1 :
創る名無しに見る名無し:
「ふうむ…前スレが奇跡のDAT落ちして以来、ヘイドレクは永遠の闇に封印されたはずだがなあ」
ブランデーグラスを手のひらで揺らしながら、権田は呟いた。
ゆったりとしたローブに包まれ、柔らかな革張りのソファーに身を沈めたまま、権田はブランデーを少し口に含む。
豊潤な香りが口の中に満ち、熟成された苦味が舌の上で転がる。
権田はその旨味を充分に味わいながら、琥珀の液体をゆっくり嚥下した。
ヘイドレク…そう、あのヘイドレクである。
ダークファンタジーの世界で鬼神の如き勇猛さを誇った希代の英雄、ヘイドレク。
数多くの魔物たちとの決闘や、幾多の苦難を乗り越え、遂には神の領域に達した現代のヘラクレス。
既に、既に封印したはずなのに…。
ふうっ、と権田は吐息を漏らした。
あれから数十年の時が流れた。ヘイドレクとその英雄神話が闇に封印された、あの日から。
権田はその後、二つの世界大戦を生き延び、戦後の裏社会を仕切ってのし上がり、巨万の富を得た。
今や闇将軍と呼ばれ、政財界や裏社会の名士たちの尊敬と畏怖を集める巨魁となったのだ。
それが定められた運命であるかのように、そうなるのが当たり前であるかのように。
権田は働いた。ヘイドレクに負けず劣らず凄まじい闘争を生き抜き、数多くの危機を乗り越えてきた。
その末に、現在のこの地位を手に入れてたのだ。
本日も甘粕財閥の当主との宴席を終え、帰宅後はホットラインを通じて大統領補佐官からの相談にも乗った。
権田なしでは、もはやこの国は動かない、それほどの巨大な権力を彼は手にしていた。
全てを手にし、全てを支配し、全てを思うがままに動かせる、それが現在の権田だ。
だのに、何故だろう、この胸に去来する、喩えようもない虚しさは?
権田は葉巻を手にした。シガーカッターで火口と吸い口をカットし、それを咥える。
夜が更け、サイドテーブルの上で煌々と輝くランプの明かりだけが、部屋を灯す。
豪奢絢爛に彩られた権田のプライベートなダイニング。
古今東西の名品名画に彩られ、美に入り細に入り巧みの手により装飾を施された部屋。
権田の手にした成功を形にしたかのような、この場所で…
なぜ、権田は虚しさを感じてしまうのだろうか?
権田はふと、窓のそとに目を向けた。
凄愴たる月の光が、窓から部屋に差込み、見事なアラベスク絨毯の上に光の筋を描いている。
その先は闇だ。漆黒の闇が無限に続くかのような、深遠たる虚無が広がっている。
まるで死そのものが、その中に潜むような、そんな限りない黒の世界。
2 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/24(日) 01:16:05 ID:NC5nBr4K
一瞬、権田の目の前に、あのヘイドレクの姿が浮かんだ。
暗闇の中、あのヘイドレクの姿が。
泣き叫び、悲鳴を上げ、糞と小便を漏らしながら逃げ惑う、あのヘイドレクの勇姿が。
「ま、幻か?」
権田は思わずうろたえた。この豪胆な男にしては珍しく。
いや、そんなはずは無い。もうあの男は未来永劫、閉ざされた世界に封印されているはずなのだ。
だが、ヘイドレクの姿は生き生きとそこに躍動する。
魔法使いに便器にされ、キモ男の脱糞したての糞を食べさせられたヘイドレク。
幼稚園児に緊縛されて吊るされて、散々ムチで叩かれながらも泣きながら喜ぶヘイドレク。
かつてのヘイドレクの冒険が、そこに繰り広げられていた。
養豚場の豚に肛門を犯されるヘイドレク。
全身に謎の昆虫の卵を産み付けられたヘイドレク。
過酷な運命の数々が、権田の目の前で繰り広げられている。
そう、それは権田自身もそこに関わったあの過去だ。
あまりの過酷な運命についにヘイドレクが壊れてしまったこともあった(元々壊れていたという説もある)。
そんなヘイドレクを心配し、権田ら一行はヘイドレクを必死に探したこともあった。
あのときは堀の内の街角で女装して立っていたヘイドレクを探すのに、実に一ヶ月も掛かったのだ。
思わず、権田は微笑んだ。
懐かしい、実に懐かしい日々だった。
ヘイドレクを監獄に閉じ込めたまま忘れ去り、数百年放置してしまったこともあった(時空が歪んでいたんだよ)。
ずいぶん経ってからヘイドレクを救出したが、そのときには彼は完全に野生化幼児化してたのもいい思い出だ。
そう、あのころからだ。
ヘイドレクの冒険が、徐々に黄昏を迎えつつあったのは。
あの後から、ゆるやかにヘイドレクサーガは崩壊していったのだ。
緩やかに、だが確実に、ヘイドレクとその仲間たちが活躍したダークファンタジーの世界は壊れていったのだ。
権田の出世や成功と相反するかのように。
あの、ヘイドレク伝説が永遠に閉ざされた、あの暑かった夏の日の夜。
3 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/24(日) 01:16:51 ID:NC5nBr4K
「な、何だこれは?」
権田は思わず驚いて声を上げた。剛毅なこの男にしては実に珍しい。
権田は手を思わず頬に当てた。その頬に伝うのは…涙?
「涙? まさか。俺が泣いているとでも?」
そんなはずは無い、と権田は思った。
遠き昔に捨て去った過去だ。もはやあんな過去(汚らわしいといっても過言でない過去)など。
そんなものは、クズに等しい。
だが、だがなぜだろうか? この権田の胸をふるわせる、喩えようもない悲しみは?
権田の目頭を熱くさせる、堪えきれない思いは?
「ヘイドレク…お前!」
権田は思わず、ソファから身を起こした。
窓辺に向かってそう呟き、暗闇の中のヘイドレクに呼びかけた。
その瞬間、ヘイドレクの姿は消え去っていた。
青白い輝きを放つ月明かりだけが、窓を照らす。
その先は虚空、永遠の沈黙が支配する、漆黒の帳だった。
権田は泣いた。堪えきれずに泣いた。この男が泣いたのは何十年ぶりだろうか。
時に冷酷非情に敵を抹殺し、権力闘争に図太く勝ち抜いたこの男が、何故いま、ここで泣いているのか?
己を自制し、常に敵を射止め、決して敗北を許さなかったこの男が、何故涙を流しているのか?
月だけが、権田の涙を見ていた…。
4 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/24(日) 04:06:37 ID:NC5nBr4K
『ヘイドレク 流浪の果てに…』
@
「…おまえの存在など、とっくの昔にその役目を終えて消え去ったよ…」
忘却の彼方に存在する監獄に幽閉されたヘイドレク。
今や永遠の囚人となりはてたそのヘイドレクに向かって、暗がりから声がした。
「だ、誰っ?」
今まで膝を抱えてシクシク泣いていたヘイドレクはその声に驚き、顔を起こした。
鉄格子の嵌った小さな窓から月明かりが差し込み、監獄の床を弱々しく照らす。
声がするのはその先の暗がりだ。ヘイドレクはその闇に向かって目を凝らす。
「おまえなど、とっくの昔にその役目を終えたんだよ、ヘイドレク」
暗闇は尚も語りかける。
その不気味な声に、ヘイドレクは緊張した。
押し殺したような低い声。まるで地の底から響き渡るかのような…そんな声だ。
「だ、誰なんですか貴方は?」
ヘイドレクはたじろぐ。
そのときだった。突如、窓から差し込む月明かりが途絶えた。
月に暗雲がかかり、そのか弱い明かりを遮ったのだ。
監獄内は暗闇に包まれた。
その暗闇の中でヘイドレクは立ち竦む。
高鳴る鼓動と自分の荒い息遣いだけが、ヘイドレクの耳に嫌に大きく響く。
「ヘイドレクよ、そもそもおまえは何のために誕生したのか憶えているかい?」
暗闇はヘイドレクに問いかけた。
「…えっ?」
ヘイドレクはその場で固まった。
暗闇のその問いかけに、ヘイドレクは慄然とした。
「…そう、わかっているだろうが、おまえはネットで暇つぶしをする暇人連中のオモチャとして誕生したのだよ…」
暇人連中のオモチャ…酷い言葉だ。
だがヘイドレクにも思い当たる節があった。
誰とも分からない連中に無理矢理に何だか意味の分からない冒険をさせられ、
その後はわけの分からないマゾ奴隷にされ続けた人生。
ファンタジー世界の英雄として誕生したはずの自分が、
いつの間にかただの道化として嘲笑われてきたのだ。
「でも私はもう、英雄への夢はとうに捨てたのです…なのに何故、私は苦しみ続けなければならないのでしょう?」
幼き日に胸に抱いた夢…ハードファンタジーの世界で語り継がれる希代の英雄という果て無き夢。
その破れ、ある意味もっと過酷な運命に放り込まれ、苦難の道をさまよい続けるヘイドレク。
その屈辱の日々を思い、ヘイドレクの目には涙が溢れた。
5 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/24(日) 04:07:24 ID:NC5nBr4K
A
闇は少し間を置いた。暗がりの中で涙を流すヘイドレクを、乾いた視線で見守る。
監獄の岩壁に、ヘイドレクのすすり泣きが響いた。
ヘイドレクの泣き声が落ち着くのには、数分ほど掛かった。
鼻をすすり上げながら尚も俯くヘイドレクに向かって、闇はゆっくりとした口調で問いに答えた。
「それはだなヘイドレク、運命なのだよ。これからもずっと続く、おまえの存在が忘れ去られるその日まで…」
闇はそう語ると、再び沈黙した。
暗黒と虚無につつまれたその沈黙は、どこか悲痛ですらある。
「運命?…運命だなんて、そんなの酷すぎる!」
返す言葉も見つからないまま、ヘイドレクは俯いた。
握り締められた拳は硬く握られ、吐き出しようの無い憤りにヘイドレクは震えた。
自分は一体なんだったのか、自分の存在とは…捜し求めた答えを、実はヘイドレクは漠然とだが察していた。
しかしそれを認めたくない。そのことを認めてしまうと、自分自身の自我が崩壊してしまう。
目の前に答えは既に存在する。それが虚構であることは、どこかで既に理解している。
だがそれから目を背け、現実から逃避し続けてきたのだ。
現実を認めてしまえば、自分を支えてきた脆弱なプライドが崩れ去ってしまう。
だから逃げるのだ。逃げ続けるのだ…最後の鼓動を打つその瞬間まで。
今までにヘイドレクは、まさにそのように生きてきたのだ。
「ヘイドレクよ、おまえは真実を知りたいか…いや、真実を知る勇気はあるか?」
暗闇は言う。今度は力強い、確信に満ちた口調で。
ヘイドレクは何かに打ち抜かれたかのようにハッと顔を上げる。
涙が溢れる目で、ヘイドレクは暗闇を凝視した。
今回は珍しく真面目な展開である。
それはこの書き込みをしているヘボが、現在、ド派手に泥酔しているからだ。
そして、その真面目さこそが、ヘイドレクを恐怖させた。
「もう一度問うぞヘイドレク。ヘイドレクよ、おまえは真実を知る勇気はあるのか!」
暗闇は再び問うた。
6 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/24(日) 04:08:16 ID:NC5nBr4K
B
ヘイドレクの脳裏に様々な記憶が過ぎった。
かつてヘイドレクは、ハードファンタジーの主人公として勇ましく登場したのだ。
幻想的かつ悲劇的な世界の只中で、孤独な剣士として剣を振るった日々。
乾いた血と涙、崩れかけた秩序の狭間に広がる、壮大な幻想の世界。
ヘイドレクはそんな無常なる世界の中で、自身の肉体と、強靭な意志の力で生き抜いてきたのだ。
いや、正確にはそういう人生を歩むはずだったのだ。
己の力のみを頼みに死地を切り開き、敵を打ち倒し、祝われることの無い勝利を勝ち取る。
孤独の中を歩み、決して挫けぬ意思の力で、後世まで語り継がれる英雄譚を作り上げる…予定だったのだ。
「ヘイドレクよ、どうした!もう一度立ち上がり、今度こそ英雄としての道を歩むつもりはないのか?」
暗闇は尚も問いかける。
ヘイドレクの脳裏には、苦渋の記憶が渦巻く。
アナルを開発され、昆虫に卵を産み付けられ、挽肉にされて豚のえさにされたあの日。
腎臓を無麻酔で摘出され、安月給で働かされ、その給料をヤンキーに巻き上げられたあの日。
ちんちんをズタズタにされ、麻雀で毟られ、うんこを喰わされ、さらにおしっこを飲まされ、
豚に肛門を犯され、牛にも肛門を犯され、ちんちんとかかとを縫い合わされ、そのまま縛られて吊るされ、
何だかよくわからない危険な部品を何だかよくわからない機械に据え付ける仕事をやらされ…
それから、それからっ!
「ああっ!」
ヘイドレクは遂にうめいた。そのまま監獄の床に蹲る。
「どうしたヘイドレクよ、結論は出たか?真実を知り、再び英雄への道を目指す勇気はあるのか?」
暗闇の声が届く。
ヘイドレクは暫く蹲った。そのまま嗚咽に近い声をあげる。
このまま忘れ去られ、この牢獄で朽ち果てたほうが、よほどマシではないのか。
これからもあのふざけた人生を歩み続けるなど、今の自分には耐えられない、そうヘイドレクは思った。
自分の人生の流転を呪い、自分に酷い仕打ちを散々やってのけた暇人たちを憎む。
だが、もうその運命は変わらないのだ…そう、未来永劫、彼の存在が完全に忘れ去られない限り。
(僕の運命を玩ぶ暇人が居る限り、決して自分は英雄への道を歩むことなど、ありえないんだっ!)
ついにヘイドレク立ち上がった。
この世の全てへの怨嗟を込めた、鬼気迫るその瞳で暗闇を睨みつける。
そしてヘイドレクは最後に、迷い無く、決然とした口調で答えた。
「ありません。今のままで結構です」(了)
『新・ヘイドレクサーガ 〜十文字タケル、最大の危機』
@
(…クソッ!!小学生だと思って甘く見てたぜ!)
正義のヒーロー・十文字タケルは、小学生4年生(※一応18歳以上)・香苗ちゃんを目の前に驚愕していた。
まさかこんな小娘・香苗ちゃんにこれ程のオーラルテクがあるとは思ってもみなかったのだ。
すでに彼女の抜群のフェラで3度も絶頂に至り、たっぷりの精液を放出してしまった十文字タケル。
今回の敵は手ごわかった。
見た目はガキ。しかもキュートな猫耳。確実にローティーン。
正義の味方にしてロリロリな十文字タケルのストライクゾーンだ。
だが小学4年生香苗ちゃんは、そのあどけない見た目とは裏腹にとんでもないフェラテクの使い手。
――まさか魔王ペロポンテは、俺の弱点をわかった上で香苗ちゃんを送り込んできたのか!
このままではまずい。だが…
「ぐ、があっ!」
けたたましい叫び声とともに、十文字タケルは遂に4回目の放精を許してしまった。
あまりの快感に身体を打ち震わせながら、肉茎から大量の精液を吐き出す。
香苗ちゃんは放出された十文字の精を口の中で受け取り、それを美味しそうに飲み込んで微笑んだ。
また口から溢れた精液を指先で丁寧にぬぐい、それもまた舌で舐めとってみせた。
(何て…何て小娘なんだ。この俺がこんな娘に翻弄されてしまうなんて!)
キャッキャとはしゃぐ香苗ちゃんの目の前で、正義の味方・十文字タケルは力なく崩れ落ちた。
「どう、おにいさん。もうこうさんする?」
香苗ちゃんは十文字タケルを見下ろしながら、嬉しそうに微笑んだ。
百戦錬磨の男根を手玉にしたとは思えないほど、あどけない笑顔だ。
「このままでは、この小娘に精気を全て吸い取られて死んでしまう…どうしたらいいんだ?」
香苗ちゃんのピュアな笑顔に、十文字タケルは戦慄を覚えた。
しかし、再び肉茎をくわえ込んだ香苗ちゃんのフェラテクに、ビンビン反応してゆく自分を抑えることはできなかった。
A
…めくるめく快感の中で十文字タケルは、今まで戦った数多くの敵たちのことを思った。
世界征服を企む魔王ペロポンテたちが送り込んだ数々の美女…いや魔物たち。
抜群の乳房を持ちエレーヌ、究極のヒップをフリフリさせたマリアンヌ、フィンガーテクでは他の追随を許さないマリア。
数多くのセクシーな美女、じゃなくて、凶悪な敵たちの甘いテク、じゃなくて攻撃。
そんな数々の試練で、どれほど十文字タケルは法悦に浸った、じゃなくて苦しめられたことか…。
そうした苦境を乗り越え、十文字タケルはこの地球を守り続けてきたのだ。
――そうだ、俺こと正義の味方・十文字タケルこそ、この美しい世界を守る救世主なのだ!
挫けそうな十文字タケルのペニ…じゃなくて心に、再び正義の炎が燃え上がった。
射精寸前まで勃起しきったペニスを抜き払うと、十文字タケルはそのまま小学四年生香苗ちゃんの上にのしかかる。
そして、突然のことに驚愕する小娘を睨みつけ、十文字タケルは叫んだ。
「お前のような小娘に俺が屈すると思ったのか!」
叫びながら香苗ちゃんのワンピースを破り、パンティーを千切り取った。
「キャアッ!」
恐怖のあまり悲鳴を上げる香苗ちゃんを、十文字タケルは血走った目で睨みつけ、床に押し倒す。
鼻息は荒く、口元からはヨダレが溢れ、もちろん股間はビンビン。
「大人をなめるなよ小娘!本当の男の凄さを、この俺様がお前に教えてやるわ!」
周囲に響き渡る大声で叫んだ十文字タケルは悲鳴を上げる香苗ちゃんの両脚を押し広げた。
まだ未成熟で、恥毛も生えていないヴァギナが露わになる。
蛍光灯の光の下でそれは、僅かに潤みながら息づいているようだ。
「フフンッ、フェラはプロ級だが、ここはまだ未開発のようだな小娘…この十文字タケルが初めての男になってやろうか?」
正義の味方らしからぬ歪んだ微笑を浮かべる十文字タケル。
久しぶりのロリ、それと散々放精し疲弊した十文字タケルは、普段の冷静さを失ってしまっていた。
「キャーッ!誰か助けてーっ!」
香苗ちゃんは恐怖のあまり泣き叫んだ。
しかしその叫びも普段の冷静さを失った十文字タケルには届かない。
それどころか彼の中に眠る卑猥な蛮性を呼び起こしただけだった。
殆ど隆起していない香苗ちゃんの乳房を、十文字タケルの無骨な手が掴んだ。
初々しい乳房が汚らしい手の中で、無残にその形を崩す…なんて残酷な!
大暴れする香苗ちゃんの身体を押さえつけて、十文字タケルは豆粒のような乳首を舌で玩んだ。
素晴らしい味だった…十文字タケルの中のロリータの本性がさらに燃え上がる。
大きく押し広げられた香苗ちゃんの股間を指先でまさぐりながら、十文字タケルは爆発しそうな己のペニスを掴んだ。
指先でヴァギナを押し広げると、まるで穢れを知らない香苗ちゃんの花弁が十文字タケルの前に晒された。
――いよいよ…俺はこの娘を!
B
「待て!動くな貴様!」
挿入寸前の十文字タケルの背後から、突然怒鳴り声が響いた。
同時に多くの足音が部屋に突入し、正義の味方・十文字タケルの周囲を取り囲む。
警官達だった。
「な…なぁっ!」
十文字タケルは正義のヒーローにあるまじきうめき声を上げる。
床で十文字タケルに組み伏せられ泣き叫ぶ香苗ちゃん。
香苗ちゃんの裸体の上にのしかかり、勃起したペニスを握り締める十文字タケルの姿…。
これはもう、誰がどう見たって、幼女に対する強制わいせつの現行犯である。
…憤りで震える警官達の中から、トレンチコート姿の初老の刑事が歩み出て十文字タケルの目の前に立ちはだかった。
その目付きは凄まじい憎悪と嫌悪に満ちている…当たり前だ。
「きさま…きさまは獣か!こんな年端も行かぬ娘をっ!(※設定上、18歳です)」
そういって大きく振りかぶった刑事は、その拳を十文字タケルの顔面に叩き込んだ。
凄まじい衝撃が十文字タケルを襲う。
吹き飛ばされ壁に激突したその瞬間、十文字タケルはあっけなく気絶した。
同時に射精したペニスは、十文字タケル床に倒れ伏したのち、もう一度大きく痙攣し、再び精液を迸らせた…。
■
…一方、悪の宮殿のベッドの上では、魔王ペロポンテが香苗ちゃんのヴァギナを犯しながらほくそ笑んでいた。
「これで、十文字タケルの奴も終わりだな…なあ、香苗?」
魔王ペロポンテは人間離れした巨大な男根で、香苗ちゃんの敏感なヴァギナを大きくえぐり返す。
そう、香苗ちゃんは、選び抜かれた地獄の美少女戦士だったのだ。
十文字タケルの唯一の弱点、ロリータコンプレックスを突くために数万人の美少女の中からより抜かれたが彼女だ。
「ああっ!もっと私を貫いてください、魔王ペロポンテさまっ!」
悲鳴のような嬌声を上げてペロポンテの肩に縋りついた香苗ちゃんは、その直後、痙攣しながら絶頂に達した。
「ふふ…邪魔者は全て消えたぜ。これで全てが上手くゆく」
再び魔王ペロポンテの愛撫を求めて抱きつく香苗ちゃん。
そんな愛くるしい香苗ちゃんを面倒くさそうに抱きかかえ、魔王ペロポンテは笑った。
「ほれ香苗、これがご褒美だぞ…どうだ?ん?」
逞しい腰を思い切り突上げる魔王ペロポンテ…その魔王ペロポンテの腰の上で、香苗ちゃんは弾かれたように喘ぐ。
巧みな愛撫に肢体をわななかせ、快感に酔いしれる香苗ちゃん。
その初々しい肉体を犯しながら、魔王ペロポンテは高らかに笑った。 (了)
『新・ヘイドレクサーガ 〜ヘイドレク伝説の復活』
@
突然のヘイドレクが復活に、ヘイドレク委員会の委員たちは恐慌状態に陥った。
通常、復活の際に開かれる準備委員会もなしに、今回は突然ヘイドレクサーガが復活したのだ。
多忙の中、いきなり本会議場に召集を掛けられたヘイドレク委員会の委員たちも、困惑の色を隠せない。
「一体何事だ?なぜ急にヘイドレクは復活したんだ!」
そう声を荒げる委員もいる。
そんな喧騒の中で秘書官や事務官たちは関係資料を各委員の座る席に配布する。
とにかく目の回るような忙しさだ。
黒塗りの高級車に乗った委員たちは続々と本会議場に入場してくる。
PA機器の調整で、会場全体に甲高いハウリング音が響き渡った。
そんな耳障りな音を耳にしながら、ヘイドレク委員会委員長・権田俊行伯爵は委員長席に着席した。
委員会本会議場は突然のことに、まだざわついている。
あれから数ヶ月、ヘイドレクの運命は様々に流転し、最終的に権田自らの手でその命運を閉ざされたのだ。
そして本日、突然のヘイドレクサーガの復活。
確かにそれはこの帝都を揺るがす一大事件である。
権田はマイクロフォンの音声が生きているのかを確かめるために、指先で叩く。
すると再び甲高いハウリング音が会場に鳴り響く。
慌ててミキシングオペレーターが音声レベルを下げ、睨みつける権田に向かって頭を下げた。
権田の着座する委員長席には既に大量の資料が並べられていた。
今回、突然ヘイドレクサーガが復活した理由についてなどの資料だ。
ただし、ヘイドレクサーガの復活の経緯については、委員の中でも特別理事たちのみの極秘事項扱いとなっている。
一応権田もこの特別理事の一人である。だが、この最高機密は誰にも漏らせない。
そう、いかにキャサリンが巧みなフェラをしてせがんでも、この秘密は漏らす事は許されないのだ。
突然の本会議召集のためか、欠席を申し出た委員もかなり多くいた。
特に帝国海軍の第一連合艦隊は南太平洋を航海演習中のため、海軍の将校たちに欠席が目立つ。
権田にとって、ヘイドレク委員会の権田派重鎮である滑川海軍大将やスメルノフ海軍大尉・男爵の欠席は痛い。
彼らの欠席によって議会の多数派工作に影響があるのでは、と権田は訝った。
「権田委員長。そろそろ…」
権田の第一秘書であり、政策担当補佐官の明石忠宣が、権田に耳打ちした。
権田は資料を読みながら、明石の言葉に軽く頷いた。
脇にあったコップを手にとる。
ここで失敗するわけには行かない、権田は自らのそう言い聞かせた。
良く冷やされたミネラルウォーターをゴブリと飲み干す。
そのまま権田は、軽く咳払いをしてマイクに向かった。
まだ興奮冷めやらぬ会場全体を睥睨し、権田は大きく深呼吸する。
さしもの豪傑、権田俊行ですらも、ヘイドレクサーガの復活には緊張の色を隠せなかった。
とにかく今日は、ヘイドレクサーガの復活宣言を無事取りまとめることが肝腎なのだ。
A
「…本会議場に集ったヘイドレク委員会の皆様、ご着席ください」
会場内に、権田の野太い声が響き渡った。
その声が本会議場内にあるスピーカーを通じ、広大な部屋全体を揺さぶる。
本会議場に集った1600人ほどの委員たちは、その声にハッと我に返り、委員長席に鎮座する権田を見た。
緊張した面持ちで会場全体を睥睨する権田…その凄まじい威圧感に各委員たちは慌てて着席する。
ガタガタと椅子が床に当たる音が静まると、広大な会議場は水を打ったように静まり返った。
緊張した溜め息や咳払い以外、物音一つしない。みな、緊張しているのだ。
一体これから何が起こるのか…その一事に全ての関心が集まっている。
そう、大戦前夜の御前会議を思い起こして貰えば良い。
これからこの本会議場で行われる会議は、まさしくそれに匹敵する、歴史的な会議だ。
権田はしばし瞑目する。
かつて自分がヘイドレクたちと繰り広げた数々の冒険が脳裏を過ぎった。
その凄まじさ、馬鹿馬鹿しさ、そして神へ通じるような崇高さ…。
愚かな暇人たちによって玩ばれ続けたヘイドレクの運命。
(なんということだ。また再び、あの悲劇が繰り返されるとでもいうのかっ!)
膝の上で握り締められた権田の拳に、汗がにじむ。
静まりかえった本会議場で、委員たち全員の目が、緊張で強張る権田に集まっていた。
ついに、時計は午前十時となった。
その瞬間、壁に仕掛けられた鳩時計小さな扉がパカッと開いた。
そこから可愛らしい鳩の人形がスライドして出てくる。
ジィーっと仄かな機械音とともに出てきた鳩時計の鳩は、15センチほど飛び出ると、そこで停止した。
ゴクリッと唾を飲み込む音がする。
権田の額にも、玉のような汗がにじみ、流れ落ちた。
「ピポッ!ピポッ!ピポッ!ピポッ!…」
静まり返る本会議場内に、愛くるしい鳩の鳴き声が軽やかに流れる。
その泣き声は合計十回…そう、それはたった今、午前十時になったということだ。
十回以上でもなく、十回以下でもなく、正確無比に十回啼いた鳩は、ちょっと小首をかしげるような動きをした。
それはまるで、未だ緊張が解けない会場を、不思議そうに見下ろしているかのようだ。
小鳩その格好のまま、出てきた時と同じようにゆっくりとスライドしながら、仕掛け時計の扉の中に消えてゆく。
ゆっくりと…静かに。
パタン、とほんの僅かな音を立てて仕掛け時計の扉が閉まった。
そう、遂に来てしまったのだ。この日が、この時が!
瞑目を続けていた権田は、突然両目をカッと見開いた。
目は血走っている…僅かに潤んでいるのは、気のせいだろうか。
権田は再びマイクロフォンに向かい、震えるような声で言葉を発した。
「ヘイドレク委員会の緊急本会議を開催いたします!」(了)
『新・ヘイドレクサーガ 〜独房で見た夢、救いは何処?』
(1/2)
「…ダメだダメだダメだ! こんなんじゃ全然ダメだっ!」
天才ハードファンタジー作家(志望)のヘイドレク絶叫した。
北向きの狭い四畳半…どこか生臭い部屋の中で、ヘイドレクは薄くなった髪の毛を掻き毟る。
「こ、これではノーベル文学賞に送ったところで、誰も俺の高尚かつ至高の芸術性を理解などしてもらえないっ!」
ヘイドレクの目は不気味なほどに見開かれ、血走っていた。完全に狂人の目そのものだ。
言葉にならない唸り声をひとしきり上げた後、ヘイドレクは立ち上がる。
そして机上の原稿用紙をグシャグシャに鷲掴むとゴミ箱へぶん投げた。
「また最初から書き直しだ!」
有りもしない才能を有ると勘違いし、決して見つからない才能を追い求めるヘイドレク。
実はこのような彼の存在こそ正真正銘のファンタジーなのではないか?
数分後、ヘイドレクはおもむろにパンツを下ろし、貧弱なちんぽを掴んだ。
「とりあえず溢れ出る才気を発散させないと駄目だ。ボクの内部で核融合爆発を起こしちゃうからな…」
訳のわからないことを呟きながら、ヘイドレクは本棚の隠し引き出しから、彼の座右の書を取り出した。
その幼女ロリ専門写真誌を開くと、お気に入りの小学五年生の少女・絵梨ちゃんのページを開く。
まだ未成熟なその肉体の瑞々しさに、ヘイドレクは溜まらぬ欲情を覚える。
「むう、た、堪らないナリ!」
亀頭の被った包皮を丁寧にむきながら、ヘイドレクは自分のちんちんをしごき始めた。
頭の中で彼は、写真の中の絵梨ちゃんをひん剥いて裸にしていた。
もちろん脳内の想像の世界で。
まだ僅かな隆起しか見せない絵梨ちゃんの両乳房を荒々しく掴み、乳首を舌でペロペロと舐める。
妄想の中で。
恥じらいと不安な表情を見せる絵梨ちゃんを見下ろしながら、ヘイドレクは嗜虐的に微笑んだ。
そう、絵梨ちゃんは、俺が開発してやるんだ。
この小娘を性奴隷にして、まだ見ぬ快楽の坩堝の中で甘美なリビドーの溺れるのだっ!
ヘイドレクの右手はさらに激しく上下する。
薄汚れた四畳半の中で、ヘイドレクの生臭い吐息が満ちてゆく。
快楽に顔を歪めながら、ヘイドレクは笑った。
その口元から覗く乱杭歯は黄ばんで虫歯だらけだ。
くすんだ素肌、緩みきった肉体、不潔さ漂うその容貌…。
そんな一人の醜男が今、オナニーに浸っている。
それが作家志望のクズ人間、ヘイドレクの現在の姿だった…。
(2/2)
…数分後、ヘイドレクは、華々しく果てた。
赤黒くひん曲がった貧弱なちんぽの先端から、生臭い精液が飛び散る。
精液はちゃぶ台の上に広げた幼女の写真誌に飛び散り、恥ずかしそうな笑顔を見せる少女の写真に降り注いだ。
「ああっ!」ヘイドレクは慌てた。
彼にとって女神であり天使である絵梨ちゃんの御真影に、己の汚らわしい精液が粘着してしまったのだ。
大急ぎでティッシュを引き出すと、絵梨ちゃんの写真にへばりつく精液を拭う。
ゴシゴシとこするが、粘ってへばりつく精液は、絵梨ちゃんの写真に染みこんでしまっており、中々落ちない。
一瞬、ヘイドレクの脳裏に「もしかして俺、絵梨ちゃんに生で顔射しちゃったのかも!」という戯言が浮かぶ。
そのイメージに酔いしれ、萎びかけた自分のペニスが少し反応したのがわかった。
「そんなことより、早くザーメンを拭わないと、絵梨ちゃんの写真がヨレヨレになっちゃうよ!」
と、少し唾液で濡らしたティッシュでこすってみるが、印刷が少し剥げただけであった。
仕方なくヘイドレクは雑誌を持ち上げた。そのまま絵梨ちゃんの写真を、舌でぺロリと舐め上げた。
自分の口の中に、自分の精液の生臭い臭いが充満し、ヘイドレクは思わずむせ返る。
「もう、この際だから絵梨ちゃんを食べてしまおう」
そう思ったヘイドレクは雑誌のページを破りとると、自分の精液の降りかかったそのページを丸め、口の中に放り込んだ。
そのまま咀嚼する…
すると自分の精液の味に混じって、憧れの小学五年生・絵梨ちゃんの甘い味がしたような気がした。
そのページを丸呑みしたころ、ヘイドレクは呆けたような笑顔でケタケタと笑いだした。
ヘイドレクの苦渋の日々は続く…。(了)
『新・ヘイドレクサーガ 〜夢見ることも許されないのか?』
下らない淫夢に耽け、思わず夢精しブリーフを穢したヘイドレク。
そんな愚かなロリータヒーローに対し、厳しい懲罰が下されることになった。
その罰とは…それはガチホモ兄さん20人によって一年間アナルを掘られ続ける、という夢のような罰。
しかし、しかし本当にそれでいいのだろうか?今回の決定はあまりにも性急すぎた嫌いはある。
ヘイドレク委員会の委員の中からは「これではヘイドレクに対しての褒美なのではないか!」という異論も出た。
だが、処断を下すガチホモ兄さんたちを見たとき、今まで処罰の方法に反対していた委員は沈黙した。
大量のドーピングで気持ち悪いほどに怒張した筋肉をムチムチさせながら入ってきたホモ兄さんたち。
ヘイドレクのスナップ写真を見て、ビギニパンツの上から巨大なちんぽをいじくって興奮する彼ら。
そのちんこのでかいことでかいこと…。
「た、確かに凄いわ…幾らヘイドレクが真性のマゾでも、この巨大なものを挿入されちゃったら…」
唯一の女委員であるキャサリンは、溜め息交じりにそう言った。
このガチホモ兄さんたちをおつまみして、ちょっと味わってみたいかな。
好色なキャサリンは、思わずそんな可愛らしいことを考えてしまった。
だが残念、彼らは生まれついてのホモであり、それに…それに…、
それに、こんなの入れられたら…私裂けちゃう!
まあともかく。
一方、会議室のモニター画面に、捕えられたヘイドレクの映像が映る。
既に拷問官に激しく拷問を受けたヘイドレクは、肛門から激しく出血して吊るされていた。
尿道には太々としたピアスリングが填められ、睾丸は数本の太い針で貫かれている。
乳首にもピアス…直径一センチ近いボルトナットを加工したもの、が装着され、今にも乳首が千切れそうだ。
血まみれのヘイドレクを見ながら、委員たちは納得した。
嬉しそうに痛がるヘイドレクの艶姿を見て、やはり彼には厳しい罰を下すべきだと。
最終的には委員会の全会一致でヘイドレクへの処断が決定されることになった。
同時に独房に通ずる重い鉄の扉が開かれた。
マッチョなガチホモ兄さんたちが筋肉をムチムチさせ、ウホウホ言いながらヘイドレクの独房になだれ込む。
天井から吊るされたヘイドレクに群がるガチホモ兄さん。
「ひ、ひいっ!」
ヘイドレクの恐怖する表情がモニター画面に写った。
その瞬間、その画面は消された。
「せめてもの慈悲です…見ないでおいてあげましょう」
委員の一人がリモコンのスイッチを押しながらそう言った。
遠くからヘイドレクの悲鳴が聞こえる…。(了)
『新・ヘイドレクサーガ 〜Intermission』
「ほうら、山びこだよ…」
お父さんはマサシくんにそう言い、遠くの八ヶ岳を指差しました。
マサシくんは、お父さんが指を差した方向に耳を済ませます。
するとどうでしょう、遥か八ヶ岳の峰から素敵な声が聞こえます。
「あ、本当だパパ、凄いや!」
マサシ君は嬉しそうに笑います。
「ねえ、どこどこ?私も聞きたいよ!」
マサシ君の妹、マユミちゃんはパパにねだります。
マユミちゃんは今度、エニグマ幼稚園の年長組になりますが、まだまだ甘えん坊さんです。
優しいパパはマユミちゃんを抱き上げ、そして頬に優しくキスをします。
パパはお髭が濃いので、マユミちゃんの頬にはざらざらした感触がします。
「ほらマユミ、あっちの方だよ。耳を済ませてごらん?」
パパはそう言って、再び八ヶ岳を指差しました。
マユミちゃんは目を閉じ、耳を済ませます。
するとどうでしょう、再び甲高い声が響いてきます。
「あ、パパ。私も聞こえたよ!ねえ、あれは何?」
マユミちゃんはパパの首に抱きついて尋ねます。
子供は好奇心がいっぱいです。
見晴らしのよい高台の、陽だまりの中…。
お弁当にしましょう、とママは言いながらゴザを敷き、お弁当の用意をしています。
良く晴れ、遠くアルプスまで見通せる素敵な、とても素敵な場所。
空気も澄んでいて春風がとても気持ちいいです。
優しい陽射しが幸せな家族を照らします。少し眩しいくらいの陽だまりです。
「マサシ、マユミ。あれはね…、」
パパはマサシくんの手を取り、マユミちゃんを抱き寄せました。
「あれはね、ヘイドレクというバカ男の悲鳴なんだよ…」
パパはそう言って、遠く八ヶ岳の峰々を見ながら微笑みました。(了)
そのころ、ヘイドレクの盟友、権田俊行伯爵は…
権田俊行伯爵は、執務室で秘書兼愛人のキャサリンに潮を吹かせていた。
/⌒\
(;;;______,,,) このスレに松茸が生えたようです
丿 !
(__,,ノ
「マツタケなんぞ生えてねえよ!」
ヘイドレクは自分の股間をグリグリとまさぐりながらそう叫んだ。
そう、ヘイドレクの股間に生えているのは可愛らしいナメコ。
それは時に敏感で、時に不能で、結局は使い物にならないシロモノなのだ。
ただ、ヘイドレクのちんこが三本になってしまったのは秘密である。