剣客バトルロワイアル

このエントリーをはてなブックマークに追加
775創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 11:38:16 ID:2OcMewgd
槍や鎖鎌が出ることに異論はないけど、原作でそれしか使う描写がない宍戸を出すのがおかしいと言う話
776創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 12:38:36 ID:W98S8pfU
>>774
ありじゃないか?
あんだけ剣の修練をしても所詮銃火器には〜という、山風作品チックな無情感があって
まあ、序盤からあるのは不味いと思うけどね
中盤以降でアクセントを付けるにはいいと思う
777創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 12:46:11 ID:S7oLMMdW
鉄砲や兵器の類は絶対になしにすべき。
このロワは近代兵器相手に無双できる奴と鉄砲に無双される奴が同居してるんだから。

>>776
ここの参加者には剣の修練をした結果、マシンガンの弾すら切れるようになった人がいるじゃん。
778創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 12:51:53 ID:ZfOLF3S+
近代兵器なんか出すと冷めそうだな。
779 ◆F0cKheEiqE :2009/01/18(日) 14:37:53 ID:FSdkVrW6
新免無二斎@史実
三合目陶器師@史実

投下します
780茶屋前の決闘 ◆F0cKheEiqE :2009/01/18(日) 14:38:37 ID:FSdkVrW6

暗闇の中、二人の男が相対している。
双方ともに、暗くてよく顔が伺えない。

「お前は人を殺すな?」
一方の男が問うた。
それは問答であった。
「ハイ」
もう一方の男が弱々しく答えた。
「居たたまれないからでございます。必要からでございます」

「活きて行く上の必要からと、こうお前は云うのだな」    
「ハイ、左様でございます。心の中に鬼がいて、
それが私を唆して、人を殺させるのでございます」
「もし唆しに応じなかったら?」
「あべこべに私が殺されます」
「ハイ、その心の鬼のために食い殺されるのでございます」
「自滅するのでございます」
「しかし、たとえ、人を殺しても、お前の心は休まらない筈だ」
「ただ、血を見た瞬間だけは…」
「心の休まることもあろう」
「しかし直ぐに二倍となって、不安がお前を襲う筈だ」
「で、また人を殺します」
「すると直ぐ四倍となって、不安がお前を襲う筈だ」
「で、また餌食を猟ります」
「血は復讐する永世輪廻!」
「で、また餌食を猟ります!」
「で、復餌食を猟ります!」
「で、復餌食を猟ります!」
「で、復餌食を…」
「で、復餌食を…」

「 地 獄 だ 、地 獄 だ !」
「 血 の 池 地 獄 !」
「 無 間 地 獄 だ あ 〜 っ !」

絶叫が暗闇に響いた。
781茶屋前の決闘 ◆F0cKheEiqE :2009/01/18(日) 14:39:24 ID:FSdkVrW6


ろノ伍、「ろごう茶屋」。
そこの軒先に、一人の男が横たわっていた。
宗匠頭巾を被り、十徳を着て、
白い革足袋と福草履を履いている。

年のころは三十の後半といったところであろうか。
恐ろしく美しい男であった。
しかし同時にひどく不気味な男であった。
鼻高く眼長く、唇薄くその色赤く、眉は秀でて一文字に引かれて、と、
青白い顔は、部分部分は非常に整った物であったが、
総合してみるとひどく不自然であった。
蒼白の額や、げっそりと削げた頬、精気の無い瞳は、
まるで男が生き物で無いかのような印象を人に与える。
仮面。
そう、仮面である。
男の顔は精巧に作られた仮面のように、
不自然に整いすぎているのだ。
男がひどく無表情なのも、その不自然さに拍車をかけていた。

男は横たわったまま、ぼんやりと月を仰ぎ見ている。
頭の傍には枕の様に、朱の鞘の打刀が一振り横たえられていた。
青白い月明かりが、
よりいっそう男を幽霊のように見せている。

男が不意に身体を起こし、
東の方へ眼をやった。
すると、一人の男が歩いてきた。

三度笠を被った牢人風の男だ。
脚絆に草鞋をはき、袴を履かずに、
色の褪せ垢じみた裾の短い黒紋付を着流している。
一見すると乞食に見えない事もない、みすぼらしい風体だが、
何処となくその長身を包む野生染みた風格がある。
刀は差しておらず、背に行李だけを背負っている。

その男が、ろごう茶屋の前を丁度通りかかった時、
十徳の男が、三度笠の男に声を掛けた。

「肋、一本、置いてきなせえ!」 
「何?!」

三度笠の男の歩みが止まった。

「肋、一本、置いてきなせえ!」 
十徳男がまた言った。
「金を置いて行け」という謎かけである。

三度笠の男はしばらく黙っていたが、
にゅっーと、笠の縁の下から覗く口を三日月型に歪めると、

「無いな」
「何?」
「無い、と言ったんだ、貴様のような奴に渡す物など・・・」
牢人風の男は、三度笠を放り投げた。
「肋は愚か、指一本爪一片とてありはせん」
そう啖呵を切った。
782茶屋前の決闘 ◆F0cKheEiqE :2009/01/18(日) 14:40:12 ID:FSdkVrW6
三度笠の下から出て来たのは、
男臭い凄絶な顔であった。

赤茶けた蓬髪、三角形の琥珀色の瞳、
まばらな針みたいな髭をはやした高い頬骨があり、鼻梁は高い。
不動明王を思わせる魁偉な容貌であった。

この殺し合いに参加している、
ある人物とよく似た風貌だが、
単なる偶然であろうか。


「刀もねぇのに、いい度胸だねお前さん」
「貴様なんぞには刀を使うまでもない」

「こりゃ面白え、いい度胸だ。…ひとつ名乗りが聞きてえものだ」

十徳男は立ち上がった。
手にはいつの間に抜かれていたのか、
怪しく光る白刃が閃いている。
男の体から、血の臭いが仄かに香る。
男は人斬りであった。

男が不意に笑った。
不気味な笑いであった。
「ハハ」でもなければ「ヒヒ」でもない。
その中間の、陰性を帯びた幽霊のような笑いであった。

「まあ、言った手前、こっちから名乗らせてもろうか」
「しかし、名前など捨てて久しいが・・・強いて名乗らば」
「青木ヶ原住人、三合目陶器師(すえものし)」



昔、小田原北条氏の家臣に、北条内記という人物がいた。
姓が示すとおり、主君たる北条氏の縁故者で、
大層な勇士であり、主君の覚えも非常に良かった。
彼は侍大将の筆頭だった。
剣の達人でもあり、家中にも彼ほどの使い手はそうはいなかっただろう。
使う流派は一羽流で、師匠は師岡一羽の高弟、土子土呂之介。
片手剣が閃けば、如何なる相手も一刀両断であった。
妻は家中随一の、誰もが羨む美女であった。

ああ、絵に描いたような幸福な生活!
順風満帆な人生!

こうして情報を文字で並べただけならそうである。
しかし、そんなものは『空想』に過ぎない。
783茶屋前の決闘 ◆F0cKheEiqE :2009/01/18(日) 14:41:15 ID:FSdkVrW6
彼には一つの欠点があった。
致命的な欠点があった。
ただ一つ、それ故に彼の幸福は上辺だけの『空想』に成らざるを得なかった。

飛び出した額!
扁平の鼻!
左右不揃いの釣り上がった眼!
衣裳の裾のように脹れ上がり前歯をむき出した上下の唇!
左半面ベッタリと色変えている紫色の痣!

何と厭らしい顔だろう
何と浅ましい顔だろう

彼はあまりに醜かった。
それ故に、彼の栄光には、常に人々の悪意が纏わりついていた。

どれだけ功績をあげようとも、
どれだけ武勲を挙げようとも、
称賛の陰には常に蔑みがあった。

妻もまた彼を疎んでいた。
妖艶とすら言えた彼女は、
徐々にこの醜い男から離れつつあった。

彼女は遂に情夫と逐電した。

同情は姦婦姦夫に集まった。
『北条内記の面相なら、連れ添う女房でも厭になろう』
『その女房の園女と来ては、家中一等の美人だからな』
『旨くやったは伴源之丞、あの園女を手中に入れ、他国するとは果報者だ』
『その又伴源之丞と来ては、家中一番の美男だからな。似合いの夫婦というやつさ』

内記は逃げ出すように女仇討ちの旅に出た。
しかしどれだけ探せど見つからない。
終いには青木ヶ原の樹海に迷い込んだ。

彼の心は、羞恥と嫉妬と憎悪の坩堝なった。
その感情の奔流は、日が経つにますます強くなった。

その感情がもはや極限まで来た時、

北条内記という人間は死んだ。
そして新しい怪物が生まれた。

それは殺人鬼。
それは吸血鬼。

青木ヶ原に不幸にも迷い込んだ旅人を悉く斬り捨てる、
剣に淫する物狂い。

その名は、三合目陶器師。
784創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 14:42:25 ID:2OcMewgd
まだ議論中なのに投下するとかなんなの?
785茶屋前の決闘 ◆F0cKheEiqE :2009/01/18(日) 14:42:32 ID:FSdkVrW6


「陶器師?賊の分際で数奇者気取りか?」
牢人男は侮蔑的な笑いを込めて言った。

「いやなに、そっちが本業よ」
「富士の三合目あたりで、モノを焼きながら稼ぎをするのよ」
「なるほど、それで三合目陶器師」
「人はみんなそう呼ぶねぇ・・・では、改めて肋を一本置いてきねえ」
「何度も言わすな、鐚一文貴様にやるものは無い」

フ フ フ フ フ 

陶器師が不意に笑った。
例の陰性の中音である。

と、陶器師の眉の辺、ピリピリと痙攣したかと思うと、
ゆらり休形斜に流れ、サーッと大きく片手の袈裟掛!

大概の相手はこれで一撃、一刀両断だろう。
しかし・・・

ガッキ!

火花が散り、金属がぶつかり合う音が響いた。
思わぬ衝撃に、陶器師はたたら踏むが、
巧みに力を受け流して、流れるように体勢を戻す。

牢人風の男の両手に、
二つの武器が出現していた。

「・・・妙な武器を使うな」
「まあな。そう言えば名乗ってなかったな」
牢人男は二本の『十手』を構えながら名乗った。

「作州牢人、新免無二斎」



新免無二斎。
またの名を、宮本無二助と言ったこの人物は、
「当理流」なる流派の流祖として、
そして、あの宮本武蔵の父親として著名な人物である。
一説によると、美作国新免氏の家老である平田武仁こそ彼だと言うが、
これは史実であることを証明できない。
また、彼はこの平田氏の血縁であったが、
訳あって牢人したとも言うが、定かでない。

上記のように伝記は必ずしも明らかでないが、
京都の「室町兵法所」吉岡憲法を破ったとも言い、
その実力は確からしい。

武蔵との親子中は最悪で、
武蔵の幼少期の逸話に登場する彼は、
正直心に狂気を帯びているとしか思われない節がある。

786茶屋前の決闘 ◆F0cKheEiqE :2009/01/18(日) 14:43:34 ID:FSdkVrW6
上の牢人した話というも、
上意打ちを命ぜられるも、殺し方が汚く、
家中でお味噌な扱いになって憤然として出奔したというから、
少なくとも、清廉潔白な君子で無かったことは確かだろう。

しかし、子の武蔵が有馬喜兵衛を打ち殺したのは一三の時であり、
そのやり口を見れば武蔵もまた、父と同質の狂気を本質的に持っていたと思われる。

この親あって、この子ありと言った所か。

それはさておき、この兵法勝負に、
新免無二斎が呼び出されたのは、
この武蔵がまだ影も形も無かった時期である。



二人の立ち合いはもはや何合目であろうか。

片手剣と二本十手の丁々発止は、
双方の予想を超えて長く続いていた。

まるで、柳の様に身体を左右に揺らめかせながら、
陶器師の凶刃はあらゆる方向から、
緩急自在に無二斎に襲い掛かる。

無二斎は、陶器師の刃が、
自分の十手の射程圏内に入るや否や、
電光のように十手を閃かせ、
凶刃を巧みに受け止め、あるいは弾き飛ばす。

本来ならば、無二斎はここで手首をひねって、
刃を十手の鉤に掛けて、
相手の動きを止めるか刃をへし折るかするのだが、
陶器師はそうなる前に巧みに刃と、体を逃がしてしまうのだ。

こちらから突っ込んで行くことも、
陶器師の太刀筋は許してはくれず、
結果として受け身に回らざるを得ない。

双方の実力は拮抗していた。

((思ったよりもやるな・・・・))
((長引くのは良くない))
((ここらで・・・))
双方ともに思考はこれであった。

陶器師が、八相に構える。
一方無二斎は、撫で肩の脱力した構えである。
それは、奇しくも、肖像画の武蔵の姿によく似ている。
787創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 14:44:00 ID:2OcMewgd
しかも本人の得物がスムーズに渡ってるとか…
788茶屋前の決闘 ◆F0cKheEiqE :2009/01/18(日) 14:44:14 ID:FSdkVrW6
趣味のいい茶店前の往来で、
二人の兵法者が対峙する。

片や剣に淫する殺人鬼
片や大豪傑の先代剣士

双方一言も発することなく、
ただ時間だけが過ぎる。

フ フ フ フ フ 

例の陰性の中音が笑いとなって、
陶器師の口から飛びだした。
同時に陶器師の体に殺気が充満する。

一方、無二斎の体にも変化が訪れる。
それまで脱力しきっていた全身筋肉に電流が走り、
一気に膨張する。

八相より地面へと向けて、落雷のように白刃が振り落とされ、
二本の十手がそれを巧みに受け止め・・・

「やめた」
・・・とはならなかった。

「何!?」
「やめた、と言った」
言うや否や、陶器師は構えを崩し、
パチンと、刀を鞘に戻してしまう。
呆気にとられる無二斎だったが、
そんな様子を気にするでもなく、
茶店の席に座ってしまう。

「俺と太刀を合わせて斬れない奴は、これで三人目」
「それ以外は、だいたい一太刀でやっつけてきた」
そう言うと、ごろりと赤い布が引いてある長椅子に横たわり、
「しかし、アンタはどうも妙な技を使う。
どうにも調子が狂ってきてる」
「行きなされ、お行きなされ」
「どれ、ひと眠り」
そのまま、こちらに背を向けてしまった。

余りにも人を食ったやり口に、
無二斎はしばし呆然としていたが、
バカにされたこと思って憤然とし、
ツカツカと陶器師に向かっていくが、

(隙がないな)
無造作に雑魚寝しているように見える陶器師だが、
そのくせ一分の隙もない。
こういうのに斬り込むのは少し厄介かもしれない。

無二斎はしばし無言で陶器師の背中を睨みつけていたが、
帯に二本十手を差して、茶屋に背を向けて歩き出した。
789茶屋前の決闘 ◆F0cKheEiqE :2009/01/18(日) 14:45:34 ID:FSdkVrW6
「無二斎どの」
不意にその背に陶器師の声が掛った。
「俺は寝がえりを打とうと思う」
それを聞くや否や、
腰帯から十手を引き抜きながら無二斎は振り向く。
そして、無二歳目掛けて飛んできた何かを叩き落した。

「・・・・・・」
叩き落した物は何であろう。
何の事はない、茶店の茶釜に備え付けられていた、
一本の柄杓であった。

「あぶない、あぶない」
「恐ろしいもの剣ばかりではない。こういう不意打こそ恐るべし」
「あぶない、あぶない・・・・」
陶器師はもう、こちらを見ておらず、
こちらに背を向けて横たわっていた。

無二斎は、叩き殺してやろうかと思ったが、
先ほどの立ち合いを思い出して、
何も言わずに立ち去って行った。

茶店には、殺人鬼だけが残った。 



「何が調子が狂った・・だ。
調子が狂わされたのはこっちだ」

無二斎は苦虫噛み潰したようなしかめっ面で、
夜の道を一人歩く。

「それにしても、あれはこの兵法勝負の参加者なのか?
もしそうならもう少しマトモな奴を呼んで欲しいもんだ」
室町兵法所にすら勝った無二斎である。
あの白州に突然呼び出された時は流石に少し面食らったが、
こういう趣向は悪くない。
兵法者としての血が騒ぐと言う物だ。
人別帖を見れば、上泉伊勢守、塚原卜伝、師岡一羽、富田勢源など、
当代きっての使い手たちの名前も見える。
故に一層やる気が出ていた所だが、
初っ端からあれでは、少しばかり気がめいりそうだ。
790茶屋前の決闘 ◆F0cKheEiqE :2009/01/18(日) 14:46:18 ID:FSdkVrW6
「しかし、参加者だとすれば、
もう一度戦(や)らねばなるまい。
だとすると・・・・」
腰帯から十手を引き抜いた。

「刀が要るな」
あの男を斃すには、十手だけでは間合いと威力が足りない。
それに十手は、無二斎が最も得意とする武器だが、
槍など相手にするには、やはりこれだけだと心もとない。

「取り敢えず城下へ、か」

無二斎は城下へと足を進めた。

【ろノ肆 路上/一日目/深夜】

【新免無二斎@史実】
【状態】健康
【装備】十手×2@史実
【所持品】支給品一式
【思考】:兵法勝負に勝つ
一:城下に向かう
二:刀が欲しい
三:陶器師はいずれ斃す


陶器師は、無二斎が去った後も暫く横たわったままであった。

「強い奴だったな・・・」
陶器師は呟いた。
「また会った時に斬れるかな」
「少しあの武器が厄介だ」
「どうもここのところ妙な奴に会う事が多い気がする」
暫くそんな事をぽつぽつと誰へとでも無く呟いていたが、
不意に突然身体を起こして、

「俺は人が斬りたくなった!」

と叫びだした。
やはりこの男、腕は立っても物狂いである。
791創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 14:46:45 ID:z3T9RDYb
支援
792創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 14:48:12 ID:z3T9RDYb
さるっちゃったか
793創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 14:52:59 ID:z3T9RDYb
おそらくさるさん規制だから、15時過ぎたらまた書けるようになるかもよ >ID:FSdkVrW6さん
794茶屋前の決闘 ◆F0cKheEiqE :2009/01/18(日) 15:01:16 ID:FSdkVrW6
「うん、人が斬りたくなった」
「人が斬りたくなった」
「城下町へ行こう!」
「あそこならうんと人が斬れるはずだ」
「うん、そうだなあそこならうんと人が斬れるはずだ」
「行って人を斬ろう」
「存分に斬ろう」
「アハハハハ」

陶器師は立ち上がると、
行李を背負ってふらふらと歩きだした。

【ろノ伍 路上/一日目/深夜】

【三合目陶器師(北条内記)@神州纐纈城】
【状態】健康?
【装備】打刀@史実
【所持品】支給品一式
【思考】:人を斬る
一:城下に向かう
二:人が斬りたい
三:新免無二斎はいずれ斃す
【備考】
※人別帖 を見ていません
795茶屋前の決闘 ◆F0cKheEiqE :2009/01/18(日) 15:04:50 ID:FSdkVrW6
投下終了。

個人的には、
山田風太郎の「忍法剣士伝」で、
『剣士』と銘うたれていながら、
胤栄と無二斎が「12人の剣客」のメンバーとして出てたりするから、
宍戸梅軒もありだと思います。
と、言うかそこまでこだわらなくてもいいような気がします。
別に変な萌アニメの何ちゃって剣客キャラ出したいって、言ってるわけじゃなし
796創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 15:17:49 ID:2OcMewgd
とりあえず乙
本人の得物すんなり渡すのはなんだかなー、あと自分は無二斎出場には異論はないけど、議論中のキャラの話投下するのは、既成事実化しようとしてるようにしか思えんよ

あと宍戸
前者二人は剣の腕も立つけど、宍戸は作中一切一切、剣は使わないんだぜ?同列に語るべきじゃないだろ

武器のバリエーションがと言うけど、剣以外の武器の配布すればいい話だし
797創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 16:27:29 ID:t3iuKOjk
剣がメインウエポンじゃない奴は駄目だろ
メインじゃないにせよ少なくとも名前を聞いて槍だの鎖鎌だのが先に出るようなキャラはアウトだろ
798創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 16:35:41 ID:kFAoLA0l
>>795
歴史ロワにしたいんなら他所行けよ
799創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 17:02:40 ID:26JWIl/G
>>798
フィクションのキャラを出したければ、ご自身で書かれればよろしいのでは?
ここの現在のシステムでは、誰でも候補者から選んで書いて良いのですよ。
そも、史実虚実合わせて候補者から好きに選んで書きましょうという前提です。
喩え貴方が、ご自分の知らぬ史実剣客に感心が無く、ゲームやアニメのキャラばかりの話が読みたくとも、
書く人が付かなければ登場出来ませんし、貴方が他人に命令して、貴方のお好きな虚構キャラを書けという道理は
御座いますまい。
何故貴方は、自分には自分の欲求のためだけに無条件に他人に指図命令する権利をお持ちとお考えなのですか?
ロワに限らず、不特定多数の参加する企画で、「自分好みの展開にならない」 事で騒ぐのは不毛で御座いましょう。
すなわち富田勢源で御座います。ハゲで御座います。
800創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 17:32:10 ID:W98S8pfU
釣り針デカすぎて口に入らねえ

◆F0cK氏
投下乙
陶器師、いいキャラしてるなあ
無二斎の登場はとくに文句ないですが(剣士伝に出てたからかもね)、
ただ、議論最中に投下しちゃうのは問題あると思いますよ
そう焦らずに、納得させてから投下でよかったのでは?


宍戸を出したい人は、本当に心の底から「剣客」と思ってる?
「剣客」と訊かれて、宍戸がすんなり出てくるの?
それともバガボンドの辻風と混同してる?
801創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 17:37:53 ID:26JWIl/G
んでまぁ、所詮イメージの問題でしかないと思うのですが、江戸中期以降を除けば、
武芸者と剣客を分けようとすること自体にはあまり意味がないとは思います。
極端な話、剣術家のみにこだわるべきなら、そこは開始前に詰めておくところ。
宍戸梅軒自体に関しては >>796 氏と同様には思いますが、上記の理由で、あっても良いと思います。

というか、新規含めリストの中に、話題になってないけど剣客でも武芸者でもないのまだおりますやん。
単純な話、源義経とか巴御前なんか、それはそっちのカテゴリじゃないじゃん! とか思いますし。
(フィクションは知らないキャラのが多いのでなんとも言えないけど)

でも、こういうときに、カテゴリ定義や「在るべき展開」 を、ぎちぎち詰めようとする流れは、結局のところ
ロワ運営上は何の利益にもならないし、ほとんどマイナス要因にしかならないんですよ。たいてい。
ある程度ゆるめに考えないと、行き詰まります。はい。
802創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 17:46:31 ID:5ODfcB0i
だから空気読んで書かれていないんだろ
カルラですらテスト板の頃に省いたのに
803創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 17:51:03 ID:z3T9RDYb
空気←なぜかよめない

だって書いてないじゃん、先に書かなければ襲われるんだ
ロスでは日常茶飯事だぜ!
804創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 18:19:10 ID:kFAoLA0l
>>799
どう突っ込めばいいのやら・・・
なんか人に命令する権利云々とか話すり替わってるし・・・
いつシステムについて言及したよ。
805創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 18:42:01 ID:2OcMewgd
>>801
謙信含めてこいつら違うだろ!と言ったのに無視されたのさ〜
806創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 18:50:34 ID:t3iuKOjk
>>799
剣士として逸話よりも他の武具での逸話が有名なキャラの是非を問う流れのなかで、フィクションだの史実だの言ってるのお前だけって気づいてるか?
807創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 19:21:38 ID:EpvyVs9a
>>806
馬鹿みたいにズレた論点といい空気の読めなさといい…ただの荒らしだろ
某所見て便乗してきただけな気がする
 
そうでなくとも煽り口調とか火種煽ったりとか、ロワに害を成す馬鹿だからいない方が良い
808創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 20:09:47 ID:26JWIl/G
>>806
そうですかね?
>>717>>729>>798 の人は、「史実キャラ減らせ、歴史ロワ化するな、史実キャラ増やしたいなら出て行け」
と言っているように思えましたが、そうでは無い、史実キャラが多くても良いに決まっている、というのなら、
僕は何の異論もありませんし、僕の読み取り方が間違っていた、という事で良いのですが。
809創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 21:22:29 ID:kv2FVICN
書きたい方が書けるから書く、というのであれば別に構わないのでは。
書きたいが書けないという方は精進していただくより他ありませんし、書く気がないという方は
詰まるところ「俺が読みたいのはああで、こうで」と仰っているわけで、物書きの企画に
口を挟む筋ではないかと。

で、書きたいものを書く能力はあるが鎖鎌の殺陣は技術的に描写が困難であるという向きは
トリップを出して表明するのが宜しかろうと思います。
無駄な言い争いよりも技術的な情報交換の方が有意義かつ建設的であるかと。
810創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 21:37:27 ID:7NTnX02r
>>801
義経は生き様とか侍の雰囲気あるし、ある意味では武士道然としたイメージあるから
剣客ロワの趣旨に全くそぐわなくは無いと思うのだが。

最初の参加候補者表に勝海舟もあるんだし、政治家的ポジでも剣の達人とかのイメージがあれば
それはそれでいいと思う。
811創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 21:37:32 ID:2OcMewgd
論点ずれてね?
812創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 21:42:39 ID:gtR9Tbrx
>>810
義経は伝承では京八流の使い手、てなってるから一応「剣客」ではあるんだよな。
個人的には飯篠長威斎、愛洲移香斎、慈恩以前の人間は、
剣がうまくても「剣客」とは呼べないような気もするけど
813創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 21:54:12 ID:z3T9RDYb
>811
それは感じるね
剣客ロワなんだからメインウェポンで剣使わないやつは排除すべきってのが一方の論で、
鎖鎌メインで使う武芸者も入れてよってのがもう一方の論なわけで

>>5について縛りを明確化したいなら生き様だなんだって話も出てくるだろうけど、
鎖鎌使いを入れるか否かが当面の論点である以上、本筋ではないような
814創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 22:06:43 ID:g/vS9LgN
本音で言わせてもらう。
かなり身勝手な意見だと自分でも思う。
でも、同意してくれる人は結構居ると思う。

剣豪同士の戦いが見たいから、このロワを読んでるんだよ。
そりゃあ、一方がなまくら持ってて、一方が天下の名刀持ってる、とか
ドッチかが怪我してる、とかの有利不利はあるだろうけど、
それでも、剣に命をかけた男たちが文字通り命がけで技量を競うシーンが見たいんだ。
「鎖鎌という武器に対して剣でどう立ち向かうか?」なんてシーンは別に要らない。
815創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 22:09:15 ID:2OcMewgd
>>812
他方、平家物語とかだと、身軽だが、非力で武芸はあまり得意じゃないように描かれてるがな
816創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 22:10:36 ID:Mchr9131
義経は当時の慣習を無視したある意味卑怯な戦法を使ったから立派な武士っていうイメージは少なかったり。

まあ、京八流って素敵ですよねー。

ただの呟きなのでスルーしてね。
817創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 22:18:31 ID:gtR9Tbrx
>>815
総重量が20〜30kgの大鎧を着た上で、
八艘飛びとかやっておいて非力って言われても説得力ないけどなww>平家物語の義経

でっ歯で、色ばっか白い不気味な小男なんだよな、平家物語の義経。
818創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 23:00:00 ID:2OcMewgd
>>817
上半身と下半身の筋力がバラバラw

義経って、軍事でも政治でもスタンドプレーばっかやってるKYな奴なんだよな
軍の扱いなら義仲のが上だったりする
819創る名無しに見る名無し:2009/01/19(月) 00:08:40 ID:UdhYE3QL
義経が悲劇の主人公化したのっていつからなんだろう。
820 ◆ZtCYlxZ4so :2009/01/19(月) 03:09:03 ID:b6d5di3o
すみません、多忙でしたので連絡が遅れました
私の予約、希望確認事項などは>>754>>759の通りです

結論から言いますと、今回は高柳、宍戸の予約自体を撤回します
高柳の執筆希望の方がいましたら、拘束し続けたことをお詫びします


様々なご意見をもらえましたが、舵取りはなく個々の主観という状況ですから
極力客観的に参照させてもらいました
結果的に、書き手のルール等と大それたものではなく
全く同じくして、"あくまでも個人的に"破棄を決めました
理由は>>814の末尾一行です

以上
ご意見ありがとうございました
821創る名無しに見る名無し:2009/01/19(月) 10:03:07 ID:hDuUfzbh
>>820
英断感謝します

これで当面の問題は解決かな
822創る名無しに見る名無し:2009/01/19(月) 10:39:38 ID:VrRIACIZ
ところでそろそろスレが埋まるが
823創る名無しに見る名無し:2009/01/19(月) 11:06:49 ID:hDuUfzbh
取り敢えず予約マトメ

坂本龍馬@史実
外薗綸花@Gift−ギフト−
佐々木只三郎@史実
斉藤一@史実
服部武雄@史実
久能帯刀@らんま
824創る名無しに見る名無し
現在位置一覧

いノ肆 志村新八
いノ捌 辻月丹、椿三十郎
ろノ弐 小野忠明、佐々木小次郎(傷)
ろノ参 オボロ、犬坂毛野、斎藤弥九郎
ろノ肆 奥村五百子、白井亨、新免無二斎
ろノ伍 三合目陶器師(北条内記)
ろノ陸 志々雄真実
ろノ漆 土方歳三、
はノ弐 佐々木小次郎、屈木頑乃助
はノ肆 柳生連也斎
はノ伍 神谷薫、座波間左衛門、緋村剣心、千葉さな子
にノ壱 新見錦
にノ弐 沖田総司
にノ参 犬塚信乃、足利義輝
にノ陸 久慈慎之介、トウカ
にノ漆 仏生寺弥助、河上彦斎
ほノ壱 上泉信綱、林崎甚助
ほノ参 師岡一羽
ほノ肆 剣桃太郎、坂田銀時
ほノ陸 徳川吉宗、秋山小兵衛、山南敬助、佐々木小次郎(偽)
へノ弐 岡田以蔵
へノ参 塚原卜伝、宮本武蔵、川添珠姫、伊東甲子太郎
へノ肆 斉藤伝鬼坊、岩本虎眼
へノ漆 東郷重位
とノ壱 犬塚信乃、赤石剛次
とノ参 鵜堂刃衛
とノ肆 芹沢鴨、石川五ェ門、細谷源太夫
とノ伍 伊良子清玄
とノ陸 富田勢源
とノ漆 高嶺響、香坂しぐれ
ちノ漆 伊藤一刀斎
ちノ捌 近藤勇

死亡@中村半次郎
初期位置未定@柳生十兵衛

現時点での参加済み 60名