プレデター日記 2冊目

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573創る名無しに見る名無し:2009/12/05(土) 08:28:50 ID:J0EdByBG
スカフェはこーやって誤魔化されることをどう思ってるんだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・誤魔化されてる、っちゅーこと自体気がついて
おらんかもだが。

マサフミの・・・つか、あの映画からどうやって?と言う気が。
574創る名無しに見る名無し:2009/12/05(土) 16:04:12 ID:3hfYcFUb
相手は誰なんだろうな<マサフミやおい
海外のサイトで見れるみたいだが、恐ろしすぎて確認する気にならん・・・・。
ウイルスも食らうらしいしね。
575創る名無しに見る名無し:2009/12/05(土) 20:53:43 ID:eeKFFlPL
多分相手はキース
576創る名無しに見る名無し:2009/12/05(土) 21:00:28 ID:nWFnAciQ
好奇心は猫をも殺す。
知らないで済むなら、それがよし。
スカフェ兄さんのように。
577創る名無しに見る名無し:2009/12/07(月) 23:08:51 ID:xKVIUh6u
もうすぐ獲物展も終わりか。俺としては
酒場は残しておいて欲しいなー。
今後も何かとハプニングやネタの場になりそうなんでw
578“俺” ◆AvP.enmOzE :2009/12/08(火) 00:06:12 ID:KkX02k/x
 ウルフ氏と別れた後、連れが俺に尋ねた。

「さっきウルフさんと何の話をしていたんだ?」
お節介な奴だ。まー、あんな顔してひそひそ話してたら気にして当然だろうけどさ。

「師匠の事さ。おげんきですか?ぼくはげんきです、ってな。」
あながち間違いは言ってねーよな?なんだかんだで師匠の事を気にしている様子だったし。

「そんな話であんな顔しないだろ。」
子ども扱いするな、ってか。だいたい、素の顔が恐過ぎるんだよあのオッサン。
隣の奴の精一杯の威嚇顔、またの名を膨れっ面、と比べると尚更そう思う。

「ホンット、しょーもない話だぜ?そもそも俺は手紙の文面知らんし。」
これも間違いではない。的確でもないが、知る必要のない事さ。

「あ!」
変に追求されるのも面倒だから、俺は話題を変えた。

「話を逸らそうとす「あのクイーンのトロフィーすごくね?」
「そんなので誤魔化そうなんて…………!!!」
相方の目が見開かれるのが見えた。

「……なんだ、別に大した事ないじゃないか。」

「あ、そう?」

「でかくて、それでいてスマートで、傷も少なくて、縫合の痕もなくて、頭冠も牙も綺麗に残ってるトロフィーなんて、ざらにはないかも知れないが別段珍しくもないだろ?」
クリーンヒットだな。こいつ、語るに落ちてやがる。

「なら別のコーナー行くか?珍しくもないんだろ?」
ここで、俺はちょっと嫌がらせをしてみる。

「いや、見る。」
即答した後、自分の矛盾に気づいたのか(そして俺の苦笑にも気づいたのか)、バツの悪そうな顔をしながら慌てて言い訳をし始める。

「将来クイーン狩る時の参考にする。」
そう言うが早いか、あいつはそのクイーンの下へと駆け寄っていった。
エイリアン絡みの話題になるとこいつは妙に嬉しそうな顔をする。

「……やれやれ。」
やっぱりこいつ掃除屋に向いてるよ。
瞳をきらきらと輝かせる連れの顔を見ながら、そう思った。
579 ◆AvP.enmOzE :2009/12/08(火) 00:25:46 ID:KkX02k/x

 一通り回り、今回の展覧会の目玉の前まで来た。
やたら豪勢に飾り付けられた台座に据えられたそれは、世にも珍しい三つ首龍のクイーンエイリアンの全身剥製で、当時各地の腕自慢が総がかりで仕留めたというもの。
頭部や翼、二股に割けた尾、ところどころを覆う鱗なんかは綺麗に残ってるが、胴体に巨大な裂傷を縫い合わせた痕がある。
切り裂いたような痕から見るに、得物は鎌やカタナみたいな刃の長いものだろうね。

「ちょっくら便所に行ってくるよん。」

「ああ、わかった。ここで待ってるよ。」
あいつは由来の書かれたプレートを、不自然なくらい熱心に読みながら答えた。

「……ん?」
三歩歩いて、ふと俺は妙なことに気がついた。おわかりいただけただろうか?

「……なんだよ?」
イラついた返事を返してくる。

「寂しがり屋のお前のわりにはやけに素直だな。」
いつものヒネくれとイヤミは何処行った。

「馬鹿言うな、この馬鹿。」
ちゃんちゃらおかしい、というその表情は少しばかりぎこちない。というか、こっち向いて喋れ。

「私はいつも素直だろうに。」
まったく、どの口が言ってるんだろうね。こういうところはホンッット、かわいいんだけどなぁ。
ニヤニヤ笑いが浮かびそうになるのを必死にこらえつつ、俺は返事をした。

「そーかい。」
まぁ隠し事の一つや二つある年頃だものな。
妹分の内面に敢えて深入りせず、俺は用足しに行く事にした。
さて、どこだったかな?
580創る名無しに見る名無し:2009/12/08(火) 19:01:07 ID:zKsy4hAA
>>577
風呂も残して欲しい・・・・。
あーそうだよ、俺が温泉行きたいだけだい。

>>578-579
ふむむ、まだまだ「お兄さん」気分ってとこかな。

しかし、ウルフさんと「師匠」はなんだかんだやってスカフェ兄さんに「仲良いなーお前ら」
とか言われてそうだ(w。
581創る名無しに見る名無し:2009/12/08(火) 23:58:10 ID:ZU80G+Q5
では風呂も継続とゆーことで。

オカザキ、目的は何なんだろうな。動向が気になるぞ。
掃除屋見習いとのことも含めて・・・。
582創る名無しに見る名無し:2009/12/09(水) 22:10:08 ID:/xCiWta8
風呂・・・酒場・・・タケダクラン温泉地化!?

タケダ  「温泉宿・・・いいかものぅ」
タカハシ「これ以上仕事を増やさないでください・・・」

そーいや、オカザキってスカフェ兄さんの過去のこと知ってんだよな。
会ったときは何も言ってないけど。
583創る名無しに見る名無し:2009/12/10(木) 05:54:13 ID:na/V507N
世の中には万能戦艦の中に銭湯を作っちまう奴らも居てな。その名もエンジェル…おや?こんな時間
584やぶ:2009/12/10(木) 21:01:13 ID:33sHj+jc
>>459続き
新米プレ日記30

ギギィンッ!
金属同士というより、ガラス同士を擦り合わせたような音。
奴の爪はかなりの硬度をもっているということだ。
それでいてガラスのように脆いものではないことが、力任せにたたき付けられ、
変形した胸の装甲から窺い知ることができる。
「くたばれっ!」
フェイントに引っ掛かり、がら空きになった胸。
むきだしの心臓に槍を深々と突き刺し、回りの組織を巻き込みながら引き抜く。
さっさと引き抜かないと頑健な心筋が槍をくわえ込む。
「くっ!キリがない!」
早送りの映像のように、心臓に開いた穴がみるみる塞がっていく。

タイラントに攻撃を当てるのは、実はそれほど難しくない。
多少の知能が有るがゆえにかえってフェイントに引っ掛かり、そのむきだしの心臓は
幾度となく槍に貫かれている。
しかしそれでも奴は元気に暴れ回り、狂ったように攻撃を仕掛けてくるのだ。
「ちぃっ!」
避け切れない!
腕を十時に組み、衝撃に備える。
「ゴフッ!」
振り回された腕が当たり、10mほど後方に吹っ飛ぶ。
ガードが甘かった。
思わず咳込み息が詰まる。
「マジでマサフミ先輩と戦ってるみたいね!」
血の混じった唾液を吐き出し、ディスクを取り出すと投げずに手に構える。
タイラントの1番の武器。
それはなんといってもこのしぶとさだ。
若干は再生スピードが落ちてきているようだが、弱点である心臓を槍で貫いても直ぐさま再生し、
何事も無かったように突進してくる。
点で破壊する槍や銃のような武器はとことん相性が悪いと言えるだろう。
今回もまた、完全に貫かれたというのに何も無かったかのように突進してくる。
「はぁっ!」
一旦跳び上がりタイラントの巨体をかわすと、その無防備な背中にショルダーキャノン発射!
ボッ!
「グガァアアアッ!」
奴はすぐさま振り向き、プラズマを腕で振り払う!
左腕が瞬時に原子へと分解されるが、奴はお構いなしにまたも突進してくる!
奴は多少の損傷はそれこそ一瞬で治癒し、今のような欠損でさえいつの間にか再生する。
それも、より凶悪化して。
585やぶ:2009/12/10(木) 21:03:36 ID:33sHj+jc
>>584続き
新米プレ日記31
チャージが間に合わない!
とっさに判断し、自ら前へ踏み込む!
「グガァッ!」
奴が爪を槍のように突き出してくる!
ズザッ!
かわし切れず数本の髪がちぎれ飛ぶ!
痛みに集中が途切れそうになるが、身を屈めて懐に飛び込み、ディスクを一閃!
狙い違わず心臓を切り裂く!
「ガッ!」
タイラントの巨体が一瞬固まり、大きく切り裂かれた心臓から盛大に血がしぶく!
チャンス!
しかしショルダーキャノンのチャージがまだ終らない!
「くっ!」
とっさにコンクリート片の塊から突き出た鉄筋を握りしめ、それをタイラントの後頭部へと
力いっぱい叩き付ける!
ガゴォッ!
フルスイングでたたき付けられたコンクリートの塊が、爆発したように砕け散る!
「とんでもない石頭だな!」
これほどの衝撃。普通なら直撃した頭は粉々に吹き飛ぶところだが、奴の頭蓋骨は
いくらか陥没した程度だった。
しかしさすがに脳震盪を起こしたようで、タイラントがようやくその巨体を床に沈める。
「早くトドメをっ!次がもうすぐでここに!」
青ざめた表情でアリスが叫ぶ。
言われるまでもない。
活動を止めたタイラントを蹴りあげ仰向けにさせると、いまだ力強く脈動を続ける心臓に
ディスクを突き立て、無茶苦茶に掻き回す。
「逃げて!」
タイラントがビクンッ!と身体を震わせたのと、アリスの悲鳴。
それと同時に、ライフルの発射音。
タタタッ!
不意に背中から数ヶ所、熱く焼けた何かが突き刺さる。
一瞬のタイムラグ。
激痛が頭に駆け登る!
「くあぁぁっ!」
痛みを堪えて物影に飛び込むと、弾切れを起こしたらしいライフルの本体が飛んできた。
「そんな…。銃を使えるほどコントロール出来るなんて、聞いてないわ!?」
困惑したアリスの声。
呼吸を整える間もなく、2匹目のタイラントが飛び掛かってきた。
586創る名無しに見る名無し:2009/12/10(木) 22:03:45 ID:UEbjBR2B
タイラント強ぇええ!しかし突破するのだ新米・・・!
温泉と酒場が貴女の帰りを待ってるぞ。
587創る名無しに見る名無し:2009/12/10(木) 23:18:15 ID:+5E+v289
新米プレ久しぶり!!乙です!!!

田舎プレもそろそろ始動させますwww
588創る名無しに見る名無し:2009/12/11(金) 08:10:24 ID:TaASiwpw
こんなのが10体もかよ・・・新米!がんがれ!!
温泉と酒場が以下略。
新米プレ「・・・素敵な男性が待ってるとかないかしら・・・」
マサフミ「ホレホレwwwww・・・・(以下血まみれ)」

後、ボビー達も生き延びろ!!

田舎プレ達もそろそろ帰っちゃうのか。
またいっきにむさ苦しくなるな<タケダクラン。
589やぶ:2009/12/11(金) 16:28:35 ID:uTNW1O2o
>>586、587、588
ありがとうございます!んではちょっくらむさい方にカメラ返しますw
>>492続き
ある中佐の手記15
ボビーのショットガンが、キッドのガバメントが、そしてそれぞれのライフルが
火を噴く。
しかし奴は銃弾の雨を受けながら、平然と俺達を見下ろす。
「ば、化け物め…!」
ミハイルが呆然とつぶやく。
奴の身体にどれほどの銃弾が叩き込まれているか。
戦場に一番長く身を置いた分、ミハイルにはそれが正確に判ってしまう。
タイラントの身体がいきなりふっ、と沈む。
「消えた!?」
奴の動きを捉え切れず、ポツリと漏らした声は誰の物か。
俺は両脇のミハイルとボビーを押し飛ばすと空中に身を躍らす。
その真下を一陣の風が通り抜けていった。
たまたまなのか、それとも狙ったのか。
タイラントは回りを無視し、指揮官たる自分を真っ先に狙ってきた。
「…データと違う…?」
奴の額にはコントロール装置が付いていない。
槍状の爪からも奴は実戦投入タイプではなく、プロトタイプであることに間違いない。
「グゥアアアアアッ!」
タイラントが雄叫びをあげ、俺を睨む。
間違いない。奴は俺を第一の攻撃目標にしている。
対複数の戦いでは頭を潰すのが鉄則ではあるが、プロトタイプにそこまでの知能が
あるとは聞いていない。
加えて外皮の頑健さも、聞いていた以上だ。
「この巨体でなんてスピードだ!見えなかったぞ!?」
「え?あれ?なんで俺倒れて?」
隊員達の口ぶりから、タイラントの動きに対応出来ていないのが分かる。
「危ない!」
タイラントが再度突進をかけ、その進行方向にいたさつき女史をキッドが押し飛ばす!
このスピードでもキッドはちゃんと見えているようだ。
しかし体勢を崩していたせいか、ただでさえ小柄なキッドが押したくらいでは
さつき女史の身体を十分に押し飛ばすことが出来ない!
「くっ!」
奴が狙っているのは俺!
ならば!
強引に身をよじり、宙に舞う。
自らの身体をクッションにして、さつき女史のダメージを軽減するしかない!
ドガァンッ!
予想以上の衝撃!
直撃を避ける位置で当たったのに、頭の回りを一瞬お星さまが囲んだ。
「中佐!?この化け物!」
キッドが軍刀で切り掛かった。
鋭い斬撃を浴びせ、タイラントの身体にいく筋もの線が描かれる。
「こいつ!?切れねぇ!」
調子がいいときは空中に投げたコインを切り飛ばす、キッドの常識はずれな斬撃を
もってしても、タイラントに致命傷を与えることが出来ない。
「くっ!中佐、今のうちに早く!」
自分の攻撃が効かないと悟や否や、刀の動きを牽制するだけに留める。
「自分が時間を稼ぎます!中佐は皆を一旦外へ!」
ガギンッ!ゾゾリッ!
奴の爪とキッドの軍刀が攻めぎ合い、不快な音を響かせる。
「全員退避!キッド!無理はするな!」
「そりゃ無茶な命令です!」
590やぶ:2009/12/11(金) 16:40:56 ID:uTNW1O2o
>>589続き
ある中佐の手記16


残りの隊員達を素早く室外へ退避させ、一人気を吐くキッドに目を向ける。
流石だな。
キッドは力に逆らわず、タイラントの怪力を逸らし、あるいはいなし、決して真正面から
受けないようにしながらタイラントの行く手を阻む。
一瞬でもまともに受けたらその瞬間軍刀が折れ、キッドは帰らぬ人になるだろう。
「ボビー、腰のモン二つとも寄越せ。弾もな!」
「あうっ!?こ、これはどっちにしようかと!決してコレクションにしようなどと…」
言い訳を始めたボビーを無視し、奪うように手にとる。
差し出された弾を無造作にポケットへ突っ込みながら、ざっと所長の私室を見渡す。
「全員ショットガンに持ち替えろ!種類は問わん!弾はスラグ弾!準備が整い次第
この扉から俺を気にせず一斉射撃!躊躇するな!」
隊員達からええっ!?という声が漏れる。
スラグ弾。狩猟を営む者には獅子玉と言った方が分かりやすいだろうか。
通常鹿狩りに使う、複数の弾丸を撒き散らすOOショットと違い、スラグ弾は猪や熊などに
使う物で、鹿玉と同じショットシェルの中に親指大の大きな弾丸が一つだけ入っている。
威力は相当な物で、レンガブロックすら易々と撃ち抜く。
「た、確かにこの部屋でも装備が整いそうですが…!」
「時間がない!俺は避けるから大丈夫だ!」
心配そうなミハイルの言葉を遮り、両手に大型拳銃を構える。
デザートイーグルに44マグナム。
どちらも世界を代表する大型拳銃だ。
これほど豪華な二丁拳銃はあるまい。
「中佐、お気をつけて!」
さつき女史が俺の背に声をかける。
「さつき女史、いったい何キロ体重がおありで?」
厳しい顔付きのきまじめな博士に軽口を叩く。
いや、実際気になったのだが。
80kgある俺が掠っただけで吹っ飛ばされたのに、同じくタイラントの突進が掠ったように
見えたさつき女史は、涼しい顔で俺の前を歩き、部屋を出たのだ。
それに、タイラントがぶつかった側より、さつき女史を庇った側のがぶっちゃけ痛い。
というか、感触が変だった。
まるで、柔らかいマットを薄く引いた鉄の柱に激突したような…。
「…セクハラで訴えますよ?」
「…冗談が過ぎました」
こんなときでも真顔で睨むさつき女史に謝罪し、キッドとタイラントが待つ
決戦の場へ俺は身を踊らせた。
591やぶ:2009/12/13(日) 06:14:57 ID:iwCx2zv/
スレストさせてしまった…。
新米プレの続きに戻ります。
>>585続き
新米プレ日記32

タタタン!トタタタッ!
マズルフラッシュに照らされ、額に装着されたサングラスのようなコントロールチップが
チカチカと明滅する。
奴は、実戦投入型タイラントは、訓練を受けた兵士のような
無駄のない動きで、床に転がったライフルを手に取り次々と射撃を繰り返す。
まだ蜂の巣にはなっていないのは、先程の戦闘でかなりのライフルが弾切れを起こしていたお陰だ。
が、圧倒的に不利なのは変わらない。
あんな化け物と違いこっちは生身の身体。
いくら威力が低いとはいえ、何発も喰らったら動きが鈍るし、何より痛い。
身体のあちこちから黄緑色の液体が滴り落ち、所々ひしゃげた防具からは傷だらけの肌が覗く。
「くぅぅーっ!これじゃ水着になれないじゃない!」
来年はきわどい水着や可愛いのを着て、夏を満喫するつもりだったのに!
効果が無いと知りつつ、足元にあったライフルを手にとりタイラントに撃ち込む。
「むぅっ!牽制にもならない!」
5.56mmのライフル弾など、まるで雨にでも打たれている程度の感覚らしく、
その巨体は揺らぐことすらしない。
そしてその体格差から玩具のようにしか見えないライフルを構え、タイラントが
爆発したような勢いで突進してくる。
手にしたライフルを投げ付け、身近な物影へ横っ飛び!
奴の構えたライフルが火を吹く!
カカカカカッ!
頑丈なスチールデスクを貫通し、何発かが身体をかする。
しかしそれを気にせず、直ぐさまそこから飛び出す!
ドガァンッ!
さっきまで隠れていたデスクが爆砕した!
ライフルで私の動きを牽制し、スチールデスクごと突進の餌食にするつもりだったのだろう。
「くたばれっ!」
私を見失った奴の背中にショルダーキャノンをお見舞いする。
ボヒュッ!
「グルアァァァッ!」
プラズマが奴の背中をごっそりえぐって消失した。
「やったぁ!」
歓声をあげるアリス。
ちらりと目をやると、無邪気な顔で微笑みかける。
が、その笑顔が不意に固まった。
嫌な予感を抑えつつ振り返ると、何とも形容しがたい肉と臓物の塊が視野を埋めつくす。
バガァァンッ!
「うぶぅっ!?」
全身がバラバラになるような激しい衝撃!
かなり離れていた何かの棚に突っ込む。
なぜ動ける!?それだけのダメージを受けても、まだ致命傷じゃないのか!?
この目で見ても信じられない。
592やぶ:2009/12/13(日) 06:17:25 ID:iwCx2zv/
>>591続き
新米プレ日記33

ドクシャァッ!
三つ目の棚まで薙ぎ倒し、四つ目の棚でようやく止まった。
食い散らかされた人間がクッションになっていなければ、間違いなく圧死していただろう。
生前の武装と共にばらばらになった肉片。
ありがとう。あんたがいなけりゃ私も肉片になって、合い挽きのハンバーグになってたよ。
倒れたまま、クッションになってくれた元人間の兵士に感謝を述べる。
それにしてもありえない。
奴は背後から攻撃を受けたとわかると、そのまま真っ直ぐに後ろへ飛んだのだ。
普通なら致命傷になるはずの損傷部分を一切庇うことなく、私にダメージを与えることを優先して。
タイラントがゆっくりと振り返る。
たったそれだけの動きでも無理をしているらしく、かなりの範囲を消失した胴体から血がしぶく。
「…暴走しない!?この損傷でも?なぜチップのコントロールが効いてるの!?」
普通ならチップのコントロールを離れ、暴走するのだろう。
驚いたようにアリスがつぶやく。
「聞いて!こいつの肉体を攻撃しても無駄よ!完全に破壊しない限り、チップが
強制的に肉体をコントロールして攻撃してくるわ!」
確かにそのようだ。いくらチャージ時間短縮の為威力を下げているとはいえ、キャノンの
直撃を受けた直後にあんな行動をとるなど、自律的な生物には出来るはずがない。
タイラントの巨体がグラリと傾く。
ダメージを受けた身体の細かい補正がまだ調整出来ていないのだろう。
コントロールチップのサングラスが引っ切りなしに明滅する。
千載一遇のチャンスとはこのことだ。
プログラム補正が完了するか、あるいは奴の驚異的な再生力で治ってしまう前に、
急いで奴にトドメを刺さなければ。
しかし、
「げはっ!ゼェ、ゼェ…」
頭ではそう思っているのに、身体が言うことをきかない。
くそっ!早く動け!
のっそりとした動きで棚から起きあがる。
が、その間にタイラントの接近を許してしまい、奴は威嚇するように両手を掲げた。
「くっ!」
押し倒すつもりか!?
タイラントが倒れこんでくる!
肉の雪崩。
兵士達の黒い残骸を視界におさめながら、頭に一瞬、そんな単語が浮かんで消えた。
593やぶ:2009/12/13(日) 06:39:55 ID:iwCx2zv/
>>592続き
新米プレ日記34


ガツンッ!
頭を殴られる痛みで目が覚めた。
一瞬気を失ってしまったらしい。
気がつくと私はタイラントの巨体に組み伏せられ、まさに絶体絶命な状況だった。
しかし、これなら狙いを外すことはない!
私はショルダーキャノンを…。
って、あれ?
激突の衝撃でキャノンがハードポイントから外れ、どこかに消え失せていた。
「うそっ!?」
タイラントの拳が迫る。
「くっ!」
奴もダメージが深刻なようで、その拳は今までのものよりスピードが落ちていた。
これならかわせる。
限界まで首を捻り、その一撃をかわす。
「うあぁぁっ!」
しかし紙一重でかわしたつもりが、振り下ろされた拳は髪の毛に当たり、押し潰された
髪がブチブチとちぎれとぶ!
いだぁぁぁっ!
悲鳴が勝手に口から漏れる。
「あ!?」
奴は振り上げた拳を途中で止め、殴るのをやめるかわりに髪の毛を掴んだ。
ちょっ!?やめ…!
「うああっ!」
激痛!
頭の中身を掻き回されるような痛みが走り、思わず涙が溢れ出る!
遊んでる!
直感した。タイラントを操ってる奴は、私が痛がっているのを楽しんでいる!
卑怯にも自分は安全なところに隠れ、実験台にされた哀れな人間を操作して!
そうだった。いくら強敵とはいえ、B・O・Wは実験の被害者なんだ。
自分からモルモットにされたい奴なんていない。
怒りが込み上げてくる。
自分の意思などお構いなしにしたてあげられた戦士。
そしてそれを、自分は安全なところで操作する者。
やはり私のような者でも、闘いを神聖視する生粋のプレデター種だったようだ。
許せない!
絶対に許せない!
私の怒りを感じとったか、タイラントは両腕を押さえつけた膝に体重をかける。
それに合わせてごりごりごりと音をたて、腕のアーマーが変形していく。
「…!」
激痛が走るがもう悲鳴は漏れない。
怒りが痛覚を押さえ付ける。
闘いを汚すな!
急に悲鳴をあげなくなった私を不思議に思ったか、不用意に顔を近づけるタイラント。
サングラス越しに見える、ガラスの玉のような何も感情を映さぬ瞳。
今、解放してやるよ。
自分の意思で戦わない戦士はただの奴隷。
せめて、自分の意思で私に闘いを挑め。
タイラントの額に装着されたサングラスのようなコントロール装置に、二本の槍が突き立てられた。
594やぶ:2009/12/13(日) 06:44:11 ID:iwCx2zv/
>>593
新米プレ日記35


「ギュオォォォッ!」
それは苦痛の叫びか、はたまた解放された喜びの雄叫びか。
奴は私の髪を手放すと不意に立ち上がり、そのまま壁に頭を打ち付ける。
頑丈そうな壁は一撃で粉砕され、奴は場所を変えて頭をぶつけ続ける。
チップが傷つきバグったか?
私は髪の毛を振るい、付いた破片を落とす。
そう、コントロール装置に突き立てられた槍は、私の髪の毛だ。
これぞ私の必殺技、動く髪の毛!
…そんな大層なもんじゃないか。
実は私の髪の毛、二本だけだが自由に動かせたりする。
普段は額の両脇でくりくりにロールさせているんだけど、いざとなればストレートヘアにもなるのだ。
他の髪と違い強度も別格で、勢いを付ければちょっとした鉄板もぶち抜く。
私がよろよろ立ち上がるのと、タイラントが壁から離れるのはほとんど同時だった。



「さて、と。いーかげん決着つけないとね」
完全に破壊され、床に散らばったコントロール装置の残骸。
今まで隠されていたタイラントの瞳は、破壊を欲する狂獣の眼差し。
それでいい。
他人の意思で操られて戦うのではなく、自分の内面から沸き上がる闘争本能で私と闘え。
奴が雄叫びをあげ、突進してくる。
それは今までで1番早く、そして鋭かった。
ドガァンッ!
直撃した私は毬のように吹っ飛び、激突した壁にそのままめり込む。
「ゴフッ!」
吐き出した血で床が緑に染まった。
「グゥアアアアアーッ!」
タイラントは勝利を確信し、雄叫びをあげる。
「グフッ!ゴフッ!…違うな…。私の…、勝ちだ…!」
咳き込みながら身体を壁から引き出し、棚の影に倒れこむ。
ドゴォッ!
その直後、タイラントの胴体が爆発し、上半身が吹き飛んだ!
「ありがとう。あんたのおかげで勝てたよ」
タイラントとの戦いに巻き込まれ、もはや原型も保っていない兵士にウィンク。
ここに突入してすぐに殺されたのか、この兵士は比較的大量の武器を携帯していた。
ライフルの弾が詰まったマガジンにグレネード弾、そして複数の手榴弾。
タイラントが頭を打ち付けている間にそれらをかき集め、体当たりの瞬間奴のぽっかりと開いた
傷口に押し込んだのだ。
手榴弾の安全ピンを抜いて。
身体の内側からの爆発。さすがに驚異的なタフさを誇るタイラントもこれには
耐えられなかったようだ。
595やぶ:2009/12/13(日) 06:46:38 ID:iwCx2zv/
>>594続き
新米プレ日記36

「ねえ、大丈夫なの!?」
「大丈夫に見えるか?」
アリスが心配そうに覗き込む。
「…なんで話せるのか不思議に思う」
率直な意見ありがとう。
確かに自分でもそう思う。
「…ワクチンのプログラム、完全には効かないって話しだったよね?」
考えられるのはただ一つ。
「でも!感染してすぐに対処したから、進行するはずは…!」
当惑した顔で反論しかけたアリスだが、その言葉はどんどん尻つぼみになっていく。
「…おしゃべりは終わりみたいだ」
振り向かなくてもわかる。
二体目のタイラントに感じた冷たい気配。
それらが複数集まり、私を観察している。
「…実戦投入タイプが…、三体も…」
アリスの顔に浮かんだのは、絶望という名の感情。
「…お代わりのが多いなんて、ずいぶん太っ腹なレストランね」
軽口を叩いたが、ただの強がりだということを自分自身が一番よく分かっていた。
596創る名無しに見る名無し:2009/12/13(日) 16:28:17 ID:Wx4t+RiI

アクション映画と少年漫画さながらのバトル描写がカッコイイな


水着なんてこいつら着るのかw
597創る名無しに見る名無し:2009/12/13(日) 20:18:55 ID:d9FffppR
乙乙〜
相変わらず、激しい戦闘だな。
しかしボビー、お前という奴ぁ・・・・(w。
598創る名無しに見る名無し:2009/12/14(月) 00:08:40 ID:jMX1qto5
新米、そんな能力があったのか<実は私の髪の毛、二本だけだが自由に動かせたりする
でも髪踏みつぶされちゃったのか・・・帰ったら美容院も行かなきゃな。
599今日もタケダクランは以下略:2009/12/15(火) 00:09:50 ID:YRsLJ2Pg

ディノ日記

 俺たちの帰還まで、もうあまり時間が無くなってきてしまっている。
 帰ってチビたちに会うのは嬉しいんだけど、なんだか無性に寂しいのも事実だ。
 つか、まだウルさんにもスー兄さんにも一撃も与えられていない!(アダマンもなんだが)これは非常に
口惜しかったりする。

 まあ、それはともかく。

 スー兄さんと話していて、帰ってからの話になったとき、カズヤも含めた4人で修行へ出る話をすると、
「仲間といる時間は大事にしろよ。いつ、離れてしまうか分からないからな」と言われた。
 そう言ったときのスー兄さんの目はすっげぇ優しかったんだけど、同時にひどく悲しそうにも見えた。 
 この人、明るくておしゃべりでとぼけた人なんだけど、ときどきもの凄く寂しそうに見えるときがあるんだよ
な。
 俺がそう言うとスー兄さんは大笑いして、「ガキが生意気なことを言うな」って頭をグシャグシャされた。
 ちぇ、ガキ扱いかよ。
600創る名無しに見る名無し:2009/12/16(水) 00:29:11 ID:I6nnVog9
田舎クラン編もいよいよクライマックスか。さみしくなるのぅ・・・。、
できたら今後、田舎っぺ4人の修行日記も読んでみたいね。
601創る名無しに見る名無し:2009/12/19(土) 10:16:45 ID:0NNMrHFJ
タケダ 「もうすぐ冬至じゃのぅ。風呂もあることだし、ゆず湯をやろうかの」
キノシタ「ユズユ・・・?ソモソモトウジッテ」
スカフェ「ああ、地球の風習だな?この時期に、ゆずという果実を風呂に浮かべて入り、
     カボチャをくりぬいて灯火を作って飾るとかいう」
カネダ 「へぇ〜変わってますね」
スカフェ「それで、子供には菓子をあげて、大人はカボチャの煮たものを食べると、一年
     間風邪をひかないとか」
ジャック「あ、くりぬいたカボチャを使うんッスね。無駄が無いッス」
キノシタ「一年間風邪をひかないかぁ。またマサフミ先輩が変な菌を持ち込むかも知れな
     いし、やった方がいいかな」
カネダ 「じゃあ、ちょっと調達してこようか。(シンヤ君の言ってたアキバも下見しよう)」

クロサワ(なにかが混ざっているとは思っているが、皆が楽しそうなので言い出せない)
タケダ 「こうして子供は「空気を読む」ことを学んでいくんじゃのぅ」
ウルフ (それはどうかと思っている)
602創る名無しに見る名無し:2009/12/19(土) 21:37:08 ID:BzkuvzP4
ハロウィンの日なら、姿丸出しで町歩いても騒がれんだろうな。
それどころか、人間側から「一緒に写真撮らせて」とか言われるかも。

実際、ハロウィンでプレのコスプレしてる人たちの
集合写真見たことあるし・・・。
603創る名無しに見る名無し:2009/12/20(日) 19:47:57 ID:6rTU2wOX
「俺の宇宙船乗らないー?」とか言われると要注意だな
604ヨシオ日記:2009/12/21(月) 01:02:50 ID:HBehfWDc
X月X日

今マサフミ教団ではあるゲームが流行っている。
タツマサが裏ルートから手に入れたものだ。その名も・・・・マサフミファンタジー!

宇宙を征服しようとするマッスル軍団。首領・ダッチムーアと副官・ディラン。
そして四天王・ビリビー、エクスブレイン、マックベーザ、ポンチョリーヌを倒すべく
最初からオールステータスMAXのマサフミさんと、その他雑魚が立ち向かう物語だ。
雑魚の中でもケンジやタカハシは一番最初の敵ホーキンスライムにすら勝てないので困る。

ぶっちゃけマッスル軍団なんてマサフミさん1人で十分だが、
噂では隠しボスとして針癌という黒い奴がいるらしく、マサフミさんですら簡単には倒すことができないらしい。

攻略法としては、如何にケンジ、タカハシ、ウルフ、スカーフェイスを上手に犠牲にできるかにかかっているそうだ。
そんなわけで、ここ最近は「マサフミファンタジー」をやっている。

そういえば、もうすぐミチコたちが帰ってくるそうだ。
延期とかで予定の倍以上の期間も滞在していたそうだが、その分土産も多いはずだ。
マサフミさん話とグッズが実に楽しみだ!

しかし、あの時クィーンが動いたのはやっぱり気のせいだったのだろうか?
605創る名無しに見る名無し:2009/12/21(月) 07:45:20 ID:TFLclp2P
ヨシオ、久しぶりだな。
しかしこのゲームの存在、バレたら流石にスカフェ兄さんでも怒りそうだ・・・。
606創る名無しに見る名無し:2009/12/21(月) 12:05:21 ID:1SzRm5Df
最悪なゲームだなw

冬至とか季節ネタを折り込んだ話大好きだ
柚子湯につかるタケ爺とクロサワと和む
607創る名無しに見る名無し:2009/12/22(火) 00:20:34 ID:B5DQ63+L
タケ爺と言えど、クロサワと風呂に入るのはウルフさんが許さんだろう
と思った俺末期。
しかし、どこの物好きなゲーム会社が出したんだ、こんなん。・・・あ、
同人ゲームか?

マサフミ教団の連中は実際に会ったら、むしろマサフミが気持ち悪がり
そうだ。
608創る名無しに見る名無し:2009/12/22(火) 07:07:33 ID:sGQBSvx1
ウルフは許さなそうだなw
マサフミは教団をいいように使うんじゃないか?w

ゲームといえば来年辺りにエリプレのゲームが出るよな。テラ楽しみ
609創る名無しに見る名無し:2009/12/22(火) 07:16:10 ID:diTOqLAv
>>604
コラコラ!勝手にみんなを犠牲にするなw

>>607
同人ゲームか…
マサフミ城マサフミとか
スーパーマサフミブラザーズとか
マサフミクエストとか
無限にありそうだな…
ちとやってみたいw
610創る名無しに見る名無し:2009/12/22(火) 23:59:29 ID:B5DQ63+L
マサフミの挑戦状
マサフミの招待状
シャドウゲート オブ マサフミ
マサフミメモリアル
611創る名無しに見る名無し:2009/12/23(水) 11:14:11 ID:n1UVJn0C
マサフミといっしょ
612カズヤ日記:2009/12/23(水) 13:50:48 ID:Oc6IZT02

 昨日のお風呂には、ユズという果実がたくさん浮かんでいた。
 何だろうと思ったら、タケダのお爺さんが「地球では今日、このユズという果実を浮かべた風呂に入る
習慣があるんじゃよ」と教えてくれた。一種のおまじないみたいなものだそうだ。
 良い香りがするし、いつもより体が温まるようで、こういうのもいいなと思ってたら、ディノ君とシンヤ君
が風呂場でユズの投げ合いを始めてしまった。
 アダチ君と一緒に止めようとしたんだけど、顔面にユズを受けてしまったアダチ君まで参戦してしまい
ちょっとした大騒ぎになった。

 結局、ウルフさんとスカーフェイスさんに見つかってしまい、三人とも頭のてっぺんまでユズ湯に浸かる羽目
になった。
 スカーフェイスさんは「これで当分、お前達は風邪をひかんだろうな」と笑っていた。

 夜になって、ミユキさんからカボチャという野菜で作ったパイの差し入れが届いた。とてもおいしかったので、
アスカちゃんがレシピを聞いていた。
 ちなみに大人達はそのカボチャの煮物が差し入れられていた。
 先生たちが山盛りのカボチャの煮物を黙々と食べている様は、申し訳ないけどちょっとおかしかった。
613るるるの歌〜ユズ湯編〜:2009/12/23(水) 21:43:58 ID:YzBExDl2
♪るるるるる・・・・
うかべる、つかる、あったまる
なげる、またつかる、のぼ〜せ〜る〜♪

カボチャの皮はマスクにして遊んだんかな。
614創る名無しに見る名無し:2009/12/24(木) 23:01:41 ID:sez6wzaL
シャキーン!!かい(w
未来編は微妙に説教くさくてイマイチだ。大事なことだけどね。

プレの世界の子供番組ってどんなだろう・・・。
615創る名無しに見る名無し:2009/12/25(金) 12:24:07 ID:ymtyAcZP
規制解除されたかな?
616オイラの日記:2009/12/25(金) 12:26:01 ID:ymtyAcZP

「これにケロン人の粉末と赤雪男の肉を混ぜれば・・・」
オイラは瓶に入った怪しげな物体を加えていく・・・。
「よし!完成っと!!」
ふふふ。我ながらよい出来だ。さぞかし隊長は喜んでくれるだろう。

「たいちょー、スペシャルドリンクできましたー。」
とオイラは大広間の真ん中、足を組みダルそうに座っている男に声をかけた。
細身の体に、長く伸びたドレッドヘア、そして狂気にゆがんだ顔。
傍らには異形な形をした武器。愛用の青い大鎌・サンタテレサとマンティスが立掛けてある。
この方の名前はヒャルド。オイラの隊長であり、組織の大幹部の1人だ。

「おせーぞ!ウニ野郎www」
ウニとは地球という惑星に住むトゲトゲした生き物らしい。隊長が言うにはオイラの髪の毛にそっくりなんだとか・・。
「そんなこと言わないでくださいよぉ・・。それよりもお取り込み中だったようで・・」
とオイラはスクリーンに映った女の方を見た。
誰だろう?知らない人だ。隊長の愛人かもしれないが、隊長と関わった女が生きてるはずないし。
「あれ、新入りさんですか?」とスクリーンの女が隊長に声をかけた。どうやら、組織の一員のようだ。
「隊長どなたですか?」
「あー、前には話したろ?暗殺者だよwwwア・ン・サ・ツwww」
「え!?ひょっとしてこの方が・・・・!!」
驚いた・・。一見すると普通の少女に見えるが、この方が最強の暗殺者と呼ばれる・・。
「“黒き旋風“!!!」とオイラは驚いた声で叫んだ。すると・・
「もーそんな名前で呼ばないでくださいよぉ。それにしてもヒャルちゃんの部下にしては真面目ですね!」
え?・・・・ちょ!ヒャルちゃんって・・・
「ひゃははははwwwおめーだけだよ、俺にこんな口の聞き方して生きてるアマはwww」
と愉快そうに笑う隊長。あれ?なんかイメージが・・・。

「あれ?どうしたんですか?なんか固まっちゃってますけど??」
「そりゃww噂に名高い暗殺者がこんな軽い小娘だったんだwwwびっくりするだろwww」
「えーちょっとひどいですー。」
「あ、あ、あはは・・・。す、すいません・・・。」と謝りつつオイラはふと気になって聞いた。
「でも・・“黒き旋風“様と話されてるということは・・・」
「おうww展覧会も終わり、多くのクランの奴らが出てくる。つまり、ここが絶好の好機だ!!」
「・・・ついに実行するんですね。。          エルダー・タケダ暗殺計画が!!」
617ミユキ日記:2009/12/25(金) 21:43:19 ID:MPRpKkOQ
 昨日は、久しぶりに彼と過ごせて嬉しかった!ずっと忙しかったものね。
 最初はお店を予約しようかって話もしてたけど、やっぱり家でゆっくり楽しもうってことで、
彼の部屋に変更。お互いにプレゼント交換して、お料理とケーキを楽しんで・・・。

 プレゼントと言えば、クロサワが新しい髪飾りをつけていました。目の見えないクロサワでも
楽しめるように、凝った細工がされた銀製の綺麗な髪飾り。
 「サンタサンガクレタノ」とはしゃいでいたけど、きっとウルフさんかスカーフェイスさんが選んだ
のでしょうね。どちらかしら。
 地球のクリスマスという行事では、サンタクロースというおじさんが深夜にプレゼントを子供達
に配るそう。(不法侵入にならないのかしら)
 私たち成人はお互いがサンタクロースという事かしら。

 それで言えば、クロサワの将来のサンタクロースはどんな人になるかなぁ、と考えたら、いきなり
例のお二人の姿が浮かびました。
 ・・・・立ちふさがるであろう現役サンタクロースたちが、あまりに強大過ぎるわよね・・・・。
618創る名無しに見る名無し:2009/12/26(土) 05:26:11 ID:oZtVlPvk
新米プレ
「サンタさん、マヌケな作者のせいで色々忘れさられた武器をプレゼントしてください」
アリス
「完璧なワクチンプログラムは?」
新米プレ
「ああ!やっぱそっちを!」
619今日の風景(ベタなネタだが):2009/12/31(木) 17:42:35 ID:6rVsdyCm
ワタナベ「教官、何ですか、その見慣れない道具は?」
マサフミ「杵と臼ってやつよ〜。今からこいつでいっぱい餅を作るんだもんねwwwwww」
ワタナベ「ああ、あの地球の食べ物ですか(・・・前回、喉に詰まらせて死にかけてるのに・・・)」
マサフミ「つーわけで、俺様がつくからよ、おまいが水つける役なwwwww」
ワタナベ「はい、教官」
マサフミ「そんじゃ初めんよ〜、ほい!」
ワタナベ「はい!」
マサフミ「ほい!」
ワタナベ「はい!」
マサフミ「ほい!」
ワタナベ「はい!」

・・・ドカッ!!

ワタナベ「ぎゃーっ、手が〜!」
マサフミ「うは〜悪ぃ、スマソスマソwwwww」
ワタナベ「・・・・ふ、ふふ・・・教官、疲れたでしょ、今度は僕がつきますよ」
マサフミ「ちょwwwwwwwなにその顔、コワスwwwwwwwwwww 絶対悪ぃこと考えてるwwwwwwwwww」
620便乗:2009/12/31(木) 22:26:16 ID:ieNQlCgf
スカフェ「ほい、蕎麦と葱とエビ天麩羅それぞれ三人前っと」
ウルフ 「・・・・なんだ、それは」
クロサワ「トシコシソバダヨ?」
スカフェ「長寿を願っての縁起物ってことだ」
ウルフ 「長寿を願うような種族ではあるまい、我々は。
      そもそも、クリーナーである私に長寿を願う必要など無い」
スカフェ「ふーん。お前はいらんか。
      じゃ、もしもの後、クロサワは俺に任せるか」
ウルフ 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・用意したものを無駄にすることはない」
スカフェ「はいはい」
621創る名無しに見る名無し:2009/12/31(木) 22:32:03 ID:BbmH6Esg
             ∫
           ∧_∧∫
          ( ´∀` ) <良いお年を。来年もよろしく。
       _  (つ=||_つ___  
      / \ ̄ ̄\≠/___ \
     .<\※ \______|i\__ヽ.
        ヽ\ ※ ※ ※|i i|.====B|i.ヽ
        \`ー──-.|\.|___|__◎_|_i‐>
          ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄|
               \| テレビ台 |〜
622創る名無しに見る名無し
        .  -  、
       彡´・ω†`ミ
      /~‖ヽノ‖~ヽ
     i i .‖ ノ ‖ i i  新年あけまして
     .| |.‖ノ  ‖ | |     おめでとうございます
     i i.‖∞=‖i i 
     /ヽつ    とノヽ 
    (          ) 


ウルフ 「何故貴様が」
スカフェ「爺殿が『新年一番風呂じゃ♪』って行っちまったそうでな・・・。
      タカハシに代理を頼まれた」