569 :
創る名無しに見る名無し:2010/03/27(土) 01:14:13 ID:nKb9OekG
コミケで最も需要が高く最も売れているSSは何ですか?
葉鍵? ときメモ?
文章に需要なんてありませんw
またageマルチですか
573 :
創る名無しに見る名無し:2010/04/03(土) 20:47:00 ID:RPdFJ71w
格闘技を使う高校生たちが、凶悪な中度知的障害者5匹ほどから友達を助ける話が読みたいです。
魔法を使った軍事物
577 :
創る名無しに見る名無し:2010/04/12(月) 00:32:26 ID:f376FC4/
と思ったが意外と難しい。かなり待ってほしい。ていうか忘れても構わないくらい待ってほしい。やばい。
578 :
創る名無しに見る名無し:2010/04/12(月) 01:07:19 ID:mfdOmLTg
がんば
579 :
HANA子 ◆c6PZzYalbM :2010/04/14(水) 16:09:49 ID:HiYTefxq
またまた久しぶり
>>574 576の人じゃないけど今書いたー!
576の人もがんばってネ
580 :
HANA子 ◆c6PZzYalbM :2010/04/14(水) 16:17:13 ID:HiYTefxq
月も隠れている闇夜。こういう日には必ずどこかで俺たちのような戦争の犬が血を流すことになる。
それにしたってと俺は憂鬱な気分に浸った。この週末は非番だったっていうのによ。
「非番だからって“イイコト”出来るような相手なんざいねぇんだろ?」
俺はもう一回ミッキーのヤツをぶん殴ってやった。なに、かまうことはない。アイツには10ドルの貸しがあるんだからな。
「くそっ、本気で殴るこたぁねぇだろ!」
無駄口を叩くんじゃないと俺は言ってやった。
覚えておけ。ここは戦場、そしてオレたちゃ愚連隊。泣く子も黙る海兵隊なんだからな、と。
LZから“会場”までの間に障害はなかった。ちょっとした接触発動型の捕縛トラップがあったくらいだ。
「いいな、歩哨を排除した後で突入する。コナーは“切り札”を持って俺についてくる。初陣なんだから付いて来てりゃいい」
「了解」
「目標は人質の確保。第二目標は……適当に暴れてライトのチームを楽にしてやる。いいな? 戦闘開始は15分後だ」
肩にかけた銃を構え、俺たちは茂みに伏せて待つ。
そして──時間になった。
サイトに歩哨をとらえ、俺はトリガーを引く。
ほとんど間を置かずゲリラの歩哨が倒れた。ドサッというそれ以外に音はしない。
当然だ。このM8A1には着込んでいるボディアーマーと同じ《完全消音》の魔法を施してあるのだから。
「アルファ6、クリア」
続いてミッキーの声がイヤホンから届く。
「アルファ7、クリアだ。ライトのチームもクリアだってよ。オールクリア、前進よし」
「楽なもんだ。ミラーチーム突入──アルファ18、ちゃんとついて来いよ」
茂みを飛び出し、俺たちはゲリラの基地へと向かって駆け出した。そうだ、兵隊は基本走るのがお仕事だ。
ドンっと反対側に爆発音がたつ。
西側からまわったヒルトンたちのチームがおっぱじめやがったんだろう。クソ、派手にぶっ放しやがって。
「ヒルトンのたれ目野郎も始めたな。畳み掛けるぞ!!」
ミッキーとコナーの返事を聞いて、俺は作戦開始前に頭に叩き込んだ地図を思い出す。
南から突入した俺たちは人質が捕らえられている小屋まで走った。それはすぐにわかった。竹と蔓で作ったらしい粗末な牢獄だ。
「助けに来たぞ! 頭を下げて伏せていろ! 救援だ!! アルファ6、目標を確保!」
牢屋の中の同胞へ、仲間へ、俺は矢継ぎ早に声をかけながら周囲も確認する。素敵なことにこちらに向かってくる敵はいない。
どうやらヒルトンのチームが上手くやっているようだ。
俺は背後を守らせるためにコナーを呼んだ。ミッキーにライトのチームを誘導するよう命じ、構えた銃を右に左に揺らす。
いくら陽動に引っかかったとはいえ、ゲリラもそろそろ人質の存在を思い出すころだろう。
俺は不意に振り返った。
コナーが牢獄の扉に手をかけようとしていた。
「バカッ! よせっ!!」
ミドルスクールの先公が言っていた。
後悔とは事が起きた後に悔やむから後悔と言うのだと。
そしてそれは正しかった。
バチンと火花が散って、けたたましい音が辺りに響き渡ったのだ。
「シット! 《警告音》のトラップか!」
愚痴る暇なんてものはない。《警告音》の魔法トラップと連動した《召喚魔方陣》が魔物の召喚をはじめていたのだ。
この手の魔方陣は発動してしまったらもう召喚が完了するまで止めることはできない。俺は神とコナーの二人を呪った。
「なんてこった!」
ミッキーが呻く。俺は思わず天を仰いだ。《召喚魔方陣》から現れたのは樹人系上級モンスターの『アルラウネ』だったのだ!
こいつの《狂気の叫び》の前には、生半可の《対抗魔法》の障壁などあってないようなものだ!
くそっ、俺も年貢の納め時か・・・・・・『アルラウネ』が《狂気の叫び》の予備動作に入る様子を見て、俺は覚悟を決めた。
その時、俺の背後から閃光が走った。
「?!」
「おー、さすがに樹人系はよく燃えますね」
コナーの緊張感のない声が後ろから聞こえてくる。『アルラウネ』は《火球爆発》の直撃をくらって炎上していた。
直撃し、炸裂し、炎上しているこの様子では、即死のようなものだろう。俺は体中の毛穴からいっせいに汗が噴出すのを感じている。
ひょっとして、俺たちは助かったのか?
「さすがは“切り札”ですね、《火球爆発》の魔法は一味違う。いやぁ、助かりましたね」
ミッキーが俺に目配せをしてきた。俺は無言で頷く。俺たちは静かにコナーに駆け寄り、その両側に立った。
ガシッ、ボカッ!
「お前が、」
「言うな!」
覚えておいてもらおう。オレたちゃ愚連隊。泣く子も黙る海兵隊。そして、天然気味の新人にはちょっと厳しいミラーチームなのだ。
581 :
HANA子 ◆c6PZzYalbM :2010/04/14(水) 19:05:09 ID:HiYTefxq
ご飯食べ終わったんで、また参上
次は
>>413 のリクエスト
「ネクラな女の子がホンのちょっと心を開く」
で一本
582 :
HANA子 ◆c6PZzYalbM :2010/04/14(水) 19:12:15 ID:HiYTefxq
「……だから、ごめんなさい」
彼女との話はまた振り出しに戻ってしまい、俺は思わず天を仰いだ。
一時間である。
コンビニでバイトすれば800円が稼げる時間だ。ファミレスで働けば900円。そんでもって──まぁそんなことはいいか。
そんな貴重な時間をかけて話を続けた結果、話が一番最初のところに戻ってしまったとしたら、普通どう思う?
俺の一時間を返してくれ、とは思わないか? 誰だってそう言う。俺だってそう言う。だけどさすがにソレをそのまんま彼女に言うことは躊躇われた。
なんでかって? そりゃまぁ、俺のモットーが「女の子には優しく」であるからだ。
どーしたもんかなー。
クラスの女子グループが彼女をイジメているのは間違いない、はずだ。ところがどっこい、彼女はその事実を一切認めようとしない。
話が核心に近付こうとすると「ごめんなさい」でシャットアウトなのだ。
彼女はパイプ椅子に座ったまま、じっと俯いたまま身じろぎもしない。
俺は席を立って窓際に立った。すぐ外の花壇には蝶が戯れている。すっかり荒れ果てているけれど。
フム、と俺は改めて彼女を見た。
長い黒髪ストレート。メガネ。前髪に隠れていて表情は見えないが、頬から顎先にかけてのラインはスッキリしていて整った顔立ちを思い出させる。
そうなのだ。素材はいいのだ。むしろ美人と言ってもいい。
それなのに、これだ。
どーしたもんかなー。
俺は再び天を仰いだ。
「どうして……」
不意に彼女が声をあげた。
「貴方はどうして私のことを気にかけてくれるんですか?」
視線は床を見つめたまま、俯いたままの表情を窺い知ることはできない。
俺は手を胸に当てた。
「なんかさ、ここがスースーするんだよな」
「スースー……ですか?」
「そ。俺の知らないところでさ、イジメとか、そーゆーのがまかり通っているってのがさ、」
「まかり通っているってのが?」
「なんかしっくりこない。パズルのピースがきっちりはまらないっていうかさ、隙間が出来てスースーしてるように思えて気に入らないんだ」
「気に入らない、ですか」
あぁ、と俺は答えた。
「なぁ、教えてくれないか? 君は酷い目にあっている。そうなんだろう?」
その答えは返ってこない。相変わらずの沈黙だ。
やれやれ、まだまだ時間はかかるのかなー。壁にかけられた時計を見ようと俺は振り返ろうとする。その時だ。
「貴方には、関係のない事じゃないですか」
それはさっきまでの「ごめんなさい」よりも少し強い──それでも十分小さなか細い声ではあるが──調子の声だった。
「関係は──あるさ」
「何の関係があるんですか」
「君が元気でいてくれないとさ、ほら花壇が荒れ放題で花が可哀相なんだよな」
俺は顎で外の花壇を差してみせる。
「俺さ、君がキレイに手入れして育てた花壇を見るのが楽しみだったんだよ。だから──」
俺は彼女に背を向けた。窓枠に手をついて外の花壇を見つめる。後ろで衣擦れの音がした。
彼女が席を立ったのだろう。
「気にかけてくれるのは、花壇のため……ですか?」
「そういう理由じゃダメかな」
「そんなの……」
彼女の声に湿り気が混じった。俺は振り返らない。
「君はどうしてほしい?」
俺は待つつもりだ。返事が来るまで待ち続けるつもりだ。なに、一時間がんばったんだから、もう一時間がんばるくらいどうってことはない。
運動部の掛け声がやけに遠くから聞こえてくる。時計の秒針のチッチッチッという音の方がずっと大きく聞こえてくる。
「…………ですか」
その声がどんなに小さい声だったとしても、それらの音より小さくはないだろう。俺は確かに聞いた。聞き逃すことなどありえなかった。
《わたしを助けてくれるんですか》というその言葉を聞き逃すことなどありえなかった!
俺は即座に返答した。それ以外にありえない言葉で返答したんだ。
つまり、
「当たり前だろッ」
ただその一言だけ返したんだ。
彼女は再び椅子に座ったようだ。俺は改めて話を聞くために振り返る。だが、まずはその前にするべきことがあるなと、俺はポケットを探った。
そう、まずは彼女の頬を流れた雫を拭うハンカチを差し出す必要があると、俺は当然わかっていたのだから。
幼女と美獣
ほのぼの系
哺乳類か爬虫類のケモケモしい美形が可愛い幼女拾って育ててる内に絆が芽生えたみたいな感じのものが読みたい
584 :
創る名無しに見る名無し:2010/04/17(土) 11:00:39 ID:ZQvXKs3B
24. スレイヤーズ
魔竜王ガーヴが慎二に転生 ワカメ魔竜王シンガーヴ無双
25. るろうに剣心
志士雄真実が禁書世界に転生
26. CODE:BREAKERととある魔術の禁書目録のクロスオーバーSS
27. ガンダムWとエヴァのクロスオーバー SS
28. ロードス島戦記 IF
(1) ナシェルのロードス統一
(2) ロードス島戦記の破壊の女神カーディス復活 VS ロードス連合軍
(3) 新ロードス島戦記の終末の巨人復活 VS ロードス連合軍
585 :
創る名無しに見る名無し:2010/04/23(金) 14:34:12 ID:wcEXmXyW
1〜28番の二次創作小説SS(Side Story)のコミケや通販予定はないでしょうか?
529-534
他人と満足に会話もできない人間の質問に応える義理も人情も、無い。
抽象的で申し訳ないけど
ヤンデレのキャラクターといえば、
ツッコミされたり拒絶されたり反撃を受けて痛い目に合わせられたり
ばっかりなので
ヤンデレを懐柔する話が見てみたい。
何というか、
相手が異常な行動を素直に受け止めてくれて逆に動揺するヒロインというか…
>>587 長くなりそうだったから途中で簡略化したけどこんなの?
「私、貴方のこと好きです」
夜十時、帰宅ラッシュが終わり、座席の空きもちらほらと出来始めた電車の中で、突然そんな事を言われた。
相手は予備校の帰りであろうセーラー服のお嬢さん。
最近の高校生には珍しく髪を染めておらず長く綺麗な黒髪で、そんな綺麗な黒髪をこれまた最近めったに見ないシンプルな三つ編みにしている。
「……はあ、そうですか」
日頃の疲れで立ちながら半分寝ていたこの俺は、突然の愛の告白にそんな惚けた言葉しか返すことが出来なかった。
「あの、私ずっと、半年前に、この電車ではじめて見た時から、素敵な人だなって、それで毎日、毎日見ているうちに
どんどん、どんどん好きになっていって、昨日も今と同じ場所で同じふうに目をつむりながら腕を組んで何か考え事をしていらっしゃいましたよね、
昨日もいつもと同じようにこの場所で、いつもと同じように何かを考えている貴方を見ていたら、よし、明日貴方と初めて逢ったこの場所で、
貴方に告白しようって思ったんです。だから、だから。もう一度言います。私、貴方のこと好きです。良かったら私と、私とお付き合いして貰えませんか?」
そう言いおわると、彼女は恥ずかしそうに顔を赤くしながら少し俯き上目遣いでこちらを見た。
「……はあ、そうですか」
さっきとまったく同じ答え、正直突然すぎて頭がついていってない。OK少し整理しよう。
今何時、十時四分。今何処、電車の中。誰が誰に何をどうした、目の前の女の子が俺に愛を告白した。
OK理解できた。答え? もちろん決まっている。
「OKだ」
彼女居ない歴=年齢で、魔法使いにリーチがかかっているこの俺にこれ以外の選択肢は存在しなかった。
彼女と付き合い始めて半年が経った。
毎日、彼女が掛けてくる電話には彼女が飽きるまで、毎日明け方まで付き合っているし、
毎日、時間関係なく百通近く送られてくる毎回違う話題の愛のメールには全部、届いてから一分以内に返事を書いて送り返している。
当然、こっちも毎日二百通違う話題のメールを送っているよ、そうしないと彼女だけが一方的に喋ってるみたいで彼女がつまらないだろ?
会社で同僚の女の子と少し話しただけで、突然事務所にやって来て「浮気なんて絶対に許さない……」
と可愛い嫉妬を見せてくれた時には、直ぐに早退して朝までベッドの中で可愛がってやった。
取引先の会社との忘年会で女性営業の方とポッキーゲームをした時には、その場に直ぐに現れて「ここでリストカットしてやる……」と言うので、
「そんな切り方じゃ意味が無い、こうやって動脈にそって縦に切るんだ」
と正しいリストカットの方法を俺が実践して救急車で運ばれたときには、泣いて謝ってくれた。
上司との付き合いではじめてキャバクラに行ったら、俺が店に入って三十分で鉈をもって現れて「おまえら全員ブッ殺してやるッ……!!」
とチャンバラごっこを始めようとしたので、剣道、柔道、合気道、空手、弓道、居合道、おまけに華道、全部で合計三十段の俺が全力で遊びに付き合ってあげたら、
五分で疲れて「もう……、ヤダ」って言いながら床に座り込んだ時には、ああやっぱり女の子なんだなって思ったよ。
周囲の人は止めるけど、そんな彼女と今度結婚します。
>>588 ありがとうございます!
求めていたシチュが全部1レスの中にあって幸せです。
やっぱり片方がぶっ飛んでたら
もう片方もそれを受け入れる度量があるのが良いですね。
改めて文章という形にしてもらうとちょっとだけ「もげろ」と思ったけどw
590 :
創る名無しに見る名無し:2010/05/02(日) 14:30:44 ID:1kKnbesq
「ファイナルファンタジー2」の主人公達と「やさいのようせい」のキャラ達のクロスオーバー小説をリクエストします
ジャンルはほのぼの系です
591 :
創る名無しに見る名無し:2010/05/03(月) 22:18:01 ID:GZS5Xpfx
平成の必殺仕事人みたいな感じの物語どなたか書いて頂けませんか。
表向きは会社では上司にいびられ家では妻の尻に敷かれる冴えない男だが実はすご腕の暗殺者。
>>588 おもろいw
ヤンデレ娘の心が折れて、普通の娘になるレベルに懐の広い男とか、
見ているだけで面白いなw
593 :
創る名無しに見る名無し:2010/05/04(火) 03:15:39 ID:DGzXndlB
>>557 半年以上前に出したリクが書かれてて猪鹿風ミケドリア吹いた
しかもドS受付嬢とか予想斜め上!しかし最高!
ありがとうございました、お腹いっぱいです
やっぱりファンタジーはいいなぁ…(*´ω`*)
>>588 GJすぎるwwwww
電話とメールは無理あるだろ!と思ったが
リストカットワロタwww
ヤンデレがいざ自分の思いに100%答えてもらうと疲れるということに気づいて
悩んじゃったり姿を想像するとニヨニヨしますた
595 :
創る名無しに見る名無し:2010/05/05(水) 16:40:25 ID:NK5fRzye
ときめきメモリアル4、WHITE ALBUM2のSSを書く計画は無いんでしょうか?
ときめきメモリアル4、WHITE ALBUM2も それなりに おもしろい 名作と思うの に、 SSがない、少ないのがとても惜しいと思います。
596 :
創る名無しに見る名無し:2010/05/05(水) 17:07:03 ID:NK5fRzye
ときめきメモリアル4、WHITE ALBUM2、Canvas3、Pia?キャロットへようこそ!!4のSSを書く計画は無いんでしょうか?
ときめきメモリアル4、WHITE ALBUM2、Canvas3、Pia?キャロットへようこそ!!4も それなりに おもしろい 名作と思うの に、 SSがない、少ないのがとても惜しいと思います。
597 :
創る名無しに見る名無し:2010/05/27(木) 15:28:39 ID:TOB4Zok2
バカとテストと召喚獣の吉井明久が女の子になる話が読みたいです。
>>598 書けるはず無い
それ以上を求めるなら商業のベストセラーでも漁らないと無理
ちと質問ですが、『hyunjun lee』というのは何者ですか?
なんだか自分のリクエストしたお題で
・1〜33番の二次創作小説SS(Side Story)のコミケや通販予定はないでしょうか?(長すぎるので以下略
何でこれらの作品にまったく触れもしないうちにメールが来るのか、かなり怖いんですけど。
というかこのメールって皆さんのところにも届いていたりします?
>600
うちにも来た
メールにあったアドレスでたどり着いた
このスレも知らなかったから驚きました
こちらもリクエスト作品と活動内容は
かすってもおりません
602 :
創る名無しに見る名無し:2010/06/04(金) 16:22:24 ID:eJUzPFpk
リクエスト
読者も片腹痛いシリアス
>600
どちらかと言うと、P.S.にある「マイナーなギャルゲーSS祭り」とやらで
とにかく色んなサイトの管理人メアドに片っ端から送ってる悪い意味で有名人。
数ヶ月で一通程度妙なメールが来るだけなので、気にしなくても大丈夫。
この手のチェンメ対象になるようなサイト運営してると思われてる、
って好意的に解釈してスルーでいいと思いますよ。
604 :
創る名無しに見る名無し:2010/06/04(金) 21:45:47 ID:AtYMLn39
〉600
『hyunjun lee』度々、メールで送ってこられる方ですね。
初めが2年くらい前から大体ほぼ同じ作品を書いてリクエストしてくる人です。
中には古すぎて購入出来ない作品もあるので、大抵スルーしていますね。
まあ、私もそのメールでここにたどり着いた訳ですが…
よく分かんないけど、コピペの人が勝手に送りつけてきたメールにこのスレのウラルがあったってこと?
> 605
いえす。同じく、それ見て辿り着きました。
書いてる側からすると、普通にリクエストしてくれればいいのになぁと思う。
押しつけがましくない範囲で。
賞金とか言われると逆に怖い・・・
とりあえず、その人はこことは関係ないよ
まあ、これも何かの縁だろうから、良かったら創発をちょっと見ていってね
自分はメール来たことはないけど、リクエスト内容はもしかして
>>584と同じ?
なんか色んなスレで見かける
609 :
創る名無しに見る名無し:2010/06/07(月) 21:00:45 ID:2W58wg64
罪と罰のような哲学要素の入った小説って書けないか?
俺もドストエフスキー目指して書いてみたが三行でドロップアウトした。
ドストエフスキーはいくら何でもハードル高すぎるだろw
>>597 こんな感じ?
「アキちゃん、愛しています」
「姉さん、おはよう」
「姉さんはアキちゃんを愛していると言ったんですよ」
「うんうん、そうだね。やっぱり朝の挨拶は『おはよう』だよね」
「アキちゃん」
「あ痛っ、痛い! 上に乗っかって膝を立てられたら痛いし重うぐおおおあっ!?」
「アキちゃん、愛しています」
「奇遇だね! なんだか僕も姉さんを愛してやまないから早くその足をどけてぇっ!」
「こんな朝から愛しているだなんて、いくらなんでも照れますね」
「……はいはい。お願いがあるんだけど、そろそろどいてくれない?」
「そうですね。あまりラブラブしていると学校に遅刻してしまいます」
「……うん、もうそれで良いや」
「それにしてもアキちゃん。最近は運動不足なのでは?」
「へっ? どうしてさ」
「先ほどのスキンシップでお腹に触った時、筋肉が落ちていましたから」
「僕の腹筋の状態まで知ってるなんて、姉さんは本当に怖くありません凄い人です」
「そんなに褒めても何も出ませんよ」
「なんて言いながらチュウをしようとしないで!……うわぁ、確かに運動不足かもなぁ」
「でしょう? 意識しないとわからないですが、実際に触ってみてわかったと思います」
「うん。太ってはいないんだけど、確かに柔らかくなってる」
「今度の休日はゲームではなく運動にあてるべきです。良いですね、アキちゃん」
「はーい、わかりましたー」
「……ん? 姉さん、どうしてさっきから僕のことをアキ"ちゃん"って呼ぶのさ?」
「何を言ってるんですか。世界中の誰よりも愛している妹を"ちゃん"付けで呼ぶのは当然です」
「あぁ、そっか――」
「…………って、妹……?」
夏休みの終わりみたいな、哀愁のある話が読みたい
セミの鳴く声がする。
ジー、ジーと五月蝿いそれではなく、カナカナと、どこか寂しさすら覚える程にか細い、ヒグラシの声だ。
「……なんだかなー」
呟きが存外に大きく響く。彼はその事実に驚いた。
季節は夏だ。生命が、何もかもが賑やかに動き回る、生の季節。
にも関わらず、か細く鳴くヒグラシの声以外に音は無く、そこにあるのは静だった。
これ程までに、静というのは身近にあったのかと、彼はまた、驚いた。
どうしたもんかね、と今度は声に出さずに呟き、大の字になっていた彼はその身を起こす。
彼が横たわっていたのは草むらだ。それ程丈の無い草は、彼の姿を型どるように倒れている。つい先程まで
彼がそこに横たわっていたという証だ。だが、その証も、早晩草木の回復力によって消え去る。
まるで、昨日まで確かにあったはずの、世界のように。
「ホントにどうしたもんかな」
彼は、今度は声に出して呟いた。それに応える者はいない。
「おーい」
今度は大きめの声で、周囲に呼びかけて見た。やはり、それに応える者はいない。
「どうしたもんかな……本当に」
内心のそれも含めると三度、彼は呟いた。
彼は知っている。否、予測している。その疑問に、その問い掛けに答えを出すのは、最早自分以外にいないのだろう、と。
そして、その問い掛けに、自分はまだしばらく、答えを出せそうに無いという事を。
自体は突然で、彼の戸惑は必然だった。
「歩くか」
言って、彼は歩き出した。
あてはない。だが、止まっていても歩いていても、結局同じ事のようだという予測はついた。
ならば、今まで止まっていたのだから、今度は歩いてみようではないか。そう、彼は考えた。
日が、既に傾きかけていた太陽が、急速にその角度を小さくしていく。
夕暮れだ。
日が昇っている間は暑かった空気も、どこか涼しさを含み始めたように思う。それもまた、彼が歩く事を決めた
所以の一つであった。
夕暮れ。
黄昏とも言うそれは、ヨーロッパの神話では、終末に例えられたという。
神々の黄昏。それは確か、神様が狼に食い殺されて、その狼ごと、世界は丸ごと大きな蛇の腹の中に
収まって、全てが終わってしまうという、そういう話だったように彼は記憶していた。
「……昔の人はとんでもねー事考えるなー」
だがしかし、そんな昔の人の想像力でも、今こうしてやってこようとしている黄昏の原因は、おそらく予想だに
しないのではないかと、そんな事を彼は思っていた。
夕暮れは、日が落ちるからやってくる。それが道理だ。
しかし、黄昏は――終末は、一体どうしてやってきた?
この、世界に満ちる静は――この世界の終末は――昨日まで確かにあったはずの、自分のよく知る世界は――
そこに生きていたはずの人々は――その痕跡は――どうしてやってきて、どうして消えて、どうして、どうして、どうして……
「……僕だけ、残ってるんだろう」
秋の日でも無いのに、太陽の落ちる速度は早い。そう、彼は感じた。
一先ず目指しているのは、かつて彼が住んでいた場所だ。
正確には、かつて彼が住んでいたと、そう彼が予測する場所、だ。
そこに行っても、恐らくは何も無いだろうと、そうも彼は予測していた。
何もかもが消え失せたこの世界で、都合よく自分の住んでいた場所だけ残っているなどという事が、ありえるはずが
無いと、そう彼は考えていた。
何もかも。
道路も家屋もビルも壁も何もかも、人が作ったと考えられる物は、その一切が姿を消していた。
彼が目覚めた時には、既にこうだった。先程寝転んでいた草場とは違う、だがほとんど区別のつかない場所で、彼は
目を覚まし、そしてこの事態に気づいたのだった。
それでも、目指す何かが無ければ、歩く事はできない。
あてども無く歩くよりは、あてとなるかどうかすら微妙とは言え、何らかの目標があった方がずっといい。
「……ホントに、僕は」
どうしたものだろう。
草木は、生きていても静かだ。恐らくは草木の向こうにいるのだろう動物、昆虫達も、その静の中で生きている。
生きていける。
人間だけが、騒音とも言える音の中でなければ生きていけなかったのだと、そして、それこそが人が生きている
証だったのだと、そんな事を思いながら、彼はその生の証が潰えた、自然であるが故に不自然な世界を、歩き始めた。
おわり
ここまで投下です。
し、仕事はえー……
でも嬉しいです ありがとうございました
終わっちゃったのは、夏休みじゃなくて世界の方だったんですね なんてこったい
めちゃくちゃ寂しいなぁ
彼はこれからどうするんだろう 家族もいないっぽいのに
彼自身も呟いてましたが、どうして彼が残ってしまったんでしょうかね
やっぱり彼には特別な何かがあったのか、それとも本当に偶然で、残ってしまったのか
不思議だけど、確かに、哀愁あふれる読後感があって、素敵でした
彼にも、いいことあるといいですよね、って、応援したくなりました
周りに人工物がないと日が落ちるのが早く感じるってのはあるね
617 :
創る名無しに見る名無し:2010/06/16(水) 10:59:41 ID:MQZ0OrgJ
611さんありがとうございます。こういうのが読みたかったんです。
勝手だとは思うのですが続きも読みたいです。
618 :
創る名無しに見る名無し:
梅雨 少年 決意
こんなテーマの入ったものが読みたいです><