立ったらコードギアスで台詞系
終わったらギアスか他の作品かわからないけどとにかく二次台詞系
立ったか
んじゃ、とりあえずスレタイからの続きで
C.C.「私の聞き間違いでなければ、プレゼントと言ったか?」
ルル「ああ、その通りだ」
C.C.「誰への贈り物だ?」
ルル「お前にだ、C.C.」
C.C.「……」
C.C.「何をたくらんでいるんだ?」
ルル「たくらむ、だと?」
C.C.「ああ。お前が私にプレゼントなど怪しいすぎる」
ルル「どこが怪しい」
C.C.「強いて言えば全てだな」
ルル「……」
C.C.「さあ、言え。何をたくらんでいる」
ルル「いいかC.C.、俺は何もたくらんでなどいない」
C.C.「ほう? どうやってそれを証明する」
ルル「……なんだと?」
C.C.「お前が何もたくらんでいない証拠など、どこにもないだろう?」
ルル「……」
ルル「……もういい。お前にプレゼントをしようと思った俺が馬鹿だった」
C.C.「なんだ、すぐに諦めるとは張り合いが無いな」
ルル「ふん、一人で言っていろ」
C.C.「おやおや、負け惜しみとは情けないぞ」
ルル「……そうだな。では、お前にプレゼントするはずだった品は廃棄処分するよ」
C.C.「……」
C.C.「……まあ、待て」
ルル「待て? 何を待てと言うつもりだ」
C.C.「お前が私を罠にはめようとした品を廃棄するのをだ」
ルル「待つ理由が無い。そうだろうC.C.?」
C.C.「ただの暇つぶしだ。それで十分だろう」
ルル「……それもそうだな」
ゴソゴソッ
C.C.「……」ソワソワ
ルル「お前の趣味に合うかどうかはわからなかったが……」
C.C.「おいおい、お前のたくらみはもうバレているんだぞ」
ルル「――服を……プレゼントするつもりだったんだ」
キラキラキラキラッ
C.C.「な……中々のものを用意したんだな……」
ルル「当然だ。何せ、この俺がプレゼントするんだからな」
C.C.「……」
ルル「恐らく、このドレスのような服はお前に似合うだろうと思っていた」
C.C.「……丁寧な刺繍だな。それに、フリルも綺麗なものだ」
ルル「だが、お前は受けとることを拒否したんだ……C.C.」
C.C.「……」
ルル「だから、もうこの服には用がない。廃棄処分にする」
C.C.「……」
C.C.「もったいないとは思わないのか?」
ルル「何をだ?」
C.C.「これだけのものだ。手に入れるには苦労したんだろう?」
ルル「そうだな。特注品だし、苦労したといえばした」
C.C.「……ふむ、それほど苦労したのなら一度位は袖を通してm」
ルル「だが、着る物がいない服はただの布だ。そうだろう、C.C.」
C.C.「……そ、そうだな」
ルル「しかも、受け取ることさえ拒否された品だ」
C.C.「……」
ルル「そんないわくのついたものだったら……焼却するべきだ」
C.C.「!?」
ルル「お前もそう思うだろう、魔女」
C.C.「……さ、さあな」
ルル「俺は気にする方ではないが、騎士団でゲンをかつぐ者もいるだろう」
C.C.「いやいや、いないと思うぞ」
ルル「藤堂は気にする方だと思うが?」
C.C.「……まあ、それは……そうかもな」
ルル「だからこそ処分する! 輻射波動砲で塵も残さずだ!」
輻射波動「!?」
C.C.「おい、待てルルーシュ!?」
ルル「どうした。何をそんなに慌てている」
C.C.「何もそこまでする必要はないだろう?」
ルル「いいや、ここまでしなければ俺の納得がいかない」
C.C.「……この服を……」
キラキラキラキラッ
C.C.「……焼き尽くすのか」
過激なw
焼き尽くすwwそこまでやるかww
C.C.「……とても良い服だな」
ルル「そうだな」
C.C.「……ふふっ、私も昔はこういったものを着ていたんだぞ?」
ルル「そうか」
C.C.「……だから……な、わかるだろうルルーシュ?」
ルル「――こんな気飽きている型の服に袖を通すつもりはないということか……!」
C.C.「待て、違う」
ルル「気休めはよせ!」
C.C.「おいおい、私がお前に気休めでも優しい言葉をかけるとでも?」
ルル「ああ……憎まれ口を叩きつつも、お前は優しいところがあるからな」
C.C.「そっ、そうか?」テレテレ
ルル「……だが、今はその優しさが俺を苦しめるんだ」
C.C.「……」
ルル「わかってくれ……C.C.」
C.C.「……」
C.C.「一体何をだ……」
ルル「……それに、今は丁度カレンが紅蓮の調整を行っている」
C.C.「何?」
ルル「用件を伝えれば快く引き受けてくれるだろう」
C.C.「……なあ、ルルーシュ。一度落ち着いて話し合おうj」
prrrr!prrrr!
ルル「――私だカレン。紅蓮の調整は順調に進んでいるか?」
カレン『る……ゼロ? はい、滞りなく』
C.C.「私の話を聞け、ルルーシュ!」
カレン『何か問題でも?』
ルル「そうだ」
カレン『!……何があったんですか?』
ルル「なに、C.C.にプレゼントをしようと思ったんだが――」
カレン『はえっ!? ちょっと、それってどういうこと!?……ですか!?』
ルル「――受け取りを拒否されてしまってな」
カレン『そっ……そうだったんですか』ホッ
ルル「だからその品を――紅蓮のテストも兼ねて輻射波動砲で焼き尽くしてもらいたい」
C.C.「待てと言っているだろう!」
カレン『――了解しましたっ!!』
C.C.「おい、聞こえているぞカレン!」
塵も残らんわw
上手い牽制だな、と思っていたら本当に実行するのかよww
ピッ!
ルル「……よし、これでこの服を処分する条件は全てクリアーされた」
C.C.「ルルーシュ。それは私へのプレゼントなんだろう?」
ルル「さっきまでは、な」
C.C.「……」
ルル「しかし、俺にはお前の受け取らないという意思を変えることは不可能だ」
C.C.「いや、待て。……受けとってやっても良いぞ」
ルル「はは……お前は優しいな、C.C.」
C.C.「……」
ルル「しかし、お前の優しさに甘えている訳にもいかない」
C.C.「……そうか」
ルル「服を処分してく――」
『――ゼロ様』
ルル「む? その声は……咲世子か」
咲世子『はい。ゼロ様の部屋から処分する品を取ってくるように、と』
ルル「そうか。入れ」
C.C.「……」
パシュン!
咲世子「失礼します」
ルル「余計な手間をかけさせたな」
咲世子「それで、その処分するという品はどこに?」
ルル「これだ」
キラキラキラキラッ
C.C.「……」
咲世子「これは……ルルーシュ様が私に創るようにと命じたものでは?」
C.C.「……何?」
C.C.「咲世子、この服はお前が作ったものなのか?」
咲世子「作ったと言っても、デザインなどほとんどはルルーシュ様が行いました」
C.C.「……そう、だったのか」
咲世子「ルルーシュ様。本当によろしいのですか?」
C.C.「ああ、無論だ。塵一つ残さぬようカレンに伝えてくれ」
咲世子「……かしこまりました」
C.C.「……」
C.C.「待て、咲世子」
あれかな
以前「なでなでさせろー」のSS書いた人?
咲世子「はい、なんでしょうかC.C.様」
C.C.「……」
ルル「どうしたC.C.。お前も何か処分したいものでもあるのか?」
C.C.「……いや、違う」
咲世子「ご用件は何でしょうか?」
C.C.「……」
C.C.「……その服を処分するのは少し待て」
ルル「何を言っているC.C.。――咲世子、待つ必要など無い」
C.C.「元々それは私に贈られるものだった」
咲世子「あの……」
ルル「確かにそうだ。だが、C.C.は受け取りを拒否した」
C.C.「そうだな。しかし、処分する品をどうしようと私の自由だろう?」
咲世子「えっと……」
ルル「ええい! 何を考えているC.C.!」
C.C.「お前に言う必要はない」
咲世子「……」
咲世子「どうしたら良いのでしょうか……?」
ルル「咲世子、迷う道理がどこにある?」
咲世子「ですが、C.C.様は……」
C.C.「この男の言葉を聞く必要は無いぞ」
咲世子「あの……」
ルル「お前が仕える主は誰だ。言ってみろ」
咲世子「……それは勿論、ルルーシュ様でございます」
C.C.「私はルルーシュの共犯者だ。ならば、立場は対等だろう」
咲世子「……」
咲世子「――無礼を承知で意見させていただきます」
ルル「……何だ、言ってみろ」
C.C.「咲世子。処分すると言うのなら、もうお前と一緒にピザは食べてやらないぞ」
咲世子「……では、僭越ながら申し上げm」
ルル「ふん! それで脅しているつもりか?」
C.C.「脅し? ふふっ、私が咲世子を脅すわけが無いだろう。なあ、咲世子?」
咲世子「……」
咲世子「あの、よろしいでしょうか?」
咲世子「今、この服を処分してしまうと問題が発生するように思えます」
ルル「何っ!? 咲世子、俺の言う事が聞けないのか!?」
C.C.「ふふっ! 咲世子は私と一緒にピザを食べる権利を失わずに済んだぞ」
咲世子「落ち着いてください。今、理由を説明s」
ルル「魔女! お前はいったい何を咲世子に吹き込んだ!?」
C.C.「別に何も。……強いて言えば、アンチョビピザも中々いける……とだな」
咲世子「……申し訳ありませんが、それは一切関係ありません」
関係ないのかw
C.C.「何っ? 違ったのか?」
ルル「……焦ったぞ咲世子。
お前がアンチョビピザに釣られる人間だと思いかけていた」
咲世子「……誤解を招かなくて本当に良かったです」
ルル「しかし、お前は処分を手伝う気はないんだろう?」
咲世子「そうは申しておりません」
C.C.「?」
咲世子「処分にするのは保留にしてみては、と」
ルル・C.C.「保留?」
咲世子「即座に処分してしまっては御二人の関係に溝が生まれるように思えます」
ルル「それはまあ……」
C.C.「……そう、だな」
咲世子「ですので、一度ゆっくり話し合ってみてはいかがでしょうか」
ルル「処分するぞ。文句はないだろう?」
C.C.「何を処分する気だ。ルルーシュ、お前が自殺志願者だったとはな」
咲世子「……」
咲世子「一度、ゆっくり、話し合ってみてください」
ルル「……そこまで言うのなら話し合おう。だが、俺の考えは変わらんぞ」
C.C.「話し合うだけ時間の無駄そうだな」
ルル「当然だろう。俺がお前の声に耳を傾けるとでも?」
C.C.「おやおや、さすがに童貞坊やは強情だ」
ルル「それのどこが悪い?」
C.C.「開き直ったか」
ルル「違うな。その考えは間違っているぞ」
C.C.「ほう?」
ルル「俺はナナリーを愛している。ただそれだけの事だ」
C.C.「……シスコンめ」
ルル「ありがとうC.C.。最高の褒め言葉だ」
36 :
創る名無しに見る名無し:2009/05/12(火) 22:25:02 ID:7HnHyWF6
追いついちゃった><
咲世子(これは……どうしたのものかしら)
咲世子(ルルーシュ様がC.C.様にプレゼントをすれば丸く収まるのだけれど……)
C.C.「ふん、変態め」
ルル「妹を想う心の結晶がそれならば、俺は喜んで変態になろう」
咲世子「……」
咲世子(このままでは、それは無理そう)
咲世子(……お許しください、ナナリー様)
咲世子(少し――お力をお借りいたします)
ルル「そもそも、お前がわけの分らないことを言い出すからだろう」
C.C.「何のことだ」
ルル「プレゼントはいらないと言い、
それを処分すると言えば止めに入る……」
C.C.「……それは……」
ルル「! C.C.、お前まさか……」
C.C.「いや、違う。違うぞ、勘違いするな。私は別にだな――」
「ケンカはやめてくださいっ!」
C.C.「何っ? この声は――」
ルル「ナナリー!? ななっ、ナナナナナリーっ!?」
咲世子(このままナナリー様の声でルルーシュ様を説得すれば――)
(咲世子)「お2人がケンカをしていると……悲しくなってしまいます」
咲世子(勿論、すぐに露見するでしょう)
咲世子(けれど、ナナリー様もこう言うとルルーシュ様はお気付きになり、
冷静に話し合いをしt)
ルル「ナナリーッ! どこだ、ナナリィ――ッ!!」クワッ!
咲世子「……」
咲世子「あら?」
咲世子「え、えっと……ゴホン」
(咲世子)「――落ち着いてくださいお兄様」
ルル「ああ、お前がそう言うのなら」
C.C.「……おい、咲世子。今の声はお前だろう?」
咲世子「……はい。C.C.様はお気づきになられましたか」
C.C.「当たり前だろう」
ルル「ナナリー。今、どこにいるんだい?
ははっ、もしかして久々にかくれんぼでもする気か?」
C.C.「ルルーシュを落ち着かせようとしたようだが……」
咲世子「ええ、これは――」
ルル「む? もう隠れてしまったのか?
ははは、けどすぐに見つけてやるからな」
咲世子「……――大失敗でした」
C.C.「そうだな。……だが、おかげで私は落ち着けたよ」
ルル「10数えたら探し出すからな。本気でやるぞ? い〜ち、に〜……」
C.C.「……」
C.C.「ルルーシュがあまりに滑稽で、ね」
おふろ
>>26 そう
おなか痛い
この板まだ保守いらないから寝る、明日にゃこのネタ終わらす
おやすみ
原作知らんけどワロタwww何だこの悲しい相関図ww
何があったルルーシュw
お、なんか始まってる
今時間ないから帰ったら読もう
47 :
創る名無しに見る名無し:2009/05/13(水) 20:09:27 ID:zb2ua0i5
終わらせる
ルル「……――10」
C.C.「ルルーシュ。気持ちはわからないが落ち着け」
ルル「黙れC.C.! 今はお前の相手をしている暇は無いっ!」
C.C.「……ほう。だが、どうやってナナリーを捕まえるつもりだ?」
ルル「簡単なことだ」
咲世子「えっ?」
C.C.「何っ?」
ルル「お前との契約で得た力――ギアスを使うまで!」
C.C.「お前のギアスは相手の目を見なければ効果を発揮しないだろう」
ルル「ああ、そうだな」
C.C.「しかも、探しているナナリーはどこにいるかもわからない」
ルル「普段ならば匂いでわかるんだが……今は何故かわからないからな」
C.C.「……冗談はよせ」
ルル「? 俺が何か冗談を言ったか?」
C.C.「……」
咲世子「あの……これはもう真実をお伝えするべきなのでは?」
C.C.「まあ待て、咲世子。ここは一つお手並み拝見させてもらおうじゃないか」
咲世子「しかし……」
C.C.「――アンチョビピザ」
咲世子「……先程も申し上げた通り、
それは私への取引には使えませんよ」
C.C.「ふふっ、強がっても無駄だぞ?」
咲世子「……はぁ……」
ルル「C.C.……確かに、俺のギアスは対象と目を合わせなければならない」
C.C.「そうだ」
ルル「だから――俺は目を合わせる」
C.C.「? この場に居て目線が合わせられるのは私と――」
咲世子「私……だけですね」
C.C.「どういう事だルルーシュ?
私にギアスは効かないし、咲世子にも一度ギアスを使用したはずだが?」
ルル「……くくく……」
ルル「……ふははははっ!!」
C.C.「……とうとう気でも触れたか?」
咲世子「あの……ルルーシュ様?」
ルル「違うな。まず、お前達の前提が間違っている」
C.C.「意味が分らないぞ」
ルル「俺が目線を合わせられる人物は、
お前達、そして……俺をを含めて三人」
咲世子「成る程、確かにそうですね」
C.C.「だが、それがどうかしたのか?」
ルル「焦るなC.C.よ」
ルル「既に――チェックメイトはかかっているんだからな」
うおきてる
まだよめてなかたからとりあえず支援
ルル「お前達は見落としている」
ルル「俺が目を合わせられる“人物”は三人なんだ」
C.C.「?」
ルル「まだわからないか? 最初からこの部屋に居て、
この部屋で起こった事を全て見届けていたものの存在が……!」
咲世子「私達以外に気配は感じませんが……?」
ルル「今も俺たちを見ているじゃないか」
ルル「――なあ、C.C.?」
これでさるさんはないはず
さーてよんでくるお
C.C.「それは一体……」
ルル「今……それを教えてやろう!」
ルル「――ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる!」
C.C.・咲世子「……」
ルル「チーズくんよ! ナナリーがどこに居るか言えっ!」キュィィン!
チーズくん「」
C.C.・咲世子「……」
咲世子「ルルーシュ様……おいたわしや……!」
おいついた
燃やすのかよw
てかそんだけシスコンならナナリーの声かどうか気づけw
チーズ君w
C.C.「……なんともまあ」
咲世子「……私が出すぎた真似をしたばかりに……ううっ!」
チーズくん「」
ルル「さあ、答えてもらおうか!」
チーズくん「」
ルル「……何故だ……? 何故答えないっ!?」
チーズくん「」
ルル「ナナリーの居場所を言えっ! 言うんだっ!」キュィィン!
チーズくん「」
ルル「ナナリーはどこに居る!? 早く答えろ、チーズくんっ!!」キュィィン!キュィィン!
ルル「答えろッ! 答えろチーズくん!」キュィィン!キュィィン!
チーズくん「」
ユサユサッ!
C.C.「おい、私のチーズくんに何をする!」
ルル「黙れ! コイツが大人しくナナリーの居所を言えば済むことだ!」
咲世子「……ルルーシュ様。そもそも、ぬいぐるみは喋らn」
C.C.「チーズくんを巻き込むな!」
咲世子「……えっ?」
ルルーシュ…
ルル「巻き込むな? コイツはもう関係者だろう!」
C.C.「いいや、違う。これは私達の問題だろう」
ルル「ええい! お前は俺がナナリーを見つけるのを邪魔するつもりか!?」
C.C.「そのためにチーズくんを巻き込むのなら、な」
ルル・C.C.「……!」ギリギリッ!
咲世子「……」
咲世子「一体……どうしたらいいのかしら……」
咲世子もうこいつらほっといてもいいぞ
咲世子(また忍法的な声帯模写で……?)
咲世子(けれど、お二人を止めるには何と言えば……)
チーズくん「」
咲世子「!」
ルル「そこをどけ、C.C.」
C.C.「……どうやら、考えを変えるつもりはないようだな」
ルル「当たり前だろう? 邪魔をするのなら――笑って死ぬことになるぞ」
C.C.「ふふっ、言うじゃないか。……お前の手足は簡単に折れそうだな、ルルーシュ?」
チーズくん「ケンカはよしなせぇ」
ルル・C.C.「!?」
チーズくんの声ってどんなだよ
C.C.「ち……チーズくん……!?」
チーズくん「なんですかい?」
咲世子「――」モゴモゴ
咲世子(このままお二人を誘導すれば……!)
C.C.「! わっ……私が毎日話しかけていたから、
やっと……やっと言葉を話せるようになったんだな!?」
ルル「そんな普通の少女のような事ををしていたのか?」
C.C.「おはようからおやすみまで欠かさずに、な」
ルル「やれやれ、少しは年齢というものをかんg」
C.C.「ふんっ!」
ぽこっ!
ルル「ぬぐうおっ!?」ポキンッ!
あ、これあとにひけないぞ
咲世子!?……――!?」
チーズくん「大丈夫かい!?」
ルル「も……問題ない……! アバラが数本折れただけだ……!」ヨロッ…
咲世子「!?」
C.C.「相変わらず貧弱な奴だ」
ルル「お、俺のことは良いっ!
チーズくんよ、ナナリーはどこに居るんだっ!?」
咲世子「……」
ルル「教えてくれ! チーズくんッ!」
咲世子「……」
チーズくん「――ナナリーちゃんはここにはいない」
ルル「……」
…バタンッ!
咲世子「るっ、ルルーシュ様ッ!?」
ルル「ナナリーが……ここにいないだなんて……」ツウッ
C.C.「倒れて……しかも、泣くようなことか?」
ルル「俺は……もう、駄目だ……ゴホッ、ゴホッ!」
咲世子「諦めてはなりません!」
ルル「倒れた拍子にまた数本骨が折れたようだ……」
咲世子「!?」
C.C.「……いくらなんでも虚弱すぎないか?」
ルル「最後に……最後に、一つだけ聞かせてくれチーズくん……」
咲世子「……」
ルル「俺がさっき聞いたナナリーの声は……一体なんだったんだ……?」
咲世子「……――――」モゴモゴ
チーズくん「それは……ナナリーちゃんが二人を遠くから見守ってたからじゃないかな」
ルル「どういう……ことだ……?」
チーズくん「ナナリーちゃんが、
二人がケンカをしてるのを見たら……」
ルル「……止めに入るだろうな。
ナナリーは天使のように優しく、そして可愛らしいから……」
チーズ「その想いが……届いたんだ」
ルル「!!……そういう……ことだったのか……!」
C.C.「……」
C.C.「どういうことだ?」
いやいやw
おお、やってるw遅れたけど支援だ
ルル「まだわからないのか?」
C.C.「わかるはずがないだろう」
ルル「C.C.、そんなことでは困るな」フルフル
C.C.「残念そうに首を振るな。腹が立つ」
ルル「チーズくんはこう言っているんだ」
ルル「争いごとを嫌うとても可愛らしいナナリーの純粋な想いが、
ギアスを超えるほどの奇跡を起こし俺達に声となって伝わった、と」
C.C.「……」
C.C.「そうなのか?」
咲世子「そ……そうなのではないでしょうか」
ロスカラSS見に行こうとしたらこんなものがw
というわけで支援
C.C.「ルルーシュ。そんな事は在り得ない」
ルル「ナナリーは可愛い俺の妹だ。在り得ないことなど無い!」
咲世子「るっ、ルルーシュ様! あまり動かれては……!?」
ルル「いいや、もう平気だ。……これもナナリーのおかげだろう」
C.C.「……明らかに関係ないぞ」
ルル「礼を言うぞチーズくん」
咲世子「……――」
チーズくん「まあ、これから二人共仲良くするんだ」
咲世子「――」モゴモゴ
チーズくん「その方が、ナナリーちゃんも喜ぶだろうさ」
ルル「俺とC.C.が仲良くしていたら……ナナリーが喜ぶ?」
チーズくん「そう思うだろう?」
ルル「……確かに。……ふっ……まさか、お前に諭されるとは思わなかったぞ」ニコリ
咲世子「え、あ、はい」
ルル「? 何故お前が返事をする、咲世子」
咲世子「いっ、いえ! なんでもありません!」
ルル「俺とC.C.が仲良く……か」
C.C.「……」
咲世子「――ルルーシュ様。今こそ、あの服の出番なのではないでしょうか?」
C.C.「!」
C.C.(なるほど、そういうことか……!)
ルル「……C.C.――」
C.C.「……ふふっ。なんだ、ルル――」
ぎゅっ!
C.C.「!? いっ、いきなり何を……!?」ワタワタ!
ルル「……」
ルル「仲良く……しよう……!」
咲世子「これは……結果オーライというやつなのでしょうか?」
C.C.「いっ、言っている意味がわからない……!」ワタワタ!
ルル「俺はお前と仲良くしたい。だからこうやって――」
ぎゅっ!
ルル「――抱きしめているんだ」
C.C.「……!……!」ジタバタ!
咲世子「……ふふ、結局あの服は無駄になってしまったようですけれど」ニコニコ
追いついた
なんだか良い話っぽくなってるw
C.C.「どうして……ルルーシュごときを振りほどけない……!?」ジタバタ!
ルル「ははっ、ごときとはひどいじゃないか」
ぎゅっ!
C.C.「くっ……!」ジタバタ!
咲世子「あらあら、本当に仲のよろしいことで」ニコニコ
C.C.「お前には本当にそう見えるのか……!?」ジタバタ!
咲世子「ええ、勿論ですとも」
これは良い
咲世子「これで一件落着に――」
???『ちょっとゼロ! 処分するプレゼントが届かないんだけど!?』
咲世子「――ちっ」
ルル「この声はカレンか」
C.C.「カレン! お前でも良い、私を助け――いやっ! 駄目だ! 入ってくるな!」オタオタ
ルル「? 何故だC.C.」
ぎゅっ!
C.C.「お前に問題があるからだろうが!」
・ ・ ・
カレン「……問題?」
カレン「ねえ、ちょっと。中で一体何が起こってるのよ」
C.C.『なっ、何もないぞカレン!』
ルル『俺とC.C.が仲良くしているだけだ』
C.C.『今は黙っていろ、ルルーシュ!』
カレン「……」
カレン「とにかく……入るわよ」
この展開はww
しまった、さるったか
支援
・ ・ ・
C.C.「まっ、待てカレン!」
ルル「何を焦る必要がある」
咲世子「カレン様も巻き込んだ方が……」ブツブツ
パシュン!
C.C.「!」
カレン「失礼しま――」
C.C.「……」
ルル「丁度良い。紅蓮の調整は終わったのか?」
ぎゅっ!
カレン「……」
カレン「ええ……今なら黒の騎士団を単機で相手に出来るくらいねえっ……!」
ルル「頼もしいな。ははっ、例えが少し物騒けどな」
カレン「……あぁら、例えに聞こえちゃったかしら?」
ルル「? 声が震えているが……調子でも悪いのか?」
C.C.「……」
ぎゅっ!
カレン「いいえ……むしろ、なんて言えばいいのかわからないわ」
カレン「絶好調だけど震えが止まらないのよ……どうしてだと思う、C.C.?」
C.C.「……」
C.C.「わ……私は何も悪くない」
これはかわいそうだww
カレン「私は何も悪くない、ねぇ?」
C.C.「……その通りだ」
カレン「それにしても……ずっ、随分仲が良いみたいじゃないの……!」ピクピク
ルル「俺とC.C.は共犯者だ。仲が良いのは当然だろう?」
ぎゅっ!
C.C.「これは違う。これはコイツが勝手に……」
カレン「……あはは、それなら仕方ないわよね!」ニコリ
C.C.「……珍しくものわかりが――」
カレン「ふざけるんじゃないわよ!」
C.C.「――よく……なかったか」
カレン「ルルーシュが勝手に?
……はっ! 白々しいこと言ってくれるじゃない!」
C.C.「事実だ」
カレン「だったらさぁ! なんで逃げようとしないのよ!」
C.C.「それは、コイツの力が凄いからでだな……!」
カレン「ルルーシュの力が凄い?」
C.C.「……そうだ」
カレン「そんなのあるはずないじゃない!
だってルルーシュよ! ルルーシュ! 在り得ないわ!」
C.C.「……まあ、普通はそう思うか」
あばら折れてるのになw
カレン「あんたが振りほどけない程の力をルルーシュが出せるはずがないわ!」
ルル「ひどい言われようだな」
カレン「だってそうでしょ!? それに、骨が耐えられるはずがない!」
咲世子「食事には気を遣っているんですけれど、ね……」
カレン「だからC.C.! あんたが望まない限り……」
ルル・C.C.「……」
ぎゅっ!
カレン「だっ……抱き合ってるなんて在り得ないのよっ!」
ルル「――違うなカレン」
カレン「えっ……?」
ルル「その考えは間違っているぞ」
カレン「な、何よ……本当は虚弱じゃないとでも言うつもり!?」
ルル「いいや、俺の骨は非常に脆い。それは事実だ」キッパリ
C.C.・カレン・咲世子「……」
認めたw
カレン「……だったら……何が違ってるっていうのよ」
ルル「俺は――自らの意思でC.C.を抱きしめている」
ぎゅっ!
C.C.「くっ……!? こ、これでわかっただろう、カレン」ジタバタ
カレン「そんな……ねえ、嘘――でしょ……?」
ルル「信じられないか? ならば、モフモフすれば納得できるか?」
C.C.「!? おい、なんだそれは!?」
ルル「モフモフはモフモフだ。それ以上でも以下でもない」
C.C.「意味がわからん……!」ジタバタ!
モフモフ の検索結果 約 356,000 件中 1 - 10 件目 (0.06 秒)
カレン「……ねえ、一つだけ教えてちょうだい」
ルル「何だ?」
カレン「どうして……ルルーシュの体は壊れないの?」
ルル「……確かに、今までの俺だったならばC.C.を抱きしめ続けるのは不可能だ」
C.C.「……!……!」ジタバタ
ルル「だが――その不可能を可能にするのが……愛の力というものだ」
カレン「ふえあっ!?」
咲世子「まあ……!」
C.C.「……」
C.C.「あ、愛などと……じゅ……随分お前らしくない言葉だな……?」オタオタ
深いテーマだ…
ルル「溢れんばかりの愛が俺の骨を守り――」
カレン「……」
ルル「そして、C.C.を抱きしめる力を与えてくれる」
咲世子「まあまあ……!」
ルル「俺の愛によって、条件は全てクリアーされているんだよ」
ぎゅっ!
C.C.「お、おいルルーシュ///……あまり愛と口に――」
ルル「この俺の溢れんばかりの――ナナリーへの愛が力をくれるッ!」
C.C.「……」
C.C.「えっ?」
えっ?
C.C.「……おい、ルルーシュ」
ルル「どうしたC.C.」
ぎゅっ!
C.C.「お前は今……何故私を抱きしめているんだ?」
ルル「決まっているだろう? ナナリーを愛しているからだ」
C.C.「……」
ルル「チーズくんに思い出させて貰った――」
ルル「ナナリーは他の人間が仲良くしていると喜ぶ……」
ルル「だから俺はお前を抱きしめているんだ。それに、言っただろう?」
ルル「――仲良くしよう、とな」
一同「……」
いや、いいこと言ってるんだけどww
C.C.「……では、ナナリーが……」
ルル「?」
C.C.「――本当は、兄であるお前が他の女と仲良くするのが嫌だった場合はどうs」
ルル「ほわあっ!?」ビクッ
どんっ!
C.C.「……おい、気のせいだとは思うが……
ルルーシュは今……私を突き飛ばさなかったか?」
カレン「あ〜……えっと……」
C.C.「なあ」
カレン「……うん。突き飛ばしたわね」
だめだこいつwwww
支援
ルル「ナナリーが嫉妬……!?」
ルル「いや、ナナリーに限ってそんな事は……!」
ルル「……だが……もしもそうだったとしたらどうする……!?」
ルル「……」
ルル「ぐおおあっ!?」キュキュウンッ♪
ルル「くそっ……どうして嫉妬するナナリーも可愛らしいんだ……!」ヨロッ…
一同「……」
♪効果音やめいw
ルル「!? もしも、俺がC.C.にプレゼントをしようとした事が……」
キラキラキラッ
ルル「くっ、まずい! 今すぐにこの服を処分しなくては!」
C.C.「あっ……」
ルル「今度再会した時にナナリーにプレゼントするために、
C.C.にモデル代わりとは言え服をプレゼントしたと知られては……!」
C.C.「……あ?」
ルル「ナナリーが……ナナリーが悲しんでしまうっ!」
C.C.「……おい、ルルーシュ」
ルル「……恐らくその物憂げな表情も可愛らしいだろうが……いっ、いや! 駄目だ駄目だ!」
ルル「カレンっ!」
カレン「はっ、はいっ!」
ルル「今すぐにこの服を処分しろ! 塵一つ残さずだ!」
カレン「……あの、えっと……」
ルル「ええい! 何をグズグズしている!?」
咲世子「……ルルーシュ様は、
本当にナナリー様を愛しておられるのですねぇ」ボンヤリ
ルル「そしてC.C.、俺がプレゼントをしようとした事は忘れろっ!」キュィィン!
C.C.「……ふふっ、残念だが私にギアスは効かないぞ」
C.C.「ルルーシュ……その服は、
私のためのプレゼントではなかったんだな?」
ルル「? 何故、俺がお前のために……?」キョトン
C.C.「キョトンとするな」
ルル「意味がわからん」
C.C.「……ふふっ、結局は全てお前のたくらみだったという訳か」
ルル「俺のナナリーへの想いをそんな下劣な言葉で表現するな、魔女!」
C.C.「……」
ぽこっ!
ルル「おぐうっ!?」ポキポキン!
C.C.「悪いな、よく聞こえなかった」
おわり
こんなくだらないもん最後まで読んでくれてありがとう
次は違う作品でやるかも知れないしギアスかもしれないわかんない
なるほどちょうどスレタイが…
面白かった乙!
おあああこの板だっての忘れてた
支援感謝!!!!!!!!!!!!!!!111111
ルルがひどすぎるw
次回作も楽しみにしてるのぜー
乙!ww原作知らないけど観てみたくなったよw
しっかし、ダメな人たちだなwww
今更だけど乙
これもそのうちニコ動にうpされるのかなwktk
いっそ改変たまったらギアスでぽてまよやろうそうしよう
__
. ´ `丶、
/ 丶
/: //:: /::: ヽ:ヽ \
/:: /: l {:: {::: |:|:: l::.ヽ ヽ
|::: :{: ヽヽ:: lヽ::: |/::/:: |: |
. |::: :ヽ:ヽ:\::{:::{::ヽ: ハ:/::´::/: /
|::: :Y | ィ 示ハ: ./:.示::ヽ`イ
. |::: ::|: | ん:::|. ヽ|/ん::|:-|: |
|:: :::|: |.弋tソ , Vtソ|:: | ぴざー♪
|:: ::|: .| r―┐ /::. |
|:: ::|: |ヽ | .ノ イ |:: |
|:: ::ハ|:.:.:  ̄ ̄.:.:.:.:.{V |: .|
ヽ: /.}/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.::.:...} |:: |
ヽ:::{/.::/ .|.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:..:ノl|:./
 ̄\_ ̄ヽ-、___r‐┘ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
可愛い……
VIPで宣伝してたぞ
創発の宣伝だけどね
続きは創発で! ってやるかどうか迷った
興味を持ってもらわにゃってことで、どうすりゃ良いかわからんからああした
とりあえず書いたもん、書くもんを利用してみる
おやすみ
VIPからきたが面白そうなスレが結構あるな
専ブラ使って気になるスレのタブはとりあえず開いとくのが良いんじゃねーかな
VIPからだと、スレの速度の違いで結構イライラするかもしんないからさ
板の複数のスレを開いて板を全体的に追う感じにすりゃ暇せずに済む
あっちのスレ落ちたから、返せそうな質問に関してはここで狙って誤爆して返す
VIPから来た人が見てるかもしれんしなー
・動画に関して
あれを見た奴が「僕もこんなの書きたい!」「つまんね。俺の方が面白いの書ける」
……こう思ったらしめたもの
ギアスの台詞系のが生産されるようになりゃ、俺がそれを読めるようになって嬉しい
VIP、コピペブログのみじゃ限界っぽかったから、新しく書き手が出てきそうな可能性は望む所
個人的な感想としては、「あんなもん動画にするなんて暇だったんだね」か
・酉
必要な時は捨て酉つけてる……っつってもこの板でだけど
自分が暇つぶしする上で必要性を感じないから別にいっかなーって感じ
コテ酉でスレ開いた奴の反応が変わっちゃうからあんま好きじゃないってのもある
ぶっちゃけてしまえば面倒だから
・創作発表板は趣味が出るから行きづらい
そんなことないよ!
携帯だと居つくのは大変かもしれないけど、的を絞っちゃえばいける
気楽ーな感じで見られるスレも多いし、敷居が高いスレなんて無いに等しい
移転スレもあるから、そこらへんは三日間位ROMれば空気嫁るようになるんじゃね
PCだと専ブラ使って結構すぐ板に追いつける
出来てからまだ一年経ってないからねー
・創作発表は出来たての頃様子見に行ったきり
今じゃその頃に比べて大分様変わりしてきた
良スレも増えたし、移転スレもポロポロと来るようにもなった
……と言っても、全体的に人がいないかもしれないと感じるのは変わらない
だから宣伝した
スレ住民ではなく、板住民を増やしてーなーって事です
・どういうしくみかわからん
どういうしつもんかわからん
と言っちゃう所だけど、恐らくは創作発表板の仕組みに関してだろーなとあたりをつけて答える
感じとしては、VIPのハルヒのプリンスレとかSSを扱うパートスレだらけの板
勿論、雑談とかそういう創作関係以外のジャンルのスレも存在する
ま、詳細はこの板――創作発表板を見て回った方がわかりやすいと思う
細かい質問等は、
【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ15
ttp://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1242143254/l50 ここでしてみると良い
このスレでも、質問がありゃ俺が答えられる範囲で答える
・立て逃げしたやつじゃんw
乗っ取って書いたのは俺
創発板で続きは書いちゃいないけれども、板住民が増えるのなら書く
特にやる気があって書いたわけじゃないから間隔は空くし不定期になるのは確実
試しに自分で続きを書いて創発に投下してみるのも面白いかもなー
あと、「創作板」じゃなくて「創発板」って略す方がなんか響きが良いと思う
・創作発表板で気をつけるべきことは?
何をしたいか、何をするかによって気をつけるべきことが変わってくる
まずはそれを提示してもらえると答えを用意しやすい
もっとも、その答えが完全に正解ってわけじゃなく、
今まで創作発表板にいた住民の蓄積による経験則だってことは理解してもらえると助かる
出来てから一年も経ってない板だから、基本的には手探り状態なのです
・VIPなノリを持っていくことはもちろんNG?
普通なら「駄目! 絶対!」ってなる所だけど一概にそうとも言い切れない
移転スレや、それまでの独自の文化をつくってきたスレもあるっちゃある
けれど、基本的には大体どのスレもヒヨコみたいなもん
徐々に空気が変わって行ったりするのは全然不思議なことじゃない
まあ、いきなり草生やしまくるとwwwwwwww良い顔wwwwwwwされないwwwwwwwwwwww
こんなところか
体感としては、VIPでつくレス数が10だとしたら創発は2〜4いけば良い方
即座にレスがつくってことはあまり無い
思い切り伸びるのは、創発の妖精が気付いた時くらい
今は人が少ないから、VIPより圧倒的に厳しい環境って言って良い
だからこそ面白いっちゃ面白い
けれど、改行の規制がVIPの2倍の60行だったりとメリットも多い
現状に限るなら、まだ保守も必要がないから楽ってのもある
注意点としては、レス、スレの容量限界はVIPと同じ4096Bytes、500KBって事
見てる奴がいないかもだからここらでおわり
最後になったけど、あのスレから来た人、創作発表板へようこそ
宣伝&案内マジ乙です!
144 :
創る名無しに見る名無し:2009/05/29(金) 05:39:29 ID:fJSbRR3q
見た感じ、この板は軽い感じのSSなくね?
「」だけのスレなんて見当たらん
長いの見るんならエロパロ行くわw
>>144 “「”で検索
エロパロも非エロの扱いについて問題視された時があった、と
146 :
創る名無しに見る名無し:2009/06/03(水) 14:53:46 ID:w+YOcp2P
明日か明後日には投下するます
他板で宣伝がてら書いたもんだけど埋めるため
ローゼンのギャグ(ログなくしたかも)、コードギアスの変態、ハルヒの真面目っぽいの×2
全部合わせたら3〜400レス位になるから、立ち会って暇だったら支援お願いしますです
まかされよ……
埋めだと!?
投下は嬉しいけど今週半ばから長期お出かけなんだよう
明日明後日で支援頑張って全埋め目指すよ!
埋めるます
ピッチピチのから
朝倉「死の概念を学ぶ?」
キョン「そっ、そうだ!」
朝倉「無駄よ、時間稼ぎのつもり?」
キョン「お前も長門と一緒なら、三年しか生きてないんだろう!?」
朝倉「そうね。だから何?」
キョン「とにかく落ち着け! なっ!?」
朝倉「あのさ、先に貴方が落ち着くべきだと思うな」
キョン「とりあえず、その物騒なもんをしまってくれ!」
朝倉「うん、それ無理」
キョン「そんなモンを見せられてたら落ち着けるはずがないだろう!」
朝倉「そう?」
キョン「そうだ!」
朝倉「……良いわ。とりあえず、
貴方のさっきの言葉の意味を教えてくれる?」
キョン「……も、もう襲ってはこないんだな?」
朝倉「貴方が、私に殺されないだけの事が言えたならね」
キョン「……!」
朝倉「さあ、さっきの貴方の言葉はどういうこと?」
キョン「いや……お前は長門と同じで、
長門の言葉を信じるなら生まれてから三年しか経ってないんだろう?」
朝倉「そうね。そして、私はもうこの現状に飽き飽きしてるの」
キョン「つまりだ。お前は、三年で人生に飽きちまったってことなのか?」
朝倉「そうとも言えるわね。っていうかさ、もう良い?」
キョン「待て待て! まだ話は始まってもいないだろう!?」
朝倉「これ以上話をしても無駄なだけだと思うわ」
キョン「大事な話なんだよ! 少なくとも俺の命を延ばす程度には!」
朝倉「あら、やっぱり命乞いなんじゃない」
キョン「……そりゃそういう意味もあるさ、こんチクショウ……!」
朝倉「ふ〜ん? やっぱり死ぬのって嫌?」
キョン「当たり前だろう!」
朝倉「有機生命体って、本当によくわからないわ」
キョン「……だからだ!
まず、そいつをどうにかしようとは思わないのか!?」
朝倉「? どういうこと?」
キョン「三年間現状を維持してたんだ!
そいつを学んでからでも、俺を……ああもう! 遅くないだろう!?」
朝倉「……なるほど、そういうことね」
朝倉「私が死の概念を学ぶのに、あなたが協力するってことね」
キョン「有り体に言えば……そうなるな」
朝倉「でもさ、もしもあなたがその条件を満たせなかった場合は?」
キョン「……努力するさ」
朝倉「それじゃあ駄目ね、話にならないわ」
キョン「落ち着け! 頼む!」
朝倉「そうね……一ヶ月、いえ、一週間が限度かな」
キョン「……なんですと?」
支援
朝倉「正直に言うとね、興味が無いわけじゃないの」
キョン「? 何にだ?」
朝倉「貴方達、有機生命体に関してよ」
キョン「……しかし、一週間ってのは短すぎやしないか?」
朝倉「これでも譲歩してると思うんだけど」
キョン「……わかった。ちなみに、延長される可能性は?」
朝倉「ふふっ、それは貴方次第だと思わない?」
キョン「……今、笑いかけられても嬉しくないな」
支援
朝倉「貴方が死ねば涼宮ハルヒはなんらかのアクションを起こす」
キョン「そいつはどうだか」
朝倉「あら、きっと大きな情報爆発が起きるわよ」
キョン「やれやれ、俺はそのために殺されそうになったってのか……」
朝倉「でも、それが一週間後に起こるかもしれないって忘れないでね」
キョン「……わかってるよ」
朝倉「うん。――じゃ、一週間よろしくね♪」
キョン「……ああ、お手柔らかに頼――」
ドガァァン!
キョン「おぶうっ!?」
朝倉「!?」
キョン「いってーなこの野郎!……って――」
長門「……」
キョン「……長門?」
支援
支援
追いついた!
支援長門
長門「ひとつひとつのプログラムが甘い。
側面部の空間閉鎖も情報操作も甘い」
長門「だから私に気付かれる。進入を許す」
朝倉「どうしたの? 長門さん」
長門「?」
キョン「長門、俺はいきなりお前にぶっとばされる覚えは無いぞ!」
長門「……」
長門「現在の状況報告をして欲しい」
・ ・ ・
朝倉「――というわけなのよ」
長門「把握した」
朝倉「だから、これから一週間はプログラムの向上に努めるわ」
長門「朝倉涼子。貴方に独断専行は許可されていない」
朝倉「そうね。でも、それがどうしたの?」
長門「……」
キョン「……なあ、俺はもう帰っても良いか?」
なんというパラレルワールド
長門さんセツナス…
朝倉「あら、どうして?」
キョン「どうしても何も、さすがに気まずいというか帰らなきゃまずい」
朝倉「でもさ、この時間はチャンスだと思わない?」
キョン「チャンス?」
朝倉「私に死の概念を教えるなら、時間は多い方が良いと思うわ」
キョン「……しかしだな、この時間まで女子の部屋に居続けるというのも
中々に神経を使うものなんだ」
朝倉「私は気にしないわ。長門さんもそうでしょ?」
長門「……」コクリ
(*´Д`)
キョン「長門、この時間に男子を部屋にあげるのは良くないぞ」
長門「どうして?」
キョン「どうしてって、そりゃ……」
長門「今は、朝倉涼子の処遇に関して話し合うべき」
朝倉「上に報告するつもり?」
長門「場合によっては、そうせざるを得ない」
長門・朝倉「……」
キョン「待て待て! ここでとんでもバトルをおっぱじめる気か!?」
長門「この部屋は私の情報制御空間」
朝倉「やってみる? 失敗したら大変よね」
長門「……」
朝倉「長門さん、私が何の用意もせずに貴方の情報制御空間に
進入するとは思ってないわよね」
長門「……朝倉涼子の排除を推奨する。許可を」
キョン「俺に聞くなっての! とりあえず、落ち着いてくれ!」
支援
キョン「わかっちゃいるとは思うがな、俺は普通の人間だぞ!?」
朝倉「うん、それは知ってるわ」
長門「……」コクリ
キョン「だからだ、巻き添えを食ったらえらいことになる!」
朝倉「私はそれでも構わないんだけど」
長門「許可を」
キョン「……やれやれ。…………やれやれだよ、全く」
こいつら仲悪ぃなぁw
キョン「お前達、見た目は高校生だが思った以上に子供なんだな……」
朝倉「失礼ね。少なくとも、外見年齢相当の
人間としての一般的な知識は持ち合わせてるわよ」
キョン「そういう問題じゃなくてだな」
長門「むしろ、それ以上の知識も有している」
キョン「……そういう問題でもなくてだな」
キョン「……」
キョン(……これは――相当に面倒なことを言っちまったみたいだ)
・ ・ ・
キョン「……ただいま〜」
キョン妹「キョンくん、おかえりー」
キョン「出迎えとはどうした?」
キョン妹「なんとなくー。遅かったね?」
キョン「まあ、ちょっとな」
ただの負けず嫌いに思えてきたw
はさみ!
キョン(生まれてから三年ってことは……)
キョン妹「?」
キョン(本当はもっと幼い、ってことか)
キョン妹「? どうしたのー?」
キョン「いや、なんでもない。メシは?」
キョン妹「もうなくなっちゃったよー」
キョン「……マジか」
・ ・ ・
朝倉「おはよう」
キョン「おう、おはようさん」
朝倉「おはよう、涼宮さん」
ハルヒ「……」
キョン「朝の挨拶くらいしても良いんじゃないか?」
ハルヒ「あたしの勝手でしょ」
キョン「……やれやれ」
そしてまた日常支援
支援
自分で二人目
支援
朝倉「良いわよ別に。だって、涼宮さんの言う通りだもの」
キョン「そういうもんでもないだろ。……おい」
ハルヒ「何よ」
キョン「何が言いたいか位はわかるだろ」
ハルヒ「……おはよ。……これで良いんでしょ」
キョン「よしよし、よく出来たな」
ハルヒ「……ムカつく」
朝倉「あっ、今はじめて涼宮さんと挨拶したかも」
キョン「何? そうなのか?」
朝倉「確かそうだったと思うわ。ね、涼宮さん」
ハルヒ「あたしがコミュニケーション障害みたいに言わないでくれる?」
キョン「いやいや、本当だとしたら言い訳出来ないだろう」
ハルヒ「……うっさい!」
支援
支援
朝倉「ねえ、放課後あの件……よろしくね♪」
キョン「……わかってるさ」
朝倉「それじゃ、席に戻るね」
キョン「はいはい」
ハルヒ「……“あの件”って何よ」
キョン「大したことじゃないさ」
ハルヒ「……ふん!」
支援
ハルヒ「しょせんあんたも色ボケの馬鹿だったってことね」
キョン「待て待て、どうしてそうなる?」
ハルヒ「前からヒソヒソコソコソやってたじゃないの」
キョン「いや、それはだな……!」
ハルヒ「別に良いわよ。あんたがどこで何をしようが関係ないもの」
キョン「おい、話位聞けっての」
ハルヒ「……」
キョン「もうすぐ一限はじまる……って、もう寝ちまったよ」
・ ・ ・
放課後
キョン「――朝倉」
朝倉「うん。それじゃ、また明日ね」
女生徒1「うん、ばいばーい」
女生徒2「……ねえ、キョンくんっと朝倉さんって“そう”なの?」
女生徒3「えー、どうなんだろー?」
キョン「……」
支援
朝倉「……どうしたの?」
キョン「いや、自分の迂闊さを呪ってるところだ」
朝倉「?」
谷口「おい、キョン!」
キョン「……お前の言いたいことはわかる」
谷口「キョン――俺とお前は親友だよな?」
キョン「すまなかった谷口。そいつは予想してなかったぞ」
支援
谷口は谷口だなぁ
谷口「とにかく! 説明しやがれ!」ヒソヒソ
キョン「……何をだ」
谷口「とぼけるなっての!
どうやって朝倉とそんな仲になったんだ!?」ヒソヒソ
キョン「あ〜……死ぬような目にあってだな」
谷口「わけわかんねえよ!?」
キョン「それ以外説明のしようがないんだから仕方ないだろう」
国木田「ほら、谷口。邪魔しちゃ悪いよ」
谷口「俺は邪魔してるつもりはない!」
国木田「本当に?」
谷口「……ちっ……チクショ――ッ!」
ダッ!
キョン「……やれやれ」
朝倉「ねえ、どうして泣いてたのかわかる?」
キョン「さあね。知ったこっちゃねえや」
支援
ここで一発か
国木田「それじゃ、僕も帰るよ」
キョン「おう、また明日な」
朝倉「じゃあね、国木田君」
国木田「う〜ん……キョンも趣味が変わったのかな」
キョン「? 何の話だ」
国木田「ううん、何でもない。それじゃあね」
キョン「……なんだったんだ、一体」
朝倉「私に聞いても、あまり意味がないと思わない?」
キョン「どうだろうな。よくわからん」
朝倉「そういえばさ、涼宮さんの方は良いの?」
キョン「良いも何も、終わってすぐに帰っちまったからな」
朝倉「機嫌が悪そうだったように見えたけど」
キョン「……そういうことはわかるんだな」
朝倉「まあね♪」
・ ・ ・
キョン「……なあ、ここは長門のマンションじゃないのか?」
朝倉「ええ。私の部屋はここの505号室なの」
キョン「……まさか、住民がお前達みたいなのばっかりなんじゃないだろうな?」
朝倉「ふふっ♪ だったらどうする?」
キョン「勘弁してくれ……」
朝倉「とりあえず入りましょ。怖がらなくても平気だから」
キョン「ナイフを持って脅されなけりゃ平気さ」
管理人「おお、朝倉さん。こんにちは」
朝倉「あっ、管理人さん。こんにちは」
キョン「どうも」
管理人「そっちの子は……“コレ”かい?」
朝倉「あはっ、違いますよ。それじゃあ」
管理人「はい、それじゃあね」
キョン「……」
キョン「……ああいう風に、普通に挨拶するんだな」
朝倉「そうね。余計な不信感を与えると面倒だもの」
キョン「それにしちゃ、やけに親しそうにしてたが」
朝倉「そう見えた?」
キョン「ああ。少なくとも、お前とアイツよりゃ仲良く見えたぞ」
朝倉「アイツって、涼宮ハルヒ?」
キョン「……ちょっとだけ訂正する。
管理人のじいさんの方が、絶対的に親しく見える」
朝倉「そうでも無いわよ。だって、どっちも表面的なだけだもの」
キョン「言い切るな」
朝倉「だってさ、よくは分からないんだけど、
親しい人間の記憶を頻繁に操作はしないでしょ?」
キョン「……おい、まさか」
朝倉「そのまさか。あの人間、ちょっと物覚えが悪くなっちゃったわ」
キョン「……」
朝倉「だってさ、親切心なのか変に干渉してきたのよ?」
キョン「だから……記憶を操作したってのか」
朝倉「そうよ。だって、私達の存在が公になる訳にもいかないじゃない」
キョン「お前達だったら、知られる前になんとかすることは出来ただろう!?」
朝倉「確かにそうだけど、後で記憶を改変した方が手っ取り早いわ」
キョン「……朝倉、お前……!」
朝倉「どうしたの? あなたが興奮状態になるような事は
言ってないつもりだったんだけどな」
キョン「……朝倉。そういう事はするもんじゃない」
朝倉「どうして? 意味がわからないわ」
キョン「どうしてもだ!」
朝倉「明確な説明が無いなら、それは却下」
キョン「……一週間後にわかる。だから、もうやめておけ」
朝倉「ふ〜ん? まあ、それ位なんともないから良いけど」
・ ・ ・
キョン「それで……どうしてお前も居るんだ」
長門「監視と観察」
キョン「もう少しわかりやすく説明してくれると嬉しいんだが」
長門「あなたと朝倉涼子を二人にしておくのは危険と判断した」
キョン「そいつは監視だな。で、観察っていうのは?」
長門「情報統合思念体は、今回の試みに興味を示した」
朝倉「なるほど、そういうことね」
キョン「なあ、宇宙人同士でしかわからんやり取りがされたのか?」
長門「それは無い」
キョン「それじゃあ、一体どういうことなんだ」
朝倉「貴方が私――対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースに、
今までとは違った情報を与える事が可能か、ということよ」
キョン「……すまん、全然わからん」
長門「……今まで、私達には死の概念は理解出来なかった」
キョン「わかりやすく頼むぞ、わかりやすくな」
朝倉「私達は三年前に生み出された、ってのは良いわよね」
キョン「まあ……な。信じがたいことではあるが、
あんな事があったら信じない訳にはいかんだろ」
長門「三年間の間に学習出来なかったことを
貴方が一週間で学ばせると宣言した」
キョン「出来れば期限を延ばしてもらいたいってのが本音だ」
長門「そう」
キョン「……しかし、そいつはお前的には認められないんだろう?」
朝倉「一週間後の経過次第、ね」
支援
支援
支援
支援
支援
支援
気まぐれ支援
追いついたところでもう一回
一時間リセットの方が早いか
長門「それが事実だとしたら、情報統合思念体にとっては有益」
キョン「死の概念を学ぶってのが、そんなにもなのか」
長門「そう」
朝倉「だってさ、それも進化の可能性の一つな訳じゃない?」
キョン「死ぬってことを理解するのが進化って言えるのかね」
長門「私には理解出来ない。しかし、情報統合思念体はそう判断した」
キョン「……やれやれ、なんだか大事になっちまってるみたいだな」
キョン「俺は平凡な高校生だぞ?」
長門「それはこちらでも確認している」
キョン「……ハッキリ言われるのもなんだな」
朝倉「でもさ、貴方は涼宮ハルヒに選ばれたのよ」
キョン「……」
朝倉「だから、ある意味では適任なんじゃない?」
キョン「……努力するよ」
支援
朝倉「それじゃ、早速有機生命体の死の概念について教えてもらえる?」
キョン「あ〜……とりあえず、それに関しては保留にしてくれ」
朝倉「どういう意味?」
長門「説明を」
キョン「ハッキリ言うぞ」
朝倉・長門「?」
キョン「一度に教えろと言われても、そいつは無理だ」
支援
朝倉「それってさ、私を騙したってことよね」
キョン「……まあ、そうなるな」
朝倉「それじゃあ――」
長門「朝倉涼子」
朝倉「長門さん、邪魔する気?」
キョン「……とりあえずだな、俺の考えを言わせてくれ」
支援
朝倉「何?」
キョン「朝倉……いや、この場合は長門もか」
長門「……」
キョン「お前達が死の概念とやらを理解出来ないのも、
俺はある意味当たり前なことだと思ってる」
朝倉「へぇ、それはどうして?」
長門「聞かせて欲しい」
キョン「だって……お前ら見た目はともかく――三歳児なんだろう?」
朝倉「三歳児って……そういう言い方は無いんじゃないかしら」
長門「知識は情報として記憶している」
キョン「だからだな……知ってるだけじゃ駄目だろう、ってことだよ」
朝倉「情報を有していれば、体験は必要ないと思うわ」
長門「……」コクリ
キョン「これは……思ってた以上に大変そうだな」
キョン「例えばだ、長門」
長門「……」
キョン「今のやり取りを本で読んだからって、
実際に話してるのとは違うだろう?」
長門「……」コクリ
キョン「それに、料理の仕方を知ってたら弁当は買わないんじゃないか?」
長門「料理をする時間の短縮」
キョン「む? それじゃあ料理は出来るのか」
長門「……出来ない」
キョン「朝倉はどうだ」
朝倉「料理? 私は出来るわよ」
キョン「そうなのか、長門?」
長門「朝倉涼子はオデンしか作れない」
キョン「……朝倉、オデンは出来る内に入れるには、
少々限定される料理だと思うぞ」
朝倉「……」
キョン「とにかくだ。俺が思うにお前達は、
頭でっかちな子供なんじゃないか、ってことだな」
キョン「だから、アッサリと切り捨てるような判断をしちまう」
キョン「まずは――その知識に追いつくように体験をした方が
良いんじゃないかと思うぞ」
長門「……そう」
朝倉「でもさ、それって今更だと思うけど」
キョン「……まあ、そこは宇宙人的な“アレ”でなんとかしてくれ」
朝倉「体験、ねぇ」
長門「具体的には、何を体験するべきか教えて欲しい」
キョン「そうだな、まずはとりあえず――」
朝倉・長門「……」
キョン「……」
キョン「具体的に、何をしたら良いんだろうか……?」
朝倉・長門「……」
俺こういうテーマには弱い支援
朝倉「ねえ、それを教えるのも貴方の役目よね」
長門「……」
キョン「あー、待て待て! 考える時間をくれ!」
朝倉・長門「……」
キョン「……め、メシでも食いながら考えるってのは駄目か?」
朝倉「……仕方ないわね。オデンならあるけど、食べる?」
長門「私は弁当があるから辞退する」
・ ・ ・
キョン「……やけにシイタケが多いな」
朝倉「出汁が出るから良いと思うわ」
キョン「正直、ここまでシイタケ味のオデンを食うのは初めてだ」
長門「……モグモグ」
キョン「だがまあ……美味いっちゃ、美味いな」
朝倉「ふふっ、ありがと♪」
長門「……モグモグ」
朝倉「そう言えば、そう言って貰うのって初めてかも」
キョン「何? 長門は食べたことが無いのか?」
朝倉「あるわよ。でも、長門さんは感想を言ってくれないの」
長門「……モグモグ」
キョン「そりゃまたどうしてだ」
朝倉「わからないわ。何度食べても、何も言ってくれないのよ」
長門「……朝倉涼子は、オデンしか作れない」
朝倉「ひどいと思わない?」
キョン「……まあ、な」
キョン「……ご馳走様でした」
朝倉「この場合、お粗末様でした、って言うのよね」
キョン「そういう事は知ってるんだな」
朝倉「そりゃあね。――それで、何か考え付いた?」
キョン「……少しだけ待ってくれないか? ちょっと家に電話してくる」
朝倉「ロスタイム、ってことね」
キョン「……お見通しか」
長門「……ご馳走様」
・ ・ ・
キョン「……――もしもし」
キョン妹『あっ、キョンくんー』
キョン「今から帰ったとして、メシはあるか?」
キョン妹『ううんー。もう無いよー』
キョン「今度からそういう場合は電話をくれると嬉しいって伝えといてくれ」
キョン妹『ねえねえ、何時ごろに帰って来るのー?』
キョン「ん? もう少しかかると思うが……何かあったのか?」
キョン妹『宿題見てもらおうと思ってー』
キョン「たまには自分一人で頑張りなさい」
キョン妹『キョンくん冷たいー……』
キョン「俺もこれでいて中々忙しかったりするんだぞ、妹よ」
キョン「それじゃ、帰るまでもう少しかかるから」
キョン妹『うん、わかったー』
キョン「じゃ」
キョン妹『ばいばーい』
プツッ
キョン「……やれやれ、普通の子供ってのはこんなもんだろうに」
キョン(……しかし、あいつらはそうじゃないからな)
キョン(完全に子供と思おうとしても、見た目相応のリアクションもする)
キョン(それでいて三年しか生きてないってんだから、
不思議なもんだよ全く)
キョン(こういうのこそをハルヒは求めちゃいるんだろうが、
どうして俺にそいつが降りかかってくるかね)
キョン(これはもう、本当に――)
キョン「やれやれだ」
・ ・ ・
朝倉「それで、何をしたら良いかは考え付いた?」
キョン「考え付いたって程の事でもないけどな」
長門「……」
朝倉「なんだ。ちょっと期待してたのにな」
キョン「一つ聞いてもいいか? いや、無理ならそれで良いんだ」
朝倉「何?」
これは大変だなキョンw
キョン「俺が何をすれば良いか思いつかないのは、
違和感があるから……だと思った」
長門「違和感、とは何に?」
キョン「お前らの見た目と中身にズレがあることにだな」
朝倉「それを解消するために、死の概念を教えてくれるんでしょう?」
キョン「ああ。だが、それらを教えるために――」
朝倉・長門「?」
キョン「――小さくなったり……出来るか?」
ロリktkr
朝倉「小さく? 個体サイズの縮小化が必要なの?」
キョン「そうじゃなくてだな、見た目を実年齢に合わせられないかってことだ」
朝倉「それって……三歳児になれ、ってことかしら」
キョン「いや、それだと逆に違和感が出ちまうから、
小学生くらいが良いんじゃないかと思う」
朝倉「出来ないことは無いわよ。ね、長門さん」
長門「……」コクリ
キョン「出来るのか。……宇宙人ってのは大したもんだな」
朝倉「けれど、今すぐにって訳にはいかないわ」
キョン「何だって? そりゃまたどうしてだ」
朝倉「だってさ、私達は生まれてからずっとこの姿なのよ」
キョン「? それが何か問題でも?」
朝倉「それまでに無い姿になる。
つまり、それは私達にとっては完全な“変化”なのよ」
キョン「……すまん、もっとわかりやすく説明してくれると助かる」
支援
朝倉「もし、貴方が子供の姿になるとしたら、
以前とっていた形状になるわよね」
キョン「形状って……ガキの頃の格好、ってことだろう?」
朝倉「間単に言えばそうなるわ。
でも、私達インターフェースにはその情報が無い」
キョン「あ〜……子供時代が無かったから、
子供の格好になるには大変ってことか?」
長門「そう。現在の姿を参考にするとしても、
変化した姿に合わせた制御をするには情報が無い」
キョン「……すまん。子供になるのは、
色々と準備が要るってことで良いだろうか」
支援
朝倉「その認識で間違いないわ」
キョン「やれやれ、それならそうと言ってくれ」
長門「説明を求めたのは貴方」
キョン「……そうだったな」
朝倉「だからさ、今日はもう解散するべきじゃない?」
キョン「お前はそれで良いのか?
だとしたら、こっちとしてはありがたいが」
朝倉「あら、何か予定でもあったの?」
キョン「なに。――ちょっと妹の宿題を見てやるってだけだ」
支援
・ ・ ・
キョン「……はぁ」
キョン妹「キョンくん、どうしたのー?」
キョン「なんでもない。ちょっとばかり、
明日から大変になりそうだと思っただけだ」
キョン妹「そっかー。ねえ、ここがわからないの」
キョン「お前は気楽で良いな。うらやましいよ」
キョン妹「えへへー」
キョン「褒めちゃいないぞ。……どれどれ?」
支援
・ ・ ・
ハルヒ「あれ? 今日は有希は休み?」
みくる「みたいですね。私が来た時にも居ませんでしたから」
古泉「何かあったのかもしれませんね」
キョン「……」
キョン「いや……風邪かなんかじゃないか?」
ハルヒ「確かにそうね。でも、風邪が流行ってるのかしら」
みくる「そういう話は聞きませんけど……」
ハルヒ「やっぱりそうよね。偶然かも」
古泉「涼宮さんのクラスでも、風邪の人が?」
ハルヒ「と言っても一人だけなんだけどね。
ただ、なんとなくひっかかっただけよ」
キョン「やれやれ、知ってる奴が二人風邪を引いただけで
流行ってるとは言わないだろうに」
ハルヒ「……それもそうね」
支援
みくる「でも、長門さんが風邪をひくとは……」
ハルヒ「みくるちゃん?」
みくる「いっ、いえ! 何でもありません!」
ハルヒ「ふ〜ん?」
みくる「……!」ビクビク
キョン「――それで? 今日は何をする気だ?」
ハルヒ「う〜ん……ちょっと気になる事が出来たから、
今日の活動はやめておくわ」
支援
古泉「気になること、ですか?」
ハルヒ「大したことじゃないわ。
でも、なんだかみょ〜に引っかかるのよね」
キョン「そうかい。まあ、解散ならそれで良いさ」
ハルヒ「ちょっとキョン! 解散はするけど、
何か不思議なことを見つけたら逃がすんじゃないわよ!」
キョン「お前の言い方だと、不思議ってのは捕獲出来るものみたいだな」
ハルヒ「捕まえられた方が、色々遊べそうじゃない!」
キョン「……そうですか、健闘してみるよ」
・ ・ ・
キョン(……全く、アイツの鋭さは一体何なんだ?)
キョン(朝倉と長門が揃って休んだ理由……)
キョン(――まず、間違いなく“アレ”だろう)
キョン(しかし、どうしてこういう時には勘が良いんだろうな)
キョン「――さて、話ってのは何だ?」
古泉「ええ、貴方には知っておいてもらった方が良いと思いまして」
支援
支援
支援
支援
一発
・ ・ ・
古泉「……――というわけです」
キョン「成る程な」
古泉「機会があればお見せします」
キョン「正直、係わり合いになりたくない」
古泉「先日は、少々大きめの閉鎖空間が見られたんですが、
その時貴方とは連絡がとれなかったもので」
キョン「良いさ。次の機会に期待はしないでおくよ」
もう一発
ここから交互かな?
支援
・ ・ ・
キョン(全く、妙な所で時間を食っちまったな)
キョン「急いで向かわないと、何を言われることやら――」
prrrr!prrrr!
キョン「――ん? 着信……ハルヒからか」
ピッ!
キョン「……もしもし?」
ハルヒ『キョン! 今すぐ、これから言う住所へ来なさい!』
支援
支援
キョン「いきなり大声を出すな!……なんなんだ、一体」
ハルヒ『何を落ち着いてるのよ! 不思議よ、不思議!』
キョン「わかった。わかったから声のボリュームを下げてくれ」
ハルヒ『くふふ! やっぱりあたしの勘は間違って無かったわ!』
キョン「それで? 何があったんだ」
ハルヒ『不思議を捕まえたのよ!』
キョン「……なんだって?」
支援
キョン「不思議を捕まえたって……どういうことだ」
ハルヒ『キョン、いくらバカでも有希と朝倉が休んだのは覚えてるわよね?』
キョン「お前の言い方は腹立たしいが、覚えてるぞ」
ハルヒ『聞いて驚きなさい!』
キョン「だから、何をだ」
ハルヒ『今、ちっちゃい有希と朝倉を捕まえてるのよ!』
キョン「……なんだって?」
ハルヒ『だ〜か〜ら〜! 不思議だと思うでしょ!?』
キョン「……意味が分からないし笑えない」
ハルヒ『ああもう! 住所はメールするからすぐに来なさい! 以上!』
キョン「おい、待て! 切るな!」
キョン「……切りやがった」
キョン「……――くそっ、普通当日に捕まるか!?」
支援
・ ・ ・
キョン「確か、メールだとこの近くの公園で――」
キョン(どうして家で大人しくしてなかったんだ……!)
キョン(まさかとは思うが、子供の格好になったら
公園で遊びたくなっちまったってのか!?)
キョン(いやいや、それはさすがにありえないだろう……多分)
キョン「……とにかく、早く見つけ――居た」
・ ・ ・
ハルヒ「ねえ、お母さんかお父さんは?」
朝倉・長門「……」
ハルヒ「子供だけで遊んでちゃ危ないわよ」
朝倉・長門「……」
ハルヒ「ねえ、本当は有希と朝倉なんでしょ?
っていうか、それだけ似てて無関係って有り得ないわ」
朝倉・長門「……」
ハルヒ「……はぁ、しらばっくれても無駄ってわかるでしょ」
支援
ハルヒ「むぅ……何がどうあっても白を切るつもり?」
朝倉・長門「……」
ハルヒ「仕方ないわね。こうなったら力ずくでも――」
キョン「こらこら、お前は一体何をしてるんだ」
パシッ!
ハルヒ「いたっ!……って、何するのよバカキョン!」
キョン「それはこっちの台詞だ」
親戚の子という可能性は…考えないな、ハルヒだしw
というかなんか反論しろw
やっと追いついた
ハルヒめww期待を裏切らないポジションだなw
ハルヒ「何って、有希と朝倉を問い詰めてるのよ」
朝倉・長門「……」
キョン「やれやれ……どこにその二人が居るっていうんだ」
ハルヒ「ここに居るじゃない!」
キョン「なあ、ハルヒよ。長門も朝倉もこんなにミニマムだったか?」
ハルヒ「だから不思議なんじゃない!」
キョン「はぁ……もう少し常識でものを考えろ」
ミニマムか…ゴクリ
支援
キョン「良いか? 人間ってのはな、成長することはあっても
それと逆の道筋をたどることはないんだぞ」
ハルヒ「そりゃそうだけど……でも!」
キョン「これ以上の話は無しだ」
ハルヒ「キョン! あんた、本気でこの子達が似てるだけだとでも
思ってるわけ!?」
キョン「思ってるとも。それ以外には有り得ない」
ハルヒ「〜〜〜っ!!」
おお、こういう一歩も退かないキョンは好きだわ
おお完全封殺
キョン「お前がしてるのは、小さい子をいじめてるだけだ」
ハルヒ「……」
キョン「……」
???「あの〜……」
キョン「? なんですか……?」
喜緑「その子達が、何か失礼なことを……?」
空気宇宙人キタww
ハルヒ「……へっ?」
喜緑「私はその子達の保護者みたいなものです」
キョン「……そうなのか?」
朝倉・長門「……」コクリ
喜緑「もしもその子達が何かなさったのでしたら、私からも謝ります。
どうか許してあげてください」ペコリ
キョン「――いえ、こっちが勝手に騒いだだけですんで。
こちらこそすみませんでした。ほら、ハルヒ」
ハルヒ「こっ、こちらこそ……すみませんでした」ペコリ
支援
キョン「ほら、もう良いだろ」
ハルヒ「……」
キョン「ごめんな、怖いお姉ちゃんが迷惑かけて」
朝倉・長門「……」フルフル
ハルヒ「ちょっとバカキョン! 怖いお姉ちゃんって、
あたしのこと言ってるの!?」
キョン「いいから行くぞ。それじゃ、失礼しました」
ハルヒ「待ちなさい! キョン――」
支援
お子様の扱いには定評のあるキョン
このコンボはハルヒも黙らざるを得ないな
支援
・ ・ ・
キョン「――さて、どうして“ああ”なったか説明してくれ」
長門「よそうがいだった」
朝倉「涼宮ハルヒがくるなんて、おもってなかったのよ」
キョン「……なあ、その話し方はどうにかならないのか?」
朝倉「できるけど、としそーおーのほうがいいんでしょ?」
キョン「調子が狂うんだよ。なにせ、中身がお前達だって知ってるんだからな」
長門「そう」
キョン「……そうだ」
キョン「とにかくだ、どうして公園なんかに居たんだ?」
朝倉「このからだの、どーさかくにんのためよ」
キョン「……結局その話し方を変える気は無いわけか」
朝倉「ふふっ、だって、そのほうがおもしろいじゃない?」
キョン「そうかい。そいつは良い考えすぎて泣きそうだ」
長門「室内では動作が限定されてしまう。だから屋外、
それも、怪しまれずに体を動かせる場所に行く必要があった」
キョン「……あ〜……すまん。どちらにせよ違和感が凄い」
見える! 私にも敵(犯罪誘発源的な意味で)が見えるぞ!
公園で無表情で遊ぶロリ長門…素晴らしいじゃないか
朝倉「どーさかくにんのためにこうえんにいたら――」
長門「涼宮ハルヒがあらわれた」
キョン「まるでRPGのモンスターみたいな言い方だな。
……まあ、さっきのを見る限りじゃ正しいかもしれんが」
朝倉「かんぜんにすがたをみられたから、
そのままにげるわけにはいかないわよね」
キョン「だから、ああして助けが来るのを待ってたってわけか。
あの女の人も宇宙人なのか?」
長門「そう。かのじょも、さんさい」
キョン「宇宙人っては……成長が早いんだな。
いや、今のは冗談だぞ」
朝倉「とにかく、いわれたとーりにしたわよ」
キョン「ああ、これでなんとなくだがやり易くなりそうだ」
長門「そう」
キョン「同年代の女子に当たり前のことを教えるってのは、
なんとなくだが腰が引けちまうからな」
朝倉「そーゆーもの? にんげんって、りかいしにくいわね」
キョン「……しかし、喋ると物凄く生意気そうに感じるな」
支援
朝倉「しかたないじゃない。だってさ、こーせーするじょーほーは――」
キョン「朝倉。舌っ足らずな声で言われてもわからんし、
そもそも、普通に言われてもわからないんだからな」
朝倉「ふ〜ん」
長門「じょーほーのでんたつにそごがしょーじるなら、
はなしかたはふつうにするべき」
キョン「……なら、普通の話し方と間を取るってのはどうだ?」
朝倉「うん、それむり♪」
キョン「……そうかい」
幼女に色んなことを教えるんですねわかります
そういう機微を理解させるための一週間だが、大変だなww
キョン「……まあ良い。とりあえず、これから一週間よろしく頼む」
朝倉「いっしゅーかん? あと“むいか”でしょ」
キョン「――なんですと?」
朝倉「だってさ、きのうあなたがいってから、
24じかんがたってるわよ」
キョン「……待ってくれ。もしかして、一週間ってのは――」
朝倉「あなたがわたしに、“しのがいねん”をおしえるっていってから、
ちょーどいっしゅーかんよ」
キョン「……マジか」
ほほう
キョン(あと六日で、こいつらに死の概念を教えなきゃならんのか……)
キョン(――いや、待て)
キョン「なあ、どうして長門まで小さくなってるんだ?」
長門「どーして、とは?」
キョン「別に、お前まで小さくなる必要はないだろう」
長門「じょーほーとーごーしねんたいからのしじ」
キョン「お前達の上司とやらは、何を考えているのかね……」
情報統合思念体だから仕方ない
キョン「まあ良い。とにかく、あまり時間はないらしい」
朝倉「まるでひとごとみたいにゆーじゃない」
キョン「……だから、話し方は普通にしてくれ。
やりにくくて仕方ない」
朝倉「そう? 結構気に入ってたんだけどな」
長門「わかった」
キョン「早速で悪いんだが、ちょっと電話をしてくる」
朝倉「誰に?」
キョン「こういうことに詳しい知り合いが居てな。
ちょいとばかり助言を求めるのさ」
お?
一気に育ててもらおうとは、ちゃっかりしてるな思念体w
・ ・ ・
prrrr!prrrr!
キョン「……」
『――やあキョン、久しぶりじゃないか』
キョン「いや、そうでもないぞ。卒業式以来だからな」
『くつくつ。てっきり忘れられてしまったのかと思ったよ』
キョン「お前ほど強烈な奴を忘れる人間はいないと思うぞ」
『そうかな? 僕は、自分が変人だという自覚はあるけど、
強烈に他人の印象に残るような人間ではないと思ってるんだけどね』
キョン「その認識は間違ってるな」
ん?誰だ?
キョン「少なくとも、お前は簡単に忘れられるような奴じゃないさ」
『君がそう言うのならそうかもしれないな。
けれど、今まで連絡が無かったのを考慮すると判断しかねるよ』
キョン「おいおい、なんだか怒ってないか?」
『怒ってはいないよ。ただ、拗ねているだけさ。
親友だと思っていた人間が、連絡の一つも寄越さなかったんだからね』
キョン「それはお前にだって言えるんじゃないか?」
『察したまえよキョン。こういう時は、男の方から連絡を取るものだろう?
それがたとえ友情という関係であったとしてもね』
キョン「そうかい。そいつは悪かったな」
この笑い方は!!!!!!1!!1
『それで、キョン。今日は何の用があって連絡をくれたのかな?
まさか、僕の声が聞きたかったという訳じゃないだろう』
キョン「相変わらず察しが良いな」
『くつくつ。キミのその正直な所は魅力でもあるけど、
同時に欠点でもあるという事を自覚した方が良いと僕は思うよ』
キョン「? なんの話だ?」
『いいや、こちらの話さ。それで、僕に何の用があるのかな?
生憎だけど、僕も忙しいものだから会うのは少し難しいんだ』
キョン「いや、電話で十分だ。気を遣わせて悪いな」
『キョン、僕と君は親友だ。けれど、親しき仲にも礼儀ありという言葉を
覚えた方が良い。……――それで、僕に何を聞きたいのかな?』
コイツ!?またフラグを壊しやがった!!?
・ ・ ・
『――成る程。生まれて少ししか経っていない子供に、
死の概念というものを短期間で教える、というんだね』
キョン「そうだ。こういう事は、お前に聞くのが一番良いと思ってな」
『キョン。確かに僕は“死の概念”というものの答えを出すのに有益な情報を
与えることは出来るかもしれない。けれど、それを短期間で教えるのは無理だよ』
キョン「そいつは、教えるのが難しいってことか?」
『いや、そういう意味じゃあないさ。君になら教えることは出来る。
けれど、小さな子供がそれを聞いて納得出来るかと問われれば、否なんだよ』
キョン「……」
大事なものを持たず、自分の命を大切にしない子供に「納得させる」のは難しいよな…
支援
『君は、“死の概念”自体が知りたいのではなく、
それをどうやって子供に教えるのかが知りたいんだろう?』
キョン「まあ、そうなるな」
『聞いても良いかい? ああ、それを教えなければいけない理由じゃなく、
教える子供は何歳くらいなのかを聞いてみたいんだよ』
キョン「年齢は……まあ、物凄く大人びた三歳児だな」
『…………』
キョン「? どうした? 電波が悪くなったか?」
『……くつくつくつくつ! キョン、さすがにそれは無理だと思うよ……!』
キョン「……そんなに無理なことか?
というかな、笑いすぎだと――いや、確かに笑えるな」
『キョン、どうして三歳の子供に死の概念を教えるのが
困難なのかがわかるかい?』
キョン「そりゃあ、死ぬって言われてもピンとこないからじゃないか?」
『そうだね、確かにそれは正しい。……けれど、
どうして死ぬといわれてもピンとこないかがわかるかい?』
キョン「いや、わからん」
『もう少し考えてから言って欲しいな。でないと、
こちらとしても張り合いがない。せっかく、久々に会話をしたんだから』
キョン「やれやれ、こっちとしては答えを聞きたいんだけどな」
三歳児はなぁ…
『知識というのは単純に答えだけを知るよりも、実際に考えてからの方が
より身につくものだよ。それはわかるだろう?』
キョン「まあな」
『ちなみにね、今のが答えの欠片でもあるのさ』
キョン「何?」
『いいかいキョン。子供というのは、幼いが故に死について
具体的に考えることを拒否してしまうんだ。三歳ならば、それも当然さ』
キョン「怖いから、ってことか?」
『そう。それもあるし、僕の考える最大の理由としては、
“生きている”という実感がまだ無いから、だと思うよ』
ふむ、深いな
キョン「生きている実感が無い?」
『思い出してみてごらん。キョン、君が幼い時には
今日、今生きているという実感をもって生活をしていたかい?』
キョン「いや……正直思い出せんな。
まあ、ガキの頃からそんな小難しいことは考えないんじゃないか?」
『くつくつ。なんだい、君はもう既に答えを出していたんじゃないか』
キョン「生きている……っていうことを実感してないから、
死についても深くは考えられない、ってことか」
『その通り。キョン、やはり君との会話は非常に面白いね。
今まで僕から君に自発的に連絡を取らなかったのが悔やまれるよ』
支援
キョン「それじゃあ、生きている実感ってやつを教えてやれば
良いってわけだな?」
『けれど、それを教えるのもとても難しいんじゃないかな。
なにせ、そういった感覚は時間と共に成長していくものだからね』
キョン「……それじゃあ、あと六日で“死の概念”について教える、
っていうのは――」
『出来ると思うかい? まず、普通の人間には不可能だと思うね。
……そうだね、彼女達ならもしかしたら――』
キョン「?」
『……すまない。今のは忘れてもらえるかな。
何せ、君は僕の大事な親友だからね』
キョン「どうした、何か厄介事にでも巻き込まれてるのか?」
『いや、大したことじゃないし、厄介というものでもないよ。
そうだね、問題があるとすれば少々退屈が過ぎる所かな』
キョン「そいつは羨ましい限りだ」
『くつくつ。相変わらず、君は平凡な日常というものを愛しているようだね。
君の変わらないスタンスは羨ましいよ、キョン』
キョン「そいつはどうも。――っと、結構話し込んじまったな」
『そうだね、中々に楽しい時間だったよ。
これから、話題の三歳の子供に“死の概念”を教えるのかい?』
キョン「まあ……そうなるな」
支援
『だったら、思い切り楽しませてあげることだね』
キョン「何?」
『人間の感情の振り幅が大きくなる時は、
嬉しい時や楽しい時、怒っている時や悲しい時だ』
キョン「喜怒哀楽、ってやつか」
『人間の感情はそんなに単純なものじゃあないけれど、
簡単に説明するならそうだね。そして、その感情を実感する時が――』
キョン「生きている、と実感するってことか」
『その通り。本来ならばささっき述べた場合は後者の方が強く
感情に影響を及ぼすんだけれど――』
話を詰めていけばいくほど無理ゲーw\(^o^)/
支援
・ ・ ・
キョン「……やれやれ、勝手なことを言ってくれるぜ」
キョン(しかし、楽しませるって言われてもだな……)
キョン「――俺が、アイツらを……どう楽しませろってんだ」
キョン(……まあ、俺に「似合わない」かはわからんが――)
キョン「子供を泣かせるってのは、さすがにな」
・ ・ ・
キョン「待たせちまったな」
朝倉「誰に連絡をしてたの?」
キョン「古い友人、ってやつだ。
いや、中学の時のだから古くもないか」
朝倉「ふ〜ん? それで、答えは出たの?」
キョン「お前達を楽しませろ、だとよ」
朝倉「……ねえ、それってどういうこと?」
端的すぎるwww
相変わらず大事なところで言葉の足りない男…
キョン「そのまんまの意味なんだが……。
正直、お前達がどうすれば楽しめるのかがわからん」
朝倉「あのさ、それがどう“死の概念”に結びつくわけ?」
キョン「――あぁ、その前に確認させてくれ」
朝倉「? 何を?」
キョン「もしも今、お前が消えなきゃならなくなったとしたら……
どう思うんだ? 朝倉」
朝倉「そうね……残念、かな?」
あぁ……朝倉の最期の光景がフラッシュバックする
キョン「残念? そりゃ……どうしてだ」
朝倉「だってさ、三年間も待ち続けて、
ようやく良い機会が巡ってきたのよ?」
キョン「情報爆発だかを……ってやつか」
朝倉「そうよ。今ここで消えちゃったら、
せっかくのチャンスを逃しちゃうかもしれないじゃない」
キョン「……」
朝倉「上の方は頭が固いから、現場の判断で変革を進めるしかない。
だって、このままじゃジリ貧だものね」
朝倉「それが出来なくなっちゃのが残念って思うのは、
当たり前のことだと思うわ」
キョン「つまりだ……お前は、目的のために俺を
殺せなくなっちまうから消えるのは残念って思う、ってことか」
朝倉「簡単に言えばそうなるわ」
キョン「……やれやれ。子供の口からこんな事を
ハッキリ聞かされるとは思ってもなかったぞ」
朝倉「あら、私だって言う可能性は低いと思ってたわよ?」
キョン「そうかい。教えてくれてありがとうとでも言うべきなのかね」
支援
キョン「それじゃあ朝倉。もしも、お前がハルヒの観察とやらの
任務が無かったとしたらどうだ?」
朝倉「そんなの考えるまでもないわ」
キョン「何?」
朝倉「だってさ、有り得ないじゃない」
キョン「そうとも言い切れんだろう」
朝倉「あのね、私達対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースが、
どうしてここに居ると思ってるの?」
キョン「……」
朝倉「涼宮ハルヒと、それに関する事の情報収集のため。
だから、その“もしも”は有り得ないわ」
支援
今姿が幼女なだけに、結構きついものがあるな…
支援
キョン「……まるで、アイツを中心に世界が回ってるみたいな
言い方をするんだな」
朝倉「まるで、じゃなく、実際にそうじゃない」
キョン「ハルヒが……存在しなかったとしたら?」
朝倉「さあ? 考えたことが無いからわからないわ」
キョン「アイツ以外に、お前達が進化の可能性とやらを見つける、
って可能性がないとも言い切れんだろう」
朝倉「だから、貴方から有機生命体の死の概念を学ぼうとしてるの。
ねっ、わかりやすいと思わない?」
支援
キョン「だったら、一週間と言わずに……」
朝倉「またその話?」
キョン「そうだ」
朝倉「あのさ、私にとってはどちらでも構わないわけ。
むしろ、貴方を殺して涼宮ハルヒの出方を見る方が効率が良いの」
キョン「なんでそこまで言い切れる」
朝倉「端末である私達が学ぶよりも、
世界に影響を及ぼす個体のリアクションの方が大きいもの」
キョン「……そうかい」
支援
支援
支援
でも落ちる。あとは…たのむ…
一気に埋まったなw
再開は22時くらいで、一端休憩でおねげぇしますだ
朝倉「わかった? だから、私としてはあまり期待はしてないの」
キョン「だったら、なんで子供の姿にまでなったりしたんだ」
朝倉「それが上の判断だからよ。
一週間なら許容範囲だし、大して時間もとられないから」
キョン「朝倉、その台詞の後半はお前の個人的な意見じゃないのか?」
朝倉「あはっ、バレちゃった?」
キョン「子供の格好になったからかは知らないけどな、
お前が嘘をつく時に眉毛がちょっと動くようになってるぞ」
朝倉「……冗談でしょ?」
キョン「冗談だ。だから、心配して手で隠さなくても大丈夫だぞ」
キョン「しかしだな、そういう事を長門の前で言っちゃ、
お前的にはまずいんじゃないのか?」
朝倉「そうね。普段の長門さんの前で言ったらちょっと面倒かも」
キョン「そういえば長門、どうしてさっきから黙ってるんだ?」
長門「……」
キョン「いや、お前が普段からあまり喋らないことはわかっちゃいるんだが、
この話題でさすがに黙りっぱなしってのは不思議で――」
長門「……スーッ……スーッ」
キョン「おい、宇宙人。お前は朝倉を見張るんじゃなかったのか?」
朝倉「外装に合わせて、休息が必要になったのよ」
キョン「しかし……よく寝てるな」
朝倉「この位の年齢だったらさ、普通は寝てるんじゃない?」
キョン「いや、普通よりも大分早いと思うぞ」
朝倉「ふ〜ん、そういうもの?」
キョン「……やれやれ。起こしても良いものか迷うな、これは」
長門「……スーッ……スーッ」
朝倉「起こしても良いんじゃない?
だって、あと六日しか残ってないんだもの」
キョン「……そうだな。すまん長門、起きてくれるか?」
ゆさゆさ…
長門「……スーッ……スーッ」
キョン「お〜い、長門〜」
ゆさゆさ…
長門「…………何?」
キョン「何、って……寝てただろう」
長門「寝ていない」
キョン「いやいや! 明らかに寝てただろう!?」
長門「体に休息を取らせていただけ。
情報操作を確認次第、即座に対応出来るようにしていた」
キョン「狸寝入りみたいなもんか?」
長門「……そう」
朝倉「でもさ、それって情報操作をしない行動には対応出来ないわよね」
長門「朝倉涼子、貴方は私のバックアップ。
だから、問題は無いと判断した」
キョン「……もしもし、長門さん?」
長門「何」
キョン「お前は、今は何のためにここに居るんだ?
ちなみに、死の概念を学ぶため以外にもあるんだけどな」
長門「…………」
長門「…………」
キョン「長門?」
長門「…………」
キョン「……やれやれ、お前は怒られると黙っちまうタイプだったのか」
長門「……申し訳ない」
キョン「まあ、この朝倉にどうこうされる程俺は貧弱じゃあないけどな」
朝倉「あら、試してみる?」
キョン「謹んで辞退させて貰う。というか、洒落になってないぞ」
キョン「しかし……目を半開きにした長門を起こしてるってのもあれだな」
長門「問題無い」
キョン「小さな子供を無理に起こしてる、ってのがどうにも
嫌な感じがしてならないんだ。全く、とんだ誤算だったぞ」
長門「私は平気。話を進めるべき」
キョン「朝倉、お前は眠くは無いのか?」
朝倉「私は別に平気よ」
キョン「……あぁ、お前はたまに居る『夜更かしする子供』ってやつか」
長門「指示を」
朝倉「長門さんもこう言ってることだし、
早くした方が貴方にとっても良いと思うんだけどな」
キョン「……そうだな。まあ、俺がお前達二人に気を遣うというのも
おかしな話ではあるし、意味のないことに思える」
長門「そう」
朝倉「それじゃあさ、これから何をしてくれるのかしら?」
キョン「そうだな――」
朝倉・長門「……」
キョン「――とりあえず、今日はもう寝ろチビっ子達」
長門「……」
朝倉「今日はもう寝ろ、って……そうしたら、残り五日になっちゃうわよ?」
キョン「そうだな」
長門「睡眠は必要ない。今すぐ行動をするべき」
キョン「長門、俺は何もお前達を気遣って『寝ろ』って言ってる訳じゃないぞ。
今の指示は、“死の概念”を学ぶために必要なことだ」
朝倉「ふ〜ん? もしかして、本当にそんな言葉が通ると思ってるの?」
キョン「どうした朝倉、やけに“お勉強”に熱心じゃないか。
そりゃあこっちとしてはありがたいが、正直気味が悪いぞ」
朝倉「普通そこまで言うかな。……でも、本当に良いの?」
キョン「良いさ。なんとかなる」
朝倉さんいいねぇ
途中退場キャラはロマンだ
長門「…………」
キョン「納得できない、って顔だな。普段ならいざ知らず、
子供のお前だったらなんとなくわかるってのが面白い」
長門「そう」
キョン「まあ、聞いてくれ。今回のことは俺がお前達に“小さく”なってくれ、
なんて無茶なことを言ったから起こったことだ」
朝倉「そうね。この格好じゃなかったら――」
くるっ
朝倉「長門さんが居眠りをするはずがないわ」
キョン「だろう? ちっちゃなお姫様よ」
キョン「だから、寝ろっていう指示をするってのは当然のことだ」
長門「…………」
キョン「それに、眠りかぶってる長門や――」
長門「私はねむりかぶっていない」
キョン「そうかい。……夜更かしして明日起きれなくなっちまいそうな朝倉に――」
朝倉「大丈夫よ。子供じゃないんだし」
キョン「今は子供だ。見た目も、そして中身もな」
朝倉・長門「……」
キョン「何かを教えようってのは、中々に労力を必要としそうなんでね」
キョン「それにだ、俺にも生活というもんがある」
朝倉「いざとなったら学校なんて行かなきゃ良いじゃない」
キョン「そういうわけにもいかんだろう。
いいか? 俺は普通の高校生なんだぞ」
長門「そう」
キョン「しかも、ここまで遅くなっちまったら大目玉は確実だ。
特に、妹なんかは――」
prrrr!prrrr!
キョン「……こうやって、帰って来いって催促をするようになっちまってる。
それらを犠牲にするってのは、さすがに……な」
キョン「だから、こいつは俺のワガママだと思ってもらって良い」
長門「…………」
キョン「帰って寝たい、ってのもあるな。
わかるだろう? 高校生ってのも疲れるんだよ」
朝倉「あら、そう? 私は平気だったけどな」
キョン「おいおい、俺は偉大なるSOS団の団長様に振り回されてるんだぞ?
しかも、今日は団員の一人が休んだからって八面六臂の大活躍だったんだ」
長門「…………」
キョン「やれやれ、こういう言い方は好きじゃないんだが、
長門は納得してくれたみたいだな」
キョン「あとは朝倉、お前だが――」
朝倉「長門さんが良いのなら、私は別に構わないわよ」
キョン「やけに素直じゃないか」
朝倉「だってさ、“死の概念”を学べなかったとしても、
それ以外の進化の可能性は十分に残されてるんだもの」
キョン「……やれやれ」
朝倉「とりあえずさ、一つ頼みがあるんだけど」
キョン「何だ?」
キョン「お前の頼みってのが、俺に出来る範囲のことなら
可能な限り聞き入れるぞ」
朝倉「そう? じゃ、死んで」
キョン「……それ以外で頼む」
朝倉「言ってみただけよ。ねえ、今の長門さんを見てどう思う?」
長門「……スーッ……スーッ」
キョン「……あ〜……眼鏡をかけたままで寝るのは危ないし、
ちゃんとベッドで寝ないと疲れが取れないんじゃないか?」
朝倉「そうよね。だから――ねっ、お願い♪」
キョン「わかったよ。朝倉、お前まで運ぶつもりはないからな?」
・ ・ ・
キョン「……さて、残り五日か」
キョン(本当なら、学校を休んだ方が良いんだろうな)
キョン(……まあ良い、残り三日になって何も進展が無かったらそうするさ)
キョン(幸い、土日をはさむからな)
キョン「――やれやれ、予定に追われる毎日なんて柄じゃないんだが」
・ ・ ・
ハルヒ「――キョン、ちょっと先に部室に行ってなさい」
キョン「まさか、お前が真面目に掃除当番をこなすとは思わなかった」
ハルヒ「違うわよ。ちょっと調べたいことがあるの」
キョン「そうかい。なら、遠慮なく」
ハルヒ「あまり時間はかからないと思うわ。
でも、サボってたら死刑だからね!」
キョン「それは勘弁してくれ。俺は長生きする気満々なんだ」
・ ・ ・
みくる(大)「待ってたわ、キョンくん」
キョン(特盛りっ!)
みくる(大)「――会いたかったっ」
ぎゅっ!
キョン「あ、あの……どちら様ですか?」
みくる(大)「あっ、ごめんね。――朝比奈みくるです。
久しぶりね、キョンくん」
・ ・ ・
みくる(大)「――そろそろ時間だわ」
キョン「そういえば……一つだけ聞いても良いですか?」
みくる(大)「なぁに?」
キョン「今の朝比奈さんは――何歳なんですか?」
みくる(大)「……」
みくる(大)「――禁則事項ですっ♪」
・ ・ ・
キョン「……」
ガチャッ
みくる「遅れてすみませ――って、まだキョンくんしか来てないんですね」
キョン「俺だけじゃ駄目ってのはわかってますが、
さすがにハッキリ言われると傷つきます……」
みくる「あっ、そういう意味じゃないんですよ!?
ただ、長門さんが二日続けていないなんて規定事項には……」
キョン「朝比奈さん?」
みくる「うっ、ううん! 何でもないの、気にしないで?」
キョン「わかりました。朝比奈さんがそう言うなら気にしないでおきます」
みくる「ありがとう。お茶は?」
キョン「いただきます」
みくる「ふふっ、ちょっと待っててくださいね」
キョン「了解しました」
ガチャッ!
ハルヒ「キョン! やっぱりあの二人は怪しいわよ!」
キョン「……いきなりどうしたってんだ」
ハルヒ「見なさいよコレ!」
キョン「こいつは……住所録ってやつか?」
ハルヒ「そう! ここを見なさい!」
キョン「やれやれ、一体どうやってこんなもんを手に入れたんだ……。
それに“ここ”って――長門と朝倉の住所、か?」
ハルヒ「そうなのよ! 二日続けて休んでる有希と朝倉の住所が、
同じマンションで、しかも、近くの公園で二人の子供サイズを見たのよ!」
キョン「そいつはまた凄い偶然だな」
ハルヒ「何言ってるのよバカキョン! これは事件よ!
それも、とんでもない不思議の予感がするわ!」
キョン「……あのな、確かに偶然が重なっちゃ居るが、
ただそれだけのことだろう?」
ハルヒ「はぁっ? キョン、あんたまさかこれがただの偶然だとでも思うの?」
キョン「まさかも何も、その通りだ」
ハルヒ「そんなはず無いじゃない!」
キョン「それにだな、もしそいつが不思議だとして、
お前はこれからどうするつもりだ?」
ハルヒ「それは……」
キョン「また小さな子供二人を尋問するのか?
悪いが、俺はそんな犯罪的な行動には付き合えないぞ」
ハルヒ「何よキョン……あんた、あたしの言う事が聞けないっての?」
キョン「聞けるはずが無いだろう」
みくる「あの……どうかしたんですか?」
ハルヒ「みくるちゃん!」
みくる「ひぇっ!? な、なんでしょうか……?」
ハルヒ「目の前に不思議があるのに、それを逃す手は無いわよね!?」
みくる「そ、そうですね……」
キョン「しかしですね、コイツはこれから
子供二人を尋問しようとしてるんですよ?」
みくる「ええっ!? そ、そんなの駄目ですよ〜!」
ハルヒ「キョン! あんたは黙ってなさい!」
キョン「いいや、言わせて貰う。お前がこれからやろうとしてる事には、
誰がなんと言おうと俺は付き合うつもりは無い」
ハルヒ「……っ!」
キョン「それでも命令だって言うんなら、俺は抜けさせて貰う」
ハルヒ「――バカキョンっ!」
バタンッ!
キョン「……やれやれ、朝比奈さんが出してくれた湯飲みが一つ余るだろうが」
みくる「あの、あ……おっ、追いかけないの? キョンくん」
キョン「良いんです。ここで追いかけたら、
アイツは益々見境が無くなっちまいそうですから」
みくる「……あの、なんだかムキになってません?」
キョン「俺がですか? どうして?」
みくる「あっ、ごめんなさい……ただ、なんとなくそう思っただけだから……」
キョン「……いえ、こちらこそお騒がせしてすみませんでした」
みくる「――お茶、煎れ直しますね」
キョン「すみません」
キョン(確かに朝比奈さんの言うとおり、ムキになっちまってたかもな)
キョン(しかし、俺が言ったのもまた本音ではあるんだ)
キョン(……まるで保護者気取りだな、これじゃ)
キョン(――良いさ、朝比奈さんの煎れてくれたお茶を飲んで、
朝倉と長門の所へ向かうとしよう)
キョン(今日の活動は……中止だろうからな)
ガチャッ
古泉「おや? 長門さんに続き、涼宮さんまで来ていないのですか?」
キョン「――古泉か」
古泉「お二方だけということは、今日の活動は中止ということで良いですか?」
キョン「そうだな。今日はダラダラしている気分でも無いんだ」
古泉「この後、何か予定でも?」
キョン「あるにはある」
古泉「そうですか。良い機会なので、
先日お話ししたものをお見せしようかと思ったのですが……」
キョン「待て待て。もしかしてそいつは――アイツに関することなのか?」
古泉「ええ。しかも、今回は中々の大物らしいです」
みくる「あっ、古泉くん」
古泉「こういう場合、おはようございますと言った方が良いんですかね。
放課後なのでおかしな気もしますが」
みくる「待っててね、すぐに古泉くんのお茶も用意するから――」
古泉「いえいえ、僕はすぐに行かなければいけないので結構ですよ。
お気持ちだけありがたく頂戴しておきます」
みくる「そう? なら良いんだけれど……はい、キョンくん」
コトッ
キョン「ありがとうございます。……それで古泉、
お前の話ってのは今じゃないと出来ないことなのか?」
古泉「いえ、出来るだけ早いうちに耳に入れておきたいというだけです」
キョン「……そうか」
古泉「何せ、僕らにとってはかなり重要な事ですからね」
キョン「――わかったよ」
みくる「あっ、キョンくん! そのお茶はまだ熱――」
キョン「――ご……ごちそうさまでした、朝比奈さん」
古泉「そんな飲み方をしては、口の中を火傷する上に
味もよくわからないのでは?」
キョン「朝比奈さんの煎れてくれたお茶は美味いに決まってるし、
そいつで火傷をするってんなら悪くないとは思わないか」
古泉「……貴方のそういう所には恐れ入りますよ」
・ ・ ・
キョン「――おい、なんだあのでっかい化け物は!?」
古泉「僕達は、あれを神人と呼んでいます」
キョン「なんなんだアイツは……急にしゃがみこんだと思ったら、
思い出したように街を壊しまわって……」
古泉「そうですね……怒り半分、落ち込み半分といった所ですか」
キョン「何? おい古泉、まさかアイツの考えてることがわかるのか?」
古泉「車内で聞いた貴方と涼宮さんのやり取りと、
神人の行動を見たら嫌でもわかりますよ」
キョン「意味が分からん。もっとわかりやすく説明しろ」
古泉「神人は、涼宮さんの精神状態によって現れ、
行動も概ねそれに沿ったものになるんですよ」
キョン「だから――あのでっかいのは、あんな不思議な
行動をしてるってのか」
古泉「その通り。察しが良くて助かります」
キョン「なあ、お前は……あれをどうする気なんだ?」
古泉「放っておけば、神人は際限なくこの世界を破壊して回ります。
それは世界にとっては好ましくない――だから、倒すんです」
古泉「安心してください、すぐに終わりますので」
キョン「おい、古泉!――って、もう行っちまったのか……」
キョン(あれが……アイツがイライラしたから生まれたってのか?)
キョン(世界を壊して回る……そんなに腹に据えかねたってのか)
キョン(それを倒すってんだから悪いことじゃあないんだろうが……)
キョン「――倒された神人は、一体何を考えながらやられてったんだろうな」
・ ・ ・
古泉「この閉鎖空間が消滅する瞬間は、ちょっとしたスペクタクルですよ」
キョン「……なあ、古泉よ」
古泉「どうかしましたか?」
キョン「お前達超能力者とやらは、どうして神人を倒すんだ」
古泉「それは……僕達がこの力を得てから、
なんとなくそうしなければならないような義務感を得るからです」
キョン「義務感、か。――つまり、お前達超能力者は、アイツの生み出しちまった
イライラの塊を解消させるための役割を与えられてる、ってことなのか」
古泉「……有り体に言えばそうなりますね」
・ ・ ・
キョン「……やれやれ、どいつもこいつもハルヒにご執心だな」
キョン「――涼宮ハルヒ」
キョン「……」
キョン「俺には、多少美人で滅茶苦茶な奴にしか思えんがね」
キョン(……まあ、良いさ)
キョン(そいつが引き寄せちまった宇宙人に“死の概念”を教えなきゃならない
――なんて自体は、今後は起こることはないだろうからな)
・ ・ ・
キョン「遅くなっちまったな」
キョン(あと五日……こんな調子で上手くやれるのか?)
キョン(――いや、なんとかするしかないんだろう)
キョン「ともかく、アイツらに会わんことには――って……」
キョン(……おいおい、まさか今まで一人で張り込みをしてたってのか?)
キョン「……全く、お前は本当に真性のアホだな」
prrrr!prrrr!
ピッ!
キョン「よう、調子はどうだ?」
長門『問題無い』
キョン「今日は家に居るみたいだな」
長門『そう』
キョン「外に出られなかったのは……外にハルヒが居るからだろう?」
長門『そう』
長門『先日の件もあり、涼宮ハルヒに発見される可能性は
極力排除するべきと判断した』
キョン「そうだな、そうしてもらえるとこっちとしても助かる」
長門『今後の予定を聞きたい』
キョン「悪いが、アイツが入り口で張り込んでるから
マンションには入れそうもない」
長門『……そう』
キョン「裏口があれば良いんだが、そういったもんはあるか?」
長門『情報操作をすれば』
キョン「そいつは却下だ」
長門『何故』
キョン「小さい頃から何でも思い通りになるって思ったら、
碌な大人にはならないんだぞ、長門」
長門『必要ならするべき』
キョン「確かに必要だ。だが、それでも駄目なものは駄目だ」
長門『理解出来ない。説明して欲しい』
キョン「そうだな……人間ってのは、そういうもんなんだ」
長門『……そう』
キョン「そうだとも」
キョン「しかし、今日を丸々無駄にしちまうのは勿体ない。
悪いが、朝倉に代わってくれるか?」
長門『わかった』
朝倉『――こんにちは。って、もうこんばんはの時間よね』
キョン「それもそうだな。こんばんは」
朝倉『まさか、涼宮ハルヒの行動力がこれ程までとは思ってなかったわ』
キョン「俺もさすがに驚いてるさ。いくら怪しいからって、
普通は同級生の家を張り込んだりなんかしないもんだぞ」
朝倉『この状況は、こちらの不手際によるものよね。ごめんなさい』
キョン「どうした? やけに素直で気味が悪いぞ」
朝倉『あら、私だって自分のミスを認めることは出来るわ。
それにさ、学校では素直そうなキャラクターを演じてたつもりだったんだけど』
キョン「そいつは意外だな。優等生すぎて、
逆に怪しいって思われることだってあるんだぞ?」
朝倉『何? もしかして、私が悪性の人間だと思ってたの?』
キョン「いいや、よく出来た奴だと思ってたよ。
……しかし、子供の声で言われると妙な感じがするな」
朝倉『ふふっ、素直に褒められた上に戸惑わせられたんだから、
こうやってるのも悪くないかもしれないわね』
キョン「――とにかく、今日は直接会うのは無理そうだ」
朝倉『どうして? 情報操作を使えば簡単じゃない』
キョン「やれやれ、お前も長門と同じ事を言うんだな」
朝倉『それはそうでしょう? だって、そうすれば簡単だもの』
キョン「長門にも言ったんだが、そいつは無しだ」
朝倉『どうして?』
キョン「小さい頃から――って……理由は後で長門に聞いてくれ」
朝倉『本当に良いの? だってさ、残りの日数はあまり無いのよ』
キョン「しかし、ハルヒにバレるわけにもいかんだろう」
朝倉『だから、情報操作をして――』
キョン「朝倉」
朝倉『……まあ、貴方が良いんならそれでも構わないんだけど。
後で期限を延ばしてくれって言っても無駄よ』
キョン「わかってるさ。お前がそんなに甘くないって事くらいはな」
朝倉『理解してるのなら良いわ』
キョン「――そういえば朝倉」
朝倉『何?』
キョン「今日は一日どうしてたんだ?」
朝倉『それってさ、“死の概念”を学ぶのに必要な質問?』
キョン「そうとも言えるし、違うとも言えるな」
朝倉『何よ、それ』
キョン「気にするな。ちょっとした世間話だと思ってくれ」
朝倉『そうね……今日は一日中部屋に居たわ』
キョン「おいおい、子供にしちゃ不健康な生活じゃないか」
朝倉『だってさ、外に出る理由が無いもの』
キョン「体の調子を確かめる、だったか?
あれはもう終わったのか」
朝倉『涼宮ハルヒが接触してきたから、完全にとは言えないけど……』
キョン「そうかい。だったら朝倉、明日は日中は外に出てろ」
朝倉『あら、どうして? また涼宮ハルヒに見つかって、
余計な面倒が増えるかもしれないじゃない』
キョン「学校がある間は平気だろう。いくらアイツでも、
学校をサボってまでお前達を追い掛け回したりはしないさ」
朝倉『わからないわ。どうして?』
キョン「そりゃあ、子供は外で遊ぶもんだからだ。
テレビゲームでも良いが、長門は案外ムキになりそうだから却下だ」
朝倉『子供って……貴方、私達がインターフェースだって忘れてない?』
キョン「当然忘れちゃいないさ。
だからこそ、外で遊べって言ってるんだよ」
朝倉『ふ〜ん……それが指示だって言うのなら、
別に逆らう理由も無いから良いんだけど』
キョン「よしよし、素直に言う事を聞いて偉いぞ」
朝倉『……そういう言い方って釈然としないわ』
キョン「子ども扱いされるのは嫌か」
朝倉『この年頃の、普通の人間もそうなんじゃない?』
キョン「まあ、そうだな。しかし、そう思いつつも子供扱いを
されちまうってのが、その年頃の宿命でもある」
朝倉『それって、凄く理不尽よね』
キョン「そういうものさ」
朝倉『でもさ、ちゃんとした大人だったら
子供二人を外に放り出したりはしないんじゃない?』
キョン「危なくなったら、お前達なら情報操作とやらでなんとかなるだろう」
朝倉『……今は駄目で、そういう状況なら良いの?』
キョン「当然だろう。それとこれとは話が別だ」
朝倉『……わからないわ。全然理解出来ない』
キョン「そいつがわかるようになった時は、
お前は“死の概念”について多少はわかるようになってるだろうよ」
キョン「とりあえず、今日の所はこれで終わりだ。
外で遊ぶってのは、日中の宿題みたいなもんだな」
朝倉『っていうかさ、外で遊べといわれても、
何をしたら良いかわからないんだけど』
キョン「そいつは長門と二人で相談して決めてくれ。
俺が昔やってた遊びを提示しても良いんだが、生憎おれは男だ」
朝倉『だから?』
キョン「女子が外で何をするかなんてわからん。
なんとなく公園で女の子もいたなって記憶があるだけなんでね」
朝倉『……ちょっと無責任なんじゃない?』
キョン「悪いが、俺は放任主義なんだ」
朝倉『……わかったわ。長門さんと相談してみる』
キョン「――そういえば、お前達は呼び方はそのままなのか?」
朝倉『そうよ』
キョン「……悪いことは言わない、もっと子供らしい
呼び方に変えることを勧める」
朝倉『どうして? 呼称なんて、ただの記号でしかないじゃない』
キョン「個人的な意見を言わせて貰うとだな、
苗字に“さん”付けやフルネームで呼び合う子供達ってのは……」
朝倉『?』
キョン「不自然を通り越して、ちょいとばかりおっかないぞ」
朝倉『おっかない?』
キョン「ああ、そうだ。ぶっちゃけ不気味だ」
朝倉『ふふっ、確かにそうかも』
キョン「なんだ、わかっててやってたのか?」
朝倉『私の知識の中にも、
そうやって呼び合う子供の情報は無いわ』
キョン「知識はあったのに、それを実行してなかったのか」
朝倉『だってさ、必要だと思わなかったんだもの』
キョン「そうかい。なら、自然を装うためと、
お前達を見かけた人が驚かないように是非改善してくれ」
キョン「話は終わりだ。すまんが、もう一度長門に代わってもらえるか?」
朝倉『わかったわ』
キョン「っと、ちょっと待て」
朝倉『何? まだ何かあるのかしら』
キョン「明日、な」
朝倉『……あぁ、そうね。それじゃ、明日は会いましょ』
キョン「そうなる事をアヒルみたいな口をしてる神様に祈ってるよ」
このスレでC.C.にはまりました
長門『……何』
キョン「いきなりだが、ハルヒに関してのことだ」
長門『何か問題が』
キョン「大有りだな。長門、お前休んでからハルヒに連絡をしたか?」
長門『していない』
キョン「一度連絡を入れてやってくれ。でないと、
アイツはずっとマンションの前から離れなさそうだ」
長門『涼宮ハルヒは、22時には帰宅すると推測する』
キョン「……そういう問題じゃないぞ」
キョン「とにかく、メールでも入れておいてくれ」
長門『了解した』
キョン「というかだ、お前の携帯にハルヒから連絡が無かったのか?」
長門『…………』
キョン「……長門、今お前はどこに居る。
お前の携帯はまさかとは思うが離れた位置にあったんじゃないか?」
長門『この形態をとってからは、涼子ちゃんの部屋に居る。
携帯電話は、今日の正午に部屋に取りに行った』
キョン「……今、お前の口から聞きなれない呼び名が聞こえたんだが
俺の気のせいじゃないだろうな?」
長門『貴方の指示』
長門『問題があれば、別の呼称を選択する』
キョン「いや、それに関しては問題無い。
急に聞かされたもんだから驚いただけだ」
長門『そう』
キョン「それじゃあ、ハルヒに連絡の件は頼んだ」
長門『この通話が終了し次第実行する』
キョン「ああ、そうそう。ついでと言っちゃなんだが、
朝倉が休んでるのに関しても何かしらの手をうってくれるか?」
長門『わかった』
キョン「……この場合、『涼子ちゃんの方も頼むな、有希ちゃん』
――とでも言った方が良かったか?」
長門『……どちらでも構わない』
・ ・ ・
キョン「――やれやれ、とりあえずはこれで良しとするか」
キョン(残り四日になっちまうが……仕方ない)
キョン(本当にこれで大丈夫なのか?)
キョン(他に、もっと良いやり方があるんじゃないのか?)
キョン「……」
キョン「そんなの知っちゃこっちゃねえや」
キョン(今、俺が考えられる中ではこいつが最善だからな)
・ ・ ・
ハルヒ「…………」
キョン「――よう、やっぱりここに居たか」
ハルヒ「!? キョンっ!? あんた、
どうしてこんな所に居るのよ!」
キョン「どうしても何も、SOS団の団長が犯罪に手を染めそうだから
こうやって諌めに来たんだよ」
ハルヒ「……だって、あの時は絶対に行かないって言ってたじゃない」
キョン「時と場合によるんだよ。それに、そんな事言ったか?
色々ありすぎて、そんな昔のことは忘れちまったよ」
キョン「大体だな、いつからここに居たんだ?」
ハルヒ「あの後すぐよ」
キョン「あの後って……部室を出て行ってからずっとか!?」
ハルヒ「そうよ。悪い?」
キョン「……やれやれ、通報されなくて良かったな」
ハルヒ「仕方ないじゃない。休んでる理由もわからないのに、
いきなり訪ねて管理人が通すわけないもの」
キョン「そういう問題じゃないだろ……はぁ」
キョン「それで、結局成果はあったのか?」
ハルヒ「駄目ね。もしかして、こっちの動きがバレてるのかもしれないわ」
キョン「おいおい、それじゃ相手が宇宙人みたいじゃないか?」
ハルヒ「はぁ? 普通、こういう場合は超能力者でしょ」
キョン「……宇宙人だったら、それ位平気でやってのけるんじゃないか」
ハルヒ「そうね、確かにその可能性はあるわ。
キョン、あんたにしてはさえてるじゃない」
キョン「ありがとよ」
キョン「とりあえず、今日のところはもう帰るぞ」
ぐいっ!
ハルヒ「ちょ、ちょっとキョン!」
キョン「これ以上は、さすがに宇宙人、未来人、異世界人、超能力者が
見逃しても、ご近所の目は見逃しちゃくれないからな」
ハルヒ「わ、わかったから離しなさいよ!」
キョン「わかってくれて嬉しいよ。駄々をこねられたら、
強引にでも引きずっていくつもりだったからな」
ハルヒ「……バカキョン!」
キョン「まあ、お前の気持ちもわからんでもないけどな」
ハルヒ「えっ?」
キョン「俺だって、偶然にしちゃ色々とありすぎるとは思ってるよ」
ハルヒ「だったら!」
キョン「でもな、案外それも勘違いだったりするかもしれないだろ」
ハルヒ「…………」
ハルヒ「そりゃそうだけど……」
prrrr!prrrr!
キョン「携帯、鳴ってるぞ」
ハルヒ「言われなくてもわかってるわよ」
キョン「誰からだ?」
ハルヒ「……有希からメール。迷惑をかけて申し訳ない、って」
キョン「なっ? 案外、不思議と思っててもそういうもんだ」
・ ・ ・
キョン「それじゃ、また明日な」
ハルヒ「……ねえ、キョン」
キョン「? どうした」
ハルヒ「……なんでもない」
キョン「おかしな奴だな。まあ、知ってたが」
ハルヒ「――うるさいっ! 調子に乗ってると、ただじゃおかないわよ!」
キョン「そうかい。なら、もう少し抑え目で平凡に行くことにするよ。
……もっとも、お前が暴走するんならその限りじゃないけどな」
・ ・ ・
キョン「――あと四日で何が出来るんだろうか」
キョン(休日を挟みはするが、具体的に何をすれば良いか思いつかん)
キョン(どこかに連れて出かけるか?)
キョン(遊園地? 動物園? 水族館なんてのもあるな)
キョン(……いやいや、そもそもそんな所にアイツらを連れて行って、
楽しませることが出来るのかが疑問だ)
キョン「……やれやれ」
キョン「――とにかく、今日はもう寝るとするか」
・ ・ ・
「――ン……起きなさ…………キョ……!」
キョン「……もう少し寝かせてくれ」
ハルヒ「何寝ぼけてるのよキョンっ!」
キョン「うおっ!?」
ハルヒ「目が覚めた?」
キョン「ここは――学校、か……?」
ハルヒ「そうみたいね。あたしも気付いたらここに居たの」
キョン「俺には夢遊病の気はないんだが」
ハルヒ「あたしだってそうよ」
キョン「しかし……どうして景色が灰色なんだ」
キョン(これじゃまるで、古泉に連れて行かれたなんたら空間じゃないか)
ハルヒ「あたしにわかるわけないじゃない。
とにかく、学校の外に出てみましょ」
キョン「まさかとは思うが、俺が起きるまで待っててくれたのか?」
ハルヒ「……放っておくわけにもいかないでしょうが」
・ ・ ・
キョン「やれやれ、結局学校の外には出られなかったな」
ハルヒ「とにかく、色々探索してみましょ」
キョン「なんだ、やけに元気が良いじゃないか」
ハルヒ「だって、こんな不思議なことが起こってるのよ?
もしも夢だとしても、楽しまなかったら損じゃない!」
キョン「これが夢だとしたら、フロイト先生も爆笑だぜ」
ハルヒ「そうかしら?……とにかく、あたしは職員室の方に
何かないか探してみるわ」
キョン「はいよ。それじゃあ、俺は旧校舎の方をあたってみる」
・ ・ ・
キョン「――と言ってはみたが、今のこの状況は多分
ハルヒが原因で起こってることなんだろうな」
キョン(……正直、どうしたら良いかサッパリわからん)
キョン(――なあ、ハルヒよ)
キョン(どうしてこの世界には、俺とお前の二人しかいないんだ?)
キョン「……なんてことを聞く勇気も度胸もないね」
…ガチャッ
キョン「――やっぱり誰もいない、か」
キョン(もしかしたら、朝比奈さんや古泉が居るかもと思ったんだが)
キョン(長門は……まあ、今は子供の姿だからな)
キョン「……ん?」
キョン(パソコンの電源が入って――)
RYOKO.A>見えてる?
キョン「!」
キョン「おいおい、まさか朝倉なのか!?」
RYOKO.A>確認のしようがないし、時間も無いから手短に言うわね。
キョン「……」
RYOKO.A>涼宮ハルヒは、世界を飲み込むほどの閉鎖空間を発生させたの。
キョン「……なんだよ、そりゃ」
RYOKO.A>このままだと、今の世界は消滅したままになっちゃうわ。
RYOKO.A>だから、貴方には現状の回復を頼みたいの。
RYOKO.A>お願い。
キョン「お願いって言われても……一体どうすりゃ良いんだ」
RYOKO.A>それh
キョン「――ん?」
YUKI.N>方法は一つ。
キョン「おいおい、どうして長門に変わったんだ?」
YUKI.N>現状で最も効果的だと思える選択肢を提示する。
キョン「……ゴクリ」
>Sleeping姫
キョン「……――意味がわからん」
すりっぴんぐふぉーれすとのびゅーていーですね!><
>>56を見た時にスレを見ている自分のことだと思ってかなりビビった・・・
キョン「もっと具体的にだな――……って、
電源が切れやがったよコンチクショウ……!」
…ガチャッ
ハルヒ「――どう、キョン。何か見つかった?」
キョン「見つかったとも言えるし、
何一つわからなかったとも言えるな」
ハルヒ「意味わかんない。キョン、あんた色々と大丈夫なの?」
キョン「この状況で平静を保ってられる程……」
キョン「…………おいおい、マジかよ」
ハルヒ「キョン! なによあの巨人!? 不思議どころの騒ぎじゃないわよ!」
・ ・ ・
キョン「――良いかハルヒ、よく聞けよ」
ハルヒ「なっ、何よ急に……」
キョン「世界ってのはな、お前が思ってる以上に面白いことで溢れてるんだ。
だから、とっととこんな世界とはおさらばするぞ」
ハルヒ「……別にここでも良いじゃない。だって、
ここには物凄い不思議もあるし、それに、あんたが――」
キョン「――ハルヒ」
ハルヒ「?」
キョン「実は俺――ポニーテール萌えなんだ」
ハルヒ「!?」
・ ・ ・
ドサッ!
キョン「……」
キョン(――なんて夢を見てるんだ俺は)
キョン「あれは違うぞ。切羽詰ってただけであってだな……」
キョン「……」
キョン(やれやれ、あの二人にも何があったか知られちまってるのか?)
キョン「……勘弁してくれ」
・ ・ ・
キョン「よう、不景気そうな面してどうした。
何か悪い夢でも見たのか?」
ハルヒ「最悪の夢見だったわ。あれじゃ、まるで……」
キョン「まるで?」
ハルヒ「何でもないわ。もう、ホント最悪よ」
キョン「そうかい。ところでハルヒ」
ハルヒ「……」
キョン「似合ってるぞ、ポニーテール」
ハルヒ「……うっさい」
キョン「俺としては良いものが見られたから良いんだけどな」
ハルヒ「今日のこれは気まぐれよ」
キョン「そいつは残念だ」
ハルヒ「……」
ガラッ
岡部「HRはじめるぞー」
岡部「急な話なんだが、朝倉が転校することになった」
ハルヒ「えっ?」
キョン「……なんですと?」
岡部「なんでも、親御さんの仕事の都合でカナダへ引っ越すことになったそうだ」
岡部「この二日休んでたのも、そのための準備で忙しかったかららしい」
谷口「先生、それってマジなんですか!?」
岡部「ああ。郵送でだが、書類も今朝届けられた」
谷口「うおお……貴重なAAランク+の女子が……!」
キョン(転校って……まさか、昨日電話で話した件でか?)
キョン(そりゃあ、確かに転校したことにすれば、
朝倉と長門が同時にいないのも不自然さが薄れるが……)
キョン「いくらなんでも、急すぎて逆に不自然だろう……」
ハルヒ「? 何か言った?」
キョン「気のせいだ。その髪型だと耳が出てるから、
空耳も聞こえやすくなってるんじゃないか?」
ハルヒ「そんなわけないじゃない。それに、その理屈が正しかったら
そこら中幻聴を聞いてる人間だらけになるじゃないの」
キョン「それもそうだな」
ハルヒ「でも……明らかにおかしいわ」
キョン「……何がだ」
ハルヒ「そんな事もわからないの? いくらなんでも急すぎるわ。
それにカナダよ、カナダ! そんなのあり? 胡散臭すぎるわよ〜」
キョン「そうかい?」
ハルヒ「後で色々と調べてみる必要がありそうね」
キョン「……まさかとは思うが、またマンションの前で張り込みをしたり
するつもりじゃないだろうな?」
ハルヒ「そんな事しないわよ。キョン、あんたが通報されるって言ったんじゃない。
本当ならそうしたいところだけど、あたしは団員の意見も極力尊重するのよ」
キョン「そいつは良かった。それじゃあ、今度から奢りは勘弁してくれ」
ハルヒ「却下」
・ ・ ・
キョン「――さて、一体どういう事か説明してもらおうか」
長門「本来なら、以上動作を取った涼子ちゃんは処分されるはずだった」
朝倉「そんなつもりは無かったんだけどね。有希ちゃんの言うとおりなのよ」
キョン「そうだとして、どうしてカナダへ転校することにしたんだ」
朝倉「情報統合思念体が、私を涼宮ハルヒの周囲に配置しておくのは
危険だと判断したのよ」
長門「涼子ちゃんは情報結合の解除をされてもおかしくはなかった。
しかし、貴方との約束――“死の概念”を学ぶということが理由で免れた」
朝倉「そうなの。だから、お互い命拾いしたってことになるわね」
朝倉「丁度良い機会だったって言えるのかな、この場合」
長門「貴方の指示に従い、かつこちらの決定も通る選択をした」
キョン「……その結果、あいつは朝倉に何かあると思ったみたいだったぞ」
朝倉「どうして?」
キョン「あのな、普通は急に海外に引っ越すってのは有り得ないぞ」
長門「その事例はあると確認した」
キョン「……やれやれ。まあ、もう終わっちまったことだから仕方ないか」
朝倉・長門「?」
キョン「とにかく、今日を入れたらあと四日だからな。
そろそろ本腰を入れなきゃならんだろう」
朝倉「ねえ、本当に日数は足りるの?」
キョン「なんとかするさ。それしかないんだろう?」
朝倉「そうよ」
長門「期限の延長は許可出来る」
キョン「……いや、とりあえずあと四日間精一杯やらせてもらうさ」
長門「どうして」
キョン「それ以上伸ばさないかって? まあ、本当なら延長して欲しい
どころの騒ぎじゃないんだが、朝倉と約束したからな」
長門「理解出来ない」
キョン「長門、約束ってのは守らなきゃいけないんだぞ」
長門「……」
朝倉「あなた、人間の中でも相当変わってるんじゃない?」
キョン「失礼な。俺はこれでも、何の変哲もない平凡な奴だって自覚してるんだ。
そいつが良いかどうかはともかく、間違っても俺は変じゃない」
朝倉「ねえ、有希ちゃんはキョンくんのこの答えについてどう思う?」
長門「ユニーク」
キョン「……長門、お前までそう言うか」
キョン「お前達の俺への認識について話し合う必要がある」
朝倉「あっ、その前に一つ良いかしら」
キョン「? どうした、何か問題でもあったのか?」
朝倉「そういう訳じゃないわ。今日、ちょっと考えたのよね」
キョン「ほう、自発的に“死の概念”について考えてくれるとは、
中々どうして朝倉も協力的だな。俺としては嬉しい限りだ」
朝倉「違うわよ。勘違いしないでくれる?」
キョン「……ぬか喜びさせないでくれ。で、何だ?」
朝倉「呼称についてよ」
キョン「なんだ、“涼子ちゃん”、“有希ちゃん”じゃ不満なのか。
だったら、別の呼び方を考えてくれれば良い」
朝倉「そうじゃなくてさ、貴方の私達への呼び方よ」
キョン「……何?」
長門「私達の外見年齢の人間に対して、貴方の年齢の人間が
苗字を用いて呼び捨てにする事は不自然」
キョン「おいおい、まさか――お前達、俺に名前で“ちゃん”付けで
呼べって言ってるんじゃないだろうな?」
朝倉「そのまさかよ」
キョン「勘弁してくれ……!?」
朝倉「あら、どうして?」
キョン「あのな、お前らは俺と同級生なんだぞ。
なのに名前で“ちゃん”付けなんてどんな羞恥プレイだ」
朝倉「私はもう転校したことになったから、同級生じゃないわ」
キョン「長門はそうじゃないだろう!」
朝倉「だったら、私だけ“ちゃん”付けでも構わないわよ」
キョン「……まあ、それなら――」
長門「…………」
キョン「あぁ……そんな目で見るな長門」
キョン「良いか長門、人間ってのは10代の後半になるとだな、
男女間でそこまで親しげにするのは――」
長門「私は生まれてから三年しか経っていない」
キョン「……そうだな」
長門「…………」
朝倉「ねえ、もう諦めた方が良いんじゃないかしら。
それとも、そんなに“ちゃん”付けは嫌?」
長門「…………」
キョン「――ああもう! わかったよ! わかったから
涼子ちゃんも有希ちゃんもそんな顔をするなっての……!」
朝倉「ふふっ、良かったね有希ちゃん」
長門「涼子ちゃんが笑っている理由がわからない」
朝倉「そう? 私にはムキになってるように見えたんだけどな。
ねえ、もしかして私の勘違いだった?」
長門「そう」
朝倉「キョンくんはどう思う?」
キョン「ノーコメントだ。……というかな、ここまできたら
俺への呼び方も変えないと不自然だと思うんだが」
朝倉「それもそうよね。確か、妹が居たわよね?」
キョン「……お前の質問も、それに対する答えもある。
俺は妹にも……“キョンくん”って呼ばれてるんだよコンチクショウ」
朝倉「だってさ、有希ちゃん」
長門「そう」
キョン「そろそろ本題に入っても良いか?
正直、この話題を続けるのは精神的な負担が凄い」
朝倉「ねえ、試しに一度呼んでみたらどうかしら。
練習ってさ、必要だと思うのよ」
長門「……キョンくん」
キョン「……なんとも不可思議な気分だよ。
なあ、元の姿に戻っても俺のことをそう呼んだりはしないだろうな?」
朝倉「嫌なの? 可愛くて良いじゃない」
長門「キョンくん」
キョン「……やれやれ」
wktk
朝倉「あはっ、その表情が見られて満足したわ」
キョン「そうかい。涼子ちゃんよ、いや……
涼子って呼んだ方がしっくりくるな」
朝倉「キョンくんの呼びやすい方で良いわよ」
キョン「だったら朝倉って呼ばせて貰う」
朝倉「ねえ、それって人間で言う所の“大人気ない”って言うのよね」
キョン「……涼子」
朝倉「何?」
キョン「あまり年上をからかうもんじゃないぞ」
ぐりぐりぐりぐりっ
朝倉「ちょっ、ちょっと! 眉をグリグリしないでっ!」
キョン「本当なら軽く小突いてやるところなんだが、
お前達にそれをしても効果があるかわからんからなぁ」
ぐりぐりぐりぐりっ
朝倉「うううっ……!?」
キョン「それに、俺は虐待をする気は毛頭無いし、
かと言ってこの感情をそのままにしておくのは嫌なんだ」
ぐりぐりぐりぐりっ
朝倉「もっ、もう良いじゃない……!」
キョン「それ故に、仕方無しにこうやって子供の姿になっても
面影を残す部分へのささやかな仕返しをしている訳だ」
キョン「本当ならこんな真似はしたくないんだが、
これも俺の心の平穏のためだ。許してくれ」
ぐりぐりぐりぐりっ
朝倉「ぃうううっ……!?」
キョン「――さて、ここまでやったら、いくらヒューマノイドなんちゃらの
お前でも俺の言わんとしている事を理解してくれるな?」
朝倉「……あっ、貴方バカじゃないの!?」
キョン「そうかい。まだグリグリされたいみたい――って、
どうしてお前は眼鏡をはずしてるんだ?」
長門「理由は無い」
キョン「……あ〜……有希、眼鏡をはずしてた方が可愛いと思うぞ」
長門「……そう」
朝倉「いくらなんでも理不尽よ……」
キョン「人間ってのはそういうもんなんだよ、三歳児。
その点、ハルヒの弁じゃないが有希は良い子で助かるな」
長門「そう」
キョン「……なんだか不満そうな顔だな。
いや、気のせいだとは思うんだが……」
長門「……」
キョン「意味が分からん……。
子供の扱いは、妹で慣れてると思ったんだが……」
キョン「――さて、そろそろ本題に入らせてもらって良いか?
今日を入れて四日しかないってのに、脱線しすぎちまった」
朝倉「キョンくんのせいだと思うわ」
キョン「……とにかく、お前達が“死の概念”について
どれだけの知識があるのかを聞いておきたい」
長門「情報としての知識は有している」
朝倉「そうね、多分だけど哲学的な問いに関しては貴方より詳しいと思うわ」
キョン「そいつは頼もしいな」
キョン「――まあ、今はそんなもんは忘れちまっててくれ」
朝倉「? どういうこと?」
キョン「なあ、お前達はそれを知っているのに、
“死の概念”については理解しちゃいないんだよな?」
長門「そう」
キョン「だったら、そんな知識は役に立たないんじゃないかと思うね。
というか、情報媒体で“死の概念”について学ぶ三歳児ってのはどうなんだ」
朝倉「人間で言うところの、勤勉っていうのだと思うわ」
キョン「悪いが俺はあまり頭が良くないんだ。涼子、お前は知ってるだろう?」
朝倉「そうね、授業中当てられても答えられなかったりする事が多いし」
キョン「……その姿のお前に言われると、事実なんだがモヤモヤするな」
キョン「とにかくだ、俺はその方法がお前達には合ってないんじゃないかと
考えた訳だ。それは――お前達が宇宙人だから」
長門「……」
キョン「ああいう本ってのは、人間向けに書かれたもんであって、
宇宙人向けに書かれたもんじゃあない」
長門「キョンくん。貴方の言葉だと、
私が本を読むのは好ましくないという意味にとれる」
キョン「いやいや、本を読むのは良いことだぞ?
それに、有希は本が好きなんだよな?」
長門「ユニーク」
キョン「だったら、好きなだけ読めってのが俺の考えだ。
……しかし、この呼び方も呼ばれ方も違和感がするな」
キョン「時間があるならそれでも良いんだが、
生憎あと四日しかないわけだ」
キョン「だから、これから四日間は俺が思ってる“死の概念”を
教えていくつもりでいる」
キョン「そいつでお前達が納得してくれるかはわからないが、
それ以外の“死の概念”を教えろって言われても無理な話だ」
キョン「……何せ、俺は普通の高校生だからな。
しかも、成績が良いとは残念ながら言いがたい程度の奴さ」
キョン「それに満足するかはわからんが――涼子、有希」
朝倉・長門「……」
キョン「遅くなっちまったが、よろしく頼む」
朝倉「……普通、これからモノを教えようって言うのに、
自分でもよくわからないなんて言う?」
キョン「正直なのは美徳らしいぞ」
長門「……」
キョン「有希……呆れてるのか?
そうだとしたら、さっきの言葉は忘れて欲しい」
長門「呆れていない」
キョン「そいつは良かった」
長門「とてもユニークだった」
キョン「……ありがとよ」
朝倉「――それじゃあさ、さっきの失言は忘れてあげる代わり
っていうのもなんなんだけど、手伝って欲しいことがあるのよ」
キョン「俺に出来る範囲のことなら良いぞ」
朝倉「私と有希ちゃんをお風呂に入れて欲しいの」
キョン「断固拒否する!」
朝倉「どうして? 実行可能な要求だと思うわ」
キョン「……どうして俺がお前達の入浴を手伝わにゃならんのだ」
朝倉「この格好を見て分からない?」
キョン「わかってたまるか」
朝倉「手足が短いから、お風呂で溺れちゃったら大変じゃない」
キョン「シャワーとかあるだろう。
人間の文明ってのは利便性に特化されてるんだ」
朝倉「お風呂とシャワーは別でしょ」
キョン「お前達は今は子供の格好をしてるが、
元の姿は俺と同年代の女子だろう……!」
朝倉「状況によって扱いを変えるってさ、
考えるまでもなくおかしなことだと思うわ」
キョン「……」
朝倉「ねえ、キョンくん。貴方は私達をどう扱うつもりなの?
それによって、今後の方針を変えなきゃいけないわ」
キョン「……ああもう! わかったよ!
シャンプーが目に入っても容赦はしないからな!?」
・ ・ ・
『ねえ、キョンくん。いつまでそうしてるつもりなの?』
キョン「俺にも心の準備が要るんだ」
『さっきの勢いだと、てっきり頭も洗ってくれると思ったんだけど』
キョン「自分で出来ることは、極力自分でやった方が
今後生きていくために力になるぞ」
『有希ちゃん。有希ちゃんはキョンくんに頭を洗って欲しいわよね?』
『欲しい』
キョン「……――中に居るのは見た目が小学生の、頭が三歳児。
だから、俺が一緒に風呂に入るのはおかしな事じゃない……」
…ガラッ
キョン「うおっ、やけに広い風呂だな」
朝倉「あのさ、せめて前は隠したら?」
キョン「お前な、手で股間を隠しながら入ったら、
それこそ自分は変態ですと言ってるようなもんだろう」
朝倉「カゴの横にタオルを置いておいたのよ?」
キョン「…………気付いてたさ、勿論な」
朝倉「ふ〜ん、なら良いんだけど。
それじゃあ、早速さっき言ってたことをしてもらおうかな」
キョン「はいはい。……というか涼子、お前その姿になってから
学校の時とキャラが違いすぎないか?」
朝倉「ふふっ、気のせいじゃない?」
キョン「しかし、こうやって見ると長い髪だな」
朝倉「感想は髪に関してだけ?」
キョン「チンチクリンの分際で何を言ってやがる。
俺は妹がいるんだから、ある程度は見慣れてるんだよ」
朝倉「あっ、もしかして今でも妹さんとお風呂に入ってるの?」
キョン「そんなわけないだろう」
ザパァッ!
朝倉「わぷっ……ちょっと、お湯をかける前に何か言ってよ」
キョン「痒いところはございませんか」
朝倉「……別に良いんだけどね」
・ ・ ・
朝倉「他人に髪を洗ってもらうのって、
どうして満足感があるのかしら」
キョン「さあな。俺もそんなのは相当昔のことだから忘れちまったよ」
朝倉「キョンくんってさ、他人の頭を洗うのに慣れてない?」
キョン「そろそろ良いな。流すぞー」
ザパァッ!
朝倉「わぷっ……ねえ、キョンくん?」
キョン「今度はちゃんと言ってから流したぞ」
長門「…………」
キョン「? どうした有希、湯船に入らないと風邪ひくぞ」
長門「平気」
キョン「平気ってお前……」
長門「…………」
キョン「ん? まだ髪を洗ってないのか?」
長門「そう」
キョン「どうしてだ? 体は自分で洗えたんだろう」
長門「…………」
キョン「やれやれ、まさかお前までとはな。
ほら、涼子の代わりにここに座れ」
長門「わかった」
・ ・ ・
朝倉「……ねえ、どうしても100まで数えなきゃ駄目?」
キョン「風呂ってのはそういうもんだろ」
朝倉「この体だとさ、熱に対しての抵抗力が低いのよ」
キョン「そうかい。ちゃんと肩までつかるんだぞ。
俺が体を洗い終わる頃には数え終わってるはずだ」
朝倉「――有希ちゃん?」
長門「…………」
キョン「――どうしてお前は小さくなったら物凄く手間のかかる子供に!
のぼせる前に何か言ってくれ……!」
長門「…………」
・ ・ ・
長門「……」
キョン「……やれやれ、大丈夫か? 頭が痛いとかないか?」
長門「ない」
朝倉「はい、有希ちゃん。水分を補給して」
長門「……」コクリ
キョン「悪かったな。まさか、ここまで風呂に入るのが大仕事だったとは……」
朝倉「――そうね。明日からは、情報操作を使って
“入浴をしたのと同じ”効果を得るようにするわ」
キョン「……なんですと?」
朝倉「聞こえなかった? 無理に入浴するより、
情報操作をする方が危険も少ないし早い、ってことよ」
キョン「おいおい」
朝倉「それにさ、この姿になるまでの入浴の経験が欠けているわけじゃない?
言ってみれば、基本的にぶっつけ本番なのよね」
キョン「朝倉さんよ」
朝倉「涼子、でしょう?」
キョン「涼子。……今のお前の台詞を噛み砕いてみたんだが、
その結果俺がお前達を風呂に入れる必要性は無かったってことになるんだが」
朝倉「そうよ」
キョン「なんだ……そりゃ……」
1です
さるさんとかキツいからこのスレは終了しますた
好きに使ってください、使いましょう
終了宣言が出たようなので乗っ取らせていただきます、ご容赦下さい
ノトリ オツ
>>前スレ1000
ガッ!
これほど1000を取れて良かったと思ったことは無い……!
インターネットロマンスが不成立でがっかりですw
あっこは串屋に任せるつもりでいるからw
多分その方が埋まるの早いんだよね
容量とレス数を見たらそういう結論になりました
ちなみに、俺はこのスレを速攻で落としたいのでかなり一人遊ぶつもりでいるのです
故に任せた
といってもネタがあるわけじゃあありません
gdgdとksksしているだけになるかもしれないけど知ったこっちゃないです
ちなみに、俺は終わったらスレが落ちれば良いと思ってる派です
なのでこのスレが落ちると喜びます
勿体無いとかそういう話は俺的には二の次だ!
さるって風呂に入ります
一番風呂狙いです
お風呂といったら入浴剤が欠かせません
温泉の素系からフルーツとか花の香りのするもの、爽快さ重視のものとか様々
今日はどれにしようksks
一番風呂だとそれが選べるから最高です
しかも、入浴剤を入れてない状態も楽しめるから尚良いのです
湯船につかりながら入浴剤をいれていくのが楽しすぎます
文房具屋に行ったら文房具をなんとなく見ちゃうように、
薬局とかに行くとどうしても入浴剤を見てしまいます
オイルをたらす場合だったら、ちゃんとそれ様のを使わないとです
肌に合わないなんてのもあるので慎重に選ばないとせっかくのお風呂が台無しです
今回はシャワーにならないようにね!!w
今日は何にしてお風呂を楽しもうかとwktkが止まりません
たとえどんなスレを立てて途中だろうとお風呂>投下です、絶対に
周りの声よりもお風呂で出すちょっと響く声の方が大切なのです
>>490 ぬかりは無い、任せろ
さるさん
>>492ならID:Ge6jj+S2の家の風呂が壊れる
なんだってそんなひどいことをw
>>493なら入浴剤の中身は先日すり替えておいた漂白剤
このスレの住人は鬼ですか!
>>493だったら素敵なバスタイム成立ですよー
ID:Ge6jj+S2は真っ白になった
身も心も……
〈完〉
不成立でした、ごめんなさいw
>>494 この時間差www
実は素敵なバスタイムにしたくなかったんだろww
>>495 みて!
あのひときよらかだよ!
>>497 うっかり、レス番号を間違えて書き込んでしまったんですよー!
残念だったな! ステキなバスタイムだったぜ!
ksks
wikiスレはあれでレスがある程度つくまで待ちで安定かしらksks
創発の速度的に、一日二日は寝かせた方がよさげだと思いますksks
G演しすぎてもあれだと思うのでこっちで乙!
ksks
やばい眠い
けれどレスしちゃおう
とっとと落としたいのだ
じゃあ本気で落としましょうか
雑談を投げ捨ててー
飛び去ってー
全速力でひたすら書き込めば良いのです
あと500くらいだからねー
と、思いましたがそれはそれはそれで味気ないのです
それは●もちだからこそ出来る芸当だなw
>>502 でも待っても、帰ってくる人が居るのかという疑問がありますw
元住人さんがほとんど離れてそうな予感です
>>514 たまに「Gが勝手に(ry」ってのがあるからねー
それの対策みたいなもんだと思えばおk
>>515 あまり待つと、言い出しっぺのやる気が尽きそうだったので急いでいたんですが、
反発を喰らいそうなやり方は良くないですね
一応自治スレと雑談スレで報告しておいたので、後は意見待ちですねー
誰か画期的なスレタイ案を下さいw
まぁ、そういうのはスルーでも良いんだけどねw
スレとかにも関わるからある程度はまったりやった方が良いかもだ
【Wiki】創発保管所【ウィキ】
ひたすらシンプルさとわかりやすさを追求してんなww
【ウィキ】創発まとめWiki【保管庫】
まぁ、スレタイ案はあっちで募ってるからそれで良いんじゃないかしらksks
案が出ないようだったらあのテンプレ案で進めちゃいなよ
ksks
スレタイ案ありがとうございます
今日はとりあえず寝て、また明日考えますw
おやすみなさいもちゅもちゅもちゅ
おやすみなー
やばい一ヶ所改行忘れた
まあいいか(AA略
それがどっか気にならんほど笑えたw
自治と言いリクといいおまいら俺の腹筋に何の恨みがあるんだwwww
彼はファンタジスタの才能があるよねぇwww
自治見てきたwwwww
ヤバいwww俺の腹筋ヤバいwwwww
なんで自ら自治に行っっちゃったんだろうなw
www
どんだけぬるぽに集中したんだよwww
ガッかぶりすぎww
ksks
えっ、なんでそんなに殺気立ってるの?
さるってたぜksks
ん?どこ?
他板スレさ
あそこに居るのってGがほとんどだと思うから
こっちで聞いたのは埋めるため!
あーあれか
自分はレスしてないからわからないけど
たしかにあれくらい言いたい気持ちもわかるかな
各所に投下されてるものが不愉快ではないとは言い難い人もいるだろうし、
そもそも態度がねw
コテついてんだからあぼーんで一発なのにw
ネタとして見るかスルーすんのが良いと思うんだけどねぇ
夏だしマジになっても疲れるだけさ
自分は誰もあぼんしないなあw
スル―するだけでw
ていうかあそこ見てた人あんなにいたのかw
俺あそこで恥ずかしいレスしてないだろうな
性癖の暴露とか
大丈夫☆
心配☆ないよ☆
俺も創発であぼーんはしないなぁ
大容量埋めの時にスレ見やすいようにたまにするくらい
>>543 まあ、そういう時もあるさ!
だけどあの流れだと翠星石的にはフォローしなきゃいけないじゃないかwwww
>>542 うなじと着物が好きな人が、どうやらこの板には
俺のほかに二人いるらしい
俺はそいつらのために…なんか書く気力がわいてくる気がするんだ
あと翠の子はかわいいが、やはり銀様に分がある気がする
0.5ゲーム差で
個人的には翠星石に煽られたまきひとくんの反応もちょっと見てみたいw
しまったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
なぜコテがつくぅぅぅぅ
fヒオv祖愛jdklgh場dklf;hbkl
>>545 まさかそのIDでフォローはすまいねw
後でフォロー入れておこうか、開店前に
俺が一番好きなのはみ……なんでもない
>>549 投下されるものに集中出来ないだろうしね
スレ単品で見て二次創作してるー、ってなってないと何か嫌><
>>546 前から思ってたんだけどその酉ちょっと卑猥です///
フォローなんか良いよwスルーでおk
>>552 うん、じゃースルー決定
検索用タグ
「ルパン、69、シックス○イン、大会」
うう…恥ずかしい…証拠隠滅の為に鳥変えるか…
でも某スレでばれるんだろうなきっと
そしてまた誤爆するんだ
ところで日曜に祭りがありまして、浴衣を見れてラッキーだったのです
皆さんは、近くで祭りありました?
やっぱり特定されてるじゃねえかwwww
ちっくしょwwwww
卑猥かぁ、そんな事考えもしなかったなー
たんに区別する為のトリップとしか認識してなかった
サーセンwww
えっ? 最初の数字二文字は狙って出してたんでしょ?
卑猥なのが出ないかてす
>>558 後半で思いっきり“恥部”出てるwwwwwwwwww
てす
狙って出せるほど器用じゃないよw
全くの偶然なのです
トリもつけないで特定される串子さんのほうが凄いのです
テスト
酉ってあんま必要じゃないよね
話してたり投下とかで結構分かったりするもの
あとID追いなw
>>561 一日一度はどこかで酉つけてますし、
つけてなくても焼鳥屋を閉めると特定されちゃう><
とりあえずの戦果は恥部か
続きはテストスレでやることにしよう
酉ついてるあそこの投下が楽しみですksks
自分はIDは追わないなー
別スレ見に行ったときに、アレ?このID見たぞ?て時はある
大会ですね!
自分も楽しみですksks
動きがすげぇゆっくりだから追えちゃう、って方が正しいかも
「見たことあるなー」って思った瞬間には「あぁ、あそこか」って思い出せちゃうの
流れが速い時なんかは全然気にしないけどねw
>>569 わかるww
一回見たらもう頭に入ってしまってるんだよね
しかも“強め”のレスしちゃってると特に、ねw
大会もちゃんとROMってるよ!
MTGわかるからあの流れは楽しんでたんだよ!
暖かいレスに画面が歪んだ、ありがとう、頑張る
結末は決まってるんですけど、その間が書けません
きっとプロット無しの行き当たりばったりだからです
でも必ず終わりまでは書くことは約束する
更新遅いけど、必ず書き終えます
俺もROMってる
自分の手持ちは赤単速攻と赤黒ウィニ―だったんだが
スタン落ちしてしまった
手元で落ちてないのは亜神三枚くらいか
やめてたのに黒いラスが出たと聞いてウハウハだった
やめてるけど緑のデッチャーが出たと聞いて凹んだ
この差は一体なんだったんだろうかw
>>572 あのスレはね、ぜ〜ったいにスレタイで損してるww
むしろその典型と言っても過言じゃないw
testスレでさるった
ある意味凄いなw
ここでksksしながれテストすれば良いんじゃなかろーか?
でもそれだときりがなくなりそうだな
自分なんて割れてるというのにこれしか使えねぇw
串時代に悪名を売ったからなあ
つまり、スレが埋まるってことさ!
そろそろ店主はあっちに行く時間かしらksks
>>579 酉忘れて書かなくなったスレがある俺に比べれば断然良いさ!
>>581 企画ものだなww
あっち開けてきたよ!埋めなきゃねー
まあいい酉が出ても、酉付けて投下してるスレなんてないんですがね
それじゃあ何でテストしてたんだよwwww
なんか、そのうち役に立つかもしれないべw
あー、それは確かにあるかも知れないw
酉つきで投下が必要ってスレもあるからねー
忘れるよーw
忘れたらその時はその時だ!
書く書く詐欺になっちゃっても酉と一緒に忘れちゃえ!
専ブラを使うとトリップを記憶できる
しかしなんでもない所でトリップ付きでレスしてしまうという罠
JANEならそんなこともないお!
こちら側にいらっさいw
ミクスキンはあげないけどw
感想とか支援とか雑談する時に酉をはずしてそのまま忘れたんだww
そういえばスキンはミクっつってたなw
みんな結構似たような事してんのなw
くー、JANEかぁ…俺ギコナビなんだよね
すこし前までIEで見てたけどw
きのう的にどうなのかな?あんまりかわらない?
んー……どうしようっかなぁ
ほいほい乗り換えても使いこなせないと『駄目だし
しんぼうしてギコナビでやっていくよ
いい意見として心に留めておくよ、ありがとう
支援とか忙しいぜksks
>>592 Jane良いよ! 名前に姉って入ってるのも素晴らしい!
ごめん、俺、義姉より義妹なんだ……
駄目姉とよく出来た妹は良いよねぇ
ウラトさんなんか駄目姉としては最高だと思うんだ
リアルじゃいらんが
ちぇき
裏ハルトさんがアパートの隣室にいたら喜んで米貸すなw
なんか放っておけないw
ちょきりこ
ウラトさんはなーんか許せる駄目さなんだよなw
俺はこっちを優先させてもらうぜ!
それだけで特定できるというねw
ここが埋まるまでの辛抱だ
ここが埋まったらかなり自由度が高くなるものw
ksks
ksks
支援
ここが埋まったら本格的に色々動ける!
前みたいに別動してスレも埋められるようになる!
そんなに急がなくてもw
いいや、ストイッksksにレスしよう
そしてさるって寝よう
ksks
紫煙
ある程度の速度は保って埋めたいのだ
立ってから結構経ってるしねー
dat落ち そんなにならない
だからレスしにいくんだね
一日100レス 三日で300レス
三人そろって ksks
ksks
わずか一人頭30レス程度だと
お
>>612 G〜ん生は ワンツーksks
こ〜れで糞スレ埋め立てる
お
や
スレを背に レスで囲みしもののふの
我さるさんに ただ足るを知る
す
みたか
気迫の猿さん阻止
ハハッ、流れをとりそこねた上にさるさん突破とか
だがまだだ、まだksksは止まらんよ
縦読みgdgdすぐるw
むしろ俺が邪魔したっていうw
ksks
まあいいか! 今のGならさるさんなんてチョロイぜ!
一度さるったぐらいで、我がGGGを滅ぼしたと思うのは、愚か者だけだ。
―――ケアヴェク
だがそれがいい!
ハッ!?
これこそが
>>1の真の狙いか!
さる阻止にGはさらに加速するッッ!!
wwwwwwwwwww
無駄だよwwww俺さるっちゃうものwwwww
ケアヴェクの悪意より禁じられた儀式の方が好き
まあデッキには両方入ってたけどな!
自分にも被害がくるのっていいよね
アポカリとか大好きだったw
実ってどうするwww
さるったぞ!さるったぞ!さる…
Gの狂信者ですね、わかります
サクられたのはお前だけだwwwww
サーセンww
ksks
プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
ハルトシュラーは、倉刀の体を持ち上げた。
「さあ、落ちる間にお前の失敗について考える時間があるだろうよ」
さるったけど復帰してるくせぇw
あのウンコスレどうする?
一応エロじゃないけどw
放置で沈めようぜ
なんならGで食ってもいい
ksks
Gで食うのが無難かもねぇ
投下出来るっちゃ出来るから判断に困るんだw
容量だとまきそうで怖いw
ひきゲンガーも終わったww
完走したなww
てかここもペースはえーよw
稲妻の精霊くらいはやいよ!
とりあえずスレ主に動きが見えなかったら放置のちに埋めちゃえばいい
そういえばボールライトニングが戻ってきたんだっけ?
俺の相棒だが…
今のスタンにはいたかな……
>>648 ばっか俺等ボールライトニング並だぜ
次スレにトランブルだぜ
タフネス低いのかw
次スレまで貫通すんのかよwww
どんだけwwww
赤単は愛されて幸せですw
話についていけない件について
稲妻も戻ってきたみたいだしねぇ
暗黒の儀式も戻してよ!
>>656 ここにギャザラーがまた一人増えるか……
マジックザギャザリングって言うTCGの話題ですね
ごめんなさい、すこしはっちゃけすぎました
MTGは人を魅了するのです、したのです
遊戯王のカードの元ネタだね
遊戯王は札束にナイフを刺してる時が最高潮
遊戯王は初期の頃がおもしろかったなー
カードバトルになってから何か違ってきた
ジャンプって連載が続くのは続くから結構変わるよねぇ
ドラマになったこち亀も最初は凄かったw
もうちょっとだけ続くんじゃのドラゴンボールとかね
DBもだなー
鰤も最初は普通に楽しんでた
けど今じゃあ、ねw
つテニプリ
は違ったかwwwwwwwwwwwww
「リングにかけろ」とか凄いぞw
カイザーナックルあたりでボクシングがゲシュタルト崩壊するww
鰤ときくとヨーヨー使いが先に出てくるぜ
死神の漫画ならミキストリとか死神君だと思うんだぜ
ksks
なんか激しいパワーインフレがおこるssが書きたくなってきた
鰤はみっつくらい出てくるなー
ブリーチ、ブリジット、ブリッツ(SEEDの)あたりが
デスシックル(死神の大鎌)が浮かんだが作品名が出てこない
あれも短命だったなー
死神だとキルバーンも出てくるなwあれは笛だけど
実年齢は若いんだけど見た目は上に見えるってキャラって良いよね
長門とかディズィーとかフレイザードとか
>>672 これを貼れといわれた気がした
武術の神と言われる亀仙人より強い天津飯でも歯が立たないドラムを瞬殺した悟空が8年修行して、
同じ位の強さのピッコロさんと二人がかりでやっと倒したラディッツと匹敵する戦闘力を持つ栽培マンを
あっさり倒した天津飯・ピッコロ等が束になっても敵わないナッパを悠々倒した悟空の2倍以上強いベジータが
かなりパワーアップしても全く相手にならない強さのリクームを一撃で倒した悟空が更にパワーアップしても、
それを半分の力で殺せるフリーザをあっという間にバラバラにして消した未来のトランクスでさえ
仲間と束になっても 敵わない人造人間17・18号に匹敵する強さを持った神コロ様でも敵わない程に
生体エネルギーを吸って強くなったセルと互角の16号を大きく越える17号吸収態セルを子供扱い出来る
精神と時の部屋パワーアップ後のベジータと随分差がある悟空でも勝てない完全体セルを
一方的に痛めつけることが出来るブチ切れ悟飯をも越えたベジータが命を賭けても倒せなかった魔人ブウが
更に凶悪になったブウと互角以上の戦いをしたゴテンクスよりも強くなった悟飯でも全く歯が立たない
ゴテンクス&ピッコロ吸収ブウが更に悟飯を吸収して強化しても全く歯が立たないベジット
>>677 それはまれによく見るよねぇw
って、投下に集中しろwwwww
よし、リセットあったからすぐにさるれるだろうksks
キュムム! さすがにスレ感知速いぜ!
変な事口走らないようにもうねるよ!おやすみ!
あそこは支援とかが平気そうだから安心して見てられるんだぜ
おやすみなー
おやすみ!
ひとりじゃ阻止できないけどな!
フゥハー! 枕が近いぜ!
だが串子はやれることはやる
ロボットスレの支援が必要にしても!
赤単使いの意地!
お? 愛かぶりか?
どこ?
フリーザ「わたしの戦闘力は53万です」
バッファローマン「フ、53万か……
俺の超人強度は1000万パワーだ!」
というネタを思いついたが発展しない
速度をあげただけかw
ロボスレは辻るには雑談の流れがはやくてなー
俺とかぶる人は獣人スレだぜ
以前Gにいたが最近見ない
おっとリロってなかった
加速!5ターン目に復讐の亜神召喚!
なぁに、それはいいことじゃないか
定住するスレがあるってのは裏山
>>690 天下一武道会にキン肉マンのキャラを混ぜても面白そう
ロボは活気があるな
最近ことさらに
あんだけ人居ると辻る必要ないっしょ?w
まぁね
楽しそうだから混ざるのもいいかなと思うけど
さて、天下分け目は近い!
追うのが大変だからやめとくw
盛り上がってるスレよりもちょっと遅めの方が好みなのだ
そっちが先にさるりそうだな
その間に俺がさるる! まさに外道!
ksks
ksks
このペースならすぐに次スレだなw
さる阻止
同じことを考えてるよなァーッッ!!!
誤爆とカブったなwwwwwww
墓地から舞い戻ってきたぜ!
こっちもさるに近づいたから再活性に近いぜ!
攻めなきゃ耐久レースは勝てない!
1ラップを稼がなきゃ
ピットインはないからなー
ksks
埋め速度が上がる!
ハッまた俺は
>>1の手のひらで…
これはピットインする暇が無い気配
どうも同時さるかなー
>>712 そうなっても時既にGGGです、諦めてksksしましょう
このIDで43回の書き込みか
理想よりかなり遅いなー
ksks
間にレス入ったからこの時間台だと同時は起こらないんだww
>>715 翠星石のジレンマですねわかりますw
アレ考えたの誰だww
>>720 そwwれwwだw
キュムキュムダウン―――ッ!
だからまぁ、今のところ最速に近いだろうw
ksks
避難所チラシかw
あれは反応できねえよww
てかあっちこっちレスしてたの忘れてたww
ぬるぽ
色々あって困るww
ってかスレを色々使うと忙しいw
ん?逃げ切られたかw?
と思いきや5秒差
流石にこの速度で利炉らないしねーw
そういえば他板スレは埋まったらどうするん?
コテ雑を立てたいようなオーラがしてるけどw
住民がコテスルーの時とカブってるよね、あそこw
埋めっぱですよw
流石にコテ雑はいらないでしょうw
あ、うんこに行こうかなあ
ksks
Gだけで十分だし、
高火力を単一スレに叩きつけて埋め落とす方針にとw
またどっかで集まる臭がするんだよねぇ
串子はウンコなんかしません><
……いや、した方がそそるかなぁ
しかし30分近く持つとは思わなかったw
あそこってGじゃないのも居るっしょw
>>737 飯屋の主人的に衛生的でないスレタイには近寄りませんw
最近糞スレ立ちすぎーw
糞スレになっちゃう、ってのが多いからねぇ
>>739 いるいる
たまにNNさんとか見るし
他にも単一行動のGみたいな人間が来たり
いるねぇ
がっこーの人とかもそうじゃね?
コテ雑は需要あると見せかけて、いざ立ててみたら過疎る気がするw
ガッコーの人は地味にこっちに現れてなかった?
前スレで…
把握し切れてないからあれだけど
とりあえず俺は絶対に行かないw
>>744 間違いなくww
だいたいコテ雑によりつかないw
俺の特定力が落ちてるなぁw
色々と間違えて認識してそうだw
特定力とかww
俺は学校を一応きっちり見てたからなんとなくだけど
俺は1レス目流し読みしただけw
うん、もう追いつけにゃい
特定力も善し悪しだと思うこの頃
結局いるやつにはコテ見えてるんじゃんと。
最近クソスレばっかり立ってるから糞スレ創作スレも賑わってるか覗いてみた
ひと月以上レスついてなかった
>>752 wwwwwwwwwwwwww
そういえばこの板最古のスレってまだあるよね
これは復帰フラグ
リセット後のさるさんの仕組みがよーわからん
糞スレ創作はスレ閉じちゃってたw
ksks
最古ってどこ?
そんなもんだよね
Janeだと閉じちゃうことが多い
そうしないとパッツンパッツンになるしなww
俺の知る限り上の奴のはず
AA使うからそんなにパッツンじゃいられないんだぜ!
あ、AAは見えないなww
800で寝よう
このままだとスレ移行でここを挟んだことに気付かない奴とか絶対出てくるww
ぱっつんで思い出したけど、今年も螢の墓放送するんだよな?
前髪で連想したのかw
出るだろうなww
減速!多分綺麗にさるれるハズ
いい車はブレーキもよく効くんだぜ…
Gを見失った、っていう人はこうやって生まれるんだろうねぇw
ksks
蛍の墓で思い出したけどベジータスレどうなった?
結構見失った人多そうだな
で、残るのはあいもかわらぬジャンキーども(料理人氏いわくw)
そういえば最初に創発に来た時はGがどこにあるか全然分からなかった
時期にもよるけどGはすげぇ早かったからねぇ
スレも途中で潜ってたりしたし
>>772 そうそう、(文章表現不可)の方
って、止まってるなぁw
って一秒差か
深夜で頭が回ってねーな
トップが伸びないはずだ
俺がGを発見できたのは潜る直前あたりだな
逆になったと思ったのかい?w
Gは前は人数少なかったし地味でいようとしてたからねぇw
>>778 そんな訳があるやwsdrftgyふじこlp;@:「」
で、しりとりには突然人が食いついたりするw
不思議な丑三つ時前w
復帰かな?
しりとりはヒュルッと伸びるからねぇw
エビの……味……?
いつでもさるれる安心感!
ってそんなのいらねーw
たしかになww
投下関係だと心強いかもしれんけどw
>>786 それ、前に偶然たどり着いたことがあるw
なんとww
まーツインテール=海老の味は勝利へ向かう不滅の方程式ですね
おいしいみたいだしなw
あのツインテに萌える人ももちろんいるんだぜ!
どう見ても頭部がおちんちんにしか見えません、ありがとうございました
800ならまきひと君の恋が実を結ぶ
やめれwwww
ksks
安価で方針決めるかwwww
1、ツン
2、デレ
3、スルー
4、キャラ変え
>>800ならまきひと君は記憶喪失を見直す
そして永遠へ
3
3
3
3
3
3
3
800
さるったお
安価なら3で
よくわからんがまきひとくんの事を忘れれば良いんだな!
スルーよりひでえwwwwwww
どういう展開だよこれwwww
安価ならまきひとくんはエビの味
うわぁあああ!
安価踏んじまった!
すんまそんw
俺の全力をもってドラマチックに演出しようwww
よし、そろそろ寝るよー
頼んだぜwwww
おやすみーw
おやすみなー
我終夜欲談、而不可不眠。我且眠。
どっちかにしなさいww
我終夜談らんと欲すれども眠らざること能はず。
我且に眠らんとす。
終夜の位置間違えた気がする
おやすみなしあ
終夜だと
つひに……って読んでしまうお
お休みなしあ
×欲すれども
○欲せども
頭が働いてないようだ
すれどもでもいいんじゃね
欲で欲するって読み方したっけ?
まあいいや
限界が近いので今度こそおやすみ
おやすー
ん?また外れてたか
柿板のせいか
>>817 いいからお前も寝ろよwwwwぅえwwww
ksks
そろそろ次スレを決める季節になってまいりましたね
と、言ってはみたものの
さすがに乗っ取り候補がありすぎるので、一度ひきこもりを提案
提案といっても、前に誰かが出したものですけどw
圧縮を狙う時期にきたのかもしれません
まぁここを消して立ち消えでもいいやね
コテ雑もいらんだろ
うん、いらないいらない
スレが立つペースに追いつかなくなってきたしね
じゃーここを加速埋めか
今日中に余裕でしょー?
Gとか気にしなければ、スレの序盤で即死を越しそうでもレスしたりするようになんじゃないかしらksks
今日中は余裕だねw
今どき立つスレ立つスレ即死越えだしね
暇人多すぎw人のことは言えないけどw
もう「Gに食わせりゃいい」ってラインは過ぎたよねぇ
本気でそう思うとしたらスレ一覧を見直した方が良いかもだ
巻き込まれて落ちていく良スレがないようにしたいが、
過疎ってる良スレも落ちるだろうなあ
ageだけでなくなにかいいレスをつければいいんだろうが…
つーか削除依頼が機能すればこんな思いも…ww
逆にクソスレ以外をage進行にしてスレ一覧の見た目を良くする作戦を提案してみる
んー、それはスレの住民にとっちゃウザくなるかもだよね
sage進行でまったり、って思ってたりするとageられるとウザいかもだし
>>831 あとは自治スレだねー
現状を見ずに結果だけを求める奴がいたりすっと無駄に終わるし
一応レスさえあれば下げようが上げようが落ちないんだけど、
ふとした瞬間に「うんこ小説」とかいうスレに押し出されるのは悔しすぎる
俺はあれは笑ったけどなw
ともあれ、最初に俺が立てたスレの乗っ取りから始まって、
最後に俺が立てたスレの乗っ取りで終わるってのは中々綺麗だと思う
Gは避難所もあるから、どうしても即落としたいスレが立った場合、
そこでレスをしたり再利用スレで報告して埋めれば良いんじゃないかしらksks
そこかーww
俺も最初から最後までいるぜw!
埋めるためにkskする人間なんて結構限られてるしね
発動中にさるさん何度もくらう時点でもう駄目かもとは思ってたw
需要があるのはコテ雑で、埋めではないって?ww
発動って言葉自体出来たのは10月終わりくらいじゃなかったっけ
コテ雑の方が勢いあるんだよねぇw困ったことに
出来たの早かったんだなww発動ってww
ksks
なんか人数集まるんだよな
Gの住人が急速に増えた時期(30人くらい見てたんだぜ)とダブって見えてる
先はないがな!
毒吐きチャットなんてひっそりとしてるのがいいのに集団としてどうよとか言われてもねえ
結局他スレで毒吐いてもどうしようもないんだよね
そのスレ自体で流れをどうこうしようとしないと
まぁ、支援でのすりあわせとか出来るのが便利だったけどw
避難所誤爆一スレでもできるし、
そこまで見てるってことはだいたい空気を読んで動けるよなw
まー、後でレスがあっても困るけどねw
支援に関してはさるさんスレですりあわせりゃ良いかな
さるさんスレとかあったっけか
あるよー
前にここの埋め投下のための支援頼んだら拒否られたけどw
あったwww
新着ないから見過ごしてたんだな
投下があれば支援はするしさーw
ks
ksks
2−3レスで復帰可能とみた
外しでtst
こっちは余裕か
外してksks
●なき身だし四時まで
ksks
ksks
ksks
858 :
創る名無しに見る名無し:2009/08/04(火) 15:58:30 ID:UT+SHjGp
tst
うわぁああ上げてしまったスマソ!!!!
ksks
ksks
ksks
ksks
加速以外にこれで最速を目指す意味はないがw
けれど一瞬でも速度を上げられるのは良いよねぇw
なるほどね、
それではこのksksを最後にちょいとお出かけしますksks
ksks
はいおいてらー
さて、それじゃあまったり一人遊びでもするかしら
相変わらずネタは無いんだけどね
ネタが出来たが放置
ksks
Gも住民が結構入れ替わったりしてるので、
ここらでGが無い状態の創作発表板を知るとしましょうksks
もうすぐ一周年だし、それもあわせるといい機会なのかもしれません
圧縮狙いなので復活は無しだと思います
糞スレだらけになると創作発表板が見難くてとっつきにくくなる
そう思ってはいましたが、
スレ一覧、スレの即死回避する頻度、Gの速度などを総合すると、
無理にスレを食わずに圧縮に任せた方が良いと判断しました
873 :
ススス:2009/08/04(火) 16:49:31 ID:RX318n3o
G解散と聞いてきますた
>>873 貴様! sss団だな!?
夏力にGが追いつかなくなったのでw
板の現状に合わせてスレの形態を変えるってやつです
この場合、Gが無い方が圧縮が近くなるのでそうします
圧縮狙いに方針転換するなら今までためらってたあんなスレやこんなスレも立ててみようかな
それが良いと思います
むしろ、スレ立てを躊躇わせていた時点で盛り上げるってのは失格だと思いましたw
ジャンジャンやっちゃってください
今なら作品一つも用意せずに総合スレ立てても普通に即死回避できそうだw
もちゅり、G終了と聞いて飛んで参りました
夏力に追いつかないからやめようというのは正しいと思いますが
一時期のAA板並みの糞スレ率になったら、
正直読むどころの話じゃないのでそれだけが心配ですw
それは仕方の無い事と諦めましょうw
ソムリエスレ立てたりとか、雑談スレで教えたりとかで対応出来そうですし
スレタイから期待して開いたら駄スレばかり、多少伸びていてもコピペ荒らしばかり
良作品ほど再利用で進行中で探しづらいことこの上ない、そんな創作発表板は嫌ですw
>>880 そうそう、案内!案内スレは必要だと思うんですよね
もうソムリエスレと合体してこんな作品を投下したいorこんな作品を探してますにも
対応しちゃえば良いような気がします
投下時のageや、専ブラの普及等、結構対応出来ると思うのです
それに、自治スレもGを頼らなくなるのでちゃんとすると期待します
ちなみに解散は決定です。異論は認めません
このスレの1としてでなく、Gスレの1の一人としての強権発動です
お題創作もそれ用のスレがあるし、問題無いと思います
この夏力にせめてもの抵抗をしてやりますよー!
案内スレは絶対立てます
>>883 現状、自治がGを当て込んでいて非常に不健全ですものね
そういうのは一部の人たちだけだとは思うんですが。
でもどのみち秋になったら板も落ち着いて、その流れから自然とG以外の
廃スレ再利用文化が根付いたりしそうな気がします、もちゅり
夏が終わった途端に動かなくなるスレが、両手じゃ足りなさそうなのでw
>>884 自分は賛成ですよ、頃合いというなら最もふさわしいと思いますし
ただ良スレが絶対落ちないという素敵な状況が無くなってしまうのは残念ですが
変なスレが立ってもG任せ、問題が起こっても削除等の対応をちゃんとせずニア放置
残念ですが、今の自治スレは対応的にもおかしな所が見受けられます
ハッキリ言って使えません
ゆっくり関連の時もG等で動かなければ創発民じゃない人間のレスが
自治の人間のものだと完全に特定しきれなかった印象があります
あれ、なんか変な日本語になったw
他板住民のなりすましだとわからなかった、で
案内に関しては、wikiスレも再始動するみたいだし
うまく絡ませられればいいかもしれんね
一人遊びなら、避難所の一人遊びスレがありますから
できればこっちで廃スレ埋め立てで有意義にやりたいですが
そもそも埋め立て行為は確実にアウアウですから、仕方ありません
>>887 そこは保守をしっかりすれば解決です
落ちないために雑談をする、結果的に盛り上がるという正のスパイラルも生まれるかもです
>>892 保守書き込みは嫌いなのでしませんw
自分が投下出来ない良スレには、潔く落ちていただくことにしますw
その代わりウィキにガンガン保管しちゃいますよー!
>>890 そういったレスをwikiスレでしてみると良いんじゃないでしょうか
どうもGに居ると、即レスがつくからGで話しちゃおうと思う傾向があると思うのです
俺なんかは特にそうですw
なので、wiki等の個別のスレが盛り上がるのも期待できます
まぁ、ここからいきなりVIP並の速度になるわけでもなし
そこまで色々落ちる、ということはないでしょう
>>894 それもそうねw
ただ、G解散と案内の話題が絡んで出てたからこっちでレスしてみたんだすまない
>その代わりウィキにガンガン保管しちゃいますよー!
はい! 良い言葉いただきましたー!
って、もう落とすから関係ないんだけどねw
保管されるかもしれない、って程度の認識にしとくのが無難です
>>895 まだGはここにあるからおkですw
ただ、もうすぐなくなるので案内スレが立ったらそれに絡めてレスしてあげると良いかもです
そうだ、板が落ち着いたらどこかのスレを乗っ取って
「俺が一人前になるまで見守るスレ」を実行することにしましょうw
さすがにこれは個人スレを立ててまでやることではないですし
未完スレや他の既存スレともなんか違いますから、充分やって行けそうですw
余談だが、夏になると活動が収まるって、
ある意味「G」らしからぬよなw
思いっ切り夏の虫だろあれw
>>897 そうだねー
wikiスレは今立て直し以外の話題すると話が逸れちゃいそうなんで自粛してるが
今後、案内スレや立て直したwikiスレの状況が整ったら、ちまちま噛んでみたいと思う
>>898 スレ立ててやっても良いと思います
乗っ取りだと、圧縮が遠くなるし見る人間も限定されると思うのでw
>>899 しかもいなくなるんだからなwww
ただ、Gが無くなることで叩きが増えるのはある程度覚悟してください
なにせ、スレを立てる前にGで話して色々決めたりして序盤の流れを良くしたり、
Gで見たIDだからグレーゾーンでもスルーされてるレスとかあると思うのですから
ここまでテンプレを作って、FAQが思いつかなくて死亡しました
許可がいただければ、やるっちょ講座をコピペしたいところですw
復帰したかな?
>>903-904 雑相、貼られてる関連スレとの差別化が鍵な気がします
それが明確にされてないと重複して結果人が集まらない、ってことになるかもです
そういえばそうでした
よく考えたら既存の質問スレがまったりなのですから、そちらを有効活用できるように
頑張った方が早そうですw
むしろ次のスレ立ての時に、スレタイに案内の文字を入れて貰えるよう
暗躍したするとこにします
意外とそういう事ってあると思いますw
既存のスレに気付かない、悪く言えば蔑ろにする場面をしばしば目撃しますから
そこはまあ、全スレ見たりして必要だったらageて対応しましょう
やろうと思えば真面目に出来るんだい!
残り90です
何かありますか?
あるならやれる範囲で答えます
案内は諦めてソムリエスレです「作品紹介・ソムリエスレin創作発表板」
と思いましたがこれ以上は、雑談スレかスレ立てるまでもないスレにしておきますw
ところでGの避難所は、いざというときの為に備えて放置ということ良いのでしょうかw
それじゃあGの避難所も埋めちゃいましょうか
放置で良いと思いますよ!?
保険を残しておくと駄目な気がするのです
「避難所があるから」だと、スレを食わなくなっただけになりますしね
とはいえ、息絶えるのを目指すのなら
一切痕跡を残さないぐらいの気持ちが必要なのかもしれませんw
避難所なんで機械的に埋めましょう、っていうか埋めます
ksks
んむ? そういう流れにする?>避難所
まあ、キリが良いところで920までksks
ksks
ksks
msms
2009年8月某日。
一年近い歴史を持つGGGが解散することに決定した。長年Gとして活
動を続けてきた変態紳士氏はその日、最後のksksを終えると、我々に
笑顔を見せた。
「Gがなくなるのは寂しいですが、これまでやってきたことに悔いはあり
ません」
そう語る彼の表情には一つの仕事を終えた満足があった。今後はどうな
さるのですか、という我々の問いに彼はこう答えた。
「そうですね。Gがなくなれば即死を越えたスレは落ちなくなります。で
すから、それに乗じてクソスレを立てまくって……」
「破ァーーーー!!!!」
突然、気合いの入った大声が響く。寺生まれで霊感の強いTさんだ。
「失恋の末に死んだ荒らしの霊にとりつかれていたようだ。危なかったな」
そう言って彼はksksした。寺生まれってすごい。改めてそう思った。
Tさんw
Tさん何やってんすかwwww
G解散でしんみりしてたらTさんwww
ksks
ksks
ksks
ksks
ksks
ksks
雑あたりにはG終了のお知らせした方がいいんじゃない?
ksks
そうするかい?
一応、雑から分かれてきたスレだし
んじゃ、とりあえず行って来ようksks
ksks
告知乙
告知乙です
告知乙
↓
こくちおつ
↓
こっくーちおつ
↓
コックーチ乙
↓
コックローチ乙
これはGさよならのアナグラムだったんだよっっっっ!!!
アナグラム……?
我々は帰るべきスレを失った、しかし!これは敗北を意味するのか!?
否!始まりなのだ!
創発板全j書き手・読み手に比べ、我がGGGのレス力は三十分の一以下である。
にもかかわらず、今日までスレを続けてこられたのは何故か!?
諸君!我がGGGの目的が正しいからだ!
一握りの書き手が、300にまで膨れ上がった創作発表板を支配してはや1年!
板に棲む我々が創ざらえを実行して、何度ボスの攻撃に踏みにじられたかを思い起こすがいい!
GGGが掲げる、一人一人の自由のための戦いを神が見捨てる訳はない!
Gのスレ!諸君らが待ち望む次スレは立つ事がない!何故だ!!
夏力はやや落ち着いた。諸君らはこの長期休みを、他人事と見過ごしているのではないのか?
それは罪深い過ちである!夏厨は聖なる唯一の板を汚して荒らそうとしている!
我々は、その愚かしさを創作発表板のROMどもに教えねばならないのだ!
Gスレは諸君らの甘い考えを目覚めさせるために終了した!!
夏はこれからである!嵐や騙りはますます揃いつつある!
駄スレとてこのままではあるまい!
諸君の父も兄も板内の無思慮な空気の前に去っていったのだ。
この悲しみも怒りも忘れてはならない!それをGスレは死をもって我らに示してくれたのだ!
我々は今こそ名無しの一人として散開し、創発板を盛り上げて初めて真の勝利を得ることが出来る!
この勝利こそ去来者全ての最大の慰めとなる!
GGGよ!去れ!悲しみをレスに変えて!立てよGGG!!
創発板は諸君等の力を欲しているのだ! ジィィィーーーク!うなじ!!
ギレンの改変でGの……かと思ったらうなじかよwwwwww
うなじw
Gスレがなくなるショックとお題の難しさに頭が混乱したんだ
許せ
そういえば、うなじ総合スレのテンプレ考えないと
うなじ好きの同志よ……
貴兄の心意気、しかと心に刻んだぞ
でもうなじ総合と言うことは、女の子のうなじのみならず
男の子のうなじも含むことになるんですね
ピンポイントなのに、守備範囲が広くて素敵です
うなじは良いよねぇ
白い首筋でも、ちょっと日焼けしてる健康的な肌でもどっちでも素晴らしい
G G G 終 了 宣 言
こ の ス レ を も っ て G G G は 終 了 し ま す
そ れ で は 解 散 !
/\ /\
/ヽ(´∀`;)ノ\ みんな元気でねー!
((ノ( G )ヽ)
< ω >
寝てる間に埋まりそうなのに加えて、せっかく作ったので貼ってから寝ますw
みなさんおやすみなさい
また明日と言えないのが淋しいですが、またいつかどこかで!
このスレは今日中に埋めちゃうか
いてらー
スレ立て人が……ガチ釣られとな……!?
立ったなwww
え……本当に立てちゃったの?
俺がお題を難しいと言ったのは、自分が書くと
エロパロ行きになるからなんだ……
悪いけどそのスレでSS支援は…出来そうにねえぜ!
関連スレに誰もツッコまない流れにクソ笑ったw
今日はここ埋めて、明日で避難所を埋め切って完全終了で
今気付いたwwww関連スレのリンクwwwww
全然気付かなかった\(^o^)/
ひょっとして俺のせいなのか
釣りスレみたくなってマジごめん
ひょっとしなくてもそうだ馬鹿野郎wwwwww
Gスレ(多分)最後の打ち上げ花火は
予想外の方角に火を放っていったなww
俺……あれが初めてのスレ立てだったんだ……
>俺……あれが初めてのスレ立てだったんだ……
クソワロタwwwwwwwwwwwwww
>>969 腹筋返せwww
ていうか
2: 新兵「やってしまった・・・」
3: うなじ総合スレ
↑このスレの並びがなんだか意味ありげで笑ってしまうwww
いやだって本当に立てるとは思わなかったし
えと、どうしようマジゴメン
君の初めてを汚してしまって本当にゴメン
追い討ちかけんなww
ヽ○ノ 「まあいいか!」
/
ノ)
とりあえず即死回避目指してss創るか
バイトから戻ってきたらG解散だとっ?
ともかく、皆様お疲れ様です
解散告知のために残した方が良いんだっけ?
まだ避難所も埋めなきゃだしめんどくせぇからksks
支援してやりてぇ……
それよりもまず、関連スレどうにかしてえ……
あああああおれのばかああああああああ
ってか何で釣っちゃったんだよww
ksks
>>978 仮テンプレ案に突っ込み「なんだそりゃwww」
↓
「でも創発板に着物スレてあったっけ?」ポチ
↓
「ちょwwwwやられたwwwww」
ての狙ってたんだ……
980越したら落ちるのは時間の問題になるそうなのです
だからカウントダウンが開始されました
ksks
ksks
ksks
ksks
雑の解説微妙に違ってるぞwww
まあ、なくなるからいいかw
ksks
とりあえず、避難所も埋めるからもうちょっとだけ続くんじゃぞい
このスレ埋まっても、どうせ皆何処かのスレでだべってんだろ?
そんときゃまた、ksksしようぜ
埋める目的がなかったら雑談はあんましないかな
レスをすることで何かが変わるならするけど、
自分から動かすってのはかったるいからしなくなるw
うなじの素晴らしさを讃えるssを書くはずが
うなじフェチだったせいで彼女に振られる男の話になりつつある
なんとかせねば
G G G 終 了 宣 言
G G G は 終 了 し ま す
/\ /\
/ヽ(´∀`;)ノ\ みんな元気でねー!
((ノ( G )ヽ)
< ω >
フェチは理解されがたいから讃えまくったらそりゃ振られるわww
>>992 1000行って落ちるスレだから告白するが
俺がお題で書こうとしていたSSのプロットは
突然の夕立に見舞われ雨宿りしている書生が
隣人の奥さんに家に入るようにうながされ
雷にびっくりしてだきついた奥さんの首筋の美しさに惹かれる
そんな話だ
同士よ、頑張るんだ
あとマジにすまん、すいませんでした
ksks
1000殺ったら明日からホンキだす
誰にでもよくあることだ
気にすんな
1000なら皆幸せ
こうしてGGGの歴史は幕を降ろした
結局、彼らが知ることはなかった
自分達が初めからススス団の掌の上で踊っていたに過ぎないということを……
1001 :
1001:
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(_´∀`)_ 創る阿呆に見る阿呆!
/,/-_-_-_-_-_\ 同じ阿呆なら
( ( /,, /― ((神輿))―\ 創らにゃソンソン!! //
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