【基本ルール】
全員で殺し合いをしてもらい、最後まで生き残った一人が勝者となる。
生き残った一人だけが、元の世界に帰ること及び望んだ願いを叶えることができる。
ゲームに参加するプレイヤー間でのやりとりに反則はない。
ゲーム開始時、プレイヤーはスタート地点からテレポートさせられMAP上にバラバラに配置される。
プレイヤー全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者なし)となる
【スタート時の持ち物】
プレイヤーがあらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は全て没収。
但し義手など体と一体化している武器、装置はその限りではない。
支給品として地図、コンパス、筆記用具、水、食料、時計、懐中電灯、
及び各作品や現実からランダムに選ばれたもの1〜3個が渡される。
【主催者】
・進行役
右上@ニコニコ動画
左上@ニコニコ動画
・黒幕
運営長@ニコニコ動画
スレ立て乙です
乙です
しかし見たら怖い組み合わせの予約があるな
予約入れられてない賀斉涙目すぎんだろw
周りは※1おいしい展開ばっかりなのに一人取り残されて…ww
大百科入りもあるかもな、このままだと
※1
予約から見る+周りの光景が、
・DIO様とKAITOが出会う
・多分呂布と馬岱が戦う
・ブロリー討伐へと進む ・メタ様VSスネーク
になる・なったのに、賀斉ときたら…
まぁ危険は回避してると考えれば…
ここらでまた残った30人の行動方針まとめ
・対主催
美希、チルノ、美鈴、左之助、メタナイト、スネーク、サンレッド
藤崎、グラハム、キョン子、アポロ、賀斉
・危険対主催
レン、タケモト、フラン
・生存優先
文、リン、ときちく
・ステルスマーダー(基本優勝狙い)
咲夜、DIO、雪歩、KAITO、獏良、ドナルド、言葉
・無差別マーダー
ブロリー、呂布
・特殊型
馬岱、ベジータ、アカギ
今から咲夜、サンレッド投下します
悪魔(笑)\(^O^)/
しかし賀斉……ボッチを受け継いだな
目に映ったのは、いつも通りの光景だった。
平日に寝転がりながらテレビを見てる俺に対し、呆れと諦めの混じった視線を向けながら溜め息をついているかよ子。
いつもの公園でまた抜けた真似をして俺から説教を受け、黙って星座しているフロシャイムの奴ら。
やる事もないんでパチンコにいったり、河川敷でタバコを吹かしながら釣りをやっている俺。
夜、夕飯のお裾分けを持って来たついでに、一緒に飯を食う事になったフロシャイムの奴らと俺とかよ子。
いつも通りのありふれた光景。それに一つだけ違いがあるとするならば、俺がこの光景を第三者視点で見てるって事だろう。
俺の目の前にいる俺は、かよ子の小言に面倒くさそうに顔を背けて頭を掻いている。
「夢、か」
そう呟いた瞬間、目の前の全てが真っ白になった。どうやら本当に夢かなにからしい。
やけに意識がはっきりしている。夢の中だってのに自分が殺し合いに呼ばれた最中だったってのも自覚できるし、あのブロリーとかいう奴との戦いの最中で目の前が真っ暗になったのも覚えている。
あいつをぶっ殺せたのかどうかもわかんねえ以上ここで寝てる訳にもいかねえ。
ふざけた野郎を全員ぶっ飛ばして詫びいれさせるまでは、さっきまでのあの場所にはもどれねぇ。
嘗められるのは好きじゃねえし、死んだタコの貸しがある。それを兆倍にして返してやらねえとこっちの気が収まらねえ。
「待ってろよ」
川崎にいるかよ子達と、どこか知らねえ場所でふんぞり返ってるふざけた主催達にそれぞれ別の意味で呟きながら、俺の意識は急激に夢から醒めていき……。
目が覚めると、俺の視界にはメイドと着ぐるみがいた。
「こちらの知り合いで死んだのは兎が一羽で他は健在、こういう状況でなければそれなりに心強いのでしょうけど、ね」
サンレッドの目覚めから少し時は遡り、咲夜は寒村に向かって歩を進めていた。
中央部に進むのを断念した訳ではない。ただ、疲労も負傷も激しく、また食料もない状態で施設らしい施設もない地帯を突っ切るよりも、近場にある寒村で休息を取ろうと考えたのだった。
ブロリーと出会うかもしれないといリスクはあったが、それは中心部に向かう場合も同じであり、何より中心部ではスネークが自分が危険人物であるという情報を流している危険性もある。
スネークだけではない。彼女と一戦を交えた佐乃助も中心部に向かった可能性もある。だとしたらこの状態で中心部へ向かうのは寒村に行くよりもリスキーという事になる。
そして三回目の放送。左乃助の名前を知らない咲夜は死人に左乃助がいるかどうかの判別がつかない上に、スネークの名が呼ばれていない事に渋い顔をし、知り合いの名が1人しか呼ばれなかった事に複雑な表情を浮かべた。
「美鈴あたりがスネークの話を聞いたらどんな反応をするかしらね」
「あー、やっぱり」とどこか納得したような表情を浮かべる美鈴の顔が即座に浮かび、何故か無償に腹が立った。
無事互いに幻想郷に戻った時には朝食でも抜いてやろうと密かに決意する。見事なまでのとばっちりである。
禁止エリアのメモも終わり、寒村まであと少しという所で咲夜は眼前の地面に不自然なへこみがある事に気付いた。
へこみの正体は両手でそれぞれ別の重い何かを引きずった後。
この村に誰かがいる。接触するか否か、咲夜は思考する。
まずこの引きずった物は何なのか? 微量の血が地面に付着している事から高確率で人間、ないしは何かの生物。
では何故引きずったのか? 死体が見つかると不味い人間による証拠隠滅か、その何かを助ける為か、はたまたその何かを人目につかない場所でどうにかする為か。
咲夜は最初と最後の可能性は薄いと判断する。周囲は森なのだから死体を隠すのも問題ないし、人の来る可能性のある寒村よりも森の方が人目につかない可能性が高い。
何より何かを隠すというのにこうやって引きずった後を残しておくなどお粗末すぎる。つまり一番可能性が高いのは二つの何かを助ける為。
であるならば好都合だと咲夜は考える。
それなりの大きさの物を二つ引きずる程度の筋力であればブロリーの様な化物じみた存在である可能性は低く、またその二つの何かが枷になり動きづらいかもしれない。
先程のブロリーの負傷具合からして、ブロリーと一戦交えた者達である可能性もある。
そして引きずってでも何かを助けようとしている人物であるならばお人好しな対主催である可能性が高い。うまく行けば食料や医療道具を分けてもらえるかもしれない。
全ては確証の無い仮定の話。お人好しを装った参加者の罠の可能性もある。
だが、余程不意を突かれなければ、小賢しい罠の一つや二つ程度自身の能力で対処可能である。
疲労にふらつく体に鞭を打ち、いつでも果実ナイフを飛ばせる様に手を忍ばせばら咲夜は跡を追う。追った先には一つの紅魔館には劣るが立派な屋敷。
「ま、ここなら食料くらいあるでしょう」
ドアを開け、月光以外に明かりの存在しない館へと歩みを進める。
不意に静寂の支配する邸内に扉の開く音が響く。やはりいたか、と咲夜は身構えながら、襲撃された場合どう動くかを考え始める。
暗闇から声が響いた。
「どちら様でしょうか? 返答次第ではここから出て行って頂きますが」
「そこの森で筋肉の化け物に襲われて命からがら逃げてきたの。できれば休ませて欲しいんだけど」
「筋肉の化け物……? ブロリーの事ですか!?」
声の主が動揺しているのを聞き、咲夜は最初の予想が十中八九当たった事を確信する。だが、安心するにはまだ問題がある。
それを確かめる為に咲夜は口を開いた。
「名前は知らないけど多分そいつよ、出鱈目な身体能力だったわ。
こちらからも質問なんだけど。スネークと名乗る人物や、鉢巻きに逆立てた髪をしたガラの悪そうな男を知らない?」
「……? お知り合いですか?」
その応えを聞きようやく咲夜は安堵の溜め息を着いた。
例え乗っていない人物であってもスネークなどから自分の話を聞かされていればその時点で信用されず、最悪敵対視されてしまう。
だが声の主に関してはその可能性が低い事を感じ、胸を撫で下ろしながら咲夜は答える。
「いえ、その逆ね、詳しい事を話したいんだけど、ここじゃあれね。座れる場所を用意してくれないかしら。こっちもボロボロなのよ」
「そ、そうですね! ブロリーが相手だったのに無事な訳ないですし。
ちょっと待ってください!」
こちらに向かってくる足音を聞きながら咲夜は自身の幸運に感謝する。
ようやく一息つけるわね、と考えていた咲夜の視界に現れたのは着ぐるみを着た少女だった。
「初めまして、私はおにぽんと言います。よろしくお願いしますね。えーと……」
「咲夜。十六夜咲夜よ。ところでそれは偽名かあだ名かしら? 名簿には載ってない名前だけど」
「その件については話せば長くなりますので……。とりあえず私の仲間がいる部屋まで着いて来てください」
こうして彼女達の情報交換が始まる。
咲夜が話したのはスネークと左乃助の二人が危険人物であり、特にスネークは同行者の二人を殺害した危険人物だという誤情報と、自分の知り合いに関してと、これまでの経緯。
用心の為にスタープラチナに関しては教えていない。
おにぽんの口から語られたのは、DIOという危険人物とブロリーとの激戦。
あのブロリーをあそこまで痛めつけるのに費やした犠牲、そしてそこまでやっても倒れないブロリーの不死身さに咲夜は冷や汗を流す。
そんな中、サンレッドが目を覚ました。
「……貸しの作りっぱなしじゃねえか」
見慣れない女性が二人もいて若干パニックを起こしたサンレッドにおにぽんが事情を話し、改めて互いの情報交換が行なわれた。
その中でも、ブロリーが生存しており、自分達を逃がす為に修造が犠牲になった事を知ったサンレッドの拳が強く握られる。
その悲痛な姿におにぽんはかける言葉が見当たらず、咲夜は我関せずと目を瞑っている。
不意にサンレッドが立ち上がった。
「どこに行くんですか?」
「どこ? ブロリーの所に決まってるじゃねーか」
まるで近所のコンビニに行くかの様な調子で答えるサンレッドに、おにぽんの顔が青くなった。
「いけません! そんなぼろぼろの体で!」
「知るかよ。このままやられっぱなしでいられる程、俺はお人好しじゃねーんだ。
それにあいつらも行ったんだろ? 俺だけ寝てる訳にはいかねーっての」
「ベジータさんとサンレッドさんでは体の作りが違います!」
「知ったこっちゃ……ぐぅっ!」
必死に思いとどまらせようとするおにぽんに対し、声を荒げた瞬間、サンレッドの体に激痛が走り、立ちくらみを起こして片膝をつく。
ヒーローであっても人間の範疇は越えられない。サンレッドが動くには体に蓄積したダメージがあまりにも重過ぎる。
「言わんこっちゃないです! ほら、早く横になって……」
「うるせえ……! こんな所で休んでる訳には……」
「はぁ、めんどくさい男ね」
肩で息をしながらも尚も引こうとしないサンレッドに不意にかけられた声。
何だとサンレッドが反応するより早く、鋭い蹴りがサンレッドを捉えた。
声にならない声を挙げもんどりうって倒れたサンレッドの視界には、足を降ろす咲夜の姿。
「て……めっ……! 何……しや……」
「ぼろぼろの私に不意を突かれてやられるようじゃ、むざむざ死にに行く様な物ね」
冷たく見下ろす咲夜に対し、怒りの念を露にサンレッドが睨み上げる。
「貴方の気持ちも解るけど、戦うならなるべくベストの状況でいきなさい。
今の貴方じゃ足手まといもいいとこよ。それに敵はブロリー以外にもいるの、ブロリー一人を相手に燃え尽きるつもり?」
「……」
「スネークにガラの悪い男、それにDIOとかいう吸血鬼。貴方の戦うべき相手はたくさんいるんでしょう?」
咲夜の問いにサンレッドは沈黙で返す。
数分の沈黙。その末にサンレッドはごろりと横になった。
「今の俺じゃ足手まといになるのはわかってる、今はあの二人に任せる事しかできないのもだ。腹立たしい事によ」
不貞腐れた様に、悔しそうにサンレッドが呟く。
「だからとっと怪我を直してブロリーもDIOも主催者も皆纏めてぶっ殺す。……これで文句ねーか?」
「まあいいんじゃない? 犬死にするより数倍マシよ」
「チッ」
微かに微笑みながら答える咲夜にサンレッドは忌々しげに舌打ちをする。
「お前、これが終わったら一発ぶん殴らせろよな」
「やれるものならやってみなさい。その為にも今は休んでおく事ね」
「へーへーわかりましたよっと。おい、おにぽん。ねるねるねるねだけじゃ腹にたまんねえ。なんか食いもんが無いか探してこい」
「え!? 私ですかぁ!?」
突然の咲夜の蹴りから呆気にとられ、見ているしかできなかったおにぽんは、急に名前を呼ばれ雑用を押し付けられてしまい思わず聞き返す。
「お前以外にまともにうごけるのがいねーだろーが」
「なら私もお願いしようかしら」
「でも、私はサンレッドさんを守る為に……」
「よろしくって頼まれたんだろぉ? いいから行け!」
「は、はぃぃぃぃぃぃ!」
サンレッドの剣幕に押されておにぽんは慌てて台所へと向かう。
それを横目に咲夜もようやく一息をついた。
おにぽんの話からサンンレッドがかなりの実力者であり、乗った人間には容赦のない人物である事がわかった。
うまく行けばサンレッドを利用して優勝に向けて立ち回れるかもしれない。だからこそこんなところで犬死にしてもらっては困る。
(まあできるだけ掻き回して欲しい所ね、特にスネークは早めに手を打たないと面倒な事になるし。
休憩が終わってからは1人で動くとして、最低でもブロリーの死亡を確認できないと迂闊に殺しても回れないし。はぁ、本当に面倒な事ねぇ)
体を休めながら多難な前途に思いを馳せ、完璧で瀟酒なメイド長はもの優げな溜め息を一つ吐いた。
【F-5 寒村はずれの屋敷/一日目・夜】
【サンレッド@天体戦士サンレッド】
[状態]脇腹に怪我(応急処置済み)、全身に重度の打撲、やや失血、 疲労(大)、ダメージ(大)
[装備]DIOの上着、ファイアーバードフォーム@天体戦士サンレッド
[道具]なし
[思考・状況]
基本思考:主催者の打倒
1:二人が心配だし、腹立たしいが今は休む。
2:ルカ……。
3:DIOとブロリーとスネークとガラの悪い奴(左之助)見つけ出して殺す。
4:ゲームに乗っている参加者の排除
5:誤解されてるが・・・どうすっかな
6:殺し合いが終わったら咲夜を一発ぶん殴る
【備考】
※制限について気がつきました。
※咲夜と情報交換をしました。
【十六夜咲夜@東方project】
[状態]疲労(大)、左腕複雑骨折、両手の甲にダメージ
[装備]時計型麻酔銃@名探偵コナン、計量匙×1@東方バトルロワイアル
[道具]基本支給品(食糧無し)、果物ナイフ×2、、時計型麻酔銃の予備針(残り2発)@名探偵コナン、
フジキ@ゆっくり村×4
[思考・状況]基本思考:優勝し、死亡者含め全ての参加者を元の所に戻すと主催に望む
0:休息を取る。ブロリーは今は追いかけない。
1:食糧、出来れば応急処置品と痛み止めがほしい。
2:なるべく戦闘したく……なかった。
3:どうしようもない場合は即座に暗殺。
4:参加者が減ってきたら慎重に本格的に行動する。最低でもブロリー生存中は下手に動かない。
5:まともな投擲武器が欲しい
6:連合は組まない。休憩が終わり次第単独行動。
7:首輪解除の技術はわりとどうでもいい
【備考】
※七夜志貴の名前を知りました。
※ときちくは姿しか知りません。
※時間操作は2秒が限度です。停止した後に使用するには数秒のブランクが必要です。
※飛行が可能かどうかはわかりません。
※主催者側が参加者を施設を中心として割り振ったと推理しました。
※高い能力を持つ参加者は多くが妖怪と思い、あえて昼間挑む方が得策と判断しました。
※僧侶のネガキャンを聞きましたが、その情報を完全には信用はしていません。
※やる夫のデイパックは列車内に放置してあります。
※サムネホイホイ(出だしはパンツレスリングだが、その後別の映像は不明)は、A-5の平原に投げ捨てられました
※カミーユ・ビダンの死体を確認。首輪を解除しようとしてる人がいると推測しました
※一度幻想の法則から外れた者ももう一度幻想の法則の中にもどせば幻想の法則が適用されると推理しました。
※ヤバいDISCがINしました。スタープラチナが使えますが、真の能力には気づいていません。
※E-5橋付近にフジキが計14本あります
※サンレッド、おにぽんと情報交換をしましたがスタープラチナについては話していません。
【おにぽんの思考・状況】
1:美希、サンレッド、ベジータを守る。
2:敵が来たら「さいみんじゅつ」で眠らせる。
3:近場で食料を探す。
【備考】
※「新型萌えもんパッチ@ポケットモンスターで擬人化してみた」をつけています。
※擬人化のままでも技は使えるそうです。
※ボールは美希のデイパックに入っています。
以上で投下終了です。
誰てめぇとか言われるかもしれませんがwgです。なんならいまからしたらばに書き込みます。
鳥変えてないんだけどなぁ…?
投下乙
何気にこの二人凄い対照的だなw 炎に対する氷みたいな感じで
咲夜さんもマーダーとはいえ上手く立ち回ってらっしゃる
投下乙です。
やっぱり俺、おにぽん好きだなあ…
気になる点が一つ。
美希はサンレッドにデイパックを預けましたが、「鏡」と「美希の私服」が道具にありません。
ねるねるねるねはサンレッドが食べたからなくなったとは思いますが。
投下乙です
サンレットは本当に唯我独尊というからしいなw
咲夜さんは咲夜さんで一息つけた感じだな
二人とも相性がいいのか悪いのかわからんw
>>21 すみませんこちらの見落としです。他に名前間違いなどもあったので避難所に修正版を投下します。
駄目駄目で申し訳ないです
さのすけの漢字も間違ってますよ〜
「左之助」が正解です〜
左之助はよく字を間違えられるなあ
何でだろうか
「さの」で変換すると「佐野」しか出ないから…とか?
城之内の之も乃って間違えられること多いよね
しかしみんな投票しないな。
あれじゃあ集計もできないな。
左之助<<何故か変換できる
単語登録便利><
ちなみに名字も相良とかによく間違えられるよなぁ
正式なフルネームは「相楽左之助」だからね、みなさん!
ぶっちゃけキワミとしか呼ばないせいなんだろうけどさ
必須アモト酸は消すと増える……まさか
おいばかやめろ
アレックス増殖・・・・
悔しくって後悔でもうパーンとなりましてね頭が…
沢山のちっちゃいアレックスが、本人の死体のそばで頭がパーンの真似をしまくってるのを想像した。
不覚にも可愛いと思った自分が憎らしい。
ニコロワ投票明日までだからやっていない人はどうぞやってくださいー
wiki見てて気づいたけど、「聲 “こえ”」にておっさんの生首はダストシュートに捨てたとあるのに、
北条鉄平の首がときちくの持ち物に含まれてた。
ミス・・・・・・かな?
たぶんミスだろうね
出来たので投下致します。
…\(^O^)/今投下分ファイル消失しました…
残ってるのもあるんで、早めに書きます…
投下再開します…
「「あれ病院じゃないの?」」
「…!見えてきたで馬岱!病院や!」
「あぁ、そうみたいだな…」
肩を貸して歩く馬岱と貸す藤崎、そしてゆっくりは、しばらく歩いた後に見える病院らしき建物に、藤崎の足の速度が早くなる。
「なぁ、馬岱」
「…なんだ」
「お前、元の場所でもあんなん感じだったんか?」
「まぁ、時たまあったが…それがどうした?」
「いやぁ、過酷やなぁ、て」
「過酷?そんなもの、詰んで実況が終わったりしてしまうのに比べたらまだまだ…」
「まだまだ?」
(…あ、あれ?なんでだ、今自然に出たぞ?意味は分からないのに、言葉は分かるのに、どうして…
あ…確か、どっかの動画サイトで見たんだよ…そう、確か――ニコニコ…)
「なぁ、馬岱!馬岱!?」
藤崎の言葉に馬岱はハッ、とし藤崎の方へ顔を向け、「大丈夫だ」と小さく呟く。
「…馬岱、顔色悪いで、大丈夫か?」
「大丈夫だから、心配するなと言っているだろう…」
「そ、そうやったな、すまんすまん」
頭をかきながら藤崎と馬岱、そして少し遅れた場所にゆっくり二匹の視界の中の病院は徐々に近づいていくのであった。
◇◆◇◆◇◆
支援
「む、あれは…」
少し離れて苦悩していた賀斉が顔を上げた瞬間見えたのは、片方は肩を貸してもらっている二人の青年と、何かの石か何かが跳ねてついて来ている姿だった。
「よく見てみれば…片やあの青年、満身創痍では無いか…行った方が良いのだろうか、ううむ…」
少し考えた後、賀斉は答えを出す。
「情報が足りないというのもありまするが…接触してみるとしますか…それがしの剣もありますしな…
呂布は一旦後に回すとして、早急に殺し合いを終わらせる為、そしてDIO殿とサンレッド…殿の正体の真相を知る為にも、まだまだ知らない事が多すぎますからな…それに…」
(今DIO殿の方へ行かせるのは…少々危険な気がしてなりませぬからな…)
そう決めた賀斉は彼等の方へと走り出した。
◇◆◇◆◇◆
「ふん、敵はおらんのか…つまらんな」
苛立ちを押さえる為に、呂布は歩いていた。
その方向は奇しくも藤崎達とは別の方向…先程の五角形の惨劇の方向である。
「…こっちは戦の匂いがするからな…まったく、ようやく楽しみになってきたわ…!」
戦場で鍛え上げた方向感覚を若干肉の芽効果で取り戻したのだろうか。珍しく呂布、萌え呂布では無い。
「まぁすべてはDIO様の為…な、はずなんだがな…確か」
はぁ、と呂布はらしくない溜め息をつく。
呂布らしくないといえばそうなのだ。そもそも呂布は溜め息が似合わない男の一位を争う様な男な訳だし、創作作品でも呂布が考えこむシーンは多々あれど、溜め息をつくシーン等はあまり無い。
それもまた…DIOによる洗脳による影響なのかは定かでは無い。
そしてそれを知るよしもなく、空の太陽はほぼ沈みかかっていた。
◇◆◇◆◇◆
支援
偶然にも、同出典の、だが違う世界の武将が、この病院のあるC-4エリアに集った。
だが神はまだ彼等三人を会わせる事を許さない。
彼等はまた会う事はあるのか?はたまた無いのか?
そうして彼等の戦いの運命は、ここからまた、始まる。
【C-4 病院付近/一日目・夕方】
【藤崎瑞希@現実】
[状態]さらなる決意、パンツレスラー、、脛に軽い刺し傷(鱗粉付き)、足に痺れ、罪悪感
[装備]なし
[道具]支給品一式、金属バット@現実、ショートカッター(残り0枚)@ドラえもん
[思考・状況]
基本思考:主催者の目論見を粉砕し跪かせる
0:馬岱に理解はできへんけど……
1:ホテルの内部を調査した後図書館に戻り、自分を襲ったやつを懲らしめる。
2:全てはチャンス
3:参加者を救う
4:受け継がれた意志を持って、闘う
5:馬岱を信頼……?
※ダイイングメッセージからビリーを殺したのがドナルドだと思っています。
※馬岱から教唆をラーニングしました
※記憶が戻りかけています
【馬岱@呂布の復讐】
[状態]:右目喪失 腹部と足にポテトによる怪我 右腕に火傷 その他全身に小さな傷 満身創痍
[装備]:鍬@吉幾三、三国志大戦カード(群雄SR馬超)@三国志大戦
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
1:病院へ向かう
2:藤崎を襲ったやつは相手にしない……?
3:藤崎を守る気はない。奇襲された場合は盾か囮にする。
4:殺し合いに乗って、自分の力を試す
5:弱い奴からは情報を聞きたい。断ったら…
6:もうちょいまともな武器が欲しい
7:ブロリーとは遭遇したくない
8:藤崎を信頼……?
※参加者の多くの名前を見た覚えがあることに気が付きました。ニコ動関連の知識の制限は実況者達等に比べて緩いようです。
※藤崎のダイイングメッセージに関する考察を聞きました。
※徐々に記憶制限が解けてきた様です
【ゆっくり霊夢、ゆっくり魔理沙@ゆっくりしていってね】
[装備?] 偽起爆リモコン@オリジナル
[道具]
※ゆっくり魔理沙の頭に偽起爆リモコンが刺さっています。命に別状はありません。
【賀斉@101匹阿斗ちゃん】
【状態】肉体疲労(中)、精神疲労(大)、無力感、若干濡れてる、眠気、兜未装着
【装備】MEIKOの剣@人柱アリス
【持物】基本医療品、基本食糧、包丁@現実
【思考・行動】
基本思考:仲間を増やして、ゲームを倒し、脱出する。
1、某は……
2、あの二人が悪人かを知りたい。
3、リン殿達から剣崎殿の死の真相を聞き、剣崎殿の仇を討つ。
4、翠星石のような娘が欲しかった…
5、DIO殿…貴殿を信じて良いのですな?
6、何はともあれあの二人に話を聞く。
7、何処かで少し寝たい。
【備考】
※剣の花びらは視界を遮る恐れがあるようです。
※賀斉はどこかの明治時代の人と違って普通に日本語が読めます。でも最近の物(携帯電話等)は分からないと思います。
※F-5からA-5に来たのではと気付きました。
【C-4 病院近辺/1日目・夜】
【呂布@iM@S演義】
[状態]腹部に打撲 、全身謎の液体まみれ、足と腹部に傷、肉の芽による洗脳状態、苛々
[装備]竹槍状の鉄パイプ、イージス@FF11
[道具]基本支給品×2(食料・水-1) 三国志大戦カード(UC董白)@三国志大戦、 葉団扇@東方project 包丁@現実 射命丸文のカメラ@東方project
サバイバルナイフ@現実 果物ナイフ@現実 拳銃(0/6予備弾24)@デスノート スナック菓子×3 飴×3袋
[思考・状況] 基本思考:DIOの為に参加者を減らす。
1:何を苛ついているんだ、俺は?
2:とりあえず、次に見つけた相手で苛々を解消させる。
3:術師には負けない。
4:チルノ、馬岱、メタナイト、ブロリー達とはまた会ったら決着を着ける。
5:いずれ主催者も殺す。
【備考】
※イージスは意思を持っていますが、封印されているのか本来の持ち主でないためか言葉を発しません。
※斬馬刀は破壊されました。
※塚モールで呂布がわずかに破壊活動を行いました。
※肉の芽の洗脳力が低下している可能性があります。
投下終了です。
タイトルは「三国時代の戦闘裁判」で。
後最初の状態表の時間を夜にして下さい。
投下乙です
病院付近に集まりつつな
投下乙です
三国武将が病院の周りに集まってるけど、まだ騒動はおきなさそうだな。
ところで、放送に対しての反応はないの?
>>50 いえ、若干遅れて次の話で聞かせた方が良いかな、と思ったのですが
状態表の時間が【夜】で、放送はまだ聞いてないってのはおかしいと思うのですが…
>>51 時間帯が夜になっているということは、放送が終わった直後になると思われます
なので、放送についても書いたほうがいいかと
分かりました…じゃあ今晩中に修正版投下します
投下します。
完全なる闇を迎えた砂漠は、太陽光による熱は冷め気温がかなり低下していた。
既に前後も分からないような状況でありながらも、一人の少女は確実に足を進めていく。
少女の体には傷が多く、特に手足の傷は見るに耐えない。
肩には弾痕、足には刃物で刺した痕、右手に至っては中指を中心に真っ二つに裂け、機能していなかった。
しかしそれでも、少女は進んでいく。
その紅き目に燃やす炎は憎悪。
身を覆うほどの殺気は、一睨みするだけで全てを壊し尽くさんと言う程である。
(なんだか、昼間よりも回復が早い…)
少女――フランドールは、自分の肩を見て思う。
先ほどの戦闘での傷はまだ癒えない。
だが、昼に受けた傷は既にほぼ完治していた。
「そうか、今が夜だから…今夜は満月だしね――――?」
フランは、自分の言葉に違和感を抱く。
そしてその違和感の理由は、直ぐに分かった。
「昨日も満月じゃなかった?」
フランがテトや赤さんと会う前、見た空。
あの時と、現在の空は全く同じ物だった。
(よく見ると、星の位置も全く変わってない…
あの月が偽物とは思えないけど………。やっぱり分かんないや)
フランは、思考を停止した。
そんなことを考える必要はないのだ。
自分は、偉大なる月の力を受けている。
ただそれだけの話。
(さて、立ち止まっちゃいけない。
早くアカギを追いかけないと、もう会えないかもしれない)
フランは足を速めた。
口元は緩み如何にも楽しそうである。
しかし対照的に、その目には変わらず怒りと憎しみが燃えさかっている。
少女――フランドールは、些か気が触れていた。
◇
支援
一方、豹人間と唯の人間は、追われていることに気づかず歩みを進めていた。
二人の間に会話はなく、聞こえるのは砂を踏みしめる音だけである。
まさに静寂と言える空間で、アカギは静かに思案する。
(やはり…豹の姿を取っているだけあり、警戒心は強いか。
視覚・嗅覚・聴覚に於いても奴の方が上…さらに攻撃力、機動力、反応速度も高い。
唯一勝っているのが知能だけ、では襲いかかったところで返り討ちか……)
アカギは、アポロに聞こえない程度に舌打ちをする。
しかし、それでもアカギの顔から余裕の笑みが剥がれることはなかった。
(だが……それはつまり、味方となれば大きな戦力…!
そして現在は味方でも敵でもない状態…今できることは、強引にでも恩を着せること…)
アカギは握っていた拳をゆっくりと開く。
そして一呼吸置くと、アポロに向け言葉を発した。
「なあ、お前…アポロといったか」
「………」
「俺は見ての通り一般人だ…剣道の経験もなければ銃なんて触ったこともなかった…」
「………」
相手は無言。悪く言えば無視である。
だが、そんなことは気にせずアカギは話を続ける。
「しかし俺は妙に運が良く、支給品に銃を手に入れたようだ…。
俺はこれ以外にも支給品があるから構わないが、お前は必要じゃないか?」
「……そうですね…」
アポロが反応を見せる。
いや、反応しなければならなかった。
武器をもらうことを選択すれば、敵に襲われたときアカギの分も戦うことになるだろう。
断れば、両者間の空気を悪くすることになる。
無視を続ければ、話をどんどん進められてしまう。
まるで麻雀で役を作るかのように、アカギがその流れを作ったのだ。
「……では、ありがたく頂きましょう」
レイガンを受け取るため、振り向いて答える。
しかしアポロも馬鹿ではない。
アカギの目的を見抜くと、反撃に出た。
「しかし私は、貴方が思っている程銃の扱いが上手いわけではありません…
誤った方向に撃つ可能性もありますから、期待はしないで下さい」
その目には疑惑が浮かんでいる。
信頼などほぼゼロ、形だけで繋がった関わり。
(ククク…やはりこいつも馬鹿じゃない…
誤った方向とは一体、どこを指すんだか……。)
アポロの言葉の意図を読み、アカギはそれでも表情を崩さない。
頭の弱い者なら理解できないような、不穏な空気。
ならば、阿呆の振りをして答えるのも、一つの選択肢。
「悪いが期待させてもらう…
俺がもし危険なときになったら助けてくれると、信じているよ」
「いや、だから私は――――」
「見ぃつけたっ!!」
アポロがアカギの言葉を否定しようとした瞬間、何処かからそれを遮る声が聞こえた。
遠くもなく近くもなく…そして、360度見回しても誰もいない。
(ということは…上か!!)
色鮮やかな翼を月光で光らせながら近づく、一つのシルエット。
アポロはそれに向けて、弓を引き絞りながら叫んだ。
「止まりなさい!!さもないと撃ちますよ!」
しかし、止まる様子はない。
それどころか、耳に入れてもいない様子だった。
(なるべく撃ちたくないが…仕方ない)
アポロの指が、矢から外れる。
そして、限界まで引かれた矢が、最大の威力を以て飛び出す。
しかし"人間を射殺す程度の攻撃"は、吸血鬼に触れることすらなかった。
「あははッ、速いだけの自機狙い弾じゃ当てることも出来ないよ!?」
矢の動きと敵の動きが同等。
アポロは圧倒的な力の差に、刹那硬直する。
たかが刹那、然れど刹那。
僅かな時間ではあったが、フランドールが地に足をつけることは容易かった。
「ッぐあぁ!!」
アポロの腹に、フランの膝が突き刺さる。
そして受け身もとれぬまま、アポロは地面に叩きつけられた。
sien
「ごめんね、でも貴方が目的じゃないのよ。
私が殺したいのは、そっち」
フランが、無邪気な笑みで死を宣告する。
その指の先にいるのはもう一人の人間、アカギ。
「ククク……新堂を殺したのは、やはりお前だったのか?」
「…だってあれは、アイツが攻撃してきたんだもん。殺されそうになったから殺しただけ」
「だからと言って、俺も殺されるわけにはいかないな……スピード・ウォーリアー召喚……!!」
カードを空に突き上げ、宣言したアカギの隣に一人の男が現れる。
銀色の鎧を身に纏ったそれは、破壊力や防御力より機動力に特化していると見られる。
フランはその召喚を、『弾幕ごっこ』の開始と受け取った。
「誰だか知らないけど…そいつを殺してからあんたを殺せばいいのね…!?」
フランの姿が、一瞬にしてかき消える。
そして、それに対応するようにスピード・ウォーリアーも消えた。
次の瞬間、金属が擦れ合うような音と火花が、砂漠の闇を照らした。
フランの爪が腕を削ぎ、スピード・ウォーリアーの拳が肩を殴り抜く。
しかし両者とも、怯む様子はない。
一度後退したかと思えば、勢いをつけて飛びかかる。
(しかし……ここまで速く追ってくるとは想定外…!
どうやら右腕に大きな傷を負ったようだが…左腕だけでもあの攻撃力…
なにか、力を強化するものを摂取したか…それとも、夜ということに関係があるのか…?)
フランドールとスピード・ウォーリアーの戦闘を目で追いつつ、アカギは冷静に状況を考察していた。
実際は冷静ではないが、取り乱す程のことでもない。
スピード・ウォーリアーは攻撃力には欠けるが、相手が負傷している分機動力では互角。
仮に負けたとしても、獏良にもらったもう一枚のカードがある。
(奇襲をかけられた側にしては条件に不足は無し…
あとはあの豹人間の動向によって、という訳か……)
アカギは呻くアポロを一瞥して、軽く舌打ちをした。
そして態とらしく駆け寄ると、肩を揺する。
「大丈夫かアポロ……!
どうやら大きな傷を受けたわけではないらしいが、ここは離れた方が賢明じゃないか…?」
「いえ…この程度の傷で逃げるわけにはいきません…!」
アカギの言葉を否定するように、アポロは勢いよく起き上がる。
どうやら痛みで、アカギの皮肉と挑発は理解できてないようであった。
アポロは再度弓を絞ると、放つタイミングを計る。
支援
噛み合わない二人に対し、フランは何も考えることなく本能で敵を攻めていた。
「攻撃してこないみたいだけど、どうしたの!?」
既に両者の攻防ではなく、フランの攻撃をスピード・ウォーリアーが避けるだけとなっている。
それもその筈、スピード・ウォーリアーは初撃でしかその能力を発動できない。
アカギはそれを分かっていて、時間稼ぎに利用したのだ。
フランが拳を突き出せば、身を捻り躱す。
脚を持ち上げれば、背後へと回り込む。
爪を振るおうとすれば、飛び退く。
どんなに密度の濃い弾幕も、パターンを覚えれば避けられる。
それは接近戦でも同じこと。
力があろうと、スピードがあろうとも関係ない。
「じゃあ、これでお終いよ」
拳を体の後方へと隠す。
敵はすぐに警戒し、左腕に注目する。
そこを狙い、反動を利用しての――
―――上段回し蹴り。
「ガッッ」
「当たった…ッ!!」
側頭部に踵が命中したスピード・ウォーリアーは、悲鳴とも呻き声とも分からぬ声を上げ吹っ飛んだ。
その首があってはならない方向を向いているので、確実に即死だろう。
フランは敵を倒したことに歓喜し、ガッツポーズを取る。
―――その次の瞬間、フランの脇腹には深々と矢が突き刺さっていた。
「ッッ……ぅあ…」
意識が遠のくのを必死に堪える。
そしてフランの肉を抉ったそれを、熟視した。
「ねえ…暗くてあまり見えなかったんだけどさあ………
今これを撃ったのは、どっち……?」
大量の血が砂に染み込まれていく。
しかし、まるで痛みがないように、フランは表情を変えない。
ゆっくりと、フランの目線が上がっていく。
その"妖怪じみた"妖怪の動きに、矢を放った犯人――即ちアポロはただただ、恐怖を感じた。
(あれが……本当の、妖怪…今まで戦ってきた生物兵器とは全く違う…!
目が合えば、間違いなく殺される……!!)
支援
アポロは、息を殺して耐える。
だがしかし、現実は非情であった。
反撃のアイデアが閃く訳もなく、アカギが助けてくれるわけでもない。
「―――ねえ、さっき撃ったのは貴方?」
「……!!」
目が、合ってしまったのだ。
なまじ目が良いために、その殺気を直視してしまった。
撃ったのが自分だ、と目で伝えてしまった。
殺される――――野生としての本能が、危険を察知する。
豹やライオンが――否、全ての獣は、恐怖を感じたとき何をする?
答えは二つ。"戦う"か"逃げる"のどちらかだ。
ただし、もし逃げられないと分かっているなら?
無謀だと分かっていても、"戦う"しかない。
そして、アポロも又、その答えしか選択できなかった。
「うわあああああああぁぁぁ!!!!!!!」
アポロは直ぐさま弓からレイガンに持ち替え、撃つ。
重傷を負ったフランが動けるわけもなく、直撃。
「うッ!!」
1,2mほど吹っ飛んだが、それでもアポロは容赦しない。
「死ねッ、死ねッ、死んでくれッ!!」
焦燥から不安から恐怖から懇願から、全ての感情を光弾に込めて放つ。
威力が優れないレイガンでは、何発か撃っただけでは殺せない。
しかし、一度当たれば簡単には抜けられない。
人間の拳と同じ程の威力しかなくても、10発撃てば豹の牙。
アポロが全弾を撃ち尽くしたころには、もうフランは息絶えていた。
弾のないレイガンの引き金を必死に引き続ける、アポロの呼吸音が大きく響く。
体温の上がった息は、砂漠の低温の所為か白かった。
達成感などない。頭の中は、恐怖でいっぱいだった。
息を落ち着かせて、トリガーから指を離して。
そこで初めて、沸き上がってきたのは―――罪悪感。
(私は……一体なにをしているんだ…!?
何故私は、こんな銃を大切に握りしめて……!)
アポロ死亡フラグが…支援
「そんな…嘘でしょう…私は人を…人を殺したって言うのか…!」
困惑するアポロの脳裏に、一人の顔が思い浮かぶ。
白髪の、灰色のTシャツを着た青年。
キョン子の言った危険人物に酷似した男。
(そうだ…何故私は気づかなかった…
あの男と行動なんてしなければ、あの男に銃などもらわなければ…!!
獏良さん達について行けば…こんなことにはならなかったのにッ!)
アポロは、下唇を噛み締める。
そして、地面に拳を打ち付けた。
「……最悪だ、最悪だ最悪だ!!
私はあの男に嵌められたんだ…クソッ!
人殺しなんてさせて……絶対に許さない…!!!」
何度も何度も、砂を殴り続ける。
顔面は蒼白で目は充血している。
噛んだ下唇からは、真っ赤な血が流れ始めていた。
最早、彼はアポロじゃなくなっていた。
彼の大切な兄弟が見れば、別人だと思うだろう。
何も恐れず勇敢で、その反面誰よりも他人に優しかった長男。
ならば、何が彼を変えてしまったのか。
バトルロワイアルというゲームの所為なのか。
アカギという狂気と関わってしまったからなのか。
どちらも否。正解は、遙かに大きすぎる力を持った妖怪の、妖気に当てられてしまったから。
被害者は、吸血鬼。しかし加害者も、吸血鬼。
ならば、被告人として立たされたアポロは、誰に裁かれるのか?
――――それも又、吸血鬼。
「最悪だ…?許さない…?それはこっちの台詞でしょ?」
「え――――」
支援
ドン、と重みのある銃声が、無音の砂漠で残響音を響かせる。
下った判決は黒――…アポロは、懺悔も許されずに息絶えた。
銃声の元はフランの手元。
そう、フランは死んでいなかったのだ。
それどころか、大きな傷は受けていない。
日光から身を守るために使った『ゼロの仮面』を、盾として利用したのである。
しかし、それでも傷は深い。
脇腹に傷を負った状態で、砂漠を転がったのだから、当然ではあった。
フランは凶器に使った拳銃――クリムゾン――を遠くに投げると、力なく地面に倒れた。
(痛い…なぁ…、幾ら吸血鬼でも、この傷じゃ簡単には治らないよ…
とりあえず、あいつの血を飲まないと……)
血だらけの状態で、頭のない死体へと近づいていく。
その姿は既に誇り高き妖怪ではなく、必死に生を求める愚者であった。
【アポロ@チーターマン2 死亡】
【E-3 砂漠/一日目・夜中】
【フランドール・スカーレット@東方project】
【状態】:全身に拷問痕&切り傷(大体回復)、右手が真っ二つ、脇腹に刺し傷、全身に打撲痕、疲労(大)、瀕死
【装備】:クリムゾン(弾数5/6、予備弾6/36)@デスクリムゾン
【持物】:基本支給品一式*2、セーブに使って良い帽子@キャプテン翼
射影機(07式フィルム:28/30)@零?zero?、予備07式フィルム30枚
【思考】歪みない生き方=今まで通りの自分の生き方をする。
0、豹人間(アポロ)の血を吸う
1、あの白髪頭は絶対に許さない。
2、美鈴に会えたら、デパートに連れて行って壁とか山の事を調べる。
3、嫌な奴を殺す(アカギ(名前は知らない)、ブロリー)
4、嫌な奴かは話して決める。襲ってくる奴は殺す。
5、本屋にあるDMの本を読みたい。
※「ゼロの衣装セット」は全て壊れました。太陽に晒されれば死に至ります。
※美鈴達と情報交換をしました。
※再生はできますが、速度は遅いです。
※くず鉄のかかしの使用制限を知りました。
※フランは羽入の名前を知らず、オヤシロ様とだけしか知りません。
※クリムゾンの進化ゲージは初期値に戻りました。
※本来より速く、二、三人の殺害(もしくは死体撃ち)でゲージは最大に溜まるようです。
※自分の所為であおばシゲルが死んだことがわかっていません。
※ブロリー達の戦闘に気付きました。
※一部の壁がおかしいことに気がつきました
※山の向こうに興味を持ちました。
◇
アカギは、一人で図書館へと向かっていた。
10分程前まで同行していた男はいない。
きっと同行していたことを知る者は、疑問に思うだろう。
『何故、アポロがいないのだ』、と。
しかしアカギは、嘘を言うことなく答えられる。
『アポロは、襲ってきたフランドールに殺された。
原因が誰にあるかは、言わなくても分かるだろう?』
実際の出来事である。
そして、原因はアカギにあるわけではない。
危険人物を取り逃がした、チルノにあるのだ。
自分の強運を喜ぶアカギの耳に、一つの銃声が響いた。
「今の銃声は…?」
アカギは思考を瞬時に切り替える。
(アポロが銃を隠し持っていたとは考えられない…
大方、あの吸血鬼が新堂から奪ったものだろうな…
クク…つまりあの勝負は吸血鬼、フランドールの勝ちという訳か)
アカギは、心の中の笑いを表に出し、嗤った。
そして殺意を込めて、自分の通ってきた道を見据えた。
「お前も、相当な『強運』の持ち主という訳か……!
ククク……俺と同じ狂気を持ちながら、俺と同じ強運を持っている…!
これだからこのゲームは面白い………!!」
賭博とは、勝者こそが全て。
敗者はただ、悔しさを込めて勝者に財物を貢ぐ。
そして彼は、このゲームでいくつもの賭けを行ってきた。
敗者からの貢ぎ物は一体何なのか?
それは言うまでもなく、『強運』である。
【D-4 右上/一日目・夜中】
【赤木しげる@闘牌伝説アカギ 闇に舞い下りた天才】
[状態]:右肩にダメージ(小)、ユベルに興味
[装備]:寝袋@現実
[道具]:支給品一式(水一食分消費)、写真(残り数枚)@心霊写真にドナルドらしきものが
DMカードセット(魔法の筒、ガーゴイル・パワード)@遊戯王シリーズ
ヤンデレ妹の包丁@ヤンデレの妹に愛されて夜も眠れないCDシリーズ
普通のDMカード数枚@現実、折り畳み式自転車@現実、乾パン入り缶詰×3@現実
[思考・状況]
0:第4放送までに誰得の部屋まで戻りたいが、無理か。
1:図書館に向かい、美鈴とやらにフランの行動について教えてやる。
2:愛……そういう賭けも悪くない。
3:キョン子(名前は知らない)ハク(名前は知らない)アレックス(名前は知らない)もいずれ…
4:殺し合いに乗り、狂気の沙汰を楽しむ
5:主催者と命を賭けた勝負をする
6:誰得の部屋……ククク……
7:対主催組に期待
[備考]
※ルールを壊せるかもしれないという点で、誰得の部屋に興味を示しました。
※スピード・ウォーリアーは破壊されました。
※E-3のアポロの死体付近に、アポロの支給品が落ちています。
投下完了。
タイトルは「アポロ13 -そして誰もいなくなるか?」です
投下乙……完全にアカギに踊らされてるなフラン。
あと、ハネクリの例から考えるとモンスターが破壊されてもカードは再使用できます。
投下乙です
アカギは本当に策士としか言いようが無いな
そしてアポロが遂に… まあフランが相手となると流石に勝てないよなぁ…
とにかく此処までよく頑張ったよ!
投下乙です
アポロはここで脱落か
これでまた一人まともな対主催が消えたか
そしてフランはアカギの手のひらで踊らされてるな
アカギ……さすがだな。
というかフラン連戦なのに頑張ってる。
アポロはまあ、残念だったな……
それでは、投下します
それでは、投下します
「あの……」
「なんだい?」
ドナルドはあくまでも朗らかに応える。
それをどう取るかは受け取る側次第だが。
「水を、くれませんか……?」
「ああ、別に構わないよ。下手に倒れられても困るしね」」
そう言うと、軽々と水の入ったペットボトルを言葉に手渡した。
躊躇いはないように思える。実質、ドナルドが自身で口にしたのは本心だった。
(それに、これからどうするか考えないとねえ)
ホテルの崩壊でおそらくレンと藤崎は死んだ。
固執しているわけではないが、レンがいなくなったのは痛手だった。
今さら代わりの駒を探すにも手間がかかる。
そのためにも、この手下を有効に使いまわさねばならない。
とにかく、休息が必要だ。
体力を消耗しているのは言葉だけではないのだから。
(骨折なんてしてしまったのは致命的だねえ……すぐに治るわけでもないし。
あ、もうこんな時間か。時がたつのは早いなあ)
時計を確認すると同時に、嘆息する。
さて、何人死んだのだろう?
……
「おやぁ?意外だな」
予想外だった事象は幾つもある。
まず、レンと藤崎が生きていたということ。
ホテルの崩壊からどうやって逃れたのか。
もしかして言葉が生きていたのと何か関係があるのかも知れない。
探しに行くべきだろうか。その時はおそらく藤崎の処分も行わねばならないが。
そして死者の人数もさることながら、タケモトら一行に死人が出ていない。
少しうらやましく思ったり、首輪の事はどうなっているのかと感じた。
一旦会いに行く必要があるだろう。状況を聞くために。
他にも知った人間の名前を聞いたが、特に感慨は浮かばなかった。
「ふぅん……」
これからどうしようか、とちょうど考えていたその時に
「ドナルド!!」
「あ……」
聞き覚えのある声が響いた。
黄色の髪を揺らしながら、息を途切れさせながら走ってくる人影。
辺りは暗かったが、それでも姿は確認できた。
「レンか。……よくあの崩壊から生き延びたね。どうやったんだい?」
「いや、俺にはよくわからなかったんだけど煙が見えたと思ったらいつのまにか…」
「そうか」
ドナルドはそれにはたいして気にしている様子もなく、それに関してはそこで打ち切った。
そして、聞きたい事を聞く。
「一緒にいた、藤崎はどうしたんだい?」
「あ、うん。……今から言うとこだったんだ」
レンの歯切れの悪さに少々の違和感を覚えながら、そのままドナルドは聞き入る。
一応顛末を聞き終えたところで、ようやく口を開いた。
「成程、じゃあ彼等は病院に向かっているんだね?」
「うん、言ってることが本当ならそうだと思うけど……」
「どうしようかなぁ……レンはどうしたい?」
「すぐに殺しにいくさ!…けど、ドナルドはどうなんだ?やっぱり…」
「いや、それには及ばないな」
レンは少し意外そうな顔をする。
言葉は、どうでもいいといった様子だ。
「どうしてだよ。あいつらを放っておくわけにはいかないだろ?」
「それもそうだけどね、君たちの危険も考えての事なんだよ。
ドナルドもさっきの戦いでダメージを受けてしまった。無理に追いかけても
こっちが無事では済まないかもしれない。それと、彼等が誰かを殺すって言う可能性は
ないだろう。どうやらあいつは強い奴と戦いたがってたみたいだし、それに手負いの状況で
動き回るような馬鹿じゃないと思うよ。戦ってみてわかったことだけどね」
「そうか……だったら大丈夫かな」
「君もこの娘も疲れてる。ここらでちょっと休憩も、必要かな」
「うん……て、待てよドナルド。そいつは……!」
漫才のようなタイミングでレンが立ち上がり、言葉を指差した。
結末を知らない彼にとって当然の発言である。勿論、彼女の体中の傷の意味も知らない。
「ああ、とりあえず和解が成立してね。ドナルドの言うことに快く従ってくれるみたいだから」
「でもそいつは……」
「レンの気持ちも分かるけどね。物事には引き際が肝心なのさ♪それに武器も奪ってある」
「――まあ、ドナルドがそういうなら」
言葉はずっと俯いたままだ。
ただ俯いているだけなのに、レンにはそれがとても恐ろしく思えた。
触らぬ神に祟りなし。眠れる獅子を起こすべからず。一瞬の油断が命取り。
無関心こそ最良の手法である。
「ところで、いつまでもこんな見晴らしのいい所にいちゃあマズいな。
安全に休める場所といえば、図書館かな?その後に……まあ、後で決めよう」
聞き手は共に異論はなかった。
というより、言えない。
一人は歯向かう気はさらさらないし、もう一人は反抗できない。
(まあ現状に文句を言っても仕方ないしね♪これからの事を考えるだけさ…。
でも、今後どっちに行こう?映画館も気になるし、病院にも行っておきたいし…)
そうして立ち上がるドナルドの背中を見つめながら、レンは
(どうしよう……ここで聞いた方がいいのか?でも、ドナルドがそんな事する筈ないじゃないか。
あいつらが騙そうとしてるだけかもしれない。でも、気になるなぁ…)
思いながらも、声をかけることはできない。
ドナルドを信じたい気持ちと、本当だった場合ドナルドが自分をどうするのか心配だったからだ。
それに放送で呼ばれた名前も気になる。だが、それを考えるのは落ち着いてからだと彼は決めた。
どうしようも出来ないまま、黙って彼はドナルドの後に続いた。
言葉が怖かったので、ドナルドと自分で彼女を挟むようにしながら。
【C-3 上の端/一日目・夕方】
【ドナルド・マクドナルド@ドナルド動画】
[状態]:腹部にダメージ(中)、魔力消費(大) 左腕骨折
[装備]:なし
[道具]:支給品一式×2(一食分水・食料消費) 不明支給品0? 1outキノコ@奴が来る ランサーアサルトライフル(335/350)@Gears of War2
魔法の石@Heart Of Darkness
[思考・状況]
基本思考:教祖として信者を沢山作りつつ、信者を指揮してバトルロワイアルを盛り上げ主催者になりかわる
1:休息のために図書館に向かう。
2:休憩した後は、病院に向かうか、映画館に向かうか……
3:言葉を駒として徹底的に利用する。少しでも逆らったら殺す
4:チルノを殺し合い向きの人材に育てる
5:タケモトの首輪解除及び無力化のための手伝いをする。利用した後は……
※僧侶のネガキャンを聞きました。
※馬岱から妖術と幻術をラーニングしました。
※ドナルド組は崩壊しました
※藤崎が生きていることを知りました。
【桂言葉@SchoolDays】
[状態]:肩に刺し傷、疲労(大)、全身に痛み 、空腹 絶望 全身に暴行の後
[装備]:
[道具]:
[思考・状況]
基本思考:誠君を生き返らせるために生き残る
1:……。
※アニメ最終話後からの参戦です。
【鏡音レン@VOCALOID】
[状態]:精神的に疲れ 腹部・頭部強打(中ダメージ・手当て済) ドナルド信者状態
[装備]:朝倉さんのナイフ@涼宮ハルヒの憂鬱
[道具]:支給品一式×2(一食分水・食糧消費) ダイヤの結婚指輪のネックレス@ネ実板(ブロントさん) スタンドマイク@VOCALOID
[思考・状況]
基本思考:弱い悪党から殺していき、出来る限り早く強くなる。(悪気はないが足を引っ張る参加者=悪党)
1:二度と後悔しないように、マーダーを見かけたら積極的に殺す……?
2:ドナルドと図書館に向かう。
3:拡声器でミクの悪口を言っていた悪党(僧侶)を殺しに行く
4:言葉が若干恐い。
5:兄弟たちに会いたい。
6:ドナルドを尊敬、信頼。不安だったがタケモトも見直した。
7:チルノの言う『最強』に興味
8:いつか馬岱を自分の手で殺す
※僧侶のネガキャンを聞きました。
※ドナルドマジックについて知りましたが、口止めされました
※僅かにドナルドを疑っています
※藤崎のダイイングメッセージに関する考察を聞きましたが信じていません
以上です。
そして状態表修正。
【C-3 上の端/一日目・夜】でお願いします
予約した瞬間自分街になったという恐怖
乙です
乙です
レンが疑い出してるな
乙
レンが怖くなってきたな
そういえばしたらばに投票結果発表されてるな。
気がついたらKAITOがマーダーランキングで4位になってるwww
しかも大百科にもいるwww
かなり遅れましたが修正投下します。
「「あれ病院じゃないの?」」
「…!見えてきたで馬岱!病院や!」
「あぁ、そうみたいだな…」
肩を貸して歩く馬岱と貸す藤崎、そしてゆっくりは、しばらく歩いた後に見える病院らしき建物に、藤崎の足の速度が早くなる。
「なぁ、馬岱」
「…なんだ」
「お前、元の場所でもあんなん感じだったんか?」
「まぁ、時たまあったが…それがどうした?」
「いやぁ、過酷やなぁ、て」
「過酷?そんなもの、詰んで実況が終わったりしてしまうのに比べたらまだまだ…」
「まだまだ?」
(…あ、あれ?なんでだ、今自然に出たぞ?意味は分からないのに、言葉は分かるのに、どうして…
あ…確か、どっかの動画サイトで見たんだよ…そう、確か――ニコニコ…)
「なぁ、馬岱!馬岱!?」
藤崎の言葉に馬岱はハッ、とし藤崎の方へ顔を向け、「大丈夫だ」と小さく呟く。
「…馬岱、顔色悪いで、大丈夫か?」
「大丈夫だから、心配するなと言っているだろう…」
「そ、そうやったな、すまんすまん」
頭をかきながら藤崎と馬岱、そして少し遅れた場所にゆっくり二匹の視界の中の病院は徐々に近づく。
そんな時、放送を知らせる音が鳴り響いた。
◇◆◇◆◇◆
「そんな…トキ…」
「もう半数を切ったのか、早いな…藤崎、トキって誰だ?」
「俺の進むべき道を示してくれた奴や…あいつが居なかったら多分俺はここにおらんわ」
「それほどなのか?」
「まぁ、そういうことや。でも落ち込む時間は無いしな。トキにも、カズヤにも月にも糸色…いや、俺と同じ心を持って死んでいった奴等に申し訳無いしな」
「…そうか」
味気ない返事を聞いた後、藤崎の歩む速度が更に早くなったのを馬岱は肌ごしに感じたのであった。
◇◆◇◆◇◆
「なんと…もう半数を切ったとは…」
放送を聞いた賀斉は、この殺し合いのペースの早さに驚いていた。
別世界から連れてきた自分達を虫を潰すかの様に死んでいく様を見るのは、あの男女から見ると非常に滑稽で、見世物としては最高だろう。
だが、それで死んでいった仲間達の命をあざ笑うのは許さない。
今、その中の二人、越前とクラッシャーが放送で呼ばれたのだから、そう思うと怒りを通り越し、呆れをも感じる。
そもそも賀斉は越前が死んだ事は分かっていた事だったが、彼はクラッシャーがあの卑怯な男に理不尽に殺されて死んだ事は勿論知る訳が無い。
「…これで剣崎殿に何があったかを知るのは今のところリン殿だけ、か…
早めに合流したいのだが…む、あれは?」
少し離れて苦悩していた賀斉が顔を上げた瞬間見えたのは、片方は肩を貸してもらっている二人の青年と、何かの石か何かが跳ねてついて来ている姿だった。
「よく見てみれば…片やあの青年、満身創痍では無いか…行った方が良いのだろうか、ううむ…」
少し考えた後、賀斉は答えを出す。
「情報が足りないというのもありまするが…接触してみるとするか…それがしの剣もありますしな…
呂布は一旦後に回すとして、早急に殺し合いを終わらせる為、そしてDIO殿とサンレッド…殿の正体の真相を知る為にも、まだまだ知らない事が多すぎますからな…それに…」
(今DIO殿の方へ行かせるのは…少々危険な気がしてなりませぬからな…仮に病院に入るとしても、それがしが居なければどうなることやら…)
そう決めた賀斉は彼等の方へと走り出した。
◇◆◇◆◇◆
「ふん、敵はおらんのか…つまらんな」
苛立ちを押さえる標的を探す為に、呂布は再び歩いていた。
その方向は奇しくも藤崎達とは別の方向…先程の五角形の惨劇の方向である。
「…こっちは戦の匂いがするからな…まったく、ようやく楽しみになってきたわ…!」
戦場で鍛え上げた方向感覚を若干肉の芽効果で取り戻したのだろうか。珍しく呂布、萌え呂布では無い。
「まぁすべてはDIO様の為…な、はずなんだがな…確か。先程でも言っていた通り潰す相手がもう半数を切ったらしいし…」
そう言ってはぁ、と呂布はらしくない溜め息をつく。
呂布らしくないといえばそうなのだ。そもそも呂布は溜め息が似合わない男の一位を争う様な男な訳だし、創作作品でも呂布が考えこむシーンは多々あれど、溜め息をつくシーン等はあまり無い。
それもまた…DIOによる洗脳による影響なのかは定かでは無い。
そしてそれを知るよしもなく、空の太陽はほぼ沈みかかっていた。
◇◆◇◆◇◆
偶然にも、同出典の、だが違う世界の武将が、この病院のあるC-4エリアに集った。
だが神はまだ彼等三人を会わせる事を許さない。
彼等はまた会う事はあるのか?はたまた無いのか?
そうして彼等の戦いの運命は、ここからまた、始まる。
【C-4 病院付近/一日目・夜】
【藤崎瑞希@現実】
[状態]さらなる決意、パンツレスラー、、脛に軽い刺し傷(鱗粉付き)、足に痺れ、罪悪感
[装備]なし
[道具]支給品一式、金属バット@現実、ショートカッター(残り0枚)@ドラえもん
[思考・状況]
基本思考:主催者の目論見を粉砕し跪かせる
0:馬岱に理解はできへんけど……
1:まずは病院へ行き、医療品を獲得した後、その後図書館に戻り、自分を襲ったやつを懲らしめる。
2:全てはチャンス
3:参加者を救う
4:受け継がれた意志を持って、闘う
5:馬岱を信頼……?
※ダイイングメッセージからビリーを殺したのがドナルドだと思っています。 ※馬岱から教唆をラーニングしました。
※記憶が戻りかけています
【馬岱@呂布の復讐】
[状態]:右目喪失 腹部と足にポテトによる怪我 右腕に火傷 その他全身に小さな傷 満身創痍
[装備]:鍬@吉幾三、三国志大戦カード(群雄SR馬超)@三国志大戦
[道具]:基本支給品
[思考・状況]
1:病院へ向かう
2:藤崎を襲ったやつは相手にしない……?
3:藤崎を守る気はない。奇襲された場合は盾か囮にする。
4:殺し合いに乗って、自分の力を試す
5:弱い奴からは情報を聞きたい。断ったら…
6:もうちょいまともな武器が欲しい
7:ブロリーとは遭遇したくない
8:藤崎を信頼……?
※参加者の多くの名前を見た覚えがあることに気が付きました。ニコ動関連の知識の制限は実況者達等に比べて緩いようです。
※藤崎のダイイングメッセージに関する考察を聞きました。
※徐々に記憶制限が解けてきた様です
【ゆっくり霊夢、ゆっくり魔理沙@ゆっくりしていってね】
[装備?] 偽起爆リモコン@オリジナル
[道具]
※ゆっくり魔理沙の頭に偽起爆リモコンが刺さっています。命に別状はありません。
【賀斉@101匹阿斗ちゃん】
【状態】肉体疲労(中)、精神疲労(大)、無力感、若干濡れてる、眠気、兜未装着
【装備】MEIKOの剣@人柱アリス
【持物】基本医療品、基本食糧、包丁@現実
【思考・行動】
基本思考:仲間を増やしてゲームを倒し、脱出する。
1、某は……
2、あの二人が悪人かを知りたい。
3、リン殿達から剣崎殿の死の真相を聞き、剣崎殿の仇を討つ。
4、翠星石のような娘が欲しかった…
5、DIO殿…貴殿を信じて良いのですな?
6、何はともあれあの二人に話を聞く。
7、何処かで少し寝たい。【備考】
※剣の花びらは視界を遮る恐れがあるようです。
※賀斉はどこかの明治時代の人と違って普通に日本語が読めます。でも最近の物(携帯電話等)は分からないと思います。
※F-5からA-5に来たのではと気付きました。
【C-4 病院近辺/1日目・夜】
【呂布@iM@S演義】
[状態]腹部に打撲 、全身謎の液体まみれ、足と腹部に傷、肉の芽による洗脳状態、苛々
[装備]竹槍状の鉄パイプ、イージス@FF11
[道具]基本支給品×2(食料・水-1) 三国志大戦カード(UC董白)@三国志大戦、 葉団扇@東方project 包丁@現実 射命丸文のカメラ@東方projectサバイバルナイフ@現実 果物ナイフ@現実 拳銃(0/6予備弾24)@デスノート スナック菓子×3 飴×3袋
[思考・状況] 基本思考:DIOの為に参加者を減らす。
1:何を苛ついているんだ、俺は?
2:とりあえず、次に見つけた相手で苛々を解消させる。
3:術師には負けない。
4:チルノ、馬岱、メタナイト、ブロリー達とはまた会ったら決着を着ける。
5:いずれ主催者も殺す。【備考】
※イージスは意思を持っていますが、封印されているのか本来の持ち主でないためか言葉を発しません。
※斬馬刀は破壊されました。
※塚モールで呂布がわずかに破壊活動を行いました。
※肉の芽の洗脳力が低下している可能性があります。ただし方向感覚は若干戻っているかもしれません。
修正投下終わり。
滅茶苦茶長くなってしまった…すいません。
タイトル元ネタは「六十年目の東方裁判」です。
96 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/09(日) 19:46:23 ID:LoRYNNxY
修正乙です
呂布は賀斉に会ったらどういう反応をするのか
投下乙です。
賀斉、そいつは石ではなくもっとうざい何かだ。
あと、したらばに作品を仮投下しました。
修正乙です。
この一角だけ面子が濃いなw
それと、ゆっくりは饅頭だって聞いた気がする。
確か餡と大福だっけ?
非常食には最適だな☆
粒餡と腰餡じゃなかった?
どの道食べたくはないが。
ww
ゆっくりの原料なんぞどうでもいいわwww
素朴な疑問なんだけどゆっくりって死ねるのかな?戦闘力皆無だから不死でも問題はないだろうけれどw
流石にゆっくりでも死ぬときは死ぬんじゃない?
たこルカみたいに髪の毛一本残さず消されたらもうダメなんじゃないか
生命力は高いけど、痛みは感じるらしいし…
打撲には強いけど真っ二つにされたら流石に駄目なんじゃない?
お前らはそんなにゆっくりを殺したいのかよw
呂布にゆっくり魔理沙が突き刺されたとき、二匹同時に
倒さないと死なない事にならなかったっけ?
呂布に刺されたことあんのか
ゆっくりって奥深いなぁ
>>108 そんな話あったっけ?覚えがないんだけど
>>110 あったはず
リモコンか何かを頭に刺して見た目がオプーナみたいになったんじゃなかったっけ
両方同時に倒さないといけないっていうのはMUGEN設定だったかな
投下します。
とある世界。
荒野の中、ぽつんと一軒だけ佇む高級ホテルのような建築物と、その周囲に広がる広大な庭園。
整備の行き届いているそれは、明らかに荒野の中で異彩を放ち……
同時に、その華美な装飾は所有者の権勢をも窺わせる。
だが、その中の全ては、たった一人の手によって壊滅させられていた。
「……精霊が具現化する世界を選んで建てたのは失敗だったな」
「や、やめてくれ、頼む! もう、お前が命令したことはやったじゃないか!
そうだ、お前を私の幹部としてやるから、だから……」
「殺し合いをやらせて愉しむ奴らに荷担するくらいなら、消えたほうがマシだ。
――消えるのはお前のほうだけどな」
「わ、私たちはあくまでただの下請けだ、少し首輪と会場製作を請け負っただけだ!
空間を開ける権限はない、それどころかどこで殺しあいが行われているかも知らない!
納入した後はもう運営長たちと連絡を取ることすら出来ない、本当だ!」
「……離してやれ、ネオス」
最上階、明らかに高級そうなカーペットの上、それに似つかわしくない惨状。
黄色い瞳をした青年の言葉に、宇宙人のような姿をした精霊は吊るし上げていた男から手を離す。
その言葉を発した者は、覇王。精霊を統べる者、遊城十代である。
「行くぞ。もうここに用はない」
『いいのか、十代?』
「ああ」
精霊――E・HEROネオスの問いに、十代はそう返した。
その言葉通り、もはや覇王は男に背を向け、全く興味を見せていない。
周囲には、彼の操る精霊たちによって気絶させられた犠牲者たちがいる。
「……結局、見つけられた手がかりはここだけか」
そう呟くと共に、赤い服を靡かせながら覇王は自動ドアを通り抜けた。
■
ヨハン・アンデルセンと相討ちになったユベルを追い、異世界へと向かった十代。
だが彼を待ち受けていたのは、過酷な試練だった。
彼が得たのは、破滅の光の波動に抗する覇王の力――仲間と引き換えにして。
それでも、忌むべき力と言えど覇王の力は絶大である。
エクゾディアの力を得たアモンと雌雄を決し、ヨハンの救出にも成功する。
……だが、そのヨハンから聞いたのは、十代の想像を越えた言葉だった。
――自分に乗り移るはずだったユベル。それを奪っていった者がいる。
それは、ユベル以上の敵が現れたということを意味する。放っておくことはできない。
何より――ユベルとは、自分自身の手で決着を付けねばならない。
故に、十代は親友達と引き換えに得た「覇王」の力を使い異世界を渡り歩いているのだ。
ユベルをなんとかしない限り、失った親友たちを取り戻すことは出来ないし……
何より、彼の相棒が奪われたままなのだから。
覇王の力を得る前から、十代はネオスペーシアンの力で星と星の間を渡ることが出来た。
況してや覇王の力を手に入れた十代ならば、異世界を渡ることなど造作もない。
「……で。結局のところお前はどうしたいんだよ?」
あの荒野の世界とは違う、どこか落ち着きを感じさせる古びた世界の中……
ふん、と息を吐きながら面倒くさそうに十代は振り返る。
そこにいるのは少し前までライトに付き従っていた死神、リュークだった。
『いや、あの空間を抜け出したら、いきなり素で俺を見える人間と出会って驚いてな。
面白そうだし、せっかくだからお前に付いていこうかと』
「抜け出す方法は分かってても、入る手段は分かってないんだろ。
悪いが俺はデスノートなんて興味はない。死神界とかいう所に帰れよ」
『つれない奴だな。
あの世界からは死神界にも人間界にも行けなかったから、
色々と試した結果わざわざこの世界に迂回して来たんだぞ?』
「つまり、この世界から死神界には行けそうだってことなんじゃないか」
『まー、そうなんだが』
きつい言葉に、ぽりぽりとリュークは頭を掻く。
十代の反応はそっけない。そこに、かつての無邪気で明るい彼の面影はない。
――当然だ。
世の中は楽しいことばかりではない、という事は、異世界での経験でもう十分過ぎるほど分かってしまったのだから。
「ったく。
少ないともお前がわざわざ迂回するルートに選んだって言うなら、
この世界は殺し合いが行われてる世界と近いはずなんだよな……」
『それより、誰得の部屋とやらを仕込んだのはお前って、本当か?』
「……まぁ、正確に言うと、違う。
本来なら廃棄される予定だったらしいものを、無理やり設置させたんだ。
ちょっといじらせてから、だけどな」
思い返すように、目を閉じる十代。
……ニコニコβバトルロワイアルの開催十数日前から、十代は探索を開始していた。
だが、成果は思わしくなかった。当然だ、既に開催準備はほとんど終盤に差し掛かっていたのだから。
ユベルの助力なしになんとかできるほど、運営長は容易い相手ではない。
かろうじて十代が捕まえられたのが、会場製作に携わっていた下請け業者の一部だった。
そこに乗り込み、ネオスたちを率いて大暴れしたのが6日前のこと。
……本来なら忌避する手段ではあったが、手段を選んでいる余裕はないし、
覇王の力を得た今の十代ならばそんな忌避を乗り越えてでも力を行使する。
本来ならば、E−1の洞窟の奥には墓場へと繋がる隠し通路が設置されるはずだった。
その途中に、無理やり本来なら廃棄されるはずの倉庫を「誰得の部屋」に組み替えさせ、残しておく。
ルガールが墓場で足元に違和感を感じたのは、隠し通路の名残があったからだ。
あまり派手なものを設置すれば即露見する。だから元からあって、
かつ重要性の低いもののを少し改造させて隠れた場所に設置する。
それがかろうじて十代が挙げられた成果である。足取りは、位置は、全く掴めていない。
それほどまでに運営長らが編み上げたシステムは慎重であり、緻密であり、分厚い――
少しばかり思い返した後、十代は目を開けて死神に問いかけた。
「それより、なんでお前は誰得の部屋を知ってるんだ?」
『ああ、あそこから死神界には戻れないし、暇つぶしに歩き回っていたんだが……
そうしたら顎の鋭い人間が洞窟から出てくるのを見てな、
そいつが残した目印を参考に進んでたら、見つけたぜ。
……まぁそいつを始めほとんどの奴は俺が見えないようだし、実体にもなれないし、
いい加減飽きたからさっさと抜け出すことにしたんだが』
あそこにはデスノートはないようだったしな、と呟くリューク。
月が死に、自らのデスノートもあそこにないとなれば、彼に出来ることは傍観だけ。
それでも最初のほうは知らぬ世界の存在を観察して愉しんでいたのだが、
ただ平等に見ているだけというのはどうもリュークの性には合わなかったのだ。
誰か面白い存在を見つけて茶々を入れつつ観察するのがリュークにとっては面白い。
例えばかつての月のように、或いは今の十代のように、だ。
『あそこにはない以上、デスノートは俺の世界の人間界に残ってるだろう……
使う気にならないのか? 右上とかは本名じゃないし効かないとは思うが』
「お断りだ。俺の世界でも、そうやって餌を与えて人間に憑く死神がいた」
『ククク……どの世界でも死神の考えることは一緒ってことか』
「笑ってないで、会場探しを手伝う気がないんなら帰ってくれ。
……というか、死神界に帰らないと何か罰があったりとかしないのか?」
『すぐ帰らなくても、ちょっとくらいなら問題ない。それより、林檎持ってないか?』
「……はぁ。あそこに町があるから、何かと物々交換すれば貰えるだろ」
諦めたようにため息を吐いて、十代は歩き出す。その後ろについていくリューク。
かつて、月に対してそうしていたように。
その表情には、いつも通りの笑みが張り付いている。
(……まぁ、実を言えば俺はこの世界からなら簡単に会場と行き来できるんだけどな。
ただ、あそこから直接死神界に行くことが出来ないだけで)
■
――1時間前。
「ん、死神様が何の用だ?」
『お、開催者側にも俺が見える奴がいたか』
色々と彷徨った挙句主催者たちの基地までたどり着いたリュークは、
死神が見えない作業員たちにスルーされた末に右上の元に行き着いた。
右上は死神を相手にしているとは思えないほど安穏とした対応を見せたが、左上は違う。
澱みなく腰のホルスターから素早く銃を抜くや否や、
右上の視線の先へ――左上にはリュークが見えない――発砲した。
それを見て、小ばかにしたように右上は肩を竦める。
「当たるわけないだろ、実体がないんだから。
というか、死神はそんなんじゃ死なないってお前も知ってるはずだぜ?」
「……ですが、貴方がそういった存在に抗する手段を持っているのも確かでしょう」
「まぁ、無駄なことは俺の管轄だからな。
けど、こいつは参加者じゃないんだし無理に殺そうとする必要はないだろ。
とりあえず、要件を言ってくれ」
『いい加減ここから出ようと思ってるんだが、デスノートはこの世界にあるのか?』
「ない。あんたに持たれると厄介だからな」
『そうか』
納得したと言わんばかりに頷くリューク。その様子に、逆に右上の方が拍子抜けした。
「わざわざここまで来て聞いた割には意外とあっさり信じるんだな、あんた。
隠してるとか疑わないのか?」
『どっちかと言うと、こんなことをやらせてる連中を直に見ることが目的だったしな。
仮に隠してるとしても、それを無理に探すのは面倒だろ?』
「ハッ、そりゃそうだ!
気に入った、俺たちと一緒にこの殺し合いを見ていかないか?」
「右上!」
「別にいいだろ左上。どうせ俺を始めとした一部しか見えないし話せないんだ。
それに、この世界だと死神は実体化できないんだから害はない」
そう言う右上の顔は、リューク以上に気色悪いニタニタとした笑みを貼り付けている。
もっと面白いことになると言わんばかりだ。だが、意外にもリュークは首を横に振った。
『悪いが、遠慮しておく』
「あれ、あんたこういうの好きそうだろう」
『まー、最初は面白かったな。けどやめだ、飽きた』
「そうか? 面白いと思うんだが」
「……和んでないでとっとと追い払って下さい!」
会話の外で置いてきぼりにされている左上がキレる。
ある意味右上とリュークは似た者同士なのかもしれないが、左上には迷惑極まりない。
が、そんなことを気にする右上とリュークではない。
『銀髪の男は面白そうだと思ったが、俺が見えないしな、あいつ』
「アカギか? 確かにあいつが面白そうなのは同感だ」
「何をバカなことを。
洞窟に隠れて眠ってばかりで、参加者の殺害にも消極的な役立たずではないですか」
「ハァ? あいかわらずこの殺し合いの醍醐味について分からない奴だなお前は。
直接的なスコアじゃなくてどんな影響を及ぼしているかにも目を向けろよ!」
左上の言葉を発端として、言い争いを始める二人。その様子は非常に見苦しい。
もっとも……リュークはまったく違うことを考えていたが。
(――あの部屋については知らないのか、こいつら)
そうして、死神は会場から姿を消し、今に至る。
少なくとも、主催者たちは誰得の部屋に気付いていない。それをリュークは知っている。
リュークがその気になれば、自力で殺し合いの会場に戻ることが出来る。
「十代が」あの世界に入る手段が分からないだけだ。
だが、彼はそれらをどちらにも言わず、しない。
どちらかが有利になってしまうからである。
(多数の世界を容易く行き来する力……違う世界にはすげえ人間がいるもんだ。
こいつがあの殺し合いに介入できるかどうか、見届けてから死神界に戻るとするか。
やっぱ俺にはこういう愉しみ方が合ってるな。人間って、面白っ!)
死神の行動は――例え殺し合いの場から離れても、変わらない。
【リューク@ひぐらしがなくですの 脱出】
投下終了。
題名は『DEATH CARD GX』で。
番外編ですか・・・・・・
いよいよ外部の勢力も動きはじめたのですね。投下乙!
外部勢力か……
万が一にも無いだろうが、もし悟空がやってきて生き残ったベジータとフュージョンしてしまうなら、ニコニコ的に問題児になってしまうのだろうか。
人気があればいいのよ?
無いよね?
参加してない、外部からの接触が可能っぽいキャラ、強い
これだけの条件そろえたキャラは流石にいないんでないかい?MUGEN勢ならともかく
というかベジータの参戦時期的にフュージョンは無理じゃね?
ニコニコでそれなりの人気・知名度があってかつ、1stに出てない奴か…難しいな
もうドMのアレのSOSO(なんとかしそうで怖い)とクロノ、ぐらいしかないかな…でもニコニコ全体で人気となると…しもさんとか呼ぶかいっそ
他にはマリオとかも外部から侵攻してきても違和感無い気がする
一応ルイージという深い繋がりを持った人物は参戦してるし
あえてニコロワ1stの生存者とかどうだろう。
1stに出てなくてある程度有名で力のある外部勢力なら
スマブラX組、
東方組(レミリア、ゆかりん)
MUGEN組
位じゃないか。まぁMUGENはかなりチートな気もするが
ババァは1stで外部勢力として出てたぞ
>>131 そうだったか 見落としていた すまない
だとしたら東方組は参入不可かな?
まあ、1stはぶっちゃけババアしか迎えに来てくれるような奴いなかったから…
ニコニコRPGも来れないことはないかも?
あとはローゼンメイデンとなのは勢も来れるかも。
ワキガが来ても泣かないように!
リトルバスターズは?
筋肉、(21)、クドの他にMADの再生数ならコマリマックスとはるちんも一応
ニコニコでの知名度・空間移動できる・1stに登場してない・参加者及び支給品に関連あり
と考えると相当絞られるな…思い当たったのがキョン子関連でSOS団しかない
DIOと咲夜が親子設定の某ストーリー動画みたく
ヴァニラが手当たり次第ガオンして空間に穴を開ける手もありか
社長とアレックスが死んだ以上、リュウあたりが来てもおかしくないような気がするw
レレレレッツゴー!
東方は……、残りキャラは出しづらいし、幻想入りはマイナーだしなぁ、なんとも
MUGEN枠でアルカナハートキャラとか使えそうだけどそんなに有名じゃないしなー
ってそもそも関連キャラや支給品ないから無理か
ごめん忘れて
数の暴力の巫女、メイドらへんは出せそうだが。
あとMUGEN枠だったらレッツゴーもだがサラダバー、ザキ、庵、ビーム脳とかは?
七夜は一応タタリだから……そこから突き崩せばMUGEN勢投入できるかも
あとはルガール運送関連とか
禍忌なら結構細かい流れまで想像できた
来る理由もはっきりしてるし
145 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/11(火) 22:22:39 ID:QOj5PgRw
時渡りだけならディムロスつながりでスタンやらリアラやら、MGSの雷電とかができないこともないけど……。
あいつらきっとベジータやサンレッドより力ないからなぁ……。
なんで雷電wとか思ったけどそういやあいつはできてたな
ここでオチョモウィルスが混入
テイルズつながりで某時空剣士ってのもいるが……
ニワンゴの代表取締役に何とかしてもらおう
今更だけど運営長って誰だろうな。
>>144 理由は社長によくお世話になってるお得意様の救出とか恋人に頼まれたとか?
もう、だいさHがみんな助けてくれる折伏ENDでいいよ
そこは性欲実現党だろ
性欲実現党?
IKZOが突如として現れて「オラこんなロワいやだ〜オラこんなロワいやだ〜」と言いながら耕すとか…
むしろそんなロワいやだww
不覚にも吹いたw
IKZOがアリならしまっちゃうおじさんが来て
「ロワをする子はしまっちゃおうねー」
でもいいじゃん
断片的に見るともうγの話題?とか思ってしまうw
重傷を負いながら支給品も駆使して、強マーダーをしまう義務をやり遂げる、しまっちゃうおじさんを想像した。
「殺し合いに乗る子は……仲間を殺した子は……どんどん……しまっちゃ……おうね……」
あれっ、かっこいいぞ…
停滞してるな…
これぐらいで停滞してりとな
DIO予約来たな
これでKAITOは何処へ向かうか……
DIOは最初に咲夜と一緒に予約されたが破棄され次はKAITOとの予約も破棄されてるから
DIOはけっこう絡みづらい相手なのかもしれんな
だってDIOってすぐに血を吸うか肉の芽植えそうだし…
時止めてから攻撃して倒せない相手なんてほとんどいないし、時止めてる間に肉の芽植えたら洗脳完了だし
DIOや咲夜が注意深く、かつ不幸や不運に見舞われなければ一方的な虐殺だし
DIOはともかく咲夜って原作じゃそんなに強い訳じゃないんだけどな−。
東方の原作じゃ強いやつは手を抜いてて弱いやつは強ぶるから、力関係なんてわからねぇよなぁ
紫ですら「実は異空間に物をしまう事しかできません、サーセンwww」とか、解釈次第でありうるからな
しかし話変わるが、1stと違って死者スレが盛り上がらないのが悲しいなぁ
テレビで剣崎復活記念に何か書き込もうかと思ったら、すっごい寂しいのな
いなくなってしまった人のこと、時々でいいから思い出してあげてください
書いたらいいじゃない
寂れてるならお前が盛り上げたらいいじゃない
咲夜さんって時止め無かったら一般人の範囲に入っちゃうんじゃないか?全体的にスペック高いけど。
飛べる以外は基本的にスネーク以下だしな。
ただし、その時間停止が強い。
もちろん汎用性には欠けるけど、使いどころを間違えなければ強烈。
条件が揃えば大物さえも食えるんだけど……さて。
咲夜は弾幕より体術のほうがむしろ得意って萃夢想の設定にある
人外と普通に殴り合える魔力やら霊力を加味したら、弾幕飛翔抜きでも一般人は完璧に圧倒してるだろ
そういや何でDIOは30分に一度しか時止め使えないくて、咲夜はそれなりに連続で時止め使えるんだ?
何でって…
そいつらの登場話を書いた書き手に聞けよ。
オレらに聞かれても知らないんですけどねー
最強の一言
「運営長が一晩でやってくれました」
確か
DIO様→時止め時間が長い
咲夜→使用感覚が短い
じゃないっけ?
>>174でもこのアバズレは「人間ごとき」とか言ってんだよなこのロワで。
余計なことを言わせてもらうと、いくら他の人間と少し違っても、自分が
人間である限り「人間ごとき」とか言って、人間以上ってやつを気取るのは
どうかと思うぜ
>>174 マシンガンを斬り落としたりかわしまくったり単騎の生身で戦車破壊する
ような奴らがいる世界でトップクラスの傭兵と比べるのが間違ってるだろw
ブロリーとかバルバトスやベジータやサンレッドあたりは
時止めたって殺せないだろうけどな、こいつら基本的に硬すぎる
だがバルバトスは死に、サンレッドブロリーベジータは死ぬ一歩手前。
今なら、殺れる。咲夜は、ある意味幸運だよな。
ってもブロリーライダー化してたっけ?
どうすんねんあれ。
運営長もヘタレだし誰敢殺彼って感じだろ。
>>176翠夢想には格ゲー補正という一般学生が宇宙最強の存在を殴り殺しかねないほどの超強力補正がかかるからアテにならないと思うのだが・・・。どちらにしろ咲夜さんには頑張ってもらいたい所だ。
今となっては数少ない「確実にカウントを増やせるマーダー」だもんな。
もっとドナルドや獅子雄がゴリゴリやってくれると思ったのにな…
似たようなスタンスの七夜、若本がまさかの早死にで相対的にブロリーの価値が上がってるんだよな。
巡り合わせが悪かった(?)としか。
ていうか
原作だとサンレッドはナイフ ドリル その他etc…
全くきいてなかったけどこのロワだとどれくらいきくんだ?
普通の人より少し強いレベルじゃないの
レッドさんは、10mの岩盤を貫く怪人の必殺技を不意打ちで食らってもノーダメだからなw
まぁ、ザ・ワールドの打撃や投げナイフにダメージ受けてたし、伝説ブロリーにも殺され掛けたりしたからチートって程ではないと思うが。
刃物や銃弾でも急所に当たれば死ぬレベルには制限されてるんじゃない?
気になったんだがDIOや咲夜が時間を止めても他の能力者が止まった世界に気づいてないから
時間を止められる射程範囲は1エリアのみとか制限されているのか?
お前は何を言ってるんだ
>>192 ごめん、説明が下手だったか
例えばジョジョキャラの時止め能力者は時間が静止した状態でも
肉体が動かないと感じたり思考が普通に出来るから
参加者に自分と同じ能力者がいると気づく可能性があると思って
あーハイハイ。DIOと咲夜が互いに気付かないのはオカシイって事ね?
答えは簡単、離れてると静止した事にも気付かない。
というか原作でも似たような理由で、DIOの存在に承太郎が気付いてないからな
ジョジョにそんな描写あったっけ?
そもそも、DIOに肉薄してから承太郎は時間停止について知ったんだしなんとも
しかも、明らかに最初のうちは時間停止には反応できていなかったぜ
となると
>>193が言っている話になるんだが、単純にそんなの書き手がいちいち話し合わせをしないとできないから、御都合で判断するしかない
まぁ、レッドさんの目とか耳とかと同じで、索敵能力も制限されているとでも捕えようぜ
その発想はなかった>>時間止め
確かにその通り
時間の流れは一定ではないって言うし適当でいいんじゃない?
DIOが時間止めたとしたら、中心のDIOは完全に停止
ある程度離れるとかなりゆっくり時間が流れている、もう少し離れると少しだけゆっくり、エリア一つ分離れると普通に時間が流れてるとか
普通に制限でいいじゃない
全エリアの時が止まってても何か問題あるわけじゃないし、別にいいんじゃね
200 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/18(火) 19:03:07 ID:46qktjzr
社長、ルル以上に腐女子に大人気のアカギ。
恐らく遊戯王デュエルで王様にかつる男は社長とアカギ。
敵がLP0になって勝っても自分のライフを敵に与えるのもアカギ。
やっぱりアカギこそ最強のデュエリスト。
お前は何を(ry
スルー検定ですね
>>199 問題があるからこう議論になっているわけで。
時止め能力者が時間停止に反応できる範囲が、狭まってるという制限があるんじゃない?
時を止めたエリア内に居ないと時が止まっているのが分からないとかさ
そうでもしないと今まで気づかないのはおかしいし
俺が以前ジョジョロワで感じた違和感を、こんなところで見るとは思わんかった
現実問題として時止めに気づけるようにするのは一緒に予約されない限り難しいよ。
リレーだから、無理。
この問題って肉の芽にも当てはまるよな
DIOが死ぬときに宿主はそれを感知する描写があって、その直後に
芽が暴走して肉の塊になる以上、書き手側からすると厄介
私見ではあるが。時止め感知や肉の芽暴走は、ある程度は無視するのが最善だと思うぞ。
肉の芽はもう、死んだらポロっと取れるでいいんじゃないの?
wiki情報だけど、ザ・ワールドは自分以外の時を止めるらしいな
ならエリア一つ分以上離れてる場所は止められないってのでどう
むしろややこしくなるから止めろ
同じエリア内でないと能力者でも気づかない制限でいいんじゃね
せっかくなので第二弾の投票するか。
【投票期限】8月29日(土)0時〜9月4日(金)24時
【投票対象】86話の『第一回定時放送』から145話の『『キャーブロントサーン』』までの作品への投票
投票形式
上位5作まで選出可能(必ず5作選出しないと駄目、という訳では無い。一位のみへの投票なども可)
1位を5P、2位を4P、3位を3P、4位を2P、5位を1pとして計算する
・SS部門(作品名で投票)
・セリフ部門(キャラの言ったセリフで投票)
・キャラ部門(キャラ名で投票)
投票スレをしたらばに立てておく。
そこで投票してくれ。
時を止めてる人しか止まってること気づかないんじゃないのか?
花京院とDIO戦後のあたりを見ると時を止めれる事を知ってるから入門できたんだから
DIOが時止めの能力をばらさない限り気付かれないだろ
もうこの議論止めようぜ。
gdgdになるのは目に見えてる。
時止めだってきづかれなくていいだろうが
時を止めれる人は他の人が時を止めても感知できるよ
例外としては、第六部で時は止められなくてもDIOと融合することで時間停止中に物を見れた人はいたから、時間停止能力をたとえ失っても見える人は見えるんじゃないかな?
でも、止まった時間を見られることが時間停止の最低条件の一つな訳だから、この基準はあんまり意味がないかな……
まぁ、逆にいえば知ってても止められなければ見えない、現にジョセフは時間停止を知っても見ることはできなかったしね
制限で近くにいないと感知できないってことでいいんじゃない?
投下します。
「うーん、どうしようかなぁ」
真っ赤な髪に派手な服の道化師は、立ち止まり腕を組んだ。
その急な行動に後方からついてきた二人の少年少女も急いで足を止める。
「おっと、ごめんね二人とも」
「大丈夫だけど…ドナルド、いったいどうしたんだ?」
「うん、ちょっと行き先を変えようかなぁと思ってね…レンも見たよね?」
先頭に立つドナルドは、振り向かずに言葉を発する。
「ん……何を?」
「花火みたいなのがあったでしょ?あれ、見えなかったかな」
「あー、そういえば遠くの方であったような…」
「そうそう。で、あの方向は映画館に近いみたいなんだ。
少し興味があるけど、図書館にも行かなくちゃいけないからね。
レンだったら、どうする?」
ドナルドは、そこで初めて後ろを向いた。
尤も、夜の草原では何も見える物はないのだが、それでも決断を迫っていることはレンにも分かった。
(うーん…やっぱり図書館を優先するべきだよなぁ。
でもそれだったらドナルドが俺に尋ねる必要がないし…
映画館に行くのも危険な気がするから―――あ、分かったぞ)
レンは一つ頷き、自信満々の顔で告げた。
「二手に別れればいいんじゃないかな」
「へぇ、どういうことだい?」
「だからさ、図書館で休憩する方と、映画館の様子を見に行く方。
様子を見に行った人が戻ってきてから後の行動を決めればいいんだよ」
「ふむ……」
ドナルドは一瞬黙り、2,3回頷くとレンの頭を撫で、賛成した。
レンは嬉しそうに笑顔を零す。
(君の頭が良くなくて助かるよ、考えが読みやすいからねぇ。
レンから提案してくれれば話は早い。
あとは二手の別れ方…は、そうだね、誰もが信用する"運"に任せようか)
健気な子供を褒める一方、頭では狡猾かつ冷静に思考している。
その高度な思考力が、ドナルドが道化師たる証拠だろう。
「じゃあ分け方だけど…正々堂々、じゃんけんで良いかな?」
「えっ……あ、ああ。いいぜ」
「ようし、じゃあグーかパーだけ出してね?
かけ声は『ランランルー』だよ」
ドナルドはランタンに火を灯すと、高らかに声を上げた。
「ドナルドは嬉しくなるとついやっちゃうんだ!
みんなも一緒にやってみようよ、いくよ?ランランルー!」
勿論、声を上げたのはドナルドだけであったが。
それ以前にかけ声が長くなっているが、そんな過程や方法などどうでも良いのであった。
三人とも手は出しているので、何ら問題はない。
「ドナルドと言葉ちゃんがグー、レンがパーか。
それじゃ、レンは図書館で休んでいていいよ!」
「え…ちょっと待ってくれよ、休むくらいなら俺も行くよ」
「駄目だよレン、図書館で皆待ってるかもしれないんだから。困らせちゃいけない」
「だからって……」
「じゃあ、ドナルドが図書館で休む?レンと言葉ちゃんで行ってもらおうか」
「それも嫌だ…って、こんな大事なことじゃんけんで決めちゃ駄目じゃないのか…?」
レンが疑いの目をドナルドに向ける。
だが、ドナルドは表情を崩さずに答えた。
「確かに…レンの言うことは間違ってない。
でもね、ドナルドが運に任せた理由は、"こんな大事なこと"よりもっと大切なことなんだ。」
「もっと…大切なこと?」
「そう。ドナルドはね、ちゃんと言うことを聞いてくれるレンのことが大好きだよ?
でもね、甘やかすだけじゃ君の成長にはつながらない。君は、君のお姉ちゃんの敵を取る必要がある。
そうだろう?勘違いされて、殺されちゃった君のお姉ちゃんが可哀想だよね?
なら、強くなろう。仲間が傷つく前に、敵を倒そう。勇気を持って戦おう……分かってくれたかな?」
気がつくと、レンもドナルドも真面目な表情に変わっていた。
ドナルドはレンの返答を眉一つ動かさず待ち続け、そして。
「…ごめん、俺が間違ってた。ちょっとおかしくなってたみたいだ…
ドナルドのことを疑うなんて、馬鹿だったよ」
「うん、それならいいんだ。
――じゃあ言葉ちゃん、一人で図書館へ行ってもらって良いかな?」
「え…?あ、はい……」
言葉とレンの頭に疑問詞が浮かぶ。
それもその筈、先ほどと意見が違っているのだ。
そんな二人を一瞥すると、ドナルドは笑顔で説明した。
「うん、レンが強くなるには多くの人を見る必要がある。
一人で図書館へ向かうのなら安全すぎるからね。
ということで、解散…でいいかな?」
「……はい」
言葉は返事を返すと、逃げるように去っていった。
理由は一つ、ドナルドから離れたかったのだろう。
なら、ドナルドは何故自分の能力を知る言葉を逃がしたのか。
(逃がした?それは間違いだなぁ。
南には危なそうな人がいっぱいいるみたいだからね、調査にいかせたのさ…
危険な気配は感じ取れるけど、それに実力が伴うかは別だからね…。
でも、これは調査にはならないかもね。ましてや休憩なんかではない。
彼女は処刑されるんだよ。生ける死神達によってね…それに)
ドナルドは、自分の右手の中―――暴れている一つのキノコに目を遣った。
(逃がす訳がない……いや、彼女はドナルドから逃げられないのさ)
笑顔で映画館へと進む一方、頭では狡猾かつ冷静、そして残虐に思考している。
その思考力は最早道化師ではなく、鬼や悪魔の類に近かった。
【C-3/一日目・夜中】
【ドナルド・マクドナルド@ドナルド動画】
[状態]:腹部にダメージ(中)、魔力消費(大) 左腕骨折
[装備]:1outキノコ@奴が来る
[道具]:支給品一式×2(一食分水・食料消費) 不明支給品0? ランサーアサルトライフル(335/350)@Gears of War2
魔法の石@Heart Of Darkness
[思考・状況]
基本思考:教祖として信者を沢山作りつつ、信者を指揮してバトルロワイアルを盛り上げ主催者になりかわる
1:レンと共に図書館へ向かう。
2:光の原因を調べてみるのもいいかもしれない。
3:言葉を駒として徹底的に利用する。逃がすつもりは毛頭ない。
4:チルノを殺し合い向きの人材に育てる
5:タケモトの首輪解除及び無力化のための手伝いをする。利用した後は……
※僧侶のネガキャンを聞きました。
※馬岱から妖術と幻術をラーニングしました。
※ドナルド組は崩壊しました
※藤崎が生きていることを知りました。
【桂言葉@SchoolDays】
[状態]:肩に刺し傷、疲労(大)、全身に痛み 、空腹 絶望 全身に暴行の後
[装備]:
[道具]:
[思考・状況]
基本思考:誠君を生き返らせるために生き残る
1:図書館へ向かう。
2:ドナルドから離れる…?
※アニメ最終話後からの参戦です。
【鏡音レン@VOCALOID】
[状態]:精神的に疲れ 腹部・頭部強打(中ダメージ・手当て済) ドナルド信者状態
[装備]:朝倉さんのナイフ@涼宮ハルヒの憂鬱
[道具]:支給品一式×2(一食分水・食糧消費) ダイヤの結婚指輪のネックレス@ネ実板(ブロントさん) スタンドマイク@VOCALOID
[思考・状況]
基本思考:弱い悪党から殺していき、出来る限り早く強くなる。(悪気はないが足を引っ張る参加者=悪党)
1:二度と後悔しないように、マーダーを見かけたら積極的に殺す……?
2:ドナルドと映画館に向かう。
3:拡声器でミクの悪口を言っていた悪党(僧侶)を殺しに行く
4:言葉が若干恐い。
5:兄弟たちに会いたい。
6:ドナルドを尊敬、信頼。不安だったがタケモトも見直した。
7:チルノの言う『最強』に興味
8:いつか馬岱を自分の手で殺す
※僧侶のネガキャンを聞きました。
※ドナルドマジックについて知りましたが、口止めされました
※藤崎のダイイングメッセージに関する考察を聞きましたが信じていません
投下完了。
タイトルは「道化師のみぞ知る策謀」です
投下乙!
1outキノコにもようやく出番が・・・
でもよ、1outって当たったら本当に死ぬの?
そういう設定でやってるけど動画内で死ぬ場面とかあるの?
あれじゃね?ずっと追いかけて来て、恐がらせて死亡とか
てかこまけぇこたぁ良いんだよ!!!
強制的に自殺したくなる思考に切り替わるとか
キノコにパッチをつけたらどこまでも緑の女の子が追いかけてくる。
そう想像した俺はきっと病気に違いない。
緑の女…どこまでも追いかける…
なぁ、まさかその女は眼鏡をかけてナース服をみn
投下します
時計の針は既に7時を回り、病院の外は暗い。
既に帝王の時間は訪れている…が、DIOは無言で放送に関する考察をしていた。
放送から得た情報は、3つ。
一つ目は、…まあ当たり前だが、放送に嘘がないこと。
翠星石も剣崎も死んだとはいえ、一人は参加者でなく一人は死体を見ていない。
故に誤報の可能性もあったのだが、それは越前の死によって霧散した。
恐らく、遠隔自動操縦型のスタンドか、同じような能力を持った機械を使っているのだろう。
後で越前の首輪を拝借させてもらうことにする。
二つ目は、知人の死。
越前から得た情報は前述の通りだが、あと二人顔を知るものが呼ばれた。
好戦的で病院に襲撃してきた志々雄。
彼はDIOには及ばずともかなりの実力者だった。
つまり中心部には実力者が集まり乱戦をした可能性がある。
そしてその根拠は、もう一人顔を知る者、因幡てゐの死。
彼女は妖怪で、しかもDIOより長く生きていたと言った。
実力に関しては分からないが、演技力と頭脳は優れていた。
そして彼女が向かった先も、中心部。
連れのスネークが死んでいない理由は分からないが、それはまあ良い。
呂布も中心部近くに向かったので、下手に移動するのは危険かもしれない。
三つ目は、参加者の人数。
最初70人いた参加者は、18時間を経て半分までに落ちた。
第二回放送から死亡者が減ったが、人口密度が減ってきているからだろう。
しかし殺し合いというゲームである以上強者が残ることは必然。
呂布もいれば、呂布を倒した者もいる。
殺し合いが停滞することはまずないと言えよう。
幾ら夜とはいえ、無闇に人数を減らす必要はなさそうだ。
「ふう、この程度か」
DIOは熟考を止め、大きく息を吐く。
そういえば誰かを忘れている気がするが、忘れる程度の情報なら思い出す価値はないだろう。
「では…そうだな、次の放送まではこの場で待機することにしよう。
あと5時間程だが…何か暇をつぶせる物はないか……」
DIOはガサゴソとデイパックを乱暴にかき回す。
そしてちょうど良く手が掴んだのは、今は亡き越前からの贈り物。
「ふむ、邪魔だったのでこちらに移しておいたが…確かPSPだったか。
越前は暇つぶしに使ってくれと言ったが、さて如何な物か……ん?」
DIOは急にPSPを睨みつけると、爪で軽く突いた。
そして指で形をなぞり、手首を捻り振り回す。
―――これが、吸血鬼流PSPの楽しみ方である。
…な訳もなく、使い方が分からないだけだった。
四苦八苦しながら、DIOは必死に叫ぶ。
「このPSPってのは…『画面』があるから起動する物だってのは分かる……すごくよく分かる、テレビを見たことがあるからな…
だが起動するためのスイッチがないとはどういう事だッ!? スイッチがなくて起動する訳がなかろうッ!!
この帝王をコケにしおってこの機械…憤怒がハイって奴だァァァァ!! ボタンを押しても動かないじゃないか!
つけられる物ならつけて見ろ! クズが――ッ どういう事だ! どういう事だッ! クソッ! この機械は何なんだッ!
コケにしおって クソッ! クソッ!」
――――――1時間後――――――
「フハハハハ、何が竜だ、爬虫類め!!」
偶然電源を入れることが出来たDIOは、入っていたゲームソフトで一人盛り上がっていた。
「なに、緊急クエスト……!?
面白い、その勝負DIOが受けて立とう!!」
誰に勝負を挑んでいるのか分からない。
DIOは、一度はまると抜けられなくなる性格だった。
「む、こいつは何時ぞやのクエストで邪魔しおった竜……!
最初は突き落とされ、次はこのDIOを瀕死まで追い込んだ…
忌々しい、今日から貴様の名はジョースターだッ!!」
ゲームに登場する敵に自分の好敵手の名をつけるのもどうかと思う。
「フン、あの時とは違うぞ、今回は前までとは違う新たな武器…その名も『スタンド』を手に入れた!!
さらに高等テクニック…一時停止"ザ・ワールド"を覚えた!…最早貴様は敵ではないッ!!」
一時停止は意味がないとは言え、汚いな流石帝王きたない。
「くッ…、流石はジョースター…だが、二度目は喰らわんぞ!
フフフ…『ザ・ワールド』時よ止まれ…!!」
一時停止のおかげでゲームの画面が止まる。
それと共に時も止まる。
否、スタンドの能力を発動しただけだった。
完全硬直。またはパーフェクトフリーズとも言う。
しかし、そこでやっとDIOは正気に戻った。
「私は、一体何を………まさか、この機械ッ!
そうか、これは触れた者に油断させる悪魔の支給品…まさか、このDIOにザ・ワールドを発動させるとは…
忌々しい機械め、こんな物叩き壊してくれるわ―――ッ!!」
DIOは怒り、大きく腕を振り上げる。
…が、その腕が下ろされることはなかった。
しばしの静寂。
DIOが投げようと構えたPSPは、未だに画面が停止している。
そしてDIOが脱力したように息を吐くと、時が動き出した。
「…ふっ、ここで破壊しては、ジョースターとの戦いを放棄したことになる…
べ…別にPSPが勿体ないからではないぞッ」
最早、つっこみ処が多すぎてついて行けない。
DIOはPSPを遊ぶことで、ツンディオへと進化してしまったのである。
その後も、DIOは宿敵ジョースターとの壮絶な戦いを繰り広げた。
「俺は片手剣を止めるぞ、ジョジョ――――ッ!!!」
【C-4 病院 1階待合室/1日目・夜】
【DIO@MUGEN、ジョジョの奇妙な冒険】
[状態]去勢、右腕骨折(自然治癒中)、背中強打(自然治癒中)
[装備]ライトセイバー@外人が想像したとてつもない日本が出てくるゲーム(RedAlart3)、阿倍さんのツナギ@くそみそテクニック 、メス10本、痛PSP@現実
[道具]支給品一式(水抜き)、マスクザ斉藤のマスク@ニコニコRPG、便座カバー@現実
[思考・状況] 基本思考:殺し合いの参加者はもちろん、あの主催者どもも全て殺す。
1:ジョースター(ゲーム)との決着をつける。
2:サンレッドを殺す、そのためなら手段は問わない。
3:次の放送まで病院で待機する。
【備考】
※自身の能力が制限されている可能性を理解しました。
※剣崎達にはザ・ワールドの存在を教えていません。ザ・ワールドの時止め能力が、時間を空けないと使用できないこと、次の使用までの制限時間が30分である事を理解しました。
※禁止エリアが重要そうな施設にかかることは殆どないだろうと判断しました。
※殺し合いを円滑に進めるために強力な参加者がいると考えました。
※呂布から今まで会った人物の話を聞きました。
投下完了。タイトルは「狩猟解禁」です
修正点あればお願いします
乙です
DIO様何やってんだwww
カリスマ株が下がり続けるDIO様(笑)の未来は果たして。
投下乙でした。
誤爆
誤爆なら誤爆で良いんだが、これ、何処がひどいんだ?
別に作画崩壊とかもしてない…よな?
目つきが悪いとかそういうところなのかな、個人的にはツボだが。
DIOさまなにやってんすか
DIOさんどうせなら散弾Lv3でザ・ワールドしてくださいよ
片手剣は強いっすよDIO様
皆目が死んでる〜♪
冷たい目線に思わずモッコリ
DIO様かわいいよDIO様
髪緑で制服着てるとラムちゃんみたいだ
年がばれるぞwww
>>242 そりゃあ早苗と言えばレイプだからな、事前、事後なだけだろう
ネタが随分増えたし、次回ロワになら早苗さん出られるかもね。
・常識に囚われない早苗さん
・信仰の喜びが胸いっぱいに広がる早苗さん
・常識破りな蛙弾幕や「参ったかー!」とか言っちゃう早苗さん
・ルイージと呼ばれて殺意の波動を放つ早苗さん
どれが来るやら…?
そのうちまたイオシスあたりが早苗さんのFlash作るだろうしな。
妖怪退治楽し〜♪な性格だし、あっさりマーダー化しそうな予感
「参ったかー!」なマーダーか。お電波マーダーだな。
ただの誤爆からここまで話が広がるってどんだけネタないんだよww
フルーツ(笑)
そういえば、皆は星蓮船やった?
俺は東方事態未プレイという…orz
そろそろスレチじゃなーい?
一応雑談になって温度は上がって悪くはないと思うんだがな
>>260 そうかい。
まあ俺は全然構わないんだけどね。東方好きだし。
俺がわかったのは、諏訪子はやっぱり祟り神だって事だ
早苗さんが出るなら支給品にスタンガンは必須になるね
星蓮船の四面以降と非想天則未プレイの俺には何が何やら・・・。
早くやりたいなあ。特におぜうのズキュウウウンを。
みんな暇ならしたらばで投票しようぜ! 投票!
スレ違いの雑談も、東方ならいいんですか・・・はぁ・・・
>>266 誰もそんなこと言ってないだろww
じゃあ投票でも行くか−。
>>266 前スレでMUGENキャラの話題も出たし東方キャラだけじゃないだろw
>>263 元ネタ知らないんだけど、この場合は早苗さんを襲う奴が持つのか?
それとも早苗さんが持つのかな?
>>266 一応次回投票の話なんじゃないの?コレ。
前ロワで「このロワのために東方全作買った」とか言った俺です。
今はExを全て倒し、ハードシューターやってます。
どうせ前にも出没した構ってちゃんだろ。
気にせずに雑談していいっしょ。
あんまりスレチになるのもどうかとは思うが多少の雑談はありだとおもふ
まあ次のロワを開くためにはこのロワを成功させなきゃならんが
雑談がすごい方向にいっててワロタwww
投下が無いって言われた時にぃ、じゃあ雑談できるじゃない!
そうよ!投下無くったっていいわよ!(※駄目です)
どうしてこうなった
SS書いていると現実でたたかれる。
投下してもたたかれる。
こんな状況のなか書き手は書き続けているんだ。
みんな書き手に感謝しようぜ。
クンツォ!(感謝積もう!)
>>280 アレは福運積もうって言ってるよ
>>279はそれをニコロワ風にアレンジしたもの
ちなみに最上級クオ・クォンツオは……誰だ?こんな時間にドアを叩いて……
ふと、1st生還者のその後を思い返したりしてみる。
KASは絶対非想天則に手出してるんだろうなw
おしまいじゃあwwwwwwwww
おしまいじゃあwwwwwwwww
とかなんだかんだで楽しんでそうだな
美鈴の夢をガチに受け取って本物の大ナマズを探してくるKAS
KASは何だかんだでマリオワールドに帰りそうだけどな
最後は笑ってレムーと別れて
予約が順調に続いてる
何気に嬉しいなw
公式でブロリーがとんでもないことになってるw
ブロリーのスーパーサイヤ人3のことか。
でかい、眉無し、白目剥いてて、髪もさもさ。
こんな見た目が怖いのなんてそうはいないな。
ラオウより怖い。
唐突に比較対象で世紀末小パン王がでてきて吹いた
このロワにラオウが出てきていたらやっぱブロリーと闘って死んでそうだな
でも、無想転生さえ習得していれば……
ジョイヤー!ペチペチ
ただでさえ凶悪なパワーを持つブロリーがSS3なんかになったら王子の心が完全に折れちゃうな
タグが既に「公式がブロリスト」にして「王子大量発生動画」だしなw
地獄の親父ィはどんな思いだろうかwww
>>289 劇中に無想転生取得はむしろ多大な死亡フラグ。
赤ずきんと健康ネタがいつか出てくる事を信じてるほ
時空勇者タマデラスと人形姫ササリアナが選ばれたら俺書き手になるんだ……
>>289 でもラオウはMUGEN出展だとジャギより弱いんだよな〜
特にチビキャラには小パンコンボが全然入らずにフルボッコされるのをよく見かけるし
ジャギは皆に愛されすぎ、ハート様もハート様だけに愛されすぎだけどw
思うに、MUGENラオウにはほんと愛が足らなかったんだと思う
ゲームそのものを崩壊させる必殺技まできっちり再現されているレイ
ロリザレクションケンシロウ、なんですぐ死んでしまうんやわらか聖帝
5様ムテキング、チートダムユダと、皆さんきっちりネタにされているのにw
ああ、マミヤ、そんなキャラもいたね
mugen北斗で最も愛されてるのはある意味アミバ(トキ)だと思う
なにせわざわざボイスパッチにポトレにカットインまで専用が書かれ、
造られる始末だwww
いつかファイアボールからの出場があることを夢見て
お嬢様は無理でも四足機動型高性能執事くらいはきっと…
ユダに比べればラオウの方が大分愛されてると思うがな
いやそっちが無理だろw
おしゃれユニットを支給品に出すくらいならいけるんじゃ…?
分かったぞ!
お嬢様をfigmaサイズで、支給品として出せば問題無い!
完成しました。
映画館6人、これより投下します。
「ちょっと待ってよ、僕はさっきまでタケモト君と一緒に行動してたんだよ?」
「そもそも私がフラッグと別行動なのはいただけないな。」
どうやら揉めているようである。
原因はどこにあるのだろうか、少し時間を巻き戻してみよう。
「戻ってきたようだな。」
館内、焼死体を背景にしたグラハムの低い声。
そこに怒りや侮蔑といった類の感情は全くこめられていない。
その証拠に顔がやたらとにやけている。
声が低いのは単純に男性であるからだ。
「……ええ、まあ。」
もちろん射命丸には18時間近く行動をこの男とともにしたわけで。
何を考えてるかおおよそ類推できる。
よって、濁りきった返事しか出ない。
気絶しているチルノを横にして、自らもその場に胡坐をかく。
「さて、揃ったようだし始めるぞ。」
館内には射命丸、チルノ、バクラ、グラハム、キョン子。
順に視線を送り、タケモトが音頭をとった。
「危険人物を列挙するとブロリー、アカギ、フランドール、野々原となるわけか。」
いずれも館内に居る誰かが顔を合わせたことのある人物。
人物的特徴もぬかりなく共有する。
特にアカギは友好的に接してきた上、誰得の部屋の情報を提供してくれた。
その彼がゲームに乗っていたという事実にタケモトといえど驚きを隠せない。
逆に考えれば、頭が良く回るとも言えるだろう。
バクラについてはタケモト以上に警戒度を引き上げている。
彼にのみ役に立たない紙切れで騙そうとした咎が加算されているためだ。
「そっちの友好関係は結構広いみたいだけど、再会は期待できないわけね。」
ため息とともに、射命丸が淡々と感想を述べる。
ドナルドたちが殺人者の駆除に乗り出していたが、どうもその中から死者が出た。
名誉の戦死ならまだ問題ないが、ミイラ取りがミイラになったのなら最悪だ。
図書館の置手紙を見てもらえないこともあり得る。
さらに悪いことに、メタナイトと紅美鈴はトキたちの元へ誘導してしまった。
この件に関してはバクラが勝手にやったことだが……よくよく考えれば2人はタケモトたちのスタンスとかみ合わない。
視点を変えれば、面倒ごとになる前に追い払えたと考え直せるか。
ともあれ、2人にも首輪解除班を気にかける余裕はないと見るべきだ。
「まあな。となると俺たちは独自に行動をとるべきだろう。
まず、ここからどこに行くだが……南――つまり俺たちの来た方向だが――そっちはアウトだ。」
今回の情報交換で死者がどこから出たか、半分ほど把握できた。
映画館にて古手羽入、ブロント、日下部みさおの3人。
島の中央部にてトキ、逢坂大河、ビリー・ヘリントンの3人。
加えて……
「志々雄真実って人なら見たよ。図書館の窓越しだけど。」
弱々しい口調にタケモトが顔を顰めるもバクラは軽く無視する。
新たに出会った3人の中にドナルドのごとき異常な観察眼の持ち主は居ない。
タケモトはとりあえず味方。バカは絶賛失神中。
ここまで言えば十分だろう……演技が、通るのだ。
それにバクラは『説明こそ足りない』ものの、間違ったことは何一つ言っていない。
当の志々雄がメタナイトらと行動していたこと、藤崎の件で彼らと悶着したことをめざとく伏せているに過ぎないのだ。
タケモトはあまり気にしていないし、キョン子ら3人は知りもしないこと。
余計な火種をわざわざ自分から投げ込んでやるものか。
「つまり死者の3分の1が島の中央部から出たことになる。」
ごくり。脳裏によぎるは映画館での惨劇。
それが、中央部でもおきたとタケモトは主張する。
すくなくとも『3人』にとってはそれに等しい。
これでは南に行く気も失せるというもの。
もちろん映画館のように事態は収束している可能性もあるが、リスクを犯してまで踏み込む価値があろうか。
それに中央部の情報はタケモトたちが持ってきたのだから、改めて調査する必要性も感じられない。
タケモトもタケモトで情報を整理していくうちに、図書館に戻るのが悪手に近いことを自覚し始めている。
レンは別にどうとでもなればいいのだが、ドナルドの力を失うには惜しい。
可能ならば再び握手したいものだ。
しかし、この状況下では偶然に任せるしかあるまい。
「北は行き止まり。なら東か西しかない。」
『そして、東の洞窟には主催者にすらイレギュラーな空間があるらしい。』
言葉に出さず、紙に示すはグラハム、バクラにとっては既知の情報であり……射命丸、キョン子には未知の情報。
「そ、それって……むご」
感極まったように漏らすキョン子をタケモトが抑えた。
除く3人も侮蔑の視線を送っている。
それで自分が間違いを犯したと理解し、彼女は俯いた。
「だから二手に分かれるのが得策だと、俺は思う」
『事実かどうか確かめたいが、本当にイレギュラーなら多人数で赴くのはマズイ。主催者に怪しまれる。』
音と光、両方より正しき意見を。
主催者に知らせたくないことは筆談、知らせてもかまわないことは口頭。
さらに口頭だけでも筋が通る話が完成している。
グラハムのときは話題が話題だけに音を上げたが、今回は違う。
射命丸は思う。首輪解除以外の面でも、この少年は使える。
露呈する虚言をバカみたいに繰り返す素兎など比べ物にならない。
コイツのほうがよっぽど策士だ。
裏を返せば寝首をかかれる危険もあるということになるが、望むところというもの。
鴉天狗がただの人間に遅れをとるものか。そのときは返り討ちにしてやろう。
そして、このタイミングなら自然な流れで少年を引き込める。
いや、それだけではない。
前々から切り捨てたかった者共を実力を行使することなく追い払える。
だから、会話のバトンをタケモトから取り上げた。
「ならメンバーはこれで決まりですね。」
東に射命丸、チルノ、タケモト。
西にグラハム、キョン子、バクラ。
提示するは己の欲望。
チルノとタケモト以外は守ったところでなんら益がない。
女々しい態度に終始するバクラについては、この短い間に足手まといと断じた。
キョン子については論外。先ほど筆談を不意にしかけた時点で、ただでさえ低かった評価はもはや地に落ちている。
グラハムは役立つの良いのだが、それ以上にうっとうしい。心が持たない。
それに主催者にとってもイレギュラーとなると自分自身の興味も擽られる。
だが、そのような意見が通るはずもなく。
「ちょっと待ってよ、僕はさっきまでタケモト君と一緒に行動してたんだよ?」
タケモトは最高のタイミングで料理したいのだ。
となれば、彼の近くにいないと都合が悪い。
……間違っても本音は表に出さないが。
「そもそも私がフラッグと別行動なのはいただけないな。」
命を賭してフラッグを守るという決意。
当然ながら、別れて行動すればそれは実現できない。
ついでに言えば、射命丸の寝言からチルノを恋のライバルとしてみなしている。
タケモトは戦力が自分のグループに偏っているため、多少の不満は飲み込み口を挟まない。
キョン子は剣呑な空気に口を挟めない。
「班分けなんですから今までのメンバーとの別れぐらい覚悟してくださいよ。」
対する射命丸は分かりやすいぐらいに苛立っている。
何せこの場に居る奴はいずれも自分より弱い存在なのだ。
しかし、暴力に訴えれば信用を失う。
まだ対主催とのコネクションは確保していたい。
だから、力で押し切ってはいけない。口八丁で乗り切らねばならぬ。
要するにじれったいのだ。
「だったらこんなのはどうかな……?」
海老が警戒しながら巣穴より這い出るがごとく――知る人ぞ知る欺瞞。
アテムならば逆に警戒心を与えるような、消え入りそうな声でバクラが代替案を示す。
東にタケモト、バクラ、キョン子。
西に射命丸、チルノ、グラハム。
補足、戦力の偏りは支給品の再分配で均す。
バクラは皆殺しを目標としているが、同時に主催者の言われるままに踊り続けるつもりはない。
そんな彼がルールの『綻び』を見つけたのだ。
堤防にたとえれば分かりやすい。
針に糸を通すようなか細い穴が、致命的な洪水の原因になる。
そして射命丸。
この女、どうも不穏な空気をまとっているように思える。
確証はないが、確信はある。コイツは裏切りを辞さないと見た。
強者なのが余計にタチが悪い。
だが、この女には心にスキがある。
射命丸がドライな思考の持ち主であることは分かりきったことだ。
……というか、隠そうともしていない。
図太い神経をしてるのか、それとも自分の力によほどの自信があるのか。
――あるいはその両方か。
だから、そんなお前が過保護な一面を露にすれば、意図せずとも強烈な印象を植え付けてしまう。
もしも、フランドールと戦ってるのがチルノでなければ助けに行くこともなかったであろう。
つまりこの女はあのバカ娘にご執心なのだ。
なら、2人を固めれば文句は言われないだろう。
支給品の再分配を付け加えたのは射命丸よりも深慮した意見であることを強調するため。
同時に自身の装備も強化されるわけだから一石二鳥である。
さあ、射命丸がどう出るかとバクラは様子を伺っていたのだが、慮外にも反論は別のところから出た。
グラハムと射命丸を同じグループに置いたのだから、異議を叫ばれるなど露とも思っていなかった。
「支給品の再分配自体が現実的ではないと思うがね。」
タケモト、バクラ、チルノのチーム。グラハム、射命丸、キョン子のチーム。
この2つのチームは出会って間もない。
チーム内での支給品交換会なら可能だろうが、チームを跨ぐとなると話は違ってくる。
後腐れなく進む、というのは希望的観測が過ぎる。
ならば、はじめから支給品の再分配が起こらないようなメンバーわけにするべき。
東に射命丸、グラハム、タケモト
西にチルノ、バクラ、キョン子
それぞれのチームの戦闘員を基軸にメンバーを再編。
軍人らしい冷静さが光る。
それでいて、グラハム自身の理想も実現している。
すなわち射命丸とチルノを分けつつ、自分と射命丸は行動をともに。
「ちょっと、今のチルノさんは戦力になりませんよ!」
こんなのは認められない。射命丸が声を荒げる。
現在、チルノは死んでしまったかのように横たえており、一向に目覚める気配がない。
フランドール相手に相当な無茶をやったのだろう。
妖精特有の回復力の賜物だろうか、目に付く傷はないが未だ危険な状態。
次の放送まで安静にさせておきたい。
だが、グラハムの編成だと明らかにチルノの負担が大きい。
バクラもどう反論したものか考えていたが、この分だと射命丸に任せていれば十分だろう。
援護射撃として、不服を顔に出しグラハムを睨むに留める。
タケモトはこの議論が不毛であることを悟り始めた。
たとえ、グループの戦力が偏ろうと自分に不都合な人間が入ってこようと……議論は短くてすむに越したことはない。
延々と続けられるぐらいなら、多少の不満は受け止めよう。
死体の傍で延々と怒鳴りあうこの状況のほうがむしろ致命的なのだから。
第三者に見られたらどうする。
そうでなくとも、話し合うべきことはまだまだ多い。
メンバーを分け探索を終えたら、その情報を持ち帰らなきゃならんのだ。
そのために『いつ』『どこで』落ち合うか、取り決めるのは必要不可欠といえよう……むしろこちらが重要だ。
前座に時間を費やしてどうする。
しかし、特効薬は見つからずタケモトはただ頭を抱えるしかできない。
ここに詭弁の応酬が始まる。
「いいですか。今のチルノさんは保護されるべきです。貴重な技術を持つタケモトも同様です!」
少女反論中……
「3人寄れば文殊の知恵だよ。僕とタケモト君を分けるのは得策じゃない!」
少年反論中……
「フラッグは私が守るのだ! この1点だけはなんとしても譲れん!」
青年反論中……
「いい加減にしろお前ら……」
少年呆然中……
支援します
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論争中です。大変申し訳ございませんが、現在お見せする事ができません。代わりにAAをお楽しみ下さい。
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論争中でした。大変お待たせしました。それでは引き続きニコニコ動画バトルロワイアルβをお楽しみ下さい。
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「もういいです。私はさっさと移動しますから、あなたたちは好きな方向へ行ってくださいね。」
ついに論争を放棄する者が現れた。
というよりも一番最初に限界を向かえたのが射命丸だったというべきか。
この場に居る者のほぼ全員、頭に血が昇りかけていたのだから。
既に暴発寸前だったのだ。
平行線の議論ほど苛立たせるものはない。
誰かが譲歩すれば何らかの決着は付いていたのかもしれないが……
己の利益、都合だけが先行すれば、出口のない迷宮に入り込むは至極当然。
結果として、壁をぶち壊す荒業に出るしかなくなったわけで。
チルノを抱え、ずかずかと出口へ乱暴に歩いてゆく。
タケモトが、バクラが何かを言うよりも前に。
彼女は文字通り飛び去った。
「……行っちまったな。」
「……ああ。」
闇色に染まりし東の空を見上げ感慨深そうに呟くタケモトに、バクラが同意する。
結局、映画館には2人とキョン子が残される形となった。
グラハムの奴は土壇場で射命丸に飛びついて、そのまま一緒に見えなくなってしまった。
「奴らが東に向かった以上、俺たちが行っても逆効果だろう。」
タケモトとしては既に結論など出てる。
西と東へメンバーを分け探索を行うと決めた。
欲を言えば、自分が東へ行きたかったのだが。
ある1点は……本当にどうしたものか。
バクラからみて、メンバー分けは自分の望みどおりに終わった。
惜しむらくは支給品の交換がなかったことと、東へ行けなかったことか。
だいたい6割程度の成功。残り4割をどう取り返すか、これから考えていけばいい。
……ある1点を除けば、と注釈は付くが。
「図書館から誰も来ないとは限らないな。出発前に手紙を置いとくか……一応。」
力のない呟きは誰のものだったか。
映画館を去る男の背中はある種の哀愁を誘う。
合流について決め損ねたことは手痛い失敗だと……機知に富む2人が分からぬはずはない。
【D-2 映画館より少し西/一日目・夜中】
【ドナルド組首輪解除班共通思考】
1:西(オフィスビル方面)を調査。
2:それと平行して首輪の解析。
3:フランドールは敵。
4:アカギは要警戒。
5:ドナルド組殺人者駆除班との再会は偶然に任せる。
【タケモト@自作の改造マリオを友人にプレイさせるシリーズ】
[状態]:健康、疲労(中)
[装備]:アイスソード@ちっこい咲夜さん
[道具]:支給品一式、精密ドライバー@現実 野菜ジュース@ぽっぴっぽー カミーユの首輪(一部破損)
ドアラの首輪 シルバーウルフ(12/12) (予備弾188本)@フルメタル輪ゴム鉄砲 万葉丸(11/30)@零シリーズ
強姦パウダー@ニコニコRPG(4/9)ブロントさんの首輪(真っ二つ)
[思考・状況]
1:生き残り脱出する,そのためには……な……
2:大連合は組まない、最低限の人数で行動
3:施設を回って情報を集め、その真偽を見抜く
4:首輪を外せはしないと判断。無力化するための協力者を少人数集める
5:規格外の者に対抗出来るように、ある程度の戦力が欲しい
6:人の首って切りにくいんだな。落ち着けて設備のある場所で実験するか
7:誰が創造者なのか教えてやんよ
8:チルノの変な記憶とやらが気になる
9:獏良を警戒
10:射命丸・グラハムとの合流は……どうしようか。
※僧侶のネガキャンを間接的に聞きました
※ドナルドが強力な支給品を持っていると判断。持っているとは限りません。
※首輪についての情報を知りました。
※チルノの異変について気が付きました
※トキから情報を得ました
※キョン子、射命丸、グラハムと情報交換しました。
【バクラ@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 】
[状態]:服に軽い汚れ、疲労(中)
[装備]:千年リング@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ 毒蛾のナイフ@ドラゴンクエスト DMカードセット(翻弄するエルフの剣士、鉄の騎士ギア・フリード、)@遊☆戯☆王
普通のDMカード二枚@現実
[道具]:共通支給品、 光学迷彩スーツ@東方project(機能に支障あり)、コメント一覧@ニコニコ動画
[思考・状況]
1:ドナルド組首輪解除班として行動する。
2:脱出フラグをへし折り、参加者の心の闇を急速に増大させる。
3:タケモトが話のわかる奴でよかった。
4:誤情報を流し争いを促進する。てゐの情報、藤崎の情報など 。
5:最終的には優勝狙い。
6:射命丸・グラハムとの合流は……仕方ないか。
※原作終了後(アテムが冥界に帰った後)から登場
※光学迷彩スーツが故障しました。使用者の透明化に支障はありませんが手に持った道具は消えません。(メタルギアのステルス迷彩使用時と同じ状況で、武器だけが宙に浮く状態)
※秋月律子の潰れた頭を発見しました。
※毒蛾のナイフは特徴的な傷跡を残す事に気が付きました。
※トキから情報を得ました
※キョン子、射命丸、グラハムと情報交換しました。
※アカギが普通のDMカードで騙した事実を伏せています。
【映画館・備考】
※『図書館から来た人宛』に置手紙が残されています。具体的な内容は後の書き手にお任せします。
そして、誰もが去った図書館に少女が一人。
キョン子は先ほどまでの殺気立った雰囲気を前にただ怯え続けるしかできなかった。
何かを口にすればその時点で首をはねられそうな錯覚。
だから、何も言わずただ傍観者に徹した。
それゆえに、この場に居た全員に忘れ去られてしまったのだ。
状態表を見よ。彼らの思考にキョン子の文字はどこにもない。
……彼らの名誉のため、他意はなかったことを付け加えておこう。
「わたしは……」
キョン子は逡巡する。だれについて行くべきだろうか。
あてなく視線を泳がせると、3つの肉塊が目に入った。
顔などない。既に焼け落ちている。
色などない。既に黒くこげている。
形などない。爆発の衝撃と温度で、著しいまでに変形している。
だけど、どうしてか彼女には手招きしているように見えて――
おいでおでいで。
いっしょにあそぼ。
たのしいよ。
ぼくたちのナカマニナラナイ?
「ひっ……」
まるで何かに突き動かされるごとく。
彼女は一目散に映画館から逃げ出した。
「ちょっと、手を放しなさい!」
足元に向けて射命丸が怒鳴るが、それは死ねと同義だ。
グラハムが受け入れるはずもない。死に物狂いという奴である。
ちなみに飛行は制限の対象となっているため、ただ地上を遁走するよりも体力を浪費する。
映画館と洞窟は近いため、本来なら無問題だが……今回ばかりはさすがに荷物が多すぎる。
これはダメかもしれないね、うん。事故ってもしゃーねーなー。文句は言えん。
「がんばりたまえフラッグ。ここで落ちれば即死だぞ。」
「ふざけないで!」
よりにもよって右足にしがみつかれており、バランスが投げ捨てられている。
今の射命丸にはそよ風すら脅威でしかない。
だが、空から落ちれば命も落ちる。……決してギャグではないぞ。
グラハムと心中しました、など数あるデッドエンドの中でも最悪を極める。
こちらも死に物狂いである。
嗚呼、自分はこのヘンタイから逃れられない運命なのだろうか。
【D-2 映画館の少し東、上空/一日目・夜中】
【射命丸文@東方project】
[状態]:疲労(小)、脇腹に中程度のダメージ、服がボロボロ、チルノを抱えている、右足をグラハムにつかまれ不安定
[装備]:七星宝剣@三国志9
[道具]:支給品一式×2(一食分食糧と水消費)、究極のコッペパン@ニコニコRPG 三国志大戦カード(不明)@三国志大戦 DMカード(不明)@遊戯王
緋想の剣@東方project、BF−疾風のゲイル@遊戯王5D's
モンスターボール(空)@いかなるバグにも動じずポケモン赤を実況
[思考・状況]基本:一番大事なのは自分の命、次がチルノさん。後はどうでもいい。
1.とりあえずチルノさんをこのまま保護。
2.情報収集。自己保身を優先する。特に究極のコッペパンは絶対に自分で食べる。
3.主催者の方が強そうだったら優勝狙い、脱出できそうなら脱出狙い。それまでは2に徹する。
首輪を無力化できるかの成否次第で決める。
4.優勝狙いが確定しない限りグラハムと一緒にいてやる(ただし優勝狙いに決めたら速攻で殺す)。
5.ブロリーと出会ったら何を犠牲にしても全力で逃げる。
6.呂布を警戒。
7.誰得の部屋を探索する。
※自分の方針を再確認しました。
※野々原渚が何らかの特殊な移動手段を持っていると考えました。
※疾風のゲイルが使えるようになるのは10時間後です。
※制限の影響+グラハムのため飛行が不安定です。墜落するかもしれません。
※キョン子、大河、羽入、アポロ、みさおと情報交換しました。
※タケモト、バクラと情報交換しました。
【グラハム・エーカー@機動戦士ガンダム00】
[状態]:ほっぺたにビンタ痕、射命丸の右足を掴んでいる
[装備]:ガリィ@FF11 FF?、ゴブリンバット@ニコニコRPG
[道具]:支給品一式×2(一食分食糧と水消費)、ホイールオブフォーチュン@遊戯王5D's
DMカードセット(天使のサイコロ、悪魔のサイコロ、スタープラスター)@遊戯王シリーズ
不明支給品(1つ)、ヒテンミツルギ極意書@ニコニコRPG
キッチリスコップ@さよなら絶望先生
[思考・状況]
1.フラッグ(文)に惚れた
2.フラッグを守る
3.もう自分のミスで誰かを死なせてはならない。
4.誰得の部屋を探索する。
※参戦時期は一期終了後(刹那のエクシアと相討ちになった後)。
※キョン子、大河、羽入、アポロ、みさおと情報交換しました。
※タケモト、バクラと情報交換しました。
【チルノ@東方project】
[状態]脇腹に切り傷、疲労(大)、気絶、射命丸に抱えられている
[装備]バスタードチルノソード@東方project派生
[道具]支給品一式
[思考・状況]
基本思考:殺し合いには乗らないが手当たり次第倒して部下にして回る、主催を倒す
1:あたいはいったいどうなっちゃったの?
2:最強を証明する。
3:最強のあたいがみんなを守る?
4:呂布を倒して部下にする。
【備考】
※空は飛べますが体力を余計に消費します
※ビリー・レン・タケモト・ドナルドを勝手に部下にしました。
※氷符 アイシクルフォールは制限対象に入っていないようです。
弱体化してはいますが、支障なく使えます。
但しイージーモード限定です。自機狙い5way弾は出せません
※バスタードチルノソード越しに並行世界の情報を得ることで、
その世界の自分の能力を使えます。
ただし並行世界の自分の情報と混濁するため記憶障害などの負担が掛かります。
※並行世界の知識を得ましたが、一瞬触っただけのため断片的にしか得られておらず、
習得した剣技もまだ不完全です。
※少し漢字が読めるようになりました。
※微妙に知的になりました
※気絶していたため、タケモトチームと射命丸チームとの情報交換には参加していません。
乙です
比較的平和で損害の少ない首輪解除班も乱れてきましたね
しかしそんな中で冷静に判断できるタケモトとバクラがかっこいいw
文ハムは三角関係のせいで足の引っ張り合いになりそうな予感・・・
見たところ大きな修正点はなさそうです
そろそろサル解けてると思うので改めてキョン子の状態表。
挿入位置は「彼女は一目散に映画館から逃げ出した」の後でお願いします。
【D-2 映画館前/一日目・夜中】
【キョン子@涼宮ハルヒコの憂鬱】
[状態]:健康 悲しみ、文に対する怖れ
[装備]:DMカード【ユベル】@遊戯王デュエルモンスターズ、くず鉄のかかし@遊戯王シリーズ DMカード(不明)@遊戯王
言葉のノコギリ(レザーソー)@school days
[道具]:支給品一式×3(食料、水一食分消費)、長門有希のギター、Ipod(少佐の演説の音声入り)@HELLSING
カレーセット@るろうに剣心、うまい棒セット@現実 、ピーマン@星のカービィ
アイス詰め合わせ@VOCALOID、海賊帽子@ミュージカル・テニスの王子様
カレーセット@るろうに剣心 不明支給品@1
[思考・状況]
1:生きて帰りたい
2:殺し合いには乗らない
3:異世界という確信を得るため情報を得る。
4:ユベルはなんで放送のこと知ってるの?
5:とりあえず映画館から離れる。誰と一緒に行動しよう?(どこへ向かうかは決めていない)
※グラハム、大河と情報交換しました。
※不明支給品は塩のものでした、(武器ではない?)
※射命丸、グラハム、大河、羽入、アポロ、みさおと情報交換しました。
※タケモト、バクラと情報交換しました。
【ユベルの思考・状況】
1:大好きだよ、十代……
2:十代に会うためこの世界を『愛』(苦しみと悲しみ)で満たす。
3:そのために女(キョン子)を利用し、痛みと苦しみを味あわせる。
4:彼女も誰かを愛しているのかな……?フフフ……
5:あの女(文)もちょっと面白そうだ……。
[備考]
※ 制限によりユベルは参加者の体を乗っ取ることができません。
但しキョン子の体は何かの拍子で乗っ取ることが可能かもしれません。
※参加者との会話はできますが、自分からの実体化はできません。
※ バトルロワイアルの会場を異世界の一つだと思っています。
※ 自身の効果以外で破壊された時、第2形態、第3形態に進化できるかは不明
投下乙です。
なんでこのロワの対主催纏まらないのん?
しかもこいつら首輪解除最有力なのに……
318 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/27(木) 22:41:57 ID:vVp87fwc
下手すればみんな首輪解除できないんじゃないかとか思ったりもする。
それはそれで面白い展開かもしれないけど、抗う姿もみたいなぁ……。
一応、主催者側は戦力を保持してるんだよな?
一度もそんな描写はされてないけど無いと困るし
首輪解除できぬまま全滅エンドでもいいじゃない
>>319主催陣のブロリーに対するビビリっぷりを見るに前回のジ・アースクラスの隠し玉はなさげかな?最低限の戦力はあるかもだけど。
投下乙。
>>312の そして、誰もが去った図書館に少女が一人。
の「図書館」って「映画館」の間違い?
ギャース、指摘のとおりです。
何で映画館が図書館になってるんだorz
主催側の戦力か。やっぱ強いのがいいよね。
・・・ゼットンだな。
>>324 前回のジ・アースクラスに絶望的な強さを見せ付けるにはいいね
テレポートで突然現れ、投げ、火球で追い詰めてファイナルビームって感じか
……逆に、ブロリー級が歯向かってこない限り、出来れば使いたくない類のものとかどうだ?
主催側にも相当な痛手になるけどブロリーにも対抗できる、みたいな
いや俺はそんなもの思いつかないけど
327 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/28(金) 02:22:27 ID:DOdua8sf
投下乙です。
我侭ばっかw
>>324 ブロリーしか太刀打ちできん気がするwww
というか公式のブロリーがSS3になってると聞いて一つ思ったこと
マジにデデーンENDありそうじゃね?
ブロリーのリミッターが全て外れた時何かの拍子でSS3になる気がするw
>>326 おじいちゃんの地球防衛軍からマザーシップは良さそうだがブロリーには通用しないか
あと恐らくMUGEN最狂キャラの鬼巫女を出すとか
ここまできて一方的なブロリー無双はもう面白くないわ
俺は面白いわ
>>328 鬼巫女なんて出したらブロリーが鬼巫女に変わるだけで、デデーンENDは変わらないんじゃない?
実は主催陣弱いっていうのもそれはそれで面白いと思うんだぜ
持って行き方次第だけど
>>328 ゲームのプログラム上の性能を再現するのは面白いんだろうか
前回のは主催陣の不協和っぷりと雑魚のゆとりっぷりがあまりにもあんまりでちょっとなぁ…
今回は倒すべき敵としてビシッとしててほしい
左上姉さんがんばれ左上姉さん
むしろあれじゃね?
主催陣がブロリーの細胞を使ってバイオの失敗を生かして
完璧なSSJ3ブロリーをクローンしてるんじゃないの?
そしていまは亡き双子ブロリー動画のように双方ぶつかって自滅するwww
ボタン一つで参加者を削除できるってくらいにムリゲー感があってもいいじゃない
むしろここで
>>1000をだな。
参加者全員の技を使えるとか
>>336 >ボタン一つで参加者を削除
つDEATH NOTE
間違っていたらスマンのだが、DBの原作者が
「伝説のスーパーサイヤ人はスーパーサイヤ人3より強い」
といっていたと思うのだが、あと
ブロリーが伝説のスーパーサイヤ人3になれば
これまでの8倍の戦闘力だから誰も勝てないんじゃね?
逆に考えるんだ
誰も勝てなくてもいいやと考えるんだ
だが断る
痛み跳ね返りミラーが大量にあれば充分だろjk
咲夜が曲がり間違ってGOD長になれば勝てます
せめてブロリーがニコニコ仕様で、可愛いもの大好きになっていれば…。
345 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/28(金) 21:59:32 ID:DOdua8sf
そういう事を言ったら本格的にブロリーSS3がロワ内で誕生しそうだ…
そうなったら慢心があるからどうのの問題じゃないw
MUGENの神キャラって強そうな感じがしないからな。
薄っぺらいし。
鬼巫女やGOD長より、普通の霊夢や咲夜の方が強い気がする。
ゼットンなんてMUGEN仕様より、本家ウルトラマンの方が圧倒的に強いだろ。
後、ブロリーの影に隠れているが、首輪の外れたベジータも相当やばくないか?
強さだけならば、あのフリーザ様よりも今のベジータは強い。
だけど、ブロリーに怯えているのに、ベジータのことをまったく警戒していないなら、ベジータ以上の戦力を主催側が持ってるかもな。
347 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/28(金) 23:26:28 ID:SA4z/4Q5
そういえば今日金スマで修造出てたな。面白かった。そして修造格好良いな…
>>346 まあ神キャラ同士の戦いは眩しくて長くて理解不能なのが多いからな
もし参戦したのがGじゃなくΩの方のルガールちゃんだったら
狂キャラ扱いだからブロリー相手にも善戦出来そうだったんだけどな
つぶやき更新
なんとなくハードワークっぽいな
351 :
350:2009/08/29(土) 00:25:28 ID:v8Xna6uI
誤爆
mugen的にはブロリー対策はゴジータ(問題児)だろう。
別世界から拉致って……無理か
>>349 ネタとオナニーで作られたキャラを理解しようと思う方が間違ってる。
(腹筋崩壊目的のレアアクマは別として)
そして参戦したのは通常のルガール。
ルガール運送の社長はGルガールだからあの結果はしょうがない
というかブロリーの出展が原作だからどのみち無理ゲーだろうと思うが
ブロリープロデューサーとして参戦してたらどうなってたんだろう
中二病的になるが、右上と左上は力を開放すれば超人的な能力を発揮できる…みたいなのもアリじゃあないの?
それぞれニコ動の人気キャラのあらゆる技を使えると言う感じで。
ブロリーの出展がブロリストのブロリー動画だったら…
最初の文で→あ・や・だぁああーーーーっっ!! カワイイ!!
フラン組に遭遇→カワイイ! つれて帰りたい……!!
王子レッドに遭遇→問答無用でクレーター→どうぅぇ〜い!
ここに萃香かあずさがいれば間違いなく伝説の対主催化するだろう。
ルガールは自爆で死ぬ
そう思っていた時期が僕にもありました
>>354 > 中二病的になるが、右上と左上は力を開放すれば超人的な能力を発揮できる…みたいなのもアリじゃあないの?
別の奴だがこのスレのついさっき既に出てるんだなこれが
どうして前のレス見ないんだそこで!
もしもの話だが、ブロリーと天子を会わせてみたかった。
ドMが伝説のドSSSJに会ったらどんなになることか。
一瞬此処はMUGENロワかと思った
MUGENはアホみたいに強い奴がうじゃうじゃいるからアイデア出しやすいんだよなww
MUGEN以外の戦えるジャンルでは主催の戦力として何があるだろう?東方は既に最強クラスの文、紫らが登場してるから無理。ドラゴンボールもブロリーがいるから他に候補がいない。
あれとかどうよ?名前忘れたけどダイヤ型のめっちゃ強い使徒。ラミエルだっけ?
ラミエルか・・・う〜〜ん・・・強さ・魅せの点では問題ないが、ニコニコネタとしては弱いかな
天子「非想非非想天の娘、比那名居天子が相手だ!!」
天子「ふおおっ!?」キーン ドカーン
天子「もう駄目だ・・・・・おしまいだぁ」
>>360 フリーザ様なら捕鯨や架空請求みたいにネタとしても愛されてるし、実力も伴ってるぜ。
そして、昔のDBの神MADが53万ヒットいったら消去されてるから、恐怖の削除人としてもありだろ。
ジェネラルとゴンザレスなら…
DBだったらフリーザ様かセルかバータッグじゃないか?
と、いいたいが以外とDBの中でも数少ないパロロワ向けのキャラである
親父ィがいることを忘れてはならない
いやここは関☆羽と顔君主と二階堂をだな…
もうガンダム(実写)でいいよ
エターナルガンダムブリザード
一瞬で銃弾3発くらい受ける
機体は爆発する
そうか、ガンダムがあったか!
ところで左上右上って容姿描写ってあったっけ?
なんとなく左上はゲニ子で想像してるんだが。右上は内藤
>>365いや、親父ぃはもう出て・・・え?運営長?親父ぃじゃないの?
>>369 右上は若干細め、左上は長い髪の美人みたいな感じだった気ガス
予想とかすると書き手がやりにくくなるんじゃね?
最近やたらと読み込みに失敗する
>>370 そのような事があろうはずがございません!
右上と左上がMSで出撃すれば良いんじゃね?
コックピットはMSに乗れる某アーケードゲーム仕様
レスがカオスだなwww
ゆっくり戦車を投入すればいいんじゃないかww
トキィおあぐらビーム使えるし。
これなんてMUGENロワ?
MUGENもニコニコも基本ごった煮だからアイデア出しやすいからな。
ニコニコっぽくて運営に勝てそうなキャラといえば…
イチロー
TASさん
Fooさん
権利者
なんかも有りじゃないか?
イチローとTASさんは1stで既に参戦してるよ。後、Fooさんはどちらかというと運営側じゃね?まあ主催から対主催に寝返るってのも熱いけど。
権利者は・・・運営と一緒に参加者達までまとめて消されちまうぞww
MUGENはニコニコの中でも強さを競うジャンルの割りには案外あっけなかったな
>>378 本編見てるとMUGENよりもジャンプロワでやれとか東方ロワでやれとかツッコミたくなるな
権利者「はっはっはっは、お前たちが従う意思を見せなければ、
俺は動画を消し尽くすだけだぁ!」
権利者出てきたら剣崎、YOU☆斬はまず生き残れないな
死んでるけど
権利者が現れればブロリーも瞬殺だな。だが実況プレイヤーとサンレッドぐらいしか残れなさそう。
レンやヘタレも今のク○プトンならイメージを悪くするって理由で攻撃されるだろうし。
つブロリストによる手書きブロリー粋
>>384 東方も一応残る。権利者があんなんだから。
あとは販促の意味を持ち黙認されがちな遊戯王系か。
KOEI「また三国志9売れ出してうめぇwニコでネトゲ宣伝してみるわwwwww」
>>386 再生数が170万いってたJの組曲が消されたのって遊戯王の映像を使ってたからだけど
カイバーマンのところ
実写勢も生きのこるんじゃね?
>>386 あー、東方か。そんな奴らもいたな。あとはオリキャラのキョン子と権利者が消えたアポロも生き残るか。
どっちにしても残るキャラが限定されるから面白みがないな。
実写勢も生きのこるんじゃね?
遊戯王の削除基準が分からん。
本編まんま使ってるような動画は良くて、映像だけしか使ってなかったようなJの組曲が駄目って……
ものすごくいまさらなんだが、ニコ動で左上ってどこのことを指しているんだ?
右上はわかるんだが…まさかタグ検索や広告ページに飛ばされるあのGIFアニメじゃないよな?
それ以外に左上があるとは思えぬ
うーん、左上の性格的に別のとこかと思ったが…
左上は咲夜さんのことを平然とPAD長と呼べるあたり、胸に悩みはなさそうだなw
俺は再生数とかコメント数をカウントしてるところだと思ってた
もう今は左下になってるけど
>>396 俺も左上の性格からしてそうだと思う
たしか、OP辺りで再生数やコメント数をカウントするしか脳がないみたいな事を右上に言われてなかったっけかな…
>>392 カードの売り上げに影響するかしないかじゃない?
本編を見てカードを買ってくれるならそれでよしでも、
Jのアレで誰かが遊戯王カードを買ってくれるとは思えない。
MAD見てカード買う人って本当にいるのか…?
純粋に疑問だ
ニコニコ市場を見てみろよ。エネミーコントローラーとか売れてるじゃん。
本編を残せばカードを買う奴はいるんだし、コンマイって意外と頭いいのかも。
意外にまだ残ってるんだな…遊戯王
ブロリーだって実は真ん中をロじゃなくて口(くち)にすると…
ブクチリー・・・、フグチリ?
仮投下来てたよ。
スネークーっ! メタナイトーっ! サンレッドーっ! 咲夜さーんっ! フランーっ!
はやく来てくれーーっ!!
メタ様、スネークかぁまだ戦ってないのは…
レッドさんが多分行くだろうが、ブロリー3が出てきそうで怖いな…出て来たら多分誰も勝てんだろうが…w
そういえば、最近あった「〜てか、お前ら我儘すぎる。」の皆でチーム分けしてる部分がボスラッシュで行くと「ヤダヤダヤダヤダ!○○じゃないとやだ!」って言うシーンが浮かんだ。
グラ公「フラッグと一緒じゃないとやだ!」
文「チルノさんと一緒じゃないとやだ!」
タ「…」
過労死するぞマジで。
てつをでも連れて来ますか…
>>407 魔法の一文で万事解決だな
その時不思議な事が起こった、ガッシ、ボカッ、悪人は死んで善人は蘇った、バトルロワイアル(笑)
マジな話、てつをならなんでもアリだからブウにだって勝ててもおかしくない
>>410 実際、再生能力で不死身らしいアッチペッチーをリボルクラッシュ一発でデデーンしたことあるしな
攻撃、防御(耐久力だけでなく回避力も驚異的)、実績(50億人ぶったぎり)の揃ったかなりの実力者
特撮どころか架空の登場人物という枠組みでも上位に入る化け物
てつを出したらゲーム成立しないって、マジで
まだゲームが成立している分だけブロリーは有情
会場丸ごとデデーン♪されてもお前らブロリー擁護すんの?w
それはブロリーじゃなくて書き手の問題だな
>>414 するよ。面白ければそれでいい。
絶対に脱出エンドにしなければいけないと考える方がおかしい。
ねーよ
デデーンENDもそう予想する人が多い時点であまり面白みがない気がする
AKIRA読んだことなかったから分からなかったが、鉄雄ってそんなに強いのか。
まぁ、ニコニコ的には鉄雄のコピーでK9999が主催に出されそうだがw
>>419 その鉄雄じゃないww
てつをってのは仮面ライダーBLACK とBLACK RX の主人公の役者の倉田てつをのこと
非常にアクの濃い人物で何かとネタにされる
まあ、AKIRAの鉄雄も都市破壊級の強さだけど
お前らてつをがホントに好きだなw
そんなお前らが俺は大好きだ
でも、ロワに出てるわけでもないし知らん人おいてけぼりだからここらでやめよう、な?
アクが強いっていうか…
「存在がチート」を地でいくぶっちぎりの能力とか
自分で殴り飛ばしておいて「逃がさんっ!」とか
「ゆ゛る゛さ゛ん゛っ!」とか
なんとも言えない一直線さがかえって笑えるって感じかな
なんという疎外感……
ニコニコでてつをってどれぐらい知名度があるんだろうか
ブロリーってブレイドに変身したことで崩壊のイメージは植えつけられなかったんだろうか
そうなったところで大して気にしなさそうだがw
見た目が筋肉ムキムキで全身発光の巨人だからガワが変わっても
ブロリーってわかりそうだからな
>>426 あれは気の弱い臆病な奴限定だから大丈夫だと思う
むしろ、いったん植えつけられたイメージにKAITOがいつまで耐えられるか不安
>>425 知る人ぞ知るって感じじゃない?
人気はあるけど「ニコ動で有名な」って肩書を付けるのはどうかな、って印象
てつをが人気あるなんていうのはパロロワ界隈だけだろ?
そもそもニコニコで仮面ライダー系動画が総合ランキングに顔を出したことが一度でもあったか?
ライダーの格好で踊ってるのがランク入りしてた気がする
>てつをが人気あるなんていうのはパロロワ界隈だけ
俺はてつをとパロロワが絡めて語られてるのを見た事が無い
あれだろ、ライダーは好きな奴はたくさんいるけど、相手が知っているかどうかわからないからなかなか話題に出せないジャンルだろう
そもそも、ライダーっつったって、もはや世代が広すぎて一口には語れない、事実俺、てつをライダーの時生まれてないしな……
バラライカとかウマウマをブレイドとファイズが踊っている動画が上がっていたな
あとはディケイドの主題歌をひっさげてGacktがニコ生来た時とか、PVが毎時で20位くらいに入っていたような……
「ゴルゴムの仕業だ」はネットならどこでも通じるレベルのネタだと思うぜ
おのれゴルゴム!!
>>430 なんでそこでパロロワ界の話になるんだか
>>430 >てつをが人気あるなんていうのはパロロワ界隈だけだろ?
な ん と い う 世 間 知 ら ず
これが若さか
>そもそもニコニコで仮面ライダー系動画が総合ランキングに顔を出したことが一度でもあったか?
あった。
なにこいつ
>>413 それはブロリーの強さとは別問題。
ブロリーの場合ベジータやサンレッドとか、
それなりに対抗できる相手が用意されてるし。制限きついうえ初っ端から弱点持ち。
てつをの強さは十分わかってるが、その場合対抗できるやつを参加させるか
制限きつくすれば問題ないわけだ
とまぁこの辺で話題変えようぜ。
>>438 すまない
一発ネタって風化が早いけどウメハラネタは出る機会あるのかねえ
ソルでもなく実況でもなくウメハラを出すのかw
格ゲープレーヤーってどういう扱いになるのだろうねえ
一般人だけどキャラと同じとだというのも……
読みは強いだろうから駆け引きはかなり強そうだな。
あとブロッキングと手抜きというかナメプレイ?
……っていうか、
ウメハラ動画は実際リアクションしてるの本人じゃなくて(ほぼ)
実況とこくじんじゃねーかwww
てつをを全く知らん俺にその良さを教えてくれ。三行で。嫌なら別にいい。
仮にウメハラ出すとして、実物出すの?ウメハラインストールして性格悪くなったリュウ出すの?
電波実況のおっさんしかあるまい。
>>442 ウメハラ自体は極普通の一般人。地の文は全部電波実況
ってのが頭に浮かんだw
エネコンみたいな洗脳アイテムで敵を操ったら無類の強さを誇るとか。
ナント5クトケン!
こういう感じのネタになるわけですか?
もしもトキ以外の北斗キャラが登場したら
ケンシロウ、レイ、マミヤ以外は皆マーダーになるか
だから此処はニコロワだと何回も
なあに投下が来たら流れが変わるから問題無い
>>448 シンは女を見ると胸を突っつきたがるセクハラ野郎だな
なんか他の話題ならケチ付けるけど東方の話題だと文句が出ないのは
東方はニコニコの人気キャラだからOKで贔屓されて当然だと思ってるのかな?
ニコ厨全員が東方厨とは限らないんだがなあ
>>442 日常の些細な出来事までをゴルゴムの仕業にし、結果として本当にゴルゴムの仕業
どんなピンチでも結局「その時、不思議なことが起こった」というナレーションで逆転する
感情が籠り過ぎている演技、最高潮の時は台詞全てに濁点が付く、歌っても別次元
つか思ったけど、役者名のてつをてつをばっかり言ってて、誰も作中名を言ってないのなw
「南 光太郎」で調べるといいと思うよ!
>>447 わからない、ラオウなんて死兆星を相手が見てないと戦わないから、結果的に自衛しかしない可能性すらある
てーかなぁ、北斗キャラはみんななんだかんだでいい奴だからなぁ
五星のシンは届かない愛情、ユダは捻じれた友情、サウザーは歪んだ師弟愛から暴虐を尽くしたわけだし
ジャギも嫉妬が強すぎただけで、兄の事は素直に認めていたし、ハート様は血さえ見なければ優しい
むしろ、一番危ないのはケンシロウな気がしてきた
>>442 面白いのは「てつ」よりも「てつ改」かな
前回のパロロワのYOKOZUNAの
元ネタを作った人が作ったMAD
あ、愛犬ロボと間違えた。スマソ
>>450 東方の雑談はひどかった・・・
30レスもしやがったからな
>>261とか
>>270みたいに平然と開き直りやがる
東方の雑談だけは綺麗な雑談かよ
東方以外の話題でレスが続くとスレチだなんだと・・・
こういうこと書くとまた叩かれるんだろうな
いつもの人だの構ってちゃんだのと
>>450 別に北斗に文句言ってる人なんてほとんどいないじゃないか。
俺は北斗もMUGEN勢として十分参戦可だと思うよ。
どっちかっていうと、北斗勢を出すならmugenよりもアイマス関係の方じゃないか?
世紀末Pとか
東方だろうがMUGENだろうが行き過ぎた雑談はどっちもうざい
厨なんて言葉使うから余計こじれるんだと思うが
雑談無ければ無いでスレ停滞するんだから、よっぽどニコから離れてない限りは
別にどんな雑談でもいいと思うんだけどね…東方でも世紀末でも。
逆に北斗だのMUGENだのの話をしてる時に東方の話を持ってこられるほうが不快だな。
文句ならつけてるやつ居たじゃん。つか文句つけてたのは
>>450じゃないのか?
気にいらなかったら他の話題を提供してくれよ。
(*´ω`*)
>>459に完全同意だな
つーかスレチとか言ってる奴はニコロワにふさわしい話題を提供してくれよ
よっぽどニコニコに関係ない話でもなければどうでもいい
ところで、何の話をしてるんだっけ?
参加者の中でお前の嫁は誰?じゃないっけ。
俺はDIO様と呂布とスネークとマッキャリ!
今まで東方以外の話題でも普通に雑談してたのに何なんだろうな
東方憎しが第一でそれ以外が見えなくなってるのか
MUGEN厨は東方を嫌ってるからな、東方叩きしてるのはMUGEN厨だろ?
本投下はまだだろうか
>>466 そりゃ、あれだろ、MUGENの性質を理解してない奴が、飛び道具が中心の東方キャラを叩いてるやつだろ
もしくは、咲夜・ブランドーみたいなクロスキャラに腹を立てている子か
どっちもMUGEN内での事だから別に原作についてはなんたら言ってるはずないし、てか、言ってたらそれはそれでアホ
>>464 俺はリュークだ
東方厨でMUGEN厨の俺はどうすれば・・・。
参加者の中では文とグラハムだなやっぱり。しかしマッキャリら支給品組も捨て難い・・・。
流石に
>>258までいくとスレチだが、次回のロワに夢を馳せるくらいならいいんでねーの
もともとニコニコなんて多ジャンルすぎてついてこれない奴多いだろうし
俺もてつをの話されてもまったくついて行けないからな
好きなキャラは参加者だったらタケモト・バクラ、主催者なら右上と左上
腹黒くて悪知恵が効くキャラ好きだわ
予約来てるね。
しかしまた不穏な組み合わせだ・・・。
なあ、東方叩く人って、東方のファンの素行が気にいらないんであって
(
>>454みたいに)、東方の内容そのものが気に入らないんじゃないのか?
なるほどなるほど4代目ジョジョってアンチ多いのか
>>473 東方自体がニコニコより歴史があるから、ライダーじゃないけどファンの層が別れてきてるのもあるかも
古参の人は、どうせ暴れてるのはニコ厨だろって判断してるらしー
そしてはニコ厨かつ東方厨な人達も、そんな事態を知ってる人と知らずにニコニコの顔(笑)気取りでいる人がいる
まぁ、言い訳みたいだけど、自重してないのは一部のガキだけだから、東方自体を悪く思わないでほしいな……
>>475 このヘアースタイルサザエさんみてェーだとォ?
>>475 やっぱそのネタで東方厨とアンチを釣るのは定番だよなw
>北斗キャラはみんななんだかんだでいい奴だからなぁ
×いい奴
○さんざん暴虐非道を繰り返しておきながら贖罪もしてない癖に、死に際がカッコいいせいで、悪いイメージがついてない奴
ぶっちゃけ、シンもユリアの生存を伝えず自殺する未練タラタラ陰湿ストーカー野郎、
サウザーはファザコン、
ユダはジェラシーのオカマ、コイツが手を出して無くても部下が明らかにマミヤをマワしてる。
ファルコはジャコウ人質にでもとってルイ救出すればいいと思いつかない無能、
5車星はフドウ意外状況を悪くしまくったヤブヘビ集団……
まぁぶっちゃけ、
1stのニコレンジャー相手だったらマインドクラッシュされ
「邪悪野郎っ!」と罵倒され、
ゴミ袋に入れられるレベルだなw
まぁアレだ。どんな非道な悪役でも最後が格好良かったらそう見えて、どんな正義感を持つ奴だって最後が地味だったら残念扱いされるんだってある。
まぁようするに人間散りぎわだよ。正直地味な奴だって散り方次第では分からんしね。
>>478 >>○さんざん暴虐非道を繰り返しておきながら贖罪もしてない癖に、死に際がカッコいいせいで、悪いイメージがついてない奴
せ、せめてサウザーとファルコと五車星のジュウザには釈明の余地があると思うんだ
サウザーはほら、誰よりも愛が深かった故にってケンシロウも言ってるし
彼には両親も兄弟も親友もいなくて、師匠こそが全てだったし
ファルコは誇りこそが彼そのものだったから天帝の名には逆らえなかっただろうし
逆に人質にされてしまいそうな嫁とかサイヤとかいたし
ジュウザはきっちり結構ながい時間を稼いだし
よくよく考えればラオウ本隊とラオウを引き離して、ファルコの思考みたいな事にならないようにしてくれたし
う、うん、もうちょっと南斗や元斗の人たちを評価してあげても……、ねぇ……
このロワに散々酷いことやっておきながら死に際が奇麗な奴いたっけ?
クラッシャーは直球にこのタイプだよな
クラッシャーはまさにこのタイプだなw
普通にマーダーなのにいい奴扱いされて、死んだ事を惜しまれてるし
クラッシャーをかばおうとするアレクにキレるカイトの気持ちがよく分かるw
いやあ、主催者三人中二人が裏切ったロワなんて珍しいだろうな。
なにしろ1stは神(笑)が常軌を逸してたから。主催もいい奴に見えた。
まあ、元々の性格が破綻していることもあったが
ああなった原因は主催者にあるんだけどな
シンやジュウザはともかく、サウザーは仕方ないと思うが
たった一人の肉親代わりを拳法の伝授なんかで自ら手にかけてしまったんだから
それにしても……
>○さんざん暴虐非道を繰り返しておきながら贖罪もしてない癖に、死に際がカッコいいせいで、悪いイメージがついてない奴
この一文を見ると、トキはマジで幸いだと思うぜ。
もともとはアミバが本物のトキで、あの時あっさり死ぬ予定だったはずなのに
ラオウの実弟兼最強の才能と最高の人格という重要脇役になったし
(死に方が実にアレだったが……)
おかげで南斗シェルター拳も生まれたしな
ジャギもブサメンじゃなければ綺麗な死に方が出来たろうに
ジャギ様の汚らしい死に方のが好きなんだけどなぁ…
お気に入りキャラを全員主人公に殺された俺には何とも言えない話。
主人公自体が死亡フラグだから仕方ないわな
けいおんの話題が出ないのがさびしい
ニコでの動画も増えたし次に全員参戦しても文句ないと思う
今回はハルヒ、らきすたに該当するような作品が無かったからなあ
リトバスも参戦しても良かったと思うんだが。せめて筋肉と(21)くらいは
フリーザ様とセルが欲しかったが、そうするとDBが多すぎるな。
それとは別にヤムチャはどうなのだろうか?
言わずとしれたヘタレの代名詞であり、ネタ的DBの看板キャラ。
ネット上でネタにされて、ニコニコでも多々ネタにされているところを見かける。
が、こいつはニコニコ人気になるのか?
>>492けいおんブーム去ってきたからな・・・
>>494リトバスは参戦希望のやつ多いな
>>495フリーザとセル出したらそいつらどうせ無双だろ勝ちにくいぞ
ヤムチャは見せしめですね分かります
CV若本枠ができそうなできなさそうなw
施設にファミマは確定ですね
御三家もまだまだ現役ですよ!
東方、ボカロはまだ出せそうだが、アイマスはニコ的に有名なのはあんま残ってないような……小鳥さんくらい?
て・つ・を☆
>>495 セルはcv若本粋とボス粋で今回のバルバトス、1stの若本とかぶるし
やっぱフリーザ様とバータッグだろ
今回に限ってはブロリー、ベジータの関係で親父ィが居て欲しかった……
今から投下します。
さるさんくらったら避難所に投下するので誰かお願いします。
もはや暗闇と化した草原を移動する影が、2つ。
ある意味で『2人』とは言いがたいその者達は、一心に地を駆けていた。
ただ、その表情は、ナニカに近づくにつれて自然に曇っていった。
実際にははっきりとした目標があったわけではない。
KAITOから聞いた『ブロリーが弱っているから今のうちに倒すべきだ』という旨を実行するために
それがいるだろう方角に走ったに過ぎない。
しかし、この悪寒はなんなのか。
近づくたびに汗が滲む。運動による発汗ではない。
得体の知れない空気が、彼等を飲み込んでいく。
そして、見た。
「―――っ、これは」
もはや見る影すらない生物の残骸。
欠片からようやくヒトだと判別できる程度だ。
そしてその残骸を足元に、胡坐をかいて座っている男が、一人。
その全身は異様な仮面と鎧で包まれていて、それでも男と判別できたのはその図体だ。
普通、これだけ巨大で筋骨隆々な女は存在しない。というより、いてほしくない。
「おい、アイツ……嘘ついたんじゃねえだろうな」
怒りを洩らしながら左之助が呟く。
まさか、と美鈴は思った。
あの様子は嘘をついていたわけではないと思う。
KAITOは、少なからずその存在を畏れていた。
それでも現状を見れば、疑いたくなるのも無理はない。
(あれが、死に掛けの者が出す『気』……?)
『気を使う程度の能力』を持つ美鈴にとって、気に関しては敏感なものがある。
故に彼女にとって相手の気の流れから体調、強さを読み取るのは容易なことなのだ。
だから、彼女には分かる。否応にも理解してしまう。
アレが発している気が、どれだけ強くておぞましいものなのかを。
力の差を、瞬時に読み取ってしまった。
(ダメだ、私じゃ勝てない――!)
勝てない。
それは隣にいる左之助を考慮に入れても同じこと。
単純な足し算だ。1と1を足しても、10には至らないように。
勝てる気がしない。
美鈴は、ちらりと左之助の方を見る。
彼もまた、理解していた。
彼女ほどではないが、経験から大体感じられる。
足が、これ以上進まない。進めない。
「…逃げましょう。左之助さん」
「ば…莫迦な、何言ってやがる!ここで退いてどうするんだ」
『私は彼女に同感です、サノスケ。私達では、あの存在には敵わない』
「マッキャリ……お前まで」
「死んでしまっては何もないんですよ!今すぐに体勢を立て直すべきです!」
「だがよ……今更退いてどうするってんだ」
ソレが、立ち上がっていた。
50mも離れているというのに、目は直接見えないのに。
視線が、間違いなく交錯している。
すでにこの身は、捉えられている。
「だけど!!……」
パシッ、という音がした。
美鈴が、左之助の眼の前から消えていた。
代わりにいるのが、その――
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっ!!!!!」
空気が割れんばかりの叫び声をあげ、左之助はソレに向かって猛進した。
繰り出される一撃は直線的ではありながら確実に標的を捉えていた。
だがそれは単に、相手が動かなかったからに過ぎず、命中するのは当然のことだ。
ダメージがあるかは別として。
「!?」
腹をめがけて突き出した拳は相手の左手甲で受け止められていた。
何のダメージもないように、動かない。
逆に、こちらの拳が痛かった。
厭な確信を拭い去るために、彼はもう一度攻撃を仕掛ける。
左太腿への蹴り。それは渾身のパワーで以って打ち出された。
「………ってめえ」
相手は動かなかった。
防御することもなく、ただ左之助の攻撃を待ち、そのまま受けた。
攻撃を受けても、微動だにしない。
避けられないのではない。
この程度なら防御する必要も無い。
最初の一撃で、そう確信された。
「もう、おしまいか」
「 」
「ぐ……ぁあっ……あ――?」
何が起きたのか理解できない。
起こった事態は目視できる。だが、それが理解できない。
視えていながら止められなかった。
裏拳をもろに鳩尾に喰らう。
しかし実際、それは裏拳などではなく、蝿を掃うような仕種でしかなかった。
それだけで、たったそれだけで、あのバケモノが、どうしてこうも遠く視えるのだろう?
力の差の事を言っているのではない。
さっきまでゼロに近かったお互いの距離が、現在、20メートルは離されている。
文字通り、離されたのだ。敵を吹き飛ばすことにより。一歩も動くことがなく。
「う……あ゛っ!お゛お゛おおああああ……」
臓腑が痙攣したことにより、内溶物と消化液が咽頭を通り口から吐き出された。
びちゃびちゃと下に吐寫物の水溜りを作っていく。
見ていても、本人も気持ちのいいものではない。
『サノスケ、大丈夫ですか!?』
応えられない。
大丈夫だと、どう考えてもこの状態では言えない。
じり、と立ち上がる。
目の前の、どうしようもない敵を見つめながら。
「まだ遊びたいのか?いいぞ、ならば付き合ってやる……」
さながらドラマとかで主人公を殺すのにわざわざ時間をかけてゆっくりと歩く悪役のように、そいつも歩く。
完全にナメている。
それが逃げないと知っているから。
それが逃げられないと分かっているから。
マッハキャリバーはもはや何も言えない。
喩え左之助の機動力を補ったとしても、この怪物には及ばない。
最初に美鈴に対しての攻撃がそれを物語っている。
つまり、逃げようとも戦おうとも結末は同じ。
せめて出来ることは、時間稼ぎくらいだろう。
万に一の確率。希望的観測。神頼みにも等しい。
そんな望みに、すがるしかない。
「逃げる気なんかさらさらねえよ……」
腹の痛みを、全身の痛みを堪えながら、体勢を立てる。
大丈夫だ。まだやれる。戦える。
遠くにうつ伏せに倒れたままの美鈴が見えた。
顔は草陰に隠れて見えないが、まだなんとか生きているようだ。
ならば自身がすべきことは、このバケモノを出来る限り遠ざけること。
負けるとわかっていても、自分がこの先どうなろうとも――
「力を貸してくれ、マッキャリ」
『――わかりました』
ここは、退くべきところではない。
にやり、と。
男が、嗤った気がした。
唐突に走り出す。
いや、弾け出す。
「っ!!」
それに対して、左之助の始動も迅速だった。
緩急の差により消えたと見紛うほどの錯覚を引き起こす敵に対し、彼もまた同ベクトルへと跳躍する。
だが、間に合わない。いや、間に合いはした。
しかしたかだか数メートルを飛んだところで、彼の化物には何の意味も為さない。
その目的が、逃走のみに限られるのならば。
左之助の二歩目。
つまり、最初の跳躍から初めて地に足が付く。
と、同時に彼は疾駆する今までとは全く別の方向に。
すなわち、前方へと。
爆発的な推進だった。
左之助が宙にいた僅かな時間の間にアクセルを最大限に加速したマッハキャリバーは
地に着いたと同時に炸裂するかのように彼の身体を前方に運んだ。
但し、この技術はかなり無理矢理なものだった。
そもそも静止状態や走っている方向そのままに加速するならばある程度のバランス感覚があればどうとでもなる。
しかし一度後ろに飛んだ場合、身体の重心は後方に寄ることになる。
そしてマッハキャリバーの加速は全身を動かすものではなく、あくまでも起点は足なのだ。
想像してほしい。後ろ向きに歩いているときに、靴が突然前方に滑り出したらどうなるか。
結果は言わずもがな、慣性の法則に逆らえず頭から地面に打ち付けることになるだろう。
それを、彼は見事にやってのけたのだ。
左之助は確かに戦闘には慣れてはいるがバランス感覚に秀でて特化しているわけではない。
成功したのは運と云えるかもしれないが、マッハキャリバーのタイミングの計算も要因となっている。
ただの加速装置つきローラースケートではこうも旨くは行かなかっただろう。
打ち合わせは直前にしたとはいっても、絶妙なコンボだった。
芝が捲れ上がり、土が飛散する。
ゼロになった力を数倍まで引き上げ、さらなる加速を目指す。
だがそれも刹那。
既に距離はゼロコンマ。加速する暇など、コレは与える気などない。
しかし、それもまた彼らにはお見通しだ。
「ああああああっ!!」
リボルバーナックル付きの右腕を真正面に発射する。
手と腕が離れているわけではないが、その威力とスピードを考慮すればそう形容しても問題はない。
絶対的に回避不可能。それはどちらも同じことなのだ。
迫るだけで攻撃を繰り出さなかった化物にはどうしようもない筈だ。
(これはどうだ……!?)
これでダメージがなければ全く打つ手がない。
二重の極みを加算したとしても、さしたる意味はないからだ。
そう祈りながら、拳に想いを乗せる。
辛くも、その想いは無駄になった。
「何っ……!」
外した。
紙一重で躱された。
避けられるはずのないその一撃を、間一髪で回避された。
そのままぶつかることもなく両者の身体は交差して通り過ぎる。
草を撒き散らしながら、左之助は激しくブレーキを踏んだ。
紙一重。確かに紙一重だ。
だが、惜しいとも思えない。
わざとそう避けられたようにしか思えないからだ。
「テメエ……なにもんだ」
「ブロリー、です」
いやそういうことを聞いてるんじゃなくて、とつっ込む余裕もない。
一度喰らわせた手は決まろうとそうでなかろうと通用しないのが定石。
万事休すとまではいかなくとも、千日手かあるいはそれより状況が悪い。
すぅ、とブロリーの左手が上がる。
こんな距離から何を、と考えるより先に左之助はとっさに回避した。
光り輝く弾丸が1、2、――数える暇はない。
ぢりぢりと掠った玉が肌を、髪を焦がす。
だが命中はしない。
機動力を駆使すればこの程度の弾を避けることに苦労はしない。
急に、角度が厳しくなった気がした。
殺気まで地面と平行に飛んでいた光弾が30度くらいの角度をつけている。
次第に角度は険しくなり、終にはほぼ45度になった。
空に、いる。
跳躍だとか手品だとかそんなチャチなものではない。
純粋に、宙に浮いている。
左之助はもっとも恐ろしいものの片鱗を味わった気がした。
さっきから味わいすぎているが。
もう何が起こっても驚かないと彼は断言できた。
殺戮の雨はまだ止まない。
それどころか徐々に威力を増してきている。
左之助が、ギリギリ避けられるレベルにして。
(遊んでやがる……)
こっちはそれどころではないのに、と彼は歯噛みした。
奴の、ブロリーの宣言どおり、完全に遊んでいる。
獲物が疲弊するまで、悠々と構えている。
あの仮面の下では、きっとニヤニヤと嗤っているのだろう。
「舐めるんじゃ、ねえ…………―――!!」
その時、道が出来た。
そして瞬時に判断する。
この弾幕を潜り抜けた先には、1メートル程度の高さの岩がある。
そしてその延長上には、ブロリーが。
いや、しかしこれは。
『動きを、縫われた――』
マッハキャリバーは、ブロリーの策を知る。
止まれば光弾に身を焼かれ、それを抜けたとしてもブロリーがいる。
端から計算ずくか。最初から誘き出すつもりだったのだろう。
幼稚ではある。誰でも考え付くほどの。
だが。どうしようとも逃げられない、死地に追い込む方法であることは確かだった。
支援
活路は一つ。
殺られる前に殺るのみ。
相手を殺すという最悪の選択。
だが、その気でいかなければこの化物にはダメージすら与えられない。
左之助が奔る。
焦りも、怯えも、そこにはない。
眼前の相手を拳で貫く一念だけがある。
身体はもはや死に体に近い。
最大加速により体中の細胞は断線寸前。
全身の筋や骨や腱や髄が破滅の悲鳴を上げる。
その姿は疾駆する獣の如く、地を刈るように肉薄する。
だん、と一歩大地を蹴り抜く。
全力を以ってした最低限の1メートルのジャンプ。
銃痕から電流が流れるような感覚に陥るが、気にするのも面倒だ。
すぐさま二歩目。
岩の頂上を右脚で踏みつける。
全ては次に活かすために。ここでさらなる飛躍をする。
地形を利用した二段跳び。無理な運動は靭帯が損傷するだろうが後の事は考えない。
左之助は、跳んだ。
中空にいるブロリーを倒すため、力を拳にこめる。
下半身の力をこれ以上加えられない空中では、どうしても地上よりは威力が劣る。
故に、その攻撃は最強のものでなければならない。
だが、ここで彼は視認する。
手を翳したままのブロリー。そこから発射される光弾は止め処がなく。
今まさに、右手から最後の一撃が放たれた。
狙いは左之助。疾駆する獣を焦がし、虚空を舞う鳥を落とす。
ブロリーにしてみれば彼は狩られる対象でしかない。
結末は、どうあっても変わりはない。
直線的に放射された弾丸は、そうして左之助の身体を無残にも貫――――かない。
相手が何もしないはずがない。
そんなことは左之助にもお見通しだ。
自分が跳んでほぼ無防備になったとき、狙われるのは確実だと分かっていた。
ならば対処は簡単なこと。
攻撃が来るのを知っているなら、初めから避ける体勢であればいい。
くるり、と身体を捻る。
反時計回りのスピンジャンプ。
その回転に沿うように、左之助の左鎖骨付近に触れた弾は流れるように彼の身体を滑り降りた。
弾に何の仕掛けもしていないのであれば、物理法則に従うしか能は無い。
だからこそ、これを避けられたのだ。
そして、これは次で最後。
渾身の一撃をぶつけるべく、彼は咆哮した。
「フタエノキワミ、アァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!」
ブロリーはまた、動かない。
全く避けようともしない。
攻撃を受けるつもりか。否、それが出来ないのは彼自身が一番分かっている。
自身の傷を考慮すればこの攻撃を受けるのは拙いのだ。
いかなパワースーツで力を上昇させたといっても身体の傷が治るわけではない。
それだけに、一撃でも貰いたくないのが常であるはずなのだが。
「は………」
時間が止まった。
そう思えるほど、周りの時がゆっくり動いていた。
だから、左之助は目の前の事態も良く把握できる。
その双眸が、はっきりと捉えていた。
ブロリーの引いていた左腕が前方に持ち込まれる。
其処から発射されるのはまたしても光弾。
大きさも今までのと変わらない。出た瞬間は。
膨張。
そう表現する以外に他はない。
一定の大きさで飛来するかと思われた光の珠は左之助の全身をすっぽりと覆えるほどに肥大し
速度を落とすことなく標的の身体に接近する。
歩行中に自動車事故に巻き込まれた人ならば経験があるかもしれない。
あの、『車が衝突するまでの時間が凄くゆっくりに感じられた』というやつだ。
周りの人間は誰も体験しえない、自身の体だけが知る。
ある一瞬の事象においてその目標に一斉に全ての感覚が集中したとき、それは起こる。
脳がその危険を察知しようと、全神経を無意識に傾けるのだ。
その現象を体験したとしても常人には何の役も立たない。回避する技術がないのだから。
これは今現在の左之助においても同じ。受け入れるしかない。数秒後には、■ぬとしても。
結果的にブロリーの思惑通り、結末は変わらない。
そうして左之助は、墜ちた。
抵抗する意味もなく。いとも容易く、撃ち落された。
「――――――」
意識だけがある。
目に映るものは濁ったりぼやけたりでよくわからない。
全身がひりつくように、焦がされたように痛い。
まるで痛みという存在に相楽左之助というゴミが付着しているかのように、殆どが痛みで支配されていた。
痛みだけしか認識しないのなら、いっそこんな意識も消えてしまえばいいのにと。
彼の頭は暢気にそんなことを考えていた。
迫り来る死を、知りながら。
目の前に影が来る。
姿ははっきりと見えなくとも、邪悪な存在がいることは分かる。
それを目の前にして、悔しいとも思わない。
ただ、まともに殴れなかったことだけが、心残りだった。
もうしばらく待ってくれればなんとか立ち上がれたりするんだろうが、それ程相手も悠長ではないだろう。
死の影をただ見つめる。どうしようもなく、情けない。
受け入れるだけしか、出来ることがないなんて。
「なあ、剣心。お前なら―――」
どうするって、そんなこと考えて何になる。
全く、死ぬ間際に未練たらたらか。
それもそうだ。結局、何も守れはしなかったのだから。
そうして静かな夜に、ドンと言う音が一つ響いた。
音は残響すら残さず闇に吸い込まれる。
音と同時に出た花火は散らされて地面に突き刺さる。
地面を彩るのは月明かりに照らされた虹の色。
それもすみやかに消えていく。
いつか見た夢のように、儚く、消えていくものだった。
うぬぬほ
支援
「働きたくないでござる!!」
527 :
創る名無しに見る名無し:2009/09/07(月) 00:21:10 ID:6WE4kVtd
シエンノキワミアッーーーーー!!
528 :
代理:2009/09/07(月) 01:08:06 ID:rocEkFA6
■ ■ ■
何も助けられなかった。
言い張ったわりには結局この体たらく。
体が自然に自嘲する。
お前は何も守れない能無しなのだと。
約束も、信念も、仲間も、そして自分の命すら守れない。
どうしようもなく情けなかった。
だけど、悲しみにくれたところでもう自分には何も出来ない。
死んでしまった者には何かを変える権利はない。
やっぱり、悔しかった。
悔しい。
ああ、こうして、何も出来なかった自分が恨めしい。
これで、幕を閉じることになるのだから。
?
待て。
死んでる、筈じゃねえのか?
…………?
「あ!?」
目を見開く。
はっきりとはしないものの目の前には暗い空が一面に広がり、
「左之助さん!……よかった、もう死んでしまったかと」
「美…鈴?」
どうやら、相楽左之助は死んでいなかったらしい。
その時、イチローのレーザービームが飛んできてブロリーは消滅した
530 :
代理:2009/09/07(月) 01:09:39 ID:rocEkFA6
「でも、どうやって」
あのブロリーは、間違いなく左之助に止めを刺そうとしていた。
それなのにどうして、ブロリーではなく美鈴がいるのか。
どうやって、ブロリーを退けたのか。
「ケリ入れた時に同時に霊撃かましただけです。結構吹っ飛びましたけど何のダメージもないと思いますよ」
いや、だからどうやってケリを入れたのか。
そこらへんはスルーらしい。
「とにかく、立てますか?」
「ああ、なんとか、な……」
立てはしたものの全身はボロボロ。
もはや傷がない場所を探すことが難しいくらいだ。
服は完全に消し飛び、体中くまなく焼け付いた痕がある。
しかし、ズボンは何故かボクサーパンツ程度に焼け残っている。DB仕様だ。
「マッハキャリバーさん。出来るだけ左之助さんを遠くまで運んでくれますか?」
「待て。俺はまだ戦える」
『その身体では無理です。馬鹿も休み休み言ってください』
「オイ!なんか言葉がきつくねえか!?」
「まあまあまあ、行かないなら私が運びますよ」
「……わかったよ。邪魔はしたくねえしな。だが……」
『勝算はあるのですか?』
「微妙ですが。KAITOさんの言ってた事が正しければ…付け入る隙はあります。
さっきはいつになく弱気になってしまいましたが、数値の問題じゃないんですよ」
「それって……あいつが、ブロリーが瀕死だって事か?」
「左之助さん。戦って何か気づいたことはありましたか?」
違和感。
何かあっただろうか?
瀕死の状態でなければしない筈の行動。
普通、健常であればするはずのない対応。
「まさか…いや、でもどうやってやるんだ。あいつの力は衰えてねえぞ」
「そこは私で何とかします。ヘマしなければ大丈夫だとは思いますが……時間の問題ですね。
さっきも左之助さんがやられる前に起き上がれたのが奇跡みたいなもんですし
531 :
代理:2009/09/07(月) 01:11:40 ID:rocEkFA6
言葉には、表情には出さなくとも美鈴の容態は深刻なはずだ。
少なくともブロリーは、彼女への最初の一撃は『殺す』つもりで打っていた。
「まあ、私に人間並みの心配は無用です。だから大丈夫ですよ」
「……そうか」
ほんの少し言葉を切る。
そして、
「じゃあな。後は、頼んだぜ」
「……」
その言葉の意味。
美鈴は哀しい表情になる。理解しているからこそ。
自分の体の事は自分が一番良く分かっている。
そう。これも一瞬の奇跡だということが。
だからこうして、別れを告げるのだ。
「ええ。また、会いましょう」
別れに離別の言葉をつける必要は無い。
分かりきったことに付け加えるのは無粋というものだ。
だから、お互いが、対等に見送る。
どちらが先だとしても、何の憂いも無いように。
「死ぬなよ」
そういうと、
左之助は彼方へ去っていった。
美鈴は彼の姿が大体小さくなったのを見届けると、向き直る。
既に立ち上がって近づいている、ブロリーの方に。
「全く縁起でもないですね左之助さんは。まあ、死ぬつもりはありませんが」
「……大きくでたなぁ、小娘」
「はて?言っておきますが、貴方よりは長く生きてると思いますよ」
532 :
代理:2009/09/07(月) 01:13:28 ID:rocEkFA6
「何?………!!」
迫る。
驚愕に至ったのはブロリーの方だった。
概算にして約10m。
両者共に想定している安全圏内の領域である。
美鈴は全神経を張り詰めれば、ブロリーは余裕を以って対処できるだろう距離。
その距離を、相手が五歩必要と思われる長さを、美鈴はたった一歩で詰め寄った。
中国拳法における活歩の技術、箭疾歩。
踏み込んだ震脚は一瞬で地面を破砕し、ブロリーの元へ身を運ぶ。
来るはずがないと思っていたものが来た動揺。それだけならば、まだ対処できた。
慮外の移動をしたとしても攻撃に移る前に叩き潰せば事足りる。
だが、美鈴はそれすら許さなかった。
移動と同時に攻撃を行う。相手より常に先手を取る。
それが、先ず美鈴が取った方法だった。
だが、それだけでは不十分。
(……『彩光蓮華掌』)
拳に弾幕を乗せて、穿つ。
純粋な肉体のみの威力をさらに底上げするため、弾幕の攻撃力をプラスする。
「はっ!!」
巨体が宙を飛ぶ。飛ばされる。
真芯で受けるのは拙いと判断し、精一杯威力を殺すために自ら吹っ飛ばされる。
今はまだ、自己保身が重要だ。そう判断しているからこその行動。
「貴様ァ……」
二度も、許した。
一度目の攻撃はこういうことか、とブロリーは理解する。
理解すると同時に、怒りに包まれた。
自身への憤怒。此処に来てから、なんとも不甲斐ない。
「ヒト相手に本気で殺しにかかるのは幻想郷に来る前以来ですかね」
余り長く生き過ぎていると過去のことはどうでもよくて記憶が曖昧になる。
そんなことがあったのかなかったのかすらはっきりと覚えていない。
それだけ、幻想郷は平和だったから。ついついボケてしまったのだろう。
「妹様の約束すら反故にしてこれじゃあ、クビにされちゃいます。
だからせめて――」
左之助のためにも。
「貴方を、殺します」
533 :
代理:2009/09/07(月) 01:16:01 ID:rocEkFA6
対峙は一瞬。
そして勝負は、
「彩符『彩光乱舞』!!」
ブロリーの前面が瞬時に虹色の気弾で埋め尽くされた。
横幅数十メートルにわたっての弾幕。避けるならば、回り込むしかない。
いや、この程度で避けてどうする、とブロリーは感じた。
一つ一つのダメージはおそらく先程の男の素手にも劣るだろう。
これこそまさに防御せずとも問題ない。
だとすれば、この攻撃の意図するところは――
「目眩ましなぞ通用せんなぁ!」
わざわざ動くまでもない。
目には目を。
弾幕には弾幕を。
己が力で捻じ伏せるだけ。
大砲にも似たような音を出して巨大な弾を発射する。
いくら数が多くとも美鈴の放った弾幕は押し通すことも出来ず散り散りになる。
だがそれでも弾幕は止まない。
打ち崩された壁を補うかのように、新たな弾幕が次から次へと発生する。
ブロリーの横側にはとっくに弾幕が到達しており、地面を続けざまに挽肉にしている。
「フッ!」
声と同時に、前面の弾幕は完全に消し飛んだ。
だが、そこに居るはずの美鈴の姿は無い。
そうなると単純に考えれば
「あちゃああああああっ!」
右側から奇声を上げて飛来してくる女が一人。
どうみてもただの飛び蹴りだった。それ自体になんの秘策も無い。
スピードも全く遅い。止めてくれと言っている様なものだ。
(裏があるのか……?)
ブロリーは考えてみるものの思いつかない。
注意をしたいところだが相手が無防備すぎて逆に叩き潰したい。
だが…………叩き潰してやる!
534 :
代理:2009/09/07(月) 01:17:52 ID:rocEkFA6
「死ねぇ!!」
何の問題もない。
どう考えても先手はこちらになる。
何を迷うことがある。思うままに動けばいい。
がくん。
「!?」
頭に衝撃がくる。
そのせいで一瞬だけ視界がぶれ、痛みが響く。
後頭部に二発の打撃。一体誰が?
それに、気を取られた。
頸を跳ね上げられた。
かなりの一撃。相当の威力が脳を揺らす。
飛び蹴りなど唯の準備に過ぎない。
ブロリーの身体をあたかも壁のように使い、その反動でソレの顎にサマーソルトをヒットさせたのだ。
ブロリーものけぞっていると同時に、美鈴もまた空中でのけぞっている。
反り返る頭をギリギリまで持ちこたえて相手を見る。
直接的なダメージはスーツで防御できてもエネルギーそのものを殺せることはない。
前々より積み重ねたダメージはこうして以前はなんともなかった一撃すら許容してしまう。
そして、蹴りを喰らった部位は顎。
最近痛めつけられた箇所の一つだった。
だがそれでいいようにされるままのブロリーではない。
そのまま腕を伸ばして美鈴の左拳を掴んだ。
「げっ」
握りつぶされるまであと一秒。
だがそれにも、美鈴は先手を打っていた。
炸裂。
ブロリーの指が弾き上げられる。
予め弾幕を両手に装填していた彼女は、ブロリーの手中でそれを全弾射出したのだ。
その僅かな間に拳を引き抜き次の攻撃に移る。
が、彼はまだ速かった。
美鈴の顔面を文字通りに爆裂させようと左拳を捻り込む。
余裕で射程圏内。当たればもう彼女とて無事ではすまない。
535 :
代理:2009/09/07(月) 01:19:49 ID:rocEkFA6
暴風の如きブロリーの拳撃に対し、美鈴もまた両腕を振りかざす。
一撃必殺の威力を持つ彼の肘先が唸りを上げ、そしてその迫り来る腕を螺旋を描いて絡めとった。
「纏」の化剄により相手の拳を巻き取って往なす。強大な威力であってもタイミングさえ良ければ成功できる。
但し、やはり人外の戦いでは常識外の事態が起こるのだ。
受け流すことに成功したかに見えたブロリーの左腕はただでは済まさないとばかりに
美鈴が絡めた右腕を一直線に『切り裂いて』いく。
掠るだけで血飛沫が花火のように噴射する。だが、それすらも無視して美鈴は左手を手刀の形にとって
肩口から袈裟斬りに薙ぎ払った。
「っ、これは―――」
堅い。
この鎧を壊せば何とかなると判断したが、あまりの強固さに彼女は閉口する。
そして再び襲来した右腕。こちらはわずかに身体を逸らすだけでなんとかなった。
帽子を剥ぎ取られはしたが。
すぐさま連続的に弾幕を放ち、一旦距離を置く。
置きながら、また距離をとる。
(どうにかなるかもしれないと思いましたが、現実は甘くないですか。
ですよねー。紅魔館でもそれほどいい待遇ではなかった気はしますし)
あははー、と妄想にふける美鈴。
トリップした意識は現在お花畑を想像中。
ところで、美鈴の考えとは何だったのだろう。
KAITOの言葉が真だとすれば、ブロリーは瀕死を負っている。
つまり、そういう傷だと目に見えていたということだ。
少なくともKAITOが見た時点では。
しかし、そのすぐ後。
美鈴たちと出会うまでの間にブロリーがあの鎧を身につけ、パワーアップしていたならば?
そう考えれば辻褄は合う。
身に着けただけでパワーアップとかどんなチートだよと思わず身悶えしたくなるが今は無考。
ブロリーの力が落ちているのは明白なので、回復機能が付いているというわけでもない。
つまり、あの鎧の下は瀕死の傷のまま。
鎧さえ引き剥がせば勝つ見込みはあると踏んだのだ。
そして全身を覆う気はあくまでもブロリーを保護しているのであってその効果は鎧にまで及んではいない。
だから鎧はまだ崩せるだろうし、崩しさえすればブロリーは元の瀕死の状態に戻るのだ。
そう結論付け、実行に及んだものの……
結果は云うまでもない。
鎧には傷がついていないように見える。何の問題も無さそうだ。
(あー、ダメかもこりゃ……)
諦めたくもなる状況だった。
無論そんなこと、出来るワケがないのだが。
536 :
代理:2009/09/07(月) 01:20:59 ID:rocEkFA6
■ ■ ■
ふらり、ふらり。
自分の足で、大地を踏みしめる。
マッハキャリバーには元のペンダントに戻ってもらった。
ナックルはつけたままだが。
これが最後だから、と。一歩ずつ足を出す。
出来るだけ戦いの邪魔にならないように遠くまで離れる。
だがせめて、目の届く範囲で見ていたい。
これが最後の景色になるのなら。
鮮やかに七色の光が断続的に灯る。
夜の闇に輝くそれはまるで幻想的な何かを思わせる。
随分と情緒的になってしまったものだ、と自嘲する。
「ああ、クソ。これまでか……」
どっかりと腰を下ろす。
此処ら辺まで来れば充分だと判断して。
『サノスケ……』
彼の終わりが近いのは分かっていた。
美鈴にも、マッハキャリバーにも、そして、左之助自身も。
元より人の身で無茶をし過ぎた。ブロリーと戦う前からとっくに集中治療室行きレベルの怪我だったのに。
「仕方ねえさ。誰にだって最後は来るんだ」
違いは、それが早いか遅いかというだけのこと。
ただ、ここまで早いとは思ってはいなかったが。
「もし美鈴が死んじまったら、お前はどうするんだ?」
『どうにも出来ません。誰かに拾ってもらうしかないでしょう』
「いい奴に・・会えたらいいな。まあ主催者が回収するって事もあるかもしれねえが…」
『……』
537 :
代理:2009/09/07(月) 01:21:54 ID:rocEkFA6
ぐらり、と体が傾く。
抗うことなく、左之助はそのまま草原に横たわった。
もう、起き上がる力もない。
「すまねえな、マッキャリ。最後まで…付き合ってやれ…なくてよ」
どうにもならない。
どうしようもない。
体が、機動することを拒否している。
『そんなことはありません。貴方はよくやってくれました』
「……そうか」
やりきれない。
これでもし美鈴が死んでしまったら、何の意味があるのだろう。
自問はしても、言葉にはしない。
心残りは何時までも胸を痛めつける。
『……――あれは?』
遠のきつつある意識の中、マッハキャリバーが何かを察知したのに気づいた。
確かに、聞き覚えのない声が聞こえる。
誰かはわからないが。
「あそこに誰かいるの!」
「わかってる!だが……」
左之助の身体に自分の近くに誰かが着地する感触が伝わった。
一人、いや、二人か。
「ひ…ひどい怪我なの!大丈夫なの!?」
「無理だ。こいつはもう……」
まあ、今は誰だっていい。
それより、伝えたいことがあった。
未来に繋げるための、最後の言葉を。
「あんたらに……頼みが・・・ある……」
「…なんだ?」
「あっちで、ブロリーと……俺の連れが戦ってる…。強いん…なら、加勢して、やって、くれ…」
「やっぱりそうか……!」
べジータにはもう分かっていた。
向こうで見える戦闘の余波。今までのブロリーの気と少し違う気がしたが、これで確信が持てた。
「あの野郎……好き勝手やりやがって!許さんぞ!!」
怒りに燃える。
これ以上、ブロリーを野放しにさせておくものかと。
しえん
539 :
代理:2009/09/07(月) 02:01:08 ID:rocEkFA6
「美希、お前はここで待ってろ。すぐに片付けてやる!」
そう言うや否や、べジータはすぐさまその方向に飛び立っていった。
「あ、まっ……」
二人取り残された。
「ありがと……よ……―――」
「貴方は誰なの?どういうことか教えて欲しいの」
美希は左之助に問いかける。
応えは、ない。
「……もしもし?」
応えられるはずがないのだ。
心臓が、止まってる。
美希もすぐにそれを悟る。
「そんな……」
『事情については、私が話します』
「えっ…誰?」
声が発せられているのは、左之助がつけているペンダントから。
似たようなことはもう経験しているのでさしたる驚きはなかったが、それでもびっくりだ。
とにかく、状況把握が先だ。死を悼むのは、それからでも遅くはないだろう。
美希は、静かにマッハキャリバーの話を聞いた。
【相楽左之助@るろうに剣心〜明治剣客浪漫譚〜 死亡】
540 :
代理:2009/09/07(月) 02:02:29 ID:rocEkFA6
■ ■ ■
「はっ……はっ……は・・・ああっ!!」
後方に飛び、着地すると同時に軸足だけでさながら独楽のように身体を旋回させる。
その回転のエネルギーを利用して繰り出される石礫の2連弾。
一つはほぼ真正面に飛んだが、もう一つはあらぬ方向へ。
時速150km程のスピードで飛行する石塊。
だがそれは、ブロリーによって事もなさげに破壊された。
どれだけ速くともブロリーに視認されているのなら何の意味もない。
もはや見切られている。そして次も、
「小細工など通用せんなぁ」
背後から、ブロリーの死角から迫る石を軽々と叩き落した。
同じ手は何度も通用しない。
何処でも石を拾えて、投げれば必ず命中するという謎の道具を最大限に活用し、徹底的に
死角を攻めてダメージや隙を作ろうとしたものの結果的にさしたる効果はなかった。
(手詰まり……)
身の保身を考えていてはこの化物を倒せない。
だがそれでは、約束を完全に破ることになってしまう。
左之助が立ち向かってくれたからこそ、自分は何も出来ずに殺されることはなかった。
彼の行動を無駄にするわけにはいかない。死ぬわけにはいかない。
だが、命を賭して向かわねばブロリーは倒せない。
なんて矛盾。なんて分の悪さ。
めきり、と嫌な音がした。
左下肋骨に拳がめり込んでる。
感じた瞬間には美鈴の身体はもう弾かれていた。
彼女が純粋な格闘の技術で迫ってくるというのなら。
ブロリーは純粋な肉体のスペックでそれを凌駕する。
追撃はない。
ブロリーはとっくに力の差を計っていた。
だがそれでも油断はしない。徹底的に殺し尽くす。
(くそ…何本逝った?)
着地を決めるも、痛みが芯にまで響く。
ダメージはそれだけでない。
極度の集中による疲労と、今も猶右腕から滴り落ちる血液。
それと頭部へのダメージがかなり影響している。
眩暈がひどい。このままでは確実にやられてしまう。
殺意をこめても、勝つことが出来ない。
541 :
代理:2009/09/07(月) 02:03:58 ID:rocEkFA6
いや、違う。
おびえているのだ。死にたくない。
此処で終わるわけにはいかないから、脳が捨て身の特攻を拒否する。
あらゆる状況で、限界だった。
体力的にも、気力的にも。
ブロリーを倒すための最低値に達していない。
彼女独りではどうにもならない壁だった。
彼女、独りでは―――
突如、地面から土飛沫が上がる。
あまりに唐突の事で美鈴は呆気に取られたが、ブロリーはすかさず身を退いた。
そして今の攻撃が何処から来たか確認する。
見えた。
性懲りもなく、殺されにやってくる男が。
そして、現時点での最大級の突破口。
「べジータ……」
「ブロリーィィィィっ!!」
男は咆哮する。
悪魔の名を叫ぶ。
短時間での此処までのパワーアップは予想外だったが、ここで退くことはできない。
チャンスは、この一度きりだ。
「まだ傷も治っていないのにご苦労なことだ……」
「てめえはここで必ず殺す!なんとしてでもな!!」
二人の視線がぶつかり合う。
触発まであと数秒もないだろう。
二度あることは三度ない。後も先もないバトルロイヤル。
此処で決着をつけるべく、月下の戦いが幕を開ける。
「えっと……何?」
そして一名。展開に取り残されてる娘が……
542 :
代理:2009/09/07(月) 02:04:51 ID:rocEkFA6
【星井美希@THE IDOLM@STER】
[状態]:ゴムゆとり、全身に擦り傷、熱血、疲労(中)
[装備]:ラフタイムスクール@THE IDOLM@STER、ディムロス@テイルズオブデスティニー
[道具]:支給品一式×4(二食分の食料と水一本消費)
[思考・状況]
1.ここにいろって言われたけど…
2.今度はミキが二人を守る番なの。
3. 人は殺したくないの。
4.雪歩を探すの。
5.ゲームに乗らず、人を殺さずゲームを終わらせるために、首輪を外すの。
6.レッドさんの言うこともわかるの。悪い人とあったら説得できるの?
7.でぃおさんに謝ってもらうの。もし襲ってきたら……
8.ルガールさんは良い人なの。ディムロスさんは剣なの。
9.水は怖かったの。
※ゴムゴムの実@ワンピースを食べました。能力者になったことに少し気がつきました。
※サンレッドをヒーロー役の俳優だと思っています
※ルガール、ディムロスと情報交換しました。
※美希の支給品の一部はサンレッドの元にあります。
※左之の所持品《マッハキャリバー(ペンダント状態)@魔法少女リリカルなのはStrikerS、リボルバーナックル@魔法少女リリカルなのはStrikerS、
支給品一式》は美希の傍にあります。
【E-5北部/1日目・夜中】
【ブロリー@ドラゴンボールZ】
【状態】通常形態、、疲労(中)、後頭部にダメージ(小)、額にダメージ(小)、顎にダメージ(大)、左腕に刺し傷、全身にダメージ(極大)、
右足首骨折、腹に超深刻なダメージ、首にダメージ(中)、全身に火傷
【装備】ブレイバックル@仮面ライダー剣
【道具】支給品一式、忍具セット(火薬玉、忘却玉)@忍道戒、不明支給品0〜2
【思考・状況】
[基本思考]全てを破壊しつくすだけだぁ!
1:今度こそべジータを殺す。
2:あの女(咲夜)は殺す。
※額のリミッターにダメージがいっています。
※腹への攻撃に対して対処出来る様になりました。
※首のリミッターが消滅しました。
※伝説のスーパーサイヤ人に変身できるかは不明です
543 :
代理:2009/09/07(月) 02:06:10 ID:rocEkFA6
【ベジータ@ドラゴンボールZ】
[状態]:疲労(大)、ダメージ(大)、全身に重度の打撲、ヘタレ脱却
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、パッチンロケット@つくってワクワク
[思考・状況]
基本思考:ブロリーを倒し、元いた世界に帰る
1:修造に借りを返すため、今度こそブロリーを倒す。
2:見つけたらDIOとかいう奴も殺す!
3:もし優勝したなら、言葉に借りを返すため、伊藤誠を生き返らせる 。
4:くだらんゲームなどどうでもいいが、邪魔な奴はぶっ飛ばす 。
※参戦時期は「燃え尽きろ!!熱戦・烈戦・超激戦」でブロリーの強さに戦意喪失している頃です。
※力が大きく制限されていることに気がつきました。
※1マス以上離れた相手の気を探れません。
※ニコニコ動画の影響で、テンションの高低が激しくなるときがあります。
※スーパーサイヤ人への変身が制限されています
※修造の熱い言葉に感化され一時だけスーパーサイヤ人に変身できましたが、今後なれるかは不明です。
【紅 美鈴@東方project】
[状態]疲労(中)、頭部にダメージ(大)、眩暈、右腕に切り傷、右脚に銃痕、肋骨骨折(左3本)、フランドールへの絶対的な忠誠
[装備]スタポカード刺しクリップ@Ragnarok Online
[道具]支給品一式、医療品一式、禁止エリア解除装置@オリジナル、リボン@FFシリーズ
[[思考・状況]
基本思考:参加者の救出及びゲームからの脱出
0:え、誰?
1:ブロリーを倒す
2:ブロリーを倒した後、映画館へ向かいフランドールと合流する。フランドールの意思を優先
4:十六夜咲夜を警戒
5:知り合いの情報集め
6:殺し合いに反対する者を集める
7:ちゃんとした剣をメタさんに持たせたい。メタさんの安否が気になる
8:脱出方法を確立する
[備考]
※主催が簡単に約束を守ってくれる、とは考えていないようです。
※フランドールと情報交換をしました。
544 :
代理:2009/09/07(月) 02:07:04 ID:rocEkFA6
これで代理投下終わりです
感想は明日書きます
投下&代理乙!
ゆきちく、これより投下します。
どれほどの時を過ごしただろうか。
とりあえず、数回の屈伸。そのあと腰を捻り、肩を回すなど軽く運動する。
出血自体は止まっているが、動きに合わせて体が軋む。
先の戦闘の被害はやはり無視できないものらしい。
アイスピックでざっくり刺され、変なサイボーグと格闘戦を繰り広げたんだ。
……よく生きてたな、俺。十中八九、相手がお粗末だったおかげだろうが。
威勢だけが一丁前のガキで助かった。マジで感謝だ。
んでもって、二度とあんな失態を犯さないようにしないとな。
――ガチャリ
おっと、ようやく湯浴みが終わったみたいだな。お嬢様のお出ましだ。
見た感じ、返り血は1滴たりとも残っていない。
誰がどう見ても『綺麗』に映るだろう。
……目だけは合わせないようにした。理由は察してくれ。
「よし、そろそろビルに戻るぞ。」
「……」
――こくり
彼女は無言で頷くのみ。
怖い。
お前は本当に萩原雪歩か?
似ているだけの別人じゃねーだろうな?
人の住まぬ家はただの置物か箱に過ぎない。
そして、この殺し合いでは多数。
だからこそ、目に入る光景は変わらない。
行きで眺めた光景と帰りに眺める光景。
変化は、無いはずなのに。
どうしてか俺には同一とは思えなかった。
原因は隣にある。
オフィスビルから出たときは雪歩は怯えながら、俺に続いた。
その様子を一言で表現するなら小動物がふさわしい。
だが、今は違う。
雪歩は暗い瞳を前に向け、無言のまま歩いていた。
俺はほぼゲーム開始時から彼女と行動をともにしている。
そんな俺だからこそ、はっきりと断言できる。
――これは明らかに異常だ
転換点は間違いなく野々原渚の殺害。
だが、ルイージのときはなんら変化は無かった。
となると殺害までのやりとりで『何か』があったはずだ。
彼女の在り方を根本から揺るがす『何か』が。
尤も、考えたところで皆目見当が付かない。
ただひとつ、もはや萩原雪歩は狩られる獲物ではないことは確か。
油断すれば…………狩られるのは俺だ。
拠点たるオフィスビルに至る過程でアクシデントは起こらなかった。
隣の少女もチャイナ服の娘みたく反逆しなかったし、他参加者との接触も無かった。
……ここまで来ると本気で北西地域は過疎ってるのかもしれないな。
予定を繰り上げることも考えたほうがいいか?
怪我の具合から、次の放送までは動かないほうが賢明ではあるが。
目の前にはようやく辿り着いた俺の砦。だが、俺はまだ安心しない。
一応、出入り口は封鎖しているがこじ開けようと思えばどうにでもなる。
――なにしろ無人なのだから
帰るまでが遠足とはよく言われるが、この殺し合いの場では帰ってからも気が抜けない。
侵入者がいないか少しチェックするか。
表、ロビー……水浸しのまま、誰かが踏み入った形跡もなし。
裏、非常口……ドアノブに触れた形跡なし。軽くひねるが、きちんと施錠されている。
どうやら誰も入っていない。
「よし、入るぞ。お前は先に2階の管理室へ戻ってろ。俺は仕掛けを解除してくる。」
「……」
またも無言の肯定。そして、恐ろしく静かな足取りで闇の中へ消えていった。
……お前、誰だよ? 割と本気で。
さて1Fに仕掛けた電流のギミックだが、これを設置したままだと他参加者がビルに寄り付いてくれない。
有人である以上、このまま封鎖し続けることに何の意味があろうか。
よって、コードを回収してしまう。
仕掛けは必要なときに使えばいい。手札は相手に隠すことによって生きてくるのだから。
裏口は開放したまま放置してる。
万が一に備え脱出経路を確保しておくのは当然だろ。
表玄関から出ようものなら、当然ながら1Fロビーを経由することとなる。
そう、水浸しのフロアは避けられないのだ。
多少知恵が回るなら水に電流を流すという選択肢は真っ先に思い浮かぶはずだ。
もともと逆用されかねない仕掛けなのは俺自身が重々承知してる。
脱出ルートとして使えないのは明らかだ。
――さて、これにて管理室に戻るわけだが。やっておきたいことがある。
『対比』という言葉がある。
明度や彩度が同一の色でも、その周囲の状況により全く違って見えてしまうことを指す。
例えば白。明度の高い色が周囲にあればぼやけて見える。同じ白なら完全に埋もれてしまう。
だが、真逆たる黒で囲まれていればどうなる?
つまりはそういうこと。闇と光の対比だ。
実際には、管理室で制御できる照明を片っ端からONに切り替えた。
これを消灯するには俺が鎮座する管理室で操作するか、あるいは配電室に直接足を運び、ビルに供給される電気をカットする荒業だけ。
言うまでも無いが配電室の様子はここ管理室から丸見えだ。
ちなみに配電室は高圧電流を扱う危険な空間であり、通常は安全のため厳重にロックされている。
キーはもちろん管理室に保管されており、セキュリティの問題からスペアなどありはしない。
なぜこのようにビルを悪目立ちさせたかというと、目立たせたかったからと答えざるをえない。
「はぁ? 何を言ってんの?」と反射的に口にしたくなるかもしれない。
そんなあなたには「付近に居るかもしれない参加者に \ここにいるぞ/ と宣伝したい」と付け加えれば分かってくれるだろうか。
兎にも角にも情報を集めたい。
野々原渚の失態はひとえに情報不足が引き起こしてしまったといえる。
名前すら交換できない交友関係しか持っていないということは、出会い頭に敵対してきたと考えざるを得ない。
俺を襲ったときの状況から考えて、野々原渚の脳味噌は筋肉、いや殺意で出来ていたのだろう。
脳内イメージを作れば『殺』の文字で埋め尽くされるに違いない。
あの女の軌跡が今の俺なら手に取るように分かる。見敵必殺……否、見人必殺を地で行ったに違いない。
後先を全く考えてない愚行中の愚行。紛うことなき採算度外視。
あのキチガイ娘が何を貫き通したかったかは今となっては知りようも無いが、それが己の首を絞めるに等しい失策であることは一目瞭然。
そんな狂気を計り損ねたがために、散々な結果となってしまった。
通常、出会った人間すべてと敵対するならば、2つのケースが考えられる。
1つ目は自身が殺し合いに乗っていて、かつ他者と協力する柔軟さを持ち合わせていない場合。
典型的……というか、行き着くところまで行っちゃった例が野々原渚だろう。
2つ目は遭遇した人間全てが殺し合いに乗っていた、つまり会う人間に恵まれなかった場合だ。
その条件から、自発的な襲撃に消極的な奴が主に該当する。よって、聞く耳ぐらいはあると見込める。
後者ならば大いに交渉の余地がある。
情報は間違いなく不足しているだろうし、加えてほとんどを討ち損ねてるとくれば実力不足も痛感しているはずだ。
前者については、酷い授業料を支払う羽目になってしまった。全く交渉にならない。
そして、危険度が高ければ高いほど悪名は強烈になっているはずだ。
情報さえあれば、前もって回避できる相手でもあるのだ。
だからこそ、ときちくは身に染みた。明らかに接触が足りないと。
自分から出歩くのは非効率かつリスキー。だからこそ、オフィスビルをある種の灯台としたのだ。
太陽が沈みきり、かつ光源になりうる全てに人は居ない事実を鑑みれば、この上ない宣伝効果になるはずだ。
オフィスビル内での待ち伏せという形になれば、相手が敵対的でも対処は容易。
少なくとも自分から出て行くよりは危うくない。
あわよくば情報を出さざるを得ない状況へ持っていける。
友好的なら表向きだけでも平和に進められる。
だが、相手を不必要に警戒させないよう注意は払わないといけない。
いつ殺されるか分からない環境下で、無条件で信頼を獲得するのは不可能。
とはいえ、不信感を通り越し態度まで硬化させてしまってはさすがにマイナスだ。
ビル内のセキュリティを活用し、迅速に危険度を判断する。
それは決して楽な道のりではないだろうが――――やるしかない!
【A-1 オフィスビル2階 管理室/一日目・夜中】
【ときちく@時々鬼畜なゲームプレイシリーズ】
[状態]:左肩下に刺し傷(応急処置済み)、全身にダメージ(小)、精神疲労(中)、記憶の混乱(思考は正常)、悲しみ
[装備]: ナイフ×3、包丁×3、ブレード@サイべリア フライパン
[道具]:基本支給品*3、フライパン、フォーク、張遼の書@ニコニコ歴史戦略ゲー 、
首輪探知機(残り48分) 銃(12/15)@現実、モンスターボール(ネイティオ)@ポケットモンスター
アシストフィギュア(サイボーグ忍者)@大乱闘スマッシュブラザーズX、支給品一式×3(一食分消費)、
タバコ一箱@メタルギアシリーズ、タミフル@現実、北条鉄平の首輪、不明支給品0? 、モンスターボール(空)
【思考・状況】 基本思考:生き残り、真実を知る。
1:オフィスビルに参加者を誘い込み、情報を引き出す。
2:参加者が20人を切るまで基本的に動かない。
3:誰か着た場合には十全に対処する。
4:雪歩を利用するが、今まで以上に警戒しておく。
5:他にも使えそうな人間がいれば駒として利用する。
6:自分からは殺さない。
7:自衛のための殺害は已む無し。
8:頭痛が治まってよかった。
【備考】
※七夜志貴と十六夜咲夜の姿を確認しました。名前は知りません。
※元世界の知識はかなり封印されていましたが、半分程度解けたようです。
※囲炉裏に関しては、かなり思い出しました。
※ローゼン閣下(麻生太郎)に関することがフラッシュバックしました。
※自身の記憶に関してのフラッシュバックがありました。
※元々の能力などのせいで他の参加者に比べ疲労が激しいようです。
※自分の記憶がおかしいと自覚しています。
※オフィスビルのネットは主催者と繋がっていると推測しました(真偽は不明)
※映画館での出来事を知りました。
【萩原雪歩@THE IDOLM@STER】
【状態】:精神疲労(大)顔、胸、首に打撲傷 、決意
【装備】: コアドリル@天元突破グレンラガン
【道具】:ナイフ、支給品一式×2(水少量消費)ジャージ@へんたい東方
デスノート(鉛筆付き)@デスノート
【思考・状況】 基本思考:優勝して全てを元通りにする。
1:私は人形じゃない。
2:ときちくさんについていくのは、自分の意志だ。
3:死にたくない。 自分だけでは生き残れないのはわかっている。
4:ときちくさんと、最後まで生き残る。
※ルイージのデイパックは雪歩が持っています
【オフィスビルの現状】
ロビーに電流は流れていません。
裏口の鍵も開いています。
照明が全て点灯しています。
【アシストフィギュア(サイボーグ忍者)@大乱闘スマッシュブラザーズX】
使用制限時間は5分です。
再び使うには2時間経過しないといけません。
【B-2 住宅街(渚の死体が放置されている家)・備考】
※チャイナ服と、ピョンタ君は渚が装着したままです。
※北条鉄平の首はダストシューターに捨てられました。
短い繋ぎですが、これにて投下終了です。
乙。こいつらはマジで空気だなwだが、終盤で何かやってくれそうだ。
15階建てビルなら、おそらく咲レッド組以外には目視できそうだな。
さて、この作戦吉と出るか凶と出るか…
このまま誰とも接触せずビルごとデデーンされたら噴くわw
でもDMカードのゲイルってこの場だととんでもない鬼畜性能だな
実際の遊戯王でも制限カードになったが
さすがそれは……あるかもw
しかしこれは目立つな
1stの最終回が非想天則発売後だったら神(笑)戦で
間違いなくテーレッテーが発動したなw
ていうか攻守半減効果をどの程度の間隔で使えるのかとか制限ないんだろうか、しかもチューナーだし
まあシンクロモンスターいないから良いけど
>>557 糞以外のナニモノでもねーよw
そういやシンクロモンスターいないね。
スターダストドラゴンやブリューナクがいればブロリーにも勝てそう!?
いや、ゲイルでも倒せるのか?
そもそも原作における「低級モンスター」たるゲイルの能力が今のブロリーに通じるか否かってのがあるがな
あとシンクロ「させる」ならアーマードウィングだろ色々な意味で
ブロリーつっても神じゃないからね。間違いなくゲイルの効果は発動する。
ただ、半分にした状態でも勝てるかどうかは微妙。
おいおい、ブロリーやベジータは神よりも遥かに強いぜ。
神って言ってもデンデだからなw
効果耐性は戦闘力じゃなくて特殊能力で決まるもんだと突っ込むのはやめておこう
まあ、∞を半減しても∞だけどな
だって鳥山明+少年ジャンプだし……
>>563 オールキャンセラーや効果耐性はないな。溶解液被って変な化物に進化してたけど…
確かに戦闘能力は効果耐性に関係ないね。幻魔や邪神には効果アリだし。
>>564 無限だったら悟空相手に負けねえよ。
>>565 あれ?ブロリーってジャンプ関係あったっけ?クウラと同じく映画キャラじゃなかったか?
ベジットや問題児なら特殊能力を無効化してしまいそうな気がするな。
どんな姿にされても強さが変わらない設定もあるし。
お前ら…SSに対しての感想はないのか
まぁ最近のニコロワでは良くある事
ひどい時は修正要請だけしといて感想0とかあったしな。あれは流石に気の毒だった
→VSブロリー
サノスケ…お前はやっぱり死ぬ運命にあるのか…
命は投げ捨てる物じゃないってトキが繋げた命を…
でもサノスケは自分の意思を貫いたんだ。立派だよ
ブロリー強いな…
→ゆきちく
キャーユキホサーン
しかしときちくが徐々に普通の口調に戻りつつあるのは気のせいか?
空気は空気でも未来に期待出来る空気だよな。
そこんとこ某歴史勢どもは見習えと(ry
>>562 デンデなめんなよ。DB製作に傷の回復やらあるし、
ナメック星人だからあれでも並の達人とは比べ物にならんぐらい強い
舞空術もナメック星編のクリリンや悟飯についていけてるぐらい速いし
天界から地上全部見渡せる目も持ってるしで
何気にかなりの高スペックだぞ
(先代ピッコロ神の方が月直したりで実はスペック高いけど)
ナメック星人の成人って、戦士タイプじゃなくても
下級サイヤ人より遥かに強いし
人に言っておいてなんだが自分も感想書いてなかった。
というわけで
>LB
サノスケ逝っちまったかー。
無駄死にではなかったから報われたもんだろう。
少なくとも次に繋がりそうだし。
そういや確かに服は気でガードされてないよなぁ
>ID
雪歩怖えw
ときちくは地雷抱えてるようなもんだぞ
ビルは森とか建築物とかの遮蔽物があるから思うほど見えないとは思うが…
まあ遭遇フラグは立ってるし今後に期待だな。
サノは……惜しい奴をまた一人亡くしちまった、マッキャリさん拾った美紀がどうするのかも含めて今後に期待。ベジータがんがれ
さて問題の(?)ゲイルだがあいつ見た目結構可愛い……じゃなくて攻守半減効果は対象をとる効果だと気付いた、つまり
当たらなければどうという事はない
まあ後はゲイル消えたらパワーダウンも消えますとか後付けで制約付けとけば問題ないでしょ多分きっとおそらく
でも「効果の対象にならない」という能力はないから結局効果は受ける。問答無用で。
ゲイルの能力は1ターンに一度しか使えないんだが、1ターンてどのぐらいの長さなんだ?
ブロリーの為だけに支給品に意味不明な制約つけるのはどうかと思うぞ…
活躍させたいのかラスボスにしたくてたまらないのかは知らぬが、キャラに対してもう少し公平になったら?
ブロリーがどうとかいう前に効果自体がチート染みてるって事じゃね? ブロリーは重傷負ってるし、最後まで生き残れるかはそもそもかなり怪しい
別に最後まで生き残らせる必要ないし、ゲイルの効果が強かろうと、適応は本人だけで拳銃の一つでもあれば案外逆転できるもんだし
要は東方勢やDB勢をはじめとする超人には効果絶大だけど、
スネークやときちく、グラハムなど鍛えられた人間、せいぜい常識に収まる程度のスペックだとたいした効果は無いと言うことでいいのか。
弱者の切り札だな。正直、あややが持ってるのがもったいないぐらい。
>>575 拳銃一つって言っても、最初期悟空でも拳銃で撃たれて、ちょっと痛い程度だぜ。
ブロベジレッド辺りは拳銃で倒せないんじゃない?
まあ、DBキャラがどんなに弱くなっていようと
ただの拳銃で撃たれただけで死ぬってのは有り得ない。
絶対な。さすがにそれは制限による弱体化の範疇を超えすぎている。
遅くなったけど◆WWhm8QVzK6氏も◆T0ldTcn6/s氏もお疲れ様です
まともな奴がどんどん減っていく…
ゆきちくというか雪歩がどうなるのか想像がつかなくて怖いw
>>576 ぶっちゃけカラス繋がりというだけで持ってるんだと思うよ?
確かにキャラ的に見ればイイが、ロワ的には正直あれだよな。
だが、攻守が半減したところでスピードに劣る一般人じゃ結局勝てないんだよな。
相手がブロリーでさえなければ良い勝負が出来るかも。
>>578 ロワでは創造神や蓬莱人だって簡単に死ぬんだし、あんまりそう言ってらんないぞ。
ブロリーが鎧を纏ってるとか微妙
もう実は蔵之助だったとかでも驚かん
>>580 タフじゃないDBキャラって出す意味無いだろ・・・
ジョジョキャラにスタンドを最初から最後まで使わせないようなものだ
DIOは出します、でもスタンドも肉の芽も気化冷凍法も無しです ってなもんだ
ゴルゴ級の腕があれば殺せても納得できる
あとは書き手の腕次第だが
>>583 いくらなんでもそれはワガママなんじゃない?
だったらドナルドは失策しないし、てゐはハッピーラッキーだし、
羽入は東方もビックリチートだし、城之内はなんだかんだで生き残るし、
サンレッドはダメージなんて食らわないし、そもそもトキVSブロリーで既にテーレッテー♪になるはずなんだよ。
DBだからとかジャンプだからなんて理由にならない。
一先ず何人か頭冷やそうぜ。
香ばしくてしょうがない。
>>583 ちなみにジョジョロワ2ndのディオは人間やめる前からの参戦だが、中々いいキャラしてるぞ
結局は書き手のさじ加減一つって訳だ
>>585 いや、トキは原作の北斗の拳から出てんだから、いきなりテーレッテーは無いだろ。
そして、そんな自重が無しならブロリーがロワ会場ごと消して終わり。
もしくはベジータやレッドさんがさっさと主催をぶっ殺してる。
いくら制限されてもこいつら爆弾で死なねえだろ。
これはひどい
話題を無理矢理ねじ曲げるけど、もしカミーユが後半まで生きてたら
人間の命を虫けらのように扱うしシロッコと中の人同じなブロリーにキレて
参加者の魂を吸ってブロリーを金縛りにして特攻とかあったのかな
そんなif妄想はSSにして、したらばに上げようぜ!
ブロリー信者多すぎ
クロス作品なのに蹂躙しか考えてないじゃん
そろそろブロリー死ぬ話が出てくると思うけど何かしらケチつけんだろうな
東方減らないなぁ
まだ5人もいるのかよ
>>590 そういやカミーユって死者が増えるほど強くなるんだよな…
スパロボZネタが増えた後ならもうすこし活躍できたかもね。
>>592 だろうね。何で首輪破壊した時点で爆死しない設計だったんだろう…
>>593 なんだかんだで死ぬってば。前回の生存者は一人だし。
こんな事を言うとブロリー信者扱いされそうだが
ニコロワのYOKODUNAやアニロワのアーカードのように
序盤で一番の脅威として見られたマーダーは集中狙いされて早期退場で
あまり危険視されてないマーダーがラスボス化するだろうと
先読みしていた分、よい意味で裏切ってくれたから悪い展開ではないと思うんだけどなあ
>>595 ああ、わかる それ
危険視されていない奴をラスボスにってのはありがちだもんな
アニロワではセイバーがラスボスになってくれたけどな。
アーカードが暴れまくったせいかイマイチ影が薄かったけど、こいつもかなり脅威だったぞ。
戦闘能力の裏付けもあったしな。
ニコロワ1stは……その発想はなかった、としか言えない。
異常改変の多かったハルヒ勢の中でも割とまともだった
ハルヒが、だれが神(笑)になることを予想しただろうか…
ブロリーなんて予想通りの無双を地でやってるだけじゃん
いつまで続くんだよ飽きた飽きた飽きたー
そうですか
漫画ロワじゃあ、最初から勇次郎がラスボスだったな
>>599 ブロリーが倒される→荒れる
ブロリーが倒せない→荒れる
ふしぎ!
>>601 勇次郎にラスボス以外の何ができるって(ry
数多くのDBキャラの中でたった三回しか登場した事のないブロリーがここまで人気のある事自体
なにか惹きつけるものがあるんだろうな
ブロリー出すと駆け引きも何もないただのガチバトルになる
やっぱりアイマスプロデューサー設定で行くべきだったな!
でもカワイイ女の子以外はみんな殺しそうだw
王子がなんかするたびにクレーターになりそうだwww
ブロリーに関しては極端な事を言うと腹にパンチぶち込むだけで倒せる
この強さ、この展開でそれはねーよと心配するやつもいるだろうけど原作がそうなんだよ
いや、もう腹にパンチをぶち込まれたから、次は太陽にぶち込むべきだろw
まぁ、原作でパンチぶち込まれて倒されたって言っても、制限無しのベジータ+ピッコロ+トランクス+悟飯のパワーを貰った悟空のパンチだからな。
一撃でやられても仕方ないよ。
そういや、人造人間13号もヒルデガーンもピッコロ大魔王も、腹をぶち破られてやられたな。
だから誇張しすぎなんだよ
あの時みんな死にかけだったじゃん
ほとんど気も残ってなかったし
*死にかけると強くなるのがサイヤ人です
ないと思うけど、次回からDBみたいな信者が大暴れする作品は避けようか。
制限は効かないだの他より強くなきゃ嫌だの、ロワの意味わかってんのかね?
DB避けるなら東方もな
死なないし雑談はうざいし
もうニコ厨うざいからニコロワやんなくていいよ
と最終的になるんですね、わかります
避ける避けない言ったって、投票で選ばれたんだからしかたないし
そもそも、俺らが展開を決めてるわけじゃなくて、書き手が決めるんだろ?
俺らがあることないことぎゃーすか言ってて、困るのも書き手なんだ
それで作品のクオリティ低くなったら、俺らだってつまらんだろうに
だから、せめて黙って新作まとうや
何故煽りに反応したし
開始前から池沼寸前の馬鹿でも心配していたブロリー無双を制限でなんとかって感じでうやむやにするからだよ
意外性狙いの、自覚すらなさそうなカス書き手は多くいるし
これがお前らの望んだ結末なんだよ、じゃあな。sk2!
こんなことならブロリーは最初に毒殺してしまえばよかったんだ…
この空気を意に解さないでブロリーが活躍したら書き手を尊敬する。
まあ元々俺らがどうこう言ってそれに一々左右されてちゃ面白くないんだがな。
いやブロリー云々は関係無い
その話題が出る前は東方叩きが多かったし例えブロリーや東方がいなかったとしても
それ以外で目立ったキャラを叩いていただろう
てかもうサンレッド+べジータの時にぶっ殺しとけよ
あれ以上の展開で殺せって面倒だし
そんなに死んでほしいなら自分でSS書いて殺せばいいのに
どうなるか分かりきってるが
よく考えるとKAITOの必須アモト酸ってブロリーを殺せそうな数少ない道具だったんだよな・・・。
理屈っぽく批判してみせても結局は好みの問題
俺は楽しいぜブロリー無双
まあもう下準備は出来てるし
あとは書き手がどうにでもするだろ。
フランと同じくもう十分殺害数は稼いだわな
マーダー側でありながらまだ一人も殺してない奴とかもいるし
>>625 引きこもりだったから仕方がない
それに『風が吹けば桶屋が儲かる』理論を入れると
結構な人が迷惑被っている。
奴は殺害するより場を掻き乱す事の方が向いてるってことかな。
ブロリーの事ばかり注目してる人はロワを格闘技の大会だと思っていそうだけど
ブロリーが目立ってる分、首輪解析したり暗殺したり水面下での暗躍とか盛り上げ所があるんだけどな
今回は東方キャラも息長いな、前回は中盤以前に2人お亡くなりだったのに
ブロリー? ゲイルがなんとかしてくれる
また東方アンチか・・・
ドラゴンボール厨じゃなくてブロリー厨だ、そこだけは変えてほしい
前回は終盤の霊夢が今回のブロリー程じゃないけどひどかったね
でもそれ以外の東方勢はいつ死んでもおかしくない感じではあった
今回は全然死にそうにないな
お前らまだ一人も死んでない三国志勢を忘れたか
つーか今は東方に限らず、何と言うか平和だよな。ブロリー周辺以外は。
五角形も崩れて、一触即発ってエリアがあんまりない。まあ、フランや呂布が徘徊してるけど。
>>634 呂布だと逃げが効きそうだからそんなに脅威ではないんだよなぁ
性格的にも性能的にも呂布からは逃げられる感があるが前回のYOKODUNAにはなかった
フランも連戦で消耗が激しいからどうしようもない程のマーダーとは言えないかな
それにひきかえ、もう一人の吸血鬼はドライブしたりモンハンしたりして遊んでばかりw
>>632 前回の東方って外道入ってる霊夢以外はお人好しかヘタレだったし…
今回は射命丸と咲夜という生き残り重視がいるから減りにくいんだろうねぇ。
他殺以外も含めていいのなら、チルノが知恵熱だけでパー\(^o^)/ーンしそう。
※このスレは右上と左上の自演合戦が行われております
そういえば最近ニコ動で右上さんを見かけないな…
右上の代わりに変なカウンターがついてるな
さっき見たら広告のスペースに今日の右上が出てた
「もし右上がいなくなっても忘れないであげてくださいね」って・・・
これは・・・右上粛清フラグ・・・!
このロワ内でも右上が粛清されたら流石に笑うわw
これまでも右上はなんども存亡の危機を迎えてきたが、未だに生き残ってるからきっと大丈夫・・・。
俺は右上好きなんだけどなあ。
マイページ開こうとして「ニコニコ動画を楽しく快適に!」とか出てこられてあれ?はよくあること
予約が途切れたな・・・・・
予約来てるな
また咲夜の一人勝ちとかやめてくれよ
だがそうなる予感しかしない
DIO「私はあの小娘よりサンレッドが潰れてくれれば別によいがな」
>>647 いや、むしろ咲夜に死亡フラグがビンビンだと思うんだが・・・。
それ以前に、メタスネークと咲サンの配置が遠すぎる気がしないでもないが・・・・・・
まあ、展開を見てからだな。
そういうのは投下されてから出ないと判断できないな
煽りはスルー
せっかくめーりんと咲夜が対立する立場にいるんだから2人のガチの殺し合い見れると思ってたんだが、めーりんが重傷負ってて難しいんだよな
因縁のあるキャラ同士の対決は燃えるけど同作品だと東方ロワでやれと言いたくなる気持ちもあるんだよな〜
因縁なら仲間を殺害されたスネークや同じ能力を持つDIOとかいる訳だし
まあとりあえずベジータVSブロリーに期待しよう、覚醒した王子は強い! ハズだ
頭にMの字が付けば倒せるイメージも沸くが、普通の王子様だとかませ犬にしか思い浮かばんw
これも劇場版のスタッフのせいだなw
かませ犬しか印象無いって言われた時にぃ、じゃあ合体フュージョンできるじゃなぁい!
って、確か言ったようなキモスゥんですけれども、うん
べジータがやる気になったところでブロリーは倒せないだろ
いきなり超2すっ飛ばして超3に覚醒するくらいじゃないと
いちおう4というか猿にはなれたんだっけか。
レッドさんのプロミネンスフォームは出るのかしら?
猿になったら首輪が確実に爆発するなw
たしかべジータはまだ魔神ブウ編まで進んでないからフュージョンの事は知らないだろうな
大猿になったら首がキュッとなって…どうなるんだろなw
きゅっとしてどかーん
>>664 的確な表現だwww
まあ、伸びるんじゃね?こんなトンデモ世界だし。他所のロワではどうなってんだろ。
とりあえず新漫画は伸縮自在継目無しのトンデモ首輪
テイルズロワ1では体型の変化にあわせて伸びてた
他のロワでも巨大化怪物化が原因で死んだ奴は見たことないかな
まぁ首がパー┗(^o^)┛ーンしたとしてもニコニコらしいからいんじゃね
でもブロリーすら殺せないのに猿を殺せるのか?
DBの強さ議論は勘弁だが、一星球とかかなり強かったんじゃないの?
>>668 パロロワでは神様やら不老不死の化け物やらあげくは幽霊まで普通にパーンしてるわけで。首輪の爆発ってのはロワでは絶対的なものなんじゃねーの?
え、じゃあブロリーの爆弾に『殺せないんじゃね』疑惑がかかってるのは何なの?
>>669 確かテイルズロワでの優勝者は、首輪を爆発させても小細工を使って無事に済ませた。
通常時では絶対でも、イレギュラーが発生したらその通りでは無いと思う。
まぁ、戦闘力的にも設定的にもベジータは絶対に超4にはなれない。
だから、気にする必要なんて無い。
ようするに、空気読めててて面白ければいいってことだな
そういやD-4に死体が10人分もあるのか
中々次話来ないな……書き辛かったらガッチャさんとリュークの番外編の続き書くってのどーよ
その案をSSで書いてしたらばに投稿して見ればいいじゃない
内容が良ければ採用されるしさ
>>670 あくまで主催の中の更に頭でっかちな右上の危惧だけだから
書き手さんは長考中なのか?
少しでもいいからその辺の所を教えて
左上と右上を間違える人多いな
そりゃ碌に感想も付かなきゃねぇ……
そして誰もいなくなった
682 :
創る名無しに見る名無し:2009/09/23(水) 20:53:01 ID:/Y7cPU9I
ニコニコ大百科の「検索してはいけない言葉」の項にこのロワが載ってるんだが……
どう考えてもロワはそういう類のものだろ
世間一般の正常な反応です
なにも問題はありません
>>684 ああ、載ってた載ってたwブラクラとか電波サイトと同列だったのはショックだったw
まあHALとかKAITOとか
他のロワ行けばもっともっとだしw
まあ、なれていない人は「こいつら……」とか思っているのは確定的に明らか
個人的には『ニコニコ動画バトルロワイアル』で大百科に項目が欲しいところ
パロロワでニコロワが紹介されてるし
それくらいで十分だと思うのだけどね
>>684 検索避けと考えれば良いんじゃね?
自分の好きなキャラが大して愛着の無いキャラに敗れるのを見ると
頭がヒットする人も少なからずいる訳だし、精神耐性の人が付かない方がいいでしょ
ミス
×精神耐性の人
○精神耐性の無い人
したらばに没投下きてるな
何か、パロロワに嫌悪感抱く人の方がおかしいみたいな言い方だな
殺しあいなんて嫌悪感を持つ人が多いに決まってるからね
ですよねー
ニコロワをめっちゃ楽しんで読んでる俺は異常なのかorz
異常だと?
何を今更、半年程気付くのが遅いぜ!
ここもゆっくり虐待とかと大して変わらんよ
虐待とは流石に違うような…
相手を殺すまでのガチバトルを見れるクロスオーバー作品ってロワ以外にほとんど無いからなぁ・・・。
普通の人は、「殺し合い」って時点で割りと嫌悪感持つもんだぜ
身を持って体験済みだから間違いない
このロワを動画で紹介されたときはすごかったな。
いやあ、ドン引きしたわ。
大百科で「なんだよこりゃあ?」なんて脊髄レスしてから早数ヶ月
今はここの住民な俺
嗚呼……
むかーし
東方で学ぶパロロワ講座があった、らしい
内容は知らん。
しっかしキャラが死ぬのはOKなんだが
いじめられる漫画を見るとものすごく心が痛んでしまうのは何でであろうか。
思わず「いじめてる奴人間じゃねー!」と思ってしまう。(俺が言うなだけど)
今見てきたけど…危険度たっけ――――!!!www
いかに日本人がhappyend好きか分かるな
まぁ、俺らが少数派」だってんなら、その運命を打開して一等すげえニコロワ完結させてやんよ!!
>>705 ああ、あれか。
パロロワの大方のルールとかを紹介してたやつ
魔理沙と霊夢がいたが、口調が変だった
パロロワを紹介するのに東方キャラを客寄せパンダにしたのは気に入らなかったな
ギガゾンビとかアーカードとかもっとパロロワの紹介に相応しいキャラが何人もいるだろうに
そもそもパロロワの紹介なんてしちゃだめだろ
ニコニコにupされている支援MADなんかはだいたい検索避けしてあるんだぞ
検索避けって腐の人たちの専売特許かと思ってた
そもそも、昔の2ちゃん自体が検索避けの隠語ばかりだった
何でギガゾンビやアーカードだと相応しいの?
キャラが殺し合いをするSSを大っぴらにやる訳にはいかんだろjk
普通のSSサイトとかでも人死にが出るだけで前書きで注意とかするのに
まあパロロワでタグ検索するとニコロワ以外殆ど検索避けしてないけど
知ってる人以外パロロワなんて検索しないんじゃない?
もう・・・終わりかな、ここも
>>715 ニコロワみたいにタイトルで検索避けしてないのが目立つって意味ね
まだだ・・・まだ終わらんよ。
>>712 前者は人気ロワの主催者として活躍しているし
後者は複数のロワに出演して必ず大苦戦を強いられるマーダーとして印象深い、何より殺し合いが似合うから
このロワで言えばDIOも参戦数が多いから紹介に相応しいか
アーカードの旦那に解説が似合わないという致命的な欠点が
>>719 パロロワで人気があっても『紹介』には不向きな気がするんだけど。
ニコニコで紹介するなら普通に東方、アイマス、ボカロの御三家の方が食いつきやすいんじゃね
ていうか、そもそもわざわざ紹介する必要ないんだけどな
俺
>>720だけどID被りとか珍しいこと有るんだな
このペースだと完結にはあと何ヶ月かかるやら・・・
>>723 振り向けばFFDQ3rdがいるから無問題。
例のパロロワ講座探したけど見つからなかった・・・。
もう削除されてるよ
投下マダー?
今は首輪の解析方法が浮かび上がらず頓挫している状態かな?
マーダーは多いし全体的に強すぎる気がするが
必ずしもマーダーを全て撃破しないと主催者に挑戦出来ないルールは無いから
マーダーを無視すれば話は進められるし
もうお膳立て(繋ぎ)はやり切った感があるからな。
どのパートも参加者同士の衝突が不可避だから難しいんだと思う。
>>729 その点1stは対主催に社長やアリスが居てくれたから進めやすかったな、まあ最期ははるかっかが強引に締めた感があるがw
関係ないが野菜王子は別に豆腐メンタルじゃないよな
出典の映画版ではやたらビビリキャラにされてるからなあw
原作ではビビッてるシーンなんてフリーザと超2悟飯のときくらいなのに
>>731 ぶっちゃけ首輪解除技術で一番有望なのがタケモトってのがね。
一般人の枠を超えてないんだよなぁ。
>>731 ブロリーへの恐怖を乗り越えたしもう大丈夫だと思うぞ
>>733 社長だって一般人だったジャマイカ。
それと、アリスって首輪解除になんか貢献したっけ?RPG担いでジアース倒した印象が強すぎて覚えてない。
736 :
創る名無しに見る名無し:2009/09/30(水) 12:58:32 ID:B+FDQC8F
>>735 大企業の社長でありながら優秀な科学者でもあり、多彩な乗り物を操縦することが出来て
そしてハッキングまで出来る高校生が一般人だと……?
あとアリスのおかげで魔法による首輪の爆破は行われないのが解ったり
魔法で負傷者の手当てをしたりと陰ながら働いてたはず
1stの時は脱出ルート、首輪解除筆頭の塔組城組が上手く合流してくれたからな。
あそこの纏めで一気に脱出方向への道筋が決まっていった
>>737 かき集めた同然の材料でデュエルディスクを手作りしちゃったり銃使えたりヘリや戦闘機操縦できたり……全部公式設定だからなw
運営長結婚したらしいぞ
783 : ◆OZbjG1JuJM :2009/10/04(日) 22:09:31 ID:YaLOhjYs
うむ、最初はトリ変えて新規一新……っていうか前のトリあるかなー、
つーかこの鳥割れてるんじゃねーかなって思って変えたんだが
思い切って晒しちゃうよ!あ、◆O9Nk/Xg91kです
>>767 自分は構わないですよー
784 : ◆OZbjG1JuJM :2009/10/04(日) 22:10:39 ID:YaLOhjYs
心機一転じゃねーか(^q^)
でっていう
としか言いようが無い。君はそれをコピペすることでどういった見返りを期待してたのかね
おつむが残念な方であられるのだろう
運営長結婚おめ・・・ってもう言われてたorz
これは運営長の奥さんが黒幕フラグ
Ω<な、なんだってー!?
社長で思い出して久々に1st見たが俺の視界がエコノミー……不謹慎な企画であるのは分かってるが良いものはやはり良い
それとお絵描き掲示板の死者達のイラストってあと少しってとこで未完になってるんだよな、できれば最後の1人まで描いて欲しかった
絵師がかなり前に居なくなっちゃったッぽいから無理っぽいけどな
あと仕方が無いけど過去ログがかなり流れちゃってて悲しい、当時のスレの盛り上がりとかそういうのも見たいんだぜ……
停滞したしジャンプに有りがちな打ち切りエンドで書くしかなさそうか
停滞気味なのを面白がってるバカはなんなの?くたばれよクソッタレ
気長に待つということを知らんのかね
殺伐としたスレに救世主が!
ん?間違ったかな…
お前、俺の名前を言ってみろ!
>>755 な!?
なんだあ!!
てめえなんぞ
しるか
バカか〜っ!
758 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/08(木) 03:44:05 ID:lSaQ0mJp
正直ごちゃごちゃとわがまましか言わない読み手は放っておいて
勢いだけでもいいから書きたい話書けばいいじゃん。
ダメだしとか多すぎるだろいい加減。
ブロリー無双でも、全滅でも、外からの干渉でもいいし、
普通に優勝ENDでもいいからとりあえず進めようぜ
言い出しっぺの法則って知ってるか?
706 :創る名無しに見る名無し:2009/09/25(金) 00:55:14 ID:Mh10CMMd
今見てきたけど…危険度たっけ――――!!!www
いかに日本人がhappyend好きか分かるな
まぁ、俺らが少数派」だってんなら、その運命を打開して一等すげえニコロワ完結させてやんよ!!
この人はまだここにいるんだろうか
761 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/08(木) 12:43:28 ID:lSaQ0mJp
>>759 文章とか学校の作文とかしか書いたことないから
小学生の読書感想文レベルでいいなら書いてもいいが…
俺様の望む展開にしろと大騒ぎしてた時代が懐かしいな
哀れw
東方優遇とブロリー無双を拒否したら何も残らなかったのです
>>761 文章というのは書く事で上手くなっていくんだぜ? 最初は消防レベルでも修正していくうちに読めるようになっていったなんて例はいくらでもある
ここはこうした方がいいんじゃない?
↓
ならてめーが書けよボケ
↓
書いたよー
↓
こんな小学生レベルの文章で通るわけねーだろハゲ
↓
↑誰がハゲだよカス
↓こいつ最高にハゲ
今回のは流石に東方勢の優遇が目立ってしまってるな、1stも優遇は優遇だったがそんなに気にならなかったのは何故だろう
魔理沙、うどんげは早々に退場、あとはえーりんがマーダーで
他が対主催だったからとか
1stは殆ど超有名所or一発ネタみたいなので誰もがキャラを掴めていて書きやすいのが多かったからな
今回の面子を考えると把握率の一番高い東方が生き残るのは自然な流れ
1stに優曇華いたっけ?と見返してしまった
ごめんよ優曇華…
771 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/08(木) 20:26:04 ID:lSaQ0mJp
>>764 とりあえず構想練ってみるよ。
被ったら迷惑だから予約は完成直前にする
小説とか書いたことないけど大丈夫かな…
東方よりもドラゴンボール、それもブロリーみたいな半無敵キャラとか出したのがまずかったのかも。
勇次郎やラオウやアーカードみたいな最強系で出た上に、制限を解除したからどうしても無双になる。
むしろ書かないでくれ…あんた一人だと潰れるだけだ。
しかも初となると、ね。
>>771 うまい書き手さんとか参考にするのもいいんだぜ
批判と修正要請しか来ないことだけは覚悟しておいた方が良いと思うよ
特にこの時期だしこのロワだと新人さんに手厳しいからな
やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
>>772 また話をブロリーにすり替えやがって…大体ブロリーと一番遭遇してる癖に生き残ってる作品はどこのどいつだよ
おちつけよ
ま〜た始まった
またブロリー厨のブロリー擁護か?
節度の無いブロリーMADによる原作レイプ動画を見て、ブロリー最強とかほざいてるのか?
GTならともかく、他の劇場版とかアニメ本編までレイプして、ブロリー最強とか言われると非常に腹が立つ。
ベジットやゴジータとかまで、デデーン(笑)とかありえないって。
ドタバタ☆ジャンゴ!
設定上戦闘力無限大のブロリーは最強といっても差し支えはないんだけどな
だからお前らなんでそうスルースキル低いかね……
>>782 それを大義名分にして原作レイプは楽しいですか?
まぁ、ブロリーは戦闘力約14億って公式で出てるんだがな。
劇場版の公式サイトでは劇場版最強はジャネンバとも言われてるし、その次はヒルデガーン。
そもそも戦闘力無限大なら、ベジットよりも遥かに強いわけで、熱戦時の悟空や地球戦の悟飯達に負ける道理が無い。
設定上では、宇宙を壊せる悟飯吸収ブウの50倍強いベジットよりも強い訳だしな。
ドラゴンボールの場合、道理がある方が珍しいんだがな
786 :
771:2009/10/09(金) 01:09:27 ID:5K+SzlNz
>>773-
>>775 まともな文を書けないのは分かってるから最悪を考えて書いてみるよ
実際書きあがるかも分からんがぐだぐだ言うだけで
何もしなくてニコロワ潰れたりしたら嫌だから
完全な自己満が動機になるがやってみる
原作でいかに無敵だからって、いちいち原作準拠にしてたらキリがないぜ?んなこと言ったらサンレッドだって原作じゃ無敵だってーの。
それに、それこそ東方とか原作じゃあ厨性能の集まりだし。指一本触れずになんでも壊せるとか無尽蔵に時間止めれるとか、原作準拠にしたらやばいだろ。
>>786 救世主あらわる。まあ期待しないでwktkしながら待ってるよ。
>>787 だからこそ、ブロリーは優遇され過ぎじゃないかって話じゃん。
ただでさえ原作で二回も負けてんのにさ。
>>789 ほんとウザいなお前、これ以上不毛な言い争い続けるなら帰れよ
無駄なんだ……無駄だから嫌いなんだ……無駄無駄……
誰特だの優遇だのアホらしい(笑)
皆大好きなキャラを大活躍させるために書いてんだよw気に入らない奴は自分も公開オナニー発動しろやw
……。
実は前回の予約合戦の時に空けてたせいで、知ってるキャラ全部予約されちゃって、何もできなかったんだ。
だから裏でこそこそ外伝的なのを書いてたけど、本編で予約切れしちゃっているキャラはいる?
キャラを殺すSS書くたびにブルーになるような俺でも書くよ。
頑張って!
>>768 しかもその2人の死んだ後が結構悲惨だったんだぜ……Suicaも報われなかったし
やっぱ前回は陰陽師だの社長だの驚きの黒さだの濃いキャラが他にたくさん居たからかな
東方もブロリーもどっちも癌です
いやジョジョのことでしょう
韓国の四人グループか?
ID:gP1S2v6bは煽り耐性をつけてくれ
煽りに反応してるのは荒らしの自演ってことでいいよ
いちいち反応するのは荒らしと変わらんし
804 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/09(金) 18:34:10 ID:rbFosOjN
なんで気づかないかな。ここでいくら東方やブロリーをこき下ろしたところで
このロワには一切影響されないしこのスレの誰も説得されないんだぜ。
お前らにとってこれ以上ブロリーや東方キャラが活躍するのを目の当たりにするのは
精神衛生的にも良くないからもうこのスレには、できればニコロワにも一切関わらない事をお勧めするよ。
質問なんだけど
エリア一つの大きさって縦横何mくらいなのかな?
ハンバーガー四個分かな☆
※ハンバーガー一個で250mあります
1kmかー、以外と狭いんだね
回答ありがとうございます
別ロワだとDIOの肉の芽がチート過ぎだの文句付けられてたのに
このロワじゃあ全く話題にされないのは
ファンとしては嬉しいやら悲しいやら寂しいやら複雑だ・・・
あと気になったが気化冷凍法は使用可にされてるの?
漫画では無いがドラマCD版だと使われた技なんだが
多分使わないってDIOの欄に書いてあるけど
かりすまだから気紛れで使ったりするんじゃない?w
「多分使わない」は「使うかもしれない」って意味だからな
でも、気化冷凍って何気にチート技だからな。炎とかで熱しない限り触れることすらできずに、ダイアーさんになっちゃう。
肉の芽が何も言われないのは、呂布の行動が植え付けられる前後であんまり変わらないからじゃないの?
DIOの天敵もいるし、DIOが霞むほど凶悪なキャラもいるからなぁ・・・
815 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/10(土) 15:22:42 ID:djQ9BbxD
多分書き間違いだと思うんだけど、【Hバレットリボルバー -A hero wakes up-】で
タケモトが「アポロはバクラに付いて行ってくれ」って言ってるけど
その後の流れからみても「アポロはアカギに付いて行ってくれ」ではないでしょうか?
後、【禁止エリアの抜けた先】以降の状態表でキョン子の手に入れた不明支給品は
塩のものと書かれているのですが、塩はすでに3つの支給品が判明しているので
キョン子が新たに拾うということは無いと思うのですが・・・
両方とも自分の勘違いだったらすみません
おぉ、また予約が来た。
久々に予約が2件も来てるジャマイカ
一気に予約ktkr
どういうことなの……
820 :
711:2009/10/11(日) 02:13:54 ID:59314ErT
一応書き始めてみたけど、
この流れなら自分の出る幕はないかな?
821 :
771:2009/10/11(日) 02:15:29 ID:59314ErT
↑名前間違えた。
どうでもいいですね(´A`)
書き手がネタを集める為にDBの新作ゲームが出るまで待っていたのかと予想していたが
どうやら俺の勘違いだったみたいだね
誰だよブロリーをこんな厨設定にしたの…
原作じゃ普通に負けてたじゃねーか…しかも三回。
こりゃもう今からブロリー洗脳してブロリーPに魔改造するしかあるまい。
俺はHTNの方が好きかな。
>>826 死んだら馬鹿の右上が「原作再現」つってリザレクションさせそうでコエエんですけど。
そういや、最新のゲームだとベジータもブロリーもスーパーサイヤ人3になってしまうんだよな。
なんかブロリーとベジータが仲良しに見えてきた。
お互いの背景が違っていれば仲良くなれた…筈は無いな
>>823 厨設定とか言うがブロリーだって最初は十分な規制がかかってただろ。外したのは書き手。
だからそういう事は書き手が投下した時に言えばよかったんだ。
まあどうせ出すならニコニコ的にも普及させた実績からもブロリーPの方が良かったってのは同意するがな。
正式には2回。
一作目と二作目がブロリー本人。
三作目がブロリーのクローンで別人。
三作目の最後であの世の悟空が地獄のブロリーを討伐しに行くが、その後は描写も無く不明。
地獄でも狂気と執念の鬼のままなのかー
なんか可哀想だなブロさん
まぁブロリーの話題はここいらにして、ニコロワβの支給品について語ろうぜ!
ゆっくりみたいな動き回る生物もいいが愛犬ロボてつ改とかも欲しかったな
誰かディムロスを喋らせてあげて下さい
出してすら貰えてないw
ゲームキャラは把握がめんどいのよね
剣使えるキャラが少ないってのも関係するんかな。三国志三人、メタ様とかしか思い浮かばんが
グラハムも使えるんでない?MSで接近戦強かったし
もう関係ないが、修造ならディムロスの性能を最大限に引き出しそうだ。
ロワの補正もあいまって、それこそ本家並に扱いそう。
後はジョブ的にブロントさんかな、まあグラットン以外使いたがらなさそうだが
チルノは使ったら燃え尽きそうだし
戦隊ヒーローには剣使いもいるからサンレッドも使えそう
な気がする
>>844 斬る剣っつーより殴る棒として使いそう。
ディムロスが1stのレイハのようになりませんように…
ディムロスと言えばフランと絡みがあったが
某ロワのレイハとの展開のようになったら悲しいな
程度の差こそあれ、意志持ち支給品は悲惨だよな。
どうなったか、まではさすがに話せんが。
意志持ち支給品が並の参加者以上に活躍することは希によくある。アニロワ2ndのクロミラとか。
ニコロワだったらクラモンだな
参加者以上どころか参加者になっちまったもんな
あれはネズミ型になった時はざまぁwwwと思ったがその後あんなになるとは……
>>849 テイルズロワのソーディアン勢とか
支給品同士の愛憎劇はわりと珍しかったな
それとか支給品同士がディバッグの中でダベるだけの話があったりしたし
>給品同士がディバッグの中で
あの話はパロロワ界でも、なかなかない種のSSだと思う。
854 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/14(水) 19:19:20 ID:NhRp2zD0
久々に見たが予約が来て嬉しいな
遅レスだが……
>>480 散り際っていうか、見取る奴の違いだろうな
言っちゃあなんだが、ケンシロウって熱血で涙もろいお人好し馬鹿だし
ちょっとお涙頂戴の過去を出されたら、もう過去の所業なんで忘れちまうんだろ
……言っちゃわるいが、第二部のファルコやバルガのラオウのイメージっだって
時間の流れの中で絶対美化されてるぞ
毒吐きの流れが面白い
3324 名前:やってられない名無しさん 投稿日: 2009/10/10(土) 22:41:41 ID:???0
ここでSS書いたら読み手が調子に乗るからやめておいた方がいいのにな
3325 名前:やってられない名無しさん 投稿日: 2009/10/10(土) 23:20:45 ID:???O
まぁもう一ヶ月くらい放置しておけば読み手様も少しは反省したかもな
3326 名前:やってられない名無しさん 投稿日: 2009/10/11(日) 08:06:31 ID:???O
読み手様は反省しないものなんじゃないか?
3327 名前:やってられない名無しさん 投稿日: 2009/10/11(日) 17:51:29 ID:???0
読み手様が反省しないんじゃない
反省しないのが読み手様なんだ
3328 名前:やってられない名無しさん 投稿日: 2009/10/11(日) 19:48:35 ID:???0
一度でもSS書いてみれば状況くらい分かるだろうに
一著前に批判ばっかりしやがって読み専なんて死ねばいいのに
毒吐きの話は毒吐きでな
レスを引っ張ってこないでくれ
触ったら負け
殺伐としたスレに救世主が!
でも感想が0とかひどい時期があったからなぁ
投下してもそれを無視してずっと戦闘力議論に近いことしてるんじゃ書く気も失せるわな…
>>861 よーし、次に投下があったらまずは俺とお前が真っ先に感想を入れようぜ
確かに、こういう普通では有り得ない、ニコロワならでは面子での戦闘力議論は楽しいけどなww
確かに楽しいな
だが、投下された作品を無視するのは悲しい事なんだと思うんだぜ
投下します。
夜、晴れ。
星が瞬き、月が輝く中。
地上でも、新たな星が生み出され、ぶつかり合っていた。
「ハァ!」
ベジータの蹴りが、ブロリーへ叩き込まれる。
しかし無意味。腹部を狙った回し蹴りは、ブロリーの掌によって逸らされる。
そのまま脚を掴もうとする魔手をもう片方の足で弾き飛ばしながらバク転。
距離を開けたベジータに対し、ブロリーは焦ることもなく悠然と歩を進める。
――ブロリーは、なんらラウズカードを使っていない。
ただライダーシステム・ブレイドアーマーを身に纏っているだけ。
身体能力強化と防護以外の機能を真っ当に活用しようとはしない。
そもそも、支給品を有効活用しようという発想がブロリーにはない。
しかし、それでも十分に過ぎた。
意気揚々と突っ込んだベジータであったが、少しずつ来た道を戻りつつある。
位置的にも精神的にも、着実に圧されつつあった。
ベジータとて、本来ならば惑星を砕く程度容易く出来る。
だが、ブロリーはその惑星を従える太陽であろうと容易く吹き飛ばすだろう。
どちらも星だ。
だが所詮、地球など太陽より遥か小さな天体であるように……一対一では、勝てない。
それがブロリーに対する者に課せられる世界の摂理。
「くそったれェェエエ!!!」
かと言って、今更退く事などできはしない。
ヤケ気味に、ベジータは両手からエネルギー弾を連射し始めた――。
■
『ともかく、私をあそこで倒れているあの紅い髪の女性に渡してください』
一方、ベジータについてくる形で到着した美希に対し……
事情を単刀直入単純明快に話した後、マッハキャリバーはそう話を結んだ。
「わかったの。よくわかんないけどわかったの!」
『どっちだ』
美希の言葉にツッコミを入れるディムロス。
ちなみに美希のゆとり日本語をわかりやすく日本語訳すると、
「事情はまだ把握しきってないけどやるべきことは分かった」である。
美希が走り出そうとした矢先、妙な悲鳴が響き渡った。
「ほわぁあ!!!」
「え?……わわ!」
慌てて首をすくめる。
自分の頭の上数mを、見事にベジータが吹っ飛ばされていったのだ。
そして、それを追っていくブロリー。それに焦りを見せたのは、ディムロスだった。
『あの方角は……まずいな』
「どういうことなの?」
『あちらは南、つまり来た方向。サンレッドたちがいる方角だ。
このままでは動けないサンレッドも巻き込まれてしまう』
「ええ!?」
『ともかく今は脚を進めろ。
これを渡してから先回りしてサンレッドたちの所へ戻り、危機を知らせるしかない』
「でも、今のサンレッドさんを戦わせるのは……」
『確かに奴は無理だ。だがいるだろう、まだ戦える「彼女」が。
三対一にしてなんとかサンレッドが休んでいる場所から引き離すしかあるまい』
「あ、そうか、おにぽんがいたの!」
ぽん、と美希は手を叩く。
問題は、いかにブロリーの目を掻い潜ってサンレッドたちがいる場所へ先回りするかだが……
それはこの夜闇とベジータに賭けるしかない。
覚悟を決め、美希は走り出した。
■
無数のエネルギー弾が突き刺さり、ベジータの目前で煙が巻き上がる。
ブロリーの姿がそれに紛れて消える。
しかし、それも一瞬。すぐに鎧を纏った巨体が煙の中から現れ、その豪腕を振るった。
例えガードしていても、その衝撃は抑えきれるものではない。
ベジータが地面に叩きつけられた、その時だった。
「決闘準備!」
『Standby, ready. Drive ignition』
周囲に、はっきりと分かるほど湧き上がる気の流れ。
左之助には魔力やそういったものがなかった。彼はあくまで、ただの喧嘩屋だ。
だから、純粋に身体能力を補助する道具としてのみマッハキャリバーを使えた。
だが、美鈴は違う。
自分や周囲に流れる気を制御し、自分の体に流し或いは打ち出すことなど彼女にとって基本中の基本。
そう――例えば、亀仙流や鶴仙流のように。
「ようやく復帰しやがったか……モタモタしやがって」
「……チッ」
ベジータの表情に希望が戻り、ブロリーが盛大な舌打ちをする。
振り返り、走り始めた美鈴目掛けて気弾を放つブロリー。
だが、美鈴は止まらない。それどころか、自分の足元に呼びかけた。
「加速して!」
『Gear Second』
身を屈めながら、紅の影が滑る。気弾はその上を通り抜け、無駄に爆発した。
更に連射力を上げるブロリー。だが連射性に気を割けば当然それだけ威力は弱まる。
それを待っていたといわんばかりに、美鈴は静止して両腕を回した。
「――水形太極拳」
『Protection and Revolver Shoot』
「何ィ!」
それはまるで悠久なる長江の如く。
美鈴が生み出した気にブロリーの弾幕は飲み込まれ、逆に美鈴が打ち出す気弾の糧となる。
咄嗟に回避行動を取ったその巨体に、尚も追尾し食い下がる美鈴の気弾。
それに苛立ったものの、こちらにばかりかまけているわけにはいかない。
なぜなら。
「ビックバン・アタッーク!!」
背後で構えている敵が、いるのだから。
水形太極拳を左腕で弾き飛ばすと共に、素早く向き直って右腕をベジータへと向ける。
月光よりも明るく闇を照らす超新星。それが篭手とぶつかり合い、火花を散らす。
「ヌァァァァァアアアアアアアア!!!」
大地を揺るがすような声を響かせて、ブロリーは右腕を振り上げた。
水形太極拳と同様、ビックバンアタックはあらぬ方向へと弾き飛ばされた。
だが無駄ではない。ブレイドアーマーの右腕部分に、はっきりとした亀裂が入っている。
いける、とガッツポーズを美鈴が取った一方で――対照的にベジータの顔は渋かった。
(……このままでは、足りん!)
ブロリーの実力を誰よりもわかっている彼だからこそ、わかる。
このままでは、あの鎧を破壊しきる前にこちらの気が尽きる。
ベジータに作戦はある。これが決まればブロリーであろうと確実に倒せるという手が。
しかしそれは最低限、美鈴と会話しなければできない。
そして、そんな隙などブロリーが与えはしない。
(ならばどうにかしてブロリーの奴をぶっ飛ばし、隙を作る!)
そう覚悟してベジータは突進した。美鈴も同じタイミングで突っ込んでいく。
速度上先に到達したベジータが右正拳を叩き込むが、それは剛腕一本で容易く止められる。
ごく僅かにブロリーは踏ん張った、それだけ。びくともしない。だが、構わない。
遅れて接近した美鈴にもう片方の腕をブロリーが向ける、その前に彼女は一手を打つ。
「黄震脚!」
「ヌッ!?」
強靭な踏み込みに、地面が割れる。
逆転の発想だ。
ブロリーが崩れないなら、地面を崩してバランスを崩させる――!
予想外の事態にブロリーは姿勢を戻そうとする。それはほんのコンマ数秒。
一方で美鈴は崩れない。否、震脚による踏み込みこそが次の一撃へと繋がる。
咄嗟に手を出したブロリーの懐へ潜り込み、低い姿勢から繰り出すは裡門頂肘。
しかし……腹部を狙った一撃は、ブロリーが素早く出した蹴りに止められた。
それどころか、その凶脚は肘を弾き飛ばして彼女の顔面目掛けて奔っている。
「この、足癖の悪い――!」
倒れこむような形で、美鈴はそれを避けた。いや、倒れてはいない。
左腕を地面に突いて体を浮かせ、そのまま腕一本で体を支えつつ右足を振る。
斧刃脚。
敵の左脛に吸い込まれるように命中したそれは、ブロリーのバランスを更に崩した。
そこで顔目掛けて動くベジータの左腕。響く渡る、仮面が軋む鈍い音。
だが、30mは吹き飛ばすつもりで打った一撃は僅かに6mほど後退させるに留まった。
この程度の距離では、作戦会議したところで丸聞こえだ。
(く、全力で叩いてコレか……
やはり計算は当たっている……どうやっても、俺達の体力が足りん!)
荒い息を吐きながら、ベジータはそう結論せざるを得なかった。
脇では美鈴が口から血を流している。言うまでもない、ベジータが来る前の戦闘によるダメージだ。
それに対し、仮面でブロリーの呼吸ははっきりとは聞こえないが……それでも、荒くはない。
「クク、どうした? 追撃してこないのか……?」
(クソッタレが! わかっていて挑発してやがる!)
ブロリーの言葉に、ベジータが歯噛みした瞬間。
突如、ブロリーの上半身が大きく仰け反った。
ベジータが振り返ると、そこにあるのは一人の少女の姿。
「……サイコキネシスでこれとは」
騒ぎに気付いたおにぽんが、慌てて駆けつけてきたのだ。
美希とはちょうど入れ違いの形になったが、それも逆に功を奏した。
美希が呼ぶよりも、かなり早くここに来れたのは間違いない。
ベジータにとっては、千載一遇のチャンスと言っていい。
「女! ここに来い、今すぐにだ」
「女じゃなくておにぽんですが……」
「30秒でいい。時間を稼いでブロリーの注意を引き付けろ」
「難しいのか簡単なのかよく分かりませんね」
やれやれと言った様子で歩きながらも、おにぽんは命令通りブロリーの前に進み出る。
それに対して笑い声を上げたのは、ブロリー本人だった。
「ククク、そうかァ。ならば貴様は15秒で殺してやろう」
「……難しいみたいですね」
おにぽんがさいみんじゅつを放ったのと、ブロリーがそれを無視して突っ込んだのは同時だった。
ナッパですら餃子の超能力を容易く無効化するのだ。ブロリーに催眠術程度が通じるはずもない。
とっさに回避行動を取ったおにぽんだが、間に合わず腕を派手に殴り飛ばされる。
それを見ているベジータは支援に入ることもせず、すぐに美鈴に駆け寄った。
「そっちの女。話がある」
「女じゃなくて紅美鈴で……」
「そんなものはどうでもいい、時間がないんだ!」
美鈴はむっとしたが、ベジータは完全に無視して話を進める。
彼の言葉に対し、美鈴が質問する時間などなかった。
10秒フラットで吹き飛ばされたおにぽんが、脇に叩きつけられたのだから。
「く、ここまでとは……聞いたな! あとは俺の話したとおりにやれ!」
「ああもう、本当に頼み方が下手よね……やれっていうなら、やるけど!」
『Ignition.
A.C.S. Standby』
響くリロード音。重傷に鞭打って、美鈴は走り出す。
バリアジャケットなど展開しない。している時間も余力も知識もない。
細かい制御はデバイスに任せて、美鈴は最大速度でブロリーへと突っ込んでいく。
それを撃ち落とそうと放たれるブロリーの弾幕。
その隙間を潜り抜け、蛇行しながら美鈴はマッハキャリバーと共に走る。
「背水の陣だッ!!!」
「蝿の真似の間違いだろう……すぐに叩き落としてやる」
更にブロリーが弾を追加しようとした瞬間、美鈴の脇を閃光が走りぬけた。
ベジータが両手に気を集中し、ギャリック砲を放ったのだ。
ふん、とだけ息を吐いてブロリーはそれを払いのけた。
その隙にマッハキャリバーは最大加速し、再度敵の懐へと潜り込む!
「――紅砲」
『Knuckle Duster』
奔る気。そこにマッハキャリバーによって上乗せされる魔力。
近代ベルカ式と気の混合は、こと身体能力強化においては普段以上の力を発揮する――!
とっさにブロリーが展開したバリアと、リボルバーナックルは激しく衝突した。
だがブロリーは強い。ナックルが弾かれる。止めない。弾かれた勢いのまま半回転。
美鈴は体勢を戻し、マッハキャリバーは先ほどぶつかり合ったバリアの波長を計算する。
そのまま低い姿勢から蹴り上げられる鋼鉄の蹄!
「天龍脚ッ!」
『Barrier Break』
「ヌゥ!?」
音もなく砕け散るバリアに、ブロリーが息を呑む。
障壁を突き破ったマッハキャリバーは、そのままブロリーの左足とぶつかり合った。
バリアが持たないと直感的に知って、とっさにブロリーも反撃に出たのだ。
交差する飛び蹴り。鏡合わせにブロリーの左脚と、美鈴の右脚がぶつかり合う。
あまりにも強烈な衝撃に、逆に美鈴の肋骨が軋む。
美鈴の表情が歪んだ、その瞬間。
「ッ!!!」
『protection』
勝ち誇った笑みを崩さぬまま、ブロリーは同時に左腕でエネルギー弾を三発放っていた。
マッハキャリバーが展開していたバリアごと、突撃してきた方向へ美鈴は蹴り戻される。
土煙が巻き上がり視界が遮られる。それを意に介さず、再び土煙から現れるあざやかな紅。
ブロリーがそちらへ掌を向ける、そこで突然マッハキャリバーは急ブレーキを掛けた。
「くく……いまさら怯えでも……?」
ブロリーの言葉は、美鈴が跳躍した瞬間に途切れる。
彼には土煙と美鈴の鮮やかな髪に隠れていたベジータの姿など、見えてはいなかった。
ましてやベジータが右手から投げつけた、気円斬など。
――現在のブロリーに掛かっている制限は三重だ。
そして気円斬は戦闘力一万程度のクリリンでさえ、
戦闘力百万以上の第二形態フリーザに傷を負わせられるほどの技。
制限によって戦闘力差が大幅に縮まっている今ならば、気円斬は確実に通じる!
目くらましは成功した。完璧なタイミングで飛行する気円斬。ブロリーの脚は止まっている。
勝った、とベジータが思考した瞬間、悪寒が走った。
気円斬の制御を放棄してベジータは飛ぶ。
蹴りと共に放った気弾のうち、美鈴を吹き飛ばしたのは一つだけ。
残り二つは土煙の中へ潜んだ後に時間差で動き出し、
先ほどまで美鈴とベジータがいた場所をそれぞれ粉砕していた。
その衝撃で気円斬の軌道はズレ、ブロリーの右太股を掠めて虚空へと消えていく。
「そんな……」
「女、避けろ!」
「っ!?」
ベジータの声に、美鈴は着地と同時に地を蹴った。ベジータと反対側へ。
更に追ってきたエネルギー弾が美鈴の左太股を掠める。
痛みに美鈴は声を漏らしかけたものの、ブロリーが更に追加した気弾を視界の隅で捉え、
そんな暇など無いと気付かされた。マッハキャリバーに魔力を流して、走り続ける。
回避のための回避。攻撃に再び移る隙など皆無。
向こうでは回避に成功したベジータが、次の回避に移っていた。
一度放った以上、同じ技を使えばブロリーは警戒するだろう。
あの場で仕留められなかったのなら、このままでは勝機は無い。
先ほどのような奇襲はもう通じない。だけど、それでも――。
「おにぽん、フレイム」
声が響いた。そうこの場には、もう一人いた。
倒れていたおにぽんが放ったかえんほうしゃが、ブレイドアーマーを包み込む。だが。
「大人しくしていれば苦しまずに済んだものを……!」
ブロリーはおにぽんの攻撃に何ら苦痛を見せず、ただ冷酷に気弾を撃ち返した。
かえんほうしゃは容易く押し返され、五秒を待たずに消えた。そして、気弾は消えない。
受ければ彼女は死ぬ。代償は、ほんの一瞬の静寂。気弾の雨が止む台風の目。
おにぽんの姿が見えたのは美鈴だけ。だからそれを見逃さなかった美鈴が掛けた。
轟く轟音。砕け散るおにぽん。それさえも加速するための材料にする。
未だ余裕を崩さない男の懐に潜り込んで狙い打つはただ一点、ブロリーの腹部。
作戦会議のときに聞いた、アーマー越しでも容易く致命傷になるであろう場所。
加速したまま、拳を全力で振り上げる。
そこで美鈴は気付いた。敗因は気弾が掠めた左太股だと。
真正面、至近距離、攻撃態勢に入った瞬間に、ブロリーは美鈴に視線を戻した。戻してしまった。
距離にして30cm、時間にして一秒もない、傷による遅れ。それが明暗を分けていた。
とっさにマッハキャリバーがカートリッジをロードする。だが無意味。
腹部を狙ったはずの一撃は、素早くブロリーが回避行動に移ったことで右太股へと突き刺さる。
そこは、先ほど気円斬が掠めていった箇所。アーマーが切り裂かれた場所に、美鈴の拳は直撃した。
確かに大きな打撃だった。確かに鈍い、骨が折れる音がした。
――けれど、それは決して、致命傷などではなく。
続いてカウンターの形で放たれたエネルギー弾。
それが、美鈴を吹き飛ばしていった。
「貴様ァ!!!」
べジータが絶叫する。
仲間意識があるわけではない。所詮、ほんの少し前に会ったばかりの仲だ。
しかし、自覚する間もなくベジータは叫び、掌に気を集めていた。
その髪はいつも以上に逆立ち、金色に染まっている。
「ザコどもが、やってくれたな……加減もなく、消し飛ばしてくれる!」
「手加減できるならしてみろ。その瞬間貴様を宇宙のチリにしてやる」
同時に、ブロリーの気もまた膨れ上がる。
足首だけでなく太股まで完全に折られてしまった右足は、紛れもなく大きな損失だ。
もはや完全に使いようにならない。彼が苛立つのも当然と言える。逆ギレに近いが。
ブロリーが片腕を向けるのを確認しながら、ベジータは思考する。
勝算があるとすれば、美鈴が与えたダメージ、そして疲労の二つ。
あれだけ気弾を連発してきたブロリーが、
スーパーベジータの全力を込めた攻撃を押し止められるのか。
それが勝算。
「ファイナル──」
「……フン」
「──フラァァァァシュ!!!」
874 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/17(土) 00:52:57 ID:t5+4W3wG
シエーン
怒号にも似た叫びと共に、ベジータが合わせた掌から光が放たれる。
同時にブロリーも掌から小さな気弾を放ち……それは、ファイナルフラッシュに激突した瞬間巨大化した。
この会場において最強である二人の力が激突し、地面が割れる。
舞い上がった岩は容易く蒸発し、周囲はまるで真昼のような照明に包まれていく。
目が眩むほどの閃光の中で、ベジータはファイナルフラッシュが圧され始めたのを見た。
この状態にしてこれほどまでの気を保てるならば、勝算などない。
ブロリーに、衰えなどありはしなかった。
ファイナルフラッシュを飲み込みながら、緑色の流星がベジータへと迫る。
金色になっていた髪が黒に戻ったベジータを、流星は飲み込んでいく。
――横から圧倒的な熱量が突撃してきたのは、その時だった。
ベジータの視界の端に、突如太陽が割り込んだ。
それは心強い見た目の通りに、ファイナルアタックで威力の鈍ったギガンティック・ミーティアを押し止めた。
「――次から次へと、小ざかしい蝿どもが!」
大技の打ち合いに、ようやく息を荒げ始めたブロリーが顔を歪ませる。
地面に倒れこみながら振り返ったベジータの先。正義の味方が、そこにいた。
「サンレッドさん、戦っちゃ駄目って……!」
「んなことはどうでもいいんだよ!
それより、ベジータの奴を頼む」
「え……で、でも」
「返事!」
「は、はいなの」
襤褸切れのようになったスーツ。元から赤い外套は、己の血が更に紅に染めている。
明らかに傷が癒えていない。明らかに回復していない。それでも歩いていく。
フン、とブロリーはそれをあざ笑った。
「脚一本奪った程度で、この俺を倒せるとでも思って」
「何言ってやがる。思ってるに決まってんだろ」
「いるのか何ィ!?」
「ベジータ達は命がけでそこまで戦果を挙げた。なら、俺はそれに応えないわけにはいかねぇ。
俺はサンレッド――ヒーローだからな!」
「クズ共が、次々へと……
貴様らが何度来ようと俺が負けることはないと言うことを教えてやる……!」
「教えるのは俺のほうだ。しっかりとお前に叩き込んでやる。
――怪人は最後に必ずヒーローに倒されるってお約束をよ!」
■
支援。猿さん?
支援のことかー!!
878 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/17(土) 00:58:33 ID:t5+4W3wG
支援?違うな。俺は悪魔だ
「まいったわね、全く……」
月下、寒村に一人残された咲夜は一人でため息を吐いた。
休んでから一時間。それであっさり静寂は破られた。
ここに響いてくるくらい派手な戦闘音に、サンレッドはすぐに反応した。
それより無理やり押し止めて、おにぽんを行かせるということで納得させたのが三十分前。
そして入れ違いで入ってきた美希が戻っていた際、咲夜が目を放した隙にサンレッドが抜け出したのは二十分前になる。
「……もう少し、私が強いってことを言っておけば無茶はしなかったかしらね?」
失策にため息を吐く。
サンレッドたちに自分のことは「投げナイフが得意なメイド」程度のことしか言っていない。
時間を操ることや「傍に立つもの」についてはノータッチだ。
だから、サンレッドが咲夜の戦闘力を低く見積もっているが故に無茶な行動に出た可能性は十二分にある。
「さて、どうするべきか」
最早疑うまでもない。今戦っている相手はブロリーだ。
咲夜としては、言うまでもなくあんな化け物と戦うのは金輪際御免だ。
しかし、聞く限りでは結構な数の参加者がブロリーと戦っているらしい。
もしかすると、これがブロリーを倒せる最後のチャンスということもありうる。
(その場合、私も戦闘参加するしかないのだけど……さて。
行くとしたらせめてフジキをある程度回収してから行きたいところね)
考え込む咲夜は知らない。
彼女にとって真の失策は、誰が戦っているのか美希に聞かなかったことだという事実に。
■
ブロリーの弾幕を避けながら、サンレッドは疾走する。
光景だけみれば何かのヒーローショーのようだし、ある意味その一種ではある。
違うのは、悪役が本当に宇宙を破壊しかねない存在であるということだが。
(ち、なんとか近づかねえといけねぇけどよ……!)
狙うは接近戦。右足の機能停止。ブロリーの機動力低下は見るまでもなく明らかだ。
片足の喪失を最大限にサンレッドが活かせるのは、ブロリー相手の場合接近戦だ。
ブロリー相手に離れているなら、例え後ろにいたところで気弾が襲ってくるだろう。
故に、それを撃たせる暇もなく攻撃できる位置が望ましい。
だがブロリーも本能的にそれを避けようと、小さな気弾を連射する。
呼吸が荒くなってきているとは思えない量に、サンレッドは辟易しながら毒づいた。
(まだ、やっと疲れが見えてきたって段階なのかよ。奴のスタミナは底なしか!?)
持久戦になれば先に体力がなくなるのはサンレッドだ。
一時間休んで回復したのは、僅か三分程度戦えるだけの体力。
なんとしてもそれまでに、ブロリーに一撃を加えなくてはならない。
いっそ特攻でもするか……そう思い始めたサンレッドの目の前で、突如ブロリーの右足に爆発が起こった。
「く、死にぞこないが……!」
「……へっ」
痛みで転倒しかけながら顔を歪ませ、横を向くブロリー。
そこでは、精根尽き果てた様子で倒れこむベジータと、慌ててそれを支える美希がいた。
「……あの野郎……まともに動くことさえ出来ないだろうに、無茶しやがって……」
嬉しそうにぼやきながら、サンレッドは走る。
最後の気力を振り絞って、ベジータが気功波を放ったのだ。
当然、それを見逃すサンレッドではない。ブロリーの弱点、右側から一気に詰め寄る。
最早なんども行われた接近。しかし、今までのそれとは大きな違いがある行為。
「ち、貴様らごときがこのカワイイ!ベルトとこの俺を破壊することなど!」
「ふざけんな。俺にはわかる。
そのアーマーは、そこに居る人を守りたいという思い……
人を愛するということを知っているヒーローが使ってきたものだ」
構える。
今までブロリーが接近戦に勝利できたのは、脚が動いていたから。
ブロリーの強みは耐久力だけではなく速度。
類稀なる反射神経とその移動速度が、美鈴とベジータの攻撃を潰してきた。
しかし、右足が潰され、更に僅かだが疲労が噴出した今、それは大幅に減衰している。
故に、防御は間に合わない。
「お前に、そのスーツを着る資格なんざねえッ!!!」
単純極まりない正拳突き。
前の戦いで、ブロリーには二つの大きな傷があることをサンレッドは見ている。
一つは腹。一つは首。ブロリーがどちらを防御しようとするか。
サンレッドにとってそれは賭けだった。彼はブロリーが腹を防御することに賭け、首を目標とした。
賭け金は、ここにある全ての命。
その、
結果は――
「オラァ!」
「グ……ハァ!」
首元のブレイドアーマーを粉砕しながら、サンレッドの拳がブロリーの首に叩き込まれた。
吹き飛ぶブロリー。だが……
これは決して、ヒーローの勝ちを、意味しない。
(……笑っていやがる、だと!?)
サンレッドは見た。ブロリーの表情が、勝ち誇った笑みに染まっている。
理由は単純だ。彼にとって、これは想定の範囲。勝利への道筋。
ブロリーはまだ首に攻撃されても持ちこたえられると判断したからこそ、腹を防御した。
そのまま宙へと浮かぶ。左手に緑色の光を集めながら、ブロリーは空へ上っていく。
飛び道具を撃つつもりか。そうサンレッドは予測し、腰に力を入れた。
この程度の高度ならば、ジャンプして飛び掛れば簡単に引き摺り下ろせる。
しかし、それを見越したようにブロリーは嘯いた。
「接近していいのか?」
「……? 何言ってやがる?」
「お前は無事だが、後ろの二人は粉々だぞ? ククク……」
「!! テメェェェェエエエ!!!」
ブロリーの言葉に、サンレッドは歯軋りした。禍々しい剛腕は、既に美希達の方へ向いている。
美希はただ体が伸びるだけ。世界チャンピオンのような力は持っていない。
気絶しているベジータを運んで走るような体力など、持ち合わせてはいない。
彼女がブロリーの攻撃を避けることなど、どうやっても無理だ。
「そこでじっくり、俺がパワーを溜めるのを見ているんだな……
お前達はとっておきで葬り去ってやる……フハ、フハハハハハハハハ!!!」
ブロリーらしい単純かつお粗末だが、同時に凶悪な作戦。
舌打ちしながら、サンレッドは美希達のところへ駆け寄った。
敵が撃ち出すのは、今まで連射してきたような低威力のものではない。
おそらく連射力や消耗を度外視し、パワーだけを重視したもの……
ベジータのファイナルフラッシュを容易く打ち消した、ギガンティック・ミーティア。
サンレッドの思考がめまぐるしく回転する。体力も限界近い。
今……自分に出来ること。それを、走る数秒で考え。
たった一つ思いついたことに苦笑しながら、サンレッドはブロリーを見上げた。
「やっぱ、みんなを助ける手段はこれしか思いつかなかった……」
「え?」
「美希……だったっけ?
ベジータをしっかり掴んでくれ、離すなよ。
お前の体ならちょうどいい感じのクッションになるだろうからよ」
「???」
顔を動かさないまま、美希の傍らで足を止め。彼女の方を見ずにサンレッドは話す。
その様子から、彼の考えに気付いたのはディムロスだった。
『……我を使え、サンレッド。
あれだけ多数の者が命を賭けて我だけが命を賭けないなどという道理はない』
「そうか。付き合わせて、悪ィ」
「わ、ちょっと!?」
そう呟くと同時に、サンレッドは右腕でディムロスを受け取って。
同時に、左腕でベジータごと美希を抱きしめた。
「終わりだ、チリ一つ残さず消し飛ばしてやる!」
「もし内田かよ子って女に会ったら、すまねぇっていっといてくれ」
ブロリーが気弾を放つのに合わせて、そう呟くと共に。
サンレッドはベジータ諸共、全力で美希をブン投げていた。
「え、え……!?」
美希が混乱する中、ブロリーの気弾がサンレッドと衝突した。
死ぬ。修造の言葉さえ忘れて、美希の頭の中が埋め尽くされる。
希望も熱血も何もかもなくして、迫る緑光を目の当たりにする。
だというのに。
その破壊から離れていく美希でさえ絶望するというのに。
サンレッドは怯まず、その破壊に対して剣を叩きつけていたのだ。
投げられた勢いのまま宙に浮きながら、美希はその姿を見た。
光で僅かにしか物体を視認できないこの場で、全ての視線を縫いとめるという矛盾。
星を砕く暴力をその身一つで受け止める、あってはいけない奇跡。
だが、それを起こす存在が、正義の味方が、そこにいる。
ブロリーの放った気弾。それを、サンレッドは自分の体とディムロスで受け止めていた。
その光景を目に焼き付けながら、気弾が引き起こした暴風と共に美希はその場から離れていった。
■
支援
サンレッドが美希とベジータを強引な手段で逃がしたのは、ブロリーも確認している。
だが追えない。追うはずもない。目の前で起きている、事態ゆえに。
「……な、なんて奴だ!?」
その光景に、ブロリーすら畏怖すら覚えざるを得ない。
同然だ。銀河をも吹き飛ばすかの一撃を、身一つで受け止めるなど誰が信じられよう?
「チィ!」
余裕は消える。
掌に全てを注ぎ込む顔は、今まで決して見せなかったものだ。
今の自分にある全てをかけなければ、この敵を倒すことはできないと。
ブロリーですらそう思わざるを得ないほどの奇跡が、目の前にある。
だからこそ、注意は完全にサンレッドだけに向き……
ブロリーは右腕目掛けて飛んできたそれに、反応できなかった。
スパリと響く、軽い音と――同時に、ブロリーの右腕が、落ちた。
「な、なにぃ……!?」
振り返るブロリー。そこには、左腕と左脇腹を失いながらも、
かろうじて生き残っていた美鈴が横たわっていた。ブロリーへ、右腕を向けて。
――気円斬。
先ほどの一戦でベジータの使っていたそれを見た美鈴は、
それを自分なりの形で模倣し、気をまとめ、放ったのだ。
不可能なことではない。
難しいことでもない。
彼女の扱う能力は気。修行さえ積めば、かめはめ波だって撃ってみせる――!
「貴様ァ!」
その気性故に、ブロリーはとっさに残った腕で美鈴へ向けて気弾を放つ。
炸裂する新たな気弾。だが、その間にサンレッドへ放たれた気弾の圧力は消えていき。
素早くサンレッドへ向き直った瞬間、首に何か熱いものを彼は感じた。
「……ァ?」
ブロリーが声を上げようとしても、できない。それどころか、呼吸すら。
混乱したまま、ブロリーは地面に叩きつけられる。見下ろす自らの首に、折れた剣が突き刺さっていた。
ブロリーの攻撃に耐え切れず折れたディムロス。それを、よそ見した隙にサンレッドが投げたのだ。
ルガールが与えたその傷にディムロスだったものは深々と刺さり、致命傷を与えた。
(――ふざけるな! たかが首を貫かれた程度で、この俺が死ぬものか!)
ブロリーが吼える。いや、吼えようとする。だが出来ない。
傷は気管を両断して塞いでいる。いかにサイヤ人と言えども、呼吸できなくては生存できない。
彼が力を込めていたはずだった気弾は、サンレッドとディムロスによって虚空へと消えていた。
やがてブロリー自身も膝を付く。それでも、顔を上げた。
サンレッドが仁王立ちしたまま、彼の無様を見下ろしている。
(まだだ……俺が死ぬはずなど……な……い……)
それでも消えゆく意識の中、立ち上がろうともがく。
最後まで自分の死を受け入れられないまま、ブロリーの意識は潰えた。
■
「ベジータさん、しばらくここで隠れてるの!」
駅の一室にベジータを隠して、美希は再び走り出す。
彼女の疲労も、かなり大きなものになっていた。大人一人を抱えて走ったのだから当然だ。
ほとんど引きずるような形になったとは言え、完走しきっただけ彼女は褒められていい。
それでも彼女は休むことなく、サンレッドたちが戦っている場所へ向けて再び走る。
だが、駅から出た後目的地にたどり着く前に。
「ちょっと待って。戦いならもう終わってるわよ」
通りがかったメイドに、話しかけられた。
「あれ、えーと……」
「咲夜よ。十六夜咲夜」
「美希は美希なの。終わったって、どういう……」
「死んだみたいね、ブロリーは。遠目で確認しただけだから、まだなんとも言えないんだけど」
「本当なの!?」
「だから、遠目で確認しただけよ。近づきたくないわ。
もし生きてたりしたら怖すぎるもの」
渋々、と言った様子で美希は頷いた。確かにその気持ちは美希にも理解できる。
死んだと思ったブロリーが動き出す様子は、美希も簡単に想像できた、というかしてしまった。
お化け屋敷が幼稚園児の遊び場に見えるような体験が出来るに違いない。
「そっちの質問は終わったようだし、こっちから質問していいかしら。
……この帽子の持ち主。まさか、ブロリーと戦っていたの?」
そう言って、咲夜は拾ったらしい一つの帽子を取り出した。飾りとして星のあるソレを。
それは美希にも見覚えがある。自分がものを渡した相手なんだから当然だ。
……そして、美希は、彼女がブロリーを殴った後吹き飛ばされるのを見ていた。
だから、それで彼女は死んでしまったと思っていた。結論は間違っていない。
過程は誤認しているが。
「どうなったの?」
「……それは、その」
「……そう。死んだのね」
それだけ言って、咲夜は俯いて押し黙った。
月下に、重苦しい沈黙が数秒続いた後、それに耐え切れずに美希は口を開く。
「知り合いなの?」
「一応、ね。
……ほんと馬鹿。私達が誰のために命を掛けるべきかさえ、忘れるんだから」
目を閉じて、呟く咲夜。月が僅かにその影を照らす。
一瞬その言葉に美希は首を傾げたが、疲労と焦りからすぐに考えるのをやめた。
やめて、しまった。
「咲夜さんは、しばらくそこにいていいの。後で一緒にお墓作るの。
じゃ、私はまずサンレッドさんが無事か確かめに……」
「いいえ、確かめる必要はないわ。
だって貴女は、死ぬんだもの」
え、と美希が声を上げる暇もない。
咲夜の背後に雄雄しいヴィジョンが現れ、そして。
時は、止まった。
……
…………
………………
「――そして時は動き出す」
気が付けば、美希は喉に大穴を開けてその場に倒れこんでいた。
(……なんで?)
かろうじて残った意志で視線を動かすと、咲夜がナイフの血を拭き取りながら、
美希のデイパックから食料を回収していくのが見えた。
(……なんで、なの?)
何一つ確認できないまま、美希の視界は永遠に閉ざされ。
咲夜はそれを意に介することなく、その場を歩き去っていった。
絶対に、振り返らないと心に決めて。
一緒に戦いの場に戻ってから美希を殺せば、より多くの道具が手に入っただろう。
たくさん出た死者から、道具を奪えただろう。
けれど、咲夜はそれをしなかった。理由は簡単だ。
――美鈴の遺体を見たくないからだと、咲夜自身がよく分かっていた。
■
「うっわー」
遅れること数十分。
ブロリーたちが殺しあった場所に、ひょっこり姿を現す姿が一人。
アカギに散々玩具にされまくったフランドール・スカーレットである。
アポロの血を吸ったことである程度傷は治ったとはいえ、
依然として精神的にはかなり不安定だったのだが……
かなりイライラしていた彼女の頭を冷やすものがそこにはあった。
言うまでもなく、ブロリーの遺体だ。彼女はそろそろと、様子を窺うように歩み寄っていく。
「死んでる……んだよね。やったのは……」
ぽんぽんと死体の頭を叩いた後、次にフランが向き直ったのは、立ちっ放しのサンレッドだった。
「ねー。あなたがやったのー? ねー、聞いてるー!?
……なんか様子がおかしいなぁ」
いくら叫んでも反応を見せないサンレッドに、首を傾げながら近づいていく。
そのままつつくと、サンレッドだったものはあっけなく倒れていった。
――そう。彼は既に、死んでいた。
それでも立ち続けているのは、類稀なる強靭な彼の遺志か、あるいは奇跡か。
ヒーローはようやく戦いの終わりを知ったかのように、月に照らされながら地に落ちた。
「……ブロリーと相打ちになったのかなぁ。凄いや。
あ、そういえば持ってる道具でなんか撃てば凄くなるのが……」
彼女の言葉は途切れる。暗闇に飲み込まれるように消えていく。だってそれは当然だ。
呟いているうちに、見慣れたものを見つけたのだから。
「……うそ」
声にも、歩調にも、先ほどまでのような暢気な様子はない。
ただ、愕然としながら、足を進めていく。
「うそ、だよね」
足が止まる。フランに付いて来た影も同時に止まる。星の光も、雲の流れさえも。
星が照らし出されていた川の前に、それはあった。
紛れもない――紅美鈴の、遺体が。
戦いが、終わっても。
殺し合いはまだ、終わらない。
【サンレッド@天体戦士サンレッド 死亡】
【紅 美鈴@東方project 死亡】
【ブロリー@ドラゴンボールZ 死亡】
【星井美希@THE IDOLM@STER 死亡】
※それぞれ死亡者が持っていたものはそれぞれの遺体の側にあります。
但し美希のデイパックからは食料が抜き取られています。
またおにぽんとディムロスは破壊されました。
【D-5/1日目・深夜】
【十六夜咲夜@東方project】
[状態]疲労(中)、左腕複雑骨折、両手の甲にダメージ
[装備]時計型麻酔銃@名探偵コナン、計量匙×1@東方バトルロワイアル
[道具]基本支給品(食糧は4人分−2食分、水は四人分−1本)、
果物ナイフ×2、時計型麻酔銃の予備針(残り2発)@名探偵コナン、フジキ@ゆっくり村×12
美鈴の帽子
[思考・状況]基本思考:優勝し、死亡者含め全ての参加者を元の所に戻すと主催に望む
0:…………。
1:応急処置品と痛み止めがほしい。
2:なるべく戦闘したく……なかった。
3:どうしようもない場合は即座に暗殺。
4:手の治療後、本格的に行動する。
5:まともな投擲武器が欲しい
6:連合は組まない。
7:首輪解除の技術はわりとどうでもいい
【備考】
※七夜志貴の名前を知りました。
※ときちくは姿しか知りません。
※時間操作は2秒が限度です。停止した後に使用するには数秒のブランクが必要です。
※飛行が可能かどうかはわかりません。
※主催者側が参加者を施設を中心として割り振ったと推理しました。
※高い能力を持つ参加者は多くが妖怪と思い、あえて昼間挑む方が得策と判断しました。
※僧侶のネガキャンを聞きましたが、その情報を完全には信用はしていません。
※やる夫のデイパックは列車内に放置してあります。
※サムネホイホイ(出だしはパンツレスリングだが、その後別の映像は不明)は、A-5の平原に投げ捨てられました
※カミーユ・ビダンの死体を確認。首輪を解除しようとしてる人がいると推測しました
※一度幻想の法則から外れた者ももう一度幻想の法則の中にもどせば幻想の法則が適用されると推理しました。
※ヤバいDISCがINしました。スタープラチナが使えますが、真の能力には気づいていません。
※E-5橋付近にフジキが計6本あります(八本ほど咲夜が回収していきました)
【D-4 駅/1日目・深夜】
【ベジータ@ドラゴンボールZ】
[状態]:気絶中、疲労(極大)、ダメージ(大)、全身に重度の打撲、ヘタレ脱却
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、パッチンロケット@つくってワクワク
[思考・状況]
基本思考:ブロリーを倒し、元いた世界に帰る
1:…………。
2:見つけたらDIOとかいう奴も殺す!
3:もし優勝したなら、言葉に借りを返すため、伊藤誠を生き返らせる 。
4:くだらんゲームなどどうでもいいが、邪魔な奴はぶっ飛ばす 。
※参戦時期は「燃え尽きろ!!熱戦・烈戦・超激戦」でブロリーの強さに戦意喪失している頃です。
※力が大きく制限されていることに気がつきました。
※1マス以上離れた相手の気を探れません。
※ニコニコ動画の影響で、テンションの高低が激しくなるときがあります。
※スーパーサイヤ人への変身が制限されています
※修造の熱い言葉や怒りなど一定の条件下で一時的にスーパーサイヤ人に変身できます。
※美希によって駅の一室に寝かされています。
【E-4南部/一日目・深夜】
【フランドール・スカーレット@東方project】
【状態】:右手が真っ二つ、脇腹に刺し傷、全身に打撲痕、疲労(大)、ダメージ(大)
【装備】:クリムゾン(弾数5/6、予備弾6/36)@デスクリムゾン
【持物】:基本支給品一式*2、セーブに使って良い帽子@キャプテン翼
射影機(07式フィルム:28/30)@零〜zero〜、予備07式フィルム30枚
【思考】歪みない生き方=今まで通りの自分の生き方をする。
0、……なんで……
1、あの白髪頭は絶対に許さない。
2、美鈴に会えたら、デパートに連れて行って壁とか山の事を調べる。
3、嫌な奴を殺す(アカギ(名前は知らない)、ブロリー)
4、嫌な奴かは話して決める。襲ってくる奴は殺す。
5、本屋にあるDMの本を読みたい。
※「ゼロの衣装セット」は全て壊れました。太陽に晒されれば死に至ります。
※美鈴達と情報交換をしました。
※再生はできますが、速度は遅いです。
※くず鉄のかかしの使用制限を知りました。
※フランは羽入の名前を知らず、オヤシロ様とだけしか知りません。
※クリムゾンの進化ゲージは初期値に戻りました。
※本来より速く、二、三人の殺害(もしくは死体撃ち)でゲージは最大に溜まるようです。
※自分の所為であおばシゲルが死んだことがわかっていません。
※ブロリー達の戦闘に気付きました。
※一部の壁がおかしいことに気がつきました
586 名前: ◆F.EmGSxYug[sage] 投稿日:2009/10/17(土) 01:14:51 ID:.R9Fta2g0
投下終了。
容量がギリギリオーバーしているため、wiki収録の際は
>>887までの本編と
>>888の状態票で分けてください。
この程度くらい本スレで言わせろよ糞さる……
投下乙!
うわああああああああ!四人も死んじまった!しかもレッドさん、みりん、美希、ブロリー、しかもディムロスにおにぽんまで…
でもそれぞれバトルロワイアルらしい死に方をしたよなぁ。うん。四人と二つそれぞれに乙と言おう!
投下乙!!
ブロリーついに退場!!
だけどそれはまだ始まりにすぎなかったのか……
咲夜が怖いな…… そしてフランはどう動くか今後の動向に注目せざるをえない!
とにかく乙です!!
893 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/17(土) 01:36:54 ID:t5+4W3wG
投下乙!!
とうとう悲願のブロリー撃破しましたね。
熱かったです。美鈴、サンレッド・・・無茶しやがって・・・。
べジータ・・・これからの行動方針はどうなるのか、それとベジータって気円斬使えましたっけ
おにぽん・・・あの火炎放射が無ければ美鈴はブロリーに拳を当てれなかったでしょうね。
でもブロリーも即座に腹部の攻撃を回避して反撃するとは・・・
ディムロス、彼(?)が居なかったらブロリー撃破は成しえなかったかもしれませんね。
しかし咲夜さんは何で美希を殺したんでしょうね。
動く頃合だと思ったのか、それとも・・・
フラン・・・どうなるのでしょうか。只でさえ精神が不安定な状態での美鈴の死・・・
これからの展開に期待ですね。
◆F.EmGSxYug氏お疲れ様でした
投下乙〜
フランは結局間に合わなかったか・・・
サンレッドがいなくなった事で対主催にも新しい動きがでてくるかな?
今回の展開みてもチルノ除く東方組みがそろそろ動きだしそうだがどうなるか期待でね
とうとう悲願のブロリー撃破!
倒すまでの被害は大きかったものの、ここで負傷したブロリーを討ち取れたのは大きい。
そして、今後のベジータに期待だな。
レッドサンの意志を引き継ぐか、それともブロリーやレッドサンのようなストッパーがいないから……
そういや、本筋とは関係ないけど。
死後の世界がある世界の奴らは、元の世界のあの世に戻ったんかな?
あぁ・・・大量に逝った・・・
やっぱニコロワ面白れぇ。書き手ナイスデース
>>895 前作と同じ流れなら全員死者スレいきじゃない?
どこぞのロワの吉良さんみたいに原作帰る描写もなかったしね
投下乙
>>893 原作で大ザル化したご飯の尻尾を切るのに使ってたね
最強の無差別マーダーが倒されたし
今後はステルスマーダーの暗躍がメインの戦いが始まりそう
投下お疲れ様です
戦闘描写が躍動感あって読んでて楽しかった
問題児ブロリーは倒せたけど犠牲多かったな…
戦ったみんなにもお疲れ様と言わざるを得ない
投下乙でした!
精一杯戦った戦士たちと7人の参加者を倒したブロリーに敬礼!
一人一人の思考とか戦闘中の進化とか綺麗に書かれてて楽しかったです。
ブロリーがいなくなったということは対主催にもステルスにも動きが出そうですね…
そして美鈴、サンレッド、美希の死は影響出るだろうなあ…これからに期待!
投下乙です。
様々な要因が重なり合って初めて成し得た破壊者の討伐……
納得の展開でした!
でもブロリーがラスボスorデデーンENDを夢見ていた俺涙目w
902 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/17(土) 10:53:06 ID:t5+4W3wG
>>893 本当だ。サンクス。結構ベジータって万能なんだな。
しかし今残ってる参加者はブロリーが死んだとなれば色んな動きが出てきそうだ。
つーかDB世界で技の貸し借りは結構誰にでも出来る
天さんの変態技の数々は意外と使われてないけど
投下乙!
ブロリーを倒すのに犠牲はあもりにも大き過ぎた!
そして、美希死亡もあっと驚かせたぜ。
知り合いに会えなかったフランと咲夜さん!
悲しすぎる
>>903 使われたといったら、排球拳くらいかね?
投下乙
わーいいっぱい死んだよー
てか冗談抜きでグラウンドゼロだなこれw
五角形からの一連の騒動で10人もの死者が出てるぞ
行動が読めないフランにヘジータ、マーダー咲夜
更に東方二人と面識のあるメタスネークも来るだろうし、まだまだ火種は尽きないな
ところでみんな忘れてるようだがステルスは対主催が居ないと活躍出来ないんだぜ?
投下乙!
フランちゃんは立ち直れるかさらに堕ちるか読めないな。
対主催(殺人は仕方ないね派)
スネーク、メタ様、賀斉、グラハム
対主催(殺人は駄目だろ常識的に考えて派)
チルノ、藤崎、キョン子
スタンス不明(戦況次第でどっちかに傾くよー^^派)
文、今の状態のベジータ
ステルスマーダー(隙を見て殺す派)
咲夜(優勝狙い寄り)、DIO様、ときちく、バクラ
無差別マーダー(皆ぶち殺す派)
呂布(洗脳)、アカギ
優勝狙いマーダー(優勝してやろうじゃあないの派)
雪歩、言葉、KAITO
危険対主催(自分の道を行くよー^^派)
フラン(我が道)、タケモト(弱い奴とかイラネ)
強者限定マーダー(俺より強い奴に会いに行く!)
馬岱、
扇動マーダー(他の奴を利用してやんよ)
ドナルド、リン
扇動されたマーダー(利用されますた)
レン(扇動)
残り70人中24人。
スタンス分布
対主催7人
マーダー13人
危険派2人
スタンス不明2人
恐らく、マーダー達の暗躍、活躍が更に増える事になりそうです。
また、文、ベジータの二人にもこれから変化が起こるであろうから、展開にwktkしましょう。
しかしまともな対主催で戦えるのがグラ公(あくまで一般人以上)、スネーク(これからが心配)、メタ様(キャーメタサーン)、賀斉神(テメェ少しは危険な場所に行きやがれ)、H(重傷に近い)の五人だけというのはもう正直対主催側無理ゲーwww
サンレッドとブロリーが死んだことで現時点での最強キャラがベジータになった訳か
比率としては危険人物が圧倒的に多い状況だし、
ベジータのこれからのスタンスが後の展開を大きく左右するだろうね
>>893 >しかし咲夜さんは何で美希を殺したんでしょうね
この女は人殺しが大好きだからじゃないの?
だが、ベジータだけがずば抜けてるわけはないと思う。
呂布にDIO、フランとかなら単純な戦力でベジータに対抗できるはず。
話は変わって、もう、ブロリーが死んだからためらいなく話すが。
ブロリーが伝説化した時、体が通常状態に比べてとても大きくなる。
残りの制限も体の膨張のおかげで一気にぶっ壊れて、デデーンエンドになると思ってたw
流石の呂布でもべジータには勝てなくね?
ボロボロの今なら勝機はあるかもしれんが。
投下乙ー
久々の投下にふさわしい力作だったと思う
それぞれ死んだ人たちも後々に大きい影響を残していきそうで期待できる
というか、すでに美鈴が二名に影響与えてるけどなー
ころころスタンスの変わるフランが歪みない生き方を貫けるか
>>907 こうやって見てみるとマーダー多いなww
……まあ、主催打倒だけがロワじゃないし!
>>909 マーダーなら特にリスクもなく支給品回収&人数減らしできるなら当然の行動じゃない?
後はもしかしたらやつあたりがなくはないのかもと妄想
このロワだとマーダーが生き残るのも無くは無い
>>913 あとブロリーが死んだ今が動き出す好機だと思ったからじゃね
戦闘力的に、ベジータ、文、フランの動向がかなり重要だな−。しかし、今回頭脳派が多いからブレインで主催打倒も不可能ではないはず。
描写的にベジータは対主催、文はマーダーの線が濃厚か?
フランは……この後接触するであろうメタナイト辺りが頑張れば対主催に引き込めるかもしれん
アカギってわざマシン使えばつのドリルあたり覚えて無双できそうじゃね?
919 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/17(土) 21:13:54 ID:2Qo9ae5g
ブロリーの不明支給品が二つもあるから
誰が拾うかも気になるところだよね
そういえばマッハキャリバーさんはまだ美鈴の死体に装着されてるのかな
個人的に文ちゃんはツンデレ成分入ってきてると思うんだが、ほんとにグラハム切っちゃうんだろうか・・・?
そこんとこは分からんなぁ。難しいところ。
まああんまり展開予想すんのもあれだし、投下来るまで古今東西でもすっか
古今東西「これから活躍しそうな生存中のキャラ」
まあ実際かなり狡猾なキャラだからいつマーダーになってもおかしくは無いね
924 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/17(土) 22:29:29 ID:ZBSiO5z9
文というか東方の連中のほとんどは狡猾でドライな連中だからな
カワイイ顔してあっさり殺人なんて珍しくないぞw
最強マーダーであるブロリーの駆逐に成功したとはいえ
現時点で期待出来そうな対主催組がメタ蛇と文ハム+Hしか残ってないってのが痛いなぁ
メタ蛇は現在のそれぞれの装備から見て戦力に若干の不安があるし
文ハム+Hの方は文がマーダーに転向する可能性もあるんだよな
上手く主催に辿り着くことが出来るのかどうか心配でならない
賀斉?何それおいしいの?
そういや修造の熱いメッセージを受け取り、生き残ってる唯一のキャラだよな>ベジータ
その熱い言葉を誰かに伝えてやって欲しいぜ……特に悪魔(笑)とかにw
>>925 ある意味ネタキャラ一直線だから良いだろ別にwww
まぁレッドさんが死んだ訳だし…地味にこれからどうなるか分からんが
にしてもなぁ。文・ハム・H・王子・蛇・メタ様の面子の前では確かに弱いよなぁ…
賀斉は倒せなかったスプーが塩が居たとはいえハムに殺された訳だし…
今から投下します。
辺り一面に広がる殺風景が、殺し合いの場において違和感無く映っている様に、少なくともドナルドには見えていた。
今思えばやや障害があったとはいえ…ドナルドの思うプラン通りには進んでいる。
厄介なのは馬岱と藤崎の二人だ。
もし彼等が先程まで、分裂前の図書館組に会い、自らの危険性を話したらどうするか。
そして数少ない戦力を集中させ、勝負を挑まれたら―――今のままでは負けてしまう。今のままでは。
現在のところ、鏡音レンという立派な「信者」を従えている。だが、だがまだ足りない。まだ「信者」は必要だ。
そう考えれば言葉を手放したのは少しは痛いかもしれない。だがいずれは先程放った1OUTキノコによる恐怖に陥り、生ける死神達に殺されるであろう。
と、今のところ、言葉はこれで良しとしよう。
だが…鏡音レンについてはどうするか。
レンは一瞬だったとはいえ…自らがかけた洗脳が若干消えかけた事があった。
それはドナルドにとって想定外の出来事。
また洗脳し直したからとりあえずはセーフとしても、ドナルドの洗脳から逃れるのには、宿敵である魔王ヴェル爺やねるね婆達、敵対する巨大宗教により作られた「耐性」を持っていなくてはならないと言うのにだ。
(んー…一体どういう事なのかなぁ)
よくアニメ等である「仲間の呼び掛けによって洗脳から目覚める」という事がある。
だがレンの仲間らしい仲間はあの場において居なかったに等しい。
ならば…あの馬岱達に何か影響されたのだろうか。
自らが馬岱の術を真似した様に、レンも真似したのか?
…それに考えられるのは、レンと一定時間同行したであろう、藤崎だ。
彼によって何か「耐性」をつけられてしまったのだろうか?
(それに、明らかに図書館の時よりも藤崎は変わっていた…僕の呼び掛けにホイホイ着いて来なかった訳だし…ね♪)
ならば、更に彼等に対して注意すべきであろうか。
…いや、ただ単にもう少し様子見をしよう。
彼等の様な「純粋」な力を持つ人物はもう随分減ったであろう。
それゆえ、むしろ貴重な人材。このバトルロワイアルにとっては、むしろ必要な存在である。
(そうかぁ、ドナルドにとっては障害じゃない、むしろ楽しみだ…もう殺し合いは一日目が終わりかけてる。だから…)
「ドナルドー?早く行こうぜ!」
「んー。ごめんごめん。若干意識が飛んでたよ♪」
「ちょ…ドナルド、冗談でも勘弁してくれよ」
「ハハハハッ。さぁ、早く進もうか」
そうしてドナルドはレンと再び歩き出す。
その多い野望と、狂った希望を胸にして。
◇◆◇◆◇◆
支援
ただ虚ろに空を見上げる。
満天の星空が、不釣り合いにその光を示していた事なんて少女、桂言葉にとってはどうでもいい。
ただ、今は少しだけでも安心出来て良かったと思う。
あのドナルドから偶然にも逃れられる様になったのだから。
それだけでも…それだけでもだ。
でも未だにあの道化師に植え付けられた恐怖感が残っている。
その恐怖感に自らがいつ押し潰されるかも分からないまま。
彼の命令に今は従うしかないのだ。
「…?」
そんな言葉がある異変を感じたのは、そう感じて間もない頃だ。
後ろに、何か居る。
ずっとこちらに近づく様に、ひたひた、ひたひた。と。
振り向いちゃいけない、と言葉の第六感が示す。
だが―――こういう時にも人間には興味が働く物だ。
歩みを止め、言葉は自らの頭を徐々に後ろに振り向かせる。
若干動かした時には、まだ景色が広がっている。
そこからまた動かしたその瞬間――――――――――――
…………………みーつけた。
支援
「キャアアアアアアアアアアアアッ!?」
一瞬姿が見えたその時無意識に叫んだ。
そしてそれに比例するかの様に、すぐにその足を早く前へと進める。
緑色と、肌色とあの光が無い目。
ただそれだけなはずなのに。
怖かった。ただひたすらに怖かった。
そして威圧感や緊張感等が、次々と胸の奥から沸き上がるかの様に、彼女の全神経に伝わる。
それはあのドナルド・マクドナルドと、酷似していた。
そして言葉は今、走りながら知った。
あの道化師からは…逃れられない。
世界中、何処まで逃げても、必ずどこかに断片がある。
そしてこの殺し合いをも…いつか全員、自らの思うままにしたいという事も。
また、言葉は一つ事実を知ったのであった。
【D-3/一日目・真夜中】
【ドナルド・マクドナルド@ドナルド動画(現実)】
[状態]:腹部にダメージ(中)、魔力消費(大) 左腕骨折
[装備]:
[道具]:支給品一式×2(一食分水・食料消費) 不明支給品0? ランサーアサルトライフル(335/350)@Gears of War2
魔法の石@Heart Of Darkness
[思考・状況]
基本思考:教祖として信者を沢山作りつつ、信者を指揮してバトルロワイアルを盛り上げ主催者になりかわる
1:レンと共に図書館へ向かう。
2:光の原因を調べてみるのもいいかもしれない。
3:言葉を駒として徹底的に利用する。逃がすつもりは毛頭ない。
4:チルノを殺し合い向きの人材に育てる
5:タケモトの首輪解除及び無力化のための手伝いをする。利用した後は……
6:藤崎や馬岱等が楽しみ。
※僧侶のネガキャンを聞きました。
※馬岱から妖術と幻術をラーニングしました。
※ドナルド組は崩壊しました
※藤崎が生きていることを知りました。また、藤崎が何らかの形で変化が起こったと推測しています。
【鏡音レン@VOCALOID】
[状態]:精神的に疲れ 腹部・頭部強打(中ダメージ・手当て済) ドナルド信者状態
[装備]:朝倉さんのナイフ@涼宮ハルヒの憂鬱
[道具]:支給品一式×2(一食分水・食糧消費) ダイヤの結婚指輪のネックレス@ネ実板(ブロントさん) スタンドマイク@VOCALOID
[思考・状況]
基本思考:弱い悪党から殺していき、出来る限り早く強くなる。(悪気はないが足を引っ張る参加者=悪党)
1:二度と後悔しないように、マーダーを見かけたら積極的に殺す……?
2:ドナルドと映画館に向かう。
3:拡声器でミクの悪口を言っていた悪党(僧侶)を殺しに行く
4:言葉が若干恐い。
5:兄弟たちに会いたい。
6:ドナルドを尊敬、信頼。不安だったがタケモトも見直した。
7:チルノの言う『最強』に興味
8:いつか馬岱を自分の手で殺す
※僧侶のネガキャンを聞きました。
※ドナルドマジックについて知りましたが、口止めされました
※藤崎のダイイングメッセージに関する考察を聞きましたが信じていません
【D-4/図書館周辺/一日目・真夜中】
【桂言葉@SchoolDays】
[状態]:肩に刺し傷、疲労(大)、全身に痛み 、空腹 絶望 全身に暴行の後、撹乱(大)、ドナルドへの恐怖感
[装備]:
[道具]:
[思考・状況]
基本思考:誠君を生き返らせるために生き残る
1:図書館へ向かう。
2:ドナルドから離れる事は出来ない…
※アニメ最終話後からの参戦です。
※1outキノコ@奴が来るに追跡されており、撹乱状態な為、図書館へは向かわないかもしれません。
投下終了。
言葉様には正直やりすぎたかと思う。
矛盾あればどうぞ。
937 :
◆KX.Hw4puWg :2009/10/18(日) 00:13:20 ID:1TB4EwMM
ちなみにタイトル元ネタはバラエティ番組である「逃走中」です。
投下乙です。
ドナルドこえー。
投下乙!
いいと思うよ
言葉様ピンチだな、あのキノコってターミネーターばりに追っかけてくるんだっけ?
投下乙。あれに追われたらそりゃ怖いわw
>>907 王子は対主催じゃね?
投下乙ー
1outキノコの元ネタ知らないけどすごい怖いな
1outキノコの大本はKAS動画だったと思う
有名なのは幕末実況動画だけどね
>>939 相手に向かって真っ直ぐに向かって来るだけの単調な動作だから
上手く回り込めば壁に衝突して動きを止める事は可能だよ
ただ動画内だと壁をすり抜けてくるバグもあるから油断は出来ないけどね
投下乙!
ドナルド怖えぇwww
大本とか元祖とかそういう話は荒れやすいから気をつけた方がいいよ
それよりも投下乙です
1outキノコに追われる言葉様カワイソスw
このキノコは消し飛ばされでもしない限りいつまでも追って来るぞ
1outキノコの耐久度が気になる
普通のキノコ並の脆さなのか、それとも岩盤とかを突き破ってくる事から見て相当硬いのかw
投下乙
このキノコ、全力疾走並の速さで追いかけてくるからなー
投下お疲れ様です
これでいざタッチされても何もなしだったら…w
本来の機能だったら1UPする訳だから、一回死んでも良いとか。
でも1OUTだから…奴が来るで見るからに、キノコ取った瞬間城に竜馬が戻ってるのを見る限り、元の世界に強制送還も面白いかもしれん
何という味気のない脱出wwwwwwwww
ニコロワはエイプマンの例もあるしそれでいい様な気がして来た
>>951 確か亜空間で身動き取れなくなったんだっけ?
死ねすらしない最悪のBADENDじゃねーかwww
ああ、最近ジョジョロワで似たような事になってた究極生物がいたな。
ところで、Wikiの編集って投下からどれくらい間をあけたほうがいいのかな
大体投下から一日くらい
まあ何も問題がないようなら、一日ぐらいじゃないかしら
◆F.EmGSxYug氏へ
正義の味方 -Round ZERO BLADE BRAVE-の時間帯が深夜になっていますが、真夜中の間違いでしょうか?
◆KX.Hw4puWgさん
ドナルドとレンの居場所が禁エリの様な気がします
あ、確かにそうだった。
じゃあエリアをC-2に修正します。
おっしゃる通り時間はミスです。
wikiで修正しといて下さい。
>>952 いやなんかあの謎のダンスしながら制限を超越してどっかいった
でもベジータが重傷って事は回復すればまた強くなるかも知れんね
チルノも平行世界の記憶とやらがあるし一応対主催の戦力はまだ死んでない?
問題は対主催の数より首輪解除や会場からの脱出への経緯の進行度だと思うけど
不意にpixivで「パロロワ」を検索したらなんという……!
なんということでしょう
すげえー!
書き手さんも描き手さんも、お疲れさまです
見てきたが友人イケメンすぎてワロタwww
pixivはあれっと思う物が時たまあるからなw
投下したいと思いますけど……残りレスどうだろうな
スレ立ててからやります?
ちょっと新スレ立ててくる
ありがとうございます…ミス?
>>962 それもそうだな、つい1stの対主催エンドが気に入ってたあまり対主催に肩入れしてしまってたわ
ガッチャさんもダメそうだしこりゃー優勝エンドかな
>>973 これで優勝エンドになってニコ3が始まったらまた主催者はこいつらでもいいけどなw
もっとも何かのきっかけで首輪解除や脱出の糸口が見つかる可能性はあるかもしれない
何気にブロリーは首輪解析に役立ってたと思うぜ
ブロリーが主催者や視聴者に釘付けになっていたからこそ
誰得の部屋とかアカギの暗躍とか注目されなかったしさ
>>973 でもそろそろ参加させるキャラがネタ切れな気も……失礼ながらなんだかんだで1stのがベストメンバーだったとは思う
ボカロとアイマスは残り全員、東方は余りまくり、ガチムチパンツとMUGENも人数多い。
ひぐらしはリカちゃんとサトコしか残ってない。遊戯王はギリギリ何か入れることができる?
ネ実とサンレッドも何気にキャラ数多い。
いちばんひでえのは京アニです。このロワ終わってる頃にはけいおん!ブーム高確率で終わってる。
もういっそのことすでに出たメンバーも出していいと思うんだぜ
つっても一度活躍したキャラ(れいむとかつかさとか海馬鹿とか)は再登場すると動かしにくい。
同じスタンスにするわけにも行かないし、かといってイメージは既にできあがってるし……
そもそも
>>976のいうとおりジャンルによってはキャラが余りまくってるから、既出おkは反発招くぞ。
なんだかんだで1stがベストメンバーだったって点には同意する。
今ならビリデレなんかも旬だと思うんだぜ
DBからもまた出せば良いし遊戯王はアホラスというギャグ要員が開花したから行けそう
あとスネ夫を小物キャラ(超小物だけど)で出すとか
そろそろドラクエキャラに枠をあげてもいい頃合いか
あと待遇が悪そうだが実況系や他の二次創作キャラも出せる余地がまだまだあるな
ブロリーだって大幅に弱体化させてブロリーPで出せば…というのは戯れ言。
タキシード仮面やヴァンプ将軍等のキャラに加えて実況系もまだいると思う。
MUGENは言わずもがな。まあ個人的にはヒトラー総統閣下に出て欲しいが。
1stのメンバーがよかったのは同意だが
現メンバーやあまりがぱっとしないとは思わないな
スネ夫が出れば劇場版にもガキ大将型にもなれるジャイアンも来るだろうし
一般人ならけいおんやら咲やらで引っ張れる…ブームは下火っぽいが
純粋マーダーには懸念かな
頭脳派なら今回みたいにたくさんでるだろうけど
容赦なしの強キャラが多いかどうか
…発狂系なら一般人でも可だけど
ところでもし本当に3rdやるならそろそろヤムチャを……ダメだ登場後3行でスガンされる図しか浮かばない
むしろ見せしめだろう奴はw
>>982 流石にジャイアンは来ないんじゃないか?
次アニメで来そうなの(作品単位で)
禁書目録(超電磁咆)
けいおん!
咲
ドラえもん
カブトボーグ
武装練金
みなみけ
niceboat
(なんというアニロワ)
リアルで来そうなの
ヴェル爺、隆志、ヲタケン、ヒトラー、孔明、坂東、カビラ、西川、幕末志士
らへんか
>>985 東方臑茶魔出典の式的な登場の意味だた
…まあ、わざわざニコ動人気者で出す必要はないか
テニプリはまだまだ現役なのかねぇ
白菜はまだ残ってるけど
「ドラえもん」はドラえもんが1stで死んでる分、やっかいだな
ほかアニメならマーダーに期待して化物語とか?デスノの松田とか…はすぐ死にそう
ぶっちゃけ今回みたいなDB無双は永遠に見たくないので封印して欲しい…
信者の暴れ方がヤバいやつは抜いたほうが無難だと思うぜ。
素直にブロリーPでや(ry
ところで出展違いのキャラってどうなるの?
ドラえもんや映倫あたりは原作出展じゃなかったんだけど。
今回のキョン子やバクラは実質二回目の参加だよな。
うみねこなら熱血対主催でもマーダーでも考察キャラでも何でも出せるぜ!
東方はキャラのストックは腐るほどあるんだが、ニコニコ全体で有名っつったらあんまり浮かばないなあ・・・。諏訪子くらいか?
>>986 遊戯王やアイマス、ドラクエキャラや鶴屋さんもいるぜ
>>988 そいつらは完全に別キャラだろ
でも遊戯王もそろそろアホラスとMカイザー程度でニコニコでの有名キャラが尽きてきた ……と思ったらあいつが残ってたか
>>989 時機昇格した早苗さん、お空
ファミマのムラサ店長
にとりの歌、ゲッダン、きゅうり味の〜等アレンジが多いにとり
芋緋シリーズで時機のパッチェさん
これはきもちのいいけーね
究極焼肉レストランお燐
思いつくだけでもこれだけいる
まだまだネタ的な意味では豊富だけど、主人公不在なのがなぁ・・・
実際のところ、実況勢で強くなりそうな奴って坂本以外だれがいる?
(アイツは動画内を見る限り機械に詳しいぽいし、首輪を解析出来るかもしれんし、史実だったら剣は使える、銃も使える、真剣になれば冷静になれると考えればチート)
>>992 バカムートやにとりはともかくけーね先生やムラサは微妙かも
あとパッチェさんは持病あるから不利だw
ゆっくりを参加者扱いしてみてはどうだろうか
ゆっくり実況は数多くあるしそれらの知識、技術全てが備わっているとすればかなりのスペックに
手足無いのに首輪の解析とか無理か。ていうか首輪どこにつくんだ、無理だ
>>993 世紀末キャバクラ実況
いやこの人たちは本家の方で出した方がいいか。
窓付きって1stやβで候補には挙がらなかったの?
1stでゆめにっきは支給されてたが
まさに激動のsm14だったな…
>>1000だったらお前ら俺の嫁
1001 :
1001:
/■\
(_´∀`)_ 創る阿呆に見る阿呆!
/,/-_-_-_-_-_\ 同じ阿呆なら
( ( /,, /― ((神輿))―\ 創らにゃソンソン!! //
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