携帯より小ネタ投下
青年の姿となったヒワイドリの指先と鬼子の指先が触れ合った瞬間、鬼子の体に電流が走った。
心臓は早鐘の如く鳴り響き、
鬼子の目は潤み、一言呟く。
「静電気が痛い」
「という出来事があったのだよ、冬の鬼子の帯電率は異常」
「静電気で鬼子殿の髪の毛がぶわっと広がって怖かったぞ」
「いっそ『ダーリン許さないっちゃ』と電撃打てるようになると良いかもしれん」
「良いですね、是非ともあの虎柄ビキニを着てもらいましょう」
「いやいや、名案だが楓柄に変更せねば著作権的にやばかろう」
「成る程、流石はヒワイドリ殿。しかし、あの衣装は良いですな太股のラインがよく見える」
「ふふふ、乳のたゆんたゆん揺れる様もよく確認出来るし、実に素晴らしい衣装だ」
二匹がニヤニヤと会話していると背後に気配がし、
はっと振り返ると鬼の形相の鬼子が立っていた。
「あんた達いい加減にしなさいっ!」
二匹に雷が落ちましたとさ、どっとはらい