じゃじじゃーん どどどん!!
律「おーし、最後決まったし、今日は終わりにするかー」
澪「律は相変わらず走りすぎてたけどな……」
律「なんだとー!!」
紬「うふふ、さ、鍵締めますよ」
唯「ふぇー、ムギちゃん待ってよー。ギターが仕舞えないー」
梓「唯先輩、ギターのストラップ、引っかかってますって」
唯「あ、ほんとだ~、あずにゃんありがとー!!」
梓「あうう、そんな引っ付かないで下さい!」
律「今日からもう3月か~」
澪「そうだな」
紬「はやいですね~」
梓「部員増やさなきゃ……」
唯「あー、そうだ、ねぇねぇ皆!」
澪紬律梓「?」
唯「あのさ、今日、皆帰ったら時間あるかな……」
律「ん?私はあるけど」
澪「わ……私は今日は、ちょっと……」
紬「11時くらいまでなら……」
梓「私も、ムギ先輩と同じくらいなら……」
律「なんだよ?」
唯「じつはさー、正月に引いた、駅前の福引の当選番号見たら、プレステ3が当たってたんだー!」
澪「え?本当?凄いじゃないか、唯!」
梓「なんと言う強運・・・凄いですね、先輩!」
唯「えへへ~。それでね~、今まで出来なかったネットにも繋げたの!
だから、アドパで皆とお喋りできるかなって……」
律「お、そっか!!ヘッドセットも買ったのか!」
唯「うん!良くわかんなかったから、憂に教えてもらって……」
紬「……」
梓「プレステ3、家にもありますから、参加しますよ!でも久しぶりだな、起動するの」
律「携帯と違って、みんなで同時に喋れるのが面白いよな!ま、パソコンでも出来るけどさ、
私、パソコン苦手でさ……」
唯「私もー、でもゲームだと簡単だし!」
梓「自分のお部屋に居ながら先輩達と話するの、なんかわくわくします!」
唯「でしょでしょー!あずにゃん、わかってるねー!」
律「高校生だし、深夜に集まるなんて無理だからな!おし、弟のプレステ3
借りて、私も参加するよ!」
唯「澪ちゃんは駄目なのか……淋しいな~」
澪「あ、うん……。又今度参加するよ、ごめんな、唯」
唯「あ、ムギちゃんは??」
紬「へ?ぷ、プリンセス3なら家にあるから、さ、参加するわ!」
梓「ぷりんせす?」
紬「え・・えと、プリンプリン3だったっけ……」
律「プレステ3だろ、てかさ、ムギ、ゲームなんかするの?」
紬「や、やるわよ、私だって!」
梓「紬先輩、どんなゲームやるんですか?」
紬「えーと……あれよ、いっきとか」
唯「へ?どんなゲームなの、それ」
紬「えと、間違えたわ、あれよ。えーとシェンムーとか」
澪「それはドリキャスだろ」
律「怪しいな、ムギ。ほんとにプレステ3あるのか?」
紬「あ、あるわ!あるから私も参加する!」
唯「うん、楽しみにしてるよ!じゃ、今日アドパで部屋作るから出来たらメールするね!」
律「楽しみにしてるよ」
梓「待ってます!」
紬「わ、私も!」
澪「……」
唯「うん、じゃ、あとでねー!!」
と言う訳で、皆それぞれ家に帰りました! by唯(キリッ
唯宅
唯「ぷれすてー、ぷれすてー!よし、このボタンを…ぽちっとな!」
唯「おお~、最新型は凄いね!大きさもスリムになったし……」
憂「お姉ちゃん、ゲームするの?」
唯「うーうん、お喋りするんだ!」
憂「あ、アドホックパーティね。やり方わかる?」
唯「分からなくなったら教えてー!」
憂「やれやれ……」
律宅
律「と、言う訳で、プレステ借りるぞ!」
律「いいけど、姉ちゃん、データ弄るなよ!汗と涙と苦労の結晶だし、
バックアップとって無いんだからな!」
律「アドパするだけだから心配ないよ。しかし、これ、結構重いな……」
律「今のは軽そうだけどな。初期型だから仕方ないよ」
律「今のは薄いんだっけ?ま、これはこれでまだ使えるんだから我慢だな。
じゃ、終わったら返すよ」
律「うん」
梓宅
梓「えーと、久しぶりだなー、これ起動するの。暫らく動かしてないから、
アップデートになるんだろうな……唯先輩からメール来る前にセッティング
しなきゃ!」
梓「あ、その前にまず、コントローラーの電源の残りがあるかな……」
紬宅
紬「斉藤!ちょっとすぐ来て!」
斉藤「なんでしょうか、お嬢様」
紬「あれよ、ゲーム機を買ってきてネットにつなげて欲しいのよ!」
斉藤「ゲーム……かしこまりました、お嬢様。して、どのゲームを?」
紬「えーと……」
紬「(しまった!名前をメモするの忘れた……なんだっけ?プ……プレーリードッグ???)」
斉藤「お嬢様、今はこのようなゲーム機が販売されておりますが……」
紬「三種類あるのね、えーと……」
斉藤「お嬢様、ネットといえば、あの白いディスクの音が五月蝿いゲーム機ならネットに繋げているはずですが?」
紬「あ、あれは駄目なのよ。内蔵電池切れてるし、そもそもネットが違うし」
斉藤「左様ですか、私にはどれも同じように見えますが……」
「(しまったなぁ、今更唯ちゃんに聞けないし。でもネットできるんだから……これかな?」
斉藤「どうしますか、お嬢様」
紬「斉藤、これを買ってきて!そしてすぐにつなげて欲しいの!」
斉藤「かしこまりました、それで、いつまでにすれば……」
紬「今夜よ!唯ちゃんからメールが来るまでに!」
斉藤「なんと!今日ですか……うむむ、しかし、お嬢様がお困りとあらば、斉藤、すぐに店に向かいます!」
紬「お願いよ、斉藤!」
斉藤「このえっくすぼっくす三百六十でよろしいのですね?」
紬「ええ、それよ!お願いね!」
斉藤「かしこまりました。もし斉藤が帰る前にメールが来たら、上手く引き伸ばしてください、では!」
紬「ごねんね、斉藤。まってるわね!」
紬「(……何年かぶりに我侭言っちゃった……ごめんね、斉藤。でも、私だって皆とお話したいの……)」
澪宅
澪「えーと、エフ……」
唯宅
唯「よーし、何処に部屋を作ろうかな~、ま、どこでもいいや」
唯「あはは、この人型、可愛いな!」
唯「よしっと。一応、部屋を閉じておいてと……憂、これでいいのかな?」
憂「そうそう。あとは先輩と梓ちゃんにメールだね!」
唯「うふふ、楽しみだな~」
律宅
律「よし、準備完了っと。では、スイッチオーン!ぽちっとな!」
ぴぴぴぴぴ
律「ん?何か変だぞ・・・もう一度再起動だ!」
律「ありゃ、エラー8001050Fって何だよこれ、壊れてるじゃん」
律「おーい、聡ー、だめじゃん、大事に使わなきゃ」
聡「へ?」
律「ゲーム、壊れてるよ エラーとかって出て来た エラー8001050Fだって」
聡「エラー8001050Fだって! あああああ!何てことすんだよ姉ちゃん!」
律「わ、私じゃないよ!私は聡が繋げてくれたのに、電源入れただけだよ!」
聡「これ、基盤壊れたってエラーなんだよ!見せてみてよ」
律「そうなのか?」
聡「うわー……駄目だ、日付がおかしくなってる」
律「ありゃ、元旦になってる。あけましておめでとう!」
聡「酷いよ姉ちゃん、おめでたくないよ……あ、ゲームが起動しない!
は、破損データ……、ト、トロフィーも……うわぁぁぁぁー!!」
律「おい、聡、落ち着けよ!」
梓宅
梓「それじゃ、スイッチオン!」
梓「あれ?なんだろう、エラー8001050F?」
梓「ああ、カスタムテーマまで壊れちゃってる!何でよりによってこのタイミングで!!」
梓「折角、唯先輩とお話できると思ったのに……日にちもおかしいや」
梓「このエラー、何だろう?まずはネットで調べてみようかな?」
梓「う……なんだかアクセスが重いよ。これじゃ調べられないよう……」
澪宅
澪「エフ……」
紬宅
斉藤「お嬢様、お待たせいたしました!」
紬「斉藤!ありがとう、大変だったでしょう……」
斉藤「ははは、なに、お嬢様の為ならこの斉藤、何処でも行きますよ!
ですが……お嬢様、一つ問題が」
紬「何?」
斉藤「いえ、店が時間が時間で閉まっておりまして、開いていた店も中古しか在庫が無く……
中古となってしまいました」
紬「中古……そうですか、でも動けば構いません。早速接続を!」
斉藤「かしこまりました、お嬢様」
律宅
聡「うわー、駄目だ。データーが壊れてるし、いくら日付を治しても
正確な日付にならない……」
律「ごめんな、聡。私、本当に電源を入れただけなんだよ……」
聡「うん、姉ちゃんを信じるよ、取り乱して悪かった。バックアップ取らなかった俺が悪いんだ。
一応、初期化してみるよ。これで治るかもしれないし」
律「そ、そうなのか?でもデータ消えちゃうぞ?」
聡「うううう……姉ちゃん、それは言わない約束だろ……」
津「そ、そうだな。(てか、ゲームもいいけど勉強もしろよな……人の事は言えないけど)」
聡「さよなら……俺の戦果の証、さよなら……俺の勲章」
律「大げさだな!それより、そろそろネット繋げたいからサクサク初期化してよ」
ピッ
聡「あああああああ!ひどいよ!せめて初期化のスイッチは俺が押したったのに!!」
律「ごめんごめん……」
梓宅
梓「うーん、やっぱり駄目。他のサイトで検索を……
ん?うるう年のバグ?あらら……私のも旧型だ。今日は電源を落として
明日立ち上げてみるしかないかな」
梓「バックアップがあるし、少し様子見かな。お喋りできないのは悲しいけど
ネットも繋げられないんじゃなぁ……」
紬宅
斉藤「よし、出来ましたよ、お嬢様」
紬「有難う、斉藤!では早速電源を……あら???」
斉藤「ど、どうしましたお嬢様?」
紬「斉藤、これ、なんかおかしいわ」
斉藤「ほほう、スイッチが赤く光ってますな。これは……
お待ちください、少し調べてまいります」
紬「お願いよ、斉藤。唯ちゃんからメールが来ちゃうわ」
斉藤「む……斉藤、一生の不覚!お嬢様、このえっくすぼっくすは壊れております」
紬「なんですって!今日買ったばかりで……あ!!!」
斉藤「済みません、お嬢様、中古品でした故……すぐに店に行き、交換致します!」
紬「いえ、いいわ、もう間に合わないし、その店も閉まるでしょう、ご苦労でした斉藤」
斉藤「うううううう申し訳ありません、お嬢様。……斉藤、切腹いたします」
紬「介錯は逆刃刀でいいかしら?」
斉藤「お嬢様、せめてジョークで返してください!!!!!!!」
紬「(折角のお話タイムだったのに……悲しい……)」
唯宅
唯「よし!メールもしたし、楽しみだな~早く来ないかな~」
ヴィーヴィー
唯「ほえ?メールだ。誰だろ?」
唯「律っちゃん?ムギちゃん、あずにゃんまで??」
憂「どうしたの、お姉ちゃん」
唯「憂~、私嫌われてるんだよ、うわぁぁ~ん」
憂「ちょっと、どうしたの、お姉ちゃん!しっかりして!」
唯「だってだって!家のプレステはこんなに元気なのに、皆急に壊れたって言うんだよ、
私とお話したくないんだよぅ~えーん……電話もしにくいよ……」
憂「え?そんな……お姉ちゃん、メール見てもいい?」
唯「グスングスン……いいよ……」
fromりっちゃん
ごめん!
何か家のプレステ壊れちゃったんだ。エラーとか言うの。
弟が半狂乱だよ。初期化?したけど駄目みたい。だから今日は参加できないよ、
ごめんね。
fromあずにゃん
唯先輩へ
唯先輩、こんばんわ!楽しみにしていたんですけど、エラーがでて
プレステ3が動きません。ネットも繋がらなくて。どうしてこんなことに
なっちゃったんだろう……悲しいです。他の先輩方にもメールしておきます。
ごめんなさい。
fromムギちゃん
今日はごめんなさい。ゲーム機が壊れてしまって。
頑張ったんだけど今日は無理みたいです。
ごめんなさい。また誘ってね!
憂「うーん」
唯「酷いよ酷いよ……」
憂「よしよし、泣かないでお姉ちゃん。でも、これ何かおかしいよ。
本当に故障したのかもしれないよ。ちょっと調べてあげるから待ってて」
唯「うん……」
澪宅
澪「エフ……何人たりとも、おらの前を走らせないってあったなぁ」
唯宅
憂「お姉ちゃん、安心して。どうやら本当に壊れたみたいだよ」
唯「本当なの??」
憂「うん、うるう年のバグみたい。今日を2月29日と勘違いしてるんだね。
先輩方のプレステ3は多分、旧型だと思うよ。お姉ちゃんは新型でしょ、
旧型で起るトラブルみたい」
唯「ほ、本当だ。こんな事もあるんだ……良かった、嫌われてると思ったから……」
憂「大丈夫だから、電話してみて。」
唯「うん!」
ぴぴぴぴぴ・・・
律「ほーい、あ、唯。ごめん、なんかさーエラー8001050F
とか言うのがでてさ。うん、日付も元日になってて。うん、
え?古い奴だよ、家のは。発売当時に買った奴。うん。
弟が初期化して、セーブデータが真っ白け。凄い落ち込んでるよ。
うん、うん。あ、唯の所のは大丈夫なんだ。新型はいいやね~。
うん、ごめんね。修理に出すとか言ってるからさ。うん。
え?バグ?あー、そうなんだ。うん、分かった、伝えとく。
唯、ごめんね?うん。じゃ、明日ね!」
ぴろぴろりん
梓「あ、唯先輩!聞いてくださいよ、家のプレステ、壊れちゃって。
え?エラー?家は弄らないですぐ電源落としたんですけど。ええ、あ、日付はおかしかった
ですね。セーブ?あ、それはバックアップが…あ、えと、つまり、控えが取ってあるんで。
ええ、そうです。今日、楽しみだったんですけど……あ、古いんですよ、家のプレステ3。
ええ、あ?律先輩のもですか?あらら……。ええ、なんか、明日には直るみたいです。
はい。御免なさい、先輩。又誘って下さい!はい!それじゃ、お休みなさい……」
ぴぴっぴぷー
紬「あ、唯ちゃん。ごめんね、家のゲーム機、壊れちゃったの。
赤いランプが点いてて。え?え…ええ、そうそう!バグなの。
うん。え?古いといえば古いかな……ち、中古なの。
うん。やっぱり海外メーカーは駄目ね。椎茸みたいなマーク
で。外見は白くて綺麗だけど。え?日本製?え?黒?黒い色??
あ……あれ、電波が…あれ?ゆ、唯ちゃん、聞こえないから切るわね。」ぴっ
斉藤「お嬢様、お屋敷内はバリ3ですが」
紬「斉藤、この箱はすぐ売ってきて下さい。」
斉藤「は?もう不要ですか?」
紬「ええ。それでプレステ3と言うのを買ってきて下さい。
明日でいいですから。」
斉藤「畏まりました。では、箱は売却します。」
紬「(危なかった……なんか分からないけど、結果オーライみたいね!)」
唯宅
唯「憂の言う通りで、何かみんなおかしいみたいだよ。良かった。
私、嫌われてるんじゃなかった。皆を信頼出来ないなんて、駄目だね」
憂「仕方ないよ、お姉ちゃん。世界的にも大騒ぎみたいだよ。」
唯「うー、そうなの。ま、いいや、今日はもう寝ようっと。」
憂「お姉ちゃん、アイス食べたんだからちゃんと歯を磨いてね!」
唯「はーい」
憂「(さすがだわ……こんなタイマーを仕込むとは恐ろしい……)」
澪宅
澪「疲れてきたよ……」
そんなこんなで翌日になりました!By唯(キリッ
律「おーす、唯、昨日はごめんな」
唯「仕方ないよ、律っちゃん。それにしてもゲーム機
も大変だよね うるう年が分からなくなるなんて」
梓「私はバックアップとってて、無事に復帰できそうですけど、律先輩の所は、
初期化しちゃったんですか?」
律「うん。弟が死んだような目をしてた」
唯「ムギちゃんとこも、大変だったね~」
紬「え、ええ。そ、そうね」
律「ところで、澪は?」
唯「あ、澪ちゃんなら、腱鞘炎で病院に行くって言ってたよ~指がおかしいって」
梓「腱鞘炎?練習しすぎたのかなぁ。澪先輩」
律「澪がいないんじゃ仕方ないか。今日はゲーム談義でもするか!」
梓「あ、ところで紬先輩の言ってたシェンムーってゲーム、プレステ3では無いみたいなんですけど、
海外のゲームですか?一揆って言うのもないんですけど」
紬「こ、紅茶入れてくるわね~」
律「梓、もう許してやれよ」
おはり
こんばんわ!皆さんの所はどうですか?家は何とか平気です。二期楽しみですよね!
ではでは、良い夢を!
28 :
創る名無しに見る名無し:2010/03/06(土) 05:52:27 ID:Ip0YZ9oa
誰か支援してやれよw
乙でした。
あなたの支援がとても嬉しいです、感謝致します。
旬なお話は鮮度が第一かなと思い、3月2日に書いたのですが、なぜか書き込めず
今日になりました。
もう一本ぐらい書くかもしれないので、お暇なら眺めてくださいませ。
少しくらいは退屈な時間がまぎれるかもしれません。有難うございます。
30 :
創る名無しに見る名無し:2010/03/06(土) 10:59:21 ID:s7XzQLHK
こんなのマジであるのか?こぇぇな
ていうか紬ひでぇwww
第二幕
ゆううつ!
ぎゃーん、っぎゃんぎゃん
唯「違うよ~、あずにゃん。こう、此処のリフでネックを上げ下げするんだよ。そうそう!。」
梓「唯先輩~。何か恥ずかしいですよこれ・・。」
澪「あれ、二人とも早いね。」
梓「あ、澪先輩!。」
唯「澪ちゃん!。」
澪「?二人とも何してるんだ?。」
梓「聞いてくださいよ、澪先輩。唯先輩ってば、ギターソロのところで・・・。」
澪「?。」
梓「ネックバンキングしようって言うんです。」
澪「!!!!。」
唯「んとねー、この前、律っちゃんから借りたPVのDVDを借りたら、何かかっこよくてさぁー。」
唯「二人でソロの時に揃ってやったら、きっと決まると思ったんだよ~。」
澪「ああ・・まぁ、そう言うパフォーマンスもいいかもな、うん。」
梓「澪先輩も・・・・・あっ・・・・・。」
唯「あ・・・・あずにゃん・・・。」
澪「あ・・・・はは、私はレフティだから。揃わないもんな。二人ですればいいじゃないか。
きっとかっこいいと思うよ・・。」
唯梓「・・・・・・。」
律「おいーっす。なんだ、もう練習始めてんの?気合入ってるね~。」
紬「あらあら、じゃ早速合わせましょうか。」
唯「おおー!!じゃあ、あずにゃん、さっきのタイミングでね!。」
梓「ええ~・・・本当にやるんですか??。」
律「?何だよ、二人して。」
唯「えへへ~。まぁ見ててよ律っちゃん!。」
律「?じゃ、行くぞー、ワンツースリ―フォっ!。」
どんだだどんだだ・・・
唯「(よーし、ギターソロ、行くよ、ギー太!、あずにゃん!。)」チラッ
梓「(恥ずかしいなぁ・・・でも、えーい、やっちゃえ!。)」
ぎゃーん、っぎゃんぎゃん
律「!」
唯「(まぁ!。)」
澪「(・・・・・。)」
じゃーん、どどん!
律「おいおい、何だよ二人ともー。カッコいいじゃん、いいじゃん!。」
紬「ぴったり合ってましたよ!素敵~!。」
唯「でしょでしょー!ねー、やって良かったでしょ、あずにゃん!!。」ニパー
梓「・・え。えぇ、ま、まぁまぁじゃないですかね。」
唯「もうー、あずにゃんったら、照 れ 屋 さ ん !。」スリスリ
梓「もう、引っ付かないで下さい!。」
律「いやいや、でも、いい感じだったよ!ステージのアクセントにもなるしさ、いいんじゃないかな!。」
唯「でしょ!律っちゃん隊員のDVD参考にしてみたの。」
律「!おお、あれか!早速取り入れたんだな!。」
唯「まぁ・・後は、あずにゃんが良いって言ってくれれば・・・演奏会でやってみたいかなー、なんて・・・。」チラ
梓「!・・べ、別に私は・・いいですよ!唯先輩がやろうというなら、やりましょう。」
紬「梓ちゃん、素直じゃないのね~。」
梓「に、にゃ!・・・。」
律「あははは、梓もまんざらじゃなさそうだしな!いいんじゃない!是非入れようよ!。」
澪「・・・・・・。」
澪「(いいなぁ・・・唯と梓。)」
澪「(私も、歌以外ならいろいろやってみたいんだけどな・・・でも私、左だから、
一緒にネックを上げ下げしても決まらないよな・・・。)」
ぼっ、ぼぼ~・・ん
澪「!あぁ!。」
どんどど・・・だだん。
律「おいおい、み~お~。何ミスってんだよ~。」
紬「澪ちゃん、珍しいですね~。」
澪「!!あ・・ご、ごめん。ちょっと手元が・・・。」
澪「ご、ごめん。もう一回、・・・やろう。」
律「ん~。じゃ、もいっかい、2フレーズ目からね!。」
どんだだどんだだ・・
澪「(まずいまずい!余計な事考えちゃ駄目だ!集中集中!・・・。」
律「ストップ、ストーップ!。」
どどん!
澪「?律、なんだよ?。」
律「澪!今日おかしいぞ!全然弾けてないじゃんか!。」
紬「・・・・・。」
唯「・・澪ちゃん・・・。」
梓「・・・。」
律「澪、そこ、フレーズ変えるんじゃなかったのかよ!。2フレーズ目って言ったじゃん。」
澪「?・・・あ!。」
律「あ!じゃないよ・・・如何したんだよ、澪。らしくないよ・・。」
澪「あう・・ご、ごめん・・・その・・・。」
紬「・・まぁまぁ、少し休憩にしない?今日はシュ―クリームなの!。」
唯「わーい、おやつおやつ~!。」
律「現金なやつだな、唯。」
こぽぽぽぽ・・・
律「ずずー。」
唯「ちびちび」
澪「こくこく」
梓「くぴくぴ」
律「まぁさー。唯もアクション入れれる位、余裕もって弾けるようになった訳だ。
感慨深いな。」
唯「ん~。でもまだまだだよ~。あずにゃんに教えて貰ってるし・・・。」
梓「でもいいと思いますよ、先輩。」
紬「ええ、とっても。」
澪「・・・・・。」
がたっ
律「?澪、どったの?。」
澪「わ・・悪い、ちょっと用事思い出した・・・今日は先に、帰るよ・・。」
唯「えー!えー!澪ちゃんだけずるーいー!。」
律「澪、具合でも悪いのか?。」
澪「い、いや、そうじゃないけど。ごめん、明日は自主練しておくから。じゃあ・・・。」
がちゃん。
律「?なんだあいつ・・・。」
紬「・・・・・シュークリーム、美味しくなかったのかなぁ・・。」ショボーン
律「(・・・澪の奴、殆ど食べて無いじゃん・・・・。)。」
律「ま、さ。取り敢えず残りのパート、一通り合わせてみるか!。」
梓「はい!。」
唯「えー、律っちゃん、今日はもう終わりにしようよ~。」
律「駄目だ、唯。唯は一つ覚えると一つ忘れちゃうんだから。通しでしっかりマスターしないと、
ギターソロ、梓と合わなくなるぞ!。」
唯「おおぅ、それはまずいよね!よーし、頑張る~!!。」
梓「もう、先輩、意気込みだけじゃ駄目ですよ!。」
紬「うふふふ・・・。二人とも息ぴったりですね。羨ましい・・・。」
律「(・・・・澪・・・・。)」
翌日
唯「あ~!!ムギちゃん、それー!!。」
梓「紬先輩、そのキーボード・・・。」
紬「うふふ、私もね、持ってたの!ショルダーキーボード!。」
唯「じゃさ、ムギちゃんも一緒にやろーよ!!。」
紬「ええ、そのつもりで。」
律「(・・・・ムギ、空気読めよ~・・・・澪がいじけちゃうじゃん・・・。)」
紬「?律ちゃん、どうしたの?険しい顔して・・・。」
律「(まぁ、ムギは天然だからなぁ・・他意はないんだろうな~。)」
梓「三人であわせるのって、何か凄いですね!わくわくします!!。」
唯「よーし、早速練習しようー!。」
紬梓「おー!。」
がちゃ
澪「ごめん、遅れた・・・・・。」
紬「あ、澪ちゃん!。」
澪「あ・・・ムギ、それ・・・・・。」
律「(あーあ・・・・澪、顔に出ちゃうからなぁ・・・。)」
紬「?。」
唯「澪ちゃん、ムギちゃんも一緒にソロパートできるように持ってきたんだよ~。」
澪「あ・・・・ああ、そうだな・・・それだと三人で出来るもんな・・・。」
律「(ほーれ。テンション落ちてきた・・・・。)」
律「でもさ、ムギ。横置きで練習してて、いきなりハンディで出来るのか?。」
紬「昨日練習したの!寝たのは今朝の4時!。」
律「(なんでそんなに気合入れちゃうんだよ、ムギ~・・・。)」
律「ああ、そうなんだ。じゃ、通しであわせるか。ムギ、それで合わないようなら横置きに戻すしかないぞ。」
紬「望むところよ、律っちゃん!。」
唯「おお~。やる気まんまんだー!。」
律「(やれやれ・・・・。)よーし、いくぞ、ワンツースリーフォ!。」
どんだだどんだだ・・・
律「(ぼちぼちか~。合うかな?ムギ。)」
ぎゃーん、っぎゃんぎゃん
澪「!!。」
律「(流石だな、ムギ。ばっちりだ。)。」
じゃーん、どどん!
唯「いえーい!!。」
梓「紬先輩、凄いです、キーボード、ばっちりじゃないですか!。」
紬「ええ。ちょっと自信なかったんだけど・・・・良かった!。」
律「いやぁ・・・やるな、ムギ。じゃ、これで行こうぜ!。」
紬「ええ!。」
澪「・・・・・・・。」
律「み、澪・・・いいよな、これで。」
澪「・・・何だよ、良いに決まってるだろ。軽音部の部長が良いって言ってるんだから・・・。」
紬「・・・・あ!!。」
唯梓「?」
律「(・・・ムギ・・・今気が付いたか・・・。)」
紬「あ。律っちゃん、あの、私・・・・・。」
律「・・・。」
紬「やっぱり、いつものキーボードで演奏するわ。」
唯「え~。なんでなんでー!!ムギちゃんもやろうよー!!。」
梓「(しまった・・・・私も浮かれてた!この曲・・・澪先輩が独りぼっちになっちゃう・・・。)」
梓「あ、唯先輩!これ、やっぱ辞めましょうよ、恥ずかしいし。」
唯「ええ~!なんであずにゃんまで!さっきあんなにばっり決まったじゃない!。」
律「(・・・ま、確かに。さっきのは三人とも、ばっちり合ってたなぁ~。唯も天然だからな。)」
澪「いいんだよ、ムギ。梓。遠慮しなくて。私は、自分の演奏で精一杯だからさ。」
唯「あ!。」
律「(唯・・・・遅いけど一応気が付いたか・・・。)」
唯「あ・・・あの~。私も、やめようかな、これ。」
紬梓「・・・・・・・。」
澪「いいって言ってんだろ!なんで遠慮するんだよ!私は気にしないよ。」
唯「み、澪ちゃん・・。」
澪「気を使われたら、もっと惨めになるからさ、唯。やろう!三人でさ。」
唯「・・・・みおちゃん・・・・・・。」ショボーン
律「(うう・・やばいな。空気が重い。ま、唯も良かれと思って提案したんだし・・・
唯にとっちゃ、進歩だよ。それにすぐ合わせる事の出来る梓のスキル、ムギの努力、流石だよ。)」
律「(でもなぁ・・澪・・・・・。)」
翌日
律「おいーっす!。」
紬「あ、律っちゃん。」
唯「あのね・・・律ちゃん・・・澪ちゃんが・・。」
律「?。」
梓「練習、休むって・・・・用事があるからって。」
律「(あらら・・澪の奴・・・。)」
唯「律っちゃんどうしよう、私の所為だよね・・・。」ショボーン
律「いや~、そんな事無いだろ。ま、取り敢えず、通しでチェックするか。」
紬「澪ちゃん無しで?。」
律「ん~・・・ま、日にちないし。取り敢えずね。」
梓「・・・・・。」
楽器店
うぃーん
店員「いらっしゃいませー。」
澪「あ、あの・・・。」
店員「あ、これは紬お嬢様のお友達の!。先日はどうも。」
澪「あ・・どうも・・。」
店員「レフティフェア、近々、またやりますから是非ご来店なさってくださいね!。」
澪「あ・・いや、あの~・・。」
店員「え?今からですか?。」
澪「ええ、一曲だけで良いんですが・・・。」
店員「それでこの前、お見えになってたんですか・・・。ううーん、弦を逆に張り替えるとかして弾いている方もいますが・・・・
レフティの方がむしろかっこいいですし・・・・無理に右にする事も・・・。」
澪「一曲だけでも、右で演奏してみたいんです!。」
店員「確かに、レフティであれだけ弾けている訳ですから、練習次第ではいけると
思いますが、負担も大きいですよ。演奏会はいつなんですか?。」
澪「一週間後なんですけど。」
店員「うう~ん、かなり厳しいですね。あまりお勧めできないですけど・・・。」
澪「・・・・。」
店員「えーと、で、ベースの費用は・・どの位をお考えですか?。」
澪「!!!!!。」
うぃーん
澪「(ああ・・・馬鹿だ私。何やってるんだろう・・・・。)」トボトボ
澪「(私もネックバンキングして見たいな。三人揃って。・・でも無理か・・。)」
澪「(思い付きで部活休んで、楽器店なんか来て。今更右のベースなんて買えるわけもないし。
こんなんじゃ、部室で練習してた方がましだったじゃないか・・・私の馬鹿馬鹿馬鹿!!。)」シュン
律「みーお~。」
澪「ひっ!!。」
律「用事って、な~に~?。」
澪「あっと・・・え~っと・・てか、律!何でこんなトコにいるんだよ!練習どうしたんだ!。」
律「・・・・澪がいないから一曲やって、切り上げた。」
澪「な!なんでだよ!演奏会もうすぐなのに!。」
律「澪がいないと・・・気合・・入んないよ・・・。」
澪「・・・律・・・。」
律「・・・・澪、どうせ用事ないんだろ?たまには二人きりでお茶していかない?。」
澪「・・・・・・・・・・うん・・・・・・。」
いい感じの喫茶店
律「此処のケーキセット、美味いんだぜ~。」
澪「へぇ・・・・あ、本当だ。おいし・・・。」
律「へへ~、軽音部の皆にも内緒の、私だけの穴場なんだ。」
澪「そうなのか?。」
律「澪は特別。」
澪「・・・あ、ありがと・・。」
律「澪も唯達とあわせたいんだ。」
澪「!!」
律「左でも合わなくないけど、向きが違うからなぁ。今から右にするのは厳しいと思うぜ。」
澪「・・・どうして、それを・・。」
律「なんだ、あたりか。」
澪「・・あ!。」
律「澪、あっさり引っかかりすぎだよ。」
澪「なんか・・・ほら、左利きって、いろいろ大変だろ?私だって
皆と楽器店でわいわい言いながら見てみたいよ。でも、私の使える楽器なんて無いもん。」
律「・・・。」
澪「いつも思ってた。右で弾けたらなって。それで・・・唯と梓見てたら・・・そしてムギまで
・・・・で、いつもの思いがこう・・募って・・・・で、居ても立ってもいられなくって・・・・・・。」
律「澪らしいかな、そういうの。でも、私はどうするのさ?。」
澪「・・・・。」
律「ドラマーって、絶対フロントには出て行けないんだぜ。皆が可愛く演奏したり、歌ったりするのを
後ろから眺めるだけ。」
澪「・・・。」
律「でも、私はドラムが好きさ。皆を後ろから見守るのも好き。私は、私が出来ることを、出来る場所で頑張る。
まぁ、それしか出来ないしね。」
澪「・・・。」
律「澪には可能性があるから、右にするならそれもいいさ。でもね・・。」
澪「・・・・。」
律「私、澪が右弾きになったら困るな。」
澪「?なんでだよ。」
律「後ろでドラム叩いてるとさ、レフティのベースのネックが、右方向に見えるじゃん。」
澪「?うん。」
律「澪のさ、ベースのネックの動きって、リズムに合わせて動いてるんだ。」
澪「?そうか?。」
律「それ見てさ、あ、少しドラム走ってるかな~って、分かるんだ。で、調整したりして。」
澪「・・・・。」
律「あと・・うん、澪が、其処に居てくれてるって言うか。澪が頑張って演奏してるなってのが
判る気がして、嬉しいんだよ。」
澪「・・・・律。」
律「澪が右弾きになったら、唯とか梓とポジションがかぶるだろ、ネックが見えにくくて嫌だな~・・なんてね!。」
澪「・・・・。」
律「澪は澪のままでいいじゃん。」
澪「・・・・うん・・・・。」
律「左で演奏する澪は・・・かっこいいぞ・・・。」
澪「!な、何だよ、律、気持ち悪いなぁ・・。」
律「・・えへへ~・・。ま、私が言いたいのはそれだけ。」
澪「・・・律・・・。」
律「明日、来るよね?唯達、心配してるぜ。」
澪「うん・・・行く。」
律「待ってるからな。」
澪「・・うん。」
クテク
律「澪、唯さ、成長したよな。最初はカスタネットとか言ってたんだぜ。うんたんうんたんって。」
澪「ああ、そうだな。めきめき上達してるよ。」
律「澪のお陰だと思うよ。」
澪「いや、梓だろ。」
律「今はそうかも。でも、梓の来る前の一年間、基礎を教わったのは澪からだろ?
それがあるから、今の唯があるんだよ。だから、澪のおかげ。」
澪「そうかな・・・。」
律「澪が嫌な奴で、教えるの下手だったらこうはいかなかったさ。」
澪「・・・・。」
律「私もギターやればよかった。」
澪「え?。」
律「・・・何でもないよ!じゃな、明日!。」
澪「・・・・うん・・・。」
翌日
澪「皆、昨日はごめんな。」
唯「あ・・澪ちゃん!。」
梓「澪先輩・・・。」
紬「澪ちゃん。」
澪「あれ?ムギ、キーボードどうしたんだ?。」
紬「あれは・・ち、調子が悪くなって・・・。」
澪「ムギ、変な気を使うなよ。私、あの三人の揃うの、ステージで見れるの凄い楽しみなんだ。」
唯紬梓「・・・・・。」
澪「唯が、軽音部の為に考えてくれた。とっても嬉しいよ。そして梓もムギも応えてくれてるんだ、
凄い良い事だよ。逆に、私に気を使って辞めにするなんてされたら、私の心が苦しいよ。だから、
やろう!今度の演奏会、きっと大成功するよ!。」
唯「グスン・・エグエグッ・・・・。み・・おちゃ・・ごめんなさい・・・・私。」
澪「馬鹿、唯。泣くことあるか。泣くなよ。」
梓「唯先輩・・・。」
紬「唯ちゃん・・。」
澪「昨日さ、軽音部結成の時の事思い出してた。ムギが来てくれて、唯が来てくれて。最初は
どうなるかと思った。でも、最後には素敵な演奏が出来た。唯はギターを全然理解してなかった。
それがこんなに上手くなって。私はさ、凄い嬉しいんだよ。」
唯「・・みおちゃ・・・。」
澪「ちゃんと合わせて、素敵な演奏会にしよう!。」
唯「・・・うん・・。」
梓「はい!。」
紬「そうね、頑張ろう!。」
がちゃ
律「おいーっす!盛り上がってるところ悪いんだけど・・・・。」
唯澪紬「律っちゃん!。」
梓「律先輩!。」
律「講堂使用許可書、また出し忘れてた・・・・。」
唯澪紬梓「!!!!!!!。」
律「ごめんね!って事で、梓!至急書いてくれ!。・・・ん?・・澪さん?
その震える拳は・・・。」
澪「こーのー馬ー鹿ー律ー!!!!!。」
ぼくしっ
演奏会当日
唯「うわぁ・・・なんか緊張してきちゃった。」
梓「ゆ、唯先輩、落ち着いて・・・あれ、やるんでしょ?。」
紬「そうよ、唯ちゃんがリードして付いていくんだから。しっかり!。」
唯「ううう~・・頑張る!。」
澪「最後のリハも完璧だから、問題ないよ!。」
唯「澪ちゃん・・・ありがと。」
澪「・・・律。」
律「ん?。」
澪「行くぞ!。」
律「ん・・・よーし、皆、気合入れてくぞ!。」
唯澪紬梓「おー!!!。」
わーわー、ひゅーひゅー
唯「こ、こんにちわ!放課後ティータイムです!!。」
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
「ふぇ~。おわったぁ!。」
梓「やりましたね、唯先輩!!。」
紬「上手く弾けたわ!。」
律「皆ばっちり決まってたな!大成功だ!!。」
澪「今回はアクシデント無くてよかった・・・・。」
律「サービス不足だったんじゃないか~澪~。」
澪「う、五月蝿いな!。」
澪「(・・・律、ありがと。律は嘘が下手だな。私、ネックはなるべく固定して演奏するから、
私のネックの動き見てリズム調整なんて有り得ないよ・・。)」
澪「(・・・でも、律の優しい嘘、嬉しかったな・・・・。)」
澪「律!。」
律「ん?。」
澪「うそつき。」
律「・・・・へへへ。でも、他は本当の事だから!。」
澪「・・・・馬鹿律・・・・ありがと!。」
おしまい
58 :
創る名無しに見る名無し:2010/03/06(土) 18:26:32 ID:s7XzQLHK
また澪ぼっち回かと思ったけど安心した!乙
見てくれてる方いらっしゃるんですね。嬉しいっす!
もう少しやりたいのあるので、もう後は死ぬくらいしかやることねーなー、
暇すぎてなー、って時にでも覗いてもらえたら嬉しいです。
60 :
創る名無しに見る名無し:2010/03/06(土) 19:28:37 ID:A6fk45yH
みてるよ!
61 :
創る名無しに見る名無し:2010/03/06(土) 19:36:05 ID:MTBz/Tlv
いちいち読んでないが、流し読み程度だな
朝鮮クソ箱が、買ってきたとたんすでにブッ壊れてるのがリアルw
62 :
創る名無しに見る名無し:2010/03/06(土) 23:52:55 ID:CBHtcg+J
いっこめ笑ったw竹やりww
にこめはいい話だな
セリフのセンスが致命的にないなこいつ
ま、死ね
精進します・・・・・・・・お目汚し面目ないです。
センスは精進するもんじゃないぞ。すでに、在るもんだ
ないならどうしようもないな。
まあ人気アニメキャラに便乗しキャラを適当に改変したセリフだけのオナニーに精進するもクソもなかろうが。
自分の好きなキャラだから創作する
二次創作ってそうでしょ?
その想いをあなたは"オナニー"という言葉なんかで表すんですね
随分ご大層なセンスだこと^^
セリフのセンス(笑)も要は文章力から生まれるものだし
書くことによって文章力は確実に上がるから、ひたすら書き続ければいいと思うよ
でも創発板でけいおんは合わないかも。なんか作品を知っている人自体少ないような気がするし
あと意見として「!」の後は「。」をつけない方がいいと思います
何だか気になって・・・・
というか、「」の行末に。はいらない
68 :
創る名無しに見る名無し:2010/03/12(金) 08:52:18 ID:E8GC/Haj
なんという細かいレクチャー…
69 :
創る名無しに見る名無し:2010/03/31(水) 01:19:20 ID:+OA/ElUm
age
今更ながら見つけたが
ま、気楽にやればいいんじゃね
次があるなら楽しみにしてる
ここにも続きを心待ちにしてる一人が!|ω・)ニョキ
キャラ崩壊している作品が苦手だからこの話は優しくて好きだな~
ちょっとひとつ質問したいんですがネックバンキングってなんですか?
ググってもわかんない・・・・
東京から遠く人里離れた千葉県に新興大学群MARCHが凌ぎを削ってるの知ってたか?
明海大学・愛国学園大学・了徳寺大学・千葉商科大学・秀明大学の新マーチ!!
第三幕
わーるどかっぷ!!
唯「暑~い~」
澪「なんだ、唯。だらしないぞ」
澪「あ、澪ちゃんおはよー」
律「ま、確かに暑いな。今日はまだ雨じゃないからいいけど」
紬「今年は、じめじめする期間が長いみたいよ」
澪「うわ…エリザ…いや、ベースに悪いな」
律「えりざ?」
澪「な、何でもない!」
唯「? ギー太にも辛い季節が来るんだね~」
紬「それより今晩ね!」
澪「?」
律「おう!今晩…て言うか、朝方か?」
唯「?なぁに、ムギちゃん、律っちゃん」
律「何だ、唯!知らないのかよ、サッカーだよ、サッカー!ワールドカップだぜ!
日本対デンマーク戦だ!」
紬「そうなの!わくわくしちゃう!」
澪「そんな夜中に起きてられるのか?」
律「お?澪も見るのか??」
澪「み、見るわけないだろ!大体、夜更かしは美容に悪いし、明日も学校だぞ!
皆、普段はサッカーなんか見もしないくせに、ミーハーだな!」
紬「う~ん、それ言われると確かにそうなんだけど…でも4年に一度の大会なのよ!」
律「そうだぜ!日本は4回連続出場してんだけど、なかなか勝ち進んでない。特に!今日のこの一戦は
決勝に残れるか否かが掛かってる大事な試合なんだ!夜中だろうが明日も学校だろうが応援せずにいられるかよ!!」
澪「まぁ負けたら一次リーグ敗退だしな。でも中村も調子が今ひとつだし、
なんと言っても相手の国際ランキングは…」
唯「?澪ちゃん、見てないんだよね?でも詳しいんだね~」
澪「!!あ…に、ニュースでな、うん…見ただけなんだが」
律「ん~、怪しいな~み~お~。実はサッカー大好きなのか??」
澪「!ま、まさか。私はミーハーじゃないし、サッカーも良くしらん!」
紬「あ、でもこの前、いつもの楽器屋でね、「ブブゼラは在庫ないんですか?」って
聞いて来た人がいたんだって!しかも、この桜高校の生徒で!」
律「うわ、すげー!でもさ、あれ買ったって、家で吹いたら近所迷惑だろ?
どんだけミーハーなんだよ、そいつ!」
澪「う…あ…」
唯「澪ちゃん、なんか汗かいてるよ?」
澪「な、なんでもない、なんでもないんだ…」
律「?」
放課後
梓「こんにちわ~」
唯「あ~ずにゃ~ん…」
梓「うわ、唯先輩、どうしたんです?ぐったりして」
唯「麗しのあずにゃんが来ても、抱きつく事も出来ましぇん…」
梓「クーラー付ければいいじゃないですかって唯先輩は苦手なんでしだっけ」
律「ま、慣れだ慣れ。ところで梓、今日の夜は徹夜か?」
梓「いえ!今日は帰ったら早めに寝て、3時には起きようと思って!!」
紬「あら~!梓ちゃんも応援するの?」
梓「はい!やっぱり4年に一度ですし!もう侍ジャパンのレプリカTシャツ、買っちゃいました!
あと、帽子と、メガホンと…」
律「梓、また通販だろ。メガホンって、そんなに気合いれたって、夜中だぞ?
大声出せる訳ないだろ…」
梓「にゃ…」
澪「当然、メイク道具も買ったんだよな、梓?日の丸書く奴」
梓「へ?メイク?」
澪「うわ…な、何でもない!」
紬「…」
梓「澪先輩も、観戦するんですか?」
澪「わ、私はしないよ。別に興味ないし!」
唯「でも結構詳しいけどね~」
律「澪!今からでも遅くないぞ?話に混ざってもいいんだぜ!実は好きなんだろ、サッカー?見るんだろ?
今晩!ん?」
澪「見ないったら見ない!私はちゃんと寝る!」
紬「でも、明日、学校で眠くなりそうね~」
律「コーヒーがぶ飲みしてくるぜ!」
梓「私は目が覚めるおまじないグッズと、ミント系のハーブエキスと、
眠眠打破も買っちゃいました!完璧です!」
律「おまじないはいらんだろ?また余計なものを…」
梓「に…にゃ…」
澪「と、兎に角!新曲まだ完璧に演奏出来てないんだし!サッカーなんか見て
夜更かしして、明日練習できないなんて駄目だぞ!皆!」
梓「は、はい!」
律「別にいいじゃん、まだ日にちあるしさ~」
澪「律!おまえがこういう事を率先して言わなきゃ駄目だろ!部長なんだぞ!バンドのリーダー!」
律「へいへい。分かってるよ。ま、各自観戦は自由だが、明日の授業とか部活に支障ないように!」
紬「はーい!!!」
律「じゃ、今日は解散ー!」
唯「おー!」
澪「こらー!!一曲も演奏してないじゃないか!何で解散なんだよ!!」
紬「だって少しでも寝ないと…」
梓「いろいろ準備ありますし…」
律「お菓子も要るだろ?買出ししなきゃ!でも夜食は太るから、300円までだな!」
唯「おやつか~。憂も誘って見てみようかなぁ」
澪「おーまーえらー!!!!!!!」
ばたん!
さわ子「こらー!五月蝿いわよ、あなたたち!何騒いでんの?」
唯「あ、さわちゃん」
紬「麦茶でいいですか~?」
さわ子「あ、あと羊羹でいいわ、私」
律「すっかり喫茶店だな」
梓「先生は、今晩、サッカー見るんですか?」
さわ子「見るわよ。でもあなた達は明日も授業でしょ!ちゃんと起きれるの?」
律「おう!気合で起きるぜ!」
さわ子「全く…顧問の立場から言えば、あんまり夜更かしは薦めないわ。
録画するとか、翌日の特番で見るとか」
律「何言ってんだよ、さわちゃん。ナマで見るのが最高だろ?選手と同じ時間を
共有するんだ!」
紬「その方が、盛り上がります!」
さわ子「気持ちは判るわ、でも、夜中の3時からよ?終わる頃には日が昇るわ。
それから3時間もしたら登校よ?」
律「それは気合で乗り切るさ!…って、さわちゃんも見るんだろ?」
さわ子「そりゃ、見るけど。私は明日、吹奏楽部のコンクールの引率頼まれたから朝は遅くて良いのよ」
紬「えええー!そうなんですか?」
さわ子「ま、役得って所ね」
律「ちぇ、ちぇー!!ずりーよ、さわちゃん!」
さわ子「なんとでも言いなさい。これもお仕事なんですからね。丁度日が重なっただけよ。
引率だっていろいろ大変なんだから」
紬「はい、水羊羹です、それと麦茶。冷え冷えですよ!」
さわ子「ありがと。一服したら、また、吹奏学部に戻らなきゃいけないわ」
唯「さわちゃん先生も忙しいね」
さわ子「兎に角、明日に支障のないように、ほどほどにするのよ!」
唯澪律紬梓「はーい!」
律「じゃ、顧問からのお言葉もいただいたところで!」
紬「解散~!」
梓「はい!」
澪「こーらー!!!」
その夜
唯宅
唯「ねー、憂ー」
憂「なぁに、お姉ちゃん。アイス?」
唯「うーうん。憂はサッカー好き?」
憂「んー。嫌いではないけど。まさか、お姉ちゃん、今日のサッカーの試合、見るとか言うんじゃ
ないよね?真夜中だよ?」
唯「うーん、迷ってる」
憂「どうしたの?急に。お姉ちゃん普段はサッカーなんか見ないじゃない」
唯「軽音部の皆が見るんだーって、楽しみにしてるんだ。私は話題に入れなくて」
憂「あらあら。でも、今日の試合見たら、お姉ちゃんは起きれないよ?明日学校あるでしょ?」
唯「だよねー。話に混ざれないから淋しいけど、見ても良くわかんないし」
憂「そうだね。無理しちゃ駄目よ、お姉ちゃん」
唯「うん。じゃそろそろ寝るね~」
憂「お休み、お姉ちゃん」
唯「憂はまだ寝ないの?」
憂「あ…うん。片付けあるから」
唯「手伝おうか?」
憂「い、いいよ、大丈夫だから」
唯「ん~。じゃ、お休み~」
憂「はいはい」
ぱたん
憂「さて…早速このユニフォームに着替えなくっちゃ」
紬宅
紬「では斉藤。私は仮眠しますので、2時45分頃に起こしてください」
斉藤「承知いたしました、紬お嬢様。寝覚めのコーヒーと、着替え、観戦グッズはそろえております。
防音ですので、私、斉藤めが下手ながらではありますが、ブブゼラをお吹き致します。観戦は、
地下の3D 152型プラズマの部屋でよろしいのですね?」
紬「ええ。サラウンドで。これで臨場感ばっちりよ。では宜しくね」
斉藤「お休みなさいませお嬢様」
紬「あ、あと斉藤。ブブゼラは要らないわ」
斉藤「なん…だと…」
律宅
律「聡ー。取り敢えず仮眠する?それともオールでいくか?」
聡「はぁ?姉ちゃん、マジに見る気かよ。俺、見ないよ」
律「いやいやいや、おいおいおい。おまえな、侍ジャパンの試合見ないって、
どうなんだ?仮にもお前、男だろうが!!」
聡「なんで姉ちゃんがそんなハイテンションなんだよ。徹夜あけで学校なんか行きたくねーよ。
どうせ総集編とか、やるだろ。」
律「いやいやいやいや、何言っちゃってんの?南アフリカで戦う
我らが日本の戦士を、同じ時間に応援しなきゃ!!私達の熱い魂の叫びが伝わらないだろ!」
聡「いや、家で幾ら応援しても、南アフリカまで届かないよ。厳しい試合だし。
結果だけ分かればいいよ」
律「聡。私はお前の何なんだ?」
聡「…姉です」
律「その私が観戦すると言っている。お前はどうするんだ?」
聡「…でも無理だって~。明日小テストもあるんだよ。居眠りできないし」
律「…」
聡「…お供します…」
律「よ~し!そうと決まれば、おやつを買いに行くぞ!ん?」
聡「お、お~…」
梓宅
梓「ようし、目覚まし2個セットしたし!Tシャツも用意したし!
そのまま起きてて登校すればいいかな…」
梓「一応、おまじないグッズも用意しとこう…」
さわ子宅
さわ子「ビールも買ったし。つまみもOK。くくく…今日は派手に応援してやるぜ!
眼鏡はいらねぇやな!」
ぽい
さわ子「いやいや、眼鏡は無いと見えないわ。眼鏡をしててもデスデビルモードで応援だぁぁ!」
澪宅
澪「流石に、ブブゼラは調子に乗りすぎだったな。さて、ほっぺに日の丸メイクだ。
帽子もかぶって!にっぽん!」
ちゃちゃちゃ
澪「にっぽん!」
澪「あ…まだ開始まで6時間もあるんだった。自重しないと…」
ワールドカップ 日本対デンマーク戦
間も無く開始…
唯宅
憂「うふふ、お姉ちゃんぐっすり寝てるな~。涎垂らしちゃって。かわいい」
憂「じゃあね、明日。おやすみ、お姉ちゃん」
ぱたん
憂「よーし!ニッポンガンバレー!!」
紬宅
紬「おはよう、斉藤。準備は出来てるの?」
佐藤「これはこれはお嬢様、おはようございます。今、起こしに行く所でした」
紬「ご苦労様。この眼鏡をかけるのね。うわっ!」
斉藤「どうでしょうか、お嬢様。特別に作らせている3D放送でございます」
紬「す、凄いわ、斉藤!まるでピッチに居る様よ!素敵だわ~!」
斉藤「お嬢様のお喜びになるお姿…斉藤、感動の極み!!」
斉藤「コーヒーをお持ちしました。胃に優しいよう、多少ミルクを入れてあります」
紬「有難う!今日、勝てるかしら?」
斉藤「うーむ。厳しい試合になるでしょうな。デンマークは勝たねばならず、我らが日本は
引き分けでもOKですし」
紬「張り切って応援するわよ!斉藤も付き合いなさい」
斉藤「元より斉藤、そのつもりにございます。では、音声を入れますぞ!」
ごうぅん…
ぶううううううううーぶううううううー
紬「凄い音ね、臨場感があっていいわ!」
斉藤「そうでしょう、5.1チャンネルデジタルサラウンドでございます」
紬「斉藤、そこのブブゼラは外に置いてください」
斉藤「え?吹いちゃ駄目っすか??」
律宅
律「ふごー…」
聡「姉ちゃん!寝るなって!選手入場だぞ!」
律「んん!!いかん、寝る所だった」
聡「テンション高すぎて、今頃ガス欠かよ。これから始まるよ」
律「おお!勝てるかな…」
聡「勝ってほしいよね」
律「だな!」
梓宅
梓「んんん…わ、もう3時。着替えなきゃ…」
梓「眠いな~。でも起きなきゃ!眠眠打破の出番ね!」
さわ子宅
さわ子「ようし!おらー、負けんじゃねーぞ!大和魂を見せるんだ、デンマークが何ぼのモンだ!
勝て!勝ちあがれーーー!」
さわ子「うう、眼鏡があるとちょっと無理があるわ…」
澪宅
澪「う~…ブブゼラを…吹きたい!がんばれー!!にっぽぉおおおおおおん!!」
そして、熱い試合が始まった!!!!!
・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・
翌早朝、日本は、歓喜の渦に巻き込まれた!!!!!!!!
我らが日本は勝利した!!!!!お疲れ様、岡田ジャパン!
翌日
唯「おはよ~」
律「…」
紬「…」
唯「日本、勝ったんだって?」
律「おお」
紬「素晴らしい試合でした!」
唯「二人とも起きてる?」
律「おお」
紬「素晴らしい試合でした!」
唯「駄目だこりゃ」
澪「おはよ~。なんだ、律!ムギ!しゃんとしろ、しゃんと!」
唯「おはよう、澪ちゃん。応援お疲れ様~」
澪「わ、私は応援なんかしてないよ。ちゃんと寝たし」
唯「日の丸は消さなかったんだね。先生来る前に落としたほうがいいよ。はい、鏡」
澪「うわわわわ!!!」
さわ子「いけない…朝は起きれたけど、応援に力が入って飲みすぎた…」
吹奏楽部生徒「さわ子先生、顔色青いですよ?」
さわ子「侍ブルーなのよ。おほほほほ」
吹奏楽部生徒「?」
梓「おまじないって結構効き目あるのね!」
憂「そうなの?」
梓「次も勝てるといいね、日本」
憂「そうだね!」
梓「勝利のおまじないグッズ、買っちゃった…」
憂「…」
おわり
mSw35dpXです。
日本勝ちましたね!
久々に嬉しいニュースなので作りました。もう一話あるのでそのうち書きます。
誰も見てないと思いますが!
それでは!
ここが落ちたら読む予定なので頑張ってください。
第四幕
さむいひ!
Aパート
がちゃ
律「お・・一番乗りか?」
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
どんどんどどどん!
律「そろそろ練習して、ツインバスかなぁ」
がちゃ
澪「お…早いな、律」
律「澪~。ツインバスさ、迷ってるんだけど」
澪「まだ早いだろ。走り癖直せないのにツインじゃリズム取れなくなるよ」
律「ぶぅ~」
がちゃ
紬「遅くなっちゃった・・・あら?」
律「お疲れ、ムギ」
紬「私だけ遅くなったのかと思って走ってきちゃった」
澪「唯はさわちゃんに呼ばれてたな。梓は分からないけど」
律「揃うまで休憩だな!」
澪「またそうやってさぼる!部長らしくちゃんとしろよ」
紬「まぁまぁ。この組み合わせも最近じゃ珍しいし。いいんじゃない?」
律「だよな、ムギ」
紬「はい、どうぞ」
澪「あ・・ありがと。いつも悪いな、ムギにお茶入れてもらってばかりで」
律「澪が入れたら、高い紅茶が台無しになるかもな~」
澪「なんだとー!!」
律「ありがと、ムギ」
紬「早いものね、もうすぐ冬休みね」
澪「そうだな。そして卒業・・・律は卒業出来るように頑張らないとな」
律「馬鹿にして!ちゃんと点数とってるもんね!」
紬「…」
律「どうした、ムギ」
紬「早いものね、もうすぐ冬休みね」
澪「そうだな。そして卒業・・・律は卒業出来るように頑張らないとな」
律「馬鹿にして!ちゃんと点数とってるもんね!」
紬「…」
律「どうした、ムギ」
紬「卒業して、大学とか…私達どうなるんだろうなって」
澪「…」
律「そ、そりゃ、たまには会ってさ、演奏したりしてさ、な、澪」
澪「そ、そうだよ、私達、ずっと一緒さ!!」
紬「そうね、ごめんね変な事言って」
澪「この三人からのスタートだったよな、軽音部」
律「だね」
紬「唯ちゃんもいるじゃない?」
澪「そうだけど。あの最初の日、ムギが来てくれたなかったら始まらなかったよ」
律「活動どころか、廃部の危機だったもんな~。ムギが来てなかったら、諦めてたかも」
紬「うふふ、私、部屋に入ったら、たった二人しか居なくて。あらあらって」
澪「まずい所に来たなって感じ?」
紬「んー…二人の邪魔しちゃったかなって」
律「ば…なんだよそれー」
澪「な…なんか律、顔赤いぞ?気持ち悪いなぁ」
律「べ…別に赤くなってねーって!」
紬「…でも、ホント、あの日から始まったのよね、軽音部」
澪「今じゃ、後輩も入ったし、亀まで居るし」
律「だよな!亀だぜ!!亀まで増えたんだもんな!」
紬「…」
澪「…」
律「…」
律「なぁムギ。ムギは将来なんになりたいの?」
紬「まず大学進学で…順調に大学を受かったら…まだその先は考えていないなぁ」
律「澪は?」
澪「うん…私も今はまだ。取り敢えず大学って感じかな」
律「ん~。要するに時間稼ぎだな」
澪「時間稼ぎって…」
律「私は無理っぽいもん、大学。時間も稼げないよ」
紬「律っちゃんも今から頑張れば…」
律「まぁな。でもなんか違う気がするんだよ。取り敢えずって、そういうのは」
澪「じゃ、どうするんだよ?」
律「わかんない」
澪「話しにならないぞ、律」
紬「…」
律「毎日がひょっとして、夢なのかなって思う時があるんだ。優しい先生。
放課後の楽しい時間。おやつと紅茶。可愛い後輩。ライブ。凄い充実してるよな」
澪「ああ。そうかもな」
律「でも、卒業式が終わった途端、何の余韻も無く、唐突にこの全てが終わるんだぜ」
紬「…」
律「はい、充実生活終了ー!って。そして世の中に押し出されていくんだ。きっと物凄い
速さで時が流れていく」
澪「律…」
律「怖いし悲しい。軽音部はあまりにも居心地が良くてさ。此処を出て、新しい事へ向かうワクワク感
が考えられないし、想像しても感じられないんだ」
紬「…」
律「最近溜息ばっかりでてるよ、家ではさ」
澪「…律もか」
律「?澪も?」
澪「うん。たまにぼーっとする。このまま卒業しないで、日にちが1年分、元に戻らないかなって思う
時があるよ」
紬「…」
律「三年間、軽音部やって。自分の将来の事なんて考えもせず。毎日の楽しさに身を委ねて。
今も具体的な目標も無くて。私、駄目駄目だよ」
澪「でも、いつかは卒業しなきゃだろ?怖いけど、踏み出していかなきゃ」
紬「それが…」
律「?」
紬「それが、「大人になる」って事だと思う。楽しくて、嬉しくて緩やかな日々が唐突に終わって。
見渡しても、自分だけしか居ない。振り返ることも出来ず、ただただ進んでいく、そんな世界に出て行く事が」
律「…」
紬「そうして、いつか、この桜高軽音部の毎日をしみじみと思い返すときが来ると思うの
振り返るのではなくて、思い返すの」
澪「…」
紬「…その時が…夢の終りよ」
律「夢の、終わりか…」
律「うん。そうだな。覚めない夢は無いんだし。だから、私は今を!後悔しないように毎日頑張る!
そして、今、私が頑張る事が出来るのは!」
タタタッ
澪「おい、律!狭いのに走るなよ!」
どんどんどんっどどん!じゃーん!だだん!
律「精一杯ドラムを叩く事だけだな!」
紬「律っちゃん…」
澪「勉強もだろ?」
律「あ…やっぱし…それもだよね?」
紬「うふふふふ」
律「へへへ」
澪「あははは…決まらないな、律は。でも、なんか律らしいよ」
律「律っちゃんのキャラじゃないよ~てか?」
紬「唯ちゃんの真似!!似てるー!」
澪「だな!」
律「…ずっと、ずっとさ、これから生きていく中で沢山、いろんな事があると思うけど、
でも、軽音部の事忘れないよ。」
澪「私も。桜高校での毎日、軽音部での事、ずっと忘れない。私の宝物だもん」
紬「私も。夏の日の事も!ライブの事も!きっと、きっと忘れない!」
律「ムギに逢えて良かったよ。合宿とか沢山助けてくれたしさ、
紅茶とお菓子と。きっと学校卒業してもさ、こういう場所探すと思うんだけど、
きっともう出会えないな、こういう場所に」
澪「うん。だろうな。律の家に行くのとか、ムギの家に行くのとも違うんだ。
この場所とか空気とか。だからいいんだろうな。居心地が良いのは、ムギの
お陰が大きいと思うよ」
紬「うふふ、なんか褒められて嬉しいな。私も沢山、皆にいろいろなことを教えてもらえた。
この毎日はかけがえの無いものよ。お金では買えないもの、尊いものよ」
律「んー…唯来ないなぁ」
紬「あら、ほんと、もうこんな時間なのにね」
澪「…でも、なんかさ、三人でいろいろ話して新鮮だったな」
律「そうだな!こういうのもたまにはいいよな!」
紬「うん。そうね!!」
律「なんか愚痴っちゃって悪かったなー!」
澪「律が暗いと、調子が出ないよ」
紬「そうね、「律っちゃんのキャラじゃないよ」」
澪「…」
紬「…あれ?外した?」
律「50点位だな」
紬「うふふ」
澪「それにしても、唯もそうだけど、梓まで来ないって言うのは…」
律「だなぁ。ま、間も無く下校時刻だし。今日は終わりだな。明日ちゃんと言わなきゃ。
無断欠席は重罪だーって」
澪「まぁ、来てもお茶飲む時間の方が長いんだけどな」
紬「じゃあ、澪ちゃんは明日はおやつ要らないのね?」
澪「…欲しいです…」
律「ハハハ、なんだよ澪!澪も決まらないな!」
澪「う。五月蝿いな!」
律「じゃさ、最後にさ、あの曲で締めようよ!」
澪「?」
紬「…あ!あれね!」
澪「えーと…」
~♪~~~~♪
澪「あ…そうか!」
紬「今 私の願い事が 叶うならば」
澪「翼が欲しい」
律「この背中に 鳥のように」
紬「白い翼 つけてください」
澪「この大空に 翼を広げ」
律「飛んで行きたいよ」
紬「悲しみの 無い」
澪「自由な 空へ」
律「翼はためかせ」
澪律紬「行きたい~」
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・
さむいひ!
Bパート
唯「ふぇえ~。遅れたぁ。さわちゃん先生、いつに無く厳しいんだもんな~」
唯「…でも、ムギちゃんの紅茶飲んだら元気になるかなぁ~!」
唯「?」
唯「なんだろ、皆でお話してる…ちょっと聞き耳を…」
唯「…凄い真面目な話してるなぁ。律っちゃんのキャラじゃないよ…」
唯「私が部活入る前の話かぁ…なんだか部室に入りづらいなぁ」
梓「…唯先輩?何してるんですか?」
唯「あ、あずにゃん!しー!!!!」
梓「?なんです?そんな小声で…」
唯「なんか今日は、三人限定な雰囲気なんだよ~…」
梓「?…」
唯「ね?」
梓「ですねぇ。三人で思い出話に花が咲いちゃってます…」
でも唯先輩!練習しないと、演奏会あるんだし」
唯「ん~、でもさぁ~。な~んかこういう時って、話の流れを断ち切るの嫌じゃない?」
梓「もう、何言ってんですか…」
唯「ん~…おお!そうだ!あずにゃん!いい事考えたよ!」
梓「?」
唯「今日は、分かれて部活しよう!で、私達、ゆいあずだけで練習しよう!」
梓「ちょ…駄目ですよそんな勝手に!」
唯「まぁまぁ!私、今の曲でどうしても上手く弾けないフレーズあるし~。
あずにゃんに教えて欲しかったし!」
梓「でも、明日怒られますよ?」
唯「大丈夫だよ~私がちゃんと言っておくから」
梓「う~…」
唯「あずにゃんは私と練習したくないの…?」
梓「!!…いえ、そんな事…ないですけど…」
唯「じゃ決まり!邪魔にならない所に行こう!」
梓「あ、ちょっと!手を引っ張らないで下さいよ!唯先輩~!!!」
梓「で、結局此処ですか…」
唯「意外と無いんだね~フリーな場所って」
梓「少し寒いですけど、屋上なら音出ても大丈夫でしょうし」
唯「でももうすぐ本格的に冬だね~寒いな~」
梓「唯先輩、風邪引かないようにしてくださいね。じゃ、リフの所から弾きますから、
ついてきて下さいね」
唯「はーい」
しゃんしゃかしゃん!しゃんしゃかしゃん!
唯「ん~こんな感じかな」
梓「アンプから音出せないのであれですけど…そんな感じです。
もう少しスピード上げますよ」
唯「ん~。あ、ちょっと待って」
梓「?」
唯「此処に座って弾くー」
梓「ちょっと唯先輩!そんなに引っ付いたらネックが邪魔で
ぶつかっちゃいますよ!」
唯「じゃ背中合わせならいいよね。背中が暖かいし」
梓「ん…ま、まぁいいですけど…。じ、じゃ弾きますから続いてくださいね」
唯「はーい!」
しゃんしゃかしゃん!しゃんしゃかしゃん!
梓「そうそう!ばっちりですよ唯先輩。それを4回連続で弾けばいいんです」
唯「そうか~。前の所からの繋ぎがいつも上手く出来なかったんだ。コツ掴めば出来そうだね!」
梓「じゃ、通しますよ。さんはいっ」
しゃんしゃかしゃん!しゃんしゃかしゃん!しゃんしゃかしゃん!しゃんしゃかしゃん!
唯「おお~弾けたぁ!」
梓「やりましたね、先輩!」
唯「やっぱりゆいあずは最高だねぇ、あずにゃん!」
梓「うわわ…もう、そんなに引っ付かないで下さいよ!」
唯「でも暖かいよ~」
梓「ん…ま、まぁいいですけど…」
唯「ねぇあずにゃん。一つ聞いてもいいかな?」
梓「はい?なんですか?」
唯「あずにゃんは、将来何になりたいの?」
梓「え?将来ですか?うう~ん…まだちゃんと考えてないです。取り敢えずは
大学目指そうかなって思ってはいますけど」
唯「そっか~。あずにゃんは勉強できるもんね」
梓「唯先輩は?進路決まってるんですか?」
唯「それがさぁ~、さわちゃん先生に怒られまくりなんだよ。私、
これと言ってやりたい事もないし。大学も自信ないし…」
梓「駄目ですよ、唯先輩。唯先輩も目標作って頑張らなくちゃ」
唯「うん…そうだよね。今のままじゃ駄目だって言うのは分かってるんだ。私なんか、
どじでおっちょこちょいで。何か始めると何かを忘れるし。こんなんじゃ世の中に出ても
生きていけないよ」
梓「…」
唯「毎日が楽しくて。皆と同じクラスで、お喋りして、放課後はお茶とお菓子を食べて、
ギター弾いて。あずにゃんにも毎日会えて」
梓「え?あ、いやまぁ…そうなんですか?」
唯「そうだよ~あずにゃんと演奏できて。それで帰ったら少し宿題とか勉強して、
ギター練習したらもう一日がお終い」
梓「…」
唯「毎日楽しすぎて。気がついたら先の事なんか全然考えもしなかった。何をどう頑張ればいいんだろう?
何に成れるんだろう?ねぇあずにゃん。私、どうすればいいんだろう」
梓「唯先輩…」
唯「毎日とっても楽しくて。まるで楽しい夢見てるみたいで。でも、卒業式が終わった途端、全部と
さよならしなくちゃいけないんだよね…」
梓「大丈夫ですよ、唯先輩。卒業しても会えるじゃないですか。元気出してくださいよ!」
唯「あずにゃん…」
梓「ほ、ほら!来年も演芸会あるんじゃないですか?また出ましょうよ!」
唯「…」
梓「ゆ、唯先輩さえよかったら、また…ゆ、ゆいあずで…出ましょうよ。ね?」
唯「あずにゃん、嬉しいな。有難う。でも、そう言う事じゃないんだよね。
自分の将来。もう考えなきゃいけないんだよ。分かってはいるんだけど」
梓「…」
唯「もう一度、時が戻ればいいのにな。まだ卒業したくないや。このまま留年しちゃおうかな~」
梓「駄目ですよ。唯先輩。それ逃げてるだけです。留年したって
今、この時はもう戻らないじゃないですか!戻らないから、戻れないから!
毎日一生懸命頑張るんじゃないですか!」
唯「あ、あずにゃん…」
梓「私だって先の事なんか判りません。いつも不安で一杯です。出来れば今がずっと
続けばいい、そう思います。でも、楽しい夢のような毎日だって、いつか終わるんです」
唯「…」
梓「唯先輩も私も、一人で、歩き出す時が必ず来ます」
唯「…」
梓「その時が…夢の終わりです」
唯「夢の…終わりか…」
梓「…御免なさい、唯先輩。豪そうな事言ってしまって…」
唯「うううん、そんな事ないよ。あずにゃん、ありがとう。私、
今は目標ないけど、もっと考えるよ。頑張って卒業して、胸を張って
あずにゃんに会えるように頑張る!」
梓「唯先輩…それでこそ、唯先輩ですよ!」
唯「わーい、あずにゃんに褒められた~」
梓「ちょ…唯先輩、そんなに強く抱きつかないで下さい、苦しいですよう…」
唯「あ、ごめんごめん。うん、取り敢えず!」
梓「?」
しゃんしゃかしゃん!しゃんしゃかしゃん!しゃんしゃかしゃん!しゃんしゃかしゃん!
唯「今、私が頑張るのはこれだね!ギー太でこのフレーズを完璧に弾くこと!」
梓「ぷっ・・・あははは。そうですね!それです。唯先輩!」
唯「そして卒業したら、ゆいあずでデビューしよう!みゆーじしゃん!!ね!あずにゃん!」
梓「うぇ…あ、それも…可能性としては…あるのかなぁ…??」
梓「あ、唯先輩、もうこんな時間ですよ。校舎、閉まりますよ」
唯「そうだね~。じゃ、今日の部活はお終い!…なんか今日、楽しかったね」
梓「はい!でも結局サボっちゃいましたね」
唯「まぁ、明日は律っちゃんに言っておくよ。また二人でお話し、しようね」
梓「あ…はい、唯先輩がよければ」
唯「あずにゃん」
梓「はい?」
唯「私、今日の事忘れない。きっと、ずっと忘れないよ!」
梓「…私もです。唯先輩!」
唯「じゃ、帰ろうか?」
梓「待ってください。唯先輩。折角だから、一曲歌って終わりにしましょう」
唯「ん~、ここで?」
梓「はい!この夕日の下で!」
唯「…うん!じゃ、ゆいあずのあの曲を!」
梓「はい!」
唯「ふでペ~ン FU FU~」
梓「ふるえ~る FU FU~」
唯梓「はじめてキミへ~の GREETING CARD~」
梓「ときめ~き PASSION~」
唯「あふれ~て ACTION~」
唯梓「はみだしちゃうかも~ね~」
梓「キミの笑顔想像して~」
唯「いいとこ見せたくなる~よ~」
唯梓「情熱を~にぎりしめ~振り向かせなきゃ~!」
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・
翌日
律「あ、唯!」
唯「あ~、おはよう律っちゃん!澪ちゃん!ムギちゃん!」
律「おはよう~って、あのな、唯!昨日なんで部活来ないんだよ!」
唯「えー、昨日はあずにゃんと自主練習してました!」キリッ
澪「そ、そうだったのか?」
紬「二人きりで…二人きり…」
唯「?うん。職員室に呼ばれて遅れちゃって。あずにゃんも遅れてきたんだけど、
皆と合わせる前にどうしても弾けない所があったから、あずにゃんに無理言って
教えてもらってたら、行きそびれちゃったんだ。御免なさい。」
澪「まぁ…梓も一緒に練習してたんだから、いいか」
紬「ええ。私達も…自主練してたようなものだし」
律「ん~。ま、今回だけな!心配するんだから、遅くなってもちゃんと顔出しに来いよ!」
唯「はーい。あ、あずにゃんは怒らないで上げてね。私が無理言ったんだから」
律「分かった分かった」
唯「あずにゃんと二人で練習も楽しいけど…」
澪「?」
唯「やっぱり放課後はみんな揃った方が楽しいよね~!」
紬「!」
律「あたりまえじゃん。それにな、まだ放課後ティータイムは5人揃ってやっと一人前なんだぞ」
澪「ま、半人前なのは、律だけだけどな」
律「なにおー!」
紬「今日も沢山おやつ用意してあるの。唯ちゃん、昨日の分も沢山食べてね」
唯「うわーい!ムギちゃん、ありがとう!楽しみだな~!!おやつおやつ~」
澪「全く…本当に唯は甘いの大好きだな」
唯「ん~、でも昨日はちょっとだけピリ辛だったよ」
澪「?」
おわり
また出来たので書いてみました。
心広い方の暖かい言葉、痛み入ります。纏めてくださった方が居ました。
有り難い事です。まためげずに書きますので、その時は宜しくお願いします。
けいおんはアニメオリジナルも良いですね。(個人的には好きです)
それでは!
遅くなりましたが新作読みました
ほのぼのとしてて良いですね!
個人的に斉藤がツボりましたwwwかわいいwww
けいおん!は日常4コマ漫画なのにループしないところが新鮮ですよね
みんな大人になるんだなあ
作品全て面白かったです
また何か書いて下さいな。応援してます!