>>25 「俺の母ちゃんは怪物だぁ」で、フと思いついた。
ホエールマン
マッコウクジラの遺伝子を組み込まれたバイオ兵士。
身長2m級の巨漢。能力は、まず怪力。機関車を軽々と受け止める。
そして跳躍力。あの巨体で水面から何mも飛び上がるジャンプ力を
受け継いでおり、4〜5階建てのビルの屋上位までは一っ飛びで行ける。
また、大きく一回息を吸い込めば、そのまま数時間息を止めていられる
肺活量も水中は元より毒ガスが充満している中で行動するのにも役立つ。
そして何より特筆すべきは超音波。マッコウクジラにはコウモリやイルカ
の様に超音波を発生させ、それを聞く事で見えない場所に有る物を把握
する能力が有るが、コウモリやイルカと違うのは音波衝撃波を狩りに使う
と言う事である。ホエールマンにもこの能力が有り、暗闇で行動できる
のは勿論の事、衝撃波で重戦車を破壊する事も可能。その正体は最重要
国家機密のため常に迷彩服と迷彩柄のヘルメット、そしてゴーグルと
軍用フェイスプロテクターで身を固め、更に変声機で声も変え金属音の
ような声で喋る。声まで変えるのは、実は彼女の性別を隠すため。
ホエールマンは女性である。その普段の姿は商店街で普通に生活する
優しく、人なつっこく、そそっかしい肝っ玉母ちゃん。彼女を知る全て
の人たちは誰一人、彼女がホエールマンとは夢にも思ってはいない。