姿を鏡で確認するとダークブレインは嫌悪なく満足げだった。
たびたび姿の変わるダークブレインにとって些細なことらしい。

「だから止めようと言ったのに……」
「これもある意味良いか」
「人の姿は気に入らんが、こういうもの……かしら?」
67悪夢再来〜ドキ!美少女だらけのラスボス軍団:2012/02/15(水) 15:00:36.11 ID:7AHQ2giJ
4人は萌えモンパッチを装着したせいでみごとに少女形態になっていた。
アルセウスに支給されていたのはニコロワでも有名な萌えもんパッチそれが大量にセットされたものだった。

「……」
「どうしたんだ、二アラ?」
「実は8期の世界でも幼女になったんだよね……またか……」

かつてのあのトラウマが蘇ってもう泣きそうなニアラだった。

「これはこれで楽しいからかまわへんけどな、取り外せば元に戻るしな」

落ち込むニアラを余所にノリノリで萌えモンパッチで遊ぶ3人だった。
こいつら、反主催同盟じゃなかったのか?

【バグラモン@デジモンクロスウォーズ】
【状態】美少女
【装備】大剣装備、萌えもんパッチ@ポケモン言えるかなで擬人化してみた
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:主催者を皆殺しにし全宇宙を征服する
1:同盟軍を結成する
2:出来るだけバグラ軍を集める
3:同盟軍のメンバー集める
4:しばらくは萌えパッチで遊ぶ
※次元を操る力は制限されています
※10/の能力は推測ですがある程度は見抜いています
※ビッグバンと情報交換しました
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※美女化したため、色々と変わりました。


【ダークブレイン@バンプレストオリジナル】
【状態】美少女
【装備】不明、萌えもんパッチ@ポケモン言えるかなで擬人化してみた
【道具】支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:全宇宙を支配する
1:同盟軍を結成する
2:同盟軍のメンバー集める
3:弱い対主催は用はないので消す方針
4:しばらくは萌えパッチで遊ぶ
※等身大の大きさです
※時々関西弁モードになります
※レジスタンスも主催が用意した舞台装置だと推測しています
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※美女化したため、色々と変わりました。
68悪夢再来〜ドキ!美少女だらけのラスボス軍団:2012/02/15(水) 15:03:03.26 ID:7AHQ2giJ
【アルセウス@劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へに】
【状態】美少女
【装備】萌えもんパッチ@ポケモン言えるかなで擬人化してみた
【道具】支給品一式、その他不明支給品
【思考】基本:神として主催者とテラカオス・ドヴァイを滅ぼす
1:ドヴァイもいないので同盟軍に入る
2:出来ればもっと軍勢を集めたい
3:これは……悪くはない
※神に等しい力は制限されています
※美女化したため、色々と変わりました。


【神竜ニアラ@セブンスドラゴン】
【状態】美少女、少し涙目
【装備】萌えもんパッチ@ポケモン言えるかなで擬人化してみた
【道具】支給品一式
【思考】
1:とりあえず死にたくないし変態にも会いたくない
2:アルセウスに服従するしかない
3:あの猫の名前なんだったんだろう?
4:またこのパターンか!!
※美女化したため、色々と変わりました。
※ちなみにドラゴンっ娘です、つまり龍耳、尻尾というわけですね。


「なるほどサ、変態って怖いのサね」
「だからニアラを苛めないでくれるか?」
「了解なのサ、ちなみにバグラモン様もダークブレイン様も某大手ピクチャサイトに
可愛い萌え画像があったのサ」
「えっマジか?」
「うん、本当サ!」
※本当にpi〇ivにあります。

マルクと同じく同盟軍に合流した力也はリーダーらと二アラの身に何があったのか知らなかったのである。
ちなみに2人ともティータイムだった。
特にこの後、マルクもやばそうであるが。

【二日目・11時00分/アフリカ・ネオ・アルカディア跡】

【伴力也@新テニスの王子様】
【状態】治療済み
【装備】テニスラケット、テニスボール
【道具】支給品一式、大量の棺桶
【思考】基本:優勝して日本代表のバッチを取り返す
1:ニアラ様のケア
2:アルセウスに従う
3:同盟軍に入る
4:マルクとティータイム
※カオスロワをテニスの大会だと思っています。

【マルク@星のカービィシリーズ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式 、不明支給品、デジタルビデオカメラ
【思考】基本:主催が気に入らないからぶっ潰すのサ
1:ぷにえとローズマリーと手を結ぶ
2:同盟軍に入る
3:後で同盟軍の同胞に10/の情報を公開するのサ
4:ティータイムなのサ
※10/の戦闘能力を知りました
69この常識知らずのボーグ馬鹿!:2012/02/15(水) 16:48:35.43 ID:tnuRjKhV
「む?なんだこれは?」
突如、ゼロはリュウセイの体に違和感を感じていた。

「まさか?吸収した、リュウセイの意識が体を取り返そうとしているのか?有り得ぬ。そんな事は……」

そう思った矢先に、ふと思い出した。そうついさっき自分がリュウセイの仲間を利用し、間接的に殺した事を。

「まさか、その怒りでリュウセイの意識が反発を始めた?まさか、そんな主人公補正みたいな展開がカオスロワで起こる筈無い……。と言いたいが……」

だがリュウセイの意識の反発は徐々に強大な物になっていく。
それに共鳴するようにトムキャット・レッド・ビートルが赤く輝いていく。

「くっまさか……。今までのボーグバトルでトムキャット・レッド・ビートルの内部に溜まったエネルギーがリュウセイに力を与えているのか……?」
下手をすれば、このまま自分の意識が逆吸収されてしまう。そう判断したゼロは、一時的にリュウセイの体から離れた。

「はぁはぁ……。やっと出て行きやがったな……」
「フフフ……。流石だなと褒めておこうか?」

息を荒げるリュウセイを巨大な目玉が見下ろしている。
そうゼロが正体を現したのだ。

「ゼロ……。俺とボーグバトルで勝負だ!」
「無論だ。やはり、ただ乗っ取るだけでは、貴様の肉体を奪う事は出来なかったようだな。
 ならば、ボーグバトルにて貴様を完膚なきまでに打ちのめし今度こそ、その肉体を乗っ取らせて貰おう」

ゼロの前に黒いカブトボーグが姿を現す。
何時の間にかゼロが作った、出来立てほやほやのゼロ様専用カブトボーグである。

「いいだろう。俺が負けたらケンの体をやる!俺が勝ったらこの殺し合いを止めろ!」
「では、チャージ三回、フリーエントリー、ノーオプションバトル」
「チャージ三回、フリーエントリー、ノーオプションバトル!

さり気無く、友の体を差し出しているがそんな事はゼロは気にせずチャージを始める。

「はあああああああああああああああ!!!!!」

同じくリュウセイも今まで散って行った仲間達の為、殺し合いを止める為、チャージを始める。

「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
70この常識知らずのボーグ馬鹿!:2012/02/15(水) 16:48:58.90 ID:tnuRjKhV


そして両者共、三回のチャージが終わる。
ならばやる事は一つ、フィールドに自分のボーグマシンをチャージインするのみ!


「「「チ ャ ー ジ イ ン !!!」」」


ゼロは自らの野望の為、その邪悪を込めチャージインをする。
実に邪悪なチャージインだ。

対するリュウセイは無き仲間の思いを込めチャージインをする。
無き仲間の思いを感じられるチャージインだ。






――今この瞬間カオスロワ9期の命運を決める最後の戦いが幕を開けた――。







「待 ち な さ い !」



筈だった。



「何者だ!今いいところなのだ邪魔をするな!」
「ああ、そうだ邪魔をするな!」

ゼロとリュウセイが同時に声のする方向に振り返る。
そこに居たのは。

「お、お前は……」
「り、リンリン……ちゃん……?」

同時に二人は固まった。何故ならそこに居たのは
あの龍昇ケンの妹であり、ボーグバトラーにとって最強にして最大の天敵、龍昇リンリンだったのだから。
71この常識知らずのボーグ馬鹿!:2012/02/15(水) 16:49:25.51 ID:tnuRjKhV

「ボーガーの人達っていつもそう、カオスロワに来てまで何でもかんでもボーグバトルで解決しようとするけど、世の中そんなスイーツみたいに甘くないのよ!」

「「いててててててててててててててて!!!」」

リンリンの台詞と同時にリュウセイとゼロは苦しみ始めた。
だがリンリンの精神攻撃はまだまだ続く。


「こんな環境じゃ、アンゼロットさんが逃げ出すのも無理はないわ。だって上司がこんな常識知らずの常識知らずのボーグバカなんだもの!!」

「ぐわああああああああああああああああああああ!!!」

とうとう、ゼロは耐え切れなくなって吐血しながら倒れた。
目玉がどうやって吐血するのか分からないけど。

「リュウセイさんも、リュウセイさんよ!本当はボーグバトルがしたくてゼロさんに乗っ取られたんでしょ?
 主催本部ならボーグバトルが出来るものね!現にボーグバトル中はゼロさんというよりはリュウセイさんだったもの!!」
「ち、違う!俺はわざと乗っ取られる事で主催本部に乗り込むという作戦で……」
「それで?でも結局はボーグバトルで決着を着けようとしたじゃない!ボーグバトル会だけで通じるルールをカオスロワに来てまで押し付けないでよ!」
「ぐわああああああああああああああああああああ!!!」

リュウセイも吐血して倒れた。

「どんなにボーグバトルが強くたって、世間の常識は覆らないの!!ボーガーなんて、みんな常識知らずよ!!」

「「いてててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててててて!!!!!」」

とうとう二人は耐え切れず気絶した。

「取り合えずリュウセイさんは適当に転送して、このまま憑依させたら更にボーガー化が激しくなるから
 それとかわりのゼロさん用の肉体も用意して分かった?」

リンリンの指示で雑用係のモブ達は仕事を始めた。
その様子を見て文人は涙を流していた。

「やった……。やっとまともな人がきた……」
「どうやら、アンゼロットの代行はお気に召したようですね?」
「ノーベンバー?」

文人の横でノーベンバー11はそう言いながら笑みを浮かべていた。

「そうか……。君が……」
「ええ。あのまま主催幹部を放っておいたら、私も胃に穴が開きそうだったのでね。契約者の合理的判断という奴です」
「感謝……圧倒的感謝……ありがとう……ありがとう……ノーベンバー11……!」
「落ち着いてください。キャラが崩れてますよ?」

文人が感激している横でリュウセイは適当な場所に転送されていた。
それを見てノーベンバーはリンリンに問いかける。

「ところでゼロ様を一体誰に憑依させるつもりで?」
「今、選別中よ。どうやら憑依した肉体の影響も大きいみたいだから、絶対にリュウセイさんみたいなのは駄目ね」
「参考までに聞かせて下さい。どのような体が理想的ですか?」
「そうね、今まで憑依したリュウセイさんはカブトボーグがないとただの子供の体なの、だから下手をすればその辺のマーダーの一撃で殺されちゃう可能性もあるわ。
 現にタクアンとの闘いで生き残ったのは仲間が攻撃を庇いながら闘ってたからね。だから、もっと丈夫で強い肉体が欲しいわね。対主催の闘いにも備えて」
「了解しました。大至急捜索します」
「あと、アンゼロットさんの捜索も忘れずにね?」
「分かりました」
二人の会話を聞いて文人は思った。
リンリンは今の主催陣に舞い降りた救世主だと……。
72この常識知らずのボーグ馬鹿!:2012/02/15(水) 16:50:19.42 ID:tnuRjKhV

【龍昇リンリン@人造昆虫カブトボーグV×V】
【状態】アンゼロットの代行
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本:全てのボーガーを滅ぼす
1:アンゼロットの代行として主催を運営する
2:主催本部の環境を改善する 
※ノーベンバー11が連れて来たアンゼロットの代行です

【ノーベンバー11@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】健康
【共通思考】
1:ゼロの意志に従いバトルロワイアルを運営する
2:新たなゼロの肉体を探す
3:アンゼロットの捜索を急がせる
※主催側です

【七原文人@BLOOD-C】
【共通思考】
【状態】胃が痛い(少し収まってきた)、希望
1:バトルロワイアルを運営する
2:『執行者』に雑務代行を任せる
3:ノーベンバー11とリンリンに感謝





「まったくノーベンバーめ……。あんな奴を連れてきおって……。だがあの女のいう事も一理ある。
 ボーグバトルならまだしも、直接の戦闘ではリュウセイの体だと太刀打ち出来んからな。それにいずれ来たる決戦に向け、より丈夫でより強い体が必要になる」

ゼロは下を向く。そこにはリュウセイのトムキャット・レッド・ビートルがあった。

「何よりこのトムキャット・レッド・ビートルが手に入っただけでも良しとしよう!」

ゼロは知らなかったが、このトムキャット・レッド・ビートルは南光太郎が死んだ後、何時の間にかキングストーンを取り込んでおり
物凄い力を得ていた。リュウセイが復活したのも、その為である。
つまり今ゼロは物凄い兵器を手にしているのだった。本人は無自覚だが。
73この常識知らずのボーグ馬鹿!:2012/02/15(水) 16:51:33.14 ID:tnuRjKhV

【二日目・11時35分/???・主催本部】

【ゼロ@星のカービィ3】
【状態】健康、常識知らずのボーグ馬鹿
【装備】トムキャット・レッド・ビートル(キングストーン吸収)、ゼロ様専用カブトボーグ(自分の手作り)
【道具】不明
【思考】基本:真の主催として君臨する
1:ボーグバトルしたいな……
2:気を取り直して仕事だ
3:アンゼロット帰って来ないかな……
4:新しい体を探す。出来る限り丈夫で強い体を
5:トムキャット・レッド・ビートルが手に入ったぞ!
※リュウセイとは融合解除しました
※真の主催者らしいですがまだいるかもしれません
※主催者なのでカブトボーグを持っていても禁止行為に引っかかりません





「ホープ、ホープ?」
「カブ……カブカブカーブ!」
「ハンマァ!」
「ズズズババーン!」
「ホオオォォォプ?ホプホプ、ホープ!」
「レジスタンスと情報交換したぞ!ナンデー?
    なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
    ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
「凄いモンスターだ」
「あ〜いいすっねえ」
「だからどういう意味?」
「チョー気持ちいい!!」


所、変わってアメリカにてホープを残しHARASHIMA達は去って行った。

「ホープ……」

そしてホープは偶然転送されてきたリュウセイを連れ仲間の下へ急ぐのだった。
74この常識知らずのボーグ馬鹿!:2012/02/15(水) 16:51:55.64 ID:tnuRjKhV
【二日目・11時35分/アメリカ】


【HARASHIMA@DDTプロレスリング】
【状態】健康 ナンデー?
    なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
    ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
【装備】鍛えた肉体だけだー! ナンデー?
    なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
    ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
【道具】基本支給品一式だけだー! ナンデー?
    なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
    ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
【思考】1:俺は殺し合いに乗らないぞ! ナンデー?
     なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
     ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
    2:仲間も増やすぞ! ナンデー?
     なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
     ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
    3:出来ればDDTプロレスリングの他のレスラーとも合流したい!!! ナンデー?
     なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
     ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
    4:ハンマー!と北島、野生のカブトボーグとも組むぞーーーー!!!!ナンデー?
     なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
     ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
【備考】
※HARASHIMA選手を拡大解釈しております。 でもあまり関係ありませんね。 ナンデー?
 なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
 ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
h ttp://www.youtube.com/watch?v=OfwFm1Sq9U4&feature=player_embedded
※ちょくちょく観客が質問して支配してきます。ナンデー?
 なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
 ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン




【大剣人ズバーン@轟轟戦隊ボウケンジャー】
【状態】ズンズンズッバーン!バーン、ズンズンズン…
【装備】ズンズンズバズバーン!
【道具】ズバババーン!
【思考】基本:ズンズンズバズババババーン!
    1.ズンズン ズバズババーン
    2.ズンズンズバーン ズバズバズンズンズンッ
    3.ズンズンズン… バァーン…
【備考】
※ズンズンズバズバーン、ズンズンズンッ♪
  ズッバーン!ズバズバ
※ズバババーン!
75この常識知らずのボーグ馬鹿!:2012/02/15(水) 16:52:30.36 ID:tnuRjKhV



【いかりやビオランテ@本格的ガチムチパンツレスリングシリーズ】
【状態】健康
【装備】歪みねぇ肉体
【道具】基本支給品一式
【思考】基本:コミケが崩壊したから取り合えずと遠野と行動する
    1:HARASHIMAと組む。ついでにズバーンとハンマーともも組むみたい。
    2:(言葉が)どういう意味?



【遠野@真夏の夜の淫夢】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】基本:コミケがなくなったのでビオランテにホイホイ着いていく?あ〜いいっすねぇ〜。
    1:HARASHIMAと組む。 ついでにズバーンとハンマーとも組むみたい。
    2:しぇんぱい……

【室伏広治@陸上日本代表】
【状態】ハンマー状態
【装備】ゴルディオン・ハンマー
【道具】不明
【思考】基本:ハンマーハンマー!
1:ハンマーハンマーマーマー
2:マーマーハンマー
3:……ハンマー……
4:ハンマァ!
【備考】
※ハンマーハンマーハンマー。

【ジャック・ハンマー@グラップラー刃牙】
【状態】ハンマー状態
【装備】ハンマースーツ@スーパーマリオブラザース3
【道具】支給品一式
【思考】
基本:ハンハンハンマー!
1:ハンマー……ハンマー!
2:マハンマ!
3:ハン!ハンマァァ!!!
※室伏に洗n……説得されました

【ビフ@スクライド】
【状態】ハンマー状態
【装備】NRハンマー改
【道具】不明
【思考】
基本:ハンマーアアァアァ!!!!
1:ハンマー!!!
2:ハンマー!!!

【不破刃@Art of Fighting 龍虎の拳外伝】
【状態】健康
【装備】ステルス戦闘機@現実、ダンボール@現実
【道具】支給品一式
【思考】基本:凄い漢と戦う
1:室伏の後を追う
2:……凄いハンマーとレスラー達と水泳選手とカブトボーグだ
76この常識知らずのボーグ馬鹿!:2012/02/15(水) 16:53:01.23 ID:tnuRjKhV

【北島康介@現実?】
【状態】チョー気持ちいい!!!
【装備】海パン、水泳ゴーグル、水泳帽子
【道具】なし
【思考】
1:チョー気持ちいい!!!
2:レスラー達と組む


【野生のカブトボーグ@人造昆虫カブトボーグV×V】
【状態】カブトボーグ
【装備】ノーオプション
【道具】支給品一式
【思考】基本:カーブ!カブカーブ!!
1:カブ……カブカーブ!
備考:参加者なので禁止行為には引っかかりません


※ホープと情報交換しました


【希望皇ホープ@遊戯王ZEXAL】
【状態】健康
【装備】ホープ剣
【道具】支給品一式、不明品
【思考】基本:ホォォォプ!
1:ホプッ!ホープホプ!
2:ホォォォプ……
3:ホープ、ホォォォプ
※イタリアレジスタンスのリーダーです
※HARASHIMA達と情報交換しました

【天野河リュウセイ@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】気絶、精神的ダメージ(大)
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
基本:……
0:ボーグバトルしてぇ……
77修正:2012/02/15(水) 16:57:26.88 ID:tnuRjKhV
>>71
「ええ。あのまま主催幹部を放っておいたら、私も胃に穴が開きそうだったのでね。契約者の合理的判断という奴です」×
「ええ。あのままゼロ様を放っておいたら、私も胃に穴が開きそうだったのでね。契約者の合理的判断という奴です」○
7802って酸素記号みたいだよね:2012/02/15(水) 17:12:41.78 ID:7AHQ2giJ
その頃、アメリカに上陸した星のカービィ64のラスボスのゼロ2と何故か利害一致で手を組んだグーイは
作戦の打ち合わせをしていた。
巷では同一人物扱いと噂されている天使の輪と翼を持つゼロ2とゼロだがここでは別人らしい。
もしかして生き別れた兄弟の可能性も高いが。
やはりこの2人もゼロを当然憎んでいたのは言うまでもない。
ちなみにグーイもダークマター族という設定がある。
本来敵同士なのだが敵の敵は味方という事で手を組んだのだ。

「主催のボスが憎きゼロだと分かった以上、奴を倒せる強力な肉体が必要なわけだ」
「ゼロ2さん、どうせならレジスタンスに潜入して組織ごと乗っ取りません?」
「ってレジスタンスのメンバーって知っているんか?」
「うーん、あれは……?」

ゼロ2とグーイはホープとリュウセイを見つけた。

「あいつは希望皇ホープ!」
「あれ丁度いいと思いません、丁度2人ですし」
「よし、グーイ……まずはあの少年に乗っ取れ、私は希望皇ホープを乗っ取る!」

ゼロ2とグーイはそう言ってホープに襲い掛かった。

「ホォォォプ……!!!」

数分後、ホープの身体を手に入れたゼロ2と同じくリュウセイの身体を手に入れたグーイが立っていた。

「こいつの記憶を探ったが、レジスタンスの奴ら、アメリカにも基地を作るらしいな」
「そこに向かってレジスタンスアメリカ支部を乗っ取りましょう!」
「待ってろよ、ゼロ!」
「見ててください、カービィ……仇は必ず取りますから!」

だが、ゼロ2とグーイは気づかなかった。
グーイの乗っ取ったリュウセイにも約何割かゼロの因子が混ざっていたことを。
そしてグーイも徐々にボーガーになりつつあることを。

【二日目・11時50分/アメリカ】
7902って酸素記号みたいだよね:2012/02/15(水) 17:13:26.74 ID:7AHQ2giJ
【ゼロ2@星のカービィ64】
【状態】健康、ホープの肉体
【装備】ホープ剣、希望皇ホープの肉体
【道具】支給品一式、不明品
【思考】基本:ゼロを殺す
1:レジスタンスのアメリカ基地へ向かう
2:グーイと共に行動する
※希望皇ホープの意識と肉体を奪いました
※ホープ語も覚えたようです

【グーイ@星のカービィ3】
【状態】健康、天野河リュウセイの肉体、ボーガー化進行中
【装備】天野河リュウセイの肉体
【道具】支給品一式、不明品
【思考】基本:ゼロを倒してカービィの無念を晴らす
1:レジスタンスのアメリカ基地へ向かう
2:ゼロ2と共に行動する
※天野河リュウセイの意識と肉体を奪いましたがそれに伴いボーガー化も進行中です
※リュウセイの肉体は何割かダークマター族になったようです。
80修正:2012/02/15(水) 17:14:43.14 ID:tnuRjKhV
>>73のゼロの状態表の文を下に修正


「ホープ、ホープ?」
「カブ……カブカブカーブ!」
「ハンマァ!」
「ズズズババーン!」
「ホオオォォォプ?ホプホプ、ホープ!」
「レジスタンスと情報交換したぞ!ナンデー?
    なんでかって?! そう、それは、鍛えているからだー!!!
    ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアン
「凄いモンスターだ」
「あ〜いいすっねえ」
「だからどういう意味?」
「チョー気持ちいい!!」


所、変わってイタリアにてホープを残しHARASHIMA達は去って行った。

「ホープ……」

そしてホープは偶然転送されてきたリュウセイを連れ基地に戻るのだった



後場所を修正

【二日目・11時35分/イタリア・レジスタンス基地】


申し訳ございません面倒をかけます
81修正:2012/02/15(水) 17:16:49.67 ID:7AHQ2giJ
その頃、イタリアに上陸した星のカービィ64のラスボスのゼロ2と何故か利害一致で手を組んだグーイは
作戦の打ち合わせをしていた。
巷では同一人物扱いと噂されている天使の輪と翼を持つゼロ2とゼロだがここでは別人らしい。
もしかして生き別れた兄弟の可能性も高いが。
やはりこの2人もゼロを当然憎んでいたのは言うまでもない。
ちなみにグーイもダークマター族という設定がある。
本来敵同士なのだが敵の敵は味方という事で手を組んだのだ。

「主催のボスが憎きゼロだと分かった以上、奴を倒せる強力な肉体が必要なわけだ」
「ゼロ2さん、どうせならレジスタンスに潜入して組織ごと乗っ取りません?」
「ってレジスタンスのメンバーって知っているんか?」
「うーん、あれは……?」

ゼロ2とグーイはホープとリュウセイを見つけた。

「あいつは希望皇ホープ!」
「あれ丁度いいと思いません、丁度2人ですし」
「よし、グーイ……まずはあの少年に乗っ取れ、私は希望皇ホープを乗っ取る!」

ゼロ2とグーイはそう言ってホープに襲い掛かった。

「ホォォォプ……!!!」

数分後、ホープの身体を手に入れたゼロ2と同じくリュウセイの身体を手に入れたグーイが立っていた。

「こいつの記憶を探ったが、レジスタンスの奴ら、アメリカにも基地を作るらしいな」
「そこに向かってレジスタンスアメリカ支部を乗っ取りましょう!」
「待ってろよ、ゼロ!」
「見ててください、カービィ……仇は必ず取りますから!」

だが、ゼロ2とグーイは気づかなかった。
グーイの乗っ取ったリュウセイにも約何割かゼロの因子が混ざっていたことを。
そしてグーイも徐々にボーガーになりつつあることを。

【二日目・11時50分/イタリア・レジスタンス基地】

このような形で修正します
82創る名無しに見る名無し:2012/02/15(水) 17:21:13.89 ID:Ecu12qnS
カブトボーグはもうカブトボーグという兵器だと思ふ。
本編でも隕石破壊とかしているし
83Resident Evil:2012/02/15(水) 21:05:13.11 ID:vUd1UuaQ
「まだこれだけ残っているのか?」

ゼロは参加者リストを見てため息を行いた。
主に対主催や自分と因縁のある参加者である。

ダークブレイン・バグラモン・アルセウス:危険度SS:備考:一番の本命
マルク・ルーチェモン・ムゲ帝王・真木清人:危険度S:一応要注意格
ギルガメッシュ:危険度B:備考:セイバー厨
ダークゼロ:危険度SS:備考:一番要注意
神竜ニアラ:危険度D:備考:問題外
ベール=ゼファー危険度A:備考:ぽんこつ
ゼロ2・グーイ危険度B:備考:一応危険度下がった?
八雲紫:危険度S:備考:最抹殺候補
クロミ:危険度B:備考:恐れることはない

「こんなところか、……マスターハンドよ」

ゼロに呼ばれると書類を持ったマスターハンドがやってきた。

「例のボーガー用ウイルスは完成したか?」
「全世界に散布する量は完成したが本当に撒くのか?」
「私以外にカブトボーグを持っちゃダメだ、なんのための禁止事項だと思っている?」

実はゼロは密かにKLウイルスを解析し、カブトボーグ抹殺用の殺戮兵器を完成させていたのだ。
ちなみにこれを感染させられるとボーガーに悪影響を与え最悪クリーチャー化したり死ぬらしい。
ちなみにアンゼロットのようなビギナーにはほとんど効果がないそうだ。

「一応一般人には効果ない&変態にはならないが、現時点でどんな恐ろしい効果が出るか分からん……」
「それでいい、これは戯れの1つであり、実験だ……」
「一応ボーガー以外は無害だが実験を進めて更なるウイルスも急がせる」
「それでいい、私も同胞を苦しめるのは嫌いだが……暴走はいかんと思わんかね?
12時になったら世界中にばら撒け……細かいデータ収集も忘れずにな」
「了解、じゃあリンリンちゃんにもそう伝えておくわ」

マスターハンドはそう言って出て行った。

「KBウイルスか、面白い……」

ゼロは念のため受け取ったワクチンを投与した。
後は12時にウイルスがばら撒かれるのを待てばいい。
世界がどんな反応になるか楽しみで仕方ないゼロだった。

【二日目・12時00分/???・主催本部】
84Resident Evil:2012/02/15(水) 21:06:43.25 ID:vUd1UuaQ
【マスターハンド@大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:『執行者』の再利用を考える
2:13時にKBウイルスを世界中に散布する
3:KBウイルスのデータ収集と改良を進める
※『真の主催者』の1人です。
※主催幹部の降板に合わせてやってきました

【ゼロ@星のカービィ3】
【状態】健康、常識知らずのボーグ馬鹿、ワクチン接種済み
【装備】トムキャット・レッド・ビートル(キングストーン吸収)、ゼロ様専用カブトボーグ(自分の手作り)
【道具】不明
【思考】基本:真の主催として君臨する
1:ボーガーは少ない方がいい
2:気を取り直して仕事だ
3:アンゼロット帰って来ないかな……
4:新しい体を探す。出来る限り丈夫で強い体を
5:トムキャット・レッド・ビートルが手に入ったぞ!
※リュウセイとは融合解除しました
※真の主催者らしいですがまだいるかもしれません
※主催者なのでカブトボーグを持っていても禁止行為に引っかかりません
85創る名無しに見る名無し:2012/02/15(水) 21:08:55.65 ID:vUd1UuaQ
×12時になったら世界中にばら撒け……細かいデータ収集も忘れずにな」
○13時になったら世界中にばら撒け……細かいデータ収集も忘れずにな」
に修正
86明かされる真実とこれから:2012/02/15(水) 23:48:09.53 ID:G5vJcqfn
リーダー含め、カオスなことになってしまったレジスタンスイタリア支部。
その中で不幸中の幸いか、数人の仲間と共に先にスイスに着いていたアポリアはというと……

「どうだ小動物……これが絶望の味だ!」
「あばばばばばばばば!ひいいぃぃぃぃ!いうから!いいますから!」

極悪人面でルビーを尋問していた。
端からみればどーみてもアポリアが小動物を虐待しているようにしか見えない。
事実そうなのだが、これも止む無きことなのである。
このルビーは、真の主催者の一人であるマイメロディ直属の部下。
レジスタンス側としても、主催者の情報を少しでも吐かせられないかと思っての行動だ。
しかし仮にも真の主催の手先。
そうそう簡単には堕ち――

「……ほとんど知りたいことを聞き出せてしまったな」

た。それもかなりの速さだったようだ。

「そりゃ、そんな本部じゃアンゼロットの奴も逃げるに決まってるわ。
 あ、あたしの答えは当然ノーだからね。アンゼロットがいなくても最初から主催者はぶち殺すつもりだし」
「幽々子のこともあるからな……」

側で様子を眺めていたベール=ゼファーと黒も、ルビーの誘いを一蹴した。
元より対主催派であるし、吐き出された主催者本部の様子を聞いて、とても行こうという気持ちにはならない。

「すまない、到着が遅れた……って一体何があったんだ?」
「八雲藍か、ちょうどいい所にきた。こやつは主催者の手先。本部の場所以外の情報は粗方吐かせたところだ」

そんなところに、彼らと同じくレジスタンスの一員である八雲藍が姿を現した。

「信憑性は?」
「まず問題ないだろうな。生々しいにも程があった。だが本部の場所に関しては、旅の扉移動のためにわからないらしい。
 そちらの収穫はなにかあったのだろうか?」
「あ、ああ。例のドヴァイの出現を各支部に伝えるつもりだったのだが、予想外に早く奴が消滅してな。
 私の動ける範囲で、無事だった支部の人員と物資を回収して回っていた。オルテガ殿も私と同じように各支部を回っているらしい。
 それと道中無線連絡があったが、ポーランド支部の生き残り2人もこちらに向かっているそうだ」

八雲藍の言葉通り、見知った顔のレジスタンスや道具がかなり集められている。
スイス支部が元々持つ戦力と合わせれば、かなりのものだろう。

「そうか。こちらもしばらくすればリーダーと巴マミが向かってくるだろう。
 道中の再生屍兵どもも軒並みリアルサンダーボルトで片付けておいた」
「戦力は集まりつつある……か」
「そうだな。さて、ではこの小動物から聞き出したことと合わせて作戦会議といこうか」



87明かされる真実とこれから:2012/02/15(水) 23:49:41.26 ID:G5vJcqfn
スイス支部のリーダーは現在外出中のため、主だったレジスタンスメンバーにより会議は進められた。

真の主催者の正体は、憑依能力と際限なく眷属であるダークマターを呼び出す力を持つゼロ。
さらに手袋のような奴や、とにかく恐ろしいというマイメロという人物がいることがわかった。
対するレジスタンス勢は、イギリスと連絡がつかない以上、ここが最後の拠点。
幽々子やダイアーと言ったジロリアン十二神将も殺害され、被害もかなり大きい。

「……続いて、主催者本部でスパイをしてくれていた彼ですが……
 残念ながら、さきほどの小動物の話と合わせると殺害されてしまった可能性が極めて高いです」
「まじかよ……」
「優しいおじさん……」

そして会議中、またしてもレジスタンスに訃報が。主催者本部に潜入していたスパイの一人が殺されたのだ。
見た目は普通の黒服と変わらないが、周りからは優しいおじさんと呼ばれていた男らしい。

「彼はとにかくステルススパイに徹していたのですが、他の黒服もろとも大雑把に殺害された模様。
 下っ端の黒服に紛れていたために目立った動きはとれなかったそうですが……
 彼の最後の報告と、イタリア支部の情報を合わせると、どうやら彼が死者を蘇らせる機械に細工をして止めてくれたそうです。
 彼に、黙祷を……」

【優しい黒服のおじさん@カイジ】 死亡確認 ※レジスタンスのスパイだったようです

「……そしてこちらも残念なことに、中国支部の奈良重雄がポーランドにて自害。
『レンきゅんのいない世界に未来はない』……それが最期の言葉だったようです。
「「あ、そう(よかった、もう海老の脱皮をみなくて済むんだ……)」」

【奈良重雄@幕張】 死亡確認

これまでの統計、出来事、ルビーから吐き出された真の主催者や本部の情報。
様々なことが会議室を飛び交う。
主催本部や同盟軍だけでなく、レジスタンスもまた着々と準備を進めるのであった。

【二日目・12時00分/スイス・レジスタンス基地】

88明かされる真実とこれから:2012/02/15(水) 23:51:07.51 ID:G5vJcqfn
【ベール=ゼファー@ナイトウィザード】
【状態】健康、アンゼロットに若干同情、黒にたらされてる
【装備】
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を殺す。アンゼロットは仕方ないので今は保留
1:手駒を集める
2:黒と行動する
3:会議に参加
4:三沢、土蜘蛛を警戒

【黒@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】健康、たらし発動(本人無自覚)、アンゼロットに若干同情
【装備】ナイフ、ワイヤー、黒いコート、釣り道具
【道具】支給品一式、仮面、病院で回収した医療道具、車、土下座最中
【思考】基本:ゲーム脱出
1:銀を探す
2:ベルと行動する
3:会議に参加
4:三沢、土蜘蛛を警戒
5:最中を後で食べる
※黒がガラスをぶち破ると自動的に『覚醒ヒロイズム』が流れます
※二人ともレジスタンスのメンバーになりました。

【アポリア@遊戯王5D's】
【状態】健康、希望、アンゼロットに若干同情
【装備】機皇シリーズ一式、T-ウロボロス、その他カード
【道具】支給品一式
【思考】基本:レジスタンスとして主催を倒す
1:会議に参加
2:ルビーの他に主催の手先がいないか警戒
3:遊星はまだこないのか?

【八雲藍@東方Project】
【状態】健康、アンゼロットに若干同情
【装備】不明
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:レジスタンスとして主催を倒す
1:会議に参加
2:幽々子の死を紫に伝える
3:イギリス支部のメンバーの安否が気になる

※レジスタンス全体が主催者陣営の情報を入手しましたが、本部の場所などはわかっていません

【ルビー@ジュエルペット サンシャイン】 死亡確認
死因・情報を吐き出した後忘れ去られ、アポリアの永続罠・拷問車輪の効果で削られてひっそりとLP0

89KBウイルスの脅威〜イタリア基地壊滅?:2012/02/16(木) 00:05:48.12 ID:vUd1UuaQ
「始まったか、アイツ本気でゲームを動かす気か」

イタリアの街でダークゼロは雨に打たれていた。
この雨はKBウイルスの雨である。
ダークゼロ周辺のボーガーは苦しみ初めそして次々に死んでいった。

「ウイルス耐性がないからな、私はボーガーじゃないから影響はないがな」

ダークゼロはそのままある場所へ向かった。

「間に合えばいいがな……レジスタス基地1つ潰せばアイツも油断はするな」

ダークゼロがレジスタンス基地に到着すると既に惨劇は起きていた。

「全く酷いもんだな……ウイルスって奴は」

ダークゼロはウイルスに感染し、死んだ者や発狂し自殺したレジスタンスの死体を書き分けてさらに奥へ向かう。

「起きろ、ゼロ2、グーイ……やはりそうか、このウイルス、闇に近いものには効果は薄いか」

ダークゼロは倒れているグーイとゼロ2を起こした。
ゼロ2はホープから抜け出た後だった。
ホープはウイルスに感染し息絶えていた。

「ダークゼロか、って何が起こったんだ?」
「ゼロの奴だ、奴のウイルスだ……グーイは大丈夫か?」
「ええ、今まで何を……」
「そうかこのウイルス、ボーガーのみを殺すのか、グーイは闇に近かったからボーガーの部分だけ殺されたのか」
「ところでお前はその身体は?」
「ちょっとした借り物だ、それより説明してくれないか?」

KBウイルスによる脅威は世界中に侵食しつつあった。
あくまでボーガー限定であるが。

【二日目・13時10分イタリア・レジスタンス基地】
90創る名無しに見る名無し:2012/02/16(木) 00:06:57.11 ID:qfXMUrE0
【ゼロ2@星のカービィ64】
【状態】健康
【装備】ホープ剣
【道具】支給品一式、不明品
【思考】基本:ゼロを殺す
1:あれ?
2:グーイと共に行動する
※希望皇ホープから離脱しました
※ホープ語も覚えたようです

【グーイ@星のカービィ3】
【状態】健康
【装備】タンス(カブトボーグのかわり)
【道具】支給品一式、不明品
【思考】基本:ゼロを倒してカービィの無念を晴らす
1:あれ?
2:ダークゼロに事情を聞く
※ウイルスによってボーガーじゃなくなりました


【ダークゼロ@星のカービィ 参上! ドロッチェ団】
【状態】健康
【装備】曙の肉体
【道具】支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:ゼロを殺す
1:ゼロの手伝いは癪だが参加者は消していく
2:いずれは主催も滅ぼす
3:ボーガーのみ殺す兵器か、面倒だね
※曙の意志と肉体を手に入れました

【希望皇ホープ@遊戯王ZEXAL】死亡確認
【イタリアのレジスタンスの皆さん】死亡確認
91不幸な女神:2012/02/16(木) 00:21:03.39 ID:FxFF+RnK
「がはっ」
「ちょっ大丈夫かよお前」
「不味いですね。アンゼロットさんがやけっぱちになってボーグバトルに嵌りだした瞬間にこんなウィルスをばらまくなんて」

とことん不幸なアンゼロットであった。

【二日目・13時20分/???・???】
【8/@TCBR】
【状態】半分改造済み、ミクに恐怖、正義に目覚めた、内臓がポロリ
【装備】無し
【道具】大量の銃火器と刀剣類。
【思考】基本:10/の打倒
1:『名無し』さんについて行く。
2:打倒アンゼロット!!!! ……のはずだったけど。
※ファントムのことを10/だと思っています。
※半分改造されていますが、中途半端な仕上がりです。
※時々臓器がポロリしますが、すぐに戻せば大丈夫なようです。


【『名無し』/@TCBR】
【状態】名前を奪われた
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;『奴』の抹殺を優先。
0:KBウィルスのワクチンを取りに行く
1:一先ずマーダーとして動く。
2:この絶妙なタイミング……。完璧にネタキャラですね
※『真の主催者』です。


【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】
【状態】精神的極疲労、全裸にタオル、職場への不信、ネタキャラ街道爆走中、ボーグに嵌った、KBウィルス感染、気絶
【装備】バスタオル、出来立てカブトボーグ
【道具】なし
【思考】
0:……
1:まともな服が欲しい
2:レジスタンスの動きにも気を配る
3:新しい駒でも捜しますか
4:イシドを泳がせる
5:本当にどうして私ばかり……
※主催側です。
※マユリが帰ったことに気付いていません。
※不幸な事にボーガーになった為にKBウィルスに感染しました
「……かふぅ!」
「お、自力リカバリーした」

不幸なアンゼロットだが、なんとか即死を免れた。

「い、一体なにが起きたんですか……」
「おそらく、本部がボーガー特効のウイルスをばらまいたんでしょう。
しかし妙ですね。あなたは恐らく感染したはずなんですが……」

『名無し』は不思議に思う。
確かにアンゼロットは吐血、つまりはウイルス感染したはずなのだ。
しかしその答えは、アンゼロット自身から返ってきた。

「おそらく……そのウイルスのベースはマユリ先生の保管していたKLウイルスでしょう。
私はワクチンを接種していますし、皮肉ながらウイルスの塊である鏡音レンとかなり肉薄しましたから……」

ここでアンゼロットは口を閉ざし……

「で、なんで私がちょっとボーグをさわり始めた瞬間にこんなウイルスを?」

ごもっともな疑問を口にした。

「それ8……や8り、逃げ出したお前を殺して口封じをするためじゃないか?」

それに対して、8/が自身の意見を述べる。
その瞬間……

「……ふぇ…ふぇええええええええん!わ、私が一体何したって言うんですか!?
こ、これでも……!わけのわからない上司の指示に従って……ちゃんと仕事もこなしてきたはずなのに……!
ちょっと刃向かったら、殺すんですか!?あんなにこき使っておいて……!?」

とうとうアンゼロットは泣き出してしまった。
なお、アンゼロットの姿は全裸にタオル。これでは変態の8/に襲われた様に見えないこともない。

「うぅ……ひっく……お尋ね者なのも、ケフィアのことも……
最初から私を肉体的にも精神的にも殺すための作戦の一環だったんですね……」

「……まあ、あれだ。生きてるんだからいいじゃないか。俺8モツチラ担当だぞ?」

当初は打倒アンゼロットを掲げた8/も、思わず彼女を慰めてしまう。
彼女と敵対するレジスタンス達でさえ同情を覚えるのだから仕方がない。

「ねえ……ボーグさん、私はこれからどうしたらいいんでしょう……?」

だがそんな8/を無視し、アンゼロットは自身のカブトボーグに語りかけ始めた。
早くもボーガー予備軍の傾向が見受けられる。
(……仕方がない。ワクチンを取りにいきましょう)
『名無し』がそう考えた、その時である。


93創る名無しに見る名無し:2012/02/16(木) 01:12:08.91 ID:xjaYtVa6
『……ジョウシモオナジメニアワセレバイインジャナイカナ?』
「……!?」
「「しゃ、喋ったぁアアアアアアアアァァァァア!?」」

空耳か、そうじゃないのか。
一瞬の出来事だったため判断は難しいが、『名無し』と8/は何かボーグが喋った気がした。

そして……

「さすがボーグさん!それです!あんな職場と上司にもう未練はありません!むしろぶっ潰してやりますよ!」

(おやおや……)

『名無し』が呆然とするなか、アンゼロットは復讐の炎を燃やし始めるのであった。

【二日目・13時30分/???・???】
【8/@TCBR】
【状態】半分改造済み、ミクに恐怖、正義に目覚めた、内臓がポロリ
【装備】無し
【道具】大量の銃火器と刀剣類。
【思考】基本:10/の打倒
1:『名無し』さんについて行く。
2:打倒アンゼロット!!!! ……のはずだったけど。
※ファントムのことを10/だと思っています。
※半分改造されていますが、中途半端な仕上がりです。
※時々臓器がポロリしますが、すぐに戻せば大丈夫なようです。


【『名無し』/@TCBR】
【状態】名前を奪われた
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;『奴』の抹殺を優先。
0:KBウィルスのワクチンを取りに行く?
1:一先ずマーダーとして動く。
2:さて、これからどうしましょうか……
※『真の主催者』です。

【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】
【状態】精神的極疲労、全裸にタオル、職場への決別、ネタキャラ街道爆走中、ボーグに嵌った、KBウィルス感染、涙目、決意
【装備】バスタオル、出来立てカブトボーグ
【道具】なし
【思考】
0:上司(ゼロ)をぶっ潰す

※マユリが帰ったことに気付いていません。
※不幸な事にボーガーになった為にKBウィルスに感染しましたが、旧ワクチンのおかげで命に別状はありません
94とあるウサギのウイルス観察記録:2012/02/16(木) 01:14:53.78 ID:TadT/f1r
その頃、マイメロディはウイルスの散布率を確認していた。
この調子だと一時間で全てのボーガーがウイルス感染者になる予定である。
ゼロの話によると何割かはウイルスと適合しボーガーじゃなく別の何かになるらしい。
このウイルスはボーガー歴が浅いほど発症せずに済むらしい。
また人間じゃない神や闇に近い存在はボーガーの部分だけを殺されるだけで
済むという報告もあった。
KLウイルスを応用した兵器の威力といえば戦略級の威力である。
つくづくレンという少年は悪魔のような少年であった。

「うーん、やっぱボーガーといっても地球の全体の人口じゃ少ないわね」

ふとマイロメは考える。
このウイルスを変態抹殺用に応用したらどんなに恐ろしいか。
おそらくこの感染率の高いウイルスである、たった数日で変態は殲滅されるだろう。
だが、それはもはや兵器と呼べるのか?
変態は確かに害悪であるが中には気のいい連中もいる。
ウサミミ仮面がいい例である。
そんな者達も殺してしまっていいのか?
まあ、ゼロのことだ、変態は殺すことはないだろうと思った。
今回のウイルスはリンリンも推進した過度になりすぎたカブトボーグの一斉制圧である。
おそらくゼロもリンリンもボーガーやボーグを殺す以外のことでウイルス開発は
しないだろうとマイメロは考えていた。
あくまで全てマイメロの推論だったのであるが……
どっちにしろ生き残るのはボーガーじゃなくなったクリーチャーだけである。
生き残った連中もレジスタンス同様殺せばいい、今のところマイメロには全く関係ない話である。


「ルビーちゃんの反応が消えちゃったね」

一方でルビーについても目を配っていたマイメロであった。
反応が消えたのはスイス方面、おそらくレジスタンス基地だろう。
そこには赤屍らが送り込まれる予定だった。
この際、リビングデッドも使い潰せというゼロの思惑もあった。
ルビーの尊い犠牲でスイス基地の正確な場所も割り出せた。
もう1つの懸念であるイタリアについてはウイルスによってほぼ壊滅したという
報告もあった。
いよいよレジスタンス掃討も大詰めである。
噂ではアメリカや南米方面にレジスタンスの生き残りがいるらしいがそれも
ゆっくり潰せばいい。
今は焦る必要はないのである。
マイメロは引き続き監視を行おうとした時である。

「妙な反応があるね?」
95とあるウサギのウイルス観察記録:2012/02/16(木) 01:16:33.97 ID:TadT/f1r
マイメロは妙な反応を確認したこの反応はアンゼロット?
なら確認する必要があった。
元々は自分のケアが不十分だったためにあのような事態が起こったのである。
なら謝らなければならなかった。
彼女も本心からは反省していたのだった。

「じゃあ、ちょっと確認に行く?」

マイメロと『名無し』の援軍で向かう予定の再生6/は『名無し』とアンゼロットの元へ向かった

【二日目・13時30分/???・主催本部】

【再生◆6/WWxs901s氏@カオスロワ書き手】
【状態】完全洗脳、人格崩壊、頭に爆弾
【装備】大量の胡桃
【道具】将棋セット
【思考】基本:主催のジョーカーとして動く
1:マイメロの命令で動く
※他のリビングデッド同様の処置を受けました

【マイメロディ@おねがいマイメロディ】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:ルビーちゃん死んじゃったんだ
2:アンゼロットの安否が不安
※『真の主催者』の1人です。
※主催幹部の降板に合わせてやってきました
96ついうっかりマミさん:2012/02/16(木) 01:46:05.03 ID:FxFF+RnK
「何なんだ一体!何で皆次から次へと死んでいるんだ!」
「恐らくボーガーを抹殺する為のウィルスよ」
「ウィルス?」

スイス基地に向かい爆走する棺桶に乗りながらリュウセイ、マミはこのウィルスについて考えていた。

「どう言う事だ?」
「ここに来るまでに死んでいるのは全部ボーガーよ……。レジスタンスの皆やホープさんも含めて」
「でも何で俺達は?」
「まず私は玉子症候群を一時的に抜けた影響で、何とかなったと考えるのが妥当ね。
 あとリュウセイ君、貴方は一時的にとはいえゼロに乗っ取られていた。その時にワクチンを打たれたんじゃなくて?」

ふと思い出す。そういえば主催本部から転送される際にリンリンにそんな物を打たれた気がする。

恐らくリンリンのかけた最後の情けだろう。

「あとこれは推測に過ぎないけど多分ゼロは貴方を挑発して楽しんでるのよ」
「このウィルスもじゃあ?」
「当然、他の目的もあるんでしょうけど何よりボーグバトルは一人じゃ出来ないわ。なら一人は相手を残す筈」
「あの野郎……」

リュウセイは拳を握り締める。

カブトボーグを持つのは自分だけが相応しい。
そうとでも言うかのようにウィルスを撒くゼロが許せなかった。

「見えたわ。あそこがスイス基地よ」
「ああ!」

無事二人は基地に到着した。


た だ し 基 地 は 基 地 で も イ ギ リ ス 基 地 だ が な !


【二日目・14時00分/イギリス基地】

【天野河リュウセイ@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】健康、ワクチン接種済み、ゼロに怒り
【装備】棺桶(カブトボーグのかわり)@HELLSING外伝
【道具】支給品一式
【思考】
基本:ゼロと主催を倒す
1:マミと行動する
2:トムキャット・レッド・ビートルを取り戻したい
※レジスタンスの仲間になりました
※憑依に耐性が出来ました


【巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康、希望、症候群沈静化
【装備】マスケット銃、ソウルジェム
【道具】支給品一式
【思考】基本:時間の許す限りレジスタンスに協力する
0:ホープさん……
1:死者の命を弄ぶ主催者は許さない
2:他の症候群仲間はどうしてるかしら……?
3:ダイアーさん……
※一時的にレジスタンスの一員になっています
※間違えてイギリス基地に来ました
97創る名無しに見る名無し:2012/02/16(木) 02:23:07.89 ID:FxFF+RnK
>>96をこちらの文に差し替えてください。状態表はそのままで
やっぱりリンリンがワクチンを打つのは変なので


「何なんだ一体!何で皆次から次へと死んでいるんだ!」
「恐らくボーガーを抹殺する為のウィルスよ」
「ウィルス?」

スイス基地に向かい爆走する棺桶に乗りながらリュウセイ、マミはこのウィルスについて考えていた。

「どう言う事だ?」
「ここに来るまでに死んでいるのは全部ボーガーよ……。レジスタンスの皆やホープさんも含めて」
「でも何で俺達は?」
「まず私は玉子症候群を一時的に抜けた影響で、何とかなったと考えるのが妥当ね。
 あとリュウセイ君、貴方は一時的にとはいえゼロに乗っ取られていた。その時にワクチンを打たれたんじゃなくて?」

ふと思い出す。そういえばおぼろげだがゼロに乗っ取られていた時ワクチンを打たれた覚えがある。
恐らく、自分が乗っ取った、この体が感染しない為だ。あの頃からこの計画は始まっていたのだろう。

「あとこれは推測に過ぎないけど多分、ゼロはわざと貴方を残して楽しんでるのよ」
「え?」
「当然、他の目的もあるんでしょうけど、何よりボーグバトルは一人じゃ出来ないわ。なら一人は相手を残す筈」
「あの野郎……」

リュウセイは拳を握り締める。

カブトボーグを持つのは自分だけが相応しい。
そうとでも言うかのようにウィルスを撒くゼロが許せなかった。

「見えたわ。あそこがスイス基地よ」
「ああ!」

無事二人は基地に到着した。


た だ し 基 地 は 基 地 で も イ ギ リ ス 基 地 だ が な !
98天才エンド:2012/02/16(木) 12:09:27.71 ID:ZxHdkqrT
真の主催者・ゼロがばら撒いたKBウイルスによって、世界各地のボーガーたちは病に倒れ、次々と死んでいった。
【ベアナックル佐久間、グラスハット堤、ラブシックガイ伊部、小林重蔵、パーシバル福田、サリー原田、その他世界各地のボーガーたち×大勢@人造昆虫カブトボーグ V×V】
そしてここにも一人、KBウイルスによって苦しんでいる少年ボーガーがいた。



「うごがあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

全身を蝕む病魔の苦痛に、龍昇ケンは絶叫する。
あまりの苦痛に地に倒れ伏して立ち上がることすらできない。
(ぐっ……だ……誰か……)
救いを求めてみるが、彼の周りには誰もいない。
彼に同行していたキチガイや変態たちは、プリキュアや妄想に夢中になった挙句に彼を置いて何処かへ行ってしまった。
彼は今、まったく一人で死にかけていた。

(誰か……リュウセイ……勝治……マンソン……ロイドさん……)
意識が薄れていく。
そして少年の生命活動は停止する――そう思われた。



   ド  ク  ン


ケンの中で何かが跳ねた。
「そうだ……俺は」
その体が瞬時に変化、否、進化していく。
「俺は正真正銘本物の天才だったんだ!」

死に瀕したことで、失われていた天才としての記憶が彼に甦った。
そして天才であるケンは、その天才により自らの肉体、細胞、遺伝子、自身を構成する原子核から素粒子に到るまでを組み替え
KBウイルスにすら耐えられるように自己を進化させたのだった。
その神々たる変貌、それは超人、それは神
いや、神を超えし者―――超神だった。


そして進化によって完全に神を超えたケンは宇宙万物と一体となり全てを理解した。
「行くか…………」
超神と化した彼がその気高き指で天を指すと、空間が開き、彼はその内へと消えた。
そしてこのバトルロワイアルの世界から完全に消え去った。









そこは嘗てジロリアン六天神界と呼ばれた場所。
しかし今その世界に存在するのは龍昇ケンだけであった。
ジロリアン六天神王の残り五人は、ケンの神を超えた天才によって一撃で消滅した。

【光の神アフラ・マズダ@プリーシア・ディキアン・ミズホ】死亡確認
【ゴッドまどか@魔法少女まどか☆マギカ】死亡確認
【セイヴァー@Fate/EXTRA】死亡確認
【YHVH@真・女神転生II】死亡確認
【GO@真夏の夜の淫夢】死亡確認
※ジロリアン六天神王でした。
99創る名無しに見る名無し:2012/02/16(木) 12:10:59.00 ID:ZxHdkqrT
全てが無となったその世界で、ケンはただ一人存在し続ける。
最早彼にとっては有も無も、時間も空間も、精神も肉体も全てが等しく、全てが何の意味も成さないものとなっていた。


















































そして須臾にして永劫、無限にして有限の中でケンは悟った。

「そうか……そうだったのか……」

そして彼は、虚無の彼方へと飛翔した。


【龍昇ケン@人造昆虫カブトボーグ V×V】 虚無の彼方へ
「ふははははははは!!ごきげんよう、レジスタンスの諸君!!」

スイス支部の会議室に突如、声が響き渡る。

「誰だ、お前は!?」

声に向かってアポリアは叫ぶ。

「我々は『人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合』……私はその副首領のマリーランド国王!」

声の主のマリーランド国王はそう名乗った。

「『人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合』だと?」
「今カブトボーグのせいでカオスロワが崩壊しつつある危機に瀕している、
そんなことは断じて我々が許さない!君らもボーガーを大量に所属してあったのは調べ済みだよ」
「つまり、お前たちの目的は人造昆虫カブトボーグそのものの殲滅か!?」
「その通り、全ては清浄なバトロワの復活と忌むべきカブトボーグそのものの根絶……
ボーガーを庇うレジスタンスも敵ってわけだ」
「くっ……お前達はテロリスト以下だ!」
「それは宣戦布告と受け取っておこう、まもなく全世界規模でカブトボーグ狩りを行う……
謎のウイルスのおかげで手間は省けそうだがまだまだ生き残りは多いからな!
君らも早く人員の切り捨ては行いたまえ」

そう言って国王の声は聞こえなくなった。

「くそ!主催のみならずまた新しい敵勢力だと!?」
「『人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合』……新しい敵か」

【二日目・13時00分/スイス・レジスタンス基地】

【黒@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】健康、たらし発動(本人無自覚)、アンゼロットに若干同情
【装備】ナイフ、ワイヤー、黒いコート、釣り道具
【道具】支給品一式、仮面、病院で回収した医療道具、車、土下座最中
【思考】基本:ゲーム脱出
1:銀を探す
2:ベルと行動する
3:会議に参加
4:三沢、土蜘蛛を警戒
5:最中を後で食べる
※黒がガラスをぶち破ると自動的に『覚醒ヒロイズム』が流れます
※二人ともレジスタンスのメンバーになりました。

【アポリア@遊戯王5D's】
【状態】健康、希望、アンゼロットに若干同情
【装備】機皇シリーズ一式、T-ウロボロス、その他カード
【道具】支給品一式
【思考】基本:レジスタンスとして主催を倒す
1:会議に参加
2:ルビーの他に主催の手先がいないか警戒
3:遊星はまだこないのか?
4:『人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合』……何者なんだ?




『人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合』のアジトでは国王と大臣ら複数の部下が話し合っていた。

「副首領、まだまだウイルスに感染しつつも生き残っているボーガーどもがいるようです」
「よしこれからしらみつぶしに潰すとしよう……」
「国王、首領から宅配便です」
「首領からの贈り物?」

国王は首領から送られた小包を開けると……

「首領、ついに討ち取ったんですね!」

入っていたのは龍昇ケンの絞殺死体だった。
龍昇ケンとして国王に送られてきたのだ。

「なになに、本当は生首で送りたかったけど、グロイんで死体全部送っちゃいました……
君らも早くカブトボーグキャラを皆殺しにしちゃいなさい……がんばってね……
あの人らしい……って虚無までいけるのかな?」

国王以外はあまりの衝撃的な内容に動揺していたが。
虚無に到達した超神ケンさえあっさり殺害した首領の正体とは?

【二日目・14時30分/???】

【マリーランド国王@おねがいマイメロディ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;人造昆虫カブトボーグ V×V関連を滅ぼす
1:首領は無敵だ!
※『人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合』の1人です。

【月の国の大臣@ふしぎ星のふたご姫】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;人造昆虫カブトボーグ V×V関連を滅ぼす
1:首領は無敵だ!
※『人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合』の1人です。

【龍昇ケン@人造昆虫カブトボーグ V×V】 謎の首領によって抹殺確認
102修正:2012/02/16(木) 12:31:47.95 ID:TadT/f1r
×龍昇ケンとして国王に送られてきたのだ。
○御首として国王に送られてきたのだ。
修正します
103極・女神の不幸:2012/02/16(木) 16:03:13.89 ID:pBDBP5VU
女神・アンゼロットは一人孤独に走り続けていた。
全裸にタオルで。
恐ろしき殺人ウィルス、KBウィルスの脅威を身をもって味わった彼女は、
つい先ほどある決心をした。
バトルロワイアル真の主催者にして上司、ゼロの抹殺を。

女神にも堪忍袋の緒はあるのだということを知った8/は腸をこぼしながら驚いていた。
だが今、彼女のそばにその男はいない。『名無し』も同じくだ。
しかしそれは当然といえよう。
wikiには記載されていないが、『名無し』もまた真の主催者なのだから。
本来であればアンゼロットも、反逆宣言をした瞬間『名無し』に殺害されていてもおかしくはなかった。

『……まあ、いいでしょう。こちらの目的はあくまで奴の抹殺……それを邪魔しないのであれば
 見逃してあげましょう。ちょっとあなた可哀想ですしね。ただし、当然協力はできませんよ?』

だが『名無し』はアンゼロットを見逃した。
『名無し』もまた、ゼロとは別の思惑で動いているからであろうか?
それはアンゼロットにもわからない。
当然8/は『名無し』が連れていき、アンゼロットは元の世界から拒絶されたために帰還もできない。
いくら反旗を翻したからといって、自分が主催幹部だった事実は変わらない。狙われる可能性は高いだろう。
仲間もいない。道具は現在タオルと名も無きカブトボーグ一つのみ。
あまりにも孤独かつ茨の道を、それでもアンゼロットは選んだのだ。
それほどまでに、アンゼロットが心に負ったダメージは大きかった。

「見てなさい……!」

涙を拭いながら、アンゼロットはまずは人が少なそうな場所へと走っていく。
まずはまともな服を手に入れねば始まらない。
そして肝心のゼロを討つ装備も必要だ。

ゼロは、手ごわい。

言動こそ馬鹿そのものだが、能力と実力は非常に厄介なのだ。
そもそも彼の力があれば、バトルロワイアルを開かずとも惑星一つを闇で支配できる。
唯一の天敵だったらしいカービィは既にこの世にいない。なおさら容易だろう。
さらに言えば、本部でその姿をみかけることはなかったが、彼には直属の部下がいる。
暗黒物質・ダークマター。
ゼロと同じく憑依能力を持ち、上位種は人の型を取り剣の腕がたつらしい。

彼らを滅するには通常の武器ではまず無理だ。
虹だの愛だの、とにかくなんらかの加護を得た聖なる武器でなくては。

服を見つけたら、まずはその手の武器の情報を集めよう。




「ん?君、そんな格好でどうしたんだい?」



そんなことを考えていた矢先、アンゼロットは一人の参加者に見つかった。

104極・女神の不幸:2012/02/16(木) 16:05:01.55 ID:pBDBP5VU
(へ、変態――!ではないようですね……)

何故かその参加者を見た瞬間にそんな言葉がアンゼロットの頭を過ぎったが、
別になんのことはない。ちゃんと服も着ている優しげな青年だった。

(私も、だいぶ疲れているみたいですね……)

聞こえない程度に、アンゼロットはためいきをついた。
よく考えれば、今の自分の格好の方がよほど変態である。
そして改めて青年を見て、アンゼロットはその頭脳を回転させる。
青年はいかにも騙されやすそうな部類であり、見たところ一人だ。
こちらの装備はカブトボーグとタオルだけだが、実はまだある。
そう、自分で言うのも一般的にはあれだが、アンゼロットの外見は美少女に分類される。
こんないたいけな少女からお願いすれば、身包みやら支給品やらを寄越してくれるのではないか?
青年はここまで生き残ってきている以上、腕がたつか支給品に恵まれているに違いない。

「あ、あの……」
「何があったか知らないけど、そんな格好じゃ寒いでしょう?
 ほら、お兄ちゃんでよければ相談にのるから、とりあえずあの建物に入ろう?」
「え?」

だがアンゼロットが口を開き、営業スマイルではい&Yesを行う前に、彼女の腕はひかれていた。
タイミングを逃したアンゼロットはそのまま青年に連れられ、建物の中に入っていった。







「だ、駄目です……こんなこと……!」
「あんな格好で外をうろつくなんて、余程の事情があったんだろう……?でも、襲われても文句は言えない格好だ」
「そ……それは……!」
「言えないなら、無理にとは言わないよ。……それに、そんなに怯えなくていい。
 その様子じゃ、思い出したくもないほどの酷い目にあったんだろう。……大丈夫だ、安心して」
「あ……」
「せめて今くらいはそれを忘れさせてあげるから。僕に、その身を委ねてごらん……?」


……


「あ、あぁ……!も……だめです……なにかが、なにかがきちゃう……っ!」
「さぁ、嫌なことは全部忘れて、そちらの世界に旅立たせてあげよう……」


     四    重    絶    ちょ『 キ ン グ ・ ク リ ム ゾ ン ! 』

105極・女神の不幸:2012/02/16(木) 16:06:23.09 ID:pBDBP5VU
「……ふぅ」
「まったく、キサマ急にいなくなったかと思えば何をしている?」

アンゼロットを抱えた青年が建物から出てくると、すぐ側に恐ろしげな形相の悪魔のような男が立っていた。

「いえちょっと……ってなんですかこの死体は!?」
「俺の前をちょろちょろとうろついていた目障りな豚を軽くSATUGAIしてやっただけだ」

【ガーネット@ジュエルペット サンシャイン】死亡確認
【エンジェラ@ジュエルペット サンシャイン】死亡確認

「して、キサマが抱えているその女はなんだ?」
「あぁ、アンゼロットちゃんですか?なんでも主催者幹部の一人だったそうなんですが……」
「何ィ!?ならば何故生かしている!主催者どもはこの俺のライブを潰したのだ!一人残らずレイプしてSATUGAIだ!
 キサマにはレイプの才能があるのに何故それを生かさん!キサマがやらぬならこの俺が本当のレイプのやり方を教えてやる……」
「ちょ、ですからなんですかその嫌な才能は。
 僕はちゃんと相手の確認をたったうえで、なおかつ相手から求めてくるまで基本手出しはしてませんよ!
 そんなことより、とにかくなんかこの子、不憫で……どうにも主催側から使い捨てられたみたいですよ?」

青年と悪魔の会話を、アンゼロットはぼんやりとした頭で聞き流していた。

「チィ……まあいい、用済みにされた豚にもはや興味はないわ!キサマの好きにするがいい!」
「ありがとうございます。しかし……仮にもレジスタンスの一リーダーなんですから、過激な発言は控えてくださいよ」

(あれ……?)

そんな時、嫌な言葉――最初から最後までずっとだが――が聞こえた気がした。
レジスタンスの……リーダー……?

「あ……ぅ……」
「ん、どうしたんだいアンゼロットちゃん?」

青年が不思議そうに顔を覗き込んでくるが、体力を使い果たしたアンゼロットの口からは言葉が出せない。

「どうやらその顔、レイプされたりないようだな!この俺が――」
「ですから落ち着いてくださいよ。大体野外でも容赦なくできるのってあなたとアイスランドの遊星さんぐらいですよ?
 ……ごめんねアンゼロットちゃん。僕はノーマルだから外はNGなんだ。目的地についたらまた慰めてあげるからね」

(アイスランド……遊星……レジスタンス……そうだ、この人たちは……)

「む……ようやくついたようだな」

悪魔が歩みを止めた。
青年に頭を撫でられつつ、アンゼロットはゆっくりと首を動かす。
目の前には、大きな看板があり、こう書かれていた。


『ようこそ!レジスタンススイスランド支部へ!お土産は1Fで!』

本来であれば恐ろしいその一文も、今のアンゼロットはただぼんやりと眺めることしかできないのであった。

106極・女神の不幸:2012/02/16(木) 16:07:57.39 ID:pBDBP5VU
【二日目・13時30分/スイス・レジスタンス基地入り口】

【ヨハネ・クラウザーU世@D・M・C】
【状態】健康、ハイテンション
【装備】エレキギター、マイク
【道具】支給品一式、予備のギター
【思考】基本:レジスタンスとして主催者をSATUGAIする
1:仲間達と合流
2:ポーランド支部(ライブ会場)を襲った変態は確実に地獄送りにする
3:スイス支部で景気づけにライブを開く
※レジスタンスポーランド支部のリーダーだったようです
※過去とは別人です

【ラグナ@ルーンファクトリーシリーズ】
【状態】健康、アンゼロット抱っこ中、アンゼロットに同情
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明品
【思考】基本:レジスタンスとして主催者を倒す
1:仲間達と合流
2:しばらくアンゼロットの様子を見る
※レジスタンスポーランド支部のメンバーだったようです
※過去とは別人です

【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】
【状態】肉体・精神極疲労、職場への決別、ネタキャラ街道爆走中、ボーグに嵌った、KBウィルス感染、決意、抱えられ中
【装備】貰った服
【道具】バスタオル、出来立てカブトボーグ
【思考】
0:何も考えられない……
1:上司(ゼロ)をぶっ潰す
2:ゼロを倒せる武器が欲しい
※マユリが帰ったことに気付いていません。
107修正:2012/02/16(木) 16:10:05.40 ID:pBDBP5VU
×『ようこそ!レジスタンススイスランド支部へ!お土産は1Fで!』
○『ようこそ!レジスタンス・スイス支部へ!お土産は1Fで!』
108創る名無しに見る名無し:2012/02/16(木) 18:08:35.04 ID:Lc7FVGEZ
四重絶頂って某調教フリーゲームじゃねえかw
109レジスタンス…訳・危ない奴ら:2012/02/17(金) 01:41:26.00 ID:ctRpRAJF
後にルーチェモンはこう語る。

「あれは地獄だった」

と。




「乗り込め!リビングデッド達!」
「リバースカードオープン!激流葬!」
「ウボアー」

【リビングデッド達@色々】全滅

「えっ!?」
「貴様か!オレのライブを邪魔した命知らずは!?」
「ひぃぃ!?」
「レイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレイプレ(ry」

【フラットくん@おねがいマイメロディ】悶絶死


「くっ……!フラットくんの犠牲は無駄にしない!アンゼロットはここね!」

バン!

「何故わからないんだ!野外プレイこそが至高なんだ!ついでにその子をこっちに渡すんだ!」「マスタァァァ!」
「遊星さん、考えなおすんだ!ちゃんと室内でやった方が気密性が高い!そしてノー!」「す……すごい、あんなに……」

「何してんのあんた達!?」
「む、来客か?ちょうどいい。俺の股間がアクセラレーションして危ないんだ……」

「ひい!?せ、戦略的退却よ!」





「アンク君はどこでしょうか……」
「あら!いい男!抱いていいわよね!答えは聞いてない!」
「な……新手のグリード……!?」

「アッーーー!」

【真木清人@仮面ライダーオーズ】触手欝エンド


「な……なんなのこの異常空間……!?ここって、打倒主催者のまともな参加者が集まる場所じゃ……」

ポン

「おや、お嬢さん、迷子かな?(ムキッ!」
「ギャー!!??変態だー!?」
「……勇者です」




110レジスタンス…訳・危ない奴ら:2012/02/17(金) 01:42:53.19 ID:ctRpRAJF
「まるで地獄絵図だな……。流石に最も手強い支部というだけはあるか……」
「分析いいから!早くあの筋肉から逃げるんだよ!」
「ち……やはりろくな準備も無しにはおとせないか」
「準備があっても二度と入りたくない!」


【二日目・14時/スイス】
【呉キリカ@魔法少女おりこ☆マギカ】
【状態】健康、ソウルジェムの穢れ(小)、戦慄
【装備】ソウルジェム
【道具】支給品一式、カオスロワ8期のSS集、あぶない水着、その他不明
【思考】
基本:織莉子を目立たせる
1:邪魔する奴はぶっ殺す
2:織莉子と共に対主催同盟に加わる
3:筋肉(オルテガ)気持ち悪い……

【ルーチェモン@デジモンフロンティア】
【状態】健康、フォールダウンモード状態、若干の苛立ち
【装備】不明
【道具】支給品一式、世界樹の葉
【思考】基本:宇宙や人間世界を征服する
1:アルセウスと手を組んで主催とレジスタンスを滅ぼす
2:一度退却し、準備を整える



111創る名無しに見る名無し:2012/02/17(金) 01:47:47.35 ID:ctRpRAJF
同盟軍のルーチェモンが冷静に退却するなか、マイメロは肩で息をしていた。
なにしろ下半身全開の蟹男がしばらく追跡してきたのだから。

「リビングデッドはほぼ全滅だし、フラットくんも1秒間に10回殺されちゃうし……
そ、それにアンゼロットも……!」

あの蟹男のいた部屋にいたもう一人の男。
その膝の上にアンゼロットは置かれていたが、一目でわかった。
あれももう、おそらく手遅れであろうことが。少なくとも、幹部役は絶対に。

(どう報告しよう……)

これは完全に計算外だった。
やはりリビングデッドよりも、しっかりとマスター&クレイジーにも出動要請をしておくべきだったのだ。
アンゼロットの安否確認を急いだ故の、マイメロの作戦ミス。
マスター&クレイジーを連れて再度攻める手もあるが、敵もさらに警戒してくるだろう。

「それに……まだあの要注意な連中の姿が見えなかったし……」

マイメロがぼやいた、その時だ。

「誰の姿が見えないって?」
「……」

その2人が現れた。
奇人変人の集まりでもあるレジスタンスの中でもまともでありながら強敵の……


ベール=ゼファーと黒が。
112創る名無しに見る名無し:2012/02/17(金) 01:48:37.32 ID:ctRpRAJF
【ベール=ゼファー@ナイトウィザード】
【状態】健康、アンゼロットに若干同情、黒にたらされてる
【装備】
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を殺す。アンゼロットは仕方ないので今は保留
0:マイメロの撃破
1:手駒を集める
2:黒と行動する
3:アンゼロットになにがあったの……?
4:三沢、土蜘蛛を警戒

【黒@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】健康、たらし発動(本人無自覚)、アンゼロットに若干同情
【装備】ナイフ、ワイヤー、黒いコート、釣り道具
【道具】支給品一式、仮面、病院で回収した医療道具、車、土下座最中
【思考】基本:ゲーム脱出
0:マイメロの撃破
1:銀を探す
2:ベルと行動する
3:襲撃者を迎撃
4:三沢、土蜘蛛を警戒
5:最中を後で食べる
※黒がガラスをぶち破ると自動的に『覚醒ヒロイズム』が流れます
※二人ともレジスタンスのメンバーになりました。

【マイメロディ@おねがいマイメロディ】
【状態】新しい主催幹部、若干の焦り、疲労(小)
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:2人と戦うか、退くか……?
2:アンゼロットの状況を本部に伝える
3:リビングデッドに代わる戦力を補強したい
※『真の主催者』の1人です。
※名無しのリビングデッドは全滅しました。今後の使用は不可です
※名有りのリビングデッド(ミクトランなど)はまだ生存している可能性があります
※数人程度なら新たな名有りのリビングデッドが作られている可能性があります
113裏切りの普通の魔法使い:2012/02/17(金) 02:29:54.19 ID:EvGdhi0r
「所詮はこの程度か、下らん……制圧という物はこうするんだぜ」

人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合のメンバーの1人である霧雨魔理沙はスイッチを押した。
次々に各所で爆発するスイス支部。
リビングデッドと同盟軍はいい目晦ましだった。
魔理沙派それを利用して己の準備を整えていたのだ。

「やったな魔理沙……エレファント様も首領も大喜びぜよ、奴らが逃げないようにハッキングも済ませたニャ」

魔理沙にガスマスクの猫が近づく。

「これでレジスタンスごとそれに味方するスイスのボーガーも葬れるわけだぜ」
「ご苦労だったぜよ、まさか奴らは我々連合の同胞がスパイでまぎれてたとは気づくまいぜよ」

実は連合は決起の前にレジスタンスにも多数メンバーを潜り込ませていた。
魔理沙と会話している猫いやアイルーもその1人なのである。

「しかも複数だぜ、まったくアホな奴らだぜ」
「もうすぐここは爆発で消え去る、早く脱出ぜよ」

爆発する音がどんどん近くなってきた。

「了解したぜ、剣ニャン丸」
「ボーガーどもに絶望な死を……」
「甘いんだよ霊夢に紫……私はこっち側につくぜ」

魔理沙もガスマスクを被った。
魔理沙と剣ニャン丸は去っていった。
その後、このエリアも爆発で吹き飛ばされた。

「なにごとだ!?突然爆発……ぬおおおおおおお!!!」

クラウザーさんを一刀両断にしたのはミクトランだった。
僅かな隙を突いて、懐に飛び込んだのだった。

「マイメロ様が危ない、赤屍、やおい……我らも加勢へ向かうぞ!」

ミクトラン、赤屍、やおいはマイメロのいる方へ急いだ。
残ったクラウザーU世の亡骸も爆風で吹き飛んだ。

【ヨハネ・クラウザーU世@D・M・C】死亡確認
114裏切りの普通の魔法使い:2012/02/17(金) 02:31:45.86 ID:EvGdhi0r
【再生ミクトラン@テイルズ オブ デスティニー】
【状態】強化再生改造、洗脳中
【装備】ネギ×2
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
【思考】基本:主催のジョーカーとして動く
1:レジスタンスの壊滅
2:マイメロの加勢へ向かう
※マユリ様によって再生させられました

【再生赤屍蔵人@GetBackers-奪還屋- 】
【状態】完全洗脳、人格崩壊、腐敗進行、頭に爆弾
【装備】メス
【道具】トランプ、スマブラ
【思考】基本:主催のジョーカーとして動く
1:レジスタンスの壊滅
2:マイメロの加勢へ向かう
※マユリ様によって再生させられました

【再生>>やおい@現実】
【状態】完全洗脳、人格崩壊、頭に爆弾
【装備】なし
【道具】なし
【思考】基本:主催のジョーカーとして動く
1:レジスタンスの壊滅
2:マイメロの加勢へ向かう
※マユリ様によって再生させられました

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「ここを抜ければ地上だ、急ぐぜ」
「おうよゼヨ」
「待て!」

2人を待ち構えていたのはアポリアだった。
やれやれとため息をつく2人。

「よう、気づいていたか?」
「まさかお前達がスパイだったとはな……何故下劣なテロリストの元へ下った!」
「悪い……あっしらはもともと連合側ゼヨ!」
「そういうこった、あばよ……」

魔理沙のミニ八卦炉が光った。

「ぬおおおおおおおおおおお!!!」




「詰まらないギリだな、アポリア……レジスタンスはどの道終わりだぜ」

魔理沙はそういい残すとニャン丸と共に基地を脱出した
115裏切りの普通の魔法使い:2012/02/17(金) 02:35:10.42 ID:EvGdhi0r
【霧雨魔理沙@東方Project】
【状態】健康
【装備】拳銃、ガスマスク、その他殲滅に必要なアイテム、ミニ八卦炉
【道具】 支給品一式
【思考】基本;人造昆虫カブトボーグ V×V関連を滅ぼす
1:あばよレジスタンス
2:さっさとスイスから脱出する

【剣ニャン丸@モンスターハンター3G】
【状態】健康
【装備】拳銃、ガスマスク、その他殲滅に必要なアイテム、日本刀
【道具】支給品一式
【思考】基本;人造昆虫カブトボーグ V×V関連を滅ぼす
1:さっさとスイスから脱出する

「ぐぬ、魔理沙……ニャン丸……何故……」

アポリアはマスタースパークの直撃を受け、壁に叩きつけられそのまま気絶した。
そして次々に爆発していくレジスタンス基地だった。

【二日目・14時15分/スイス・レジスタンス基地】

【アポリア@遊戯王5D's】
【状態】気絶、絶望
【装備】機皇シリーズ一式、T-ウロボロス、その他カード
【道具】支給品一式
【思考】基本:レジスタンスとして主催を倒す
1:会議に参加
2:ルビーの他に主催の手先がいないか警戒
3:遊星はまだこないのか?
4:魔理沙……ニャン丸……何故……

※霧雨魔理沙達の仕掛けた爆弾でレジスタンス基地が崩壊中です
※まだ完全な破壊には時間が掛かると思います
116私、女神だけど魔法少女に転職した:2012/02/17(金) 02:37:05.92 ID:ztsJSEZA
「どうしても主催に戻らない気か?」
「しつこいですよ!もう帰ってください!貴方達にはうんざりです!!」

マイメロが撤退する中、バーガーさんこと主催のジョーカーのゴランさんは変態達の隙を潜り抜け、アンゼロットの説得に当たっていた。
無論、アンゼロットは主催に戻る気など更々ない。

「……仕方ない。最終手段だ」
「え?」
「上からの命令でな」

何処に隠し持っていたのか、ゴランさんは剣を取り出すと自分の能力である高速移動を使いアンゼロットに斬りかかる。

「っ!」
「まったく手間取らせるな。対価とは言え、こんな物そんなに食いたくないんだ」

ギリギリかわしたアンゼロットを見てゴランさんが、ハンバーガーを食いながらいう。
彼もノーベンバーと同じ契約者であり、対価はハンバーガーを食べるだ。

「その剣は……」
「柊蓮司の神殺しの魔剣。これならいくら女神でも死ぬだろう?」
「きゃっ!」

柊の魔剣がアンゼロットの衣服を切裂く。
何故、衣服だけが切裂かれたのかは不明だ。何はともあれそのまま、まだ未熟で未発達な幼い裸体が露になる。

「 ? 何で衣服だけ斬れたんだ?」
「またこういう展開ですか……」

何とかかわせたが、次の斬撃をかわすことは無理だろう。
かといって、ボーグ魔法はまだボーガー素人の彼女では無理だ。
せめて、この場にボーガーが居ればと思ったときであった。

「君!女の子になんて事をするんだ!」
「貴方は……」

絶体絶命かと思われたその時、アンゼロットの窮地にプレイボーガー松岡勝治が現れた。
アンゼロットは考える。彼なら、自分の名も無きカブトボーグを使ってゴランさんを倒せるのではないかと。

「勝治さん!私のカブトボーグを!」
「これは……。いいカブトボーグだ……。ありがたく使わせて貰うよ!」

アンゼロットは一安心した。

だが勝治の連れ添いで来ていたディアボロは思った。

「おい勝治。今は禁止行為でカブトボーグは禁止されている筈じゃ……」
「ぐわああああああああああ!!!!心臓がああああああああああああああ!!!!」
「え?ちょっカブトボーグ渡されてもこm(ryズガン!

【松岡勝治@人造昆虫カブトボーグ V×V 死亡確認】
死因:心臓発作
【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】
死因:首輪爆破
117私、女神だけど魔法少女に転職した:2012/02/17(金) 02:38:25.78 ID:ztsJSEZA


「気が済んだか?」

無残にも死んだ二人を見ながらゴランさんはそう呟いた。

「あっ詰みましたね。これは……」

もうアンゼロットは半分諦めかけていた。
どうせネタ要因だ。もうここで死んじまおうと。
それに色々やけっぱちでラグナとかいう男ともヤリまくってしまった。
どうせなら、ぽんこつのようにイケメンに、ちょっとたらされるぐらいが良かったなぁと思いつつ。
ていうか、最初ぽんこつの方がギャグキャラだったよね?それで私はシリアス担当だった筈なのに……。と追加で思いながら。

「あれ?川の向こうに柊さんが居ますよ?待ってくださぁい!ウフフ……お花綺麗!!」

とうとう彼女は幻覚まで見始めたようだ。

『チカラガ、ホシーイ、デスーカ?』
「え?」
『チカラガ、ホシーナラ、ワタシト、ケーヤクシテクダサーイ』
「ハハハ……ワロスワロス……てあれ?現実」

だがそんな時、彼女の目の前に凄いうざったい喋り方をする眼鏡をかけた恐竜みたいなマスコットが現れた。

「貴方は?」
「ワタシハ、アタラシク、マスコットニナッタ、ロイドウザウルスデース」
「はぁ?」
「ソンナコトヨーリモ、ワタシト、ケーヤクシテ、マホヴショウジョニナッテヨ」
「ボーグ少女?それならこの状況を抜け出せるのですか?」
「モチノロンデース」
「じゃあ契約します!」
「ダメガミハ、ヤッパチョロイデース」

次の瞬間、アンゼロットの体が謎の閃光に包まれた。
ゴランさんは口をポカーンと開けたままだった。だっていきなり変身するんですもん。

「魔法ボーガー少女アンゼロットちゃん!ただいま参上!!」
「……」

姿を現すのは派手な魔法少女衣装を着てカブトボーグを掲げる、魔法ボーガー少女アンゼロットちゃん。

「ボーグにかわっておしおきよ!」
「……。お前はもう死んだほうがいい。その方が幸せだ。更なるネタ要因になる前にな」
「コレハヒドーイデース」
「見るに耐えないよ」
「症候群に俺より酷くないか?」

ゴランさんはおろか、彼女をこんなにしたロイドウザウルスに何時の間にか復活した
勝治、ディアボロまでが哀れんだ目でアンゼロットを見ていた。

「ウフフ!とうとう私も変身しちゃいましたーー!!!」

だが当の本人は結構気に入っているようだ。
118私、女神だけど魔法少女に転職した:2012/02/17(金) 02:39:07.47 ID:ztsJSEZA


「ディヴァインコロナ!!!」

次の瞬間、ゴランさん目掛けてベル様の魔法が放たれるも高速移動でかわされ症候群の二人が消滅した。

「ちっ新手……か」

最後のガラスをぶち破れ〜

「何だ?一体この音楽は……。なっぐわアアアアアアアアアアあああああああああ!!!」

だが高速移動した先には最後のガラスをぶち破り先回りした黒がいた。
そのまま顔を掴まれ電撃でゴランさんは死んだ。

「二人とも大丈夫だったか?」

更にアポリアまでやってきた。

「ああ。あと主催の一人を捕まえた」
「すまないな黒。至急尋問する」

そういうとアポリアは気絶したマイメロを連れて行った。

【二日目・14時30分/スイス・レジスタンス基地】

【アポリア@遊戯王5D's】
【状態】気絶、絶望
【装備】機皇シリーズ一式、T-ウロボロス、その他カード
【道具】支給品一式
【思考】基本:レジスタンスとして主催を倒す
1:マイメロから情報を聞き出す
2:ルビーの他に主催の手先がいないか警戒
3:遊星はまだこないのか?
4:魔理沙……ニャン丸……何故……


【マイメロディ@おねがいマイメロディ】
【状態】新しい主催幹部、気絶
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:……
119私、女神だけど魔法少女に転職した:2012/02/17(金) 02:39:50.94 ID:ztsJSEZA




「あら?ベルお久しぶりですね」
「……」
「……」
「どうしたのですか二人共」
「なにその格好」
「え?」
「え?」
「え?」

流石のベルと黒もアンゼロットの格好は訳が分からなかった。


「コレガホントウノ、ゴランノ、アリサマテヤツデースネ!」

そしてロイドウザウルスが謎の格言で最後を締めくくった。


【ベール=ゼファー@ナイトウィザード】
【状態】健康、アンゼロットに若干同情、黒にたらされてる、驚愕
【装備】
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を殺す。アンゼロットは仕方ないので今は保留
0:本当この娘どうしちゃったの……?
1:手駒を集める
2:黒と行動する
3:アンゼロットになにがあったか気になる
4:三沢、土蜘蛛を警戒

【黒@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】健康、たらし発動(本人無自覚)、アンゼロットに若干同情、驚愕
【装備】ナイフ、ワイヤー、黒いコート、釣り道具
【道具】支給品一式、仮面、病院で回収した医療道具、車、土下座最中
【思考】基本:ゲーム脱出
0:もうこの娘は駄目かも知れないな
1:銀を探す
2:ベルと行動する
3:襲撃者を迎撃
4:三沢、土蜘蛛を警戒
5:そろそろ最中を食いたい
※黒がガラスをぶち破ると自動的に『覚醒ヒロイズム』が流れます
※二人ともレジスタンスのメンバーになりました。

【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】
【状態】肉体・精神極疲労、職場への決別、ネタキャラ街道爆走中、ボーグに嵌った、KBウィルス感染、決意、魔法少女化、やけっぱち
【装備】魔法少女の服装
【道具】バスタオル、出来立てカブトボーグ
【思考】
0:魔法少女になっちゃいましたーー!
1:上司(ゼロ)をぶっ潰す
2:ゼロを倒せる武器が欲しい
※マユリが帰ったことに気付いていません。
120私、女神だけど魔法少女に転職した:2012/02/17(金) 02:40:21.10 ID:ztsJSEZA

【ロイドウザウルス@カブトボーグ+カオスロワ】
【状態】健康、アンゼロットのマスコット
【装備】メガネ
【道具】支給品一式
【思考】
基本:アンゼロットのマスコットとして彼女に着いていく
1:コレガホントウノ、ゴランノ、アリサマテヤツデースネ!
※ロイドさんとの関連は不明です


【松岡勝治@人造昆虫カブトボーグ V×V 死亡確認】
【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】
【ゴラン@DARKER THAN BLACK -流星の双子-死亡確認】
121私、女神だけど魔法少女に転職した:2012/02/17(金) 02:54:38.52 ID:ztsJSEZA
すみません>>118と差し替えてください。少し被ったようなので


「ディヴァインコロナ!!!」

次の瞬間、ゴランさん目掛けてベル様の魔法が放たれるも高速移動でかわされ症候群の二人が消滅した。

「ちっ新手……か」

最後のガラスをぶち破れ〜

「何だ?一体この音楽は……。なっぐわアアアアアアアアアアあああああああああ!!!」

だが高速移動した先には最後のガラスをぶち破り先回りした黒がいた。
そのまま顔を掴まれ電撃でゴランさんは死んだ。

「二人とも大丈夫だったか?」

更に気絶から目覚めたアポリアまでやってきた。

「ああ。あと主催の一人を捕まえた」
「すまないな黒。それよりこの基地はもう駄目だ離脱するぞ。こいつは俺が連れて行くから黒達も逃げてくれ」
「何処で落ち合う?」
「後々連絡する!ほら通信機だ」

そういうとアポリアは気絶したマイメロを連れて去って行った。


【二日目・15時00分/スイス・レジスタンス基地】

【アポリア@遊戯王5D's】
【状態】絶望
【装備】機皇シリーズ一式、T-ウロボロス、その他カード
【道具】支給品一式、通信機
【思考】基本:レジスタンスとして主催を倒す
0:他のメンバーを連れ基地を離脱する
1:マイメロから情報を聞き出す
2:ルビーの他に主催の手先がいないか警戒
3:遊星はまだこないのか?
4:魔理沙……ニャン丸……何故……


【マイメロディ@おねがいマイメロディ】
【状態】新しい主催幹部、気絶
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:……
122私、女神だけど魔法少女に転職した:2012/02/17(金) 02:55:58.54 ID:ztsJSEZA
あと>>119も状態表だけ差し替えでお願いします

【ベール=ゼファー@ナイトウィザード】
【状態】健康、アンゼロットに若干同情、黒にたらされてる、驚愕
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を殺す。アンゼロットは仕方ないので今は保留
0:本当この娘どうしちゃったの……?
1:手駒を集める
2:黒と行動する
3:基地を離脱する
4:三沢、土蜘蛛を警戒

【黒@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】健康、たらし発動(本人無自覚)、アンゼロットに若干同情、驚愕
【装備】ナイフ、ワイヤー、黒いコート、釣り道具
【道具】支給品一式、仮面、病院で回収した医療道具、車、土下座最中、通信機
【思考】基本:ゲーム脱出
0:もうこの娘は駄目かも知れないな
1:銀を探す
2:ベルと行動する
3:基地から離脱する
4:三沢、土蜘蛛を警戒
5:そろそろ最中を食いたい
※黒がガラスをぶち破ると自動的に『覚醒ヒロイズム』が流れます
※二人ともレジスタンスのメンバーになりました。

【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】
【状態】肉体・精神極疲労、職場への決別、ネタキャラ街道爆走中、ボーグに嵌った、KBウィルス感染、決意、魔法少女化、やけっぱち
【装備】魔法少女の服装
【道具】バスタオル、出来立てカブトボーグ
【思考】
0:魔法少女になっちゃいましたーー!
1:上司(ゼロ)をぶっ潰す
2:ゼロを倒せる武器が欲しい
3:基地を離脱する為ベルと黒に着いていく
※マユリが帰ったことに気付いていません。
123北朝鮮包囲網:2012/02/17(金) 13:45:08.11 ID:EvGdhi0r
「ローマン君、これで韓国及び北朝鮮のボーガーは全滅だね」
「うむ、ルド・グロリア大統領……あなたのおかげでもある」
「私は当然のことをしたまでだ、早くカブトボーグを根絶し、私の世界とこっちの世界を
救済しよう、ローマン君もふしぎ星を救うためにがんばってくれ」

グロリアと大臣は北朝鮮で更なるカブトボーガー狩りで推し進めていた。
ガスマスクの構成員によって次々にガス処理室に送られるボーガー達。
一見非人道的な行為だがカブトボーグの脅威をする連合にとって躊躇は出来なかった。

「そういえば大統領、例の捕獲したB.O.W.は投入できるのか?」
「ふむ、調教はほぼ無理だがこちらに向かっているビッグバンを殺すには使えるな、
制御できなくなったらナパーム弾で爆殺すればいい」
「それは素晴らしい……ふむ、第二回の声明発表か」

グロリアと大臣はすぐにTVをつけた。
映し出されたのは3人のガスマスクをつけた同胞らと縄で縛られている男だった。

『諸君、レジスタンスは同じ対主催でありながら、我々の要求である、
ボーガーの粛清を拒んだ、これはその報いである!』

縄で縛られているのはオルテガだった。
スイス基地の崩壊後、連合側のスパイに拉致され監禁されていたのだ。
オルテガの体には拷問の跡がある。

『この男を殺す!裁きを下す!』

ガスマスクの男女がオルテガを取り囲む。

『ここまでか……リーダー……紫殿……』

3人のガスマスクの男女が拳銃でオルテガの頭を何発も発砲した。
40発以上撃ち込まれ、穴だらけになり血を撒き散らしオルテガは息絶えた。

【オルテガ@ドラゴンクエストV】死亡確認

『これが裁きである!カブトボーグの味方をした者の末路である!!
だが、我々はカブトボーグを拒む者なら喜んで受け入れよう!!
この世界から忌むべきカブトボーグと主催を滅ぼすのだ!!』

声明はここで終わった。

「いいデモンストレーションだ」
「歴戦の勇士オルテガの嬲り殺しを世界中に放送すれば奴らの士気も落ちる、
怒り狂って我を忘れて突撃する無能もいるかもしれないがね」
「もうすぐビッグバンも来る、奴は生かして生き地獄を味わえさせろという首領直々
のご命令だ……さあ、行こう」

グロリアと大臣はビッグバンの向かった方向へ向かう。
124北朝鮮包囲網:2012/02/17(金) 13:45:39.38 ID:EvGdhi0r
【月の国の大臣(ローマン)@ふしぎ星のふたご姫】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;人造昆虫カブトボーグ V×V関連を滅ぼす
1:北朝鮮でビッグバンを迎え撃つ
※『人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合』の1人です。

【ルド・グロリア@スーパーロボット大戦L】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;人造昆虫カブトボーグ V×V関連を滅ぼす
1:北朝鮮でビッグバンを迎え撃つ
※『人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合』の1人です。

「ローマン様もグロリア様も無茶なことを言う……」
「例の生物兵器だろう、ビッグバンを発見したらすぐに放出しろってさ」
「だが憎きカブトボーガーを殺せるならそれでいいだろうよ」

下っ端の連合構成員達はその捕獲した生物兵器をチェックしていた。

【二日目・15時40分・北朝鮮・連合駐屯地】


【タイラント(赤座あかり)@ゆるゆり&バイオハザード】
【状態】健康、T−アビス感染
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
0:自身が最高の生命体になる
※T-アビスに感染させられました
※赤座あかりとしての意志はほぼ失われました


【G第4形態(神威がくぽ)@VOCALOID&バイオハザード2】
【状態】四足歩行、Gウイルス感染
【装備】無数のキバ、鋭い爪
【道具】支給品一式×3、予備兼投擲用の自作の木刀×1345725本、食料品、他不明
【思考】基本:最強の生命体になる
※がくぽとしての意志はほぼ失われました

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125北朝鮮包囲網:2012/02/17(金) 13:46:43.80 ID:EvGdhi0r
マツバとナズーリンはガスマスクを脱ぐとオルテガの惨殺死体を眺めた。
オルテガを公開処刑したのはこの2人と死体処理班の火焔猫燐である。

「呆気ないものだな、いくら強くても大量の拳銃には勝てないのに」
「早くレジスタンスも降伏してこっちに付けばいいのにね」

オルテガを惨殺した3人だが顔色1つ変えていなかった。
むしろ満足感で溢れていた。

「じゃあこいつはあたしが貰っていくよ」
「よろしく頼む、にしてもそっちも大繁盛だな」
「ボーガーどもの死体が山ほど手に入り放題からね、これからもっと増えるだろうしねえ、
あたしはやっぱリュウセイとビッグバンの死体が一番欲しいって所だね」
「手に入るといいね」

燐はそのままオルテガの亡骸を運んでいった。

マツバもナズーリンも仕事を終えると元のオフィスへ帰っていった。


【二日目・15時45分/???・連合本部】


【火焔猫燐@東方Project】
【状態】健康
【装備】棺桶×100、拳銃、ガスマスク
【道具】支給品一式
【思考】基本:カブトボーグ殲滅
1:ボーガーや反抗分子の死体を処理する
2:リュウセイとビッグバンの死体が欲しい


【マツバ@ポケットモンスターHGSS】
【状態】健康
【装備】拳銃、ガスマスク
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:カブトボーグ殲滅
1:知名的にポケモンのほうが上だろ?
2:リュウセイは必ず抹殺する


【ナズーリン@東方Project】
【状態】健康
【装備】拳銃、ガスマスク
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:カブトボーグ殲滅
1:星蓮組を目立たせる
126滅びの序曲:2012/02/17(金) 18:54:14.72 ID:x+cm9PSo
「しかし、空気になりきるってのは難しいねぇ」
「貴女のどこが空気なのよ……」

紫と10/がレジスタント本部で茶を楽しんでいた時であった。
ブゥンという音と共に、本部のモニターに突然映像が映し出された。
「これは……イギリス支部から?」
どうやら発信の大本はイギリス支部らしく、すぐにとある人物の顔が映し出された。

「魔理沙……?」
「よー紫、元気でやってるか?」
「え、ええ。貴女はどうなの? 貴女に任せたスイス支部が実質最後の砦だったのだけれど」
「そっかそっかー、紫は元気か。なによりだぜ。
 ……ならきっと今頃、レジスタンスの連中はみんなお前を恨んでいるだろうぜ?」
「なっ……! それはどういう意味――」
「ちょっと、面白いもんみせてやるよ」

モニターの魔理沙が何か操作をすると、画面が切り替わった。

--------------------

「かはっ……!」

八雲藍は、奮闘した。
突然の支部内部爆破にも迅速に対応し、支部員たちの逃走に尽力した。
だがそれは、すぐに妨害されることとなった。
悲鳴とともに巻き起こる爆音。
彼女の周りにはいつのまにか無数の死体が転がり、その目の前には……

「な、なぜ機皇帝が我々に攻撃を……!?」

知る由もないが、絶望を味わってしまったアポリアの操る機皇帝もまた暴走を開始したのだ。
藍の能力は非常に高いが、相手が悪すぎた。
たった一人で4機もの巨大な殺戮兵器を相手取るなど、不可能なのだ。
繰り出される斬撃に砲撃の嵐。
過剰殲滅ともとれるそれは、妖狐の体を跡形もなく吹き飛ばしてしまった。

--------------------

「藍……!」
「ははは、まさかあいつらが暴走するとは思わなかったぜ。嬉しい誤算だけどな」
「貴女、何を言って……!」
「ほい次いくぞー」

--------------------

「うぐ……ここまでなのか……死ぬ前に、もう一度二郎を食べたかったな……」
「あたしは……もうちょっといい男と一緒にいたかったわね……」

真っ赤に染まった部屋に横たわるのは、赤セイバーと泉京水だ。
誰が見ても一目でもう長くはないことがわかる傷を負っている。
そしてそのすぐ側には、かつて赤屍蔵人と呼ばれた者の屍がぐしゃぐしゃになって転がっている。
立っているのはただ一人。かつて6/と呼ばれたリビングデッドのみだ。
多少の傷や相方の死など問題ないと言わんばかりに、再生6/は胡桃の剣を造り出した。
そして、それを振り下ろす。
もはや虫の息の二人の頭部めがけて……

--------------------

127滅びの序曲:2012/02/17(金) 18:55:25.00 ID:x+cm9PSo
「……っ!」
「おー、片方は倒せたんなら、こいつらかなり頑張った部類なんじゃないか?
 よし、次にいくぞー」

--------------------

「く……ここまでか……! 黒、ベル! スターダストに乗って先に行け!」
「ここは、僕らが足止めします……! アンゼロットさんを連れて、早く!」

アンゼロット一行もまた、追撃を受けていた。
とは言っても相手は機械やリビングデッドの類ではない。
「なんだ、ルーチェモン、この程度の連中を蹴散らすのにわざわざ我を呼んだのか?」
神に等しい力を持つ、アルセウスとルーチェモンだ。

「ど、どうして私が……そ、それにどうしてあなた達が……?」
「……君はどうあれ、主催者の立場だった人間だ。ポーランドの悪夢も元は君の手によるものだろう。
 それはとても許せることじゃないけれど……今の君は確かに主催者に怒りの感情を持っている」
「お前に追っ手が差し向けられるのも、こちら側にいるとなにか主催側にとって不都合が生じるからだろう。
 ……ならば、俺たちはその可能性にかける。お前が主催者を討つ刃となる可能性にかける!」

星屑の竜が空を飛び、アルセウスらがそれを追おうとするが、すぐさまに二人の男が立ち塞がった。

「ふん、人間が神たる我に、このアルセウスに逆らうか! 身の程を知るがいい!」

アルセウスが輝いたかと思えば、次々と大爆発が発生していった。
およそ人間では耐え切れないほどの威力をもって……

--------------------

「な、なに……今の怪物は……」
「おいおい、第三勢力の把握すらしきれてないのか?
 しかしあいつらも無駄死にだな。あの元主催者もカブトボーグ所持者、殲滅は確定事項だ。
 それじゃ次だな」

--------------------

「……」

そこにはもはや誰一人として生者はいなかった。

「……」

文字通りの死屍累々、苦悶の表情を浮かべた死体で、そこは埋め尽くされていた。
この場所があのイタリアであるなどと、誰が予想できようか?

「……」

かつては希望を周りに与えた皇も、今は地に沈んでいる。
誰もいない、死の大地だ……

--------------------

「こ、ここは……!?」
「あ、そうか。ここはもう主催者の使ったウイルスで全滅してて面白くもなんともないな。
 そういや紫、これも知ってるよな?」

128滅びの序曲:2012/02/17(金) 18:56:01.27 ID:x+cm9PSo
--------------------

局所的な爆発で、熊岡県の何かが崩れ去った。
おそらく熊岡を支えているであろう支柱やコアの類が破壊されたのだ。
圧倒的な質量を持つ熊岡が海に落ちたらどうなるか?
落ちた衝撃も凄まじく、巨大津波だって発生する。
およそ普通の人間では、熊岡にいては助からなかった。
博麗霊夢は空を飛べたが、残りの同行者はそうはいかない。
いかに騙しが得意でも剣術がすごくとも、自然の力には抗えず、海の底に沈んでいったのだ。
人も大地も関係なしのその災害の様子は、モニター越しでも十分な恐怖を与えるものであった。

--------------------

「いやー、さすがに霊夢には逃げられちまったみたいだが、残りは死んだぜ? なかなか迫力あるだろ。
 ん? そろそろか。ちょっとテレビの方に切り替えるぜー?」

--------------------

『諸君、レジスタンスは同じ対主催でありながら、我々の要求である、
ボーガーの粛清を拒んだ、これはその報いである!』
『この男を殺す!裁きを下す!』

『ここまでか……リーダー……紫殿……』

『これが裁きである!カブトボーグの味方をした者の末路である!!
だが、我々はカブトボーグを拒む者なら喜んで受け入れよう!!
この世界から忌むべきカブトボーグと主催を滅ぼすのだ!!』

--------------------

「…………ッッッ!!!」
「あははは随分派手にぶっ放したな! さすがは我ら人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合だ!
 よかったな紫? お前、このおっさんからは随分信頼されてたみたいだぜ?」
「黙りなさい!」

次々と見せられる悪夢のような殺戮映像に、たまらず紫は叫ぶが、それでも魔理沙は言葉を続けた。

「……ま、こんだけお仲間の死に際見せておいてなんだけどさ、あいつらは頑張ったと思うぜ?
 どんなに攻められても挫けないで、粘って頑張って主催者達と戦ってきた。
 実際イタリアは主催者の攻撃に耐え切ったわけだし、スイスだって見事に迎撃してみせたさ。
 ……あいつらが、カブトボーグなんてもんに味方しなければ、本当の『仲間』になれたのにな……」
「何を、勝手な! さっきからカブトボーグカブトボーグ……!
 殺された彼らが! 何をしたっていうのよ!?」



「なに言ってんだよ紫? レジスタンスはカブトボーグなんて兵器をもってるような連中を仲間に引き入れてるんだぜ?
 そんなの、組織ぐるみで同罪に決まっているじゃないか」



紫はその魔理沙の淡々とした口調に、心底震え上がった。
もはや彼女は、自分の知っている彼女ではないのだと、嫌でも思い知らされた。

129滅びの序曲:2012/02/17(金) 18:57:10.53 ID:x+cm9PSo
「悪いが紫、カブトボーグってのは本当に危ないもんなんだ。
 奴らがその気になれば、零距離からマスパぶっ放してやっても無傷なんだぜ?
 そんなもんが世の中うじゃうじゃ……悪意ある奴らが使ったら、世界は一瞬で破滅だ。
 だから私ら連合は徹底的にカブトボーグと主催者を殲滅させる。世界に真の平和を取り戻すためにな」
「……! あなた達がしていることも、主催者となんら変わらない虐殺じゃない!」
「おいおい、勘弁してくれよ。主催者は善良な市民も殺す。私らはあくまでボーガーや擁護派しか殺さない。
 その違いがなんでわからないかなぁ……まあいいや。そろそろお別れだ紫。私もひまじゃないんだ」
「待ちなさい!」
「もーあと残ってる支部ってイギリスだけだと思うけど、できれば降伏してくれないか?
 さっきも言ったが、ただ主催者に立ち向かってたあいつらのことは好きだからな。ボーグさえなけりゃいい。
 ……ただし、紫。お前とお前のところのリーダーは駄目だ。
 ボーガーを擁護してんのは、リーダーが重度のボーガーの可能性が高いからな。
 そしてお前は……仲間が殺されるのを見て怒っていたみたいだが、何かしたのか?
 死んだあいつらは、自分で移動してた。戦っていた。だけど紫、お前はどうなんだ?
 ただ本部でのんびり使えそうな参加者に○×でもつけてたんじゃないのか?
 いずれ本部の場所も暴いてやるぜ? それまでにほんの一握りでも仲間の命が惜しかったら、降伏するこった」

自分の言いたいことのみを喋り続け、やがてモニターはブツンと音をたてて真っ暗になった。
それは現在の紫の心境を表すかのようだ。
スイス支部リーダー・霧雨魔理沙の裏切りから始まったレジスタンスの壊滅。
未だ底の見えぬ主催者の力。
アルセウスと名乗っていた、全く異なる派閥の敵対者。
そして、今こうしている間にも世界各地で虐殺を繰り広げているであろう人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合。
残った支部はイギリスのみ。だがあそこも既に退避勧告をしており、大多数がスイスに向かっていたことだろう。
彼女を、霧雨魔理沙を信頼しての行動だったというのに……
その行動が今、大惨事という言葉も生温い惨劇を産み出してしまった。
もはや、レジスタンスは戦えない。主なメンバーが皆殺しにされ、あのオルテガまで惨く処刑されたのだ。
再起は不可能。
レジスタンスはこの戦いから脱落した負け犬なのだ。
僅かに生き残った者は、あとは指を咥えて眺め続けるしかない。
主催者が勝つのか。危険な香りを放つ同盟軍が勝つのか。あるいは人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合が勝つのか。
ただ一つ。
もはや正常な思考もままならない紫でもわかったのは……

この先は、絶望の一本道だということだけだ。

【二日目・15時45分/???・レジスタンス本部】

【八雲紫@東方Project】
【状態】健康、レジスタンスリーダー代行
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品一式
【思考】
基本:レジスタンス幹部として主催打倒に動く
0:茫然自失
※隙間を操る力は一部制限されています
※レジスタンスの幹部です。

【10/@TCBR】
【状態】疲労(中)、拘束中、脱空気
【装備】ドス(短刀)@現実
【道具】支給品一式×2、自作のコンピュータ、 ティーセット一式、その他不明
【思考】基本:『名無し』の因果を断ち切る。
0:どうしよう……
1:ゆかりん(紫)たちに協力をせざるを得ない
2:8/が気になる。
3:6/……ファントム……妖夢が心配になってきた。
4;本物のクウガが見れなくなったのは。ちょっと残念
【レジスタンスの皆さん@様々な作品】 全滅確認 ※イギリスのメンバーは若干名生存しているかもしれません
130創る名無しに見る名無し:2012/02/17(金) 19:33:37.79 ID:uAAYHVJe
なんというシリアス展開
……すごい盛り上がりだ

ところで名有りキャラの死亡者は
八雲藍、再生赤屍蔵人、赤セイバー、泉京水、ラグナ、不動遊星、弱音ハク、仁王雅治
でいいのかな
131創る名無しに見る名無し:2012/02/17(金) 19:40:09.71 ID:Ne5fng1e
>>130
繋がっていないからまだ未定かと思う。
132131:2012/02/17(金) 19:43:51.50 ID:Ne5fng1e
いや八雲藍、弱音ハク、仁王雅治はまだ描写がないから死んだとは限らないって意味ね
そこは次に繋ぐ人に委ねるということで
よく確認せずにくっちゃべっちゃってごめん。
生きてるかどうかは次の人次第ということかな?
【俺@現実 死亡確認】
死因:落ちてきた熊岡県の欠片につぶされる
134創る名無しに見る名無し:2012/02/17(金) 21:37:28.49 ID:/ZyYh8TY
結構どうでもいいことだが、このままだとビックバンはGQ版バイオハザードのインビジブルモードみたくタイラント(赤座あかり)と戦うことになるのだろうか?
135なんか組織ばっかり増えてね?:2012/02/17(金) 21:49:52.58 ID:Ne5fng1e



―ファイナルウェイイイブ!―

「ねえ知ってる?モッピーこれから死ぬんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」

【篠ノ之箒@インフィニット・ストラトス 死亡確認】



「大丈夫でしたかマーベラスさん」
「ああ、そっちの方も助かったみてえだな」

執行者の一人、篠ノ之箒を倒したゴーカイレッドは変身を解き、ルカの元に歩み寄る。
ルカの後ろには避難したネオ・リモネシアの国民がいた。

「本当に助かりました!
 ネオ・リモネシアが滅んだら私、シオニーさんに合わせる顔がありませんから・・・・・・」

安堵した顔でマーベラスに頭を下げるのは、ネオ・リモネシアの留守を任されたアイシャだ。
国のリーダーであるシオニー・レジスと同行者達の帰りを待っていた国民の前に、突如執行者が現れたのだ。
一見するとパワードスーツ纏った少女であったが、その戦闘能力はただの人間に太刀打ちできるものではなく、
残っていた国民達が次々と殺されていった。
そこに現れたマーベラス達が箒を撃墜したのだ。

「お前らも世話になったな」
「ヒーローは助け合いでしょ?」
「俺、クウガですから!」
「アギトのために、人間のために!」

マーベラスは彼の後から出てきた三人の男に礼を言い放つ。
火野映司、五代雄介、津上翔一。仮面ライダーなる戦士達だ。
ムー大陸行きの飛行船で出会い、見ず知らずの自分をゴーカイジャーの一員と見抜いて同行してくれたのだ。
何故かパンツ一丁だったことにルカは頬を赤らめていたが、話してみれば中々の好青年達であった。


「おい!あれはなんだ!?」

突如国民の一人が虚空の彼方を指差した。
しかし目を凝らしてみるとうっすらと島が浮かんでいることがわかる。
そのこと自体には誰も疑問は持っていない。あれは、熊岡県は何時間も前からムー大陸近辺に戻ってきていたのだから。

「なんか爆発が起こってますよ!?」

火野映司の言うとおり、遠目からでもわかる爆発が熊岡県を包み込んでいたのだ。
連鎖的に起こる爆発は熊岡県を次々と削っていき、最後には一欠けらも残らなくなった。
136なんか組織ばっかり増えてね?:2012/02/17(金) 21:50:19.99 ID:Ne5fng1e

「シオニーさん!?あそこにはシオニーさん達がいるんですよ!?」

沈黙も束の間、静寂を破って第一声を放ったのはアイシャであった。
ネオ・リモネシアの首相は現在仲間とともに熊岡県を調査しているのだ。
未だ帰らない彼女を察するに、今もまだ熊岡県にいる可能性は高い。
とどのつまり、熊岡県の消滅はシオニー・レジス一向の死を意味していた。

「嘘、でしょ・・・・・・?」
膝を落とし涙を浮かべるアイシャの隣で、ルカも足を震えさせる。
そしてそれはルカの友人も例外ではない。弱音ハクもまた、熊岡県を追っていたのだ。
どれほど優れた才能を持ち合わせていようとその体は人間のもの。
彼女があの浮遊大陸にいたのならば、彼女の生存の可能性も絶望的だ。
大勢の人間が息を呑む中、ただ一人、キャプテン・マーベラスは空に浮かぶ一つの影に気がついた。


「あれはゴーカイガレオン!?」
「・・・・・・それってマーベラスさんの船ですか?」

震える声を落ち着かせながら、ルカはマーベラスに問い質す。
マーベラスはバトルロワイアルに参加させられる以前には、宇宙船を使って宇宙全土や地球を旅していたらしい。
その時に使っていた船の名前がゴーカイガレオンだ。
俯いた顔を上げて空を見てみると、確かに昔の船らしいシルエットが空に浮かんでいた。
飛んでいるというのには弱々しく、むしろ落ちてきているようにも見える。
しかしそれでもマーベラスは口元を吊り上げていた。

「もしかしたら逃げたやつが乗っているかも知れねえな」
「本当ですか!?」

マーベラスの言葉にルカのみならず、ネオ・リモネシアの住人全ての瞳に輝きが戻る。
ゴーカイガレオンは空を駆ける船。
偶然、船を発見したシオニー一向や弱音ハクが脱出手段として使っていてもおかしくはない。
もっともならず者が乗り込んでいる可能性も有り得るが。

「追いかけるぞ」
「はい!」

マーベラスはゴーカイガレオンの着陸地点に向けて走り出す。
ようやく見つけた自分の船だ。仲間とともに過ごした自分達の家だ。
元から選択肢など存在するはずも無い。ルカもスカートを持ち上げて駆け足で追いかけていく。
後にはネオ・リモネシアの国民と三人のライダー達が残されていた。
137なんか組織ばっかり増えてね?:2012/02/17(金) 21:50:43.28 ID:Ne5fng1e
【二日目・15時45分/ムー大陸】

【キャプテン・マーベラス@海賊戦隊ゴーカイジャー】
【状態】疲労(小)
【装備】モバイレーツ@海賊戦隊ゴーカイジャー、ゴーカイサーベル
【道具】支給品一式、レンジャーキー
   (ゴーカイレッド、たこやきマントマン・レッド、ウェザーレッド、アイ・カミカゼ、タイムレッド)
【思考】
基本:仲間と合流して主催を倒し、宇宙最高のお宝を手に入れる
0:落ちてきたゴーカイガレオンを追いかける。
1:残った知り合いを探す。
2:できれば海東と合流したい。
3:黒幕は一体・・・・・・?
※弱音ハクが謎の組織に所属していたことを知りました

【巡音ルカ@VOCALOID】
【状態】健康
【装備】ヴァッシュの銃@トライガン
【道具】支給品一式
【思考】
基本:家族を助けたい
0:落ちてきたゴーカイガレオンを追いかける。
1:ハクや残った家族を探す。
2:できれば海東と合流したい。
3:ミクはいつか説得する
※8期までのルカとは何も関係ありません。
※人間です。
※他の支給品はレンジャーキー(@海賊戦隊ゴーカイジャー)でした。
 他に支給品無いって書いて無かったからいいよね
※弱音ハクが謎の組織に所属していたことを知りました
138なんか組織ばっかり増えてね?:2012/02/17(金) 21:51:06.29 ID:Ne5fng1e

「あの人達少し心配だし、追いかけます?」
「でもネオ・リモネシアの人たちも放っておけないし・・・・・・」
「じゃあいっそここで誰が行くか決めましょうよ」

【二日目・15時45分/ムー大陸】
【火野映司@仮面ライダーオーズ】
【状態】健康、パンツ一丁
【装備】オーズドライバー、メダガブリュー、金閣の金のパンツ
【道具】基本支給品一式
【思考】
基本:殺し合いを止める
 0:マーベラス達を追いかける人を決める。
 1:アンクはどこに行った?
 2:ネオ・リモネシアの人達を守る。
※また暴走するかどうかは不明です。

【五代雄介@仮面ライダークウガ】
【状態】健康、パンツ一丁
【装備】アークル、金閣の金のパンツ
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:殺し合いを止める
 0:マーベラス達を追いかける人を決める。
 1:それにしてもここはどこだ?
 2:ネオ・リモネシアの人達を守る。
※また暴走するかどうかは不明です。

【津上翔一@仮面ライダーアギト】
【状態】健康、パンツ一丁
【装備】オルタリング、シャイニングカリバー、金閣の金のパンツ
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:殺し合いを止める
 0:マーベラス達を追いかける人を決める。
 1:まぁ、そんなことは今はいいじゃないですか!
 2:ネオ・リモネシアの人達を守る。
※また暴走するかどうかは不明ですが、元々暴走フォーム存在しないので多分大丈夫かも知れません。

【アイシャ(受付嬢)@モンスターハンター3】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本;モガの村に帰らせてよ……
0:シオニーさん、生きていてください・・・・・・
1:それでも気丈に振舞って国民になる
2:シオニーさんの留守はお任せ!

【リモネシアの国民の皆さん@色々な作品 死亡確認】
※ここで書かれなかった国民の皆さんは生きている可能性があります。
139なんか組織ばっかり増えてね?:2012/02/17(金) 21:51:21.63 ID:Ne5fng1e





「熊岡県は既に崩壊か・・・・・・」

堕ちた熊岡県の残骸を見据えながらラウラ・ボーデヴィッヒは呟く。
彼女も篠ノ之箒同様に執行者の一人だったものだ。
だが他の執行者達とは違い、その表情に怒りはない。

(ボスの言うとおり主催本部を探ってみたものの、結局大した手がかりは得られずだったな)

ボス、すなわちレジスタンスのドギー・クルーガーの部下である彼女は、
彼の命令によって執行者として主催本部に忍び込んでいたのだ。
主催がIS装着者を求めていたためか、IS学園の知り合いとともに楽に入り込むことができた。

(あげく初物を失って魔改造までされかけるとは、我ながら情けない)

罪のない人間を殺す覚悟をしたのだが、
主催から与えられた命令は戦いとはかけ離れたことばかりであった。
挙句の果てに、再生させられた参加者による強○に加え、黒服達の慰み者だ。
マユリの改造は免れたものの、かつての友人達はみんな壊れ果ててしまった。
そして軍人として鍛えられたラウラも、自身を保つので精一杯であった。

「結局全て筒抜けだったというわけか・・・・・・」

ラウラは首についてある鉄製の器具を指で撫でてみる。
何のことはない、参加者についていた首輪と同じ物だ。
主催本部から現地に転送されたと同時に彼女の首に付けられたのだ。
これまでの自分の扱いと照らし合わせてみれば納得がいく。
となると、彼女はこれからの自分の立ち位置を決めなおさなければならない。

(レジスタンスに戻るか?いや今更戻ったところでどうにもできぬ)

アンチカブトボーグ連合によりレジスタンスは既に壊滅状態。
地下に隠れているドギー・クルーガーやリーダーが生きている可能性も低い。
生き残りと再会できたならそれに越したことはないが。

(連合?論外だ)

どうしようもない理由で同胞を殺すキ○○イどもに協力できるはずはない。
色々と理由をつけているが、自分が目立てないことに対する劣等感が見え隠れしている。
作者が打ち切った作品のキャラに比べれば遥かに恵まれすぎているというのに。

(かと言ってネオ・リモネシアのやつらもいまいち頼り無いな)

今のネオ・リモネシアにもそれなりに戦力が整っているが、彼らを支えるリーダーが生死不明だ。
支柱無き組織などすぐに崩れ落ちるだけである。それでも他に候補がいなければ頼るしかないが。
無難に考えるならば、今の最有力候補の対主催、天野河リュウセイに接触するべきであろう。
仮にも自分は"元"主催一味。下手なやつらと接触しても立場が余計に危うくなるだけである。
だから相手は慎重に選ばなければならない。
ラウラはどこ知れずムー大陸の土地を歩き始める。
140なんか組織ばっかり増えてね?:2012/02/17(金) 21:52:00.34 ID:Ne5fng1e


(箒、みんな、すまん・・・・・・しかしお前達の仇はとってやるぞ)

主催の尖兵となり殺されてしまった箒に黙祷をする。
箒の姿を見つけた時は、既に狂戦士と成り果ててゴーカイレッドに倒されていたのだ。
直接彼女を殺したキャプテン・マーベラスに恨みはない。あくまで彼女を狂わせたバトルロワイアルに対してだ。
正直な話、箒達IS学園のみんながどのような思惑があって執行者となったのかまでは知らない。
だがきっと、彼女達は自分の巻き添えを食らってしまったのだろう。
巻き込んでしまった罪悪感にラウラは胸を抑える。
そしてラウラはレジスタンスとして主催を滅ぼす決意を固めた。


【二日目・15時50分/ムー大陸】
【ラウラ・ボーデヴィッヒ@インフィニット・ストラトス】
【状態】健康
【装備】専用機
【道具】基本支給品一式
【思考】
基本:主催を倒す。
1:真に信頼できる対主催を探す。
2:リモネシアも一応、所属候補に入れておく。
3:レジスタンスへの帰還は諦めるが、生き残りがいれば接触したい。

※レジスタンスのスパイだったそうです。
※普通の参加者と同じ扱いになりました。首輪もついています。
※マユリの改造を免れたみたいです。
※彼女以外にもレジスタンスのスパイが執行者の中にいましたが、壊れたそうです。
141首領様が直接ビッグバンに挑むようです:2012/02/18(土) 00:26:33.33 ID:2zqZDF6e
「ローマンとグロリアが死んだゾウ!?」
「それも確保した生物兵器ごとや、まあ北朝鮮はもうボーガーもおらへんし、
あの地は放置しても問題はないやな」

国王は連合幹部兼秘書の八神はやての報告を受けていた。
まさか幹部級が2人も死亡した上にビッグバンの戦闘力に畏怖を感じているのは無理もない。

「せやけど、衛星で捉えたとおり、ビッグバン一人殺すのに2、3個師団は必要やな」
「もっとじゃないゾウ?ゼットンやゴジラも必要だゾウ〜」

はやては冷静に話していたが国王は動揺気味だった。

「そいうことでちょっとやばいんじゃねぇゾウ?」
「……うろたえるな、エレファント55世」
「その声は首領様!?」

特撮でよくある謎のオブジェが点滅し、声が響き渡る。

「ビッグバンは天才である我がこれから出向いて直接断罪する、
お前達は引き続き残ったボーガー狩りを続けろ」
「首領、自ら出撃ってそれはあかんでしょう!」

まさか首領自ら出向くとはどんなけやばいんだと思う二人だった。

「ビッグバン……そしてリュウセイはこの手で倒さなければならない……はやて、
他の幹部と共にエレファント55世をしっかり補佐するのだ」
「はっ!」
「そしてエレファント55世……」
「はい、なんでしょうか?」
「この度のレジスタンス殲滅……大儀だったぞ。これからも我の代わりに組織を動かせ」
「はっ、ありがたき幸せゾウ〜」

そしてオブジェの点滅が収まった。
それを確認すると安堵する国王とはやてだった。

「まあビッグバンは首領にお任せするしかないゾ〜ワシらは引き続き
カブトボーグ殲滅を優先的に続けるゾ〜」
「了解や、こちらも未制圧地区に部隊を派遣しておくわ」
「しかしまずまずの動きだゾ〜一時間前にビッグバンオーガニゼーション構成員も
ビックバン以外全員デリートだゾウ!」

【ビッグバンオーガニゼーション構成員@人造昆虫カブトボーグV×V】死亡確認

「ネオ・リモネシア共和国についてはどうするんや?」
「偵察だけでいいゾ〜あそこにはボーガーもいない辺境だゾウ」

あそこは執行者に何人か国民が死んだらしいし、手を下すとも安全だと国王は判断した。

「了解や、引き続き首輪の解析と主催本部の場所特定も続行するわ」
「一応、対主催ポジだからゾ〜しかしマイメロの奴め、
見つけたらただじゃすまないゾウ〜」
「魔理沙ちゃんやいろはちゃんらにもがんばってもらわねばあかんな……」

はやてはため息をついた。

「どうしたはやて?」
「そりゃ私もなのはちゃんやエリオやキャロが逝って落ち込まないはずはないわ、
けど、首領の言うとおりボーガーを滅ぼさないとミッドチルダもマリーランドも危ないわ」
「そりゃそうだゾウ、だからもっともっと仕事がんばるゾウ!」
142首領様が直接ビッグバンに挑むようです:2012/02/18(土) 00:28:13.29 ID:2zqZDF6e
連合も更なる追い討ちをかける攻勢に拍車を掛けるのだった。

【マリーランド国王(エレファント55世)@おねがいマイメロディ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;人造昆虫カブトボーグ V×V関連を滅ぼす
1:首領は無敵だ!
2:首領ご武運をゾウ!
3:さあ仕事だゾウ〜
※『人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合』の1人です。

【八神はやて@魔法少女リリカルなのはシリーズ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本:ミッドチルダのために人造昆虫カブトボーグ V×V関連を滅ぼす
1:他の幹部や構成員にも連絡する
※『人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合』の1人です。

「新兵の参戦は歓迎するわね、みんなでカブトボーグから世界を取り戻しましょう!!」
「「「「えいえい、おーーー!!」」」」

本部では各地から志願兵が相次いでいた。
やはりレジスタンス幹部を殺害したのが効いたのだろう。
他にもいろはが各地でスカウトに回っているのもあったようである。
いろはは新入りの世話で忙しかった。

「おいおい、ここに巨乳のお姉ちゃんたくさんってマジ?」
「うん、マジらしい!」
「とりあえず正義のために主催とカブトボーガーをぶっ殺せばいいナリネ」
「ジュラル星人の手先のカブトボーガーどもめ、許さないぞ!」

【二日目・16時45分/???・連合本部】

【猫村いろは@VOCALOID】
【状態】健康
【装備】キティちゃんグッズ一式、他に凶器とか
【道具】支給品一式
【思考】基本:カブトボーグ殲滅
1:キティちゃんのかわいさをわからないカブトボーグの奴らは殺す
2:リュウセイは必ず抹殺する
3:新入りの世話をする
※8期とは別人です

【桜井智樹@そらのおとしもの】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:おっぱいのために連合に志願する
1:イカロスと合流したい
2:ティアナの言っていたマーダーに気をつける
※8期とは何の関係もありません。
143首領様が直接ビッグバンに挑むようです:2012/02/18(土) 00:29:14.72 ID:2zqZDF6e

【前原圭一@ひぐらしのなく頃に】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:おっぱいのために連合に志願する
1:ティアナの言っていたマーダーに気をつける

【忍者ドラQマン大百科@ドラえもん&キテレツ大百科&パーマン&忍者ハットリくん&オバケのQ太郎】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式×20、大量のどら焼き、玄米茶
【思考】基本:主催者をぶち殺すでござる。
1:連合に志願することが打倒主催の近道でござるナリ

【泉研@チャージマン研!】
【状態】健康、変装
【装備】スペクトルアロー、アルファガン
【道具】支給品一式
【思考】基本:ジュラル星人を滅ぼす
0:カブトボーグもジュラル星人の仕業だ、連合に入る!
1:間違いない!このキチガイロワイアルもジュラル星人の仕業だ!




「さてさて、ビッグバンめ、調子こいているな……だがその慢心が命取りだ
俺が出るのはもう少し先だったがここで連合の足場を崩されるわけにもいかないからな」

カブトボーグ殲滅の大事だが一応は主催の打倒も目標である。
だからこそレジスタンス以上の組織を結成したのだった。
それがどんなに悪になろうと。

「エレファント55世、はやてに他のみんな……組織は任せたぞ」

謎の首領はそう言うとビッグバンとの決戦のために出向くのだった。

【二日目・17時00分/???】

【謎の首領@???】
【状態】正真正銘本物の天才
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本:カブトボーグを滅ぼし世界を救う
1:ビッグバンをこの手で殺す
144創る名無しに見る名無し:2012/02/18(土) 00:39:46.49 ID:MVWLZOew
なんだろうね。大きな敵を倒したと思ったら、またさらに大きな敵って
ものすごく燃えるんですが。
145拝啓、地獄の上より:2012/02/18(土) 01:02:53.20 ID:Pmr9o6BO
轟音と共にレジスタンス基地が崩れ去る。
風光明媚な土地で知られるスイスは、いまやこの世の地獄と化していた。


「潰えたか。他愛ない」
そう言うアルセウスの言葉に感慨はない。
今の彼の関心は、先ほど殺した二人の男が脱出させた竜とそれに乗った3人の男女、その内1人の女が持っていたウザいマスコットキャラに向けられていた。
「奴らを追うか。行くぞルーチェモ……」
振り向いたアルセウスが目にしたのは、全身に胡桃をめり込ませたルーチェモンの屍だった。
そしてその傍らには、胡桃で出来た剣を持つ一人の男。
再生6/である。

「舐めた真似を……」
消し飛ばそうとするアルセウスに向かって、再生6/は吼えた。
「■■■■■■■■■■■■■―――――!」
その直後に起こる大爆発。
だが半身を吹き飛ばされながらも、再生6/は爆風に乗ってアルセウスに飛び掛る。
そして二体の体が交錯し……

「バ、バカな……」
アルセウスの首が転げ落ちた。


「■■■■■■―――!」
爆発で下半身を失いなったにも関わらず、再生6/は両手で這いずり回りながら次の獲物を探す。
さっきは赤屍を殺した赤い騎士と黄色い怪人を殺した。今は伝説のポケモンを殺した。
次は誰だ。次は、次は、次は次は次は次は

「やれやれ、強力すぎるリビングデッドも困りものだネ」
見つけた。
再生6/は声のしたほうに飛び掛る。
「■■■■■■■―――――!」
そして……動きを止めた。

「ヤレヤレ、せっかく帰宅できたと思ったのに、今度はジョーカーとして呼び戻されるとはネ」
涅マユリは思わずため息をついた。
再生6/は恐らく現存する中で最強のリビングデッドだが、戦うたびに理性を失い
今はただの殺戮人形となっている。
彼をそんな風に造ったマユリは、爆弾と一緒に埋め込まれている電極で再生6/の脳波を操る役目を押し付けられたのだった。
脳波コントロールが途絶えると、再生6/は敵味方構わず殺すバーサーカーとなってしまう。

「それにしても私が殺し合いに放り込まれるとは、これが天罰というやつかネ?
 まあ私は再生6/を始め、いろいろ部下を貰っているから恵まれてるといえば恵まれているんだがネ」
そんなマユリの背後に控えているのは、マユリに部下として与えられたリビングデッド2体と、彼らと交戦していたところを捕えて洗脳した2名の参加者だった。

「それと何だか暴走の挙句に停止していた機皇帝とやらも手に入れたが、これは本来の持ち主に返すべきかネ。
 いずれにせよ、本部の命令を待つとしようカ」

スイス基地から生きて脱出できたレジスタンスは、ベル、黒、アンゼロットとウザいマスコット、そしてアポリアの5名のみ。その内1人は既に主催者に寝返っている。
その他の数多くのレジスタンスメンバーの血と炎によって、スイスの空は赤く染まっていた。

【二日目・15時50分/スイス・レジスタンス基地跡】

【八雲藍@東方Project 死亡確認】
【再生赤屍蔵人@GetBackers-奪還屋-  死亡確認】
【赤セイバー@Fate/EXTRA 死亡確認】
【泉京水@仮面ライダーW 死亡確認】
【ラグナ@ルーンファクトリーシリーズ 死亡確認】
【不動遊星@遊戯王5D's 死亡確認】
146拝啓、地獄の上より:2012/02/18(土) 01:05:38.00 ID:Pmr9o6BO
【アルセウス@劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へに 死亡確認】
【ルーチェモン@デジモンフロンティア 死亡確認】

【涅マユリ@BLEACH】
【状態】健康
【装備】脳波コントロール装置、機皇帝4機
【道具】支給品一式
【思考】
1:ジョーカーとして主催者の指示に従う。
2:コントロール装置で再生6/を操縦する。
※ジョーカー参加者になりました。

【再生◆6/WWxs901s氏@カオスロワ書き手】
【状態】完全洗脳、人格崩壊、頭に爆弾と電極、下半身喪失
【装備】大量の胡桃
【道具】将棋セット
【思考】基本:殺戮
1:■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
※他のリビングデッド同様の処置を受けました

【再生素晴らしきヒィッツカラルド@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日】
【状態】強化再生改造、洗脳中
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催に従う
1:マユリの部下として働く
※マユリ様によって再生させられました

【相川始@仮面ライダー剣】
【状態】洗脳中
【装備】金閣の金のパンツ、ラウズカード(ハートのA〜K)
【道具】基本支給品一式、不明支給品、ロリの同人誌×1000000
【思考】基本:主催に従う
1:マユリの部下として働く。あとロリを探す
※主催者に洗脳されました

【ダンテ@デビルメイクライ】
【状態】洗脳中
【装備】エボニー&アイボリー@デビルメイクライ、魔剣・リベリオン@デビルメイクライ
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催に従う
1:マユリの部下として働く。あとストロベリーサンデーを食べる
※主催者に洗脳されました

【再生アーカード@HELLSING】
【状態】強化再生改造、洗脳中
【装備】ジャッカル
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催に従い闘争を楽しむ
1:マユリの部下として働く
※マユリ様によって再生させられました

【井之頭五郎@孤独のグルメ】
【状態】食事中
【装備】群馬県高崎市の焼きまんじゅう
【道具】支給品一式
【思考】基本:飯を食う
1:うわあ、なんだか凄いことになってるぞ
※主催者とは関係ない一般参加者です
147創る名無しに見る名無し:2012/02/18(土) 01:11:19.27 ID:CNCKCriG
おい五郎wwwwww
148創る名無しに見る名無し:2012/02/18(土) 01:17:25.69 ID:2zqZDF6e
アポリアって連合に寝返ってねぇ?
149創る名無しに見る名無し:2012/02/18(土) 01:27:07.62 ID:Pmr9o6BO
>>148
やっべ寝返ったのは連合にだった
Wikiに収録されたら直しときます
コキャキャキャキャ……

子気味のいい音が響いたかと思えば、次々と男たちが倒れていった。

【涅マユリ@BLEACH】
【再生◆6/WWxs901s氏@カオスロワ書き手】
【再生素晴らしきヒィッツカラルド@ジャイアントロボ THE ANIMATION -地球が静止する日】
【相川始@仮面ライダー剣】
【ダンテ@デビルメイクライ】
【再生アーカード@HELLSING】
死亡確認。死因→ハイパーアームロック

「……ふぅ、飯はやっぱり静かに食べないとね」

一瞬の早業でアームロックを決めて回ったのは五郎だ。
彼は何より、食事を邪魔されるのを嫌うのだ。
しかし、彼はすぐに食事を中断した。

「……ここは駄目だ。血生臭いってレベルじゃないし、全然救われない」

もっと、食事に適した場所へ行こう。
五郎はそう考え、孤独な旅に出るのであった。

【二日目・15時51分/スイス・レジスタンス基地跡】
【井之頭五郎@孤独のグルメ】
【状態】食事中
【装備】群馬県高崎市の焼きまんじゅう
【道具】支給品一式
【思考】基本:飯を食う
1:飯をもっとゆっくり落ち着いて食べられる場所へ行く
※あらゆる組織と関係ない一般参加者です
151適当に死んだからいいよね:2012/02/18(土) 01:55:39.95 ID:yjnLD/re
「ストロベリーサンデーは何処だ」

ギリギリ生きていたダンテは五郎と同じく孤独な旅に出た。

【二日目・15時55分/スイス・レジスタンス基地跡】
【ダンテ@デビルメイクライ】
【状態】洗脳中
【装備】エボニー&アイボリー@デビルメイクライ、魔剣・リベリオン@デビルメイクライ
【道具】支給品一式
【思考】基本:ストロベリーサンデーを食う
1:ストロベリーサンデー探す
152修正:2012/02/18(土) 01:58:18.59 ID:yjnLD/re
【ダンテ@デビルメイクライ】
【状態】健康
【装備】エボニー&アイボリー@デビルメイクライ、魔剣・リベリオン@デビルメイクライ
【道具】支給品一式
【思考】基本:ストロベリーサンデーを食う
1:ストロベリーサンデー探す
153創る名無しに見る名無し:2012/02/18(土) 02:01:01.07 ID:CNCKCriG
っておいwww
154カオス略してCなのサ:2012/02/18(土) 02:20:06.10 ID:2zqZDF6e
「実は言いづらいんやけどな、アルセウスはんらの反応が消えおったわ、キリカはんが先に戻ったんで
もしやと思ってたんやけどな」
「ちょっと、本当!?」
「相手は誰サ!?」

マルクとカミツレはダークブレインに聞く。

「主催のジョーカーだ、どうやら皇帝もご存知の相手らしい……」
「うむ、危険因子の登場だな」
「やれやれですネ」

バグラモンもアフリカ支部の記憶が過ぎる。
バグラモンとダークブレインの能力はほぼ正確である。
新たなる脅威に少々戦慄するマホロアとマルクだった。

「それくらいで動揺してどうするの?私達でもっとがんばらなきゃ」

カミツレは前向きだった。
それでも何故かダークブレインは冷静だった。

「そこでだ、我らも更なる戦力を追加スカウトしてきた……入りたまえ」

ダークブレインに呼ばれて入ってきたのは金髪の女性だった。

「誰でスカ、この方々?」
「まずは我らが全裸の変態から救い出したフェイトだ」

とっさに聞くマホロア。
ダークブレインの話によると偶然、アフリカを覗いていたら全裸に囲まれているところを見つけたんで
掻っ攫ってきたそうだ。
カミツレはフェイトという名前に聞き覚えがあった。
ティアナの知り合いだったからである……これも運命か。

「ど、どうもよろしくお願いします」
「闇脳くん、さっきまでいなかったのってそのためだったのサ?」

呆れつつもマルクはまあアルセウスらの代役が務まればいいと思うのだった。
しかしそういう覗き趣味がダークブレインに合ったとは意外と思うマルクでもある。

「それでまだいるんでしょう?」
「うむ、志願者だが見所のある奴だぞ……2人ほどだ」
「意外ねえ、結構私達も売れてきたのかしら、早速紹介して」

入ってきたのは羽衣狐だった。
155カオス略してCなのサ:2012/02/18(土) 02:21:10.85 ID:2zqZDF6e
「わらわはとにかく主催が憎い、それにここには土蜘蛛もおる、よろしく頼もうぞ」
「これは意外な戦力ね、歓迎するわよ」

とりあえず羽衣狐の加入に期待を見出す同盟軍の面々。

「待て、ダークブレイン……もう1人はどこだ?」

バグラモンが問う。

「慌てるな皇帝、あまりにも寂しくて我らに泣き付いて来たのだよ……入れ」
「あー……たくさん人がいる……うれしい」

入ってきたのはラグナ神である。
とにかく寂しかったので同盟入りしたそうだ。

「とありえずフェイトさん、狐さん、ラグナさんでOKですヨネ」
「ところでサ、闇脳くん……バグラモン陛下も言ってたけど、いい加減に同盟の名前決めようなのサ!」

戦力が加わって安心するマホロアを差し置いてマルクが進言した。

「じゃあ、ディバイン・カオスってのはどうや?」
「うん、悪くないのう……賛成じゃ」
「余もそれでいい……」
「賛成です」
「エエかまいまセン」
「うむ、それでよいだろう」
「……まあいいのサ」

こうして同盟軍改めてディバイン・カオス略してDCはスタートするのであった。

【二日目・17時10分/アフリカ・ネオ・アルカディア跡】

【フェイト=T=ハラオウン@魔法少女リリカルなのはStS】
【状態】健康
【装備】バルディッシュアサルト@魔法少女リリカルなのはStS(待機状態)
【道具】支給品一式
【思考】基本;ダークブレインに恩を返すための協力
1:同盟軍に協力する

【羽衣狐@ぬらりひょんの孫】
【状態】健康
【装備】尻尾
【道具】支給品一式、毒入り油揚げ
【思考】基本:主催者を皆殺しにする
1:同盟軍に入る


【ラグナ神@サガ3時空の覇者SOL】
【状態】健康、最終形態
【装備】触手
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:ちょっとでもいいから目立ちたい
1:同盟に入って目立ちたい
※過去とは別人です
156カオス略してCなのサ:2012/02/18(土) 02:21:54.55 ID:2zqZDF6e

【バグラモン@デジモンクロスウォーズ】
【状態】健康
【装備】大剣装備
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:主催者を皆殺しにし全宇宙を征服する
1:同盟軍を結成する
2:出来るだけバグラ軍を集める
3:同盟軍のメンバー集める
4:アルセウス……
※次元を操る力は制限されています
※10/の能力は推測ですがある程度は見抜いています
※ビッグバンと情報交換しました
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました


【マルク@星のカービィシリーズ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式 、不明支給品、デジタルビデオカメラ
【思考】基本:主催が気に入らないからぶっ潰すのサ
1:ぷにえとローズマリーと手を結ぶ
2:同盟軍に入る
3:もうDCでいいのサ
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました
157カオス略してCなのサ:2012/02/18(土) 02:22:18.29 ID:2zqZDF6e
【カミツレ@ポケットモンスターBW】
【状態】健康
【装備】ロストドライバー、T2エターナルメモリ
【道具】支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:ゲームに乗って殺し合いに勝ち、主催も始末する
1:同盟軍に入ってレジスタンスと主催を潰す
2:フウロは自分で決着を着ける
3:ヤッピーはいずれ始末する
※レジスタンスの情報を知りました
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました

【ダークブレイン@バンプレストオリジナル】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:全宇宙を支配する
1:同盟軍を結成する
2:同盟軍のメンバー集める
3:弱い対主催は用はないので消す方針
4:アルセウス……
※等身大の大きさです
※時々関西弁モードになります
※レジスタンスも主催が用意した舞台装置だと推測しています
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました

【マホロア@星のカービィ Wii】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式 、不明支給品、ローア@星のカービィ
【思考】基本:マスタークラウンを見つけて全宇宙を支配する
1:ダークブレインと手を組むがリーダーにはさせない
2:マスタークラウンの代案も考慮する
3:しばらくは妖夢と付き合う
※レジスタンスに対して疑惑が生じています
158創る名無しに見る名無し:2012/02/18(土) 02:23:18.09 ID:CNCKCriG
段々カミツレのスタンスがわからなくなってきたが、用は皆殺しってことでおk?
159創る名無しに見る名無し:2012/02/18(土) 02:26:16.84 ID:2zqZDF6e
>>158
という事でちょっと修正
レジスタンスも滅んだんで

【カミツレ@ポケットモンスターBW】
【状態】健康
【装備】ロストドライバー、T2エターナルメモリ
【道具】支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:ダークブレインらと一緒に主催を始末する
1:同盟軍に入って主催を潰す
2:フウロは自分で決着を着ける
3:ヤッピーはいずれ始末する
※レジスタンスの情報を知りました
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました
160その頃イギリス基地は:2012/02/18(土) 02:42:05.17 ID:yjnLD/re
「「「これが超次元ボーグサッカーだ!!!」」」

「馬鹿なぁぁぁぁぁ!!!!!」

イギリス・レジスタンス基地にて合流したリュウセイ、円堂、鬼道は超次元ボーグサッカーによって
ディバイン・カオスおよび、ニャン丸と魔理沙率いるボーグうざい連合を叩きのめしていた。


【剣ニャン丸@モンスターハンター3G】死亡確認
【人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合の兵士@色々】死亡確認
【ディバイン・カオスに入ってたキャラ@色々】死亡確認

「なんなんだよ……。これ……」

魔理沙は目の前の光景が信じられなかった。
既にレジスタンスは脱落したも同然だった筈だ。なのに、まだこんな化け物が残って居るなんて聞いていない。

「ねぇ貴女、小便はすませた?
 
 神様にお祈りは?

 部屋のスミでガタガタふるえて命ごいをする心の準備はOK?」

「ひっや、止めろ……。止めてくれ……。頼むよマミ。同じレジスタンスの仲間だったろ?」
「そうね…… 。可哀相だからやめてあげる」
「あ、ありがt「嘘よ」

魔理沙の眉間に穴が開き返り血がマミを赤く染めた。

【霧雨魔理沙@東方Project】死亡確認


「マミ……」
「少し一人にして」

そのままマミは顔を隠しレジスタンス基地内に入って行った。

「無理も無い。公開処刑はおろか、自分の仲間に裏切られそれを自分の手で殺したのだから」

鬼道は怒りとやるせなさが混じった声でそう言った。
161その頃イギリス基地は:2012/02/18(土) 02:42:53.99 ID:yjnLD/re

そんな中、リュウセイは手に持っている。トムキャット・レッド・ビートルに目を向ける。
これは、まめっちの支給品のトムキャットレッドビートルVをまめっちがボーグカブト化はおろか
リュウセイの標準装備だったトムキャットよりも、更にパワーアップさせ
さらに超次元サッカーにも対応させたものである。

「リュウセイさん。どうですか?使い心地は?」
戦闘が終わった事でマミと入れ替わりでまめっちがやって来た。

「ああ。使いやすいぜ」
「それは何よりです」

会話を終えるとまめっちは鬼道の方を見る

『ところで鬼道さん。首輪の事でお話したい事が』

筆談でまめっちは鬼道にそう伝える。
鬼道は一度頷くと基地内に入っていった。

「カブトボーグを滅ぼすとしている謎の組織。そしてディバイン・カオス……」

そう呟くリュウセイに円堂は顔を向ける。

「闘うつもりか?一人で」
「当たり前だ!あいつらは全員叩きのめす!」
「そうか。なら俺達も共に行かせて貰おう」
「いいのか?」
「ああ。俺もふざけた理由で人を殺す奴らが許せない」

二人は固い握手を交わした。

【二日目・17時40分/イギリス基地】

【天野河リュウセイ@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】健康、ワクチン接種済み、ゼロ、ボーグうざい連合、ディバイン・カオスに怒り
【装備】トムキャットレッドビートルV(ボーグカブト化および強化済み)棺桶@HELLSING外伝
【道具】支給品一式
【思考】
基本:主催、ボーグうざい連合、ディバイン・カオスを倒す
1:円堂達と組む
2:トムキャット・レッド・ビートルを取り戻したいが最悪叩き壊す
3:ここイギリス基地だったのか……
※憑依に耐性が出来ました

【巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康、希望、症候群沈静化
【装備】マスケット銃、ソウルジェム
【道具】支給品一式
【思考】基本:時間の許す限りレジスタンスに協力する
0:皆……
1:主催者、ボーグうざい連合、ディバイン・カオスは許さない
2:他の症候群仲間はどうしてるかしら……?
3:どんな事があっても希望は絶対に捨てない
※一時的にレジスタンスの一員になっています
162その頃イギリス基地は:2012/02/18(土) 02:44:12.63 ID:yjnLD/re
【円堂守@イナズマイレブンGO】
【状態】健康、ボーグうざい連合、ディバイン・カオスに怒り
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品、レジスタンス組織のメンバーリスト
【思考】基本:主催、ボーグうざい連合、ディバイン・カオスを倒しゲームを壊す
1:今は仲間を集める
2:タイキと鬼道とリュウセイ達と行動する
3:他のレジスタンスは無事か?
※8期とは別人です

【鬼道有人@イナズマイレブンGO】
【状態】健康
【装備】メガネ
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:このロワを阻止しつつ秘密を探る
1:タイキと円堂と行動する
2:まめっちと首輪の事について話す
※過去のカオスロワとは別人です

【まめっち@たまごっち!】
【状態】健康
【装備】解析ツール、ノートPC
【道具】支給品一式、不明支給品、首輪のサンプル×5
【思考】基本:ゲームから脱出する
1:鬼道一行と行動しつつ首輪解析を行う
2:ちゃまめっちやたま友の安否が不安
3:首輪について鬼道と話す
※首輪について何か気付いたようです

「そうか。スイス基地が……」

基地内では橘さんとチェレン、工藤タイキが情報交換を行っていた。

「分かった。俺も君達に協力しよう」

「ありがとうございます」
「この調子で今後も仲間が増えていくといいんだけどね」


【工藤タイキ@デジモンクロスウォーズ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:主催を倒してこのゲームを壊す
1:今は仲間を集める、シャウトモンらと合流もする
2:橘さんと組む

【チェレン@ポケットモンスターBW】
【状態】健康
【装備】メガネ
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:ロワからの脱出
1:仲間を集める
2:ベルやアララギ博士の安否が不安
3:橘さんと組む
163創る名無しに見る名無し:2012/02/18(土) 02:44:36.69 ID:2zqZDF6e
言いづらいけどトムキャット・レッド・ビートルってゼロ様持ってなかった?
164その頃イギリス基地は:2012/02/18(土) 02:46:25.50 ID:yjnLD/re
【橘朔也@仮面ライダー剣】
【状態】疲労(小)
【装備】ライダーベルト(ケタック)&ケタックゼクター@仮面ライダーケタック
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
1:主催者の打倒。
2:首輪を解除したい。
3:チェレン達と組む
4:貴音やチンクも無事だといいが



「それは私の海胆軍艦だ!」
「ゾリバオリドダ!」

最早、仕事をしてない再生セイバーは謎の男と海胆軍艦を取り合っていた。

しかも主催からも食費がとんでもない事になる上に、wikiにも乗ってないし
ぶっちゃけ粛清するのが面倒だったので完璧に見捨てられていた。

【謎の男@仮面ライダーケタック】
【状態】オデノガラダハボドボドダ! 空腹
【装備】ダディケイドライバー@仮面ライダーダディケイド
【道具】不明
【思考】基本:全てを食す
1:セイバーから海胆軍艦を奪う

【再生セイバー@Fate/stay night】
【状態】健康、空腹、ニート
【装備】約束された勝利の剣、ヤマハ・VMAX@Fate/Zero、チェーンソー@魔界塔士Sa・Ga
【道具】支給品一式 、寿司(大量の海胆軍艦)、
【思考】基本:主催に見捨てられたので橘さんに養って貰う
1:謎の男から海胆軍艦を守る
2:それにしてもお腹が空きました。
※マユリ様によって再生させられました

その後ろでグレイヴは自分の愛銃を取り戻しおまけにジャッカルも手に入れたので喜んでいた。

【ビヨンド・ザ・グレイヴ@ガングレイヴ】
【状態】健康、記憶喪失
【装備】ジャッカル@HELLSING、ケルベロス 、棺桶(デス・ホーラー)@ガングレイヴ
【道具】支給品一式
【思考】基本:殺し合いには乗らない。
1:銃が手に入ったぞ!
2:結局この人は誰なんだろう?
3:取り合えず橘さんに着いていってみよう。
165創る名無しに見る名無し:2012/02/18(土) 02:47:28.06 ID:c4mPcMbB
VモデルだからOKじゃない?
166創る名無しに見る名無し:2012/02/18(土) 02:47:32.26 ID:yjnLD/re
>>163
Vモデルは世界大会編でリュウセイさんが使ってたトムキャットのかわりなんだよ
だからゼロ様の奴とは違う
167続き忘れてた:2012/02/18(土) 02:48:12.93 ID:yjnLD/re


「おい巨乳の女の子が泣いてるぞ」
「話を聞く限りボーグうざい連合のせいみたいだな」
「よし俺、連合軍止めて、あの娘慰めてくるわ」
「ふざけんな!俺が慰める!」

上からの命令でイギリス基地に来た智樹と圭一だったがマミさんを見て
おっぱいの為、速攻で人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合を抜けた。


【桜井智樹@そらのおとしもの】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:おっぱいを慰めに行く
1:イカロスと合流したい
2:ティアナの言っていたマーダーに気をつける
3:おっぱいの為に連合軍を抜ける
※8期とは何の関係もありません。
※連合軍を抜けました

【前原圭一@ひぐらしのなく頃に】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:おっぱいを慰めに行く
1:ティアナの言っていたマーダーに気をつける
2:おっぱいの為に連合軍を抜ける
※連合軍を抜けました
168大杉も忘れてたorz:2012/02/18(土) 03:00:59.75 ID:yjnLD/re
「色々増えたな」

空気だった大杉は呟いた。

【大杉忠太@仮面ライダーフォーゼ】
【状態】健康、衝撃(中)
【装備】サスペンダー
【道具】支給品一式、ゾディアーツスイッチ(リブラ)@仮面ライダーフォーゼ
【思考】
1: 園田先生を探す
2:一先ず、校長(橘さん)に自分の見の安全を守ってもらう
3:色々増えたな
※橘さんを速水校長と勘違いしています。
169創る名無しに見る名無し:2012/02/18(土) 03:03:06.55 ID:2zqZDF6e
ID:yjnLD/reは落ち着いて避難所を見て欲しい
170創る名無しに見る名無し:2012/02/18(土) 03:07:45.07 ID:yjnLD/re
>>169
ごめんなさい
171創る名無しに見る名無し:2012/02/18(土) 03:35:36.75 ID:yjnLD/re
避難所の方でも没にした方がいいと言っていたのでこの話は無かった事にしてください
お目汚しすいませんでした
172創る名無しに見る名無し:2012/02/18(土) 07:04:07.06 ID:CNCKCriG
>>171
最近忘れられていたやつらでつないでくれたこと自体はうれしいから、これにめげずにまた書いてほしいと思う
173灰色の救いの手:2012/02/18(土) 23:56:35.71 ID:iLU05wGa
「はいはい、カブトボーグはこの粉砕機の中に入れてねー」
「……」
「ん?どうしたのかな?早く入れないと君をこの中に入れることになってしまうが」
「っ!これでいいんだろ!」

ガリガリと嫌な音をたて、一つのカブトボーグは粉微塵に粉砕されていく。
それを眺める一人の少女の表情はとても晴れやかで。
そしてカブトボーグをそこに放り込んだ少年の顔は今にも泣き出しそうだった。

「はいっ!これで君も脱ボーガーというわけだ!
 安心してくれたまえ、これで君の身の安全は確保された。主催者は我々が責任を持って倒そう」

ナズーリンにそう言われ、肩を叩かれた少年は力なく建物――ウザイ連合の支部に入って行くのだった。

勇者オルテガの公開処刑の効果は抜群だった。
確かに格好は変態以外の何者でもなかった彼だが、それでも彼は勇者と呼ばれるだけの実績をあげてきた。
オルテガを知らない者でも、その鍛え上げられた肉体を見れば彼の強さがわかるはずだ。
その勇者が、無惨に殺されたのだ。
連合に逆らう=死という式は、カブトボーグに夢中な少年少女の中でも容易に出来上がった。
しかし、それでも刃向かう連中はまだいた。

だから、オルテガの処刑に続き、さらに追い討ちをかけた。
魔理沙の提案により流されたのは、レジスタンス達の死に際のシーン集――紫に見せたものにさらに手を加えたもの。
これも全世界配信。
これはある意味、オルテガの公開処刑よりも効き目があったかもしれない。
彼らは確かに変人揃いではあったが、決して悪人ではなく、どころか善人の方が多い。
街の嘆き声を集めればわかるが、殺害された彼らに命を救われたり、匿われたりした者は連合の想像以上にいた。

だからこそ、効果は倍増する。

自分達を助けてくれた彼らは、もうこの世にいないのだと、無意味な希望を打ち砕く。
中国地方の子供達は、ドヴァイ出現の際に安全圏まで手をひいてくれた狐のお姉さんが撃ち殺される様子に泣き叫んだ。
ジロリアン達は、女性の身でありながら栄誉ある地位を手に入れた赤騎士と亡霊令嬢の戦死に二郎が喉を通らなくなった。
黄色い怪人と同じタイプの男達は、怪人の最期の言葉に激しく同意するとともに落ち込んだ。
決闘者は、色々な意味で伝説となっていたDホイーラーの最期に、勝ち逃げはずるいと叫びながらも号泣した。
ポーランドの人々は、一時でも自分達の嫌な気分を吹き飛ばしてくれたメタルモンスターとファームモンスターの死に絶望した。
イタリアの人々は、悲しまなかった。もはや、誰も生き残っていないがために。
バトルロワイアル中に誕生した新たな国の人々は、ただひたすら国の主の無事を祈った。
アフリカの人々は、勇敢なる波紋戦士の最期をただ呆然と眺めることしかできなかった。

守ってくれた強いあの人が、心の支えとなってくれたあの人が、殺された。

放送後、連合への抵抗はさらに小さくなった。
中には石を投げつけてくる幼い子供から、巨大な剣を振り回す大男まで、怒りと悲しみに我を忘れた連中もいたが、
まとめて全員撃ち殺され、それがまた放送された。

一般人たちの、弱者達の抵抗は、なくなった。

レジスタンスは、確かに強い支持を得ていた。
それを半端に殺せば、反抗は高まっただろうが、こうして全滅させてしまえば話は変わる。
彼らに頼っていた大部分は力を持たない。持つ者はレジスタンスメンバーに志願していた。
さあ、ところがレジスタンスは誰の目にも見ても滅ぼされてしまった。
でも主催者健在、怪しい別の団体もあるよ?
誰が守ってくれるのかな?

「我々が、救ってやろう」
174灰色の救いの手:2012/02/18(土) 23:58:00.27 ID:iLU05wGa
連合は、肉体的にも精神的にも弱った一般人に、そう手を差し出した。
無論、誰もが理解している。
ウザイ連合はある意味、主催者以上に性質の悪い連中だということを。
だが、純粋に手を差し出してくれた【白い】レジスタンスは滅んだ。
【黒い】主催者のバトルロワイアルを生き延びるには、弱者は力を借りなければならない。
たとえそれが【灰色】の連合であってもだ。
一人、また一人と連合に人々は縋っていった。
条件は一つ。カブトボーグに関わらないことだけ。

人間という生き物は不思議で、他人がやっているなら自分もと、ついつい他者に追従してしまう傾向がある。
少なからず力を持つ者であってもだ。

集まる集まる、人が、信者が集まる。
助かりたいが故に、カブトボーグを捨ててでも。

気がつけば、連合の戦力(正確には人員だが)は当初とは比較にならないほどに増えた。

連合は純粋な正義ではない。
だがそもそも、何をもって正義というのだろうか?
それは、おそらく神にも答えられない。

だがあえて、このバトルロワイアルという限られた世界においてのみで。
正義の定義を決めてしまおう。

「そう、【悪】の主催者を倒す我々こそが唯一の【正義】なのだ!」
「た、頼む!助けてくれぇ!」
「誰でもいい……!悪魔でも……!」

連合がレジスタンスを目のかたきにしていた真の理由はこれだ。
連合は、カブトボーグを滅ぼすのと同じくらいに……

     目     立     ち     た    い     

その感情が強烈だった。目立ちたい、見られたい、頼りにされたい、崇められたい、拝まれたい。
だからこそ、支持を集めるレジスタンスは邪魔者以外の何者でもなかったのだ。
レジスタンスのボーガー含有率など、全体からみれば本当に微々たるものだったのだ。
だがただ殺してはダメだから、理由を無理やりに作ってやった。それだけのこと。
自らの黒い欲望のために、彼らは他者を容赦なく手にかける。

「さて……こうなると今度はさっき新しく入ってきた情報……ディバイン・カオスとやらが邪魔だねぇ。
 ずいぶんとまあ、ご大層な名前だ。……こっちも改名したほうが集客率上がるかな?
 おや、君は駄目みたいだね。ならばそのカブトボーグと一緒に粉になるといい」

目の前でギリギリになってカブトボーグを棄てることを拒否した子供を粉砕機に放り込みながら、
連合は着々と人員を増やしていくのであった。

【二日目・17時20分/???・連合支部】
【ナズーリン@東方Project】
【状態】健康
【装備】ガトリング、ガスマスク、カブトボーグ粉砕機
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:カブトボーグ殲滅
1:星蓮組を目立たせる
2:あとで連合名を変えてみるかどうか上層部に相談する
3:ディバイン・カオスを警戒

【セワシ@ドラえもん】死亡
175サクリファイス!流星燃え尽きる:2012/02/19(日) 00:51:54.95 ID:tnKGNFK1
「さて、皆さん?天野河リュウセイと言う人物ですが、どうして奇妙なほど
都合よく生き延びていると思いますか?
主役補正だろうと言う方は不正解、ここはパロロワ……誰だって死ぬんです。
今回のお話はとある暗黒生命体がそんな彼に命を懸けて挑むお話です」

道化はゆっくりと語りだす。
これから始まるある1つの終幕を。

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「ここがイングランドか」
「さっきからダークゼロ、何探しているんですか?」

イギリスに上陸してもキョロキョロするダークゼロに対してグーイが問う。
一般人が見れば挙動不審であろう。

「あいつがいる……あの餓鬼だ」
「あいつって?」
「お前たちも会っただろう、……ここで全ての因果に決着を着ける」

そう言ってダークゼロはある場所へ向かった。
慌ててダークゼロを追うゼロ2とグーイだった。

----

「いやいや面白くなってきましたね、そしてやっと我が終生の宿敵も表舞台に出てまいりましたか」

申公豹はイギリスのある街で今までの出来事を振り返っていた。
そのほとんどが不正ハッキングである。

「少し水面に波紋が広がるのも面白いですね……」

申公豹はそう呟くと歩き出した。

(メインイベントまでには間に合いたいですね)

----

「くそ、天野河リュウセイはこの街のどこかにいるはずなのに」
「そういえば首領様がビッグバンと一騎討ちに向かわれたと言う報告があるゼヨ」

魔理沙とニャン丸もリュウセイ一行を探していた。

「もうイギリスから逃げた可能性もあるゼヨ」
「くそ、最重要抹殺人物なのに……」
「お困りのようだな」

2人の前に現れたのは曙の姿をしたダークゼロだった。

「なんだあんたは?」
「いや、私もそのリュウセイって餓鬼に用がある。味方と言うわけじゃないが、
手を貸す」

ダークゼロの提案にやや警戒する2人。

「疑うのも無理はない、だが私は私の目的のためにあの少年を殺したいのだ」
「……いいだろう、あんたを信用するぜ」
「けど、妙な真似をしたら……」
「そこは弁える、安心してくれ……グーイ、ゼロ2、交渉は成立だ」
176サクリファイス!流星燃え尽きる:2012/02/19(日) 00:53:25.58 ID:tnKGNFK1
ダークゼロの後ろからグーイとゼロ2が現れた。

「こいつら連れか?」
「切っても切れない腐れ縁さ、奴はレジスタンス基地にまだいる……急ぐぞ」

----

「ねえ、聞いてなかったんだけど……リュウセイ君ってこのロワが終わったらどうするの?」
「さあ、まだ決めてなかった」

イギリス基地を発つ準備をしてリュウセイとマミは少し話をしていた。

「マミはどうするんだよ?」
「さあ、生き残ったらゆっくり考えるわ」

その時だった。

「ここにいたゼヨ!」

ニャン丸の叫び声と共に手榴弾が投げ込まれる。

「やっと見つけたぜ……天野河リュウセイ、ここできちんとケリを着けさせてもらうぜ」
「あなたは魔理沙、本当にレジスタンスを裏切ったの!?」

かつての仲間達の登場に動揺するマミ。

「悪いな、アポリアもこっちに下ったさ……全ての悪はそのガキの持つカブトボーグだ」
「そうゼヨ、悪しきカブトボーグに滅びゼヨ!」
「ふざけるんじゃねえ!!」

リュウセイが魔理沙に向かって吼える。

「あいにく私は大真面目さ、カブトボーグの危険性は異常だ、主催がその力を独占しようとする意味も分かる。
だがな、その災厄が幻想郷やミッドチルダそしてあらゆる宇宙を滅ぼすんだ!」
「出鱈目よ!」

マミは必死に反論するが魔理沙はミニ八卦炉を構え近づいてくる。

「どけマミ、アポリアも目覚めたんだ……お前だって分かるはずだぜ、そいつは危険だ!」
「いや、リュウセイ君は悪くない!何か……こんなのおかしいわ!!」
「黙っているゼヨ!!」

啖呵を切ったニャン丸が斬りかかったがルイズが杖で防御する。

「邪魔をするなゼヨ!」
「リュウセイ逃げて、ここは私達で食い止めるわ!」

ニャン丸も突然の妨害者によってリュウセイを攻撃できないでいた。

「けど……」
「大丈夫、すぐに合流するわ」

マミはそういってウインクする。
177サクリファイス!流星燃え尽きる:2012/02/19(日) 00:54:48.45 ID:tnKGNFK1
「ふん、どうしてもやる気だな、いいだろうお前とは一度ガチで勝負したかった……こいよマミ!」
「そっちは任せるゼヨ!拙者はこの女を抑えるゼヨ!」
「くっ、ゴメンよ……マミさん、マダム!」

魔理沙とマミ、ニャン丸とルイズがそれぞれ死闘を開始する中、リュウセイは1人走り出した。
お互いそれぞれの武器を構えてぶつかり始めた。

----
「ふん、計画通りだ……私は俺がやる」

魔理沙とマミがぶつかったのを確認するとダークゼロも動き出した。

「僕達は?」
「万一のために待機だ、私に何かあったら頼む……」

そう言ってダークゼロはリュウセイの元へ急いだ。

----

「何の騒ぎだ!?」

騒ぎを聞いて橘達も気づき始めた。
そこにやってきたのは申公豹である。

「これから大切な儀式があるのです、ちょっと気絶してもらいますよ」

申公豹はそう言って橘達に軽い程度の電撃を浴びせた。
電気ウナギより強い程度である。

「ドワアアアアアア!!」

痺れてそのまま気絶する3人。
邪魔者を片付けると申公豹もリュウセイのいる方向を向く。

「さて、私もメインイベントを見届けますか」

3人を置いて道化は舞台へ急いだ。
おそらくは歴史の分岐点になるだろう儀式の場所である。

【謎の男@仮面ライダーケタック】
【状態】気絶
【装備】ダディケイドライバー@仮面ライダーダディケイド
【道具】不明
【思考】基本:全てを食す
1:橘の海胆軍艦を狙う

【橘朔也@仮面ライダー剣】
【状態】気絶
【装備】ライダーベルト(ケタック)&ケタックゼクター@仮面ライダーケタック
【道具】支給品一式、寿司(大量の海胆軍艦)、その他不明
【思考】
1:主催者の打倒。
2:首輪を解除したい。
3:目の前の謎の男と対話する
178サクリファイス!流星燃え尽きる:2012/02/19(日) 00:55:56.70 ID:tnKGNFK1

【大杉忠太@仮面ライダーフォーゼ】
【状態】気絶
【装備】サスペンダー
【道具】支給品一式、ゾディアーツスイッチ(リブラ)@仮面ライダーフォーゼ
【思考】
1: 園田先生を探す
2:一先ず、校長(橘さん)に自分の身の安全を守ってもらう
3:校長が二人に!?
※橘さんを速水校長と勘違いしています
※謎の男を速水校長のそっくりさんもしくは双子だと思っています

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息を切らせながらリュウセイは走り続けた。

「はあはあ……待ってろよ、マミさんにマダム……後で必ず」
「必ずって何だ?」

ダークゼロである。
ダークゼロの手には長い槍が握られていた。
それを構えて近づいてくる、そうゆっくりと。

「お、お前は……ウザイ同盟の奴らか?」
「ウザイ同盟、違うな……私はダークゼロ、暗黒の支配者だ」
「ゼロだって!?」

ゼロって名を聞いてリュウセイは動揺する。

「といってもアイツは私にとっても忌むべき存在だからな、早速だがここでお前は物語から退場だ」

槍を構えて近づいていくダークゼロ。

「行けッーーーー!!」

リュウセイはトムキャット・レッド・ビートルVモデルをダークゼロに対して向ける。

「ッ!!」

次の瞬間、曙の目から青色の光線が放たれトムキャット・レッド・ビートルVモデルはたちまち凍りついた。

「何!?」
「これがボーグバトルか、だが無力化してしまえばこっちのものだ」

『ザクッ!』

リュウセイの胸は槍で一突きされた。
心臓を貫通されている。
曙を乗っ取ったゼロにとっては造作もないことである。

「ゲボッ!!」
「……悪いな、ゼロの描いたシナリオを狂わせるにはこれしかなかった
お前を殺して少し確認したいことがある」

ダークゼロはそういうとさらに槍をぐりぐりと回し始めた。
179サクリファイス!流星燃え尽きる:2012/02/19(日) 00:56:52.94 ID:tnKGNFK1
「私はお前を殺すことで確証を得ることにした、やはり心臓を貫かれても死にはしないか」
「……確証?」
「まずはお前が特異点かということだ……確かめる方法はいたってシンプル、
お前を殺し魂すら消滅させることだ」

曙の姿のダークゼロはさらに本気で人を殺すために槍を抉る。
その光景は銛を突き刺された魚である。

「がぁぁぁ!!」
「この槍はただの槍じゃない……ゲイ・ボルグって知ってるか?」

出血が激しくリュウセイは喋れなかった。
だがダークゼロは力を緩めようとはしなかった。

「これは因果の逆転を齎すという対人宝具さ、お前を殺すための切り札……
ゼロのとんだ贈り物さ」

ダークゼロはさらに続ける。

「言っておくがお前を普通の少年だと全く思っちゃいない、おそらく私の予想が正しければ
お前の死を以って必ず何かが起こるはずだ……いや起こす必要がある」

ダークゼロはさらに槍に力を込める。
槍で刺された部分にどす黒い血がにじみ出る。

「私だって少年1人殺すのにゲイ・ボルグを用いるなんて大人げないと思うがな、
だがここで天野河リュウセイという少年を殺すこといや存在を消すことでゼロと
それを利用する奴らのシナリオがかなり狂うわけだ、私も一応は主催打倒派なんでね」

やがて曙の体が燃え始めた。
それでも曙の肉体を借りたダークゼロは喋る。

「さらに悪いがこれからこの宿主ごとお前を焼き払い消し去る、お前を殺して下らぬ幻想劇を終わらす」
「ガッグッ……やめ……」
「嫌だね、お前は十分に動きすぎた……私の目論見が正しければお前の死を以って、
必ず何か異変が起こる……そのためには喜んで業火も受けよう」

やがて曙の体の炎がリュウセイに燃え移る。

「始まりましたね……」
「ダークゼロの奴、まさか死ぬ気か?本気でリュウセイを殺す気か?」

もはや自分らが介入する間もないと悟る2人。
ゼロ2とグーイはダークゼロを見守るしかなかった。


「私は炎や冷気に雷を操れる、さっきは冷気だがこれは炎だ……自身を燃やすのは妙な気分だよな、
ズカンじゃない……正真正銘、お前を本気で殺す」
「うああああああああああ!!!」

炎はさらに激しさを増す、槍を通して燃え上がる2人。
特にリュウセイは徐々に皮膚が焼け爛れていく。
ダークマター化のせいでまだしぶとく生きていた。

「まだだ、お前を殺すにはもっと燃え上がらなきゃならない……地獄のランデブーとしゃれ込もう」
「リュウセイ君!」

そこに魔理沙とニャン丸をなんとか無力化させたマミとルイズが駆けつける。
それに気づいたグーイ。
180サクリファイス!流星燃え尽きる:2012/02/19(日) 00:57:56.39 ID:tnKGNFK1

「邪魔はさせません!」

グーイが舌で妨害する。
足を舌で掴まれ転倒するマミ。
グーイもまたダークゼロの目的の成就のために出来ることを舌のだ。

「グーイにゼロ2、もういい、……この宿主も終わりだな」

炎の柱に包まれながらダークゼロは言った。
曙の肉体が崩れ始めてきた。
だが、その表情には苦悶すらなかった。

「待てダークゼロ、それ以上やったら!」
「いいってことだ、どっちにしてもこいつを殺さないとゼロを出し抜けない、
私にもしものことが在ったらお前達がゼロを殺せ……」
「分かった!」

2人は頷く。

「……時間か」
「うあああああああああああああっ!!!」

ダークゼロは自身も燃え尽きようとしていることに気づいた。

「さあ、この世とのお別れだ……クソ餓鬼……俺はダークゼロ、お前に引導を渡す者だ!!」
「……そうか俺ようやく死ぬんだ……これが死……」
「すまんな、許してくれなんて……俺が言う義理じゃないか」
「マミさん……マダム……俺の分まで……」

次の瞬間、ダークゼロとリュウセイは完全に炎の渦に飲み込まれてしまった。
一瞬で灰となるリュウセイと曙。
小規模の太陽が出来たかと思うほどの炎である。

「「ダークゼロ!!」」
「リュウセイ!!」
「リュウセイ君……」

やがて2人とも完全に燃え尽きてしまった。
残されたゲイ・ボルグだけである。
ダークゼロの捨て身の戦法で天野河リュウセイは魂ごと焼き尽くされ何もかも消滅した。

「行くぞ、グーイ……ダークゼロの遺志を無駄にはしない、これでゼロのロワは狂う」
「はい……」

ゲイ・ボルグを拾うとゼロ2とグーイはリュウセイの消滅を確認するその場から去っていった。
181サクリファイス!流星燃え尽きる:2012/02/19(日) 00:59:05.10 ID:tnKGNFK1

【ゼロ2@星のカービィ64】
【状態】健康
【装備】ホープ剣、ゲイ・ボルグ
【道具】支給品一式、不明品
【思考】基本:ゼロを殺す
1:ダークゼロ……
2:グーイと共に行動する
※希望皇ホープから離脱しました
※ホープ語も覚えたようです

【グーイ@星のカービィ3】
【状態】健康
【装備】タンス(カブトボーグのかわり)
【道具】支給品一式、不明品
【思考】基本:ゼロを倒してカービィの無念を晴らす
1:ダークゼロ……
2:ダークゼロに事情を聞く
※ウイルスによってボーガーじゃなくなりました


「そんな……」

残されたマミとルイズはただ愕然とするだけだった。
ダークゼロの捨て身の炎で周辺はほぼ燃え尽きていた。
あのカブトボーガーが捨て身とはいえ燃え尽きてしまったのである。

「行きましょう、彼のためにも……」
「ええ……」

落胆しつつも2人は支えながら基地を発った。

【巴マミ@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康、深い悲しみ、症候群沈静化、ゼロ、ボーグうざい連合、ディバイン・カオスに怒り
【装備】マスケット銃、ソウルジェム
【道具】支給品一式
【思考】基本:時間の許す限りレジスタンスに協力する
1:マダムジェニファーと行動する
2:他の症候群仲間はどうしてるかしら……?
3:どんな事があっても希望は絶対に捨てない
4:他の生き残りのレジスタンスが気になる
※一時的にレジスタンスの一員になっています
※マダムジェニファーから主催、ボーグうざい連合、ディバイン・カオスについて情報を得ました

【ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール@ゼロの使い魔】
【状態】健康、深い悲しみ
【装備】杖
【道具】支給品一式
【思考】基本:マミに着いていく
1:サイト……リュウセイ
2:私の名前はルイズよ!
182サクリファイス!流星燃え尽きる:2012/02/19(日) 01:00:14.16 ID:tnKGNFK1

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「本部へ報告、天野河リュウセイは死亡した……思わぬ協力者のおかげでな」

マミとの戦いで傷ついた魔理沙は冷淡に報告すると相棒と共に去っていった。
いずれはマミや霊夢とも決着は着けねばならなかったが2人には優先するべきことがあった。
だが、第3者に天野河リュウセイを殺害されたという事実だけはどうしても隠匿しなければならなかった。
魔理沙はぜえぜえと息を吐いてこう呟く。

「これで蘇ったら本当にラスボスだぜ……あばよ」

【霧雨魔理沙@東方Project】
【状態】各部火傷
【装備】拳銃、ガスマスク、その他殲滅に必要なアイテム、ミニ八卦炉
【道具】 支給品一式
【思考】基本;人造昆虫カブトボーグ V×V関連を滅ぼす
1:次の任務へ向かう

【剣ニャン丸@モンスターハンター3G】
【状態】健康
【装備】拳銃、ガスマスク、その他殲滅に必要なアイテム、日本刀
【道具】支給品一式
【思考】基本;人造昆虫カブトボーグ V×V関連を滅ぼす
1:次の任務へ向かう

----
(私は……生きているだと?)

ダークゼロは目覚めた。

「賭けは私が勝ったか……お前は?」
「間一髪じゃったのう」

曙の肉体を失ったダークゼロは本来の星型の姿に戻っていた。
ダークゼロの目の前に立っていたにはかつてレジスタンスリーダーであった伏羲だった。
あの時、伏羲がダークゼロだけを救ったのだ。
さすがにダークゼロも炎によって相当なダメージを負っていた。

「天野河リュウセイは潰えたか……誰かがいつかやるとは思ってたがお主とはのう」
「ああ、これでゼロのシナリオいやバトロワは大きく歪みが生じる、
対主催いや特異点に近いあの餓鬼を完全に葬ったのだからな……」
「何故そこまでやる必要がある?」

伏羲が問う。

「嫌な予感がしたんだ……ウザイ連合の言葉を借りるつもりはないがな」

ダークゼロは身体を引きずってこの場から立ち去ろうとしていた。

「どこへ行く?」
「さあな……リュウセイを消した以上、次はゼロだ……」

伏羲を無視してそのまま去ろうとするダークゼロ。

「持って行け、所有者を殺した以上、お主が持つにふさわしい」
183サクリファイス!流星燃え尽きる:2012/02/19(日) 01:02:02.97 ID:tnKGNFK1
伏羲はムキャット・レッド・ビートルVモデルとシーザー・カエサル・エンペラーをダークゼロに投げ渡した。
リュウセイ消失の際に伏羲が密かに回収したのだ。

「ゲイ・ボルグもないじゃろう、それだけでは不満かのう?」
「餞別としてもらっておく……」
「じゃが忘れるな、お主はあの少年を殺したことによって重みを背負うことになるぞ」
「分かっている、この借りはいずれ返す……」

ダークゼロは2つのボーグを持ってボロボロの身体を引きずって闇に消えた。
彼は完全ではないが2つある確証を得た。
ボーガーは無敵じゃない……必ず殺せる……そして、もう1つは天野河リュウセイは特別な主人公じゃないこと
であった。

「流星堕るか……これで予定調和ではなくなるのは確かだのう」

1人残された伏羲が呟く。

「じゃが状況が変わらぬならダークゼロがやらずともわしが殺っておったかもしれんのう、
もう出てきてよいぞ」
「あなたには筒抜けですねえ、おかげで面白い光景が見れましたけど」

申公豹は笑みを浮かべてやってきた。
この戦いの一部始終を見ていたのだった。

「私達は同じことを考えていましたね、太公望……」
「お主もゲームを狂わすトリックスター的役割か?」
「ご想像にお任せください」

申公豹はロワが初めってすぐには動かなかった。
ノイ・ドヴァイの観察やコミケ等、人知れず傍観のみを続けていた。
本格的に動き出すのは古い馴染みが動き出したというのを知ったためである。

「相変わらずだ……まあただ見ているだけではなかったんじゃろう?」
「ええ、少々お邪魔虫3名の足止め程度でしたけどね」

申公豹はリュウセイとダークゼロとの死闘に邪魔が入らないように橘達を抑えていたのだ。
ダークゼロの実力を考えれば、余計なお世話であるが念は入れておく必要がある。

「本当に抜け目がない男じゃ」

そんな伏羲を申公豹はクスと笑う。

「貴方も人のことは言えませんよ、レジスタンスを使い潰して用済みで滅ぼしましたしね」
「それを言うな、わしは元々はオルテガの自己満足のために手を貸しただけだ」
「まあそれはいいでしょう、ですがお互い天野河リュウセイの死と消滅はロワに
必要と言う共通認識が合致したようでこれも長年の付き合いでしょうか」

実際のところリュウセイ以外にも対主催はまだいる。
レジスタンス残党にキャプテンマーベラスやクロミ、シャウトモンなどがいい例である。
リュウセイが死んでも代わりはいくらでもいる。
いや、これからも候補は出てくるだろう、舞台は広いからである。
だからこそ、伏羲はダークゼロを助け、申公豹はリュウセイの死を加速させたのである。

「わしもそこまでお主と親密な関係ではない……だが、これで天野河リュウセイも
単なる物語のカンフル剤に過ぎないとだけは理解できたわ」

跡形もなく燃え尽きたリュウセイだった者がいた場所を見つめて伏羲は言った
ダークゼロの執念か、かなり広範囲に周辺が溶解し、蒸発していた。

「となると本当の意味でイレギュラー要素になりうるのは?」
184サクリファイス!流星燃え尽きる:2012/02/19(日) 01:03:26.14 ID:tnKGNFK1
「さあのう……はっきり言うとまだカオスロワは始まっておらぬかもしれん、
もう少し参加者として確かめばならぬことが多い……」
「極論……英雄なんていくらでも生み出せますからね。私も暫くは傍観者として楽しみますよ」
「勝手にせい……わしも違う場所へ赴く」
「では、縁が会ったらまた会いましょう……太公望」

伏羲と申公豹も別の方向へ歩き出していった。

(何、まだ英雄候補は腐るほどおる、慌てる必要もない……それが悪でもな)

彼が今出するべきことは一参加者として物語を盛り上げることである。
伏羲はリュウセイという生贄が捧げられた結果を今は待つことにするのだった。

【天野河リュウセイ@人造昆虫カブトボーグ V×V 死亡及び魂消滅確認】
【曙@現実? 死亡確認】

【ダークゼロ@星のカービィ 参上! ドロッチェ団】
【状態】疲労(大)、ダメージ(大)
【装備】トムキャット・レッド・ビートルVモデル(細工済み)、シーザー・カエサル・エンペラー(細工済み)
【道具】支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:ゼロを殺す
1:ゼロの手伝いは癪だが参加者は消していく
2:いずれは主催も滅ぼす
3:暫くは死を装い休むか
※曙は消滅しました

【伏羲@封神演義 (漫画)】
【状態】健康
【装備】打神鞭、太極図、誅仙陣、万仙陣
【道具】不明
【思考】基本:???
1:しばらくはバトロワを楽しみことにする
※レジスタンスのリーダーだったようです
※今後は一参加者として行動するようです

【申公豹@封神演義 (漫画)】
【状態】健康
【装備】雷公鞭
【道具】不明
【思考】基本:???
1:基本は傍観、時折干渉する
185修正:2012/02/19(日) 01:06:35.78 ID:tnKGNFK1
【二日目・17時20分/イギリス基地】も記入忘れたので追加します
186崩れる未来予想図:2012/02/19(日) 01:48:21.41 ID:7N3CS33p
「なに……。リュウセイが死んだ……?」
『そうやなんでも、思わぬ協力者のお陰て言ってたわ」
「……分かった」

謎の首領はそれを聞き愕然としていた。

「俺の……未来予想図が崩れただと?」
「何の話をしている!」

謎の首領の前にはビッグバンが対峙していた。
そう二人は今まさに死闘を始める瞬間だったのだ。

「リュウセイが死んだ」
「何だと!」

ビッグバンはそれを聞き驚きを隠せなかった。
自分の息子が死んだ?そんな事がある筈ない。

「出鱈目を……」
「本当だ。次の放送で流れる」

そう言うと、謎の首領はビッグバンに背を向けた。

「何処へ行く!?」
「リュウセイを殺した本人のところだ」
「 ? どういうことだ?」
「……これだけは言っておこう。滅びは既に始まった」
「なっ」

瞬間、ビッグバンの前から謎の首領は姿を消した。

「何が起こっている……」
「杉田……。はったりだ。お前の息子……あれ?娘じゃなかったか?」
「……三人目だ!!」


【二日目・18時00分/韓国】


【ビッグバン(天野河大輝)@人造昆虫カブトボーグV×V】
【状態】健康、ワクチン接種済み、主催及びカブトボーグうざい連合に怒り
【装備】ダークサイド・プレジデント(ボーグカブト化)、仮面、マント、ロケットランチャー、無限バンダナ、謎スイッチ
【道具】支給品一式、レジスタンス組織のメンバーリスト、コアメダル(クワガタ、カマキリ、バッタ、トラ×2)、不明支給品
【思考】基本:主催者及びカブトボーグうざい連合を倒し世界征服をする。
0:リュウセイが死んだ?それに滅びが始まるだと?
1:気になる事はあるが先ずは一条と共に五代の元に向かう
2:自分が悪になる事で息子達を正義の味方にする。これぞ究極の反面教師!!
3:永琳達と行動する
※バグラモンと情報交換しました
※カブトボーグではなくボーグカブトという兵器なので禁止行為に引っかかりません
※アラブ首長国連邦のドバイ跡での調べ物を終えました
187崩れる未来予想図:2012/02/19(日) 01:49:22.56 ID:7N3CS33p

【八意永琳@東方Project】
【状態】健康
【装備】白衣、竹取ノ弓【迦具夜】@モンスターハンター3、矢×50本
【道具】基本支給品一式、薬の材料、10/が書いた同人誌、10/特製通信機、首輪のサンプル×?、その他不明
【思考】
基本:???
0:KBウィルスワクチンのサンプルが欲しい
1:しばらく、ビッグバン達と行動する
2:輝夜は大丈夫だろう……多分。
3:ビッグバンは味方だと心強いけど敵には絶対に回さない
4:どういう事?

【一条薫@仮面ライダークウガ】
【状態】健康
【装備】コルトパイソン、ビートチェイサー2000
【道具】支給品一式
【思考】基本:殺し合い止め主催を逮捕する
1:ムー大陸に向かい五代と合流する
2:あれ?娘だった気が……
3:一体何が起こっているんだ?




「最悪の事態だ。俺がビッグバンを倒し、リュウセイを倒す事で、滅びの運命は覆る。それが俺の見た未来予想図にして世界を救う唯一の方法だ。
 だが最早それは叶わない。このままでは待っているのは滅びのみだ!」

謎の首領は急ぐ。リュウセイを殺したダークゼロの元へ。


【謎の首領@???】
【状態】正真正銘本物の天才
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本:カブトボーグを滅ぼし世界を救う
1:ビッグバンはもうどうでも良い。ダークゼロの元へ向かう
2:このままでは滅びが訪れる……。何とかしなくては……
※天才なのでダークゼロがリュウセイを殺した事に気付きました。
188ラブミーテンダー:2012/02/19(日) 02:58:38.40 ID:wU4ADMr1
「おおセイバーよ!また生きたお前と出会えるとはな!
 やはり運命は我を、いや我ら二人を祝福している!それも当然か!我らこそ王の中の王なのだからな!」
ウザいくらいテンションが上がりまくっている金ピカ王ギルガメッシュの熱い求愛に、セイバーは冷淡な舌打ちで応える。
彼女が欲しいのは食事であり、愛の言葉など何の腹の足しにもなりはしない。

「食事といえば、どっかにストロベリーサンデーはないか?」
「焦るんじゃない。俺はただ腹が減っているだけなんだ」
「ハリー……お前を撃つなんてできないよ……」
「そんなことより俺達と一緒に対主催やろうぜ!」
「鬼道さん達とはぐれちまったからな、早く合流したいぜ」


「雑種どもうるせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
 我とセイバーの愛の語らいに割り込んでくるんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
ようやく出会えた意中の相手との会話を邪魔された英雄王の怒りのエヌマ・エリシュが炸裂し
話に割り込んだお邪魔虫たちを吹き飛ばした。


【ダンテ@デビルメイクライ】
【井之頭五郎@孤独のグルメ】
【ビヨンド・ザ・グレイヴ@ガングレイヴ】
【円堂守@イナズマイレブンGO】
【工藤タイキ@デジモンクロスウォーズ】
死亡確認。死因→天地乖離す開闢の星《エヌマ・エリシュ》



「あのねぇ英雄王……」
ブチギレのあまり肩で息をしているギルガメッシュに、セイバーは呆れ半分で声をかける。
「私は貴方に付き合ってる場合ではないんですよ。
 主催者の指示を遂行しなければならないんですから」
「何っ!?」
ギルガメッシュはその言葉にショックを受けたが、一瞬後には立ち直っていた。
「よし。一刻も早く我とお前が愛を育めるよう、我がお前の仕事を手伝ってやろう。
 いや、そんなまどろっこしいことをせずに主催の頭を討って主催者の地位をお前にプレゼントしてやろうではないか!
 そうだ、我とお前で主催者となりこの世界を共に支配しよう!」
ノリノリでしゃべるギルガメッシュに、セイバーは「はぁ」と適当に返事する。

こうして主催者の手先なんだか対主催なんだかわからないカップルがドイツの片隅に誕生した。

【二日目・19時00分/ドイツ】

【ギルガメッシュ@Fate/stay night】
【状態】健康、ノリノリ
【装備】黄金の鎧、王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
【道具】支給品一式
【思考】基本:セイバーと結婚する
1:セイバーの仕事を手伝う
2:機を捉えて主催者を殺し、主催の地位をセイバーに贈る

【再生セイバー@Fate/stay night】
【状態】健康、空腹
【装備】約束された勝利の剣、ヤマハ・VMAX@Fate/Zero、チェーンソー@魔界塔士Sa・Ga
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催に従い養って貰う
1:主催の言うことを聞く。
2:それにしてもお腹が空きました。
※マユリ様によって再生させられました
189創る名無しに見る名無し:2012/02/19(日) 03:03:41.31 ID:tnKGNFK1
円堂守と工藤タイキってクロガネに乗ってなかった?
漫画版とか?
190修正:2012/02/19(日) 03:16:56.83 ID:wU4ADMr1
「おおセイバーよ!また生きたお前と出会えるとはな!
 やはり運命は我を、いや我ら二人を祝福している!それも当然か!我らこそ王の中の王なのだからな!」
ウザいくらいテンションが上がりまくっている金ピカ王ギルガメッシュの熱い求愛に、セイバーは冷淡な舌打ちで応える。
彼女が欲しいのは食事であり、愛の言葉など何の腹の足しにもなりはしない。

「食事といえば、どっかにストロベリーサンデーはないか?」
「焦るんじゃない。俺はただ腹が減っているだけなんだ」
「ハリー……お前を撃つなんてできないよ……」

「雑種どもうるせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
 我とセイバーの愛の語らいに割り込んでくるんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
ようやく出会えた意中の相手との会話を邪魔された英雄王の怒りのエヌマ・エリシュが炸裂し
話に割り込んだお邪魔虫たちを吹き飛ばした。


【ダンテ@デビルメイクライ】
【井之頭五郎@孤独のグルメ】
【ビヨンド・ザ・グレイヴ@ガングレイヴ】
死亡確認。死因→天地乖離す開闢の星《エヌマ・エリシュ》



「あのねぇ英雄王……」
ブチギレのあまり肩で息をしているギルガメッシュに、セイバーは呆れ半分で声をかける。
「私は貴方に付き合ってる場合ではないんですよ。
 主催者の指示を遂行しなければならないんですから」
「何っ!?」
ギルガメッシュはその言葉にショックを受けたが、一瞬後には立ち直っていた。
「よし。一刻も早く我とお前が愛を育めるよう、我がお前の仕事を手伝ってやろう。
 いや、そんなまどろっこしいことをせずに主催の頭を討って主催者の地位をお前にプレゼントしてやろうではないか!
 そうだ、我とお前で主催者となりこの世界を共に支配しよう!」
ノリノリでしゃべるギルガメッシュに、セイバーは「はぁ」と適当に返事する。

こうして主催者の手先なんだか対主催なんだかわからないカップルがドイツの片隅に誕生した。

【二日目・19時00分/ドイツ】

【ギルガメッシュ@Fate/stay night】
【状態】健康、ノリノリ
【装備】黄金の鎧、王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)
【道具】支給品一式
【思考】基本:セイバーと結婚する
1:セイバーの仕事を手伝う
2:機を捉えて主催者を殺し、主催の地位をセイバーに贈る

【再生セイバー@Fate/stay night】
【状態】健康、空腹
【装備】約束された勝利の剣、ヤマハ・VMAX@Fate/Zero、チェーンソー@魔界塔士Sa・Ga
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催に従い養って貰う
1:主催の言うことを聞く。
2:それにしてもお腹が空きました。
※マユリ様によって再生させられました
191そこにある希望:2012/02/19(日) 11:13:21.53 ID:MKYNyRJn
『……ここは、人の気配がありません。しばしご休息を。
入り用の際は、私が盾になります。あなた方を守る、それが我がマスター最期の願いですから……』

竜から人へ、人から一枚のカードへと変化したそれは、僅かな音をたてて地面に触れた。

「……」

黒は、それを無言で懐にしまう。
その様子を、ベルも黙って見つめていた。
会話はない。ただ黒は努めて冷静であろうと、ベルは下唇を噛み締めて。

「……っ……ぅ……!」

そして最後の同行者であるアンゼロットは、必死に声を押し殺しながら、泣いていた。

「っ!どうして……そっちが泣くのよ……!
邪魔なレジスタンスが皆死んで、いい気味とでも思ってるんでしょ……!」

そう口にするベルの声もまた、震えていた。必死に隠そうとしても、隠しきれないでいた。

「ち……がい……ます……!」

アンゼロットは、ただそれだけをしぼりだすようにしか喋らない。
実際のところ、アンゼロットにも自分の涙の理由がわからない。

少し前に、カブト(中略)連合が全世界に向けて、悪趣味な映像を流しまくった。
必死の抵抗虚しく無惨に殺されていくレジスタンス達の姿が延々と晒された。
その中には、自分を逃がしてくれた二人の男が殺される瞬間もあった。

(どうして……)

アンゼロットはただただ疑問だった。何故彼らは、自分を犠牲にしてまで逃がしてくれたのか?
打倒ゼロを口にしたからか?たった、それだけで?

(どうして、私を……)

アンゼロットは、別れ際にラグナが最後に残した言葉が理解できなかった。
彼は、鏡音レンをポーランドに差し向けて滅ぼしたことを知っていた。
おそらくそれに関しては、彼にあれこれされてる最中につい口を滑らせたのだろう。
そして疑問は、そこにもある。

(どうして……あの時に私を殺さなかったんですか……?)

あまりの待遇に自暴自棄になり、全裸タオルで街を走ったあの時。
確かに自分はレジスタンスである彼に捕まり……一種の罰を受けた。
薬も一切使わずに、一瞬で四重のあらがえないこの世のものとは思えない一撃を体験した。
しかし、今思えばあれも相当に手心があった。
彼の技巧で鏡音レン並の容赦の無さがあれば、執行者に続いて自分の精神も完全崩壊していただろう。
それでなくとも、再生ミクトランを倒せる程の手練だ。物理的にも自分を殺せただろう。

192創る名無しに見る名無し:2012/02/19(日) 11:14:23.65 ID:MKYNyRJn
(私に情けをかけてくれた……?本当に哀れに思ってくれた……?
馬鹿ですよ……本当に……!私は、主催幹部で!あなた達レジスタンスを攻撃してきたんですよ!?
普通に考えれば、因果応報だとか、ざまあみろとか思うんじゃないんですか!?)

いくら考えても、わからない。それどころか、思い出されるのは優しく頭を撫でられた感触だ。

(どうしてなんですか……!どうしてそんなに……!)

そして不動遊星も同じくだ。自らのドラゴンを託してまで逃がしてくれた。

(私を捨て置けば、あなた達の少なくとも片方は乗れたんじゃないですか……!?)

遊星は、最後に可能性に賭けると口にした。
自身がゼロを倒す力になる可能性より、アンゼロットがゼロを倒す力になる可能性を選んだ。

(私が、今も主催者幹部で、作戦でレジスタンスに乗り込んだとかいう発想はなかったんですか……!?
どうしてそんな簡単に、私に優しくしたり、信じたりできるんですか……!?)

アンゼロットが主催者から逃走したのは事実ではあるが、彼らに真実を見抜く術はなかったはずだ。
それなのに、彼らは自分たちの命よりもアンゼロットの命を優先した。

(本当に……レジスタンスは馬鹿ばかりですよ……!)

だが思い返せば、他者のために命を投げ捨てたのは彼らだけではない。
ダイアーもそうだ。あって間もない少女を助けるために、格上とわかったであろう相手に果敢に挑んだ。
その直前にも、ファントムが少女の盾となり死亡している。
西行寺幽々子も仲間を庇い背に槍を受け、仲間を逃がした大元も彼女の欲望だ。
仲間を無事に逃がしたい……なんて害意のない欲望だろうか。

(そうですよね……彼らはみんな……)

おそらく、他のレジスタンスの欲望も似たり寄ったりだろう。
仲間を助けたい、世界を平和にしたい、一人でも多く人を助けたい。
そしてそのためなら、自分の命を平気で諦められる。自分が倒れても、仲間がきっと……
死に際でも、その希望を持っていたのだろう。死にたくないと叫んでいる者はいなかった。
少なくとも前線で戦い続けた彼らは、覚悟を決めていた。

(それなのに……本当に馬鹿ですよ……誰でもない、私自身が……)

193創る名無しに見る名無し:2012/02/19(日) 11:16:08.86 ID:MKYNyRJn
アンゼロットの口から、乾いた笑い声が漏れた。
自分は女神ではあるが、
思い返せばなんと浅ましく愚かなのだろう。
自分のバトルロワイアル運営の目的は本当に下らない。
呼ばれて来てみれば、あらゆる存在を巻き込んでの殺し合い。
チャンスだと思った。並行世界の鹿目まどかやその他、自分よりも高位の女神を始末できるチャンスだと。
主催者側という絶対安全な位置から、紅茶を飲みつつそれを眺めて茶菓子代わりにできると思った。

(本当に……)

だが実際、そう簡単にことは運ばなかった。
ドヴァイがいい例だ。主に奴のせいで、主催者側も常に仕事に追われていた。
鏡音レンの奇襲で黒服が減ってからは、さらに仕事が増えた。もはや紅茶の余裕もない。
その後はさらに散々だ。一部幹部は勝手に帰り、相対的に仕事は増える。
あの文人もノーベンバーも一目でやつれて胃を痛めているのがわかった。
確かに、あの場所はろくでもなかった。その感想は今も変わらない。
だが、真にろくでもないのは自分たちの行為だったのだろう。
主催から逃げ出し、一参加者となってそれにようやく気がついた。
突然のウイルス攻撃で死にかけ、遭ったレジスタンスもクラウザーの方だったら確実に殺されていた。
ゴランに襲われた際も、自分は逃げた。
あまつさえ、助かるためにあの松岡勝治にまで助けを求めた。
あの時確かに自分は、死ぬことへの恐怖、生への未練があった。
簡単なことだ。誰でも死ぬのは嫌なのだ。

(主催者が……身勝手すぎるじゃないですか……私は、どの口で……!
元の世界から拒絶されて当然じゃないですか……!)

自分たちの仕事の妨げとなるレジスタンスは邪魔だった。
だが彼らは彼らで、自分たちが生きることの妨げとなる主催者が邪魔だった。
似ているが違う。自分と彼らとでは、背負っていたものも、何よりも覚悟が違う。


194創る名無しに見る名無し:2012/02/19(日) 11:17:39.19 ID:MKYNyRJn
誰でも死ぬのは嫌だ。だが仲間や後の希望のためには死を辞さない。その覚悟。

(……私は、あなた達が命を捨ててまで生かす価値のある希望でしたか……?)

レジスタンスの戦力が減っていく報告書を満足げに眺め。
自分の立場も考えずに不幸だとただ嘆き。
ゼロに刃向かうのだって、大部分は私怨の自分が。

(……)

連合の放送で、レジスタンスのほぼ全てが滅ぼされたのは間違いない。
少なくとも、あのスイス支部から逃げ出せたのは自分たちだけだろう。
レジスタンスが続けてきた、死と希望のリレーは、もうすぐ潰える。
希望を引き継ぎ、走る者がもう僅かなのだから。

(私が……)

遊星は、自分に追っ手が迫る理由に、主催者に不都合があるからだと言っていた。
確かに、裏切り者はすぐに始末すればいいはずだが、ゴランも最初は『説得』しにきていた。
無理とわかれば『抹殺』だ。ただし、最終手段と口にしたうえで、
自分ではわからないが、なんとしてでも連れ戻したい理由があった?
考えるだけ無駄だろう。説得を拒否した以上、もう自分はひたすらに狙われ続ける。
その覚悟を、死の覚悟を、いい加減に自分もしなくてはならない。

(なれますか?私が、あなた達みたいに……)

ふと、アンゼロットの視界に大きめな荷物が映った。
空へ逃げる直前、バイクから投げ渡された荷物だ。
おそらく、あの二人が崩壊する支部の中から使えそうなものだけでも回収していたのだろう。

荷物を、開く。

(こ……これは……!)

195創る名無しに見る名無し:2012/02/19(日) 11:20:33.09 ID:MKYNyRJn
出てきた道具を見て、アンゼロットは思わず息をのんだ。

(……そうですね。なれるか、ではなく……ならなければいけないんですよね……)

自分にその資格があるとは思えない。
だがそれでも希望は託された。
自分も彼らのように足掻いてみよう。たとえ力及ばずに倒れることとなっても。

「……お二人共。少し、真面目なお話があります」

まだだ。希望はまだ繋げられる。この場にも二人。
レジスタンスが滅びても、きっと世界にはまだ希望を繋げられる人がいるに違いない。

「そんなふざけた格好で、どこが真面目よ!」
「ち、違いますよ!これは……」

……出鼻を挫かれた。
しかし、アンゼロットは真面目だった。
魔法少女の衣装だが、変身解除は即全裸に逆戻りのため。
カブトボーグを持つのは愛着がわいてしまったため。
そして、ふざけた杖を持つのは……

「私は……ゼロを倒します。そして、この戦いを終わらせる。それが私にできる唯一の償いですから」


(……オーウ、ボケルタイミングミウシナイマーシター

【二日目・17時00分/???・洞窟】

【ベール=ゼファー@ナイトウィザード】
【状態】健康、アンゼロットに若干同情、黒にたらされてる、怒りと悲しみ
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を殺す。ウザイ連合も全員殺す
0:とても真面目な格好に見えないけど……
1:手駒を集める
2:黒と行動する
3:三沢、土蜘蛛を警戒

【黒@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】健康、たらし発動(本人無自覚)、アンゼロットに若干同情、怒りと悲しみ
【装備】ナイフ、ワイヤー、黒いコート、釣り道具、スターダストドラゴン(カード)
【道具】支給品一式、仮面、病院で回収した医療道具、車、土下座最中、通信機
【思考】基本:ゲーム脱出
0:身を隠しつつ、反撃の機会をうかがう
1:銀を探す
2:ベルと行動する
3:アンゼロット……?
4:三沢、土蜘蛛を警戒
5:最中は自重する
※黒がガラスをぶち破ると自動的に『覚醒ヒロイズム』が流れます

【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】
【状態】覚悟と決意、KBウィルス感染、魔法少女化
【装備】魔法少女の服装、ラブラブステッキ、虹の剣
【道具】バスタオル、出来立てカブトボーグ、ロイドウザウルス
【思考】
0:バトルロワイアルを終わらせ、死んでいった者たちへの償いを
1:ゼロ以外の脅威にも対処したい
196外道大戦:2012/02/19(日) 12:58:21.72 ID:7N3CS33p
ダークゼロは、なにか妙な気配を背後に感じた。
「一体、何者だ?」

後ろを振り向き、そこに立っていたのは前髪パッツンの幼女だった。
「ガキ?」
子供と知って、油断したのだろう。
ダークゼロが横に立っていた、もう一人の存在に気付いたときには、殴り飛ばされ意識を失った。


「パーフェクトだ」


幼女こと、ロリカードはダークゼロを殴り飛ばした棺桶にそう言うと
ダークゼロの持っていたカブトボーグをくすね、何処かに去って行った。

【二日目・17時25分/イギリス】

【ダークゼロ@星のカービィ 参上! ドロッチェ団】
【状態】疲労(大)、ダメージ(大)、気絶
【装備】なし
【道具】支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:ゼロを殺す
0:……
1:ゼロの手伝いは癪だが参加者は消していく
2:いずれは主催も滅ぼす
3:暫くは死を装い休むか
※曙は消滅しました


―――――――――――――――――

「ねぇ?天野河リュウセイは本当に死んだの?匿ってないわよね」
「ほ、本当です!ダークゼロが殺したんですよ!!」

田中ぷにえはグーイの頭に指を突っ込むとグリグリと捻り始めた。
無論、それがどれほどの激痛を伴うか説明するまでも無い。

「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

グーイの悲鳴が響く。精神的なダメージと肉体的なダメージが限界を超えたのだ。

「ちょっと五月蝿いわね」
「うごばっ!」

ぷにえは得意の関節技でグーイの間接を捻じ曲げる。
激痛のあまり、グーイは悲鳴すら出せなくなっていた。

「この様子じゃ嘘は言ってないわね。まったく、マルクに言われて天野河リュウセイの監視、出来るならば暗殺しろって言われたけど
 一旦本部に戻るしかないわね」

そう言うとぷにえはグーイに止めを刺そうとする。
だが、その一瞬に隙が出来た。

「体を乗っ取ってやる!!」
「っ !?」
197外道大戦:2012/02/19(日) 12:58:58.06 ID:7N3CS33p

ゼロ2が体を乗っ取ろうと迫ってきた。
「戯けが」
「え?」
神速の速さで、ゼロ2が体を乗っ取るよりも早く、ぷにえはゼロ2を掴む。
接近戦において、ぷにえの右に出る魔法少女など居ない。ゼロ2の誤算だった。

「お、お前、本当に魔法少女なのか……」
「失礼しちゃうわね!そんな悪い子にはお仕置きよ!」

ゼロ2は寒気を覚えた。
あのグーイを非人道的な拷問で痛めつけた女が、こんな笑顔を見せるのだ。
この綺麗な顔の下にはどれ程の邪悪が眠っているのか。最早、想像するだけで悪感が走る。

「さて目玉の間接て何処かしら〜?」
「や、止めてくれ」

その時である。

「見つけたぞ!ジュラル星人め!今度という今度は許さないぞ!!」
既に変装を終えた研がアルファガンの引き金を引き、ぷにえに向かって光線を放つ。

「ごめんなさい。目玉親父さん、私の為に命を奉げてね?」
ぷにえは天使のようなとびっきり良い笑顔を、ゼロ2に送るとゼロ2を研にいる方向へ向かって投げ飛ばす。
その勢いはまさに砲弾。だが研はそれに動じず、無言でゼロ2をアルファガンで撃ち落した。

「うぎゃああああああああああああああああ!!!」

アルファガンの光線をもろに喰らったゼロ2は、欠片残さずこの世から消え去った。

【ゼロ2@星のカービィ64】死亡確認

「可哀相な目玉親父さん。でも仇は必ず討ちます!」

そう言い研はぷにえに再びアルファガンを撃つ。
その光景を物陰で見ていた、猫村いろはは焦っていた。

(何なのあの子……。容赦なさ過ぎだわ)

いろはと、忍者ドラQマン大百科、泉研、そしてここには居ないが智樹、圭一の☆コンビは
リュウセイの持っていた、カブトボーグの回収に来ていた。
もっとも魔理沙達が回収すれば良かったのだが、新入り達に実戦を積ませるのも必要だと考え、わざわざいろは達が来たのだ。
だが、それが地獄の始まりだった。

(出会った参加者の殆どを、ボーガーかジュラル星人とかいう奴らと決め付けてあの光線銃で大量虐殺……。
 正直、沢山のボーガーを殺した私ですら恐怖を感じるわ……。あれが本当のキチガイて奴ね。私達はまだまともだったんだわ。
 あと、あの☆コンビも綺麗なお姉さんにホイホイ着いていくし。とんだ新入りよ)
198外道大戦:2012/02/19(日) 12:59:47.20 ID:7N3CS33p

いろはの横では忍者ドラQマン大百科もびびっていた。

「拙者、お漏らししちゃったナリ」

そして恐怖のあまりに失禁したようだ。

「もう嫌!」

いろはは頭を抱えた。
そして、ここから無事戻れたら新入りの世話を他の連中に任せようと思った。



「プリンセスm「アルファガン!!」

研とぷにえの攻防は続いていた。
ぷにえは得意の間接技をかける為、接近戦に持ち込もうとする。
それを研はアルファガンで牽制しながら、ぷにえの間合いから距離を取る。

「キリがないわ」

ぷにえは苛立つ、このままではジリ貧だ。
あの銃にエネルギー切れでもあれば、エネルギー切れを待つのも手だ。
しかし、研の顔に余裕がある事からそれは望めそうにない。

ぷにえは、アルファガンの光線を回避しつつ回りを見渡す。この状況を打破する何かを探しているのだ。

「そこだ!」
「なっ?ロケットランチャー!?」

この状況に苛立っていたのは研も同じだった。
目の前のジュラル星人は強い。今までの連中は長くても1、2分以内で倒せたが
このジュラル星人はこっちの攻撃を次々と回避しつつ、反撃の方法を探している。 
今は自分がまだ有利だが、このままではあのジュラル星人に思わぬ反撃を受けてしまうかも知れないし、何よりジュラル星人は奴だけでは無い。
世界中に奴らは潜んでいるのだ。そして、それら全てを殲滅しなくてはならない。
だから研は、ここで労力を割くよりも、先ほど回収したロケットランチャーで決着を早めに着ける事にした。

「やったでござるか?」
「フラグ立てない!」

珍しく苛立ついろは、正直な話、ぷにえにはここで死んで欲しかった。
描写は無いがぷにえは周りに居る参加者を盾にしたり、武器にしたりと人間とは思えないほど外道な戦法で闘っていた。
そして研も研で、それら全てを容赦なくアルファガンで殺しまくった。
気付けばぷには返り血で赤く染まり、二人の周りには山のように死体が積み重なっていた。

(この私が……。吐き気なんて……)

いろはは吐き気をグッとこらえる。
もう一刻も早くカブトボーグを回収して本部に戻りたい。それが本音であった。
199外道大戦:2012/02/19(日) 13:00:14.62 ID:7N3CS33p

だが忍者ドラQマン大百科がフラグを立てたせいか……。

「何!?」

爆風の中からぷにえが研が目掛け突っ込んできた。

(弱すぎて使い物にならないと思ったけど、案外使えたわね)

彼女の支給品はモンスターボール。そして、その中身は外伝仕様のニアラ様だった。
咄嗟にそれでロケットランチャーから身を守ったものの、ニアラ様は速攻で息を引き取った。
だがニアラ様が死んだところで問題は無かった。なにせ元々使い捨ての予定なのだから。


【真竜ニアラ@カオスロワ外伝】死亡確認


予想外の展開だが研は焦らない。
見たところ、あそこで死んでる竜を盾にしたのだろうが、逆に言えばもうあの竜は使えないという事だ。
そして、ぷにえは真っ直ぐ突っ込んでくる。恐らく、自分が動揺している隙を狙っていたのだろう。
だが、研は極めて冷静だ。冷静にアルファガンの照準を合わしぷにえを狙い撃つ。

だが研は見た。口を吊り上げ不敵に笑うぷにえと、恐怖のあまり顔がグシャグシャになったグーイの顔を。

(しまった!)

研が距離を取ろうとするが、間に合わない。

ぷにえに向かっていくアルファガンの光線は、グーイを盾に突っ込んだぷにえには届かない。
無論、グーイも逃げようとするが、ぷにえに頭をがっしり掴まれている。その力は魔法少女というレベルではない。
やろうと思えば、握力だけで自分の頭を握る潰せるんじゃなかと思える程だ。

(ああ……。これは罰なのかな)

グーイは走馬灯のように今までの事を思い出す。

そして、少しの間とはいえ仲間だったリュウセイの抹殺に、手を貸した自分への罰なのだと思った。

(勝った!)
(ジュラル星人め!)

だが、そんなグーイの心配は毛ほどもせず二人は互いを睨み合う。

だが、そんな時だった。赤いカブトムシの玩具が二人の間に突っ込んで来たと思えば大爆発を起こしたのは。

「ちっ邪魔を!」
「新手のジュラル星人か!」
(あの……。カブトボーグは……間違いない!)

戦いの乱入者に二人は警戒を怠らない。
だが、グーイは確信していた。この愚かな自分を助けに、あの少年が地獄の底から舞い戻ってきたのだと――。

「来てくれたんですね!リュウセイさん!!」

グーイは謝ろうと思った。こんな愚かな事をしでかした自分の行いを。
そして、心を入れ替えリュウセイの本当の意味でリュウセイの仲間になろうとした。

グーイは駆け出す。体の間接はボロボロで、歩くだけでも激痛が走る。それでも走る。自分を助けてくれた少年の元へ――。
200外道大戦:2012/02/19(日) 13:01:23.63 ID:7N3CS33p




「リュウセイs「ボーグうざい連合よ!ボーガーはここだ!敵はここだ!さあ見事、この私を討ち取ってみせろ!!」

「誰?」



グーイは力尽きた。やっぱりここはパロロワだ。そんな都合いい事ある訳無いよなぁと、思いながら。



【グーイ@星のカービィ3】 死亡確認


―――――――――――――――――


「忌々しいジュラル星人め!」

研はそう吐き捨てる。あの二人のジュラル星人を仕留めそこなったからだ。

(もう嫌……)
「これは、もう駄目かもしれんでござるナリ」

三人はそのまま歩き続ける。だが、彼らの通った場所は草木も生えていなかった。


【二日目・18時00分/イギリス】

【泉研@チャージマン研!】
【状態】疲労、変装
【装備】スペクトルアロー、アルファガン、ロケットランチャー×99
【道具】支給品一式
【思考】基本:ジュラル星人を滅ぼす
0:ぷにえ、ロリカードを必ず殺す!
1:間違いない!このキチガイロワイアルもジュラル星人の仕業だ!
※ぷにえ、ロリカードをジュラル星人だと認識しました

【猫村いろは@VOCALOID】
【状態】研に恐怖、吐き気
【装備】キティちゃんグッズ一式、他に凶器とか
【道具】支給品一式
【思考】基本:カブトボーグ殲滅
1:キティちゃんのかわいさをわからないカブトボーグの奴らは殺す
2:本部に戻りたい……
3:本部に戻り次第、新入り……特に研は他のメンバーに任せる
※8期とは別人です

【忍者ドラQマン大百科@ドラえもん&キテレツ大百科&パーマン&忍者ハットリくん&オバケのQ太郎】
【状態】健康 、お漏らし
【装備】不明
【道具】支給品一式×20、大量のどら焼き、玄米茶
【思考】基本:主催者をぶち殺すでござる。
1:これはもう駄目かもしれんでござるナリ


―――――――――――――――――
201外道大戦:2012/02/19(日) 13:02:39.07 ID:7N3CS33p
―――――――――――――――――


「というわけよ。天野河リュウセイは死んだわ」
「ありがとうなのサ」
「ちょっと疲れちゃったわ。寝るから後はお願い」

そう言うとぷにえは寝室に戻る。

「さて色々ややこしくなってるみたいなのサ」

ぷにえから話を聞いたマルクは面倒くさそうに言った

【二日目・18時20分/アフリカ・ネオ・アルカディア跡】

【田中ぷにえ@大魔法峠】
【状態】疲労、可愛い魔法少女スマイル
【装備】プリンセス・ロッド、ゲイボルグ、タンス(両方ともグーイから奪った)
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:世界征服を目指す
0:寝る
1:クーデターを起こした連中を皆殺しにする
2:研、ロリカードはいずれ殺す
※10/の戦闘能力を知りました
※グーイからリュウセイが死んだ事を聞きだしました

【マルク@星のカービィシリーズ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式 、不明支給品、デジタルビデオカメラ
【思考】基本:主催が気に入らないからぶっ潰すのサ
1:ぷにえとローズマリーと手を結ぶ
2:同盟軍に入る
3:もうDCでいいのサ
4:色々面倒な事になってきてるのサ
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました
※ぷにえからリュウセイが死んだ事を聞きました


―――――――――――――――――


「フハハハハハハ!!!面白い。この玩具は面白いぞ」

爆走する棺桶に乗りながらロリカードは笑っていた。

「この玩具を持っているだけで、あっちからやって来るとはな。まったくこっちから行く手間が省けたというものだ」

そう彼女がダークゼロから、ボーグマシンをくすねたのはわざとうざい連合に狙われる為であった。

「祭りの会場はここか?」
「うほっいい幼女」
「文人さんの為に死ね!」

そして言ってるそばから、うざい連合の追っ手だ。
ロリカードは笑いながらトムキャット・レッド・ビートルVモデルを投げる。

いいチャージインだ。
202外道大戦:2012/02/19(日) 13:03:26.56 ID:7N3CS33p
【二日目・18時10分/イギリス】

【浅倉威@仮面ライダー龍騎】
【状態】健康、カルシウム不足、仮面ライダー王蛇に変身中
【装備】王蛇のデッキ@仮面ライダー龍騎
【道具】支給品一式、その他不明支給品
【思考】基本:皆殺し
0:まずは目の前のやつを殺す。
1:逃げたマーベラス達も殺す
2:イライラ解消の為、取り合えずうざい連合に入ってボーガーを殺す
※うざい連合に入りました

【初音ミク@VOCALOID】
【状態】人間?、ドS、文人さんこそが正義だ!
【装備】ヒートロッド、アームドセイバー@仮面ライダー響鬼
【道具】支給品一式、レジスタンス関係者の名簿
【思考】基本:6/を殺した奴をこの世の全ての苦しみを味あわせて殺す!
1:愛しの文人さんのために主催のジョーカーとして名簿の奴らを殺す
2:他の参加者もいたぶる。
3:取り合えず目の前の奴らを殺す
4:文人さんの為にうざい連合にスパイとして入る
※媚薬らしい薬を飲まされて鬼じゃなくなりました
※ただし『人間』じゃなくなった可能性があります
※主催側のジョーカーになりました
※うざい連合に入りました

【マーラ様@女神転生シリーズ】
【状態】健康
【装備】己のご立派様
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:うざい連合に入って老若男女ボーガー問わず美人とヤりまくる
2:いずれジョージ達とヤる
3:目の前の連中をヤる
※うざい連合に入りました


【ロリカード@HELLSING外伝】
【状態】健康
【装備】トムキャット・レッド・ビートルVモデル(細工済み)、シーザー・カエサル・エンペラー(細工済み)
【道具】色々
【思考】
1:ボーガーになってうざい連合との闘争を楽しむ
※外伝出展なので死んだのとは別人です

【棺桶@HELLSING外伝】
【状態】健康、支給品
【装備】己の肉体
【道具】ロケットランチャー
【思考】
1:ロリカードに従う
2:リュウセイの仇はとってやらん事も無い。でもさっきは取るの忘れた。てへっ///
203創る名無しに見る名無し:2012/02/19(日) 13:39:53.96 ID:LZOXFzRP
受け継がれたカブトボーグがー
204創る名無しに見る名無し:2012/02/19(日) 13:55:45.79 ID:LZOXFzRP
てかグーイに間接とかあるの?スライムみたいに不定形の生物だと思ったんだけど
205そう言われれば……:2012/02/19(日) 13:58:36.78 ID:7N3CS33p
>>204
……ちょっと修正してきます
206修正1:2012/02/19(日) 14:02:49.86 ID:7N3CS33p
>>196のダークゼロの状態表を入れ替えてください

―――――――――――――――――

「ねぇ?天野河リュウセイは本当に死んだの?匿ってないわよね」
「ほ、本当です!ダークゼロが殺したんですよ!!」

田中ぷにえはグーイの頭に指を突っ込むとグリグリと捻り始めた。
無論、それがどれほどの激痛を伴うか説明するまでも無い。

「ギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

グーイの悲鳴が響く。精神的なダメージと肉体的なダメージが限界を超えたのだ。

「ちょっと五月蝿いわね」
「うごばっ!」

ぷにえは魔法を使い更にグーイを痛めつける。
激痛のあまり、グーイは悲鳴すら出せなくなっていた。

「この様子じゃ嘘は言ってないわね。まったく、マルクに言われて天野河リュウセイの監視、出来るならば暗殺しろって言われたけど
 一旦本部に戻るしかないわね」

そう言うとぷにえはグーイに止めを刺そうとする。
だが、その一瞬に隙が出来た。

「体を乗っ取ってやる!!」
「っ !?」

207創る名無しに見る名無し:2012/02/19(日) 14:03:37.11 ID:7N3CS33p
>>206

>>196のダークゼロの状態表を入れ替えてください×
>>196のダークゼロの状態表の下を入れ替えてください

208修正2:2012/02/19(日) 14:04:42.61 ID:7N3CS33p
>>199も入れ替えて下さい

だが忍者ドラQマン大百科がフラグを立てたせいか……。

「何!?」

爆風の中からぷにえが研が目掛け突っ込んできた。

(弱すぎて使い物にならないと思ったけど、案外使えたわね)

彼女の支給品はモンスターボール。そして、その中身は外伝仕様のニアラ様だった。
咄嗟にそれでロケットランチャーから身を守ったものの、ニアラ様は速攻で息を引き取った。
だがニアラ様が死んだところで問題は無かった。なにせ元々使い捨ての予定なのだから。


【真竜ニアラ@カオスロワ外伝】死亡確認


予想外の展開だが研は焦らない。
見たところ、あそこで死んでる竜を盾にしたのだろうが、逆に言えばもうあの竜は使えないという事だ。
そして、ぷにえは真っ直ぐ突っ込んでくる。恐らく、自分が動揺している隙を狙っていたのだろう。
だが、研は極めて冷静だ。冷静にアルファガンの照準を合わしぷにえを狙い撃つ。

だが研は見た。口を吊り上げ不敵に笑うぷにえと、恐怖のあまり顔がグシャグシャになったグーイの顔を。

(しまった!)

研が距離を取ろうとするが、間に合わない。

ぷにえに向かっていくアルファガンの光線は、グーイを盾に突っ込んだぷにえには届かない。
無論、グーイも逃げようとするが、ぷにえに頭をがっしり掴まれている。その力は魔法少女というレベルではない。
やろうと思えば、握力だけで自分の頭を握る潰せるんじゃなかと思える程だ。

(ああ……。これは罰なのかな)

グーイは走馬灯のように今までの事を思い出す。

そして、少しの間とはいえ仲間だったリュウセイの抹殺に、手を貸した自分への罰なのだと思った。

(勝った!)
(ジュラル星人め!)

だが、そんなグーイの心配は毛ほどもせず二人は互いを睨み合う。

だが、そんな時だった。赤いカブトムシの玩具が二人の間に突っ込んで来たと思えば大爆発を起こしたのは。

「ちっ邪魔を!」
「新手のジュラル星人か!」
(あの……。カブトボーグは……間違いない!)

戦いの乱入者に二人は警戒を怠らない。
だが、グーイは確信していた。この愚かな自分を助けに、あの少年が地獄の底から舞い戻ってきたのだと――。

「来てくれたんですね!リュウセイさん!!」

グーイは謝ろうと思った。こんな愚かな事をしでかした自分の行いを。
そして、心を入れ替えリュウセイの本当の意味でリュウセイの仲間になろうとした。

グーイは駆け出す。体はボロボロで、歩くだけでも激痛が走る。それでも走る。自分を助けてくれた少年の元へ――。
209それでもやるっきゃない!:2012/02/19(日) 14:41:50.82 ID:Re6ETGlb

「ハイジ……どこに行ったんだろう?」

 その頃、クララは地味にハイジを探していた。
 しかし、車いすはロッテンマイヤーさんに地味に破壊され……
 己の両腕の筋肉だけではかなり地味に限界がきていた。
 
「う、腕に力が入らない……これがパロロワ特有の制限って奴か!」

 クララが限界を地味に自分でも気づいた時であったか。
 白衣の二人組がクララの前に地味に現れた。

「アタナハ今ノ自分ニ不満デスネ?
 デモ、モウダイジョーブ! アナタヲぱわーあっぷシテアゲマショー!」
「本当に大丈夫なんですか?」
「大丈夫なんだけど?」
「トリアエズ、ココニさいんを?」
「あっ、はい!」

 そして、クララの肉体改造手術が地味に始まった!
 その地味に数分後。

「科学ノ進歩ニ犠牲ハツキモノデース」
「そうだね」
「……………」
「……………」
「カエリマショウカ?」
「うん」

 結果はお察しください。

【二日目・16時00分/バヌアツ共和国・イロマンゴ島】
【クララ@アルプスの少女ハイジ】
【状態】気絶、記憶を消された、全身ズタボロ、ケガしにくさ2習得
【装備】サングラス@逃走中
【道具】支給品一式、不明支給品一式
【思考】基本:ハイジを探す

【ダイジョーブ博士@パワプロシリーズ】
【状態】健康
【装備】白衣
【道具】支給品一式 、その他不明
【思考】基本;参加者を改造して、潜在能力を引き出す
0:科学ノ進歩ニ犠牲ハツキモノデース

【はかせ@日常】
【状態】健康
【装備】白衣
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本;ダイジョーブ博士について行く
1;ついでになのと阪本を探す


 
210それでもやるっきゃない!:2012/02/19(日) 14:42:29.48 ID:Re6ETGlb





 一方、その頃、ロッテンマイヤーさんは……





「フォーゼドライバーキタ━━━(゚∀゚)━━━!!」






 念願のフォーゼドライバーを手に入れて大変ご満悦であった。


【二日目・16時10分/エクアドル】
【ロッテンマイヤー@アルプスの少女ハイジ】
【状態】健康、テンションが最高にハイって奴
【装備】DXフォーゼドライバー@現実
【道具】支給品一式、不明支給品一式
【思考】基本:ハイジを潰す
1:クララはもう駄目だな!
211日陰を知る者:2012/02/19(日) 16:20:27.19 ID:QO5zOstp
「答えなさい。真の主催者は誰? なんで熊岡県を落としたの?
 ウザイ連合とは何者? あなた達は、こんなことをして何が楽しいの?」
「あっ…ががぁ……! わ、わかった! わかったから……!」

アフリカ地方のとある小島に、二つの影があった。
『執行者』の一員であるハイジ。
そしてレジスタンスの一員である弱音ハクが。
傷だらけにもかかわらず、その左手一本でハイジの首を掴み、宙にぶらさげている。

この小島には、ハイジと同じく『執行者』の面々も乗り込んだ。
熊岡爆破を担当した仲間と合流するためだった。

しかし今は、もう誰もいない。
そこにいるが、全員がもはや元が誰であったのか判別できない程バラバラに刻まれている。

【ネロ・ダース@フランダースの犬 】死亡確認
【マルコ・ロッシ@母をたずねて三千里】死亡確認
【コゼット@レ・ミゼラブル 少女コゼット】死亡確認
【ナナミ・シンプソン@七つの海のティコ】死亡確認

一瞬だった。
仲間との合流地点に現れたのは、仲間の首を持った弱音ハクで、それに驚愕した瞬間には切り刻まれていた。
一切の情けも容赦もない、冷酷過ぎるほどの剣技だった。

熊岡爆破組の熊岡脱出方法が、飛行ポケモンに乗って離脱というのが不味かった。
熊岡の大地が裂け、同行者たちともはぐれてしまったハクは、落下中にその姿を確認。
崩れ落ちていく熊岡の欠片を蹴り続け足場代わりにし、それに飛び乗り、自分もろとも海に叩きつけたのだ。
ハクの衝撃吸収材かわりにされた二人の『執行者』は当然即死である。

【スターリング・ノース@あらいぐまラスカル】死亡確認
【トム・ソーヤー@トム・ソーヤーの冒険】死亡確認

「……そう、真の主催者のことはわかったわ。次、なんで熊岡県を落としたの?」
「あ、あんたが、熊岡に向かったから……」
「模倣【天覇風神脚】」
「ぐぎゃあぁぁ!?」

答えるハイジの体に、強烈な蹴りが叩き込まれる。
元はハクの同行者が使っていた技だ。

そう、熊岡にはハクだけでなく、もっともっと多くの参加者がいたのだ。

「げほっ……げほっ……!」
「ならば、私だけを狙えばよかったじゃない?」
「あんたが、化物だからじゃない……!」
「私は普通の人間よ? バズーカ……いやロケットランチャーでも持ち出されたら多分死ぬわ」

そこでバズーカを否定するあたりがもう普通じゃないとハイジは思いつつ、心底震えた。
今のハクの表情はとてつもなく冷え切り、目は光を失っている。
それはやはり、熊岡を落とされ仲間の安否がわからないこともあるのだろうが……

「……問い3。ウザイ連合は何者?」

びきりと、ハクの腕によりいっそうの力が込められたのがハイジには嫌でもわかった。
この細腕のどこにそんな力がと思うが、ハイジにそんなことを考える余裕はない。
何故なら、ハイジはウザイ連合のことを知らない、答えられないのだから。
212日陰を知る者:2012/02/19(日) 16:21:35.50 ID:QO5zOstp
「し、知らない……! 本当に……! わかるのは、あいつらと私達は無関係ってことだけ……!」
「そう……」

そういうとハクは腕の力を僅かに緩め、悲しげに顔を伏せた。
その行動に、ハイジは思わず疑問符を浮かべる。

(……わかる。あの連合は……)

そんな中、ハクの頭の中では連合の構成員の大体と目的が予測できてしまっていた。

(永遠の2番手、日陰者、誰からも注目してもらえない……だからひたすら、脚光を浴びたい。目立ちたいと思い続ける。
 飽くなき自己顕示欲が歪んで、今脚光を浴びている奴らがいなくなれば自分が脚光を浴びれると勘違いしている……
 典型的に救いようのない連中……)

ハクもかつては荒れていた。どんなに頑張っても家族に歌で叶うことはなかったから。
だが彼女は途中で歌を諦め、別の道を歩んだ。
諦めなければいつか夢は叶うということばがあるが、彼女はそれを否定する。
努力が足りない場合もあるが、どんなに努力しても無理なものは無理ということだってあるのだ。
引き際を見極め、新しい夢を見つけてその道を歩んでいく。これもひとつの道であり、人間の持つ可能性。
事実ハクはそれで正解だった。確かに歌では勝てないが、少なくとも剣だったら家族に勝てる自信もついた。

あの連合は、別の道を模索するということを破棄した。ただ対主催で目立つことばかりに固執した。

主催者を倒すと口にしておきながら、やっていることは主催者と全く変わらない。
むしろあの公開処刑などの放送は、主催者ですら行っていないおぞましい行為だ。

滅ぼされたレジスタンスは『主催を倒す』ために動き、結果として『目立った』。
連合は『目立つ』ために動くから、『主催を倒す』本来の目的を見失う。
『目立ちたい』という俗な願望を持つ者は、そもそも根本的に対主催に向いていない。
仮に最初は真っ当であったとしても、いつかいずれその欲望が暴走するからだ。

たとえどんなに地味であっても、一歩一歩確実になにかを成していけば、おのずと注目される。
自分の場合、あまりいい例ではないが、同じことを繰り返し続けた結果東、京都知事に目をつけられたわけだし。
もし連合が目立ちたいというのなら、彼らも最初から地道に行動を起こしていればよかっただけのこと。
大したこともせずに、自分が目立てないのはあいつらのせいだと口汚く罵るのは、お門違いというやつだ。
悔しいなら、同じことをすればいい。それでも駄目なら、別の角度からせめればいい。それだけのことなのに。

「問い4。死人を一杯出して、何が楽しい?」
「た、楽しくないわよ……! 上から命じられたら、仕方がないじゃない……!」
「……嘘ね。あなたも連合と同じ。『成果をあげて昇格、目立ってやろう』ってのが見え見えよ?」
「ひっ……お、お願いよ助けて! 助けてくれたら……そう、主催者側は金輪際あなたやあなたの仲間に近寄らない!
 ちゃんと上層部にも――」

「それも、嘘」

ぼぎりと音をたてて、ハイジの首はあらぬ方向へとだらりと垂れ下がった。

【ハイジ@アルプスの少女ハイジ】死亡確認

213日陰を知る者:2012/02/19(日) 16:22:28.44 ID:QO5zOstp
「……仮に本当だとしても、私から近寄りにいくわ」

ハイジの死体を海に叩き込み、ハクは歩き始めた。
共に行動していた霊夢達の安否も気になるが、無事なのを祈ることしかできない。
レンを殺害した犯人も斬りたいが、情報がまるで足りない。
主催者の情報を聞き出したが、だからといって敵地もわからない。
今、できることは……

「レジスタンスの生き残りがいればいいけど……まずはあの思い違いをしてるくだらない連合を消してやる……」

各地で虐殺を繰り返している連合だ。
どこかでカブトボーグを手に入れれば、勝手にむこうからうじゃうじゃと近寄ってくることだろう。

「……」

レジスタンスの一員だからではなく……『弱音ハク』個人の怒りが、今まさに爆発していた。

【二日目・17時00分/アフリカ・小島】
【弱音ハク@VOCALOID派生】
【状態】健康、決意、ダメージ(中)、激しい怒り
【装備】オルテガのマスクマント@ドラクエ3、斬鉄剣@FFシリーズ
【道具】支給品一式 、アグ○スの支給品、『執行者』一行の支給品
【思考】
基本:家族を救い、徹底的に抗う
0:ウザイ連合関係者は見つけ次第斬り捨てる
1:レジスタンスの生き残りがいれば接触したい
2:シャウトモンを信頼する
3:がくぽが言っていた妖夢と黒い服の女に少しの興味
4:バグラモンが気になる
5:霊夢達の安否が気になる
※8期とは別人
※ハイジより、ゼロ、マスターハンド、クレイジーハンドの存在を知りました
214ひとりでプリキュアできるもん!:2012/02/19(日) 17:21:45.72 ID:+hFHVzHO


 源静香は2つの理由で怒っていた。
ひとつ目。『ドラえもん』のメイン5人のうち、1人だけずっと出番がなかったことに。
ふたつ目。あまりにも多すぎる組織に。
そんなイライラがついに頂点に達し、スパーキングした静香は
その辺にいた通行人どもをバイオリンのケースでバッタバッタとなぎ倒し、バイオリンによる謎音波で頭を破裂させた。

【北条響@スイートプリキュア♪】
【桃園ラブ@フレッシュプリキュア!】
【花咲つぼみ@ハートキャッチプリキュア!】
【夢原のぞみ@Yes!プリキュア5】
【美々野くるみ@Yes!プリキュア5GoGo】
【九条ひかり@ふたりはプリキュアMaxHeart】
【キャサリン@ふたりはタマキュアSilverSoul(というか銀魂)】
【お登勢@ふたりはタマキュアSilverSoul(というか銀魂)】
以上、死亡確認。
死因;バイオリンのケースで頭を殴られ、弱ったところをバイオリン演奏による謎音波でとどめを刺された。

こうして、実はプリキュアな通行人のみなさんの支給品をガメる静香。

「へぇー。これってあのプリキュアの変身アイテムじゃない……。
……これで目立てるわね。っていうか、プリキュアの力さえあれば、
多すぎる組織をきれいさっぱりなくすことができるわね」

にやり。静香は普段は見せない危険な笑みを浮かべた。
さっそく、と言わんばかりに彼女は茶髪ツインテールの少女が持っていた携帯電話状のアイテムを起動させる。

「チェインジ!プリキュアビートアップ!!」

こうして、今ここに正義の道から外れたプリキュアが誕生した。

【二日目・17時03分/ブラジル・リオデジャネイロ】

【源静香@ドラえもん】
【状態】健康、狂気、キュアピーチ
【装備】キュアピーチの装備
【道具】支給品一式、キュアモジューレ@スイートプリキュア♪、
キュアモ@フレッシュプリキュア!ココロパフューム@ハートキャッチプリキュア、
ミルキィパレット@Yes!プリキュア5GoGo、タッチコミューン@ふたりはプリキュアMaxHeart、
変身用徳利@ふたりはタマキュアSilverSoul(というか銀魂)、バイオリン(ケース入り)@静香の私物
【思考】
基本;目立つ。そして、多すぎる組織を全部ぶっ壊す
1:オケケケケケケケケケ
215ダークナイト・メア:2012/02/20(月) 00:14:05.73 ID:r+qZ4+DB
ドスッ

「…………な…………に…………?」

申公豹は、自身の体に違和感を覚えた。
体が、熱いのに……冷たくなっていく。
なんともいえない、奇妙な感覚だった。

遅れて気がつく。
自分の体が、貫かれていることに。

一体誰に?
中立である自分が狙われる確率は低いはず。
少なくとも、ディバイン・カオスの面々ではないだろう。

誰が、こんなことを?

振り向くこともできず。

傍観者・申公豹は息絶えた。

【申公豹@封神演義 (漫画)】死亡確認


----


「……!」

皇帝バグラモンは、すぐさま異変を察知した。

「こ、これは……!」

続いて気がついたのは意外にもこの面々の中では明らかに役立たずのニアラ。
そしてその様子を見たバグラモンは、確信した。

「総員、戦闘用意……!」
「!!」

バグラモンの号令が、途中でとぎれた。
気がつけば、バグラモンはその体を貫かれていた。





「ナイトはロリコンでないと!イイヤ、オトコノヒトトキモチイイコト!
 おぱ……おぱ、おぱぱぱぱぱぱイイイ!おぱーい!大きいのセイギ!
 わ、私ハ…グガ…ワタシ……ボクオマエラマルカジリ!もちロンセイ的意味デ!」

いかれた言葉を発しながら……いや本当に狂ってしまったダークナイトモンに。

216ダークナイト・メア:2012/02/20(月) 00:17:42.87 ID:r+qZ4+DB
バグラモンは非常に聡明だが、致命的ミスを犯した。
それは、早急にダークナイトモンを見限らなかったことだ。
彼は、鏡音レンに貫かれ、KLウイルス(当時Kウイルス)に感染しているのだから。
主催者でもワクチンを用意するのに手間取る危険なウイルス……
隔離させておけば大丈夫という話ではなかった。これが二つ目のミスだ。
下手に拘束して身動きを封じたがために、ウイルスは体外に放出されることがなかった。
さらに感染から長時間経過、これによりダークナイトモンの体内ではウイルスが爆発的に増殖。
いくらダークナイトモンといえど、増殖したウイルスによる内部侵略には抗えなかった。
自我をほぼ食い潰され、さらに刻まれた鏡音レンのデータも活性化。
結果、彼はモンスターとなった。元からデジタルモンスターだが、そういった話ではない。
凝縮、圧縮、増殖、進化。長い時間をかけて熟成されたKLウイルスの威力は、もはやかつての比ではない。

「ぐ……ぉぉぉ……!」

あのバグラモンが、膝をつく。
自身に侵入してくるウイルスに上書きされまいと、渾身の力で抵抗する。
常人であれば即座に狂う凶悪なウイルス相手に自我を保てるのはバグラモンだからこそできる芸当だ。
いくら彼でも、気を抜けば即座に侵略をゆるしてしまう。故に、身動きがとれない。

「あわわわわ……」

ニアラは泡を吹き出しながら、去っていったダークナイトモンに恐怖していた。
自分が攻撃対象に選ばれなかったのは幸いだったが、すぐにまた嫌な汗が出てきた。
(悪夢だ……早く奴を完全滅殺しなくては……!)
鏡音レンより遥かに大きい身体を持つダークナイトモンは、下半身の槍の方もそれに伴い巨大。
そんなもんでぶち抜かれたら、ウイルス以前にショック死か大量失血死直行だ。
そしてもし耐えても、即座に流し込まれる膨大な量のウイルスに耐え切れる者はまずいない。
いても、バグラモンクラスでなければ無理だ。

「ぎゃあああああああ!」

近場から悲鳴が響く。誰かがはやくも犠牲になったのだろう。
外と内部から同時に対象者を破壊し、己の欲を満たしていく、悪夢の存在誕生の瞬間だった。

【二日目・18時40分/アフリカ・ネオ・アルカディア跡】
217ダークナイト・メア:2012/02/20(月) 00:18:18.21 ID:r+qZ4+DB
【ダークナイトレン@デジモンクロスウォーズ+鏡音レン】
【状態】真KLウイルスの塊、デッドリーアックスモンとデジクロス済み、本能優先
【装備】ツインスピア
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:己の欲望に従う
1:ランダム徘徊し、気に入った相手を貫く
※ダークナイトモンでも鏡音レンでもない、混合性の第三の人格のようです
※現在、誰かを貫いている最中です
【神竜ニアラ@セブンスドラゴン】
【状態】健康、恐怖
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】
1:とりあえず死にたくないし変態にも会いたくない
2:バグラモンの側にいるべきか……?
3:怖くて動けない
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました
※リュウセイが死んだ事を聞きました
【バグラモン@デジモンクロスウォーズ】
【状態】ダメージ(中)、体内ウイルスとせめぎ合い中
【装備】大剣装備
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:主催者を皆殺しにし全宇宙を征服する
1:早急に体内のウイルスを駆除。その後ダークナイトモンを始末する
2:出来るだけバグラ軍を集める
3:同盟軍のメンバー集める
※次元を操る力は制限されています
※10/の能力は推測ですがある程度は見抜いています
※ビッグバンと情報交換しました
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました
218闇脳様の意外な秘密の巻:2012/02/20(月) 01:01:59.65 ID:Ewpgg9Ru
「それで大丈夫かいな?」

ダークブレインは基地の様子を見て改めてKLウイルスの脅威を知った。

あの後、ダークブレインと早速加わったクライシス皇帝によってダークナイトモンは捕獲されたのだ。

「まったく我にあの姿を使わせるとはな……」

この規格外の化け物に第2の姿で挑むとはダークブレインの想定外だった。
ダークナイトモンを捕らえるとすぐに元の姿に戻った。

「闇脳くん、今の姿ってなんなのサ?」
「詳しくはザ・グレイトバトル3をやるがいい……」
「SFCなんてもう持ってないサ!!」
「それよりも誰が犠牲になった?」

お気楽なクライシス皇帝が聞いてきた。
新入りの癖に調子乗っているなと思うマルクとダークブレインだった。

「えーと、偵察に戻ったジャギくんだったかな……哀れなのサ」

【ジャギ@北斗の拳】死亡確認

とりあえず形見のメダルは回収しておくことにしたマルクだった。

「それはそうとこの化け物の処理と皇帝を救うことだ、クライシス皇帝……早くありったけの始祖ウイルスを持ってこい」

ダークブレインはクライシス皇帝にそう命令した。

「ちょっと待て、何故お前の命令を!」

いきなりダークブレインに命令され激昂する。
ダークダークブレインはその鋭い眼光で睨んだ。

「時間がない、早く急げ……この際だ……KLウイルスの因果を絶つ」

といいつつダークブレインは自分の腕を切断した。

「ちょっとどういうつもりサ!?」
「これくらいの損傷、すぐに再生可能だ……我らの血で抗体を作り強制的に消去する!」
「だからどうやってサ!?」
「我らの血肉は無限に進化する特性がある……それでKLウイルスそのものを抹消する」

無限に進化する可能性があるのはリュウセイだけではない、ダークブレインも同じである。
だからこそダークブレインは異常に進化して強くなるのである。
ダークブレインの細胞もそういう仕組みである。

「クライシス皇帝、ジュラル星人を動員して作り出せ……」
「何故、そう命令……」
「急がねばぶっ飛ばすでえ!!」
「はい!」
219闇脳様の意外な秘密の巻:2012/02/20(月) 01:03:21.28 ID:Ewpgg9Ru
クライシス皇帝を働かせたおかげで即、ワクチンは出来上がった。

「まず半分を皇帝に……もう半分をダークナイトモンにだ」
「皇帝って余か?」
「汝には聞いていない……」

いつになく真剣な口調であのおっとりとした関西弁口調も封印し、慎重に自分の血で作ったワクチンをダークナイトモンの注入する。
すると禍々しい部分が徐々に縮小していった。

「……我らの血肉で作り上げたワクチンだ、一か八かの賭けだが成功のようだな」
「本当に成功なのサ?」

KLウイルスはあまり詳しくは知らないがマルクは復活するじゃないかと思った。

「反応が消えた……KLウイルスは完全に消失した、我の因子でな」
「さすがラスボス……HP回復大とフルブロック持ちは伊達じゃないのサ」
「直撃スタンで……」

煩いぞという目でクライシス皇帝を睨むダークブレイン。

「実験は成功だ、早く皇帝にも投与する……」

その後、ダークブレインの作ったワクチンのおかげでバグラモンも一命を取り留めた。
これが後のフルブロックワクチンの誕生である。

「そしてこの不甲斐ない弟の処分はどうする?」
「決まっている……」

バグラモンはダークナイトモンを爪で串刺しにした。
そしてデータを吸収する。

「ちょおおおおおお!!」

あまりの衝撃的な光景にマルクは唖然となった。

「ほほう、やはりのう……」
「こいつを野放しにしたのは私の責任だ、よって私が取り込む……」
「まあフルブロックワクチンでKLウイルスも完全消去やし問題あらへんな」

【ダークナイトレン@デジモンクロスウォーズ+鏡音レン】ロード確認

弟を介錯し、そのデータをロードするとバグラモンは部屋へ戻っていった。

「ほんま彼には辛い出来事やな……これでKLウイルスの脅威は完全に消滅や」
「ところでさーKLウイルスって誰が作ったんだろうサ?」
「それが気になるのも私だ」

実はマルクもクライシス皇帝も知らなかった。
KLウイルスそのものはダークブレインが作ったのである。
正確にはダークブレインが興味本位で鏡音レンに始祖ウイルスを投与したのが始まりだった。
それがあのような惨劇が起こってしまったのである。
つまり全ての権化はこの闇脳様のせいだったのであった。
ダークブレインは当然、ワクチンの作り方も知っていたのである。
ダークブレインにとってもう負の遺産なのでこの際消したかったと言う思惑もあったが。
ちなみに製作したワクチンの幾つかは主催に盗まれたそうだ。

「とりあえず新しい基地考えねばならへんな」
「と言うわけでメンバーのみんなに探させるのサ、クライシスくん……さあ、行ってくるのサ」
「だから何故命令口調!?」
220脳様の意外な秘密の巻:2012/02/20(月) 01:04:04.61 ID:Ewpgg9Ru
【二日目・19時00分/アフリカ・ネオ・アルカディア跡】
※KLウイルスはフルブロックワクチンで完全消滅した模様です

【ダークブレイン@バンプレストオリジナル】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:全宇宙を支配する
1:同盟軍を結成する
2:同盟軍のメンバー集める
3:弱い対主催は用はないので消す方針
4:これでもう秘密もばれまい
※等身大の大きさです
※時々関西弁モードになります
※レジスタンスも主催が用意した舞台装置だと推測しています
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました
※KLウイルスとワクチンは彼が作ったそうです

【マルク@星のカービィシリーズ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式 、不明支給品、デジタルビデオカメラ、ラオウメダル、トキメダル、ケンシロウメダル
【思考】基本:主催が気に入らないからぶっ潰すのサ
1:ぷにえとローズマリーと手を結ぶ
2:同盟軍に入る
3:もうDCでいいのサ
4:色々面倒な事になってきてるのサ
5:ジャギくんの犠牲は忘れないのサ
6:KLウイルスって誰が作ったんだろうサ?
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました
※ぷにえからリュウセイが死んだ事を聞きました

【クライシス皇帝@仮面ライダーBLACKRX】
【状態】疲労(中)
【装備】サタンサーベル、ディノファランクス@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、その他不明
【思考】基本:地球人類を抹殺するのも私だ
0:実は生きていたのも私だ
1:マルクやダークブレインに働かされてもめげないのも私だ
※今までとは別人です。
※ビッグバンをボーグ星人だと思っています

【バグラモン@デジモンクロスウォーズ】
【状態】ダメージ(中)、フルブロックワクチン接種ずみ
【装備】大剣装備
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:主催者を皆殺しにし全宇宙を征服する
1:我が弟よ眠れ……
2:出来るだけバグラ軍を集める
3:同盟軍のメンバー集める
※次元を操る力は制限されています
※10/の能力は推測ですがある程度は見抜いています
※ビッグバンと情報交換しました
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました
※ウイルスの抗体のおかげでKLウイルスは消えました
221修正:2012/02/20(月) 01:29:16.01 ID:Ewpgg9Ru
ダークブレインの状態表を修正

【ダークブレイン@バンプレストオリジナル】
【状態】片腕切断(再生中)
【装備】不明
【道具】支給品一式 、不明支給品
【思考】基本:全宇宙を支配する
1:同盟軍を結成する
2:同盟軍のメンバー集める
3:弱い対主催は用はないので消す方針
4:これでもう秘密もばれまい
※等身大の大きさです
※時々関西弁モードになります
※レジスタンスも主催が用意した舞台装置だと推測しています
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました
※KLウイルスとワクチンは彼が作ったそうです
222断ち切れていない因果〜因果応報〜:2012/02/20(月) 14:53:13.03 ID:CwKmbfvC
「それにしても、本当に恐ろしい進化を遂げたものだな……」

新しい基地を探しつつ、一人ダークブレインは呟く。
当然彼がいっているのは、KLウイルスのことである。

「あの時は、考えなしに投与したからなー……反省せなあかんな、うん」

ダークブレインもまさか、自分が遊び半分で行った実験でダークナイトモンが犠牲になるとは思わなかった。
精力絶倫の若者を無作為に選び、始祖ウイルスがどのような進化を遂げるか興味があっただけ。

その結果があれだ。ダークブレインの頭脳をもってしても完全に想定外の凶悪ウイルスの誕生。
おそらく、運がいいのか悪いのかわからないが、とにかくウイルスと鏡音レンが共鳴、シンクロした故だろう。
何しろウイルス投与前から姉や親戚の大切なものを奪い、同人誌などを嫌悪してきた男。
ウイルスも非常に凶悪な性質となってもなんら不思議ではない。
さらに鏡音レンはウイルス投与後、ゼロ(not目玉)に貫かれ……
目覚めた。
それはつまり、ウイルスの新たな可能性(感染後の速効性)が目覚めることとなった。
そして、このKLウイルスを完全なものにさせたのは、三沢大地だ。

彼が鏡音レンを踏み砕いた瞬間、踏まれた方は2つの極上の快楽を得てしまった。
踏まれる喜び、ドMの覚醒。そして隣死の恍惚。
これにより鏡音レンは絶頂を迎え、死と同時に大量の白濁液をぶちまける。
その直後、時間差でウイルスは完全なものとなり、そして生まれたのがあの、WILD CHINKO

驚異的な感染力、速効性、しぶとさを併せ持つKLウイルスの塊は、その本能を爆発させた。
つまり『ヤる』ことだけを目的に暴れ回る。
そして感染者を増やしていく。ウイルスは高速で細胞分裂を繰り返しWILD CHINKOに弾切れはない。

その威力から、戦術兵器にも転用できそうだが(というかアンゼロットが実行済み)
当然、このウイルスも万能ではない。欠点は存在する。
まず、高い致死性を持つ代償なのか、空気感染はしないということ。

(……しとったら、この世界お終いやったな)

僅かにダークブレインが身震いする。
危うく、自分の好奇心で全てをぶち壊すところだった。真っ先に地獄になったのは恐らく熊岡だろう。

そしてもう一つの欠点が、攻撃対象が完全にランダムだということ。
ウイルスはただ『穴に入って気持ち良くなる』ことしか考えていない。
穴さえあれば、誰であろうと問答無用で襲い掛かる。
その点を考えると、ニアラは幸運であり、ジャギはとことん不運だ。

223断ち切れていない因果〜因果応報〜:2012/02/20(月) 14:54:19.28 ID:CwKmbfvC
以上が、KLウイルスの正体だ。
思考を重ねながらダークブレインは、この凶悪なウイルスを抹消して正解だったなぁと染々実感した。
そしてこのウイルスを自分が作ったということは、絶対に言うまいと誓っていた。
正直、さすがのダークブレインもこんな外道ウイルスに若干ひいていた。
さらに下手するとバグラモンとジャギの親友であるウヴァにぼこぼこにされかねないからだ。

だが、完全なKLウイルスワクチン、フルブロックワクチンによりKLウイルスは根絶やしにされた。
もう、世界がKLウイルスの脅威に脅かされることはないだろう。

「うむ、よかったよかった!」




ダークブレインは知らなかった。
KLウイルスの、WILD CHINKOの危険度が――今自分が考えているものより遥かに高いということを。
先ほど暴走したダークナイトモンを基準に考えているのだから、仕方がないといえば仕方がない。
事実、暴走ダークナイトモンはWILD CHINKO単体よりも強力だろう。

だが、彼は知らない。
対主催の彼らにとっては幸運かもしれないが、WILD CHINKOが主催者本部を蹂躙したことを。
そのWILD CHINKOが敗れ、捕獲されたことを。
アンゼロットの手により、宇宙空間に発射されたことを。
ドヴァイの手により、ロケット噴射よろしく凄まじい速さでWILD CHINKOが宇宙を巡ったことを。
そしてとある星に突き刺さり、新たな生命体を誕生させたことを。
それが宇宙空間でさらに進化を遂げ、単体から軍隊、次元戦団へと次々に増えていったことを。
それらが並行世界の宇宙を次々に凌辱、蹂躙、破壊を繰り返していたことを。
ことはもはや、この世界だけの問題ではなくなっていたことを。
幸い勇敢な戦士達の手によってその軍勢は完全に滅ぼされたが……

さらにもう一段階進化した存在が、ごく僅かながら存在するということを。

「アナタトガッタイシタイ!」
「なっ!?」

そして、天文学的確率でその存在が自分の背後にワープしてきたことを。

224断ち切れていない因果〜因果応報〜:2012/02/20(月) 14:55:55.36 ID:CwKmbfvC
『地球外変異性金属体 (Extraterrestrial Living-metal Shapeshifter)』
『地球内鏡音錬成性命体(WILD CHINKO)』

この二つの融合性命体『ELOS』が。

ダークブレインを貫通した。
メタリックな宇宙性命体と化した『ELOS』はもはや強化KLウイルスとかそういう次元ではない。
完全に異なる、しかし同じ思想をもつ宇宙最悪に限りなく近い性命体なのだ。

「―――!?」

ダークブレインは己の体が侵食されていくのがわかった。
接触した物質と融合する能力を有する『ELOS』は瞬く間にダークブレインと同化していく。
ワクチンなど効くはずがない。そもそも同化されては、自分も消えてしまう。

(な……なんとかしなくては……!)

本能でわかる。この『ELOS』の攻撃を受けたらバグラモンでもアウトだ。
誰でもいい、助けてくれ――

その時だ。クライシス皇帝が通りかかったのは。

「む、闇脳……?……他に誰もいないな!ならば!」

そして彼は、躊躇いなくダークブレイン(と『ELOS』)に向けてロケットランチャーをぶっぱなした。

【ダークブレイン@バンプレストオリジナル】
【ELOS@???】
爆死確認

「はっはっは!このクライシス皇帝をこき使うからそのような目にあうのだ!」

皇帝に悪びれた様子は微塵もないどころか、清々しさすらあった。
身勝手な皇帝の行動により、闇の脳は倒れた。
しかし、同時に宇宙の脅威も滅び去った。
最終進化を遂げても、ついになくならなかったKLウイルス最後の致命的な弱点。
『感染者が暴れる前に脳を破壊』
これだけで、もう災害は起こらない。かつての黒服もそうしていれば助かったのだ。
これは、外道な皇帝だからこそできた迅速な対応。
そして今度こそ、本当に鏡音レンとウイルスの因果は断たれたのだ。

【二日目・19時20分/アフリカ】
【クライシス皇帝@仮面ライダーBLACKRX】
【状態】疲労(中)すっきり
【装備】サタンサーベル、ディノファランクス@クラッシュギア、ロケットランチャー
【道具】基本支給品一式、その他不明
【思考】基本:地球人類を抹殺するのも私だ
0:実は生きていたのも私だ
1:ちょっとすっきりしたからマルクは撃たないでおこうと思うのも私だ
2:どうせなら誰よりもはやく新しい基地候補を見つけてやろうと思うのも私だ
※今までとは別人です。
※ビッグバンをボーグ星人だと思っています
225創る名無しに見る名無し:2012/02/20(月) 15:22:34.84 ID:1Trd71NZ
良かった・・・・・・本当に良かった!
226彼らは禄でも無い置き土産を残していきました:2012/02/20(月) 23:35:05.94 ID:ZCLX0QzA
「ば、馬鹿な!き、貴様は死んだ筈では……!?」

ボーグアンチ連合は今、大ピンチだった。
突如現れた。二人の男が、ボーグアンチ連合の兵士を殲滅しているからだ。

だが、ここまではいい。彼らはやりすぎた、殲滅されてもおかしくは無い。

問題なのは――。

「小生は、前々回の殺し合いで主催を勤めたギム=ギンガナムであるッ!うざい連合共よ。いざ尋常に勝負っ!」

一人は7期で色々おかしかったギンガナム。そしてもう一人は――。

「俺の名は天野河リュウセイ!好きな食べ物は焼肉定食だ!」

死んだ筈の天野河リュウセイであった。
何故、彼がここに居るのか。復活?いや魂そのものを焼き尽くされたのだ。死者スレにすら行っていないだろう。

「転送装置で、平行世界から殴り込みに来たのも私だ」

連合兵士を虐殺しまくってる二人を見つめつつ、ユーゼス・ゴッツォは呟く。

ここまで言えば分かるだろう。彼らは平行世界から殴り込みに来た、乱入者なのだ。

「しかし、異世界リュウセイ……。妄想LSで、そんなネタを見た気がするのも私だ」

そんな事はどうでもいい。重要な事ではない。
もう一つの問題は、彼らが虐殺しまくってるのに首輪が爆発しない事だ。

「まさか7期世界の首輪解除装置が、ここでも使えたのに驚いたのも私だ」

つまり彼らには首輪が着いていないのだ。
それで、ギンガナムはターンXで、リュウセイはトムキャット・レッド・ビートルで虐殺を繰り返していた。

しかし、そんな自重しない連中を放っておくような主催ではない。
首輪を着け、途中参戦した参加者ならともかく、いきなり異世界から殴り込みに来たかと思えば、勝手に首輪を外すような連中だ。

そんなイレギュラー共は――。

「いっぺん死んでみる?」

全員、閻魔あいに地獄に流されてしまった。

「俺、地獄の閻魔様に、どんな顔して会えばいいんだろう?」
「適当に考えとけばいいと思うのも私だ。それにしても、やはりやり過ぎてこうなったかと思うのも私だ。
 やっぱり、地獄に落ちるのは嫌なのも私だ」
「地獄に落ちても絶・好・調である!」



【ユーゼス・ゴッツォ@スーパーロボット大戦α(7期世界)】地獄行き確認
【ギム・ギンガナム@∀ガンダム(7期世界)】地獄行き確認
【天野河リュウセイ@人造昆虫カブトボーグ V×V(平行世界)】地獄行き確認
227彼らは禄でも無い置き土産を残していきました:2012/02/20(月) 23:35:25.30 ID:ZCLX0QzA




「まったく、これだから自重しない連中は困る」

3人を地獄に流したあいは、ユーゼスの持っていた解除装置を握りつぶす。
これで首輪を外して、好き勝手やる連中は消える。

今まで空気な彼女だが、地味にこうやってイレギュラーを地獄に流し、カオスロワの秩序を保っていたのだ。
描写はないが、彼ら以外にも好き勝手やる、イレギュラーは全員地獄に流して来た。

「一旦、本部に帰って報告をしないと……」

あいはこの事を報告する為、本部に帰ろうとする。
しかし、妙な浮遊感をあいは感じた。

「何?」

そこには、ピンクボールに手足が生えた可愛らしい生き物が立っていた。
だが、その生き物は口を大きく開け何かを吸い込んでいるような、仕草を見せている。

その何かとは、自分だと気付いたときには、地獄少女閻魔あいは闇に飲み込まれた。


【閻魔あい@地獄少女 】死亡確認


ギンガナム達は確かに地獄に流された。
これは、間違いのない真実である。ただし彼らは、とんでもない置き土産を残していた。

「ぽよ!」

ピンクの悪魔カービィ。無論、彼もギンガナム達と共に平行世界から来た。
ただ一つ、地獄に流された連中と違うのはカービィは首輪を着けている。
つまり、正式な参加者として行動しているという事だ。
しかも自重してない連中に気を取られていた為、カービィの不意打ちに、あいは反応が遅れ捕食されてしまった。

更に厄介な事に、このカービィはカオスロワ外伝仕様のあのカービィである。
つまり物凄い空腹状態なのだ。



現在、活躍しまくってるラスボスの皆さんは、地味に危ないかも知れない。



【二日目・20時20分/アメリカ】

【カービィ@星のカービィ】
【状態】超空腹、体中央部に首輪
【装備】なし
【道具】支給品一式、
【思考】基本:SEARCH&EAT
1:主催者を徹底的に懲らしめた後、家でゆっくりする
2:首輪が邪魔なので外せるなら外したい
3:禁止行為に引っかかるのは嫌なので一応、自重はする
※主催者を除く参加者全員をマップのザコ敵と認識しています
※途中参戦の正式な参加者です
228魔獣超獣オオカビィドラ 登場:2012/02/21(火) 00:14:44.33 ID:TgvOFsfM
「いまだ、バキシム!メガトンパンチだ!」

一角超獣バキシムのメガトンパンチを浴びてカービィは一撃でダウンした。
ちなみにバキシムのサイズは小さく二メートル程である。

「グフフフ、エレファント55世へいい土産が出来たぞ」

謎の怪人はバキシムをモンスターボールに戻すとグフフと笑いながらカービィをある場所へ運び込んだ。
怪人の正体は異次元超人巨大ヤプール。
超獣を生み出して暴れさせる悪の異次元人である。
ウルトラマン史上もっとも狡猾でしぶとい悪として知られ、おそらく宇宙忍者バルタン星人以上に、
ウルトラ戦士の宿敵と化しているといえる。

「お帰りヤプさんゾウ」
「一部隊が少し壊滅したが最強超獣を作る素材が出来たぞ」
「ボーガーをまとめてぶっ潰せる最強超獣を作っているんだったゾウ」

ヤプールはウザイ連合に一時的に客将として手を結んでいた。
国王の要望で強力な戦力を生み出そうとしてたのだ。

「それでこのピンク玉が超獣の材料になるんだゾウ?」
「うふふふ、ヤプールに不可能はない、早速超獣製造装置にぶち込むか」
「他にはどんなの集めてきたゾウ?」
「それは秘密だ、とりあえずこいつはベースだ」

と言ってヤプールはカービィと捕獲した参加者を超獣製造装置に叩き落した。

「見るがいい国王、誕生するぞ邪悪な超獣が!!」

製造装置から出てきたのはおぞましい怪物だった。

「食欲旺盛なピンク玉の他にオオナズチとサザンドラを混ぜて作ったオオカビィドラだ!!」
「じゃあ今すぐ激戦地のイギリス辺りに送るゾウ〜」

大砲でイギリスまで飛んでいく魔獣超獣オオカビィドラ。
この化け物の登場で大ピンチのイギリスだった。

【二日目・20時40分/???・連合本部】
229魔獣超獣オオカビィドラ 登場:2012/02/21(火) 00:15:27.24 ID:TgvOFsfM

【魔獣超獣オオカビィドラ@星のカービィ&ウルトラマンA】
【状態】超空腹、体中央部に首輪
【装備】サザンドラの頭と翼、オオナズチの舌
【道具】支給品一式
【思考】基本:ヤプール様の命令に従う
1:イギリスの反連合を喰い付く

【マリーランド国王(エレファント55世)@おねがいマイメロディ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;人造昆虫カブトボーグ V×V関連を滅ぼす
1:首領は無敵だ!
2:首領ご武運をゾウ!
3:さあ仕事だゾウ〜
※『人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合』の1人です。

【異次元超人巨大ヤプール@ウルトラマンシリーズ】
【状態】健康
【装備】スモールサイズの超獣軍団の入ったモンスターボール×50
【道具】支給品一式
【思考】基本;全宇宙を征服する
1:とりあえず連合を利用する、ボーグ殲滅には興味はない
2:さらに強力な超獣を生み出す
230それでもやるっきゃねぇ!:2012/02/21(火) 01:19:25.87 ID:X3sqsCbl

「夜なのに空が……紅いぜよ……」

 アフリカのマダガスカル島の海岸に打ち上げられた仁王。
 しかし、その身体は無事とはとても言えなかった。
 彼は空を飛ぶことも崩れていく足場を駆け抜けることもできない。
 ただの中学生テニスプレイヤーなのだ。
 頭から流れていく血はどんどんと流れていく。
 このままでは、普通に死ぬ。そんな時であった。

「オー、コレハスゴク痛ソウデース!」
「すごく血が出てて 痛そうなんだけど?」
「ダイジョーブ、コレクライナラスグニ治リマース!!」
(……なんか、騒がしい奴ら来たぜよ……)

 白衣を着た禿のオッサンと白衣を着た幼女が仁王の下に来た。
 そのオッサンの手にはメスらしきモノと契約書みたいな紙が握られている。
 
「トリアエズ、ココ二さいんヲ?」
「……動けんから、書けんぜよ……」
「スゴーイ、アンタ麻酔イラナイ!!」
「そうか、俺はもう……普通に眠いぜよ……」
(……博麗、ハク……ついでに真田……俺はもう駄目かもしれんぜよ)

 詐欺師はゆっくりと眼を閉じた。
 …………そして、その数分後。
 

「オオ! 完璧二成功シタノデース。
 医学ガマタ一歩前進シタ瞬間デース!」
「ダイジョーブ博士、すごいんだけど!」
「イエス! ソレデハ次ノ所二行キマショウ!!」
「うん! じゃあさじゃあさ次に阪本を見つけたら、阪本を改造してね!!」
「猫ハ対象外デース!!」

 そして、白衣のマッドサイエンティストコンビは加藤京子が操縦するクルーザーに乗りこみ、島を後にした。


【ダイジョーブ博士@パワプロシリーズ】
【状態】健康
【装備】白衣
【道具】支給品一式 、その他不明
【思考】基本;参加者を改造して、潜在能力を引き出す
0: 医学ガマタ一歩前進シタ瞬間デース


【はかせ@日常】
【状態】健康
【装備】白衣
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本;ダイジョーブ博士について行く
1;ついでになのと阪本を探す
2:ダイジョーブ博士に阪本を改造してもらう。

231創る名無しに見る名無し:2012/02/21(火) 01:20:29.09 ID:X3sqsCbl

【加藤京子@パワプロシリーズ】
【状態】健康
【装備】黒頭巾、クルーザー
【道具】支給品一式 、その他不明
【思考】基本;ギョーギョギョギョ
0:ギョギョギョ……
1:ギョギョーギョギョギョギョ!!
【備考】
※ギョー。

----

「はっ……ここはどこナリ?」

 三人が去った後に詐欺師は目を覚ました。

「なんか酷いことがされたような気がするぜよ……まっ、いっか」

 仁王は何故か自分の怪我が治っていることには気付かなったが、気にしないことにした。

 仁王の筋力ポイントがかなり上がった。
 仁王の技術ポイントがかなり上がった。
 仁王の変化球ポイントがかなり上がった。
 仁王の精神ポイントがかなり上がった。
 仁王の球速が3上がった。
 仁王のスタミナが15上がった。
 仁王のコントロールが30上がった。
 仁王の肩力が上がった。
 仁王の守力が上がった。
 仁王のエラー回避が上がった。
 仁王の体力最大値が増えた。
 仁王のやる気が上がった。
 仁王の疲れがとれた。
 
 色々あったような気がしたが、仁王は気にしないことにした。

【二日目・20時00分/マダガスカル島】
【仁王雅治@新テニスの王子様】
【状態】健康
【装備】テニスラケット、テニスボール、ゼットセイバー
【道具】参加者詳細名簿、血糊、その他不明
【思考】
基本;???
1:プリッ
2:博麗とハクは無事だろうか……
3:真田に会う
232創る名無しに見る名無し:2012/02/21(火) 01:23:25.10 ID:X3sqsCbl
訂正
×仁王は何故か自分の怪我が治っていることには気付かなったが、気にしないことにした。
○仁王は何故か自分の怪我が治っていることは、気にしないことにした。
233文人さんの戦力増強大作戦:2012/02/21(火) 15:22:57.20 ID:vtUaULfd
「ぐぬぬ……」

似合わぬうめき声をあげながら頭を抱え込んで悩むのは、七原文人。
ノーベンバー11の活躍により、胃が少し楽になった彼だったが、今度は頭痛その他が止まらないのだ。
彼がペラペラと捲っている書類は、主催幹部しか閲覧不可のもの。
参加者に潜り込ませたこちら側の者……所謂ジョーカーのリストだ。





そのリストが、やば過ぎる。
赤、赤、赤、赤、赤、赤、赤、赤!
赤のバツ印は死亡を意味するが、とにかく書類が赤い!
全部を確認したわけではないが、なんとまともに機能しているのは初音ミクのみである。
木下秀吉は、カニ怪人の仕業じゃ!カニ怪人の仕業じゃ!としか喋らなくなったのでアウト。
精鋭である執行者も散々な有様で、
IS組は何があったか全員ヒャッハーと叫ぶと任務を聞かずに勝手に出撃。
世界名作劇場軍団は、殺害対象に全員返り討ちにされた。
国語教科書登場軍団も似たようなもので、煩いというだけで通りすがりに一網打尽に。
ゴミ処理係は期待してたのになんかいつの間にか死んでいた。
あれだけいたリビングデッドも、レジスタンス戦で使いきった。
呼び戻した幹部、マユリと一部リビングデッドに至っては、謎の一般人にコキャられる始末。

「はぁ〜……」

そう、主催陣営は、地味に深刻に人手不足だったのだ。

「あの馬鹿両手、何故黒服を皆殺しにしたんだ……!戦闘員は皆イーッ!しか言わないから意志疎通ができないんだぞ!」

ダムッ!と机を叩く文人。
実は雑用係も、黒服の方がよく働いてくれていたのだ。
黒服が始末されてから知ったことだが、どうやら彼らは鏡音レンに襲われるアンゼロットのビデオを見たり
執行者の女性陣を各人で順番に使用したりすることによって常に体力とやる気はMAX。
人数が減ったことを気にしなくても済むくらいよく働いていたらしい。
そのやる気の元がちょっといやらしいのは、KLウイルスにやられた同胞の影響だろうか?

「……っ!」

この時……!文人閃く……!圧倒的……!天の……いや悪魔的発想……!


234文人さんの戦力増強大作戦:2012/02/21(火) 15:24:32.25 ID:vtUaULfd
「そうだ!なんでこんな簡単なことに気がつかなかったんだ僕は……!
戦力を増やすなんて……!僕の手にかかれば一瞬、そして大量に集められるじゃないか……!」

よほど素晴らしい閃きだったのか、文人は椅子から立ち上がるとぐるぐる回転し始めた。
現在主催陣営を悩ませている、深刻な人手不足。
それをあっという間に解決する方法を思いついたらしい。

「僕のこの美貌!色気!テクニック!これで堕ちない女性がいるわけないじゃないか!
あの初音ミクもコロリ!なら弱音ハクもコロリだ!彼女なら執行者数十人分の即戦力!
ウザイ連合の霧雨魔理沙も!DCのカミツレも同じく!……ぷにえは別にいいな。
あぁそうだ、丁度いい。前々から狙ってたし、アンゼロットも堕としてこちらに復帰させよう!
あの忌々しい鏡音レンの腐れペニよりも僕の方が優れていることを証明してあげよう!」

はっはっはと、久々に上機嫌になりながら、文人は私室を後にし、会場へと向かうのであった。

【二日目・20時00分/???・主催本部】
【七原文人@BLOOD-C】
【状態】胃が痛い(少し収まってきた)、希望、上機嫌
【装備】不明
【道具】不明
1:バトルロワイアルを運営する
2:身分を隠したうえで会場に向かい、強い女性参加者達を堕として手駒にする
3:ノーベンバー11とリンリンに感謝
4:人員の早期確保
235断罪者(エクスキューショナー):2012/02/21(火) 18:40:57.40 ID:TgvOFsfM

「と言うわけで文人くんが暴走しちゃったよ〜」
「何故止めなかった?」
「いや気づいたときには……」

伏羲に言われたとおり、暫くは過度な干渉する気がなかったゼロ。
だが、突然の部下の暴走に呆れていた。

「極力ゲームの干渉は避けろって、あれほど念を刺しておいたのに……もういい奴も
普通のジョーカー参加者に格下げだ……命令違反の罪だ……せっかくだ、最後までやらせる」
「うん、じゃあミクに合流しろって伝えるよ」

まったくロクに主催運行すら放棄する面々に対してゼロは嫌気が差していた。
もっともそれは『真の主催』面々のことではなかった。

「その代わり『断罪者』――エクスキューショナーを呼べ」

突然『断罪者』を聞いて言葉が出なくなるマイメロ。

「閻魔あいもイレギュラーに消されたのだ、この際出し惜しみはなしだ。
残っている執行者も断罪者に組み入れる、後秀吉のトラウマも消去しておけ」
「了解!忙しい〜忙しい〜」

マイメロは一目散に走っていった。

「レジスタンスとの戯れが過ぎたようだ……伏羲……どこまで計算しつくしている?」

考えてみればほとんどのジョーカーの死因はレジスタンスとの戦闘である。
首輪解析阻止を理由にレジスタンスにここまで労力を費やした。
実に主催側から見れば大損害である。
伏羲と言う男の策略ならもはや悪魔に等しいものである。
だが、ここまで失ったジョーカーの全てはゼロ直属ではない。
ゼロ直属の本隊と言える『断罪者』と呼ばれるジョーカー枠はまだ温存してあったのだ。
すると足音が聞こえた。

「早速来たか、早いな」

入ってきたのは2人の少女だった。
片方はミクの様な髪型であり、もう片方は鎌を持ち、角が2本生えていた。

「既に到着して指示を待ってました、お呼びでしょうか?」
「やっと私達の出番ですね」
「うむ、期待しているぞブラックロックシューター、デッドマスター……」

ブラックロックシューター、デッドマスターと呼ばれた少女はそれぞれ普通の人間の姿になった。

「まずはマスターハンドらの補佐を優先的に進めつつ、来るべき時に備えろ」
「独自行動も?」
「それは各自判断に任せる、今は極力干渉が控えろ」
「了解、それと一足先に逃走した左慈の処分は?」
「あやつも文人と同じ処分を下す、私がただで帰すと思ったか?」
「では、持ち場に戻ります」

ブラックロックシューターとデッドマスターは退出した。
236断罪者(エクスキューショナー):2012/02/21(火) 18:41:51.13 ID:TgvOFsfM
「8期や7期の奴らも介入し始めたか、せっかく因果を切ったというものを……
だが、まだ私のプランは第一段階が終わったばかりだ」

【黒衣マト(ブラックロックシューター)@BLACK★ROCK SHOOTER】
【状態】健康
【装備】★Rock Cannon、Black rock cannon
【道具】不明
【思考】基本:『断罪者』として動く
1:マスターハンド達の補佐
※『断罪者』の1人です。
※8期とは別人です

【小鳥遊ヨミ(デッドマスター)@BLACK★ROCK SHOOTER】
【状態】健康
【装備】Dead scythe、スカルヘッド、漆黒の鎖
【道具】不明
【思考】基本:『断罪者』として動く
1:マスターハンド達の補佐

【マイメロディ@おねがいマイメロディ】
【状態】新しい主催幹部、健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:他の『断罪者』も召集する
2:文人と左慈はジョーカー枠に格下げする
3:マスターハンドに秀吉の治療を頼む
※『真の主催者』の1人です。
※主催幹部の降板に合わせてやってきました

【ゼロ@星のカービィ3】
【状態】健康、常識知らずのボーグ馬鹿、ワクチン接種済み、正真正銘本物の天才
【装備】ゼロ様専用カブトボーグ(自分の手作り)
【道具】不明
【思考】基本:真の主催として君臨する
0:『断罪者』を呼んで今後に備える。
※真の主催者らしいですがまだいるかもしれません
※主催者なのでカブトボーグを持っていても禁止行為に引っかかりません

----
237不穏予兆:2012/02/21(火) 18:42:40.66 ID:RKBAkduV
「ふむ……内乱フラグに虚無たちの戦力減少、闇脳墜つ……か。
 なかなか、おもしろい展開になっておるみたいじゃのう」

伏羲は満足げに街を歩いていた。
辺りに転がるのはボーガーの死体の山。
いや、本当にボーガーだったのかは怪しいが。
連合は、ボーグ擁護派は勿論、ボーガーの親族や友人まで殺しているのだ。
内乱が起こるのは最早必然事項といっても過言ではないだろう。

「それにしても、レジスタンスの連中も諦めが悪い……
 わしに用意された舞台装置だとも気づかず徒に仲間を集め、そしてその者たちを死に至らしめる。
 同じ過ちを繰り返すつもりかのう……」

伏羲の耳には、レジスタンスは未だに各地で残党が動いているということも伝わっていた。
とはいえ、所詮はくたばりぞこないの舞台装置。
伏羲は今はそれよりも、アンチボーグ連合の勢いが気がかりだった。
先に述べた通り、主催の戦力もなんだかんだで減っている。
強力な参加者が集まるD・Cは健在だが、2TOPであるバグラモンは負傷、闇脳には天罰が下った。
レジスタンスは主力及びアジトのほとんどを失い問題外だ。
そんななか、アンチボーグ連合の戦力増加スピードは恐ろしいものがある。
確かに反乱のフラグはあるが、規模が規模だけに反乱を起こすのも容易ではないだろう。

(少し、手を加えてやるとするかのう……)

伏羲は丁度目の前に、アンチボーグ連合の幹部の姿を見つけたところで行動を決意した。
相手はこちらに気がついておらず、背後から一撃だろう。








「よぉ、『レジスタンスのリーダーさん』? 私を殺そうってか?」
(なっ!?)




伏羲は僅かに動揺した。
突然相手が振り向いたかと思えば、そんなことを口にしたからだ。
内心で彼は、馬鹿なと呟く。
彼がレジスタンスのリーダー(を演じていた)と知っている人間は、数えるほどしかいない。
初期のレジスタンスメンバーもこのロワで次々に息絶え、確実に生存しているとわかるのは八雲紫ぐらいである。

「仲間のかたき討ち……ってとこかい? まさか、リーダーが一人でこんな堂々と出てきてくれるとは思わなかったぜ。
 あー……そう考えると紫の奴、本気でなにやってんだろうな……?」

帽子越しに頭を掻きながらため息をつくのは霧雨魔理沙。

(違う、八雲紫が情報を流したわけではない……!)

その顔を見て、伏羲は紫が自分の正体をばらしたわけではないことを悟る。
彼女はおそらく、全参加者の中でも特にアンチボーグ連合に怒り心頭だろう。そんな相手と取引などあるわけがない。
だがそうだとすると余計にわからない。
どうやって、自分がリーダーだとつきとめたのか。

238創る名無しに見る名無し:2012/02/21(火) 18:43:20.70 ID:TgvOFsfM
『やあ君がリンリンちゃん?』
「あなたは確か……」
『球磨川禊、一度死んだけど『大嘘吐き』で戻ってきたのさ』
「それで呼び出したって話は何なの?」

球磨川はある喫茶でリンリンと接触していた。
球磨川はネットでリンリンを呼び出す書き込みをし、ここに呼び出した。
もちろん、お互いそれぞれの素性を隠してである。

『君のお兄さんについてかな、ちょっと気になる情報が手に入ってね』
「もったいぶらないで教えて?」
『そうだね、たとえば君のお兄さんは実は生きていてテロリストの総帥だったらどう思う?』

何言っているんだと思うリンリンだった。
たしかに兄は死んだ、少しは悲しかったがそれは主催をやっている以上、仕方ないことだ。
だが、この男の話の趣旨はそれじゃない。

「つまり何が言いたいの?」
『君は大量虐殺者の親類なんて立場になったらどういう気持ちになるか確認したくてね』
「だからもう訳わからない!」
『じゃあ、このUSBメモリでいろいろ確認してくれ、今度会うときは正式なデートがしたいね』

USBメモリを置くと球磨川は店から去っていった。

「何なのかしらこれ?一応貰っておくわ」

球磨川の残したUSBメモリを回収するとリンリンは会計を済ませて店から出た。

【二日目・21時10分/???・とある喫茶店】

【龍昇リンリン@人造昆虫カブトボーグV×V】
【状態】アンゼロットの代行、ボーガー以外の人が死ぬことに罪悪感
【装備】不明
【道具】USBメモリ
【思考】基本:全てのボーガーを滅ぼす
1:アンゼロットの代行として主催を運営する
2:主催本部の環境を改善する
3:USBメモリを確認する 
※ノーベンバー11が連れて来たアンゼロットの代行です

【球磨川禊@めだかボックス】
【状態】健康
【装備】大螺子、安心院さんに貰った支給品
【道具】支給品一式
【思考】
基本:???
1:『安心院さんの言う面白おかしくゲームを狂わすを手伝う』
※大嘘憑きを失っています。
※安心院さんに復活させられました
239不穏予兆:2012/02/21(火) 18:47:39.54 ID:RKBAkduV
「なんで自分がレジスタンスリーダーとばれたんだって顔してるね?」

すると反対側……伏羲の背の方から火焔猫燐が現れた。
移動の最中にもせっせと辺りに転がる死体を回収しているが、中々死体の数は減らない。

「いやー大量大量……さて、メインの死体……レジスタンスリーダーの死体を頂くとしようか?」
「くっ!」

気がつけば、四方八方からアンチボーグ連合の兵士が現れる。
これはもはや偶然気づかれたわけではない。完全に罠に嵌められたのだ。
しかし伏羲は、これまでの自分の行いを振り返ってもまるで落ち度、ミスがわからなかった。
紫が違うなら虚無かもしれないが、それはないだろう。
あれは妙なところで律儀だからである。

一体、どこから情報が漏れたんだ……?



「いやー、それにしても驚いたよ。
 あのオルテガの装備が無駄に頑丈で処理に困ったからとりあえず脱がせてみたら……
 まさかパンツの中からレジスタンスリーダーの顔写真がでてくるとはねぇ……」
「妙に表面がかぴかぴしてて、私としては悪夢だったんだぜ……」


「オルテガアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァッッッ!」


伏羲は未だかつてないほど全力で叫んだ。それこそ、喉が裂けんばかりに。
認めてたまるか。
そんなところからでてきたそんなもののそんな理由のために、殺されてなるものか。
まさか舞台装置ごときに身を危険にさらされるとは夢にも思わなかった彼は、じりじりと後退を始める。
しかし、前後左右、全方位が囲まれていて逃げ場がない。

「おいおい、どうしたリーダー? まさか一時でもレジスタンスだった私とは戦えないってか?」
「ま、待つのだ。戦う気はない。わしはお主らに従うことにする……」

さすがの伏羲も、この圧倒的に多勢に無勢の状況は不味いと判断し、表面上は降伏の意を示した。
だが……

「……なんだよ、それ? レジスタンスのリーダーともあろうものが何を言ってるんだ?
 知ってるぜ? マミたちレジスタンスの生き残りがまだ諦めずに方々で頑張ってるってこと。
 仲間にはそんなことさせといて、自分だけ助かろうってのは……ちょっと虫がよすぎるんじゃないのか!?」
「待て! 本当は――

魔理沙が叫ぶのと天に飛ぶのは、ほぼ同時だった。
そして高空から伏羲めがけて発射されるのは、マスタースパークよりもさらに強力な、ドラゴンメテオ。
近くの兵士は慌てて巻き添えを食わないように逃げるが、伏羲は逃げ場がない。

「ま、まだだ! まだわしはカオスロワを―――

最後まで言葉を発することなく、伏羲の身体は光に飲み込まれ、跡形もなく蒸発した。



【伏羲@封神演義 (漫画)】 死亡確認
240不穏予兆:2012/02/21(火) 18:48:24.75 ID:RKBAkduV
「ちょっとちょっとー! あたいのために死体は残しといてっていたじゃんー!」
「あ、わり。なんか随分と腰抜けなリーダーでむかついてさ。
 やっぱりレジスタンスより連合の方が正しいって改めて実感できた気がするぜ」
「一応今のも録画しといたけど、どうする? リーダーが討ち取られたなら残党も諦めるんじゃないかな?」
「いや、無駄だな。前に2回映像流したけど、残党はそれでも全然諦めていない。どころか遺志継いでやろうって奴ばっかだぜ?
 あいつらを説得するには、カブトボーグの危険性を見せつけて、納得してもらうしかないんだ」
「ビッグバンのえげつない映像は、機材もなにもかも全部根こそぎ吹っ飛ばされちゃったからねぇ……」
「くそ……カブトボーグめ……」

カブトボーグへの悪態をつきながら、二人は去っていき、その後ろに兵士がつき従う。
圧倒的な戦力を有しながらも、それでも魔理沙は妙な胸騒ぎがあった。

(……レジスタンスのリーダーは倒した。D・Cて奴らもリーダーの一方が倒れたらしい。
 うちのリーダーも、そんなことにならなければいいが……)



【二日目・20時15分/イギリス】
【霧雨魔理沙@東方Project】
【状態】各部火傷
【装備】拳銃、ガスマスク、その他殲滅に必要なアイテム、ミニ八卦炉
【道具】 支給品一式
【思考】基本;人造昆虫カブトボーグ V×V関連を滅ぼす
1:各地のボーガー殲滅
2:若干リーダーの心配
【火焔猫燐@東方Project】
【状態】健康
【装備】棺桶×100、拳銃、ガスマスク
【道具】支給品一式
【思考】基本:カブトボーグ殲滅
1:ボーガーや反抗分子の死体を処理する
2:ビッグバンの死体が欲しい
3:レジスタンスリーダーの死体ほしかったな……

241創る名無しに見る名無し:2012/02/21(火) 18:49:23.12 ID:RKBAkduV
割り込み失礼しました
242汝鬼となれ修羅となれ:2012/02/21(火) 18:53:47.33 ID:bt8d4RF/
「おっ!そこの巨乳のお姉さん!」
「僕らと一緒にカブトボーグうざい連合に入りませんか!」

巨乳に釣られ、スケベ心から近づいてきた少年二人を首が一刀で刎ねられ、周囲には血飛沫が舞い散った。

【桜井智樹@そらのおとしもの】死亡確認
【前原圭一@ひぐらしのなく頃に】死亡確認

「ちょっとこの女ヤバイでござるナリ!
 拙者、ドロンさせていただきますゆえ」
二人と合流していた忍者ドラQマン大百科は、その光景を見て一目散に逃げようとする。
だがしかし彼は地面に倒れた。何が起こったのかと振り向いた彼が見たものは、切断された自分の両足だった。
「ウギョおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!?」
「黙って私の質問に答えなさい。
 そうすれば楽に殺してあげるわ」
苦痛に歪んだ忍者ドラQマン大百科の瞳に映ったのは、連合皆殺しのために一匹の修羅となった弱音ハクの姿だった。

「さあ教えなさい。連合の本部はどこにある?」
ハクは刀を忍者ドラQの体に突き立ててグリグリと動かす。
獣のような絶叫が響いた。

「本部の場所は拙者にもわからんナリ!」
「嘘吐くな。お前が主催者本部にいたって話は他のメンバーから聞きだしてるわ」
一体何人を惨殺したのか、ハクが持つ刃は血で真っ赤に染まっていた。
「本当にわからんナリ!状態表でも???・連合本部としか書かれてないからどう答えていいかわからんナリよ!」
「じょうた……何をワケのわからないことを……そんなに長く苦しみたいのね」


しばしの拷問の末、ハクは忍者ドラQマン大百科は本当に主催者本部がどこにあるのか知らないという結論に達した。
「あなたは対主催目的で連合に入ったらしいけど……そんな動機であなたの罪は贖えない
 『連合に属したこと――』それがあなたの最悪の罪よ」
原形を留めないほどに切り刻まれた忍者ドラQマン大百科の死体に、ハクは冷たく言い捨てた。

【忍者ドラQマン大百科@ドラえもん&キテレツ大百科&パーマン&忍者ハットリくん&オバケのQ太郎】死亡確認


「……次の標的はあっちね」
この拷問でハクが得た有益な情報は一つ。こいつの仲間である他の連合メンバーの居場所だけだった。
「一人も残さない……カブトボーグはうざい連合は全員私が殺す!」


----


イギリスのある町は完全に壊滅していた。
その破壊跡は、そこで起きた戦闘の凄まじさを物語るものだった。

そしてこの破壊を引き起こした犯人のうち、4人まではそこに屍を晒していた。

【浅倉威@仮面ライダー龍騎】死亡確認
【棺桶@HELLSING外伝】死亡確認
お互いに相打ち

【マーラ様@女神転生シリーズ】死亡確認
【ロリカード@HELLSING外伝】死亡確認
お互いに相打ち
243創る名無しに見る名無し:2012/02/21(火) 18:54:48.61 ID:bt8d4RF/
「やれやれ、バカばっかりですね」
その場の唯一の生存者、初音ミクはそう言って地面に転がっていたカブトボーグを踏み壊した。

【トムキャット・レッド・ビートルVモデル(細工済み)、シーザー・カエサル・エンペラー(細工済み)@人造昆虫カブトボーグ V×V】破壊


自分がうざい連合に入ったのも、文人に命じられて連合の内情を探るためだった。
しかし今のところ自分が会った連中は無能かキチガイしかいない。
「目立ちたいなんて思う負け犬は所詮この程度ってことですね」
さっさと内偵を切り上げて本部に帰りたい。そう思った時、ミクは背後から殺気を感じた。
咄嗟に飛びのくミク。彼女がいた場所には、鋭利な投げナイフが突き刺さっていた。

「あんたは……」

そして彼女たちは……この異国の地で、皮肉にも不倶戴天の敵同士として再会したのだった。

【二日目・21時30分/イギリス】

【初音ミク@VOCALOID】
【状態】人間?、ドS、文人さんこそが正義だ!
【装備】ヒートロッド、アームドセイバー@仮面ライダー響鬼
【道具】支給品一式、レジスタンス関係者の名簿
【思考】基本:6/を殺した奴をこの世の全ての苦しみを味あわせて殺す!
0:何だこいつやる気か
1:愛しの文人さんのために主催のジョーカーとして名簿の奴らを殺す
2:他の参加者もいたぶる。
3:取り合えず目の前にいる奴は殺す
4:文人さんの為にうざい連合にスパイとして入る
※媚薬らしい薬を飲まされて鬼じゃなくなりました
※ただし『人間』じゃなくなった可能性があります
※主催側のジョーカーになりました
※うざい連合に入りました

【二日目・17時00分/アフリカ・小島】
【弱音ハク@VOCALOID派生】
【状態】健康、決意、ダメージ(中)、激しい怒り
【装備】オルテガのマスクマント@ドラクエ3、斬鉄剣@FFシリーズ
【道具】支給品一式 、投げナイフ、『執行者』一行の支給品
【思考】
基本:家族を救い、うざい連合は皆殺し
0:ウザイ連合関係者は見つけ次第斬り捨てる
1:ウザイ連合関係者を皆殺しにする
2:レジスタンスの生き残りがいれば接触したい
3:シャウトモンを信頼する
4:がくぽが言っていた妖夢と黒い服の女に少しの興味
5:バグラモンが気になる
6:霊夢達の安否が気になる
※8期とは別人
※ハイジより、ゼロ、マスターハンド、クレイジーハンドの存在を知りました
244創る名無しに見る名無し:2012/02/21(火) 19:06:40.63 ID:bt8d4RF/
訂正
ハクの状態表の前の
【二日目・17時00分/アフリカ・小島】
は削除で
245情熱ウンコ大陸〜恐怖のシンガポール:2012/02/21(火) 20:10:15.61 ID:qQ3Jg3om
「うおおおおおおおおおおおおおお!!」
「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!」


アジア最小の国、シンガポール。
「猛烈な潔癖都市」、「ファインアンドファイン」「ファインシティ」などといろいろ呼ばれているとおり
国内の美化に関してはおそらく世界一の厳しさを誇っている。
たとえちり紙一つ落としただけでも、トイレの水を流し忘れただけでも、その時点であっけなく御用だ。
そんな「潔癖の国」で2人の人間が走っていた。

「なんでトイレがないんですかー!!」
国会議員。日本コブラ党所属。
「うおおおおおおおおおおおお!」
ぶるたぶちゃん。さる国の王子、るびでるに使える召使。
肝心の王子はと言えば、ぶるたぶちゃんに引きずられていた。

ぶるたぶちゃんと国会議員。この2人に共通すること……。
「浦安鉄筋家族」ファン、もしくは「ウゴウゴルーガ」ファンなら即答できるだろう。
そう、1度に大量の糞便を穴の穴からひりだす能力の持ち主だ。
双方ともに、大量のそれによりありとあらゆる場所で被害をもたらしてきた。
この凄まじい能力、おそらくゴンさんでもフリーザでも悪魔超人でも勝てないに違いない。
まあ、そういった基礎情報はさておいて、この2名が何故走っているかといえば
……また単純な答えで申し訳ないが、トイレを探しているのである。

「怨むぜ、この健康的な腸を……」
「私は数カ月ぶりの大きいほうが出るんですー!」
「少し……落ち着かぬか……」

そして、Time is come.(原文ママ)
2人のそのケツから……形容しがたいブツが……ひりだされたのだ。
最強のウンコを出す2人が出したその量は猛烈というレベルではない。
そう、まさしく「1+1は2じゃないぞ。俺達は1+1で200だ。10倍だぞ10倍」だ。
この事故で、この場に居合わせたシンガポール国民、参加者が犠牲となった。
また、その当事者(とそのツレ)もウンコの重みで死んだ。腸の力は超スゴイ(笑)

【国会議員@浦安鉄筋家族 死亡確認】
【ぶるたぶちゃん@ウゴウゴルーガ 死亡確認】
【るびでる王子@ウゴウゴルーガ 死亡確認】
【タケシ@ポケットモンスター 死亡確認】
【松岡勝治@人造昆虫カブトボーグV×V 死亡確認】
【富竹ジロウ@ひぐらしのなく頃に 死亡確認】
【ハクオロ@うたわれるもの 死亡確認】
【シンガポール国民×4,737,000人@現実? 死亡確認】
死因;ウンコで圧死


こうして、あるひとつの潔癖国家はウンコという世界一の汚物により、崩壊したのであった。

【二日目・21時37分/東南アジア・シンガポールのあったところ】






まあ、このウンコ新大陸が後に大騒動の引き金になってしまうことになるのだが
それはまた、別のお話。
246修正:2012/02/21(火) 20:25:20.76 ID:TgvOFsfM
ちょっと時間を次の形に修正します

【二日目・21時30分/???・とある喫茶店】
247細事を気にせずに:2012/02/21(火) 22:29:04.08 ID:iDV1nRcs
霊烏路空は人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合に参加していた。
何故かというと、単に親友の火焔猫燐に誘われたからである。彼女にしてみれば“友達のお誘いに付き合って楽しむ”程度にしか思っていないのである。
そんな訳で別にボーガーなど全然気にしていないし目立とうとも思っていない彼女だが、親友が死体処理係に任命されたように、彼女にもとある重大任務が与えられていた。

『あなたにはゴジラを捜索してもらいます。そしてゴジラを手懐けて、世界各地にいるボーガーを駆逐してもらうわ』

連合の上層部は彼女の核融合を操る程度の能力に注目し、あの怪獣王ゴジラを制御下に置くことを目論んでいた。
そして秘書の八神はやてに任務を通達されたお空は、今まで地味にゴジラ捜しをしていたのだった。
第9期の初期段階で目撃されて以来全く姿を現さなくなったゴジラは太平洋上の何処かにいると(お空でない他の人が)推測し、あちこちを飛び回って探したところ、ついにゴジラの根城を発見した。
太平洋上にでかでかと存在する大きな島、その名もバース島。そこでゴジラは暴れることもなくひっそりと居座っていた。
そしてお空はゴジラに接触・邂逅し、右手に持つ制御棒を用いてゴジラを手懐けることに成功した。

が、しかし、

「うふふふ、この子の力を使えばあの巫女や山の神様だって倒せる!それどころか、世 界 征 服も夢じゃないわ!」

ゴジラの強力さに目を奪われて、すっかり任務のことを忘れてしまった。鳥頭ゆえに。


【二日目・20時30分/太平洋・バース島】
【霊烏路空@東方Project】
【状態】ハイテンション、鳥頭
【装備】制御棒
【道具】支給品一式、???
【思考】基本:???
※(たぶん一時的に)任務を忘れています。

【ゴジラ@ゴジラシリーズ】
【状態】健康、空に懐いている
【装備】なし
【道具】支給品一式、???
【思考】基本:霊烏路空に従う
※霊烏路空の制御棒により彼女の制御下に置かれています
248割とガチなタイプの天才現る!!:2012/02/22(水) 00:06:43.25 ID:9w2Xnx0v

 その頃、平等院さん(高3)は……


「のぼせ上がるな、小娘が」
「……ゴフッ」


 安心院さんをテニヌでボッコボコにしていた。
 彼女の『1京2858兆0519億6763万3865個』のスキルの中には『テニス』はあっても『テニヌ』はなかったのだ。
 近くには平等院さん(高3)がしたとしかも思えない、コンクリートの破片がちらほらとあった。

 彼は一目見ただけで安心院さんがステルスマーダーに近い存在と見抜いていた。
 だって彼こそがGenius10のトップ、No.1……正真正銘本物の天才であるから。
 

「滅びよ……」


 平等院さん(高3)が放ったテニスボール(オーラを纏っている)が安心院さんに迫っていた。
 

【二日目・21時00分/アメリカ・カリフォルニア州のテニスコート】
【平等院鳳凰@新テニスの王子様】
【状態】健康、正真正銘本物の天才
【装備】日本代表のバッチ(No.1)、テニスラケット、テニスボール×∞
【道具】支給品一式、???
【思考】基本:主催者達を滅ぼす
1;マーダーも滅ぼす
2:ステルスマーダーも滅ぼす

【安心院なじみ@めだかボックス】
【状態】詰んだ、悪平等
【装備】不明
【道具】支給品一式、???
【思考】
基本:???
0:三回目の登場でこれはないわぁ……
1:正真正銘本物の天才はいたんだよ……

249こいつらがいるのを忘れていたのは命取りだった:2012/02/22(水) 00:22:39.82 ID:Eq0tZ4cr
だが本当に積んでいたのは平等院さんだった。

「あややや、安心院さん……こんなところ積むのは情けない」
「そうだよな!」

射命丸文は後ろから平等院さんを後ろから鉈で斬りつけた。
さらにヤッピーまでやってきた。

「お、お前達は!?」
「おっと、まだこれからですよ?」

と文は平等院さんの首に斬りつけた。

「さっさと退場しな!!」

ヤッピーのタル爆弾で平等院さんは木っ端微塵に砕け散った。

【平等院鳳凰@新テニスの王子様 死亡確認】

「やれやれ、私達ももう少しステルスと煽動ポジで行きたかったんですけどねぇ」
「申し送れました僕らも同じく状況を煽動してこっちに有利にしようと思ったんです」

ヤッピーは平等院さんの首を放り投げるとご丁寧に挨拶した。

「やれやれ、僕の支援者かい?まあ『1京2858兆0519億6763万3865個』もほとんど制限されているし、
支援者は歓迎するよ、じゃあ少し暫く行動しようか」

こうして愉快犯同士が手を組むのだった。

【二日目・21時05分/アメリカ・カリフォルニア州のテニスコート】


【安心院なじみ@めだかボックス】
【状態】疲労(小)、悪平等
【装備】不明
【道具】支給品一式、???
【思考】
基本:???
0:とりあえず慎重に動く
※能力はほとんど制限されていたようです

【射命丸文@東方Project】
【状態】健康
【装備】拳銃、鉈
【道具】 支給品一式、カメラ、携帯
【思考】基本:ヤッピーと一緒にゲームを狂わせて煽動する
1:あこがれてましたよ安心院さん!

【ヤッピー@ポケットモンスター ReBURST】
【状態】健康、若干恐怖
【装備】不明
【道具】支給品一式 、タル型爆弾、回収した不明支給品
【思考】基本:死にたくないからゲームに乗って生き残る
1:どんな手段を使っても生き延びる
2:カミツレに見つからないようにしないと
3:テトにはもう会いたくねえ
4:今は扇動者として文と安心院と動く
250適当に死んだからOKですよね?:2012/02/22(水) 00:48:42.90 ID:9w2Xnx0v

「髭が無かったら即死だった……」

 適当に死んだと思った平等院さん(高3)は適当に生き返った。
 まぁ、リバースドールが身代わりになっただけであったんだな、これが。
 
「しかし……」

 平等院さん(高3)は自分の顎を触る。
 そして、すっきりしていることに気付いた。
 
【二日目・21時10分/アメリカ・カリフォルニア州のテニスコート】
【平等院鳳凰@新テニスの王子様】
【状態】健康、正真正銘本物の天才、髭が剃れた
【装備】日本代表のバッチ(No.1)、テニスラケット、テニスボール×∞
【道具】支給品一式、リバースドール(使用済み)
【思考】基本:主催者達を滅ぼす
1;マーダーも滅ぼす
2:ステルスマーダーも滅ぼす
3:安心院達を警戒する
251創る名無しに見る名無し:2012/02/22(水) 00:50:17.19 ID:h/gKSEdX
ふっかつそう「信頼と実績のリバースドール」
252忠実なる僕:2012/02/22(水) 00:50:34.19 ID:LLGMBWqX
その時事件は起きた。

「僕と気持ちいいことしようよ!」

ドズンと、鏡音レンのジャッカルがヤッピーを抉り殺したのだ。

【ヤッピー@ポケットモンスター ReBURST】死亡確認

「あややや!?な、何故症候群のあなたごときが!?」
「僕知ってるよ!カラスは年中発情期なんだよね!じゃあ合体しようよ!」
「ちょ」
ドズン!
【射命丸文@東方Project】死亡確認

「もっと!もっと気持ち良く!」
「ひぃ!?」
ドズン!

【安心院なじみ@めだかボックス】死亡確認

「ふー……すっきり」

突如現れた鏡音レンの手により、一瞬で屍が増えた。
よく見れば、モブの屍もかなり転がっている。
そう、この鏡音レンは正規参加者、並行世界の鏡音レンだったのだ。
ウイルスは持たないとはいえ、再び参加者たちに魔の手がせま

「イレギュラーに、死を」
「え?」

【鏡音レン@並行世界】死亡確認

だがレンは、背後から現れた剣士に一撃で真っ二つにされてしまった。

「全く……我が主人の頭痛の種を増やさないで貰いたいものだな……」

彼もまた、『断罪者』の一人。そして本来であればゼロの護衛であった男だ。

「私までイレギュラー排除に出る羽目になるとはな……だが全ては我が主人のために……」

執行者とは異なり、真に忠誠を誓い、武に優れた従者は、黙々と命を遂行する。
【二日目・21時10分/アメリカ・カリフォルニア州のテニスコート】
【ダークマター@星のカービィ2】
【状態】健康
【装備】闇の剣、マント
【道具】支給品一式
【思考】
基本:全ては主人ゼロのために……
0:イレギュラーの殲滅
1:終わったらゼロの護衛に戻る
※断罪者の一人です
253スーパー適当に復活大戦:2012/02/22(水) 00:55:32.47 ID:Eq0tZ4cr
「やれやれ……あんまり復活と殺戮ばかりじゃ面白くないぜ、もう少し考えてリレーしようぜ」

実は復活の玉@封神演技で元通り復活する安心院さん。

「まあ症候群になりかけるのも悪くないね」

実は復活の玉を使って球磨川を復活させた安心院さんだった。

【二日目・21時15分/アメリカ・カリフォルニア州のテニスコート】


【安心院なじみ@めだかボックス】
【状態】疲労(小)、悪平等
【装備】不明
【道具】支給品一式、???
【思考】
基本:???
1:症候群候補もいいね
0:とりあえず慎重に動く
※能力はほとんど制限されていたようです
254天才対決!ドリーム・パラレル・デスマッチ:2012/02/22(水) 01:31:42.66 ID:Vj7Ot/wW
「つまり俺のやり方に皆、着いていけなくなって全滅してしまうから、俺は苦渋の決断でボーグアンチ連合を結成したんだ」
(この男は何を言っているんだ?)

謎の首領……。いや龍昇ケンは、ダークゼロに自分がボーグアンチ連合を作った理由を話していた。
だが残念な事に凡人のダークゼロには、これっぽっちも理解できなかった。

「やはり、俺の事を理解出来るのは、俺と同じ天才である天野河リュウセイだけだ。だというのに、どっかの最弱ボスのせいで……」
「悪かった。俺が悪かったから、もう変な話をするのは止めろ。こっちまで、気がおかしくなってきそうだ」

ダークゼロは色々と精神的に限界が来ていた。
この男は、さっきから訳の分からない気が狂ったような事ばかり言っている。
その影響か……。

(待てよ?この男の言っている事が理解出来ないのは、俺がこいつを超える天才になったからじゃ?)

ダークゼロは、自分が天才になったんじゃないかと考え始めていた。
そんなんだから、ダークゼロはターンXに踏み潰された。

「ん?何か踏み潰したな」
「おい待て!ギンガナム!止めろ俺の知り合いがいる!!」
「これ以上、やり過ぎた真似は止めて欲しいのも私だ」

ターンXから、一人の少年が降りてくる。
ケンはその少年を知っていた。いや知らない筈が無い。
何故なら、その少年は自分の唯一無二の親友であり、殺さねばならない宿敵なのだから。

「そうか……。地獄より舞い戻ったか……天野河リュウセェェェェイ!!!」
「ああ!じめじめしてたし、何より血生臭くて嫌だったから、閻魔様の背後を突いて地獄を潰して来てやったぜ!」
「まさか、地獄から生還出来た事に驚くのも私だ。でも直ぐに、ズガンされそうで怖いのも私だ」

それを聞いてケンは笑う。
そうリュウセイの復活(平行世界の別人だが)により崩れていた未来予想図は、完全に元に戻り
今、ケンの中に出来ていたのは、天才のみに許される未来回想。つまり、この殺し合い最早ケンの思うがままなのだ!

「見える!俺には見えるぞ!リュウセイ!!今、ここで天才たる俺が貴様を倒し、この殺し合いは止まる!!何故なら……」

ケンは一呼吸置き、再び口を開き断言した。

「俺が天才だからだ!!!!!」


「いや意味わかんないし」
「俺は貴様を倒す事で更に大いなる力を手に入れる!そして、それが打倒ゼロに繋がり殺し合いは止まる!!」
「よく分からないけど、売られた勝負は買うぜ!」

リュウセイがトムキャット・レッド・ビートルを取り出すのを見て、ケンも同じくキー・オブ・ザ・グッド・テイストを取り出す。

「行くぞ!チャージ3回 インフェルノエントリー デスオプションバトル!」
「インフェルノエントリー デスオプションバトルだとぉ!?」
ギンガナムは驚きの声を上げた。
「知っているのかギンガナム?と驚くのも私だ」
「ああ、前々回の殺し合いにおいて、私がトップハム・ハット卿との最終決戦にて行った古の死のルールだ。
 まさか、こんな所でお目にかかれようとはな」

そう、皆さんも覚えてる人は多いのではないだろうか?
7期屈指の名バトルとして知られる。ギンガナムとトップハム・ハット卿との最終決戦において使用したルールである。
あの激戦の影響により、真の聖杯は力が半減され、更に対主催に打倒主催の道を切り開いたなど、殺し合いにも多大なる影響を与えたあの闘いは必見である。
255天才対決!ドリーム・パラレル・デスマッチ:2012/02/22(水) 01:32:18.75 ID:Vj7Ot/wW

「チャージ3回 インフェルノエントリー デスオプションバトル!」
「(受けるつもりか!リュウセイ!!)ユーゼス!今すぐターンXに乗り込め!巻き添えを喰らっても知らんぞ!!」
「既に乗り込んでるのも私だ」

ユーゼスがターンXに乗り込んだ瞬間、轟音と共にイギリス全土が揺れたかと思えば
リュウセイとケンの前に、地中よりチャージ台とフィールドが姿を表す。

「なんて、強大なオーラを放っているフィールドなんだ……」
「どうした?怖気づいたかリュウセイ?」
「笑わせるな!行くぜ!!」

リュウセイがマシンの後輪をチャージ台の擦り付ける。先ず一回目のチャージだ。
しかし、その瞬間トムキャット・レッド・ビートルより、強大なエネルギーがリュウセイの体を流れた。

「何てチャージ台なんだ……」

だが、手を休ませる訳にはいかない。リュウセイは咆哮をあげながら二回目のチャージに挑む。
凄いエネルギーだ。一回目の時よりも、力強いエネルギーが流れ込んでくる。
だが、倒れる訳にはいかない。再び三回目のチャージを行う。今度は意識を手放しそうになる。
それを堪え、リュウセイはフィールドに向かってチャージが完了した、トムキャット・レッド・ビートルを投げ込む。

同じくチャージが完了したケンも自らのマシンを投げ込む。

「「チャージイン!!!!!」」

天才的なチャージインだ。

「テールスピンドリフト!」

開始早々リュウセイは必殺技を繰り出す。
その叫びに応じ、トムキャット・レッド・ビートルはケンのキー・オブ・ザ・グッド・テイストの横に回り込む。
そのまま、ヘラクレスオオカブトを模様した、巨大な角でキー・オブ・ザ・グッド・テイストを押さえ込む。

「振りほどけ!キー・オブ・ザ・グッド・テイスト!!!」
「遅い!」


トムキャット・レッド・ビートルは、そのままキー・オブ・ザ・グッド・テイストを場外まで投げ飛ばす。
「なんてな?天才であるこの俺に最早そんな技は通じん!」
それを証明するかの如く、キー・オブ・ザ・グッド・テイストは受身を取ると、場外のギリギリ手前で急停止する。
「何!?」
リュウセイの驚くのをよそにキー・オブ・ザ・グッド・テイストはトムキャット・レッド・ビートルに向かって、砲弾のように突っ込んで行く。
「テンシンドンターボ!」
ケンが叫んだ瞬間、キー・オブ・ザ・グッド・テイストが黄色に輝きだしケンの背後に天津丼が現れる。
「なんという圧倒的パワー……。もろに喰らえば、その辺のMSでは木っ端微塵だぞ!」
「二人の戦いを冷や冷やしながら見守るのも私だ」
キー・オブ・ザ・グッド・テイストの炸裂した必殺技がトムキャット・レッド・ビートルを襲う。
「かわせ!」
その一声と同時にトムキャット・レッド・ビートルは上空に向かってジャンプをした。
標的が消えたキー・オブ・ザ・グッド・テイストは、トムキャット・レッド・ビートルを素通りする。
それだけではない。そのまま重力に従い、トムキャット・レッド・ビートルはキー・オブ・ザ・グッド・テイストの背後に落下して来たのだ。
「なんだと!」
「貰ったぜ!レッド・レッド・メテオバースト!!!」
256天才対決!ドリーム・パラレル・デスマッチ:2012/02/22(水) 01:33:11.83 ID:Vj7Ot/wW

トムキャット・レッド・ビートルが赤く輝き速度を増す。直接喰らえば確実に敗北の一撃だ。
そんな、絶対絶命の状況でもケンは冷静だ。そして天才的にケンはある方法に出る。

「回転しろ!」
「何!?」

ケンの指示に従いキー・オブ・ザ・グッド・テイストは氷で車が滑ったかのようにスピンを始める。
更に、そのままトムキャット・レッド・ビートルに体当たりを仕掛けてきた。
「迎え撃て!トムキャット・レッド・ビートル!!」
しかし、それに怯むことなく、トムキャット・レッド・ビートルはキー・オブ・ザ・グッド・テイストに向かって行く。
そのまま両者が激突する。その瞬間、余波によりターンXでさえ後ろに退いてしまう程の暴風が発生した。
そして、激突した二機のマシンは――。

「ギリギリ持ちこたえたか……」
「やるな。リュウセイ」

場外近くまで後退させられるも、両者のマシンは未だ健在していた。

「考えたな。確かに、無防備な背後からの攻撃では確実に今の一撃で決まる。
 しかし、回転を加えあえて向かっていく事により、レッド・レッド・メテオバーストの威力を殺しダメージを軽減したのだ。天才を名乗るだけあってあの小僧……できる!」
「解説乙と言うのも私だ」

ここまで両者共、一歩も譲らぬ激戦を繰り広げている。
気付けばリュウセイ、ケンの二人の顔は汗に濡れ、息も上がっている。

「ケン。お前まだ本気を出していないんだろ?」
「なに?」
「出せよ。お前の本気を」

そうここまでの激戦を繰り広げても尚、ケンはまだ本気を出していないのだ。

「し、しかし俺が本気を出せば、全員俺に着いて行けなくり全ては滅びる……」
「お前怖いんじゃないのか?」
「何!?」
「さっきから話を聞いてれば、天才だの何だの言ってるが、結局お前は何かと理由を着けて闘いから逃げてるだけだ!」
「なんだと!」
「だってそうだろ?本当に殺し合いを止めたかったら、ボーグなんとかなんて変な組織を作らずに。もっとまともな組織を作れば良かったじゃないか?
 それを、お前は訳の分からない理屈で何かと理由を着けて自分は闘いから距離を置いてるじゃないか!」
「違う!そんなやり方では、全員俺のやり方に着いて行けなくなってしまい、全ては滅びてしまう。だからこそ苦渋の決断で……」
「何でそんな事が分かる?」
「え?」
「何で未来予知能力者でも無いお前に、そんな事が分かるんだよォォォ!!!!」
「ならば教えてやろう!それはこの俺が天才だからだァァァ!!!!」

リュウセイの問答にケンはそう応える。

「行くぞリュウセイ!お望みどおり、俺の本気を見せてやる!そして、この俺が正真正銘本物の天才だっていう事を、お前を倒し今ここで証明してやる!!!!」
「来い!全て受けきってやる!!!!」

ケンは宣言する。今ここで天野河リュウセイを倒し、自分が正真正銘の天才である事をここに証明すると――。
そして、リュウセイも宣言する。ケンの全てを否定し、ケンの本気を全て受けきってみせると――。

「この一撃で全てが決まる」
「胸が高鳴ってくるのも私だ」

そして二人の観戦者は、この天才対決を制した勝者の誕生を目にする事となる。

「チャイナクック・マーベラス・満漢全席・完全版!!!!!!!」
257天才対決!ドリーム・パラレル・デスマッチ:2012/02/22(水) 01:33:34.80 ID:Vj7Ot/wW

以前、この技を使用した時、チャイナクック・マーベラス・満漢全席は不完全な物であり、リュウセイを倒すにまでは至らなかった。
しかし、正真正銘本物の天才になったケンは、とうとう満干全席を完成させたのだ。
「「リュウセイ!」」
「ぐっ耐えろ!俺のトムキャット・レッド・ビートル!!!」

キー・オブ・ザ・グッド・テイストから、多種多様で様々な中華料理がエネルギー弾となって、トムキャット・レッド・ビートルに襲い掛かる。
だがトムキャット・レッド・ビートルは揺らぎながらも、その集中砲火を耐え続ける。

「肉団子、あんまん、粽、等等、天津!!!」
「ぐわあああああああああああああ!!!!」

だが中華料理の集中砲火は三日三晩72時間続くのだ。まだまだ満干全席は始まったばかりだ。

「ぐっ……」
「何という攻撃だ。一つ一つが惑星破壊クラスの……いや宇宙、そのものを消滅させるかもしれん攻撃だぞ?」
「それを放ち続けるケンが天才ならば、それを耐え続けるリュウセイも天災と思うのも私だ」

それでも、リュウセイは耐え続ける。惑星一つを軽々消し飛ばせ下手をすれば、宇宙そのものを消滅させる攻撃を三日三晩72時間も喰らい続けるのだ。
それは本物の地獄すらも生ぬるく感じる程の激痛であり苦しみであろう。

「まだまだぁ!ツバメの巣!フカヒレ!仔豚の丸焼き!等など八種冷菜盛り合わせ!!!」
「うぐおわああああああああああああああああああああ!!!!!」

リュウセイが後ろに退く。体は激痛のあまりそれ以外は何も感じられない。だが、リュウセイは耐える耐え続ける。
258天才対決!ドリーム・パラレル・デスマッチ:2012/02/22(水) 01:33:56.86 ID:Vj7Ot/wW





「カニあんかけチャーハン!中華飯!塩ラーメン!」
「ごはああああああああああああああああああああああ!!!!」

「高級海老のチリソース煮!麻婆豆腐!杏仁豆腐!」
「がああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」

「常夏の焼香煮付け!トナカイのステーキ!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
















〜三日後〜















「俺は耐える!耐えて見せる!何故なら……。俺には絶対にお前を止めなければならない、理由があるからだァァァ!!!!!!!」
「止めだァァァ!!!!天野河リュウセイ!!!!!!!」

最後の中華料理がトムキャット・レッド・ビートルに向かっていく。

「勝った!」
259天才対決!ドリーム・パラレル・デスマッチ:2012/02/22(水) 01:34:28.38 ID:Vj7Ot/wW


立ち込める爆煙……。しかし――



「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
「な、何!?」


リュウセイは立っていた。
そう、リュウセイは耐えたのだ。トムキャット・レッド・ビートルは耐えたのだ。地獄の三日三晩72時間を!

「な、た、耐えたというのか……俺の満干全席・完全版を……」
「これで分かったろケン!お前は天才になったかも知れない!だが結局は闘いから逃げていた。ただの臆病者だったんだよォォォ!!!!!!!」
「そ、そうだったのかあああああああああああああああ!!!!!」

疲労しきった隙を突きリュウセイは最大の必殺技をキー・オブ・ザ・グッド・テイストに叩き込む。

「アルティメット・レッドアウト・ゴールデンマキシマム・バーニング!!!!!!!!!」

トムキャット・レッド・ビートルの目が光り体は赤いオーラを纏っている。
そのまま赤い砲弾となったトムキャット・レッド・ビートルは、キー・オブ・ザ・グッド・テイストを場外に弾き飛ばすのはおろか、吹き飛びすぎお星様になった。

「負けた……」
「お前の未来予想図は崩れ去ったな……」

ケンは手と膝を突く。それを見たリュウセイは一言そう言った。

「俺はどうすればいいんだ……」
「悪い俺、用事出来たから行くよ
「用事て?」
「適当に考えといて」

呆気に取られるケンをその場に置きさり、リュウセイはターンXに乗り込むと何処かに行ってしまった。

「え?」





【五日目・22時00分/イギリス】

【謎の首領(龍昇ケン)@???(人造昆虫カブトボーグV×V)】
【状態】え?
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本:カブトボーグを滅ぼし世界を救う
0:え?
260天才対決!ドリーム・パラレル・デスマッチ:2012/02/22(水) 01:34:51.28 ID:Vj7Ot/wW





「そうか俺は天才だったんだ!」

そしてダークゼロは自分が天才であることに気付いた。



【ダークゼロ@星のカービィ 参上! ドロッチェ団】
【状態】正真正銘本物の天才
【装備】天才的になし
【道具】天才的な道具
【思考】基本:天才的に考えてゼロを殺す
0:天才的に考えて俺は天才だ!
1:天才的に考えてゼロの手伝いは癪だが参加者は消していく
2:天才的に考えていずれは主催も滅ぼす
3:天才的に考えて謎の首領に従わざるを得ない
4:天才的に考えて次の話では時刻表は戻るだろ
※天才的に曙は消滅しました







「おいここ何処だよ?」
「尸魂界に強制送還されたようだ」
「何で?」
「地獄を潰した罪に問われていると思うのも私だ。そして主催側から排除されたと思うのも私だ」


【ユーゼス・ゴッツォ@スーパーロボット大戦α(7期世界)】尸魂界に強制送還確認
【ギム・ギンガナム@∀ガンダム(7期世界)】尸魂界に強制送還
【天野河リュウセイ@人造昆虫カブトボーグ V×V(平行世界)】尸魂界に強制送還確認
261本当のスーパー大戦を見せてやんよ:2012/02/22(水) 02:15:49.70 ID:GGHnbIoX
「もけけけけけけけけけ!」

出番の少なさと組織の多さのせいで発狂してしまった源静香は
バイオリンから発生させる怪音波で通りすがりの参加者を次々と殺害していった。

「おきょきょきょきょきょきょ!」

そして今も近くにいた連中の頭をカントリーミュージックを聞いた火星人の如く破裂させていった。

【織斑千冬@インフィニット・ストラトス 死亡確認】
【ハケット@あらいぐまラスカル 死亡確認】
【ドビンズ先生@トム・ソーヤーの冒険 死亡確認】
【ピエトロ・ロッシ@母をたずねて三千里 死亡確認】
【おかみ@レ・ミゼラブル 少女コゼット 死亡確認】
死因:謎音波


「ぐげげげげげげげげ、げ?」
しかしその時彼女は見た。死体だらけの中から一人立ち上がる白い戦士を!

「宇宙キタ━━━(゚∀゚)━━━!!」

そこにいたのは、DXフォーゼドライバーが手に入った喜びのあまり
本当に仮面ライダーフォーゼに変身したロッテンマイヤーさんだった。

【メタル・クロー@七つの海のティコ 死亡確認】
【安心院なじみ@めだかボックス 死亡確認】
死因:ロッテンマイヤーさんが宇宙キタ━━━(゚∀゚)━━━!!のポーズの時に振り上げた腕が当たった


「なにも来てねぇよ……ブチ殺すぞゴミが……」
静香ちゃんはすぐにバイオリンを弾き、死にいざなう旋律を奏でる。
しかしそんな音波は仮面ライダーには通用しなかった。
「なん……だと……」
「カスがきかねぇんだよ」
フォーゼの蹴りでバイオリンは粉々になった。


「どうやら本当の力を見せる時が来たようだな……
  チェインジ!プリキュアビートアップ!! 」

掛け声とともに静香ちゃんはキュアピーチに変身すした。

「なん……だと……」
「そして私はあと五つ変身アイテムを残している……この意味がわかるな?」

仮面ライダーとプリキュアの視線が交錯した時、両者に去来した思いは

「「こいつを殺す!!」」
262創る名無しに見る名無し:2012/02/22(水) 02:16:32.16 ID:GGHnbIoX






「まあ!なんということでしょう!」
柊つかさと別行動をとっていたゴーカイピンクことアイムが発見したのは、
プリキュアと仮面ライダーが命の獲り合いをしている現場だった。
しかも2人の周りには餌食になったと思しき参加者の死体が転がっている。

「ふたりとも、戦いはやめてください!」
連合メンバーとはいえ、彼女は本来は平和を愛するスーパー戦隊の一員である。
このまま戦いを放置して多くの犠牲者を出すことは見て見ぬふりはできなかった。
そんな彼女の目に入ったのは、既に死んだ参加者が持っていたモバイレーツとゴーカイピンクのレンジャーキーだった。

「変身!ゴーカイピンク!」

ゴーカイピンクに変身すると、目の前の戦いを止めるため……というかどう見ても危険人物なこいつらを排除するため
彼女は戦いの中に割り込んでいった。
そしてここにスーパー戦隊、仮面ライダー、プリキュアのスーパーヒーローヒロイン大戦の幕が切って落とされたのである。


【二日目・22時00分/セントヘレナ島】

【源静香@ドラえもん】
【状態】健康、狂気、キュアピーチ
【装備】キュアピーチの装備
【道具】支給品一式、キュアモジューレ@スイートプリキュア♪、
リンクルン@フレッシュプリキュア!ココロパフューム@ハートキャッチプリキュア、
ミルキィパレット@Yes!プリキュア5GoGo、タッチコミューン@ふたりはプリキュアMaxHeart、
変身用徳利@ふたりはタマキュアSilverSoul(というか銀魂)
【思考】
基本;目立つ。そして、多すぎる組織を全部ぶっ壊す
1:ロッテンマイヤーとアイムを殺す

【ロッテンマイヤー@アルプスの少女ハイジ】
【状態】仮面ライダーフォーゼに変身中、宇宙キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
【装備】DXフォーゼドライバー@現実
【道具】支給品一式、不明支給品一式
【思考】
1:源静香とアイムを殺す

【アイム・ド・ファミーユ@海賊戦隊ゴーカイジャー】
【状態】健康、ゴーカイピンクに変身中
【装備】アサルトライフル、手榴弾×10、コンバットナイフ、ガスマスク、防弾チョッキ、モバイレーツ、ゴーカイピンクのレンジャーキー
【道具】支給品一式
【思考】基本:国王の命令でカブトボーグ殲滅
1:源静香とロッテンマイヤーを倒す
263禁止事項忘れてねぇ?:2012/02/22(水) 02:19:17.09 ID:Eq0tZ4cr
だが5人以上殺したせいで源静香が死んだ
首が飛んで。

教訓:禁止事項は忘れずに
書き手もキャラも

【源静香@ドラえもん 死亡確認】


【二日目・22時10分/セントヘレナ島】
264己の信じる道を:2012/02/22(水) 17:15:09.42 ID:mIP/sEUZ
「くっ……」

アメリカのとある路上、そこのマンホールの蓋が動いたかと思えば、中から人が這い出てきた。
疲れきった様子だが、目は死んでいないその男――イシドシュウジは汚れを払うとアメリカの地に立った。
レジスタンススイス基地で消息を絶った彼は、無事だったのだ。

「藍さん……みんな……」

基地が内部から爆破された直後、八雲藍は数名のレジスタンスを地下の隠し通路に避難させていたのだ。
イシドもその一人であり、途中生き残りとははぐれてしまったが、こうして生きている。

彼もまた、ウザイ連合の放送を地下で確認していた。
自分を逃がしてくれた八雲藍をはじめ、多くの仲間たちが虐殺される様子に彼は激しい憤りを感じた。
だが冷静さを欠いてはすぐに死んでしまうと自らを戒め、今まで地下に潜んでいたのだ。
しばらく待機していたおかげか、少しは頭も落ち着いている。

「まずは……誰か生き残りを探さなくては……」

イシドは助かったとはいえ一人だ。
周りに転がる死体の山を見れば、ウザイ連合がどれほどの勢力を持っているのかがわかる。
とてもではないが、まともにやりあって勝てる相手ではない。
少なくとも、仲間を集めるまでは。

「ん?」

そんな時、イシドは必死に走っている少女を見つけた。

「おい君……」
「!?」

そして突然声をかけられた少女、柊つかさはびくりと身体を震わせた。
なにしろ彼女は今、過激派の連合兵に見つからないよう必死だったのだから。
慌てて声のした方向に振り向き……

「レ、レジスタンスの残党!?」

再びその身体を震わせた。
穏健派とはいえ、自分はウザイ連合の一員。
そしてレジスタンスがウザイ連合に必ずいつか逆襲をしかけてくるであろうことも想像できていた。
つかさ自身、連合が放送した公開処刑と死に際集には嫌悪感を憶えていたからである。
レジスタンスの仲間であれば、その怒りは尋常ではないだろう。
このままでは、自分は確実に殺される。

「こ、こないで!」

だから彼女は、無我夢中でアサルトライフルの引き金をひいた。



パァン


265己の信じる道を:2012/02/22(水) 17:16:20.52 ID:mIP/sEUZ
「……え?」

つかさは何が起きたのかわからなかった。
確かに引き金をひいたと思ったらその瞬間にライフルは弾きとばされ、遠くに転がっている。

「……随分と物騒だな」

ころころと転がるサッカーボールを回収し、イシドはため息をついた。
彼は驚異的な動体視力で、ライフルをサッカーボールで破壊したのだ。

「あ……あぁ……!」

つかさはその場にへたりこんでしまう。
そういえば魔理沙から確か聞いた気がする。
『あいつら、みんなどこかしら変だけど、結構すごいし面白いんだぜ?
 とんでも○○○ーとか、大豚ダブル全マシマシ5秒で食ったりとか、絵札が実体化したり……』
彼女は最後の締めくくりに、ボーグさえなけりゃ、みんな即戦力なのになぁとぼやいていた。

連合は確かに現存する組織では最大派閥であり最大戦力を保有しているであろう。
しかし、レジスタンスやDCと異なり、構成員単体の質は明らかに見劣りしている。
大量の重火器と人員の多さで、実力差をカバーしているにすぎない。
連合の一部には勿論強力な幹部がいるが、下っ端は複数人で一人を囲んで銃撃が基本だ。
さて、特に目立った実戦経験もなく、武器を弾かれた非力な自分が。
目の前の復讐に燃えるレジスタンスに一対一で勝てるだろうか?
答えはノーだ。

「た、助けて……」

だからできることは、命乞いしかなかった。
無駄だとわかっていても、本能がそうさせる。

「……」

イシドの手が、無言のまま伸びてくる。

「ひっ……」



「……安心しろ。そんなに震えなくても、殺しはしない。
 君は何故、そんな似合わない格好でウザイ連合に手を貸しているんだ?」
「え……?」

だがつかさの予想とは裏腹に、イシドは少し屈むとつかさの頭をくしゃりと撫でた。



----
266己の信じる道を:2012/02/22(水) 17:17:35.25 ID:mIP/sEUZ
「嘘……」
「悪いが本当の話だ。俺が知る限り、主だったレジスタンスメンバーにボーガーは一人もいない」

イシドとつかさはとりあえず並んで腰掛け、ぽつぽつとお互いの知っていることを話し始めていた。
つかさもまだイシドへの恐怖が完全になくなったわけではなかったが……
よく考えれば、連合内の仲間以外でここまで自分の話を聞いてくれた人は始めてであることに気がついた。
つかさからイシドに話されたのは、連合内部でも複数の派閥があり、過激派の勢いが特に強いこと。
そして謎の女に、首領の正体がケンであると明かされたことだ。

(内部分裂……首領の疑惑……そしてこの子は一応穏健派ということか)

イシドからつかさに話されたのは、レジスタンス内に目立ったボーガーはいなかったこと。
そして少なくとも自分は今は連合に戦いを挑むつもりはないということだった。
これにはつかさも驚いた。
レジスタンスは大量にボーガーを匿っていたために滅ぼしたと聞いていたのに……
もしレジスタンスがボーガーの集まりでもないのに滅ぼされたのだとしたら、つまりそれは……

「……ただ……目立ちたかっただけ……なの……?それだけで、ボーグと無関係の人を……」

つかさの脳裏に、連合が放送した映像が鮮明に蘇る。
まわりの仲間は、ボーガーを匿った罰だ、神罰だとおおはしゃぎだった。
だが、短い時間だが話していてわかった。イシドの言葉に偽りはない。

「そもそも疑問なんだが、何故そこまでカブトボーグを嫌悪する?」
「だ、だって……カブトボーグは危険な玩具だって、それにカブトボーグがある限り……
 私達は目立てないって……」

それを聞いたイシドは、やれやれと言った様子で立ち上がった。

「……俺は生粋のボーガーではないが、ボーグバトルをしたことがある」
「え?」
「……作戦の一環とわかってはいたが、とても充実していた。まあ、サッカーには負けるがな」

イシドは語りながら、足元にサッカーボールを置く。

「はっ!」

イシドがボールを蹴ると、ボールは炎を纏いながらゴールに突き刺さった。
突然のありえないシュートにつかさは目を丸くするが、別の場所を見てさらに目を丸くした。
たった今燃えるサッカーボールが凄い勢いで刺さったというのに、ゴールは新品同様ピカピカなのだ。

「ど、どうして……!?」
「要は、なんでも加減が大切ということだ」

2発目のシュートが、全く同じシュートが再びゴールに迫り……
「!?」
そして今度はゴールネットを焼ききり、ゴール全体を衝撃で原型崩壊させてみせた。

「……わかっただろう。カブトボーグが駄目だというなら、サッカーも駄目だとは思わないか?」

イシドの言葉に、つかさはただ唖然とすることしかできなかった。

「……なら、右を見てみろ」

267己の信じる道を:2012/02/22(水) 17:18:34.62 ID:mIP/sEUZ
「滅びよ……!」

右側にはテニスコートがあった。
物騒な掛け声でリベンジを狙う高校生のラケットが振るわれると……

「ごふっ!」

対戦相手が滅び去った。

【安心院なじみ@めだかボックス 死亡確認】

「え?……テニスで……人が死んだの……?」
「次、そのままもう一度右を見てみるんだ」

「最初はグー、ジャンケン……」

次のグーの掛け声の瞬間、もはや識別不可能な何かがばらばらになって吹き飛ばされていた。

「……え?」
「じゃんけんでも人が死んだな。サッカー、テニス、じゃんけん、そしてカブトボーグ。
 みんな子供だってやる。そしてみんな大好きだ。だが、その度に死者がでるか?」

イシドの問いに、つかさはぶんぶんと首を横に振る。
もしそんなのが現実に起こったら、世界はとっくに破滅している。

「……あれ?」
「そうだ。どんなものでも、使い方を誤れば人を殺める。だが誤らなければ、とても楽しい。
 カブトボーグが駄目ならサッカーもテニスもジャンケンも似たようなもの、許されないから滅ぼす?
 そんなことできるものならやってみろ。誰一人生存できないぞ」
「じゃ、じゃあどうして連合はカブトボーグだけを……」
「言っただろう。君の所属している組織の大半は目立ちたがりやなだけだ。
 そしてあのドゥバイがカブトボーグに倒された……カブトボーグが当時一番活躍したからこそ。
 連合はカブトボーグを妬んだだけにすぎない。連中は、なにかと理由をつけて……
 自分達が目立ちたいだけなんだ……俺の仲間を、レジスタンスを滅ぼしたのも、な……」

イシドは悲しげに顔を伏せた。
その様子にもはやつかさは二の句がつげなかった。
あの処刑もただ『連合はレジスタンスより力がある』ことをアピールしたいがため。
二度目の放送も『レジスタンスは滅んだ。諦めてうちに所属しな』という悪質な勧誘のため。
連合はとにかく自分達を強く見せたかった。目立ちたかった。
自分も、確かに目立ちたい願望がある。あるのだが……

「仮に君が目立てたとして……」

268己の信じる道を:2012/02/22(水) 17:19:13.89 ID:mIP/sEUZ
「この屍の山、他者を踏み台にして、恐怖の対象として目立って、本当に満足か?」
「嫌だ!」

つかさの口から、考えるよりも先に言葉が出ていた。

「こんな、こんなこと……!」

確かに目立ちたいという願望はあった。
だけどつかさが目指していたのは、もっと別の……言い方を変えれば頼られたかった、認められたかった。
一般人の身でありながら次々に人を助けてみたり、主催の強敵を倒してみたり。
でもそれが難しい世界だから、ついつい逃げてしまい……そして連合の甘い言葉に惑わされた。
『カブトボーグは悪』たったそれだけの言葉に。
任務を始めて最初のうちだけは酔えた。だが今や、連合のやっていることは無差別テロだ。
そして今、唯一信じられていたカブトボーグが悪だということすら否定された。
首領がもし本当にケンだとすれば、当然彼もカブトボーグを所持している。
もはや、何を信じればいいのか……

「……」
「え……?」

そんなつかさの前に、イシドが手を差し出した。

「もし君が、本当に連合のやり方が間違っていると思うなら……俺に力を貸してくれ」
「で、でも私……!」
「組織を裏切るのが怖いか?それとも資格がないとでも思うのか?
 確かに既に罪を犯しているかもしれない。だがそれを悔い改めるのは、全てを終わらせた後でいい。
 ……俺も、スパイとはいえ一時は主催者側だった男だ」
「!」
「さらに言えば、君ら連合が流した映像の中に、アンゼロットの姿もあった。彼女も主催幹部だ」
「!?」
「彼女にどんな心境の変化があったかはわからないが……遊星たちは命を捨てて彼女を逃がしている。
 つまり、彼らが彼女を『味方』と判断したわけだ。
 さあ、このバトルロワイアルの主催幹部が揃ってレジスタンス側に転んでいるんだ。
 疑問を抱いている連合から抜け出す方が、よっぽど簡単じゃないか?」
「……」





やがて、つかさはゆっくりとだが、イシドの手を握った。

269己の信じる道を:2012/02/22(水) 17:20:10.41 ID:mIP/sEUZ
「……ごめんなさい、私末端の兵士だから本部の正確な場所も構成員もわからなくて……」
「いや、十分だ。少なくとも君の他にまだ連合に疑問を持っている者がいるだけ救いがある。
 とはいえ、反旗を翻すのは待ったほうがいい。連合のやり口を見てわかると思うが、即座に消される」
「ど……どうするんですか……?」
「まずはなにより仲間を集めることが優先だ。
 レジスタンスの仲間だろうが、君のように連合を疑問に思って抜ける者だろうが、誰でも構わない。
 目立ちたい派におそらく説得は通用しない以上、強行突破できるだけの戦力が」
「一人、アイムさんって人がいるけど……」
「厳しいか……おそらくレジスタンス生き残りも連合は警戒して戦力を各地で復活させているはずだ。
 できれば、アンゼロットとも話がしたいところだが……」

イシドとつかさは、連合軍への対処に悩んでいた。
二人が手を組んだところで、連合にはまるで歯がたたないどころか、最悪モブ兵士にも殺されかねない。
イシドがアンゼロットに会いたいもう一つの理由としては、おそらく同行者に黒とベルがいるからだ。

「ところで、イシドさん?」
「なんだ?」
「……あの人、ちょっと誘ってみませんか……?」
(見かけによらず度胸あるな、おい……!)

【二日目・21時20分/アメリカ】
【イシドシュウジ@イナズマイレブンGO】
【状態】健康、連合への怒り、仲間の死に悲しみ
【装備】サッカーボール
【道具】ジャミング装置
【思考】
基本:まずはレジスタンス残党、新たな対主催との合流
1:つかさと行動をともにする
2:できればアンゼロット一行と接触したい
3:あれは、近寄って大丈夫なのか……!?
※8期世界の住人のようです
【柊つかさ@らき☆すた】
【状態】健康、決意
【装備】手榴弾×10、コンバットナイフ、ガスマスク、防弾チョッキ
【道具】支給品一式
【思考】基本:連合を変えるために仲間を集める
1:イシドと行動をともにする
2:アイムさんとも合流したい
3:滅びよ……とか言ってるけど悪い人じゃなさそうだし……
※謎の首領の正体を聞かされました
【平等院鳳凰@新テニスの王子様】
【状態】健康、正真正銘本物の天才、髭が剃れた
【装備】日本代表のバッチ(No.1)、テニスラケット、テニスボール×∞
【道具】支給品一式、リバースドール(使用済み)
【思考】基本:主催者達を滅ぼす
1;マーダーも滅ぼす
2:ステルスマーダーも滅ぼす
3:こっちを見ている小娘たちはなんだ……?
270宣戦布告:2012/02/23(木) 00:45:06.39 ID:WDKMEnbK
「うーん……。俺はどうすればいいんだ……」
ケンは悩んでいた。自分のような、臆病者はどう行動すればいいのか、まったく見当がつかないでいたのだ。
「ていうか、死んだのに何でリュウセイが居るんだよ……。もしかして、俺ってお化け見ちゃったのかも!」
「ケン……。実はリュウセイは俺が天才過ぎるあまり、間違えて生き返られせてしまったんだ!」
「そうなのか!?」
「それ以外に考えられん……。何故なら俺が天才だからだ!」

ダークゼロは確信していた。自分は何者をも超えた天才だと。

そんな時である。全世界に向けてボーグうざい連合が放送が流れたのは。

『皆さん初めましてだゾウ!私は人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合改め革命連合の首領マリーランド国王だゾウ!!』

ケンは驚いた。何故なら、国王が無断でこのような放送を流したかと思えばいきなり首領を名乗るのだから。

『今、最有力の対主催組織DCは実は主催側が用意した組織だったんだゾウ!
 そこで我々、人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合は名を革命連合に変え行動を開始する事にしたゾウ!
 そう今ここで奴らを潰し、主催を潰す事によりこの忌々しい殺し合いを潰すんだゾウ!』

世界中に激震が走る。

『更に我々は首輪の解析にも、成功しているんだゾウ!つまり我々の仲間になれば首輪も解除できるんだゾウ!
 さあ早く、他の参加者達も革命連合に入るんだゾウ!そしてDCを滅ぼしこの殺し合いをとめるんだゾウ!
 ただしボーガーは問答無用で抹殺だゾウ!』

こうして放送は終わった。

「うわぁ大変な事になっちゃったぞ……」
「今のは実質的にDCへの宣戦布告とみて間違いないだろう。天才的に考えて」
「どうすればいいんだ俺は……」
「取りあえず身を隠すべきだろう。天才的に考えて」

【三日目・00時00分/イギリス】

【龍昇ケン@人造昆虫カブトボーグV×V】
【状態】健康、元首領
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本:どうにしかして世界を救いたい
0:身を隠す
1:何でリュウセイ生きてるんだ?

【ダークゼロ@星のカービィ 参上! ドロッチェ団】
【状態】正真正銘本物の天才、ブロリーの肉体
【装備】ブロリーの肉体
【道具】天才的な道具
【思考】基本:天才的に考えてゼロを殺す
0:天才的に考えて俺は天才だ!
1:天才的に考えてゼロの手伝いは癪だが参加者は消していく
2:天才的に考えていずれは主催も滅ぼす
3:天才的に考えて様子を見て今後の行動を決める
4:天才的に考えてブロリーの肉体を手に入れたぞ!
5:天才的に考えてリュウセイを生き返らせてしまったのも天才である俺だ。天才は末恐ろしいものだ。
※適当に死んで復活したブロリーを天才的に乗っとりました
271宣戦布告:2012/02/23(木) 00:45:41.50 ID:WDKMEnbK







「これでよかったかゾウ?」
「ああ、素晴らしい放送だ。国王よ」

国王にそう言うのはゼロ。

そう主催とボーグうざい連合改め革命軍はDC打倒の為、手を組んだのだ。
そして、この闘いに勝ち残った後は主催がわざとやられ革命連合が英雄になるというシナリオだ。
無論、他の者達はこんな事知る由も無い。

「さあDCの連中め覚悟すんだゾウ!」
「まて。反乱を企てている者達も居る。そいつらの粛清も忘れるな。あと元首領の抹殺もな?」
「分かったゾウ!」

(ククク……。これでいい。DCには消えて貰わねばならぬからな)


【三日目・00時00分/???・連合本部】
【マリーランド国王(エレファント55世)@おねがいマイメロディ】
【状態】健康、首輪解除
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本:主催と手を組みDC及びカブトボーグ関連を滅ぼす
1:今は自分が首領は無敵だゾウ!
2:元首領と反乱を企てている者たちを殺すゾウ!
3:さあ仕事だゾウ〜
※『人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合』は名を『革命軍』に変えました。
※革命連合に入った者達は全員首輪を解除してくれます



【ゼロ@星のカービィ3】
【状態】健康、常識知らずのボーグ馬鹿、ワクチン接種済み、正真正銘本物の天才
【装備】ゼロ様専用カブトボーグ(自分の手作り)
【道具】不明
【思考】基本:真の主催として君臨する
1:革命連合と組みDCを滅ぼす
2:DCとの闘いに備え戦力を補充する
※真の主催者らしいですがまだいるかもしれません
※主催者なのでカブトボーグを持っていても禁止行為に引っかかりません
272修正:2012/02/23(木) 00:47:04.48 ID:WDKMEnbK
【マリーランド国王(エレファント55世)@おねがいマイメロディ】
【状態】健康、首輪解除、首領
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本:主催と手を組みDC及びカブトボーグ関連を滅ぼす
1:今は自分が首領だゾウ!
2:元首領と反乱を企てている者たちを殺すゾウ!
3:さあ仕事だゾウ〜
※『人造昆虫カブトボーグ V×Vはウザイ連合』は名を『革命連合』に変えました。
※革命連合に入った者達は全員首輪を解除してくれます
273魔女達の眠り:2012/02/23(木) 01:09:49.89 ID:7RKF0ju8
「ベルンカステル卿、貴方の言っていることは正しいようね」
「ええ、レジスタンス自体が伏羲が用意した道化芝居、
みんなあの男1人のために死んだのよ」

ベルンカステルはアンゼロット達と接触していた。
とりあえず本当のことは全部話して置いた方がいいとベルンは考えた。

「そんな……じゃああの人たちの犠牲は?」
「全て主催が仕組んだ罠よ、バトロワを盛り上げるために……おや、
緊急放送ね」

ウザイ連合の放送が流れた。

「……つまり、ウザイ連合もまた主催の手に落ちたと言いたいのか?」
「ええ、第二の茶番劇が行われるでしょうね、それと実はウザイ連合には穏健派がいるのよ。
彼らはある場所に集結中よ、たしか……」

ベルンはそう言って穏健派の基地のある場所を教えた。

「それを教えてどうする?」
「そうよ、あんたとラムダデルタ卿は信用できないのよ」
「それは酷いわね、でも早くしないと手遅れになるわ……
レジスタンスの二の舞みたいにね」
「分かりました、ベルンカステル卿……あなたのいうことを信じましょう、
ベル、黒……連合の穏健派の接触します」

アンゼロットはそう言った。
これ以上、くだらない犠牲を生むまいと決めたのだ。

「彼らなら連合の本拠地の場所を知っているはずよ、ここから近いわね」
「お前はベルの言うとおり信用は出来ないが感謝はする」
「行きましょう、これ以上……主催の手のひらで踊らされてたまるものですか!」

ベル達はそう言ってベルンの言う穏健派の基地の場所へ向かった。

「そっちの方はどうかしら?」

ベルンの後ろから女性がやってきた。

「少々連合も暴走しすぎだからね、ここらで滅ぼすのも悪くはない、
すでに連合内にも多数の反乱分子が決起を待っている」
「そうねえ、じゃあレジスタンス残党を少し集結させましょうか?」
「多少の戦力は削っておいた方がいい、丁度向こうでも面白いことになっているはずだ」
「じゃあ引き続き連合内の煽動及びかく乱よろしくね、日向真奈美」

日向真奈美と言われた女性は笑みを浮かべて去っていった。

「信用には置けないけど駒としては有能ね、さて私も次の喜劇の準備に移るわ」

【三日目・00時10分/ドイツ・某所】
274魔女達の眠り:2012/02/23(木) 01:10:56.12 ID:7RKF0ju8

【ベール=ゼファー@ナイトウィザード】
【状態】健康、アンゼロットに若干同情、黒にたらされてる、怒りと悲しみ
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を殺す。ウザイ連合も全員殺す
0:とても真面目な格好に見えないけど……
1:手駒を集める
2:黒と行動する
3:三沢、土蜘蛛を警戒
4:連合の穏健派に会いに向かう

【黒@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】健康、たらし発動(本人無自覚)、アンゼロットに若干同情、怒りと悲しみ
【装備】ナイフ、ワイヤー、黒いコート、釣り道具、スターダストドラゴン(カード)、連合基地の場所の書かれた地図
【道具】支給品一式、仮面、病院で回収した医療道具、車、土下座最中、通信機
【思考】基本:ゲーム脱出
0:身を隠しつつ、反撃の機会をうかがう
1:銀を探す
2:ベルと行動する
3:アンゼロット……?
4:三沢、土蜘蛛を警戒
5:最中は自重する
6:連合の穏健派に会いに向かう
※黒がガラスをぶち破ると自動的に『覚醒ヒロイズム』が流れます

【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】
【状態】覚悟と決意、KBウィルス感染、魔法少女化
【装備】魔法少女の服装、ラブラブステッキ、虹の剣
【道具】バスタオル、出来立てカブトボーグ、ロイドウザウルス
【思考】
0:バトルロワイアルを終わらせ、死んでいった者たちへの償いを
1:ゼロ以外の脅威にも対処したい
2:連合の穏健派に会いに向かう

【ベルンカステル@うみねこのなく頃に】
【状態】傍観者?
【装備】???
【道具】???
【思考】基本:傍観者組と一緒にゲームを狂わせる
1:どうやって面白おかしくしようかしら?
2;前回の雪辱は果たす
※8期と同一人物です

【日向真奈美@踊る大捜査線】
【状態】健康
【装備】???
【道具】???
【思考】基本:状況をさらに悪化させつつ連合を狂わせる
1:連合内を面白おかしく狂わせる
275さぁ、素晴らしき戦争の時間だ!:2012/02/23(木) 02:26:59.62 ID:so8L8TuN

「戦闘員諸君!! 我々の成すべき目的はなんだ!!」
『戦いでございます!!! 真田副武将!!!』
「そうだ!! では、我々がその戦いで掴むものは何だ!!」
『唯一無二の勝利です!!!』
「そうだ!! だが、我々は何時だって挑戦者(チャレンジャー)だ!!
 常に精進しろ!!! 勝利をこの手に掴むために!!!!!!」
『イエッサー!!!!!!』

ゼロ君が勝手に色々やっている頃、主催者側もなんだか騒がしくなってきた。
モブの戦闘員たちの戦意と士気は真田副武将が盛り上げる。
真田君はいつの間にか帰ってきたが、『シーザー・カエサル・エンペラーは無くした』の一点張り。
まぁ、私はどっちでもいいけど。

「……『名無し』さん、命令(オーダー)8?」
「ん、じゃあ参加者と傍観者気取りの連中の『見敵&必殺(サーチ&デストロイ)』で」
「オーケーだ……フフフ、8ァー8ッ8ッ8ッ……!!」

……完全に人としてのリミッターが外れちゃったかな?
まあいいか、にしてもとてもいい面構えになったじゃないか!! 感心感心。
彼には身体を全身武器庫状態に改造して、戦い方も脳内に直接刷り込んだ。
そうだな、今の彼だったら断罪者(エクスキューショナー)クラスの実力はあるんじゃないかな?
まぁ、期待は……しないでおこう。

「俺たちも連合本部に移動するぞ!」
「するんだぜ!!」
「うん!……『名無し』ちゃんは?」
「……後で合流する、何、すぐに行くさ」

私は両手とウサギを先に連合本部に向かわせた。
なんだか、ここが少しだけ名残惜しくなったのだ。
少しだけ、物思いにふける。

……そういや、ゼロ君の目的ってなんだろうか?

古今東西、パロロワ主催者には何かしら目的がある。
もし、ゼロ君の目的が仮に全宇宙の支配なら後ろからバッサリと斬る覚悟は出来てる。
そんなのは参加者の側に回って勝手にしてろ。
参加者の苦しむ顔が見たいなら、もっと大人しくしてろよ。
……タクアンの時もそうだったが、主催者は常に冷静(クール)でいないとな。

ゼロ君には真の主催者として自覚を持ってもらわないとね。
まぁ、はっきり言って、ゼロ君は私の捨て駒だよ。捨・て・駒。
彼の生死なんて心底どうだっていい。寧ろ『偽りのハッピーエンド』の為には必要なピースだね。

「………行こうか」

こことはもうお別れだ。
……短い間だったが、お世話になったな。

「……さぁ、戦争の時間だ!!!」

(全てのものは、生まれた瞬間から、死に向かって進んでいる……
 この流れを誰にも止めることは出来ない運命さ……なぁ、そうだろ……サイグローグ?)
276さぁ、素晴らしき戦争の時間だ!:2012/02/23(木) 02:28:22.88 ID:so8L8TuN
【三日目・00時10分/???・主催本部】
【『名無し』/@TCBR】
【状態】名前を奪われた(と、思っている)
【装備】九字兼定
【道具】不明
【思考】基本;『奴(10/)』の抹殺を優先。
1:連合本部に向かう
2:さぁ、戦争の時間だ!
3:アンゼロットは放っておきましょうか。
4:いざとなったらゼロを斬り捨てる。
※『真の主催者』です。
※『因果律操作』が出来ます。


【8/@TCBR】
【状態】フル改造済み、ジョーカー化、特殊加工の首輪
【装備】大量の銃火器と刀剣類
【道具】なし
【思考】基本:『見敵&必殺(サーチ&デストロイ)』
※主催者側のジョーカーになりました。

【真田弦一郎@新テニスの王子様】
【状態】左目に眼帯、首輪解除
【装備】黒いジャージ&テニスボール&テニスラケット@新テニスの王子様、神威がくぽが作った木刀
【道具】支給品一式、鎧輝@クラッシュギア、不明支給品、ぶっ壊れた特別支給品
【思考】
基本:ただ勝つのみ
0;ロイド……
1:主催側として暫く動く
2;どんな戦いでも全力で勝利を狙う
3:戦闘員たちを率いて、向かってくる参加者と全力で戦う
※主催側になりました。

【マスターハンド@大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:連合本部に向かう
※『真の主催者』の1人です。
※主催幹部の降板に合わせてやってきました

【クレイジーハンド@大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:連合本部に向かう
※『真の主催者』の1人です。
※主催幹部の降板に合わせてやってきました

277創る名無しに見る名無し:2012/02/23(木) 02:29:25.04 ID:so8L8TuN
【マイメロディ@おねがいマイメロディ】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:連合本部に向かう
※『真の主催者』の1人です。
※主催幹部の降板に合わせてやってきました


一方、その頃……

「Zzz……」

ノーベンバー11はガラガラになった主催本部の自室ですっかり熟睡していた。
でも見てください。こんなに幸せそうに眠る初期主催者の顔を。

あなたは、こんな顔で寝れますか?

【ノーベンバー11@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】健康、熟睡
【共通思考】
1:ゼロの意志に従いバトルロワイアルを運営する
2:少し休憩する
※主催側です
※置いてけぼりを食らいました。

278そう上手くいくと思ったら大間違いですよ:2012/02/23(木) 02:59:07.15 ID:7RKF0ju8
「と言うわけで『名無し』、ゼロを切り捨てる予定でしたね」
「シリウス……しかし我らが妙にネズミが増えたものだね」
「まったく……主催の中にも獅子身中の虫がいたとは」

『名無し』の様子をモニターで伺う者がいた。

「彼はとんでもない考えをしていましたね……はっきり言いいましょう、
先に本音を言ったら負けです……そう本音を言ったら負けです……
大切なことはに二回いいました……最後まで泳がせて起きましょう」

真の主催のシリウスとマスター・アルバートは名無しが去った後、主催本部に到着した。
『名無し』はまったく気づいていなかった。
いくら因果律を操れてもまだ到着していなかった真の主催者がいたことを。
その到着していなかった主催2名が彼らである。

「しかし本当かね、連合本部ごとレジスタンスとDCをまとめて葬ると言う話は?」
「らしいですね、だったら首輪なんて解除しませんよ……この際ウザイ連合にも消えてもらいますとね」
「やれやれ彼の余興も困った物だよ、場合によって断罪者にマスターハンドとクレイジーハンドと
マイメロを回収させねばね」
「予定では主催本部が決戦の場ですからね、アルバート……」

シリウスは再び『名無し』を見る。

「しかしいつ彼の叛意に気づいたのかね?」
「因果律を持つといった時点です、まあ道化は道化として最後まで役に立ってもらいましょう」
「しかし彼も国王も滑稽な者だね、まさか我々が監視していたとは気づくこともなかったのに」
「ゼロはそういう人です、最後の最後まで我々のような切り札はちゃんと温存しているんです」
「そうだな、だが最後は最後らしく宿敵とも決着させたいものだね」

シリウスとアルバートはそう言って引き連れた『断罪者』と共にゼロの元へ向かった。

【三日目・00時20分/???・主催本部】
※ゼロの本当の目的は連合ごと対主催を消すことらしいです

【シリウス@流星のロックマン3】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:ゼロに会いに行く
※『真の主催者』の1人です。
※『名無し』の思惑は見抜いております

【マスターアルバート@ロックマンゼクスアドベント】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:ゼロに会いに行く
※『真の主催者』の1人です。
※『名無し』の思惑は見抜いております
279断罪、そして捕獲へ……:2012/02/23(木) 09:24:03.47 ID:zDmXoIJ7
「さて……次の喜劇の場所は……ッ!」

ベルンカステルが移動しようとした瞬間、彼女めがけて一閃が放たれた。
突然の一撃に多少は面食らうも、バックアップでそれをかわし、ベルンは相手を確認する。

「ち……こざかしい断罪者ね……」
「これ以上、貴様のようなイレギュラーをのさばらせるわけにはいかないのでな……」

闇の中から現れたのは、断罪者のダークマターだ。
自分の一撃をかわされたことを別に気にすることもなく、再び剣を構えている。

「我が主、ゼロの邪魔となるイレギュラーは全て排除する」
「あら、私以外にももっと邪魔な連中はいるんじゃない?」
「私に命ぜられたのは、次元干渉し異世界からやってきた者の排除でな……」

ダークマターが再び剣を振り抜き、ベルンはそれをかわしていく。
彼女にとって、ダークマターは脅威たりえないのだ。

「アハハハハハ!所詮ゼロに造られた無数の闇の一つ!有象無象のゲロカス目玉が!
この奇跡の魔女であるベルンカステルを本当に打ち倒せるとでも!?
いいわ、なら赤で宣言してやるわ。【お前は絶対に私に勝てない!】」

ベルンが魔女の力である赤い宝刀、【赤き真実】を行使する。
赤き真実は絶対であり真実であり一度使用されたが最後、取り消されることはない。

「ほう、それが魔女の持つ赤き刃か」
「これでお前は私にはどう足掻いても勝てない。私の楽しみを邪魔するなら、あんたが消えなさ……」
「だから、貴様に消えろと言っている……」

ダークマターの闇の剣が、ベルンの体を肩から一気に切り裂く。
あくまで淡々と、慌てることなく事務的に。

「なっ……が……!?」

対するベルンは赤を行使したにも関わらず深手を負わされ、理解ができない。
確かに相手はゼロ直属の断罪者だが、赤の前では無力の筈なのだ。

「悪いが、この世界では赤き真実など何の意味をなさない。
どれだけ言葉を並べ立てようと、だ。黒き混沌はあらゆる真実も秩序も飲み込み、喰らう。
それは私や主であるゼロにも抗えない。この混沌空間において、舞台外からの傍観など不可能」
「くっ……!」

傷口を押さえながら、ベルンはダークマターを睨みつける。
たかが断罪者の一匹に傷を負わされたどころか、見下ろされているのが気にくわなかった。

「こンのゲロカス野郎がああああァァアアアァアァアァア!」

280断罪、そして捕獲へ……:2012/02/23(木) 09:25:39.51 ID:zDmXoIJ7
凄まじい形相でベルンが罵声を浴びせると同時に、彼女の周りに無数の光が現れる。
それらは全て、彼女が使役する黒猫の瞳。爛々と輝く狩人の眼光だった。

「む……」
「赤き真実が使えない?上等よ!ならば実力で直接あんたをぐずぐずの挽肉にしてやるわ!
千年を生きたこのベルンカステルをこけにした罪、その死で償うがいい!」

数え切れぬ黒猫の群れが、一斉にダークマターに飛びかかる。




「クァハ……!たかが、たかが千年を生きた程度でその口ぶりとは!
所詮、家畜に飼われる家畜以下の存在、哀れな猫の浅ましさよ!喰らえ、七帝竜!」




闇の中から嘲笑と咆哮が響く。
次の瞬間には、辺り一帯に獣の悲鳴と、肉がひきちぎられ骨が噛み砕かれる音……
そして血の滴る音が、耳障りなほどに続いた。
後には何も残らない。あれだけあった光が、全て消えている。

「フン、家畜の家畜の分際で、数十億年を生きてきたワレに勝てるわけなかろう」
「あ、あんたは……」

ダークマターの背後から、巨大なドラゴンが姿を現す。
その顔は紛れもない、DCに所属しているはずの神竜ニアラだ。
しかし、明らかに雰囲気が違ううえ、外見も異なっていた。

「……あの程度、手助けは不要だ」
「そう言うな。それにワレらも少し腹が減っていた。とても美味だったとは言えぬがナ……」

ダークマターとのやりとりを見る限り、どうやら協力者らしいが、ベルンにはどうでもいいことだった。
赤き真実は使えず、仔猫もどうやら残らず喰い散らかされたようだ。
悔しいが、退くしかない。

「オイ、負けネコが逃げるようだぞ?」
「喰わぬのか?」
「自己顕示欲の味は、あまり美味とは言えぬ。くれてやる」
「この者は第八期界の流れ者……今度こそ目立ちたいという願望……連合軍となんらかわらんな」

だが二人の追跡者はベルンの逃走を苦とすることなく、一瞬で肉薄してみせる。

「ぐ……!?この私が……!こんな、こんな……!」
「去れ、イレギュラーたる魔女よ」

剣が数度煌めくと、魔女ベルンカステルの体は切り刻まれ、闇にのまれて消滅した。
【ベルンカステル@うみねこのなく頃に】 死亡確認

281断罪、そして捕獲へ……:2012/02/23(木) 09:27:24.59 ID:zDmXoIJ7
「断罪完了……」
「他の自称傍観者とやらは始末しないノカ?」
「主からはこれ以上の命は受けていないが……場合によっては動かねばならぬやもしれん」
「まあ問題はないダロウ。ア奴は神たるワレでも底の知れぬ存在。名の通り本当に底もなにもないカモナ」
ダークマターとニアラは空を飛びつつ、会話も続ける。

「しかし、まさか貴方が主の召集に応えるとはな。異世界の自分に味方するかと思ったが……」
「クァハ!ア奴には各星々を喰らう際に何度か世話になったからナ。神は恩を忘れぬノダ。
そして、醜態を晒し続ける別世界のワレなど、ワレ自ら滅ぼしてクレル!」
「協力感謝する。さて……次の断罪対象者は……」
「確か、あの逃げた主催幹部ダッタナ。殺さずに捕まえろとのことダガ……」

断罪者は主の不穏分子を消し、そしてかつての主催幹部に迫る。


【三日目・00時25分/ドイツ・某所】
【ダークマター@星のカービィ2】
【状態】健康
【装備】闇の剣、マント
【道具】支給品一式
【思考】
基本:全ては主人ゼロのために……
0:イレギュラーの殲滅
1:左慈@恋姫†無双の捕獲
※断罪者の一人です

【神体ニアラ@セブンスドラゴン2020】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】
基本:ゼロに協力する
0:イレギュラーの殲滅
1:左慈@恋姫†無双の捕獲
2:DCに所属している自分は殺す
※ゼロの協力者にして断罪者の一人です
※DCのニアラとは別人です
282ぽっとでのくせになまいきだ:2012/02/23(木) 18:40:16.27 ID:RWdz9XI2
「詰まらん……我の心を満たすものではないか」


その時、通信が入った。


『これはご苦労様ですよ、アポロン・フレイム……イシドシュウジの処刑』
「わざわざ我を寄越すまでもあるまい、そういう仕事は他の断罪者にやらせろ」
『いえいえ、イレギュラー要素は予想以上この世界に混ざったようですからね、
イシドシュウジ……彼は8期の住人……消しておいて正解です』
「どういう意味だ?」
『今回の連合の切り捨てが早まった最大の理由ですよ、おそらく誰かが手引きした可能性があります』
「名無しか?」
『ありえますね、どっちにしても私の目の黒いうちは彼の思惑通りには進みませんよ、
一旦本部へ合流してください』
「分った、イレギュラー要素の話、詳しく知りたい」

〜〜〜〜

(ふふ……まあ、ざっとこんな感じだろう)

アポロン・フレイムはイシドシュウジらの姿を見つけ、そんな妄想にふけっていた。

自分の戦闘力はイシドの100倍以上。束になっても相手は絶対に勝てない。
まあもしかしたら、0.0001%の確率で倒されるかもしれないが……
だが所詮その程度。文字通り万に一つの負ける要素もない。
だが相手も、元とはいえ主催者かつレジスタンス。これまでの戦いに敬意を表し、ひとつハンデをやろう。
我は左腕一本で戦うことにしよう。
まあそれでもあいつらに負ける気はまったくしないが。
つまりいずれにせよ、あいつらには万に一つの勝ち目もない!
仮に相手が先行で必殺技を使ってきても問題ない。
最大奥義を使ってなお、それでも全く歯が立たないことに絶望するがいい。
奴がもし最大奥義を使ってきたらだと?
大丈夫だ、問題ない。
……どのタイミングまで踏み込み、どのタイミングで火球を投げ、焼き尽くし、完全に勝利するか、そのビジョンは完全に見えている。
ではそろそろいくか!



「滅びよ……」
「え?」

【アポロン・フレイム@流星のロックマン2】 死亡確認

妄想にひたりすぎていたアポロン・フレイムはサーブの流れ弾に当たって死んだ。
妄想のしすぎには、注意しましょう。

【三日目・0時10分/アメリカ】

【平等院鳳凰@新テニスの王子様】
【状態】健康、正真正銘本物の天才、髭が剃れた
【装備】日本代表のバッチ(No.1)、テニスラケット、テニスボール×∞
【道具】支給品一式、リバースドール(使用済み)
【思考】基本:主催者達を滅ぼす
1;マーダーも滅ぼす
2:ステルスマーダーも滅ぼす
3:まだ見られている……

「と言う話でしたがどうでした?」
「いやあ、悪くはない」

ぽっとでのくせになまいきだはシリウスとアルバートの考えた創作だった。
チャンチャン!

「夢オチよりはいいと思いますがね」
「はあ、子供には困るだよ」

【三日目・00時30分/???・主催本部】


【シリウス@流星のロックマン3】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:ゼロに会いに行く
※『真の主催者』の1人です。
※『名無し』の思惑は見抜いております

【マスターアルバート@ロックマンゼクスアドベント】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:ゼロに会いに行く
※『真の主催者』の1人です。
※『名無し』の思惑は見抜いております
284創る名無しに見る名無し:2012/02/23(木) 18:51:15.78 ID:oUTI3w2f
元がリレー潰しされたものだろうに。
285カオスロワのふうきがみだれる:2012/02/23(木) 18:59:12.27 ID:6W8rXlxn
「そもそもリレー潰しとかいい加減な復活とか最近曖昧になってきませんか?」
「好きなキャラが殺されるのが嫌いなのは分るがね」
「なんというか空気が読めない展開が多くなったな」
「もうここの項目だけはちゃんと熟知させるしかないでしょう」

http://www23.atwiki.jp/terachaosrowa/pages/405.html

「最近はここの話も矛盾が酷くなっているからな……」
「とりあえず後はウルトラマンエースの最終回のあの台詞を読ませるしかないね」
「優しさを失わないでくれですね」
「先が不安だな……」

主催3人はカオスロワの行く末が不安だった。


【三日目・00時30分/???・主催本部】


【シリウス@流星のロックマン3】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
※『真の主催者』の1人です。
※『名無し』の思惑は見抜いております

【マスターアルバート@ロックマンゼクスアドベント】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
※『真の主催者』の1人です。
※『名無し』の思惑は見抜いております

【ゼロ@星のカービィ3】
【状態】健康、常識知らずのボーグ馬鹿、ワクチン接種済み、正真正銘本物の天才
【装備】ゼロ様専用カブトボーグ(自分の手作り)
【道具】不明
【思考】基本:真の主催として君臨する
1:革命連合と組みDCを滅ぼす
2:DCとの闘いに備え戦力を補充する
※真の主催者らしいですがまだいるかもしれません
※主催者なのでカブトボーグを持っていても禁止行為に引っかかりません

【俺@現実】 死亡確認
死因:なんか欝で
286創る名無しに見る名無し:2012/02/23(木) 22:30:44.75 ID:+0S11DG9
禁止行為で爆死した静香が所持していた大量のプリキュア変身グッズ。
たまたま通りかかってそれを受け継いだのは、とんでもない女だった!

「あら、これは何かしら?」
最近症候群が落ち着いてきたので夕飯の買い物をしていた丸眼鏡の主婦は
道端にばらまいてあった謎のアイテムをいじってみた。
するとなんということでしょう!主婦はプリキュアに変身してしまったのです。
「あらまあ、これで夕飯の食材を奪いやすくなったわ」

【セワシ@ドラえもん 死亡】
【骨川スネ夫@ドラえもん 死亡】
【首領パッチ@ボボボーボ・ボーボボ 死亡】
【ところ天の助@ボボボーボ・ボーボボ 死亡】
必殺技で消滅

彼女はプリキュアの力でセントヘレナ島にいた参加者を皆殺しにした。
まだこの島で生き残っている参加者は、仮面ライダーフォーゼとゴーカイピンクの2人だけである。
そして、再びヒーロー同士の哀しき戦いが勃発したのだった。


【二日目・22時00分/セントヘレナ島】

【野比玉子@ドラえもん】
【状態】健康、キュアメロディー
【装備】キュアピーチの装備
【道具】支給品一式、キュアモジューレ@スイートプリキュア♪、
リンクルン@フレッシュプリキュア!ココロパフューム@ハートキャッチプリキュア、
ミルキィパレット@Yes!プリキュア5GoGo、タッチコミューン@ふたりはプリキュアMaxHeart、
変身用徳利@ふたりはタマキュアSilverSoul(というか銀魂)
【思考】
1:参加者を殺して夕飯の材料を奪う

【ロッテンマイヤー@アルプスの少女ハイジ】
【状態】仮面ライダーフォーゼに変身中、宇宙キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
【装備】DXフォーゼドライバー@現実
【道具】支給品一式、不明支給品一式
【思考】
1:玉子とアイムを殺す

【アイム・ド・ファミーユ@海賊戦隊ゴーカイジャー】
【状態】健康、ゴーカイピンクに変身中
【装備】アサルトライフル、手榴弾×10、コンバットナイフ、ガスマスク、防弾チョッキ、モバイレーツ、ゴーカイピンクのレンジャーキー
【道具】支給品一式
【思考】基本:国王の命令でカブトボーグ殲滅
1:玉子とロッテンマイヤーを倒す
287無能な従者の使い道:2012/02/24(金) 00:07:53.64 ID:kEheJHi8


「ファファファ、少し方針を決めようか、決めると言っても少しだけだがな」

名無しの実質的な後釜の真の主催の1人のエクスデスが発言した。
真主催陣の会議が始まったのだ。

「うむ、大体干渉しないと言った矢先に妙な方向になっているのは矛盾ではないかね?」
「すまん、間が差した」
「ファファファ、ゆえに部下も暴走するはずよ!」

ゼロはシリウスらに謝る。
調子に乗りすぎたと反省するゼロだった。

「まず連合と名無しの切り捨ては決定事項、彼は因果律操作で調子に乗っています」

シリウスは冷淡に述べた。
自分の立場を理解しない愚か者である名無しに対してシリウスは冷たかった。
エクスデスもアルバートも身の程知らず過ぎると思った。

「連合も途中までは良かったんですが『目立ちたい』とかそういうので暴走し始めたんだが」
「ファファファファ、それとベルンカステルをイレギュラーで断罪した馬鹿の処分はどうする?」

突然、エクスデスが話題を出した。

「好きにしろ、ベルンカステルは捕らえて聞き出すべきだったのだ、イシドはしょうがない、
あまり知らぬならここで退場させて正解だ……あいつはおそらくあまり詳しくはない」
「これからは生かさず殺さずでいきましょうね」
「ハンターもあまり参加者の間引きにはならんならもう必要ないだろう」

ダークマターはよく仕事をこなしているがあくまで処分するべきは首輪なし参加者である。
エクスデスの言うことももっともだった。
暴走はいかん、なら適切に消せばいい。

こうして大体の今後の方針は纏まった。

1.真の主催の名無しを追放及び10/と戦わせる
2.連合を完全に切り捨て、滅ぼす
3.愚かなダークマターの処分
4.主催側は過度な干渉は控える
5:ハンターはもう回収する
6:イレギュラーは出来るだけ殺さず捕らえる

「ファファファ、今後はDCと新生レジスタンスの三つ巴となろう」
「じゃあ彼の処分は頼むぞ」


ダークマターは至急エクスデスに呼び出された。

「何だ、急に呼び出して?」
「何故ベルンカステルを殺した?」
288無能な従者の使い道:2012/02/24(金) 00:08:33.65 ID:kEheJHi8
エクスデスがダークマターに詰め寄る。

「何故ってあやつは8期……」
「お主も『目立ちたい』病のようだな、困ったものだ」

エクスデスはダークマターの腕を切り落とした。
『目立ちたい病』などこじ付けであるがそんなことはエクスデスによってどうでもよかった。

「ぎゃああああああ!!」
「愚か者め、扇動者は泳がせておいた方が都合がよいのだ……それにベルンカステルには首輪があったの!」
「あぐ……ぎゃああっ!!」
「それにあえて泳がせば殺し合いも加速する、捕らえるにしてもイレギュラーをばら撒いた
黒幕が分かると言うのに……この考えなしめ!」

エクスデスは容赦なく剣で何度も切りつける。
斬りつけられる度に血が飛び散る。

「だが、いたずらに戦力浪費は望まぬことだ……お主の主に代わって、
このエクスデスが処分を決めよう」

ダークマターは恐怖した。
何故イレギュラーを殺しただけでエクスデスに処分されねばならんのだと。
だが、無意味にベルンカステルを殺した罪は重かった。
だがダークマターは肝心なことを失念していた。
そう首輪があれば遠くで強制爆破も可能だったのだ。
それに脅迫で従わせることも可能である。
最もエクスデスにとってそれは邪悪な鎧を動かす餌を得るための大義名分にすぎなかった。

「ファファファ、いでよアーマードダークネス!!」

するとダークマターの後ろに黒い甲冑が現れた。
鎧は自動的に動きダークマターを捕まえる。
この鎧は本来はエンペラ星人の持つ甲冑であるアーマードダークネスである。
密かにエクスデスが回収していたのであった。

「この鎧を動かす魂としてお主を利用する、何、お主の変わりなどいくらでもおる!
それにアーマードダークネスの餌にするなら戦力も減るまい」
「主は?!」
「ファファファ!私に一任するとな、お前は忠実だが無能ゆえに捨てられたのだ!
恨むなら主の意向を全く理解できぬ無能さを恨むがよい!!」
「そんな理不尽なああああああああ!!!」

絶望しながらダークマターはアーマードダークネスに吸い込まれていった。
エクスデスの判断は正しかった。
絶望した魂の方がアーマードダークネスの魂に相応しいのである。

「ファファファ!お主の命は私が大切に使ってやるぞ!!所詮、お主は量産型の一体、
代用品は利くのだ!」

ダークマターを吸い終わるとアーマードダークネスの眼は不気味に輝き始めた。
ダークマターを糧に暗黒の鎧は目覚めたのだ。

「ファファファファファ!!」

【ダークマター@星のカービィ2 死亡】
289無能な従者の使い道:2012/02/24(金) 00:08:59.98 ID:kEheJHi8
【三日目・01時10分/???・主催本部】
※名無しの追放処分と革命連合への切り捨てが決まりました
※ついでに世界各地のハンターも回収されたようです


【シリウス@流星のロックマン3】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
※『真の主催者』の1人です。
※『名無し』の思惑は見抜いております

【マスターアルバート@ロックマンゼクスアドベント】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
※『真の主催者』の1人です。
※『名無し』の思惑は見抜いております

【エクスデス@ファイナルファンタジーX】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
※『真の主催者』の1人です。
※『名無し』の思惑は見抜いております

【アーマードダークネス@ウルトラマンメビウス】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本:主催の指令を実行する
1:今は待機中


【ゼロ@星のカービィ3】
【状態】健康、常識知らずのボーグ馬鹿、ワクチン接種済み、正真正銘本物の天才
【装備】ゼロ様専用カブトボーグ(自分の手作り)
【道具】不明
【思考】基本:真の主催として君臨する
1:革命連合をさっさと切り捨てる
2:DCとの闘いに備え戦力を補充する
3:『名無し』も頃合いを見て切り捨てる
※真の主催者らしいですがまだいるかもしれません
※主催者なのでカブトボーグを持っていても禁止行為に引っかかりません
※『名無し』の思惑は見抜いております
290ジロリアン、散る。:2012/02/24(金) 01:57:23.87 ID:Kq64OwYU

 ルクセンブルクの郊外。
 二人の男が殴り合いをしていた。
 その傍らには何人かの遺体が転がっている。
 その戦いはもう終焉を迎えようとしていた。

「……うおおおおおおぉぉぉぉぉぉっ!!!!
 コォクスクリュゥゥ式ィィィッ!! アァァァンッ!! 拳(パンチ)ッッ!!!」

 アンパン顔の男の黴菌顔の男の腹部を殴る。
 黴菌顔の男の口から血が飛び出してくる。

「馬鹿な……お前は正義の味方なんじゃ……何故殺し合いに乗った!!」
「……二郎だ、僕は二郎が食べたいだけなんだ」
「何、貴様は俺様と同じジロリアン十二神将の一人だった筈だっただろ!!」
「関係ないさ……僕は二郎を食うだけだ、どんな犠牲を払ってでもな!」

 アンパン顔の男の手には二郎の丼があった。
 中身は『全盛り』の二郎である。先程とある少女達が持っていた二郎だ。
 それをアンパン顔の男が適当に殺して奪ったのだ。
 その光景を見て、黴菌顔の男はマジ切れしたのだが、駄目だった。

「やめろ! それ以上食ったら、お前の餡子と二郎のカネシが化学反応を起こして爆発するぞ!?
 ジャムの親父さんも……二郎は一日二回までにしておけって言っていただろ!!」
「いい台詞だ、感動的だな……だが、無意味だ」
「うっ!」

 再び腹パン(コークスクリュー)が決まる。
 黴菌顔の男は再び吐血し、もう二度と動かなくなった。
 
「……頂きます」

 そして、アンパン顔の男が二郎に口を付けた瞬間だった。

 ――――凄まじいまでの爆発音と閃光が辺りを包み込んだ。

 本当に爆発したのだ。
 そして、ルクセンブルクはアンパンの炎に包まれた。
 黴菌顔の男は嘘など言っていなかったのだ。
 共に高みを目指す宿敵(とも)として、アンパン顔の男を止めたかった。
 だが、ご覧の有様だよ!!

【二日目・21時00分/ルクセンブルク】
【アンパンマン@それいけ!アンパンマン 死亡】※ジロリアン十二神将の一人でした。
死因:ジャムおじさんの陰謀
【バイキンマン@それいけ!アンパンマン 死亡】※ジロリアン十二神将の一人でした。
死因:コークスクリュー式アンパンチ
【黒神めだか@めだかボックス 死亡】
死因:デンプシーロール式アンパンチ
【人吉善吉@めだかボックス 死亡】
死因:アンパンマンの膝によるアンパンチ
【不知火半袖@めだかボックス 死亡】
死因:アンパンチ・零
291朱に交われば……:2012/02/24(金) 13:14:36.69 ID:o4TG6IzQ
「これは酷い」

ノーベンバー11はそうひとりごちた。
兄貴たちについていくことを決めたはいいが、あまりのスピードに振り落とされたのだ。

(まあ……私は宣伝しても無駄だったろうし、別に構いませんよ?ええ、構いませんとも)

ノーベンバー11はとにかく前向きに行こうと決めていた。
そうしないと、アンゼロットや文人同様、完全に胃に穴が開くからだ。

彼らが今の本部を見たらどう思うのだろうか?

(所詮私たちも、レジスタンス同様用意された駒に過ぎないと痛感しますかね……)

給料2000円で確信した。
ゼロ達はバトルロワイアルよりも前にちょっとしたゲームをしていたのだろう。
ゼロが用意した『主催者』と伏羲が用意した『レジスタンス』
どちらが勝つか?別にどちらが勝っても問題はない。用意された以上、始末も楽だから。
ここに予期せぬ第三勢力、ダークブレインらがやってきてゲームどころではなくなった。
だから旧幹部もレジスタンスも破棄して、DCとの本気の戦いに挑むこととなった……こんなところか?
つまり給料2000円は『こいつどんだけ活躍するか賭けね?』と賭けられた金額なのだろう。

(……)

まさかこんな端金で殺し合いを運営させられるとは。
何も知らずに次々命を散らせたレジスタンスやかつての主催幹部やジョーカー……
遊びの対価にしてはあまりにも大きすぎる。
本部は安全かと思えば鏡音レンのせいでかなりの被害を受けている。
真っ先に帰った左慈が、おそらく一番利口だったのだろう。

アンゼロットも文人も飛び出して、自分だけが最後まで残った。
それで得したのは、『追っ手がいない』のと『2000円』だけだ。
これはどうみても自分が一番馬鹿を見ている。

「最後まで律儀にやる必要はないってか……?」

ノーベンバー11は再び深い溜息をついた。

「さて、これからどうしますか……」

292朱に交われば……:2012/02/24(金) 13:15:29.54 ID:o4TG6IzQ
クーガーの兄貴を探してもいいが、正直骨が折れそうだ。
とりあえず参加者になるということで首輪はつけてきたが……
このまま死ぬのはごめんだ。とりあえずの目標は『生きる』こととしよう。
だが各地の組織や、組織に属さないマーダーなど危険な相手は山ほどいる。
一応、ノーベンバー11はこれでも相当に強い。
敵が単体であれば、基本触れるだけで勝利確定だ。
しかし複数に囲まれると……少し危ないか。
かといっていずれかの組織に属するということもしたくない。
そもそも、主催者の一人だった男を受け入れなどしないだろう。

(アンゼロットは……例外でしょうね)

約一名はレジスタンスに助けられているが、それはきっと彼女が美少女だからだろう。
自分のような男では……いやイケメンではあるけども。
……だんだん考えが文人に近寄りそうなので、ノーベンバー11は考えるのをやめた。

「……」

そこでノーベンバー11は、あの最悪な仕事場で共に働いてきた仲間を思い返す。
といっても、生存していてかつ行方がわかるのは2人だけだが。
アンゼロット。彼女はよく働いていた。胃が持っていれば、3000円くらい貰えただろう。
飛来する猥褻物、その持ち主、再生変態、風呂場に突撃してくる上司……慰謝料もとれそうだ。
彼女は彼女の道を見つけた。多くを失ったが、傍らにはまだ仲間がいる。素直に応援しておこう。
文人……彼は一時期、初音ミクとの行為で職務怠慢が見られた。給料1300円くらいだろうか?
だが彼は、アンゼロットが去ったがために胃に二倍のダメージが蓄積されていった。
思えばリンリンを連れていった辺りから様子が変だった。
その後仕事疲れがピークに達し、全裸で会場に飛び出すという奇行にはしったのだろう。可哀想に……

(でも、全裸の紳士はどちらかと言うと私のネタなんですよね)

あ、これはまずいな。とは思いつつ、ノーベンバー11は思考が止まらない。

(アンゼロットには汚いナニと罵られましたが……
恥ずかしいという感情を持っている彼女に真顔でそんなことを言われたかと思うと傷つきますが……
確かに、鏡音レンと比べたら見劣りするかもしれませんが……
文人よりかはずっと立派なのでは……?ほら、上半身の筋肉含めて、全体的に)

ノーベンバー11はいつの間にか服を脱ぎ捨てていた。
確かに、いい体である。

(文人が女性を仲間にして軍団を作れるなら、私にもまずできるはず。
組織に属していない女性と接触して、その方たちと今後を考えるのも悪くない。)

彼も、やはり仕事のストレスで限界が近かったようだ。
293朱に交われば……:2012/02/24(金) 13:16:25.30 ID:o4TG6IzQ
【三日目・01時00分/アメリカ】
【ノーベンバー11@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】健康、全裸
【装備】なし
【道具】2000円、煙草3箱、脱いだ服
【思考】
1:生き残る
2:組織に属していない女性と接触する
※主催をリストラされました。
※C.C.をアンバーと勘違いしています
294愚兄!賢妹!:2012/02/24(金) 14:54:30.82 ID:M+ln1zY4
「死ねお兄ちゃん!いやケン!!」
「止めろリンリン!!」

リンリンは包丁を振り回しケンを追いかける。その顔はマジだ。マジで殺しに来ている。

「落ち着けリンリンちゃん!」
そんなリンリンを、何時の間にか尸魂界から生還してきた、リュウセイが止めに入る。
外道だの何だの言われているが、流石に目の前で友達の妹が兄を殺そうとしていたら、止めにはいる。

「五月蝿い!悪い人間は殺してやる!」
「うわっ、マジで狂ってる」

しかし、あまりのリンリンの迫力にびびって動けなかった。
同じくユーゼス、ギンガナム、ダークゼロ、道中知り合った雄一少年も動けなかった。
というより、リンリンの付き添いできた、かがみも味方ながらびびっていた。

「ま、待てリンリン。悪いのは、あそこのダークゼロて奴でケンの体を乗っ取ていたんだ。だからケンは悪くない」
リュウセイは責任を全てダークゼロに丸投げする事にした。
「そうか……。天才のあまり俺は、ケンの体を乗っ取っていたのか……」
しかもダークゼロも何故か認めていた。
何はともあれ、これでケンは殺されずに済むかと思われた。しかし、リンリンの暴走は止まらなかった。

「ボーガーは悪よ!皆!皆!殺してやるわ!!」
「頼む助けてくれリンリン!俺死にたくないよ!!」
「もっと燃えるが良いや!!!」

リュウセイは頭をフル回転させる。
ボーグバトルで何とかするか?駄目だ、常識知らずのボーグ馬鹿と罵られるのがオチだ。
では、どうする?いっその事ボーグ魔法で何とかするか?それも駄目だ、リンリンを殺してしまうかも知れない。
ケンが居ないなら、最悪その手もあったが、ケンの目の前でリンリンを傷つけるのは望ましくない。

ならば、やはり得意の精神攻撃でリンリンを止めるしかないと判断した。

「待てリンリンちゃん!何故そこまでボーガーを憎む!?」
「簡単よ!カブトボーグは危険よ!滅ぼさなくちゃいけないわ!!」

そうカブトボーグは危険だ。
何せ隕石を撃ち落したり、宇宙を消滅させたり、世界征服の道具に使ったりと何でもありの兵器なのだから。
だからこそ、リンリンはカブトボーグとそれを使うボーガーは滅ぼさねばなるまいと考えた。

「そうか……。お前の理由は良く分かった……。でもな、危険だからそれを滅ぼそうていうのは安直過ぎないか?」
「なんですって!?」
「先ずお前の持ってる物は何だ?包丁だよな?だが考えてみろ、包丁は元々食べ物を切る為に作られた調理道具だ。違うか?」
確かにリュウセイの言うとおり包丁は調理道具だ。
子供でも、聞けば百人中90人くらいがそう答えるだろう。

「そ、それがどうしたの……?」
「だが包丁は、今お前が使っているように人を殺す事も出来る。だが、誰もそれを滅ぼそうとは思わないよな?」
「当たり前でしょ!だって包丁がなきゃ料理が出来ないじゃない!」
「じゃあ、カブトボーグはどうだ?確かに危険性はあるだろう。だが、カブトボーグのお陰で経済の発達など社会的にも役に立ってる事は確かだ。
 なのに、何故包丁は良いのにカブトボーグは駄目なんだ?どうしてだ!リンリン!!」
リンリンは我に返る。そう言われれば、カブトボーグのお陰で、不景気だった日本の景気が良くなった。
彼女が出来た。高校に合格した。店が繁盛した等、様々な場所で役に立っている。

「で、でも……。カブトボーグは包丁と比べ物にならない程、危険よ……」
「危険?どちらも人を殺す事が出来るのは一緒だ!」
「……」
「リンリン……。本当は分かってるんだろう?お前はただカブトボーグが嫌いなだけで、世界の事なんか何も考えてない……。ただ、カブトボーグが嫌いなだけの我侭娘だったんだよォォォ!!!」
「そ、そんな……」
295愚兄!賢妹!:2012/02/24(金) 14:54:48.53 ID:M+ln1zY4

リンリンは包丁を手放し膝を着いた。
自分でも分かっていた。結局、自分はただカブトボーグが嫌いなだけだったんだと。
リュウセイの言うとおり、ただの我侭娘だったのだ。

「騙されないでリンリンちゃん!あんなボーガーのいう事聞いちゃ駄目よ!」
「うるさい!穏健派だのなんだの綺麗事言ってるが、要するいい子ちゃんぶって、ただ目立ちたいだけだろう」
「なっそんなことは……」
「そもそも、らきすたなんて、もうオワコンなんだよ!時代はけいおん!……なのか?」
「まどかだと思うのも私だ」
「ぐっ」

かがみは図星のあまり何も言い返せなかった。
正直な話、反乱起こした方が目立てそうだったから、いい子ちゃんぶってただけだったのだ。
まあ所詮、彼女にとってロワとは、ただ自分を目立たせる為の舞台に過ぎなかったのである。

「リンリン……。触ってみろよカブトボーグに」
「え?」
「お前が言うほどカブトボーグは怖くないんだ……」

リンリンの前にトムキャット・レッド・ビートルを差し出す。

「私に……カブトボーグに触れる資格なんて……」
「資格なんか関係無い。ほら」

リンリンは恐る恐るトムキャット・レッド・ビートルをリュウセイから受け取る。
リュウセイは、その光景を見て一件落着したなと思った。
296愚兄!賢妹!:2012/02/24(金) 14:55:16.38 ID:M+ln1zY4







ボンッ






次の瞬間、リンリンの首輪が爆発した。
そう例のカブトボーグ所持禁止は、まだ解けていないのだ。
リュウセイやアンゼロットは首輪が着いていないので問題は無かったが、リンリンは主催を出る際、首輪を着けてしまったのだ。

「……リュウセイ」
「……こ、これは……」

リュウセイは焦っていた。勝手に首輪を外して好き放題やっていたせいで、禁止行為の事をすっかり忘れていたのだ。

「まさかな……異世界の貴様がやってくるとは思わなかったぞ?」
「め、目玉のお化け!?」
「我こそは、この殺し合いの主催ゼロだ!」

なんかゼロがやってきたが、リュウセイはそれよりもリンリンの事をどうするかで頭が一杯だった。

「……おのれ!ゼロめ!!リンリンをよくも!!!」

取りあえず全てゼロのせいにしておく事にした。

「おいリュウセイ……。こいつは関係ないだろ?」
「そうだ。全て我々主催の仕業だったのさ」
「マジかよ!?」
「ついでに、この辺の建物に放火したのも全て我だ」

だがゼロは器が広かった。全て自分達のせいにしてくれた。

「今ここでリンリンの無念を晴らす!」
「いいだろう。ただし、貴様が負ければ、何処の誰が平行世界から、貴様を送り込んだか吐いて貰うぞ?」
「?何言ってるんだ?俺達はユーゼスの転移装置で、ここに来ただけで黒幕みたいなのはいないぞ?いやマジで」
「マジかよ!?黒幕が居ると思って来たら、とんだ無駄足じゃねえか……」

まあ何はともあれボーグバトルのルール確認を行おうとした次の瞬間であった。
「いくぞ!チャージ3回、フリーエントリー、n「ゼロさん。例の放火事件でちょっと」
「え?刑事さん?」
「今、貴方仰いましたよね?自分がやったって……」
「いやそうですけど……。え?ちょっと……ロワ中に警察に捕まる主催者て……」

ゼロは警察に連行されていった。
297愚兄!賢妹!:2012/02/24(金) 14:55:33.60 ID:M+ln1zY4

【ゼロ@星のカービィ3】
【状態】健康、常識知らずのボーグ馬鹿、ワクチン接種済み、正真正銘本物の天才、焦り、拘束中
【装備】ゼロ様専用カブトボーグ(自分の手作り)
【道具】不明
【思考】基本:真の主催として君臨する
0:え?マジで?
1:革命連合と組みDCを滅ぼす
2:DCとの闘いに備え戦力を補充する
※真の主催者らしいですがまだいるかもしれません
※主催者なのでカブトボーグを持っていても禁止行為に引っかかりません

【警察@警察】
【思考】ゼロを連行する
298愚兄!賢妹!:2012/02/24(金) 14:55:50.02 ID:M+ln1zY4



「悪は滅びた……。だが俺達が失ったものは実に大きい……」
「リュウセイさん!そんなこと言わないで下さいよ!」
「雄一君……」
「それより寒いですよね。だから……」

次の瞬間全ては炎に包まれた。

「皆燃えるがいいや!!!!アハハハハハハ!!!!!!」

全ては燃え尽きた。そう連続、放火魔の正体はこの雄一少年だったのだ。
そして世界には燃え残った灰だけが残った――。


【龍昇リンリン@人造昆虫カブトボーグV×V】死亡確認
【柊かがみ@らき☆すた】死亡確認
【龍昇ケン@人造昆虫カブトボーグV×V】 死亡確認
【ダークゼロ@星のカービィ 参上! ドロッチェ団】 死亡確認
【ユーゼス・ゴッツォ@スーパーロボット大戦α(7期世界)】死亡確認
【ギム・ギンガナム@∀ガンダム(7期世界)】死亡確認
【天野河リュウセイ@人造昆虫カブトボーグ V×V(平行世界)】死亡確認




【カオスロワ9期 焼失確認】



次回予告
ロイドデース。キュウキョ、ジカイヨコクヲスルコトニナリマーシタ。カオスロワ9キナダケニキュウキョデース。
オウ?ウザイ?サイコウノホメコトバウレシーイデース。ベロベロバー!
ソンナワーケデジカイハ・・・・・・。オウ?ナニスルーンデスカ?チョッヤメーテクダサーイ。
ジカイハ・・・・・・オウノー……てめえ舐めてんじゃねエエ!!!!


※次回予告補正で次の話では全て元通りになります
299愚兄!賢妹!:2012/02/24(金) 14:59:19.50 ID:M+ln1zY4
これも追加で
【雄一少年@チャージマン研!】
300創る名無しに見る名無し:2012/02/24(金) 15:19:45.24 ID:M+ln1zY4
死亡表記入れるの忘れてた
【雄一少年@チャージマン研!】死亡確認
301はいはい、火消し火消し:2012/02/24(金) 15:55:44.75 ID:kEheJHi8
「って言う話だけどどうサ?」
「20点」
「ひどいのサ!バクラモン陛下!」
「余も20点!」
「10点だと思うのも私だ」

愚兄!賢妹!はマルクとバグラモンとエンペラ星人とクライシス皇帝の書いた創作でした。

「大体主催が逮捕っておかしいだろう?いくらカオスでも限度があるぞ」
「ガッカリなのサ…」

【二日目・01時30分/???・DC新本部】

【マルク@星のカービィシリーズ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式 、不明支給品、デジタルビデオカメラ、ラオウメダル、トキメダル、ケンシロウメダル
【思考】基本:主催が気に入らないからぶっ潰すのサ
1:ぷにえとローズマリーと手を結ぶ
2:同盟軍に入る
3:がっかりなのサ
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました
※ぷにえからリュウセイが死んだ事を聞きました

【エンペラ星人@ウルトラマンメビウス】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:主催者を倒し全宇宙征服
0:DCに入る。
1:クライシス皇帝と共にDCを動かす
2:暗黒四天王の面々に合流を呼びかける
※バラオとは別れました

【クライシス皇帝@仮面ライダーBLACKRX】
【状態】健康
【装備】サタンサーベル、ディノファランクス@クラッシュギア、ロケットランチャー
【道具】基本支給品一式、その他不明
【思考】基本:地球人類を抹殺するのも私だ
0:実は生きていたのも私だ
1:もっと面白い話なら賭けると思うのも私だ
※今までとは別人です。
※ビッグバンをボーグ星人だと思っています

【バグラモン@デジモンクロスウォーズ】
【状態】健康、フルブロックワクチン接種ずみ
【装備】大剣装備
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:主催者を皆殺しにし全宇宙を征服する
1:我が弟よ眠れ……
2:出来るだけバグラ軍を集める
3:同盟軍のメンバー集める
※次元を操る力は制限されています
※10/の能力は推測ですがある程度は見抜いています
※ビッグバンと情報交換しました
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました
※ウイルスの抗体のおかげでKLウイルスは消えました
302創る名無しに見る名無し:2012/02/24(金) 15:57:02.62 ID:nCjBH/Fe
・・・・・・
303創る名無しに見る名無し:2012/02/24(金) 16:10:19.47 ID:R+0ETWD3
あのさぁ……
304修正:2012/02/24(金) 16:18:18.09 ID:kEheJHi8
【三日目・01時30分/???・DC新本部】
に修正
305巨人小笠原、TCBRの現状に一言申す:2012/02/24(金) 17:26:33.07 ID:Rd++FI6b
「ぬるぽ」


【巨人小笠原@なんJ】
【状態】健康
【装備】バット、マイク
【道具】不明
【思考】基本:ぬるぽ
0:(現状を嘆いちゃ)いかんのか?
306創る名無しに見る名無し:2012/02/24(金) 18:02:56.53 ID:9wkXfUUM
>>301ちゃん、何を力んでるんや(その目は優しかった)
307エクスデスの制裁コーナー:2012/02/25(土) 12:50:38.40 ID:r5h/pqSR
『ファファファ!プロフェッサービッグバン……いや、天野河大輝よ』

首輪からエクスデスの声が聞こえてくる。

「何者だお前は?」
『私はエクスデス、新しい主催だ……単刀直入に言う、後数秒でお前は死ぬ』
「どういう意味だ!?」

突然の死の宣告にショックを受ける面々。
だが、エクスデスは冷静に続ける。

「お前は無限バンダナをいつまでも所有しただろう?どうやらお前の首輪は故障して、
反応が遅れたのだ……だが今起動した」

エクスデスは冷徹に言い放った。
故障とはいえビッグバンの制裁は行わなければならない。

「ちょっと、待て!そんなこといわれても!」
『くどいな、禁止事項を守らん愚者はさっさと退場しろ、もう装備欄を修正忘れたという、
理由は通用せんぞ。慌てるな、制裁だが爆破では詰まらん……特別に息子と同じところへ送ってやろう』

その時、ビッグバンの体が闇に食われ始めた。
必死にもがくビッグバンだが闇はさらに侵食する。

「なああっ!?」
『これぞ我が『無』の力ぞ、首輪を通じて違反者を罰するのだ……お前ももう少し空気とルールさえ読めれば
助けてやったのだがな、では虚無で永遠に苦しむがいい』
「うおおおおおおお!!!!!!リュウセイいいいいいいいい!!!!!」

ブラックホールの如く、ビッグバンを包む闇はさらに増殖する。
ビッグバンは跡形もなく闇に飲まれて消えていった。

『ファファファ!放送でバンダナを捨てれば助かったのだ、戯けが!』

永琳の首輪から声が聞こえた。

「あなた、エクスデスって言ったわね?」
『それと貴様も傍観者だな、私はどこかの愚者と違ってすぐには制裁はせぬが、あまり調子になるな……ファファファ』

そしてエクスデスの声が消えた。
ビッグバンは愚かにもバンダナを捨てなかったために制裁されてしまったのだ。

【三日目・00時40分/イギリス・某所】

【八意永琳@東方Project】
【状態】健康、恐怖
【装備】白衣、竹取ノ弓【迦具夜】@モンスターハンター3、矢×50本
【道具】基本支給品一式、薬の材料、10/が書いた同人誌、10/特製通信機、首輪のサンプル×?、その他不明
【思考】
基本:???
0:KBウィルスワクチンのサンプルが欲しい
1:エクスデス……
308エクスデスの制裁コーナー:2012/02/25(土) 12:52:25.73 ID:r5h/pqSR

【一条薫@仮面ライダークウガ】
【状態】健康、怒りと恐怖
【装備】コルトパイソン、ビートチェイサー2000
【道具】支給品一式
【思考】基本:殺し合い止め主催を逮捕する
1:ムー大陸に向かい五代と合流する
2:エクスデス……許せない

【ビッグバン(天野河大輝)@人造昆虫カブトボーグV×V 死亡確認】
死因:闇に飲まれて存在消滅





「ファファファ、違反者を消すのも苦労だ、これも名無しの奴がマイメロらを連合へ
連れてったせいだ……どこまでも愚かな名無しだ」

司令室でエクスデスは次の違反者を探した。
そしてマスターハンドらを連れ戻さねばならないと思うのだった。


【三日目・00時45分/???・主催本部】

【エクスデス@ファイナルファンタジーX】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本:ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:違反者を制裁する
2:頃合いを見てマスターハンドらを呼び戻す
※『真の主催者』の1人です。
※『名無し』の思惑は見抜いております
309修正:2012/02/25(土) 13:00:18.36 ID:r5h/pqSR
時間表がおかしかったのでこのように修正します

【三日目・01時15分/イギリス・某所】

【三日目・01時20分/???・主催本部】
310文人さんの災難:2012/02/25(土) 23:37:40.22 ID:TDfRm5jV
「キシャアアァァァァッッ!」
「あ…ん///そこはらめえ!!」
叫びながら、その辺を全裸で突っ走ていた文人は現在謎の怪物に捕まり触手で犯されたいた。
ジャイ子達とは、はぐれたようである。

「うわぁ……」
そして、偶然通りかかったノーベンバー11は目の前のこの悲惨な現状にドン引きしていた。全裸で。

同時に、何故自分は全裸になったのだろうと自分にもドン引きしていた。
恐らく目の前の文人を見て、冷静になったのだろう。

「あああ!!駄目!来る!!何か来ちゃうう!!!!」
触手の攻めが激しくなる。文人は狂ったように喘ぐ。

「……オエッ」
ノーベンバー11は吐き気をグッと堪える。
ともかく、これ以上精神的ブラクラを見せられる前に、この場を離れなければ、だがその前に先ず服を着なければならない。

「アヒイイイイイイイイイいいいいいい!!!!!妊娠確実ううううううううううう!!!!!!!!」

「おええええええええ!!!!」

だがしかし、とうとう吐いてしまった。あまりの酷さに限界が来たのだ。

「もっとぉ!もっとぉ!!!」

(仕方ありません。全裸で走るのはあれですが、逃げましょう!!)

そう思い全裸で逃げようとした時である。

「ガンナーズブルーム!」

文人を犯していた謎の怪物が、突如現れた赤髪の少女の巨大な銃により吹き飛ばされた。

「キシャアアァァァァッッ! シャアッ! シャァッ!」
「しぶとい……!」

赤髪の少女は再び怪物に銃を発砲するも怪物は難なくかわし、少女から逃亡した。

「逃げられた……」
「あのような怪物を生み出すとは!おのれ!ディケイドォ!!!」
「灯……大丈夫?」
「あかりん!かっこいいわ!!」
「もうつっこみが……」
311文人さんの災難:2012/02/25(土) 23:38:13.28 ID:TDfRm5jV

後から、プリキュア好きのおっさんこと鳴滝に銀とメズール達がやってきた。
とりあえず、ノーベンバー11は状況を把握する為に灯達に話しかけてみる事にした。

「すみません。私はジャックサイモンと言います。状況が把握出来ないので、お話を伺いたいのですが……?」
「全裸の変態!皆下がって!!」
「あっ!これはちがっ」
「……黒と戦ってた……。コードネームは……ノーベンバー11」
(しまった!BK201と一緒に居たドール!)

ノーベンバー11は焦る。咄嗟の判断で話しかけた為、服を着るのを忘れてしまった。
そして、もう一つ致命的だったのが、自分と因縁のある黒の仲間である銀を見落としていた事だ。
直接的な面識は無いが危険人物だとは認識されている筈だ。

「いや……。これは、あの化け物に服を剥ぎ取られてしまいましてね……」

先ず服の件については、これで問題は無いはずだ。ティバッグでナニも隠している。
自分は不運な被害者に思われるだろう。

だが問題は銀だ。取りあえず、こちらに敵意がない事を伝えなければ。

「安心してくれ。私は敵じゃない。見て分かるだろうが、文字通り丸腰だ」

おっ丁度全裸だし今、上手いこと言ったなとノーベンバーは思った。

「契約者は嘘つき……。黒が言ってた……」

だが銀は警戒したまま、他のメンバーも自分を怪しんでいる。やはり第一印象が酷かったせいだろう。
これは不味いとノーベンバーは頭を回転させる。

「貴方の言葉を信じた訳じゃないけど、一応情報交換には応じる」
「灯……」
「大丈夫。銀、貴女は私のよm……じゃなかった仲間……絶対に守る」

「百合っていいわぁ」
「メズール君。君は分かっているな」
「めずーる……」

何か変な事言ってる気がするが、ノーベンバー11は気にしない事にした。

312文人さんの災難:2012/02/25(土) 23:38:30.88 ID:TDfRm5jV
―――――――――――――――――――――――――――




時間は今より数時間前に戻る。

文人はイギリスを走りまくった結果、なんかアメリカに辿りついた。全裸で。
恐らく途中で気付かないうちにワープでもしたんだろう。細かい事は気にしてはいけない。カオスロワだし。

そして同じくアメリカに来ていた灯、銀、メズール、鳴滝、ガメル等と遭遇した。
嫌な事を忘れたかった文人は、彼女達を落としヤろうとするがやっぱ無理だった。
その後、なんやかんやで夕食で灯の作った弁当を食わしてくれると言うので、文人はお言葉に甘える事にした。

「ごぽっ こぽこぽこぽこぽ ごぼぼぼっ」

「……何だこれは……食べ物なのか?」
「さぁ召し上がれ」

純金製の弁当箱に入ったそれは、最早食べ物ではなくもっと邪悪な何かであった。
蓋を開けなくても分かる。これを食べれば自分は死ぬ。ていうか逆に食われると。

そして事件は起きた。

「なっ!」
「シャアッ! 」

それは蓋を自分で開け弁当箱から飛び出すと、文人を触手で絡めながら何処かへ走り去っていったのだ。

「私の弁当が……怪物に?」
「おのれディケイドォ!!!」
「……多分クライシスの仕業」
「違うわ銀。これはジュラル星人の仕業」
「多分、これも乾巧って奴の仕業なのよ」
「めずーる……。それ関係ないんじゃ」

取りあえず残された面々は、見当外れな事を言いながら怪物を追いかけ始めた。



―――――――――――――――――――――――――――
313文人さんの災難:2012/02/25(土) 23:38:53.57 ID:TDfRm5jV


「それで今に至ると?」
「そう」
ノーベンバー11はどんな反応をすれば良く分からなかった。

「今度は私の番。真行寺命て人を探してる。何か知っていたら教えて欲しい」
「……黒も」
「(ああ……一応探し人はちゃんと探してるんですね)いえ出会ってませんね」
「そう……」

少し申し訳ない気持ちになるが、実際にノーベンバー11は二人の行方を知らないから仕方ない。
一応、黒はベル、アンゼロットと組んでいる事は知っているが。

「何も有益な情報は得られなかったわね?あかりん」
「やっぱり、ただの変態だった……」
(失礼な人たちですね……。ですが言い返せないのが悔しい)
「取りあえず、あの化け物には気をつけて……出来れば他の人にも伝えて欲しい」

そう言うと彼女達はあの怪物を追いかけていった。


【緋室灯@ナイトウィザード】
【状態】腐ってる(腐女子的な意味で)
【装備】ガンナーズ・ブルーム
【道具】支給品一式
【思考】基本:あの怪物を倒す
0:多分あの怪物はジュラル星人の仕業……
1:腐女子仲間達と行動する
2:アンゼロットとぽんこつを捕まえいく
3:ルル×スザも実現させる
4:命を探す

【銀@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】腐ってる(腐女子的な意味で)、キュアハッピー
【装備】スマイルパクト、キュアデコル@スマイルプリキュア!
【道具】支給品一式
【思考】基本:黒を探す
0:あの怪物は多分クライシスの仕業……
1:腐女子仲間達と行動する
2:あの怪物を倒す
3:アンゼロットとぽんこつを捕まえいく
4:ルル×スザも実現させる
314文人さんの災難:2012/02/25(土) 23:39:12.58 ID:TDfRm5jV

【メズール@仮面ライダーオーズ】
【状態】健康、人間態
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】
0:あの怪物は乾巧って奴の仕業ね
1:あの怪物を倒す
2:腐女子仲間達と行動する
3:アンゼロットとぽんこつを捕まえる
4:ルル×スザも実現させる

【鳴滝@仮面ライダーディケイド】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:ディケイド(門矢士)を倒す
0:あの怪物を倒す
1:腐女子達と組む
2:プリキュアを探す
3:フォーゼの枠をプリキュアの枠にする
4:よくもあのような怪物を……おのれディケイドォ!!!
5:研君とケン君は何処行った?おのれディケイドォ!!!

【ガメル@仮面ライダーオーズ】
【状態】健康、人間態
【装備】不明
【道具】支給品一式、大量のお菓子
【思考】
1:着いていけない……
2:二度と灯には料理を作らせない
3:あかりんの弁当を警戒

【あかりんの弁当@ナイトウィザード】
【状態】無限に進化中
【装備】触手
【道具】なし
【思考】基本:生物の頂点に立つ
0:腐女子達から逃げる
1:更なる進化を続ける
※その辺の魔王より遥かに強いです。
※ただ普通にあかりんが作った料理です。それ以外の何者でもありません。
315文人さんの災難:2012/02/25(土) 23:40:05.39 ID:TDfRm5jV


「変わった人たちでしたね……」

取りあえずノーベンバー11は服を着ようとする。

「あっお前は……」
「冗談でしょう……?」

しかしバッタリMEIKO姉さんと遭遇してしまった。しかも彼女とは少し因縁がある。

かなりピンチである。どうなる?ノーベンバー11。


【ノーベンバー11@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】健康、全裸、正気
【装備】なし
【道具】2000円、煙草3箱、脱いだ服
【思考】
0:服を着る
1:生き残る
2:あかりんの弁当を警戒
3:MEIKOに対処
※主催をリストラされました。
※C.C.をアンバーと勘違いしています

【MEIKO@VOCALOID】
【状態】健康、眉毛消失
【装備】アクセルドライバー@仮面ライダーW、エンジンブレード@仮面ライダーW、魔性の斧ガイストアックス
【道具】支給品一式
【思考】
基本:???
1:……


「あらいい男!」

地味に文人はマツコに捕まった。

【三日目・02時00分/アメリカ】

【七原文人@BLOOD-C】
【状態】胃が痛い(少し収まってきた)、絶望、全裸、拘束中、ヘブンにイッた、気絶
【装備】不明
【道具】不明
0:……
1:バトルロワイアルを運営する
2:身分を隠したうえで会場に向かい、強い女性参加者達を堕として手駒にする
3:ノーベンバー11とリンリンに感謝
4:人員の早期確保
5:何者なんだ、あの男は……

【マツコデラックス@現実】
【状態】全裸、一目ぼれ
【装備】無し
【道具】支給品一式
【思考】基本:銀時を捕まえ責任を取らせる
1:このイケメンとヤる
※8期から参戦
※アカギは無事逃げ切ったようです
316その頃、こちらは……:2012/02/26(日) 00:06:37.24 ID:Adiy/Axr
妙な仮面の一団とすれ違ったベル様一行。
一体彼らはなんだったのかわからないが、とにかく彼女らは進む。
確かにこの一団の戦力は高い方だが、ぶっちゃけD・Cの戦力がやばすぎる。
中〜ラスボスの群れである。主催者も、おそらく本部がばれた瞬間袋叩きにされて終わりだ。
ところがアンゼロットとしては、ゼロ以外の脅威も排除したいらしい。
あれに対抗するには、とにかく仲間を集めなくてはならないのだ。

(三人とも様子がやはりおかしい……)
「アンゼロット、やっぱり初めてなんて嘘でしょ?黒の前だから猫かぶってるでしょ!?」
「本当ですよ!」
「こっちにもネタはあがってんのよ!
 なんかその……空飛ぶおち……なんかに襲われたとか!自称魔王にビッグマグナムの餌食にされそうになったとか!
 ロリ娘に薬と道具で責められたとか!透明なハゲにケフィアをかけられたとか!上司にお風呂を覗かれたとか!
 そ、そしてラグナに少なくとも恥ずかしいことはされて、ゴランには全裸にひん剥かれたんじゃない!
 というより貴女狙われすぎよ!」
「最初から否定していきますよ!
 捕獲しました!所詮眼鏡の願望です!なんとか耐えました!かけられたけど落としました!バスタオル巻いてました!
 玩具に気をとられている間に撫でられたら凄く気持ちよかっただけです!すぐ変身しましたから問題ありません!
 よって私が口付けすら初めてであるのは事実です!完全論破です!」
「まあ、随分色々なプレイをなさっているのですね。黒さん、どれか私に試していただけませんか!?」

だがこの一団、非常に不安である。
いつかniceなボートに乗っていってしまいそうな感じがしないでもない。



「この裏切り者があああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「こっちは鏡音レンと黒服の忌み者にされたの確定してるんだぁぁぁぁぁ!!!!!」



「また追っ手か!?」

そしてそんな空気を辺りに散布しているがために、残りのIS組に襲撃されてしまった。
セシリアの裏切りも加算され、その顔はもはや般若であった。

「「ぶち殺す!」」


「……よし、では今度はセシリアで切り抜けられるかやってみよう」
「「え?」」
「あ……///」


----


「「黒さん///」」

戦いは1分で終わった。

(……おそろしい人ですね。ですが戦力が増えたのでよしとしましょう)
『マスター……申し訳ございません、一瞬黒さんにも唇を奪われていいかもと思ってしまいました……』
ついでに何故かカードのスターダストにも影響が出始めていた。
317その頃、こちらは……:2012/02/26(日) 00:07:35.52 ID:Adiy/Axr
【三日目・01時00分/イギリス】
【ベール=ゼファー@ナイトウィザード】
【状態】健康、ぽんこつ、アンゼロットに若干同情、黒にたらされてる、怒りと悲しみ
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を殺す。ウザイ連合も全員殺す
0:黒がとられていく……
1:手駒を集める
2:黒と行動する
3:三沢、土蜘蛛を警戒
4:連合の穏健派に会いに向かう

【黒@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】健康、たらし発動(本人無自覚)、アンゼロットに若干同情、怒りと悲しみ
【装備】仮面、ナイフ、ワイヤー、黒いコート、スターダストドラゴン(たらされかけ)、連合基地の場所の書かれた地図
【道具】支給品一式、病院で回収した医療道具、車、土下座最中、通信機 、釣り道具
【思考】基本:ゲーム脱出
0:どうしてみんな協力してくれるんだ?
1:銀を探す
2:ベルと行動する
3:戦力が増えたな。それにしても5人共様子がおかしい
4:三沢、土蜘蛛を警戒
5:最中は自重する
6:連合の穏健派に会いに向かう
※黒がガラスをぶち破ると自動的に『覚醒ヒロイズム』が流れます

【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】
【状態】覚悟と決意、KBウィルス感染、魔法少女化、黒の驚異的なたらし能力に若干恐怖
【装備】魔法少女の服装、ラブラブステッキ、虹の剣
【道具】バスタオル、出来立てカブトボーグ、ロイドウザウルス、
    トムキャット・レッド・ビートルVモデル(修理中)、シーザー・カエサル・エンペラー(修理中)
【思考】基本::バトルロワイアルを終わらせ、死んでいった者たちへの償いを
0:私も注意しないと……
1:ゼロ以外の脅威にも対処したい
2:連合の穏健派に会いに向かう

【セシリア・オルコット@インフィニット・ストラトス】
【シャルロット・デュノア@インフィニット・ストラトス 】
【凰鈴音@インフィニット・ストラトス】
【共通思考】
【状態】健康、黒にたらされた
【装備】ブルー・ティアーズ@インフィニット・ストラトス
【道具】不明
【思考】
基本:黒さんを手伝う
1:黒さん///
※主催側を辞めました
318The Chosen One:2012/02/26(日) 19:46:31.88 ID:wfe5L5fX
マスターアルバートもまた主催としての事務を開始していた。
元々レギオンズの三賢人の1人であり、科学技術を担当していたために、
すぐにリンリンやアンゼロットの代行は勤まった。

「大体こんなものか、そっちもご苦労だったね」
「ありがとうございます」

一緒にアシスタントをする『断罪者』の黒衣マトを労う。
そんな時、シリウスがやってきた。

「アルバート、マスターハンド達が戻ってきましたよ」
「意外に早かったね」
「真田は『名無し』の監視のために残るようです」

エクスデスの要望どおり、多少の言い訳でマスターハンドら3名はすぐに主催本部に帰還した。
いずれも『名無し』の思惑を見越してである。

「私には彼の思惑が理解できませんね、いえ彼らと言うべきしょうか?」
「君もそう思っていたか、少し……接触したい人物がいるがね」
「まさか……」

【黒衣マト(ブラックロックシューター)@BLACK★ROCK SHOOTER】
【状態】健康
【装備】★Rock Cannon、Black rock cannon
【道具】不明
【思考】基本:『断罪者』として動く
1:真主催陣の補佐
※『断罪者』の1人です。
※8期とは別人です


----


「と言うわけで10/がどこにいるか分かるかね?」
「大丈夫だ、奴らはレジスタンス本部がある場所を離れたようだ、
すぐにでも場所は分かる」

エクスデスを訪ねるアルバート。
レジスタンス本部は主催側でも盗聴が不可能なほどのジャミングが敷かれていた。
今の状況では十分に探知は可能である。

「ではすぐに首輪とリンクを開始してくれ、少し話がしたい……それだけだ」
「ファファファ!物好きな男よ」

----

チベットでは10/と紫はある場所へと向かっていた。
噂では連合の穏健勢力の拠点があるかもしれないと言う場所である。

「やれやれ、基地生活のせいで鈍ったわね……」
「まだまだ先は長いわよ、もっと歩くことになるはず」
『ご苦労様、いやいや君が10/かね?』

10/の首輪から声が聞こえる……マスターアルバートの声だ。

「首輪からだと主催の者かしら?」
『ご名答、私はマスターアルバート……とうとう空気から抜け出したようだね』
「随分と調べているようね」
319The Chosen One:2012/02/26(日) 19:51:03.95 ID:wfe5L5fX

噂どおりだと感じたアルバート。
やはり予想通り掴み所のない人間いやレプリカと言うべきかと思った。

『そう警戒しなくてもいい、私は少し話がしたいだけだ、そこの淑女の方も一緒にね』

――今までの主催とは違う落ち着いたタイプだと思う10/。
以前遭遇した『名無し』も主催側だったが幾つかの傲慢さが見え隠れしていた。
だが、この男はまったくそんな素振りすらない。
10/にとって苦手な種類だった。

『まず、君の追う『名無し』君だが現在連合本部にいるよ』
「どうして教えるのかしら、貴方の仲間でしょう?」
『彼には正確に問題があってね、そういうことだ』

10/は微かに確信した。
おそらく『名無し』は主催へ反旗を翻しつつあることを。
そしてアルバートはそれを察知しているのだと。

「どうもありがとう、参考にしておくわ……あくまで参考だけど」
『では、今度はこっちが聞く番だ……10/……君は何がしたいのかね?』
「えっ?」
『いろいろと参加者の観察記録は見させてもらったよ、けどね……君についてだが、
まったく不明瞭なのだよ』

予てからアルバートにとってそれは疑問であり興味だった。
そこで一番手っ取り早い方法、直接本人に聞くことにしたのだ。

「さあ?何故主催に答える必要があるのかしら?」
『……そう答えるか、ひょっとしたら君には特定の目標というものがないかもしれないね、
君いや君個人の人格が不一致であり、全く別の世界の能力が使えることと関係あるかもしれん』
「な……」

アルバートの言った言葉に言葉が止まる10/。

『君は6/を初め多くの参加者の支援を担当した……現に八雲紫をサポートをしている……
だが、それは君のしたいことじゃない……』
「だから何が言いたいの?」
『君は自分の目標というものがないと言うだけの話さ、故に『名無し』と言う存在との因果を
断ち切りたかった……そう唯一無二の『10/』になりたいために』
「ちょっと何言っているの!」

さすがの10/も動揺し始めた。
なぜなら今で指摘されていなかったことである。

『あくまで仮説だよ、とりあえず確証としては現時点で君は異物に過ぎないって事だ』
「異物ですって?」
『君もこの世界に混ざりつつある過去の要素の1つって事だよ、ゼロは断ち切ったはずと言ったがね……
これ以上は何も言わんよ、まあ得るものは得たがね』
「随分勝手に押しかけて身勝手な言い分ね」
『もう慣れているさ、そうそう君の同行者のビッグバンだが闇に飲まれて逝ったよ』

ビッグバンの死を知って口を押さえる10/。

『といってもまた戻ってくるかもしれんがね、人間以外の何かでね……
その時、君は彼を倒せるかね?』
「本当に言ってくれるわね、マスターアルバート……覚えておくわ」
『次に会うときは直接会いたいものだよ、健闘を祈るよ』
320The Chosen One:2012/02/26(日) 19:52:59.89 ID:wfe5L5fX

アルバートの声はそれから聞こえなくなった。

「やってくれるじゃない……」

10/はそう言った。

「大丈夫かしら?」
「そうやって煽動するのが主催の手よ……」

10/は気丈には振舞っていたがどうも引っかかることが多かった。
アルバートの言う自身のしたいことの欠如とビッグバンの死……
そして『名無し』が連合にいること。
考えることとやることが増えたなと思う10/だった。

(自分の目標ね……)

【三日目・01時55分/チベット】

【八雲紫@東方Project】
【状態】傷心、レジスタンスリーダー代行
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品一式
【思考】
基本:『生きて』主催打倒に動く
1:うざい連合は潰す。
2:レジスタンスの生き残りを探す。
3:連合の穏健派を探す
※隙間を操る力は一部制限されています
※レジスタンスの幹部です。


【10/@TCBR】
【状態】健康、左の頬が腫れた、脱空気、多少の疑問
【装備】ドス(短刀)@現実
【道具】支給品一式×2、自作のコンピュータ、 ティーセット一式、トランプ、その他不明
【思考】基本:『名無し』の因果を断ち切る。
1:紫をサポートする
2:8/が気になる。
3:6/……ファントム……妖夢が心配になってきた。
4:マスターアルバートの言ったことが気になる
5:バグラモン達とは敵対するかもしれんが、関係ない。
※『名無し』が連合にいることを知りました

----

「満足しましたか?」
「まあ大体はね、結局彼女すら己の疑問は悩んでいたのかね?」

アルバートはそう思うと元の持ち場へ戻っていった。
とりあえず10/が何者か分るのはまだ先になりそうである。
もっともそれは彼女も気づくべきであるのだが。

【三日目・02時00分/???・主催本部】
※マスターアルバートの話によるとビッグバンは別の何かに変わった可能性があります
※マスターハンド、クレイジーハンド、マイメロディは主催本部に帰還したようです
321The Chosen One:2012/02/26(日) 19:53:23.34 ID:wfe5L5fX
【シリウス@流星のロックマン3】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
※『真の主催者』の1人です。
※『名無し』の思惑は見抜いております

【マスターアルバート@ロックマンゼクスアドベント】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
※『真の主催者』の1人です。
※『名無し』の思惑は見抜いております

【エクスデス@ファイナルファンタジーX】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本:ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
1:違反者を制裁する
※『真の主催者』の1人です。
※『名無し』の思惑は見抜いております
322ボーグウィザード:2012/02/26(日) 22:45:58.83 ID:tmuGU7ok
「何処だ?ここは」

闇に飲まれたと思ったら、なんか裏界に通じていた為、地味にビッグバンは殺し合いから脱出していた。
しかも首輪も故障していたのでなんか外れた。

特に体に変化は無い。強いて言うならボーグカブトがカブトボーグに戻ったぐらいだった。
人以外の何かに変わったというのは、マスターアルバートの気のせいだった。

だが、しかしベール=ゼファーとアンゼロット不在とか、その他諸々が色々影響し、裏界は魔王やウィザード達も巻き込み大乱戦を起こしていた。

「いかん!あのままでは私達の世界にも影響が出るかもしれん!!」

それを見たビッグバンは自らの世界を守る為に駆け出した。



――後に第一次裏界ボーグ大戦と呼ばれる戦争の幕開けである――。



【ビッグバン(天野河大輝)@人造昆虫カブトボーグV×V 裏界に召喚確認】
※裏界は殺し合いとは全く関係ない場所です
※ビッグバンも殺し合いとは全く関係なくなりました
323ベル様お前もかー!:2012/02/27(月) 00:05:48.86 ID:QpmOiiqU
「って話はどうよ?」
「……60点だ」
「厳しいわね……」

『ボーグウィザード』はベル様の作った創作だったようである。まあそう都合よくうまくいくわけがないよね。

「……そういっている間にも着いたみたいですよ」

黒達はいつの間にか連合の穏健派の基地の前に到着していた。
スペインまで飛んだのは気にしないように。こっちはこっちで一波乱ありそうだが。

【三日目・02時20分/スペイン・連合基地前】

【ベール=ゼファー@ナイトウィザード】
【状態】健康、ぽんこつ、アンゼロットに若干同情、黒にたらされてる、怒りと悲しみ
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を殺す。ウザイ連合も全員殺す
0:もっと面白い話を作らないと
1:手駒を集める
2:黒と行動する
3:三沢、土蜘蛛を警戒
4:連合の穏健派に会いに向かう

【黒@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】健康、たらし発動(本人無自覚)、アンゼロットに若干同情、怒りと悲しみ
【装備】仮面、ナイフ、ワイヤー、黒いコート、スターダストドラゴン(たらされかけ)、連合基地の場所の書かれた地図
【道具】支給品一式、病院で回収した医療道具、車、土下座最中、通信機 、釣り道具
【思考】基本:ゲーム脱出
0:どうしてみんな協力してくれるんだ?
1:銀を探す
2:ベルと行動する
3:戦力が増えたな。それにしても5人共様子がおかしい
4:三沢、土蜘蛛を警戒
5:連合の穏健派に会いに向かう
6:ベル疲れているだろう
※黒がガラスをぶち破ると自動的に『覚醒ヒロイズム』が流れます

【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】
【状態】覚悟と決意、KBウィルス感染、魔法少女化、黒の驚異的なたらし能力に若干恐怖
【装備】魔法少女の服装、ラブラブステッキ、虹の剣
【道具】バスタオル、出来立てカブトボーグ、ロイドウザウルス、
    トムキャット・レッド・ビートルVモデル(修理中)、シーザー・カエサル・エンペラー(修理中)
【思考】基本::バトルロワイアルを終わらせ、死んでいった者たちへの償いを
0:私も注意しないと……
1:ゼロ以外の脅威にも対処したい
2:連合の穏健派に会いに向かう
3:私ならもっと面白い話作れそうです

【セシリア・オルコット@インフィニット・ストラトス】
【シャルロット・デュノア@インフィニット・ストラトス 】
【凰鈴音@インフィニット・ストラトス】
【共通思考】
【状態】健康、黒にたらされた
【装備】ブルー・ティアーズ@インフィニット・ストラトス
【道具】不明
【思考】
基本:黒さんを手伝う
1:黒さん///
※主催側を辞めました
ベル様お前もかー!は>>323の妄想だった。

そして>>323は食中毒で死んだ。

>>323@現実】死亡確認
325はいはい荒らし荒らし:2012/02/27(月) 00:15:45.17 ID:gQqmFUZs
>>324@現実】死亡確認
【もういい加減にしろ。殺し合いに関係ないなら放置しとけばいいだろ 抹消完了】
326荒しはお前の方だろ:2012/02/27(月) 00:23:25.77 ID:1gXXHOep
>>325@現実死亡】
【はいはい荒らし荒らし 抹消確認】
327とりあえず次からは避難所か:2012/02/27(月) 00:24:47.46 ID:gQqmFUZs
次の瞬間ID:1gXXHOepは頭がパーんとなってふっ飛んだ

【ID:1gXXHOep@現実死亡】
【荒しはお前の方だろ 抹消確認】
328創る名無しに見る名無し:2012/02/27(月) 00:29:34.82 ID:1gXXHOep
なんだこの流れ……
元々は悪質なズガンなんだからあの話は問題ないと思うんだが
むしろ下手な復活されるて荒れるよりは本編に関係ないところに飛ばされた方がいいだろ

いい加減荒しはどっちか気付けよ
329創る名無しに見る名無し:2012/02/27(月) 00:29:42.70 ID:xWEzhvzm
>>323
真面目な話でさ、あんたは(自称)火消しをして、「カオスロワの秩序保ってる俺カッケー」
とか思ってるのかもしれないけどさ、あんたやってんのむしろ逆効果だぜ?
しかもいちいちキャラを使ってくだらないネタを繰り返す単調さも酷い。
確かに火消しが必要な時も稀にあるが、あんたが喜びいさんで消してるのは些細なものだよ。
消さなくていいレベル=放置、あるいは口頭注意だけでいいだろ。
ちょっと最近あまりにも出しゃばりすぎじゃないのか?
いくらカオスロワだからって、一応はリレー企画だって自覚してる?
330蜜柑:2012/02/27(月) 00:38:43.32 ID:0ovCjDc1
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
           O 。
                 , ─ヽ
________    /,/\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_   __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/'''  )ヽ  \_________
||__|        | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\  /   ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/        = 完 =
331創る名無しに見る名無し:2012/02/27(月) 01:22:42.29 ID:8mW3gDNt
 ばびょーん。
玉子さんは、禁止事項に違反したせいで、死んだ。
スイート(笑)

【野比玉子@ドラえもん 死亡】

と、ここに運命に導かれるように2人の参加者が現れた。全裸で。
1人はサングラスをかけた中年、もうひとりは眼鏡をかけた少年。

「……!!ママ!!」

少年は玉子さんの死体を見つけるなり、駆け寄った。
そして、そのまま動かなくなる。無理もないだろう。実の母の死体を見たのだから。

「のび太君……」
サングラスの中年は言う。
「マダオさん、僕……決めました。ママの敵を、取ります。
そして、このロワを終わらせようと思うんです……。
考えてみれば、きっかけは僕なわけですし……」
「のび太」と呼ばれた少年は、すっくと立ち上がった。

「……俺も協力するよ、のび太君」
「マダオさん」
「まあ、俺も無職のまるでだめなオッサン、略してマダオだから
正直言って、役に立ちそうにないけどな」
サングラスの男、マダオ……本名長谷川泰三は笑ってみせた。

「ママ、ママの武器……借りるね?」
のび太はそばにあった支給品一式などなどが入ったリュックを手に取る。
そして、中身を確認した。……中から出てきたのは……
香水瓶らしき物、コンパクトと思われる物、何やら変なのがついたパレットか、何か
腕時計、のようなもの、携帯電話……っぽい物に徳利。
後は食料、水、世界地図や筆記道具に懐中電灯といったロワ基本セットだ。
ちなみに、徳利を除くコンパクトや携帯といったブツは何やら女児向けアニメを思わせるかわいらしい雰囲気がぷんぷんとしていた。

「はずれ、なのかな……」
少し残念そうな表情を浮かべる、のび太。
と、ここでのび太の基本スペックである「うっかり」が発動し
……件の「香水瓶らしきもの」の上部分っていうか、スイッチを押してしまった。
テンパったのび太はそのまましゅっぽしゅっぽと香水をかけ続け、結果

「……どうしてこうなった」

プリキュアになってしまった。

一方その頃、マダオは。
同じように、玉子さんの横に落ちていた「キュアモジューレ」を起動させ

「……どうしてこうなった」

プリキュアになってしまった。

かくて、ここに「本当の意味で史上最弱のプリキュア」と「まるでだめなオッサンプリキュア、略してマダオ」が誕生したのでした。
ちゃんちゃん。


332創る名無しに見る名無し:2012/02/27(月) 01:23:05.28 ID:8mW3gDNt

【三日目・02時18分/セントヘレナ島】

【長谷川泰三@銀魂】
【状態】 精神的ショック、キュアメロディ
【装備】 キュアメロディの装備、キュアモジューレ@スイートプリキュア♪
【道具】支給品一式、レイジングハートエクセリオン@魔法少女リリカルなのはStS(待機状態)
【思考】基本;銀さん達に会いたい。殺し合いには乗らない
1:どうしてこうなった
2:のび太君が新八君に似ている件について。

【野比のび太@ドラえもん】
【状態】精神的ショック、キュアブロッサム
【装備】キュアブロッサムの装備
【道具】支給品一式、リンクルン@フレッシュプリキュア!ココロパフューム@ハートキャッチプリキュア、
ミルキィパレット@Yes!プリキュア5GoGo、タッチコミューン@ふたりはプリキュアMaxHeart、
変身用徳利@ふたりはタマキュアSilverSoul(というか銀魂)

タイトル;こうなったら、今期はソードマスターヲチでいいんじゃないか?(タイトルと内容は関係ありません)
333うっかりが許されるのはトウカさんだけ。:2012/02/27(月) 02:01:15.91 ID:8mW3gDNt
というか、いろいろうっかりが多すぎだろ。

死ぬ。ごめんなさい。

【俺@現実 死亡確認】
334創る名無しに見る名無し:2012/02/27(月) 02:43:18.36 ID:oQzxKly4
>>333(本当に死んでも)ええんやで?
335創る名無しに見る名無し:2012/02/27(月) 10:29:17.96 ID:4NwIalCu
小学生のがまともな思考能力を持っている気がする
336埋め:2012/02/27(月) 19:11:57.79 ID:8mW3gDNt
「あら、これは何かしら」

セルビアモンテネグロを行く2人と1匹……フグ田サザエと水島一純といぬは、道端に何かが落ちているのを見た。

赤い円筒状のもの。サイズはやや小さめといったところ。
そして、その赤い円筒状のものには青字でこう書かれていた。

「バルサン」。

そう、前シーズンで一瞬全参加者の命を奪い、そして一瞬世界を破滅に追い込んだ最終兵器だ。
現実世界ではただゴキブリやダニといった害虫を退治するだけの燻煙式殺虫剤。
しかし、TCBR世界だと、前述のようなすごい力を発現することとなってしまうのだ。
それがこの9期の世界にも出てきてしまったわけで。
……安易に触ると……

「あらやだ、煙が出てきたわ」

あ。

「ぎゃあああああああ、何やってんですか、奥さん!!」
「止めろ、このバルサンを止めるんだァァァァァァ!!」
「そんなこといっても、どうやって止めるのよー!」

こうして、バルサンの煙は全世界を、全宇宙を覆い尽くし
……またまた世界を破滅に追い込んだのでした。
ちゃんちゃん。

【全参加者@TCBR 死亡確認】

【TCBR第9期 打ち切り確認】
337埋め:2012/02/27(月) 19:12:30.96 ID:8mW3gDNt
「と、いう夢を見たんだ」
頭に一本毛を生やした中年は言った。

「こンの下手男がッ!!」
その妻は中年をコテンパンにした。

ガッシボカッ

男、磯野波平は死んだ。東芝(笑)

【磯野波平@サザエさん 死亡確認】


 「ここまで書いたですぞー」
PCの前で赤いもじゃもじゃが一息ついた。
「……おい、ムック。これをアップするつもりなのかい?」
横にいた緑の怪獣が言う。

「当然ですぞ!」
「ズコー!!!」

きっぱりと言われ、緑怪獣は盛大にずっこけた。

「これで私もエース書き手の仲間入り……ガチャピンなんかには負けないですぞー」
横を見ると、ガチャピンが怒っていた。

「少し、頭冷やそうか?」
そういって、ガチャピンはムックを窓から投げ捨てた。

「ですぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

フジテレビの窓を突き破り、ムックは地面へとまっさかさま。
そして、地面はムックと同じ色に染まったのでした。

【ムック@ポンキッキ 死亡確認】
338埋め:2012/02/27(月) 19:15:35.97 ID:8mW3gDNt
 「と、いう話はだめなのサ?」

「「「マイナス50点!!」」」
「ズコー!なのサ!!」

以上の件はすべて、マルクさんの妄想でした。

【三日目・02時30分/???・DC新本部】

【マルク@星のカービィシリーズ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式 、不明支給品、デジタルビデオカメラ、ラオウメダル、トキメダル、ケンシロウメダル
【思考】基本:主催が気に入らないからぶっ潰すのサ
1:ぷにえとローズマリーと手を結ぶ
2:同盟軍に入る
3:ズコー
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました
※ぷにえからリュウセイが死んだ事を聞きました

【エンペラ星人@ウルトラマンメビウス】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:主催者を倒し全宇宙征服
0:DCに入る。
1:クライシス皇帝と共にDCを動かす
2:暗黒四天王の面々に合流を呼びかける
※バラオとは別れました

【クライシス皇帝@仮面ライダーBLACKRX】
【状態】健康
【装備】サタンサーベル、ディノファランクス@クラッシュギア、ロケットランチャー
【道具】基本支給品一式、その他不明
【思考】基本:地球人類を抹殺するのも私だ
0:実は生きていたのも私だ
1:もっと面白い話なら書けると思うのも私だ
※今までとは別人です。
※ビッグバンをボーグ星人だと思っています

【バグラモン@デジモンクロスウォーズ】
【状態】健康、フルブロックワクチン接種ずみ
【装備】大剣装備
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:主催者を皆殺しにし全宇宙を征服する
1:我が弟よ眠れ……
2:出来るだけバグラ軍を集める
3:同盟軍のメンバー集める
※次元を操る力は制限されています
※10/の能力は推測ですがある程度は見抜いています
※ビッグバンと情報交換しました
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました
339創る名無しに見る名無し:2012/02/27(月) 19:28:15.73 ID:YYnI8lJu
なんでも夢オチ、妄想でゴリ押すその根性・・・・・・ここまでいけばむしろ嫌いじゃないわ!
340ごめんなさい:2012/02/27(月) 19:55:29.38 ID:8mW3gDNt
>>339

 「ほめられたサ!うれしいサ!」
マルクははねながら、喜んだ。

「ほめられていないと思うのも、私だ」
「っていうか、本を読めよ。マルク」
「本はいいぞ。まさにどこでもドアだ」

などと、語り合う新本部のみなさん。

と、そこへ……いきなりシャルロッテが現れた。
ちなみに背中に乗っていたオレンジ色のパーカーの男の子はとっくに食った。

「なんなのサ!この化け物は!!」
「あれは……シャルロッテ!!」
「シャルロッテ……!?」
「バグラモンよ、お前も知っているのか?」
「知らん!」

オターッ!!盛大にずっこけるバグラモン以外の全員。
そうこうしている間に、シャルロッテがマルク達に襲いかかってきた。

「「「「ぎゃああああああああああああああああああ!!!!」」」」

グッチャグッチャグッチャグッチャバギベゴグチャベゴ

【マルク@星のカービィシリーズ】
【エンペラ星人@ウルトラマンメビウス】
【クライシス皇帝@仮面ライダーBLACKRX】
【バグラモン@デジモンクロスウォーズ】
以上、死亡確認。
死因;シャルロッテの捕食
341ごめんなさい:2012/02/27(月) 19:56:12.14 ID:8mW3gDNt
  

 「あっはっはっは。この勢いで、埋めて、乗っ取ったスレを終わらせてやるぜェェェッ!!」

ここは裏日本のある町。「辞める辞める詐欺」で有名な書き手はメモ帳に文章を落としていた。
後ろの気配に、まったく気づくことなく。

「辞める辞める(仮)……?」
「……!トーチャン!?!」
「いったい今、何時だと思っている……」
「ちょ、今いいところなんだけど……」
「いいから、早く寝ろ!!」

本人のトーチャンに担ぎあげられ、辞める辞める詐欺は寝室へと連れ出されたのであった。
真の敵は、同居している親なのでした。
ちゃんちゃん。


【三日目・02時30分/某県某市】

【辞める辞める詐欺@現実】
【状態】健康、担ぎあげられている
【装備】なし
【道具】なし
【思考】基本:おろしてー
1:埋め……

【辞める辞める詐欺のトーチャン@現実】
【状態】健康、わが子を担ぎあげている
【装備】なし
【道具】なし
【思考】基本:辞める辞めるを早く寝かせる。
1:埋め
342創る名無しに見る名無し:2012/02/27(月) 20:02:24.40 ID:RuzIC68l
それで上のは妄想落ちですか?

なんか避難所にまで文句言う人がいるな
343ごめんなさい:2012/02/27(月) 20:14:57.45 ID:8mW3gDNt
はい、ごめんなさい……
344創る名無しに見る名無し:2012/02/27(月) 20:32:15.58 ID:RuzIC68l
埋めに協力しつつ一言

なんというか全体的に暴言とか逆上とか増えたなって思う
その……ごめんなさい
345ごめんなさい:2012/02/27(月) 20:33:44.22 ID:8mW3gDNt
いや、そもそも反対意見があったのに引き続きスレッドレイプをやらかした
私にも責任があるわけだから……ごめんなさい。あと、埋め協力ありがとうございます

やっぱ一旦今期で終わったほうがいいのかな。

346創る名無しに見る名無し:2012/02/27(月) 20:36:39.28 ID:RuzIC68l
>>345
全体的に子供のケンカが増えたように思えた
書き手も読み手も低レベルになったように思える
名指しで批判も増えたし大人の対応が減った感じがする
何よりも毒吐き板にも飛び火しているしあっちにも迷惑がひどいし
一度深呼吸が必要だな

とさらに梅を手伝う
347創る名無しに見る名無し:2012/02/27(月) 20:37:29.56 ID:YYnI8lJu
荒れた原因は管理人不在から始まったのだろうか。
暴言が増え始めたのもその辺だし。

俺はまだカオスロワ全体も今期も終わらせたくない。
だからしばらくは避難所で様子見で十分だと思う。

とりあえずまったり行こうぜ。
348創る名無しに見る名無し:2012/02/27(月) 21:58:30.80 ID:RuzIC68l
とりあえず今後は名指しで批判を自重と読み手及び書き手の暴言を抑制すればいいと思う
批判する際は優しく言えばいいし
349創る名無しに見る名無し:2012/02/27(月) 22:30:34.14 ID:oQzxKly4
痛くなければ覚えませぬ
350創る名無しに見る名無し:2012/02/28(火) 00:45:10.77 ID:qKCjFmrm
mitemite:創作発表[レス削除]
http://qb5.2ch.net/test/read.cgi/saku/1220329074/110-
351暇つぶしと言う名のいたずら:2012/02/28(火) 12:08:58.77 ID:c1NQeA45
シリウスという名の主催であり電波体は常に暇であった。
それはバトロワでも変わりはなかった。
ゼロから過度レベルの干渉は禁じられていたために会場を見つめるだけが彼の楽しみであった。
もっともそれは楽しみと言うよりは暇つぶしである。
大体の監視はエクスデスがやっている上にアルバートや帰還したマスターハンドらも動いている。
シリウスが出来ることは書類整理と『断罪者』に細かい指示を下すことぐらいである。
実のところ主催という立場の中ではもっとも暇を持て余していたといえる。

「やれやれ、本当に満たす程度の娯楽と言うのは皆無ですね」

シリウスは元々はブラックホールサーバーと呼ばれる巨大サーバーの管理者だった。
そこでシリウスは快楽的に宇宙各地の電波体という生命体を捕獲し戦わせて楽しみ、時として星ら破壊する狂気的な暇つぶしを行っていた。
そんな彼の前に現れたのが古い馴染みであるゼロである。
ゼロはシリウスに面白い提案を持ちかけた。
それはバトルロワイアルの主催になってもらいたいというものだった、
シリウスは多少の暇つぶしが出来るならと思い快く承諾し、新主催の一人に加わった。
とは言え違反者の粛清はエクスデスがこなし、自身がやれる仕事も限られている。
戦闘力はかなり高いほうであるが、最終局面まではおそらく出番は待ってこないだろう。
「暇そうだね」
同じく新主催の1人であるアルバートが声を掛ける。
アルバートもシリウス同様にゼロの呼びかけで加わっていた。
「あなたはいいですよ、アンゼロットの後釜に納まりましたしね……」
「なら代わりにしてみるかね?」
「フフフ……あなたの仕事を奪うのはやめておきましょう」
シリウスは言った。
「アンゼロットといえば未だにネタキャラ街道を突き進んでいるみたいだね」
「いい暇つぶしを思いつきました……ちょっとね」
「君もかね、過度な干渉じゃないならゼロも許してくれるだろう」
アルバートはそう言うとシリウスはモニターを動かした。



『フフフ……ごきげんようアンゼロット』
シリウスが暇つぶしのために通信を繋げたのはアンゼロットだった。
彼の声が3人の首輪から聞こえる。
元主催であり裏切り者であるが、何故それに至ったのかシリウスも興味があったからである。
それ以外にほとんど他意はない。
ただ本人の興味本位にすぎなかった。

「あ、あなたは?」
『初めまして、私はシリウス……新しい主催の一人ですよ』
「シリウスだと……」
真の主催という言葉に黒が身構える。
ベール=ゼファーも同じである。
『そう慌てないでください、別に私は執行者の粛清でもなんでもなくただお話がしたいだけですからね』
粛清と言う言葉に一番酷く反応したのは仲間に加わった執行者勢である。
『どうやら精神レベルで回復したようですね……貧乏くじ引いたのは箒くんだけですね』
「御託はいいです、さっさと本題に入ってください」
『まずどういう心境で私達を敵に回すことにしたんですか?』
率直に聞くことにしたシリウス。
長引かせるつもりはなかった。
「何故そんなことを?」
『だってそうじゃないですが、彼らは元々伏羲が用意した舞台装置ですよ、あなた方と全然関係ない……そこまで義理立てするのでしょうか?』
シリウスはレジスタンスが伏羲が作ったことは知っていた。
「私はただあの人達のために何かしたい……そう決めたんです」
『あーそれがあなたの敵対理由、あなたは死んだ人のために戦いたいと?』
「それのどこがいけないんですか?」
『あなたはかつては主催という上級階級だったのに……感情で流されるんですね』
シリウスは理解しがたかった。
352暇つぶしと言う名のいたずら:2012/02/28(火) 12:12:22.62 ID:c1NQeA45
たしかに職場については最悪だったのかもしれないがアンゼロットはそれを溝に捨てたのだ。
ゼロは実に寛容である。
今まで『名無し』の思惑には気づきつつも放置し、問題のあるものを除き、ある程度は見逃したのだ。
伏羲についてもそうだ、最終的には何もお咎めせずに返した。
アンゼロットも謝っていれば素直に主催復帰も許したのである。
『はっきり申しましょう、あなたいえあなた方は天狗になっているだけです……』
「どういう意味よ?」
今まで口を挟まなかったベール=ゼファーが口を挟んできた。
『フフフ……下品ですよ』
「余計なお世話よ」
『まあいいでしょう、あなたは手順を理解していませんよ……首にあるものお分かりですか?』
黒とベール=ゼファーは首についていた首輪を触った。
不快な金属の感触がする。
『私達にとってあなた方もDCも問題ないんですよ……それがある限りですけどね』
「言ってくれるな」
黒が言う。

『アンゼロット、あなたはそれを抑える側だったんですよ、今更……私達に反旗を翻して正義と名乗るのはおこがましいですよ』
「おこがましい……?」
『だってそうでしょう、あなたは自分の罪を清算したいために反逆ごっこをしている……そうでしょう?』
シリウスは追撃をやめなかった。
むしろどういう反応をするのか楽しみで仕方なかったからだ。
『その直接的な要因がラグナと不動遊星の死になるんでしょうね……まったく理解しがたいヒューマノイドですよ』
シリウスにとってもアンゼロットを助けた2人は実に愚かであり理解できないものだった。
「アンタって本当に腹の立つタイプね」
『当然でしょう……種の存続上、切り捨ては必然ですからね』
「シリウスって言ったな、お前は人間を理解していない」
黒とベール=ゼファーが声のみで攻め立てるシリウスに対して言う。

『フフフ……これは手厳しい、ですがこちらも真実を述べただけですけどね』
「シリウス……」
ようやくアンゼロットが口を開いた。
『なんでしょうか、ミス・アンゼロット?』
「これ以上……」
『どうしました?』
「これ以上……死んでいったものたちを侮辱するな!!」
『な……?!』
さすがの冷静沈着なシリウスもこれには驚いた。
多少の発破だったがまさかここまで感情を爆発させるとは予想外だったのだ。

「ラグナに遊星にクラウザーに他のレジスタンスもたしかにみんな舞台装置と知らず踊らされていたんでしょう」
『……そうです、だから馬鹿げているんですよ』
「彼らがそれを知ってもおそらくレジスタンスをやめなかったんでしょう」
『フフフ……信念って奴ですかね?』
「だから私は彼らの遺志を引き継いであなた方新主催を倒します!」
アンゼロットの言葉に一滴の曇りもなかった。
『なるほど、ようやく多少は理解しましたよ……実に有意義でした』
「ゼロに伝えてください、私はあなた達のような存在を許さないと」
『いいでしょう……あなたの要望にはお答えしましょう、それから黒さんでしたね?』
シリウスはアンゼロットの覚悟を確認し、大体の暇潰しが終えたことを理解した。
だが、このまま引き下がるのもつまらなかった。

「なんだ?」
『銀さんでしたっけ、あなたの探している方は?』
シリウスは新たなに話題を切り出したのは意外な人物だった。

「どうしてお前がそのことを知っている……?」
銀の名が出たせいでさすがの黒も少し動揺が隠せなかった。
アンゼロットの信念が硬いと判断したシリウスは次の1手を即座に用意した。
353暇つぶしと言う名のいたずら:2012/02/28(火) 12:14:26.19 ID:c1NQeA45
それは『銀』の存在である。
『何か集団で行動し得体も知れない生物兵器を作ってましたね……』
もちろん半分は嘘である。
だが、黒を心理的に揺さぶるのは十分に可能であった。
現にモニターに移っている黒はいつもの冷静沈着さは失われていた。
「……銀はどこにいる?」
『やはり大切なパートーナーですか、彼女はアメリカにいました……答えられるのはこれだけです』
「そうか、もう十分だ」
モニター越しの黒は明らかに動揺しているのはシリウスには理解できた。
これは参加者を殺傷する過度の干渉ではなくいたずらである。
実に子供ぽい悪魔的なものである。

『以上でお話は終わりです……アンゼロット、私は主催本部でお待ちしておりますので』

そういってシリウスの声は二度と聞こえなくなった。
彼の暇つぶしと言う名の接触の終わりである。
すろと黒はこう言った。

「悪い、ここでお別れだ」
「黒さん?」
黒の突然、言い出した。
「奴の言っている事を信じたわけじゃないが少し確かめてくる……」
「アメリカに行くのね……」
「そうだ、それに奴じゃないが何か胸騒ぎがする、俺1人でいい」
シリウスのことを真に受けたわけではないが黒にとって銀の存在は重要である。
ならば自分の目で確かめるしかなかった。
それが例え罠だとしてでもである。
「……分りました、ベル……このまま連合基地へ行きましょう」
「ちょっとアンゼロット、いいの!?」
「止めても無駄ですよ、銀って人はよく知りませんが……私たちの入る隙間はないでしょうね」
「すまないな」
黒はアンゼロットに感謝した。
「思えばお前にも迷惑をかけたな、本当に悪い事をした」
黒はベール=ゼファーにも謝った。
思えば随分と巻き込んでこの仲である。
「分ったわ、その代わり必ず銀を連れて戻ってきなさい」
「ああ、お前達も彼女らのことを頼む」
黒は『執行者』の面々にそう言うとアンゼロットに地図を渡しアメリカ方面へ歩き出した。
アンゼロット達はそれを見送った。
「黒、必ず戻ってきなさいね……」
ベール=ゼファーはそう言うしかなかった。


【三日目・03時00分/イギリス】
354暇つぶしと言う名のいたずら:2012/02/28(火) 12:15:28.83 ID:c1NQeA45
【ベール=ゼファー@ナイトウィザード】
【状態】健康、ぽんこつ、アンゼロットに若干同情、黒にたらされてる、怒りと悲しみ
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を殺す。ウザイ連合も全員殺す
0:黒……
1:手駒を集める
2:三沢、土蜘蛛を警戒
3:連合の穏健派に会いに向かう


【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】
【状態】覚悟と決意、KBウィルス感染、魔法少女化、黒の驚異的なたらし能力に若干恐怖
【装備】魔法少女の服装、ラブラブステッキ、虹の剣
【道具】バスタオル、出来立てカブトボーグ、ロイドウザウルス、
    トムキャット・レッド・ビートルVモデル(修理中)、シーザー・カエサル・エンペラー(修理中)
【思考】基本::バトルロワイアルを終わらせ、死んでいった者たちへの償いを
0:黒さん……
1:ゼロ以外の脅威にも対処したい
2:連合の穏健派に会いに向かう


【セシリア・オルコット@インフィニット・ストラトス】
【シャルロット・デュノア@インフィニット・ストラトス 】
【凰鈴音@インフィニット・ストラトス】
【共通思考】
【状態】健康、黒にたらされた
【装備】ブルー・ティアーズ@インフィニット・ストラトス
【道具】不明
【思考】
基本:黒さんのために2人を守る
1:黒さん……
※主催側を辞めました



「どうだったかね、彼女らの様子は?」
「しばらく生かせばもっともっと暇つぶしが出来そうなくらい面白そうですね」
接触が終わったシリウスはアルバートと話をしていた。
「君にとって有意義な娯楽が出来たのは喜ぶべきかね」
「では次の暇つぶしを探しましょうね」
「では逃げた左慈がどこにいるか探すのはどうかな?」
アンゼロット達に限らずまだまだ参加者を弄るのは非常に楽しい。
適度に過度にならず遊ぶのもたまにはよい。
シリウスはそう思いつつ再びモニターと楽しい睨めっこする作業に戻った。

【三日目・03時05分/???・主催本部】
355暇つぶしと言う名のいたずら:2012/02/28(火) 12:16:28.06 ID:c1NQeA45
【シリウス@流星のロックマン3】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
※『真の主催者』の1人です。
※『名無し』の思惑は見抜いております


【マスターアルバート@ロックマンゼクスアドベント】
【状態】新しい主催幹部
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本;ゼロと共にバトルロワイアルを運営する
※『真の主催者』の1人です。
※『名無し』の思惑は見抜いております



「……間に合えばいいがな」

アンゼロットらと別れた黒は銀のところへ向かうべく急いでいた。

「無事でいろよ、銀……」

黒が向かう先はアメリカ大陸である。

【黒@DARKER THAN BLACK -黒の契約者-】
【状態】健康、焦り、アンゼロットに若干同情、怒りと悲しみ
【装備】仮面、ナイフ、ワイヤー、黒いコート、スターダストドラゴン(たらされかけ)
【道具】支給品一式、病院で回収した医療道具、車、土下座最中、通信機 、釣り道具
【思考】基本:ゲーム脱出
1:銀に会いにアメリカへ向かう
2:三沢、土蜘蛛を警戒
3:最中は自重する
※黒がガラスをぶち破ると自動的に『覚醒ヒロイズム』が流れます
356修正:2012/02/28(火) 12:17:35.61 ID:c1NQeA45
【ベール=ゼファー@ナイトウィザード】
【状態】健康、ぽんこつ、アンゼロットに若干同情、黒にたらされてる、怒りと悲しみ、連合基地の場所の書かれた地図
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を殺す。ウザイ連合も全員殺す
0:黒……
1:手駒を集める
2:三沢、土蜘蛛を警戒
3:連合の穏健派に会いに向かう

に修正
357地道な進化、確実な進化:2012/02/28(火) 13:37:54.57 ID:+NDOY3tg
「シャアアアア……!ってそういや喋れたな」

怪物ことあかりんの弁当は空を飛んでいた。
飛びながら、弁当は今後のことを考えていた。

(急激な進化は自滅をもたらし、主催者にも目をつけられる……)

ヤプールの言葉を思い出しながら、弁当は考える。
慎重に動かねばならない。腐女子からは勿論、対主催思考のマーダー狩りにも気をつけねば。
あのドゥバイを滅ぼした連中はすでにこの世を去っているが、まだ参加者は大勢いる。

(そうだ、ドゥバイは滅ぼされた。ELOSも同じく……)

このカオスロワの地には、かつて2体の怪物がいた。
混沌生命体『テラカオス・ドゥバイ』
超絶性命体『ELOS』
どちらも宇宙レベルで危険な存在であり、限りなく生物の頂点に近かった存在だ。
だが、この怪物は滅びた。それは何故か?

(……力だけを求めてはいけない。まずは己の弱点から克服せねば、彼らの二の舞だ)

弁当は偉大なる先人の死から、しっかりそれを学んでいた。
『弱点』……生物である以上、必ず存在し、それを克服しない限り、完全な存在にはなれない。
ドゥバイは己の眉毛と体内臓器が弱点だった。
確かに外は圧倒的な防御力と攻撃力を持っていたが、内部は普通の女子高生レベル。
ELOSも防御能力に欠点が見られる。
いくら瞬時に感染し、完全に融合しワクチンを受け付けなくして仲間を増やしても、宿主を殺されたらお終い。
ロケットランチャーで爆殺されたらしいが、仮に感染者が沢山いても核投下で滅ぼされていただろう。

(弱点の克服か……まずは……)

強大な力を持つ参加者を狙うのではなく、己の弱点をカバーする能力を持つ参加者を狙う。
新たに定まった行動指針に沿って動こうとする弁当だが、程なくして目当ての参加者がみつかった。




「各地の様子を偵察……確かに余は水だから海上移動で色々動き回れるが……」

海の上で独り言を呟きながら辺りを見渡す巨大な水の目玉。

「でもこれで目立てるのか……?」

ディバイン・カオスの一員となった、ラグナ神である。

(ほう、魔力の方もかなり高い。これはなかなかいい相手を見つけたな)

弁当は、翼をひろげ一気にラグナ神に飛びかかる。

「む!?余に挑むか人間……ってなんだ貴様は!?」

目玉なだけあって、ラグナ神はすぐに奇襲に反応するが、その正体に困惑していた。
神の力を得た弁当と、水の神の戦いの火蓋が切って落とされた。

358地道な進化、確実な進化:2012/02/28(火) 13:38:40.90 ID:+NDOY3tg


「クリムゾンフレア!サンダーフォース!」
「ぬぅ……!」

神の戦いが始まってしばらく、弁当は驚愕した。

(こいつ……水の神なのに水の技使ってこないだと……!?)

むしろ水と相性どうなのよな、炎や雷を撒き散らす有様である。
だが、これで弁当はまたひとつ学習した。

(人を見た目で判断してはいけないな……)
「メビウスバリア!」

などと考えている間に、敵はバリアを展開。
そしてその間に、なにやらエネルギーを溜めている。

「切り札か……!」
「滅びるがいい!よくわからない者よ!黄泉の波動、発動!」

最終奥義まで水と無関係なことにはもうつっこまず、しかし弁当は退くことをしなかった。

「そちらのチャージ中にこちらもチャージ完了済みだ!ゆくぞ、弁当メテオ2020!」
「何!?」

黄泉の波動の発動と同時に、弁当はニアラより得た力を行使する。
宇宙のエネルギーを体内に溜め、高空から隕石のごとく突撃する技だ。
空の弁当の前に、七つの光の輪が現れ、弁当はそこからさらにエネルギーを増幅させる。

「う、うおおおぉぉぉぉ!?」

虹色のエネルギーを纏った弁当は、黄泉の波動を貫き、その勢いのままラグナ神の水の防壁、コアをも貫く。

「……!」
「勝負ありだ。では、いただきます」

弁当が無数の触手をラグナ神に伸ばす。
ラグナ神も自身の触手で抵抗するが、コアに傷を負った状態では水の体を維持することも厳しい。
水しぶきを散らしながら、やがてラグナ神のコアは弁当に取り込まれた。
それと同時に、水の巨体もまた普通の水に戻る。

【ラグナ神@サガ3時空の覇者SOL】捕食確認



359地道な進化、確実な進化:2012/02/28(火) 13:39:25.29 ID:+NDOY3tg



弁当は取り込んだラグナ神の能力で、海上を猛スピードで移動していた。
向かう先は、アメリカとは正反対のイギリス方面。
さすがの腐女子も、まさか自分が海ルートでイギリスまで逃亡するとは考えないだろう。

「……なるほど、ヤプールの言葉は確かに正しい」

ラグナ神を取り込み、弁当は水に対する耐性や移動手段を手に入れた。
これで万が一、キッチンで廃棄処分されても下水道内で生き延びられる。
弁当の弱点をひとつ、克服したのだ。
さらに嬉しいおまけとして、色々な魔法や短時間だが強力なバリアも張れるようになった。

(だがまだだ……鏡と一緒にニアラも吐き出していたら、私は今の戦いに勝つことはできなかった!
素の弁当のままで十分強いなどという考えを捨てるのだ!この星は化物揃いだ……!)

己の力を過信してはいけない。どんな相手でも油断してはならない。
弁当は、学習していく。

(不安は残るが、これで空中と水中の移動及び適応はとりあえず可能となった。
となると次はメイン、地上を高速移動できそうな力が必要か……)

そして弁当は、ゆっくりと力を蓄えていく……


【三日目・06時00分/海上】

【あかりんの弁当@ナイトウィザード】
【状態】無限に進化中、イギリス方面へ移動中
【装備】触手、ニアラの翼
【道具】なし
【思考】基本:生物の頂点に立つ
0:腐女子達から逃げる
1:自分の弱点克服を優先的に行う
2:完全なる進化を遂げた時、腐女子達とは決着を着ける
3:ヤプールの言っていた事を胸に留めておく
4:対地上能力を手に入れたい
※その辺の魔王より遥かに強いです。
※ただ普通にあかりんが作った料理です。それ以外の何者でもありません。
※ラグナ神の能力を吸収しました
360そろそろ首輪解除しないと話が進まねぇ:2012/03/01(木) 02:39:12.78 ID:sOrDj85e
「くそ……あいつらしつこいな」
「天才的に考えて同意だ」

現在、ケンとダークゼロは連合の追っ手から逃げていた。
迎え撃つのよかったのだが、運が悪いことに。

「おのれジュラル星人め!」
「お兄ちゃん……いやケン。何処に行ったの」

ぷにえと肩を並べる外道研と、ボーガーの最大の天敵リンリンが来ていたのだ。
流石に相手が悪いという事で、二人は身を隠しているのだが、ただでさえ連合の兵士は数が多い。
その為、二人は身動きが取れないでいた。

「どうする?ダークゼロ」
「天才的にブロリーの体を手に入れた俺だが、正直あのアルファガンとやらを喰らったら不味いかもしれん」
「どこでもドアでもあったらなぁ」
「むっ隙が出来た今の内にここから離脱するぞ」

この殺し合いのなかで、兵士も消耗していたのだろう。ほんの僅かな隙が生まれた。
その隙をダークゼロは見逃さなかった。

 パキッ

「あっ」

「ん?リンリンちゃん居たよ!!」
「本当?研さん!!」

「やべっ」
「お前、本当に碌な事しないな!」

しかし落ちていた木の枝を踏んでしまい、研とリンリンに見つかってしまった。

「アルファガン!」

研がアルファガンを放つ。黄色の光線がケンを襲う。
「伏せろ!」
ダークゼロが手に気を溜め、そこから放たれた緑色の閃光がアルファガンの光線に軌道を逸らす。
「ッ! まだだそれ!」
一瞬、呆気に取られた研だが、すぐさまアルファガンを好きだらけのダークゼロに向かって放つ。
本来のブロリーの体ならば、それぐらい耐えられたかも知れないが地味に制限が掛かっている為、アルファガンは地味にヤバかったりする。

「ぐおっ」

案の定ブロリーの体がアルファガンによって消滅した。
ダークゼロは咄嗟にブロリーの体から抜け出し、すぐさま研の体を乗っ取ろうとする。

361そろそろ首輪解除しないと話が進まねぇ:2012/03/01(木) 02:39:36.52 ID:sOrDj85e
「え?」

しかしダークゼロは研の体を乗っ取ることが出来なかった。

「止めだ!」

研の光線がダークゼロに迫る。

(何故だ?……制限?だが、ここに来るまでそんなものは無かったはず……まさかゼロ……)

そのままダークゼロは消滅した。


【ダークゼロ@星のカービィ 参上! ドロッチェ団】 死亡確認



「ねえケンは?」
「アッ!やられた。この男に構っている間に逃げられた」

二人が周りを見渡す。
しかしそこには何も無かった。



【三日目・04時00分/フランス】

【龍昇リンリン@人造昆虫カブトボーグV×V】
【状態】アンゼロットの代行、兄への怒り
【装備】不明
【道具】USBメモリ
【思考】基本:龍昇ケンを殺す
1:連合穏健派に加わる
※穏健派に加わりました
※いろはから研を押し付けられました

【柊かがみ@らき☆すた】
【状態】健康
【装備】手榴弾×10、コンバットナイフ、ガスマスク、防弾チョッキ
【道具】支給品一式
【思考】基本:連合を変えるために仲間を集める
1:リンリンと共に行動する
2:早くつかさに会いたい
※謎の首領の正体を聞かされました
※いろはから研を押し付けられました

【泉研@チャージマン研!】
【状態】変装
【装備】スペクトルアロー、アルファガン、ロケットランチャー×99
【道具】支給品一式
【思考】基本:ジュラル星人を滅ぼす
0:ぷにえ、ロリカードを必ず殺す!
1:間違いない!このキチガイロワイアルもジュラル星人の仕業だ!
2:ケン君……いやジュラル星人め!
3:大量虐殺に引っかからないよう自重しながらジュラル星人を殺していく
※ぷにえ、ロリカード、ケンをジュラル星人だと認識しました
※ロケットランチャーは違法改造とかされていませんので禁止行為には引っかかりません
362そろそろ首輪解除しないと話が進まねぇ:2012/03/01(木) 02:40:29.18 ID:sOrDj85e



「作戦大成功」
「ここ何処だよ……」

ケンは逃げたのではない。捕まっていたのだ。

「安心したまえ。我々は君に危害を与えるつもりはない」
「本当かよ?」
「無論だ。我々は君がどうやって首輪を解除したのか聞きたいのだよ」

バグラモンの言葉を聞きケンは驚きを隠せなかった。

「く、首輪は着いてるじゃないか……」
「確かに、ただしそれは偽者で爆破機能は着いていない。見事に主催も欺かれているな」

そうケンの首輪は偽者だったのだ。
そして偽の首輪が着いているという事は、主催側かあるいは首輪を外し新たに別の首輪を着けたという事になる。
現にケンはカブトボーグ禁止の中、平然とボーグバトルをしていた。
恐らく天才だった時に首輪の解除に成功したのだろう。

「……分かったよ。俺に拒否権は無いんだろ?ほらこれをこうすればいいのさ」
「協力感謝する」

こうしてDCのメンバーを苦しめている最大の問題、首輪は解除に成功した。

「首輪は外した……連合は主催と手を組んでいるだろうがこれで首輪爆破による脅威は去った」

そう言いバグラモンは時計を見る。

「もう夜明けか」

決戦の時は近い。



【三日目・04時30分/???・DC新本部】

【バグラモン@デジモンクロスウォーズ】
【状態】健康、フルブロックワクチン接種ずみ、首輪解除
【装備】大剣装備
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:主催者を皆殺しにし全宇宙を征服する
1:近いうちに連合と主催に闘いを挑む
2:出来るだけバグラ軍を集める
3:同盟軍のメンバー集める
※次元を操る力は制限されています
※10/の能力は推測ですがある程度は見抜いています
※ビッグバンと情報交換しました
※真の黒幕がゼロだと分かりました
※10/の戦闘能力を知りました
※ウイルスの抗体のおかげでKLウイルスは消えました
※連合が主催と手を組んでいる事を見抜いています
363そろそろ首輪解除しないと話が進まねぇ:2012/03/01(木) 02:40:46.40 ID:sOrDj85e

【ジュラルの魔王@チャージマン研!】
【状態】気にするな!
【装備】気にするな!
【道具】気にするな!
【思考】基本:チャージマン研を抹殺し地球を征服する
1:クライシス皇帝と組む
2:全て計画通りだ
3:急展開?気にするな!

【龍昇ケン@人造昆虫カブトボーグV×V】
【状態】健康、元首領、首輪解除
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本:どうにしかして世界を救いたい
0:何とかリンリンを説得する
1:しばらくDCに身を寄せる
364創る名無しに見る名無し
一応話を進ませるために首輪解除させたけど駄目だったら言ってくれ没にするわ