【型】TYPE-MOONキャラでパロロワ【月】

緻密で斬新なキャラ描写、思考に思考を重ねた詳細な設定……
二次創作も盛んで、いたるパロロワでも大活躍！
優良な書き手や、見識眼のある読み手をも生み出し、パロロワ発展にも貢献したTYPE-MOON作品。

そんな型月発のキャラ達のみでロワをすると、空前絶後の面白さになることは必然であろう。

参加作品はTYPE-MOONの三大名作、
「空の境界」「月姫」「Fate/stay night」を始め、
それらの外伝作品のメルブラ、Fate/Zero、
ファン待望の新作「魔法使いの夜」、
他にもTYPE-MOON監修作品「CANAAN」、奈須きのこ執筆の力作「D.D.D.」、
武内崇がイラストに参加の「ヴァンパイヤー戦争」等、
バラエティーに富んだ作品群にしたいと思います。

〜TYPE-MOONパロロワ発展への貢献の歴史〜

まず特筆すべきはアニロワであろう。
Fate/stay nightはそね人気から三回連続の出場を果たす。
1stでは遠坂凛が生存、セイバーがラスボス級と大活躍。
2ndでは、今までなかった設定のキャラ達が参戦。
参加者を扇動する言峰、己の財にしか興味のないギルガメッシュ、他にも個性的な面々がロワを華やかにした。
また、宝具の活躍も特筆するべきであろう。
乖離剣・エアが生んだ衝撃の展開にワクワクした読み手も多いのでは？
そして現在進行中の3rdではFateに加え、空の境界が参戦！
個性的な能力を持つキャラクター達が大暴れし、地味な出場作品の多いロワを盛り上げる！

また、このアニロワはパロロワの中でも書き手の腕が高いことで有名である。
書き手の腕を上げるためにTYPE-MOON作品が貢献した事実は否めない。
なぜなら、TYPE-MOON作品を好む読み手は、キャラクターの性格や設定の矛盾には厳しく、
書き手がいい加減な描写をすれば、妥協を許さずに指摘をするのだ。
これが書き手たちにより正確な作品把握を促し、
書き手の能力向上に繋がったことは明らかであろう。

他にも、ロリショタロワ、ギャルゲロワ2nd、マルロワにも参戦し、そのキャラと設定は大活躍している。
テラカオスロワにおいてもTYPE-MOONキャラの登場率は高く、聖杯戦争のアイデアを真似する書き方たちで溢れ返っている。

パロロワでもっとも活躍していると言っても過言ではない、TYPE-MOON作品。
このTYPE-MOON作品が集結し、パロロワを開催すればもはや文学の域へと昇華することも可能ではないだろうか？

色々ワロタw
お前実は型月嫌いだろw

>>1
重複です。
開始前の参戦作品の絞込み、投票、安価、議論などは下記のスレでどうぞ。

バトルロワイアルパロディ開始前総合スレ
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1230213736/

>>6

――否、重複であろうものか。

上記の通り、TYPE-MOON作品がパロロワにもたらした功績は偉大であり、
型月作品でのロワが議論の余地なく成立するのはもは「約束された勝利」であります。

久々に酷いネタスレを見た

武内崇がイラスト参加しただけでもOKなら
もはや型月関係ねぇｗ

>>1を見てアンチの妄想する月厨ってこんなイメージなんだなぁってのはよくわかった

なりきりスレは板違いだと思うんだけど、型月厨になりきるスレはどの板がいいんだろうか

即死ライン超えてもうた

酷い嫉妬だ―――
客観的事実から導き出される結論を述べただけだというのに。

今まで誰もがその約束された成功を恐れ、口に出さなかった型月ロワを提案したというのに。

魔法安価は？

笛ロワが立たないのは、笛厨がしたいのは「リレーSSを書くこと」などではなく、
本当は「他の作品よりもfateが優れているのだとアピールしたいから」なのだとどこかで聞いた。
だから単独ロワ立てても他より優れてるって実証にならないから、わざわざクロスリレー企画にしゃしゃりでて、
笛をアニメ作だと言い張って他作品とクロス≠他作品を踏み台にしたがるんだそうな。

>>15
現に、Fateファンの書き手の功績は先に挙げた通りであり、クロスオーバー作品で他作品を蹂躙できるのはそれ相応の腕前を持った書き手がいるからである。
またそれだけアニメ媒体の作品が主体の企画においても、原作が基準となるFateが出場できる事実は、型月ファンの書き手や、Fateのキャラクターや設定が魅力的だという裏付けになりえよう。
また当企画は、優秀な書き手諸氏を募り、パロロワ史上最高の作品を生み出そうという提案であり、このロワの存在自体が既に他の作品を上回っているのである。

荒らし以外が型月ロワを立てないのは強さが公式設定で決まってるから。
だから単独じゃ立てても人が集まらないって開始前スレで言ってたな。

とりあえず削除依頼しとけよ。
ああ、それともう二度と巣から出てこないでくれ。

いや、その理屈はおかしい。
仮に強さが決まっていても、制限・支給品・連携・運といった要素が上手く絡み合えば、一般人でも鯖級の敵に勝ち得るのがパロロワの一種の魅力なんだし。

と、思ったが。
月厨はやはり、○○と○○がこういう状況で戦ったら負けると公式設定にあるのでこのＳＳはおかしい(ｷﾘ
とか言い出すのだろうか。
それもそれで見たいが。

>>1は月厨なのか。
否。
――なぜならこのスレは、最強の釣り堀なのだから。

型月がパクった作品でロワやろうぜ
仮面ライダー龍騎あたりを入れよう

ま、どんな理由であれ月厨が乗り気じゃないうえ立てた１がアンチな時点でこのスレに利用価値ないわな

>>18
そういうのはSSでさんざんやっちゃてて飽きてるんじゃね

CGH8E8w2を見てるとあれだな、
関西人がエセ関西弁をしゃべってる人間を見た気分というか
海外で日本人だと韓国語のたまって騒いでる韓国人を見た気分になれる

――ふと、目が覚める。

完全な闇。完全な静寂。
そこがどこか知らない場所だということは、理解できた。
動かぬ体。明確すぎる意識。

「ようこそ諸君。喜びたまえ、汝らは選ばれた存在のだ」

突如声が聞こえたかと思うと、視界が明瞭となる。
その視界には、幕末藩士の風貌を思わせる作務衣を着た男と、きのこの姿をした化物めいた存在があった。

　　　　　　 ﾊﾞﾄﾙ･ﾛﾜｲｱﾙ
「―――この　聖杯戦争　に！！」


――わからない。
あの男ときのこの怪物がなんなのか。
―――よく　わからない。
バトル・ロワイアルとはなんなのか。

「もっとわかりやすく言おう―――汝らには最後の一人となるまで殺しあっていただこう」

――――ほんとうによくわからないけど。
これが夢ではなく、確かな現実であることだけはわかった。

無表情にバトル・ロワイアルなるもののルールを説明する、作務衣の男。
しかし、なんたのためにこんなことを彼らは行うと言うのか――

「妄言もそこまでにしてくれよな」

二人の男に向かい、ワカメを思わせる髪型の男が歩く。

「君たちのおふざけに付き合ってる暇はないんだ。死んでもらおう、行くんだライダー！」

ワカメ髪の男は勝利を確信したがごとく叫んだが、何も起きない。

「な――何をやっているんだ！ライダー！こんな奴ら――ガッ」

そう言いかけたところで言葉は途切れた
作務衣の男がワカメ髪男の首を掴み彼を持ち上げた。

「ところで汝らよ、この愚者の首にあるものが何かわかるかな？この場にいる者すべてに同じ物がつけられているのだが――」

そう言って、作務衣の男がワカメ髪の首を掴んだまま、見せつけるかのように回転しだす。
ワカメ髪の首には白金に輝く首輪が付けられていた。

「我々に逆らうことがいかに愚かか、しかとその目に焼きつけよ――」

ワカメ髪の体が上空に投げられたそのすぐ後、爆発が起こった。
地上には赤いトマトを潰したみたいなドロドロした何かと、首のない死体、そして恐怖に顔を歪めたままのワカメ髪の頭部が落下してきた。

「――そういうことだ。諦めよ。汝らには死ぬか殺すかの２択しかないのだから」

そう作務衣の男が言った後、視界が暗転する。
体は重力を失ったみたいに軽い。

気づいた時には、見知らぬ夜空が木々の間から見えた。


―――なんて、暗い夜。なんて、冷たい――夢。


――ああ、気付かなかった。


今夜はこんなにも――月が―――――きれい―――だ。


　　　　　　　ﾊﾞﾄﾙﾛﾜｲｱﾙ
【　TYPE-MOON　聖杯戦争　開幕　】

【奈須きのこ＠TYPE-MOON　主催者】
【武内崇＠TYPE-MOON　主催者】

【間桐慎二＠Fate/stay night　死亡】

　　　　　　　　　ﾊﾞﾄﾙﾛﾜｲｱﾙ　
【遠野志貴＠月姫　聖杯戦争参加者】

―――投下乙。

かの伝説の作品、月姫の始まりを彷彿とさせ、パロロワ史に新たな伝説を刻むことが約束された型月ロワの幕開けを感じずにはいられない。

乙

>>1の事ではないが、パロロワには以前から「自分の事を熱烈なfateファン」だと信じ込んでる狂信者がいる。
やってることは儲そのもので、そいつが変な擁護するせいでfate自体も多大な迷惑被ってるんだよ。
そいつは以前から「fate単独ロワなんか建っても絶対参加しない」って言ってたんだが、
その理由が「他人が考えた企画なんて嫌」「気に食わない奴が企画したら嫌」って理由。
要は自分の思い通りの企画じゃないと嫌ってことなんだろうね。

一方、某議論ロワでは、気に食わないSSを叩き、“自分の思い通りのSS”しか許容しないって荒らし紛いの馬鹿が大暴れしてるんだよね。
そこのロワにはfateが出ていて、そこのスレでこのスレを叩く発言が有ったワケだ。

まあ議論ロワ南無。厨儲をしっかり隔離しといてくれｗ

――心得た。
我が同朋が迷惑をかけたことはお詫びしよう。

しかし――故に、だ。
このロワはそのような輩に与えられた「理想郷」たる場所になりえるのだ。
その不届き者をこの地に誘うがよい。
――ここではすべてが許されるのだから。

――さあ、汝らも恐れずして、その手で紡ぐが良い。
伝説を築く至高の物語を。

だんだんその芸風が好きになってきた俺がいる…ｗ
ネタスレのスレ主としては結構優秀なんじゃなかろうか

スレタイもコンセプトもまともなのに完全なネタスレになるっていうのはある意味すごいな
ていうか、そのなりきりずっと続けるのかよｗ

このなりきりはウザいのを通り越して愛おしくなってくるパターンｗ
まあこのスレ叩いてるのって議論ロワの真性厨だけだしな
そのノリで行ってくれｗｗｗ

俺もだんだんこのスレが楽しみになってきたｗｗｗ

議論ロワが頓挫しそうな勢いだからなー

常時予約が5個以上あって途切れないロワが頓挫しそうですか、そうですか

書き手がどんだけいてもあんな空気じゃ企画存続できるワケねえだろ…

>>32
――当然であろう。
生まれいずる伝説のために、蔑まれようともこの空虚な道化を演じ続けようと誓った身だ。

さあ、汝らも躊躇うことはないのだぞ。
己の力量を試すべく、伝説の一部とならんと、その手で新たな物語を綴りたまえ！

暫定的ですが参加者名簿を作成しました
応援していますので頑張ってください

01.アインナッシュ/02.蒼崎青子/03.朱い月/04.アド・エデム/05.在野 立花/06.アルトルージュ・ブリュンスタッド/
07.ヴァン＝フェム/08.海風 太刀野/09.エル・ナハト/10.エンハウンス/11.大熊猫 目々/12.檻我 鞠音/13.ORT/
14.カリー・ド・マルシェ/15.カレン・オルテンシア/16.キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ/17.久遠寺有珠/
18.旧セイバー/19.倉密 メルカ/20.グランスルグ・ブラックモア/21.コーバック・アルカトラス/22.銃神/23.胡島 はでる/
24.the dark six/25.沙条綾香/26.シエル/27.静希草十郎/28.スタンローブ・カルハイン/29.スミレ/30.瀬尾晶/
31.タイプ・ヴィーナス/32.タイプ・ウラヌス/33.タイプ・サターン/34.タイプ・ジュピター/35.タイプ・ネプチューン/
36.タイプ・プルート/37.タイプ・マアキュリー/38.タイプ・マーズ/39.タイプ・ムーン/40.遠野志貴/
41.トラフィム・オーテンロッゼ/42.ナルバレック/43.偽志貴/44.韮菱 豊/45.ネロ・カオス/46.バルトメロイ・ローレライ/
47.午宮 留是留/48.フィナ＝ヴラド・スヴェルテン/49.フォルテ/50.プライミッツ・マーダー/51.誠子 美雄/
52.美遊・エーデルフェルト/53.ミスター・ダウン/54.ミハイル・ロア・バルダムヨォン/55.宮原 無明/56.メレム・ソロモン/
57.屋敷戸 京麻/58.由寿餅 アロウ/59.譲羽 涙/60.夜口 止々也/61.リィゾ＝バール・シュトラウト/62.リタ・ロズィーアン/
63.ルヴァレ/64.ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト/65.ロード・エルメロイII世/66.ワラキアの夜

66/66

タイプ・ヴィーナスとタイプ・ジュピターが戯れに戦闘して大陸が一つ二つ消し飛ばされる話を予約しますが
書き上げるのが面倒なので破棄します。

ネタスレになっちゃてるけど、意外に出来そうなんじゃね？
むしろネタで突き抜けろｗｗｗ

今夜は月は綺麗だ―――――

と、現実感のない意識の中で感じていた僕は、その夜空の異変に気づいていなかった。


―――月が大きくなっている。



――有り得ない、断じて有り得ない。


しかし、天上に輝く月は異常な大きさとなっている。
その時、有り得ないと思いながらも僕はわかってしまった。


―――月が近づいている。



もうどうにでもなれと半分自棄になりながら、僕は支給品の剣を取り出した。


―――生きているのなら月だって殺してみせる。


眼前に迫った月――否、今はただ巨大すぎるだけの塊の死の点を捉え、その剣で突き刺した。



結果――――月は瓦解し始め、大量の隕石めいた塊たちが雨のごとく降り注ぐ。


―――多い、あまりにも多い。


降り注ぐ月の欠片をすべて殺すことなど出来るはずもなく、僕遠野志貴は月に潰れその生涯を終えた。


【遠野志貴＠月姫 死亡】




手始めに月を落としてやった。
意外なことに月は壊されたが―――
よもや、ゼルレッチ並の者が殺し合いに参加してるのではあるまいな？
だが、構わん。
私が殺し合いに生き残り、この銀河で最強の者となれば良いのだから。

【火星/１日目/深夜】

【朱い月】
状態:健康
道具:不明
思考:殺し合いに生き残る。ゼルレッチにリベンジ。

「はは、贋作使い！よもや貴様と最初に会おうとは」
「英雄王ギルガメッシュ！」

士郎はヤバいと思った。
ギルガメッシュの得物は乖離剣・エア。
士郎は死を覚悟し、投影した双剣を構える。
ギルガメッシュは乖離剣・剣を士郎に向ける。

「その前に雑種、天上を仰げ。我が月を落とした不届き者がいるようだ」
「何を………」

言いかけて、天を仰いだ士郎は自分の目を疑った。
月が―――月が落ちているのである。
そしてその月は砕け散って岩石の霰となり降り注ぐ。

　　　ｴﾇﾏ・ｴﾘｼｭ
「天地乖離す開闢の星」

眩しい光が月の欠片を飲み込む。

ギルガメッシュと士郎のいた冬木市は、世界創世の剣によって守られた。


「何が聖杯戦争だ。我が銀河を荒らしおって――雑種、我が臣下として仕えることを許す。敵はあまりに強大だ。心してかかれ」
「………」

ここに因縁をも超えて圧倒的な敵に立ち向かわんと、英雄王と正義の味方は動き出した。


【冬木市/１日目】

【ギルガメッシュ】
健康、奈須きのこを倒す
【衛宮士郎】
健康、わけがわからない

アリストテレスの銀河を舞台にした戦いは例外なくあらゆる存在を蹂躙した。

参加者の中で人類である者は消え去り、またアリストテレスも互いに存在を消し合った。

その果てに残ったものは荒廃した銀河だった。


並行世界に避難していたゼルレッチは結果的に生き残りバトル・ロワイアルに優勝した。


【TYPE-MOON　バトル・ロワイアル　完】

完結オメｗｗｗ

さて、第一回型月ロワも無事完結したことだし、さっそく第二回を始めようか

よし、じゃあ第一回の反省を活かして人数絞ろうぜ。
今度は全部で四人な。
早い者勝ちで。

ワカメ･ハサン･赤ザコ･木崎さん

創作発表板にカオスロワが乗っ取り宣言！


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東京都に、一人の忘れ去られた少女がいた。

「水だあああぁぁぁ！ねんがんのみずを手に入れたぞ！」
「あ、相棒！俺にももっと幼女の湧き水を飲ませてくれ！」
「ひゃあぁぁ！らめ、らめえぇぇぇ（ry」

そう、脱衣拳氏達に助けられたはずのウォーター�Tだ。
しかし彼女の薄さは半端なく、速攻ではぐれていた。
おそらくこの少女を視認できたであろうDECO……もとい、峰岸あやのは多分そんときまだ気絶中。
そもそもウォーターがはぐれるはめになったのも、二人の男が原因である。
「「みみみみみずずずずず！」」
今は亡きケンシロウも真っ青な勢いでウォーターの下半身にがっついてる妙な男……
水と出番をひたすらに求め続けるドマイナーズ、ダンと名も無きクチビル岩である。
彼らの奇襲を受けたウォーターは、そのまま建物内に監禁されていたというわけだ。
そしてそれ以降湧き水を啜られ続けているのである。
当然の如く、ウォーターの体力はとうに限界だ。
「「水！出番！水！出番！水！水！水！」」
「らめ（ry」
それでもドマイナーズは容赦無く啜り続ける。
このままウォーターは変態に殺されてしまうのか？
（あぁ……また都合よく助けがきてくれないかな…）
世の中そんなに甘くないと知りつつも、ウォーターは願った。


「「「「「「そこまでだ！」」」」」
「え、本当に助（ry」
「「誰だ！？」」


そしてなんという奇跡。なんとウォーターの願いが通じたか、部屋のドアが蹴破られた。
颯爽と現れたヒーローの正体は……

「赤き星の騎士、ルミナスナイト、ヒース！」
「白き星の武士、ルミナスサムライ、鷹丸！」
「青き星の戦士、ルミナスソルジャー、サテュロス！」
「黒き星の座頭、ルミナスブラインド、座頭ケチ！」
「茶色き星の混沌、ルミナスカオス、タケシ！」
「星の力で邪悪を砕く！超星戦隊ルミナスファイブ！」

ドォーン！

「「「……」」」

わざわざ最後のセリフとともにバックで爆発まで起こして現れた5人組に、3人は唖然とした。
主にカラー的にリーダーであろう男があまりにもノリノリだったのにドン引き状態。
しかしその様子に構わず赤と白の男が前に進んできた。

「久しいな、現・ドマイナーズよ」
「き、貴様らは俺達が殺したはずの旧・ドマイナーズ！？馬鹿な、何故生きているんだ！」
「ふっ、拙者達は主催者と憎き貴様らドマイナーズを殺すために甦ったのだ！」
「俺はこういう戦隊ものに憧れていたから臨時のアルバイトだけどな！」

拘束から解放され、再び影が薄くなったウォーターを無視して男達は睨みあった。
そう、やってきた5人組はかつてダンらドマイナーズに殺された旧ドマイナーズ＋αだった。
彼らからすれば今のドマイナーズは自分達を殺した憎き敵。
ドマイナーズからしても自分達の称号を奪おうとする憎き敵。
一触即発の状況下で、クチビル岩が口を開いた。

「ふん、忘れたか旧・ドマイナーズ。貴様達は俺達に瞬殺されたんだぜ？
　せっかくまた手に入れた命、無駄にするつもりか？
　俺達と貴様達には……どう足掻いても埋まらない、絶対的なドマイナー力の差があるんだよぉ！」

圧倒的なドマイナーオーラを放って威圧するクチビル岩。
こいつだけ検索かけてもろくに情報が出てこないとこからみても、その力は本物だ。

「そうよな……確かに私達は敗れた」
「それはみとめやしょう」
「だが……それはドマイナー力のぶつかり合いだったからこそだ」
「なんだと……？」

しかし旧・ドマイナーズの面々は今度は怯まなかった。
どころか、自身ありげな顔さえしていた。

「拙者達とお主達とでは、決定的に違うものがある。
　それは行動方針。拙者達は死ぬ前から主催者の撃破を目指していた。
　対するお主達はただ出番と水を求めていただけだ」
「そう、あっしらは別に『ドマイナー』にこだわる必要はなかったんだ……」
「ただロワ初登場作でドマイナー呼ばわりされただけだからな」
「私達は純粋に、ただ主催者撃破を目指す一部隊で構わなかったのだ」
「な……何を言っている……！？」

ただならぬ雰囲気に、ダンとクチビル岩は思わず一歩さがった。
それでも、目の前の男達は言葉を続けた。

「つまり！ドマイナーズの称号などくれてやると言っている！」
「先程も言ったが、今の私達は超星戦隊ルミナスファイブ！邪悪を砕く存在！」
「受けてみよ！ドマイナーズ！我らの攻撃を！」
「貴様ら、一度はドマイナーを名のっておきながら正気か！？
　いいだろう、今度は生き返ることのないよう俺のクチビルで貴様らのハラワタ全部吸い取ってくれる！」

ドマイナーズ改め、超星戦隊となった5人と、ドマイナーズの2人はそれぞれ攻撃態勢に入る。
数では戦隊が勝るが、一度は皆殺しにした存在……ダンとクチビル岩は、そこに僅かな隙があった。
だから、強者の余裕で……先制攻撃のチャンスを相手に渡してしまう。
そして、それが命取りとなった。

「星の力など、ドマイナー力に比べればごみ屑どうぜ

「私の出典作品は既にシリーズ3作目まで出ていてまわりにおっぱいいっぱいだが何か？」
「拙者の出典作品はWiiでも遊べるし他作品でもゲスト出演させてもらっているが何か？」
「私の出典作品は世界累計でミリオンヒットしていてさらに3作目もでるらしいが何か？」
「あっしの出典作品はダンナがなんと4まで出ていてしかも番外を含めればもっとあるが何か？
　え？３？そこんとこはなかったことに」
「俺の出典作品はそもそも全世界で大人気でしかも俺自身このロワである意味愛されているが何か？」

「「う、うらやますぃぃぃぃぃぃぃぃぃぁぁぁぁぁぁぁああああ！！！」」

ルミナスファイブの『口撃』により、ドマイナーズの体は爆炎に包まれた。
そう、ドマイナーズだって仮にもゲームのキャラクター……
彼らだって、本当は売れて、人気者になりたかったに決まっている。
その本心を悟られまいと振舞って、必死に隠してきた彼らにとって……
旧・ドマイナーズを名乗っておきながら全員マイナーどころか『人気がある』ことを知らされるのは……
それはそれは残酷なまでに心を抉り取った。

（ちくしょう……俺だって……もっと目立って……町の人気……もの……に……）
【名も無きクチビル岩＠デスクリムゾン　死亡確認】死因：悲しき現実を知った

「よし、憎きドマイナーズを倒したぞ！」
「次からが本番だ。主催者と、それに操られているという殺人者を倒すんだ」
「シレンのダンナも探したいところだな……」
「私の記憶ではまだその男の名前は呼ばれていない。早めに探すとしよう」
（すげえ……アルバイトで入ったけどこの人達についていけば俺も死なないで……

「ビッグバン、アタァァァァァック！」
「「「「なにっ！？」」」」
「お、お前人間じゃねえええぇぇぇぇぇぇ……」

勝利に酔いしれていた超星戦隊を、突如として高エネルギーの塊が襲った。
一応聖騎士、主人公、ラスボス、主人公のお供と歴戦ではあるはずの4名は辛くもこれを回避。
だが、ルミナスカオス、タケシはその非情なる運命（カオスロワ補正）に逆らえず死んでしまった。
【タケシ＠カオスロワ　死亡確認】死因：ビッグバンアタック】

「タケシ！？くそっ、ファイブの一人が殺されるなんて！」
「く、く、く……危なかったぞ、まさかドマイナー力ではなく人気力で攻撃してくるとはな……」
「お、お前はドマイナーズのダン！？あの一撃を受けて、何故まだ息がある！？」

仲間の死に悲しみ、敵の生存に驚く超星戦隊。
タケシを殺したのは、紛れも無くドマイナーズのダンであった。
しかし、その纏っているオーラは全くの別物であった。そして、以前とは比べ物にならぬほど強大。
その理由とは？

「簡単なこと。私もドマイナー力の防御から人気力の防御に切り替えただけだ」
「なんだと……？そんなはずはない。一体お前のどこにそんな人気力が……」
「わからないか？ならば教えてやろう。お前たちの体にな！
　
　このサイヤ人の王子、ダン様に勝てると思うなよ！」
「「「「えええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ！？」」」」

まさかの中の人が某人気者の王子と同じだったからだった！

【三日目・16時50分/新惑星・東京都】


【ダン＠熱砂の惑星】
【状態】スーパーサイヤ人化、ダメージ（中）
【装備】
【道具】無し
【思考】
１：目の前の4人を殺す
２：やっぱり水も集める
※ベジータの技の一部が使用可能になりました

【元・ドマイナーズの皆さん】
【ヒース＠ルミナスアーク】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
１：主催者とその手先、ダンを倒す

【鷹丸＠謎の村雨城】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
１：主催者とその手先、ダンを倒す

【サテュロス＠黄金の太陽】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
１：主催者とその手先、ダンを倒す

【座頭ケチ＠風来のシレン】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
１：主催者とその手先、ダンを倒す


「で、私は……？」

そして部屋の隅ではまた忘れ去られたウォーターが蹲っていた。

【ウォーター�T＠VIPRPGとか】
【状態】疲労(極大) 、全裸
【装備】ウォーター�V＠VIPRPG、鉄パイプ＠サガフロンティア
【道具】支給品一式その他不明
【思考】基本：仲間と合流する。
　　　　�T：早いところ逃げるべき？
　　　　�U：できればダンのゴールデンボールを自分の手で砕きたい

―――ここはどこだ。

私はまず最初にそう思った。

そこは漆黒の闇で覆われていた―――いわば魔界のようなところであろうか。

ふと手をかざすと、雷光のようなものが私を襲った。

運がよくそれはただの光だった。

――――やれやれ

そう私は思いつつ周りを見渡すと、そこにはいくつかの骸が転がっていた。

戦国時代の武将のような、そういう雰囲気だ。

武将が現代風の部屋にいて―――そうすると答えは一つ、

　　　　　　　　　　　　　　ここは聖杯戦争だ――――――――――――――と、

汝はそのような状況下にいたらどうするのだろうか

その答えは無限と広がるだろう

永遠(エターナル)へと

【三日目･19時50分/主催本部予備】

【>>1＠TYPE-MOONキャラでパロロワ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】基本:聖杯戦争に参加する。

聖杯戦争に向けての第一歩を踏み出した>>1！！

───さぁ、行くぞ！

だがその時悲劇は起こった。

ﾂﾙｯ
───！！！

踏み出した一歩目の下に、いつかのバナナの皮が設置されていたのだ。

そして、足を滑らせた>>1はなすすべ無くご臨終したのだった……

【>>1＠TYPE-MOONキャラでパロロワ　死亡】

「うっ！？」

レミリア一行を探して走っていた悟空は突如倒れた。
時間逆行とやらも通用しないほどの速度での即死。

そう、心筋梗塞である。
【孫悟空＠ドラゴンボールZ　死亡】

かくしてNHKバイトロワのスレは容量オーバーを迎え、次スレは型月ロワへと移った。
といっても参加者のほとんどは知らないことだし知ったところでどうということもないのだが。
そして六本木ヒルズの屋上でストレッチしている男、ストレッチマンもそうだった。

「のびーーる、のびーる、ストップ！！」

ストレッチマンはあれから今までストレッチを続けていた。
というのも拡声器を使ってデッカイ声で叫んだにも関わらず誰一人参加者が集まってこないのだ。
とても暇である→そんな時はストレッチだ。
というわけで人が来るまでストレッチを続けていた。
そしていずれ来るであろう怪人との戦いに備えてストレッチパワーを溜めていた。

「いぃぃぃーーっち！にぃぃぃーーっ！さぁぁぁーーっん！しぃぃぃーーっ！ごぉぉぉーーっ！」

既に下の方の階が大変なことになっているとも知らずに。


六本木の街中を走っている影が1つ。
体操服を着た、修造並に爽やかな男は「おかあさんといっしょ」から弘道お兄さんだ。
子供達と一緒に体操しているあのお兄さんである。
当初バトロワに巻き込まれたときは戸惑ったが、恐怖に怯える子供達の顔を想像すれば行動方針はすぐに決まった。
子供達を守るため、弘道お兄さんは戦う道を選んだのだ。
そんな彼がどこに向かっているのかというと・・・それは六本木ヒルズだった。
突如聞こえたストレッチマンの声。
同じNHK教育の番組の出演者同士だ、聞き間違えるわけもない。

「ここにストレッチマンがいるのか？」

ついに弘道お兄さんは六本木ヒルズの森タワーに辿りついた。
やはりというべきか、殺し合いということでヒルズを訪れるものはおらず、がらんどうとしていた。
入り口に近づいてみると自動ドアが開いた。
どうやら入り口は機能しているようだ。
弘道お兄さんは自動ドアを潜っていった。

「………っ！」

中に入った弘道お兄さんは床に転がっているいくつかの人影を見つけた。
いや、人影というにはカタチが変だ。
それは人影というよりは…わけのわからないカタチをした何かであった。

「あ……ぁあ………ゲホッ…おえ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛っ！」

あまりの凄惨な光景に弘道お兄さんは床に吐き出してしまった。
まるで殺されたというよりは全身を喰い散らかされたと言うべきこの惨状。
弘道お兄さんの中にはこの下手人への恐怖と怒りが混ざっていた。

「よく見ると……これはがんこちゃんとだんご三兄弟の三男じゃないか！」

グロ死体の正体は弘道お兄さんのよく知る者たちだった。
片や同じくNHKの教育番組のキャラクターで、もう片方はかなり昔にブームになっただんご三兄弟だ。
まさか彼らの死体を発見してしまうなんて……。

「待てよ、ということは……」

弘道お兄さんは嫌な予感がした。
彼の脳裏に浮かぶのはまさに最悪の事態。

「ストレッチマンが危ない！」

死体の様子から見てこの2人が食い殺されてから時間はあまり経ってないはず。
はやく犯人を見つけ出して倒さなければ、ヒルズにいるとされるストレッチマンも…子供達も危ない。
もちろん犯人に対する恐怖もあったが、弘道お兄さんはそれを掻き消して走り出した。

ここは六本木ヒルズの6F。
ライフサービスフロアと呼ばれるところで診療所や銀行があるところだ。
ここも悲惨なことになっていた。
辺りには2Fのエントランスフロアにあったがんこちゃんとだんご三兄弟三男の死体と同じようなわけのわからないものが散乱していた。
赤い血や内臓、骨が飛び散り、ライフサービスフロアを染めていた。
中心には壮年の男が一人佇んでいた。
まず目に付くのは全身を包んだ黒いコート。
そして顔以外の肌に該当する部分は黒い何かが渦巻いていた。
彼は死徒二十七祖と呼ばれる奴らの十位、ネロ・カオス。
体内に666匹の混沌を内包する混沌の吸血鬼である。

「この階にいる者は全て喰らい尽くしたか……。
　若干上に逃げた者がいるようだが、まあいい。
　私が来たからにはここが命の終焉…出口などないのだからな」

この階には用がないと言わんばかりに上へ行こうとするネロ。
だが、何かに気付いたのか急に立ち止まる。

「新たな餌が来たか……。
　よかろう。食事の時間だ」

ネロ・カオスの背後には武器を構えた弘道お兄さんが立っていた。

【三日目・18時/六本木ヒルズ　屋上】
【ストレッチマン＠ストレッチマン２】
【状態】健康、ストレッチ中、ストレッチパワー全開
【装備】なし
【道具】拡声器、支給品一式
【思考】人が来ないな…そんな時はストレッチだ
基本：バトルロワイアルを潰す

※……結構な範囲にこの演説が響いたっぽいと思います

【三日目・18時/六本木ヒルズ　6F】
【弘道お兄さん＠おかあさんといっしょ】
【状態】健康、吐き気
【装備】カリバーン＠笛
【道具】支給品一式
【思考】それにしても周囲のグロ死体…おえっぷ！
基本：子供達を守る
１：ストレッチマンとの合流
２：ネロ・カオスを倒す

【ネロ・カオス＠月姫】
【状態】健康
【装備】666匹の混沌の獣
【道具】支給品一式
【思考】
基本：全てを喰らい尽くす

【三日目・18時/六本木ヒルズ　6Fより上の階のどこか】
【ニャンちゅう＠ニャンちゅうワールド放送局】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】これはひどい（グロ的な意味で）
基本：共演者を探す
１：ネロ・カオスから逃げる

【だんご三兄弟＠おかあさんといっしょ】
【状態】健康 、三男死亡
【装備】串
【道具】支給品一式
【思考】三男ェ…
基本：自分達のブームを再び巻き起こしたい
１：ネロ・カオスから逃げる

【がんこちゃん＠ざわざわ森のがんこちゃん　死亡確認】
【だんご三兄弟の三男＠おかあさんといっしょ　死亡確認】
【バッキー＠まちかどド・レ・ミ　死亡確認】
【佐藤達広＠NHKへようこそ！　死亡確認】
【じゃじゃまる＠おかあさんといっしょ　死亡確認】
【ぴっころ＠おかあさんといっしょ　死亡確認】
【ダイヤ＠ハッチポッチステーション　死亡確認】

よく団子が三男だって判別できたなｗ

それはある意味言える

レミリア一向を探し全速力で駆ける悟空。
しかし、次の瞬間には脇腹に衝撃を受け地面を転がっていた。
「おめぇ……まさか！」
被弾箇所を押さえ起き上がる彼の目の前に、以外な人物が立ちふさがった。
「久しぶりだな」ｼｭｲﾝｼｭｲﾝ
「どういうつもりだ……御飯！」
「フン、お父さんには分からないだろうな……ボクはもうウンザリなんですよ、あなたには」ｼｨﾝｼｭｲﾝ
「ま、待てよ！　ニートの件だったらＯＶＡ版で畑仕事をしてんだろ！
　オラ最近はちゃんと働いてるんだ」
「そんな事はどうでもいいですよ。お父さん、あなた自分のこれまでの経路を振り返ってみてください。
　ヤムチャさんの気持ちが、今ボクは凄く分かるんです」
「ヤムチャって……一時期は主人公だった奴が何言って……」

言われてみてようやく気付いた。そう、御飯は『一時期は』主人公だった。
セル編移行、主役として華々しいスタートを切るはずだった孫御飯。
普通、主役交代ともなれば旧主人公は新主人公のサポートに周り、でしゃばるべきでは無い。
それこそ、ジョジョの奇妙な冒険などはそのお手本である。
しかし、ドラゴンボールの場合は結果は散々なものだった。

まず悟空やベジータは軽々と敵を圧倒したのに自分はダーブラに梃子摺る始末。
唾が触れた箇所が手袋でなければ自分が敗北していた。これはまだいい。

次に魔人ブゥ戦。これははんば予想していた通り完敗だった。
この時は期待していた。これから自分は数々の人間ドラマを経て、最後には魔人ブゥに勝つというお約束の展開なのだろうと。

だがどうだろうか？あの世に居た間自分はただ剣の素振り。それが後々無駄だった事が分かり、
挙句に成長イベントは全てチビッ子二人が担当してしまった。
チビッ子達は精神と時の部屋で数々の新技を作り出して読者達の期待を受け取っている間、
自分は爺さんの見たくも無いダンスを散々見せ付けられる事になった。
目の前の父親に『こりゃあ御飯の出番は無い』とまで言われた。本人が直ぐ近くにいるのに。

どういう事だ？　主役は自分では無いのか？
そして、ついに魔人ブゥと対決すると思ったら活躍シーンは１０ページにも満たなかった。

そしてピッコロ達を吸収した魔人ブゥに殺されかけたのにも関わらず『強くなったわけでは無い』と名言された。
サイヤ人は瀕死になるたびにパワーアップするという設定を作者が忘却した？
答えは否、悟空をでしゃばらせるためにスルーされたのだ。
そして、最後に父親は役立たずのギャグキャラと役立たずの海王神を自分より優先し、自分は爆死したため、名誉挽回のチャンスなどは与えられなかった。
結局、主役だったはずの自分はラスボスを引き立てるためのかませ犬要員に格下げされたのだ。

自分の知っている御飯の物とは比べ物にならないエネルギー弾が向かってくる。
自分の知っている純粋で真面目な息子の姿はそこにはいない！
いるのは出番の無さや主人公交代の憂き目にあった恨みに我を忘れた男の姿だった……！
無意識のウチに歯を食いしばっていたらしい。
悟空の口に鉄の味が広がっていた。

【孫悟空＠ドラゴンボールZ】(クラス･ヒーロー)
【状態】軽く煤付き、首輪無し
【装備】無し
【道具】無し
【思考】
基本： 主催者を倒し、元の世界に戻る。
０：レミリア達とはやく合流
１：青子、橙子……
２：ショッカーを完全に滅ぼす。他の悪の組織も同様に滅ぼす。
３：レミリアを今度こそ守り抜く。
４：ベジータが心配
５：誰だ……？戦闘力がとんでもない奴（ナッパ）の気を感じる……！
※新生鷹の爪放送により主催者にも存在を知られました
※この世界の人間ではないので宝具は持っておりません。
※『時間逆行』がかけられています。
　数回は自動で発動。橙子と青子の魔力が切れた場合、悟空の気を使って発動します。
　気の消費量等は次の書き手の方にお任せします。

【孫御飯＠ドラゴンボールZ】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】無し
【思考】
基本： ゲームに乗る。自分の散々な扱いに対する報復

タイトルは 元祖シン・アスカ でお願いします

とことん誤字りましたけど、×御飯〇悟飯です

>>63-65は悟空が心筋梗塞で死ぬ前の話なのか
どっちの話も時間指定されてないし

>>68
ぶっちゃけ悟空心筋梗塞華麗にスルーしました
ああいうのはスルーしたって問題無さそうだったんで

やたらチートキャラを排除したがってる奴がいたみたいだからそれが正解だな。
無効、無効やってたらいたちごっこになりかねん。
でも、時間表記だけは頼む。

>>69
なんだﾂﾏﾝﾈ

>>70
すいません

【三日目・18時55分/新惑星・東京都】
を追加でお願いします

「アキシオン・バスター、デッドエンドシュゥゥゥトッ！！」
「ストナァァァッッ！！！　サンシャインッッ！！」
東京都上空で、細川幽斎とイングラム・プリスケンの死闘は続いていた。
しかしそこに思わぬ横槍を入れるものが現れた。
狂気の殺戮マシーンと化した真・最終防衛システムである。

「あの放送で呼ばれていたロボットだぞ！」
「やっぱり新生鷹の爪団の放送は正しかったんだ！！」
スーパーロボたちの戦いの下では、そのような叫び声を上げながら群衆が逃げ惑っていた。
だが真・最終防衛システムはそれらを一顧だにしない。完全に真ゲッターとRｰGUNリヴァーレに狙いを定めている。
「シンゲッター！リヴァーレ！コロス！コロス！」
そう言いながらスターバスターを撃ってくる真・最終防衛システム。
放たれたスターバスターを幽斎とイングラムは紙一重のところで回避する。
しかし不幸なことに、たまたま東京都上空を華麗に飛んでいた天馬ハルウララ号はそのスターバスターに巻き込まれて死亡してしまった。
「貴様もマーダーか……！？
　だがこの細川幽斎！このようなところで死ぬわけにはいかぬ！ストナァァァァァァァァッッッッ！！！サァァァァァンシャァァァァインッッ！！」
次のスターバスターが撃たれるよりも早く、幽斎は真ゲッターロボの必殺技を真・最終防衛システムに向けて放つ。
「ウ…………ガ…………」
全身全霊を込めて放たれた真ゲッターロボのストナーサンシャインにより、真・最終防衛システムは跡形もなく消滅した。

「やった……」
突然の襲撃者を倒した幽斎には油断が生まれていた。
そしてそれを見逃すほど、イングラム・プリスケンは甘くはない。
「もらった！！！」
「！？しまっ……」
イングラムのRｰGUNリヴァーレが、幽斎の真ゲッターを完全に射程に捕らえる。
それに幽斎は対応しきれない。


そして次の瞬間

イングラム・プリスケンが目にしていたものは、RｰGUNリヴァーレの装甲を突き破って自分の心臓に突き刺さっている、ダースベイダー仕様のライトセーバーだった。

RｰGUNリヴァーレが地に落下し大爆発するのを、コクピットのイングラムに向けてライトセーバーを正確に投擲したＳＥＮＧＯＫＵ☆ＢＵＳＹＯＵ・羽柴秀吉は
冷静な目で眺めていた。
「裏切り者、ユーゼス・ゴッツォ。確かに討ち取ったり」
その秀吉の隣に、幽斎を乗せた真ゲッターロボが降りてきた。
「貴殿は羽柴秀吉殿！！」
「その声は細川幽斎殿か。そうか、そなたも来たか、この殺し合いの渦中に」
それだけ言うと、秀吉は背を向けて歩き出した。
「秀吉殿！これからどちらに参られるおつもりか！」
「ストライダー飛竜を……いや、忍者を倒す」
その声はすでに、私怨から飛竜を追いかけていた愉快なＳＥＮＧＯＫＵ☆ＢＵＳＹＯＵのものではない。
死を決意した武士の声だった。
「待ってくだされ秀吉殿！ストライダー飛竜はケタ違いに危険な男……
　それに貴殿は先ほどの戦闘で、拙者を庇って武器であるライトセーバーを失ってしまっているではないか！」
秀吉は立ち止まると、ニヤリと笑いながら懐からあるものを取り出した。
「案ずることはない幽斎殿。わしにはこれがあるでな」
「それは……小型ゲッター炉！！」
「ついさっき新橋のクレーターを通りかかった際に、大量のスクラップの中から見つけたのよ。これはなかなか役に立つぞ」
「秀吉殿……貴殿、まさかストライダー飛竜諸共自爆をする気か！！」
「最後の主催者……昏き海淵の禍神様のことを考えれば、あの忍者たちを主催者本部に行かせるわけにはいかんじゃろう
　ま、わしも主催者の意地……いや戦国武将の意地を見せんとの
　それじゃ幽斎殿。こんな殺し合いの最中に言うのも変じゃが、達者でな」
そう言い残すと、秀吉は肉眼では見えないほどの超スピードで幽斎の前から走り去っていた。

「秀吉殿……」
センチな気分になっている場合ではない、と幽斎は頭を振って気を新たにした。
「倒しましょう。クライシスを、対主催者を、我らの誇りのために！」

【三日目・20時30分/新惑星・東京都】

【細川幽斎＠戦国時代】
【状態】健康、決意
【装備】真ゲッターロボ
【道具】地下室の鍵、使い捨て転送スイッチ×１
【思考】
１:一人でも多くの敵を仕留める
２:主催の体勢を立て直す
３:信長様や家康様を蘇生できないだろうか……？
※残った怪物は永沢君男以外雑魚ばかりのようです

【羽柴秀吉＠戦国時代】
【状態】ＤＧ細胞感染、ゲッター線を大量に浴びた、ＳＥＮＧＯＫＵ☆ＢＵＳＹＯＵ、決意
【装備】ゲッター首輪、小型ゲッター炉＠再生ライダーキラー
【道具】支給品一式、携帯電話
【思考】
１:刺し違えてでもストライダー飛竜達忍者を殺す

【天馬ハルウララ号＠競馬withカオスロワ】　死亡確認
【真・最終防衛システム＠サガ２GOD】　死亡確認
【イングラム・プリスケン＠スーパーヒーロー作戦】　死亡確認

「うおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！」
宇宙で、最も熱い男が吠えた。永沢君である。
この男の思考はただひとつ、全てを燃やし尽くしたい。ただ純粋にそれだけ。
純粋ゆえに強い。
そんな男の目の前に、ちょうどいい獲物がいた。
新惑星である。
「燃えてしまえ！全て全て全てええええぇぇぇぇぇ！！！！」
宇宙空間に飛び出て永沢君に真正面からぶつかれる存在などいない新惑星は、彼の攻撃を防ぐすべを持たない。

『天から降り注ぐ焼玉葱が新惑星を滅ぼす！』

容赦なく放たれた玉葱弾丸は新惑星に次々に着弾し、滅ぼしていく。
宇宙からの突然の攻撃に、新惑星の住民が耐え切れるわけがない。
【ストライダー飛竜＠ストライダー飛竜　死亡】
【羽柴秀吉＠戦国時代　死亡】
【ミクトラン＠テイルズオブデスティニー　死亡】
【山岡士郎＠美味しんぼ　死亡】
【高良みゆき＠らき☆すた　死亡】
【鬼道有人＠イナズマイレブン　死亡】
【マーラ様の人＠カオスロワ書き手　死亡】
【南光太郎＠仮面ライダーBLACKRX　死亡】
【パプテマス・シロッコ＠機動戦士Ｚガンダム　死亡】
【座頭ケチ＠風来のシレン　死亡】
【レミリア・スカーレット＠東方Project　死亡】
【三沢大地＠遊戯王GX　死亡】
【孫悟空＠ドラゴンボールZ　死亡】
【クライシス皇帝＠仮面ライダーBLACKRX　死亡】
止むことのない無差別攻撃に、新惑星はかつてKAITOが起こした災害の時以上のパニックに陥った。
しかしそれでもこの男は……
「全て燃えてしまええええええええぇぇぇぇぇぇ！！！！」
決して満足などしていなかった。

【三日目・20時00分/宇宙】

【恒星・永沢君男＠永沢君】
【状態】超熱星喰太陽国産玉葱、主催陣に服従、休養中、太陽と同化 、エネルギー消費
【装備】なし（燃え尽きました）
【道具】なし（燃え尽きました）
【思考】基本：全てを燃やし尽くす
１：主催本部（自分）に近づく者が現れた場合即燃やす
※取り込んだラヴォスの技が使えます
※主催本部はそのまま焼玉葱の内部にあります。
また、本部のどこかにいるコアを破壊された瞬間死亡します
※1時間に一度、新惑星に向けて焼玉葱を降らせます。
※新惑星全体が焦土と化しました。
※首輪が消滅しているので死者の復活はありません。

我が魂はZECTと共に在りぃぃぃぃぃぃ！
突如大量虐殺を行った>>75の真上に
大和鉄騎こと仮面ライダーケタロスの隕石が降り注いできた。


【>>75＠カオスロワ　死亡確認】
【大和鉄騎＠仮面ライダーカブト　GOD　SPEED　LOVE　死亡確認】

※世界変革の時は無効です。

てか明らかに隕石じゃ死なないやついるだろ･･････大量虐殺嫌われているのに、そこに既存キャラ混ぜるとかなんなの？

そうか悪かったわ…

>>78
あなたが謝る理由がわからない。
とにかく>>75の話は無効で問題ないと思うよ。

勘違いしてたわ
俺も荒らし以外の参加者を殺したからついね。

「これ以上風呂敷を広げすぎて畳みづらくなるのもあれだし…。
　ここらで自殺しておくか」

ズキューン！！

【エイリア学園現首領　正体を現す前に死亡確認】

だからといっていきなり自殺するのはどうかと思うな

もう4時間以上も、男は逃げ続けていた。
男の名は伊藤カイジ。彼はもう4時間以上も恐ろしい女2人から逃げ続けている。
「クンニしろオラァァァァァァァァ！！ 」
「無視すんなやゴラァァァァァァ！！」
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃ！！」
1人は片手に日本刀、片手に槍を持った全裸の下ネタ女。
もう1人はなんだかビリビリしているレベル5。
こんなわけのわからない女たちに追われることになったカイジ、そして逃げ続けた彼の体力はもはや限界に達しようとしていた。

（もうっ・・・もうダメっ・・・！！足がもつれて動かない・・！！
　頼むっ・・・！どんな神でも悪魔でもいい・・・！救ってくれっ！俺をっ・・・！！）

ついに倒れこんだカイジに、2人の女が襲いかかる。
「クンニしろオラァァァァァァァァ！！ 」
「ゴラァァァァァァ！！」

しかし次の瞬間、奇跡は起きた。
「女子高生は死ねー！」
謎の怒号とともに起きた衝撃によってカイジの体は吹き飛ばされた。


「ぐっ・・・俺は・・・助かったのか・・・？一体何が・・・？」
フラフラと立ち上がるカイジ。彼が見たのは
「女子高生は皆殺しだー！」
と叫びながら暴れまわる巨大ロボット、そしてそのロボットの鉄拳をうけてミンチより酷い状態になった
先ほどまで彼を追いかけていた女子高生2人の惨死体だった。

女子高生を殺すと叫びながら暴れまわるキチ○イロボット、それは聖上ハクオロさんの操縦するジンクスだった。
[[聖上のジンクス]]でキャラ崩壊し女子高生優先マーダーとなったハクオロさんの暴走により、カイジは幸運にも一命を取り留めたのだ。

（なんだか知らないが・・・あのキチ○イロボットのおかげで助かった・・・
　だがここにいては俺もあのロボットの攻撃に巻き込まれるっ・・・！早く逃げなきゃ・・・）
女子高生2人のミンチから目を逸らし、なんとか立ち上がりその場から離れようとするカイジ。
その時、カイジは再び殺意を感じた。先ほどまで自分に向けられていたのと同じ殺意を。

恐る恐る女子高生たちの死体のほうを振り返るカイジ。そこにはクンニ女の死体から日本刀と槍を奪い取ってこちらを睨みつけている
谷崎ゆかりと黒井ななこの、行き遅れ酔っぱらい女教師コンビの姿があった。
「男なんて皆殺しだぁぁぁーーー！！」
「そうやー！まずはコイツから血祭りやーーー！！」
「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー！！！」

日本刀と槍を構えて追いかけてくる女教師2人から、カイジは再び逃げる羽目になった。
（なんでっ・・・なんでこうなるんだよっ・・・！！誰か助けて・・・！！誰か・・・！！）

【三日目・19時30分/新惑星・東京都】

【伊藤カイジ＠賭博黙示録カイジ】
【状態】絶望、疲労、涙目、全力疾走
【装備】ダイナマイト
【道具】色々
【思考】
１：誰か救ってくれ‥‥この絶望から‥‥！
２：行き遅れ酔っぱらい女教師達から逃げる
※道具などは野比玉子らから回収しました。

【谷崎ゆかり＠あずまんが大王】
【状態】酔っぱらい
【装備】酒瓶、流刃若火＠BLEACH
【道具】なし
【思考】
基本：男を殺す
１：まずは目の前の男（カイジ）から殺す

【黒井ななこ＠らき☆すた】
【状態】酔っぱらい
【装備】大量の缶ビール、ゲイ・ボルク＠fate/stay night
【道具】なし
【思考】
基本：男を殺す
１：まずは目の前の男（カイジ）から殺す

【ハクオロ＠うたわれるもの】
【状態】キャラ崩壊
【装備】ジンクス＠機動戦士ガンダムOO
【道具】支給品一式
【思考】
基本:女子高生を優先的に殺す。女子中学生も殺す

【河名コトミ＠エデンの檻　死亡確認】
【御坂美琴＠とある魔術の禁書目録　死亡確認】

「アサシンのサーヴァントのピンクさーん！　今、今どこに居るんですか！？
　私は、私はもう、貴方のことを恨んではいません！
　顔を隠すために付け始めた仮面も、今ではヤミツキになりコレクションが百を超えました…！
　ぐすっ…ですからピンクさぁん…笑点のピンクさん！　私の前に姿を見せて下さぁぁぁぁい！」
（仮面は百もねえだろうが……）

東京都を彷徨う空気王とみwikiさん。
無論、恨んでいないなど、嘘である。
内心、凄まじく焦る空気王。

「どうして、誰とも会えないんだ……」
「知りませんよ」
「……仕方ない、奥の手を使うしかない……！」
「……奥の手ですか？」

構えを取る空気王。
そして、その奥の手を使うために力を溜める空気王。

「……チャージ！！「チャージなどさせるか！」…何ぃ…ぬかった！？」

しかし、突如として現われた赤鬼によって中断させられた。

「俺、遅れて参上！！」

空気王を邪魔した赤鬼がかっこよく（?）ポーズを決めた。
しかし、それに怒りを覚えた男がいた。もちろん空気王である。

「サイクロン！」
「あ〜〜〜〜れ〜〜〜〜何でこうなるの〜〜〜〜」

空気王の風の晶術「サイクロン」で吹き飛ばされる赤鬼。
勢いよくどこまでも飛んでいったとさ。

【三日目・19時/新惑星・東京都】

【空気王＠テイルズオブデスティニー】
【状態】健康
【装備】ユーゼスの仮面、斬魄刀『鏡花水月』＠ブリーチ、ソーディアン・イクティノス(ヒビ有り)＠TOD、拳銃
　　　　マサムネ、イージスの盾＠サガ２GOD、稽古着、アイスソード、ブロンズアーマー
【道具】支給品一式 、ガラハドの服
【思考】基本：笑点のピンク達への復讐
０：まずはみゆきを利用してピンクを誘き出す
１：必ず生き残り、復讐を成し遂げる。
２：何、気にすることはない
３：これ以上敵を増やさないように殺害は控える
４：もしかしてまた空気化してる？
※闇化している間の記憶を失いましたが、ピンク達の説明で大体の事は解っています。
※再び空気化することに危機感を覚えています。
※マサムネは「どんな人物が使っても同じ攻撃力」「相手の防御力を無視」の刀です。

【高良みゆき＠らき☆すた】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】基本：空気王（ウッドロウ）に従う
１：誰か助けてください……

「……ったく、あの仮面野郎、覚えてやがれ！」

偶々、運良く木に引っ掛かり、地面との激突は免れた赤鬼――モモタロス。

「……それにしても、ここはどこなんだ？」

彼が助かるまでは時間が掛かりそうだ。

【三日目・19時/新惑星・東京都】
【モモタロス＠仮面ライダー電王】
【状態】ダメージ小、木に引っ掛かっている
【装備】なし
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本：主催者を倒す！
１：仮面野郎（空気王）への借りを返す！
２：……というか、誰か助けて〜〜〜！
※誰かの手を借りないと降りれないっぽいです。

「誰も通らない…」
選挙が終わっても彼は相変わらず、どこか場違いな場所に移動式交番コバーンベースを設置をしていた。
二人の助けを呼ぶ声があるのにも知らずに…

【三日目・19時00分/新惑星・東京都】
【シグナルマン＠激走戦隊カーレンジャー】
【状態】：健康　ボッチ状態
【装備】：移動式交番「コバーンベース」
【道具】：シグナイザー
【思考】１：誰も通らない…

ん？時間的にカイジは…
修正
【三日目・19時45分/新惑星・東京都】

「クンニしろおらぁぁぁ！！！」
「待てゴルァァァ！！！」

やたら顎の長い男がまたもや二人の女性から逃げている。
彼女らは男嫌いの二人か？　いやそうではない。

「あ、ありのままに起こったことを話す･･････ッ！
死んだと思った二人の女にまた追いかけられている･･････ッ！
なんたる不条理･･････ッ！」

そう、死んだと思われたクンニ女とビリビリ女は、支給品のコピーロボットを身代わりにすることで、
ハクオロの魔の手から生き延びたのだ！
そして、正義感の強いビリビリ女が男嫌いの女二人を吹き飛ばして今に至る。

（あいつ絶対突き飛ばしてやる！）

実のところ、ビリビリ女こと御坂美琴は、伊藤カイジに危害を加えようというつもりはない。
単純に自分を突き飛ばした男に仕返しをしようとしているだけなのである。
だから彼を殺そうとした二人の女を吹き飛ばしたのだ。

「クンニしろやぁぁぁぁぁぁ！！！」
（なんか変なこと言っている女いるけどこの際無視！）

しかし悲しいことに、彼女は自分の隣でカイジを追いかけている、もう一人の女に特に注意を払っていなかったのだ。
そのため、クンニ女がカイジの命を狙っていることには全く気づいていない。

そ　の　時　不　思　議　な　こ　と　で　も　な　い　こ　と　が　起　こ　っ　た　！


「お姉様のご要望にお答えして、白井黒子参上ですわ！　さあお姉様、私白井黒子がクンニしてあげますの！」

変態テレポーターこと、白井黒子がクンニ女の下半身に突如現れたのだ。
突然のことに、美琴とカイジは硬直する。

「てめぇなにさらすんじゃコラァァァ！！！」
「お姉様ではない！？　でもこの際やけですわ、そんなにクンニして欲しいのならクンニしてあげますの！！」

美琴が呆れている中、黒子はクンニ女の股間にむしゃぶりつく。
正直18禁の範囲がわからなくなってきたけど、7期始まって結構エロい展開続いているからいいよね？

「私がお姉様のために習得した技術、特別に貴女にお見せしますわ！」
「うぉぉぉぉぉぉぉ！！！　これだ！　これが私の求めていたクンニだぁぁぁぁぁぁ！！！」


「なんだかわからないけど今のうちに･･････」
「あ、待ちなさいよ！」

☆　☆　☆



「ドルァァァァァァ！！！」
「ごふぅ！？」

何キロか走った後、伊藤カイジの背中に強い衝撃が走り、そのまま仰向けになって倒れる。

「さぁて、どうしてくれようか･･････」

背中から聞こえてくる少女の声に、カイジは恐る恐る首を向ける。
そこには、雷光を纏った笑顔の少女の姿があった。
ざんねん！　カイジのカオスロワはここでおわってしまった。


【伊藤カイジ＠賭博黙示録カイジ　死亡かく･･････】


「ってなんでそうなるのよ！」
「え？」

予想しなかった言葉に、カイジは間の抜けた声を出した。
この少女は自分の命を狙っていたのではなかったのだろうか？
そうでもない限りは追いかけてくることなどないはず。
それとも自分が、何かこの少女を惹きつける何かがあるのでは？


（いやでも相手は中学生だぞ？　いくらなんでも･･････いやでもちょっといいかも）
「そんなわけあるか！」
「痛っ！」

鼻の下を伸ばしていたカイジに、美琴の蹴りが炸裂した。
そして美琴はカイジの胸倉を掴んで言い放つ。

「いい？　私はあんたに突き飛ばされたからその仕返しにあんたをぶん殴っただけなの！」
「はぁ･･････」

自分を執念深く追いかけてくる理由がそんなものだったのか、
とカイジはため息をつく。
いくら仕返しといっても、何時間も走り続けていられるのだろうか。

「それだけで、決して弱そうなあんたが放っておけなかったとかそんなんじゃないんだから！」
「そうなんだ･･････」
「本当にぶっ飛ばしたかっただけなんだからね！」

長時間走り続けたせいか、少女の顔が赤い。
腰に手を当てて胸を張ってみせる姿勢だが、動きは少しぎこちない。
まだまだ子供の癖に、大人ぶっているのか。

「じゃあ俺はここらへんでお暇させていただくよ･･････そろそろ休みたい」

これ以上この少女とつるんでいる理由などない。
疲労が溜まった体を癒すために、民家に足を運ぼうとした時だった。
彼の手が進行方向とは逆向きに引っ張られたのだ。

「待ちなさい」
「何をするんだよ･･････」
「ここはあんたみたいのが一人じゃ危ないでしょ！　だから一緒について行ってあげる。　感謝しなさい」
「余計なお世話だ･･････」
「うっさい！」
「わかったよ･･････」

断ろうとしても、美琴はカイジの要求を受け入れようとはしない。
これ以上粘るのは精神的にかなり負担になるだろう。
そう判断したカイジは、渋々美琴の同行を受け入れた。

「じゃあ、しばらくは休むことね」
「はいはい」

彼女の顔はまだ赤い。
美琴自身も相当疲れているのだろう。
そしてカイジは、彼女と一緒に一軒家に休むことになった。



〜10分後〜


「･･････で、なんで私まで逃げてるわけ？」
「俺に聞くなよそんなこと！」

「男なんて皆殺しだぁぁぁーーー！！」
「そうやー！うちらの前で見せつけおって！　やっぱりお前を血祭りにあげてやるーーー！！」
「アベック撲滅じゃぁぁぁぁぁぁ！！！」

カイジ達は民家で休憩していたところ、いきなり女性教師コンビとマスクをつけた男が殴りこみにきたのだ。

「てかさっきのビリビリしたやつでなんとかしろよ！」
「なんか制限ってやつで、一度使ったら2時間は使えないらしいから無理！　ごめん！！」
「ちくしょぉぉぉぉぉぉ！！！」

【三日目・20時00分/新惑星・東京都】

【伊藤カイジ＠賭博黙示録カイジ】
【状態】絶望、疲労、涙目、全力疾走
【装備】ダイナマイト
【道具】色々
【思考】
１：誰か救ってくれ‥‥この絶望から‥‥！
２：行き遅れ酔っぱらい女教師達としっとマスクから逃げる
３：美琴と行動する
※道具などは野比玉子らから回収しました。

【御坂美琴＠とある魔術の禁書目録】
【状態】疲労(小)、能力2時間使用不可
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
１：カイジと一緒に逃げる
２：カイジと行動する
※能力の制限はライダーロワ準拠(10分間だけ全開使用可能。使用後2時間は能力使用不可)

【谷崎ゆかり＠あずまんが大王】
【状態】酔っぱらい
【装備】酒瓶、流刃若火＠BLEACH
【道具】なし
【思考】
基本：男を殺す
１：まずは目の前の男（カイジ）から殺す
２：雌ガキ（美琴）はノータッチだが、邪魔するなら殺す。

【黒井ななこ＠らき☆すた】
【状態】酔っぱらい
【装備】大量の缶ビール、ゲイ・ボルク＠fate/stay night
【道具】なし
【思考】
基本：男を殺す
１：まずは目の前の男（カイジ）から殺す
２：雌ガキ（美琴）はノータッチだが、邪魔するなら殺す。

【しっとマスク＠突撃！パッパラ隊】
【状態】健康
【装備】しっとマスクのマスク
【道具】支給品一式
【思考】
基本：アベック撲滅
１：まずは目の前の男（カイジ）から殺す
２：ガキ（美琴）はノータッチだが、邪魔するなら殺す。

一方その頃黒子は。


「･･････」
「こいつ･･････クンニしたまま死んでいるだと･･････！」

クンニ女こと、河名コトミは、白井黒子のお姉様魂に敬意を払った。
そして気づいたのだ。
男だけにクンニを求めていた自分の馬鹿馬鹿らしさに。

「クンニは女でもできる･･････となれば」

コトミは黒子を埋葬した後、全裸で旅立った。
なんで全裸なのにハクオロに女子高生だとバレたのとか、
女子中学生まで手を出すハクオロのグロリョナ性癖だとかそういうことはもうどうでもいい。

彼女は新たな目標を掲げたのだ。　女にもクンニしてもらう、と。

【三日目・20時00分/新惑星・東京都のどっか】

【河名コトミ＠エデンの檻】
【状態】全裸
【装備】全裸
【道具】全裸
【思考】
基本：クンニしてもらう(男女問わない)
１：カイジを追いかける。
２：黒子が言っていた「お姉様(美琴)」にもクンニしてもらう。
※装備とかはハクオロによって奪われました。


【白井黒子＠とある科学の超電磁砲　死亡確認】

>>93の
＞※装備とかはハクオロによって奪われました。

の行だけ消してくださいお願いします。

だが、安易な死者復活を行ってしまった報いは訪れた。

逃走中のカイジと真琴の足元には一枚のバナナの皮があったのだ。

まずカイジがそれを踏み、地面との摩擦をなくした足は宙を舞い、彼の頭部は真琴の顔面に激突し顔面陥没を引き起こさせた。

カイジもまた、転んで気絶してしまった所、ゆかりから酒瓶の一撃を喰らい、彼の意識は永遠に消滅した。


あまりに無情……ッッ　なんというカオスロワ……ッッ

【伊藤カイジ＠賭博黙示録カイジ　死亡】
死因：酒瓶を顔面に食らう。その後リンチ
【御坂美琴＠とある魔術の禁書目録　死亡】
死因：カイジのヘッドバッド

【三日目・20時05分/新惑星・東京都】

【谷崎ゆかり＠あずまんが大王】
【状態】酔っぱらい
【装備】酒瓶、流刃若火＠BLEACH
【道具】なし
【思考】
基本：男を殺す
１：また別の男を探して殺す

【黒井ななこ＠らき☆すた】
【状態】酔っぱらい
【装備】大量の缶ビール、ゲイ・ボルク＠fate/stay night
【道具】なし
【思考】
基本：男を殺す
１：また別の男を捜して殺す

【しっとマスク＠突撃！パッパラ隊】
【状態】健康
【装備】しっとマスクのマスク
【道具】支給品一式
【思考】
基本：アベック撲滅
１：また別の男を捜して殺す

あるあ･･････ねーよｗｗｗあるあるｗｗｗ

適当に死んだから適当に復活したから適当に死んで･･････まあいいや。

てかぶっちゃけヘッドバッドぐらいじゃ顔面陥没にならないし、普通に頭部強打でいいんじゃね？

ひどい……！ひどすぎるっ……！
こんな話があるかっ……！

カイジさんがしっとマスク達に追われているその頃…同じ境遇の者たちがいた。

「「うおおおおおおおおおおおお！！　アベックはこの世から撲滅じゃああああああああ！」」


大地を揺るがす程の大絶叫をあげる夥しい数の変態に追われる探索者組一行である。

「な、なんなんだこの変態達は！？」
「わからん！　だがこいつらの狙いは十中八九サーチャーだ！」

「「鉄槌を！　もてる男に我らのしっとの力を見せ付けるのだ！」」
「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！」」

変態…しっと団の常軌を逸脱した熱気の前に探索者達は逃げることしかできなかった。
一応弾幕やらキング・クリムゾンも試してみたが、不死身とさえ思える奴らの前には効果も薄く……
魔眼を使おうにも敵の数が多すぎた。
しっとの力、恐るべし。

【三日目・20時05分/新惑星・東京都】

【探求者＋英雄組】
【黒桐幹也＠空の境界】(クラス･サーチャー)
【状態】健康、首輪無し
【装備】エーテライト
【道具】謎の本、他は不明
【宝具】此の者想いし最愛の人(両儀式)
【思考】
０：しっと団から逃げる
１：鮮花やその他の知り合いを捜す
２：文を手伝う
３：橙子さん……
４：式に会えて嬉しい
５：鷹の爪放送で呼ばれた対主催と思われる人物たちとの合流を目指す
６：新生鷹の爪団及び自分たちを狙ってくるであろう敵を警戒

【射命丸文＠東方Project】(マスター)
【状態】健康、首輪無し
【装備】手帳＠現実
【道具】不明
【思考】
基本:真実を新聞にして客観的に皆に伝える
０：しっと団から逃げる
１：この聖杯戦争を生き延びる
２：元の世界に皆で帰る方法を探す
３：幹也、そして他の仲間を守る

【両儀式＠空の境界】
【状態】健康、首輪無し
【装備】不明
【道具】支給品一式、ナイフ
【思考】
０：しっと団から逃げる
１：幹也を許(はな)さない
２：何があっても幹也を守る
３：トウコ……

【レミリア・スカーレット＠東方Project】(マスター)
【状態】健康、怒りと悲しみ、イナバを受け継ぐ決意 首輪無し
【装備】ボロボロになったプータンのきぐるみ＠魁!!クロマティ高校withイナバ製作所
【道具】
【思考】
基本：社長の思いを受け継ぐ
０：しっと団から逃げる。悟空が心配
１：とりあえずサーチャー達と行動する
２：咲夜、イナバ君（仮）を殺した奴は必ず殺す
３：サーチャーの力でマーラ様の人、八雲紫を探す？
※固有結界『イナバの巣』を継承しました。しかし魔術の知識がないため、魔術は一切使えません。
※固有結界を継承したことに気づいていません。
※イナバの力を継承したことで吸血鬼の弱点とかがいろいろと大・丈・夫！になったようです。
※孫悟空（英雄）のマスターになりました。

【タィケボロ＠タケシ×ディアボロ】
【状態】合体状態（タケシとディアボロ）、全裸
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
基本：この戦いの真実を知り、運命を覆す
０：行く手を遮る者は殺したいが、しっと団からは逃げる
１：サーチャー達を利用する
※あくまでフュージョンなので持続時間は60分ぐらいです、合体中は空を飛べて常人の10倍ぐらいの力を持ってます。
※タケシの使用するポケモン、ディアボロのスタンドであるキング・クリムゾンの能力が使えるようです
※20時の時点で再度フュージョンしました。

【しっと団＠突撃！パッパラ隊】
【状態】健康、発狂中
【装備】マスク、対アベック用テロ装備
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本：アベック撲滅
１：黒桐幹也の抹殺
２：しっとマスクとの合流

「うおおおおおお！！　ミンチじゃミンチじゃあああ」
「あっはっはっはっはっは、何か段々楽しくなってきたで」
「俺もだーあっはっはっはっはっはっは！！」

もはや肉塊と介したカイジ(と真琴)になおも追い討ちを続ける３人組み。
だが、その時ななことゆかりに電流走る！！

「そーいや」
「あんたも男やったな」
「あ、言われてみれば……」

アベック撲滅をかかげるモテない奴とは言え、所詮は男。
今までは共通の目的があったため気にしなかったが、そうも言ってられなくなってしまった。

「「となれば、死んでもらう(で)……！！」」
「ふ、あんた達とはいい友情が築けそうだったんだがな……」

共通の敵が死亡した今、新たなる戦いが幕を開けた。

【三日目・20時10分/新惑星・東京都】

【谷崎ゆかり＠あずまんが大王】
【状態】酔っぱらい
【装備】酒瓶、流刃若火＠BLEACH
【道具】なし
【思考】
基本：男を殺す
１：しっと団を殺す

【黒井ななこ＠らき☆すた】
【状態】酔っぱらい
【装備】大量の缶ビール、ゲイ・ボルク＠fate/stay night
【道具】なし
【思考】
基本：男を殺す
１：しっと団を殺す

【しっとマスク＠突撃！パッパラ隊】
【状態】酔っ払い
【装備】しっとマスクのマスク
【道具】支給品一式
【思考】
基本：アベック撲滅
１：酔っ払い二人を殺す

と、カイジは自分の死後も考えていた。しかし・・・
「…あのさー、全部聞こえてるわよ？」

「え？」
気がつけば、カイジを4人の人間が囲んでいた。

「バナナの皮も確かにおもろいかもな」
「しかしそんな死に方、認めんぞぉぉぉぉぉー！！！」
「あなたはちゃんと殺さないと、なんだかんだで生き返りそうだもんね」
「・・・・・・」

「お、おい…」
カイジ、絶体絶命。
…と、気がつけば美琴もこちらをにらんでいるではないか。
「な、なんだ・・・？」

「あたしの名前はね・・・」
「『美』琴よ！真琴って誰よ！」

カイジ・・・痛恨のミスッ・・・！！

まだ逃走は終わりそうにない。

【三日目・20時15分/新惑星・東京都】

【伊藤カイジ＠賭博黙示録カイジ】
【状態】絶望、疲労、涙目、全力疾走
【装備】ダイナマイト
【道具】色々
【思考】
１：誰か救ってくれ‥‥この絶望から‥‥！
２：4人から逃げる
※道具などは野比玉子らから回収しました。

【御坂美琴＠とある魔術の禁書目録】
【状態】疲労(小)、能力約2時間使用不可
【装備】なし
【道具】支給品一式
【思考】
１：カイジをとっちめる
※能力の制限はライダーロワ準拠(10分間だけ全開使用可能。使用後2時間は能力使用不可)

【谷崎ゆかり＠あずまんが大王】
【状態】酔っぱらい
【装備】酒瓶、流刃若火＠BLEACH
【道具】なし
【思考】
基本：男を殺す
１：目の前の男（カイジ）から殺す
２：雌ガキ（美琴）はノータッチだが、邪魔するなら殺す。

【黒井ななこ＠らき☆すた】
【状態】酔っぱらい
【装備】大量の缶ビール、ゲイ・ボルク＠fate/stay night
【道具】なし
【思考】
基本：男を殺す
１：目の前の男（カイジ）から殺す
２：雌ガキ（美琴）はノータッチだが、邪魔するなら殺す。

【しっとマスク＠突撃！パッパラ隊】
【状態】健康
【装備】しっとマスクのマスク
【道具】支給品一式
【思考】
基本：アベック撲滅
１：目の前の男（カイジ）から殺す
２：ガキ（美琴）はノータッチだが、邪魔するなら殺す。

※しっと団vs酔っ払いは避難所>>2421により時間軸においてはパラレルの話となりました

夢オチ禁止にしても何の意味も無かったな

おお、避難所は見てなかった
スマン

「ああ！ママ！ママ！」
「こ、これ！そんなに擦り寄るでない！」
新惑星・東京都の某所を、母なる竜『ND』と超人ゴアは歩いていた。
一体の竜にべったり擦り寄るタキシード着用筋肉モリモリ白目チカチカ大男の姿は見るもの全てに恐怖を与え
そのためにショック死するものまで出る始末だった。

【三日目・17時00分/新惑星・東京都】

【恐怖の大王＠ノストラダムスの大予言　死亡確認】
【雑魚ホラー＠牙狼　死亡確認】
死因・ゴアの姿を見て恐怖のあまりショック死

「さあママ！この世界と人類の未来を守りましょう！」
「元よりワラワはそのつもりだが……」
そんな会話を交わしながら道を行くNDとゴア。その会話を聞きつけて、ある二人の男たちが彼らに話しかけてきた。
「突然すいません、今のあなた達のお話が聞こえたものですから……」
「あなた達はこの戦いを終わらせるために行動しているんですか？」
それは、どう見ても2ケタ3ケタは人を殺しているとしか思えないほどの凶悪面をした2人組だった。

「私はふたば幼稚園の園長をしている高倉文太と申します。こちらの彼はキル夫くんと言って、とても心優しく誠実な青年です」
「僕たちはこの戦いを止めて、みんなを助けたいんです！あなたたちも同じ目的なら、僕たちも仲間に加えてもらえませんか？」
そう（超怖い顔で）ゴアとNDに自分たちの熱意を語る園長とキル夫。その超恐ろしい顔にも動じることなく彼らの話を聞き終えたゴアは静かに微笑みながら頷いた。
「2人よりも4人だ。この世界を、そして人類を守るために、ともに戦おう！園長先生！キル夫くん！」
その言葉を聞いた2人は（超怖い顔で）感謝の言葉を述べた。

そして超人ゴア、園長先生、キル夫、母なる竜『ND』は戦いを止める仲間を集めるために、そして戦禍の中で困っている人を助けるために行動を開始した。

・

・

・

数時間後―――
「おかしい……人っ子一人出会えないとは……」
「いったいみんなどうしてしまったんでしょう……？」

お前らの顔が怖いせいでみんな接触する前に逃げ隠れしてんだよ
とは分かっているけど言えない、心優しい母なる竜『ND』であった。

【三日目・20時00分/新惑星・東京都】

【超人ゴア＠真女神転生SJ】
【状態】超人、物理、銃攻撃完全反射、風攻撃弱点、ある種の暴走
【装備】黒い新品タキシード、天帝の剣、ピースメーカー、デモニカスーツ＠真女神転生SJ
【道具】支給品一式
【思考】基本：人類とこの世界の未来を守る？
０：なんで誰にも会えないんだろう……？
１：新しいママについていく
２：主催者を倒すために仲間を集める
※出会った参加者全員に殺人鬼集団だと間違われています。

【園長先生＠クレヨンしんちゃん】
【状態】健康
【装備】リボルバー銃
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を倒すために仲間を集める。困っている人がいたら助ける。
　　　　　０：なんで誰にも会えないんだろう……？
　　　　　１:園児達を守る　　
　　　　　２:人間は外見じゃないんだってば……
※出会った参加者全員に殺人鬼集団だと間違われています。

【キル夫＠2ch】
【状態】健康、トエエエエエエエエエエエエイ
【装備】鉈
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を倒すために仲間を集める。困っている人がいたら助ける。
　　　　　０：なんで誰にも会えないんだろう……？
　　　　　１:やる夫とやらない夫の仇を討つ
　　　　　２:外見で人を判断するのはよくありませんよね
※出会った参加者全員に殺人鬼集団だと間違われています。

【母なる竜『ND』＠セブンスドラゴン】
【状態】健康、困惑
【装備】首輪
【道具】支給品一式
【思考】
基本：ロワが終わるまでは人間を守る側につく
１:この子どもたち（ゴア、園長、キル夫）を放っておけない
２:首輪を外す
３:ニアラはもう完全放置の方向で

しっかし美琴はカイジを助けたいのかこらしめたいのかどっちなんだよｗｗｗ
助けたいのだろうけど、短気なせいでマイナスの方に動いてしまうとはｗ

よう、マーラ様の人だ。
俺は今、主催者本部予備に居るわけだが……。
何、ミックミクはどうしたかって？　パニッシャーの角で不意打ちしたら、ポックリだよ。
まあ、俺にとっちゃどうだっていいんだがね。


「さてと、転移装置はこれか」


あばよ、対主催共。マーダー共、新惑星。
俺はこれからこの惑星を脱出して、主催側に付くから。

「ポチッとな」


奇妙な浮遊感――そうか、ワープとはこういものか。


◆

さて、皆さんは覚えているだろうか？
孫悟空と戦っていた男――チャゲチャのことを。
彼は荒木先生を殺害した後、孫悟空と戦ったわけだが。
その後、彼は死んでいる。ではその死因は何か？
それは『禁止行為』である。
では、何の禁止行為に触れたのかを覚えているだろうか？
『大量虐殺』、『睡眠』『魔眼の使用』
『同じ建物への篭城』、『盗むの禁止』
これら五つは海淵の禍神が追加放送で言ったことだがこれらではない。
では、何の禁止行為に触れたのか？
それは……


『新惑星からの逃亡禁止』


である。

◆

「おい、なんだこれ？」
「知らねえよ」
「どうする？」
「面倒くさいから、適当に基地の外の宇宙にでも捨てておくか」


モブのＳＥＮＧＯＫＵ☆ＢＵＳＹＯＵが首から下が無い男女3人の死体を運ぶ。
そして、その死体を宇宙に文字通り捨てた。


彼は急ぎすぎたのかもしれない。
もし、八雲紫を起こしていれば……。
もし、レプリカの誰かに確認とっていれば……
もし……。


選択はいつも正しいとは限らない。
９９％勝てる勝負であっても１％は負けるのだ。
言うならば……




『これがバトロワというものだ』




【三日目・20時】

【ミクトラン＠テイルズオブデスティニー　死亡】
【マーラ様の人＠カオスロワ書き手　死亡】
【小早川ゆたか＠らき☆すた　死亡】
【久慈川りせ＠ペルソナ4　死亡】

※ソーディアン・ベルセリオス　転移装置（エラー数、後５００種類ほど）
　野比セワシのパソコン、ミクトランの支給品一式、ユーゼスが作った転移装置が
　主催本部予備に放置されています。

（あれがこのバトロワの真の黒幕、クライシス皇帝か）
闇の中に身を潜めながら、ウラジーミル・プーチンは指先に暗殺針をセットした。

彼の目的はこのバトロワを乗っ取ること。そしてKGBの情報網により、彼はすでにこのロワの黒幕が彼が潜んでいる場所のすぐ近くにいる
全体的にトゲトゲしている黒くてでかい顔……クライシス皇帝であることを突き止めていた。

（奴の周りにも仲間が何人かいるようだが……この人数なら問題ない）
プーチンは暗殺針の狙いを、クライシス皇帝の『死の点』へと定める。
直死の魔眼など持たずとも、プーチンほどの達人になれば敵の一撃必殺の急所を見抜くことぐらい造作もないことである。


（黒幕の椅子……貰った）
完璧な死角から、クライシス皇帝に暗殺針を付き立てようとしたウラジーミル・プーチンは
一瞬でその身体を凍結され、粉砕された。


「何者だ？」
クライシス皇帝は目の前に現れた男に問う。自分を狙っている者がいることには気がついていた。その者が襲ってきたら軽く消してやろうと思っていた矢先に
その暗殺者は目の前の男の能力によって凍らされ、粉々に砕かれた。
「初めてお目にかかります。私は井坂深紅郎、風都という街でしがない開業医をしております」
黒いスーツに黒いフェルト帽、白の手袋をしてステッキを持ったその姿は、傍から見れば柔和な紳士そのものである。
だがその瞳には、全てを食らい尽くしてもまだ足りないというような貪欲さが宿っていた。

「ほう、その医者がどうしてあのような力を？」
その質問も予想済みだったのだろう。彼はなんら動じることなく胸元から『WEATHER』のガイアメモリを取り出すと、右耳のコネクタに差し込み
ウェザー・ドーパントへと姿を変えた。
「それは私もあなた達と同じような存在だからですよ。クライシス皇帝陛下」

そこでジャイアンが会話に割って入ってきた。さすがガキ大将の貫禄で、目の前でおっさんが怪人に変身したことには驚きもしない。
「それでおっさん！俺たちに何の用だよ。俺たちはコンサートや光太郎探しで忙しいんだっつーの！」
ウェザー・ドーパントはジャイアンに向き直ると、彼の手を握った。
「騒音部の皆さん。私は皆さんの志に感動したのです！
　音楽でこの世界に再び平和をもたらす……本当に素晴らしい。その素晴らしい行いに、微力ながら私も参加させてほしいのです
　私もピアノを少々嗜んでおりましたので、少しはお役に立てるかと……」
そういいながら、ウェザー・ドーパント井坂はついさっきプーチンのように凍結粉砕して殺した丸眼鏡の主婦から奪った支給品……キーボード（楽器）を取り出した。

「なんだおっさん、騒音部に入部したいのかよ。いいぜ、やるからには根性を入れて演奏しろよ」
ジャイアンはあっさりと井坂の入部を認め、こうしてまた騒音部に新メンバーが加わったのであった。

　ボエ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！！！！！！


（殺人騒音……シャドウオーディン……グレイブバックル……ディエンドライバー……
　そして何より、あの『首輪』とかいう男を完全消滅させたクライシス皇帝の圧倒的な力……
　欲しい。欲しい！何としても、その力の手に入れたい！！）
U-1メモリすら超えるであろうクライシス皇帝の力。その力を手に入れることが、井坂深紅郎が騒音部に入部し、クライシス皇帝に近づいた目的だった。
（焦ってはいけない……だが食らい尽くしたい！クライシスの、闇の圧倒的な力を！）
キーボード（楽器）を演奏しながら、ウェザー・ドーパント井坂深紅郎は心の中で舌なめずりをした。

【三日目・20時30分/新惑星・東京都杉並区】

【ジャイアン＠ドラえもん】
【状態】：闘志、怒り、首輪は故障
【装備】：素手
【道具】：不明
【思考】１：俺様の歌を世界中に広める
２：信長の手先に歌を聞かせて改心させる
３：光太郎との合流
※ ボーカル担当

【カービィ＠星のカービィシリーズ】
【状態】：首輪は故障
【装備】：マイク
【道具】：不明
【思考】
１：日本中で歌いまくる
２：マーダーや信長の手先を見つけたら歌を聞かせる
※ハモリ担当

【秋山澪＠けいおん！】
【状態】：ぜっこうちょう！、首輪は故障
【装備】：なし
【道具】：支給品一式、ギター
【思考】
１：ジャイアンの歌に感動。自分達の歌を世界に広める
２：騒音部の活動を邪魔するものは許さない
※ベース担当

【騒音おばさん＠現実】
【状態】：首輪は故障
【装備】：布団叩き
【道具】：ドラム
【思考】１：マーダーだろうがしばくぞぉ！！
※ドラム担当

【ドイツの少年＠ようつべとかニコ動とか】
【状態】：首輪は故障
【装備】：血まみれのキーボード
【道具】：パソコン
【思考】１：運動会プロテインパワー！！！
※キーボード担当

【クライシス皇帝＠仮面ライダーBLACKRX】
【状態】健康、首輪無し
【装備】神の眼＠テイルズオブデスティニー、尺八
【道具】おーいお茶×88　その他不明
【思考】基本：実は全てクライシス帝国の仕業だったのさ！
１：光太郎を倒す
２：それも私だ
３：騒音部のメンバーになったのも私だ
４：井坂深紅郎を警戒
※制限で一時間に一度、お茶を飲まないと死にます。
※尺八担当

【マイク＠不明】
【状態】健康、首輪無し
【装備】シャドーオーディンのデッキ＠テラカオスバトルロワイアル
【道具】ハーレー＠現実 その他不明
【思考】
基本―１：世界を制覇し、怪魔界５０億の民をこの星へ移住させる（主催者は倒す）
基本―２：南光太郎を倒す
１：ショッカーと新生鷹の爪団が滅んでてクソワロタ！！
２：隙を見て、騒音部のメンバーを殺す
３：井坂深紅郎を警戒
※クライシス帝国の幹部らしいです。
※シャドーオーディンはシャドームーンの全能力と仮面ライダーオーディンの全能力が使えます。
※ラップ担当

【海東純一＠仮面ライダーディケイド】
【状態】改造人間、ライダーキラーグレイブに変身、首輪無し
【装備】グレイブバックル＠劇場版 仮面ライダー剣、銅鑼
【道具】醒剣グレイブラウザー＠劇場版 仮面ライダー剣
【思考】基本：クライシス帝国による全世界の完璧な統治
１：ジャイアン（本当はクライシス皇帝）に服従する
２：井坂深紅郎を警戒
※真に忠誠を誓っているのはクライシス皇帝に対してです
※改造人間なので騒音部の騒音に耐えられます
※銅鑼担当

【海東大樹＠仮面ライダーディケイド】
【状態】洗脳、改造人間、言語障害、首輪無し、ライダーキラーディエンドに変身可
【装備】装填銃ディエンドライバー＠仮面ライダーディケイド、和太鼓
【道具】カメンライド＠仮面ライダーディケイド、アタックライド＠仮面ライダーディケイド
【思考】
１：ジャイアン（本当はクライシス皇帝）と海東純一に従う
※改造人間なので騒音部の騒音に耐えられます
※和太鼓担当

【井坂深紅郎＠仮面ライダーW】
【状態】健康、ウェザー・ドーパント、首輪は故障（騒音部の騒音のため）
【装備】ガイアメモリ『WEATHER』、キーボード（楽器）
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】 基本：クライシス皇帝の力を我が物にする
１：騒音部に入部して機会を窺う
※コネクタの位置は確か耳の辺りだったはずなので首輪があっても変身可能です
※怪人（ドーパント）なので騒音部の騒音に耐えられます
※キーボード（楽器）担当


【ウラジーミル・プーチン＠ムダヅモ無き改革　死亡確認】
【野比玉子＠ドラえもん　死亡確認】

「692のせいで俺は…」
どこかの誰かさんの所為で、バナナズガンのイメージが取り憑いてしまったバナナ（別個体）がこのカオスロワに参戦した。
果たしてその概念を取り払えるのか。

【バナナ＠現実】
【状態】健康
【装備】バナナの皮
【道具】バナナ
【思考】
１．バナナズガンのイメージの払拭させる。

追加
【三日目・20時30分/新惑星・東京都のどこかの青果店】

ズガンキャラの汚名を返上するために早速動こうとするバナナ。
しかし、ここで一つだけ大きな問題があった。
「動けない……」
そう、彼はバナナだったのだ！　バナナである以上移動は不可能。
他の参加者と出会わなければ、ロワも糞もあったもんじゃない。
え、口も無いのに喋ってる件？　あぁ、うるせぇよ。
「冗談じゃねえ！！　おーーい、誰かーーー！！」
このままではただの意志持ち支給品にも劣るぞ、さぁバナナはこのまま朽ち果ててしまうのか。
しかし、神は彼を見捨てなかった。その声を受け取る者がすぐ近くに存在したのだ。
「ワアァァァアーーーオ！！」
「ん……なんd　ぐえっ」ベシャ
突如振ってきた一つの影。　その影の上で、もう一つの小さい影がポーズを取る。
「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン！！　ニコロワでは地味にいい所みせたは・か・た・の・し・お！！
　ただ今参上！！　　……って、およ？　誰も居ないな」
「ワエワエアー、アヤィィモォ……(訳：我々は怪しい者ではありません)」
「おーい、何処いったー？　伯方の塩様が出てきてやったのに隠れるなんて無礼だぞー」
あなた方の足元です。

【三日目・20時35分/新惑星・東京都のどこかの青果店】

【バナナ＠現実】
【状態】健康
【装備】バナナの皮
【道具】バナナ
【思考】
１．早くも受難って奴だぜぇマジィ

【伯方の塩＠ニコニコ動画】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】
１．おーい、どこだー？

【しゃべる猫＠ニコニコ動画】
【思考】
１．オ風呂入リアーイ！
※ロワ参戦者ではありません
※何故か伯方の塩になついています

タイトル：怒ってた猫が急に話しかけて来たけど、塩もついてきた

一方、バナナ達とは別の方向のコーナーに佇んでいた一玉のスイカは彼らの作戦に同行しようと近づこうとした。
しかし…大変な（ｒｙ
「しまった…動けないぞ…」
それもそのはず、彼もスイカである以上動けないのからである。
このままだと彼らと一緒にバナナのズガンキャラの返上もできないまま、スイカとしての人生を終えてしまうのだろうか。
どこかと文章が似ているが、そこのことについては口を謹んでもらいたい。
流石に書いていたその人には悪いが、と


「その時、不思議なことが起こった！」


周りの陳列棚が震えている。
近くにいたしゃべる猫も何かを察したか警戒するように鳴いている、というか喋っている…
「ワッァァァニャーオ！」
いや、喋ってはない。つーかそんなことはどうでもいい！
―…地震か！
この機会を利用しないわけにはいかない。この揺れの間を利用して棚から棚へと伝いバナナ達の所まで移動して
どうにか仲間に入れてもらえてくれるか交渉にこぎ着けるまでだ。
そうと決まれば今すぐにその行動に移そう

しかし…！
方針が決まる前に、無常にもスイカはその揺れで棚から転落し硬い床へとその身を叩き付けてしまった。
「………ちきしょう……」
最後の言葉を残したと同時に、自身の赤い身もぶちまけてしまい
バナナの贖罪のために動いた一玉のスイカはあっさりとその生涯を閉じた。
【スイカ＠現実　死亡確認】
※砕けたスイカの周りには赤い身が散らばっています。

あとこの地震で、隣の小さなビルのガラスが近くを歩いていた円眼鏡の主婦に被弾してしまった。
【野比玉子＠ドラえもん　死亡確認】
※東京都のどこかの青果店の周りで地震が起きました。
　地震の揺れの程度については次に任せます。

彼らは猫以外喋っていないが、一応近くにいたので忘れないで。
【三日目・20時40分/新惑星・東京都のどこかの青果店】

【バナナ＠現実】
【状態】健康　地震による動揺
【装備】バナナの皮
【道具】バナナ
【思考】
１．見えていなかったけどスイカェ…

【伯方の塩＠ニコニコ動画】
【状態】健康　地震による動揺
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】
１．おーい、どこだー？
２．スイカェ…

【しゃべる猫＠ニコニコ動画】
【思考】
１．オ風呂入リアーイ！
※ロワ参戦者ではありません
※何故か伯方の塩になついています

一方、バナナ達とは別の方向のコーナーに佇んでいた一玉のスイカは彼らの作戦に同行しようと近づこうとした。
しかし…大変な（ｒｙ
「しまった…動けないぞ…」
それもそのはず、彼もスイカである以上動けないのからである。
このままだと彼らと一緒にバナナのズガンキャラの返上もできないまま、スイカとしての人生を終えてしまうのだろうか。
どこかと文章が似ているが、そこのことについては口を謹んでもらいたい。
流石に書いていたその人には悪いが、と

「その時、不　思　議　な　こ　と　が　起　こ　っ　た　！」

周りの陳列棚が震えている。
近くにいたしゃべる猫も何かを察したか警戒するように鳴いている、というか喋っている…
「ワッァァァニャーオ!!!!!」
いや、喋ってはない。つーかそんなことはどうでもいい！

―…地震か！
この機会を利用しないわけにはいかない。この揺れの間を利用して棚から棚へと伝いバナナ達の所まで移動して
どうにか仲間に入れてもらえてくれるか交渉にこぎ着けるまでだ。
そうと決まれば今すぐにその行動に移そう

しかし…！
方針が決まる前に、無常にもスイカはその揺れで棚から転落し硬い床へとその身を叩き付けてしまった。
「………ちきしょう……」
最後の言葉を残したと同時に、自身の赤い身もぶちまけてしまい
バナナの贖罪のために動いた一玉のスイカはあっさりとその生涯を閉じた。

【スイカ＠現実　死亡確認】
※砕けたスイカの周りには赤い身が散らばっています。


あとこの地震で、青果店の隣の小さなビルのガラスが近くを歩いていた円眼鏡の主婦に被弾してしまった。

【野比玉子＠ドラえもん　死亡確認】
※東京都のどこかの青果店の周りで地震が起きました。
　地震の揺れの程度については次に任せます。

彼らは猫以外喋っていないが、一応近くにいたので忘れないでいただきたい。
【三日目・20時40分/新惑星・東京都のどこかの青果店】

【バナナ＠現実】
【状態】健康　地震による動揺
【装備】バナナの皮
【道具】バナナ
【思考】
１．見えていなかったけどスイカェ…

【伯方の塩＠ニコニコ動画】
【状態】健康　地震による動揺
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】
１．おーい、どこだー？
２．スイカェ…

【しゃべる猫＠ニコニコ動画】
【思考】
１．オ風呂入リアーイ！
※ロワ参戦者ではありません
※何故か伯方の塩になついています

今更ですが>>119の方を収録してください

バスで寝過ごした俺も禁則事項に引っかかった。
ﾎﾞﾝ

【俺＠現実　死亡確認】

【三日目・20時50分/新惑星・バスの中】

「いや〜、男にも話しが分かる奴はおるんやなー」
「いえ。ぶっちゃけ俺なんてただアベックが憎いだけで……」
「とりあえず飲めー」

あれから３０分、逃走の末捕まえたカイジと邪魔した美琴をリンチにかける事に成功した３人は、
すっかり意気投合していた。

「よーし、まだ夜は浅いんや！　とことん男狩りやでー」
「てか、徹夜しないと死にますからねｗ」
「はっはっはっはっはっは」

酒もほどほどに、再び立ち上がる３人。
彼女達をこの先待ち構える運命は果たして？


【三日目・20時20分/新惑星・東京都】

【谷崎ゆかり＠あずまんが大王】
【状態】酔っぱらい
【装備】酒瓶、流刃若火＠BLEACH
【道具】なし
【思考】
基本：男を殺す
１：他の二人と行動する

【黒井ななこ＠らき☆すた】
【状態】酔っぱらい
【装備】大量の缶ビール、ゲイ・ボルク＠fate/stay night
【道具】なし
【思考】
基本：男を殺す
１：他の二人と行動する


【しっとマスク＠突撃！パッパラ隊】
【状態】健康
【装備】しっとマスクのマスク
【道具】支給品一式
【思考】
基本：アベック撲滅
１：他の二人と行動する


【伊藤カイジ＠賭博黙示録カイジ　死亡】
【御坂美琴＠とある魔術の禁書目録　死亡】

結局誰も書かなかったし、仕方ないね

たかが数日書かれなかった程度で何を言ってるんだ

やと　ねつ　ひいた　も　とてもかゆい
今　はらへったの、かついえ　くう


かゆい　かゆい　らんまるー　きた
ひどいかおなんで　ころし
うまかっ　です。


かゆい
うま



【三日目・20時50分/恒星・永沢君男:主催者本部】

【織田信長＠戦国時代】
【状態】死体、ああああが憑依して操っている、頭部に貫通した銃創
【装備】チョンマゲのカツラ＠時代劇
【道具】不明
※元の信長の精神は死亡消滅しました
※信長の死体はああああが完璧に操っています

【ああああ＠主人公に命名可能な全てのＲＰＧ】
【状態】怨霊、肉体無し、Lv99、全パラメータMAX
　あらゆるＲＰＧのあらゆる魔法と技を習得している
　かゆうま
【装備】不明
【道具】不明
【思考】１：空腹を満たす、身体が痒いから掻く

【柴田勝家＠戦国時代　死亡確認】
【森蘭丸＠戦国時代　死亡確認】

私の猫……すまない。取り乱してしまった、シグナムだ。
ルーミアめ、私の猫を食べた時は驚いたが、もう大丈夫……。
べ、別に悲しくなんて無い。そ、それにしても……

ギャアアアア、ゴオオオオオ、カアアアアアア。

無茶苦茶、速いな。この車。

（無茶苦茶、おせえ。下りなのに加速しない。
　おまけに、このタイヤ…信じられねえ、ちっともくいつかねー。
　一度滑り出したらそれこそ止まんねー）

運転席のルーミアは涼しい顔でステアリングを操作している。
……乗っているこっちの身にもなってみろ、死ぬほど怖いぞ。

クン、クン、クン！
（目にも止まらない４→３→２のシフトダウン、文章だと伝わりづらいがこの間、約0.5秒）

これまでに体験したことのない角度からの猛烈なヨコＧが私を襲う。
……分けが判らん、なぜこんな奴がこれほどまでのドラテクを持っているんだ？
そうだ。ジョジョはどうなっているんだ。私でもこんなにも恐怖心が煽られているんだ。
私は後部座席を覗いてみると……



「……ス、スピードを落してくれ……」



ジョジョ―――――ッ!?


【三日目・20時50分/新惑星・東京都】
【シグナム＠リリカルなのはシリーズ】
【状態】健康　満腹　ニート
【装備】レヴァンティン、ショットガン
【道具】支給品一式
【思考】基本：働きたくない
１：ジョジョについて行く
２：私の猫……

【ルーミア＠東方Project】
【状態】健康、満腹、全身血まみれ（返り血）
【装備】
【道具】支給品一式、そーなのＣＡＲ（車）　その他不明
【思考】
０：DIOがいないのでJOJOについていって美味しいものを沢山食べる
１：そーなのかー

【所ジョージ＠現実】
【状態】乗り物酔い　スタンド使い
【装備】ダーツ
【道具】不明
【思考】
１：よれよれだぜ

混沌とした殺し合いが始まり54時間が経過した。
そして、遂に彼らはここに辿り着いた。

「……いよいよか」
「そうだな！」

真紅のマフラーで口元を隠した青年が半裸の男に話しかける。
男は普段と変わらない様子でその問いに答える。

「……わし、この戦いが終わったら、皆でパーティーするんじゃ。
　そんでまた野菜の錬金術師が作った料理を食べるんじゃ……」
「おいィ！？　フラグ建てんな！？」
「誰が野菜の錬金術師ですか！？」
「まあまあ、ラグナさん、ブロントさん落ち着いて」

仙狐の少女の冗談めいた言葉に騎士と農家の青年が突っ込みを入れる。
……決戦前なのに呑気なものである。

「空気王とやれなかったことは残念だが、今は信長とやるしか無いようだな」
「主催者は目の前か。ここで一気に攻め落とす」
「随分と思い切りがいい、これが若さか…」

青いつなぎの男が服のホックを下ろす。
赤いジャケットの男が銃を元位置に戻す。サングラスの男は自身のマシンを簡易な整備をする。

「ここで終わらせるのよ、全てを！」
「……なるようにしかならんか」
「これが最後の戦いだ」

白髪の少女が気合を入れなおし、金髪の女性はため息を吐きつつも銃の手入れをする。
ゴーグルの少年はさながらサッカーの試合を望むように前だけを見据える。

彼らの目的は只一つ。
ただ主催者を倒すのみである。

「……行くぞ」

静かに扉が開いた。

　◆　■　◆　■

ああああは主人公だった。
それも様々なＲＰＧの主人公だった。
だから静かに挑戦者を待つ、今まで倒してきたラスボスがしてきた礼儀だから。
テンプレとはそういうものである。

ああああは楽しみにしていた。
今、自分の近くに来ているのはかなりの強者。
さあ、この渇きを潤してくれ、強者たちを。

　◆　■　◆　■

「ようこそ、この（ｒｙ」
「キングベヒんもス！！」
「フジヤマヴォルケイノスターバスター！！」
「「連携！　石破ラブラブ天驚ダブルスターバスター！！」」
「プリズム・バレット！！」
「目からビーム！！」
「クレイ・バズーカ！！」
「小牟・バズーカじゃ！！」
「や　ら　な　い　か　」
「零式波動流影陣！！」
「……黄昏に消えるがいい」
「………………………………………………………………………………へ？」

扉が開いた瞬間に信長（ああああ）が目にしたのは凄まじいまでの数の暴力であった。
飛んでくるウロボロス、スターバスター×３、譜弾、レーザー……その他諸々。
『見敵＆必殺（サーチ＆デストロイ）』
その言葉の意味を知るには十分すぎるまでの攻撃である。

「ちょっと、やりすぎではないのか？」
「前に拙たちが乗り込んで行った時も同じことをされた、これでおあいこだ！」
「それよりも信長がいないんだが……」
「逃げたのか？」
「汚いなさすが信長きたない」

ちなみに彼らは気付いていないが、さっきの攻撃があまりにも激しすぎて信長の身体は完全に消滅した。
綺麗さっぱり跡形もなく、髪の毛一本すら残っていないほどのオーバーキルである。

【織田信長＠戦国時代　死亡】

「それで信長を倒したら終わりなんじゃないのか？」
「いや、実はまだクライシス帝国というの奴らが…」
「……クライシス帝国？」
「俺が説明します」

〜超次元説明中〜

鬼道さんによる簡単な説明が行われた。
クライシス帝国が全ての黒幕だということが説明された。

「だが、鬼道殿。前にミクトラン殿達との情報交換の時には……」
「師範さん、それもクライシス帝国の仕業です」
「きっと師範さんが次期総帥になれなかったのもクライシスの仕業です」
「　お　の　れ　如　月　影　二　……もとい、
　
　　お　　の　　れ　　ク　　ラ　　イ　　シ　　ス　　許　　さ　　ん　　！」
「不破、そしたらあいつらもクライシスの手先…」
「この戯けが！　そんなわけないだろ！！」
（……理不尽だ）
「兎も角だ、一旦、ここから離れるべきではないのか？」
「どういう意味ですか、零児さん？」

ここで一旦、零児が話を切り上げる。
理由は簡単なことである。

「俺たちがここに入ってきて、あと少しで1時間になる」
「……首輪か！」
「このままじゃ、わしらがこげちゃうのう！？」
「こげるどころじゃないですよ！」

そう、禁止行為の篭城の禁止である。
この首輪は高性能すぎる、なんせ人の意思にまで反応するほどまでのものであるから。

「…止む終えん、ここは一旦、引くぞ」
「だが、転移するにしてもどこに行くんだ？」
「あのう、皆さんが集まりそうな場所が一つだけ！」
「……時間が無い、急げ」

飛竜はエリスに『天使の翼』を渡した。

「転移先指定、行き先は、■■■■■■！」

そして、彼らは瞬転した。


◆　■　◆　■


「それでここはどこなんだ？」

師範たちの目の前には百を超えるベット。
きっとここを作った人は百人倒れても大・丈・夫なようにするために設置したのであろう。
ここは東京都大田区矢口2丁目のとある企業の仮眠室。そう……

「イナバ製作所ですよ」

【三日目・21時20分/新惑星・東京都大田区】

【ブロントさん＠ネ実】
【状態】疲労（中）、ダメージ（中）、有頂天突破
【装備】グラットンソード＠FF11、アイスシールド＠FF6 、キングベヒんもス
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を倒して元の世界に帰る
１：貧弱一般人は殺さず退け、新生鷹の爪団とクライシス帝国を滅ぼす
２：妹紅と再会できてよかった
３：首輪を外す手段を探す
※阿部さんに狙われているようです


【ラグナ＠ルーンファクトリーフロンティア】
【状態】疲労（中）、ダメージ（中）、職業・のうぎょう、着衣
【装備】丈夫なクワ・ティアラ＠ルーンファクトリーフロンティア、骨の剣、ヘイズから奪った剣、
　　　　星降る杖、地幻竜プロテグリード
【道具】支給品一式、マーマン達の骨（大量）、真竜の鱗、フライパン、ビン詰め油
【思考】基本:主催者の撃破・嫁の守護
１：新生鷹の爪団とクライシス帝国を滅ぼす
２：首輪を外す手段を探す


【エリス＠ルーンファクトリー】
【状態】疲労（中）、ダメージ（小）、白黒合体、空気王、マーラ様の人を警戒、眠る暇無し
【装備】遮光服、天使の翼
【道具】支給品一式×2、ホウレン草
【思考】基本：夫の援護
１：新生鷹の爪団とクライシス帝国を滅ぼす
２：妹紅と再会できてよかった。
３：首輪を外す手段を探す


【鬼道有人＠イナズマイレブン】
【状態】疲労（中）、ダメージ（小）、誤った性教育
【装備】変なゴーグルとマント
【道具】支給品一式、サッカーボール
【思考】 基本：仲間を探す(ただし妹最優先)
１：新生鷹の爪団とクライシス帝国を滅ぼす
２：ブロントさんたちに同行する
３：本郷猛が復活していた場合合流
４：首輪を外す手段を探す
※阿部さんに狙われているようです


【藤原妹紅＠東方Project】
【状態】疲労（中）、ダメージ（小）、全身に包帯が巻かれている、全身血塗れ、鷹の爪団員、強い決意、スターバスターを習得
【装備】チェーンソー、斬鉄剣 、秘宝75個
【道具】支給品一式、蜆、米の苗、将棋セット一式、ゾフィー直筆サイン色紙 、黒竜号
【思考】基本：戦いを止めたい。『生きる』
１：死んでいった者たちの遺志を継ぎ、人々を守り必ずこの大災害とバトロワを止める。
２：皆と再会できてよかった。
３：空気王、らきすたのデコ、新生鷹の爪団、クライシス帝国を倒す
４：首輪を外す手段を探す

【リグレット＠テイルズオブジアビス】
【状態】疲労（中）、ダメージ（小）
【装備】ルーチェ＆オンブラ＠デビルメイクライ
【道具】不明
【思考】
１：協力者を集めて、クライシス帝国、新生鷹の爪団を倒す
２：元の世界に帰る方法を探す
３：殺人が必要ならば躊躇はしない
４：和尚とルガールはどこに行った？


【有栖零児＠ナムコクロスカプコン】
【状態】疲労（中）、ダメージ（中）
【装備】刀×２（火燐＆地禮）ショットガン（柊樹）、拳銃（金）
【道具】不明
【思考】
１：妹紅に協力して、クライシス帝国、新生鷹の爪団を倒す
２：小牟と再会できてよかった。
３：和尚とルガールはどこに行った？
４：首輪を外す手段を探す


【小牟＠ナムコクロスカプコン】
【状態】疲労（中）ダメージ（小）
【装備】仕込み錫杖（水燐）、拳銃（銀）
【道具】支給品一式
【思考】
１：零児と再会できてよかったのう
２：新生鷹の爪団、襲ってくるならこの小牟、容赦はせんッ！
３：お　の　れ　ク　ラ　イ　シ　ス　許　ざ　ん　って奴じゃな！
４：首輪を外す手段を探す


【シャア・アズナブル＠機動戦士ガンダム+機動戦士Ｚガンダム+機動戦士ガンダム逆襲のシャア】
【状態】オールバック、疲労（中）、ダメージ（中）
【装備】仮面、ノーマルスーツ、グラサン
【道具】百式＠機動戦士Ｚガンダム（フライトモジュールを装備）
【思考】
１：ぬくりあ、レミリア一行を保護しに行きたい
２：二次ロリ表現を規制するものを粛正する
３：クライシス帝国、新生鷹の爪団を滅ぼす
４：首輪を外す手段を探す

【阿部高和＠くそみそテクニック】
【状態】疲労（中）、ダメージ（中）
【装備】股間のジャッカル
【道具】支給品一式
【思考】
基本：やらないか （まず空気王を狙う）
１：鬼道さん　や　ら　な　い　か　
２：ブロントさん　や　ら　な　い　か
３：飛竜さん　や　ら　な　い　か
４：不破師範　や　ら　な　い　か
５：零児さん　や　ら　な　い　か
６：クライシス帝国、新生鷹の爪団を滅ぼす
７：首輪を外す手段を探す
※無差別マーダーではなくなったようです。
※聖杯戦争とも関係なくなったようです。


【不破刃＠Art of Fighting 龍虎の拳外伝】
【状態】疲労（小）　忍者　師範　すごい漢　首輪なし
【装備】なし
【道具】なし
【思考】
１：すごい漢たちを集める！
２：全員の首輪を外したら、もう一度主催本部に乗り込む
３：せこい漢は必ず、殺す
４：己、如月影二！　許　　ざ　　ん　　ッ ！
５：己、羽柴秀吉！　許（ｒｙ
６：己、新生鷹の爪団！　ゆｒ（ｒｙ
７：己、クライシス帝国！　ｙ（ｒｙ
７：機会があれば元親とも決着を着けたい。
８：ミクトランたちとの合流を目指す。


【ストライダー飛竜＠ストライダー飛竜】
【状態】疲労（小）　首輪なし
【装備】ライトセーバー＠スターウォーズ、各種オプション
【道具】俺にそんなものは必要ない
【思考】
１：主催者の首を刈る
２：ミクトランたちとの合流を目指す。
３：総統吉田率いる新生鷹の爪団の連中を一人残らず、地獄に蹴落とす。
４：秀吉が襲って来るならば抹殺し、地獄の淵に叩き落す。
５：クライシス帝国については保留。

◆　■　◆　■

信長は死んだが、ああああは生きていた。
そう、これは彼の持つ執念である。
強者との戦いを望んでいた。だが、今のやつらはなんだ。
卑怯にもほどがある。
許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない
許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない
許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない
許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない
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許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない
許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない
許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない
許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない許さない……


「絶対に許さない」

【三日目・21時20分/恒星・永沢君男:主催者本部】
【ああああ＠主人公に命名可能な全てのＲＰＧ】
【状態】怨霊、思念状態、Lv99、全パラメータMAX
　あらゆるＲＰＧのあらゆる魔法と技を習得している
【装備】不明
【道具】不明
【思考】１：絶対に許さない
　　　　２：新たな拠り代を手に入れる

「昏き海淵の禍神がやられた……
　だが所詮、彼も我には劣る存在……」

ふう……とため息をつく異形の存在が東京都にあった。
全身真っ白で体育座りをしながら宙に浮く怪人。
正確な名前はない。とある天上の帝（笑）が作り上げた最初の怪人、始原の幼子。
禍神と同じく、セカキューシリーズで裏ボスを務める鬼畜である。
朝は完全固定行動故にわりと楽に討伐されてしまうが、夜では本気でこちらを潰してくる鬼畜である。
開幕で去れ、永久にと告げられたプレイヤーはなすすべなく10回は死ねるダメージを食らって消し飛ぶ。
その圧倒的な殺傷能力は禍神のそれを凌駕している。

「見つけた、私の……獲物……」

そして幼子は見つけた、獲物を。
一応禍神に同郷のよしみで協力を頼まれてはいた。その本人は忍者に惨殺されたが、暇つぶしにはもってこいだ。
なにより今の時刻は夜、幼子の鬼畜タイムである。

やがて幼子は獲物に近づいた。

「我の前から、去れ、永久n
「おや？」


「ぜぜぜぜぜぜんっぜんっぜんっぜんっららららららっ！？」
「「「裸になって何が悪い！」」」

そして近づいたその瞬間、獲物……刑事組が全裸であることに気がついた。
しかも道中、右京の英国理論に影響を受けた古畑、今泉両名も全裸だった。
そして、3人の刑事の全裸を見た幼子はトラウマが蘇り即死した。

「……一体この方はなんだったのでしょうか？」

首を傾げつつ、右京は幼子のドロップアイテムを一応回収し、その場を去っていった。
その肉体によって倒した存在が、主催者に匹敵するほどの恐ろしい存在とは知らずに。
真の刑事とは、知らず知らずの間に平和を守ってしまうものなのである。

【三日目・21時00分/新惑星・東京都】
【刑事組】
【杉下右京＠相棒】
【状態】健康、ペルソナ「剛毅」カメヤマ解放
【装備】全裸　ニューナンブ
【道具】警察手帳、メガホン 、原初の果実
【思考】0:一刻も早く藤原妹紅、英雄組、探索者組、それ以外の新生鷹の爪団に名前を呼ばれた参加者たちと合流する
　　　　1:信長を逮捕する
※カメヤマの力で雷系の攻撃を吸収します

【古畑任三郎＠古畑任三郎】
【状態】健康、全裸
【装備】無想正宗＠眠狂四郎
【道具】
【思考】1:信長を逮捕する
2:一刻も早く藤原妹紅、英雄組、探索者組、それ以外の新生鷹の爪団に名前を呼ばれた参加者たちと合流する

【今泉慎太郎＠古畑任三郎】
【状態】健康、全裸
【装備】なし
【道具】
【思考】1:古畑と行動を共にする

【始原の幼子＠世界樹2】　死亡確認

「どこだここは…空座町ではないのか？」
萌玉によりロン毛と化した藍染惣右介がつぶやく。
その横には細目の男、市丸ギンがいた。
「藍染隊長、そこの亀有公園前派出所で聞いてみましょ」
「…冷静だね、ギン」
「褒めんといてください。照れますやろ。」
「………まぁいい、行こうか」

◆　◆　◆

派出所のなかで最初に見たもの。
そこには童顔ガチムチの天にまで届こうかという髪を持った短パン男がいた。
「THIS WAY…」
その男は謎の英語を話している。
「君はだれだ」
「FOLLOW ME…」
瞬間、ゴンさんの蹴りが炸裂した。
しかし、流石はソウル・ソサエティー元隊長の二人である。
竜巻を引き起こす程の蹴りを瞬歩を使い躱していた。
「言葉が通じないか。ギン殺れ。」
「しゃあないですな。神殺艙��舞踏連刃�＝v
ババババババババババババババババババババババババババババ！
ギンの斬魄刀が視認不可の速さでゴンに襲い掛かる。
その威力は絶大であった。
まともな相手ならば即死であろう。
しかし、今のゴンさんにはその程度の技を避ける必要はなかった。
そして、次の瞬間にはゴンさんがギンの目の前に立っていた。
死神であるギンですら反応することが出来ない速さ。
「FIRST…　COMES… ROCK… SCISSORS…」
ゴンさんの念が鋏を形作る。
やはり、ギンは反応ことができなかった。
ギンが最後に見たもの。
それは首のない自分の体であった。
(ごめんな、乱菊)
ギンに永遠の闇が訪れた。

藍染は自身の部下が首を斬り落とされた光景をみても動じなかった。
天に立つべき存在の自分が殺されるはずがないからだ。
「死ね」
ギンの首が地面に落ちる前に斬りかかった。
生物の最大の死角となる首の後ろを狙う。
その動きに一切の無駄はなかった。
風切る音もなく鏡花水月が振り下ろされーーーーそして避けられた。
「なん…だと」
藍染は驚きで目を見開く。
藍染はゴンさんの残像を斬っていたのだ。
(く…上か…)
気付いた時には遅かった。
「…AIKODE …ROCK！」
爆発が起こった。

◆　◆　◆

巨大なクレーターの中心に一人の男が立っていた。
ゴンさんである。
右手には藍染の体にあったはずの萌玉が握られている。
「カイト…俺はもっと強くなるよ」
ゴンさんは萌玉を口に入れると、飲み込んでしまった。
どのような結果をもたらすのか、誰もしらない。

【三日目・21時/東京都葛飾区亀有公園】

【ゴンさん＠HUNTER×HUNTER】
【状態】ダメージ（小）　萌玉(崩玉)を飲み込みました＠BLEACH
【装備】なし
【道具】なし
【思考】基本:カイトを優勝させるのでカイト以外皆殺し
１：強くなる
２：博士は放置

【市丸ギン＠BLEACH 　死亡確認】
【藍染惣右介＠BLEACH 　死亡確認】