スレ発祥連載作品紹介!(※紹介文には多少の誇張表現も含まれています) 【荒野に生きる(仮) ◆8XPVCvJbvQ】 再生暦164年、コンクリートの荒野が広がる未来――。 獣の耳と尻尾を持つ「ヒューマニマル」の少女達はひたすらに戦う。対鋼獣用人型兵器・ヴァドルを駆って――!! 怪獣VS獣耳っ娘!? 話題騒然のデスマッチ!! 【CR ―Code Revegeon― 古時計屋 ◆klsLRI0upQ】 これは、悪夢に立ち向かうちっぽけなひとりの人間と、「怨嗟の魔王」と呼ばれた機神の物語。 アンノウンの襲撃で家族を失った潤也は、漆黒の鋼機・リベジオンの玉座に身を沈める。反逆と復讐を遂げるために……! 人類震撼! 暗黒のレコードオブウォー! 【瞬転のスプリガン ◆46YdzwwxxU】 スーパーカーから伸びる鋼の腕――神速の挙動と極微の制動を可能とする、エーテル圧式打撃マニピュレータがその正体! 異世界の侵略者・魔族により廃墟と化した街角で、幼いことねは機械仕掛けの拳法家を目撃した。 変形ロボットならではの技が炸裂する、極超音速機動武闘伝! 【パラベラム! ◆1m8GVnU0JM】 Si Vis Pacem, Para Bellum――汝、平和を欲さば、戦への備えをせよ。 遥か昔に文明がリセットされた世界。黒い機械人形(オートマタ)・リヒターと、彼のマスターとなった少女・遥(19)の神子としての生活が始まった! 軽妙な会話と、動きを魅せるアクションに定評あり? なんだかおかしなキャラ達が紡ぐ、ドタバタ日常コメディ! 「……ねぇリヒター、こんな感じでいいかな?」 <イエス・マイマスター> 【海上都市姫路守備隊戦記 ◆gD1i1Jw3kk】 「鉄の鎧を纏いし日出ずる国の兵」。帝国に虐げられる民が希望を見出した救世主伝説。 兵士として生きる男・清水静が愛に目覚めた時、戦乱の異世界に重装甲強化服のローラーダッシュの唸り声が響き渡る! 止められるものなら止めてみよ! 熱と硝煙! 剣と魔法! 凄絶無比のヘビーアーミー! 【最強無敵ロボ・ネクソンクロガネ ◆46YdzwwxxU】 ドゥビドゥビッドゥ! ドゥビドゥビッドゥ! ドゥビドゥビドゥビドゥビッドゥドゥビドゥビ! 今日も今日とてロボヶ丘市で激突するのは、変な正義と変な悪! ハイテンション! 歌うスーパーロボットバトルアクション! 【劇場版 最強無敵ロボ・ネクソンクロガネ 異世界からの来訪者 ◆gD1i1Jw3kk】 悪のマッドサイエンティストが造り出した『次元転送装置』 その力は二つの世界を交差させる! 海上都市姫路守備隊戦記×最強無敵ロボ・ネクソンクロガネ 衝撃のクロスオーバー作品! 【少女機甲録(仮) ◆kNPkZ2h.ro】 80年ほど前に地球上に出現し、地球上全ての生物を滅ぼさんとする謎の生命体群「ワーム」 異形の敵に立ち向かうは、全長4mのパワードスーツ兵器「機士」 陸上自衛軍第28連隊 第4中隊の少女達は、血と硝煙の匂い漂う世界を生きる!
【スーパー創作ロボット大戦OP映像風 ◆gD1i1Jw3kk】 スーパーロボット大戦名物の冒頭の3D戦闘シーンを ロボット物SS総合スレ作品で再現! 所狭しと暴れまわるロボットたちの雄姿を見よ! 【R,B&G ◆46YdzwwxxU】 Tueun◆n41r8f8dTs vs.瞬転のスプリガン◆46YdzwwxxU 巨大トラクターとスーパーカー ──本来なら走る場所が違う二台が、 同じ道を駆け抜ける!! 【仮想戦闘記録 ◆gD1i1Jw3kk】 海上都市姫路守備隊戦記・外伝 設定のみだった五式重装甲強化服を敵として登場! 果たして静は二世代旧式の機体で勝てるのか!? 【Diver's shellU ◆a5iBSiEsUFpN】 人類共通の夢の一つに、「もっともっと遠く」というものがある―――― 表面の90%が海で覆われた星、ネオ・アース。黒服達の一件から時は過ぎ、ダイバー達は今日も、夢と浪漫を求めて海を往く。 物語は2ndシーズン突入し、新たな主人公、ジュリアとクラウディアの物語が幕を開けた。 男の娘も出てくる……かも? 【人狼機兵マーナガルム ◆CNkSfJe3Zs】 2149年 春。月と地球、並んだ二つの星による戦争は、まだ続いていた。 革命軍の問題児「ラビットソルジャー」パイロット ソマ・ツクヨミは、自軍の罠にはめられ、正体不明の『狼頭』と敵対する。 兎達が支配する戦場で今、精神すらも噛み砕く異形の獣が目覚めようとしていた―――― 【鋼鐵の特攻兵―Gun Strike Girles― ◆6LGb3BALUde1】 近未来。人類はBUGと呼ばれる巨大生物との戦争を続けていた。 主人公・御前静を始めとした世界各国から集まった個性的な 少女達は、鋼鐵の棺に身を沈めてBUGとの熾烈な戦いに身を投じていく。 戦争という極限状態の中で、少女達は傷付きながらも成長し、 互いに支え合い日々を懸命に生き抜く。 やがて少女達の間に芽生えるのは、友情かそれとも―― ハードボイルドミリタリーの皮を被った百合ん百合んな物語。 欝展開はないよ! 【武神鋼臨タケミカヅチ ◆YHSi90Gnr2】 其れは鋼の人型。其れは『神』の力を降ろす為の人造の依代。 剣神はその手に太刀を担い、在らざる戦場(いくさば)を駆け抜ける。 その刃は未来を切り開けるか― 【鋼殻牙龍ドラグリヲ ◆Uu8AeR.Xso】 荒廃した世界を跋扈する、『害獣』と呼ばれる異形の災厄。 人には太刀打ち出来ぬその存在を屠る、暴君竜の如き異形の鋼。その名は「ドラグリヲ」 アルビノの少年「真継雪兎」とゴスロリ姿のナノマシン少女「カルマ」の紡ぐ物語に刮目せよ! 【GEARS ◆B21/XLSjhE】 近いようで遠く、遠いようで近い未来で――――競技用ロボット、ギアが駆ける! 無愛想だが熱い漢、守屋とどこかズレてるハイテンションな少女、霧坂のテンポの良い掛け合いと個性豊かな仲間達! スポード感溢れる描写と汗と笑いとアイリス・ジョーカーが送る、ロボットスポーツストーリーをとくと見よ!
【機甲聖騎士ザイフリード ◆gU7PBlmT6Y】 紫藤 雪人(しどう ゆきと)は、きわめて平凡な男子高校生であった――ほんの少し前までは。 雪人が目覚めた場所は見知らぬ世界。そして隣には……寝息をたてる女の子!? ファンタジックロボットSS、ここに見参! 【守護機兵Xガードナー シクス ◆wuZfOwaq7U】 CC(コスモセンチュリー)115年。独立を宣言する火星と地球の、人類初の惑星間戦争が行われていた。 少年シュート・ダリューグは独立機動防衛部隊"Xガードナー"に参加するも自分の存在価値に惑う。 戦いを止められるのは薙払う剣か、それとも守護する盾か… あなたの護りたいモノはなんですか? 【秘神幻装ソルディアン ◆tEulldVhj8h6】 因果の日は来たり――世界は異形の怪物アバドンに覆われた。 混迷を極める世界に機械仕掛けの神々は覚醒し、かくして今まさに黙示録が再現される。 測り知れざる過去より続く闘いの行方は、如何に。 【リベンジャー・レディ ◆9MC6FR8UMj7S】 彼女は全てを奪われた。地位を、居場所を、己の四肢すらも…… 最新兵器ダウンシューターに制御AIとして『組み込まれた』エムレイン・ブルーは自分から全てを奪ったブルーバレット社に復讐を決意する。 最後の飛翔を前に彼女は呟いた。「さぁ、最期の日を始めようか」 『見届け人』姉小路真澄シリーズ第一弾。 【廻るセカイ-Die andere Zukunft- ◆qwqSiWgzPU】 「もう少しで世界が滅びる」。世界中にそんな噂が飛び交った。 そして噂の通り、国が、都市が、次々と地図から名前を消していく。人類は滅びを待つだけだった 舞台は架空の都市“揺籃” 特別な一人の少女と、普通の少年の出会いから、それは紡がれていく 「抗う術があるのに、やらないなんて選択肢、オレにはない」 ……それは、似通っているようで……違う“セカイ” 【時のジグパルス ◆NXVvJGP7gI】 21世紀初頭―――― 人類はヴォイド体と名付けられた謎の生物群に侵食されていた。 14歳の誕生日を迎える夏の日、リノは長崎へむかった。 そこで、巨大地下遺跡『オウロフィル』より解き放たれた 人型生体兵器ジグに飲み込まれてしまうが―― 【ビューティフル・ワールド the gun with the knight and the rabbit TロG ◆n41r8f8dTs】 未来へと向かっていた隆昭達は、黄金のアストライル・ギアによって次元の狭間へと飲み込まれ、別世界に辿り着く。 隆昭一行、やおよろず、レギアス、そして、神威。様々な人々の思惑がシャッフルされた物語の執着点は、果たして―――― パラべラム×ヴィルティック・シャッフルという二作品による、全く違った世界観が交じ合った物語の行く末を見届けよ。 この物語に、勝者はいない。 【ロボスレ学園】 ロボット物SS総合スレ、10スレ目突破記念作品! このスレのキャラクター達が織り成すどこまでもフリーダムな青春(?)グラフィティ! 参加者募集中!
※紹介文未定作品一覧※ 【機甲闘神Gドラスター ◆uW6wAi1FeE】 【英雄騎兵ミッドナイト】 【ブリキの騎士 ◆WTKW7E8Ucg】 【機動修羅バイラム】 【都道府県対抗機動兵器決選】 【資源転生サイクラスト】 ※紹介文候補※ 【ブリキの騎士 ◆WTKW7E8Ucg】 2024年、混迷と動乱のアフガニスタン。米軍最新鋭兵器、M23機動装甲服が降り立ったその地で、奇怪な陰謀が蠢く。 陰謀の真相は? 米兵たちを待ちうける運命とは? そして、この騒乱の行きつく先は? ハードな世界観と設定で繰り広げられる、近未来ミリタリーロボットシミュレーションSSに刮目せよ! ――――人の織り成す混沌を、機械仕掛けの騎士が撃ち抜く。 上記の候補はひとまず、作者さんの承認待ちです。 紹介文はまだまだ募集中! 作者さんが、自身で考えちゃってもいいのよ
>>1 早急なスレ立て、誠に乙でした
力になれず申し訳ないorz
ちょいと遅いので前スレの感想は明日……
>>1 乙!
>>1 乙である!!
ちと修正の指摘が遅かったか……よし!21号機で挽回だ!!
>>1 に乙をするというのはなぁ!
瀕死の
>>1 が、甘ったれて言う事なんだよ!!
……
>>9 の発言は22号機の事を言いたかったんだorz
あー寝る前にちょいと 何か自分のSSが埋めネタみたいな感じになっちゃってすみませんでした 今度から投下する時はレス番に気を付けないと…
ロボ絵の方も描かないとだなぁ……
さて前スレが埋まりましたよ、っと あと前スレの「土方のジョー」と「塗装と接工のジョー」って同じ作者さんなんですかね?
さて……
>>1 乙ラッシュも終わるころだろうし、前スレで言った通り前スレの感想等書くか……
前スレ
>>874 いつものことながら殺陣がいいですね!
これまでにもたびたび語られてはいた「スポーツギアとアームドギアの隔絶した性能差」がついに具体的な形で描写されていて面白かったです。
こういう「軍事用ロボットと民間用ロボットがそれぞれ存在し、さらに軍事用ロボットは民間用ロボットとは比べ物にならない戦闘能力を持つ」
というのが描写されている作品って、商業用のものを含めても実は希少な気がします。
前スレ
>>889 また魅力的な人物が出てきましたね……
内面が非常に魅力です、惚れてしまいそうです、あの台詞はなかなか出ません、「惚れた男が苦しんでいるのなら、それを支えてやるのが女の仕事だ」とは!(←そっちの人かい!)
雪兎クンは過去に既に何かあったわけですか。また気になりますねぇ。
質問については、レスを変えてお話します。
前スレ
>>892 透明感のある絵でいいですね。DaZ氏の描く人物は、あの何とも言えない笑みの表情がいいと思います。
前スレ
>>894 これはいいこれは。いやオレこういうの大好物です。
何か「人が乗って使う機械なんだ」って感じがするところがいいですね。軍用食を熱を持ちやすい計器にくくりつけておくところとか。
話ずれますが、第二次世界大戦中の欧州のロボットもの、って言えばDUSTがあるんだけど、このスレでDUST知ってる人っているんだろうか?
前スレ
>>896 ハッハッハ、バグなんか起きないよ脳髄グジャー。
前スレ
>>900 ユーリはなかなか面白い能力を持っていますね……
能力それ自体の内容もさることながら、
「意思を持ったロボットが存在する」という、PBM!世界の大きな特徴の一つと密接に関係している、というところも良いと思います。
さて、リシュウ及びハーゼンはどうするつもりなのか。次回投下が待ち遠しいところです。
前スレ
>>964 これはキッツイな…… しかし、あの世界観、あの立場じゃ形はどういうものであれ、直面しなきゃならないものなんでしょうね。
それを乗り越えて力を使うからこそ、力に使われることが無くなる、っていうところでしょうか。
前スレ
>>980 ジwwwョwwwーwww いよいよ他作品キャラとも絡み出したしwww
これからもいろいろお仕事がんばって下さいwww
前スレ
>>997 股間が…… 股間が……
>無表情キャラにセクシーポーズ取らせても面白くない
そう思った時が新しい地平を開くチャンスだ! 遭難することもあるけれども!
前スレ
>>980 クソワロタ
本編がアレなだけに初心を思い出させてもらった気分だよ
ありがとうと言わせて欲しいんだ
さて……前スレ
>>889 で出てきた、蜥蜴氏への質問なんですが……
お聞きしたいのはリニアの駆動方式はどういったものか、ということです。
名前からするとリニアモーターカーのような印象ですが、
第十話を読むと、どうも原野にポンと敷かれたレールの上を走ってるような印象を受けるもので……
前スレ
>>996 うーむ、ロボ絵ですか…… 実を言うと、ちょっとそれについて考えてることがありまして……
まあはっきり言っちゃえば「オレのロボ絵って需要あるのか?」ってことです。
なにしろ俺の描くロボットときた日にゃ、人型にならない上に、そろいもそろってゲテモノばっかり……
(今考えてるオリジナルデザインのヤツがあるんですが、率直に言って「ロボット……なのかなあコレ」な代物)
投下後の反応見ても、ネタ絵の方が受けがいいみたいで、となると、
「このスレにはいいロボ絵師さんも多いことだし、俺みたいなのはロボよりネタ絵に力入れたほうがいいんじゃないか?」
と思えてくるわけです。
かといって、オレがネタ絵ばっかり投下してるとロボ絵密度が低くなってしまうわけで、ここはやはり投下頻度を自重すべきかな……
遅くなったけど、師匠wiki更新乙でした!
>>19 反応がいいのって、ネタのほうがコメントしやすいからじゃない?
あと、人型描いてみればいいじゃない
っかしいなあ……気軽にちょこちょこのつもりが、また長くなっちゃったよ つーか年をまたいでもう二ヶ月経過しちゃってる上、記念の20スレ目に間に合わなかったよ つーかリアルでヤバめなのに何やってんだよ、俺ちゃん というわけで、第二話後半投下 この時間で大丈夫だろか
やはり新調したシートは具合がいい。 コンソール、モニター、レバー、ペダル……シートの安全性や座り心地に至るまで、全面的に壮馬の意見を取り入れて、操縦席は機能的に改修されている。 力強くレバーを握ると、一体感が身体を包んだ。決して比喩表現ではない。自分の神経と機体の回路が繋がったかのような実感がそこにある。 コックピットに飛び乗った壮馬へ、研究所の司令室より通信が入った。 『パイロット搭乗確認。クラウン、自動操縦解除。コントロールをそちらに回します』 鈴を転がすような声で状況を伝えるのは、オペレーターの高山ミツキ。 所内職員には、男女問わずその美声へのファンも数多い。 『こんな場所に、こんなタイミングで出てくるかよ』 司令室には十字もいる。急な出撃要請に、また仕事が増えると不満顔だ。 様々な銘柄の缶コーヒーを両手一杯に抱えて、という姿は、モニターに映らなかったことにしておいてやる。 「行きずりの凶行か、はたまた事業拡大か。悩むところだな」 『あん?』 「後で詳しく説明するよ」 軽口を叩く壮馬と十字をよそに、ミツキは正確に状況を読み上げる。 彼女は真面目に職務を果たす。 『システムオールグリーン。ドラストクラウン及びドラストアッシャー、共に問題ありません。いつでもいけます』 「よし、アッシャーの操作もこっちに回してくれ」 素早くコンソールを叩き、壮馬はキーワードを入力する。 司令室から2号機の操作権を委譲され、ほぼ同時に半自動に切り替えた。 「それじゃ早速――」 壮馬は右側のサブレバーを握る。 それを力強く前へ、 「ん?」 押し込もうとする手が止まった。 今正に手早く決めようとしたその時、モニターの端に気になるものが映った。 離れたところにある大通り。いくつもの人影と、それらに追われるたった一つの人影。上から見下ろせばどちらも小さいものだが、両者間には明確なサイズ差がある。 背格好からすると、追われているのは若い男性。思うところがあり拡大してみれば、その顔には見覚えがあった。 彼は必死の形相で逃げ回っていた。だがただ逃げているだけではない。実に器用に立ち回って危機を回避している。 時には紙一重に避け、時には距離を取り、時には蹴りを入れて敵の体勢を崩す。 いや、それどころの話ではない。 そのへんにあるものを武器に、手を変え品を変え大立ち回りを演じていると言ってもいいだろう。 例えば今、折られた標識を片手に、窓を伝ってビル壁を駆け上がり、充分な高さを得てから鋼闘士に目がけて跳ぶ。カウンターを狙う拳を紙一重で掻い潜り、体重と腕力と跳躍力と重力を加算した一撃が、鋼闘士の頭部に突き立てられた。 まるで洗練されていないが、命からがら逃げ惑いながらこの動き、天性の勘の片鱗を見せている。 その様子に、沸々と壮馬の悪い癖が湧きあがってきた。口元に意地のワルい笑みが浮かぶ。 「はは。こりゃ話が早ぇや」 己の体長の半分はあろうかという鳥を捕獲しようとするプレネガス。その手を壮馬の駆る大型戦闘機――ドラストクラウンは、巧妙にくぐり抜ける。 予定を変更し、ドラストクラウンはプレネガスより距離を取り旋回。進路を変える。 追い縋ろうとするプレネガスを妨害――クラウンを援護するのは、もう一機。クラウンと比べて幅広のシルエットを持つ怪鳥、ドラストアッシャー。 機銃で牽制。大きな損傷を期待するつもりはない。この場においては、数秒、あるいは数瞬程度の足止めで充分だ。時間稼ぎはそれでいい。 それを数度繰り返した後、役目を終えたアッシャーは、速やかにクラウンの後を追う。
「どっせい!」 丁度その頃、半ばヤケクソな掛け声で無理矢理バックドロップを決め、隆斗は道路に一つ楔を打ち込んだ。 頭だけを地面に突き刺した巨体は、身体のあちこちから火花をあげる。金属の手足がバタバタと揺れ、やがて動かなくなった。 「ど、どーだ……人間様ナメんな……」 機能停止した鉄塊を足元に、強がりを吐く。 息も絶え絶えに、ようやく鋼闘士最後の一体を破壊することに成功したところだ。 正直、自分でも奇跡的な成果だと思う。死ぬ気になれば、物事なんとかなるものらしい。 「結局なんだったんだ、コイツら?」 念のため辺りを見回してみるが、周囲には誰の気配もない。鋼闘士は無論のこと、逃げ遅れの一般人もいない。 世情がもたらした不幸中の幸いとでもいうべきか、住民たちの危機管理能力の高さに感心する。 とりあえず、当面の危機は回避したようだ。嫌な予感は去らない……というより意図的に思考の外に追いやっているが、とにかく一秒後に生命の危険があるわけでもなかろう。 喉が乾いた。近くに自販機でもないものだろうか。 顎先まで伝った汗を拭い、疲労感に満ちた身体に鞭打って、近くに安心して休憩できる場所はなかったものかと、頭の中で町の地図を広げる。 だが文字通り一息つく間もなく、次の災難は襲いかかってきた。 いかに広いとはいえ、それは人としての尺度の話。翼を広げたままでは障害物に引っかかる。 ドラストクラウンは、翼を立てて横幅をなくす。大通り――ビルとビルの隙間を抜けるために。 大慌てで通りを走り抜けようとする逃亡者を追う。 この状況、追われる側にとっては気の毒な話だが我慢してもらおう。 どんなつもりか知らないが、長々とこんな危険地帯で居残りしていたのが運の尽きだ。 標的との距離が適当に近づいたところで、巨大戦闘機の腹の右半面が展開・変形し、鳥の右足のように形成された。 鳥の足と言っても、それは生えている箇所を指した場合の話。正確な形状は、多岐に渡る分野で細かな作業に適した器官――すなわち、人間の手である。 そしてそれが持ち出されたからには、必要とされると判断されたということだった。あくまでこのパイロットによって、だが。 「そーら」 巨大な手が、 「――よっと」 追い抜き様に人影をすくい上げた。
厄日だ。きっと今日は、人生最大の厄日。 おそらくこれを超える厄日には、今後の生涯で出会うことはないだろう。 生命の危機。このご時世だ、それ自体はさして珍しいものではない。 単なる事故ならばまだマシな方で、この物騒な世の中だ、非戦闘員といえども、生涯に二度三度遭遇することは当たり前といえる。 無事に切り抜けられるかはともかく、何事もなく一生を終えられるなら、これほど幸運なこともないだろう。 だからといって、 「またかよぉぉぉぉ!」 非常識な生命の危機が、同日に複数回迫ってくるのは、出血大サービスも度が過ぎるというもののではなかろうか。 今度こそ本気で泣きたくなりながら、隆斗は“それ”相手にさっさと背を向け一目散に駆け出していた。 空から迫ってくるのは、鳥のようなフォルムの戦闘機。ステゴロで立ち向かうには、いくらなんでも冗談がキツすぎる相手だろう。 なので迷わず逃げの一手を取っているわけだが、如何せんサイズも速度も差がありすぎた。 みるみるうちに両者間の距離は縮まり、 戦闘機の下部から何かが出てきて、 追いつかれ、 持ち上げられ、 「ちょ、な、マ、マジで!?」 後ろから来るもう一機の戦闘機に向かって、 「ええええええぇぇぇあぁぁっ!?」 放り投げられた。 「ひぃやああああぁぁぁぁ!」 成年男子が上げるには情けない悲鳴が響き渡る。 だが、そのことで彼を責めるのは酷だろう。 場所は地上数十メートル。街中故に速度は抑えられてるとはいえ、それでも時速数百km。命綱もパラシュートもなしで、強制的に決死のダイブ。 それに加えて、体当たりを仕掛けてきそうにも思える戦闘機。 これでも生きた心地がするならば、それは一体どんな人物だろうか。 段々と戦闘機の接近する速度が遅く感じるようになる。 事故に遭う時、人は世界をゆっくり認識するという。なんでも、危機に際して、脳内物質が分泌されるからだとか。 これがよく話しに聞く現象か、と隆斗は思う。 こうやってウンチクが頭を巡るほど暢気なのも、あるいはどこか場違いに構えているのも、きっとそのせいなのだろう。そうに違いない。 遺書を記す時間はない。せめて心の中でどんな文言を綴ろうか。ここで走馬灯でも見えてくれれば、何を書き留めようか悩む必要もないのだが。いっそ思いの丈全てを刻むべきか。 万感の思いを込めて、隆斗は合掌する。 「ん?」 などと思いきや、そうではないらしい。意識だけが加速していたのならば、実際に合掌などできはしない。 遅くなったのは、移りゆく景色ではなく戦闘機の方。迫り来る巨大な鉄の塊だけに気を取られていたため、勘違いしていたに過ぎない。 さらに戦闘機の速度の調整が行われたことで、なんとなく隆斗にも状況が見えてきた。 正直この先の展開は全力で拒否したいところだが、翼を持たぬ我が身では、最早成り行きに任せる他はない。 戦闘機のハッチが開いた。きっとあの中では、意地悪な悪魔が手招きしてることだろう。 つべこべ言っても始まらない。もう覚悟を決めるしかなさそうだ。 大きく息を吸って、その瞬間に備える。 さらに相対速度が合わせられ、隆斗は機体に空いた穴へ吸い込まれていった。 「ぃって!」 すぐさまシートに尻を打ち付けることになりながらも、今はその痛みに若干の感謝を覚える。 早鐘を打つ心臓は、命がある証に他ならない。 「し、死ぬかと思った……」 肺からの空気と一緒に、言葉を吐き出す。 それでも安堵している暇はない。これからが本番だ。 毒を食らわば皿まで。こうなったら全て平らげてから、徹底的に文句を叩きつけてやる。
一方、クラウンの操縦席では、得意気にガッツポーズを取る男がいた。 そしてその男の様子は、司令室のモニターからでも確認できた。 ごく一部、最早ツッコミ不要と思考停止――もとい悟りの境地に至った一部の所員以外は、壮馬の暴挙に言葉を失う。 『見たか十字、こうやるんだ。やり方が甘いから、警戒されてかえって手ぇ出し難くなるんだよ』 「んな問題か! 力技もいいとこじゃねェか!」 画面に向けられた十字の抗議も、壮馬は飄々と躱す。 『馬鹿ぬかすな。重機で書道するより繊細な作業だぜ』 「技術じゃなくて手段だ、しゅ・だ・ん! Are you understand?」 『スカウトもナンパも、多少強引なくらいが丁度いいのさ』 「……ソレを多少で済ますなよ」 十字でさえも呆れ返る。 もっとも、壮馬とて最初からあのような強硬手段に出るつもりがあったわけではない。 単に大通りに着陸し、まだ近くにいるはずの隆斗を即座に確保。次いでアッシャーに放り込む、ないしは状況に応じてクラウンに同乗させる。その程度のつもりだった。 だが、おそらく気が動転していたためだろう。隆斗は路地に入ることもなく、大通りのど真ん中にて、背中を向けて逃げ出した。 よって、手っ取り早い方法に切り替えたというわけだ。壮馬に言わせれば、あくまでも臨機応変に動いたにすぎない。 だとしても『よって』の一言で、迷わずその手段を選ぶのも大概な話だが。 「まあいい。済んじまったことは仕方ない。あとはこっちに任せろ」 熱さが喉元過ぎるのが早すぎるこの男もこの男で大概である。
そして巻き込まれた側。物珍しさに、キョロキョロと周囲の観察をする。 現在座っているのは、軽くS字に湾曲・可変して身体にフィットするシート。前方及び左右には、灯の入っていないモニター。以上。 全く以てシンプルな造りだ。シート以外に何もない。 「ここは……コックピットか何か、だよな?」 放り込まれた位置や状況的に間違いないと思うが、その割にはやけに小ざっぱりしている。 『正解です、難波隆斗さん』 「お?」 突如ディスプレイが点灯し、外の様子が映し出された。 離れたところでは、先程自分を放り投げた戦闘機が、巨大な人型ロボットの足止めをしている。 他にも小さなウィンドウがいくつも開いていく。 様々なグラフや図形。列挙される文字。 読み方はよく解らないが、コンディションその他各種データが表示されているようだ。 ウィンドウの一つには女性。その綺麗な声の彼女に話しかけられたのだろう。背景は不明瞭なのでよくわからないが、なかなかの美女だ。 「……っと、いかんいかん」 一瞬鼻の下を伸ばしかけるも、そこは頭を振って自粛する。 「ちょっとちょっと、イキナリ何なのさ。キミ誰? 何で俺の名前知って……ってか、俺を殺す気になるほどの恨みでもあんの?」 『私は高山ミツキ。手荒なことして申し訳ありません。詳しい説明は後でしますから、まずは話を聞いてください』 「いや。ここじゃ逃げようがないでしょ」 ハッチの開け方も判らないし。 よしんば上手くいったとしても、高確率でノーロープバンジーを敢行することになる。その様、カタパルトから発進直後にエンジントラブルを起こす航空機の如し。 勇者として讃えられるか指差して笑われるか、二つに一つの賭け。ハイリスクローリターン。 どうにもこうにも、身動きが取れない。状況に流されるしかないのは辛いところだ。 『単刀直入に言いますと、アレを倒すためこちらと一緒に戦ってください』 「アレって……アレだよな。さっきの変なデクノボウのお仲間?」 『はい』 改めてモニター越しの目標を見やる。 出来損ないのゴリラのような不細工な怪物が、我が物顔で町を蹂躙している。 依然戦闘機が応戦しているが、決定打に欠けるらしく、倒すには至っていない。 現在進行形で増え続ける瓦礫の山を思う。 本来ならば、町は決して戦場などではない。人々が安心して楽しく日々を暮らせる土地のはずだ。そして事実、つい先程まではその通りだった。 それが突然、よく判らない何かのタメに、無力な人々が一方的に追われる羽目になった。 今は無人の町だ。それはいい。 だが、そうなる前に少なからず犠牲は出た。 だが、知らない誰かの思い出は壊されていく。 沸々と怒りが沸き上がってくる。 今度は、隆斗が問いかける番だ。 「何をすればいい?」 『何を、とは』 「手伝いたいのはやまやまだ。けど素人に何を期待すんのかってこと」 『とりあえず、今回は感覚に慣れてもらうだけで構いません。レバーだけ握っていてくれればいいです』 「レバー?」 二の句が出てくる前に、内装が変形を開始する。 あちこちに収納されていたコンソールがせり上がり、隆斗の周囲に配置されていく。殺風景な空間が、あっという間にそれらしいものに変わった。 指示に従い恐る恐る操縦桿を握れば、得も言われぬ高揚感が身体を包む。 『さぁて、お話は済んだな』 「うわ、また出た!」 浸る間もなく、目付きとガラの悪い男が、別のウィンドウを使って割り込んできた。 それはそうと、大量に抱えた飲み物を、一つでいいから分けて欲しい。 『単刀直入に言うぞ。ミツキと協力して、あのふざけたヤローをスクラップに変えてやれ』 「ん? てことは、あっちはあの娘が乗ってんの?」 『グダグダ言わず、やるのかやらねぇのか、どっちだ」 「どっちも何も、アレをぶっ壊すってのは大賛成!」 『上等。無理強いはしねェがな、今後も協力する気があれば、ミツキを教官に付けるぞ。操縦から格闘技まで、手取り足取り何でもござれだ。徹底的にしごいてもらえるぜ」 「もちろん協力するに決まってるさ! 大船に乗ったつもりでいてくれ!」 表情は明るく、喉の渇きも忘れて力強く頷く隆斗。正義と煩悩の両立する、実に解りやすい男である。 『……では行きます。負担が強くなりますから、舌を噛まないよう注意してくださいね』 「オッケー! 世界の平和は俺が守る!」
アッシャー内での会話は、その一部始終がクラウンのコックピットにも中継されていた。 『こんな感じでいいんですか?』 一仕事を終え、ミツキはやや残る不安に表情を曇らせる。 アドリブでお芝居に付き合っておいて、今更不安も何もないが、それは言わないお約束だろう。 こんな時なのに微笑ましい一幕を展開する面々に、壮馬は苦笑する。 「十字もワルだねぇ。ミッちゃんもノリがいいや」 『それはいいですから、早く片付けてください』 からかわれて、ミツキが僅かに頬を染める。 「了解」 一転、壮馬の鋭い目付きがさらに険しくなる。 あまり弄るのも可哀相だし、何より今はそんな場合ではないのも事実だ。目の前の敵を倒すのに集中する。 今回の戦闘には、若干一名素人が混じっているが、あの様子なら遠慮はしなくても大丈夫だろう。最悪でも命に別状がある事態にはなるまい。 ともかく時間稼ぎはもういい。これでようやく、まともに戦える。 壮馬の手はコンソールの上を忙しく滑った後、改めてサブレバーにかけられた。 「クロス・アァーップ!」 叫び、押し込む。 内部機構が、まるで生物であるかのように活性化する。 機体の隅々までエネルギーが巡り、増幅され、パワーが充実していく。 ドラストクラウンとドラストアッシャーが急加速をし、それぞれプレネガスの左右を抜けていった。 速度を維持しながら、二機の戦闘機が変形を開始していった。 クラウンの腹が展開し、収納されていた両腕が姿を現す。アッシャーのV字型シルエットは、ブーメラン状からより鋭角になっていき、やがて人の両脚を構成した。 クラウンの機首が折りたたまれて胸部装甲になり、胴体からは頭部が跳ね上がるように出現する。アッシャーの機首は四分割され、それぞれ前後左右の腰部装甲へと姿を変えた。 プレネガスが振り向くよりも早く、二機は重なり一つの巨大な戦士となる。 全高53m、重量2730t。 GEMリアクター式汎戦闘型STR(Special Technological Robot)、機甲闘神Gドラスター。 合体は完了し、今、その真の力の片鱗を見せつける。 「さぁて、こっからが本番だ!」
少し離れたビルの上で戦況を見届けながら、女は仮面の奥で苦い顔をした。 「Gドラスター……いつもいつも、邪魔をする奴」 マスコミ等、各種メディアに公式発表されている名前をセイナは反芻する。 北アメリカ大陸、太平洋新大陸、一部の宇宙移民居住区と、いくつか特筆すべき戦力の高さを見せる地域はあるが、とりわけ極東地区の防衛戦力は高い。そしてその一角を担うのは、間違いなくこの機体だ。 初遭遇を皮切りに、交戦のたびに煮え湯を飲まされ続けてきた。 面識がなかったから当然とはいえ、パイロットだと知っていれば、遊んだりせずに最初から全力で潰しにかかったものを。 痛む腕を抑えながら、セイナは更なる怒りを募らせた。 Gドラスターの輝く拳が、プレネガスの顔面を捉えた。 全高はほぼ同じ。だが片や鎧を纏った巨人、片や鎧を纏った類人猿。見るからにウェイトが違う。 しかしながら、Gドラスターはその不利を物ともしない。傍目には倍近くもありそうな巨躯を、一撃で数十メートル弾き飛ばす。 さすがに重装甲タイプ。通常攻撃の一撃でリタイアとはならない。 それでも殴りつけ、蹴りつけるうちに、プレネガスの装甲にも限度が見えてきた。徐々に、だが確実に破損は蓄積していく。 逆にGドラスターは無傷だ。本来は繊細な構造であるはずのマニピュレーターを、打撃で酷使しているにもかかわらず。 その理由は、戦闘開始時よりGドラスターの打突部位が包まれている、青白い炎のようなものにある。 GEM(Genesis Energy Material)と称される、十字の発見した新エネルギー。 安定・運用可能とした状態では、極めて軽量な粒子状の発光体となり、故に大量に生成された場合、あたかも炎の如く目に映る。 何らかの物質に作用して多様な効果を発揮するものではなく、用途に応じてエネルギーそのものが効果を変える性質を持つ。 ドラスターの強度や莫大――かつ同条件下でも状況次第で変動し得る――出力など、特殊な現象はこの性質から来るものが多い。 未だ全容が解明されたわけではないが、限定的ながら超動技研によりその利用法は確立しつつあり、Gドラスターはその実験機であり成果でもある。 無論、戦闘における運用は、何も格闘戦ばかりではない。 距離が空いたのを見計らって、壮馬はGドラスターの右腕にGEMを収束させた。 「シャイニング・アロー!」 指を伸ばし貫手の形をとって、肘から先が一気に射出される。 光の尾を引いて、流れ星がプレネガスに激突した。右の盾を、完膚なきまでに破壊する。
「やはり低級無人機では無理か」 防御の要を半分奪われたことで、セイナは判断を下した。 所詮はバリエーション実験機。完成型には程遠い。 本日、都合三度目となる召喚を試みようと、セイナはホルダーに手を伸ばした。 『やめておいたほうがいいよ、セイナ』 その時通信が入り、セイナの手が止まる。 「リオルフ? 何故?」 『手負いで挑んでも、本領発揮できないでしょ』 「……」 自分の専用機を呼び出そうとしたことを看破された。というより、言い方からするとモニターされていた公算が高い。 (プライバシーの侵害……) あまりいい気はしない。戦闘モードに移行し、さらに損傷を負ってしまったのだから、それも仕方ないといえば仕方ないが。回線を受信専用にしておかなかったのがまずかったか。 もっとも、リオルフの言い分は正しい。 雑魚に任せたままよりマシとはいえ、絶え間なく襲ってくる痛みもさることながら、セイナの左腕は動きに支障をきたすほどのダメージがある。加えて――他の仲間たちもそうだが――愛機も試作段階の未完成品。 正直な話、充分な成果を挙げられる自信は無いのが現状だ。 「しかし、あのプレネガスでは、やられるのも時間の問題。それどころか、今までの戦闘データ以上のものを見ることもできないわ」 何よりも、プライドが傷つけられたままだ。一矢報いるためにも、せめて新しいデータの一つくらいは欲しい。 なお食い下がろうとすると、別の声が割り込んできた。 『そこで、こちらも増援を送る。お前はそれと入れ替わりに帰ってこい』 「ライン……!」 『怖い顔をするな……と言っても、顔は見えないが』 「ライン?」 『と、ともかく文句は後で聞く。だから今は言うとおりにしろ』 静かな怒気をはらんだセイナの声に嫌な予感でもしたのか、ラインはさっさと用件だけを告げる。 「……了解した」 渋々ながら従う。不本意だが仕方ない。 セイナは、Gドラスターを一度睨みつけてからその場を後にする。 鋼闘士の件も含めて、後できっちりラインで憂さ晴らししてやろうと、固く心に誓った。
s
セイナが姿を消して数秒後、再び天地を繋ぐ梯子が掛かり、第二のプレネガスが出現した。 「もう一体追加? やけに気前がいいな」 片側の盾を奪いこそしたものの、無駄な頑丈さに辟易ながら、そろそろ大技で決めてしまおうかなどと思っていた時だった。 二番手は、最初の機体と対称的に、細身の高機動タイプ。得物はハリネズミのように設置された飛び道具。 出現地点は、ドラスターの背後。丁度挟み撃ちの形となる。 背中に飛行ユニットを背負っている機体が初手からこの配置ということは、空中も含めて三次元的に挟み撃ちを維持するつもりだろう。 高火力でないにせよ、弾幕で足を奪い、そこを相方が仕留めるのが基本戦法。 急な増援なのを考えると、正しい判断だ。 片割れが万全な状態ならば、だが。 プレネガスは後ろを取ったものの、隙を見せないGドラスターに、攻めあぐねて動きを止めている。 同じく今まで相手をしていた前方の側も動かない。一方的に攻められていたのだ。増援があったからといって迂闊に飛び込んで、戦術を台無しにするほど無能ではないのだろう。 『壮馬、丁度いい機会だ。アレ使えアレ。テストにゃもってこいだ』 「任せとけ」 十字の不敵な笑みに、同じく不敵な笑みで返す。 一匹増えたところで雑魚は雑魚、慌てるまでもない。どうやっても戦力差を覆すまでには至らない。 じりじりとタイミングを図っていたプレネガスたちに、動きの予兆が伺えた。 そろそろ膠着が解ける頃合だ。 「三秒後!」 司令室に向かって、短く壮馬は伝えた。 すかさず壮馬の意を解し、ミツキは隆斗に指示を出す。 『分離します。歯を食いしばって!』 「え? ぅえっ――?」 予想していない動きに視界が揺らぎ、急加速に胃がひっくり返ったような感覚が襲ってくる。 「き、きっついなァ、コレ」 さしもの隆斗も、初体験の戦闘に弱音を吐いた。 一度の合体だけでもキツイのに、突然の分離と高速機動という縦横無尽な動き。三半規管がついていくのか心配になる。 『掃除が大変なので、吐かないでくださいね。整備班に恨まれてしまいます』 「エ、エチケット袋は?」 『用意してません。頑張ってください』 「り、了解……善処します……」 尚、例によって、この様子は壮馬に生中継されている。 まともに会話できる余裕があるあたり、思った以上に適正は高かったらしい。 もっと気を使わないでも良かったのかと壮馬は判断し、後々この会話が隆斗自身の首を絞めることになるのだが、それはまた別の話。
s
まずは互いに制空権を握ろうと、二機の戦闘機と高機動型プレネガスは上昇を開始する。 その最中、クラウンとアッシャーに目がけて地上からの攻撃があった。 致命的な破損を受けていない左腕に仕込まれていた大型火器。アンカーで身体を固定しての砲撃は、おそらく重装甲型にとっての切り札だろう。 それはまるで、天地逆さまに落ちる雷のようだ。 なるほど。当たればデカイが、やや命中精度と速射性に欠け小回りも利かないカードを、ここで切ってきたか。やはり本来は、コンビネーションを想定して開発された機体なのかもしれない。 いかなSTRでも、まともに喰らえばダメージは必至だ。 牽制と狙撃。螺旋の軌道を描いて挟撃を巧みに躱し、クラウンとアッシャーは高機動型の後ろ――さらに上空を取りながら再合体した。 すかさず壮馬は攻めに転じる。 重力を無視した動きで天を翔ける鋼の巨神。その瞬間、戦域は上下左右の概念が惑わされる空間となった。 Gドラスターの左手が右腰に流れる。それと同期して側面のアーマーも稼動、姿を変えた。 “柄”を握り、腰装甲がパージされた。見るものが見れば、熟達の剣士による居合い抜きの姿が重なったかもしれない。 「――――」 音を置き去りにして。 刃の無い剣で敵を薙ぐ。 すり抜けざまに横一文字の閃きが走り、高機動型は正中線で左右に分断された。 柄は見せかけの飾りではなく、いつしか力を宿す。 巨神が携え振るうは、苛烈に輝く光の刀身・ドラスティックブレード。GEM光粒子を収束し擬似的に実体化させた破壊の力。 両断したプレネガスが爆散する頃には、既にGドラスターは地上目がけて翼を疾らせていた。 あっさり相棒を失った重装甲型は、尚も砲撃を続ける。 だがラッキーパンチは有り得ない。 加速しながらも砲撃の尽くを避け、あるいはを切り払い、Gドラスターは突き進む。 地面が壁のように迫る。 あわや墜落かという距離まで近づき……ふわりと、2500t以上の質量が羽のように降り立った。 再度大地を踏んで対峙する二者。 向けられた砲口より放たれた一撃をブレードで弾き、余裕を見せて、巨神は優雅に納刀する。 Gドラスターが仕上げにかかる。全身が燃えるようなGEMに包まれると、胸の前に構えた両手の間に一際輝く光球が灯った。 同時に、世界から巨神を援く光が差す。天から、地から、火の粉のような輝きが湧き起こり、光球に吸い寄せられるように集まっていった。 プレネガスのセンサーが目の前の現象を捉える。 一体どんな現象なのかは全く不明だが、不明なら不明なりに解ることもある。 あれは攻撃。それもとてつもない威力を秘めた。 今までの戦闘から、機動力の差ははっきりしている。避けることは叶わず、発動したが最後、今度こそ破壊は免れまい。だがいかに強大な武装だろうと、発動前なら潰すのは容易い。 プレネガスは最後の好機と判断し、Gドラスターを狙い撃った。 青白い光球は大きさを増してゆく。 火の粉、全身のGEM、そしてプレネガスの砲撃さえも飲み込んで、さらに強く、激しく。 「GEMスピリット・クラスター!」 小型の太陽さながらに成長した光球を放つと、炎はプレネガスだけを呑み込み、瞬く間にこの世から消滅させた。
『状況終了。お疲れ様でした』 完全にグロッキーで、生ける屍といった形容のまま突っ伏す隆斗のもとに通信が入る。 天使の囁きも、今は縁起でもないお迎えのようだ。 「うぃーっす……」 まだ生きてるぞとアピールも兼ねて、隆斗は力なく手を振った。 所変わって、超動力技術研究所司令室。 一通りの自己紹介を終えたところで、隆斗は目を丸くしていた。 「…………今、何と?」 「三津木壮馬だ」 「でもってオレが、Gドラスター開発者の神武十字。オレら二人が、お前の直属の上司になる」 頼り甲斐のありそうなアニキと、目付きの悪い白衣のお兄さんが、気を悪くした素振りもなく得意気な顔で自己紹介を繰り返した。 頭が理解を拒んだまま、次なる質問。 「この前の娘は?」 「ありゃただのオペレーターだ」 冷徹に事実を告げる十字。 沈黙が場を包んだ。 たっぷり間を置いた後、腹の奥から魂の叫びを搾り出す。 「詐欺だああぁぁぁぁーーっ!!」 「嘘は何一つ言ってないぞ。お前が勝手に勘違いしただけだ」 知らん顔して十字は小指で耳をほじり、指先についた垢を吹く。 「期待してたのにっ! 期待してたのにっ! 手取り足取り腰取りの指導に、わかっていても、淡い期待に賭けていたのにっ!」 難波隆斗、二十一歳。成人して初の、割と本気のむせび泣き。 そんな隆斗の肩に、そっと壮馬は手を置く。 「命懸けになるしな。侵略者をぶちのめす気がないなら、ここで引き返しても構わないが?」 「そりゃあ、そこに異論はありゃしませんけどね……でもっ! でもっ!」 涙を拭い、決意を表明し、それでも諦めきれぬ何かがある。 あの殺人的なカンヅメの中、たった一つの生きる希望は、輝ける未来を夢想すること。 見知らぬ人々の幸せそうな笑い顔、そして美人のお姉ちゃんとのあんなコトやこんなコト。あったでしょう。あったはずでしょう。 なのにその半分が、この男前共に否定され欠落してしまった。 「やっかましいガキだな」 「わはは。正直でいいじゃねえか」 それに免じて、壮馬は一つご褒美を与える。 「あー、ほらほら隆斗。イタズラして悪かったよ。でもさ、ちゃんと所員には女もいるから。な?」 「……手ぇ出していいんスか?」 「フリーなら好きにしろ」 「よっしゃー! 頑張って人々を守っちゃうよ、俺!」 青年は途端に生気を取り戻す。実に現金な男。そして実に……。 「ま、その前にみっちり仕込んでやるから、覚悟しとけよ。キッツイ訓練ご馳走することになるぜ。冗談抜きで、逃げるならこれが最後のチャンスだからな」 「どんと来い、ってなもんスよ。愛の前に不可能はない!」 壮馬の忠告にも、鼻息荒く意気揚々と返す隆斗。 十字は予感めいたものを覚える。 こういうバカは強い。きっとどんな困難も乗り越え、逞しく育つだろう。 余談ながら、仕事が体力勝負にもなる都合上、常勤の女性職員の絶対数は少ない。 高山ミツキは婚約している。 彼女を除いた所内一番の美人は、食堂の名物オバちゃん(四十路・既婚・三児の母)ともっぱらの評判。 三日後、隆斗に割り当てられた部屋から、男のすすり泣く声が響いてくるとの噂が立つことになる。 難波隆斗。実に現金な男。 そして実に学習能力の無い男である。
sien
以上、第二話後編終了 詳細設定等は、また後ほど夕方にでも ぶっちゃけ眠いし それでは皆さんオヤスミなさい
投下乙! 感想はまた明日にでも
>>48 投下乙です!
感想はまとめて明日にでも。
あと、ついでにwikiを更新ついでに試験的に弄ってきました。wikiに入ると私が即興で描いたTOP絵のような何かがありますが、邪魔なら言ってください、マッハ22で消します。
PBMの設定も更新しといたので、よろしくお願いします。
本格的な画像のうpは、そのうち。
あぁ……寝過ごした
亀というか前スレご容赦
>>829 >>997 リアル系主人公のイラスト投下乙です―
神秘的な感じが如何にもで良いですね。無表情なのも
しかしこの子の乗る機体ってどんな形の機体なんだろう…
>>849 なにこのこかわいい
母性本能溢れすぎですよまどかさん
たまちゃんの百合るのも分かる気がする
>>874 GEARS13話、投下乙です
こりゃ守屋君素晴らしい主人公っぷりだぜこりゃあ! 頭がキレてる暴漢に対しても冷静に対処しててカッコよすぎる件
しかし良いバトルでした。某赤い人の名言であるMSの性能差が〜を思い出しました
そして霧坂さんデレすぎだよ霧坂さん。素直になれない所がもう……w
>>889 ドラグリヲ11話、投下乙です
タイトルの出方が映画を見てるみたいで良いなぁとwなんと美しい新キャラだ……!
雪兎君の凄惨な過去とコントラストになる様な、哀華さんとの会話シーンの柔らかさに惚れ惚れします
にしても哀華さん、雪兎君の過去、そして緑の御社なる何かと、好奇心のくすぐるワードの登場に胸躍りまする
お二方、次回を楽しみにしてます
>>892 記念絵きたー!遥さんと紫蘇の揃い踏みですな!
この二人が一緒に居るとこう……何か不思議に切ない気分になりますね
>>894 戦場らしい無常観と緊迫感に満ちてて素敵です
是非とも本編を拝みたいですな
連レスすみません
>>896 これはエ ロ い
確かに保存すると色んな意味でバグりそうです。しかし男の子か―……
>>916 いえいえ、構いませんよwPBMさんの好きに一人と一機を弄って貰って
>>980 このドタバタ感は昔見たSDガンダム劇場を思い出しますw
にしてもジョーは何時でも冷静だなぁwそれが最大のボケかもしれないけど
うpろだへ
>VSSD
うぉぉぉかっけぇ!これがビュンビュン飛ぶのを考えると脳汁止まんねェww
SDながらもポリゴン氏の描いたヴィルティックのエッセンスが凝縮されてますね。力作GJです
>orusankakusan
これは微妙にリアクションに困る……w
色んな意味でがいちゅうになりそうで参るなぁw
以下本スレです
>>46 久々のGドラスター、投下乙です
ケレン味のある、実にロボット物らしい躍動感のある戦闘シーン、ごちそう様です。
必殺技シークエンスが王道一直線でまぁw
何だかんだ言って良いコンビな壮馬と十字のコンビはもちろん、高山さんとセイナさん、隆斗もキャラが立っていて良いなぁと
さて、遂に本領を発揮したGドラスターの活躍を楽しみにしつつ、次回を期待しています
>>19 俺は見たいですよ、>>882の描くロボット。有機的な感じがしてカッコいいと思いし
たまには真面目なデストラウも見たいかなと(ボソッ
それと
>>18 で感想レスdです
読み直してみて俺すげ―馬鹿だと自分自身悔やんでますw20号機の最後を飾る様な話じゃねーだろこれってorz
もっと最後らしい明るい話の方が良かったですよね……何だこの終わり方もパッとしない話は……
容量潰すわ暗くて鬱だわ、ロボスレ住人の皆さん、ホント申し訳ないです
あっと、長々と連レスしてすみません
>>50 wiki更新乙です。毎度仕事が早くて感服致します
トップ絵!GJです。PBM氏がこのスレの看板だという感じでw
>>48 投下乙です。
良いですね、機甲闘神Gドラスター。
合体に必殺技、隆斗の正義感と真っ直ぐな爽やかなエロさと正にスーパーロボットの王道!
子供の頃、隆斗の様なヒーローに憧れていたなとノスタルジックな気分になりながら楽しませてもらいました。
>所内一番の美人は、食堂の名物オバちゃん(四十路・既婚・三児の母)
隆斗マジでガンバレwwwお前が強さとエロさと正義感を兼ね備えたヒーローになるのを心待ちにしているぞw
>>50 いつも更新有難う御座います。TOP絵完璧じゃないですか!wikiが半端無く充実していって嬉しいです。
何処まで巨大化していくか本当に楽しみで仕方がありませんw
では前スレからのも含めて感想などをー
前スレ
>>964 投下乙であります!
巨大な力を持った者としての責任、理想と現実……難しい主題ですよねぇ
しかし救いはあるんですよね、身近な人間が少しでも分かってくれれば……
己の中に揺るがない柱があることを自覚した鈴木隆昭君、願わくば彼と世界に救いのある結末を……
うん、ちょっと感情入りすぎたwww俺きめぇwww
前スレ
>>980 博士と助手www自重しろwww
しかし他作品のキャラとも違和感なく絡んでいけるジョーさんかっこいいですwいい仕事すぎて吹いたwww
このシリーズ続いてほしいなぁw
前スレ
>>988 きもいwwwこれは実にきもいwww
誰かヴァーストしたヴィルティック呼んでこい!www
>>997 アマリリスさん投下乙です!
無表情なキャラは色々と難しいですよねー。(絵が描けないのに知ったようなことを言うヤツ)
>>48 久々の投下乙です!
壮馬さんだけじゃなくて隆斗くんも生身ユニットでしたかー……凄すぎるぜwGドラ世界www
いやー、一気に読んじゃいましたよ!合体!射出される腕!そして光剣と必殺技!!
ま さ に ス ー パ ー ロ ボ ッ ト !!!
主人公も読んでて気持ちがいい連中ですね。まぁ隆斗は不憫ですがwww
次回もマジで楽しみにしてるんだぜ!
>>50 毎回wikiの編集有り難う御座います師匠m(_ _)m
トップ絵も乙であります!……ところで胸部装甲の顔が可愛く見えるのは仕様ですか?w
前スレ
>>964 投下乙です!
オルトロックに違いないと早とちりした自分が情けないYO!
科学という名前の下に多くの人間が犠牲になってきましたからねー。核もまた同じ。
犠牲になるのはいつも関係ない人…科学者や権力者は犠牲にならない世の無常。
暗いけど考えさせる作品でした。
>>988 オルトロックウワアアアアアアアァ!
現スレ
>>48 投下乙だぜ兄貴!
マジンガーを彷彿とさせるバトル! 自分には描写も構成もできそうになくて羨ましいです。
隆斗君……こうなったら二次元に逃げるしかないな! 苗字通り難破(船的な意味で)してるとはカナシス
http://ux.getuploader.com/sousakurobo/download/318/Flora.jpg せっかくだから、本編でちらっとしか出てないフローラ母さんをネジってみた。
若くして制服着せたら意外とうわメリッサなにするやめ
>>57 ほほぅ、人妻ねじねじとな……
惜しみないGJを送ろう!www
SDGドラスターがロダにキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
ナイスタイミング!GJです!しかしホントにバランス上手いですねw
えーと、前スレW+h0N8y/氏
図々しいお願いなんですが、DSSDをもう一度だけ上げて頂けないでしょうか……
SDポンピリウスだけ保存し忘れていたようなんです(´;ω;` )
寝て起きたらこんな時間だなんて、俺僕私……!
改めましてみなさん投下乙です!
前
>>964 たろ氏リズムがバリバリですね……なんて鬱なの……。
でも、最後のところで少しにやりとしてしまいましたw タカ坊かっこいいよタカ坊。
そして最後の最後である意味鬱になりました……。これだけの覚悟をして、やって来たのがギャグキャラの蔓延る世界ってどういう事なの……。
前
>>980 ジョーさん今日もお仕事乙です! まさかウチのペネ子が出てくるとはw
あと、博士と助手は仕事しようか……。
前
>>988 (゚Д゚;)なにこれ気持ち悪い……。
前
>>997 (゚∀゚ )なにこれえろい!
>>48 久々の合体ロボkakkeeeeeeeeeeee!! 隆斗のキャラ大好きですw
合体時の描写が丁寧で素敵ですね、惚れてしまいます。
Gドラスター強いなぁ、かっこいいなぁ。色々と王道的で素敵ですね!
>……手ぇ出していいんスか?
まったくこの男は……w
>>57 \ \丶 i| / /
イィヤッホォォォォォォォォォォォォォォォゥ!!
\ 丶 | / /
_ /|
 ̄ rλノ 丶ノし― ̄
_ ) ハ_ハ ( _
― ̄( (゚ω゚ ) /―_
) c/ つ(
y | | <
> Lノヽ) ノ
>>58 少女期だから人妻じゃないんです(キリッ
>>59 左右に垂らさない種類にしてみたよ!
おうふ、酉消し忘れてた!
あと、これも忘れてました。
次回も楽しみに待ってますね!
>>51-52 感想、ありがとうございます!
しかしどこか危なっかしくて母性本能をくすぐられるのがまどかだったりします。
……作中でそういう風に彼女を描けてるかは甚だ疑問ですが!
>構いませんよwPBMさんの好きに一人と一機を弄って貰って
いいのかい? ホイホイ許可しちゃって。俺はどんなシリアスにでもギャグをぶち込んじまう人間なんだぜ。
>もっと最後らしい明るい話の方が良かったですよね……何だこの終わり方もパッとしない話は……
私はこの終わり方好きですよw
>>56 気付いたら可愛くなってたんだ、すまない。
ヒャア! もう胸部の顔も本編に取り入れるしかねぇ! という事になったので、理由も考えてありますw
ところでこんなものがあったのですが。
ttp://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100225_live_action_evangelion/ ふむ……。
>>61 アニメを実写にしたらコケるってことを誰か言ってやったほうが……w
改めて投下乙!短めだけど感想をば
前
>>964 鬱になりそうな展開だけど、ラストに希望が感じられていいと思った。そのへんはさすがたろ氏w
前
>>980 まさかのゲストキャラに全俺が吹いたw
前
>>988 何故、オルトロックなら仕方ないと思ってしまうんだ……
前
>>997 エロスをあまり感じないのは、やはり無表情だからだろうか……
>>48 合体ロボはゼノライ以来かな?しかしキャラが生き生きしてるなぁw
>>57 おお……これはえろい三つ編み
>>61 ビルがアメリカっぽいw
イメージボードはかっこいいけど、地雷臭は拭えんなぁ
実写版というか 「作品を演じるキャスト達がいる」的なネタは考えた事があるな 某ラノベの巻末オマケの影響で マサキ:人狼機兵マーナガルムの主人公、ソマ・ツクヨミ役のマサキ・ナカムラだ。 クリスティン:同じくユノー・ハーディング役のクリスティン・ウォーカーよ。今日はよろしく。 ──という訳で、主人公とヒロインを演じる二人に集まって頂いた訳ですが…… クリスティン:え、ユノーってヒロインだったの?初耳だわ。 マサキ:おいおい(笑)君がそれを言うのか。 ──撮影中、大変だった事は? マサキ:ツクヨミというとあの『顔』だけど、アレ、実は特殊メイクを使っているんだ。 役作りの為に減量はしたけど、それでもあそこまで酷い顔にならなくてね(笑) あのメイクをすると、瞬きするのも大変なくらい目が動かせなくなるんだけど 監督が「極力顔を動かさず、眉の動きと目元で演技してくれ!」なんて むちゃな指示を出してくるから、もう大変だったよ。 クリスティン:ユノーの義眼はCG合成で、撮影時も眼帯を付けるだけだから楽だったわね。 マサキ:本当に羨ましかったよ(笑) クリスティン:私が苦労したのは、ユノーのあの笑い声かしら。「狂気が足りない」とか言われて 何回もNGが出たわね。ほとんど喋らないツクヨミがちょっと羨ましかったわ。 マサキ:じゃあ、次の撮影では僕と役を入れ替えてみるかい? クリスティン:流石にそれはできないわね(笑) みたいな感じのを
そういえば
>ヒャア! もう胸部の顔も本編に取り入れるしかねぇ!
どこまでネタに貪欲なの師匠はw
>>66 それっぽい雰囲気が素敵過ぎるw
また別の視点で物語を見ることができそうで面白いよね
>>66 これは面白そうですね。
人当たりの良いツクヨミ先生のキャスト
無類の動物好きのオルトロックのキャスト
赤面症の露出卿のキャスト
実は子供嫌いのロリコンのキャスト
遙さんのキャストが実は小学生
ヘビー&チェーンスモーカーなオルカのキャスト
>遙さんのキャストが実は小学生 珍獣もな!
これが本当の中の人か…!
そういやコナンの新一と怪盗キッドも「同じ役者が演じてる」的な裏設定があって 新一とキッドが同じコマに登場する事はほとんど無く、一緒に出るコマがあったとしても 身体の一部だけだったり後ろ向きだったりで、どちらかの顔が見えないようになってる みたいな話を聞いた事があるな
へぇ、そんな裏話があったのか
毎度の事ながら感想有難うございます
>>56 まぁ彼は不幸である事がアイデンティティみたいなモノですからね
だから申し訳無いのですが、彼が幸福になる事は永遠に無いと思います
とはいえ彼には彼なりに生きてきた事に対する結末を用意してあげたいとは思いますが
>>57 バリバリ文系な自分が科学だのなんだの言ってると、理系の人に怒られそうな気がしてなりませんw
こんな作品ですが、何か物事を考える際の切っ掛けになれたのなら幸いです
さすがお母さまだけありメリッサさんにそっくりですね・・…wって事はメリッサも制服が(ry
>>59 >>61 (もしやイズムの間違いじゃないかとは言わないようにしよう……)
けど今の彼は幸せだと思いますよ。帰る場所がありますから
鬱展開だけ書いてるときついっすね、色々w終わり方に付いて好意的に受け取って貰えると嬉しいです
>>64 ホントは最後の所(どうするか問われる所)でブチっと切る予定でしたが、あんまりにもあんまりすぎるなと
やっぱハッピーエンドの方が好きですね、俺。何だかんだ言って
>>66 笑顔で話すツクヨミさんが浮かんできて珈琲吹いた
朗らかなユノ―さんも笑えるw
何だか
>>69 にネタ振られた気がするから便乗して書いてきます
というか初号機がただのクリーチャーにしか見えないのが何とも……w
>>66 マサキさん、ツクヨミ先生の演技大変そうですねw
>>70 そしてまどかさんは大人の方が演じてるんですねわかります。
>>72 中の人も同じ山ぐちんこ勝平ですしねw
>>74 >彼が幸福になる事は永遠に無いと思います
(´・ω・`)ショボーン。
>(もしやイズムの間違いじゃないかとは言わないようにしよう……)
つっ、ついだよ! わざとだよ!
………ハッ! 大変なことを思いついてしまった。
ヘーシェンの中の人とかは実はオバサンだったりうわへーしぇんなにするやめろおおおおお
>>74 制服は特注です
>>78 しろの中の人がobsnはありえんだろw
>>79 やまぐちんこって何だw
>>78 幼い声、と描写してあるからそのへんはないと思いますが、世の中には朋先生みたいなのもいるからなぁw
>>80 ご存知……ないのですか!?
やまぐ……ちんこ……?
山口勝平は自分で自分を「チンコキャラ」つってるからな
一方岩田光央は誤ってちんこに根性焼きをした。
ビーストウォーズリターンズでそんな事言ってたなそういえばw
略してちん根性焼きですね! ふぅ、てのひらの執筆が進まんでござる……。
ちんこちんこうるさいよちんこ フゥハァハァー 執筆は進まず
てのひらって一瞬何の事かわからんかったぞw まあ、ゆっくりやればいいじゃない
そうですね、マイペースにいこうと思います。が、 タウが全然出て来ないのはどういう事なの……。
ちょっとした小ネタだった筈が、ガチで書いてしまった…… 苦笑して頂けると助かります ――――――それでは今日、初公開を迎える映画、ヴィルティック・シャッフルを記念して、主人公である鈴木隆昭を演じられた、高木鈴秋さんと その鈴木隆昭と敵対する悪役、オルトロック・ベイスンを演じられたベイトロック・オルトンさんのインタビューを開始します 高木「あぁ、何? カメラ、カメラ回ってんの? あ、ちょりーす、鈴木隆昭役の、高木鈴秋でーす」 ベイトロック「オルトロック・ベイスンを演じさせて貰いました、ベイトロック・オルトンです。今回のインタビューを受ける事が出来て、光栄です」 ――――――作中のキャラクターを演じてみて、どんな印象を抱きましたか? 高木「どんな印象ね―。よええなコイツって思ったよマジで。メルフィーだっけ? 女とまともに話せない奴が戦えんのかよって。 けど脚本を読んでくと意外と魂が熱いな奴だって分かったから、演じてるうちに愛称湧いて来たね。友達にはなれないけど(笑)」 ベイトロック「私とは全く違う……というか、凄く悪い人で、私みたいなのが演じ切れるのかなと思いましたね。脚本家の方には申し訳ないのですが……。 家内と子供に、悪人らしく見えるか何度かチェックして貰いましたが、喋るときに笑われちゃって困りました」 ――――――撮影中、何かトラブルや、コレは参ったという体験談等をお聞かせ下さい。 高木「んー正直ずっと困ってたね(笑)ベイトロックさんってホント良い人なんだよね。それに細かく気遣ってくれるし。 だからベイトロックさんを憎めって言われてもどう演技して良いか思考錯誤したなぁ」 ベイトロック「あるシーンで、彼とメルフィー役のスフィーちゃんを電撃で攻めるシーンがあったんですが、ホントに良いのかなと内心ドキドキしちゃって(笑) それに私……どうしても気が弱いんで、高木君の剣幕に圧されて何も言えない時があって何度もNG出しちゃいまして……。監督さん、ごめんなさい」 ――――――高木さんとベイトロックさんは今回の映画で初共演ですが、お互いにどんな第一印象を抱きましたか? 高木「そりゃあもう凄く綺麗な人だなって思ったよ。背も高いし。けど実際話してみると気さくな人で安心した(笑)まぁ一児のパパさんだしね」 ベイトロック「最初はとても失礼ですが、演技は出来るけど礼儀が出来てない子だと思っていたんですよ。けれど仕事をしていくと、結構しっかりした子で安心しました。 ただ、やっぱり言葉づかいは少し直して欲しいかな(笑)」 高木「あー、サーセン、これが俺のスタイルなんすよ(笑)まぁ、場はちゃんと弁えるけどね。パーティーとか」 ――――――他の共演者についての印象をお聞かせ下さい。 高木「スフィーちゃんはメルフィーと違って活発な子だったな。ノリノリでヴィルティックに乗ってたし(笑) スネイル役のマチルさんは役柄と全く違ってて驚いたよ。凄い清楚な人でね。スタッフ皆にサンドイッチを手作りしてきてホントに驚いたな。 草川役の大輔とはマブダチなんだけど、ホントに草川そのものだよ(笑)全然演技してる気にはならなかったな」 ベイトロック「役者さんは皆良い方達で、気持ち良く演技に集中する事が出来ました。娘がスフィーちゃんのファンだったからサインを貰ったけど、悪い事したなと(笑)」 ――――――それでは視聴者の皆様に、映画の見どころを。 高木「やっぱロボットかな。デカイロボットが空中で闘うシーンを見て欲しいね。今の映画ってどれだけCGが凄いかってのが分かると思う。 後、今まで善人役を演じてきたベイトロックさんの凄い悪役演技(笑)マジでゾクゾクするよ」 ベイトロック「鈴木隆昭という一人の青年が、とてつもなく巨大な壁にぶつかった時、彼は一体どんな選択をし、そして乗り越えていくのか。 その事を考えて見て頂けると面白いかなと思います。それと既にネタバレしているとは思いますが。マチルさん演じる……」 高木「ベイトさんそれいじょういけない」 ベイトロック「(笑) その答えは是非劇場で、お確かめ下さい」 ――――――それではインタビューを終わります。有難うございました
ちなみに二人とも特定の人物をモデルにした訳ではないです
高木君はちょっとお塩先生が入ってますがw
>>76-77 まぁ、彼がヴィルティックに乗った時点でもう既に運命は決まっているとだけ
>タカ坊死んでしまうん……?
んー……可能性の一つには
>>78 なんと!w特注の制服……ゴクリ
>>91 ちょ、お塩先生ってwww
これ面白いなw
>>91 高wwwww木wwwwwwww
お塩だけど真っ黒なんだよってやかましいわwwww
制服は胸を強調する仕様だよ! 仕様だよ!
>>92 動物好きというより、家庭を持ってた方がギャップが出るかなとw
ホント良い人ですよねw
>>93 お塩先生ってこんな感じじゃないですか(棒
>>91 見事にキャラが真逆ですねw
でもそれ以上に名前がwww
息抜きにやってみようかなぁ。
>>94 >制服は胸を強調する仕様だよ!
よし、まどかさんにもプレゼントするんdうわたまちゃんなにをするやめ
>>94 一体誰が作ってるんだ…・・w>特注制服
>>96 面白いですよ。是非息抜きに
それと裏話ですが、高木はハルとデイブでのデイブの声、タウエルンでのギーシュ役
ベイトロックはロスガでの終盤の狙撃手、それとアルフレッドの声を演じています
嘘です
知人が自サイトで特撮ヒーロー物書いてて 登場した怪人の絵を全部描くって無茶をやってたが 後半になったら、わざと前半の奴と被ったデザインの奴を出して 「スーツを流用してます」みたいなネタにしてたな 「作品が実写化されたら」みたいな方向でネタを考えるのの楽しさは アニメ化してない作品の声優談義みたいなモンかね?
>>98 色々演じてるんだな……と思ったら嘘かいww
自分もやってみようww
そうだ筆ペンつかえばいいんだ!
皆ー!チョーさんが
>>66 をイラストにしてくれたよー!!
うpろだをチェックだ!!
感想などは避難所に書き込むと良いかも!
マジかよ、ちょっと避難所行ってくる
というわけで私も便乗してみました! 本日『パラベラム!』の公開に当たって、リヒト・エンフィールド役のミハエル・ブランシェットさんとヴァイス・ヘーシェン役の白河 さちさんにインタビューを行いました。 ――――出演した感想を聞かせてください。 白河:スタッフの皆さんと一緒に、楽しんで撮影する事ができました。 ミハエル:もう凄く興奮したよ。ロボットも出てくるし、変身ヒーローも出てくるしね! 白河:ヒーローになれるって、とても喜んでましたよね(笑) ミハエル:できればロボットにもなりたかったね。さちちゃん達が羨ましいよ(笑) ――――演じられたキャラクターについて、どんな印象を抱きましたか? ミハエル:リヒトは飄々としてるように見えて、結構熱い男だと感じたかな。僕みたいに(笑) 白河:ヴァイスも、表では厳しい事を言うけれど、本当はとても優しい子だと思いました。 ミハエル:リヒトとヴァイスは、いつも一緒にいるよね。 白河:とても仲良しですよね(笑) ミハエル:実際、僕たちも凄く仲良しだよね。 白河:くっつかないでください、気持ち悪い。 ミハエル:(笑) ――――(笑) 撮影中の苦労話などをお聞かせください。 ミハエル:ないね! 白河:きっぱり言い切りますね(笑) ミハエル:強いて言うなら、ロケ弁があまりおいしくなかったところかな。 白河:(笑) 私は、男性の皆さんの話にあまりついていけなかった事が苦労したと言えば苦労しました。話についていけていたまどか役の吉野 さくらさんは凄いなぁと(笑) ミハエル:あれには僕も驚いたよ(笑) まさかさくらさんがアーマード・コアをやっていたとは思わなかった。 白河:あと、皆さんアドリブ連発してましたよね(笑) ミハエル:してたね(笑) 僕もライダーキックって叫んだけど、NGになっちゃったよ(笑) 白河:私には、そういうのわかんないなぁ(笑)
――――他の共演者の方についての印象をお聞かせください。 ミハエル:遥役の朋ちゃんもリタ役のアリスちゃんもみんないい子だったよね。 白河:小さいけどしっかりしたいい子でしたよね。 ミハエル:さちちゃんも小さいじゃないか(笑) 朋ちゃんの三つ編みはさちちゃんが編んだんだよね。 白河:私は外見だけじゃないですか(笑) たまちゃん役の美樹さんと、まどか役のさくらさんに優しくしていただいて、とても助かりました。 ミハエル:打ち上げの時に、酔った美樹ちゃんに息子を蹴られた時は死ぬかと思ったよ(笑) 白河:美樹さん、いつもは明るくていい人だけど、酒癖悪いから(笑) ミハエル:朋ちゃんとアリスちゃんには見せられない光景だったよね(笑) 白河:ルガー役のショーンさんは、とても理知的な方でしたよね。 ミハエル:キャスティングを見た時に、やっぱりショーンか! って思ったよ。あと、ライ役のエドワードとリヒター役の恭一は本当にいい奴だった。 白河:男の子の世界を間近で見せつけられて、どう輪に入っていいのか(笑) ミハエル:いや、あれはほんとにはしゃぎ過ぎたと反省してるよ(笑) ――――それでは最後に、読者の皆様に今回の作品の見所をお願いします。 ミハエル:僕はさちちゃんの毒舌かな。僕、聞いてて興奮しゃったよ(笑) 白河:機械人形の迫力ある戦闘シーンですね。まさかCGがあそこまで進化してたなんて思ってませんでした。 ミハエル:適度に重量感があっていいよね。僕、見てて興奮しちゃったよ(笑) 白河:ミハエルさんは興奮しすぎです(笑) シロ<ふぅ。こんなところですかね> リヒト「ああ、こんなところだな」
うむ、酷いオチだな、すまない。だが私は謝らない。 よーしチョーさんのイラスト見てくるぞー!
>>107 なんという和気藹々とした現場か
……と思ったらオチが予想の斜め上www
>>107 オチが秀逸過ぎるwww素で噴出してしまったw
でも、この二人って暇な時にこんな風に遊んでそうな気がしましたw
>>107 流石この二人ww演者ですなぁw
ミハ……リヒトが隠してる様に素出まくってますねw
……何だろう、さっきから妙にもやもやしてるというか……
恋か!?恋なのか!?
いや……なんかこう、すっとしないんですよね…… 上手く言えないんですけど、何か嫌なんです
どっちが素なのか分からなくなってきたぞ!?
>>113 きっとたろ氏がニュータイプに覚醒しようとしてるんだよ
ごめんなさい、何でも無いです 只の思い違いです
そしてさりげなくネクソンクロガネSDが来てるんだよなーw
格好良すぎだろこのポーズw
>>91 ちょw本編と違いすぎワロタwww
ベイトロックさん大変だったろうなぁ……w
そして草川がそのままだったのに地味にウケたwww
>>107 まさかこんなオチを着けてくるとは……PBM氏!なんて恐ろしい子!w
皆さんもそうですけど、日本系と欧米系の役者が一緒にいるっていう雰囲気が好きだなぁw
実際にはあり得ないからw
投下してもいいのかな(´・ω・‘)
古時計屋さんがキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! 支援は任せてくれ!
いいとも!
>>118 私にかまうな投下しろォオオ! あ、水だけは置いていってくれ。
んじゃ、いくぜ!!
シェー
この物語はどのような物語だと言えるのだろうか? 一人の男の戦いの物語。 是。 これは苦難に満ちた男の戦いの物語である。 一人の男の復讐の物語。 是。 これは復讐以外の何物でも無い物語である。 一人の男の後悔の物語。 是。 これは後悔に満ちた物語である。 だが、そのどれもがこの物語の全てを抱くにたる言葉では無い。 もし、この物語がどのような物語かというならば、こう称するのが一番だと言えるだろう。 この物語は自分が間違っているのだと知った上で、それでもその歩みを止める事が出来なかった男の物語なのである。 だから、この物語は王道では無い、王道とは正しき道を行く物語であるのだから…。 それでは皆様、CRの第二幕「悪夢」の始まりでございます。 また、長い時の間、皆さまにお付き合い願う事になりますが、何卒、ご容赦願えると幸いです。 CR ―code revegion― 第二章「悪夢」 SIDE A 「っ―――。」 白い天井。 それが秋常譲二が目蓋を開いて見た最初の光景だった。 それは知らない天井。 譲二がいつも目にしている灰色の天井ではなく白い天井。 譲二は自分の体を見渡す。 一つのベッドに寝ている自分の体には医療用の管が刺されている。 譲二は少しずつ覚醒していく意識の中で、自分がいま何処にいるのかを理解し始めた。 つまりは自分は助かったという事だ。 あの戦いの中、勝手な妄念に囚われ独断先行し、結果、足を引っ張り、それでも生き残った。 天狼との戦いの後、薄れた意識の中でもシャーリー・時峰の断末魔は耳に残っていた。 おそらくは、あの戦いで仲間が死んだのだ。 シャーリー・時峰は秋常譲二が知る限り冷静沈着な人間だ。 とある一例を除けばどんな逆境に置かれても、冷静かつ適格な判断をする。 その人間が唯一取り乱す瞬間は仲間が死んだ時に他ならない。 何故、他の仲間が死んで自分が生き残っているのだろう。 まだ、モヤのかかった意識の中で、秋常譲二は自らを悔い責めた。
彼らは自分のようなどうしようもない欠陥者と違って、その数万倍も素晴らしい人間であったのというのに…。 一体、何人あの後、生き残ったのだろうか…。 そんな、後悔の念に譲二が囚われていた時、声が聞こえた。 「へぇ、狙ったわけでは無かったんだけれど、これは本当に運命的な出会いなのかもね、ちょっと楽しみであえて『見』なかったのは正解だったかな。」 ソプラノ調の高い声。少なくとも秋常譲二の記憶の中には無い声。 譲二はその声が発せられた方へ顔を向ける。 「眠りの王子さまはお姫様のキスを受けて眠りから目を覚ます、確かこんな物語があったよね。シンデレラだったかな。」 笑いを含みつつ、そう例える黒いスーツ姿の女がそこにいた。 「いや、違うと思います、確か眠りのお姫様が王子のキスで目を覚ますという話ですね。あとシンデレラではなくそれは眠れる森の美女では無いと思います…シンデレラはガラスの靴の話です。」 譲二は全身の気だるさと自分の唇が濡れているのに違和感を感じながら、そう応対する。 自分がなぜ『ここ』いるのか、大体の予想は付いている。 おそらく自分は責任追及を待つ身なのだろう。命令違反を犯した自分には当然の処置だと思える。 だが、何故、『ここ』にこの女がいるのか、譲二にはわからなかった。 「ああ、そうだったっけ?童話はあまり詳しくないからなぁ、ふーむ、やはりこういう例えは人前で恥かくだけだから言うべきじゃないかなぁ。」 くすりと女は笑う。 直接的な面識があったわけではないがこうやって見ると、外見通り10代後半という年齢相応の女性に見えるなと譲二は思った。 だが、譲二には彼女がいわゆる普通の女性とは違う領域にいる人間だという事を知っている。 だから、譲二はこう尋ねる事にした。 「それにしても何故、あなたが『ここ』にいるのですか?」 そう尋ねた譲二に少し驚いたような顔をし、少し溜息をついた後スーツ姿の女性は答えた。 「ふむ、どう見ても君より年下の私に対して敬語を使っている辺り、私の正体はばれてしまっているのかなぁ、ちょっと残念、男装して付け髭でも付けてこればよかったか…。」 譲二はゆっくりとベッドから上半身を上げる、その際に脇腹に痛みが走った。 その痛みは譲二が今、どのような状況にあるかを強く認識させる。 「いや、流石にそれはどうかと思います、それに貴女ほどの有名人を知らない人なんてこの世界には数える程ですよ、第六機関の統括者セレーネ・リア・ファルシル代表。」 スーツ姿の女性セレーネは頭に手を当てて溜息をついたあと、 「ここでは、セリアと呼んでくれ、一応、レイン・フィードのお付きという名目でお忍びで来ているから敬語も禁止だ。」 とスーツのポケットから黒いサングラスを出して譲二に見せる。 「初見の人には敬語で話すものですよ、それに、俺にばれてるようじゃ、ここの人間に全てにバレてしまっているんじゃないですか?」 「ふふ、そうでも無いよ、例えばね――」 セレーネは首の後ろを指で叩く。 「こうすると意外と見間違いだと認識しない?」 そのセレーネの口から放たれた声は先ほどのものより太くなっており、男性の声のように聞き取れる。 「それもあなたの機関の開発品ですか?」 譲二は少し呆れたようにして言った。 「そう、簡易ボイスチェンジャー、体内のナノマシンで声帯から出る音波にちょっとだけ干渉すると、こういった風に声を変えたりする事が出来るわけ、ウチの機関のナノマシン研究で作られた玩具だね。 自分の喉からいつもと違う声が出るから使うと違和感が凄いんだけれど…。」 第六機関の統治領域は工業が盛んな地区である。 元々豊富な資源を元に様々な機械を開発し輸出していたが、とある時から頼りにしていた資源が枯渇するという問題に直面する事になった。 それを一人で立て直したのがこの若干、24歳の女性、セレーネ・リア・ファルシルなのである。
彼女の行った事はジャンク集めである、とにかく各機関からとにかくスクラップを買い漁ったのだ。 つまりはスクラップ品の再加工する事で統治地区を立て直そうとしたのである。 だが、かつてのように大型の機械を大量に生産するにたる程のものは集まらなかった。 そこで彼女はそれらを丁寧にクレンジングを行い、超小型の機械の開発へと転用する、つまりはナノマシンである。 元より開発力は高い機関であったが、それまで主軸であった大型機械から技術の転用が出来る部分も少なく、もはやナノマシン開発を軸にするという方針転換は大博打という程のものであったが、彼女はそれをたった3年で終わらせてしまった。 それも他の機関を追随を許さない程、高品質なモノを作り上げて、今や、世界に出回っている医療用ナノマシン等のナノマシンは全て第六機関のものなのである。 その改革を立案した大学を出たての彼女は当時は轟々たる非難の中に晒されたが、彼女は謎の資金源を使い反対意見の口を強引に封じ、推し進め、そして結果を残した。 そしてその大業を成し得た、年端もいかぬ女は『鉄の処女』と呼んだ。そうして絶大な支持を得て、今や彼女は第六機関の代表となっている。 さて、そんな世界的な常識は置いておいて問題なのはここからだ。 そんな世界政府中枢レベルの要人が自分のような人間に一体何の用だというのだろうか…。 「なんかとんでもない変装グッズですね、その内、貴方の機関のウリがさらなる成長を遂げると完全な別人に変身する事も可能になる気がします。」 「それも面白いんだけど、あんまり身体に干渉するモノ作っちゃうと大御所様の法に触れちゃうから、まあ、この程度が限界という感じかな。」 セレーネは幸せそうな顔で譲二の顔を見つめる。譲二にはそれが非常に気持ち悪く感じた。 「ところで――なんであなたはここにいるんですか?」 譲二は先ほどからずっと思っていた言葉を吐きだす。 所詮、今の自分はイーグルに所属する鋼機乗りでしか無い。それも、他の常軌を逸した能力を持つ鋼機乗り達と違い欠陥品だのといった評価されているような代物をシャーリー・時峰に拾ってもらったに過ぎないのだ。 そんな男に一体何のようだというのだろうか…。 「ああ、そうか本題だね、君、今は鋼機の操縦やってるらしいけれど、その前は鋼機の開発やってたんだろう?」 「ええ、正確には鋼機の操縦者で軍に入って訓練受けてたんですが、適正無しって事で放りだされて、その後、恩人の誘いもあって鋼機の開発に携わる事になりました。まあ、それから色々あって鋼機の操縦者になったんですが――」 「ああ、大丈夫、君の経歴は熟知している。君があのディールダイン式の考案者である事もね。」 それを聞いて譲二は彼女が何を目的に自分の所に来たのか得心がいった。 「なるほど、アレ目当てで自分に接触してきたという事ですか、確かに考えたのは俺ですが俺は所詮アイディアを出したに過ぎずあれの本当の功労者は琴峰礼夢(ことみね れむ)ですよ。」 「ああ、例の琴峰研究所の出身者の事か、でも彼女は確か、S−21の完成間近に…。」 「ええ、ディールダインの暴走事故で死にました…。」 ふむ、とセレーネは頷く。 「確かに惜しい人を亡くしたんだろうね、でもね、秋常譲二、もし私が君を訪ねたのがディールダインに対する知識が欲しいからだと考えているのなら、それは見当違いというものだと思う、私はね、秋常譲二、君の全てが目的でやってきているんだよ。」 あまりにも漠然とした答えに譲二は一瞬、何を指して言っているのか理解する事が出来なかった。 「ああ、ちょっとわかりにくいか、君の鋼機開発者としての能力、君の鋼機操縦者としての能力、君という人間の持つ血、君の成した成果、それら全てが私、 正確に言うと私たちなんだけれど、その目的の為に必要なんだ、つまりはね、秋常譲二、君、英雄になってみる気はない?」 イーグル総司令、秋常貞夫はイーグル本部の離れにある鋼機格納庫の中にいた。ここ連日司令部に入り浸りぱなしだった貞夫はやっとの事で狭苦しい司令部から抜け出せたが、無数の鋼機が格納されているここは今度は広すぎて落ち着かない。 気分が落ち着かない時はとにかく煙草を吸うのが、秋常貞夫の常であったが、そろそろ禁煙を始めなくてはという突発的衝動に駆られ煙草を吸うのを止めた。 それを聞いた、副官である琴峰雫(ことみね しずく)には「また、始めるんですか?どうせ3日も持たないと思いますが、まあ、応援してますよ。」等と呆れ顔に皮肉を言われ、そんな事を言った琴峰雫をギャフンと言わせてやろうと今度こそは止めると奮起しているのだ。
その呼吸がいけなかったと貞夫は思う。 その一挙一動が余りにも煙草の吸って吐くという挙動と似てしまったのだ。 体と心が煙草を思い出し、煙草を欲し始めている。 ああ、30分前の最後の一服が忘れられない。 今度こそこれで終わりにするとして煙草との今生の別れを先ほどしてきたばかりなのだ。 あれは美味かった。 幾度も繰り返し吸った煙草だったが、この52年の人生の中であれほど美味しい煙草は 無かったかもしれない。 あの煙草をもう一度吸ってみたいと思う。 「あ、あの―――――」 しかし、自分は先ほど琴峰雫にあれほど大見得切って、煙草を止めると言ったのでは無かっただろうか? ああ、そうだ、ここで必要なのは鋼鉄の精神だ。 この目の前に直立している、蒼白色の鋼機のように感情を完全に殺してしまわなければならない。 「秋常司令、聞こえているのでしょうか?」 ああ、しかし、吸いたい。 一体、何時から煙草は害悪とみなされるようになったのか…。 世界が世界政府の名のもとに統一される前から既に、嫌煙活動は行われていたのだという。 だが、煙草が害だと見なされていなかった時代もあった筈なのだ。それはダンディズムを現すハードボイルドの必須アイテムであったとも聞く。 それが今では煙草を吸っているというだけで、周りからは白い目で見られ軽蔑され、社会の害虫のような扱いを受ける。 「秋常司令、あのお話したい事が――」 間違っているのは煙草を吸う愛煙家では無く、社会では無いだろうか? 煙草を悪と見定める社会、これこそがまず全ての間違いなのだ。 「――どうしました?」 「いや、秋常司令が先ほどから――」 そうだ、かつて黒峰玄武がイーグル創設時に唱えた聖句もそれを謳っている。 ―我らは気高き鷹なり― つまりは我らは例え、社会からどんなに弾圧されようとも煙草を吸い続けるものは気高 きものだと黒峰氏は応援している。 ―あらゆる厄災から弱者を守る聖者の爪を持つものなり― ふむ、深い話だ、愛煙家という社会的弱者を守るためにそれを持つ爪を持たなければならないと黒峰氏は心得を――― 「ああ、なるほど、それならば、こうしてやればいいんですよ。」 その瞬間、貞夫の顎に強烈なアッパーが叩きこまれた。 秋常貞夫と名称される個体はその体はまるで砲から発射されたロケット弾のように飛翔し、10mほどの高さまで飛びあがってから、地面に向けて頭から落下した。 「あ、あの大丈夫なんでしょうか…今、グシャッ!ってグロテスクな音がなりましたよ!どう考えてもあれ死んでますよ!!」 白衣を着た男が、地面に向けて頭から突っ込んで、そのまま体をピクピクと痙攣させている秋常譲二を見て、その原因となったアッパーを入れた女に問う。 「大丈夫ですよ、ウチの司令のニックネームはリビングデットなんてとんでもない名前なんですから、あれぐらいじゃ死にません。」 ニコリと白衣を着た男に笑顔を見せ、アッパーかました本人、秋常貞夫の直属の部下である琴峰雫は答える。 「ところで、司令に何の話だったんですか?フォード博士。」 白衣を着た男、レイン・フォード博士は少し目の前で行われた光景に怯えながらも答えた。 「え、ええ、一応こちらの方は調査が済んだので、ブラックファントムの方を見せてもらえないかと思ったのですが――」 「了解しました、確認しますが中身の方のみになりますがよろしいですか?」 「はい、それで構いません。私の専門はナノマシンですからね、鋼機の事はそちらの機関の方々のが詳し―――ひぃっ!」 フォード博士は琴峰雫の背後に現れたそれを見て心底怯えた声を出した。 「こ〜と〜み〜ね〜く〜ん〜。」 その怨霊が人を祟るような声を発した頭から血を流した50前半の男性は琴峰雫の背後から肩に手をかけていた。 この瞬間をフィルムに抑えたならば心霊写真として投稿しても問題無く受け入れられただろう。 雫はくるりと背後に体を回して、怨霊と化した秋常貞夫と向き合い、ニコっと笑う。 その光景を目の当たりにしてフォード博士は体を震わせて怯える。
「どうしました、司令、ちょっとは頭から煙草の二文字が消えましたか?良い薬になったでしょう?」 「あ〜の〜な〜だからといって、上司にアッパーカットかます部下がどこにいるか!」 「ここにいます。」 「さらりと言うな!!」 「事実ですので、さらりとあっさりと言わせて貰いました。お望みでしたら今度はそのテンプル目がけてコークスクリューをお見舞いします、きっと視界が光に包まれて、その先で川が見える所までいけると思いますよ。 そこには舟があると思うのでそれに乗るときっと煙草の事など永遠に忘れられる楽園に――」 「それ三途の川ですよね?暗に殺すぞ、コラッ!て上司脅してますよね?」 そう、狼狽気味に問い返す貞夫の肩に手を置いて雫は優しく微笑んで言った。 「じゃあ、どうして欲しいんですか?このボケ司令が!!私が煙草止めるって聞いたのほんの1時間前だった筈なのですが…なのになんでそんな雑念にもう囚われてるんしょうねぇ、ふふふ…。」 本来、女性が発するようなものでは無い脅迫的な威圧感ある声と仏のような笑顔で雫は自分の上司の否を責める。 この空間がもし、大気を震わせる事によって音を伝える事が出来ない特別な場所であったならば、この光景は人の目にはさぞかし微笑ましい光景に映っただろう。 だが、発せられた言葉と声質とその光景が本来、指し示すべき矛盾は決してこの世にあらざる世界をそこに作り上げていた。 あくまで笑顔で優しくドスの効いた声で罵詈雑言を上司に向けて投げかける副官。 その光景を間近で見ていたフォード博士があやうく失禁しかけそうになるほどの恐怖に満ちた世界がそこにあった。 貞夫は部下の怒りの恐怖に足をガタガタと震わせて、 「いや、本当にすいません、自分が間違っていました。琴峰くんが正しい、うん、間違いない。はーはっはっ。」 と明後日の方向を向いて笑い始める始末だ。 そうして少したった後、雫はため息を付く。 「九条さんからあたしの留守の間、司令の面倒を見ろと任されている身ですので、これ以上なにかイーグル総司令として相応しくない行動をおとりになると 『九条式よくわかる秋常貞夫のボコり方』を参考に少々手荒な手法を用いてその捻くれまくった性根を矯正させて頂きますので、ご容赦ください。」 雫はスーツから1つのメモ帳を取り出し貞夫に見せた。 「――少々、てか何故にそこまで限定してるんだ、それ?」 「九条さんからこれがあれば貞夫の坊やなんて楽勝!と親指立てて渡されました、それにこれでもまだ手加減している方なのですよ、本当にこの書に従うのならば火あぶりにでも――」 「あーあーあー、わかった、わかったそれ以上言わないでくれ、想像するだけでも恐ろしい…。」 琴峰雫ならば本当にやりかねないと思わせる凄身がそこにはあった。 「と、ところでフォード博士、私に何か用事があったようだが何んだったのかね?」 とにかく、貞夫は話題を逸らそうと必死にフォード博士に話題を振る。 フォード博士としてもこのような鬼の巣から逃げ出したいだろうし何より本題なので乗ってくると貞夫は考えたのだ。 「…………。」 フォード博士は沈黙していた。 それも白目むいて、口から泡吹いた状態で…。 「え、えっと、フォード博士?」 「僭越ながら秋常司令、フォード博士は恐怖にあてられてショックで泡吹いて心停止しているのだと思われます。」 冷静に状況判断する雫。 「救護班ーー!!!!!」 イーグル総司令の秋常貞夫の普段は聞けないような心底、慌てた声がそこに響いた。 イーグル所属の車の中、それを運転するものを除き、そこには3人の人がいた。一人はイーグルの総司令である秋常貞夫、もう一人はイーグルにおける副官である琴峰雫、そして第六機関からとある事の調査にやってきたナノマシン開発の権威、レイン・フォード博士。 彼らは今、鋼機格納庫からイーグル本部に向けて移動している最中である。
「しかし、何か酷い夢を見ていた気分です、オーガと頭から血を流したゴーストが自分の目の前で取っ組み合いを始めるなんて、あんなとんでもない夢は初めて見ました。しかし、夢にしては、やたら現実味があったようなぁ。」 三途の川を渡りかけたフォード博士は現実世界への帰還と共に、ほんの数分前まであった修羅場を忘れていた。 おそらくは人間が持つとされる自己防衛の機能が働き、その記憶を曖昧なものへと変換し、夢だと思いこむに至ったのだろう。 「いえ、それは夢です。」 「ええ、それは夢です。」 貞夫も雫も、先ほどの件を覚えていられると、イーグルの体面的にも問題があると判断し、そのまま夢であると押し通す事を決めていた。 「それにしてもいきなり倒れるなんて、なんか色々申し訳ない。僕も疲れているみたいですね、最近徹夜続きで研究だったせいでしょうか…。」 「大変ですねぇ、第六機関も、セレーネ代表も毎日、相当ハードなスケジュールで動いておられるとか…。」 「確かに大変ですが、やっと立て直せた第六機関です、このまましっかりと軌道に乗るまでは安心できません。」 フォード博士のその言葉には強い熱意が感じ取れた。 「ですが、今、世界に出て来てる鋼獣をどうにかしなければ、第六機関を復興させるなんて夢のまた夢なのが辛いところです。」 車の窓から外に広がる光景を見て、フォード博士はため息をついた。 「そうでしょうね、それに関しては第六機関も含む世界全体の問題です、なんとしても解決の糸口を見つけなければと思います。それでフォード博士、かねてからご要望のあった天狼の残骸を調べられて何か発見はあったのですか?」 第六機関の研究者であるレイン・フォードが何故このイーグルにいるかというと、それは第七機関の能力では原因を解明できない問題が一つあったからだ。 その問題の謎を解明するために第六機関からナノマシン研究の権威であるフォード博士を招きいれたのだが、招き入れる際にフォード博士は一つの条件をイーグルに提示してきた。 その条件こそが先の戦いで手に入れた天狼の残骸を調査させて欲しいといったものだった。 故に、秋常貞夫は天狼が格納されている、鋼機格納庫までフォード博士を同伴していったのである。 イーグルは先の戦いで天狼の翼の一部の残骸を入手していた、これは鋼獣の一部を始めて入手したという事であり、これを解析する事で鋼獣に対するなんらかの対策を立てるのに役立てると、最初はいきりたったものだった。 まさに城塞とでもいうべき防御力が大きな特徴であった鋼獣である。その胴体の一部でも手に入れば、それを解析する事で、それへの対策を練られるのではないかと考えたのだ。 だが、その望みは大きく裏切られることになった。 そもそも内部の作りが鋼機に使われているそれとはまったく別の未知の技術でありほとんどがブラックボックス化していて解析するにも1月や2月ではまったく時間が足りないという点が一つ。 これ自体は想定されていなかったわけではないが、一刻も早く敵の正体を突き止めたい彼らにとっては悪い報となった。 そしてもう一つ、鋼獣の装甲である、装甲の材質自体は特定できたのだが、それがあまりにおかしいのだ。 特定された合金ではとてもでは無いが、鋼機戦用グレネードどころか、鋼機が持つ大型アサルトライフルの銃弾を無傷で耐える等という事は出来ない。 ならば、何故あれほどの防御力があるのだろうか? 鋼獣の謎を解明するに足る端末だと思われたそれは、逆に謎を深めるだけの結果となってしまった。 そこで、そのような申し入れがあった際に、第七機関は調査した事で得たことを全て開示する事、条件に天狼の調査を認め、今、ここにフォード博士がいるというわけである。
「しかし、お一人で来られたのが以外でした、もっと他の研究者もお連れになるものだと思っていたので…。」 雫はフォード博士がイーグル本部に訪れてからずっと疑問に思っていたのを口にした。 これまた、おかしな話なのであるが、フォード博士はイーグル本部に来た際、一緒に来ていた第六機関の人間はたったの二人で、一人は、長髪を後ろで束ね、サングラスをしたスーツの男、 もう一人は、流れるような銀髪が象徴的なかの有名な鋼機乗りグレイヴ・スクワーマーであった事だ。 その時、雫はサングラスの男も研究者だと考え、グレイヴ・スクワーマーはその護衛であると見ていたのだが、サングラスの男は貞夫に書類を渡し、貞夫はそれを見た後、少し悩ましい顔をし、人を呼び地下の特別療養室へと案内をさせたのである。 地下の特別療養室には貞夫の一人息子である、秋常譲二がいる。 この事は周知の事実であったが、一体、彼らは彼に何のようで会いにいったのだろうか? 雫は貞夫にその件について問いただしたが、「話せない」と一点張りで会話切られてしまった。 そして、スーツ姿の男にグレイヴ・スクワーマーも付いて行ってしまい、レイン・フォード博士と鋼機格納庫に向かったのはフォード博士とそれに同伴した貞夫と雫のみであった。 そこで雫は思うのだ、理由に関しては皆目見当がつかないが彼らの本来の目的は鋼獣では無く、秋常譲二の方なのでは無いかと…。 「ああ、それは、一つとしてはまあ、一人で十分だからという事ですね、僕はどうも調べ物を集団でやるのが苦手で、それに今回の調査は非常に簡単なテストでしたし…。」 「それで、なんらかの結果は得られたのですか?」 貞夫は興味深そうにフォード博士に尋ねる。 「ええ、それはもう、ある意味、鋼獣に関しては大発見レベルの代物なんじゃないかな!」 フォード博士は新しい発見をして、それに興奮を禁じえない無邪気な子供のような笑顔でそう答えた。 「ほう、それは面白そうですね、ここから本部に付くまで10分ほどあります、良ければ簡単にお聞かせ願えないでしょうか?」 「ええ、いいですよ。」 フォード博士は手持ちの革のバッグを開き一つの電子端末を取り出した。 ほんの1分ほどその端末を操作した後、車内に設置された、モニターに端末の先を向けて、エンターキーを押した。 「今、ビデオファイルを2つ程、転送中です、一つ目は第六機関がかつて戦った鋼獣、ウィングシャーク、こちらの言葉に合わせると『羽鮫(はざめ)』との戦闘記録の映像です、あ、映りましたね。」 モニターに光が入り、一つの光景を映し出す。それは第六機関領土内の海における第六機関所属の戦艦と鋼獣との戦闘記録だった。 羽鮫は名が体を表すように、鮫のようなシルエットの背に大きな二枚翼がある事が印象的な鋼獣であった。 「まあ、そちらの方にも既に話としては知られていると思いますが、2ヶ月前に我が第六機関が誇る海軍が1体の鋼獣に10隻の戦艦を沈没させされるという大敗を記録した映像です。」 モニターには羽鮫が水中から空中へ、空中から水中へとありとあらゆる場所を泳ぎ海軍を翻弄する姿が映し出されている。 海軍の戦艦は雨のように弾丸と魚雷を羽鮫に向けて発射するがそれをいとも容易く回避し、その攻撃全くダメージの内容に動き回り、海軍の戦艦をその牙で沈めてゆく。 「何度見ても思いますが、この鋼獣というのはデタラメもいい所ですね、我々科学者がまともにモノ考えてるのがアホらしくなりますよ。」 「まったくです。ですが、これの何が今回の調査に関係あるのですか?」 雫がフォード博士に、同意と共に疑問を投げかけた。 それに、フォード博士は真剣な顔つきで、 「まあ、もう少し待って、ください…えーと、あ、そうここです、ここからが重要です。」 一隻の戦艦が羽鮫に向けて特攻を始める。特攻を始めた戦艦は既に羽鮫から多大なダメージを受け、戦闘能力をほとんど失っていた。 おそらくはこのまま戦えば沈没を免れない所で一隻が羽鮫に対して最後の博打に出たのだろう。 「いわゆるカミカゼですね、目的は仲間の退路を作る為の足止めだったらしいですが、船に残った艦長レイ・マグツァート大佐と彼についていった勇士達が特攻をしかけました。」 クルー達は大破し、沈むのも時間の問題の船を巧みに操り、特攻し、見事に羽鮫に直撃させる。 「止めます、ここを注目してください。」
モニターに映し出された戦場光景の動画が一時停止された。そこには沈み行く戦艦と、その戦艦を発生源とする煙が充満している。 その煙の中に薄らと羽鮫の姿が見える。 「よく、見てください、煙で明確には見えませんが羽鮫に何か違和感を覚えませんか?」 そうフォード博士に言われ、雫と貞夫は羽鮫を注視する。 煙故に鮮明に見えるわけではないが、確かに動画の中にある羽鮫には何か違和感があるのだ。 先ほどまで、映像で圧倒的力を見せていた羽鮫とは何かが違う。 何が違うのだろうかと先まで、その目に映っていた羽鮫の記憶と照らし合わせた。 貞夫は納得したように頷いた後、 「頭部が、潰れているのかな?」 とたどり着いた違和感の答えをフォード博士に告げる。 そう言われて雫も納得がいったように煙の中にいる羽鮫を見る。 確かに先ほどまで映像に映っていた羽鮫と比べて、頭部の部分の尺が短くなっているのだ。 おそらくは特攻した戦艦により頭部が陥没したのだろうと雫は結論した。 「ええ、そうです、ここで羽鮫は水中に潜り、2分ほど沈黙します、我々はついに勝利したのだと考えました。ですが、ご存知の通りそうでは無かった。」 そう言って、フォード博士は停止していた映像を再び端末を操作して動かした。 そこから先の展開は有名な話だった。 再び羽鮫は水中から現れる、何事も無かったように無傷の姿で…そして、羽鮫は艦隊に壊滅的な打撃を与えていった。 「我々が着目した問題点はおわかり頂けたでしょうか?」 フォード博士の問いに少し考えた後に雫は答えた。 「確かに特攻した戦艦から受けたダメージで頭部が陥没していたのに、再度現れた時には、何故か無傷であったという事でしょうか?」 「ええ、そうです。」 「ですが、そうなると、鋼獣は自身の受けたダメージを何らかの方法で自己で回復したという事になりますね。」 「その通りです。」 そうして、雫の考えに頷くようにフォード博士は答えた。 「鋼獣といえば、まず注目されるのは驚異的とも言える防御力でした、鋼機が形態するような大型アサルトライフルでもまったくダメージが与えられず、ミサイル攻撃からも無傷で帰ってくる。 我々は一体どのような装甲を用いてあの機体を守っているのか?という考えに囚われる事になりました。ですが、もし、その前提が間違っていたとしたら?と我々はこの記録から考え得たのです。 言うなれば、鋼獣は防御能力が高いのでは無く、再生能力が高いのでは無いかと…ダメージを受けていないのではなく、ダメージを受けた個所を即座に修繕しているのでは無いかと?」 雫は息を呑んだ。 「しかし、そんな技術はありえない。」 「ええ、そうです我々の今の技術力では世界政府のありとあらゆる機関の力を集めたところで自己再生能力を持つ機械などと言ったものは我々の文明では開発出来もしないでしょう。 ですが、あり得ない防御力を持つ敵という正体を考えると、この考えが一番腑に落ちるのではないかと、我々の機関の人間は考えました。 そこから我々は未知の技術があるという前提で、可能性としてはどのような手段を用いればこの再生が可能になるかという研究を行ったのです。 所詮、現実味の無い推論の一つに過ぎない為、当初は大した研究予算も無かったのですが、代表がその研究に目を付け、自身のポケットマネーから資金を捻出する事になりました。 そしてその際に、僕にも声がかけられました。推論で一つ強い根強い説がありまして、その是非を問うのに僕の力が必要になったわけです。」 「ですが、貴方の専攻は―――――まさか…。」 疑問を問いかけようとした貞夫は何かに気づいたように押し黙った。 「お気づきになりましたか?そうです、僕の専門はナノマシンです。つまりは――」 「もし、その推論が正しかったとすると鋼獣の再生能力はナノマシンによるものだというのですか?」 雫が驚きに声を露わにする。 「まあ、そんな所です、ちょっと待ってくださいね。」 フォード博士は端末を操作し、モニターに映る映像を切り替えた。 モニターには先ほどと同じく海が移される。
ただ、違うのはそこにはもはや羽鮫はおらず、一隻の平たい船が、海に向けてワイヤーを垂らしている事だ。 サルベージ。 その光景はその言葉を思い出させるに至るものだった。恐らくはサルベージの対象となっているのは―――― 「これはまだ、発表していない映像ですので、ある意味、他の機関の方には初めて見せる代物になります。時間にして羽鮫との敗北から二日後ですね、 羽鮫に沈没させられた船をサルベージする事によって鋼獣のなんらかの痕跡を探そうとしていたわけです。そこで我々は予想だにしないモノを見ました。」 ワイヤーで沈没した戦艦が引き上げられていく、海は海面に泡がたち深い青は徐々に別の色を海面に露わにしていく、そうして引き上げられる戦艦の残骸が映像に―――― 「えっ…。」 思わず声をあげたのは雫だった、それは確かに残骸であった、残骸であったのだが…そもそもこれは何の残骸だったのだろうか? そこにはそこらかしこが欠けている、否、齧り潰されていると表現するべき戦艦の姿があった。 それはあまりに異質な姿であると言えるだろう、そもそも沈没する際、艦橋まで破壊されるような状態にはなっていなかった筈だ。 それも水圧に潰されたのでは無く、噛みちぎられたように無くなっている。 つまりは羽鮫は沈没後、海中で、戦艦を再び喰らったという事になる。 沈没の時点で勝敗は決したというのにその上でさらなる追い打ちをかけ、完膚無きまでに破壊する。 異常なまでのオーバーキル。 確かに過去に鋼獣との戦闘においてこのような事を鋼獣がした事は決してないとは言えない、むしろそのような事例は多数報告されている。 先の、ブラックファントム捕獲作戦で戦闘した狗を模した鋼獣も鋼機を破壊した後でさらに食すという謎の行動を取っていた。 獣と名を称してはいるものの鋼獣も所詮は機械である。とするならば、それは余りに意味の無い行動では無いだろうかという疑問はある。 だが、所詮は意味不明の敵と獣を模したその型作りから直感的にそのあり方が生物として正しいようにも感じられ深く研究された事は無かった。 その為、単に悲惨残虐で終わられていた事実だが、あえてこれを見せるという事はそれはそれだけで終わらないという意味を持つという事だ。 もしこの行動に意味があったとするならば、それはどういう意味を持つのか? その答えをフォード博士は興奮交じりに答える。 「我々は、先の戦いで沈黙した2分の間に羽鮫はこれを行ったと考えています。つまりは――羽鮫は沈没した我が機関の戦艦を体内に取り込んでそれを素材に自身の体を再構成したのでは無いかと考えたわけです。」 「ですが、そんな事どうやって、そもそも彼らの体を彩るそれとは材質も違いますし…。」 純粋な疑問を雫は投げかけた。 「そこで、私の専門であるナノマシンが登場するわけです、つまりはナノマシンを用いて素材を体内で分解し、自身の体に合うように選別し再練成する。そのような事が鋼獣の中で行われているのではないか?と考えたわけです。」 貞夫が頷く。 「それで、調査を願いだしたというわけか、それで、フォード博士、何らかの結果は得られたのですか?」 「ええ、まあ、細かいところまでは、研究所まで、あの欠片を回してもらわないとならないのですが、今回は簡単なチェックだけさせてもらいました。ナノカメラを用いて、軽い耐衝撃実験を行わせてもらいましたが、その際に得られた映像がこれです。」 モニターにナノ単位で拡大された、天狼の装甲が映される。 突如、波のようなものが見え、一カ所に本当に小さな隙間が空いた。 フォード博士が装甲に衝撃を与えたのだろう。 そして、小さな隙間に向けて隙間の空いてない部分から何か、小さな何かが湧き出て、その隙間を埋めていく…。 「これは…まさか、装甲全てがナノマシンだとでもいうのかね!!」 「ええ、僕もこれほどのものだとは思っていませんでした、もはやこれは装甲というよりは装甲のようなものにナノマシンが擬態していると称する方が正しいのかもしれませんね。」 フォード博士がそう告げたのと同時に車が停止する。 それは彼らの乗る車両がイーグル本部に到着した事を意味した。 三人は車を降り、イーグル本部のビルの中に入っていく…。
そんな中で、雫が貞夫に小声で呟いた。 「簡単に説明願えますかといったのに、やたら回りくどかったのは気のせいでしょうか?――要約すると鋼獣の装甲はナノマシンで出来てて、銃弾などの攻撃をそのナノマシンで分解して、自身に取りこんでると言う事ですよね?」 貞夫はそういう雫に苦笑して、 「学者なんてもんは皆あんなもんだ、きっと本当は理屈原理から全てを話したくて仕方ない人種なのだから、あれでも簡単に説明したつもりなんだろうよ。」 「はぁー、そういうものですかねぇー。」 そう納得がいかないように雫は小声で呟く。 その時、雫の持っているカバンの中から携帯電話のバイブレーションが鳴った。 雫は、貞夫とフォード博士に一言謝り、そこから離れ電話に出る。 「いぇ〜い、雫、元気〜?貞夫の馬鹿坊主の面倒はちゃんと見れてるかい?」 携帯電話のスピーカーから雫の鼓膜に響いたのは雫も良く知る女性の声だった。 「で、どうだった?セレーネ。」 イーグル本部、地下2階にある特別治療室から用事を済ませ出てきた第六機関代表セレーネ・リア・ファルシルに対して語りかける影があった。 辺りには人気は無く、閉鎖された空間に、清潔な電灯の光が灯っている。 「さあ、ね、こちらの言い分はすべて彼に聞かせたし、後は彼が決断するだけかな。でも、アレは来ると思うよ。」 セレーネはその影と目も合わせず背中越しに語る。 「へぇー、それは、どうしてまた?」 「正義感が異常に強い人間なんだろうなと最初は思ってたんだけれど、彼はどうも違うみたいだ。あれはむしろ正義感という病気を抱えた人間だというべきなのかもしれないね。 くす、私たちにとってはそれはこれ以上ない逸材だけれど、もしかしたら私たちの首を絞める可能性もあるかもしれない、凄く可愛いよ、それにそう考えるとあなた好みの人間かも知れないかもね。」 「いや、顔が嫌いなタイプの時点で受け付けない、しかし、君にしてはえらく高評価だね、それを『見』たのか?」 そうして問う影の声を聞いて、セレーネは心底可笑しそうに腹を抱えて笑った。 「い、いや、あんたが『見』た先を聞くなんて珍しくて、つい、ごめんね。」 「これはこれでオツなものさ、先を知っていてその予想を裏切られる。これもまた人生の数少ない楽しみだよ。」 セレーネは笑い続け、息切れして辛そうに息を上げる。 「そ、れ、は、一体、何万分の一の確率だよ、この私が言ってるんだよ?君はアレなのかな、分の悪い賭けは嫌いじゃないとかそういう奴なのかなー?」 影は笑いを含む。 「まさか、僕は知らないことを知ることを楽しみたいだけだよ。ただ、予想していた答えと違うものを得られたら、それはより甘く感じられるだろう?」 「そういうのを悪待ち好きとか、言うの!!しかし、君も難儀な性格してるよね…。」 「性格というよりかは病気かな、この体質故の病気だね。でもお前のその酷く破綻し性格よりはマシだと思うよ…ああ、そうだフォード達も帰ってきたみたいだよ。そろそろ、その病気を始めようかな。」 「あんたの趣味にどうこう言うつもりは無いけれどね、私に迷惑をかけないでね、お願いだから…。」 セレーネは呆れたように告げる。 「君の趣味も結構ひどいと思うが、あんな男の何処がいいんだか…まあ、『鉄の処女』、僕はヘマはしないさ。それよりも今回の祭りは凄く楽しくなると思うから客席から存分に楽しんでくれ。」 「期待しないで見てるわ。」 そういって背後に手を振って、去っていくセレーネを見送った後、影は250m程下にいる愛しいモノを思う。 アレは影にとってこれ以上ない玩具だ。 存在自体がイレギュラーであり、不確定要素の集まりでしかない。 知らない事を知る事より素晴らしい愉悦は無い。故にこの愉悦を楽しむためだけに己は行動する。 これは影の行動理念であり、全てであった。 だから、その不確定要素だらけの未知なイレギュラーに興味をそそられ、もはや愛に等しい感情を抱いてすらいる。 「ああ、しかし、兄弟、君はいつまでそこでふてくされているのかなぁ…楽しみはこれからだよ。全てはまだ始まったばかりさ、さあ、二人でもっと、もっと、もっと、もっと、もっと、もっとこの物語を盛り上げていこうじゃないか…くふふ、ハハハ、ハーハッハッハ!!!」 そうして笑い声をあげたあと影もそこから消えた。
静寂な空間に電子音が響く。 その音は、言いようのない虚しさを感じさせる音だった。 そして、それは第七機関所属組織イーグル本部、そのビルの地下五階に直通エレベーターの到着を示す音だ。 エレベーターの扉は開かれ、地下五階の薄暗い廊下にエレベーター内の光が漏れて照らされる。 それに反応するように、廊下内の電灯がほのかな光を発し辺りを照らした。 「ここなわけですか、まるで無菌室を思わせる場所ですね。」 エレベーターから廊下に踏み出し、レイン・フォード博士は興味深そうに辺りを見渡した。 「イーグル本部が持っているある種の監獄ですからね。まあ、監獄と言っても今、ここの住人は一人だけですが…。」 追随するようにエレベーターから出てきた秋常貞夫はそう説明し、廊下の先にある扉に向かって歩く。 「しかし、光栄だと思うべきなのでしょうか、ここまで他機関のものが立ち入った事は無いことでしょうし…。」 貞夫はそれに不気味な笑みを含んで答える。 「そうでもないですよ、ここに入った方はいます。といっても博士のように訪問者では無く、虜囚としてですが…。」 フォード博士は背筋が凍るような寒気を感じ、貞夫から一歩、離れた。 今でこそ友好関係を築いているが、かつて第七機関と第六機関は険悪であった。 「ははは、冗談です、まあ、博士は気にしなくてもいいですよ、それに、今我々が会おうとしている虜囚に関してもここに置いているのは彼を捕えておくためというよりは彼の身の安全を守る為という方が正しいのですから。 地下300mにあるここに自由に立ち入ることが出来るのは私と先ほどまで、一緒にいた琴峰くん、それとあと一人だけですのでね。ある意味、警備の厳重さという意味では第七機関でここ以上の場所は無いでしょう。」 「そういえば、琴峰女史も一緒に来る筈だと聞いていたのですが、彼女はどこにいかれたのですか?」 そう貞夫を聞かれ恥ずかしそうに頭を掻く。 「いや、ちょっと困った連絡が入りましてね、問題児、いや、この場合は問題婆というべきなのか、そんな人間が急遽返ってくる事に成りまして…まあ、それへの対応に相応の人材が必要という事で向かわせたのです。 情けない話ですが、その問題婆は我が組織のトラブルもといトラウマメーカーでして…来る前にそれなりに気構えと対策をしておかないと、組織がまともに運用できなくなってしまうんですよ。」 「ああ、それはもしかして例の…。」 フォード博士も思い至ったように頷いた。 それはまあ、第七機関にこの人ありとでも言うべき有名人である。 実際、能力は年に見合わない程、突出しているのだが、味方殺しの異名を持つグレイヴ・スクワーマーとはまた別の意味で、奇人変人なのが玉に傷だった。 そして、彼女はこのイーグルの副司令でもある。 「噂はかねがね聞いています、第七機関の『鬼婆』、なんでもテスト中の鋼機を生身で相手してぶっ壊したとか、いやー流石に噂に尾ヒレが付けすぎだとウチの機関でもよく笑い話にはされてましたよ。」 フォード博士は快活に笑った。 「それが噂ですんだら、どれだけ良かったか…。」 貞夫はフォード博士に聞こえないようにため息混じりで小声で呟く。 「え、今、何か仰られました?」 「なんでもありませんよ、まあ、そんなわけで、琴峰くんにはそちらの対応に向かってもらいました。えーと、やはり先ほどあんな醜態を見せた私だけではやはり不安は隠せませんかね?」 貞夫は自嘲気味に笑う。 「いえいえ、総司令自ら案内をしてもらっている建前でそんな不安は抱きすらしませんよ。それに僕も暇があれば葉に火を付けて吸っている愛煙家ですので、あのような思考に捕らわれてしまうのも理解できます。」 そう胸を張って言うフォード博士に、貞夫は人は見かけによらないものだと内心で思う。 無垢さを思わせる童顔で煙草とはいかにも無縁そうな彼が、そんな趣味を持っているとはいささか意外だったのだ。
「いや、そう言って貰えるとありがたい話ではあります。」 そのような会話をしながら、二人は廊下にの先にある扉の前に辿り着いた。 貞夫はカードキーを取り出し扉の前にあるカードリーダーの読み込ませた後、目を扉の近くにあるレンズの前に当て網膜スキャンを行う。 その後タッチパネルでパスコードを入力した後、その後、扉の周囲に設置されたリーダーが貞夫の体内のナノマシンから送られる身体情報を読み取る。 「ここまで複雑にする必要あるんですかね?」 珍しいモノを見る目つきでフォード博士は聞いた。 「恥ずかしい話なのですが、当時セキュリティーに使えるものは全部突っ込んでおけみたいな事を面白半分で言う変人がいましてねぇ、挙句の果てその変人に誰も頭が上がらくて、それを強引に通してしまいました。 お陰でセキュリティー的にはこれ以上無いものになりましたが、お陰で面倒くさい事この上ないです。このめんどくささがセキュリティーの高さの証明ともいえるんですけれどね。」 「ああ、それも…。」 「ええ、それも彼女です、この組織の実質的な統率者は私というよりは彼女だと言ってもいいのかもしれませんね。ただ、そう考えると彼女は仕事をしてなさすぎるんですが…。」 「いや、心労が多そうですねぇ。」 「『いえ、そんな事は無いですよ』と言えない辺りが辛い所です。」 そうして、貞夫が苦笑いした時、認証を終わり扉が開いた。 「それじゃあ、博士、行きましょうか…この先に”彼”がいます。」 そうして貞夫が先行して歩を進める、 フォード博士はごくりと息を飲んだ。 この先に、いるのだ。ブラックファントムと呼称された正体不明に漆黒の鋼機に乗り、あの鋼獣を一方的に倒した男が…。 フォード博士は第七機関の人間ではないが、何度か、鋼獣を単機で圧倒する鋼機の記録映像を見た事はある。 そのどれもが奇々怪々としたもので、特に、あの漆黒の鋼機から発せられ、鋼獣を襲う紅い光は博士の理解の領域を遥かに超えたものだった。 そのような、機体を調査してみたいと思うのと同時に、一体どのような人物があの機体を動かしていたのか非常に興味があったのだ。 「先に、説明したとおりですが、彼とコミ二ケーションは取る事は出来ません、これに関してはご了承ください。」 “彼”がいる部屋の前に辿り着いた際に、扉のロックを外す手続きを行いながら貞夫はフォード博士にそう言う。 「ええ、了解しています。」 そう、了解の意を貞夫に返した。 これは別に”彼”とのコミュニケーションを取らせないという意味では無い事をフォード博士は先に受けた説明により承知している。 取らせないのではなく、取る事が出来ないのだ。 それが今、かのブラックファントムと呼ばれた機体を操ったと思われる”彼”が置かれている状況だ。 状況というよりは状態と例える方が正しいのかもしれない。 イーグルや第七機関が”彼”に何かしたわけではない。 正確にはしたのかもしれないが、それが意味を成さなかった故にフォード博士はここに呼ばれている。 つまりは、”彼”はイーグルに捕獲された、その日、その時から既にそのような状態であったという事だ。 あの狗のような鋼獣を殲滅した後、異形と化したブラックファントムのその凶刃をイーグルの鋼機部隊の隊長機に向けた所で停止した。 うんとも、すんとも言わなくなったその漆黒の機体を後続で駆け付けたイーグルの救援隊は捕獲し、連れ帰る事に成功する。 その後、彼らはコックピット強引にこじ開けた中から現れたのが”彼”であったという。 貞夫は扉を開く、辺り一面を白く塗られた壁と天井が目の前に広がる。 そこは10畳ほどの部屋で、様々な機器とともに一つの寝台があった。 そこに一人の白髪の青年が寝ている。 青年は寝ているが眠ってはいない。その眼は天井を力なく見つめていたのが印象的ではあったが、その瞳は何処か虚ろで、ただ、外界を気にせず天井ばかりを見ている青年はまるで魂が抜け出てしまった人形のように見えた。 ごくり、とフォード博士は息を飲む。 「彼が…。」 貞夫が頷き、それに答えた。 「ええ、彼が、あの謎の漆黒の鋼機、我々がブラックファントムと呼んでいた機体の操縦者、黒峰潤也です。」 To be continued
おお、すまんw カウントしながら機械的に書き込んでたw
というわけでSIDE Aとなりました 本当は20スレに間に合わせたかったのにくやしい(ビクン、ビクン) 今回の話の多くは下敷き作りです、長い下敷きで申し訳ない(´;ω;‘) これがまた大変で、書ききれる所と書ききれない所の塩梅を考えるのに四苦八苦してまして、相当頑張りました 当初は潤也がなんでラストみたいになってるのかも書こうと思ってたんですが、キリが良いのでこの辺で終了にしました えーと鋼獣の説明があんなに長くなったのは今回ロボ戦後半まで皆無なんだよ、ごめんよー的なものであったりします 今回ので大体メインキャストの8割は登場したかなという感じであります、色々新キャラでてますが伏線もなく登場したのは1名のみだったりしますw キャラ増えて認識大変かと思いますが、これからも付き合っていただけると幸いです 次回はロボ戦は無いですが、色々見ていて面白い要素が増えると思います、主に婆とか婆とか婆とか
途中送信・・・orz 一番大事なのが書けて無い 最後に支援してくれた人に最大級の感謝を!!
投下乙です! wikiの1ページに収まってくれるかしらw それでは、ゆっくり読ませていただきますね!
改めて投下乙! 今回もまた色々と伏線がバラ撒かれたね。そうか、鋼獣の無敵っぷりはナノマシンによるものだったのか 同じ名字の人をちらほら見かけるけど、どんな関係なんだろう 鉄の処女が姿を現し、次はババァか……他のキャラ達も濃いのばかりだし、これは次回も期待せざるを得ない
>>179 感想ありです><
鋼獣はようは相手の攻撃を取りこんで事故に還元するというのが一番の強みです
一章、SIDE Bでアインツヴァインのナイフの刀身が消えていたのも刀身が分解されて、取りこまれていたからという理由づけにもしてあります
今回は戦闘シーンが無かったのですが、次回は戦闘シーンはありますので期待しててもらえると幸いです
来月中になんとしてもSIDE Bは出してしまいたい…
改めまして投下乙です! 鉄の処女が出てきたり、鋼獣の防御力の正体が判明したり、かわいい部下がいるヘビースモーカーが出たり、また今回も濃い回ですねw それにしても、鋼獣の戦闘力はやっぱり化物じみてますね。一応色々わかってきましたが、果たして潤也達に勝ち目はあるんでしょうか。 しかし、次でついにトラウマメーカー婆の登場ですか。番外編ではあれでしたが、本編でどんな活躍をするのやら。 それでは、次回も楽しみに待ってますね!
>>175-176 投下乙です!
第六機関が暗躍してますねー。味方殺しが潤也に呼びかけた言葉が意味深でwktkしてますw
説明回な感じですが、伏線大好物な俺大歓喜!w
煙草の禁断症状で意識を飛ばす司令に上司をアッパーで殴る部下、そして誰も逆らえないバb……副司令。
個性的な登場人物が出てくる中、潤也くんが植物状態とは……
あれだけ無茶したんだから仕方ないけども……大丈夫なんだろうか?w
SIDE-Bを楽しみに待ってますね!
……人物相関図がほしい今日この頃。えぇ、理解力が足りないんですorz
>人物相関図 確かにちょっと欲しいかも
>>181 感想ありです
ば、ババアが既に特定されているだと
まあ、あれだけわかりやすくやったので当然かw
煙草ネタはシャドウミラージュの方でもやってたんですが、なんかああいう禁断症状的なネタが好きだったりします
>>182 感想ありです
潤也があんな状態なのは色々思う所もありまして
作劇的な都合でもああいう感じになっています
この辺りはSIDE Cでどう展開するのかがわかる筈(予定通り進めばですが)
人物相関図か・・・考えてみます、なんか作るのに便利なフリーソフトとか教えてもらえると嬉しいです(´;ω;‘)
そこで必殺の手書きですよ!
ちょw いや、ある意味一番手っ取り早いけども
おお、ロゴいいなあ つか筆ペンのせいで妖怪に見えるw
定規か新聞紙のスクラップで作るといいって妙に目つきの鋭い東洋人が言ってた
>>187 投下乙です!
確かになんか筆のせいでおどろおどろしい事にw
>>189 試験的にwikiに置いてある私のTOP絵なんかもっと酷いぞ!
読めればいいのさw
ああ、そういえば師匠TOP絵乙でした!
筆ペンもあつかうのむずかしいな
でも筆ペンは描いててけっこう気持ちいいんですよねw
1・キャラに適当に名前を付ける ↓ 2・その後しばらくして人名を調べる ↓ 3・1のキャラの想定していない(他キャラと被った)国の人名がヒット よくあること……なのか?
半ば妖怪のようなロボ路線でいってみるかあ
すみません、適当に名前つける事自体があまりないので……。
>半ば妖怪のようなロボ ロボスレ的には新ジャンルかな?
歯車を軋らせながら動く九十九神とか?
九十九神ってまたこれはいいネタを仕入れたw
面白いよねー、九十九神の概念て
そのようですね。<ロボスレ的新ジャンル ある意味リベジオンが一番近いかもw
>>187 投下乙です!……確かにおどろおどろしい迫力がw
最初の設定で話を構築しているのであれば、先ずはそれで話を固めてみたら如何ですかね?
軸がぶれると纏まらなくなるしw
……以前の俺ですがね<纏まらなくなる
>>196 拙作は殆ど日本人名なのでw
夕方のつもりが長引いて、飯を食ったらこの時間よ 遅ればせながら、支援してくれた皆さん、感想をくれた皆さん、どうもありがとうございます これからものんびりマイペースでやらせていただきますので、是非お付き合いのほどを って、俺のロボ描いてもらってるー!? マジ感謝ですよ 軽く用語解説 GEM: 世界に宿る根源的光エネルギー。謎は多いが、知的生命体の精神に反応する等、ニュアンスとしては「気」に近い性質を持つ。 またそれ以上の、生命体に作用する何かもあるらしい。 超動技研: 超動力技術研究所の略。十字は所長代理。 十字の師匠筋にあたる人物が所長だが、現在地下にこもって怪しげな研究をしているとかしていないとか。 エネルギーの極大化及び安定化技術を開発した施設で、例えば核エンジンなども、出力の倍化と完全な無公害化が可能。 仮に爆発しようがメルトダウンを起こそうが、汚染等の心配はない。 十字は、師匠が開発したこの技術を応用して、GEMの実用化にこぎつけた。 夢のような技術だが、そもそもこれは運用可能な状態に持っていくのに職人芸染みた勘が不可欠なので、大量生産には向かない。 シャイニング・アロー: ロケット貫手。手を矢尻と見立てて命名。 ドラスティックブレード: 腰アーマーの変形した光剣。二刀流や、二本を合体させて、より破壊力の増した大剣モード等も可能。 GEMスピリット・クラスター:もしかして→GEM気玉
ちなみに等身大における戦闘能力の序列はこうなります 高山ミツキ(一般人代表)<(超人レベルの壁)<十字<隆斗<セイナ<壮馬<超えられない壁<壮馬の娘(登場してねえよ)
>もしかして→GEM気玉 吹いたwwwつか壮馬さん家はどうなってるんだwww
壮馬さん家の戦闘力は異常。 なんか地味に科学力凄いですね。あと武装がオーソドックスで、惚れてしまいますw
そういえばたろ氏どうしたんでしょう。なんだか落ち込んでたみたいで心配です。
俺が茶化したせいかなぁ……
俺が茶化したせいかなぁ……
大事な事なので二回言ったんですね、わかりますん。
ちょ、ミスったw
>>206 ちょw娘www
技術者の十字まで超人レベルとはwww
用語解説乙です!
タロさん心配だねぇ。生真面目で凹みやすいみたいだし(´・ω・` )
俺みたいにもうちょっといい加減になってもいいのにw
何かあったんかねぇ
はっはっは! いい加減過ぎると私のようになってしまうぞー。
ちゃらんぽらんな親父みたいなセリフでワロス
よし、俺ちょっといい加減になりすぎてくる
し、知り合いにはおっさんって言われるけど、まだ若いよ!
俺も「いい加減レベル」を上げなければ……師匠みたいになれない……w 切実に筆が進まんのよこれが……orz
これは褒め言葉なんだろうかと真剣に考えてしまった
そういえば、クラスに1人はおっさんってあだ名の奴いるよね そして関係ないけど、固定武装が豊富な機体ってこのスレだと少ないよね
ふっふっふ、いい加減さにかけて私に勝てるとお思いか? あーもう、宝くじとか大当たりしてくんねえかなあ それと娘についてですが まあ娘は以前も軽く言及したように、ロボット物の登場人物ではないので 巻き込まれてる騒動のイメージ的には(あくまでもイメージです) ともだちっみんなとキラキラkawaii奇跡の全員Dash! sure go!して YEAH! BREAK! CURE! BREAK!思いっきり、DOKKAN! DOKKAN!弾け飛ぶようなバトルをしてらっしゃいます でも一人じゃないのでCHA-LA HEAD-CHA-LAです 父親に似たのか発育がよく、年齢の割に新鮮な感じにIPPAI OPPAIぷるんぷるんでボク元気 ……年甲斐もなくオープンマイハートしちまった 重ね重ね言いますが、あくまでもイメージですので悪しからず
あれだ、少しくらいずぼらな方が楽しいと思うの 真面目なのは良いことだけどねww
>>223 文章のセンスが最高すぎてぼかぁ言うことがないww
>>222 オリジナルソルディアン「呼ばれた気がして」
いや厳密には魔術などに類する業(わざ)なんで武装とは違うんだけど
壮馬さんとこの娘さんが巨乳と聞いて
>>222 ウチの連中のマナを応用した攻撃は果たして武装なんでしょうか。
そうだとしても少ないですけどw
>>223 えぇい、どこにどう突っ込めばいいんだ!w
>父親に似たのか発育がよく、年齢の割に新鮮な感じにIPPAI OPPAIぷるんぷるんでボク元気 ( ゚∀゚)o彡゚( ゚∀゚)o彡゚( ゚∀゚)o彡゚
聞こえるか、こちらへぶち込め!
>>230 いいだろう、お望みとあらば見せてやろう!
これが私のドミナントだアッ――――!
アッー!?
掘る前に掘られた、だと……!?
その……すみません、余計な心配をお掛けしてしまったみたいで 変に考え過ぎてたみたいでその……もう少し頭を冷やしてきますorz
>>223 ( ゚∀゚)o彡゜( ゚∀゚)o彡゜( ゚∀゚)o彡゜
>>234 おお、よかった。
冷やし過ぎて風邪ひいちゃ駄目ですヨ?
>>234 まぁ待ってくれw
その前にこれでも飲み給え( =ω=)っ【サイドカー】
ブランデーベースのカクテルだ。これで少し肩の力を抜いてくれ
>>234 何にも焦ることはないっすよww
……え、焦ってない?
やはりロボスレは変態という名の紳士の掃きだめですなぁw
そびえたつ 俺の棒は ドミナント もう俺はだめだ
ドミナントか カスケ頭取るのは苦労したな
そんなに自分のナニに自信があるのか貴様は!
深夜に入って紳士達が変態にシフトアップし始めたようです
紳士なのは24時までだ!
変態なんて居ない! 居るのは紳士だけだ!
そうだ 俺が紳士なのは午前1時から24時までの短い間だ
( ゚∀゚)o彡゜紳士紳士
果たしてそう言い切れるのかな……? ならば貴様の嫁を晒せ! 俺まどかさんとーっpうわたまちゃんなにをするやめ
ちんこでかいからって調子に乗るんじゃねーぞコルァ! そういえばACLRP、もう少しですねー。
だから隠せとw
>>247 ほぼ丸一日じゃねーかwなげーよw
つまり残りの1時間で1日分の変態エネルギーを消耗すると!?w
>>250 ちょw上下の文が乖離し過ぎているwww
あと隠そうぜまじでwww
あ、すみません、かぐや消し忘れてました。
>>249 当然遥さん……は娘か……。
あの操作性でラスジナは無理ゲーだろと小一時間 そろそろと言えばメタルギアwktk
結局隠す気ねぇのかよwww
ツクヨミ「隠す必要は無い!」 ラスジナにたどり着くことすら不可能だったあの頃。 弱王に負けた伝説が唸るぜ!
すみませんビジュアル機作って満足してました
>>257 まてまてw露出卿と混ざってるwww
ツクヨミさんは混乱して脱ぎ出すんだwww
>>249 自作品のキャラクターは娘!他作品のキャラは嫁!
つまりまどかさんは俺のy(九尾の狐が降臨しました
貴様もまどかさん派か……よろしいならば戦争だ
むしろたまちゃんを押し倒してだな(ry
まどかの胸は渡さないぞうわたまちゃんなにをするやmmmm
>>259 つまり露出卿は僕のムスコというわけですねいろんな意味で
既に……250突破!? なんという……なんという速度だ! これがロボスレだというのか!?
まぁ待て、ここは共闘してたまちゃんをどうにか隔離するのが得策ではなかろうか?
たまちゃんのナインテールモードに対抗できる存在がいるのか…?
ちなみに勢いは245.26でございます くそっ、ライバルが多いうえにガードが硬いとは、まどかさん恐るべし
ひらがなコンビの人気に嫉妬せざるを得ない。 というわけでクーちゃんはもらっていきmうわ猫さをなにをするやめ
嫁と聞くと女性より先にロボの名前がでてしまう
>>266 どう考えても無理でござる……
ティマの時といい、人気なヒロインはガードが固い法則でもあるのか……!
ティマの防御は鉄板過ぎて近寄れません
>>268 翌日爪と牙の傷跡を全身につけられた師匠が発見されたという……
師匠が戦死したなんて……
すみません、戦死かどうかすら怪しいんですがw ティマのガードを固くするようなネタを作ってしまったのも私だ。
この場合は事故死なんだろうかw
変死だろう、変態だけに
なるほどw
ワァン!
プラスワァン!
プラスワァン!
プラスワァン!
プラスワァン!
むしろたまちゃん×まどかという百合路線でいこうじゃないか。 主従百合おいしいです。
ゴライオンが土壇場で阻止された、だと……!? つか何だこのコスプレはwww
しかし本編では遥さん×まどかさんのカップリングも成立しそうな雰囲気が
百合に手を出したことは無いが、何か目覚めそうな気がした
さあ、目覚めなさい、新たな紳士よ
ウオオオオオオオオオオオオオオオ!
ああもうゲロ吐くまで飲むもんじゃないな… 俺の百合脳はオーバーロード寸前だ! 変態科学者同士の組み合わせでレイチェル×ユノーというのが思い浮かんだんだが。 ガチレズもいいよね!
こんな奴らのために、これ以上誰かの涙は見たくない! みんなに笑顔でいてほしいんです! だから……見てて下さい! 俺の、変紳!!
( ゚∀゚)o彡゜紳士! 紳士! 紳士!
だれうまwwwwww
そういや正式にカップリングになってるのってどんだけいるっけ 恋人関係じゃないのも含めて
後、質問してる人がいるから避難所も覗いてみてね>各作者さん
PBMの神子と機械人形はみんなカップルかな? あとリタとライ リベジは潤也と藍、ロスガは極細とティマ……これかなり多いぞw
なら、タウ×ショウイチも入りますね!
>>299 ルガーだけ独り身……。
言われてみればwww
急加速と急停止という慣性の法則ガン無視の流れは流石ロボスレ
きっと高性能なGキャンセラーを搭載してるんですよ!
人稲は伝統(キリッ
むしろ常識(キリッ
>>176 投下乙!
第六機関……いい響きや……。
鋼獣強すぎる…ナノマシンほどの大きさじゃ単純な物理攻撃は意味が無いし……いっそ高電流で焼ききるか…うーむ。
ナノマシン……万能ってレベルじゃねーぞ…!
潤也君も病人というか捕虜状態。がんばれ。超頑張れ。
>>187 鬼武者を思い出したのは自分だけでいい。
有機部品使用のロボっぽいですね。
ダレモイナイイマノウチ…?
こんな時間に目が覚めてしまった……。 さて、ゴセイジャーまで何しよう。
すみません、今の誤爆ですフゥハハハーハァー。
>>308 バトスピみればいいじゃない
もう終わったけど
ええ、朝食作りながら見てましたとも! なんかゴセイはシンケンに比べると色々と惜しいような気がするでござる……まだ3話だけど。 さあ、次はWだ……。
というかゴセイは2話にネタ詰め込み過ぎな気がした ロボ絡みの話だけで1話丸々使えそうなものを……戦闘がかっこいいからまだいいんだけど
2話のネタだけで3話くらい引っ張れますよね、あれw でも合体前含めたロボの戦闘は素敵だったでござる。 Wは今回も真面目に馬鹿やってたなぁw バイクに変型する機体を出したくなってしまいました。 でも変型絡むとデザイン面倒なんですよね……。
詰め込みすぎっていうか「知らないうちにスタンド攻撃を受けた!?」即ちキングクリムゾン状態されてる気になってくる 第一話と第二話がアレ過ぎて第三話が相対的にマシに思える、ってくらい ゴセイグレートのミニプラは買う
視聴者置き去りになってるよね。てか今更気づいたけどシリーズ構成横手か……ゲキみたいにならなきゃいいけど
そしてWの次回予告怖すぎて吹いたw
>>312 >変型絡むとデザイン面倒
Zとか二次元の嘘使いまくりだもんなぁ
>>313 >キングクリムゾン状態
あ、なんか納得してしまった……。
掴みもあんまり上手いとは言えませんでしたよね。
>>314 プロデューサーが日笠さんだから、きっと何とかしてくれるって、信じてるから!
Wの次回予告は見てて変な声出ましたw
ああいう話書きたいなぁ。
師匠の作品はいつも真面目に馬鹿やってるじゃないかw ホラーだとしたら、それはそれで読みたい
出来たら夏くらいにやりたいですねw その前にてのひら完結させないと……。
どっちも楽しみに待ってるんだぜ
ところで
>>306 が気になる件
ぜ、善処します。
期待しないで待っててね!
確かに
>>306 気になりますねw
夢の中で源氏だか平家だかの指の化石で有名な村に連れて行かれたり、石を割ったら指の新発見の化石が3本ほどみつかったり、母親にイミフな大学に入学させられそうな夢をみたでゴザルのマキ。 306の段階で投下しようと思ったら人が居ないからあきらめたんだぜ。
>>320 カオスな夢ですねww
あと、支援できますぜ一応
では七話を投下します。 毎度お馴染みDS方式な内容ですがご了承………夢が途中で明晰夢になった所為で現実感が薄くて困る。
支援開始ー
『Diver's shellU』 第七話「猫と女は」 第二地球暦148年 11月7日 この日、雪が降った。 そしてこの日、オルカ=マクダウェルは困惑していた。 何故ならこの日、とある少女が孤児院を訪ねて来たからである。 少女の名前はクー。肩からずり落ちそうなデザインの服を着て、髪の毛から水が滴るほど濡れた彼女が、孤児院裏口のドア正面に立っている。三つ編みにした髪は水場に投げ込んだスポンジのよう。 唖然とするオルカを目の前に、クーは冷えた片手を差し出した。 「食べ物」 つまるところ、お腹が空いていたらしい。 .
幸い、お風呂の入り方は分かっていたらしかった。 クーをお風呂場に押し込んだオルカは、着替えを洗濯籠に投げ入れた。ずっと洗っていなかったような汚れ方だった。 雪ということもあり、孤児院で暮らす幼い組は外で遊んでいる。その他も、半分近くが外で遊んでいるようだ。これは洗濯物が大変そうだとオルカは思う。 洗濯機がいくつか並ぶ部屋。洗濯籠の中を覗き、そのまま洗濯機に放り込む。明日も降り続くとなると乾燥機が必要かもしれない。 部屋から廊下に出ると、歩いて共同のお風呂場に。決して広いとは言えないその場所から、水音が喧しく響いている。シャワーの音だ。 「タオル置いておきますね」 扉越しに聞こえるかは分からないが、一応声をかけつつバスタオルを脱衣所に置く。すると扉を撫でるような弱い力でノックが返ってきた。 オルカは部屋を出ると、孤児院の中で一番広いリビングに向かう。こちらもけして広くは無い。薄青色の寂しい壁紙と、古ぼけたソファー、机と椅子、音楽プレイヤー、その程度しか目ぼしいものが無い殺風景さ。 「……おや」 ソファーの上で子供が寝ていた。ピンク色のボールを抱き枕のように腕で拘束し、無邪気な寝顔を晒して、肢体を投げ出している。 風邪をひいては大変だと、手ごろな毛布を出してきて子供の体にかけてあげる。 オルカは椅子に座って、机の上に放置されたままの雑誌を引き寄せて読み始める。情報誌。今時の情報に乏しいオルカにとっての貴重な情報源である。 雑誌を読みつつ、何か忘れていないかと首を捻る。忘れてはならないことを忘れているような気がしてならないのだ。しかし、どうにも思い出せず、時間だけが経過して。 ―――ひた、ひた、ひた、ひた、ぴた。 音がしたので後ろを振り返ってみれば、忘れていたことを思い出す。 「私の服は?」 そういえば、洋服を洗濯機に入れてしまったのであった。 つまりさっき自分がお風呂に押し込んだ少女は着るものが無く素っ裸……。 「あ、あぁぁ……ごめん、今用意するから……えーっと、待ってて」 シャワーで火照った白い身体は赤みを帯び、未成熟な手足足腰を眼前に晒す。三つ編みを解いており、髪の量は想像の斜め上をいくほど多かったので、危ないところで胸は見えなかった。 本人に下半身を隠す知識はあったらしいのだが上半身を隠す知識が欠損していたらしい。白いバスタオルは腹部から腿を隠しているだけ。髪がなかったら見えていたところだ。 ロリコンじゃないオルカでも、女の子の体を直視することは憚られる。よって、緊急防壁として片手でクーの体を見えないようにして、部屋から小走りで出た。
「参ったな……余分な服、余分な服……? あったかなぁ?」 敬語が飛んだ。 孤児院にだって幼い女の子は居るが、余分な服が有るかと言ったら不明。オルカはクーの服をどうしようか考えつつ、とりあえず自分に割り当てられた部屋に直行し、自分の昔の服を引っ張り出した。 ジャケットにジーンズ。やや大きいがクーが着る分には問題は無いと考え、また小走りでリビングに戻った。 「くちゅん……ッ」 「ごめんごめん。コレでよければ着てくれるかな、クーちゃん」 「……クーでいい。ちゃんはくすぐったい」 案の定、くしゃみをして体を震わすクーが居た。 オルカは後ろから走り寄ると、服を手渡し、気まずいのか両目を天井でブンブン飛び回る小虫に固定した。ロリコン趣味は無くても女性の裸を直視するのは紳士的な彼には難問だったのだ。 確かに孤児院にも小さい女の子がいるが、担当するのは女性の職員だったのだ。 もぞもぞ衣擦れ数十秒。もういいかと眼を戻せば、かつてオルカが着ていた服に身を包んだクーがこちらを見ていた。大きすぎたのか袖から指がちょんと覗き、ズボンが垂れて床を擦りそうだ。 それがどうしたと言わんばかりの堂々たる態度のクーは、孤児院に訪れた時と同じように手をずいと突き出した。 「ご飯」 .
一方その頃、ジュリアは時間を持て余していた。 機体の整備は終了、引き上げた品は売った、炊事洗濯はしてしまった、クラウディアは知り合いのバーにお手伝いしに行くといったまま帰ってこない。何のバーかって? 知ったことじゃない。鉄の棒を支えにダンスしてようが知ったことじゃない。 ジュリアに趣味といっていいような趣味は無く、あるとすれば漫画やゲームをするくらいしかないのだが、家にある漫画やゲームはやりつくしてしまっており、暇なのだ。 空間に投影された画面でアナウンサーがニュースをまくし立てるのを虚ろな眼で見つめ、自身の体が居座るソファーの上で伸びをしつつ、染み込むような寒気に脚を胸元に抱え込む。 半分近くが灰となった煙草を灰皿にねじ込み、欠伸。 ネオ・アースは地球とほぼ同じ環境に改造されたが、唯一改造しきれなかった部分がある。それは、公転周期がやや長いということである。 地球では12ヶ月だったが、ネオ・アースでは13ヶ月がある。一日の長さを引き伸ばすわけにもいかず、13ヶ月が公式に認められているが、12ヶ月を一年として年齢を計算する地球の習慣と衝突し、『いつが誕生日なのか』分かりにくいという事態が発生した。 そんなこともあって誕生日を祝う習慣は消失したのだが、今はそれについてではなく、季節について語るべきである。 地球で11月なら(南半球は違うが)雪が降る可能性が高いのだが、ネオ・アースの場合11月に雪が降ることは珍しい。 ジュリアの赤い双眸がカレンダーを間違えたような雪を見つめ、ぱちりと瞬きする。気温が高め故に積もらないと想像がついた。 散歩……するにしてもどこに行けばいいのか思いつかない。遊び……遊び方を知らない。仕事……クラウディアが居ない。 「あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…………………はぁ」 暇を持て余した独身女性の大あくび。 ソファーに住み着いた毛布を引き寄せて被ると、瞳を閉じてすうすう寝息を立て始めた。暇だから寝てしまおうと、短絡的ながら合理的な選択であった。 ジュリアが寝入って数十分後。乱暴にドアをノックするものがいた。その無遠慮な音は徐々に大きくなっていき、途中から嫌がらせのように呼び鈴を連打し始めた。 たまらずジュリアがむくりと起き上がり、来訪者に怒りをぶつけんと、床を踏み鳴らすような歩調で玄関に向かった。ドアノブを引っつかみ、引き抜くように開ける。 「うるせー! 誰だよ!」 「遅いぞ弟子よ!」 「…………」 ドアを開けてみれば、見知った人物が腕組みをし、妖しい笑みを口元に装備して仁王立ちしていた。 ゆったりした薄手のコートとスカートに、高そうなブーツ、理知的な印象を与える銀フレーム眼鏡、見事なまでのブロンド髪の左右で少しづつ結った女性。彼女の名前は『アイリーン』。ダイバーであり社長でありジュリアの師匠である。 尊大な態度で、身長は余り違わないのに頭の仰角を上にして見下すような目線を送ってくるアイリーンに対し、ジュリアは、例えるなら母親がコスプレを始めたことをブログで知った息子のような疲労した顔を作った。 「あー、師匠………ご用件は?」 「折角師匠が来てやったというのに、随分な弟子が居たもんだとは思わないか?」 「言っておくけどコーヒーも紅茶もお酒天然水も切らしてる」 「寒いから入るぞ!」 「……どーぞどーぞ」 眠いときに限って来客があるものだ。女と猫は呼んでいない時に限って来訪するものなのに違いなかった。 気だるい体を引きずって師匠を家の中に招きいれ、チラとドアの外で雪が舞っているのを見、自分も中に戻る。暖かかった室温を外気が非情にも連れ去っていった。 アイリーンは舞台上で踊る役者かくや、リビングに入りながら右に一回転すれば、もう一回転して後ろから続くジュリアに手を伸ばした。もちろん無視してリビングのソファーに座った。 無視されたことはお構い無しに、ジュリアが座ったソファーに腰掛ければ、ずり下がった眼鏡の端に指を添わせて持ち上げた。 「今日、こんなむさ苦しい家に来たのは他でもない。提案があるんだよ、私にはな!」
また始まったよ。肩をすくめるジュリア。ショートカットが揺れる。 師匠……アイリーンの言動がこんなんだったり、擽り地獄にかけられた昔話とか、男に興味が無いレズビアンだったりとか、そこらへんから容易く予想出来るだろうが、言っておかなければならない。 変人である。アイリーンという女性はまごうことなき奇人変人である。お金持ちの家に産まれながらも、ダイバーになるといって家を飛び出し、成功を収めて、今はダイバー兼会社の社長をやっている。年齢は不明である。 その会社が何かと言ったら、『アンドロイド』関係の会社である。ただの会社ならいいだろう。ただの会社じゃないから変人扱いされるのだ……要因はそれ以外にも山積しているが。 アイリーンが社長を務めるのは、愛玩用アンドロイドの製造、販売、修理、改造、それらを一手に引き受けるそれなりに大きい会社。 アイリーンは両手を大きく広げてジュリアを見遣った。 「モデルにならないか?」 「お断りします」 提案をにべもなく跳ね返す弟子に、師匠はニコニコ笑ってみせ、広げた手を降ろし、直行で弟子の肩に手を置いた。鳥肌が立つ。 「お堅いなー弟子よ。それが駄目なら一晩一緒のベッドで寝ないか?」 「私はノーマルだ!」 「新たな道を開発してみれば、新世紀が見えるかもしれないのに?」 「……それなら旧世紀で結構」 「残念だよ〜」 ジュリアはアイリーンの手を払いのけると、ソファーに体重を預けた。 愛玩用アンドロイドの会社でモデル―――……考える必要も無く、アンドロイドのモデルということである。自分と同じような顔や体型のアンドロイドが街を闊歩し、愛玩用としてご主人様にあれこれされているなど、あってはならぬのだ。 想像するだけでゾッとする。街で鉢合わせになったらなどと考えたくも無い。 一方でアイリーンの方は、ジュリアが拒否することを予想していたらしく、きっぱりと話を止めていた。 ジュリアはアイリーンが髪の毛を手で弄るのを見つつ、質問する。 「ってか師匠、今日はこのために来たわけ?」 ソファーにゆったりと座ったアイリーンは頭を傾けた。 「暇だからな、私は」 「嘘をつけ」 「ふん。仕事など当の昔に済ませてあるわ。優秀な部下が居ればどうとでもなる」 「ふ〜ん……」 「そうだ、私があげた潜水機はどうした?」 指を一本上げて質問してくるアイリーンに、ジュリアは首の骨を鳴らしながら答えた。 「ピンピンしてる……と言いたいけど、潜水殻は軋むはスラスターは止まるわで、ボコボコ」 潜水殻とは、潜水機の胴体部のことであり、操縦席を始めとする生命維持装置や電源などの重要な部位を耐圧構造で防御している場所で、ここが軋むとなると交換か大規模な補強が必要なのである。 ジュリアが遠まわしにフレームを買い換えるか新しいのにしたいと匂わせてみると、アイリーンはあっさりこう言ってのけた。 「いいんじゃないか?」 「え」 「ただし!」 一瞬、何が起きたのか理解出来なかった。 ぶん殴られたように視界がブレてソファーに背中が叩きつけられた刹那、眼前をふわりと金糸が占領したかと思えば、アイリーンの眼鏡のレンズと鼻先がぶつかるほど超至近距離にまで迫っていた。
「隙あり!」 背筋が総毛立つ。師匠はレズビアンであることをはばからないと同時に、行動を自重しないとんでもない女性である。自重せず顔を寄せているのだから、防御せねば純情が危険だ。 本能的に手で口を塞ぐ。 本能的に唇を寄せる。 本格的に払いのけんとする。 本格的に舌で咥内をかき混ぜようとする。 絶対そうはさせんと、もがく。 絶対奪ってやると、眼を爛々と輝かせて迫る。 「うぐぐぐぐぐぐ……、この、変態、変態……、変態……!」 「くっふっふっふっふっ……! 大人しく頂かれるがいいよ……!」 「アホか! 私はノーマルだとあれほど!」 ジュリアはノーマルである。このときのノーマルとは、恋愛等の感情が異性に対してだけ向けられることを指す。しつこいようだが、彼女はノーマルである。 ジュリアの上に陣取ったアイリーンは、どこに力をこめているかも分からぬ細腕を駆使して邪魔な手を横にどけると、頭を振って眼鏡を落とし、柔らかな唇に唇を寄せた。 アイリーンがジュリアの動きを封じるために片膝を脚と脚の間に差し入れる。 静かながら熾烈を極めた戦いは拮抗状態。ジュリアが師匠の肩を突き飛ばそうとすれば、アイリーンはそれ以上の力で攻め寄ろうとする。 とうとう唇という強固な城門が破られ、舌という凶悪な大蛇の侵入を許してしまう。 「……ぅ」 ―――……這いずり回る。ザラつく舌が咥内を蹂躙し、口の端から唾液が流れるほど攪拌され、脳髄を焼くような刺激に身を捩るが、どうしても逃げることが出来なかった。 しかしジュリアは、一般で言うディープキスを受けつつも、思考の一端であくまで冷静であった。逃げ出す機会はある。師匠とはいえ女性。男性のような腕力は持ち合わせていないのだから。 舌を吐き出そうとするが、ずいずい特攻を仕掛けてくる侵入舌の前に、押されてしまい、存分に『愉しまれて』しまう。 ちゃぷちゃぷ、くちゅくちゅ、そんな、18禁指定を受けても不思議ではないむしろしろな音が部屋に蔓延する。ジュリアの口からとろりと唾液の糸が流れてソファーを湿らす。瞳もどこか虚ろになりかける。喉からくぐもった声が漏れる。 「……ん゛ん゛〜……ッ、ぅぅ……」
抵抗の気配を失いつつある――あくまで外見だが――ジュリアを満足げに見つめたアイリーンは、彼女の髪の毛を指で梳き、その手で胸元を弄ろうとして――。 ―――……ゴスッ! 引き絞られた弓から放たれた矢が如く、硬い拳がアイリーンの腹部に突き刺さった。たまらずジュリアの上に崩れ落ちるアイリーン。 ジュリアは、けほけほ咳をしつつ、上に乗ったままの師匠をソファーの下に叩き落として立ち上がり、服の袖で口元を乱暴に拭って清めた。顔は真っ赤。赤い眼に涙。髪はボサボサで。 「……さ、流石我が弟子だ……世界を狙える拳だったぞ……!」 「やかましい!」 アイリーンは、腹を抱えたまま右手を天井に向け、親指を上げてジュリアにウィンクを送る。鳩尾に命中したのか、右手はかたかた痙攣していた。眼鏡は寂しげに床の上。ブロンド髪も、哀れかな、乱れ髪。 実はジュリアには、口の中に舌を入れられた経験が以前にもあった。誰か。アイリーンである。 口の中に舌が入ったとすれば、唾液を飲み込んだ恐れがある。うがいでもしよう。 家の中にアイリーンという爆弾を置いておくわけにもいかないので、襟首を引っつかみ、強引に玄関へと持っていく。 「酷いぞ、これは人権侵害だ」 「へいへい、そういうことは警察か裁判所でお願いします師匠。ということで、潜水機を変えるのに賛同したととるんで、よろしく」 「いいだろう。最後にもう一つ」 両腕を引っ張って立たせ、玄関の外に追い出す。アイリーンは鳩尾を撫でつつ、得意げに人差し指を立てた。いつの間にか眼鏡をかけていた。 「モデルにならないか」 「二十年後でなら」 「それじゃいかん。若さはだなっ」 アイリーンに語らせたら、一時間二時間と時間を潰し、来週の為に読んでおくべき宿題の本と論文をどうのこうのになりそうだったので、ドアを強制的に閉めて鍵をした。 厄介な師匠だとつくづく思う。悪い人ではない。ただ、変人で、自分がハイレベルなセンスを持っている(と思い込んでいる)レズビアンなだけだ。 だが、潜水機を買い換えてもいいと承諾を得た。 明日にでも設計関係を始めよう。 ジュリアはソファーに座って脚を組み、ついでに腕も組んだ。口元の汚れは落ちきっていない。 「………」 とりあえず、口をゆすぐところから始めよう。 ジュリアは立ち上がり、リビングから姿を消した。 雪は徐々に止みつつあった。
お昼もとうの昔に過ぎ。 むぐむぐむしゃむしゃごうごう、とオルカの手料理を片っ端から平らげていたクーは、食事が終わると小動物を髣髴とさせる丸まった体勢でソファーで寝始めた。 寝ているのに無理して起こすことも出来なかったため、夕方になるまで待つしか手が無かった。 クーは時計が時間を告げる音でぱちりと眼を覚ますと、ソファーで猫のような伸びをしてオルカの方に歩み寄る。髪の毛を三つ編みにしてないせいか、驚くほど豊かだというのが改めて分かった。 リビングの机で帳簿をつけていたオルカは、とてとて歩いてくるクーを見るや、立ち上がってシャーペンを置いた。 「帰る? それとも、ここで生活……」 「嫌。迎えがきてる」 クーは髪が揺れない程度に首を振って、リビングの大窓に細い指を向けた。オルカが眼を向けてみれば、空色の瞳と、真っ黒の毛並みを持つ猫がこちらを興味深げに覗き込んでいた。 クーが手を振ると、猫は玄関のほうにとことこ歩いていった。無言の会話があるようだった。 「ねぇ、この服ちょうだい」 「……あー、ところであの猫がお迎え?」 「ん。家族。洋服ちょうだい」 「それでよければいいけど」 この少女は自分達が住む世界とは違う次元に居るのかも知れないと額に汗を浮かべるオルカ。猫と会話が成立しているとしか考えられないのだ。猫の化身でしたと言われたら信じてしまいそうだ。 それはそうとして、ダブダブの服でもいいのかと考えたが、この少女なら大丈夫だと根拠無き納得をする。 クーを玄関まで連れて行き、ドアを開けると、案の定黒猫がお座りして待機していた。ちらつく雪にもめげずに青い瞳でクーを見つめ、警戒した様子でオルカを眺める。 「ばいばい」 「うん、またね」 短くさよならの挨拶を交わす。 手首だけ左右に振るバイバイはクーで、腰を落として手を振るのがオルカだ。 猫に連れられて街に消え行く彼女を見つめ、空を見上げてみれば、肌を緊張させるような冷気があった。雪はにぎやかさを失いつつあったが、十分に冬の訪れを人間に表現したのだ。 一足早い冬の来訪は、猫にとって厳しかったのではとオルカは考え、微かに笑った。 「……あ」 そして、少女が去ってから思い出し、玄関で棒立ちとなった。 彼女が着ていた服を返していなかったのだ。 【終】
投下終了です。 ちょっと短かったような気がしますけど、終了です。 師匠を登場させてみました。自重しない女性は大好きです(キリッ
>>340 投下乙です!
ゆっくり読ませていただきますね
しかし師匠良いな……新たな変t(ry
師匠と聞いてPBM氏が出たのかと一瞬勘違いを(ry 投下乙!では、ゆっくり読ませて貰うぜメーン!
>>340 改めて投下乙!
アイリーン師匠とんでもねぇwwwこれはいい変態だ、素晴らしい!
今回もまたまったりしたお話で実に結構。しかし師匠と呼ばれる人は妙にキャラ立ってるのはロボスレのジンクスかw
次回も楽しみに待ってるんだぜ!
……さて、クーちゃんが出た事だし、こっちの師匠の暴走に備えておくか
>>343 まったり展開を言い換えるとダラダラとも言うよ! よ!
感想アリガトゥース!!
師匠は常にトランザムがこの板の法則ということではっちゃけたキャラにしてみた結果がコレだよ…。
クーちゃん再登場。猫の子。ロリベラム師匠の気配を感じてならない。
>>340 投下乙でsイィヤッホォォォゥ!!
ネオ・アースは誕生日パーリィーないんですか、それは子供がっかりですnイィヤッホォォォゥ!!
そして噂のアイリーン師匠がついに出てきましたnイィヤッホォォォゥ!! なんてとんでもない人なんdイィヤッホォォォゥ!! まさかガチレズだとhイィヤッホォォォゥ!!
クーちゃんイィヤッホォォォゥ!! イィヤッホォォォゥ!! イィヤッホォォォゥ!!
ごはんが欲しいなら、私がいくらでも炒飯作ってあgイィヤッホォォォゥ!! イィヤッホォォォゥ!! イィヤッホォォォゥ!!
それでは、時間も楽しみに待ってまsイィヤッホォォォゥ!!
うっ……ふぅ……。
あれ? 僕は今まで何を……。
や は り き た か あわせて12イィヤッホォォォゥ!!いただきましたー つか真っ昼間からイくなwww
>>340 投下乙であります!
パワハラなセクハラを日常的に行う変態が師匠……
ジュリア頑張れ、超頑張れw
あとクラ姉さんのバイトが地味にすげぇw
しかしクーちゃんとオルカは今回の話の癒しですねマジでw
>>345 発言全部喰い気味な上に記憶飛んでるー!?Σ(・д・;)
もうwwwww重傷wwww重症師匠wwwwww
ジュリとクラの師匠も大概だが、我々の師匠も大概というわけですねわかります
>>345 感想ありがとイィヤッホォォォゥ!! イィヤッホォォォゥ!! イィヤッホォォォゥ!! イィヤッホォォォゥ!!
オルカ「テッシュ置いておきますね」
>>347 感想ありがとイイ(ry
師匠=変態 の構図が頭から離れずこんなことになったどうしてこうなった!
クラ姉は怪しいバイト中だよ、普通の人は入れないよ!
クーは良く考えたら無口系キャラじゃないかと。
その手のキャラ、自分の作品では貴重だったり。
小さなおっぱいが点いたり消えたりしている。アハハ、小さい……遥さんかな。 いや、違う、違うな。遥さんはもっと膨らみかけで止まったかわいらしさがあるもんな。 暑っ苦しいなぁここ……出られないのかな。おーい、出し下さいよ、ねぇ……。
>>350 4イィヤッホォォォゥ!!いただきましたー
確かにDSで無口系のキャラって珍しいなw
>>351 師匠……酸素欠乏症にかかって……
つか地味に酷い事言ってるぞwww
>>351 師匠が本格的に壊れ始めたwww
取り敢えずウチの先生に活を入れて貰うか
桔梗「ほぅ、少しは動けそうな小僧だな。先ずは塩と水だけ持って山を走るぞ、三日三晩」
>>352 つまり師匠は、遥さんは無乳ではなく貧乳なんだと言いたいのではなかろうか
貧乳の方々がアップを始めたようです
ひんぬーの方々というとジュリうわジュリアなにをするやめ
ひんぬーか……遥さんはひんぬーうわたまちゃんなにするやめ
珍獣は無ですけどね! AカップとAAAカップの差は、マリアナ海溝よりも深いのだ……。
一方、たまちゃんとまどかさんはおおきいおっぱい側の住人であった
( ゚∀゚)o彡゚巨乳巨乳
おっぱいとは、かくもすばらしいものである
全力で同意
まどかさん>>>たまちゃん>>>>>越えられない壁>>>>>遥さん>>>珍獣=白ウ詐欺。 ちなみに身長も同じようになります。下三人はどっこいどっこいだけdうわ遥さんなにをするやめ
たまちゃんよりまどかさんのほうが上、だと……!?
馬鹿な、白ウ詐欺は絵で見た感じ胸があるではないか……! まさか、装甲板!?
しろちゃんパッド疑惑浮上の瞬間であrうわしろちゃんなにをするやめ
そうかパッドなのkやめろいくらなんでもそれhhhhhhh シロチャンハムネオオキイデス
そうか、しろはPadうさぎでもあったのか! いいネタをもらっtうわしろちゃんなにをするやめ わぁ、今日は風が強いね。干しておいた布団が飛んでいきそうだよ(棒)
Padうさぎ……ああ、なんかバレンタイン以降しろの愛おしさが急上昇している……!
あぁ……だから詐欺なのか納得した
だれうまw そういう詐欺なら大歓迎だがね!
なんか気付いたらしろちゃんが頑張って背伸びしてる子になってて、生みの親もびっくりですw
いつの間にか正統派のツンデレになっていたとw
おっぱい談義からいつのまにかヘーちゃんの可愛さを再確認している流れに…… さすがロボスレw
ヴィルティックの線が多過ぎて描くのが辛いよお兄ちゃん!
ごめん
師匠がヴィルティックを描いている……だと……!?
期待
ただの落書きだから、あまり期待すると失望するよ!?
設定投下乙! 遺伝子調整のおかげで、髪の色は割と自由なのかな?
Mary Sue(メアリー・スー)っていう概念があるんだな 中二とか邪気目とかいろいろNGワードがあるな
>>382 そんな感じですけど、ギャルゲでよくあるキッツイ色は無理です。良くて青混じりの黒とか。
>>383 痛い人テストですねわかります。
中二こそ良作の源泉だと思うんだ。
>>385 メアリースーって二次創作でやるから問題なのであって
一次創作でやる分には何も問題ないと思うが(面白いかは別にして)
>>383 中二は薬と同じでござるよ。
適量であればいいものになりますが、多過ぎると作品を殺す毒になりまする。
ここ一次ばっかだから、メアリー・スーなんてそうそう生まれんだろw
>>384 投下乙!おお……ペネ子がとても騎士らしくしているw
しかしネクソンクロガネでかいなぁ
そしてヴィルティックよく描けたな師匠。そしてウサギコンビとポンピリウスに何故かクスッときてしまったw
>>385 なるほど、だから原色だとアンドロイドなのね
>>388 ありがとうございますw
いつもグラップラーペネ子なので、たまには剣を握らせてあげようかと思いまして。
そしてヴィルティックは必殺、描いただけというこの体たらくw
え〜……昨日は色々とお世話をお掛けしました 昨日少しばかり調子が悪かったみたいで、ご心配をおかけしてホント申し訳ないです ので、お詫びというか、ちょっと投下したいなと 多分支援は大丈夫です
燻っている様な灰色の雲が覆う空の下で、ある実験が極秘下の元、行われようとしている。 見渡す限りの雪原風景。気象の影響で少しづつ溶け始めているものの、未だに雪は厚い。その白き地面に三角州の形で下部が埋め込まれた、三つのカプセル。 そしてカプセルの前面に配置された、巨大な鉄の塊。この奇妙な光景を遠くから双眼鏡で、防寒服を着た二人の男が覗いている。 一人はこの前のある実験で、狂気の片鱗を見せた老科学者、レファロ・グレイ。これから行われる実験が待ちきれないのか、右足が若干貧乏揺すりをしている。 もう一人はレファロに最も近い黒服である、ノイル・エスクード。電子機器のパネルとカプセルを、交互に何度も見直す。 彼は実験のサポートを担っており、手元には様々な情報が入っているであろう電子機器と、部下に指示を出す為、トランシーバーが掛けられている。 「それで何時になったら実験体は来るんだ? そろそろ待ちくたびれた所だ」 イラつきを押えながらも険しい口調でレファロがそうノイルに聞いた。 ノイルはお待ち下さいと返事し、トランシーバーを作動させて部下と一言二言交わす。レファロに顔を向け、ノイルは報告した。 「申し訳ありません、只今到着したとの事です。カプセルは取り外しますか?」 「構わん。やれ」 ノイルは深く頷くと。再びトランシーバーで部下に指示を出す。すると防寒服を着た者達がそそくさとカプセルに駆け寄った。 慎重にカプセルの蓋を取り外す作業を行い、全てのカプセルの蓋が開かれ、円形ブロックが露になった。蓋を持ってすぐさま者達が退却する。 円形ブロックからわらわらと黒く小さき物体が出てきて、目の前の鉄の塊へと群を作ってまっすぐに向かっていく。 三方向より来たる物体によって白い雪原が黒く染められていく様子は、どこか気味が悪い。 同じ頃、向こう側から、5機のオートマタが雪原に深い足跡を作りながら、ゆっくりと歩いてくる。 そのオートマタは5機とも同じ形状をしている。その形状は腕部、脚部、全ての部分が直線で構成されており、オートマタというより、重機の様だ。 頭部のみが曲線でヘルメットを思わせる形状をしており、バイザー奥から緑色のモノアイが淡い光を発する。隊長機であろうか、一番先頭を歩く機体には角が付いている。 他の機体にはそれぞれ数字がペイントされ、2・3・4・5となっている。形状にしろ、雰囲気にしろ、どこか軍隊を彷彿とさせる。 「あれは新型か。名前は?」 レファロの質問にノイルが手元の電子機器でデータを引き出し、説明する。 「現在試作段階中である、ジャーヘッドシリーズです。群れを成して行動する野良オートマタの習性を研究して作られたオートマタで、6機を1小隊としてカウント。 角が付いている機体を隊長として、神子が隊長に対して命令を下し、神子の命令を考慮した作戦を隊長が組み立て他の機体に指示を出し、自分達だけで作戦を遂行させます。 ただ、マナの配分率は6機に拡散するので、3分間程度しか活動できず奇襲用にしか今の所使えないのが難点ですが」 「……5機しかいないが、残りの1機はどうした?」 ノイルが向こう側へと指を差した。レファロがカプセルから、ノイルが指を差した方へと双眼鏡を移す。 双眼鏡の先には、4m以上もある身の丈以上に長い、巨大なスナイパーライフルを構えて膝を下ろすジャーヘッド、もとい6が見えた。 「6機全てが闘う必要はないと思われますが、不慮の事態に備え、遠くから6が狙撃の準備を行っております」 「これはお前が考えた作戦か?」 「いえ、隊長が自ら考案した作戦です。私はただ、指定された目標を駆逐しろと」 「ほぉ……」
レファロは続けて、鉄の塊を食らっているレギアスの前へと揃い踏みしたジャーヘッド部隊へと双眼鏡を移す。 隊長は背部のマウントラッチに積まれた、巨大な二つのタンクより弾丸が装填される、二門のガトリング砲を両腕に装備している 2と3は、速射性と連射性に優れた特性のアサルトライフルを装備し、4は肩に弾数は少ないながら、強力な火力を持つバズーカ砲を肩に担ぐ。 5はレギアスの動きを捉えられる様にトリモチ弾が入った特性ライフルを装備。どの武装も抜かりはない。 隊長が考案した作戦はこうだ。 まず、5が先頭に立ち、ライフルを撃って目標、つまりレギアスを捉える。動けなくなったレギアスを、隊長と2・3が一斉射撃でダメージを与える。 最後に4がバズーカを撃ち、止めを刺す。もし逃した場合でも、6が狙撃。最初の段階で5が失敗しても、あくまでそれは保険だ。 隊長と2・3・4による熾烈な攻撃に、試作テストの段階とはいえ、抵抗できたオートマタはいない。今回も必ず成功する筈だ。 <お前達、フォーメーションイーグルだ!> 隊長が他のジャーヘッド達に声を上げた。まず5が隊長の前に出て、その後ろに隊長が移動し、左右に2・3。止めを差す4が一番後ろに行く。 「始めろ」 ノイルが隊長に向かって通信を入れる。隊長は頷き、前に居る5に知らせるべく右腕を上げると、勢い良く振り下ろした。風を豪快に切る音がした。 目の前に敵がいるにも関わらず、レギアスは未だに鉄の塊を喰らっている。しかし次第に鉄の塊が消えていくと共に、その姿を現し始める。 膨張している部分が締まって、それは腕となり、足となっていく。荒く成型された部分が滑らかな曲線を描いていき、一つの形となる。 数分後、そこには巨大な黒き巨人が片膝を下ろし、ジャーヘッド達の前に姿を表した。 その姿形は殆ど人間を模しているといっても良い。しかし人間とは決定的に違う。だがオートマタとも全く違うと言える。 黒き巨人は立ち上がると、ジャーヘッド達の方へと少しづつ体を向ける。表情以前に顔が無い為、異様に不気味な感覚を覚える。 <撃てぇ――――!> 隊長が叫ぶと同時に、5がライフルの引き金を引いた。ライフルより発射された白くネバついた液体が、レギアスの足元目掛けて落ちる。 レギアスは動きだそうとするが、トリモチ弾が地面ごとレギアスを押えこんでおり、一歩も足を動かせない。 隊長と2・3がレギアスに向かって砲口と銃口を向けた。再び隊長が叫ぶ。 <続けぇ!> 隊長と2・3が引き金を引き、レギアスに向かって容赦の無い弾丸の雨を降らせる。凄ましい銃声音と焼けつく様な火薬の匂い。 辺り一面を大量の硝煙が浮かんで、レギアスの姿が見えなくなる。隊長と5・2・3がその場から退き、4がレギアスに向かってバズーカを構える。 バズーカから放たれる弾頭。その弾頭は正確にレギアスにまで伸びていき―――――数秒後、爆発。地面が揺れる程の衝撃と、業火が風船のように膨らんだ。 空中へと昇っていく業火が空気にかき消されていく。壮絶な連続攻撃により、レギアスが居た場所には、数メートルの範囲にも及ぶ、深いクレーターが出来ていた。 レギアスの姿は、ない。
衝撃から身を守るため、しゃがんでいたレファロとノイルが体を起こす。双眼鏡でノイルが現況を見、レファロに言った。 「……博士、レギアスですが」 ノイルと同じく、双眼鏡で覗いているレファロが、冷淡な声で答えた。 「心配ない。実験は続行させろ」 <……隊長、これで目標は> <おそらく沈んだ筈だ。それにしても……> 隊長は思う。完全にガトリング砲とアサルトライフルは当たっていた。当たっていた筈だが、奴はまるで……。 <何にせよ、これで我々の任務は完遂した。帰還するぞ> <了解!> その時、隊長は何故か5が返事をしない事に気付く。何故かクレーターの方を見て、じっと動かない。 隊長は近づいて、5に声を掛けた。5は隊長が近づいても、何の反応も見せない。 <どうした? 帰還するぞ> 次の瞬間、5の胴体や各部の隙間から、黒い液体がダラダラと大量に零れだした。驚き、隊長が瞬時に後退する。 5を侵食するかの如く、その液体が5の足元から胴体へと昇っていき、装甲を黒くしていく。 やがて上から下まで黒く染まった時、5の姿が、倒した筈の――――レギアスへと変化した。 だいぶサイズが縮んだものの、その姿は間違いなくレギアスその物だ。準備運動する様に、レギアスが軽く首を回す。 レギアスはそのまま、呆然としている隊長の頭部へと貫手を伸ばした。貫手が非常に先端の尖った針へと変化すると、隊長の頭部へと突き刺さった。 <隊長!> 2が叫ぶ間もなく、隊長に突き刺さった針が薄くなり、円形の巨大な刃となって隊長を左右に切断した。 <隊長をよくも!> すぐさま4がレギアスに向けてバズーカを構えた。が、時すでに遅し。 片方の貫手を鋭利な両刃に変え、レギアスは4の頭部を貫いた。両手がダランと下りて、4が両膝を付き、沈む。 アサルトライフルを投げ捨て、3が膝元に収納されたダガーナイフを取り出して、レギアスに向かって走り出す。 レギアスは気付いているのか、いないのか、3の方を向く気配はない。3が肩を振り回して、ダガーナイフを持ちかえる。
<沈め……化物が!> 3がレギアスの頭部をダガーナイフで斬り落とした。完全に堂が入ったその攻撃に、ボトッと、鈍い音を立てて、レギアスの頭部が落ちる。 頭部を失い、レギアスの体がフラフラしながら、貫手を元の形に変化させると、そのまま仰向けに倒れた。 転がった頭部にも、頭部を無くした本体にも、動く様子は見られない。ダガーナイフを収納し、3が隊長と4の元へと駆けよる。 <駄目だ……どっちも完全に破壊されてる……> 2が悲痛な声でそう言った。分からなくもない。 胴体を左右に切断された隊長は、綺麗に内部の機械部分まで斬られており、元の姿に戻す事は出来ないだろう。 頭部を貫かれた4も、顔全体に長い亀裂が入っていて修理不可能だろう。あの一瞬で、2機のオートマタをレギアスは破壊したのだ。 <……だが目標は沈黙した。我々は勝ったのだ。……払ってならない、犠牲を払ったが> 機械とはいえ、ジャーヘッド達には感情がある。涙は流せぬが、同じ闘いを経験した仲間を思う、心はある。 2と3は立ち上がり、隊長と4、そして5に向かって敬礼した。 「博士、これでレギアスは」 「いや」 ノイルの言葉をすぐさま否定し、レファロは口元に笑みを浮かべると、言葉を続けた。 「まだ、レギアスは沈んではいない」 敬礼する2と3の背後で、レギアスの頭部が転がっている――――が、一切の動きを見せないその頭部が、音を立てずに転がって移動している。 2も3も、自分の後ろで頭部が動いている事に気付いていない。頭部は自らの力で立ちあがると、触手の様な腕を、粘土の様に作りだす。 そして自分に近い3の背後へと、その腕を伸ばしていく。静かに3の背後に手を当てて、水面の様に手を広げて浸透させていき―――――そして。 <ぐわぁぁぁぁぁぁ!> 3が絶叫し、背後を振り向いた。斬り離した筈の頭部が、自分に向かって腕を伸ばしてくっ付いている。 <この野郎まだ!> 2がそう言ってアサルトライフルで頭部を撃とうとした、が、幾ら引き金を引いても、虚しく引き金を引く音だけが宙に響く。どうやら撃ち過ぎたらしい。 2が接近戦に持ち込もうとし顔を上げた。が、目の前で起こっている事に唖然とし、体が動かない。
レギアスは3へと食らいついた腕を伝って頭部を動かすと、布のような形に変化し、3へと覆いかぶさった。 必死に抵抗する3だが、レギアスは3の胴体から頭部までぐにゃぐにゃと浸透していく。段々、3の動きが停止していく。 3の全身が黒くなり――――レギアスは、またも復活を果たした。そして残っている2へと向きあい、両手を変化させる。 2は頭部に手を当てると、待機している6へと通信を入れる。最早それしか、手立ては無い。 <シックス! 撃てぇぇぇぇぇぇ!> 2がそう叫んだ瞬間、数十メートル先からスタンバイしていた6がマナを溜めて、スナイパーライフルで狙いを定める。 だが、6は戸惑った。目標―――――レギアスが二体、2の近くに居るからだ。頭部があるレギアスと、頭部の無い、レギアス。 <待て! どっちが本体だ!?> <ど、どっちもだ! 頼む、早くしてくれ!> 6に気付いたのか、頭部の無いレギアスが体を6に向けた。そして左腕をもぎ取ると、自らの全長ほどある槍へと変化させた。 そして投げ槍の体勢を取ると、方向を変えて、全力で放り投げた。放たれたその槍は、信じられないほどのスピードで6へと飛んでいく。 スコープを覗き、射撃体勢を取っている6は、飛んでくる槍が槍だとは分からず首を捻った。瞬間、ライフルごと6の頭部を、槍が突き刺した。 <おい……おい! まさか……返事をしろ!> 通信が途絶えた6に、2が必死で応答する様に声を荒げる。しかし、聞こえてくるのは雑音だけだ。 <何……何なんだ。お前達は一体……何なんだ!> 闘う手段を全て失い、2は恐怖のあまり、尻餅を付いて後ずさりする。2の質問に、レギアス二体は、交互に答えた。 <我々は、個> <我々は、全> <我々は個にして、全。如何に我々の個を滅した所で何の意味も持たない> <我々は全であり、個。互いが互いを補完し合い、個として全となり、全という名の個を形成する> <我々の名は、レギアス。オートマタ、ではない。我々の名は――――――――――> 瞬間、2の視界は真っ暗闇に消えた。ジャーヘッド達が全滅させられるのに、5分も掛からなかった。
「……ジャーヘッドは6機全て全滅しました。如何なさいますか」 ノイルの言葉に、レファロは双眼鏡を下ろし、目を輝かせながら、言った。 ビューティフル・ワールド the gun with the knight and the rabbit 「レギアスを収容しろ。それとジャーヘッド、あれは企画ごと抹消しておけ」 「弱いオートマタに、存在価値は無いからな」 7・5話 冷鉄
>>397 投下乙!
ジャーヘッド……アメリカ海兵隊?しかしレギアス強いな……ペネ子達がどう立ち向かうのかドキドキしてきたw
>>397 投下乙です!
新型の機械人形を瞬殺するなんて、レギアス無敵じゃないか……。私もペネ子達がどう戦うのかワクワクしてきましたw
レギアス、容姿はまさに黒い影そのものですね。確かにこれは本人が言う通り機械人形じゃないですw
では、次回も楽しみに待ってますね!
>>383 メアリー・スーは今回ググって初めてしったけど、単独のキャラ無双には気を付けてますw
>>384 投下乙です!おぉぉ……初集合絵がキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
こうしてみるとやっぱサイズ差でかいなーw
スカンクエイプに乗ってるヘーシェンが可愛いw
>>397 投下乙です!
ジャーヘッドの概念って、普通に運用されるんであれば相当強い筈なのに……
レギオスとんでもないなぁ……群体生物型というか『群れ』そのものだよねぇ
やおよろずの面々がどう戦うのか……今から楽しみだぜ!
ちょwイラストwww
でもこの絵だと、ペネ子が8mくらいあるんだよねw
きっと育ち盛りなんでs(ry まあ、適当なのでw
そ、それは遠近法マジックだよ!w
ではでは
>>175 遅れましたが投下乙です
静かながらも伏線を少しづつ張っていってる面白さwこれが後々どうなっていくのか・・・・・
鋼獣の生態の謎や譲二への勧誘、そして最後の謎の人物&まさかの潤也……
これは続きが楽しみです。色んな意味で
>>187 これはまた独特ですなw投下乙です
このジグが本編でどう動くのか……
>>205-206 設定投下乙です。設定も実にロボット物ww
つか壮馬の娘さんやべぇ……
>>340 >>381 投下乙です
これまた濃いなぁw師匠さんこれはとんでもない人だホントにwww
にしてもオルカがピュアでいいですね。不思議ちゃんなク―との絡みってのが良いなぁww
つかアンドロイドって言葉が出てきてかなり気になったり
次回も楽しみにしてます
それと設定投下乙です。人物紹介が楽しく読めましたw
にしてもここまで設定作られてて凄いなぁ
>>384 集合絵の投下乙です!
おぉースパロボっぽいですよww特に一番大きいネクソンと、肩に載ってるへーちゃんがw
ヴィルティックまで書いて頂いて……ありがとうございます
>>398-400 感想レス、dです
まぁ7話で書くつもりだったんですが、ちょっと書き漏らしちゃったんで間の0・5話って事で
レギアスに対してどんな対抗策があるかは、正直まだ決まってないですw
ので、皆さんだったらどうやって倒せそうか参考間際に聞いてみたいなとw
後、ジャーヘッド隊については今回でお役御免です。お疲れさまでした
>>404 ブラムの人ですよね、この人
確かに自分で作っちゃうってのは並みの想像力じゃないですよね……凄い
>>404 >>407 凄いけど、なんか虚しいぞwww最後のコマが特にw
>>405 >どうやって倒せそうか
ただ、撃ち貫くのみ
あるいはペネトレイター・ヴァーストという新たな力の発現による大勝利、とかw
おっと忘れてた!
>>400 感想、ありがとうございますw
でも本当はネクソンクロガネってペネ子の7倍近くあるんですよねw
あと、しろはスカンクエイプに乗ってるんじゃなくて掴まってるつもりで描いたのですが……まあいいか!
>>404 エクシアの頭と簡八に目が行ってしまった……w
>>405 すみません、ヴィルティックがなんかふにゃっとしてしまいましたw
>どうやって倒せそうか
<弱点を貫くか、全て焼き尽くすか……><魔神ブゥか何かですか。ここはライダーキックで封印のエネルギーを流し込むしかありませんね>
<要するにチリ一つ残さず吹き飛ばせばいいんだろう?>
と、私の中のやおよろず連中が会話を繰り広げておりますがどうしましょうか……。
>ジャーヘッド隊
ではいくつか本編で回収を(ry
>>407 おお、かっこいい……!
>>408 >ペネトレイター・ヴァースト
何それかっこいい……。
>私の中のやおよろず連中が会話を繰り広げておりますが チート要員が殺る気満々じゃねーかw
>>407 kakeeeeeeee
自分の書いたロボットが作れるってマジですげぇ……読んでみようかな、シドニア
>>408-409 まぁやっぱり正義の力で打ち倒すしかないですよねww
というか自分自身書いてて忘れそうになりますが、隆昭も主人公なので、彼と何かしらゴニョゴニョ
実はこの前書いたアレがヒントになってたり。全が……
>ではいくつか本編で回収を(ry
うーん……どうでしょうw
>>410 何かスパロボ的な合体技っぽい
>>404 >>407 シドニア買ってるけどwww作者さんwww
カッコイイんだけど編集さん達の顔がwww
>>405 単純に考えると、
「レギオスのリーチの外側からエネルギー兵器で周囲の空間ごと焼き払う」
ですかねーw
じゃあ最近乙女な遥さんによる説得で油断したレギアスを火山の噴火のエネルギーで宇宙に打ち上げるとかどうよ!
>>413 ちょっとネタばれになっちゃうんですが、レギアスはある程度形が保てれば
「物体」にくっ付いて再生しちゃうんですよね。だから撃たれる前に周りの物体に……
何かロボじゃなくて怪獣みたいになってるな、レギアス…
って空間!?うーん……どうにか逃げるんじゃないでしょうかw
>>414 話が通じると良いんですけどね―
通じないからこんな残虐ファイトに
火山の噴火エネルギーを利用ってネタをやりたいが為に火山島を舞台にした
※ただし説得はチートじみたスペックがさらに無限のマナでブーストされたを誇る遥さんの肉体言語で行う
なにそれこわい
>「物体」にくっ付いて再生しちゃう ナノマシンの群体なとことか、なんか鋼獣に似てるような気がした
>>412 実はレミングのように集団自殺をするプログラムが(ry
ウィルスで全滅d(ry
機械人形殺しが使ったアサルトアーマーもどきをペネ子が使って辺りの地形ごと(ry
>>414 カーズ様は帰って来なくてよかろうなのだ!
>>417 ネwタwバwレw
>>418 なにそれこわい。
本編描写はともかく、賢者の石ってなんか最強厨な設定ですねw
元ネタにしたキングストーンとアギトの賢者の石もそんな感じだしまあいいか!
……ケンジャキの石だったら良かったんですかね?
( 0w0)ウェーイ
>>416 「周囲の物体ごと」に変更をw表現間違えたw
チョーさんの20突破イラストが避難所にきたぞおおおおおおおお!!
>>421 >賢者の石ってなんか最強厨な設定
星そのものとは恐れ入ったw
でもPBMの雰囲気のせいか、チート能力持っててもあんま凄いっていう気がしないw
>ケンジャキの石だったら
遥さんの滑舌がボドボドに!
>>422 ケンジャキ! ケンジャキじゃないか!
>>424 遥さん的には無限の力よりも他にもっと大事な物がありますしねw
そもそも賢者の石もマナによるブーストも無しで一人旅してきたロリだしなぁw
もうこの時点でチートですよねw 多分身長を犠牲にして他の能力を上げ(ジョインジョインハルカァ うわ遥さんなにをするやめ(テーレッテー
せっかくの日曜日だし少し外出してただけでこの速度だと……!?
1日で400レス以上とか早すぎるw
>>48 合体ロボktkr!もう男の浪漫ですよね、合体ロボ。最高すぎる。
いいですねぇ、格好良すぎる……!
やっぱりこういう王道モノは見ていてとても楽しい気分になりますねw
機甲闘神Gドラスターのこれからの活躍が、めっさ気になりますw
投下乙でした!次回も楽しみに待ってます!
>>175 投下乙でした!伏線が多くてもう先が気になりまくりですよ……!
鋼獣の圧倒的な防御力のシステム等が明かされ、鉄の処女の登場。
そして次回はババァ登場ですよね。次から次へと、臨場感が半端ないです。
今から次回が楽しみで仕方ないですw
>>340 変態がwww変態が現れたwww
もうこれはあれなのだろうか、師匠はみんな変態なのか。宿命なのか!w
みんな弟子が不憫すぎるよ!w
今回は思わず顔がニヤけてしまうような日常でしたねwこんな雰囲気が本当大好きですw
次回もwktkして待っております!投下乙でした!
>>397 レギアス格好EEEEEE!!!無双すぎるよ!
やおよろずの面子がコイツと戦うときが今からもう滅茶苦茶楽しみで、興奮が止まりませんぜ!
ホント鳥肌が立つ展開だなぁ。半端なく格好いいよ。レギアス。
しかし瞬殺されたジャーヘッドが地味に気になるw外観が格好良さそうだw
次回が今から楽しみです!投下乙でした!
とりあえず感想レス書き終わったので廻セカDaZEpisode6、あげようと思います。 結局今回も前回と変わらない長さになってしまったよ!というより前回より短いんじゃないk
『ヘーシェン・アイン、ヘーシェン・ツヴァイに続き3、4、5、6にデータリンク。照準同期、補正完了』 データリンクによる同期により互いが誤射することはない。6体のオートマタから発射された散弾がイェーガーを襲う。 「おいおい、それショットガンだったのかよッ!? 明らかにウサギの武器じゃねぇなぁオイ!」 そう言いながらイェーガーはその身に似合わず軽やかに建物を盾にしながら回避する。 建物の影に入ったスピードは、先ほどの戦闘のそれを軽く凌駕していた。ほぼ発射音と同時に回避行動に入っていたのだから。 「イタリアのVartro社から特注してもらったオートマタ用の「PM5」だ。外見はライフルっぽいが一応ポンプアクションだぞ?」 ハーゼが自慢気に話す。黒光するその銃は、ポンプアクションの部分に注目しなければライフルのように見える。 おそらく長い銃身にショットガンには珍しいボックスマガジンというのが、そう見せるのだろう。 次弾を装填したヘーシェンたちがイェーガーを追尾する。進行方向を潰し、段々と距離を詰めていく。 「さて少年。まずは君の傷を治療しようか」 そう言ったハーゼはイェーガーの戦闘をそっちのけでオレの上着を脱がす。 「痛い痛い痛い痛い!本当痛い!」 上着が腹部に摺れるだけでも激痛が走る。それほどの傷だ。現に出血もまだ治まっていない。 「男なのに喚くな少年。治療ができるリーゼンゲシュレヒトというのも非常に珍しいんだぞ?感謝してくれ」 ハーゼの右手に白い光が現れる。そしてその手を、オレの腹部に勢いよく突っ込んだ。 「ちょっ、お前っ……、って、痛く、ない?」 「……物理的に入れてるわけじゃないからな。少し集中する。話しかけないでくれ」 ハーゼがいつもの飄々とした雰囲気から一転し、真面目な張りつめた雰囲気へと変わる。 その間にも、熾烈な狩人と兎たちの戦いは続いている。 「クソッ、案外相手にしてみると厄介だな、オートマタってヤツは!」 そうイェーガーが愚痴る。廃墟を盾にしながら逃げ続けているが、これではジリ貧に過ぎない。 一対一なら相手にもならないが、相手は6体。さらにデータリンクしているために相乗して性能が上がっている。 さらにハーゼの開発したという完全自律行動型オートマタ。概念実証型程度の性能ですら量産するとこの性能か。 「少年、オートマタというのは知っているか?」 ハーゼがオレの腹部に手を入れながらいきなりオレに話しかけてくる。 「人間が搭乗する人型ロボット。所謂人型戦車ってヤツ……じゃないのか?」 「そうだ、一般ではそれが正しい。だが、開発コンセプトは違ったものなんだよ……っと、終了だ」 ハーゼがオレの腹部から手を引きぬく。すると、オレの腹部の傷はその影も形もなく完治していた。 「なッ……、リーゼってのは、こんなこともできるのか……?」 これでは医者いらずだ。なんの用具もなく重傷の傷を完治させることができるのだから。 「安心しろ。できるのは私も含めた一握りだよ」 そう言いながらハーゼは手に着いた血を布巾で拭う。オレも傍に置いてあった上着を着込む。 「イェーガーも言った通り、オートマタというのはリーゼンゲシュレヒトを模して造られた。では、リーゼンゲシュレヒトと人間の違いはなんだ?」 「巨大ロボになれるか、なれないか……、じゃないのか?」
「違う。リーゼンゲシュレヒトとヒトの違いは、この世を構成する"セカイ"を操れるか否か……その一点だけだ」 ハーゼは、そのままゆっくりと話を続けていった。間近の戦いをガン無視して。 「セカイとは古代ギリシアからその存在は確認されていた。原子論というヤツでな。リーゼンゲシュレヒトにとっては当たり前のことだが、 普通の人間にはセカイがわかるはずもない。だから、説は提唱されても証拠がない、等で一蹴されるのが関の山だった」 たしかに、普通の人間にできないものを学会が認められるはずもないだろう。その光景は予想に難くなかった。 「つまりセカイとは素粒子だ。クォークやレプトン、重力子……それすらも、全てセカイという素粒子で出来ている。 だが、認められるはずもなかったよ。狂人扱いされる。だから、リーゼンゲシュレヒトは皆その存在を裏へと隠していった」 「そしてそんな奴等が集まったのが、"セカイの意志"ってわけか」 「そうだ。そして我々リーゼンゲシュレヒトは自分たちを構成する"セカイ"を操り、様々なことができる。 だが、勿論そこに個体差はあった。共通して言えるのは年齢を……成長を止めることができること。 それと、自分の名称を生まれた時点で知っていること。それくらいだな」 それだけ聞くとたいしたことはないように聞こえるが、あのイェーガーを見るとそうも思えない。 「ロボットになれるのはあくまで副産物。自衛手段の一つとしてできるようになった……というのが一説だが、 何故できるのかは我々にはわからないんだよ。そして、ここまで説明してやっと最初の話に戻る」 その言葉をハーゼが言った瞬間、こちらにイェーガーの巨体が吹き飛んできた。 「っと、おーいイェーガー!随分苦戦してるじゃないかー?大丈夫かー?」 「うるせぇ!黙ってろクソウサギ!」 イェーガーの赤銅色の装甲は所々弾丸によって欠けていた。それほど、完全に統制された集団というのは力を持つのだろう。 そう、それは狩られるはずの"兎"が、狩人を狩ることができるように。 「見てろ、クソウサギ。狩人ってのがどんなものか教えてやるよ」 トンファーを再び握りしめ、6体のヘーシェンに向かって突進する。 イェーガーは、弾丸が発射されると同時に、ヘーシェンたちの中心へと着地した。 「互いが互いを誤射しねぇならよ……」 そして、トンファーの先端部分の赤い光が段々と強くなっていく。
「誤射してしまうコースにいりゃあ、撃ってこないってことだろうがっ!」 誤射してしまうコースからしないコースへと修正される発砲が止んだ一瞬の隙。その隙を狩人は見逃すことはなかった。 ヘーシェンの頭部に放たれるトンファーの先端。衝撃音と赤い光と共に、頭部は爆発して四散した。 一体のヘーシェンが地面へと倒れ伏す。元々の実力は段違いなのだ。数が減ってはどんどん不利になる。 「そうだぞイェーガー。それがプログラミングの限界だよ。よく気づいた」 イェーガーはそれを無視して残りのヘーシェンに向かう。頭部に、心臓部に。急所である部分にトンファーの打撃を次々に叩き込んでいく。 そして射撃戦を諦めたのか、次々とヘーシェンは銃を投棄していった。 「おお、徒手空拳でやろってのか?かかってこいよ」 同じくイェーガーもトンファーを投棄する。2体葬られ、残りのヘーシェンは4機。 4機のヘーシェンがイェーガーを取り囲むように襲いかかる。頭部を狙った回し蹴りと、腹部を狙った掌打。 それを体を捻って拳を回避し、足を掴んで蹴りを止める。 そしてそのまま足を掴んだままヘーシェンを片腕で投げ飛ばし、迫ってきていたもう一機のヘーシェン目掛けて投げ飛ばす。 もう片方の腕で後ろに肘打ちを放つ。その一撃は後ろから迫っていたヘーシェンを軽々と吹き飛ばした。 「イェーガーって、あんな、強いのかよ……」 「あういうリーゼンゲシュレヒトにも対抗できるように、私はオートマタを作っている。そう。どんな状況にも自己で考え、対処する。 完全自律行動型オートマタ。つまり、自己意思のあるオートマタが私の目指す完成形さ」 「つまり、人と同じ知性を持つロボットって……ことか?」 「そう。つまり今存在するオートマタは全て未完成。まだ誰一人として"オートマタ"というものに至ってすらいないんだよ」 そして、そのオートマタ、ヘーシェンは全て地面に倒れた。 最初の優勢が嘘の様に。たった一つ突破口を見つけられただけでこうも状況が変わるのか。 それほどに、この狩人は強力なのだろうか。そんな相手に、オレたちは戦いを挑んだのだろうか。 「まだ私は完全に意志を持ったのは完成できていない。だが、いつかは完成させてみせるさ」 「完成させるのは結構だが、もう全機破壊しちまったぞ」 イェーガーがオレたちの前に悠然と君臨する。 「そうだな。ま、どうだイェーガー。せっかく暴れ終わったのだから帰ってみるのはどうだ?」
ハーゼがそう言うとイェーガーは嘲笑うかのようにそれを一蹴した。 「おいおい冗談だろハーゼ。次はメインディッシュじゃねぇのかい?」 「ふむ。フルコースをお望みか。よし、イデアール行ってこい!」 今まで後ろで静かに見守っていたイデアールに話しが振られ、困惑したような、呆れたような表情を浮かべる。 「私ですか……?まぁ、いいですけど……」 ハーゼの突発的な脈絡のない発想にはもう慣れきっているのだろう。諦めたかのような声色だった。 「ああちょっと待てイデアール。イェーガーは手負いだ。ハンデとして能力の使用は一度限りだ。いいな?」 「私の能力って、何度も使ってナンボですよね?それでも一回なんですか?」 「ええい五月蝿いっ。さっさと行けっ」 ハーゼがイデアールの背中をグングンと押しながら強制的にイェーガーの真ん前まで出させる。 「はぁ…わかりましたよ、仕方ないなぁ」 疲れたような溜め息を吐いた瞬間、イデアールに膨大なセカイが密集していくのがわかった。 「我は造る者、具現の化身。"利殖の賢者"イデアール」 詠唱と共に、イデアールの体が真紅の光に包まれる。イェーガーの濁ったような赤銅色とは違う、純粋なる真紅の光。 そして現れたのはイェーガーと比べて大柄な真紅の巨人。元の人間が細身の男だっただけにその違いに驚かさられる。 分厚い装甲に身を包み、顔面はまるで能面のような深紅の仮面に包まれている。 「はっ、兄ちゃん、強いんだろうな?」 「まぁ、一応はボディーガートも務めてますからそこそこには」 そう言いながらイデアールは隣り建っていたビルに手を当てると、そこから深紅の光が発生し、山刀状の二振りの剣が現れる。
「双剣使いか。面白ぇじゃねぇのォ!」 イェーガーの弾丸のような拳が放たれるが、イデアールはそれを山刀の腹で弾きもう片方の山刀で斬りかかる。 だがイェーガーはそれを空いていた方の手の鉄甲部分で受け止めてみせた。 「ふー、いや、はや、意外とお早い」 「余裕だねぇ兄ちゃん。格好いいぜぇ、そういうの」 もう目にも止まらない拳と刀の応酬が目の前では繰り広げられていた。鉄と鉄がぶつかり合う衝撃音が耳に痛い。 「ふんッ!」 イェーガーの全身の力を込めた渾身のストレート。くらえばただでは済まないだろう。 イデアールはそれを刀の腹で受け止めるのではなく、同じく山刀を真っすぐに構え放った、ただの突きで受け止めた。 耳を思わず塞いでしまう程の金属音。それと同時に、イデアールの山刀が粉々に砕け散った。 「あー……やっぱり貴方の突きには耐えられませんでしたか。仕方ない、一本でやりましょう」 「随分と脆いなぁ、アンタの剣。普通固有兵装ならそんな簡単に壊れないだろう」 聞きなれない単語があったのでハーゼに聞いてみることにした。 「なぁ、固有兵装ってなんだ?」 「読んで字の如くリーゼンゲシュレヒトがそれぞれ持っている武装のことさ。リーゼンゲシュレヒトはそれを任意に出したりしまったりできる。 まぁ、それもだいたい一種類だけだがね。複数の武装召喚なんて"召喚"の能力持ちでもない限りは無理だ」 「つまり、それはシュタムファータァにもその固有なんたらはあるってことか?」 もしあるならば、イェーガーに対しての突破口になり得るかもしれない。徒手空拳であの男に敵うはずがないのだから。 「一慨にあるとは言えないな。固有兵装がないリーゼも存在するのだから。そもそも固有兵装というのは各々リーゼが自分自身のセカイを 削って出現させるんだ。消費じゃない、文字通り削るんだ。自分自身のセカイの上限を削ってな。だからそれこそリーゼは固有兵装を 生み出すときは数日、長ければ一週間以上セカイを研ぎ澄まして同じセカイ量でも壊れにくい武装を出現させるのだよ」 「そんな大事なモノなのか、ならイデアールは……」 するとハーゼは意味あり気な微笑みを浮かべこちらを見据えた。 「覚えておけ少年。戦いを左右するのは情報だ。情報を駆使すれば力が上の相手も倒せる」 その言葉に込められた意味を、今は漠然としか理解することができなかった。 わかったのは、イェーガーはオレたちが倒さなければならないという遠回しな事実の突き付け。 アイツは、逃げることができない相手なのだと。ここまで関わった以上、それはならないと。 そう、忠告された気がしたのだった。
「いや、しっかし兄ちゃんマジ早いなオイ。それがもっと鋭い刃物だったら瞬殺されてたぜ」 「ご謙遜を、狩人」 眼にも止まらぬ赤と紅のコントラスト。拳と剣の舞。それは、あまりにも現実からかけ離れていて。 正直、魅了されていた。こんな目にあったというのに。この動きに。 ゲームじゃあ絶対に見ることができない、生の高速戦闘。 「ッ……!」 イデアールの短い呻きと共に、ついにもう片方の山刀もイェーガーの拳によって砕かれてしまった。 「しっかしアンタの武器ホントに脆いな。それ、マジで固有兵装か?」 「貴方の拳撃の威力が高いですよ。私なんてまだまだです」 イデーアルが観念したように空いた両腕を降参とばかりに上に上げる。 「よし、終わったな。じゃあイェーガー帰れ。今すぐ帰れ」 ハーゼが二機の合間に入り、イェーガーに対して指を突き出してそう言った。 「おいおいおい、そりゃねぇでしょ。また決着はついてねぇよ」 「これ以上戦ったら貴様も深手を負うぞイェーガー。シュタムファータァを狩るんだろ?いいのか?」 するとイェーガーは黙りこみ、しばらく考える素振りを見せた後、リーゼから人の姿へと戻った。 「そうだぞイェーガー。物分かりのいい男は好きだよ私は」 「うるせぇクソウサギ。一つ確認しておくが、次にオレが罪深き始祖を狩るときにはてめぇ等は関与しねぇんだな?」 「ああ、それは保証しよう。私も暇じゃないからな」 「なら、いいさ」 ハーゼの言葉にイェーガーは納得したのか、一人廃墟の街へと姿を消していった。 イデアールもそれを確認し、人の姿に戻る。 「しっかしイェーガーはなんで市街地じゃなくて廃墟の街へ帰って行ったんだ?アイツ野宿 なのか?ホテルに泊まる金もないのか?」 「さぁ。私は興味ないです」 ハーゼはイェーガーが消えた方向を見ながら、呆れたようにそう呟いたのだった。
以上でした!途中時間間隔が結構空いてしまって支援の方に迷惑をかけてしまいました、すいません……。 これで規制されてたらとかならまだ格好がつくのですが、すいません、ユニコーン見てました(マテ 連投の合間の暇つぶしに見てたらそのまま見入ってしまったぜ。 Episode7(後編)はなんとか22スレ目に上げたいなぁ。21スレ目に上げるのはこの加速度だと無理に近いw
>>450 投下乙!
それではゆっくり読ませて貰うぜメーン
>>450 投下乙です!
では、ゆっくり読ませていただきますね!
>>450 改めて投下乙!
6機のへーちゃんが全滅……!?たった一機にか!?
イエーガーと対等に戦ってたけど、イデアールの能力は何なんだろう
そしてハーゼは敵か味方か……
これは次回も期待せざるを得ない
>>450 改めまして投下乙です!
今更ながら、オリジナルと違って単純な敵味方の構図とは違うみたいですね。なんだか改めて、この物語は自分の手から離れたものなんだと実感しましたw
しかしイェーガー強いですね。さすが狩人。
原作だとPadうさぎに隙を突かれてフルボッコにされる予定だったのn(ry
では、次回も楽しみに待ってますね!
>オリジナルと違って単純な敵味方の構図とは違う >原作だとPadうさぎに隙を突かれてフルボッコにされる予定だった なん……だと……!?さすがしろちゃん、圧倒的だ…… そういえばDaZって、どっからどこまでがオリジナルなん?設定とか
原作には機械人形がいなかったので、しろも巨人族だったんですよw 代わりに名称不明の雑魚は出す予定ありましたけど。
>>453 感想ありがとうございます!
イデアールの能力はまだ秘密です。彼の今後のご活躍にご期待くださいw
ハーゼの立ち位置も完全に味方じゃないよ!敵かもだよ!
という風に見せたかったのでそう言っていただけることが書いてる立場として嬉しかったり。
いや、なんか書いてて「これハーゼ完全に味方になってないかなぁ」と地味に不安だったもんですから。
>>454 感想ありがとうございます!
そうですねー。誰が敵で誰が味方か……というのも原作からちょこちょこ変えていますねw
原作者様から離れた、スピンオフとは違うスピンアウト作品でございます。
原作との違いを、原作を完全に知っているという立場から見るというのも、また一興かと思いますw
どうにかこれからも私版の「廻るセカイ」を見守ってくださいw
というか、原作だとシロに負けたのか!w
案外シロは早く登場する予定だったのですね。うがー、超見てええええええ!
先にこっちから
>>456 大丈夫ですぜ!ちゃんとこっちでもシロはリーゼでございます!
あれはハーゼが独自で作ったオートマタ故にヘーシェンといった感じなんですよ。
何故シロはリーゼでヘーシェンはオートマタなのか。そこら辺も話が進むにつれ明かしていきますので!w
>>455 原作との違い、ですか。やはりスピンアウトという形態を取っている以上違いは多いんですが、
まず大きなのが言わずもがなストーリー。これはもちろんですねw
設定上の話になると、同じ部分は登場人物の名称、組織名や地名等、一部リーゼの能力
こんくらいになっちゃいますかね……。逆にオリジナルの部分を挙げると
・各登場人物の過去、経歴、立場。性格や外観が若干原作と違ったり。
例を上げると千尋は栗色の茶髪ではなく黒髪だったりとか。
・リーゼの能力や性能。原作から変わってないのもありますが、負荷等が変わっていたり。
・組織設定や舞台設定。"セカイの意志"に革命派なんてありませんでしたしねw
・リーゼンゲシュレヒトとはなんなのか。発祥や存在意義等。
これは原作だとどうなのか自分でも知らないので完全に自分の話に沿った形で自分で考えました。
ちょこちょこ出てきている"エクスツェントリシュ"や"ケッツァ"は原作もありましたが、
それの立ち位置を若干変更し、Preludeで出てきた"アーブストゥーク"なんて原作にはありませんw
巨人族という点や、見た目が人型ロボットというのは原作から継承しています。
割合で言うと、ストーリーは90%がオリジナルで10%が原作通り。
設定は70%がオリジナルで30%が原作通り(希望込み。もっと変えちゃってるかも;;)
と言った感じですね。
>>397 イエスが「名はなんというか」と尋ねられると、
「我らはレギオン、数多きが故に」
と応えた。
「新約聖書」マルコによる福音書 5章9節
レギアスと聞いて↑を思い出しました。
通常兵器じゃ太刀打ちできそうに無いですね、これは。主人公勢に頑張ってもらうしかないけど……超頑張れ。
……うーむ、一撃で全てを滅するしか手は無いのか…?
>>450 投下乙!
セカイの予想が外れちゃいました。
セカイって『統一場粒子』だったのか…! 統一場粒子を操作出来たら何でも出来るチートじゃあるまいか…! 正に究極の理論……!
その手の話が好きな自分にはいい燃料です(^p^)
それにしてもイェーガー強すぎる。頭にフランクをつけたくなるほどでした。
主人公が倒せるのかどうか謎だが、きっとなんとかしてくれる……はず…。
さっきまでレスはおろか見る事すら出来なかったのはゴルゴm……某国の仕業か! 許せんっ!
>>457 というか、白い鬼が(ry
狩人が兎にやられるという皮肉がやりたかったんです、ええ。
>>458 ストーリーは、その10%をまるっとこの前消化しましたよねw
1日ぶりですが 復活おめです
本スレよ! 私は帰ってきた!
復活おめでとう! 避難所に結構な数の作品が投下されてますよ、と
いやはや、1日が馬鹿みたいに長く感じましたねw
そして今日は遅筆氏の投下予定日でもある
これはwktkせざるを得ませんね! そして一応こっちでは正常みたいでよかった……なんでしたらばだとIDがおかしくなるんでしょう。
そういえば、必死に鯖を落とそうとF5を連打してた某国はF5が墜落したらしいね
そ れ だ 身体張るなぁw
いくらしたんだろう……かわいそうなF−5……
スレ再開を記念してネタ投下
よし、支援だ!
・ガントプス 超古代に栄えた機械文明によって創られた人型ロボットで、聖銃勇者として称えられていた存在。 かつて、仲間と共に邪神たちと戦い、彼らの前線基地であったアトランティスごと封印する事に成功するも、封印の反動で自身も深い眠りに付く。 だが、201X年に海底工事によって邪神の封印が解かれ、それに呼応するように眠りから目覚めたガントプスは、再び悪と戦う事となる。 クールな一匹狼だが、ピンチの時は頼りになるリーダーだ。 聖銃モード(休眠形態) 全長:50cm 重量:1.2kg 大型の銃を模したオーパーツとして展示されていたのだが、博物館が邪神に襲撃された際に覚醒。偶然その場に居合わせた権田風雅を自らの使い手とする。 この形態では、弾数無制限のエネルギー弾を発射する事が出来る。 ロボモード 全長:12.3m 重量:50.7t 装備:トプスガン×2 ジェットモード 全長:16.1m 重量:50.7t 武装:トプスバルカン×2 風雅のオーラパワーによって、聖銃が巨大化した戦闘形態。ちょっとした事件や事故、小型邪神の相手はこの姿で対応する。 ロボモードではトプスガンの二丁拳銃による、華麗な早撃ちが得意技。掛け声はそれぞれ「チェンジ!ロボモード」「チェンジ!ジェットモード!」 ・エクストリケラー トリケラトプス型のサポートメカで、ガントプスの分身。トプスガンを空中に撃って魔法陣を作り、そこから召喚される。 なお、風雅が聖銃モードのガントプスを使って召喚する事も可能で、それによって巨大化しながらエクストリケラーと聖銃合体する事も。 全長:25.0m 重量:102t 武装:エクスキャノン×2 ・エクスガントプス ガントプスとエクストリケラーが聖銃合体した、ガントプスの真の姿。大災害や大型邪神の相手をする時にこの姿になるが、エネルギーの消耗が激しく 余り長時間は合体していられない。必殺技はダブルエクスガンにエネルギーをフルチャージし、相手の胸部と頭部を撃ち抜き破壊する「エクス・ファイナル・ブラスト」 全長:30.2m 重量:152.7t 武装:エクスナイフ エクスワイヤー エクスリボルバー ダブルエクスガン×2 ・権田風雅 巻き込まれた現代人で、現在小学五年生。古代遺跡好きの父親に無理矢理連れて行かれた博物館でガントプスと運命的な出会いをする。体力はあまりないが 射撃ゲームで鍛えた腕前を活かして、聖銃モードのガントプスを華麗に操る。 ・ガントプスの仲間達。 現代人の権田風雅だけでなく、同じく超古代機械文明によって創られた「聖なる武具の勇者」がいる。 『聖槍勇者ゴルゴランス』『聖盾勇者アルバシルド』『聖鎧勇者ダスプアーマー』 『聖斧勇者トマギケプス』『聖斧勇者トマンベルギ』 『聖銛勇者ハープレシオン』 それぞれ、合体変形を行い 『ナイトティラノス』 『ダブルトマノドン』 『グランハープレシオン』 となる。
・ジェノエンプレス 邪神達を統べる、最強にして最悪の邪神で、邪神女帝と呼ばれている。その力は絶大であるがそれ故に一番厳重な封印を施され、 本編の前半では巨大な石碑の姿で、邪神四天王に指示を出すのみであった。だが、第25話「ついに解かれた最後の封印!」の ラストでその姿を完全に表し、続く第26話「邪神女帝ジェノエンプレス」では、聖なる武具の勇者達全て相手にしこれを撃破する という圧倒的戦闘能力を見せ付けた戦闘シーンで視聴者の度肝を抜いた。 その本体は邪悪な闇であり、人類が誕生するはるか以前からガントプスの本体である正義の光と戦い続けている。どちらかが残る限り 互いに限り再生され、永劫に戦い続ける宿命にあり、光がガントプスに宿り、闇がジェノエンプレスとなっていたのも、果てなく続く いくつもの戦いの一つに過ぎないのだ。 ジェノエンプレス(人型) 全長:31.8m 重量:???t(状況に応じて変動) 武装:ジェノサイドダークブレード ジェノサイドダークキャノン×2 ジェノタイガー(虎型) 全長:30.5m 重量:???t(状況に応じて変動) 武装:ジェノサイドダーククロー×4 ジェノサイドダークファング ジェノコンドル(ハゲワシ型) 全長:32.1m(翼長:50.8m) 重量:???t(状況に応じて変動) 武装:ジェノサイドダークフェザー×2 ジェノサイドダークファイヤー ジェノオルカ(鯱型) 全長:29.9m 重量:???t(状況に応じて変動) 武装:ジェノサイドダークウォーター ジェノサイドダークスクリュー ジェノクレイモア(大剣型) 全長:45.2m 重量:???t(状況に応じて変動) 武装:ジェノサイドダークオーラ それぞれの姿が邪神四天王である、『豹に変形するジェノジャガー』、烏に変形する『ジェノクロウ』、 鮫に変形する『ジェノシャーク』、剣に変形する『ジェノソード』の上位互換であり。どのような状況でも 圧倒的なパワーを発揮する、まさに最強の邪神である。
嘘 は 言 っ て な い 書き上げた後で確認もせずにそのまま投下したんで文章が割とグチャグチャだったので そこら辺の修正もしてwikiに投下しておきました。 向こうで感想をくれた人、どうもありがとうございます! 自分が子供の頃にしていた妄想を引っ張り出しながら書いたので、少し恥ずかしいモノもありましたが……
投下乙です! これはww色んな意味で読みがいがありますねw よーし鯖が復活したしパパも設定投下しちゃうぞー。 半年以上前に設定作ったけど放棄しててもう書けない(書く気ない)奴
うむ、一日チャージしてビンビンになってた作者達がうわなにするやめてまきさ
>>478 投下乙です!
子供の頃でこれだけの設定を考えつくって凄くないですかww
トラ○スフォーマーが何となく思い浮かんだのは秘密
チャージなどさせるものか!
暁のライゾネス 黒原。黒原鋼よ。馬鹿な名前でしょ 護神獣は普段、人間の姿に精神を映しており有事の際、機体へと変化する。また、動物体型から人型体型で1ユニットとしてに戦う事も可能 ライゾネス 白交じりの青 基本形態。武器なし素手のみ。飛行も出来ないが一番動きやすい。内臓兵器有(頭と腹にビーム) ※後に発掘された武器によって強化されていく。ロッドなど ライゾネス・ウェア 赤 孔雀 羽を装備し飛行が出来る様になる。バスターソードに合体する剣が2基、ワイヤーロープの武装を得る。人間名は翔子。男勝りな姉御 ライゾネス・ガバロ 緑 亀 強固な鎧を装備。防御力を格段に上げる事が出来、盾による防御とボウガンによる遠距離攻撃が出来る。人間名は甲一。細めで心優しい巨漢 ライゾネス・ヘスタ 黄色 虎 脚部が軽量化され機動性が増す。両腕に変形するアイアンナックル、脚部に大型ナイフが加わる。人間名は瞬次。陽気でノリの良い兄ちゃん ライゾネス・リヴァ 黒 龍 唯一ライゾネスのまま闘える。サイコフェストラル等、敵機に対して特殊な攻撃を与える。人間名は妖禅。ストイックで無口な黒尽くめの男 グライヴォ・ライゾネス 上記の護神獣が全て合体した、ライゾネスの本来の姿。全てに置いて対応可能でかつ、サイコフェストラルで敵の動きを封じる事が出来る ※ただし根本的なアレが壊れている為、5分間しか戦えない ネストレイル・ライゾネス ライゾネスのver.2。基本性能が初期と比較にならない程高くなっている。武装面も据え置き また、グライヴォに合体しての制限時間は無くなった リズ・ロネイシス ネストレイルが護神獣を取り込み一つとなった、ライゾネスの最終形態。各部に護神獣のレリーフが出てくる。キングフォーム的な へへへ……痛すぎるだろ?これでも考えた時はノリノリで書くつもりだったんだぜ、これ 最初の黒原っていうのはヒロインのキャラです。何考えてたんだか俺
>>478 投下と更新乙です!
設定がコテコテで、惚れてしまいますw
てかもうこれ勇者スレに投下して来ちゃいなYO!
そういえば某国からの攻撃が再開されたとの専らの噂ですが、どうなんでしょうか。
>>481 いや、ロボの設定は昨日今日で考えた即興のモンですよ
妄想云々は
>>477 の内容の方です
……子供の頃、こういう事、考えたりしませんでした?
え?自分だけ?そんな!
>>483 普通に面白そうじゃないですかw
これで痛いなんて言ったら廻セカの設定とか(ry
残ってないのがある意味残念ですw
>>485 今もちょくちょく考えまs(ry
>>485 慌てるなよ兄弟。俺も戦隊物ロボで妄想してた口さw
そんなことを聞くと……自分の黒歴史が………逆流する…! ギャアアアアアアア!
>>484 勇者スレに投下してくれと言われるというのは素直にうれしいです
が、この設定のままにストーリーを書く気は微塵も無いんだ!
そんなんを勇者スレに持ち込んでも迷惑でしょう?
まあコレの続きを書く事になったとして
「録画した(あるいは再放送の)聖銃勇者ガントプスを観る」
的なネタを入れる場合に、真面目に本編っぽいのを
ちょっとだけ書くかもしれませんが
>>486-487 戦友(とも)よ!
じゃあ僕もやっちゃおうかな! 鋼腕爆砕メガリオン アンノウンと呼ばれる謎の存在の襲来から一月。 その強大な力に為す術もない東亜連合軍の面子は丸つぶれ、国民からの信頼は傾き始めていた。 そんな中、鉄の巨神メガリオンが現われ、華麗にアンノウンを撃退していく。 市民はメガリオンを支持、連合軍の面子は更に潰れてしまう。 そんな折、アンノウンの攻撃により破損したメガリオンのパーツを持ち帰った連合軍諜報部は、それがオルガリオン社のパーツであることを突きとめる。 オルガリオン社と言えば、連合軍の主力機動兵器「セイバー」を供給するサブレスト・エレクトロニクス社の対抗企業。 軍のスポンサーでもあるサブレスト上層部の意向を受け、連合軍所属のとある二人組がメガリオンの調査を任されるのだが……。 筑紫一征 主人公 グロリアーナ・ミズオチ ヒロイン? 略称ロリでも略さないでね! タイトルに反している内容だww
自分の場合はロボじゃなくて日本刀振り回すオトコノコでしたけどね………ウワァァァアアア
>>478 ……読んでてニヤニヤが止まりませんw
いやでもこれ、普通に本編読んでみたくなりますよw
王道行っててナイスです、上手く言えないけど、ナイスです
>>485-488 俺含め皆心は永遠少年ハートなんですよ!
掃除してて発掘してしまった黒歴史を見返してみた……ハハハ……………… ウワァァァァァァァァァァァァァァァァァ
みんなの命が、吸われていく……
止めろ、古いレポート用紙の山に手を出すなぁ!
カタカナのタイトルが書いてある大学ノートにもだ!
凄い勢いで皆のライフがゼロになって行く…!
……わ、私は、私はとんでもない事をしている。私は黒歴史のノートを目覚めさせてしまったのだ。私は何をしようとして……ロボスレの住人!お前ら!ノートをゴミ箱に捨てろ! ……涙で文字が見えない。ゴミ箱はどこだ!? ひゃーっ! ロボスレ、PBM師匠は、ド変態……!
>>499 極細の法の裁きは、受けていただく!(ゴシャァッ!!
ゴミ箱……ゴミ箱は……!?
>>484 まぁこれから書く奴がいっぱいあるんで、ここで供養させて下さいw
>>490 YOU書いちゃいな(ry
ゴミ箱は……俺が食べた
ウヒャアアアアアアア
ふぅ……黒歴史ノート、自分が見るならともかく人に見せるのはキツいですね、これはw
しっかしファンタジーかACかガンダムばかりだなぁ。
そしてメインヒロインがポニテばかりだったでござるのマキ。
>>503 あのシーン、妙に印象に残ってるんですよw
捨てたかった過去 捨てるべきだった過去 しかし、人が人である以上、この創作板に居る以上 それからは逃げられない 次回「黒歴史ノート」 来週もジョーと廃品回収に付き合ってもらう
>>507 はい先生! 廃品回収はサイクラストの仕事だと思います!
>>506 >メインヒロインがポニテばかりだった
DS氏がイィヤッホォォォゥ!!しそうだなw
>>508 こう考えるんだ
粗大ごみ→ジョー→サイクラストと
>>509 しかもきょぬーでしたよ奥さん。
私はいつから三つ編みフェチのロリコンになったんだろう……昔からロリコンのきらいはあったようですがw
それにしても、昔の絵と今の絵を見比べると、こんなんでも一応成長してるって実感できて気合い入るなぁ。
>>510 投下乙です!
なんでしょう、第一印象が「腕伸びそう」でした……。
右、何かに似てますかね? 強いて言うなら頭だけザラブ星人?
こういうのって意識しないと○○に似てるってあまり感じないので、どちらもイケると思いますよ。実際私は何に似てるのかわかんないわけですしおすし。
>>511 そういうルートだったのか……!
フツヌシとドラグリヲ明日になりそうです、思ったより時間がかかってます リベジオンは修正部分に手間取ってますが今夜中にはどうにか… 作業に戻ります
>>513 了解しました! 楽しみに待ってますねw
>>510 投下乙!
おお、これはいいゲテモノw
ところで右は何か似てるんだ?
>>512 本当にいつからそうなったんだ師匠w
>>513 了解!楽しみに待ってるんだぜ!
頭部と胸と肩以外は適当でも気がするロボは
>>512 >>515 わかんないならこれ以上は追求しないでおこうぜw
流して〜
なんというか、苦笑いしか浮かんできませんw
>>510 ほほぅ、これはなかなかの異形……
HP回復S付きで装甲薄めな機体、と一瞬で妄想がw
>>511 ジョーがサイクラストにビニールテープで縛ったノート&レポート用紙を手渡しするんですねわかりますw
>>513 経過報告乙でござる!
明日まで全裸待機か……気合いを入れなければ……!
>>517 ちょw合衆国が乗り出してきたwww
シャレで済ませられるふいんきじゃ無くなってきた感がwww
えーと、スレ内の機体を使って、以前話に出た小ネタを書いてしまったんですが……
2レスくらいいいですかね?
では失礼して以前出ていた「スレの機体で合体技」での小ネタ投下 「ヴォルカドゥスとドラグリヲの合体技」 ―ヴォルカドゥスとドラグリヲが画面に並ぶ。 隆一郎「俺が牽制をする!ゼオ・ソード!!」 ―腕部装甲を変化させた左右の剣で敵機体に飛翔して斬りかかる〈ヴォルカドゥス〉 雪兎「カルマ!頼むぞ!」 カルマ『了解…ブレス発射準備に入ります。外殻装甲パージ……各部冷却開始………。』 ―躯中を覆っていた装甲が脱げ落ち、素体部分が露わとなり、脚部からスパイクが飛び出しドラグリヲの躯を完全に固定する。 隆一郎「テイル・ハーケン!!」 ―ゼオ・ソードでの連続斬撃に、〈ヴォルカドゥス〉の後頭部から伸びる、無数の金属節で繋がれた三爪鉤での攻撃が加わる カルマ『口内砲撃機構補修完了……圧縮粒子弾装填……!目標、敵機体…補正完了!ユーザー、いけます!』 雪兎「柊さん!何時でもいけます!」
隆一郎「了解だ!こちらがタイミングを合わせる!!」 ―敵機体を蹴り付けてのバックジャンプでドラグリヲの背後に降り立つ〈ヴォルカドゥス〉(この時はリアル頭身に変化) ―雪兎とカルマのカットイン。 雪兎「行け!カルマ!!」 カルマ『ブレス発射!』 ―隆一郎のカットイン。 隆一郎「ヴォル・ファイヤ!!」 ―ドラグリヲの口腔から閃光が放たれ、それに重なるように〈ヴォルカドゥス〉の口腔からも放射状の閃光が放たれる。 ―両者の閃光が空中で交わり、広域を焼き尽くす激光となって敵機体に命中する。 トドメ演出。 ―敵機体を撃墜すると、 カルマ『名付けて!ツイン・ドラグ・ブレスターです!!』 という台詞と共に、両手を腰に当てて胸を張り、得意げな顔をしたカルマのカットインが入る。 合体技「ツイン・ドラグ・ブレスター」 13話と22話で条件を満たすと、25話から追加される。 属性:射撃 移動後攻撃不可 ALL武器 攻撃力:7000 射程距離:1〜5 命中修正:+20 クリティカル修正±0 EN消費:70 必要気力:130 地形適応:空A 陸A 海C 宇A
以上。というかこれ含めて3レスだったスマソ 本編そっちのけで小ネタやってるのってイカンよねwww ……orz
>>524 投下乙です
合体攻撃面白そうですねww
攻撃力たけぇw
528 :
創る名無しに見る名無し :2010/03/02(火) 22:50:49 ID:wpE2nHRV
うめぇぇぇww
害獣もアバドンもHP高めな敵と脳内設定厨が囁いたのでw少しバランス悪いですねw
攻撃力を6300位にして、追加されるのを40話ぐらいにすれば大丈夫かな?
>>527 投下乙です!
すげぇwキャラに何というかふいんき(ryがあるwww
いかにも正義然としたジャスティオーが簡単に撃破された場面を想うと、ヒーローが不憫で涙がwww
>>524 投下乙です!
これはいいダメージソースですねw
てか命名:カルマたんですかw
>>527 投下乙です!
SDを描いてくだすってたのはあなただったんですか! ありがとうございます!
何これ、サイクラストかっこいい……。ジャスティオーとレッドオーガはコテコテですねw
キャラデザの雰囲気もいいなぁ。ヒーローはカッコマンと馬が合いそうですねw
>>527 あ な た だ っ た の か
投下乙!
何これワイルドかっこいい。ジャスティオーはあらゆる意味でもったいないなwww
>>527 SD絵は貴方だったんですか!?
感謝です!GJです!!
>>527 素晴らしい!
ジャステイオーは強化復活フラグがあると思いたいくらい勿体無いな
>>527 悔しい、でもカッコいいと思っちゃう
お見事です!
しかし 自分でもマーナガルムってクロスオーバー向きじゃあないよな〜と思ってたが 今度のおもちゃ箱(略)は、もはやクロスオーバー不能の領域に突入してるし 本能的に独自路線貫きたいのだろうか
>>535 本家スパロボが割とどうにかなってるから、別に難しいわけじゃないと思うの
同感。 その作品が本編では出来なかった流れに持っていけるのが、クロスオーバーの美味しい部分だと思うの
おまけで重要なアイテムであるパイロットスーツ案です
http://download4.getuploader.com/g/sousakurobo/340/jig+p-s.jpg パイロットスーツ決定案
下のスーツと上のスーツにの二枚がさね
下はラバー素材で伸縮性抜群通気性抜群ですごい清潔を保つ素材だ
二の腕とふとももと肩はさらに丈夫な素材でこすれてもいたくないぞ
腕と足はグローブやブーツっぽくなってうごきやすい
下着を着けないできるべきかどっちかだが
物語の小話的に
つけないほうがたのしそうだからつけないでおこう
上は生命維持関係やつや外部通信機とかいろいろついてるぞ
これで機体の外からでもスマートに通信可能だ
尻まわりもいたくないようになんかしてある
首と腹部とふともも内側のアタッチメントで装着する
男用は股間のあたりがもっこりしないようにできているんだ
もっこりしていたらいやだし
とにかくいろいろすごいんだ
>>538 お〜カッコイイ!
そういや、一応リアル系路線って考えた時
「戦闘中のトイレとかどうすんべか?」って考えが過る
フィットしたデザインのが好きだが
オムツ機能内蔵にするなら全体的にゴテゴテさせた方がバランスいいし
某漫画の生体尿管カテーテルみたいな便利機能を搭載させるべきか?
全部ナノマシンの神秘で誤魔化すか?
悩みは尽きない
投薬で排泄機能を一時的に麻痺させ、任務完了後に下剤で調整みたいな
ちなみに下のスーツは前から〆るんです
登場前の数時間から下剤のんで出すとかじゃいやだしな 長期戦のときとかどうするんだろうなホントw
一応組織行動前提だからパイスー欲しいけどデザインが思い浮かばんのですな ラーゼフォンのフライトスーツのようなイメージだけはあるんですが
という事はヴィルティックの鬱フラグを片っ端からブチ折っていっても構いませんねッ!
とまあ、嘘か真かわかり辛いような事を言うのはよしといて。
学園も立派なクロスオーバーですしねw
>>538 >下着を着けないできるべきか
むしろパイロットの自由とかどうでしょうw
そうすればあんな話やこんな話が……!
>>539 生命の神秘でごまかすというのは(ry
風呂上がったらレス付いててビックラコイタダ。
本当は20スレ記念だったんですけど、間に合わなかったので「ちゃんと進めてる」と自分に言い聞かせる意味でこっそり置いてたんですが筒抜けでしたね。
ジャステイオーに関してはロボット三原色様々です。アレで塗るだけで意外と何でもそれっぽく見えます。
ガンダムやエヴァもそうですけど色だけで識別できるのというのは凄い。
>>538 SFカッコイイと思ったら説明がユルくて吹いたw
スリムな感じが機体ともマッチしてますよね。
今更なんですがジグパルスのロゴといい機体といい個人的にかなりツボです。
>>539 最初から固形物食わないなら良いんじゃないですかね?
体に管ぶっ刺して必要な栄養素直接送り込むとか。
尿はこれまた膀胱にささった管が回収すると。
出撃するタイミングが前もって分かってたら調整も出来るけど、そうでない場合が殆どだろうしねぇ 人間戦っている間は、使わない部分の代謝が鈍くなるって聞いたことあるけど、ずっと戦ってる訳じゃないし 難しいねぇ
女はスポーツブラみたいのやタンクトップみたいの つけておけば谷間もみえていいかもしれませんね そっちのほうが話的にからませやすくなってくるかも しれない 野郎はどうでもいいよな
>>524 君一人を行かせはしない! って訳で自分も考えてみました
今組ませて貰っているPBMさんとで
ヴィルティック・ヴァーストとリヒタ―(覚醒状態)が揃い踏みする
遥「先に行くよ、鈴木君!」
隆昭「宜しくお願いします、遥さん!」
マントを翻し、高速で駆け抜けて敵機体へと一撃を与えるリヒタ―
重い一撃を何度も敵機体に与える(乱舞ではなく修羅王的な感じで)
剣で敵機体を突き刺して持ち上げ、、その上空をヴィルティックが飛翔する
遥「リヒタ―!」
リヒタ―「イエス!マイマスター!」
カメラは遠くを移し、背中を向けているヴィルティック、右腕の拘束具を解き、エクステッドを発動
敵機体へと向かって、急降下していく。
リヒタ―「行け、鈴木隆昭!」
敵機体からゆっくりと剣を抜きさし(カットイン)裏拳で空中へと吹っ飛ばすリヒタ―。モニターに背を向ける
隆昭「エクステッド……」
放り投げられた敵機体を、そのままシャイニングフィンガーするヴィルティック
剣を構えているリヒター。剣を構えて、敵機体が見えた瞬間、高く飛び上がる。
隆昭「ヴァースト!」
影絵となるヴィルティックとリヒタ―。その真ん中で、切断されて敵機体
止め演出
同時に地面に着地するヴィルティックとリヒタ―
リヒタ―「切り捨て……」
隆昭「御免!」
爆発する敵機体。ヴィルティックとリヒタ―のカットインが、横二列で上下に入る
合体技「エクシード・ナイト」
それぞれデストラウ(オルトロック)撃破後と、リヒタ―覚醒イベント済で互いに習得
属性:格闘 移動後攻撃不可 単発武器 攻撃力:6500 射程距離:1〜3
命中補正:+30 クリティカル修正;+10 EN消費;60 必要気力;互いに130
地形適応;空A;陸A;海B;宇A
ずっとこれ考えてたらいつの間にかスレから置いてけぼりになってた(´・ω・`)
取りあえずPBMさん、ごめんなさい。風呂上がったら色々レスします
>>548 投下乙です!
何 故 謝 っ た し。
>乱舞ではなく修羅王的な感じで
自分のイメージにピッタリ過ぎておっきしました……。
神化ヤルダバオトの機神拳みたいなのも好きですけど、こういう演出はもっとパワーアップしてからですねw
そして突撃前提の仕様が漢過ぎる……!
>.>510
>>538 明細な設定投下&イラスト投下乙です!
生物の様な神秘的な雰囲気を感じさせますな……惹かれます
ホントこれが本編でどう動くのかが想像できないんですよねー。楽しみですぜ
パイロットスーツの設定も良く練られてて中々
>下着を着けないできるべきかどっちかだが 物語の小話的に つけないほうがたのしそうだからつけないでおこう
紳士や……アンタ紳士の鏡や!ますます本編が楽しみにw
>>513 今から全(ry
>>524 改めて投下乙です!いえいえ、これは面白いですよww
世界観も雰囲気も似ている作品なので、凄くマッチすると思います
個人的に最後のカルマたんカットインに吹きましたw凄い得意げなんだろうなw
>>527 あの神SD絵師は貴 方 だ っ た の か
いつも凄い密度&特徴とらえまくりなSD絵に楽しませて貰っています。&ヴィルティックを書いて頂き、有難うございます
って絵umeeeeeeeeee!!マジで上手いww
まさかサイクラストの作者さんだったとは……ココにまた一人、最強のハイブリットが生まれちまったな……
>>544 ブチ折っていっても構いませんよ!まぁ学園での話ですがw
>>549 感想dです。いやー一応人様のキャラを使わせて貰うので、断ろうかなとw
リヒタ―はホント、重圧な戦いからが似合うと思うのですよ。てか何気にコスト悪いですよねこの技wP付いてないし、距離短いしで
>>550 学園は鬱フラグもキャラも盛大にブチ壊しまくってますねw
何故か清水くんが引きこもりですけどw
技のコストの高さは神子と精神で補えるよ! よ!
え、えーと、そちら側は強化パーツでがんばっ!
私もタウとの合体攻撃……は、てのひら本編でブッ放すのでまだお預けですね。
なんかその合体攻撃の設定がタウを踏み台にしてるようで怖いでござる……。
とりあえず名前は“タスラム”です。
>>551 おお、00ついに参戦ですか!
それにしてもPS2かー。次世代機で出してほしかったような気もしますが、やっぱ色々と厳しいんですかねぇ。
えええええーーーーー、確かサクラ大戦はスパロボには絶対に参戦しないっぽいような感じに言われたような言われてなかったような……。 ライガーゼロキタァァァァァッ!無印は!無印は参戦するの!?バンとブレードライガー出してくれ! もう楽しみで楽しみで仕方無いぜ!
>>548 かっけぇw
でもこの扱い難さなら、もう少し地形適応かクリ補正が高くてもいいかもわからんね
>>551 サクラ大戦、だと……!?広井、よく許可したな……
>>552 >とりあえず名前は“タスラム”
ブリューナク、フラガラッハと合わせてテラケルト神話w
つまり邪眼のバロールも出るんですねわかります
>>556 ば、馬鹿!ネタばらしにはまだ早いだろ!
あーっ! せっかく便乗してたのにー!
エクシアのそれっぽさが凄いですよねw
>>555 今回、(予定通りにいけば)太陽が重要な要素を持ってるので、本当は本編で使おうと思ってたんですが、予定を変更してタウと一瞬にブッ放す事にしましたw
もう出し惜しみはやめだ!
そういやアウロラも暁の女神の名前だっけ >もう出し惜しみはやめだ! これは期待せざるを得ない
>>557-558 ギャー、すまねええええええええええっ
非常に空気が読めてなかったああああああっ!
||
||
||
||
`爪
/ハヽ
// |.| (\ (\
!,! . !,! / ⌒ ::ヽ
.ヽヽ_ノノ | :::::|
( ::::::::|
/ ::::::::|
| |_/ :::::::::::::|
HAHAHA! 目欄はちゃんと見ようね!
>>559 ついでに賢者の石の元ネタのひとつのキングストーンを持っているてつをはブラックサンですね。
はいそこ! だから何? とか言わない!
どちらかと言えばRX派の私 DCDでも気を使った演出になってたのは嬉しいところ (大人の都合で負けるのは仕方ない) つーか能力か条件に制限つけないと、冗談抜きで勝ち方がわかんないほど ひたすらぶっちぎった描写てんこ盛りだからなあ、てつをって 文章だけの設定じゃないところがなお凄い
このスレに
>>551 を真に受けて、先週売飛ばしたPS2を慌てて買い戻したアホがおる。
ワシじゃああああああ!!!orz
地の底から響いてくるような低い声、アーベルはその短い足を器用に動かしてリシュウの方を向き、右手を胸に宛てた。 「シールドを、私達を守ってください」 <御意> 次の瞬間、ユーリを乗せたバギーとその傍に立っているリシュウを四角く囲うようにして、青い光の壁が出現する。これは……マナによる設置型の防壁! ユーリが驚く暇もなく、自分達の前方で地面が割れて、もう一匹のマウルヴルフが地上に姿を現した。 「お、おい……!」 目眩く展開にユーリは不安を隠しきれず、思わず声を上げてしまったが、 「大丈夫ですよ、大丈夫」 リシュウは余裕の笑みを口の端に浮かべてこう言うのだ。 「アーベルの『防御』は凄いんですから」 <……! 昼間ト同ジ……ダガ、アノ時ハ破壊シタハズ> 先刻のオルトロスに破壊されたマウルヴルフよりか、少しはマナの残量に余裕があるらしい野良は、アーベルが現れることを予期していなかったのか驚きの声を上げる。 リシュウはその反応にふっと笑って、 「うちの優秀な整備士のお陰です、それに破壊されてなどいませんよ、苦し紛れの一撃がやたら派手に爆発したように見えただけでしょう」 アーベルは野良に向き直り、両手をだらりと下げた。 <主よ、こやつを破壊すればよいので?> キューブ状の頭だけをグリンと後ろに向けて問う。 「破壊……というより機能停止させてください、可能な限り原形は残してね」 <仰せのままに、我が主> モノアイが再び野良に向けられる、マウルヴルフはビクリとしたがそれでも、戦闘体勢を取ったようだ。 野良の背中が開き、中から小型のガトリング砲が二挺出現する。 「逸らし、及び兵装のみを狙ってアンカー発射」 リシュウが指示を出すと、アーベルの正面に光の壁が、斜めに出現する。 <貴様トテ機械人形ダロウ!ナゼ、人間ノ味方ヲスル!> 野良は叫びながら砲身を回転させ、弾を発射。狙いをつける必要もなかった、何故ってあまりにも的が大きい。 だが、その弾がアーベルに届くことは、決してない。 弾の飛んでくる方向に対して斜めに設置された光の壁に、威力が足りずに射線を逸らされて明後日の方向に消えていく。 <…………クッ!> 埒が明かないと判断した野良は弾を発射するのを止めた、次の瞬間、 ガトリング砲が丸ごと二挺、根本から吹き飛ばされていた。 <何……!?> もしも機械人形に表情があったなら、信じられないという顔をしているだろう、野良は何が起こったか理解しようとし……そして理解する。 アーベルの左腕が根本から伸びて、先端の猛禽類を思わせる巨大な爪が、精密にガトリング砲だけを吹き飛ばしたのだ。 ガシャン!と大きな音を立ててアーベルの左手が身体に引き寄せられる。 「グラップ、アンドプル」 間髪入れず、今度はアーベルの右腕が伸びて―――― <!! シマッタ……!> マウルヴルフは横っ腹を三本の爪で鷲掴みにされる、あまりの馬力に装甲がへこんで穴が開き、爪が食い込んだ。 <ガ……ギッ!?> それだけに留まらず、容赦のない力でアーベルの元へ引き寄せられる。 その状態から再びアーベルの左手が、マウルヴルフの頭部を掴んだ。大地から足が離れてしまい、モグラは手足をバタバタとさせる。 リシュウはそれを見届けると、自分自身が左手を開いて前に突き出し―――― 「ハング」 握りしめるジェスチャー、ほぼ同時にアーベルも、 <その質問は、愚問である> メキャリ、と野良の頭部をいともたやすく握り込んだ。
沈黙する対象、頭部の各所から噴き出すマナ。アーベルはゆっくりとマウルヴルフを地面に下ろしていく。 パン、とリシュウは手を叩き、足元のランプを持ち上げる。そして、 「お疲れ様です、アーベル。シールドを解除してください」 アーベルに労いの言葉を掛けた、と同時にユーリ達を囲んでいた光の壁が消失する。 <勿体ないお言葉です、主> 「いえいえ、頼もしかったですよ……それじゃ」 リシュウはアーベルの脇腹辺り(?)に緑色の宝玉が付けられた方の腕輪をしている左手を宛てる。 「戻ってください、アーベル」 <御意> 次の瞬間、アーベルの機体が眩ゆい光に包まれたかと思うと、リシュウの左手に吸い込まれていった。 光を吸い込みきった後に、彼は手の平を見つめて閉じたり開いたりする。 「圏外だと地脈がないから直接取り込むしかありませんか……ちゃんと宿りましたか?」 <心配には及びませぬ、主よ。私はきちんとここにいますゆえ> 聞こえてきたのは、リシュウの左手の宝玉から。 このようにオートマタは、機械の身体が顕現していない状態でも会話をすることが可能だ。 「…………」 ユーリは自分でも無意識に身体を強張らせていたことに気付き、脱力する。 ――――なんだか、慌てていた自分が馬鹿みたいだ。出発前に「オルトロスと自分だけで十分だ」みたいな事を喋ったことが悔やまれる。 車の運転席に搭載されたデジタル時計を確認すると、午前の2時を回った所だった。ここから帰るまでが一時間かかるとして……なんとか時間内には帰れそうだ。 だが、時間も時間、人間の昼行性動物としての本能が今は寝る時間だと主張しているのか、予期せぬ欠伸が出てしまった。 それをリシュウに見られてしまったのは、本日最大の失態と言える。 「ふふ……子供は寝る時間、といった所ですか」 「あー、もう、うるさいな」 バギーを降りて、リシュウの近くまで歩くと辺りを見回す、と言っても真っ暗でほとんど何も見えなかったが。 「あ、来た」 ガシャン、ガシャンと荒野の大地を一歩一歩踏み締めながら歩く奇妙な形のシルエットが、こちらに向かってくるのを見付けた。 <おーい!持ってきたぜー!> それは確認するまでもなく、背中を荷台に変形させたオルトロスが、マウルヴルフの機体を背負っている姿であって。 それは恐らく、オルトロスが四足歩行するオートマタだからこそ出来る芸当だろう。 楽々と運んでいるあたり、世界ではオートマタが戦闘だけでなく、工業や産業における作業用要員として用いられるのも頷ける気がする。 これから更にオルトロスには、もう一体のマウルヴルフも上乗せして運んでもらう。荷物の方が圧倒的に大きいその様はちょっと見た目に危なっかしいが、本人曰く「マナさえ足りてればこの程度、問題ない」のだそうだ。 ちなみにアーベルは……確かにイメージとして荷物運びなら得意そうに見えるのだが、いかんせん歩く速度が遅い。運んでいる間にマナを大量消費してしまうため、専ら荷物運びはオルトロスである。 「それではユーリ、オルトロスに荷物を縄で固定するので手伝ってください」 「……はいはい」 ――――こんな生活を始めたのはいつからだっただろう、リシュウが運転するバギーの後部座席で自分はうとうとしながら、そんな事を考えるのだった…………
以上、避難所からの代理投下でした!
>>565 専用ブラウザ導入してればこんな事にならなかったのに・・・
>>562 でも確かてつをは出ないって村枝のアニキが言ってたんですよね。
影月戦はいいなぁ。個人的に全仮面ライダー中でも1、2を争うベストバウトですw
>>563 DCDはリボルケインさえ光っていれば……! さてはリボルケインが光らなかったのはディケイドの仕業か! おのれディケイド、許せんっ!
てつをに勝つ方法……あー、ほら、カラオケとか。
>>564 い、一応設定上は熱に弱いよ! 一応、設定上は!
>>565 馬鹿馬鹿馬鹿ぁ!
>>568 代理投下乙です!
今からゆっくり読ませていただきますね!
>>568 改めまして代理投下乙です!
設置型の防壁……そういうのもあるのか!
機械人形を物に憑依するさせるタイプは、マナの扱いに相当長けた神子でないと使えない上に機械人形内のマナをどっと消費する代わりに圏外でも召喚(というか解凍?)ができて便利ですね。
――――という設定を今作りました。
アーベル強いですね、動かずして勝つとは。まさか爪が伸びるとは思いませんでしたw
この様子だと、次回は回想かな?
それでは、次回も楽しみに待ってますね!
>>572 すみません、襲い掛かってきたから隠し腕でバラバラにしてすみません。
で、でもコアは壊してないから、頑張って繋げようと思えば繋げられない事もないよ!
それにしても、他の作者さんのおかげで世界が広がっていくのは面白いですねw
そしてジュリア投下乙です! 需要が少ないだなんてとんでもない!
それにしても、相変わらずの素晴らしいおっぱいとボディラインには感服せざるを得ない……。
>>573 オートマタ「売っちゃうんだろぉぉぉぉぉ…!」
この絵におっぱい成分なんて無いよ(キリッ
あぁ次は描いた経験が薄いシロちゃんだ…
>>574 犬は群れが助けてくれるから放置したけど、鳥は高いから売るよ! でも一応新しい御主人様は探してあげるよ! →御主人様見つかったよ! →あれ、街の様子がおかしいよ! ←今ここ。
>次は描いた経験が薄いシロちゃんだ
これは期待せざるを得ない……!
シロちゃんの髪、前をとって後ろにやる髪型ってなんというのか未だに分からないオレガイル
描いた本人も実はよーわかっとらんという事実はぶっちゃけちゃ駄目ですか! バレッタで留めてるんですかね?
なんだってー!? PADウサギは後頭部も秘密だというのか…!
ガチレスすると髪を上下二段に分けてるロングヘアアレンジの一種だったり
そうだったのか……
ちっぱいも秘密なら後頭部がどうなってるかも秘密とは、恐ろsうわしろちゃんなにをするやめ おっきいリボンで隠せばきっとどうにかなりますよ! 関係ありませんが、黒いほうの子のデフォはポニテです。
ガチレスがガチレズに見えて一瞬焦りました……僕はなんて変態なんだ!
>>581 ポニテポニテポニテポニテポニテポニテポニテポニテポニテ
>>581 ポニテポニテポニテポニテポニテポニテポニテポニテポニテ
な、何なんだこのプレッシャーは……! 確かwikiにスク水のがあったはずでございます。
>>586 かっこいいww
勇者スレ行ってきなさい
>>586 勇者スレに行くんだ師匠!
師匠に質問が。
オートマタの名称ってドイツ語かラテン語しか使えない決まりなんです?
あと、世界観的に国家ってあるんでしょーか。
何このポニテコールwww
>>568 投下乙!爪が伸びるでアッガイを想像してときめいてしまった……
しかし強いな2人とも。これは次回にも期待せざるを得ない
>>572 相変わらずえろい、えろいよ!
確かに面倒くさそうだな、模様w
>>586 よし、ちょっと勇者スレに転載してく(ry
何これ……かっこいい……。ペネ子って意外とこういう顔も似合うのね
てか、またペネ子のバリエ増えたなwww
ロボスレ大戦小ネタ投下 巨大母艦ヨーツンヘイム。 そのブリッジから少し離れた通路に、立花凌我は所在なさげに立っていた。 『……ごめんなさい。私、家に連れ戻されることになってしまいました』 何度目の再生かもわからない、録音メッセージ。 同じ苗字のクラスメイト。そして同時に戦友でもある少女が残した電子メッセージカードを、凌我は右手でくるくると弄ぶ。 少女――橘静姫がヨーツンヘイムを去ってから、一週間が経っている。 親に反目し、実家が極秘裏に建造していた巨大ロボットであるを奪取、そのまま敵性異界存在との戦いに身を投じた彼女は、ついに実家へと連れ戻されてしまったのだ。 これから敵との戦いが更に激しくなるであろうこの時期に、ヨーツンヘイムの面々は大事な戦力を失ったことになる。 「……」 こちらの抱える戦力が減ってしまった――。確かに。その一言だけで片付けるのは簡単だ。 だが、凌我はそれだけではない、何か妙にもやもやとした感情を心の内に抱いていた。 『――実家に戻ったらすぐ、結婚させられるみたいです』 良く通る彼女の声は、いつも聞いていたものと変わらない。丁寧な口調で、彼女は淡々と語っている。 自分の縁談が勝手に推し進められていたことに関して、何も感じていないようにも聞こえる。 しかし、違うのだ。共に戦い、信頼し合っていた友人だからこそわかる。 「橘は、窮している……」 「……なら、助けに行けばどうだ?」 「リヒトさん」 自分の呟きに言葉を返した人物に、凌我はその顔を向ける。 不敵な笑みを浮かべてこちらに歩いてくるのは、整った顔と赤毛が印象的な男、リヒト・エンフィールドであった。 ロボスレメンバーズの主要メンバーの一人で、彼は実質まとめ役――ではなく、基本纏められる役である。 だがやる時はやる男であり、彼に対し、凌我は一人の男として、尊敬の念を抱いていた。 「お姫様が困ってるんだろ? なら行くしかないんじゃないか」 「ですが……これはやはり橘の家の問題です。オレがどうにか出来る事じゃない」 かぶりを振って、凌我は電子メッセージカードの再生を止めた。ぶつり、と静姫の声が半端なところで途切れる。 どこか諦めたような凌我の姿にリヒトは苦笑し、彼の手に握られているメッセージカードを奪い取った。 「何を?」 「ちょちょいっと、ね」 何が隠されているわけでもないだろうに。 悪戯っぽい顔を浮かべメッセージカードを弄くるリヒトに、凌我は胡乱げな眼差しを向けた。 「出来たぜ」 「……?」 再生ボタンが押される。 きゅるきゅるとカセットテープが巻き戻るような音がした後、音声が再生されていく。 『私、行きたくない。橘の家になんか戻りたくないよ。まだ、私に出来ることは残されてるんだから』 「な? 本来このメッセージカードはレターに偽装した指令書に使われる物なんだ。有効活用してるよな?」 「……橘」 再生されていく、静姫の本音。その声音は、凌我が今までに聞いた静姫の、どんな言葉とも違っていた。 所詮親には逆らうことの出来ない自分の現状を嘆き、憂い、まだ残されている自分の使命を全うできない事への悔しさを、彼女はさらけ出している。 橘のお嬢様ではない。一人のか弱い少女としての、橘静姫の『声』がそこにはあった。 「ま、これ教えてくれたのはツクヨミなんだけどな」 ニッコリと笑ったリヒトは、そのまま視線で凌我に問うた。『で、どうする?』と。 「行きます。彼女を、助けに」 「それでこそ、我らがお仲間。お姫様奪還と行こうぜ」 作戦立案は始まってるんだ、と楽しそうに笑うリヒトに凌我は礼を言う。 そして、心の中で静姫に語りかけた。 『もう一度。共に戦うためにも……。待っていてくれ、橘』
捏造多し >巨大母艦ヨーツンヘイム ガンダムにこんな戦艦在った気がするけど気にしない 実験艦フェンリルは狭いらしいのでみんな入れそうな母艦をという感じで ヨーツンヘイムは神話において巨人が住む国。=ロボット収容してるし良いじゃんということで >静姫と凌我について 完璧に個人的な趣味に走った関係です ところで花嫁奪還って燃える
>>587 あっはっは! 勇者そんなに詳しくないからごめんなさいで!
……昔見てたんですけど、肝心のノリをあんまり覚えてないんですよね。……必殺技がやたらかっこよかった、とかなら覚えてるんですけど。
>>588 >オートマタの名称
そんな疑問を解消してくれる機体をプレゼントしよう!
つ ムジナ、虎徹、ペネトレイター、レオーネ。
機種名はぶっちゃけかっこよけりゃ何でもアリですw
>国家
あるんですけど、そのへん詳しくは考えてないです。
現実とある程度同じと考えていただけれはよいかと。言語や民族は色々ごっちゃになってますけど。
え? 国の名前? 極東(日本)以外造語でも何でも好きにしていいよ!
ちなみにブラウニングがあるのはイタリアあたりを想定しております。
>>589 >転載
転載ならお好きにどうぞ!
>意外とこういう顔も似合う
自分自身びっくりしてますw ダイゼンガー的なノリでやっただけなのに……w
>>591 投下乙です!
赤ロリコンがまともなんですけど、熱でもあるんですかね。いやはや心配です(棒)
嫁奪還は熱いですよね、好きなシチュですw
>>591 投下乙!なにこれロリコンかっこいい
ところでロボスレメンバーズのまとめ役って誰だろう。マチコさんとかまどかさんあたりかな
>>592 >ブラウニングがあるのはイタリアあたり
そうだったのか……!
>転載ならお好きにどうぞ!
よし、なら行ってくるw
>>594 戦闘要員ならば
まどかさん+たまちゃん
あるいはツクヨミ先生、とかですかね?
ナインテールたまちゃんもあるでよ
ツクヨミ先生指揮できたっけ? やっぱ強力わかもと司令かね
ツクヨミ先生はどちらかというとスタンドプレー寄りじゃありませんでしたっけ? 赤ロリコンは真面目にやればそれなりに指揮できるのに、本人がやりたがらないんですよね。 ここは幻影のグレイル隊長あたりが適任……なんでしょうか。あるいはシャーリーさん。
まとめ役というかww わかもと司令が一番しっくり来るかな
わかもと司令、胃に穴が……空きそうにないですね、あの人ならw
ところで忘れがちだけど、まとめ役候補のまどかさん、14歳だよね
ほら、まどかさんしっかりしてるから!ww
すごくけしからん身体つきしてるしね! 遥さんか珍獣と年齢交換したほうgジョインジョインハルカァ
無茶しやがって…
年齢交換しても、まどかさんはともかく遥さんと珍獣が年齢より小さい事に変わりはジョインジョインハルカァ
くっ……師匠までジョインジョインの犠牲に……! それに引き替え珍獣は安全だなぁw
珍獣を膝の上に乗せてナデナデしたいうわなにするたm
誰だ、誰にやられたんだ!?
珍獣は別に13くらいでよかったんじゃなかろうかと思い始めた俺僕私。 かわいいからまあいいか! 珍獣だっこして寝かしたいでsうわなにをするh
ウワアアアアァァアシッポハイヤアアアア
>>609 ちょ、ハティ以下ってw
>>610 珍獣なら普通に可愛らしい寝顔を見せてくれそうだから困るw
>>612 「作戦だ。向こうにいる敵軍の小隊、単機で全滅させてきてくれ」
「出来るかぁぁぁ!!」
「俺は出来るが」
というタイプの人
>>613 さらに空気も読めてないなw
だがそれでこそツクヨミ先生w
わかもと司令がリーダー
ハティが副リーダー的な感じですかね
>>610 抱っこしたいなぁww
ロボスレ大戦、
マッチョサイエンティスト・メイド・珍獣の三人もメカニック絡みが出来そうだ
>>615 >ハティが副リーダー
いや、
そ れ は 核 地 雷 だ w
あと、忘れがちだけど極細とショウイチもエンジニアだべ
>>616 >人に慣れまくったわんこみたいな娘
すごく……可愛らしいです……
ショウイチはともかく マッチョ・メイド・珍獣・極細 随分とエンジニアも濃い面々ですねw
ようやく解除きました
おめでとうございます!
>>616 ハティ「今回の作戦ハ敵基地の殲滅だガ、部隊を二つに分けるゾ!
A班ガ山頂から奇襲を掛ケ、時間差でB班ガ反対側かラ攻めて挟み打ちダ!」
ツクヨミ「ハティ。B班の行くルート、この森の周囲に伏兵がいる」
ハティ「根拠ハ?」
ツクヨミ「先刻の偵察時に発見された、複数の微弱な熱源反応」
ハティ「それハただの野生動物だろウ?」
ツクヨミ「あの野生動物達は、『何か』から逃げている」
ハティ「…………」
ツクヨミ「ここで戦力を分散すると各個撃破される可能性が」
ハティ「作戦変更ダ!選抜した数機でB班のルートを通リ、罠に掛かっタふりをしテ、
伏兵を引き付けル。その間ニ残り全員で敵基地を叩くゾ!」
良くも悪くも教本通りにしか出来んハティと
無駄に観察力だけはあるツクヨミは
セットで運用するのが一番妥当なコンビ
>>619 カタリナさんや丹羽さんもいますよ!
あと、タカ坊も未来じゃアストライル・ギアの開発者ですね。
……お、たろ氏の主人公に共通点ハケーン!
>>620 おめでとうございます!
私もBBQから早く解放されたい……。
>>621 おお、確かにこれはいいコンビですねw
オートマタのかっこいい名前って考えるの難し過ぎて泣いた
>>591 リヒトがかっこいいなんて…!
ちょwまた流れ早ぇwww
>>625 ファーストネームはともかく、機種名のラストネームはモチーフそのまんまなので楽ではないかと思うのですがどうでしょう!
ファーストネームも普通に人名でいいですし。
って事は、太郎・ヘーシェンとかでもいいんだよねw
エアスト・アインホルン ……うーむ。二次書くための妄想の段階で詰まるとか自分はもう駄目であります大佐殿。
アインホルン……処女厨、じゃなかったユニコーンですね! アルベルトゥス・アインホルンとかどうでしょう、適当ですけd(ry
大体合ってるけど処女厨言うなwww
でも事実じゃないですかw ユニコーンが懐きそうなヒロイン多いですけどね!
流れを大切断&亀ですが感想などをー
>>548 おぉぉ……乗ってくださる方がいてくれるとはw
……しかもタロさんじゃないですか!?Σ(゚Д゚ )
格闘武器だけあって立体的な動きがGJです!そして武器データの漢仕様に燃えますたw
カッコイイのぅwカッコイイのぅw
カルマのカットインを皆さんに気に入って頂けたようで嬉しいですwウケてよかたw
というか蜥蜴さんと秘神さんにごめんなさいしてなかった(´・ω・` )
勝手にキャラと機体を拝借しました。すいませんorz
>>551 その後の一連の流れを読んでも違和感感じないくらいよく出来てますよねwこのコラ
>>552 タスラム……だと……!?神話好きの俺歓喜!!
>>560 ドンマイ!
>>562 で燃える展開だったのに
>>564 見て盛大に笑ったwwwバイオライダー、というかRXTueeeeee!!www
>>565 ドンマイ、超ドンマイ!!
>>568 代理投下乙です!感想は避難所に!
>>572 ほほぅ、……しなやかな肢体というのも、良い物ですなぁ……w
>>586 勇者スレに行っt……ハッ!?Σ(゚Д゚ )
しかし口ありも似合うとは……侮れないぜ、リヒターw
>>591 おおおお!?続き&燃える展開キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
もう俺の中ではシズキちゃんはリョウガルートのヒロイン!!スピンオフをいずれ書こうw
相棒でありヒロインは!まさに王道でしょう!!
燃えてきたぜー!!w
最強ライダーの一角ですしね、てつをw
>>633 タスラム自体は後半に出そうと思ってたんですが、もうとっとと出してしまおうとw
神話系はネタが被りまくるから早く出さないと大変な事になりますしw
あと、感想ありがとうございます!
ふざけてやった結果がこれだよ!
拙作の若本司令の指揮能力が高評価で嬉しいw 若本は機体乗り換えで戦艦から乗り換えて戦闘にも参加させられるよ!
いっそGジェネみたいに誰でも艦長になれるというのはどうだろうw というわけでティマ艦長の誕生である
>>636 まてまてまてw
戦闘中に混乱して泣いちゃったらどうするんだw
極細降臨&指揮系統麻痺でえらいことになるぞwww
エヴァの暴走みたいだなwww
戦闘中に奇声を上げるニコラス艦長 脱ぎ出すファルバウト艦長まで見えた
地獄のような部隊だなw
よし、それなら! 艦長→白ウ詐欺。 副長→桔梗ばあさん。 通信→遥さん。 整備→珍獣。 ゲスト→ティマ。 これで混乱は有り得ないぞ!
やはりちゃんとした司令官と指揮系統は必要ということですねw 前線で指揮できる人材はツクヨミさん(と話し合ったハティ)ということでw 俺も手持ちのキャラ出したいけど……書くのが遅いとこういう時困るw
ツクヨミ「艦長命令なんて無視すればいい。そうすればどんな艦長でも何も変わらない」 ハティ「……協調といウ単語を知っているカ?」 ツクヨミ「互いに協力し合うこと。特に、利害や立場などの異なるものどうしが協力し合うこと」 ハティ「そこまデ分かってるなラ協調性欠いタ行動は控えロ!」 ツクヨミ「断る」
別の混乱が起こりそうなんだが……w
ツクヨミ先生、なんて迷惑なw
まさに問題児ですねw
>>643 ちょw書き込んだ直後にwww
タイミングからして偶然だけどもw打ち合わせたネタみたいだwww
そんな単機での戦いに特化してる物体の部下にならんといかん 新兵4人(機体募集してる方々)が、どういう目に会うかというのも 今後のお楽しみと言う事で
これは遥さんと桔梗ばあさんのラディカルな折檻を実行せざるを得ないレベルw
元アメリカ海兵のジャックさんがアップを始めました
この人達に折檻されてもツクヨミさん変わらない気がするw もう切り込み役で固定しようぜw
>>652 スパロボで言う
「鉄壁+必中か集中かけて敵陣に突撃させて、反撃で撃墜していく」
的なポジションが向いてますね
パーシヴァルは「どうせ命令無視するから」って
「ツクヨミが勝手に動く」前提で作戦立てて、一定以上の戦果を出してたけど
それ以外の上官は真面目だったんで、命令に従わせる事に拘った結果、扱い切れず
最終的にマーナガルム本編のような険悪な状況になったと
>>653 成る程、考えられてるなぁ……
俺も話にそれくらい説得力を持たせたいw
あー、早く話進めて
前線指揮官つとまるようなキャラを自作品の本編で出せるようにがんがろうw
なんつーか、上官可哀想だなw
>>655 アラスカ基地司令官の
「どうせ、いるだけ役に立たんどころか邪魔になる男だ」
という言葉は
「俺が気に入らないから殺していいよ」
的な軽いニュアンスではなく
「マジでどうにかしてくださいよコイツ……」
という悲痛な願いが込められています
何で軍人やってんですかね?
ツクヨミ「それ以外に能がないからだ」 うん、定番台詞を言わせてみたかっただけなんだw
イサム・ダイソンよろしく、RSに乗りたいから、とか?
「好きとか嫌いとか理由理屈とかじゃなく、そいつにとってはそれこそ呼吸をするのと変わらないごく自然な行為」 ってのをやりたいが果たして…
>>560 >>565 ……騙してみたいで何かごめんなさいね(´・ω・`)
特に
>>565 さん、ホントごめんなさい
>>572 GJですww需要が無いなんてとんでもないですよww
何だろうこの、言いしれない色気の様な……うわオルカ何をあqwせdrftgyふ
>>586 バスターソード似合いすぎだろリヒタ―ww
このスーパーロボットっぽさがすっごいですねwwタイトルもカットインも
何かPBM世界とは趣が全く違うのが面白いです
>>590 なにこのリヒトカッコ良すぎる
良いねいいねー実にスパロボ的でww
>>555 >>633 小ネタを拝見してくれて有難うございます
これだったらもうちょっと性能上げても良いですよねw
いやーこういう武器はホント漢仕様ですよ。移動後使用可なんてもっての他っす
>>643 ツクヨミさんwww素敵すぎるww
ハティの方が真面目というのがホント笑えますwつくづく良いコンビだな―w
にしてもこの流れでスパロボ風になった場合、隆昭君が凄く影薄くなる危惧
いや、常識人ポジだから良いの……か?
タカ坊は中二ポジではw というか、絶対サルファのシンジ君みたいになるよね、あのメンツに揉まれるとなるとw
中二というか変な人(でも意義はある)になるのはハクタカになってからですけどねw 同じ学生ポジでも皆濃いからなぁ…… 同じ苦労人ポジで雪人君と仲良くなって欲しいですね、なんとなくw
ゆーさくちゃんとも仲良くなれるんじゃない?
>>661 サルファのシンジ君はちゃんと主人公属性でしたよねw
濃くても仲のいい友達が出来れば第一期のタカ坊でも大丈夫だよ!w
草川みたいな性格だったら良かったかもしれないw 受動的というか、ホントにどこにでもいる普通の子って設定ですからね―>タカ坊 まぁ普通の子が巨大ロボットに乗って戦えるか!と言われれば何も言えませんがw
>>660 感想ありがとうございますw
マスク部分取り替えただけでここまで印象変わるもんなんですね。目をモノアイやゴーグルに変えてもそんな変わらないのに……ふしぎ!
そうそう、あのバスターソード、実はは(ピ――――――――ッ)なんですよw
>>661 あのシンジ君の熱さは異常でしたねw
>>663 何そのぼくがいちばんやりたいくろす。
>>664 先輩方が濃過ぎるんですがどうしましょう。
>>665 そこがある意味タカ坊の最大の特徴じゃないかw
>>666 そういうとこばっか隠しおってからにwww
タカ坊のお友達にうちの重歩兵中隊(100人、全員今の所名無し)の皆さんを紹介するよ!するよ!
やwめwろw
まぁでも、隆昭は凹む事はあるけど、折れる子では無いから大丈夫かなとは思います
というか折れたらツクヨミさんやら守屋君やらに手厚く叱咤されそうだしw
>>668 心意気だけもらいます と隆昭君が
早く拙作の主人公を活躍させて、タカ坊のお友達にしたいものだw 今の状態じゃ話が少なすぎて人物像不明すぎるw
活躍すると突然人気になるから面白いよねw
隆昭はもちろん守屋やカッコマンも悩み傷つき成長して。 逆にツクヨミやリヒト、ショウイチ等は不恰好な所があったとしてもその芯は揺らがない。 子供は子供、大人は大人できてるって良いですね。
>>667 え? ちん●ことかもちゃんと隠してますよ?
>>668 アッ――――!
>>673 子供させればいいのか大人させればいいのかわからないキャラもいますけどね!
>>674 いや隠せてねーよ!むしろポロリしてるよ、ポロリしちゃってるよ!!
ポロリと聞くとピッコロとフリーザ様が頭に思い浮かぶ自分は現在二十五歳。
元気玉溜めるのに1回使ったりしましたよねw
鳥山氏も絶賛したんでしたっけ。 あれ? それはブロリーかな? ああ、執筆が遅々として進まない……。
同じくです 少しは進みますが展開が暗くなっていくww
最近は真面目に書いてるのに一日四十行が限界だ
一日四十行……羨ましいっ! 今日はACLRPの発売日だから、さらに執筆の速度が落ちるぞー。
そうか発売日だった! 失念しておった!
はははははは! 迂闊だぞ! すみません私も今日になるまで忘れてました。
ちなみに自分は一番すごい時期で一日一万文字でした。 今? フゥハァーハァー
化物か……! あ、でも1周年記念ちょっと前のバレンタイン記念は私もそんな感じだったかも。 え? 今ですか? まったく創作は地獄だぜフゥハハァー! よし、ライウン地獄に突っ込んでくる!
>>688 バレンタイン企画……なにもかもが懐かしい…。
止めろぉ! 主砲でコナゴナにされるぞ!
自分は仮組で1万字くらい それでココに投下する前に手直しして最大2万字ですかね。1日で 調子悪い時は1週間たっても書けないけど
夏の頃は自分でも可笑しい位に筆進んだんですよね というか時間があり過ぎてやる事無かったのか
頭が! 俺の愛機の頭があぁぁぁぁ!!
面白いくらい勝てないので、息抜きに一緒に買ったフィギュアーツのWで遊び始めた私ガイル。
>>690 化物か……!?
ぶっちゃけ執筆速度「だけ」は自信がありますwやる気があった場合はガ―と書くんで まぁガ―と書いて投下しちゃうんで誤字脱字ありまくりだからもっと落ち着いて書けと毎回反省してますけど
私なんかガーっと書いてアレですよw 絵もガーっと描いてアレですし……。
うはーい最近めっきり遅くなった自分には羨ましい限りー……
やはり夏はロボスレ住人の能力を上げる何かがあるようじゃな……
>>696 まぁ速度なんて作品の評価には全く繋がらないから大丈夫ですよ
自分が納得できて作品を投下出来れば無問題です。幾ら時間がかかっても
俺なんかたまに投下される方々のSSのレベルの高さを見る度、ただ速いだけの自分が恥ずくなりますw
内容のレベルが高いことは素晴らしいし 執筆速度が速いこともそれと同じくらい素晴らしいと思います
ここ最近は1日3000字 ただ、やらなきゃいけない事があるのに書いてると言うバカ者(´・ω・‘) 一番遅い時は一日50字ぐらいの時もあったしその逆で9000字ぐらいいかけた事もあった 俺ユリ幅大きいなぁー
百合幅だって!?
タイプミスだw
どっちの自衛隊員だ!?とか思ってしまったじゃないかw
私は1日1枚or500字、またはそのどちらも、ですね。 どっちもできてない日もありますが! 雷雲ときのこ先生倒したどー! きのこ先生の台詞が「この先生き残れないぜ」になっててちょっと寂しい……。
そういや少女機甲録の方はお元気でしょうかねー かなり仕事が忙しそうな気がしますが
レイヴン乙。きのこ先生のテキスト修正されてるのか ああ、次は「じょ、冗談じゃ……!」だ……
あー、悪役書くの楽しいなあww 珍しく筆が進んだ……。はてさてこのままのペースで行けるかしら
>>707 いいなー
俺も早く悪役書きたいです(´;ω;‘)
悪役フェチな俺としては、早く悪役書きたくてたまらないのにまだ出せない、このジレンマめ
まあ、それよりもさっさとババア登場までもっていかないといけないのですがw
>>708 悪役って良いですよね、書いてて楽しい。
物語というか、存分に主人公と相反した悪い事が出来ますからね モラルとかそういうのをほっぽって無茶出来るからホント楽しいです>悪役 まぁ悪役を際立たせるには主人公も立たせないといけないけど
悪役と一口に言ってもDIO様やバーン様のようにカリスマ溢れる御方からジャギやアミバのような下衆の小悪党まで、色んなタイプがいるからなぁ。
脇役と言うかサブばかり目立つ自分の話w いやむしろ、あくまで主人公は主役と言い張るか……
>>711 自分自身が作って来た中じゃ小悪党というか可愛げがある様なのはいないなーと
憎まれ嫌悪され、倒されてすっきりする悪役が好きなんで。シュワルツにしろオルトロックにしろ
弱王に負けた伝説を持つ自分がラストレイヴンできのこれるとは思えぬ………主砲コワイヨ DSTじゃ居たけどUには悪役が居ないなぁ。
>>711 映画ダークナイトのジョーカーは衝撃的だった
まさに外道という言葉これほど似合う敵もいないよなぁ
>>712 大丈夫、俺なんて主人公、全然喋って無い所か話の外にいるから(全然自慢できない、むしろダメな所)
いや、マジなんであの子、喋らないんでしょうね
早く、あいつの話を書いてやりたいです…
悪役ですか……いつも悪党なのかすらわからない連中ばっかなんで、たまには大悪党も描いてみたいけど、いつになるやらw ところで、雷雲に勝てたのにリムにまったく勝てないんですけど、私に一体何が。
>>715 Let's put a smile on that face!
>>716 リムがドミナントしちゃったんじゃねと言ってみる
俺はあんまり残虐な悪役はやれないなー ひどい目に合う周りが可哀想とか思ってしまって、ハーフボイルドになるだけだw
>ひどい目に合う周りが可哀想 あー、それわかりますw
チビメリの腕をちょん切るのが精一杯で、オルトロックのように鬼畜にはできなかった… 自作のキャラが好きで…可哀相な目に遭わせられない気持ちは痛いほど分かる…
……それほどキャラに愛着が無い俺は可笑しいのだろうかw 愛着が無いというと変だけど、物語の為にならどんな辛い目にでも会わせたくなるというか
逆に考えるんだ。それもまた愛だと。
いや、愛が憎しみを越えて運命になったのやもしれん
>>721 愛着はあるけれど物語の都合上殺す時は殺す人です
CRの加持蓮殺す時は大変だった…あれ捨てキャラで作ったのに設定が最終的に凄く俺好みなキャラになっちゃって凄く悩んだんだけれど彼の分の話を作った所で書いてる余裕が無いという事で切り捨てました
ただ、ある程度感情移入しちゃうんで俺は追いつめ方甘いなぁーとは思います(´・ω・‘)
潤也をこれから擂り鉢で擂り潰さなければならなかったりするので気合い入れないと…
それなんてミスターブシドーw
愛着あったキャラを犬死させた時の空しさ( ・ω・)
>>725 読者は随分と追い詰められたんですが……w
>>725 でもあのシーンはそれだけ感情が籠ってて良いシーンだと思いましたよ
ちゃんと物語に深みが出るなら問題ないと思うんですよ。切り捨てというか、キャラが死んでも
タウエルンのロッファとかロスガのモリベとかよく考えなくても死なす必要のないキャラ殺してますからね―…俺w
オルトロックもちょっとやり過ぎた気もあるし
皆さん、どうだろうか。 虫も殺さない聖人のようなオルトロックは……。
「人は殺されれば死ぬ」 「アトリームにもキャラクターの死はありましたよ。それも地球のより大規模なものがね」 「ハッ、くだらねえ。――来いよ」
やべええええww 愛着がある故に茨の道を歩いて欲しいと思う自分は異端なのか……?
>>730 それもまた面白いですねwつかベイト(ry
>>732 あ、俺もそういう考えですね
どうせ創るなら苦労してるキャラを作りたいんですね、俺
>>733 あー、わかります
辛い経験を乗り越えて強くなって欲しいというか、そんな感じですね個人的に
そのへんは別に人によりけりさ。 主人公やヒロイン、戦闘要員はぼろ雑巾になるくらいでもいいと思うけど 非戦闘員が虐殺されるとかは出来ることならやりたくない。
確かに人によってですね。自分として必要なら……ですけど ここら辺の考え方の違いは各作家さんのスタンスが伺えて面白いですねw
皆様の意見大変参考になるますw
っと、◆YHSi90Gnr2さん 避難所で遅筆さんが聞きたい事があるそうですー
ここだけ見ても誰が誰だか結構分かる
>>728 当初は、加持連とゲンジの死に様もしっかり明確に書いて、シャーリーをとことん追い詰める予定でしたw
>>729 悪役はやりすぎなぐらいが丁度良いと思いますw、むしろ悪ってのはどういうキャラにしろ加減しちゃ駄目だ><
>>730 それはそれでギャップが面白そうな…
>>739 バレるワケがない(キリッ
>>740 え……綺麗なオルトロックなんて気味が悪いと思いません……? ある意味恐怖と思うんですw
一番近くなりそうなのはガンソードのカギ爪かな>綺麗なオルトロック どっちにしろ極端に針が触れるキャラですからw
オルトロック「一緒に、夢を見ませんか……?」
ネタ的に弄り倒すのはいくらでもできるんですけど、ネチネチとした嫌がらせはできないです。 俺は、ハードボイルドになれない……。
殺伐とした話も好きだぜ 自分ではやらないだけで
>>738 連絡感謝です!
……ホント俺バレやすいなぁw
ラストレイヴンでしろちゃんっぽい機体を組んでる間に誰もいなくなっている、だと……!?
呼んだか相棒
>>747 >しろちゃんっぽい機体
どういう事ですか師匠!
そういえばACSLでエセホワイトグリント作ったら自分より強くて頼れて泣いた
>>711 悪役っつーと
個人的にはラスボスよりライバル(競い合う仲間ではなく敵側の)について
拘って行きたいな〜などと思ってる
強大な超えるべき壁ってのや、毎度吹っ飛ばされるギャグ担当も嫌いではないが
表裏一体というか、ほとんど同類のような経歴で、故に何を考えてるのか痛いほど理解できるが
でも、だからこそ絶対に相容れる事はない。って感じのをやりたい。
やっぱ悪役でこだわっている部分というと、自分の場合では 悪なんていない、っていうところですかねー…… 結局のところどっちも自分自身のエゴのぶつけ合い、みたいな たまたま主人公視点から見てるから相手が悪役になってるだけで、相手から見たら こっちの方が悪役なんだよ、という感じをやってるつもりです。もといやりたいと思いながら書いてますw
プロ串規制辛いお……。
>>748 呼んだけど出てこれなかったよお兄ちゃん。
>>749 言葉通りの意味よ!
>>752 ははあ……、なるほど
色々な意見が聞けて楽しいなあww
身近な味方の一人くらいは悪のほうに片足つっこんでたりするんだよな
>>752 マナガルの主人公であるツクヨミが所属する革命軍って
ぶっちゃけ戦争仕掛けた側だから
通常の作品だと悪役だよな〜などと思ってる
地球側からすれば侵略者でしかない訳だし
ドラゴン絵がうまいな〜
>>752 物事には本来善悪はない、 ただ我々の考え方で、 善と悪に分かれる。(ウィリアム・シェイクスピア)
まあ、こういう事ですよね。
善行は見方を変えれば悪行でもあるし、悪行はまた善行にもなりうる。
隔たり過ぎている相手だと悪とか当てはめられないですからねぇw
あー 何か凄く女子中学生が書きたい。凄くしっかりしてて勝気な女子中学生が書きたい それでもって謎の男と出会って気付いたら地球の危機に立ち向かってるそんなジュブナイル物が書きたい けどやる事いっぱいすぐる。どうしよ
>>760 今やっていることの合間に20文字くらいずつ書きためていくのはどうだろうか?w
>謎の男 オルトロック「よし任せろ」
>>763 やだ……鳥肌立っちゃいましたよwww
流石時間を掛けた事あってスッゲスッげェwww
ロボットのおけるカッコよさの集合体みたいな感じがして素晴らしいですよ!
>>762-763 美しい世界とヴィヴィっとの二本を並行してますからねー
書きたいのは山々だけど、一度他に手出したらどれも手につかなくなるジレンマ
>謎の男 ????「これ食ってもいいかな?」
>>763 kakkeeeeeeeeeeeeee!!
何この見るからに滅茶苦茶凶悪そうな機体……痺れる
割とペネ子と共通点多い感じけど、受ける印象が真逆なのがまた面白いw
今更ながら
>>761-762 の安価ミスに気付く
まぁもう諸々の考えは固まってるんですけどね―
踏み出すにはやっぱまだ早いかなと
>>763 避難所の方に感想書きました><
こっちにも投下されてたのかw
しかし、すげぇ、俺、幸せもんだなぁ
もちOKです
>>768 まあ、ネタだけ考えてモヤモヤするのと
実際に一話だけでも描いてみるのとでは
天と地ほどの差があるモンですよ
書いてみた結果分かった事とかが
他の事にも活かせたりもするし
>>763 投下乙です!
ひゃっはぁ! 何ですかこのイケメンな機体は!?
美しいですね……股関節あたりが特にかっこいいと感じました。足もボリュームあっていいなぁ。
つくづく遅筆氏には敵わないと思いますw
>>767 気付いたら勇者になってますしねw
不思議パワーを使ったロボット物を書こうと思ったが、不思議パワーに頼りすぎてロボットというより動く人形みたいな感じになってしまう
>>763 す ご い の キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
おぉぉぉ……!このバランスというか整合性?遅筆様の真骨頂ですね!!
町奉行「引き回しは撤回!手厚い保護を命ずる!!」
不思議パワーを突き詰めていくとロボットそのものが不思議パワーの発現の一端になったでござる これはこれで……
>>772 動く人形でもロボットと言い張ればロボットだと思う
「金属の塊を超能力や魔法パワーで動かしてるだけ」系のロボは
既存の作品でもいくつかあるし
>>770 まぁもう少し余裕が出来て(多分美しき世界が中盤orヴィヴィっと完結)きたら、書いてみようかなと
なんにせよどっちか区切らせないと……
これベースに殺陣考えると足技が使いたくなるなぁーw なんかそんな殺陣考えてみるかな…
格闘戦滅茶苦茶強そうだよねw
>>772 その設定の中で、自分の中の「ロボットらしさ」に合わない部分を改良してみてはいかがですかね?
と不思議パワーで動くロボットを書いている人間が言ってみるw
まあ、PBMのオートマタとかタウエルンとかロスガのティマとか、限りなく人間に近いのもあるし、いいじゃない?
>>783 言われてみれば、「ロボットらしさ」をかなぐり捨ててますよね、ウチの連中w
まーアレですよ、物語が走れば設定は一先ず後から考えりゃいいんですよ 自分のブラックキューブだのアイルニトルだの不思議エネルギー以外の何物でもないし にしてもさっきから保存したヴィルティックとリヒタ―とリべジオンを並べてるけど脳内で動きまくってて脳汁がヤバい
>>765 感想ありがとうございます!
終わった瞬間に、何でしょう…孫悟空の緊箍が外れたような感覚がw
さて、もう一度絞めなおして例の二体をば
>>767 感想ありがとうございます!
『魔王』なので1stデザインより2倍(当社比)程凶悪さを割り増しましたw
そういえば随分前に1stより2倍はカッコよくできると発言した気が…自分ではいけたんじゃないかと思ってたり
リヒターと同じ甲冑ベースのデザインで差別化を測ろうと必死でしたww
>>769 感想&承諾ありがとうございます!
展開状態はいずれ描くつもりです、いつになるかは(ry
着色は自分がセンスがないことを先週末当りにヒッソリ実感しましたので他の方にw
本編の方を楽しみにしております!
>>771 感想ありがとうございます!
何気にリベジオンは胴体よりも四肢の方に情報量を集中させるデザインなのでそこを褒めていただけると嬉しいですw
あと、今回のリベジオンからwikiの方に収録していただけると助かりますm(_ _)m
>>773 感想ありがとうございます!
あなたが町奉行か…!ありがえてぇ、ありがてぇ!
冗談はさて置き、リベジオンは顔のバランスが鬼ですw5回くらい描き直しましたw
>>784 >>783 で挙げた作品は、それが魅力だと思うよ
まあつまり何が言いたいかというと、しろちゃんかわiうわウ詐欺さんなにをするやめ
ティmうわ極細なにをするやめ
魔女「これが私の魔力で創り上げた、魔法で動くロボよ」 主人公「……小さいですね、30センチくらい?」 魔女「貴重な素材を使ってるのよ」 主人公「プラスチックにしか見えないんですけど……てか、背中に付いてるの単三電池ですよね?」 魔女「単三電池型のアイテムに魔力を込めただけ」 主人公「そもそも動くんですかコレ」 魔女「ええ、もちろん……この魔法の杖を使えば簡単に」 主人公「明らかにリモコンですよねソレ。杖ってほど長くなくて、むしろ女性の手にも収まるサイズだし」 魔女「この杖を操作すれば、ロボがまるで生き物のように……」 主人公「どうしたんですか?」 魔女「……チッ電池切れか」 主人公「え?」 魔女「何でもないですわ、ちょっと魔力の流れが悪いようで」
789 :
創る名無しに見る名無し :2010/03/04(木) 23:40:10 ID:xZM2+udU
魔女まじょめにやれw
>>788 ロボットコンテスト勧誘の為に大げさな仮装をしている先輩、という電波を受信したw
>>785 拙作のマナもですね!
>>786 胴体はシンプルですもんね。胴に眼やら何やら増えてったペネ子とは真逆ですね、そいいえばw
>>787 わぁ、ありがとうございm……って極細対応早いよ!
>>788 ペテン師だーっ!?
>>785 不思議という意味じゃディールダインとかはなんじゃそらですし
リベジオンは至っては怨念で動いてるからね!!
>>786 実はちょっと左右非対称の頭部と腕部が相当ツボになってたりします
前のは正統派ヒーローっぽさがあったけれど、今度はちょっと影が付いてる感じもあって凄く好きですw
少しマント着せたいとか思ったりもry
主人公「正直言っちゃいますけど、コレ、玩具屋とかで売ってる奴ですよね?」 魔女?「フフフ……『高度に発達した魔法は科学と見分けがつかない』と言うでしょう? 私の魔力が強大過ぎて、貴方には玩具のように見えてるだけ」 主人公「魔法と科学が逆になってるってか、ショボく見せてどうするんだよ!!」 魔女?「……バレてしまってはしょうがないわね。たしかにこのロボットは玩具よ でも、魔法で動くロボは実在するわ」 主人公「へー」 ロボ「私自身が、魔法で動くロボそのものなのよ!」 主人公「アンタ明らかに人間だろ!!」
>>789 >>794 なにこの魔女ペテン可愛い
で作品名は……w
何か今日は色んな作者さんが集まってるみたいなんで、ちょっと聞いてみたいんですが
皆さんって最初に設定をガチガチに決める方ですか?それとも話を優先させる方ですかね
自分はほら、他の皆さんに比べて設定が殆どないから……w
>>794 まさかの超展開www主人公!そのままロボかどうか確かめるんだ!w
>>795 自分はガチガチのガッチガチに決める方
正直かなり縛られてるからお勧めはあまりしない。適度が一番いいかもw
ただ自分は設定に縛られるもとい設定を決めるのが大好きでたまらないからやってるだけですしねw
>>796 どうやって確かめろっていうんだ!
仮に全裸にした後で隅々まで観察して人間だと思っても
「人間にそっくりになるように魔力で外観を誤魔化してるから関節部とかでは見分けつかない」
「体温や血の流れ等もバッチリ再現!駆動音とかもしません」
「動力は食事です。食べ物を分解して魔力に変換しています」
みたいに言い張られたらロボと認めるしか無いじゃないか!
>>798 テストとか軽くやらせて頭の中身で判断すればイインジャマイカ!
うん、絶対理不尽な言い訳されるけどね
>>795 俺はかなり緩めだと思います。基本の骨組み+流動的な素材でやってますんでw
そして大半が脳内金庫というw
>>798 ふむ、確認方法はグロい方法とエロい方法の二種類かなぁ。どちらも名言は出来ないがw
>>794 その魔女はょぅι゛ょだな? ょぅι゛ょなんだな!? いや、ょぅι゛ょに違いない!
>>795 大事なルールだけ先に決めて、あとは後乗せサクサクでその場で作る感じですかねー。
破綻しないように気をつけりゃ、割と何とかなりますし。
もちろん大事なとこはしっかりぼかして、妄想の余地を(ry
>>798 「ロボなら襲ってもかまわないよね?」
とか言って反応を見れb(ry
すみませんちょっと頭冷やしてきます。
>>795 設定自体はガチガチ決める
ロボのスペックだの武装だのってだけでなく
キャラの過去とか何があったのかみたいなのを
本編に書かないレベルの部分まで掘り下げて組み立てる
でも一番優先させるべきは話の面白さ
「こういう展開のが良さそうだが、当初の予定通りにやろう」
という風にはしたくない
「こっちの展開のがいいや」って思えたら
設定そのものを根本から組み立て直す事を考える
無論、既に本編に使った設定や、伏線として匂わせた部分が
矛盾するのは避けなくちゃいけないから
そこら辺もじっくり見返した上で
本編として既に書いて公開した部分に矛盾せずに設定改変する
出来ないならあきらめるけど
魔女?「知ってる?人間の頭に電極を差したら人間の意識が回復した症例があるそうよ」 主人公「えっ」 魔女?「人間も電気で動いているというのがよくわかる例ね。」 主人公「あ、あの…。」 魔女?「つまり、人間とは電気で動いているつまりロボットだったのよ!!!!!」 主人公(駄目だ、こいつ、早くなんとかしないと) こうすればおk
なるほど……皆さん貴重なご意見、有難うございました やっぱり皆凄い創作者として作品に向かうスタンスがカッコいいな&素晴らしいなと思う反面 正直設定作りが嫌いというか、どうしても設定を作るのが苦手な自分はまだまだだなと深く反省しますorz というか姿勢を改めないといけないですね・・・・・
あ、ちょっとばかしたろ氏に質問が! タウエルン世界では心を持ってる自動人形って、珍しいですか?
ロボ?「私がロボットだという証拠を見せてあげましょう」 主人公「いや、もういいですから」 ロボ?「フフフ……これを見ても、そんな強気でいられるかしら?」(両手を合わせる) 主人公「右手の親指に左手の人差し指を当てて……影絵でもしようってんですか?」 ロボ?「フィンガーミサイル〜♪」(右手と左手を離すと親指の先が飛んだ風に見える) 主人公「……そのショッパイ手品やってる人見たの、小学生だった頃の同級生以来です」 ロボ?「なんですって!? まさか、小学校に入り込んでいたというの……超暗黒邪悪魔道ロボット!」 主人公「何ですかその変な単語は」 ロボ?「超漆黒残虐魔術ロボ……魔法で動くロボットと同等の機能を持つ人類の敵よ! 奴らと戦う為に私達は創られたの」 主人公「さっきと名称変ってますよ。明らかに思い付きで喋ってますよね?」 ロボ?「フィンガーミサイル〜」 主人公「人の顔突っつかないでください」
>>805 心……と言われるとちょっと首を捻りますが
本編で出てきたダルナスみたいに人が操る自動人形は珍しいです
ので、タウエルンみたく、自立して意思を持つ自動人形ならいるという設定です。タウエルンだけが特別では無く
>>806 すみません珍獣みたいな子ちょっとお持ち帰りしていいですか。
>>807 了解しました!
よく考えれば、自動人形の完成にティマが必要だったんだから意思はあって当然ですよねw
しかしアレだな ロボスレに長く付き添ってきた古参二人が互いの作品をクロスしあうのは妙に感慨深いな 一年くらい経ったと思うと尚更
これからも長く付き添っていきますよー。 そういえば、タウエルンの1周年は確か今月末か来月の初めですねw
確認してきた 2009/04/14(火) 16:10:20 これが、我らがタウエルン誕生の瞬間だ!
>>804 このスレで量が多い割には一番いい加減な設定書いてると自負してる俺がいうのもなんだけれど
設定なんてもんで一番、大事なのは自分が納得できる事、これが何よりも大事だと思う
そういう設定があれば文章が自信を持って書けるし、何より、自信を持って書かれた文章は多少強引でも説得力が出る
そもそもロボものってファンタジーなんだから、読者にそういうものなんだこれと思わせたら勝ちだと思う
映像ほど、この手段が使いやすくないのが文章の弱点といえば弱点だけれど・・・
と本当は設定にちゃんとリアリティあるようにこだわりたいんだけど、知識不足酷くて、でも勉強するほど時間も無くてジレンマってる俺が言ってみる
実はやたら厨二方向に走ってるのはあんまり知識必要無いからというのもあったりするんだよねぇー
概念だけなら自分の頭でも動かせるし…
自分も設定は結構いい加減ですね。正直、設定よりも優先させるべきは面白さ。 面白ければ生身で星を破壊出来たり光速の拳を放てたりしても大丈夫。 まぁ、面白さ以前に話が全然書けず進まないのが問題なんですが……。 次に投下出来るのはいつになるやら。
アバンタイトルできた〜! 寝るか
うそをつくからこそ設定はいい加減にできないんだよ
結論:設定は御自由にどうぞ
>>763 おおおぉ……!
遅筆さんの味と話の味を存分に感じる絵ですな……!
ジナ姉の足を思わせる足、ガントレットのような手、左右非対称の頭、素晴らしい……ソウカオマエガドミナント…
>>804 自分の経験上、やたら滅多ら国家やら関係のないテクノロジーやらの設定を書いて固めてしまうと、後が苦しくなるという……設定を生かせないのは悲しいですし。
便乗して
>>804 わたくし、ついこの間(ここではないんだが)投下した分が
自分の書きたい話を作るためと称して
設定の崩壊と無数の突込みどころを生み出してしまったのでございます。
ようお前ら、満足か、ご都合主義の塊なSSで……
俺は、嫌だね……orz
だから
>>804 ……お前は変われ……
変われなかった、俺の代わりに……
ご都合主義を納得させるためのモンだしね、設定って
ご都合がないと話そのものが始まらないと思います先生
まぁ何だ 設定を作るのは大事だが、それ以前に話を書けるかが重要な訳で 設定ばかりが充実して、肝心な物語が動かなきゃエンジンの載ってない車な訳で
おいいいいいいいい!?マジかよ!?
あるえ、もう消えてるw やっぱまずかったのかなw
そのようだなw ひょっとこ仮面にまた会えるのか……
>>822 の詳細はロボットゲー板にて
しかしビックリしたわ・・・ホントにまさかだよ
妙な改悪がなければいいけど……
私にプレシアを育てろと申すか。
今日は過疎だな……
ここ2日くらいSSの投下ラッシュないしねぇ ……いや、今投下ラッシュあったら2、3作品で次スレだけど
きっとチャージ中なのだろう
現在絶賛チャージ中にございます。 ようやく5000文字書けた……。
絶賛白紙中ですグヘヘ
絶賛見直し中です。アルコール入ってるので今日の投下は無理かもしれない。ぐえへへへへhwwww
こちらはようやく書き終える様なまだのような… 形は既に出来ているので後は文章をきちんとするだけです
しかしこう見るともうこの時間で書き手が自分含めて4人はいるのねw
なんだかんだで書き手凄く多いよね、ここw
「勢いがあるスレ」の代名詞みたいになってますよねw創発板の中でw
実際勢いあるからなぁw
創作板ってあんまり人気がゲフンゲフン
それは言わない約束だw
ふむむ……面白いのにねぇ。創ったり読んだりするのって(´・ω・` )
これから板全体が活気づいてくといいんですけどね。
マイナーですよねこの板 2chであることを時たま忘れる
だが、それがいい(AA略
確かに、ある種の魅力ではありますよねw 変な事ですけど。
雰囲気が良いのは良いことだ!ww
折り返し地点過ぎてるのに前の分見返すとひねりなさ過ぎだわ迫力ないわで直したくてしょうがない…一からやり直したいぐらい。 だがモチベはともかく時間ggg …とりあえず一旦完成させて考えるか。
>>848 過去の分を見て悶々とすることは多々ありますね
気にせず突っ走っちゃいますけど
でも今回のパートは色々ときっついかもしれん……
もう二作品が投下される気配だと……!? ロボスレはバケモノか…!
という事は次スレの準備ですかね。 携帯の私には無縁の話ですが……。
>>846 隠れ家的というかアレですよ、居心地のいい友達の家とか部室な感じがするんだ
まあまだ四割しか書けてませんがww
>>852 まさしくどんぴしゃですね!
半分ぐらいまでなら書きあげ・・・たのかなぁー これから殺陣だし、毎度殺陣どれぐらい文量取るかわからなくて困るんだよなぁ
>>852 ああ……わかる、なんかスゲーよくわかる
ところでキーワードの中に師匠がある件w
>>852 おお、確かにそんな感じですね!
>>855 長引くかと思ったらサラっと終わったり、その逆もあったりしますよねw
>>812-813 >>817-818 貴重なアドバイス、有難うございました
自分自身のスタンスを改めて考えるきっかけになったと共に
創作活動に対する姿勢を今以上にしっかりさせねばと思います。今一度、有難うございました
そう言えばもう800超えてるんですね。早く自分も明日明後日中に書かないとなぁと
と真面目モードはここまでで
>>852 分かった!
パラべラム―!、野球しようぜ!
>>859 マネージャーは強制的に三つ編みに(ry
俺は4番バッターだからな!
マネージャー ティマ、遥さん、まどかさん、珍獣、ミナ、マナ、ゆき姉ぇ、マチコさん、メルフィー、会長、etc.etc...
>>860 貧乳に興味はn(ジョインジョインハルカァ
>>858 野球じゃなくてラグビーな(ry
もうほとんどルール覚えてないけどね!
>>860 イィヤッホォォォゥ!!
>マネージャーは強制的に三つ編み おい師匠が……もう暴走している……だと……!?
ベンチ要員のタカ坊を愛してやまないマネジショタロックが思い浮かんだ タカ坊には色々便宜を図るけれど、他の部員に興味はない
まぁ作者同士でスポーツしてもアレですからw 各作品の主人公ないし登場人物に合いそうなスポーツって何が浮かびますかね 取りあえず清水さん達率いる姫路隊は柔道ないし格闘技だろうなw
遥さん→マネージャー まどかさん→テニス 珍獣→カバディ
ちwんwじゅwうwww
>>867 まどかさんはスマッシュを決めたときとかに(ry
珍獣にカバディとか似合い過ぎて困るwww
>>869 スコートが見えたり、おっぱいがたゆんたゆんっtうわたまちゃんなにをするやめ
>>865 むしろあの性格上、相手チームに対してキッツい妨害工作を図ると思います
つか別人化しても性根が変わらないとかそれでいいのかオルトロック
ルガ―さんはもうもろベンチプレスとかで、リヒトはスノボーとかそういうスピード感が味わえるスポーツが好きそう
ライ……は何だろう
>>866 「玩具箱の周りで運動会」的なネタが思い浮かんだ
ライはエクストリームエロ本隠しだな
清水さんとかツクヨミさんに真面目な顔でエクストリームアイロンとかして欲し(ry
エクストリームエロ本隠しとか凄いエキサイティングですね 各主人公でやったらだれが一番上手いんだろう
>>875 その写真見たら10秒耐えられない自信がある
ムッツリな雪人はそれなりに早いと思います バレるとお姉様から熱いご説教が待っているので隠す技術だけはピカ一です
そういうのはリヒトが一番強そうなイメージがw
実はウブな遥さんにどうエロ本を隠せと言うんですかー! まどかさんにエロ本は見せてはいけないような気がする……。
まどか+エロ本=ヴァースト こうですねわかりますよくわかりますww
ウチの隆昭は駄目だろうなぁと。隠し事も出来ない子ですし ショウイチは色んな意味で解脱しているので マキは枯れてますし嫁がいますから苦笑いしてます
そして珍獣は机の上に堂々と置いておく、と
>>881 そうなる前にたまちゃんに抹殺されるぞw
>>884 いえ、思春期真っ盛りです
ですが普通の子なので、メルフィーとの初対面でも吃驚するしか出来なかったんです
タカ坊の家の本棚にガサ入れしたいです
きっとタカ坊は紙ではなくjpgに違いない
>>886 見られても言い訳できるレベルのブツばかりが出てきそうだw
アイドルの写真集とかw
タカ坊の部屋のガサ入れのために集まったおっさんやお兄さんはこう語る。 ――――道に落ちているエロ本ほど、背徳的なものはない。
まぁ隆昭だけでなく学生諸君も同じ感じだとは思いますけどねw ヤスっちや守屋君や京介君も そう考えると少し年上だけど同じ十代な遥さんのメンタリティって凄い逞しいなとw
同じ苦労人チックなタカ坊は驚くだけだったのに雪人と来たらもう どこが普通なんだほんともう…… まあ、このまま突っ走りますけどね! しかしアイドルの写真集って持ってるもんなんだろうか
>>888 そういやこのスレの作品でアイドルキャラっていたっけか?
身体も逞しいよ! まあ、本当は凄く甘えん坊なんですgジョインジョインハルカァ
仕事がアイドルの子は居なかった……です?
ハティ「ツクヨミ、俗に『エロ本』と呼ばれル物を隠し持ってたりするのか?」 ツクヨミ「あれば監視しているお前が気付かないはずがないだろう」 ハティ「それモそうカ」 ツクヨミ「俺はそもそも本など必要としない」 ハティ「……それハどういう意味なんダ?」 ツクヨミ「言葉通りだが」
つかよく考えたら今の隆昭最高の環境じゃないか しっかり者のロリ三つ編みに無自覚だけどエロいロリに年下巨乳に同年代巨乳にあぶないお姉さんに だけど全く色気というかそういう雰囲気にならない!ふしぎ!
タカ坊が本家タカ坊状態になる妄想をした奴は十秒以内に画面からマキ逆流
>>894 確かいなかったかと
>>895 しかし無駄に言葉が力強いなw
脳内彼女説再燃かとビビったぜw
>>895 ち●んこが勃たないんですnうわツクヨミ先生こっちこないで
>>897 タカ坊がヘタレなおかげですね!
>>898 なんかえらいレベルが違うようなw
そういえば、何気にお嬢様多くね? まどかさん筆頭に、ミナマナとか、メルフィーとか
まぁその分最強のマッチョ主夫に最強の壊し屋に最強のツッコミ役がいるから恋愛沙汰になんかなれないんですがねw てかこんな流れでもう900とかいいのかwww
もう900……!?
下手しなくてもこの流れで次スレにいきそうw
前線までやってきて歌うようなアイドルキャラ出すかな〜と 久々に種死のMAD見ながら思ったが……
九尾の大妖狐と白ウ詐欺と天然もいるな ……どこまで人畜無害なんだペネ子はw
>>907 歌は構わんが、電波ポエムはやめろよ!絶対だぞ!
キラッ☆
ネタだけなら思い付きはするんだよなぁ アイドルコンサートに合わせて 痛々しいカラーリングにされたスカンクエイプを ツクヨミが高い操縦技術で無駄に可愛く踊らせるとか 問題はそれを本編に組み込む価値があるのかという事で……
語源的な意味でのアイドルだけど行方不明の母親の代わりに反乱軍のジャンヌ・ダルク役をやる主人公という構想はあるんだがなぁ。 ブーム的にきついかもしれん。
>>912 ジャンヌ・ダルクの最期って色々エロいよね!
と思ってしまった最低の俺
いや、何つーか輪○されまくったってのを最近知って
色々複雑な気分になったんですわ
えっちなのはいけないとおもいます! とショタロックが
>>913 うへぇ……
一応国家間の戦争が軸なのでそういうのもあるよなぁ、などと考えて少しブルーになります
登場人物に茨の道を歩ませたいとか言っといてこれだよ!
>>913 信者にたかられた挙句燃やされるなんて……
PBM二次でジャンヌに関連した名前を使おうとしてた自分の心が痛む
>>913 魔女狩りなんてのも大半はねじ曲がった妄想しかできない童貞が
自分の性欲満たすためにやってたもんですしね(誇張表現が含まれています
異端審問はカッコイイ。 そう思ってた時期が自分にもありました。
へぇ、異端なんていたんdうわ極細なにをするやめ
なんとなくわかります
これは今日中に次スレだなw
俺、次スレになったら作品を投下するんだ……
明日wikiの更新しなきゃいけませんねー。
そういや、結局テンプレにあんまり手を加えてないなw
毎度毎度お疲れ様です
そう聞くとやっぱり戦争ものは簡単には扱えないなぁ。 なによりスレ的に男の娘ネタ被る。
男の娘はいつでもステンバァーイ
俺は明日明後日ですかねー。かなり滞ってるクロス書かなきゃ
>>926 うーんなんつうか、そうリアルにエグくに考える事も無い気がするんすよ。というか描写しなくても
あくまでカッコいいロボット同士が闘いあう、その舞台が戦争ってくらいの考え方で
まぁこれはあくまで自分自身の考えなんですが
それはそうとPBM氏、毎度乙です
しかし、あんなに心配していた容量がダダ余りとはw
緩急激しいなw
どんな埋めネタが出てくるのか楽しみだったり
>>923 いつも編集乙です!
思いつきで構成変えたら本編が長引いてしまっている……orz
最近小ネタしか投下してないなぁw
てのひら1話、結局21号機には間に合わなかったでござるなぁ……。
まだだ!まだ間に合……わないなw
最近気を抜くとブーストするなぁ… 置いて行かれない様にするしかないんだけどね
いかん、書く書く言ってて全く書けないw 埋めというかまた雑談ネタだけど 今まで出てきたスパロボ風合体攻撃で、3機とか4機での攻撃って出てないですよね ファイナルダイナミックスペシャルみたいなwそういうのだったらどんな合体攻撃が見てみたいですかね 自分はレガシアムとネクソンとリべジオンでの正にダイナミックな合体攻撃が見てみたいかな
リベジ、ヴィルティック、ペネ子でやたらかっこいいのを所望する!
SD絵が出てるのでイメージしやすいのも多数w
ペネ子に至ってはフォームチェンジ後もあるしな
もう22号機になりそうですねー。 すっかり言い忘れてましたが、次スレから 劇場版 最強無敵ロボ・ネクソンクロガネ 異世界からの来訪者 スーパー創作ロボット大戦OP映像風 仮想戦闘記録 の三つを連載作品紹介から削除するようお願いします。
あとGEARSの作品紹介のスポード感の誤字をスピード感に修正ですね
今更ですけど、Tuerunも間違ってません? 確か最初投下された時はTauerunだったような気が……。
確認してきた 最初はTauerunだけど、以降はTuerunだな
まあヘーシェンのスペルミスよりは実害ないだろうし
おかげでぱんつでPadで……あとなんだっけ とにかくしろかわいいよしろ
あれ、なんでスレ建て前でむしろ減速すべきなのに埋めネタとかほざいてるんだろう。 頭沸いてるのか。
んじゃちょっと行ってみますかね
駄目だったらお願いします
取りあえず変更点はスポード感とリベンジャ―・レディと
>>940 で良いんでしたっけ
そういや下の方に眠っている同型機こと21スレは放置でいいの?
いいと思うよ
やっぱり駄目でしたorz
>>955 の方、お願いします
>>951 あのスレは間違って立ててしまったという事で、本人からの頼みもあって放置にしてあります
チキンレースだ!
おまんらチキン過ぎじゃw 駄目元で行ってくる
>>956 新型機建造乙です!
すいません、小ネタ書いててスレ見てなかったですorz
>>944 投下乙です!
このイラストだけでも色々想像かき立てられますねーw
埋めネタでとりあえず
>>936 氏のネタを頂いて今書いてますw
ダイナミックにカッコイイかは…………(´・д・`)エゥ
>>944 投下乙です! 何これ……どっちも凛々しくて惚れてしまいます。
>>956 スレ立て乙。
よくやった、邪神ヴォルクルスに洗脳される権利をやろう。
PBMにも邪教徒と邪神出す予定だったのをすっかり忘れてました。
wiki更新、完了しましたの。 サイズの変更などで時間がかかるので、イラストは少し待って欲しいですの。 教えてくれ、ごひ。俺はあと何回シャウザーをとっつけばいい。NHOHは何も答えてくれない……。
>>961 更新乙であります!
さて、誰もいなさそうですので、埋めネタを投下。これ含めて4レスほどー
「レガシアム、最強無敵ロボネクソンクロガネ、リベジオンの合体攻撃」 ―画面に3機が並ぶ。 田所カッコマン「フォーメーションDだ!不破くん!黒峰くん!」 優作「了解!」 潤也「……フン」 ―リベジオンが翼を打ち振り、漆黒の空へと飛翔する。 優作「敵の動きを止める!カイア!グラビティー・フォース・フィールド展開!!」 カイア「分かったよユウ!」 ―優作とカイアのカットイン ―レガシアムが敵機体の正面に突っ込み、超重力の力場を纏った右拳で下から殴り飛ばす。 優作「カイア!敵機を捕縛しつつ、重力レンズを形成!」 カイア「任せて!」 ―打ち上げられた敵機体に向けて、レガシアムがアッパーの体勢に振り抜いた拳を開き、右手の掌を向け、重力操作で相手を空中に固定。 ―同時に敵機体に顔を向けたネクソンクロガネの正面に重力レンズが形成される。 優作「田所!いいぞ!」 田所カッコマン「ありがとう!……行くぞ!最強無敵ロボ・ネクソンクロガネ!!」 ―田所カッコマンのカットイン 田所カッコマン「ハイパー!ネクソンクロガネビームッ!!」 ―ネクソンクロガネのカメラアイ下に配置されたビームドライバから放たれた金属粒子ビームが、重力レンズによって加速され敵機体に命中し風穴を空ける。 田所カッコマン「今だ!黒峰くん!」 潤也「……言われなくても分かっている」 ―リベジオンがブリューナクを構え敵機体目掛け急降下。同時にレガシアムが重力フィールドを調整、リベジオンの前に『道』を作り上げる。 ※ ―リベジオンが空中でホバリングし、ブリューナクを敵機体に向ける。 ―矛先が左右に展開し砲身を形成。 ―潤也のカットインが入る。 潤也「……喰らえ」 ―リベジオンの槍を握る手元がアップになり、トリガーが引かれる。 ―放たれた閃光が『道』を通り、ネクソンクロガネビームが空けた風穴を押し広げるようにして炸裂する。
トドメ演出 ※から ―ブリューナクを構えたリベジオンがレガシアムが作った『道』を飛翔し、敵機体にその矛先を突き込む。 ―リベジオンから紅い閃光が走り、敵機体になだれ込み、黒槍の矛先に収束していく。 ―矛先の空間が歪みはじめ、その歪みは紅の光を通し、一点の大きな光となっていく。 ―潤也のカットインが入る 潤也「……終われ」 ―リベジオンの槍を握る手元がアップになり、トリガーが引かれる。 ―閃光が爆発的なエネルギーとなって矛先から解放され、敵機体を内部から蹂躙する。 ―シルエットになった敵機体がひび割れ、内側からの光に溶けるように崩壊する ―敵が崩壊した後、空中でホバリングしながらブリューナクを一振りしたリベジオンが、ネクソンクロガネとレガシアムを一瞥し、 潤也「……これでいいんだろう?」 ―翼を広げ飛び去っていく。 合体技「ディエス・イレ」(仮) 17話、28話、34話で条件を満たすと、42話から追加される。 属性:格闘 移動後攻撃不可 単体武器 攻撃力:7040 射程距離:1〜3 命中修正:+30 クリティカル修正±0 EN消費:50 必要気力:130 備考:バリア貫通 サイズ差補正無視 地形適応:空A 陸A 海B 宇A
以上です。 武器データは適当なのでお気になさらずw イメージと違ってたら申し訳ない
>>961 師匠wiki更新乙です!
って、何でシャウザーとっついてんだアンタwww
>>965 また突撃前提の漢仕様……だと……!?
って、シャウザーじゃなくてジャウザーですよ師匠
>>966 あ、少しバランス悪いですねwもうちょっとデータ考えますw
そういえば、今日は某国からの攻撃予定日ですね。鯖落ちしなきゃいいけど……。
>>965 おお、レガシアム大活躍ですね! GFFは万能だなぁ。
>>967 つっ、釣りです! 釣り! 決して間違えたわけじゃないんだからね!
なんだかやるきがでてきたぞ 放置していたプロットをまたいじろう
971 :
創る名無しに見る名無し :2010/03/06(土) 08:05:11 ID:BgqNstHL
ここの住人でMAGしてる椰子はおらんかえ?
ちょうどいいから投下します
※ 「ひ」 初めに、しゃくりあげるように一音だけ。 「ひ、ひ、ひ」 老いたる狂博士。地下奥深くに、不気味な笑い声を響かせて。 「ひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひッがはァッ、げェッヘィッ!?」 むせる。 「ン、ング……。とにかく、完成度は五〇足す三〇で、えーと、八〇パーセントッ! 安全圏ッ! これで理論 上は、大ネクソンをも、狩れるッ!」 悪の天才・悪山悪男だ。 無法地帯となったロボヶ丘市には目もくれず、一心に己がわざを振るう。独自のルートで材料と部品を掻き集 め、個人所有の機関群をフル稼働させて、メカ恐竜なる巨大な機械仕掛けを組み上げる。その手捌きじゃといえ ば、かの鍛冶神ウルカヌスもかくや。 目にも止まらぬ早業でコンピュータの鍵盤を叩くその背後で、あろうことか、虚空がにわかに歪んだ。 「健勝のようだな、爺」 出現した何者かが第一声を発する。 ひとを酔い痴れさせる不思議な魅力のある、苦み走った男のものだ。表情に余裕ぶった笑みをひとかけら、悪 山悪男に呼び掛ける。 漆黒の牧師服を纏う怪人物だ。十字架は下げず、聖書の代わりにスーツケース。蒼褪めた貌はひとのものとも 思えぬ。瞳には知性の輝き、いっそ凄絶なまでの光。 ただ者であろうはずもない。設置者の正気を疑う悪質な警備システムを跳び越え、およそ前人未到の悪山研究 所最奥に、物音ひとつ立てず侵入してみせた男。 「は。やはり来たか、青瓢箪が」 どこか親しげな口調で、悪山悪男は応対した。突然の来訪にも、驚きさえせず。 「やらんぞ」 「不要だ」 交わされる言葉は最小限。それだけで通じるものが二人の間にはある。 T−レックス型メカ恐竜、ワルレックス系列最新鋭機、“暴帝・ダイノスワルイド”を巡る会話だった。 悪山悪男の機嫌がやや悪化。最高傑作の扱いの軽さが面白くないのだった。 「ならば帰れ。この悪の天才・悪山悪男、貴様なんぞに見舞われるほど耄碌してはおらんのだぞ」 そこでひと息を入れ、悪山悪男はその名を叫ぶ。 「ヒズミ・ワールドシェイカー・ヨコシマッ!」 呼ばれた男は、硬質な拍手の音を響かせた。 「結構、結構。まだどうにか私の名前を覚えていたか」 忘れられるはずもない。 その男、ヒズミ・ワールドシェイカー・ヨコシマ。 本名を、邪馬歪(よこしま ひずみ)。“世界を震わせる男(ワールドシェイカー)”という二つ目の名を有 する、世界第四位の狂博士。不正なる者どもの王。 旧知の間柄である。今でもしばしば取引をするていどには交流があった。
悪山悪男は、つっけんどんに手を振って迷惑な客を追い払う仕草をした。 「で、何の用じゃ若造。儂ゃ忙しいんじゃ。メカ製造は五十年後まで予約でいっぱい」 「新造する必要はないだろう」 ワールドシェイカーは、邪険な扱いにも薄っすらと笑い、悪山悪男の台詞を遮る。何もかも見透かしたような 目をしていた。 「あるはずだ。“もうひとつ”。そいつを寄越せ」 老博士の耳が、引っ張られたようにわずかに動いた。 あからさまな反応に、ワールドシェイカーはほくそ笑む。ここにあるのだと確信する。暴帝・ダイノスワルイ ドに先んじて、悪山悪男が完成させたはずの、その雛型が。“プロト・ダイノスワルイド”が。 「……そういうところが好かんのだ」 悪山悪男は、作業の手を完全に止め、椅子を回転させてワールドシェイカーと向かい合った。 「何を企んどる」 「退屈凌ぎにロボヶ丘に介入してみようかと思ってな。ただし、私が悪者と戦うのではバランスが悪い。ここは 裏方に回り、対抗勢力の戦力を補正したい」 「対抗勢力じゃと?」 そのとき悪山悪男の脳裏に浮かんだのは、余生における張り合いとでもいうべき若者だった。所在不明の田所 カッコマン。今は失われし最強無敵ロボ・ネクソンクロガネのパイロットだった男。 「正義の味方の味方をするということになるが、お主それでよいのか? あの、ミラクルとかいう小悪党や、何 ちゃら四天王などという不良グループは、お主側の人間じゃろうが」 「ハハッ」 ワールドシェイカーは初めて声を上げて笑った。 眼の光、いよいよ強く。 「我々に奇跡など似合わん」 告げたひと言に、万感を篭めて。それは人類の叡智とわざを体現する狂博士としてか、あるいは。 「……付いて来い」 悪山悪男が、重い腰を上げた。 下る。下る。 古めかしいランプだけを頼りに、螺旋階段を下る。二人の靴音が真っ逆さまに縦穴の深淵に落ちていく。 話題は自然に狂博士同士のものとなる。 「“チクシュルーブテクノロジ”」 ヒズミ・ワールドシェイカー・ヨコシマは語る。 「巨大隕石によってもたらされた外宇宙文明の技術だ。ネクソニウムも元素に擬態した装置の一種であるという のが、これまでの研究から導き出された見解だ」 「その装置の集合が外的なショックに対して発揮するマイクロプロブレマティカ効果により、ネクソンタイプの 装甲は物質の限界を越えて維持されるわけだな」 「ナノマシンどころではない極微の世界を支配する技術。科学的には理解し難いが、どうやら宇宙人には物質の 枠組みそのものを書き換えてしまうという、反則のようなわざがあるらしい」 「それで例えば原子じたいに細工をするわけか。興味深くはあるの」 白衣の裾で階段を舐めながらのしのし歩いていた悪山悪男が、ふと足を止めた。 「このあたりなら見えるじゃろ」 ぽちっとなと呟き、血管の浮いた手を懐に突っ込んだ。 強烈な照明装置が稼働する。 御伽噺の巨人が水を汲む深井戸を思わせる縦長の空間をいくつものライトが探る。 「肉眼では無理だな」 「いいや、あるぞ」 悪山悪男はいうが、正午の太陽にも近い光量にも、その輪郭はまるで浮かび上がらなかった。 何故なら。 「黒いな」 そう、それは黒いのだ。 黒すぎる、あまりにも。光のある世界と隔絶したかのように。 「ほれ、そいつがカメラアイじゃ」 なるほど確かに、燃えるような瞳が闇に浮かぶ。感情が宿るとすれば、それは憤怒か。
ワールドシェイカーは、コンタクトレンズに仕組んだ装置を用いて独自に分析を開始。“プロト・ダイノスワ ルイド”、その恐るべき全貌を解き明かしていく。 それには構わず、悪山悪男は怪作を自慢。 「それは超ネクソン鋼系の代替技術である“錬久尊鋼”の擬似マイクロプロブレマティカ効果による、地上最強 の防御力を誇り」 であるならば、ネクソニウムの反応がないのも道理。 「“進化形アークトメタターサル”を足回りに採用したことで、重重量にして高機動という、従来の巨大ロボッ トを闇に葬り去る反則的性能を実現したのだ!」 構造的な収束と分散により柔軟なダメージコントロールを可能とする下肢駆動系か。 「口腔衝撃波を生じる“アンチスーパーロボットビームドライバ”の大出力を約束するのは、門外不出のワルヤ マ式エクトサーミックドライブ!」 野心的な内蔵兵器を貌に隠し、狂博士の手掛けた窮極の動力炉で稼働する、それは巨大人型の鋼だ。 ああ、それは、つまり。それの意味するところとは。 目が、ようやく慣れて。 “世界を震わせる男”に、震えが走った。 「これがプロトタイプだというのか、悪の天才、悪山悪男……!」 世界で四番目の狂博士は、思わず驚愕と高揚を露わにしていた。 「ああ、あくまで練習じゃ。巨大人型など久し振りだったからな」 悪山悪男は大して面白くもなさそうに断じる。照れのためにいささか頬が持ち上がっていることに気づけるた だひとりの人間は今この場にはいない。 「練習、練習か!」 聞いて、ワールドシェイカーのテンションが跳ね上がった。 「チクシュルーブテクノロジのひとつも用いない純正地球製の機体でありながら、大ネクソン級に到達した、ハ ハッ、この“化け物”すら練習かッ! 貴様にとっては!」 笑う、笑う。 並のネクソンタイプなど歯牙にも掛けぬであろう、その性能のためばかりではない。 これならば他のどんな機体よりも“相応しい”といえる。 ひとしきり哄笑を響かせてから、男はやがて。 「……趣向を凝らして必ず届けよう。この狂博士ヒズミ・ワールドシェイカー・ヨコシマ、いいや」 いつもの傲然たる態度に返って老博士に宣言する。 「ワルサシンジケート大首領、ドン・ヨコシマの名に賭けて」 勇者を待つにも飽いた魔王が、こうして動き始める――! 第七話 恐慌! シロガネ四天王三たび現る!
※ あらゆる叡智、あらゆる技術が吹き溜る国際都市、メカニッ京は大メカロポリス。 その高空数キロメートルに浮遊する、巨大な“会議室”の存在を知らぬ者はおるまい。 全金属製飛行船に分類される空中戦艦がそれの正体だ。 金属板に覆われた紡錘形の船体。秘伝のガス。ハリネズミと比喩される迎撃システム。自己主張の激しい赤の ファイアーパターンが目と心に痛い。 ケンケンゴー号。朱に染まった空飛ぶモビー・ディックに付けられた、それが愛称だ。 武闘派市民団体、E自警団。官憲や軍隊でも対抗できぬ巨悪を討つ、無頼無法の正義の味方。その保有する移 動要塞がひとつ。 カーゴにはE自警団の頭脳、十大技師長(チーフ・テン)をはじめとする、はぐれ研究員どもが集う。ある者 はその身ひとつで空を渡り、ある者は無線ネットワークを通じて、またある者は弟子やマシーンを遣して。会議 を踊らせる。今日も、今日も。 図々しくも有名な騎士の物語になぞらえた円卓は、席数の十三分の七までが埋まっていた。 議長席の男、十大技師長が第一位、老獪なるギゼン・シャシェフスキ。鷲鼻を揉みながら厳かに口を開く。 「ワルサシンジケートからの刺客、真最強無敵ロボ・ネクソンクロガネか……」 「シロガネです」 いきなり会議室に沈黙が訪れた。 指摘した娘、ストリキニーネ・本郷に、周囲から冷たい視線と圧力が突き刺さる。 中心人物であるギゼン議長に恥を掻かせたものと見なされたのだ。もともと縦社会や学閥争いを毛嫌いする者 の多いはぐれ研究員の集まりにしては、十大技師長には妙に小さな面子を重んじるところがあった。困った体質 である。 「……同じようなものだ」 「これだから近ごろの若い者は」 「失礼しました」 内心の辟易をおくびにも出さず、ストリキニーネ・本郷は悄然と頭を垂れてみせた。歳は若く、もうしばらく は十代である。頭に被った飾り気のないベールは、薬品の影響で青緑色に変色した髪を隠すためのものだった。 彼女は十大技師長第九位、最後の良心・菊野くすりの名代として出席していた。敬愛する上司の立場を危うく するわけにはいかない。 「さて」 わざとらしい咳払いの後、ギゼン議長は苦い顔で円卓を見渡した。 「空気を読めない小娘に腰を折られたが、それでだ、そうそう、ネクソンシロガネについての傾向と対策だが」 はぐれ研究員たちが一様に頷く。 本日の議題はそれだ。 ワルサシンジケートの生み出した最新型のネクソンタイプ、真最強無敵ロボ・ネクソンシロガネを如何にして 破壊するか。 口火を切ったのは新進気鋭の第十位、若きアル・アブドゥルアジズ。熱砂に肌を焦がした剽悍な青年だった。 「まずはおさらい。敵は大ネクソン級、真最強無敵ロボ・ネクソンシロガネ。一体で中ネクソン級に匹敵する四 天王機、それが四体合体して最大攻撃力に特化した姿といえましょう。一対一の決闘形式になることの多いネク ソンタイプ同士の戦闘において、ノーガードの殴り合いに競り勝つことがその設計思想と思われます」 『実際どうなの? ネクソンオリハルコンあたりをぶつけても勝てない?』 黒眼鏡の東洋人が、モニタ越しに口笛を吹くような口調で言った。第八位、人を食った孫紅龍。不真面目な態 度に、ギゼン以下数名が眉を顰める。うちひとりの禿頭の中年が捻じ伏せに掛かる。 「滅多なことをいうものではない。オリハルコンは剣聖カッコマンブレードの卓抜した技量によって殿堂入りし た機体ぞ。性能差など簡単に覆せるッ!」 『……性能では負けてんのね』 孫紅龍は肩を竦めてから身を退いた。挑発の置き土産がいかにも“はぐれ”らしい。
「むかッ! ……まあ、いい。そういうわけで、今回のアカガネ及びクロガネの無様な敗北は、無能なパイロッ トのせいであるということは、恐らく間違いないと推測されるッ!」 第三位、怒れるパン・ギフンは、曖昧に断言するという器用な真似をしてみせた。 「一撃必殺ロボ・ネクソンアカガネは修理すれば復帰できるんでしょ。海老原カッコウーマンちゃんには、もう 一度チャンスをやってもいいんじゃない?」 熊のぬいぐるみの腕を左右に引っ張りながら、第五位、つぶやくブランカ。歳甲斐もなくというべきか、リボ ンとフリルに埋もれた三十代の女性は、未だに舌っ足らずの真似事を止めない。 言葉を継いで、パン・ギフン。 「しかし田所カッコマンは、資格剥奪とするべきだ。退却すべきときに退却せず、猪武者のように無謀に戦闘を 続行。無様に敗北して貴重なネクソニウムをみすみす敵の手に渡してしまったのだからな!」 「カミカゼってやつか。この科学の時代に迷惑な」 「犯罪組織にネクソニウムの塊を差し出して無防備都市宣言したんだろう? ベース3は」 第二位、嘲笑うジョージ・O・トナーが鼻を鳴らす。 「お待ちください。今回の議題はネクソンシロガネの攻略だったはず。ここで吊るし上げを行うというのは」 「寝言は寝て言え、アブドゥルアジズ。敗因の分析を疎かにして勝利はない」 ギゼン議長は有無も言わせない。誰が見てもその矛先は的を外れていたが、アブドゥルアジズは指摘を断念し た。今の空気では何をいっても無駄だ。 「責任者である龍聖寺院光琉ともども、E自警団より追放処分とすることを私からも提案したい」 「異議なし」 「異議なーし」 『まあ、当の龍聖寺院光琉も田所正男も生死不明なんだけどね』 孫紅龍の言う通り、シロガネ四天王の強襲によってセイギベース3の施設は壊滅、内部までワルサシンジケー トに荒らされている。関係者二人の行方や安否は杳として知れない。 既に死んだという者もいる。逃亡ないし潜伏中であるという者もいる。ワルサシンジケートの手に堕ちたとい う者もいる。 いずれにせよ、十大技師長としてはさほど急を要する議題でもなかった。今のところは。 「二人の消息については次回に持ち越すとして、本題に戻ろう」 特にまとめ役に徹するということもなく、ギゼン議長は続けて立案する。 「真最強無敵ロボ・ネクソンシロガネは、このまま野放しにするには危険すぎる。世界各地で調子づいた悪者ど もへの対処に追われて、大ネクソン級が本拠地を動けない現状では」 誰かが緊張に固唾を呑んだ。 「対ネクソンタイプ殲滅戦想定広域破壊兵器……“断罪X”を使わざる得ない」 場の空気が凍りつく。全員、予期していた戦略ではあった。 ネクソニウム爆弾、“断罪X”。 炸裂すれば、超々高熱と激烈な爆風を半径数キロメートルに連鎖させ、範囲内の全てを灰燼に帰すという、最 悪の兵器である。それはネクソンタイプの耐久限界さえ上回る絶対の破壊をもたらす。 後にはぺんぺん草も生えない。 「なるほど各個撃破も面倒ではある」 『街ごと焼き払って消毒ってことか。まあ、仕方ないかもねぇ』 「避難勧告をするというなら……」 「時間の無駄だよ。どうせ今のロボヶ丘市には、悪者さんくらいしか残ってないもん」 「ちょっと待ってください! それはあまりにも」 ストリキニーネ・本郷が口を挟むが、誰も話を聞こうとしない。最後の良心・菊野くすりならあるいはと通信 端末に手を伸ばすが、さすがに会議室内では電波が届かない。時間だけが容赦なく過ぎていく。
「だいたい、ロボヶ丘は巨大ロボット犯罪率に限れば世界最高の地獄都市だということは明らか! アニメでも あるまいに、毎週のように巨大ロボットが暴れる街なんぞ他にない!」 「それはひどい。すぐにでもビルを根こそぎ引っこ抜いて、ロボたちのために遊び場を用意するべきだね」 悪の天才・悪山悪男、己の与り知らぬところでロボヶ丘に最大の危機を呼ぶ。 ギゼン・シャシェフスキ議長が口角を釣り上げた。 粘着質の視線で、順繰りに六人の出席者を見渡していく。 「では、本日の内容を確認しよう! 龍聖寺院光琉及び田所正男のE自警団追放! 真最強無敵ロボ・ネクソン シロガネには“断罪X”を投下してそれを殲滅する! ……以上でよろしいか?」 「……よろしいわけないだろうこのスカポンタンども」 どこからか。 暴言が降って湧いた。 「そんなだから技術力でワルサに負けているのだよ」 第八の出席者、それは、車椅子に座った人影だった。決議直前に会議室の扉を開き、苛烈な言葉を吐く。 左眼を含む頭の半分に、痛々しくも包帯を巻いた女だ。肩に掛かった白衣の白さ。かつて長さを誇った黒髪は 今は刈られていたけれど、凛とした顔立ちをストリキニーネ・本郷は覚えていた。 錚々たる十大技師長のメンバーを、第七位、叱咤する―― 「安易な道を、選ぶでないッ!!」 怖い物知らずのはぐれ研究員が、そこにいた。 ※ セイギベース3は、更地になっていた。 田所正男は呆然と立ち尽くすしかない。 初めはうっかり進むべき道を間違えたのだと思った。次に悪夢か幻覚だと思った。 しかし、現実はいつまでも待ってはくれなかった。 壊滅だ。 クレーターのように抉れた地形。赤褐色の剥き出しの地肌。土埃を被った設備の残骸。地下にあった広大な空 間は、とうに埋め立てられてしまっているだろう。 最強無敵ロボ・ネクソンクロガネでもここまで出来るかどうか。真最強無敵ロボ・ネクソンシロガネの制圧力 が窺える光景だった。 (これが、あらゆる面から正義の巨大ロボットを支えて来た、秘密基地の成れの果てだというのか) 絶望感に、寂寥感に、田所正男は崩れ落ちた。 はぐれ研究員・龍聖寺院光琉の安否が気に掛かる。このていどで彼女が死ぬとはどうしても思えないが、さり とてあの状況から鼻歌混じりで難を逃れられるわけもない。 それに。何より。 彼女が生み、彼女が愛した、最強無敵ロボ・ネクソンクロガネは死んだのだ。 真最強無敵ロボ・ネクソンシロガネの必殺技によって破壊された。完膚なきまでに。 そこに希望的観測の入る余地などない。
「俺が、殺したも同然じゃないか……」 世にある全てのモノに、心は宿るのではなかったか。 そうだ、田所正男自身がそういった。 ならば、モノが壊れたとき、その魂はどこへゆくのだろう? 「ちっ、くしょうッ!!」 堪らなくなって、地面を殴りつけた。生々しい傷がひとつ増えただけで、何にもならない。そんなもので忘れ られる物事などない。 もし、どこかで撤退していれば。もし、もっと早くシロガネソニックを撃破できていれば。選択肢ばかりが脳 裏にちらついて、離れなかった。 けれど激しい感情が湧いたのはその一瞬だけで、洗い流された後には空虚な無力感と毒にも薬にもならない自 己嫌悪だけが残された。最強無敵ロボ・ネクソンクロガネをみすみす死なせてしまったこと。誰ひとり守ること ができなかったこと。そのくせここで何をする気にもなれず醜態を晒していること。 罪の重さに、全てが馬鹿馬鹿しく思えてならない。 「はは……」 それきり、体に力が入らなくなった。 そこが田所正男の限界だった。心の弱みに、疲労と苦痛が津波のように押し寄せる。 歪んだ筐体にもたれて、ぼんやりと空を仰ぐ。ひとを馬鹿にしたような惚けた青色。肘に当たる冷たい金属の 肌触り。音のない穏やかな世界。何もかもが気に入らない。 (どうでもいいか。もう) 不貞腐れて眠ってしまおうかと思ったときだった。 「何をしている、田所カッコマン」 そのとき。確かに。 世界が震えた。 ざわめき。どよめき。 大陸にあっては地震のように、大気にあっては雷霆のように。時間と空間はひと度大きく歪み、圧力を散じて 揺り戻された。 「立て」 仲間の死と己の罪に打ちのめされた戦士に呼び掛ける、来訪者は男。 焦げた土くれを靴底でざくりと摩り潰して、うずくまる少年の背後に立っていた。悠然と、傲然と、あらゆる 制約を受けないかのように。 「立たんか」 そうして、ああ、そんなことがあり得るのか。 空が翳る。 その恐るべき男は暗雲を引き連れてやって来た。恐らくはひとの身でありながら、呼吸するように神か悪魔の わざをなす。ヒズミ・ワールドシェイカー・ヨコシマという名の男だ。少年は知るまいが。 「……」 「期待外れもいいところだな。とんだ“カッコツケマン”だったというわけだ」 だんまりに失望したのか。 直後、男の気配が濃度を増す。殺気などという生易しいものではない。存在のすべてを否定せんとする、それ はもはや物理的な斥力とでもいうべきか。 田所正男も振り返らずにはいられなかった。男の足下から跳び退き、敵愾心に身構えざるえなかった。熱を喪 ったはずの心の臓までが、火の気を生じて燻ぶる。冬の息吹を受けて逆に燃え盛る、木炭の赤のように。 男の全身から迸る“悪”の属性が、田所正男にそうさせたのだ! (悪、悪か。ああ。ただのひとりでありながら、この男は巨悪を感じさせるッ!)
「……そうだ。正義の味方であるならば、決して許容してはならない。この私を」 唇だけを歪めて、男が笑う。 それは容貌魁偉なる人物だった。既に壮年の域に達しようかという男だ。蒼白い貌の色。背の高さよりも肩幅 の広さの目立つ、鍛え上げられた躰。立ち昇るような威圧感を発する。 十字架を下げず、聖書を抱えることもなく、飾り気のない黒色の牧師服だけを纏う。聖職者、いいや、その、 そっくり逆位相に在るはずだ。 鈍色のスーツケースは、あまり似合ってはいない! 魔窟の闇を嵌めこんだのに違いないその眸には、ひとびとの心凍てつかせる凄み。 「俺を試したのか。あなたは、いったい……」 「こンの、クソたわけがッッ!!!」 言い止まぬうちに、田所正男が吹き飛んだ。頬に熱、視界に電流火花。殴られたのだと理解する。 男は薄い笑みから一転、憤怒の相となっていた。 そのまま大喝する。 「私が何者かを問うより先に、まず自らの姿を省みることだな!! 貴様の今すべきことは、何だッ!?」 「ぬう。……その通りだッ!!」 田所正男が立ち上がる。その魂に火がつく、若さがスパークする。握り締めた拳に、かつての力が甦る。 それは、どこまでも単純であり、然るに最強たり得る精神だった。 「どうかしていた!! 俺は田所カッコマン!! 愛の戦士!! 正義のカッコよさを知らしめるこそ、正義の 味方三大義務のひとつッ!!」 「今の貴様はどうだ!?」 「とてつもなく、カッコ悪いッ!!」 「ならば、どうすればカッコいいのだ!?」 「全てを賭して、ロボヶ丘のひとびとに手を差し伸べるのみッ!!」 「上出来だッ!!」 荒野に叫ぶ二人の男。魂をぶつけ合うように。 「いいか田所カッコマンよ! 最強無敵ロボ・ネクソンクロガネは確かに死んだ! ネクソニウムはすべて悪の 新兵器に注ぎ込まれた! 既に欠片ひとつ残ってはいないッ!」 「おうッ!!」 「だが、それがどうした! 最強無敵ロボ・ネクソンクロガネは絆を残した、夢を、概念を、未来へとつながる 今を刻んだ! “キカイ”とはそういうものだ。どうしようもなく脆弱にして、およそ不滅なるものだ!」 それは、田所カッコマンの目尻に涙を呼ぶ! 情けないだろうか? いいや! 恥ずべきだろうか? いいや! 『泣き喚いてもよいッ! 真摯な感情のかたちとしてならば、男にもそれは許されるッ!』 ボクらのはぐれ研究員・龍聖寺院光琉が、かつて、そう教えてくれた! ああ……。 最強無敵ロボ・ネクソンクロガネは、もう、いない。 田所正男を、龍聖寺院光琉を、ロボヶ丘を守って死んだ。 たくさんの、たいせつなものを遺して逝った。 「さらばだ……ッ!! 最強無敵ロボ・ネクソンクロガネ……ッ!!」 田所正男は、黒き鋼に別れを告げる。 空っぽの大地を渡る爽やかな風に乗って、どこからか勇気を呼び覚ます歌が聞こえたような気がした。 そうして。 うずくまるのは、もう止めだ。 立ち上がるべき時はとうに来ている。大遅刻だ。 「それでいい! 鋼の力を取り戻せ、愛の戦士・田所カッコマン! お前は今ッ、ようやく試練の門の前に立っ たのだ! であるならば、この狂博士ヒズミ・ワールドシェイカー・ヨコシマの名において」 田所カッコマンは、ロボヶ丘を救い出すために、傷ついた躰でそれに挑むことになる。 「ここに“ボルカッコマン試験”を開始するッ!!」 それとは、最強のカッコマン。 すなわち田所正男は、“ボルカッコマン”の領域に挑むのであるッ!!
ごめんなさい、今回はここまでです。
中、後といくかな。次も直後から続けます。
今後の展開についてはほぼ丸裸だと思うけど、内緒だよ? 絶対だよ?
早くロボロボしたい。どうせ歌うだけとかいわない。
おまけ
これがE自警団が誇る十大技師長(チーフテン)だ!
第一位、老獪なるギゼン・シャシェフスキ
第二位、嘲笑うジョージ・O・トナー
第三位、怒れるパン・ギフン
第四位、大富豪ミスターハリケーン
第五位、つぶやくブランカ
第六位、サボるホセ・イシュー・ジンコ
第七位、叱咤する龍聖寺院光琉
第八位、人を食った孫紅龍
第九位、最後の良心・菊野くすり
第十位、若きアル・アブドゥルアジズ
チーフテンにはろくなやつがいません。特に上位。
ていうか七話以降にはたぶん出てこない。忘れていいぞッ
>>963 すげー! 感動しました! 映像が眼に浮かぶようだ!
律儀にありがとうとかいってるのがすごいカッコマンっぽい!
22号機のスレ立て乙です。
ではまた。
>>981 投下乙です。
誰も彼も熱いですね。特に最後のやり取りにマジで鳥肌が立ちました。
悪山の爺さんも何かとんでも無いマシン作ってますし、最強のカッコマン、ボルカッコマンの登場と逆転劇も楽しみです。
続きを心より楽しみにしています。
>>981 投下乙!十大技師の二つ名ww
文章のキレと熱さもさることながら、敵味方の相反が面白いことになってますねぇ。
復活イベントが楽しみでしょうがない。
>>981 投下乙です!
いつにも増して熱い、熱いよ、熱いよママン!
悪爺はなんやかんやでやっぱり天才なんですね、惚れてしまいますw
ヨコシマさんもかっこいいなぁ。こういう敵って素敵ですよね!
あっ、カッコマンブレードはやっぱりいるんですかwww
そしていつかのボルカッコがまさか本当に登場するなんてwww
>チーフテン
こういう十傑衆とか九大天王みたいなの凄く好きですw
では、次回も楽しみに待ってますね!
>>981 ちょ、ボルカッコマンwww
いつも以上に熱っ苦しいな、だがそこがいい!
復活イベントはやっぱりいいもんだ……しかも主人公とライバルとラスボスが共闘関係ってw
これは次回も期待せざるを得ない!
そういえば、今回はネクソンクロガネ乗り換えが確定したわけだけど、今まで主人公機が変わったのは PBM!(リヒター →リヒターフォームチェンジ) ロスガ(ティマ 小→ティmうわ極細なにをするやめ マナガル(スカンクエイプ改→スカンクエイプ高機動型→ライズガルム) ヴィルシャ(ヴィルティック→ヴィルティック・オウガ) DS(ポンピリウス→遺跡の機体→新生ポンピリウス) くらいかな?
>>981 投下乙です!
うおおおなんだか燃える展開にwktkですよ!
共闘展開とか燃えに燃えますね! たまんないです!
生まれ変わるカッコマンに期待です超期待
>>986 ペネ子のフォームチェンジが入るなら、ヴィルのヴァーストとE・ヴァーストも入るのではないでしょうか!
ああ、確かに しかし人いネーナw
休みですからねー。
休日人稲は伝統
では埋めネタに便乗して自分も合体攻撃を。 「ハルとデイブ」「ジョー」「サイクラスト」の合体攻撃 ・画面上に四機並ぶ。 合体攻撃の時間だよ〜♪ ジョー「今回の仕事はゴミ収集だぜ!」 直十「これまた随分な相手だなぁ、骨が折れそうだぜ!」 ハル「ロボットに折る骨はありませんけどね。」 デイブ「お前のフレームという名の骨格を破壊してやろうか?とにかく始めるぞ!」 ・ハルとデイブ先行、二手に別れ挟み撃ちの形になる。 ハル「骨折り損のくたびれ儲け〜♪」 デイブ「なに縁起でもないこと言ってんの!?」 ハル「言ってみただけですよ。ほらデイブ、プレゼント(はぁと)」 デイブ「いるかボケェ!!つか真面目にしないとマジにくたびれ儲けになるぞ!!」 ・ハル背後からタックルし吹き飛ばす→デイブ迎撃の形でラリアット。そのままハルのほうまで押し戻す。 ハル「はい選手交代!」 直十「うおらぁぁ!!」 ・ハルと入れ替わりにサイクラスト、敵をアッパーの形で打ち上げ。 ジョー「いよっしゃまかせろ!!」 ・そこへジョーが体当たり。すると敵がコマのように回転。そのままガムテープでぐるぐる巻き。その後四方を囲む。 直十「よーし、周りのゴミも纏めるぞ!」 デイブ「そりゃっ!」 ジョー「それそれそれ!!」 ハル「ソーランソーラン!」 四機手当たり次第にジャンクやらをぶつけまくる。
デイブ「ん?今変なもの投げてなかったか?」 ジョー「細けぇこたぁいいんだよ!」 ハル「ゴミなんて得てして変なものですよ。」 ・最後にハル時限爆弾らしきものを投げる。画面上部にタイマー表示。 直十「どっせぇぇぇい!!」 ・サイクラストゴミの塊を持ち上げペシャンコに押しつぶす。タイマー残り5秒。 ジョー「ふぅ。回収終了だぜ!」 ハル「名づけてファイナルダストシュートスペシャル!」 デイブ「勝手に危ない名前付けるな!!」 直十「はぁーどっこいせ。」 ・三機並んで立っているところにサイクラストも並ぶ。と、タイマーが0になり爆発。爆音と発光、照り返しと共にゴミが飛んでくる。 ジョー「……」 直十「……」 デイブ「…骨折り損のくたびれ儲け…」 ハル「……てへ♪」 合体技「みんなでゴミ収集」 参加ユニットを全て仲間にしたうえで番外編その4までに条件を満たすと追加。 属性:格闘 移動後攻撃 全体武器 攻撃力:3500 射程:1 命中修正:±0 クリティカル修正:±0 消費EN:100 必要気力:140 地形適応:空B 陸A 海B 宇A 特殊効果:移動・攻撃・装甲・運動性・命中率低下(小) 気力低下(大) 正直スマンカッタ
>>944 これは是非是非読み(ry
>>964 ま さ に 王 道
この合体攻撃は反則すぎるwwカッコ良すぎるww
つか性能がコストの割に凄く良い気がするw7000オーバーがデフォってw
>>981 久々の投下、乙です!
ヤバい、ヤバいヤバいヤバい……熱すぎるよ畜生!
悪山じいちゃんとヨコシマさんとのあやしい会話もさることながら、やはりヨコシマさんとカッコマンの会話!
ヒーローの復活を待ち望む悪役……これはもうズルいですよ、痺れるしか無いですよ!
復活イベント、確かに楽しみ過ぎる……次回も待ってます!
>>993 まさかのハル&デイブに作者ながらブラックホール吹きました
ジョーと直十のノリが混ざっても全然違和感が無いwwいいのかジョーと直十
なんかハルの姿がボスボロットで固定されちゃいました、自分の中で
さて、もうすぐ埋まるのでPBM氏に質問何ですが
PBMの世界では書物って
PBM世界独自の言語で書かれてますか?それとも日本語とか英語で今の人達でも読める様になってますかね?
何気に作品世界に凄く関わる事なんで、ちょっと聞いておきたいなと
例の彼女の事もあるし
>>992-993 投下乙です!
掛け合いがw ハルは相変わらずマイペースですねw
しかしなんという嫌がらせ技w
>>994 どちらも存在する、という非常に便利な世界となっております。
え? 適当過ぎる? すみません。だが私は謝らない。
>>995 迅速な回答、有難うございます
あぁ良かったwもしPBM世界独自の言語が主流だった場合、隆昭達がスラスラ本を読めちゃってるシーンを書く所でしたw
一先ず心配事が無くなったので、これからその空いている部分を併せて仮組を完成させる所です
明日には次スレで投下できるかなと
>>996 イィヤッホォォォゥ!! 楽しみに待ってますね!
ついでに言うと、ブラウニングは極東の人の割合が多いので、割と日本語が普及してるとか何とか、地味に11話あたりで触れてたような気がします。
PBM世界はAC世界のように四国が消滅してたり、地形は変わってないです?
>>998 特に変わった様子はないほうが色々と楽ではありますよね。
てか、そのへんあんま設定固まってないんで、太平洋のド真ん中古代都市を浮上させたり、オーストラリア辺りにコロニー落として貰っても構いませんよw
1001 :
1001 :
Over 1000 Thread /■\
(_´∀`)_ 創る阿呆に見る阿呆!
/,/-_-_-_-_-_\ 同じ阿呆なら
( ( /,, /― ((神輿))―\ 創らにゃソンソン!! //
(。'。、。@,。,。,。,。,。,。,。,。,。,。,。@ ) )
∩ヽヽ∩ヽXXXXXXXX/ .∩
i||i ∩i||i:||::::¥_][_¥::::||. i||i
†人=†††¶┌┐¶†††† このスレッドは1000を超えた!
/■/■\[/■ /■\/■\] /■\■\ 今度は新しいスレッドで
(´∀(匚二二( ´∀( ´∀( ´∀`).□´∀` )Д´)□ レッツ 創作発表!!
|_ | | ノつつ|創)~| |創) ̄||創) ̄|つ ⊂|_((|創)~ノ
〓」 〓_|=|_ 〓__ノ 〓二ノ〓二ノ) ( / (L〓|〓二| 創作発表@2ch掲示板
(_(_ し(_) (_)_)し(_)し(_)(_(_,(_)(_)
http://namidame.2ch.net/mitemite/