海沿いに佇む教会の庭に美しい机が置かれている。
お日様ぽかぽかの天気の中、こんな机を皆で囲み、海を見ながら昼食を食べればきっと楽しい事だろう。
冷たい潮風を頬に感じながら、HALこと涼宮ハルヒはその机に腰を下ろし、怒りを覚える。
ハルヒの支給品は、
・ナイフ
・マッチ
・ロープ
「なによこのサバイバル三種の神器みたいな支給品。殺し合いさせたいならもっと強力なのをよこしなさいよ。ったく……」
支給品にも怒りが湧いてくるが、それ以上に腹立たしいのはヘタレのピエモンだ。
何故あのヘタレが生き返っているかについてはこの際どうでもいい。というより興味がない。
問題は、何故神である私がまたピエモンに能力を制限されなければならないのか、という事だ。
ついさっきまで参加していた殺し合いの中で、私は漸く神として目覚めあらゆる世界に君臨する権利を勝ち取った。
それがどういう事だろう。また首輪を嵌められ、【涼宮ハルヒ】の状態へと退化してしまったではないか。
神を退化させるなんてこれ以上ないほどの大罪だ。ピエモンの頭を林檎のように握り潰してしまいたいところだが……。
肉体が人間に逆戻りしてしまった今、戦闘においてはピエモンにすら後れをとるであろう事は試すまでもなく明らかだ。
ピエモンにすら劣る。嫌でも受け入れなければならないその事実が、ハルヒの怒りに油を注ぐ。
死んだはずの参加者が何故生き返っているのか、ニコレンジャーはどこに消えたのか、
私は生首だけになったはずなのに、どうして五体満足でここにいるのか……
他にも色々と気になる事があるが、神の力が制限されたという事に比べれば、些細な問題として片づけていい。
ニコレンジャーのうち何人かはこの殺し合いにも参加している。奴らが徒党を組んで私と正面から戦う事になれば、
悔しいけどこの状態では勝てる気がしない。私が過去にした所業が噂になって、ニコレンジャー達のような正義面に知れ渡ったらさらに苦しい。
永琳、古泉、デーモンは生き返っていないから護衛を期待する事も出来ない。
────ぶっちゃけ、これはやばいわよ。殺し合い開始直後なのにすでに劣勢。
まあ、私は神だからこれぐらいハンデがないと他の参加者が可哀想かもね。
とにかくまずは首輪を外す事だろう。そして使える手駒、つまりHAL厨を沢山集める事。
人間の肉体では以前のように派手に動き回る事は出来ない。頭を使ってクールに立ち回る事が何より重要だ。
もしかして一度ニコレンジャーに追い詰められたのは、腹が立つがいい経験になったのかもしれない。
ああならないためにも今度こそ死ぬ気で頑張ってやる。ニコレンジャーと主催共、その他邪魔者達を全員抹殺して神に返り咲きだ。
キターしえん
無論決まりなんて冗談だw
続々予約嬉しいね。書き手蝶がんがれ
955 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/16(金) 22:26:00 ID:UlB+l5EV
支援
ハルヒはデイパックに名簿、そしてナイフ以外のランダム支給品を仕舞う。
相変わらず、海から流れてくる夜風が気持ちいい。神に返り咲いた暁には、この広大な海も私の物になる。
「今回こそ成し遂げてやる……主催者、そして邪魔者を皆殺しにして私だけのための都合のいい世界の創造──
けひひ……悔しいけど、ニコレンジャー相手に一度追い詰められた経験が大きな財産となった。
今回こそ、私は勝利する……!」
勢いよく立ちあがり、声高らかに宣言する。
「────真・神聖究極魔神HALは二度と負けない……!」
宣言した後、ハルヒは遠くから近付いて来る白饅頭のような生き物を発見した。
殺し合いに乗っているのだろうか、それとも……。もし乗っていないならHAL厨にして扱き使ってやる。
乗っているのなら、その時はその時よ。……けひひ。
▼ ▼ ▼
突然だけど言いたい事があるお……
ほんとの事言うと、やる夫はいつものようにAAで暴れ回りたいんだお……
見た目地味な文章媒体のキャラ連中相手に無双したいんだお……
でもパロロワはやる夫スレじゃないんだお……
もし大集団の中、やる夫だけAAだったら、いつか白い目で見られて相手にされなくなるんだお……
何事も目立ち過ぎるのはやめた方がいいんだお……
だから、文章でやるお
____
/_ノ ヽ、_\ と、言うとでも思ったかおwwwwwざまぁwwww
o゚((●)) ((●))゚o やる夫は自重する気なんてさらさらないおwwwwwwww
/::::::⌒(__人__)⌒::::: \ 知的キャラの考察時にもガンガン煽って話の腰を折ってやるから覚悟しろおwww
| |r┬-| | (⌒) やる夫が気に入らない奴はとっとと消えろおwwwwwww
| | | | | ノ ~.レ-r┐、
| | | | | ノ__ | .| | |
\ `ー'´ /〈 ̄ `-Lλ_レレ
 ̄`ー‐---‐‐´
____
/⌒ ⌒\
(ヽ /( ●) (●)\ /)
(((i ):::::: ⌒(__人__)⌒::::\ ( i))) おっ!あそこにいるのはハルヒだお!
/∠ | |r┬-| |_ゝ\ ハルヒは確か安全な奴だお!
(___ `ー'´ ____ ) デレデレになってやる夫にレイプされるといいおwwwwww
| /
| /
| r /
ヽ ヽ/
>__ノ;:::......
やる夫逃げてえええええええええええええええwwwwwwwwwww
やる夫逃げてーw
うぜえwwww
____
/ \ /\ キリッ
. / (ー) (ー)\ ん?なんか独りで喋ってるお
/ ⌒(__人__)⌒ \ なになに……
| |r┬-| | 『真・神聖究極魔神HALは二度と負けない……!』
\ `ー'´ /
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
____
/_ノ ヽ、_\
ミ ミ ミ o゚((●)) ((●))゚o ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\ /⌒)⌒)⌒)
| / / / |r┬-| | (⌒)/ / / //
| :::::::::::(⌒) | | | / ゝ :::::::::::/ だっておwwwww聞いてるこっちが恥ずかしくなるようなネーミングだおwwww
| ノ | | | \ / ) / 中二病乙としか言いようがないwwwwwww
ヽ / `ー'´ ヽ / / お前そんな痛いキャラだったのかおwwwwクラス中に暴露してやるおwwwww
| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
↓ハルヒ
_ ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二
/ / ´`ヽ _ 三,:三ー二
/ ノヽ--/ ̄ , ` ̄ ̄ ̄
/ } ...| /! ぐえあ
| _}`ー‐し'ゝL _
\ _,:ヘr--‐‐'´} ;ー------
/ ノ`ヾ:::-‐'ーr‐'"==-
これは\(^o^)/
やwwwるwwww夫wwwww
「いきなり何なんだお!(殴られたショックでAAじゃなくなっちゃったお……)」
「その台詞そのままバットで打ち返すわよ!」
「だったらやる夫は打ち返されたのをナイスキャッチしてホームにレーザービームしてお返しするお!」
「だったら私はそのレーザーをまたバットで打ち返すわよ!」
「それは守備妨害だお!!」
「やかましい!」
私は訳の分からないやる夫とか言う白饅頭をまたぶん殴る。少しの間ふらふらしてやる夫はカエルみたいに地面に倒れた。
現れた早々何なのよこいつ。ウザイ。無性にウザイ。最高にウザイ。主に顔がウザイ。思わず殴りたくなる。
「あんたその顔で生きるのやめなさいよ!きもいから死ね」
「い、言ってる事が理不尽過ぎるお!お前もしかして殺し合いにのってるのかお!?」
「こんな馬鹿げたゲームに乗るわけないでしょうが!そうら整形してあげるわ」
やる夫の体を思い切り踏みつける。ぐえあとか言う悲鳴をまたあげた。
私は馬乗りになってこいつの頭を掴む。ナイフを目の前でちらつかせてやる。
「くひひ、ナイフで顔を整形してイケメンにしてやるわ。誰もが嫉妬するようなモテ顔にしてやんよ」
「ま、マジかお……お願いします……ってシャレになってないからやめろお!!
お前いつもとキャラ違うお!!」
涙目になって私に訴えかける。こいつは私の何を知っているっていうのよ。
どう考えても初対面だ。出会ってから今まで、こいつの態度は馴れ馴れしいと言わざるを得ない。
そういえば……と私はふとある事に思い至る。こいつは私の名前、ハルヒという名前を知っている。
どうやら単に馴れ馴れしい馬鹿じゃないようだ。私は油断なくナイフをやる夫に向かって構え、質問してみた。
「あんたどうして私の名前を知ってるのよ」
「お前は馬鹿かお!いくらやる夫でもクラスメイトの女子の名前くらいなら覚えきれるお!」
「はあ?あんたと私がクラスメイト? 私はUMAにクラス替えした覚えはないわよ」
そう言うと、やる夫は少しの間黙りこみ、やがて口を開いた。
呆れたような表情が微妙に頭にくる。
「もうお前わけわからんお……お前とは前の殺し合いで一度も会ってないけど、
まさかお前もやらない夫みたいにおかしくなっちゃってたのかお?」
「……???」
「知ってるかお?やる夫は名簿見て気づいたんだけど、阿倍さんとか、死んだみんなが生き返ってるらしいんだお」
「ちょっと、それって……」
やる夫に詳しく話を聞く。どうやらやる夫もやる夫で、ついさっきまで別の殺し合いに参加していたらしいのだ。
死亡者が生き返った事まで、何から何まで私と同じ状況って事になる。
そしてなんと、やる夫達が参加させられていた殺し合いには、あろう事かこの私まで参加していたらしい。
これはとんだサプライズだ。神人も月までぶっ飛ぶこの衝撃。
並行世界、言いかえるとパラレルワールド。漫画みたいな話だ。
だけど受け入れる事は出来る。多分神である私が無意識のうちに作り出してたとかそんな感じだろうきっと。
「やる夫はごっさんと敵地に潜入しに行ったんだお。そんで最後の扉を開けてみたらまた新しい殺し合い……
ここには死んだ皆は何人かいるのに、生きていたごっさんは何故かいない……もう訳分からんお!
殺し合いの無限ループなんて怖すぎるお!だからもう女の子をレイプするしかないんだお!」
「いやその理屈はおかしい」
私に馬乗りされたまま、やる夫は泣きだした。眼を擦り、涙を堪えようとするが次から次へと溢れ出てくる。
泣きながら、やる夫は私に向かって口を開く。
「マジレスするともう殺し合いは嫌だお……折角みんなで協力して……
みんなの犠牲もあって、やっとあそこまで辿り着けたのに。やる夫達の頑張りは何だったんだお……
殺し合いリセットなんて鬼畜だお……悪夢だお。ごっさんはどこに消えたんだお……」
「それくらいで泣くなんて情けない奴ね。まあ確かにバトロワリセットはめんどくさいけど」
やる夫は地面に顔を押しつけて、本格的に泣き始める。
私としては首輪を外したいし、敬虔なHAL厨を出来るだけ集めたいところだから、やる夫には少し期待していた。
だけどこんな情けない様子では、下僕にはしたくない。こちらから願い下げだ。殺して食べてやろうか。
そうすればもしかしてパワーアップ出来るかもしれない。いや、やる夫だと逆効果かしら……
「もういいお……」
やる夫の声色が変わった。
「このまま無限ループが続く中で正義面して頑張るなんてアホみたいだお。
それなら欲望のまま行動した方がましだお!本当にレイプしまくってやるお!!
幼女完全コンプリートしてやんよ!!」
どうやらやる夫の精神が限界に達したらしい。これは面白い展開だ。
私は薄く笑みを浮かべながらやる夫を見つめる。
「女の子レイプスタンプラリーしてやるお!レイプした後はスタンプの代わりにこの名簿に女の子の血でサインしてもらうお!
目指すは完全制覇だお!!」
声に狂気が満ちている。ここからだとどんな顔をしているのか分からないが、
きっと負の方向に歪んだ表情をしているに違いない。
「くひひ……面白い状態になってきたわね」
やる夫は地面に手をつく。何かしてきそうなのは、目に見えて分かる。
「まずはハルヒ!お前だお!漸く童貞を捨てる日がやって来たお!」
案の定やる夫は両手で思い切り地面を突き、私を跳ね飛ばそうとしてきた。
ったく、神に向かってとんだ無礼よ。
「ほい」
姿勢を変え、私に向かって顔を向けてきたやる夫のでこを狙い、私はナイフをそっと突き出した。
さくっと刺さるナイフ。やる夫は目をパチクリした。
「ぎゃああああああああああ!!」
「安心しなさい。軽く刺しただけよ。傷は浅いわ。運動場で転んだみたいにね」
「ぎゃあああああああああああ!!」
「うるさいわよ。他の有象無象に聞かれたらどうするの」
「ぎゃあああああああああああ!!」
「うるさいって言ってんの!!このバカ!!」
私はナイフの柄でやる夫をぶん殴った。痛かったのだろう。
やる夫は大人しくなった。
「けひひ、まだ一回しかループしていないのに諦めるなんて根性無しねえ」
「…………一人でずっとどこかに隠れてて勝手におかしくなってるお前にはわからんお。
やる夫達は本当に頑張って頑張ってあそこまで辿り着いたんだお!」
支援
並行世界の私はそんな感じだったのか。へぇ〜〜。そういえばこいつは未だに私の事をやる夫世界の涼宮ハルヒだと勘違いしている。
これは何かに使えるかもしれない。とりあえず神の尊いお言葉でHAL厨になりなさい。
「大丈夫よやる夫。私は神だもの。神の私が真の力を取り戻し、ニコレンジャーとかいう邪魔者を殺して主催者も殺せば、
無限ループは終わる。恐怖は終わる。そして平和な世界がやって来るのよ」
世界の頂点に立つのは私だけどね、くひひ……。やる夫に隠れて私は笑う。
「相変わらず物すげー痛い奴だお」
「やかましい。あんたみたいな簡単に諦める奴なんかに言われたくないわ。
さっきの話はあんたにはレベル高すぎだから低次元な話するけどねえ、あんた簡単に諦めすぎなのよ。
私の知り合いにニコレンジャーって悪人がいるんだけど、そいつらの執念深さ、というかしつこさはもうほんとに異常よ。
ゴキブリもカサカサ逃げ出すほど凄かったわ。勿論、私もそいつら悪人には負けられないから石に噛り付くつもりで頑張った。
いい?やる夫。何が何でも実現したい事があるなら、命が尽きるその時まで諦めちゃあ駄目なの。
いえ、命が尽きた後も幽霊になって願いを実現するくらいのしつこさがないと駄目なの。
腕が千切れても、足が無くなっても、刺されても殴られても食われても……生首になっても生きてるうちは諦めちゃ駄目なの。
実現させたい事を諦めて何が人生よ。何が人間よ。生きるって事はただ毎日ご飯食べて心臓が動いてるって事じゃないわ。
そんなので生きた気になるのは動物と同じ。人間はもっと高尚な生き物だわ。
やる夫、諦めたらそこで人生終了よ?」
やる夫は黙ったまま身を震わせている。わざわざ下僕のためにこんな台詞を吐かなければならない。
そんな状況に心底嫌気がさす。私はあえてやる夫の体から腰を上げ、開放してやった。
さあ、何かいいなさいよやる夫。私は見下し、返事を待つ。
「長すぎるから三行で頼むお。あと、ゴキブリ逃がすのはやばい。奴らの繁殖力はDQNのそれを遥かに凌ぐお」
「…………」
こいつはこういう台詞を平然と言う。だから気に入らない。
私はナイフの切っ先をやる夫に向けた。途端に表情が変わり、大いに慌てる。
「う、嘘だお!ちゃんと話聞いてたお!」
「とりあえずさっさと立ちなさい」
「ここからならハルヒちゃんのパンツ丸見えだから立ちたくないお。あ、下の方は言われるまでもなく勃ってるから安心ryぐえあっ!!」
私はやる夫の頭を思い切り踏みつけた。駄目だわこいつ。こいつ相手だと妙に調子が狂う。
身体能力がカスだからあまり無茶苦茶出来ないからってのもあるけど……それにしてもこいつは……。
足の下で、やる夫が口を開く。
「正直言ってニコレンジャーとか神だとか何の事なのかさっぱりだお……。
でも後半の話は理解できるお。ハルヒの言うとおりこんなところで諦めるわけにはいかないお。
やる夫が間違っていたお……どこかに消えたごっさんを見つけるまで死んでたまるかお」
「くひひ、分かってきたじゃない。それじゃあ、やる夫、私の靴を舐めなさい」
「はぁ?頭ぶっ壊れたのかお?」
私はやる夫の口に思い切り蹴りを入れた。無理やり口の中に足を突っ込んでやる。
ほんとにこいつは……。いい加減私にあんな台詞を吐けば痛い目見る事くらい理解しろ。
まさか、わざとやってんのかしら。うざったい。
ちょwwwやる夫wwwww
「けひひ……靴を舐める事はHAL厨の証よ。醜い豚みたいな奴がこの私と仲間になるなら、これくらいして当然だわ。
いい?私の事はこれからHALと呼びなさい!ハルヒって呼んだらナイフでさくっとやるわよ!」
やる夫の口の中で靴のつま先部分を掻き回しながら、私は言い放つ。くひひ、こうやって愚かな奴らを見下す瞬間が一番気持ちいい。
「ほらもっと綺麗にしなさいよ!貴方の汚い口の中に神の高貴なつま先が入っているのよ!
光栄に思いなさい!やる気ないんじゃ……ん?」
妙な違和感に気づく。やる夫の頬が赤い。何やら妙に興奮している。
はあはあ言ってるではないか。そして、下半身が不自然なほどに……
「けひゃああああああああああああああ!!」
光の速さでやる夫の口から足を抜き、思い切り蹴り飛ばす。
「何興奮してるのよ!いい加減にしなさいよ!」
「いい加減にするのはお前だお!どう考えても理不尽すぎるお!あんな事されて興奮するなって方が無理な話だお!!」
やる夫は地団太踏みながら逆切れする。
「うるさいわよ馬鹿!もうあんた死ね!その下半身をどうにかしなさい!」
「自分でどうにか出来るもんじゃないお!ハルヒは何があってそんな無茶苦茶な性格になったんだお!
これじゃあSOS団も近いうちに崩壊だお!!」
「あんたの方がどう考えても無茶苦茶な性格でしょ!それとHALって呼ばないと刺すわよ殺すわよ!」
「すいませんでしたァァァァハルさん!」
「発音が違うわハルじゃなくてHAL!!刺すわよ!」
「HAL!!こうかお!?」
「呼び捨てすんな饅頭の妖怪!!」
「だから理不尽過ぎるお!!暴力反対だお!!」
gdgdな空気の中、2人の言い争いは続く。
一般常識からかけ離れたところに居る彼らの争いは、別に熾烈を極めたわけではないが数分間続いた。
ハルヒは思った──こいつ色んな意味でやばい。殺してやりたいのに殺せない状況に心底イライラする。
やる夫は思った──こいつ色んな意味でやばい。何があってこうなったんだお?
「すいませんでしたHALさん」
「分かればいいのよ。あんたがちゃんと忠誠を誓えば、私も暴力振るわないから安心しなさい」
言い争いの末、従順に従うやる夫を見て、私は満足する。
とりあえず一人目のHAL厨ゲットだ。仲間がいれば誰かを殺すにしても騙すにしても色々と役に立つだろう。
多分……役に立つはずだ。やる夫を見ているとどうも不安になるが、それはきっといらぬ心配だ。
そう信じたい。
「ところでやる夫の支給品って何?」
「そういえばまだ確認してなかったお。なになに……マジシャンズレッド……」
デイパックから、出てきたのは何の変哲もないDISC。やる夫は説明書を読む
「『これを頭に突っ込めばマジシャンズレッドというスタンドが使えるようになります』
ふざけんなお……頭に突っ込んだら普通に死んでしまうお。主催者はアホかお?」
落胆するやる夫の姿は私のテンションを急上昇させた。
大口を開けて思い切り笑ってやる。
「ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハ!
どう見てもこの殺し合いで一番のハズレ支給品ね!やる夫ドンマイ!」
「HALさんだってサバイバル乙って感じの支給品だお。あとその笑い方はいかにも噛ませの悪役っぽいから自重した方がいいと思うお」
「………………」
「ぼ、暴力は反対だお!HALさん怖い!」
駄目だこいつら・・・・・・早くなんとか(ry
ああ、なんか調子狂うわ……。さっさと首輪外して前みたいに暴れ回りたい。
やる夫に振り回されがちになるのも全部ピエモンの所為だ。制限の所為だ。ピエモンはさっさとくたばればいい。
▼ ▼ ▼
────殺し合いには乗ってないって言ってたけど……
/ ̄ ̄ ̄\
/ ─ ─ \
/ (●) (●) \. (正直言ってHALさん怖いってレベルじゃねーだろ
| (__人__) | いったい何があってあんな性格になったんだお
\ ` ⌒´ / ニコレンジャーとか神とか意味不明にも程がある)
/ \
____
/ \ ( ;;;;(
/ _ノ ヽ__\) ;;;;)
/ (─) (─ /;;/
| (__人__) l;;,´ (「邪魔者はぶっ殺す」ってのは冗談だと思うけど、やっぱり怪しいお
/ ∩ ノ)━・'/ だけど、「主催者許すまじ」とか「首輪解除じゃけひひ」とも言ってるしな……
( \ / _ノ´.| | こんな状況なんだから仲間を選り好みしてる場合じゃないんだお……)
.\ " /__| |
\ /___ /
____ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
/_ノ ヽ、_\ ( それに、HALさんには内緒だけど、
. / (● ) (● )\ ( やる夫への励ましとあの理不尽な調教には正直心時めいてしまったお
///////(__人__)///\ ◯ HALさんのパンチラは目に焼き付けといたおwwww
| | 。O  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
\ /
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
/ ̄ ̄ ̄ \ ホジホジ
/ ― ― \
/ (●) (●) \ まあ、そういうわけで怪しいけどとりあえずは信用しといてやるお
| (__人__) | やる夫は寛大なんだお。早く阿倍さん達に会ってHALさんから解放されたいお
\ mj |⌒´ /
〈__ノ
ノ ノ
神(笑)が神(笑)すぎるw
____ ,
/ \ -
/ ― ― \` それにしても、自称神は痛すぎるだろ
/ (● ) (● ) \ 後で枕に顔を押しつけて足ばたばたするのが目に見えてるお
| (__人__) | ……おっ…………!
\ . `⌒´ /
. mj~i
〈__ノ
ノ ノ
____
/ \
/ ⌒ ⌒ \
/ (●) (●) \
_|__ (__人__) |
/ \ `ー'´ /
/⌒⌒⌒/ ..:::::::::::.. ヽ ピトッ
| | | { .::::::●::::: }
| | | \ ::::::::::::::/
ヽ ヽ ヽ `ー一'´
神「何すんのよ!!」
_ ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二
/ / ´`ヽ _ 三,:三ー二
/ ノヽ--/ ̄ , ` ̄ ̄ ̄
/ } ...| /! ぐえあ
| _}`ー‐し'ゝL _
\ _,:ヘr--‐‐'´} ;ー------
/ ノ`ヾ:::-‐'ーr‐'"==-
【G-6 教会/一日目 深夜】
【涼宮ハルヒ@ニコロワ】
【状態】:健康、神(笑)
【装備】:ナイフ@現実
【所持品】:支給品一式、ロープ@現実、マッチ@現実
【思考・行動】
基本方針::主催者と邪魔者を殺して神として君臨する。経験を生かし慎重に立ち回る
1.どうも調子が狂うけどやる夫と行動。利用する。
2.下僕を増やして、情報を集めて、首輪を分解したい
※参戦時期は対主催との最終決戦で、闇のゲームを受ける直前です。
※神の力やその他の能力は全て制限されているようです。普通の人間と変わりません。
【やる夫@やる夫ロワ】
【状態】:健康、おでこに浅い傷
【装備】:なし
【所持品】:支給品一式、マジシャンズレッド(魔術師の赤)のDISC@漫画ロワ、不明支給品0〜2
【思考・行動】
基本方針:今度こそ殺し合い打倒
1.HALと行動。出来るならもっといい奴と行動したいお
2.どうしてハルヒはこんな凶暴な性格になっちゃったんだお?
※参戦時期は最後の扉を開けてひろゆきに会う直前。
※涼宮ハルヒ@ニコロワをやる夫ロワの涼宮ハルヒと勘違いしています。
やる夫www
つーかマーダーにまともなやつが一人もいねぇwwwwwww
投下終了です。ほんとやばいぐらい緊張しました…
矛盾などがありましたら遠慮なくどうぞ
投下乙!
ちょw最初やる夫逃げてが神(笑)逃げてにw
全力で噴いたwwwGJ過ぎるwww
ある意味良コンビと言わざるを得ない
投下乙です!
これはひどいww(褒め言葉)
この組み合わせで予約が来た時は、やる夫オワタと思ってたのにw
GJ!!
979 :
創る名無しに見る名無し:2009/01/16(金) 22:55:34 ID:UlB+l5EV
>>975 あんたは俺の腹筋を崩壊させる気かwwwwww
HALは神(笑)だなwでも一瞬格好良いと思った
この2人面白すぎるwwww
普通のハルヒ知ってるやつが神(笑)みたらこうなるってパターンの斜め上を行ってるぞやる夫ww
投下乙です
やっぱりHALはHALだww斜め上にふっ飛んだキャラ
しかしやる夫wwHAL相手に良く生きてたなww
これからが大変だぞ…w
さて、スレの終わりも近づいてきましたな
投下乙!
やる夫も神(暗黒微笑)も自重しなさ杉www
カオス×カオスはテラカオスってレヴェルじゃねぇぞ(AAry
予約したヤツですがルイズ(ryスレに投下したほうがいい気がするのでそっちに投下します
次スレはルイズスレだな
さて埋めネタは何にしようか
未登場で期待してる参加者についてでも話そうか
支給品でキョン子が出てくる事に期待
次スレにも作品が投下されてるな
カオスロワじゃないんだから、さすがに支給品に人間は駄目だろw
だれかてれぱシイをピッピに届けてあげて
>>990 キョン子は一応サイボーグだからすごい制限をつければいけるはず!
間違えてトリを表示させちまった
頼むから気にしないでくれorz
質問なんですが、二週目のキャラを予約していいですか?
未登場のキャラと合わせて予約するつもりなんですが。
どんどんいってしまうんだ!
おkです
かまわないからどんどん行くんだ!
序盤ははっちゃけてこそなんぼよ
そうやって自重してると勢いを逃してしまう
998
999
1000ならやっぱりかがみが変な風になる。
1001 :
1001:
/■\
(_´∀`)_ 創る阿呆に見る阿呆!
/,/-_-_-_-_-_\ 同じ阿呆なら
( ( /,, /― ((神輿))―\ 創らにゃソンソン!! //
(。'。、。@,。,。,。,。,。,。,。,。,。,。,。@ ) )
∩ヽヽ∩ヽXXXXXXXX/ .∩
i||i ∩i||i:||::::¥_][_¥::::||. i||i
†人=†††¶┌┐¶†††† このスレッドは1000を超えた!
/■/■\[/■ /■\/■\] /■\■\ 今度は新しいスレッドで
(´∀(匚二二( ´∀( ´∀( ´∀`).□´∀` )Д´)□ レッツ 創作発表!!
|_ | | ノつつ|創)~| |創) ̄||創) ̄|つ ⊂|_((|創)~ノ
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