1 :
創る名無しに見る名無し:
男「おや、女さんではないですか」
女「……」
男「おはようございます」
女「……」
男「……」(返事ないとかうぜぇ……)
女「……お、おはよう」
男「……」
女「?」
即興。そして作業落ち
ここって24時間以内に10レス着かないと即落ちするらしいね
女「……」
男「おはよう、女さん」
女「……(ペコッ)」
男「それじゃあ僕は先に行きますね」
女「……」
男「……なんで同じ速度で着いて来るんです?」
女「?……方向、一緒」
男「……」
女「……♪」
男「いやはや……」
男「購買より、学食の方が安いですよ」
女「…………そう?」
男「ええ。そっちの方がオススメです」
女「……でも、男くん……私の後ろに並んでる」
男「……」
5 :
創る名無しに見る名無し:2009/07/17(金) 01:14:17 ID:hzUfaHuX
漏れら極悪非道のageブラザーズ!
今日もネタもないのにageてやるからな!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧ age
(・∀・∩)(∩・∀・) age
(つ 丿 ( ⊂) age
( ヽノ ヽ/ ) age
し(_) (_)J
( ´∀`)なんかちょっと良いスレ
男「おはよう、女さん。今日の髪型、随分可愛いね」
女「……え……あり……がと」
男「なんかこう、三つ編みの上からなでなでしたい」
女「……ぅぁ……ど、ど、ど」
男「ど?」
女「ぅ……ぞ……? わきゃっ」
男「おおう、ごめんよ編まれてる所撫でてたつもりが、脇腹から背中にかけて云々」
女:ピッピッピ
警察官A「痴漢はこちらですねー」
警察官B「回収しまー」
男「ちょ。おい。えー」
女「……大丈夫」
男「?」
女「……お父さんが警察のお偉いさんだから」
男「え」
女「……反省、してきて」
警察官B「改めて回収しまー」
男「おおおおおおいいいいいい!?」
:つづかない
男「おや、女さん。そんな沢山プリント持って、どうしたんですか?」
女「……」
男「……」(またかよ)
女「……先生の、所に、持って行くの」
男「そうなんですか?」
女「コクリ……んしょ……んしょ」
男「重そうですね。手伝いますよ」
女「え、……悪いよ……」
男「かまいませんって。ほら」
女「あっ、…………ありがと」
男「どういたしまして」(先生の評価はこういう細かいところからコツコツと)
女「やさしい、ね」
男「いえいえ」
女「……せんせぇ……」
担任「お、女。ありがとう。持ってきてくれたか」
女「……コクリ」
担任「おや、男も。女を手伝ってくれたのか?」
男「いえ、そんな大したものでは……」
担任「わざわざ悪いな。二人とも、そこに置いておいてくれ」
男・女「はい」
担任「で、男は残ってくれ」
男「Σ」
女「……失礼、しました」
男「……」
担任「男は、あれだ。女と仲がいいのか」
男「あ、いえそれほどは」(むしろ全然)
担任「そうか。……な、あいつさ。友達居らんだろう」
男「はぁ……」(知らねぇよ)
担任「あいつは去年、一年生の始めからずっとああでな。お前、学級委員だろ? 良かったら仲良くしてやってくれ」
男「……はぁ」
担任「頑張ってくれたら、成績に色付けてやっから」
男「いえ。……女さんと友達になる、という事で成績いただけるのは、ちょっと違うと思いますので。そういうの抜きでお友達になりたいと思います」(ウヒョー)
担任「そ、そうか。さすが男。お前は立派だ」
男「いえいえ」(計画通り……!)
男「おや、女さん。おはようございます」
女「……おは、よう」
男「今から登校ですか?」
女「……ん」
男「よかったら、一緒に登校しましょうか」(先生にも言われてますしね)
女「ん……Σ」
男「どうしました」
女「…………」タタタッ
男「あら、走って行ってしまった。……まぁいいか」
女「…………///」
イケ女「やっほ、男クン!」
男「ああ、イケ女さん」(……苦手なんだよなぁ、この人)
イケ女「お弁当こっち来て食べない?」
男「いえ……嬉しいんですが、先約が居るもので」
イケ女「えー、マジで?」
男「マジです」(マジ<で嘘>です)
イケ女「むむむ、つまんねーなぁ」
男「また今度誘ってください」
イケ女「うーい。じゃあねー」
男(しばらくは食堂には近づかない方が良さそうですね。教室だと、イケ女さんたちが帰ってきたらマズいですし……)
男(屋上でも……行きますか)
男「いやはや、屋上は暑くて嫌なんですがねぇ」
ガチャッ
女「……」
男「(おや、女さん)……女さ……」
女友「女ー、待った?」
男(おや、お友達居るじゃないですか……)
女「……」フルフル
女友「そっか、良かった。じゃ、早速食べましょ」
女「うん……あ」
男(うわ、見つかった? いや、まぁ出入り口のそばに立っていれば当然なんですが)
女「…………」じぃー……
男(なんかすっごい観察されてる)
女「……」じぃー……。
男(えーと、ここは一応)手を振る
女「Σ」バッ
男「なんだあれ。つか、ベンチの板の隙間からまだ覗いてるし」
女「じぃー……」
男「いやはや」
男が中尾隆聖ボイスで再生されたんだが
男があんまり腹黒くない
こんなつまらねえスレ即死回避させやがって死ねよカス
馴れ合いの安価出して即落ちの時点で糞だし投下されてるもんもまるで面白く無い
このスレ、っつうかお前もうどうでも良いから
糞スレにもなれない駄スレ創作が得意なカスは一生ROMってろや
だけどこのまま放置されても厄介だな
>>15 心の声では、もう少し汚い言葉を使わせると良いんじゃないかな
そうした方が普段の丁寧な口調とギャップが出て良いと思うよー
その身を挺して示すとはさすがだな……
18 :
創る名無しに見る名無し:2009/07/17(金) 22:00:37 ID:CzGUuCpP
∧_∧ ∧_∧ age
(・∀・∩)(∩・∀・) age
(つ 丿 ( ⊂) age
( ヽノ ヽ/ ) age
し(_) (_)J
女友「んー? 女ぁ、何かあんの?」
男「…………」(こっち見んな粕共)
女「…………」スッ
トコトコ...
男「こんにちは。どうかしましたか、」
女「……」クイッ
男「?」
女「…………一緒にたべる?」
男「なんと」
21 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/16(日) 20:54:24 ID:WJdBUog/
おいおいおいおい続きはどうした!!!!
男「いや、僕はいいんですけど……」(なんだこれ、こんなん聞いてねぇぞ)
女「…………じゃあ、行こう」
男「えっと、どこに?」(移動すんのかよ、ダリーなぁ……)
女「………屋上でいい?」
男「屋上……、ですか……」(彼氏彼女じゃあるまいし、こいつアホか)
女「……………」
男「……………」(なんか言え無口、その口は飾りか?)
女「………じゃあ教室で」
男「それなら」(最初からそうしろよアホンダラ)
三か月置いて開始ktkr
24 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/21(水) 23:25:30 ID:ixt3pr1F
屋上
男「もぐもぐ」
女「むしゃむしゃ!!」
男「もぐもぐ」
女「がつがつ!!」
男「もぐもぐ」
女「ばくばく!!」
男(会話ねぇ!! つうかこのアマどんだけ食うんだよ……)
女「ふぅ、……食べた」
女「…………足りない」
男「わんぱくか!!」
無口大食いキャラw
26 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/25(日) 23:10:01 ID:aQFYeZWi
女「………」
男「もぐもぐ」(見てる)
女「………」
男「もぐもぐ」(見てんじゃねえよ)
女「………」
男「もぐもぐ」(やらねえぞ)
女「………」
男「……食べますか?」(やるよ! やればいいんだろ!!)
女「………食べます」
男「どうぞ」(このハイエナ女が!)
27 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/25(日) 23:18:19 ID:aQFYeZWi
女「………」
男(そんなに見なくてもいいだろ、アホでも出来る玉子焼きだぞ)
女「………」
男(なんだその笑顔!! 玉子焼きひとつで喜んでんじゃねえよ!!!)
女「………いただきます」
男(ふん、いただきますを言ったのはほめてやるよ貧乏)
29 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/28(水) 18:15:54 ID:vyKoSqY7
腹黒いのに、ツンデレw
これはいいなw
31 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/06(水) 02:00:00 ID:pECrExtf
新年あげ
32 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/11(月) 13:23:10 ID:55yrmueU
age
33 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 01:24:02 ID:PgieEuAD
女「……」スタスタ
男「おや、女さん。ハンカチが落ちてますよ?」
女「え……あ、ありがとう……」
男「……」
女「え……そ、その」
男「? 拾わないんですか?」
女「……ごめん」(近くにいるなら拾ってくれればいいのに)
34 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 01:31:14 ID:PgieEuAD
男「おや、水がこぼれていますね……滑ることこの上なしです」
女「……」スタスタ
男「ほほぅ」ニヤリ
女「……」スタスタ
男「おはようございます、女さん!」
女「きゃっ……あ、お、おはよう」
男「今日はいい天気ですね。花壇の花も元気良く咲いていましたよ。見ましたか?」
女「う、ううん……まだだけど」
男「可愛らしいパンジーがありましたよ。休み時間にもみてくるといいでしょう」(今だ!)ピョンッ
女「わ、わかった……あ、きゃぁっ」スッテーン!
男「ぶっ!w」
女「わ、わわ……」
男「大丈夫ですか?」(パンツまで見れるとは……眼福です)
35 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 01:41:11 ID:PgieEuAD
男「……」カリカリ
女「…………」コックリコックリ
担任「あー、じゃあ次の問題はー、田中ーお前やってみろー」
男「! 女さん、起きてください。先生に当てられてますよ」ヒソヒソ
女「ふぇ……ふぁ、ふぇ!? は、はい!」ガタンッ
担任「あ? なんで女が立ってるんだ? お前は田中かー?」
ワハハハハハー
女「あ、え……」カァァァァ
男「ぷ、くく、く……」
担任「んじゃ、お前でいいや。答え言ってみろ」
女「こ、こた……え? え、えと……」
男「枕草子です。今は古典の時間ですよ」ヒソヒソ
女「え、えと……枕そう……し?」
担任「? 今は数学の時間だぞー」
ワハハハハー
女「…………」カァァァァァ
男「ぶ、ぶはっw。ぷくくくくく……」プルプル
36 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 01:47:22 ID:PgieEuAD
男「女さーん」
女「……」ムスッ
男「怒らないでくださいよー。ちょっとした冗談じゃないですか」
女「……男くん…………きらい」
男「んー、ご機嫌ナナメですねー。ほら、特別に僕の飴ちゃんあげますから」
女「……」パクッコロコロ
男「おいしいですか?」
女「…………うん」
男「それはよかったです。大きいですからね。食べきるまで時間がかかるかもしれませんが、ゆっくり味わっててください。では」
女「…………♪」コロコロ
不良「おぉい! 俺の鞄にいれておいた飴ちゃんがねぇぞお! だれだぁ、食ったのは!」
女「……」サー
37 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 02:02:15 ID:PgieEuAD
男「はー、やっと午前の授業が終わりました。待ちに待ったお昼タイムです」
女「……」
男「さきほどの飴ちゃんはどうでしたか?」
女「…………生きてる心地がしなかったよ」
男「それほど、おいしかったってことですか? はは、女さんは面白いお方ですね」
女「……」ムスッ
男「そんな怒らないでくださいって。軽い冗談なんですよ」
女「軽くない……」
男「ほら、これで機嫌を直してください。ジャムパンです」
女「……いらない。男君からのものは受け取らない」
男「そんなこと言わないでください。ほら、これでどうです?」
女「レシート?」
男「僕が買った今日のお昼ご飯です。そこに、ほら。ジャムパンが書いてあるでしょ? つまり、僕が正真正銘買ったものです」
女「……」
男「100%僕の善意ですよ。怪しまないで、ね? どうか、お昼ご飯の後におやつとして食べてください」
女「……うん」
男(なんちゃってですね。実は、このレシートは不良君の物。僕のお昼ご飯は不良君と同じにして、ジャムパンだけ買ってないのですよ)
女「……男くん」
男「なんですか?」
女「………………ありがとう」
男「……え」
女「いただきます……」
男「……」
38 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 02:10:29 ID:PgieEuAD
女「ごちそうさま……」(せっかくもらったんだからパン食べようかな)
不良「おぉい! 俺のジャムパンがねぇぞ! 誰が食ったぁ!」
女「……」ビクッ
不良「おまえかぁ? ああん?」
田中「ひ、ひぃ。違うよぉ。ほ、ほらレシートもあるし」
不良「っち。だれだよ! 俺のジャムパン食ったのぉ!」
女「……パクパク」ビクビク
不良「いったい、だれが……ん?」
女「……」(これは男君に貰った物これは男君に貰った物)ビクビク
不良「おい、女ぁ! お前、何食ってんだよ!」
女「ひ……」ビクッ
不良「それは! 俺の! ジャムパ」男「僕のですよ」
不良「へ?」
男「僕のジャムパンです。女さんに僕があげたんですよ」
39 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 02:21:07 ID:PgieEuAD
男「ほら、これ。証拠のレシートです。ね? ジャムパンが買ってあるでしょう?」
不良「っち、またかよ……って、それは俺のレシートじゃねえか!」
男「ちがいますよ。僕のです。ジャムパンにミルクパン。チョコクロワッサンにデザートはココアプリン。飲み物はあま〜い、ストロベリーミルク」
不良「だから、俺も買ってんだよ! 同じものを! おかしいだろ、どんな偶然!?」
男(うるさいですね。女さんをからかう為だけに、わざわざ甘いものが大嫌いな僕に甘いものを買わせやがりまして……まったく)
「へぇ、不良君も甘いものが好きなんですか。今度一緒にパフェ食べに行きませんか?」
不良「黙れ! 糖分が足りないっていうのに、いちいちイライラさせんるんじゃねぇ!」
男「分かりました。分かりましたよ。こんな事不本意ですが、事を荒立てた僕が責任を持って不良君のジャムパンを代わりに買ってあげましょう」(やれやれ、なんて出費だ)
不良「まじで!? あ、じゃ、じゃあババロアプリンも買ってもらってもいいか?」
男(どんなプリンだよ)「いいですよ。とにかく、教室を出ましょう。皆さんの邪魔になりますし」
不良「うっひょい!」
男「……はぁ」チラリ
女「あ…………」
男「ほら、行きますよ。不良君」スタスタ
40 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 02:31:32 ID:PgieEuAD
女「……」カリカリ
担任「あー、んじゃ次の問題はー。田中、お前やれ」
男「……うぷ……」(気持ち悪いです。あの甘党野郎くん、あの後さんざん甘いもの食わせやがって……)
女「…………」カリカリ、チラッ
男「うう……」フラフラ
女「! ……あ、えと、せ、せんせ……」
担任「田中ちゃんと勉強してるかー? 先生ここ先週もやったんだぞー?」
女「せん……ああぅ……」オロオロ、チラッ
男「う……」(やばい、口を開いたらリバースしちゃいそうです)
女「! う、うぅ……せ、先生!」ガタッ
担任「うおっ! な、なんだ女か。どうした」
女「そ、その、男君が気持ち悪そうなので……ほ、保健室へ連れて行っても……良いです……か?」
担任「男? あー、確かにやばそうっぽいな。男。いくか?」
男「……」コクコク
担任「と、いうわけだ。女。連れて行け」
女「…………は、はい」
男「…………」
41 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 02:43:35 ID:PgieEuAD
男「あー、そこ。そこです」
女「…………ここ?」
男「はい。ああ、ありがとうございます。……それにしても、なんでベッドに」
女「…………保険の、先生が」
男「寝とけと。まったく、過保護なんですからあの人は」
女「……」
男「あの、なんかありがとうございますね。先生にいってもらって」
女「……」プルプル
男「女さん、恥ずかしがりやですし、結構勇気が必要でしたでしょ」
女「……」コクン
男「はは。もう、無口になってしまいましたね」
女「……」
男「あの、女さん。実はあのパンのことなんですけど……」
女「いい」
男「へ?」
女「別に……いい……言わなくて。……気付いてた……薄々」
男「……はは。そうですか。すいまでんでした」
女「あやまらなくても、いい。…………たし。」
男「はい? すいません、よく聞こえなくて」
女「かばって…………くれたし………………嬉しかった」
男「……ははは」
42 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 02:51:57 ID:PgieEuAD
女「……ねぇ」
男「はい?」
女「どうして……イジワル、するの?」
男「……」
女「……」
男「これは言おうか言うまいか迷ってたんですけど」
女「……うん」
男「恥ずかしながら、僕って女性とお付き合いしたことがないんですよね」
女「……」
男「だから、僕の恋愛表現と言うのはとても稚拙なものでして……」
女「……え?」
男「女性との、特に意識した女性との接し方というのがよくわからなくて」
女「え、ちょ、その、え?」
男「この際、単刀直入にいいます。女さん」
女「あの、その……私……」
男「実は前から……」
女「あ、あぅぅぅ……」
男「パンツ見えてます」
女「ふぁ!? え、嘘、あ、やぁっ!」
男「ははは」
女「……あぅぅ」
男「眼福でした」
43 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 11:42:19 ID:At7iw/EQ
おわりかな?乙
面白かった!
44 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 18:59:52 ID:PgieEuAD
男「あ、おはようございます。女さん」
女「…………」コクン
男「昨日はどうもありがとうございました」
女「…………お腹」
男「はい? なんですか?」
女「大丈夫?」
男「ええ、お陰ですこぶる体調もよろしい感じです」
女「……よかった」
男「女さんの大胆なサービスもありましたしね。昨夜は楽しませていただきました」
女「……昨夜?」
男(分かりませんか。まぁ、僕らしくないネタですし、返ってよかったかも)「いえ、お気になさらずに」
女「…………」
男「いい天気ですねー」
45 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 19:11:10 ID:PgieEuAD
女「……」カリカリ
男「おや、女さん。今日は日直でしたか」
女「……」コクン
男「あれ、でも今日は僕と一緒に登校してきましたよね?」
女「……怒られちゃった」
男「はは。忘れてしまったんですね。気にすることないですよ」
女「……」カリカリ
男「へぇ、女さんって綺麗な字を書くんですね」
女「……」カリカリ……
男「では、僕もお手伝いして黒板でも拭いておきますよ」
女「……わ、悪いよ」
男「いえいえ、僕の善意ですから」
女「…………あ、ありがと」
男「いえいえ」
田中「あれー? 今日、男日直だっけ?」
男「ええ。ですから、明日は田中君が当番ですね」
田中「うわっ、まじかよー」
女「!」
46 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 19:21:16 ID:PgieEuAD
男「体育ですか。よい天気の下で行う運動は気持ちのいいものですね」
教師「あー、今日は野郎共の体育教師が欠席だっつーから、男女混合体育だー。んじゃ、始めに柔軟やっとけや」
男「おやおや。ぜひとも女さんを誘いたいものですが、いざとなると恥ずかしいものですね」
不良「田中。俺、余ったから一緒にやろうぜ」
田中「え、あ、俺は男と……」
男「おやまぁ、唯一の男友達も取られてしまいました」
女「……あの」
イケ女「ネー、一緒にやろーよー」
イケ女2「うっそーマジ? あんた体硬いんだしあっちいきなさいよー」
女「あ、あう…………」
男「……おや」
女「……」
男「一緒に……やりますか?」
女「……」コクン
47 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 19:52:46 ID:PgieEuAD
男「じゃあ、押しますよ?」
女「……」コクン
男「……」グイ
女「……う、く……」プルプル
男「体硬いんですね。女さん」
女「はぁ、はぁ……」
男(やりにくいですね)「あ、じゃ、じゃあ今度は僕が座りますんで女さんが押してくれます?」
女「……」コクン、グイ
男「よいしょっと……」グイー
女「……男くん、体柔らかいんだね」
男「え? え、ええまぁ。少しね」
女「…………♪」グイ、グイ、グイ(男くんの体、面白い)
男「…………」(なんか、違う……)
48 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 19:59:10 ID:PgieEuAD
教師「んじゃ、まずはキャッチボールだ。適度に広がれよ」
男「女さん。いきますよ」
女「……」コクン
男「それっ」ビュ
女「っひ」バッ
男「あ、わわ。すいません」(力加減が難しいですね。楽しいけど、何か違う)
女「……」ブンブン
男「コホン。えーじゃあ、次は女さんが投げてください」
女「……」ポーイ
男「あー、届いてませんが……」(女さん。いつもこうなんでしょうか)
女「……」テテテテ
男「あ、いいですいいです。僕が取りに行きますんで」
49 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 20:05:47 ID:PgieEuAD
不良「田中ー。いくぞー。ふんっ!」
田中「ちょ、不良君っつよいって……っひ!」サッ
キーン
女「え……」
男「! あぶなっ……!」
女「きゃっ」
バシンッ
男「大丈夫でしたか?」
女「え、え? お、男くん? ……え、いまあっちに」
男「まったく、危ないところでしたね」
田中「男ー! すまーん!」
男「気をつけてくださいよー!」ビュンッ
女「…………瞬間移動?」
男「なにがですか? さ、つづけましょうか。場所を交換しましょう」
女「……?」
50 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 20:20:36 ID:PgieEuAD
女「……」カリカリ
男「あ、さっそくさっきの体育の授業について書いているんですか?」
女「……」カリカリ、ピタ
女「男君……日直のこと、黙ってたでしょ」
男「あ。あー、なんのことでしょう?」
女「……」カリカリ
『男くんが勝手に人のスカートの中を……』
男「すいませんでしたすいませんでした! 僕が後は書きますから、朝のことはごめんなさい!」
女「……」ムスッ
男「なんで僕が……」
51 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 20:33:59 ID:PgieEuAD
男「日直当番というのは大変ですね。プリント整理ですか」
女「……先生が……集めといてって」コクン
男「これがまだ提出していない人リストですか……まだ多数いるようなので、二手に分けて集めましょうか」
女「……」コクン
男「では、ここからここは僕が、こちらからは女さんに任せますね。では」
女「……」ピラッ
『不良』
女「!」ビクッ
男「田中くーん! プリントを提出してくださーい」
女「……」ッキ!
女「……」チラッ
不良「ふぅ、体育の後のエクレアは最高だぜ」
女「……」ビクビク
52 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 20:41:29 ID:PgieEuAD
女「……………あの」
不良「……」
女「………あ、あの!」
不良「ああん?」
女「っひ。……あ、あの、ぷぷぷぷり……を……」
男「おや、まだ不良君から集めてないのですか」
不良「ああ? なんだよ」
女「ぷぷぷぷぷぷぷ、プリ、プリン…………を」
不良「プリン!? なんでてめぇなんか渡さなきゃいけねえんだよ!」
女「じゃじゃじゃ、じゃなくて………ぷぷ、プリントを……」
不良「ああん? プリン糖!? なんだそれ!?」
男「ぶふーっw!」
女「あぅ……そうじゃなくて……地理……プリン……トを」
不良「チェリープリン糖!? なんなんだよそれ、さっきから!」
女「そ、そうじゃなくてぇ……」グスッ
男「ぶはっwく、くくく……」
田中「何やってんだ? 男」
53 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/12(火) 20:52:58 ID:PgieEuAD
男「不良君、女さんは地理で提出するプリントが欲しいそうですよ」
不良「ああ? そういえばあったな、そんなもん。ケーキ作ってるときにクッキングペーパー代わりにつかっちまったかも」
男「だ、そうですよ? 女さん」
女「じゃ、じゃあ……不良君は忘れ、と」
男「女さん、だめですよ。物事はちゃんと言わないと」
女「…………ずるいよ……」
男「はて、なんのことで? はいこれ。僕が回収したぶんです。女さんの残りの分も回収しておきました」
女「……」コクン
男「これで終わりですね。お疲れ様でした」
女「……」コクン
男「もう、今日の日直の仕事は終わりですか?」
女「……」コクン
男「飴ちゃん食べますか?」
女「……」コクン、パク
男「では、僕は黒板を拭いておきますね」
女「……」コクン
不良「だれだぁ! 俺の飴ちゃんとったのはぁ!」
女「!」ビクッ
男「ぶふーっw!」
54 :
創る名無しに見る名無し:
書き手さんがんばって