スレ立て依頼により立てました
おお。TRPGスレ立ったか
スレ立て依頼者ですが、いま出先だから何もネタ投下できないのです。立て逃げだと思われた方がいらっしゃるなら申し訳ありません。
とりあえず帰りしだい完全ランダムでプレサージ作成したヒロインでも投下します。
トリニティ×ヴィーナスSRSのプレサージチャートをてきとうにふってみる
ヒロインチャート
カバー:大学生・専門学校生
ネイチャー:エージェント
外見:丸めがねで野暮ったい
性格:心配性でお節介
夢や理想:贖罪
PCへの感情:あこがれ
トリニティ×ヴィーナスSRSのプレサージチャートをてきとうにふってみる
ライバルチャート
カバー:小学生
ネイチャー:殺し屋
外見:淫靡なファッション
性格:金と悦楽こそすべて
夢や理想:殺し続ける
PCへの感情:餌食
トリニティ×ヴィーナスSRSのプレサージチャートをてきとうにふってみる
協力者チャート
カバー:軍人
ネイチャー:軍人
外見:中国服に扇子
性格:冷徹だが熱い魂を持つ
夢や理想:任務の完遂
PCへの感情:ビジネス
我ながらなんでわざわざ持ってるひとも少なさそうなトリヴィなんか引っ張りだしたんだろう…
スレ見てるかたもしいらっしゃったら、懇意にしてるシステムなんか教えて頂けますか?
創発板でTRPGを作るのかと思って開いた
>>10 いっそ、そういうのもありなスレにしてしまえよYOU
>>10 自分も同じく
でも似たようなスレあるんだよね
方法基本方針なんかは違うんだろうけれど
>>9 懇意というか、好きなTRPGならあげられるぞ
ソードワールド1.0、2.0
ガープス
ウォーハンマー
メタルヘッド
バトルテック
ウィザードリィ
深淵
大活劇
マルチバース
セブンフォートレス
あと、具体的にこのスレは何をするところなんだ?
それがよくわからん
>>1によるとTRPG世界を使ったオリジナルストーリー(うまい言い方が思いつかん)メインのスレらしいけど、
TRPGがらみの創作ならなんでもいいんじゃないかね。
セッションメンバー募集したりリプレイ書いたりしてもかまわないと思ってる。
15 :
(1/5):2008/11/20(木) 04:32:51 ID:YFDV+7lq
それは寒さも迫ってきた秋の、とある日曜日は昼下がり。
増田卓(ますだ たく)が家業である小さな町の本屋さんで、退屈だが平穏
な店番をしている時の事だった。あまり筋肉にない細身の身体としては、こう
して座っている時が一番楽である。
「タッ君いるーっ!?」
二本足でドリフト、という神業を披露しながら店に飛び込んできたのは、脇
に何やら長方形の箱を抱えたボーイッシュな印象の女の子だった。
薬師寺小星(やくしじ こぼし)、卓の幼馴染みだ。
好奇心旺盛な目がいつも輝いているのとやや小柄な体格のせいで、卓と同じ
高校二年生にはとても見えない。せいぜい中学生だろう。
「店内は静かに頼む」
いつもの事なので慌てず騒がず、卓はカウンターの裏で雑誌をめくりながら、
チョコを一つ口に放り入れた。
小星は一気に間を詰めると、カウンターに身を乗り出した。
「あのねあのね、ちょっと聞いてよ」
「聞いてる。続けろ」
銀縁眼鏡を光らせ、卓が答える。
暇だからいいモノの、客がいたら営業妨害そのモノである。
とはいえ、店のある商店街から少し離れたところに、大型のショッピングモ
ールが出来てしまい、そこに大手チェーンの新古書店が入ったため、この店の
経営状態は昔に比べかなり悪い。
閑話休題。
雑誌から顔を上げると、小星が口を開いた。
「イッちゃんの誕生日なの」
うん、分からん。
「また、いつも通りな唐突な話の始まり方だな。それで? っていうかイッち
ゃんって誰」
すると、小星は不満そうに唇を尖らせた。
「えー? クラスメイトの名前ぐらい憶えとこうよ、タッ君」
「……あいにく俺は、お前さんほど交友関係は広くないんだ」
友達付き合いは限られているし、そもそも苗字は知っていてもそれが小星の
言う『イッちゃん』とは限らない。
「携帯電話のメモリも、十件ぐらいしか登録してない」
「ボクは……えーと、千五百件?」
「それはそれで問題だろ。多すぎる」
「友達百人突破ー」
そりゃ、明るく人懐っこい小星なら楽勝だろう。
「はいはい。それで話が脱線した。イッちゃんって?」
「だからー……駿河さんって言えば分かるのかな?」
16 :
(2/5):2008/11/20(木) 04:33:57 ID:YFDV+7lq
駿河壱与(するが いよ)。
肩まで掛かる黒髪で小星と同じぐらい小柄な、いかにもお嬢様風の女の子が
卓の脳裏に浮かぶ。いや、お嬢様というより、お姫様か。それも時代劇に登場
するような。
印象としては、いつも穏和な感じの少女だ。男子の間でも人気がある……が、
卓的には縁のない話だった。
「ああ、あのいつも車で送り迎えされてる」
せいぜい、その程度の認識だった。
実際、実家はかなりの資産家っぽい事を、耳にした事はある。銀行頭取の娘
だとか。
「んー、アレはね、昔何回か身代金目的で誘拐された事があって、危ないから
って警護されてるんだって」
「……何でそんな子が、普通の公立高校に通ってるんだ」
「不思議だねっ!」
謎である。
「まあ、とにかくそのイッちゃんの誕生日だったんだけどパーティー開いたの」
「楽しかったか?」
「おいしかった!」
「ああ、いかにもお前さんらしい感想だよ、小星」
さぞや、よく食った事だろう。
そういえば、微かにバニラエッセンスっぽい甘い香りがする。
「立ち食い形式か何かだったのか?」
「へ、立ち食い?」
「いや、あの子のイメージからすると、そんな感じかなと。にしてもちょっと
イメージ狂うな。まあ、俺の勝手な想像だけど、駿河さんはクラスメイトとパ
ーティーってよりは、何かどっかのでかいホテルの会場とか使ってこう、どこ
かの財界の人達にご挨拶ーみたいなイメージだったんだけど」
もしくはどこかの料亭のお座敷で懐石というのも考えたが、これは全然誕生
日っぽくなかった。
小星はというと、笑いながら手を振った。
「あははははー。違うよ。普通に、おうちでホームパーティーだよ。トワちゃ
んでしょ。リズでしょ……」
指折り数え始める。
「名前は挙げなくていい。多分、晩飯の時間までに終わりそうにない」
何せ友達千五百人の女である。
「そんな事ないよ。あとシロちん、姉御、静ちゃん。全員女の子」
それに小星と駿河さんを入れて、六人。
まあ、適当に話も弾みやすい、いい人数じゃないだろうか。そう、卓は思う。
とは言え、だ。
「うん、あだ名を羅列されても分からん。とにかく少人数だったのは分かった。
とりあえず本題がどこにあるのかそろそろ教えてくれ」
17 :
(3/5):2008/11/20(木) 04:35:01 ID:YFDV+7lq
「ああ、そうそう。みんなでご飯作って食べて、ケーキも食べて、ゲームする
事になったんだけど」
「乱闘系対戦型アクションゲームか。それとも、カートを使ったレースゲーム
か」
コンピュータのパーティーゲーム系定番を、卓は挙げてみた。
「ううん。イッちゃん、コンピュータゲーム苦手なの」
「じゃあ、囲碁か将棋」
いきなり渋くなった。
「二人でしか出来ないよ。あ、そうそうタッ君、大局将棋って知ってる?」
「……アレがあるのか」
おっそろしく大量の駒と、広い盤を使う将棋である。普通にやったらアホみ
たいに時間が掛かると言われている。
とはいえ、これも二人でしかできない遊戯だ。
「まあ、とにかくイッちゃんがコンピュータゲーム苦手なのは知ってたから、
やるならアナログゲームかなって思って、ボク、オモチャ屋で先に買っておい
たの」
「ふむ」
小星にしては気が利いてるな、と卓は思う。
「で、面白そうなゲームがあるなーと思って、買ってみたのはいいけどさ」
なるほど、問題が見えた。
「ルールが分からないと」
「タッ君、いつの間に超能力に目覚めたの!?」
小星は目を見開いた。
「……お前限定なら、多分四歳ぐらいからだ」
「えええええっ!? 新たなる新事実!」
「うん、言葉の使い方、明らかに間違ってるよな。新しいから新事実って言う
んだ。っていうか始める前に、あらかじめ開いて、ルールぐらい把握しておけ」
「駄目だよ。誕生日プレゼントなんだから」
「お前、自分でルールも分からん様なゲームプレゼントすんなよ!?」
前言撤回。気が利いてるとかそういう問題ではなく、単に面白そうだからと
言う理由だけだったか。
「むむぅ、それはそうなんだけど……イッちゃん、何でか友達少ないから、パ
ーティーゲームとかあれば、友達も呼びやすいかなって」
……まあ、そういう事ならアリか、と一応卓は納得する。コイツはアホだが、
友達思いなのは本当だ。
「ふぅむ……という事は、話の流れからしてこうか。お前がプレゼントを渡し
た。せっかくなのでやってみようという流れになった。開いたら、ルールが分
からなかった」
「うん、そうそう」
「まあ、しょうがないから、とりあえずその日はカードゲームか何かでお茶を
濁したか」
お嬢様だけに『大富豪』とか。
18 :
(4/5):2008/11/20(木) 04:36:07 ID:YFDV+7lq
「あ、そこは違う」
「ん?」
「現在進行形。困ってる」
「すまん、意味が分からん」
「だからね、今パーティーの真っ最中」
十分でここまで走ってきたの、と小星は卓の頭上の壁に掛かっている時計を
指差した。
「今かよ!? ってゆーかお前、友達とのパーティー抜け出して何やってんだ!?」
「だから困ってるんだってば! タッ君、物知りだから、これの事分かるかな
って」
そして、カウンターに置かれたのは、小星が抱えていた長方形の箱だった。
パッケージはいわゆる萌え系のファンタジー世界のイラスト。確かこの本屋
にも、そのイラストを描いた人の画集があったはずだ。魔術師風のローブを着
た少女を前面に、剣を構えた少年戦士やら獣人少女やらが描かれている。
「……まあ、ボードゲームはボードゲームだが」
「うん、駒もあるし、サイコロもある。でも、どうやって盤を進めればいいの
か分からないの。ゴールないし」
なるほど、と卓は頷いた。
「いや、あのな? これはテーブルトークだ」
「てーぶる、とーく?」
卓もやった事はない。しかし、一応知っていた。これでも本屋の息子である。
知識は豊富なのだ。
「ん、TRPG。テーブルトークアールピージー。お前さん、ロープレはやる
だろ?」
ロープレ、ロールプレイングゲームである。敵と戦い、経験値を溜めて、育
ったキャラクターで冒険を進めていくタイプのゲームだ。
「ボク、対戦格闘の方が好き」
「知ってる。とにかく、あのロープレのアナログ版だ。パーティーの真っ最中
らしいから、手短に言うぞ。ようするに、紙と鉛筆とサイコロ使って、みんな
でやるロープレだ」
「ふむふむ」
さすがに、パーティーを途中で抜け出した事は気になるのだろう。何とか理
解しようと、小星は熱心に頷く。
「まあ、そうだな。ロープレだと、勇者、戦士、僧侶、魔術師とかいるじゃな
いか。コンピュータゲームなら、基本的に一人でやる。でも、TRPGの場合
は、その勇者とか戦士の役を、それぞれの役の人がやるわけだ。お前勇者。駿
河さん魔術師みたいな。で、冒険だ」
「おお」
小星はグッと拳を握りしめた。嫌いではないらしい。
……そういえばコイツ、演劇部だったなと卓は思い出す。陸上部じゃないの
が、不思議だった。
19 :
(5/5):2008/11/20(木) 04:37:10 ID:YFDV+7lq
それから特に重要な事を、小星に伝える。
「ただ、誰かが判定の仕事をしなきゃならない。GM、ゲームマスターって役
割な。コイツがいわゆるコンピュータと同じ仕事だ。シナリオとか演出とかも、
コイツの仕事。コイツさえいれば、プレイヤーは一人でも、ソロ……一人でも
冒険が出来る。つまり、最低でも二人いるゲームだ。後はとにかくやってみる
のが一番早いんだけど、さて……」
ゲームは知っているとは言え、卓とてプレイした事はないのである。
後、少なくとも今日は難しい。女の子ばかりの誕生日パーティーで、誰がG
Mになるか決め、今からみんなでルールを読み込むのは厳しいだろう。シナリ
オはおそらく、ゲームについているだろうが……。
まあ、それは卓が悩む問題じゃない。小星達の問題だ。
「俺も知識だけだし、ルールの分かるやつがいれば――」
「うん、分かった」
「え?」
右手首に圧迫感。
気がつくと、卓の腕を小星が握っていた。
「でも、ボク説明苦手だから、タッ君もう一回向こうで説明お願い」
小星はカウンター越しに、卓を引っ張り出した。
そのまま駆け出す。卓はつんのめりながら、転ばないので精一杯だ。
「……は? いやおい待て!? 俺は今、留守番の最中でな!?」
しかし小星のスピードは更に加速していく。
「オバサーン! ちょっとタッ君借りて行きますねー!」
店の奥から「はいはーい」とのんきな卓の母親の声が響いた。
「ちょっ、母さん!? な、ああっ、なんだこのパワーとスピード!? おい、
放せ! 放せってば!?」
しかし小星は止まらない。
「向こうに着いたらねっ! 飛ばすよーっ!!」
店を飛び出し急ターン、駿河壱与の家に向けロケットスタートが開始された。
かくして、卓はなし崩し的に女の子だらけの誕生日パーティーに参加する事
となったのだった……。
ひとまず終了。
TRPGのハウツーっぽいネタ考えてて書いた作品ですが、こういうのもOK?
(ってもう出しちゃったけど)
ゲームそのモノじゃなくて、ゲームやる(予定の)人達の話でした。
あと、単純ミス発見。
六人じゃなく七人だ。
連投うざくてマジすまんです。(汗
次回『PCが多すぎる』。
書くかどうかは、本業のスケジュール次第という事で。
おお、乙!
実はずっとこういう小説が読みたくて探してました
23 :
創る名無しに見る名無し:2008/11/21(金) 00:01:21 ID:xIkSkj+l
乙
TRPG知らないから読み専だな
幼馴染、薬師寺小星とかなんか名前がw
俺たちガープスでいうなら20CPだよな
しかも特徴なし
下手したら技能も無しで未使用CPのみ
「妖術抵抗」を超高レベルで持ってるかもしれないじゃないか!
26 :
創る名無しに見る名無し:2008/11/24(月) 19:30:49 ID:hdTU/HcG
あげ
仮にここでTRPG考えるならどういったものが考えられるだろうか?
このスレでオリジナルのTRPG考えて、
完成した瞬間にプレイヤーの1人が
そのTRPGの世界に入り込んでしまうというのはどうだろうか
いろいろ模索してみるのもいいね
TRPGも少し誤解してた
特に異論とかもなさそうだしいいんじゃないかな
そういうTRPG的なものを創造してみるというのも
参考とかありゃいいんだが
上の方で
>>6-8とか活用すべきなのか
世界観とか既存でいいのとかないものか
システムとかどうすんだろそういや?
使うダイス
6面体…一般的、どこでも入手可能 多くのTRPGで採用 ガープス・SW・バトルテック等
10面体…ホビーショップなど、%ロールを使用するTRPGで採用 ロードス島・マルチバース・メタルヘッド等
20面体…D20システムで採用 ファンタズム・大活劇・D&D等
4・8・12面体…主として使われる事は無く、ダメージなどのロールに使われる
上記とは別に、トランプやカードを使うTRPGも存在する 極楽艦隊・東京NOVA・深淵等
能力値
判定に使用する値
この数値にダイスを加えた物が判定基準となる
または能力値以下のダイスの目を出す
一般に4〜6の能力値があり
生命力、敏捷力、知力、筋力、あとはゲームによって器用さや魅力などの値がある
技能・特徴
キャラクターを色付けするもので重要なもの
技能があれば能力値が多少低くても何とかなるものが多い
特徴は身体的、精神的、社会的特徴がある
もし作るとして、大体基本となるものはこんな所かな
考えないとなそりゃやっぱTRPGだもんな
識者がいてくれると助かる
>>31 ダイスとか調べたら複雑なんすねwやっぱ
やっぱそれぞれ適正とかダイスにあったりするみたいですけど
判定基準とはバトルとか?の判定基準ですかねそれは
例えば目の前に穴があったとする
アナタは向こう側に行くのなら、それを飛び越えなければいけない
あなたの敏捷力は 5 目標値は10
2D6振って判定してください
この場合
ダイスを降って出た目が 5〜12 の場合……判定成功!あなたは向こうがわへ行けました
ダイスを降って出た目が 1〜4 の場合……判定失敗!わたしのからだはふかいやみへとすいこまれてしまった
ざんねん!わたしのぼうけんはここでおわってしまった!
となる
判定値が敏捷力、目標値が10てわけね
上記で言うと
強いダメージを与えるとかは筋力
病気・毒物などの抵抗は生命力
何かに気づくといった判定は知力かな
ベースが判定値というわけですな
目標値のところにダイス振って、それを足して届かなかったら
判定基準外でダメということか
いろいろなのがあるんすね、気付くのには知力とかが必要なのか
その2D6はよくいろいろ使われるサイコロ二つ分ってことかな
mDnを振る
=n面体のサイコロをm個振る
ダイスの代わりに時刻表示の末尾ではいかんのかな
うーん、TRPGってむつかしい…
違うダイスを同時にしようすることもあるのかあ
混乱してきた
>>36 時刻表示?パソコンいや違うか…
システム面ではどこか参考にさせてもらうのか
とりあえず6面体のところで
>>31の該当の箇所を探ってみようかな
複数のダイスを使用するTRPGもあるけど
大抵は一種類のダイスだけだね
難しく考える必要ないよ
センチとフィート、計るのに同じ物差し使わないでしょ?
それぞれに使用する物が違うっていうだけ
あと
>>30さんはTRPG未経験者?
それとも何かTRPG作りたいと思っているのかな?
一度何かやろうぜ
俺も未経験だけど
>>39 未経験者でした実は(興味はあったけど)
ちょうど
>>10みたいなような理由で来た人間なんですな
それでじゃあできた作品読んでみようかと思った次第なんですが
でもなんかあまりそういう作品も投下されないみたいなんで
ちょっとそういう模索もありかなーと思った感じです
>>41 なるほど、既存ゲームのSSやリプレイなら投下できるのですが、一から作るとなると難しいです
すぐに作品は出来ないですね
実際にやってみるのが一番理解出来るんですけどね
いっその事、上にも言ってる人の通り
「創作発表板RPG」を創作するのも一つの手かも知れないですね
このスレでやるとしたらゲームブック風になっちゃいますが、末尾はいい案だし
>>42 確かにソードワールドのやつなんか覗いて
レーティング表の項目とかでちょっと青ざめましたw
確かにそれがいいかもですね、RPG
もしかして別スレですか?
>TRPG(テーブルトークRPG、D&Dやソードワールドやナイトウィザードのようなアナログゲーム。
>の 世界設定・データ等 を流用して、主にオリジナルキャラクターの登場する作品を創作するスレッドです。
流用できるのならこのスレでも問題ない、気がする
……出来れば他の人の意見も聞きたい
いやいいと思いますよ大体このスレでも
TRPGでも個々の作品全部知っている人とかはさすがにいないと思いますし
個人的にはいいです、ちょっと上げてみようかな
46 :
創る名無しに見る名無し:2008/11/25(火) 22:23:11 ID:bnS2qzcb
ちょっとあげ
魔法とか出るのかな
とりあえず他のでているTRPG系列の箇所でも見てくるかー
幅は広そうだしなー
オリシスにはあんまり興味ないなあ
基本的にひどいのか薄いのかしかないじゃんあれ
オリシス…オリジナル?
ていうかTRPGってジャンルが広いな、どうしましょう現代から幅広い
どうせTRPGからやっていくわけだから
TRPGからというのを感じさせるものはなんだろう?
いやもうRPGでもこの際気にしないだろうか…
スレの希望でもあれば聞きたいです、ていうか欲しいです
ジャンル云々、アイディア等々何か
>>48 とりあえずやりたい人がやってみて、失敗したら凹んでもいいんじゃないかなぁ。
面白いのが出来れば万々歳だし。
で、興味がないなら、違うネタで遊びましょう。
別に全員が、TRPG作るのに参加する必要はないんですし。
例えばオンセ面子集めて、そのリプレイうpしてーとかでもいいんじゃないでしょうか。
>>49 ジャンルはファンタジーか現代伝奇が無難だと思われ。
一番取っつきやすいし、参考になる資料も多いです。
まあ、あとは売りになるシステムが欲しい所だけど、これはゲームのコンセプト次第かな。
う、いかん。
なんか自治っぽくなってしまった。
い、以上、提案でした。
このスレ使ってプレイバイウェブでもやってみる?
メッセージにレスをつけて進行していくやり方
TRPGとはちょっと違うけど、テーブルトークってのはどういうのか何となく理解は出来る
ただ、時間がかかっちゃうけどね
>>50 伝奇ものか、ファンタジーか
確かに現代に近い方が無難かもしれないね、イメージしやすいし
いろいろ組織だとかがあったりするようなイメージがあるなTRPGは
なんかキャラが属したりっていうような感じで、それだけじゃあないだろうがね…
コンセプトか、ゲームとして売り部分を作るか発掘考えることができればなあ
伝奇系、ファンタジーとしていくならどこを考えていくべきか…
>>51 なんか盛り上げるようなことはできないものかと思っていたので
プレイバイウェブ?なんかこの上で進行させるような形式のようですね
TRPGの奥深さに埋没してしまいそうで、へこんできた…
TRPGのシナリオ作成は、小説を作るのと似たような感じがする
全てのTRPGにおいて共通して絶対に必要なものって何だろう
人、場所、時間
>>55 その三つだよな
社会人になると友人知人が他県に行ってしまうし
残業や勤務体系の違いで時間の折り合いが難しくなる……
学生の頃が懐かしいや
TRPGがよくわかる本を持ってるが、やはり場所の確保とかにも
説明が入ってるんだよな。公民館で会議室借りよう、みたいな。
オンラインセッションという単語を聞くんだが
オンセは何回かやってみたんだけど、もの凄く時間がかかったわw
チャット使ってやるセッションでしょ
ダイスツールっていうオンラインで使える機能があるらしい
>>15-19の続きを投下します。
今回は主に、登場人物紹介。
想像以上にその説明が長くなってしまいましたわ……。orz
一気に出し過ぎた。
次は、もうちょっと小分けにしようと思います。
アイザック・アシモフの『黒後家蜘蛛の会』を読んだことがある人なら分かる
と思いますが、多分全員を一気に把握するのは無理です。
正直、メインである駿河壱与さえ憶えてもらえれば、今回の話は大丈夫じゃな
いかと。
では、よろしくお願いします。
右を見た。
左を見た。
どちらの塀も区切りが見えない。……どうやら、この区画一体、まるまる駿
河邸のようであった。
そして、増田卓(ますだ たく)は改めて、駿河邸の正門を見上げた。銀縁
眼鏡の奥の目を細めてみる。
「……マジでここ?」
卓の正面にそびえ立っていたのは、和風建築の巨大な門だった。多分、中も
すごい。
にも関わらず、卓の隣で幼馴染みである薬師寺小星(やくしじ こぼし)は
平然としていた。
「そだよ?」
小柄でボーイッシュな印象を受ける女の子だ。遠目にはちょっと、男の子と
間違えられても不思議じゃない。
「ちゃんと表札あるでしょ? ほらここ駿河ってあるし?」
そう言って、小星は門の横にある表札を指差した。確かにそこには駿河とあ
る。
「何かの罠とか、そんなのじゃないよな。実はヤクザの親分の家とか」
いや、分かってはいたのだ。『するが銀行』といえば日本人なら誰でも知っ
ているメガバンクだ。そしてするが銀行を有する駿河グループは、戦前の駿河
財閥の流れを汲む企業の連合体でもある。
ヤクザの組長宅でなくても、単なる一般庶民である卓としては尻込みせざる
を得ない。
「だいじょぶだいじょぶ。入ってみれば分かるよ。とりゃっ!」
背丈の低い小星は勢いよく背伸びをして、インターホンを鳴らしたのだった。
数十秒後。
彼らの前に現れたのは、年齢は五十ぐらいだろうか、黒服を来た壮年の大男
だった。
「うぉ……」
ヤクザの若頭かよ、と卓は本気で動揺した。
「駿河家執事、辻と申します……薬師寺様、こちらの方は?」
執事の静かな瞳が、小星から卓に移動する。
「ボクの幼馴染みです。えっとTRPGの……えーと、タッ君任せた」
困ったように頭を掻きながら、小星は卓の背中を叩いた。
「いやおい、お前こんな所で俺に振るか!?」
「だって、説明難しい」
小星が唇を尖らせる。
焦っている間も、執事の辻は冷静な目を卓に向けたままだ。
冷や汗を流しながら、卓は説明する事にした。
「ええと、買ったゲームの遊び方が分からないって言うんで、それが分かる俺
が呼び出されたという事なんですけど……」
「左様でございますか」
辻は一礼し、門の脇に移動した。
「どうぞ、中へ」
「はーい」
「お、お邪魔します……」
駿河邸に突撃する小星のその後ろを、卓はおっかなびっくり追った。
案の定、屋敷も豪邸といっていい造りになっていた。
「……すごいな」
小さな額に飾られた水墨画が漆喰の壁に等間隔に掛けられた廊下を歩きなが
ら、卓は素直にそう思う。この家は、一人で歩いたら絶対迷う。
というか途中まで考え無しに進んでいた小星が、駿河壱与(するが いよ)
の誕生日パーティー会場の場所を案の定失念したため、今は辻が廊下を先導し
ていた。
「すごい? 何が?」
小星の遠慮のない声が、廊下に響き渡った。
「シーッ! 声がでかい。少しは空気を読め」
「普通に話してるだけだよ。あ、思い出した。イッちゃん達はこの先の離れに
いるんだよ」
「そうかい。俺はもう、胃が痛くてたまらんよ……と」
ふと、卓は壁に掛かった額の一つに目をとめた。
「何か?」
辻も立ち止まり、振り返った。
「いや、その、壁に小さい絵がずいぶん掛かってますよね」
「旦那様が趣味で集めておられるモノです」
「はぁ、そうなんですか」
曖昧に頷いていると、もう話は終わったと判断したのか再び、辻は歩き始め
た。
すると、小星が卓の袖を引っ張った。
「どったの、タッ君」
「……いや、確かに高そうなんだけど一つだけ何で安物飾ってたのかなと。待
て。聞こうとするな」
小声で答えたのに小星が辻に近付こうとしたので、卓は慌てて彼女の口を手
で塞いだ。
「もが?」
「きっと自分で描いた水墨画とか、そういうモンなんだろう。頼むから妙な波
風を立てるんじゃありません」
「りょーかい。あ、ついたよ」
廊下を抜けた先は、離れに続く渡り廊下だった。
離れの戸が横に開いて出てきたのは、清楚な印象を受ける小星と同じぐらい
小柄な、黒髪の女の子だった。家での普段着なのか、桜色の和服がヤケにしっ
くり来ていた。
その少女、駿河壱与は小星を見て、小首を傾げながら微笑んだ。
「あ、おかえりなさい、小星さん。それと、増田さん?」
目を瞬かせる壱与に、卓は引きつった笑みを返した。
「……え、ええと、お邪魔してます」
「やっす。戻ってきたよー」
「はい」
辻は壱与に一礼すると、廊下を引き返していく。
「すまん駿河さん。コイツに強引に引っ張ってこられたんだ。誕生日なんだっ
てな。んん、おめでとうございます」
「ありがとうございます。増田さんは、小星さんとは幼馴染みなんですよね」
「何だ、知ってるのか」
まあ、小星と恋人同士と思われても、それはそれで困るのだが。
「はい。小星さんと仲が良いのは教室でも周知の事実ですから」
「……俺にとっては羞恥の事実だ。あ、これ誕生日プレゼント。その、急いで
用意したし、大したモンじゃないんだが」
卓は、小さな紙袋を壱与に手渡した。
「いいよいいよタッ君。こういうのは気持ちの問題だよ。ね、イッちゃん」
っていうかお前が言うなと卓は思う。そもそも卓が途中で店に寄らなければ、
手ぶらでこの家に来る羽目になる所だったのだ。
「はい。ありがとうございます、増田さん……これは」
壱与が取り出したのはかんざしだった。それだけでは何なので、一応他によ
さげな扇子と、携帯にでも付けられそうな小さい鈴も入っている。
「こっちに来る途中、馴染みの骨董屋があったからそこで買ったんだ。……何
か、まずかった?」
やはり値段的に問題があったか……? と、卓は内心冷や汗を流した。安す
ぎるという値段でもなかったが、かといって三つ合わせても高価なモノでもな
かった。元より店主任せの適当価格である。
「…………」
穏やかな瞳が、かんざしに釘付けになっていた。
「駿河さん?」
再び卓が呼びかけると、ようやく壱与は顔を上げ微笑んだ。
「いえ、ありがとうございます。男の人からこういう贈り物を頂くのは初めて
です」
「またまた」
「本当ですよ。宅配などで送られてくる事はありますけど、手渡しは増田さん
が初めてです」
「…………」
世界が違う、と卓は途方に暮れた。っていうのか自分はひょっとしてすごく
不躾な事をしてるんじゃないか? とか、そんな事まで考えてしまう。
「とても嬉しいです。大事にしますね」
本当に喜んでもらえているのか卓には今一つ読めなかったが、社交儀礼だと
してもそれに乗る事にした。
「そうしてもらえると、俺としても買った甲斐があったというもんだ。あと、
呼び捨てでいい。どうもさん付けは落ち着かない」
「タッ君でいいよ!」
「お前が許可すんのかよ!?」
小星に突っ込むと、壱与に小さく笑われた。
「くすくす……では、わたしはイッちゃんとお呼び下さい」
「待て」
「はい」
待たれた。
こういう素直なリアクションは、その何だ、困る。
「……あー、俺はまあ、駿河さんで」
「はい。よろしくお願いしますね、増田君」
「ああ」
よかった。もしこのままうっかりタッ君なんて教室で呼ばれたら、クラスの
男子連中に殺されかねない。
駿河壱与。高嶺の花的存在で、人気は割と高いのである。
「で俺が来た用件なんだけど」
「これ!」
小星が小脇に抱えていたゲームを大きく掲げた。
「ああ、このボードゲームについてですね。すみません、わざわざお越し頂い
て」
「気にするな。引っ張ってきたのはコイツだ」
頭を下げる壱与に、卓は小星を指差した。
「だって、説明難しいんだもん。しょうがないでしょ?」
「では、いつまでもここで立ち話もなんですし、中へどうぞ」
離れの中は大きな和室だった。
中央には料理やケーキが並べられた背の低い角テーブル。何畳あるかは――
あまりの多さに畳の数を数える気にもなれなかった。
正確には数える余裕がなかった。
突風のように駆け寄ってきた癖のある茶髪女が、卓に迫ってきたからだ。
「壱与ちゃんが男連れてキター!! ねね、婚約者? それとももう旦那様!?
その辺kwsk! 紹介yrsk!」
「ヤラシク?」
「いや、ヨロシクだろ」
小星に突っ込んでから、卓はため息をついた。
「っていうか伊達自重しろ」
特ダネに目を輝かせているのは、卓のクラスメイトである伊達有紗(だて
ありさ)だった。教室でいつも騒々しい彼女は、普段も同じテンションのよう
だった。どうでもいいが、有紗が動くたびにアクセサリーがジャラジャラ鳴る。
何の武装かよと卓は思う。
その有紗は卓を凝視し、大きく動揺した。
「何と意外な!? 壱与ちゃんの彼氏が……」
怯んだ有紗だったが、そこで停止する。
「何だよ」
「名前何だっけ」
「増田だ。そりゃ影薄いのは自覚してるけどな」
思わずため息をついてしまう。
「そう、その増田が壱与ちゃんの彼氏だったなんて!? これは新事実だわ。
来週月曜日の号外はこれで決まりね!」
「だから落ち着け。俺が駿河さんの彼氏の訳ないだろうが」
「ああ、そうよね。増田は小星のモノだもの。あれ……って事は略奪愛!?」
「いい加減お前、そういう発想から離れろよ!? お前の脳内は惚れた腫れた
しかないのか!?」
「ない!」
有紗は、割と大きな胸を揺らしながら張った。
「言い切りやがった!?」
「あの、増田君」
「何、駿河さん」
「やっぱり、小星さんとはお付き合いされているのですか?」
心底不思議そうに問われた。
「……されてません。頼むから、駿河さんまで乗らないでくれ」
「帰ってきたよリズー!」
「小星おかー!」
そして騒々しい二人は、抱きしめあった。
「「ぐわしっ!!」」
もっとも、小柄な小星の方は有紗との身長差で、足が浮いていた。
アホな事をやっている二人を眺めながら、ふと卓は思い出した。
「……なるほど、伊達有紗。それでリズね」
あとこの部屋には四人いるのだ。
「おーっほっほっほっほっほ!」
漫画にでも出てきそうなお嬢様の高笑いが、和室に響き渡る。
「……この声は」
教室でも覚えがあった。
「戻ってきたようですわね! それではいざ尋常に勝負といきましょうか、駿
河さん!」
仁王達でビシィッと壱与に指を突きつけているのは、プラチナブロンドの髪
に碧い瞳の少女だった。
絹製だろうかブルーのドレスはとても似合っていたが、この和室ではどうに
も様にならない気が卓にはした。
「……やっぱりカトリーナか」
カトリーナ・真白・フランクリン。卓のクラスの名物女子の一人であった。
確かアメリカにある有名コンピュータ会社の社長令嬢と聞く。
……だから、何でそんなすごい家柄の子が、ごく平凡な公立高校に通ってい
るのか。壱与と合わせて二人も。
そして、そのカトリーナは卓を見ると、腰に手を当てながら眉をひそめた。
「あら、アタクシの顔を知っているとはどこのどなたかしら。こんな貧相な男
が駿河さんの許嫁とも思えませんし……」
悪かったな。
「お前のクラスメイトだよ」
二度目になる説明だった。
まったく、壱与が自分の事を憶えていたのが不思議なぐらいである。
「そういえば、見たような記憶もありましてよ。名前は何でしたかしら?」
「増田だ。ゲームの説明役で呼ばれて来たんだよ。っていうか俺何回自己紹介
しなきゃならないんだよ!」
「そう。務めをしっかり果たすのね。――駿河さん」
「はい」
バックに炎を噴き上げながら、カトリーナは再び壱与に向かって指を突きつ
けた。
「どういうゲームか知りませんが、負けませんわよ!」
「はい」
壱与は相変わらず、春のそよ風のように穏和な笑顔のままだ。
「……いや、このゲームは別にプレイヤー同士が競い合う類のモノじゃないん
だが」
「そうなんですの!?」
カトリーナは、愕然とした。
「そうなんだよ。っていうか、何でカトリーナは駿河さんを目の敵にしてるん
だよ」
卓の問に、彼女は何を当然、と優雅な笑みを浮かべた。
「それは我がクラスで、駿河さんのみがアタクシと競うに値する力と品格を有
しているからですわ!」
「……ああ、そうですか」
駿河さんも災難だなぁとか、ちょっと思ったりした。
ひょっとすると、カトリーナが自分達の学校に通っている理由はもしかした
ら、駿河さんがいるからなのか? とふと、そんな事も考えてしまう。
「ふふふ、今日は駿河さんの誕生日というめでたい席。ですが、勝負は勝負!
容赦はしませんわよ!」
「お前、俺の話聞いてなかっただろ。――っていうか駿河さん、何だってこん
なテンションの高い連中ばかりなんだ?」
小星に、伊達にカトリーナ。
騒々しい面子ばかりであった。
「鉄砲塚さんは、そうでもありませんよ?」
「鉄砲塚?」
その時、パンパンと大きく手を叩く音がした。
怜悧な印象を受ける、スレンダーな体格の美女だった。ワンレングスの髪は
腰まであり、まるでモデルのようだ。
鉄砲塚十和子(てっぽうづか とわこ)。卓のクラスの風紀委員であり、小
星とは別の意味で、高校生らしくない少女だった。
「そろそろ静かにしろお前達。ここは教室ではなくお嬢の祝いの席だ」
「トワちゃんもぅいっす! ただいま!」
元気の良い小星の挨拶も、十和子は平然と受け止めた。
「ああ、おかえり。いくら離れとはいえ仮にも人の家だ。薬師寺、君はもう少
し落ち着くべきだ」
「いっす」
「返事ははいだ。復唱」
「はいっ!」
「よろしい」
十和子の鋭い視線が移動し、視線を向けられた有紗はビクッと後ずさった。
「伊達、お前も自重しろ。めでたい席とはいえ騒々しすぎる」
「そ、そうかなー。普通だと思うけど?」
「いや、騒ぎすぎだろどう考えても」
卓は思わず突っ込んだ。
「このように……」
十和子はそこで動きを止めた。
半開きの口を閉じ。
目をつぶり。
再び目を開いた。
「……増田も言っている」
「……憶えててくれて嬉しいよ。自己紹介する手間が省けた」
卓は自分の頬が引きつるのを自覚した。
「つまんなーい。せっかく三角関係の修羅場が見られると思ったのにー!」
「何を期待しているんだお前は。だがまあ、男が入ってくるとは思わなかった。
正直、驚きだぞお嬢」
別に、駿河に呼ばれた訳じゃないんだがな、と卓は心の中でぼやいた。
「小星さんから頂いたゲームの説明に来て下さったんです」
壱与の説明に、十和子は頷いた。
「そうか。人の話を聞かない奴が多くて大変だが、頑張ってくれ」
「始まる前から、俺は先行き不安になってきてるよ」
ため息をついた卓の袖が、くいと引かれた。
見下ろすと、小星や壱与よりも更に小さいおかっぱ頭の女の子がそこにいた。
卓の所属する文芸部と同じ、弱小クラブである漫画研究会の村雨静(むらさ
め しずか)だった。
「よう、村雨もいたのか」
「は、はい……ご招待されたのです……」
大きな瓶底眼鏡の向こうにある顔を真っ赤にし、俯いた。
「どういう接点?」
卓は静と壱与を交互に見た。
いやまあ、同じクラスの人間ではあるのだが、それを言えば卓と壱与だって
同じである。この二人が教室で一緒になった光景は、お目に掛かったことがな
い。
すると、壱与が少し照れたように言った。
「村雨さんのマンガのファンなんです」
「おおっ!?」
卓の驚愕に、静はますます恐縮する。
しかし壱与の台詞は終わっていない。
「昨年の文化祭の冊子で、初めて目にしてから定期購読です。ただ、家がマン
ガの類を禁止しているので、コッソリなんですけど……」
「へー……よかったじゃないか村雨」
「は、恥ずかしいのです……そ、それに、わたしだけの力じゃないのです……」
頭から湯気を出しながら、静が言葉を振り絞る。相変わらずの、極度の恥ず
かしがり屋だなと卓は思う。普通に話すのに慣れるのも、大分時間が掛かった
モノだ。
「うん、俺の力に依るところも大きいな」
「で、ですっ!」
「……どういう事ですか?」
壱与が小首を傾げた。
「……増田君……ストーリー、時々担当、なのです……言っていませんでした
か?」
恋愛モノだけはどうしても静は譲らないが、それ以外は同じ部室のよしみと
いう奴で時々手伝っているのであった。
静の言葉を聞き、卓を見上げる壱与の視線が熱射線化した。
卓の背中を、脂汗がダラダラと流れる。
「いや、そんな目を輝かせなくても。まあいいや。村雨、お前がいるんなら心
強い。何とかなりそうだ」
少なくとも、部屋の傍らで有紗とプロレスごっこに興じている小星が当てに
ならないのは確かだった。
「お二人は付き合っているんですか?」
そんな壱与の問いに、静はいよいよ耳まで赤くして気絶した。慌てて卓がそ
れを支える。
「……頼むから駿河さんまで伊達化しないでくれ。部室が同じなんだよ。文芸
部も漫研も弱小だからな」
すると、当の有紗が小脇に小星を抱えながら、迫ってきた。
「密室の情事!? 意外や意外、増田を巡って猛烈な女のバトルが火花散るの
かっ!?」 卓はその有紗の脳天にチョップをくれてやった。
「お前は黙れ。あと村雨も真っ赤になったまま固まらずに、否定してくれ」
卓の声にようやく意識が戻ったのか、静はバネのように起き上がった。
「…………! は、はいですっ……!」
「で、これで全部か?」
数えるのも面倒くさくなり、卓は壱与に尋ねた。
「いえ、最後にもう一人……」
首を振る壱与に応えるように、一人ひたすらテーブル上の料理を食べ続けて
いた女が、手を挙げた。卓の位置からだと背中の流れる長いウェーブヘアしか
分からない。
「あ、アタシの事なら気にしないで。ちゃんと全部聞いてたよ。ただ、食べる
のに忙しくてねー。ほら、耳は二つあるけど、口は一つしかないからさぁ」
そういう彼女の皿に盛られた料理は、頭越しにも見えるほどの山盛りであっ
た。
「……どれだけ食ってんだ、おい」
「せっかくのうまい飯、食べなきゃそんじゃん」
振り返ってくれて、左目の下に泣きぼくろのあるそいつが誰だかようやく分
かった。
鷹城彼方(たかぎ かなた)。一言で言えば『厄介な女』である。
「で、君誰だっけ」
平然とそんな事を言った。
「全部聞いてたんなら、名前ぐらい憶えてろよ! 増田だ! 増田卓!」
「では問おう。あふぁひのふぁふぁ(アタシの名は)?」
「食ってから喋れよ鷹城!」
「アタシの名前を知っているとは、君は一体何者だ」
「クラスメイトだっつーの! お前こそもう何者だ!?」
「ふっ……アタシの名前は鷹城彼方。通りすがりの食いしん坊よ」
鷹城彼方は髪をかき上げ、フライドチキンを囓った。
「も、もう訳が分からん……」
こういう女なのである。
「大丈夫よ。アタシも訳分からんし。それでゲーム、やんの? やんないの?」
「あー、それなんだけどな」
どうやらこれで全員のようだった。
七人の女子を前に胡座をかき、卓は書店で小星にしたのと同じ説明をした。
「――以上、TRPGの簡単な概要おしまい。小星寝るな」
「うー、同じ話は退屈だよタッ君」
小星は眠たそうに答えた。まあ、実際寝てたわけだが。
「こっから新しい話になる。えーと、とりあえず理解は出来たかな、駿河さん」
「はい。GMとプレイヤーという役が必要なんですね。人数は、これで問題あ
りませんか?」
卓は、もう一度数えた。
……七人か。
「ないといえばないし、あるといえばある」
「どういう事でしょうか?」
「これだけ人数がいれば、プレイするには充分だ。けど、まず前提として誰が
GMをやるか」
「…………」
それぞれが、互いの顔を見合わせやがて、一斉に卓を見た。
卓の顔はどうしても引きつってしまう。
「……ああ、何となく予想はしてたけど、やっぱりそうなるよな」
「駄目ですか?」
「いや、やる分にはいいんだ。駿河さんの、せっかくの誕生日だしな。水は差
したくない。しかし、人数が多すぎる。いくら何でも俺、この人数を捌く自信
はないぞ。プレイヤー七人て」
正直、処理しきる自信がなかった。自分だって知識こそあるモノの初心者で
ある。
「難しいですか」
壱与の問いに、卓は頷いた。
「GMがもう一人いれば……」
全員を見回す。
壱与以外は、全員が明後日の方向を向いた。諦めた。
「やっぱ無理か。あるいは人数を減らしてくれれば、出来るかも知れないけど
な。他にネガティブな要因を挙げるなら、俺はこのゲームは知ってるけどルー
ルを熟知まではしていない。それとシナリオの読み込みも必要になる。何より
俺自身が初心者である」
とはいえまあ、さっきも言った通り、水を差すのも悪い。
ので、卓も努力してみることにした。
「だから、やるなら少し時間が欲しい。明日でも良いけど、出来れば一週間。
それだけあれば、何とかちゃんと遊べると思う。後このゲームは割と時間が掛
かるぞ」
「どれぐらいですか?」
「まあ、一回で半日ぐらい? 何しろ書いたり話したりの、アナログなゲーム
だからな」
初めてやるもんだから、もっと時間は掛かるかも知れない。
卓は内心、そう考える。
「それは、多分大丈夫です。わたし、部活動には参加していませんし。では、
参加希望者を募りたいのですが」
すると、次々と手が上がった。
真っ先に手を挙げたのは小星だった。
「もちろん参加っ☆ 演劇部も今は暇な時期ー♪」
「はいはい、知ってるよ」
「壱与ちゃんに男の影……っ! こ、これは参加するしかないじゃない! 新
聞部はいつでも新鮮なネタを求めているのよ!」
「よろしいですわ。駿河さんとアタクシ、どちらが演技で優れているか勝負で
すわ!」
「お前ら絶対何か勘違いしてるだろ」
有紗とカトリーナの反応には、はなはだ不安なモノがあった。
「風紀委員会のスケジュール次第だが、お嬢の頼みならば断る理由は無し。増
田、不埒な事はするなよ」
「し、静も……参加するです……」
こちらは比較的まともな二人なので、ホッとする。ただ、不埒な事とは一体
どういう事かとも思わないでもない。
そして。
「面白そうじゃない。受けて立つわ。みんなを混沌の渦に叩き込んであげるわ
よ……ふふふふふ」
「……お前は何がしたいんだ」
要注意人物である鷹城彼方の発言に、更なる不安を覚える卓であった。
「結局全員参加か。……で、場所だけど」
「ここでよろしければ、いつでもいいですよ」
という壱与のありがたい申し出があった。すると、すぐに勢いよくカトリー
ナの手が挙がった。
「な、ならばアタクシの邸宅もお貸しいたしますわ」
「いや、そんなところで対抗意識燃やさなくても良いから。……まあ、後はウ
チの部室かな。あそこだと、いつでも集まれる」
「ひ、広いですから、みんな入れるです……!」
グッと小さい拳を握りしめる静であった。
「だな。時に村雨お前GMやる気は?」
真っ赤になりながら、静は勢いよく首を振った。
「む、むむ、無理なのです……! 静、く、口下手ですから……」
「じゃあま、俺が何とかしないとな。とにかくこの人数をどうにかする方法だ
けど」
「はい」
壱与が頷く。
「とりあえず分割作戦でいこうと思う。……ネットで十二人プレイヤー相手に
した戦記物のレポート読んだことがあるけど、あれは俺には真似できそうにな
い。――さて、それじゃ俺はこの辺で」
やることは終わった。
そう判断し、卓は立ち上がった。
「あれ、タッ君帰っちゃうの?」
不思議がる小星に答える。
「俺は元々イレギュラーだろ。せっかく女子ばかり集まってる所を邪魔するの
も悪いしな」
しかし、立ち上がった卓の服の裾を、誰かが引っ張った。
「そんな事、ありませんよ」
「は?」
壱与だった。相変わらず、控えめな笑みを浮かべている。
「せっかく来て下さったのですから、おもてなしさせて下さい」
「いや、あの」
「お嫌ですか?」
何というか、引く気配が微塵もなさそうだった。
意外に頑固なのかも知れない。
「……じゃあ、飯ぐらい、食わせてもらおうか」
卓は諦め、再び畳に尻を下ろした。
「はい」
微笑む壱与の横で、有紗が忙しそうに携帯を弄っていた。
「……こうして、増田は肉欲に負け、壱与ちゃんの接待を受けるのであった、
まる、と。よし送信」
とてつもなく嫌な予感を感じ、卓は有紗に詰め寄った。
「ちょ、ちょっと待て、お前!? 一体、どこに何を送信してるんだよ!?」
「いやぁ、ただのあたしのブログよ。もっとも、新聞部のサイトともリンクし
てるから、こりゃ月曜日大変よねー?」
「お、お前何て事を……!!」
――休みの明けた月曜日。
クラス中どころか学校中の男子に詰め寄られる卓であった。
連投規制食らってた。
本当はゲームしてる所を書こうと思ったけど、尺の都合で後回し。
という訳でサブタイトルが『PC』ではなく『PLが多すぎる』にタイトルな
りました。
PL=プレイヤー(ゲームする人)
PC=プレイヤーキャラクター(ゲーム中のキャラクター)
です。
GM(ゲームマスター)ともども憶えておいてくれると幸いです。
何か今回ひたすらキャラクター設定に費やしましたが、よければ次回『名前に
悩む人々(予定)』をお待ちいただけると幸いです。
なお、本文中に出てきた十二人プレイヤー云々は、『ヴェルタニア・クロニク
ル』でググってくだされ。アレは面白かった。
それでは。
乙!
楽しく読ませてもらいました。
てゆーか本当にPL多いなw ガチで大変そう。
今のところ、
・(オンセ含む)TRPGやってみようぜ
・TRPG作ろうぜ
・TRPGのSS書こうぜ
みたいな三つの流れがあるのかな。
とりあえず書き込み少ないんで保守。
これは良作SS
だがちょっと登場人物が多すぎる気がするな
初めてでPL7人は厳しいよなぁ
バランスを考えると最初はやっぱり3、4人位がベター?
3,4人がベターだね
初めてで七人だとマスターの脳内CPUが追いつかなくなる
まあ、そのドタバタを表現したいのだと思うがw
システムにもよるよね
ドタバタは大好物だw
まじかるらんどRPG
続きはまだかしら
84 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/13(火) 13:19:36 ID:AZsQ8Cn4
うおなんかいっぱいきた
今携帯だから家に帰ってから見よう
86 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/13(火) 16:48:00 ID:+awtO68X
涼宮ハルヒの日常
PL用シナリオ概要:
兵庫県にある私立の大規模進学校「××高等学校(××はPLの相談により決定)」。この街にPCたち4人(キョン、朝比奈みくる、長門有
希、古泉一樹)と、重要NPC1人(涼宮ハルヒ)が通学していた。※キョンの本名は担当PLの任意に決定。キョンPCがいない場合、終始キョ
ンと呼ばれる。
涼宮ハルヒはレジェンド10LVのクエスターであるが、本人は気づいておらず、超常現象を好んでいるが、信じていない。また、能力を無
意識的に抑え込んでいるため、加護ガイア以外の発動は行わない。よって、加護ガイアを10発持つエキストラとして扱う。
PCたちとハルヒは部活SOS団を結成し、ハルヒの思いつきのもと映画撮影・旅行・ライブ・ゲーム大会等様々なイベントをやっている。PC
たちはマーリン(魔術師連盟)、フューネラルコンダクター社、アイギスのエージェントとして、ハルヒの監視兼護衛、そして世界の真実
を隠すため行動している。
7月ごろ、学校内で欠席者が相次ぐようになる。風邪という割には、ずっと休んでいるし、しかも欠席者の数がどんどん増えていく。
ハルヒは「新種の奇病に違いないわ!」「SOS団で発見・治療法を確立するわよ」と宣言。実際、調査に乗り出す。しかし、実はそれは
奈落者の活動によるものだった。PCたちは奈落者の打倒と、ハルヒを守りかつ世界の真実を隠し続ける必要がある。
注意事項:
ライトノベル及びアニメーション『涼宮ハルヒの憂鬱』をシナリオソースとしています。
『涼宮ハルヒの憂鬱』のネタバレが嫌な方、公式『涼宮ハルヒの憂鬱』とイメージが違うのを嫌うかたは、
避けられたほうがよろしいかと思います。
なお、PC1のシナリオコネクション(朝倉涼子)は基本的に救うことができません。
PC1:キョン(本名PLが決定、中学卒業時にクエスターとして覚醒)
カバー:高校1年生、男 スカウト
シナリオコネクション:涼宮ハルヒ・朝倉涼子
関係:幼子(ハルヒ)・友人
出自:兄弟姉妹・神の恩恵・教育者、いずれか選択
経験:悩み多き人生・親友・学校関係者・ディレッタント、いずれか選択
境遇:出会い(ハルヒ) クエスト:運命に出会う
邂逅・関係:友人・師匠(マーリン)・慕情、いずれか選択 コネクション:任意
住宅:一般住宅 ライフスタイル:中流家庭
君はごく普通の学校生活を行っていたが、中学卒業時にクエスターとして覚醒する。面倒だと思いながらも、日常生活を優先にしながら
もクエスターとして活動する。高校に入学し「東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界
人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」という突飛な自己紹介をし、実際校内一の変人として有名になるハルヒ友人
になる。そして、その後マーリンより「ハルヒは10LVのレジェンド」「下手に覚醒させると危険」「世界の真実を彼女に秘密にし続ける
」よう指令を受ける。ただ、奈落者が現れることもなく、ハルヒとの平和な日々が続いていた。今までは。
PC2:朝比奈みくる
カバー:高校2年生、女 ホワイトメイジ
シナリオコネクション:涼宮ハルヒ・キョン
関係:幼子・PLの任意
出自:魔術師・神の恩恵、いずれか選択
経験:学校関係者・結社の一員、いずれか選択
境遇:正義・抑圧・忠誠・記憶、いずれか選択
邂逅:家族・恩人(キョン)・いいひと(キョン)・友人・慕情・好敵手(長門・古泉)、いずれか選択
住宅:隠れ家 ライフスタイル:中流家庭
君は魔術師連盟の一員だ。実家・親類一族とも皆そうだ。だが、あなたは10歳違いの姉と違い才能に欠けあまり期待されることもなかった。
だが、10LVの未覚醒レジェンド涼宮ハルヒがあなたの通う高校に入学した。魔術師連盟より、初めて君に指令がとぶ。「ハルヒの護衛」
「覚醒の妨害(下手に覚醒させると危険)」「世界の真実を彼女に秘密にし続ける」というものだ。君は任務達成のため、ハルヒに近づくが、
ハルヒは君を気に入りおもちゃのようにして遊ぶ日常が続いている。フューネラクコンダクター社のエージェント(長門有希)や、
アイギスの人間(古泉一樹)も同様の任務を受けているようだ。とはいえ、平和な日常だった。今までは。
87 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/13(火) 16:48:34 ID:+awtO68X
PC3:長門有希
カバー:高校1年生、女 ブラックマジシャン
シナリオコネクション:涼宮ハルヒ・キョン
関係:幼子・PLの任意
出自:原罪なきもの・神の恩恵・組織の子、いずれか選択
経験:マシンライフ・結社の一員、いずれか選択
境遇:軽症・出会い(キョン)・孤独・忠誠、いずれか選択
邂逅:主人・友人(キョン)・いいひと(キョン)・忘却・慕情・好敵手(朝比奈・古泉)、いずれか選択
住宅:隠れ家 ライフスタイル:中流家庭
君はフューネラルコンダクター社の一員として生まれ訓練され生きてきた。そんな君に今までにない新たな指令がでる。未覚醒の10LV
レジェンド涼宮ハルヒの「護衛」「覚醒の妨害」「世界の真実を彼女に秘密にし続ける」だ。学校生活という未知の体験に戸惑いながらも
、運良くハルヒの友人になることに成功する。だが、魔術師連盟の一員(朝比奈みくる)やアイギスの一員(古泉一樹)も同様の任務を帯
びているようだ。とはいえ、平和な日々が続いていた。今までは。
PC4:古泉一樹
カバー:高校一年生、男
アルケミスト
シナリオコネクション:涼宮ハルヒ・(みくるか有希どちらか任意、場合によりキョンも可)
関係:幼子・PLの任意
出自:神の恩恵・組織の子・古き血族、いずれか選択
経験:傭兵・ディレッタント・結社の一員、いずれか選択
境遇:継承・虚実・出会い(ハルヒ)・忠誠、いずれか選択
邂逅:主人・同志・慕情・殺意(朝比奈・長門)・好敵手(朝比奈・長門)
住宅:隠れ家 ライフスタイル:中流家庭
君は若くして、クエスターとして目覚めアイギスの一員として戦いの日々を費やしてきた。既に君はアイギスの中でも若手のエース級の
存在だ。そんな君に新たな任務が下った。××高等学校に潜入し、未覚醒の10LVレジェンド涼宮ハルヒに接触することだ。幸い、時期外
れの転校生として、ハルヒの興味を経た君は労をせず、ハルヒの友人となることに成功する。ハルヒの情報を上に報告する内に、アイギス
は新たな決定と任務を君に与えた。涼宮ハルヒの「護衛」「覚醒の妨害」「世界の真実を彼女に秘密にし続ける」である。魔術師連盟の一
員(朝比奈みくる)やフューネラルコンダクター社のの一員(長門有希)も同様の任務を帯びているようだ。とはいえ、平和な日々が続い
ていた。今までは。
設定:
ブルースフィア関係の設定はほとんどシナリオに関わりません。
現代日常・非日常同居ものというアバウトな認識でお願いします。
舞台:現代日本の兵庫にある××高等学校周辺(っぽいブルースフィアの場所)
水を差すみたいで悪いけど、
そこまで改変するのなら「無理してハルヒでやる必然性があるんだろうか?」と思った。
というか、これはシナリオなのかな?
89 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/13(火) 19:27:16 ID:+awtO68X
シナリオですね。
ハルヒバージョンと、ハルヒからネタ拾っただけバージョンを、
並行して作ってます。
テクスチャーの違いだけです。
そのうちワード・エクセル・テクスト・PDF詰め合わせZIPで上げます。
各人で編集してもらいたいので。
90 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/13(火) 21:16:41 ID:+awtO68X
http://www1.axfc.net/uploader/He/so/182112 pass:
haruhi
アルシャードガイアRPGシナリオ「涼宮ハルヒの日常」
ミドルフェイズ途中まで、
注意事項:
ライトノベル及びアニメーション『涼宮ハルヒの憂鬱』をシナリオソースとしています。
『涼宮ハルヒの憂鬱』のネタバレが嫌な方、公式『涼宮ハルヒの憂鬱』とイメージが違うのを嫌うかたは、
避けられたほうがよろしいかと思います。
お節介かもしれないが、俺の知ってる限りでもハルヒを元にしたシナリオは
既にいくつも先例があるようなので、ざっとでも見ておくといいかもしれない。
涼ノ宮ハルヒの予言書とか、OEN団とか。
完全にネタとして割り切っておくなら再現シナリオも意味がないとは言わないが、
作中のキャラをそのままPC、NPCにするのはあまり受け入れられないんじゃないか。
マギウスのラノベキャラをPCにしたRPGとかをやった世代だが、
やっぱり中の人が別人だから上手く動かなくてやりづらかった記憶しかない。
最近の原作つきSRSでも世界観に基づいた上で、原作キャラは
コネクションなんかにしておいて、PCは新たにキャラを作るのが主流っぽいような。
92 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/13(火) 22:49:27 ID:+awtO68X
涼宮ハルヒの話の構造を使いたいのと、
各PLが既存キャラを渡されたときにどういうロールプレイをしたいのか、
また、その結果どういう展開になるのかが見たいという、
かなりマニアックな嗜好に基づくシナリオですから。
再現シナリオとは微妙に目的自体が異なると思います。
割り切って、そのPLのオレロールプレイでいいんですけどね。
原作知らない人でも別にかまわないし。
昔ランダムでPCを作るRPGいっぱいあったじゃないですか。
あれで、ぜんぜんしたいのと違うのが出来上がったときにどうロールプレイするみたいな。
最近だとウォーハンマーFRPですね。
ハルヒ愛は別にないです。
原作1巻と映画の話読んで、セミリアルタイムyoutube視聴してただけなので。
ゼロ話とシャッフル展開は大好きでしたが。
「憂鬱のハルヒ」はけっこう好きですけどね。
固有名詞置換で、すぐ普通のALGシナリオっぽくなりますよ。
完成したら、すぐやって一緒にUPするので、見比べてください。
>>91 もっともな助言とは思うが、このupされてる方は
自分の方法論や目的が確立しているので、
方針を変えるような提案は基本的に嫌がるし、あまり聞き入れないよ。
記載の分かり難い点や、流れが悪いところ、などの
方針を変えない改善点について述べてあげると喜ぶみたい。
卓ゲ板で1スレを使って色々と話した結果、次スレを立てない方が良い、
となったのでこのスレに移って来た様子だ。
>>92で方針や好みを述べてるんで、合わせてあげてね。
>>93 理解した。ありがとう。
そのうえでシナリオ作成者氏にひとつだけ質問しても構わないだろうか。
PLがどんな風に原作キャラのロールプレイするかが見たいのか、
それとも単にハルヒの世界観やキャラを下敷きにシナリオを作りたいのか、
シナリオ作成者としてはどっちのほうの気持ちがメインなんだろう?
前者のほうかなと思うんだが、その割に原作キャラでプレイすることにこだわりもないようだし。
96 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/14(水) 03:54:36 ID:9ZWU4rsl
97 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/14(水) 03:58:31 ID:9ZWU4rsl
ワード・エクセル・テキスト・PDF詰め合わせは希望があればUPします。
あと、ボスデータは今度に回します。すいません。
とりあえずは、公式付属のピグマリオンでも使ってください。
つーか、スレを渡り歩いて次々と迷惑かけて回るのやめてくれ。
とうとう板まで渡っちまったが。
99 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/14(水) 17:59:59 ID:NVvFucL/
100 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/18(日) 23:12:47 ID:l1tOZ2XB
「聖戦士、降臨」をやっぱブレカナにコンバートするのは無理だわ。
あまりにも、世界に対しPCが置かれている立ち位置が違いすぎる。
キャラクターモチベーションはしっかりしているけれど、
幅が100mある一本道シナリオという印象。特別どうとも思わなかった。
ALGかALSffにコンバートすることにする。
>100
そもそも何故コンバートする必要があるのか理解できない
あと「聖戦士、光臨」は一本道だとしても幅が広いから
その分自由にできるから評価が高いのだよ
だから既知シナリオだとしても何度も楽しめる良シナリオなのさ
あと個人特定の為に固定ハンドルとトリップを使ってくれ
102 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/19(月) 01:04:35 ID:8eCoWSaB
こんな人口の少ないスレで、トリップが必要かね?
俺と貴様(尊敬語)しかいないと思うんですが。
名作シナリオなら、その構造は他のシナリオで使えるくらい強固なはず。
世界設定と結びついていて、難しいものがあるのも認めますが。
赤い手・石巨人・神官戦士が六人・とまどいの刃ほどのシナリオには個人的に感じない。
これはもうプレイング嗜好の問題でしかないとは、思う。
その上で、シナリオコンバートするのは、
シナリオを自分のものにする作業の一つとして有効だから。
シナリオレジュメでも構わないんだが、どうせなら手間でも新しい価値を付加できたほうがいい。
幅の広い一本道というのはPCの演出やPL自らのPC設定を、
存分に楽しむという観点では有効で、カオスフレアがそれを得意としているというのは認める。
ただ、シナリオを読んで自分がGMしたいと思うようなものではない。
ALGのシナリオは演出例がくどくどと多く、ノイズとなっているが、
基本構造はこれらに類するものにはなっていると思う。
自分なりに、楽しめそうな「聖戦士、降臨 fear.ALSff+GAIA」を構築してみるつもりだ。
見てる奴は他にもいるんじゃね?俺みたいなのとか
一応書き込んでないけど、見てるよー
自分のやってるシステムが出てこないから、なんとなく書き込めなかっただけ
>>102 著作権的な問題を孕む移植作業より、オリジナルのシナリオが見てみたいぜ
そもそも「創作」なのか疑問だしなあ、コンバート。
別にコンバートしたければいくらでも勝手にすればいいと思うが、
>シナリオを自分のものにする作業の一つとして有効だから。
そんな個人的な動機の個人的な作業を2chでupしてどーすんだ?とか
>シナリオレジュメでも構わないんだが、どうせなら手間でも新しい価値を付加できたほうがいい。
新しい価値って何を意図してるんだ?付加できてんの?とか、
文章見るだけで疑問がどんどん増えるなー。
全般的に「ここはお前の日記帳じゃねえんだ、チラシの裏にでも書いてろ、な!」って感じ。
107 :
101:2009/01/19(月) 19:07:55 ID:Y9bo5UN8
規制の巻き添え食らって書き込めなかった…
間違った相手に見当違いな事を言いたくはないからね
これは住人の数に関係の無い事じゃないかな
それに卓ゲの方でどれが誰のレスやらでわかりにくかったから継続して付けてくれるとありがたい
名作シナリオの定義が何なのかが気になるけど
それを論じたら簡単に結論が出なさそうなので置いておくが
「聖戦士、光臨」の評価に関しては間違ってはいないと思う
内容と言うか祖筋で見るならば強固さの無いうすーいシナリオだと私は思う
逆に言えば要点さえ抑えれば千変万化する柔軟なシナリオだという点が評価されてる理由なのでしょう
多分そちらが示してるシナリオとは方向性が違うんじゃないかと
コンバートに関して有効性は認めるが
自分のものにするにはシナリオを真っ当に遊び倒すのが一番の近道だと思うんだが?
まーコンバートするなら、あるシナリオを参考にしてたら原型を留めない位に別物になりました
って位の方が健全に思えるな
108 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/19(月) 19:28:18 ID:JHium8XU
>>107 さんへ
「自分のものにするにはシナリオを真っ当に遊び倒すのが一番の近道だと思うんだが?」
には同意しますが、異論があります。
「失敗する可能性のあるシナリオに一期一会で同卓する人たちに休日の一日を使わせたくない」
です。もともと、シナリオを自身で書いてみようと思った遠因が、
「FEAR公式シナリオ(DX)を3回やったが、3回とも事故ってしまった」なので。
FEAR公式シナリオ理解のためにシナリオ制作を始めました。
結論としては、FEAR公式シナリオ(DX・N◎VA)を自分がそのまま回すのは
おそらく不可能という結論です。
元ネタでしかないくらい自分で手を入れない限り、アドリブ満載になり事故るでしょう。
PLの皆さん及び自分が満足したときと、不満足したときの顔が露骨に違うのがわかるので。
今のところコンバートに関しては、
石巨人:ダンジョンシナリオということもありほぼママ。今日中にケリを着けるつもりです。
N◎VA2nd付属:内容・構造としてはママですが、プレイ感覚は大きく異なると思います。
元ネタありのALG2シナリオに関しては、
両方と元ネタのも原型を留めなくなっていると思います。
また、両方とも基本付属シナリオを大いに参考にしました。
ですが、基本付属シナリオ自体、ALGのベーシックなシナリオ構造の教本だと思うので、
ある意味コンバートなのですが、まったく異なったものになったと思います。
「聖戦士、降臨」のコンバートも、世界観の変更もあり、
大きく印象の異なるものになるであろうと思います。
こいつにマジレスしてやるなんて、みんな優しいな。
卓ゲ板での所業知らない人も多いんでしょ。
>>106 最後の意見、口調はともかく「2chのスレを私物化するなよ」ってのは正論と思うが
この人自分に都合の悪いレス見えないんだわ。
スルーお勧め。
111 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/20(火) 00:35:13 ID:oUF24LV4
112 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/21(水) 01:36:06 ID:12HvXVPE
>元ネタでしかないくらい自分で手を入れない限り、アドリブ満載になり事故るでしょう。
それがわかってるなら、コンバートする必要はないと思うんだけど。
元ネタでしかないくらい自分で手を入れたらもうコンバートじゃないし
コンバートシナリオが事故るなら、それを使うのは
「失敗する可能性のあるシナリオに一期一会で同卓する人たちに休日の一日を使わせたくない」
に反するでしょ。
使えないコンバートシナリオ作るぐらいなら、最初から自作シナリオ作ればいい。
昨日書けなかったが
>>113が言おうと思ってたこと全部書いてくれた。
カオスフレアになんでフォーリナーがいて、なんで彼らがダスクフレアに対抗する
切り札なのかは世界観レベルで決まってることだと思うんだが(プレイ時そう感じた)。
少なくとも基本ルルブでそれが再現できるか、複数のサプリを持ってないと再現
できないかってのはかなり意味合いが異なるんじゃないのか。
システムが変わったら名作シナリオがそのまま名作でであり続けるかは疑問。
無理にコンバートにこだわらずやりたいシステムの世界観やギミックに沿った
シナリオを一から自作すりゃいいじゃない。
115 :
101:2009/01/21(水) 22:40:16 ID:Z6dxKTxU
>108
失敗や事故の原因が何にあったのかは一旦置いておいて
公式のままでシナリオが回らないなら回るように改変するのが先じゃないかと思うなぁ
まぁそれこそチラシの裏でやる事だけどさ
システムや世界観まで変えて無駄に難易度を上げる意味は無いんじゃないか
でコンバートの結果まったく異なったものになったのならば
元ネタは伏せてしまうべきだと思いますがね
異なってるのに元ネタを意識させ引きずられるのは何かとマイナスにしかなりませんから
こうなると最早コンバートとは違う別物なんだろうけどな
まーこんな所で中途半端なものを晒したりコンバートとか言う前にやるべき事があるんじゃないかい
>109
疑問を疑問のままにしたくないってエゴでレスしてるのさ
116 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/22(木) 20:26:10 ID:nEB2PPgD
http://www1.axfc.net/uploader/He/so/185582 pass:
als
アルシャードff/GAIA RPG シナリオ「勇者、降臨」
>>115 事故については、既に2ちゃんに書き込んだことがあるので、
改めて、検討しようとは思いません。申し訳ありませんが。
シナリオレジュメではやりがいを感じません。単なる個人の気持ちですが。
大体の場合、コンバートによって、原型はとどめなくなっていると思います。
元ネタを明示するのは、原作ネタバレになりうることを明言するためです。
国産ミステリの傑作を漫画金田一少年で、改悪・つまらなくした上で、
トリックを剽窃した例がありますが、そのようなスポイルをなくすためです。
>>114 シナリオの分解・再構成の中でカオスフレアの魅力がだいぶわかってきました。
ガープス好きとしてのハッタリの要素がどこにあるのか、やっとわかりました。
フォーリナー・カオスフレアの特殊性や、PCのバックボーンの多彩さに、
多くを拠るゲームということが改めてわかりました。
確かにPC作成がすごく楽しそうです。
それ前提での、名作シナリオ「聖戦士、降臨」ということも。
>>113 チラ裏におさまらない「使えるコンバートシナリオ」を作っているつもりです。
認めていただけるかどうかわかりませんが……。
N◎VA2ndのシナリオなんかは、基本的に丸写しにしか見えないからまるで使えないと思うな
新しい導入作った位しか価値ないんじゃね?
元のシナリオ持ってる人間しか見れないんだし
>>117 N◎VA2ndコンバートについては否定できないですねw
ニューロ枠投げっぱなしだしw
本当はニューロ用のイベントを各所で用意すべきなのですが……。
自分の頭の中では完成してしまったし、
パスワードわかる人なら自分で補えるだろうと、ちょっと中途半端なまま終ってますorz。
ただ、あの恐ろしく読みづらく分かりづらい内容を、
今風のフォーマットにまとめ分かりやすくした価値はあると思いますよ……。
思いたいですよ。。。
あれはまだ、実プレイしていないので、
実プレイした上でフィードバックして機を見てより良いものにし、UPしたいと思います。
シナリオと言うのは改造しなくても取り敢えずはそのままで回せるのが本来なのに
・ボスデータはGMに丸投げ
・動作保障は皆無で改造しないと事故る
・ライターの(文章外の)脳内設定をエスパーしないといけない
これを(他人が使用できる)シナリオと言うのは苦しすぎるぞ
>>119 2版のシナリオの話ですよね。
ボスデータはUPしてませんでしたっけ?
してないか、最新版は詰め合わせでないから抜けてたかな。
何回も、UPしてたのでちょっと記憶があいまいです。
当時使ってたPC修理中ですし。
自分の手元のデータしか直してないかもしれません。大変申し訳ありません。
動作保証は2版での実績ということでw
コントロールが難しいシナリオだと再三冒頭に書いているので、
ある程度はご容赦願いませんかねぇ。
Dではまわしてないので、今度回してトラブルシューティング・プレイレポート加えます。
ライターの脳内設定というのが何のことかわかりません。
お書きになったとおり、2版の内容そのままで、
ほぼ省いていません。設定過多でノイジーだといわれるのはわかるのですが、
不足している設定があるというのはちょっとわからないです。
ぜひ、一例でも指摘していただければと思います。
121 :
117:2009/01/23(金) 01:27:44 ID:eTJBVXom
色々有るけど個人的に一番の突っ込みどころだったのは、
元のシナリオで「基本的にニューロのシーンだ」って書いてる導入を、
フェイト枠にするっていうウルトラCかましてるところだな
まあ仮に俺が遊ぶならフェイトとニューロの枠を入れ替えるけど
ちなみに、俺が落とした奴にはゲストのデータが入ってなかった
その辺も価値が無いと思った理由の一つだったし
>>121 ニューロ枠をあえてフェイトにしたのは以前、
ある人にアドバイスされたからです。
任務に最適な人間ばかりだと、キャスト同士の絡みが発生しづらい。
あえて、ずれた任務を与えることで、自然にキャスト同士か゛絡んでいくよと。
いまやってるALSffGAIAが終わったら、ニューロ周りのイベント拡充と、
敵データを完成させた上でupします。すいません。
123 :
101:2009/01/23(金) 02:31:07 ID:ymvV0Sbu
>116
事故の原因はわかっていて可能な限りの改善は済んでるのね
原型をとどめてないならネタバレにならないように改変するのは不可能じゃないと思うがね
それこそただのコンバートから一歩踏み出せると思うんだが?
それに、よほど露骨でなけりゃネタバレなんて言われなきゃ気が付かないもんだし
不意に思い至ったんだが、そもそも、大勢の人間が回せてるFEARの公式シナリオ
これを回せない人間が作ったシナリオが誰にでも回せるものかってのが疑問だ
http://www1.axfc.net/uploader/He/so/185884 ALSHARD ff/GAIA RPG scenario 勇者降臨
word+excel+txt+pdf
>>123 ネタバレにはならなくても、キーとなっているアイデアの剽窃となるのは、
避けられないと思っています。
DX2ndの付属シナリオで(程度はいろいろであれ)事故ったのは、
いくつか要素はあるものの、最大の原因は、
他のシステムとシナリオ設計思想が異なることを理解しないまま、
まわそうとしたことだと思います。
DX通常ステージは現代ものであり、行動の自由度自体はかなり大きいです。
それを自分なりの完全な理解のないまま、
いわゆるFEAR的な一本道・選択肢のあるシナリオなマスタリングをせず、
PLの発想をまるごと受け入れるアドリブマスタリングをすれば、
破綻するのも当然だったと思います。
いわゆるFEARシナリオは基本一本道であることをGM・PL双方が理解した上で、
その上での幅を楽しむものだと考えています。
現在UPしているALG系のシナリオはその形に則ったものにしているつもりです。
あと、付言するならFEARシナリオ以外のシナリオは、
ルナル・SW・ガンドッグは普通に回せていました。
DX付属シナリオなんてFEARのシナリオの中でも特殊な物を見てFEARシナリオは合わないなんて言ってるのか。
>>125 DX2nd付属シナリオはそんなに特殊ですか?
D付属、MI付属、クロニクル付属、コントラ付属、アウトランド付属、
を読みましたが、似たように感じました。
ブレカナ初版・カオスフレア旧版・ALS旧版・ALSff・ALG
は安定してまわせそうとは思いましたが、
特に自分でGMやりたいとは感じませんでした。
実際にFEAR公式シナリオでGMをやったのは、
DX付属3回・N◎VA2nd付属1回だけですね。
あとシャドウランの雑誌掲載シナリオも、
アドリブ満載でシナリオ的には事故りましたが、
マスタリングとしてはPL・GMとも満足できるものにできました。
あと、DXはPLはかなりやっています。
ハルヒ下敷きのシナリオ読んでみたが、一箇所「あさくらりょうこ」が平仮名になってて
置換し損ねてるのがあった。
で、個人的にはメインヒロインがクエスターとか奈落とかとは隔絶してるせいで、
GMからの誘導がしづらい部分がありそうに思う。フューネラルコンダクター社員は
あまり積極的に提案はしないっぽいし、マーリンだと微妙に距離がありそうなんだよなぁ。
みくる、長門、古泉立ち位置の誰かをPCからNPCにして、PCの身近なところから
クエスターとして意見を出せるNPCがいたほうがいいんじゃないか。
あるいはメインヒロインが特殊なレジェンドなら、ガイアのアバターであるニミュエの
代理人とかも絡んできそうな気がするのだが、そんなNPCを足してもいいと思う。
それと「世界を書き換えるプログラム」と、それが生徒の脳をいじくることと、
黒幕が自由になることの因果関係が原作読んでないとちょっと分かりにくいかもしれない。
奈落者がマナを生徒達から吸い上げて、その多量のマナでメインヒロインの
不完全なシャード(無意識に押さえ込んでるなら設定としてはアリじゃないか)を封印するとか、
マナの枯渇のせいで生徒が病気になってるとかのほうがわかりやすいんじゃないか。
>>127 確かに「あさくらりょうこ」になってましたね。すいません。
ひらがなだったので、見落としていたようです。修正します。
あと、LVと加護数は無関係なのと、
サクセッサーというものになっても最大8回のようなので、
ヒロインのガイア数は8に修正しときます。
基本的にこのシナリオを駆動していくのはヒロインと考えています。
ヒロインの単なる思い付きの行動が、真相へと近づいていくという。
PC達はそれに振り回される立ち位置です。
GM側からのイベントで十分、話は進んでいくと思ったのですが、
難しいでしょうか?
マーリンがアドバイザーの立ち位置なのはそのとおりです。
ニミュエがらみですが、基本ルールブック以上の情報を持っていないので、
ちょっと難しそうです。あんまり世界の真実とか重要な話じゃないですし……。
確かに動機の部分と手段は唐突かつ特殊ですね。
もうちょっとシンプルな方がいいですよね。
ちょっと趣味が出てるな。検討してみます。
GMが原作的なキャラの設定と立ち位置、行動パターンを脳内においてシナリオを書いているので
是非はともかく、それらの情報が前提となっているように見受けられる。
PCがどうであれ、ヒロインのみで話が進む観劇型シナリオになる危険性を有してると感じた。
まずは元ネタを脳内から排除してみた上でシナリオを構築することを考えるべきでは?
そうでないと、原作トレース以外のルートが不可能なシナリオで終わるだろう。
>>◆508Ke1rMDY
即レス感謝。些細なことだが「PC3」が「ユキ」のままなのもあったぞ。
俺も基本ルルブしかもってないが、ニミュエのくだりはp.300に書いてあることから解釈しただけ。
ガイアのアバターに見守られてることでメインヒロインの特殊性を強調できるんじゃないかと。
ガイアでやるなら原作の設定もできる限りガイアのルールで決められた枠組みに置き換えた方が
よりスムースかなと思う。他のシナリオにも言えるだが、たぶんその方が原作を知らないPLも入りやすい。
上のレスにもあるが今のところ各PCとも原作のキャラ傾向であることを前提に演出を組まれている
部分が多いような気がする。PC3からPC1への好意めいたものは初期コネクションでしか表現されて
いないのに、クライマックスで「本当はPC1君のことが好きなんでしょ、わかってるって」とか
言われても困惑するPLも多いのじゃないか。
なんか瀬田の存在が唐突過ぎるので、関係性を作っておくためにシーン1とかで瀬田を
登場させておいた方がいいと感じた。クラス委員の上にPC3のバックアップなのにクライマックスまで
一回も描写がないのはどうかと。
同様に、PCが瀬田に接触を試みたとき用のイベントも用意しておくほうが事故らないと思う。
>>129 演出書く上で、原作キャラを前提にしているのは確かですね。
ただ、「こうするべき」と思っているわけではまったくありません。
よく、誤解されるんですが、演出を例示する限り
何らかのキャラクター性を前提とするのはやむを得ないと思うんですが……。
漠然とした内容より、違っていても具体性のある演出例を
好むのは私だけの嗜好なんでしょうかね。
PLが主体的に行動しなければ、
ヒロイン暴走・ガイア連発シナリオになりますね。
それはそれで、おもしろいと思いますし、PLの自業自得だと思いますw
けど、このあたりのGMへのガイドラインは確かにないですね。
シナリオ全体のハンドリングに対する指針は拡充しようかと思います。
あと、ALGの付属やff付属の無印ALS付属のシナリオで、
何らかのルートを外れるような展開って可能ですかね?
正直レールウェイシューティング並に限定された中での自由度しかないように思えるんですが……。
>>130 すいません。ユキも確かに残ってますね。
表記揺れしてるとこういうミスがでちゃいますね。
とはいえ、呼称でキャラの差別化を図りたいこともあるので、チェックを徹底するしかありませんね。
申し訳ないです。
ヒロインについては
未覚醒クエスター10LV(基本ルールで最高)・ガイア(望みを何でもかなえる)8発持ち
校内一の変人、美人、PCたちのグループの主導者、PC1に好意を持っている?
PC1、ラスボスと同じクラス。
マーリン・魔術師連盟・フューネラルコンダクター社・アイギスからそれぞれ
監視と護衛がついてる。
だけで、モノセッションにしては、もう十分おなか一杯な設定だと思うんですが……。
たりないですかね?
あと、「本当はPC1君のことが好きなんでしょ、わかってるって」はあくまで例示なので……。
別に何でもいいから「PC3お前のことはわかってんだぞ」ってセリフであればOKなんですが。。。
全部にこうした指針を入れることも可能なんですが、
シナリオが文章量的に重くなるような気がするんですが、どうなんでしょうね。
シナリオ全般に通じる指針・ガイドラインとして、1章設けたほうがいいかな。
潮田が唐突なのは悩んだところなんですね。
この登場人物数(他ガイア付属、ff付属、無印ALS付属シナリオ)だと、
出てきた時点でラスボスとばれちゃうんですよねw
「モブっぽく描写すること」と書こうとも思ったんですが、
シナリオに書いてあるとGMとしては、やっぱ露骨に描写しちゃって、
バレバレになっちゃうと思うんですね。
だったら、まだ唐突の方がいいかなと。実際、動機も完全な逆ギレだしw
でも、確かに潮田に接触を試みたとき用のイベントもしくは指針は、
用意しておいた方が良さそうですね。
「アドリブに任せる」だとシナリオ執筆の趣旨から外れますしw
133 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/23(金) 23:09:25 ID:/1pIZloq
134 :
101:2009/01/24(土) 01:04:07 ID:AsaFt7DE
>124
アイデアの剽窃になるから何?
所詮、素人が作るシナリオにネタのパクリが無い方が不自然だしね
ネタ晴らしなんてゲーム終わった後にでもすりゃいいのに
なんかさー
理解度が浅いのに基本をすっ飛ばして色々と手の込んだ事をやろうとし過ぎてないか
あとシナリオを読む側とか一緒に遊ぶプレイヤーの事を考えてる?
はっきり言って読み難いんで読み進めようとかプレイしてみようとかいう気が起きない
まー卓ゲ板でも言われてたけどさー変わってないねー
135 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/24(土) 01:43:43 ID:8gBocRsV
>>134 ネタバレにこだわるのは、自分がミステリ好きな人間だからかもしれません。
ミステリ界隈でのネタばらしは大きな嫌悪を持って遇されますから。
少なくとも「占星術殺人事件」を読む前に、
そのトリックを使った(しょうもない)TRPGシナリオをプレイすることで、
初読時の感動を奪われるようなことがあれば、
自分は「怒り」を感じるかもしれません。
少なくともシナリオを書く時点では、まず「自分がやりたいこと」を貫いてかまわないと思っています。
その上で、公開するなら自分が意図したおもしろさを「伝わるように」書く必要があると。
DXとN◎VAのシナリオに関しては実際に、
こうしたシナリオをやりたいとアピールし、集まってもらったPLさんを
「満足させられた」との自信があります。
書かれてあるシナリオを読んだGM誰でもが、そうなるという自信は、
検証できていないので、持てていませんが。
「読み辛い」のはレイアウトが問題ですか?
それとも、設定過多の部分ですか?
それとも、題材の部分ですか?
日本語の文章としておかしいのですか?
もし、
>>134 さんが「読みやすい」と感じるものが、
「ガイア付属、ff付属、無印ALS付属、カオスフレア旧版付属、DX2版付属
N◎VA-D付属、MI付属、クロニクル付属、コントラ付属、アウトランド付属シナリオ」
であれば、それは私がやりたいシナリオとは異なるものなので、
ご要望に応えるのは難しいかもしれません。
「石巨人の迷宮、神官戦士が六人、聖ガルドベルクの崖」等のSW旧版シナリオ
「とまどいの刃」等のルナル文庫シナリオ、SW2.0公式シナリオ
「赤い手は滅びのしるし」「N◎VA2nd、N◎VA-R付属シナリオ」等が、
>>134 さんが「読みやすく」「プレイしたい」シナリオであれば、
ご期待に沿えるかもしれません。
TRPGの嗜好については一朝一夕で変わるようなものではないと、
思われますので、そう簡単に変わるのは難しいかと思われます。
>>133、
>>135 おそらくALA(ALG上級)やミッドガルドを持ってないからだろうが、クロスオーヴァーのレギュがいい加減すぎる
・ベースルールの決定について
セッションで使用する基本ルールはひとつに定める必要がある(ALAp160-162かMID206-208参照)
・結界ルールの運用について
ミッドガルドでも結界が使用できる裁定なのか
・常備化ルールと購入ルールの混在
PC1は買い物ができないのか?/財産ポイントは使用できるのか?
PC1の住居関連は無意味では?(家があるのはブルースフィアだろ? こっちで購入したとでも?)
・キャラデータがぐちゃぐちゃ
レジェンド/オーヴァーランダーは無茶すぎる。こんなのを初心者推奨枠でサンプル提示しては正気を疑う。
加護のバランス的に苦しすぎる。まだ《ガイア》を重視してレジェンドorOVL:ブルースフィアの方が信憑性がある。
・特技選択が適当すぎる
《異界の武器》→《戦闘技術》、《大地の力》→《逆転運命》の方が運用しやすいのでは
・特技の記述がわかりにくい
《大地の力》《異世界の理》の修正を適用する戦闘値はどれか?
《異界の武器》の適用ダメージ種別は? また、どの武器を指定するのか?
「装備欄や戦闘値表を見れば判る」なんて発言はNGな
あと、全体的に配置がぐちゃぐちゃなので甘く考えても見辛過ぎる。アップする前にきちんと作成したものを見た方がいい。
どのファイルについても言えることだが、少なくとも作成者以外が見ることを想定してるとは考えられない。
137 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/24(土) 02:49:35 ID:8gBocRsV
>>136 すいません。クロスオーヴァーのレギュがいい加減なのは仕様です。
いちおうALSffをベースにする予定です。
両基本ルールブックのみで運用するという前提を変えるのは難しいです。
詳細は検討しますが、この点は何卒ご了承願います。
「このシナリオはこういう裁定」で納得していただくしかありません。
結界はシナリオにも入れようかと思いましたが、
ギミックは二ついらないと思って外しました。よって、「結界は使用できない」です。
PC1は「買い物できません」「財産ポイントも使用できません」。
PLのリソースを奪う行為とは言われれば「そうですね。すいません」としか言いようありません。
代わりにいくつかのアイテムから任意で取得できることにします。
PC1の住居は「提供される伯爵邸」との裁定です。これは明記すべきですね。申し訳ありません。
レジェンド/オーヴァーランダー/ファイター は無茶ですか?
このシナリオにおける敵とのバランスを考えた上でそう仰るなら、修正が必要ですね。
モノセッションですし、キャラクターの再現性を重視していました。
正直、そこまで戦闘バランスがシビアなゲームなら、
ちょっとマスタリングに自信がなくなります。敵このデータでいいのかな。
公式をいじっただけなんですが……。
それほど、常に最適化を意識しないとGMにぬっ殺されるシャドウランのようなゲームなのでしょうか。
ALG、ALSffに対する認識を改めないといけないかもしれません。
敵を弱くすることも考えますが、PC間の戦闘力格差につながりかねませんし、
オーヴァーランダーかレジェンドどちらかにするしかないかな。
そうしたら、そのままクイックスタートも使えますし。
OVL:ブルースフィアは基本ルールにないため使用できません。
《異界の武器》もイメージの再現性の問題で取得しました。
《大地の力》にしたのは命中率を補う必要があると考えたからですが、
上記のように前提を変えるなら、《逆転運命》にできますね。そうでなくてもありか。
《異界の武器》武器指定は日本刀、ダメージ種別はPLの任意です。
このへんもしっかり明記する必要がありますね。
ただ、これもPLの希望によっては変更することを念頭に置いています。
《大地の力》《異世界の理》はともに命中値に入れてます。
これは書いてますが、確かに見づらいですね。
備考覧でまでは指定したくないのが本音です。
特技覧を見たPLさんから、「適用値を変えたい」て要望が出るかもしれませんし。
エクセルが見づらいのは非難されてもしょうがないかと思います。
ただ、どうせキャラクターシートに写すだけのものなので、
そこまで労力をかける必要がないと判断しました。
敵に関しては、そんなに運用に困るほど見づらいですか。
うーん、多少の努力はしてみますが……。
ワードの見易さはそんなにひどくないと思うのですが、甘えてますかねぇ。
あと各パラメータの「配置だけ」は基本的に公式のフォーマットと同じですorz。
セルの大きさがバラバラかつ枠線がないので、そう思えないかもしれませんがw
そもそも、双方よく知らないゲーム同士でコンバートするってのが暴挙だろ
139 :
136:2009/01/24(土) 03:20:22 ID:CHZ9+AvP
>>137 >PC1は「買い物できません」「財産ポイントも使用できません」。
なのに常備化ポイントや財産ポイントを無駄にする「工作員」? だったらまだ「貧乏」の方がマシ。
学生を想定してるように見えるのに「工作員」で組むのは書き手の脳内ドリーム優先だから?
>PC1の住居は「提供される伯爵邸」との裁定です。
購入判定のルールがないのに「豪邸」? PC1のリソースを書き手のドリームでつぶすな。
>レジェンド/オーヴァーランダー/ファイター は無茶ですか?
データ云々以前に設定が重すぎて初心者PL想定枠に与える代物じゃない。
加護(《ガイア》、《マリーシ》)も使用に慣れや戦術勘が必要なもので固めてあるので初心者(ry
>モノセッションですし、キャラクターの再現性を重視していました。
「再現性」ってなに? また元ネタ優先で現場での使いやすさとか判りやすさはスルー?
>備考覧でまでは指定したくないのが本音です。
>特技覧を見たPLさんから、「適用値を変えたい」て要望が出るかもしれませんし。
そんなこと言う奴は慣れてるから自分から修正かけます。初心者には過剰なくらいに説明入れるべき(特にデータ面は)。
>甘えてますかねぇ。
思い切りな
141 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/24(土) 10:51:13 ID:baA18urD
>>139 工作員なのは常備化ポイントが2あまってたからだけですね。
フレーバーのために2ポイント使っただけです。
ALG世界ではなくALSff世界での立ち位置ですから。
ALG世界では「普通の少年」であり、クエスターではありませんでした。
パーティを組むのが前提のゲーム(SW、SW2.0、D&D、ARA等)では、
リソースはPT共有のもので、PT内の相談・助言と合意によって、使用法を決定すると、
考えていましたが、
>>139 さんの卓では違うようですね。
「仲間の助言によって秘められた力を解放する」
なんて、目覚めたばかりの勇者に最適なシチュエーションじゃありません?
違うと仰られるでしょうが。
もし
>>139 さんがPLとして私の卓に来られたら
すぐ、「どうぞ、お好きなように作り直してください(他の人のも含めて)」
の一言ですむ話ですね。
卓を囲んでもいない
>>139 さんのプレスタイル嗜好に合わせようとは、
これっぽっちも思わないですね。
一度、データリッチゲームで「ルーリング甘め」「雰囲気重視」「ストーリー重視」で
卓を立てたとき、別卓に行った知人から「その言葉でなえて行かなかった」といわれたあとに、
データッキーなキャラクター自慢を伺ったことがあります。
同じ卓にならなくて、お互いのために、良かったと思います。
>>139 さんのようなPLさんのモチベーションを下げるという意味では、
明確にプレイスタイルをプレゼンできていると確信できました。
ありがとうございます。
また、ご要望にこたえてくださることはないと思いますが、
ぜひ
>>139 さんの「見やすく」「使いやすい」データフォーマット及び、
シナリオをぜひUPして下さればと思います。
それが一番ROMられている方にも、何が一番適切かを一目瞭然にする方法だと思いますが、
いかがでしょうか?
>>141 「意見ください、でも俺の聞きたいことしか聞きません」まで読んだ
>リソースはPT共有のもので
GMの気分でリソース設定されて自身どころかPTの誰も使用できないことが確定してるのに
それでこんなこと(豪邸&工作員のことな)いわれても、
PL(PC)はGMと言うよりライターの妄想に付き合う道具じゃないとしかいえんな
144 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/24(土) 18:19:43 ID:baA18urD
>>136,139
何が正しいのか自分には判断つきませんね。
952 名前:NPCさん[] 投稿日:2009/01/24(土) 03:14:46 ID:st/HcIyA
初期キャラクターで
ファイター
レジェンド
オーヴァーランダー
はロマンにもほどがありますか?
953 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/01/24(土) 03:23:53 ID:???
取る特技や今後の成長にもよるだろうけど、普通じゃないか?
954 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/01/24(土) 03:25:16 ID:???
>>952 特技次第だがやってやれない事はないな
《マリーシ》も要は使いようだし
955 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/01/24(土) 03:40:12 ID:???
組み合わせからして物理攻撃系だと仮定して(というか他に考えられん)
初期レジェンドで問題になりやすい命中がフォローされてるし普通に運用出来そう
956 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/01/24(土) 03:44:32 ID:???
>>952 剣王の城を取るか逆転運命を取るかで方向性は結構変わるが
やってやれないことはないだろう
正直ファイターをダンピールに変えて蒼天の弓使う方が強いとは思うが
957 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2009/01/24(土) 03:48:48 ID:???
《戦士の手》《猛攻》《戦闘技術》《異界の武器》
日本刀持つとして命中8、特殊属性+10。レジェンドの特技加えりゃ充分だろ。
聖戦士、降臨のコンバート読んだ。
野暮なこと言うが、これ別にPC1召喚しなくてもウィンカスター側の
PC2,3,4だけで敵戦力倒せるんじゃね? とか思ってしまった。
いや、そういうシナリオなんだから仕方ないと言えばないんだが。
奈落の影響を受けた魔物(ハーピー?)が謎の奈落パワーで強化されてて、
普通の方法じゃ傷つかなくて、PC1の異界の武器とか《ガイア》でないと
それが解除できないとかにしておかないとあえてPC1がブルースフィアから
召喚される意味がないような気がするんだが、どうよ。
で、メディウスはその奈落パワーに目を付けて無敵になろうとしてるとかさ。
あと、PC1がクエスターに覚醒するタイミングはOPでいいのか?
フォーリナーはマーキュリーを取得するが、これはアルシャードなんだから
武器よりもシャードをきちんと演出してやるべきだと思う。
初期キャラクター≠サンプルキャラクターってだけだろ
自分で使いたいんなら別に問題ないけど、初心者に使わせるには設定が重いってのは矛盾してないぞ
ちなみに、よく似たコンセプトの公式リプレイでは、召喚された地球人wは、
ALFのルールで作られたファイター/ソードマスター/レジェンドだった(まあ別に初心者だったわけでもないけど)
◆508Ke1rMDYがシナリオで何をしたいのか分からない
再現性うんぬんと言ってる時点で吟遊臭が漂ってこなくもないが
148 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/24(土) 18:46:55 ID:9o9UXqqM BE:707945663-2BP(0)
創作もよろしいけど、↓も熱いぞ。
川越在住の今様ドンキホーテ70歳が、自転車で2032kmの道のりを18日かけて、
川越(埼玉)から函館(北海道)まで一直線に駆け抜け、駆け戻って来た。
風車の代わりに彼が槍で突きたかったものは一体何だったか?
「昨日またかくてありけり、明日もまたかくてありなむ」の世界を少しだけ離れて、
あなたも「自転車ひとり旅」の疑似体験みたいなものをしてみませんか。
http://www.lares.dti.ne.jp/shibahon/index.html
149 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/24(土) 18:52:39 ID:baA18urD
>>146 やっぱり、設定は重くないと思います。
「ミッドガルド? カバラ? シャード?
魔法? 特技? クエスター? アスガルド? デウス・エクス・マキナ?
奈落? 真帝国? ソルダート? クリーチャー? ハンター?
ウィザード? ヴァグランツ? ヴァルキリー? エレメンタラー?
アルフ? パンツァーリッター? G=M社? エージェント? サムライ?
ヤシマ? ジャーヘッド? 盟約? 加護?
ウィンカスター? ゴルド? ウィンカスター? ダーニング伯爵? アンジェラ?
ゾンバルト将軍? 奈落者?」
これらをまったく知らないのが、ロールプレイになる立ち位置は他にないと思います。
無知な初心者PL=無知な召喚されたPC、と極めてロールプレイしやすいと思います。
それに、上記の疑問に他PCが答えることが、そのままロールプレイになりますし。
150 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/24(土) 18:58:50 ID:baA18urD
>>145 野暮なことなんでそっとしておいて下さいw
正直、このシナリオの中だけならPC1の必要性は皆無ですw
「PC1はミッドガルドを救うために遣わされた勇者なのです」キリッ。
このシナリオは(永遠に第2話が始まらない)壮大なキャンペーンの第1話にすぎないのです……。
>>145 さんの仰るようにしたほうが、
単体シナリオとしてはスマートにまとまるんでしょうが、
このシナリオに限ってはあんまりややこしくしたくないのですorz。
クエスターに覚醒するタイミングはOPの召喚された瞬間ですね。
確かにもうちょっとシャードを演出しないと、シャードがかわいそうですね。
すいません。加筆しまつ。
初心者のPLが誰も彼も世界に無知なPCをプレイしたいと思うとは限らないぞ。
慣れてない人の質問はPCとしてじゃなくGMやPLに投げかけられるものだと思うしな。
初心者PLに対してゲームのルールとか世界観のサポートをすることと、
世界観を知らないPCをロールプレイするのはまったく別物だと思うんだがな。
……とまあこれは俺の感想だが。
>正直、このシナリオの中だけならPC1の必要性は皆無ですw
そういいきれるシナリオの、しかも当事者性の一番高いはずのPC1に初心者を推奨するのは
やっぱ無茶だと感じるんだがどうよ。なら初心者を当事者性の低いPC4にするとか、あるいは
PC1の存在意義を(ルール的にも)作ってやれよと思う。主人公枠なんだからさ。
初めてプレイする人に推奨するハンドアウトに対してその態度は正直いただけない。
いや、それ野暮とかじゃなくて、一番重要な部分だろ
シナリオ的に何ら存在の必然性がない奴をPC1に据えて
しかも勇者と持ち上げるとかどんなイジメだ
そんなんだったらまだ、しばしば問題視される「PC1の《ガイア》だけが解決法」のほうが
世界観的に納得のいくものである分100倍マシだ
世界設定知らない初心者はミッドガルド出身のキャラクターを遊べない、ってゲームならともかく、
そういうキャラも普通に初心者が遊べるゲームなんだからpcが知らないことにこだわる必要もないな
あと、「ミッドガルドを救うためのキャラ」なら別にレジェンド要らないんじゃね?
レジェンドは「ガイアの愛と加護を得たキャラ」なわけで、別にミッドガルド関係ないし
「ボスを倒すためにはガイアが必要」とかなら話はまた変わってくるだろうけど
固有名詞がいっぱいで大変そうって思った
155 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/24(土) 19:49:20 ID:baA18urD
>>153 別にレジェンドじゃなくてもいいですよw
単に一番、勇者っぽいかなって思ってレジェンドにしただけなんでw
あんまり、最近のN◎VAみたいにブレイクスルーの使用しどころを、
シナリオ側で規定したくないんですよね。
決め打ちだとPLやってて、自分はすごい「やらされ感」を感じるんで。
なんぼでも拡大解釈するんで、PTで相談して好きに《ガイア》使って下さいみたいなw
>>152 「勇者なんだから頑張れ」だけで十分じゃないんですかねぇ。
ヒロインの好意も一人占めだし。
ffとGと「戦士の休息」でも、そこまでお膳立てはしてないように見えるんですが……。
ただ、シナリオハンドリングに補足はやはり必要ですね。
>>151 初心者PLが必ずしも世界に無知なPCをプレイしたいとは限らない。
というのはわかります。
ただ、二度手間で説明するより、ロールプレイの一環として説明があったほうが、
盛り上がると思うんですが、いかがでしょうか?
あと、PCに特別性は平等にないですw
その上で一番当事者性が高いのはPC1です。
当事者性が高いほど、直接的にヒロインからお願いされますし、
やるべきことが明確なので初心者でもやりやすいと思うんですが、いかがでしょうか?
あと、ルール的・ゲーム的活躍の保証までをシナリオに盛り込むのは、
ちょっと抵抗ありますねー。
そこはダイス目か、PLの戦術・戦略で頑張れよとw
もちろんGMとして初心者PLに対しルール面・戦術面でのフォローは最大限にしますが、
それと、シナリオ上で活躍が規定されてるというのは別問題と考えます。
ただ、まぁ初心者対応を謳う以上、初心者フォローについての指針は加筆しようと思います。
順当に場がgdgdしてまいりました
まあ卓ゲでの顛末を知ってる者からみれば「やっぱりね…」としか思えないけどね
157 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/24(土) 19:52:46 ID:baA18urD
>>154 どのシナリオですかね?
いま話題のALSff/GAIAシナリオなら、全部基本設定なんで、
一人知ってるPLがいたら無問題だと思いますよ。
誰もいなかったら、全部普通名詞に変換でw
一応ツッコミもいれとくか。
>>144は「完全な初心者が使用する前提」「ミッドガルドに召喚される設定」「PC1用サンプルキャラ」
って情報を省いてるんだから意見が異なるのは当たり前じゃないかしら。
「勇者降臨」に関してです
ALffはファンタジー入ってるから仕方ないとは思うんだけど、
ルールと設定って覚える事が多くなっちゃうから、
なるべく説明が必要な要素は削った方が良いかと
それと、
PC1はガイアのルール、他はffってやると混乱するんじゃないかと思います
いっその事ffに統一して、オーヴァーランダーだけを特殊扱いで必須クラスにする
レジェンドは、何かアイテムかイベントに置き換えた方がスッキリするかと
初心者だったらシャードを使って爽快感があった方が楽しめると思いますよ〜
161 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/24(土) 20:24:26 ID:baA18urD
>>160 ご意見ありがとうございます。
Gとffにルールの違いはほぼないです。
登場判定という概念がGに有るのと、財産ポイント、自宅という概念があるだけで、
他は一緒です。それぞれ独自のクラスがありますけど。
スタンダードと名乗るだけあって、ルールは簡単ですよ。
ボーナス値か計算済みの戦闘値に2D6をたして比べるだけ。
減るリソースもHP/MPと、各一発の加護だけ。
戦闘でも基本的には特技使用の選択と有無だけ考えればOKです。
少なくともそうバランスを取ったつもりです。
逆にいえばPC1の特殊性全部フレーバーにすりゃいいじゃんと言われそうなw
そこは、設定にルール上の裏付けを持たせたいGURPSerのサガが……w
ffバージョンとGAIAバージョンでも作るかなw
テクスチャー張替えで終るし。
加護については
オリジナルアーキでガイア・トール・マリーシ。
レジェンドQSでガイア・トール・ヘイムダル。
オーヴァーランダーQSでマリーシ・トール・イドゥン
《ガイア》は万能(すぎて難しい?)
《トール》わかりやすい攻撃系
《マリーシ》退場云々はわかりづらいが、要は防御クリティカル。
《ヘイムダル》能動側クリティカル
《イドゥン》完全回復・復活
別にどれでも、爽快感ある気がしますが……。
やっぱトール3発(かヘイムダルが入る)くらいがわかりやすいですかねw
一応ALGもALffも分るんで大丈夫ですよ〜
ちょっと質問なんですが、この場合の初心者とは、
・TRPG初心者
・アルシャード初心者
……の、どちらなんでしょうか?
>>150 いや、野暮でも実は結構重要なポイントだよ?
カオスフレアの「聖戦士降臨」は
オリジンには聖戦士というコロナが伝説として存在する設定で、
ダスクフレアを倒すには聖戦士が(かなりの重要性で)必要
という前提があるからこそ、そういうサンプルシナリオなんだが…。
クエスターとは設定による立ち位置が違うんだから、
コンバートするならそこは考えた方が良いんじゃねえの?
まあ、名作とされる原因の一つに
「敵データの弱さが絶妙なため、聖戦士が居なくても実はなんとかなる」
という点から「聖戦士降臨せず」という遊び方もできる、ってのもあるんだがw
164 :
139:2009/01/24(土) 20:40:37 ID:CHZ9+AvP
>登場判定という概念がGに有るのと、財産ポイント、自宅という概念があるだけで、
登場判定は双方にあるし結界と常備化ルール、購入判定を無視するのはどうかと
165 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/24(土) 20:48:43 ID:baA18urD
>>162 コンベメインで活動してて、
TRPG初心者相手にGMしたこともPLしたこともないので、
アルシャード初心者ですねぇ。
もちろん、TRPG初心者にも対応できるようにはしたいんですが、
未知のものに対応させるってのは正直無理があると思うんで、
そう謳うつもりはないですね。
>>163 「聖戦士、降臨」には、そんなちゃんとした設定があったんですねぇ。
ぜんぜん読み込めてなかったやw
データ面でそういう絶妙さもあるんだ、
そのへんハッタリの面目約如だなぁ。それともカイザーの担当か。
でも、そこは趣味の範囲として譲れないかなぁ、やっぱり。
シナリオ上でルール的・設定的な活躍まで保証するのは。
「勇者です。PC1です。がんばって」でいいじゃん。だめ?(小首をかしげながら
>>165 誰もダメとは言わない
他人のアドバイスを容れるも容れないもアンタの勝手だしな
でも、みんなきっと「何がしたいんだろうこの人」と思ってるぞ
成る程、了解しました
コンベだったら、設定面に関してもある程度知ろうとするだろうからある程度平気かな?
TRPG初心者相手の場合だと、小説とかの文章で例えるなら、
「読み飛ばされてしまいそうな部分」
……が多いと思ったのですよ
そういう部分が多いと他のPCのシーンに興味が薄れちまいますからね〜
趣味でやりたい範囲があるってのは良いんじゃないでしょうか。所詮遊びだしww
まあでも、GMをやる場合だったらもうちょいPLの自由度を上げたり、
楽しませる事を意識してみてはどうでしょう?
趣味で書く小説だったら読み手の事はそこまで考えなくても良いですが、
TRPGは相手もいる、“皆でやる遊び”ですからw
TRPGは、“キャラが勝手に動く”って状態が常にあるから、
即興で物を書く良い練習になると思う
初心者ってアルシャード初心者って意味か。誤解してた。すまん。
……にしても戦術と戦略で頑張れって割にシナリオ同梱のPC1の推奨サンプルデータって
特技効果がほぼ常時で自動成功だから、戦闘でやることってほぼ命中と回避のダイス振る
だけじゃないか?
いや、TRPG自体に慣れてればいくらでも戦術的なことはできるかもしれないが。
> 「聖戦士、降臨」には、そんなちゃんとした設定があったんですねぇ。
> ぜんぜん読み込めてなかったやw
えっとな、普通、基本ルールブックのサンプルシナリオ1ってその世界の一番基本的な
部分を知ったり慣れるために作ってるものだと思うわけだが。
170 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/24(土) 21:32:59 ID:baA18urD
>>169 確認してみました。
シナリオ本体じゃなくpp.30-31に書いてありますね。
あと強いて言えばp.88。
フォーリナーとしての特殊性、カオスフレアとしての特殊性は
意識してたけど、「聖戦士」性はタイトルになってるのに、まったく意識してなかったやぁ。
初心者なら、ダイス振って結果が返ってくるだけで楽しめませんか?w
戦術の多様性を用意する=理解するのが難しくなるだと思いますw
どちらにせよ、オリジナルアーキもあるけど、クイックスタート推奨に変えます。
>>168 何度も誤解されるんですけど、
「読み飛ばされてしまいそうな部分」」とばしてもらってかまわないし、
実プレイでは全然ちがっても、シナリオ作成者としてはぜんぜん構わないんですよ。
なんで、PLに設定や演出を押し付けるつもりはまったくないんですね。
むしろ、シナリオ作成者の予想外の行動をとってほしいし、
そうされたときが一番楽しい。
ただ、「選択」は押し付けますね。「どっちにするんだ」という。
実際、自分で回していても、NPCの性別は逆になるし、
PC番号は実質的に入れ替わるし、プランナーが突如クリスチャンになるしと、
アドリブ満載なんで。
で、自分はいわゆる自由度やら間口が広いと言われている
FEAR公式シナリオは記述が少なすぎてまったくイメージが浮かばなくて
やりづらいんです。
なんで、すごい明確なイメージを持って、シナリオを記述してます。
まったく違うものになる場合でも、明確なイメージがあったほうが、
少なくとも自分は改変しやすいんで。
少なくとも自分がマスタリングしている限りでは、
NPCからPCへの問いかけ・アクションを多用しているので、
他のPCのシーンでも退屈そうにしている人はいませんでしたよ。
これを誰でもできるようにするのが、ベストなシナリオ記述なんでしょうが……
>>170 そう言う事で何がしたいんだ?
読み手は君じゃなんだから、君のマスタリングはできないし
僕がやれば上手くいきましたよ、という主張に何の意味もない。
君にとってFEARのシナリオ記述がやりにくい、というのも同様。
君がシナリオを公開している以上、他人に誤解される記述の拙さを呪って、
公開を諦めるか、他人に誤解されない記述をする、しかないんじゃない?
具体的には、君の嫌いなFEARのシナリオだと、こんな記載をしてると思うが。
1.場合分けを使う
(Aの場合) 状況説明と台詞
(Bの場合) 状況説明と台詞
2.有り得るパターンについて柱書き、注釈で軽く方針を説明しておく。
文章を書くなら、分かり易さを重視して削るのも重要な作業だよ?
172 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/24(土) 22:01:10 ID:baA18urD
>>171 FEARシナリオ並に記述を削ればレスをしているみなさんが納得する可能性はありますが、
自分にとって、使いづらいものになります。そうするのは難しいですね。
ほとんど、すきに演出してくださいの羅列になるので。
FEARシナリオやりづらいって人はけっこうサイレントマジョリティじゃないかなぁ。
FEARのGMやってる人いっぱいいましたが、ほぼみんな自前でやってましたよ。
公式は自前じゃないから使いづらいって言ってました。
場合分けが有効なのは、選択が極めて限られている場合だけと考えます。
自分の書いてるシナリオの場合、
極めて冗長なくらいパターンが数多くある。
好きに演出してくださいの一言で終る。
のどちらかの場合だと思います。
ALG、ALSff、カオスフレアのシナリオに場合分けと言えるようなものはありませんよ。
仰るとおり注釈はありますが。
重要なことを、サイドバー・注釈に書くのは極めて分かりづらく使いづらいと
考えているので、この点も譲れないですね。
あと、いーーーぱっい例を出しているのに、
FEAR製以外のシナリオ表記・フォーマットや、
FEARフォーマットになる前のRや2nd付属のシナリオ記述に意見をもらえないのは
悲しく思います。
FEARフォーマットが使いやすい人が、それらを見てどう思うのか、
非常に興味深いので。
2ndはちゃんと「論外」って言われてたじゃないかw
ま、それはともかく
ALFとALGは基本的には「よく似た別のゲーム」って認識だな
混ぜて遊ぶ遊び方も保障されてるけど、それはどっちかに統一することが前提だし
つーか無駄に遊びにくいやり方するくらいなら、ALFのルールでPC1作ればいいと思うんだがな
それはそうと、TRPG初心者を対象としてるわけじゃないのにダイス振ってるだけで楽しめるってのもどうかと思うが
逆に、それで楽しめるくらい面白い話なら初心者関係ないけど
174 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/24(土) 22:17:34 ID:baA18urD
>>173 ダイス振って楽しいのは、お話とは関係ない部分が楽しいんだと思いまーす。
とりあえずffバージョン作りますわ。
来週のDXの準備完璧にして、石巨人終らせたあとに。
確かに2ndは「論外」とちゃんといわれましたねw
でも、論外だけどおもしろい話だと思うけどなぁ。
シナリオとして使いやすいかはともかく、おもしろい話だと思いません?
追加
仮に「FEARのシナリオやりにくい」がサイレントマジョリティだったとしても、
それは別に「君のシナリオがやりやすい」と同意見じゃないから言うだけ意味ないと思うぞ
というか、現状「やりにくい」って意見しか出てないわけで
「君のシナリオがやりやすい」ってサイレントマジョリティを考慮するなら、こんな場所で公開してもしょうがないし
まあ結局
>>171になるわけだが
FEARフォーマットが苦手な自作派は、わざわざ人の作ったシナリオを読まないんじゃないか?
「FEARゲーのシナリオを別FEARのシナリオにコンバートした」って言うので意見を出したら
「あなたたちの視点が良くない。もっと非FEARゲー視点で見てください」
等と答える人にみんなは何を求めてるんだろうなぁ…?
……更正?
178 :
101:2009/01/25(日) 02:02:33 ID:zB4v8JOt
うわっ!すっげぇ伸びてる!読むの大変だったぜ
そして内容が卓ゲ板の時と大差が無い
ついつい読解力と理解力が低いんじゃないかと疑いを深めてしまう
多分、我が強くて頑固なので譲れない部分はスルーなんだろうな
>135
まー「自分がやりたいこと」を貫くのは勝手だが
それに付き合う人間の気持ちを考えていないように見えるぜ
まず、DLして展開して複数のファイル、第一印象が
「で、まずはどれを見ろと?」
まぁ内容を見る以前の問題だね
萎える気持ちを奮い立たせて適当に中身を見てみると
文章が冗長過ぎ
この時点で読破する気は無くなった
卓ゲ板での評判の悪さの影響が無いとは言わないが、コレは酷い
石巨人の迷宮、神官戦士が六人、N◎VA-R付属シナリオが読みにくいとは思った事は無いですね
N◎VA2nd付属シナリオは読みにくさを感じましたけど
他は持ってないのでなんとも
とりあえずレイアウトや方向性以前で「文章作成能力」の問題だと思いますね
他人に見せて回してもらうシナリオを作るのって
アホみたいに懇切丁寧に、呆れ果てて嫌になるくらい懇切丁寧に手間をかけないといけないと思う
実際のゲームで「シナリオで情報は多過ぎるくらい渡せ、PLはGMの思うほど賢くない」
って言われてるのと同様だと思うな
>137
知識が無いのに適当な事をいい加減にやると反感を持つ人がいる事をお忘れなく
仕様で片付けるのではなく、やるからには知識、情報を身に付けてから、さもなくばやるな
変わった事をやって公開するのならツッコミ所が多いのはいただけないなぁ
個人的には公開して読んでもらって意見をもらえる段階では無いなぁ
レスの時点でツッコミ所てんこ盛りじゃシナリオもたかが知れるってもんだよ
179 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/25(日) 04:21:42 ID:pzNZ3iTl
ふたつしか読んでないけどそこまで酷評されるほどひどくはないと思う。
ただなんというか◆508Ke1rMDYの感じてることと隔たりがあるのは確か。
> で、自分はいわゆる自由度やら間口が広いと言われている
> FEAR公式シナリオは記述が少なすぎてまったくイメージが浮かばなくて
> やりづらいんです。
>
> なんで、すごい明確なイメージを持って、シナリオを記述してます。
> まったく違うものになる場合でも、明確なイメージがあったほうが、
> 少なくとも自分は改変しやすいんで。
むしろ俺にはそのイメージが伝わってこない。少なくともシナリオからはあまり感じられない。
勇者、降臨では世界の危機のために召喚されたレジェンドのPC1を勇者として活躍させること、
彼女の退屈な日常では、メインヒロインの日常を守る為に奔走するPCを描くことが目的と読んだが
ひょっとして間違ってる? もし合ってるなら、FEARフォーマット的には不十分に思うんだ。
明確なイメージがあるならもっとイベントとかハンドアウトとかデータに盛り込んでみたらどうか。
……と思うんだが、そこは◆508Ke1rMDYの趣味じゃないらしいんだよな。
だとすると、聖戦士、降臨をソードワールド1.0にコンバート。PC1はファイター、活躍はPCの
戦術と戦略に任せるので特に魔法の武器とかも渡しません……なんて極端なことしても
何の問題もないってことになりゃしないかね。
◆508Ke1rMDYはダンジョンアタック的なシナリオから始めたほうがいいのでは
冒頭に
「2nd所持者による改変や私的利用の範囲内でのコピーは問題ありませんが、
不特定多数なかでも2nd所持者への配布は著作権法違反で懲役刑・罰金刑に
問われるおそれがあります。絶対に行わないでください。」
とデカデカと書かれてるが
自分のやってることは他者の販売した著作物を改変して不特定多数に入手可能にしているのだが
この辺については問題ないと判断したのだろうか
少なくともFEARの出してる二次創作のレギュレーションには違反してるな
公開するならもっと原型を留めないところまでやらないと
「勇者降臨」に関して、まず記載レベルの意見。
シナリオ概要
・肝心の概要が全く述べられていない。元のシナリオ背景を参考にしては?
・登場人物の意図が不明。 説明もなく、同級生男、女等の重要性も薄そうな
チョイ役を一緒に並べられてどうしろと?
シーン2
・シーン中、唐突にPC3の設定を書かれても、読んでるGMは戸惑うし
忘れる危険がある。必要ならハンドアウトに記載した方が分かりやすい。
シーン3
・PC2のハンドアウトとオープニングの繋がりが悪すぎる。
ハンドアウトでの前情報も無く、唐突に泉のシーンに付き合うPC3が困る。
これも元のシナリオを参照したハンドアウトにしてはどうか?
途中送信してしまった。「勇者降臨」の続き
シーン14
・判定回数と結果が分かり難い。アクシデントの改変として面倒では?
シーン11の判定に3回失敗して、14で1発成功したら戦闘はなし?
PCが4人の場合、3回失敗で戦闘。戦闘後更に判定し5回失敗でクライマックス?
あとは、コンバートによる設定変更についての疑問が多い。
ダスクフレアは、旧版では、ほぼ必ず単体で世界を滅ぼす超強力な究極兵器。
その前提で作られたシナリオを、違いを考えずにコンバートしてい感が強い。
1.国(と世界)の現実的な危機的状況を変える意図が不明。
・結果的にPC1をわざわざ異世界から呼び出す意味が弱い。
(付け加えて、敵の設定的にも弱い)
・シーン8の宴もクリーチャ2体倒した程度で?という疑問が出る。
(シーン9のPC3の疑問がごもっともすぐるw)
2.ボスを士官メディウスとした意味が不明
・メディウスの動機や描写が少なすぎる。ボスとして唐突。
・全てが機械化していく、という描写が唐突になり、意味が分からない。
(機械龍メディウスはグレズなので、設定的に当然)
あと何で西部方面軍の大多数は洗脳され、操られているの(シーン16)?
・ヒロインが口車に乗せられた(シーン13)ってどういうこと?
・その他、ダスクフレアの描写をそのまま奈落に使うのは違和感がある
3.その他
・泉の輝くエネルギー(シャード?奈落?)とする意味が不明(シーン12)。
奈落もマナを求めるし、多くのマナを備えた古代遺跡、で良いのでは?
・ヒロインが気まぐれ、という台詞(シーン11)が唐突。キリンはそういうキャラ設定。
自分で、「やりたい・出来ています」といった事が出来ていなくて
「こういう事したくない」という部分があまり改善できていない印象だなぁ
だから、よけいに何がしたいのかわからない。
○○したら?
→できています
→それはやりたい事ではありません
○○ができていない
→できています
→公式だってできているとは思えません
みたいな
>>184-185 本人ならこう言うんじゃないのかな
シナリオ概要
>・肝心の概要が全く述べられていない。元のシナリオ背景を参考にしては?
それでは自分が否定してるFEARの記述方式になってしまうからダメ。
そこを読み取ってこそシナリオをまわすマスタリングに繋がる。
>・登場人物の意図が不明。 説明もなく、同級生男、女等の重要性も薄そうな チョイ役を一緒に並べられてどうしろと?
どんな人物も等しく等価です。
シーン2
>・シーン中、唐突にPC3の設定を書かれても、読んでるGMは戸惑うし
>忘れる危険がある。必要ならハンドアウトに記載した方が分かりやすい。
それでは自分が否定してるFEARの記述方式になってしまうからダメ。
シーン3
>・PC2のハンドアウトとオープニングの繋がりが悪すぎる。
>ハンドアウトでの前情報も無く、唐突に泉のシーンに付き合うPC3が困る。
そこはPLの自由意志を尊重すると言うことで。
シーン14
>・判定回数と結果が分かり難い。アクシデントの改変として面倒では?
>シーン11の判定に3回失敗して、14で1発成功したら戦闘はなし?
GMがぬるいと思ったら失敗の回数にあわせて戦闘をしてください。
>PCが4人の場合、3回失敗で戦闘。戦闘後更に判定し5回失敗でクライマックス?
>1.国(と世界)の現実的な危機的状況を変える意図が不明。
>・結果的にPC1をわざわざ異世界から呼び出す意味が弱い。
>・シーン8の宴もクリーチャ2体倒した程度で?という疑問が出る。
PC1は勇者です。
>2.ボスを士官メディウスとした意味が不明
世界観的に定番の所属と読み取りました。
>・全てが機械化していく、という描写が唐突になり、意味が分からない。
>あと何で西部方面軍の大多数は洗脳され、操られているの(シーン16)?
>・ヒロインが口車に乗せられた(シーン13)ってどういうこと?
>・その他、ダスクフレアの描写をそのまま奈落に使うのは違和感がある
>3.その他
元のシナリオにあわせた仕様です。
あ、書き忘れがあった。
シーン2
PC3の設定は、結局
>>185で述べたとおり士官メディウスの
動機や描写が少なすぎるため、推奨する必要を全く感じない。
メディウスの動機や描写は追加した方が良いと思う。
まあ、色々とおかしいと思う点を述べたが、
正直自分がGMならこのシナリオを回すことはできるし、
PLなら疑問を飲み込んでGMと協力しながらゲームができると思う。
ただ、それはコンバート元がプレーンだから、というのが原因であって
コンバート作業自体は粗が多い。
>>185 もしそんな回答なら、頑張ってシナリオ見る価値ないねえw
189 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/26(月) 01:00:03 ID:jBMe/noX
ルールはffに統一し、PC1周りの設定はフレーバーのみにします。
>>188 メディウスについては、冗長といわれることを承知で、
PC3との絡みを含め大幅に加筆します。
シーン14を文章でなく、フローチャートか何かで表記します。
PC1は世界を救う勇者だから呼び出されます。
今回の事件と敵はその第一歩にすぎません。
宴開催は「勇者が降臨した+姫を救った」がメインです。
クリーチャー2体はオマケみたいなもんです。
何だったらバルコニーから転落した姫をキャッチでも宴の理由としては十分です。
泉のエネルギーは単なるマナより、異世界から勇者を呼び寄せるのだから、
ちょっとえたいの知れないエネルギーのほうがいいかと思いました。
異常量のマナでいいっか。
対象PLについて明記していなかったので、
想定PLを明記します。
経験者1名、雰囲気は知ってる2名、ほぼまったく知らない1名です。
「機械龍メディウスはグレズなので機械化するのは当然。
キリンが気まぐれなキャラ設定はもとからだから自然」は、
pp.36-37,46をPLが読んでいるか、シナリオを一回プレイ済みが前提になっています。
初めてCFに本格的に触れるPLにとって、唐突なのは変わりません。
戒厳令・クーデターが成功するのは、
奈落者メディウスが上官が無能なのをいいことに、いろいろ仕込んでいたから。
この辺の話を書き込むと、勇者降臨の話でなくクーデター・カウンタークーデターの話になってしまいます。
その話をやるならALSff以外でやります。
>>180 180さんと自分のために、描写・設定を分厚くしたバージョンを作ります。
SW1.0にコンバートするなら、なぜかファイターだけは7LV以上の存在がいない世界にして、
10LV超ファイターとして召喚させます。武器はレベルに見合ったもので、特別なものにはしないです。
>>184 シナリオ概要とGM用全容が抜けているのは単なる書き漏れですね。すいませんorz。
登場人物にモブを混ぜるのはネタバレ度を薄めるためです。
この部分は公開情報として、PLに渡すので、メモを取らないPLへの補助でもあります。
シーン2、別にとまどってもいい、単なるフックのつもりでしたが、
メディウス周りは拡充することにします。HOにも書くと思います。
PC2のハンドアウトは修正します。
>>182 明らかに2nd所持者しかわからないパスワードで、かつ4回しかDLされていません。
それを「不特定多数」とするのには異議がありますが、著作権法による処罰が、
著作権者による親告罪になる以上、その判断は著作権者と判例・裁判所によります。
この内容・配布方法なら私的利用に準ずる範囲と判断しました。
判断が違っていた場合、著作権法により罰則・損害賠償を請求されるでしょう。
それだけのことです。
身勝手な。
FEARは「大手を振った二次創作のやり方」を公開してくれてるんだがな
なんで守んないんだか
>>178 >>171と言われて
>>172と返す辺り、
スルーに加えてナチュラルに話を逸らせてしまう人みたいだねえ。
>自分にとって、使いづらいものになります。そうするのは難しいですね。
>重要なことを、サイドバー・注釈に書くのは極めて分かりづらく使いづらいと
>考えているので、この点も譲れないですね。
今現在、何度も誤解されている記述で、現にシナリオ作成者の意図が
全然伝わってないのに、なに言ってんだろうなあ。
「読み手は君じゃない」と書いてあるのに…。
>自分の書いてるシナリオの場合、
>極めて冗長なくらいパターンが数多くある。
>好きに演出してくださいの一言で終る。
>のどちらかの場合だと思います。
まず日本語としてちょいとおかしいんだが、それはさておき
どっちも「読み手のGMとしては対応に困る糞シナリオ」でしかないよな?
選択肢がその2つしか思いつかない段階で、
第三者に見せるシナリオの製作者として“終わってる”と思うよ…。
代表的と思う例を1〜3例ほど挙げて、あとは大まかな行動方針を書くとか
手段は色々あるだろ?
あとは重要度を考えて1例を示し「好きに改変しても可」と注釈する部分と、
冗長になっても良いから多くの選択肢を示しておくべき部分を分ける、とかな。
>あと、いーーーぱっい例を出しているのに、
>FEAR製以外のシナリオ表記・フォーマットや、
>FEARフォーマットになる前のRや2nd付属のシナリオ記述に意見をもらえないのは
>悲しく思います。
よく分からん逆ギレされて悲しく思われてもなあw
>>171は君の態度とシナリオについての文章で、FEARかどうかに関係ないだろう。
R&Rの他社シナリオでも、
>>171の苦情が成り立つようなシナリオは見覚えが無い。
あと、君はこのスレでFEARのゲームのシナリオばっかり公開してると思うが…。
>>189 メディウス関連の記載を厚くするのも手だが、冗長になるし、
シナリオに書いてないクーデター裏設定を採用するぐらいなら、原作に倣い
超☆強い奈落、メディウスが攻めてきて大ピンチ!
ここは伝説どおり、命の泉から異世界の勇者を呼び出すしか無いぜ!
にするって手もあるな。その方がシンプルでスッキリするかも?
あと、CFの設定に従った描写は、ルルブを読んでるGMがNPCや状況を
描写するときに理由を理解できる。未プレイでも設定知ってるPLも同様。
その方がロールとかやり易くね?
君のシナリオだと、理由が不明な説明が唐突に設定が出てくるので、
GMもPLも戸惑うんじゃねえの?
つか
オリジナルシナリオ
書けよ
>>189 私的利用の範囲であるかと親告罪で有ることには何の因果関係もないでしょ。
告訴されなければ悪くないとはおもわないよね。
それに2nd所持者って誰?
不特定多数に公開していることは間違いないんだからそれくらいは言い訳しないで認めなよ。
>>194 >オリジナルシナリオ
FEARシナリオの改変じゃなきゃ突っ込まれた時に「元のシナリオに合わせた仕様」「「元が悪いせい」
とか言えないじゃないか!
>>195 「2nd所持と言う条件があるので特定しています」くらいは言いそうだな。
それ以前に本人は言い訳だなんて思ってないだろうが
('A`)-3
>>179 パス11441
2ndの奥付には「本書の一部あるいは〜」と書かれている件
>>199 幼稚で稚拙な嫌がらせをされる方ですね。
しかも、著作権者の保護を謳っておきながら、不特定多数に流布しようとする。
大変、面倒ですが、すべて削除します。
次のパスワードはページ数、行指定、冒頭か行末の単語にでもしますかね。
どうせ、イタチゴッコになるでしょうが。
>>200 > 2nd所持者による改変や私的利用の範囲内でのコピーは問題ありませんが、
> 不特定多数なかでも2nd所持者への配布は著作権法違反で
> 懲役刑・罰金刑に問われるおそれがあります。絶対に行わないでください。
お前さんの描いてるこの文言は高度なギャグか何かか?
いい加減に既製品をダラダラ弄り回すのは止めろって話だよ
やっと現在まで読み終えた
>>74まで割と面白い展開なのに
>>86からスレの方向がおかしな事になってんのね
>>93->>95が現状を予言してたわけか
>>199 バカだな。
卓ゲ板のネタバレスレだったらスルーされたろうに
ネタバレスレに2ndのシナリオのネタバレ書くことは問題ないしなw
鬱蒼と茂った森。
空が晴天なのは分かるが、その空も木々に阻まれ、ろくすっぽ見えやしなか
った。
「週末に予定しているゲームのシナリオだが……」
緩やかな斜面になっている土の地面、小さな岩の上に立った増田卓(ますだ
たく)は、空を見上げたまま呟いた。
銀縁眼鏡を掛けた、細身の少年だ。
服装は学校指定のジャージ。それは、ここにいる四人全員に共通している服
装でもある。
「うん」
卓に倣うように、同じく空を見上げる小柄な少女は、卓の幼馴染みの薬師寺
小星(やくしじ こぼし)。
一見、可愛らしい元気な中学生男子……みたいに見えてしまうが性別はれっ
きとした女の子だ。
そちらに視線をやらないまま、卓は天を仰いだまま呟きを続ける。
「とりあえずシティアドベンチャーは初心者にはきついので、ダンジョンモノ
をやろうと思う。ちなみにこの場合の初心者とはプレイヤーの連中ではなくG
Mをやる羽目になった俺の事を指す。分かるか?」
「タッ君質問です」
ビシィッと小星の手が挙がった。
「何だ」
卓は、傍らの小星を見下ろした。
「唐突に、そんな話題が出る理由が分からないです」
真顔で、小星が問う。
卓の銀縁眼鏡がキラリと光った。
「気にするな。いわゆる現実逃避だ」
「やな事でもあったの?」
小さく頷き、卓は小さく溜め息をついた。
「……なあ、現状を理解しているか、小星?」
「……遭難中?」
「Exactly(その通りでございます)だ、コンチクショウ。現実逃避の
一つもしたくなるってもんだろうが」
むせ返るような緑気の中、卓は大きく手を振った。そう、校外活動の一環で、
卓達春星高校(はるぼしこうこう)二年生の一行は、郊外の山に一泊二日のキ
ャンプに来ていたのだった。
しかし卓のツッコミに対し、しょんぼりしたのは小星ではなく、小星よりも
更に小柄な、おかっぱ頭の女の子、村雨静(むらさめ しずか)だった。大き
な瓶底眼鏡を掛けていなければ、民話に出てくる座敷童みたいな少女だ。
「……ご、ごめんなさい……私が、遅れたせいです……」
206 :
リアル・ウィルダネス(2/8):2009/01/27(火) 01:43:08 ID:2wE6/yU3
「村雨は気にしなくていい。まったく、一向にだ。体力がないのは俺も同じだ
しな。引率の先生だって、ちゃんと残ってくれてたし。むしろ原因は、お前だ
ろうが小星!」
だが、卓の抗議に小星は拳を握りしめて反論する。
「だって、狐だよ、狐! 追いかけたくなるじゃない!」
「だからって後先考えずに突っ走る奴がいるかぁ! 俺がどれだけ苦労して追
いかけたと思ってるんだ!」
「うん、火事場の馬鹿力だよね。普段のタッ君じゃ想像もつかないスピードだ
った」
「自己最速記録更新だ馬鹿野郎」
そうして、卓達は班単位で遭難したのだった。
小鳥の囀りや、風で葉の揺れる音などが耳に届くが、クラスメイト達の声は
ここまでは届いてこない。自分達がどこにいるのかも分からない状況だった。
時間的には、ちょうど昼下がり。
という訳で、卓達はつい先刻まで、他の皆とはまったく異なるシチュエーシ
ョンで昼食を摂っていたのだった。
「あ、あの、増田君……」
静の台詞を、卓は制した。
「野郎じゃなくて女郎(めろう)が正しいって言いたいんだろうけど、この際
細かい事は言いっこなしだ村雨。コイツは男だか女だかよく分からん部分もあ
るし、野郎で充分だ」
「あ、そういう事言う!? ボクだってちゃんと育ってる部分は育ってるんだ
から。ちゃんとほら……」
「脱ごうとするなーっ!?」
小星がジャージの下の体操服をまくり上げようとするのを、卓は慌てて止め
た。
「え!? ええ!? 増田君と薬師寺さんって、そ、そそ、そういう関係だっ
たんですか……?」
真っ赤になって、卓と小星を見る静。
「違う。断じて違うから、妙な誤解をするんじゃない」
「はっはぁっ! 自然に帰るのは悪い事じゃないぞ、増田!」
それまで黙っていた最後の一人が、豪快な笑い声を上げた。
短く刈り上げた髪、白い歯が光る口元、そして見事なまでに鍛え上げられた
肉体美。
「ひっ……!」
その姿を見て、静が引きつったような声を上げた。
「……何でお前はパンツ一丁なんだ、戸隠(とがくれ)」
「山に入ると、自然と吠えたくならんか」
はっはぁ、と笑いながらトランクス一丁の大男、戸隠力也(とがくれ りき
や)は、仁王立ちになる。
「そんな奇特な人種は、俺の周囲じゃお前ぐらいだよ。いいからさっさと服を
着ろ。村雨が困ってる」
「む? この肉体美が分からんとは無粋な奴だな村雨は」
背丈は二メートルを超え、見事な筋肉を備えた肉体はいかにもタフそうだ。
決して美男子とは呼べないが、顔のパーツの一つ一つが大きく、不思議な愛嬌
を宿している。
「す、すす、すみません……」
「……村雨も謝るな。悪いのはどう考えてもアイツの方だ。後、先に言ってお
くが小星。対抗意識を燃やそうとするな。少しは状況を好転させる努力をしろ」
ジャージを脱ごうとする小星を必死に制し、卓は額の汗を袖で拭った。
卓の言葉が利いたのか、小星は力也への対抗を諦めてくれたようだ。
「状況の好転って?」
「例えば、ここがどこかだけでも分かる方法を考えるとかだな」
「了解! じゃ、ちょっと周り見てくる!」
小星はビシッと敬礼してから身を翻し、駆け出した。
「あ、危ないです、薬師寺さん……二重遭難しちゃいますよ……」
静の常識的な注意に、小星は軽く手を振った。
「大丈夫大丈夫! ちょっと登るだけだから」
「の、登る……?」
「あの木が一番高そうだね! よっと!」
言って、小星は太い木をよじ登っていった。よじ登ると言うより、枝から枝
へと渡り歩く、見事な木登りだった。
卓が見上げると、小星の姿はもう、豆粒のようになっていた。
「あ、あっという間に登っていっちゃいました……」
「……猿かアイツは。でまあ戸隠。服は着たか」
「おう!」
力也がジャージ姿に戻ったのを確かめ、卓は短く息を吐いた。
これでようやく落ち着いて話せるというモノだ。
しばらくして、小星が木の上から跳び戻ってきた。
どうやら周りは森ばかりで、手掛かりになりそうなモノは見あたらなかった
らしい。
岩に腰掛け、卓は小星に茶を勧めた。
「まあ、班単位でまとまってたのは不幸中の幸いか。来た道は……」
「む、よく分からないね」
冷たいお茶を飲みながら、小星も小首を傾げる。
「……お前が後先考えずに突っ走ったせいだ」
卓は、小星の頭を小突いた。
「やぁ、ごめんごめん。それでどうするの、タッ君」
「うむ。こういう時は麓に下れば、人里に着くんじゃないのか?」
自分の水筒から直飲みしながら、力也が意見を出す。
それに対し、卓は頭を振った。そして、斜面を見上げた。
「いや、ここは登ろう。何かの本で読んだけど、下りの方が迷いやすいらしい。
それよりは尾根に取り付いて、登山道を探した方がいい。念のため聞くけど、
コンパスとか持ってる人は?」
「はっはぁ、ある訳がないだろう」
「校外活動のハイキングだもんねぇ」
「ご、ごめんなさい……ないです」
大体予想の範囲内だったので、卓は落ち込まなかった。
「だから、村雨は謝るな。俺だって持ってない。……携帯のGPSは圏外だし。
ったく、こういう時に役立ってこその携帯だろうに。まあいい。反対意見がな
いなら、登ろう。戸隠、村雨を背負ってくれ」
「おう」
「よ、よろしくお願いします」
「おう、任せろ」
言って、力也は静を肩に担いだ。
まるで巨人と子供のようだ、と卓は思ったが口に出すと静が落ち込みそうな
のでそれはやめておいた。
「という訳でしゅっぱーつ!」
ダダッと駆け出そうとする小星の襟を、卓はかろうじて掴むことに成功した。
「だからお前は先走るなって!」
緩やかな斜面を、小星、卓、力也と静の順で登ってゆく。
黙々と歩くのも何だし、という事で、小星が口火を切った。
「でさー、タッ君。シティアドベンチャーって何?」
何の話だ、と卓は言いかけて、そもそも最初にその話をしたのは自分だった
ことを思い出した。
「……今の俺達とはかけ離れたシナリオジャンルだ。ちなみにこういうまさし
くサバイバルチックな状況のシナリオは、ウィルダネスアドベンチャーって言
う」
「おお! タッ君ネタが一つ出来たね!」
「全っ然……嬉しくないぞ、コンチクショウ……っ!」
重い足を持ち上げまた一歩、斜面を登る。
「大丈夫、タッ君? 息上がってるよ?」
「ご心配には……及びませんとも……っ! この程度の坂で、へばったりする
もんか……!」
体力がないのは、ちゃんと自覚していた。
「あんまり無茶しちゃ駄目だよ? タッ君は頭脳労働専門なんだから」
「そういう意味だと……この班は……ゲームだったら……見事に役割分担利い
てるよな、ホント……!」
「ま、増田君……わ、私、お水まだ残ってますから、の、飲みますか……?」
力也の肩の上から、静がお茶の入ったコップを差し出してくれた。
「ああ……助かる……」
卓は、拒む気力もなく、それをありがたく頂戴する事にした。
「役割って?」
お茶を飲み干すと、少しだけ楽になったような気がした。
「前衛に、スピード系とパワー系、タイプの違う戦士(ファイター)2、……
後衛に、魔術師(マジシャン)と僧侶(クレリック)ってとこか……まあ、盗
賊(シーフ)でもありだな、お前は」
「おぉー、らしいねー。タッ君は頭いいし、ムラシズちゃん保健委員だし」
「か、回復魔法は使えませんけどね……」
「まあ、それでも体力は少し回復した……」
言って、卓は静に空になったコップを返した。
「はっはぁ! よく分からんが少なくとも悪い事ではなさそうだな!」
一方、力也は元気いっぱいだった。いくら小柄とは言え、少女一人を担いで
いるというのに、まるで体力が減った様子がない。
「……つーか二人揃って平然としやがって……どういう体力してるんだお前ら
は……」
「はっはぁ! 鍛え方が足りんな増田は」
「こういう時、モンスターが出たらひとたまりもないねー。武器もないし。盗
賊って言ったら、短剣とか弓かな? リッキーは剣より棍棒の方が似合いそう
だけど」
ちなみにリッキーとは、言うまでもなく小星が付けた力也の愛称である。
「……そういうのが出たら、お前らに任せるよ……あいにく、魔法なんて使え
ないから支援(サポート)も出来ないしな」
「わ、私もです……」
「はっはぁ、何、残している弁当をくれたら、俺様の体力が回復するぞ?」
「熊とかでないかなぁ」
とんでもない事を言う小星であった。
「出てたまるか……! んで、まあ……話の続きだ。シティアドベンチャーっ
てのはだ、名前の通り都市がメインの……シナリオだ……」
息を切らせながら、卓は話を続けた。
「都市で熊と戦うの?」
「熊から離れろ! これは……どっちかっつーと、人間が中心のシナリオだ。
都市、だからな……聞き込みとか潜入とか、して、情報収集しながら進むのが
メインになる……」
「おおっ、探偵とかスパイみたいだねっ!」
「……まあ、あながち……間違ってない、な。ふぅ、ちょっと休憩……さすが
にきつい」
少し平地になったところで、卓はその場に突っ伏した。
一方小星は、持っていたリュックを漁っていた。
「オッケー。じゃあバナナを食べよう」
「おお、バナナか。バナナはいいぞ! すぐにエネルギーになるからな! 俺
も持っているぞ!」
「わ、私もです……!」
黄色いブーメランを持つ三つの手が大きく掲げられた。
「タッ君は?」
「ないって……」
もはや突っ込む気力もない卓だった。
「……お前にはガッカリだ」
「……ガッカリだよ」
しょんぼりする力也と小星。
「わ、私の上げますから……」
「ええい、何なんだお前らは!? 何でみんな揃ってバナナ持ってるんだよ!?」
「基本だよ」
「基本だ」
「え、えっと……栄養は大切です……」
「……まあ、ありがたく頂いておくよ」
……っていうか、何が基本なのかよく分からない。
もふもふと、静から受け取ったバナナを食べると、卓の身体にまた少しだけ
活力が戻ったような気がしてきた。
同じようにバナナを食べながら、ふと力也が首を傾げた。
「それでお前ら、しなりおとかしてぃあどべんちゃあとか、さっきから一体何
の話をしてるんだ?」
「今更それを聞くか、お前は!?」
「あ、あのですね……」
静がおずおずと割って入り、力也に説明を始めた。
クラスの何人かで週末、TRPGをやる事を聞くと、力也はニカッと笑みを
浮かべた。
「ほほぉ、面白そうな事を企んでいるじゃないか、増田。実に羨ましい。俺も
混ぜろ」
「……戸隠。これ以上、プレイヤーを増やすなよ。人数把握するだけで大変な
んだぞ、こっちは」
その処理をどうするかも、GM(ゲームマスター)をする予定の卓には頭の
痛い問題だった。
少なくとも、七人だったか八人だか、その人数を一気に相手に出来るような
レベルに、自分はないという自覚はある。
だが。
「む、駄目だよタッ君。来るモノは拒まず。リッキー歓迎だよ!」
「あ、こらお前勝手に!?」
「ま、でもここはゲームの持ち主の意向を聞くのがベストだよね?」
「……駿河さんの性格から考えると、ほぼ確定じゃないか」
「はっはぁ! まあ、よろしくな増田」
力也は両拳を胸元でぶつけ合わせ、ムキリムキリと筋肉を膨張させた。
「意味もなくポーズ取るんじゃねえよ!?」
「あ、ちなみに俺、難しいのは苦手だからな? その辺はヨロシク頼む」
「はいはい。何とかしますとも」
来るモノは拒まずなのは、小星の言葉に一理あるので、卓としても強硬に反
対は出来ないのだった。
「それで、やるのはダンジョンモノだっけ?」
小星の問いに、卓は頷いた。
「ん、まあウィルダネスアドベンチャー、シティアドベンチャー、って呼び方
で繋げると、ダンジョンアドベンチャーって事になるんだが。TRPGではか
なりオーソドックスだな。コンピュータのRPGでもあるだろ、ダンジョン。
まあ、頑張れ」
「おう! ……って考えるのは、タッ君でしょ?」
「まあな」
シナリオを頑張って考えるのは卓。
ゲーム中で頑張るのはプレイヤー達である。
「ま、そっちはサンプルシナリオのを使うなりして何とかなるさ。むしろ準備
やルールを憶える方が大変なんでね」
「お、お手間を取らせて、すみません……」
的外れな静の謝罪に、卓は頭を軽く小突くことで応えた。
「だから謝るなって。……にしても、パーティーは間違いなく分割だな。そこ
が一番の悩みどころか」
「大変だねぇ」
のほほんと言う小星であった。
「……他人事だからって気楽に言うなよなぁ。よし、休憩終わり。登山再開」
卓は立ち上がり、再び斜面を登り始めた。
それに、小星と(静を担いだ)力也が続く。
「ちなみにこのまま暗くなったら野宿か?」
「不吉な事を言うなよ……」
「それはそれで楽しそうだねぇ」
あっという間に卓を追い抜き、小星が笑みを浮かべながら振り返る。
「そ、そうでしょうか……? ご飯とかないですよ……?」
「そこは、タッ君」
「……まあ、木の実とかキノコとかなら種類分かるがな」
この中で、小星と力也に知識判定を求めるのは酷というモノだ。
「さすがタッ君☆」
212 :
リアル・ウィルダネス(8/8):2009/01/27(火) 01:54:33 ID:2wE6/yU3
小星が卓の肩を軽く叩いた――そのタイミングが拙かった。
「ってお前押すな……と、わ、おおっ……!?」
バランスを崩した卓はたたらを踏み、後ろにひっくり返った。
小星が伸ばした手を掴むが、
「ありゃ」
そのまま、小星まで巻き込んで、力也のすぐ傍らを二人揃って斜面を転がり
落ちていく。
「『ありゃ』じゃねえええぇぇっ!?」
風景が勢いよく回転しながら、どんどんと力也達の姿が遠ざかっていく。
「おおっ、これはまたダイナミックな」
「ま、増田君……っ、薬師寺さん……っ!」
それから数時間後、卓達一行はようやく、はぐれた春星高校二年生一行と合
流を果たすことが出来た。
……満天の星の下。
卓は顔のあちこちに絆創膏を貼り、捻挫した足には包帯を巻いていた。
クラスメイト達の夕食はとうに済んでおり、食べていないのは卓達の班だけ
だった。
「前々から思ってたんだがな……」
「タッ君、はいあーん」
木製のベンチに腰掛けた卓に、湯気を立てたカレーの載ったスプーンが突き
出される。それを見て卓は顔をしかめた。
「……一人で食えるって言ってるだろうが」
「そういう訳にはいかないよ。ボクとしては怪我をさせた手前、お世話ぐらい
はしなくちゃ申し訳が立たないんだから。それで、前々から何?」
奇跡的に無傷だった小星はスプーンを持ったまま、首を傾げた。
「……いや、俺に幸運値ってのがあるとしたら、きっと1とかなんだろなーと」
「はっはぁ、沢山食って大きくなれよ、増田。人間、身体が資本だぞ」
「お、おかわりいっぱいありますから……!」
という訳で、怪我を負ったのは卓一人だけであった。
なお、当然ながら小星は担任含めた引率教師達から説教を一時間、班の連帯
責任として全員が反省文を原稿用紙五枚、帰宅後書く羽目となっている。
「今回の教訓。ウィルダネスアドベンチャーでは、筋力とか体力が重要かも。
という訳で、カレー食べ放題だよ、タッ君」
「きれいにオチつけようとすんなっつーの……」
山盛りのカレーを前に、卓は笑みを引きつらせるのだった。
空気が変わるのを待ってましたが、やっぱり耐えきれず投下する事にしました。
今回は冒険の種類と言うことで、こんな話に。
話は読みやすさも考えて、一回の話数での登場人物を減らしてみました。
人数的にはこれぐらいが一番安定してるような気がします(なんかまた一
人増えましたが)。
長さとかも、安定させたい所ですがなかなか難しいです。
次は多分、オンセッションについてとか、そんな感じの話になるかと思います。
よければ読んでやって下さい。
……すみません、何回かsage忘れました。orz
ずーっと待ってたんだよ!?
エロシーンはまだか(;´Д`)ハァハァ…
>>213 空気は変わるのを待つもんじゃない。自分で変えるものさ!
キャラがよく動いてて、すごく面白かったよ。次も待ってるからね。
219 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/27(火) 13:54:44 ID:hVd05Bk0
http://www1.axfc.net/uploader/He/so/187611 pass:
als
「勇者降臨」微修正。
>>180 『戦士の休息』が22,460字。A4、13枚。
ほぼ同フォーマットで『聖戦士、降臨』が10p。
現状データ抜きで12,000字、プレイレポート・トラブルシューティングがないことを考えると、
特別、シナリオ分量で劣っていることはないかと思います。
そのうち拡充版をUPしますが。
>>201 別に、「愛し愛されるもの」「四角い関係」、元ネタありますが「彼女の退屈な日常」「battle of blood」
について、意見してくださっても一向にかまわないのですが。
>>193 知っているGMとPLだけが盛り上がって、それ以外のPLが置いてけぼりになるという
弊害も時に発生しております。
コンベだと、その弊害の方が強く感じるので、あまり世界設定に深く絡む話は
しないようにしています。
「超☆強い奈落、メディウスが攻めてきて大ピンチ!
ここは伝説どおり、命の泉から異世界の勇者を呼び出すしか無いぜ!」
という手は普通にありでしょうね。
個人的にはALSにそぐわないと思いますが。
つまり元々ALSにそぐわない話をわざわざALSに
コンバートしちゃう奴が救いようのない馬鹿ってだけか
つまり、ちゃんと元ネタのTORGにコンバートしろと。
>>219 全体の分量なんてどうでもいいよ
皆が必要orあった方が好ましいという部分が足りないんだから
それを指摘したら「自分はこれで十分だから書かなかった」みたいな返答
自分じゃない誰かのためにわかりやすく書きなよ
FEARルールブックじゃうまくできないんなら違う形式でもいいし
http://www1.axfc.net/uploader/He/so/187718 カオスフレア旧版シナリオ 「偽龍と機械少女」
シナリオ概要・ハンドアウト・レギュレーション
>>222 同一性を担保できない人間からの複数の意見を、一口に「皆が必要、あった方が好ましい」と判断するのは
難しいと思います。特に具体性のない指摘が多いので。
また、この板に移ってくる以前は「とにかく量を削れ」という意見が多かった気がします。
もっとも「量を削れ」という意見を言っていた方と、ここで「●●が足りない」という意見を言っている方が、
同じだという根拠もまったくないのですが。
このように、不特定の相手からの要望を聞き、満足させることはかなり難しいです。
特にその意見に具体性が欠けている場合。
具体性があった場合は、逆の意見が再度出る可能性はともかく、それに沿った修正は容易です。
自分のプレイグループの仲間のためや、ネット上での交流の相手であれとは違い
抽象的な「自分じゃない誰かのためにシナリオを書く」ことの難しさがわかります。
これが商業出版・公式公開物なら、想定PL・GM及び購買層を想定し、編集者からその想定に沿っての、
アドバイスをもらえるのでしょうが。
224 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/27(火) 20:28:52 ID:hVd05Bk0
ただ、わかりやすさ向上のためには、
シナリオマップ・フローチャートや、登場人物・組織相関図が必要なのは認めます。
これらは、他人に理解してもらうためには必須でしょうね。
>◆508Ke1rMDY
冗談抜きで消えろ。マジで鬱陶しいから。
つNGワード
何を削れって言われて今何を増やせって言われてるの?
以前削れと言われてたのは、PCの反応をひとつだけ想定した描写。
このシーンでPCがこう喋るとか、PCはこう演技するとか書いてもしょうがなかろう。
そりゃ削れって言われるだろう。劇の台本じゃないんだから。
GMに必要なのはNPCがどうするか、舞台がどうなるかなんだから。
今増やせといわれてるのは、PCの行動に対してシナリオがどう展開するか。
勇者が一回逃げ出した時とか、PCが会おうとしないときにどう対応するとか、
大まかに想定できる範囲でいいから書いておいた方がいいだろってこと。
ボスが機械っぽいのに配下の魔物がただのワイバーンだと唐突だから、その描写を増やせってことと
ボスが機械である必然性がそもそも無いんだからむしろ削れってこと、
このふたつをとっても全然違う事なんだと思うんだが……一律に分量どうこうの話じゃないぞ。
“分量が多ければシナリオのできがいい”とか考えてるのかもね
新聞紙の束を量り売りするちり紙交換じゃあるまいしな
TRPGで創作っていうけど、遊んだものによって元にするものが違うと思うんだ
%ロールなのか、2D判定なのか 3Dなのか
ガープス好きなんだけど、他の連中には評価悪い
どうも仲間内ではドカーンバカーンのドタバタが出来るやつが好評で
ストイックなゲームは好まれないようだ
でもバトルテックはみんな好きなんだよな……
多分このスレ見てるって事はなにかしらTRPGの経験があるんだと思うけど
みんな、何が好きだった?
俺、バトルテックとソードワールドと深遠
231 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/27(火) 23:33:58 ID:hVd05Bk0
http://www1.axfc.net/uploader/He/so/187818 勇者降臨、微修正、PPT付加。
>>228 勇者が逃げた場合、ゾンバルド将軍の話をPC3がまったく聞こうとしない場合の
トラブルシューティングを追加。
雑魚の種別を変更。ボス周りの演出記述を若干削りました。
もともとこのシナリオに関しては「敵は敵」以上の要素はないと考えています。
シナリオマップもつくりましたが、一本道シナリオであることがよく確認できました。
とはいえ、このシナリオで選択肢に意味があるとは思えませんし・・・・・・・。
>>229 増やすより、減らすほうが楽だとは考えています。
>>230 過去形ではなく、現在もいろいろなシステムが好きですね。
バトルテックは実プレイ経験ないですが。
%ロールはわかりやすさが魅力でしょうが、それ自体はそんなに好きではありません。
ガンドッグでドンパチやるの自体は好きですけど。
2D上方だとFEAR系よりSNE系のランダム性多目のシステムの方が好きです。
FEAR系だと、最適化の重要性が高すぎて、その場での戦術性が減少してしまうように感じます。
SW旧版はシステムの軽さと、世界観が浸透していることによる共通理解のしやすさが好きですね。
深淵は2回しかPLしてませんが好きです。そのうちGMもやろうと思っています。
ただ、(自分は当然として)同卓する他のPLとGMに楽しさが激しく依存するので、
そこに不安は感じますね。コンベンション中心の環境ですし。
232 :
◆508Ke1rMDY :2009/01/27(火) 23:35:06 ID:hVd05Bk0
相変わらず対応早いな。
俺としてはいくらかシナリオを初めて読んだ時のGMがしやすくなったと感じた。
しかし、このコンバートが仮に完成したとして、その後◆508Ke1rMDYは
そのコンバートシナリオをどうしたい、あるいはどうして欲しいんだろう。
完成したらそこでおしまいなのか?
235 :
◆UREpO1up0U :2009/01/28(水) 00:24:55 ID:HTwETO3T
そろそろトリップ変更します。
何のためのトリップなんだ。
>>213 乙。登場人物が楽しそうで素敵。次を楽しみに待ってます。
小説なのにスゲーいらんこと考えたり、つい無駄に心配してしまうw
「PL4人で2回やりゃあいいんじゃね?でも卓を分けんの難しそうだな」とか
「初GMのダンジョン物だと、バランス厳し過ぎでPLが誤解するとか嫌だな」とかw
>>230 AD&D、SW、S=F、T&T、ウォーハンマー(文庫の頃)、TORG、ロードスとか
大学のサークルで色々やって皆好きだったぜw
今でもたまに現役に混ぜてもらってやる。
最近はARAと迷宮キングダムをやって、面白かったよ。
238 :
◆UREpO1up0U :2009/01/28(水) 01:11:49 ID:HTwETO3T
一回トリップバレして、爆釣されてから、
やっぱり定期的に変更しないと不安なんです。
ソーシャルハックされまくるような、安易なパスワードにしてたのが悪いのですが・・・・・・。
#giant でした。
239 :
◆UREpO1up0U :2009/01/28(水) 01:18:09 ID:HTwETO3T
>>234 まず、「聖戦士、降臨」をコンバートする作業の過程で、
カオスフレアのシステムに対する理解ができました。
また、ノリについていけそうなGMさん・シナリオだったらキャラを作成してPLしてみたいと思えました。
逆に、カオスフレアの主要PLからすれば外れた趣向にかなりあるかもしれませんが、
GMもしてみたいと。実際、カオスフレアのシナリオ作成始めていますし。
上記で、十分作業をした以上のものは得られたと思っています。
正直
>>234 さんが読みやすく感じるのは、申し訳ありませんが、
大部分を「何度も(違うバージョンを含め)読んだから」が占めていると思いますw
その上で、コミケに出るときに抱き合わせシナリオの一つとして盛り込むか、
ALGの「彼女の退屈な日常」「battle of blood」いずれかと2本立てで、
自分で立てるかでしょうね。
あとはHPかブログでも作るときにコンテンツの一つとして盛り込むか。
どなたかが、GMしてくださってプレイレポートを上げてくだされば、
大歓迎ですし、それに応じたシナリオ修正も行いますが・・・・・・。
>>238 ソーシャルハックというのは電話で聞きだしたり、デスクの付箋を盗み見たりして
パスを割ることを言うよ
ケビン・ミトニックの得意技のひとつさ!
辞書総当たり攻撃とかでパスを割るのはブルートフォースってやつだ
特定されにくい文字列を使おうとせず、割れないようにトリップを定期的に変えるだなんて発想はなかなか出てこないよw
>>238 まだそんなダメなパスワード使ってるの?2ch初心者レベルだ。
割られたのは、そういう判りやすい、他人も使う可能性が高い単語を使うから。
基本は、半角文字(大小併用)+全角文字+数字くらい、他人が使わないパスワードを考えて単語登録。
そうすりゃ、何度も変えなくてすむ。
頻繁に変えられるとNGし直す手間がかかって迷惑。
2chに書くなら、それくらいは配慮するか、書く前に更に半年ROMれ。
初心者の質問板でなら対応するよ。
>>231 だいぶ訂正してあるとは思うが、
おかしいと思うところ、疑問に思うところを挙げてみる。
シナリオ概要:
グレゴリー伯爵の不在は、絶対戻れない用事すべきでは?
よく考えると責任者である父の不在時に古代遺跡使って異世界から勇者呼ぶ、
って娘さん無茶し過ぎだw
ハンドアウト:
PC1はファイター3となってるが、データを見るとオーヴァーランダーのまま
あと、データでは不評だった工作員とか豪邸もそのままだけど、敢えて?
登場人物:
RL用情報にしたなら、メイドや同級生等の端役は削って良いのでは?
ついでに細かいことを言うと、RLじゃなくてGMだよね?
シ−ン1:
パーソナルクエストがその後のシナリオに全く絡んでない
(というか、PC4のシーンはヒロインにお礼言われるだけ?)
任務に忠実なPCであれば、宴の最中に調査しよう、等とするのでは?
シーン9:
ゾンバルト将軍の台詞「PC3も所詮はヤシマの人間…」は
「PC2も…」の誤植だよね?読んでてビックリしたよw
全体的な感想:
まず何より誤植、訂正漏れ、変更漏れが多い。
他人に見せる文章は、キッチリ見直す癖をつけた方がいい。
あと、初心者向けのわりに「奈落って何?」とかごく基本的なことが
説明しづらい展開なうえ、PC1が他PCや事件と関わりが薄いと思う。
また、シナリオの流れが良くない。
メディウスの陰謀かPC1の活躍、どちらかに主軸を決めた方がいい。
現状だと、陰謀や実験を明らかにせよ、というのクエストの割に
メディウスの出番は最後だけで、陰謀・実験の内容や、
奈落になった理由がシナリオ中で全然わからない。
ミドルのガーゴイルはメディウスの実験の影響によるものなの?
シナリオ読んだあとでもわからんw
ついでに、
>>223みたいな途中データ、
しかも改行すらいい加減なレベルのものを
upして晒すのは何がしたくて、何をして欲しいの?
凄く読みにくいんだけどw
>>239 突っ込んでも仕方ないのかもしれないけど、
コンバート作業中では全然システムについて理解してなかったって
>>165で言ってるのは誰だと思う?
ホント極自然に記憶の改竄をしてるね
それに加えて
オンセメン簿スレを賑わしたl***と変わらん位の脊髄反射っぷりだな
247 :
◆4Ry5Gvly0Q :2009/01/28(水) 09:45:57 ID:bwXIDxL6
>>240 ブルートフォースアタックするまでもなく、
レスの内容から推測したトリップをいくつか他板・スレで試す、
トリップでgoogle検索してみる程度で割られたと思うので、
どちらかといえばソーシャルハックに近いと思います。
ちゃんとソーシャルハックについて知っているわけではありませんがw
>>241,242
2ちゃんのトリップに、そこまで気を使う人ってあんまりいないと思うんですねw
ボクシング板の有名コテハンもトリップバレしてたし。
そもそも、トリップなしコテが横行している卓上ゲーム板界隈でいわれてもw
別にばれたところで、大して困るパスワードでないしw
爆釣されるまでは、トリップバレ上等!とも思ってましたし。
最初のトリップなんて、Googleで検索したら使用者がたくさん出てくるくらいだしw
ただ、より特定されにくい無機質な文字列に再度変更します。
お手数で申し訳ありません。
>>243 あとでレスします。
>>244 プレイヤーにとって必要な情報は満たしてあると思います。
PLとして興味を惹かれるかどうか、興味があるということです。
あと、テキストで改行を下手にいれると環境によっては逆に見づらくなります。
けど、次からは重いけれどPDFにします。
>>245 作業中では理解してなかったですね。
一通り作業が終って、修正を重ねる中で、理解が進んだということです。
うわなんかこのスレ一気に伸びたなー
>>247 つまり、一人でコンバートなんて作業をするより知ってる人間に話を聞いたほうが遥かに効率がいい事がわかったわけだ
実際にプレイする方がもっと理解できるって事を知るまで後一歩だNe!
250 :
◆BqE2jjE8JU :2009/01/28(水) 15:09:06 ID:bwXIDxL6
http://www1.axfc.net/uploader/He/so/187998 pass:
als
>>243 グレゴリー伯爵について記述を補足しました。
疑問は強まると思いますがw
パーソナルクエストは微修正しました。宴の最中等の調査についても補足しました。
シナリオの流れは若干修正しましたが、根本的な疑問は変わらないかもしれませんw
ガーゴイルについても記述を補いました。
データ・シーン9は修正漏れですすいませんorz。
端役は端役と明示しました。
展開は変えていませんが、奈落について補足しました。
誤植・訂正漏れについては2ちゃんだから甘えてしまっていた部分はありましたね。
いちおうワード・PDF・テキストで見直すようにはしてみました。
漏れてる可能性は大ですが・・・・・・。
>>249 一回プレイした方がシステム理解は早いでしょうね。
ただ、休日の一日を丸つぶしして楽しめないリスクはあります。
たぶんコンバートには、休日一日丸つぶしほど時間かけてません。
あと、2ちゃんのほうがシナリオについて、
「遠慮ない忌憚なご意見」を拝聴しやすいというメリットがありますw
プレイして多少、疑問や不満があっても、少なくとも自分は、
GMに気を使って遠慮がちにしかいいませんからw
こいつ言い訳ばっかりで指摘された問題点を全然認識してないのな
構う人間がいるからいつまでもずーっとこんな調子
構う構わないは個々人の問題だから強制することはできないけれど、
彼以外に益する人間はいないのだから、残念ながら見ないのが一番
わからないままやったところで無駄に長い時間を費やしてダメなものができるだけだよ。
一度普通にプレイしてみれば、きちんと理解できてもっと良いものが創れるようになると思う。
>「遠慮ない忌憚なご意見」を拝聴
右から左、だけどな
ついでに言うなら
>ただ、休日の一日を丸つぶしして楽しめないリスクはあります。
使い物にならないものを「これ、いいでしょ♪」なんて言って住人を無為に付き合わせるリスクは無視ですか
そもそもよく知らないシステムからよく知らないシステムにシナリオをコンバートするってのが、
一日もかからない作業だと思ってる辺りなんかアレだよな
まあルールブックをロクに読まずに適当に写してるからこそ言える発言だろうけど
>よく知らないシステムからよく知らないシステムにシナリオをコンバートする
なんと手間のかかる無駄作業
知り合い同士で適当に遊んで、だいたいルルー把握してからでも遅くない
言動とシナリオ本文のひどさからあまり目立ってないけど
卓ゲ板にいた頃からルルブまともに読んでたらしないようなルールミス連発してたからな
多少のミスなら別に目くじらたてんが、人目に晒すモン作るんならルールの把握くらいしてからにして欲しい
>>247 244へのレスについてだが、PDFにする必要は無いよ。
>PLとして興味を惹かれるかどうか、興味があるということです。
君はたったこれだけの内容も伝えられないほど、
意思疎通や文書表現が下手なんだ。そのことを把握できてる?
ついでに言うと、言い訳も色々とショボイよね。
例えば223だと、セッション概要・トレーラーには下手に改行を
入れているから、環境によっては既に見づらいテキストだよw
相手する人が多くて優しいスレだと感じた
でも徒労に終わると思う
260 :
◆BqE2jjE8JU :2009/01/30(金) 00:47:28 ID:6+sFtj4w
http://www1.axfc.net/uploader/He/so/188620 pass:
moon
アルシャードガイアRPGシナリオ battle of blood
GM用シナリオ全容追加、微修正、人間関係図、シナリオマップ追加
>>258 RTFにします。
TXTで改行を完全にコントロールはできないと思います。
もし、ご存知なら大変お手数ですが、ご教示いただければと思います。
あと、PDFというかAcrobat Readerは重かったですが、9.0で大きく改善されてますよ。
UPしたことを示すレスにはその旨がないので、エスパーしろというようなものですね。
UPした内容は上記の通りなので、その文章としての目的は果たしています。
UP者としての説明責任を果たしているかどうかという問題ですね(微笑
>>256 一日遊ぶことよりはるかに短い時間と手間で、わたくしは作業しているのですが、
批判者の方は異なるのですか。その、情熱に応えられず申し訳ありません。
>>255 少なくとも一日もかかりませんよ。
文章読み、テキスト打ち込み、データ作成込みで、最大限に見積もって3.5時間です。
>>254 つまらなかったり、きもいGM紹介・シナリオ紹介文は読み流せます。
そういうことと同様に考えています。
261 :
◆BqE2jjE8JU :2009/01/30(金) 00:55:28 ID:6+sFtj4w
別に読まずに批判されること自体は、
読む気どころかDLする気にもなれないということで、
別にかまわないのですが、
それに言及せずに、「指摘問題点を理解してない」
と書くのはちょっとカッコ悪いかと思います。
なんてったって、その時点ではDL数ゼロですからw
「勇者、降臨」はこれで一区切りですかねー。
あと、
>>258 FEARさんにはDTP要員があれだけそろっているのに、
FAQもエラッタもhtmlですらなくtxtなのでw
同様でもいいかなとw
「PDFでなくTXTだから読みにくい」とか、「重いからPDFにしなくて良い」と
言われてるんじゃないって事がわかってないな。
>文章読み、テキスト打ち込み、データ作成込みで、最大限に見積もって3.5時間です。
よく知らないシステムから、よく知らないシステムへのコンバートが
その行程と時間で済むというなら、「ルールブックをロクに読まずに適当に写してる」
と言われても仕方ないな。
>なんてったって、その時点ではDL数ゼロですからw
「こいつ言い訳ばっかりで指摘された問題点を全然認識してないのな」というレスの事を言っているのか?
そこまでに、他のシナリオの問題点を指摘されて、言い訳してるのに
なぜそれだけDL数ゼロのシナリオの事を言ってると思えるんだ?
都合の悪い所を無視していると言うより、理解できてないんじゃないか?コイツ
>>262 ◆BqE2jjE8JUが頭悪いのは確かだが、いちいち相手にするから居座られるんじゃね
つーかシナリオって実プレイのために書くのに
実プレイは時間かかるから楽しめないかもしれないからやらないって本末転倒にも程があるとしか。
265 :
◆BqE2jjE8JU :2009/01/30(金) 09:46:23 ID:qqmSFhqV
http://www1.axfc.net/uploader/He/so/188718 pass:
taikutu
彼女の退屈な日常 人物相関図・シナリオマップ付き
txt doc xls ppt pdf
>>264 少なくとも年明けてから5回は実プレイしてますよw PLも入ってますがw
>>262 20000字なら10分で読み終えます。
20000字の打ち込みは100分強で終わります。
ルールブックとシナリオは予め何度か一通りは読んでます。
3.5時間はそんなに難しいことですか?
>>258 さんは単純にレイアウト上の問題を指摘していると思いますが・・・・・・。
指摘された部分が万に一つでも直っている可能性があるものをUPされているのを、
目前にして、ああして読んでないことに言及せず断言するのは迂闊すぎて
自分にはとてもできないですねぇ。
「超能力者、宇宙人、未来人しか相手にしません」と言ってるような相手によく付き合えるなw
優しいよおまいら
こいつが卓ゲを追い出された理由がつくづく分かったよ
誰も突っ込んでないけど、何でageてんだこいつ?
>常時age
習性……かな?
卓ゲだとトリップ付きの時はage、
名無しで書き込みとか自演の時はsageるとかしてたけど。
>>261 FEARのダウンロードシナリオはPDFになってたな
271 :
かまってた人:2009/01/30(金) 18:28:41 ID:t97lMMBy
◆BqE2jjE8JUの基本スタンスはシナリオに関して意見を聞いてるから
それ以外に関してはスルーなのよねー
ただ、シナリオ以外の意見はシナリオの内容以前の問題なのを理解してない
まーもっとも「読んでいる」と「理解している」の間に越えられない壁がある事すら理解できてないようだし
ココでのレスが理解力の無さを曝け出してるだけにしか見えないし
その程度の理解力で作られたシナリオが面白いとは思えないなー
まぁ理解力の無い奴に言っても無駄か…
シナリオに反映された指摘なんかも◆BqE2jjE8JUにしてみれば
「とりあえずなんか不満みたいなんで言われたとこは修正はしますけどw」
以上のものではなさそうな気がするな。
ここでのやりとりは◆BqE2jjE8JUにも意見言った側にもあまり有益じゃない時間に思える。
でも不特定多数に読んでもらって意見が欲しいって言うならできるだけ読み手の負担を
減らして読みやすくするのは当たり前のことだ。
いちいちうpろだ使うならブログでも借りて張れよと思う(著作権の件は置いといて)
修正も楽だしワンクリックで読めるほうが重要。。
で、その上できれいに印刷したいなら別途PDFでもなんでも作ればいいさ。
あと、FEAR公式シナリオについて知りたいならここでレス繰り返すよりGM経験の豊富な
人にリアルで直接会って話した方がより無駄がなくていいと思うがな。
273 :
◆BqE2jjE8JU :2009/01/30(金) 20:02:28 ID:XogXyt9g
http://www1.axfc.net/uploader/He/so/188848 pass:
ジャンクロード・モリタの身長体重年齢を数字のみ半角で並べる
passがレスされたら、即削除します。
「復讐するは我にあり」
登場人物一覧・ニューロイベント追加
>>272 有益な意見はたくさんありましたよ。詳細は後にしますが。
「2ちゃんねるの不特定多数」に見てもらいたい場合、
長文レス連投より、uploaderを使用するほうがマシかと思います。
もともと、「使ってもらうこと前提」なので、編集用ファイルも基本的にあわせてますし。
ブログ借りにやったとして、2ちゃんで宣伝したら「宣伝、乙」で荒れるだけでしょう。
特に「FEAR公式シナリオだけを知りたい」というわけではないです。
不特定多数の2ちゃんねる住人の意見にも傾聴すべき点もあると思っているので。
>>271 シナリオ以外の意見。下記あたりですか。
コテ変えるな。>すいません。もう変わることはないと思います。
ルール把握しろ。>ルールミスは都度訂正してます。すいません。
しらないシステム同士でコンバートすんな。>勉強なるので、今後もさせていただきます。
わかりにくいトリップ使え。>わかりにくいコテにしました。
分量多くするな。>ごめんなさい。
消えろ。>脳内NGが一番楽かと思います。
FEARのガイドライン守れ。>法律相談板でなら・・・・・・
著作権が・・・・・・。>法律相談板でなら・・・・・・
パクリ上等、ネタバレなんか知ったことか。>当方の意見は既に述べました。
スレ渡り歩くな。>ごめんなさい。もうここからどこにも行かないと思います。
板渡るな。>創作発表に来たのは板趣旨からして正しいと思います。
>>270 「戦士の休息」ですね。持ってます。
>>269,268 ageてるのはわざとです。sage強要厨は嫌いです。
http://www4.atwiki.jp/agesage/
274 :
◆BqE2jjE8JU :2009/01/30(金) 20:10:30 ID:XogXyt9g
有益なご意見
>>243,228,193,188,185,184,180,178,173,171,163,160,153,152,146,136,130,127,114,107,101
が、少なくとも自分には該当しました。
あと、次はSW2.0ルルブ1・2・3付属シナリオの書式で、
書いてみます。
>>273 pass:1826725かな
DL試してないから合ってるかは知らん
276 :
◆BqE2jjE8JU :2009/01/30(金) 20:32:28 ID:XogXyt9g
すごいなぁ。うp20分後にはpass公開か。
いっそのこと、削除もやってくれればいいのになぁ。
今度から、2nd所持者ならわかる削除コードにしときますわ。
926:NPCさん :2009/01/30(金) 20:39:51 ID:??? [age]
273 名前: ◆BqE2jjE8JU [] 投稿日:2009/01/30(金) 20:02:28 ID:XogXyt9g
http://www1.axfc.net/uploader/He/so/188871 pass:
ジャンクロード・モリタのNo. 数字のみ半角
passがレスされたら、即削除します。
「復讐するは我にあり」
登場人物一覧・ニューロイベント追加
もうどこにも行かないって言ってたのに。
>>273 >板渡るな。>創作発表に来たのは板趣旨からして正しいと思います。
創作?
>>273 あなたの意見ややりたい事が封殺されることが無いのが2chの仕組み。
ただ、あなたへの賛同意見も同様に封殺されていない筈なのに、全く出てこない現実も把握された方が良いと思います。
『他人が面白いと思うことを書きましょう』ってのが、2ch管理人のコンセプトかつ使う上でのマナーなんですよ。
>>276 これ言うの何度目か忘れたが
FEARは二次創作に関する規約を発表している
その規約を守ってる限り同人誌で金取ることまで許可されている
今みたいなグレーなやり方するのをやめて、規約を守って胸を張って公開できるものを書いたほうがいいと思うぞ
そうすりゃ2nd持ってない人間にも見てもらえるかもしれないんだから
つーか2nd持ってる人間対象のシナリオにそのままの引用文載せるとか、なんか疑問を抱かんものかね?
>>273 うーん、
>>271-272の内容はシナリオ公開以前の問題なんだけどなあ…。
俺のレスへの反応だと例えば、
>>265のおかしさが例に挙がるかな。
>>258 さんは単純にレイアウト上の問題を指摘していると思いますが・・・・・・。
244→247→258というレスの流れで、こうと言ったよね?
>何がしたくて、何をして欲しいの?
>意思疎通や文書表現が下手なんだ。そのことを把握できてる?
>ついでに言うと、言い訳も色々とショボイよね。
これを「単純にレイアウト上の問題を指摘」と思っちゃう時点で問題なんだ。
そうじゃなくて、態度、表現力、読解力、意思疎通とかの基礎能力の問題ね。
>UPしたことを示すレスにはその旨がないので、エスパーしろというようなものですね。
と悪いところは理解しているのに、
>UPした内容は上記の通りなので、その文章としての目的は果たしています。
と、改善する気が無いレスをして、実際に改善がないところとかね。
君が有益だと思った意見についても、「俺の好みじゃないから」と無視したり、
物凄く表層的な対応しかしてないよねえ。
それらの意見を再度読み直して、根底部分に
>>271-272で言われてる内容がある、
と把握して欲しいかなあ。…今のままだと無理だろうけどね。
>>281 >プレイヤーにとって必要な情報は満たしてあると思います。
>PLとして興味を惹かれるかどうか、興味があるということです。
プレイヤーとして興味を引かれるかどうかに興味があって
プレイヤーに必要な情報を満たした程度の「シナリオ」を公開する。
この時点で察しろ、相手するだけ無駄だ。
>>UPしたことを示すレスにはその旨がないので、エスパーしろというようなものですね。
>と悪いところは理解しているのに、
いや、単に
>君はたったこれだけの内容も伝えられないほど、意思疎通や文書表現が下手なんだ。
に対して、「最初からその部分を伝えるつもりはないので文章力に問題はない、
あの文章で伝えたい事は伝わっている。あえて言うなら、責任を果たしているかどうか」
と言ってるだけで、悪いと思ってない。
>>282 まだ常識が通じる、と好意的に過ぎたかなあ…w
よく見ると、「有益なご意見」の中には、
ちょっと考えれば誰でも分かりそうな内容まで含まれてて、
指摘されたことを恥ずかしく思って欲しい奴とかあるよな、
>>171とかw
しかも、本人談で「有益なご意見」の筈なのに、
それに対するレスは取りあえず言い返しただけとか、
酷い対応しているのまであるし。救い様が無い子なんだろうなあ。
うん、なんつーか
このスレで俺は、宇宙人と会話できないことを理解した
ことばは通じるのに話が通じないといえば、
『ミノタウロスの皿』藤子・F・不二雄dだな。
TRPG的に言うとジャームとか修羅とかかな
>言葉は通じるけど説得は不可能
何はともあれ自作シナリオってのは人に見せるもんじゃないよ。
どんなものでも叩かれる要素はある。公式シナリオだって叩かれない要素がないわけじゃない。
ただ、公式シナリオの場合はそれがゲームの共通見解として受け入れられるだけだ。
「叩かれない要素がないわけじゃない」なら良いじゃないかw
おっと「叩かれる要素がないわけじゃない」か。
「叩かれない要素がないわけじゃない」はほとんど叩かれるってことになっちまう。
◆BqE2jjE8JUはこれ以上ここで活動を続けても
誰一人幸せにならないことにそろそろ気付いた方が良い。
すでに粘着荒らし的な何かへの変異の兆候が見られる
引き返すなら今しかないぞ!
◆BqE2jjE8JUは消えたのか
292 :
◆BqE2jjE8JU :2009/02/02(月) 12:04:13 ID:FnmViEpq
http://www1.axfc.net/uploader/He/so/190115 pass:
ジャンクロード・モリタのNo. 数字のみ半角
passがレスされたら、即削除します。
「復讐するは我にあり」
プレイレポート付き
>>287 何だか一連の流れで自作シナリオ公開の標準ハードルが、
無駄に高くされてしまっただけのように思います。
>>280 著作権がらみの話はあくまで法律相談板でしたいのですが、
端的にいうと、
そもそもFEARのガイドラインは有限会社ゲーム・フィールド発行のものに限ります。
他出版社のものには「一切適用されません」。
また、46文字以上?の引用というのはかなり厳しく、
キャラクター作成スクリプトもデータ引用量から考えれば、クロです。
NPC欄にいくつか特技データを載せるだけで、アウトにもなります。
>>279 何ら反応がなくなったら自然とUPするのはやめると思います。
>>278 実質二次創作がメインの板ですよここは。
いちいちpassあげて削除させていかないと止めないのかな、この人
どれ、ルルブ引っ張り出してきたが……9504191227かな
とっとと削除してスレから消えてね
ついでに言うとNOVA2ndはFEARの著作物だよ
http://www.fear.co.jp/niji.htm > なお、この規約は有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチが権利を有する、
> 一次著作物に限ります。
> 文章の引用はこれを認めます。
> 元になる文章の内容を41文字以上そのままコピーした場合は、
> 引用ではなく複製とみなします。
>>295 確かに
話の通じない相手に何を言っても無駄だろうし、これで終わりにしときます
297 :
◆BqE2jjE8JU :2009/02/02(月) 12:58:16 ID:FnmViEpq
>>293 その通りですよ。
>>294 ご要望どおり削除しました。
7分・34分で対応とは驚愕です。
トゥルーカゼ・トゥルーニューロ・トゥルーアラシ・トゥルーカブキ(無職)さんでしょうか。
■同人誌等、二次著作物についての注意とお知らせ■
有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物に関する同人誌及びウェブサイト(ホームページ)などに
おける掲載規約
本規約は、F.E.A.R.が制作している一次著作物の同人誌やホームページなどへの掲載上の注意です。
一見面倒くさいかもしれませんが、このルールを守りさえすれば大手を振って同人誌を出したり、ホームページを開いたり
すことができるわけです。
なお、この規約は有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチが権利を有する、一次著作物に限ります。
『他社から発売されている一次著作物は該当しないので気をつけてください。
それらの著作物につきましては、それぞれ著作物の発売元にお問い合わせください。』
※2版は編集・制作アスペクト、発行株式会社アスペクト
版権を引き継いでいるのは、エンターブレイン。
●ガイドラインが適用されないというのは、ガイドラインを守っていても、
「ペナルティが科せられる可能性がある」という意味。
1.著作権の明記
同人誌の奥付に当たる部分、またはウェブサイトのトップページに、以下の内容を明記してください。
「(該当する著作物名を明記)は有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です」
2.あからさまな複写、複製の禁止
著作物の文章及びイラストの複製を禁止します。文章の引用はこれを認めます。元になる文章の内容を41文字以上
そのままコピーした場合は、引用ではなく複製とみなします。また、イラストをコピーする、デジタル化するなどの手段で
複製することは禁止しますが、著作物のイラストを参考にしてイラストを描き起こす場合はこれを許可します。
どこまでを引用もしくは参考とするかは社会通念上の常識をもって基準としますが、最終的には著作者の側が判断する
ものとします。
3.著作権使用料の問題
著作権料はこれを一切徴収しません。
4.販売の目的の制限
販売目的を同人活動に限ります。商業目的の販売をする場合は、別の許諾を受ける必要があります。この場合、
商業目的販売のための条件について話し合うために、別途ご連絡をお願いします。
5.法律、公序良俗の順守
該当する著作物以外の著作物の権利を侵すおそれがある行為、その他あらゆる法律及び公序良俗に反するおそれが
ある行為についてはこれを禁止します。どこまでが法律及び公序良俗に反するおそれがないのかは社会通念上の常識を
もって基準としますが、最終的には著作者の側が判断するものとします。
6.ペナルティー
以上1.〜5.までの条件を満たさないまま、該当著作物の複写複製を行った場合、法律で認められた権利に基づいて
ペナルティーを課する場合もあります。十分に注意してください。
●
引用が41文字以上でアウトということは法的に何の根拠もない。
判例では全体の2割以内で、創作性のある批評であることが必要。
これだけはツッコんどくけど、NOVA2ndの著者にはFEARの名があるよ
まあ言うだけ無駄みたいだし、好きにすればいいんじゃないの
ガイドラインが該当するのは、
FEARの一次著作物かつ実質上FEARと同一の有限会社ゲーム・フィールドの発行物に結果として限られるよ。
この場合は、他社であるアスペクトから発売されているFEARの一次著作物であるのだから、
FEAR単独で許可を出せるわけがない。著作隣接権を有していたのはアスペクトなのだから。
こんな、基本的な日本語の読解力もない人間が多いんだから、
FEARのルールが馬鹿でもわかる、人を馬鹿にしてるとしか思えない記述ばかりなのも頷ける。
公序良俗の基準もFEAR次第だから、18禁ならほぼクロだろう。
41文字以上の引用なしで、2次創作作るのはかなり無理あると思うよ。
41文字が連続した文字列なのか、固有名詞羅列の合計かすら示されていないし。
「文章の内容」ときわめて曖昧なものになっている。
おそらく、ガイドラインを守ってるつもりの2次創作物のかなりが、
厳密に検討すればほとんど守れていないだろう。
キャラ作成スプリクトはクロだよ。
カオスフレアのキャラ作成スクリプトはそれがわかってるから、所持者のみという何の意味もない注釈をつけている。
300 :
創る名無しに見る名無し:2009/02/02(月) 13:43:33 ID:ys8hD51I
すると大半のFEARゲーは基本ルルブだとガイドラインに該当せず
サプリだと該当するということになるな
CFなんて全滅だ
まぁ、FEARがお目こぼしするガイドラインだから、
FEARは黙認してくれるだろうと「期待」することはできる。
ただし、新紀元社やエンターブレイン・富士見書房・角川グループパブリッシングらの
出版社のほうが、力関係強いから、そっちが怒ったらどうしようもない。
そんな面倒なこと、TRPGみたいな小さな業界でやるとは思えないけどね。
市場の反感を買うだけで、何のメリットもない。
もともと大した儲けもない市場なのに。法務の手間とリスクに見合うわけない。
権利関係に厳しい翻訳物系は、
大本が厳しいから、それにしたがって厳しく取り締まられる可能性はあるけど。
実際、2次創作同人で摘発されたのは、
エロピカチュウ同人誌と、ときメモエロアニメ、ドラえもん最終回だけのはず。
逆に2次創作はこれらの判例でクロと決まってる。
(途中で和解してるかもしれないけど・・・・・・・)
つまりFEAR単独で判断できる範囲にない著作物の複製できる根拠は何もないんだよね。
>>302 つまるところ彼は「こんなんじゃ訴えられないからいいんです」って言いたいんだと思うよ
「むぅ……」
「どしたんだーい?」
ある日の放課後、教室で一人唸ってる男子に、私は何気なく声をかけた。
まあ、彼とは顔見知りだから、別に声をかけた事に特にたいした意味はなかった。
そこから、自分が新しい世界を知る事になるなんて、その時の私には知る由もない。
「ロールプレイング……この言葉の意味がわかるか、真田美緒」
「フルネームで呼ぶなよぅ。ま、わかるけどね。役割演技、でしょ? ゲームとか、
そういうのの。心理学とかでそういうの利用した分析があるとか、そういう話も
聞くけど……それがどうしたの、益江博人君?」
「……確かにフルネームで呼ばれるのは嫌なものだな。今後は控えよう。
回答については、その通りだ。役割演技……まさにその通りなのだが……」
「……?」
彼、益江博人は、いつも何かを小難しく考えている……ように見える。たまに
顔だけで何も考えてない時とかあるから、その表情を額面どおりに受け取るわけ
にはいかないけど。まあ、今回に関しては、ホントに悩んでるみたいね。
だけど、ゲームの事で悩んでるとか珍しいなぁ。いつもはもっと、それこそ社会情勢
とか、政治経済とかの事で悩んでる(あるいは何も考えてない)事が多いんだけど。
「あんたにしちゃ珍しいね。ゲームの事でお悩み?」
「ああ……美緒、お前はテーブルトークロールプレイングゲーム、という物を知って
いるか? TRPGと略される事も多い」
「テーブル……聞いたことはあるかなー。ロードス島戦記とか、なんかそういうゲーム
を元にして書かれてるんでしょ? あと、下の名前で呼ばない。そこまで親しい間柄
じゃないでしょ、私たち」
「む、それは失敬。しかしながら、意外と博識だな、真田。お前はそれ程、いわゆる
ヲタク的趣味嗜好には興味が無いと思っていたが、その認識は改めるべきか」
「改めないでいいわよ。興味はあんまり無いのは事実だし。単に、ちょっとだけライト
ノベルも読むってだけの話よ。私、乱読派なの。演劇やってると、色んな本読んで
おいた方が、引き出し作るのに便利なのね。あと意外は余計」
「ふむ……では、TRPGの詳細については、それ程知らないという事か」
「うん。なんか、会話でRPGする、ってくらいかなぁ……どうやってやるの、それ?」
私が口にした、何気ないその言葉。会話の流れの中で、自然と出てきたその言葉に、
彼の眼鏡の向こうの瞳が、キラリと光ったような気がした。
「……興味は、あるようだな」
「え? ……あ、まあ、そうね。存在だけ知ってて、内容をはっきり知らないって
なんだか気持ち悪いじゃない。私そういうの嫌いなのよね」
「ならば話は早い。お前に参加してもらえれば、こちらとしても心強い。演技において、
お前のレベルは図抜けているからな」
「何、参加って?」
「ゲームに、お前も参加してもらおうか。嫌とは言わせん」
「……あんたって、そんな強引だったっけ? まあ、嫌とは言わないけど、何かそう
上から来られると、意地悪したくなっちゃうかも?」
「お願いします参加してくださいこの通りです」
……土下座された経験は、初めてだった。しかもクラスで一番しそうにないイメージ
の益江博人君から。なんだか自分が凄い悪い事を言ってしまったような気分になる。
「ちょ、ちょっと……冗談よ、冗談。参加するから。安心なさいな」
「ふっ、最初から素直にそう言えばいいのだ」
……まるで悪役が脅迫に屈した正義の味方にかけるような言葉だなぁ。
何か釈然としない物を感じながらも、彼はゲームを行う日時と場所を私に告げると、
スキップし始めかねない軽い足取りで、教室から出て行った。
「……だ、大丈夫かなぁ」
彼のそんな後姿に、安請け合いをしてしまった事を少しだけ後悔しながら、私は呟く。
とはいえ、もう後戻りはできそうになかった。
「ま、いっか」
具体的に何をどうするのかはいまいちわからなかったけれど、とにかくゲームと名が
つく以上、そんなにおかしな事はしないだろう。そう楽観する事にして、私も荷物を
まとめて教室を出た。
こうして、私は『その世界』へと第一歩を踏み出す事になったのだ――
to be continued...
あれ? 1レス小ネタでTRPGにありがちな羞恥プレイ喰らって
悶絶するおなごを書こうと思ったら、なんか続いちゃった。てへ♪
続きでは悶絶するおなごが見られるのですね
wktk
TRPGを楽しくできるかどうかにあたっての第1の問題は、
ロールプレイをノってできるかどうか、だと思う。
俺の鳥取だと、TRPGのはずがTGになってたからな・・・orz
どこいったロールプレイ・・・orz
>>306 さあ、どうでしょう(笑)
>>307 プレイヤー1「俺のターン、戦士は斧を振り上げて攻撃」
プレイヤー2「私のターン、魔法使いはエネルギーボルトの魔法を詠唱開始」
プレイヤー3「わたしのキャラは遮蔽物に待避」
GM「頼むからいちいち扉をたたき壊して入るのはやーめーてぇ〜〜〜〜っ」
こんな感じですか?>突撃ゲーム
>>304 黒歴史ノートを見られて悶絶する女の子が見たいよお
捨てアド
sage……だと……
捨てアドはいってNeee
しっぱいしっぱい。
250:NPCさん :2009/02/03(火) 22:27:07 ID:??? [sage]
そもそも自分の意見が評価されないのは住民がバカだからと思ってる(TRPGで創作!スレでの発言を見ると)人間が
不特定多数の人の意見を求めるのが間違ってると思うんだ。
251:◆BqE2jjE8JU :2009/02/03(火) 22:29:25 ID:??? [sage]
自分で実際回して成功するまでは、
一理あるんかもねーとは思うてたけどね。
「書いた本人にしか回せないだろ」
「このシナリオがクズだと?じゃあ実際に自分で回してみるか。
ちゃんと回るじゃないか、どこがクズだ。やっぱり批判なんて落書きだな」
ほらもう、そうやってかまうから
318 :
◆BqE2jjE8JU :2009/02/04(水) 01:23:15 ID:SxE9QVzq
>>318 マジ不快だから向こうのスレでやれ
出された意見を何ひとつ聞き入れることがない相手に話すことなどない
他人に使って貰うシナリオを作ることを前提にシナリオを公開して意見を聞いているなら、
自分で回せることは最低限の条件であってことさら強調することではない。
と言われてると思うんだが気のせいか?
>>318 >>171 >読み手は君じゃなんだから、君のマスタリングはできないし
>僕がやれば上手くいきましたよ、という主張に何の意味もない。
>君にとってFEARのシナリオ記述がやりにくい、というのも同様。
このレス、君は
>>274で「有益なご意見」だって言ってるよな…?
出された意見の中から過激なものだけを拾い集めて
「こんなことはなかった」って言われてもなぁ……。
とりあえず>318のシナリオをざっと見て。
「できないか」と聞かれれば答えはNO。PLとしてもGMとしても問題なく回せる。
ただ個人的にやりたいシナリオではないし、ダンピールの血を引いた家云々は
ALGとしてどうよ?という感じがする。
公開するシナリオの場合、何が重要って共通認識に沿うことが一番重要なんだ。
自卓でやる分には構わないし、頑張って練られていると思うが、
公開するシナリオには向いていない。
それ以上は向こうのスレでやってくれ
ちょっと待て、そもそも何でこいつは
いけしゃあしゃあと卓ゲ板に戻ってきてるんだ?
ここが隔離スレだろう。
そんなおまえら、不良債権の押し付け合いみたいな
いや、似てるか
>>324 いや普通に邪魔だから
スレの初めのほう読んでみろよ
>>324 なんと失礼な、なんでこんな奴を隔離するのに
このスレを使われにゃならんのだ。
隔離っていうか、新しい寄生先としてこのスレに侵入しただけな気が…
いいスレだったのに台無しだな
ほ
ほしゅ
ほ。
333げと
334 :
創る名無しに見る名無し:2009/03/26(木) 02:51:39 ID:ASReiMYD
以前話していたオンラインセッションの話云々がうまく進まないので、次の話
に進める事にしました。
という訳で、キャラクター作成の話です。
……なんかえらく長くなりました。
なお、作中のゲームはまったくのフィクションであり、市販されてません。
木曜日の放課後、増田卓(ますだ たく)は同じクラスの女子を二人連れて
中庭を縦断する渡り廊下を歩いていた。
右に淑やかな印象の小柄な少女、駿河壱与(するが いよ)。
左にモデルと見紛うような怜悧な美女、風紀委員の鉄砲塚十和子(てっぽう
づか とわこ)。
端から見ると、両手に花という風情だ。
実際、部活に向かう男子生徒達は必ず、こちらを見ると足を止めていた。
「何だか視線を感じますね?」
素朴な疑問、という感じで壱与は首を傾げた。
それに対し、十和子は冷静に返す。
「どちらかといえば、増田に向けてだな。それも負の視線が強い」
「増田君、そうなんですか?」
「ああ、憎しみで人を殺せたらみたいな視線をビシビシ感じてるよ」
まったくその通りであり、嫉妬に狂った男子生徒達(たまに教師)の視線が
肌に痛い卓であった。
「気の毒にな」
「心に響かない慰めの言葉、ありがとよ。廊下は生きた心地がしない。さっさ
と部室に入ろう」
この渡り廊下の先は部室棟だ。
運動部の連中も、大体はグラウンドか体育館に向かっているはずだ。人気は
少なく、今のような生きた心地がしないような気分は和らげられるだろう。
そして今日、二人を連れて歩いている理由は一つ。
「はい。今日はきゃらくたぁ作成、なんですよね」
「ああ。アレは割と時間が掛かるんだ。二人の時間が空いててよかった」
次の休日に、この二人を含む五人でTRPGを行う事になっているのだが、
キャラクター作成は軽く見積もっても一時間は掛かる。ましてや全員初心者な
のだから、それでも足りないと見ていいだろう。
という訳で、予定の空いている今日を利用して、ひとまずキャラクターだけ
でも作っておこう、という事になったのだった。
GM(ゲームマスター)である卓と、プレイヤーである四人はこの放課後、
文芸部の部室に集まる事になっていた。
「時に増田。薬師寺はどうした」
十和子の問いに、卓は体育館を指差した。
「アイツは今日は演劇部。一応真面目に通ってるからな。いくら暇な時期って
言っても、まったく部活動してない訳じゃないし」
「ふむ。薬師寺の子役は日々の勤勉さの賜物か。感心な事だ」
「増田君、今日集まる人はどなたなんですか?」
「俺を含めて五人。それがゲームの面子でもある。ま、残りが誰と誰かは部室
に集まってからのお楽しみだな」
「はい」
階段を上り、三階に到着する。
部室の鍵を使い、卓は文芸部の扉を開いた。
長いプラチナブロンドの髪を優雅になびかせた碧眼の美少女が、六つ寄せ集
めた机の上に仁王立ちになり、卓をにらみつけていた。
「遅いですわよ、三人とも!」
「…………」
角度的に、は い て な い 風に見えるが、いやそれはまああり得ない
だろう。
とか、どうでもいい事を考えて思わず現実逃避してしまう、卓であった。
さて、コイツはどうしたモノか。
絶句したままの卓の前で、金髪少女、カトリーナ・真白・フランクリンは重
力を感じさせない動きで机から飛び下りると、筆記具を置いた机を叩いた。ど
うやらそこを自分の席に決めたらしい。
「さあ! 言われた通り、筆記用具も完璧ですわ! 皆さん、席について始め
ますわよ!」
席に座り、形のいい足を組む。
「ちょっと待て、カトリーナ」
ようやく声が出た。
すると、カトリーナはキョトンとした目を卓に向けた。
「あら、アタクシの名前を呼び捨てにする貴方はどなただったかしら」
ちなみに彼女もまた、同じクラスの同級生である。
「そのボケは一度でいいんだよ! ってゆーかどうやって入った!? ここは
鍵を持ってる部員以外、入れないはずだぞ! いや、そもそも鍵掛かってたよ
な!?」
「そんな物、このアタクシには何の意味もありませんわ。そもそも、密室にな
っていなければ侵入は容易でしょう?」
そう言って、カトリーナは背後の窓を指差した。
今日は天気がよかったので、昼休みに来た時に窓を開けていたのは確かに記
憶にあるのだが……。
「……ここ、三階だぞ? 猿かお前は」
おそらく少し離れた所に生えている木が、犯行に使われたに違いない。
「失敬な。ウチのクラスには三階から飛び降りても平然としてる馬鹿が何人も
いますわよ?」
「いや、それはそうなんだけど」
卓のクラスには、そういう非常識な生徒が複数名実在する。
今日も、運動神経のいい男子が一人、窓から飛び下りて帰宅した。
「そんな事はどうでもよろしいの。雑魚と話す気はありませんわ。ともかく駿
河さん、席にお座りになって下さるかしら。それと鉄砲塚さんも。それと貴方、
お茶の用意を。紅茶はあるかしら」
雑魚ってのは俺の事か?
なるほど、名前を呼ばれていないのは、間違いなく卓だけらしい。
「……武士の情けで、買い置きのウーロン茶をくれてやる。もう突っ込むのも
面倒くさくなってきた」
ペットボトルのウーロン茶と紙コップを用意しながら、卓は唸った。
「いちいち相手をしていたら持たんぞ、増田。時に、最後の一人はどうした」
十和子の問いに、そう言えば遅いな、と卓は首を傾げた。
一応携帯にはメールを入れておいたはずなのだが。
「あー、伊達の奴は――」
その時、廊下からジャラジャラと派手な音が響き、元気よく扉が開いた。
入ってきたのは、癖のある茶髪の少女だった。
「お待たせーっ! やー、木島を相手にした追跡劇は三十分の長丁場の末、遂
に振り切られてしまったわ。しかし新聞部の敏腕記者、この伊達有紗(だて
ありさ)は諦めない! 必ずや春星高校2年4組所属木島豪(きじま ごう)
のロリ疑惑を徹底的に追求解明してみせるわよ。期待しててね☆」
派手な音の正体は、有紗の身体にゴテゴテと飾られたアクセサリーが揺れる
音だ。
「別にそんなモノには期待してないっての」
卓はつれなく答える。
「それにしても、三階から飛び降りるとは木島め……はっ! もしかすると彼
は人間ではなく、猿という疑惑が浮上!?」
「……いいから早く席に着け。お前が最後だ」
「よーし、さあ始めよすぐ始めよ。増田、グズグズしないでよー。ほら、は・
や・く! は・や・く!」
「……ここは、怒っていい場面だよな、俺?」
椅子を移動させながらの卓の問いに、少し弱ったような曖昧な笑顔で、壱与
は首を傾げた。
「いいんじゃないでしょうか」
その隣に座る十和子は、腕組みしたまま黙祷状態。
「諦めろ。此奴らの言動に毎度腹を立てていては、胃に穴が空いて死ぬぞ」
「紅茶はまだですのセバスチャン?」
壱与の対面に座るカトリーナは、空の紙コップを手に不機嫌そうだった。と
いうか誰だセバスチャンて。
その隣に、有紗は座った。筆記具を忘れたらしく、十和子から借りている。
窓を背に、卓も椅子に座る。
左手に壱与、十和子。右手にカトリーナ、有紗という席順となる。
「……おっけー、はじめよう」
始める前からどっと疲れたような気分になる卓であった。
気を取り直して、卓は用意していたファイルを開いた。
ルールブックの他、コピーしておいたキャラクターシートやその他プリント
を取り出していく。
「でまあ、キャラクター作る前にゲームの概要だ。前にシステムの話をしたけ
ど、今日はストーリー的なモノな」
「昔々、みたいな物ですか?」
「いい感じだ、駿河さん。舞台はワイスっていう、地球とは違う文明が発達し
た剣と魔法の世界。大雑把に言って七つの大国で成っているが、これはまあこ
の辺の要約した奴を読んでくれ。サマリーって言うんだが」
言いながら、卓はプリントを配っていく。
キャラクターシートを各人一枚ずつ、それにサマリーは世界観用とルール用
に分けておいた。皆、物珍しそうにそれらに目を通しているが(約一名文字の
小ささに唸っている)、卓は構わず机の中央に地図を広げた。
大きな海を中心に、島々が取り囲んでいる。地球の地図でないのは明らかだ。
そしてその中心の海を、卓は手のひらで押さえた。
「これらの国々はちょうどこう円環状態になってて、世界地図の中央がポッカ
リ空いてたんだ。ところがどっこい、その中央の海洋地域を航海していた冒険
家が新大陸を発見した。まるで幻のようにヒョッコリと現れた、巨大大陸だ」
卓が手をどけると、そこには拳ほどの大きさの島が現れた。地図の大きさと
比較すると、やはり相当に大きい。
腕組みをしていた十和子が、ピッと指を一本立てた。
「巨大大陸? こんな大きな物なら、普通、もっと早く見つかるのではないか?」
「だから、幻のように現れたっていう事さ。ゲームの序章にある一説には、海
底が隆起して、かつて失われた古代の土地が復活したって話でな。まあ、その
伝説の土地にちなんで冒険家が名付けた新大陸の名前を、レムンティス。ここ
が、冒険の舞台でもある」
「なるほど。アタクシ達は未知の土地の開拓者という訳ですのね」
金色の髪を優雅に掻き分け、カトリーナが不敵に笑う。
「……話が早くて、大変助かる。これが二度目の説明なんだが、一度目は苦労
した」
「何で? kwsk」
「だからそういう特殊な言葉遣いは、やめろ伊達。……いや、まあ、小星や戸
隠がいる時点で察しろ」
今回の卓上ゲーム、人数が多すぎるという事で二卓に分かれる事となった。
今、文芸部室に集まっている面子とは別に、もう一つ存在するのだ。
そしてそちらの面子である卓の幼馴染、薬師寺小星(やくしじ こぼし)や
悪友の戸隠力也はお世辞にも、成績がいいとは言い難い生徒なのであった。
「……心底ご苦労だった、増田」
「分かってくれるか、鉄砲塚。まあ、各国が派遣した探検隊もいるんだけど、
みんなは基本的にはフリーランスだ。一攫千金を狙うもよし、浪漫を求めるも
よし。そんな感じの冒険者を作ってもらいたい」
壱与がキャラクターシートから顔を離し、小さく手を挙げた。
「増田君。この空欄を埋めていくんですか?」
「そっちは順番に説明していくけど、今の所重要なのは、どんなキャラクター
をやりたいかだな。最近のTRPGだと、大抵ハンドアウトっていうプレイ開
始時点でのキャラクターの立ち位置みたいなのがあったりする」
「ちょっとピンとこないです」
「たとえば――君のキャラクターは布教のためにオルタリーニ公国が派遣した
修行中の神官で、先輩神官が失踪したと聞き、情報集めのためにこの酒場にや
ってきた――みたいなハンドアウトとかがあったとしたら」
「私は神官ですか」
他の面々も、小さく頷きながら卓の話を聞いている。
視線を感じながら、卓は言葉を続けた。
「あくまで一例な。別に神官じゃなくて他のみんなと相談して、戦士に置き換
えるのもいい。俺なら四人に、それぞれバラバラの職業のハンドアウトを渡す
……けどまあ、そういうシステムのゲームもあるって話な。作ってもよかった
んだけど、みんながゼロからどういうキャラクターを作るか興味があったから、
とりあえず任せる事にした」
「そうですわね……」
カトリーナが小さく呟く。
「ファンタジー系で四人ならオーソドックスに、戦士、盗賊、僧侶、魔術師と
いうパーティーが安定してますわね。それはこのゲームでも変わらない模様。
時にセバスチャン、戦士で、攻撃方法が拳というのはアリですの?」
「……ああ、もうその呼び名でいいや。素手でのルールもあるはずだから問題
ないはずだ」
「なるほど。ではアタクシは戦士で。皆さん、異存はなくて?」
ないようだった。
カトリーナ達は相談し合いながら、どの職業を担当するか話し合う。
その間に、卓はキャラクター作成の手順を、ルールブックを見ながらおさら
いする事にした。先日、小星達を相手に一度やったとはいえ、やはりまだ慣れ
ていない。
「それにしてもカトリーナ理解が早いな」
「ふふん、セバスチャン、もうお忘れですの? アタクシの実家はコンピュー
タOSを作ってますの。ゲームだって分野の一つですわよ」
「なるほど、媒体は違っててもキャラクター作成とかはお手の物って訳か」
「そういう事ですわ」
得意げなカトリーナの向こうで、有紗がブレスレットをジャラジャラ鳴らし
ながら手を振っていた。
「増田ぁー。泥棒みたいなのってアリなの?」
「それなら盗賊かな。ダンジョン物だし、罠外しとか出番は多いはずだぞ?」
339 :
混沌のキャラクター作成(5/13):2009/03/26(木) 02:58:59 ID:ASReiMYD
「ふむー。あたしとしては天下の大怪盗とかやりたいんだけど。月を背に高い
塔から白亜の城を見下ろす謎の影! 闇夜にはためく深紅のマント! 狙うは
伝説の巨大ダイヤ!」
「……すまん、伊達。今回の冒険はまず間違いなく、薄暗い地下迷宮だ。あと、
月を背にしてるなら闇夜じゃないだろ」
唸る有紗を見送り、卓は左手に視線を向けた。
「何となく、あっちの二人は早く決まりそうだな。駿河さんと鉄砲塚はどうだ?」
話し込んでいた二人が頷き合う。
どうやら担当が決まったらしい。
「ふむ。私はそうだな。お嬢を守る立場で行こうと思う」
「となると、騎士か」
というか普段とあまり立ち位置変わってないけどな、と卓は内心呟いた。
「そんな感じだな。それに沿った形で、作ってみようと思う」
「そして、私は守られる立場ですね」
壱与が少し恥ずかしそうに微笑む。
「ちょっと意外性を求めるなら、その護衛から逃げたいと思ってるとか、どう
だ?」
「ぬ、増田。貴様、私の仕事を邪魔するつもりか」
「いやいや、アドバイスの一つだろ。それにどうするかは、駿河さんの意志さ」
すると、右手からカトリーナが身を乗り出してきた。
「では、駿河さんも格闘家でいきましょう。宿命のライバルですわ」
そしてブンブンと手を振り回す有紗。
「ねー、増田ぁー。これって国バラバラでもいいのー?」
「問題なし。国ごとに数値補正と使える技能が変わってくるからよく考えた方
がいい。あとこのゲームでは未知の土地って事で、オーパーツの類が重要な鍵
になるから、最低でも誰か一人は鑑定スキルを持つ事を推奨するぞ」
「なくてもいいんですか?」
壱与の問いに、卓は頷く。
「うん、街に戻れば大抵何とかなる。けど、ないと当然ダンジョン内である程
度の制約があるからな。例えばさ、このファンタジーの世界で発見されたアイ
テムが手榴弾だったとする」
「そんなのあるんですか?」
「ないけど、例えな。そしたら伊達がピンを抜くだろ?」
全員一斉に頷いた。
「抜きますね」
「抜くな」
「当然ですわね」
「抜くでしょJK」
「……本人すら、否定しやがらねえ。でもさ、逆にそういうのの正体が分かっ
てたら、敵に向かって投擲するとか使いようはあるだろ? アイテムの正体が
分かるのと分からないのとでは、大きな差が生じるって事だ」
「分かりました」
頷く壱与の後ろで、今度は十和子が小さく手を挙げた。
「発言許可を求めるぞ、増田。このランドソウルというのは何だ?」
「特定の条件下で発生させる事の出来る、いわゆる奇跡の類だな。各国の伝説
や説話を再現出来る現象だ。このゲームの要でもある。例えばアマツ皇国の『
絶射(ナスノヨイチ)』ってのは、そのターンのアマツ人の攻撃を対象に絶対
当てる効果がある。必要な要素(供物)は『弓』『海(水)』『扇(風)』。
基本的に奇跡を起こすには三つの要素がいる」
見ると、有紗は頭を抱えていた。
「なんだか、難しそうですね」
壱与も素直に疑問を口にする。
「口で説明するとな。やってみるとそうでもない。要素はこう、カードが用意
されているから先に自分の選んだ奇跡の札を押さえておけばいい。『弓』『水』
『風』の三つだな」
言って、卓はゲームの中に入っていたカードデッキを取り出した。
その中から三つのカードを選んだ。黒地に『弓』『水』『風』を表したシン
ボルが印刷されている。
それを机の上に並べる。
「はい」
「弓は誰か弓使いがいればいいし、そうでなくても例えば冒険中に洞窟内で矢
を拾うのでもオーケーだ。これで『弓』が成立する」
卓が『弓』のカードをめくると、『弓』のカードはシンボルはそのままに背
景が白地に転じた。
「カードをめくるんですね」
「『水』なんてのは水袋でもいいし、近くに川があっても問題ない。宣言して
これもめくる」
次に『水』のカードが白地にめくり返される。
「残るは風ですね。つまり風にまつわるモノがあれば奇跡を発生させる事が出
来る、と」
「精霊使いがいれば一番手っ取り早いけど、捻ったモノなら敵が吐く炎の息吹
も『火』と『風』に通じる。自分が大きく息を吐く、とかはいまいちだけどな」
まあ風系の術を使うとして、と呟き卓は『風』のカードをめくった。
「これで『絶射(ナスノヨイチ)』の発動条件が整った。ゲーム中に宣言する
事で、使う事が出来る」
ふむ、と目を瞑ったまま十和子が唸った。
「まるで麻雀のようだな」
「役を作る、という点では間違ってないな。まあこんな感じで、自分達の『役』
を常に意識する必要がある。パーティーは四人だから四つまで奇跡は選べる。
そしてランドソウルはそのほとんどが、同じ国の味方に対して同時に効果が発
生する。『絶射(ナスノヨイチ)』が発動しても、ブルワール王国や帝政ディ
トリアの人間には適用されない」
「となると、同じ国の人間が集まった方が有利という訳か」
そこに、有紗が手をヒラヒラ振りながら口を挟んできた。
「でもさー、バリエーションを考えると色んな国の人間がいた方がよさそうな
のよねー。国籍のスーパーマーケット! みたいな!」
「セバスチャン、レイリック連邦共和国のランドソウルが今一つのように見受
けられるのですが、どうなっておりますの?」
コツコツ、と軽く拳で机を叩きながら、カトリーナは不満そうな顔をしてい
た。
「あそこは余所に比べて新興国なんで、エピソード自体が少ないんだ。その代
わりに、職業技能やレムンティスでの影響力は大きいだろ。そういう意味だと
独特の文化を持つアマツ皇国と宗教色の強いオルタリーニ公国は大規模なラン
ドソウルが多いみたいだな。ユランフ連邦は国民全員、酒と寒さに強いとか、
各国固有スキルも存在する」
「……どの国にすればいいか、迷いますね」
壱与は眉を八の字にして苦笑した。
それに対して、卓は肩を竦める。
「それも楽しみの一つでもあるかな」
「ですね」
そんなこんなで、卓達はルールブックとにらめっこしながらキャラクターシ
ートの欄を埋めていった。
しかし、小さな悩みが壱与サイドの方で発生していた。
「どうだ、駿河さん」
「んん、やっぱり名前で悩みますね」
「うむ、分かるぞお嬢。私もだ」
「そうですの?」
対して右手、カトリーナサイドはあっさりと、命名も終了してしまったよう
だった。
「アタクシ、あっさり決めてしまいましたけど」
「あたしも出来たわっ! 会心の出来!」
「カトリーナさん、こういうのってコツとかありますか?」
紙コップのウーロン茶にそっと口づけながら、カトリーナは答える。
「そうですわね。イメージに近いキャラクターの名前をもじるとかすればよろ
しいのではないかしら? セバスチャンは何か案はあるのかしら」
「俺ならそこら辺にあるモノから適当に名付けたりするけど? 例えば今飲ん
でるこれなら、ウーロンとか」
「……そのまんまですわね」
確かに、と卓自身も思わないでもなかった。
しかし壱与達の気持ちも分からないでもなかった。世の中には、キャラクタ
ーの名前を考えるので、半日悩む人間が実在する。
「どこの国風の名前とかは特に考えなくていいと思うけどな。まあ、そんな感
じで」
「なるほど……じゃあ、これでいきます」
「ふむ、私もだ」
少し考えてから、壱与と十和子もキャラクター名の欄に、何やら書き込んだ。
「んじゃ、順番にいくか。こうグルッと回る感じで」
卓は時計回りに、指を回した。
すると壱与、十和子、有紗、カトリーナという順番になる。
「アタクシが最後ですの?」
卓としては、不満そうなカトリーナが別に一番でも全然よかったのだが。
「真打ちは最後に登場するモノだろ?」
何となく口に出た。
「む? なるほど。一理ありますわね。では露払いを頼みましてよ、駿河さん」
機嫌良さそうにカトリーナが促し、壱与は小さく一礼した。
「はい。それでは私の作ったキャラクターの紹介ですね。名前はヒミカ・イマ
ガワ。人間と精霊族のハーフで性別は不明。アマツ皇国出身です。職業は精霊
使い兼盗賊にしました」
「精霊使いはともかく、駿河が盗賊は意外だな」
やりそうなのは、有紗っぽかったのだが。
壱与は苦笑しながら言葉を続ける。
「私もそう思います。精霊族の特徴で、髪の色が変わっていると出たので透明
感のある水色にしてみます。武器は木の杖、基本的には後方支援担当です。ア
マツ皇国でもかなり裕福な家柄の出身と賽の目で出ましたけど、子供の頃から
ずっと窮屈な境遇に不満を持っていて、十五歳の誕生日に家出しました。普段
から不満を見せないようにしてたので、一見すると穏和そうに見えたりします」
「そのまま、レムンティスまで逃げるとは、ずいぶんと行動的だなぁ」
密航だろうか、とか卓はどうでもいい事を考えた。
「一年がかりで準備して、こっそり神殿を脱走しました……という所でしょう
か。あ、精霊使いという事で、精霊と交信する巫女の家系という事でよろしい
ですか?」
「ああ、それは問題ないと思う」
卓は手元のメモに『スルガ=ヒミカ:名門家系の巫女』と書き記した。
「ありがとうございます。職業技能は『水の精霊』と『解錠』『罠探知』。ラ
ンドソウルはそのターン中に1D6回行動が可能になる『不眠不休(ワーカホ
リック)』を取得です」
「……その技能で、この土地まで逃げたのか」
というかどこで盗賊スキルを身につけたのだ、巫女。
「多分、ニンジャか何かの師匠がいたんじゃないでしょうか」
「なるほど、ニンジャね……ところで性別不明ってのは何だ?」
卓は、素朴な疑問を口にした。
すると、壱与は少し照れたように微笑んだ。
「全員女性になる可能性もあるかと思い、バランス的に男性キャラというのも
考えたのですが、どうも気恥ずかしいので不明としました。外見は黒髪のショ
ートカットの軽装、小柄な少年風です。服の色も水色で。昔は髪も長かったの
ですが、家出時に切りました。性格の方は二文字で『腹黒』です」
意外な単語に、卓は自分の口元が引きつるのを自覚した。
「……は、はらぐろ?」
「はい」
壱与は平然と頷いた。
何だか妙に怖くなってきた卓だった。しかし、そう感じたのは彼だけのよう
だった。
「だが、お嬢らしいと言えばらしいな」
「そのまま素で出来ますわね」
「ですよね」
他の女子連中は、妙に得心がいっているようだ。
「そ、そうなのか? 動揺してるの俺だけ!?」
ドン引く卓に、有紗は不敵な笑いを向けてきた。
「そびえ立つ、目には見えない男女の壁……っ! その焦る様はさながら初め
て本物のオカルトに遭遇した科学崇拝主義者の如し……!」
「ええい、やかましいわっ!」
コン、と白い拳が机を叩いた。
拳の主は、目を閉じた十和子だった。
「そしてその姫を追ってきたのが私、カノンだ」
その名に対する反応は、バラバラだった。
「……鯛焼き?」
「双子座ですか?」
「パッヘルベルですわね」
「お釈迦様ね」
間。
最初に口を開いたのは、十和子だった。
「見事に分かれたな」
そして場は騒然となった。
「やーい、増田のオタクー」
有紗が指差してからかってきたのに、卓は真っ赤になって反論する。
「な! こ、これは深夜アニメに、小星に付き合わされてだな!」
「そんな深夜に、ネグリジェ姿の幼馴染みがやってくるの!? そこは是非k
wsk!」
「アサヒるんじゃねえよ、そこっ! アイツは大抵パジャマだっつーの! あ
と、キリストとお釈迦様とアッラーと天照大神と七福神に誓って、アイツとは
男女の関係じゃねぇっ!」
「しかし胸のささやかなふくらみに、幼馴染みに異性を感じる今日この頃であ
った!」
「ねえよ!? つか話がずれてる! 伊達だって鯛焼きって聞いてオタクなん
て単語が出る時点で、元ネタ知ってるじゃねえか!」
「そういえば増田の声って、主人公と声似てるわね。ちょっと『キバって行○
ぜ!』とか叫んでくれない?」
「似てねえよ! っていうかむしろお前の方が詳しいじゃねえか!」
「ポニーテール萌えとか」
「うるせえよ!? ちなみにお前が勘違いしているのは観音(かんのん)菩薩
な!」
バンバンバンとテーブルを叩きまくる卓だった。
一方、他三名の会話も続いていた。
「……駿河さん、双子座とカノンに一体どういう関係がありますの?」
「そういうキャラクターが登場する少年漫画があったんですよ。割と有名なは
ずなんですけど」
少し古いですから知らないかもしれませんね、と小首を傾げる、何気に漫画
マニアの壱与であった。
「カトリーナの言いたいのはクラシックだな。私が名付けた由来は大砲のカノ
ン砲だったのだが。ちなみにまだ名前しか名乗ってないぞ」
「まさか、苗字にまで突っ込みどころはないだろうな」
ようやく落ち着き、息を整えながら卓は尋ねた。
「心配するな。実在する人物から取った」
「そうか」
「フルネームはカノン・ウルリッヒ・ルーデルだ」
「「「「待て」」」」
全員が突っ込んだ。
「駄目か?」
不思議そうに、十和子が尋ねてくる。
「だ、駄目じゃないが……何というか、死んでも死にそうにないキャラだな」
「どこの爆撃王ですの……?」
分からない人は、ルーデルで検索する事を推奨する。
「種族は機人。いわゆる鉄人形だな。姫の曾祖父が骨董店で発見し、修理して
くれたのだ。以来、姫の護衛に付いている」
「精霊使いの家系の中で、機人の修理をする曾祖父。……何となく破天荒な爺
様っぽいな」
卓が唸り、カトリーナもそれに乗じた。
「おそらく若い頃に各地を放浪しており、それをヒミカさんに話していたんで
すの」
更に、有紗が立ち上がる。
「そしてそれをたしなめる家族一同! だがしかし、曾爺さんは諦めない!
すまんすまんと謝りながらもこっそり話し続け、ヒミカ嬢の旅への憧れは徐々
に強まっていったのであった! やがて押さえきれない激情に駆られた少女は、
長い旅へと乗り出したのでしたでででん!」
身振り手振りを交えて他人の設定を語る有紗の発言に、思いついたように壱
与はぽん、と手を叩いた。
「あ、それでは私の方の設定は少し変えましょうか。唯一懐いていた曾祖父が
亡くなったのを切っ掛けに家出という事で」
「いいんじゃないか? じゃあ盗賊技能はその爺様から教わったとか」
「はい、繋がりましたね。すみません、十和子さん。続きをお願い出来ますか」
「うむ。と言う訳で、出身は帝政ディトリア。クラスは狩猟者(ハンター)」
「狩猟者……盗賊とは違うんですの?」
「うむ。盗賊よりも、より狩る事に特化しているな。山なら猟師、海なら漁師
のイメージが近い。武器はハンドバズーカ。スキルは『砲術熟練』の他、偵察
用に『隠形』と敵の弱点が分かる『弱点指摘』にした。外見的には漆黒の大き
な甲冑だ」
「……本気で爆撃王目指してるのか」
とりあえず卓は、メモに『テッポ=カノン:ハンタ』とまとめておく。
「ランドソウルはシーン全体攻撃となる『鉄血(ビスマルク)』。演出的には
身体のあちこちから砲門が開いて一斉掃射、という感じになる。要素の一つ『
鉄』は、最初から自分の身体が機械だし、発動条件が楽でいい」
十和子の感想に、卓も頷いた。
「というか、ディトリアは国々の中でも機人が多いから、ランドソウルの相性
がいいんだよな」
「うむ。という事で私の目的は、姫の護衛である。という訳で二文字性格は『
忠義』。では次に任せよう」
その言葉を受けて、再び有紗が立ち上がった。
そして大きく身を乗り出し、語り始める。
「さあ、やって参りました! アマツ、ディトリアときて次のあたしがオルタ
リーニ公国! まさにファンタジー世界の多国籍軍! 彼女がいかなるキャラ
なのか、それが今明かされる!」
「実況はいいからさっさと話せ」
キャラクターの紹介を遮るのはあまりしたくないのだが、有紗の場合は放っ
ておくと際限がなくなるのでしょうがないのだ。
「うーん、増田はノリが悪いわね。――その女の名はフィオレンティーナ・カ
ルダーノ。ごく平凡な僧侶の女性であった」
「って事は、レムンティスにやってきた目的は、布教活動か何かか?」
「同時に彼女は筋金入りの賭博師でもあり、多額の借金返済のため、一攫千金
を求めて新大陸へとやってきたのだ!」
「全然平凡じゃねえだろそれっ!? いや、面白いけどさ!?」
突っ込む卓を余所に、十和子は腕組みをしながら冷静に呟いた。
「カルダーノ……ジェラルモ・カルダーノか」
「十和子さん、知っている人ですか?」
うむ、と十和子は壱与の問いに応えた。
「イタリア生まれの数学者だ。同時に医者で占星術師で賭博師で哲学者でもあ
る。数学、医学、それに発明家としても相当な偉人だが、同時にどうしようも
ないほどの博打打ちでもあったはずだ」
「……ピッタリじゃねえか」
「ちなみにフィオレンティーナは、イタリアのサッカークラブの名前だ。相当
な強豪だ」
博識な所を披露する十和子であった。
一方、カトリーナは素朴な疑問を口にする。
「賭博師というのは職業なのかしら」
どうやら職業を戦士一点に絞っていた彼女は見落としていたらしい。卓はサ
マリーの一点を指差した。
「ちゃんとルールブックにもあるぞ。職業:賭博師(ギャンブラー)、運命を
見る事に長けた職業。総じて幸運値が高いのが特徴。ただし戦闘技能は並」
そこにずずい、と勢いよく身体ごと割り込んできたのは、キャラクターを作
った張本人、有紗だった。
「そう、そこが賭博師の悩み所! という訳で、なんと私、伊達有紗はフィオ
の戦闘技能をスパッと諦めたのです! 職業技能は僧侶から『回復』と、対象
の攻撃力を上げる『戦天使の降臨』、判定のダイスを一つ増やす『流れが来た
』! ランドソウルは一ターンだけ戦闘を離脱し攻撃”以外”の行動を取れる
『愉快な軍隊(ヘタリア)』!」
伊達有紗。
どこまでもネタに走る女であった。
「よりにもよってそれか!? アイテム補充の『聖夜(サンタクロース)』や
魔力回復の『万聖節(カボチャアタマ)』もあるだろうに」
「おーっと、増田、目の前の女を侮った! この伊達有紗、実より名を取る性
格という事を未だ理解していなかったーっ!」
「威張る所じゃねえだろ、そこはっ!?」
「ふむ、だが面白いというのは重要だな」
「さすがは風紀委員、鉄砲塚十和子、誰よりも冷静だーっ! ふぅ、そろそろ
疲れてきたからこの喋り方、やめ」
いきなり冷静になると、有紗はストンと自分の席に座った。
「……お、俺も疲れてきた」
身を乗り出していた卓も、溜め息をつきながら自分の席に着席した。
そこにスッと、ウーロン茶の注がれた紙コップが滑り込んできた。
「伊達さん、増田君、どうぞ」
見ると、壱与がいつもの穏やかな笑みを浮かべていた。
「あ、すまないわね。さすが気配りの達人、駿河壱与ちゃん。実に的確な所で
茶を出したっ」
言って、有紗はウーロン茶を大きく呷った。
「ありがとうございます」
一方、卓はチビチビ飲みながら、有紗の説明を手元のメモに『ダテ=フィオ
:神官(不良)』とまとめた。
「で、武器はメイス、と。要するに不良シスターって事でいいのかこれは」
「そうね。性格は一言『不敵』。でまあギャンブルでスって一文無しになった
所を、姫に拾われたと」
「はい、拾いました。そしてお夕飯にお誘いしました」
「餌付けか」
十和子の呟きに、有紗も笑う。
「わんわん」
「……っていうかもう、姫ってあだ名はもう確定なのな」
「うむ、呼びやすいからな」
そして最後。
「おーっほっほっほっほ! そしていよいよ真打ちであるアタクシの登場です
わね!」
「いよっ、大統領! 待ってました!」
どこに、いつの間に用意していたのか、有紗は紙吹雪をまき散らした。
「あら、伊達さん。大統領は言い過ぎですわ。そう呼んでもらうには、せめて
後十年は待ってもらわないと」
「十年でお前はどっかの国家元首になるつもりか……」
すごい奴がクラスにいたモノだ、と卓は内心呟いた。
「何か問題があって? キャラクター名はイーグル・マスターズ。人間と獣人
のハーフね。獣の種族はその名の通りの鷲。レイリック連邦共和国出身の女格
闘家ですわ。まあ実際のクラスは戦士なのですが、構いませんわね」
「ああ。それにしても……道着はやっぱり赤いのか?」
名字を聞いて連想したのは当然、有名格闘ゲームに登場する燃える対空技が
トレードマークな某キャラクターだった。
「当然ですわ。眉毛は金髪ですけども。駿河さんのキャラクターが赤いハチマ
キをしていなくて残念ですの」
「あの、カトリーナさん、人間と鳥のハーフ、というのはやはり背中に羽が生
えていたりするのでしょうか?」
「いえいえ、普段は人間状態ですわ。ただし、その気になれば羽を生やして飛
ぶ事も出来ますけど。まあそれはともかく武器はグローブ。職業技能は当然『
素手格闘』に加えて攻撃を弾く『パリング』と、シナリオで一度だけ使える三
倍攻撃『渾身の一撃』を選択しましたわ。飛び道具を出すには、まだ気の修行
が足りないという事で」
出す気か、飛び道具。
「ランドソウルは?」
卓の問いに、
「色々迷いましたが『多民族国家(ジンシュノルツボ)』を選択いたしました
わ。パーティー内で発動した他国ランドソウルの恩恵を受ける事の出来るスキ
ルですの」
カトリーナはそう答えた。
「へえ、カトリーナの事だからてっきり『雷の貴公子(ニコラ・テスラ)』か
『雷撃誘導(フランクリン)』を選ぶと思ったんだけどな」
「……あの、どうして、どちらも雷ですのかしら?」
「何となくだ」
火炎系のランドソウルがあれば、それも候補にしていただろう。
「まあよろしいですわ。ともあれ、この土地を訪れた理由はもちろん、強い人
と戦うためですの。出生の方は幸い裕福と出ましたし、子供の頃から帝王学の
一環として格闘術も学んでおりましたが、それにはまってしまった形にいたし
ますわ。レムンティスでの新事業の模索、という事にしておけば家の方には問
題ないはずです。パーティーに参加した理由は……そうですわね。ヒミカさん
とは子供の頃に会った事がある、というので如何でしょう。まさかこのような
場所で再会するとは、という感じですわ」
「いいんじゃないでしょうか。よろしくお願いします」
「性格は『好戦』。そのものズバリ、ですわね」
「了解。帰りにコンビニでシートをコピーさせてくれ。あと最後に誰がリーダ
ーに」
「アタクシに決まってますわ」
卓が最後まで言うより早く、カトリーナが主張した。
卓としては特に反対する理由はないが。
「……という事だけど、みんなはそれでいいのか?」
「よろしいんじゃないでしょうか」
「問題ない」
「いよっ、宇宙皇帝!」
「伊達さん、その名で呼ぶのは後三十年ほど待ってもらわないと恥ずかしいで
すわ」
ただなー、と卓は高笑いするカトリーナを見ながら思う。
今回の一件から考えると、大統領がカトリーナなら。
……穏やかに微笑んでる彼女はさしずめ、黒幕の御前様とかそんなキャラク
ターなのかもしれない。
学校の外はすっかり暗くなっていた。
卓は、壱与と十和子と一緒に、キャラクターシートのコピーを取るため、コ
ンビニエンスストアに向かう。
その途中、ふと気がついた。
「あ、そうだ」
「はい?」
壱与は不思議そうに、卓を見上げてきた。
「いや、他のキャラクターの名前の由来は大体分かったけど、駿河さんのキャ
ラクターって何か元ネタがあるのか?」
ふ……と、反対側で、『博識』十和子が小さく笑った。
「勉強不足だな、増田」
「そ、そうか?」
「そうですね。名前の方はちょっとしたもじりですけど」
それから壱与は、卓のポケットを見た。ミス・ドーナッツのポン・デ・タイ
ガーのストラップが姿をのぞかせていた。
「携帯電話はネットに繋がりますよね?」
「ああ、まあな」
なるほど、調べてみるか。
そう思い、卓は携帯を操作してみた。
「駿河と壱与で検索を掛けてみて下さい」
言われるままに検索し。
「……なるほど」
納得した卓だった。
という訳で終了です。
……よかった、スレが落ちてなくて。
オチがなくてすみません。
ちなみに分からない単語の類(カノンとか)はググってみて下さい。
駿河と壱与も推奨です。
楽しんでいただければ、幸いです。
実のところずっと投下を心待ちにしていたのだ。
ヒャッハー!!!!!!
乙だぜ待ってたぜ!!!!
一時はどうなる事かと思ったが、待ってて良かった。
後でじっくり読ませて貰います。
続きがキテターッ!!
なんだかみんなすごい楽しそうだし、このシステムやってみたくなるなw
待ってたんだからな!
待ってたんだからな!
面白いけど、完結するまで何年かかるのだろ?
夢龍戦士アインレオン思い出したw
ダイスでも振りながら待ってる
357 :
創る名無しに見る名無し:2009/04/11(土) 14:52:07 ID:h1U+PCA9
復活の兆しが見えた
駿河と壱与で検索したら、ものすごい勢いでこのスレがヒットする件
>>358 「or」じゃなく「and」ならそうなる罠
どうもの名前を見る度に、
名前ではなく普通の「卓」と誤読しそうになる
361 :
創る名無しに見る名無し:2009/06/26(金) 20:33:11 ID:+MaITkw3
サルベージあげ
362 :
創る名無しに見る名無し:2009/06/29(月) 20:38:56 ID:gTeP3eLO
戦闘破壊学園ダンゲロス プロセルピナ
http://www23.atwiki.jp/dgsl/ 【キャラ募集期間】?/ 06/29?/08 深夜12時(09日0時)
【キャラ調整期間】?/ 07/10
【陣営発表及び掲示板誘導】?/ 07/11
【シークレット思考期間】?/ 07/14 深夜12時(15日0時)
【スタメン提出期限】2009/ 07/18 深夜12時(19日0時)
先攻後攻発表:スタメン提出後
【本戦】2009/ 07/25? (予定)
【予備日】2009/ 07/26 (予定)
ジークリンデとジークフリードは姉と弟
姉のジークリンデは勝気な子、弟のジークフリードは優しい子です
ふたりはとっても仲良し、いつも一緒です
ジークフリードが庭で読書をしていると、ジークリンデがやってきました
おやおや? なにやら少しご機嫌斜めですよ?
リンデ「ねえねえジーク」
フリード「なぁに? お姉ちゃん」
リンデ「あなた、TRPGていうの知ってる?」
フリード「う〜ん……知らないなぁ」
リンデ「本ばっかり読んでるくせにとんだ世間知らずね、しょうのない。
実はこういうの買って来たけど、チンプンカンプンなのよ」
フリード「へえ? どれどれ……冒険者となって遊ぶゲーム……?
なんか数字とか色々書いてあるね」
リンデ「でしょう? ゲームって書いてあるけど、実際にどうやって遊ぶのかしら?」
フリード「う〜ん……そうだ! あの人に聞いてみよう!」
思い立ったら即行動
二人はいそいそと、ハルトシュラーの邸にむかう事にしました
ハルトシュラーの邸についた二人ですが、残念ハルトシュラーさんはご不在です
かわりに倉刀さんが出迎えてくれました
倉刀「おやおや、珍しい客人だね。どうしたの?」
リンデ「どーていさん、コレ知ってる?」
倉刀「……僕には倉刀って名前があるんだけどな」
二人が差し出した物を見て、倉刀は言いました
倉刀「これは、テーブルトークのルールブックだね」
リンデ・フリード「てーぶると〜く?」
倉刀「そう、テーブルトーク。君たちはRPGって知ってるかい?」
リンデ「知ってるわ、TVゲームね。摩訶摩訶とかスウィートホームとか」
倉刀(マニアックなゲームをすらすらと……)
倉刀「そう、RPG。元々は卓上でやるものだったんだよ」
フリード「そうなんですか?」
倉刀「マスターと呼ばれる人が状況を説明し、それをプレイヤーと呼ばれる人達が解決する。
会話によって成り立つ一種の遊びさ」
フリード「むむむ、何だか難しそうですね」
倉刀「そうでもないさ、例えば―――」
倉刀「目の前に扉があります。どうしますか?」
フリード「……え? と、とりあえず開けます」
倉刀「扉には鍵がかかっているようです。ドアノブを捻っても開きません」
リンデ「じゃあ、蹴り飛ばす!」
倉刀「思い切り力を込めて蹴り上げるが、扉はびくともしない。部屋に乾いた音が響くだけだ」
フリード「う〜んなんでしょう? 部屋って事は、周りに何かあるんでしょうか?」
倉刀「君は辺りを見回した、するとそこには―――」
倉刀「こんな感じで進めていくのさ」
フリード「なるほど」
倉刀「あとはその行為が成功したかどうか、判定しながら遊んでいく。
大抵はサイコロだけど、カードを使った物もあるよ」
フリード「へぇ〜、面白そうですね」
倉刀「よかったら遊んでみるかい? 僕も昔遊んだ事があるからね。
マスターの経験もそれなりにあるよ」
フリード「それは凄いですね」
倉刀「TRPGのシナリオ作成と創作発表は通じる物があるからね、別に凄くはないさ。
案ずるより産むが易し、まずはやってみようか?」
リンデ「……」
フリード「お姉ちゃん、さっきから黙ったままだね」
リンデ「……そんな事より、結局部屋には何があったのよ」
倉刀「…………」
こうして二人は、テーブルトークアールピージーを遊ぶ事にしました
はたして二人の行く末は?
発作的に投下してしまったこのSSに続きはあるのか?
TRPG in 創作発表板
次回「キャラ作成」にto be continued……
一室へと案内されて、二人は椅子に座ります
テーブルの向こう側で倉刀が話を続けます
倉刀「TRPGを遊ぶには、まずはキャラクターを作らなければいけない、
自分の分身、その世界で遊ぶ為のキャラクターだね」
フリード「どんなキャラクターがいるんですか?」
倉刀「それは遊ぶゲームによって違うな。例えば君が持ってきたゲームでは、
人間、エルフ、ドワーフ、ホビットが選べるね」
リンデ「へぇ、色んな種族がいるのね」
倉刀「そう、TRPGでは人間以外のキャラクターで遊ぶことが出来る。
種族を選んだら能力値の決定、技能の習得へと続く」
フリード「なるほど。人間意外の種族はどんな特徴があるんですか?」
ジークフリードの質問にパラパラと本をめくりながら倉刀は答えました
倉刀「だいたいのファンタジーに出てくるイメージ像を思い浮かべてもらっていいよ。
ドワーフは力強い。エルフは賢い。ホビットははしっこい。特徴が無くて、
平均的な能力が人間だね」
フリード「じゃあ、僕は人間にします」
リンデ「あたしエルフ」
倉刀「よし、種族が決まったら能力値の決定といこうか」
倉刀はキャラクターシートをコピーして二人に渡しました
倉刀「能力値の決定には大きく分けて二通りの決め方がある。ダイス等でランダムに
決めるやり方と、決められたポイントを割りふって決める方式さ」
そういって倉刀は、二人にダイスを手渡しました
倉刀「君達が遊ぶゲームはダイスを振って決めるやり方だね。……ええと、ダイスに
種族ボーナスを足してね。人間なら平均的、エルフは知力に多くボーナスがつくよ」
コロン コロン
倉刀が見守る中二人は能力値を決めていきます。
倉刀「よしよし、能力値は決まったね。じゃあ次は技能の決定。
その人物が何の技に秀でているかを決めるわけさ」
リンデ「そんなの決まってるわ。アタシのキャラは光速の異名を持ち重力を自在に操る
高貴なる―――」
倉刀「はいストップ」
設定を語りだしたジークリンデを倉刀が押しとめます
倉刀「最終的にはそういったキャラクターに育てることができるかも知れないけど
作成したばかり、レベル1のキャラはそんなに強くない、せいぜい一般人に毛が
生えた程度さ」
リンデ「なんだ、つまんない」
倉刀「いやいやいや、これから君達はそのキャラを育てる楽しみがあるってわけさ」
フリード「えっと、技能はどうやって取ればいいんですか?」
倉刀「これもランダムに取得するのとポイントを使うやり方がある。
このゲームではポイントを消費して技能を取得するやり方だね」
倉刀に説明を受けながら、二人はいそいそとシート欄を埋めていきます
倉刀「技能を取得したら、開始所持金を使って装備品を購入。
あとは経歴と名前を決めて出来上がりだね」
フリード「経歴?」
倉刀「冒険に出る前は何をしていたのか、冒険に出たきっかけは何なのか。
能力値のデータとかは変化しないよ。まあ、キャラクターの色づけだね」
フリード「そうなんですか」
リンデ「勝手に決めていいの?」
倉刀「いいけど……あんまりぶっ飛んだ設定はやめてね」
ああでもない、こうでもないと話し合い、
二人のキャラクターが出来上がりました
倉刀「出来たのなら、キャラクターの自己紹介といきましょうか」
フリード「はい。僕のキャラクターはフリッド、種族は人間で男です。
人間の中では賢いほうになります。魔術師と僧侶の技能を持っています。
都市で不自由なく生活していましたが、外の冒険に憧れて冒険者になりました
リンデ「テトロ・ド・トキシン、エルフ女。頭はいいけどその分華奢ね。
盗賊の技能と少しばかりの射手の技能をもってるわ。
エルフの集落にいたけど、長老と喧嘩をして追い出されちゃったわ。
冒険をするのは、やむをなくて感じね」
倉刀「はい、それが君たちの分身になる訳です。これから遊ぶわけですが―――」
おやおや?倉刀はなにやら携帯をとりだしましたよ?
倉刀「はじめて、それに戦士役が居ない。というわけでサポート役をつけましょうか……」
倉刀さん、どうやら誰かに電話です
はたしていったい、どうなってしまうのやら?
TRPG in 創作発表板
次回「冒険前の準備」にto be continued……
暫く見ない間に新作が!
他でもでてるキャラっぽいね。
とにかく乙
倉刀さんが電話をかけてしばらくすると
おやおや? 誰かが迷い家にやってきましたよ
裏刀「ちーっす」
倉刀「やあ、こんにちは」
裏刀「まったく、打ち合わせの電話かと思ったらこんな事かよ」
倉刀「でも暇してたんだろ?」
裏刀「まあな」
やってきたのは倉刀さんの友人、裏刀さんです
名前と姿が似ていますが兄弟ではありません、まったくの別人でございます
こうして表記するとややこしいので、便宜上ウラトウさんと表記する事にします
倉刀「―――と、いうわけなんだ。君にはサポートをお願いしたい」
ウラトウ「テーブルトークなんて久しぶりだな。わかったよ」
ウラトウさん、事情を理解すると慣れた手つきでキャラクターシートの内容を
さらりさらさらと埋めていきます
ウラトウ「うし、できたぞ。ファイター完成」
倉刀「おし、それじゃあ簡単な紹介を二人に頼む」
ウラトウ「チクロ・カドミウム、ドワーフの戦士だ。知恵は足りんがその分
頑強さは他のヤツラには負けんぞ。技能は戦士と僧侶の二つ。
盾役にもなれるし、回復役もある程度は出来る。
傭兵崩れで、冒険者になったのは成り行きでだな」
倉刀「はい、ありがとー。これでキャラクターは完成です。
これから遊ぶわけですが……」
フリード「はい」
倉刀「遊ぶ前にまず、準備。というか、遊びやすいように準備が要ります」
リンデ「何よそれ」
倉刀さんはウラトウさんと一緒にいそいそと、何やら準備を始めました
手や足をうごかしながら、ジークリンデとジークフリードに語ります
倉刀「パンパカパーン! TRPGを遊ぶ為に必要な物その一! 遊ぶ場所の確保!」
リンデ・フリード「場所の確保?」
倉刀「TRPGは遊ぶのに時間がかかります。シナリオにもよりますが、大体3〜6時間ぐらいです」
フリード「結構かかるんですね」
倉刀「そう、昼から遊んでも下手をすると夕方になってしまう。
遊んでいる自分達は気づかないかもしれないが、大声を出してしまう事もある。
長時間占有しても困らない、隣人に迷惑がかからない場所で遊ぼう」
ウラトウ「まあここは安アパートとかじゃなくて周りに誰もいないしな。
うるさくなっても大丈夫だ。それに部屋も広い」
倉刀「狭い場所に大人数が固まると暑苦しいしね、ある程度の広さがあったほうがいいよ。
みんなが囲めるテーブルがあるとベスト」
リンデ「へぇ〜」
倉刀「テンテケテーン! TRPGを遊ぶ為に必要な物そのニ! 飲み物と食べ物!」
リンデ「単にアナタが食い意地張ってるだけじゃないの?」
倉刀「チッチッチッ、甘いなぁ君は。さっきも言った通り、TRPGは遊ぶのに
大分時間がかかるわけです。そして会話しながら遊ぶゲームなのです。
したがって……長時間喋りっぱなしな訳だ」
フリード「なるほど、喉が渇くわけですね」
倉刀「イエス、昼を挟めばお腹もすく。軽くつまめるような食べ物、そして人数分の
飲み物を用意しましょう。gサイズのお茶を余分に用意しておけばいいかな」
リンデ「お酒とかじゃ駄目?」
倉刀「……酒を飲みながら思考が必要なゲームを遊ばないで下さい。第一、君は未成年でしょう」
ウラトウ「テレテッテー! TRPGを遊ぶ為に必要な物その三! ルールブックやサイコロなど、
その他筆記用具各種!」
フリード「あ、それはわかります」
ウラトウ「ルールブックは各自一人ずつ持ちたい所だが、費用の面で厳しい事もある。
重要なページをコピーして、各自に渡しておくのもいい考えだ。
サイコロは各自あれば一番いいのだが、なければそのゲームで使用する
必要最低限の数は用意しておこう」
リンデ「あればいいけど、なければ工夫しろって事ね」
ウラトウ「筆記用具は状況説明や計算などに使う。これは足りなくなるって事はないだろう」
倉刀「そして、TRPGを遊ぶ為に一番大事な、必要な物……」
リンデ・フリード「必要なもの……」
倉刀「それは、遊べる仲間です」
倉刀「TRPGは一人で遊べるものではありません。必ず多人数必要です。
せっかく時間を潰すのですから、楽しい時間を共有できるようにみんなで
遊びましょう」
リンデ・フリード「はーい」
話がおわってみんなはテーブルに座りました
傍らにはキャラクターシートとえんぴつ消しゴム、そしてサイコロ
テーブル中央にはお茶とお菓子
ゲームの進行役、ゲームマスター(GM)といいますが
倉刀さんの手元にはルールブック
これで準備はできました、準備万端楽しくランラン
それではTRPGを、レッツプレイ!
倉刀「それじゃ、はじめちゃいますか」
TRPG in 創作発表板
次回「はじめてのぼうけん」にto be continued……
>>369 レスありがとうございます
キャラ達はオリジナルではなくて、この創作発表板からの出典です
どこかで見かけたらニヤリとしてください
一応、まったくTRPGを知らない人向けに書いているけど
はたして需要があるかどうかは微妙w
メイン巡回板じゃない上に、こういうスレは
ネタ師の更新待ちになりがちなので、レス頻度が落ちますな。
>キャラ達はオリジナルではなくて、この創作発表板からの出典です
共有キャラみたいなもんでしょうか?
ハルトシュラーの出典はわかったのですが
倉刀作の初出はわかりませんでした。
>はたして需要があるかどうかは微妙w
ターゲット層の目に触れるかが微妙かもしれませんね。
ターゲット以外でも需要はありますよ。
今回からシナリオ本編に入るわけですが、便宜上表記が変わります
対応する人物は以下の通りです
倉刀=GM ジークフリード=フリッド(魔術師と学者)
ジークリンデ=テトロ(盗賊と射手) 裏刀=チクロ(戦士と僧侶)
GM「一本の矢は折れやすくても三本の矢なら折れにくい。君たちは色々あって
冒険を共にすることになった。出会いの舞台も語りたいところだがそれはまた別のお話」
三人が旅を続けて街道を歩いていると、だんだん日が暮れて来た
次の村か町まではあと数時間と言ったところか
幸い雨は振ってはいないが、夜風はやはり寒いと感じる
チクロ「やれやれ、下手をすると野宿だな」
テトロ「夜露を過ごせそうなところがあるといいわね」
フリッド「GMさん、近くになにかありますか?」
GM「探すには該当する技能が必要だね。この場合は盗賊技能かな」
テトロ「……私が探すって訳ね、使えない男共だわ」
ジークリンデはサイコロを握り締めました
TRPGではキャラクターの行動をGMに進言します
それをGMが認めると、その行動が成功したかどうかを判定します
判定にはサイコロ等を使います、このゲームでは2個つかいます
GM「目標値は9、盗賊と知性で判定」
次にその判定に使う技能と能力値を算定します
この場合、何かを探すために知性が、該当する技能で盗賊を使用します
知性と盗賊のボーナスを足すと基本値は4になります
GMの目標値は10
2D6(六面体ダイスを2個という意味です)+4≧9なら成功です
まずまずの難易度です
リンデ「よっと」
コロコロコロ
出た目は5、5+4=9なので成功です
GMはそれに対して結果を報告します
GM「テトロが辺りを見回すと、先に灯りが見えるよ」
テトロ「灯り?」
GM「松明かかがり火か、昏くなって来る先のほうでぼんやりと灯りがみえるよ」
テトロ「じゃあそれを他の人に報告するわ。灯りがみえるわよ皆」
チクロ「灯りですかい、姐御」
テトロ「あんたに姐御呼ばわりされる筋合いはないんだけど」
チクロ「水くさいですぜ姐御。ここまで苦楽を共に過ごしてきた冒険の数々を
忘れちまったわけですかい」
テトロ「……ああ、汗臭い男って嫌いだわ。火をつけるとよく燃えそうね」
フリッド「とりあえず行ってみましょうよ。もしかしたら僕達と同じく
野宿の準備をしてるかもしれませんよ」
テトロ「ああ、なるほどね。それもそうね」
チクロ「じゃあ行ってみますかい」
三人が歩をすすめて灯りの場所にいってみると
そこには焚き火をともして座っている一人の男がいた。
GM「外見は青年、見かけは旅人かな。軽装に身を包んで腰には剣を提げているよ。
君等の姿に気づくと男は話しかけてくるよ」
男「やあ、君たちも旅を?」
テトロ「まあそんなところね。あなたは?」
男「これは失礼、僕の名前はジムっていうんだ」
チクロ「スナイパーかカスタムだったら俺等負けそうだよな」
フリッド「?」
GM「ジムと名乗った人物は、お互い敵意が無い事がわかるとフリッドたちに
気さくに話しかけてくるよ」
ジム「ところで貴方達はこれからどちらへ?」
テトロ「う〜ん、決まってないわ。旅から旅ね」
ジム「はは、それは羨ましい。僕はこの先の村に用事があってね」
フリッド「そうなんですか」
ジム「ああ、ちょっとした約束をね……」
ジムはそう呟いて懐から何かを取り出した
小さな古い、ロケットペンダント
それを感慨深い目でみつめている
チクロ「ほほう、なにやらありそうですな姐御」
テトロ「なんで私に聞くのよ」
焚き火の周りに座を囲み、テトロたちは食事をとる
辺りはすっかり日が暮れて暗くなり、空気も湿り気を帯びる
寒い夜風を毛布を被ってしのごうとした
GM「さてさて、そんな君たちの周りから物音がするよ」
フリッド「物音? また旅人かなにかですか?」
GM「ソイツは残念ながら違うな。茂みの中からガサゴソと……狼が三体現われた」
テトロ「なんで火を焚いてるのに動物がよってくるのよ!」
GM「そこはそこ、御都合主義ということで……」
チクロ「さすがファンタジーな世界だぜ」
GM「狼は腹を空かせているのか、炎なんか気にせずに君等へ近づいてくるよ」
フリッド「厄介ですね……杖を構えて応戦します」
テトロ「私も弓を構えるわ」
チクロ「俺も斧を構えるぜ……うふふ、真ぁっぷたつぅ!」
狼は唸りをあげて獲物に襲い掛かろうとする
テトロたちは武器を抜いて待ち構える
ジムも剣を抜いて加勢に入る
GM「と、いうわけで戦闘です」
TRPG in 創作発表板
次回「はじめてのせんとう」にto be continued……
>>374 ハルトシュラーの弟子が倉刀 作です
ジークリンデとジークフリードは童話と民話創作スレにでてきた二人です
裏刀 作は、ハルトシュラーの真逆の思想を持つ裏ハルトシュラーの弟子ポジションです
ジークリンデとジークフリード以外のキャラは創発板のマスコットみたいなもんです
色々な人にネタ要因として使われています
愛されキャラなのです
これは分かりやすい
TRPGは馴染みがなかったけど面白そうだな
おお! なんかTRPG知らん俺にもわかりやすそうなのが始まってる!
GM「狼は三体、敏捷度は8」
フリッド「敏捷度?」
GM「どれだけ速く動けるか、身のこなしの軽さを数値化したものだね」
フリッド「なるほど」
GM「このゲーム、敏捷度順に行動を開始します」
皆さん、チラリチラリとキャラクターシートを確認します
テトロ「……え〜と、という事は私→ジム→狼→フリッド→チクロの順番で動くのね」
GM「そういうことになるね」
テトロ「わかったわ。で、どんな事ができるの?」
GM「何でも」
テトロ「え?」
GM「プレイヤーが行動を宣言し、GMはそれに対応して話を進めます。
逆に言えば、GMが許可する限り何でも自由。地面殴って地球割りますとか
そんな事以外は基本的に何でもOK」
テトロ「ふ〜ん、じゃあ一目散に逃げますとか、そういうのでもいいの?」
GM「OKです。その場合狼は腹を空かせてますので、逃走劇となるよ」
テトロ「どっちにしろ、やるしかないって訳ね、OK。狼にむかって弓で攻撃よ!」
GM「了解」
サイコロを握り締めるジークリンデ、ふと気づいて倉刀に問いかけます
リンデ「狼を攻撃なんだけど、誰を狙えるのかしら」
倉刀「ああそうだね。え〜と―――」
倉刀はテーブルにホワイトボードを置きました
そこに簡単な地形を書き、駒を置いていきます
倉刀「大体の位置関係がこう。弓は遠距離ですので狼は誰でも狙えるよ」
リンデ「な〜るほど、じゃあ私はコイツに攻撃ね」
倉刀「じゃあ、狼Aにむかって命中判定だね」
裏刀「……なあ倉刀」
倉刀「どうした?」
裏刀「こうやって駒を置いて位置関係を視覚的にわかりやすくするのはいいが……」
ビシッ!
裏刀「なんで狼の駒がフルフルなんだよ!駆け出しが狩れる訳ねーよ!」
倉刀「ほっとけ、こういうのしかないんだ」
裏刀「俺達アイルーとかじゃねーかよ!絶対悪意あるって!」
突っ込みを無視して、戦闘開始です
GM「君の攻撃があたるかどうか、命中判定をします」
テトロ「了解、具体的には?」
GM「相手も棒じゃないので回避を行うよ、相手の回避値は7」
テトロ「サイコロを振って、その値を上回ればいいのね?」
GM「うん、テトロは技能ボーナスとかあるから出た目+4、これが相手を上回ればヒット」
テトロ「同じ値の場合は?」
GM「その場合は受動側、回避側を優先する」
テトロ「OK」
ジークリンデは再びサイコロを握り締めました
ダイスを2個振った合計と、それに4を足した値が命中値になります
命中=2D+4>7
まずは失敗しない値です
テトロ「よっと」
コロンコロンコロン、出た目は6
6+4=10>7なので命中です
GM「ヒット、次にダメージ判定」
テトロ「相手にどれだけキズを負わせたか、ね」
GM「その通り、相手に鎧とかあれば、防御点を差し引くんだけど―――」
チラリ
GM「君の武器のダメージは1D+1、狼は外皮があるので防御点は1」
テトロ「つまり、1D振った値が相手へのダメージって訳ね」
GM「そういう事」
コロンコロン……出た目は6
(6+1)−1=6 で、テトロの放った矢は6点のダメージを与えました
GM「狼は大きな悲鳴をあげた。かなりの手傷をおった様だ」
これでテトロの行動は終了、次にジムの番です。
ジムはNPC(ノンプレイヤーキャラクター)
つまりプレイヤーが動かしていないキャラクターなので、GMが動かす事になります
GM「さて、それじゃあジムは手傷をおった狼Aに攻撃しようかな」
サイコロを振って命中、ダメージを計算したら
狼AはHPが0以下になり倒れました
これで残るは2体です
GM「さて、次は狼の番だね」
GMは番上にある駒を確認してから言いました
GM「近いのはジムとチクロかな、一体ずつ攻撃。命中値は7」
チクロ「俺から判定していい?」
GM「いいよ」
今度は狼の攻撃です
チクロはサイコロを振って、回避値を求めます
チクロ「技能と敏捷、そして鎧のペナルティ差し引いて2D+1だな」
フリッド「ペナルティ?」
チクロ「本当は技能と敏捷度ボーナス足して+2なんだけど、鎧が重いから修正つくのよ。
修正のマイナスがついて+1」
フリッド「そうなんですか」
チクロ「そのかわり防御点は高いぜ。狼の牙如き大丈夫」
コロンコロン。出た目は5
5+1=6<7 なので回避失敗、命中です
狼のダメージは3と出ました、チクロの防御点は6です
3−6で0以下となりましたので全くの無傷です
ジムは向かってきた狼の攻撃をかろうじてかわしました
次はフリッドの番となります
フリッド「え、と……魔法を唱えたいんですがいいですか?」
GM「何の?」
フリッド「エネルギーボルトです」
GM「射程は十分、どっちにもあたるよ」
フリッド「わかりました、じゃあ狼Bにエネルギーボルトです」
魔法を唱えるのはMPを消費します
まずはエネルギーボルト分のMPを消費します
次に、魔法が発動したのかどうかの判定をします
GM「まあいってみれば命中値みたいなものだ。2D振ってボーナス足してね」
フリッド「と、言う事は2D+3ですね」
コロンコロン、出た目は11
11+3で発動値は14となります
GM「次に狼は抵抗を試みる、いってみれば回避値だね。プレイヤーとかなら
サイコロ振って決めるんだけど、狼は固定値だから14は無理、発動成功」
フリッドの杖から出た魔法の矢が、見事狼に命中しました
次はダメージ判定です
GM「魔法の嫌なところは、当たれば防御点とか引けないんだよなー」
コロンコロン、出た目を合わせてダメージは12と出ます
一撃で狼をしとめる事が出来ました
チクロの攻撃もあたり、狼Cも倒しました
狼の襲撃をなんなく防ぎ、彼等の冒険は続きます
ジムの村へと急ぐ事にあいなります
TRPG in 創作発表板
to be continued……
裏刀「え?俺のキャラ活躍たった一行?なんか酷くね?」
裏刀涙目www
ここまでシステム的な説明が入るのは、創作でも実際のリプレイでも珍しいな。
確かにTRPG知らない人向け。
コマに使えるアイルー欲しいな、デカいのか自立しないのしか見たこと無い。
プーギーの詰め合わせは、敵のコマにいいんだけど割高。
GM「まあそんなこんなで君達は街道を進んでいき、村へとたどり着きました。
ジムが君たちに話しかけてくるよ」
ジム「長旅でお疲れでしょう、どうです? 僕の家で休んでいかれませんか?」
テトロ「断る理由もないわね」
チクロ「別に旅を急ぐ理由もないですしな」
フリッド「では、よろしくお願いします。宿をお借りしますね」
GM「それじゃあジムは君たちを先導していくよ。時折出会う村人たちはジムを見て
声をかけるよ。そして君達を物珍しそうに眺めてるね」
チクロ「まあ余所者だしな」
村人A「ジムじゃないか、久しぶりだな! ……そちらさん方は?」
ジム「旅の方ですよ、道中狼に襲われたところを助けていただきました」
村人A「へえ! そいつはすごいな!」
村人B「おや? ジムじゃないか、村長に会いに来たのか?」
ジム「ええ、そうですよ。マイクおじさん」
村人B「お前さんも色々苦労するね」
そんな感じで村の中を進んでいくと、一軒の小屋へたどり着きました
どうやらここがジムの家らしいです
ジム「ささ、何も無いところですが」
テトロ「本当に何も無いわね、アンタ一人で暮らしてるの?」
ジム「いや、アハハ。父母はすでに他界しまして。普段は街にいるんですけどね。
たまにこっちに帰ってくるんですよ。それじゃ僕は少し出かけますので、
皆さん自分の家だと思ってくつろいでください」
GM「そういってジムは家を出て行った。さあどうする?」
ジークリンデ「どうするたって、村人が持ってる金品なんてたかが知れてるわ」
裏刀「盗む前提かよ、汚いなさすがリンデきたない」
ジークフリード「知らない場所でうろうろすてても怪しまれちゃいますし……
家の中でじっとしていた方がいいと思うな」
テトロ「それもそうね、せっかく夜露をしのげる事が出来たんだし。お言葉に甘えて
くつろいじゃいましょう」
チクロ「ういごもっとも、家主が来るまで手入れでもしときましょうぜ」
GM「なるほど。じゃあ君達は適当に時間を潰していたが、夕方になっても帰ってこない。
帰ってきたのはすっかり日が暮れてからだよ。複数の人と一緒にね」
テトロ「……だれ?」
GM「どうやら村の人と村長みたいだ。村長が口を開いて、ジムこやつらか?
と尋ねているよ」
テトロ「こやつらとは大した言い草ね」
村長「これは失礼した旅の方、ワシはこの村のオサを務めとる者でしてな。
道中ジムを助けていただいたそうで」
テトロ「別に助けてはいないわ。襲ってきたところに、そちらさんがたまたま居ただけよ」
村長「ハハハ、謙遜ですかな。実はそのお礼と、頼みごとをしようかと」
フリッド「頼みごと? 何ですか一体」
村長「実はですな―――」
チクロ「おっと村長さん! 俺たちは旅を急いでましな。たまたま方向が同じだったから
良かったものを、明日にでも発つ予定ですぜ?」
村長「……もちろん、タダとは言いません、それなりの謝礼を考えてます」
チクロ「そうですか、それならば話が早い♪ 何なりとお申し付け下さい!
あっしらの力が役に立つなら光栄なことですぜ」
テトロ「……」
フリッド「……」
村長「実は、最近この村で困った事が起こってましてな。家畜が被害にあっとります」
チクロ「ほう」
村長「熊か狼か、よくわかりませんが朝起きたら殺されてましてのう、見張りをたてるか
どうしようかと悩んでおったところですわい」
テトロ「つまり、私たちに犯人を捕まえて欲しいって訳ね」
村長「そういう事になりますかの」
チクロ「まあ、そういうことでしたら引き受けますぜ」
村長「おお、そうですか! ありがたい」
GM「村長は君等にお礼を言うと、報酬を伝えてくるよ。次の街までの保存食と
幾ばくかの金貨がお礼の品だ」
テトロ「ま、乗りかかった船だし。一晩の恩を返すわよ」
チクロ「異議無し」
フリッド「今からですか?」
村長「皆さん着いたばかりでお疲れでしょう、今晩はお休みいただいて
明日からしばし滞在して、犯人を突き止めていただけますかな?
こうしてテトロたちはジムの村で見張りをする事になりました
はたして依頼を達成する事が出来るのでしょうか?
TRPG in 創作発表板
次回にto be continued……
アイルーもいいけどプーギーも可愛いよね
ボトルキャップに厚紙つけたりとかで工夫すると駒出来るよ
まあ、頭の中で位置関係把握できる人には必要ないんですけどね
視覚で楽しませるのもTRPGには必要かと
なんかGMってすごく大変そうだな
無茶振りされた時とか
それが意外とそうでも無かったりする
GM>ルール>PCの力関係で、ルールを採用するかしないかはGMが決めます
なので、GMが無理といったら無理です、判定の必要すらありません
むしろ馴れてくると、GMはその無茶振りに
どうやってカウンターをきめてやろうかと思案をめぐらせます
大抵のGMは一度忠告しますが、黒いGMはそのまま判定等をさせて
シナリオ終盤に因果の報いをあたえます
まあ、それでも大変といえば大変だけどなw>GM
でも、その苦労に見合った楽しさはあるよ。
しかしまあ、このシナリオはオーソドックスでわかりやすくていいな。
TRPGはゲームではない!
これはスポーツだよ……マスターとプレイヤーの
己のプライドを賭けた真剣勝負のな!
リンドリですね。わかります。
作者ファンブルで投下なしか
夜が明けて次の日
一行はさっそく調査にむかうことにします
テトロ「動物の死体は放ったらかし?」
GM「既に片付けられているね。君等が尋ねると村長は家畜が殺された現場へと
案内するよ。といっても、数件あるけどね」
テトロ「何か、わかることある?」
GM「技能判定」
テトロ「盗賊技能?」
GM「んー、まあいいか。盗賊技能で。学者技能でもいいよ」
フリッド「あ、じゃあ僕も判定できるわけですね。目標値は?」
GM「この場合は伏せます。達成値を教えてね」
テトロ「何で伏せるの?」
目標値をGMが明らかにしない場合があります
隠された物を探したりする時などです
キャラクターの技量が低くて、見つからなかったのか?
それとも、本当にその場所には何もなかったのか?
そういう曖昧な状況時には、目標値を伏せます
もし目標値を設定した場合
目標値が低い場合→プレイヤー「手がかりは無いんだな、他へ行こう」
目標値が高い場合→プレイヤー「と、いうことは巧妙に隠された何かがあるはず!」
と、いうようにキャラクターが知りえない情報を与えてしまい
その場所にある物を推測されてしまいます
この事を防ぐ為にあえて値を伏せるのです
そうすれば判定に失敗しようが本当に何も無かろうが
「どうやらここには何も無いようだ」
で、すみます
GMによっては値を全て公開する人もいますのでケースバイケースです
フリッド「達成値は11です」
テトロ「私は10よ」
GM「じゃあ二人ともわかるね。荒らされた農場を調べてみると、
人の物とは違った足跡が複数見つかるよ」
フリッド「どんな足跡ですか?」
GM「人とは違う足跡が地面にぺたぺたと。大きさは同程度だけどね」
テトロ「熊か何か?」
GM「二足歩行のナニか、それぐらいだね」
テトロ「んー? 複数って事はわかるのね」
GM「わかる。足跡を辿っていくと村の外に続いていくのがわかるけど、
そこから先は草むらに隠れてよくわからなくなってくる」
フリッド「とりあえず、村人じゃなくて外部からの犯行なのは間違いないってことですね」
チクロ「どうする? まさか白昼堂々とは来ないと思うし、多分次も夜間だと思うぜ」
チクロの言葉を受けて、テトロとフリッドは考えました
テトロ「マスター、罠の設置は可能かしら?」
GM「どういうやつ?」
テトロ「こう、紐を這わせて、足が引っ掛かると音が鳴る奴」
GM「ああ、鳴子ね。薪とかはあるから判定に成功すれば設置は可能だよ」
テトロ「よし。じゃあ罠をはるわ。犯人が接近してもわかるようにね」
GM「OK、で、どこに設置するの?」
テトロ「うーん……畑や牛小屋の周りとか。村人に協力頼めない?」
GMは提案に対して可能かどうか、そしてその判定の難易度を決めます
この場合、村人からの依頼なので協力は可能
多人数で設置しますのでそんなに難しくもありません
GM「うん、村長から君たちの事を言われてる村人達はテトロの言うとおりに
自分の土地に罠をはるよ。判定は盗賊技能で10だね」
テトロ「わかったわ。コロコロ……達成値は10、成功ね」
あちこちに罠をはり、村人に注意するように促しました
GM「村のあちこちに罠をはるのを終えると、日が暮れるのに気づくね。
もう夕方だよ、どうする?」
テトロ「夜盗の類はどうせ夜中にでも来るんでしょ。今のうちに仮眠をとって見張りにつくわ」
GM「他の人は?」
チクロ「白昼堂々だったら村人に袋叩きだしな、俺も仮眠をとるぜ。」
フリッド「僕も夜に備えます」
GM「じゃあそのまま夜だね」
日が落ちて夜になり、辺りはひっそりと静まりかえります
村人の家も次々と灯りが消え、あたりは夜の帳が支配してきました
チクロ「とりあえず、俺は外に出て辺りをうろつく。怪しいやつがいたら大声をあげるぜ」
テトロ「私たちは小屋で待機していましょうか」
チクロ「そうしてくれ、一応荒事は自分が得意だからな。定期的に交代でそっちは
二人一組で行動してくれ」
テトロ「わかったわ」
こうしてチクロが見張りに立ち、あとの二人は小屋で待機
交代で見張りの番をする事になりました
TRPG in 創作発表板
次回「深夜の戦闘」へ
to be continued……
ファンブルというか文書作成判定に失敗ですね
トントンと書ける人は羨ましいですわ・・・る
ここまで判定が上手く行き過ぎてるのが少しこわいですね(笑)
まあ私は楽しみに読んでるのでよろしく。こっちの連載はまったり見て行きたいですわ・・・る
投下乙
どうせ過疎ってるから急いで投下する必要はないと思うぜ
もともとTRPG自体のんびりなゲームだしな。
のんびりいこー。
TRPGも面白そうですなあ
誰かオンラインセッションとかやらないのん? 見たいよう
卓上ゲーム板にオンセスレがあって、見学可のが立つこともある。
が、ちょっと難のある人が居座ってるらしいのであまりお勧めできない。
まぁ見学程度なら大丈夫だと思うんだけど。
もし行くなら、ヤバい人がいないか判断出来るまでは
発言少なめにして、迂闊なことは書かない方がいいかも。
セッション用のメイン以外に、雑談用の裏窓が有る時は
(見学可なら有るはず)発言はそっちでね。
システムによっては、何やってるのかよくわからないかもしれない。
(上のような、知らない人向けの解説が入らないので)
ちょっと卓上ゲーム板覗いてみて、雰囲気に違和感あると思ったら2000年に立ったスレだったw
(藁)とか普通に使ってるから、おかしいと思ったぜw
>>406 把握っす
普通のHPとかのリプレイ漁ってみるます
ここでダブクロかアリアンあたりの文庫ルルブでてるゲームでオンセ募集を考えてはいる
基本ルールのみのオリジナルシナリオ
そんで、それを脚色入れつつリプレイに直して投下しようかと
ただ、板民のTRPG人口の少なさから、人が集まらない+どうせなら初心者入れたいので、
◆69qW4CN98kさんの連載が終わったら募集しようと考えている次第
>>405さんはそれに参加するといいよ!
創発のTRPG人口は意外と多いという説もある
多いっぽいね。自分は詳しくないですが
>>409 うん、日本語でおk
ようするに皆でネットでTRPGしようぜ!てことだぜ
テーブル囲んでないけど、TRPGなんだぜ!
オンラインセッションともいう!
把握した。いいぞやっちまえ!
414 :
創る名無しに見る名無し:2009/10/27(火) 21:21:44 ID:uHqUCK0j
点呼代わりのアンケートでもしてみる
Q1.TRPGがわかる?
Q2.オンラインセッションしてみたい?
自分はわかんない人です。でもちょっとやってみたい気も
Q1.ググってすぐ分かる程度のことは調べたけど、詳しいことは知らない
やったことはない
Q2.もしもしだからできますん〉〈
Q1.わかる
Q2.興味はある
Q1 定期的に密林和書カテゴリを「リプレイ」で検索するくらいにはわかる
Q2 かなりやりたい
Q1.GMでマンチキンどもを相手すること3年。赤巫女からハマった世代
Q2.
>>409が俺
意外と参加出来そうな人いるみたいだし、応募かけてみようかしら
募集の前に、必要な物の説明
まず参加には、参加するゲームのルールブックが必要です(コンピュータRPGでいうソフト)
通販の他、大きい書店やイエローサブマリンなどのボードゲームを扱う店などに置いてあります
・アリアンロッドRPG ルールブック:700円
・ダブルクロス3rd ルールブック1:840円
どちらかのゲームを想定しています
基本となるルールブック一冊だけで参加可能です
あとはマイク(会話出来ればよいので、イヤホンをマイク代わりでも可)とPCが必要なものになります
ルールブック等分からないことがあれば、事前に一度チャット等を使用し説明します
また、ルールを完全に把握していなくても、一度目を通していただければ、ゲーム中に説明いたします
どこかで、対象ゲームのリプレイ等を読んで、ゲームの雰囲気を掴んでいただくと助かります
(公式リプレイを買わなくても、サイト等で個人が公開しているリプレイでおk
そんで、参加者を対象にアンケート
Q1-1:もし参加するなら、AとBどちらがいいですか?
A:ROのようなMMORPG的ファンタジー世界観 (アリアンロッド)
B:現代異能物世界観 (ダブルクロス)
Q1-2:参加するとなった場合、ルールブック等必要な物を用意できますか?
Q1-3:専用のフリーチャットソフト(
ttp://www.ayamenet.com/app/index.html#POS2)を使うつもりです
PCのスペック等は足りていますか?
プレイ環境がないのにルルブを既に持っている俺にぬかりはなかった。
Q1-1
B
Q1-2
既に用意済み
Q1-3
多分大丈夫
420 :
レス代行:2009/11/02(月) 22:33:29 ID:AazKTZbK
Q1-1
B
Q1-2
これから買う予定
Q1-3
大丈夫
……だけどマイク必須かあ。
女キャラでやりたいからマイクありだと恥ずかしすぎるw
なので今回は見送りかも。
リプレイ楽しみにしてるよー
421 :
創る名無しに見る名無し:2009/11/02(月) 23:40:58 ID:ANf6mO6o
アンケート集めのため、age
>>420 GMなんて、女キャラ複数やるときが……
チャットで開催してもいいんだけど、経験上、チャットは音声の3倍時間掛かるのよ
音声だと途中休憩挟んで4〜8時間で、大体丸一日使って、昼からやることが多い
けど、時間が合わない人だとかのため、状況によっては夕方や夜に複数回に分けて行うこともある
その3倍っていうと、一つのセッションに一〜二ヶ月平気で掛かっちゃうw
だから、なるべく音声チャットでやりたいのよ
TRPGプレイヤーは女キャラやる男なんて見慣れてるし、気にしなくていいと思うぜw
そうだな。
なんなら俺も一緒に女キャラをやってもいいぞ。
1人なら恥ずかしいが、皆でやれば恥ずかしくない!
多分、きっと。
まあ、それでもちょっと・・・という事なら、
『秘奥義「なんちゃらかんちゃら」とここで○○(PC名)は言ったよ』
の出番だ! ・・・え? 駄目?
『秘奥義「なんちゃらかんちゃら」とここで○○(PC名)は言ったよ』
それなんてGMの時の俺
424 :
420:2009/11/03(火) 18:23:08 ID:IXLap9yZ
なるほど。秘奥義を使えばいいのかw(メモメモ)
ダブルクロスのルールブックは買った!
マイク付きヘッドセットも買った!
後はリプ専初心者故の恥ずかしさの克服のみか……
自分については人が集まらなかったときの予備人材と思ってもらえると助かるかもです。
11月はくそ忙しいので土日でも休みが取れない可能性がガガガ
本当に遊んでみたいんだけどなー
やりたいっていう人がいるなら、オンセ募集の人は俺にかまわず実行したほうがいい
思い立ったが吉日ですよー
ルルブ近所に無かったよ
SW2.0なら問題ないんだがな……
俺はネットで注文しちゃった!
未知の分野だからドキドキですぜ
ばっちこーいばっちこーい
ルールブック買ってちょっと読んでみたけどさっぱりだぜwww
いきなりルールブック読んでも、イメージがわかないと思う。
まずはリプレイを読んでみるのがいいよ。
アリアンロッドなら、今度最新三巻が出る「アリアンロッドリプレイ・アクロス」
シリーズがオススメ。ダブルクロス3rdなら、今度二巻が出る
「ダブルクロス3rdリプレイ・ジェネシス」がオススメ・・・というか
今の所3rdのリプレイはこれしかないw
無論、どちらも一巻から読んでね。
ダブルクロスの方はともかく、アリアンロッドでいきなりサガ・シリーズを勧めるのはどうかとw
いや、確かにサガの中でもアクロスは初心者向けだけどね。
勧めるなら無印かハートフルシリーズじゃないかな?
ああ、確かに無印とかの方が良かったか。
いや、近刊で新しいの出るんで、ついw
432 :
創る名無しに見る名無し:2009/11/18(水) 23:14:29 ID:IgCC+UV3
リプレイって普通の小説みたいな形式で書いてあるの?
台本みたいな感じ、っていうとやや語弊があるかな。
キャラ名の下に台詞が書いてあるのね。
まあ、一度本屋で手にとってみてもらうのが一番手っ取り早いと思う。
434 :
創る名無しに見る名無し:2009/11/19(木) 10:42:28 ID:UckY1bQv
待て
今気付いたが、このスレにリプレイ書いてくれてる人いるじゃんw
というわけで、過去ログを参照だ!
TRPGやったことないけど
ソードワールドRPGのリプレイ読んでたなー
ユージィ・マヌエル(?)とか出てくるやつ
懐かしい
436 :
創る名無しに見る名無し:2009/11/19(木) 20:28:04 ID:rzFWZbEm
>>434の通りでもあるし、分かりやすいのは、新ジャンルみたいなSS形式
近い形が、対談だしね
たまにキャラ発言じゃなくて、本人の発言も混ざる
d
台詞系から擬音を取って、ちょっとした地の文の説明を加えた感じなのかな
近いうちに
>>429で勧められたやつでも読んでみるよ
遅くなったけど
>>398の続き投下
オンラインセッションの方は期待しています
俺なんか気にしないで頑張ってください
GM「さて、見張りにたったチクロだが辺りは真っ暗だね」
チクロ「たしかドワーフて暗視もってなかった?」
GM「あー、そうだね。普通なら真っ暗で何も見えないところだけど、
ドワーフのチクロは昼間と問題なく見えるよ」
チクロ「よっしゃ、賊なんて蹴散らしてやるぜ! まぁっぷたつ!」
GM「盗賊技能ある?」
チクロ「そんなもんねえ!」
GM「じゃあ知性だけふってみて」
コロコロコロ
チクロ「……ファンブル」
TRPGにはクリティカルとファンブルというのがあります
判定のために目標値などが設定されていますが
上記の項目は、その値より優先されます
クリティカルが出れば、目標値が幾ら高くても自動的成功
ファンブルが出れば、どんなに設定した値が低くても自動的に失敗です
ランダム要素を持たせるために、多くのゲームで採用されています
このゲームの場合、1のゾロ目が出ればファンブル
6のゾロ目が出ればクリティカルです
この場合は、何かに気づくかどうかの判定でファンブルを出しました
目の前で大きな物音が出ようが、誰かが横切ろうが気づきません
考え事をしていたのか、眠気が襲ってきたのか
何が原因かまったくわかりませんが
とにかくチクロは何も気づかなかったのです
GM「何もない。 ……さて、仮眠を摂っていた二人にも振って貰おうかな。
知力チェック、盗賊技能があれば足していいよ。ただし達成値には−2の修正がつくよ」
コロコロコロ
テトロ「7」
フリッド「3」
GM「OK。うつらうつらとしていた君たちは何も気づかなかった」
どこかでフクロウの鳴く声がする。
ときおり吹く風が、妙に生暖かい。
それは先触れと呼ばれる何かか。
狂気が、静かに、ゆっくりと、近づいてくる。
月だけがその様子を、無言で見つめていた。
GM「チクロの耳に家畜の悲鳴が聞こえるよ」
チクロ「えーマジで。とりあえずその場へ急行する」
テトロ「私たちは?」
GM「んー、残念だけどまだお休みかな。しばらくしたらもう一回判定してもらうよ」
ガチャリガチャリと鎧を響かせ、走るチクロ
彼がその目で見たのは地に伏す牛、そしてその傍らで肉を剥ぎ食らう魔物たち
チクロの姿に気づいた魔物たちは、ギィギィと威嚇の叫びを上げて振り返る。
爛々と光る双眸と、口から滴り落ちる家畜の血が、惨劇をあらわしていた
GM「はい、魔物チェック。学者あるかい?」
チクロ「そんなもんねえ!」
GM「じゃあ知力で判定してね」
チクロ「……5」
GM「んー、わからないね。不確定名『人型の魔物』3体と戦闘だ」
チクロ「3体かよー。ま、最初のシナリオだからコボルトかゴブリンだろうなー」
敵の敏捷度は10
チクロの前にまず魔物たちからの攻撃です
GM「こっちの命中値は10 11 9、三回振って回避してね」
チクロの回避は2D+1
頑張ればかわせる数字です
コロコロコロ
チクロ「二体当たった、ダメージどうぞ」
GM「8点と7点」
チクロの防御点は6
差し引いて3点のダメージを受ける事になります
奇声をあげてむかってくる魔物たち
チクロはそれに応戦しようと身構える
最初の一撃を盾で防いで交わす
だが、受けた後方から、別のの魔物が盾の反対側から棍棒を振り下ろしてきた
「連携かよ!」
身をよじって逃げようとするが、盾で受け止めた直前の体勢から
完全によける事は困難だった。
鎧が無ければ大事、そう思わせるような衝撃が身体を襲う
痺れる身体に活を入れて、一旦間合いを離す
鎧の上からはわからないが、たぶん痣が出来ているだろう
チクロは自嘲気味に、口の端を歪めて笑った
「……なかなか、楽しくなってきたんじゃない?」
to be continued……
442 :
創る名無しに見る名無し:2009/11/24(火) 23:02:18 ID:J9+1uMpN
投下乙
何をするにもサイコロを振って決めるのか
運が悪いとどうしようもなくなったりするのかな
サイコロ運が悪いと大変だけど、どうしようもなくなったりはしないかな
そこら辺のサジ加減はマスター次第だと思う
なるほど
そこらへんで融通がきくのは人間がシステム握ってるゲームの強みか
あとは、システム的にフォローしている事も多々ある。
有限のポイント使って、失敗できない時には
サイコロの数増やしたり、振りなおししたりとかね。
ヒーローポイントとかブレイクスルーリソースとか呼ばれるシステムだね。
>>409で名前が出ているアリアン(正式名:アリアンロッドRPG)を例にすると
運命を切り開く力「フェイト」のポイントを消費することで
判定を振りなおしたり、ダイスを振る際にそのダイス数を増やしたり出来る。
ダブクロ(正式名:ダブルクロス)の方は
他者との絆「ロイス」を力「タイタス」に変えることで
戦闘不能になったときに即座に蘇生したり、バッドステータスを打ち消したり出来る。
>>441乙です
ホントに色んなことをサイコロで判定していくんだねえ
なんだか面白くなってきたじゃない!
オリキャラのプロフィールを書くスレなんてえのが立ってるわけだけど、
TRPG者的には他にどんな項目やパラメータが欲しいナリ?
特技と経歴かな?
その人が何を出来てどんな人なのかがわかると、NPCとして動かしやすい
「酒飲み」とか「守銭奴」とかそういった一文でも大分違う
やっぱキャラクター性を重視して設定していくわけね
それじゃ例えば松岡修造をNPCとして落とし込んで行くときは
特技:テニス 経歴:東宝御曹司・テニス世界ランク46位
とかになるのか
……だがあの性格はどう表現すればいいんだろう
自分では元気爆発だと思っているが実は暑苦しいと周囲に思われている
NWやS=Fあたりの性格テンプレを使うとこんな感じじゃねw
そして足が臭い、と。
453 :
創る名無しに見る名無し:2010/01/27(水) 20:46:58 ID:3rlDzIB8
規制解除記念age
オンセやろうず
おー
455 :
創る名無しに見る名無し:2010/03/12(金) 04:29:04 ID:dw0TOpbj
春休みなんだぜage
456 :
創る名無しに見る名無し: