小説書いたので見てください!!!!!!

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1創る名無しに見る名無し
。+。* 注意書き *。+。
T 荒らし等は無しでお願いします。
U ここは主の趣味によりBL、GL、NLが含まれております。もう何でもアリですね。
V コメントは有難いです!駄目だしでもおkなのでくださいVv有難く頂戴します。
W 字の間違いがあれば注意してくれてかまわないです。自分もなるべく気をつけますので…。
X 誰が言ってるとか書かないタイプなので見にくいかもしれませんが許してください!自分もキャラをはっきりさせるよう頑張りますので!
2創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 04:55:37 ID:iJvRMnuX
。+。* 第一章 見つけた。 *。+。

今は夏休み、あたしは二学期から近くの中学校へ転校することになっている。

「ついたぞ真紀、ここが新しい家だ。」

「ふわぁ…。ここが?大きい…きれい…。」

「荷物はあんたの部屋置いてくるから、少し散歩でもしてきなさい。」

「いいの!?お母さん有難う!!」

車から降りて、歩く。

新しい街、これから宜しくね…。
この街は緑が多くて水もきれいで空気も美味しい。気に入った!
地図を取り出して見てみる。
「あれが学校で、あれがあたしの家か…結構近いじゃん。」
目線をあげてみてみたらここから近い所に小さい山があった。
面白そう!!
階段があったからそこから登った。
頂上まで登りついた。景色がよく見えていて木陰がたくさんあってその中の大きい木陰に人がいた。
「お早う御座います、何やってるんですか?」
「ん…?誰だお前…。見ない顔だな、引っ越してきたのか?」
思わず息をのんだ。
きれいだった。
茶色の色をした髪はすごくサラサラで、目の色の黒は吸い込まれる様だった。
一目惚れってやつだったと思う。
見つけた…あたしの、好きな人…!
3創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 04:56:20 ID:iJvRMnuX
。+。* 第二章 大嫌い!でも…好き…! *。+。
あ、その前に質問に答えないと…第一印象が大事だよね…。
「はい、引っ越してきました。あたしの名前は中原真紀(ナカハラマキ)です。」
「ふぅん…。俺の名前は相原玲(アイハラレイ)だ。宜しくな、ハラマキ。」
「ハラマキ!?え、何それ、まさか…あたしのあだ名!?」
「そうだ。」
ハラマキとか最っっ低!前言撤回!きれいなのはきれいだけど…こんな奴、好きじゃありません!
「とにかく、ハラマキは無し。真紀って呼びなさい。」
「わかったよ。…真紀。」
あれれ?なんかコイツ赤くなってない?
「なんか顔赤いよ?大丈夫?」
「…っ女の事、下の名前で呼ぶの…初めてなんだよ…。」
赤くなってる…くすっ。
「かぁ―わいい?」
「可愛い言うな!!」
―ドンっ
玲があたしの体を押した。…んだけど滑って…落ちそうになる。
「キャ…!」
―ガシッボカッ
「大丈夫か?悪ぃ、強く押しすぎたな。」
「別に…いいし…。」
お姫様抱っこされた。悔しくても玲は格好いい…。
「と、とにかく離せっ!おろして!!」
「危ない!!動くな!!」
―ドサッ
あたしが動いたせいで玲があたしを押し倒している格好になった。
やっぱり、玲はきれいだった。
4創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 04:57:03 ID:iJvRMnuX
格好いい…。

でも最低…。でも可愛い…。でも優しい…。
気がつくと、あたしはもっと玲のことを好きになっていた。
玲はずるい。大嫌い…でも好き…!
好き…大好き。あれ?じゃあこの状況って…ヤバくない?
だって好きな人に…いや、不意だったとはいえ…っこの…押し倒されてる状況って!!
顔が赤くなる…。体が熱い…。なんでもできる体勢で…好きな人が上にいて…。
―ドキドキドキ…
心臓うるさい…。
――ドキドキドキドキドキドキドキドキドキンちゃん可愛いよ…。
心臓うるさいっ!!
「お前…以外と可愛いんだな…」
「は!?」
以外って何よぉ…。
―ちゅっ
唇に温かい感触がした。
5創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 04:57:44 ID:iJvRMnuX
。+。* 第三章 ひぃとあっぷ *。+。
玲…さん…?何やってるんですか?
いやいや、好きな人にキスされて嬉しくなくはないけど、でも!!
不意打ちは卑怯だよ…。玲…。とりあえず玲に退いて貰わないと!
「ふ…ひぇい…。」
でも玲の唇はまだあたしの唇の上にあるから…上手く喋れない…。
ますます顔が赤くなっていく、体が熱くなっていく、心臓がうるさくなっていく…。
玲、そろそろ離して―!!息ができないしっ、第一に…精神的にもう持たないよぉ…。
あたしは玲の背中をバンバン叩く。
苦しい、苦しい―――!く、る、し、い!!
「ぷはっ」
「し、死ぬかと思った…。」
でもまだ顔は赤いし、体は熱いし、心臓はうるさい。
「れ、玲さん!?あなた一体何をしてっ!」
「何ってキス。」
「サラッと言うなぁ!なんでいきなり…?」
「真紀が可愛かったから。」
理由になるかぁ――――!!!
でも正直、玲のキスは…上手かった。
体はまだ求めているし、もう完敗だよぉ…。
「へ―ぇ…体はまだ求めてるんだ?」
!!皆さん、玲はエスパーです!人のこころを読みましたぁ!!
「声に出してりゃわかるよね。」
「出してましたか…」
「出してました。んで、体はまだ求めてるんだって?」
―コツン…
顔が近づいててあたしのおでこと玲のおでこが合わさった。
「求めてなんか…ないし。」
嘘。幸せだった。求めてる。
6創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 04:58:28 ID:iJvRMnuX
「ふぅん…。」
玲のおでこが離れていく、なんか名残惜しい。
「また明日ここに来な。してやる。」
してやる?キスを?
もうこりごり…だけどしてほしい。どっちだよ
「わかった」
つい出た一言。玲の馬鹿…。上手すぎるんだよ…。
「素直でよろしい?」
頭なでなで…
そのあとあたしも、玲も帰った。
玲は別れ際に、今度はほっぺに―…キスをして。
もちろん、その日の夜は眠れなかった。
明日いったらひぃとあっぷするとも知らずに―…
7創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 04:59:09 ID:iJvRMnuX
玲はあたしのこと、好きなのかな…?
見知らぬ子にキスするんだから…少しは脈アリかな…?
でも…会って次の日に告るなんて、負けた気がして嫌!
今は朝の7時。いくらなんでも早すぎだよ、とか自分で思いながらも…
気合の入った格好。オサレしすぎだぞ、自分。
ああ、本能は玲を求めているのね…。(涙)
一階に降りる。お父さんは仕事。お母さんもこれから仕事。
「あら、今日はなんかオシャレねぇ〜!」
「だって、引っ越してきたばかりだよ?オシャレな子って思われたいもん!」
「それもそうねぇ。」
「うん。あっ、もう時間だ、急いでお母さん!」
「本当だわ、じゃあご飯はないから。じゃあね。」
行ったみたい。
嘘をつきました。オシャレな子って思われたいのは嘘。
玲に襲われたいもん。だからミニスカとか露出が多いんです
8創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 04:59:56 ID:iJvRMnuX
ご飯を急いで食べたあたしは急いで家を出て、昨日の場所へ―…
いくらなんでもいないと思ってたのに…「よぉ」
いました。不意打ちが得意だよね、こいつは!
「楽しみにしてると思って早く来ました。」
「こころを読まれてる!皆さん、玲はやっぱりエスパーです…アレ?」
「声、出てるし。」
迂闊だった!超不覚!
「で…こんな朝から昨日みたいなことするの…?」
「朝はあんまり…。」
「そっかぁ…。」
少しがっくり…。がっくりすんな自分!!
「3時くらいになったら開始な。」
「やっぱヤるんだ。おっぱい大好き」
「あたりまえな。それまで、街を案内してやるよ!」
手を引っ張られる。不意打ち禁止――――!!
9創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 05:00:49 ID:iJvRMnuX
玲は卑怯だ。格好よすぎる。不意打ちが得意。
そんなあたしは不意打ちにいつもドキドキしてる。
というのがあたしの中のイメージね。
今、街案内も終わり、山に戻ろうとしています。
あたし的には…キスされたくて来たんじゃなくて…玲に会いたかっただけなんですけど。
「そろそろかな…」
時計を見ると午後2時54分、かなり正確。
「真紀―。」
「なぁに―?」
手をガシッとつかまれ、あたし達はまた、昨日のような体制にぃっ!?
玲さん―――!!?不意打ちは無しと言っているでしょう――!!?
「あぅ…むっ…ふぇぇ…」
変な声が出たじゃんか、ばかぁぁぁぁ!
―パク
ぱく?
―ピチャッ
ピチャッ!!?
生温かい舌が入ってきてる…これは噂に聞くでぃぷきすというものですかぁ―!!?
舌は動き回り、奥の方まで入ってくる…。
10創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 05:04:04 ID:iJvRMnuX
「ふぇ、ひぇい…ほぅひゃめお…」
訳:れ、玲…もうやめよう…
流石に苦しいよぉ…もう体が熱くなりまくって…もう十分だよぉ…
「ふむ―っふむ―っ!くぁwせdrftgyふじこlp;@:「」」
苦しい、もういいっ!早くどけて―――!!
「くぱぁ」
「二回目の死…の淵が見えた…」
「お前本当こういうの慣れてねぇよなぁっ」
「うるさいっ!」
顔を真っ赤にして言う。玲は笑ってる。
聞いてみようかな…玲は
「玲はあたしのこと好き…?」
声に出てる!!
こころで、言うつもりだったのに…。
もう駄目、会ってたった2日で「好き」なんか言われて「俺も」とかいう人見たことないもん――!!
「俺も」
みゃ?
「好きだけど?」
みゃ…はぁぁぁぁ!!?ちょっまっちょっまっちょっまぁー――!ちょっと待って―――!
顔が急速に赤くなりますって!
「冗談はやめろぉッ!」
「冗談じゃないし」
「嘘ぉ…。」
信じられない、しんじられない、シンジラレナイ…。
こんな方が「好きよ?」なんて…。
いやまぁ、?はなかったしオカマ口調ではなかったけど…。
聞いてみようかな…自分を…信じさせるために…
「れ、玲はさ…あたしのどんなところが好き…?」
11創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 05:06:48 ID:h/ob0Eis
vipから移ってきた心意気は認めますが、
今回のように全体的にあまり長くない量ならば、
一々新規でスレを立てずに初心者スレにそのまま投下した方がよいです
12創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 05:07:53 ID:iJvRMnuX
。+。* 第四章 失った恋心―… *。+。
聞いてしまったよぉ…。
ほら、玲だって沈黙してるし…。
「反応が面白いところ」
みっ?
「可愛いところ」
はう?
「こういうの慣れてないところ」
言ってるよ…よくぺらっぺら出るねぇ…。
じゃなくって、こんなに?たった2日間で…?
「お前ってこういうこと慣れてないし、今までの奴とは違う。」
ん…?今までの奴…?
「今までの奴って何ですか?」
「今までの女。」
「何人?」
「同学年の奴ら、ほぼ全員」
「どういう―…」
遊びか…?
あたしのこと、遊びだったんだ。
「あ、でも気をつけたほうがいいぞ、ここの奴らこういうの見境なくすっから」
あんただってそうじゃん。
そういうのって遊び…じゃん…。
最低だぁ…。
気がつくと涙が出て…止まらなくって…感情が抑えきれなかった。
―ペチン!ペチン!ペチン!ペチン!プーチン!ペチン!ペチン!
あたしは感情があふれ出して、手をパーにして、玲のほっぺをたたいた。
13創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 05:13:02 ID:N0RmEt6q
VIPの釣りスレを愉快犯がそのままコピペしてスレ立てただけです
10レスを超えてしまったので即死は無理ですが
このまま再利用なり放置するなり、好きにお願いします
14創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 11:08:00 ID:XAp5s80p
こんなの再利用する奴いるのか?
放置で使わないくらいなら1000まできっちり埋め立てでもしろよ
15創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 11:14:01 ID:II4hQJbp
1000まで埋めんでも巨大AAで500KB越えという手もあるがメンドい
16創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 11:23:51 ID:dzCAXYvx
しろよっつってもクソスレ立て逃げしたvipperが律儀に埋め立てなんかしていくわけないだろ
削除依頼出して放置するか、雑談かなんかで手っ取り早く埋め立てるか、どっちかするしかないな
あと上げんな
17記憶喪失した男:2009/08/18(火) 15:45:21 ID:XFi1u1ie
(;^_^) <うへえ

これが生のスイーツか。
べ、勉強になるなあ。
18記憶喪失した男:2009/08/18(火) 15:50:07 ID:XFi1u1ie
おいらのモテない恋愛小説「風太郎とまり子」をおいておきますね。
勝負だあ。
http://ssstory.net/ssstory/story_day/index.php?search_data=20090719190211320&page_num=3&anthology_name=&poetname=&count=184
恋愛小説の王道をやろうとしているのは同じでも、
スイーツとおいらはやはりちがうようだ。
しかし、なぜ、女向け漫画や小説の恋人役は必ず浮気する遊び人なのだろう。
19創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 17:53:54 ID:muFdw4xf
まさかの記憶様登場に感動wwこれで勝つるwwww
20創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 19:16:00 ID:pbZBCSEl
記憶はこの板の希望の星だよ
21創る名無しに見る名無し:2009/08/19(水) 06:38:53 ID:FTIjKQVe
>>17
記憶さん、批判スレ見ました?
大分前にレス来てるよ
22記憶喪失した男:2009/08/20(木) 09:22:35 ID:JrB6UvR6
>>21 SF新人賞スレのこと? 今、やっと読んだ。
やっぱ、あの作品ダメみたい。
なろうにのっけたから、アクセス数異常に高いんだが。
といっても300くらいだけど。
23記憶喪失した男:2009/08/20(木) 09:40:21 ID:JrB6UvR6
短編小説を構想中なのですが、まるで感動作になりません。
意見をください。

「神の半神の物語」

 彼女は自分がどのように生まれたのか知らなかった。ただ、
自分が完全な世界に生まれた不完全な存在だということだけは知っていた。
何ゆえに彼女だけが不完全なのか。哀しいではないか。彼女は生まれた時から、
体の半身をもっていなかった。
 杖をつきながら、彼女は旅をした。半身のない悲劇。誰かに盗まれた右半身。
いったい、彼女の右半身はどこにあるのだろうか。
彼女は失われた自分の体を求めて、思い悩んだ。
 初めに会った人々は、彼女を恐れ、蔑んだ。左半身しかもたない醜い女。
人々は彼女を追い出した。
「出て行け。ここはおまえの来るところではない」
「では、どこに行けばよいのだ」
「おまえを生んだ者がおまえの半身を奪ったのだ。母を探せ」
 彼女は母親に半身を奪われたのかと思うと、ますます悲しくてやるせなかった。
憎む。彼女をこんな体で生んだ母を憎む。彼女をつくった神を憎む。
 彼女は、失われた半身を求めて世界に戦いを挑んだ。
彼女に傀儡される人形たちによる世界征服だった。
目的は、失われた半身を探すこと。世界中を漁って、半身を探した。
24記憶喪失した男:2009/08/20(木) 09:42:47 ID:JrB6UvR6
 すると、一人の男に出会った。彼はみずからを神殺しと呼んだ。
「世界を征服するおまえは神ではないのか」
「ちがう。わたしはこの世界唯一の失敗作だ。失われた半身を探しているのだ。
あなたは、わたしの半身になってくれないか。一緒にわたしの体を支えてほしいのだ」
「いいだろう。だが、もし、おまえが神だとわかった時、おれはおまえを殺す」
 次に会った人は、とても賢い人だった。完全な知恵というものをもっていたのだ。
「わたしは失われた半身を探しているのだ」
 賢い人はいった。
「神の知識に接触するといい。ならば、なぜ、あなたが不完全な体で生まれたのかわかるだろう」
 そして、彼女は神の知識に接触した。

 世界が、世界が存在する。それだけでも嬉しくて涙が出てきて。
 我がいなければ、この世界は存在しない無だったのだから。
 この世界が存在するのは我が頑張った証拠だから。
 だから、存在するだけで涙が出てきて、すべてを許してしまう。
 例え、どんな罪を犯しても、許してあげる。
 だから、我の罪を問うな。

 そして、彼女は目覚めた。自分が何者かわかったのだった。
彼女は神によってつくられた神の不完全な姿。神の失敗作。偽神。
「神殺しか。くれてやる。わたしの失われた半身を。わたし自身も。
それで、神を助けてやってくれ」
「まさか、おまえ、神の半身か」
 彼女は涙を流した。神が自分以外の何者に不完全な体で生きるという
苦痛を与えるだろうか。この世界で唯一不完全な体をもつわたしの半身は、
神ではないのか。
「殺せ。わたしを。約束どおり。わたしは神の半身だったのだ。
わたしの失われた半身は、神そのものだ。神はみずからの姿を隠すため、
体を二つに割ったのだ。二つが合わさる時、神が現れ、再び世界の創造が行われるだろう」
 そして、神と神の半身と神殺しが出会った。
 神はいった。
「あまい。我も半身で生きてきたのだぞ。返してもらおうか、我の左半身を」
「ああ、あなたは残酷な神か」
 失われる自分の体。彼女は透明な感情のままでいた。何も感じない。
何も悪くない。わたしの体が神のもとに帰るのだ。何が悪かろう。
しかし、神の右半身はいった。
「ああ、思い出した。我は右半身から完全な体をつくれるのであった。
返してやろう、汝の左半身を」
 そして、彼女は再び左半身になった。
「ようやく準備が整った。我は最高の技術を持ちながら、まだ不満足な世界しか
創造することのできない力の弱いものだった。我ら、三人が力を合わせて、さらなる高みへ」
 そして、三神による創造があった。今度こそ、
平凡な創造神で終わらない世界をつくるために。
神と、神の半身と、神にない力をもつものとによって。
神が目指すは、自分一人ではつくれない完全を超えたさらなる高みだったのだ。
25創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 09:50:57 ID:bNbG4y3L
理想的な「あらすじ」だな
あらすじスレに模範投下してほしいくらいだ

しかし感動作を目指しているというのはどうだろうな……
根源に触れる法悦も、合一による完全も、迫真がないんだよなぁ。
どこを見せたいのかわからないわけではないが、
見せられていると言うには程遠いかと思うね。

まー自分には思いつかない類のネタじゃある。
そういえば、記憶サンがこの板に来たころから思ってたんだが、
なぜ最後で蛇足のようなオチ説明を入れるんだ?
その一文で台無しじゃねーか、ってことが今回に限らず多々あったぞw
26記憶喪失した男:2009/08/20(木) 09:56:58 ID:JrB6UvR6
>最後で蛇足のようなオチ説明
って、どこ。自分じゃ、わからない。
27創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 10:12:22 ID:bNbG4y3L
>神が目指すは、自分一人ではつくれない完全を超えたさらなる高みだったのだ。

どう考えてもここだろ
ここを読者に悟らせるための展開じゃないのかよってこと
そのためには少しだけ直前を丁寧に書けばいい。
わざわざ説明してやるから安く見えてしまう
28記憶喪失した男:2009/08/20(木) 10:15:54 ID:JrB6UvR6
>>27 なるほど、参考になる。
だが、詳しく書くと、物語が破綻してしまう可能性大だ。
なんとかしてみる。
29記憶喪失した男:2009/08/20(木) 10:41:54 ID:JrB6UvR6
書き直した。他に意見は?
30創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 10:50:50 ID:7DKlKKkY
書き直したのをうpしろよ
意見しようがないじゃん
31創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 10:58:39 ID:7DKlKKkY
>神が目指すは、自分一人ではつくれない完全を超えたさらなる高みだったのだ。

神って一人二人って数えるんかな
32創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 11:23:09 ID:bNbG4y3L
俺なら一柱二柱だな
33記憶喪失した男:2009/08/20(木) 11:23:42 ID:JrB6UvR6
  神の半身の物語

 彼女は自分がどのように生まれたのか知らなかった。ただ、自分が完全な世界に
生まれた不完全な存在だということだけは知っていた。何ゆえに彼女だけが
不完全なのか。哀しいではないか。彼女は生まれた時から、体の半身をもっていなかった。
 杖をつきながら、彼女は旅をした。半身のない悲劇。誰かに盗まれた右半身。
いったい、彼女の右半身はどこにあるのだろうか。彼女は失われた自分の体を求めて、
思い悩んだ。
 初めに会った人々は、彼女を恐れ、蔑んだ。左半身しかもたない醜い女。
人々は彼女を追い出した。
「出て行け。ここはおまえの来るところではない」
「では、どこに行けばよいのだ」
「おまえを生んだ者がおまえの半身を奪ったのだ。母を探せ」
 彼女は母親に半身を奪われたのかと思うと、ますます悲しくてやるせなかった。
憎む。彼女をこんな体で生んだ母を憎む。彼女をつくった神を憎む。
 彼女は、失われた半身を求めて世界に戦いを挑んだ。
彼女に傀儡される人形たちによる世界征服だった。目的は、失われた半身を探すこと。
世界中を漁って、半身を探した。
 すると、一人の男に出会った。彼はみずからを神殺しと呼んだ。
「世界を征服するおまえは神ではないのか」
「ちがう。わたしはこの世界唯一の失敗作だ。失われた半身を探しているのだ。
あなたは、わたしの半身になってくれないか。一緒にわたしの体を支えてほしいのだ」
「いいだろう。だが、もし、おまえが神だとわかった時、おれはおまえを殺す」
 次に会った人は、とても賢い人だった。完全な知恵というものをもっていたのだ。
「わたしは失われた半身を探しているのだ」
 賢い人はいった。
「神の知識に接触するといい。ならば、なぜ、
あなたが不完全な体で生まれたのかわかるだろう」
 そして、彼女は神の知識に接触した。

 世界が、世界が存在する。それだけでも嬉しくて涙が出てきて。
 我がいなければ、この世界は存在しない無だったのだから。
 この世界が存在するのは我が頑張った証拠だから。
 だから、存在するだけで涙が出てきて、すべてを許してしまう。
 例え、どんな罪を犯しても、許してあげる。
 だから、我の罪を問うな。
34記憶喪失した男:2009/08/20(木) 11:25:35 ID:JrB6UvR6
 そして、彼女は目覚めた。自分が何者かわかったのだった。
彼女は神によってつくられた神の不完全な姿。神の失敗作。偽神。
「神殺しか。くれてやる。わたしの失われた半身を。わたし自身も。
それで、神を助けてやってくれ」
「まさか、おまえ、神の半身か」
 彼女は涙を流した。神が自分以外の何者に不完全な体で生きるという苦痛を与えるだろうか。
この世界で唯一不完全な体をもつわたしの半身は、神ではないのか。
「殺せ。わたしを。約束どおり。わたしは神の半身だったのだ。
わたしの失われた半身は、神そのものだ。神はみずからの姿を隠すため、
体を二つに割ったのだ。二つが合わさる時、神が現れ、再び世界の創造が行われるだろう」
 そして、神と神の半身と神殺しが出会った。
 神はいった。
「あまい。我も半身で生きてきたのだぞ。返してもらおうか、我の左半身を」
「ああ、あなたは残酷な神か」
 失われる自分の体。彼女は透明な感情のままでいた。何も感じない。
何も悪くない。わたしの体が神のもとに帰るのだ。何が悪かろう。
しかし、神の右半身はいった。
「ああ、思い出した。我は右半身から完全な体をつくれるのであった。
返してやろう、汝の左半身を」
 そして、彼女は再び左半身になった。
「ようやく準備が整った。我は最高の技術を持ちながら、
まだ不満足な世界しか創造することのできない力の弱いものだった。
我ら、三人が力を合わせて、さらなる高みへ」
 そして、三神による創造があった。
 これは神による謀略であった。最初の創造が平凡な世界をつくって終わった結果、
神は、自分一人ではそれ以上の世界をつくれないことを悟った。
今度こそ、平凡な創造神で終わらない世界をつくるために。
神と、神の半身と、神にない力をもつものとによって、
さらなる高みの創造をつくることにしたのだった。だから、神の半身がいた。
35創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 11:36:42 ID:7DKlKKkY
>だから、神の半身がいた。

なんじゃこの終わり方w
36創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 11:56:06 ID:6dfFXA2u
多分、一番良くないのはタイトル
女の正体が神の半身だったっていうワンアイディアだけで出来てる短編なのに、
いきなりオチが書いてあったら駄目だろ
37記憶喪失した男:2009/08/20(木) 12:02:16 ID:JrB6UvR6
>>36 サンクス。
「ある半身の物語」に変えた。
38創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 14:23:52 ID:3ZQHaYHI
上半身?下半身?
39創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 14:43:24 ID:7DKlKKkY
ドラえもんかw
40記憶喪失した男:2009/08/20(木) 14:43:44 ID:JrB6UvR6
  ∧_∧ クワッ!
 ∩`iWi´∩ 読め。左半身だ。
 ヽ |m| .ノ
  |. ̄|
  U⌒U
41創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 14:47:32 ID:7DKlKKkY
半身だけの女がいたら醜いどころの騒ぎじゃすまないだろw
42創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 14:57:26 ID:kUVAvaLf
お前はあしゅら男爵に土下座してこい
43創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 15:32:56 ID:6dfFXA2u
多分この話に出てくる神は、俺らの世界でいうプラナリアみたいなやつなんだろ
44記憶喪失した男:2009/08/20(木) 16:10:52 ID:JrB6UvR6
ちがう。透明体をイメージしているが、人型に近い。
45創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 16:34:38 ID:oIPrQsH4
あー
あずまんが大王のお父さんか。
46創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 16:40:31 ID:7DKlKKkY
>>44
で、その粗筋はいつ小説にするの?
47創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 16:46:45 ID:zA7zcoBh
記憶がいると盛り上がるな
作品も相変わらずだし
48創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 16:49:55 ID:6dfFXA2u
ところで記憶はなんで酉付けなくなったの?
49創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 16:51:52 ID:7DKlKKkY
再入院してる間に忘れたらしいよ
50記憶喪失した男:2009/08/20(木) 16:55:05 ID:JrB6UvR6
>>46 あらすじじゃない。完成文だ!
51創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 16:58:28 ID:7DKlKKkY
>>50
うっそーマジで?粗筋だろ?

ところで記憶はもう退院したの?
聞くところによるとコンビニで暴力事件起こし、警察にとっつかまって病院送りになってたそうじゃん?
52創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 17:19:50 ID:oIPrQsH4
そんなほんとのことを…
53創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 17:21:59 ID:7DKlKKkY
記憶が警察につかまったって地元じゃあ結構有名な話だよ
54記憶喪失した男:2009/08/20(木) 17:32:51 ID:JrB6UvR6
>>51 暴力はふるってない。
だが、殴るつもりでいったのは事実だ。
もう奇行には走らないと約束して、退院の流れ。

>>53 リアルだな。怖いわ。
55創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 17:36:46 ID:7DKlKKkY
近所のオバサンから聞いた
記憶が家に押し入ってきて訳の分からないこと言って怖かったって
もう一生入院しててほしいってみんな言ってる
56記憶喪失した男:2009/08/20(木) 17:39:04 ID:JrB6UvR6
家に入ったかな? パソコン探してただけだけど。
たぶん、おまいガセだな。
そんな記憶ないぞ。学校と警察署には入っていったけど。
57記憶喪失した男:2009/08/20(木) 17:40:29 ID:JrB6UvR6
まあ、もう押し入らないよ。どこにも。
というか、犯罪は犯してないし。
58創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 17:40:59 ID:7DKlKKkY
自分のしたことをゆっくり思い出してみれ
59記憶喪失した男:2009/08/20(木) 17:42:19 ID:JrB6UvR6
>>58 押し入ってないわ。
60創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 17:46:44 ID:7DKlKKkY
>>59
そうか?そういう噂なんだが
噂が広まる間に話が大きくなったんだな
お前実際に殴ってないのか?
パトカーが来てお前が暴れて大騒ぎだったって聞いたぞ
61創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 17:51:04 ID:7DKlKKkY
>>59
あと内のオカンがお前が泣きながら歩いてるの見たって言ってたぞ
マジ?
62記憶喪失した男:2009/08/20(木) 18:00:34 ID:JrB6UvR6
すごい地元っぽくて怖いが、
泣きながら歩いてるよ。
欝とか、統失とかが原因だと思う。
涙がボロボロでるのは本当だ。
63創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 18:00:41 ID:bNbG4y3L
いい加減おちょくり過ぎだwww
64創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 18:02:39 ID:7DKlKKkY
>>62
やっぱ統失だったんだー
何で人を殴ろうとしたの?妄想でもみたのか?
65記憶喪失した男:2009/08/20(木) 18:03:18 ID:JrB6UvR6
地元でどれくらい知れ渡ってるのかわからなくて困るなあ。
殴ってないし、とにかく、おれは安全だよ。
66創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 18:05:26 ID:7DKlKKkY
>65
安全な奴がコンビニに人を殴りに行って警察に捕まらねえっての
危険人物確定
67記憶喪失した男:2009/08/20(木) 18:09:27 ID:JrB6UvR6
>>64 話すと長いが、月曜日と火曜日でジャンプの内容がちがってて、
それで、これは本当のスパイからの通信だと思ったおれは、
土曜日にチャンピオンを買うやつだけは殺せ、と通信を受けとり、
殺すのはためらわれるので、殴っておわらせるのがおれ流だと、
殴りにいったのだ。
だが、誰もチャンピオンを買わず、午前十時頃には警察に職務質問されて、
慌てて飛んできた家族に病院に放り込まれたのだ。
家族は病院に任せればすべて解決だと思ってるから困る。
そういうわけで、同じ理由でおれが人を殴る可能性はゼロだ。
68記憶喪失した男:2009/08/20(木) 18:11:03 ID:JrB6UvR6
>>66 だから、警察には家に帰りなさいといわれただけだ。
逮捕とか関係ないんだ。病気が発病したと思われたから、
病院に入れられただけだ。
一線は越えないのがおれ流。
69創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 18:33:04 ID:7DKlKKkY
>>67
どのくらいの時間コンビニにいたんだ?

>>そういうわけで、同じ理由でおれが人を殴る可能性はゼロだ。

違う妄想なら殴るわけね
つーか殺せという妄想があったのか恐ろしい

>>68
>>一線は越えないのがおれ流。

殴りに行って警察に通報されて病院に入れられた時点で一線を超えとるわw
普通の人はそんな意味不明な妄想で人を殴りに行かないよ

70創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 18:35:15 ID:6dfFXA2u
本当に酉の記憶喪失してたのかよw
あと、個人の経歴の詮索は程ほどにしとけよ
71創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 18:37:45 ID:7DKlKKkY
>>70
本人が本名と顔と出身校晒してたんだから仕方ない
それが元でアイツはおかしいとうわさになった
自業自得だ
72記憶喪失した男:2009/08/20(木) 18:46:00 ID:JrB6UvR6
>>71 どんな感じ、評判?
聞くのも怖いけど。
73創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 18:46:43 ID:6dfFXA2u
そういうことじゃなくて、あまり長々とここで身内ネタ話されると邪魔だってことなんだけど
74創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 18:56:19 ID:7DKlKKkY
>>72
妄想からコンビニで人を殴ろうとして警察に捕まった
そのまんま

>>73
わりいわりい、もうやめるわ
んじゃ
75記憶喪失した男:2009/08/20(木) 18:57:20 ID:JrB6UvR6
>>73 すまぬ。
76記憶喪失した男:2009/08/20(木) 18:58:39 ID:JrB6UvR6
>>74 正しく伝わってないじゃないか。
警察には捕まってないんだよ。無罪だよ。
77創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 19:00:32 ID:6dfFXA2u
まあ、このスレ自体重複だったりするんだけどな
78創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 19:01:22 ID:7DKlKKkY
>>76
そういう噂なんだからしらん
無罪ってたまたまチャンピオン買う人が来なかっただけだろ
実際殴りに行ったんだから危険な狂人であることに変わりなし
じゃあこれでおしまい
79創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 19:22:42 ID:uBOO7Gna
むしろこのまま1000まで行けばよか(ty
80創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 19:44:46 ID:6dfFXA2u
このスレどうする?
俺は「記憶喪失」でお題創作するスレとしての再利用を提案する
81記憶喪失した男:2009/08/20(木) 19:47:06 ID:JrB6UvR6
おれは記憶喪失ネタは代表作「幻日譚」で使ったから、
そのネタでは参加できない。
完全記憶で、まったく誰にも相手にされない作品があるから、
評価してくれ。
82記憶喪失した男:2009/08/20(木) 19:49:46 ID:JrB6UvR6
  母親の子守唄

 おれは生まれた時からすべての記憶を持っている。
出産してからの記憶はもちろん、まだ母親の胎内にいた頃の記憶も持っている。
だが、おれには知識がなかった。自分の記憶にある日本語の意味がわからなかったのだ。
だから、生まれたばかりのおれはずっと胎内で聞いた子守唄を歌っていた。
 子守唄を歌うおれは、大人たちに可愛がられ、快適に成長していった。
三歳になった頃だろうか。やっと日本語の意味がわかるようになってきた。
そして、やっと子守唄の意味がわかる。
「坊やよ、坊や、母親は、お前を産んだら死んでしまう。
 坊やよ、坊や、幸せは、お前の周りの大人が決める。
 坊やよ、坊や、話すのは、お前が小さい胎児の頃だけ。
 坊やよ、坊や、母親は、お前を生んだら死んでしまう」
 ああ、母上よ。もうすでにおれを産んで死んでしまった後なのか。
それをおれは三歳児になって知るのか。
なんと、悲惨な遺言を今まで歌ってきたことよ。
83創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 19:50:16 ID:uBOO7Gna
支援
84創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 19:51:16 ID:uBOO7Gna
支援
85創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 19:51:59 ID:uBOO7Gna
支援
86創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 19:52:43 ID:uBOO7Gna
支援
87創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 19:53:26 ID:uBOO7Gna
支援
88創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 19:54:41 ID:uBOO7Gna
終わりなら宣言しなさいよ!!!!!!!!!!!!!!!
89創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 19:55:26 ID:uBOO7Gna
なによ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
90記憶喪失した男:2009/08/20(木) 19:57:05 ID:JrB6UvR6
終わりだよ。超短編よ。
支援されてるとは思わなかったw
91創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 19:59:05 ID:6dfFXA2u
>>89
なによってなによ!!!!!!!!!!!!!!
92記憶喪失した男:2009/08/20(木) 20:01:54 ID:JrB6UvR6
そんなことより、評価してくれよ。
93創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:04:47 ID:6dfFXA2u
感想でも批評でもなく評価?
94創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:07:04 ID:uBOO7Gna
>>81
>完全記憶で

個人的には、俺が知る中での貴方の最高のレスです。
コテが「記憶喪失した男」でありながら、「完全記憶」でとは一体どういう事なのかと興味を惹かれました。
ここからは推測なのですが、この「完全記憶」というのは状態のことではないでしょうか?
記憶喪失した男が、記憶を喪失せずに完全な状態で記憶している……。
何を記憶しているのかについてですが、恐らくは後に続く文、

>まったく誰にも相手にされない

これにかかっているのだと思いました。
つまり、

記憶にある中では、完全にスルーされて全く誰にも相手にされない

ということなのでしょう。
掲示板という形態で、完全にスルーされてしまうのはとてもやりきれない事とは思いますが、
言葉を選択するさいのセンスは十分に感じさせて貰いました。

しかしながら、俺としましては「完全記憶」というのが状態を表す言葉だとしても、
もっと別の意味であると良いなと思いました。
俺が希望する別の状態を表す、というのは、

「完全記憶」=全て記憶している状態

ではなく、

「完全記憶」=パーフェクト記憶喪失した男

というものです。
例としては適切ではないかもしれませんが、ドラゴンボールのパーフェクトセルのような状態です。
つまり、>>81のレスの3行目を訳すならば、

パーフェクト記憶喪失した男モードなのに、まったく誰にも相手にされない作品がある

という文になります。
つまり、貴方の本気を出したものなのにスルーされてしまっている作品、という事ですね。
成る程、それならば流れを断ち切って評価をして貰いたいというのも頷けます。
しかし、面倒なので作品に関しては評価しません。おわり。
95記憶喪失した男:2009/08/20(木) 20:09:55 ID:JrB6UvR6
>>93 感想でも批評でもいいよ。

>>94 ヽ(`Д)ノウワン
96創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:11:13 ID:uBOO7Gna
>>91
なんなのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!
97創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:13:01 ID:uBOO7Gna
sageなさいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!
98創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:13:44 ID:6dfFXA2u
じゃあ感想を

そもそも、これ全然お題に沿ってねーじゃんw
99記憶喪失した男:2009/08/20(木) 20:14:17 ID:JrB6UvR6
(;^_^) <むーん。
100創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:15:15 ID:6dfFXA2u
>>96
なんなのよとはなんなのよ!!!!!!!!!!!!!!!
101創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:16:09 ID:uBOO7Gna
>>100
なんなのよとはなんなのよとはにょんにょにょにょ!!!!!!!!!!!!!
102創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:17:03 ID:uBOO7Gna
そろそろ真面目に読もうかな
103創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:17:39 ID:6dfFXA2u
>>101
噛んでるんじゃないわよ!!!!!!!!!!!!!!!
104創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:24:32 ID:uBOO7Gna
>>82
子守唄の前後で話の筋がちょいブレてる

>三歳になった頃だろうか。やっと日本語の意味がわかるようになってきた。
>そして、やっと子守唄の意味がわかる。

> ああ、母上よ。もうすでにおれを産んで死んでしまった後なのか。
>それをおれは三歳児になって知るのか。
>なんと、悲惨な遺言を今まで歌ってきたことよ。

こうやって抜き出してみっと、なーんとなく違和感ねぇ?
まぁ、抜き出した前のものとも照らし合わせてみっともっとわかりやすくなるかもだ

超短編ってことだから、こういうわかりにくさは結構痛いかな、と

個人的には、地の文章の一人称の語りは日本語じゃないのかなと思った
人間ってものを考える時は、日本語なりなんなりの言語で考えたりするってアスカが言ってた
だから、地の文は「まだ日本語を理解していない状態の主人公が考えている、日本語以外の言葉」なんかなぁ、と
そうすっと、なんとなーくだけど意味が通じるようになったりならなかったり

けれど、それってパッと見が勝負っぽいこの長さだと結構キツいかもだ
なんでかっつーと、読み手に負担がかかっちゃうからね
読み手もある程度ものを考えなきゃいけない、ってのはあんまり掲示板じゃ通じる話じゃないと思うのよ
だから、もう少しわかりやすい方が良いんじゃねーかなー、と

発想的にはどっかにありそうだけど、このタイミングでこういうもんの投下があったのはちょっと面白い
流れぶった切るだけのものではあったけど、それだけにちょいわかりにくかったのが残念
おわり
105記憶喪失した男:2009/08/20(木) 20:25:00 ID:JrB6UvR6
(/ヘ ̄、)グスン

そうだよね。期待はずれでしたね。
あれで終わりです。完全記憶と関係ないね。
これから、また即興で、完全記憶の話つくる。
106記憶喪失した男:2009/08/20(木) 20:27:13 ID:JrB6UvR6
>>104 感想ありがとね。
つまり、いまいちなのね。
自分でも、ひょっとしてそうかなとか思ってた。
実は気づいてた。でも、まさかって感じ期待しちゃったり。
そんなおれが悪いんだよね。感想ありがとね。
107創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:27:18 ID:uBOO7Gna
完全記憶って、ものにょにょを完全にわすれにゃいってやつだったにょにぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
108創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:28:39 ID:uBOO7Gna
>>106
自分で面白いと思わないのって、他の人が読んでも同じ風に思うんじゃねえかしら
109記憶喪失した男:2009/08/20(木) 20:30:39 ID:JrB6UvR6
  完全記憶

 その男は、

ごめん、つくれなかった。何も浮かばないわ。
110創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:32:03 ID:uBOO7Gna
多分だけど、まるで書けないなんて事はないと思われる
最初にパッと思い浮かんだやつを、面白いとか面白くないとか気にせず書いて投下してみて
111記憶喪失した男:2009/08/20(木) 20:37:12 ID:JrB6UvR6
それではおことばにあまえて、

  完全記憶

 おれは社長だ。何でも覚えている。いつでも、どこでも、
どんなことでも覚えているのだ。だから、社員のミスなど、
ひとつも見逃さない。的中的確。
 そんなおいらも、ちらっとみた女の子に目が釘付けだ。
あれは、二十年前のあやちゃんじゃないか。
「やあ、レディ。ちょっと、そこのファミレスで話でも」
 あれ。
「おっと、嫌がらないでよ。ほら、二十年前の社長だよ」
 ああ、わかってくれた。これだから、完全記憶はやめれないぜ。
112記憶喪失した男:2009/08/20(木) 20:37:55 ID:JrB6UvR6
おれの自己採点。
生き恥レベル。
113記憶喪失した男:2009/08/20(木) 20:44:22 ID:JrB6UvR6
なによ、なんの反応もないの!
どういうことよ。
つまらないなら、つまらないっていいなさいよ。
へどが出ると自分では思うわ。
114創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:47:43 ID:6dfFXA2u
つまらない
115創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:48:09 ID:uBOO7Gna
見方によってはすげえ内容が変わるな
いきなり「やあ、レディ」と話しかけられて驚かない人間が居るだろうか、だな
んで、そこに至るまでに完全記憶というものを
社員のミスを見逃さないという事にしか使っていないように書かれている
「もっと役に立つ事は沢山あるだろうに、社員にとっては嫌な事ばかりしている・していた」
っていう風に俺は読めた
まー、ぶっちゃけこの社長ってのはなんだか嫌な人物に読めたってことです
んで、一人称の語りで短いながらも完全記憶を自慢しているように見えたのね
これで、主人公である「社長」への印象は中々に悪いものになった

そんな社長が、いきなり話しかけてきたらどう思うかだよな
もしかしたら、「あやちゃん」は忘れていたんじゃなく、とぼけていたんじゃないかしら
まー、そこらへんは「あやちゃん」の反応が、
社長の視点でしか書かれていないから想像するしかないんだけれどもね
俺は、
嫌な事をしていた、20年前勤めていた会社の社長が話し掛けて来た
あまりにもしつこかったため、嫌々ながら思い出すフリをあやちゃんはした
っていう風に読んだわ
ま、そこらへんの社長の空気の読めなさっぷりが多少面白くはあった
けれど、最後の部分でその自覚がない社長にちょいとばかり憐憫を覚えたかなぁ
っつうか、言葉遣いがイラつくわw
116創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:50:33 ID:uBOO7Gna
反応したわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1
117創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:51:18 ID:uBOO7Gna
なによ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
118創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:52:00 ID:oIPrQsH4
なあ、オカルト板に戻ってこいよ
119創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:53:11 ID:uBOO7Gna
わたしメリーさん!!!!!!!!!!!!!!??
120記憶喪失した男:2009/08/20(木) 20:53:51 ID:JrB6UvR6
(;^_^) <なによ!

感想ありがとよ。
それにしたって、もうちょっと、いいかたがあるんじゃない。
天才の香りがしたとか、全身がしびれたとか、そういうほめことばが
あってもいいと思うの!!!!!!!!!
121創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:55:04 ID:6dfFXA2u
オカ板面白いよね
旧ソ連スレしか見ないけど
122記憶喪失した男:2009/08/20(木) 20:56:08 ID:JrB6UvR6
>>119 え、メリーさん。ムー大陸の!
おや、久しぶりで、感想ありがとでございます。
(^_^A;)アセアセ
123創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:56:09 ID:uBOO7Gna
調子に乗らないでよ!!!!!!!!!!!!!!!
124創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 20:58:39 ID:6dfFXA2u
ていうか中身がよく分からなかったんだけど、「20年前のあやちゃん」って20年前に社員だったあやちゃんってこと?
125創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:00:30 ID:uBOO7Gna
書かれてるパーツが足りないから、そこは想像を膨らませて自分で補完するしかないかと
126記憶喪失した男:2009/08/20(木) 21:00:41 ID:JrB6UvR6
>>124 あやちゃんのプロフィールなんて考えてないよ。
とにかく、知り合いのあやちゃんだよ。
127創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:01:47 ID:uBOO7Gna
あやちゃんってなによッッッ
128創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:04:09 ID:6dfFXA2u
やっぱりよく分からん
129記憶喪失した男:2009/08/20(木) 21:04:12 ID:JrB6UvR6
>>127 知らないよ。知り合いにいない名前を選んで使ってるんだよ。
本当にムー大陸のメリーさん?
130創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:05:54 ID:uBOO7Gna
違うわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
131創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:13:33 ID:uBOO7Gna
暇だわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
132記憶喪失した男:2009/08/20(木) 21:13:57 ID:JrB6UvR6
>>130 ちがうのかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
133創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:14:56 ID:uBOO7Gna
>>119をよく見なさいよ!!!!!!!!!!!!!!
134創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:15:17 ID:6dfFXA2u
>>131
創作して他スレに凸するんだ
135記憶喪失した男:2009/08/20(木) 21:16:10 ID:JrB6UvR6
>>131
メリーさんも、「完全記憶」で小説書けばいいじゃない。
それか、「四国はムー大陸だ」というネタで小説を書いても面白いと思うな。
136創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:16:51 ID:uBOO7Gna
今日はまったりして明日頑張るのよ!!!!!!!!!!!!!!!
137記憶喪失した男:2009/08/20(木) 21:18:12 ID:JrB6UvR6
>>136 明日もだらだらなくせに。
138創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:18:50 ID:6dfFXA2u
じゃあ俺は明後日から本気だす
139創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:19:10 ID:uBOO7Gna
えへへ///
140創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:23:31 ID:uBOO7Gna
暇だわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!
141創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:25:22 ID:6dfFXA2u
>>141ならID:uBOO7Gnaは今日から本気出す
142創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:25:55 ID:uBOO7Gna
しゃあねえ本気出すか
143記憶喪失した男:2009/08/20(木) 21:27:55 ID:JrB6UvR6
なあ、暇なら相談にのってくれ。
おれは名無しの要望に答えて、超どうでもいい官能小説を
超短編だが、ふたつ書いたのだが、そのデータを保存しておくべきだろうか。
不必要だろうか。
官能小説としては、すごい駄作なんだが。名無しにはウケがよかった。
書き直すべきか。削除すべきか。このままか。
144創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:29:27 ID:uBOO7Gna
投下したスレのログを保存してそれ以外は削除
145創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:29:28 ID:6dfFXA2u
どうでもいい小説ならどうでもいいんじゃね?
146記憶喪失した男:2009/08/20(木) 21:32:14 ID:JrB6UvR6
ちなみに、こんなんだ。
    風音(かざね)
 轟は、好きだった風音と初めてセックルした。まだ十六歳の轟の部屋で、
まだ十六歳の風音を愛撫して脱がすと、風音は何も抵抗しなかった。
「どうしたらいいの」
 と、テクを使いたがってくるが、初めての風音にテクなどあるわけなかった。
「おれのしたいようにされてろ」
 と轟はいいながら、あまりにも視線を釘付けにする魅力的な風音の裸体にびっくりしていた。
これはやるしかない。若い轟の男根はそそりたった。一方、風音はこれから起こる
快楽を想像して濡れている。轟が寝転がると、風音はおっぱいを揺らしながら、
轟の上に四つんばいで這いよってきた。風音の方から、轟の一物に挿入する。
こいつ、初めてから騎乗位か。驚く轟を快楽で忘れさせるように、
風音は足で立って体を上下に動かす。すごいピストンだ。
 それから、数ヵ月後、風音は子宮外妊娠で死んでしまった。
 轟は、
「許してください。風音の何がわるかったんですか」
 と叫びつづけた。
                   2009年8月19日

  梨香

 十六歳の高校生、轟は、十六歳の女子高生風音を無理やり体育倉庫で犯した。
風音は、いやがりながらも、まったく逃げようとしなかったから、
強姦するのは楽だった。風音が潮を吹くまで何度でも入れつづけた。もちろん、中出しだ。
 嬉しいことに、泣いていた風音は、あのことを誰にも打ち明けなかったらしい。
おかげで、大人に怒られることもなかった。
 それから十四年後、轟は三十歳になっていた。運命のように、風音と出会った。
 風音はまだ美人だった。
「やめて、娘ができたの」
「娘? いいじゃねえか。やらせろよ」
「あなたの娘よ」
「娘がダメなら、おまえがやられろ」
 そして、風音は娘の前で、轟に犯されたのだった。娘の前で全裸になった風音にとっては、
それだけでとてつもない屈辱だった。だが、逆らえない。それで、興奮した娘、
梨香も轟に犯されてしまった。犯される梨香の全裸を見た時、
風音は絶頂に達したのだった。母子二人で、同時にはあはあいっていた。
147記憶喪失した男:2009/08/20(木) 21:33:16 ID:JrB6UvR6
梨香の方は、推敲してのこしておこうっと。
148創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:34:15 ID:uBOO7Gna
>すごいピストンだ。

ワロタwwwwwwwww
149創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:34:42 ID:6dfFXA2u
さあ今すぐ創発のLRを読む作業に戻るんだ
150創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:35:51 ID:uBOO7Gna
レス削除待つのダルいな
自治スレにもってってもスレ止まるだけくさいし
151記憶喪失した男:2009/08/20(木) 21:38:55 ID:JrB6UvR6
>>150 え? ひょっとして、おれの作品が削除対象?
152創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:39:26 ID:6dfFXA2u
まあ今のは見なかったことにして、創発一周年記念企画の話に戻ろう
153記憶喪失した男:2009/08/20(木) 21:41:49 ID:JrB6UvR6
そんな企画があるのか。初めて知った。
おいらは、どうせ「ある半身の物語」にかかりきりだし。
本当のところ、あの作品、どう思うのさ。
154創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:45:01 ID:6dfFXA2u
ぶっちゃけ、あれを手直しするくらいなら初めから書いた方がいいと思う
155創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:45:33 ID:uBOO7Gna
読むのダルかったから読んでない
156記憶喪失した男:2009/08/20(木) 21:51:44 ID:JrB6UvR6
ヽ(`Д)ノウワン  今日はもう寝る。
157創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 21:52:52 ID:uBOO7Gna
おやすま
158創る名無しに見る名無し:2009/08/20(木) 22:42:47 ID:GULvJ7BD
記憶さんも創作楽しんでんだろねえお休み
キャラ好きだからこのまま千目指しておくれやす
159創る名無しに見る名無し:2009/08/21(金) 00:28:01 ID:/03Bo+wQ
なによ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
160創る名無しに見る名無し:2009/08/21(金) 00:29:06 ID:/03Bo+wQ
そりゃ三時間くらい遅かったわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さりげにVIPのパートスレ化!?
なによ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
161創る名無しに見る名無し:2009/08/21(金) 00:31:12 ID:/03Bo+wQ
よくみたらスレタイからしてそんな雰囲気なんじゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!
だいたい立て逃げスレが増レス一番多いってどういうことよ!!!!!!!!
162創る名無しに見る名無し:2009/08/21(金) 03:28:44 ID:AV+F5XzE
なんか知らんが>>13の通りでいいのかい?
163創る名無しに見る名無し:2009/08/21(金) 03:37:26 ID:/03Bo+wQ
うん、もともとは放置の流れでした
164創る名無しに見る名無し:2009/08/21(金) 03:42:41 ID:AV+F5XzE
把握
序盤のあまりの展開に口がポカンと開いてしまったよw
165創る名無しに見る名無し:2009/08/21(金) 08:59:13 ID:GGEd/LDI
本当にあらすじしか書けないんだな記憶ってw
166創る名無しに見る名無し:2009/08/21(金) 12:15:09 ID:OFmZILF9
167記憶喪失した男:2009/08/21(金) 13:57:18 ID:ybR/0+aY
>>166 ありがと。見逃していた。たいへん助かった。
168創る名無しに見る名無し:2009/08/23(日) 18:56:34 ID:VhmPYr2E
ぶるぁ
169創る名無しに見る名無し:2009/08/24(月) 15:18:11 ID:4lqaM4b+
今となっては、そういう友達もいたなと思い出す事がある。

小学校一年生に入学した頃、初めてのテストは国語だった。
描かれていた絵をみて、マス目にその名称を書くものだった。
最後の問題で花の絵が描かれていて、マス目が3つあった。
そして、テストが出来た者順に並んで、その場で採点されるというものだった。
私は、最後の問題は、マス目が3つあったので「おはな」と書いた。
そして、彼女も「おはな」と書いていた。
並んでいたら、別の子が私たちの答案をみて、「『おはな』なんておかしい。『はな』でええやん。」
と言うので、私たちはマス目が1つ余るのを気にしながらも、「はな」と書き直して、採点にのぞんだ。
結局、最後の問題は、「おはな」が正解で、私たちは、100点を逃してしまった。

そういう事があってから、私は彼女と一緒にいる様になった。
ある図工の時間、「馬」の絵を描く事があった。
私は、絵を描くのが面倒で、適当に仕上げたが、彼女は違っていた。
結局、彼女は放課後、残って絵を仕上げる事になってしまった。
私は、彼女が残るというので、一緒に残って彼女を待つ事にした。

彼女は白い馬の絵を描こうとしていた。
馬の色を塗るのに、白い絵の具を出していたが、そこにたまたま、赤い絵の具が混じり、
ピンク色になっている。
彼女は何を思ったのか、そのピンク色になった絵の具をそのまま、馬に塗ってしまった。
私は思わず、「ピンクの馬なんかないやん。」と言ったが、彼女は「ええねん。」と言って、
そのまま、塗るのをやめなかった。

ところが、先生が出来上がったその「ピンクの馬」の絵を誉めるので、他の子も「馬、ピンクやん。」
と言っていたが、結局、その「ピンクの馬」の絵は、学校新聞にも載せられた。

その後、あいかわらず私は彼女にくっついていたが、ちょうど、学年末に入った頃、彼女が転校する事になった。
転校後、手紙でやりとりがあったものの、それもしばらくすると減っていって、結局なくなってしまった。

今となっては、そういう友達もいたなと思い出す事がある。


               平成21年8月24日 「ピンクの馬」坂下こお
170創る名無しに見る名無し:2009/08/24(月) 19:44:53 ID:zZqu/aA6
なんか新聞に載ってる気の利いたエッセイみたいなお話
171創る名無しに見る名無し:2009/08/24(月) 21:55:28 ID:HXSwzrYt
王宮を追い出された帝になるはずだった男、神武順尊には3人の弟と6人の妹がいた。
ところが3人の弟と6人の妹は王宮に15年も監禁されているのである。順尊は何とか弟妹に逢いたかったが叶わなかった。
時々妻の藍子が王宮職員の兄と密会しているのを思うと哀しかったし、密会とはいえ時々兄弟と会っている藍子とその兄がうらやましかった。
その兄の情報によると妹は全員今の帝(順尊の父帝の異母弟)の后になり13年間で10人も出産した母后以上に産む機械の如く出産を繰り返して、弟は現在の実質の独裁者(順尊の祖父帝の妾で今帝の生母)の性奴隷になっていた。
その祖父の妾、菊池夕夏こそ順尊や藍子を追い出した張本人で全ての諸悪の根源なのである。
藍子も順尊の母后に負けず劣らず出産を繰り返し10人の子供が生まれた。
10人中9人は王宮を追い出されたあとに生まれた子供だが唯一王宮で生まれた子供、つまり順尊と藍子との間の最初の子供東尊は順尊と藍子が自分たちの素性を告白したあと失踪したのだった。
順尊と藍子は東尊の失踪に大変混乱し東尊に告白したことを後悔したが本来なら東尊が次の帝で何としても王統を奪回したかったので仕方が無いと思うことにしようとした。
しかし完全に市井に紛れて生活していた自分達が実は本来の帝一家だということは大変衝撃的であったし万が一それを受け入れても王統奪回は順尊と藍子の夢であってもそんなことは東尊にとっては逆に過酷な宿命ではないか?と現在も心を整理出来ずにいる。
一方順尊の弟達は夕夏の性奴隷として奉仕をしていたが時々帝の弟に犯されるのである。
さらにこのような立場なのと名門令嬢は夕夏の息子の妃にさせられた人が多いのでなかなか妃を迎えることが出来なかった。
また他にもイケメン(主に名門の子息)の多数が夕夏の性奴隷になり全裸でタコ部屋に押し込められるため同性愛が発生していた
そのような環境から発狂する人が多数発生して順尊の弟もそうだった(一部除く、詳細は後述)。
妹達は帝の子供を毎年のように出産し、妊娠中も犯され続けた。一方帝には妃や妾やお手付きだ多数おり帝の子供は物凄い数になっていた。
また順尊の叔母達(父帝の妹)は大半が既婚者だったがいずれも異母兄弟の帝の弟の妃にさせられてやはり毎年のように出産していた。
172創る名無しに見る名無し:2009/08/25(火) 07:16:16 ID:TIs4bIOE
また帝の弟たちも多数女性に手をつけて王宮では毎日のように夕夏の孫が生まれていた。
しかしながら女性陣の生活は男性陣に比べて比較にならないほど豊かで恵まれていた。
それは夕夏自身が女性であることと多数子供を産むための環境の整備の結果だった。
ただし生まれた子供(特に男児)は知的障害の割合が非常に高く夕夏や子供の母親を悩まさせていた。それもそのはず夕夏の子供の大半は知的障害だからだった。
さらに夕夏の生母自体が重度の知的障害で夕夏は何者かに施設内で強姦されて生まれた子供だったのだ。
夕夏は生母の両親の娘として届けられて不幸なな出生のため特に父親から甘やかされて育った。
そして夕夏は自己中で傲慢で我儘な性悪女に育った。
育ったというよりは元々の性格がそうなのか早くも幼稚園の時から陰湿な苛めを繰り返しさらに先生にすら嫌がらせをしていた。
これを見た両親の実子はきっと強姦魔に似たんだろうと思った。
さらに小学生になると女子に対してのいじめはエスカレートして一方で男子を誘惑した。
173創る名無しに見る名無し:2009/08/25(火) 07:56:41 ID:TIs4bIOE
夕夏は某有名女子大の付属中学を受けて合格する。ところがこれは裏口入学だった。実は付属中はそんなにレベルが高くないが小学校時代の夕夏の成績からして合格は絶対不可能だったので裏口入学は誰の目から見ても明らかだった。
そして母親が病気で急死する。
ところがある日両親の診断書を見ると父はO型、母はB型なのに対し夕夏はA型である。
これに夕夏は大変ショックを受け母親を疑ったが母親は既にこの世にいない。
自暴自棄になった夕夏は父親を誘惑し、肉体関係を持ってしまう。そして夕夏は父親と結ばれたあと私は実はハパの娘ではないんでしょうと言った。
そしたら父親は驚いたが真実を告白した。
そしたら夕夏は妙に納得してしまい父親と再び肉体関係になった。
それ以後夕夏と父親(血縁上の祖父)は家に二人っきりなのをいいことに夫婦同然の生活をするようになった。やがて夕夏は妊娠する。夕夏は出産したかったが強姦されたと医者を騙して中絶することにした。
174創る名無しに見る名無し:2009/08/25(火) 22:39:35 ID:TIs4bIOE
やがて夕夏の周囲で自殺や不審死が多数発生した。理由は夕夏がいじめた結果だった。
夕夏は枕営業で付属高校に進学してさらに女子大の学長と寝て無事女子大に進学した。
そんな中でも夕夏と父親の近親相姦は続きまだ10代の間に6回も中絶をした。
大学一年の終わりが近づき成績の悪い夕夏はある教科の単位を落としそうになった。いつものように夕夏は講師を誘惑するも何と講師はゲイだった。
普段から夕夏のことを不快に思っていた講師は夕夏に単位をあげなかった。
夕夏はもちろん激怒し始業式の日に講師を特急が通過するホームに突き落とした。
特急に轢かれた講師を夕夏はデジカメで撮りネットカフェで掲示板やゲイサイトに流出させた。
ところがある日、夕夏が父親とやっていると父親は腹上死してしまう。
これに大変ショックを受けた夕夏は大学も退学して自宅に引きこもりになった。
ところが再び妊娠が判明する。夕夏は中絶ではなく出産を選んだ。
夕夏の戸籍上の兄姉は誰も子供がおらず(夕夏を産んだ生母を除く)夕夏の兄姉は喜んだ。
間もなく夕夏は娘の有花を出産した。ところが兄嫁が夕夏の育児に介入するので(実際は夕夏が育児不能者だったから)夕夏は兄を誘惑して近親相姦をし、さらに兄嫁を死に追いやった。
そして夕夏は娘を置いて上京する。夕夏は兄の子供を中絶したあと整形と豊胸手術を行い、しばらくして風俗で働いた。そこでレコード会社社長と出会った。夕夏のあそこは大変素晴らしく社長はメロメロになり離婚までしたほどである。
そして夕夏は超大型新人としてデビューすることになった。だが全くと言ってもいいほど売れない。それでも自社買いの成果もあって上位に入るがもし自社買いが無かったら200位以内にも到底入れないほどの売上である。
それどころか夕夏が出演した番組は物凄い抗議を受けたりした。
175創る名無しに見る名無し:2009/08/26(水) 03:04:08 ID:R8GHaVuc
http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=kokoro5987


淫乱ヤリマンポン中女
176創る名無しに見る名無し:2009/08/26(水) 23:30:05 ID:W5ROh5ig
>>80の提案に乗っかってみる



 リビングの電話台の隣、そこのペン立てにはさみがあるはずなのにない。
 いつもの場所にいつもの物がない。
 これは非常にもどかしい。
 買ったばかりでタグの外れていないシャツを握りしめ、仕方なしにはさみを持ち出した犯人を問い詰めに向かう。
「おい、はさみはどうした」
「はさみ? なんのこと? ねぇそんな事よりエアコンのリモコン知らない?」
 暑くて死にそうと言いながら、彼女はシャツの胸元をぱたぱたさせてローテーブルの下をのぞき込んでいる。
 なぜかローテーブルの下には使い道の分からないチラシ類と、おそらく二ヶ月以上は過去の物であろう雑誌が折り重なっていた。
 そろそろ掃除をさせないと層が出来そうだ。
 片付けの出来ない彼女にため息をつき、黙ってベッドの布団をまくり上げる。
 さすがに布団をめくったぐらいでリモコンは出てこないが、次は枕を持ち上げるとその下からエアコンのリモコンが顔を出す。
 枕に手を突っ込んで寝る癖のある彼女の事だからここだろうと思ったが、なぜ寝てる間に気付かないのだろうか。
 黙って見つけたリモコンを差し出すと彼女が猫のように素早く近づいてくる。
「ありがとうー!」
 満面の笑みを浮かべてリモコンを受け取り、彼女は早速エアコンのスイッチを入れた。
 ぶおーと生ぬるい風がエアコンから吹き出してくるが、すぐに涼しい風に変わるだろう。
「はさみは?」
「知らない」
 満足そうにエアコンに顔を向けている彼女に改めて聞くとばっさりと切り捨てた答えが帰ってくる。
 残念ながらその答えは通用しない。
「昨日はさみがいるって言って持っていっただろ」
「……あっ!」
 やっと思い出したらしい彼女は再び四つんばいになりローテーブルの下をのぞき込む。
 しばらくしてからぶつぶつと「無いよう無いよう」というつぶやきが聞こえてくる。
 またか。
「なんでこうすぐ物をなくすんだ」
「違うの! ちょっとした記憶喪失なの! すぐまた思い出すから!」
「それは記憶喪失じゃなくて物忘れが激しいって言うんだ」
 なくすだけならまだしも後で変なところから出てくるから困る。
「そもそも何のためにはさみを持ち出したんだ」
 それが分かれば使った場所も分かるからある程度探す範囲が絞れそうなものなのだが。
 何故か押し入れの収納を覗きだしたあげくに、キャスター付き収納ケースを引っ張り出した彼女を眺めながら純粋な疑問を口にする。
「ええーうーん、昨日は確かメガネを探してたような気がするんだけど」
「そのメガネだったら洗面台のタオルの上に置いてあったな」
「本当!? ありがとう!」
 キャスター付き収納ケースの中身をそのままに彼女は洗面台へとかけてゆく。
 こんなんだからすぐ物をなくすんじゃないか。
 改めてため息をつき彼女に任せていては一向に見つかる気配のないはさみは諦めて、シャツのタグはカッターで外すことにする。
 どうせ家の中でしか使ってないのだからはさみはそのうちどこかから出てくるだろう。


 はさみが発見されたのはその日の夜のことだ。
 何故か隣の部屋の蛍光灯のヒモにぶら下がってあった。
「はさみを天井から吊すと探してる物が見つかるおまじないがあったからつい!」
「人の部屋に吊すな!」


   終
177創る名無しに見る名無し:2009/08/27(木) 18:44:02 ID:EvT+BGcM
文中から生活感が溢れるだけに最後の画がシュールだw
178創る名無しに見る名無し:2009/08/27(木) 18:47:06 ID:IoZ+qBs8
基本的に彼女が原因の失せものじゃねーかw
179創る名無しに見る名無し:2009/08/27(木) 19:05:51 ID:UN9ibAn2
ある日夕夏が音楽番組で音痴な歌声を披露していると突然音響設備が故障した。
幸い隣のスタジオが何もやっていなかったので隣のスタジオの音響設備を代用したが大変な損害が出た。
これを順尊の父親で当時東宮になったばかりの神武集尊も見ていた。
集尊は夕夏を見て大変不快に思ったが集尊の父で帝になったばかりの神武恭尊が好みだと割りと言い出したので集尊は帝である父親がこんな女が好みとはと呆れた。
翌朝、集尊が起きると集尊の母で中宮の朝子と侍従がテレビの裏側にいた。
集尊は何事?と思ったら何とテレビが故障していた。その後夕夏の歌っているところを映したテレビが多数壊れていることが判明した。
180創る名無しに見る名無し:2009/08/28(金) 06:42:07 ID:s4oRRzLx
うぬぬほ
181創る名無しに見る名無し:2009/08/29(土) 10:50:05 ID:VEncNvLi
月曜日になり集尊が登校すると夕夏の話題でもちきりだった。
その夕夏の曲は音響が壊れて話題になったおかげで“若干”ヒットしたが携帯やパソコンでダウンロードしたら携帯やパソコンが次々と壊れてしまった。
その直後アルバムが発売されてチャートの低レベルにも助けられて初のtop10入りをした(もちろん大半が自社買い)。
ある日集尊がショッピングモールで友人と待ち合わせをしていると夕夏が新曲のイベントをやっていた。
あまりの音痴を生で聞いた集尊は頭が痛くなったが友人が来ないのでその場を離れられなかった。
ふと夕夏のファンを見ると秋葉系や珍獣を通り越したものすごい容姿や行動の集団だった。
そして集尊を見るといきなり何でこのお方のCDを買わないんだと大の大人が5人がかりで小学生の集尊を脅してきた。
集尊は友人を待っているだけと言ったが夕夏のヲタはそんなの関係ないと脅した。
さすがに集尊もブチ切れて啖呵を切ったがヲタはいきなりおどおどして中には失禁する者もいた。
たった1人の小学生に大の大人(それも集団)が萎縮するとは集尊は驚いた。
集尊が待ち合わせ場所に戻るとぐったりした友人がいた。
驚いた集尊は友人に謝り友人を連れてその場を離れた。
友人はすぐに回復して集尊も安心したが次の瞬間、ショッピングモール全体に夕夏の歌声が響き渡った。
集尊と友人は体調がおかしくなったので急いで帰宅し、友人の家で常備薬を飲んだ。ところが友人の母親はいない。友人の姉に聞いたところやはりあのショッピングモールにいたのだった。
集尊と友人が真っ青になっていると救急病院から電話が来て友人の母親が嘔吐しながら倒れて救急車で搬送したという電話があった。
集尊と友人が友人の姉に今日ショッピングモールであったことを説明すると友人の姉は驚いた。
182パチンコに興味がありましたら……:2009/08/30(日) 02:24:34 ID:Xh6JR4/u
 パチンコ業界に倫理だの道徳だのは無い、それは入ってすぐに判った。
 ホール入り口には開店待ちの客が行列を作って待っていた。その中にまじっていた俺は、
開店と同時にスタッフに整理券を渡し中に入った。エアコンの効いた店内は少し暑いくら
いだったが、腕に覚えがある客は軽装を好む。これで丁度いいのだろう。スピーカーは朝
の挨拶とともに、新台入荷の知らせを伝えていた。
 ポケットから出した手をこすり合わせながら、俺は新入荷の筐体“CR西遊記”のシマ
を探して店内を歩いた。すると何でもない機種のちらほらに、煙草やライターが置いてあ
るのが見える。誰が置いたのかといぶかっていると、明らかに俺より後から入った女が、
当然のように煙草をしまってその台で打ち始めた。視線が合うと、あたかも「少し用足し
に席を外した」と言わんばかりの表情で答える。
 そんなはずは無い、まだ開店したばかりだ。だいたいこのホールは禁煙だ。それによく
見れば、店に入った客の数より、携帯を置いた台の方が多い。恐らくホールのスタッフが
開店前から確保していたのだろう。いわゆる打ち子の予約席。
 打ち子には二種類ある。客の側とホールの側と。
 前者はゴト師を組んでホールに被害を与える犯罪が有名だが、さいきん多いのは設定の
甘い新店や新規改装を狙う開店プロだ。ゴト師はともかく新店狙いは合法的な攻略方だが、
ホールはプロを入店禁止にすることが多い。それに情報さえ手に入るなら、打ち子になる
より単独で打った方が儲かる。何も好きこのんで鵜飼いの鵜になることはない。
 この店の場合は後者のサクラで、他の客に繁盛しているように見せかけ「良く出る店」
と誤解させるため、わざわざホールが雇って打たせている。日当は関西で六千円から八千
円、関東なら一万円ほどで、出た玉に応じて配当も出る。
 ただし本当のサクラは間に仲介業者――大抵は暴力団、良くてもホールと付き合いのあ
るいかがわしいグループ――が、少数の信頼のおける仲間を集めてやっているから、一般
人が参加することは難しい。店が損失を装って脱税に利用することもあるのだから、不特
定多数を募集できる訳もない。よく携帯やPCに送られてくる屑メールに「打ち子募集」
とかいうのがあるが、これは攻略詐欺と変わらない。アルバイト募集と言いながら参加費
を求めてきたら確実にそうだ。時にはぬけぬけと攻略法を売りつけてくることさえあるし、
そうでなくとも鴨リストに載ればスパムが山と送られてくる。関わるもんじゃ無い。
 それにしてもこのホールはサクラが多い、多すぎる。それに入ってきた連中を見ると、
一般的なサクラに比べて年齢層が若く、女の割合が多いのが気になる。ヤクザが新手のシ
ノギを見つけたか? しかしファッションセンスなどを見ると何か違和感を感じる、日本
人では無いようだが……
「この店のオーナーは中国系だったな」
 社で聞いた噂を思い出した俺は、そう呟いて納得した。
 良く知られているように、パチンコ・パチスロ店舗のオーナーには韓国・朝鮮系と華僑
系が多く、日系オーナーは二割程度しかいない。当然ながら横浜には華僑系が多いが、そ
の中のあるオーナーが、不況で苦しむ同胞を見かねて大量のスタッフを採用したとの情報
があった。噂ではサクラとして雇った者も多いとか。
 それを汚いとか狡いとか言って責める気は無い。中華街だけで食っていくのも厳しいの
だろう、サブプライム・ショックはまだ抜けきっていない。そしてパチンコ業界に、罪の
ないちょっとした不正はつき物だ。どこぞの大人が大盤振る舞いしているのを、俺がとや
かく言う筋合いでは無いだろう。さっきの女が風俗に行かずに済むなら、むしろ立派に人
助けになってる。
 パチンコ業界に倫理だの道徳だのは無い、しかし仁義や人情はあるし守るべきだ。
183パチンコに興味がありましたら……:2009/08/30(日) 02:30:09 ID:Xh6JR4/u
 それが俺の信条だった。だからパーラー・シャングリラとの約束が守れなくなったとき、
俺はやむを得ず自腹を切って損害を補償した。契約にはそんな取り決めは無いし、法的に
もそうする義務など無いにもかかわらず。
 だが俺が取引しているシャングリラは、規模こそ小さいがやり手の店長が切り盛りし、
まめなサービスとイベント、そして新台の入荷が早いということで高い集客を誇っている。
台の回転が早いということはカバン屋、つまり俺のようなアミューズメント業者にとって
上客ということだ。だからシャングリラと俺は、ときには無理を言いときには無理を聞き
つつ、上手く付き合いを続けてきた。その付き合いを維持する為には、どうしても信義を
守り通す必要があったのだ。
 十一月に入り、シャングリラから年内最後の新台としてCR西遊記を頼まれた俺は、売
れ行きの悪い不人気台との抱き合わせを条件に数台の割り当てを確保した。
 パチンコ・パチスロ機器の製造、遊技機メーカーは新規参入の少ない寡占業界だったが、
CR西遊記は初のアーケード・ゲーム業界からの参入ということで、業界でもファンの間
でも話題になっていた。それをクリスマス前日にホールへ入れる。話題が広がれば年末休
暇の客も見込めるだろうというのが店長の目論みだった。
 ところが直前になってメーカーから、シャングリラへの納入が遅れるとの通達が入った。
パチンコ店の競合は激しい。客足を維持するためには、地域で一番はやく新機種を入れな
くてはならない。一番だ、二番目では意味がない。納得いかないのが店長だったが、俺だ
って納得がいかない。調べてみると、いつの間にかシャングリラの割り当ては阿久津の担
当に回されていた。それも書類の改ざんによって。
 俺は当然これに抗議したが、ホール営業から転職してきた阿久津は、そちらにツテを沢
山持っている、販売実績も高い。結局は上司に仲裁される形で、シャングリラへの入荷は
年越しにされてしまった。サラリーマンの辛いところだ。
 俺はシャングリラ側に詫びを入れ、少なからぬ金を渡して損害の賠償とした。もとより
この業界で、賄賂やキックバックは珍しいことではない。筐体の値引き禁止や抱き合わせ
販売など、古い因習や取り決めが未だにまかり通っているのだ。しかしそれだけにアミュ
ーズメント事業では、法律や条例、契約とはまた違った約束事があり、それを上手くあし
らうスキルが要求される。
 或いは阿久津のやったことも、そのスキルの内に入るのかも知れない。少なくとも俺た
ちの上司はそう判定した。だが俺は味方を(奴を仲間などとは断じて認めない!)後ろか
ら撃つようなやり方は許せなかった。だから俺は発注した筐体の中に、裏ROM台が混ざ
っていることも教えていない。俺が開店前から並んでいたのも、都内からわざわざこの店
に来たのも、その裏ROM台を探してのことだ。
 裏ROMと言えばすぐ不正と考えるだろうが、ちょっと待って欲しい。客の側にしてみ
れば、玉が出ない台より出る台の方が嬉しいに決まってる。そして裏ROMを仕込んだ台
は、そのほとんどがノーマル台より出るようになっている。その逆は無い。当事者の俺が
言うのだから間違いない。
 ラスベガスなどのカジノが良い例だ。
 ギャンブルというものは、がめつく少数の客から搾り取るよりも、大勢の客から少しず
つテラ銭を集める方が結局は儲かるように出来ている。そしてパチンコは誰が何と言おう
とギャンブルそのものだ。日本全国、津々浦々、市町村ごとに一件はホールのある日本の
現状が、この鉄則の証明と言えるだろう。ベガスやマカオでは、大当たりを出した客をス
イート・ルームで歓待し、その幸運を宣伝に利用さえしている。宣伝効果は客集めに貢献
するから、トータルでは損失より収益のほうが上回る結果となる。
 言ってみれば裏ROMとは、ジャック・ポットやロイヤル・ストレート・フラッシュを、
意図的に演出するためのものだ。ゴト師が仕込んだ場合は特定の操作を必要とするが、そ
うでない場合は全ての客に平等にチャンスが与えられている。そしてフィーバーに熱中し
た客がその後も足を運んでくれるようになれば、その店の成功は約束されたようなもの。
裏で出玉を操作する“遠隔(操作)”とは違う。
184超長文失礼しました:2009/08/30(日) 02:35:08 ID:Xh6JR4/u
 結局のところ客は損をする、そんな考え方もあるだろう。
 だがギャンブルというものはすべからく胴元が儲かるように出来ている。パチンコの場
合、開店に数億かかっても一、二週間で回収できるほどだ。しかし宝くじに比べれば、そ
して競馬や競艇、競輪などと比べても、パチンコやパチスロのテラ銭は低い。つまり客へ
の還元率は高く、これで食っていくプロが成立する余地もある。フェアなものだ。
 勝ち逃げ出来ないのは自己管理の問題としか言いようがない。
 しかし法律は「射幸心を煽る」と称して裏ROMを規制する。まあ自己管理の出来ない
人間が多いのだから仕方がない。だからホール側は「客の喜ぶ台が欲しい」と言い、俺の
ような業者は「この台は出ますよ」などと符丁を交わして、こっそりとシマに混ぜる訳だ。
 「はめ込み台が欲しい」「これは回収専門です」などと言って、確率変動を下げた台を
入れることなどまず無い。例えあっても自然と人気が下がり、客足が落ちるから方針を換
えざるを得なくなる。当事者の俺が言うのだから間違いない。
 とは言えそんな裏ROM台を、扱った当の本人が打つのはさすがに不正としか言いよう
が無い。だから俺は運を天に任せることにした。こうしてグズグズしているのもそのためだ。
 ふつう新機種を入れた店は、集客の目玉にするため新台の設定を甘くしておく。そして
客の方もそのことを承知して狙っている。つまり暗黙の了解。約束事は何も業界だけの特
権では無い。ましてや朝一から並ぶような客たちだ。それでもCR西遊記が余っているの
なら、それは目に見えない何かが俺の損失補填を認めたということだ。俺はそう考えるこ
とにしていた。他の客に取られたり、サクラをあてがっていたら潔く諦める。
 今日の俺はついていた。
 CR西遊記のシマにただ一つ空いていた台、それは確かに俺が納入した台だった。いや、
正確に言えば俺が別の店に入れるはずだった筐体だ。ロット番号も合っている。
 俺は札束から野口英世を抜いてゲームを開始した。液晶が瞬くと花果山で仙石が割れて
孫悟空が誕生する。釘はややきつめでスタート・チャッカーまではなかなか届かない。客
寄せの新台でこれは珍しい。しかしこれは裏ROM台。案の定、チャッカーに玉が入ると、
五回目にして早くも確変が始まり予告演出が始まった。孫悟空リーチ。
 画面は「孫悟空大いに天宮をさわがす」へと換わり、如意棒を手に入れた孫悟空がナタ
太子や二郎真君と死闘を繰り広げる。この辺のプロローグは漫画やアニメ、TVドラマで
は省略されるのだが、しっかりと演出に取り入れている。そして釈迦の指に落書きする有
名なシーンに移行すると、悟空が五行山の下敷きにされて大当たりは放出を終えた。
 次に画面は猪八戒と沙悟浄、そして三蔵法師の馬となる玉龍が天界から地上に落とされ
る場面に移った。あの馬はドラゴンだったのか? 知らなかった、ただの馬じゃ無かった
んだな。三蔵法師の行く手を阻む妖怪仙人たちにも、似たような境遇の者がいるらしい。
例えば有名な金角・銀角は、太上老君の炉の童子だったそうな。ゲーム企業が作っただけ
に原典に忠実だ。
 そして演出は三蔵法師と悟空が出会い、八戒と沙悟浄を加えたお馴染みの一行が揃うシ
ーンに差し掛かる。スーパーリーチ。さっきの前ふりは予告演出だったのか。釘の設定は
厳しいが、チャッカーに入りさえすれば大当たり。これはハマル。さっきまで偉そうなこ
とを言っていたが、自己管理できなくなりそうだ。調子に乗った俺は黒熊怪、黄風大王と
次々に攻略し、牛魔王リーチで打ち止めにした。
 裏ROM台の妖術で、あり得ないフィーバーを繰り返してもたかがパチンコ、シャング
リラで失った金額は取り返せはしない。しかし俺の他に誰も知らないことではあったが、
阿久津に一矢報いてやれたことは、心理的には充分な埋め合わせとなった。ホール・スタ
ッフに任せきりにせず、あえて自分で玉を運んでみたりする。ドル箱の重みが心地よかった。
185創る名無しに見る名無し:2009/09/04(金) 08:33:03 ID:g0fJdfMl
!まで読んだ。
だれか産業で頼む
186創る名無しに見る名無し:2009/09/07(月) 00:59:11 ID:+2DTlT0H
読むに耐えない文章だった。盛り上がりも噛み砕けぬまま駄、文を押し付けられ意味不明なまま終った感じだ
こりゃー朝鮮玉入れ洗脳者以外には文章的価値は伝わらんのかもな。こんなので伝わったら逆にどうかと思うが。
カイジがパチ厨以外にも楽しめたのとは間逆を行く駄作だと思った。
187創る名無しに見る名無し:2009/09/07(月) 13:53:57 ID://nkM+ET
いや、お前もチョット待て!
何故こんな所(駄、文)に句読点を打つ? 漢字変換の後、故意に入れなきゃこうならんよな。
188創る名無しに見る名無し:2009/09/07(月) 15:44:36 ID:Vo98vRh8
このスレ、タラコスパ臭い
189創る名無しに見る名無し:2009/09/07(月) 17:22:23 ID:MjxJd6qn
www
190創る名無しに見る名無し:2009/09/19(土) 21:01:59 ID:QglbvEKn
>181が華麗にスルーされてる件について一言
191創る名無しに見る名無し:2009/09/20(日) 17:42:17 ID:qEI2vD/W
>>190
集尊て、どう読むんすか?
192創る名無しに見る名無し:2009/09/21(月) 09:15:04 ID:XlYFyGmS
本人に聞けよ
193創る名無しに見る名無し:2009/09/23(水) 08:01:19 ID:DZ9g27Pn
194創る名無しに見る名無し:2009/09/23(水) 08:11:10 ID:7m4nseII
見たよ
195創る名無しに見る名無し:2009/09/23(水) 09:06:17 ID:iYAZNmK5
>>193
悪くない
妙に読後感がひっかかる
このプロットで、ちゃんと書いたら?
196創る名無しに見る名無し:2009/09/23(水) 21:39:13 ID:SMhB7Knf
http://ana.vis.ne.jp/ali/
2ch文章 アリの穴
投稿して点数貰ったりゴミ扱いされたりするサイト


てか”完成”なんだね?
10月を待たずして"未完成品"を晒した訳じゃないんだね?
197創る名無しに見る名無し:2009/09/25(金) 19:19:21 ID:ZKugIwa4
>>182
今、読み終えたが、俺は感動で体が震えた

素晴らしい!素晴らしすぎる!
このような才能が埋もれていたなんて!

もはやノーベル文学賞も目前だと思う
このままその才能を埋もれさせたまま終わらせるのは惜しい
198創る名無しに見る名無し:2009/09/26(土) 00:40:24 ID:elCkm7Xw

……ある人は言った。
「お前にとって世界とは?」アリガチな質問に落胆をした後、
『オレ(ワタシ)』は答えた。
「……オレがいるコノ空間?」
オレの解釈はこうだった。
今、世界はたくさんの人で溢れている。
でも
みんなに問いたい。
小学校から中学校に進学したとする。そうすると
『知らないヒト』
に会うはずだ。ここで考えてほしい。知らないヒト、とは、「自分」にとってどのような存在か。
オレはね、コレを
居ない事。と同義。とした。分かる?
存在しない、と同じだ、と考えたんだ。こんな身勝手な発想。『オレ』は「何を考えいるんですか?」
と『ワタシ』に言われた。
だってそうだろ?
つい最近出会った奴の事なんて、今まで居なかった、つまり、「え、そんなヒトが居たんだ。知らなかった。」ってなる。ホラ、まるでもともと居なかった、みたいになるだろ?。だけどコレは自分にとって、っていう事に限定される。
『もともと居ない』
なんて有り得ない。自分が知らないから、と言っていようが、世界にヒトは居る。そんな自分中心の思考。それだけ。じゃあ、
なぜ
『知らないヒト』
なんて在る?
いくら頭の中でそうやって理解していても、自分にとっての世界は、あくまでも自分が居る空間でしかないんだ。
限られた行動範囲。
知識の限界
知っているヒトの数
今、自分は〜県〜区に住んでいるという情報。

その中でしか行動出来ないンダヨ。『オレ(ワタシ)』はさ。
199創る名無しに見る名無し:2009/11/21(土) 18:24:23 ID:v1z08zr/
昔よそで書いてた奴。評価してくだしあ

東ハイエルラーク平野にそびえる石造りの大きな砦。そこから煙が立ち昇っている。城壁は半壊し、石造りの砦はすでに陥落しかけていた。
「第三部隊壊滅、指示を・・・うわっ!くるな!来るなぁぁぁぁ!!」
「こちら第八部隊!こちらにも指示を!おい!壁にひびが!」
「畜生!ここを越えれば首都は眼と鼻の先なんだぞ!!」
パニックを秘めた味方の無線が聞こえてくる。砦の防衛任務に当たっていた彼らはすでに戦闘開始時の戦力の半分ほどになっていたのだ。
「ソーサラーリーダーより各部隊へ!全部隊撤退!これは命令だ!俺が殿を勤める!」
砦の中で敵の排撃をしていた20歳ほどの黒装束を着た青年が無線に向かってそう叫んだ。黒装束や髪に血がこびりついている。
「っ・・・!隊長もご無事で!」
「パステルナークさん!生き残ってください!」
「ようルドラ!かえってきたらパーティーだぞ!」
そんな部下の無線を聞きながら彼は構えていた自らの身長ほどの大剣を背中に背負う。装飾など微塵もない、無骨な大剣。しかし、彼はそれが自分の命を救うものであると信じてやまないのだ。
「・・・ルドラ・パステルナーク・・・これより執行する!」
その通信を最後に彼は無線のスイッチを切った。目指すは煙の立ち上っている場所、そこに必ず敵がいるのだから。

 煙の元で見つけたのは1人の女性であった。刀を腰に差し、赤い袴をはき、上半身は胸を覆うサラシだけ。束ねられた長い黒髪は若干朱に染まっている。すらりと整った顔が抜き身の刀のような冷たさを秘めている。
たった1人であるが、彼女の雰囲気は明らかにハイエルラークの他の兵士たちとは違っていた。
『ほう、1人だけか?お仲間は・・・逃げたかな?』
彼女はそう言いながら周囲をきょろきょろと見渡す。身長はルドラよりも若干低い程度だ。
「勘違いするな。無駄な犠牲を払いたくないだけだよ。鬼殺しさん?」
鬼殺し、という言葉を言った瞬間彼女の瞳が鋭くなった。そして、わずかにうれしそうに呟く。
『私も有名になったものだな。鬼殺し・・・か。まぁ悪い気持ちはしないがな』
彼女がそういうと、ルドラも笑う。
「ッフフ、鬼対鬼殺しだ。どっちが勝つかな?」
クスッと笑い彼女は腰の刀に手をかける。ルドラは大剣を抜き、構える。
『コルセアの兵にしてはいい目だな。名前は?』
居合いの体制をつくり、間合いを明かさない彼女は、まるで世間話でもするように言った。
「ルドラ・パステルナークだ。お前が最後に聞くことになる名前だよ」
彼の手には重そうな無骨な大剣。装束に隠れてわからないが、彼の肉体のたくましさを証明するには十分である。
『ん、わかった。ならば私も本気で行こう』
「来い!」
そう叫んだ瞬間、ルドラの腹に彼女の刀の柄が思いっきり打ち込まれた。2メートルほどの間合いを一瞬で詰められたので、彼は困惑すると同時に、鋭い痛みに大剣を手放してしまう。
「がはっ!!?」
『気に入った。ただそれだけだ。命は助けてやる』
そうつぶやき、彼女はルドラに背を向け、歩き出した。
「まだ・・・だ・・・!」
大剣を掴み、彼は勢い良くそれを振りかぶる。
『しつこい』
彼女がそう小さく呟くと、眼にもとまらぬ速度の無数の柄打ちにより、彼は大剣を放り出して再び地面に崩れた。
『お前はまだ死ぬな。もっと強くなって私の前にもう1回現れろ。それまでお預けだ』
意識があるのかすらも分からない彼に向かってそう言う女性は、見事なまでのサムライであった。
200創る名無しに見る名無し:2009/11/22(日) 09:23:01 ID:BTtW5iAi
2CHに何を期待してるんだ!
201創る名無しに見る名無し:2009/11/23(月) 07:03:25 ID:erR6bPwU
古い特撮やアニメの再放送かな
一体オレ以外の誰が得するんだって奴が多いし
202創る名無しに見る名無し
>>191
あつたか