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544創る名無しに見る名無し:2011/09/02(金) 14:24:29.65 ID:yH+sZen9

 宙域に満ちていた殺意も消えている。量子空間に広がる、GN粒子の海は凪いでいた。
「停戦合意が成った。これで、やっと対話だ」
 ティエリアの、心なしか疲れたような声が安堵を誘う。
「ここで始めていいのか?」
「ああ。向こうが思考速度を合わせてくれる。粒子残量は?」
「きわどい所だが、足りるはずだ」
 刹那はスキャンセンサーを起動した。金色の輝きを放つ瞳が赤い光に走査され、
直列ドライヴの上げる唸りとともにクアンタムシステムが発動する。
 トランザムでの戦闘からそのままクアンタムバーストへ移行する形になる。
圧縮空間に貯蔵した粒子まで吐き出し切ることになるであろうが、刹那は躊躇わなかった。
戦いは既に終わった。もうここでは、武器など必要ない――その確信があったからだ。
 ELSクアンタの最大粒子放出は、原型機と違って装甲をパージしない。
その代わり、装甲を形成するELSが無数のスリットを開き、背部の触手も変形する。
一枚一枚がさらに薄く拡がり、配置がより円形に近い放射状へと変わるのだ。
 結果として、全身に虹色の輝線を浮かび上がらせたガンダムが、一輪の巨大な花を
背負っているような格好になった。ゆるく反り返った花弁は透き通る碧。GN粒子が渦を巻き、
後光にも似た同心円状のリングを、宇宙の闇に際限なく押し拡げてゆく。
 かくして、対話が始まった。

「我々は――“レリクス”――」
 刹那は無機的な声を聞いた。ヴェーダが相手からの脳量子波を人語に変換し、
更に音声情報をも付加した出力の結果である。レリクスとは、遺物の意であった。
「お前たちは何だ」
 星の彼方より来た兵器が問う。
 刹那は意識を集中し、遠き故郷の記憶を呼び起こした。無尽の暗黒に浮かぶ青い星、
天と地を結ぶ軌道エレベーター、砂漠に揺れる黄色の花――。
 かつてELSたちの記憶を映像として受け取ったように、言葉の壁を越えて知覚に訴える。
己が何者であるかを伝えるには、その起源を伝えることが有効だと経験で知っていた。
人間を、ガンダムを、刹那・F・セイエイを作り上げたのは地球である。
 
 そして返答があった。
「おまえたちを形作っているものを見た。過去の苦難も、未来の決意も。
 今度は我々を見てくれ。そして、知って欲しい。幾星霜の失意と絶望を」
 先んじて脳量子波のうねりから膨大な情報流を感知した刹那は、急ぎヴェーダとの
リンクを再構築、ティエリアにバックアップを要請する。
「任せろ。君が拾いきれない声は、僕が処理する」
 次の瞬間には、レリクスからのイメージ送信が開始されていた。身構えていてもなお、
巨大な知性が送り込む記憶の波濤は、刹那の意識を量子空間の彼方へと攫っていった。

 レリクスを作り上げた文明は、地球から遠く数億光年も離れた恒星系にあった。
 戦争の絶えない種族だった。人類より強い攻撃性を持ち、技術的発展も早かった。
文明が高度化してもなお紛争は絶えなかったが、高い繁殖能力と母星の豊かな資源が
常に全体としての成長を彼らに約束していた。
 彼らはやがて人類と同様に宇宙文明段階への進化を果たし、脳量子波を獲得する。

「イノベイターにあたる進化種か」
 イメージの中で歴史を早送りされているのは、人間とは似ても似つかぬ
爬虫類じみた異星生物である。しかし刹那とティエリアは、そこに人類を重ねた。
「コントリズムにおいてツィオルコフスキーが提唱した宇宙的段階の生命は、
 凡そ脳量子波を使うようになる。彼らの発展の歴史は、僕たちに似ている……」
545創る名無しに見る名無し:2011/09/02(金) 14:40:29.03 ID:yH+sZen9

 しかし彼らは、宇宙的レベルで不運の星の上に生まれていた。
 彼らの銀河は所属する超銀河団の端に位置しており、その向こうには
直径十億光年に達するスーパーヴォイド――物質のほとんど存在しない、巨大な空洞が
広がっていた。地球からはダークマターの重力レンズに隠されて見えないが、
観測し得る宇宙で最大級と言えるスケールのヴォイドだ。
 その超巨大空洞の中心、虚無と暗黒の彼方に、強大な脳量子波源があった。
 量子脳を得た新人種は、遮断措置を施さぬ限り忽ち発狂した。ヴォイドの中心から
何物にも遮られることなく押し寄せる思念は、想像を絶する悪意だったのだ。
 それはあらゆる存在、あらゆる秩序、あらゆる他者への憎悪。
 森羅万象に対する、不倶戴天の反存在。彼らはそれを■と呼んだ――

「何と呼んだ? よく解らなかった」
「ヴェーダの語彙に、彼らの指示するようなものを表す単語が無いようだ。
 そのものの形態を表す言葉でよければ、“灰色の柱”となるらしい」
「それでいい。以後、そう訳してくれ」
 刹那は悟る。送り込まれるイメージの中に繰り返し現れる恐怖の根源は、
あの“灰色の柱”なのだ。付加された印象はあまりに強く、それが何であるのか
知らない者さえ戦慄を禁じ得ない、破滅的な記憶だった。

 宇宙の深淵の縁にある星の住人たちは、この未知なる脅威に立ち向かうことを決意した。
 まず各種観測データによって、問題の脳量子波源が灰色の直方体であると判明する。
材質は不明。運動が確認できないのに強力な青方偏移が掛かっていることなどから、
この物体を中心とする斥力フィールドの存在が想定された。やがて、他に類を見ない
巨大ヴォイドの生成原因も、この斥力によるものと証明される。“灰色の柱”は
銀河フィラメントを空間ごと押し遣っているのだ。あるいは視点を変えれば、
全ての天体が――巨視的には全宇宙が、“灰色の柱”から逃げているとも言えた。
 レリクスはこれを破壊するために創られた、自己進化する兵器体系である。
艦隊の形を取る一群のシステムは、全長26kmのコントロール艦を中心として
相互連結された脳量子波ネットワークの生む、一個の自我によって統御される。
 相手が強大な存在であるとしても、成長することでいずれその戦力を凌駕する。
成果が出るまでに何億年という時を費やすかも知れぬ、超長期的計画である。
レリクスの創造主たちは自種族のみならず、やがて出会うかもしれぬ異星の友が生きる
宇宙の未来のためにも、神聖な義務感に駆られて対“柱”用兵器を設計したのだった。

「彼らは数億年後にも自分たちが文明を維持していると考えたのだろうか」
 圧縮空間カタパルトで送り出されるレリクスを見ながら、ティエリアが言った。
200年にわたる大計画を遂行していた身なれど、数億年後に人類が生き残っているか
という問いに対しては、正直なところ肯定的な予想が立たない。
 刹那は地上を見ていた。自ら作り出した兵器を、巣立つ子のように見送る科学者たちを。
「わからない。だが、滅びているとは考えたくなかっただろう」
 具体的な計画以前に、この兵器は希望であり、祈りだったのだ。科学が生み出した
大いなる武力によって種全体の未来を救う、その夢はイオリアが見たものと近しい。
 レリクスとは、いわば異星の民が作り出した、もう一つのガンダムの姿であった。
546創る名無しに見る名無し:2011/09/02(金) 14:53:12.89 ID:yH+sZen9

 高度の自律知性によって自らの機能をアップデートしながら、レリクスは
宇宙の奈落を深く潜っていった。次第に強くなる斥力フィールドの後退圧に、
それ以上の加速力と量子ジャンプを得て対抗した。ELSや現在のクアンタのように
繊細な近距離ジャンプや連続転移ができるわけではなかったが、それでも
全体としては光速を遥かに超えるスピードで“灰色の柱”に迫っていた。
 ところが、相対距離が二億光年を切った頃、“灰色の柱”はレリクスに意識を向けた。
光が二億年掛けて進む距離の先にいる相手をリアルタイムで捕捉する。古典的物理法則では
考えられない現象。GN粒子の高次元空間相互作用と量子トンネル効果によって光速を超える
脳量子波の伝播速度ならば、GN粒子発見以前の理論的限界を超えることも可能となる。
 暗闇の底から、超光速の殺意が巨弾となって飛来した。
 そのときの記憶はきわめて混乱しており、詳しい状況は掴めない。だが、どうやら
“灰色の柱”に認識されたというただそれだけで、艦隊を支配するAIは恐慌を来した。
死を恐れぬはずの兵器たちが、“柱”に対しては怯懦そのものとなった。
 混濁したイメージの後、明白な結果だけが残る。
 レリクスは倒すべき敵を前に、機械でありながら恐怖に駆られて逃げ出したのだ。

「我々は敵前逃亡によって、己の存在意義を自ら否定してしまった。
 だが、もう一度“柱”に挑むことなどは、考えられさえしなかった」
 ヴェーダが出力する声は、あくまで淡々と意識共有領域に響く。その脳量子波の襞には
悔恨、恥辱――高度に発展した機械知性の抱く、人間以上の強い感情が秘められている。
 そして、今なおすべてを圧倒する恐怖も。
「不可能なのだ。あれに勝利することなど、何者にもできない。
 物理が物理に働きかけて生みだす矮小な力など、“柱”の前では遍く火花に等しい。
 一億光年の距離にまで近づいていれば、あれは思念だけで我々を粉微塵にできただろう」

 任務の永久的失敗を悟ったレリクスは、戦わずして母星へと敗走の途についた。
往路よりも遥かに増した機動力で、せめて一刻も早く主人たちのもとへ帰ろうと。
 数億光年の旅の果て。
 故郷へ辿り着いた自律兵器群が見たのは、荒廃し果てた無人の星系。
 かつて命に溢れていた星は砕け、重力で再凝縮の過程にあるアステロイドの塊に。
環境改造と殖民が進んでいた他の系内惑星も、生命の消え失せた荒野に変わっていた。
 遺されていたのは、天体破砕クラスのGNレーザーや反応弾が飛び交った痕跡。
 彼らの主は自種族内の星間戦争によって滅び去ったのだ。

「見果てぬ未来の平和のために、彼方へと兵器を送り出すような者たちが……
 同じその手で同胞と殺し合い、ついに絶滅に至るまで戦い続けたというのか」
 そう言いながらも、ティエリアは以前見たヴェーダの試算を思い返していた。
太陽エネルギー開発と核廃絶運動へのソレスタルビーイングの介入が無ければ、
2300年代までに三度は全面核戦争の危機があったという予測だ。
 平和な明日を希求する歌を作るのも人間なら、支配と破壊を望むのも人間だった。
一歩間違えば地球が辿ったかもしれぬ歴史を、彼は目の当たりにしている。
「愚かだったのだ。我々の主人たちは、互いを幾度も殲滅するのに充分な兵器で
 加減なく応酬を繰り広げた。結果、戦争そのもので全人口の大半が死に絶えた。
 僅かな生き残りも、灼き尽くされた大地の上や、戦いの生んだデブリが横溢する
 宇宙空間では、命を繋いでいくことができなかった。星系外へ脱出できた者が
 いたのではないかとも考えたが、いくら探してもその痕跡は見つからなかった」
 自らの創造主を愚かと断じるレリクスの整った脳量子波に、刹那は言葉と裏腹の
忸怩たる思いを感じ取った。たとえ愚かでも、彼らにとってあの種族は親だったのだ。
その死に目に会えず、あまつさえ託された使命を――祈りを――遂行できなかった。
 その痛みは、決して他者には触れ得ない。
 存在意義を失い、還るべき場所を失い、守るべき主を失った。自己保全プログラムは
彼らに自殺さえ許さない。無人の艦隊に絶望を乗せて、自律兵器の永い放浪が始まる。
 およそ6000万年前のことであった。
547創る名無しに見る名無し:2011/09/02(金) 14:58:37.56 ID:yH+sZen9

「我々は消滅した母星と、“灰色の柱”から逃げるように宇宙を旅してきた。
 いくつかの異星文明にも出会った――だが、こんな風に対話が成ったことはなかった。
 多くは意思の疎通ができないまま戦争となり、無意味な勝利を重ねてきた」
「僕たちはたまたま、言語フォーマットや思考速度の違いを解析できるコンピューターと、
 対話に入るまで艦隊の攻撃を凌ぐだけの防衛能力を持っていたからな」
 ティエリアはそう言い、「それに、反撃を控える根気も」と付け加えた。
 人間の基準で――より拡張して地球型惑星の生物基準で考えるなら、彼らの高速思考を
乗せた脳量子波はすぐに読み取れるものではない。それが警告であると理解する前に、
絶大な火力による攻撃が開始されるのでは、ほとんどの知性体はたまったものではない。
 そんな批判をにじませたティエリアの脳量子波に、レリクスは反省の念で返した。
「我々の100万倍に達すると思しき思考速度の生命体もいたし、脳量子波が使えない種族もいた。
 また思考言語の解析にかけては、おまえたちのヴェーダほど技術的蓄積がないのだ。
 信じてもらいたい。我々は、殺戮のために星々を彷徨っていたわけではない」
「わかっている」
 ならば何のために、とは刹那は聞かなかった。主を失くした兵器たちは、
それをこそ探しているに違いないのだ。人間が感じるより300倍も長い、宇宙の永劫を
存在し続けるに値する意味。役目を果たせなかった道具は、何をすればいい?
 大いなる喪失から始めて話が通じた他者に、彼らはその答えを期待していた。

 やがて、刹那が言う。
「お前たちは“灰色の柱”を破壊するために作られた」
 それは事実の確認。既に失敗した任務の名。
「実際には、お前たちは“柱”に対抗できなかった。だから逃げ出した。
 創造主たちの所へ、本拠地への撤退を図った。それは戦略的判断だ」
 レリクスの量子脳から、言語以前の揺らぎが伝わってくる。刹那は確信を得た。
彼らに必要な答え、本当に求めている答えが解ったのだ。
「お前たちの任務は失敗に終わってなどいない。主が滅びた今も続いている。
 量子ジャンプで銀河を渡ってきたのは、独りで勝てない相手に勝つためだ。
 本当は、共に“灰色の柱”に立ち向かう同盟者を探していたんじゃないのか」
 量子空間全体が揺動するほどの、激しい脳量子波が放たれる。それは人間の感情が昂り、
泣く時の波形に似ていた。深い絶望の霧の奥、燃え尽きたはずの焔が再び灯る音を聞く。
 レリクスが求めていた答え。それは赦しであり、猶予の肯定であった。
 兵器たる己に託された祈りの主体が滅びてもなお、その遺志を遂行すること。
永劫に等しい時の中で力を高め続け、いつか“灰色の柱”に立ち向かうその日。
 AIが恐怖ゆえに考えることをやめていた未来の可能性を、刹那は再認識させたのだ。
「お前たちだけでは勝てないとしても、宇宙に生きる様々な文明の力を
 借りることができれば、あるいは“柱”に対抗できるかもしれない」
「そのために――我々は――」
「お前たちはまだ戦っている」
 刹那は断言した。
 規則正しい脳量子波の中から、思惟を覆う影のような無力感が消えてゆく。
「……遠い未来、“灰色の柱”は動き出す。あれほどの敵意が、ただ在るだけで
 満足するとは考えられない。その時までに、味方を増やしておくということか」
「そう、俺たちが最初だ――友達になろう」
 刹那とティエリア、ELS、そしてレリクスの思惟が一つの精神のごとく融け合う。
混然一体となった想像力が無限へと飛翔し、量子空間に同じ夢を描き出す。
548創る名無しに見る名無し:2011/09/02(金) 15:02:51.50 ID:yH+sZen9

 いつの日か、久遠の彼方。
 星たちが燃え尽きようとする冷たい宇宙、黒い空洞の中心。
 この宇宙であらゆる不和を乗り越え、時間さえ支配した知性たちが一丸となって、
“灰色の柱”との宿命的な対決、秩序と混沌の最後の決闘に挑むときが来る。
 そこには人類の姿もあった。ELSや、これまで二人が出会った異星種族、
これから出会うであろう未知なる世界の民も。その先陣に、ついに進化の窮極へと
到達したレリクスがいた。傍らには、虹色の光輝を纏ったガンダム。
 物理兵器を携えた者はいない。この戦いには、いかなる剣も銃も意味を成さないのだ。
 絶対の拒絶と否定を放ち続ける魂に、届く武器がただ一つあるとすれば、それは――

 あくまで曖昧なイメージであり、夢想に過ぎないと、互いに解っている。
 宇宙のあらゆる文明が同盟を結ぶなどは不可能に等しく、人類やELSが
天文学的未来にまで存在し続けているとは限らない。刹那とガンダムにしても同じだ。
 それでも――垣間見たビジョンは、希望だった。
 刹那は脳量子波を通じ、レリクスの永い敗走が終わったことを知った。

「50年後か、100年後か。いつか、人類が本格的に外宇宙へ進出する時代になったら。
 友として会いに行ってくれ。ファースト・イノベイターの紹介だ、と言ってな」
 対話を終えたレリクスとの別れ際、ティエリアは冗談めかしてメッセージを送った。
カメラで去りゆく艦隊の光列を眺めながら、彼の投影像は刹那と向き合っている。
「さて……どうする。“灰色の柱”を見に行ってみるか?」
「今は止めておく。記憶から受けた印象が正しければ、目視できる距離では危険だ」
 いずれ立ち向かわねばならない問題だとしても、まだその機ではない。刹那は首を振った。
「返信が来ているぞ」
 話す間に送られていた。密なパルスの光シグナルが二つ。300倍に引き伸ばしてみると解読できる。
『必ず行こう。我らが最初の友に会いに』
 それは、誘いに対する生真面目な――否、“機真面目”な――返答と。
『我々の主人たちにも、ソレスタルビーイングがあればよかった』
 戦争によって滅んだ星の遺産が、戦争根絶のために戦った者を称える言葉だった。
 ――ニール・ディランディ、お前にも見せたい。
 刹那は亡き戦友に呼びかける。その弟が受け継いだコードネームではなく、
人間としての彼が命と共に授けられ、最期の瞬間まで胸に抱き続けた本当の名で。
 ――俺たちの戦いに意味があったと、戦うために作られた存在がそう言っている……

 クアンタが機躯を翻した。
 翅を目一杯に広げ、超長距離ジャンプのゲートを開く。
 デュアルアイの輝きが尾を曳き、虚空に涙のような残光を刻む。次なる邂逅を求め、
星の彼方へと続く門をくぐり、ガンダムがまた遥かな空間を跳躍した。


                                <了>
549創る名無しに見る名無し:2011/09/24(土) 22:26:54.74 ID:kFoEYEiy
保守
550創る名無しに見る名無し:2011/09/27(火) 23:18:29.75 ID:GlShwqqr
551創る名無しに見る名無し:2011/09/28(水) 03:07:50.17 ID:ReUp8beD
描くんじゃねぇよwwwwwwww
552創る名無しに見る名無し:2011/09/29(木) 01:25:32.78 ID:NMmm04Xo
ある日の事。
自分の部屋で床に寝そべっていると突然机の引き出しがガタガタなった。
「何だ!?」
ガララァ!
引き出しが開き、中から奇抜な格好の美少女が出てきた。
「僕ドラもです!」
「!? な…何だ君は!?」
「僕は未来から君をちゃーんとした大人にするためにやって来た猫型ロボットさ!」
「ロボット!?まっさかー!どこからどう見たって人間じゃないか!」
「ふふん、当たり前さ!僕は未来のロボットだからね!」
「大体猫型って…どこが猫型なんだよ。せめて猫って言うなら猫の耳くらいないと」
「うっ……それは……ん?」
ドラもと名乗った少女が部屋に置いてあったドラ焼きに興味をしめした。
「これ何?食べ物のようだけど」
「はっ!バッカでー ドラ焼きも知らないでやんのー!」
ドラもがムッとしながら、僕のドラ焼きを食べた。
「ああ!僕のドラ焼き!」
「モグモグ………………美味しい!この世にこんな美味しい食べ物があったなんて!」
ドラもが満面の笑みをした。その笑顔に僕は不覚にもドキッとした。
……いけない、僕はあの子一筋だ!
「……どういうマジックを使って引き出しから出てきたか知らないけど早く出ていかないと警察を呼ぶぞ!」
僕は怒鳴った。
「マジックじゃないよ!タイムマシンでこの時代にやって来たんだ」
あ痛いたたたたた………
僕は生まれて初めて他人にドン引きした。
553創る名無しに見る名無し:2011/09/29(木) 01:49:30.14 ID:NMmm04Xo
「……そんなドン引きしないでよ…。まあ信じられないのも無理ないだろうけどさ」
「……何で僕の所に来たんだよ?」
「言ったろ?僕の目的は君をちゃんとした大人にすることだって!」
「……」
「君はこのままじゃ堕落した人生を送る(今も送ってるけど)。
2年後には君の子育てに疲れたご両親が家に火を放って一家心中するよ」
「ふざけた事言うなあ!」
流石にブチ切れた。可愛い顔して何だこの女。
「本当だよ。はいこれ」
ドラもがポケットから数枚の写真を取り出して見せた。
「…これは!」
…まぎれもない。その数枚の写真はかろうじて顔が分かる、僕と両親の焼死体だった…。
「ウソダロ…」
唖然、愕然、驚愕。僕は言葉を失った。
まさかこの子は本当に未来から来たロボットなのか?
「ショックなのも無理ないね…。でも大丈夫!こんな未来にならないよう、これから僕がついていてあげるから!」
「え?ついて?」
「これから、この家に居候させてもらうよ」
そんなの親が許すわけないだろ。自分がロボットだなんて言う奴尚更…

母「いいわよ」
父「いいよ」

OKもらったー………
554創る名無しに見る名無し:2011/09/29(木) 02:09:24.92 ID:yaUTVRlL
地味に行く末が気になる話だな
555創る名無しに見る名無し:2011/09/29(木) 02:46:31.47 ID:NMmm04Xo
夜になった。
自分の机の引き出しから未来の美少女ロボットが出てくるわ
それに残酷な未来を告げられるわ、それと共同生活をこれから送る事になるわ
今日一日で色々あり過ぎだ。
いつも通り(ドラも含め)家族で夕食を終え、それぞれ風呂に入り両親はイチャつきながら寝室へ
僕は2階の自分の部屋へ……いや僕だけじゃない。ドラももついてきた。
まさか……夫婦でもない男と女が!赤の他人同士が!しかも未成年同士が!(相手ロボットだけど)
同じ部屋で寝るのか!?ドラもはそれを拒否しないのか!?ロボットだから!?恥じらいがないの!?

などと葛藤しながら僕はとりあえず一枚しかない布団を部屋の床に敷いた。
「……どうしようか」
僕はドラもに問いかけた。

「あ、僕は押し入れで寝るから、のび太君布団で寝ていいよ」

「そう……」
僕はとても哀しくなった。
どうやら同じ布団で二人一緒に寝れるかもと内心期待していた自分がいたらしい。
心にポッカリ穴があいたまま、僕は眠りについた。
556創る名無しに見る名無し:2011/09/29(木) 04:06:26.36 ID:NMmm04Xo
チュンチュン
鳥のさえずりが聞こえる。夜があけ朝になったのだ。
朝になったということは……今日は月曜、学校に行かなきゃいけない。
……「また」宿題やってないんだよなあ……。「また」先生に怒られる。

「のび太ー、ご飯よー」

ママの呼ぶ声が聞こえる。
「はーい」
僕は階段を下りて1階で朝食をとった。そして再び2階へ…
「あ、のび太君おはよ!」
……夢じゃなかった。ドラもが僕の漫画を読んでいた。
ドラもはロボットだから学校に行かなくてもいい。楽でいいな…。
僕は学校で必要な物をランドセルの中に詰め込む。
「…のび太君、宿題やった?」
「……やってないけど」
「な…駄目だよ宿題はやらなきゃ!先生にも叱られるよ!」
「いいんだよ、ほっといてよ」
「…もう、そうやって自堕落な生活を続けるから2年後にはご両親が……」
うっ……
「ど…どうせ今からやったって間に合わないよ」
「間に合うよ!僕が何とかするから!」
「え?」
「……宿題に関しての問題は今回だけだからね。次からはちゃんと自分の力だけで片付けるんだよ?」
「……」
ドラもは服の腹ポケットから何かを取り出した。
557創る名無しに見る名無し:2011/09/29(木) 04:28:25.60 ID:NMmm04Xo
「ジャジャジャジャッジャジャーン!コンピューターペンシルーーー!」
「…何それ?」
「未来で買ったひみつ道具さ、これを手に持てば早急に、的確に、このペンが答えを自動で書いてくれるんだ」
「それはすごい!」
僕は声を上げた。そんな物が未来には売られているのか。
……売ってていいのか?

シュババババ……

僕はコンピューターペンシルの力で3分で宿題を終わらせた。
「本当にすごい!このペン…」
「さっ!終わったらちゃんとペンは返してね」
「あ、うん……」
僕は不本意ながらその場でドラもにペンを返した。
「じゃ、学校に行ってくるから」
「うん………あ、ちゃんと授業も真面目に受けるんだよ?今はそれなりに成績よくても
いつか皆に置いてかれるからね!そしたらのび太君の未来は破滅だからね!」
「……はいはい分かったよ」
うざったかったが、なるべく授業も宿題もちゃんとやろうと思った。
あんな未来はごめんだ……。
558創る名無しに見る名無し:2011/09/29(木) 15:59:37.37 ID:NMmm04Xo
学校についた。
いつもと変わらない学校、教室。さっきまでドラもがいた非日常が嘘のようだ。
席について先生が教室に入って来るまでボーッとしていたら目の前に人が来た。
「おはよう、のび太さん」
キタ一一ーーーーーーーーーーーーーーー
天使が僕に声をかけて来た。僕の片思いの人、しずかちゃんである。
面倒くさい学校に僕がちゃんと登校しているのは彼女に会いたいからだ。
彼女がいなければ今頃僕は不登校児。この教室にはいないだろう。
「今日は大丈夫?宿題やってきた?」
学校に行くといつも、しずかちゃんにこれを聞かれる。
しずかちゃんと会話出来るのはいいが、こう哀れみの対象として話かけられると心に針を千本刺された気分になる。
だが今日は今までとは違う。僕は宿題をやってきたのだ。僕はやり遂げた宿題をしずかちゃんに見せた。
「!! のび太さんが……宿題を!?」
しずかちゃんが大声を上げ驚いた。
教室にいる人間全てがその声に注目し僕の所に寄ってきた。
「あ、あののび太が!?」
「隕石でも降ってくるんじゃないか!?」
皆驚きを隠しきれない様子。………何だか腹が立つなあ。
「誰かにしてもらったんじゃないの?」
と誰かが言った。周りもああそうかもといった雰囲気になる。が
「いいえ、この汚らしい筆跡は紛れもなくのび太さんのものよ!」
しずかちゃんが弁護してくれた。周りもしずかちゃんがそう言うならと信じる。
「汚らしい筆跡」と言われたのはショックだったが、僕はしずかちゃんに感謝した。
559創る名無しに見る名無し:2011/09/29(木) 16:32:04.87 ID:NMmm04Xo
ガラララ…
「皆席につけー!」
先生が教室に入ってきた。
「早速だが宿題を回収する」
教室にいる皆が宿題を提出する。無論僕もだ。僕が席を立つと先生が仰天した。
「!? 野比もか!?」
「はい。今日はやってきましたよ」
先生が鼻息を荒くして僕の宿題を受け取ると中身を確認した。
「間違いない!この汚らしい筆跡は紛れもなく野比のもの!」
もういいよ、そういうの…
僕はドヤ顔で席に戻った。

………そういや今日は何だか静かだな…。
ガラララ!
教室に誰かが入って来た。
「誰だ!こんな時間に遅刻してきた奴は……」
先生が声を荒げたがすぐに大人しくなった。
やって来たのは先生すらも恐怖する、このクラス最大の問題児、ジャイアンである。
そうだ。何か教室が静かだと思ったらこいつがまだ来てなかったんだ。
いや、あともう一人……

「先生、何か俺に言おうとしませんでしたか?」
「い、いいえ何も!」
先生が涙目になっている…。
この学校でこの男に逆らえる奴はいない。生徒は暴力を受け、教師は強く出ると
モンスターペアレント、ジャイアンの母親にとんでもない事をされる。
1年の頃、ジャイアンが学校のシーソーで尻もちをつき、尻に大怪我をおった事があった。
するとジャイアンの母親は学校に来て、担任の先生を罵倒し暴力をふるった。
その担任の先生はその後もジャイアン母から嫌がらせを受け続け自殺したのだ。
「あの……宿題を提出してほしいのですが…」
先生がニコニコ笑顔で下手に出て言う。
「ああ、いいよ」
「! そうですか!提出してくれますか!」
「はい、母ちゃんがやってくれたんだ」
ジャイアンの発言の90%は問題発言だ。
560創る名無しに見る名無し:2011/09/29(木) 16:49:16.19 ID:NMmm04Xo
「よっこらしょっと」
ジャイアンが席についた。ジャイアンは僕の前だ。
こんな奴の後ろの席になるなんてついてない…。
心の中で愚痴を言ってるとジャイアンが盛大に放屁した。
!!! コイツ…
教室に悪臭が漂う。皆我慢して平気なフリをしている。
「屁波波波波!」
何笑ってやがんだこいつは……。
本当に不快な存在だ。何とかこいつをこらしめる方法はないのだろうか?

……………僕の脳裏にドラもがよぎった…。

ひみつ道具……!
561創る名無しに見る名無し:2011/09/30(金) 06:43:19.21 ID:bTzwyxSx
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勇者が大戦で魔王を倒して6年が経った戦後の世界
特殊能力を持ちながらも宗教・政治的理由でヒーロー免許を持てなかった少年達が
違法のヒーローチームを結成して悪と戦う
562創る名無しに見る名無し:2011/10/02(日) 20:32:01.50 ID:sESJ8CX1
某誤爆スレでの習作


特に何をする訳でも無く、ゆったりとソファーでくつろいでいると、彼女がニヤニヤしながら僕に近づいてきた。
どうしてそんなにニヤニヤしているのかと聞く間際、彼女はサッと、僕の前に何かを取りだした。
どっかの青狸に良く似たキャラが描かれた、十円単位で買える非常に安価なお菓子。通称、うまい棒と呼ばれる菓子だ。
彼女はそんなうまい棒を片手に僕の傍らに座る。僕の間抜け面を楽しそうに覗きこみながら、彼女は言った。

「ねぇ、知ってる? これ、綺麗に縦に割る方法があるの」

本気かい? と僕が聞くと、彼女はさぞ自信満々に、顔を綻ばせながら大きく頷いた。

「あのね……まずこの袋を軽く両手で掴むんだよ」

そう言いながら、彼女はうまい棒の袋を両手で卵を握るがごとく、優しく包み込む。
本当に上手くいくのだろうか? と一抹の不安が頭を過ぎるが、口に出すのは止して見守る事にする。
しかしうまい棒とは少しでも乱暴に掴むと一瞬で折れてしまう、とてもデリケートな代物だ。果たしてそんな代物をどう縦に割るのか……。

「それでね、袋全体を優しくミシン目を折る様にして……」

ミ、ミシン目? 僕は思わず、うまい棒に目を凝らした。彼女にはこの袋、否、中のうまい棒に器用に割れるミシン目が幻視出来ているのであろうか。
どうしても突っ込みたいサガが疼く。疼くが、真剣な目付きでじっと、うまい棒を見つめて集中している彼女の横顔を見ると何も言えなくなる。
彼女は真剣だ。真剣にうまい棒を縦に割ろうとしている。まさか、まさか成功してしまうのか? それはそれで色々と心配になるが……。
僕に出来る事は只一つ、彼女がうまい棒縦割りを成功させるのを見守る事だけだ。掌、滲む、汗。

「一……ニ……三……」

次の瞬間、彼女は今まで聞いた事の無い、気迫に満ちた勇ましい声を発した。

「はぁっ!」

彼女の声と同時に、彼女の掌に包まれたうまい棒がパキッ、と気持ちの良い音を出して、軽く広がった。
僕の目は見開く。袋越しでもハッキリと、うまい棒が縦に割れているのを感じる。凄い。何をどうやったのか全く分からないが、凄いと思う。

563創る名無しに見る名無し:2011/10/02(日) 20:32:48.18 ID:sESJ8CX1
「やったやった! 出来たよ!」

自分でも成功するとは思わなかったのか、心の底から嬉しそうにニコニコしながら彼女が喜ぶ。
そのはしゃぎっぷりに、僕は妙な例えだが孫を眺める爺さんの様な心境になる。それ位、彼女の笑顔は幼く、子供っぽい。
だけどそれが良い。いつだって、彼女はこんな風に笑う。裏表なんて無い、心から嬉しさや楽しさが溢れ出る笑顔。
僕は思う。この笑顔をずっと見ていたいと。それで――――――――守っていきたいと。

「それじゃあ、開けてみようか?」

僕がそう言うと、彼女は頷く。ワクワクと目をキラキラさせて、彼女は丁寧に袋を破る。
器用にかつ綺麗に開かれた袋から、本当にパックリと縦に割れているうまい棒が出てきた。
僕と彼女は頷きあって、その割れたうまい棒を手にとって、一緒に食べる。

「よし、じゃあ」
「ダメ。ちゃんと食べる前に頂きますって言わなきゃ」

口に運ぼうとした手前、彼女は僕にそう言った。
彼女の家系は色々と礼儀に厳しく、こういう時でさえ、いただきますという様にしつけられているらしい。
ちょっと窮屈というかやり過ぎな気がしないでもないが、こういう変わった部分も好きだから素直に同調する。

「ごめんごめん。んじゃ、改めて」

「「いただきます」」

瞬間、僕達の指先の中で、うまい棒が粉上に崩れていく。崩れていくうまい棒は、掌でうまい棒だった何かに変わっていた。
僕も、彼女も、無言でその様を眺めているしかなかった。
ただの粉になったうまい棒が掌に乗っかっている。僕は何ともやりきれない気持ちになって、彼女の目を見れなかった。

「……あのさ」

彼女がボソッと言葉を放つ。僕は逸らしていた目を、彼女に向ける。
彼女は落ち込む様子は無いものの、至極ガッカリした感じで苦笑いしつつ、言った。

「今度は上手くやるから、許してくれる?」

うまい粉をぺろりと舐めて、彼女はにこっとした。

僕は笑顔で、答える。


「割るなら横で割ってね」
564創る名無しに見る名無し:2011/10/02(日) 20:43:59.92 ID:/wXjiqlZ
> どっかの青狸に良く似たキャラが描かれた、十円単位で買える非常に安価なお菓子。通称、うまい棒と呼ばれる菓子だ。

可愛い女の子を書くってことに直接は関係しないけど、この部分の説明は丸々カットした方がいいと思う
うまい棒ならたいていの人は知ってるだろうし、そもそもうまい棒を縦に割る方法をネタにした話なんだから、
うまい棒の存在すら知らない奴を読者として想定する必要はないはず
無駄な描写は削っていかないと内容が薄くて冗長になる

肝心の女の子に関しては、文章中での扱い、特に主人公からの心象を綺麗にしすぎてると思う
女の子のマヌケッぷりがこの話のキモなんだから、むしろ主人公からの扱いをぞんざいにしてやった方が
そこが強調されていいんじゃないかっていうのが俺の意見
565創る名無しに見る名無し:2011/10/02(日) 20:50:04.12 ID:jq4Nvb2c
もう一つ気になったのが、うまい棒がこなごなになってるところはもっと書き込んでいいと思う。この話のオチだしね。
ともあれ乙w 次は男子生徒を無意味にムラムラさせている美人教師でいこうかw
566創る名無しに見る名無し:2011/10/02(日) 23:19:31.86 ID:sESJ8CX1
>>564-565
返事が遅れてすまんorzここまで親身なアドバイスが貰えるとは感謝感激だぜ……!
確かに描写というか文章に無駄が多いな……ここら辺どうしても癖になっちゃってるから気を付けます
それとあまりにも男というか主人公視点に偏り過ぎた。女の子の間抜けというかドジっ子っぷりを強調すべきだったな……
オチは粉々って感じにも程遠かったし、課題が多すぎる……猛省するぜorz新手めて稚拙を読んで頂き、有難うございました

>次は男子生徒を無意味にムラムラさせている美人教師でいこうかw
いつかチャレンジしてみます

567創る名無しに見る名無し:2011/10/02(日) 23:50:47.22 ID:u3/KSCtN
なるほどなー
他の人へのアドバイスを読むのも勉強になるね
自分も気をつけよう

>>562
乙です!
自分的には
> それはそれで色々と心配になるが……。
これで笑ったわww
568保守:2011/10/06(木) 21:49:42.86 ID:FDW2NCEN
http://dl6.getuploader.com/g/6%7Csousaku/448/UNBASS04.jpg

何度か修正して描いて、数日間ほど間を空けて見直ししたら何か歪な感じがして
自分でも何を描こうしてたのかすら解らないくらい混乱している状態です。

直すべき点や、もうそもそも作品として破棄するべきか客観的な意見をいただけたら嬉しいです。
痛いことを言うと「誰かの声が欲しい」と思っています。
特に厳しめの声を浴びせて貰えたら何か打開できるかもと・・・。
よろしくお願いします。
569創る名無しに見る名無し:2011/10/07(金) 10:24:15.72 ID:dYkq79EN
あげます
570創る名無しに見る名無し:2011/10/07(金) 17:01:22.65 ID:JmFPyQXK
特徴ありすぎてなんも言えないw
571創る名無しに見る名無し:2011/10/07(金) 20:20:37.72 ID:/YaECmW4
豚(?)の構造が大分おかしい特に脚。重心や向きは見直したほうがいいと思う
後、画面に詰め込みすぎてどう見ればいいのかわからない
どれを見せたいかで動かし方が変わるからこうしろとは言わないが、今の状態だと少なくとも豚(?)は死んでる

個人的に気になるのはそれぐらい。特別絵に造詣がある訳でもないから話半分も聞かなくていいが
572創る名無しに見る名無し:2011/10/08(土) 14:23:07.59 ID:PVBTAVJu
細かく書き込んでるなーすごいなーとは思うけど
モチーフの関連が分からないからなんかすごいなーで終わっちゃうかんじ。

豚は確かに勿体無い感じがする。空にあるのに安定しすぎてるというか。
ベースのボディがねじれてるように見えるのはわざと?
右足もなんとなく不安定に見える。
気になったのはそのくらいかな。
573568:2011/10/08(土) 17:27:29.63 ID:JZMGNMVS
>>570
>>571
>>572

助言ありがとうございます。
豚と後ろの発電所はピンクフロイドのアニマルズのジャケから引っ張ってきています。
実物のジャケの豚は凄く小さいんですけど、無性にでかく描きたかったので殴り描くように
勢いで描いてしまいました。言われると豚が無駄に主張していてかつ、デッサン狂いでした。

ベースはネックの上の方のフレットがよその方に向いていました!
多分ボデイの方の歪みはひょっとしたらピックガードのせいかもしれません。

右足も太ももから下が変にねじれてました。

女とか豚とかベースが上手くミックスできてないんですね、相殺しているのと基本的な技術の問題なんだなと
ようやくきがつきました。

全然バランスの事とか考えず、無駄に画面を埋めてしまっていました。
修正点と今後の課題が見つけられました。
本当にありがとうございました。
574創る名無しに見る名無し:2011/10/09(日) 03:53:05.53 ID:PXHilHOn
>>568>>573
遅きに失したようなので、他の人が指摘していない点と、基本的な部分で勘違いしているような点についてだけ。
http://dl6.getuploader.com/g/6%7Csousaku/450/gt1.png
http://dl6.getuploader.com/g/6%7Csousaku/452/gt2.jpg
http://dl6.getuploader.com/g/6%7Csousaku/453/gt3.jpg
↑で指摘したことすべてに共通することとして、どうも対象の立体としての捉え方が弱いように感じられる。
各部を平面的にとらえて描いていくという描き方もあるが、貼られた絵を見る限りそういう描き方を指向しているようには思えないので。
575568:2011/10/09(日) 11:41:29.66 ID:uFbYWWDE
>>574

具体的な添削図で指摘していただきまして、本当にありがとうございます。
立体的に描いて行きたいという指向で絵を描いていますが、自分だけの視点だと
全く気付いていない箇所があったり、立体的なモノの捉え方がまだヌルいのだと
解りました。

上手く言葉にできないくらい感謝しております。マジに感激して今後の励みになりました。
ありがとうございました。絵を描くのはほんとに面白いです。
576創る名無しに見る名無し:2011/10/11(火) 20:46:45.77 ID:vss5BgSA
なあ、ちょっと聞きたい事があるんだがいいかな?
ココはドコで、アンタは誰だい? 
ちょっと頭が混乱してるみたいでよくわからないんだ。


ああ、じゃあやっぱりオレは死んだんだな。
天使に会うのは初めてだ。
オレの他には誰も居ないってのは不幸中の幸いってコトでイイのかな。


ついでにもう一つ。オレがオレで居られるのはあとどれぐらいだい?
へえ。ちょうどライヴ一回ぐらいだな。


最後にメッセージを届けたい人?
そりゃ沢山居るよ。バンドのメンバー、ガールフレンド、家族、それからファンの一人一人にだって出来るなら会ってキスでもしたいくらいさ。
でも、俺はロックシンガーだぜ。やっぱりライヴをやるよ。
それにオーディエンスはアンタだけじゃない。
歌いさえすれば、きっと誰かの耳に届くはずさ。
ワクワクするよ。世界中に向かってのライヴなんて、ビートルズやレッド・ツェッペリンでも出来なかったんだ。
セットリストはもう決めたよ。今のオレにピッタリの曲があるんだ。


────みんな。今までありがとう。コレが最後のライヴになっちまったけど、この声が一人でも多くの人に届くと俺は信じてる。
それじゃあオープニングナンバー、『Top Of The World』…………



スイスのバンド、GOTTHARDのヴォーカリストであるスティーヴ・リーが事故で亡くなって先日で一年が経ちました。
もう一年過ぎたんだなあなんて思ってたらふと浮かんできたので投下。
577創る名無しに見る名無し:2011/10/12(水) 03:40:41.82 ID:r9oJPin5
そういえばロニーも去年死んだんだよなぁ。レジェンド達はホントに爺さんばっかだ。あと150年は生きそうな奴もいるけど、シェンカーとか豆腐の門に頭ぶつけて病院に運ばれたとか言われてもなんか納得してしまいそうだ……。
578創る名無しに見る名無し:2011/10/14(金) 15:14:53.43 ID:KF35znZv
こんなんに描いてみました。
http://download2.getuploader.com/g/6%7Csousaku/457/UNBASSO5.jpg
579創る名無しに見る名無し:2011/10/14(金) 15:15:43.77 ID:KF35znZv
あげます
580創る名無しに見る名無し:2011/10/14(金) 16:34:20.27 ID:oej1qNKD
でかすぎ注意。
581創る名無しに見る名無し:2011/10/14(金) 22:12:42.20 ID:YspFW6MS
ちょっとわけらからないサイズ
DLサイズ4Mとか出てるのにまだ半分も表示されてない
なのに線画
なにこれこわい
582創る名無しに見る名無し:2011/10/14(金) 22:27:59.48 ID:YspFW6MS
動揺しすぎて日本語おかしくなってた
>>578はこんな絵

ウィンドウサイズ
http://ichigo-up.com/cgi/up2/oiu/xs28345.png

等倍
http://ichigo-up.com/cgi/up2/oiu/xs28346.png
583578:2011/10/14(金) 23:27:59.09 ID:tfz9i58x
すみません!
すみません!すみません!

サイズ調整してませんでした!orz

着色したときにはきちんとします。ごめんさない!
584創る名無しに見る名無し:2011/10/18(火) 01:20:27.72 ID:cztWF/1b
気がつけばいつの間にか朝はきていた

まずは顔を洗おうと部屋の扉を開けると、そこには人二人分位のスペースのあいた、レンガの壁にはさまれた長い長い階段が
一歩、二歩歩いて、壁やら床やらを触るとちゃんと質量がある
階段も本物
急いで部屋に戻ろうとするが扉が無い
パニックを起こすが、仕方のないので取りあえず上ってみる

すると一段一段上るごとに何故か幼少期から今までの記憶が溢れてくる
懐かしさか何かで泣きそうになる私、一段一段噛みしめるように上る

上り終わるとそこにはヨーロピアンな街角、誰もいない
灰色の空に灰色の街、無機質だけどどこか妖しくて、わからないけど心地よい怖さが溢れている
道はまっすぐに延びて、私はその道を歩く。空気が澄んでるのか何かすっきりした気持ちになる

すると、道は突然T字に割れ、私の前には洒落た、これまたヨーロピアンな小さな店が前に
綺麗な色をしている
灰色の家はどこまでも左右に並んでいた

宛もないので中に入ると、ターバンを巻いてピエロみたいな面を被っている20代くらいの男がいる
いらっしゃいとその男が言うから私は何故かお辞儀をする
ここは相談や愚痴、何でもいい、何かをただ聞くところです、貴女はどのような用件で、とその男が言う

いいんですか、と私が言うと、男は変わらない表情でニコリと笑い、頷く

じゃぁと私は息を吸い込む
次の瞬間には私はとにかく弾けたように愚痴から悩み、とにかく不安や不満などを全部言っていた
その男は何も言わず、ただ相槌を打ってくれる
何故かそれだけで気分が爽やかになり、ありがとうね、と礼を言って店を出ようとすると、その男はまた来て下さいと、面をつけて表情は分からないが、優しい声で言う
扉を開けたらそこは私の部屋だった

カーテンが風にそよぐ
今度の空は青かった



どうでしょうか
とあるスレに載せていましたがスレチと思い、創作向けに修正し、載せました
585創る名無しに見る名無し:2011/10/18(火) 02:33:32.34 ID:EVqB0LXw
1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. ONE 〜輝く季節へ〜 茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司のSS
茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司を主人公にして、
中学生時代の里村茜、柚木詩子、南条先生を攻略する OR 城島司ルート、城島司 帰還END(茜以外の
他のヒロインEND後なら大丈夫なのに。)
5. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
6. ファーランド サーガ1、ファーランド サーガ2
ファーランド シリーズ 歴代最高名作 RPG
7. MinDeaD BlooD 〜支配者の為の狂死曲〜
8. Phantom of Inferno
END.11 終わりなき悪夢(帰国end)後 玲二×美緒
9. 銀色-完全版-、朱
『銀色』『朱』に連なる 現代を 背景で 輪廻転生した久世がが通ってる学園に
ラッテが転校生,石切が先生である 石切×久世

SS予定は無いのでしょうか?
586創る名無しに見る名無し:2011/10/25(火) 23:35:50.24 ID:E7dlNKeM
587創る名無しに見る名無し:2011/10/26(水) 02:21:45.33 ID:J0tp29lx
なんだこれwwwwwwwwwwwwwww
588創る名無しに見る名無し:2011/10/26(水) 08:01:03.86 ID:ADZzZJU3
また懐かしいネタだなオイ
589創る名無しに見る名無し:2011/10/26(水) 08:43:03.73 ID:Jje0XAEj
創作なのか本気なのか解らない↓
974 最低人類0号 sage 2011/10/26(水) 04:36:34.36 ID:QYGP/MtD0
公文書偽装
偽装公文書行使
詐欺
こんなことする[朝鮮人山口]

で、ぶつを捨てて証拠隠滅して
俺は無罪無罪無罪無罪wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

検察庁、警視庁さーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンン
神奈川県警さ〜〜〜〜〜〜〜〜んん
告発するんでこのスレみたら連絡よろしく〜〜〜〜〜

590創る名無しに見る名無し:2011/10/26(水) 13:01:53.95 ID:tK63Fna2
二次裏wwwwwwwww
591初心者:2011/11/11(金) 01:14:49.72 ID:lxI5JPAn
http://www.nicovideo.jp/watch/sm16123472?user_nicorepo
二作品目ですよろしければ見ていってください
コメントしてくれるとありがたいです
長文失礼しました
592創る名無しに見る名無し:2011/11/11(金) 11:32:42.55 ID:0JcH/rQs
http://www.null-box.com/cgi-bin/so/No_27667.jpg

『スペース・ジャガー・サイボーグ』
メタルサイコー!!
593創る名無しに見る名無し
モズライトとかリッケンバッカー好きだなぁw