VOCALOID関連キャラ総合スレ6【なんでもアリ】
新スレ乙です
リッちゃんとハグ嬢も持ち越しー
ところで重音トトってマスコット板じゃなかったっけ?>前スレ1000
9 :
創る名無しに見る名無し:2010/02/01(月) 06:37:29 ID:vQgYMS5F
どうでもいいが、ボカロ関連キャラをデザインした絵師の中で一番画力が高いのは、
mikiのデザイナーなんだろうか?
最近この人のmiki以外の絵を見たんだが、
作風とは全然違うmikiのデザインのせいで、
この人は損をしてるんじゃないかなとw
「あの人とかあの人をdisってんのか!?」と言われるだけだから
そういう言い草はやめた方がいいと思うが。
個人的にmikiはポイントとなる星の色が統一されてないのが
落ち着かなくてね。
>>10 「デザインのせいで」って、打ち合わせて詳細決めたコザキさんカワイソスw
>>11 ヘッドホンは紅フチで白く発光・手足のは紅色立体・胸元の大きめな紺、かー
これ胸元付近には紅が無いんだよな
稼働中はがくぽの○みたく紅色に発光するんじゃね?w
>>12 わかった!胸元の青い星は3分間経つと、赤く点めt(ry
どこの星の人だい
3分たったらあわてて
だばぁ
Mac3姉妹お迎えしてしばらく遊ばせてもらったけど、自分は別に音楽に興味なかったのだと気付かされた
他の人がキャラつけてたから面白かったんだな
Mac音さんは一人じゃ何も歌ってくれない・・・
弱音ハク化?(本来の設定で)
これは本音デルだな
えっへんw
あー、mikiの首もとってハイネックになってたのか
いや、勝手にハイネックにしてただけ(かなり前から自分で描いてた)
今チェックしたら特に見えないから、がくぽと同じ処理なんじゃないかな?
もじもじスーツの首みたいな処理、
>>17 せっかく巨乳のMMDがあるんだし、HANASUであんな格好でこんな台詞を(ry
お昼ごはんだとしたら三時ってうっかりすぎるよ><
シテヤンヨが話題にのぼらないのがとても不思議
ああいうの「出オチ」っていうのかね
見た目で全部かっさらわれて、それ以上なにを語ろうかw
描きやすいからちょこちょこPVで登場しそう
MMDモデルで出されたら間違いなくなんかいい話の主役にされるな
おっと見逃した失礼
>>23 もじもじスーツでググりました・・・これそんな名前だったのかw
そういや室内のせいかファーも脱いでるのね
mikiって背中の設定もあるのかよくわからないのにとりあえず描いちゃう絵師の人たちすごい
>>28 正式名はなんというのか知りませんが、とんねるずがTV番組中に
「もじもじくん」という名でそのスーツ着てたから、そのまま
広まってしまってた感じですね>もじもじスーツ
ググるとウエットスーツもいっしょに出てきますね。
元はそういうスーツなのかも。
あぁ!トエトのソフビ、ポチってしまったw
もじもじトエトが本気をだした・・・奴の上目使いに勝てる奴はもうこの地上にはいない・・・世界の終わりだ・・・。
もじもじ君が「ト」「エ」「ト」の格好をやってる様子が目に浮かんでしまう
>>32 そうそう、これこそ21世紀覇王・・・って、かわいいなおいw
余力があったら
>>31の夢も叶えてあげて欲しい
トエトは俺がベッドへ連れて行くとしよう
後ろのは
>>31がきっとなんとかしてくれるだろう
もじもじトエトだw
なんか人によって「今回は○○が目立ってるねー」って○○に入るキャラ名が違うんだけど
ひょっとして皆、杯動画見尽くせてないんじゃないのかなこれw
>>37 イヤァァアァア
>>38 もはや市販できるレベルw
コスプレ番組のボカロ回でMacの底力を力説するMac音さん歪みねぇな・・・
てんさい
FLファミリーがついに日本拠点を構えたようです・・・というか今まで日本語版なかったのねw
> 722 名前:すてきななまえをつけてね。[sage] 投稿日:2010/02/24(水) 19:58:57 ID:WxD+jPt80 (PC)
> 日本語サイト開設だそうな
>
> URUIDO WEB JAPAN
>
http://uruido.web.fc2.com/japanese/index.html > ギャラリーに初公開の絵がちらほら
一瞬FLStudioの日本語版がくるのかと思いそうになったぜ
俺も最初そう思った
でもなんかもう英語IF慣れたからいいやw
ちょw
笑っていのか喜んでいいのか迷うw
ロマンスグレーと聞いてたのに、やってきたMac音のパパはヒカリモノだった・・・
47 :
創る名無しに見る名無し:2010/03/02(火) 19:46:38 ID:UGLToZEh
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/sfx/1260193440/140 140 名前:名無しより愛をこめて[age] 投稿日:2010/02/26(金) 21:03:03 ID:uBmy8kuP0
>>133 巨大化したデータスくんは、まず大事なところからジョイスティックが生えていたのにびっくりしたんだけどなwww
中盤参戦したゴセイグリーン(ミックミク族・ボカロヘッダー本来の持ち主)・ゴセイバイオレット(テットテト族・UTAUヘッダー使用)
は、いつもどおり部族同士の偏見で最後までバカにされ続けていた…
※新部族の偏見は以下のとおり※
ミックミク族…男女共に気弱・女性は貧乳・羞恥心がない
「ミックミク族はプライドというものを持っていない。その力を発揮させられるのは君達だけだ」(26話・マスターヘッド)
「ふん、ひ弱なミックミク族のくせにずいぶん度胸のある奴だな」(27話・3代目ブラック)
「私…ミックミク族並みって言われた…もうお嫁にいけない…」(28話・初代ピンク)
「あれえ?ミックミク族ってどんな卑猥な歌でも歌うと聞いたけど、気のせいかなあ?ふふふ…」(47話・調教のプリクト)
テットテト族…男女の性別がない・年増・嘘つき
「テットテト族というから、少なくとも30歳は過ぎていると思っていた」(31話話・ゴセイナイト)
「言い訳のつもり?テットテト族って嘘つきだからね。信用できないわ」(35話・2代目イエロー)
「テットテト族って悲しいですよね。人と人との恋愛を楽しめないなんて」(36話・ヴァンプ長官)
奇声怪女記念カキコなのよ!
UTAUでSS書いたけど何処に投下すれば良いか分からない件。
テトでもルコでもリツでもないUTAUの文字ネタはここでおk?
なんか鬼女音源が新しくでたかと思ったw
2ページ目はどこだ
続きは?
|ω・)。oO(感想をもらえたら続きうp…)
|ω・)。oO(………………)
|ω;)。oO(嘘です、自分の意欲次第です…)
速攻で続きを希望されるなんてうらやま(ry
Jamバンドのギター担当だけ3D化されるらしいんだけど、何で単体なんだろう
もしかしてWindows100%かな?
初期メン3人の中で最も立体感があるからだろう
ゲーラボ質問コーナーの乳ネタ尽くしはあんまりだった
果たしてあの雑誌を読む層にDAWと戯れる人間がどのくらいいるのか
なんかFLちゃんパッケのFL9が出るとかでおめ(ソース:DTMマガヅィン
gol氏は一体何処へゆく
おまけ程度の認識じゃなかったんかいw
gol氏自身の姿勢は似たようなもんだと思うが
社内や既存ユーザーからの反発があったわけだし
しかしDeckyがパッケになったあたりから
そのあたりの問題は解消されたか、
もう押し切っちゃうことにしたかのどちらかだな
パッケージは「おまけ」の範囲、と認識しているなら何も矛盾は無くなるんじゃ
もともとDL販売と2本柱だし
つまり社内や既存の反対勢力には「パッケはおまけだから」と説得できるかが問題
しかしDTMerらの認識はともかく
ボカロ側ではパッケこそ明暗を分けるとか少なくとも意識されてることが多いな、
CVや最近の海外組とか
DTMM読んだ
>FL Studio 9 Signature Bubdle (3月中旬発売)
> 通 常 版 :36750円
>数量限定FL-chan版:37275円
これ売れ残ったら、「FLchanやっぱイラね」とか言われるんかなー
FL-chanの価値は525円(税込み)なのか・・・
かわえぇw
FLちゃんはアホ毛がアイデンティティか
ぐぐったらしょっぱなオレンジ縞ぱん
アホ毛ってより「へた」っぽいよねアレ
たしか「ハバネロたん」みたいなのをってことでgol氏が依頼したんじゃなかったっけ?>FL−Chan
奇しくも亞北ネルの頭のてっぺんと同じ由来であった。アレもハバネロたん
FLstudioの謎の果物→ 唐辛子で言うハバネロたんみたいなのが欲しいという発想もあったのかもね
ねんどろ狙いだし、実はFL-chanの小さいやつの方が元々gol氏本来の願望に直結かも
FL-chanの巨乳も謎の果物のフルーティさを表現したかったんだろうか
むしろ力こぶがフルーティに実ってます
ウイグル獄長似の父から受け継いだか
ごくちょーパパもいつかはなにかソフトのパッケになってしまうのだろうか
> 亞北ネルの頭のてっぺんと同じ
あれ「ヘタ」だったのか・・・エクステ装着に失敗したハミ毛だと思ってた
いやヘタだかハミ毛だかアホ毛だかは知らんが
ともかくハバネロたんをならったとネル描き氏が
ハバネロたんて虹裏産だったんだね
ずっと壷産だと思ってたよ
外からじゃどこ産でも見分けつかないさ・・・
というかふたばで生まれたキャラってどうやって立体化の許可取ってるんだろう
>>78 ふたばのキャラは無断で立体化されたりイラストが雑誌に転載されたりひどい時期があった。
ハバネロたんはネットランナーで付録のフィギュアになってたっけ
懐かしいな、と思ったらネトラン休刊してたんだな
ネルもアングラ雑誌とか読んでたんだろうか
>>76 ネルのあれって、やっぱり”へた”だったんだ。
頭に下手がつく・・・ヘタウマとか下手可愛いとか下手大変良く出来ましたとか不憫一直線
もやもやした思いを代弁してくれるキャラはいたかなあ
キクはちょっと違うしデルはストレートすぎる
もう少しこう、問いかけ系の子・・・
これで嘘でしたとか言うんだろw
企画つぶしてまで通したのにんなこと言われたら泣くぞw
やっぱり公認は無理なんだろうかね
無理ではなかったろうけどその方向には進まなかった、というオチじゃね
DIVA次作とか参戦期待の声が高けりゃサークルへ打診するでしょ
他はMac音さんなんかも似た立ち位置にいるかも
ネル、ハクと違って、音源とキャラがセットになってるから、
がくぽとかインタネボカロの扱いに近いんじゃないの?
なんにしろ、重音テトの権利が「ツインドリル」(細かく言えば線氏とやまのん)に帰属するということを栗が認めたから実現した話。
これはピアプロ投稿可能化というだけにとどまらない、大きな成果ですよ。
別にテト関連にクリのお墨付きも後ろ盾もあるわけじゃないだろ。
権利者が明確になって、ピアプロという場を使ってもいいよってなっただけでしょ。
商用利用の時の窓口を栗が引き受けてくれるって書いてるじゃん
ハグ嬢に四の字固めくらったかのように規制されていたがシテヤンヨのおかげて窮地を脱した
ハグだけにサバ折りが得意技なんじゃ…
はぐぐ〜可愛いです
待ってても誰も来ない・・・戦わなきゃ・・・現実と・・・
>>100 同じ言葉で埋まるのって結構あると思うけど。「はちゅねミク」でやってみw
増える一方のキャラたちがなにかのきっかけでざくっと急減することはありうるだろうか
記憶が薄れても記録は残るしいずれ気まぐれでよみがえるとも知れない仮想のキャラたちを殲滅しうる方法・・・
いや危機到来的シチュのネタが思いつかないだけなんですけどね
>>105 仮想キャラは忘れられない限り生き続けるとよく言われるが
実のところさっくりと忘れられたり停止することはよくあると思う
とはいえボカロやUTAUが創作の1ジャンルと化してる以上、息が長そうだけど
>殲滅しうる方法
あれだな、ボカロは巨大企業(メガコープ)の情報攻撃でも潰れなかった以上
もはや殲滅する手段がないというやつだ
とはいえ仮想キャラは情報に依存している以上、
別の情報で上書きされたり、関連性を喪失してしまうことはあり得るだろう
持ち物論争でインパクトがある代物(しかも持ち物に限らないやつ)が出ると他が消滅するように
前のキャラが忘れ去られるようなキャラかもしれず、事件かもしれず
そうですね
上書きのネタには困らない、というより現実そのままなわけでw
となると創作の連鎖を絶つ方向かなあ
急激なプラットホームの変更とか古参者移住・資料の散逸とか新規流入の縮小化とかキャラクタをいじる事に代わる遊びの台頭とか・・・むむむ、手に余るぞ
増えすぎて希薄になった存在力を確保する為、お互いに殺し合うキャラクタ達
そんな場面が頭に浮かんだ
ネットの崩壊、サイトの閉鎖的なので良いんじゃない
「わたし、今幸せだけど、アンドロイドの恋人になる前はなにをしていたんだっけ」
集約型ネットが崩壊、p2p通信の台頭によって小さく分断されたネットの片隅でふと拾った旧式の携帯端末
そこに記されていたのは平凡な主婦であるはずの自分と同じ顔をしたテロリストの記録だった
復元し読み進めるうちに自らの来歴に開く巨大な空白を自覚する女
もしや己はかつて凶悪な所業に手を染めていたのだろうか
「レン君・・・わたし、貴方の敵だったの?」
あいでんてぃーの喪失に悩む亞北ネルとか見たくねぇw
>ネットの崩壊やサイトの閉鎖
そういうふうに活動場が危なくなるだけでキャラにとっては充分危機だと思うが
それ以上の「キャラ消滅の危機到来」なるものを求める
>>105の動機になんか興味がある
>>110 最近のネルのリア充化は、彼女からテロリストの牙を抜くためかつての主が仕組んだ罠だった
そしてトータルリコール的な復活劇を経てその牙でかつての主に立ち向かうネルに
再びレンとの幸せは訪れるのか?
てかネルはこんなのが多いな
>殲滅しうる方法
某組織からのクレームにより、ネル動画が削除される
…と言う夢にうなされた事ならあるw
既にもう、大分勢いが失われている気はするけれど
ニコニコ動画がなくなった
そのときわたしはどうなるの
あなたがくれる 灯りさえあれば
あなたのだいすきな歌を また歌いたい
やとげの ばくひめぢぢかん
ぞめもあるし、あるいはピアプロでも創作は続くだろう
ただ、移住に失敗して衰退する派生キャラてのもだいぶいそうだ
一方で、ニコじゃなくてむしろ外部に基盤を持ってるのも派生にはいるけど
ある意味VIP組とか
DIVAのミク消失での獲得モジュールがネルなのは、ミク消失=Google騒動と外部干渉=工作員ネルを結び付けてるから、とかあったけど・・・
ネルの「工作」はネットインフラ全般へのそれを含むって方向で妄想進めると、知名度低いキャラに対しちゃ某お嬢様の運命操作のようだな
組織的な後ろ盾が無いキャラでも宣伝の場さえ確保できてれば活路アリ、逆に検索に引っかからなくなったらマジで死ぬw
しかしまずは「そのスーパー携帯どこで売ってますか」と言いたい
まあ実際は消失の歌詞のように消失すること自体
考えられなくなっているわけだけど
ネットの初音ミク現象が消失しても音源としては生き続ける
誰が言ったか、ミームすらもVOCALOIDの情報総体の極一部でしかない
(もっとも、派生キャラはネット現象のまともなあおりを受けて激減すると思われる)
>運命操作
>>108じゃないが、
ボカロや派生キャラ同士が知名度を増やしたりネットインフラへの攻撃で相手の知名度を削って戦う
国取り戦略シミュレーションのようなものを想像した
ボカロどころか実在歌手や企業のブランドイメージすら左右できるネットとリアルの支配者として君臨するHarlemEnd
「貴方のPCの隅でたまに歌を唄います、それだけでいいです」と語る擬人化音源のAIと小さな満足を育んでGoodEnd
なかなか出てきてくれない嫁を迎えにディスプレイへ全力突入して血まみれHappyEnd
キャラは忘却と磨耗で死んで
ソフトは陳腐化と普及で死ぬんじゃね
普及してありふれてるのは、死んでないと思うし
陳腐化しても歴史に刻まれるくらいにはなったしなぁ
そういや生きてるっていう形容も主観によるんだったな・・・なんつーか「ブームになってる=生きてる」だと思ったのが
>>123 無意思な非生物の話だし、「もともと生きていないんだから死ぬわけもない」、てのが正解なんだろうとは思うが
なるほど、それならわかる
まぁ俺は生きてる限り添い遂げるつもり
だからずっと心の中で生き続けるよ
無意思な非生物だがファンの心の中でそいつらは確実に生きているという事なんだろう
・・・もうとしあき達も話題にしなくなったOS娘のMeだが、
そのMeの誕生日に核あき氏は必ずMeの新作画像を虹裏に投稿しているんだよな
OS娘ブームから五年以上が経ち、プロとして多忙な日々を送ってる今でも核あき氏とってMeは特別なキャラなんだろう
アイドル伝説えり子ナツカシス
しかしテト型ツインドリルの直の草分けは『卒業』の志村まみだ
当時はミクを初めて見た時以上にありえない髪型だと思ったが
今では当たり前にしか見えない
ミニスカートの衝撃みたいなものか
そのうちモヒカン女子の時代が来るとずっと信じてる
・チラシの裏
装飾が元デザと異なっていて面白いアレンジだった絵が、
後日「間違っていたので描きなおしました><」と消されて畜生保存してねえorzることたびたび
「え〜、別にいいじゃん残しとけば」と思うのは見る専だからか
しかしコス衣装だとノーマル名乗ってても装飾追加されてる場合が多い不思議
業者か? 業者は派生絵を参考にしているのか?
>>130 微妙に変えてるのは、なんかあったときに別物だと言い張るためだろう。>コス衣装
○○風とかで出してるのなんて許諾得てないだろうしね。
そうか、手製でも立体は面倒なんだっけか・・・なかなか大変だなコスも
>>130 >チラ裏前半
ここで言うことじゃないかもしれんが
故意にアレンジしてるのか間違ってるのかが問題だが
ボカロはわざとシンプルにしてあって(事情が重なったルカ除く)
アレンジしてなんぼみたいな部分があると思うから
間違ったことやアレンジを躊躇させる空気があるなら、ちと残念だな
ときどき行き過ぎてオリキャラにボカロコスさせてるのか区別があいまいになるw
「これは・・・○○じゃないな・・・」ってブレーキが入るというか
地のキャラだけでなくコスも違ったりするとね
最低限の記号が揃ってればってなわけで
ファンの目からは、団地どころかクレーン車までミクに見えたりするが
普通の人から見てどのへんまでボカロに見えるのかは興味がある
逆に普通の人には多少の差の区別がつかなかったりするが
まず「色が似てる」「シルエットが似てる」を「同じに見える」って言っちゃうのはファンの間での冗句じゃないのか?w
いや本当に見間違えるとかじゃなくて、
>>134のブレーキが入るか入らないかの境目の話だw
意外とマイク握ってりゃボカロだと思ってくれるかも?
「オリジナルのボカロ描いてみた」だとインカム(?)とインタフェースパネルは重要要素っぽいが・・・一般の人はそんな部品気にしないわな
DSLiteじゃ遊べないのかよ・・・ハードにもアプグレが欲しいぜ
ボカロSS投稿所が完全に沈黙しているので
自分の知らないうちにまたどっかに移転してるんじゃないかと不安になるんだけど
そういうことはないよね?
書き手がいなくなったのかっていうと、
同じ投稿者がにゃっぽんでは書いてたりするしなあ…
やっぱり反応が期待できるところに行くよね。
SS専用スレの需要はあるのかねぇ。
ウケは欲しいがそもそも需要の薄い趣味の俺に隙はなかった
そして貴重なネロ絵キターと思ったらお漏らして・・・ヒオカさんもついにそっちの趣味へ・・・でもちょうどネロ君描いてたから資料として保存保存フヒヒ
>>143 ついにというか、元々私の脳内はそんな綺麗なものではありませんよw
ぎゃあ本人w
表に出してカミングアウトするかどうかは大事なボーダーラインと思うのですとかなんとか
ネロ君の胸元はYの字・・・YahooのYですかな懐かしい
しかし姉弟そろってどんどん受けっぽ(ry
>>145 >表に出してカミングアウトするかどうかは
表現と本人の嗜好って必ずしも一致するわけでは無いですからw
>YahooのYですかな懐かしい
よくまぁそこに気づきましたね…正直驚きました。
ネロにはそれっぽい意匠が無いなと思ったので描き加えてみました。
>>142 やっぱり自然に離れただけか…
SS専用スレは、需要がないでもないと思うけど、例えば投稿用スレは、
今のSS投稿所と比べて、使いやすい・流行りやすい所になる要素がちょっと思いつかない
見た感じ、この界隈のSSは、書き手に色々と「出口」がないという気がする
例えばSS投稿所やピアプロに良作があったとしてもそれを探す手段もない
SSや文字読み動画含めて、紹介や感想や作者とのやりとりや
何でも書ける集会所スレみたいのだといいんだろうか
>>146 深いなあ 自分の嗜好とか目指すものを明言するか、
すべて口をつぐんで作中での表現を試みるかはいつも悩む
(今回の趣味の話ってわけじゃないけど)
文章系創作の集積か・・・
VOCALOID SS Linksの形式でピアプロ内やニコの文字読み動画までフォローできればリンク集としてはいい感じかも?
単体サイトとして作るなら「小説家になろう」形式が参考になるかしれん
>>146 やほーのYで当たりですかヒャッホイ
ネロ君の立絵は胸元隠れてて、襟口どうしようか色々考えてたのでまぐれですw
149 :
創る名無しに見る名無し:2010/05/05(水) 23:04:49 ID:S3clPVgy
半年前に知っていれば…
151 :
創る名無しに見る名無し:2010/05/06(木) 19:08:43 ID:QvhcQPWl
>>150 いやもう描いて出しちゃったあとだから。
なんの話だろか
学校課題かなにかかなw
153 :
創る名無しに見る名無し:2010/05/06(木) 23:58:09 ID:QvhcQPWl
知らなかったのは(当たり前だが)ネロの胸元の文字。
既に出したのは動画(のネロのイラスト)
なあんだHAHAHA
いくら亞北姉弟が裕福でないからって衣装くらい何パターンか持ってるさ
・・・持ってるよね?
ネル・ネロ「・・・」
お姉ちゃんの彼氏におねだりしなさい・・・縁が切れる前にタカれるだけタカっておくんだ
布地が足りないとか言ってるのに別パターンの衣装なんてあるわけない
あとはあれだな、きっとファティマスーツのようにステージ衣装の1着だけがすごく高価で多機能で頑丈
お洗濯したら仕事できないじゃないですか
ネルに限らず、誰かの作ったキャラ描く時に「これどうやって使うんだろう・・・」と不思議になるのはよくある
半端に送信してもた
高価だって設定だった気がするけどネルのスカートのディスプレイって見づらそうだよね、という話
スカートをたくし上げる姿を想像したが、普通に立てひざの姿勢で見るか
ようつべ板ボカロギロカクより
> アイマス紳士あたりは(中略)景気良く消費しまくった挙句、「ちーちゃん、ちーちゃん」と
> うわごとを発しながら、まな板まで購入しかねない勢いだぞw
このスレ的に改変すると「ネル!ネル!」とうわごとを発しながら、まな板を(ry
>>161 「ボカロ周りキャラ」と「アイテム」はネギとかのように、買いまくっても不思議じゃないものや
あるいは変なアイテムにふらふらと引かれる行動自体がすでに不思議でもなんでもない、
この界隈のキャラ扱いと一体化したネタと化している
ので、その千早のまな板みたいな「異様さ」を感じさせる点を生かす改変は難しいね
巨乳は俺ん家へ来い
貧乳はハムスターと遊んでろ
胸のないやつぁ俺んとこへこい
俺もないけど心配すんな
という歌がミクか亜種の誰かにありそうで無い
乳がないやつぁ俺んとこに来い
俺が揉むから心配すんな
・・・いや、やっぱハクやルカのが揉みたいかな・・・
気安く揉ませると減るんですよ
カリスマとかときめきとか
ていうか低い声の女だっているわけだし、男ボカロにもおっぱいつけときゃ売れたんじゃなかろうか・・・
野郎のおっぱいなんて嬉しくないな
覆面おっぱいか・・・斬新だな
顔を隠して体隠さず
そういや覆面キャラっているのか
UTAUならいそうな気がするがまだ見たことない
覆面というか、上半身がキャベツという音源ならあるが。
あと、外見の決まってない音源もあるにはあるぞ
>>173 それ10日くらい前に未修正版を見つけて
あまりにも伸びてないのでびびった
今回はくちPも見てるみたいだし少しは知られるといいね
覆面というか、ヘルメット(宇宙服?)ぽいキャラなら居たわ。須布音ニク。
でもそっち系よりは、獣人とかのが受けはよさそうだよ。
あいにく、歌う獣人は見慣れきった世界から来たもので・・・
スプォトニク、いい名前だな
獣人はルークとか熊男とかエジプトのスタンドみたいなのとか結構いたような。
受けはいいだろうけど、正直、もう枠がいっぱいのような。
>>176 だが「ショタ好きな」らしい、しかも公式設定だとかw
公式設定と供給元が主張している設定の違いがつけられない
同じで良いのか・・・?
一応ここで話題になるキャラで公式設定っていうと
原案者の設定のことを指すことが多いと思うが、
あえて「公式」という語を用いて原案者尊重を強調する場合と
あえて「公式」という語を用いることの無意味さの揶揄の両極端の意味合いが感じられる
なるほど
言葉の意味がひとつではない、という発想はなかったっていうかひでぇなおいなんだそれw
公式設定ではこれを採用しました、とアピールする一方でそれ以外のバリエーションを容認・むしろ喜ぶ場合も有るのはそれが理由か
じゃあ供給元的設定に反したキャラ立ちしてしまっている場合は「公式仕事しろw」とネタにして構わんのだな安心した
商用ボカロからして
三浦氏やhさんがあれほど熱弁した、がくぽやルカの凝った装備の公式設定が
見事にスールされてるからな
派生キャラで、自分の作った設定が厳守されないと機嫌を損ねる作者とかもいるかもしれないけど
そもそもそのへんが厳格すぎる作者はこの界隈(ニコ動文化的)の水自体にあまり馴染めないと予想する
某派生作者は独自設定推奨だな。
どんなに公式設定をアピールしても支持されたものが最終的に残る。
昔のエロい人は言った
「としあきの数だけ、OS娘は存在する」
と
>>184 そのOS娘の存在も、今ではすっかり薄くなっっちまったがな
シャッターの落書きとみなされなければそれでいいス
ルカやがくぽの設定の熱弁とか聴いた事ない・・・ボカロの設定集とかあるのか
>>185 OS娘は外に出る段階で最悪な連中(ネトラン)に目をつけられてしまったのが最初にして最大の不幸。
許諾を断られたにも関わらず掲載&出自を捏造(2ちゃんねる発祥)するというダブルコンボ。
ttp://ostan-moyashi.hp.infoseek.co.jp/ostan/img/ne1.jpg 出だしがそんなんだったばかりに、コミュニティの警戒心と不信感は増大し元々の内向き傾向に拍車がかかった。
一応合意のもとにファンブックが出たりはしたがそれが限界。
その後、Me誕生初期と異なり新規のOS娘の土台は一向に定まらずgdgdの展開。
外への道が閉ざされていたため、あとは内向きに収束していくほか無かった…。
「としあき、OS娘には商用案件を突破する性能はない。気の毒だが…しかしとしあき。無駄死にではないぞ。」
OS娘も含めた過去のネットキャラの無断商用利用とそれにまつわる騒動があったからこそ、ボカロ派生キャラでは
大きな問題が起きなかった(起こさなかった)、と解釈している。
後はクリプトンがキャラ商売屋じゃなかったのと、二次創作とその権利に理解を示してくれたのも大きい。
何より支持層となるニコ動利用者はガンガン増えて行く最中だった。
本当にボカロ派生キャラは絶妙のタイミングで生まれたよ。
>>184 >作者の数だけOS娘は存在する
ボカロの場合、さらに「アスペクト」という考え方があって
解釈ごとに別キャラでもあるが(性格まで全部違っていても構わない)
根本ではつながっている同一人物の別の側面でもあるという
何か某エターナルチャンピオンのようだと思った
>>186 がくぽやルカの頃のニュースサイトに結構引用されてたり、栗のブログで長々と喋っていた
設定集ってのは、初年のKEI氏の同人ミクリンレン画集の一言コメントくらいしかないはず
そういやMe派生に初島妙子というキャラがいて
これがハクネルを足したようなキャラだったな
「ボカロって奇跡でできてるんですね」
初姐さん、ってふたばには今も居るのだろうか
>>188 > 根本ではつながっている同一人物の別の側面でもあるという
kwsk
作者の異なる2次創作間でネタの使い回しがあること?(ネギ振りとか)
>>191 >>根本ではつながっている同一人物の別の側面でもあるという
はちゅね軍団がタチコマのように頭脳を連結する与太話からの派生だと思ったが、
容姿も人格も設定もまったくの別人でも
聞き手側は何となく「同一人物」として認識することが多いことについて
そういう考え方は聞いたことがあるな
役柄と俳優の関係みたいなもんか?
スターシステム、とはちと違うか
>>194 俺もスターシステム的な解釈をしていた。
最も基本的な、最小構成の“キャラクター”があり、それぞれの物語(曲・漫画・動画)の中の“役割”が付随する。
公式ボカロが最低限の設定を付加するに留めたことがこれを可能にした。
その場合、それぞれの物語で付随した設定は他の物語へ持ち出ししてもいいのか?
手塚ヒゲオヤジとかのスターシステムは、
顔が同じならキャラ性は同じだと読者に理解させる目的のものだけど、
ボカロはキャラ性まで共通点がない別人も多い、俳優の方に近いともいえる
が、聞き手側からは俳優が演じてるという認識は少なく、
(ソワカちゃんみたいに明記されてる場合はあるけど)
スターシステム的に同キャラ視されてることが多い気がする
それは本体である俳優自身のキャラ性ってものが存在しないためなんだろうけど
>>196 エターナルチャンピオンの化身(同一人物の別側面)だったらaspect
同キャラ視しづらい場合は仕事を選べない云々タグがつくのか
というか、ボカロであればそれぞれの動画作者が所有する別個体(機体?)と考える方が自然な気がするんだが
なぜ単一のボカロキャラ個人と受け取るんだろう
確かに現実でも購入者の数だけミクはいるわけだし
アンドロイド的に考えれば同じ商品だけど別個体と考えることもできる
実際、○○Pのところのミクは〜って言い方をしたりするしな
でも何故か同じミクさんが演じてる気もするんだよなあ
多分見た目が一緒だしある程度共通した設定があったりするからかな
ある動画にインスパイアされた動画、というふうにつながって世界観を共有したりするし
やっぱり「それぞれ別個体だけどタチコマみたいに個性を失わない程度に情報を共有」説で
・・・男女関係に潔癖気味な個体が、その手にオープンな気質の個体と情報共有した場合とか・・・衝撃だろうなあw
別個体と考えたりそういう設定にする人もいるけど(特にストーリー物や漫画やSSでは)
「仕事を選べない」云々も、よっぽど崩壊しても同一キャラの仕事と見られてるからこそつくタグで
同一人物が演じてる的認識はあるよな
これは見かけや一部設定が同じだからとかいう積極的な理由より、
普通の聴き手は特に深く考えないというか、同じミクだレンだ、以外考える必要がないからかも
その結果、聴き手の方が認識してるのが、実は全個体の背後にある集合人格とかって話だな
どっちかというと創作ネタっぽいが
別の個体アリだからこそできるネタもあるな
100万再生動画のミクと2年間押入れ独居なミクのかみ合わない会話とか
タチコマのように情報を共有したところで
>>199の言うように別個体が同一人物に見えるかっていうと、そうもならないだろうし
結局のところ
>>195の言うように、俳優に近いが、
さらに根本的なキャラ性まで衣装のように自在に替えられる、てとこかもしれない
別人を演じられるじゃなく、別個体になってしまえる俳優とか
質問です
ボーカロイドもDTMもやったことないけど、SS投下してもよいものでしょうか?
このスレは部外者なんで空気が分からない
「弄ったことない→スルー推奨」なら、投下見合わせるので
感想レスできるかわからんけど読みたい
>>205 「ボカロ弄ったことがないとスルー」という発想はわからないが
思うに世のSS書きの9割はボカロ非所持だと思う
(これは否定的意味ではなくて、聴き専の層に創作が広まっているということ)
その点が気にされているのは見たことがない
SSの投下は、前にいた何人かは投稿所↓に投下して
ttp://vocaloidss.pya.jp/patio/main.cgi そのURLをこっちのスレに貼っていた 感想はこっちにつく
UTAU互助会のロダも利用していた人もいて、直にここには投下しない様子
>>206、207
ありがとうございます! 近いうちに投下するかもです
正直、ボーカロイドをよく知らないのですが、
とある曲を聴いて、どうにも書きたくなってしまったので
>>208 曲インスパイアはボカロ創作王道のひとつだな、期待してるよ
言われて気づいたが、曲の作者以外の間では
「ボカロを知ってる・詳しい」ってのはVOCALOIDソフトの操作法とかじゃなく、
ニコ動でこれまで出た動画や曲を知ってるってことを指すな
考えてみれば妙な話かも
無論、上でも書かれてるようにボカロは作者ごとに別キャラ同然で決まった設定はないので
他の動画にかかわらず独自創作しても全然問題はない
なんか久々にようつべボカスレで派生キャラの話見たな
・・・まあシテヤンヨやたこルカも派生のはずなんだが、なんかあっちは馴染みすぎてるというかw
>>210 シテヤンヨとかたこルカは派生でもクリーチャー系だからな。
外見が人間から離れてるって意味か
そのへん特に区別していないつもりだったが・・・ペット的な感覚で見ていたかもしれん
受け入れられるキャラとは何か、と考えると忌避されそうな方が馴染んでいるというのは深いな
クリーチャー連はあくまでボカロ本体の従属物なので、
オリキャラっぽい亜種に興味のない人にも違和感がないのと
なおかつ、本体とは別物(コンフリクトしない)とみなされてるから余計受け入れやすいだろーね
おぞましい外見をしているか否かは多分あまり重要ではない
違和感ないっていうか違和感が本体なんじゃないのかアレw
それだとシテヤンヨをミクだと言ってもいいのかな・・・それは無茶な気がするがなあ
亜種に何も興味がない人にとっては
亜種よりもシテヤンヨの方が、居ても違和感がない存在かもしれないってことなんだ
離れすぎてて気にならないんでしょう。
ネルみたいなのだと服装を意識せざるを得ないけど、たこルカは「…服?」だし。
だが長細いミクは服は同じだぞ。服は。
長細は脱がなかったから・・・なのか
じゃあギロカクたんがいまひとつマイナーなのも仕方ないかw
そういやミクが凹んでハク化するネタも見なくなったなあ
ハクはハクとしてキャラ立ったということか
初期はボカロ好きがとっつきやすいように
ミクに関係あるような設定が積極的に使われたけど
元々なくても充分キャラは立ってたってとこだと思う
例えばネルはミクがらみがほとんど使用されなくなったのは同じだが
レンがらみの方が完全にキャラ立てに使われてる気がする
キャラが立つと他キャラに依存しないってわけでもない
レンネルかー。
カップリングはかまわないんだけど、なんかレンネルって準公式的扱いなのが大丈夫なのかなって思う。
それとも作者公認なの?
そういうのは好きな人が公式(準公式)扱いにしちゃうんだよね。
本当に広く浸透してるとかどうとか関係なく。
作者的には「ネタになるなら何でも」じゃないかと思うけど。
自分はネルを描いたりした時は全く考えた事もないけど>レン絡み
たとえばの話、
「初音ミクといえばネギ、という空気は良くない。
発売企業は架空のアイドルだと言っているんだからもっとふさわしい持ち物が有るはずだ」
って、俺が言い出したら
>>220は笑うだろう?
それと同じだよ。
>>220 カップリングはトラブルを呼んだりすることもあるんだけど
そういう事態にならないのは、単にネルがマイナーだからだろうね
MMDは多いけど、活躍場はそれだけといってもいいからボカロに比べるとかなり狭い
んでネルでネタを作りやすいのはレンがらみという
供給バランスが微妙に噛みあって現状ってな気がする
>>222 なんかその例え話はズレてるな
カップリングはデリケートな問題だから持ち物の話とはまた違う
特定カップリング(レンネル)が目に余るぐらい持ち上げられ始めたらまずいかもしれんが
今のところは大丈夫だろう
新たなキャラ(製品)次第では、別派閥ができあがるかもなw
参考にしたいので持ち物とカップリングの差異について聞いていいですか?
架空キャラクタ間に人物関係を構築するのは特定のアイテムと関連付けられることとどう違うのでしょうか
>>225 詳しくは分からないけど、アイテムはアイテム=道具であって
キャラクターと組み合わせないとなかなか話題になり得ない。
カップリングの場合、相手もこちらもキャラクターな訳で
それぞれに個性もありファンもついている。
単体で話題に事欠かないし、ファンの間でもキャラのイメージで
個人々々差異がある。
カップリングの際問題なのは、このキャラごとにファンが持つイメージの差異が
大きくなりやすいこと。
自分の好きなキャラのみならず、相手のキャラクターに持つイメージにより
カップリングへの反応が肯定&否定にしてもかなり極端な傾向に陥りやすい。
公式に設定しているならまだ諦めが働くが、公式の設定があっても激しく
拒絶する人もいるし、公式で無いならないで定着化やそれの阻止等で
激しくやり合う場合もある。
要するにアイテムの場合は物なので、特にギロンも発展しない。
カップリングの場合は個々のキャラクターの向こうのファン同士の感情や
人間関係でいろいろ問題が起こる… ような気がする。
カプ設定 → 別のカプを定着させようとする人が出てきて荒れる
持ち物設定→ 別の持ち物を定着させようとする人が出てきて持ち物論争になる
あれ、同じだ
ハクの30代風説流布、それこそ某社の風評バスターズに「防火してください!」て依頼するネタになるなあw
と思ったんだが、作者氏が「MMDのハクはもう元と全然別の人格だなあ」みたいな発言の流れで30代って言ってた気がした
たぶん去年の秋か冬、って検索しようとしたらツイート保持限界超えてた件・・・ぽろっと転げ出たネタをついったーはすぐ埋め立てやがる・・・
229 :
208:2010/05/29(土) 20:54:18 ID:Oi5aQQHz
あやうく書く書く詐欺になるとこだたorz
えっと、SSモドキを投下します
正直、ボーカロイドがメインテーマになっていないかも……あと、ムダに長い
いちおうタイトル付けときます……(つまらないと思ったらNG推奨)
↓より開始です
ディスプレイを睨み、マウスをクリックする。
一拍の長さを示すバーが、半拍のバーと休符に入れ替わる。
画面上のボタンをクリックすると、青年のヘッドホンにメロディが流れる。
――うん、これで少し締まった感じになった。あとは……ビートの打ち込み直しだな。
ビートボックスからいくつかのパターンを選び出し、BPMを合わせて流してみる。
時刻は、もう午前4時を回っていた。
# # #
DTMという言葉が普及しだしたのは、10年以上前になるだろうか。
パソコンが身近なものになり、絵でも写真でも、クリエイティブな作業をパソコンで行うことが多くなった。
音楽も、例外ではない。もともと、プロの現場では、それこそ『PROTOOLs』と呼ばれる有名なレコーディング機材があり、
レコーディングした音源をデジタル処理して補正・加工などを行っていた。
そうした専門的な機材が無くとも、自宅のパソコンひとつで作曲・編曲ができるソフトが出始め、
「(楽器などを使わず)机上で作成する音楽」という意味でDesk Top Music、略してDTMという言葉が浸透した。
音楽は好きだけれど楽器は弾けない……という人は多い。
青年も、その一人だった。
.
青年の自室には、古いデスクトップパソコンがある。他にはヘッドホンとスピーカー、安いミニコンポ、そしてDTM関連の雑誌。
それにゲームソフト数本と、そのハードと言った具合だ。
新たにダウンロードしたサンプリング音源を使って、既存のメロディにあててみる。
――うん、やっぱりこっちの方が良さそうだ。でも音圧は、すこし不足気味だな……。
丹念にパッチを割り当て、パンを調整して音像を作り上げていく。
# # #
青年が作曲――DTMを――始めたのは、大学に入って暫くした頃である。
もともとゲーム好きだった彼は、その頃、特に楽器の演奏を模したゲーム、いわゆる「音楽ゲーム(音ゲー)」にのめり込んでいた。
ドラムキットのような物を叩き、ギターに似せたコントローラーを操り……、
彼は、ゲームセンターでそれらのゲームに習熟していった。
もともと音楽が特別に好き、というわけではない。
中学時代は陸上部に所属してはいたものの、目立った成績も無く、気怠い学校生活のひとつとしてそれを行っているに過ぎなかった。
高校時代は帰宅部で、週2回のコンビニバイトをしていたくらいで、とくにこれといった趣味も無かった。
それでもゲーム好きではあったので、友人たちと学校帰りにゲームセンターに立ち寄ってレースゲームなどに興じてはいたが、
友人たちは次第に、ゲームよりも女の子の方に興味が移っていった。
青年は、やがてゲーセンに一人で通うようになった。
浪人は出来ないという理由で、滑り止めとして受けていた地元の大学に進学を決めたとき、彼にはなんの感慨も無かった。
合格したという達成感も、希望校に受からなかったという敗北感も無い。
あるのはただ、これからまた新しい人間関係を築かなくてはいけない、という面倒くささだけだった。
.
4月特有の、異常に浮かれた、居心地の悪い高揚感。
いわゆる「リア充」をことさらアピールするように、携帯電話のアドレスを集めまくる新入生たち。
青年は、高校の頃の友人たちとは疎遠になっていた。
何人かは、同じ高校の連中も入学したのだが、彼らは彼らで新しい友人作りに必死な様子だったし、
青年も取り立てて彼らと一緒にいたいとは思わなかった。
サークルの勧誘を眺めては見たが、魅力を感じる物はなく、アルバイトでもして適当に過ごそうと考えていた。
# # #
ゴールデンウイークが終わり、講義室でも大体の定位置やグループが固まってきた頃。
青年も、当たり障りなく講義ごとのグループになんとなく属していた。
あるグループの一人が、パソコン雑誌を持ってきた。彼はそれを借りて講義中に読んでいた。
そこには、興味を惹くものが書かれていた。
ボーカロイド。
いうなれば、ひとの声のMIDI音源。
そのキャラクター画が、彼の目を捕らえて離さなかった。
コバルトブルーの髪をツインテールにし、ネクタイのなびくブラウスにミニスカートを翻らせた、
可憐な少女の姿が、そこにはあった。
.
青年は夢中で記事を読み込んだ。
DTMは、何となく知っている。
けれど、自分でやったことはない。
音ゲーは得意ではあった。音ゲーの音楽も気に入っていて、
インターネットでダウンロードすることもあった。
――この娘に、歌わせてみたい。この娘に、僕のためだけの曲を、歌ってもらいたい。
衝動を抑えつつ、彼は週末にPCショップに行き、DTMソフトに関する書籍と、ボーカロイド『初音ミク』を、購入したのだった。
# # #
.
メモ帳に並べた詞を、メロディに合うよう譜割りしていく。
単語の意味を崩さないよう、間延びしないよう、気を配る。
ウェブの辞書を参照し、適宜、類義語に置き換えていく。
自室にこもる時間が増えた。
帰宅すると、まずパソコンの電源を入れ、DTMソフトを立ち上げる。
はじめは短いメロディを作っては弄っているに過ぎなかったが、やがてCMのメロディを自分なりにコピーしてみたり、
雑誌に付いていた初心者向けのお手本を作ってみたりした。
青年にとって、音楽が、これほど身近に思えたことはない。
音楽の授業はどちらかと言えばキライだったし、音符と休符をいくら正しく覚えたところで、カラオケがうまく歌えるわけはないのだ。
リコーダーやピアニカよりも、ギターやドラムの方がよほどカッコいい。
それらを弾けない彼は、そのことにいささか劣等感を感じていた。
しかし、それも過去のことである。
いまや彼は、パソコンを通じてそれらを「弾く」ことのできる術を手に入れた。
音符を並べ、MIDI音源をあてることで、イメージする音楽に近づくことが出来るようになったのだ。
一方で、購入したボーカロイドには、まだ手をつけてはいなかった。
正確に言うと、購入したその日の夜に、インストールして動かしはした。
しかし彼にはまだ曲作りのノウハウが無く、拙い音列を「彼女」に「歌わせた」ものの、その出来たるや彼を絶望させるだけであった。
イメージしたものと出来上がったもののギャップが、あまりにあり過ぎたのだ。
彼はボーカロイドを封印し、DTMの腕を磨くことに専念したのだった。
# # #
.
授業が終わるとすぐさま自宅に帰り、デスクトップに向かう。
試したいパターン、どうにか捻り出したメロディ、電車の中で思いついた歌詞……。
彼は、日常生活のあらゆる要素を、「作曲」につぎ込んでいた。
テレビは、見なくなった。
夕食が済むとすぐに自室に戻り、スリープ状態のパソコンを起こして、作業の続きを始める。
大学では、講義の合間に友人たちがドラマやバラエティ番組の話題で盛り上がっているが、彼には、それらの話題が分からない。
笑って話を聞いていて、たまに話題を振られると、バイトに行っていて見逃したと答える。
そういった話題を、内心では、くだらないと思ってうんざりしていた。
# # #
そうして、ようやく曲といえるようなものが出来上がった。
雑誌の付録の、初心者向けの曲ではない。もちろんカバーソングでも、無い。
正真正銘、彼のオリジナルと言える曲が出来上がったのだ。
――歌ってくれるかな……?
半ば祈るような気持ちで、ボーカロイドを起動した。
.
キュートで伸びやかな声が、彼の打ち込んだ歌詞を奏でていく。
なんだか恥ずかしいような、それでも想像以上のものが出来上がったような、
不思議な感覚に囚われ、彼はしばし震えていた。
文字通り、震えていた。
背筋がぞくぞくする、別に寒くもないのに寒気がする感覚……。
そして、内側から沸き上がってくる、どうにも抑えられない衝動が、彼を激しくノックするのだった。
ディスプレイの前で、彼は思わず拳を握り、必死に抑えながら、小さく叫んだ。
――やった、やったぞ! これでいける!
ディスプレイには、歌い終えた少女が、きょとんと首をかしげて、不思議そうに彼を見つめていた。
# # #
.
↑ここまでで
続きがあったり……すみませんすみません
お邪魔でなければ、また投下しますので
失礼いたしました
>>229 乙
ボカロ買って盛り上がる頃やね
青年が一晩寝て聴きなおしたらアルェーー?ってならないといいがw
続きを待つぜ
SSといえば
『AHSボカロってサイボーグだったの?』
ttp://togetter.com/li/25014 ってついったまとめを見て、某年限板のユキ×テルSSやユキ×mikiSS思い出した・・・ああいうのもっと読みたいなあ
>>238 ありがとうございます!
けれど、年齢制限板向けSSは書けないので
ご希望には添えそうにありません……申し訳ありませんorz
↓続きを投下します
「マスター、今日はどんな曲ですか?」
ディスプレイから、コバルトブルーの髪をなびかせた少女が尋ねる。
「今日のはちょっとロックテイストが強いヤツだ。英語もけっこう入ってる、悪いな」
「え゛ー、英語ですかぁ……ひどい、わたしが苦手なこと知ってるクセに!」
少女は、ブラウスの腰に手をあてて怒ってみせる。
「ははっ、そういうなよ。これも練習さ」
「んー……でも、ロックはちょっと興味あるかもです。うふふ」
やわらかく微笑み、少女は新たに作成された音楽ファイルを“再生”する。
彼女の歌い方はどこか舌っ足らずで、多くを語らない。
ラウドなロックにはミスマッチかとも思ったが、歪んだギターをバックに歌う彼女の声は
“クールな優しさ”とでもいうような印象で、見事な対比を聴かせた。
――よし、いけそうだ。
彼は、彼女の可能性にあらためて感心した。
作成した音楽ファイルは、30個ちかくになった。
もともと音ゲー好きの彼である。
ゲームのサウンドトラックCDを買ってきては、自分なりに耳コピして、それを打ち込む……という作業に没頭していた。
オリジナル曲など、そうそう作れるものじゃない。
まずはコピーに自分なりのアレンジを加えたもの、インストルメンタル曲なら歌詞を自作してのせたもの。
そういうふうに、“半分コピーで残り半分オリジナル”という制作を続けていた。
# # #
.
大学という場所は、特に社交的なわけでもない彼でも、コンパのお誘いがかかるものである。
合コンと言うには人数が多すぎる、いわゆる“クラスコンパ(クラコン)”だ。
彼は、自分がただ単に人数合わせ、あるいは会費集めのためだけに呼ばれたと知っていた。
いつもなら断るのだったが、どういうわけだか魔が差したのか……。
強引に誘われた、というのもある。
彼はそのコンパに出席した。
けれど、出席して彼は、後悔したのだった。
案の定というほかない。
特に話す話題もなく、よく見知っている友人たちは見知らぬ女の子たちと盛り上がっていて、彼のところへは来ないのだ。
自然と、酒を飲む回数だけが増える。そして、早く帰りたいな、としきりに思う。
ようやく一次会が終わり、店の外で屯しているとき。
彼は会費を払い(高すぎると思える値段だった)、そっと姿を消した。
.
やりきれない思いだった。
なぜ、こんな扱いを受けなきゃならなかったんだろう。
いや、友人たちに悪気はないのだ。
ただ、彼が、“コンパに不向きなひと”であっただけなのだ。
気持ちが悪い。
比喩的表現でなく、悪心がある。
きっと、飲みすぎたのだ。
酒は弱いほうではないが、話すことが無いので間が持てず、つい飲みすぎてしまった。
文字通り、まずい酒だった。
気まずい思いを、グラスを空けることで取り繕おうとした結果だ。
途中の駅で降りて、公衆トイレに駆け込む。
便器に向かって吐く。
惨めな思いからか、それとも嘔吐に伴う生体反応か。
彼の目から、涙が、ぽろぽろと溢れ出した。
.
ようやく落ち着きを取り戻してトイレから出ると、駅の出口にシャッターがかけられようとしていた。
終電時間を過ぎたのだ。
コンパの会場は彼の自宅からはやや遠いところにあったので、遅くなると終電に間に合わなくなる。
そんなに遅くなることはない、一次会でバックレるんだし……とタカをくくっていたのだったが……
――なんてこった。こんなところでまで、締め出し食らうってのか。
いいようのない絶望感に囚われ、彼は、駅の周辺の夜の街を、ふらふらと彷徨う。
夜明けまで、つまり始発が動き出すまで。
時間をつぶす、つまり夜を明かす必要がある。
24時間営業の店を探したが、見当たらない。
閉ざされたシャッターや落とされた照明が、彼の孤立をいっそう際立たせる。
あらゆるものから、受け入れを拒まれた存在。
普段は降りたこともない駅だ。
周辺には不案内である。
公園を見つけ、ベンチに崩れ落ちるように掛けた。
人気の無い公園は、しんと静まり返っている。
虫の鳴き声と、遠くで聞こえるトラックの走行音だけが、微かに耳に入るくらいだ。
いくらか楽にはなったものの、まだ胃のあたりが暴れているような感覚がある。
ベンチに凭れて夜空を見上げる。
都会の空は、いつだって星が見えたためしが無い。
見えるのは、排ガスに反射された街灯やネオンの、ぼうっとした光だけだ。
.
誰かが、公園に入ってきた。
さく、と砂利を踏む音が聞こえる。
――カップルじゃないだろうな。
青年がはじめに思ったのは、それだった。
もう、「リアル」を見せつけられるのは、ゴメンだった。
さく、さく……と足音が近づいて来る。
その音が、ごく近くまで来たところで、止まった。
「マスター?」
聞き覚えのある、丸みを帯びた高い声。
――まさか。そんなこと、あるはずが無い。
身体を起こして、目を開ける。
小さな黒い靴。
そこから伸びる、黒のストッキング。
チャコールグレーのミニスカートの上に、ライトグレーの袖なしブラウス。
トレードマークであるコバルトブルーのネクタイが揺れている。
そのネクタイの前に、アームウォーマーをつけた手が所在なくあてられて……
初音ミク――そう呼んで差し支えないと思う――は、ほっとした表情で、彼を見つめていた。
# # #
.
「ちっとも帰ってこないから、心配で探しに来ちゃいました♪」
首を傾げて、にっこり笑う。
「終電が、無くなっちゃったんだ」
彼は自嘲気味に笑いながら、言う。
「しゅうでん、って何ですか?」
隣に腰掛け、首を傾げて尋ねる。
彼女の髪が、ふわりと風に揺れて彼の頬をかすめる。
「電車の店仕舞いってとこかな。明日の朝にならないと電車は動かない」
彼は言いながら腕時計を見た。
始発が出るまで、まだ4時間近くある。
「じゃあ、歩いて帰りましょうか」
ミクは、あっけらかんと言って、立ち上がるとにっこり笑って彼を見た。
「……仕方ないな」
――どうせ、ここにいてもしょうがない。
――この娘と一緒に、夜道を適当な駅までハイキングのように歩くのも、いいかも知れない。
彼も、苦笑いしながら腰を上げた。
.
身長160cmに満たないミクは、並んで立つと彼の肩辺りに目線がくる。
ベンチから立った彼は、まだアルコールが残っているのか、ふらついた。
その彼を慌てて支え、
「マスター……お酒、飲んでますね?」
ミクは咎めるように言う。
「そりゃ飲むよ……コンパだもん」
彼は言いながら、鳩尾の辺りを押さえる。
まだ、えづくような感じが残っている。
「大丈夫ですか……?」
彼女が、心配そうに彼の顔を見上げる。
彼女の小さな手が、彼の背中に当てられる。
――こんなふうに、誰かに心の底から心配されたことって、あったろうか。
彼は、ミクの優しさを感じながら、涙が出そうになるのをこらえて、言った。
.
「ミク」
「はい」
「あの曲……歌って、くれないか」
よく知られた、バラード曲。
彼が、打ち込みの練習として使ったものだ。
純粋な気持ちだった。
この可憐な少女の、艶やかな声を、もっと美しいかたちで、聴きたい。
ただ、それだけだった。
彼女は、呟くような声で、けれどしっかりとした音質で、歌を、再生した。
深夜の公園。
アカペラで奏でられる、歌。
喩えようも無く、美しく響いていた。
# # #
.
↑ここまでで
すみません、続きます…… また後日
>>248 乙
規制に巻き込まれてて前回も反応できてないけど読んでるよ
良い展開だ
ここのスレ的には正規以外のキャラの出番も欲しいところ。
でもSSとしては良作だと思うよ。
>>251 本当に申し訳ありません……勉強不足で、派生はおろか正規キャラすら
ミクさん以外ろくに知ってない始末 (←もう、タヒんだら?)
性懲りも無く、続きを投下します……
↓
大学の夏休みは、ほとんどが作曲活動に費やされた。
彼は、その時間でDTMのノウハウを概ね手に入れ、またボーカロイドの扱いにも習熟して、
暇さえあれば“曲作り”のネタに出来ないか、考えるようになった。
そうして彼はいつしか、「オリジナル曲」を強く意識するようになった。
アレンジやコピーじゃない、誰かのモノマネでもない、完全に自分の中だけから生まれた音楽。
――出来たものが偶然、既存のものに似てしまったとしても、それは仕方がない。
――とにかく、“オリジナル”であることが、重要なんだ。
とっくに夏休みは終わったのだったが、彼はほとんど大学に行かなくなっていた。
実家暮らしではあったが、朝は大学に行くフリをして家を出て、両親が仕事に出る時間を見計らって自宅に戻る。
そして自室のパソコンに向かい、作業を続ける。
両親が帰ってくれば、「授業が早く終わったんだ」と答えればよい。あるいは、「休講になった」と言うのでもよい。
たまには、その前に再び外へ出て本屋などで適当に時間を潰し、帰宅すればあたかも大学から帰ってきたように見える。
いずれにしても、大学という所は言い訳のタネに事欠かない。
彼は存分に、ボーカロイドへの曲を作り続けた。
♯ ♯ ♯
.
ある日のこと。
彼はパソコンの周辺機器を買い足そうと、郊外の大型PC専門店へ行った。
平日の昼間は、店も空いている。
目当てのコーナーに向かい、ざっと見渡す。
けれど青年は、いつもの通りにスペックの比較や手持ちの機器との相性などが、すんなりと頭に入らない。
どこか上の空で、思考が自分の頭を滑る。
傍らには、ミクがいる。
興味深そうに、並べてある商品を手にとってはしげしげと眺める。
時折、「これって、何に使うんですか?」と聞いてくる。
それを簡単に説明してやると、目を丸くしてびっくりしたり、
「なるほど、それであんなことが出来るんですね!」と納得したりしていた。
無邪気なその姿を見ていると、彼は何とも言えない、暖かな気持ちになった。
ミクはいつもの通りの袖なしブラウスとミニスカート姿なのだが、
不思議と風景に浮くことなく、可愛らしい女子高生然としていた。
そんなのを連れているものだから、何だか気恥ずかしさが立ってしまう。
――お昼はぜひ、行きつけの牛丼屋で「ねぎ玉牛丼」をご馳走してあげよう。
出かける前はそう決めていた彼だったのだが、
いざ一緒に出かけると、なぜだかそういう所――つまり彼がよく行く牛丼屋・立食いそば屋・
ハンバーガーショップの3択――は避けたい、と思った。
かといって、「デートに使うようなオシャレなレストラン」など、彼が知るはずも無い。
結局、ファミレスに入ることとなったのだった。
.
「2名様ですね、こちらへどうぞ」
何の違和感もなく、四人がけのブースへ案内され、二人分のメニューと水のグラスが置かれる。
彼は何となく不思議な感覚を覚えた。
こうなると、ミクの存在そのものが、何ら不自然なものではない、と思える。
「うーん、何にしよう……」
メニューに目を走らせ、悩む姿をみて、奇妙だなと思う。
――どんなものを注文するんだろう?
興味があったが、あまり詮索するわけにもいかない。
と、その時、
「ん、これにします!」
とメニューを指さす。
若鶏の照り焼き・ねぎ塩ソースがけ。
――なるほど……スペック通り……。
指さしたそれをしげしげと眺める彼に、ミクは頬を赤らめて俯く。
「……へ、ヘンですか……?」
「ううん、ちっとも!」
慌てて首を振って否定する。
その一方で、赤くなって上目遣いの彼女もかわいいな、と思う。
――スペック通りだね、なんて言えないや。
彼も適当に選んで、テーブルの上の呼び出しボタンを押した。
.
「ねぇマスター。DX-7って、何だかご存じですか?」
鶏の胸肉をナイフでぎこちなく切り分けながら、ミクが尋ねる。
DX-7。
ヤマハ製の有名なシンセサイザー。
画期的なFM音源を搭載した、デジタルシンセ。
……ぐらいしか、彼の知っている情報は無い。
シンセサイザーなんて、彼は持っていないし使ったことも無い。
電子オルガンや電子ピアノとの違いも、イマイチ良く分からない。
そのことを正直に伝える。
「それが、どうかしたの?」
聞くと、彼女はアームウォーマーを見ながら、
「わたしのデザインの元になったんですって……だから、どんなものか知りたいと思って」
それは、知る人のうちでは有名な話であった。
ミクの印象的なコバルトブルーは、DX-7のコンソールパネルについているボタンの色だという。
チャコールグレーとライトグレーを基調にした服装も、DX-7の機体の色をそのまま受け継いだものだとか。
「じゃあ、あとで楽器屋さんに行ってみようか?」
何の気なしに提案したのだったが、ミクは、ぱぁっと顔を輝かせた。
♯ ♯ ♯
.
後から考えれば当然と言える結果だったが、楽器店にDX-7は、無かった。
既に生産を終了しているし、状態の良いものは伝説の名器として高値で取引されている現状を考えると、
たとえ中古でも展示されている可能性は極めて薄い。
落胆するミクを見かねて、店員さんがヤマハの古いカタログを出してきてくれた。
カタログに載っていた、DX-7の写真。
そこには確かに、ミクのトレードカラーであるコバルトブルーに輝く各種キーが、ブラックのキャビネットに映えていた。
ミクは、懐かしさのような柔らかい眼差しで、その写真を見つめていた。
そのあとも、ミクはいろいろな楽器――とくに鍵盤楽器の類――を興味深そうに眺め、
たどたどしい手つきで鍵盤を触っていた。
その姿を見て、青年は微笑ましいと思うと同時にふと、胸に鈍い痛みを感じた。
鍵盤楽器は、弾けない。
弾くことが出来たなら、どんなによかっただろう。
オリジナルの楽曲を、彼が弾き、ミクが歌う。
その、輝かしくさえ思える妄想を、もう一人の彼が握り潰す。
――バーカ。何考えてるんだ。
そんなの、諦めていたはずだ。
だから、DTMに手を出したんじゃなかったか。
DTMに触れなければ、これほどミクに深く関わることは無かっただろう。
――いいんだ。僕は、これでいい。何の問題がある? 何も悪いことは無い。
♯ ♯ ♯
.
↑以上っす
どうでもいい訂正、#(いげた)→♯(シャープ)で
ウザくないっすか? だいじょぶですか!?
なんつーか、ホント申し訳ないっす……まだ続きます orz
本当にウザいかも知れないと思うなら書かないでしょ?
それともウザいですって言ったら止めちゃうの?
書き込むなら堂々としな。
>>259 お叱り、ごもっともです……申し訳ありません。
たしかに、ああいう言い訳じみた物言いこそがウザいと感じます。
ご指摘ありがとうございました!
というわけで、続きを投下します↓
曲の打ち込みも、だいぶ手馴れたものとなった。
MIDI音源やリズムパターンは、購入したもののほかダウンロードしたものを合わせると、ずいぶん種類が増えた。
それらを使い、彼はバラエティに富んだ曲作りが出来るようになっていった。
音源を探す。
無音状態で聴き、アンサンブルに混ぜ、似たような音源でも優秀なものとそうでないものを選り分ける。
その過程で、「良い音」とはどういうものか、自分なりの答えを探そうとする。
アナログシンセのシミュレーターを購入した。
音域や矩形波をいじり、イメージに近い音を求める。
大嫌いだった物理学も、少しは知っていないといけないな、という気持ちになる(ただし、「音波」に関する単元のみ)。
鍵盤が欲しいな、と思う。
ディスプレイでなく、実際に鍵盤を触って出す音の感触を知りたくなる。
ピアノもエレクトーンも弾けない彼だったが、鍵盤楽器に関しては詳しくなった。
ローズ・ピアノやミニ・ムーグは言うに及ばず、クラビネット、フェアライト、アープ・オデッセイ、オバーハイム……。
楽器の知識は、彼の音づくりに深みを与えた。
.
「うん、いい感じじゃないか」
歌い終わったミクに声をかける。
えへへ、とはにかんだ笑みを彼に向ける。
「こうなると、曲の雰囲気に合わせて違った衣装にしてみたいですね」
彼女の言葉に、彼はすかさず返事をした。
「じゃあ、どんなのがいいか、見に行こうか」
「えっ、ホントですか? やったぁ!」
満面の笑顔を向ける彼女。
その仕草に、この娘もごく普通の16歳の女の子なんだな、と思ってしまう。
ミクと出かけることが多くなった。
駅ビルのアパレルショップのフロアなど、彼にとっては未知なる空間そのものだったのだが、
ミクについていく形で、それらの階へも臆せず入れるようになった。
とはいえ、フロアに立ち入るだけなら彼も平気なのだが、ショップの中まで付きあうとなると、
気恥ずかしさが先に立って、早く外に出たいと思ってしまう。
ミクはごく自然に、ショップの中であれこれ服を選んでは
「どっちがいいと思います?」
などと聞いてくる。
どっちでもいい、とは思わない。
けれど、恥ずかしくてきちんと判断出来ない。
結果、はぐらかすような答え方をしてしまう。
そんな彼をやや不満げに見つつ、けれど楽しそうに、ミクはさんざん選んだ後、何も買わずにショップを出る。
そして二人きりになると、
「ああいう感じのお洋服、探しましょうね♪」
と言いながら、彼の腕に自分の腕を絡ませる。
服を選びはするものの、それを実際に買うことはしない。
青年の自宅に戻ると、ウェブで適当な写真やイラストを探し、そこから3Dに起こし……
数日後には、新しい服に身を包んだミクがディスプレイの中にいる、というわけである。
♭ ♭ ♭
.
前期の授業をほとんど落とした。
無理もない、一週間まるまる大学に行かない週も珍しくなくなっていた。
このままでは、進級すら危うい。
彼の数少ない友人は、はじめの方こそメールや電話などで、
「ガッコ来いよー」
なんて言ってくれていたのだったが、彼は無視し続けた。
友人たちに会うのが、嫌だった。なんというか、怖かった。
「リア充」そのもの、という友人たちから、自分はいったいどう見られているんだろう。
彼らの前に立てば、劣等感に苛まれることは分かりきっている。
さしてオシャレでもなければ、もちろん「イケメン」であろうはずも無い。
テレビを見ているとき。
大学のキャンパスを歩いているとき。
電車に乗っているとき。
深夜のコンビニバイトをしているとき。
様々な局面で「リアル」に打ちのめされるたび、彼は自分の自己価値を見失ってしまう。
こんな自分など、もうどうでもいい……そんな思いが、彼をますます無気力にさせる。
彼は、大学の友人達に会うことが億劫であり、会話もしたくなくなっていた。
.
当然、そんな彼から友人は離れていく。
いつしか、彼の携帯にはメールも電話も入らなくなった。
その事実が、彼をいっそう劣等感に追い込む。
――僕はしょせん、友人も居なければ能力も無い。そんな僕に、彼女なんか出来るはずも無い……。
劣等感が彼を外出から遠ざけ、引き篭っている事実が劣等感に拍車をかける。
完全に悪循環に陥っていた。
けれど、そんな彼にも心の拠り所、唯一と言っていい拠り所が、ミクだった。
「なんか、ちょっとお疲れのようですね……マスター?」
デモを歌い終えたミクは、心配そうに彼を見つめる。
少し首を傾げる仕草に、彼は微笑む。
「寝不足かもね……昨夜も音源をあさってて、朝になっちゃった」
笑って見せ、彼は思う。
――ミクのために生きるって選択肢は、アリかもな。
大げさな、と思うかもしれない。
けれど、「味方がいる、と実感できること」とは、その人の生き死にすらも左右する、重要なことがらになりうる。
彼にとって、ボーカロイド「初音ミク」は、間違いなく、彼を支え、生きる活力を見出させた。
彼女のための曲を作成しているとき、彼はそういった鬱々とした気分から解放された。
ミクは、どこまでも彼の“味方”だ。
彼を許容し、気遣い、嬉しがったり感謝したり……、時にはわがままを言ったりもする。
けれど基本的に、彼がすることすべてに肯定的な反応を見せた。
♭ ♭ ♭
.
ある日、いつもの通りミクとともに出かけ、自宅に帰ってきた時。
郵便受けに、一通の封書が入っていた。
ミクがそれを見つけ、取り出す。
彼も、横から覗きこむ。
左上に「親展」の文字。
下のほうに、彼の通う大学名と、「学生課」という印鑑。
宛名は、彼の両親となっている。
彼の気持ちが、一瞬で暗くなった。
封書をミクからひったくり、ビリビリ破く。
その封書が何を意味するものか、彼には分かっていた。
――関係ない。関係ないんだ。
頭の中から、必死に“それ”を追いやりながら、玄関のカギを開ける。
その後姿を、ミクは寂しそうな目で見つめていた。
♭ ♭ ♭
.
ちょっと席外します
戻りまして、投下再開です
これでおしまいまで行けるはず!
↓
頭が、痛い。
ここ数日、軽い頭痛はあったが、ただの寝不足だろうと思っていた。
しかし、今朝から続くこの痛みは、尋常じゃない。
部屋はおろか、ベッドからさえも、まだ一歩も出ていない。
カーテンの隙間から差し込む日差しが、鬱陶しい。
早く夜になって欲しいと思う。
夜になれば、この頭痛も治まるような気がする。
母親が、部屋の外から何やら呼びかけている。
聞こえない。
聞きたくない。
知らない。
何も知らない。
やがて母親は、仕事に出かけた。
もう、帰ってこなきゃいい……本気で、そう思う。
微睡みと覚醒とを何度か繰り返し、その度に頭痛がまだあることを認識してうんざりする。
.
ベッドサイドに誰かが立っている。
ミクだ。
手を伸ばすと、そっと包まれた。
「マスター……」
心配そうな声。
「大丈夫だよ。それより、ゴメン。曲、まだ途中なんだよね」
声が掠れている。まるで自分の声じゃないみたいだ、と思う。
曲のことはいいんです、といいながら、ベッドサイドに膝立ちになる。
そして、おずおずと、言った。
「マスター、学校……、行かなくて大丈夫ですか……?」
頭痛がひどくなる。
苦しくて、呻く。
ミクが、心配そうに彼の名を呼ぶ。
♭ ♭ ♭
.
窓から月の光が差し込んでいる。
蒼白く浮かび上がるブラウス。
ミクは、カーテンの隙間から月を見つめている。
――ごめんなさい。
声にならない声で呟くと、彼女は目を閉じてプログラム言語を暗唱しだした。
♭ ♭ ♭
.
深い海の底のように、暗く、青い。
――ここは……、どこだ……?
目の前に、青年のパソコンがある。
誰も操作していないその画面で、何やら作業が行われている。
――何が起きている……?
近づいて見る。
[プログラムのアンインストール]がクリックされる。
慌ててマウスを滑らせる。
カーソルは反応せず、淡々と作業を進める。
[VOCALOID 2 miku]が選択され、別のメニューが開いて「削除」が選択される。
――ちょっ、何やってんだ。
キーを手当たり次第押す。
キーも反応しない。
誰か別の人が操作しているかのように、ディスプレイの中で、カーソルは項目を選んでいく。
クリック音が、無音の空間に、いやに大きく響く。
[選択したアプリケーション、およびすべての機能を完全に削除しますか?]
というメッセージが表示される。
――待て、待ってくれ!
[はい]のボタンがクリックされる。
画面にステータスバーが表示される。
「待ってくれ!!」
彼の言葉は、声にならない。
ステータスバーは、あっという間に右端まで塗りつぶされる。
.
パソコンの横に、ミクが立っていた。
彼女の像に、横走りにノイズが混じる。
「……ごめんなさい、マスター」
ノイズはみるみる大きくなる。
「ミク!! 待ってくれ、僕は……」
その姿は、砂嵐のように消えた。
♭ ♭ ♭
.
目を覚ます。
心臓が早鐘を打っていて、胸のあたりが痛いくらいだ。
汗をびっしょりかいている。
青年は慌ててベッドを抜け出し、パソコンを起動する。
すべてのプログラムを参照しても、[VOCALOID 2]は見当たらない。
[ゴミ箱]は空の状態。
ミクのために作成した音楽ファイルだけが、ボーカルなしの状態で保存されている。
「……そんな……」
月明かりとディスプレイの光に照らされ、彼はそのまま夜が明けるまで放心状態だった。
♭ ♭ ♭
.
青年はその後、大学を辞めた。
そして音響の専門学校に通う傍ら、レコーディングスタジオでアルバイトを始めた。
来年の卒業後には、晴れて社員になれる見通しだ。
音を扱う仕事をしたいと思ったのは、ミクが居なくなってしばらくした後だった。
もう、かつてのような劣等感は――完全にゼロとは言い難いが――無くなった。
けれど、楽器店やPCショップで、それを見かけるたびに、彼の胸が痛む。
『キャラクター・ボーカル・シリーズ』は、現在3つのラインナップがある。
その他にも、複数のメーカーからボーカロイドが発売されている。
いわゆる「派生キャラ」と呼ばれる、架空のボーカロイドも数多く存在する。
けれど、彼にとっての「ボーカロイド」は「初音ミク」ただ一人であり、
「初音ミク」とは、一緒に買い物や食事をし、彼の歌を歌う、「あの彼女」なのだった。
彼女は、今はもう、どこにも居ない。
そのことを考えるたび、彼は恋人を喪ったような、辛い気持ちになるのである。
.
↑おしまいです
タイトルにもある通り、偶然見つけた『tautology』という曲に感動して、
発作的に書いたものです
おそらく有名な曲で、SSもたくさん書かれているのだろうとは思いますが……
駄文を大変失礼致しました。読んで下さった方、ありがとうございました
>>276 GJGJ
曲物の書き手は確かに少なくないけど、
心情の動き中心の叙情ものを、
話の流れをきちんとしつつ書ける人は少ない
鬱エンドだなんて許さないよ(´;ω;`)
それはともかくとして乙ですよ!
知識と心理と状況描写が冴える良い文章だった。
キャラ同士の掛合いしか書けない人間からすると
それらを魅力的に書くのは難しいんだこれが。
ただ、やっぱり起承転で終わってる感があるのではなかろうか。
これは確実に何らかの薄味な形で救われる流れに思えたもので…
しかし救われちゃったら原曲+αということになるのではないか
いやそれはそれで大変結構なので迸るままにやるべしと思うがなんかもやもや
>>279 もちろんそのまま戻ってきてハッピーなんてのはNGで
この場合だと、ミクの存在の残滓を主人公もしくは
読み手側だけにでも感じさせる描写が最後に欲しかったかなと思う。
前半からの充実感に比べて最後の喪失感が深いはずなのにあっさりで
どっちの描写に力点を置きたかったのかが曖昧なのかもしれない。
いや、素人の意見だから聞き流して全く問題ない。
色んな感想があった方が書き手としても面白いだろうし。
感想・アドバイス、ホントにありがとうございます!
>描写
評価して頂いて、ホントに嬉しいです……チカラ入れている部分なので
知識は、カナーリにわかの付け焼き刃でアヤシイですがww
>最後の喪失感
そうですね……ここなんですよね
原曲のイメージから、
「主人公を想うが故に、突き離すようなそっけなさで去ってしまう」というのを書きたかったので、
そこに持っていくためには、できるだけ彼女との距離を近いものにしておきたく、
前半部のデート描写をあつくしました
引きこもっていた主人公が、レコーディング・エンジニア目指して社会に出て行く、という点を
唯一の「救い」として書きたかったのですが、ここがあっさりしすぎたと思います
一番のキモを、取りこぼしちゃいました……もっと訴える書き方があったかも
あっさり書いてしまうのは、以前にも指摘された欠点です……宿題にさせてください!
読んで下さった方、感想下さった方、
『tautology』を作曲した方、動画のイラスト描かれた方
本当に、ありがとうございました!
こういう、しっとり系のクラブサウンドが好きです
他にも、SSのネタになりそうなオススメ曲がありましたら教えて下さいませ
では、また!
久々に歌ってみた系の亜種を検索してみたら
終音ニク、隣音サイの動画がほぼ全滅
子守音レムは動画は残っているものの、
タグが消えてて検索して出てくるのがわずか2件
……なんだか酷く寂しいわ。
歌ってみたは他の創作P以上に本人の事情に大きく左右されるだろうから
そういうこともありそうだな
隣音サイとかはMMD化もされてるが
「キャラ」として使い続けるかの是非はどうなってるんだろう
最近ボーカロイド関連の動画を探し始めたので、見つけた動画の感想など。
『MikuMikuDanceでVirtual Insanity』
たぶん超有名な動画なんだろうけど、あれは凄い! ホント鳥肌たった
技術的なことはよう分からんけど、再現度がホントに凄い
けど、やっぱ歌詞(訳詞)が!
あの訳詞はホントにぐっとくる
本家へのアンサー動画と思っているけど、
皮肉通り越して、もはや『まさに狂気』!
もう一つ
『ワールド・イズ・マイン』
ロックな感じの楽曲
はじめは調性を微妙に外した感じのメロディがあまり好きじゃなかったけど、
聴いてる度にハマったww
歌詞もかわいくてイイ!
PVは、『君』がネタに走ってる手書きマンガ風のものを観たけど
笑えるし、かわいいしで◎!
「ちょっとぉ」とか「あ、それでね?」なんていうフェイクも、
クセになる感じww
で、その後この曲を使ったハルヒのMADを観たのだけど
「この曲、ハルヒのために作られたのっ!!?」ってくらいハマってたww
最高です!
あと二つだけ感想を
『近未来都市』
メッセージ性の高い歌詞、落ち着いた感じのテクノサウンド。
この曲はシリーズ物のひとつみたいですね。
『近未来都市』→『願い』→『鉄巨人』というように、他の曲に繋がっていて、
それらがまとまって一つの物語をつくっているようです。
荒廃ゆく未来を描いた、壮大な音楽絵巻!
切ないというか、やるせない思いを表現してあって、かなり好きです
シリーズ通して世界観やサウンドの傾向が統一してあり、
この曲を気に入ったなら、他の曲も心地よく聴ける感じです
この曲のボーカルはミクですが、『近未来都市〜Red Color〜』もあり、こちらのボーカルはMEIKO。
個人的にはこっちの方が好きかな
これでラスト
『炉心融解』
鏡音リンの楽曲。
ハードなDrum'n'Bassでカッコいい! ビートの打ち方は2stepぽい? とも思った
展開もダイナミックで、“もってかれる”感じww
ですが、この曲はなんといってもハイパー・ハイトーンボーカルが凄い!
これはVOCALOIDならではの楽曲かも!?
…とか思ってたら、リンのボイスサンプル元である下田麻美ご本人が歌う動画を発見。
声優さんマジすげぇwwwwww
これがプロか!!
炉心おれも好きだわー。一度でいいからああいう曲や映像作ってみたいぜ
炉心というと背中にでかでかと「卍」を入れたくなる
>>291 UTAUのない時代の亜種の声を象徴していた、ともいえるが、
「本人の声だけで存在していた」ことでUTAUやボカロには無い特性もあったろうから
一概に良いところがなかったとは言いたくない
無論、中断してしまったことが不幸な点は動かしようがない
ボカロ風潮から生まれた種なのだし、別に創った当人が創作しなくても良いような気もするのだがどうなんだそのへん
声が素材化されてないと、人力ボカロの技術でもないと、本人以外が音声作品作ろうにも難しいからなー。
絵とかは描けるけど、ボカロ周りだと、やっぱ音声作品大事だし。
声があるのは明らかにアドバンテージだけど、それを活かしきれてはいなかったのかも。
とは言え、決まった声が無くても、色んな声で歌うネルハクみたいな例もあるし、
一概にゃ評価できないんかな
>歌ってみた系亜種
ネルハクと違って声は固定されていて、
他のボカロの声を乗せた創作とかは原則できないという問題はある
声以外のMMDや絵で登場する分には、特に作者自身に限られないだろうが
テトが固有の声がついたらネルハクを引き離したって例もあるので
やっぱり声の有無の影響は大きい、声がないと伸びにくいだろうね
なるほどなー
テトの声使ってれば内容が関連ゼロでも重音テト派生物になるってやつか
・・・なんか今なら見目さえ良ければMMDで声ガン無視して遊ばれそうだけどなw
歌ってみた系って再生数見るとUTAUの中堅音源ぐらいの支持があったんだね
今現在、クリボカロが増えてネルハク意外は亜種の居場所がなくなってるけど
歌ってみた系が続いてれば、また別の勢力として根付いてたのかも知れないな
楽観だとは思うが投稿物が少なくなった=支持層が消失したと言い切っていいのかという気もする
見る専門としては出てきさえすればそれなりに見るのではないかと
まあ支持=創作者数ということなら的外れだが
MMDモデルがあったりすると脇役なんかでかなり使い続けられると思う
固有の動画が多い方が知られる機会も支持者増加も多い、てのは原則だと思うが
伸びる動画に脇役として出ていたりしてもよく知られたりするので(ネルハクが通った道)
場合によるだろうね
ネロ君モデル早く完成させたいお・・・闇音さんたち作ってた人は男衆作るのかなー
>>300 ネロって絵師さんごとにデザインと配色違うけどどうすんの?
原作者のは色ついてないし。
ところが最近かわいいネロくんが色付きで出てたんだな、これが
ネルカキ氏の色付きに付されたコメントの「配色と服装はお好きなように」というのが、
ルカの腹のアンダーウェアがガン無視されたり
ミクの細かいパーツがいいかげんに描かれるのと同じくらいの割合で
自由な創作につながればいいやね
>ルカの腹のアンダーウェアがガン無視されたり
あったのか…
キャラの利用傾向が気になったんで、音源の有無に比較的左右されにくいであろうpixivでタグを集計してみた結果
ttp://www7b.biglobe.ne.jp/~akita-neru/upload/src/splash0189.png 参考用に東方のデータを併記。
まぁ、ボカロはミク一強だなぁ、と。
MEIKOですら対ミク比で10%切ってたり、ネルハクが予想以上に低いのに驚いた。
ゲーム出演、ねんどろプチ化までこなしてるんで、もっと支持があるんだろうとばかり思っていたんだが。
ミクが東方のトップの2倍以上の検索数ってのは凄い結果ではあるんだろうけども、
東方ぐらいキャラ人気がバラけてた方が、色々とやりやすい気はするんだよな。
まあミクは実質「ボカロ」てジャンルからはみ出ている別物だから
ミクを知ってる人の95%くらいがミク以外のボカロ世界
(他のキャラとか定番設定とか)なんて何も知らないだろうし
知らなくても何の支障もない「無設定」がそういう状況を可能にしている
あと音での展開が全然ないのにミクオのpixiv率は異常とか色々あるね
定番設定でふと思ったんだが、ルカの定番の立ち位置ってどうなってんだろ?
あまり定着したキャラ付けはないような気がするんだけど
二次では強いて言えば、他キャラとの齟齬がネタになることが多い気がする
外語とか、ボカロらしくない知性とか、妹なのに年上とか、あとCV組では間を置いて参入とか
クールってあたりまでは見かけや公式からも明らかなんだが
それを表現するのに上の齟齬ネタを通じて、ってパターンを見るような
「ドS」はデザイン発表直後だけ何でかpixiv大量発生したけど
すぐに動画実情と乖離したので、やめたほうがいいかも >ネコスキー博士
ルカはがくぽまでで構築された人間関係に馴染み切れず
GUMIはがくぽの妹的位置に納まったもののキャラ単体が不透明
ASHボカロはキャラが立たず、絡みも見えずの、現状手詰まり状態
何かしら別グループでも作れれば違うんだろうがなぁ
>>305 ネルハクはMMDで一定需要が満たされてるからイラスト少ないんじゃね?
ルカ以前から創作してた人が、ルカ登場時に家族とかに入れられないので戸惑ったりとかもあったらしいけど
某所SSの「珍発明+解説者」なルカは、作者の分身的に生き生きとしている気がする
それもルカが出る前から位置づけを準備してた形跡もあったり
>>309 がくぽの時点ですでに、それまでの人間関係の中に入りきってない気がするけどw
ボカロ自体の、動画を売り込むためには「キャラを立てる」、という風潮が薄くなったのが原因なんだろうね
積極的にキャラ付けをする空気がだいぶ薄れた
AHS組で
>>238で出てるみたいなキャラ妄想とかも今後も出てくるかもしれないけど
それがキャラソンと結びついてキャラとして定番設定化、という流れは今の空気ではなかなか想像できない
キャラネタをやるならUTAUの有名所の方がやりやすいように感じる。
ボカロは暴走Pの言うようにキャライメージが拡散しすぎた。
それを良しとしてきた界隈からしたら健全なんだろうが。
つまり、キャラ厨は犠牲になったのだ…
>UTAUの有名どころのほうが
「動画数がまだ見て回りきれる数」で
「創作者の数が一定数確保できている」うえ
「作品の数が少ないためキャライメージの幅がまだ小さい」からかなあ
これ昔のボカロもそうだったから、もし道をなぞっているならボカロより急速に拡散するのかも
「有名どころ」はキャラ遊びは周辺に預けて声の流暢さに熱心していっているから、本当にフリー版のボカロだねえ
このスレ自体、どんどん次スレまで行く間隔が長くなってるしな
1 2008/09/09
2 2008/10/26
3 2008/12/25
4 2009/03/04
5 2009/07/22
6 2010/01/27
キャラ主体の創作活動が減衰傾向なんだろうなぁ
>「動画数がまだ見て回りきれる数」で
>「創作者の数が一定数確保できている」うえ
>「作品の数が少ないためキャライメージの幅がまだ小さい」
UTAUが有望ならAHS勢は…
キャラ付けをアピールするほどの勢いもないが、
一方どれかを定着させるには拡散しすぎているという感じか
ボカロの公式キャラは一気に増えすぎて
初期の「一人増えるごとに関係を妄想して」といった流れに
もう疲れが見えた感はある
AHSはjamバンドとかフリモメン見るに
もっとキャラ方向で力入れてくるかと思ったんだが、そうでもなかったな
インタネ&AHSはクリプ勢ほど「一団」って感じが薄い=関係性でキャラが立たないふいんきを感じる
誰か昔言ってた「ボカロは同じ事務所の同僚程度の関係性」ってのがそのままなイメージ
歌うツールに徹して裏方志向っぽく、DTMer以外にはちょっとビター
でもそこが好きだフヒ
>疲れ
最初から見てた人は疲れたかもしれないけど、
後から見始めた人は「なんかキャラ薄い子もいっぱいいるな」状態なので、
ボーカルシンセキャラ総体で見てもこれから新たな絡み方が出てくる可能性はあると思うな
ニコニコ的にはアイアイが希望の星
R18だけど描きスレや百合スレが最近復活してるな
後パンツスレも
AHSは公式で先生と幼女の関係とか、キャラにも絡みにも力を入れてないわけでもないけど
それらが他の面々とは余計に絡みづらくしているところに問題が所在
>新たな絡み方
古くからいる人は、家族設定に追加されていく的な考えが多いんじゃないかと思ったりするが
(そしてがくぽかルカあたりで力尽きている)
それにはこだわらないような形の人間関係設定とかの方が、今後の広がりがあるといえばある
けど家族設定のような定番となりえるかどうか
結局このスレの住人が理想とするキャラ展開って何なんだろ。
住人とか架空の存在ですしおすし
ってくらい空気読まずに滑走離陸超音速で飛んでって欲しいです
まぁ確かにネット上で流行りそうな設定・創作物を考えるとか
業界人や評論家みたいなことを素人がやる必要も能力もないわな。
所詮はこのスレの雑談は
「どんなのが見たい」「自分はどんなのが好きだ」のあくまで雑談であって
計画とかではないからね
創作者が読んでくれていて、見たいものが見られることもあるが、
かといって大勢が動くわけでもなし
-Project VO総-
・・・語呂が悪い
>>327 乙乙
ピアプロも探しにいくわ
>>328 ギャルゲーヒロインの一人って感じでいいなw
しかしてなぜに釣りver
某ゲーム、ネロくんにテトくんにカイトさん… 他にもいるのか?他にも!?
どのゲームだろ・・・
ツクールの?
ゼノブレイド、ゲーム中の町の住人でね。
まだ途中だから、この先いるのか不明だけど。
お遊びネタかw
外見も似てたら芸コマだね
さすがに外見はw
テトとカイトは頭に羽根が生えてるし、ネロは人外ケモ系?の住人。
あとテトは少年だったり、ネロが飲んべのおっさんだったりするし。
仮に強引にその名義借りを二次創作と見ると、ネロ君が飲んべの毛むくじゃらへと進化した経緯とはいったいかなる艱難辛苦か
ネロモデルキター
男キャラ恒例の変態化はどうなるかなw
さすがネロ君、ネタがなくともなんともないぜ!
>>339 何人かいじってきた
ハク水着モジュ、やっぱりCAFEさんがラフ晒してたやつだったねw
>>341 ほとんどじゃなくて全部知らない自分はどうすれば良いのかとw
もっとも正確に言えば、衛角とまな板と、そしてPさんが相変わらず
チャレンジャーだと言う事だけは判った訳だが。
だけど生存報告、嬉しかったですよ。
懲りずにまた曲を元にSSモドキを書きました
もしよろしければ、また読んでいただけたら幸いです
↓
船が成層圏に突入する。
軽い振動が伝わってくる。
漆黒の宇宙空間に代わって、ブルーのグラデーションが映し出される。
やがて目の前に真っ白な雲海が見えてくる。
船の後方には深い藍色、周囲は抜けるような青色に満たされる。
気圧が徐々に高まり、古い船は軋み音をたてている。
コクピット――といっても、味も素っ気も無いコンソールパネルが並んでいるだけ――のシートに掛け、
インジケーターおよび計器類を確認する。
――オール・グリーン、本日も異状なし……っと。
マイクに向かってクリアランスを申請する。宙港の管制から、機械的に許可をもらう。
男がこの5年間、ずっと繰り返しているルーチン・ワークだ。
♪ ♪ ♪
星間連絡船(通称ミッド・シップ)のパイロットをしながらチャンスを待ち、
5年後には新たな惑星を求めて旅立つ探査船のクルーになる……。
それが、彼の目標だった。
「夢」ではない。必ず実現させる、「具体的目標」そのものだった。
ミッド・シップは、食料・資源や建設資材などを惑星から惑星へ輸送する船である。
ときに客船の役割も果たす、もっとも“庶民的”なスペースクラフトだ。
彼は自嘲気味に、自らの立場を思う。
輝かしい任務に就くために手に入れたスペースシップ・ライセンス。
それを、ありふれた資材運搬船を転がすことに使っている。
――しょせん、こんなものか。
思い描いた理想と現実の仕事との間には、小さくない隔たりがあった。
しかし、それも昔の話。
彼は諦め、虚しい気持ちでルーチンワークをこなす。
現実に敗れた、というにはあまりにも陳腐過ぎた。
♪ ♪ ♪
コロニーで休憩していると、向こうのほうが賑やかになってきた。
何かと思い、同僚と共にそこへ近づく。
ロビーの一角にしつらえたステージの上には、一人の少女が立っている。
コバルトブルーの髪を、お下げのように結わえている。
髪先が微かに揺れる。
少女は、歌を歌っている。
伸びやかな歌声、ゆったりと心地良いビート。
ドームを透かして見える、青く輝く惑星をバックに歌っているその姿が、彼の心を捉えた。
「お、ミクがライブやってるな」
「ミク?」
後ろからやってきた同僚の声に、男は首を傾げる。
「知らないか? 『VOCALOID 2 初音ミク』。歌うアンドロイドさ」
その名前を聞いたことはあった。しかし実際に姿を目にし、その歌声を聴くのは初めてだった。
まだあどけなさの残る顔立ち。
ちょっと舌っ足らずな歌い方。
けれどその歌に、彼は強く惹きつけられた。
エレクトリックピアノのきらきらとしたアンサンブルに、澄んだ歌声が溶ける。
初めて聴くはずのその歌が、何だかとても懐かしく、温かく感じた。
♪ ♪ ♪
↑
ひとまずここまでです
続きはもうちょっと推敲して、日を改めて投下します
失礼しました