連続ドラマ小説「ニホンちゃん」37クール目

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12地鎮祭
ある日の下校途中での出来事。
チューゴ君、アメリー君、アサヒちゃんが最近ニホンちゃんのおうちに
巣を作った鳥のことについて話をしていました。

「最近、ニホンの家には珍しい鳥がいるアルな。
 よくはわからないが、たしかカモみたいな鳥だった」
「No!あれはチキンだよ!」
「サギじゃないの?」
「私はハトだと思ってたのに・・・・」

はてさて、どうしたことでしょう。
みんな同じ鳥を見たはずなのに、どうも意見が合いません。
ちなみにウヨ君はガンじゃないかと言っていました。

そこへ丁度、件の鳥がバサバサと音を立てて飛んできました。
鳥は「ルーピー!ルーピー!」と鳴くと、すぐに飛び去っていきました。

「・・・・どうやらアホウドリだったみたいだね」
「「「ああ、なるほど」」」