前スレの流れ
ルパン「とんでもねぇお宝だぜジゲ〜ン」のスレが立つ
↓
300レス前でSS終了
>>280で
>>1が好きに使ってくれ宣言
↓
真に受けた
>>291が一発ネタを投下し、そのままスレを乗っ取る
↓
話はダラダラと続き、ついに次スレへ ←いまここ
これまでの戦いの結果など
≪トーナメント一戦目≫
一回戦 ○ハルトシュラー ●錬金術師
二回戦 ○アジョ中 ●串子
三回戦 ○サンスーシ ●裸G雄
四回戦 ○ファンタ幼女 ●ほっしー
五回戦 ○よし子 ●メリーさん
六回戦 ○ジョンスミス ●記憶
七回戦 ○スレ立て ●75
八回戦 ○キュムキュム ●翠星石
九回戦 ○G住民 ●ぬらりひょん
十回戦 ○魔女 ●霧崎鋏美
十一回戦 ○助手 ●らき☆蓋
十二回戦 ○直りん ●148
十三回戦 ○椎名唯人 ●はつあんしゃ
十四回戦 ○姉者 ●バンディット霧崎
十五回戦 ○学園長 ●小ネタ
十六回戦 ○◆gRK4xan14w ●書き手初心者
≪トーナメント二戦目≫
一回戦 ○ハルトシュラー ●アジョ中
二回戦 サンスーシ VS ファンタ幼女 ←現在進行中
三回戦 よし子 VS ジョンスミス
四回戦 スレ立て VS キュムキュム
五回戦 G住民 VS 魔女
六回戦 助手 VS 直りん
七回戦 椎名唯人 VS 姉者
八回戦 学園長 VS ◆gRK4xan14w
>>1乙
【前回のハイライト】
春 斗 有 情 破 顔 拳
テーレッテー 》く;;;;;;;;;;;;;;@<
___ J ⌒^,,: し ちにゃ!
'´,,==ヽ ); ^、⌒ .^.、:;(
|´iノハルト〉 ):: 从; .^ ):(
∩l| ゚ー゚ノ|∩ / ■ ヽ
レl リ;春jリ、_ゝ / / ■ヽ |
く_jつ_ノ L_ら ■ L_ら
アジョ――――!!
291 :創る名無しに見る名無し:2009/01/06(火) 21:41:34 ID:Z1wAlDkg
「創作発表の実力者を見たいかーーーーッ」
「オーーーーーーーーーーーーーー!!!!」
「ワシもじゃ ワシもじゃみんな!!」
「選手入場!!!」
「全選手入場です!!!!」
あの人は生きていた!! 年末年始を経て加速装置が甦った!!!
Gの代名詞!! 串子だァ――――!!!
創作発表はすでに我々が完成している!!
自作ゲームを発表して評価して貰うスレ ◆gPASwT/fooだァ――――!!!
侮辱しだい切りまくってやる!!
時代劇大好き 霧崎鋏美だァッ!!!
スレを立てるなら我々の支援がものを言う!!
●○●○● スレ立て依頼所 ●○●○● スレ立て引き受け者!!!
俺が誰だか知らしめたい!! 半魚人 アジョ中だァ!!!
詳細は不明だが直接リンクなら全部オレのものだ!!
でも直りんしちゃだめですよ 直りんだ!!!
わしの考えは完璧だ!! わしを育てるスレより ほっしー!!!!
全創作板のカード草案は私の中にある!!
図案化の神様が来たッ マジック・ザ・モナリングin創発板から ◆gRK4xan14w!!!
即レスなら絶対に敗けん!!
下衆の意地を見せてやる 色々なスレから G住民だ!!!
バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!!
見といた方がいい作品・文献を紹介するスレの初心者のためのエロゲ一覧 4だ!!!
SS・小説の創作関連の初心者のためのスレから新鋭気鋭が登場だ!! 書き手初心者!!!
292 :創る名無しに見る名無し:2009/01/06(火) 21:43:18 ID:Z1wAlDkg
アドバイスがしたいからスレを立てたのだ!!
熱のこもった批評を見せてやる!!
【俺が】お前らの創作批判してやんよwww【ルール】 らき☆蓋!!!
幼女がそのまま年取れば合法とはよく言ったもの!!
漢の浪漫が今 賢者の石でバクハツする!!
ノベルゲーム【immortal maidens】製作スレ 錬金術師だ―――!!!
学園長の肩書きこそがハイソサエティの代名詞だ!!
まさかこの人がきてくれるとはッッ
シェアード・ワールドで青春物語 高杜学園長!!!
風に飛ばされてここまできたッ キャリア一切不明!!!!
姉「ごめんね、お姉ちゃんこんな体になっちゃった」スレのピット(ケンカ)ファイター
姉者だ!!!
オレは設定最強ではないネラースで最強なのだ!!
シェアード・ワールドを作ってみよう ジョン・スミス!!!
創作の本場は今や都市伝説にある!! 私を驚かせる奴はいないのか!!
私メリーさん メリーさんだ!!!
ながァァァァァいッ説明冗長!! プロットかこれ!!! SSだろ!!!
学園島から 75だ!!!
魔法は実戦で使えてナンボのモン!!! 超実戦魔術!!
【集え】ワクワク漫画道場出張所(*゚v゚*)【絵描き】から魔女さんの登場だ!!!
博士は私のもの 邪魔するやつは思いきり殴り思いきり蹴るだけ!!
幼女を創作するスレ(YSS) 助手!!!
自分を試しに保守レスしたッ!!
【ロリ】ロリババァ創作スレ2【幼女】 小ネタ!!!
数学に更なる磨きをかけ 獣人総合スレから
“獣人”サンスーシがやってきたァ!!!
293 :創る名無しに見る名無し:2009/01/06(火) 21:45:29 ID:Z1wAlDkg
今の自分にSSはないッッ!! ロリババア バンディッド霧崎!!!
数々の作品が今ベールを脱ぐ!! 多次元世界から 記憶喪失した男だ!!!
知人の前でならボクはいつでも正体不明だ!!
性別変化(TS)作品発表スレ 椎名唯人 本名で登場だ!!!
本職の仕事はどーしたッ 厨房の炎 未だ消えずッ!!
作るも創るも思いのまま!! 創作料理を発表したりするよキュムキュム 加藤キユーピーだ!!!
特に理由はないッ 過疎スレは埋めて当たりまえ!!
他のドールズにはないしょだ!!! 第3ドール!
翠星石がきてやったですぅ―――!!!
暗黒街で磨いた実戦妖術!!
妖怪世界の黒幕実力者
妖怪バトルロワイアル ぬらりひょんだ!!!
創発板を名乗るのだったらこの人を外せない!!
創始ネタ振り師 よし子だ!!!
格ゲ初心者の有言実行だ!! 生で拝んでオドロキやがれッ
折角の創発板だから格闘ゲーム作ろうぜ!! はつあんしゃ!!!
閣下はこの人が完成させた!!
雑談時のさりげない一言!! 雑談スレより 148だ!!!
若き魔王が帰ってきたッ
どこまで設定が膨らむんだッ 享年二歳ッッ
俺達は閣下を待っていたッッッS・ハルトシュラーの登場だ――――――――ッ
「第一回創発トーナメント、開幕!!!」
371 :創る名無しに見る名無し:2009/01/07(水) 21:58:08 ID:wA0IIZxQ
乱立ロワ「それなりの者が残り、それなりの者が抜けなければ興醒めだ」
ジロリ……
乱立ロワ「選別は、しないとな」
4「?」
らんりつロワのこぶしがおおきくうなりをあげてわたしにおそいかかる!
ざんねん!4のぼうけんはここでおわってしまった
乱立ロワ「仮にも全年齢板だ、18禁ネタは排除せんとな」
乱立ロワ「一人足りなくなったな、主催」
ニヤリ
乱立ロワ「ちょうどいい、連れがいるんだ。入れてやってくれないか」
ぺこ……
乱立ロワ「ファンタ幼女。俺のお墨付きだ、保障するぜ」
乱立ロワ「何、俺は邪魔しないぜ。俺はただ、見てるだけだ」
リザーブマッチで学園島スレのエーリヒ・シュヴァンクマイエル出てくれないかなあ
以上ッ!!
前スレのあらすじをダイジェスト形式でお送りしました!!!
>>11 能力的にはむしろマイコ。
話の都合上リザーブはなしで代わりに乱入システムが取り入れられたようです。
んじゃマイコの乱入に期待
学園島スレからはもう75氏が出てるからなぁw難しいかも試練
とはいえ乱入にwktkするのはありだろうから、俺はS−1の誤爆サウザーに期待しておくw
そんなに期待しないで、生暖かい目で見るのが吉
うぃ、むっしゅー
スーパー創作発表板大戦のスレ立てですね
わかります
ファンタ幼女ってどこのキャラ?
古代・中世的ファンタジースレその他に現れた荒し
把握
じゃあ外見とかは決まってないのかな
決まってないけど、幼女にしたら萌えない?ってことで幼女にされた
うん。まったくないはず
俺の脳内イメージだと口から泡だった紫色の毒液を吐く「ワンピース」のペローナw
なるほどw
最近いないのかな幼女
移動したとしたら追えてないわ
この板の荒らしの動きはわかりやすいのに
幼女「理解できない、お前のやっていることは無意味。ただ苦しみをのばす行為にすぎん」
ドドドドドドドドド
幼女「そのまま倒れていればいいものを、何故たちあがる? バカか貴様?」
……ニヤ
サン「よく、いわれます……」
幼女「ふん、貴様のまぬけ面にも飽きてきた。そろそろ止めをさしてやる」
シャキ!
幼女「ヒョオォォォォーーーーーーッッッ!!!」
実況「幼女! 構えてサンスーシのもとへ駆け出していく!」
ダッダッダッダッダッダッ
バシュゥッ!
サン「げぼっ!」
実況「直撃ーーーーーー!!! サンスーシ、身動き出来ず!」
白「サン先生!」
幼女「ビンゴーーーーーッ! 致命傷だーーーーーーッッッ!!!」
がしっ
幼女「なに?」
サン「………」
実況「おおっと、サンスーシ! ファンタ幼女の腕を掴んだ!」
幼女「強がるなボケめ! こいつでどうだっ!」
バシィッ!
実況「ファンタ幼女、凄まじいフック! サンスーシの体が揺らぐーーーッ!」
ドドドドドドドドドドドド
がし……
幼女「な、なに?」
実況「ふらつきながらもサンスーシ、その手を離さない!」
サン「………」
幼女「こ、こいつ……この手を離しやがれ!」
バキ! ドカ! ゴシャ!
実況「ファンタ幼女! ラッシュ! 激しいラーーーッシュ!」
サン「………」
実況「それでも離さない、離さないぞ……サンスーシ!」
観客「ワァァーーーーーーッッッ!!!」
幼女「こ、こいつ、何を考えてやがる……ハッ!」
サン「ブツブツ……」
幼女「な、なんだ……コイツ……」
サン「落ちつけ…素数を数えて落ちつくんだ…素数は1と自分の数でしか割ることのできない
孤独な数字……ボクに勇気を与えてくれる……」
サン「11…13、17……19…23……29……」
幼女「こ、こいつ? ま、まさか……数字を数えて一種のトランス状態に……
痛みを……感じてないのか!?」
サン「67…71…73、79、83…………89……97…101…103…107…」
幼女「く、くそっ、その耳障りな囀りをやめろ!」
ガシィ! ガシィ! ガシガシィッ!
実況「幼女、組み付き状態からラーーーッシュ! 振りほどこうとするーーーッッッ!」
幼女「倒れろ! 倒れろ、ボケが!」
サン「233、239、241、251……257、263、269……271、277……」
幼女「なんで、倒れねーーーんだぁーーーーーッッッ!!!」
実況「ファンタ幼女、激しい攻撃だがサンスーシの手は腕から離れないーーーッッ!!
密着状態のままだーーーーーーーッッッ!!!」
幼女(く、くそ……負け犬風情が……、そうだ!)
幼女「これならどうだ、畜生が!」
グァッ!
実況「ファンタ幼女、大きく振りかぶったーーーーッッッ!」
幼女(このままッ!! 親指を! こいつの! 目の中に……つっこんで! 殴りぬけるッ!)
「勝った! 第二戦 完!」
……ニヤ
サン「この時をまっていた……あなたがバランスを崩す、この時を……」
幼女「なに!?」
サン「刻むぜ! 数学のビート!」
バッ!
実況「サンスーシ! 腕を掴んだまま、かわしつつ後ろに回ったーーーーッッッ!!!」
幼女「こ、こいつ……どこにそんなパワーが!」
ガキッ!
幼女「か、関節を……! こいつ!」
実況「サンスーシ、腕の関節を極めたまま、背中合わせに―――」
ベキィッ!
幼女「きゃぁぁぁぁーーーーーーッッッ!!!」
実況「一本背負いーーーーーーッッッ!!! 鈍い音がしたーーーーーッッッ!!!」
ブワッ
実況「サン・スーシ、そのまま投げ捨て―――いや」
サン「……」
バキッィッ!
実況「こ、これはーーー! 相手が宙に浮いている間に! 後頭部へ強烈な蹴りーーーッッッ!!!
ファンタ幼女がふたたび宙を廻るーーーーーッッッ!!!」
観客「ワァァーーーーーーッッッ!!!」
白「せ……先生……?」
―――ボクもね、むかしはこう見えても結構ヤンチャだったんですよ
―――ハイハイ、騒がしいのはわかってますよ
―――ハハ、その顔は信用してない顔ですね
―――当たり前です、おどされてピョンピョンはねてる姿は想像できますけどね
―――ハハ、ですよねー
白「うそ……」
スミス「男はねぇ、黙して語らず、背中で語るもんですぜ。先生」
実況「ファンタ幼女、立ち上がる! だが片腕はたれさがったままだーーーーッッッ!!!」
……ギリ
幼女「あ…あたしは……星だ……無知蒙昧な輩を……導く……星なんだ……夜空に……
輝く……みんなが……見つめる……期待の……星……
ドドドドドドドドドド
幼女「そ、そのあたしの腕を……! お、おのれよくも! 下衆な畜生風情がよくも!」
……ギリ、ギリギリ
幼女「HEEEEYYYY!!! あんまりだァァァァ!!!
あァァァんまりだァァァァ!!! あぁあたしの腕がぁぁぁぁあああ!!!」
サン「……勝負事は熱くなった方が負け、です…よ……」
……ゴホッ
実況「サンスーシ、身体がよろめく! カウンターを与えたがダメージは深そうだ!」
サン「……このままアナタが激昂して突撃してくる確率90%、間合いを測り距離を取るが5%
未知なる技を放つ確率5%」
幼女「腕の一本や、眼が見えぬぐらいでへこたれるか! こっ……こォォれしきィィの事ッ!
こォれしきィィイイのオオ事ォォオオオ!!」
バッ
実況「幼女、突っ込んだーーーーーーーッッッ!!!」
コォォォォォォォォ
サン「発言予想は、『貧弱な犬コロより先に一撃を叩き込んでくれる』だ!」
幼女「貧弱な犬コロより先に、一撃を叩き込んでくれる!……はっ!」
ガキィ!
実況「サンスーシ、迫ってくる拳を再び絡め取ったーーーーー!!!」
サン「アナタは強かった……でも、ボクにも負けられない理由がある!」
グンッ!
実況「また裏に廻ったーーーーーッッッ!!!」
ベキィッ!
幼女「きゃぁぁぁぁーーーーーーッッッ!!!」
実況「一本背負いーーーーーーッッッ!!! そしてーーーーーッッッ」
ブワッ! バキッィッ!
実況「蹴りーーーーッッッ!!! 先ほどと同じ技だーーーーーッッッ!!!」
……ドサッ
シー…ン
観客「………」
白「………」
スミス「……勝った、な」
乱立「油断しおって……雑魚が」
実況「ダウン……ダウーーーーーンッ! ファンタ幼女、起き上がれません!
激戦の試合を制したのは、サンスーシ先生だぁ!」
観客「オォーーーーーーッッッ!!!」
白「先生!」
サン「あ……白…先生ですか……」
白「こんな……ボロボロになるまで……」
サン「説教は……あとで…いいですか……」
……ぐら
サン「何だかねむいんです……」
白「……先生?」
……ぐら
サン「なんだか……とっても……」
サン「つかれ……まし……た…………」
……どさ
白「先生……? 先生! サン先生!」
係員「おい、タンカだ! 二つ! 早くしろ!」
トーナメント二戦目
二回戦 サンスーシ VS ファンタ幼女
圓明流投技 雷により サンスーシ 勝利
to be continued……
本日はここまで
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
乙!
サン先生も倒れてしまわれたか><
先生ぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!!!
うわああああああああああああああ 乙
前スレは埋まり、死闘は続く……
テーレッテー
___
\ '´,,==ヽ /
\ |´iノハルト〉 /
|∩l| ゚ー゚ノ|∩|
/ レl リ;春jリ、_ゝ\
/ く_jつ_ノ \
前スレ
>>987はクオリティ高すぎると思うんだ
サンの奴……
死門を開けやがるかよ……
とうとう修羅の門も取り入れてきたかw
サ、サンせんせえぇーー!!
メリー「お姉様、いよいよですね。頑張ってください!」
よし子「だーかーらー、くっつくなー! 何様のつもりだー!?」
メリー「それは……ポッ」
よし子「何故顔を赤らめるーーーーッ!」
メリー「お姉様、私必勝法を考え出しました」
よし子「あんまり期待してないが、一応聞いてやる」
メリー「まず、お姉様がスライディングで相手の足元を攻撃します」
よし子「ほう」
メリー「当然、相手は足元に注意がいきます、そうしたら」
よし子「そしたら?」
メリー「私が背後から現れて攻撃します! 名づけて愛のツープラトン攻撃!」
よし子「反則だろーがそりゃー! いいか、絶対やるなよ!」
メリー「…………」
よし子「やるなよ、やるなよ? 絶対だぞ!」
スミス「………」
係員「スミス選手、そろそろお時間です」
スミス「ああ、そうかい」
スック
スミス「ちょっと尋ねるが……さっきの先生、どうなった?」
係員「先生? ああ、サンスーシ選手のことですね。幸い命に別状はありませんでしたが、
次の試合は無理でしょうね、リザーブ交代となるかもしれません」
スミス「……そうかい、ありがとうな」
係員「いえ、それではお願いしますね」
バタン
スミス「……やれやれ、俺も負けるわけにはいかなくなったな」
スミス「さて、行くとしますか」
きた! 支援!
実況「二戦目 第三回戦!」
ワーワーワー
実況「体格差が著しいこの試合! よし子選手には不利かぁ!
それとも、それをはねのけて勝つのか! 注目の一戦です!」
実況「西の方角! よし子!」
よし子「身長の差が戦力の差でない事を…教えてやるっ!」
メリー「お姉様、頑張って!」
父親「そうだぞ、一回勝ったからもう充分じゃないか」
ワーワーワー
実況「東の方角! ジョン・スミス」
スミス「ヘーイ」
ワーワーワー
実況「この試合、どちらが勝つのか!」
実況「それでは試合開始です!」
ワーワーワー
スミス「お嬢ちゃん、悪いけど…棄権してくれないかな」
よし子「はぁ? 何言ってやがる。いきなり言われて、はいそうですって言えるか!」
スミス「ふむ……だろうねぇ」
よし子「そんなに戦いたくなかったら、あんたが棄権しな!」
スミス「ふむ……わるいが俺も、負けられなくてね」
よし子「弱ったな!」
スミス「弱ったねぇ……」
ざし……
よし子「じゃあ手っ取り早く、試合で決着つけようぜ!」
スミス「やれやれ……結局こうなるか」
ビッ
スミス「かかってきな、お嬢ちゃん」
よし子「当たり前だーーーーーッッッ!!!」
バッ
実況「まずはよし子が動いたーーーーーッッッ!」
バババッッッ
よし子「そらそらそらーーーーーーッッッ」
スミス(迷いのない、綺麗な拳だ……)
「だが、それゆえに読みやすいねぇ」
スッ ガッ!
よし子「わっ!」
バターーンッッッ!!!
実況「スミス、横に身をかわして足をひっかけた! よし子、派手に転んだーーーッッッ!!」
スミス「拳とは虚と実、ただまっすぐじゃあ上手くいかないぜ?」
よし子「うるせーーー!」
ダッ!
実況「よし子、ふたたび飛びかかる!」
スミス「ステップで踏み込むのは奇襲としては良い判断だ。だが、その行動を読まれては」
パシィン!
よし子「うぉ!」
実況「スミス、よし子が攻撃した腕を横から払ったーーーッッ! 側面ががら空きになるーー!」
ぽふ
スミス「……カウンターを食らう危険性がある」
実況「スミス、わき腹にそっと掌をやった! 余裕を見せ付けるーーーーーーッッッ!!」
観客「ワァーーーーーーッッッ!!!」
G住民「けっ、嫌味な野郎だぜ!」
◆gRK「……タッチ…タッチ…ここにタッチ、あ・な・た・だKEEEEEEEE!!!」
よし子「くそ!」
実況「よし子。間合いをはかって距離をとる!」
よし子(くっそー、くやしいが奴のほうが実力が上だ! どうする? どうしよう?
このまま一矢も報いずに敗退するなんて、アタシのキャラじゃねーーーー!!!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
よし子(だったら…あんたの言うとおり、虚と実しかないようだな……)
よし子「オラオラオラーーーーーーーッッッ!!!」
ダッ
実況「よし子、再び突っ込んでいったーーーーーーッッッ!!!」
スミス「やれやれ、聞き分けのないお嬢ちゃんだな……」
さっ
実況「スミス、身構えて待ち構えるーーーーーッッッ!!!」
よし子「おおおおおおーーーーーーーッッッ!」
スミス(やれやれ……)
ダッダッダッダッ―――
実況「よし子、スミスに近づいていくーーーーーーッッッ!!!」
バッ!
スミス「!?」
実況「よし子、直前で座盤跌ーーーーッッッ!!! スミス空ぶったーーーーッッッ!」
スミス「おお?」
サッ!
よし子「なんだそりゃ!」
実況「よし子、余裕の横寝! スミス、ガードのタイミングをずらされたーーーーッッッ!!!」
よし子「そらそらそらぁっ!」
バンバンババンッ!
実況「華麗に涅槃連撃下腿が決まったーーーーッッッ!!! スミス、この大会、
始めてのダウンを取られたーーーーーーッッッ!!!」
観客「オォーーーーーーッッッ!!!」
メリー「さっすがお姉様!」
スミス「……・ヒュウ♪」
ムクリ
スミス「やるねぇ〜」
よし子「惚れるのは十年早いぜ!」
本日はここまで、支援レス感謝
またいいところでヒキを…w
乙でした!
乙だーーーーーーっ!
◆gRKうるせぇwwww
タッチwwww
今度はバーチャかww
ネタの守備範囲の広さに脱帽ですw
よし子は酔八仙拳の使い手だったのかww
サン先生のリザーブとして獅子宮先生が来るのを期待。
よし子「そらそらそらー、どんどん行くぜーーーッ!」
ドドドドドドドドド
実況「よし子、縦横無尽に動き回るーーーーッ!」
バッ!
よし子「蛇!」
バッ!
よし子「龍!」
バッ!
よし子「豹!」
バッ!
よし子「虎!」
バッ!
よし子「鶴! 変幻自在のこの構え! アンタに見切れるか!」
スミス「……グッド、楽しくなってきた」
よし子「まずは蛇武!」
バババババッ!
実況「よし子、素早い連撃ーーーーッッッ!」
スミス「足元がお留守だぜ、お嬢ちゃ―――」
よし子「と、見せかけて何仙飛撃!」
スミス「ホワッツ?」
ドカァッ!
実況「錐揉み頭突きーーーーーッッッ! 足払いを避けるように入ったーーーーーッッッ!!!」
スミス「…ぐはっ」
実況「ダウーーン! スミス、またダウーーーン! よし子、またダウンを奪ったーーーッッッ!」
観客「オォーーーーーーッッッ!!!」
ピキーーーン!
よし子「行くぜオラァーーーーーッッッ!」
バッ!
よし子「うっしゃあ!」 (蛇の構え)
バッ!
よし子「楽勝ぅ!」 (龍の構え)
バッ!
よし子「どうしたどした!」 (豹の構え)
バッ!
よし子「ヒャッホーイ!」 (虎の構え)
バッ!
よし子「ウラウラウラーーーッッ!」 (龍の構え)
バッ!
よし子「なめんじゃねえぞ!」 (鶴の構え)
バッ
よし子「余裕!」 (酔歩〜飲倒)
バタッ
実況「よし子も続けてダウーーーンッッ!! この試合、展開が読めないーーーーッッ!!!」
観客「ワーーーーーーッッッ!!!」
スミス「思ったより、デンジャーな娘さんだ」
キュオオオオオ
スミス「大人気ないが、勝負をきめさしてもらうぜ」
実況「スミス、自分の手に魔力を込めて光弾を作るーーー!」
スミス「操気弾!」
ビュンッ!
実況「よし子めがけて飛んで行くーーーーーッッッ!」
よし子「い?」
サッ!
ズガァン!
実況「よし子、かろうじて避ける!」
モクモクモク……
よし子「げ、飛び道具なんて隠し玉をもってやがったのかよ!」
スミス「驚くのはまだ、早いのではないのかね?」
スミス「はぁっ!」
ブゥンッ!
よし子「!」
バグンッ!
実況「こ、これはーーーー! 着弾した穴から! 再び光弾がーーーーー!
よし子、不意をくらったーーーーーーッッッ!」
よし子(な、なんだよそれ……)
よし子(きたねぇぞ……)
実況「ダウン、よし子ダウーーーン!」
ガッ!
実況「い、いや!」
よし子「あたしにはそんな技、ねえんだぞーーーーー!」
スミス「!」
バッ!
実況「よし子、受身をとって踏み込んだーーーーーー!」
バキィ!
実況「フライングラアリアート炸裂ーーーー!! これまた不意をついたーーーー!」
ガクッ!
実況「スミス、膝をついた!」
よし子「きったねぇぞ! 手から何か出すのは無しだろ、無し!」
スミス「やれやれ……」
…スック
スミス「悪かった」
よし子「お?」
スミス「子ども扱いして悪かった、謝ろう」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
がしっ
ばっ
実況「スミス、コートを脱いだ!」
スミス「お嬢ちゃんとみくびっていた俺が愚かだった。どうやら君は闘士のようだ」
がし
実況「スミス、両腕を交差して構える!」
よし子(な、なんだよ……)
スミス「さきほど、虚と実をあわせるといったが……ありゃ嘘だ」
よし子「はあ?」
スミス「実力がある者とは、虚を捨てて実で戦わなければ通用しない」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
スミス「だから俺も、敬意を表して本気を出そう」
よし子「え?」
スミス「ドラゴン・インストゥール!」
ドドドドドドドドドド
実況「こ、これは闘技場が揺れるーーーー!」
ハルト「凄まじい闘気だ……!」
乱立「おもしれぇ……」
◆gRK「アンインストゥール! アアアンイィンストォォゥル!」
よし子「お、おい……そりゃないだろ……?」
スミス「少々大人気なかったと思うが―――」
スミス「決めさせてもらうよ、よし子さん」
スッ
よし子「え?」
よし子(消え―――)
バシュ!  ̄
バシュ! |
バシュ! \
ビシィッ J
スミス「それが……俺の名だ」
ズガアァァンッッ!!!
よし子「なんじゃい……こりゃぁ……」
実況「…………はっ、よし子、ダウン! ダウーーーーン!」
メリー「お姉様!」
スミス「俺を本気にさせたのは、ミステイクだったな」
スミス「いや、これも勝負だね、許してね」
トーナメント二戦目
三回戦 よし子 VS ジョン・スミス
それが俺の名だ ジョン・スミス 勝利
to be continued……
本日はここまで
乙!
よし子想像よりも遥かに健闘してて吹いたwww
ギルティネタktkrwww
そんで相変わらず◆gRKうるせぇよwww
乙
スミスかっけえ
アンインストゥール!で吹いたww
スミスがいつ「あんた、ハイスラでボコるわ」と言い出すかハラハラしたw
俺wwwwwwwwwww
よかったな人気者www
スレ立て「いよいよか…」
従者「次の対戦相手は、加藤氏でございます」
スレ立て「フフ、相手にとって不足無し」
スレ立て「杯を持て」
従者「はっ、ただいま」
ササッ
従者「どうぞ」
スレ立て「うむ」
従者「……」
スッ
犬「クゥーン、ペチャペチャ……ギャッ!」
ガクガク……ビクッ
従者「……あ……う」
スレ立て「フフ……代わりを持て……」
従者「は、はい! ただいま!」
係員「加藤様、加藤様? どこに行ったんだろう……」
カツ、カツ、カツ……
係員「…あ」
料理人「何か?」
係員「いえ、試合のお時間なので…加藤様はどちらに?」
料理人「御師匠様は、ただ今厨房におられます…案内しましょう」
カツ、カツ、カツ……
ガツー……
ガツーン…
係員「……この音は」
料理人「礼拝の音です、お師匠様の」
ガチャ
ガキッ
ガツーン!
ババッ
ガキッ
ガツーン!
ババッ
係員「……あれは」
料理人「頂礼です。御師匠様は朝晩、千回あれをくりかえします。竈に身を投げ出すあの祈りを
私の知る限り、創作発表板が設立されてから一日も欠かしたことがありません」
係員(……あの顔の秘密はこれですか)
……スゥゥゥゥ
料理人「終わったようです」
加藤「ん? 係員さん、どうしたの?」
係員「あ、いえ、そろそろ試合の時間ですので連絡を」
加藤「ああ、なるほど……それでは、参りますか!」
実況「二戦目 第四回戦!」
ワーワーワー
実況「これは注目の一戦! どちらも実力者同士の対決!
一戦では双方凄まじい実力を見せ付けてくれました!」
実況「西の方角! スレ立て引き受け者!」
スレ立て「さて、死合うとするか……」
ワーワーワー
実況「東の方角! 加藤キユーピー!」
加藤「|:::: ●) ●)|」
ワーワーワー
実況「この試合、どちらが勝つのかまるでわかりません!」
実況「それでは試合開始です!」
支援!
スレ立て「貴様がキュムキュムか」
加藤「そうだよ」
スレ立て「フフ、いい目をしている。久々に退屈から解放されそうだ」
加藤「ボクもだよ……あなたはいいニオイを発している」
スレ立て「ニオイ、だと?」
加藤「そう……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
加藤「ボクは食材などに出会ったとき、ソイツから発せられるニオイを触覚で感じとる事が
出来る、鮮度と種別、それは生物であっても例外ではない!
殺意のニオイ、邪悪なニオイ、恐怖のニオイ、悲しみのニオイ……
強者のニオイを感じたとき! ボクのからだはそれに対抗するため、体内に
アドレナリンを分泌させ変化させる!」
実況「こ、これは一体!? 加藤の身体が、変化していくーーーーーッッッ!」
加藤「キュムキュムキュム! これがッ、これがッ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
加藤「キュムキュム・アームドフェノメノン(武装現象)だッ! ボクに触れることは
死を意味するッ!」
観客「な、なんだ!?」
実況「加藤! 全身を硬質化させたーーーーッッッ!」
スレ立て「フハハ、面白い! 滾る! 久々に修羅の血がたぎるわ!」
バッ
スレ立て「その身体が見せ掛けではない事をみせてもらう! こちらからいくぞ!」
ドヒュウウウウウウウウウ
ドッ
ザッ
実況「スレ立て! 大きく跳んで、加藤の頭上を跳び越したーーーーーッッッ!」
……フッ
ドホォッ!
観客「おお!」
実況「加藤! 肩口から血を噴き出したーーーー!」
スレ立て「ワハハハ、どうした! 我が拳は疾風、あまりの迅さゆえいまだかつて
誰も拳の影すらみたものはおらぬ、それが創発琉拳―――」
スレ立て「疾火煌陣! やはりお前でも、俺を楽しませてはくれぬらしい」
加藤「それはどうかな」
スレ立て「フ……何をいうか、む?」
ツゥ……
実況「おおっと、スレ立ての腕からも出血ーーーーーッ!」
加藤「キミの間合いは、ボクの間合いでもある。どうやらキミもボクの拳が見えないようだね!」
観客「ワーーーーーーッッッ!!!」
スレ立て「フ…フハハ! 嬉しくて肌が粟立つわ!」
さっ
実況「おお? スレ立て、懐から何か取り出した! 武器のようではなさそうだが?」
スレ立て「この世で命のやりとりほど面白いゲームはない!」
くるり
スレ立て「この砂時計は二分で尽きる! そして俺は今まで常に敵を二分で倒してきた!」
ザッ
スレ立て「この砂が尽きるとき、貴様の命も尽きる!」
ススス―――
スレ立て「余興は終わりだ、ここからが本当の死合いよ!」
加藤「キュムキュムキュム! もちろん望むところさ!」
さらさら……
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ピチャ……
実況「おお? 加藤、肩口の血を自分の頬と唇につけたーーーーーッッッ!!!」
スレ立て(首を取られた時、見苦しくならぬよう紅をさすか……)
……ニヤリ
スレ立て「返礼しよう!」
バッ
実況「おおお? 今度はスレ立てが、マントと上着を場外へ投げ捨てたーーーーッッッ!」
加藤(死を覚悟し、着る必要が無いと投げ捨てるか……)
……にやり
加藤「いいね、その覚悟!」
スレ立て「互いに五分と五分! 引き分けはないぞ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
加藤(負けの許されぬこの身なれど―――!)
スレ立て(勝つとばかりは限らない―――!)
実況「両者、一転して睨みあいだーーーーーーーッッッ!」
さらさらさら……
本日はここまで、レス感謝
支援
キュムキュムが人間ってか生物かどうかも怪しくなってきたwwwww
キュムキュムかっけぇwwww
くそう、ひっぱるなあw
さすが二戦目だな
キュムキュムの顔の秘密はアレかw
寝る前に一言、投下する時にいい忘れた
リアルが忙しくなってきて投下頻度が落ちるけど、絶対最後まで書く
それは断言するけど、ゆっくりしていってね!
ゆっくりしていくよ!!
ゆっくりされるよ!!!
応援してる
この組み合わせはなんか雰囲気が邪悪だーっ!?
ゆっくり上等だよ! 楽しみに待ってるよ!
四マナ!ダブシン……
重いか……?だが青だし……
この調子でいったら試合が進むごとに戦いの規模がすごくなっていきそうだw
>>1でも前スレの
>>1でもないけど勝手につないでみる
車掌「まもなく終点ー、まもなく終点ー」
ルパン「おいおいハルトちゃんよ〜、このあたりにゃあなぁんにもないぜ?」
ハルト「いや、ここにはゲートがある」
ルパン「ゲート?」
ハルト「この世界と他の世界を結ぶゲートだ」
ルパン「にわかには信じがたいがねぇ……」
次元「おいルパン、目的は果たしたんだ。もう帰ろう」
五ェ門「どうやらそうも行かぬようだ」
次元「何だ? あの光は」
ルパン「吸ぅいこまれるぅぅぅぅ!」
ハルト「ゲートを突破した。案ずるな。お前たちはただの観客だ」
ハルト(優勝商品のことは……黙っておこう)
ワーワーワー
ルパン「おい、起きろ」
次元「あん?」
ルパン「とんでもねぇ大会だぜジゲ〜ン」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀「二人とも、先ほどから動きませんね」
ハルト「見えんのか貴様には、私には見えるぞ」
ハルト「双方の、無数の拳がな」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
スレ立て(フフ、迂闊に打ち込めぬわ……)
加藤(一瞬の遅延が、勝負の分かれ目だね)
実況「二人とも睨みあう! 微動だにしませんーーーーッッッ」
じり…
じりっ…じりっ…
実況「お、おや?」
じり…じり…っ
実況「こ、これは! 双方、動いていないように見えますが!」
じりっ…じりっ…
実況「お解かりになられるでしょうか皆さん! 二人の距離が少しずつ、
少しずつ縮まっていきます!」
観客「おお……」
じり…じり…っ
実況「間合いはもうあと一歩! あと一歩で拳が届く距離です!」
スレ立て(いや、まだ―――)
加藤(遠すぎる―――)
じり……
実況「更に狭まったーーーーッッッ! どこまで近づくんだーーー!」
倉刀「見ているこっちが……ヒヤヒヤする……」
Gスレ「半端じゃねぇぜ……あの二人……」
ぴた……
実況「止まったーーーーー! お見合い状態! 相手の息遣いが感じられる至近距離!
睨みあってます! 双方、まだ睨みあったままだーーーーーーッッッ!!!」
観客「ワァーーーーーーーッッッ!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
スレ立て「……」
加藤「……」
実況「……」
観客「……」
ハルト「……」
倉刀「…ゴクリ」
―――カッ
スレ立て「阿!」
加藤「吽!」
ズシャッ!
………ガク
スレ立て「ぐはっ!」
観客「オォーーーーーーーッッッ!!!」
実況「両者、ほぼ同時! 膝をついたのはスレ立て引き受け者の方だーーーーッッッ!」
スレ立て「ぬ……ぐぐ、不覚……貴様の方が上だったと言うわけか」
加藤「いや、勝負はどちらが勝つかわからなかったですね」
スレ立て「フフ……世辞はよせ」
加藤「いえ……」
スッ
加藤「先ほどの攻撃で、ボクはアンタの腕を攻撃した。アンタが逆の腕で攻撃してくれば
まだわからなかった」
スレ立て「フ……クク、怪我を負った腕の、微妙な遅延で負けたというわけか……見事!」
スレ立て「だが!」
ボシュッ!
スレ立て「まだ片腕が残っているわ!」
ktkr
バシッ!
スレ立て「ぬぐっ!」
実況「おおっと! スレ立て、攻撃した手を払われたーーーーーッッッ!」
加藤「ウェルダン!」
ボキィッ!
スレ立て「あぐっ!」
実況「逆にカウンターを受けたーーーーーーッッッ!」
観客「ワァーーーーーーーッッッ!!!」
……ガクリ
スレ立て「フ……ハハ! 修羅として千五百! 最後に合間見えたのが貴様で良かったわ!
さあ、止めをさせい! 勝って更なる猛者とまみえるがいいわ!」
加藤「アンタは、ただ多く闘っただけ……ボクは食材を選び戦い抜いてきた!」
加藤「二分だ!」
ズバッシャァァァァァァァ!!!
バタリ……
実況「決着ーーーーーーー!!! 静かなる戦い! 制したのは加藤キューピーだったーーーー!!!」
観客「ワァーーーーーーーッッッ!!!」
スミス「あれが、俺の次の相手ですか……ちょいとばかし厄介だな」
トーナメント二戦目
四回戦 スレ立て引き受け者 VS 加藤キユーピー
爆裂発剄により 加藤キユーピー 勝利
to be continued……
本日はこれまで
優勝商品なんて考えてないぜクラトゥ〜
スレ立てえええええええええええ
いい試合だったぜ
≪トーナメント一戦目≫
一回戦 ○ハルトシュラー ●錬金術師
二回戦 ○アジョ中 ●串子
三回戦 ○サンスーシ ●裸G雄
四回戦 ○ファンタ幼女 ●ほっしー
五回戦 ○よし子 ●メリーさん
六回戦 ○ジョンスミス ●記憶
七回戦 ○スレ立て ●75
八回戦 ○キュムキュム ●翠星石
九回戦 ○G住民 ●ぬらりひょん
十回戦 ○魔女 ●霧崎鋏美
十一回戦 ○助手 ●らき☆蓋
十二回戦 ○直りん ●148
十三回戦 ○椎名唯人 ●はつあんしゃ
十四回戦 ○姉者 ●バンディット霧崎
十五回戦 ○学園長 ●小ネタ
十六回戦 ○◆gRK4xan14w ●書き手初心者
≪トーナメント二戦目≫
一回戦 ○ハルトシュラー ●アジョ中
二回戦 ○サンスーシ ●ファンタ幼女
三回戦 ○ジョンスミス ●よし子
四回戦 ○キュムキュム ●スレ立て
五回戦 G住民 VS 魔女
六回戦 助手 VS 直りん
七回戦 椎名唯人 VS 姉者
八回戦 学園長 VS ◆gRK4xan14w
二戦目も折り返しを過ぎて盛り上がってるねー
キュムキュムつえええええええええええええええええ
どんどん残り人数が減っていくなー
果たして最後に残る優勝者は誰だろう
閣下に勝てる奴がいるかどうか
実在人物がどんどん減っていく……
キュムキュムは強かったッ!
Gスレ「へ、ようやく俺の出番か」
G住民「いよいよですね兄貴!」
Gスレ「串子さんも、バンディットさんも敗退してしまった……」
G住民「そうですね……」
Gスレ「だからよ! 俺たちが頑張らないとな、そうだろ?」
G住民「そ、そうですね!」
Gスレ「そぅるぁ! ks! ksks!」
G住民「ksks! ksks!」
Gスレ「ksks! ksks!」
G住民「ksks! ksks!」
魔女「ぶんらろろ〜、ぶんらろろ〜」
サムライ「魔女さん、そろそろ出番ですよ」
魔女「ぶんらろろ〜、ぶんらろろ〜」
サムライ「いやだから、寝転がってないで準備してくださいよ」
魔女「飽きた、あんた代わりに出て」
サムライ「いや、それ無理ですって」
魔女「こうやって帽子を被って……すごい、本物そっくりだ! ふしぎ!」
サムライ「何やってるんですか! 全然似てないですよ!」
魔女「……めんどくさいなぁ」
実況「二戦目 第五回戦!」
ワーワーワー
実況「いまだ実力未知数! その本懐を発揮することができるのか!
西の方角、G住民!」
G住民「ks! ksks!」
G住民「ks! ksks!」
G住民「ksks! ksks!」
Gスレ「おうおう……夢ぇ魅せてやんぜ……」
ワーワーワー
実況「対するは、恐るべき実力を持って勝ち上がった魔術の徒、魔女さん!」
魔女「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」
サムライ(また訳のわからないことを……)
ワーワーワー
実況「それでは試合開始です!」
Gスレ「先手必勝! くっそだらぁぁぁぁぁ!!!」
!
実況「G住民! 突っ込んだーーーー!」
魔女(ふー、めんどくさい……)
実況「魔女、呆然としたままだーーーー!!!」
Gスレ「うっしゃあ!」
ガキィン!
観客「おお!?」
Gスレ「!?」
実況「こ、これは一体ーーー! G住民、魔女に殴りかかろうとしたが、吹っ飛んだ!
魔女、あいかわらず棒立ちーーーーーーーー!」
!?
魔女(パスタ……うん、今日の夕食はパスタにしよう)
Gスレ「な、なんだ……一体」
(攻撃をうけた? いや違う……この感触は)
Gスレ「何かに……はじかれた?」
魔女「当たり」
!?
魔女「私の周りには今、目には見えないが大気の壁に包まれている。悪意ある攻撃は
これによって阻まれる……名づけてPORFIC(大盾)」
!
Gスレ「ぽーふぃっ……く? よくわからんが、魔法の仕業って事かよ!」
魔女「Exactly(そのとおりでございます)」
ドドドドドドドドドドドド
Gスレ「ちっ! なめんじゃぁねぇぞ!」
ダッ
実況「G住民、ふたたび突っ込んだーーーーーー!」
ksksー!!
ksks
ガキィン!
Gスレ「くそっ!」
実況「また吹っ飛んだーーー!」
魔女「ふぅ〜」
ドドドドドドドドドド
魔女「……説明したのにどうして同じ事繰り返すかな? どうしちゃったのかな……
がんばってるのわかるけど、無駄な行為はやめといた方がいいよ
1度でいい事を、2度言わなけりゃあいけないってのは、
そいつが頭が悪いって事の証拠だよ」
帽子「生涯現役なもんで!」
魔女「ソイツはびっくりだ」
!
Gスレ「こ、こけにしやがって……野郎!」
ざし……
観客「おお!?」
実況「Gスレ、両手を地につけ、クラウチングスタートの格好を取ったーーーー!」
Gスレ(魔女さんよ……たしかにアンタは俺の知らない事を知っている!
バカにされるのも当然だ! 色々と言いたい事もあるだろうさ!)
ドドドドドドドドドド
Gスレ(だがよ、俺にはそんな知識はねぇ…あるのはシンプルなたったひとつの考えだけだ…
たったひとつ! 『GGGksks!』! それだけだ…それだけが満足感だ!)
Gスレ「ダイヤルアップや……! パケット料金なぞ……!」
ダッ!
Gスレ「どうでもよいのだァーーーーーーッ!!!」
実況「三度、また突っ込んだーーーーーーー!!!」
G「俺のくそ根性、見せてやんよーーーーー!!!」
ガッキィィィィ!
魔女「………」
実況「おお! これはーーー! 見えない壁があるのが我々にもはっきり認識できます!
G住民、無理やりねじ込んで行くーーーーーー!!!」
観客「ワァーーーーーー!」
Gスレ「ぬっぐ……ぁぁぁーーー!!!」
魔女「自爆でもする気? そりゃダメだわ」
スッ
魔女「MAHALITO(火炎)」
ゴゥッ!
Gスレ「ぐわーーーーーーッ!」
実況「G住民、爆発を受けて吹っ飛ばされたーーーーー!!!」
……ガハッ
Gスレ「く、くっそだらぁ……」
G住民「兄貴!」
G住民「アニアニGアニキィィ!!」
魔女「何度も言わせるって事は、無駄なんだ……無駄だから嫌いなんだ、無駄無駄……
そのときだけ言うこと聞いてるふりで、本番で無茶するなら忠告の意味、ないじゃない
ねぇ、私の言ってること、私の説明、聞く気なし? 死ねばいいのに……」
ザッ……
魔女「少し、頭冷やそうか……」
実況「この試合! はじめて魔女が構えたーーーーーーー!!!」
ドドドドドドドドドドド
魔女「黄昏よりも昏きもの 血の流れより紅きもの―――」
ジョン「これは……嬢ちゃんに魔力が集束していく」
ハルト「倉刀」
倉刀「はい?」
ハルト「出来るだけ闘技場から離れろ」
ksks
シュッ
魔女「時の流れに埋もれし 偉大な汝の名において―――」
Gスレ「げはっ……」
(くそ、さっきので足が動きやしねぇ……)
魔女「我ここに 闇に誓わん―――」
実況「闘技場が揺れるーーーーー! 凄まじい威力を感じるぞーーーー!」
G住民「兄貴、逃げて下さい!」
G住民「そうです、降参を!」
Gスレ「バカ野郎!」
!?
Gスレ「逃げる、なんて言葉は俺たちはつかわねーんだ、そんな弱気な言葉はな……」
魔女「我等が前に立ち塞がりし すべての愚かなるものに―――」
Gスレ「加速した、なら使ってもいい! ……俺、もうダメみてーだわ……だがよ」
魔女「我と汝が力もて 等しく滅びを与えんことを!」
Gスレ「俺がいなくなっても代わりはいるんだぜ? それが……G…だぜ……」
G住民「兄貴!?」
G住民「まさか、さっきのですでに!?」
ドドドドドドドドドドド
魔女「竜破斬(ドラグ・スレイブ)!!!」
カッ!
ドッゴォォォォォォン!!!!!」
ksks
ニャーン
ksks...
観客「キャーーーー!!!」
観客「ワーーーーーー!!!」
実況「す、凄まじい魔力撃ーーーーー!!! 爆音と砂塵で、何も見えませんーーーー!!!」
モクモクモク
G住民「……兄貴」
モクモク
実況「おおっと、シルエットが見えてきたぞーーーー!」
……モク
魔女「ふー、ちょっとやりすぎたかな?」
実況「魔女だ! 魔女が立っているーーーーー!!! そして……」
Gスレ「…………」
実況「G住民も立っているーーーーー!!!」
……ぐら
ばたり
実況「だが、崩れ落ちるように倒れたーーーー!!!」
魔女「アレを食らって立っていられるなんて、根性あるね。敬意を表するよ」
つかつかつか
魔女「バカにして悪かった、いま回復呪文をかけるよ」
ポワァァァァ
魔女「DI(蘇生)」
※※※ おおっと ※※※
はいになった
魔女「んん〜〜? 違ったかな?」
G住民「アニキィィィーーーーーーーーーーッ!!!」
トーナメント二戦目
五回戦 G住民 VS 魔女
蘇生呪文失敗により 魔女 勝利
to be continued……
本日はここまで、レス感謝
ksks…
おいwwwwwww
乙です
ア、アニキィィィーーー!
ドラグ・スレイブ吹いたwww
あぁ、G住民負けてしまったか……
今最高にはいってやつだぜwwwwwwwwwwwwwwwwwww
真っ白だなw
兄貴ィーーーーーーーッ!!
兄貴ィ――――ッ!
ア、兄貴がッ、俺たちの兄貴がッ!?
ケチってDIで灰なんてひどいです><
まあ一回戦の勝ち抜けだってぬらりひょんのお情けみたいなもんだったしなw
パンツに竜破斬ふいたw
クロ「ママ、ガンバッテー」
シロ「お母様、二回戦も頑張ってくださいね」
助手「うんうん、ママ頑張ってくるからね」
クロ「ワーイ」
博士「今からでも遅くないから、棄権してくれないか? 正直見ててラハラするんだ
年頃の娘がこんな事をやるのはどうかと思う」
助手「あら、博士も私をそんな風に見てくれてたんですね」
博士「ちょ、ちょっと待て。何か勘違いしてるようだが、俺は危ない目にあわせたくないだけだ」
助手「でも、対戦相手は私と同じ女性の方ですよ?」
博士「それとこれとは……まったく、キミは頑固だな」
助手「あら、それは博士もですよ。それに、これは私の決意みたいなものなんです」
博士「決意? また変な事を考えてるな……」
助手「もしも、もしもですよ? 私がこの大会で勝ち進む事が出来たら」
博士「出来たら?」
助手「……やっぱり、それは勝ってからお話しますね! いってきます!」
G住民「姐御! 頑張ってください!」
G住民「アジョの旦那も、Gの兄貴も…串とバンディットの姉貴も負けちゃいました……
姐御! あとは姐御だけです!」
G住民「他の奴等はともかく、あっしらは姐御を応援しとりやす!」
直りん「つまり……それって」
直りん「他の人がやられちゃったから、次点の私を応援しに来たって事?」
G住民「い、いえ、そんな事は……」
直りん「……私、人を見下すのは好きだけど、見下されるのは好きじゃないの」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
G住民「…………」
直りん「ねぇ……知ってる? 私の噂……」
G住民「あ……う……」
直りん「それ、噂じゃないよ」
……ニィ
カツカツカツ……
G住民(こ…殺される……!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
スッ
バタン
G住民「………」
G住民「こ、殺されるかと思った」
G住民「……俺も」
実況「二戦目、第六回戦!」
ワーワーワー
実況「見目麗しい女性同士の対決! どちらを応援するか迷うところ!」
アジョ中「薔薇にはトゲがあってだな……」
霧崎「有毒な植物も自然界にはある」
実況「西の方角! 爆発アルケミー! 助手!」
助手「……頑張ります!」
ワーワーワー
実況「東の方角! 這いよる混沌、実力いまだ知れず! 直りん!」
クロ「アレガママノアイテ?」
博士「そうみたいだな」
(不安だ……)
直りん「はぁーい♪」
ワーワーワー
実況「それでは試合開始です!」
クロ「ママカガンバレーー!」
シロ「お母様、頑張ってー!」
直りん「あら……若いのに、あんな子がいるのね」
助手「いえ、あれは養子みたいなもので本当の子じゃないんですよ」
にこり
助手「でも、懐かれてああ呼ばれちゃってますけどね」
直りん「……そう、楽しそうね」
助手「ええ、あの子達がいて、博士がいて……あ、博士っていうのは私の先生なんですけどね。
毎日が楽しくて、覚える事ばかりです」
直りん「……そう」
助手「ははっ、ごめんなさい話してばかりで。おかしいですよね、これから戦うっていうのに……
なんかそんな雰囲気じゃなくて……」
直りん「ええ、おかしいわ」
助手「ですよねー」
ニコリ
直りん「あなたのその、幸せそうな顔が苦痛に歪むのを考えると、おかしくておかしくて……
笑っちゃうわね」
助手「……え?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
実況「実況席からは遠くて聞こえませんが、二人とも何やら話し合っているーー!」
クロ「ナンノオハナシー?」
シロ「さあ……なんでしょうね、お父様?」
博士「さあ、なんだろうね……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
直りん「人が幸せになる方法には、二つある。……何かわかるかしら?」
助手「……え? さ、さあ……」
直りん「幸せになる方法の一つ目、それは自分の願いごとがかない、自分が幸せになる事」
ゴクリ
助手「……二つ目は」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
直りん「幸せになる方法の二つ目、それは」
……にぃ
直りん「他者を蹴落とし、災難に合わせること」
助手「―――!」
直りん「他者を不幸にする事で、相対的に私は幸せになる! 絶望した奴の顔を見下ろす時!
私は幸せの意味をかみ締められていられる!」
助手(な、なんなの? この子)
直りん「あなたが甘ちゃんで本当によかったわ……あなたが幸せであればあるほど……
私も幸せに近づくことが出来る!」
助手(……なんなの……なんなのこの子)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
霧崎「GGG的には応援すべきだろうが、私は奴は好かん」
串子「言うねえー」
霧崎「あれは『最悪』と呼ばれるもの、他人を不幸に巻き込んで道づれにする『真の邪悪』だ」
――― 一方そのころ
主催「先生、どうですか?」
医師「峠は越えましたが、当分安静にしてるほうがいいですね。つまりドクターストップ、
そういうわけです」
主催「ふむ、なるほど……わかりました、それではサンスーシ先生は勇退となりますな」
白「当たり前です! これ以上危険な目にあわせられません!」
主催「おお怖い。それでは代役を立てて大会は続行します。わしはこれで失礼しますな」
ガチャリ
コツコツコツ
乱立「代役……リザーバーかい。当てはあるのか?」
主催「まあ一応な。お前さん、邪魔はするなよ」
乱立「おいおい、俺は何もしないぜ、何もな」
コツコツコツ
「控え室」
ガチャ
倉刀「おや、こんにちは」
主催「おう、居るな」
乱立「こいつか?」
主催「ああ。倉刀君、君をサンスーシ選手のリザーバーとして参加させる。
よろしく頼む」
倉刀「ええ!?」
直リン黒っっ
倉刀「なんで俺なんですか、他にも人がいたような気が……」
主催「ヨーグルト氏とかは、飽きたとか言って帰ってしまった。君しかいない、それに」
ポン
主催「師弟対決というのは数字が取れるのでね……これはチャンスなんだよ!」
倉刀「は、はあ……」
主催「まあ、君も師匠に力を試すことができるいい機会だと思うよ、うん!」
倉刀「はあ……」
主催「じゃあ、そういうことでよろしく! 期待しているよ!」
ガチャリ
バタン
倉刀「まいったな……どうしよう」
倉刀(師匠に勝てる気がしない)
倉刀「かといって、手を抜ける相手でもないしな……」
キラッ
倉刀「ん?」
キラッ
倉刀「日本刀? あの二人が忘れたのかな」
スッ
倉刀「それにしても……なんて綺麗なんだ。一応刃物の心得はあるが、それにしても美しい。
抜いてみるか……」
スゥゥラァ―――
倉刀@「抜けた……俺、全然力込めてないのに……それに、何か聞こえるような……」
ゥォォーー…ム…… バルバルバル……
ゥォォーーーム…… バルバルバル……
倉刀www
ちょw倉刀かよw
ガチャリ
係員「倉刀さま、失礼します。改めて大会について説明しに来ました」
倉刀「あ、はい……」
係員「おや、それは? 当大会では武器は禁止です。お預かりしましょう」
倉刀「あ、はい。どうぞ」
グググ……
ズブシュ
倉刀「あ!」
係員「ガフッ……な、何を……?」
倉刀「お、俺じゃない! 俺じゃない、刀が勝手に!」
(……くのだ)
(落ち着くのだ 落ち着くのだ倉刀よ……)
(何でもない 何でもないのだ 倉刀……)
倉刀「な…何者だ……声が……聞こえてくるぞ……」
(我が名は きっちり 名無しと1000の守護者を暗示するもの……)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
係員「く、倉刀さま?」
(お前は私を抜いた…… お前は私になるのだ…… 私を使って板を纏めるのだ……)
ピシィ―――ン
倉刀「……ハルトもGGGも死んで当然の奴等さ! おまえもキッチリぶった切ってやりたくなったぞ」
係員「な、何を……やめてください倉刀さま、やめて―――」
ズバシュ!
……パチン
(ハルトシュラーを殺せ! GGG団を全滅させろ! お前は板の管理者だ!
誰よりも強い! 何でも切れる!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「俺は何もしないぜ……俺はな」
ニヤリ
to be continued……
本日はここまで、レス感謝
アヌビスかと思ったらバオーwww
乙
チャカ化したwwwwww
乙wwwwww
乙です
倉刀まで黒くなっちゃったか
クラトゥが乗っ取られたw
と思ったらバオーなのかwww読んだの昔過ぎて覚えてねえwww
死天王きっちりさんかよwwwww
乙wwww
ハルトさまかっこよすの予感
>>143 バルバル言ってたのでバオーかと思ったが
やっぱりアヌビスだったわww
試合も倉刀もやべえw
直りんがが黒すぎる上、ダーク倉刀w
誰も気にしてないようだが、アジョ中が普通に生きてるw
ちにゃったのになwwwww
きっちりさんがここで来るかwwww
助手(この子……危険だわ!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
実況「双方、動く気配なしーーーッ! 睨み合いが続いている!」
直りん「フフ……どうしたの? 足が震えているわ……恐怖する、それは
余計なストレスを溜めるという事」
助手「う、うわぁーーーーー!!」
ブォン!
直りん「フフ……貧弱、貧弱ゥ!」
助手「!」
実況「おお! またもや! 一回戦と同じく、直りんが離れた場所にいるーーーッッッ!」
観客「ウォォン!」
クロ「ヒキタテンコー」
博士「……むう」
直りん「私はストレスを溜めるということはしない、常に心の平穏を願って生きていこうと
思っている……感情を隠してストレスを溜めるなんて、愚かな事……私は、
私のやりたいようにさせてもらう……」
ピキーーーーーン
ザ・ワールド
直りん「『WWW』! 絶望を私に見せながら死んでゆけ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
助手「こ、これは! 彼女の周囲の空間に歪みを感じる……」
ざし……
助手(臆しちゃダメ……博士、クロちゃん、マシロちゃん、あたしに力をかして……!)
直りん「ブラックアウト!」
助手「!」
ヒ デ オ
クロ「ママー、ママー」
助手「う……ん……あれ? あたし……何を……」
ゆさゆさ
クロ「ゴハンツクッテー」
助手「そうだった……ご飯作らないと……」
ムクリ
助手「今日はシチューにしましょうか」
クロ「ワーイ」
助手「博士が仕事から帰ってきたら、三人で食事にしましょう」
カラカラカラ
とぉるるる…
とおおるるるるるるるるるるる
とうおるるるるるるるるるるるるるるるるるるん
助手「あら、電話だわ」
ガチャ
助手「はい、もしもし」
博士「ああ、君か。俺だよ」
助手「あ、博士ですか。よかった、私―――」
博士「あのさ、今日は令嬢の邸宅で食事を振舞ってもらう事になったから」
助手「え……」
博士「だからさ、今日はこのまま帰ってこないのを伝えようと思って。クロによろしくな」
助手「あ……、え、ええ」
ヒデオktkrww
令嬢「博士さん、まだですか? 食事が冷めてしまいます」
博士「あ、あの、そんなにくっつかないでください」
助手「……」
博士「おい、どうした? もしもし? もしもし?」
助手「あ、ええ、わかりました。じゃあ食事はこっちで取りますね」
博士「うん、そうしてくれ。じゃあ」
キャッキャ、ウフフ
ガチャン
クロ「ママードウシター」
助手「……なんでもない、なんでもないのよ」
カラカラカラ
助手「何でもないのよ、クロちゃん……」
カラカラカラ……
直りん(本当に? 本当にそうかしら?)
直りん「ブラックアウト!」
ヒ デ オ
チュンチュン、チチチ…
助手「朝……? ここは、部屋?」
助手(私……何をしてたんだっけ……)
コンコン、コンコン
ガチャリ
白い女性「もう、お母様ったら! 遅刻しちゃいますわよ!」
黒い女性「まったくネボスケさんなのだー」
白い女性「お姉様も、先ほどまで寝ていらしたじゃありませんか」
助手「え・・・あの……どちらさま?」
白い女性「お母様……だから、飲みすぎるのはいけないといいましたのに……
マシロとクロ、ですわ。そして今日は結婚式ですわ」
助手「結婚……式……」
黒い女性「令嬢さんとパパの結婚式なのだー」
助手「ああ……そうね」
助手(そう、そうだったわ、私ったら何を)
助手(今日は結婚式、そしてこの娘たちはマシロとクロ)
助手(博士の研究が認められ、出資者の娘である令嬢と博士が婚約したんだわ)
助手(私も、呼ばれてるんだっけ……)
ズキリ
助手(何だろう……この胸のモヤモヤは……)
シロ「お母様?」
助手「あ、ううん。ごめんなさい、今準備するわね」
助手(何だろう、この気持ち。なんだかおかしいわ……でも、それがなんだか
わからない……博士の事?)
直りん(一皮むければ……どいつもこいつも同じ。私の方が正直、正直だ
自分を偽らないだけマシ……どいつもこいつも、ヘドが出る!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
直りん(他人の幸せを喜べる人間など、いはしない……それは自分の幸せと一致しただけの事、
人は互いに……相手を蹴落として高みに上がろうとしている……)
直りん(なんと浅ましき、醜悪な事……私はそれを見つめる事で、自分が生きている事を
実感できる……)
直りん(人が醜く生にしがみつく様を見ることで、私は幸せを感じる事が出来る……)
直りん(人が不幸になったとき! ソイツは本性を曝け出す!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
直りん「『WWW』世界に網を張り、用途に応じて糸を引き上げ能力を発現させる……
それを応用し、糸で相手を絡めとり『世界』へと墜とす……」
直りん「その人物は、世界の因果律に引きずられながら、思うがままの行動を取る」
直りん「これが『WWW』第二の能力『舞台活劇』!」
直りん「ウフフ……貴女には、たっぷりと愉しんでもらうわ」
……にっこり
直りん「そして、私もね」
to be continued……
本日はここまで、そして前回初歩的なミスをやらかしてしまいました
「おとなはウソつきだ」と思った少年少女のみなさん、どうもすみませんでした
おとなはウソつきではないのです、まちがいをするだけなのです……
直りんこええええええええ
>大人はうそつき(ry
ワロタw
ほんと荒木好きだなw
本当にネタ豊富だなwww
GJ!! YSSの修羅場展開がリアル過ぎて困る
ヒデオww
リアルありそうな展開がきついきつい
NTR! NTR!
リンゴーンリンゴーン
パチパチパチ
クロ「綺麗だねー」
シロ「ええ、綺麗ですわね、お母様」
助手「…………」
シロ「お母様?」
助手「え? あ、ああ、ごめんなさい。こんな式に慣れてないから……
どうすればいいかわからなくて……」
シロ「とりあえず、笑えばいいと思いますわ」
助手「そう……そう、よね……」
助手(二人を見ていると、なんだか胸が苦しくなる……博士があんなに嬉しそうなのに
私……どうしたの? 私、泣いてるの?)
リンゴーンリンゴーン
客人「おめでとう! 二人ともおめでとう!」
客人「本当に似合いのカップルだ」
助手(ああ、博士と令嬢が、あんなに幸せそう……)
助手(これは……夢? 現実? わからない、わからない……)
直りん「いいえ、これは現実。近い未来に起こる事」
助手(あなたはダレ? 私は……)
直りん「富も地位も、彼女には及ばない。いずれ起こりうる運命」
助手「違う、そんなの違う、私は……」
直りん「そう? 本当にそう? では現実を直視しなさい……ブラックアウト!」
ヒ デ オ
ざあああああああああ
助手(ここは……どこ?)
助手「雨……窓、テラス……ああ、そうだった」
助手「ここは令嬢の屋敷、そして私は、そのテラスにいるんだった」
助手(なんでいるのかしら……どうして?」
「…………」
助手「声? 中から聞こえる……なにかしら」
ざあああああああああ
令嬢「博士……いいえ、アナタ。私、今とっても幸せです」
博士「俺もだよ、君を妻に娶る事が出来て、本当に…嬉しい」
令嬢「本当?」
博士「本当だとも」
令嬢「うふふ、じゃあ……」
スッ
令嬢「この幸せが嘘じゃないか、私に……感じさせてください」
博士「もちろんだとも」
がばっ
令嬢「あ……、灯りを消して」
博士「暗くなったら、君の姿が見えないじゃないか」
令嬢「……イジワル」
キャッキャウフフ……
ピカッ! ゴロゴロゴロ……
ざあああああああああ
助手「…………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
助手「……う……ううっ」
ポタ…ポタ…
助手(嘘……嘘だ……)
直りん「いいえ、これは現実。起こりうる未来」
助手「嘘だッ!」
直りん「あなたが行動を起こさなければ、起こりうる未来」
助手「こう……どう……」
直りん「博士の側にいて、一番博士を理解しているのはアナタ」
助手「……そう」
直りん「博士の側にいて、一番つくしてきたのはアナタ」
助手「……そう」
直りん「じゃあ、令嬢なんかより博士に相応しいのはアナタ、ね」
助手「……そう」
直りん「世間を知らない令嬢に、博士の何が分かるというの?
博士を一番よく知ってるのは、アナタなのに」
助手「……そう、その通り」
直りん「あの女さえいなければ、博士は私のモノ……きっと、振り向いてくれる」
助手「…………」
直りん「どうした……何を躊躇うことがある? 今は悪魔が微笑む時代なんだ!」
ピカッ! ゴロゴロゴロ……
ざあああああああああ
助手「なんだ……そっか、そうだよね」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
助手「……簡単な事だったんだ」
ざあああああああああ
助手「……あは、あはははははははは」
ガッシャーーーーン!
令嬢「!? あなた―――」
博士「どうしてここに!?」
バッ
助手「…死んじゃえ」
ざしゅ!
……はらり
令嬢「……え?」
……じわ
令嬢「……うそ」
ブシュウウウウウウウウウッ
バタリ
博士「お、おい! しっかりしろ! 嘘だろ!」
助手「大丈夫ですよ博士、そんな奴いなくても大丈夫です。博士と私と、
クロハちゃんとマシロちゃんと、ずっと、ずっと一緒に暮らしましょう」
ピカッ! ゴロゴロゴロ
助手「博士は何もしなくていいんです。私がいますから、ずっといますから。
だから離れないでください。ずっと博士についていきますから」
助手「四人で一緒に暮らしましょう。私、張り切ってご飯とか作りますから。
博士の好きな食べ物は何ですか? 私いっぱい作りますから。
大丈夫ですよ、お母さんにも上手くなったわねって褒められてるんですから。
……はい、任せてください」
博士「お、おい! しっかりしろ!」
直りん「……くすくす」
実況「これはどういう事だーーーー! 微動だにしなかった二人だが、いきなり
助手がたおれたーーーー! そのまま起き上がれず判定負けーーーー!」
……ぎり
霧崎「胸糞の悪い事をしよる・・・…」
串子「え? 何やったの彼女?」
助手「クリスマスにはヨットで過ごすのもいいかもしれませんね。知ってますか?
何も邪魔するもののない海原で見る、水平線に沈む夕陽って、とっても綺麗なんですよ」
博士「しっかりするんだ! 貴様、俺の助手に何をした!」
直りん「何をしたかって……心外だわね」
博士「なんだと!」
直りん「ここは私達が死力を尽くしている闘技場、言うなれば戦場よ。
戦場で、後ろから撃たれたと騒ぎたてる兵士がどこにいるの?
いたら物笑いの種にされるだけだけでしょう。戦場ではだまし打ち、不意打ちが日常……
皆……なんとか相手の寝首を掻こうと、後ろに回ろうと策を巡らしている……
それが真剣勝負というもの、彼女はただ……私の技を受け試合に敗れた、それだけよ。
……次の試合が待ってるわ、去りなさい」
博士「きっさまぁーーーーーーー!!!」
係員「おいまて! なにをしている!」
係員「トーナメント外での闘いは禁じられている!」
博士「うおおーーーーーッッッ! そんなものは関係ない!
奴を、奴を殴らせろーーーーーーッッッ!!!」
直りん「あらあら、こわいこわい。大会の邪魔にならないように、退去させた方がいいかしら?
……一つだけ言っておくわ。最終的にそうなったのは、彼女の意思よ」
博士「なんだと!?」
直りん「……そして、あなたの愛があれば、彼女は元に戻るかも……うふふ」
くるっ
博士「お、おい、待て!」
直りん「二人とも、末永くお幸せに……くすくす」
博士「待て! 待つんだ! はなせーーーーッ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
直りん「これでまた一つ、幸せになれたわ」
乱立「……フン、面白いな、あの娘」
トーナメント二戦目
六回戦 助手 VS 直りん
判定勝ちにより 直りん 勝利
to be continued……
本日はここまで
直リンKOEEEE!
助手ヤンデレ化か……
これはこれであり……いやなんでもない
助手が!助手がぁーーー!
なんというヤンデレ…怖すぎるっしょ
助手がぁっ!うわああああん!
それにしても直りんの邪悪っぷりにはときめくわぁ。今大会で一番インパクトのある化け方をしたんじゃないか?
えげつねえことしやがるぜ……
やべえ、最高だったw
NTRものは苦手なのにどこがツボだったんだろー。
結局想像で終わってるところかな? 久々にヒャッハーしたぜ。
次回は椎名唯人 VS 姉者か
どっちも好きだから応援してぇなぁ……よっし、ユイたそにしとくか
姉に振り回される弟 vs 弟を振り回す姉
相性的にユイ勝ち目ねえwww
これは姉者が有利か?w
姉者スレを立て逃げした身としては実に気になるw
つかさ「ユイ、二回戦も頑張ってね!」
ユイ「気楽だね、姉ちゃん」
つかさ「だって私が戦う訳じゃないし、かわいい弟を信頼してるのよ」
ユイ「う〜ん、でもステッキが使えないと不利だよ。一応地の魔法で肉体を強化しているけど
それだけじゃ他の人と大差ないし」
つかさ「そう?」
ユイ「他にも魔法使ってる人見かけたし、このままだとヤバイかな」
つかさ「ユイ、女性の方が魔法伝導率がいいのは話したわよね」
ユイ「うん」
つかさ「ステッキはあくまで増幅装置だから、上手くコントロールできるようになれば
ステッキ無しでも魔法を使いこなせるようになるわ」
ユイ「本当?」
つかさ「……多分」
ユイ「多分、かよ」
きたー!!
係員「姉者さん、そろそろお時間です」
姉者「……」
係員「姉者さん?」
姉者「……? ああ、気がつかなかったよ!」
係員「そろそろお時間です」
姉者「ありがとう、いってくるよ!」
ガチャリ バタン
係員「……夢中になるまで何読んでたんだろ。なになに、『姉者と弟の大冒険』
へ〜変わったタイトルだなー、でも印刷は抜群にしっかりしてるぞ。
作者の名前は無いが……」
あるところに姉と弟がいました
「姉だよ!」 「……弟です」
姉はお調子者でしたので、いつも動き回っています
じっとしていることがありません
あるとき、風に飛ばされて闘技場へとたどり着きました
姉者はそこの係員にとても親切にしてもらいました
お菓子をもらったり、時間を教えてもらったり、とても親切にしてもらいました
でも、その係員は―――
「そろそろ時間だな」
電柱に首が突き刺さって死んでしまいました
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
係員「こ、これで終わり? 次から何も印刷されて無いぞ……落丁本だ。
でも、何か引きずり込まれるストーリーと絵柄だ……」
ジリリリリリリリ
係員「あ、そろそろ時間だな。行かなきゃ」
実況「二戦目、第七回戦!」
ワーワーワー
実況「今度も見目麗しい対決! はたしてどちらが勝利するのか?」
実況「西の方角! 椎名唯人!」
ユイ「やるしかない、か」
ワーワーワー
実況「東の方角! 筋金入りシスター! 姉者!」
姉者「故郷のみんな! あたしは勝ってみせるよ!」
ワーワーワー
実況「それでは試合開始です!」
す……
ハルト「お、倉刀か」
倉刀「……」
ハルト「聞いたぞ、私と勝負する事になったようだな。弟子の修練、見させてもらうぞ」
倉刀「ええ、ボクも戦えるのが楽しみです。ズビズバー」
ハルト「お、ココナッツドリンクか。美味しそうだな」
倉刀「ええ……とっても好きなんです、ココナッツ……」
ユイ「まずは! 先手を取る!」
バッ
実況「唯人! 側面に飛んだーーー!」
ガシッ!
ユイ「はっ!」
実況「そのまま壁を蹴って姉者の後方へ飛ぶ!」
ガシッ!
ユイ「鷹爪三角脚!」
実況「死角からの飛び蹴りーーーーーーッ! 姉者、開始から微動だにしていないーーーッ!」
バゴッ!
姉者「モルスァ」
ババン!
実況「蹴りをまともに食らって吹っ飛んだーーーー!」
観客「ワーーーーーッッッ!」
つかさ「ナイスよ、ユイ!」
ユイ「よし!」
実況「姉者ダーーーウン! まずは唯人が先制ーーーーー! 唯人、追い打ちをかけずに
距離をとって相手の出方を伺うーーーーーッッ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
むくり……
姉者「やるね!」
ユイ(くっ、効いていないか!?)
実況「姉者、起き上がった!」
姉者「では今度はこちらから! はぁっ!」
バッ
実況「姉者も空高く飛んだーーーーーッッッ!!!」
姉者「ダイナマイトキーーーーーック!!!」
実況「そのまま急降下して唯人に迫ってくるーーーーッッッ!」
観客「ワーーーーーーーッッ!」
ユイ「くっ!」
実況「これをかわした!」
ドッゴォォォォォォン!!!
実況「これは凄い、地面にクレーターが開いた! まともにうけていたら危なかったーーーッッ!」
ユイ「……本当に人間なの、か?」
姉者「ザッツライト!」
ドドドドドドドドドドドドド
ババッ!
○ 姉者
<=-\ 「我、ただの人間也!」
<\
ババッ!
,,_○ 姉者
/`― 「されどこの身にはいささかの功夫がある!」
/ ̄|
ババッ!
ш
○| 姉者
ш/|´ 「魔法などという南蛮物に負ける道理は無し!」
_/´ヽ_
ババッ
ヘ○ヘ 姉者
|∧ 「必勝の構え、荒ぶる鷹のポーズ!
/ これにて貴殿の大往生間違いなし!」
ピカァーーーーンッ!
観客「ワァーーーーーッッ!」
実況「姉者、余裕の表情? だーーーーー!」
姉かっこいいwww
ユイ(まずい、やっぱり地だけじゃダメだ。他の魔法も使えないと……)
つかさ「あきらめちゃダメよ!」
ユイ「姉ちゃん!?」
つかさ「あなたなら何とかできるはず、だって……私の弟なんだもん!」
姉者「姉より優れた弟なぞ存在しねぇ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
姉者「椎名唯人とやら! 貴様に長子の真髄をみせてやるわーーーーーッッッ!」
ハルト「ほう、奴の気がどんどん高まっていくな」
倉刀「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
姉者「とぅっ!」
バッ!
実況「姉者、また飛んだーーーーー!」
ユイ「くっそ、姉に碌な奴はいないのかよ……」
(せめて、ステッキがあれば……)
to be continued……
本日はここまで、レス感謝
乙!
ここで切られるのは待つのがしんどいぜ……
倉刀哀れだなwww
姉テンション高ぇww
ひそかに最後ひどいこと言ってるwww
姉AAがなんかカコイイw
姉かっこよすぎるだろwwww
姉者wwwなんか好きだwww「やるね!」とかw
姉者「何と! 人間砲弾!」
グワァァァアァッッッ!!!
実況「姉者! 回転しながら急降下だーーーーッッッ!」
ユイ「くっ!」
バッ!
実況「唯人! かろうじてかわす!」
ギュルルルルルッ!
実況「ああーーっと! 姉者! そのまま壁伝いに沿って―――」
ユイ「え!?」
ビシュッ!
ドゴォッ!
ユイ「うぐぁっ!」
実況「逆に転がり、跳弾で再び回転アッターーーーーク! 唯人、こんどはかわせない!」
姉者「線路は続くよどこまでも!」
ユイ「うわぁーーーーーーッッッ!」
実況「唯人、そのまま吹っ飛ばされたーーーーーー!!!」
つかさ「ユイ!」
ダダン!
ユイ「く…くそ……」
実況「ダウン、唯人ダウーーーーーン! 起き上がれないーーーーー!!!」
観客「ワーーーーーッ!」
ユイ(く、くそ……このままではまずい……なんとか、なんとかしないと―――)
ムクリ
実況「唯人、起き上がった!」
姉者「ほほう、まだやるかい?」
ユイ「…………」
(当たり前だ、と言いたい所だがこのままでは不利だ……せめて魔法が使えれば……
せめてこの手にステッキ、ステッキさえあれば……」
ユイ「ステッキが……あれば……」
力が―――欲しいか―――
ユイ「?」
我が力は―――お前の魂―――
ユイ(これは!? ステッキを使う時にいつも頭に響く声……)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
我はステッキ―――マジカル☆ステッキ!
今を去ることニ千年以上の昔、かの大妖怪を倒す為に打ち作られた―――
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
姉者「およ?」
我が力はお前の魂!
お前の魂失わるる時は、我が力も失わるる時!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
力をくれ! お前の魂を!
奴を屠る為に! お前が魂をくれるなら―――
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
我はお前を助けてやろう! さあ呼ぶが良い!
力が欲しいなら、呼べ! 我を!
キッ
ユイ「しゃあねぇなあ! つきあってやらぁ!」
バッ
ユイ「ステッキよ! 来い!」
ィィィィィン―――
実況「?」
観客「?」
キィィィィィン!!!
パシィン!
観客「おおお!?」
実況「こ、これはーーー! 虚空に突如として杖が現れたーーーーー!
唯人、それをガッチリとつかむ!」
ざわ……ざわ……
実況「違反ではありません! 当大会、召喚魔法はまったくの合法です!」
姉者「ナ、ナンダッテー! まあいいか!」
カッ!
ユイ「レッツ! お色直し!」
パァァァァァァァ
実況「唯人の身体が光に包まれたーーーーーー!」
姉者「うおっまぶしっ!」
キラキラキラ☆ミ
魔法少女 ユイ OPテーマ
「マジカル☆ガール ユイ」
※ナレーション
「虫も殺せぬ学生が 何の因果か魔法少女
極めし魔技と拳にて この世に無用の悪を断つ」
たおせ たおせ たおすんだ 魔法の力で
すすめ すすめ すすむんだ 性別不肖のニューヒロイン
プライドかけたお仕置きだ 無我の境地の鐘が鳴る
熱く燃やした正義の血潮 (熱く燃やした正義の血潮)
姉の言葉を阻めば 阻めば未来は無いぜ
萌えろ! 烈火の如く あつく
砕け! 雷火の如く 平和の為に
俺はスーパーウルトラセクシィヒロイン
マジカルガール ユイ ユイ
(マジカルガール ユイ ユイ)
※ナレーション
「魔法少女とは 魔法を総合的に使用する格闘技である
この格闘技を極めることにより攻撃効果は120% 上昇防御面では63%上昇
魔法少女を極めた者は無敵になる!」
悪に上下の区別無し
俺の間合いに入らば 入らば命は無いぜ
夢を語っているか あつく
姉を信じているか 俺は信じていない
君もスーパーウルトラセクシィヒロイン
マジカルガール ユイ ユイ
(マジカルガール ユイ ユイ)
マジカルガール ユイ ユイ
(マジカルガール ユイ ユイ)
キラキラキラ―――ピカァンッ☆ミ
実況「光が消えた唯人! コスチュームが変わっているーーー!」
ピカァンッ☆ミ
キラッ☆
ユイ「愛と正義の!」
キラッ☆
ユイ「美少女戦士!」
キラッ☆
ユイ「マジカル☆ユイ! ゴシックロリータで華麗に参上!」
キラキラッ☆
ユイ「姉に変わって……お仕置きよ!」
きらりーーーん☆
観客「わーーーーーーーッ!」
つかさ「ふっきれたわね、ユイ……」
姉者「何だか知らんが、とにかく良し!」
to be continued……
本日はここまで
乙です
ユイのはっちゃけっぷりがww
おお!ひさしぶりだ!
ユイすっげぇ
良いのかよwww
まあいい……のか?ww
なんという吹っ切れwww
それにしても熱いテーマソングとナレーションだ
ゴスロリとな
これはもしや主人公補正かかったか!!?
ユイのはっちゃけに動じない姉wつくづく大物だww
素晴らしいw
見せ場のシーソーゲームだw
こいつらなにげに互角……!!
なんというやりたい放題www
いいぞもっとやれwww
実況「さきほどのフリルドレスから、ゴシックロリータへとコスチュームを変えた唯人!
これはどういった意味があるのかーーーーーーッッッ!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ユイ「さきほど貴女と戦っていたのは椎名 唯人、そして今ここにいるのは―――」
ビシィッ
ユイ「マジカル☆ユイ! 一味……違うわよ」
姉者「スパイス・ガール、というわけか!」
ユイ「その通り、魔法の妙技特とごらんあれ!」
グァァァァァ
実況「唯人の周りに、赤や青の光球が現れるーーーーー!!!」
ユイ「いっくよー!」
姉者「よく狙え!」
ババババババババッ!
ユイ「えい! ファイヤー! アイスストーム! ダイアキュート! ブレインダムド!
ジュゲム! ばっよえ〜〜ん!!」
実況「光球が次々と姉者に降り注ぐーーーーッッッ!」
姉者「上がって下がって、行って戻って、一回り! 様を見ろ!」
バッバッバッ
実況「姉者、これを次々にかわすーーーーー!」
観客「ウオォォーーーーーーッ!」
ガシッ
姉者「!?」
ユイ「これは囮!」
実況「おおっと、いつの間にか唯人、間合いをつめて姉者を掴んだ!」
キュゥゥゥゥゥゥ
ユイ「ヒート……エクステンド!」
ドッゴォォォォン!!!
姉者「ナイカンレグーーーーーーッッッ!!!」
実況「唯人が掴んでいた場所が爆発ゥ! たまらず姉者吹っ飛んだーーーー!」
ダッ
実況「唯人、追いかける! たたみかけるーーーー!」
ユイ(おわらせるッ!)
ガシッ
ユイ「えっ?」
姉者「かかったなアホが!」
ズシャァッ!
実況「姉者、振り下ろしたステッキを足で受け止めた! そして両足で唯人のガードを崩す!」
姉者「必殺! 稲妻十字空烈刃(サンダークロススプリットアタック)!」
実況「がら空きの唯人へ! 手刀の一撃だーーーーーッッッ!」
……くすり
ピシィーーーーン
姉者「な、なんだ……身体が…動かないよ!」
ユイ「私が貴女の身体の体温を奪い、凍らした……青の魔法でね……
どうやら、動かせるのはそこまでのようね……」
姉者「くっ!」
ヒューーーーー、ン
実況「おおっと! 両者位置を入れ替え、斜めに落下していくーーーー!」
観客「おおーーー!!」
実況「唯人、その様はまるで、波をあやつるサーファーのようだーーーー!」
姉者(身体が凍って……動けない!)
ユイ「マジカルインフェルノ!」
ガシッ!
姉者「グヘッ!」
実況「ゲーーーーーーッ! そのまま闘技場の壁に姉者を叩きつけたーーーーー!」
バダンッ
姉者「つ、強い……先ほどとは打って変わって、強いよ!」
ユイ「言ったでしょう……先ほどまでのは椎名 唯人、そして、ここにいるのは
マジカル☆ユイ、と。そして……もうひとつ教えてあげるわ」
キラッ☆
ユイ「所詮この世は男と女!」
キラッ☆
ユイ「だけど私は男で女!」
キラキラッ☆
ユイ「だ・か・ら、最強! 最凶! SAIKYOU! それが……マジカル☆ユイ!」
きらりーーーん☆
投下とな
観客「わーーーーーーーッ!」
実況「おおっと、言葉の意味はよくわからんがとにかく凄い自信だ!」
姉者「なるほど……二つの属性を兼ね備えた者に、ボン、キュッ、バンッの姉属性ひとつでは
勝てぬが道理か……すまぬ弟、この姉者、戦いの中で戦いを忘れたよ……」
ググ……
姉者「だが、強敵(とも)に倒されるは最高の名誉……この姉者―――」
一
片 我
の が
悔 ヽ○ノ 障
無 い / 害
し ノ) に
ユイ「あの…字が間違ってますよ」
姉者「…………」
ユイ「あの、もしもし? もしもし!?」
姉者「へんじがない ただのあねじゃのようだ」
ユイ(試合に勝って……勝負に負けた、気分)
トーナメント二戦目
七回戦 椎名唯人 VS 姉者
まあいいか! 椎名唯人 勝利
to be continued……
本日はここまで
ボンwwwクレーwww
乙!
まさか前回のに感想つけたら投下が始まるとは思わなかったw
姉はどこまでもマイペースだw
なんて平和な戦いなんだw
ジョジョ→キン肉マン→ワンピース→北斗
なんというジャンプパロディラッシュw
おかま道www
緑川「学園長、相手は不可思議な技を使います。お気をつけて」
学園長「……貴様、このワシが負けるとでも?」
緑川「いえ、そのような事は。ただ、相手の実力が未知数なゆえ」
学園長「たしかにのう、だが心配するな」
ざし
学園長「相手は誰であろうと、ワシはワシ、歴史ある高杜学園の長よ」
ざし、ざし
学園長「では緑川、行ってくる」
緑川「戦果を期待します」
学園長「ハハ、焦るでない」
係員「◆gRK4xan14w様、そろそろお時間です」
……シーン
係員「いない? 既にむかわれた?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
pipipi
pipipi
係員「着信? 俺の携帯から?」
係員「! こ、これは! 俺の携帯番号から着信アリ! ど、どーいうことだ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
pipipi
pipipi
係員「ゴクリ……」
ピ
係員「もしもし……」
「ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん」
係員「も、もしもし? もしもし!?」
「いあ いあ はすたあ はすたあ くふあやく ぶるぐとむ ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ
あい あい はすたあ!」
係員「な、なんだよコレ……何なんだよぉッ!」
実況「二回戦もいよいよ終幕!」
ワーワーワー
実況「準々決勝に勝ち上がるのはいったいどちらなのか!」
ワーワーワー
実況「西の方角! 誇り高き教鞭! 高杜学園長!」
学園長「……さて、久方ぶりじゃのう」
緑川(……学園長が持っておられるのは…符?)
ワーワーワー
実況「東の方角! カオスディメンジョン! ◆gRK4xan14w!」
◆gRK「カフカフカフ」
ワーワーワー
実況「この戦い、どうなるか先が読めません! それでは試合開始です!」
◆gRK「うおおおおおおおおれのターン! ドロー!」
バッ!
◆gRK「山をセット! タップしてマナを出し『怒り狂うゴブリン』を召喚!」
ttp://www6.uploader.jp/user/sousaku/images/sousaku_uljp01147.jpg ゴブリン「キシュー!」
実況「◆gRK4xan14w! 一回戦と同じく、魔物を召喚したーーーーッ!
観客「ワーーーーーッッ!」
学園長「……フン」
◆gRK「コイツの特殊能力はァァァ! 場に出てすぐに攻撃できるゥ! ハハッ、
怒り狂うゴブリン、アタック宣言だ!」
ゴブリン「キキッ!」
実況「おおっと、魔物が学園長に襲い掛かるーーーー!」
緑川「学園長!」
ガシッ
ゴブリン「ギキッ?」
学園長「舐めるでない、三下」
実況「学園長、向かってくる魔物の首を掴んだーーー! そのままねじ伏せる!」
学園長「長いこと生きていると、色んな知識を身に付けてのう……」
ギリギリギリ
ゴブリン「ギ…ギーーッ!」
学園長「召喚の一つや二つ、造作も無き事でのう」
ベキッ!
実況「学園長! 魔物の首をへし折ったーーーー!」
観客「ワーーーーー!」
ハルト「ほう、さすがはロリババァの眷属」
倉刀「レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロ」
gRKは完全に不条理キャラとして定着したなw
乙!!
画像豊富で臨場感に溢れてる(?)なw
リアルに古参と新参のMTGマッチだしwww
そして倉刀が気になってしかたないwwwwww
レロレロレロレロレロ
なんという熱い魔法合戦
デュエルってるな
なんだこのMTGwww
学園長はプレインズウォーカーのおれの足元にも及ばない貧弱魔法使い
その魔法使いがプレインズウォーカーのおれに対して禁止カードを使うことでおれの怒りが有頂天になった
この怒りはしばらくおさまる事を知らない
いままで学園長の強さは神秘のベールに隠されてきたがついにそのカーテンが開かれる
……ニヤリ
学園長「ダメージ軽減の……ファストエフェクト」
バッ
学園長「インスタント、『名誉の道行き』発動!」
ttp://www6.uploader.jp/user/sousaku/images/sousaku_uljp01209.jpg ◆gRK「何ィ!?」
学園長「このターン、ワシが選んだ発生源1つが与えるダメージをすべて軽減し、0にする―――」
◆gRK「ホワッツ!?」
学園長「これにより赤の発生源からのダメージが軽減された場合、名誉の道行きは軽減された
ダメージの点数に等しい点数のダメージを、その発生源のコントローラーに与える……」
カッ!
実況「おおっと! 白い光が馬の形となって! ◆gRK4xan14wに襲いかかるーーーーッッ!」
学園長「名誉の道行き、プレイヤーに10点ダメージ!」
ズッシャァァ!!
学園長「そしてラースの灼熱洞の効果発動!名誉の道行きのダメージは二倍となり……
貴様に20点のダメージを与える!」
ズズッッガガシシャャァァァァンン!!!!!!
◆gRK「あべし!」
実況「これまた強〜〜〜〜〜烈〜〜〜〜ッ! ◆gRK4xan14w、派手に吹っ飛んだーーーーーッ!!!」
観客「ワァーーーーーーッッ!!」
ひゅ―――ん べちぁっ ビグンビグンビグン
◆gRK「うわらば!」
ゴフッ
実況「吐血、◆gRK4xan14w、吐血! これは効いたかーーーーーー!」
ビク…ビク…
…むくり
◆gRK「……」
学園長「ほう、まだ立ち上がれるか。だが勝負は見えた。サンダーメアも魔術師の攻撃で
葬り去られる……終わりだな、降参しろ」
◆gRK(こ……)
ゆら……
◆gRK(こは何処?)
ふら…ふら…
ワーワーワー
ワーワーワー
闘技場の観客たちの熱き声援が さきほど受けた傷口の穴を押し広げ
◆gRK4xan14wの揺さぶられた脳をかき回した
ぐぼっ
学園長「すでに夢と現の境か、よろしい介錯を仕ろう」
バシッ バシッ バシッ
実況「魔術師の攻撃で魔物が倒されたーーーーーッッ! ◆gRK4xan14w、打つ手なしかーーー!」
ワーワーワー
ワーワーワー
◆gRK(人……?)
学園長「盾となる物も消えた、これで勝負ありだな」
◆gRK(勝…負……デュエル…?)
ガシッ
◆gRK(そ、そうであった)
学園長「放蕩魔術師、三体タップ、6点のダメージ!」
実況「魔法が◆gRK4xan14wへと襲いかかるーーー! 完全に棒立ちだーーー!」
◆gRK「創発トーナメントに、俺は参加してるんだった!」
バシッ バシッ バシッ
ヒュン ヒュン ヒュン
実況「おおっと! ◆gRK4xan14w、これをすんでで交わす!」
観客「ワーーーーーーーッッ!」
学園長「……! どういう事だ? 先ほどとは別人の動き……」
◆gRK「長い……夢をみていたような気分だったぜ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
◆gRK「アンタが対戦相手か? 中々のデッキをお持ちだねぇ」
学園長「……コイツ?」
◆gRK「でも俺っちも中々やるんだぜ?」
学園長「頭でも打ったか貴様……何者だ」
◆gRK「俺っちかい? 俺っちの名は―――」
ビシィ!
◆gRK「プレインズウォーカー ◆gRK4xan14w!」
観客「ワーーーーーーッ!」
露崎「威勢の良い事だが、◆gRK4xan14wが劣勢なのは変わりない」
ハルト「……あなたは勘違いをしている」
露崎「……なんと?」
ハルト「ここは卓上ゲーム板でもTCG板でもない、創作発表板だ。
その事を忘れては、勝てる者も勝てん」
to be continued……
本日はここまで
くそ、続きがきになるwww
何という濃厚なMTGスレ……と思ったら、
ここで熱い展開きたー!!
( ゚д゚)ナ、ナニガオコッテルノカ マッタクワカラネエ
倉刀はずっとレロレロ状態wwwwwwwwwww
だいたい最初はアカデミー見た瞬間「こんなデッキで勝つるわけがない・・」とあきらめが鬼なった
俺は脳内で????に「今回あきらめ顔になってるので全力出しても良いぞ」というと
「やっと許しが出たか!」「封印がとけられた!」とハルトシュラー閣下がもじもじしだしたので
悦に入った学園長は何が起きようとしてるのか謎みたいだった
◆gRK「おっと学園長さんよ…年取りすぎて目が悪くなったか? カードの効果をよく見てみな…」
学園長「なに?」
◆gRK「 『抹消は打ち消されない』 相手が男だろうと女だろうと、老人だろうと子供だろうと、
信仰を持っていようとも……あらゆる物を灰燼に帰す。閣下、全滅でございます」
ボウゥゥワアァ!!!!!!!!!
観客「わあ!」
観客「きゃ!」
実況「これは凄い、まるで闘技場が薪の山のようだーーー! 激しく燃えさかるーーーー!!!」
ゴオオオォォォォォッッッ!!!
実況「闘技場にあった物が二人を残して全て無くなったーーーー!」
学園長「くっ……!」
◆gRK「さて、仕切りなおしだな……山をセット、『火花の精霊』を召喚!」
ttp://www6.uploader.jp/user/sousaku/images/sousaku_uljp01241.jpg パシィン!
実況「◆gRK4xan14w、モンスターを召喚したぁ!」
◆gRK「コイツは速攻が可能! 火花の精霊、攻撃宣言!」
ズシャァァ!
実況「魔物が学園長へと襲いかかるーーーーー!!!」
学園長「たかが3点! 防いでくれる!」
バッ!
◆gRK「……ラースの灼熱洞は場に残っている」
ttp://www6.uploader.jp/user/sousaku/images/sousaku_uljp01207.jpg 学園長「……はっ!」
ズガッシャァァァン!!!
学園長「ぐっはぁぁ!」
実況「学園長! 魔物の攻撃を受け止めきれず吹っ飛んだーーー!!!」
観客「ワァァァーーーーッッ!」
◆gRK「プレイヤーに6点ダメージ!」
◆gRK「ドロー、クリーチャーカード!」
ズガッシャァァァン!!!
学園長「う……」
◆gRK「ドロー、クリーチャーカード! ドロー、クリーチャーカード!」
ズガッシャァァァン!!! ズガッシャァァァン!!!
学園長「……」
◆gRK「ドロー、クリーチャーカード!」
係員「お、おい止めろ!」
係員「止めるんだ!」
◆gRK「HA☆NA☆SE!」
係員「とっくに学園長のライフは0だ!」
◆gRK「はぁ…はぁ…」
実況「…………はっ! 勝負あり、勝負ありです! 怒涛の反撃で◆gRK4xan14w、
準々決勝へと駒を進めましたーーーーー!」
霧崎「……いいのか、アレ?」
ハルト「無論」
倉刀「ザリガニも食ってパワーアップ! ブジュルブジュルとぉーーーッ!」
トーナメント二戦目
八回戦 高杜学園長 VS ◆gRK4xan14w
ずっと俺のターン! ◆gRK4xan14w 勝利
to be continued……
おい遊戯王wwwwwww
色々あるけどこれをまず突っ込ませてくれ
おいこら倉刀wwww
チャンポンとかwwwwwwwww
学園長涙目wwwwwwww
なに別のカード入れてるんだwwwww
こwwれwwはwwwww
もうどこから突っ込んでいいのか分からないィィィwww
別のゲームになっとるやないかww
2回戦までのトーナメント表
○春━┓ ┏━G ●
┗━┓ ┌─┛
●錬─┘ ┃ │ └─ぬ●
┗─┐ ┌─┓
●串─┐ │ │ │ ┃ ┌─鋏●
┏─┘ │ │ ┗━┓
●鯵━┛ │ │ ┗━魔○
├─┐ ┌─┤
●裸─┐ │ │ │ │ ┌─蓋●
┏━┓ │ │ │ │ ┌─┓
●算━┛ ┃ │ │ │ │ │ ┗━助●
○倉─┘ │ │ └─┓
●幼━┓ │ │ │ ┃ ┏━直○
┗─┘ │ 優 │ ┗━┛
●星─┘ │ 勝 │ └─修●
├─┴─┤
●刈─┐ │ │ ┌─発●
┏─┐ │ │ ┏━┓
●良━┛ │ │ │ ┃ ┗━唯○
┏─┐ │ │ ┌─┛
●記─┐ ┃ │ │ │ │ │ ┏━姉●
┏━┛ │ │ │ │ └─┛
○Js━┛ │ │ │ │ └─霧●
├─┘ └─┤
●75─┐ │ │ ┌─小●
┏─┐ │ │ ┌─┓
●立━┛ │ │ │ │ ┗━学●
┏─┘ └─┓
○Q ━┓ ┃ ┃ ┏━札○
┗━┛ ┗━┛
●翠─┘ └─初●
実況「試合も進み、準々決勝! ベスト8が出揃いました!」
ワーワーワー
実況「それでは、もう一度各選手を紹介いたしましょう!」
ワーワーワー
実況「準々決勝一回戦はこの二人! ハルトシュラーVS倉刀 作!」
実況「この二人は師弟関係! ハルトシュラー選手は試合を数々の技で打ち破ってきました!
対する倉刀選手も同じ流派! 手の内を読まれて苦戦するのか? それとも師匠の貫禄を
見せて勝ち進むのか? 目が離せません!」
実況「倉刀選手はサンスーシ選手のリザーバーとして出場です! リザーバーと侮るなかれ
彼は大会主催者の推薦、そしてその武技はハルトシュラーが師事しています!
教えが試合で花開くか? 師匠を越えることが出来るのか?
その答えはのちに明らかになるでしょう!」
実況「二回戦は、ジョン・スミスVSキュムキュム!」
実況「どちらも実力者同士! ジョン選手は二試合を危なげなく勝ち進んできました!
いまだ苦戦という程を味わっておりません! はたしてこの男が実力を見せるのは
決勝なのか? それともこの試合からなのか! コートの奥からはうかがい知る事が出来ません!」
実況「加藤キューピー、通称キュムキュム選手は素晴らしい技で対戦者を料理してきました!
その笑みの奥底には、達人の業と冴えが垣間見る! 強虎を料理するのはこの男なのか?
この試合は、決勝というメインディッシュのオードブルに過ぎないのかーーーーッ!?」
実況「三回戦は二大女傑! 魔女さんVS直りん!」
実況「魔女さん選手は恐るべき魔法を我々に見せつけてくれました! その秘法はまだまだ
底が知れません! 次の試合も更なる魔法の奥義を披露してくれるのか!
我々はすでに、彼女の魅了の術にかかってしまっているーーーッ!」
実況「今大会のダークホース! 直りん選手はまったくの無名ながら試合を勝ち進んできました!
まったくの実力未知数! 不敵な笑みは、優勝への自信からかーーーーッ!?
ジーク星では、笑みは死の別れを意味する!」
実況「準々決勝のトリを務めるのは、椎名唯人VS◆gRK4xan14w!」
実況「唯人選手は小兵ながらも勝負を制しここまであがってきました!
その可憐な容姿に油断してはいけない、ここに居るのは真のツワモノ!
マジカル☆パワーが本大会で華開く!」
実況「カオスディメンジョン! ギャザラーシュマゴラス! 這いよる混沌!
◆gRK4xan14wは不可思議な妙技で対戦者を破ってきました! この大会は
彼のターンで終了してしまうのかーーーーーーーーーーッ!?」
実況「休憩ののち、試合再開です!」
観客「ウォォォォン!!!」
―――選手控え室
ハルト「さて、次の試合はお前との試合だな」
倉刀「……ええ」
ハルト「弟子の成長、確かめさせてもらうぞ?」
倉刀「……ええ」
ハルト「……どうした倉刀? 調子でもわるいのか?」
倉刀「いや……なんでもありませんよ」
ハルト「そうか、まあ試合で緊張せずにいつものお前で来い」
倉刀「……ええ」
ガチャリ
美作「ヤッホー! ばあちゃん、応援にきたよ!」
ハルト「美作……どうしてここに?」
美作「そりゃあばあちゃんのためなら火の中水の中、閨の中、どこだって行くさ!
あ、倉刀はオマケね!」
ハルト「はぁ…、試合の邪魔だけはするなよ?」
美作「もちろん!」
ガチャリ
係員「ハルト様、倉刀様、そろそろお時間です」
ハルト「うむ、わかった」
倉刀「……はい、わかりました」
美作「ばあちゃんの試合、楽しみだなー」
コツコツコツ……
ハルト「……」
倉刀「……」
美作「……」
コツコツコツ……
ドンッ
男「あっすいません」
倉刀「……」
ガシッ
ハルト「?」
美作「?」
倉刀「テメー、俺の財布盗めると思ったのか……ボケが」
ベギィッ!
倉刀「ヘド、ブチ吐きなッ!」
男「ホゲー」
倉刀「その尻穴拭いた汚ねぇ手で俺の財布をスリ盗ろうとするなんざよーーーーッッッ!!」
ベギベギベギィッ!
倉刀「こいつはメチャ許せんよなぁ〜〜〜〜〜」
美作「バ、バックブリーカー? 凄い、あんな大技を……」
倉刀「ほらほらほ〜〜〜ら」
男「ゲボッゲゲボォッ!」
ハルト「おい、何をやっている倉刀! 死んでしまうぞ!」
ドンッ!
ピクピク……
倉刀「痛いなぁ……そう押さないで下さいよ……ちょっと試合前で緊張してるだけですよ?
それに、こいつは財布を盗もうとしたんですよ、懲らしめてやって当然じゃないですか……
違いますかね? ハルト師匠!?」
ズビズバー
ハルト「……」
美作(倉刀の奴、どうしちゃったんだ?)
ワーワーワー
実況「準々決勝、第一試合目!」
ワーワーワー
実況「師弟対決! 注目の一戦です!」
ワーワーワー
実況「西の方角! 偉大なる創作閣下! S・ハルトシュラー!」
ハルト「……」
ワーワーワー
実況「東の方角! 偉大なる業は俺が引き継ぐ! 倉刀 作!」
倉刀「……」
ワー
主催「さて、この試合どう見るか……」
乱立「強い奴が勝つ、それだけさ……フフ」
美作(ばあちゃんが勝つ、と思うけど……倉刀の奴、なんか変だったな……)
実況「それでは試合開始です!」
to be continued……
本日はここまで
師弟対決ktkr
何気にgRKが残ってるのが凄いな
一方キュムキュムはなぜか順当に勝ち上がってるように見えてしまうw
ワーワーワー
倉刀「どうしたんです、何怖い目で睨んでるんですか? まさかアンタ冗談もわからない
カチコチの石頭じゃないでしょうね」
ハルト「いや、別に……ただ、目を覚ましてもらおうと思ってな……」
す……
ハルト「何かに取り付かれている貴様には、一発きついお仕置きが必要だと思ってな」
倉刀「!」
バグゥンッ!
実況「まずはハルトが先制攻撃! 倉刀おおきく吹っ飛んだーーーーーッ!」
バタンッ!
倉刀「クックックッ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀「取り付かれてるのとは、ちょ〜〜っと違うなぁ〜〜〜〜〜〜レロレロレロレロレロレロレロレロ」
ハルト(こいつは! ……倉刀じゃない!)
倉刀「まだ気づかないのかい? 目の前に居るのがコイツじゃないって事に……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀「アタシは対象の言霊を支配下におき、同化する能力……偉大なる七英雄が一人、
千の銘をきざみし『きっちり』」
バッ
倉刀「そしてこれがアタシの本体のビュティーフェイスだ!」
実況「倉刀、虚空から刀を呼び出したーーーーーーッッ!!」
スゥラァーーーーーッ
倉刀「ハルトさん、貴女の命……貰い受ける」
ハルト「なるほど、何処の馬の骨か知らぬが、不肖の弟子を操って私の命を狙うか……浅薄な事よ」
ざし
ハルト「やってみるが良い」
倉刀「ウシャァァーーーーーーッッ!」
実況「倉刀、ハルトに切りかかるーーーーーッッ!」
美作「ばあちゃん!」
ハルト「遅い!」
シュバ!
観客「おお!」
美作「ああ!」
倉刀「なっ! 白刃取り!」
ハルト「はぁっ!」
バシ!
実況「ハルト、刀をそのまま引き寄せ、倉刀に蹴りーーーーーッ!」
倉刀「ちぃ!」
実況「これをステップで倉刀かわす!」
ハルト(刀は手離せなかったか……)
倉刀「ウシャァァーーーーーーッッ!」
実況「再び切りつけたーーーーッッ!」
ハルト「何度やっても無駄だ……」
バシ!
ギリギリギリ……」
ハルト「おお!? …この剣撃は!?」
倉刀「貴様の『白刃取り』の言霊はさっきキッチリ取り込んだ! 一度発した言葉に
対しては絶対に負けない!」
ハルト「!」
ギリギリギリ……
実況「おおーっと! 先ほどと同じ様に白刃取りで受け止めたが、ハルト選手がピンチッ!
じわじわと倉刀が押しているぞーーーーーッッ!」
ハルト「くっ……」
倉刀「しびれるか? フフ……どの程度まで耐えられるかな〜〜〜!」
パッ
実況「おおっと! 力尽きたか、ハルト選手両手を離したァッ!」
倉刀「勝った! ルパンスレ完!」
美作「ばあちゃん!」
バキィ!
倉刀「あぐっ!」
実況「上手い! ハルト選手相手の突進を生かしての頭突き! 身体をひねってかわしたーーーーッ!」
観客「ワーーーーーーッ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀「『頭突き』とはな……中々の判断力だ……だが―――」
倉刀「それももう覚えた」
実況「倉刀選手、構えを変えて間合いをはかるーーーーーッッ!」
ハルト(まずい……なんとか手加減して試合を終わらせたいが……難しい
止めをささないと、逆にこっちがやられる……)
倉刀「おっと、何とか倉刀を助け出そうと画策してるな……だがそれも無理な事……
なぜならば!」
バッ!
倉刀「とっておきの! ダメ押しという奴をみせるからだ!」
実況「倉刀、またまた刀を召喚したーーーーー!」
倉刀「倉刀 作+きっちりさん! 達人二刀流!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀「フッフッフ……」
パシュ!
実況「倉刀! 刀をひとつ放り投げた!」
ヒューーーーーン
実況「ハルト選手の頭上へと迫る!」
ハルト「!」
実況「倉刀、刀を持ったまま肩と腰の後ろ越しに両腕をやった!」
倉刀「受けてみるか! ハルトシュラー!」
バッ!
実況「倉刀、その体勢のままハルトへと迫るーーーーーッ!」
ハルト(頭上を交わせば奴の刀が…奴の刀を交わせば頭上の刀が……)
ハルト「ならば!」
ダッ!
実況「ハルト、前方へと駆ける! 倉刀と真っ向勝負だーーーーッッ!」
ハルト「こい!」
倉刀「やらいでか! 一の太刀+変移抜刀霞斬り!」
バシュ!!!
タッ タッ
ハルト「うぐ……っ!」
実況「両者交差! 勝ったのは倉刀だ! ハルト出血ーーーーーーーーッ!
がっくりと膝を落とすーーーーーッッ!」
観客「ワーーーーーーーーッ!」
美作「ばあちゃん…! 倉刀も、まるで別人みたいに強い…」
主催「まずは一本じゃな」
乱立「……ああ」
倉刀「フッフッフッ……どうしました? 弟子の身を案じた攻撃では、アタシは倒せませんよ?
……だが出来ますか、人の業を捨てきれぬ貴女に、コイツを討つ事が? 大切な、大切な
お弟子さんなんでしょう? アハハハハハ」
……ピク
ハルト「なるほどな、確かに躊躇する半端な攻撃ではお主に通じん。覚えられて反撃を強化
されてしまうのがオチであろう……」
倉刀「フッフッフ、その通り。わかってるじゃない」
ハルト「弟子の身を人質にして卑劣な真似をされるとは……虚仮にされたものよ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀「……?」(……なに?)
ハルト「やってくれた喃……やってくれた喃……」
バババババババババババババッッ!
倉刀「!」
実況「おおっと!? ハルト選手の周りに様々な武器の柄が浮かんだーーーーッッ!」
美作(あれは……ばあちゃんの召喚術、『ゲートオブマヨヒガ』!」
すぅらぁーーーーーっ
実況「そして、その一つに、人差し指と中指でつまむ様に、武器を掴んだーーーッ!
まるで猫科動物が爪を立てるが如き、異様な掴み! そしてその武器は奇しくも
同じ日本刀だーーーーーーーーッッ!」
観客「ワァーーーーーーーッッ!」
ハルト「どこの馬の骨かは知らんが……これより、本日この場にてその方に流儀秘奥を
伝授いたす……見事、覚えてみせるがよい」
倉刀「……!」(なんだと!?)
す……
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ハルト「 狂 ほ し く 血 の ご と き 月 は の ぼ れ り 」
実況「ハルト選手、刀を水平に構えた。そしてもう片方の手で刀を掴む!」
ハルト「 秘 め お き し 魔 剣 い ず こ ぞ や 」
実況「その姿はまるで、刀を奉げ持つ巫女のようだーーーーーーッッ!」
観客「オォーーーーーーーーーッッ!」
美作(あれは……『流れ星』……ばあちゃ、ううん、師匠は本気だ……)
ハルト「やってくれた喃……やってくれた喃……」
to be continued……
仕置きつかまつりまするか
もう閣下に不可能はないんじゃないかって気がしてきたw
閣下はゲームで言えば「スタッフ」くらいのチートキャラだもん
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
実況「両者、睨み合いが続いているーーーーーッ!」
倉刀(異な掴み……だが、間合いは遠い、遠すぎる)
じゃり
倉刀(貴様が踏み込んだ時が最後だ)
実況「倉刀選手も上段に構えた! こちらはさながら刀を携えた金剛力士のようだ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀「日が暮れるぞ、臆したか師匠、いや……ロリババァ」
ハルト「左様か」
ピシュン!
観客「!」
美作「!」
実況「皆さん、見たでしょうか……いえ! 視えましたでしょうか! ハルト選手が動いたと
思ったらすでに! なぎ払われた後だったーーーーーーーッ!!
一閃! まさに一閃だーーーーーーーーーーーッッ!」
観客「ワァーーーーーーーーッッ!」
倉刀「だが、遠い。かすりもせぬわ」
ニヤリ
倉刀「かすりも―――」
ピシ
倉刀「……!?」
ごとん
ざわ…ざわ…
観客「おお……」
実況「おおおーーーっと! 倉刀選手の刀が! 綺麗に柄の根元から落ちたーーーーーッッ!」
ハルト「妖刀絶つべし」
倉刀「なん……だ…と…?」
……ぐら
実況「ダウン! 倉刀選手ダウーーーーーン! 一体何が起こったーーーーーーッッッ!」
観客「ワァーーーーーーーッ!」
美作「春斗魔刃剣には『流れ』と呼ばれる特殊な掴みがある……」
遠間から放たれた、一閃の最中!
ハルトシュラーの右手は鍔元の縁から柄尻の先まで横滑りしていたのである!
切先は予想以上に伸びていた!
精妙なる握力の調節が出来なければ、刀はあらぬ方向へと飛んで行ったであろう!
秘剣『流れ星』!
左手によって押さえられた刀身は、力を極限にまで高められ『流れ』を加速させる!
その迅さはまるで、天を駆ける星の様!
何人がこの魔技から逃れる事が出来ようか!
ワーワーワー
実況「ハルト選手、倉刀選手のもとへと歩み寄るーーーーーーッッ!」
倉刀「……う」
ハルト「気づいたか、倉刀」
倉刀「し、師匠、俺は……何ていったらいいのか……」
ハルト「刀に魅入られおって、未熟者が」
倉刀「……すいません」
ハルト「災いの元は破壊した、あそこに転がっておるわ」
倉刀「刀を握った時、意識を乗っ取られました……なんですかアレは?」
ちら
ハルト「知らん、既に破壊した。わかっている事はこの大会に何者かが暗躍しておるようだ」
倉刀「……はあ」
ハルト「戯言はそろそろ終わりだ。さっさと立て」
倉刀「……は?」
ハルト「この試合は私とお前の試合、他に誰も入る余地はない。無様な醜態を晒していると
サン先生が嘆くぞ……さっさと立たんか」
倉刀「あ……は、はい!」
実況「倉刀立ち上がったーーーーー! ハルト選手、何もしない! 余裕の行動だ、
さすが閣下ーーーーーーッッ!!!」
観客「オォーーーーーーッッ!」
ハルト「さて倉刀、徒手で参るか? それともこのまま真剣でやるか?」
倉刀「……徒手にて」
ハルト「応」
バババババババババババババ
実況「周りに浮かんでいた武器達が、虚空へと消えていく! 二人とも拳を構えたーーーー!
どうやら今度は武器無しのようだぞーーーーーーッ!」
観客「ワァーーーーーーッ!」
ハルト「ではいくぞ……把!」
バッ
倉刀(正拳突き……)
ガッ
実況「倉刀、正拳突きを払ったー! そのまま踏み込んで肘打ちを狙う!」
ババッ
倉刀(腹部への拳打……正拳突きは囮!)
ガシッ
実況「陰に潜んでいた左拳を足を上げて防御! 肉薄した戦いだーッ!」
ハルト「並の者なら防げずに食らっていた―――」
……にこ
ハルト「出来ておる喃、倉刀」
倉刀「……オ、オス!」
観客「ワァーーーーーーッ!」
美作(なーんか、さっきと違って愉しそうなんだよねえ、二人とも)
to be continued……
本日はこれまで
これは良い師弟シーン
やべーw 定番だけどシグルイネタは燃えるわw
ハルト「遠慮はいらんぞ、倉刀。オマエの持つ全力でかかってくるが良い」
倉刀「もちろんですとも!」
ずさ…
実況「おおっと、倉刀、おもむろに帽子をとった!」
ざわ……ざわ……
倉刀「この傷が痛むたびに、己の不明さを恥じてきた……」
実況「なんとーーーーッ! 倉刀選手の頭頂部から額にかけて、痛々しい傷痕がーーーーーッ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀「師匠ーッ、今日こそ貴方を越えてみせる! 倉刀 作の真髄、とくと見せましょうぞ!」
バババッッッ!
実況「倉刀! 凄まじい手刀の乱舞!」
倉刀「春斗羅漢激ーーーッッッ! ははッ! この手の動き、見切れますかーーーーーー!?」
ババババババババババババッッッ!!!
ハルト「……」
ピタァ!
倉刀「なっ!?」
ハルト「遅すぎる、アクビが出るな……」
ゴシャッ!
倉刀「ぐわ!」
実況「倉刀、蹴りを受けて吹っ飛んだ!」
観客「ワーーーーーッ!」
ハルト「なかなか鍛錬を積んだようだがまだまだ未熟、それでは世界で二番目だな」
倉刀「くっ!」
ハルト「奇をてらっては私には勝てんぞ……基本にかえれ、お前ならば出来るはず」
倉刀「……」
ハルト「やれやれ、そんな顔をしおって。もう一度基礎を教える必要があるな……」
ざし
ハルト「倉刀、アレをやるぞ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀「ア、アレを? ここでですか!?」
ハルト「無論」
倉刀「今は試合中なのでは……」
ハルト「だからこそ、だ。周りにお前の魂を見せてやれ」
ピィン!
実況「おおっと? ハルト選手、観客席に向かって何か投げた!?」
パシ!
美作「……硬貨?」
ハルト「美作!」
美作「は、はいっす!」
ハルト「……一曲奏でろ、『MASTER ONION』だ」
美作「え、ええ? はぁ……」
ガサゴソ ガサゴソ
実況「おおーっと? 観客の女性、楽器を取り出したぞぉ?」
美作「じゃ、いきますよー」
〜〜〜♪ 〜〜〜♪
実況「曲を弾き出したぞ! かなり軽快だ!」
ざわ…ざわ…
ハルト「ゆくぞ倉刀!」
倉刀「はい、師匠!」
ババァッ!
ハルト「流派! ハルト主義は!」
倉刀「王者の風よ!」
ババァッ!
ハルト・倉刀「全新! 系列! 天破侠乱!」
バシィン!
ハルト・倉刀「見よ!
ttp://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1227627208/l50 は赤く燃えているぅぅ!」
〜〜〜♪ 〜〜〜♪ 〜〜〜♪♪
ハルト「Kick! Punch! It's all in the mind If you wanna test me,
I'm sure you'll find that all the things I'll teach ya is sure to beat ya,
nevertheless you'll get a lesson from teacher now」
(訳:蹴撃、拳撃、すべては心 かかってくるか?
私の教えのすべてを知れば貴様なんぞ吹っっ飛んでしまうぞ
だが、学ぶことだってあるはず)
ハルト「Kick」
倉刀「キック!」
ハルト「Punch」
倉刀「パンチ!」
ハルト「Chop」
倉刀「チョップ!」
ハルト「Block」
倉刀「ブロック!」
ハルト「Once more now―――」
ざわ…ざわ…
実況「こ、これはーーーッ! 前代未聞! 試合中に二人、曲に合わせて演舞を始めたぞーーーッ!」
〜〜〜♪ 〜〜〜♪ 〜〜〜♪♪
ハルト「Come on now,why don't you follow my words,
because we're almost done I'll make it easy at first
I wanna see if you wanna see what it means to be the man with the master plan
Are you the man now?」
(訳:しっかりついてこい、もう少しだ。最初は優しくしてやろう
大計を持った漢になる方法がわかっているのか? 私に見せるがいい
オマエは私の弟子だろう?)
ハルト「Here we go! now Kick Punch Block」
倉刀「キック、パンチ、ブロック!」
ハルト「Block Turn & Kick it」
倉刀「ブロック、ターン、キック!」
ハルト「And Punch Punch Punch」
倉刀「パンチ、パンチ、パンチ!」
実況「二人とも流れるような舞踏! 次々と型を披露していくーーーーッッ!」
〜♪
ハルト「本日はここまで、基礎を再確認したようだな……音楽は良い、リリンの生み出した
文化の極みだな」
倉刀「はぁっはあっ……はい…・…」
(恥ずかしい……たまに師匠は訳のわからない事を思いつくなぁ……)
実況「おおっと、演舞が終わったようだぞ、二人とも再び臨戦態勢をとった!」
観客「ワァーーーーッ!?」
美作「やっぱり……楽しそうだね、お二人さん」
ギリ……
乱立「闘技場は、芝居をする所じゃ無いぇ……ッ!」
to be continued……
本日はこれまで
280 :
創る名無しに見る名無し:2009/04/03(金) 23:10:29 ID:O/MWZBOD
age
パラッパラッパーwww
なんという超展開ww
乱立wwwwww
ハルトさん何やってんすかw
ハルト「さて、準備運動は終わりだな」
倉刀「そう、ですね」
ハルト「では試合再開といくか」
倉刀「……はい」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀(くっ……凄まじい気だ……)
フッ
倉刀(え…消え―――)
ドゴォッ!
倉刀「ぶふおっ!」
実況「強〜烈! 倉刀、腹に打撃を受けて吹っ飛んだーーーーー!!!」
ハルト「ひとつ!」
ダッ!
実況「ハルト、追っかけるーーーーーーーッッッ!」
ハルト「ふたつ!」
バキィッ!
倉刀「あぶりぼぉっ!」
実況「追い抜いて背中に蹴りーーーー! 地面に叩きつけられバウンドーーーー!!!」
ベキィ!
ハルト「みっつ! 隙あり、猪鹿蝶!」
倉刀「げぼぉっ!」
実況「踵落とし! 決まったかコレはーーーーッッッ!!!」
観客「ワーーーーーーーッッ!!!」
ざっ
ハルト「どうした倉刀、お前の力を私に見せてみろ」
ハルト「私の奥義はあと108あるぞ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
実況「ハルト、悠然と見下ろすーーーーーーッッッ!!!」
倉刀「へ……ヘヘ……容赦ねいっすね、師匠……」
ハルト「痛くなければおぼえぬゆえ」
倉刀「へ……ヘヘ……」
ぐぐ………
実況「倉刀ふらつきながらも立ち上がるーーーーーーッッッ!」
ハルト「倉刀、やめにいたすか?」
じろり
ハルト「この試合、やめにいたすか? 倉刀」
倉刀(師匠が……問いかけている……行く末を…己の道を……)
ガハッ
倉刀「戯言を……師匠」
にこり
倉刀「立会いにて不覚を負うたは倉刀の未熟、戦場と心得て事に望むべきでした」
ハルト「やめにいたすのだな」
倉刀「師匠……この日のため、倉刀は精進して参りました」
ガシッ!
実況「倉刀、構えた! 彼はまだまだやる気だ!」
観客「ワーーーーーーーッッ!!!」
ハルト「応、それでこそ我が弟子」
ババッ
ハルト「自らを信じると書いて自身……お前の技、私にみせてみよ。私に教えられた物ではなく、
私に勧められた物でもない、私の模造品などではない、貴様自身を見せてみよ!」
倉刀「承知!」
ばっ
ふぁさ……
実況「おおっと、倉刀選手上着を脱いだーーーーーーッッ!」
倉刀「俺たちは、一分前の俺たちより進化する、一つ想えばほんの少しだけ前に進む、
それが……創作家なんだ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
実況「こ、これはーーーッ!? 倉刀の背に昇竜の入れ墨が浮かぶーーーーーーッッッ!!!」
倉刀(かつて……山中をさ迷い俺はマヨヒガで師匠と出あった…)
倉刀「贋作家という薄汚い泥の中を這いずり回っていた俺に、一筋の光明が差し込んだ…
作品を生み出す技術というものだけではなく……もっと大切なものを教えられたんだ……」
ざしっ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀「その大恩ある師匠から授かったもの、すべてをこの試合で出し尽くす……」
キッ
倉刀「ここにいるのはハルトシュラーの弟子でもなく、旗本嫡男でもない、ただの男!
物を生み出す修羅、倉刀 作でござる!」
にこり
ハルト「漢の目になった……ようやく器がととのいおったのう」
ダッ!
ハルト「こい! 倉刀 作!」
実況「ハルト、突っ込んだーーーーーーーッッッ!
カッ―――
倉刀「廬山昇龍覇!」
ハルト「!」
ドグワァッ―――
実況「ハルト、強烈な一撃で空中高く吹っ飛ばされたーーーーーーーッッッ!」
グワッシャァッ!
実況「ダウン、ダウーーーーン! ハルトシュラーダウーーーンッッッ!」
観客「ワーーーーーーーッッ!!!」
to be continued……
本日はこれまで
うおおおおおおハルト様が吹っ飛ぶとはぁぁぁぁぁ
倉刀やるぢゃねえか
かっかーーーー
倉刀(己の全創発力をかけて放つ必殺のアッパーブロウ、廬山昇龍覇……
いかな師匠といえども、ただではすまないはず……)
実況「ハルトシュラー、地に伏せたままピクリともしなーーーいッッッ!」
倉刀「や、やったのか……?」
美作「う、嘘だろ……」
ズシャァッ!
倉刀「な! 寝たままの体勢で跳んだ!?」
ハルト「ブラボー! おおブラボー、ブラボー!」
スタッ
実況「ハルト、立ち上がったーーーーーッッ!」
ハルト「お前がこのような技を使えるとはな、嬉しいぞ」
倉刀(やはり、終わらないか……)
ぐぐ……
実況「倉刀、起き上がってきたのを確認するとまた構えた! 先ほどと同じ構えだーーーーッッ!」
ハルト「もう一度、同じ技を放つのか倉刀……」
倉刀「……はい」
ハルト「いいのか、倉刀。龍の右拳がガラ空きになるぞ……」
倉刀「!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀(し、師匠は知っておられる―――)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀(昇龍覇を一度うけただけで……見抜かれた……)
実況「またまた睨み合い! 互いの手をうかがっているのかーーーーーーッッッ!」
倉刀(俺の創発力が全身に満ちると浮かぶ背中の昇龍……その右拳を表からみた部分
つまり―――)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀(俺の心臓の位置!)
倉刀(昇龍覇をうつ際、全身の力をのせようとして無意識に左の拳が一瞬下がる……
時間にしてわずか百分の一、いや千分の一秒ほどだが、そのとき心臓はガラ空きになる……
いわば廬山昇龍覇の唯一のスキ―――)
倉刀「そ、それを師匠は……たった一度の立会いで見抜いたというのか……?」
タラリ……
実況「あーーーっと、ハルト選手、額から出血ーーーーーーッッッ!」
観客「ワーーーーーーーッッ!!!」
倉刀「!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀(そ、そうであった……いかな師匠であっても、昇龍覇を受けて無傷でいられるはずがない
あの出血こそがまさに証拠―――)
倉刀(あの出血はまもなく目に到達するだろう……その隙こそが……勝機!)
倉刀(あとは待つのみ……両の目がふさがるのを……)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
タラ……
―――しかし、このとき倉刀が注視すべき部位は師匠の顔ではなかった
倉刀の注意が顔面に集中している隙に、ハルトシュラーは足捌きを変化させていた
肉食動物が獲物に跳びかからんとするが如き姿勢―――
ラ……
倉刀(俺は……翔ぶ!)
ス……
倉刀「廬山昇龍―――」
ナギッ!
ズシャッ!
倉刀「は……!」
ハルト「魔王に同じ技は通用せぬ……春斗! 有情断迅拳!」
倉刀「が……はっ!」
実況「ダ、ダウーーン! 倉刀ダウーーン! 速い、迅すぎるーーーーッッ!
倉刀が攻撃を起こす前に、一陣の風が闘技場に吹いたーーーーーッッッ!」
ハルト「一つの創作で満足するものではない……我等には、まだその先がある」
倉刀「へ、へへ……まいったな……自慢の技が破られるとは……
ハルト「立て、倉刀。挫折がなんだ、次に新しいものを創造すればいい」
倉刀「きっついすねぇ、獅子は仔を千尋の谷に突き落とすというが―――」
ハルト「甘い」
倉刀「?」
ハルト「獅子は我が仔を千尋の谷に突き落とすというが、甘い……甘すぎる!」
ドドドドドドドドドドドド
ハルト「私なら、這い上がってきた仔を再び千尋の谷へ突き落とす、そう―――」
ハルト「何度でもだ!」
ハルト「艱難辛苦によってこそ創作家は鍛えられる! さあ倉刀よ立つがいい!
創造を生み出せ! 発想を転換させろ! 思案を再構築して立ち上がれ!
おのが五体全てを使って反撃しろ! さあ試合はこれからだ! お楽しみはこれからだ!
Hurry! Hurry,Hurry!! Hurry,Hurry,Hurry!!」
倉刀「へ、へへ……師匠……」
ずるっ……
倉刀「貴方やっぱり……最高だ……」
がく……
実況「し、勝負あり! 勝負ありーーーーーーーーーッッッ!
師弟対決、蓋を開けてみれば制したのはやはり、ハルトシュラーだったーーーーッ!!!」
観客「ウォォォォォンッッッ!!!」
トーナメント準々決勝
一回戦 S・ハルトシュラー VS 倉刀 作
春斗有情断迅拳により S・ハルトシュラー勝利
to be continued……
やはりハルト様は強い。
容赦ねえww
閣下が勝ったかぁ……! 順当といえば順当。だが倉刀もよくやった!
そして聖闘士ネタがツボったwwwww
閣下が勝つのは予想がついてたが、そこまでの見せ方がすさまじいww
漫ヲタにはたまらん展開の数々だ
聖闘士ネタしかも初期が懐かしくて面白かったw GJ!
そういえば元スレは黄金のハルトシュラー像だったもんな。
こりゃ優勝候補かハルトシュラー。
熱い!熱いぜ!
倉刀「う……」
ハルト「気づいたか倉刀」
倉刀「……師匠」
ハルト「まったく、これしきの事で倒れるとは情けない」
倉刀「……すいません」
ハルト「これでは皆伝の証を与える事はまだまだ出来んな、私の下で研鑽を積め」
……にっこり
倉刀「は、はい! 是非!」
実況「肩を貸して二人が闘技場を後にします! 美しい師弟愛!
非常にいい試合でしたーーーーーーーッッッ!!!」
パチパチパチ
係員「あ〜あ、折れた刀そのままにしちゃって……片付けないとな……」
すっ
係員「………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
係員「覚えたぜ……きっちりとな……」
キュピィーンッ
係員「私は創発板の呼称を決めるために尽力してきたが、周りの者によって言論を
封殺されてしまった……乱立殿が過去ログから私を引っ張り出してくれた……」
ス……
係員「乱立殿は余りにも強く、私では適わぬ御方……だから忠誠を誓った……
その恩に報いる為にも、ハルト……貴様を絶対に、倒す!」
係員「背後から流れ星と同等の投擲! これはかわせまい! くらぇい、ハル―――」
サン「もう! ボクの代理なのに負けるなんて駄目ですよ倉刀さん!」
ドン!
係員「にゃにぃ〜!?」
ヒューーーン
きっちり(しまったぁ! すっぽぬけたぁー!)
ハルト「おお、これはサンスーシ、怪我の具合は良いのかな?」
サン「おかげさまで何とか。負けちゃ駄目ですよ、倉刀さん!」
倉刀「面目ない……スイマセン」
ハルト「はは、謝ってばかりだな倉刀、ところでサン殿」
サン「なんです?」
ハルト「もふもふしてよろしいか」
サン「駄目です」
ヒューーーン……
きっちり(く、くそ……外れて観客席の方へ……)
ドスッ
きっちり(!?)
Mr.ハート「血、血ぃ〜〜〜、いてえよ〜〜〜〜!!」
モヒカン「た、大変だ! ハート様が暴れだしたぞ!」
ざわざわ ざわざわ
ハルト「何だか観客席が騒がしいな」
倉刀「みたいですね」
Mr.ハート「いてえよ〜! いてえよ〜!」
きっちり(そ、そうだ! このままコイツの精神を乗っ取って……)
Mr.ハート「超いてえよ〜〜〜〜!!」
きっちり(ギャー! 間にあわねーーー!!!)
ドドドドドドドドドドドド
モヒカン「いいか皆、一斉に棍棒を投げてハート様を気絶させるんだ!」
モヒッカン「おう!」
ブン!
ドス! ドス! ドス!
ぐにゅぐにゅ……
モヒカン「こ、棍棒が体の中に……!?」
Mr.ハート「ふん!」
ボシュ! (体に刺さっていた武器を放出させた音)
モヒカン「ぐえ!」
モヒッカン「ぐぁっ!」
Mr.ハート「馬鹿者共がーーーッ! 俺様の体が拳法殺しと言われている事を忘れたかーーーーッ!
……ふぅ〜、またやっちまった、あれほど血は嫌いだってのに……」
ヒューーーン クルクルクル……
きっちり(よ、よし! 何とか脱出できたぞ! 後は他の奴に拾われればOKだ!)
ぼすっ
『燃えないゴミの日 火 木 資源ゴミの日 土』
きっちり(し、しまったぁーーーー! ゴミ箱に突っ込んじまったーーーー!)
鼠「チューチュー」
きっちり(あ、鼠さん、どうか私に触ってくれないかな? 美味しいスモークチーズ
あとで、めがっさあげるにょろ!)
プイ
きっちり(ああ、いかないで! ヒイイ、孤独だよーーーーーーッッッ!)
す……
乱立「……」
きっちり(ああ、乱立殿! 感謝いたします!)
乱立「なぁに……」
ブン! (空中へ高く放り投げた音)
きっちり(ら、乱立殿!? なにを?)
乱立「敗者に用はない、死ね」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「はぁぁぁぁぁ」
きっちり(ら、らんり―――)
ボシュ!
乱立「へっ、キタネェ花火だぜ」
コツコツコツ……
乱立「安心しな、ファンタの奴もそこに送っておいたからよぉ……」
リタイヤ
きっちりさん&ファンタ幼女 ひとしれず再起不能
to be continued……
とうとう本人が何か起こすのか…!?
ハート様どっからでてきたw
.,.///.,,
/ ^ ^ \
(ノ (●)-(●)( ゝ
い ” ▼ ”)
\。, 人 ..,..
\
なんで犬が出てくるんだァーっ!
ハート様ww
係員「スミス様、そろそろお時間です」
スミス「ああ、ありがとう」
スクッ
カツカツカツ……
ピタ
係員「……? どうなされました?」
スミス「なあアンタ、今大会は武器の使用を禁じているって聞いていたが、武器を召喚するのは
ルール違反じゃないのかい?」
係員「はぁ……それが、召喚術によって何かを呼び寄せるのは問題なし、との事です。
少し理不尽ですが」
スミス「成る程ねぇ……強敵が相手なら俺も使わざるおえないかもな」
係員「え?」
ギィ…バタン
料理人「師匠、検分おねがいします」
加藤「ウム……」
ヌラァ―――
加藤「うむ、この粘りならよいでしょう。良い小豆だ……」
料理人「ハイ! ありがとうございます!」
料理人「師匠! 我等も応援しています!」
加藤「気負わない気負わない、料理は心。平常心こそが美食の道」
スッ
加藤「では、いってくるよ!」
料理人「御武運を!」
ワーワーワー
実況「準々決勝二戦目! こちらも実力者同士の対決!」
ワーワーワー
実況「勝利の女神は誰に微笑むのか! 目が離せません!」
霧崎「この試合、どう読む?」
学園長「わからぬ」
主催者「お主の予想はいかがかな?」
乱立「強え奴が勝つ、それだけさ」
実況「西の方角! ジョン・スミス!」
ウォォォォォォン!!!
スミス「さて、はじめますか」
ワーワーワー
実況「東の方角! 加藤キューピー!」
加藤「(●) (●)」
ウォォォォォォン!!!
実況「それでは試合開始です!」
加藤「キュムキュムキュムキュムゥーーーーーー!!!」
ドドドドドドドドドドドドド
実況「おおっといきなり! 加藤の身体が硬質化!」
加藤「キュムキュム・アームドフェノメノン!」
ズガシャァァァ!!
実況「いきなり殴りかかったぁ! しかしスミス、それを両手で受け止めた!」
スミス「せいっ!」
ブォン!
実況「そのまま巴投げの容量で放り投げるーーーーー!」
加藤「キュムム!?」
ズゥン!
実況「加藤、受身が取れない! まずはスミスが先制だ!」
観客「ワァーーーーーーッッ!」
スミス「……違うねぇ」
ムクリ
実況「加藤起き上がった!」
加藤「生きのいい素材ほど、料理のしがいがある……」
スミス「そうかい、でも俺はそう簡単にまな板には乗せられないぜ?」
加藤「無論、それこそが……料理人の腕の見せ所!」
ガシッ
実況「おおっと? 加藤、両腕で自分の腹を掴んだ!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
加藤「URYYYYYYY!!!」
メキャメキャメキャッ!
ズバァッ!
スミス「ヒュウ♪」
実況「な、なんと……何と加藤選手、自分の肋骨を引き抜いたーーーーーッッ!」
ざわ……ざわ……
実況「し、しかも…それがまるで二刀の剣のように! ……反則ではありません!
己の五体の使用は問題ありませんーーーーーー!!!」
加藤「リブス・ブレード(別名・露骨な肋骨)……その身で受けてみるか!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
スミス「やれやれ……骨がおれる仕事だぜ」
to be continued……
バオーにサンタナw
この勝負どうなる!?
骨が折れるとな
相変わらずGJだな。
とりあえず
> 加藤「(●) (●)」
の存在感は異常www
確かにwww
加藤「でやぁっ!」
ブォン!
加藤「どりゃぁ!」
ブォン!
実況「もの凄い風圧! あたれば只ではすまない! スミスこの猛攻をかわし続けるーーーッッッ!」
スミス(やれやれ……おっかないねぇ……)
ブォンッ!
スッ―――
加藤「!?」
スミス「とったぁーーーッ!」
実況「上手い! 大振りの隙をついて懐にもぐりこんだーーーーーーッッッ!
コォォォォォォォォ
スミス「撃壁背水掌!」
ブッシャァァァァァッッッ!
加藤「む……うぐぅ!」
実況「加藤選手出血ーーーーーー! ワンインチパンチとでもいうのでしょうか!
身をすり合わせた瞬間! 加藤の身体から血煙が舞い上がったーーーーーッッ!!」
観客「ワァーーーーーーッッッ!」
ブォンッ!
スミス「!」
サッ
加藤「こそばゆいわ!」
スミス「あぶないあぶない、タフだねー」
実況「スミス、加藤の反撃をかわし、一旦間合いを取ります!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
加藤キューピーは……この時、ニオイを嗅いでいた
自分の血臭を、そしてスミスの匂いを―――
自分の双眸がジョン・スミスの姿を毛穴まで鮮明にとらえている
そして己の耳は! 鼻は! 舌は! 肌は! 腕は! 脚は!
目前にいる敵の気配、ニオイを感じ取っていた!
自らの力を奮い立たせる強者のニオイ、それを感じたとき……
加藤の身体はアドレナリンを分泌し、五体を変化させた―――
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
実況「おおっとーーー! さらに禍々しく加藤選手の身体が変化していくーーーーッッ!」
観客「ウォォォォォォンッッ!」
キュムキュム・アームドフェノメノン……
それは、みずからの昂ぶりを抑える、死への陰形なのか……
スゥ……
実況「加藤、己の骨剣を上段に構えた!」
カツ…
コツ…
実況「そのまま悠然と歩を進める! 先ほどの攻撃などまるで意に介さぬ風体だーーーー!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
./ ̄ ̄ ̄\ カツ…
| ..|
| (●) (●) .| コツ…
ヽ.....:: −....:: ノ
スミス(おいおい……ボディががら空きだぜ……)
じり……
スミス「打って来い、て事か?」
./ ̄ ̄ ̄\
| ..|
| (●) (●) .| ……ニヤ
ヽ.....:: ∀....:: ノ
実況「笑っている! 加藤選手、悠然と歩をすすめ笑っている!」
ス……
実況「剣を担ぎ上げたーーーーーッッ! 打ってこい、突いてこいと言わんばかり!
あきらかに加藤選手、スミス選手を挑発しているーーーーーーッッ!」
観客「ワァーーーーーーッッッ!」
スミス「しゃあねぇなぁ……」
じり……
スミス「乗ってやるぜ、その誘い」
ダッ
実況「スミス踏み込んだァ!」
スミス「ブーメランフック!」
カキィン!
スミス「ブーメランスクェアー!」
カキィィィィン!
スミス(硬―――)
ブォン! ブォン!
スミス「しまっ―――」
ドグァッシャァァァァァァァァァン!!!
スミス「ぐっはぁぁぁ!!!」
実況「ダウン! スミス選手ダウーーーーン! 懐に潜り込んでのワンツーパンチ!
しかぁーーーしッ! 逆に返り討ちにされたーーーーーーーッッ!」
観客「ワァーーーーーーッッッ!」
スミス「マ、マジですかい……まるで金剛石の塊だな……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
./ ̄ ̄ ̄\ カツ…
| ..|
| (●) (●) .| コツ…
ヽ.....:: ∀....:: ノ
to be continued……
この顔力が抜けるwww
バトルは凄い展開なのにw
キュムキュムで引きかよwwwwwwwwww
いかんキュムキュムが怖くなってきたwwww
キュムキュムすげえwww
324 :
創る名無しに見る名無し:2009/04/21(火) 11:46:40 ID:3hnbHaIc
●はやめろ●はww
堅っwwww
怖っwwwwww
スミス「やれやれ……タフな御仁だぜ……」
実況「スミス、起き上がって間合いをはかっている!」
加藤「鍋を振るったりするのは体力を必要とするからね」
実況「加藤、再び剣を振り上げ歩み寄るーーーーッ!」
スミス「まいったねぇ……」
にやり
スミス「武器に素手は少々キツイな」
す……
スミス「俺も、武器を使わせてもらおうかな」
ピカッ!
ズガッシャァァァァーーーーンッッッ!
モクモクモクモク……
ざわ……ざわ……
加藤「キュム!?」
実況「おおーーーっと! 闘技場に雷が落ちたと思ったら! 一振りの剣が突き刺さっている!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
スミス「真魔剛竜剣……」
スゥラ―――
スミス「普通の武器じゃ俺の力に耐え切れなくてね……特注の武器ってわけさ」
カッ
スミス「ドラゴン・インストゥール!」
ドドドドドドドドドドドドドド
実況「スミス、剣を取り上げ咆哮! 闘技場が揺れるーーッッ!」
よし子「ア、アタシを倒した時の!」
メリー「きゃーお姉様怖いー」
だきっ
よし子「くっつくな! うっおとしいぞ!!」
スミス「たいしたもんだぜ、まさか準々決勝でこの技を使う事になるとはね」
ピカッ!
ズガッシャァァァァーーーーンッッッ!
実況「またも落雷! スミスに直撃だーーーーーーッッッ!!!
加藤(違う……)
……スチャ
実況「加藤、剣を十字に構え、様子を伺う!」
ドドドドドドドドドドドドドド
バッ
加藤「!」
実況「黒煙の中から雷光のように! スミスが飛び出してきたーーーーー!」
スミス「ギガブレイク!」
ズバッシャァァァァーーーーンッッッ!
加藤「うぐわぁ!」
……ゴトン
ブシュゥゥゥーーーーーー
実況「こ、これは酷い! 受けにまわった腕ごと切り裂いた! 闘技場に紅い花が咲くーーーッッ!」
観客「ウォォォォン!」
スミス「フゥ……大したもんだぜ、あの体勢からとっさに防いで腕だけ犠牲にするとはね」
スチャ
スミス「だが、右腕を吹っ飛ばされては防ぎきれまい。悪いけど決めさせてもらうぜ」
加藤「右腕〜〜〜〜?」
にやぁ―――
加藤「僕の右腕はここにある」
加藤「うおおおおおお!」
ズ
ズズ……
ズシャァッ!
スミス「ヒュウ♪」
実況「こ、これはーーーーーッッ! なんと! 傷口から新しい腕が再生したーーーーッッ!」
観客「ワァーーーーーーッッ!!」
霧崎「あ、あ奴……人でござるか?」
学園長「……わからぬ」
加藤「少々ちいさめだが、じきに馴染むだろう」
スミス「たは……まいったね、振り出しにもどったか」
加藤「いいのかい? 油断して」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
スミス「……なに?」
加藤「……ミート・インベイド(憎き肉片)」
ガシッ
スミス「な!」
ざわっ!
実況「こ、これはーーーー! これは、これは何と! 切り落とされた腕が意思があるかのように!
スミスの足首を掴んだーーーーーーーーーッッッ!」
加藤「またの名をファラオ・スフィンクス秘儀、カルトゥーシュの使徒! 我に武器など不要!
おのが五体こそ真の武器!」
にやり
加藤「こちらも武器を使わしてもらうとしますか」
実況「またも加藤、不敵にほほえむ!」
料理人「ほう……先生、あれをつかいますか」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
./ ̄ ̄ ̄\
| ..|
| (○) (○) .|
ヽ.....:: ∀....:: ノ
to be continued……
さ、逆立ち!!!!?????
荒れている!荒れているぞおぉぉ!!
きゃー><
くっそう、真魔剛竜剣とは・・・相変わらず燃え所を突いてきやがるぜっGJ!
ダイ大読みたくなってきたw
こわい!!! きゅむきゅむこわい!!!
(〇) (〇)
↑これが怖いw
キュムキュムやばすぎるwww
実況「武、武器をつかう……どういった意味でしょうか……!?」
じり……じり……
実況「加藤、悠然とスミスへと近づくーーーーーッッッ!」
スミス(何だ、一体……!?)
加藤「天心飯、オメェの技を借りるぜ!」
ピカァッ!
加藤「太陽拳!」
スミス「何ッ!?」
実況「わッ!」
観客「キャッ!」
料理人「太陽拳……己の気を瞬間的に昇華し発光させる、攻撃力はないが相手は数秒間
無防備となり、つまり次の攻撃をまともに食らう事になる」
スミス「く、くそっ油断し―――」
ドゴァッ!
スミス「グハッ!」
料理人「足先蹴り、つま先での足技だが先生の鍛えられた脚は鋭利な刃物のような物……
当たったところ全てが急所と化す……」
パカァッ!
スミス「ムグッ!?」
料理人「風魔殺……顎の骨が外れたな……」
コォォォォォォォォッ!
加藤(我等料理人は手首から先が他の職種とは―――)
料理人(一線を画す―――!)
ピッ パキャッ!
料理人「六波返し…・・・頭の骨が砕けたな……」
ズッバシャァーーーーー
……ズゥ……ン
ざわ…
実況「こ、これはーーーー!? 視界が回復した闘技場ではジョン・スミス、ダウーーーンッ!」
加藤「我が身鍛えてこそ、真の武器……」
くるっ
コツコツコツ
料理人「……」
加藤「待たせちゃったね」
料理人「先生……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
料理人「まだ終わっちゃいません!」
ブォンッ!
バッ!
実況「スミス後方からのなぎ払い! 間一髪で加藤かわしたーーーーーッッ!」
観客「ワァーーーーーッッッ!」
スミス「チッ」
加藤「キュムッ!」
バッ ババッ
実況「双方、ステップで距離を取り間合いを図る!」
加藤「大した人だ……さすがは何でも屋といったところか」
スミス「アンタもな、回復魔法の心得がなかったらやばかったぜ……今度から、
飲食店で揉め事は起こさないようにするわ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
スミス「ハッ!」
実況「睨み合いの中、先に動いたのはスミス!」
加藤(上段か? それとも下段か?)
サッ
ヒュッ
加藤「……え?」
実況「スミス、もっていた剣を加藤へと放り投げた!」
加藤(……パス?)
ぱしん
スミス「残念でしたぁ!」
ふわさっ
加藤「キュム!?」
実況「スミス、自分のコートを加藤に覆いかぶせたぁ!」
スミス「そいつは囮! 俺のコートは耐火性でな!」
バッ
スミス「炎の攻撃は逃げ場を失い中で暴れるって訳さ! くれてやる!」
ボゴアァァァッ!
スミス「タイランレイブ!」
加藤「…! !……!!」
実況「コートの中で炎が渦巻く! 加藤キューピーくの字に身体が歪むーーーーーッッ!」
スミス「おっと、返してもらうぜ」
ぱしっ
実況「スミス、剣を取り返し上段に構える!」
ゴオオォォォォッッ!
実況「スミスの身体も炎を纏ったーーーーーーッッッ!」
スミス「超魔爆炎覇!」
ズガッシャァァァァーーーーンッッッ!
実況「またもや炎撃ィ! 加藤、炎の渦となって吹っ飛ぶーーーーーッッッ!!!
ダウン! 加藤選手ダウーーーーーンッッッ!!!」
観客「ワァーーーーーーーッッッ!」
料理人「先生!」
実況「コートの隙間から炎がくすぶっているのが見えます! 加藤選手調理されてしまったのかぁ!?」
スミス「チッチッ」
ピッ
スミス「センスが違うんだな……センスが」
to be continued……
続いたっ!
このトーナメント、最後までわからねえぜ!!
おお! まだ続く!?
342 :
創る名無しに見る名無し:2009/04/26(日) 04:20:08 ID:LOMFBkMG
にしてもスミスは引き出しが多いなw
キュムキュムが料理されちゃったぁ><
実況「観客席へと吹っ飛んだ加藤選手、ピクリともせずーーーーーッ! 勝負あったか、
これはーーーーーーッッッ!?」
審判「……」
ス―――
実況「審判、腕をあげて勝負あ―――」
ピクリ……
審判「―――!」
バッ!
実況「……! 続行! 審判の判定は続行! まだまだこの試合は終わらないーーーーーッッ!」
観客「ウォォォォォォンッ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
……むくり
実況「加藤、起き上がったーーーーーッッッ!」
…ざし …ざし
スミス「つくづく……タフだねぇ」
ズン!
実況「再び闘技場へと舞い戻るーーーーーッッッ!
./ ̄ ̄ ̄\
| ..| 「………」
| (○) (○) .|
ヽ.....:: ∀....:: ノ
―――このとき、スミスの攻撃を受け加藤の意識はすでになかった
躯をうごかしているのは筋肉、敵を察知し己を変化させる異形の身体
キュムキュム・アームドフェノメノン(武装現象)であった
ものを思うのは脳ばかりではない、臓器にも記憶は宿る
筋肉とて人を恨むのだ―――
ざしっ
実況「加藤、膝をついたーーーーーッッッ! やはりダメージは深刻かーーーーッッッ!」
ゲボッ
ゲボゲボォッ!
実況「と、吐血! 加藤選手吐血ーーーーーッ! すでに体力はあとわずかーーーーッ!」
―――否
断じて否!
料理人としてのプライドとそれを支える筋肉が、加藤の身体に、最適の行動を促した―――
がしっ
ぐちっぶちっ
実況「こ、これは……加藤選手、己の体から肋骨を引き抜いたーーーーーッッ!」
ざわ……ざわ……
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
実況「そ、そして……それらを万力のような力で繋いでいくーーーーーッッッ!!
こ、これはまるで、まるで大きな包丁のようだーーーーーーッッッ!!」
スミス「ヒュウ♪」
―――それは包丁と呼ぶにはあまりに大きすぎた
大きく、ぶ厚く、重く、そして大雑把すぎた、それはまさに骨塊だった―――
ズンッ!
実況「加藤、作り上げた包丁を地面に突き刺したーーーーッッ!」
ぐぐぐぐぐぐ……
実況「満身創痍の自分を支えるかのように、杖のようにさしたーーーーーッッ!」
スミス「……杖じゃあ、ねえな……」
ぐらり……
実況「加藤、体がだんだんと崩れ落ちる! それをささえるのは両手でもつ剣のみ!
今にも倒れそうだーーーーーーーッッッ!」
ス……
実況「スミス構えた! 瀕死の加藤に止めを放つ気だーーーーーッ!」
観客「ワーーーーーーーーッッ!」
スミス「へっ、気楽な事を……わっかんねえかな、目の前の殺気に……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
スミス(あれは自分を支えてるんじゃねえ、構えてるんだ……両の手で刀を地面に刺して構える
俺が今までに見た事も聞いた事もない、およそ一切の流派にない奇怪な構え……)
./ ̄ ̄ ̄\
| ..|
| (○) (○) .|
ヽ.....:: ∀....:: ノ
スミス「……わらってるぜ旦那、勝利を確信したのか、ビビッている俺を笑ってるのか……」
スチャ……
スミス「どちらにせよ、ヘビィな展開だぜ……」
to be continued……
料理人道は死狂いにござる……!
おお、久々に続き来た!
ああ、あれこそは加藤様必勝の構え、無明魚枯れのお姿……!
待ち侘びた…かいがあった
なんという白熱展開!
だから (○) (○) が怖い><
ドラゴンころしwww
ドラゴン殺しで逆流れってwww
地面に刺さりすぎだろw
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
実況「一転、激しい攻防から一転して睨み合い! 両者動かず!」
……ゴクリ
スミス「…………」
加藤「…………」
実況「この膠着状態を破るのは、はたして誰なのかーーーーッッッ!」
料理人「先生……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
スミス(ちっ……)
―――スミスは迂闊に動く事が出来なかった
ただ見れば盲人が杖をついているが如くだが、殺気刀身に満ち微塵の隙もないのだ―――
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
スミス「しゃあねえなぁ……」
スウラァ―――
―――ジョン・スミスは超魔爆炎覇の構えをとった
同じ相手に二度も用いようとするのはこれが始めてである―――
みしり……
―――加藤の筋肉繊維は空気が軋むのを感じた
すでに双方死の間合いの中に位置し、瞬時に首を刎ねられる運命にあった―――
./ ̄ ̄ ̄\
| ..| にやり……
| (○) (○) .|
ヽ.....:: ∀....:: ノ
―――加藤の面に笑みが浮かんでいる、笑うという行為は本来攻撃的なものであり、
獣が牙をむく行為が原点である―――
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
…
……
…………
パシュ―――――――――
……どう
観客「…………」
実況「…………」
―――闘技場に居る者達は、何が起こったのか理解できなかった
ただ加藤が地に倒れたのを確認出来たのみである―――
ブ……
ブブ……
ブッシャァァッッッ!!!
……ドゥ
―――続けて、ジョン・スミスも倒れた、正中線から一直線に血を噴き出して―――
ざわ……ざわ……
実況「あ……相打ち……?」
―――控え室で休息をとっているハルトシュラーがここにいれば驚愕した事であろう
速度、間合い、己の秘剣を越える斬撃が繰り出されたのである
加藤は、自らの剣を大地に刺し極限まで力を溜め、弓を射るが如く解放したのであった!
前方に倒れこみ相手の正中線を一刀両断!
異な構えから繰り出される太刀筋は、ジョン・スミスが振り下ろす剣より早く
スミスの身体を切り裂いた!―――
スミス「む……ぐ……」
ざわ……ざわ……
実況「おおっと! ジョン・スミス起き上がろうとしている!」
ドドドドドドドドドドド
./ ̄ ̄ ̄\
| ..|
| (○) (○) .|
ヽ.....:: ∀....:: ノ
実況「加藤も立ち上がったーーーーーッッッ! スミス、まだ起き上がれないーーーーッッ!」
観客「ワーーーーーーーーッッ!」
ゆらぁ〜〜〜〜〜
実況「剣を大きく振りかぶったーーーーッッッ! その先にあるのはスミスの頭!」
スミス「ヘヘ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
スミス「ギブアップ、俺の負けだ。加藤さんよ、アンタの勝ち、だ」
加藤「………」
ズゥゥゥンッッ!
実況「スミス選手、ギブアップ! ギブアーーーーーップ!!! 宣言を聞いて
加藤選手、武器を落とした! 準決勝に駒を進めたのは加藤、炎の料理人、
加藤キューピー選手だーーーーーーーーーッッ!」
観客「ウォォォォォンッッ!!!!」
料理人「先生!」
ワーワーワー
./ ̄ ̄ ̄\
| ..| 「いい、試合でした……」
| (●) (●) .|
ヽ.....:: ∀....:: ノ
スミス「ああ、アンタ俺の代わりに何でも屋になれるぜ。……ひとつ聞いていいかい?」
加藤「なんでしょう?」
スミス「俺のタイランレイブと超魔爆炎覇は完全にクリーンヒットしたはずだ……
なんで起き上がれたのかが知りてえ」
加藤「簡単な事です」
す……
加藤「懐に忍ばせていた料理レシピ、料理に対する私の愛情が身を護ってくれたのです」
スミス「……へっ、そういう事かい。負けたよアンタには」
ワーワーワー
よし子「思いっきり貫いてるじゃねーか……」
メリー「つまり、本人が怖ろしく頑丈ってわけね」
トーナメント準々決勝
ニ回戦 ジョン・スミス VS 加藤キューピー
無明逆流れにより 加藤キューピー勝利
to be continued……
レシピ無駄死にwww
>加藤「懐に忍ばせていた料理レシピ、
ちょwwwwwwwww
ついに決着付いたか……。加藤先生すげー……。
ジョンが、負けた、だと…?
キュムキュムKOEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!
モズグズ様ww
閣下 流れ星
キュムキュム 逆流れ
こ、これはひょっとしたら…?
キュムキュム凄すぎwww
久々に来てみたらまさかの展開……
貫かれてる料理レシピで納得するジョンは漢だぜww
いや、納得するなってww
つか、頑丈だとか言う以前の問題ww
サムライ「魔女さん、そろそろ試合ですよ」
魔女「えーもう? めんどくさいなぁ」
サムライ「何だかんだ言ってもう準々決勝じゃないですか」
魔女「たまたまよ、たまたま」
サムライ「狙うは優勝ですね」
魔女「ぇー」
サムライ「なんですか、その、ぇーてのは」
魔女「やだよ面倒くさい」
サムライ「めんどくさいってアンタ、いったい何で参加してるんだよ!」
魔女「んー」
チラ
魔女「なんとなく?」
サムライ「訳わかんねぇ!」
G住人「姐さん、いよいよ試合ですね!」
直りん「そうね」
直りん「他の面子はすでに敗退している……GGGで残っているのは私だけ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
直りん「この大会で私の名を世に知らしめてみせるわ」
G住人「へい! 期待しています!」
直りん「期待……?」
ニコ……
ドグォッ!
G住人「あべし!」
直りん「期待……じゃあないわ、確信、というのよ」
ワーワーワー
実況「準々決勝三回戦!」
ワーワーワー
実況「この試合は女傑同士の対決! はたしてどちらが微笑むのか!?」
ワーワーワー
実況「西の方角、魔女さん!」
魔女「マハリクマハリタラリアート!」
ワーワーワー
実況「東の方角、直りん!」
直りん「勝利へと、直リンする……」
ワーワーワー
ハルト「さて、どちらが勝つか……」
学園長「面白い試合ですな」
霧崎「………」
実況「それでは試合開始です!」
実況「先に動いたのは魔女!」
魔女「まずは小手調べ」
ゴォォォォォォ
実況「その手に炎が渦巻くーーーーーーッッッ!」
魔女「メ・ラ・ゾ・ー・マ……ムゥゥゥゥ!!!」
サムライ「おおっ! いきなりの大技だ!」
魔女「フィンガーフレアボムズ!」
ゴゥワァッッッ!!!
実況「火球が直りんへと襲いかかるーーーーーッッッ!」
観客「オオーーーーーッッッ!」
直りん「フン……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
実況「直りん、微動だにしないーーーーーーッ!」
直りん「なめないでね、三下」
スゥ……
ポウッ……
実況「おお? 直りんの手が大きく円を描くと、虚空に穴が現れたーーーーッッッ!」
ドボドボドボッ!
実況「火の玉が全て吸い込まれていくーーーーーッッ!」
魔女「ほ?」
観客「オオーーーーーッッッ!」
直りん「……空間をゴミ箱へとリンクさせ火球を別空間へと移送させた。今度は私の番ね」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
バッ
実況「おおっと、直りん! なんとその穴へと自ら飛び込んだーーーーーッッ!」
ビシィッ!
実況「そしてその穴が閉じた! 闘技場に居るのは魔女さんのみーーーーーッッ!」
メリー「あ、あたしと同じ技!?」
観客「ワーーーーーーッッ!!!」
サムライ「魔女さん!」
魔女「わかってるわ」
ざっ
魔女(こういう時は、焦った方が負けなのよね……)
トン
実況「魔女さん、壁を背にして相手に備える!」
魔女(チッチッチ……さあこれで死角は無くしたわ。何処からでもかかってらっしゃい)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
チラ
チラ
魔女(ん?)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔女(壁に……キズ? 何か書いてあるわ、『この落書きを見てうしろをふり向いた時 おまえは―――』」
魔女「…………」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔女「おまえは―――死ぬ、か……性質の悪いジョークだわ」
to be continued……
372 :
創る名無しに見る名無し:2009/05/15(金) 03:12:25 ID:EsKOxLug
だ……だめだ!
それは死亡フラg……
早々にフラグが!?
亜空の瘴気が魔女に襲いかかるwwww
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
―――直りんは、自分の能力を発動させるとき、ふといつも思い出す
小学校教師「鈴紅さん、お宅の直子ちゃんは友だちをまったく作ろうとしません。
そう、嫌われているというよりまったく人とうちとけないのです。担任教師としてとても心配です」
母「それが…恥ずかしいことですが…親である…わたしにも…なにが原因なのか…」
子供の時から思っていた。町に住んでいると、それはたくさんの人と出会う
しかし、普通の人たちは、一生で真に気持ちがかよい合う人がいったい何人いるのだろうか…?
小学校のクラスの○○くんのアドレス帳は、友人の名前と電話番号でいっぱいだ
50人ぐらいはいるのだろうか? 100人ぐらいだろうか?
母には父がいる。父には母がいる
自分はちがう
TVに出ている人とか、ロックスターはきっと何万人といるんだろうな
自分はちがう
自分にはきっと一生、誰ひとりとしてあらわれないだろう
なぜなら、この『次元リンク能力』が見える友だちはだれもいないのだから…
見えない人間と真に気持ちがかようはずがない
直りんは『次元リンク能力』を見て考える!
こいつを昔のように誰にも気づかせなくしてやる
そう!
目の前の敵を倒し、栄光を手に入れるため完璧に気配を消してやろう―――
ドドドドドドドドドドドド
実況「さあ! 直りんが消えてしばらく! 魔女微動だにせずーーーーーッッッ!」
魔女(姿が見えぬ……だが恐るべき殺気!)
魔女「しかし!」
バッ!
魔女「誘いに乗るのが我が流法!」
実況「おおっと、魔女、いきなりバク転ーーーーーッッッ!」
魔女「これならば振り向いた事にはならない!」
ダンッ!
実況「華麗に闘技場中央へと着地!」
観客「ワァーーーーーッッ!」
魔女(……てっきり、背後に居ると思ったが……違ったか……)
ドドドドドドドドドドドド
スゥ……パク
ブッシュゥウ!
魔女「む……ぐぅ!?」
サムライ「魔女さん!」
実況「あーーーーっと、これは! 着地した魔女さんの片足から、いきなり出血ーーーッッ!」
魔女「し…信じられん! いつの間に切りやがったッ!? こ…攻撃をうけた感覚は
ま…まったく、いやたしかになかった!」
ドォンッ!
直りん(さすがの魔女も…見えないと占いも出来ないみたいねぇ……あなた勘が……)
直りん「ドッにぶいわぁーーーーッッッ!!!」
バシュバシュバシュ!!!
魔女「きゃあぁぁぁぁーーーーーッッッ!!!」
実況「魔女、再び出血ーーーッッ! これは一体!? 攻撃をしかけている直りん、
その姿が我々には確認する事が出来ませんーーーーーッッッ!」
観客「オォーーーーーーッッ!」
G住人「すげえ!」
G住人「なんだかわかんねえけど、やっぱ姐さんスゲエ!」
魔女「くっ!」
ダッ
実況「たまらず魔女、空へと飛んだーーーー! そのまま浮遊状態になる!」
魔女「先ほどは壁を背にしたがための油断……今度はどうだ!?」
実況「姿を現さない直りんを警戒し、あたりをうかがうーーーーッッッ!」
直りん(フフ……座標軸をリンクさせても、私自身に『飛行能力』はない……
私の能力はあくまでも『リンク』させること……)
魔女「!? 闘技場にある私の影が……!?」
実況「おおっと!? 影が盛り上ったーーーーーッッ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
観客「おおぉぉぉ……」
ざわ…… ざわ……
実況「こ、これはーーーー! 突如として直りんが出現ーーーーッッ!」
直りん「あなたの影と私をリンクさせ、自身を潜行させた……そこから攻撃していたという訳……
これだけ間合いをとられていれば、少々難しいけどね」
魔女「やれやれ……まるで魔法ね」
直りん「私のは魔法なんかじゃないわ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
直りん「……技術、よ」
to be continued……
どうやって勝つんだ……
ある意味、最恐対決だからな……
なんて邪悪な二人だ
実況「魔女、空中に浮遊し悠然と地上を見下ろすーーーーーッッ!」
魔女「今度はこっちの番ね」
ゴゥォッ!
実況「おお!? 魔女の周りの空気が渦巻く!」
魔女「風の魔法ロルト(鋭刃)……またの名を闘技、神砂嵐!」
ゴォォォォォォッッッ!
実況「見えない風の刃が闘技場に降り注ぐーーーーーッッッ!」
霧崎「あれは……古代魔法LORTO! 同レベルにマディがあるため、伝承者は
ほとんどいないとされたはず!」
学園長「なんと? 13にもなって習得してないイビルの僧侶じゃあるまいし!」
直りん「…………」
ゴォォォォォォッッッ! ズガァンッ!
モクモクモク……
観客「こほ……こほ……」
実況「凄まじい砂埃! 闘技場が見えません! 威力の凄まじさを物語っている!
これは……勝負あったかーーーッ!?」
魔女「……どう、かしらね」
モクモクモク……
サムライ「魔女さん!」
魔女「!」
ズバシュッ!
魔女「くっ!」
直りん「……チッ」
実況「おおっと、これは! 直りんも空を飛んだ! 死角からの攻撃を間一髪、
魔女さんかわしたーーーーーーーッッッ!」
観客「ワァーーーーーーーッッッ!」
Mr.サタン「流行ってるようだな、あのトリック」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔女「へぇ……まさか、あなたも空を飛べるとはね」
直りん「……『飛行能力』を私の身体に『リンク』させた、少しぐらいなら……」
ゴゥォッ!
実況「おおっと、直りんの周りにも風が渦巻く!」
直りん「あなたの真似事も出来るわ……」
魔女「驚いたねー。どういう原理か知らないけど魔法以外で空を飛べるとはね」
直りん「さあ? 物心ついた時にはすでに、できる様になっていたわ」
魔女「へぇ」
直りん「始めはただ瞬きほどの時間に出来るだけだった……しかし馴れるにつれ
一秒、二秒とだんだん長く持続できるようになってきた……」
ゴォォォォォォッッッ
直りん「その時からだったかしら……風が吹くようになったのは」
魔女「風? ……まあ確かに、私らの周りで渦巻いてるわね」
直りん「いつからか聞こえる……いつも耳の奥で聞こえる風の―――音」
ゴォォォォォォ…………
―――私に特別な『技術』があると知ったとき、すでに怖い物はなかった
教師や大人なんか眼中になかった、手中にはあらゆる事象があらわれるのだったから―――
―――私以外の存在は、釈迦の掌で暴れる孫悟空でしかなかった―――
ゴォォォォォォ…………
―――いつからだろう……風の音が聞こえてきたのは―――
実況「空中にて双方凄まじい攻防ーーーーッッ! 目が離せません!」
魔女「ラダルト(氷嵐)!」
直りん「……マハラギオン」
ボッシュウゥゥゥ!!!
観客「きゃあっ!」
実況「炎と氷の競演! 空中で爆発が起こったーーーーッッ!
観客「ワーーーーーーーーッッ!」
直りん(体育の時、幅跳びで8m跳んだ時だったかしら……)
魔女「ファイヤーウォール!」
ボオオオォッッ! ……チリーン
メリー「お姉様、炎の中で金属音が。きっとユニークアイテムよ!」
よし子「まて早まるな、あれは孔明の罠だ」
バリバリバリィッ!
実況「うおおお!? 地面が裂け炎を飲み込む! そして再び閉じたーーーーッッ!」
観客「ウォォォォォンッ!」
直りん(感想文でデカルトを構造主義で批判した時、だったかしら……
小学校の時、灘高の数学の入試問題を解いた時からかもしれないわ……)
バッ ババッ
直りん「弧月!」
キュキュキュ!
直りん(法力僧の中でも、天性の才がある人にしかできないといわれている、
狐月が簡単にできた時からかもね……)
キュ キュキュキュ!!
魔女「おおおお!?」
バシュ バシュバシュ!
実況「三日月の光刃が魔女に襲いかかったァ! 魔女、全てを交わせずに被弾ーーーッッ!」
観客「ワーーーーーーーーッッ!」
サムライ「魔女さん!」
魔女「ははっ、やるねぇお若いレディ!」
―――そう、とにかく私は小さい頃から何でもできた……すぐにわかった、
私は周りの人とは違うんだって―――
お宅のお嬢さんは天才です
まったくうらやましいわ
えらぁい学者様になるんじゃないかしら
鈴紅さんとこに比べたらうちはデキが悪くてねぇ
なんてたって神童だもの
―――他の人達がどんなに努力しようと、いつも勝っているのは私だった……―――
―――そんな中で私はいつか、自分にひとつの結論を出した……―――
直りん「アタシは…幸せになっちゃいけないの……」
魔女「は…? 急に何言い出すのアンタ」
―――そうすればお母さんが周りのうるさいクチバシに疲れてしまっておかしくなる事もない
足を引っ張る事が好きなヤツらとのくだらないトラブルもない
『努力』なんてない、『達成感』なんてない、悔しいこともない
嬉しさもない、思いきり何かをすることもない 何でもできるから……―――
……ニィ
直りん「人生ってヤツを楽しんじゃ……いけないのよ」
直りん(そんな事を考えているうちに、風が吹いていたわ……私の心の中に……)
ゴォォォォォォ…………
―――さむい…寒い…サムイ…でも……人を不幸にするとちょっとだけ、あたたかい―――
―――私は、幸せにはなれない―――
直りん「だから……代わりにあなたが、私より不幸になって……ね♪」
実況「直りん、激しい攻防の中、不敵に笑うーーーーッッ!!」
ざわ…ざわ…
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
霧崎「凄惨な笑み……本性をあらわしたか……」
あ、あれ?」
G住人2「どうした?」
G住人「姐さん……なんか、泣いてね?」
G住人2「はぁ? 馬鹿かお前、笑ってんじゃん」
to be continued……
直りん……
むむ、今度は直りんに死亡フラグ……だと?
流が読めなくなってきたな
焔、いまだ消えず
直りん…(´・ω・`)
そのモノローグは危険だ直りん! 頑張れ! みんなを不幸にしてやるんだ!!
ハンスにナガレ……どちらも死亡フラグだわさww
鈴紅(りんく)さんていうのかw
そう読むのか!
気づかなかった
直りん「ふふふ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
実況「緊迫した闘技場! またもや直りんが姿を消したーーーーッッ!」
サムライ「だが殺気は強烈に感じる……魔女さん!」
よし子「いったい何処へ?」
メリー「私に似て異な力……わかりませんわ、お姉様」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔女(なるほど、見事な陰行……だが)
魔女「失せ物探しは魔女のおはこ……ラツマピック(識別)にカンディ(所在)!」
……ポウ
魔女「ふっ見えた、そこだーーーーーッッッ! 餓竜咬(ディス・ファング)!」
ズシャアアァァァァァ
実況「おおっ! 魔女の影が竜の形となって闘技場を飛び跳ねる!」
バグンッ!
直りん「…! む……ぐっ!」
実況「おおっと! 闘技場の蔭に竜が食らいつくと、そこから直りんが現れたーーーッッ!」
観客「ワァーーーーーーッ!」
魔女「姿を消す、それ自体は見事だが闘技場にいる限りアタシには通用しない!」
直りん「…ふ、ふふ、うふふふふふふふふふ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ポタ、ポタポタ……
実況「直りん出血ーーーーーーーッッッ!!」
直りん「ふふ、あは、あはははははははは」
実況「負傷した直りん、不敵に笑うーーーーーッッ!」
―――イタイ、アツイ、クルシイ―――
―――痛みが走るたびに、私はここにいると実感する―――
―――スポットライトの熱と傷口の焼けるような痛み、私自身の鼓動、
かけめぐる熱さと痕が、私が現実に此処に居る事を認識させてくれる―――
―――腫れ物を見るような目でなく、私個人を他人が見てくれている―――
魔女「はぁ〜〜〜」
パァァァァァ
実況「魔女の手が輝くーーーッッ!」
魔女「マジックミサイル!(D&D的な意味で)」
バシュバシュバシュ!
実況「六本の光弾が襲いかかるーーーーーーッッ!」
直りん(ああ、綺麗……)
ス……
実況「直りん、無造作に突っ込んだーーーーーーッッッ!!!」
ババババババババッッ!!
魔女「当たる面積を最小にして波紋防御!?」
バッ!
魔女「しまっ―――」
ピカァーン!
直りん「龍神烈火拳!」
ガガガガガガガガガッ!
実況「直りん、一瞬の隙をついて無数の乱撃ーーーーッッ!」
観客「ワァーーーーーーッ!」
トッ……バッ!
実況「地面に激突するかと思われた魔女、間一髪で体勢を立て直したーーーーッッ!」
魔女「危ない危ない」
スゥ……スタッ
実況「直りんも地面に着地、悠然と微笑み魔女を見つめるーーーーッッ!」
直りん「ふふ、うふふ……なんだか似ているわね、私たち」
魔女「……は?」
直りん「強大な力を持ちながら人々に畏れられる、孤独な存在……人々はその力を認めても
決して向き合おうとはしない……」
魔女「……」
直りん「力を行使すればするほど、人は離れていく。だけど……使わざるを得ない、
悲しい、悲しい存在……」
直りん「貴女もそうなんでしょう? 他人と交わる事ができない、孤高の存在……」
魔女「……似てないよ」
ドドドドドドドドドドド
直りん「……え?」
魔女「似てないよ、似てるわけ無いじゃん。アタシはアタシ、アタシだもん。
誰かに似てるなんてまっぴらさね」
ビシッ!
魔女「他人がどうだとか、他人がどうしたとか、そんなの関係ないね。
アタシが楽しければそれでいいのさね、遠慮していく人生なんてまっぴらさ。
アタシはアタシの生きたい様に太く短く生きて行く!
アタシの王様はアタシだもの、 周りでうじうじ文句たれてる羽虫の雑音に
何で気を使う必要があるの? そんな奴等は指先一つで―――」
ぐっ
魔女「―――ボン、だ!」
直りん「………」
……ちら
サムライ「?」
魔女「まあ、中には愉快な奴もいるけどね」
直りん「ふ…ふふ……」
クックックッ……
直りん「アハハハハハハハハハハ……貴女、なかなか素敵ね」
魔女「そりゃどうも」
直りん「そうね所詮は他人同士、自分自身でまっすぐ生きるしかないのね」
魔女「その通り、たった一度の人生だもの。二度無いのに何で悩む?」
ニコ ニカッ
直りん「ふふふ♪」
魔女「なはは♪」
実況「双方、大胆不敵ィーーーッ! 互いに笑っているーーーーッッ!」
サムライ「やはり、訳わかんないなぁ……あの人」
G住人「姐さん……笑ってやがる……」
G住人2「はぁ? 馬鹿かお前、さっきから笑ってんじゃん」
to be continued……
ベネッ! これは開き直った直りんが全人類を不幸にするフラグ!!
みんなNTR幻影を見せられてまくって病み病みになーれ♪
いよいよ佳境かッ!?
直りん「そうよね、所詮は他人。自分がやりたいようにやればいいのね……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
直りん「あなたのおかげで、吹っ切れたわ……ありがとう」
魔女「そいつはどうも」
直りん「不思議な気分ね、これから貴女を倒そうとしてるけど……何故かしら、
胸の中にちいさなざわめきがあるわ……」
ざし……
直りん「私たち……もっと早く会ったなら……良い友達になれたかもね……」
魔女「……なればいいじゃない」
直りん「……え?」
ドドドドドドドドドドド
魔女「これが終わったら二人で食事にでも行って、それから買い物にでも行って、
カラオケでも男を引っ掛けにでも、どこへでもいけばいいじゃない。
友達になるのに理由や資格なんているの?」
ぐぐ…
魔女「拳交えれば、だれでも強敵(とも)でさね!」
直りん「ふふ、ふふ、あははははははは!」
実況「直りん、哄笑ーーーーッ!」
直りん「フフフ、実にスガスガしい気分よ。歌でも一つ歌いたいようなイイ気分よ。
フフフフハハハハハハハハッハ」
グリグリグリグリ
直りん「最高にハイ! てヤツねアアアアアアハハハハハハハーーーーーーーーッッッ!」
にやり
直りん「いいわ、これが終わったら食事にでも行きましょう、貴女が勝ったら私が奢るわ」
魔女「ホント? そいつはイイな!」
ビシィッ!
魔女「じゃあ、最終ラウンドといきますか!」
直りん「……ええ」
実況「二人ともかまえた!」
直りん「悪いけど……手加減できないわ」
魔女「上等!」
にやり
ニヤリ
ダッ
だっ
実況「二人ともダーーーーーッシュッ! これが決め手となるのかーーーーーッッ!」
ダダダダダダダダダダッ!
ボシュボシュボシュボシュッ!
実況「魔女が! 放つ炎の蓮撃を! 直りん! 亜空へと消し去って行くーーーーーッッ!」
観客「ワァーーーーーーーッ!」
サムライ「魔女さん!」
G住人「さすが姉さん! ぱねぇ!」
霧崎(奴め笑っている……しかし、邪悪さは感じられぬ……どういう事だ?)
ドドドドドドドドドドド
直りん「今度こそ最後の直リンだ! 正真正銘最後の直リンだ! これより9秒以内にッ!
この試合にカタをつけるッ! 『www.』ブラックアウト!」
魔女「!」
ヒ デ ヲ
実況「直りん、またしても衆人環視の中忽然と消えたーーーーーーッッ!」
メリー「くっ」
ハルト(殺気は消えてはいない……)
加藤「ふむ、これは……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔女(直りん、あなたが消えて何の策を弄しようと……どんな方法で攻撃してこようと……)
魔女「私は魔法をぶっ放すだけ! カンディ(所在)!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔女(座標は―――)
魔女「―――上!?」
バッ
直りん「ロードローラーだッ!」
ttp://dl8.getuploader.com/g/6|sousaku/50/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC.jpg 実況「これはーーーーッッッ! 直りん重機を召喚したーーーーーーーッッッ!」
魔女「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ!!!」
直りん「もう遅い! 脱出不可能よッ! 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァーーーーーーーーーーーーッ!」
ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴォ!
ガンガンガンガンガンガンガンガンガンッ!
実況「魔女、凄まじい魔法の連撃ーーーッ! 直りん、それをまたもや打ち消していくーーーッ!」
直りん「卸しWRYYYYYYYYYーーーーーーッッ! ブッ潰れよォォッ!」
魔女「オラァーッ!」
ドグシャァァッ!!!
……ズウン
実況「……」
観客「……」
星野「あのネタはわしが育てた」
直りん「ふ、ふふ、終わった……ごめんなさい、全力を出さなければ勝てなかった
……せめて友としてあなたの亡骸を葬ってあげるわ……」
…ぐ…ぐ
直りん「何? 身体の動きが……に…ぶ…い」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
???「どうやら魔法抵抗は失敗のようね…モーリス(恐怖)、ACが4上昇よ」
直りん(こ、この声は……)
魔女「アタシがマロール(転移)を唱えた、そして脱出できた……やれやれだわ」
直りん(!! なっ、なにィィ〜〜〜ッ!)
to be continued……
ついに決着なの……か?
星野ww
星のさりげなくw
なんというリンク合戦
バキィッ!
直りん「きゃっ!」
実況「直りん! 後ろから殴られ吹っ飛んだーーーーーッッ!」
魔女「ふふ、どういう気分かしら? 勝ち誇った次の瞬間に当てが外れたという気分は……
例えると、水の中に一分しか潜っていられない男が、限界一分目にやっと水面で呼吸しようと
した瞬間、グィッと足を掴まれて水中に引きずり込まれるという気分に似てるかしら?」
直りん「くっ!」
直りん(能力「www.」!)
バッ!
――― 404 not found ―――
直りん「なっ!?」
バタン!
実況「おおっと!? 跳躍した直りん、空中でバランスを崩して倒れたーーーーーッ!」
直りん「……!? こ、これはいったい!?」
魔女「魔術の神秘には大いなる力がある」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔女「ハマン(変化)。術者は激しく力を消耗するが、大いなる奇跡を起こす事ができる……
具体的にいうと まじょ は ハマン をとなえた まものをだまらせた! よ」
直りん「!」
魔女「どうやら、別の能力者にも通じるようね……知らなかったか? 魔女からは逃げられない」
直りん「ぐ……」
魔女「アタシにこの技を使わせるとは……なかなか楽しませてもらったわ……でも、それも終わり
この技を食らってあの世に逝けィ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔女「ツザリク(神拳)、またの名を千歩氣功拳!」
ドグッシャァアァァァァッッッ!
実況「おおっと! 強烈な魔法が炸裂! だが惜しい! 脇をそれて壁に当たったーーーーッ!」
観客「ワァーーーーーーッッ!」
魔女「チッ、久々に放ったんで的が外れちゃったか。惜しい!」
直りん「……あなた」
魔女「?」
直りん「今、わざと外したわね……どうして?」
魔女「ありゃばれたか、んー、アレだよ。アンタ居なくなったら誰が飯を奢ってくれるの?」
直りん「……それだけ?」
魔女「イエス、それだけ」
直りん「……ふ、ふふ。アハハハハハハハ!」
ニヤリ
直りん「一度殺そうとした相手に、大した余裕ね。確かに、直リンを封じられた私に勝ち目はないわ。
降参、貴女の勝ちよ」
実況「おおっと、直りん! 降参、降参です! 準決勝に駒を進めたのは魔女さんだ!」
観客「ワァーーーーーーッッ!」
直りん「じゃあこれが終わったら食事にでも行きましょうか……どこがいいかしら?」
魔女「ゴーゴーカレーでメジャーを奢って欲しいなー♪」
直りん「良くわからないけど……貴女が望むならそこでいいわ」
魔女「OK、じゃ大会終わったらよろしくね、直子さん♪」
直りん「……え」
魔女「どうしたの?」
直りん「今、何て……」
魔女「いやだから、大会終わったら食事よろしくって」
直りん「そのあと……名前……」
魔女「ああ。アタシ達まだあだ名で呼び合うほど親しくないしね、駄目だった?」
直りん「いえ、別にかまわないわ……ふふ」
ニコ……
直りん(名前で呼ばれたのなんてどのくらいかしら……)
スゥ……
直りん(今、ちょっと……昔みたいだった……)
―――選手控え室―――
つかさ「唯人、次はあなたの試合ね」
ユイ「そうだね、まあここまで来れたのは幸運だったのかもね」
つかさ「どうせなら優勝を狙っちゃいなさい、応援しているわ」
スッ
ユイ「姉ちゃん、これは?」
つかさ「相手は召喚師。使わない事に越した事はないけど、念のため持っていきなさい」
ユイ「目には目をってわけか……ありがとう、姉ちゃん」
つかさ「礼をいうのは、勝ってからにしなさいって」
ユイ「はは、そうだね」
――― 一方、別の選手控え室―――
◆gRK「……これは?」
学園長「アンティだ、持っていけ」
◆gRK「おいおい、俺っちはアンティに同意してないぜ?」
学園長「ワシの頃はアンティを賭けての野試合なぞ当然だったぞ、遠慮せずに持っていけ」
◆gRK「う〜ん……でもなぁ、人様からカードを奪うってのはなぁ……」
学園長「じゃあこうしよう。カードを貸す、だから優勝しろ。そうすれば優勝者に負けた者と
してちょっとは格好がつくからな」
◆gRK「まあ、そういう事なら……。ありがたく借りるぜ」
スッ
学園長「ちょっと待て!」
パシィンッ!
◆gRK「痛ッ! な、なんだよ!?」
学園長「ポテチ食べた手で触るな! ちゃんとスリーブに入れろ!」
◆gRK「……」
トーナメント準々決勝
三回戦 魔女さん VS 直りん
千歩氣功拳により 魔女さん勝利
to be continued……
男塾エンドとはw
直りん絶対優勢と思ってたから予想外だったわ
決勝に着々と近づきつつあるな……
手きたないww
ワーワーワー
実況「準々決勝最終戦!」
ワーワーワー
実況「準決勝に勝ち上がるのははたしてどちらか?」
よし子「最終戦は、いつも予想つかないんだよなぁ…」
メリー「まあ、どちらもダークホースですからねぇ」
実況「西の方角! 椎名唯人!」
キッ
ユイ「やるしかない、か」
つかさ「唯人!がんばるのよ!」
棒姉「お姉ちゃんは見守ってるよ!」
ワーワーワー
実況「東の方角! ◆gRK4xan14w!」
◆gRK「ヘェーラロロォールノォーノナーァオオォー♪」
学園長「私のカードを託した、負けるはずがない」
霧崎「全部サイドボード行きだったりしてな」
ワーワーワー
実況「それでは試合開始です!」
◆gRK「これはこれは、美しいお嬢さんだ」
ユイ「そりゃどうも」
◆gRK「どうだい、これが終わったらお茶でも?」
ユイ「残念だけど……俺、男ですよ?」
◆gRK「80年代のジョークだな。俺のターン!」
バッ!
◆gRK「Volcanic_Islandをセット! そしてタップしてモグの狂信者を召喚!」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=141&img=141.jpg ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔物「グルル……」
◆gRK「ターンエンドだ、お嬢ちゃん!」
実況「またもや魔物を呼び出したァーーーーーーッ!」
観客「ワァーーーーーーーッッ!」
ユイ「妖魔のたぐいか……」
パァァァァ……
実況「唯人選手の手が真っ赤に光る! 悪を倒せと轟き叫ぶ! こちらは、
ステッキを召喚だぁーーーーーーーッ!」
観客「ワァーーーーーーーッッ!」
ユイ「魔物退治は魔法少女の専売特許って……知ってる?」
キラッ☆
ユイ「かかってきなさい!」
◆gRK「ヒュウ♪」
ダッ
バッ
実況「両者、間合いをとるーーーーーッ!」
ワーワーワー
ワーワー……
―――いっぽうその頃、会場内 集中治療室
助手「大きな星が点いたり消えたりしている……彗星かな? いや違うなぁ彗星はもっと、バァー!
って動くもんな、暑っ苦しいなぁココ。出られないのかな? おーい、出してくださいよ! ねぇ!」
ドンドン! ドンドン!
博士「……先生、彼女は治るんですよね!?」
医師「難しい、としか……」
博士「ちっくしょう! 俺が…俺が彼女を止めてさえいれば!」
ドン!
クロ「パパー」
シロ「お父様……」
博士「……あ、ス、スマンなお前等。だ、大丈夫だって助手は、ママはきっと良くなるさ」
ガチャリ
直りん「ごめんなさい、少し失礼するわ」
博士「貴様……」
ぎり……
博士「いったい何をしにきた!?」
直りん「何をって心外ね……ちょっとしたプレゼントよ」
ス……
ttp://loda.jp/mitemite/?id=142&img=142.jpg 博士「そ、それは……」
直りん「あなた達の間では、柔らかい石といった方が通りはいいかしら?」
博士「く、くれるのか?」
直りん「もちろん、それを使ってどうするかは、錬金術師のアナタ次第ね」
ぽいっ
博士「わわっ」
直りん「じゃあこれで、失礼するわ」
ガチャ
博士「ま、まってくれ!」
直りん「……何かしら?」
博士「何で……なんでこんな事を?」
直りん「さぁ? しいていうなら、気まぐれね。ちょっとした気まぐれ」
博士「…………」
テクテク
クロ「ジー」
直りん「……」
クロ「ママ、ナオルノ?」
直りん「その人次第でしょうけど、治るわね」
ガバッ
直りん「!?」
クロ「アリガトー、オネーチャン」
直りん「ふん……それじゃあね」
バタン
コツコツコツ……
直りん「ありがとう、か……」
ピタ
直りん「ふふ、いつのまにか―――」
にこり
直りん「―――風が……止んでるじゃあないの」
to be continued……
え? 何で流兄さんの…?
え?
その賢者の石はパンク坊主が持ってた賢者の石www
(´;ω;)直りん……
ユイ「たぁっ!」
メメタァ!
魔物「ギッシャーーー!」
ボン!
ユイ「わっ!」
実況「唯人選手、魔物を撲殺! しかし断末魔の攻撃をうける!」
ユイ「ふん、こんなのカスリ傷さ」
◆gRK「だろうねぇ……」
スッ
◆gRK「俺のターン、ドロー!」
バッ
◆gRK「山をセット! 二つタップして赤マナ二つ!」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=159&img=159.jpg ◆gRK「怒り狂うゴブリンと火花の精霊召喚!」
魔物s「ウォォーーム!!!」
実況「今度は二体呼び出したぁーーーーッ!」
観客「ワァーーーーーッ!」
◆gRK「アタック宣言!」
実況「二対の魔物が、襲いかかるーーーーーッ!」
つかさ「ユイ!」
ユイ(くっ……挟み撃ちか……)
ダッ
ユイ「ならば! 確実に一体を撃破する!」
実況「唯人、小さい魔物へとむかった! もう一体には目もくれない!」
キュイィィィィ!
ユイ「魔法のステッキ! エスカリボルグ!」
ドグッシャァァ!
魔物「ギッシャーーー!」
実況「一体撃破! だがしかし―――」
魔物「バルバルバル!」
ズッガシャァン!
ユイ「きゃぁっ!」
実況「魔物の攻撃を受けて吹っ飛んだーーー!」
◆gRK「稲妻の精霊、プレイヤーに3点ダメージ…ターンエンドだ」
つかさ「ユイ!」
ユイ「へへ……」
むくり
実況「唯人立ちあがったぁーーー!」
パァァァ……
ユイ「これくらいのキズ、なんでもないよ……」
実況「唯人選手の手が光る! 回復魔法かーーーーーーッッ!」
魔女「まぁ、あれくらいならどうって事無いわね」
サムライ「左様ですか」
ユイ(でもさすがに、多勢はつらいね……)
がし
ユイ「あれを使うしか、ないか……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
―――時は少し前 控え室―――
ユイ「使い魔」
つかさ「そう、使い魔。魔法使いは呪文詠唱中は無防備となる。それをサポートするのが
使い魔ってわけ。ま、色んな使い魔がいるけどね」
スッ
ユイ「……これは?」
つかさ「契約符、まあ早い話が式神みたいなものね。あっちとちょっと形式が違うけど、
目には目をで、やってみるしかないわね」
ユイ「姉ちゃん……」
ガシッ
ユイ「ありがとう、ありがたく使わせてもらうよ!」
つかさ「そう? じゃあ使い方はね―――」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
実況「おや? 唯人選手、懐から何か取り出したぞ?」
魔女「ほう、使い魔でも呼ぶのか」
サムライ「そういや魔女さんには見かけませんね」
魔女「何いってんの、目の前にいるじゃない」
サムライ「え、ちょ、なにそれ怖い」
ス……
ユイ「自分を消耗……手札から一枚捨て2コスト……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ユイ「我が問いに答え、開け異界の門!」
魔女「ま、さしずめ対抗するために鬼でも呼び出すんだろうね」
サムライ「魔女さんも召喚とかできるんですか?」
魔女「魔女はジョブを選ばない!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ユイ「レリーズ! いでよ子鬼!」
ボン! ボボン!
実況「おおっと、これはーーーーッ! 唯人選手も召喚だーーーーッ!」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=160&img=160.jpg 楓・初音「…………」
ユイ「……」
ドドドドドドドドドドドド
ユイ「……鬼?」
楓「……コク」
実況「これは一体ーーーーッッ! 可愛らしいお嬢さんが突如出現ーーーーーッ!」
観客「ワァーーーーーーッ!
スミス「……ヘビィだぜ」
◆gRK「ヒュウ♪」
つかさ「ベネ!」
棒姉「なんだかしらんが、とにかく良し!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
楓「……問おう、アナタが私のマスターですか?」
初音「……ゲーム違うよ、お姉ちゃん」
to be continued……
何かかわいいの出てきちゃったw
異種格闘技にもほどがあるwww
なつかしいキャラ出てきたw
サムライw
いつもいつも俺のテンションが素敵すぎるww
ざわ…… ざわ……
実況「えー、大会運営の審議の結果、召喚で魔物を呼び出すのがOKならば、
その他もろもろの生物を呼び出すのもOK、そう見解が出ました!」
乱立「ほう……」
実況「したがって、今試合はまったくのノープロブレム! 問題無しです!」
観客「ウォォォォン!」
◆gRK「……へっ、面白くなってきたぜ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ユイ(とりあえず召喚してみたけど、意外だったなぁ……まさか女の子が出てくるとは……
こう、なんというか、マジカルコミカルな動物が出てくると思ったんだけど……)
つかさ「ユイ、なにやってるの! バトルフィールドを展開しなさい!」
ユイ「バ、バトルフィールド?」
つかさ「手中のカードに魔力を込めるのよ!」
ユイ「え、えーと……こうか!?」
バシュッ!
ttp://loda.jp/mitemite/?id=176.jpg 実況「おおっと! 突如闘技場にトラックラインが出現したぁ!」
ユイ「え、えーと、よくわからないけど、これでいいのかな?」
ちら
つかさ「上出来よ、ユイ!」
ユイ(いまいち勝手がわからないなぁ……とりあえず、地の魔法で自分を強化して……)
コオォォォォォ
ユイ「相手の出方を見る!」
◆gRK「……つまり、ターンエンドって事だな。俺のターン!」
バッ
◆gRK「ドロー! ……Ancestral Recall! カードを三枚ドロー!」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=177.jpg シュババッ
◆gRK「Mox Sapphireとアカデミーをセット! そして……再び」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=178.jpg ◆gRK「怒り狂うゴブリン召喚! バトル宣言!」
◆gRK「可愛らしいお嬢さん方には悪いが……怒り狂うゴブリンでアタックだぜ!」
魔物「キシュー!」
実況「おおっと! 魔物が襲いかかるーーーッッ!」
ユイ「来たか!」
ス……
ユイ「ここは俺が、はあっ!」
楓「……バトルキャラクター、エントリー……バトル種目宣言」
ユイ「……え?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ttp://loda.jp/mitemite/?id=176.jpg 楓「現在、場に出ているカードは『短距離走』のみ。したがって……」
初音「自動的に、種目決定だよ!」
ユイ「え? え?」
ドドドドドドドドドドドド
実況「これはーーーっ!? ユイ選手と魔物がトラックのスタートラインに立った!」
楓「……ヨーイ」
初音「ドン!」
ユイ「え? え? ええっ?」
魔物「キキッ!?」
ユイ(なんだかよくわかんないけど……とりあえず走ろう!)
ダッ!
魔物「ギキッ!?」
ダダッ!
実況「ユイ、ダーーーーッシュ! つられて魔物も走ったーーーーッッ!」
◆gRK「……エンチャント・ワールド!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
楓「種目によって、攻撃と防御の値は違う・・・…」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=160&img=160.jpg 楓「短距離走の場合は素早さ、つまり私だと4/4、初音だと2/2……」
ユイ「はぁっはぁっ」
魔物「ゼイ……ゼイ……」
◆gRK「速攻が遅い? 俺がスロゥリィ!?」
楓「特に記載が無い場合は、能力値は1として扱われる……」
実況「ゴォール! 二人ともほぼ同時だぁ!」
観客「ワァーーーーーーッ!」
楓「つまり、ユイさんとゴブリンは共に1/1、攻撃値から防御値を差し引き、
プラマイゼロ……ノーダメージで引き分け……」
◆gRK「ほう……」
楓「お互いにファストエフェクトの意思無し。バトル終了、です」
◆gRK(……『バトルカード』、俺にとって吉と出るか凶とでるか……)
ニヤリ
◆gRK「面白そうなパーマンネントだぜ! いいだろう、ターンエンドだ!」
……ちら
楓「だ、そうです。ユイさん……」
ユイ「はぁっはぁっ……わかり…ました…」
(俺が参加選手なんだけどな……)
つかさ「がんばるのよ! ユイ!」
棒姉「後半へ、続く!」
to be continued……
もはや何の大会だか分からなくなってきたなww
毎度◆gRKだけが飛ばしすぎてるwwww
◆gRKの対戦カードだけはまったくついて行けませんww
ワーワーワー
楓「ユイさん、ステッキに集中を。そうすれば秘めたる力が解放されるはず……
社長風に言うなら俺のターン、ドローです」
ユイ「う、うん、わかった。俺の…ターン……」
パアァァァァァァァ
ユイ(わかる、ステッキから力が溢れてくるのが……)
ユイ「ドロー! そして降霊術! 追加二枚ドロー!」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=192.jpg ◆gRK「コスト無しで二枚ドローだと!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
楓「行くわよ、初音」
初音「うん、楓お姉ちゃん!」
楓・初音「フューーーーー……ジョンッ!」
楓・初音「はっ!」
カッ!
ttp://loda.jp/mitemite/?id=194.jpg 楓・初音「二人はプリキュア!」
◆gRK「バンド……能力ゥ!?」
ユイ「バトル宣言! 頼むよ二人とも!」
楓・初音「バトルエントリー、種目は短距離走!」
ダッ
実況「タッグで◆gRK4xan14wにアタックだぁーーーーーッ!」
観客「ワァーーーーーーッ!」
学園長「何をしている! そんな遊びに付き合うな!」
◆gRK「ソイツは……無理だぜ、学園長」
学園長「なんだと!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
◆gRK「もうろくしたのかい、学園長。プレインズウォーカーの基本をよ……」
学園長「基本だと……ハッ! まさか!」
◆gRK「そう、ルーリングとカードテキストが矛盾する場合、カードの方が―――」
学園長「全てにおいて……優先される……」
◆gRK「イエス、ザッツライト! 『バトルカード」という物がある限り『ワールド』は
その法則に引きずられる! うけるしかねえ!」
ニヤ
◆gRK「ゴブリンは既にタップ! 俺っちで受けるぜその勝負!」
実況「双方、トラックのスタートラインについた!」
パァン!
実況「走ったーーーーーーーッッ!」
バッ
ユイ「ここで助太刀! コストを発生!」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=193.jpg ユイ「特殊能力発動! ダブル鬼化!」
学園長「ダブル鬼化だと!?」
ユイ「このターン、楓&初音は 力と素早さに+3の修正を受ける!」
学園長「なんだと!?」
ユイ「したがって攻防の値は6/6! そっちは1/1! 楓&初音、
プレイヤーに5点ダメージだ!」
実況「お嬢さん方ブッチギリでゴーーールッ! ◆gRK4xan14w、がっくりと
膝をつくーーーーーーッ!」
観客「ワァーーーーーーーーッ!」
ユイ「ターン、エンドです」
◆gRK「ヘ…へへ……」
むくり
◆gRK「自分の思い通りにはいかない……楽しいねぇ、デュエルってのは……」
学園長「◆gRK4xan14w!」
◆gRK「安心しな、学園長……アンタのカードが有る限り! 俺っちは負けないぜ!
俺のターン、ドロー!」
バッ……にやり
◆gRK「Mox Sapphireとアカデミー、そして山をタップ……3マナ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
つかさ(この悪寒は……一体……)
ユイ(なんだ? ひどく嫌な予感がする)
◆gRK「ソーサリー魔法、修繕!」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=195.jpg ユイ「修繕?」
◆gRK「このカードをプレイするための追加コストとして、アーティファクトをひとつ
生贄に捧げる……捧げるのは、Mox Sapphire!」
ピシィッ
◆gRK「そして、修繕の効果発動! 俺のライブラリーからアーティファクトカードを
一枚場に出す! 出すのは……コイツだああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッッ!!!!」
ズ…ズズズズズズズ―――
ざわ……ざわ……
よし子「うそ……だろ?」
加藤「流行っているようだね、あのトリック」
学園長「ほう……アレを出すか」ニヤリ
つかさ「まさか、そんな……ユイ……」
ズッドォォォォォン!!!
◆gRK「ダークスティールの巨像、召喚!」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=196.jpg 巨像「ウォォォ〜〜〜〜ム……」
ユイ「え……」
初音「おねえ…ちゃん……」
楓「……」
実況「こ、ここ、ここここれはーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!
闘技場に、天を衝かんばかりの巨大石像が出現したーーーーーーーーッッッ!!!」
観客「オォーーーーーーーーーーーッッッ!」
ドドドドドドドドドドド
◆gRK「これぞBF団の最高傑作……覚悟はいいかね? 大作君」
to be continued……
正月からダラダラとやり続けて気がついたらもう七月
それでも飽きずにスレを見てくれている人達のレスは、本当に有り難いです
皆様に呆られないように完結するまで投下し続けていきます
個別にレスは返しませんが、こんな馬鹿なスレに付き合ってくれて本当にありがとう
一応、このスレは事実を元にしたフィクションです
実際の人物とは関係有ったり無かったりする、多分
いつも乙です
楽しみに読ませてもらってますよー
しかし……◆gRKのgRとは「ジャイアントロボ」の略だったのか……
GR2ゥううう!
巨大石像のカード効果いまいちわかんねえ。
けど強そうだしカッコイイからいっか。GJ!
>>436 ダークスティールの巨像のここがスゴイ
・強い
右下のすみにある11/11という数字が、攻撃力/防御力を表している
MTGのプレイヤーのライフは20点。なんと一撃で半分以上のライフを奪い去る攻撃力を持つのだ!
加えてダメージ貫通能力(トランプル)持ち。通常は相手のクリーチャーにガードされると相手プレイヤーにはダメージを与えられないのだが
トランプル持ちは攻撃力からガードしたクリーチャーの防御力を引いた数のダメージを相手プレイヤーに与えられるのだ!
・死なない
MTGのクリーチャーは1ターンに防御力の数字以上のダメージを食らうと捨て札にされるが
巨像は防御力以上のダメージを食らっても平気な顔して場に残り続けるのだ! 詐欺!
・しつこい
「死なない」巨像ではあるが、それでもMTGには彼をむりやり捨て札にしてしまえるカードがある
しかし、捨て札にされた瞬間に、巨像は山札の中に戻ってしまうのだ!
運がよければもっかいドローできるチャンスがあるよ!
つーわけで、「ルール解ってるやつ」の説明だからちょっと良くわかんないかもしんないけど
強そうだしカッコイイ、という理解で過不足ないよww
>>433 いつも乙だよ〜
あんまレスできてないけど更新のたびに楽しく読ませてもらってるよ〜
>>437 うお、超詳しく説明してくれてる! 超感謝!
大体理解できたと思う。やっぱすげー強そうだぜ。
チートすぐるがコスト11が高すぎて、普通出せるようなカードじゃないw
即死コンボ使わないだけ紳士かw
戦歴見る限り火力とクリーチャーで押すタイプだぞw
即死コンボとか浮かばないだけじゃねw
ダークスティールの巨像は破壊されない。
__
<ヽ、 _ 「o o:|
<\, ヘ く kニ=:-エ エ._/7 ,、
, -‐>===ー- 、.._`ヽヽ `ヾ</>
!ニニ、 〉i〉‐"  ̄`ー-、 " く さすがダークスティールだ、
_/ ,t= T~\/ E三< -‐へ >くi ̄⊃
(~_ ( ( | :::|_ \ /《三 ̄ヾヽ ̄二ニー- 、 何ともないぜ!
 ̄/二ニ=: \ >=キ- ̄ +‐ー-、_ 〉./> )
, -f ,Oヽ />〃^ヽヽL二二」 />  ゙̄<×
_0ニー ゙^::. ゙< 'ヘ/^\「 ̄_二/_ _Y
└-─、 ゙'::. ` X /~>< ̄ // >ヘヘ
ヽ_. -く | ̄ }ー{ _ }〈 〉〉〉〉
〉 r, r, r/ { }(二| ̄  ̄|二⊃
じししソ | :/ | j
/ -‐=ー〈 },.-‐=‐〈
くそうwwわけわからんぜwwww
◆gRK「場に出たターンは、クリーチャーは攻撃できない……
大焼炉をセットして、ターンエンドだ」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=222.jpg ドドドドドドドドドドド
実況「◆gRK4xan14w、巨像の肩に乗って悠然と見下ろすーーーーーッ!」
ユイ「くっ……」
(こんな化け物……勝てるのか!?」
つかさ「ユイ!」
ユイ「姉ちゃん!?」
つかさ「しっかりして! バトルカード『短距離走』なら大打撃を受ける事はないはず!
ゆっくり……対策を練りなさい!」
ユイ「姉ちゃん……わかった!」
キッ
ユイ「やってみるよ!」
実況「ユイ、ステッキを構え、毅然とした格好だぁーーーーーッ!」
観客「ワァーーーーーーーーッッ!」
ユイ(それにしてもとんでもない展開だぜ……そこで問題だ!
この状況をどうやって打破するのか? 3択―ひとつだけ選びなさい)
答え@マジカル・ユイは突如反撃のアイデアがひらめく
答えA使い魔が助けてくれる
答えB打破できない 現実は非情である
ユイ(俺が期待したいのはAだが、東京NOVAのタタラみたくジャジャーン!
こんな事もあろうかと神業:タイムリー! てな事を起こすのはこの娘さん達には
少々酷な感じだぜ……)
ギリ……
ユイ「やはりここは……@しかないようだね……」
ゴォゥッ!
ユイ「まずは……炎の魔法!」
実況「おおっと! ステッキから炎が迸る! それを巨像にむかって噴射ーーーーッ!」
◆gRK「ほう?」
ゴオオオオオオオオオオッッ!
巨像「ウォォォ〜〜〜〜ム」
実況「だが巨像には対して効いてなさそうだ〜〜〜〜〜ッ!」
ユイ「もとより、これで倒せるとは思っていない!」
グィッ!
ユイ「今度は……これだ!」
ドバッシャァーーーーーーーーッッ!!!
実況「今度は水が迸ったーーーーーーーッッ!」
ユイ(鉱物は……熱した後急激に冷やすとその温度差によって脆くなる!
これで……どうだ!」
コォォォォォォォォォッッ!
実況「おおっと! 今度は! 強烈な竜巻を出したーーーーーッッ!」
観客「ワァーーーーーーーーッッ!」
ユイ「この震える風の振動には耐え切れまい! その身を削り剥がしてやる!
マジカルーーーーーートルネーーーーードォォォォォッッッッ!!!!」
巨像「ウ、ウ、ウォォォ〜〜〜〜ム」
ゴゥォォォォォォォォォッッ!
実況「巨大な竜巻が闘技場を駆け抜け、巨像をも舞い上がらせるーーーーーーーッッ!!」
つかさ「よし! さすがは私の弟!」
某姉「ベネ! さすがは私の対戦者!」
◆gRK「おお? これは……」
ダッ
実況「◆gRK4xan14w、巻き上がった巨像からかろうじて脱出!
巨像は高く高く舞い上がっていくーーーーーーーーーーーーッッ!」
ゴォォォォォォォォォッッ―――
ユイ「はっ!」
ズッドォォォォォォォンンン!!!
実況「高く舞い上がって地面に落下ーーーーーーーーーッッッ!
闘技場が揺れるーーーーッッ! 直下型地震震度6−−−−−−−−ッッッ!」
観客「ワァーーーーーーーーッッ!」
ズウ…・・・ゥゥゥン……
ユイ「はぁっ、はぁっ……!」
楓・初音「凄い……これが魔法……」
パン、パン、パン
ユイ(―――? 拍手?)
◆gRK「コイツはスゲェ、ダークスティールを持ち上げちまうとはな……
ただのお嬢さん方ではないらしい」
ニヤリ
◆gRK「……だが、相手が悪かったようだな」
ユイ「え!?」
……ォ〜〜〜〜ム……
……ウォ〜〜〜〜ム……
……ウォォォ〜〜〜〜ム
観客「ざわ……ざわ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
巨像「ウォォォ〜〜〜〜ム、バルバルバルバル」
ビカッ
実況「巨像、何事も無かったかのように立ち上がったーーーーーッッ!」
ユイ「……な! き、効いていないのか!?」
◆gRK「いや、アンタの魔法は凄かったよ。確実に致死ダメージをあたえていた……
だが、知らなかったようだな―――」
ニヤリ
◆gRK「―――ダークスティールの巨像は破壊されない……さすが巨像だ、
爆破や粉砕を食らっても何とも無いぜ!」
ユイ「……………」
答え ――B 答えB 答えB
to be continued……
流石ダークスティール!
何ともなかったぜッ!
なんというダークスティールw
よくわからんが好きになってきたぜ!!
だーくすてぃーる、ちぃ、おぼえた!
実況「巨像、強い強すぎる! ビクともしなーーーーーいッ!」
観客「ワァーーーーーーーーッッッ!」
ユイ(嘘……だろ!?)
◆gRK「俺のターンのようだな……ドロー!」
シュバッ!
◆gRK「山をセット、そして……バトル宣言!」
ユイ「バトル宣言!?」
◆gRK「ダークスティールの巨像、攻撃表示!」
巨像「ウォォォ〜〜〜〜ム」
実況「巨像が唸りをあげて襲いかかる〜〜〜〜ッッ!」
ユイ(場に短距離走は出ている……一体何をするつもりだ?)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ユイ(とりあえず、俺であの巨像のブロック……次のターンで
楓ちゃん達が『短距離走』で◆gRK4xan14wにダメージを与える……)
ユイ「受けて立つ! そのアタッカー、俺でブロックだ!」
ニヤリ……
◆gRK「今…… 自分 で ブロック と言ったね?」
ユイ「え……?」
つかさ「いけない、ユイ!」
シュバッ!
◆gRK「ブロック宣言後のファストエフェクト! アカデミーをタップして『ブーメラン』!」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=259.jpg ユイ「ブーメラン!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
◆gRK「このカードは! 場に出ているパーマネントをひとつ、そのオーナーの手札に戻す!」
ユイ「手札に戻すだって?」
◆gRK「俺の指定するのは―――」
ユイ「はっ! まさか!」
ニヤリ……
◆gRK「―――そう、『短距離走』だ!」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=176.jpg ブゥォゥワッ!!!
ユイ「くっ!」
実況「おおっと!トラックダートが姿を消したーーーーーッッ!」
観客「オォーーーーーーーッッ!」
◆gRK「短距離走が消えたことにより! ダメージの応酬は通常通り、パワーのぶつけ合いとなる!」
巨像「ウォォォ〜〜〜〜ム!!!」
◆gRK「たたけ! ジャイアントロボ!」
ズガッシャァーーーーーーーーーーンンッッッ!!!
観客「ワアァァーーーーーーーーッッッ!!」
つかさ「ユイ!」
楓・初音「ユイさん!」
実況「ユイ選手! 木の葉のように吹っ飛んだーーーーーーーッッッ!」
ユイ「む……ぐ……」
実況「かろうじて起き上がる! しかしかなりのダメージだーーーーッッ!」
◆gRK「ほう……アレを食らってまだ起き上がれるとな、だがもう遅い……
残りの土地をタップして、赤マナC……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
◆gRK「ソーサリー『連続突撃』……」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=260.jpg がはっ
ユイ「連…続…突撃……だって?」
◆gRK「そう、このターン俺は追加の戦闘フェイズを得ることが出来る。そして、
攻撃に参加した全てのクリーチャーをアンタップさせる!」
ユイ「アンタップだって……まさか!」
巨像「ウォォォ〜〜〜〜ム!!!」
実況「巨像が起き上がったーーーーーーーッッッ!」
◆gRK「バトル宣言! 選ぶは勿論、ダークスティール!」
巨像「ウォォォ〜〜〜〜ム! バルバルバル!」
実況「ふたたび襲いかかるーーーーーーーッッッ!」
ユイ「マジ……か…よ…」
つかさ「ユイ! 使い魔でブロックしなさい! 気力は8! トランブル能力でも多少は防げるはず!」
ユイ「それは……できないよ……」
つかさ「ユイ!?」
ユイ「上手くいえないけど……女子供を使い魔といえど盾にするのは……なんか…こう……
違うと思うんだ……ましてや相手が強大なら……なおさらさ……」
つかさ「ユゥイ!?」
ざ……
実況「ユイ選手、ふらふらと歩み寄って……構えたーーーーーッッ!」
ユイ「そのクリーチャー、俺でブロック……だ!」
楓・初音「ユイさん……」
ユイ「女子供……弱きを助け…強きを挫くのが……魔法少女、ヒロインてものさ……
はは、優勝は出来そうにないや……答えはBだ……現実はあまくねーぜ……
やつの執念の……勝ちってとこか、ゴメン姉ちゃん」
◆gRK「砕け! ジャイアントロボ!」
ズガッシャァーーーーーーーーーーンンッッッ!!!
つかさ「ユイーーーーーーーーーーーーッッッ!」
トーナメント準々決勝
四回戦 椎名唯人 VS ◆gRK4xan14w
連続突撃により ◆gRK4xan14w勝利
to be continued……
「連続突撃」・・・
この呪文は攻撃に参加したクリーチャーを何体でもアンタップできる呪文。
そしてこのターンだけ、詠唱者の操るクリーチャーは追加攻撃ができる!
ついに準決勝か
唯人かっけえぜ……
ワーワーワー
実況「ついに準決勝! 4強が勝ち残りました!」
ワーワーワー
実況「いったい誰が優勝の座を勝ち取る事が出来るのか!? まったく予想が出来ません!」
ワーワーワー
―――選手控え室
倉刀「師匠、そろそろ時間です」
ハルト「…………」
倉刀「師匠?」
ハルト「……広くなったな」
倉刀「は?」
ハルト「控え室の間、広くなったな」
倉刀「……はい。まこと、広うなり申した」
ハルト「手水鉢を」
倉刀「はっ」
………ス
倉刀「―――!」
ハルト「倉刀、いかがした」
倉刀「いえ……、見えました。師匠のお勝ちになる姿が」
カツカツコツ バタン
係員「ハルトシュラー様、出番です」
ハルト「承知した」
ワーワーワー
実況「どの選手も実力派! 各試合で己の力量を我々に見せつけてくれました!
しかし! しかしです! 優勝はたった一人!」
ワーワーワー
実況「その狭き門をくぐり抜けるのは誰なのか!? 我々は今、歴史の1ページを
刻む大舞台に今! 今、立ち会っているのです!」
ワーワーワー
―――別の選手控え室
アナウンサーが会場で実況をしている頃
加藤門下の料理人も会場周りの店々を奔走していた
買い求めていたのは、勝栗、打鮑、昆布、
これらは盃と合わせることで四方膳と呼ばれ
合戦に出陣する際に武将が食するものである
シャリ… モグモグ…
……コト
加藤「では……参りますか」
ギィッ……
料理人「若先生!」
料理人「若先生!」
料理人「御武運を!」
料理人「御武運を!」
闘技場へむかう廊下を歩む加藤を門弟達が迎える
加藤はこれに笑顔で答えた
実況「それでは準決勝第一試合! 西の方角!」
ドォン!
実況「創発の魔王! S・ハルトシュラー!」
観客「ウォォォォォンッ!」
実況「つづきまして東の方角!」
ドォン!
実況「Cook of the Pit! 加藤キューピー!」
観客「ウォォォォォンッ!」
実況「それでは試合開始です!」
……ざし
……ざし
ハルト(異形の気配……うかつな技では打ち破れぬな)
加藤(キュムム……捌きがいがある獲物ですね)
倉刀「師匠……」
料理人「先生……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
――― 一方、救急医療室
唯人「う…ん……? ここは……?」
つかさ「よかった、気がついたのね唯人」
唯人「姉ちゃん? ……痛っ」
つかさ「まだ動いちゃ駄目よ、手当てはしてあるけど無理は駄目」
唯人「……ここは?」
つかさ「会場に設置され医療室よ。まったくあんな無理しちゃって」
唯人「…ゴメン、優勝できなくって」
つかさ「ま、アンタがこうやって生きてるだけでもOKって事よ」
ニコ
つかさ「それに、子猫ちゃん達も喜ぶだろうしね」
唯人「子猫ちゃん?」
唯人が視線をむけるとベッドに寄りかかるようにして楓と初音が眠っていた
どうやらあの衝撃の影響で自分の変身も解けているようだった
つかさ「自分たちのせいだって、わんわん泣いていたのよ。まったくモテる男は
つらいわねー、両手に花ってやつかしら」
唯人「姉ちゃん……」
何か言おうとした唯人だったが、けたたましく開いたドアがそれを打ち消した
海瀬「椎名君!」
唯人「み、みやびさん!? ど、どうして?」
海瀬「怪我をしたって、つかささんから聞いたから……だいじょう―――」
大丈夫? と声をかけようとして海瀬 雅は言葉をつまらせた
唯人が寝ているベッドの傍らには知らない女の子が二人、泣きはらした顔で寝ている
しかも可愛らしい。雅はその二人と唯人を交互に見比べ、
つくろった笑顔で無理やり言葉を吐きだした
海瀬「あ、あの、わたしったら、じゃ、邪魔しちゃったみたいかなアハハ、
そ、それじゃあ唯人君……末永くお幸せに!」
唯人「え、ちょっと雅さん、何の事? ちょっと、まっ―――」
バタン! タッタッタッ―――
海瀬が去った部屋を静寂が支配する
唯人は去っていたドアを見つめて、ポツリと呟いた
唯人「姉ちゃん……」
つかさ「モテる男は……辛いわね」
to be continued……
おお、久しぶりに来たら準決勝まで進んでるとは
なかなか意外な面子が残りましたな
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
実況「両者、闘技場で相手を見据えたままの構えから一歩も動かず!
闘技場に緊張が走るーーーーーーーーッッッ!」
よし子「……相手の隙をうかがってるのか?」
スミス「イエス」
よし子「アンタ!?」
スミス「隣、いいかい」
ス……
スミス「共に一流、あたれば致命傷だろうさ。しかし相手も一流、
自分の技を避けられ反撃を受けるかもしれない……迂闊には動けんさ」
メリー「それじゃあ二人ともあのままって訳?」
スミス「いや、これは試合。いずれは動かねばならんさ」
(勝てよ……ダンナ)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀「師匠……」
美作「緊張するね、この空気」
霧崎「戦わぬお前等が緊張してどうする」
倉刀「あ、あなたはバンディット霧崎さん」
霧崎「わが盟友をくだしたハルト……負けてもらっては困る」
美作「でも相手も強そうだよ」
霧崎「無論、それが準決勝というもの。見ろ、そろそろ動くぞ」
加藤「キュムキュムキュム―――」
ドォンッ!
ハルト「!」
実況「加藤、大きく足を踏み鳴らしたぁ! 凄い! 闘技場が揺れる!」
加藤「キュムッ!」
ババッ
実況「体勢を崩したハルトに襲いかかったーーーーーッッ!」
倉刀「師匠!」
ハルト「……フ」
ゆら…ゆら……ゆらぁっ
パァンッ!
加藤「むぐっ!?」
ダァンッ!
実況「おお? これはーーーーッッ!? 飛びかかった加藤、次の瞬間には
払われてダウンを奪われたーーーーーーーーーッッッ!」
観客「ワァーーーーーーーーーーーッッ!!」
ハルト「大木は強風に煽られなぎ倒されるが、柳は風を受け流し嵐を耐える……
春斗魔神拳『空極流舞』、どこから攻めても無意味だ」
倉刀「おお!」
美作「さすが!」
ブシュゥッ!
倉刀「ああっ!?」
実況「おおっと! ハルト選手の右腕から出血ーーーーーーッ!」
スミス「撃壁背水掌……身が触れればそこから攻撃が可能、さすが旦那
俺の技を盗みやがったねぇ」
にやり
加藤「あなたの間合いは、僕の間合いでもある」
ハルト「ほう……なるほど、やはり生半可な技は通用せぬな」
ざし
ハルト「……仕方なし。せめて奥義で葬ろうぞ」
実況「ハルト選手、右手を後ろ手に腰を落とし、深く構えたーーーーーッ!」
倉刀「……あれは! 打撃系必滅技『螺旋』!」
霧崎「し、知ってるのか倉刀!」
倉刀「……ええ」
…ゴクリ
―――冬季山中、迷い家
ヒュウゥゥゥゥゥ
ヴ〜 ヴ〜 ヴ〜
巨熊「ヴ〜ヴ〜」
ハルト「これより春斗式防衛術打撃系必滅技、『螺旋』説明つかまつる」
柏木「はっ!」
倉刀「ははっ!」
―――右螺旋の構え BY 迷い家主人
ハルト「深く身を沈めるのは大地の反作用を得るためなり」
……すう
ハルト「大地の威力(ちから) これが螺旋の源なり」
大地力は拇指裏より足首 膝 内股 体幹へとひねりを加えつつ伝達!
脱力した身体は水の如く威力を伝え
肩 肘 手首へとさらに幾重にもひねりを加える!
掌にたどり着いた頃には体内のひねりは臨界点に達し
大地力は爆発寸前の状態である!
シュバッ
弓を射るが如くひねりを解放!
ズン!!!
巨熊「ヴゥッ!!」
ハルト「掌を使用いたすは密着性を高め、威力を余すところ無く目標に浸透させるためなり」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
びよびゅるりら …がくん
ハルト「体格の例外なく果てるなり」
柏木・倉刀「……ッ」
ハルト「鋭!」
シュッ
ぶるん ぼぶる びちびちびち
倉刀「な、内臓が大蛇の如くのたうちまわっている!」
ハルト「目標は死んでも螺旋は生きているなり」
ぱちん
ハルト「各自存分に習得せい」
柏木・倉刀「了解しました!」
倉刀「あの技を魅せるというのか? 師匠は……本気だ」
霧崎「……ほう。して、奴はどうでる?」
ドドドドドドドドドドドド
加藤「キュムキュムキュム……」
./ ̄ ̄ ̄\
| ..|
| (●) (●) .| ……ニヤ
ヽ.....:: ∀....:: ノ
実況「加藤、悠然と歩を進めるーーーーーーッッ!」
スミス「意に介さねえか……さすがだぜ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
./ ̄ ̄ ̄\ カツ…
| ..|
| (●) (●) .| コツ…
ヽ.....:: ∀....:: ノ
to be continued……
キュムキュム相変わらず不気味だなw
螺旋というと某剣道漫画のスパイラル!しか思い浮かばなくて困るぜよ
実況「加藤、両腕をあげて構える! ボクシングスタイルゥ!」
カツ……コツ……ピタァ
実況「そしてハルトシュラーの目前でとまったぁ!」
ハルト「…………」
加藤「…………」
実況「睨みあってる! 睨みあっているーーーーッッ! すでにお互い、
相手に拳が届く距離ーーーーーーーーッッ!!」
観客「ワァーーーーーーーーッッッ!」
スミス「つくづく……化け物だぜ」
ググ……
実況「おお!?」
ざわ… ざわ…
実況「こ、これは加藤選手! なんと、拳をかまえたまま敵に背をむけたーーーッッ!」
よし子「な、なんだありゃ?」
スミス「握力×体重×スピード……」
よし子「は?」
スミス「イコール破壊力だ、お嬢ちゃん」
よし子「あんた、何いってるんだ?」
スミス「スピードを出すためには拳を振りかぶらなきゃいけない、
振りかぶったままいくとどうなる? 相手に背をむけてしまうのさ」
メリー「ガードががら空きになるんじゃ?」
スミス「ちっちっち、奴のストレートは……それより速いぜ、きっとな……」
ちょwバキw確実に間違ってるけどカコイイぜ!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀(寒い……悪寒が走る……)
…ゴクリ
倉刀(この戦いは俺の知ってるどんな格闘技とも違う! だが目をそらしては駄目だ!
師の戦いを見届けずとして、何の弟子ぞ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「ふん……」
主催「にらみ合いじゃな、お主はどうみる?」
乱立「決まってるぜ……強い奴が勝つ、それだけだ」
主催「そう、じゃな……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
料理人(若先生の拳打の軌道は曲線……目標までおよそ384cm……
あの体勢から繰り出される一撃は、時速550kmの豪拳! 負けるはずがない!)
…ゴクリ
料理人(しかし…しかしだ、もし相手の方が速かったら?)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀(師匠……)
料理人(若先生……)
倉刀・料理人(勝ってください!)
加藤は、背中越しにハルトの存在を認識していた
およそ今までに戦った事のない好敵手!
強者のニオイを感じたとき! 加藤の身体はそれに対抗すべく肉体を変化させていく!
実況「またもや加藤の身体が変化していくーーーーーーッッ!」
これがキュムキュム・アームドフェノメノン(武装現象)!
加藤の身体は全身全て、これ武器也!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ハルト(またしても異形の構え……)
ハルトシュラーはこの光景を目にしても落ち着いていた……
対する加藤は心拍数増加! 体温上昇!
一方のハルトシュラーは日常とおなじ心拍数!
まったくの平常心也!
ハルト(……ただ、倒すのみ)
スゥ……
加藤「臨!」
ハルト「射!」
シュバ! シュバッ!
闘技場に閃光が二つ奔ったかのように観客は見えた!
次の瞬間! 闘技場に轟音が走った!
実況「加藤! ハルト選手の掌打によって吹っ飛ばされたーーーーーーッッッ!!!
壁に叩きつけられるーーーーーーーーーッッッ!」
倉刀「おお!」
料理人「ああ!」
加藤「……ガフッ!」
to be continued……
さすがハルトさん
何ともなかったぜ!
しかしまだ続くのか!
ずるり……
実況「壁にそってゆっくりと崩れ落ちる! 終わったかコレはーーーーーーーッ!」
観客「ワァーーーーーーーーーッッ!」
料理人「せ、先生! 立ってください、先生ーーーーーーーッッ!」
ハルト「手ごたえは十分……ならば後は、爆ぜるのみ」
ピッ
実況「おおっと! ハルト選手、敬礼のポーズを取ったぁ! 余裕の構え!」
ハルト「これも試合、許せ……戦士に敬礼!」
ドドドドドドドドドドドドドド
ガ……
ガ……ハ……
ガハッ……ァ……
加藤(僕は……? ここは……?)
加藤(ああそうか、僕はハルトさんの一撃を受けて……)
ごぶっ
加藤(さすがハルトさん、天才だね……)
加藤(暗い……寒い……これが、死か……)
??(敵に一撃も与えずに逝くのか、加藤)
加藤(……誰?)
スレ立「無様よな、加藤」
加藤「その声は……スレ立て引き受け者!」
スレ立「我を屠った男がこの様では、我も浮かばれんな」
加藤「…………」
ボシュ
スレ立「天才、だと? だからどうした。他者がどうあれお前はお前、
それがいかに強烈であろうともおまえ自身を支配する事はできない」
加藤「…………」
ボシュ ボシュ
スレ立「それがなんだ、泣き言を吐きおって」
加藤「…………」
ボシュ ボシュ ボシュ
加藤(この音は……なんだ? 灯り? あれは……厨房?)
ボシュッ ボシュッ
加藤「あれは……自分!?」
スレ立「そうだ、幼き頃のお前だ」
ボシュッ ボシュッ ボシュッ
スレ立「ヘキ拳の、敵にむかって伸ばした腕はミサイルの発射台だ。それに沿って
手をすべらせれば、手は必ず敵にあたる。その説明を気に入った幼いお前は、
一年間毎日厨房の片隅で、何度も何度も繰り返していたな」
加藤「ぐ……」
ザアァァァァァァァ……
加藤(―――雨が降っていた日も……)
ぱしゃん ぱしゃん
加藤(……夢中になってたっけ……でも、寒かったなぁ……)
ぱしゃん ぱしゃん
料理長「加藤、今日は崩拳を受けてみろ」
加藤(誰だっけ、この人は……)
料理長「雑誌の束を腹に、そうだ」
加藤(……そうだ、こんなことあったっけ)
ザアァァァァァァァ……
料理長「お前が何を学んでいるのか、また、お前がこれから敵にどういう痛みを
与えるのか、おまえ自身で知っておくがいい」
ドン!
ザザザザ
どうだ加藤―――骨も肉もバラバラになるような痛苦だろう
―――これが内側から人間を粉々にする「崩拳」だ
スレ立「加藤、自分が肉体で受けた痛みは、自分だけのものだ。努力は確実に
お前の身体に刻まれている、その痛みを思い出せ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ぴくり
ハルト「む?」
実況「おおっと!? 加藤選手、起き上がるか!?」
加藤(僕の身体が覚えてる、僕だけの痛み……)
ザアァァァァァァァ……
加藤(いてえなぁ……痛いっすよ、師父……)
……むくり
実況「加藤選手起き上がったーーーーーーーー!!!」
観客「ワァーーーーーーーーーッッ!」
スレ立「起きたか、加藤」
加藤「悪いな、スレ立て」
スレ立「礼は後だ、螺旋の衝撃がくるぞ」
加藤「―――!」
ドクンッ!
立ち上がった加藤に激しい嘔吐感がこみ上げる!
ハルトシュラーの放った螺旋の衝撃が体内を駆け巡り、
内臓もろとも飛び出さんとしてるのだった!
このままでは耐え切れずに水風船の如く身体が爆ぜよう!
加藤の脳裏に一瞬、アジョ中の姿がよぎった!
加藤「ぬぅん!」
パァンッ!
実況「加藤! 自らに強烈な掌打!」
加藤(胸部で行き場を無くしている螺旋の波動に、ベクトルを与える!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
加藤(掌打によって胸部から移動したエネルギーは、僕の腕へと行き先を変える!)
実況「加藤の左腕が異様に膨れ上がるーーーーーーーーーッッ!」
加藤「さらば左!」
パァン! ブシュウウウウウウウウウ!!!
実況「加藤の左腕が爆ぜたーーーーーーーーーッッ!」
加藤「成功だ!」
料理人「重症だ!」
ハルト「……我が一撃をこのようにかわすとは……だが腕を失ったのは大きいぞ」
加藤「左腕〜〜〜?」
ニヤリ
加藤「キュムキュム、僕の腕は―――ここにある!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
加藤「うおおおおおおおおおおお!!!」
ズアッ!
ハルト「!」
加藤「キュム♪」
実況「な…なんと、何とーーーーーッッ! 左腕を失った加藤選手、
傷口から新しい腕を生やしたーーーーーーーッッ!!」
観客「ワァーーーーーーーーーッッ!」
スミス「ヒュウ♪」
よし子「まじかよ……」
加藤(スレ立ての言葉がなかったら、僕はあのまま負けていた……)
クルッ
加藤「ありがとうスレ立―――」
―――シィー…ン
加藤(いない!?)
キョロ、キョロ……
加藤(今のは、夢? まさか……)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
加藤「ふ、ふふ……そうか、そうですよねぇ……」
キュムキュムキュムッ
実況「加藤、不気味に笑うーーーーーッッ!」
加藤「この身体には、スレ立ての…スミスからの…強敵(とも)から受けたモノがある……
ハルトさんは天才、しかしこちらは3人、3対1……)
にやり
加藤「だったらイケるぜ!」
ダッ
実況「加藤、再びハルトにむかって近づくーーーーーッッ!」
ハルト「ほう……むかってくるか」
ニヤリ
ハルト「それでこそ一流!」
to be continued……
投下乙
気づくのが遅かった…
キュムキュム腕生え余裕ですかwwやべぇww
支援感謝
―――閑話休題
翠星石「やや?」
蒼星石「どうしたの?」
翠星石「いや、何か……翠星石がカウントされてないのはどういうことですって……」
蒼星石「はぁ?」
まさか加藤つながりでからくりが来るとはw
ちょw加藤違いww
妙にカッコいいぜ
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜からくりか!
引き出し多すぎwww 面白いな〜GJ
ズシャ!
倉刀「おお!?」
ズブズブズブ……
加藤「キュム…キュムッ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
実況「加藤、なんと! なんと自分の腹に腕を突き入れ肋骨を引き抜いたぁ!」
観客「ワァーーーーーーーーーッッ!」
加藤(拳の腕はそちらに分がある……ならば!)
グシガシゴシャ
実況「そのまま! そのまま握りつぶし何かを作っていくーーーーーッ!」
加藤「次は……剣でお相手所望いたす!」
スラァ―――
加藤「リブス・ブレード(別名・露骨な肋骨)!」
実況「加藤! 前試合と同じく二刀の剣を作ったぁ!」
加藤「違うねゴボゴボ間抜けが〜〜〜〜」
キュムン!
ガシュ!
実況「おおっと? 二刀の剣を更に合わせて……」
ズン!
加藤「僕の得物はここにある!」
実況「更に巨大な剣を作り上げたーーーーーーーッッ!」
観客「ワァーーーーーーーーーッッ!」
よし子「あれは……アンタを倒した……ッ!」
スミス「ああ、しいていうならドラゴン殺しっていうところだな」
ハルト(異形に異彩の剣……)
ハルト「……お相手いたそう」
バババババババババババッッッ!
実況「ハルト選手も先ほどの試合と同じく! 虚空に無数の武器を出現させた!」
美作「ゲートオブマヨイガ……」
倉刀「拳には拳で、剣には剣にてつかまつる……師匠はああいう御方だ」
スラァ―――
実況「そして! 一振りの日本刀を抜き取り構えたぁ!」
ハルト「……全力をもって」
加藤「光栄にござる!」
ブワァッ!
加藤「キュムキュム・アームドフェノメノン…ドラゴン・インストゥール!」
ドドドドドドドドドドドドドド
実況「加藤、剣を取り上げ咆哮! 闘技場が揺れるーーッッ!」
よし子「あ、あれは! アンタの……まさか!」
スミス「俺の技を……身体で覚えたってわけか……」
メリー「……どっちが妖怪か、解らないわね」
ドドドドドドドドドドドドドド
加藤は無明逆流れの体勢に入るべく、剣を両手で構え、大地に突き刺そうとした
ズブリ……
加藤「!」
―――柔い……
無明逆流れは大地に剣を突き刺し、ミサイルのように射出して相手に太刀を浴びせる技!
大地の威力(ちから)! 剣を突き立てるは大地の反作用を得る為なり!
しかし、修練によって育てし膂力と術方によって極限に高められた身体能力は
豆腐のようにやすやすと大地をつらぬいた!
これでは無明逆流れを放てぬ!
加藤「否!」
スラァ―――
加藤「キュムキュム……場所はあるよ……ここにあるよ!」
ズン! ズブリ!
ざわ……ざわ……
実況「な、なんとーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!
加藤選手、自らの足に剣をつきたてたーーーーーーーーーッッッ!!!」
もはやスミスと試合をした頃の加藤ではない
突き刺した足で剣を踏ん張り、居合いの要領で太刀を抜き放つ
およそ一切の流派に聞いたこともない見たことも無い奇怪な構え
これぞ秘剣 無明逆流れ也!
料理人「ああ! あれこそは若先生必勝の構え!」
料理人「無明逆流れのお姿……」
ドドドドドドドドドドドドドド
ハルト「怪物め」
ざし……
実況「ハルト選手も構える! 巫女が刀を捧げるあの構え!」
ハルトも刀を水平に構え左手で刀身を抑えた
爪を立てるが如きの特殊な掴みと流れと呼ばれる特殊な刀法
左手の掴みはそれを極限にまで押さえ一気に解き放つ
その一閃、死線を駆ける星の如し!
何人たりともこの魔技から逃れる事は出来ない
これぞ春斗魔刃剣 流れ星也!
倉刀「ハルト主義は瞬殺無音……何も語らぬ、通じぬ!」
ゴクリ
倉刀(師匠……勝ってください……)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ハルトと加藤はお互いに、致命傷の一撃を与えられる死の間合いに位置していた
沈黙と緊迫の空気が二人を、闘技場を包んでいた……
to be continued……
おお、いいところで続くなあ
続きが気になるぜ
いよいよ決着……か?
>加藤「キュム…キュムッ!」
どんな気合の入れ方だよwwwwww
ハルトシュラーたん頑張れ
観客は固唾をのんで二人を見守っていた
実況も中継する事を止めていた
声を発すれば、身動きすれば、それが切っ掛けとなり
勝敗が決すると思われたからだ
倉刀も料理人も同じ気持ちである
今、この場を支配しているのはハルトシュラーと加藤、
二人のみである
その二人は目の前の敵しか認識していなかった
観客や闘技場は意識してはいない
3立方平方メートルの小さな空間、
今、二人が対峙している事だけが世界である
ハルトシュラーと加藤も、観客達と同じく身動きせずに居た
隙をうかがっているのではない
己の秘剣を極限にまで高め、相手にむかって放つ
ただそれだけである
他に思慮の入る余地は無く、周りを視界に入れる必要も無い
真剣試合は只ひとつ、太刀を担ぎ、届くところまで近寄りて振り下ろす
ただそれだけである
先に当てるか当たるか
ただ、それだけである
音を失い、色を失い、二人は相手と対峙していた
そこには、達人同士の、無言の会話があった
・
・
・
そして、白刃が閃いた
……どぅ
加藤の倒れる音が、沈黙を破った
周りの者は、その音で現実へと戻された
闘技場に立ち尽くすハルトシュラーと、倒れている加藤
一方が立ち、一方が地に伏す、勝利の光景である
ハルトシュラーは水平にへと両腕を広げていた
上からの照明のが、朝日のように降り注いでいる
倉刀「おお!」
その光景を見て倉刀は拳を握り締め、喜んだ
師匠の秘剣が加藤を降し、地に伏せたのだ
観客「……前の試合と同じだ」
倉刀(前……同じ?)
ざわめく周囲の状況に混乱する倉刀
はっと、倉刀はもう一度師匠のほうへ首をむけた
……ごとり
ハルトシュラーの手から、刀が落ちた
放したのではない、力なく落ちたのだ
倉刀の目にはまるで動画のコマ送りのようにそれが見えた
倉刀「し……師匠?」
問いかける弟子にハルトは顔をむけ、にっこりと微笑んだ
ハルト「……凛々しうなったのう、倉刀」
ブシャァアアアアッ!!!
観客「おお!」
実況「ああーーーっと! ハルト選手の正中線から噴水のように血が飛び散るーーーーー!」
倉刀「し、師匠!?」
ハルト「……見事」
……どさ
実況「ダウン! ハルト選手ダーーーーーウン! 血を撒き散らせてダーーーーーウン!」
ドドドドドドドドドドドドド
加藤「……キュムッ」
実況「そして加藤選手起き上がったーーーーーー! ハルト選手動けない、身動きせず!
決まったかこれはーーーーーーーーーーーッッ!
……ざわ……ざわ
加藤(ハルトさん、貴女は強かった。だが惜しむらくは孤独……)
ざし
実況「加藤選手、勝利を確信したのか、入り口へと歩いていく! ハルトシュラー動けない!
動けない! ハルトシュラー立てないーーーーーーーーーーーッッッ!!!」
倉刀「……し、師匠? 師匠…? 師匠ーーーーーーーーーッッッ!!!」
加藤「だが僕には強敵(とも)という心強い味方がいたのさ……」
バッ!
ババッ!!
審判「勝負アリ!」
審判「勝負有りだ!」
ワーワーワー
実況「決着、決着ーーーーーーーーーッッ! 勝利! 加藤選手勝利ーーーーーーーッッ!
決勝に勝ち進んだのは加藤! 加藤選手! 準決勝一試合! 勝負を制したのは加藤選手!
加藤選手、決勝へと駒を進めましたーーーーーーーーーーッッッ!!!!」
観客「ウォォォォォォォォンンッッ!!!
料理人「若先生!」
料理人「若先生!」
料理人「お見事です!」
加藤「ありがとう、でも僕は勝ってないよ」
料理人「……は?」
加藤(スレ立て…それにスミス、強敵(とも)がいたからこそ戦えた……僕自身の勝利じゃあない)
……ちらり
加藤「ハルトさん、貴女もまさしく、強敵(とも)だった……」
ドドドドドドドドドドドドド
報せを受けて駆けつけた救護班 大沼官兵衛の見たものは
幽女の如き表情で血海の中に座する美作と
気道に詰まった血泡吸いださんとする倉刀
主の手から離れた日本刀は、地の上で照明の光を反射し
空しく虚空を睨んでいた
トーナメント準決勝 第一試合
S・ハルトシュラー VS 加藤キューピー
無明逆流れにより 加藤キューピー勝利
to be continued……
ハルト閣下が負けた……だと……
キュムキュム恐るべし
まさかの番狂わせ……だと?
か、閣下ぁ〜〜!
閣下が負けた……?
なんてことだ……
>気道に詰まった血泡吸いださんとする倉刀
倉刀さり気に何をしてくれる!
言われてみれば!
緊急事態とはいえけしからん
まさかのキュム勝利
ハルトシュラーたん・・・!!!
やっぱ逆流れつえー……。
若先生! お見事です!
魔女「ぶんらろろ〜ぶんらろろ〜」
サムライ「魔女さん、いよいよですね! これに勝てば準決勝ですよ!」
魔女「めんどくさいなぁ……」
サムライ「そろそろ時間ですよ、さあ本なんか読んでないで」
魔女「やれやれ、ガイアが私にもっと輝けと言ってる、そう考えるか」
サムライ「訳わかんないですよ!」
魔女「ま、かる〜くいきますか」
学園長「いよいよじゃな」
◆gRK「ああ」
学園長「相手は同じ、魔法を使う者、気をつけろ」
◆gRK「気をつけるたって、ここまでくればやるしかないさ」
スチャ
◆gRK「プレインズウォーカー……ぎゃざらーの意地をみせてやるぜ」
学園長「ああ、期待しているぞ」
ワーワーワー
実況「準決勝二回戦目!」
ワーワーワー
実況「これに勝利した専選手が、加藤選手と決勝で合間見えることになります!
はたしてどちらが勝ち進むのか!」
ワーワーワー
実況「西の方角! 魔女さん!」
魔女「シーンの最前線に立ち続ける覚悟はあるか?」
ワーワーワー
実況「西の方角! ◆gRK4xan14w!」
◆gRK「俺はまだ昇りはじめたばかりだからよ……優勝にな」
ワーワーワー
実況「いずれも底知れぬ実力者同士! それでは試合開始です!」
◆gRK「俺のターン! 島をセット!」
バッ!
◆gRK「そして『精神爆弾』を使用!」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=347.jpg サムライ「精神爆弾!?」
◆gRK「このカードは! お互いのプレイヤーに3点のダメージを与える魔法!
そしてプレイヤーは、カードを捨てる毎に1点軽減する事が出来る!」
ババッ!
ttp://loda.jp/mitemite/?id=349.jpg ◆gRK「俺は手札から二枚捨てて1点を受ける!」
魔女「……私はデッキを持っていないから、3点を甘んじて受けるわ」
バシュン!
実況「おおっと! 魔女に稲妻が落ちたーーーーーッッ!」
◆gRK「ターンエンドだ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔女「大気よ、集いて我を守れ……PORFIC(ポーフィック)!」
シュウウウウウウ
◆gRK「なんだ!? 風が集まっていく!?」
魔女「見えない盾を私の周りに発生させた……具体的にいうと
まじょさん はACを4下げた! よ」
◆gRK「成る程な……俺のターン、ドロー!」
バッ!
◆gRK「沼をセット、そして……『動く死体』!」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=348.jpg ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
◆gRK「このカードは! 墓地にあるクリーチャーカードを場に持ってくるカード!
エンチャントされている限り、クリーチャーは通常通り行動できる!」
ズ…ズズ……
◆gRK「俺が持ってくるのは『マハモティ・ジン』!」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=350.jpg ジン「FUNMUUUUU!!!」
実況「おおっとこれはぁ! クリーチャー召喚だぁ!」
観客「ワーーーーーーッッ!」
学園長「うむ!」
◆gRK「ターンエンドだ!」
魔女「ほう、少しはやるようね……ところであなた、知ってるかしら?
悪魔の召喚は魔術師の十八番だという事を」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔女「古の契約に基づき我が元へ集え従僕、我汝求め訴えたり……
いでよ、サーヴァント!」
カッ!
◆gRK「む!?」
実況「おおーーっと! 魔女も負けじとクリーチャーを召喚したーーーーッッ!
観客「ワァーーーーーーッッッ!」
ヴァンパイアロード「……問おう、貴女が私のマスターか?」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=351.jpg 魔女「YES! YES! YES! OH MY GOD!」
to be continued……
準決勝第二試合ktkr!
メンナクww
試合開始wktk!
それにしても◆gRK氏がここまで勝ち上がるとはさっぱり予想してなかったw
Exactly(その通りでございます)
>座盤跌
ざばんてつでおk
誤爆したスマン
座盤跌 ↓↓
座盤跌〜横寝 (座盤跌)↓↓
濃厚なMTGスレはここですか?
ぶっちゃけ俺はもうネタわかんねっすww
だが魔女さんなら…!魔女さんならきっと何とかしてくれる…!!
◆gRK(相手もクリーチャーを召喚……)
バッ!
◆gRK(魔女さんにはマナアドバンテージの概念は無い、持久戦になれば
火力と魔物にライフを削られて俺の負けだ……)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
◆gRK(ここはカードアドバンテージを優先させる! ライフを気にしてちゃ……
勝てる物も勝てないぜ!)
◆gRK「俺のターン! 暗黒の儀式!」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=383.jpg サムライ「暗黒の儀式!?」
魔女「……ほう、己の魔力を増大する事が出来るのか」
実況「おおーーーっと! ◆gRK4xan14wの周りに亜空の瘴気が渦巻くーーーッ!」
◆gRK「……そして逝くぜ! ネクロポーテンス!」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=384.jpg シュゴォォォォォォォォ……
実況「闘技場の気配が変わっていくーーーーーーーッッッ!!!」
観客「ワァーーーーーーーーーッッ!」
◆gRK「このカードは! 己のドローフェイズを飛ばすエンチャント!
しかし、ライフを支払う事により、ターン終了時にその失った分だけ
手札にカードを加える事が出来る!」
……ドクン……ドクン……ドキュゥゥゥゥゥゥンンッ!
がはっ!
◆gRK「ライフ19点支払い、ターンエンドだ!」
ニヤリ
学園長「……思い切った事をする」
◆gRK(来い! 19枚ドロー!)
ババババババババババッ!!
◆gRK(…………良し!!!)
実況「おおっとこれは!? ◆gRK4xan14wいきなり血を噴いたーーーーーーッッ!
立っているのがやっとと言った感じだぞーーーーーッッ!」
ゴフッ
◆gRK(これは……「賭け」だ……このターン、魔女さんが俺をターゲッとするなら敗北。
だが、そうこなかったら……)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
◆gRK(この勝負、俺の勝ちだ!)
キッ
◆gRK「さあ、かかって来な魔女さん!」
魔女(……明らかに誘ってるわね、ここは様子見だわ)
サッ
ヴァンパイアロード「仰せのままに」
ダッ!
実況「魔女さん! 傍らの魔物を◆gRK4xan14wに突っ込ませるーーーーーッッ!」
ヴァンパイアロード「御首、頂く」
シュバッッ!
ガキィィィン!!!
ヴァンパイアロード「!」
ジン「フシュルルルル……」
実況「◆gRK4xan14wも魔物を使役して食い止めたーーーーーーッッ!」
観客「ワァーーーーーーーーッッ!!!」
魔女「へえ」
◆gRK「戦闘フェイズのブロック宣言……マハモティ・ジンでブロック!
そしてダメージの応酬!」
ジン「憤把!」
ドブシュゥ!
ヴァンパイアロード「むぐ!?」
◆gRK「マハモティ・ジンは『動く死体』の効果で4/5……だが!
センギアの吸血鬼を屠るぐらいのパワーは有る!」
ジン「云把汰!!」
バシュ!
実況「空中の攻防! 軍配があがったのはジンの方だ! ヴァンパイアロード、
頭を吹っ飛ばされ無残に地面へと落下ーーーーーーッッ!」
◆gRK「よし! クリーチャーを一体落とした」
魔女「それはどうかしら?」
◆gRK「……何?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
……ざわ ……ざわ
魔女「 一度勝ったぐらいで、わが軍団を滅ぼしたと思うのは、愚か者だけよ」
ズ…… ズズ……
観客「お、おい。あれを見ろ」
観客「死体が……動く!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ふわっ
◆gRK(……え?)
学園長「……浮いた?」
ジン「!?」
バグン! べちあ!
実況「おおっと! 倒されたかに見えたヴァンパイアロード! 油断していた
ジンの不意を突き、今度は逆に首を吹っ飛ばしたーーーーーッッ!!!」
ズキュズキュウウウウウウウウウンッッッ!
◆gRK「血を……吸っている!?」
ヴァンパイアロード「URRRYYYYYYYYYYYYYY!!!!!」
実況「な、何と! 何とーーーーッ! そして身体が再生していくぞーーーーーッッ!」
観客「ワァーーーーーーーーッッ!!!」
学園長「ワシはッ!! ワシは! 今までの人生で世界各国を放浪し、いろんな物を見て来たッ!
アフリカの珍しい動物だの、アジアの奇怪な植物だの、カリブ海の大木まで吹っ飛ばす竜巻だの!
だがこんな化け物は見たことも無いッ!! 頭を吹っ飛ばしても死な無いッ!
ジンをグチャグチャにする力を越えた能力を持つ魔物はなアッ!」
ヴァンパイアロード「貧弱! 貧弱ゥ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ジン「血ィ〜〜〜あったけぇ血ィ〜〜〜ベロベロ舐めたぁーーーい!」
実況「今度はジンが起き上がるーーーーッッ!」
魔女「貴方も知ってるでしょう、吸血鬼に吸われた者は吸血鬼となる」
学園長「ひ、酷い……化け物は化け物を生み出すのか……」
魔女「次は貴方の番ね。……さあ、どう来るのかしら?」
◆gRK「…………それはつまり、ターンエンドの宣言て訳だな」
ニヤリ
◆gRK「つまり、俺のターンって事だよなぁ!」
ドドドドドドドドドドドドドド
to be continued……
ダメージ計算フェイズの次もずっと俺のターン!!かよw
ヴァンパイア違いww
相変わらずわかんねえwwwww置いてけぼり感www
◆gRK「俺のターン! ドロー無し!」
―――現在 ◆gRK4xan14wのライフ1点 手札20枚
◆gRK「沼をセット! そして更に『ブラックロータス』をプレイ!」
http://loda.jp/mitemite/?id=393.jpg ―――手札18枚
ドドドドドドドドドドドドドド
◆gRK「そして生贄に捧げてブラックロータスの効果発動! 緑3マナ!」
サムライ「緑だって!?」
◆gRK「島と沼をタップさせ、合計5マナ! 俺が出すのは『死体の花』!」
http://loda.jp/mitemite/?id=395.jpg ―――手札17枚
実況「おおっとこれはァ!? 闘技場が異様な空気に包まれる!」
◆gRK「このエンチャントは! 自分の手札をゲーム場から取り除くカード!
そして、取り除いた分だけ自分のマナプールに黒黒か緑緑のマナを加える事が出来る!」
学園長「……ニヤリ」
◆gRK「俺が取り除く手札は11枚! 黒×22マナソース!」
―――手札6枚
ズォォォォォォォ……
実況「魔力が! 黒い魔力が◆gRK4xan14wに集まっていくのがこの私でもわかります!
マナを肉眼で確認ーーーーーーーーーッッ!」
観客「ワァーーーーーーーーーーッッ!」
魔女「へぇ……」
◆gRK「そしてソーサリー『生命吸収』!」
http://loda.jp/mitemite/?id=394.jpg 学園長「うむ! これぞ黒の回復代名詞!」
サムライ「生命吸収!?」
◆gRK「このカードは! X点の黒マナを注ぐことによって相手にその分のダメージを与える魔法!
そして、与えたダメージ分、己のライフを回復させる事が出来る!」
サムライ「な、なんだって!?」
◆gRK「プレイすれば放たれる生命吸収の火力は! すでに20点!
容易にプレインズウォーカーを倒す事が出来るダメージ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
◆gRK「くらえッ! 魔女さんッ! ライフ20ダメ生命吸収をーーーーッ!」
ババババババッッッ!!!
実況「黒い光弾が魔選手に降り注ぐーーーー! 避けきれないーーーーーーッ!」
サムライ「魔女さんーーーーーーーーッッッ!」
ババババババッッッ
魔女「む……ヌウ……」
ババババババッッッ
ババッシィィィンーーーーーーーーーーー!!!!
実況「たまらず吹っ飛んだーーーーー! ダウン! 魔女さんダウーーーーンッッ!」
観客「ワァーーーーーーーーーーッッ!」
◆gRK「ベネ(良し)」
――――――現在 ◆gRK4xan14wのライフ21点 手札5枚
魔女「…………」
実況「ピクリともしない! 決まったかこれはーーーーッッ!」
サムライ「嘘……だろ?」
学園長「常人なら耐え切れぬほどの火力……終わったな」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
スミス「……まだ、だな」
◆gRK「……!?」
パアァァァァァァ
実況「これはどうした、魔女選手の身体が白く光るーーーーッッッ!」
アァァァァァァ……
……むくり
学園長「ば……馬鹿な……」
実況「魔女選手立ち上がったーーーーーーッッ!」
観客「ワァーーーーーーーーーーッッ!」
◆gRK「…………」
魔女「やれやれ……私がMADI(完治)を使う羽目になるとは大した物、
様子見のつもりが危うく逝ってしまうところだったわ
一応、この身体がベースなのでね……」
学園長「回復…魔法か……しかも全快しておる……なんて奴だ……」
魔女「どうやらこちらも、少々本気を出さなければいけないようね……」
カツ……コツ……
実況「魔女選手! 不敵にも◆gRK4xan14wへゆっくりと歩を進めるーーーッッ!」
ドドドドドドドドドドドドドド
魔女「貴方、もっとも強力な毒ガスとは何か、解るかしら?」
学園長「気をつけろ◆gRK4xan14wーーーーーーーーッッッ!」
to be continued……
全快ってことは一撃で倒さないといけないのか
これはキツイぜ
なんというチート性能w
カード説明が全部バーサーカーソウルw
魔女さんが本気出す
魔女さん無双に期待
◆gRK(……ええい、うろたえるな! まだ俺のターン!)
ババッ
◆gRK「手札を一枚捨て黒黒を生み出す! そして沼をタップ!」
バッ!
◆gRK「ソーサリー『灰は灰に』! このカードはクリーチャーを二体取り除く!」
http://loda.jp/mitemite/?id=405.jpg バシュ! バシュ!
ジン「ギギ!?」
ヴァンパイアロード「これは……ッ!?」
実況「◆gRK4xan14w、クリーチャーを一瞬にして消し去った!」
観客「ワァーーーーーーーーーーッッ!」
◆gRK「代償として、俺は五点のダメージを受ける……更に六点支払い、ターンエンド。
ターン終了時に六枚ドローだ」
――――――現在 ◆gRK4xan14wのライフ10点 手札9枚
カツ……コツ……
◆gRK「……なに?」
カツ……コツ……
実況「魔女選手、どうしたことだ? 明後日の方向へ歩き出していくぞーーーーーッッ!」
カツ……コツ……
魔女「手札、マナ、クリーチャー……いかにアドバンテージを取ろうとも、
私にとっては些細な事だわ……」
ピタ……
実況「魔女、闘技場の壁を前にして立ち止まったァ!」
魔女「たとえばココ、観客が巻き添えを受けぬように設置された闘技場の円壁……
たとえロケット砲をはね返す構造になっていようとも、ほんの一箇所だけ、
極限の真空状態をつくる……」
ドドドドドドドドドドドドドド
ぴたぁ―――
学園長(壁面に掌をつけた?)
◆gRK(何をする気だ?)
魔女「すると不思議……まるで、窓ガラスのように―――」
ギャッ ボコ
ピシ……ピシピシッ
観客「ああッ!」
観客「壁面に穴が!?」
ピシピシッ ピシピシピシッ
魔女「ねエ?」
パリン ガラガラガッシャン!!!
……ざわ ……ざわ
実況「こ、これは何というパフォーマンス! 魔女さんがそっと手を放すと
壁面が崩れさったーーーーーーーッッ!!」
観客「ワァーーーーーーーーーーッッ!」
ドドドドドドドドドドドドドド
カツ……コツ……
魔女「改めて質問するわ―――」
カツ……コツ……
魔女「この地球上でもっとも強力な毒ガスとは、なにか解るかしら?」
実況「魔女、再び◆gRK4xan14wの元へと歩み寄っていく!」
スミス(何という自然体……)
サムライ(……あれが構え?)
カツ……コツ……
魔女「この地球上で人体に最も有害な気体。サリンも一酸化炭素も有毒には違いない。
青酸ガスも人を死に至らしめよう」
◆gRK(何だ、この威圧感は? 大…魔法?)
実況「魔女、◆gRK4xan14wの眼前へと迫るーーーーーーッッッ!」
魔女「しかしそれらの気体で絶命するとき、あるいは咳込み、あるいは目眩を憶え、
徐々に徐々に……死に至る」
にこり
学園長「何をしている! 打てェェェッ!」
◆gRK「ぐっ!」
◆gRK(手札を捨てマナソ―――)
シュラッ ぱんっ
スト――――――ン
……ごろり
学園長「!?」
スミス「何が起こった!?」
実況「こ、これは!? 魔女が◆gRK4xan14wに掌で触れたと思ったら!
ダウン! ◆gRK4xan14wダウーーーーーーーンッッッ!!!」
魔女「答えは酸素。わかったときにはもう遅い」
ドドドドドドドドドドドドドド
魔女「これが―――LAKANITO(窒息)よ」
……ざわ ……ざわ
実況「◆gRK4xan14w、倒れたまま動けない! 決まったのかこれは!?」
カツ……コツ……
学園長「…………」
魔女「説明が必要、て顔をしているわね」
ニコリ
魔女「教えてあげましょう」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
我々を取り巻く大気酸素の比率21%、この比率を下回るにつれ
身体機能もそれに比例する
目眩・悪寒・吐き気・嘔吐―――そして昏倒
15%を下回っただけでも諸症状が現われる
魔女「でもその程度の影響力では、一瞬で勝負が決するダンジョンでは使えないわ」
―――6%
この数値を下回ったとき、たった一度の吸気で人は意識を失う
神の意表を衝く技ッッ
五分余りも呼吸を止めていられるよう設計されている人間が
酸素比率6%以下の大気を吸気したなら、ただの一度で機能を失うという現実!
魔女「明らかな設計ミス……わたしはそこを衝いたの」
カツ……コツ……
パシィンッ
魔女「モノにしたのよ、この掌の中に6%以下の大気―――
ガラス、木材、ヒヒイロカネ、あらゆる素材で実験と訓練を繰り返し、
ついにはこの掌の中に真空を作り出す……」
ぴたぁ―――
魔女「このように―――!」
ギャッ ボコ
学園長「…………!」
魔女「この手が造りあげたのよ、地上最凶の猛毒ガスを……サリンも青酸ガスも
かなわない、たった一呼吸で生物を倒せる気体をね……」
スミス「……」
魔女「リルガミン市内に居た事は私にとって幸運だった。対生物用魔法として
造りかえるにはこの上ない環境、程なくわたしの名に魔女という言葉が冠せられる」
バッ!
ババッ!!
実況「しょ……勝負有り! 勝負有りです! 審判の判定は勝負有り!
準決勝二試合目を制したのは魔女さん! 魔女さんが決勝へと進みましたーーーーッッ!」
観客「ウォォォォォォォォンンッッ!!!」
魔女「やっと判定か……所詮スポーツね」
カツ……コツ……
学園長「…………」
スミス「やれやれ、加藤の旦那も大変な奴と当たった訳だぜ……」
よし子「魔法……なのかよ?」
トーナメント準決勝 第ニ試合
魔女さん VS ◆gRK4xan14w
LAKANITOにより 魔女さん勝利
to be continued……
うおおおおおおおお!!!!!!!!
魔女さん強えぇぇぇ!
空道まで極めておるとはww
確かに魔法なのかよw
よし子のツッコミwww
俺死んだw
>>551 死者蘇生ください^^
プレインズウォーカーとはいえ、肉体は生物をベースにしてるから限界が来ちゃうんだな。
もっと精進して生物を超えれば問題ないのかなw
・
・・
・・・
ガバッ!
◆gRK「……ここは?」
学園長「気がついたか」
◆gRK「学園長?」
学園長「お主、負けたぞい」
◆gRK「……そうなのか!? すまねえな、あんたのカードを借りてたのによ……」
学園長「気にするな。勝負は時の運だ」
◆gRK「それで、大会はどうなって?」
学園長「うむ、まずはそれか」
ワーワーワー
実況「勝ち上がったのは魔女選手! 決勝は加藤選手と魔女選手が戦う事になりました!」
サムライ「魔女さん! おめでとうございます」
魔女「ま、ありがとうと言っておくわ」
ワーワーワー
実況「連戦となるため、決勝はしばし時間をおいてから開始します!
みなさん、どうかご了承下さい!」
魔女「別に私は今すぐにでもいいけどね」
サムライ「はは、そんな事言わないでゆっくりと休んでくださいよ」
魔女「ゆっくり? ……サムライ、決勝は速攻でかたをつけるわよ?
退屈な時間は、すぐに済ませたいからね」
串子「結局、GGGの連中はみんな残れなかったかー」
霧崎「そういうな、全力を出し切った結果なら仕方ない」
よし子「ま、わかりきった事だったんじゃね?」
G住人「そうですぜ、あとは優勝者が誰か見守るしか」
霧崎「見守る? それはちょっと違うねい」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
霧崎「GGG団心得!」
G住人「エ、エンジョイ アンド エキサイティング!」
霧崎「そういうこと。今度は観客として最後まで盛り上げていく、
わかったぁ? キミタチ?」
G住人「イエッサー! サー イエッサー!」
霧崎「スレを育てる物は!?」
G住人「レス! レス! レス!」
霧崎「おれたちの仕事は何だ、お嬢様!?」
G住人「ksk! ksk! ksks!」
霧崎「豚娘は創発板を愛しているか!?」
G住人「生涯忠誠! 命懸けて! 闘魂!闘魂!闘魂!」
ワァーーーーーーーーーーーッ!
よし子(馬鹿だよねー、うちら……)
スミス「いよいよだな、旦那」
加藤「ええ、そうですね」
スミス「俺に勝ったアンタだ、期待してるぜ」
加藤「はは、頑張りますよ。まあ決勝の前に少し立ち寄る場所がありますがね」
スミス「へえ?」
加藤「錬金術師の元へです」
サンスーシ「まあどっちが勝っても頑張ってね! と言った所ですかね」
裸G雄「しかし、この大会は伝説となるでしょう」
サンスーシ「またまた大袈裟な」
裸G雄「私にはわかります、これはもはやスポーツではありません、決闘です。
己のプライドを賭けた、真実の戦いです」
サンスーシ「熱いなぁ……そんなに語りたいなら、実況席に乗り込んだらどうです?」
裸G雄「出来る事ならそうしたいですよ、しかし今の私は参加選手」
にやり
裸G雄「選手として、この戦いを見届けますよ」
主催「欠場、か……」
係員「はい、決勝後の式典ですが、選手達の何名かは死亡、またはすでに
この会場から居なくなっています」
主催「ふむぅ……」
ちらり
主催「何名じゃ?」
係員「まず死亡者。アジョ中、スレ立て依頼者、75氏、Gスレ、書き手初心者の五名」
係員「続いて怪我により式典に参加出来ないと思われる者、
ハルトシュラー、錬金術師、ほっしー、らき☆蓋、148氏、はつあんしゃ、小ネタの七名」
係員「すでに会場を去ってしまわれた者、ファンタ幼女、記憶喪失した男、翠星石、
ぬらりひょん、霧崎鋏美、直りんの六名、以上、現時点で合計十八名が欠場となっています」
主催「半数が負傷か、凄まじい大会だったという事か」
係員「いかが致しましょうか?」
主催「そのまま続けるしかあるまい、無理に出させるのも酷だしのう。なあ乱立?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
主催「乱立? はて、どこにいった?」
唯人「姉ちゃんはどっちが勝つと思う?」
姉者「知らん!」
唯人「いや、アンタじゃなくて」
つかさ「そうねぇ……うーん、アタシは魔女かな? 唯人は?」
唯人「俺も魔女……かな? でも……あの加藤って人も強そうだ」
クロ「ペッタンペッタンツルペッタンー」
シロ「ぺったんぺったんつるぺったん♪」
助手「もう! どこでそんな事を……」
博士「はは、まあいいじゃないか。それよりも君が無事に戻ったのが嬉しいな」
助手「博士……、それって私が大事ってことですよね?」
博士「あ? あ、あー、うん。そうなるかな」
助手「うふふ、そうか。そうですよね」
博士「君がいないと研究が進まないしね」
助手「…………」
・
・・
・・・
錬金術師「それで私に、というわけですか」
加藤「ええ、そういう訳です」
錬金術師「まあ気絶から介抱してくださった事ですし、こちらも恩を返さなければいけませんね。
いいでしょう」
加藤「フフ、感謝します」
ハルト「む……う」
倉刀「師匠!」
ハルト「倉刀か? ここは……」
倉刀「医務室です。よかった、重傷だったんですよ師匠は」
ハルト「そうか、医務室か……」
ふっ
ハルト「不甲斐無いな、無様な負け試合を晒し、あまつさえその身を介抱させるとは……」
倉刀「……」
ハルト「不甲斐無い師匠と蔑むだろうな」
倉刀「……いえ」
ハルト「大言壮語をはきながら、のう……。情けないな」
倉刀「……いえ」
ハルト「こんな者なぞ方っておいて、どこへなりともいっていいのだぞ、倉刀」
倉刀「……いえ、それでも、それでも師匠は―――」
倉刀「俺の師匠です」
ハルト「…………」
じわ……
倉刀「師匠?」
ハルト「何でも無い、目にゴミが入っただけだ。それよりも喉が渇いた、
飲み物を買ってこい、はやくしろ」
倉刀「は、はい。ただ今!」
ダッ!
ギィ バタン
タッタッタッタッ……
ハルト「老いては子に従え……ふっ、いつの間にか大きくなったものよ」
……ギィ バタンッ
ハルト「おお、早かったな」
乱立「……そりゃどうも」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ハルト「お、お前は!?」
乱立「俺の名は乱立、弟子じゃなくて悪かったなハルトさんよ」
ハルト「その乱立が何のようだ? 見舞いとかではあるまい……闘気が満ち溢れているぞ」
乱立「へっ、さすがはハルトさんだ。やはりアンタはいい、目をつけてたんだぜ俺は、
最初からな……他のヤツラとは格が違う」
にやにや
乱立「アンタを俺の仲間に誘おうと思ってね」
ハルト(……コイツ?)
乱立「なあに、大したことじゃない。ちょっとした俺の遊びに付き合ってくれればいいだけさ」
ハルト「ふん、生憎だな。私は徒党を組む事を好まん」
乱立「だろうな」
ドシュッ!
ハルト「うぐっ!?」
乱立「だから、無理やりなってもらうのさ……普段のアンタなら抵抗できるかもしれんが、
今のアンタならたやすく支配できる……」
ズブズブズブ……
ハルト(まずい……意識が……混濁して…い……く…………)
乱立「らせん階段……! カブト虫! 廃墟の街! イチジクのタルト! カブト虫!
ドロローサへの道! カブト虫! 特異点! ジョット! 天使! 紫陽花!
カブト虫! 特異点! 秘密の皇帝!」
ハルト(く……ら………と………………)
・
・・
・・・
美作「もう! 婆ちゃんが気づいたって事をなんで教えてくれないのさ!
倉刀「仕方ないだろ、今しがた気づいたばっかなんだしさ」
ギィ バタン
倉刀「師匠、ご希望通りマックスコーヒー買って来ました……ってアレ?」
美作「いないじゃん」
倉刀「おかしいな? さっきまで居たんだけど……」
キョロキョロ
倉刀「師匠? どこいったんですか師匠ー?」
to be continued……
ハルトさんがまさか『世界』を……!?
肉弾VS魔法の決勝かと思いきや、ここで新たな動き……!
面白れぇw
156 名前:創る名無しに見る名無し[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 14:46:48 ID:BGHccICA
-、─- 、 , -─;-
,. -─-ゝ Y ∠.._
´_ ニ=- `ゝ
∠´.___ \
. ,. ‐''"´ , , 、 ヽ
∠-ァ‐ くl/l/::l l::ゝ 、 |
. /,.ィ´,ィ ,イ/\ll':u::l|:∠ヽl:ヽ、 | 岬、のどか沸かないか?
// //イ===、::::;;'====::| r=、 ゝ マックスコーヒー飲むか?!
l/ :l `ー゚/:::ij~ ,ー゚-‐ ,ノ|.|ニ!} \ マックスコーヒー好きだろ?
. l:/:::::::__::,v-‐''"v |Lン ト、 ヽ、 買ってきてやるよ
/ 「I二二二二二):/| | |`''ー-ゝ.._
/ ,ヽ. --- ::::/: .! ,| |
_∠-‐''7! ヽ ::::u::/::: | / |
/ l \/::: u | ,/ |
. / l |:::: | ,.イ | |
/ , ヘ lト、 |/,;1/`ヽ、 |
. / / ヽl |;';`';ー-‐;';';';';|' \|
"´ ()) |;';';';';';';';';';';';'|
これ思い出したwwwひょっとしてこれにも元ネタとかあるのかしら?w
この大会、簡単には終わりそうにないぜ!
ここでハルトさんが絡むか、またもや予想外……
にしてもマックスコーヒーとはまたマニアックなw
ハルトさんは千葉っ子なんだろうか
今は全国で売ってるぞ、マックスコーヒー
そうなのか、てっきり千葉限定なのかと
昔の千葉限定と今全国で売ってるやつじゃ味違うらしいね
全国版は甘さ控えめなんだそうだ
スレチすまんw
それでも群を抜いて甘いけどな!w
スレチスマソ
このスレなら何を書いてもスレチではない
ここはそんなカオスを感じる
まったくハルちゃんは味覚がお子ちゃまなんだから……
ワーワーワー
実況「皆様! お待たせしました!」
ワーワーワー
実況「いよいよ決勝戦! 両名の入場です!」
ウォォォォォン!!
実況「まずは西の方角! 加藤キューピー!」
加藤「……では、行きますか」
スミス「へっ、いよいよか」
錬金術師「ええ、いよいよですね」
倉刀「……師匠どこいっちゃたんだろ」
美作「そのうちひょっこり顔をだすんじゃない?」
ワーワーワー
実況「そして東の方角! 魔女さん!」
ウォォォォォン!!
魔女「じゃ、かるーくいきますか」
サムライ「……いよいよ決勝か」
よし子「さーて誰が勝つのやら」
メリー「どちらも実力伯仲ですわね」
実況「それでは決勝戦! 試合開始です!」
ふわ―――
パァン!
スミス「!」
実況「魔女さん、いきなりの先制! 不意をついての掌打!」
サムライ「あれは……」
◆gRK「俺が喰らったあの技……」
学園長「LAKANITO(窒息)……」
にやり
魔女(これで勝負有り、勝ったわね)
ブォンッ!
魔女「え?」
バキィッ!
実況「おおっと! 魔女さん、カウンターを受けて吹っ飛んだーーーーッッ!」
観客「ワァーーーーーーーッッ!」
魔女「なんですって!?」
加藤「その攻撃、相手に酸素の供給を抑え、窒息させる技と見た」
キュムム……
加藤「ならば、あらかじめ呼吸を止めれば防ぐのは可能、夏場の厨房に比べれば
かような技は児戯に等しい」
魔女「くっ……」
加藤「君等にはまだ、僕の秘密を明かしてはなかったな……」
カツーン コツーン
./ ̄ ̄ ̄\
| ..|
| (●) (●) .| ……ニヤ
ヽ.....:: ∀....:: ノ
加藤「五分間の無酸素運動が出来る事」
魔女「やれやれ、レジスト成功って訳ね」
スッ
実況「魔女、距離を取ったーーーーーッッ!!」
魔女「貴方みたいな豪腕に近づくほど愚かじゃないわ」
ゴゥワッッ
実況「魔女選手、炎を生み出した!」
魔女「こんがり焼けたトーストにでもなりなさい! LAHALITO(炎嵐)!」
ゴォッ!
実況「炎の渦が加藤に襲いかかるーーーーーッッッ!!!」
加藤「キュムム」
バババッッ!!!
観客「!」
サムライ「ええ!?」
実況「こ、これはーーーーっっ! 加藤選手、腕を廻して炎をかき消したーーーーーッッ!!!!」
スミス「廻し受け……見事だぜ」
加藤「キュムキュム…魔女さん、僕は料理人だよ? 炎の扱いならお任せさ」
魔女「へえ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔女「ようやく、楽しくなってきそうね……」
to be continued……
「厨房は戦場」とは聞くが、文字通りの意味だったのだな……
錬金術師やらロリババァやらを差し置いて、キュムキュムが一番の人外っぷりwww
キュムキュム強すぎだろww
加藤「矢でも鉄砲でも、火炎放射器でも持ってこいって感じかな」
キュムキュムキュム
魔女「さすがは決勝、中々ね」
加藤「いいのかい、アナタの魔法が通じないって事に?」
魔女「魔法?」
クスクスクス……
魔女「勘違いしないで欲しいわね、今のはただの小手調べ、魔法とは―――」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔女「このような事を言うのよ!」
加藤「!?」
カカカカカカカカカカカカッッッ!!!
http://loda.jp/mitemite/?id=467 加藤「これはッ!?」
スミス「旦那、解呪しろ! 結界だ!」
実況「おおっと! 加藤選手、周りを異空間に囲まれたぁーーーーッッ!」
観客「ワァーーーーーーーーーーッッッ!!!」
魔女「これこそ、東方不敗が八卦の陣! 一度嵌まれば抜け出せぬ!」
錬金「ぬう、うらや……これはピンチですね」
単福「ふふふ、物々しい。殿はあの陣形を何というかご存知ですか」
劉備「いや知らぬ」
単福「あれは八門禁鎖の陣です」
劉備「八門とは?」
単福「名づけて休、生、傷、杜、景、死、驚、開の八部をいい、生門、景門、開門から
はいる時は吉なれど、傷、休、驚の三門からはいるとかならず痛手を負い、
杜門、死門に飛び込めばかならず滅亡するといわれる陣形でございます」
劉備「ならば攻めるは不可能か」
単福「いや他の部は完璧なれど、魔女のいる中軍が甘いですな。あのブリジットを見ると
祇堂鞠也は後陣にひかえてるかたち、ここに乗ずるべきスキがあります」
劉備「私にはわからぬ」
加藤「くっ! どこから突破できるのやら……」
魔女「その結界、抜け出すのは苦労するわよ? そして私はその間に」
ドドドドドドドドドドドドド
魔女「……詠唱を完成するわ、今度はちょいと凄いわよ?」
バッ! ババッッ!
魔女「闇よりもなお昏きもの 夜よりもなお深きもの―――」
実況「魔女選手、呪文詠唱に入ったぁ!」
サムライ(あの詠唱は……重破斬(ギガ・スレイブ)!?)
学園長「……凄まじい魔力が集っていくのがわかる!」
◆gRK「ああ、結構やばいんじゃないのか!?」
魔女「混沌の海よ たゆたいし存在 金色なりし闇の王―――」
スミス「いけねぇ旦那、早く結界を破れ! ありゃ禁呪だ!」
加藤「キュムキュム……そうですか」
ぴたぁ―――
加藤(温度差で結界の様子をよみとる……暖炉に火がともっている……)
ドドドドドドドドドドドドド
魔女「我ここに汝に願う 我ここに汝に誓う 我が前に立ち塞がりし―――」
加藤(照明器具が壁に四つ、天井に二つ、机の上にニ……いや三つ)
魔女「全ての愚かなるものに 我と汝が力もて 等しく滅びを与えん事を!」
加藤「全部で80名、全員男!」
錬金「嘘だッ!」
パリィィィンッ!
実況「加藤、結界を打ち破ったぁーーーーーーー!!!」
魔女「遅い! 重破斬(ギガ・スレイブ)!!!」
加藤「キュム―――」
´
´.
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て / ,,-",-''i|  ̄|i''-、 ヾ {
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,, ( l, `'-i| |i;;-' ,,-'" _,,-"
"'-,, `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '" _,,--''"
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._,-"::::/  ̄"''--- i| |i ヽ::::i
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γ ⌒ ⌒ `ヘ
イ,,,, "" ⌒ ヾ ヾ
/゛゛゛( ⌒ . . ,, ヽ,,'' ..ノ )ヽ
( 、、 、 ’'', . . ノ ヾ )
.................ゞ (. . .,,,゛゛゛゛ノ. .ノ ) ,,.ノ........... ........
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. . (’’,,,/(~〜ノ(’''''ソ:.:.,、,,,,,( .:: ノ..)
y(、,,'''ノ(、、...,,,Y),,,ノ:::.:)~〜ノノ)”),,, . ,,,ソ
それが全員男なんだよなぁ
そして練金マジでこの手に弱いなw
メリー「なんて……技……」
よし子(それより……なんで観客席に被害無しなんだよ!?)
ざわ……ざわ……
実況「す……すごい……凄まじ過ぎるーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!
闘技場が……会場全体が揺れましたぁーーーーーーーーーーーーッッ!!!」
観客「ウォォォォォォォォォォンッッッ!!!」
実況「砂埃で何も見えません……こ、これは……これはこれはひょっとして、
決まってしまったのかーーーーーーーーーッッ!?」
魔女「少し本気を出しすぎちゃったみたいね……もはや素粒子と化して、
蘇生呪文もうけつけないでしょうよ」
ざわ……ざわ……
魔女「……?」
ざわ……ざわ……
にやり
スミス「ま、普通の奴ならそうだろうな」
観客「おい、あそこだ。アソコを見ろ!」
魔女(何ですって……まさか!)
/´〉,、 | ̄|rヘ
l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/ ∧ /~7 /)
二コ ,| r三'_」 r--、 (/ /二~|/_/∠/
/__」 _,,,ニコ〈 〈〉 / ̄ 」 /^ヽ、 /〉
'´ (__,,,-ー'' ~~ ̄ ャー-、フ /´く//>
`ー-、__,| ''
./ ̄ ̄ ̄\
| ..|
| (○) (○) .| ……ニヤ
ヽ.....:: ー....:: ノ
加藤「キュムキュム……埃を巻き上げるだけですか」
魔女「!? その構え……まさか!」
加藤「かつて錬金術師が一回戦で魅せた技……」
魔女「本気で狩る構え(マジカルポーズ)!」
実況「い……生きている……生きているぞーーーーーーーーーッッッ!!!
加藤選手はいまだ健在! まだまだ決勝の行方はわかりませんーーーーーーーーッッッ!!!」
観客「ウォォォォォォォォォォンッッッ!!!」
加藤「魔法を受け流す技、貴女にとってはまさに天敵……決勝前に錬金術師に教えを乞いましたが
やはり、おぼえてよかった……さて、次はどんな魔法で来ますかな?」
魔女「…………」
スミス「アンタの技が最後に煌くとはな……何が起こるかわかんないねぇ、錬金。
……錬金? お、おい錬金?」
ガフッ ゴフッ
錬金「う……嘘だ……あんな可愛い子たちが……男のはずが……ゴフッ」
スミス「や、やべえ! 吐血してるぞ! だ、誰か担架を早く!」
ドドドドドドドドドドドドド
to be continued……
キュムキュムの「……ニヤ」がめっちゃツボに入ったw
あんなにかわいい子達が女の子のはずないだろjk
589 :
創る名無しに見る名無し:2009/09/30(水) 00:18:55 ID:tYFyISyQ
重破斬まで破るか
実況「アレほどの衝撃があったにも関わらず加藤選手無傷! まったくの無傷!
悠然と歩を進めるーーーーーーッッッ!!」
サムライ「まさか、対魔法のあの構えを使えたとは……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
加藤「あなたの最大級の攻撃を受けきった」
ざし
加藤「もはやあなたに打つ手無し、降参しなさい」
魔女「……降参?」
ク、クク……
クククククク……
魔女「ク、クク、アハハハハハッハ! もう勝ったつもり?」
にやり
魔女「……魔法使いが魔法だけで戦うと思っているのかしら……思っているのかしら!」
……すっ
実況「おおっと! 魔女選手、懐から瓶を取り出したァ!?」
加藤「……?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
係員「主催、あれは……」
主催「……加藤選手側が抗議したら、即刻魔女選手の失格を宣言しなさい」
魔女「貴方は料理人だそうね……ならば、魔女の大釜というのはご存知?」
加藤「……」
魔女「人知れぬ山奥、森の奥、秘境の中で我々魔女は、魔道を歩んできた」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔女「大いなる魔法の研究! それに耐えうる身体の研磨! 多くの学者は
それを賢者の石に求め、我々と同じ方向を歩んできた……だが!」
ガシッ!
魔女「我々魔女は、すでに2000年前に到達している!」
ポンッ
魔女「見よ! この液体を! 学者共が求めて止まぬ生命の水! アクアウィタエ!
加藤、お前達の努力は全くの徒労!」
ギュウウウウウウ
魔女「なぜなら! 私たちは簡単に! 究極の肉体を手に入れることが出来るからだ!」
ザクゥッ!
実況「ま、魔女選手! 薬瓶の液体を注射器に入れ……己に刺したーーーーッッ!」
……ざわ……ざわ
魔女「数え切れない食材秘薬を精密なバランスで配合し、特殊な味付けをして
煮込む事七日七晩」
加藤「……」
魔女「血液や尿からはけっして検出されず、なおかつ全ての秘薬の効果も数倍……
血管から注入(食べる)ことでさらに数倍」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔女「これが……長年にわたる魔女達のたどりついた研究成果……魔女の大釜の料理……」
/,.i i.l.i i ヘ
l i i i.l.i i i l __
l i i i l i i i l / \
l i i i⊥i i i l | ス コ ド |
├' | `┤ ノ │ ン | |
「ij.、_┴_,<|< プ ソ ピ |
{N,(・)Y:(・)N} | だ メ ン l
_rイヘ}::::;::^r/[、 ! : グ. /
r 、 /l::::{フベ三'イrノ::ト、_ /
_l ├‐'_ ..:.ヽ::>、rr<:::ノ:.:.:...`ーr―‐く
/ l :.l::..::...:>:.:、 ̄!Yi ̄_r‐、/:.:... .:.:` __:.._ヽ
.::.l ::|:. .´.. :: ..: ::` !:::l: . :: :: ::: .:. _( : ノ: :: :.::ヘ
\::::!.:.l: :: ... _ ::、 ⌒:::r‐ク........ :.ヽ)r: :.:ノ::..:|
.:::ヽl.:::!..::/..::::ノ: __)!:...ヘr:: :::___:::::::::::ト、.. ::_:::|
`:.:::.r‐:し' .::/:.___::::1:.. :.:. .: .:--::::::::/: . : : :.ハ
:.: ::: .:.:.:./---:::::::,小、::::::::::::::::::::::/:. : : .: /:.:.ハ
:. ::.:.:.:__ノ`ー┬‐‐仁フ^ー‐┬―‐ハ: .: .:.:.!: .ノ〈
 ̄ ::::::!ヽ: .: . :l ̄`ー1: --ヘ:.l: :::::::l: : 「⌒:.:!:: :::::〉
: : : / ヽ!ヘ:l: ー‐ヘ〉ー‐ヘ:l: l/{!:./: .:.:::/r':.::/
※魔女さんです(画像はイメージです)
魔女「……さあ加藤、私の攻撃を防ぎきれるかしら?」
実況「こ…これはーーーーーーッッ! 魔女選手、強靭な肉体へと変貌をとげたーーーッ!」
観客「ワァーーーーーーーーーッッ!」
よし子「マジ……なのかよ」
魔女「ハッハッハ、馴染む馴染む、馴染むぞぉ! やはり生命の水はいい!
ダンジョンでソード+2を手に入れたときも中々だったが、やはりこの肉体は良い!
最高にハイ! て奴だァーーーーーーーッッッハハハハハ!!」
グリグリグリグリ
加藤「……魔女さん」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
加藤「我々料理人は、様々な料理をお客様に出します……それは団欒のためであったり
明日への活力であったり、疲れた身体への癒しであったり、色々です……」
料理人「先生……」
加藤「お客さまの喜ぶ顔、美味しいと言ってくれるその声が何よりの報酬……
美味の追求、それこそが幸福……食べる事ではなく、食べる事で価値を上げるなど
食に対しての冒涜……」
ビキィ ビキビキビキィ
実況「加藤選手も肉体が変異! キュムキュム・アームドフェノメノン(武装現象)だッ!」
ズブズブズブ……ズシャ!
実況「そしてまたもや! 己の肋骨を引きずり出し大剣を出現させた!」
観客「ワァーーーーーーーーーッッ!」
ズン!
加藤「貴様は料理界を嘗めたッ! 魔女ォォォーーーーーッッ!」
魔女「……さんをつけなさい、デコスケ野郎!」
実況「剣を地面に突き刺して構えた! 出たぞ出たぞーーーーーッッ!」
よし子「あれは……」
スミス「俺とハルトさんを破った技……」
料理人「若先生必勝の構え……無明逆流れの構え!」
魔女「……へぇ」
ピシュン―――ッ
闘技場に閃光が走った
観客は何が起こったのか理解できてはいなかった
ただ、理解できたのは加藤が倒れている事
そして―――加藤の大剣が砕けてしまった事だった
加藤「キュ……キュムゥッ!?」
魔女「強烈な一撃をありがとう加藤、そして確信したわ……我が肉体止められる者無し、
まったく……退屈な大会だったわ、あなた達はいつだってそう、私に……
くだらない勝利をあたえてくれる」
to be continued……
な、何が起こったー!?
魔、魔女さんのイメージがぁ……
若先生必勝の無明逆流れがっ!?
ちょwww魔女さんwwwww
実況「こ、これはーーーーーーっっっ!!!! 魔女選手微動だにせず!
逆に加藤選手が倒れているーーーーーーっっっ!!!」
観客「ワァーーーーーーーーーッッ!」
料理人「なん……だと」
スミス「防いだのか……あの一撃を」
加藤「こ、これは一体!?」
魔女「無明逆流れ、中々の技ね。しかし惜しかった……私と戦うには不完全。
幾ら努力しようとも―――
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔女「一握りの天才の前には、凡人は無力」
加藤「かも、しれませんね」
じり……
魔女「悪い事は言わないわ、降参しなさい」
加藤「それは出来ませんね、まだ五体は満足、それに―――」
キュムム……
加藤「決勝でギブアップなんて、格好悪いでしょう?」
ブォンッ
ヒュンッ
ガン!
加藤「キュムッ……!」
魔女「遅い」
実況「拳撃の交差! 分があったのは魔女! 加藤、腕より出血ーーーー!」
料理人「先生!」
加藤「キュムゥ!」
ギュイッ
ゴドン!
加藤「ぐはっ……」
魔女「未熟。……馬形拳はな、こう打つのよ加藤」
パシィ ゴフ!
ガクン!
実況「加藤! 膝をついた!」
スミス「つええ……あの旦那が相手にならないだと!?」
魔女「どうしたの? あなたと同じ徒手で勝負よ。あなたが勝てないって事を
魔法の力ではなく、自分で証明できるでしょう?」
バキィィン
魔女「さっさと負けてしまいなさい」
がはっ
加藤「……まけない……負けられるかよ!」
ドンドンドン!
実況「加藤突っ込む! しかし逆にカウンター連撃ーーーーー!」
加藤「キュ……」
ダン!
実況「加藤こらえた! 倒れないぞーーッ!」
魔女「まったく……仕様のない、前の料理長に懇々と説かれる訳ね」
加藤「ええ……昔からね、師匠にイチバン叱られ、しごかれたのが僕でした。
だからこそ僕が一番に―――」
ピピッ
スミス(上手い! 自らの出血を利用しての目潰し!)
加藤「師匠の教えをわかっている!」
ダンッ!
魔女「無駄無駄無駄無駄」
ボグンッ!
実況「強〜〜〜〜〜〜烈ーーーーーーーーッッッ! 突っ込んだ加藤選手、
再びカウンターを受けて吹っ飛ぶ! 壁に叩きつけられてダウーーーンッ!」
観客「ワァーーーーーーーーーッッ!」
加藤(なんでかな……)
グ……ググ……
加藤(こうなりたかったような……これを望んでいたような……)
実況「加藤、起き上がったーーーーーッッ! 魔女選手微動だにしていない!
余裕の体勢だーーーーーーーッッッ!」
加藤「アレ……待っててくれてるんですか」
魔女「私が思うより……あるいはもっと優秀な戦士かもね」
ぺっ
加藤「じゃ、いきますよ」
魔女「ハハ……照れるわね」
バシュ ドヒュッ ブンッ!
ボッ ゴスッ ドリュッ!
スタッ
ザクゥッ!
プシュウゥゥゥゥーーーーッ
実況「凄まじい攻防! しかし魔女選手の手刀が加藤選手の顔を切り裂いた!
加藤選手出血ーーーーーーッッ!」
観客「ワァーーーーーーーーーッッ!」
ザッ
加藤「優しいんですね意外と……顔じゃなくて首を狙われていたら……オシャカだった……」
ブォン!
メキィッ!
加藤「キュムゥッ!」
ビチャビチャ ピピ……ッ
魔女「オ ト ワ ラヴィ〜〜〜♪」
スミス「なんだ?」
よし子「歌いだしたぞ!?」
真心こめて愛し合える恋人も無くて ただ過ぎてゆく日を悲しみ込めて
見送るだけ オ トワ ラヴィ
もし明日も暗い朝が訪れた時は ただ さびしいその日を
苦しくても堪えて行こう
いつの日か 小さくても かほり高く素晴らしい夢を
いつの日か見つけた時は この両手にしっかり抱いて
魔女「ラヴィ〜〜〜♪」
雨の朝も 嵐の夜も 命の限りに
もし 苦しい時は 青く晴れた空を想い 堪えて行こう
加藤「キュムーーーーーッッ!」
ブォンッ!
魔女「それが人生〜〜〜〜♪」
ガゴォッ! ビチャァッ
ラヴィ
魔女「人生〜〜〜〜♪」
ガシィッ! ドォンッ!
ズン!
ラヴィ
魔女「人生〜〜〜〜〜♪」
実況「再び加藤ダウーーーーーーンッ!」
ラヴィ
魔女「人生ィィィ〜〜〜〜」
ピク……ピク……
ラヴィ
魔女「人生ィィィィ〜〜〜〜ッッッ」
ラヴィ
魔女「人生ィィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ピ……ク……
to be continued……
そ の 加 藤 じ ゃ な い w
ああ、そうかw
また加藤つながりのネタだったのかw
なんというバトルミュージカル
実況「決まったかこれはーーーーーーーッッ!」
料理人「若先生!」
加藤(人生……なにひとつ……)
ムクリ……
実況「おおっと! 加藤起き上がる! 血だらけになりつつも起き上がるーーーーッ!!」
観客「ワァーーーーーーーーーッッ!」
加藤「なにひとつ誉められた事などなかった……」
ポタ…ポタ…
実況「ファイティングポーズゥッ! 加藤はまだ戦う意思を見せる!」
加藤「そんな僕が…たった一つだけ……誉められたのが……」
……ニヤリ
加藤「料理だ!」
魔女「……」
加藤「師曰く……人に幸せを導くのが、料理!」
加藤(師にとっての料理とは―――道ッ!)
グググググググググ
実況「おおっと!? 加藤、拳を構え背を向けたーーーーー!」
スミス「握力×体重×スピード……」
よし子「またアレをやるのか!?」
加藤「僕にとっての料理とはッッ世界だッッッ!」
シュバッ!
ベキィッ!
加藤「がふっ!!!」
実況「加藤、右ストレート! だがしかし! 魔女選手のカウンターが炸裂ーーーっ!」
魔女「なぜか貴方の打撃は私の身体に触れない……何故だかわかるかしら?」
加藤「キュ…キュム!?」
魔女「貴方の身体が、貴方ではなく私の味方をしてくれているからよ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
加藤「僕の肉体が……僕の味方じゃない……!?」
ニギ コキ
魔女「フフ……手足が意思通りに動くか確認してるのかしら」
加藤「く……」
魔女「本来の貴方なら一気に間合いをつめて私を倒しにかかるはずよ」
シュッ
魔女「こんな風に」
パァンッ
加藤「……ッ!」
実況「魔女、素早く踏み込んで張り手! 加藤動けず!」
加藤「キュムッッ!」
ブンッ!
魔女「止めなさい!」
サッ!
実況「正拳突き! そしてこれをかわす!」
魔女「いったいどこまで肉体を苦しめる気ッッッ」
加藤「キュ……」
魔女「自分の身体を見なおしてみなさい」
加藤「……ッ」
……ゴクリ
魔女「無数に刻まれた傷跡……不自然に発達させた筋肉……それは貴方が何年もの間
己の肉体を苦しめ続けた証」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔女「強くなりたいというワガママを大義名分によくぞそこまで痛めつけたものね
その常人離れした筋肉、スピード、テクニック……貴方が身につけたそれらは
本当にあなたの肉体が望んだ物なのかしら?」
加藤「…………」
魔女「そうじゃないでしょう……休息を求める肉体の悲鳴に耳もかさずワガママを通し
続けた結果身につけたもの……耳を澄ませてみなさい……数10兆もの細胞が叫ぶ、
貴方へのメッセージ……」
愛 の 無 い 魂 に 従 う の は も う た く さ ん だ !
./ ̄ ̄ ̄\
| u ..|
| (●) (●) .| (バ……バカなことを……)
ヽ.....:: ー....:: ノ
./ ̄ ̄ ̄\
| ..|
| (>) (●) .| !
ヽ.....:: ー....:: ノ
魔女「ほうら、今や汗までもが貴方に反逆し始めている……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔女「私の身体を見なさい、傷跡一つ無い……B72・W55・H78の端正な身体……
慈愛に満ち溢れた肉体よ……」
にこり
魔女「私のような魂に出会えなかった不運、貴方の肉体はさぞや嘆いている事でしょう」
加藤「〜〜〜〜〜〜ッ……」
魔女「しょせん、凡人はいくら努力しても天才の前には適わない……解放してあげなさい
貴方の最高のパートナーである肉体を……」
グィッ
魔女「……いや、今から私が―――」
ダッ
魔女「貴方の肉体を解放してあげましょうっ!」
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッッッ!
実況「ラッシュ! 凄まじいラッシュ! 加藤動けないーーーーッッ!
翻弄されているーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!」
観客「ワァーーーーーーーーーッッ!」
料理人「若先生!」
スミス「旦那!」
サムライ「魔女さんは……殺る気だ……」
学園長「終わったな……」
ガガガガガガガガガガガガッッッ!
加藤(効いてるッッッ! 僕の肉体が解放されたがってるのか?)
ガガガガガガッッ!
加藤(自分の身体とはいえ……こいつらには無理させてるよなぁ……)
ガガガ―――
加藤(雨が降っていた日も……)
―――ボシュ
加藤(……どんな時も……夢中でやってたなぁ)
ボシュッ ボシュッ ボシュッ
加藤(もう……いいかもね……次にいいのが来たら倒れてしまおう……)
ボシュッ ボシュッ ボシュッ
加藤(うんっ こいつらを自由にしてやろう……!)
ボシュッ ボシュッ ボシュッ
魔女「とどめよ!」
ドキュッ!!!
ドゴォッ!
加藤(アレ!?)
魔女「がは……っ!?」
実況「加藤のカウンター! 魔女がのけ反ったーーーーーッッ!」
―――そうだ加藤
魔女「無駄な足掻きを!」
バシュッ
―――敵にむかって伸ばした腕は「ミサイル」の発射台だ
ス……
―――拳はそれに沿って発射し、必ず当たる
ドゴォッ!
魔女「……この……衝撃は!?」
実況「再びカウンター!」
加藤(僕の身体……勝手に反応している……!?)
―――それが我が拳法基本の一番打法「ヘキ拳」だ
加藤(何万回も繰り返した動きを勝手に……ッッッ!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
加藤(僕の身体……こいつら……ッ!)
加藤「こいつら裏切っちゃいないっ! 僕の心はアナタの攻撃に屈服しそうになったッ!
しかし肉体は拒否したんだッ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
./ ̄ ̄ ̄\
| ..|
| (○) (○) .| アンタ、うそつきだ……
ヽ.....:: ∀....:: ノ
魔女「フ……素晴らしい相棒をもった気になってるようね」
むくり
魔女「だったらかかってきたらどうかしら?」
加藤「ウォォォ〜〜〜〜ムッ! バルバルバルバル!!」
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッッッ!
実況「ラッシュ! 凄まじいラッシュ! しかしそれを物ともせずに加藤近づいていく!」
加藤(不自然に筋肉を発達させたおかげで―――)
ガガガガガガガガガガガガッッッ!
加藤(好き嫌いなく食物を摂ってきたおかげで―――)
ガガガガガガッッ!
加藤「まだまだ僕はこんなに戦えるぜぇっ!」
崩!
魔女「……な!?」
ガフッ
魔女(み、みえない!? バカな、先ほどまでとは違う!?)
―――我が拳は疾風、あまりの迅さゆえいまだかつて誰も拳の影すらみたものはおらぬ
加藤「それが創発琉拳―――疾火煌陣!」
よし子「あれは……スレ立ての!」
加藤「ドラゴン・インストゥール!」
ドドドドドドドドドドドドドド
ズボァッ
実況「加藤! 自らの肋骨を引き抜いて剣の形を取るーーーーーッッ!」
―――センスが違うんだな……センスが
加藤「タイランレイブ!」
ボゴアァァァッ!
魔女「……な? 魔法ですって!?」
加藤「超魔爆炎覇!」
ズガッシャァァァァーーーーンッッッ!
スミス「俺の……技ッ!」
実況「魔女、炎に包まれ吹っ飛ぶーーーーーッッッ!!! 」
観客「ワァーーーーーーーーーッッ!」
サムライ「魔女さん!」
魔女「マナも感知できぬ粗製にッッッこの魔女がッッッ!」
ガガッッ!
実況「吹っ飛びながらも着地! 素早く構える!」
ざし……
実況「加藤も構えた! 刀を捧げるような構え!」
魔女「遠いわ!」
倉刀「あの構えは……まさか!」
―――その一閃、死線を駆ける星の如し
ピシュンッ
魔女「……え?」
ズバァッ!
実況「皆さん、見たでしょうか……いえ! 視えましたでしょうか! 加藤選手が動いたと
思ったらすでに! 魔女選手が血を噴いたーーーーーーーッ!! 」
観客「ワァーーーーーーーーッッ!」
加藤「これぞ春斗魔刃剣 流れ星也!」
魔女「バ…バカな……」
ガク
実況「魔女、膝をついたーーーーーーッッ!」
カツ……コツ……
加藤「僕の身体は……アンタのように甘やかしちゃいない……」
カツ……コツ……
加藤「この身体の無数の傷跡は、強敵(とも)たちとの邂逅……けっして恥じること無し」
実況「加藤、悠然と歩をすすめるーーーーーーーーッッッ!」
加藤「キュムキュムキュムキュム」
パリ……パリパリパリ
加藤「キュムキュム・ブレイク・ダーク・サンダー・フェノメノン!」
バリバリバリバリ!!!
実況「加藤! なんと電撃を発したーーーーーーーーーッッッ!!!」
普通の人間でも、筋肉や神経は、すごく弱いが電気をつくっている!
もし! その筋肉細胞を乾電池をつなぐように、一つ一つ直列状に繋ぎ合わせたとしたら!
ごく弱い電気は、何十万倍、何百万倍の細胞の数の電力となるはずだ!
電気ウナギがそうやって発電するように、加藤の筋肉もそれができるのだ!
ましてや加藤の筋肉細胞は、一つ一つものすごいパワーをもっている!
高圧電流60000ボルトだ!!
これがッ、ブレイク・ダーク・サンダー・フェノメノンだ!
魔女「きゃあああああああーーーーーーーーーッッッ!」
加藤「無知な学者にはたどり着けぬ境地がある……」
カツ……コツ……
加藤「食べ物と滅びいく肉体とのせめぎ合いの果て……」
カツ……コツ……
加藤「日に30時間の調理という矛盾のみを条件に存在する肉体」
がし
実況「加藤、魔女を掴んで起こした!」
加藤「10数年その拷問に耐え、僕は今、魔力・超能力を越えた」
ぐぐ
実況「首を掴んだーーーーーーーーッッッ!!!」
加藤「とはいえ、疲れました……この技を最後にボク……倒れます」
魔女「ぐ……放し……なさい……ッッ」
加藤「その時アナタが立っていたのなら―――」
ザッ ダンッ
ア ナ タ の 勝 ち だ ! ! !
実況「フロントネックロック〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!」
ギギギギギギギギッッッッ
実況「力が入っているッ! 力が入っているッッッ!!!」
観客「ウオオオォォォォーーーーーーーーーッッ!」
料理人「若先生!!!」
サムライ「魔女さん!!!」
グンッ
実況「オオオオオッッ! 魔女が腰を落として防御の体勢ッ!」
グググググググググググ
実況「耐える魔女ッ! 絞める加藤ッ!」
観客「ウオォォォォンッッ!」
ジジジジ
実況「う……浮いたッッ! 浮いたッッッ!!!」
ドドドドドドドドドドドドドド
サムライ「なんだい……あれ」
料理人「で……出やがった」
ざわ……ざわ……
._,iill''''"'''';;i、 ミミ巛巛ミミミ巛ミミミ巛巛彡彡ミ巛彡 _,,,,,./ _
.,l!~ ._..-''´;;;;`''―‐:、,,,.'ミミミミミミミミ巛ミミ巛巛ミ彡彡彡彡 -''''"゙゙-、 \/
'! .,i'":;;;'.;ミ´;..;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;´゙'',ミミミミミミミi''''''''ヽ彡彡彡彡 /゙;;;;;;;;;‐;;.;;;;;;;:;ヽ, ゙''、
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ヽ.:;;;`'-iii、 ,__. |゙. 、 ___ ,iノ/`゙'''i:::i
゙l;;;;;;;;;;;;;;;>;;;;!.l!⌒ .`''''''! ̄!" .`´ `゙゙'―--‐l〃;;;;;;l゛ ゛
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実況「お……鬼の貌だーーーーーーーーッッ!!!」
ピシッ ぐら……
審判「勝負有り!!!」
実況「勝負有りッッッッ! フロントネックロックッッ!! シンプルにしてディープッッッ!
ギロチン・チョークの名で呼ばれる殺し技だぁーーーーーーーーッッッ!!!」
ワァッ
実況「決ッちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜くッッ!」
ウオオオオォォォォォォォォォンンンンッッッッッ!!!!!!!
実況「創作料理を発表したりするよキュムキュムスレッッ! 加藤キユーピーがッッッ!
創作発表板トーナメントの…………チャンピオンだぁ〜〜〜〜ッッッ!!!」
ワーーー ワーーー ワーーー
実況「参加選手34名ッ! 試合数31ッ! 死闘、実に10数時間ッ!
負傷者の数はほぼ全員といっていいでしょう!」
パチパチパチ パチパチパチ
実況「二度と、二度とこんな大会は見られないでしょうッッ! 30度にわたる試合は
ただの一試合とて凡庸な試合はありませんッ! 全ての試合が大勝負ッ!
全ての試合が名勝負ッ! そして全ての選手が…………イカしてたぁッ!」
観客「オォーーーーーーーーッッ!」
実況「創作発表板において『強い』ということが、あるいは無意味との声もあるでしょう!
しかし覚悟を決めて入場する選手の表情の、己の力が通じず敗北を受け入れる選手の表情の、
傷つき勝利を手にした時の選手の表情の……そのどれもが我々の心を突き動かさずには
おきませんッ! 強くあろうとする姿は、かくも美しい!」
観客「ウオォォォォンッッ!」
実況「強い事はうつくしい! 強い事は素晴らしい!」
観客「ウオォォォォンッッ!」
実況「ありがとう加藤キューピー! ストロング イズ ビューティフル!」
ワアァァァァァァァァァ―――
to be continued……
次回、表彰式
これで終わりじゃないぞ もうちょっとだけ続くんじゃ
うおおおおお、すげーw
ついに決着かぁ……
ついに決着か……乙!
しかし、姿をくらましたハルトさんが気になるぜ……
長かった死闘もついに決着か……
そしてこの後に控えるは……
ついに決勝戦が終わったか!
この優勝者は多分誰も予想できてなかったな
決勝おわったー!w
決着…!ついに決着……ッ!!
途中から完全に人外対戦、しかし面白かった!!
「さん……魔女さん……」
魔女「ん……」
サムライ「魔女さん!」
魔女「サムライ……? ここは?」
サムライ「医務室です、魔女さん」
魔女「医務室? そうか……」
くすり
魔女「負けてしまったのか私は」
サムライ「……はい」
魔女「ま、しゃーないか。で、今はどうなってるの?」
サムライ「選手達を集めて表彰、閉会式だそうです」
魔女「なるほどねぇ……うし!」
パァン!
魔女「これ終わったら、飯でも食べに行こうか!」
サムライ「は……はい!」
ワーワーワー ワーワーワー
実況「会場のみなさん! お待たせしました!」
ワーワーワー ワーワーワー
実況「選手入場口より選手達が闘技場へとむかっていきます! 皆さん更なる拍手を!」
パチパチパチパチ パチパチパチパチ
錬金術師(……さて、色々ありましたねぇ)
サンスーシ「まあまあ楽しかったかな」
倉刀(……師匠はいったいどこへいかれたのだ?)
メリー「お姉様、これが終わったら……」
よし子「くっつくな! 今は式の最中だー!」
スミス「デンジャーな奴等ばっかりだった、てか?」
加藤「良い試合、そして強敵達でした」
魔女「ま、退屈しのぎにはなったわね」
助手「う〜んなんだかこう……注目されるのは恥ずかしいな……」
唯人「姉のおかげで散々な日だったな……」
姉者「やっと終わりだよ!」
バンディット「負けたがGGGはこれからよ」
学園長「学園長です。帰るべきスレがありません。学園長です」
◆gRK「さすが創発トーナメントだったぜ……なんとも無いぜ!」
実況「負傷のため、姿を見せない選手もいます! それほど今大会が凄まじかったという事でしょう!
今一度、更なる拍手を!」
パチパチパチパチパチ!
実況「今、主催が壇上にあがります」
パチパチパチパチパチ
係員「優勝者、前へ」
スッ
ワァーーーーーーーーーーーッ
パチパチパチパチパチ
主催「やっとおわりましたね。おめでとう! このゲームをかちぬいたのは きみたちがはじめてです」
加藤「ゲーム?」
主催「わたしがつくった そうだいなストーリーの ゲームです!」
加藤「どういうことですか?」
主催「わたしは ながいしょうがつやすみに あきあきしていました。そこでスレをのっとったのです」
よし子「何考えてんだ!」
主催「スレにとうかしたいっぱつネタには すぐにレスがつき わたしのこころをまんぞくさせました。
だが それもつかのまのこと すぐにもたいくつしてきました」
学園長「そこでゲーム‥か?」
主催「そう!そのとうり!! わたしは なしくずしてきに ネタをけいぞくしたのです!」
スミス「何もかもアンタが描いた筋書きだった訳だ」
主催「なかなか りかいが はやい。おおくの モノたちが しょうりをつかめず きえていきました。
しすべき うんめいをせおった ちっぽけなそんざいが ひっしにいきぬいていく すがたは
わたしさえも かんどうさせるものがありました。わたしは このかんどうを あたえてくれた
きみたちにおれいがしたい! どんなSSでもかきあげてあげましょう」
加藤「貴方のために戦ってきた訳ではありません…よくも僕を、強敵を謀ってくれましたね」
主催「それが どうかしましたか?すべては わたしがつくったSSなのです」
串子「私たちはモノじゃない!」
主催「しゅさいに ケンカをうるとは‥‥どこまでも たのしい ひとたちだ!
どうしても やるつもりですね これも そうはついたのサガか‥‥
よろしい しぬまえに しゅさいのちから とくと めに やきつけておけ!!」
???「ほう……じゃあ見せてもらおうか」
主催「誰だ!?」
` '
、 ノヾ '
)ヽ/ ヽ、ノ|ノ´
`r r'
) (
, '´⌒`Y´⌒` 、 ,、 /
, キ人_,/
` ) て
\ ,,_人、ノヽ /´⌒Y,.
)ヽ ( 、ハ, \
- < >─ ^ < て
) て ./'Y''~ヾ
/^⌒`Y´^\ `
主催「がはっ……!? これは……乱立……き…さま……」
???「乱立の能力を見た者は―――」
ズシャッ
???「―――もう、この世にはいない……」
\ /
\ 丶 i. | / ./ /
\ ヽ i. .| / / /
\ ヽ i | / / /
\
-‐
ー
__ --
二 挑 戦 者 現 る ! = 二
 ̄  ̄
-‐ ‐-
/
/ ヽ \
/ 丶 \
/ / / | i, 丶 \
/ / / | i, 丶 \
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
実況「こ、これはーーーーーッ!? 一瞬の閃光の後に壇上には一組の男女が姿を見せた!」
ざわ…… ざわ……
倉刀(あれは乱立といういう輩と……師匠!?)
乱立「カカカ……コココ……キキキ……」
魔王ハルト「…………」
倉刀「い、いや違う!? あの穏やかな雰囲気が感じられない……例えていうなら、
武藤敬司とグレート・ムタぐらい違う……全くの別人……ッ!)
ざわ…… ざわ……
乱立「あー、コホン。不慮の事故によって退場された主催に代わりまして、不肖わたくしめが
僭越ながら式を続けさせて頂きます、それでは―――」
ニヤ……
乱立「―――今から皆さんに、殺し合いをしてもらいます」
!?
ざわ…… ざわ……
係員「まて! お前等!」
係員「いきなり何を言うんだ貴様!」
ブウウーン! warning! warning! warning!
ウグイス嬢「地下闘技場オペレーター、フィオナ・イェルネフェルトです。
貴方達は地下闘技場の主権領域を侵害しています。速やかに退いてください。
さもなければ、実力で排除します」
乱立「ほう、嫌だといったら?」
ウグイス嬢「……どうしても、戦うしかないのですね。仕方ありません。
警備員、出動してください」
警備員A「貴様等には地べたがお似合いだ、いけるなフラジール?」
警備員B「はい、そのつもりです」
警備員A「フン……だといいがな、カラード・ランク1ステイシス、オッツダルヴァ出る!」
キィィィーーーーン!
乱立「まずは余興って訳だな」
バシュッ!
警備員A「メインブースタがやられただと! 狙ったか、貴様!
よりによって会場で…くっ、駄目だ、飛べん! 馬鹿な、これが私の最後と言うか!
認めん、認められるか、こんな事……」
ドッカーーーン!
係員「撃破された!? 馬鹿な、あの程度で……」
警備員B「プランD 所謂ピンチですね」
魔王ハルト「汝の相手はこの妾じゃ」
バシュッ!
警備員B「AMSから光が逆流する……ギャアアアアア!」
ドッカーーーン!
魔王ハルト「終止」
係員「げ…撃破? カラードリンクスが二体撃破……三分も経たずにか!?」
ざわ…… ざわ……
乱立「皆さん、お騒がせしました。では改めて式をつづけましょう」
カツーン
乱立「諸君、私はバトロワが好きだ」
カツーン
乱立「諸君、私はバトロワが好きだ」
カツーン
乱立「諸君、私はバトルロワイヤルが大好きだ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「ロボロワが好きだ ノマロワが好きだ ニコロワが好きだ kskロワが好きだ、
東方ロワが好きだ、ネギまロワが好きだ、ジョジョロワが好きだ、マルチロワが好きだ、
平原で 街道で 塹壕で 草原で 凍土で 砂漠で 海上で 空中で 泥中で 湿原で
この地上で行われる、ありとあらゆるバトルロワイヤルが大好きだ
武器を構えた参加者の砲撃が 哀れな獲物を 吹き飛ばすのが好きだ
歩きつかれた参加者が 誤まって首輪で爆殺になった時など心がおどる
知恵を振り絞った参加者が 地形を利用して相手を撃破するのが好きだ
悲鳴を上げて 燃えさかる建物から飛び出してきた女子供を
刃物でなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった
銃剣先をそろえた 運営の横隊が 不参加者達を 蹂躙するのが好きだ
恐慌状態の参加者が 既に息絶えた遺体を 何度も何度も刺突している様など感動すら覚える
参加者名簿の 羅列している写真に ×印をつける様などはもうたまらない
泣き叫ぶ参加者達が 私のアナウンスとともに 金切り声を上げて危険区域から
次々と逃亡していく様子を眺めるのも最高だ
哀れな参加者が 役にも立たぬ道具で 健気にも立ち上がってきたのを
80cm列車砲の4.8t榴爆弾が 周りごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える
チート能力の殺人鬼に 滅茶苦茶にされるのが好きだ
必死に守るはずだった仲間が蹂躙され 女子供が犯され殺されていく様はとてもとても悲しいものだ
共同戦線に押し潰されて 殲滅されるのが好きだ
裏切り者に追いまわされ 害虫の様に地べたを這い回るのは 屈辱の極みだ」
ざわ…… ざわ……
乱立「諸君 私はバトロワを 地獄の様なバトルロワイヤルを望んでいる
諸君 この会場に居る全ての諸君 君達は一体 何を望んでいる?
更なる闘争を望むか? 情け容赦のない 糞の様な闘争を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし 三千世界の鴉を殺す 嵐の様な闘争を望むか?」
戦争(クリーク)!! 戦争(クリーク)!! 戦争(クリーク)!!
よろしい ならばバトルロワイヤルだ
我々は満身の力をこめて 今まさに振り下ろさんとする握り拳だ
だが この過疎板で 長い月をかけて スレを消化してきた我々に
ただのバトルロワイヤルではもはや足りない!!
大バトルロワイルを!! 創作発表板の大バトルロワイヤルを!!
君等は女子供 闘争を眺めてきた観客に過ぎない
だが諸君は 一騎当千の古強者だと 私は信仰している
ならば我らは諸君と私、そして選手達で 最高の参加者達となるだろう
皆さん、改めてここに私は宣言します―――」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「―――今から皆さんに、殺し合いをしてもらいます」
to be continued……
意外な展開すぎて吹いたw
どうなるんだこれ
乱立ロワがロワをww
そうきたかwww
まさかの新章突入w
想像もつかなかった超展開、まさかのバトロワ新章突入…だと…!?
いいぞもっとやれwwww
少佐キタ━(・∀・)━!!!!
かみwwwww
そして学園長の台詞で地味に吹いたw
必要なものは『創作発表板』である
『創造力』
創作のエネルギーこそが、人間がさらに先に進むべき道なのである
必要なものは真の職人である
その者は欲望をコントロールできる人間でなくてはならない
権力欲や名誉欲、禁欲・色欲のない人間で
その者は人の法より、己の主義を尊ぶ人間でなくてはならない
いつか、そのような者にこの乱立が出会えるだろうか?
必要なものは『作品を投下した多くの魂』である
書き手の魂には、強い創造力があるからである。
必要なものは『14の言葉』である
わたし自身を忘れないように、この言葉を
わたしの心そのものに傷として刻みつけておこう
月 席替え ヒソヒソ・・・ 「え?まだ居たの?」
曜 グループ学習 歌えないカラオケ
の 調理実習 体 「あれ?今日呼んだっけ?」 便所飯
朝 修学旅行 怨み 育 休 弁当
コソコソ・・・ 罰ゲーム告白 み 「調子乗ってんじゃねーよ」
「なんでお前もくんの?」 図 時間
書 ト 「えーと、誰?」
二人組み 好きだったあの子 室 ザワ・・・ イ 鬱
寝たふり 「なんか臭くない?」 / ̄ ̄ ̄\ 落 レ
MDが友達 「おいお前コンビニ行ってこい」/ ─ ─ \ 書 飲まされた泥水
/ <○> <○> \ き
画鋲 机に花 キモイ・・・ | (__人__) | 隠された所持品
ザワザワ・・・・ ガヤガヤ・・・ \ ` ⌒´ /「なにアイツ?」
アドレス帳 嫉妬 / \ 保健のテスト100点
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「―――今から皆さんに、殺し合いをしてもらいます」
ざわ…… ざわ……
観客「なんだ!?」
観客「何を言ってるんだアイツは!?」
乱立「私語はしない!」
ピシュ!
ドシュ!
観客「たふぁ……」
ドサッ
観客「キャアァァァァーーーーーッッ!!」
観客「本当に殺したーーーーーーーッッ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「おっと、いけないいけない。主催が出しゃばっちゃいけないな。
これはスイマセンでした、ゴメンゴメン」
スミス(コイツ……)
乱立「俺は主催、ただ場所を用意するだけ。参加するのは貴方たちですよ」
サッ
乱立「もっとも、乗り気ではない人も居ますからゲストを用意しました。
創発魔王、S・ハルトシュラーさんです」
魔王ハルト「ハァーイ♪」
乱立「さあさあ生死を賭けた一大イベント! どうです? ワクワクするでしょう?
皆様命の限り戦ってください!」
スッ……
魔女「……」
カツカツカツ
乱立「おや? どうしました?」
魔女「黙って聞いていればゴチャゴチャと……つまらない奴」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔女「私は早く帰って休みたいの、アンタ倒してさっさと帰らしてもらうわ」
乱立「ほう? それはそれは……」
にやり
乱立「感心できねえなぁ……来いよ? 俺を倒さない限りここから出る事は出来ないぜ?」
ニコリ
魔女「大した自信ねアナタ……」
ピシッ
魔女「こっちは全員でかからせてもらうわよ?」
!?
加藤「ほう……」
スミス「ハハ、なるほど」
魔女「まさか……卑怯とはいわないわね?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「面白い……主催もなめられたものだ、よろしい! 少し痛めつけて差し上げましょう!」
乱立「選ばれた人間は、その瞬間より参加者となった……
バトロワの結末を巡り、未来に淡い希望を託して」
魔女「世迷言を!」
乱立「そう…、とあるバトロワがこう示した…」
バキッ!
魔女「きゃあ!」
乱立「強い意志と努力こそが、唯一夢を掴む可能性であると…」
スミス「ちぃっ!」
乱立「そのバトロワは示した…」
ドカッ!
スミス「なっ!?」
乱立「心の奥から響く声なき声…それに耳を傾ける意義を…」
加藤「キュムウウウ!」
ダッ!
乱立「そのバトロワは示した…」
ズシャッ!
乱立「生が持つ輝き…その素晴しさと尊さを…」
よし子「つ、つええ!?」
乱立「そのバトロワは示した…」
バキッ!
よし子「わぁっ!」
メリー「お姉様!」
乱立「あらゆるものに毅然と向き合い、答えを決する、その勇気を…」
メリー「よくもお姉様を!」
乱立「そのバトロワは示した…」
ドガッ!
メリー「あぁっ!」
乱立「己を導く存在、それを知る事の大切さを…」
シュバッ!
サンスーシ「え?」
乱立「そのバトロワは示した…」
サンスーシ「ギャン!」
乱立「他者と心が通じ合う…その喜びと素晴しさを…」
ざわざわ…… ざわざわ……
観客「参加者たちが……」
観客「そんな、歯が立たないだと!?」
乱立「そのバトロワは示した…」
姉者「弁護士を呼べ!」
メメタァッ!
乱立「目標に向かって跳躍するその力こそ 人が命から得た可能性である事を…」
錬金「強い……はや―――」
乱立「そのバトロワは示した…」
ドン!
錬金「ごふ!」
乱立「何もかもが不確か故に、正しき答えを導かねばならぬ事を…」
バンディット「GGGパワープラス!」
串子「同じくマイナス!」
乱立「そのバトロワは示した…」
カッ!
バンディット・串子「スカイラブ・ハリぎゃふ!」
乱立「時に己を見つめ、自らの意思で道を決する勇気を…
そのバトロワは示した…」
学園長「バンディット!」
乱立「永劫、時と共に回り続ける残酷な運命の存在を…」
学園長「しま―――がはっ!」
乱立「そのバトロワは示した…」
◆gRK「俺のターン! ド―――」
パァン!
◆gRK「ろ……」
乱立「どんな苦難に苛まれようと、それに耐え忍ぶ力が必要な事を…」
乱立「そのバトロワは示した…」
唯人「くそ!」
スカッ ドム!
唯人「が……」
乱立「避けようの無い窮状においてこそ、新たな道を探るチャンスがある事を」
倉刀「やらせはせん、やらせはせんぞぉ!」
乱立「選ばれた人間は、その瞬間より参加者となった……」
ドム! ババン! フン! クルクルドスン!
倉刀「あべし!」
乱立「バトロワの結末を巡り、未来に淡い希望を託して……」
助手「あ……ああ……」
がくがく……
乱立「しかし、バトロワは示すんだ…」
ズキュウウーーーン!
どさ……
助手(博士……ごめんなさい……)
乱立「その旅路の先に待つものが、"絶対の終わり"だという事を
いかなる物の行き着く先も…絶対の"死"だという事を!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
実況「馬鹿な……圧倒的じゃないか……たかが一騎の敵に……
この創発の猛者共がやられるというのか?」
魔王ハルト「La〜〜LaLa♪ LaLaLaLa La〜〜LaLa♪ LaLaLaLa La〜LaLaLa〜♪
LaLaLa〜LaLa LaLaLa♪」
乱立が突如乱入してのち、わずか数分
地下闘技場の全ての者たちは己が受ける運命を理解した……
観客「ワアアアァァァーーーーーーーッッッ!!!」
観客「キャアアアアーーーーーーッッッ!!!」
ドドドドドドドドドドドドド
to be continued……
ぜ、全滅!?
へ、兵はいないのかっ!?
瞬 殺 だ と ?
主催がこれだけ強いと首輪いらずだなw
俺はキュムキュムを使い手なんだが相手が残念な事にハルトシュラーを使ってきたので「お前それで良いのか?」と言うと「何いきなり話かけて来てるわけ?」と言われた。
俺の師匠がハルトシュラーの偽物なのだがおれはいつも勝つから相手が気の毒になったので聞いただけなんだがむかついたので「お前肋骨でボコるわ・・」と
言って開始直後に力を溜めて肋骨したら多分リアルでビビったんだろうな、、ガード固めてたからキャンセルしてカカッっとダッシュしながら肋骨したらかなり青ざめてた
おれは一気に空中にとんだんだけどハルトシュラーが硬直してておれの動きを見失ったのか動いてなかったからコマンド投げでガードを崩した上についげきの無明逆流れでさらにダメージは加速した。
わざと距離をとり「俺はこのままタイムアップでもいいんだが?」というとようやく必死な顔してなんか剣のはしっこからマックスコーヒー出してきた。
おれはしゃがみダストで回避、これは一歩間違えるとカウンターで大ダメージを受ける隠し技なので後ろのギャラリーが拍手し出した。
俺は「うるさい、気が散る。一瞬の油断が命取り」というとギャラリーは黙った
ハルトシュラーは必死にやってくるが、時既に時間切れ、下段ガードを固めた俺にスキはなかった
たまに来る下段ガードでは防げない攻撃もキックで撃退、終わる頃にはズタズタにされた金髪の雑魚がいた。
「いつでも肋骨でトドメは刺せた、あの時マックスコーヒーだそうとしたときにも実はズタズタに出来た、」とかいった
そしたら「いや今のハメでしょ?俺のシマじゃ今のノーカンだから」とかいったので俺がヒト睨みするとまた俺から視線を外した、2戦目は俺の肋骨を先読みしてたみたいでいきなりバックステッポで回避された
「ほう、経験が生きたな」と少し誉めるとスケキヨ丼をおごってくれると言う約束をしたので空中で爆裂発剄を当てて一気にかけより爆裂発剄と足払いの二択を迫り
5回くらい足払いしたら死を感じたのかガードしようとしたので近づいて投げをお見舞いしてやった、絶望でダウンしているところにギロチンの肋骨がダブルで入れた。
「今のがリアルでなくて良かったな、リアルだったらお前はもう死んでるぞ」というと想像して圧倒されたのか動きが鈍くなったのでドラインで動きをコントロールしさらに時間までコントロールしていることにも気付かせずにタイムアップさせた。
そしたら「まただよ(笑)」とか負けたくせに言いワケ言ってたから「限られたルールの中で勝利条件を満たしただけ」といったら顔真っ赤にして3戦目はけっこう攻撃的だったけど挑発に軽々と乗ってくる馬鹿には確実な死が待っていた。
肋骨の恐怖が完全に摺り込まれている為思うように近づけないでいるようで空中来たらキックでけん制し飛び込んできたら肋骨でいつの間にかガードゲージは光っていたから「無明逆流れでトドメさすよ」と言うとハルトシュラーは必死にガードしたから
狙い通り3段目くらいをキャンセルすると予想通り青ざめてガードしてたから投げで強打したのち肋骨でトドメ。
あとはタイムアップまで粘った。俺の下段ガードは固く、隙を見せなかった。カイも下段ガードできない攻撃してきたけど反撃もここまで。残念ながら前半の遅れを取り戻す事が出来なかった。
>>651 やはりハルトよりやはり加藤だな・・
今回のでそれが良くわかったよ
>>651感謝
まぁキュムキュムの武装化現象はまさしく鬼の力と言ったところかな
筋肉を増強させてとぶさまはまさに最強の一文字につきるしかもついに念願の優勝が実現!
オーラ爆発させる事によって手を出していないのにもかかわらず「お前そこにいたのか・・」と歩み寄るさまは
敵に恐怖を与え敵は上にしか逃げる場所はないのだがここもすでにキュムキュムの射程内
敵は画面端から逃げ出したそうにしてるが後ろがないので前門の虎前門の王神状態でなす術なしだしな
乱立「いかがですか皆さん、私の力が理解できましたか?」
ニヤリ
乱立「あまり手荒な真似はしたくはなかったのですが、仕方がありません。
これで解った事でしょう、あなた方は戦いあうしかない事を……」
スミス「ば、馬鹿な……俺たちが……手も足も出ないだと!?」
魔女「く……なんて奴……ッ!」
パチパチパチ
魔王ハルト「お見事お見事、さすがは主催者さまね」
乱立「それはどうも」
魔王ハルト「でも主催が出しゃばるのは良くない、実に良くない。バトルロワイヤルというのは
妾たちで合い争うもの……下がりなさい」
にやり
魔王ハルト「見せ場を取る物じゃないわ」
乱立「……それは失礼した、それでは閣下のお手並み、拝見させて頂くとしますか」
魔王ハルト「ありがとう。とはいっても人数が多いわね……来なさい、妾の仔達」
ハルトは指を鳴らした
すると一つの星が天から闘技場へと落ちてきた
この星は底知れぬ所の穴を開く鍵であった
そして、この底知れぬ所の穴が開かれた
するとその穴から煙が、大きな炉の煙のように立ち上り
その穴の煙で大会闘技場は暗くなった
その穴の中から魔物が地上に出てきた
地の蠍が持っているような力が、彼等に与えられていた
これらの魔物は、出陣の用意のととのえられた馬によく似ており
その頭には金の冠のようなものをつけ、その顔は人間のようであり
またその髪の毛は女のようであり、その歯は獅子のようであった
また、鉄の胸当てのような具足をつけており
その羽の音は、馬に引かれて戦場に急ぐ戦車の響きのようであった
魔王ハルト「さあお前達、思う存分威を奮うが良い」
魔物s「御意!」
グルオゥルリィィィィィィ!!!!
観客「な、なんだアイツ等は!」
観客「こっちに向かってくるぞ!」
キャアアアアアアア―――
観客「シャッターが……閉まってる!?」
ドン! ドンドンドン!
観客「だして! ここから出してぇ!」
ザザザザザザザ
魔物「汚物は消毒だーーーーーーーッッ!」
ゴォゥッ!
観客「ギャアアアアアーーーーーーーッッ!」
魔物「ワハハハハハーーーーーー!!!」
ギャアアアアア ワアァァァァァ
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
学園長「な、何という事だ! ロリババァの眷属ともあろう者がなんという暴挙!」
ぐぐぐぐ……
学園長「う、動け我が肉体! 今動かずして何が大和のおみなえしぞ!」
加藤「キュ……キュム! 奴等子供に叫び声を……!」
倉刀(師匠が……師匠が……)
魔物「ワハハハハハーーーーーー! 土下座しろーーーーーーーーーーッ!
消毒されてえかーーーーーーーーーッッ!」
観客「あ、ああ……」
ガクガクガク……
魔物「へっ、びびってやがるぜコイツゥ〜〜」
魔物「くだらねえ生き物だよな〜〜〜〜〜」
ギラリ
魔物「それじゃあとっとおっ死んじまいなーーーーーーーッッ!」
ブォンッ!
バキィ!
魔物「なにぬね!?」
G住人「いい気になりやがって貴様等よ〜〜〜」
G住人「あんまりなめんじゃねえぞ? ボク?」
ビキビキィッ
魔物「何だぁ、テメエらはぁ!?」
G住人「おう、木っ端共。俺ら知らねえようなら教えてやる……」
G住人「俺達ゃ、泣く子もレスつけるGの集団……」
G住人「その名も『GGG』!」
魔物「なにィ!?」
魔物「Gの連中だァ!?」
G住人「イエス、イエス、イエス! Oho my GGG!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
バンディット「アレは……」
串子「Gのみんな!?」
バッ!
G住人「まず一番手はスレをage!」
G住人「レスはつけれど姿無し!」
G住人「静かなれどリロードば!」
G住人「十重に二十重に書き込まれる!」
G住人「新着レス!」
G住人「専ブラ画面に映り散る!」
G住人「望みとあらば目にもの見せよう!」
G住人「我ら連レス創ざらえ!」
G住人「ネタ振りレスが板を貫く!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
G住人s「地味に創作発表板を盛り上げるために 元気に頑張る ゴキ集団、その名も……」
G住人s「GGG!」
カッ!
lヽ ノ l l l l ヽ ヽ
)'ーーノ( | | | 、 / l| l ハヽ |ー‐''"l
/ G | | |/| ハ / / ,/ /|ノ /l / l l l| l G ヽ
l ・ i´ | ヽ、| |r|| | //--‐'" `'メ、_lノ| / ・ /
| G l トー-トヽ| |ノ ''"´` rー-/// | G |
| ・ |/ | l ||、 ''""" j ""''/ | |ヽl ・ |
| G | | l | ヽ, ― / | | l G |
| !! | / | | | ` ー-‐ ' ´|| ,ノ| | | !! |
ノー‐---、,| / │l、l |レ' ,ノノ ノハ、_ノヽ
/ / ノ⌒ヾ、 ヽ ノハ, |
,/ ,イーf'´ /´ \ | ,/´ |ヽl |
/-ト、| ┼―- 、_ヽメr' , -=l''"ハ | l
,/ | ヽ \ _,ノーf' ´ ノノ ヽ | |
、_ _ ‐''l `ー‐―''" ⌒'ー--‐'´`ヽ、_ _,ノ ノ
 ̄ ̄ | /
魔物「GGG、だとぉ〜〜〜!?」
G住人「おうよ」
ザッ
G住人「普段は隠れてるが、創発板の危機には黙っちゃいられねえ」
G住人「観客から当事者になってやんよ……」
G住人「覚悟しろよ!? お前等!? おれたちゃ……」
__,,,,.. --_─_一_-_-、-、、,,,,__
,r'´-_-_‐_‐_‐_‐_-_-、`-、ミ`ヽ ヾ`ヽ、
/,r',.-_‐_‐_‐_‐_-_-、ヾ ヽ ヽ丶、`ヾ 、ヽ
/(.'´_-_‐_‐_‐_-_-、ヾヽヾ ))) ), )) ) )),)))ヘ
l(i,i'´⌒ヾトヽ、ヾ ヾ ヾ ))_,ィ,'イ」〃川 jノjノjノ}
!iゝ⌒))}!ヾヘヽ ),ィ_'イ」〃'″ フ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
ヾ、ニ,,.ノノ〃ィ":::::::::::::: /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
 ̄`i7 ´ :::;:::、:::. 〈;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!
〈‐─一''''バ `'''ー─‐ ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l
}、_,.-。-、 :::: ,.-。‐-、_, ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;! 「さるさん上等だからよ!?」
!` ̄ ̄´ノ ` ̄ ̄´ 丁j`l;;;;;;;;;;l
l (",、 ''´,/;;;;;;;;;;l
.l _...___ `<;;;;;;;;;;;;;ノ
l 'r二ニヽ 八;;;;;;;;;;;;;〈
'、 ー- ‐′ / ゙!゙!゙!゙!゙!゙!゙!
ヽ / ゙!゙!゙!゙!゙!゙!
ヽ、 ∠____゙!゙!゙!゙!゙!゙!
「` ーi '''´ 「:::::::::::::::::::::::::::::::: ̄l
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,. 一'''' ̄::::::::\フ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::`'''ー、_
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魔物「はっ! なめやがって、お前達みたいな奴に何ができるんだ!?」
G住人「できねえかもな、だがよ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
G住人「逃げる、なんて言葉は俺たちはつかわねーんだ、そんな弱気な言葉はな……」
G住人「加速した、なら使ってもいい!」
G住人「俺達がいなくなっても代わりはいるんだ、それがGだぜ?」
G住人s(そうだよな…・…Gの……兄貴!)
G住人「だからいつか必ず! やれるはずさぁ! 明日って今さぁ!」
魔物s「わけわかんねー事を! ぶっ殺す!」
G住人s「だせえな! ぶっ殺した、なら使っていいぜ!」
ドッゴーーーーーーン!
串子「みんなが……戦ってる……」
バンディット「フ……フフ……フハハハハ!」
串子「霧崎!?」
むく……
バンディット「団員に教えられるとはな……私も耄碌したものよ……」
バンディット(最後まで諦めない! それがG!)
バンディット「ハハハ……これしきの事ぉーーーーーーー!」
むくり
バンディット「GGG団、気をつけいーーーーーーーッッ!!!」
ビリビリビリ!
串子「〜〜〜〜〜!!!!」
G住人(団長の……)
G住人(ご帰還だ……)
バンディット「これより団をあげての創ざらえをする! 団を三陣に分け、
一陣は中央にて防御網を展開! 二陣は参加者達の援護! 三陣は観客たちの脱出路の確保!
ここが正念場だ、気合い入れろ小僧共! 我々は誰かに加担するのでも馴れ合うものでもない!
自分の思うがままにレスをつける! 盛り上げる! 加速する!
だがなこのバンディット霧崎、例えどんな裏があろうともこれだけはわかっているぞ!
そう、創作発表板はこんな若造などに好きにさせるものではない!
全ては我々GGG団と書き手様とで、造りあげるものだ!違うか! 違うか! 違うかぁ!」
G住人s「イエッサー! サー イエッサー!」
バンディット「貴様らはGGGである! 兄弟の絆の様に結ばれる!貴様らのくたばるその日まで
どこにいようとGGGは貴様らの兄弟だ。この戦は今後の要である!
多くの者が命を落とすであろう! だが肝に銘じておけ、人はいずれ死ぬ!
死ぬために我々は存在する! だがGGGは永遠である!
つまり―――貴様らも永遠である!」
G住人s「イエッサー! サー イエッサー!」
G住人s「眩きは月の光、日の光、偉大な理念の名の下に、我等が名前をGGG!」
バンディット「スレを育てる物は!?」
G住人「レス! レス! レス!」
バンディット「お前等の仕事は何だ、お嬢様!?」
G住人「ksk! ksk! ksks!」
バンディット「お前等は創発板を愛しているか!?」
G住人「生涯忠誠! 命懸けて! 闘魂!闘魂!闘魂!」
バンディット「作戦開始、逝くぞお前等ッ! GGG団斉唱!」
オオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!
GGG団歌 『創発のためなら死ねる』
おまたせ ようこそみなさん いまから「ksks」がはじまる
お題をやったり 過疎スレあげたり ネタレスふったり 感想つけたり
深夜に集まり雑談
レスをつけに全スレカキコ 一睡しないぜ俺たち
そうです みなさんおぼえて われらの名前は「GGG」
批判を浴びたり 騙りもあったり 荒しで荒れたり スレ違と言ったり
深夜にいきなり下ネタ
話のながれで10レスさるさ 書きこめ出来ない俺たち
いのちがキケンだ、いのちキケン
みんなは真似しちゃダメだぜ! (ラヴィ!)
★★★
まだまだつづくよ みなさん 「ksks」はよそくがつかない
AA貼ったり リンクをつけたり 画像でフィバー みんなでフィバー
他人のスレを乗っ取り
荒しや語りが何人きても 優雅に雑談俺たち
正体不明で神出鬼沒 われらの名前は「GGG」
創作野望を 書き込む勇気を レスする心を
運ぶよ 板のみんなに
大切な1レス大切にする 粗末にしないぜ俺たち
そうはいうけど、やっばりキケン
みんなは真似しちゃダメだぜ! (ラヴィ!)
★★★
半裸で絶叫、投下、ゴー! 全裸で恐縮、リロード、ゴー!
半信半疑で、ありがd! 全身全霊、マッハゴー!
みんなのROMる心が カキコに変わる時に
われらの顔も輝ける 笑顔に変わるんだ
よし子「みんなが……戦っている……」
バンディット「創発板のためにわれらは動く、立てるな串子?」
串子「まだジルバは踊れないけど……」
ぐぐ……
串子「ワルツならいけるわよ」
バンディット「よし、お前は二陣で他の皆を指揮しろ、よし子」
よし子「お、おう!」
バンディット「お前は三陣だ、脱出路を確保しろ。安全を確保したらそのまま逃げろ」
よし子「え……」
バンディット「父母がいらっしゃるのだろう? 早く行って守ってやれ」
よし子「……あ。……す、すまねえ!」
ダッ!
串子「アンタはどうすんのさ」
バンディット「私はハルトのもとへいく」
ぎり
バンディット「ロリババァの不始末は、ロリババァがつける」
学園長「ま、待て……」
ぐぐ……
学園長「ワシもいくぞ」
バンディット「……そうかい。じゃあお婆さん、一緒に行きますかい!」
学園長「応、まだまだ若い者には引けをとらんぞ!」
ガシッ パァン!
to be continued……
かっこいい……。かっこいいよGGG……。
やばい、これはマジ熱い展開だ
そして「G・G・G!!」のAAでフイタw
クソッ、G住人ばかりにいいカッコさせるかよ!俺も突撃だぜ!!
それにしてもこのG、ノリノリである
GGGがこんなに格好いい集団だったなんて……
ドォーーン
ドォォーーン
G住人「そらそらそらーーーーっ!」
ドオォォーーーン!
G住人「ちっ、なんて硬いシャッターだ!」
G住人「さすが日本の技術力だ……なんとも無いぜ!」
観客「あの……大丈夫ですか?」
G住人「ぅ楽勝!」
ビシッ!
G住人「お客さん方はそこで見ててくだせえ!」
G住人「あっしらが脱出路を確保してみせますぜ!」
観客「は、はぁ……」
G住人(とはいっても……硬すぎる……)
魔物「逃さんぞキサマラーーーーッッ!」
G住人「ちっ、追っ手だ!」
G住人「総員、300式防御陣!」
ババッ!
G住人「イッツスパルターーーーー!!!」
バシュッ!
魔物「げふっ!」
G住人「割り込みはご遠慮くださーい!」
ゲシュッ!
魔物「ぐはっ!」
G住人「よし、このまま―――」
魔物「ジャガノートパンチ!」
グアッ
観客「きゃあ!」
G住人「観客に……しま―――」
ママ…… ママ……
助手「う……」
シロ「お母様!」
助手「マシロちゃん!? ここは?」
博士「気がついたか」
助手「博士……」
博士「やれやれ、君って奴はまったく無茶をする。まあ愚痴は後だ」
がばっ
博士「ここから脱出するぞ、歩けるな?」
助手「は、はい……」
魔物「ガルルーーーッ!」
グァッ!
助手「危ない! うし―――」
バシュ! バシュ!」
助手「ろ……」
魔物「が……」
ゴトン
ピシュン
博士「大刀『虚空』…小刀『雷迅』、二振りとも俺の考案による試作品よ……
この刀には少しずつ聖水を流している……魔物のお前等には驚異的だろう」
チャキ
博士「こい! この刀が幾らでも破壊してくれる!」
助手「博士……」
博士「マシロとクロハから目を離さないでくれ、なぁに」
にこり
博士「すぐにすむ。皆で帰ろうか」
唯人「姉ちゃん!」
つかさ「唯人!」
唯人「よかった、無事だった」
つかさ「何言ってんのよ、あたしはアンタと同じく……」
ボン!
魔物「ギッシャー!」
つかさ「魔法少女よ!」
魔物「グルル……」
魔物「ガルル……」
つかさ「次から次へときりが無い……どうする、唯人?」
唯人「蹴散らして脱出、と行きたいけど……」
キッ
唯人「観客達を逃がして、巨魁を討つ……駄目かな?」
つかさ「アンタって子は……」
ボン! ボン! ボン!
魔物「ギッシャー!」
魔物「ギャース!」
つかさ「それでこそアタシの弟! 正義の魔法少女よ!」
唯人「うん姉ちゃん! 明日って今さ!」
魔物s「くっちゃべってんじゃあねえぞアマーーーー!」
つかさ「神威如嶽!」
唯人「神恩如海!」
コオォォォォォォォ
つかさ・唯人「大極波!」
ドッゴォォォォォン!!!
魔物「くっ、こいつは何だぁ!?」
魔物「本当に人間なのか!?」
姉者「姉だよ!」
ヒュッ バキッ!
魔物「くっ、ちょこまかと……」
魔物「舐めやがって人間風情がーーーーー!!」
魔物「バラバラにしてやるぜーーーーーッッ!」
姉者「かかって来いよ!」
魔物s「ぶっ殺す!」
ヘ○ヘ いいぜ
|∧
/ /
○/ てめえらが何でも
/| 思い通りに出来るってなら
○ 三 // >
\ |\\三
/○ <\ 三
/|
/ く まずはそのふざけた
幻想をぶち殺す
串子「よし、参加者達も元気になったようだね」
錬金術師「私の秘薬のおかげですね」
串子「ロリコンでも役に立つ事があるんだね」
錬金術師「その名は心外ですね……私は真理を探究するもの、錬金術師です」
魔物「ウシャァーーーーー」
バッ! ババババババババババババッッッ!
魔物「ぱふぁ……」
バタン!
錬金術師「……分解」
串子「あんまり変わらないと思うけどねー」
G住人「ご注進! ご注進!」
串子「どうした!?」
G住人「第三ブロック破壊! 観客の一部、避難開始です!」
串子「へえ……やるじゃない皆。あたし達も敵を食い止めるよ!」
G住人「了解!」
錬金術師「幼女の笑顔のため! 私たちは戦うのです!」
串子・G住人「ないない」
乱立「む……」
魔王ハルト「あらあら、みなさんやる気がみたいね」
乱立「せっかくの舞台、参加拒否は興ざめですね……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「痛い目みなきゃわからんらしいなぁ……ダボが」
スミス「待ちな」
シュタ
スミス「アンタの相手は俺達だぜ」
加藤「キュムム……第二ラウンドといきますか」
魔女「かったるいけど、仕方ないわね」
乱立「貴様ら……」
ギリッ
乱立「死にたいらしいな?」
魔王ハルト「あらあら、大変ね」
バンディット「何をすましておる」
ザッ
バンディット「お前の相手はワシ等じゃ」
学園長「ロリババァの不始末は、同じロリババァでけりをつける」
魔王ハルト「同じ? くすくす……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔王ハルト「妾と貴様等下賤の者共が……同じ? 違うわねぇ……」
ニコリ
魔王ハルト「かかってきなさい御嬢ちゃん方、戦いの年季の違いを思い知らせてあげるわ」
to be continued……
なんという熱い展開
ていうか棒姉wwwww
錬金術師に最初の試合以来に良いとこ見せたなww
よし子「父さん!」
父「おお、よし子か! 無事だったか!」
母「生きてるうちに顔を見れて良かった……」
よし子「そんな事より早くココから逃げよう!」
父「ああ、言われなくてもわかっている」
母「親子水入らずってわけね」
魔物A「ヒャッハー! こんな所にもいやがったぜー!」
魔物B「汚物は消毒だー!」
よし子(くっ……邪魔な奴等め)
ビシッ
よし子「父さん、母さん、早く逃げて! ここはアタシが食い止める!」
父「よし子!? 父さんも戦うぞ!」
よし子「駄目だ! 父さんは母さんを守ってろ! あたしは小学生だ……」
ガシッ!
よし子「もう自分の事は自分でやるよ! それが高学年ってやつさ!」
母「よし子!」
よし子「さあ早く! たまには親孝行させてくれよな!」
魔物A「ヒャッハー! なに浪花節気取ってるんだー!」
魔物B「殺るんじゃなくて犯っちゃうぜー! 今からここはpink板だぜー!」
よし子「かかって来な! あたしはそんな安くはないぜ!」
魔物A「ヒャッハー! よくいったぜー!」
魔物B「御言葉通りにさせてもらうぜー! ルパン風に言うならよ〜し子ちゃ〜ん!」
―――わたし メリーさん
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
メリー「今……アナタの後ろにいるの」
ビュウゥッ!
魔物A「何!?」
ガォンッ!
魔物B「!」
シューシュー……
魔物B「な、なんだ……お、おいどこいった魔物A……魔物A!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
メリー「魔物は……粉みじんになって死んだ……」
魔物B「な、なんだコイツは? さっきは、確かに! 何もいなかった筈!」
よし子「メリー!」
メリー「私の携帯は……私自身も知らないが亜空間に通じている……魔物はそこに放り込まれ
粉々になって死んだ……」
魔物B「な、なんだと!?」
メリー「思い上がりは消さねばならない、私を差し置いてお姉様を嬲ろうという誤まった考えは……
ひとりひとり……確実に確実に……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
メリー「この私の携帯亜空間にばら撒いてやるわ……」
魔物B「……をつくな……」
ギリリ
魔物B「魔物Aが死んだなどと……嘘をつくなーーーーーッ!!!!」
よし子「メリー!」
メリー「ふん、来るか……ならば死ぬしかないな、魔物B」
pipipi
魔物B「それが携帯かーーーー来いッ!」
ドォンッ!
よし子「!」
父「!」
母「!」
魔物B「!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
メリー「私メリーさん、今あなたの後ろにいるの……」
魔物B「こ、これは!? 今起こった事をありのまま話すぜ……俺はメリーに
むかっていったと思ったら既にメリーが俺の後ろに立っていた……超スピードとかトリックとか
そんなちゃちなモンじゃねーもっと恐ろしい物の片鱗を味わったぜ……」
メリー「ふん、もう逃れる事は出来ん! 貴様は将棋やチェスでいう詰みに嵌まったのだ!」
魔物B「うおおおおおっ!?」
ブン!
よし子「また消えた! 衆人環視の中で! アタシの時より迅い!?」
メリー「それだけ……本気切れ(マジぎれ)って事よ……お姉様」
魔物B「上か!」
魔物B「しゃらくせえーーーーーッ! メリーーーーーッ!」
メリー「さんをつけろよデコ助野郎ーーーーーーーーーーッ!」
よし子「あれは!携帯に!?」
母「待ちうけ画像が!?」
ドドドドドドドドドドドドド
メリー「亜空間に入る事が出来るならば! 逆もまた然り!」
pipipipipipi
メリー「タンクローリーだっ!」
魔物「なん……だと……」
よし子「OVA版かよ!」
ドドドドドドドドドドドドド
メリー「もう遅い! 脱出不可能よ! 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄舞駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
MEEEEEERYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYッッッッ!!!!
ブッ潰れよーーーーーーーーーーーーーーーっっ!!!」
ズッシャーーーーーーーーーンッッ!
メリー「ふん……ゴミにはできすぎた墓標ね……敗因はひとつ、非常にシンプルな答えよ
テメーは私を怒らせた……」
よし子「……」
メリー「お姉様、私も共に戦いますわ」
よし子「あ、ああ……」
メリー「さあ、御義父様と御義母様も早く」
よし子「ちょとまて! 何か字が違ってないか!」
父「よしわかった! ここは嫁と嫁にまかせて逃げるぞ母さん!」
母「ええ! 式はいつが良いかしら!?」
よし子「お前等も少しは突っ込めーーーーーーーッッッ!」
ワーワーワー
ワーワーワー
サンスーシ「さあ皆さん! 出口はココです!」
白「押さないで二列になって進んでください!」
魔物s「ひゃっはーーー! 逃がすかーーーー!」
G住人「お前等の相手は俺達だぜーーーーーーッッ!」
魔物「舐めやがって! 俺を倒せる奴がお前等にいるのか!?」
ジャーンジャーン
馬岱「ここにいるぞ!」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=625.jpg 魔物「げえええ〜〜〜〜〜っっっ!?」
ズッシャーーーン
― 撃破 ―
◆gRK「俺もいるぜ、露払いは任せときな……」
G住人「さすがデュエリストだ! 多彩なカードを操ってもなんとも無いぜ!」
◆gRK「次々とシャッターを壊すぜ! オラオラ退きな〜〜〜〜!」
ガラガラガラ〜〜〜〜
許攸「落城よ!」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=626.jpg ガッシャーーン!
◆gRK「しゃあ! この調子でいくぜ!」
G住人「ksks! ksks! ksks!」
サンスーシ「よし、また一つ脱出路が出来た!」
白「……」
サンスーシ「どうしました、白先生?」
白「いえ、こんな時に不謹慎ですけど先生も真面目になるときがあるんですね」
サンスーシ「はは、何いってるんですか、ボクはいつだって真面目ですよ? それに」
ブォンッ!
サンスーシ「そぉい!」
バシッ!
魔物「げはっ!」
バタン
サンスーシ「女子供を見過ごして一人逃げるなんて、男として恥ずべき行為です。
それに私たちは教職ですよ? 引率はお手の物です!」
白「……ええ、そうですわね」
サンスーシ「皆さん、押さない駆けない慌てない! 落ち着いて行動をお願いします!」
白「…………」
サンスーシ「はい! 次のグループはあちらの方へお願いします!」
白「……サン先生」
サンスーシ「はい? なんですか?」
白「もし、もしですけど、無事に脱出できたら食事でもいかがです?」
サンスーシ「おお、それはいいですね! お願いしますよ!」
ブォン! バキッ!
魔物「たわば!」
サンスーシ「皆さそって、ぱぁーッと騒ぎませんか!」
白「……いえいえ。二人っきりで、ですわ」
to be continued……
メリーさんジョジョオタかよw
あえてのタンクローリーw
絵的にはあっちの方が派手でいいよなあ
ワーワーワー
乱立「ちっ、どいつもこいつも揃って逃げ出しやがって……」
ワーワーワー
乱立「興がさめるよなぁ……そうだろ?」
加藤「キュ……キュム!」
スミス「くそったれ……なんて強さだ、俺達が抑えるだけで精一杯とは……」
魔女「あんた達男なんでしょ、しっかりしなさい」
乱立「……まったく、困った参加者達だぜ」
フォン!
スミス「ヒュウ!」
サッ
乱立「ちょいと遅えな!」
グゥァッ!
スミス(避け切れん!)
加藤「キュ!」
ドカッ
ババッ!
乱立「へえ、なかなかやるねえ……」
スミス「加藤の旦那、すまねえ」
加藤「いえいえ」
乱立「だが駄目だね」
ブシュゥ!
スミス「む…ぐ!」
加藤「がはっ!」
魔女「XYXYLRAB、XYXYLRAB、上上下下右上左……ケアルーーーッ!」
ホワホワワン
魔女「あんた達、魔法にも限りがあるんだからね。とっとと片をつけなさい!」
スミス「わかってるぜ……しかしやべえな」
加藤「キュム……このままじゃジリ貧ですね……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔王ハルト「あはははどうしたの? それで終わりかしら」
バンディット「くっ……なんという事だ……」
学園長「我々がまったく歯が立たんだと?」
魔王ハルト「メ・ラ・ゾ・ー・マ」
ピン ピ ピピン
学園長「霧崎、避けろ!」
魔王ハルト「フィンガーフレアボムズ!」
ゴォォォォウウ!
バンディット「わっち!」
学園長「くっ!」
魔王ハルト「アハハ、よくかわしたわね。でも逃げてばっかりじゃつまらないわぁ」
学園長「なめるな!」
シュバ ガシッ
バンディット「おお!? いつのまにか地中からワイヤーが! 奴を絡みつかせた!」
学園長「兵は欺道也! 貴様の周りを逃げ回ってる間、ワイヤーを張り巡らせていたのだ!」
コォォォォォォォォォ
学園長「動けまい! そして食らうがいい太陽のエネルギー、波紋を!」
魔王ハルト「……」
学園長「山吹色の波紋疾走!」
ズルゥバァーーーーーーーーッ!
魔王ハルト「老いぼれが……貴様の攻撃が一番、なまっちょろいぞ!」
ブチィッン!
バンディト「ああ! ワイヤーが!」
コォォォォォォォオオ
魔王ハルト「は もん しっそう……だとォーーーーーッ!?」
ベキィッ!
学園長「がぁっ!」
シューシューシュー
学園長「あぐぁ……まさか、この腕を伝わってくる感覚はまさか……」
魔王ハルト「そうだ! 波紋だ! 同じロリババァであるこの妾に出来ないとでも思ったのか!
そしてその傷口……どうやら貴様の十倍ほどの威力はあるらしい」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
バンディット「く、くそ、何て奴だ! 私たちの技を……それを上回る技を繰り出してくる!」
学園長「ハァーハァー、ハァーハァー」
魔王ハルト「あらあら、戦意喪失? もうおしまいかしら」
コツ……コツコツコツ
魔王ハルト「それじゃあ二名様脱落、という事ね」
学園長「む…ぐ…!」
コツ……コツ……
魔王ハルト「バイバイ御嬢さん方、それなりに愉しかったわ」
バンディット「……どうしてだよ」
コツ……コツ……
バンディット「どうしてそんな力がありながらいたずらに暴威を奮うのさ!」
バンディット「あたしたちは長命の者……その長すぎる人生ゆえに多くの人間の……
他の人生との別れを味わってきた! それはアンタも同じなはず!」
魔王ハルト「……」
……ピタ
バンディット「哀しさを忘れようとあたしは楽観を求めた……学園長はその経験を生かし
学び舎を建てて明日の未来の若人を生み出そうとした……」
ビシッ
バンディット「アンタも人里離れた山奥に居を構えたのも、わたしたちが少なからず持つ
厭世観のためなはず! ……それが何で、世をかき回そうと画策するのさ!
無駄に命を奪う事なんざ、まったくの無意味じゃないか!」
魔王ハルト「無意味、だからよ」
バンディット「……な?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔王ハルト「妾は多くのものを見てきた―――」
山河が変わるのを見た
国が興って滅ぶのを見た
冬の訪れから春が来て、また命が芽吹くのを見た
しかしわたしは変わらない
変わろうと、変化を望もうと、わたしは手を伸ばした
そしてわたしは、力を身につけた
多くのものが理解できた
あらゆる物が出来るようになった
手と口を動かせばそれは形となって生み出された
いつしかわたしは、誰もがたどり着けぬ頂点へと達していた
あらゆる存在を見下ろす、究極の存在へと
しかしわたしは気づいたのだ
ここからながめる景色は、高すぎて何も見えはしない
ここからながめる景色は、高すぎて何も聞こえはしない
ここからながめる景色には、高すぎて何も届きはしない
魔王ハルト「……登りつめた妾は自ら、外界から遠ざかってしまったのだ」
魔王ハルト「時間の牢獄へと閉じ込められてしまった妾は、記憶と能力を封じる事にした。
そして外部と接触を断ち草庵へと引き篭もった……」
学園長「……それが空間の狭間にある迷い家か」
魔王ハルト「その通り。能力の大半を失いし妾でも愚民には天才と映るらしい。
無知蒙昧の愚者共が、妾の片手間の作品を崇め奉った……愚かな事」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔王ハルト「そう、愚かな事。愚かな事だったのよ。下らぬ世界に厭世観を感じる事など、
必要なかった……この牢獄を打ち崩し、妾の世界を創りあげるの……思うが侭のね……」
にやり
魔王ハルト「その前には、掃除が必要よ……何もかも消し去る大掃除がね……」
バンディット「そんなのは馬鹿げてる!」
魔王ハルト「馬鹿げてなぞいない! 可能なのよ! この妾の封印されし能力……『創造』なら!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔王ハルト「そのための第一歩……神聖なる儀式の日なのよ! まずはこの闘技場……
鉄の子宮から這い出し、あらたなる人生を歩みだすの……ここに集まった多くの贄と共に!
弱者が流す血は、偉大なる妾の業績を記すインクとなろう!」
バンディット「く……狂ってる」
魔王ハルト「口上が長くなったわね、ごめんなさい。それじゃあサヨナラといこうかしら」
???「お待ち下さい」
ざし
???「選手交代、次は俺が相手です……」
バンディット「あんたは!?」
学園長「……貴様」
倉刀「俺が…俺が…俺が相手です、師匠!」
to be continued……
閣下は能力セーブしててあの強さだったのかよwww
そして格好いい倉刀を久しぶりに見た
くらとぉぉぉぉぉ!!
倉刀!!!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔王ハルト「倉刀か」
倉刀「師匠、戯れはお止め下さい。師匠ともあろうお方が一体、
……一体何故このような事を?」
美作「戯れが過ぎるよ、婆ちゃん」
魔王ハルト「決まっておるわ」
にやり
魔王ハルト「世界の創造、そのためのまずは全てを無に帰す」」
倉刀「師匠!」
美作「ばっちゃん!」
魔王ハルト「私は力を持ちすぎた……もたざる者が幾ら努力しても適わぬ境地、
あらゆる頂点の頂へと高みに達したのだ……強き光は他の光を打ち消して輝く、
妾は自ら隠遁の道を歩んだのだ」
魔王ハルト「……だが、ふと疑問に思ったのだ。それでいいのかと」
美作「……」
魔王ハルト「功も考も遂げず、ただ食い潰す事しか能の無い愚民共……
なぜそやつらにおもねる必要がある?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔王ハルト「自らの主義主張を振りかざし、それが至高と疑わぬ無恥極まりない輩……」
ぎり……
魔王ハルト「妾はそのような羽蟲の群れにくわわる事を良しとせず、名も無き一人として
生きてきた……だが、悟ったのだ……何も出来ぬ奴等なぞ生きてもいないの同じ……
妾がこの世界を粛清する! そして新しい世界を創造するのだ!」
倉刀「師匠!」
魔王ハルト「多くの思想が混在するから迷いを生むのだ! 全てを粛清し、
この妾が日輪となりて統一する! そして世界は未来永劫と輝くであろう!」
ス……
魔王ハルト「倉刀、美作、妾の元へ来い! お前たちならわかってくれるはずだ、
世界が一つになるためには同じ血、同じ思想で統一する必要があるのだ!」
学園長「なにを!」
倉刀「師匠……」
ガシ……
倉刀「以前、草庵にて師匠は仰いました。雪は語らぬから綺麗なのだと。
そこに何があろうとただ黙って身を投じ落ちるからだと……」
魔王ハルト「……」
倉刀「そしていつしか世界を我が身へと変えるのだと…白銀の世界へと化すのだと…
だから美しいのだと……師匠、貴女は今まさに己をあげて世界を染めようとしている。
雪が吠えればそれすなわち吹雪、荒れ果てた暴風はいつ雪解けになりましょう……
そんな……草木が芽生えぬ白の世界がお望みなのですか!」
魔王ハルト「よいではないか」
にやり
魔王ハルト「たかが雑草」
倉刀「!」
ぎり……
倉刀「師匠……」
つう―――
倉刀「雑草などという草はありませぬ」
美作「……倉刀、あんた泣いて!?」
―――過去・雪山
雪、そして吹雪、一面の白、その中を一人の侍がさ迷っていた
ビュオオオオオオオ
倉刀(寒い……)
ボスッ ボスッ
倉刀(官憲から逃れる為に山へと逃げたが……失敗か……雪で何も見えぬ……)
ビュオオオオオオオ
倉刀(何だか疲れた……非常にねむい……どうやら…………)
……どさっ
倉刀「ここまでのようでござるな……当然の報い、か」
ビュオオオオオオオ…………
・
・・
・・・
パチ パチパチ
倉刀「む……」
倉刀(暖かい……布団、囲炉裏、ここはいったい?)
少女「気がついたか」
倉刀「お主は?」
少女「名前などない、とうに捨てた。しかし未練がましく姓は残している。
私はハルトシュラー、そしてここは私の屋敷。お前は屋敷近くで倒れていたのだ」
倉刀「これは失礼した」
がばり
倉刀「それがし、倉刀 作之進と申す者。行き倒れた処を助けて頂き感謝致す」
ハルト「礼にはおよばん、ただの気まぐれだ。吹雪は数日で治まるであろう。
それまでしばし泊まってゆくが良い。晴れたら麓まで案内してやる」
倉刀「かたじけない。それがし実は罪を犯しまして―――」
ハルト「貴様の事情なぞどうでもよい、私にあまり関わるな」
―――数日後
ハルト「吹雪は止んだ様だな、案内してやる」
倉刀「何から何までかたじけない。この恩は必ず返しまする」
ハルト「別に良い。それより貴様、この屋敷に迷い込んだ者には一品、
何か渡して帰す事にしている。遠慮はいらん、好きな物をもってゆけ」
倉刀「……なんと。しかしそれでは」
ハルト「かまわん気にするな。ここに有る物は全て私が作った物だ、
また作れば変わらぬ」
倉刀「……なんと!」
じろり
倉刀「これも、これも、これも、全て貴女が作った物と申されるのか!?」
ハルト「そうだ」
倉刀「……」
がばっ
倉刀「ハルトシュラー殿……いいえ、師匠! それがしを弟子にしてくだされ!」
ハルト「急にどうした」
倉刀「拙者、愚かしくも路銀調達の為、刀剣の贋作を打っておりました。
そのような愚者でもここにある業物の価値は理解できまする!
是非、是非にそれがしに技量を伝授してくだされ!」
ハルト「断る」
ちら
ハルト「私は弟子はとらん、早々に失せるがいい」
倉刀「先ほど貴女は一つ持ち帰っても良いと申された! ならばその鍛冶の腕前を
持ち帰らせてくだされ! 身に付けるまでは山を降りませぬ!」
ハルト「…………」
……ふう
ハルト「山を降りたくないのなら好きにしろ。私は弟子はとらん、教えん」
くるり
ハルト「傍で見てる分にはかまわんがな」
倉刀「感謝致す!」
がんばれムクッ○
でもIDは89
・
・・
・・・
ハルト「どうした、息があがっているぞ。ただ飯ぐらいは許さん。
さっさと掃除を片付けろ」
倉刀「も、もちろんでござる」
・・・・・・
倉刀「これが世界?」
ハルト「地球儀という。そしてこれがお前がすんでいる国だ」
・・・・・・・・・
ハルト「立て、倉刀。稽古を望んだのは貴様だぞ」
倉刀「ハァーハァー、オ、押忍!」
・・・・・・・・・・・・
ハルト「はははどうした倉刀、まだまだだな」
倉刀「師匠が強すぎるんですよ」
ハルト「ならば強くなれ、ただ一人の名も無き修羅に。修羅になれ」
倉刀「俺には出来そうにないですよ」
ハルト「半人前め。それでは私と同じ半神の鬼になるだけだ。
私を越えたいとは思わんのか」
倉刀「お? それはいいですね。師匠と同じになれるのなら光栄ですね・
俺もあやかって倉刀 作之進から倉刀 作とでも改名しますか」
ハルト「……だからお前は阿呆なのだ」
・
・・
・・・
倉刀、倉刀、倉刀!
はい師匠!
ぱらり
ハルト「……ふむ」
倉刀「どうしました師匠」
ハルト「下界では何やら大事が起こったようだ。これを見てみろ」
倉刀「廃刀令……断髪? これはいったい」
ハルト「どうやら新しい風が吹いているようだ。貴様も髷を落とさねばならんな」
倉刀「ええっ!?」
ハルト「その頭でうろつくと色々と諍いが起こるぞ」
倉刀「しかし……」
ハルト「落とした頭が恥ずかしいか。弱った奴だな貴様は……少し待て」
がさごそ ぽい
倉刀「……これは?」
ハルト「帽子という。それをかぶっていれば多少は紛れるであろう?」
倉刀「あ、ありがとうございます!」
ハルト「ふん、わかったらさっさと町に下りて買出しに行って来い」
倉刀「は、はい! へへ……」
にこり
倉刀(師匠に賜り物を授かってしまった……)
―――現在・闘技場
倉刀「師匠……」
ふぁさり
美作「倉刀?」
倉刀「大事な人から頂いた帽子だ、美作、しばらく預かってくれないか」
美作「え? 急になんなの?」
ざし ざし ざし
美作「あ、ちょ、ちょっと倉刀」
ざし ざし ざし
倉刀(毎日の練磨厳しゆう御座いました。干し柿、餅も美味しゆうございました。
出来る事なら倉刀は師匠の側でずっと仕えとう御座いました)
つう―――
倉刀「牙を持たぬ人を守るため、人の皮を着た悪鬼を討つため……
俺が…俺が…俺が相手になってやる、S・ハルトシュラー!」
魔王ハルト「ほう、吠えたな倉刀」
ニヤリ
魔王ハルト「では……闘いというものを教授してやろう」
to be continued……
支援レス感謝
脳髄係数上がりまくりなのです、ムクっとな
ッパっとか
投下乙!
乙!
雪の話懐かしいな
最初の頃に投下されたやつだ
それにしても倉刀が格好いい
あけましておめでとう
そして間が空いてゴメン
魔王ハルト「妾を呼び捨てにするとは、大きくでたわね倉刀」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔王ハルト「妾もなめられたものね……」
ニヤリ
魔王ハルト「楽には死ねないわよ貴方?」
倉刀「…………」
美作「倉刀!」
ガシッ!
美作「!?」
学園長「待て」
美作「え? なんで? 二人を止めないと!」
学園長「お主には解らぬだろうが、渡世には誰にも入る事の出来ない、一対一の
出入りというものがある」
美作「何わけわかんない事いってるのさ!」
学園長「今がその時なのだ……我らのはいる余地などない。あの戦いは二人だけのものなのだ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀「おおおーーーーーッッ!」
ダッ!
倉刀「春斗羅漢撃!」
ババババババババババババッ!
魔王ハルト「フン……」
ススゥーーー
魔王ハルト「春斗逆死葬!」
ズバシュゥッ!
倉刀「がはっ!」
美作「ああ!」
魔王ハルト「忘れたか。お前に武を教えたのは妾、学を教えたのも妾……
ゆえにお前が勝つ事などありえん」
ナギッ
倉刀「くっ!」
魔王ハルト「遅い! 春斗! 天翔百裂拳!」
ババババババババババババババババババババババババッ!
倉刀「ぐあ〜〜〜〜〜!」
ズッガシャーーーーン!
ドサッ
倉刀「む…ぐぐ……」
魔王ハルト「ほう、まだ立ち上がるか……徒労な」
シュタ……
魔王ハルト「なぜ抗う? なぜ師に従わぬ? ……そのまま跪いて非礼を詫びなさい、
逆に死にたければ…………立ち上がって来なさい」
魔王ハルト「人間は誰でも不安や恐怖を克服して安心を得るために生きる……
名声を手に入れたり、人を支配したり、金もうけをするのも安心するためだ。
結婚したり、友人をつくったりするのも安心するためだ。
人の役立つだとか、愛と平和のためにだとか、すべて自分を安心させるためだ。
安心をもとめる事こそ、人間の目的だ」
ふぅ……
魔王ハルト「だがその安寧を求める余り、人は何者になろうとしない……
生きて何かをなそうともしない。考も功も遂げず、ただただ生きて死んでいく。
貪るだけのあさましい存在……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔王ハルト「そこでだ……妾に仕えることに、なんの不安感があるの?
妾に仕えるだけで、他の全ての安心が簡単に手に入るわ。今のお前のように、
死を覚悟してまで妾に挑戦することのほうが、不安ではないかしら?
勝てる気はある? 暗澹とした気持ちしかないんじゃない?
お前はすぐれた創作家だ…殺すのはおしい。前非を悔いて妾に永遠に仕えなさい、
永遠の安心感を与えてあげるわ……貴方がそうだと頷けば……」
倉刀「く……くく」
グググ……
倉刀「そいつはいいや……誰だって命は惜しいですもんね……」
魔王ハルト「そうだ倉刀」
倉刀「だが断る」
魔王ハルト「……!」
倉刀「この倉刀 作が最も好きな事のひとつは、自分で強いと思ってるやつに
NOと断ってやる事だ…」
にやり……
魔王ハルト「貴様……」
ぎり……
倉刀「S・ハルトシュラー、貴方は偉大で天才です。その軌跡を辿れる事は凄く光栄な事です……
しかし、しかしです。貴方様をなぞらえるだけの人生にいかほどの価値がありましょうか?
『守・破・離』……『守』は師の教えを忠実に守り、『破』はさらに洗練させ自分の個性を
創造し、『離』は自分独自の道を完成させる……先人の教えを仰ぎつつ、新しき物を創る、
此れすなわち道なり……」
シュタッ
倉刀「ハルトシュラー! 貴方は高潔で孤高で至高だ! そんな貴方に教えてもらった
俺だからわかる! 今のアンタは間違っている!」
バッ!
美作「倉刀!」
バンディット「上着を脱いだ!?」
学園長「おお! 背中に昇竜が!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀「燃え上がれ俺の創造力! うおおおおおおーーーーーーっ!」
ズアッ
倉刀「春斗究極奥義 断己相殺拳!!」
ピカァッ!
魔王ハルト「むぅ!?」
バシュ!
バンディット「やった! 当たった!」
倉刀「本来ならば即死、だが致命は避けてあります……あと三秒で動けなくなります
しばしご容赦、あとは我等にお任せを」
ドドドドドドドドドドドドド
魔王ハルト「ふ……面白いならばその数、妾がかぞえてやろう」
魔王ハルト「ひとーつ」
魔王ハルト「ふたーつ」
魔王ハルト「みぃーつ!」
…………シィ―――――ン
倉刀「……な!?」
魔王ハルト「フハハハハハ! この身体に流れる魔王の血に、そのような技はきかぬ!」
ズアッ
ピカァッ!
美作「ばっちゃも光ったァ!?」
魔王ハルト「倉刀! お前の拳はせいぜいマッハ1! 闘気を高めようと2から5が関の山!
どう足掻いてもマッハの域を超える事は出来ん! だがこの魔王は違う!
我が拳は一秒間に30万kmを進む!」
学園長「……およそ地球を七周り半の速さだな
バンディット「なにぃ〜それじゃあもしかして―――」
魔王ハルト「そうだ! 妾の拳は光速の動きを持っているのだ! 泣け! 叫べ!
そして光の速さで死ぬがいい!」
テーレッテー
魔王ハルト「春斗鳳凰拳奥義 天翔十字鳳!」
ズッバシャァーーーー!
倉刀「ぐっは…ああ……」
ゴフッ
ズ……ン……
美作「倉刀!」
魔王ハルト「貴様の拳には欲望が足りん……執念だ」
倉刀「お……おお、おおおーーーーっっ!」
魔王ハルト「満身創痍になろうともむかってくるか、見苦しい……今引導をわたしてやろう」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔王ハルト「妾の名は引導代わりだ、迷わず冥府に行くがいい。倉刀、妾の名を言ってみろ」
倉刀「……鬼!」
ベキィッ!
倉刀「げぼっ!」
魔王ハルト「このカチューシャとドレスを見ても妾が誰だかわからんか?
もう一度チャンスをやろう、妾の名を言ってみろ!」
倉刀「……外道!」
魔王ハルト「だからお前は阿呆なのだ! この馬鹿弟子がーーーーーーーーッッ!!!」
テーレッテー
魔王ハルト「春斗紅鶴拳血粧嘴!」
ブシュゥゥゥゥゥゥッ!
倉刀「…………」
……バタン
美作「ああ!」
魔王ハルト「妾は誰よりも強く……そして美しい……妾は春斗魔神拳創始者、
S・ハルトシュラー様よ! アハ、アハ、アハハハハハハハハハハハ……」
…ピクリ
魔王ハルト「む?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀「……む……ぐ」
魔王ハルト「アレを受けて立ち上がるとは……貴様不死身か?」
倉刀「倉刀は……人として生き……人として死にまする」
……にや
倉刀「もとより師に拳をむけて、生きようとは思ってませぬ」
……がはっ
倉刀「しかして主君に過ちあらば死を賜ろうとも諫言いたすのが士……
ふ、ふふ、ふはははははははは!」
ス……
倉刀「近き者は目に見よ! 遠き者は音に聞け! 倉刀最後の忠義、
しかと焼き付けて後世の倣いとせよ! むぅん!」
ズシュッ!
美作「ああ!?」
バンディット「自ら腹に手刀を!?」
……ズブズブズブ
倉刀「職人の腕というものは……新しき物を創り出すためのもの……
血臭を漂わせるものではありませぬ……」
こふっ
魔王ハルト「……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
倉刀「貴方の手はあらゆるものを生み出せる神の腕……それを貴方は汚そうとする……
されば……この倉刀……他者にかわってそれがしが御見せ仕る……」
ブシュリ
倉刀「貴方のおこそうとする行動は…つまるところこのようなもの……
それでも貴方は……師匠は……粛清の刃を奮うと仰られるのか?」
キッ
倉刀「このような……臓腑を…溢れだした無…体を見たいと申すか……?」
倉刀 作、最後のお願いで御座る!」
にこり
倉刀「これで人を殺めるのは最後にして頂きたい! ……さらば!」
……どさり
美作「く、倉刀ーーーーーーーー!」
バンディット「くらとーーーーーーーーーっっっ!!!」
学園長「……流石は大和男児よ、天晴れである」
キッ
学園長「見たかハルト! 貴様のしでかした行為の結果がこれだ!
弟子をむざむざと死なせた愚公が貴様だ! 阿呆は貴様の事だ!」
魔王ハルト「……それがどうしたの」
ドドドドドドドドドドドドド
魔王ハルト「覆水盆に還らず……起こってしまった事は覆せないわ……ほんと、馬鹿な奴」
学園長「……貴様」
魔王ハルト「魔王は…退かぬ…媚びぬ…省みぬ……妾に逃走は、無いのよ!」
リ タ イ ヤ
倉刀 作 自刃により再起不能
to be continued……
かっこよすぎる
春斗なのか北斗なのか南斗なのかww
熱い展開すぎる
次回ラストだと……!?
最後だと!?
倉刀死にやがった……
倉刀、倉刀ぉおおおお!
あんた、漢だったぜ…!
721 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/10(日) 20:02:19 ID:dnG96l3r
> 第一回創発トーナメント、開幕!!!
第二回はあるのか
sage忘れ…すまなかった
二回目の予定はないです
誰かが次回トーナメントを書くぜ! となるなら
終わった後に続けて書くのもアリかと
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
スミス「がはっ……」
魔女さん「くっ……」
加藤「キュム……」
乱立「…………」
魔女(くっ、なんて奴なの! 私たちはすでに満身創痍……。なのに、なのに、
奴に傷一つつけられないなんて……」
乱立「……構いすぎたか」
魔女「……?」
乱立「お前等の相手をしてたおかげで、大半の奴等が逃げちまいやがった……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ttp://loda.jp/mitemite/?id=801.jpg G住人「GGGの旗印の名の下に!」
G住人「俺達に負けはねえ!」
魔物「な、なんだコイツラ……1+1が3にも4にもなりやがる……」
G住人「それがGってんだ! 冥土の土産におぼえておきな! アッパー!」
JET!
魔物「うっぎゃあーーーーーーー!!!」
G住人「よし!」
G住人「次いくぜ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
◆gRK「トンネル」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=800.jpg ガッシャーーーン!
◆gRK「よし、開いた。動ける奴からさっさといきな」
サンスーシ「慌てないで下さい! 僕達が必ずまもります!」
ワーワーワー キャ−キャーキャー
魔物「逃がすかーーーーー!」
ヘ○ヘ
|∧ 姉者「荒ぶる鷹のポーズ!」
/
カッ!
魔物「うっぎゃあーーーーーーー!!!」
姉者「峰打ちじゃ……安心せい!」
博士「よし、ここまでくれば大丈夫だ。動けるか?」
助手「ええ、なんとか。すいません、マシロとクロをおぶってもらって」
錬金術師「あはあはうふふ気にしないで下さい」
マシロ「私は別に歩いてもよろしかったのですけど……」
クロ「オヒメサマダッコー」
博士「疲れたでしょう? 俺が替わりますよ」
錬金術師「うふうふうふふいえなにきにしないでくださいそれがしつねにみなぎっておりますゆえ
うふうふうふふあはははははははははは」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
つかさ「マジカルパワープラス!」
ユイ「おなじくマイナス!」
つかさ・ユイ「地獄のネジまわし!」
ギュルギュルギュル!
魔物「ぎゃあーーーーーーー!!!」
ユイ「ナンバーワーーーン!」
つかさ「次は誰かしら?」
魔物「舐めやがって! 俺が相手だーーーーーッ!」
ユイ「はっ!」
ボウッ コンッ
魔物「馬鹿者がーーーー! 俺様は魔法耐性があるのだーーー!」
ユイ「そんな……魔法が!」
魔物「はっはーーーー! 死にやがれーーー!」
つかさ(魔法が効かない……)
カッ
つかさ「ならば! 肉体言語で語るまで!」
ダッ
魔物「うなに!?」
つかさ「プリンセスアルゼンチンバックブリーカー!」
ベッギィッ!
魔物「あべし!」
つかさ「ふ……打撃系など花拳繍腿! 関節技こそ王者の技よ!」
ユイ「奥が深いぜ……魔法少女……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔物「……どうした? 妖怪如きが歯向かうなどとは笑止」
メリー「……う……ぐ」
よし子「メリー!」
メリー「お姉様! 私に近寄っちゃ駄目!」
ボゴンボゴンボゴォッ
よし子「……! メリーの腕が!」
魔物「ククク……俺様の爪には毒が含まれている。汚染されれば30秒足らずで
全身にまわっていく……お前はもう終わりだ、小娘」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
よし子「メリー……」
メリー「ふ……ふふ、うふふふふふ」
にやり
メリー「確かに……私の能力は携帯を介しての攻撃……私自身の戦闘力はさほどではないわ
……ふ、ふふふ……うふふふ…………」
魔物「ふん、気がふれたか? お前はあと10数秒で死ぬ、そんな状況なんだぜ?」
メリー「なるほど確かに、普通の人ならそうでしょうね……でも私メリーさん……
あたしの姿が見えたのなら―――」
バッ
メリー「貴方はもうおしまいよ! 携帯亜空間!」
ズッギャアアアーーーーーーン!
メリー「私が入る事を許可しろ!」
ダンッ!
メリー「うおおおおががががが! だが! 毒物は許可しないィィィィィィーーーーーーッ!
毒に感染した部分は入る事は許可しないィィィィィーーーッッッ!!!
魔物「な、なに!? 貴様正気か! ……感染した部分が千切れて行く!」
メリー「人間だって……他のみんなだって頑張っている! これしきの事っ!
こォれしきィィのォォ事ォォォォォォォォ!」
ズビャズビャズビャ
魔物「ちぃっ!」
ガシャン! ……カラン
魔物「くっくそ! 遅かったか! 携帯を割っただけだ!」
キッ
魔物「だが! 逃げた者はどうでもいい!」
ダッ
魔物「小娘! 代わりにお前が死ぬんだなーーーーーーッッッ!」
よし子「!」
ガシィッ!
メリー「……掴んだ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔物「な、なにぃ!? コイツ! 砕いた液晶の欠片から!」
メリー「何驚いてんの……私の能力は携帯からの物品の往来……攻撃をかわそうとして
粉々に破片にしたのはまずかったわね……映ればそれはすなわち『外と中』の出入り口!
破片になって出入り口が沢山散ったって事よ! 貴方を掴める出入り口がね!」
魔物「ちいっ!」
メリー!「携帯亜空間! 四肢だけ入るのを許可する!」
ギュォンッ!
魔物「なあああんんんだってーーーーッッ!」
メリー「今よ! お姉様!」
よし子「ウバッシャァァァァーーーー!!!」
ドドドドドドドドドドドドド
よし子「アタシたちはよォ……この闘技場を……何事もなく…みんなで脱出するぜ
それじゃあな……」
魔物「こんな! こんな! 小娘如きにぃーーーーーッ!」
ドンッ! ドンドンドン!
よし子「ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラ
ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラ
ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラ
ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラ
ボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラボラ
…………ボラーレ・ヴィーア(飛んで行きな)!!!」
ダァンッ!
よし子「メリー!」
メリー「ふ、ふふ。やったわねお姉様」
よし子「あ、ああ……そんな事より傷の手当を」
メリー「私は妖怪よ……ちょっとやそっとじゃ死なないわ、それより」
ドン!
魔物「グルルル……」
メリー「新手のようね……どうやらここまで、お姉様は逃げて」
よし子「馬鹿いうな! お前をおいて逃げれるものかよ!」
魔物「シャアアァァァーーーッ!」
よし子「ちぃっ!」
バグンッ!
よし子「がはっ!」
メリー「お姉様!」
魔物「グルルル……」
よし子「く、くそっ、アタシじゃ勝てないって言うのかよ……」
ドドドドドドドドドドドドド
魔物「ガアアアア!」
よし子「こんな所で死んでたまるか! そんなのアタシは認めねぞ! どうせ死ぬんなら
死ぬ前に一度、イケメン男性で満員の日本武道館でもみくちゃにされながら
ジョニー・B・グッドを歌ってみたかったぜーーーーーーー!」
バシュゥ!
???「『www.』……世界に網を張り、能力を引き揚げる……」
よし子「あ、あんた!」
魔物「ガ!?」
???「そして私は引き揚げた能力を発現できるという訳……凄いでしょう?」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=802.jpg 魔物「ガァッ!」
ズン……
直りん「それが貴方の運命よ……オヤスミナサイ」
よし子「直りん!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「せっかく俺がお膳立てしてやったのによ……困ったヤツラだぜ」
ふう……
乱立「あ〜あ、覚めちまったぜ。止めだ止め。お前等の好きにしていいわ」
加藤「キュ?」
スミス「何!?」
魔女「どういうこと?」
乱立「だからよ、俺は降りるってんだ。あとは勝手にしたらいいさ」
スミス「貴様……」
魔女「ここまで引っ掻き回して逃げる気!?」
乱立「逃げる?」
クックック……
乱立「なんで俺が逃げなきゃいけないのさ? ただ飽きたから去るってだけさ」
加藤「飽きた……ですって……」
ググ……
加藤「そんな……あなたの気まぐれに……どれだけの人が……」
ダッ!
加藤「どれだけの人が迷惑をうけたと思っている!」
乱立「知らねえな」
バキィッ! ズシャッ
魔女「加藤!」
スミス「旦那!」
乱立「俺はまたどこかで人を集めてロワを立てるさ……じゃあな」
ふわっ
魔女「く……くそ!」
スミス「待ちやがれ!」
魔王ハルト「人は……少なからず他の存在を踏み台にしながら生きている……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔王ハルト「人類は、夜の暗闇を炎で照らしその恐怖から開放された、だがそれと同時にさまざまな
犠牲をも生み出してきた。公害、自然破壊、オゾンホール、いつもなにかあってはじめてあわて騒ぎ
後悔をする、だがそれももう限界だ、もし今度何かあれば、それがとりかえしのつかない事なら
どうする、我々とは一体何者なのだ、進化というベールをかぶった破壊者なのか!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔王ハルト「創造とは……創作とはなんだ! 新しき物を生み出す事はなんなのか!
人は無知蒙昧のために暴走する! この世界こそが不完全な創作物なのだ!
だから一度世界を無に帰し新たなる世界を創造する! そのための尊い犠牲なのだ!」
学園長「馬鹿げた事を!」
魔王ハルト「何とでもいうがいい! 淵に潜む日々は終わった! 妾は太陽になる!
天へと駆け上って、全てを照らす天上の曙光となる! たとえその日差しに耐え切れず
弱者が焼け死のうとも! 世界には完全無欠、唯一無二の支配者が必要なのだ!」
学園長「その考え自体が間違っているとなぜ気づかない!」
魔王ハルト「なんとでもいうがいい! 死山血河を築こうとも妾は高みへと駆け上がる!
完全なる調和の、美しい世界へと!」
バンディット「今のあんたが、一番醜いぜ」
ガッシャーーーン!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
美作「倉刀……」
ス……
美作「あんた馬鹿だよ……突っ走って、痛い目にあってさ……」
ツゥ…
美作「でも、そんなあんたが何故か輝いて見えてた。何かに一心に打ち込む姿は
決して馬鹿には出来ない、そんな気がしたさ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
美作「わかったよ……わかったよ倉刀、アンタの言葉が……」
ピッシィーーーン
美作「倉刀の覚悟が!『言葉』でなく『心』で理解できた! あたし達は偉大なる創作家
S・ハルトシュラーの弟子! 師の過ちは……命をかけて諌める!」
ダッ
美作「楽士たる美作 創の力、いまこそ見せるとき!」
ガシッ! キィン!
バシュッ! カァン!
魔王ハルト「無駄無駄無駄無駄、貴様等如きが妾を止める事は出来ん」
学園長「くっ……」
バンディット(たしかに……だがこやつを野放しにする訳にはいかん)
ガシッ! キィン!
バシュッ! カァン!
〜〜〜♪ 〜〜〜♪ 〜〜〜♪
学園長「……なんだ?」
バンディット「音楽?」
〜〜〜♪ 〜〜〜♪ 〜〜〜♪
学園長「あれは? たしか美作といったか……」
バンディット「黄金のピアノで演奏を……こんな時に?」
〜〜〜♪ 〜〜〜♪ 〜〜〜♪
美作(あたしは倉刀と違って格闘センスはない)
〜〜〜♪
美作(だが! そんなアタシでも取り得がある)
学園長「不思議だ……この音楽を聴いていると」
バンディット「なぜだか力が湧いてくる……」
美作(曲にはそれぞれの作曲家の想いが込められている……私はそれを演奏で発現する事が
出来る! 倉刀の思い……皆の思い……伝われ! 皆の気持ち!)
〜〜〜♪ 〜〜〜♪ 〜〜〜♪ 〜〜〜♪ 〜〜〜♪ 〜〜〜♪
バンディット「なんだか……よくわかんないけど……」
学園長「ああ……負けないって気がしてきたな……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
魔王ハルト「そうか美作、お前も私を裏切るというか。馴れ合って生きていくというか」
ギリ……
魔王ハルト「いらない……こんな世界いらない……みんな、みんなみんな……
消えちゃえばいいんだ!」
カッ
乱立「おおそうだ! 怒れ! 憎しめ! それこそが力だ!」
学園長「貴様は!」
バンディット「乱立!」
乱立「なかなか愉しんでる様だねえ、ま、俺は去るけどな」
学園長「なんだと?」
乱立「参加が奮わなくってねえ……ま、飽きたってことさ。主催は降りるからあとは
あんた達で好きにやってくんな」
バンディット「あんた……さんざんやっておいて!」
乱立「何とでもいいな」
ゴォウッ!
乱立「それとも……消し炭になりたいかい?」
魔王ハルト「下がれ乱立、こいつ等は妾の―――うぐっ!?」
ズン!
学園長(ハルトの様子がおかしい?)
乱立「……ふん、どうやら俺が主催を降りたから『抹殺者』の効果が薄れてきたようだな」
学園長「どういうことだ?」
乱立「ハルトさんが己の設定をも変える創造の能力なら、俺の能力は設定を付け加える能力……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
バトルロワイヤルとは!
参加者達が己の命を! プライドを! 全てを賭けた戦い!
あるものは凶弾に倒れ、またある者は信じていた者に敗れ去る!
権謀術策を駆使し、五感を研ぎ澄まし、相手の先を行く!
ただの殺し合いなどではない……これはスポーツだよ
きらびやかに命の灯火を燃え上がらせる真剣勝負のな……
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「だが、やる気のある奴がいないと、ロワは始まらねえ……みんなそろって
仲良しこよしで時間切れなんて、興ざめもいいところだろ?」
にやり
乱立「だから主催は選別するわけさ……とっておきの殺る気のある奴をな……」
魔王ハルト「おう……がはっ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「居なければ無理やりにでも参加してもらう……ちょいと記憶の改竄でな……」
ハルト「う……ぐ……ここは? 私は……たしか医務室……」
学園長(……ハルトの気質が変わった)
バンディット「あんた……まさか……」
乱立「ファンタ幼女やきっちりは役に立ってくれたぜ、ぴったりの配役を選ぶためにな……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「ハルトさんよぉ……アンタは最高だったぜぇ……心の中に修羅を宿していた……
俺はちょっぴり背中を後押ししてやったに過ぎねえ……」
ハルト「わ、わたしは……私は……! く、倉刀!」
がばっ
ハルト「どうした倉刀! 何故このような―――」
乱立「どんな気持ちだ? 自分の力を思う存分振るったのは! 弱者を無残に叩き潰した感じは!
ヒャハハハハハハハ、気分いいよなァ! 楽しいよな! 自分が誰よりも最強って事を実感出来る!
俺がここに居る意味をはっきりと感じ取る事が出来る!」
学園長「貴様! そのためにハルトを……我が眷属を狂わせたか!」
乱立「だったらどうした! 俺は見てるだけだ! やったのはそいつだぜ!」
ハルト「―――! わ、私は……わたしが……倉刀を……」
バンディット「なんて酷い事を! 人を……命をなんだと思ってやがる!」
乱立「おためごかすんじゃねえ!」
ビリビリビリ!
乱立「テメエら肉を食ったことはあるよなぁ? 牛や豚や、鶏だって生き物なんだぜ?
それを喰らって俺達は生きてきた……慰み物としてきた……だったら!
人間も業を受けるべきだとおもわねえのか!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「俺は……自分に正直さ。喰らいたい時に喰らい、やりたいようにやる。誰にも指図は
されねえ……俺の王様は俺だからな! 肉を喰らって一時の楽しみとするのなら!
愉しみのために! 人を殺める事も許されるはず!」
バンディット「狂ってやがる……」
乱立「へっ、何とでもいいな。俺は俺のやりたいようにやる、誰にも指図はうけねえ……
みずからがこうと決めたものにむかって、ただ行くのみよ! アンタもそうだったんだろ?
ハルトさんよぉ!」
ハルト「…………」
乱立「へっ、活が無くなったらガキに戻りやがったか。まあいいさ、俺は他の場所にいって
またロワを繰り広げるだけさ……あばよ!」
ダッ!
ガッ!
乱立「……どういうつもりだ? おじょうちゃんたちよ」
学園長「……」
バンディット「……あんたを、逃がすわけにはいかない」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「俺の聞き違いか? 逃がさないって……できるのか? おまえら如きによ?
ガタガタ震えながら見逃した方が賢明ってもんだぜ?」
学園長「……だろうな、正直お前には勝てそうな気がしない」
バンディット「でも、そんなの関係ないよ」
乱立「ほう」
学園長「お前は悪だ、それもとびっきりのな。自分が悪だと気づいていない最悪と呼ばれる
部類の……。貴様をここで放てばまた何処で災いを招くであろう……」
すぅ……
学園長「眷属の誇りを挽回する為に、教育者として応報を果たすために……、この高杜、
貴様の前に立ちふさがる」
バンディット「おっと、あたしもいるぜ」
クックック……
乱立「大人しくしてれば見逃してやったのによぉ……恐怖で頭がおかしくなりやがったか?
いいぜ、その顔……たっぷりと歪ませてやるぜ!」
ポロン♪
乱立「?」
……ポロン♪ ポロン♪
バンディット「……美作?」
〜〜〜♪ 〜〜〜♪ 〜〜〜♪
学園長「レクイエム?」
美作「そう、これは葬送曲。死者を悼む鎮魂歌」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
美作「私は、この世で最も大切な事は『信頼』であるなら、最も忌むべき事は『侮辱』する事と
考えている……信頼を侮辱するとは、その人物の名誉を傷つけるだけでなく人生や生活を
抜きさしならない状況に追いこんでしまう事、そう考えている」
乱立「へぇ」
美作「私は金や利益のため、あるいは、劇場やバスの席を取られたからといって、人と争ったり、
命を賭けたりはしない。争いは実にくだらんバカのする事だ。だが!「侮辱する」という行為に
対しては、命を賭ける。殺人も、神は許してくれると思っている!」
ジャーーーン!♪
美作「もう少しで婆ちゃんを……倉刀の死を無駄にしてしまう事だった……ありがとう、
ベラベラと喋ってくれて……ありがとう、ここに留まってくれていて……」
美作「吐き気をもよおす『邪悪』とはッ! なにも知らぬ無知なる者を利用する事だ…!!
自分の利益だけのために利用する事だ……みんなを!! てめーだけの都合でッ!
ゆるさねえッ! あんたは絶対にゆるさねえッ! あんたは師匠の名誉を汚し!
倉刀を死に追いやり! みんなが心技を争った大会を壊した!」
乱立「だったらどうするんだ? 俺は別に許して貰おうとは思ってないぜ」
ドドドドドドドドドドドドド
美作「許す? 違うね……私の名は美作 創。偉大なるハルトシュラーの楽士。
我が友人倉刀の無念のために……わが師ハルトシュラーの名誉のために……
この私が貴様を絶望の淵へブチ込んでやる乱立ロワイヤル……」
ピッシィーーーーーーーン
乱立「ほう、仇討ちってわけか。いいぜ、きなよ」
ニヤリ
乱立「その細腕でどうやるか……教えてもらおうか
美作「それは―――」
ガッシ!
美作「こうするんだーーーーーー!」
学園長「ピアノを!」
バンディット「抱え上げただと!?」
美作「そりゃあああああーーーーーピアノミサイルーーーーーーーーッ!
ブォン!
乱立「おっと」
ヒョイ
美作「はぁぁぁーーーーーッ!」
ダッ!
学園長「上手い! 投げた隙に踏み込んで相手の懐に入った!」
乱立「ふん、だが……」
ピタァッ
美作「!」
乱立「おせえ、そんな動きじゃ俺を倒せないぜ」
ブォン! バキィ!
美作「あぁっ!」
乱立「さっさと死ね!」
グァッ!
美作「……」
学園長「美作!」
バンディット「美作!」
ズッシャァ!
美作「ごふっ!」
乱立「ビンゴ! 致命傷だ!」
がし……
乱立「ぬ!?」
美作「たしかに……あんたの勝ちだね……でも、あんたも一緒に連れて行く!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「な? この小娘にこんな力が!?」
美作「はずれてもらっちゃ困るのさ……アタシの……全魔法力がこもってるんだからね……」
ポワァアアアアアア
学園長「あ、あれは!? まさか!? 正気か美作!」
バンディット「知ってるのか、学園長!」
学園長「自己犠牲爆発呪文……メガンテ……」
バンディト「メガンテ? あの伝説の……しかし!」
美作「そう……神に祝福された僧侶なら万が一に復活の可能性は残されている……
だが他の奴等が使えば完全にお陀仏だろうさ……」
乱立「正気か貴様……くっ! 外れねえ!」
美作「倉刀も……婆ちゃんのために殉じた……なら……同じ弟子のアタシなら!
命を賭ける事に何の問題がある! 婆ちゃん……」
ちら―――
美作「アタシが死んでもとぼけた顔してたら恨むぜ……」
乱立「このアマ……離しやがれーーーーーーーーーッッッ!!!」
美作「メガンテ!」
カッ
ドッゴォォォォォォォーーーーーーーン!!!
ドドドドドドドドドドドドド
学園長「美作ーーーーーーー!!!」
バンディット「ふざけやがって……馬鹿野郎……」
学園長「しかし伝え聞く凄まじい衝撃……さしもの奴も……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
バンディット「……うそ……だろ」
学園長「な……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「ふう……ふう……」
学園長「乱立! そんな……メガンテが……効かないなんて」
乱立「はぁ……はあ……さすがに俺でも今のは……やばいと思ったぜ」
にやり
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「だが、こいつが未熟なのが幸いした……術が不完全に発動しとっさの瞬間に外して
直撃をさける事に成功した……残念だったな……」
ぽいっ ……ばたん
美作「…………」
乱立「無駄死にだ」
バンディット「く、くそったれーーーーーー!」
バッ!
乱立「邪魔だーーーーーーーーー!」
バキィッ
バンディット「あぐうっ!」
乱立「少々ダメージを負ったが、貴様等を相手するぐらいわけはないぞ!」
バンディット「ちっ!」
学園長「バンディット! 大丈夫か!」
バンディット「大丈夫さ……二人のあんな姿を見せられて……尻尾巻くようじゃさ……
ロリババァじゃないよ!」
学園長「うむ、良くぞ言った! 乱立、我々が相手だ! 貴様を逃すわけにはいかん!」
乱立「減らず口を……雑魚二人で何が出来る?」
学園長「何も出来ないかもな……だが、それでも逃げはしない!」
乱立「ふん、いいぜ。死にやがれ!」
スミス「ミストファイナー!」
シュバッ!
乱立「貴様は……スミス!?」
串子「おっと、アタシも居るぜ」
加藤「ボクも」
魔女「アタシもね」
よし子「あたしもいるぜ!」
メリー「私メリーさん、今仲間といるの」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
バンディット「スミス、加藤、魔女に串子……それにメリーとよし子……」
直りん「ちょっと見ない間に、なかなか愉快な事になってるじゃない」
バンディット「直りん……」
直りん「顔色悪いわね……これでも食べたら」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=805.jpg ひょい
バンディット「これは……」
直りん「仙豆っていうの、まあ騙されたと思って食べてみなさい」
ポリポリ……
バンディット「これは……」
学園長「体力が回復した……」
直りん「凄いでしょう?」
バンディット「ふん、まさか貴様に助けられてるとはな……どういう風の吹き回しだ?」
魔女「ランチ食べたいんだって」
バンディット「は?」
直りん「大会おわったら、いっしょに食事する約束」
魔女「それを思い出して引き返してきたんだって」
直りん「ええ……友達といっしょに食事……私たち、と、と、友達よね?」
魔女「ちがうね!」
がばっ
直りん「きゃ!」
魔女「こういうときはね、朋友っていうのさ!」
直りん「ぽ、ぽんゆう?」
魔女「そ、ぽんゆうぽんゆう!」
シエン
直りん「そう、それで大会は……終わって無さそうね」
魔女「ごらんの有様だよ」
串子「ちょいとトラブルがあったが何、大丈夫さ」
バンディット「敵首魁を討てばいいだけの事」
スミス「どうやら元凶は全てコイツのようだしな……揉め事は解決」
加藤「さて……第二ラウンド開始といきますか?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「面しれえ……負け犬共が雁首そろえて偉そうに……」
じゃり
乱立「いいぜ、来なよ……誰からでもな……」
ハルト「……そうさせて、もらおうか」
すっく
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
学園長「ハルト?」
バンディット「正気に戻ったのか?」
乱立「ほぉ……ハルトさんのお出ましか」
カッ……カッ……
ハルト「倉刀……」
カッ……カッ……
ハルト「美作……」
カッ……カッ……
ハルト「何が魔王だ、何が修羅だ、弟子の一人も助ける事が出来んとはな……」
ふっ
ハルト「大会にて倉刀と戦いしは主催が指図……やってくれた喃」
乱立「おいおい、俺はなにもしてないぜ? ただ見てただけ―――」
ハルト「たわけ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ハルト「私を欺けるとおもうてか。やってくれた喃、けだものめ……」
ぎり……
ハルト「許さん……絶対に許さんぞ! もう完全に怒った! 乱立!
貴様だけは絶対に許さん! おおおおおおおお!!!」
ハルト「私は創発魔王……スーパー・ハルトシュラーだぁーーーーーーッッッ!」
ゴォォォォォォォッ!
スミス「ハルトさんの……」
串子「髪の色が金に!?」
バシュゥ!
乱立「!」
加藤「早い!」
ハルト「悪党にかける情け無し! 早々に滅びよ! 春斗―――」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ハルト「有情破顔拳! はぁぁぁ!」
バシュゥゥゥ!」
よし子「やった! 完全に決まった!」
メリー「吹っ飛んでいきましたわ!」
ハルト「…………!」
乱立「なるほど、早い……大会より更に強くなってるな……」
学園長「効いて……ないのか?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「ククク……俺はな、保険をかけておくたちでよ……洗脳させる時にもうひとつ、
ハルトさんに『設定』を付け加えさせてもらった……」
学園長「何だと!?」
乱立「すなわち『S・ハルトシュラーは乱立ロワイヤルに勝つ事が出来ない』……
ククク……ロワを止めた事により、ロワイヤルの『抹殺者』の設定は消えても
その設定は生きている……したがって今の攻撃は無効……ノーカウント……」
よし子「な、なんだってーーー!」
乱立「ククク……今の攻撃はお前等の誰よりも強かった……それを俺は防ぎきった……
この意味がわかるな……?」
ハルト「ああ」
すっく
ハルト「みんなで力を合わせてお前を倒す……簡単な事だな」
乱立「クックック……」
ギラリ
乱立「やってみろーーーーー!」
バッ
ガッ! ガッ! ガガガガガガガガガガガッ!!
乱立「そらそらそらそらーーーーーーー!」
スミス・加藤・串子「おおおおーーーーーーッッッ!」
バババババババババババババババッ!
魔女「奇跡を……今一度の奇跡を! HAMAN(変異)!」
直りん「『www.』……私にだって魔法の真似事は出来るわ」
ttp://loda.jp/mitemite/?id=804.jpg メリー「携帯亜空間! あたしとお姉様が入るのを許可しろ!」
よし子「みんながやられそうになったなら! 即空間に引きずりこんで救助だ!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
学園長「よし、私たちも続くぞ!」
バンディット「おう!」
ハルト「待て」
バンディット「どうした、怖気づいたか?」
ハルト「いや、今のままでは奴に勝てん……力を合わせる事が必要だ」
バンディット「だから今、みんながやってるじゃないか!」
ハルト「私の技の中に、人々の力を結集させて相手に放つ技がある」
学園長「ほう、それで私達はどうすればいい?」
ハルト「何も。私が集中すればいい。ただし……これは集中に時間がかかる技
溜めている間は完全に無防備となる」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ハルト「こんな事を……私がこんな事を頼める立場にないのはわかってるが……
放つ間、奴をひきつけてくれないか?」
学園長「…………」
バキィッ!
ハルト「うぐっ!?」
学園長「それは仲直りの代わりだハルト。言いたい事があるがそれは後だ。
それほど自身のある技だ。外したら承知はせんぞ……いくぞバンディット!」
バンディット「おおさ!」
ババッ!
ハルト「すまぬ……」
ハルト「書き手よ……読み手よ……この創作発表板にROMる全ての人々よ……
私に…私にちょっとだけ創造力をわけてくれ……」
ブ……ン……
ハルト(私は……今まで作品で己を語ってきた……だが! はじめて皆に問いかける!
力を! 奴を倒す力を……みんな貸してくれ!)
ブゥゥ……ン……
ハルト「奥義、創発玉!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ハルト「すまぬ……すまぬ……!」
ブゥゥ……ン……
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
加藤「キュム!」
乱立「フン!」
スミス「おお!」
乱立「へっ!」
串子「掴んだ! 地獄へ突き落としてやる!」
ガシッ!
よし子「おお! コマ投げで暴れる! しかもリバーサルの文字が!」
テーレッテー スカッ
よし子「しかも一撃ミスるーーーッ! 真・5様スペシャル!」
串子「そ、そんな……」
乱立「バーカ! 遅え!」
フォォンッ!
学園長・バンディット「ハッ!」
ガシィン!
乱立「てめえら!?」
学園長「ロリババァ、高杜学園長!」
バンディット「同じくロリババァ、バンディット霧崎推参!」
学園長・バンディット「義によって加勢致す!」
乱立「ほざきやがれーーーーーッッッ!」
ブゥゥゥ……ン……
ハルト(まだだ……まだ時間がいる……)
ブゥゥゥ……ン……
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
乱立「くそが! 徒党を組むことで俺に勝つ気でいやがって!」
スミス「ああ、確かに……俺はアンタより弱い……」
加藤「だからこそ、皆に支援してもらうのさ、キュム!」
学園長「全ては、己の未熟さを認めたときに始まる……」
串子「ふっふっふ、最弱こそが……」
魔女「もっともっとも怖ろしい! 魔女ーーーーーーーーッッ!」
バババババババババババババババッ!
乱立「なぜだ!? こんなやつらに! 俺が……俺が苦戦してるだと!? 何故だ!」
学園長「坊やだからさ」
ガガガガガガガガガガガッ!
学園長「乱立……お前は作品に対する敬意がない……不必要と感じたらすぐ捨てる……
それがたとえ、人間であっても……」
乱立「だったらなんだ!」
学園長「スレを育てるには1000レス……それが書き込まれてはじめて昇華される……
そして、それがあわさった物が板……創作発表板だ……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
学園長「書き手も……読み手も……みんなネタを、レスをつけあって生きている……
だが貴様はそれらを無視し、ただ一つの作品の完成だけを目指そうとしている……」
バンディット「一つのSSには十のレスが、十のレスには多くのROMがいるのにな……」
学園長「全てを無視し、耳を傾けないお前に……作品が…SSが完成出来ると思うか!
お前はただ我を通しているだけ! 乱立! お前は自身の魂を持っていない!
哀れな奴だ!」
乱立「だまれぇぇ!」
ガキィン!
学園長「最初から上手い奴などいやしない、人はみな技量を自覚するからこそ努力する……
残念だったな」
ニヤリ
学園長「人はみな、学んで強くなるのだ。省みないお前と違ってな」
乱立「うるせえぞ、糞ババァ!」
っ創造力
俺の支援も受け取れーっ!
さるときいてksks
ブウゥゥゥン……
ハルト(来た!)
ドドドドドドドドドドドドド
ハルト「感じる……この玉に皆の、創造力がつまっている事を……創発玉の完成だ」
キッ
ハルト「みんな! 避けろーーーーッ、おおおおおおーーーーーーー!」
ドォゥッ!
ハルト「これが受けれるか、乱立ーーーーーーッッッ!」
ドドドドドドドドドドドドド
ブウウウゥゥゥゥン!!!
串子「あれは……すげえ! すげえ気だ! キルリアン反応24000以上!」
ブウウウゥゥゥゥン!!!
乱立「! あれは……ちいっ!」
ダッ―――ザシュ!
乱立「な……」
メリー「携帯亜空間! 私メリーさん、今貴方の後ろにいるの。S・H・I・T!」
乱立「このクソ共がーーーーーーーーーッッッ!」
ズガァッッ!!!
よし子「おおっし! 直撃ィ!」
直りん「いったわね……」
ドドドドドドドドドドドドド
ヒュン シュタ
メリー「子供だからって甘く見たわね……」
よし子「メリー!」
メリー「お姉様、アイツが空高く吹っ飛ばされていくわ……」
魔女「へっ……きたねえ花火だぜ」
支援
ドドドドドドドドドドドドド
乱立「こ、こんな! 俺が! なぜだ! ハルトは俺に―――」
ハルト「未熟よな、乱立」
ふ……
ハルト「それは私の技ではない……創発の住人の想いが込められている……
お前は、創作発表板から拒否されたのだ……愚か者め」
乱立「おおおお! たかが! たかが気弾ひとつ!」
ドドドドドドドドドドドドド
乱立「押し返してくれる! こんなもの……」
ドドドドドドドドドドドドド
乱立「こんなものぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
ザシュ! ザシュ!
乱立「!?」
スミス「俺と加藤の旦那からの選別だ……やるよ。名剣二つだ、大事にしろよ?」
乱立「こ、こんな……こんな……ちっくしょぉぉぉぉーーーーーーーーーー!!!!」
ドドドドドドドドドドドドド
乱立「おおオオオオオオおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちっっっっっっっっっっっっっっっっくしょおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!」
ドッゴォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!
これで俺がさる
dkdk
学園長「やったのか……」
バンディット「多分な……これで終わった……」
ハルト「しかし……私は……すまぬ」
スミス「ハルトさん?」
ハルト「皆に……なんと詫びを入れていいのか……」
串子「………」
魔女「あらら、みんなして辛気臭い顔しちゃって。結構住み良くなったんじゃない?
悪い奴は倒しちゃったんだし」
ハルト「還ってこないものも、多すぎるがな……」
魔女「あらあら、困った顔しちゃって……大丈夫よ、ここに胞友直りんがいるから」
直りん「……私が?」
魔女「ええ、ちょっと耳かして……ゴニョゴニョ」
直りん「……なるほど、やってみる価値はあるわね。『www,』!」
カッ
※
==、,-、 、ヽ、 \> ,, '''\ _
メ゙ヽ、\ ̄""" ̄--‐ 、 \ /ゝ、\
=─‐\\‐ /─'''''ニ二\''' |レレゝゝ、\
 ̄く<<く >, ゙、/<三三二\ ̄\ゝゝゝゝゝゞ''ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<<<<〈__入 ゙、く彡三三三二ヽくゝ\メメメゝ、_ゝ、\ | さあ願いを言え
くく<<<<<< ゙、 ゙、ミ三三二ニ─ゝゝゝゝゝ,,,,,,,、 '( ゙''ヽ、ヽ、 < どんな願いも一つだけ
くくくくくく彡‐ヽ ゙、ミ三三二ニ'''くくゝゝ_ゝゝ、\\_,>」ノ, | 叶えてやろう…
く く く く く 彡゙、゙、三三二ニ‐くゝ、/ ,,,,,,,,メメゝヽ''''"ゝゞ丶、 \_____
二─二二彡彡、゙、三三二==くメゝ/ ゙'ヽ、メゝゝゝゝゝゝゞ''ヽ-、,,,,,,_
‐'''" ̄ \彡彡ミ、゙、三二=''"く<メ/:: \''-、メメゝゝゝ_ゝ 、 ,,、ヽヽ
、 ,,,,- ゙彡//ヾ、三二= くゝ/:::.... \>∠レ-,-‐ニ二メヽ''ヽ ノ
゙ヽ、,,,-‐//_///,,、゙、三二= ゙、 ""''' ヽ>//レレヽ,,___ /
-,,,,,,-‐'''"""/////,,ヽ ゙、三二─ ゙ヽ. //-ヘヘ,、 レレレレノ
''" ,l|"////ノ,、\彡'''''‐-ニ,、 ::::::::::,,,,,,,,// ゙ヽフ/|/| レ'
/ゝ、/ヽ|ヽレ,,゙ヽ、゙''ヽ、,,,,,,_ヽ''ニ='',,-'"、─-,,,,,_  ̄"'ノ
/メ / レ/,''"へへべ''─---- ̄-メヽ"ゝゞゝヽ、 >---''"
/ヘヘ、|//ヘヘヘヘヘヘヘヘ,,-イ ̄ | ̄"'''-ニニニ二-''"
ハルト「これは……」
魔女「みんな生き返ってハッピーエンド、たまにはそんな話があったっていいでしょう?」
第一回 創作発表トーナメント
優勝は加藤キューピー選手、主催は事故により遁世
歴史にはただ、その一文が添えられているだけである
その場にいた者達は、自分の場所へと帰っていた
自分たちのスレへと―――
ガタンゴトン ガタンゴトン
車掌「お嬢ちゃん、切符を拝見していいかな」
スッ
車掌「ああすまないね、ハイどうぞ。一人旅かい? 気をつけてな」
ガタンゴトン ガタンゴトン
ハルト「…………」
カッッカッッカッッカッ―――
バン!
倉刀「ひどいじゃないですか師匠! 僕をおいていくなんて!」
ハルト「く、倉刀!?」
美作「あたしもいるよ!」
スッ――― がしっ
倉刀「おっと! 逃げないで下さいよ師匠! 随分探しましたよ」
美作「そうだよ、婆ちゃん急にいなくなっちゃうんだもん」
ハルト「お、お前等……わ、私は……」
じ……
ハルト「私は……お前たちを死に追いやった……それだけではない、多くの人々に迷惑をかけた。
お前たちに師匠と呼ばれる価値もない、大罪人なのだ……」
倉刀「だからって、逃げる気ですか?」
ハルト「…………」
ふぁさ
ハルト「な……倉刀?」
倉刀「聞こえますか師匠、僕の鼓動が」
トクン トクン
倉刀「こうやって僕も美作も生きている、それでいいじゃないですか? 何もか元通りに、ね」
ハルト「しかし、私はお前たちを……」
倉刀「人はみな間違いをする。その間違いを怖れて作品を投下するのを躊躇っちゃいけないんですよ。
間違ったから、失敗したからなんだって言うんですか。それは、次の作品に生かせばいい。
俺達はただ、黙って作品を投下するだけですよ。批評なんて他人に任しておけばいいんです」
ハルト「…………」
倉刀「これからその教訓を生かせばいいじゃないですか。さ、顔をあげていつものように
したり顔で説教してくださいよ」
ハルト「…………倉刀」
倉刀「師匠……」
すぅ―――
美作「はいストップ、止め止め」
バッ
美作「何アタシの前で80年代のラブコメやってんのよ。しかも倉刀如きが断りも無く」
倉刀「倉刀如きって……それにそんなつもりじゃないぞ」
美作「そんなつもりってどういうつもりよ! 初めては婆ちゃんて決めてるのよ!」
倉刀「前々から思っていたが、君のその趣味はどうかと思うぞ」
美作「なによ! 美しい師弟愛じゃない!」
倉刀「愛の意味が違うんだよ……」
美作「なによ!」
倉刀「なんだよ」
喧々囂々
ハルト「貴様等……やめんかーーーー!!!」
ビリビリビリ!
倉刀・美作「!!!」
ハルト「まったく、他の人の迷惑も考えんか!」
倉刀「は、はい」
美作「すいません……」
ハルト「ふん、わかったら飲み物でも買ってこんか。気のきかん」
倉刀「わかりました、マックスコーヒー買ってきます!」
美作「甘いわね、倉刀。婆ちゃんに相応しいのはBOSSよ!」
ドタドタドタドタ
ハルト「まったく、困った奴等だ」
ガタンゴトン ガタンゴトン
ハルト「ふふ、本当に……困ったヤツラだ」
ガタンゴトン ガタンゴトン
ガタンゴトン ガタンゴトン
ドタドタドタドタ
倉刀「買って来ました!」
美作「アタシの愛を受け止めてください!」
ハルト「まったく、騒々しいヤツラだ。まあ、旅は道連れというか」
倉刀「ところで師匠、行き先は決まってるんですか?」
ハルト「いや決まっていない、気の向くままだな」
ニコ…
ハルト「だが、楽しい処だということはわかる」
美作「へえ、婆ちゃんの感?」
ハルト「いや感ではなく事実だ。そう思えばきっとそうなる。なぜならここは―――」
「創作発表板だからな」
――― END ―――
771 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/24(日) 01:36:08 ID:oh8RQoNy
感想乙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
772 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/24(日) 01:36:52 ID:oh8RQoNy
……完走だた……orz
なので
乙!
774 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/24(日) 01:37:34 ID:oh8RQoNy
完 走 乙 ! !
これにて第一回創発トーナメントは終了です
支援レス、感想レスをくれた皆様ありがとうございました
ここまでやれたのも、レスをつけてくれた人がいたからです
本当に、ありがとうございました
また別のスレで、別の機会に、それではまた
完結北!
今まですごい楽しかったぜ!
熱い展開だった!
最高の大団円だ
乙!超乙!
投下乙!
長い間楽しませてもらいました!
お疲れ様でした!
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;; ;;
,,;;;; ;;;;;;;;;;;;;; ;; ;;;;;;;;;;;;;;;
____ ,,,;;;; ,; ;;; ;;,,;;
(_ 美作) ,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ;;; ;;
i´ルリハノハ) σ
J/リ*^ヮ゚)j ||
と〕》^?^《〔つ|
ムi」」」ゝ
し `J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄
完結超乙!
所で第二回は開催しないよね?
YOUやっちゃいなYO! とか無責任に言ってみる
>>723で書いてあるように二回目は書く気がありません
なので俺が二回目を書くっていうならどうぞ
ぜひぜひ代わりに開催してください
__,,,,,,,,_
/ ヽ
, ' ヽ
i }
{ r'"ー_-‐;= } __,、 -‐、 パンパカパーン!
}r'、}て“}´f“,} ''´ }
ヾi{i 冫'i. イ パンパンパン、パンパカパーン!
/>i┌---、,_! i
/ / |ヾ、 "r'ヽ | いや〜、完結おめっとさん!
/ / |、`'>ー''rヾ| 'i
/ / |ヽ' Y'~'/-、 ヽ まさかよ、このスレがこぉ〜んなに
r‐' 、. / | 〉〈 ヽ '. 息の長いスレになるたぁ思ってなかったぜ。
ヽ \ } ,,ゝ | i i { i`、 l
ヽ ヽi | | ! i i iヾ、 i それもこれも……
/ ,i i. | | i } | ヾ、 i
> i i、 | | ! | .i )) i やいやいやい! ◆69qW4CN98k!
i | | | ! !} { 〉) i
|. i ! | i ! ! ィ // ソ これじゃあとっつぁんに俺の居場所が
. ! | .!| i / ./ └' ' i バレバレじゃねえか!
. | | ゝ r' ,,、r' / i
| ゝ_ `i |"´ { ノ; { おかげでこっちは商売あがったりだぜ、全く。
| ー'' `''‐-=、、、,,ヽ/ r'
, '"ヽ ,、-、 /ー;,_ `、
/ `""",;'''´ i /r < \ i ……だがよ、お前さんのおかげで良〜いもんが
/ / ,' jr'´`1 ;`ヽ、_ , ' 見られたぜ。
i i i' |. `、"' ; ' ヽ;'' ,、'´
. i .i、 | | ヽ, ,_,、,i } しかも、滅多に見ることが出来ねぇ、
ヽ、 i ヽ、.|. | / `' i いや、このスレでしか見ることが出来ねぇお宝が、な。
ヽ、 | ヽ. !_ ' ´/_ |
ヽ/ | | ヽ ,// | ――ありがとうよ。
| | ヽ / |
| | ヽ / | お前さん、大したもんだぜ。
| | `、'. 〃 i
i ! i l/! .|
| | | i | っとと、あんまりゆっくりしてると、
i | | i l ま〜たとっつぁんに追い掛け回されちまう。
| | | | i
. l } .l | .l だけどな……さよならは言わないぜ?
ノ _,、‐'';ゝ | i |
'、、7 'ら ! ! l 何せ、俺もお前も、そしてこのスレを見ている全員が、
r、´ イ 〈〈 ; みぃ〜んなまとめて創作発表板の住民なんだからな。
r' -ヽ_ , /⌒`゛'、.{
| ,、-‐='´ ,、-'´ ̄ )l
r ´,、‐'´ /.i
ヾ、,'_ ,/` ̄,,~`,,,,、-' | ってことで、ま〜たな〜!
=========""" ̄ ヽ,| | .|
// ! ! l
クリカンで脳内再生された
AAがでかい!
しかし熱い最終回だったなw
随所ににやりとできるパロディがあって素敵だったわw
ほんと乙
そして最後に1スレ目のテーマに回帰するという神エンディング
思わず目頭が熱くなったよ
連載期間一年以上! ついに完結! 圧倒的乙!!
788 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/27(水) 23:02:17 ID:6TYsukKt
容量内に終わった!
職人だぜ!
「創作発表板最強のヒロインを見たいかーッ!!」
「オーーーーー!!!!」
「ワシもじゃ!ワシもじゃ、みんな!!」
「選手入場!!!」
「全選手入場です!!!!」
享年2歳は生きていた! 更なる研鑚を積み創作の魔王が甦った!
【魔王】ハルトシュラーで創作発表するスレ! S・ハルトシュラーだァ――――!
色無包囲網はすでに我々が完成している!
【お絵描き落書き】色鉛筆を擬人化して萌えるスレ 緑だァ――――!
カップルを見つけしだいウォッチしまくってやる!
学校を創りませんか? 近森ととろだァッ!
自動人形なら我々の歴史がものを言う!
蟲使い 【からくりメイデン】 コロンビーヌ(ロリ)!
真の突っ込みを知らしめたい! Gスレより よし子だァ!
実際は高齢だが年を重ねるに連れ幼女へと戻っていく!
なにその神設定 【ロリ】ロリババァ創作スレ【幼女】
山姥だ!
諦めは完璧だ! VOCALOID関連キャラ総合スレ 弱音ハク!
全てのベスト・ディフェンスは私の中にある!
鉱石を擬人化して萌えるスレの硬度10が来たッ 金剛石!
屋上なら絶対に敗けん!
お持ち帰りの本気見せたる 多ジャンルバトルロワイアル
竜宮レナだ!
バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつが怖い!
その数6852 日本の島を萌え擬人化しませんか 択捉島だ!
乗っ取りスレから炎の鳥が上陸だ!! 創発亭 串子!
国政を補佐したいから宮仕えになったのだ!
六韜三略の知性を見せてやる! 新ジャンル「ロリ騎士」より
宮廷書記!
めい土の土産にベルトとはよく言ったもの!
黄泉路の奥義が今 実戦でバクハツする!
シェアードワールドを創るスレ 夜々重だ―――!
魔王の弟子こそが地上最強の代名詞だ!
まさかこの人がきてくれるとはッッ 美作 創!
闘いたいからここまできたッ 設定一切不明!
雑談スレのピット(ケンカ)ファイター 無限桃花だ!
私はロリババァではないロリでお姉さんなのだ!
新ジャンル?「ロリおねえさん(超齢)」 ロリお姉さん!
都市伝説の本場は今や創発板にある! 私を驚かせる奴はいないのか!
私メリーさん メリーさんだ!
甘ァァァァァいッ説明不要! ざっきー! もげろ!
獣人総合スレ ルルだ!
刃物は実戦で使えてナンボのモン! 超実践刀術!
古美術商から霧崎 鋏美の登場だ!
煙草は私のもの 邪魔する奴は思いきり殴り思いきり焼き入れるだけ!
新ジャンル「ロリスモーカー」 ロリスモーカー
自分を試しにここまできたッ!
ロボット物SS総合スレ ティマ!
饅頭に更なる磨きをかけ ゆっくりしていってね!!! 創作発表スレ
れいむがゆっくりしてきたァ!
今の自分に死角はないッッ! 東方projectバトルロワイアル
八意 永琳!
ヤンデレの剣技が今ベールを脱ぐ! ニコニコ動画バトルロワイアルβから
桂言葉だ!
ファンの前でならミキはいつでも全盛期なの!
「THE IDOLM@STER アイドルマスター」 星井美希 本名で登場だ!
バックアップの仕事はどーしたッ 闘士の炎 未だ消えずッ!
治すも壊すも思いのまま! ラノロワ・オルタレイション
朝倉涼子だ!
特に理由はないッ 賢狼が強いのは当たりまえ!
ほっしーにはないしょだ! 【AA】わしを育てるスレ!
こっくりさんがきてくれた―――!
暗黒街で磨いた実戦魔法!
kskアニメキャラバトルロワイアルのデンジャラス・ライオン
高町なのはだ!
対戦だったらこの人を外せない! 超A級格ゲーマー
魔女っ子&変身ヒロイン創作スレ 樋口佳奈美だ!
超一流階級の超一流の淑女だ! 生で拝んでオドロキやがれッ
新漫画バトルロワイアルのお嬢様! 三千院ナギ!
過疎スレ乗っ取りはこの娘が完成させた!
Gの切り札! 翠星石だ!
引き篭もりが帰ってきたッ
どこへ行っていたンだッ ワーキングプアッッ
俺達は君を待っていたッッッ裏ハルトシュラーさんの登場だ――――――――ッ
「第二回創作発表トーナメント、開幕ッッッ!」
ここまで考えて力尽きた
山姥ってwwwww
うちのスレが入っていなかった(´;ω;`)
そりゃ-スレのっとりだけどさあ……愛などいらぬ!
ヒロインだと「こいつがヒロインなのかwww」ってなるからこれはこれで面白いなw
ゆっくりしてきたァ で吹いたwww
>>794 乱入やらリザーバーで入ってくるのに期待だッ!!
第2回はバトルじゃなくてハンター試験みたいなマルチジャンル競技にしてみたら?
つまり水着審査とかダンス対決とかあるわけだなフヒヒ
獣人スレからは、敢えて人間キャラのルルを持ってきたのか。
乙です!あとでアップロードを試みるよ!
ところでカード類とかもウィキにまとめた方がよさげなのかな?
創作物というわけでもないし数も多いから、今のところ見送るつもりだけど
直りんやギャザラーのアレか
画像が陳列されていればわかりやすくはあるな
まじかー手を抜こうと思ったのにw
ひとまず優先度低めでのんびりやってくわ
いや、別に強要してるわけじゃないよw
文をまとめてくれるだけでもありがたいし、のんびりやればいいと思うよー
×親ロダ
○新ロダ
でした。
おおサンクスww
さすがにトーナメントベスト4はいい仕事をする