むしろ、下手すると魔法っ子スレからの誤爆扱いにされそうですねw
誤爆の前科ありますし……。
アレは結果オーライじゃないかw
だな、ってか
そのメール欄なんなのさ
本当だ、andってなんぞ……
罰として久々にツクヨミ先生とにらめっこしてくる
ふう、死ぬかと思ったぜ
そういえばもう軽く雑談したら新型ロールアウトなんだよな
あと3 KBで新型に移行ですねー。
さて、どうしてくれようか。
しかし避難所が異様な盛り上がりを見せているなwww
変態共の理想郷。吹き溜まりとも言えるか。
避難惑星エンドレスイリュージョンはそんな土地。
皆の規制が解除されれば、ここだって変態共の理想郷に返り咲けるはずだ!
果たして返り咲いていいんだろうか……w
むしろここが投稿場所で
向こうが紳士の雑談場所みたいなすみ分けになって来てる感があるがw
え? ここは紳士の投稿場所デスヨ?
結局ここも紳士のフィールドだというのか……!
瀕死の紳士、爆死…御粗末
は?
>>853 いいえ、(一応)巨人のフィールドです。
857 :
創る名無しに見る名無し:2009/12/03(木) 18:27:10 ID:R2Gcn+pq
つかまだ埋まってないけど、CRの投下来るんだべ?
先に次スレ立てた方がいいと思う
ごめん、変なこと書いた…執筆に戻る
投下準備があるのに、ここで止まってるのも難だし
立てて来ちゃうわ
>>860 スレ立て乙です!
壁|M0)<オツディス
スレ立ておは乙!
なかなか投下できないけどなんとか頑張る
スレたて乙!
つか、良く考えたらこっち埋めないとね!!
つまり埋めネタが必要という事ですね!
>埋めネタ
無謀なことしていい?
ふむ、埋めネタか……いかん、何も出ないw
では恥を忍んで一つネタを
ガンダムVSガンダムやったことない俺はいつもロボスレ学園のブレグレを往年の作品「ブレイクエイジ」風に脳内再生しているんだ……(・ω・`)
ブレイクエイジ知ってる人いるかな?w
>>867 知りません、すみません……
>>868 それではやってみるかな、「下書きも何もなしにいきなり本文欄にSS書く」という無茶企画を……
870 :
>>869:2009/12/06(日) 01:44:09 ID:1UcTaKAH
量子力学によると、完全な無というものは存在し得ないらしい。
なんでも、位置と運動の双方を同時に確定したものとして観測するのは不可能であり、
完全な無が存在するとすると、その双方が無いと同時に確定してしまうため、
完全な無というものは存在し得ないそうだ。
そのための存在の揺らぎがこの宇宙の誕生にかかわっているなどという難しい話は俺の理解出来る範囲を超えている。
ただ、存在し得ない量としての面を考えると、存外、完全な無と無限というものは同じものなのではないかと、そんな風に思うだけだ。
なぜそんなことを思うのか、それは俺は俺たち自身の死というものについて考えを巡らせずにはいられない性分だからで、
それはつまり、今現在の俺が置かれている状況においては、
俺は自分で自分を精神的にあまり望ましいとは言い難い方向に追いやってしまうということくらいはわかっているのだが、
持ち前の性分というものとは、結局一緒に墓の中に収まるしかないものだと諦めている。
それでこの無力な人間は思うわけだ、個人の生命というものにはすべてに優先されるべき無限の価値があるという考えも、
個人の生命に価値など全く無い、何かのために進んで捨てるべきだという考えも、どちらも成立し得ない、
もっと言えば、その両者とも、方向性は違えど個人の生命というものに何かしら他のものと比較して計ることの出来ない絶対的な意義を見出している
という意味では全く同じものであって、それは誤った考えではないかと。
個人の生命など、種々雑多な他の要因と同列に混じって、それ単体では何らの意義も持たないただの量として計算され扱われるものだろう。
少なくとも、今俺達の置かれたこのくそったれな状況においては。
872 :
>>869:2009/12/06(日) 02:09:00 ID:1UcTaKAH
視界が明るい。よく見える。それが俺を苛立たせる。
今、俺の脳は、俺自身の体が得る情報を処理するのにも、運動を制御するのにも使われず、
このバカデカい人型の棺桶の得る情報を処理し、運動を制御するために使われている。
直接制御、搭乗者の脳と機体を電気的につなぎ、モニターの読み取りや操縦操作など無しに制御、操縦を行う技術だ。
これがあるから、人型の機械などというものをコマンド化された入力無しに一人で動かせる。
考えても見て欲しい、この棺桶は御丁寧にも指が一本一本つくってあるのだ。
つまり、もし何らかの操作によってこいつを動かすのだとしたら、操縦する人間は指の一本一本まで他の部位を動かすのには使えない。
だから、相手の動きに合わせて柔軟な瞬発力を発揮し、かつ器用な作業をこなさなくてはならないというこの任務のために人型兵器を運用している今の条件では、
この自分の脳を奪い取られて部品の一つにされているような技術が不可欠なのだ。
俺は周囲の状況を確認する。確認しよう、と思うだけで、まるで元から知っていることであるかのように状況が頭の中に浮いてくる。畜生め。
俺の10m右にはイアンの機体、俺とイアンの機体と線で結ぶと正三角形を作る後方の位置にヨハンの機体。
さらに後方には戦車一コ小隊が俺達の前方に睨みを利かせ、その後ろには指揮車両が鎮座している。
そして俺達の前方には――戦車に屠られた同族の間に立つ、奴の姿がある。
873 :
>>869:2009/12/06(日) 02:46:03 ID:1UcTaKAH
奴等が何なのか、俺は知らない。それどころか、少なくとも公式には、人類の全てがそれを知らないことになっている。
そうでなければ俺達がここでこうしている意味が無い。
奴等が何なのか、それを知るためにサンプルとして奴等を生け捕りにする、そのためにこの機体が作られ、俺達が押し籠められているのだ。
奴等は、いつの間にかいた。
あんな10m前後もあるまるで鎧を着込んだバケトカゲみたいな生物が既知の領域にいたら、とっくの昔に人類はその存在を知っていたはずだ。
とすれば、奴等は人類にとって未知のどこかからやって来たのだと考えるしかないところだが、
しかしながら、あんな連中がどこかから来たことを示すような観測データもなければ、それを秘匿できるような知能を連中が有しているようにも考えられなかった。
だから、こう表現するしかない―― いつの間にかいたのだと。
とにかく、現在、奴等は人類と接するところに存在している、それは一分の違いもない事実だ。
そして奴等は戦車の複合装甲をも貫く牙と棘、最新の対戦車火器をも以ってしなければ貫けない外殻を持っていた、これは極めて重要な事実だ。
連中は基本的には人類に何もしない。正確に言えば、連中の方からは人類に何もしかけてこない。
ただ自分達がいたいところにいてしたいようにしているだけのようで、
奴等が人間を食った、なんて話もあるが、これは連中が襲ってきたというわけではなく、自分達の方から近づいて、その中で連中のところに取り残された奴がいたのが、
そんな話になったのだと、俺はそう思っている。
そんな連中が相手でも、友好的な関係というやつを築くことは出来ないようで、奴等は駆逐されるべき存在とみなされている。
連中は自分達のいたいところにいると言ったが、どうも連中は人類がこれから新たに開発しようとしているところ、
つまり社会経済的な発展のために将来の利益をそこから得なければならないところが好きなようで、そこから追い出そうとすると激しく抵抗する
――殺されると思って自衛のため反撃しているだけなのかも知れないが。
そうであれば、人類は何としても奴等を駆逐しなければならない――人類の輝かしい未来のために。
すると問題はその方法だ。奴等は現在人類が有する兵器でも殺すことは出来るが――現に今、俺達の眼の前には戦車に殺された連中が転がっている――、簡単に、というわけにはいかない。
それに弾薬も燃料も消耗部品もただではない。さらに重要なことに、連中への対応で戦力が減ることは、軍事バランスというものに望ましくない影響を及ぼすかも知れない。
となれば、必要なのは効率的に奴等を駆除する方法を探ることだ。例えば、こんなものを置いておけばそれを食べて死ぬとか、こんなものを近付けると逃げていくとか。
そしてそれを探るためには、連中を生け捕りにして調べなければならない。
そのためには、連中の生物ならではの予測しがたい素早い動きに合わせて動き、殺さず動きを止められる兵器が必要になる。
そこで用意された人型の棺桶に、俺達は詰め込まれているというわけだ。
874 :
>>869:2009/12/06(日) 03:17:07 ID:1UcTaKAH
「エルンスト、奴の斜め後ろに回り込んでくれ。俺とヨハンで前からいく。向きを変えたら逃がさないようにしてくれ」
イアンからの通信だ。俺は奴を刺激しないように静かに大きく回り込んでいく。
奴は威嚇するような音を出しながらも、俺達に全面的に注意を向けることは無く、戦車を警戒している。
ああ見えて、知能は結構高いのだろうか? この人型棺桶の戦闘能力など、戦車のそれには遠く及ばない。
ただ、戦車ならどうやっても連中を殺すか逃がすかの二つに一つしかないが、こいつなら生け捕りに出来る可能性もある、それだけでこんなことをやらされているのだ。
俺はこのあたりでいいという位置につき、態勢を整える。奴が首を回して横目で俺を見て、一声吠え声を上げた。
それを見て、俺の頭にふと、常々疑問に思っていることがよぎった。連中は一体何を食って生きているのかということだ。
俺は奴等が何かを食っているところを見たことが無い。俺が話す機会のある同僚達も、見たことが無いらしい。
あるいは連中を送られた研究機関の人間や御偉方という奴等は知っているのかもしれないが、
何が何でも「機密だ」と言う人間から答えを得られるとは思えないからそっちの線から調べようとしたことも無い。
どうあれ、俺がその具体的方法を知らないだけで、あのデカい図体を維持して動かすだけのエネルギーを連中がどうにかして得ているのは間違いない。
――あるいは、それを調べることも奴等を生け捕りにする理由なのか?
人類は常に社会・経済的に成長を続けなければならない。そのためには新たな技術開発が必要であり、さらにそれには新たな科学的知見という奴が根底に要求される。
そして新たな科学的知見というものは、実験やら自然界の観測やらを元に得られるものだが
――前の世代までの人類は自然を破壊しまくり、俺達の世代の人類が新たな観測を得る機会を激減させたのだ。
浅薄にしてはた迷惑なことだ、人類は無から何ものかを生み出せるという馬鹿な勘違いでもしていたんだろうか?
そんなことはともかく、新たな科学的知見をもたらすかも知れない奴等との接触は、少なくとも社会的指導層や経済的重鎮にとってはピンチはチャンスでもあるという奴なんだろう。
875 :
>>869:2009/12/06(日) 03:34:06 ID:1UcTaKAH
イアンとヨハンが身構えつつ奴に近付く。ゆっくりと。奴は後脚で立ちあがり、大きく口を開いて吠える。他の連中と同じ、恐らく威嚇しているのだ。
それでも刺激しなければ、大抵は――
突然、いつもとは異なったことが起きた。奴がいきなり上体を倒して前脚を付いた姿勢に戻ると、ヨハンの機体に突進したのだ。
あまりに急な事態に、誰も対応出来なかった。轟音と表現したくなるような大音響とともに、ヨハンの機体が押し倒される。
それを見て我に帰り、駆け寄って奴に背後から飛びかかり、組み付く。イアンの機体も組み付いていた。
振り飛ばされそうになるも、何とか踏ん張り、引き剥がす。
口にくわえていたヨハンの機体の左腕を宙に飛ばしながら、奴がもんどりうって背中から倒れる。今度は俺が下敷きだ。
視界は奴の背中で埋め尽くされ、自分の動きが有効に働いているのかさえ分からない。
と、急に視界が空へと切り替わった。奴が横倒しになったのだ。
飛び起き、見ると、イアンの機体の腕と奴の前脚がワイヤーで繋がっている。
揉み合っている間に、両前腕に装備された捕縛用ワイヤーをまわしていたのだ。
すかさず、俺もワイヤーを引き出し、奴の後脚にまわす。ヨハンが何とか右腕だけで奴の首と尾を縛り上げ、捕縛は完了した。
876 :
>>869:2009/12/06(日) 03:49:47 ID:1UcTaKAH
俺達はしばらく呆然と立っていた。
機体が完全に搭乗者の体のように動くと知っているからか、
ただ直立姿勢を維持しているだけの人型棺桶が、呆然と突っ立っているように見えるのは面白いものだ。
「……今日はヤバかったな」
イアンが口を開いた。
「ああ、ありがと……」
それにヨハンが応じ掛ける、その時、
「コープ少尉、ベック軍曹、機体からリスト軍曹を降ろして応急処置をしろ! 今衛生兵をそっちへ行かせる!」
その通信にはっとしてヨハンの機体から送られている搭乗者のフィジカルデータを確認する。
あのとき搭乗区画のある胴体にもダメージが与えられていたのか、これは――!
「あ、あ、あ……」
ヨハンの機体が膝をつく。
「馬鹿野郎! フィジカルデータは常に確認しとけって言ってるだろうが!」
この機体の直接制御機構は、搭乗者の感覚をも完全に機体の制御にまわす。故に、搭乗者は自分の体の状態すら直接は認識することが出来ない。
本当に危険な状態に陥るまでは。
破損する可能性など気にしていられない、機体を倒れこませ、飛び降りる。ヨハンの機体に駆け寄り、強制ハッチ解放機構に手を伸ばす。
間に合え、間に合え、間に合え――!
877 :
>>869:2009/12/06(日) 03:58:00 ID:1UcTaKAH
ヨハン・リスト軍曹は少尉殿になった。なんやかや色んな実績が認められたとかで――いきなりイアンと同じ階級になったわけだ。
おまけに勲章まで授与された。
奴にはもったいないくらいだ、俺とイアンはそう言いながら基地の奴らにその勲章を見せて回り、見せるべき相手にはすっかり見せてしまってから、
寝室のもう主のいないヨハンの荷物の前に立って、誰もいないのを確認してから、その勲章を床に思い切り叩き付けた。
――了――
878 :
>>869:2009/12/06(日) 03:59:17 ID:1UcTaKAH
終わりました…… 我ながらわけわからん。
>>878 投下乙です!
これが、下書き無し……だと……!?
脳直のインターフェィスだと起こりうる状況……エルンストとイアンの無念が伝わって来ました。
GJでした!
つーか圧倒されるなぁw無駄に文章長い身としてはw
>>878 投下乙です! ……すみません、レス被しましたorz
有り得そうな事故で怖いですね。ヨハン軍曹……ご愁傷様です。
しかし短時間でなんという完成度。遅筆な上にヘボヘボな私にはあなたが神に見えます。
いわゆる一章における設定資料、埋めようSSが完成したと思ったらなんか結構酷い文量になってしまったので本スレ投下に変更して、埋めネタにも良いのでtxt投下予定だったこっちを投下
先の展開の暗示もちょっとあり、埋めネタだし別にいいよね?
いわゆる設定資料的なものより若干内容を崩した感じになってるので(SO3の用語辞書みたいな)
そういうのが苦手なら読まない方がいいかも
【黒峰潤也】
この物語の主人公。
21歳、男、性格は真面目だが、若干、天の邪鬼な側面もあり、あとシスコン。
第一章から半年前に起こった事件に起こった第七機関第三区画壊滅事件により家族を失っており、その際にリベジオンと遭遇し、その適格者として扱われる。
それが人生の転機となり、UHの鋼獣と単身闘う事になった。
当初は、鋼獣に純粋な恨みと怒りで戦っていたが、とある事実が彼をさらなる地獄に落とした。
目的は家族を奪ったものへの復讐だが、復讐という字面通りに受け取るとあとで痛い目見るかも…。
風貌はビジュアル系というよりは優男、だが目に隈があって人生に疲れた目をしている感じ、つまりはちょい病み系優男。
髪は白髪であるが、元々は黒髪、これはリベジオンの操縦者になった際に体内に打ち込まれたナノマシンが色素の配列変えてしまった為。
父親は豪徹、母親は香、妹は咲。
たぶん、好き嫌いがわかれるキャラ。少なくとも格好良い奴ではありません、惨めでどうしようもなくて、それでも歩みを止められない人。
主人公にそんな奴おいていいんかいと思われるかもしれないけれど、これはこういう奴の物語です。
【琴峰藍】
この物語のヒロイン。
年齢不詳(外見では16歳程度)、ミドルヘアーの黒髪が特徴で和装を好むが、潤也のせいでほとんど着れないのが悩みの種。
過去に潤也に命を救われた事がありそれ以降、潤也を好いている。ある意味、信仰しているといってもいいかもしれない。
DSGCシステムの怨念の負荷軽減のシステムは彼女が後付けでリベジオンの中で作り上げたもの。
ただし負荷軽減のシステムは彼女がリベジオンと合一化しなければ起動する事が出来ない。
また、合一化した際に、リベジオンの一部を自身の中に取り込んでしまい、リベジオンの操縦者である黒峰潤也には逆らえなくなってしまった。
まあ、そもそも、そんな事なくても彼女が潤也に逆らうという事はまず無いのだが…。
藍というのは正式な名前ではなく、黒峰潤也が彼女につけたものである。
その風貌や声は潤也の知る誰かとあまりにそっくりなのだが…。
【秋常譲二】
22歳、男。
『イーグル』所属、α部隊α8。
性格は熱血漢でお人好しの三枚目。
鋼機への知識が深く、独創的なディールダインの流用法を発案したり、鋼機の設計に関わっている。
S−21アインツヴァインは彼がいなければ完成しなかったと言われている。
鋼機操縦の技術も総じて高水準であるが、トラウマが災いしてパイロットには向かないと評価されている。
イーグルの司令をやっている秋常貞夫とは親子の仲であり、犬猿の中でもある。
あるトラウマから人が死ぬのを見過ごすことが出来なくなっている。
『鉄の処女』が『英雄』にしたがっている人間。
【シャーリー・時峰】
29歳、女。
『イーグル』所属、α部隊隊長。
祖母は時峰九条。
一見するとわからないがその本質は人情家で仲間思い。
技能、判断力、とっさでの機転と全てが特筆する技能を持つが、仲間を見捨てる事が出来ない。
これは彼女の根底にあるものが起因になっている為であり、ある意味病気。
それが起因して、一度、仲間を全員死なせてしまった過去がある。
それが元で、一時、軍を離れる事になるが、秋常貞夫の熱烈なコールによってイーグルに所属する事になる。
周りから完璧超人と思われがちだが料理と裁縫が苦手。ある意味祖母似か…。
あとは前曝した設定と大体同じなので略、実は予想外に好評で自分としてもびっくりなキャラ。
【加持蓮】
20歳、男。
『イーグル』所属、鋼機操縦士。
天才だが、本番に弱いというある意味、天才型の典型。
それを本人も疎ましく思っており、自虐する事が多く、自身の力をよく過小評価する。
シャーリー・時峰に一目ぼれし、彼女の手伝いをしたいと自分の弱さを自覚しながら戦っていた。
ぶっちゃけ主人公やれるタイプ。
殺す為に用意したキャラなのに設定書いてから死なすには惜しいなぁ…と何度も思ったキャラ。
本編では描かれなかったが、シャーリーが今回の戦いで生還したのは彼が死の間際に命がけで彼女を守ったからである。
【南雲ゲンジ】
21歳、男。
『イーグル』所属、鋼機操縦士。
サーカス出身であるが、家と喧嘩別れして、軍に参加。
その生まれのせいか特筆すべき反射神経を持ち、それを鋼機操縦に生かしたアクロバティックな機動が特徴。
だが、彼の操縦に機体が付いて来れず機体を何機も破壊した過去があり、軍を追い出された。
ただ、その際、偶然居合わせた秋常貞夫が、ゲンジをスカウトしCR1章に映る。
ヤンキー的な所が特徴である、あと馬鹿。
【狩石シャナ】
23歳、女。
『イーグル』所属、鋼機操縦士である。
だが、『現実主義者』に送り込まれたスパイでもある。
今回の作戦のモニターを担当しており、逐一情報を『裏』に送っていた。
その後、自身の機体が破壊されたとカモフラージュし離脱。
【時峰九条】
第七機関最高戦力。
【秋常貞夫】
55歳、男。
『イーグル』総司令。
秋常譲二の実の父だが、とある事件をきっかけに人間関係が疎遠になっている。
時峰九条とは旧来の知己。
無類の煙草好き。
【琴峰雫】
42歳、女。
『イーグル』副官。
スタッフロールに名前乗らなかった可哀想な人。
柳瀬よりも喋ってるのに…。
【柳瀬恵】
28歳、女。
『イーグル』所属のオペレーター。
【UH】
アンダーヘブン。
地下世界からの侵略者。
鋼獣を使い人に襲い掛かるがその真意は不明。
【『裏』】
世界政府を裏から動かすこの世界の5人の支配者達。
『現実主義者』、『思想家』、『道化師』、『皮肉屋』、『鉄の処女』の五名で構成されている。
正確にはこの組織に名前は無く、便宜上、裏から世界を操る者という意味で『裏』と呼称されている。
ある者は機関の長であり、あるものは軍人であり、あるものは何の役職にもついていない人間である。
ただし、その各々の能力は常軌を逸しており、まさに超人的な能力を持つ(超能力とかの意味じゃないよ)
この集団の目的はCR計画の遂行。
それぞれ思想は違うが、それを求める為に必要なものが同じであるために、協力関係を築いている。
【『現実主義者』】
『裏』のメンバーの一人。
裏のまとめ役。
会合の司会進行をよくやる。
ちなみにリーダーとかはこの組織いませんので彼がリーダーというわけではありません。
これ以上は語れないので、裏話。
唯一の常識人として作成。目的も一番普通だったりします。硬い口調を心がけてますが、ちょっとしたユニークさもあるみたいな人です。
【『鉄の処女』】
『裏』のメンバーの一人。
第六機関の長、若くして第六機関を立て直した天才。
あまり語れないのでいきなり裏話。
名称に関しては、当初裏メンバー全員に統一性をもたせようとしていたのだけれど、なんか平坦でつり針が無い名前になってしまい、悩んでいたときになんか神が降りてきて、処女とかいいんじゃね?電波残して、去っていった。
それだけじゃダイレクトすぎるから厳つい意味を加えるために鉄の処女なんて名前のキャラ名称になりました。
そのため裏メンバー全員が統一性ナッシングの名前になりました。個人的にはインパクトある名前とのギャップの面白みだと勝手に思ってる。
大体の場合、提案側。
【『道化師』】
『裏』のメンバーの一人。
あまり語れないのでキャラコンセプトだけ。
スレにいないタイプの悪役を書こうと思って作成。
自覚ある狂気。好かれる悪役では無く、嫌われる悪役をイメージ。
変態とか狂喜乱舞系は既にスレにいるので上手く棲み分けできるといいなー。
ちょっとずつ被ってる気もするけれど…。
いきなり全裸になった過去明かされる変態だけど…道化であり、相手にも道化を強いる人。
行動原理は愉快か愉快でないかが全て。大体の場合提案側。
【『皮肉屋』】
『裏』のメンバーの一人。
『裏』に入ってからの歴は一番浅い。
他のメンバーの反対を押し切って『道化師』が無理矢理入れさせたメンバー。
これ以上は、あまりry
道化師とは犬猿の仲。
基本的に集会で出た、提案を評価し、シュミレート役割を担っている。
【『思想家』】
『裏』のメンバーの一人。
これ以上はry
鉄の処女は砕けてて若さイメージしてるのと比べて、こっちはちょっと熟女系。
実は『裏』メンバーで一番、キャラが薄くて危険性を感じて…うわ、なにをすealjskalhldajnふじこ。
『貴婦人』にするか最後まで迷ってました(´・ω・‘)
【支竹幸三郎】
100年間に存在したという思想家にして科学者。
彼の著作は、問いかけを用いているのが特徴で、答えを書かず問いかけ、それへの答えを考えさせるといった作風を取っている。
【最果てより来るモノ】
なんか重要っぽいモノ。
正体が明かされるとしたらラスト。
―メカ関連―
鋼機に関してはアレ以上も無いのでリベジオン関係中心で
【リベジオン】
とある人物が100年前に最果てより来るモノの遺産を元に作り上げた鋼機。
ベースとなったのはS−16シュバルツ。通称:怨嗟の魔王、型番はCR−02。
『裏』の計画には存在しないイレギュラーにして凍結されていたCRナンバー。
DSGCシステムにより理論上、半永久機関と呼べるものを搭載しており、それを元にした強大な力を持つ。
それは、100年後の鋼獣や鋼機を凌駕するスペックを誇る。
だが、その反面、DSGCシステムによる負荷で搭乗者を喰い殺す機体でもあり、まさに悪魔の機体と呼べる。
また、至宝の一つ、ブリューナクの設計図を内蔵している。
今回使われた内蔵兵装は以下に記述
【『呪魂手甲(ソウル・アミュレット)』】
拳に怨嗟を変換したエネルギーを纏わせる兵装。
また、因子の収集や、ブリューナクの構築に使われる。
【『呪魂結界(ソウル・フィールド)』】
怨嗟を自身のまわりに徘徊させバリアとする兵装。
自身の全てを覆う事は出来ないが、実態を持つものはその膨大なエネルギーを持って消滅させる。
だが、弱点も多く、全身を守る事は出来ない事、実態を持たない攻撃には無効な事、巨大な質量の武装の前には無力である事(その武装が消滅しきる前にリベジオンに到達してしまう為)等という欠点も抱えている。
【『禁戒・魔獣纏衣(ソウル・ビースト)』】
DSGCシステムを稼働させ、怨嗟で自らの姿を光の魔獣へと変貌させる兵装。
正確には兵装ではなく、変化の過程。
リベジオンの本来の力を発揮させる兵装であるが、搭乗者の精神を引き換えにする兵装であり、禁戒扱いされている。
【至宝】
神の法を歪める宝。
唯一無二の因子で構成された物質であり、世界に4つだけ存在するとされる、最果てより来るものの遺産。
至宝はこの世のなんらかの『絶対』を歪め干渉する力を持ち、この至宝を持つものこそが世界のなんらかの『絶対』から逃れることが出来る。
また構成因子は決して消滅しないという特性を持つ。
起動には多大なエネルギーを必要とするのも特徴であり、まともに扱うことも出来ない。
また、至宝は全てがひとつの所に集まらないとその真価を発揮できないとされる。
【設計図】
設計図、それは至宝を構成するのに使われていた因子の構成図である。
あらゆる物質は因子によって構築されている。
例えば、刀剣は青銅や鉄といったものを練成することで刀身が成り立つ。
これは刀剣を作るに足る因子を集め、それを新たな形として作り上げた事により成り立つものだ。
通常、この因子というものは変幻自在のものであり、例え同じ刀であっても同じ鉄を使わなければならない等という事はない。
性質的には同じであっても、その存在自体は別のものであってもいいのである。
だが、至宝と呼ばれる物質はその構築に使われている因子の性質が違う。
至宝とは、互換が利かない唯一の因子のみで作られたものであり、その因子を用いなければ、同じものを作る事が出来ないとされるものである。
わかるだろうか?例えば、パンを焼く時に一袋の小麦粉を用いたとする。
だが、そのパンを調理の途中で間違えて焦がしてしまい、また1から作り直しになってしまった。
この際、また新しい小麦粉の袋を取り出して、その他に必要な材料を取り揃え、パンを新たに作り上げた。
例え一袋の小麦粉を失っても、新たな小麦粉を使えば、パンは作る事は出来る。
だが、この至宝というパンはそうはいかない、最初の小麦粉以外ではこの至宝とよばれるパンは作る事が出来ないのである。
代替が利かない、そのような因子のみで構築された世界で唯一無二の物質、それが至宝なのである。
そして、至宝にはもう一つ特性がある。
至宝を構築していた因子は不滅であるという点。
たとえ、その統合を解かれ、空気に帰ろうともそれは至宝の因子であり続けるのである。
故に設計図とは、その至宝を構成する因子を検出し、収束し、再構成する為の構成図、ある意味、至宝の本体とも言えるデータ、それが設計図である。
【ブリューナク】
至宝のひとつ。ルーの槍とも呼称される。
世界に存在する絶対則の一つ『因果』を歪める。
『因果』とは始点Aと終点Bを定義するものであり、いうなれば、何かがそこに始まったのならば、それは何らかの過程を経て、必ず終わりが有るということ始まった瞬間に定義してしまう事を言う。
ブリューナクはそれを歪め、その法則を変えてしまう槍なのである。
作中で暴走したリベジオンが過程を省略して、すぐさま対象に終焉までこの槍を用いて導いたが、それはこの槍の力のほんの一片でしかない。
だが、一見この力は万能に見えるがそうでは無く、これただひとつでは因果終焉と因果回帰の二つの能力しか使うことができない上発動での誓約が多い。
その本質である因果改竄は禁戒に辺り、他の至宝と組み合わさる事によって始めて可能になる能力である。
この槍は一刺しすればそこから送られる毒によって対象の因果を改竄し、一瞬で終焉に導いてしまうという事実は特筆すべきものであり。
まさに一撃必殺を体現した武装とも言えるだろう。一度の起動に多量のエネルギーを喰らうのが特徴。
その力を使うには呪言(コマンド)が必要だが、先の戦いでは魔獣と化したリベジオンがその過程を省略して、強制施行した。
砲撃形態と大槍形態が存在しており、砲撃形態時は矛先が左右に展開し、蓄えられたエネルギーを放つ。
ある意味、リベジオンの本当に驚異的な点はこのブリューナクを所持しているという点でリベジオンの本当の恐ろしい点だと言っても過言ではない。
裏話。
他作品と名前被っちゃっててどうしようかと困っていた際、ルーの槍を作中呼称の大本にしようかと思った事もあるんだけれど、
「ルーの槍ィィィィ!!!」と「ブリュゥゥゥゥゥナクゥゥゥ!!!!」だと、後者のほうが燃えたので後者のまま続行したみたいな。
【因果終焉】
ブリューナクを行使し、敵に因果の毒を送り込み、強制的に終焉を迎えさせる。
ありとあらゆる防御を貫く、一撃必殺。
ブリューナクの象徴的な能力だが、矛先で貫かなければ施行されず、砲撃形態でこれを発動する事は現状では不可能である。
当て字的にはカルマエンド、ただこの作品、技の名前を叫ぶ作品ではないので『カルマァァァエンドォォォォォ!!!』なんて格好良く叫んではくれないとは思う。
膨大なエネルギーを用いて施行される為、DSGCシステムとの兼ね合いから、多様は厳禁。
相手を滅ぼすのと同時に自らも滅ぼしかねない為、ある意味、因果応報を内臓した攻撃とも言える。
発動にはコマンドが必要、今回はその過程を怨念たちがすっ飛ばした。
実は凄くルビ使いたかった。
【鋼獣】
UHの用いる機動兵器。操縦は神経接続式であり、タイムラグなしの機動が可能なのが大きな利点。
獣とモチーフにしたデザインが特徴で鋼機を大きく凌駕する能力を持つ。
上位、中位、下位とクラス分けがされているが、それはUHにおける重要度のクラス分けであり実際の強さを示すものでは無い。
とはいえ、上位に値する鋼獣は中位未満の能力を持つ等という事は無い。
また、祖が無い鋼獣をオリジナルと呼び、なんらかの鋼獣を模倣して作った鋼獣をレプリカと呼ぶ。
【天狼】
てんろうと読む。中位に値する鋼獣にして、オリジナルの一つ。
モチーフは翼を持った狼。出番こそなかったが、こいつも一応、圧縮空気を吐く能力を持っている。
後編で犬が使った空圧砲はこの天狼の空気発射と鋼機部隊の空圧砲を融合させたモノ。
【焔凰】
えんおうと読む。上位に値する鋼獣であり、三獣神機『鳳凰』のレプリカ。
光を集めエネルギーをディールダインで増幅し、強大な力として発射する能力を持つ。
モチーフはそのまんま鳳凰。シャーリー達がこれに勝てたのはもはや奇跡的な出来事である。
【模狗】
まねいぬと読む。下位に値する鋼獣であり、オリジナルであるが雑種と呼ばれるスクラップ品。
能力も鋼獣の中では最下層の白物であり使い物にならないレベル。
ただし、その特性である機構の吸収は類を見ない能力であり、取り込んだ機構によっては上位に近づく事も出来る代物である。
ようは伸びしろだけは無限大みたいな鋼獣。合体機構とかも他の鋼獣から取り込んだものである。
作中では狗と表した、実は狗以上の説明できなかったんだよなぁー。
というわけで設定資料です、埋めついでにちょっとどうでもいい小話を・・・・
個人的にはSO3の辞書みたいな形式が凄い好きで、あれにならってというか
公然の出す設定資料は手元にあるのを毎度書き直してたりします
しかし投下してて、やっぱこの手のもんはtxtでアップして読みたい人にだけ読んでもらうようにするのがベストだなーとか思いました
えーと、疲れたので本日の夕方以降にSSの方は投下しようかと思います、気づいたら徹夜してました…もう時間的にも寝れないw
なんでアレだけの内容で1万字までいったんだよと小一時間自分を問い詰めたい気分です・・・orz
んで埋めついでに質問を・・・
皆さんプロットとかどうしてます?
俺は大筋だけ書いて書きながら細かい筋を付け加えていくタイプなんですが、皆どうして書いてるんだろうと思って埋めついでに聞いてみます
>>887 私もそんな感じですねー。
まあ、大筋すらコロコロ変わるからプロットがあまり役に立たないんですけどw
ええ、未熟者の証明ですね!
>>887 投下乙です。これは面白い
『裏』は今後の物語の謎を握る重要な存在になりそうですね
悪役と聞いて『道化師』の動向を注目せざるおえない
自覚ある狂気……か
プロットはぼんやりと残しておいて、後はぶっちゃけその場その場で書いてます。凄くずぼらですw
どうにか整合性や設定に無理が無い展開にしていって、そこから段々盛り上がりそうな感じに話を修正していきます
◆klsLRI0upQさんの様に細かく設定まで考えるのは凄いなー、とつくづく。自分書こうと思っても書けない人間なんで
>>888 大丈夫、俺もです!!!
いや、なんどCRの展開を変更したやらw
本当は細かいラインまで決め打ちしていく方が伏線管理も出来ていいんだろうなぁーとは良く思うのですが
そこまで労力が払えないw
>>889 俺の設定なんて俺理論満載ですので、そんなに褒められたものでは無いですw
ちょっと自分より賢い人が見ると何言ってんだこいつ?とか言われかねない代物ですし
設定なんてものは自分が納得できるかどうか?という点だけに集約していると思います
自分は本編で書けなかった部分の補足説明を設定晒しているだけですしw
>どうにか整合性や設定に無理が無い展開にしていって、そこから段々盛り上がりそうな感じに話を修正していきます
うお、俺とは逆のタイプだ、自分は盛り上げから考えて、そこから整合性考える人間なので