超売国奴
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超売国奴
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ハデな893 俺と決闘
夏のパッション ペイ アテンション
文句のないシチュエーション
5万円のギャラがモチベーション
イチかバチか ケツでも撃ってみませんか?
みんな Say What!! (WHAT!!)
外に出れば ホラ 淫夢
カンカン照りの日で 今 Suntan
What's the time? It's summer time
だろ 夏にふれて 理性がドーンと舞う
下北のビル コートの連中に
イグッ!とくる 思い出を別注
底ぬけの淫夢に ただ身をまかせてみませんか?
みな Say What!! (WHAT!!)
むけないチンポコはホウケー
なぜか多い年明けの就活
※真夏の夜の淫夢
スカウトと先輩・クレイジー
持ってく 明日の朝まで summer day
罠はまるTNOK たまんねぇな
Oh Yeah! Oh Yeah! TNOK※
/_⌒ヽ⌒ヽ
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♪ ../ ,_!.!、 ヽ
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マジ既知外が湧いてたのかwww
まぁとるに足らん馬鹿はどうでも良いが
実際東方とのクロスものは2chじゃあまり見ないな
ニコ動じゃ腐るほどあるが
作品が一つも無いな・・・なんという過疎スレ
。o o
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荒らし放題…
駄作ですが勝手に書き込ませてもらってもらいますわ
原作:絵のない絵本
【絵のない東方】
ちなみに中身を東方キャラに置き換えるだけ
そして原作ほぼ原型なし
原作好きな人は閲覧注意
わたしは貧しい若者で、せまい小路の一軒家を借りています。
日当たりが悪い家ではありません。
なにしろ周りの屋根越しにずっと遠くまで見渡せるほどの高い家ですから。
この街に最初に来た頃はひどく狭苦しい気がして、寂しい思いをしたものです。
それもそのはず、森や緑の丘のかわりに地平線に見えるものはただ灰色の煙突ばかりですから。
おまけにこの街には友達一人いるわけではありませんし、顔なじみもいませんでしたから。
それに加えて奴隷のように働かされる毎日。雀の涙ほどの給料で、休みは月に3日。
行幸好きのわたしの身には堪えます。
ここは本当に日本なのか疑ってしまいます。
ある晩のことです。
その日は激しく疲れていて、ベッドに倒れこむようにして寝ました。
ふと横を向くと、窓を閉めていないことに気が付きました。
その日は月が明るく、わたしを祝福してくれているかのようでした。
昔から変わらず、まるいままで、懐かしいとさえ感じました。
わたしは自分の手にキスをして、月に向かって投げてやり…ん?
月に1点の影が出来ました。
その影は段々大きくなり、はっきりしてくる。
派遣「こっちに向かってきてる?」
ブワッ
大きな翼を広げ、赤い目をして、八重歯をキラリと尖らせた人の形をした何かがベッドに降り立ちました。
?「ふぅ…博麗大結界から抜け出したのは久しぶりね…」
?「ここは日本なのかしら?私の故郷と見間違えてしまうほど建物が変わっているみたいね」
わたしは直感的に分かりました。
この人ならざるものはわたしに危害を加えに来たのだと。
派遣「…何をしに来たのですか?」
?「決まってるじゃない。吸血鬼は血を吸わないで何を吸うのy…」
派遣「・・・?」
目の前の吸血鬼は一瞬と惑って、何かを思い出したように私のほうに近付いてきました。
?「…」
じーっとわたしの顔を観察して、何かを確かめていたようです。
そして観察し終わったら、わたしに指を差し、こう言いました。
?「私は貴方を血族には迎えないわ」
派遣「…」
目の前の正体不明の化け物はわたしの脅威ではなくなったようです。
ひとまずほっとしたわたしは、こちらから質問を仕掛けてみることにしました。
派遣「…ということはわたしは…血を吸われないですむ…ということでしょうか?」
?「ひとまずはね。ただし条件があるわ」
いったいなんでしょうか?更なる恐怖にわたしは一瞬戦慄しましたが、
吸血鬼はベッドに腰掛け、腕を組みながらこう言いました。
?「毎日そこの窓を開けていなさい。雨の日以外は来てあげるわ」
?「毎日働き詰めなのでしょう?私があなたの話し相手になってやるわよ」
…そんな事か。わたしは緊張が解けて床にへたり込んでしまいました。
派遣「…それくらいでしたら…引き受けられます」
?「ああ゛!?言葉遣いがなってないんじゃないの!!?」
派遣「…毎日私の話し相手としてあなたが来られることを心待ちにしております」
?「それでいいのよ。私はレミリア・スカーレット。吸血鬼よ。簡単に、お嬢様と呼びなさい」
レミ「じゃあ今日はこれで帰るわ。邪魔したわね」
…行ってしまった。
この世にはわたしの分からないことがたくさんあるのかもしれない。
そんな事を痛感した夜でした。
ここから原作と順番はかなり異なります。
−第1夜−
予告通りの時間に例の吸血鬼はやってきた。
レミ「あら、約束どおりに窓、開けていたのね」
派遣「開けていないと血族にされますからね」
レミ「まぁそうね。それじゃ、昨日あった話を始めるわよ」
レミ「あたしの友人の幽霊の話よ」
派遣「幽霊と会話ができるのですか!?」
レミ「そんなに驚くことじゃないわ」
それもそうだろう。目の前には吸血鬼がいるのだから。常識にとらわれてはいけないのだろう。
レミ「その幽霊の家でね、鶏を飼っていたのよ」
…
幽々子「鶏…」
恐ろしい形相で鶏を追い詰める幽々子。
雌鳥は羽を広げてひよこ達をかばっています。
幽々子「いっただっきまあああああすううううう!!!」
妖夢「こらああああ!!」
そこに従者が割り行って、主人を叱りつけました。
…
派遣「主人に歯向かったら従者じゃないじゃないですか」
レミ「貴方はどちらが正しいと思っているの?」
派遣「それは…妖夢のほうかと」
レミ「ならばそれで良いんだ。それで成立しているんだよ」
派遣「考えられないですね」
レミ「まあ良い。続きがあってな。翌日、彼奴は同じ事をしたんだ」
派遣「懲りないものですね」
レミ「全くだ」
…
幽々子「鶏…」
鶏達は羽をバッサバサ広げて暴れまわっていました。
けれども幽々子はその後を追いかけるのです。
幽々子「待ちなさい!」
妖夢「貴方が待ちなさい!!」
昨日よりも従者は酷く叱りつけました。
ですが、主人は腕を頭の後ろにまわし、足を組みました。
妖夢「何故懲りないのですか?」
主人は不貞腐れたように、こう言いました。
幽々子「あたしはね、この中へ入って、雌鳥にキスをしてやって、昨日のお詫びがしたかったんだよ」
幽々子「でも妖夢はどうせ信じてくれないと思って」
それを聞くと従者はこの生意気な主人の額に頭突きをお見舞いしてやりました。
…
派遣「はっはっはっは!やはり嘘だったんですか!」
レミ「楽しいだろう?」
派遣「またどうしようもない食いしん坊ですね。はっはっは!」
レミ「貴方は疲れきった顔より、笑った顔のほうが似合っているわ」
派遣「ひぃ…ひぃ…どうもありがとうございます」
レミ「じゃあ、今晩はここで。邪魔したわね」
派遣「はい。それでは」
そういうと凄い速さでどこかに飛び去って行く吸血鬼。
その後ろ姿にわたしは少し…憧れを抱いてしまったようだ。
−第2夜−
今夜も雨は降っていない。昨日と同様、あの吸血鬼がくるだろう。
レミ「こんばんは」
派遣「こんばんは、お嬢様」
レミ「あら、ちゃんとそれで呼んでくれるのね」
派遣「血族にされてしまいますからね」
レミ「とても良い心構えだわ。昨日の晩にね、私の館で劇をやったのよ」
派遣「あら!それはそれは!どこの劇団ですか?」
レミ「『劇団レミリア』よ」
派遣「自主制作ですか…どんな劇をやったのですか?」
レミ「今日はぐいぐい食いついてくるはね…まぁいいわ」
…
霊夢「喜歌劇『こうもり』…ねぇ」
魔理沙「このお屋敷の住人は思いつきでなんでもやるな」
霊夢「だからってこうもりが『こうもり』やるのも…チラシまで作っちゃって」
魔理沙「どうせ暇なんだろ?ならいいじゃないか」
霊夢「そうね。紅魔館にくるのも異変以来だしね…ん?」
霊夢「なんっつう人数よ」
美鈴「霊夢さん!お久しぶりです!」
霊夢「この人ごみ…今日は何人集まってんのよ」
美鈴「さぁどうでしょう…呼べる人は全て呼びましたし、おまけに人里からもたくさん人間を呼んでおります。200人弱ではないでしょうか?」
…
派遣「200人!!??」
レミ「これは誤算だったわ。暇な人だけ集まればと思ったのだけど…」
派遣「あなたの住むところの住人は」
レミ「暇人ばかりなのよ。それを忘れていたわ」
派遣「はぁ…それで?どうなさったのですか?」
レミ「仕方ないから何とか皆押し込んだわよ」
…
霊夢「…喜劇ってどんなものかと思ってたけど」
魔理沙「…暇だぜ」
霊夢「…それよりも、上のシャンデリアの蝋燭が垂れてるんだけど」
魔理沙「そのせいでシャンデリアの下に誰も座らないからパンパンだぜ…ぅお…」
…
レミ「本当にみんなには申し訳ないことをしたと思っているわ」
派遣「気になさらないで下さいお嬢様。仕方ないことです」
レミ「そうね。でもこれから大変だったのよ…」
…
天子「…蝋燭…耐えなくちゃ…いけないわんぁ!!」
魔理沙「…あいつ何やってんだ?」
幽香「…私は少しこの喜劇を楽しんでいたのよ…なのにあんたは」
天子「…耐えなくちぁあっぁあぁああん!!!」
霊夢「いった!ちょっと!誰よ足踏んだの!アリスじゃないの!?」
アリス「ちょ!初登場でそんな役回りなの!?」
パチェ「ちょっと魔理沙!また本パクッたでしょ!!ちょっと待ちなさいよ!!!」
魔理沙「これのために来てるんだ。返せるわけないどろ?じゃなー」
子供「先生先生。もう帰っていいの?」
慧音「…あぁ…いいかもな…」
美鈴「皆さん静かに見れないのですか!!??」
…
レミ「まるでこっちが喜劇をみてる気分だったよ」
派遣「それもそうですね…ふふ…」
レミ「どうした?私の話は気に入ってくれたか?」
派遣「ええ。でも不思議です…思いつくのですよ」
レミ「ん?」
派遣「お嬢様が紹介してくださるお話の登場人物には…何か懐かしい響きを感じましてね」
レミ「そうか…じゃあそろそろ帰るわ。邪魔したわね」
派遣「明日も待っていますよ」
レミ「残念。天気予報は雨だ」
派遣「…私が降らせませんよ」
レミ「…面白い」
そう言って今日も吸血鬼は夜の闇へと姿を消していきました。
−第3夜−
天気予報はいい外れ方をしてくれた。
今日も下限の月が夜の街を照らす。
その月の方面、こちらに1直線に凄い勢いで今日も彼女はやってくる。
スゥッ
今日は静かに部屋に降りてくれた。珍しい。
レミ「こんばんは」
派遣「こんばんはお嬢様。天気予報は外れてしまいましたね」
レミ「そうね。私も驚いているわ。まさかパチェが外すとは思ってなかったもの」
派遣「あの博識の方ですか?」
レミ「そう。私の大事な『親友』よ」
派遣「へえ…お嬢様の親友ですか…会ってみたいです」
レミ「幻想郷に来るとでも言うの?やめたほうがいいわ。貴方じゃ片道キップどころか入れないで絶命してしまうかもだわ」
派遣「…そうですね」
レミ「それでね、昨日の晩に私は宴会に行ったのよ」
派遣「あら。盛り上がったのですか?」
レミ「それはもういつも通り盛大に行ったわ」
…
霊夢「っしゃあああああああんどおおるぞおおおおお」
萃香「いよっ!日本一!!」
幽々子「こんなにおぼんがじゃんどろん」
妖夢「お嬢…だいぶちゅるんですぜ」
紫「なんて言ってるのかしら」
永琳「そんな質問彼女等には愚問よ。もう自分が何者かもわかってないわ」
神奈子「私も昔はあれだけ飲んでもなんでもなかったのに…歳はとるもんじゃないね」
白蓮「そうですね…歳をとるとあんなことも…もう出来ないですしね」
紫「あれは…ほう」
…
派遣「だれですか?」
レミ「アリスと魔理沙だったらしいわ。あの二人は有名だからね。誰も止めなかったのよ」
派遣「へぇ・・・で?その後はどうなったのですか?」
レミ「あなたもこういう話が好きとはね…私は怖いもの見たさでついて行ったのよ」
派遣「大丈夫なのですか?」
レミ「幸いその日は気付かれなかったわ」
…
二人は森の奥、アリスの家へと足を運びました。
着いて早速、魔理沙はベッドに倒れこみました
魔理沙「あ〜ぁ。つっかれたあ」
アリス「皆飲むからしょうがないわよ」
魔理沙「そうだな。…しかし誰も付いてこなくて助かったぜ」
そういうとベッドから起き上がり、アリスの両手にキスをしました。
アリス「ちょ…ちょっと魔理沙…」
アリスは恥じらい、そして涙ぐみました。
その後、アリスの頭を自分の胸にあて、こう呟きました。
魔理沙「ぐっすり…おやすみ…」
アリス「…魔理沙…」
翌日、朝目を覚ましたアリスは、部屋にあるはずのもの、魔理沙と200個程のキノコが無くなっていることに気付きました。
…
派遣「悪い女ですねぇ」
レミ「それも彼女の持ち味ってものよ。未だにアリスは思っているのかもね」
派遣「儚いですねえ」
レミ「本人達の問題よ。任せておけばいいでしょう。じゃ、今日はこの辺で」
派遣「いつも楽しい話をありがとうございます。お嬢様」
レミ「邪魔したわね」
窓辺で大きく広げた彼女の翼は、きっとわたしの心も包んでくれる…そんな気がしました。
301 :
携帯から:2009/09/15(火) 15:45:54 ID:1S3BeO17
−第4夜−
今日は雨です。例の吸血鬼はやってきません。
今夜は彼女のことについて考えてみます。
彼女は幻想郷のお屋敷に住んでいる。
多種多様なお友達がいる。
分かる事はこれくらいでしょうか。
これでは何も分かっていないに等しいかもしれません。
吸血鬼は普段何をしているのでしょうか?
仕事などは無いのでしょうか?
幻想郷はどこにあるのでしょうか?
お屋敷はどれほど大きいのでしょうか?
様々な疑問が頭をぐるぐる駆け巡ります。
しかし、この事だけは言えます。
幻想郷は素晴らしい場所だ、と。
神様、亡霊、妖怪、妖精、天人、魔法使い…吸血鬼と
ありとあらゆる者が住んでいて
それらが毎日宴会を開いて平和に暮らす混沌とした世界です。
これほど愉快で、神秘的な世界は他にはないでしょう。
わたし達の住んでいるところも何時かは
幻想郷のような世界になっていくならば
どんなに楽しいだろう。
今日もまた彼女のお陰で良い夢を見させて貰えそうです。
−第5夜−
レミ「昨晩はすまなかったわね。天気を操るのは専門外だから、仕方ないわね」
派遣「いや、構いませんよ。それよりもいつもこんな時間にお屋敷を抜け出して大丈夫なのですか?」
レミ「気にしない気にしない。時間にうるさいメイドが留守だから大丈夫よ」
レミ「それより貴方…赤ちゃんがどう生まれるか知ってるわよね?」
派遣「まぁ…そうですね」
レミ「子供に聞かれた時の事を考えておいたほうがいいわ。子供っていうのは危険よ」
派遣「そうなんですか…」
…
ここは幻想郷界隈の人里。
小さなこの村の、なんでもない古い柏の木をじっと見つめる女の子がいました。
その木にコウノトリが巣を作るため、くちばしをガチャガチャやっていました。
一人の小さな男の子が出てきて、女の子の傍に並びました。
この二人は兄妹だったのです。
兄「何を見ているんだい?」
妹「コウノトリを見ているのよ」
妹「おばさんがね、コウノトリが今夜あたしたちに小さな弟か妹を連れてきてくれるって言ったの。だからあたし、コウノトリが来るのを見ようと思っているのよ」
兄「コウノトリなんて何も持ってきやしないさ。いいかい、おばさんは僕にもおんなじことを言ったけど、そう言ったとき笑っていたんだ。それで僕、おばさんに、きっとですかって聞いたのさ。」
兄「だけどおばさんは返事が出来なかったんだ。だから僕にはわかっちゃったんだ。コウノトリの話なんて、僕たち子供に本当らしく思わせるだけのことさ」
妹「もしそうなら、赤ちゃんはどこから来るの?」
兄「それは…」
?「神様がつれてきてくださるのさ」
そばの竹林の奥から聞こえたその声に、二人の体毛が一気に直立した。
だが、姿が見えると、その恐怖はすぐに去っていった。
兄「なんだ…先生か…」
慧音「なんだとはなんだ。夜遅くに外歩いてちゃ危ないだろうに。子供の事は明日も授業があるんだから帰りなさい」
妹「今晩、私たちの妹か弟が生まれそうなんです。それでコウノトリを観察してたんです」
慧音「そうだったか。じゃあ今晩は特別授業をしてあげよう」
慧音「いいか。神様は私たち人間には見えないんだ。その神様が外套の下に入れて連れていらっしゃるんだよ。だから私たちには赤ちゃんが運ばれてくる様子は見えないんだ」
慧音「…ん?」
その時、家のほうからザワザワという音がしました。
兄妹は互いの顔を見合わせ、慧音のほうを見てにっこりと微笑みました。
慧音「どうやら、神様がいらっしゃったようだな。明日の報告、楽しみにしてるぞ」
兄・妹「ありがとうございました!」
そういうと、二人は走って家のほうへと走っていきました。
…
派遣「…確かに怖いですね」
レミ「コウノトリが運んでくる、なんてのはコウノトリが住んでいない地域でしか通用しないわよ。TPOを弁えましょうっていう格言が残るわね」
派遣「それで、妹さんだったんですか?弟さんだったんですか?」
レミ「永琳が妹だって言ってたわ。後、子供はめんどくさいって言ってたわね」
派遣「…ん?じゃあコウノトリが運んでくるって教えたのは」
レミ「永琳おばさんね」
派遣「おばさんですか…」
レミ「歳はとりたくないわ。じゃあ今日はこれで失礼するわ」
派遣「ええ。いつも楽しい話をありがとうございます」
レミ「それじゃ」
−第6夜−
レミ「また来たわ」
派遣「いらっしゃいませお嬢様」
レミ「いらっしゃたわ。今日は私の妹の話でもしようかしら」
派遣「あら!妹なんていらっしゃったのですか!?」
レミ「いらっしゃったわ。まぁ…ちょっと力が強くて幽閉しているのだけれどね」
…
初めて立派な制服を着た中学生。
ピアノの発表会の衣装を身に着けた少女。
成人式の着物を着た青年。
どんな喜びに比べても、495歳の少女の喜びにはとうてい比べることができません。
レミ「フランドール・スカーレット!」
フラ「…御姉様」
レミ「あなたに少しお話があって来たわ」
フラ(…また叱られるのかしら)
レミリアはフランを自分の部屋に連れて行きました。
レミ「あなたが気がふれているのは周知の事実だけど、少し度が過ぎるのではなくて?」
フラ「…申し訳ないです」
レミ「魔理沙と遊んでくるのは大いに結構。しかし!ただ遊んでくるだけなのにどうして服がいつもボロボロになるのよ!?」
フラ「ご…ごめんなさい」
正座している少女の目には大粒の涙が溜まっていました。
レミ「ごめんなさいで済めば手はかからないのよ!あなたの服は誰が直しているのか、考えたことも無いのかしら!?」
フラ「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」
レミ「おかげでこんなダサいデザインになってしまったじゃない!どうしてくれるのよ!!」
フラ「…これは…?」
御姉様の手に持っているものを見ると、それは先日ボロボロになった服で、波縫いで補強され、大きな穴は猫のワッペンでふさがれていました。
フラ「…御姉様?」
・ ・ ・
レミ「…これならもうやぶれないでしょう」
フラ「…はい!」
少女の顔はみるみる内に笑顔になって、充血した眼だけが彼女が泣いた痕跡となりました。
フラ「あたしがこんな汚い服を着ているのをみたら、あの醜いメス豚はどう思うのかしら!」
御姉様は口の悪い妹を再び幽閉することに決めました。
だりいやめた
308 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/11(日) 20:23:17 ID:YgTzRZDp
保守
今更だが改行多くね?ひとりで幅取りすぎ
んでレミリアと派遣はどうなるんだよ?正社員になれるのか
311 :
創る名無しに見る名無し:2009/11/13(金) 20:24:51 ID:fL0JY83J
マイナーなギャルゲーSS祭りを開催したいです。
マイナーなギャルゲーSS祭り!
1. SS祭り規定
自分の個人サイトに未発表の初恋ばれんたいん スペシャル、エーベルージュ、センチメンタルグラフティ2、canvas 百合奈・瑠璃子のSSを掲載して下さい。(それぞれの作品 一話完結型の短編 20本)
EX)
初恋ばれんたいん スペシャル 一話完結型の短編 20本
エーベルージュ 一話完結型の短編 20本
センチメンタルグラフティ2 一話完結型の短編 20本
canvas 百合奈・瑠璃子 一話完結型の短編 20本
ダーク、18禁、クロスオーバー、オリキャラ禁止
一話完結型の短編 1本 プレーンテキストで20KB以下禁止、20KB〜45KB以内
2. 日程
SS祭り期間 2009/11/07〜2011/11/07
SS祭り結果・賞金発表 2011/11/08
3. 賞金
私が個人的に最高と思う最優秀SSサイト管理人に賞金10万円を授与します。
312 :
創る名無しに見る名無し:2009/11/13(金) 20:28:06 ID:fL0JY83J
(1) 初恋ばれんたいん スペシャル
初恋ばれんたいん スペシャル PS版は あまりのテンポの悪さ,ロードは遅い(パラメーターが上がる度に、
いちいち読み込みに行くらしい・・・)のせいで、悪評が集中しました。ですが 初恋ばれんたいん スペシャル PC版は
テンポ,ロード問題が改善して 快適です。(初恋ばれんたいん スペシャル PC版 プレイをお勧めします!)
初恋ばれんたいん スペシャルは ゲームシステム的にはどうしようもない欠陥品だけど。
初恋ばれんたいん スペシャル のキャラ設定とか、イベント、ストーリーに素晴らしいだけにとても惜しいと思います。
(2) エーベルージュ
科学と魔法が共存する異世界を舞台にしたトリフェルズ魔法学園の初等部に入学するところからスタートする。
前半は初等部で2年間、後半は高等部で3年間の学園生活を送り卒業するまでとなる。
(音声、イベントが追加された PS,SS版 プレイをおすすめします。)
(3) センチメンタルグラフティ2
前作『センチメンタルグラフティ1』の主人公が交通事故で死亡したという設定で
センチメンタルグラフティ2の主人公と前作 センチメンタルグラフティ1の12人のヒロインたちとの感動的な話です
前作(センチメンタルグラフティ1)がなければ センチメンタルグラフティ2は『ONE〜輝く季節へ〜』の茜シナリオを
を軽くしのぐ名作なのではないかと思っております。 (システムはクソ、シナリオ回想モードプレイをおすすめします。)
(4) canvas 百合奈・瑠璃子シナリオ
個人的には 「呪い」 と「花言葉」 を組み合わせた百合奈 シナリオは canvas 最高と思います。
保守
314 :
創る名無しに見る名無し:2009/11/18(水) 01:00:25 ID:YYiITSCc
マイナーなギャルゲーSS祭り!変更事項!
1. SS祭り規定
自分の個人サイトに未発表の初恋ばれんたいん スペシャル、エーベルージュ、センチメンタルグラフティ2、canvas 百合奈・瑠璃子シナリオ
のSSを掲載して下さい。(それぞれの作品 一話完結型の短編 10本)
EX)
初恋ばれんたいん スペシャル 一話完結型の短編 10本
エーベルージュ 一話完結型の短編 10本
センチメンタルグラフティ2 一話完結型の短編 10本
canvas 百合奈・瑠璃子 一話完結型の短編 10本
BL、GL、ダーク、18禁、バトル、クロスオーバー、オリキャラ禁止
一話完結型の短編 1本 プレーンテキストで15KB以下禁止
大文字、太字、台本形式禁止
2. 日程
SS祭り期間 2009/11/07〜2011/11/07
SS祭り結果・賞金発表 2011/12/07
3. 賞金
私が個人的に最高と思う最優秀TOP3SSサイト管理人に賞金を授与します。
1位 10万円
2位 5万円
3位 3万円
hohohoh