スレ発祥連載作品紹介!(※紹介文には多少の誇張表現も含まれています) 【荒野に生きる(仮) ◆8XPVCvJbvQ】 再生暦164年、コンクリートの荒野が広がる未来――。 獣の耳と尻尾を持つ「ヒューマニマル」の少女達はひたすらに戦う。対鋼獣用人型兵器・ヴァドルを駆って――!! 怪獣VS獣耳っ娘!? 話題騒然のデスマッチ!! 【CR ―Code Revegeon― ◆klsLRI0upQ】 これは、悪夢に立ち向かうちっぽけなひとりの人間と、「怨嗟の魔王」と呼ばれた機神の物語。 アンノウンの襲撃で家族を失った潤也は、漆黒の鋼機・リベジオンの玉座に身を沈める。反逆と復讐を遂げるために……! 人類震撼! 暗黒のレコードオブウォー! 【瞬転のスプリガン ◆46YdzwwxxU】 スーパーカーから伸びる鋼の腕――神速の挙動と極微の制動を可能とする、エーテル圧式打撃マニピュレータがその正体! 異世界の侵略者・魔族により廃墟と化した街角で、幼いことねは機械仕掛けの拳法家を目撃した。 変形ロボットならではの技が炸裂する、極超音速機動武闘伝! 【パラベラム! ◆1m8GVnU0JM】 Si Vis Pacem, Para Bellum――汝、平和を欲さば、戦への備えをせよ 意思ある機械人形(オートマタ)・リヒターと、彼のマスターとなった少女・遥(19)の戦いが始まった! なんだかおかしなキャラ達による軽妙な会話と、動きを魅せるアクションに定評あり。ファンタジックロボット冒険活劇! 【ザ・シスターズ ◆klsLRI0upQ】 平凡な大学生、大野啓介の元に届いた大きなダンボール箱 その中に入っていたのは妹を自称するヒューマノイドで――― 超展開を超展開でねじ伏せる、お気楽ドタバタロボットコメディ! 【電光石火ゼノライファー ◆.dMD1axI32】 「俺、戦うよ。兄さんの代わりに」 正体不明の敵「アンノウン」来襲! 柊頼斗は兄の遺志を継ぎ、巨大ロボット・ゼノライファーに搭乗する! 少年少女の思いが交錯する超王道スーパーロボットの活躍に、キミのハートもブレイズアップ! 【Tueun ◆n41r8f8dTs】 全てを無くしたこの世界で――青年と人形は明日を咲かす 荒廃の大地に安住の地を求めるショウイチ。彼と旅する巨大トラクター・タウエルンには、とんでもない秘密が隠されていた!? 「家業継ぐわ…」「農業ロボ!?」 そんなスレ内の小さな種(ネタ)から◆n41r8f8dTsが丹精こめて育てた、痛快娯楽開墾劇! 【海上都市姫路守備隊戦記 ◆gD1i1Jw3kk】 「鉄の鎧を纏いし日出ずる国の兵」。帝国に虐げられる民が希望を見出した救世主伝説。 兵士として生きる男・清水静が愛に目覚めた時、戦乱の異世界に重装甲強化服のローラーダッシュの唸り声が響き渡る! 止められるものなら止めてみよ! 熱と硝煙! 剣と魔法! 凄絶無比のヘビーアーミー! 【最強無敵ロボ・ネクソンクロガネ ◆46YdzwwxxU】 ドゥビドゥビッドゥ! ドゥビドゥビッドゥ! ドゥビドゥビドゥビドゥビッドゥドゥビドゥビ! 今日も今日とてロボヶ丘市で激突するのは、変な正義と変な悪! ハイテンション! 歌うスーパーロボットバトルアクション!
【劇場版 最強無敵ロボ・ネクソンクロガネ 異世界からの来訪者 ◆gD1i1Jw3kk】 悪のマッドサイエンティストが造り出した『次元転送装置』 その力は二つの世界を交差させる! 海上都市姫路守備隊戦記×最強無敵ロボ・ネクソンクロガネ 衝撃のクロスオーバー作品! 【少女機甲録(仮) ◆kNPkZ2h.ro】 80年ほど前に地球上に出現し、地球上全ての生物を滅ぼさんとする謎の生命体群「ワーム」 異形の敵に立ち向かうは、全長4mのパワードスーツ兵器「機士」 陸上自衛軍第28連隊 第4中隊の少女達は、血と硝煙の匂い漂う世界を生きる! 【スーパー創作ロボット大戦OP映像風 ◆gD1i1Jw3kk】 スーパーロボット大戦名物の冒頭の3D戦闘シーンを ロボット物SS総合スレ作品で再現! 所狭しと暴れまわるロボットたちの雄姿を見よ! 【R,B&G ◆46YdzwwxxU】 Tueun◆n41r8f8dTs vs.瞬転のスプリガン◆46YdzwwxxU 巨大トラクターとスーパーカー ──本来なら走る場所が違う二台が、 同じ道を駆け抜ける!! 【仮想戦闘記録 ◆gD1i1Jw3kk】 海上都市姫路守備隊戦記・外伝 設定のみだった五式重装甲強化服を敵として登場! 果たして静は二世代旧式の機体で勝てるのか!? 【ROST GORL ◆n41r8f8dTs】 小雨の降る夜、ロボット修理士マキ・シゲルはひとりの少女と出会った。 彼女の名はティマ。鮮やかな金髪と透き通った青い目を持つアンドロイド。 「空箱を埋める空箱」でしかないはずの彼女の中に入っていたのは、「心」と「秘密」── 【ARTIFACT LEGACIAM あお ◆6k/dFp.sTw 】 突如として現れた謎の未確認侵略体、E&E。その脅威に立ち向かう、謎の巨大ロボットレガシアム! レガシアムの搭乗者、不破優作は不思議な相棒カイアと共に大事な人々を守る為に立ち上がる! 軽妙な学園劇と迫力あるロボットバトルが織りなす、鋼のジュブナイル、ここに爆誕! ・読者側は、積極的にエールや感想を送ってあげよう! 亀レスでも大感激! 作者はいつまでだって待ってるもんだぞ! ・作者側は、取り敢えずは作品で語れ! 自分のペースでも完結まで誠実に奮励努力せよ! ・我らスレ住人は、熱意に溢れた新作をいつも待ち望んでいる! 次スレの紹介文には、キミのロボットも追加させてみないか!?
新築乙乙。
テルミドールは既に死んだ……。ここにいるのは、ランク
>>1 、乙ダルヴァだ。
さてと、埋めネタを投下する余裕が無いのでヒトガタはこちらに投下しようかなw
/(^o^)\ナンテコッタイ
まあそんな日もあるでしょうよw >Diver's shell 第二話 「日常風景」 ああ、メリッサ可愛いよメリッサ。惚れてしまいました。 彼女が義手なのは一体何故なのか、とても気になりますネ! 次回を楽しみに待ってます >機械の知識も乏しいのに整備とか無謀な自分。 ははは、私もじゃ。 さて、これから埋めネタにするはずだったヒトガタ二話を投下しようと思います。
小さな集落の、はずれのはずれ、かつては学校だったであろう建物を再利用した場所。 人っ子一人通らない、閑散とした雰囲気のそこは、天美ヶ原防衛団――――孝一達の所属する防衛組織の本部だ。 つい先程任務を終了して帰還した中村孝一と坂口祐介は、中庭の池の前に座り込んで休憩の真っ最中だった。 「まったく、なんでこんなところを本部に選んだんだろうねぇ。娯楽施設のゴの字も無いじゃないか」 社屋以外、見渡す限りの瓦礫と雑草を見て、坂口が愚痴を零す。 「お前ほぼ毎日言ってんな、それ」 「だって実際そうじゃん、本当に何も無いし」 「卓球ならあるぞ」 「もう飽きたよ」 投げやりな返事をして、坂口はその場にごろりと寝転がった。……とか言いながら毎回結構楽しんでいるくせに、卓球。 孝一も寝転がり、無言で流れる雲を追う。 遠く、体育館を改装した格納庫から作業の音――――検査のために坂口の機体をバラしているんだろう――――が聞こえてくる以外はいたって静かだ。 「そういえばお前、良かったのかよ? あんな扱い方して」 「何の事だよ」 「壱式だ、ヒトガタ壱式」 「ああ!」と叫んで手を打つ坂口。完璧に忘れていたようだ、おめでたい奴め。 「副隊長のと違って俺達の機体は白兵戦用にチューンされてるんだから、あれくらいでイカれる程ヤワじゃないだろ」 孝一ら天美ヶ原防衛団 ヒトガタ部隊が第一小隊は、副隊長であるアルファ・ツーが後衛を、隊長のアルファ・ワン、そして孝一、坂口らアルファ・スリーとアルファ・フォウが前衛を務めている。 ……というか孝一と坂口が射撃が下手くそなだけで、隊長と副隊長はオールラウンダーだったりするのだが。 「まあそうだけどもよ。第一小隊は休みに入るからって、一応バラして検査するらしいぜ」 「マジかよ」 とーん、てーん、かーん。とーん、てーん、かーん。 広がる青い空の下、作業の音だけ虚しく響く。ここは小さな集落のはずれのはずれ、天美ヶ原防衛団。 「……ああ、マジだ」 「なんだ今の間」 「気にすんな」 雲がゆっくり流れていく。――――ああ、お前はどこへ行くんだ。こちとら休暇なのにどこにも行けやしねぇ。 上半身を起こし、肩と首を回す。ああ、いつも狭いコクピットに収まっていたせいか肩凝りが酷い。 「伊吹のやつ、怒ってんだろうな」 坂口がぼそりと呟いた。 伊吹 藍。整備班に所属する、孝一らと同年代の少女だ。歳が近いため交友も深く、入浴後に卓球で白熱するメンバーのひとりでもある。 「そりゃお誰かさんのおかげでピカピカにした壱式の装甲が早くも傷だらけだからな、怒りたくもなるだろ」 「まあ、そうだけどさ……お、第二小隊の壱式だ」 ずしゅん、ずしゅんと足音のするほうを見ると、暗い青色に塗装されたヒトガタ壱式が四機、出撃していくところだった。 「演習かな」 「さあな」 本来ならアナウンスが入るところだが、いかんせんスピーカーが壊れていてそれが無い。 「いつまで放置しとく気だろうね、スピーカー」 「さあな」 「素っ気ないなぁ」 「疲れてるからだ」 「俺だって疲れてるよ」 そう言って、おもむろに坂口が立ち上がった。 「どこ行くんだよ」 「ちょっくら何があったのか確認してくる!」 「おいおい、そっちはガレージ……」 ああ、行ってしまった。まあいいや、整備班の連中にたっぷりシメられて来るがいい。 ……さて、俺は一眠りするとしようか。
支援
はい『躍動装甲ヒトガタ 第二話 小さな集落の、はずれのはずれ』投下終了いたしました。まさか1レスで済むとは、流石埋めネタ。 てか全然躍動してないですね、反省反省。 さあPBMを書き始めるとしましょうか!
紫煙
実験用に組んでる逆脚以外ストックねえ…… まあそのうちなんか描くか。
よし、支援……って1レスで終了、だと……!?
,,rー-ー―:::::::ー::::、
ノ":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
_rー'"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`ー‐.;イ
iイ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ_
ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l_
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ノ::::::::::::::::::::::::ノ/ ー- 、\レ、::::::::::::::::::::::::::::::::Y
{:::::::::::,r‐ 、::::/ __ヽ、 l`l::::::::::::::::::::::::::::!、_
}:::::::Y r-、ノ:l` 、l::::ノ` \ 、└-‐ イ:::::::::::::::Y、
}::::::::| .l ソ::::「  ̄`_ ` ! ___>ノ:::::::::|ノ
{:::::::::\ `ー" ' 7:::ヽ Y::::l::l ̄
l::::::::::::T 、 `ー' ./ノノ'
`Yrー┘ __ " ノ ./
___/`ヽ l /ー-、ヽ ./
_/ rー/. l l_::::::::::/ / ふざけるな!たかが
>>1 乙一つガンダムで押し出してやる!
\:\ \ 、_ ̄ /
\:\ l \ /
\:\. | \ _,,-'"
,, \:\ `T √
;;;\ \\:\____ノヽヽ
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前スレ終わりで声優の話あったけど読者視点でこれはってのない?
声優なんてさっぱりサッポロラーメンだぜ!
同上。
同じく
右に同じ
「声優? ホラ、あの、あの人なんだっけ。釘宮っぽい声の…(釘宮しか知らない)」
エディー・マーフィーの山ちゃんくらいしかワカンネーゼ!
とりあえず若本で
何ィ? 声優を知らない? くかかかかかかかかかーッ! 俺もだ!
さて、今更だけど感想でも
前
>>976 いいね、グッドだ!メリッサエロいよかわいいよ
オヤジさんとか父さんとか気になるね。次も楽しみにしてるぜ
>>16 まったりって感じで、確かに躍動はしてないなw
PBMもヒトガタも楽しみに待ってるぜ。特にPBMをw
>>22 前の作者さんので固定されちゃってるなー
しいて言うなら極細:福山潤かねw
ところで、最近作品が投下された後の感想の数が激減したような気がするのは気のせいか?
>>31 ・最近は絵ばかりでSS作品が減ってる
・雑談が多くスレが流れるのが早い(一日経ったら100レスとか)ので
タイミングを逃すと感想を書き込み難くなる
絵のほうがどうしても目立つもの。目立つもの。
確かに雑談が多くて、流れが乗ると書きづらくなるなw 人が多いのは良いけど、皆もっと感想書こうぜ
>>31 たかだか1レス程度の作品なんぞに感想、ありがとうございますw
PBMは現在執筆中ですので、しばしお待ちを……このスレが無くなる前に投下できるといいナー。
>>32 換装……もとい感想会でもやってみますかね?
>>31 確かに薄々感じてはいたNE
では自分も感想を
>>976 メリッサはエロかわ路線ですね、わかります
腕が義手…もしかして人体練s(銃声
こういうドッグ風景とか日常風景いいよね、描写も解り易いし
酒屋の店員のキャラが濃いのは最早森羅万象の理なのか…
次回を楽しみに待ってるっス!
>>16 乙です、コチラも整備中
ハンマー音いいよハンマー音、個人的にハンマー音が凄い好きだ
PBM頑張ってください師匠!
>>32 ごめん、でももうすぐ減るよ、この週末辺りにね
前者は「作品が増えているのだから良い事」と、普通に歓迎するとして 後者は何か対策考えた方がいいかもしれんですな 最近このスレを知ってまとめwikiで作品読んだ人とかが 古い作品でも、気軽に感想書き込めるようにした方が、色々良いだろうし wikiに作品感想書き込めるページとか作るべきですかね?
>>32 いや、むしろ作品が投下されても半ばスルー気味に雑談始めるのが駄目だと思うんだよ
雑談が多い事も、イラストの投下が多い事も大歓迎だけど、これだけはいかんと思う
雑談用の分家でも板内にたてるかね?
>>37 すみません、短い上に感想書きにくい内容で……orz
うん、頑張るよブラザー!
>ごめん、でももうすぐ減るよ、この週末辺りにね
これはまさか、大規模テロの予告……!
じゃなくて。
遅筆氏そんな悲しい事言わないでー。
>>38 コメント欄を設けるってのはどうかしらー。
>>37 そしてナンバーが奇数のスレで進化して帰ってくるんですね、わかります
いつまでも待ってるぜ!
>>40 そうまでしなくても、投下後に少し自重すればいいだけだと思うの
>>39 深夜に投稿された場合とか、眠いので翌日に読んでから感想書き込みしようとすると
電源切って寝る→朝起きる→学校・会社へ行く→夕方に帰宅→その後でじっくりと読む→感想書き込む
ってパターンになるが、仕事の職種や生活習慣によっては夜更かしし放題で
投稿された直後に読む→感想を書き込む→投降作品について語り終わったので雑談に突入→電源切って寝る
となってる人もいる訳で
投下された作品の感想が全員分出揃うまで雑談をしちゃダメなのか?とか
作品投下後は一定期間、感想を書き込まなければならないようにローカルルールつくるのか?とか
色々ややこしくなるかと
う〜ん……まぁスレが賑わってるなら感想は無くてもいいかなと思ってる自分がいる ただ投下した後反応がないと寂しいなと思うジレンマ
>>44 いや、時々感想書かずに雑談始めちゃってるんだよ
まあ、作者としては投下した後に反応が無いのはあまりいい気分ではないですよねー。
>>46 …………まあ、SS書きとしてはショックだけど
「感想書かれなかった」ってのも、それはそれで一つの評価だからな
まぁ、感想にまで括りつける必要は無いような希ガス
各々、今回を機に意識改革する方向でいいんじゃないかと('A`
>>41 まぁ、リアルの方との兼ね合いで今週末までに段落付けたいのもあるので
>>43 白骨化して土に還らない限り帰ってくるよー
いつかね
…感想書かれるように努力しますorz
じゃあおいらも遅筆氏に便乗しちゃおうかしら。
例え感想が無くても私は一向に構わんッッ …………。
なんだろ、こういう時くらい鳥付けて話していいんじゃないか、真面目な話しだし
誰が誰だかわからないよ、作者さん含め
>>51 思い留まってくれ、あんたは今後のスレに必要だ
じゃあ自分も取り付けますねー。
>>50 お互い頑張りましょう……orz
>>53 こちとら修行を始めてすらいない身でね。話書くわけでもないのにスレを流すのも如何なものかと思うわけだわ。
あと作者さん方には申し訳ないが感想書くの苦手なのよね。
恐れながら…… 何と言えばいいのか分からんです
この手の話題がエスカレートし過ぎると、色々疑心暗鬼になりそうだから 今週末にまとめwikiに作品ごとのコメント欄を付けるってので、この問題は解決という事にしましょうか
よし、真面目モード終了('A`早っ!
というか感想は話の流れ気にせず書けばいいと思うわけだわ。 ここ掲示板。チャットルームより解放的かつ活動スパン長いわけだしぬ。
ようするに今まで通り&wikiコメント欄でファイナルアンサー…でおkですか? でも雑談は投下直後はちょい自重で
え、終わりなの?じゃあ /^o^\フッジッサーン
>>55 修行を始める前からあの腕って、どんだけスペック高いんですかあんたはー!
>感想書くの苦手
面白かったー、とか、そういうのでもけっこう貰った側は嬉しいもんですヨw
まあ遅筆氏の言う通り、ちょっと意識すればよか。あとは好きにしたらいいのです。
>>57 さらにwiki見るのが楽しみになるなぁ。
よし、自分も真面目モード終了っ!
あのー。wikiの編集って誰がやってるんです?
>>55 何と末恐ろしい…ID:aN37ax1g…恐ろしい子っ!
>>60 俺はそれで賛成かな
……すまんね、空気悪くしちゃって
>>63 基本したい奴じゃねーの。まあ当然アドミニストレータ権限でしかできないこともあるはずだけど。
>>63 最近は気付いた人がやるって感じですかねー?
自分は携帯だからできませんが……orz
イラストなんかは管理人さんがやってくれてます。
>>64 嫉妬しちゃうよね!
>>67 子供の頃の孫ゴハンを見てるサイバイマンの気分だぜ!!
>>62 >>64 ガキの頃からメカしか描いてないもの。まともな美術はこれからだぬ。
ていうか絵だって数学じょん。
>>56 シリアスモード終了しましたよー。
>>65 川´_ゝ`)<なに、気にすることはない。
>>63 基本管理人さんがやってるな、黒髪ロングで竹箒持ってる
>>63 主に自分
今後もトリ付ける気はないが「wiki管理人よここをこうしてくれ」と
意見をここに書き込めば、それがやれる範囲なら実行します
ちなみに編集自体は誰でも出来る(一部の編集は管理者でないと無理だが)ので
自分の作品を早くwikiに加えたかったり、誤字などを見つけたので直したいという人は
自主的にやった方が良いです(こちらの作業量も減るので)
なるほど……了解しました。
>>71 響子さんは私の良妻です
俺も愚痴吐いてすまなかった。口より手を動かさないとね
>>68 じゃあ自分はそのサイバイマンにやられたヤムチャですね!
やったー声アムロだー。
>>69 >ていうか絵だって数学じょん。
そうか、私の絵が駄目駄目なのは数学が駄目駄目だからか……!
>>71 なるほど、ロボスレ荘……ああ、ネタが広がっていく……!
>口より手 耳痛すぎワロタwww
Diver's shell 第二話いいですねー こういう日常にロボットの存在が完全に溶け込んでいる空気というか雰囲気は大好きですw あとメリッサがすげー可愛いwしかし俺にはティマがうわやめろなにをs(銃声
一番動いて欲しいのは脳だけどね もっとやる気を出して欲しいよね、俺の脳 効率良くストーリーの続きを思い浮かべろってんだ! ……言ってて虚しくなってきたorz
>>77 ついに極細が銃器を使い始めた、だと……!?
>>74 >響子さんは私の良妻です
…ちょっと待とうか
>口より手を動かさないとね
この腹掻っ捌いて!(通算三度目
>>75 絵なんて枚数かいてりゃ誰だって上手くなるぜ!
知るんじゃない、感じるんだ
>>77 極細が銃器に興味を持ったようです
銃殺銃殺ゥ☆ ですねわかります あと感想くれたみんなありがとー!
>>77 極細は嫁の事になると平気で阿修羅を凌駕するのう
>>78 なーに、文章を上手く構築できない上にイラストも描けない俺に比べりゃ
俺にできるのはあんたらを応援する事だけだよ……
比率について理解してると多少描きやすくなる、 そんなおいらは四六時中ロボに仕込むギミックばかり試行している罠。
>>83 展開機能考えてそれを絵に起こしだすと何故か時間が吹っ飛ぶ不思議
いつの間に日は沈んだんだぜ、ハニー?
個人的に色んなロボとか人とか描くといいと思うさ、飽きが来ないし描ける幅が広がる
>>80 ああ、場数だけは踏んでるさ! そしてこれからも踏み続ける!
というわけでそこに寝な。
>>81 どういたしまして――――っ!
応援してますよ、頑張ってくださいw
>>82 >俺にできるのはあんたらを応援する事だけ
ものすごく上等な事じゃないですか! それって仮面ライダーでいうおやっさんポジションですヨ?
むしろどうエキセントリックにするかが至上命題。 展開は負荷の関係上間接は簡素にして噛み合いでアレさをだすのだ。 >いろんな 資料集めた甲斐があったず。
>>85 グホァッ…!
今描きたいのはマジンガーZ系
>>85 そう言ってくれると助かるよ、サンキュー
>というわけでそこに寝な。
おい、あんたどこを踏もうってんだ
>>88 遅かったじゃないか……
やっぱペンタブはだるいず。
>>87 >>89 あれれー? 何か勘違いしてませんか?
私が踏むのは腰ですヨ、こ・し。
けっこう気持ちいいんだから!
>>88 甘い香りと口当たり。腹持ちのいい未来のお菓子。
「 岩 井 の レ ー ズ ン 」
もっと踏んでェ! と小さい頃に家の裏に捨ててあった雑誌にそんなシーンが御座いました。
あいかわらず一気に雰囲気変わるなぁw ……何時からマキって弄られキャラになったんだろう。何となく分かるけど
>>91 残念だったな!そっちは本物だ!
('A` oh...
さてさていつにない荒さまさにラフ!! 即興デザイン投げてぇwwww
ばっちこーい!
まだ途中でござる!
>>94 彼がシゲルからマキ→マッキー→マッキー極細になった時点で……というかむしろいつ弄ってやろうかとタイミングを見計らって
>>95 (゚Д゚ )
( ゚Д゚)
( ゚Д゚ )oh...
>>96 さあこっちに投げるんだ!
何打この速さはっ! 連邦の新型は化け物かっ!?
いいえぇ、獣ですよぉ。
ケダモノを変換してみてください。どうですか、素晴らしいでしょう。
ケダモノ分も重要でござる!
あ、そうだ。明日には投下できそうです。
このスレのケモノ分は基本的にヒューマニマルの皆さんとメルフィーで補給されております。 そういえばPBMも獣人やらエルフやら出す予定だったなぁ。
>>105 ホント早いですね―w羨ましいです
前まではちょっと浮かんだらやる気になったのになぁ…
>>105 ……ってうわぁ早い!?
了解しました! 支援は任せてくださいね!
明日は平日だけど割とフリーなんだず。 上半身だるいず。
筆ペンでマジンガー描いてみた('A` 上げて良い?後で
>>105 早いなwww
できたら支援するぜ!
>>106 >PBMも獣人やらエルフやら出す予定だった
今からでも遅くはない、さあ出すんだ!
>>107 そういう時期もあるさ
>>110 マジーン、ゴォォォォォォゥ!!
>>111 ああ『レギュラーに』が抜けてました、すみません。
作品には出すよ! よ!
やはり遅筆氏は重要だず。
116 :
創る名無しに見る名無し :2009/09/10(木) 22:55:49 ID:aN37ax1g
おいらより余程うまいず。
>>115 おお、なんという力強いタッチ! 惚れてしまいます。
やっぱ筆ペンって魅力的ですねw
よし、自分も筆ペンで……あ。
筆圧かけすぎて壊れたんだった……。
あぁ、何か不自然だと思ったら拳の握り方か、これだと殴ったら親指折れちゃうww
あとディティールおかしいのは記憶だけで描いてるからっす、サーセン
>>116 筆ペンって物凄い誤魔化し効くんだぜ、でも楽しいよ!
>>117 力強さは出しやすいのが魅力ですよね
俺の筆ペンを受け取れえぇぇ!(ゴゴゴゴゴゴ…
管制官「ターゲット衝突まで6時間です」
>>119 レイヴン、助けてくれ! 筆ペ……うわあぁぁっ!
管制塔援護してくれよ!!
じ、冗談じゃ……!
>>115 武骨なマジンガ―らしさが出ててカッコヨス。てか鉄城太郎ってw
この腕でロケットパンチはさぞかし痛いんだろうなw
>>124 通称鉄っちゃんです
筆ペン楽しいNE!
何故か凄い眠い…棺桶はどこだ…
>>125 え? せんとうのプロ?
>棺桶はどこだ…
よぉし! 直接墓穴にブチ込んでやる!
>>126 無問題、弩深夜にまた見にくるっす
>>127 ぶち込まれてそのまま寝てやんよ( ・ω・)…zzZZ
>>122 ああ、人が風呂に入っている間に上がって人が風呂に入っている間に消えおった!
>>129 ふふふ、機を逃しましたね!
かく言う私もポケモンの予約を逃しましてね……。
ポケモンの人気は半端じゃないからなぁw 拘束具を装備したミュウツーがけっこうカッコ良かった覚えが
>>132 何これ……イイ……っ!
なんだろう、ゲテモノカッコイイってヤツですかね!
手に持ってるのは何かしらー。
>>132 うおぉぉ!かっけぇ!
こういうカクカクッとした如何にもメカニカルなデザインはカッコイイです―
相当機動性に富んでそうです
>>132 おお、スカートかっけえ!
手に持ってる武器らしきものからして長距離戦向きの機体と見た
>ゲテモノ >かっけぇ ほめ言葉キターーーーー!!! 基本二、三時間構想作業三時間の即興なんで特に設定とかないです。 長尺モノはなんでっしゃろ、バヨネット・バレル型ECPレールガンにでもしときましょうかね。 高機動そうなのはあたくしのデフォルトだす。
>>136 >高機動そうなのはあたくしのデフォルト
お嬢の時もそんな感じだったもんなw
>>136 感想を貰うって、そういう事さ!
高機動の砲戦型……イエスだね!
そして
>>135 氏の言う通りスカートいいですね、可憐だ……。でもやっぱり脚部のゲテモノ臭さがツボですw
たまちゃんとリヒターのデザインも早くしてやらないとなぁ。
>>137 逆脚の売りは瞬発力ですぜ、旦那。
でも割と全身推進系まみれの暴力的な運動性も好き。
>>132 うぉ!なにこれカッコイイ!w
高機動砲戦型ですかー、実に素敵だ
大まかな設定終わったけど文章が進まない…orz
ニポンゴトテモムツカシイ(´д`)
>>140 デスヨネー。ワタシモゼンゼンフデガススミマセンヨ……。
>>139 クイックブーストみたいな感じですね!
>>140 日本語は扱いがむじかしい分自由度が高い。がんばってくだしあ。
あとPBM氏の着目している脚。ここすごくデザイン的に大事。飾りとかいった奴はある意味では大正解だがまたある意味ではおまえちょっと表でろ。
ソブレロ「一見飾りに見える私の脚も一応ちゃんと機能します、問題ありません」
>ソブレロ ビジュ機の脚に平然と収まっていますがなにか?
>>144 ビジュアル機はほぼアリーヤかライールな私に隙は無かった。
ソブレロ脚はライールによく似合いますよねー。
あ、もしリヒターとたまちゃんのデザインが完成した時はイラスト、お願いしますね!
お嬢の時みたいにやっちゃってくださいw
……もちろんそちらがよろしければ、ですが。
>>146 ありがとうございますw
さて、PBMを書く事に集中しよう。早く番外編終わらせて本編@修行篇に入らないと、PBM×TuernをPBM連載一周年記念作品にできなくなってしまう。
ストーリー決まってて、展開も決まってるのに 良い文書思いつかなくて止まってる俺みたいのもいるぜ!! というか書きたいところまで本当に長いのがジレンマだ とりあえず現状だとゲンジさんが頑張りすぎてて、ちょっとやりすぎたかもしれない(´・ω・‘) 早くこの話を終わらせないとたくさん考えたカスタム案の話をまったく出せないよ〜
α5の人ですねー>ゲンジさん そこはゲンジさんメイン回だと考えればきっと問題無いですヨ!
そういえば九尾の狐というコンセプトは数カ月前にやったな。
Σ(゚Д(゚Д゚(゚Д゚;)な、なんだって――――っ!? うぐぐ、見たい……!
>>151 まるきりオービタルフレームな頃の組み方なので待機扱い。
待機、ですか。……特機ではなく?
そ、センスがよくなるまでデザインは凍結。
ナルホド了解合点承知、大体わかったヤハリソウイウコトカ。 この休日になんとか……できるかなぁ、できるといいなぁ。
>>132 かっけえええええええ('A`!!
こういう直線的なデザインもいいよね、ポリゴンっぽくて
自分のは曲線主体なんで、たまには描いてみたいもんだ
>>156 義手部分についてはメカ絵師として譲れない一線はあるが
顔と胸と腰に関しては…圧倒的じゃないか、我が軍は…!!
ちなみに義手とか義足とかは芯を作らずにまず手の輪郭描いてから中身描くとカッコイイのが描けるよ
さて最後の仕事に取り掛かるとするか
>>157 遅筆氏にそういって頂けるとは光栄ですな。
ドライバインスコしなおしたしバリエか清書しても別にいいな。
>>156 人ができないことを君はしている。誇っていい。
>>156 な、なんて美しいボディラインだ! メリッサかわいいよメリッサ。
これで才能が無いとか、じょ、冗談じゃ……!
ほんとに上手いです、惚れてしまいました。
こんなイラストが投下されると、こちらも絵が描きたくなるなぁ兄弟ィ!
……今外出中だけど。
>>159 メカ分が足りないとおいらがやってくるんだず。
いや、わざと使ってないだけで曲線が使えないわけでは……('A`;)
逆に直線的な表現が(^q^)
>>161 安心なさい、直線は定規があればひけます。ていうかおいらより才能ありそうだず。
曲線メカは新川洋司氏と山下いくと氏がいいにゃー。
とりあえず、新しい目標としては生物描けるようになりたいNE 描ける幅広げて、一つ一つのクオリティ上げて帰って来れればベスト(*´・ω・)
>>156 エロい、エロいぞ!実にいい!やっぱツナギを着たおなごは魅力的だ
それにしても、イラスト関係充実したなw
参考イラストが萌え系だったのでこんな事態に。男描けない悲劇。
このスレも安泰だ!よしそれでは私は
>>165 HAHAHA! 私もさ!
……昔は描けてたんだけどナー。
>>166 きさまー、どこへ行くー!
>>166 長目氏とYOUとパラベラム氏と
>>882 氏と◆a5iBSiEsUFpN氏がこれからのこのスレの絵を支えるんだろうが!
高みの見物席は一つだけだぜ!('A`ヒャッハー!
>>168 それでも看板メカ絵師は貴方だ!
てか近々ガチでフェードアウトかも。
うぅ……今日小説投下は無理かもわからんね…
>>168 SSを連載して、イラストも描く。シンプルな、ゲームじゃねぇな。
>高みの見物席は一つだけだぜ!('A`ヒャッハー!
なら蹴落としてやるぜ! (゚ω゚ヒャッハー!
>>169 ああ、確かに夕飯の時間ですねー。
>>170 看板なんて取り替えるためにあるんだぜ!
…とまぁ、そんな話はともかく、フェードアウトは避けていただきたいッス('A`;
それなら自分みたいに凍結で済まして下せぇ、消えるよりはだいぶマシですから
>>168 何時でも絵師として戻ってきてくださいね〜
ううむ、支えになれずすまないw俺も絵書ければなぁw
>>170 マジすか!?寂しいな…
もしそうなっても何時でもお待ちしてますよ―
>>171 まぁ無理せずマイペースでいきましょっい
>>173 んー消滅ていうか個人的な理由で少々生活サイクルを忙しくするかどうか考えてるんで。
割と博打な感じなんですけどね。
>>171 大丈夫、三日連続で投下できるほうがある意味異常なので気にしない気にしないw
そうせっかちにならなくてもよかですヨ。
>>170 >てか近々ガチでフェードアウトかも。
嘘だと言ってよ(゚ω゚ )バーニィ!!
……ちゃんとまたフェードインしますよね?
>>171 投下できない日があってもいいじゃない、にんげんだもの
てつを
>>177 >てつを
この地球が好きなんですねわかります
>>174 あ、◆n41r8f8dTs氏こんばんはーw
>>174 ティマと狐耳だけで栄誉勲章モノですぜ、ダンナ
>>175 自分もそれなりには忙しいですが、消えるのは避けたいなと
>>179 うーんわかりやせん。まだ決めあぐねてるんで。
極端な場合2ちゃんねるどころじゃなくなるんで。まあ二ヶ月位ですけど。
とりあえず三話目の前編を投下したいと思います。 ユトがエトになったり、誤字脱字がありませんように……。 あと性格とか口調のブレがありませんように……。 あと(ry
早ええぇぇぇぇぇぇぇ!! こちらスヌーク、援護する('A`
第三話 「ε3遺跡(前)」 メリッサ=ファルシオンという女性には腕が無い。 いつ頃失ったのか、どうやって失ったのか、などと言ったことについては固く口を閉ざしたままである。 普通の腕となんら変わらない動きを再現できる義腕があるお陰で腕が人工であることに気がつかない人も多い。 だから、指摘されない限りは自分の腕に関して語ることは無い。 唯一の例外はユトという青年である。 過去を語らなくとも、自分の無い腕を晒し、整備させているほどに信頼している。 その重要さについてお互いに語ることは無い。語るのが怖いのか、それとも。 それはとにかく、義腕があるお陰で普通の生活を送ることが出来る。 今日も彼女は腕を活用していた。
< `Д´>エンゴー!
「なっ、……なんですってっ!?」 拳をギチギチと音を立てるほど握り締める。 強度限界を振り切るのでは、というレベルの負荷を与えられた拳は明らかに苛立ちを含んでいる。 その様子を大きく胸を張った女性は、鼻でせせら笑うかのような表情を浮かべてみせた。 「耳が遠いのね……もう一度言うわ。安全な冒険してるのねぇ……って言ったの」 メリッサを見下ろすような身長の女性は、ワザとらしく頭を振って髪の毛を整えて、更に前髪を指先で端に寄せるような仕草をする。 高い位置にある太陽の光に銀色の髪の毛がきらりと雪のような反射をした。 Yシャツに黒いズボン。それこそモデルのような体の凹凸を見せ付けるように片足に体重を預ける。 その女性の青い瞳とメリッサの黒っぽい瞳が交錯する。 胸を張って腰に手を置いてみるが、どう頑張っても相手との身長とスタイルの良さを埋める事が出来ない。女性は腹部で腕を交差させるようにして胸を強調させる。 メリッサはとりあえず腰から手を外すことにした。虚しくてたまらない。 「私は常に死ぬか生きるかの斬り込みをして宝を回収してるって言うのに、貴方達ときたらこそこそ見つからないようにしてるんですってね。 だから安全な冒険をしてるって言ったの」 「こいつ〜……言わせておけば……!」 見る見る内に頭に血が上ってきたメリッサは拳を相手に一発入れようと企む。 女性はその手に気がついたのか一歩後退して、改めて口元に笑みを浮かべた。 臨海公園というより海上公園の展望台にて女の戦い。周囲から見たら醜い光景なのかもしれない。 潮風に二人の髪の毛がバサバサとなびく。 昼間からナニをやっているんだろうと思ってはいけない。 メリッサは指を女性の眼前に突き出すと、空いているほうの手を腰に置く。そしてやや声を張り上げて堂々と宣言した。 「勝負よ! ε(イプシロン)3遺跡に潜ってどれだけいいモノを取れるか!」 「へぇ……」 ε3遺跡。 今彼女らが居る都市から北に向かった位置に存在する遺跡である。 海溝から伸びる亀裂の中に嵌るように存在している遺跡で、その最大深度は1万mを超えている。 遺跡自体が海底を掘り進むようにして建築されているため、潜水機でも耐え切れない深度の場所が存在しているという。 内部構造の大半は今だ不明。 また、ガードロボが多数徘徊していることでも知られていて、数多くのダイバーを葬ってきた危険な遺跡なのだ。 ちなみにメリッサとユトの二人は一度しか行ったことがない。 女性はメリッサが突き出した指の先端から逃れるように頭を逸らしつつも視線は外さない。しかも不敵な笑みは維持したまま。 「いいわよ。一週間後にε3遺跡の目標球の前で会いましょう」 女性は、風に揺られる銀髪を見せつけながらメリッサに背中を向けると、片手を挙げて公園から去っていく。 メリッサは指を下ろすことなく女性を睨みつけ続けた。 正直、その背中が蹴りたかった。
( ,_ノ` )y━・~~~紫煙
「と、いうことで」 「何がということでなのさ」 机の上に身を乗り出すようにしてユトに説明するメリッサ。 瞳に宿る強い光にやや身を引きながら、ユトは言う。開口一番ということででは何がなにやら分からないからだ。 メリッサは人差し指を上げると、ユトの目の前で振ってみせる。 広々としていながらモノの多いリビングの机の上。開け放たれた窓からはほのかな潮の香りがしてくる。 「ε3遺跡に潜るの。OK?」 「OKじゃないよ、メリッサ、全然OKじゃないよ。 難易度高すぎるじゃないか、ε系は。前に潜ったときは早速大型ガードロボ出てきて逃げたわけだし。なんかあったの?」 「……いや、特になにもないけど」 今まで自信満々な態度で主張していたが、ここで視線を逸らした。何か知られたくないことがあるというのはバレバレだった。基本ポーカーフェイスできない彼女の欠点である。 暫く考えていたユトは、一つのことが引っかかったのか、同じように人差し指を上げた。 「ウィスティリアさんにそそのかされたりした? あの人相手を挑発するの好きだし」 「な――! 違う違う! あのバカ関係ないわよ!」 大慌てで否定してかかるが、今更遅い。ここまで大きく反応を見せたということは答えを言ってしまったのと大差ない。ユトは困ったような表情を浮かべる。 ウィスティリア=クロイツェル。 同年代の(年齢不明なためそういうしかない)ダイバーで、街でも有名な人間である。 「力で倒してこそダイバー」という独特の考え方を持っていて、機体は戦闘について考えられた構成となっている。ガードロボが出ようものなら積極的に斬りかかって破壊する。ダイバーらしからぬダイバー、それが彼女だ。 メリッサ曰く「戦闘狂」。 宝を取るのと同じくらい戦うことが好きなのだという。 実力も相当なものを持っているため、決してバカにすることが出来ない。 その彼女は理由は分からないが毎回事あるごとに二人に突っかかってくる。小さなことから大きなことまで、粗探しとも言える文句をつけてくることもある。 「髪の毛が痛んでる」「服がかっこ悪い」「太った?」「やる気あるの?」――などなど。 その度にメリッサはこうやって頬を膨らませながら帰ってくるのだ。 なんというか、分かりやすいにもほどがある。 ユトは時計を確認しながら人差し指を降ろした。 「いいよ」 「え?」 「だから、いいよ」 あっけなく提案を受け入れたユトは、机の上に腕を置いてリラックスしながら言った。 ポカーンと小さく口を開けて沈黙するメリッサ。冷静になってきた思考でよく考えて見れば、命がけのことを強要しているに等しい行為ということに気がついたらしい。 逆に慌てる彼女に、ユトは口を開く。 「前々からリベンジしたいとは思ってたからね。それに、この前のヘマの分を取り返すいい機会じゃないか」 「うーん………本当にいいの?」 「うん。ただし条件があるんだけど、どうかな」 言うなりユトは席を立って家の出入り口の方へと歩き始める。 釣られる様にメリッサも席を立って後を追う。 「オヤジさんの新しい武器とか、色々欲しい。装備が原因で死にたくは無いんだ」 「いいわよ。むしろお願い」 ユトが相手の返事を聞かずに席を立った理由はいくつかあるが、その中で最大の理由は「今買わないと買えないのでは」ということであろう。戦闘が好きではないといっても、戦わなくてはならないときもある。いつまでも使い古しの武器だけではどうにもならない。 財布の紐を握っているのはメリッサ。悲しいかな、女に勝てない男の宿命。 二人は、ツナギ姿のままで街に繰り出していった。
私怨('A`
ユトの言うオヤジさんとは、街の片隅に店を構えている中年の男性のことである。 かつては寝る間も惜しんで遺跡に潜っては宝を取って帰ってくるという海の男で、その経験を生かして潜水機専用のパーツを造って販売している。 宝のお陰で裕福なため、パーツの値段設定はとことん適当。気に入らない人物には高値で売りつけ、美人な女性が来ると格安で販売するという、どんぶりな性格をしている。腕は確かで信頼出来るが、商売の仕方が雲のようにあやふやなのだ。 散らかった街の片隅にある店の前に来た二人。曇ったガラス戸の中を覗き込んでみる。誰も居ないようだ。 「オヤジさんこんにちはー! ユトとメリッサですー!」 ガラス戸に負荷をかけない程度にノックするユト。がしゃがしゃとうるさい音が鳴るが、目的の人物は一向に出てこない。 痺れを切らしたメリッサは、両手でメガホンを作ると大声を張り上げた。 「こーんにちわーーーーーぁ!!」 しかし、反応が無い。 その後も暫く待ってみるが、人っ子一人店の中に見えてこない。顔が張り付くかと思うほどにガラス戸に接近して中を覗き込み、名前というか愛称を連呼しても何も起こらない。一週間後に潜るのだから出来る限り早い段階で会っておきたいのに出てこない。 居ないのかなと二人が店から離れだしたその時、ガラス戸ががらがらっと開いた。 上半身裸の白髪交じりのダンディーな男性が出てくる。手に持っているジョウロを店先にある植木鉢にかけ始め、大あくびをしながら眼を擦った。 なんで上半身裸なのかは分からないが、そこにいるということが重要だ。 反転しかけた二人はぱたぱたと音をさせるように駆け寄った。 元潜水機乗りのオヤジは二人に気がついたらしく、ジョウロを植木鉢の横に置いて首を回しながら振り返った。酒の臭いがしているあたり晩酌でもしていたのだろうか。 「よぉ、お二人さん。俺になんか用かい?」 「こんにちは、オヤジさん」 「おはよ。もう昼よ」 「ナニ、もう昼だってぇ?」 腕時計を見るそぶりをする中年オヤジ。無いことに気がつくと、ズボンのポケットに手を突っ込んで探し始める。何も出てこなかった。そこにユトが携帯電話の画面に映っている時計を見せる。時間は昼過ぎである。 中年、驚きに眼を大きくする。店を経営してるとは到底思えない態度である。 パチンと額を平手で打つ。 「やっちまった!」 「んなのどうでもいいから商品見せて」 腕を組んでブスっとした表情を浮かべているメリッサは、歳上の相手に対する態度など産まれたときに置き忘れてきたような言葉を投げかける。 中年のオヤジ――店主は、両手を大きく広げると、顔がくしゃくしゃになるような笑顔を浮かべて、メリッサのほうを向く。胸毛が暑苦しい。爽やかな笑みの下の胸毛ジャングルを隠そうともしない。 そして両手を「おいで」するように動かし。 「お嬢さんオジサンの胸に来ないか?」 「もしゃもしゃしてて嫌。バカやってるとむしるわよ?」 「やーれやれ、ギャグってのを分かっちゃいねェな」 「早くしなさい」 「ヘイヘイ」
支援( ´_ゝ`)
店主の顔を一瞥。胸元には視線を一ミクロンたりともやらずに店の奥を指差して促す。 吹き出すユトを尻目に、何故か嬉しそうな店主はガラス戸の鍵を開けて二人を内部に招いた。 埃臭さとかび臭さと脂臭さと生活臭と……これ以上は考えたくなくなってくる臭いで充満した店内は、どこかで見たような部品が乱雑に並べられていて、薄暗い。 店長が電気をつける。すると隅のほうに潜んでいたネコが威嚇するような声を上げてどこかに逃げ出した。 いつの間にかシャツとタオルで武装した店長は、咥えた煙草に火を灯しながら二人のほうを見る。 「そんで? ご注文は?」 飄々とした態度の店長に、まず最初はユトが口を開くが、横から伸びてきたメリッサの手に発言権を奪われてしまう。 もがもが言うだけで終了。メリッサは間髪入れず言葉を発する。 「アロンダイチウム電池の新型1セット。ナイフ一本。それと、つい最近新造した魚雷ランチャー頂戴。大至急で」 「随分買うんだな、お二人さんは」 今聞いたことを忘れないようにということなのか、ぶつぶつと呟いて復唱すると、店の奥へと消えていく。今とってくるわけではない。潜水機専用の装備は人間が運ぶにしては重くて大きすぎるのだし。 数分後。 タオルで鉢巻を被った店長は、店の奥に向かって大声を張り上げながら二人の前に戻ってくる。 「それを運ぶんだ! 今日中だぞ!」 「はぁ〜い。わかりましたてんちょー!」 妙に間延びした高い声が店内にくわんくわんとこだまする。 ここの店で働いている人物である。 二人は声だけしか聞いたことが無いため、どんな外見なのか分からない。分からないのだが、こんな店長の店で働けるのだからたくましい人物なんだろうなということだけは分かる。 店の奥で慌しい音が聞こえてくるのをBGMに、店長は二人の姿をにんまりと浮かべた笑顔の顔で見る。 メリッサは胡散臭いものを見るような眼。ユトは古い友人に再会したような眼。 店長は顎に手を当てるとおもむろに口を開いた。 「ははァん、さては……お嬢さんの喧嘩に巻き込まれたボウズが仕方が無く、だな、だろ? 装備から推測するにダイヴ。武器が入用ってことはきっと難易度の高い遺跡に、ってことなんだろうな」 ちょっと考えれば分かる推理なのだが、目の前の人物だけには言われたくなかったことを言われて、メリッサは悔しそうに表情を険しくさせる。ユトはどうしていいのやら分からないようで、部屋の端っこからこちらを見つめてくる猫とにらみ合いを始めた。 「……正解よ。お金はどうすればいいの」 「配達したときにくれりゃあいいさ。いつも通りってな。……その時にオジチャンの腕の中に飛び込んでくれれば半額にしてやってもいい」 「お断りするわ」 「だろうな」
四円
猫と壮絶な視線(ガン)の飛ばしあいをしていたユトは、話が一段落したのを見計らって話に入るために片手を軽く挙げた。 店長はその手に反応して手を挙げる。 「ランチャーの方なんだけど、見せて貰ってもいいですか?」 「構わないぞ。ついてきな」 床に落ちていた工具を足で蹴っ飛ばして隅のほうにやると、すたすたと軽快な歩調で店の奥へと進んでいく。ユトは慌ててその後を追う。埃が舞い上がり、メリッサは軽く咳き込んでしまう。 「あ、後は俺一人でいいから。メリッサは先に帰っててもいいよ!」 「そーね」 メリッサは地面に落ちている布切れを靴で裏返す。それはどこからどう見ても男物のパンツだった。 多少は我慢できるだろうが、流石にこれは酷い。以前訪れたときよりも悪化しているとしか思えなかった。埃塗れのそれから眼を逸らす。 「……こっから先は男の魔境みたいだし」 【第三話(前)】終了
乙です!ジックリ読むよ!
>>200 乙です!後で読ませて貰いますね
俺も早く書かないとなぁ
>>200 うわぁ、やっぱり早い!
投下乙です!
みんな生き生きしてるなぁ。オヤジさん、暑苦しい胸毛最高ですねw
そしてこれは次回、戦闘メインになりそうな予感……wktk。
次回、楽しみにしてますw
>>200 挑発的なお姉さんまで追加だと!?連邦のモb(ry
うん、オヤジさん胸毛素敵だね(棒読み)
ランチャーの新型が楽しみですな、次回で早速使用か?
しかしペースが速いww後編を待ってます
飯食ってたから支援出来なかったぜこんちくしょー! やっぱセクハラオヤジは最高だwいいぞもっとやれwww 嫌がるメリッサと振り回されるユトはいいコンビだNE!
感想オイシイデス(^q^) 本当にありがたや。 戦闘シーン、自分に書けるのか心配になってきた。
人がいない間に投下乙。 しっかり話が進んでるとこがイイ。
ふぅ。しかしここまで早いと、何というか、焦燥感が……。
>>206 大丈夫大丈夫、イケるイケる!
根拠? あー……ありますん。
ちぃ、Diver's shellをwikiに収録しようとしたら時間切れ……だと……!?
PBM氏、wiki更新乙でございます >時間切れ また不法侵入したのかw
>>210 >不法侵入
まあ、人聞きが悪いですわね! ちょっとお父様のPCを拝借しているだけですわ!
てか、今回は許可貰ったんですけど、親父が明日朝早いので……文字通りタイムアップです。
誤字やら何やらの修整してる場合じゃなかったね!
修整が修羅に見えたでござるのマキ さて、各作者さんの進行具合はどうかな?
>>206 ごめんなさい、ちょっと自作が立て込んでて読めてないですorz
後で読みます、すみません
>>212 結構進みました。とはいえ推敲しないといけませんが…
……何気に今まで書いてきた中で一番悪い奴かも、オルトロック。今回かなりグロい、kも
鬱展開に定評のある◆n41r8f8dTs氏!鬱展開に定評のある◆n41r8f8dTs氏じゃないか! ついにグロか…('A`
>>212 ようやく1000文字越えた私を笑うがいいよ。
でもまあ、今回は軽めになると思います。前回、前々回合わせて1話なので。
>>213 >今回かなりグロい、kも
((((゚Д゚;))))
>>216 いや、いくら鬱展開に定評のある◆n41r8f8dTs氏でも、流石にそこまでは……しないですよね? ね?
スプラッタな文章は最近鷲尾直広がカバーイラスト描いてる本よんだから余裕。
>>219 ゚∀゚)〇彡 おっぱい! おっぱい!
ちょ、メリッサもナイスバデーなのにwww
遥「o...rz」
>>212 全然全く進んでないですね。
というより、パソコンが壊れるのが怖くて一日に一時間しか使ってない。
新しいパソコンさえ……新しいパソコンさえ届けば……
>>219 あんた……相変わらずいいおっぱいを描くな……
ってメリッサwww
>>221 崖っぷちティーンエイジャーの首が!首が!
ネタレスの安価をまちがえて一度で二度おいしいネタレスに!
俺、今書いてる小説を書き終わったらダラダラ生活と結婚するんスよ。 もう花束も用意してあったりして。 もう本当に寝ます。おやすみなs
>>222 ゆっくり待ってますので、無理はなさらぬようw
>>223 ああ、気のせいだよ多分!
遥「o.....rz」
>>224 つまりデストラウの頭は分離すると、君は!
>ジオング ヒント:1→2
// 8/8/2024 9:00 「名前は?」 「オキーフ」 「ファーストネーム。登録番号も」 「パトリック、パトリック・オキーフ。102-167-9182」 また大したヒヨッコが来たもんだと、リーブゴット特技伍長は舌打ちをした。 冷房が効いた大隊執務室、上官たちは出払っている。午前中は静かに過ごしたかったが配属手続き業務を任されている身で、贅沢も言ってはいられない。目の前の新兵は、まだあどけなさが残る少年ではないか。 「歳は?」 「19です」 「志願か」 「はい」 「物好きだな」 時折こういった輩が配属されてくる。 「訓練期間は」 「4ヶ月です」 「ハイスクール出たばかりか。どこの生まれだ?」 「メリーランド州です」 「偶然だな。俺もメリーランドだ。メリーランドのどこだ?」 「ゲイザースバーグ」 「俺はボルティモアだ。ゲイザースバーグか。いいところだな」 「ありがとうございます」 実際にリーブゴットはその土地にそれほど馴染みがあるわけではなかったが、適当な相づちを打っては新兵の緊張をほぐすのは上官の役目、形ばかりのケアだとリーブゴットは心得ていた。下手に慣れ慣れしくする必要はない。渡されたIDと照合し、登録はほどなく完了した。 「第39歩兵大隊へようこそ。まずは配属先の小隊長に会っておけ。ウィンタース中尉だ」 「Yes Sir」 「PXを過ぎて左側。R101で射撃訓練をしている。行ってこい」 「あの、質問はよろしいですか」 「なんだ」 唐突な質問は毎度のこと事。新兵から聞く定番だ。 「戦闘は・・・あるのですか?」 「わからん。そんな事は政治屋にでも聞いてみろ」 「・・・わかりました」 「あまり逸るな。お前のような奴が戦闘で足を引っ張るんだよ」 登録作業が終わった後も、この新兵はそわそわと落ち着かなかった。 「伍長殿は、実戦を経験したことは」 「無い。俺は事務屋だ。お前のような奴を登録抹消したことは何度かある」 「登録抹消?」 「死んだってことさ。データベースに死んだ場所と死因、KIAのチェックを入れる。ここじゃあ、まだ死んだ奴を処理してないけどな。下手に現地語ができると、この国の色々な場所に引っ張って行かれる」 リーブゴットは右詰の文字列に埋まったパシュトー語の紙切れを一枚ひらつかせて見せる。死んだ奴を処理、という言葉がオキーフの心に引っかかった。 「読めるか?」 「・・いいえ」 「戦争だっていっても、現地じゃほとんどデスクワークだ。たまったもんじゃない」 「・・・いつか、前線で活躍できるといいですね」 「死にたくもないけどな。そら、話が長すぎだ。さっさと行け」 「Yes Sir」 少年はたどたどしく荷物をまとめると執務室を後にした。
乾い銃声が続けざまに響く。10名ほどの同僚が砂漠の砂を掘り起こした簡易射撃訓練場で腕を磨いていた。 「中尉!ウインタース中尉!」 オキーフは大声で叫ぶが、銃声にかき消されてどうやら届いてないようだ。 仕方がないので音が静まるのを待っていると、唐突に後ろから肩を叩かれた。 「オキーフ二等兵か?」「Yes Sir」 大柄の兵士がそこに立っていた。すかさず敬礼を返す。 「中尉はここには来てねえ。中隊長に呼ばれてな。俺はお前のお守りを仰せつかったランドルマンだ」 新兵は、差し出された大きな手に戸惑った。 「握手だよ。ここじゃあ上も下も大して気にしねえ。仲良くやろうぜ」 階級章は1等軍曹。先ほどの冷たい感じの伍長とは違って、気さくな人物に思えた。その雰囲気はオキーフを少し安心させたが、差し出された手を握ると万力で締め上げられるかのようだった。軍曹は握った手を振り回し、歓迎の意を表した。 「パトリック・オキーフ二等兵です。よろしくお願いします、軍曹・・・殿」 握手の苦痛で上擦った声になる。軍曹はとくに気にした様子もない。 「みんなからは『ブル』って呼ばれてる。お前もそう呼べ」 日に焼けた真っ黒な顔に真っ白な歯を覗かせて満面の笑みを浮かべていた。新兵は型どおりの肯定の意を表す。 「おい!みんな!新顔だ!紹介するぜ」 先ほどの新兵の声量とは比べものにならない、という大きな声で軍曹が叫ぶと、射撃場から一斉に喧噪が消えた。 「新顔だってよ」 小銃もそのままに、一人の新兵に一斉に視線が集まった。 「オキーフ二等兵だ。俺らの隊で預かることになった。仲良くしてやれよ」 変わらない声量で軍曹は簡単に新兵を紹介する。 「また軍曹好みのカワイイ子だな」一人の兵士がからかい半分で含んだ小言。 「何か言ったか?」 「おい新米、気をつけろよ。ブルはお前みたいなのが好みなんだ」 ふとオキーフは握られたままの右手に違和感を感じた。全身から血の気が引く。 「マラーキー、お前、ヤキモチ焼いてるならじっくり相手してやるぞ」 「うぇぇおっかねえ」 軍曹は万力のような手をマラーキーと呼ばれた伍長に向けて威嚇した、おもしろ半分で迫ってくる軍曹から逃れるようにマラーキー伍長は射撃場から外れて丘陵の方に逃げ出していった。ブルも果てしなく追いかけてゆく。 「またか」 射撃訓練を中断したイタリア系が怪訝そうな顔で弁明した。 「ブルたちはいつもああやって遊んでるんだ。仲いいだろう」 「仲がいいというか・・・」 新兵は困惑した。ブルと同じく1等軍曹の階級章をつけた男は溜息混じりに続けた。 「俺はガルニアだ。3班を担当させてもらってる。ブルは2班、お前はしばらくブルの所だな。ケツには気をつけろよ。ブルは見境無い」 「・・・本気ですか」 「冗談だ。まあ新兵でも誰にでもあんな調子なのは、奴の良いところかもしれないがな」 「はあ」気のない返事だった。先が思いやられる、といった顔だ。 「遊んでいるわけじゃないんだが。仕方ない。実際ここに来ていままでコレといった戦闘もないしな。ま、心配しなさんな。やるときはやる連中だ」 いくらか覚悟していたとはいえ、見渡す先任たちは一癖も二癖もありそうな連中ばかりだった。 「ここで立ち話も何だ。早速だがおまえの腕前を見せてもらおう」 ガルニアは含み笑いを隠そうともせず新兵にそう告げた。 「小隊長に会うよう申し付けられたのですが」 「なあに、しばらくしたら戻ってくるよ。荷物は適当にそのあたりにおいて・・・」 ガルニアの言葉が途切れる。何かを目で追っている、と気づいたオキーフは体をこわばらせた。 「Ten hut!」 ガルニア一等軍曹からの気を付けの号令、その場全員が射撃場入り口に向かい敬礼した。
「楽にしろ。俺だけの時は敬礼は要らん」 中尉の階級章をつけたその士官は、そう言いながらもその場の空気を緊張させた。 「通達がある。全員直ちに第一演習場に集合。中隊編成が変わるぞ。・・・先任はどこに行った?」 「マラーキーと共に外れの丘陵に向かいました。すぐに戻ってきます」 「わかった。集合場所を伝えておけ」「Yes Sir」ガルニアは手早く説明した。 「補充兵が来ていますが」 「オキーフ二等兵です。本日配属になりました」 新兵は素早く自己紹介を行う。 士官は少し表情を緩めると簡単に挨拶した。 「よく来たな。小隊長のウィンタースだ。お前も早速だが演習に参加してもらうぞ。みんなについて行け」 「Sir,Yes Sir!」 小隊の面々は各々装備を手早くまとめると、足並みそろえるように簡易射撃訓練場を後にしていく。 「腕前は後で見せてもらうからな」 ガルニアは新兵にこっそりと耳打ちした後、同僚を引き連れるために丘陵へ走り出した。 新兵は下ろしたばかりの荷物を抱え直す。 「ガルニア軍曹は狙撃がうまいんだ。下手な腕を見せたら一晩こっそり絞られるぞ」 そう言ったのはオキーフと大して歳も離れていなさそうな上等兵だった。 今のガルニアの耳打ちが聞こえていたに違いない。 「ペルコンテだ。お前が来てくれたおかげで助かったよ」 何故助けたことになったのか、と首を傾げる。 「急ごう。中隊長のソベル大尉に目を付けられたらマズイ」 上等兵はたいした説明もしないまま、自分の装備だけを抱えて宿舎に走り去る。 遅れじと、オキーフは後を追いかけた。 第一演習場には中隊のほとんどの人間が集まっていた。射撃訓練場で見た小隊の面々は既に整列している。遠くに走り去っていったはずのランドルマン軍曹とマラーキー伍長もいつの間にか並んでいた。 「急げ!」 中隊長の横に控えているウィンタースから檄が飛ぶ。 演習場は見渡す限りの砂地。200人は並んでいるだろうか。 オキーフは改めて戦地に来たことを実感した。 ここからは見えないが、遠方よりヘリコプターのローター音が複数混じって響いてくる。 「総員、注目」 再び号令。隊列前面には中隊長である将校が構えていた。 「気をつけ!」間髪入れずソベルはあらん限りの声で語りはじめた。 「皆に通達する。本日午後より予定していた演習内容を変更する。予定では101機甲大隊との合同で戦車随伴訓練であったが、戦車の代わりに大隊から新型兵器が届くことになった。その実地評価を我が中隊が受け持つ」 先刻から続くローター音が大きくなるにつれ、隊員皆が、それこそ新型兵器であることを感じ取っていた。 「国防省が民間と共同で開発していた新しい概念の兵器だ。早速、皆に見せてやる」 1kmほど先で、それは空中投棄されたかと思うと、周囲に砂煙をまき散らしてこちらに向かっきた。 (戦車の代わりって、戦車じゃねえの?) 誰かが呟いていた。 (戦車じゃねえよ。UH-20が戦車2台もぶら下げて飛べるもんか) (小さいぞ) 近づくにつれ、それは異様な姿をしている事に気づく。 高さは2mほど。装甲車にしては横幅が狭すぎる。さらに近づくと、それは大雑把に人間の形をしていた。アルペンレーサーにも似た動きで、砂の海を滑ってくる。 M23機動装甲服。甲冑とも呼べるそれは1970年代より国防高等研究計画局(DARPA)で起案された歩兵強化プラン「エクソスケルトン構想」による研究でようやく実用にこぎつけた物だ。 まさにSF映画の世界から生まれたような姿だった。 「各小隊に2機ずつ配備される。今後、訓練実戦を問わず常に随伴するから戦い方には慣れておけ」 歓喜の声が上がる。 「貴様らが好き勝手使っていいオモチャじゃない。扱いについてはウインタース中尉から説明がある」 6機の装甲服は隊列の前でゆっくり停止した。
しえ
四つ腕かな?陸戦兵器らしいなあ。
終わったなら終わったと言ってほしいんだが……
>>228 重!
手前のおなごに惹かれてしまう俺は……
>>238 あら、脚カコイイ
体力切れすまんw
>>241 乙です。ロボットも小説も実に硬派ですなー
後々読ませて貰います
終わった……のかな?
>>228 お、重くて見れない……。
>>229 ああ! ナルホド了解合点承知です!
>>238 おお、メカメカしいデザインですね!
>ブリキの機種
なんとミリタリーなふいんき。何気にこのスレでは珍しいタイプですなぁ。
あとはSF分かなこのスレは。 俺の頭のな(ry
ブルーショルダー描いてるんだけど、頭身の低いロボって難しいね
>>238 結婚しよう
>>245 ダウンサイジングすればするほど工業デザイン要素が必要になるとおもいます!
>>245 頭身が高いほうが難しい私みたいなのもいるぞ――――っ!
どうにか出来た・・…かな? ちょっと疲れちゃったのか感想は明日で、ごめんなさい
何ヶ月かに一回、職人さんが一斉に作品を投下する日があるような気がw それに乗り遅れたのも私だ。
生徒達が妙に騒がしい事に、氷室は妙な胸騒ぎを感じていた。どこか不吉な予感がするのだ。言葉に言いしれない、ぼんやりとした物が。 何か騒動があったなら、野次馬が何処かで沸く。しかしその野次馬はいなく、何故だか皆して宙を見上げているのだ。 さっきから鈴木とメルフィーも、そして木原の姿も見えない。気付けば氷室は学校を出て校庭へと来ていた。 「何……あれ……」 氷室に目に映るのは、校門を破壊しながら巨大な何か――――デストラウが学校に悠然と歩いてくる光景だった。 甲虫を思わせるような頭に巨大な両肩。その両方に反するような細身の体型に禍々しさと威圧感を思わせる黒色――――全ての要素が不気味でかつ、異端。 デストラウの目は真紅の様に光り輝いており、絶え間無く左右に動いている。と、目の動きと同時に、歩くのをピタリと止める。その目の先には……。 氷室は何故皆の動きが止まっているのかが分かった。デストラウに気圧され、あるいはデストラウの醸しだつ非現実さに呆然としているのだ。 自分自身、デストラウの存在について信じられない。何かのアニメやゲームでもない限り、こんな非現実な事が――――だが、氷室は分かっている。 これが、非現実ではなく、現実である事に。そして直感的に悟る。デストラウが――――学校を狙っている事に。氷室は学校へと、いや、学校に居る生徒へと叫ぶ。 「皆、逃げて!」 瞬間、眩い光が学校を包み――――。 『ヴィルティック・シャッフル』 第5話 シャッフル 「各部チェック了解、可動部及び関節部に異常無し」 『シャッフルシステム良好、TIコンバータ起動。動力部への接続開始』 「制御システム展開。頭部、腕部、脚部、共に正常」 『全システムオールグリ―ン。ヴィルティック起動までカウントダウン。10……9……8……』 「ヴィルティック、起動」 んっ……あれ、俺は……。てかどこだ……ここ。変に息苦しいというか、ガチガチに固まらされてるというか。 って、何だよこれ!? 気付けば俺はやけに仰々しい椅子……いや、シートって言った方がいいのかな。シートに座っていて、二本のベルトで固定されていた。 しかもシートベルトよりも凄く太いベルトに。遊園地とかのアトラクションとかで座る椅子があるだろ? 何かあ―いう感じだ。ただ座ってるだけでも緊張するというか。 体を動かしてみる。結構動かせるけど、あくまで椅子の上だけだ。ベルトが上から下に伸びていて、俺自身の力で外す事は出来なそう。それにしてもこの圧迫感は何とかなんないかな……。 そうそう……確か俺、学校に来たオルトロックとかいう奴を倒したいってメルフィーに言ったんだ。そしたらメルフィーに拳銃を渡されて……。 あぁ、そうだ! メルフィー、メルフィーは何処に居るんだ! 「目を覚ましたみたいですね、隆昭」 メルフィーの声が聞こえ、俺はその方向に顔を向けた。前から聞こえたけど真っ暗だ……と、俺の目の高さに青く光る線が走った。 その線は四角形を作るとA4サイズくらいのモニター……いや、ブラウザ? 良いや、ブラウザになった。ブラウザには、狐耳になったメルフィーが映った。 「メルフィー、これは……」 「対アストライル・ギア用汎用型戦闘機体――――ヴィルティックです」 これが……今俺が座っているここが、ヴィルティックのコックピットなのか。乗り心地……悪いな。まぁそんな事はどうでも良い。 それよりも目の前が真っ暗なんだがどういう事なんだ? それにコックピットと言うけど、計器や操縦桿はおろか外の様子を見る為のモニターさえ見えない。 まさかあの時……間違えて天国に来たんじゃないんだろうな……。俺は異常に不安になり、メルフィーに聞いた。 「メ、メルフィー、あのさ、これってその、夢、とかじゃないよな? その、何だ、何かまっ暗闇で何も見えないというか」 「目の前に掌を置いて下さい」 俺はメルフィーの言う通り、恐る恐る目の前に掌を置いてみる。何にも見えないけど、確かに触感がある。冷たいな……。 冷たいというか、金属を触っている様な感覚だ。掌を左右に動かす。つるつるしている。球体……なのかな。軽く叩いてみると、聞いた事のない変な音が響いた。 しばらく球体を触ってみるけど何も起こらない。まさかホントに俺、天国に来ちゃったんじゃ……。情けないものの、怖くなって俺はメルフィーに声を掛けた。 「メ、メルフィー!」 「アルフレッド」 『申し訳無い。少しばかり心が落ち着いた方がいいと思ってな』
どこからか、渋くて含蓄ありそうなオジサンの声が聞こえた。だけどメルフィーさえ見えないのに……。 すると目の前で、上下左右に渡って青色の光が走った。その光は一つや二つじゃなくて10本や20本と増えながら走りながら集まり、やがて大きな丸……? いや、円を成型した。その円はぐるぐると回りだすとスピードを増して――――目の前が急に明るくなった。俺はその眩しさから両腕で目を覆った。 ……何秒くらいだろう。両腕を離して、目の前を見据える。思わず、息を飲んだ。 俺の街がパノラマみたいに広がっている。俺が住んでるマンションよりもずっとずっと高い高さで。流石に飛行機とまではいかないが。 しかしこんな光景を俺は一人で見てるのか……凄く贅沢な気がする。ってか待てよ……。 「……飛んでるのか、これ」 「はい。ウイングのカードを使用しました。戦闘不能、または戦闘終了時まで持続します」 ちょ、ちょっと待て! 飛んでるって何だよ! こんな良く分からない中で空を飛んでるとか訳分かんねーよ! 気付けば俺の脚がガタガタ震えていて、椅子を揺らしながら俺はどこかに逃げたい衝動にかられた。 「や、やばいって、これ! メルフィー、下ろして、下ろしてくれぇ!」 「落ちついて下さい。アルフレッド、隆昭に説明を」 『了解だ。取りあえず落ち着いて、私の話を聞いてくれ。鈴木隆昭君』 またあの渋いおじさんの声が聞こえ、俺は震えていた足をどうにか落ち着かせて、荒いでいた息を少しづつ抑える。 冷静に再び前を見据えると、次第に高度が降りている事に気付く。色々聞きたい事はあるが、取りあえず……。 「……俺に声を掛けてきたあんたは、誰なんだ?」 『紹介が遅れてすまない。私はこのヴィルティック、及びシャッフルシステムの制御と補佐を担当している』 すると目の前に、さっきの青色の光が走ると何か文字を作った。し……システム? 『Combat assistance system、略してCasのアルフレッドだ。これから君に戦い方を教える。と言っても身構える必要は無い。私とメルフィーの言う事をしっかり聞いてくれ』 アルフレッド……? よく分からないが、このヴィルティックを動かしているコンピュータみたいなもんだと解釈しておく。 聞きたい事が山ほどあるけど、オルトロックが何をしているかが気になる。何を聞く……。そうだ、聞きたい事は一つだ。 「アルフレッド、メルフィーは何処に?」 俺の疑問にさっき出てきたブラウザが再び出てきて、メルフィーが映った。
「メルフィー!」 「十分な説明もせずにこの様な事態に巻き込んでしまい、申し訳ありません」 そう言って俺に頭を下げるメルフィーは何時ものメルフィーだ。と言っても昨日今日会ったばっかりだけど。 「で、メルフィーは今どこに?」 「私は後方でヴィルティックの火器、及び武器の使用を担当します。隆昭はヴィルティックを動かす事だけに、専念して下さい」 動かす……っておい! 俺そんな事やった事無いし出来ねえよ! 今さっき座ったばっかだぞ! 『だから私が今から君に戦い方、つまり操作方法を教えると言っただろう。心の準備はもう良いかい?』 そんな事言われたって……。何処をどう動かせば良いかホントに何も分かんないって! それに戦闘機はおろか自動車を運転した事も無いぞ! 取りあえず掌を目の前に置いてはいるけど、これだけで……ん、そういや今俺が手を置いているこれって何だ? 俺は視線を下に向けた。 両手を半分埋まっている球体に置いている事に気付く。その球体には……やっぱ青色の光が、手を乗せている俺の5本指からまっすぐと前に伸びている。 『その球体は君の思考、反応に応じ、ヴィルティックに行動を促す、言わば操縦桿だ。君はその球体に手を乗せ、ヴィルティックを自分の思う通りに動かせば良い』 「つまり……俺は念じればいいんだな。こいつを動かしたいって」 『飲み込みが早くて助かる。準備は良いかな?』 俺は球体を強く握った。目指すは――――オルトロックだ。俺がオルトロックがいるであろう学校の居場所を念じる。 するとモニターが右側へと動き出して、ある一か所に向けてズームインした。俺はその箇所に目を向ける。……嘘、だろ? 何だよ……何だよ、これ! こんな事……こんな事……畜生! 俺は身を乗り出して、アルフレッドに向かって叫んだ。 「行くぞアルフレッド!」 『了解した』 ――――意識が朦朧とする。いつの間にか、その場に倒れていたようだ。氷室はジンジンと痺れる頭を押さえながら立ち上がる。 ぼやけている視界が次第に鮮明になっていく。グっと目を閉じ、ゆっくりと開けながら、何が起きたのか氷室は確かめる。そこに広がっているのは――――悪夢、だった。 校舎に穴が開けられていた。それも異常に巨大な穴が。そして穴から一人、二人と――――もはや人の形をしていない生徒達が力無く落ちてくる。 最早校舎は元の形をしておらず、穴の周囲の壁には、地上から見上げている氷室の目からもはっきりと分かるくらい血が飛び散っていた。 「いや……いやぁぁぁぁぁぁ!」 女子生徒の一人が、この惨状に叫び声をあげた。次第に校庭で活動していた生徒達がざわめきだす。やがてそのざわめきは、阿鼻叫喚へと変わった。 混乱に陥った生徒達が、学校から離れようと校門に向かって走り出す。だが氷室はそれがいかに危険な事なのかが分かっている。生徒達に叫ぶ。 「駄目! 校門側に向かっちゃ、駄……」
聞きたくない音が、氷室の耳をつんざく。肉が落ちる――――いや、潰れる様な、そんな生理的不快感を催す音が、校庭に響く。 けたたましい叫びと、それを押しつぶす様な衝撃音。激しく舞う砂ぼこりの中で、あまりにも残酷な行為が行われている。命を直接踏み躙る、そんな行為が。 氷室は自分の体が動かない事を感じた。その場にしゃがみこみ、耳を防ぐ。どうして……どうして、こんな事に? 私達が……何をしたというの? 誰か――――誰か、助けて。このどうしようもない悪夢から――――。 「退屈だな……。潰しがいが無い」 コックピットの中で足を伸ばしながら、オルトロックはあくび交じりにそう呟いた。そこには罪悪感など微塵も見えない。 氷室の考え通り、オルトロックは自動操作で、デストラウに目に付いた生徒を直接潰すように命令した。あの旅客船の時と同じように。 デストラウは機械的に、通りすがる生徒を掌で押し潰す。マニュピレーターは生徒達の血でべったりと真紅に塗れている。 「それにしても遅いな……。一体後何人殺せば出てくるのかな? ヴィルティックは」 髪の毛を指に絡ませ、目下で死んでいく生徒達を見下げてオルトロックは嘲笑を浮かべた。その時だ。 オルトロックは一転、鋭い目つきになると操縦桿を握り、デストラウを振り向かせた。そして頭部を守るように両腕を合わせた。。 オルト……ロック! 俺は目下に見える黒い何か――――多分、いや、間違いなくオルトロックが乗っているであろうロボットに、ヴィルティックを飛ばす。 しっかし何だあれ……。上手く言えないけど、凄く禍々しい。何か如何にも異形って感じがする。人っぽいけど人じゃないというか……。 って冷静に観察してる場合じゃない! 早くオルトロックを止めないと……。俺はアルフレッドに周辺の被害を聞く。 「アルフレッド、何が起こってるか教えてくれ!」 『……辛いぞ。それでも見るか?』 「頼む!」 次の瞬間、幾つものブラウザが出てきた。俺はそのブラウザに映った光景に、自分の思考が停止しかける。 学生服や運動服を着た……同級生や下級生が、酷い姿で校庭に横たわっていた。多分皆……死んでる。何で……何でこんな事が……。 何でこんな事が出来るんだよ! こんな残酷な事……何の呵責も起こさないのかよ! 『さっき教えた事、出来るな?』 「あぁ、分かってる!」
しえ
俺はアルフレッドに返事をして、さっきメルフィーとアルフレッドに教えられた事を思い出す。 オルトロックの所へと向かう間際、アルフレッドとメルフィーが俺に話しかけてきた。 「シャッフルシステム?」 『そうだ。このアストライル・ギアに搭載された特殊なシステムにして、オルトロックに勝つための重要な切り札。それがシャッフルシステムだ』 するとモニターに大きなブラウザが出てきた。ブラウザには白色に蒼いラインが入った偉くカッコいいオブジェ……いや、ロボットが映っている。 『このロボットはヴィルティックだ。この状態では戦闘能力が皆無でかつ機体能力も低い』 「そこで、ヴィルティックを強化する為に、その強化を図る必要があります。その為にはまずこう言います。シャッフル」 メルフィーがそう言うと、ヴィルティックの周りにカードが出てきた。そのカードは輪になってグルグルと回りだす。 よく見ると、カードの縁がそれぞれ赤、青、黄色になっている事に気付く。これは……? 『この回っているカードにそれぞれ特性がある。赤は武器、青は機体性能の強化、黄色は敵機に対する特殊効果の発動だ』 回っているカードが一つに纏まり、赤い縁のカードが上へと消えていく。するとロボットの手に、大きなライフルが握られている。 次にその後ろの、青の縁のカードが消えると、ロボットの腕部や脚部に鎧みたいなのが合体する。 そして最後に黄色の縁のカードが消えると同時に、真っ黒いシルエットがヴィルティックに向き合う。 『見てたまえ』 そのシルエットがヴィルティックに拳を振り上げようとした途端、黒いシルエットの動きが止まった。いや、止まったというより動きを封じられてるみたいだ。 『これはバインドといって、敵のアストライル・ギアの動きを一時的に封じるカードだ。生憎、ヴィルティックには搭載されてないがね』 『分かったかな? 君にはシャッフルシステムを使って、その都度に応じた戦い方をしてほしい。いや、戦うのはメルフィーが行うから、君はカードを選んでくれ』 「シャッフルする前に、私とアルフレッドが指示を出します。隆昭はヴィルティックの操作と、シャッフルシステムをお願いします」 「分かった。上手く出来るか分からないけど……やってみる!」
『有効距離に入った。3……2……1……』 「シャッフル!」 俺がそう叫ぶと、モニターから輪になったカードがクルクルと回りながら浮き出てきて、次第に実体化した。慣れ切ったせいかあんま驚かない。 この中でどれを選べばいいんだろう……。一先ず奴を攻撃する為に、赤いカードを選ぶべきか。 「隆昭、遠距離攻撃を仕掛けます。銃が描かれたカードを取って、モニターに投げて下さい」 メルフィーの言葉に頷き、俺は回転するカードの中から、赤い縁で銃のシルエットが抱えたカードを取って、モニターに向けて……。 「メルフィー、これって普通に投げていいのかな?」 「そのまま投げて下さい」 俺は言われたとおり、カードを渾身の力でモニターにぶん投げる。デストラウがヴィルティックに気付いたのか、両腕を合わせている。 頼む、メルフィー。あいつに何としてでも一撃を与えたい。……あいつに殺された、皆の無念を晴らす為にも。 『トランスインポート・ヴィルティックライフル』 ヴィルティックの胸部、隆昭がいる第一コックピットの後方、うなじ部分の第二コックピットで、メルフィーのヘッドギアからデストラウに向かってヴィルティックライフルの標準を定める。 彼女の瞳の奥では二つのロックオンサイト――――赤と青の円が、デストラウに重なる。ヴィルティックライフルの弾数は15発。無駄撃ちは出来ない。 デストラウの能力値の高さは、あちら側の世界に居た時に嫌と言うほど味わっている。決着を着けるなら、早めに着けなければならない、さもないと――――。 ――――上手くなったな、メルフィー。 その時、メルフィーの頭にかつての記憶が去来する。メルフィーはグッと目を閉じ、キッと目を開いてデストラウに標準を合わせる。 僅かにズレていた円が、再びデストラウに重なり――――オレンジ色へと変化する。メルフィーはその瞬間を見計らい、操縦桿のトリガーを引いた。 「正確だな……流石私の教え子だ!」 メルフィーによって放たれたヴィルティックライフルの銃口から、電撃を纏う黄色のビームが高速でデストラウの両腕を直撃する。 激しい轟音が響き、一見デストラウの両腕にダメージが与えられたかと思った、が、違う。デストラウの両腕に、ダメージなど無い。 寧ろデストラウは放たれたビームを、両腕で受け止めていた。受け止められたそれは球体となり高速回転しながら、デストラウの両腕で留まっている。 「さぁ、その進化を見せてくれ、ヴィルティック」 オルトロックはそう言いながらシャッフルシステムを発動し、一枚のカードを引き、モニターに投げる。 『トランスインポート・カウンター』 そして留まっていた球体は、ヴィルティックに向かって放たれた。拡散しながら。
な……何だよこれ! 何で撃った筈のビームが、こっちに向かってくるんだ! しかも何本も! まさかオルトロックの奴はあのビームを吸収して撃ち返して来たってのか!? ど、どうすればいいんだ!? 『落ちつくんだ。ちゃんとビームの軌道を見ろ。避けられない事は無い』 「そ、そんな事言われたって、あんな数のビーム、避けられないよ!」 「隆昭!」 メルフィーがキョドる俺に対し、大声を上げた。ブラウザに映る表情は何時にも増して真剣な表情だ。 「しっかりと目を見張って避けて下さい! 避けきれなかった分は私がフォローします、だから!」 「わ、分かったよ!」 俺はアルフレッドのアドバイス通り、向かってくるビームの束の軌道を読む。意外とイケ……いや、イケる! 数は多いが一直線に飛んでくるだけだ! 曲がって来たりするなら厄介だが、左右上下にヴィルティックを動かせば、安易に回避できる。 ビームはヴィルティックのスレスレを掠っていき、その度に心臓が止まりそうになる。しかし感覚が慣れればどうにか避けられるみたいだ。 最後のビームを避け、再びオルトロックの元に向かう為にヴィルティックを地上へと傾ける。 「隆昭! 後ろです!」 え……? 瞬間、鈍い痛みが俺の腹を抉った。気が遠くなるが、ベルトに体を引きつけられて我に返る。ヴィルティックが一回転して視界が逆さまになった。 そんな、何時の間に背後に……。俺達を見下げるように、オルトロックが腕を組んでいる。畜生……畜生! 「メルフィー! 早く撃つんだ!」 「おっと、私はそこまで甘くないぞ」 オルトロックはさぞ楽しそうなサディスティックな笑みを浮かべると、再びシャッフルシステムを発動した。そして一枚を取り出し、モニターへと叩き投げる 次の瞬間、ヴィルティックの手からヴィルティックライフルが煙の様に消え――――デストラウの手元に渡った。目標は無論、ヴィルティックだ。 「さぁて、どうなるかなー?」
おい、アルフレッド! 何で……何であいつがライフル持ってんだよ! あれはヴィルティック専用の銃じゃないのかよ! 『くっ……奪取を使われるとはな……』 「ごめんなさい、私が油断していたばかりに……」 いや、俺もまさか奴が接近戦を仕掛けてくるなんて思わなかったんだ。あいつが後ろから蹴って来たのに、全く対応できなかった……。 とはいえこのままじゃ、あいつに蜂の巣にされちまう。あれだけ強力なビームが撃たれたら……。俺は二人に聞いた。 「どんなカードを選べばいい!? 避けられる気がしない!」 『確かにこの距離では避けるのは間に合わないな。ならば……』 「分かった! 一か八か……シャッフル!」 予 告 デストラウによって攻撃手段を奪われながら、機転を利かす窮地を脱する隆昭。だが オルトロックの攻撃は留まる事を知らない。 次第に擦り減らされていく装甲と精神。その折、アルフレッドは隆昭に戦況を覆す為の切り札を教える。果たしてその切り札とは。 そして本性を露わにしたオルトロックが、遂にその毒牙でヴィルティックを――――隆昭を喰らう。 次回、『ヴィルティック・シャッフル』 ヴァイタル その「カード」を引く時、「未来」は訪れる
投下終了です。支援してくれた方、有難うございました 自分で書いてみて分かりました。ロボット同士が戦うのってすげー難しいorz
>>268 乙乙。カードは濃いな。しかしこの程度のグロではおれを倒すことはできん!!
さてと、(´神`)がおれにガチタンを描けとささやいている。
>>268 み、皆殺し、だと……!? ちくしょう、こいつはあんまりだ!
オルトロックの野郎! シュワルツさんなんか目じゃないくらいのド外道じゃないか! ゆ゙る゙ぜん゙!
いや、本当にシュワルツが可愛く見えるくらいのド外道ですね、オルトロック・ベイスン。デストラウの異形っぷりと絶妙にマッチしてて……ゆ゙る゙ぜん゙!
>>268 これまたどエラい事に……PBM氏がオルトロックのあまりの外道っぷりにてつを化しているじゃないか
しかしまた悪役の悪党っぷりがパワーアップしてるなぁ。学生皆殺しとは……ゆ゙る゙ぜん゙!
木原さんは無事かーっ!
寝る前に一つ いやまぁアレが自分が出来る背一杯の表現です。というか文章力が上手い人がやると相当エグくなると思いますw オルトロックが悪い奴だと思って貰えると凄く光栄です。いや、鈴木君の日常をぶち壊すならこれぐらいしなきゃ温いなと
昨日は一日で三作品も投下とか凄いなww来る時は一気に来るもんだな〜
波がある感じだなw
とんだビッグウェーブでしたねぇ。
ゴツかっけえ!
>>277 おお、ゴテゴテした重武装カコイイ!
本体は意外と線少なめなんですねー。
待ってるから、絶対帰ってくるのよー。( ゚ω゚)ノシ
>>277 男の子のハートを揺さぶりまくる武装の数々、イエスだね!
奇数ナンバーで再臨するその時を待ってるぜ!
281 :
遅筆@仮免 :2009/09/12(土) 16:07:11 ID:iPAHbu3D
>>278 >>279 >>280 さて…('A`
_, ,_ パーン
( ‘д‘)
⊂彡☆))三 三遅筆
ちょっくら修行して来ます('A`b
まずは、バブルス君を捕まえればいいんすね、わかりました
つか、どこに修行に行く気だw
え? 来るべき奇数スレでの激戦に備えて械王さまのところで修行してくるんですよね?
285 :
遅筆@仮免 :2009/09/12(土) 16:25:22 ID:86EWKaeS
>械王さま 誰が上手いこと(ry 別に月見てもエンジンにはなりませんぜ しかし随分身体が重いなここは…
遅筆@仮免ってところからして教習所かもしれんぞ?w >械王さま だれだそいつはw まあ、何はともあれ達者でなー、遅筆氏
……まあ、こういう時ぐらい名無しのベールを脱ぐのは許されよう。
>>285 ああ、そこ重力3000倍ですから。
>>286 つまり遅筆氏は仮免ライダーなんですね!
>>286 またいつか
不用意にくしゃみすると意味も無く出てくるから気をつけてNE!
>>287 どうりで肩がこると
戻ってきたら一番に師匠のキャラを描かせていてだきますぜ、約束どおり
じゃ、あばよ、ダチ公!!
ぶぇぁぁぁっくしょい! うわ、風邪かなー(棒) >戻ってきたら一番に師匠のキャラを描かせていてだきますぜ、約束どおり ならば私は、それまで決して消えない事を約束しよう! では、さよーならー!
>どうりで肩がこると 遅筆氏はどうやらガンダムファイターのようです おう、あばよ!
今日投下ムリポ('A` 千等シーン千党シーン銭湯シーン戦闘シーン……… はっ 銭湯に入るという話もよさげ…?
>>292 焦りは体に毒だぞ。
風呂にでもはいるといいよ。
>>292 >銭湯に入るという話
グッド!(゚ω゚ )
ロボなら描けるけど女の子を描こうとすると身体が震えて駄目だ… 誰か助けて
遅筆さん、さよならは言わないんだからね!!!
>>292 全編に渡る戦闘シーン書いてる俺としては気持ちがわかるw
戦闘シーン考えると文章の量とか流れも考える必要が多くなって筆速も遅くなるし大変だよね
キャラに設定ほやほやの話とかさせてると凄い勢いで書けるんだけれど
そこでロリコンが(焼肉を食べながら)登場だ! ……助けるつもりなど、もとよりない。
>>288 修行の旅に出た遅筆氏に敬礼!( =ω=)ゝ
後継機に乗り換えての再登場をお待ちしておりますw
御同輩が何故か御曹司に見えたでござるのマキ。 ローラは最高だよね!
>>301 しかし俺はMG髭よりMGユニコーンを選んだ。
>>277 おお、凄い!
脳内で曖昧な姿だったのがハッキリと!
本当にありがとうございました。
再び帰還する日を心から待ってます。
1日寝てるとか何やってたんだ俺は……orz >.304 今までお疲れさまです。何時かのティマを書いていたただき、有難うございました 1住人として今後も気軽にレスして下さいね〜。新たな進化に期待しつつ、遅筆さんの帰還を楽しみにしています 何というイケメン……これであの強さとか反則だろ…
>>304 おお! 自分のガンマ団特選隊な清水Sayと違ってかっこいい清水 静だー!
>時に別におじさん今後もレスしていいんだよね?
イインダヨー!
>>304 清水さん、イケメンだなおい
あんたが抜けてる間、このスレは任せとけ!
……ってPBMの人が言ってた
>>305 >1日寝てるとか何やってたんだ俺は……orz
きっと疲れていたのでしょう。たまにはそういう日があってもいいじゃない!
>>306 >ガンマ団特選隊な清水Say
夜の一杯返せwwwむせたわwww
>>305 いつかまた進化したティマを描かせて頂ければ光栄です
>>306 タンノ君おいしいです
>>307 >ってPBMの人が言ってた
流石は師匠!安心して任せられるぜ!
では、またいつか遅筆と名乗れるその日まで('A`ノシ
>>308 状況をよく考えてみれば、この言葉はおかしいのですが。いつかまた!
それまでは、このスレは俺が(うまいこと師匠に描かせて)守る!
あと
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「今日になったのか」
事前に周知されていたことではあったが、
周りの人間、殊に絵師の面々は自分と同じように少なからず衝撃や動揺といったものを感じているのだろうと
6スレ目
>>882 は思った。
彼が現在いる戦線、ロボット物SS総合スレから、
絵師・遅筆が再編成と装備の更新・それに伴う習熟訓練のため後方に下がるのである。
「厳しくなるな」
ロボット物SS総合スレは、創作発表版全体から見ても激戦区である。
実際、別のところから移動してきた戦線でもないのに、開戦から14ヵ月と経っていない現在において既に8スレ目とは、
他スレからの義勇兵である6スレ目
>>882 などにとっては、もはや異常事態と呼びたくなる戦線の移動速度だった。
その戦線から後方引き上げ組が出る、それはつまりその穴を他の者が補わなければならないことを意味している。
さて、そこで重要な問題になるのは、言うまでもなくその穴の大きさだ。
これはもはやこの戦線にある者全ての共通認識と言って差し支えなかろう、率直に言って大きい。
巨大という表現の方がいいかもしれない。
ロボット物SS総合スレにおける主力は、物書きと絵師である。そして遅筆は、多大な戦功をあげてきた絵師である。
つまり遅筆が後方に下がるということは、主力の一方の有力勢力が一ついなくなるということを意味する。
その大きな穴を埋めなければならない―――とりわけ、絵師陣にとっては困難な課題である。
そして6スレ目
>>882 は絵描きだった。
それだけでも彼の感じる重圧は推して知るべきところなのであるが、実はこの弱小絵描きの抱く懸念はこれだけではない。
彼の本国は比較的戦況の穏やかなスレである。激戦区の少ない創作発表版においても、平穏な部類の戦線に属するだろう。
そのため、本国から軍の主力といっていい規模の派遣をしてもらえた。
そちらの戦線においてもSS投下中、すなわち攻勢発動中であったものの、その規模が小さいため何とかなっていた。
しかし問題は今後である。
現在発動中の攻勢はもうすぐ終焉を迎える。
そして本国の首脳陣は、その後に大規模攻勢・中〜長編SS投下を企図していた。
それも6スレ目
>>882 の保有する戦力からすれば一大攻勢といっていいものを連続して二つも、である。
彼の有する貧弱な国力では、同時に二つの戦線においての大規模戦力展開は極めて厳しい。
そしてその同時展開を行わなければならない期間の終わりとなるのは、当然のこと遅筆が戦線復帰したときなのであるが、
それは奇数番目スレに戦線が移動したときになるということしかわかっていない。全くわかっていないに等しい。
最悪、義勇兵を本国に呼び戻さねばならないかも知れない。
6スレ目
>>882 は、ロボット物SS総合スレに展開する絵師陣の中で最も弱体である。
状況を見て義勇兵を引き上げてもそれほど問題は無いのではないか?
そう考えていた矢先、これまた有力絵師である「黒歴史リデザイン」が撤退の可能性をほのめかしてきた。
ロード・オブ・ロリを始めとする強力な絵師が残っているとはいえ、どんな弱兵でもいいから一兵でも欲しい状況になるだろう。
ひとまず6スレ目
>>882 は、本国に義勇兵の派遣規模を縮小するだけで何とかならないか意見具申することにした。
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言いにくいことなのでわかりにくいようにエセSSっぽく言ってみました〜
>>304 看板は大事にしまっておきますよ。今度取りにいらしてくださいな。
>>309 >有力
嘘は感心しないねぇ。
>>308-309 >ってPBMの人が言ってた
Σ(゚Д゚;)ちょ、おま……待てーい!!
むしろ次来た時は速筆になっt(ry
>>310 (一応)SS書きかつ(一応)絵描きな私はこの場合どういうポジションになるんだ――――っ!
って安価が1レスずつズレてるw
>>308 おう、待ってるからなー
>>309 >ロード・オブ・ロリ
なにやらPBM氏がすごい事になっている件w
ああ、そういえば遅筆氏、絵師としては古参の部類に入るんだよなぁ
>>311 そしてノリがいいなああんたはwww
そういやこのスレで古参に入る人って何人くらいいるんだ 絵師・物書き問わず
>>314 ROM期入れたら創発板出来た時からいるけど。
>>310 >嘘は感心しないねぇ。
嘘は感心しませんねぇ。
>>313 >そういえば遅筆氏、絵師としては古参の部類に入るんだよなぁ
そうなんですよねー。遅筆氏がご降臨なさった時は、
「ついにこのスレにもイラスト専門の職人さんきた! 職人さんきた! これで勝つる! でも自分の出番オワタ!」
と心中で小躍りしたもんですw
>そしてノリがいいなああんたはwww
私からノリを取ったら抜け殻しか残りませんヨ?
>>315 器用貧乏、下手の横好きとも言う!
>>316 自分もSOM期入れたらそんな感じですねー。
>>318 >アシュラ男爵?
つまり私は半分女だと! 君は!
ってSOM期って何ですか、スピリットオブマザーウィルですかまったく。 × SOM期 ○ ROM期
>>314 自分はROM専で色々と流れ流れて、4号機に着地した口ですね
えぇ、何気に奇数じゃないんですよw
>>317 いや〜、しかし我ながら名に恥じぬ遅筆っぷりでしたww
結局完成したのはティマ・ティマ笑顔・ネクソン・リベジ・ブルショ・清水静だけですからね
データを残してないので覚えてない方も多いかもしれませんがww
通算6枚だけです、落書き除くと(o´ω`o)HAHAHA!
>>314 けっこう長い事ROMってて、雑談に参加するようになったのはロスガが連載されてロリコン旋風が吹き荒れてからだったような気が
>>317 最後の明らかに小躍りじゃねーぞww
>>311 >(一応)SS書きかつ(一応)絵描きな私はこの場合どういうポジションになるんだ――――っ!
ん〜、「SSにおいてもイラストにおいても、質・量ともにスレを代表するすごい書き手にして性癖がいろいろ特殊な人」、
略して「すごい特殊な人」でいいんじゃないかな?
>>318 まあ実際、ワタクシもともと某他スレの住人でして……
このスレと違ってそっちのスレ人がいなくてね、コンスタントに投下してるのが俺しかいない。
で、さすがにあまりにそのスレほったらかしって言うのは、なにか向こうの住人の人達に申し訳ない……
ということで、ワルレックスとデストラウ上げたら、いなくならないにせよ今より投下密度下がるかも知れない。
手の込んでないネタイラストでいいなら密度維持できるかもしれないけど。
そういやおいらもROMをやめたのは偶数番だった希ガス。
あれじゃね?奇数ナンバーはSS、偶数ナンバーはイラストで何らかの変革があるんじゃね?
そういえば俺もイラスト参加は4スレ目からだなー
絵は奇数番からなんだなこれが。……イラストはなのれん。
>>325 俺もROMだったが絵を描いたのは4スレ目369だったw
ていうか消費速度がおかしいことになってるだろwいい意味でw
>>321 4号機と聞いて、
>これはペンですか?
いいえ、これはマークです
を思い出して噴いたのは秘密だ!
>データを残してないので
こっちにデータは全て入っているぞフゥハハァ。
>>322 ああ、認めよう! ちょっとしゅんとしたと!
……まあなんやかんやで結局は画像の投下数、60越えたわけですがw
>>323 >SSにおいてもイラストにおいても、質・量ともにスレを代表するすごい書き手にして性癖がいろいろ特殊な人
>質・量ともに
>質
(゚ω゚ )
>今より投下密度下がるかも知れない
うぅ、寂しくなるなぁ……。
>>325 それだ!
λ=3
どうでもいいけど、4機目の 257 名前:創る名無しに見る名無し:2009/07/25(土) 21:44:36 ID:3uJk9DFA そういえば、皆イラストとか描くん? これが俺の初レスのようだ
λ<三枚しかおろしてないうえにスレに関係あるのは以外とまじめに描いたうさぎさんだけだぜー!
誤字だと……?
335 :
941 :2009/09/13(日) 02:15:16 ID:DX4k9kZZ
>>331 ちょ、地味にこのスレに重大な変化をもたらした人物だったwww
>>332 >奇遇にも全く同じこと思い出してたわww
よし、ドッキングだアッ――――!
60越えたっても、内1割はプラモですけどねw
自分は、
941 名前:創る名無しに見る名無し[sage] 投稿日:2009/02/17(火) 22:25:58 ID:LOiTKVDx
……まだ下書きな上かなり短いけれど、投下してみていいですかね?
これが初レスでしたねー。
一時期↑な名前だったなぁ。ちなみに人生初のスレ立てはここの2号機ですw
>>333 ロボだという時点でこのスレに関係があるって、わかれぇっ!
あー懐かしいなー。ちょうどスレにロボ分が足りないと思って書き込んだんだっけか。
>>335 >ちょ、地味にこのスレに重大な変化をもたらした人物だったwww
言われてみればこの一言が無きゃ自分今ここにいないNE!…貴方が創世神(ジェネシス)か!
>よし、ドッキングだアッ――――!
ハ,,ハ
( ゚ω゚ ) お断りします
/ \
((⊂ ) ノ\つ))
(_⌒ヽ
ヽ ヘ }
ε≡Ξ ノノ `J
>>332 マーク懐かしいなオイw
むしろネタイラスト大歓迎って感じだな!
>>333 おいおいここはロボスレだぜ!
>>335 >地味にこのスレに重大な変化をもたらした人物だった
むしろそこであんたが乗っかってきた部分がデカいかとw
>内1割はプラモ
あれは盛大に吹かせてもらったwwwww
>人生初のスレ立てはここの2号機
カウントの仕方が○○号機なのは、初めていいセンスだ
× 初めていいセンスだ ○ 初めてにしてはいいセンスだ
>>338 >貴方が創世神(ジェネシス)か!
そうでもない
λ<まあいいか。キャラ萌えよりメカ燃えじゃいwww
>>338 その「お断りしますを」
お 断 り し ま す
ハハ
(*゚ω゚)
(=====)
_(_⌒))
/\ `J ̄ ̄\
 ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄
||
/ \
 ̄ ̄ ̄
>>339 >むしろネタイラスト大歓迎って感じだな!
ですよね!
>むしろそこであんたが乗っかってきた部分がデカいかとw
むしろその時たまたま絵を描いていた偶然がデカいかと!
カウントの仕方、Mk-02にしようかSpec02にしようかType-02にしようか弐式にしようか2号機にしようか迷った揚句現在の形に落ち着きましたw
>>344 誘ってんのよ!
ふぅ。PBM、ようやく2000文字突破いたしました。
今回は5000文字くらいかなー。
むしろ三角木馬スル―かよw
>>337 >>342 ……時々思うけど、あなたのそういう物言い、あまりいい気分がしないねぇ
苦言を呈するなら、使う言葉と言うタイミングは選ぼうぜ
と苦言を呈してみる
>>345 誘うなよw
>>347 時々サラっと毒を吐きますよねw
>誘うなよw
お断りします
:::::::::: 。+゚ + ・
:::∧∧::_ 。・ハパ +
::彡ミヘ )(m)-(゚ω゚)ヽ・
:/ 人 \ iー、 i゚
/ / \ \| n_i |
Lノ  ̄ ̄\ノ ̄E_)_ノ
>>331 実はオイラ1スレ目からいる。自分が確実に書き込んだといえる最初の書き込み(記憶があいまい)は
321 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2008/09/28(日) 00:06:30 ID:7+KCALFg
>>296 アメリカ5軍の共同プロジェクトで開発された
武装を持たない戦闘用ロボットをめぐって
アメリカ・日本と中国が争う、って話を以前考えたことがある。
だな。実はこれ時期を逃しちゃって、このロボットの設定だけでも曝せないかと思って改変したのが「ヤドカリ」だったりする。
>ネタイラストの件
実はオイラもともとはロボ描きじゃないもんで、ロボ描くの苦手で遅いんですよね
(根は動物・モンスター描き。メルの耳描くのは楽しかったなあ。立てといた方が狐ってわかりやすいのに伏せたりしてね)。
なもんで、テキトーなネタイラストだとまあ負担軽いかなあと。
>>343 \ ヽ ! | /
\ ヽ ヽ / / /
お断りだああああああああああぁぁぁ!!
\ | / /
,イ
 ̄ -- = _ / | --'''''''
,,, ,r‐、λノ ゙i、_,、ノゝ -  ̄
゙l ゙、_
.j´ . .ハ_, ,_ハ (.
─ _ ─ { (゚ω゚ ) /─ _ ─
). c/ ,つ ,l~
´y { ,、 { <
ゝ lノ ヽ,) ,
とりあえず、今まで描いた全てのキャラは修行のために復活まで活用させ続けてもらいますぜ
もちろんヘーシェン嬢とかも込みで、これから誕生するキャラも全て餌食だぜ!HAHAHA!
特にリベジオンとかは最終的にはVr.10くらい行きそうな予感
>>349 それなんてGガン(記憶が曖昧)とツッコまれていたのはあなただったのか!
>>350 ( ゚д゚)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
( ゚д゚ ) ガタッ
.r ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
\/ /
⊂( ゚д゚ )
ヽ ⊂ )
(⌒)| ダッ
三 `J
/ O | ̄| O ヽ
| / | |
ヽ、. ├ー-┤ ノ
>>351 >それなんてGガン(記憶が曖昧)とツッコまれていたのはあなただったのか!
あんなどうでもいい話よく覚えてるなオイw
>>351 今こそ全力で唱えよう!この言葉を!
こ っ ち 来 ん な !
前スレで魔法ロボやるぜ!って言ってた者だけど、なかなか難しいなァこれ。 やっぱり巨大ロボ召喚の詠唱は欲しいとこなんだけど、何か参考にならないかなぁ。
>>354 >やっぱり巨大ロボ召喚の詠唱は欲しいとこなんだけど、何か参考にならないかなぁ。
ダメだグランゾートしか思いつかん…… ファンタジー知らんし。
>>354 FF;Uの召喚獣召喚のセリフ参考にするのもいいかも
うわー、なんて良い流れだったんだ……なんでこう、良い流れの時ばっかり参加できないんだorz 誰も見てないしこの際だから言うけど、まとめスレにある初代スレの最初の投下「白銀の騎士」及び:◆jj8wkTPAaYは自分だったり
誰も見ていない……だと…
ふふふ…気づかれていないようだな
いるのかよwww 1号機目から投下してる身からすれば、今の繁盛ぶりはホントに凄いと思う 絵師の存在はホントでかいわ。敬うよ
まあ事実だわな。
>>354 さん
召喚の詠唱の件
ロボットの詳細知らないけど妄想投下〜♪
「古き盟約の下に我は命ず! 英霊よ! 鋼の躯を纏いて我が元に顕現せよ! 召喚! ?????(ロボット名)!!」
我ながらアレだのぅw参考にはならんと思いますがどぞ( =ω=)っ「妄想」
byファンタジー中毒患者
一方私は「パラベラム」の一言で全て片付けた――――おはようございます、PBMの人です。
>巨大ロボ召喚の詠唱
機体ごとに変えるか、全て統一するかでも色々変わってきますよね。
機体ごとにランクがあって、それに合わせて詠唱が変わるとかでも面白いかも。
>>352 変な事はよく覚えてますからw
設定とかは忘れるくせに……。
>>353 無効! ひたすら接近させていただく!
>>357 FF:Uナツカシス。
あれは厨二マインドを刺激しまくるいい作品でしたよねw
>>358 あ、あなたはまさか、真祖様!
>なんでこう、良い流れの時ばっかり参加できないんだ
なら流れ作っちゃいなYO! 自分はいつだって乗りますぜ!
携帯からSS投下してる人っている?
ぬぅ、俺の妄想の後にPBM様の的確な助言がw なんという羞恥プレイ……orz
真祖って何ですかwこのスレに変革をもたらしたのは貴方でしょうにww
>>365 以前PBM氏が携帯で文章打ってたって言ってた気が(記憶違いならごめんなさい)
自分は無理ですね。少しの長文でも打ってて疲れます。パソコンの比じゃないくらい
>>365 は、ここに!
>>366 いえいえ、自分のは、
「そういう発想はできるけど詠唱が思い浮かばない」
という事を曝してるようなモノですのでw
詠唱が思い浮かぶって凄いと思いますよ。
……あ、テイルズとか参考にしたらどうかしら>詠唱
>>367 以前っていうか今もそうですよー、自前のPCが結構前にイカれたのでw
>真祖って何ですかw
新シャアのとあるスレでは、MG ガンダム ver.2の事を指します。
>このスレに変革をもたらしたのは貴方でしょうにw
自分はきっかけを作っただけですぜ!
>>364 お断りします
ハハ
((⊂丶(゚ω゚) /⊃))
\/ 丶_/
__/ |
( __ |
\\ \\
(/ / /
\)
>>366 我々の業界ではむしろご褒美です
…ってPBMの人が言ってた('p`
どんなロボットか先に決めるのも手だよねえ。
俺のことか――ッ
どんな系統のロボットか決めると、その後の世界観が大体浮かんできますね 後はキャラ作れば
>>364 ┌○┐ お断りします
│お|ハハ
│断|゚ω゚)
│り|//
└○┘(⌒)
し⌒
>…ってPBMの人が言ってた('p`
えぇい、これは流行っているのか!?www
羞恥プレイは……される人によるよ! よ!
>>371 オマエモ……ドミナント……。
何となくヴィルティックの構想と今まで書いてきた話を読み直すとホント根性悪い悪役ばっか書いてんな、俺w 一回シャアやトレーズ様みたいな(まぁ悪役という語弊があるけど)華麗でスマートな悪役書いてみたいわ と思うけど俺の根性悪いからムリダナ。あーいうキャラ書けるプロってマジパねぇ
>>373 / ̄ ̄ ̄\
/ \
/ ─ ─ ヽ ヘーシェン描いてる手が止まってもいいならかかって来なさい
| (●) (●) |
\ (__人__) __,/
/ ` ⌒´ \
_/((┃))______i | カキカキ
.. / /ヽ,,⌒)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(,,ノ \
/ /_________ヽ.. \
. ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>374 いっそ突き抜けてガウルン様レベルまで行っちゃえば、それはそれでカッコイイですぜ
>>376 ガウルンは良い悪役だよね。あそこまでしぶといし強いと乗ってる機体さえカッコ良く見える
個人的にゲイツの方が好きなんだけどねwシュワルツはゲイツ+ヘルシングの少佐な感じで書いてたし(全然混ざってないけど)
>>374 正義の味方を書くつもりで描写してみたらどうでしょ?>トレーズ様みたいな悪役
>>375 (゚ω゚ )なんだとーこの卑怯者めー。
>>374 悪党ってのは根性ひん曲がってるもんさァ
他の作品の敵キャラクターはどんな感じかね。一度纏めてみるか
>>377 まさにド外道じゃないですかwww>ゲイツさん
>>378 まぁ、魔改造だけどね!
ヘーシェンのデンドロビウム…略してシェンドロビウム('A`
ガウルン様は「愛してるぜぇ〜カシム〜!」で惚れたわ
ゲイツさんはモミアゲが死亡フラグとは予想外だったぜ!
>>378 まぁ道理や筋が通ってると、やっている事はともかく味方キャラみたいにカッコ良く見えますからね
そういう意味だとサムライ化しちゃったけどグラハムはカッコ良かった。CBに対するスタンスが
>>379 村長さんを奥さんに家に贈り物したのはゲイツの中華の双子に対する行為的な物だったリw
でも自分の悪役はゲイツの極悪さにはどんなに頑張っても追いつけませんよー、
>>382 何それ凄く気になる!
>>383 グラハムは脚本の黒田氏曰くヒーローだそうで……じょ、冗談じゃw
いっそ誰か史上最狂な感じの悪役作ってくれないですかね(*´・ω・)
グラハムは悪役というより敵役って感じだ
>>385 書いてみたいですがエグすぎてここじゃ書けなそうw
一応エロ以外はおkじゃありませんでしたっけー。
限度があるだろう…ww これ以上は口に出すとどん引き確定、 というかあからさまに不快ネタなので詳しく内容は書かないがw
>>385 狂い過ぎた悪役って逆に魅力的じゃないと思うけどな
読んでて理解できない範疇まで行くと、悪役ではなく可哀想な病人に見えてくるし
悪役としてなら、ほどほどに理性的な狂人のが怖い
定石通りの行動と意表を突いた行動が交互に来るから
本格的に先が読めないし、書く側としても行動の幅が増やせる
というわけで、連載作品に出てくる意思疎通可な敵キャラクターを纏めてみたぞ! PBM! フェーレス(ドジ) シュヴァルツ(ツン) レオン(寡黙) ムジナ(ねーちゃん) 虎徹(じーさん) トゥグリル(にーちゃん) フラガラッハ(キザ) ゼノライファー 壮年の男(キザ) スプリガン リクゴウ(武人) オルピヌス(あべし!) ドルンドメオン(武人) 姫路 ジャーク(世紀末覇者) タウエルン ライト(部下) レフト(部下) シュワルツ(外道) ネクソンクロガネ 悪のマッドサイエンティスト・悪山悪男(愉快なじーさん) イッツァ・ミラクル(イッツァ・ミラクル!) レディ・ビジョン(ミラクルな部下) 四天王いちのスナイパー・スナイパーガマン(自信家) 四天王いちのテクニシャン・切り裂きジャンヌ(妖艶) 四天王いちのマッシブ・ニック・W・キム(筋肉) 四天王いちのスピード・カッコマンエビル(キザ) R,B&G デイバルデパブロイ(ハイテンション) 赤髭(首領) ハイヤン(部下) ロスガ タカダ(外道) タケハラ(現場) 狙撃手(雇われ) ヴィルシャ オルトロック・ベイスン(ド外道) Diver's shell ウィスティリア=クロイツェル(妖艶) ロボスレ 殺意の波動に目覚めた極細(デストロイモード) まあ、こんなところか
はい先生! 殺意の波動に目覚めた極細は意思の疎通はできないと思います!
コロシアイという意思の疎通がですね…
>>394 なるほど、つまりティマは私のうわ極細なにをするやめ
リクゴウとオルピヌスの属性がたぶん逆だw
>>395 おい殺し合う暇も無く殺られちまったぞ!
>>396 なんと……急ピッチでやったから他も色々間違ってるかも
すみません
>>391 乙
意外と好戦的というか、人殺しが大好きってタイプはまだいないんだな
オルトロックがまだ素性が分からんからもしかしたらだが
>>397 あいや乙。よくぞここまでッ。
一番悪っぽいのはシュワルツあたりかな。人の身で実際人殺したし。
あ、他にもいたか。ほんま外道やでえ。
他と比べるとウィスティリアが可愛いレベルという
PBM氏や◆46YdzwwxxU氏、◆a5iBSiEsUFpN氏の敵キャラクターは愉快な感じだなw そして◆n41r8f8dTs氏の敵キャラクターはやはり外道だった! ……それ故に、悪が倒れた時の感動はひとしおですが
「二度とロボに乗れんくらいにトラウマ与えればいい」と敵兵を殺さん程度に嬲ってたマーナガルムのツクヨミは 主人公だがまともな悪役よりキてる気がしないでもない
>>403 むしろウィスさんは女の子だから可愛いほうがいいと思うよ!
そして幹部にドジ属性が入ってる拙作も相当ですぜ!
>>404 恥ずかしながら、シュワルツが倒された時ざまぁみろと思ってしまいましたw
ツクヨミさんマジパネェ 見た目からしてパネェ
>>405 その発想にたどり着くあたりが恐ろしいですw
>>407 ツクヨミさんは目で人が殺せるレベルだと思うw
ちょっと出かけたら伸びまくっとるがなww
>>390 流石にそこまで狂わさなくていいっすww
やっぱガウルンかゲイツぐらいがベストかねー
まぁ、そもそもロボメインだしね
要するに極細とツクヨミさんパネェですね、わかります('A`
さて、よく見てみればPBMの敵キャラクターの属性が主人公グループのそれにしか見えないわけだがw
>>412 確かに熱血キャラがいれば完璧に主人公パーティ側ですねw
敵の美少女とイチャイチャしたいお。
敵と味方が鏡合わせになるのは偶にあること
目覚めた時、彼女はコクピットに存在した。 手足をはじめとした、生命活動に不要な部位を全て削除された状態で――。 人間としての生活を失い、次第に精神が不安になる彼女は、 近く訪れるであろう自分の限界を悟り、余生の全てを「人間」への復習に費やすと決意する。 事の始まりは、一機の最新型国防兵器(ガーディアン)の完成間際に起きた小さな事故だった。 「リベンジャー・レディ」 ”彼女”の視点で語られるA-sideと、事件の全容が明かされるB-sideの短編二本立て。 近日投下!! なんて書きたかったけど、Aの7割書いた時点で17000字を余裕で突破。想定していた短編の量を遥かに超えております。 そんな暇あるなら、今まとめられている方をキリがいい所まで書けって話ですよ。 某金銀が懐かしすぎてペース落ちてるけど、今月中を目処に投下。 みんな書くペース速いな。うらやましいぜw
亀ですか
>>391 さん乙です
こうして見ると皆特色があっていいなぁwPBMさんの所は楽しそうですねw
後自分の中ではタカダは外道というより、あくまで仕事人間というか悪人のカテゴライズには入ってないんですね
唐突な流れでしたがメモリーチップをマキに返しましたし。というかロスガに基本悪人はいないですw皆どこかズレてるけど
主人公(女の子)と拳で語り合った末に同棲する敵の女幹部とな!?
>>416 あなたはもしかして1号機か2号機の「パイロットを色々削った」人(うろ覚え)では!
>>417 敵の組織というより家族みたいな感じになってますよねw
>ロスガに基本悪人はいない
私さっき殺意の波動に目覚めた極細に殺されましうわ極細なにをするやめ
>>418 百合と聞いてカッ飛んできました。
彼女の仲間入りには、不覚にも涙したものだ ディケイド……プリキュアの世界には足を踏み入れさせはせんぞ
ってああ、イース様の話でしたか!
>>420 鳴滝さん乙でーす。
純情パイ〜ン
>>416 既にダーク&バイオレンス!
あらすじだけで胃が痛い
>>416 生きたまま兵器の部品にされるとは……痛い喪失は苦手だが期待せざるを得ない
脳味噌単品が制御してるエンジンがあったな。
あ、今日は投下できそうな気配。
>>425 おお! きますか!
支援は任せてくださいよ!
もう暫くお待ちを。おまけ編というか後日談的おまけを含めるとちょっと掛かりそうなんで。
了解ですw 自分も来週には投下できるとイイナー。
>>416 あらすじだけでもwktkしてきたぜ―!期待しています!
>>425 支援はお任せです
俺も書かないとなぁ
>>427 支援しますよー
オープニングらしき物を書き始めたはいいが
関係者視点のせいか説明文章が多くなってくどくなる……orz
>>430 最初のほうは一部をはぐらかして、徐々に説明していけばいいんじゃないですかねー。
>>430 話を進めながら必要な時になってから説明挟めばばらけるんじゃね?
>>431 >>432 アドバイス有り難う御座います!
んー、場面というか状況が進むごとに少しずつ説明を挟むように出来るか
調整してみます
>>432 役に立ったらウマー。
しかし文か……うーむ俺にはグレーな分野だ(・ω・`)
>>433 どういたしましてw
頑張ってくださいね! 応援してますよ!
うあー、文が詰まったぁ!
第三話後半を投下します。 一応ざっと見直してますが、誤字脱字矛盾に妙な表現あるかと思います。 ……途中で力つk(ry
約束通り、支援します!
第三話「ε3遺跡(後)」 第二地球暦148年 5月28日 9時11分 ε3遺跡目標球付近 周辺を見回してみると、岩石を地面からくりぬいて海に沈めたような複雑な光景を眼にすることが出来る。 その中を縫うように一隻の船が轍を残しながら進んでいた。 艦首に立っているのはダイビングスーツを着込んで仁王立ちしているメリッサ。船の後ろには、レーダーなどの機器と前を見比べながら舵を握っているユトの姿。彼もダイビングスーツを着ている。 寒さを感じる風が海面を波立たせる。空を見上げてみるなら、灰色の絵の具を流し込んだような不機嫌な空がある。 約束を守るべく二人は潜水機を積み込んだ船でε3遺跡の目標球を目指していた。 目標球とは名前から分かるだろうが、「目印」のことである。遠くからでも目立つように常に光を発しており、小型の気球程度の大きさがある。簡易型の灯台と言ってもよい。 日時の変更に関する打ち合わせはしていなかったので、多少海が荒れてても来るはめになってしまった。 ユトはレーダーと海図を見比べて、船を進ませていく。剣のように鋭くとがった岩が並ぶこの海域。船底を擦らないように、ぶつからないように、丁寧な操縦が光る。 腕を組んで地平線の彼方を睨んでいたメリッサだったが、くるりと反転すると操縦席に向かって歩いていって、ユトと一緒に画面を覗き込んで情報を確認する。 「そろそろじゃない。目標球はどこにあるの? 前来た時はここら辺に浮いてた気がするんだけど」 「うーん………それはないと思う」 メリッサは困ったように顎に指を当てると、片足に体重を預けるようにして腰に手を置いて周辺を見遣る。別に目標球が無くてもデータから位置を割り出すことは可能だが、待ち合わせの場所が「目標球の前」だから、探さなくてはならない。 その時だった。 あの声が海に高らかと大音量で響いてきたのだ。 『こんにちは。待ちくたびれたわよ』
支援が多すぎると埋まるな、うーん難しい。
『こんにちは。待ちくたびれたわよ』 さっきのメリッサと全く同じ位置とポーズでメガホン片手にウィスティリアが登場した。 銀色の髪の毛映える黒のダイビングスーツを着ていて、その後ろに見える助手も似たような色のスーツを着ている。エンジン音を響かせながら距離を詰めてくるウィスティリアの乗る船は、車で言うドリフトを決めながらユトとメリッサの船に横付けした。 波が多少荒いため、船体と船体がごつんごつんと衝突しあう。それは今の心情を表しているような気がしないでもない。 胸を張ったポーズで睨みあう二人。ダイビングスーツ越しに見える体型で勝負しているようでもある。 ウィスティリアはメガホンの電源を切った。 「てっきり怖気ついたかと思ったわ。よく来たわね」 「売られたケンカは買うものが礼儀でしょ? さっさと始めるわよ!」 余裕綽々のウィスティリアの態度が気に食わないのか、会話を短く終わらすと、船の奥に消えていく。ユトは船の錨を降ろすと、搭載CPUに船を任せて準備に入るべく同じように船の奥に歩いていった。 ウィスティリアは暫く海を観察して、早足に船の奥の部屋に入っていった。 潜水機の股間部分から乗り込むと、手前に配置されている操縦者の席に腰掛ける。補助者は後ろに乗り込むようになっている。その距離は相当近い上に全体的に狭い。潜水機の居住性は戦車並みに悪いのだ。それを解消するためにダイブスーツがあったりする。 ユトはメインシステムを起動させた。機械的な稼働音が響き、周辺の様子がはっきりと操縦席内部に投影される。 次に乗り込んできたメリッサは後ろの座席に座ると、潜水機各部の様子を確認していく。 間接、電池、生命維持装置、メインタンク、スラスター、各種装備品。 確認が終了したのを見計らって、船に装備されている機器を内部から操作すると、潜水機本体が持ち上げられて、船の一角に運ばれていく。9mほどの(脚部スラスターあわせると10m程)鉄の巨人は実は地上では役に立たなかったりするのだ。 スイッチを押せば床が開閉して海に飛び込める。そんな時に通信が入ってくる。 ノイズ混じりだった映像が鮮明なものになった。ウィスティリアだった。 いたってまじめな顔で口を開く。 「ルールはこう。高価な品を引き上げられた方の勝利。時間は今日一日中」 「分かってる。そんなことよりちゃっちゃっと潜りたいんだけど?」 「んっふふふ………せっかちなのねぇ」 「気味悪い声で笑わないで」 このまま喧嘩に突入するのではと危惧したユトであったが、口を挟むに挟めず、日本人のような苦笑いを浮かべながら潜水機の右手と左手を交互に握る作業を始めてみた。 「せっかちなのは嫌われるわよ〜?」 「うっさい、いいから始めましょ」 メリッサはニヤニヤ笑いを浮かべる相手に小さく舌を出すと通信を無理矢理切った。 そしてユトの肩を軽く小突くと、自分の作業を始めるべく席に深く腰掛けて、かつて潜ったときに得た情報を反映させていく。 ポンピリウスのメインカメラが微かに音を立てて左右に蠢く。 ユトは、船の床を開ける安全装置を解除すると、操縦システムを再度確認する。 「メリッサ、行くよ」 「いつでも」 瞬時に床が開く。 潜水機『ポンピリウス』―――オウムガイの名前を持つ巨体が、海に落ちた。
しえ
海の中に音は存在しないも同然である。 人間の性能の低い鼓膜では水中の微かな音を聴くことが難しいからである。 でも、こうやって金属製の殻に包まれて海に居るときは話が違ってくる。海の音が機体に衝突することで、人間でも容易く音を聴けるようになる。 波が砕ける音が聞こえていたのも少し前のこと。 400mまで潜った二人の耳に入ってくるのはお互いの呼吸と潜水機本体の音程度。 青い光も今は無く、ただ果ての無い暗闇が潜水機を包み込んで、今にも喰らわんとしているかのよう。 頭を下にするようして腕と脚の位置を調整しながら潜っていく。 脚部スラスターは今のところ必要ではない。潜水機本体の重量だけで深海に到達することが出来るのだから。 潜水機の各部に取り付けられた照明装置が点灯すると、死を内包した海の中が照らされる。ここは既にヒトが来るべきではない世界。水という存在がヒトという存在を抹消しようと襲い掛かる沈黙の世界。 深度が1000mを突破する。 今のところ問題は無し。ガードロボも、機器の異常も、何も無い。 その何も無さが逆に不安を誘うようで、ユトは額に浮かんできた汗を拭おうとする。でも汗なんてかいていないわけで、手の甲に水分がつくことは無かった。気合付けに腿をパムと叩いてみた。 それから肩に装着されている新しい魚雷ランチャーと、使い慣れたブレードを確認する。 武器の存在は人に安心をもたらすらしい。 「酸素量が急激に減少していってる。これも前回と同じね」 「うん、正しく死の世界……っていうのかな。塩分量はどう?」 「低下してる………これもデータ通りね」 深度、とうとう4000m域へ。 十分安全潜航深度内だが、潜れば潜るほどに自分が水圧に押しつぶされて破裂する光景が脳裏に浮かび上がってくる。 潜水機は潜水艦などと同様「鉄の棺桶」同然。心理的な圧迫感も同様である。 ユトはスラスターを低出力で動かして状態を確かめると直ぐに停止させる。 どちらかが唾を飲み込んだ。 「メリッサ、ソナーを低出力で一回」 「了解」 独特な高音が一回海中に響く。照明だけでは全てを知ることが出来ないし、なにより節電になるからである。 すると、画面上に複数の影が確認できる。形状から察するに魚類。潜水機に気がついたかのように遠くに逃げていていく。 その影をじっくりとメリッサは検分する。万が一それが魚類の形態をとったガードロボだった場合、命に関わる事態になりかねない。ガードロボは次々と新種が発見されているため、油断は出来ない。 深度、6000m。 機体の各部がほんの僅かに動揺の軋みを上げる。 頭部ライトを海底へと向けつつ、両手を大きく広げて減速する。光は海底を捉えてくれない。見えぬ第一目標地点を探す二人。潜水機の各部のセンサーが起動する。 ごぽりと音を立てて気泡が機体の一箇所からはがれて水面へと向かっていった。 深度、6200m付近。 そこでセンサーとソナーを活発に使用して地形を探り始める。時間を無駄に消費するのはいいこととは言えないのだから。 数十分の探索の末、ようやく二人はソレを発見した。 海に走った巨大な亀裂の一箇所から顔を覗かせているモノ。遺跡の端っこである。50mにも及ぼうかという巨大な穴がポッカリと口を空けて鎮座している。 脚部スラスターが耳障りな高音を発しながら本格的に稼働し始める。機体の上半身を上に向けると、海底に向かって両脚を向けてその場でぴたりと停止し、前のめりになるようにして目標に接近していく。 縁に座り、中をライトで照らして見るが、奥まで光が届かない。 海溝の側面に食い込んで海溝と同じ下に向かって伸びているらしい。 他にも入り口があるらしいが、二人はここから入ることにした。
潜水機を操る者に必要なものは「機眼」だという。 行動、状況判断、取捨選択、戦闘、作業、行動限界時間、その全てを見極めて自分の成すべきことを完遂させる、能力。膨大な情報を処理して有益な情報を見つけ出す能力。訳すと「センス」とも言えるであろうか。 その他にも必要なものがいくつかあるが、ここは割愛しておく。 「はあああッ!」 高周波振動ブレードが海中で凄まじい速度で振られるや否や、蛇のような形状のガードロボの一団がなぎ払われて破壊されて、木っ端微塵に砕けて部品を撒き散らす。 続く突きで楕円形のガードロボを串刺し、更に同じガードロボが潜水機のパイルバンカーで粉砕して没せしむ。 周辺の敵を一掃した彼女は、ブレードを構えたまま地面に両脚をつけた。 ウィスティリアは、鋭利な頭部と刺々しいながらも鳥のくちばしを思わせる曲線が特徴的な潜水機「バルゴ」の中で小さく溜息をつくと、補助者が選別してくる情報に眼を通しつつ、自分が立っている巨大な空洞に視線を走らせた。 地面の内部に装置を埋め込んで円の形に土を吸い出したような場所。ごちゃごちゃと機械類が打ち捨てられていて、小さなハッチが点在している。 ブレードを肩に装着して、地面に落ちている機械の残骸を拾い上げた。 コンピューターか何かの残骸らしい。滅茶苦茶に捻じ曲がっていて、錆が相当広がっている。ごそごそと探してみても高値で売れそうなものは見つからなかった。また溜息をつくとその一片を胸の収納スペースに放り込んだ。 万が一高値で売れそうな宝が見つからなかった時の保険である。 こんなモノは普段は売らないことが多い。 「タナカ。もっと奥に行くけども、構わないかしら」 「どうぞ」 寡黙な日系人の男性であるタナカは囁くように一言。かちゃかちゃと小気味いい音を立ててキーボードをたたき始める。 普段となんら変わらない様子が彼女を安心させる。 ウィスティリアは席に座りなおし、潜水機で数歩前に歩くと、脚部の大型スラスターを使用して飛び上がる。地面から巻き上がる砂埃を尻目に、水を掻き分けて空間の頂上を目指す。 「音波と熱源で感知。ガードロボ、来ます」 「補助をお願い!」 「了解」 機械の用に冷え切った声が背後から聞こえてきて、敵の接近を知らせる。 肩に装着されていたブレードが矢のような速度でせり出し、それを潜水機の手が柄を握り締め、スラスターを利用して両脚を開き気味にしつつブレードをガードロボの方へと向けた。 円状の空間に登場したのは、鮫のような形態の中型ガードロボ5体。 そのガードロボの背面が開閉したかと思えば、魚雷のようなものを発射した。 計10発。バルゴの強度で言うなら大破沈没レベルの威力。 咄嗟にウィスティリアは叫んだ。 「デコイ投射!」 「了解」 腰の部分の小さな球体が外れ、熱と音を出して水中に漂い始める。 数発はそれに引き寄せられるも、大半は真っ直ぐバルゴの機体を狙って直進してくる。脚部スラスターが限界まで出力を上げると、回避に入った。 機体をぐるりと一回転。真下に向かって落下かくやという速度で沈んでいく。 デコイに惑わされた魚雷が壁面に突っ込んで爆発する。 魚雷の速度は大したことが無い。その代わりなのかやたらと弾頭が大きく、威力を重視していることが良く分かった。 地面にバルゴの脚部が食い込む。上から降り注ぐ魚雷をメインカメラが睨みつけると、肩部が開いて魚雷が発射された。迎撃しようというのだ。 爆発。 それでも二発が爆発の余波を潜り抜けてきている。バルゴ、跳躍。地面に皹が入るほどの跳躍、そして脚部スラスターから供給される推進力を利用して魚雷へと自ら向かって行く。 斜めに構えたブレード。ふいに、全身を利用して進路をずらす。ハイルバンカーから手を離すと、いつの間にか握っていた予備用のナイフを投擲した。 魚雷の一発に命中。もう一発の進路がずれるのを確認するよりも早く、ブレードで真正面から叩き斬った。爆発。ブレードが弾かれて地面へと沈んでいく。 二本目の予備用ナイフを右手に構え、鮫型のガードロボに一気に肉薄せんとする。 「出力を上げて!」 「了解」
しえ
鮫型ガードロボは魚雷を使うには近すぎると判断したらしく、大きく口を開けて襲い掛かってくる。 がちんッ。閉じられる口を身を逸らすように回避すれば、ナイフを頭部と思しき箇所に突き刺して停止させ、胴体を足場として蹴っ飛ばす。 のんびりとした動きながら、水中では規格外の速度。 尾を叩きつけんとしてくるのを身を丸めるようにして避け、逆にその尾にナイフを突き立ててやる。機械だから痛みは感じない。それでも、苦痛にも似た音を立てた。 ナイフを逆手に持ち変える。 頭部のライトが口を大きく開けて突っ込んでくる鮫型ガードロボの姿を捉えた。 「教科書通りな上に味方との連携も取れないなんて、下品よ?」 挑発成分を含んだ言葉を吐けば、ナイフを相手に翳す。 スラスターを使って水中の一点で静止。突っ込んでくる鮫を睨みつける。 とんっ。ダンスのステップのように身を捩って鮫の噛みつきを間一髪でかわし、その頭部にナイフを突き立て完全に沈黙させる。電流が水中に一瞬色を咲かせて消えた。 残る三匹のガードロボは作戦なんて知らないとばかりに突撃してきた。 鮫三匹の津波を冷めた目で見遣るウィスティリア。ナイフを普通の持ち方に変え、その場から少しだけ地面の方に後退する。 口から気泡を出しながら突撃してきた一匹が、バルゴの腕を引きちぎらんと鼻先を突っ込ませる。 瞬間、地面に沈んでいたブレードが飛び上がると、潜水機のバルゴの手に収まっていた。 一閃。上顎を切断された一匹はオイルを垂れ流しながら沈んでいった。 「持ち物にはワイヤーをつけるのが常識でしょう?」 パイルバンカーも手元に戻ってくる。 ブレードの横を持つと、もう一匹の口の中にタイミングを計って押し込んでつっかえ棒とする。もう一匹の突進を最大威力のパイルバンカーの一撃で粉々に砕き、ブレードで口を閉じられない鮫型ガードロボの頭部にパイルバンカーの銃口をぴたりと付けた。 きゅぃーん。パイルバンカー、リロード完了の高音が響く。 ウィスティリアは問答無用とばかりに引き金を引いた。 鉄が穿たれ、鮫型ガードロボは大穴をつけたまま地面へと沈んでいった。 「鮫型だからって噛み付きと魚雷だけなんて安直すぎるわ。レーザー照射くらいはやるべきだと思うのよね」 「ご冗談を」 「冗談は言わないわよ、多分」 などと会話をしながら、機体の異常を確かめる。 何も起こっていないことを確認。 すぐさま先ほど倒したガードロボの方に近寄っていく。 残骸の様子を確かめると、ナイフを突き立てて表面の金属を剥いでいく。欠片を丸めると胸部に収めて、更に内部にライトを当てて様子を見る。高値で売れそうだ。ナイフを内部に慎重に差し入れると、動力部と思しきパーツを回収した。 ふとナイフを見てみると、刃が欠けて曲がっていた。強化カーボン製で高周波振動機能つきとは言えこれ以上は使用できまい。ナイフを地面に置くと、円状空間の出口を探し始める。 深度8000mのこの場所よりも下に行くべきかを考え、数秒で決断する。 「潜ります。準備はいいわね」 「はい」
電子音のような冷淡な返事に満足げに頷くと、円状空間のハッチの一つに近寄る。 胸部からプラズマカッターを取り出すと、ぐっと押し当てて切断しようと試みる。 暫くの後にハッチは切断されて潜水機が楽に通れるほどの口を空けた。 内部を覗き込むと、今度は身を乗り出して上を確認して、下を見る。 何も無かった。 シャフトとか、エレベーターとか、そんなことに使っていたのだろうか。もしかしてパイプラインかもしれない。 今だ行った事が無い未知の領域と知っていながらも彼女と彼の表情は変わらない。 ブレードを肩に装着し、パイルバンカーを構えながらハッチの奥に入る。脚部のスラスターで減速しながら、下へ下へと。 どこまでも続くと錯覚させるような暗闇の中を降りていく。 道中も警戒は緩めず、それでいてパイプ?の壁面に視線を向けて、そこが何かをさぐろうとする。 スラスターの稼働する音がどことなく頼もしく思えた。 その時―――遺跡全体が地震にでもあったかのように猛烈な振動を見せた。 水中にいるというだけあって直接は感じられなかったが、視覚とセンサーが振動を感知した。揺れは降下していくにつれてドンドンと大きくなっていき、突然ピタリと止まった。 ウィスティリアはごくりと唾を飲み込んだ。 次の瞬間、バルゴは「落下」し始めた。 否、真上から膨大な量の海水が、とんでもない速度で「送られて」いるのだ。 実は遺跡は生きている箇所が存在する。ガードロボもその一つ。主が存在しないというのに、遺跡自体を維持管理するための機構がどこかに存在しており、いまだに稼働し続けているという。 その中の一つに、入ってしまっていたらしい。 座席から浮きそうになる体を押さえつけ、咄嗟に右腕に装備されているワイヤーシューターを上に放った。ばしゅ、という音を立てて爪付きのワイヤーが射出され、自分が下りるときにくぐったハッチの縁に食い込む。 ブレーキをかけても止まらない。機体はワイヤーという命綱をつけたまま、下へ下へと叩きつけられたかのような速度で流されていく。 ワイヤーの長さの限界がきた。ワイヤーシューターの部品のいくつかが弾け飛び、支える力と流そうとする力が拮抗状態に陥る。 「くぅ…………ッ」 ウィスティリアは思わず歯を食いしばった。 上から流れてくる海水の奔流に、機体はおもちゃのように煽られ、右に左に暴れまわってしまう。 脚部スラスターを限界まで吹かしているにも関わらず、機体は一向に上に持ち上がらない。ワイヤーがぎしりぎしりと嫌な音を立て始めた。 思わず下を見てみると、猛獣のような、それこそ鮫の胃袋に直結しているかのような暗黒が広がっていて。 後部座席のタナカもスラスターの出力や機体稼働部の出力を上げてはいるのだが、どうしようもない。金魚が荒れ狂う大河を遡れないのと一緒。暴風の前の蝶が上手く飛べないのと一緒。 「出力最大! 背面部スラスターも使いなさい! 急いで!」 「了解」 帰還するときのみに使用する背面の強力なスラスターが唸りを上げて水を吸い込んで吐き出し始める。 一瞬機体が持ち上がったが、それもやがて意味を成さなくなる。 今バルゴを支えているのは小さな一本のワイヤーだけということになる。 下に流されてみるのも一つの手かもしれないという考えが脳裏によぎる。 だがそれを否定したのは自分。ワイヤーを射出したのも本能が「死ぬぞ」と警告を与えてきたから。 遺跡に稼働しているモノの力は計り知れない。そんなモノがある先に流されていって、無事でしたで済むわけがない。先にあるのは発電機か、生産施設か、どちらにしろハッチで閉鎖してあったのだから、ホイホイ入っていい場所ではない。 「ワイヤーが切れます」 「分かってる………分かってる!」 こんな時にも表情一つ、声色一つ変えないタナカが憎らしく感じた。 右腕にあるワイヤーシューターに左腕を添えて固定し、必死に思考を巡らせる。 表情が歪んでいるのは仕方が無いこと。 「ブレードと両方の担架システム切り離して!」 「了解」
両肩にあった担架システムの一部が弾け飛び、下へと流されて一瞬で消える。ブレードも木の葉のように揺られながら暗闇に没していった。 重量を軽くしても、上がることが出来ない。最後の有効な武装のパイルバンカーを一瞥すると、これも下に投棄してしまう。命の方が大切なのだから。 両手でワイヤーをしっかりと握る。それでも、ワイヤーそのものが耐え切れなくなってきているのか、徐々に伸びてきてしまっている。 上に登ろうと壁を蹴ってワイヤーを手繰り寄せるが、潜水機の手ではどうしようもない。ワイヤーシューターの巻き取り装置も動いてくれない。潜水機を垂直に持ち上げることが出来ても、水で下に押されている状態では不可能なのだ。負荷が大きすぎる。 脚部スラスターと背面部スラスターを全開にしても上にいけない。 支えのワイヤーもあと10秒と持つまい。 ウィスティリアは手を上に挙げると、後ろに傾けさせる。その手をタナカが軽く握った。 「ごめんなさい」 「こちらこそごめんなさい」 油断から生じたミスで二人が死ぬ。ウィスティリアの湿った声に、タナカは優しい色を孕んだ声で応じると、握った手を軽く引いて、更に強く握った。 轟々と響く水の音が悪魔の呼び声にも聞こえた。 ワイヤーは更に伸びていく。 そして、ついに限界が訪れた。 「きゃあああああ!!」 ワイヤーが火花を上げて断絶。 潜水機の巨大な影は弾丸のような速度で下に流され始めて。 深度表示が霞むほどに早く増えていく。 軽量化のためといってワイヤーシューターを片方しか装備していなかった自分が嫌になった。 衝撃。
「諦めてどうすんのよ! バカ!!」 次に飛び込んできた言葉は、自分が死ぬ音でも、天国か地獄の門を叩く音でもなかった。 それは、聞きなれた女性の甲高く強い声だった。 上から二本のワイヤーが降ってきたかと思うと、奔流に下へと運ばれていた機体の一部に突き刺さるように引っ付き、その場で停止させる。 「上から」気泡が流れてきてバルゴの表面で弾けた。 眼を開けてみれば、両腕を突き出してハッチの奥からこちらを見ているポンピリウスのメインカメラがあった。 続いてノイズ混じりの映像が映って、顔を真っ赤にして怒っているメリッサが居た。 メリッサは自分の仕事も忘れて大声を張り上げる。 「いつものアンタはどこに行ったのよ!? 勝負しかけておいて勝手に死ぬつもり!?」 「……………」 二本のワイヤーを射出したポンピリウスの腕のワイヤーシューターが唸りを上げる。そろりそろり、とバルゴの刺々しい巨体が上に持ち上がり始めた。 遺跡の血管とでも言えそうなパイプの中、流される側と救う側が居る。 一つ間違えば死ぬ深海という環境の中。両方とも、死ぬかもしれないということには変わりない。 ユトは機体を極力パイプの中に入れないように腕を操作して、ワイヤーを巻き戻す。苦しい音を立ててワイヤーシューターが機体を持ち上げようとする。 呆然としていたウィスティリアは、滲んでいた涙を拭うと、映像のメリッサを見つめる。 そして数秒後、いつものウィスティリアが戻ってきた。 映像に向かって不敵に笑って見せると、通信を切る。壁に脚を食い込ませると、更に手を壁に食い込ませるようにして上に登ろうとする。 「訂正します」 タナカが言った。 「ごめんなさいというつもりはこれっぽっちもありません」 「黙って仕事なさい」 返事をするウィスティリアの顔はどこか楽しげだった。 【終】
とりあえず三話はここでおしまいです。 オマケの「銭湯編」はもうしばらくお待ち下さい。
乙乙。 盛り上がる展開ウマー。
ひゃっほー体力ヤバイけど楽しいゼー
>>466 体はだいじにしてね?
うーんウィスティリアさん方は濃いなぁ。
投下乙です! いいですね、本格的に冒険って感じがして最高ですw そしてタナカさんいいキャラしてるなぁ。 戦闘シーンも文句なし、グッドでした! うおぉぉぉー! なんか漲ってきたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
親父の魚雷ランチャー「出番は?」 ワイヤーシューター「ないだろ常識的に考えて」
>>466 乙でーす!タナカがいい味出してますねーw
>>464 乙です!おわー面白い!
鮫型ガードロボとの戦闘が細かくて脳内映像余裕でした。ウィスティリアとタナカのあ・うんの関係性も良いなぁ
てか何気にウィスティリアメイン回じゃないですかwか、可愛すぎる……!おまけも楽しみにしています―
>>464 投下乙!
ポンピリウスってかわいい名前だと思ったらオウムガイの事だったのね
そして親父の魚雷ランチャーカワイソスwww
>>473 なんか久々にあんたが描いた人を見たような気がするが、相変わらずのロリータっぷりで安心したw
……というわけでお義父さん、まどかを俺にうわたまちゃんなにをするやめ
>>473 うまい…
ムラムラしたから(創作的な意味で)今書いてるの書いたら描いてくる
えーなんでみんなにんげんかけるのー? いいよいいよどうせ下手臭いメカしかかけねーよ!
>>473 何で描くたびにロリ上手くなってんすか師匠wwww
>>473 相変わらず(ロリ・コンの血を継ぐ者的な意味で)だな、君は
まどかはまだ成長するんだよな…・そしてリタも
>>476 なぁに、全く絵が書けない俺に比べたらアンタは最高の男だぜ
正直絵を書けない事に危機感を感じてきた。皆書けるんだもんw
>>478 おまえ煽てるのうますぎワロタwwwwwww
ちょっと木に上ってくる。
>>478 逆にこのスレではまだ文を書いてない、俺のような人種もいるわけで
どっちかの担当専門でも、スレの誰かが補っていければそれでいいのさ
たとえていうなら二人乗り用のロボのようにだ
>>478 いや、本当に皆描けるもんだから最近危機感がヤバイ('A`
みんな俺よかましだろwww 割と冷静にみてモナー。
>>479 おうww昇れ昇れww
>>480 確かにそういう関係性になると素敵ですよね。自分はロスガの時に絵師さんにだいぶ助けられましたし
絵が書けないなら文でスレを支えるしか無いですね。俺が出来る事をするしか。……と言いつつ
>>481 確かに危機感煽られますよねww何かイラスト入門的なの物でも読もうかしらw
>>483 イラスト入門の本は1000〜2000円くらいです。買いました。高かったです。
>>474 >相変わらずのロリータっぷり
むしろ悪化してるよ!
>うわたまちゃんなにをするやめ
あれ? たまちゃんがポスト極細に?
>>475 >今書いてるの書いたら描いてくる
イヤッッホォォォオオォオウ!
* + 巛へ
〒| +
+ 。||
* + / /
∧_∧ / /
(´∀`/ / +
/⌒ |
/ュヘ |*
+〈_) ) |
/ i +
ガタン / /丶 |
||| / / | ||||
――――――――――
>>476 >いいよいいよどうせ下手臭いメカしかかけねーよ!
人が描きたいなら、四の五の言わずにチャレンジなんだよォッ!
>>477 >何で描くたびにロリ上手くなってんすか師匠
たぶんどんどんロリ・コンに侵食されてるんだと思います。
ソーレハトテモシィーズカニィー
>>478 >まどかはまだ成長するんだよな…・そしてリタも
まどか・ブラウニング 13歳 169cm
リタ・ベレッタ 18歳 143cm
一条 遥 18歳 148cm
ハル姉ぇとりっちゃんはもう諦めて下さ(ry
俺も買おうかなー…完全独学だもんな今('A` 個人的感想だが、PBM師の成長速度がマジで凄い
>>483 金出して本買うより模写とかトレスから入った方が早いとおもいまつ。
なんかこうびゅーんばばばばばばどっかーんてなかんじの
つい最近ここに来た自分にロリ=コンなる英雄に関して説明プリーズ
>>486 私独学なのにレベル上がってますよ!
……というかその日の調子に左右されやすいだけというか。
描きまくれば何とかなると思いますよ。大切なのは知恵と勇気と努力と根性! ……って言うじゃないですか。
>>487 基礎の部分はネットでも学べますしねー、一応は。
>>488 ロリータコンプレックスは偉大だというために作られた架空の人物。アラブ系。
>>488 詳しくはロスガの番外編と拙作のep:8.5を……って、まさかロスガの番外編、wikiに無い?
>>489 今まで数千枚描いてそろそろ独学での進化は天井来てるかなー、と思う節もあるんですよね
しかし3年のブランクもあるし、もう少し独学で行って見ますか(*´・ω・)
>>485 ハル姉……りっちゃん……おいたわしや。まぁ若い世代に(このコメントは極細に消去されました
>>484 >>487 マジすか。うーん……w俺飽きっぽいからなぁ。パラパラめくってそっと本棚行きそうで…・・・w
そうか…・…トレスや模写でも鍛えるのも一つの手ですね。まぁ何にせよ何か書いてみます
とてもここにあげられる物はできませんがw
>>488 自分が書いた作品に登場するジョークキャラです
ロリコンの由来は幼い少女達を救った英雄、ロリ=コンが由来だっていうw
>数千枚 おみそれしました。
>>490 >>493 ロリ=コン了解ッス。ちなみに自分はノーマル。
あぁ、あと今日中におまけをアゲられそうです。
>>495 あくまで解説。俺はロリコンでもぺどふぃりあでもないぞwww
>>495 お役に立てて幸いです
ちなみに自分もノーマルです
とりあえず今悩んでるのは ・フリーハンドで真円、シンメトリーが描けない ・服の質感を線だけで出せない ・金属表現、ラバー質表現 ですね
>>498 見事に全部引っかかった。
そろそろアイデアスケッチきりあげよ。
線対称ですね、ロボなんかを真正面から描いたときに左右でバランスが違うって事です PCに取り込んだりして、イラストを半分だけコピー、反転してくっつけるとバランスが崩れるんですよ 若しくは中心線がずれててそれ以前の話になったり('A`;
>>498 結論:頑張ってデッサンの勉強をしましょう。
……ってもチンプンカンプンなんですよねー、ああいうのw
それっぽく描けても「あれ? これどうやって描いたんだっけ!?」ってなっちゃう。
真面目にアドバイスするなら塗り方が色々あるぞ、と。
あ、ちなみに私はロリコンだけどお姉ちゃんも好きだよ!
1年近く練習してきましたけど、上手い人には敵わないなぁ…
>>485 >まどか・ブラウニング 13歳 169cm
>リタ・ベレッタ 18歳 143cm
>一条 遥 18歳 148cm
まどかでけぇwww
>>501 人はともかくロボは完全シンメトリーだもんなぁ
練習なんてろくにしなかった。当然差はでる。これからだなー。
>>504 基本、才能で描いてる人はいないので努力次第でどうとでもなりまっせ
長目氏意外はCGもろくに使えないしね(;ω;
>>493 ハル姉ぇはともかく、りっちゃんは絶対気にしてないですw
>>503 知ってるか……けっこう真面目にデッサンの勉強始めて半年なのにこれなんだぜ……。
半年で学んだ事:鉛筆はカッターで削ろう。
>>504 たった1年であのレベル……だと……!?
>>505 まだまだ成長するよ!
>>507 あの人と同じ土台で考えるのは間違い。あの人はなれてる人間。
>>509-
>>511 視野に入れなきゃ追いつくことも出来ないぜ!!
>>512 入ってるよ! だからデッサンの勉強してるよ!
チョーさんに勝つにはアナログしかねーと思いましてね……フフフ……。
んーあれだよ、単純に経験量の差ですよ。 努力すればそのうち到達するだろうけど。
結論: 頑 張 ろ う ね
>>512 すまない、俺は絵を描く人間じゃないんだ!
>>515 はい、頑張りましょう!
……の前にPBMのほう、早く続き書かないと……。
>>516 俺もだ!後々やるかもしれんが
会話が濃くて俺が居ていいか分からんw
おまけ編を投下しようと思います。
>>519 むしろいてくだしあ。
どたま組むのは面倒だな。
「第三話のオマケ 銭湯編」 共同浴場という習慣は昔から存在する。 古代ローマ時代から共同浴場は存在しており、皇帝も入っていたという。 第二地球の入植時代には一人一人がのんびりと入れるわけもなく、巨大な浴室を作ってそこに入っていた。 そして今、入植したときにいた日本人の影響で「銭湯」というシステムが浸透している。 大きな浴槽に、山の絵に、整然と一直線に並べられた洗い場。ボイラー室から伸びる煙突。懐かしさを感じる入り口には、銭湯の文字が記されている。 剥げ頭の老人が暖簾をくぐって出て行った。 入れ替わりになるように賑やかな一団が銭湯に近寄っていく。 一人は金髪に眼鏡の優男風の若い男性。一人は黒髪に冷たそうな目つきの若い男性。一人は黒に近い茶色い髪の毛を高い位置でポニーテールにした女性。最後の一人は長く美しい銀色の髪の毛に長身の女性。 男二人は会話が弾まないのか、ぽつりぽつりと言葉を交わす。 一方の女性陣は喧嘩にも似た会話をしていた。背後をとったウィスティリアが嫌がるメリッサをぐいぐいと押して銭湯に連れて行こうと―――……というよりかは連れ込もうとしている。 「なんでアタシが一緒にお風呂に入らないと行けないのよ。命の恩人へのお返しが銭湯って意味が分からないんだけど!」 「いいからいいから〜。ここは私が奢るから、入りましょ?」 あのダイブの後、何故か一行は銭湯に来ていた。 汗を流すためだとかなんとか言ってウィスティリアに強引に了承させられたのだ。一人頷かなかったのは誰なのかは言うまでも無い。 暖簾をくぐって料金を払うと、それぞれ男女別の脱衣所に入っていった。
しお
支援しすぎだ!
「それで」 「ええ」 「なんで引っ付いてくるのよっ」 髪の毛を下ろしたメリッサは体にしっかりとタオルを巻きつけ、後ろから追尾してくるウィスティリアから逃げるように小走りで洗い場に向かっていた。ウィスティリアは撒かされまいと転ばない程度の走りで追いかけていく。 楽しげなウィスティリアと比較してどことなくムスッとした表情のメリッサ。 メリッサが一つの椅子を引き寄せて座ると、その隣にウィスティリアが座る。慌てて一つ向こう側の椅子に座ると、ついてくる。 諦めの表情を浮かべたメリッサはシャワーで体を濡らし始めた。 すかさずウィスティリアが背後に回る。 「私が流してあげる」 「お断りよ」 後ろを見ないでピシャリと拒否を示すと、タオルの上からお湯をかけて汗を流していき、続いて顔を軽く洗う。疲れが取れていくような気がした。同時に妙な視線も感じた。振り返ると、そこにはまだウィスティリアがいるわけで。 見詰め合うというよりにらみ合ったまま時間が経過する。 耐えられなくなったメリッサが目を逸らす。ウィスティリアはうふふと楽しそうに笑った。 「アンタそんなキャラだっけ。なんかキャラ変わってない?」 「いいえ、これが普通よ?」 「………まーいいけど」 気にするだけ負けだと自分に言い聞かせると、シャワーで髪の毛を濡らしていく。頭頂部から落ちていく水が髪の毛全体を浸して、溢れ出した分はうなじ、鎖骨まで流れて全身を濡らす。 お湯がメリッサの肌を徐々に赤くしていく。 シャワーのコックを捻って止め、閉じていた瞳を開くと、目の前の鏡で後ろを確認する。ウィスティリアは後ろに居なく、隣で早速髪の毛を洗っていた。 面倒にならなくて済みそうだ。ほっと息を吐く。メリッサは頭と体のどちらを先に洗おうかと思考する。頭から洗ったほうがいいかな、と考えると、置いてあったシャンプーソープを手に取った。 銀色のシャンプーソープは誰かさんの髪の毛を思い起こさせる。 眼を瞑ってシャンプーソープをあわ立たせると髪の毛を洗い始めた。まずは地肌を洗うようにして脂を掻きだすように。続いてもみ上げを洗って、最後に後ろに垂れた髪の毛を洗う。 「ひっ!? ………なによ、なにすんの?」 ぴたりと何かが背中に触れて、ぴくんと肩を揺らしながら飛び上がってしまう。眼を閉じているせいで何も見えない。大方予想はついていたので後ろに居るであろう人物に声をかける。 「私が洗って、あ、げ、る」 「…………」 今までさほど付き合ったことがなく、普段はどんななのかが分からなかったため、ギャップに少々戸惑いを覚えるメリッサ。 他人に洗ってもらうなどもう随分無いこと。 眼を瞑ったまま後ろに首を捻る。 「ことわ」 「いいのね? ありがとう」 「そんなこと言って……はぁ、いいわよ。好きにして」
んなこったろうとおもったwww
ヤダ、wktkが止まらない(*´・ω・)
そこまで髪の毛を洗うことに魅力を感じているのか否か、判断出来なかった。ここで押し問答をしていても面倒なだけと考えたメリッサは、だらりと手を降ろすと、頭を相手に任せることにした。 ウィスティリアは口元を持ち上げるような笑みを見せると、メリッサの後ろに椅子を持ってきて座って、頭を洗い始めた。 意外と上手かった。 「もう自分の頭洗ったの?」 「ええ。だってそうしないと貴方の洗えないじゃない」 なんだろう。 なんだろう? メリッサは背中にぞくぞくとしたモノが走るのを感じた。 これは、そう、怪奇文章を解読する直前に似ている。経験は無いのだが。 銭湯の浴場は湯気とお湯の喧騒で満たされている。 全体を洗え終えたらしく、頭にお湯がかけられた。思わず背中を丸めてしまうと、なにやら後ろで楽しげな笑い声が聞こえた。 くすくす、というか、あらあら、というか、なんとも形容しがたい声が。 お湯をかけながらシャンプーが落とされていく。シャンプー分が取れてきたので細く眼を開いてみる。鏡には何故かタオルを取って座っているウィスティリアがいた。大きすぎる胸が垂れずに上を向いている奇跡を見せられて微妙に悔しかった。 メリッサは自分の胸を見てみた。ちょっと泣いた。 大体流し終えたらしく、シャワーが止まって壁にかけられる。 体は自分で洗わないとダメだろう。というか任せて置けないし許せない許したくは無い。そんな趣味は無い。 メリッサはボディーソープに手を伸ばしたが、それよりも早くウィスティリアがボディーソープを取ってあわ立てていた。 にっこり。 両手をワキワキさせながら背後に立っている。 ゾッとした。とりあえず、鏡のほうに一歩逃げておいた。 だが、逃げられなかった。身長は相手の方が高いし、筋肉とかの量も相手のほうが一歩勝っている。 ――以下は音声だけでお楽しみ下さい―― 「なぁあッ!? ちょ、ま、……止めなさいよ! へんたいヘンタイ!」 「いいじゃないの、減るもんじゃないし、スキンシップは大切よぉ〜?」 「ヤダこっちこんな! むこう行け!」 「くっくっくっくっ……逃げ場など無いの――」 「誰かー!! だれうむっ………んー! んー……!」 「柔らかい。素晴らしいわ……」 「んーっ、んっ………ん、ぅ…………う〜ッ…」 「ちなみに今の時間帯は人の出入りがとっても少ないのよ」 「ぁ、………んんんー! ……ゃめ、………?! んー!」
「なんか女風呂の方がうるさいなぁ」 一方の男湯では、頭にタオルを乗せた男二人が浴槽でリラックスしていた。 タオルを乗せるというのはタナカのアドバイスを採用した結果である。 曰く「のぼせなくなる魔法」だそうだ。意外とファンタジーな言葉を使ったので驚いたりしたそうな。 かぽーん。 男湯には二人しか居ないのに桶の音がした。 地球にあったというフジサンの絵がドーンと壁に描かれている。なんとも風情のあることである。 「タナカさんって筋肉凄いですよね」 「そうですか?」 タナカは額に浮かぶ汗を手で拭い、タオルの位置を直しながらユトに返事をした。 お風呂に入っている所為で顔は赤いが、言葉は冷静で感情が希薄に思える。 その水面下には男でも惚れ惚れするような美しい筋肉で包まれた体躯がある。 「鍛えていることは無駄にはなりませんから」 ユトは自分の腕を摘んでみた。ぷにぷにとは言わないまでも、タナカの体とは比較出来ないほど貧弱。腹筋を見てみると、割れているわけも無くて。脚も普通。なんとなく悲しくなった。 現実から逃れるために背中を浴槽の端っこに預けた。 「はーーーっ。気持ちいいなぁ」 「一ついいですか?」 浴槽に体を預けて眼を瞑ったユトに、さりげなくタナカが声をかけてくる。 眼を細く開けてその方向を見てみる。 「風呂を出たらコーヒー牛乳かフルーツ牛乳、それか普通の牛乳を飲むのが日本人のスタイルなんです。美味しいですよ」 ちょっと熱の篭った声でそういうタナカに、ユトはちょっと意外そうな表情を浮かべて頷いた。 もう少しクール系だと思っていたが、案外話せそうだと思った。 壁にかかっている時計を確認したタナカは、股間を隠すことなくお湯から上がって、すたすたと歩いていく。 堂々たる態度にユトはちょっと畏怖に近い感情を覚えた。 隠さないのは厳しいので、タオルを腰に巻いて外に出た。
タナカの「牛乳を飲むときは腰に手を当ててください」という言葉に従ったユトは、胃の中の冷たさと、体の温かさ、そして生温い大気との温度差に心地よさを感じながら外に出てきた。 遅れてタナカが肩にタオルをかけながら出てくる。 「あれ? 二人が居ない」 「女性のお風呂は長いものですから」 腕時計を一瞥したタナカは、直立不動で銭湯の入り口の端にて待つ。ユトもそれに従って待つことにした。時間は既に夜になっていた。空には星が光っている。 10分ほど経って、ウィスティリアが出てきた。 風呂に入ったからだろうか。頬が光っているような気がしないでもない。 水分を帯びた銀色の髪の毛を、頭を振ることで整えて、前髪を掻き分ける。持っているタオルで後ろ髪の水分を吸い取りつつ、軽い足取りでユトとタナカの前まで歩いてくる。 少し遅れてメリッサが登場した。 ………なんというか、魂が抜けてしまったような疲れ切った表情でフラフラと歩いてくると、ユトの前でピタリと足を止めた。メリッサの肩をユトが軽く叩いてみる。メリッサは、幽霊が如く頭を持ち上げた。 「なんかあったの?」 「………………なーんにも。帰りましょ」 ユトは首を傾げる。 メリッサは覚えてろと呟きながら悪鬼の顔で家に帰っていく。 タナカはストレッチをしながら歩を進める。 ウィスティリアはつやつやとした顔で歩いていった。 【終】
助平なお姉さん(*´Д`)ハァハァ
乙乙。 平和じゃのう。
タナカさん(*´Д`)ハァハァ
>>545 堪らんのう、堪らんのう(*´Д`)ハァハァ
いいわ、お姉様いいわぁ〜
これは綺麗なレズ!
>>548 落ち着けぇぇぇぇぇ!!
主人公が誰だか分からないという、ね。 オカシイなぁ ユトの影が薄いような うふふ。
>>548 Σ(゚Д゚;)うわー変態だ――――!!
絵に起こすか… 男 湯 を ('A`
おお、スレの成分が新しい方向に! ……ん?
>>554 ちくしょうwwwガチで饅頭吹いたwwwww
タナカとウィスと妄想一人歩きが困ります、文芸の神様。 皆さん感想ありがとうです!
まて、逆に考えるんだ、実は男じゃな(省略されました。。。
>>559 何イってんです。
ど ち ら も という選択肢しかありませんヨ?
さあロボスレがHENTAIモードになったぞ――――!
残念?ながらタナカは男ですよ。 イメージとしては中国服来た某ジョーカーさんですかね。 そしてウィスさんは両刀(略
λ=3 退避だ、退避しろー!
>>561 Σ(゚Д゚;)いやHENTAIはおまえや――――!
>>560 つまり… 壁 が 壊 れ て 混 浴 状 態 ですね、わかります
>>561 もうやだこのスレ…
>>550 有り難う!いいもん読ませて貰いましたw
タナカさんの日本的こだわりがGJ!w
>>552 男湯は止めろよ!絶対に止めろよ!?
>男湯は止めろよ!絶対に止めろよ!? あぁ…『押すなよ!絶対に押すなよ!』っていう神の声と同じものを感じるぜ…
お湯だけにってか。
だれUMA。
>>550 乙ですー。喧嘩するほど仲が良いというがこれは……堪らんのぉ
そしてまさかのタナカさん、うほっ良い男www
しっかし戦闘描写もキャラ描写も上手いとは参ったなぁ……SSの方でも危機感湧いてくるなんて(´∀`;)
俺に対抗する出来るのはオルトロックをどうしようもない外道にする事とこのスレをブルーに染める鬱展開にするくらいだ……筆進まねぇw
このスレに謎の未確認動物がいると聞いて飛んできました
>>570 外道二号クルー!?
しかしなかなかバラエティあるスレになったのう。
>>570 鬱展開の帝王!鬱展開の帝王じゃないか!
>>571 すみません、このスレの住人は大方謎の未確認生物です
ここで設定を投下。 「ネオ・アース」 第二の地球として惑星改造された水の惑星。 地球とほど同じ大きさで太陽ほどの恒星の周囲を回っている。 星表面の90%以上が水で覆われており、大陸と言うべき大陸が存在していない。陸地は全て島。 地球から持ち込んだ生物が生育しているが、中にはこの星本来の生物も存在している。 星全体に「遺跡」が存在する。 「遺跡」 非人類が建造したと思われる超文明の建築物。星の海の深海に無数に点在する。 希少金属や凄まじい性能を持つ物体が数多く眠っている。 名称の代わりにギリシア文字と数字をつける。 「ガードロボ」 遺跡の防衛システムであり維持システム。 戦闘型から作業型まで存在しているため、一概にガードロボとは言えないが、異物を見つけ次第排除にかかってくる。 複数の型が確認されており、強化型や亜種など実に多彩である。 「第二地球暦」 地球が滅亡したときに始まった暦。 現在は148年。第二暦と省略されることが多い。 「ポンピリウス (オウムガイ)」 ユトとメリッサの駆る潜水機。機動性、生存能力に長ける一方で、戦闘能力が低い。 改造が施されており、所々で塗装の色が違う。 二人乗りで、武装は魚雷ランチャーと超高周波振動式カーボンブレードのみ。 最大潜航時間は100時間前後。 「バルゴ(おとめ座)」 ウィスティリアとタナカの潜水機。 潜水機であるというのに戦闘を重視している機体。 電池を強力なものにすることで出力を上げており、機動性や重武装を可能としている。 全体的に刺々しいのは姿勢制御用のスタビライザーを搭載しているから。 高周波振動ブレードとカーボンナイフ、パイルバンカー、肩部に短魚雷を装備。 最大潜航時間は85時間前後。
λ....<よし、当局に発見される前ににげるぞ! やべえ細部がだるい
>>570 >このスレをブルーに染める鬱展開にするくらい
いやぁぁぁぁぁぁぁ! やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
>>575 パイルバンカーは漢の浪漫!
>>577 「そうか、現れてくれたか。自分が乙女座であったことを、これほど嬉しく思ったことはない」
この人が真っ先に出てくるのは重症だね('A`
高周波振動ブレードを水中で使うと物凄い気泡が発生するね、きっと
まあ最終的には熱エネルギーだもんな。
こまけぇことは考えてないッス。 雷電の剣が高周波ブレードと聞いたから5秒で採用しますた。
まあこまけえことは別にいいよな。かっこよけりゃ。
そうそう。本当に致命的な……作品そのものを揺るがすミスでも無い限りはかっこいいが正義ですヨ。
そんな描写一々考えてたら話進まねぇしな
ガンダムWのビームサーベルは水中でも使えるんだ、問題ない
まとめ:SFむつかしい
まぁ、泡なんざビールの上に乗ってりゃそれでイインダヨー!
もう一機くらい出したいけど設定思いつかないネHAHAHA
SFは難しくないよ!だって すこしふしぎ の略だもん!
ゲッターは物理法則スルーですしね! うん、問題無いね。
>>587 メカオタ的にはこれまでスタンダートに来てる感があるからちょっとひねくれたコンセプトでいけばよいかと。
>>587 いっそテュアハー・デ・ダナン級の超大型艦
ハイペリオンシリーズ読破した身としてはやっぱりサイエンスフィクションなんだよなあ。SFは。でもフィリップ・K・ディックもいいよ!
そういやここだと戦艦とか見ないね
>>592 いちいちガンダムにケチつける奴はそうおらんだろ?楽しめりゃいいのさ。難しく考えると息が詰まっちまうよ
>>593 なんか前書くって言ってた人がいたような……
>>593 出す予定はあるよ!
>>597 ガンダムにケチつける人は多いのでそこはマジンガーでいきましょう!
>なんか前書くって言ってた人がいたような
それ7月の話じゃないですかw
ガンダムはミノ粉の説明で満足したのでいいです。
>>595 変形はねーよwww
インレみたいなイメージだけどさ……
ツッコミ所しかないような作品もあるしなこのスレじゃw
>>601 ガンダムあれるからやめようぜwwww
理不尽じゃなきゃいいんだよ、そんなもん。
まあ理不尽の定義が人によって大きく違うのが曲者なんですけどねー。 どれくらい目茶苦茶やっていいのかわからないのが実は悩みの種だったり。
>>605 まあ好みだけどは!>巨大ロボに変形する戦艦
>>606 ギャグ主体の作品ならかなり滅茶苦茶やっても問題ないと思うよ!
PBMの場合ロボ以前に人々の方がSF…おや、こんな時間に誰か来たようだ
>>605 君たち超時空要塞マロクスのことを忘れてませんか
ロボに変形する戦艦と聞いて何故ジェイアークを思い出さないのかと小一時間(ry
>>608 むしろKF……おや、こんな時間に誰か来たようだ
ギャグならおもしろくない限り割と何でもありだよなー。 さて大分煮詰まってきたぞ。こいつはPC描きがいつになることやら。
アイアン・ギアー「…………。」
>>607 ですよねーw
理不尽無きゃギャグはやってられませんよねーw
……ふぅ。
>>608 >>610 やあ! ロード・オブ・ロリだよ!(チェーンソーで扉を破壊しながら)
>>614 おもしろくならない限り、か。失敬。
あのーあれだ、やりすぎて滑るみたいなね。
あ、襲撃する場所間違えた。
>>611 やあ! ロード・オブ・ロリだよ!(チェーンソーを振り回しながら)
>>613 ふはは!馬鹿め、そっちは本物だ!!
故・遅筆(享年10億○○歳)
○○の部分には好きな言葉を入れよう!
>>618 そうまさしく今の俺。
脚のデザイン気色悪くし過ぎて腕をどう組んだらいいかわからなくなりましたwww
>>620 腕なんて飾りです、エロい人にはそれがわからんのです!
もう達磨じゃんwww
触手ロボですね、分かります
今回は五体満足だよ……九割位だけど。
ひぎぃぃぃぃぃぃとか叫びながら あ、あれゼオライマーがよく考えたらエロエンジンなんだから エロってOKじゃね?
エロは板として駄目w
>>628 Ω ΩΩ<ナ、ナンダッテー!?
やっべwプロット見直さないとw
まぁ冗談ですけどね
よーしラフを誰もいない時間に……
はい?
一日で100オーバーとかおまえら自重wwwまぁ同じ人が書きまくってるからだと思うがw 時におまえら、このスレのキャラで戦ってほしいor共闘してほしいってのある? いや、前まで出てたスパロボ的な話題が無いからさw
いますけど?
とかおもたけど吹き飛んだ。不具合wwww
>>632 鋼機vsヴァドルとかですかね!
あと自動人形と機械人形の共闘とか、リヒターと黒騎士(タウエルン)を戦わせるとか……。
そしてティマと絡むヘーシェン。
え〜〜週末までにコメント欄付けるよ!と宣言しましたが 何か睡魔が凄まじく、このまま徹夜作業は厳しそうなので コメント欄完備は本日以降になりそうです…… とりあえず、◆n41r8f8dTs氏の作品にテストとしてコメント欄を設置してみましたが 今回のように作品ごとにコメント欄を付けるのと、各話毎に付けるのと、どっちがいいですかね?
>>636 コメントがあんま重くならない方がいいかな。
各話ごとのほうがページごとの負荷は平均してさがりそうだけど。
>>632 シロガネ四天王とやおよろず連中の絡みが見たいな、どっちも筋肉いるしw
あと鋼獣(荒野)VS鋼獣(リベジ)VSワームVS野良オートマタとかも面白い
>>635 真ん中ふたつはやる気満々だろあんたwww
>>636 管理人さん、編集乙です
各話毎に付けるほうがいいんじゃないかな
>>636 管理人さん編集乙であります!
そうですね……自分も各話毎にコメントがあったほうがいいと思います。管理人さんへの負担は増えちゃいますが。
>>638 >どっちも筋肉いるし
ああ、ずっと筋肉自慢で戦闘どころじゃなさそうですね……。
>鋼獣(荒野)VS鋼獣(リベジ)VSワームVS野良オートマタ
野良が食い荒らされるビジョンがありありと見えるね!
>真ん中ふたつはやる気満々だろあんたwww
もちろんさ!
ああ、冷静に考えたら携帯の私にはコメントが見れないじゃないか……。
>>642 なんだか新しいな
三度もソフトが強制終了しますた。
心がおれますた(^q^)
>>643 >三度もソフトが強制終了しますた。
>心がおれますた(^q^)
戦友(とも)よ……
>戦友 ホントにな。そういや割と同期だし。 三度目はラフとはいえ完成間近だったのに……まあ今日は一日オフだからまだやりようはあるが。 折角曲線デザインへのアプローチを開始したらこれだよ!
なんと
いつまでも自分のキャラじゃなんかなぁ…… ここは失礼を承知で他の作者さまの作品のキャラを…ッ
いいぞもっとやれ しかし月曜の昼なら人いないと思ったのに……クヤシイッ
にんぬーよりきょにゅーの方が描きやすいという罠
ぼくもグラマラスなメカのほうが描きやすいです!!
ロボなんて描けないモン('A`)
ロボしか(省略されました・・
取りあえず書きたい物を書いたらどうでしょー ◆a5iBSiEsUFpNさんが描いた他キャラ見てみたいですw
きょにゅーよりひんぬーのほうが描きやすいです。
おねーさんよりょぅι゛ょのほうが描きやすいです。
でもロボも人もあまり上手くありません。
>>642 一瞬極細vsロリコンのイラストが投下されたのかと思ったでござるのマキ。
30mのプレゼント……悪爺ならふつーにやりそうですねw
>>646 えろい! ボディースーツえろいよ!
>>648 ほほう……誰を描くのか実に気になりますね……!
何で真っ昼間からこんなに人が じ、冗談じゃ……!
ま、携帯だからね!
今日は代休なのですよー。 さぁて誰を描けば――いや描いていいのかッ!? あのレベルでいいのかッ!??
>>658 ウチの連中は誰を描いていただいても結構ですよ!
O.....TZ
ttp://download2.getuploader.com/g/sousakurobo/33/%E3%81%A6%E3%81%83%E3%81%BE.jpg ティマのようなものになった…
___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ) どうしてこうなった・・・
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
| | ( ./ /
___
/ || ̄ ̄|| ∧_∧
|.....||__|| ( ^ω^ ) どうしてこうなった!?
| ̄ ̄\三⊂/ ̄ ̄ ̄/
| | ( ./ /
___ ♪ ∧__,∧.∩
/ || ̄ ̄|| r( ^ω^ )ノ どうしてこうなった!
|.....||__|| └‐、 レ´`ヽ どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ノ´` ♪
| | ( ./ /
___ ♪ ∩∧__,∧
/ || ̄ ̄|| _ ヽ( ^ω^ )7 どうしてこうなった!
|.....||__|| /`ヽJ ,‐┘ どうしてこうなった!
| ̄ ̄\三 / ̄ ̄ ̄/ ´`ヽ、_ ノ
| | ( ./ / `) ) ♪
一週間以内に9号機まで行きそうな勢いだなー。
手なんて(ry
>>662 すごく……可愛いです……。
ああ、自分も何か描きたくなってきた……!
くくく… 先ほどの絵は◆1m8GVnU0JMさまに絵を描かせる呼び水…………ッ!
λλ<な、なんだってー!?>λ
しかし私は今外なのだッ!
なん……だと もう大人しく文章に専念しますです
6時ぐらいには帰宅できると思うので、その時にNE!
何故だろう、最近は平日でもロマンティックが(銃声…グフッ…スレの勢いが止まらないのは
しかも新人さんすっごい強いよ!
SSとイラスト両方書ける人増えるなー…自分の肩身が音速より速く狭まっていくのを感じる('A`
とりあえず
>>646 と
>>662 は光速より速く保存した
さて…師匠のイラストでも待つか
ロボでエロで暗い漫画かもん
最近新規さんが沢山入ってきて良いんだけど、荒野や少女、ゼノ(まぁこの人は寡作なんだが)やレガシアムの作者さんを見てないのが気掛かりだ 気軽に生存報告してくれると良いなぁ
>>673 漫画は流石にスレ違いじゃね?
>>675 ラインバレやアーマードコア系?
とにかくカッコイイな
ボディに戦闘機の意匠入れると確かに腕付けづらいよね
>ラインバレ ルはどこいったんやー
因みに
>>132 もおいらだよ。昨日の夜中からペイントソフトが三、四回吹き飛んだよ。
(・ω・`)
別にスレチじゃない けど、漫画は難しすぎる
>>680 最早なんでもアリだな
流石に時間掛かりすぎて誰もやれんだろうが
>>681 そんときゃスレタイからSSの文字をどけるんだよ。
一話作るのどのくらい掛かるんだろうな… 本職でもないかぎり一年とか普通に掛かりそうだ('A`;
>何でもどうぞ
>>1 にこう書いてあるしなwww
しかしシビアな事を言うと、スレタイにあるSS書きの人はホントに苦労するなw
てかぶっちゃけ絵かき(SS書いてる人も入れて)の方が主動な気がするw
小説は少々お待ち 今日は無理
>>662 ロリ=コンに敬意を表する俺としては感謝せざるを得ないw
>>675 航空機っぽいぼでーらいんw実に素晴らしい!
延びに延びまくって今から帰宅……だと……!?
絵師なんてほぼいなかったのにねww (ある炉利魂を除く
絵だけじゃ楽しくないかもしれないから簡単な説明くらいならかけるよ
しばしお待ちを……
全裸待機中・・・
>>692 これ着ろよ…
つニーソックス&ネクタイ
かたじけない
期待されても堅苦しい文になるからつまらんぞwww
ありゃ某所の酉が>< けしけし
ふぅ……やっと帰って来れたお。 今から何か描きますねー。
>>698 おぉ、戻られなすったか御大将、期待待機
700!
神が帰宅と聞いて
……と、今更ですが感想レスをば。
>>675 おお……相変わらずゲテモノ趣味は健在ですな。
ソブレロ×アリーヤ×ライール÷3って感じですね! かっこいいなぁ。
ちわー。平日なのに勢い止まらないとかどういう事なのw
亀ですが―
>>662 ウマ―。ティマの雰囲気が凄く良く出てますよ
何気にスク水仕様はPBMさんに続いて二人目ですよwしかし名札のてぃまは危ないな―。色々
>>675 かっけぇぇぇぇぇぇぇぇ!正にシャープですな!
足がラインバレルやオ―ビタルフレームみたいで美脚っすなー。良いセンスです
説明文の方も期待してますよ―
妙にやる気になって結構話出来てきてます。調子が良かったら明日投下できるかも
で……恐る恐る聞いてみますが、リクエストってイイカナ?
>>703 迷わず頼めよ、頼めばわかるさ!
ついにポリゴン氏(勝手に命名)初のリクエスト作か?
λ<ご覧の有り様のうでだからクオリティの確約はできないよ!
('A`) クオリティクオリティ…
マジですか―!引き受けて貰えるだけでも感無量です! それでは遠慮無く…… 女の子や男の人が結構多く投下されてるけど、悪役だとまだイッツァ・ミラクルと悪山じいちゃんの二人しかいないんですね で、昨日の流れから…… オルトロックを描いて欲しいなとwもうバリバリ悪人臭&ナルシズム臭でお願いします あ、と言ってもあくまで要望なので、絵師さんの好きに書いて貰って構わないですー。宜しくお願いしますネ
>>707 どうした
ガンバレ師匠&ポリゴン氏!(いや、本当に呼び方が分からない)
あえて言おう。おっぱいは描ける(キリッ
>>710 そんな特別な君にはヴェルタースオリジナルをあげよう
人間は無理。 すみませんゆるしてくださいごめんなさい
>>713 いえ、こちらこそ無理な要望なんかしてごめんなさい
上手く描けなくてごめんなさいごめんなs
勉強したらいつかヒトのヒト絵もかけるようになるかもくらい……
>>715 いや、アンタは人間描けるだろうがwww
あれ? 目にハイライト入れたら気のよさそうなにーちゃんになった……。
なんか面白い事になってるなw
よし、タナカさんでも描いてくるか 男描けないやOTZ
スキャナ使えるようになるまで待ってくりゃれ。
ラジャー
0時まわったらコテつけて絵師になる! さっき居眠りしてたら、そんなカキコミしてる夢見たよ
>>725 リヒターのスカーフかっけえwww
仮面ライダーの影響受けてると予想
そしてょぅι゛ょしか描けないというのは嘘だったんですか師匠!
>>725 おぉ、リヒターかっけえ
そして清清しい兄さん!…あれ
>>726 正夢って知ってるかい?
>>725 リヒタ―のイメージが自分とドンピシャですよwスカーフ靡かす黒き騎士とかカッコ良すぎる…・・!
一瞬頭部がバーザムに見えたのは謝ります、ごめんなさい
自分的には目が病んでて長髪でニタニタしてるって感じですが、こっちのオルトロックも全然ありですよ―
むしろこんな健康的な兄ちゃんが旅客船を潰したり生徒を殺してると思うとギャップが怖いw
不可能って言葉は実在するんだぜハニィ?
>目が病んでて長髪でニタニタしてるって感じ
今描いてるのとドンピシャでクソワロタwww
>>732 不可能って言葉は可能にするための布石なんだぜ?
>>725 また凄いのが投下されてるー!?w
リヒターかっけぇ!
オルトロックはすんなり納得できたなー
>>728 ありがとうございますw
>>729 >仮面ライダーの影響受けてると予想
なぜばれたし。
>ょぅι゛ょしか描けないというのは嘘だったんですか師匠!
ょぅι゛ょしか描けないと言いながらメカを描いてる時点でこの発言は嘘だって事に気付けぇっ!
……とか言いつつあながち間違ってないんですけどねw>ょぅι゛ょしか描けない
いいオトコを描けるのは気分がノった時だけですからー。
>>730 足適当だけどね!>リヒター・ペネトレイター
>そして清々しい兄さん…あれ
もうこのお兄さんオルトロックじゃなくてオールバックにしたルガーなんじゃないかとすら思えてきましt(ry
>>731 >スカーフ靡かす黒き騎士
一応スカーフは遥が巻く予定ですw
>一瞬頭部がバーザムに見えた
大丈夫ですよ、バーザム大好きですからw
描いた本人が言うのもナンですが、自分は一瞬オーギル頭に見えた……。
すみません、自分は最初仮面ライダーSPIRITSのヤマアラシロイド/ニードルを想像してましたw
>>725 キャラクタがりがりうまくなってますやん。
リヒターの腕でレーバテイン思い出した。
さて待ってる人にお待たせしますた。一レスです。
>>728-734 ありがとうございますw
>>729 >仮面ライダーの影響受けてると予想
なぜばれたし。
>ょぅι゛ょしか描けないというのは嘘だったんですか師匠!
ょぅι゛ょしか描けないと言いながらメカを描いてる時点でこの発言は嘘だって事に気付けぇっ!
……とか言いつつあながち間違ってないんですけどねw>ょぅι゛ょしか描けない
いいオトコを描けるのは気分がノった時だけですからー。
>>730 足適当だけどね!>リヒター・ペネトレイター
>そして清々しい兄さん…あれ
もうこのお兄さんオルトロックじゃなくてオールバックにしたルガーなんじゃないかとすら思えてきましt(ry
>>731 >スカーフ靡かす黒き騎士
一応スカーフは遥が巻く予定ですw
>一瞬頭部がバーザムに見えた
大丈夫ですよ、バーザム大好きですからw
描いた本人が言うのもナンですが、自分は一瞬オーギル頭に見えた……。
すみません、自分は最初仮面ライダーSPIRITSのヤマアラシロイド/ニードルを想像してましたw
739 :
>>675 :2009/09/14(月) 21:23:16 ID:U4wPgB4h
当該機体は外見通り、航空機の流れを組む機動兵器である。人に近い形である理由は不明。 操縦については機体を構成している人工的な分子の演算系をサーバとし、管理室に入った管理者(いわゆるパイロット)の脳を制御装置として用いる。 この方式により管理者は機体を第二の体として動かすことになる。考えるなどといったレベルよりも原始的で、電子的に拡張されたあらゆる(大きな)器官は新しい肉体を提供する。 機体構成については外見に大きく関わる部分が多く、羽を除いた戦闘機を背骨で上下に接続したボディに手足をはやしたような構造で、上半身と下半身にそれぞれ二発、計四発主推進機関を搭載している。 主推進機関はインテーク・ダクトと三次元ベクタードノズルを組みこんでいる。 そのおかげで胸骨からのびる機首、格納式の頭部、肩甲骨と腰から突き出したベクタードノズル、奇妙な足など奇怪である種のキメラのような外見が完成している。 その中でも最大の特徴はその"脚翼"である。この脚は宙間機動に特化したゆえの産物であり、ヒトの足とは別物になっている。 その構成は大腿部の前側、膝から下としてせり出した前翼、その若干後ろの高い位置に後翼がそれぞれ接続されており、接続部を挟むように補助推進機関が両側に一基ずつすなわち片足で二基の計四基。そして大腿付け根の外側、つまり腰に可変翼を装備。 脚前翼は独特の構造をしており正面から見たとき極端に薄く見え、足首から下はかかとのみを折りたたみ式の二又降着機として残している以外は省略されている。 また張り出した膝区画はチャフ、フレア、もしくはそれらを統合したデコイのディスペンサーユニットとなっている。 肩部分は上腕の外からさらに外殻ユニットが接続されており上下に展開できる。また上下に一枚ずつ補助翼が備えられている。 この中は格納スペースで、通常制動スラスタを装備しているが、ミサイル類や小型の火砲(ガトリングカノンや迎撃用多段レーザーなど)も装備できる。 取り外し出来ない武装は鎖骨と下腕にそれぞれ格納された機関砲とスパイク付き単分子ワイヤ。 携行兵装はバヨネット・バレル型プラズマアサルトカービンがスタンダート。特別大出力なジェネレータを持っている訳ではないのでECPレールガンは使用不可。 装備追加で爆装可能。
Σ(゚Д゚;)うわー連投しちまったー!
>>738 えろい! えろいよ! てか上手いよかわいいよ!
O.......TZ
>>738 イーッヤッハー!!何このクオリティーw
>>739 機体説明乙です!画像と見比べながら楽しませて頂く!( =ω=)b
746 :
創る名無しに見る名無し :2009/09/14(月) 21:44:08 ID:ikTXrsqc
またムラムラ(創作的な意味で)してきたから描かざるをえない。 ヘタでも描かないと上手くならへんもん。
>>736 >キャラクタがりがりうまくなってますやん。
いえいえ今日はたまたま調子が良かっただけでs(ry
>リヒターの腕でレーバテイン思い出した
そんなに似てますかねー?
>>739 ちょ、なんという情報量w
ここまで考えられるなんて凄いなー、憧れますw
>>746 (((((゚Д゚;)))))
>>737 >なぜばれたし。
それは俺が録画した仮面ライダーWを見ていたからSA!
>もうこのお兄さんオルトロックじゃなくてオールバックにしたルガーなんじゃないかとすら思えてきましt(ry
それはそれでありなんじゃないかt(ry
>バーザム大好き
あんたもゲテモノ趣味かいwww
>仮面ライダーSPIRITSのヤマアラシロイド/ニードル
あー、わからなくもない
息抜き終了 おはなし頑張ります・・・
∧∧l||l /⌒丶) 〜(__) "" """"" " なんでみんな上手いん…
>>752 あなたも何でもできちゃう子なのね、嫉妬しちゃう!
まあ冗句はおいといて頑張ってくだしあ。
>>752 執筆頑張って下さい
万能多いなこのスレは
>>758 `¨ − 、 __ _,. -‐' ¨´
| `Tーて_,_` `ー<^ヽ
| ! `ヽ ヽ ヽ
r / ヽ ヽ _Lj
、 /´ \ \ \_j/ヽ
` ー ヽイ⌒r-、ヽ ヽ__j´ `¨´
 ̄ー┴'^´
まあメカメインで描いてきたから当然っちゃ当然なんですけどねwww
そして
>>745 の方とPBM氏はアリガトゴザマース。
あ、今日は退散します。おやすみなさい。
夕食取ってる間に何なのこの流れは・・・・・・!?
ちくしょう、
>>751 を見逃すとは永遠の深くorz
>>738 ダイブスーツのピッチリ具合がたまらんです
こういうスーツから出る色気っていいなー
>>746 !?
すげぇwwwてかこの悪さ具合、もろオルトロックですよww学校襲撃の時は多分こういう顔ですw
>>739 コンセプトが面白いです。異様な形であることに納得できる理由が裏づけされてていいなぁと
何気に汎用性が高い所が現代兵器を彷彿とさせて痺れます
>>760 正直嫉妬しますよ、みんなマルチすぎて
ホンと文しか書けない・・・・・・文も微妙だけど
>>751 ちょw作業してる間にうpされて消されてたwww
まぁ仕方ない。今後の流れにwktkしておこう。
まぁタイミングが悪かったっすw 俺も作業に取り掛かるかぁ
>>764 おう……チラ裏クオリティなメモにレスありがとうございます。
理由付けは必要かなと。個人的にはああいうものは凄くファジーだけどインダストリアルデザインの要素もからんでくるとおもうんで。まあなんかおいらのSF感がちらほら漏れてますけど。
あと
>>675 のコンセプトは"びゅーんばばばばばばどかーん"なんだなwww
だけどいざ描きあがったらミサイルペイロードがなかった……
もうそろそろ一話書き上がりそうだけどロボでねぇ…
ふぅ、なんか自分の描いたオルトロック見てたらこれ本当に自分が描いたのかわからなくなってきた……何このイケメン誰が描いたの?
>>761 いえいえw
>>764 >文も微妙だけど
そんな事無いですよ! 作品を二つ完結に導いてる構成力なんかは凄いと思います!
>>768 いやいや、確かな設定が裏づけされてるロボットは魅力的ですよwチラ裏なんかじゃないですw
確かにデザインに工業製品的なものは感じました。というかロボットってどんな物でもどこかしら工業製品的なものがありますよね
ほう・・・・・・コンセプトはブンドドですかw楽しいですよねw
>>769 まぁ最初はそういう感じでも大丈夫ですよ!二、三話からロボを目立たせれば問題無いです
自分のだって5話でやっと出てきましたよw
>>770 完結させる事ばっかり考えてましたからね……今見るといろいろひどいw
>>769 川´_ゝ`)<何、気にすることはない。
>>771 自分なんかもっと酷いですってw
遥が弟子入りするとこなんか無理矢理感漂いまくりですよwww
>>768 いや、あそこまで綿密に設定考えるのは大したもんだとオモ('A`
脳直結は男のロマン
>>770 描いたんアンタやー!
毎回書くたびに画風が変わるよね、男って
>>771 >>772 書けない俺からすれば両人とも凄いでっせ
>>771 何というヌクモリティ。今回は特にドッグファイト感を意識しとります。こう両手に銃もって曲芸飛行みたいな。
実はある世界観が下敷きにあるので例えば後付けだと
>>132 はもとは能動的な戦艦の迎撃システムの一部で後に大出力な火器と推進系を利用した高高度迎撃機、とかだったり。
>>772 見返すと租が目立つというか租しかないというかw
まぁ悔やんでも仕方ないし、せめて今取り掛かってるモノに租が出ないように頑張るだけです
>>773 設定作れる人はホントに強いと思う。俺はそういうのはぜんぜん出来ないタイプですからね
つかハイブリットな人がいすぎて自分肩身狭いですよwみんな文上手いし絵描けるしで
しっと仮面になりそう
>>773 >毎回書くたびに画風が変わるよね、男って
あんまり描きませんからねーw
そしてフォルダを漁っていて気付いた事が。
自分の描くにーちゃんキャラ、みんなオールバックだ……。
>書けない俺からすれば両人とも凄いでっせ
よせやい照れるぜw
>>774 ゲテモノ曲芸飛行……なにそれすごく見たい。
>>775 もう仮面ライダーよろしくライブ感優先でいこうかなとか思い始めた自分がいますw
多少物理法則無視したって、一応ファンタジーだから何とかなるさHAHAHA!
>>775 大丈夫、絵しか描けない男がここにいる!しかも休止中!
さっき勢い余って投下しちゃったけど!
>>776 それきっとディ○ッカの呪いや
>>778 >それきっとディ○ッカの呪いや
そうか、前投下した種ifでディアッカを贔屓し過ぎたから……ってなんで呪うねん!
それにしても、グゥレイトな呪いだ……。
>>780 >エミヤの呪い
Σ(゚Д゚;)エミヤさんとはあまり関わってね――――!
>>774 確かにあのスタイルは空戦に有利だと思います。脚部とか特にw
大出力ナ火気と推進力と聞くと、一撃離脱的なのが浮かびますね。ケンプファーみたいな
>>777 俺もほとんどライブ感だなぁ。後は話の筋が強引でも通ってれば
そうだ、その池面過ぎるオルトロックがすごく見たい件。ダメカナ?
>>778 絵描けるとか最高じゃないですか……ホント最近絵の描ける事の重要性を痛感してますw
>>782 >そうだ、その池面過ぎるオルトロックがすごく見たい件。ダメカナ?
自分のはいの1番に投下しましたぜ!
>>773 友人が軍事に自分より明るいので相談すると揚げ足をとってくれるのです。あとはSF小説に影響うけとりまつ。
脳直の文は少々気を使いました。まあインターフェースを介する方式を想定してるんだけど、"考える"とか"念じる"とか"手足のように"よりもっと露骨でストレートな概念なので。
なんていうか、自分の手はグリップにぎってがちゃがちゃやってるんだけど同時に機体の腕はまた別に普通に動かしてるっていう。
>>774 つねに地面とかと平行でなければならない道理はあんまりないので。最近耳に挟んだF-22のでたらめな旋回性とか、そういうイメージだす。
安価ミス4を6に。
>>782 引力圏離脱可能という想定なので火星の地表からレールガン構えて衛星軌道まで盛大にバックファイヤ吐き散らしながらつっこんできます。
>>783 それは失礼しましたorz
>>784-785 >火星の地表からレールガン構えて衛星軌道まで盛大にバックファイヤ吐き散らしながらつっこんできます
カッコよすぎる・・・・・・つかF-22イメージですか、なんとなく納得
一応ロボット作品投下用アプロダの方にオルトロック上げときました、若干リメイクで URLはアレなんで貼りませんが ふとオルトロックの名前の由来はオルトロスかと思ったりした('A`
789 :
創る名無しに見る名無し :2009/09/15(火) 17:41:08 ID:jAeAeuVZ
>>587 おぉ!凄いイケメンwwこのオルトロックは正に強敵ですねw
再うpありがとうございます
>>588 それは意外な話・・・!
どっちも強そうですw
何気に今日ヴィルシャ、今日投下出来るか微妙ですorz
もし間に合わなかったらごめんなさい
ひゃっはーこんばんはー
ぬーん…一話だけで20Kbいきそうだ。 削るべき箇所が沢山あるということなのかな? あと簡単な用語解説も書いた方がいい?
795 :
創る名無しに見る名無し :2009/09/15(火) 18:56:14 ID:ZSEnndXc
こんばんはーw
>>794 うぷろだに上げるってのも手ですよ!
って、何故目欄が消えてるし……。
>>795 携帯から出来るのかな?
取り敢えず作品コンセプトは青春群像百合活劇です。
少女機甲録氏と若干内容が被ってますが…あとロボは
今のところ超地味な多脚戦車しか出ません。一応、
ロボらしいロボも登場するのですがそれはまた違う
部隊の話なので、人型ロボが好きな人にはお勧め出来ない
内容となりそうです。
ああタチコマ可愛いよタチコマ。
海自のアームスーツに無残にやられるのを見て…ふふふ、恥ずかしながら勃起してしまいましてね。
>>797 >携帯から出来るのかな?
似ている……私に……。
多分携帯からは無理ですね……。
まあ、気を取り直して。
投下する時は支援しますよ!
>青春群像百合活劇
ウホゥ、これは期待せざるを得ない!
>>797 貴様何故今私が攻殻機動隊を見ているのを分かったッ!?
ジガバチかわいいよジガバチ
>>794 一話122kbをもてあましてる俺もいるから安心汁
>>800 それは流石に重過ぎるw
それにしても……もう……800か……。
まぁ、容量的に結構余ってるし20Kbくらいなら大丈夫じゃね?('A`
俺は投下できるのだろうか… 絵も…
一スレに二枚なら十分かな。 戦車とかシャゴホッ
自分もですよ……。今ようやく3500文字です。
スレの進みが早いのぅw
>>797 百合に多脚戦車が備わり最強に見える。……これは支援せざるを得ないw
やはり時代は萌えか
どうにか10時までに投下できそうです 容量かなり食いそう……ごめんなさいね
萌えも何も、根本的な部分は昔から変わっとらんがね しかし100レスは進んでるかと思ったら、今日はまったりなんだなw
>>809 昨日走り過ぎてエンジン焦げ付いてんじゃないか
>>813 昨日だけじゃないぜ。つか、まだスレが立ってから5日なんだよなw
話的に4割で4000字だから単純計算したら完成で1万字なんだろうけれど うーん、流石にもうちょいはみ出るかなーというのが所感
>>814 頬を……赤らめている……だと……!?やめろ見るんじゃない俺にはお嬢という心に決めた人が(ry
>>814 くそぅ! 相変わらずボディラインテラウマス。
ほんとにおっぱい描くの上手いなぁ。形崩れちゃって貧乳しか描けませんよ自分……。
>>817 それくらいなら問題無いNE!
断じてプラグスーツではない。 あと大きめなおっぱいしか描けないんよ。ひんぬーの描き方ワカラネ
やべぇ、あと10分で終わんねェww
>>814 機能美を感じさせるデザインですなー。良いっす!
てか確かにきょぬーですね
>>821 ひんぬーの描き方ですか? フフッ、簡単ですよ! むしろ胸なんて描かねーぞくらいの勢いで描くんです!
(馬鹿めそれは胸乳だ)
>>821 >プラグスーツ
誰も言ってませんてばw
>描き方ワカラネ
資料という名目でエロいモノを揃えるんだ!w
胸乳て何ですかまったく。 × 胸乳 ○ 無乳
ってか俺に至っちゃ野郎のバストアップしか描けないぜ!! つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚ 。
>洗濯板をデッサンすればいいと思うよ なんて失礼な事をw
>貧乳の魔術師!貧乳の魔術師じゃないか!
Σ(゚Д゚;)また変な称号増えた――――!?
>>828 がんばれ!
参考資料は……弟の昔の写真と…
よーし、まったく空気読まずにパパ投下しちゃうぞー しかしこの分量・・・・・いや、殆ど中身ないんだけど
じゃあ自分は今の妹の写真を参考にして……。
デストラウによって無残な傷痕を刻んだ遥ノ川高校の一階で、少女は気を失っているのか静かに横たわっている。 少女の特徴である黒ブチの眼鏡は、周辺に散らばる瓦礫の破片によって潰されており、少女が持っていたノートも、既にボロボロで使い物にならなそうだ。 何分ほど経ったであろうか、少女は強く目を瞑り、やがてゆっくりと目を開け、少しずつ体を起こした。そしてあろう事か、呑気に欠伸をした。 今の少女には、どこか妙な雰囲気が漂う。いつものか弱く、生真面目でかつ、どこにでもいる様なそんな平凡さが――――全く見えない。 少女は薄汚れた黒髪を手で整えながら、正面の玄関口まで歩く。玄関の外、校庭での凄惨な光景など見向きもせず、空を見上げ、少女は呟いた。 「相変わらず趣味が悪いんだから……オルトロック」 パニックにより教職員でさえ居なくなった学校で、少女は廊下を歩く。その足取りは何処か軽く、少女の口調も軽い。 「楽しかった学園生活も、今日で終わりかぁ。まぁ……」 そう言いながら、少女は制服の内ポケットから何かを取り出す。その何かとは――――カードだ。 そう、メルフィーとオルトロックが持っていた、アストライル・ギアを召喚する為の。ただし決定的に違う所は、メルフィーが白、オルトロックが黒なら彼女のは赤、いや、真紅だ。 「あっちの世界での暮らしも、刺激的だから退屈しないけどね」 かつて、隆昭や氷室に木原町子と呼ばれた少女は、もうそこにはいない。そこにいるのは――――魔女、とかつて未来でそう呼ばれた女だ。 魔女は窓に目を向けて、ふふっと笑ってみせる。その笑みは少女らしからぬ妖艶さと、得体の知れぬ深遠さがある。 魔女は取り出したカードに小さく口づけをすると、囁く様に言った。 「貴方もそう思うわよね――――ルヴァイアル」 『ヴィルティック・シャッフル』 第6話 ヴァイタル コックピットが傾き、体に落ちていく感覚――――重力が押しかかる。モニターには、俺達を狙ってライフルを向けるオルトロックが見える。 どれだけ距離があるのか分からないけど、少なくとも避けられる距離じゃないってのは分かる。自分自身の武器で狙われるなんて情けないにも程があるぜ……。それに。 あのライフルの威力を考えるに食らえばタダじゃ済まない。ここまで考えて出てきた答えは一つ――――防御だ。凌ぎきるんだ、チャンスが来るまで。 俺はアルフレッドにどうするべきかを聞いた。 「アルフレッド! どうすればいい! このままじゃ狙い撃ちされる!」 『ならば……ディフェンスのカードを使うんだ。一定時間、機体の耐久力を上げる事が出来る。ロボットが鎧を纏った、青い縁のカードだ』 「分かった! 一か八か……シャッフル!」 シャッフルを発動させて、アルフレッドが教えてくれたカードを取ってモニターに投げる。ライフルの銃口がぼんやりと光りだす。まずい……! 頼む、今だけでもヴィルティックを守ってくれ。このまま死んじゃ、俺は死んでいった人達に……顔向けできない。
鏡見ればいいと思うよ!! うほっ!
紫煙
支援!
――――凄ましい衝撃がコックピットを襲い、ふっ飛ばされるのかと思うくらいシートが揺れた。ベルトが体を圧迫して息が詰まる。 俺は球体に必死にしがみついて、モニターを睨む。オルトロックはライフルを遠慮なくヴィルティックに速射しまくる。くそったれ、何処まで歪んでやがる! 早く体勢を立て直さないと、このままやられっぱなしだ。球体を前面に押し出す様に、俺は手を滑らした。 「ヴィル……ティック!」 歯を食いしばりながら、ヴィルティックを一回転させるイメージを取る。モニター画面がオルトロックに見下ろされた視点から、見上げる視点に変わる。 どうにか体勢を立て直す事が出来たみたいだ。だが立て直した所でぶっちゃけ状況は好転しちゃいない。むしろ逆だ。 悔しいがオルトロックの乗っている機体は、ヴィルティックの比じゃ無いくらい強い。何か打開策が探さないと……。 「残弾数が残り三、か。まぁ、こうなるか」 オルトロックはそう言って舌打ちした。モニター上にヴィルティック・ライフルの残り弾数を知らせるアイコンが点滅する。 ヴィルティックに対して激しい砲撃を与えたが、大したダメージを与える事は出来なかった。それもそうだ。 ヴィルティックはディフェンスなるカードを発動させている為、全身に蒼く半透明の鎧を纏っている。その鎧はヴィルティック・ライフルの弾丸をいとも簡単に弾き飛ばし続けた。 例えディフェンスの効力が切れた所を狙った所で、この三発を撃っても決定打にはならないだろう。それならば、だ。 「それならば心を削ろう。本気になってくれないと、潰しがいが無いからな」 そう言ってオルトロックは口元を歪ませ、操縦桿を握り、デストラウの背面スラスターを噴出させる。 そしてライフルを担ぎ、地上に向かってデストラウを飛ばす。体勢を立て直したヴィルティックを挑発するかのごとく。 「あいつ……まさか!?」 自分で言っておいてアレだが、恐らくそのまさかだ。あいつは狙いを、ヴィルティックから町に変えた。多分――――いや、考えたくも無い。 まだオルトロックの姿はモニターに映っている。今の内にあいつを止めないと、また沢山人が……くそっ! 俺はオルトロックを追いかける為に、ヴィルティックを限界まで飛ばすイメージを浮かべる。だが――――。 「アルフレッド! もっと早くならないのか!」 いくらヴィルティックを飛ばしても、全くオルトロックに追いつけない。それどころか、オルトロックの乗っている機体はグングンとヴィルティックを追い離していく。 モニターに映っていたオルトロックの姿が豆粒ほどに小さくなっていき、やがて、見えなくなった……。元から……元から性能が違うのか……? 「見えなくなった……」 『デストラウ……やはり半端では無いな。それに比べ、こちらはほぼ初期性能のままだ。カードも補充出来てないしな』 「……冷静に観察してる場合じゃないだろ。教えてくれ、アルフレッド。あいつに……オルトロックに対抗できる手段は無いのか?」 「アルフレッド、あのカードを使いましょう。アレなら一定時間、デストラウに対抗できる筈です」 『だが、仮に追いつけても効力が切れたらこちらの状況が今以上に不利になるぞ。それにまだ彼が操作に慣れているとは言えない』 「ですが……ですが既に無関係の人が大勢殺されたんですよ! どんな手段であろうと、オルトロックを止めなければ……!」
ブラウザが開いて、メルフィーが険しい顔でアルフレッドと何か会話している。オルトロックの乗ってるあの機体ってデストラウっていうのか……趣味の悪い名前だ。 ……待て、メルフィーは今あのカードと言った。そしてこうも言った。アレなら一定時間、デストラウに対抗できると。なら話は早い。 俺は悪いと思いながらも、二人の会話に割り込む。メルフィーが言う通りだ。どんな手段だろうとオルトロックを止めないと、何もかも終わりになる。 「メルフィー、そのカードがあればデストラウに対抗出来るんだな?」 「えぇ。絶対ではなくあくまで可能性ですが……」 「なら良い。アルフレッド、そのカードを使わしてくれ。どんな手段を使ってもあいつを止めないと……。」 俺の懇願に対し、アルフレッドは渋る様な口調で返答した。それほど危険なのか、そのカードって……。 『駄目だ。私はあくまで君達が生き残る事を優先する。あのカードは効力が優れている代わりにリスクが高すぎる。もっと確実な方法で』 「聞いてくれ、アルフレッド。もう……もう、四の五の言ってる場合じゃないんだ。これ以上あいつを野放しにしてたら、もっとたくさんの人が死ぬ。だから……」 『駄目だと言っているだろう。これから私がプランを練る。そのプランに従って』 「アルフレッド!」 「頼むよ……俺は、俺はもう、大切な人が死ぬのは……嫌なんだ」 自分でも驚くくらい、俺はアルフレッドに大きな声を上げていた。だけどそれが今の俺の正直な気持ちだ。 もうこれ以上、あんな奴に学校も、街も蹂躙されたくない。仲間が、家族が目の前で殺されているのを前に冷静になれる程、俺は……人間が出来てない。 「アルフレッド、私からもお願いします。戦闘面の方は私が全力でサポートします。だから……」 メルフィーが凛とした声でアルフレッドに言った。俺はアルフレッドの返答をじっと待つ。 『……分かった。ただし――――絶対に、効力が発動している状態でオルトロックを倒すんだ。良いな』 「氷室さん! 立ち上がってくれ、氷室さん!」 耳を防ぎ、その場にうずくまる氷室に必死で呼びかける青年がいる。だが、青年に対して氷室は耳を押えたまま、頑なに動こうとしない、 周囲は救急車、及び緊急車両のサイレンと、凄惨な状況に呼応する様な悲鳴と怒号。目を背けたくなるような、正に地獄絵図と呼ぶにふさわしい状況下となっている。 その中でも――――草川は必死に氷室に呼びかける。自分自身も心が折れそうなのを必死に耐えながら。 しかし草川が幾ら呼びかけても、氷室は動くどころか顔すら上げない。まるで――――今の状況から自らを完全に遮断する様に。 草川は微動だに動かない氷室に苦悶の表情を浮かべて、どうするべきか悩んで頭を掻き、迷った挙句……氷室の右腕を掴んで、起き上がらせようとした。 「行こう、氷室さん! ここで止まってたら、またあの黒いのが来る!」 「いや……止めて……」 「氷室さん!」 「離してよ!」 そう叫んで、氷室は草川の手を振り解いた。草川と氷室の間に、言いしれぬ沈黙が流れる。草川は茫然と、氷室を見つめた。 氷室はしばらく顔をうずめると、ゆっくりと、力無く草川を見上げた。その氷室の目には――――止めどない涙が流れていた。自分自身で抑えきれない様な。 「ごめん……でも、もう私……無理。こんな無茶苦茶な事になって……何もかも、無くなっちゃったから」 今まで生徒会長として気高いプライドを保っていた氷室には、今の光景はあまりにも残酷で無情すぎた。 目の間で母校を無残な姿にされた挙句、生徒達がまるでアリを潰すか様に簡単に殺されていく。――――そんな状況になっても、私は何も出来やしない。 学校はおろか生徒さえ守れず、何が生徒会長なんだ。氷室の、生徒会長と言う名のプライドが粉々に潰されてしまった。もう――――私には、何も無い。
「私は……私はここで良い。貴方は、逃げて……。私は」 「ふざけんな!」 ――――全く予想してなかった草川の言葉に、氷室の目が丸まった。 「……どうして死のうとしてんだよ。そんなんで、そんなんで生徒会長とか名乗れるのかよ!」 草川はそこまで言い切り、再び氷室の右手を引っ張った。氷室は驚いている為か、その手に引っ張られるように立ち上がる。 氷室と向き合う草川の顔も――――泣いていた。それもみっともなく鼻水を出しながら。だが、その顔には何時ものおちゃらけている草川ではなく、確かな男前の面影がある。 「いないんだ……。喪男同盟の奴らも、メルフィーちゃんも……隆昭も。いくら探しても、探しても……」 草川は流れている涙を両腕で拭う。どうにか男の面子を保とうとしているが、それでも草川の目から涙が止まらない。 「けど、俺は皆……皆と生きて会えるって信じてる。だから俺は死ねない。絶対に」 氷室はハッとなる。確かに自分にも草川と同じ様に、また会いたい人がいる。私にも……死ねない、理由がある。 「だからさ……頼むよ、氷室さん。俺みたいに……どうしようもなく心細い奴が、まだ一杯いると思うんだ。 何時もの氷室さんらしく、そういう奴を叱咤してくれ。遥ノ川高校の、生徒会長としてさ」 草川の言葉に、沈んでいた氷室の目が次第に輝きを取り戻していく。きっと口を一文字に締めると、氷室は草川の手を離した。 そして乱れていたツインテールを整え、草川に背を向ける。氷室は草川に聞こえない程度に小声で言った。 「……ありがとう。お陰で目が覚めたわ」 「え?」 「何でもないわよ! ……取りあえず今の内に逃げ遅れた生徒を誘導するわ。貴方も手伝いなさい!」 「はい! ……って何だ、あれ?」 返事をした草川が、ふと空を見上げた。氷室も空を見上げる。 雲を切り裂く様に高速で飛行する黒いのが見えた。そしてその黒いのを追うように――――白く巨大な物体が飛んでいる。 黒いのとかなりの距離を開けられてはいるが、白い物体は、黒いのに追いつこうと必死に飛んでいるように見える。 「またあの黒いの仲間か……もう何なんだよ……」 「……違う」 氷室の脳裏に、メルフィーが話したあの話が蘇る。もしもあの話が真実なら、あの黒いのに似て非なる、白い物体に乗っているのは――――あの二人だ。
後方でデストラウを追うヴィルティックが見える。その姿を見、オルトロックは笑いが抑えられない。 このライフルで今すぐ遥ノ川高校を焦土に変えるのは容易い。しかしそれでは何の面白みも無い。それにヴィルティック自体を潰すのは赤子の手を捻る程簡単だ。 だが、それはしない。じりじりとヴィルティック自身も、鈴木隆昭もすり潰す。たっぷりと絶望を与えてやろう。 「シャッフル」 シャッフルシステムを発動すると共にカードを引く。オルトロックが行う一連の動作には、一切の無駄が無い。 カードをモニターに投げて、操縦桿を傾ける。デストラウを急旋回させ、ヴィルティックに真正面から向き合う。 モニターには全速力で、こちらに向かってくるヴィルティックが見える。さぁ来たまえ、ヴィルティック。オルトロックの口元が一層歪む。 『いいか? あくまでデストラウの攻撃を避ける事だけを考えるんだ。あの男の性格上、私達に動きが無いと知れば即座に攻撃してくる』 「あぁ。攻撃はメルフィーに任せるよ。俺はあくまで俺が出来る事に専念する」 『良し、良い覚悟だ。見えてきたぞ』 出力に限界点が来るギリギリまでヴィルティックを飛ばし――――ようやく、デストラウの姿を捉える事が出来た。 だがデストラウは余裕といった様子でヴィルティックを見据えている。どこまで舐められてんだ、俺達は……! 「シャッフル!」 モニターからカードが実体化する。俺はその中から、切り札になるカードを引く。その手には何時の間に汗が滲んでいた。 このカードで、今の状況下が変わるのか何て分からない。確かに、アルフレッドの言う通り、限りなく勝つ可能性は低いのかもしれない。 だけど、このまま逃げるのだけは絶対にしたくない。例え相打ちになったとしても、俺はあいつを――――オルトロックを、倒す。 「ん? ……何を考えているのかな?」 何故だかヴィルティックが自らと同じく、静止している事にオルトロックは首を小さく首を傾げる。感情的に殺しに来るかと思っていたが。 まぁ、ヴィルティックがどう動こうがねじ伏せるだけだ。力の点でも、機動性の点でも、ヴィルティックに勝ち目は無い――――筈だ。 『良し、良いぞ』 アルフレッドの合図が聞こえ、俺はカードをモニターに勢い良く投げつける。アルフレッドが、カードの名前を復唱する。 『トランスインポート・ヴァースト』
「ターンアップ」 オルトロックがそう呟いた瞬間、デストラウを灰色の雲が覆う。その雲はデストラウから次第に分離していくと、何かの形を成し始める。 その形が次第に明確な姿へと変わっていき――――分離した4つの雲は、デストラウと酷似、否、ほぼ同じ姿となった。 それら疑似デストラウが、ライフルを持つオルトロックのデストラウを守るように囲んだ。 疑似デストラウは武器こそ持っていないものの、耐久性が半分である事を除き、ほぼデストラウと同じ能力値だ。今の状態はヴィルティックに限りなく不利だ。 オルトロックのデストラウが、ヴィルティックに向けてライフルを振り下ろし、オルトロックが静かな口調で言った。 「甚振ってやれ。殺さない程度にな」 握っていた球体の色と、指から伸びているラインが青から赤に変わる。俺は前を見据えて、デストラウの姿をしっかりと見据える。 ……ビームを撃ち返すだけでなく、分身までしやがった。気付けばデストラウが5機、陣形を組んでいた。しかし一つ気付く事がある。 その4機はどれも、ヴィルティックライフルを持っていない。つまりオルトロックの乗っているデストラウと同じ性能なのかは分からないが、少なくともオルトロックが乗っていない偽物って訳だ。 何にせよ、その偽物共を倒さないと、本物の……オルトロックが乗っているデストラウを倒す事が出来ないんだ。俺は球体を強く握り、ヴィルティックを――――動かす。 俺が動きだしたからか、偽デストラウ達が一斉にこっちに向かって飛び始めた。 真ん中にはヴィルティックライフルを向けた、本物のデストラウが見える。あいつだ――――あいつが、本当の目標だ。 『まだだ、まだ耐えろ』 アルフレッドの言葉に従い、俺は感情を抑え込む。アルフレッドに止められなかったら今すぐにでも突っ込みそうになった、すまない、アルフレッド。 周囲から警告音が鳴る。色んな方向から、偽デストラウが襲いかかろうとしているんだろう。しかしまだアレを発動するタイミングじゃない。 耳をつんざく様な警告音が鳴り響き――――真正面のモニターに、偽デストラウの姿が映った。今だ! 「ヴァースト、起動!」
次の瞬間、ヴィルティックを攻撃せんとした4機の偽デストラウが、赤き閃光を放ったヴィルティックによって派手に吹き飛ばされる。 偽デストラウ達は何が起こったか分からず、周辺に慌しくカメラアイを上下させる。と、その中の一機に、赤き光を放ちながらヴィルティックが肩に乗りかかる。 続いてヴィルティックは両手を振り上げた。するとヴィルティックの掌に、巨大な剣――――ヴィルティック・ソードが浮き出て、即座に実体化した。 そのままソードを偽デストラウに向けて勢い良く突き刺す。偽デストラウの動きが止まり、カメラアイが黒くなると共に膨張して爆発した。 爆発によって周辺に大量の灰色の雲が広がる。と、ヴィルティックは動きを止めずに、次の機体に向けて突撃する。 ヴィルティックに気付いた偽デストラウが、手刀を突き刺そうとすばやく右手を伸ばす。紙一重でヴィルティックはその手刀をかわす。 そしてソードを偽デストラウの腹部に向けて深く突き刺すと、そのまま一回転して偽デストラウを切断した。 漂う灰色の雲の中で、ヴィルティックはその姿を現す。装甲板がスライドし、機体に疾る青きラインは赤く変化して、ヴィルティックを赤く染めている。 「ヴァーストか……これでやっと、互角に戦えるな」 目の前で形態を変えたヴィルティックを見てもなお、オルトロックは笑みを崩さない。むしろ――――この時を待っていたかの様に。 「だが、まだ戦うに値しない。ここまでおいで」 そう言って、オルトロックはデストラウを再び急旋回させて、ヴィルティックに背を向けると背面スラスターを飛ばして離脱する。 残りの偽デストラウが、一斉にヴィルティックに向かう。ヴィルティックは背中のスラスターを吹かしながら、ヴィルティック・ソードを構えて残り二機へと突貫する。 歯を食いしばりながら、俺はヴィルティックを必死に操作する。さっきまでと見ている光景が全然違う。いや、全く違う……! 体にかかる重力が半端無く、骨という骨が悲鳴を上げている。だが……その分コイツの速さが伊達じゃない。俺が考えている以上に動く。 実際、今戦っている偽デストラウは、ヴィルティックの動きに全くついてこれちゃいない。どんな攻撃も、ヴィルティックには当たる気がしない。 ふと、オルトロックのデストラウに目を向ける。……って逃げるな! 「隆昭、右!」 メルフィーに言われてハッとした。真正面から偽デストラウが両手で手刀を突き刺そうと両腕を伸ばしてくる。俺は寸ででヴィルティックを後ろに……。 と、妙な違和感を感じ、モニターを上に向けた。上から別の偽デストラウが、手刀を構えて突っ込んできた。 連携技か! しまった、距離が足りない……これじゃあ……。 「隆昭! 呆けないで!」 次の瞬間、メルフィーが上から襲ってきた偽デストラウに向かって、勢い良く剣を投げつけた。投げられた剣は偽デストラウの頭に向かって突き刺さる。 同時にメルフィーがヴィルティックを回転させて、正面から襲ってきた偽デストラウに向けて、回し蹴りを見舞った。 その時、背後からけたたまく警告音が鳴る。オルトロック……まさかライフルを……! 「一気に上昇して! 隆昭!」 メルフィーの言葉に頷き、俺はヴィルティックを上の偽デストラウに向かって急上昇する。するとメルフィーが偽デストラウに刺さった剣を振り上げた。 真正面の偽デストラウが、二発、ビームの直撃を受けて爆発した。危なかった……。少しでも遅れていたら、こっちが直撃を受けていた所だったな。 そのままメルフィーが剣を残り一機の偽デストラウ目掛けて振り下ろした。これで、偽デストラウ全機……撃破か。
「大丈夫ですか、隆昭」 ブラウザが開いて、メルフィーが心配してくれる。……正直凄く疲れたが、そんな事言っている場合じゃない。 「あぁ、まだ全然大丈夫だ。メルフィーは大丈夫か?」 「私の事は構わないでください。……敵が来ます」 そう言ってメルフィーがブラウザを閉じた。……何だろう、普通の時と凄いギャップを感じると言うか……。戦い方が凄いというか……。 って今考えるべき事じゃないな。俺は邪念を振り払い、きっとモニターを睨む。残るは、オルトロックが乗る本物のデストラウだけだ。 その時、突然コックピット内にノイズみたいな不愉快な音が聞こえ――――あの男の声が響いた。 「やぁ、鈴木君。偉く頑張ってくれてるじゃないか。感心するよ」 オルト……オルトロック! 『……ジャックか。相変わらず醜悪だな、オルトロック・ベイスン』 オルトロックの声に、アルフレッドが反応した。何故だかアルフレッドの声は、さっきまでの冷静な声では無く怒気を孕んでいる様な気がする。 てかジャック……電波ジャックみたいなもんか? 何にせよ気味が悪いぜ……! 俺は聞こえてるか分からないが、オルトロックに叫んだ。 「オルトロック! どうしてこんな酷い真似をする! お前には、良心の呵責とかそういうのは無いのか!」 「無い。そもそもこれらの惨状は全て……君のせいなのだよ、鈴木君」 「何……?」 「君が余計な事をしたおかげで、未来そのものが崩壊したんだ。君は本来、生きてはいけない人間なのだよ、鈴木隆昭君」 『駄目だ、奴の言葉を聞くな!』 どういう事だ……? 俺が、未来を崩壊させる? どうして俺が……? いや、今は奴の戯言を聞いている場合じゃない。一刻も早く奴を止めないと――――と、俺は奴の行動に血の気が引く。 「おい……止めろ、ライフルを町に向けるな。おい、おい!」 「どうも君には覚悟が足りない。だからもっと本気になって貰わないとな。そうでないと――――潰しがいが、無い」 やめろ……止めろ……。 「止めろぉぉぉぉぉ!」
……ヴィルティックライフルの銃口から、ビームが発射された。ビームは遥ノ川高校の周辺に当たって、その地点が……。 ……どうして、どうしてだよ、どうしてこんな事が出来るんだよ。少しでも、少しでも罪悪感とか沸かないのかよ! 何でそんな簡単に、人を殺せるんだよ! オルトロック……オルトロック・ベイスン! 「どうだい? 自分のせいで、無関係の人間が死んだ気分は? さぁ、本気になってくれ、鈴木君。それとも、もっと人が死んだ方が興奮できるのかな?」 瞬間、俺の頭の中が真っ赤になり――――俺は、デストラウにヴィルティックを全速力で飛ばした。 「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!」 ヴァーストの制限時間――――残り、30秒。 ヴィルティック・シャッフル 次回 デストラウ
投下終了で―す。支援の程、有難うございました 主要キャラほぼ全員に見せ場を作りました。でもぶっちゃけ一番目立つのは木原さんだと思います オルトロックを書くのが楽し過ぎて困る
乙です!デストラウ、デカブツのクセに早いとかチート過ぎるだろ…('A` そして意外にメルフィーが戦い慣れてる感じですな、ヴィルテックが黒くなる複線かしら まぁ、とりあえず頑張れオルトロック!!(ぇ
>>858 ウヒョー、カード戦熱い! 目茶苦茶盛り上がってるじゃないですか!
くそぅ、一度絵を描いたせいか、オルトロックが嫌いになれないぞ!
てか、木原さん、じょ、冗談じゃ……。
>>858 乙です!
隆昭とオルトロックの操縦描写の違いで戦闘経験の差が伺えるのが凄いw
……眼鏡っ娘がいなくなってしまったorz
お疲れさんです。 続きが気になるサプライズウマー。
>――――魔女、とかつて未来でそう呼ばれた女だ。 あのー、木原さん、まさかサバ読んでうわなにをするやめ しかし熱いな、熱い。なんか血がたぎってきたぜ! 制限時間付きの戦いっていいよね!
やっぱロボいいわぁ
>>861 そういえばこのスレにおける眼鏡っ娘って希少価値高い……のか……?
くっ、惜しい物を無くした!
感想早すぎワロタwwあぁ、これは凄く嬉しいです。有難うございます どう戦闘書こうかなってずっと悩んでたんで、好評な様で良かった もっと巨大感とかメカニック描写とか入れた方がいいんでしょうね……。やっぱロボは難しいわ 所で アルフレッド「私が今の所全く話題にならないのはどういう事なんだ……?」
>アルフレッド 幼女でも巨乳でもヒールでもロボでも無いからじゃないかな!!
>>867 フ、フ、フ……木原さんやオルトロックにインパクトを掻っ攫われたんですよ、あなたは……。
>>867 ドンマイ、アルフレッドさん!
ドロイドっぽいサポートメカだったら
男性人格の人工知能でも触れて貰えたかもね!w
>>867 したいなら、スピード感を必要としない場面ならメカ記述入れても余裕をもってかけるとおもいますが如何?
巨大感は……せっかく市街戦なんだから建物使えば表現できるかと。
>アルフレッド
美少女型ならみんな注目したんじゃないかな(・ω・`)
四話完成。投下します。ただち投下途中で消えるかもしれないという非常識
>アルフレッド リヒター<……お互い頑張りましょう>
第四話 「休日 ユト編」 ―――……突如として浮上してきた映像は、酷く霞んでいて、どこか遠くから眺めているようで、テレビのニュースを見ているかのように現実味の無い光景だった。 視点が定まらない。 深海に叩き落されてしまったよう。 一人の女の人が、両手を大きく広げて立っている。その人に向かって黒服の男達が黒いなにかを一斉に構えた。 悲鳴が上がる。女の人は全身に拳銃の弾を受けてその場に崩れ落ちた。口から血を流し、今にも死にそうな女の人は、地面を這いながら近づいてくると、血で紅く染まった指で頬を撫でて来る。 震えながら口の中の血を吐き出し、ぜぇぜぇとした呼吸を落ち着けるように言葉を紡ぐ。 もう命は助かるまいと直感が告げてくる。 「―――……、…リッサ、……に……げて……」 視界が上昇すると、女の人を見捨てて逃げ始める。 涙を拭いながら逃げていくが、黒服の男達にあっという間に追いつかれて全身を掴まれてしまう。どんなに腕を捻っても体をバタつかせても逃げられない。噛み付いてやろうとしたけど、それすらままならない。 ―――……また視界が薄れていく。 押し寄せては引いていく波のように意識が安定しない。 ラジオのチャンネルを合わせるように徐々に映像のノイズが消えていく。 ベットか何かに寝かされているらしい。両手両脚を縛られている。ニヤついた顔の男達が現れると、手に持ったソレを見せ付けてくる。 鋭利で大きく固い刃物、斧。木か何かを斬るために使うそれを愛しむように撫でる。ぎらりとした反射が眼に映った。 男の一人が服を剥ぎ取っていき、上半身が裸にされる。 そして、その斧を―――腕に振り下ろした。 「――――……!!!!」 悲鳴を上げたことすら耳には入ってこない。 それどころか、男たちの声も入ってこない。 入ってくるのは、腕に致命的な一撃が加えられたということと、気が狂ってしまうほどに痛いということ。 眼に血液が入って全てに紅いフィルターがかけられる。 男は、大笑いしながら斧を振り上げて、また腕に叩き落とした。
靄と霧を頭に突っ込まれたような感覚と、滝に飛び込んだときのような寒気に襲われたメリッサは、悲鳴をかみ殺しながら眼を開けた。 何かとても怖いものを見ていた気がする。 いや、ナニを見ていた? そもそも本当に見ていた? ワカラナイ。 時間を確認するために枕の側に置いてある錨型の時計に眼をやってみると、ピタリ5時を指し示している。特に予定も無い。二度寝をするのも選択肢の内に入れてもいいであろう。 海鳥がやかましく鳴いているのが聞こえた。 「………うわぁ」 布団を足で蹴って自分の服を見てみると、水泳した直後に水分を取らないで服を着たかのような有様になっていた。 胸元に指を差し入れて中の臭いを嗅いで見る。汗臭い。 このまま汗びっしょりのままでいることは不快感と手を繋ぎながら踊るようなものだ。 メリッサは、素早く立ち上がると部屋から出て行った。 シャワーのコックを捻ると、一瞬冷たい水が出てきて、次に人肌よりも断然熱いお湯が出てくる。 壁に手をつきながらお湯を浴びていると、頭のもやもやが全て流されていくような気がした。 黒と茶を混ぜた特有の髪の毛がお湯で膨らんでから縮み、肩から流れていくお湯は体温を上昇させながら腰へと流れて、程よい筋肉と脂肪で包まれたしなやかな肢体へと流線を描くようにして落ちていく。 瞳を閉じてみると頭に落ちてくるお湯の音が骨を震わせて直に聞こえてくるのが分かった。 肩をさすり、自分の身体を抱きしめる。 そうすることで身体を覆っていた寒気が取れてくれるような気がしたのだ。 1分か、2分か、5分かもしれない。その時間お湯を浴び続けていたメリッサは、細く眼を開けると、シャワーのコックをしっかりと閉めて浴室を後にした。
「ユトー」 朝ごはんを食べるなり、メリッサはユトに口を開いた。 苛立っているようにも、歯の間に挟まった何かを気にしているようにも、背後霊の視線に恐怖しているようであった。 ユトは海水から塩分を濾して作った水を口にしつつ、メリッサの顔を窺うように言葉をかける。 朝の爽やかな空気と海鳥の鳴き声を背景とする二人のリビング。 開け放った窓から清浄な潮風が流れ込んできて二人の前髪を揺らす。 「今日は休みたい」 「え?」 「だから、休みたい」 余りに突然な宣言に戸惑いを見せるユトだったが、カレンダーをちらりと確認して、ゆっくりと頷いて見せた。特に拒否をする理由も無い。借金に追われているでもないのだから、一日二日、ダイブ一回二回程度なら延期しても支障は出ない。 飲みかけの水を一気飲みし、メリッサは立ち上がる。自分の分の食器と、ユトの前に置いてある空の食器を取ると、洗い場のほうに持っていった。 ユトは部屋の隅で今日のニュースを写していた空間投影モニターを切ると、食べかけのパンを口に放り込み、皿を空にして洗い場に持っていく。そして、ざっと水洗いして食器洗浄機に入れているメリッサの隣に立つと、自分の分を洗って入れていく。 「お皿渡して」 「はい」 「さんきゅ」 スペース的に二人が入れるわけも無くて、ユトは食器を渡すことに専念する。 傍から見たら夫婦そのものだったりするのは秘密である。 「ところでメリッサ。どっか行くの?」 思わず口に出た一言に、メリッサは顔を少し曇らせる。迷惑とか、そういった表情ではない。迷いに近い。 最後の皿に水をかけると、食器洗浄機に丁寧に入れてから扉を閉めて、スイッチを押した。内部で水が噴出して皿が洗われ始める。なんとも便利なものだ。放り込んでおくだけで洗って乾燥まで可能なのだ。 無駄に金をかければドロイドに家事全てを任せることも出来るのだが、いかんせん値段が高すぎる。 それはさておき。 両手をタオルで拭いたメリッサは、首を捻りつつ言葉を発する。 「精神的な疲れっていうのかな………よく分からない夢を見てる気がして。ぱーっとしてこようかと」 これ以上聞くのは酷だと感じ取ったユトは、メリッサの肩を軽く叩くと、自分の手もタオルで拭いて水分を取る。 部屋の掃除をしようと一歩踏み出したメリッサの肩を再度叩くと、部屋から追い出そうと背中を押し始めた。やんわりとした力だけあってメリッサは断るに断れずに押し出されていく。 「ちょ、なによ、掃除……」 「いいからいいから。行ってきなよ、あとは俺がなんとかしておくからさ」 「……んー……分かった。ありがとう」 リビングから強制的に追い出されたメリッサは、さっきとは違った困り顔を浮かべて廊下に立ち尽くした。 とりあえず髪の毛を纏め上げなおすと、リビングで始まった掃除機の音を背中に浴びつつ自分の部屋に戻って行った。
びゅぃぃぃーん、という独特の音を立ててエアバイクが仕事場兼自宅から発進したのを耳で確認したユトは、紙モップで床を拭くのを止めて、額の汗を拭うようなそぶりをしてみた。汗はかいていないがやってみたかっただけである。 時計を確認してみる。時刻は11時。昼とも言えるがそうでもない微妙な時間帯。 何をしようかと考えるために顎に指を沿わせて視線を天井に向ける。 メリッサを送り出してしまった以上、ダイブは不可能。一緒に遊びに行くことも考えたのだが、そういう雰囲気ではなかったから提案はしなかった。 「さて――」 高い位置で輝いている太陽を一瞥したユトは、自分の部屋へと歩いていった。 一人の休日というのも悪い話ではないと。 この街は複雑だ。 最初に建造された旧都市と、最近政府主導で再開発された新都市。その間を縫うように家が建築されて、違法改造なんて朝飯前、雨霰と改造改築をし続けて、それこそ迷路のように入り組んでしまっている。 新都市の方は政府が積極的に介入することで体裁を整えているが、旧都市とその境界にはもはやスラム街同然となっている。 鉄塔が競い合うように立ち並び空を狭くしている。剥げた外装の建物は僅かに出来た隙間にねじ込んでどっかりと腰を降ろし、更にその極小の隙間に浸透するが如くグレーゾーンな出店が立ち並ぶ。 その中を金髪を適度な長さで切った青年が行く。 旧都市部中心地。鉄の歩道とコンクリートの歩道と生の地面が滅茶苦茶に交差するそこを楽しげに歩きつつ、背中に背負った古臭いリックサックを身体を振ることで持ち上げて、しっかりと定位置に戻す。 雲一つ無いというのに、どこかの煙突から排出される汚れたガスが空気に臭いをつけてしまっているも、それですら「味」として感じられるようで。 行き交う様々な人種仕事服装の人間の群れの中を肩がぶつからないようにひらりひらりとかわしながら歩いていく。 出店を見てみると、よく分からない品から、見覚えのある潜水機の電子部品、制御装置などが並んでいて、ふと前を見てみると丸々として大きな肉を回転させながら焼いている店があった。 「焼き……肉?」
なんと表現すればいいのかは分からない。さしずめロール肉。串に刺されたそれは、轟々と焼かれて回されて、肉汁を垂らしている。肉汁が垂れるたびに火が呻き声をあげて赤い火の粉を散らした。 店員は白髪の老婆。念仏のような言葉を呟きながら焼いている。 そこで腹がぐぅと小さくなるのを確かに聞いた。時間は丁度12時。道理で腹が減るわけだが、ちょっと早いような気がする。 老婆が視線を上げてくる。反らす前にピタリと視線がぶつかってしまった。 濁った黒い眼とユトの青い眼が見詰め合う。 「……………」 喧騒の中で――確かに聞こえた――老婆の念仏が変化して―― カエカエカエカエカエカエカエカエカエカ 「カ、買います買います!」 これは呪われる。 肉を回しながらついでに呪いも伝染(まわ)すつもりだ。背筋が凍る。顔も引きつる。 かつて無いほどの速度で財布を抜刀すると、貼られていた値段通りの小銭を老婆の前に音をさせておいた。すると、しゅばっという凄まじい速度で肉ロールが突き出される。ユトは無言でそれを受け取った。 くんくんと匂いを嗅ぎ、歩き始める。 良い匂いに涎が出てくる。肉汁がこぼれないように舌を表面に這わせて舐め取ると、男らしくガツガツと食べてみる。 「うまい………」 悔しいが美味かった。 ジューシーでありながらしつこくなく、適度にレアな部分を残すことでステーキのミディアムを再現しているよう。 値段は少々高かったが、この大きさなら納得であろう。 食べながら人にぶつからないように歩くというのも厄介だ。ユトは、どこか座れそうな場所は無いだろうかと視線を走らせる。 「お」 あった。 街の一角が開けた広場のようになっていて、そこに錆付いた小型コンテナが積まれており、数人がたむろしている。 多少近づくことを躊躇させるが、座れるだけいいだろう。 そう考えたユトは、座っていた子供一人から少し離れたところに腰を降ろす。誰かが煙草を吸っていたのだろう、つんと鼻をつく臭気を感じた。 やっと座ることが出来たユトは、肉ロールをむしゃむしゃと豪快にほお張り始める。 やっぱり美味かった。
「………」 美味しいのはいい。 身体にも、心にも、美味しいものを食べることは必要だし、健康にも繋がる。 肉の9割を食べた辺りで気がついたのだが、誰かに見られているような気がしてならないのだ。喧騒の中で視線の主を音で探すという無駄な行為をして、続いて視覚に頼って探してみる。 奇抜な服装の若者の集団が通過する。 その奥の電波用アンテナの足元に、何かが覗いてきている。なんだろうとじっと見ていると、小柄な人物の赤い瞳が二つユトを見て、ユトと視線が合うや否やサッと影に隠れた。 隠れたはいいが軍隊の帽子に布をタレ下げたようなそれの端っこがはみ出している。 頭かくしてなんとやらということか。 ユトは、持っていた串から肉を剥ぎ取って、近くに置いてあった灰皿に放り込んだ。 そして、そろりそろりと近寄っていくと、相手の視覚を取るようにして接近していく。その人物は、先ほどユトがいた辺りをちらりと見る。居ない。慌てたように身を乗り出した。 背後に回ったユトは悠々とその人物の観察をしてみる。 使い込まれていそうなオレンジ色のツナギ。サイズが合っていないらしく、両手が見えない。しかも両足もややだぶついている。体型こそ確認できないが、セミロングの栗色の髪の毛と、幼い顔つきなどから、女の子と見当をつけた。 悪戯心がむくむくと湧き上がって来た。 微妙にニヤついた表情を浮かべたユトは、極々至近距離まで寄ると、ぽむと肩に手を置いてみた。 「みっけ」 「ひゃッ!?」 甲高くよく耳に通る声でかわいい悲鳴を上げた――少女は、突然現れたユトに気がつくと、心臓発作でも起こすのでは、というレベルで飛び上がり、さっとアンテナの後ろに隠れようとする。が、鉄板の地面のつなぎ目に足を引っ掛けてスッ転んでしまう。 「あぅ〜……」 「ゴメン、大丈夫?」 鉄板で舗装された地面に顔から突っ込んだ少女。流石にやりすぎたと感じたのか、慌てて少女の側に寄り、手を差し出して助けようとする。 少女は赤くなった顔を押さえて地面に座っていたが、手を差し出されるやみるみるうちに違う意味で赤くなり、帽子で目元を隠してしまった。 頭から湯気が上がっているような気がするが、気のせいであろう。そう、気のせいであろう。 「驚かせちゃってゴメンね。名前なんて言うの?」 少女は口元を震わせていたが、ユトの手をやんわりと握って立ち上がると、俯き加減に言葉を搾り出した。 「えりあーぬ、です」 「エリアーヌ……良い名前じゃない。俺の名前はね」 自分の名前を言おうとしたユトを制するように少女が片手を挙げる。 そして、小さな声で、それでいてはっきりと名前を言ってきた。 「ユト=シーゼンコード……ですよね。違いますか?」 間違っていないかとハラハラしつつ自分の胸を押さえて上目遣いに聞いてくる少女。幸いユトにその趣味は無いため問題は無かったが、そういう方面の人間であれば一発で落ちること請け合いの表情だった。 ユトは、多少驚いた顔を浮かばせて、自分の記憶を探る。該当する人物はいなかった。一度会っているのに忘れてしまったのかと考える。 「あってる。俺の名前はユト、なんだけど、……えー、そのなんで知ってるの? あ。怒ってるわけじゃないんだ。一度も会ったことないような気がしてさ」 「……覚えてませんか?」
出来る限り言葉は選んだつもりだった。だったが、少女は若干瞳に涙を浮かべ始めてしまう。この反応は一度会っているという証拠。 ユトは脳味噌に鞭打って記憶を検索するが、欠片も出てこない。 冷や汗が流れる錯覚をする。 「わたし、潜水機の武器屋のオヤジさんのところに住んでて……」 「………………ぇ? ああー! そうか、君だったのか!」 オヤジの汗臭いというか男の戦場のに直立する掘っ立て小屋に住んでいると聞いて、想像すら出来なかったため、理解に数秒ほど時間を要してしまうが、手をぱんと合わせながら大きく頷く。 前に行ったときに聞いた声と合致したというのもある。 やっと思い出してくれたのを確認した少女……エリアーヌは、にこにこと笑みを浮かべると、恥ずかしげに両手を後ろに回して一歩下がった。 ユトはリュックを背負いなおし、携帯電話の時計を見てみる。12時30分。何もしていないのに随分と時間が経過してしまっていた。 今日一日中暇と言えば暇なので、何をしようかと考えつつ周囲に視線をやってみる。と、ユトのズボンの端っこが摘まれて、弱く引っ張られる。下に眼をやると、エリアーヌだった。 「―――……あのぅ……買い物があるので付き合って貰ってもいいですか?」 「いいよ。もちろん」 街をぶらつくのも悪くないが、小さい子を手伝うのも悪くない。 ユトはエリアーヌに連れられて街の奥へと消えていった。
荷物はそれほど多くは無かった。 細々とした電子機器類。工具。擬似神経回路。特殊オイル。食品。 それらを大きな袋に詰めて、ついでにリュックにも詰めて、帰る。向かう先は見慣れたオヤジさんの家兼お店。 最初にエリアーヌが店のガラス戸を開けて中に入っていくと、少ししてからユトが入れるように戸を広げて招き入れる。 よいしょと言いつつ抱えた荷物を店の中の机に置くと、続いてリュックの中身も出していく。全て出し終えると、ユトとエリアーヌの二人で仕分けをして店の置くべき場所へと持っていく。 ユトには場所が分からなかったのでエリアーヌが先頭に立って荷物を持って的確に整理していく。 大体数十分で作業は終わって、ユトは畳の部屋でまったりとお茶を飲んでいた。 だぶだぶのツナギなのに、実にテキパキとお茶を淹れて、ついでに和室に放置されてあったゴミを回収して捨てる。流石は女の子である。ユトは感心したように頷くと、渋いお茶を啜った。 「お茶美味しいよ」 「ありがとーございます……」 頬を染めて小さく頷くエリアーヌ。女の子座りになって、お茶を少しづつのみ始める。 時計を見てみると3時になっていた。 わいわい、とまでは行かなくても二人は会話をする。ユトの話をエリアーヌは頷いて時折意見を入れながら聞き、エリアーヌの話をユトは笑みを浮かべながら聞いた。 ふと気がつくと、5時になっていた。 その時二人は部屋にあったチェスで遊んでいた。ユトのほうが強かったのだが、手加減はしないで下さいと言われて本気でキングを殺しにかかっていた。 6時になった。時計を確認したユトは、肩を揉み解しつつ体勢を立て直してあぐらをかいた。 「………エリアーヌ、長居するのも悪いからさ……」 「ぇ。………ぁ、はい、わかりました……でも、また来てください」 もじもじと身体を動かして、ついでに顔を赤らめて、小さな声で言うエリアーヌ。 傾き始めて来た太陽の光が室内をオレンジに染めている。ユトは、オレンジの光に眼を細めつつ、エリアーヌの髪の毛をもしゃもしゃと撫でてやった。エリアーヌは、心地よさそうに眼を瞑った。 さて。そう言ってユトは立ち上がる。そして、エリアーヌに見送られながら家に帰っていった。 休日は終わった。 まだ帰っていないメリッサのために、美味しいご飯でも作ろうと買い物に行く必要があったとか。
後日談。 電話にて。 「オヤジさん、あのエリアーヌって女の子なんですけど、何歳なんですか? 10歳?」 「あぁ〜……分かる。分かるぞボウズ。お前が言いたいことは良く分かる。いいか、眼と鼻と耳の穴をかっぽじってよく聞くんだ」 「はい」 「あいつは男。ついでに車を運転できる年齢なんだ、分かったか?」 「……嘘でしょ?」 「なんなら後で運転免許書を送ってやってもいい」 「……………………………………」 【終】
乙。これはいいインターバル。そしてなんという騙して悪いがな展開。 しかし今日は血の気が多いな
>あいつは男。ついでに車を運転できる年齢なんだ ('A` ) ( 'A`) ( 'A` ) 返してください!僕の純情を返してください!! 乙です!あああああああ
投下終了です。こうやって話を分割させるのは自分の悪い癖。ついでに場面がコロコロ変わるのも悪い癖。 支援に感謝を。
おお、これはいいロ……男の娘、だと……!? いいね、グッド! 最高だ! ちくしょう、流れに乗って投下したいけど、まだ……!
リタと同じ属せ……って男だと!?
>>895 >いいね、グッド! 最高だ!
あんたのストライクゾーンどうなってんだw
男の娘……だと?これが、選ばれたの者の(ry メリッサの夢が凄く気になりますね。これからどう絡んでくるのか… 投下乙でした
>>894 …………………………orz
ロリっ娘ktkr!とガッツポーズを取った俺に謝れ!!www
まぁそれは置いといて投下乙です!( =ω=)b
イラストに起こそうとしてチミっ子描けない自分に絶望した。 感想ありがとうございます。 次回は、「休日 メリッサ編」を投下いたします。
しかしメリッサ嬢の悪夢は気になるなぁ 遺跡から出たモノの利権絡みだとか……妄想が止まらないぜ!w
>>868-870 アルフレッド「つまり私は巨乳幼女でかつ、サポートメカなヒールキャラなら人気が出るのか……」
当初は鈴木君とメルフィーを厳しくも温かく叱咤する保護者的なキャラだったんですが、あまりにも登場が遅すぎましたね
しかしどうしようかな……この後の展開、ネガティブな方向に燃えるんだよなぁ
>>871 助言どうもです
そうですね、余裕が出来る所はちょくちょく、メカ描写を入れるようにします
巨大感……は7話と8話でどうにか頑張ろうかな
>リヒター<……お互い頑張りましょう> そうは言っても リヒター=イラスト化可能(済) アルフ=イラスト化不可能 なんだぜ… 擬人化かな
>>901 次回!アルフレッドさんが腹黒でロリ巨乳なロボっ娘に!
乞うご期待!!
こうですか?分かりません><
腹黒ロリ巨乳ロボっ娘 だと……
>>902 一応イメージは(というかコックピット描写)はもろZOEのオ―ビタルフレームなんですw
だから簡単に言えば男版ADAみたいな感じですね。……うん、誰得だね
>>903 !?
ところでそろそろ自分のはwikiに入れたほうがいいのでしょうかね… と聞きながら退散いたします。おやすみなさい。
>>907 お休みなさーい、良い夢を〜♪( =ω=)ノシ
ふと思った、野郎専門の絵師になれば安泰なんじゃないかと('A`
ロボっ娘で思い出したのだが、 少し前に某雑誌の犬威○彦作品に出たアンドロイド娘は設定もデザインも良かったなぁ。
>>907 まぁwikiの管理人さんがきたら聞いてみますか。お休みです
>>909 (´∀`)d
そういやイラスト化された男性陣って
リヒト・静・イッツァミラクル・マキ・オルトロック・悪山博士・ツクヨミの7人でしたっけ・……(抜けてたらごめんなさい)
……何だろう、この面子。色んな意味で濃いw
何にせよ男キャラはあんまイラスト化されないし需要たっぷりだと思いますよ
>>901 ご覧の通りの文章力なのでお役にたてば行幸かと(ビクビク
>>912 なんと言う一つの画面に入れたくないメンツ…濃すぎるぜ!
>>912 皆肉体的にも精神的にも常人の何倍も強いですからね―ww
マキ(あれ?私はただの民間人の筈だが……)
>>912 変人・超人しかいませんねw
>>915 >マキ(あれ?私はただの民間人の筈だが……)
何を言っているんだ極細。……まあいい、とりあえずティマは私のうわ極細なにをするやめ
連休か……スレがすすみそうだず。 そういやリヒターさんのデザインあがったな ……
>>917 >そういやリヒターさんのデザインあがったな
(゚ω゚)wktk
>>916 静はスクコマ2主人公のケイジ・タチバナと同タイプの「最強の凡人」だから変人・超人じゃないよ!
一日平均十八時間も炎のさだめ+鉄のララバイな地獄同然の仮想訓練に費やしてるけど変人・超人じゃないよ!…………多分。
>>917 自分もヘーシェン&リヒターVr.遅筆の製作開始しやしたぜ
えぇ、あの元デザインが10%前後しか残らないと有名なVr.遅筆ですよ
完成は一月以上後ですが、おそらく
>>919 世界じゃそれを愛と(銃声…ゲフッ…超人と呼ぶんだぜ…( ゜з゜)・;´
>>914 見て思ったんだが、各作品の主人公を一つの部屋に閉じ込めてみた的なのが読みたいwww
凄いカオスになりそうだw
>>924 大丈夫、修行中だもんでうpはしねぇから( ;´∀)つ【超鋼合金】))゜з゜)・;´
ぬ、顔文字ミス( ;´∀)つ【超鋼合金】))゜з゜)・;´→('A`ドクオ
>>919 Σ(゚Д゚;)変人だ――――!
>>920 なん……だと……!? ありがたやありがたや。
>>922 面白そうですねw
そのうち書いてみようかしらw
荒野(仮)
瀬名 龍也
PBM!
一条 遥
ゼノライファー
柊 頼斗
スプリガン
スプリガン
リベジ
黒峰 潤也
姫路
清水 静
タウエルン
ショウイチ・マーチマン
ネクソンクロガネ
田所カッコマン/田所 正男
レガシアム
不破 優作
ロスガ
極細ことマキ・シゲル
ヒトガタ
中村 孝一
マーナガルム
ソマ・ツクヨミ
ヴィルシャ
鈴木 隆昭
遥(お、男ばかりではないか……)
少女機甲録は誰が主人公なんだろう……。
そしてDiver's shellの主人公がメリッサなら――――
遥(ま、負けた……)
うわーだめだー。
>>924 ナニイテンダ。
遅筆さんのクオリティなら
一応言っとくと ロボ:描きまくるけどうpは一切無し 人間:祭りになると湧いて出ます 絵の練習になりそうな画像探してるけど、描くぶんには外人さんの方が勉強になりそう ってか外人モデル脚長えぇぇ
というかもう
>>900 超えなのね
まだ1週間もたってないぞゴルァー!!
>>858 おおー熱い展開だ
カード戦でものすごく仮面ライダー剣思い出したのはここだけの話w
オルトロックは外道っぷりが凄い好きです><
悪役書くの楽しいよねw
>>894 「あいつは男。ついでに車を運転できる年齢なんだ、分かったか?」
(´;ω;`)
>>927 暑苦しいなぁ……なんかどいつも我がすげー強そうw
ふと思ったんだが、ロボ物に定番な学生が少ないんだな
レガシアムにヴィルシャにゼノか
>>930 多分「ターンアップ」のせいですねw
>>931 他は大人か、訳ありで普通の生活をしてないかのどちらかですね。
ああ、寡黙なキャラが多くてコミュニケーションが大変そうだ……。喧嘩が起こりそう。
遥は確実に夏みかんポジションに収まると思いますw
>>932 瀬名と黒峰は衝突必死だなww意外と清水がリーダーシップを取りそう
しかしスプリガンだけが人じゃない(ある意味皆人じゃないけど)んだなー。各主人公がどんなリアクションするんだか
>>933 むしろツクヨミさんが曲者ですよ……。色んな意味でw
>スプリガンに各主人公がどんなリアクションするんだか
ショウイチと遥、隆昭や極細は作中のロボットが喋るから普段通りの接し方になりそうですねー。
他は意外と眉をひそめる程度のリアクションが多そうな予感がw
普通のリアクションをしてくれそうなのは……頼斗君くらい……かな?
>>904 無駄だが普通の人には解る比喩をしてやろう。
SGIのワークステーションは「PC」売上げナンバーワンにならないよな。
ごばく・・
>>935 冷めた感じがウマー。
人て目が難しいね。まつげとかいろんなとこいじれるから。
>>928 正直、顔の印象の4割は目で決まる気がする
書き分ける時も目を真っ先にやるよね
目を必死に練習した挙句中を描いてない暴挙(^p^)
>>939 顔のアウトラインも大事かな?一緒にしちゃうと男女の区別がつかんとか。
まあおいらは人は要練習なんですけどね……
>>940 男は度胸、何でも試してみるものさ!
>>941 某胸毛オヤジみたいなキャラは輪郭楽だろうけどね、特徴的過ぎて
何気に髪の毛って難しい気がするんだ、気抜くとショートかストレートしか描かないww
オトコキャラなんて未知の領域('A`
>>943 ならいっぺん描いてみたらイイデスヨ、正直、女性描くより数倍楽しいですぜww
差別化も図りやすいし、結構無茶な髪型でもいけるし、表情も付けやすいし
よし、それでは手始めにタナカさんを(ry
タナカさんタナカさん……('A`
皆さんおはろ〜♪( =ω=)ノシ
>>935 おぉ、かわええのが上がっているw実に(・∀・)イイ!
やほーです。
多忙につきついていくのがYAT・・・
あんまし細かく反応できないけど許してね。
>>642 す、鋭いなあ・・・それは作者的にもうすらぼんやりと意識していたところ。
ぬいぐるみをだっk・・・
抱き締めているシチュは描きたいと思いながら存外難しくて手が出なかった。
しかしあなたに先を越されるなら本望だ! 超感激!
Wレックスは獰猛にもコミカルにも見えるあたりがすごい!
>>935 告白した! この無表情可愛いお嬢さんに告白したぞ!
こういう髪型でもいいなあ・・・
951 :
創る名無しに見る名無し :2009/09/16(水) 18:04:36 ID:nI4qIjVz
>>948 ウホッ、いい漢!
リアルに吹いたじゃねーかwwwグッジョブ!
もうホモ分は十分だ、次は美女かロボで頼む
呼ばれた気がした 気のせいか
>>953 大丈夫?俺も耐久限界レベルのダメージ喰らったorz
分解整備レベル。 さぁて何か描くか じゃないとアッー
>>957 いまからユニコーンくむ作業再開したいんだけど
>>935 おお、まさかのエリス。
やっぱ無口っ娘はかわいいのう。
>風邪ひいたかもしれねー
大丈夫ですか?
>>948 >>951 アッ――――!
てかいつの間にタナカさんがホモキャラにwww
>>954 ロリ分をお望みとあらば私めがおりまする。
さて、PBMの8.5話がようやく終えられそうです。
次スレになったら投下しようかなー。
即興でかけるネタがない……
>>961 お昼頃に何回かアク禁になって焦ったでござるよー。
休憩した後何か描こうかしらどうしようかしら。
>>962 そこでユニコーンっすよ。
>てかいつの間にタナカさんがホモキャラにwww あ、多分それ俺のせいw
いままでにないラフなら可。
速度重視だからゴミ取りあんましないよ。 たち上げちう
>>964 クサマガ! クサマガタナカサンヲ!
>>965 擬人化ktkr
期待してますよ!
>>966 歓迎しよう、盛大にな!
しかしこうもスピードがあると
>>980 でスレ立てはちょっと残量が心許ないような気がw
一ヶ月ぶりに鯖規制に巻き込まれたでござる・・・orz
今携帯で打ってるけどテンションガタ落ちです
もうこうなったら規制された分ヴィルシャに気合い入れるしかねぇ!氷の中の恐竜を目覚めさせるくらいの熱い展開をなぁ!
>>965-966 wkwKしながら待ってます
>>957 俺はその日、上官に詰め腹を切らされる筈だった。
しかし兵舎に乗り込んできた妙な黒ずくめ達に連れ出され、見も知らぬ場所に連行される俺。
そこにはインテリぶった赤毛のねーちゃんと巨大な人型兵器が俺を待っていたのだった。
「たった今から貴方には、我々の命令に従って頂きます。拒否権はありません」
「……この機体は何だ?見たこともない型式だが……?」
「興味がお有りですか?さすが「第7軍の撃墜王」ですね」
「……拒否権は無いんだろう?いいさ、俺は何をすればいい?」
「素直な方は好きですわ。無能な上官に罪を着せられた貴方を買い取った甲斐があったというものです」
「無駄口はいい」
「フフフ。分かりました。貴方には「人類の敵」と戦って頂きます。この機体と共に」
「ハッ!「人類の敵」と来たか!……コイツに名前はあるのか」
「ありますわ。開発者は「ルフトシュナイダー」と呼んでいました」
「ルフトシュナイダー……意味は?」
「少々大仰ですが、「天を切り裂く者」だそうです」
「……悪く無いな」
青い、剣の様なシルエットを見上げながら、俺はそう呟いていた……。
以上即興!取り敢えずロボ成分薄味ですがどぞーw
なぁに次スレがある
たち上げおそいお じつは未だにメタルギアワルレックスというネタが頭のな(省略されました..
>>965 擬人化!擬人化!wktkしながら待たせて貰うぜ!
そういえば、勝手に女性で描いてるけど男の方がいいっすかね('A` そうなら大至急胸毛を濃くしますが
>>975 オヤジ「よし、エリアーヌと一日デートする権利をやってもいいぞ」
>>975 男女両パターン希望!と無茶ぶりをしてみるw
とりあえず女性でw
>>970 な、なんと……。
規制解除、待ってますよ!
>>971 乙です!
続きが気になるなー、気になるなー。
>>973 >メタルギアワルレックス
やっぱりあったかw
>>975 >そうなら大至急胸毛を濃くしますが
ちょwwwなんたる蛮行www
いいぞもっとやれ!
>>976 まあアリじゃないですかねー。
何だかんだでオッサン大好きかモマエラ('A` しゃあねぇ、両方描くよ
じゃあ行ってくるぜ!
任せろ
ムリポ
じゃ、俺が
おつぅ
乙ー きづい……
>>979 うぉっ!?よく見たら俺の駄文にアンカが付いてる!?Σ(・△・ )
評価有り難う御座いますwm(_ _)m
>>675 >>739 をニヤニヤしながら見てて、シチュエーションだけ妄想したロボなので続きはありませんw
というかミリタリー系も航空機も無知な素人なので無理w(・ω・`)
高々度の空中で行われる超音速の格闘戦とかもうねw
>>988 うおっサーセン
そしてデッサン崩れた('A`#
>>993 ドンマイですよ。お茶でも飲んで一息入れてくださいな( ・ω・)っ旦~
下から見上げる構図の絵を描いたらデッサンどころか色々崩れた死にたい
>>991 見てくれてありがとござまーす。
しかし申し訳ないが機体名は型番でペットネームは学名からとることにしているのだ。
>>993 くっ俺には応援する事しか出来ない・・・!自分からも微力ですが つ目
>>991 いやいや評価なんて大層なものではw
>というかミリタリー系も航空機も無知な素人なので無理w
自分もかじった程度ですよw
俺が、俺達が!
ロリコンだ!
1001 :
1001 :
Over 1000 Thread /■\
(_´∀`)_ 創る阿呆に見る阿呆!
/,/-_-_-_-_-_\ 同じ阿呆なら
( ( /,, /― ((神輿))―\ 創らにゃソンソン!! //
(。'。、。@,。,。,。,。,。,。,。,。,。,。,。@ ) )
∩ヽヽ∩ヽXXXXXXXX/ .∩
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