見といた方がいい作品・文献を紹介するスレ

ぺこ

「あしながおじさん」「赤毛のアン」「若草物語」の内、必ずどれかは嵌まると聞いた
ジルーシャ好きだー！

最高でした

スティーブン・ハンターの「ボブ・リー・スワガーシリーズ」
狙撃物やアクション物を書きたいと思ったらこれを読まなきゃ始まらない。
特に一作目、『極大射程』は絶対に読んだ方がいい。

不景気だ

擬女ものなら室生犀星「蜜のあわれ」を

物書きだけど、あえて直接小説と関連しないものを紹介しておく

「ご冗談でしょう、ファインマンさん」
「困ります、ファインマンさん」

アメリカのノーベル賞物理学者R.P.ファインマンの自伝。確か、ちくま文庫。
チャレンジャー事故の原因をテレビ上で検証した事で知られる。
1965年の授賞式の時点でナノテクノロジーの可能性について言及していた事も有名。

こんな事書くとものすごく高尚な本かと思いきや、フタを開けるとその正反対。
学者とは思えないほどくっだらない内容が多く（褒め言葉ですよ）ところどころ腹抱えて笑える。
と、思いきや不意にあまりにも切ない悲恋の話が出てきたり。
理系のものの考え方が面白おかしく体現されているので、文系の人にこそおすすめ。
おそらく数式が一切出てこない上、専門用語もほとんど出てこないのでご安心を。

「ご冗談〜」の最初、大学の先輩に「部屋出るときはドア閉めろ！」と怒鳴られるあまり、
キレたファインマンがドライバー使ってドアを分解して逃げた話は吹いた。
あと「困ります〜」の元妻・アイリーンとの話は、もはや恋愛小説の域。
病床から夫にしつこく嫌がらせを仕掛ける場面は本当笑える。それだけにラストが切ない。
また、開発者の立場から見た原爆への思いは考えさせられる。


「すぐわかるPerl」

インターネット掲示板などで使われるプログラミング言語Perlの入門書。
と、同時にプログラミング全体への解説書ともなっている。
専門知識のみならず、ウィットに富んだ語り口で業界事情まで面白おかしく語る。
肝心の解説も、当時小学生だった自分が数ヶ月で習得できてしまうぐらい簡単。
HTMLがある程度書けるレベルの人なら簡単に習得できる。
ここで習った正規表現の使い方が、実はネットに小説を投稿する際の整形にも役立っている。
プログラムの醍醐味は「クリックひとつで面倒な作業を押し付けられる」事。
ちょっとしたテキスト編集自動化プログラムぐらいなら割とたやすく作れるので、一回試してみては。
ちなみにここのコラムでファインマン自伝は知りました。

「半日で読める源氏物語」

予備校講師による源氏物語の概説。新書サイズ。
もはや完全にライトノベル。そしてところどころおっさん臭い。
ただ、とりあえず一連の流れを知っておくにはこれほど手っ取り早い本はない。
多くの小説家が現代語訳を書いていて、日本文学の祖だから一応目を通したい人。
けれどもその長さに気おされて読む気をなくしたり手さえ出せない人におすすめ。
ちなみに小説家の訳で言えば、個人的には田辺聖子訳が割と好き。


「無限回廊」

日本国内で起きた特殊な事件、主に殺人事件を解説したウェブサイト。
何しろ解説が濃い。
あらゆる参考文献を読み漁って書かれた詳細な事件叙述に感嘆。
まさしく今起きている出来事かのように書かれている。
時には心理学、法学、生理学にも触れていたりもする。
連続殺人、大量殺人に対する分析はシリアルキラーを描く際は一読の価値あり。
ちなみにこのサイトのメインは殺人事件関連だが、
「父親が娘に成りすまして大学受験した騒動」など変わったニュースにも言及していたりする。


「バタフライ・エフェクト」

アメリカ映画。すでにDVD化されている。
記憶障害を持つ男が自分の日記を朗読する事で過去の自分に憑依して現在を変えようとする話。
ＳＦ的な話はあまり出てこない。むしろ青春映画に近い。
見所は脚本構成。伏線や因果関係の作りが実に絶妙。
幼馴染は性的虐待を受けているし、その兄は不良になってるし、
友達は引きこもりで会話もできなくなっている。
それもすべて、幼少期の出来事が大きく関わっていると分かった主人公は、ひとつずつ解決を試みる。
だが、問題をひとつずつ解決していっても、どうしてか別の問題が生じてしまう。
そのうち主人公に脳障害が現れ始め、過去に飛ぶと命に関わるとなってしまったとき、最後に彼は――

タイムスリップ系のお約束、「過去を変えても現在が全く変わらず、むしろ悪化する」というジンクス。
これが絶妙に繰り返されるのが脚本の核。
だんだんと何をどうしてもうまくいかないという無力感に苛まれる主人公の悲哀が印象的。
パラレルワールド的なものを書きたい人は、ぜひともこの構成の妙を堪能してみては。
引きこもりや性的虐待など、アメリカの社会問題も十二分にえぐられている。
つーか序盤本当に鬱。けど耐えろ。ラスト泣けるから。

「愛犬家連続殺人」は死体の処理方法に困ったとき参考になるはず
燃えないゴミも頑張れば燃えるゴミ
人間を透明にする手引きがわりと詳しく書かれている

>>60
無限回廊すげえ
ありがとう

ユリイカみたいな月刊誌も興味深いものがあるよ

>>62
殺人事件に関してなら、「プロファイル研究所」もお勧めですよ
ここは完全に猟奇殺人に特化して、全世界の異常殺人者を分析しているサイトです
ジャックザリッパーから津山三十人殺し、チカチーロやユナボマーと多岐にわたっております
プロファイリングの実習講座なんてのもあって、かなり興味深いですよ
ただし資料とは言え、もろに死体画像が出てくるので気を付けてご覧ください

実習講座見てみたいな

>>65
ttp://profiler.hp.infoseek.co.jp/profile_ex.htm
ただ何度も申しましたとおり、いわゆるグロ画像がありますのでご注意を

サンクス

超うる覚えだが「蛍の河」宮本輝

野球

予知夢

論語は読んどいた方がいい。
まぁ学校で習うんだが。
中国古典はあらゆる面で参考になるよ。

文献じゃないし作品でもないけど
角川の類語国語辞典（著者：大野晋　浜西正人）
これは見やすいし調べやすいし語句も多くておすすめ

中国古典はあくまで参考程度がいいんだよな。
はまっちゃうと、ねぇ？

はまっちゃう
↓
漢詩のひとつふたつ吟詠したくなる
↓
同ジャンル創作者増えてメシウマ状態！！

となればいいんだが

シェークスピア

各種ジャッキーチェン映画
ヤマカシ
マッハ
少年チャンプル
各種Ｘスポーツ
プロフェッショナル
スポーツ大陸

人類の可能性を感じられるはず

Xゲームは、たまにBSで見るが物凄いことやってるよな。

スノボなんてもう古い！っつてソリが
でてきた時は笑ったな＞Ｘゲーム

世界まる見えと世界仰天ニュースはベタだけど参考になる
事実は小説よりも奇なり

アンビリバボーもだな。

・「超」文章法
・理科系の作文技術
・論文の書き方(清水幾太郎)
・文章読本(谷崎潤一郎)
・悪文
・福翁伝
・堕落論
・ドクロちゃん

age

良スレ発見
ってか、色々学ぶものが多すぎるよ・・・図々しいかもしれませんが
各ジャンルでこれは見とけ・読んどけというのありましたら、教えて下さい。

良スレあげ

日本の思想とか読んだら？
とりあえず折口信夫と丸山真男を読まなきゃ良い物書きにはなれん。

ああアゲなきゃアゲなきゃ

しのぶちゃんは女々しいよね(´・ω・`)

雑誌だと
ナショナルジオグラフィックとニュートン

直接作品に影響なくても自分の世界観を広げられるという意味でおすすめ。
クーリエジャポンも雑誌版世界まるみえってかんじでおすすめする

素人意見だがｗ

たしかにそのへんおもしろいね
雑学としてさー

入手困難だが、博内和代の短編は読んでおいたほうがいい
なかでもSea Side Souvenirはとてつもない
博内和代という作家の不遇と別名義での屈折・挫折ぶりを含めてなお味わい深い

>>89
ググっても、ヒットしないからおかしいと思ったら
単行本は出てなかったのね・・・アフタのバックナンバーを探すしかない？

うん、2002年5月号さがすしかない
現代マンガ図書館か国立国会図書館にいけばあるらしい
あと、アフタのバックナンバー取ってある人は持ってる可能性高い号かも

クロスカディア

文章書きなら歳時記は持ってて損はないよ
動詞や形容などの語彙は辞書読めばわかるけど、動植物や季節行事は国語的な語彙とはちょっと違うからね
深く読み込んでいけば、普段の生活に対する観察力も身に付くかも。併せて図鑑もあればなお良し

スノー・グースかなあ。

エネマグラ経典

ドラッカーはためになったよ

>>78
然り。
世界仰天ニュースの叙述と再現ドラマの構成がは素晴らしい！
見ながら、頭の中で全部文章にしてみると小説より小説らしい

ついつい

今読んでるもの

『パリ職業づくし』
　中世から近代までの、今は滅びた職業の数々を説明した本。

『逮捕（パク）られたらどうなる』
　タイトルまんま。

『人が死ぬとき』
　思いもかけない死に様を、新聞記事から抜粋したもの。

ギリシャ神話

じゃあここで挙がったの全部読めばいいんですかね？

聖書はいいかもな