姉「ここは創作発表板姉SS総合スレよ///」Part2

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401むじな ◆Umw27Fm542

弟「…ん? 雨…? ってどうした、何で姉が泣いている!?」

姉「…え、あ!?」

弟の声に自分が涙を流している事に気が付いた。弟は文字通り跳ね起きて反射的に周囲を警戒。何も無い事を一瞬で確認してから私の両肩を掴んで視線を合わせてきた。

弟「どうしたんだ『   』、何があったんだ!?」

姉「…ううん、あんでもない。ただ、ちょっと妄想に入り込みすぎただけ…。」

弟「………妄想?」

ああ、弟の頭の上にでっかいはてなマークが浮かんでる。

姉「そう。私が思いつく最悪から二番目の妄想。」

弟「二番目?」

首をひねっている弟。本人は「俺なんかが可愛い訳が無い」って言うけど私には可愛くて愛らしいポーズ。

姉「うん、まあ、それは置いといて。」

このまま押されるのもアレなんで方向転換する事に。

姉「で、あんでこんな所まで連れてこられた訳よ?」

弟「叫ぶ為。」

…は?
402むじな ◆Umw27Fm542 :2011/07/28(木) 21:00:27.65 ID:/ciuZH5V

弟「いやだから。思う存分叫ぶ為。店内で叫んだりしたら迷惑っていうかこのご時世だったら通報されかねないだろ? だからここまでででででッ!? ひょ、あひぇ、ひはい!!」

…当たり前でしょう痛くする為に思いっきり頬っぺた引っ張ってるんだから。

姉「で!?」

弟「はうっ!? …で!? と申されましても。」

姉「だからあんでここまで来たのよ!?」

弟「だから叫ぶ為だって。ってちょっと待って説明させて!」

姉「いいでしょう説明させてあげる。ただし、私が納得できなかった時は…ねぇ?」ホホエミ?

弟「ちょ、いきなりその微笑みは勘弁してください!?」

姉「ぢゃあ、とっとと説明しなさい?」

弟「何を怒ってるんだよ…。」

とかブチブチ言いながらも説明を始めた弟の話を要約すれば。

弟「姉に子供が出来たって言われたんだぜ? 絶叫しない俺なんて嘘だろう。」

姉「…それってどっちの意味で?」

弟「どっちって。俺が、って待て、もしかして俺が喜ばない、とか思ったんじゃないだろうな!?」

姉「!?」

いきなり。本当にそう表現するしかない程唐突に弟がキレた。
403むじな ◆Umw27Fm542 :2011/07/28(木) 21:01:18.24 ID:/ciuZH5V

弟「ちょっと待て。本気で? マジで俺が喜ばないと思った? 『   』と俺の子供が出来たってのに?」

姉「あ、ちょ」

弟「…本当に、俺が迷惑がるとでも思ったのかよ!?」

低く、潰れた、押し殺した声。弟がこんな声を出す時は本気で怒って、そして傷ついている時。

弟「…ってアレか、さっき『   』が泣いてた妄想って、俺に拒絶されると思ったのか? まさか、そん…いやいや落ち着け俺!!」

弟がまたしてもいきなり自分自身の顔を叩いて気合を入れた。いえ、今回は自分を鎮める為。

弟「…はぁ。ごめん姉。いきなり怒り出したらそりゃ姉もビックリするわな。」

溜息を吐きつつ頭を掻いて苦笑い。いつのも声と顔。…『  』が戻ってきてくれた。

弟「まあアレだ。一から説明しよう、俺は姉が子供…『俺達の子供』を授かったって聴いた瞬間、正直自分の耳を疑った。」

姉「あ、えーと。」

弟「まあ我ながら感情がひっちゃかめっちゃかになって。そんで考えても仕方無いと思ったからそのまま自分の感情をセーブしないで流した訳だ。」

うん、今弟は正直に話している。嘘なんか吐いていないってゆ−かぢつはあんにも考えないで喋ってる。ワタシにはワカル。ええ、それは構わないんだけど。

姉「あの、弟?」

弟「そしたら最終的には喜びが一番強かった。でもって止められなくなったんで叫びに来た、とゆー事です。」
404むじな ◆Umw27Fm542 :2011/07/28(木) 21:02:03.57 ID:/ciuZH5V

…うん、弟はホントにあんにも考えてない、ってゆーと語弊があるけど勢いだけで喋ってる。だから本音が出てるから聞いてる限りでは結構真面目に泣きそうに嬉しくなるような事を言ってくれてるんだけど。

姉「えー、さて。弟?」

弟「ん、何ぞ?」

姉「………。」

弟「え、ちょっと、何だその不安になる沈黙は?」

姉「えーと、あの。…ごめんなさい!!」

もうここは正直に謝るしかないっぽいし。…弟、怒ったり落胆したりしないといいんだけど。

弟「ぅを!? な、何ぞ!?」

姉「…さっき言った事なんだけど。」

弟「…さっき、とは?」

姉「えーと、『…もう貴方一人の私じゃないんだからね? …お父さん?』っての。」

弟「ああ、アレか。それが?」

姉「…アレって、断じて嘘じゃないんだけど、確定でも無いの。」

弟「…は?」
405むじな ◆Umw27Fm542 :2011/07/28(木) 21:02:38.30 ID:/ciuZH5V

あ、本気でポカンとした顔してる。そんな表情も可愛いにゃー。ってそーぢゃ無くて!

姉「えーとね、まだ分かんないの。今月ちょっと、ってゆーには大きく遅れてるんだけど、まだ検査とかした訳ぢゃ無いし、」

弟「…WHAT?」

姉「検査薬を買いに行こうと思ってたんだけど忙しい…って言うのは我ながら言い訳よね。ぶっちゃけ恥ずかしいのと、…怖かったの。」

弟「…。」

姉「検査しちゃったら結果が出ちゃう。『  』との子供が出来てるか出来て無いか分かっちゃう。分かっちゃったその時、自分がどうなっちゃうのか私自身が分からなくて。」

弟「…あー、『   』?」

姉「だから今月遅れてる、って気付いても。そのまま怖くて、考えたくなくて、考えられなくて。
 一番やっちゃダメだと分かってたけど。それでも伸ばし伸ばしにしてたの。」

弟「…はぁ。全く。」

抱き締められた。最初は思いっきり来そうだったんだけど、慌てて力を緩めたのが分かった。

弟「何だかなぁ。ここ最近情緒不安定だと思ってたらそーゆー事だったのか。…いや、気付いていながらそこに思いが至らなかった俺も悪いのか。」

あっさりと予想外の事を言われた。

姉「…へ?」

弟「あったく。何だって相談してくれない…って無理だよな。姉本人が混乱しちゃってたんだから。」

姉「あの、ちょっと? あんだか私の想像してた話の流れと違いますよ?」
406むじな ◆Umw27Fm542 :2011/07/28(木) 21:03:23.74 ID:/ciuZH5V

一旦弟の抱擁から抜け出して。

弟「話の流れが違う? …なんだそりゃ?」

姉「いやあのだって。こーゆー事になると」

弟「HAHAHA。まさかこの俺が『   』に子供ができた事で取り乱したり怒ったり最悪の事を言い出したりすると?」

ぶっちゃけその通り。この話題はありとあらゆるジャンルでそれこそ掃いて捨てる程取り上げられたりしている。ドラマとかドラマとかドラマとかね。

弟「まあぶっちゃけ何も考えていないとか、『子供の事をどうする積りだ!』とか『世間様に顔向けできない』とか、まぁそれこそ掃いて捨てる程こんな話はある訳だ。ぶっちゃけドラマとかドラマとか。」

姉「…。それで?」

弟「まあ、今の時点の俺の覚悟なんぞ現実に対しては大波に対する木の葉の如しだと思うが、それでも。」

その時の弟の表情を。

弟「俺達が子供を授かる事が出来るなら。『   』が俺の子を生み育ててくれるなら」

抱き締めてキスしてくれて。

弟「その横に俺がいる事が許されるて、俺達とその子供、3人? で生きていけるなら。」

もう一度視線を合わせて。その顔には不安や恐れも含まれていたけれど。

弟「もう、それ以上なんか有り得ないさ。」

そう言って。

弟「…嗚呼。こんなに嬉しい事は無い。」

あらゆる感情を受け止めて、ちょっぴり涙目になってたけど。それでも微笑んでくれた『  』の笑顔を。

私は。一生、忘れない。
407むじな ◆Umw27Fm542 :2011/07/28(木) 21:04:08.22 ID:/ciuZH5V

姉「…。」

弟「ん? どした?」

どした? ぢゃ無いわよこのバカちん。ホントにどうしてくれようかしらコイツときたら。取り敢えず万感の思いを込めてちゅーしようとしたら。

弟「…姉? 何だか…顔色が悪くないか?」

姉「…へ? そう?」

とか言われた。私ってば基本的にノーメイクだから顔色とかは直に出てくる。そんで私の事を私より知っている『  』がそんな事を言うって事は?

姉「えー、ちょっと待って?」

持ち歩いていたハンドバッグからコンパクトを取り出す。ちょっと見てみると…あや?

姉「う、言われて見ればちょっと悪いかも。…どっかで」

弟「あそこの日陰にベンチがある。そこで休もう。」

うん、流石は弟、反応が早い。

姉「ぅやぁ!?」

弟「あ、一声掛ければ良かったか?」

い、いきなりお姫様抱っこって!? ここってデパート? の屋上よ!? 弟ってばいつの間にそんな

弟「お叱りは後で聞く。全ては某に任せてゆるりと休まれよ。」

…またどっかでヘンなモン読んできたわね? 池波正太郎とか?

弟「ちょ、一発で!?」

姉「お姉ちゃんに隠し事あんて出来るとでも?」
408むじな ◆Umw27Fm542 :2011/07/28(木) 21:04:52.25 ID:/ciuZH5V

そんな事を言い合いつつベンチに到着。あにもそこまで、と思う程、弟は私を丁重に扱ってくれた。うん、たまにはこんなお姫様待遇もイーかも。

弟「よく言うよ。俺がこんな事しようものなら『あに企んでるのよ? あにが狙い!?』とか言い出す癖に。」

姉「ちょ!? そ、それは言わない約束でしょう!?」

弟「お前にはいつもクローを」

姉「ここで掛けられる筋合いは全く以て天地神明に誓って無いから!!」

弟「HAHAHA。この俺がそんな事をすると」

姉「その右手首を左手で掴んだフォームを見たら掛ける気全開にしか見えないー!!」

とかって大きな声を出したらちょっとクラッと来た。

弟「! …すまん!」

そーそー。お姉さまは調子が悪いんだから敬いなさい? ああ、だからってそんな泣きそうな顔しなくてもいーから。ドゥーしてこー極端なのかしらコイツときたら。

姉「にゃー…。涼しいからって油断した…? ちょっと落ち着いたら中に入ろう?」

弟「ごめん。俺的にはこれ位問題無い感じだったんだが。」

流石に弟と比べられたらどうしようもない。一人だと絶対にクーラーつけないへそ抜けだし。

弟「それって関係あるのか? てゆーかへそ抜けって何じゃい。」

姉「細かい事は気にしないのが好い男、ってもんよ?」

弟「気にはしないけど気に食わないな。…何か飲み物でも買ってくる?」

姉「ありがと。でも後でいーわよ。どっか喫茶店とかで休もう?」

弟「ならばその様に。」

そんなこんなで一休み…。
409むじな ◆Umw27Fm542 :2011/07/28(木) 21:06:31.00 ID:/ciuZH5V

ちょっと書き方を変えてみました。それはそれとして、

…だからあんでこれだけ無駄に長くなるんでしょーか? orz

結局本題の姉の水着に絡めて無いし! orz


姉「でも、これ以上長くなるとまたさるさんだし。」

弟「区切れて無いけど今回はここまで?」

姉「また暑くなって来ちゃったしね。」

弟「言わんでくれヘコむから。」


本気で水着の季節が…!! orz
410創る名無しに見る名無し:2011/07/28(木) 22:31:25.53 ID:PLA7ms1q
>>409
乙!
今後は二人に子供が出来る話も読めるのかw
411むじな ◆Umw27Fm542 :2011/07/29(金) 00:27:22.92 ID:+xzi3ef6

弟「…え、あの、ぶっちゃけそれって誰得?」

姉「ぁあんですってええぇぇぇ!!?」

弟「いやあのそーじゃなくて!! えーとえーと…」ティン!!

弟「そうだ、子供もそうだけど、俺達にはまだやるべき事があるだろう!?」

姉「…やるべき事?」

弟「そう。結婚式さ!!」

姉「………。」

弟「俺達の心は草津で繋がった、と俺は思ってる。でも、それだけじゃなくてさ? 流石にまともな感じでは出来ないかも知れないが。それでも」

姉「例えばハワイで。日中は普通に旅行ってゆーか新婚旅行を楽しんで。ひとしきり観光した後に夕暮れ時の教会で神父さんを前にして二人だけで永遠の愛を誓い合うのね!?
 その後は勿論海の見えるホテルでディナーを堪能した後、二人っきりの部屋で甘く切なくもう二度と得られない、それこそ最初で最後の蜜月を心ゆくまで」

弟「ちょ、何か妄想スイッチ入った!?」

姉「…テヘピヨ?」

弟「さ、最凶妄想事務員、だと…!?」
412むじな ◆Umw27Fm542 :2011/07/29(金) 00:29:15.00 ID:+xzi3ef6
>>410
正直引っくり返りました。orz

…二人の内面を書いてるだけで50レスとか掛かりそうで怖いんですが。


弟「ティンとキたァァ!!!!」

姉「ぅにゃあ!? あ、あに!?」

弟「い、今のこの流れで俺がこの言葉を思いつかない訳が無いッッ!!」キリッ!

姉「えーと。…聞きたくないけど。一体あにを思い付いたの?」

弟「『   』のウェディングドレス姿by姉絵師様!!!」

姉「!!?」



姉「あの、あくまでネタなんで本気で取らないで下さいね姉絵師様!!?」

弟「その通り!! まず姉絵師様には『   』のピュアホワイトのスク水姿とターコイズブルーの競泳用ワンピースとサンライトイエローのビキニパレオと」

姉「正直者にご褒美ぃぃ!!!」

弟「ギャアアアム!!! …め、メタリックシルバーのハイレグ水」

姉「まだ言うかコイツときたらーーー!!!?」

弟「げぶぅッッ!! す、スカーレットのビキニを…。」ガクリ

姉「ちょ、誰かこのバカ埋めるの手伝ってー!?
413創る名無しに見る名無し:2011/07/29(金) 18:31:19.60 ID:E72RT3kB
>>412
じゃあ、水着の後は結婚式と子供の話だなww
414単発:2011/08/07(日) 17:06:03.46 ID:mG4efAxu
弟「ふぁーぅ…先に寝るね」

姉「あら…もう寝ちゃうの?」

弟「うん、部活で疲れちゃったし」

弟「何か用事でもあった?」

姉「えっ…う、ううん…なんにもないわよ」

弟「そう?じゃあおやすみ、姉さん」

姉「おやすみなさい、弟くん」


姉「あーあ…」

姉「弟くんが見たがってた映画、借りてきたのに…」

姉「一緒に見たかったなぁ」
415創る名無しに見る名無し:2011/08/08(月) 00:51:47.23 ID:Vwq/x9EI
>>414
416むじな ◆Umw27Fm542 :2011/08/09(火) 23:39:00.37 ID:DIbCtHDh

姉「あ、久し振りに誰か書き込んでくれてるー。」

弟「おお、乙です。>>414様」

姉「しかし、しっかり秋めいて来ましたねー。」

弟「姉の頭のな痛ってえぇぇぇぇ!!?」

姉「そー言えばピンヒールで踏みつけるってゆー約束、果たして無かったわよね…?」

弟「ちょ、ひ…!!!」コエニナラズニノタウチマワッテイル


弟 クツヲヌイデ「…うは。ヒールの跡の形に出血してるし。」

姉「え、そんなに!?」

弟「ふんずけといてその言い草はどうかと。」

姉「…ごめんなさい。」

弟「あ、姉が素直に謝った、だと…!!?」

姉「あー、お陰で心置きなくもう一回踏みつけられるわ。」

弟「ちょ、ゴメン姉、俺が悪かったせめてさっきと同じ所を狙うのはやーめーてててててッッ!!?」
417むじな ◆Umw27Fm542 :2011/08/09(火) 23:40:06.26 ID:DIbCtHDh

弟「熱い。初っ端から暑いの通り越して熱い…。」

姉「夜になっても全く涼しくならないんですけど…。」

弟「あんましエアコン入れてると体が参っちまうしな。」

姉「顔と頭だけ暑くて足は寒いとか。一体あんだってーのよ…?」

弟「扇風機も併用してると一晩中風を受けっぱなしだし。」

姉「あれって起きたら既にダルくなっちゃうものね。」

弟「だからって扇風機つけないと暑いし。」

姉「エアコン切るなんて論外だし。」

弟「朝起きたら、どころか一睡も出来ないのが関の山だな。」

姉「ここはもう、」

弟「え、その構えって」

姉「弟を抱き締めて寝るしかないにゃーん!!」ダイブ!

弟「やっぱしこのパターンぐはぁ!?」
418むじな ◆Umw27Fm542 :2011/08/09(火) 23:41:05.26 ID:DIbCtHDh

弟「しかし、ここまでの空白って今まで見た事無かったような気がするんだが。」

姉「まあ仕方無いんじゃない? お盆前だし。節電のせいであっちこっち影響出てるんだし。」

弟「うーん、それだけ」

姉「まあ、そんな些細な事よりも。あんてったって」

弟「アイドル?」

姉「話の腰を折るんぢゃ無いわよこいつときたらーーー!!?」

弟「あたッ!? 鼻先と爪先の二択とかぁいたーす!?」


姉「…コホン。気を散りなおして。」

弟「…なんてったって?」

姉「夏込みの仕込みに決まってるぢゃないッッ!!」

弟「…は?」

姉「は? って。ノリが悪くない?」

弟「…ああ、コミケか!」

姉「あにその反応の悪さは?」

弟「いや、誤変換してたから。」
419むじな ◆Umw27Fm542 :2011/08/09(火) 23:42:15.97 ID:DIbCtHDh

弟「まあ、あながち間違いでも無いか。」

姉「北はアラスカから南は南極大陸まで!! 奴等は世界を股に懸けやって来る!!」

弟「100%本当だからタチが悪いよな。」

姉「夏は世界で一番アツい夏で、冬は世界で一番過酷な冬なのよ!!」

弟「かなりの意味で大体あってる。」

姉「また、世界を懸けた戦の火蓋が切って落とされるのね!?」

弟「…って事は、姉もなんか書いてるって事か?」

姉「!?」


暑くて意識を保っていられません。orz

仕事と相まって寝落ちする事多数…。
420創る名無しに見る名無し:2011/08/10(水) 19:40:13.24 ID:TTePlm7T
>>419

湿気があるから余計に暑く感じるな
421姉ものローグ(単発):2011/08/11(木) 01:19:14.11 ID:ps8OhP/X
姉「あっつーい」

姉「ん?別に家の中なんだからいいじゃない」

姉「あっ…ふぅん、なるほどねぇ」

姉「弟もそんな年頃になったのかぁ」

姉「なによぉ」

姉「お姉さまに刃向かうなんて100年早いっ…えいっ」

姉「うりうりうりうりっ」

姉「どう?お姉さまの豊満な胸で窒息する気分は」

姉「うりうりうr

姉「ぁんっ」

姉「ちょっ…やだ…ダメ…だってば…」

姉「今はまだ…ね?」
422創る名無しに見る名無し:2011/08/11(木) 11:15:09.90 ID:S7wuSkge

姉の妄想なのか?
423創る名無しに見る名無し:2011/08/11(木) 18:26:50.82 ID:ps8OhP/X
わかりづらくてごめん
弟はいる
ちゃんとしゃべってる
姉弟の会話から姉の部分だけ抜き出した感じ
姉が何をしていて、弟はどんな反応をしたのか、読む人に補完を強要する問題作ww

このスレに来るのはすごく久しぶりなんだ
424創る名無しに見る名無し:2011/08/12(金) 01:39:24.71 ID:HzWJAvG3
姉「・・・」
弟「・・・」
姉「・・・」
弟「・・・姉ちゃん、俺の顔になんかついてるの?」
姉「えっ?・・・あ、なんもついてないよ?」
弟「そんじゃ、どうしてじっと見てくるのさ?」
姉「別になんでもないけど・・・」
弟「・・・」
姉「・・・あっ、冷蔵庫にショートケーキあったかも、弟も食べる?」
弟「え?ケーキ?食べる食べる!」
姉「ふふ、それじゃ持ってくるね」
弟「はーやーくー!」
姉「はいはい!」
425創る名無しに見る名無し:2011/08/12(金) 02:01:08.89 ID:HzWJAvG3
姉「・・・大丈夫、大丈夫・・・」

カチャカチャ

姉「はいっ。弟の分! 召し上がれ」
弟「わ、姉ちゃんありがとう!」
姉「ふふ。 飲み物とってくるよ、リプトンでいいかな?」
弟「うん!」
姉「はいはいー、待っててね」 タッタッ

スッ
チラッ

姉「・・・」 ジー
弟「・・・」 パクッ
姉「・・!」 ギュッ

姉「・・・」 チラッ

弟「~♪」 パクパク
姉「・・・」 ホッ
426創る名無しに見る名無し:2011/08/12(金) 02:21:52.89 ID:HzWJAvG3
姉「お待たせー。はい」
弟「んー、ありがとう!」 コクコク
弟「・・・っはぁ」
姉「ふふ、ゆっくり飲みなっ。 ケーキおいしい?」
弟「なんか、いつも食べてるのと違う。あんまり甘くないね」
姉「・・・、弟は甘いほうが好きなの・・・?」
弟「んーん、こっちのほうが好きかな?甘さがちょうど良くて、すごくおいしいよ」

姉「・・ふふふっ、よかった!ふふ」
弟「・・・姉ちゃんはまだ食べないの?」
姉「ん、私も食べちゃおうかな、いただきます!」

パクパク

姉&弟「「おいしーね!」」
427創る名無しに見る名無し:2011/08/12(金) 02:53:30.96 ID:HzWJAvG3
弟「・・・」 ジー
姉「・・ハムッ・・ンッ・・」
弟「・・・」 ジー
姉「・・ハムハム・・コクコク・・プハッ」
弟「・・・」 ジー

弟「・・・ねぇちゃん」
姉「・・・ふふ、私のも欲しいんでしょ?」
弟「う、うん」
姉「しょうがないなぁ・・・、ふふ、こっちおいで?」 ポンポン
弟「ん!」 スッ

モゾモゾ

姉「はい、あーん」
弟「あ〜〜・・・」
姉「ふふ、・・・おいしい?」
弟「ん!」
姉「んふふふふw はい、あーん」
弟「あ〜〜・・・」
姉「おいしー?」
弟「うん」

姉「ふふふ、よかったw」
428創る名無しに見る名無し:2011/08/12(金) 03:12:17.33 ID:HzWJAvG3
姉「はい、あーんっ。」
弟「ん、イチゴはいいよ。」
姉「?どうして? 好きでしょ?ほら、あーん」
弟「いいよ」
姉「そんな事言わずに、あーん?」
弟「いいって!!」
姉「!・・・うん、ごめんね」
姉(ちょっと、しつこかったかな・・・)
姉「・・・」
弟「・・・」

弟「フォーク貸して?」
姉「ん?・・・はい」 カチャン

弟「んー」 プスッ

弟「はい。」 スッ
姉「ん?」
弟「・・・はいっ!」スッ
姉「・・・?どうしたの?」
弟「・・・姉ちゃん、あーんして!」
姉「・・・!」

姉「っく・・・ふふふふw」

弟「・・・笑うなよぉ」
姉「あはははっww あーん」

パクッ

弟「姉ちゃん、イチゴ大好きだったよね?おいしい?」
姉「ふふふ、ありがとう、とてもおいしいよ」
弟「もうひとつの片割れも、はい!」
姉「あーんっ!」 パク

弟&姉「「ふふふw」」
429創る名無しに見る名無し:2011/08/12(金) 03:28:32.07 ID:HzWJAvG3
弟「ごちそーさま!」
姉「ごちそうさまでした。」
弟「僕、食器片付けてくるから、そこで待っててよ!」
姉「あっいいよ、私が・・・」
弟「大丈夫!お姉ちゃんが手間かけて用意してくれたんだし、僕も何かお返ししたいから、そこで待ってて」 カチャカチャ

タッタッタ

姉「・・・ふふ、偉くなったね・・・弟。」
姉「私、こんな可愛い弟がもててよかった。」

弟「食器洗ってきたー!」
姉「ありがとねー!」

コトッ

弟「はい、飲み物のおかわり」
姉「ふふ、おいで。いいこいいこ。」
弟「・・・なんか、はずかしい」
姉「ふふ、可愛いよ」 ナデナデ

弟「あの、さ、姉ちゃん。」
姉「ん?」
430創る名無しに見る名無し:2011/08/12(金) 04:27:32.55 ID:HzWJAvG3
弟「いつもごめんね、いつもありがとう。」
弟「ほら、僕って自分勝手だからさ。」
弟「お姉ちゃんと一緒の部屋なのに、掃除は全然しないし、ゲームも好きなものを好きな時間だけやっちゃうし、オモチャも片付けないし。」
弟「リビングで遊んで汚しっぱなしにしたときは、おかーさんに物凄く怒られて、叩かれてさ。もうゲーム買ってあげないよ!って言われても、すごい掃除や片付けをするのが嫌で、部屋に閉じ籠って泣いてたけど」
姉「ふふふ。あの時は弟がすごい泣いてたからね、正直うるさかったし、なんとかしないと!なんて思ったかなぁ」
弟「はは・・・。で、やっぱり悪いのは僕だし、リビングに行って掃除しようとしたら、もう片付けてあってさ、お姉ちゃんが片付けてくれたよってかーさんに言われて。」
姉「・・・むぅ、思い出したらイライラしてきた」 グニッ
弟「いてて、ごめんなさい!」
姉「ふふ、それで?」
弟「んー、正直さ、その事があるまでは、お姉ちゃんの事怖かったんだ
。あんまり話す事もなかったし、お父さんとかと話してる時はギャーギャー怒ってる事が多かったし。」
弟「でも、今までの事をよく考えてみたら、お姉ちゃんは僕が嫌がってやらないことを、いつも代わりにやってくれてたんだなって思ってさ。僕が気づかないところで。」
弟「僕たちの部屋にある漫画の棚とかはいつも整理されてるし、僕が読みっぱなしでほったらかした漫画も、しっかり戻してあるし。」
弟「僕の机の教科書が綺麗に整理されてるのは、お姉ちゃんがしてくれてるんでしょ?」
弟「僕が勉強で悩んでいたときは、お姉ちゃんが教えてくれて。嬉しい事があった時は、一緒に喜んでくれて。」
弟「それだけじゃない。今までチビチビって僕を虐めてた友達が、急に僕に仲良くしてくれるようになった時も、実はお姉ちゃんやその友達がなんとかしてくれたんでしょ?」

弟「お姉ちゃんはいつも僕を助けてくれてたんだ。」

431↑読みづらくてごめんなさい:2011/08/12(金) 04:36:43.74 ID:HzWJAvG3
弟「もう一回言うけど、自分勝手でいつも迷惑かけてごめんなさい。そして、ありがとう。」
姉「あはは、気にしなくていいのに」
弟「あんまり恥ずかしいから、何度も言えないけど・・・」 ボソッ
姉「ん?」
弟「姉ちゃん。」 ジッ

姉「ん、何??」



弟「僕、姉ちゃんの弟で本当によかった、大好き。」


432創る名無しに見る名無し:2011/08/12(金) 05:44:53.35 ID:HzWJAvG3
姉「・・・」
弟「・・・」
姉「・・・」
弟「・・・」
姉「弟。」
弟「?」

姉「嫌だったら、言ってね?」 スッ

弟「?姉ちゃっ・・・」

ギュウ
パフッ

弟「モゴッ・・・!」
姉「弟・・・!弟・・・!」 ギュギュウッ
弟「ッン!・・・モゴ・・・!」
姉「私も、私も弟のお姉ちゃんでよかった・・・!」 ギュウウウッ!!
姉「好きだよ、弟。私も大好き。大好きなの。」
姉「少し意地っ張りで、生意気だなって思う時もあるけど。あなたは私の、たった一人の、大切な大切な弟。」
姉「私が小学校に入った頃から、お父さんとお母さんは仕事でいつも夜遅くに帰ってきて、遊ぶ時間はなかったし、お父さん達の疲れた顔をみて、遊ぼうだなんて思えなかった。」
姉「寂しくて寂しくて、勝手に外に遊びに行こうとすると怒られて。怒られるのが怖くて、家で遊ぶ事しかできなくて、辛くて、よく泣いてたけど」

姉「私が泣くと、あなたも一緒に泣くんだ」
433創る名無しに見る名無し:2011/08/12(金) 06:45:48.42 ID:HzWJAvG3
姉「何よ、私が一番泣きたいのに!なんて思ったりしたけどさ、ちっとも泣き止まないあなたを見て、私はしっかりしないといけないと思ったの」
姉「あなたに私と同じ思いをさせないように・・・」

姉「私がグレないでいられたのも、あなたがいたからなんだよ」
姉「あなたがいなかったら、私はきっと泣き虫で自分勝手で、迷惑ばかりかける人間になってたかもしれない」
弟「・・・」
姉「ね、弟」
弟「?」


姉「私から寂しさをとってくれてありがとう」

姉「私も弟のお姉ちゃんでよかった。大好きだよ」

434創る名無しに見る名無し:2011/08/12(金) 07:15:26.33 ID:HzWJAvG3
弟「・・・」
姉「・・・」
弟「・・・ムームー!」 ポンポン
姉「あ、ごめんね?苦しかった?」 スッ
弟「ぶはっ・・・急にやってくるからビックリしたよ、苦しかった・・・」
姉「ふふ、ごめんね?つい・・・」
弟「うん・・・嫌じゃなかったし」
姉「・・・」
弟「・・・苦しかったけど・・・」 パフッ

姉「ぁんっ・・・」

ドサッ・・・

弟「なんだか今の姉ちゃん、ポカポカしてて、すごい良い匂いがする」
姉「・・・ふふ、あんまりくっつかれると恥ずかしいよ・・・」
弟「・・・もう少しだけ・・・」
姉「ん・・・」

ミーンミーン・・・
ジジジジジ・・・
435創る名無しに見る名無し:2011/08/12(金) 07:42:43.32 ID:HzWJAvG3
姉「・・・」

ギュ

弟「・・・」 スリスリ
姉「・・・!」
弟「・・・」 クン、クン
姉「・・っ・・あっ・・」

ミーンミーンミーーー

姉「・・・はっ、ん・・・」
弟「姉ちゃん・・・今の息、すごく色っぽい」
姉「・・・ゃぁ、ふふ。ドキドキした?」
弟「・・・うん・・・。」
姉「・・・私だけじゃ、ないんだね」

姉「・・・ね?弟」
弟「ん?」

姉「もっと、私に甘えてほしいな・・・なんて」
436創る名無しに見る名無し:2011/08/12(金) 07:56:46.69 ID:HzWJAvG3
弟「・・・」
姉「ふふ、ごめん。変な事言って」
弟「ん」
姉「私、暑くなってきちゃったし、そろそろ・・・」
弟「・・・うん、ごめんね」

スッ

姉「ううん・・・」


姉「あ、汗かいたかもしれないから、先にシャワー浴びてくるね」
弟「あ、いってらっしゃいw」

姉「ね、弟?」
弟「?」
姉「私から、どんな匂いがしてたの?」


弟「うーん・・・なんだろ?例えて言うなら・・・」

437創る名無しに見る名無し:2011/08/12(金) 07:59:45.97 ID:HzWJAvG3





姉ちゃんの作った、いちごのショートケーキみたいな、優しくて甘い匂いだったよ





終わり
438創る名無しに見る名無し:2011/08/12(金) 08:01:38.68 ID:HzWJAvG3
以上、ショートケーキ編でした。

深夜の勢いに任せて書いたので変なとこだらけですがお許しください。
439創る名無しに見る名無し:2011/08/12(金) 10:14:58.35 ID:Bcr6WGCe
劇乙
440創る名無しに見る名無し:2011/08/12(金) 19:50:06.48 ID:aJqnnKnS
>>438

まったり姉弟だな
441創る名無しに見る名無し:2011/08/12(金) 23:57:28.66 ID:zLA6M11i
久しぶりに賑やかだな
442創る名無しに見る名無し:2011/08/13(土) 20:23:21.91 ID:KEsLoDpj
姉「・・・」
弟「シャクシャク」
姉「・・・」
弟「シャク・・・シャク」
姉「・・・ねぇ」
弟「シャク?」

姉「どうして私が荷物持ちで、あんたは悠々とかき氷食べてるの?しかも私のブルーハワイ」

弟「んぁ、花火まだかなぁ」
姉「無視かよ」
弟「・・・だって、部屋出てまで花火を見たくなかったし、ねぇがどうしてもって言うから」
姉「・・・確かに家からでもみえるけどさ、小さすぎるでしょ!花火も音も!大体、私たちの町じゃ一年で一番のビッグイベントなのに! 間近で楽しまなきゃ損だと思わない!?」
姉「弟はいっつも家でグダグダしてるし、そのくせ後になって、『あ、今年の俺夏っぽいことひとつもしてねぇわ』と/弟「トイレ」 /だとか嘆いてるじゃないのさ!いつもインターネット見てばっかのヒッキーだし・・・」
姉「だからせっかく私が友達の熱烈な誘いを断って、今年こそ、素敵な彼氏をゲットするチャンスを逃してまで弟のために一肌脱いであげてるのに・・・それになんで私の分のかき氷・・」

姉「って弟いねぇ!!うわあぁぁん!!なんでこうなるのよ!かき氷食べたかったのに!」

男「HEY彼女!一人?」
姉「うっせー死ね!腐れドチビ!」
男「・・・ショボン」
443創る名無しに見る名無し:2011/08/13(土) 20:46:38.07 ID:KEsLoDpj
ダッダッダ・・・

弟「うー、うー、ヤバイやばい漏れる・・・! どこ!トイレはどこにあるの!!」
弟「齢14にして人の尊厳を早々と失いたくない!!トゥー・ヤングトゥ・ダイ!!!」
弟「・・・あれ?あの公園らしき広場のあの建物は・・・!!?」

弟「んッ!死ぬ!死ぬ!」

ダダダダダッ

弟「ビンゴ!」

カチカチ・・・ガチャ
バタン!
444創る名無しに見る名無し:2011/08/14(日) 00:35:24.38 ID:VX8s6B1+

続きはあるのかな?
445442:2011/08/14(日) 02:59:48.47 ID:Q83KZQRJ
ジャー
カチャン

弟「・・・ふぃー、危なかった。よく我慢できたな、俺」
弟「んー、ここどの辺りだろ? 随分遠くまで来ちゃったかな」
弟「・・・」

ガサガサガサガサ
ヒューー
サァーーー

弟「・・・」
弟「静かでいいな、うん。怖く、なんてないっ!」
弟「んーーと」 キョロキョロ

弟「お、あそこのベンチのほうが明るいかな?あっちで少し休もっと」
446442:2011/08/14(日) 03:18:34.98 ID:Q83KZQRJ
弟「ふぅ・・・」 ストン

キョロキョロ

子1「うおー!燃え上がれー!」

シュパパパ
パチパチパチ

子2「あ、危ないー!火傷しちゃうじゃん!やめよーよ!」
子1「うっははー!」 ブンブン
子親「こらー!振り回しちゃいけません!花火やらせないよ!」
子1「ううー、やだー!」
子親「ダメ!走り回らないの!」

弟(・・・いいな、楽しそうだ。夏だなぁ・・・はぁ、俺ちっとも夏っぽいことしてない・・・ん?)

女「・・・」

弟(お姉さん?みたいな人は座ってるだけだ、何してるんだ?一緒に遊べばいいのに・・・)

弟「あっちぃ・・・あそこの自販機で飲み物買ってこよ」
447442:2011/08/14(日) 03:48:51.21 ID:Q83KZQRJ
テクテク・・・

チャリ・・・チャリ
ポツッ
ガタン! ゴトッ

カシッ!!

弟「ンクッンク・・・ふう。」

テクテク

子1「はっはっ・・・!イエーイ勝った!」
子2「ふっ・・・ふっ・・・、お兄ちゃんズルいよ、急に競争なんて!」
子1「これは燃えるごみ・・・ペットボトルは燃えないやつで・・・ポイッとこれで飲み物僕のだもんね!」
子2「・・・ズルいズルいズルい!」
子1「これにしよっと・・・、これも、よし。どっちが先に公園から出るか勝負だっ!」
子2「あっ、待ってっ!」

タッタッタッ

弟「・・・元気だな、あの子。ちゃっかり二つ買ってたあたり、気遣いもできてるし、将来はリア充に違いないな・・・」

テクテク

弟「ベンチ到着っ・・・ん?」
女「・・・」
弟(あれ?あの人は一緒に帰ったんじゃないのか?)
女「・・・」
弟「・・・」
448442:2011/08/14(日) 04:26:54.72 ID:Q83KZQRJ
弟「・・・」
女「・・・」
弟「・・・」
女「・・・」
弟「・・・」 スッ

テクテク

女「・・・」
弟「あの、大丈夫ですか?」
女「え・・・あっ、えっ?何?なんで?」
弟「んー、何で?って言われても・・・家族の人達と一緒に帰らないのかな?って」
女「あっ・・・、う、うん。私別の人だし、大丈夫」
弟「?別の人?」
女「と、とにかく関係ない人達だから大丈夫!」

弟「・・・んー、ならいっか。それじゃ、君はここで誰かと待ち合わせなの?」
女「ん、そ、そんな感じかな?」
弟「ふーん・・・、そっか。急に話し掛けてごめん! それじゃ」
女「・・・あっ!」
弟「?」
女「わ、私の友達ずっと待ってるんだけど、ちっとも来ないし、よかったら少しだけ話しませんか?」

弟(えっ??いつフラグ立ったの?)
弟「別に・・・大丈/チャララーララー♪

チャッチャラー

弟「・・・はぁ」
弟「もしもし?」
449442:2011/08/14(日) 13:05:41.28 ID:OsMHV24S
姉『どこうろついてんのよ!花火始まっちゃうじゃん!』
弟「・・・トイレ行くって言わなかったっけ?」
姉『聞いてないわよ!!もう、勝手にどっか行かないでよ!心配するじゃん!バカっ!今どこ?』
弟「んー、どっかのでかい公園」
姉『・・・ああ、あそこか、ほとんど端のほうじゃん・・・早く戻ってきてよ、待ってるから』
弟「やだ!姉ちゃんが来てよ。俺もう歩きたくない」
姉『なっ・・・あんたが勝手に』
弟「場所わかるんでしょ?待ってるから!じゃあね!」

プツッ

弟「・・・」
女「・・・」
女「・・・あはは、ごめんなさい」
弟「少しだけだけど、付き合うよ」


弟「・・・」
女「・・・」
女「・・・あはは、ごめんなさい」
弟「少しだけだけど、付き合うよ」
女「・・・ふふっ、ありがと」
450創る名無しに見る名無し:2011/08/14(日) 19:20:20.03 ID:VX8s6B1+
451442:2011/08/15(月) 03:24:42.93 ID:vtR8yaXR
なんだか長くなりそうなのでここで一旦〆
完成してから投稿すればよかった・・・orz 自分勝手な投稿でごめんなさい
452創る名無しに見る名無し:2011/08/15(月) 15:41:51.30 ID:aMC53Snu
>>451
気にするな
453創る名無しに見る名無し:2011/08/15(月) 17:41:10.56 ID:gVHSP1u/
てす
454創る名無しに見る名無し:2011/08/16(火) 23:53:49.34 ID:eCeNgUU+
『う〜〜〜〜ん…』
「何してんの?」
『あ、おかえりなさい』
「ただいま。で、何うなってるの?」
『これを開けようか悩んでます』
「これ…って、梅酒?開ければ良いじゃん」
『簡単に言ってくれますね』
「や、だって、普通にスーパーで買えるヤツだよね?」
『良いですか、今ここでこれを開ければ…』
「開ければ?」
『きっと飲み干します。えぇ、間違いなく』
「…これ、一リットルあるけど?」
『そうです』
「自信満々に胸張らなくて良いから」
『誰が胸が小さいって?』
「そんな事は言ってません」
『明日も朝から仕事だというのに…』
「なら週末にでも飲めば?」
『それが出来れば悩みはしません』
「あれ?何かあるの?」
『週末にこれを飲む時間が取れそうにないから、今悩んでるのです』
「ふ〜ん?」
『今日開けたいと思うのですが…』
「しゃあないな。わかったよ」
『何がです?』
「俺も付き合うよ。明日に残さない程度に飲めば良いだろ」
『それは名案ですね』
「明暗を分けない事を祈るよ」
『ん?』
「何でも無い」
『では乾杯しましょう』
「何に?」
『今日は義姉弟になった記念日ですよ』
455創る名無しに見る名無し:2011/08/17(水) 01:59:24.76 ID:+Dmxaoli
>>454
乙?なのかな?

過程にどんな苦労や喜劇があったのか気になるなぁ
456442:2011/08/17(水) 03:12:41.45 ID:+Dmxaoli
女「んー、ん・・・」
弟「・・・」
女「浴衣着てるって事は、君も花火を見に来たの?」
弟「うん、姉ちゃんに無理矢理連れてかれる感じだけど」
女「無理矢理?」
弟「うん。ほら、ここの花火大会ってあんまり有名じゃないけどさ、東部とか西部に住んでる人とか、色んな所から人が集まってくるでしょ?」
女「ん、そうなんだ」
弟「うん。 僕たちの町じゃ滅多に少ないナンパイベントだから、姉ちゃんはどうしても行きたいらしくてさ・・・」

――
―――
457442:2011/08/17(水) 04:14:38.24 ID:+Dmxaoli
姉「・・・弟!!」
弟「・・・! 急に机叩くなよビックリした・・・どうしたの?」
姉「今年こそ一緒に来てくれるよね!?」
弟「・・・どこに?」
姉「花火大会に決まってるでしょ!」
弟「えー、やだよめんどっちぃ。ベランダからでも見れるじゃん。 パスパス」
姉「・・・! 去年もそんな事言ってたじゃない!」
弟「今年の夏はなにかと忙しい予定だから無理だよ」
姉「嘘つけ!!現に今スッゴい暇そうにしてるじゃん!」
弟「これは・・・精神修行だよ。体を横にして目をつむり・・・」
姉 「寝てるだけじゃん!」
弟「・・・うるさいなぁ、そんなだと彼氏出来ても逃げられるよ」
姉「・・・!!この・・・生意気な・・・!知らない!馬鹿!」

トントン ガチャ

母「いたいた、姉。 ちょっとおつかい頼まれてくれる?」
姉「・・・やだっ」
弟「僕が行くよ!」
姉「!」

母「あら、いつもはめんどくさがって断るのに・・・それじゃ、これに書いてあるのお願いね。」
弟「はーい!」
母「ふふ、助かったわ、ありがと」

姉「・・・」
458442:2011/08/17(水) 05:06:46.53 ID:+Dmxaoli
ワイワイ
ホンジツハオニクガヤスイヨー
ガヤガヤ

弟「あー・・・っ、しゃあないか。 あのままじゃ何回も誘われてただろうし。 あぁめんどくさい」

弟「えっと・・・砂糖と醤油はおーけー。 次はみりんか・・・」

弟「えーとえーと・・・、ここのコーナーの・・・あった。これかな? なんか違う気もするけど・・・」
姉「これよ。ほら」
弟「ん、これか・・・」

弟「!?」

弟「・・・どうしているんだよ」
姉「どうせ迷うだろうなって思って、後ろからつけてきたのよ。 案の定迷ってるし」
弟「・・・」
姉「何よ、文句ある? 現に今助かったでしょ? 普段偉そうにしてるくせに、こういうところでてんでダメなんだから」
弟「ぐっ・・・」

姉「・・・本当、私がいないとダメなんだから・・・」

姉「お礼はもちろん、わかってるよね?」
弟「・・・くっそー、わかったよ・・・行くよ、行けばいいんだろ?」
姉「んふふ、よろしい」

―――
――
459442:2011/08/17(水) 06:24:16.46 ID:+Dmxaoli
弟(なんか余計な事まで思い出しちゃったな・・・)
女「・・・?」
弟「・・・なんていうかさ、事あるごとに誘ってくるんだよ、私のお守りしなさいとか、彼氏ができなかったから来なさいとか、祭りの焼きそばが食べたいから来なさいとか、別に僕も行く必要ないのに」
弟「ここ何年か、夏が近くなるとずっとそれだから・・・去年はしょうがなく一緒に行ったけども」


女「・・・んはははw、可愛いお姉さんだねw」
弟「どこが? ・・・めんどくさいだけだよ」
女「なんとなく、お姉さんの気持ちもわかるけどなぁ、君、可愛い顔立ちしてるし」
弟「っ・・・何だよそれ、別に嬉しくはないし・・・」
女「・・・そういうとことか、さ」
弟「?」 チラッ
女「んははw」

女(手を合わせて指先をつんつんしあってるとことか・・・。 照れてるのかな?ふふ)
460創る名無しに見る名無し:2011/08/17(水) 19:37:15.30 ID:ZteF0FAA
461創る名無しに見る名無し:2011/08/17(水) 22:28:29.71 ID:j6UVf7yQ
お久しぶりの絵描きです。なんとかシーズンには間に合いました

ビキニ姿のツン風な姉
ttp://loda.jp/mitemite/?id=2354

前に描いた誰かに似ているのは気のせい…ではありません
462創る名無しに見る名無し:2011/08/17(水) 23:35:31.88 ID:ZteF0FAA
>>461
全力で保存した!!!!!!!!
463442:2011/08/18(木) 02:03:42.86 ID:oq/pGVcC
>>461
乙!
綺麗な人だ!

次は浴衣ですねわかります
464創る名無しに見る名無し:2011/08/18(木) 23:56:00.28 ID:G9HTN5hQ
期待する
465むじな ◆Umw27Fm542 :2011/08/19(金) 01:03:12.63 ID:sCGhq26I

弟「…ぅを? しばらく見られなかったらスレが50近く進んで…姉絵師様キタ━━━(゚∀゚)━━━!!」

姉「ホントに!? 今回はどん…な…。」

姉弟「…ええぇぇぇぇ!!?」


え、あの、ちょ!? これって!?
466創る名無しに見る名無し:2011/08/21(日) 22:55:28.75 ID:2qHjwF+g
期待する
467創る名無しに見る名無し:2011/08/22(月) 15:07:57.60 ID:S0aH+AO3
過度に期待する
468創る名無しに見る名無し:2011/08/22(月) 20:20:40.05 ID:z5Q/quMh
姉「暑い、熱中症になる」

弟「じゃあ俺から離れろ。俺も暑い」

姉「ううん、それだけはダメ。姉としてのアイデンティティーが」

弟「姉としてのアイデンティティーってなんだよ」

姉「えっと・・・、弟くんといちゃいちゃすることかな?」

弟「熱中症になっても?」

姉「うーん」

弟「・・・でも俺は熱中症になられると困る、かな」ボソッ

姉「えっ///」


こんな単発SS。姉を看病するのも良いかもね
469創る名無しに見る名無し:2011/08/22(月) 20:32:24.60 ID:z5Q/quMh
姉「暑すぎ、熱中症になった」

弟「だから言ったのに」

姉「暑い・・・服」

弟「脱がせと?」

姉「・・・」コクン

弟「あー、でもさ・・・」

姉「うー、暑いー」

弟「・・・」

姉「あーつーいー」

弟「はぁ、わかったよ」

姉「・・・」ニヤリ


だれかいるん?
470創る名無しに見る名無し:2011/08/22(月) 23:17:17.05 ID:fk6JJew/
見てるよ
471単発:2011/08/23(火) 11:26:07.08 ID:cxqeHY7H
姉「・・・」
弟「・・・」
姉「・・・」
弟「・・・離れてよ」
姉「んー?」
弟「暑いから」
姉「んーん」
弟「・・・」
姉「・・・ペロッ」
弟「っ・・・」

パン

姉「痛い」
弟「舐めるな汚い」
姉「・・・しょっぱくておいしいよ」
弟「・・・なわけないだろ」
姉「ん、私の舐めてみる? ほらっ」 スッ

フニュ

弟「!・・・いい!」
姉「んふふ」
472むじな ◆Umw27Fm542 :2011/08/23(火) 20:04:21.03 ID:liKq/qEx

姉「わぁ、新しく書いてくださってる人、凄くいい感じねー。」

弟「…勝てない…。」

姉「そんな事言って逃げたりするんぢゃないわよ!?」

弟「流石にするかいそんな真似! 少なくとも今の話を書き終わるまではな!」

姉「…まあ、『やめろ下手っぴ』って皆様に言わ」

弟「ギャアアァム!!?」
473むじな ◆Umw27Fm542 :2011/08/23(火) 20:05:11.75 ID:liKq/qEx


姉「弟ー?」

弟「うむ、これぞ形式美。なんぞ?」

姉「画用紙を用意しなさい!」

弟「…は?」

姉「いや、面白い話を聞いてきたから。その話をするには画用紙とか原稿用紙が必要なのよ。」

弟「…普通のノートしかない。」

姉「まあ、そんでもいいわ。ぢゃあ行くわよ!?」

弟「何処へ!?」



姉「これはちょっとした心理テストです。良ければ皆様もご参加ってゆーか結果を貼ったりとかは、されなくとも構わないんでちょっと考えてみてください。」

弟「皆様の暇潰しになれば幸い。」
474むじな ◆Umw27Fm542 :2011/08/23(火) 20:06:40.45 ID:liKq/qEx

弟「おし、どうぞ。」

姉「まあ質問ってゆーか言うのは一言なんだけどね?」

弟「ほほう?」

姉「次の状況を絵にしてください。」


『あなたは雨に降られています。』


弟「……へ? そんだけ?」

姉「そんだけ。」

弟「ちょ、もーちょい追加情報とか無いの!?」

姉「ウイ。これ以上言っちゃうと先入観とかが入っちゃってその人の答えじゃ無くなっちゃうの。」

弟「え、えー!?」

姉「ふっふっふ。何も考えずに素直に己の心情を顕すがいいわ!?」
475むじな ◆Umw27Fm542 :2011/08/23(火) 20:08:15.15 ID:liKq/qEx

…結構有名な話なんで知ってる方もいらっしゃるとは思いますが。

後日、この話の続きを貼りますのでしばし黙ってお目こぼし戴ければ。

前の話が進まないから現実逃避…。orz
476創る名無しに見る名無し:2011/08/23(火) 23:12:04.72 ID:l55DHhF+
>>471
>>475
乙!
477創る名無しに見る名無し:2011/08/24(水) 00:39:24.67 ID:agTHuLhj
絵は描けないけど情景は浮かんだ。
なんだろ?これ
478単発:2011/08/24(水) 02:24:19.60 ID:agTHuLhj
姉「シャクシャク」
弟「シャクシャク」
姉「シャク・・・シロップなくなっちゃった」
弟「かかってるとこだけ食べてるからだよ。崩せばよかったのに」
姉「んー・・・」

姉 「!」

姉「弟、こっちこっち」
弟「?・・・」
姉「ほらほら」
弟「・・・ねぇちゃん、ここの公園は屋台何もないよ。真っ暗だし」

姉「・・・」 キョロキョロ
弟「・・・シャク・・・?」
姉「・・・んふーw 口、あーってして?」
弟「?あー・・・」
姉「シャク・・・んっ!」 クチュ

レロ

弟「?!っ・・・」
弟「・・・ぷ・・・ちょ、むっ・・・」
姉「・・・んーふ・・・」 レロ チュク

チュクチュク チュッチュッ プチュッ
ヂュッ ヂュ

姉「・・・ンクッ・・・ンクッ」
弟「・・・ンク」
姉「・・・ぷぁっ・・・んふw おいしー」
弟「・・・つっ、だれか見てたらどうすんだよ・・・馬鹿姉」
姉「んふふ、いいじゃん♪」

姉「弟のシロップ、欲しかったんだもん」
479むじな ◆Umw27Fm542 :2011/08/24(水) 21:43:55.14 ID:vhIJmseY

姉「…どうしよ。続きってゆーか解説みたいなのっていつ貼ればいいんだろ?」

弟「取り敢えずお一人は反応して下さったけど。そんな長い間置いとくモンでも無いよなこれ。」

姉「まーこっちの続きが完成したら貼っちゃおうか?」

弟「そんでいいんじゃね?」
480むじな ◆Umw27Fm542 :2011/08/24(水) 23:15:26.34 ID:vhIJmseY

あらかじめ申し上げます。もしこの話でご不快になられたりした方がおられましたらお詫び申し上げます。

あくまでテレビで流す事の出来たレベルの話だとご理解戴ければ幸いです。
481むじな ◆Umw27Fm542 :2011/08/24(水) 23:16:27.58 ID:vhIJmseY

弟「…うーん、うーむ…。」

姉「そんなに考え込まなくてもいいの。」

弟「…じゃあ、これでいいか。」

姉「できた?」

弟「応。」



姉「では続きと云うか解説と云うか。でもこれは筆者がテレビで仕入れてきたネタなんで完璧にあってるとは言えないはずなんであらかじめご了承下さい。」

弟「いやここにいる人達はこれで怒ったりはしないだろ?」

姉「まああくまでネタってゆーか暇潰しな感じで軽く扱ってくださいね?」
482むじな ◆Umw27Fm542 :2011/08/24(水) 23:17:15.84 ID:vhIJmseY

姉「んじゃあ解説?」

弟「へい。」

姉「えー、描いてもらった『あなたは雨に降られています。』ってゆーのは前にも言ったけど心理テストの一種なの。」

弟「うん。」

姉「で、このテストで分かるのは『あなたのストレス量とそれに対する心理状態』なの。」

弟「…は!?」

姉「『雨の量や具合』はあなたが現在感じているストレスの量や強さを表しています。」

姉「そして『降られているあなた』はそのストレスに対してのあなたの現在の状況。」

弟「…えぇ!?」

姉「ぢゃあ、更に細かく解説しましょうか。」
483むじな ◆Umw27Fm542 :2011/08/24(水) 23:18:06.51 ID:vhIJmseY

姉「雨の量や降り方はあなたが今感じているストレスの状態。」

姉「霧雨や小雨を描いたあなたはそれほど感じていない、もしくは受けていると考えていない?」

姉「で、大雨や豪雨な人はかなり厳しい感じなんだって。」

弟「…。」

姉「で、これは言わなくちゃいけなかったのかも知れなかったんだけど、『あなたがどう雨に降られているか』も紙の中に描いて欲しかったの。」

弟「へ?」

姉「ここで描かれている『降られているあなた』の大きさが、そのストレスに対するあなたの耐久力と云うか
そのストレスに対する余裕、みたいなバロメーターなんだって。」

弟「なん…だと…!?」

姉「本当は紙の縦横とか線の太さ濃さまであるらしいんだけど今回はそこまでは見ませんってゆーか分かりません。」
484むじな ◆Umw27Fm542 :2011/08/24(水) 23:18:53.06 ID:vhIJmseY

姉「で、実際にお医者様が立ち会ったケースでの話。」

姉「ちょっと厳しくなっちゃってた場合の話では。」

姉「紙の端っこの方にちっちゃく体育座りしてたり、紙の真ん中下でホントに小さくorz みたいな感じで自分が描いてあって。」

姉「降ってるのは台風もかくやと云うほどの豪雨、突風が吹いてたり擬音でザァァァー!! とか書いてあったり。」

姉「一番強烈なのでは雷が鳴っててそれが orz のすぐそばに落ちてたりしたんだって。」

弟「うわ、辛そう…。」

姉「逆に平気な人は自分が大きく描いてあるものなんだってさ。」

姉「以上、ざっくり&いい加減ながらも解説でしたー。」
485むじな ◆Umw27Fm542 :2011/08/24(水) 23:19:47.83 ID:vhIJmseY

ここまでが前にテレビでやっていた心理テストの話でした。

これから先はこの話を基にしたいつものウチの姉弟のバカ話です。
486創る名無しに見る名無し:2011/08/24(水) 23:34:56.62 ID:bdX3NvyY
>>478
>>485


ええい、本編はまだか!!
487創る名無しに見る名無し:2011/08/25(木) 02:51:06.75 ID:uB1lR5fP
急がないと秋という面白いネタができてしまうよ!
488創る名無しに見る名無し:2011/08/25(木) 03:08:02.30 ID:uB1lR5fP
これ言ってしまうのもむじなさんの文の特徴を削いでしまうことになるかもしれないけど、ひとつ言わせてほしい。一意見としてとってくれれば幸いです。


台詞の後の半角文字での動作、仕草の説明は要らない気がするんです。(コロゲマワル とか サンボンメツブシ とか)

なんていうか、それがなくても場面が想像できちゃうぐらい、むじなさんの作品の流れは理解しやすいんです。
なので、それを入れられると同じ説明を繰り返されてるみたいに感じちゃうんです。

むじなさんの作品の、姉弟の台詞の豊かさが羨ましい。

本編楽しみに待ってます
ゆっくり書いてください


489創る名無しに見る名無し:2011/08/25(木) 20:11:00.27 ID:nQOZuSex
姉「ただいまー」

弟「お、帰ってきたか・・・って何だその格好っ!?」

姉「ちょっと雨に降られちゃってね・・・。もう下着までびしょびしょ」

姉「ブラウスは濡れてスケスケになってるし」

姉「・・・あ、欲情しちゃ駄目だよ?」

弟「だだだ、誰がするか!」

姉「ちなみにお姉ちゃんは、弟くんを朝起こすときにいつもしてるよ」

弟「」

姉「あれ、おーい。弟くんどうしたの?」

弟「何でもないっ」

姉「・・・ふーん」ニヤニヤ

弟「ははは早く風呂に入って来い。風邪引いても知らんぞっ!」

姉「はーい」スタスタ



弟「・・・はぁ」

姉「そうだ、お姉ちゃんの姿を思い出して、しちゃ駄目だからね」

弟「誰がするか!」


ちなみにこのあとお姉ちゃんは風邪を引いて弟くんに看病されます
490創る名無しに見る名無し:2011/08/26(金) 12:34:00.03 ID:MUI2YuqB
491創る名無しに見る名無し:2011/08/26(金) 21:41:11.94 ID:UilqCkwK
姉「う〜、蒸し暑い」

弟「確かに」

姉「あーつーいー」

弟「・・・エアコンつけようぜ」

姉「あー、壊れた。冬にぼんっ、っていって壊れた」

弟「まじ?」

姉「まじ」

弟「・・・」

姉「・・・お風呂入る?」

弟「・・・おう、入ってくる」


ちなみにこのあとお姉ちゃんがお風呂に乱入して弟くんに迫ります
492創る名無しに見る名無し:2011/08/26(金) 23:34:06.05 ID:MUI2YuqB

続きが気になるがこの板だと濡れ場はマズいしな
493むじな ◆Umw27Fm542 :2011/08/27(土) 00:27:17.96 ID:TijJIHwD

>>488

姉「…ウチのへそ抜け筆者の拙文をそこまで読み込んで頂いてありがとうございます。」

弟「正直、そこまで真面目に読んで頂いてるとは思ってなかったので引っくり返りました。」

姉「ウチの姉弟の場合(筆者のリアルな感じでも)ハードコンタクトが多い(苦笑)のでどうしてもそんな描写を入れたくなってしまう事が多かったんです。」

弟「…以前筆者が読んだプロの漫画家さんの話で『一行の文章で自分の頭の中に一瞬で光景を広げられた時、文字の力を思い知らされた』と云うものがありました。」

姉「当然ウチのへそ抜けがそんなレベルに達しているとは思いませんが、そんな風に読者様の頭の中に光景を
ちょっとでも広げられているのなら光栄…じゃないか、あんてゆーんだろ、こんな場合?」

弟「いつ『帰れ帰れー!』とか言われるかと最初の頃はびビクビクしてましたが皆様の広大無辺な慈悲の御心により受け入れて頂き恐悦至極。」

姉「こーゆー話をしてる時にそんな『新しく憶えた格好良さげな言葉を使ってみたい』的な言い方をするんぢゃないわよコイツときたらー!?」

弟「あいたーす!?」


弟「…コホン。ともあれ、繰り返しになりますがそこまで拙作を読んで頂きありがとうございます。」

姉「これからもへそ抜けなりに精進していきますので。」

姉弟「「今後とも宜しく御願いします。」」
494むじな ◆Umw27Fm542 :2011/08/27(土) 00:32:43.53 ID:TijJIHwD

身が引き締まる思い、とはこう云う事を言うんでしょうか。

書けないのは仕方無いにしても怠けたりはしないように頑張ります。


>>491

投稿乙です。どこか名の在る書き手様なのかと思う程の筆者とは桁違いのハイレベル。orz

…頑張らないと。
495創る名無しに見る名無し:2011/08/27(土) 06:44:55.88 ID:21z8pcQ6
個人的には今までの書き方でも良いと思うけどな
人によって見方が違うからしょうがないが
496創る名無しに見る名無し:2011/08/27(土) 18:00:02.46 ID:urJEWtNM
姉「ということで弟くん。夕飯時になってしまった訳なんだけど」

弟「親が不在」

姉「夕食が無い」

弟「その心は」

姉「餓死の危機ね。冗談じゃないわ」

弟「いや、一食抜いた程度で餓死まではいかないだろ」

姉「じゃあ代わりに弟くんを頂いちゃおうかしら?」

弟「・・・お父さん、お母さん。姉がカニバリストでした」

姉「ふふっ、弟くんも分かってるくせに。さあ、早くお姉ちゃんの部屋にれっつごー」

弟「いやいやいやいや、早まるな、姉ちゃん。メシなら作るから!」

姉「あらそう、残念ね」

姉「でも弟くんのご飯が食べられるんだから、それはそれで幸せかも♪」

弟「・・・助かった」


ちなみにこのあとデザートを用意し忘れた弟くんはお姉ちゃんのデザートとして部屋で食べられそうになります


>>494
むじな様のSSも楽しみにさせていただいております

そんな僕はレベルのレの字も似合わないような学生です。ゆえに単レスものばかり書いております

それでは今後も楽しく読ませていただきます
497創る名無しに見る名無し:2011/08/28(日) 00:17:08.76 ID:YsmdlJ23

ちなみにの部分も書いてくれるとありがたい
498創る名無しに見る名無し:2011/08/28(日) 20:56:24.50 ID:ZzZ8k7Vs
姉「ハッ、重大なことを忘れていた」

弟「却下」

姉「酷い。まだ何も言って無いのに」

弟「どうせ下らないことに決まってるだろ」

姉「下らなくなんかないよっ」

弟「ふむ、じゃあ言ってみなさい」

姉「・・・いやぁ、弟くんとプールに行ってなかっと思って」

弟「まあ、それぐらいなら付き合ってやってもいいかな」

姉「よし、じゃあ早速水着選びよっ!」

弟「え、ちょ!?」

姉「さあお姉ちゃんの部屋にレッツゴー!」


ちなみにこのあとお姉ちゃんが際どい水着しか持っていないことが発覚。プールは無しになりましたが、弟くんは・・・

>>497
申し訳ありません。そこは脳内補完でお願いします
ちなみに書かない訳でなく書けないのです。自分の文才のなさが嫌になります
499創る名無しに見る名無し:2011/08/29(月) 12:10:26.00 ID:WwXgOFxW
500創る名無しに見る名無し:2011/08/29(月) 20:05:45.95 ID:bC0dujM9
姉「・・・うぐぐ」

弟「あれ、姉ちゃんどうしたのさ?」

姉「夏休みの課題が残ってること忘れてた・・・」

弟「あー、流石に勉強だけは教えられないからな」

姉「・・・あ、一個だけ手伝ってもらっていい?」

弟「保健体育以外ならな」

姉「」

弟「図星か」

姉「ずずず図星なんかじゃにゃいよっ」

弟「・・・」

姉「・・・」

弟「・・・うん、まあ頑張れ」

姉「うん、頑張るから終わったら頭なでなでして」

弟「りょーかい。じゃあ課題頑張ってな」


ちなみにこのあと無事課題が終わったお姉ちゃんは、頭をナデナデしてもらってそのまま寝ちゃいます