魔法使いはそこにいる

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1創る名無しに見る名無し
 てすこ
2創る名無しに見る名無し:2011/02/07(月) 02:30:59 ID:EePau0LA
スレタイに沿って一日1レスなんか書いてみる
3創る名無しに見る名無し:2011/02/07(月) 02:38:08 ID:EePau0LA
 魔法。そんな都合のいいものがあるのなら、
どうして神様は私にそれを与えてくれなかったのだろう?
現実の世知辛さに、時々嫌気がさす私は、暇を見つけては
そんなことをぼんやりと考えるようになってしまった。

 もちろん、そんなものはただの現実逃避でしかないことぐらい、
生まれて12年に満たない私だって知っている。現実に対処し、
波風立てずシタタカにやっていくのがこの世での生き方だということくらい、
この年になれば段々分かってくるものだ。生き馬の目を抜くような世の中で、
ただただ理不尽を強いられる世の中で、タフに生きていかなければならない。

 それが私には、楽しくないのだ。

「あーあ、誰か魔法でもくれないかなあ!!」

 学校帰りに寄り道した公園の真ん中で、思いっきり大の字に寝転がって叫んでみる。
――と。

「じゃあ、授けてあげようか」

 不意に、男の人の声がした。
4創る名無しに見る名無し:2011/02/07(月) 18:22:41 ID:dmm9iM6i
期待age
5創る名無しに見る名無し:2011/02/09(水) 18:48:37 ID:33+mmY4i
5get
6創る名無しに見る名無し:2011/02/22(火) 01:37:54.46 ID:pcgbSrGb
まだ終わってない
7創る名無しに見る名無し:2011/03/06(日) 09:42:27.89 ID:xApn+S07
がんばれ
8創る名無しに見る名無し
期待