弟のために書いた小説を晒してみる

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21愛と小説の名無し:2009/03/11(水) 21:08:08 ID:HA0f8tol
注意:この老人は、単なる浮浪者だと思われ。
22愛と小説の名無し:2009/03/11(水) 21:10:23 ID:HA0f8tol
ああ、しまった。死にそうな老人じゃ、突っ込みにならないので、そこら辺は無しで。
23愛と小説の名無し:2009/03/11(水) 21:12:02 ID:HA0f8tol
ざくっ、ざくっ


「なんと、えくすかりばぁがこんなところに!?」


俺の家から発見されたのは、名の知れた伝説の剣。えくすかりばぁだった!!

誰だ捨てたやつ。



「まぁ、よかったじゃない。」
「そ、そうだな。なんにせよ、これで魔王が倒せるわけだ!。」


老人は、俺の袖を引っ張ると、名残惜しそうに上目線で見てきた。


「しかし、まだ伝説の盾が…」
ふぉごふぉご…


「お前絶対、俺を旅立たせる気がないだろう?」
24愛と小説の名無し:2009/03/11(水) 21:31:06 ID:HA0f8tol
俺はまとわりつく老人と奮闘していた。
「お願いじゃぁ、あとは伝説の盾と、鎧と……あ、パスタもう一杯。」
「ええい、じゃまだじゃまだ!」
おれは、えくすかりばぁを片手に、家を出て行こうとした。


また、そのとき!!


ずごごごごごごごっ!


またもや大きな地震がおきた、多くのゴミの山が崩れ去り、其のひとつは俺の空気な幼馴染を飲み込んでいった。
「くれぇええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!」
何が?何が欲しいんだ?

「ふぉっふぉっふぉっふぉ、そう簡単にはいかせはせぬ。」

またもやひとつの山からから出てきたのは、あの老人とはちょっと違う老人だった。
どこが違うかっていうと、ちょっとこっちの老人のほうが、デンジャラス…かな?

出てきた老人にすがりよる老人。なんかいやな予感がする。

不良者「おお、聞いてくれ、こやつがわしのいうことを聞いてくれんのじゃ。」

デンジャラス「おお、勇者よ。賢者の言うことはちゃんと聞くものじゃ。」

「何いってるんだ!こんなもの探していたら!いつまでたっても魔王を倒せないじゃないか!」


彼は少し眉をひそめると、決意したように俺をにらめつけた。


「ならば、しかたない…っ」


彼は杖を天にかざすとなにやら呪文を唱え始めた。
またもや、大きな地鳴りが聞こえてくる。な、なんだってー!?
ミシミシと家が音を立てて始めている。

俺の家のライフはもう0だ!!勘弁してくれ!
25愛と小説の名無し:2009/03/11(水) 21:39:09 ID:HA0f8tol
しかし、それも他者の乱入によって、止まることになった。

「うるせええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」


隣の家のザ・ボスである。
何か宙をものすごい勢いで飛んできたと思うと、老人の頭に命中した。
「ぐはぁっ」
老人は口から血を吐き出すと、その場に崩れ落ちた。


こりゃ、絶対死んだな。


「オトウトヨォォおお!!!」

浮浪者がかけていく。
俺は、残念そうに彼の肩に手をかけてやった。
「じいさん、もう…おそいんだ。」


彼は死んだ爺さんの元にうずくまり
「こんなことになるんだったら、わしがパスタを食べさせてやるべきじゃったぁああ…」
パニックに陥っているのか、意味不明なこといっている。


何はともあれ、俺の家の崩壊は免れた。これでよしとしよう。



が、俺の後ろで悪寒が走った。この感じ…


「きさまぁあああ!こんな時間に何しとんじゃい!!」


やべ、隣人だ……と思った直後



俺の家は崩壊した。
26愛と小説の名無し:2009/03/11(水) 21:42:19 ID:HA0f8tol
今日はここまで。
付き合ってくれた人どうもありがとう。
弟に見せてくる。暇があったらまた、書くことにする。
27愛と小説の名無し:2009/03/11(水) 22:43:27 ID:HA0f8tol
時間できた。投下。
28愛と小説の名無し:2009/03/11(水) 22:44:39 ID:HA0f8tol
あーたーらーしい朝が来たー


どこかで聞いたような、歌が俺の頭の中を連呼している…


おれは・・・?ここは・・・?

「うっ…腕が痛い…?」


遠くで、誰かのうめき声がする。この声は…
朦朧とする意識の中、俺は其の声を記憶の中から探してみた…
あの隣人じゃないか。


「だ、大丈夫か!?」

ゴツンッ、勢いよく起きたため、頭をぶつけてしまった。


「うぉぉぉおい。」


向こうからの声は何気に生気がない。


「大丈夫かー?」


どうやら、相手は動けないようだ。
細々とした声がこちらに漏れてくる・・

「俺は…もう、だめかもしれない、もし出れたら、俺の家族に…」

「弱気になるんじゃない!!諦めたらそこで終了だぞ!」

はっ…とそこで気づいたことがあった。
「そうだ…クレーは!?クレーは!?」
あの、老人の所在も気になる。俺はいったいどうしたらいいんだろう。

絶望的な状況の中、俺はあらゆる考えをめぐらせて見た。
あいにく、向こう側が見えない。相手がどんな状態なのかすらわからない。

「なぁ、そこに何かないか?脱出できるものとか…」

返事がない…

「おい…?おいっ…!?」

ちょっとまで、マジで死んだらやばいって。。
なぁ…やめてくれよぉ…


ずるずると崩れ落ちる…近いのに助けられない…
どうして!?どうして!?



阻まれた壁には、俺の引っかき傷のみが残った…。
29愛と小説の名無し:2009/03/11(水) 22:46:34 ID:HA0f8tol
その頃・・・

晴天の中。瓦礫の山とかした勇者の家に、一風の風が吹いていた。
王様「勇者よ…あんなことをしてすまなかった。」
王様はマントをはためかせながら、高いところから其の様子を見ていた。


そこには、町民と城の兵士たちの必死な救出作業の姿があった。


あの日から、多くの人たちが彼らの探索を続けている。
多くの人間が、汗と泥とゴミににまみれながらの必死の救出作業だった。


ふと、見ると、王様のもとに一人の兵士が近づいてくる。
「いっこうに、彼らの所在はつかめません…もう…手遅れかと…」

「よい、よくやった。」
王様は悟ったかと用に兵士を宥めると、振り返って皆に言った。
「探索をこれにて、終了することにする!」
「皆はよくやってくれた、残念だが、彼らをこのゴミの山から探すのは不可能とし、彼らの追悼を祈ろう。」


周りにはしんみりとした雰囲気が流れ、王様が眼をつぶると、多くの人間が眼をつぶり始めた…


「ここに、彼らの墓標をしめ……」



!?




ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
30創る名無しに見る名無し:2009/03/11(水) 22:54:43 ID:MTCEE+L3
お、続いてる
31創る名無しに見る名無し:2009/03/11(水) 22:56:08 ID:Uo1aQh6f
32愛と小説の名無し:2009/03/11(水) 23:02:34 ID:HA0f8tol
「なんだ、何だってんだいったい。」
「落ち着け、落ち着くんだ。」
「きゃああああああああああああああああああああ」
「この世の終わりだー!!」


「いかん!じしんだ!みなの者避難を!!」

「だめです!間に合いません!!」



…人を…助けられなくて…どうする…



「!?」


…そうだ…俺は…俺はっ!!!!



「俺は、俺は…勇者だぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!」






「な…」







「……勇者だと!?」
33愛と小説の名無し:2009/03/11(水) 23:11:43 ID:HA0f8tol
気づくと、俺は王宮のベットの上にいた。
どうやら、あの時俺は爆風とともに現れ、全ての瓦礫の山を吹き飛ばしたらしい。
瓦礫を…吹き飛ばした?


勇者「み、皆は!?」


王様「大丈夫、皆無事じゃよ。」

隣を見ると、王様がいた。

兵士「しかし、あんな状況でよく全ての装備を集められましたねぇ。」

なんと、俺は瓦礫の山の中に閉じ込められた後、全ての伝説の装備を集め、その力を使ったのだとか何とか。


勇者「俺じゃないみたいだ。。」


全然覚えがない。
しかし、現状から言うからに、俺が成し遂げたに違いない。


勇者「でも、俺はあの時ただただ必死で…」


王様「もういいんじゃよ」

兵士「何はともあれ皆助かったんですから。」

勇者「ですね…。」



兵士の後ろから、見覚えのある顔が近づいてくる…
ああ、あれは…
其の姿を見て、俺は全身の力が抜けたように俺は倒れ付した。
34愛と小説の名無し:2009/03/11(水) 23:25:13 ID:HA0f8tol
クレー「んもぅ、私の顔見て倒れるなんて、失礼しちゃう!!」

兵士「いい顔で寝てますねぇ…」

王様「やーまったくじゃ。一時はとうなるかと思ったが。」


ほのぼのとした空気が室内を包む。
今日も日差しは暖かい。


クレー「無茶しちゃって…。」

王様 「しかし、一人の勇者があそこまでやるとはおもえんのぅ…」

兵士 「ですねぇ。本当に彼はどうやって装備を集めたんでしょう…」


兵士2「速報!速報!!」

王様「どうした、騒がしい!」

兵士2「城下町に、魔王軍が現れたそうです!!」




「「「な、なんだってー!?」」」



35愛と小説の名無し:2009/03/11(水) 23:27:06 ID:HA0f8tol
疲れた。
36創る名無しに見る名無し:2009/03/12(木) 06:19:50 ID:/rirJbho
装備全部ゴミの中にあったんかいw
37愛と小説の名無し:2009/03/12(木) 14:47:47 ID:/AwXfxPN
ノシ
38愛と小説の名無し:2009/03/12(木) 14:48:23 ID:/AwXfxPN
続けることにする。…見ている人いるのか不安だけど。
39創る名無しに見る名無し:2009/03/12(木) 15:04:23 ID:PpEe33Vf
ノシ
40創る名無しに見る名無し:2009/03/12(木) 15:16:15 ID:/rirJbho
ノシ
41愛と小説の名無し:2009/03/12(木) 20:57:46 ID:/AwXfxPN
さっきまで晴れやかだった空を、暗黒の雲が包み始めていた。

兵士「これは…いったい…」

クレー「ちょっとぉ、やっと一段落したと思ったら、何なのよ!」

激怒したクレーはびしっ、びしっ、と魔法を使い、追い払っている。

王様「あれからおとなしかった魔王軍がいったいわしの国にいったい何のようなのじゃ!」



インプ「ワレワレハ、ユウシャニシカヨウハナイ!」

王様「ざんねんじゃが、勇者を引き渡す気は、ない!!」

インプ「ユウシャヲダサナイトイウノナラ、コノムスメヲサラッテイク!」

クレー「ちょっと、離しなさいよ!」


兵士「おのれ、こしゃくな…っ!!」

キィンッ

スカッ


インプ「ハハハハハハハ、コノムスメガホシケレバ、マオウジョウマデクルガイイ!!」




ハハハハハハハハハハハ・・・・




42愛と小説の名無し:2009/03/12(木) 20:59:40 ID:/AwXfxPN
「きろ!・・」

「んぁ・・・」

「おきろ!」

騒ぎの中俺は目を覚ます。
眠たげな目の中折れは窓の外に、とんでもないものを見た。

「く、クレー!?」

「お前がねむっている間に城中は、モンスターだらけだ!逃げるぞ。」

「あ・・ボス・・・これは一体?」

グアーっ!!

キィンッ

「見ての通りだ。」

スチャッ

パシ

「お前・・剣が使えるんだな。」

「伊達に鍛えてない。」

そこにはてかてかと光るボスの肉体美があった。。。アーッ!?

「なんか変な想像したろう?」

「いやいやいや」ぶんぶんぶんっ

「覚悟しとけよ・・・」ニヤリ


しまった、アーッ!!!!

43愛と小説の名無し:2009/03/12(木) 21:00:13 ID:/AwXfxPN
敵を倒しながら、追い詰められていくように城を登っていく俺たち。
命か柄ら頂上に着いたと思ったら・・
俺たちは、クレーを攫って行くインプと鉢合わせた。

「クレー?」



「クレー…クレー!!」

「ゴミ勇者ー!!!!」

「クレー!!!!」

「ごみ勇者ぁああー!」


「クレアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!」









「誰?」(怒)
44愛と小説の名無し:2009/03/12(木) 21:01:11 ID:/AwXfxPN
元ネタは、テイルズオブリバース。(クレアゲー)
45愛と小説の名無し:2009/03/12(木) 21:03:06 ID:/AwXfxPN
弟にも人気みたいなので、ひきつづき続けていきます。
結構読んでくれている人がいて、うれしいです。
46愛と小説の名無し:2009/03/12(木) 21:05:55 ID:/AwXfxPN
 城は壮大な被害を抱えながらも、魔王軍の撤退により、持ちこたえることができた。
瓦礫と化した城下町と、王宮の復興にはさまれて、俺たちは忙しい時を迎えていた。
そんな中、俺はクレア…クレーがなによりの心配の種だった。


兵士「勇者様…」


勇者「ああ、あんたか。」

兵士「ここは、私たちに任せて、クレーさんを追ってください。」

勇者「ありがとう…だが、俺だけサボるというわけにはいかない。」


勇者「それに…」




クレー「ちょっと、あんたなんてことしてくれんのよ!!」

ぼかっ

インプ「ぎゃー!」

がすっ!

トロール「にょほー!」

どかっ!

魔王「ぐああああああ!!!」



勇者「クレーなら大丈夫。さ。」

兵士「はぁ…」
47愛と小説の名無し:2009/03/12(木) 21:13:13 ID:/AwXfxPN
インプ「魔王様!!魔王様!!お気を確かにーー!!」

魔王「くそっ、人間の女がこんなにも強いとは…」

そこには、顔面を引っかき傷でやらた、魔王の無残な姿がいた。
彼の周りには、多くの兵士が負傷を負って倒れている。

インプ「彼女を抑えるのに、何人ものの兵士がやられたことか…」

魔王「いいか!あの娘は絶対労から出すんじゃないぞ!!!」


ちょっとー!だしなさいよー!!


トロール「ゴリラだ!メスゴリラがいる!!」


しつれいねー!!お茶くらい持ってきたらどうなのよー!!


魔王「まったく、どんだけ元気がいいのだか…」
48愛と小説の名無し:2009/03/12(木) 21:20:27 ID:/AwXfxPN
魔王「さて、現状はどうだ?」

インプ「はっ、間違いなく、勇者はクレーを追ってこちらに来る事でしょう。」

魔王「わかった、こちらに来る道に四天王を配置しよう。」




魔王「ふはははははははは、これで勇者は破滅だ!!




はははははははははははは・・・・・











勇者「そろそろ、迎えに行くか。」

兵士「散歩にいく見たいなノリですね。」
49愛と小説の名無し:2009/03/12(木) 21:24:08 ID:/AwXfxPN
『ソードマスターゴミ!! 〜簡潔編〜』

勇者「くそっ、四天王か!!」

一四天王「残念だったな、お前の運命はここまでだ!!」

勇者「俺にはクレーという女を助ける氏名があったと思うが、忘れたぞ!!」

一四天王「忘れちゃだめだろ!!」

勇者「覚悟しろ!!四天王!!」

一四天王「俺は一回刺された死ぬぞー!!」

勇者「まそっぷ!」

一四天王「ぐああああああああああああああああああああああああああっ」


〜そこの道でピクニックをしているあと三人〜

四天王(三人)「ははははは、あいつは俺らの中でも一番の最弱!!」

勇者「まそっぷ!!」



「「「ぐあああああああああああああああああ」」」




勇者「これが…えくすかりばぁの…力!!!」


兵士「ちがうから。」

勇者「これなら、今の俺でも魔王に勝てる気がする…。」


〜そのころ〜

どかっ、ばすっ、ばきっ

魔王「ぐわーーーーーーーー!!!」

クレー「さぁ、さっさと、出すもの出してもらうわよ!!」

魔王「悪魔ぁああああああああああ!!」
50愛と小説の名無し:2009/03/12(木) 21:35:55 ID:/AwXfxPN
勇者「さて、そろそろ、あいつ魔界を統治してる頃だろうな。」

兵士「そ、そんなに強いんですか!」


勇者「あいつは…鬼だ。」




クレー「ここのお金とー、権力とー、男はすべて私のものね。」

魔王「へへー、何でも持っていてくださいまし、だからお願いですからもう暴力を振るうのはやめてください。」

魔王軍(ひざまづいて)「ははー」

魔王「ひでぇ…鬼だ。」

クレー「何か言った?」

魔王「いえいえいえいえいえ!!」

魔王「(勇者が現れて助けてくれないかなぁ…)」


「クレー、帰るぞ〜」


魔王「キターーーーーーーーーーーーーーー!!」

クレー「あら、ゴミじゃない。遅かったわね。」

勇者「四天王。ぶちのめしてきたから。」


魔王「ゆうしゃぁああああああああああ!!!」


勇者「!?おわっ、ぶっ、暑苦しいぞ魔王!!」

魔王「ゆうしゃぁあああああああああああああああ」おーいおいおい


クレー「大の大人がおお泣きなんて、みっともないわぁ・・。」

勇者「おお、そうだ。そろそろ、特番が始まる頃じゃなかったか?」

クレー「あっ!そうだ。忘れてた。」

くるっ

クレー「ごめんね。帰っちゃう♪」
51愛と小説の名無し:2009/03/12(木) 21:38:35 ID:/AwXfxPN
はっ

魔王「どうぞ帰ってください!」

魔王軍「「ばんざーい!ばんざーい!!」」

クレー「なによぅ。」むすっ


かくして、クレーの危機から逃れ、魔界に平和が訪れたのであった…




勇者「で、結局なんで魔王は城下町を襲撃したんだ?」

クレー「なんか、あの時あんたが吹き飛ばしたゴミが魔王城にぶちあたったとかなんとかで。」

勇者「それは、謝っとかないとなぁ。。」

クレー「いいんじゃない?なんかあいつら、泣きながら許してください言ってたよ。」

勇者「それは違うんじゃないのかぁ…な、鬼。」

クレー「なによぅ」


ははははははははははははははははっ
52愛と小説の名無し:2009/03/12(木) 21:40:13 ID:/AwXfxPN
おわ…り?


何か当初の目的を忘れたような気もするけど、一応魔王を倒したので終わり。
読んでくださいましてありがとうございました。

・・・エピローグ書いて終わりかも。
53愛と小説の名無し:2009/03/12(木) 21:57:53 ID:/AwXfxPN
〜エピローグ〜

王様「よく帰ってきた。」

兵士「(出番なかった・・)」

勇者「んー、これで俺も明日からのんびり暮らせるぜ!」

クレー「ねぇ、なんか大切なこと忘れてなぁい?」

勇者「そうか?」


・・・


魔王「やったぞ!あの娘が帰った。」

インプ「いやー、一時期はどうなるかと。」

魔王「さすがの俺も冷や汗かいた。」

インプ「あのー、で、ゴミはどうするんです?」


魔王「あ・・・」
54創る名無しに見る名無し:2009/03/12(木) 21:58:32 ID:/AwXfxPN
・・・

賢者1「すべて計画通り。」

賢者2「何もかも、わしらのおかげじゃな。」

賢者3「おう!、おぬし!パスタを独り占めするんじゃない!」

賢者4「しかし、ゴミが泣くなってここも居心地がよくなったのぅ〜」ごろごろ

・・・

トロール「ごぶっ、ごぶごぶごぶ!」

ゴブリン「ごぶっ、ごぶごぶごば!」

トロール「ごぶぶぶぶ!ごぶぶば」

ゴブリン「ごぶ、ごぶ、ごぶ」

トロール「ごぶぶば。」

55愛と小説の名無し:2009/03/12(木) 22:03:28 ID:/AwXfxPN
 かくして、ゴミ戦争の歴史も、クレーの活躍により終幕を迎えた。
これが一つの勇者たちの、平和の道筋の物語である。
この後彼らは、無事ゴミのない世の中で、平和に、静かに暮らしたそうな…。


一方、魔王城は多くのゴミの廃棄により、ゴミ屋敷と化してしまった。




「臭っせえええええええええええええええええええええええええええええ」



おしまい。
56愛と小説の名無し:2009/03/12(木) 22:06:28 ID:/AwXfxPN

お疲れ様でした。
誰か一人いないような気もするけど、気のせいです。はい。
短い付き合いでしたが、これにて今回のスレッドを一旦終わらせていただきます。
正直、見ている方がいるか不安ですが、まぁ、もともと弟のために書いたもののため、弟さえ面白がってくれたらOKなですけどね。
じゃ、何よりも、画面前のあなたに、ここまで読んでくれてありがとうございました。


↓↓感想などがあればどうぞ↓↓
57創る名無しに見る名無し:2009/03/13(金) 08:07:04 ID:gyW9OKSr
乙です。

深夜番組みたいなノリがたまらん!
これをラジオかなんかでフルボイスにしたら・・・
58創る名無しに見る名無し:2009/03/13(金) 09:28:08 ID:eqJaCBJM
スレ立てる前にルールを守ろうね
貴方が書き終わったら、もうこのスレの重要がなくなるでしょ

これからは内容に合ったスレに作品投下するか
vipなどでやるようにしようね
59創る名無しに見る名無し:2009/03/13(金) 15:31:34 ID:WVe4ZYTy
>今回のスレッドを 一 旦 終わらせていただきます


続編があるってことなのかな?
60創る名無しに見る名無し:2009/03/26(木) 01:40:37 ID:pcY7qMr1
弟がほしい
61創る名無しに見る名無し:2009/03/27(金) 18:03:31 ID:guKHZvVh
私も弟のために小説書いてみますた。ご一読いただければ幸いです。

タイトル「弟と俺」

俺は弟と結婚してしまった。弟と結婚するなんて心外だったけど。
弟と俺は腹違いの兄弟と言われ続けて育ってきた。
もちろんイジメられたりした。でも、弟の笑顔に助けられて、
無事社会で一定の地位を築くことができた。
で、俺は弟と結婚することにしたんだ。弟は俺にとって絶対的な存在。
女も好きではあるが、弟には到底叶わない。叶わないんだ。
だからどんなに女が言い寄ってきても、稀に男が言い寄ってきても、
残念ながら俺の魂をゲットすることはできないんだ。
だからね、いろんな奴が俺の弟に「寝取られた」って言いたげな顔をするのは
ちょっと嬉しい。嬉しいよ。ありがとう。
で、弟の命も狙ってるんだろ?わかってるよ。俺も殺したくて毎日楽しすぎるよ。
弟の怯える顔を見ているときが一番幸せなんだ。弟も昨日やっとそれが
理解できてきたみたいね。でも、俺に殺されたいと気づいて喜ぶとは本物だな。
さすが俺の弟。ほかの誰にも殺されたくないんだね。嬉しいね。
これからも、もっと俺を楽しませてくれよ、どんな死に方がいいかも、
わかってるんだぜ。

62創る名無しに見る名無し:2009/03/27(金) 18:24:33 ID:LmY2zgqi
ヤンデレ兄か…嫌いじゃないぜ。
6361:2009/03/30(月) 14:04:42 ID:t+jT8HJs
弟の奴、一昨日俺がグーで額に2発パンチしてやったんだが、
ちっともヘタレぶりを反省しやがらねえ。広い額に小さいタンコブ。
こんな惨めな顔でクシャクシャな顔してギャアギャア俺に文句を言う弟って、
何て可愛いんだろうな?何て殺し甲斐があるんだろうな?でもまあ今日も
とりあえず殺すのは待ってやる。今度俺の機嫌が悪くなった時は、
もっと酷い目に合わせてやる。段階的に酷い目に合わせてやってるんだ、
感謝してほしいね。俺にこんなに可愛がられているのは、お前だけなんだ。
もし警察やなんかに言ってみろ、お前は加害者扱いなんだぜ!
弟が俺を犯罪者に仕立てあげているんだって、証明してやるんだ!
おっと、その前に、俺の子分としての自覚が弟には足りないようなので、
一緒に「イーグルアイ」のDVDを鑑賞しようとしたんだが、逃げやがった。
臆病者め。まったく、男としての自覚がない。
どこ行きやがったんだ!まあ、すぐ帰ってくるだろう。飯ぐらい作って
やるから、早く帰ってこいよ。
しかし、誰が養ってやってると思っているんだろうな!あいつ、ちょっと
貯金があるからって調子に乗っていやがる。人を馬鹿にしやがって。
そうか、そのせいだな。もう絶対許さない。あの銭ゲバを殺す。絶対殺す。
6461:2009/04/01(水) 14:28:43 ID:+QQ2Kja2
弟はすぐ帰ってくるかと思っていたのだが、何日経っても帰ってこない。
だが、やはり暴力はよくなかったか…俺は次第に今までの自分を省みる気持ち
になってきた。
思えば、結婚後は何かにつけて弟に「女がいるんだろ?」と疑い、会話のすべてが
刑事の尋問よろしく、弟に反論のスキを与えない傍若無人ぶりだった俺。
俺のアイデンティティーは、人を疑い、自分で自分を追い込み、勝手に周囲を
不幸に追いやるサイクルによって形成されていたのではないか?
それなら、今までと考え方を改めればいい。もう、弟にこだわるのは止すか。
そう考えていたとき、急に携帯が鳴った。電話に出ると、聞き覚えのある女の声がした。
「あなたの弟クンは預かったわ。返してほしければあなたの素敵なお部屋を
弟クンに明け渡しなさいよ。あなたなんか、そのお部屋が似合わないのよ!」
俺の元カノの声だと気づいた俺は言い返した。
「なんだって?!部屋を渡せ?!この部屋は俺がお前と住むための部屋じゃないか!!
早く帰ってこいよ!!待ってるからよ!!」
すると、電話の向こうの元カノは急に電話を切った。
しばらくすると、メールの着信音が鳴った。送信者は弟となっているが…
内容はこうだ。
「僕はもうお兄ちゃんと一緒にいたくない。お兄ちゃんは彼女いるんでしょ?
僕は知ってるんだ。さっき電話あったでしょ。幸せにしてあげなよ。じゃ。」
そうか、そうか…そういうことか…
6561:2009/04/01(水) 15:33:47 ID:+QQ2Kja2
弟は俺が女だって知ってるから、こんなことをしでかしたんだ。
俺は女らしくないから、男みたいに振舞ってきたのが間違いだったんだ…
弟に愛されるはずなんてなかったんだ!!
もう、俺は今日から毎日スカート履いてやる!俺に性転換の必要はないぜ!!
だって俺は、女として生きて、生きて生き抜いて、弟に心から尊敬される、
女になるために生まれてきたからなんだよ!!!それが俺の本懐なんだぜ。
待ってろ!!弟のバッキャロー!!!!!

(終)
66創る名無しに見る名無し:2009/04/18(土) 09:06:05 ID:bwp31bop
67創る名無しに見る名無し:2009/08/12(水) 00:24:42 ID:/WT5h37W
68創る名無しに見る名無し:2009/10/28(水) 19:19:50 ID:n2eVx/Am
これも廃棄処分だね
6961:2010/01/29(金) 21:18:15 ID:HZKMksZ3
弟のためにもう一本小説書いてみました。お読みいただければ幸いです。

「泣くな、弟よ」

弟よ、泣くな。俺がまたしてもお前の顔面にパンチを食らわし、メガネをぶち壊した
からといって、ギャアアなどとみっともない奇声をあげるんじゃねえよ。
てめえのみっともねえ叫び声なんて誰も聞いてやしねえんだ。
俺は、お前に俺を好きになってほしいだけなんだぜ。そのための一撃だったんだ。
なんでそんなこともわからない!!!
もういっぺんそんな無様な姿を晒してみろ、今度は俺の車の助手席から突き落としてやるからな。
ガクガク震えて居やがるが、そんなことで許すわけないだろう!!!
そのまま裸で一生正座していやがれよ。ワキから冷や汗がタラタラ出ていやがるな。ざまあみやがれよ。
てめえ、本当は女のくせによ。男ぶりやがって。誰もてめえを男とまだ認めてねえよ!!!
格闘家になる気があるんだったら俺の意のままに生きろ!!!
男の世界はそんなに甘くない。だが、人間、ひとりでは生きていけないのも事実だな。
だからこうして俺がお前を鍛え、俺の子分として上等な人間にしてやろうとしているんだ。
それぐらい理解しているのか?学校の勉強?うるせえよ糞が。
勉強なんて俺の子分に必要なもんじゃねえよ。黙れよ。お前、自分の立場ってもんがわかってねえな。
これから俺が教えてやるから覚悟しておけ。命の保証はしない。
反省したか?風呂?勝手に入れよ。それからな、くせえ便所も掃除しとけよ。
わかったな、生きてんだか死んでんだかわかんねえ糞野郎。
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弟よ、なぜ俺に、俺との子どもがほしいなどとせがむのだ。
お前は男としてそれでいいのか?そのまま、男か女かわからない状態で
一生を過ごすのか?俺はそんなお前を人間として許せない。いや、絶対に許さない。
お前は自分がモテると思っているようだが、とんでもねえことだ。
俺様には到底かなわねえよ。俺は男にも女にもモテモテ、最高の人生を満喫しているが、
お前ときたらいつも俺にへいこらして、それで人間としてこれから生きていけるのか?
心の病?うるせえ。この世に心の病なんて存在しねえ。病院やら病気の話ばっかりしてんじゃねえよ。
そんなことをして、俺様を病気にしようってのか?無理だよ。無理。
そんなことではいつまでたっても進化できねえな。と言いたいところだが、お前、
昔に比べたら進化してきたな。俺に対して気づかいが少しはできるようになってきたじゃねえか。
その点だけは褒めてやる。浮気?また昔の話か。いいかげんにしろよ。せっかく
褒めてやったのに。昔の話をほじくりかえすのは男として一番やってはいけないことだ。
グチグチ言うんじゃねえ。鼻歌歌ってごまかすんじゃねえ。
俺は今気が立っているんだよ!!!